約 1,106,201 件
https://w.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/291.html
木星では鳥人間コンテストを開催中。 参加者の人生は晴れときどき大荒れ。いいね!いい人生だよ!! やけくそで建御雷で飛び出した篁唯依は予想通り犬神家に 次々と問題の起こる四国についてブルーとルルーシュが意見を交換。ルルーシュは、不完全ながら大量発生した超能力者たちのAIM拡散力場が原因ではないかという仮説を立てる 世界情勢を気にしたり、トランスフォーマーの版権を気にしたりと、夢見がちなメンバーにあって、一人喫茶店の営業を気にする対馬レオ。帰還したシーンから、かつての同志音無小鳥が連邦にいるという情報が伝えられる アウターヘブンには右代宮戦人が帰還。金星樹で出会ったサイバトロン軍団について、喫茶店と情報交換する 墜落した金星樹から脱出したサイバトロン軍団のオプティマス・プライムは、何故かキングローダーを背負ってご挨拶。もちろんフォームアップとかはしません。 前話現れたアイアンハイドが彼らと合流 四国では墜落した金星樹を中心に、猛烈な勢いで植物の繁殖が始まっていた。ジャングル化した森の中から、デスアーミーが動き始めていた デスアーミー軍団に囲まれたサイバトロンは一旦ジャングルを撤退する 前回屍人に噛まれたままのクラインがそのさらに奥にいるのに、気づくものはいなかったという 「はたしてコンボイたちは、四国はどうなってしまうのだろうか!!たぶん後半へ続く!(CV政宗)」 OZでは最近モテ期に入っている将陵僚の女性関係についてマリーメイアがチクリ。 アフリカの金色の闇はダカールからさらに北へ勢力を伸ばそうとする。度重なる挑発にとうとうザマレドキメラがブチギレ。 ギシンによるアフリカの工業化を怪しむエクスカイザーが、アフリカへの威力偵察を命じる さらにその新党の動きを封じるため、ギシンの同盟軍モルドールも動き出した 【ギシン、モルドール vs ザナルカンド、勇者新党】 二組織同士の闘いは一進一退の大激戦 特に伝説宇宙怪獣を引き連れた天子が大暴れ 個人の武をもって戦場をかけるイングヴァルト。しかしゲッター3の「正体」に呆然としていた エクスカイザーのDNAを得ようと、彼をおびき出したズール皇帝とホッパーファーストだが、エクスカイザーは間一髪これを脱する。 警備責任者ロックマンを下したザマレドキメラだが、モルドールとギシンの物量の前にそれ以上は進行せず。 アフリカの不穏な空気は、まだまだ収まりそうになかった その頃、リインフォース2は接触のあったやたら口の悪い男、ゲイツと会見していた… 前:第1174話 (08/17) 肝だめし OF THE DEAD~死国ゾンビ納涼祭~ 次:第1176話 (08/20) ぼく『とキミ』のなつやすみin崩落ノ世界樹~血染めの口付け編~
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/210.html
俺「ストライクウィッチーズだね 529-621 <翌日> ~大洞窟 地底湖~ 「この崖を登るのか?」 昨日飛びおりた崖のふもとに俺とマルセイユはいた。 「ええ、そうです。出口はあそこ以外しらないし、 ここらへん一帯を歩きまわりましたけど上に行けそうな道はありませんでしたから。」 「そっか……仕方ないか。」 「ええ、仕方ありません。だから、はい。」 そういって俺はマルセイユに向かって背中を向けてしゃがむ。 「……何をしてるんだ?」 「なにって、ティナさんをおぶるんですよ。まだ体が本調子じゃないでしょう?」 たしかに一晩寝たことで昨日よりは体調が良く、歩くことも出来るが、 いまだに手足に痺れが残っているのも事実だ。 「それに、昨日のことでさらに負担が増えてるでしょう?その、特に腰が///」 そういって俺はあさっての方向に顔を向ける。 マルセイユは顔を赤らめながら自身の体調を改めて調べなおした。 腰はたしかに痛かった。それだけでなく股にはまだ何か挟まってるような違和感がある。 昨日はシた回数は7回。いささか自分でもやりすぎたかもしれないと思った。 「///……わかった、頼む。」 そういってマルセイユが俺におぶさろうとしたその時 「っ!ティナさん、危ない!!」 突然遥か上の天井が崩れたのだ、 岩と砂が地底湖に着水して波がふたりに襲い掛かる。 「くぅっ!」 マルセイユがとっさに張ったシールドのおかげでふたりは無事ですんだ。 「いったい何が?」 「ティナさん、あれ見てください。」 俺が天井を指差していう。 「あれは……」 ~サハラ砂漠 上空~ 「みつからないわね、入り口。」 圭子がそういってため息をもらす。 昨日の晩、マティルダにマルセイユたちが生きていると聞かされた将軍達は、 朝一番でその旨をオアシス中に発表した。 そして、彼女達をみつけるための志願者を募ると、なんとオアシスの兵士全員が手を上げた。 それどころではなく、情報を聞きつけたアフリカ全将兵が、ふたりの捜索に全力をあげることを誓った。 おかげで、マティルダがだいたいの場所をつかんでいることもあり、 いったんは地下に潜る入り口を見つけることが出来たのだが、それが問題だった。 なんとその入り口は入ってすぐに崩落しており、それ以上先に進めなかったのだ。 崩落は意図的に行われた形跡があった。おそらくあのネウロイのしわざだろう。 そのため自分達は他の入り口を探すしかなかったのであるが、これが一向に見つからなかった。 「はぁ、こうしてる間にもふたりがどうなってるかわからないのに……」 自分の無力さにいらだつ圭子。その彼女に声をかけたものがいた。 「ケイ!ちょっと来てちょうだい。」 ライーサである。 彼女はマルセイユと俺が消えたのは自分が不甲斐なかったせいだ、 とオアシスのテントで塞ぎこんでいたが、 将軍達の発表を聞いてからは、休む間を惜しんでこの砂漠の空を飛んでいた。 「どうしたの?」 「マティルダがティナたちを見つけたって言ってるの!」 「!!……わかった案内して。」 ライーサに続いて飛んでいくと砂漠の真ん中に、 ウィッチ隊やマルセイユを探すのに手伝ってくれているオアシスのみんなが集まっていた。 「ハンナたちを見つけたって聞いたけどどういうこと? ふたりとも地下にいるんじゃなかったの?」 「ああ、そうだ。鷲の使いと少年は地の底にいる。」 圭子に尋ねられたマティルダがそう言った。 「それじゃあ……なぜこんなところで集まってるのかしら?」 「それはこの下にふたりがいるからだ。」 「は?この下!?」 「そうだ、この真下に鷲の使いたちはいるのだ、おいそこのお前。」 「は、はいなんでしょう!」 突然呼びつけられて驚いた真美が答える。 「この下の岩は他のところよりも薄い。 お前の力ならこの下に通じる道を作れるはずだ。頼めるか?」 マティルダは真美の手に持たれた40mm対空砲を指してそういった。 「……わかりました、やってみます!みなさんは安全なところまで下がっててください。」 そういって真美は上昇を始める。 砲弾の威力に急降下での落下のエネルギーを加算するためだ。 適当な高度に達した後、砲を真下に向けてかまえる。 「すぅ……はぁ……よし。」 深呼吸して精神を集中させ、魔法力を手に持つ砲に魔法力を込めていく。 砲身に、ことさら砲弾にその魔法力を自身の制御力の限界を詰め込んだ。 「……行きます!」 掛け声とともにストライカーの推力を下にむけて急降下を始める。 そしてぴったりと狙いをあわせて引き金を引いた。 「でゃああぁぁあああああ!!」 