約 2,496,605 件
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2156.html
最終解読者としてのセザール・ノストラダムス ノストラダムスの予言を信じる立場の論者には、『予言集』の第一序文、すなわち「セザールへの手紙」の真の宛先は、ノストラダムスの実子セザール・ド・ノートルダム(1553年 - 1630年?)ではなく、セザールの名に仮託した予言の最終解読者であると信じる者たちがいる。 しかし、原文に即して考える限り、そのような解釈を支持すべき根拠はない。 出典 日本で広く用いられてきた大乗和子訳では、「セザールへの手紙」の末尾に近いくだりは、こう訳されている。 「息子よ、この手紙を、父ミカエル・ノストラダムスの贈物として受けよ。四行連句になっている予言を、不死なる神に祈りながら、ひもとくことを私は望むのだ」(*1) また、ジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌの邦訳書では、同じくだりがこうなっている。 「この手紙を終えるにあたって、わが子よ、おまえの父親ミシェル・ノストラダムスのこの贈物を受け、願わくは、ここに収められた四行詩から成るそれぞれの予言を世に知らしめんことを」(*2) なるほど、これらの訳に直面すれば、ノストラダムスはセザールに対し、予言を広めたり解読したりすることを望んでいたと理解するのはむしろ自然といえよう。 しかし、これらは適切なものではない。初版に基づく正しい原文は以下の通りである。 Faisant fin mon filz, prens donc ce don de ton pere M. Nostradamus, esperant toy declarer une chacune prophetie des quatrains ici mis. 我が息子よ、終わりに当たって、お前の父 M. ノストラダムスのこの贈り物を受け取ってほしい。ここに含まれているそれぞれの予言四行詩をお前に明かしてやれる(日が来る)ことを望みつつ。 併記した日本語は当「大事典」で付けたものだが、これが原文の歪曲ではない根拠として、参考までに、テオフィル・ド・ガランシエール(17世紀の信奉者)、チャールズ・ウォード(19世紀の信奉者)、エドガー・レオニ(現代の懐疑派)、ピーター・ラメジャラー(現代の翻訳家)、リチャード・シーバース(現代の仏文学者)という時代も立場も違う5者の英訳を掲げよう。 making an end here, my Son, accept of this Gift of thy Father Michael Nostradamus, hoping to expound to thee every Prophecy of these Stanza's,(*3)(ガランシエール) Making an end here, my son, take now this gift of thy father, Michael Nostradamus, hoping to expound to thee each several prophecy of these quatrains here given,(*4)(ウォード) I make an end here, my son. Take now this gift of your father, Michel Nostradamus, who hopes to explain to you each prophecy of the quatrains included here.(*5)(レオニ) To bring this to a close then, my son, take this gift from your father M. Nostradamus, who hopes to explain to you [one day] every one of the prophecies set out in these quatrains.(*6)(ラメジャラー) To bring this to a close, my son, accept this gift from your father M. Nostradamus, in the hope that one day he might explain to you each of the prophecies included here.(*7)(シーバース) 当「大事典」の翻訳が曲解でないことは、中学英語程度の読解力をお持ちの方なら誰にでも、容易にご理解いただけることだろう。 大乗訳の底本はヘンリー・C・ロバーツだが、ロバーツの英訳はガランシエールのほぼ丸写しである。ゆえに、大乗訳は単なる誤訳だと分かる。 フォンブリュヌの方は厄介で、実は原文自体が en souhaitant que tu fasses connaître chaque prophétie mise ici dans chaque quatrain. (*8)と改竄されている。これならば確かに上に引用したような訳になるが、このような改竄を支持しうる実証主義的な根拠は何も存在しない。 