撃ち出された砲弾は戦艦の主砲にも匹敵するほどの威力をもって地面に突き刺さり、 ドゴオオォオオンン!!! その下の岩盤をも打ち砕いた。穴は次第に広がり、砂がなかに流れ込んで行く。 「やった!」 「すごい……」 「へぇ~やるもんだねぇ」 その光景にみんなが口々に称賛を口にする。 「……よし、これからマルセイユたちの救助のためにあの穴に飛び込むわ。 ライーサ、準備はいい?」 「いつでも!」 「それじゃぁ、突入!!」 ~大洞窟 地底湖~ 「ケイ!ライーサ!」 「いったいどうして?」 天井に開いた穴から飛び込んできたものの正体にマルセイユたちは驚きの声を上げる。 「マティルダのおかげよ、彼女があなた達の居場所を特定してくれたの、あの穴は真美のおかげね。」 「ティナ……ふたりともほんとに無事でよかった!」 感激したライーサの瞳からは嬉し涙があふれ出している。 「うん、俺のおかげでね。じゃぁふたりとも、ここから出してくれないか?」 「わかったわ、いま……危ない!」 4人にむけて一条の光線が打ち込まれる。 咄嗟に張ったライーサのシールドがそれを弾いたことで全員無事ですんだ。 「あれは!」 圭子の視線の先を辿ってみると、 「KYSYAAAAA!!!!!」 そこにはあのネウロイが壁の一部を突き破ってこちらに顔を覗かせていた。 ソレは怒りに満ちていた。 やっとミツケタ!それは自分の視界に捉えたものをみてそう思った。 あのいまいましい小物にご馳走を奪われてからずっと、 マナの波動をたよりに探し続けていたがようやく見つけることが出来た。 よくみるとあのウィッチのほかに2体ウィッチがいるのがわかった。 この怒りを納めるにはあのウィッチだけじゃ足りない。 あの2体も捕まえて喰ってやる! そう激情に囚われながら目の前の壁の残りを破壊することを始めた。 「ちぃ、こんなときに!」 悪態をつき歯噛みする圭子そんな彼女に俺が声をかける。 「……圭子さん、ライーサさん、ティナさんを連れて先に脱出してください。」 「何をする気?」 聞かなくてもわかってはいたがそれでも尋ねてしまう。 「僕があいつを抑えます。その間に逃げてください。」 真剣に、覚悟を決めた表情で俺がそういった。 「駄目だ!!」 「ティナ?」 俺の言葉にマルセイユが声を荒げる。 「ひとりで残るなんて、そんなの駄目だ!俺も一緒に行こう?」 親においていかれそうになってその足に縋りつく子どものような表情で彼女はそういった。 「そうですね……そうしたいです。」 「なら、」 「でも駄目なんです。」 マルセイユの声をさえぎって俺が続ける。 「今逃げようとすればあいつは必ずビームを撃ってきます。 圭子さんはシールドが張れないし、いまのティナさんのでは強度不足です。 ライーサさんだけじゃ全員を守りきることはできませんから、 だれかがのこって足止めする必要があるんです。」 こうしている間にもどんどんネウロイは壁を壊していく。 「でも、だからって俺を残して行くなんて、そんなの嫌だ!」 「……ありがとう。でももう時間がありません。おふたりとも、ティナさんをお願いします。」 「……わかったわ、すぐ迎えに戻ってくるからそれまで待ってて。さぁハンナ、行くわよ。」 「いやっ、絶対に嫌ぁ!!」 「ティナさん!お願いです。あとでどんなことでもしますから……だから……」 駄々をこねる彼女に俺は必死に頼み込む。 しばらくして、ようやくマルセイユは現状を認めた。 「……わかった。絶対だからな、絶対、生きて帰ってきて……」 「はい、約束です……では、彼女をお願いします。」 「分かった、気をつけてね。」 そういってライーサにマルセイユを抱えて、圭子とともこの地底湖から脱出していった。 「SYAAAAAAAA!!!!」 ようやく壁を全て取り払ったネウロイが触手をマルセイユたちに飛ばそうとする。 が、 「はあぁぁあああああ!!」 俺がその触手をハンマーで叩き落して阻止する。 そのあいだに彼女達は地上を目指して上昇していった。 「GYAAAA!!」 ネウロイはそれ見て悔しそうに叫んだあと、自身を邪魔した俺に憎悪を振り向けた。 「さぁ、お前の相手はこの僕だ!しばらくの間付き合ってもらうぞ!!」 俺はハンマーを背負いなおすと、ネウロイに向かって駆け出した。 ~地上~ 俺の足止めのおかげで無事に地上に出る。 地上にでると、マルセイユの姿を確認したアフリカの将兵たちに歓声があがった。 ライーサは圭子にマルセイユを預け、再び穴の中に飛び込もうとする。 「!!」 しかしそれは出来なかった。 自分達を追って穴の中から無数の小型ネウロイが飛び出してきたのだ。 それ自体と、それの迎撃のために飛び交う砲弾のせいで穴に近づくことすら出来ない。 「俺君……無事だといいけど……」 とにかく彼を助けに戻るにはあれをなんとかしなくてはならない。 そのためにも、彼女は目の前の激戦地に飛び込んでいくのだった。 ~地下~ 「でぇええりゃ!」 一振り、また一振りと俺はハンマーを叩きつけていく。 そのたびにネウロイの触手は吹き飛び、断ち切られるが、隙をみつけて俺もまた吹き飛ばされる。 「ぐはっ、はぁ、はぁ、うぉおおお!!」 全身をバラバラにされるような衝撃に耐え、かつて与えられた超回復能力で傷を修復して ふたたび立ち向かう。しかし時間が経つにつれて回避よりも被弾の割合のほうがふえてくる。 「まだまだぁ!!」 このままやっていてはいずれ負けるかもしれない。 でも天井の出入り口があの状態じゃ援軍も脱出も望み薄だ、 そうなるとなんとか自分だけで目の前の奴を倒さなくてはならない。 「ぐぅ、うわっ!」 撃ち出されたビームを避わしきれず、ハンマーで受け止める。 膨大なエネルギーを受け止めたハンマーは耐え切れず爆散した。 「 !! しまったっ、ぐおっ」 その爆発で体勢が崩れた俺をネウロイの触手がとらえ締め上げる。 ソレは苛立っていた。 けっきょくウィッチたちは取り逃がし、いまも取り返そうとしているが上手く行かない。 しかしようやくあの忌々しい小物を捕らえることができた。 こいつは恨みもこめてじっくりと咀嚼してやってかけらも残さず養分にしてやる。 そう決めてソレは俺をもち上げ口元へと持っていった。 「クソ、どじった。さっさと離せ!!」 俺はかろうじて動かせる手を使って手榴弾を取り出し、安全ピンを抜こうとする。 この手榴弾は対ネウロイ用の特別なものでふつうのものよりずっと爆発力がある。 数日前知り合ったとある人がくれたものだ。 これで自分もろとも触手を吹き飛ばそうとしたが、その前に動きがあった。 「な、何を……ああ、そういうことか……僕を食べる気だな。」 目の前には口を大きく開けて自分を飲み込まんとするネウロイがいた。 その口の奥にコアの輝きがみえる。 それを見て俺は嘲笑った。 「ははは、馬鹿め、弱点を自分からさらしてくれるとはね。」 そういって手に持った手榴弾をネウロイの口の中に放り込んだ。 「そういえば、こういうときはいい言葉があるってパットンのおじさんが言ってたっけ。 なんていうんだっけな、ああそうそう……アスタラビスタ(地獄で会おうぜ)ベイベー!」 ドゴォォオオオオンンンン!!!! 弾殻にしこまれたヒヒイロカネが、炸薬に染み込んだ聖油の魔力を帯びて強力な刃となり、 ネウロイのコアを粉みじんに消し飛ばす。 その瞬間、今まで欲望の赴くままにマナを喰らってきたネウロイ溜め込んだエネルギーが暴走し、 とてつもない爆発を引き起こす。 爆発の衝撃で洞窟全体にヒビが入り、洞窟が崩落をはじめた。 俺はその爆発で吹き飛び、壁に打ち付けられると崩れてきた岩に足を挟まれる。 それだけでは済まず、頭の上から自身を押しつぶすには十分すぎるほどの岩が振ってきた。 「あちゃぁ、これは……ごめんティナさん、約束、守れそうにないや……」 そういって俺は目を閉じてくるだろう衝撃にそなえるのだった。 ~地上~ 「くっ、きりがない!!」 穴から這い出してくるネウロイたちは叩いても叩いても次から次へとゴキブリのように あらわれる。迎撃にあたっていたウィッチたちに目立った被害はないが、 オアシスの通常戦力部隊にはかなりの被害がではじめている。その時…… ゴオオォォオオオンンン!! とても大きな音が突然あたりに響き渡り渡った。 その爆音とともに穴から光が吹きだし、それと同時にネウロイたちが形を崩して消滅していく。 「なにが起こったの……?」 圭子が呆然として呟く。 「決まってるさ、俺がネウロイを倒したんだ!」 その彼女にマルセイユが嬉しそうに言った。 「そっか……じゃぁ彼をこの地上に戻してあげなきゃね。」 「ああ、そうしようって……うそ……」 視線を戻した先にある例の穴の付近で異変が起きる。 穴の周辺に大きなヒビが入り、なおも拡大していく。 そしてそのひび割れた部分から崩落を始めたのだ。 「地面が崩れるぞ!総員退避ーー!!」 周囲に展開していた地上部隊が一斉に後退する。 「あ、ああ……助けなきゃ……俺を、俺を助けなきゃ!」 「は、ハンナ!もう無理よ!!」 圭子は手を伸ばしてうわごとのように呟きながら、 自身の腕の中から這い出ようとするマルセイユを押しとどめる。 「そんなことない!今からでも間に合うから、ねぇケイお願い!」 「ハンナ……いいえ、無理よ。 あそこまで崩れてしまったらあの下にいた彼はもう……」 「うそ、うそ、うそっ!だって俺は約束してくれたもの、 絶対に生きて帰ってくるって、なんでもしてくれるって……」 「ハンナ……」 泣き崩れてしまう彼女に圭子はかける言葉をもたなかった。 再び視線を地上に戻すと、大きく陥没した地面に砂が流れ込み、再び何もなかったかのように埋まっていく光景が拡がっていた。 「うそつき……俺の、大嘘つきいいいぃっ!!」 マルセイユの悲痛な叫びがこの青く澄んだサハラの空を駆け巡っていった。 <1942年 10月 某日> ~エジプト カイロ連合軍軍病院~ 「ハッ!……はぁ、はぁ……夢、か……」 病院のベットに横たわりながらマルセイユが呟く。 ここはエジプトのカイロ市内にある病院で、 自分はつい先日新型ストライカーを使って戦闘中に事故にあい、 この病院に運び込まれたのだ。 「もう何度目かな、あのときの夢をみるのは……」 体を起こしてベットの頭の部分の淵に寄りかかるように座りながらそう呟く。 あのとき、結局俺は帰ってこなかった。 自分だけでも助かったことに周りのみんなはよかったと口々に言ってくれたが、 自分にはそうは思えなかった。 それからだった。 医療魔法による治療を受けて、 ケイやライーサが止めるのも無視してすぐに戦場に戻り、 あんなに大好きだった酒もタバコもやる暇を惜しんでただひたすらに戦場の空を飛び続けた。 そうしていないと、悲しみで押しつぶされそうだったから。 現に何度も今の夢をみて夜中に飛び起き、そのたびに疲れ果てるまで泣いていた。 そうしているうちに撃墜スコアは伸び、 スエズ奪回作戦「スフィンクス」では、 一日の撃墜記録を更新するほどの鬼神のような戦いぶりを見せつけ、 戦場の兵士達を勇気付けることになり、結果、スエズは奪還され、カイロは解放された。 その戦績を称えられて階級も中尉から大尉に昇進したが、 自分は何一つ嬉しくなかった。 昇進祝いとして新型ストライカーが贈られてきて、 そのあとすぐに戦闘になったためにそのストライカーを使って戦場に向かったが、 その戦場で自身の使い魔が死んでしまった。 幼い頃に契約し、かなりの老齢であったあの気高い大鷲は、 ひたすらに戦場に出続けるマルセイユに文句もつけずに付き従い、その負担に耐え、 そしてその結果、彼は自身の寿命を使い果たしてしまった。 使い魔のサポートを受けられなくなった自分は魔法力を暴走させて気絶し、 ライーサたちに抱えられるようにして戦場を離脱したのだった。 「もう、戦うことも出来ないんだな……これから、どうしよう……」 ベットのシーツを握り締めてそう呟く、 使い魔の大鷲を失ってしまった悲しみはたしかにある、 だがそれ以上にあのとき俺を助けられなかった悲しみがいまでも彼女に襲い掛かっている。 でももうそれを誤魔化すこともできないのだ。それが怖かった。 しばらくそう考えていると、コンコンと部屋のドアをノックする音がした。 「誰?……はいっていいぞ」 その言葉をうけて部屋のドアが開く。 「こんにちはハンナ、気分はどうかしら?」 入ってきたのは圭子だった。 「ケイか……なんの用?」 「お見舞いにきまってるでしょ。 ついでにあなたの容態について医者の先生から聞いてきたわ。 そうとう無理してたらしいわね。」 「……」 そういわれても、事実ゆえになにも言い返せないマルセイユはだまりこんでしまった。 「はぁ、気持ちはわからなくもないわ……ずっと荒れてたものね。 でももう無理はやめてちょうだい……もうあなただけの命じゃないんだから。」 「えっ……?」 心のそこから心配してくれることがわかる感じでケイが自分を諭してくれた。 が、そのなかに含まれていた違和感にマルセイユが疑問の声をあげる。 「私だけの命じゃないって、どういうこと?」 「気づいてなかったの?まったく……三ヶ月よ。」 「三ヶ月?」 なおも疑問を発するマルセイユに圭子は苛立ちながら言い放つ。 「妊娠三ヶ月!まったくほんとに自覚してなかったの、あなた!?」 「ええっ!?そんな、なんで?」 「なんでって、そりゃ、やることやったからでしょうが。」 「そんな……だってまだ一回しか!……まさかそれが?」 「心当たりあるのね……相手は俺、でしょ?」 こくり、とマルセイユは頷く。 あのとき抱いてもらったときの種が自分の中に芽生えているなんて、思いもしてなかった。 「……そっか、そうなんだ……わたし、ひとりじゃなかったんだね。」 自分のお腹をなでながら、マルセイユは涙を流す。 その涙はいままでのような悲しみからのものでなく、 彼が自分に残してくれたものに対する嬉しさから流れるものだ。 「まったく……みんなハンナのことずっと心配してたんだからそれはないんじゃない?」 ま、仕方ないのかもしれなかったけど、 といいながら圭子は今日何度目かになるため息をついた。 「ごめん……でも、私お母さんになっちゃうのか、これはもう泣いてらんないな。」 マルセイユの顔にかつての大胆不敵な笑みが帰ってくる。 「ええ、そうよ。ハンナお母さん?」 その表情に圭子も笑みで返したのだった。 1942年11月、晴れて病院を退院したマルセイユは、 ウィッチとしての戦闘能力の喪失を理由に、 周囲に惜しまれながらも軍を退役し、ノイエ・カールスラントにその身を移した。 その2年後、新たな使い魔と契約を交わした彼女は再び軍に復帰。 再編された統合戦闘団「アフリカ」に戻ってくる。 帰ってきた彼女はそれまでのブランクを感じさせないほどの強さでふたたびアフリカの空 を駆け巡った。 ある時、とあるゴシップ紙の記者が、この「アフリカ」を取材した際、 マルセイユが、彼女に似た幼子を抱えてあやしていたのを目撃したが、 彼女の周りの説得(脅迫)によりそれを記事にすることはなかった。 これにて不死身の少年と砂漠の星の物語は幕を閉じる……かにみえた。 <1945年 ロマーニャ> ~501戦隊基地 エントランス~ 今日この日、この場所ではひとりの少女が箒を片手に掃除をしていた。 彼女の名前は、宮藤芳佳。 この基地に所属する501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」のメンバーだ。 その彼女は現在、情けない表情で箒を左右に振っている。 「とほほ、なんでこうなっちゃうのかなぁ……」 彼女は先日、地中海で襲撃を受けた扶桑国遣欧艦隊を救う際に、 無断で新型のストライカー「震電」を使用した。 結果艦隊の損害は軽微で済んだのだが、彼女の無断借用を罰しないわけにはいかない。 そうして彼女は上官である坂本から、基地中の掃除を命ぜられたのだった。 「いくら罰だからって、この基地全部は広すぎるよ~(泣)」 とはいえ、いくら文句をいっても始まらないので続きをはじめる。 その時だった…… ガサッ 「ふぇ?」 ガサガサッ 突然彼女の近くの茂みが動き出したのだ。 「な、何?だ、誰かいるんですか!?」 手に持った箒を握り締めながら茂みにむかって問いかけてみる。 すると茂みの向こうからぼろぼろの服とマントをまとった男が現れたのだ。 「だ、誰?」 「うあ~っ、やっと人に会えた! すみません、ちょっと道に迷っちゃって、 よければアフリカのトブルクまでの道を教えてもらえませんか?」 「……はい?」 芳佳は一瞬何を言われたのかわからなかった。なので問いかけてみることにする。 「あの、アフリカって……」 「はい、あ、申し遅れました。僕の名前は「俺」統合戦闘団「アフリカ」の者です。どうぞよろしく」 「はぁ、こちらこそ?」 それは、マルセイユがこの基地にやってくる、3時間前の出来事だった。
https://w.atwiki.jp/bikkuriman_gree/pages/131.html
バッジ 履歴 2013/7 基本バッジを取得するには、バッジの「ボーナスキャラの確認」において、すべて★がつくこと。わからない場合は、図鑑→キャラ図鑑、系譜図鑑。 2013/10 バッジを取得しないと、ボーナスキャラの確認ができないようになった。 ペイントは、基本バッジを所持していないと変更できない。 バッジをマスターするごとに戦力0.5%アップ。 2014/8 バッジのグレードアップ緩和アナウンス。 バッジのグレードアップ ストーリーバッジは表記のある対象キャラクターを全種集めて、そのキャラクターグレードを上げる。 Aスキル…アクションスキル、Sスキル…サポートスキル ◆ストーリー◆ バッジ名 Aスキル(赤色) Sスキル(青色) バッジ取得条件 実装 ストーリーバッジ1 気力攻撃(小) シンクロ(小) 第1弾キャラコンプ 2013/7 ストーリーバッジ2 テレポート ランナーズハイ(小) 第2弾キャラコンプ 2013/7 ストーリーバッジ3 地雷 (小) ハイテンション(小) 第3弾キャラコンプ 2013/7 ストーリーバッジ4 応援(小) ウォーミングアップ(小) 第4弾キャラコンプ 2013/7 ストーリーバッジ5 威圧(小) ガッツポーズ(小) 第5弾キャラコンプ 2013/7 ストーリーバッジ6 脱力(小) 不機嫌(小) 第6弾キャラコンプ 2013/7 ストーリーバッジ7 タフネス(中) 願掛け(中) 第7弾キャラコンプ 2013/7 ストーリーバッジ8 地雷(中) 悪魔の支配(中) 第8弾キャラコンプ 2013/9 ストーリーバッジ9 上段攻撃(小) ヘッド格者の統制(小) 第9弾キャラコンプ 2013/10 ストーリーバッジ10 威圧(大) 鈍重(中) 第10弾キャラコンプ 2013/12 ◆ルーツ◆ バッジ名 Aスキル(赤色) Sスキル(青色) バッジ取得条件 実装 ビックリマンバッジ 超回復 スタートダッシュ(小) 2013/7 ゼウスバッジ 天使の統率(小) 全力攻撃 2013/7 カーンバッジ 専守防衛 タフネス(小) 2013/7 デビルバッジ かく乱 悪魔の支配(小) スーパーデビルのルーツコンプ 2013/7 ロココバッジ 全軍突撃(小) リーダーシップ(小) 聖フェニックスのルーツコンプ 2013/7 マリアバッジ 弱点攻撃(小) 戦闘狂(小) サタンマリアのルーツコンプ 2013/7 ジュラバッジ 睨み(小) 無気力(小) 始祖ジュラのルーツコンプ 2013/7 ヘラクライストバッジ ハイテンション(中) 威圧(中) ヘラクライストのルーツコンプ 2013/7 魔スターPバッジ 強襲(小) 戦闘狂(中) 魔スターPのルーツコンプ 2013/8 キッソス&ポセイドスバッジ 鉄壁(小) 冷静(中) 聖常キッソス&魔君ポセイドスのルーツコンプ 2013/8 アリバババッジ 弱点攻撃(中) スタートダッシュ(中) 騎神アリババのルーツコンプ 2013/8 マルコバッジ 超気合ため お守りの協力(中) ピア・マルコのルーツコンプ 2013/9 ブラックゼウスバッジ 中段攻撃(小) 闘志(中) ブラックゼウスのルーツコンプ 2013/9 オズバッジ 不屈 練習熱心(中) ベリー・オズのルーツコンプ 2013/9 コッキーバッジ 遠隔攻撃(小) トレジャーハント(小) ディオ・コッキーのルーツコンプ 2013/9 シスバッジ 下段攻撃(小) 勉強熱心(中) 風の大層ウィンディ(シス)のルーツコンプ 2013/10 ヤマトバッジ 前衛攻撃(小) リーダーシップ(中) ヤマト王子のルーツ 2013/10 フィアンバッジ 鉄壁(中) 配水の陣(小) 土の大層マッドーチェ(フィアン)のルーツコンプ 2013/11 ナディアバッジ 遠隔攻撃(中) ヘッド格者の統制(中) 聖神ナディアのルーツコンプ 2013/11 メディアバッジ 睨み(中) 闘志(大) 異聖メディアのルーツコンプ 2013/11 ラシアバッジ 脱力(中) 背水の陣(中) 金の大層メタメンデル(ラシア)のルーツコンプ 2014/1 ネロバッジ 強襲(大) 敵陣占領(中) 魔肖ネロのルーツコンプ 2014/1 ピュー太バッジ 地雷(大) 不機嫌(大) 森の大層フォリストのルーツコンプ 2014/3 ◆グループ◆ バッジ名 Aスキル(赤色) Sスキル(青色) バッジ取得条件 実装 六聖球バッジ 補給(小) 冷静(小) 老天使コンプ 2013/7 若き神子バッジ 願掛け(小) チームワーク(小) 若神子コンプ 2013/7 聖卵復活バッジ スプリング 練習熱心(小) 復活天使コンプ 2013/7 お助け札バッジ 治癒 勉強熱心(小) 復活お守りコンプ 2013/7 魔笛復活バッジ 爆破(小) ならず者(小) 復活悪魔コンプ 2013/7 インプット天使バッジ チームワーク(中) 補給(中) インプット天使コンプ 2013/7 炎の洗礼バッジ 聖魔滅殺 不機嫌(中) クライシス化ピーターコンプ 2013/8 炎の大層バッジ 鈍重(小) 爆破(大) 火の大層の民コンプ 2013/8 七神帝バッジ 全軍突撃(中) シンクロ(中) 七神帝コンプ 2013/9 ニャンニャンチアガールズバッジ 応援(中) お守りの協力(小) ニャンニャンチアガールズコンプ 2013/9 アーチ天使バッジ 補給(大) 天使の統率(中) 次界アーチ天使コンプ 2013/10 風の大層バッジ 吹き飛ばし ウォーミングアップ(中) 風の大層の民コンプ 2013/10 悪混鬼バッジ 爆破(中) タフネス(大) 悪混鬼コンプ 2013/11 七助バッジ 応援(大) ガッツポーズ(中) 七助コンプ 2013/11 土の大層バッジ 強襲(中) 敵陣占領(小) 土の大層の民コンプ 2013/11 金の大層バッジ 中段攻撃(中) 戦闘狂(大) 金の大層の民コンプ 2013/12 曼聖羅バッジ 願掛け(大) ランナーズハイ(中) 曼聖羅の民コンプ 2014/3 騒乱騒音悪魔応援団バッジ 気合攻撃(中) 悪魔の支配(大) 騒乱騒音悪魔応援団コンプ 2014/4 水の大層バッジ 上段増力 二の見切り(低) 水の大層の民コンプ 2014/5 ハムラビバッジ 中段増力 一の見切り(低) 水の大層シーゲル(ハムラビ)コンプ 2014/7 ペイント バッジ名 ペイント名 Aスロット Sスロット 取得条件 実装 ビックリマンバッジ マリアVSロココ ◇◇ ◇◇◇ 2013/7 ロココバッジ 聖フェニックスペイント 未実装 ロココバッジ ヘッドロココペイント 未実装 ロココバッジ ヘッドロココ(ホロ)ペイント ◇◇◇ ◇◇ 2013/8に行われた箱買いガチャおまけビックリマン真武闘会2 カーン交換 2013/82014/4 ヘラクライストバッジ 緑キラペイント ◇◇ ◇◇◇ 探検!デビルタワーpartⅡ 侵攻報酬ビックリ大武闘会12 カーン交換 2013/72013/12 ヘラクライストバッジ 赤キラペイント ◇◇◇ ◇◇ 探検!デビルタワーpartⅡ 侵攻報酬ビックリ大武闘会12 カーン交換ビックリ大武闘会14 カーン交換 2013/72013/122014/2 魔スターPバッジ ホロペイント ◇◇◇ ◇◇ 超魔獣復活~天蓋瀑布の死闘~上位報酬ビックリマン真武闘会2 カーン交換 2013/82014/4 七神帝バッジ 如面ペイント ◇◇ ◇◇◇ 聖魔和合伝 侵攻報酬 2013/8~2013/9 アリバババッジ ゴーストアリババペイント ◇◇◇ ◇◇ シルバーショップ交換 2013/10 ヤマトバッジ ヤマト爆神Type2ペイント ◇◇ ◇◇◇ シルバーショップ交換 2013/10 悪混鬼バッジ 大魔穴ペイント ◇◇ ◇◇◇ 悪魔渦の罠~神帝隊を阻止せよ! 侵攻報酬 2013/11 ブラックゼウスバッジ B★Z★Hペイント ◇◇◇ ◇◇ 聖塔を見つけ出せ~風の秘宝編~ 侵攻報酬ビックリ大武闘会13 カーン交換 2013/112014/1 マルコバッジ サンマルコペイント ◇◇ ◇◇◇ 聖塔を見つけ出せ~土の秘宝編~ 侵攻報酬びっくりまん真武闘会 カーン交換 2013/122014/3 七助バッジ 幸七羽毛ペイント ◇◇ ◇◇◇ 七助の冒険 ヘッドロココ助力 侵攻報酬 2013/12 ナディアバッジ ナディアBWペイント ◇◇ ◇◇◇ 聖塔を見つけ出せ~金の秘宝編~ 侵攻報酬 2014/1 ネロバッジ ホロネロペイント ◇◇◇ ◇◇◇ 魔肖ネロ来襲~天聖界を守れ~ 上位報酬 2014/1~2014/2 アーチ天使バッジ 幻神器ペイント ◇◇◇ ◇◇ 次界決戦~幻神器の秘密~ 侵攻報酬 2014/2~2014/3 ブラックゼウスバッジ ブラックゼウスホロペイント ◇◇◇ ◇◇ 聖塔を見つけ出せ~樹の秘宝編~ 侵攻報酬 2014/3 騒乱騒音悪魔応援団バッジ 重低音ペイント ◇◇ ◇◇◇ 騒乱!悪魔応援団! 侵攻報酬 2014/4~2014/5 コーティング レベル2…100 レベル3…100 レベル4…200 レベル5…300 累計700(銀1個、クリア2個) レベル6…300 レベル7…1000 レベル8…1000 レベル9…1000 レベル10…1000 レベル11…1000 レベル12…1000 レベル13…1000 レベル14…1000 レベル15…1000 累計10000(銀20個) レベル16…2000 レベル17…3000 レベル18…5000 レベル19…5000 レベル20…5000 累計30000(銀60個) グレードアップを急ぐバッジ(2014/5現在) バッジ名 理由 10弾以降バッジ ストーリーバッジには同種キャラは関係ないが、ルーツ、グループバッジに影響。10弾以降は未実装ビックリマン伝説チョコが発売されていない(2014/1現在、伝説チョコ第7弾(第9弾キャラ)まで)。伝説チョコ第6弾(第8弾キャラ)読み取り2014/8まで。伝説チョコ第7弾(第9弾キャラ)読み取り2014/12まで。 魔スターPバッジ 特殊キャラ(超魔獣復活)(武闘会12)(覚醒)はあるが比較的容易 キッソス&ポセイドスバッジ 同一キャラが一番多いと思われるが、特殊キャラはいない シスバッジ 特殊キャラなし。伝説版なし フィアンバッジ 特殊キャラなし。伝説版なし 炎の洗礼バッジ 特殊キャラなし。伝説版なし 炎の大層バッジ 特殊キャラなし。伝説版なし 風の大層バッジ 特殊キャラなし。伝説版なし 悪混鬼バッジ 特殊キャラ(悪魔渦の罠)(伝説)、魔人フックが(伝説スクラッチ)はあるが比較的容易 七助バッジ 特殊キャラ(七助の冒険)(伝説)はあるが比較的容易 土の大層バッジ 特殊キャラなし。伝説版なし 金の大層バッジ 特殊キャラなし。伝説版なし ナディアバッジ 特殊キャラなし。伝説版なし メディアバッジ 特殊キャラなし。伝説版なし グレードアップがほぼ絶望的なバッジ(2014/4現在) バッジ名 理由 ゼウスバッジ スーパーゼウスが(祝)(招待)(クリスマス)(限定)(伝説)(伝説スクラッチ)と複数 カーンバッジ シャーマンカーンが(限定)(伝説)と複数 デビルバッジ スーパーデビルが(夏阿修羅)(夏偽神)(伝説)(阿修羅/クリスマス)(偽神/クリスマス)と複数 ロココバッジ 聖フェニックス(キラ聖神子)が(クリスマス)(伝説)(伝説スクラッチ)、聖フェニックス(聖戦衣)が(伝説)(限定)(魔肖ネロ来襲!)、ヘッドロココが(赤枠)(祝)(キラ橙幸七羽毛)(七夕)(ホロ幸七羽毛/黒枠)(伝説2種)、アンドロココが(赤枠)と複数 マリアバッジ サタンマリアが(クリスマス)(伝説)、ワンダーマリアが(祝)(七夕)(覚醒)(ホロ/黒枠)と複数 ジュラバッジ 始祖ジュラが(正月)(伝説)(覚醒)、ブラックゼウスが(黒枠)(キラ虹光波)(限定)(伝説)(伝説スクラッチ)、B★Z★Hが(赤枠)と複数 ヘラクライストバッジ ヘラクライスト(キラ増力前)が(キラ増力前/創生!ヘラクライスト)(キラ増力前/伝説)、(キラ緑)が(キラ緑/創聖!ヘラクライスト)(キラ緑/伝説)(キラ緑/伝説スクラッチ)、(キラ赤)が(キラ赤/創聖!ヘラクライスト)(キラ赤/武闘会14)(キラ赤/伝説)、(ホロ緑)が(ホロ緑/黒枠)、(ホロ赤)が(ホロ赤/黒枠)、(キラ橙)と複数 アリバババッジ 騎神アリババが(逆襲!曼聖羅)(伝説)(干支)、アリババ神帝が(聖魔和合伝)(干支)(伝説)、ゴーストアリババが(エンボス)(キラ/干支)、聖Iアリババが(赤枠)と複数 マルコバッジ ピア・マルコが(赤枠)必要 ブラックゼウスバッジ 始祖ジュラが(正月)(伝説)(覚醒)、ブラックゼウスが(黒枠)(キラ虹光波)(限定)(伝説)(伝説スクラッチ)、B★Z★Hが(赤枠)と複数 オズバッジ ベリー・オズが(赤枠)必要 コッキーバッジ ディオ・コッキーが(赤枠)必要 ヤマトバッジ ヤマト王子が(逆襲!曼聖羅)(伝説)、ヤマト神帝が(聖魔和合伝)、聖Vヤマトが(赤枠)、ヤマト爆神(キラType1)が(覚醒)(クリスマス)と複数 ネロバッジ 魔肖ネロが(伝説 2種類)(覚醒)(魔肖ネロ来襲!)と複数 六聖球バッジ 老天使が(伝説)必要 若き神子バッジ 若神子が(逆襲!曼聖羅)(伝説)、騎神アリババが(干支)、照光子が(伝説スクラッチ)(伝説)、ピーター神子が(伝説スクラッチ)、一本釣帝が(伝説スクラッチ)と複数 聖卵復活バッジ 復活天使が(伝説)、クロスエンジェルが(別冊宝島)(伝説)(バレンタイン)(伝説スクラッチ)と複数 お助け札バッジ 復活お守りが(伝説)、ヘルプさんが(バレンタイン)(伝説)、忍ニク満が(伝説スクラッチ)と複数 魔笛復活バッジ 復活悪魔が(伝説)、どらQ魔が(伝説スクラッチ)必要 インプット天使バッジ インプット天使が(創生ヘラクライスト)(伝説)(伝説スクラッチ)、一本釣帝が(逆襲!曼聖羅)(伝説スクラッチ)と複数 七神帝バッジ 神帝特殊シール(聖魔和合伝)(伝説)、アリババ神帝が(干支)が必要 ニャンニャンチアガールズバッジ かめ助が(ココホレ大作戦)(伝説)、珍カーベルが(ココホレ大作戦)(バレンタイン)(伝説)(伝説スクラッチ)と複数 アーチ天使バッジ 次界アーチ天使が(伝説スクラッチ)(伝説)(次界決戦)と複数 創聖巡師グループ 聖梵ミロク(ホロ/黒枠)が難 曼聖羅の民グループ 聖梵ミロク(ホロ/黒枠)が難 バッジ実装を見越したグレードを上げておいたほうが良いと思われるルーツ・グループ(2014/4現在) ルーツ・グループ名 理由 魯神フッドのルーツ 魯神フッドの特殊キャラ(逆襲!曼聖羅)(聖魔和合伝)(伝説)はいるものの、バンパイアフッドを生かすため。セレンスR未実装? ピーター神子のルーツ ピーター神子の特殊キャラ(逆襲!曼聖羅)(聖魔和合伝)(伝説)(伝説スクラッチ)はいるものの、バンプピーターを生かすため。ミネルンバR未実装? クライシス化フッドグループ バンパイアフッドを生かすため レインボー神帝グループ 特殊シールを見越して。聖Vヤマト(赤枠)、聖Iアリババ(赤枠)が難 ギャルジャー5グループ 特殊シールを見越して コメント 編集が苦手な方はこちらからどうぞ 古いコメントはバッジ/コメントログに格納されます。 ストーリーは元々のシールのみがボーナス&グレード上げ対象。ルーツ&グループは同一キャラまで全部が対象。ってどっかで見たけどこれは合ってんのかな? - 名無しさん 2013-11-11 14 52 59 名前
https://w.atwiki.jp/agribizinfo06/pages/45.html
総アクセス数 - 今日のアクセス数 - アフリカの貧しい国に送れよ! →輸送費は誰が負担するの? そのまま送れば腐るよね?保存はどうするの? 冷蔵?で、そんな船だれがわざわざ作るの? htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。
https://w.atwiki.jp/squad/pages/384.html
GK モエネエブ・ジョセフ イトゥメレング・クーン ブライアン・バロイ カルヴィン・マーリン ローウェン・フェルナンデス シュ・アイブ・ウォータース DF シボニソ・ガクサ モーガン・グールド ブライス・ムーン ナシーフ・モリス ベヴァン・フランスマン トセポ・マシレラ ブラッドリー・カーネル マシュー・ブース アーロン・モコエナ サボ・エンゼゼ ルーカス・ズワラ ボンガニ・クマロ イノセント・ムドレドレ ベヴァン・フランスマン アネレ・エンゴンカ MF カギショ・ディクガコイ テコ・モディセ レファ・ツツルパ シンフィウェ・シャバララ バーナード・パーカー マイケル・モドゥビ ランス・デイヴィッズ マクベス・シバヤ シヤボンガ・エンコシ スティーヴン・ピーナール エルリオ・ファン・ヘールデン スラシズウェ・ムブヤネ サプライズ・モリリ ベンソン・モロンゴ アビア・ナレ FW ベネディクト・マッカーシー センビンコシ・ファンテニ カトレゴ・マシェゴ カトレゴ・アベル・ムフェラ マブフチ・ケニェザ リチャード・ヘニェカネ
https://w.atwiki.jp/pspseedvs/pages/137.html
そのまんまつまらないステージ 障害物が少ないので射撃重視のMSには良いところ 選ぶなら広域の方が楽しいかも
https://w.atwiki.jp/yumarin/pages/180.html
白戸 圭一 白戸さんがアフリカでの4年間の滞在生活を通じて、 現場で見聞きし感じたことがそのまま書かれています。 素晴らしいルポであり、日本にもこんな有能な ジャーナリストがいることに素直に感動しました。 本書には、南アフリカ・ナイジェリア・コンゴ・スーダン・ ソマリアの情勢が各章ごとに描かれていますが、 どの国も格差が凄まじく腐敗が広がっています。 どの国の人々も与えられた悲惨な環境下で一生懸命に生きており、 日々のうのうと暮らすことが出来る自分がいかに恵まれているかが実感できました。 格差があるから腐敗を産み、それが暴力につながっていくという悪循環が広がっており、 それは全て先進国が生み出してきた負の遺産です。 我々の世代で断ち切っていかなくてはならないと思います。 本物のジャーナリストが命をかけて入手してきた情報をしっかりと受け止め、 みんなで共有していかなくてはと思います。 2010.4.9 ★★★★★ 購入する
https://w.atwiki.jp/maikuragunzibu/pages/455.html
アフリカ鉄鉱石保護団体(AIG=AfricaIronGuard)とは、 エルドル共和国を中心とする、アフリカの鉄鉱石を守る団体のこと。 国WIKI http //www25.atwiki.jp/gunjibuerudoruaig/pages/1.html
https://w.atwiki.jp/nekogoya/pages/80.html
●飛行艦“伊吹”艦内。 「ご苦労だった」 数度にわたる美奈代達の偵察がようやく意味を為した。 偵察の中止は、そういう意味を持つと、美奈代達はそう聞かされた。 その日の午後、TAC(タクティカル・エア・カーゴ)に乗せられ、伊吹に送られた美奈代達は、久しぶりに他分隊の面々と再会、艦隊内で実施された作戦会議に参加した。 会議はブリーフィングルームではなく、空いていた倉庫で行われた。 美奈代達は全員、床に直に座り、平たい木箱を演壇代わりに、壁に貼り付けられた地図の前に教官達が立っている。 その殺風景さが、むしろ戦場の近さを美奈代に教えてくれている。 「数度にわたる偵察の結果、敵の布陣が判明した」 実戦部隊指揮官の西川少佐が壇上で地図を背に口を開いた。 ひげ面の厳めしい、まるで昔の侍みたいだというのが、美奈代の印象だ。 「敵は海からの侵攻に備え、扇状地の段状になった地形を活かした陣地を構築している。 これを掃討し、橋頭堡を確保することが、我々の最初の手柄だ」 西川少佐は地図を指示棒で力強く叩いた。 バンッという音が室内に響く。 「本作戦においては、これ以降、上陸海岸地点を“久里浜”と呼称する。“久里浜”を4区画に分け、各地域ごとに部隊を割り当てる。 赤白緑黒だ。 赤は第一分隊、白を第七、第二、第三で緑、第四、第五で黒を受け持て。 タイムスケジュールは、明朝0600時に全騎発艦。発艦完了の後、艦隊は上陸地点全域に対して艦砲射撃を実施する。 艦砲といっても、ごらんの通りたいしたモノは積んでいないから、気休め程度に考えろ。 せいぜい、敵の頭を地べたにおさえつけている間に、我々と貴様らは海面すれすれを強行進入し、上陸する。 上陸地点にたどり着いた部隊から火炎放射実施。 いいか?トリガーは部隊指揮官の命令を待って引くんだ。 間違っても、味方をバーベキューにしたなんて報告を俺に聞かせるな。 敵の陣地すべてを焼き払った後、艦隊はこの地に橋頭堡を確保する。 そうすれば、お前達の最初の仕事は終わりになる。 せっかくの最初の仕事だ。 景気よく行こう。 何か質問は?」 何名かが、手を挙げた。 「所属と名前を最初に」 「はい。第一分隊の東候補生です。上陸時間が遅くはないですか?教本では、夜明けと同時が望ましいと」 「バカもん!」 西川少佐はピシャリと言い放った。 「夜明けの超低空進入がどれほど危険かわかっているのか!貴様らのような殻付きのヒヨコが飛べるシロモノではないわ!」 「で……ですけど」 「MC(メサイア・コントローラー)がやってくれるなんて情けないこというんじゃないぞ!?」 「うっ」 「図星か?ったく情けないっ!東と言ったな。メサイアをメインで動かすのは騎士だ!MC(メサイア・コントローラー)をメインにするんじゃない!」 「し、失礼しました!」 「他に質問は?どれほど的はずれなことぬかして、俺を失望させてくれるんだ?候補生!?」 そんなこと言われて質問なんて出来るはずがない。 「以降は、教官達が指揮官であり、MC(メサイア・コントローラー)が貴様らの神様だ!絶対に服従しろ!」 その後は壮行会となった。 とはいえ、戦闘艦艇で出来ることは限られている。 参加者の大半が未成年ならなおさらだ。 教官達は、せめて楽しませたいという親心と、気を引き締めておきたい指揮官としての心理に板挟みだ。 無礼講だと言いつつ、一人一人に声をかけ、激励する程度しか何も出来ない。 候補生達も、思い思いの相手と話をするか、手拍子で軍歌の大合唱する程度。 そんな建前は時間と共に吹き飛ぶ。 せめて死ぬ前に酒の味を知ってくれ。 それが教官達の親心だ。 そうなれば、端から見ればどんちゃん騒ぎだが、全員が全員、その中で楽しんでいる訳ではない。 特に男子候補生に知り合いがいるわけでもない美奈代は、壁際でジュースを片手にぼんやりと騒ぎが終わるのを待つだけだ。 気がつけば、女子候補生の姿が見えない。 その美奈代の視線の向こうには、酒の入った教官達の説教を受ける染谷の姿があった。 逃げだそうとする度に別の教官に絡まれ、また逃げだそうとして―――。 染谷候補生は人間関係で苦労するタイプかもしれない。 美奈代はふと、そんなことを思った。 自分が染谷と二人っきりになることを最初は心待ちにしていたが、どうも無理のようだ。せめて顔だけでも心に焼き付けておこう。そんなことを考え、自分の心に浮かんだ意外ないじらしさに、美奈代自身が驚いていた。 「まいったぁ」 しばらくして、首のあたりをコキコキ鳴らしながらやってきたのはさつきだ。 「10人から告られた」 「ほう?」 「全部、それとなく断ったけど……」 さつきは怪訝そうな顔をして、美奈代にそっと尋ねた。 「何人から告られた?」 「一人も」 「……さっすが」 なにがさすがなのかわからないが、素直には喜べない。 「―――で?誰にOKを出したんだ?」 「誰が出すもんですか!」 「……もったいない」 「生きて帰ったらヤらせてくれなんて、真顔で言われて断らないわけにいかないでしょう?」 「それ……告白か?」 「らしいよ?美晴もすごかったよ?死ぬ前にムネもませてくれとか何とか、本人大まじめなだけに笑うことも出来ず……交際宣言して逃げたけど」 交際宣言。 つまり、柏美晴が誰かとの交際を自分から宣言したことになる。 「か、柏が!?」 「そ。山崎君。前々から噂はあったんだけどさ?彼、性格いいからお似合いじゃない?」 「そ、そうか」 「宗像はオペレーターの女の子の用意した別室でハーレム状態だし」 ふと、思い出したようにさつきは手を叩いた。 「……まぁ、気の毒だけどね」 「……ああ」 都築と山崎の騎は、この日の飛行機動訓練中、乱気流に巻き込まれて接触。ダメージが大きいために、“伊吹”に収容され、修理を受けることになっていた。 二人はこってりと絞られた挙げ句、メシ抜きを言い渡されて独房入りしている。 「皆……いろいろスゴいな」 「なに言ってるのよ!」 さつきは美奈代の小脇を肘でついた。 「ちょっと待ってな」 なぜか腕まくりしたさつきが談笑の輪の中に入っていく。 絡まれるのはわかっているのに、さつきは足を止めずに入り込む。 その先には染谷がいた。 何を言っているかはわからない。 たぶん、教官達から輪に入れ。とか、酌をしろと言われているに違いない。 だが、軽く悪戯っぽい敬礼をしたさつきが何かを口にした途端――― おおっ! 輪の中から歓声があがり、その視線が一斉にこちらを向いた。 「?」 小首を傾げる美奈代は、なんだかイヤな予感がした。 「よしっ!行って来い染谷っ!」 「男になってこぉいっ!」 「くそぉっ!TAC(タクティカル・エア・カーゴ)発艦は2時間後だ!さっさと済ませてこいよっ!?」 染谷が輪から追い出されるようにしてこちらに歩いてくる。 その背後からは冷やかしじみた口笛が一斉に響く。 皆が何を冷やかしているのかはわかる。 染谷と視線が合った途端――― 美奈代はその場から逃げ出した。 一体、どうやって“鈴谷(すずや)”に帰ったか覚えていない。 何で逃げ出したのか。 何が怖かったのか。 なにもわからない。 ただひたすら、とにかく眠ること。ひたすら眠ることだけを考えて、布団に潜り込んだことだけは覚えている。 夜明け前の午前4時、起床を命じるサイレンにたたき起こされた美奈代は、身支度を整え、食堂に向かった。 すでに宗像達が食事にかかっていた。 元来狭い食堂だ。空いている席を見つけるだけでいつもながら苦労する。 やっと見つけた席に座る。 食事は消化のいい、軽めのものを選んだ。 「いい選択だ。新兵」 斜め前に座って食事をとっていた老軍医が言った。 「腑(はらわた)がやられた時、メシが残っていると大変なことになる。出撃前は軽く抑えておくもんだ」 「ありがとうございます」と礼を述べると、食べるというより飲み込むといった方が正しいような食事を済ませ、さっさと席を立った。 最後のメシがこれじゃぁね。 食堂から出た所で苦笑してしまう。 ハンガーデッキに入ったのは4時30分。 デッキ脇の黒板前に集合した皆は、昨晩のことは一切口にしない。 神妙な顔つきのまま、恐ろしく無言で、ただ、二宮の言葉を懸命に覚え、メモをとることに集中する。 そこで聞かされたのは、予定の変更。 第七分隊が先に発艦を済ませ、“伊吹”からの他部隊の発艦完了までの直援任務につくというものだ。 何でも、伊吹の第一カタパルトの電圧が上がらず、発艦がいつ止まるかわからないという。 美奈代達はそのおかげで1時間近く早く発艦を開始。 全騎が艦隊の全周囲警戒ポジションについた。 美奈代がついた警戒位置は、艦の右斜め後ろ方の上。 艦隊全部が俯瞰出来る場所だった。 左上には二宮騎。そして、艦を挟んで真下に長野騎が見える。 「二宮騎より第七分隊全騎―――さらに悪い知らせだ」 ランプが点灯する“伊吹”のカタパルトから発艦するメサイアがいないことを怪訝に思っていた美奈代達に、二宮から知らせが入った。 「“伊吹”カタパルトが完全に故障。復旧のめどは立たない。繰り返す」 「……何それ」 美奈代は思わず顔をしかめてしまった。 これから大仕事だというのに、その初っぱなで大きなケチがついた。 縁起が悪いにも程がある。 「5分後に自律発艦が開始される。第七分隊全騎は―――」 ブンッ!! 「―――えっ?」 幾重にも保護されているメサイアの目を通じてさえ、世界が真っ白になった程、強い光が走ったのはその時だ。 美奈代は最初、それが艦砲射撃の光だと思った。 “沖波”や“鈴谷(すずや)”が艦砲射撃を開始したのだと、本気でそう思った。 だが―――。 「た、隊長っ!?」 「な、何が!?」 「どこだ!?どこからの攻撃だ!?」 「“鈴谷(すずや)”、“鈴谷(すずや)”応答しろ!」 思わず目を腕で覆った美奈代の耳に届くのは、悲鳴に近い仲間の声。 そして、連続する鈍く粘っこい音。 開かれた目に映し出されたのは、美奈代が見たことのない光景だった。 美奈代はそれが最初、何かさえわからなかった。 何が起きているのかわからなかった。 巨大な松明か、子供の時見た火事の現場。 一番近いのはそんな光景だ。 まさか、飛行艦が撃沈された光景だなんて、理解さえ出来なかった。 そんな美奈代の目の前で、紅蓮の炎と黒煙を吐き出しながらゆっくりと高度を落としていくのは、“伊吹”だ。 「……えっ?」 艦のあちこちで連続した爆発を引き起こしながら、ゆっくりと高度を落としていく。 「……」 耳には、爆発音に混じって仲間達や上官達の命令や交信がひっきりなしに響いているはずなのに、何一つ耳に入らない。 美奈代はバカのようにぼんやりと飛行を続けた。 ガクンッ! 思わず舌をかみそうになったのは、一体、どれほどの時間が経過した後だったろう。 首が痛くなったほどの衝撃を受け、美奈代は我に返った。 「ぼっとしているな!」 いつの間にか、長野騎がびっくりするほど間近に現れていた。 艦の真下にいた彼が美奈代騎を発見、高度を上げたのだ。 「何をしているか!」 「す、すみませ―――」 その時、全身を炎にまかれ、まるで踊り狂うかのように甲板に現れた乗組員達が、次々と舷側を乗り越え、そして“不可視の海”へと落ちていくのを、美奈代は目の当たりにした。 炎に包まれた人間の体が、体をバラバラにされた次の瞬間、塵になって消えた。 艦の構造物も、人間も、何もかもが“不可視の海”で原始単位に分解されているのだ。 何が目の前で起きたか理解した美奈代は、胃袋の中身が逆流してくるのを必死になって抑えた。 「伊吹が……沈む」 長野が感情の少ない声で言った。 「今の進路だと、艦を海岸にでも座礁させるつもりだろう」 「“沖波”はどうしたんです!何で支援砲撃が!」 美奈代は目の前の光景から逃れるように怒鳴った。 「これじゃあ作戦は!」 「さっき、真っ二つに折れて沈んだよ」 「他の分隊は!?第一分隊は!」 「“伊吹”から発艦出来た騎を確認したか?」 「うっ」 燃えさかる“伊吹”が、よろめきながら海岸線に向かって進む。 短く呼吸を整えた後、美奈代は死に逝く艦に、小さく敬礼した。 やっと、通信機の言葉に耳を傾ける余裕が生まれたのは、その時からだ。 「こちら“鈴谷(すずや)”。艦隊司令部権限、我にあり」 「“鈴谷(すずや)”司令部より残存メサイア部隊。残存するメサイア部隊は海岸へ向かい、海岸線を確保せよ。繰り返す」 「む、無茶よ!」 さつきが悲鳴に近い声を上げた。 「何騎で攻めるつもりだったのよ!たったこんだけの頭数で何が出来るって!?」 「文句を言うなっ!」 二宮が怒鳴った。 「これ以上ぶーたれたら、敵前逃亡罪で銃殺だぞ!」 「そ、そんな無茶なっ!」 「無茶をやるのが軍隊だ!」 二宮騎が大きくシールドを前後に振った。 前進の合図だ。 「高度を下げろっ!さっきの攻撃がまた来るぞ!」 「“鈴谷(すずや)”からの艦砲支援は!?」 「“鈴谷(すずや)”は高度を下げて後退する!艦砲支援なんてさせたら、帰る所がなくなるぞ!?」 「飛行艦2隻撃沈を確認!」 “イシス”司令部に歓声が上がる。 「敵部隊が海岸線侵入。現在交戦中」 「守備隊は」 「軽装備のオーク兵部隊」 「“鍵”の捜索に戦力を分けすぎたか?」 カーメン大佐は顔をしかめた。 「守備隊はどれ位戦線を維持出来そうだ?」 「敵部隊は新兵器投入の模様。火炎の射程が従来の倍近くです」 「大佐」 イカラ少佐が訊ねた。 「メースを投入しますか?」 「……いや」 カーメン大佐は首を横に振った。 「敵が新型兵器を投入したとなれば、かなりの損害を覚悟する必要がある。ここで海岸線を放棄したとしても、すぐに奪還は可能だ。一時的な負けを認めよう」 「守備隊は?」 「撤退命令が間に合うと思うか?」 結果は、カーメン大佐の言うとおりになった。 まるで“伊吹”は落下地点(しにばしょ)を求めるかのように海岸線に向かってくる。 美奈代達は扇状地を焼き払った。 広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)から放たれた炎が風のように扇状地の斜面を駆け上がっていく。 オーク兵達の攻撃は、灼熱地獄の炎によって、肝心のオーク兵ごと焼き尽くされたが、美奈代達が攻撃の手をゆるめることはない。 ビーム兵器があるはずだ。 美奈代は広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)を操作しつつ、あたりを見回した。 黒こげになった扇状地しか見えるものはない。 「誰かレーザーだかビームだかの兵器を見たか!?」 「こちら柏、何も見ていません!」 「宗像です。こちらも同様。小物以外は」 「候補生」 牧野中尉が鋭い声を上げた。 「大型の反応あり。扇状地中央の地下」 「どこです!?」 「あの穴のあたり―――こ、こいつ!」 「?」 「地下を動いています!地下にトンネルが!」 そんな美奈代達の上空を、しぶとく飛行を続ける“伊吹”がよろめきながら飛行を続け、扇状地を形作る山の頂にその腹をたたきつけると山の向こうへと消えた。 ズズンッ! 鈍い音が響き渡った。 だが、美奈代達は“伊吹”に関わっている余裕は全くなかった。 「教官っ!」 「データは入っている。トンネル出口を探せ。長野大尉、テルミット弾用意!」 テルミット弾は対トンネル陣地制圧用の高燃焼爆弾だ。 一発で1キロのトンネルをオーブンにすることが出来る。 長野大尉騎の腰にぶら下げられていた柄付きの手榴弾型の爆弾がその手に握られた。 「大尉!」 その穴を見つけたのは美晴だ。 美晴騎が指さす先には、10メートルほどの丸い穴が黒こげの地面に口を広げていた。 「よし。間近にいる。全騎、注意しろっ!」 長野騎がその穴に手榴弾を放り込む。 激しい音がして、穴から激しい火柱が立ち上った。 ギシャァァァァァァァッッッ! 背筋の寒くなるような音をあげ、別の穴から得体の知れない真っ白な固まりが飛び出してきた。 巨大な白いミミズ。 そういうべきしろものだ。 頭にあたる部分にぽっかりと開いた穴は乱立した牙が生えている。 ミミズの直径は5メートルほど。 熱に傷つき、穴を追い出されたミミズは怒りの矛先を美奈代達に向けた。 「な、何こいつ!」 慄然とする美奈代に向けて一声吠えたミミズが口を開いたその瞬間――― 「っ!!」 美奈代はとっさに騎体を横飛びに移動させた。 それまで立っていた場所を、巨大な光の柱が突き抜けていった。 「大規模ML(マジックレーザー)反応っ!要塞砲クラスっ!」 牧野中尉の声に、美奈代はこいつの正体を知った。 「こいつか!」 広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)では間に合わない。 美奈代は右腕にマウントしていた30ミリガドリング砲のトリガーを引いた。 ギシャァァァァァァァッッッ!! 頭部をグシャグシャに破壊されたミミズは、青い体液をまき散らしながらその場にしぶとくのたうち回る。 体液を浴びた地面から煙が立ち上る。 「体液は強酸です!」 牧野中尉から警告が走る。 「近づかないで、焼き払って!」 「了解っ!」 美奈代は広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)のノズルをミミズに向けると、トリガーを引いた。 end
https://w.atwiki.jp/4423/pages/2097.html
編集する。 2021-12-08 19 06 19 (Wed) - [[]]とは、 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 リンク内部リンク 外部リンク 出典、参考 リンク 内部リンク [[]] [[]] 外部リンク 編集する。 2021-12-08 19 06 19 (Wed) - 出典、参考