以上から、最大の根拠といえるくだりが事実に反しており、実際に原文に依拠する限りでは、セザールは予言を自力では解読できない者と位置づけられていることが明らかである。 ネイティヴのフランス人であるフォンブリュヌが、わざわざ原文を大幅に改竄せざるをえなかったという事実、それはとりもなおさず、「セザール=最終解読者」という仮説が、そのような改竄なしに成立しない仮説であることをはっきり示しているといえるだろう。 なお、浅利幸彦は大乗訳に登場する 「それゆえ息子よ、お前の感じやすさにもかかわらず、後に起こった事柄を理解し、天の光や予言の霊によって語ってほしいのだ」 というフレーズも根拠としているが、これも誤訳である。煩瑣になるのでここでは扱わないが、姉妹サイトの「セザールへの手紙・対訳」の第31節の注釈が実質的な回答になっているので、興味ある向きはそちらをご覧いただきたい。 信奉者的解釈の歴史 当「大事典」では、誰がこのような説を言い出したのか、特定できていない。 しかし、少なくともダニエル・ルソの『ノストラダムスの真正なる遺言』(遅くとも1975年までに公刊)には、何人もの注釈者が実子セザールではなくノストラダムスの霊的な息子に捧げられたものと判断している旨の記述がある(*9)。ゆえに、それ以前から海外に存在していた俗説なのは確かだろうが、エドガー・レオニ(1961年)はこうした説について、セザールへの手紙の注釈の中でも特に注記していない。 セザールを自称した論者の例 ジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌ当初は抑制的だったが、続刊では自分をセザールだと言い出した(*10)。 オッタービオ・チェーザレ・ラモッティチェーザレはセザールのイタリア名であり、自分こそがセザールかもしれないと主張した。(*11) 麻原彰晃オウム真理教の機関誌では、セザールへの手紙(1555年3月1日)が夜に書かれたので日本時間だと1555年3月2日になるとして、1955年3月2日生まれの麻原と関連付けられていた(*12)。 浅利幸彦自分がセザールだという証拠もあると主張し、『セザール・ノストラダムスの超時空最終預言』という本を出したこともある。 シーザー・ノストラダムス日本人の音楽教室講師のペンネーム。 ミカエル・ド・セザール(未作成)霊能者を自称する日本人のペンネーム。セザールを「転生の名」と称し、前出の『セザールへの手紙』の結びの部分を自分が継承したことを宣言した(*13)。 コメント 姉妹サイトの「セザールへの手紙・対訳」に明記したことの繰り返しになるが、「ノストラダムスがセザールを解読者と位置づけているという『設定』が通用するのは、あくまでも誤訳に基づいたり、都合のよいところだけを拾い読みして拡大解釈したからに過ぎない。そのような『設定』をこの序文は一貫して拒絶している」。 ノストラダムスは「セザールへの手紙」の中で、一貫してセザールには予言能力もないし、残した予言を読み解く力もないと述べている。それはおそらく、自身のミスチフィカシオン (他人を煙に巻くこと。ノストラダムスは公刊した文献だけでなく、顧客への手紙の中でも、様々なガジェットを持ち出していたことが明らかになっている) の巻き添えで、セザールが弾圧されるような事態を避けたい気持ちが強かったのではないかと思われる。 もちろん、1歳半にもなっていなかったセザールに直接語りかけたというよりも、別の人物に向けて自身の予言観・未来観を開陳する中に、セザール擁護のコメントをちりばめたと見ることは可能であろう。 しかし、その場合の別の人物は広く「読者一般」などであったろうし、未来の最終解読者であるとする根拠など何もない。ノストラダムスは自身の予言を適切に読み解いてくれる人物の出現を期待する文言など残していないし、むしろそれと逆のことすら明言している。 「予言的四行詩の大部分は難物であるがゆえに、人々はそこに道筋をつけることも出来ないでしょうし、どれひとつとして解釈することも出来ないでしょう」(アンリ2世への手紙、第9節) このフレーズの唯一の例外は、ノストラダムス自身が解釈する場合だけである(同、第90節)。 そうである以上、「ノストラダムスの霊から助言された」というようなことを主張する輩ならば、まだ筋が通らないわけではない。それは馬鹿げた主張に思えるが、その主張自体に論理的な反論を加えることは無理だからである。 しかし、そのように主張する論者が「自分がセザールだ」と主張しだしたら、インチキだと判断して差し支えないだろう。ノストラダムスの霊から助言されておきながら、本人の書き物(それも、「出典」の節で詳しく述べたように、中期フランス語どころか、現代の中学英語レベルの知識で確認できるもの) すら正しく把握できないなどというのは、滑稽極まりないからである。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/umamusume-taikai/pages/51.html
大会結果 大会結果 無課金の集い杯 優勝 + ステータス ウマ娘育成一本勝負(第12回) 優勝 + ステータス 使用因子:スピ2スタ12パワ3 ウマ娘育成一本勝負(第40回) 優勝 + ステータス ウマ娘育成一本勝負(第42回) 優勝 + ステータス ウマ娘育成一本勝負(第42回) 優勝 + ステータス チームカノープス杯 準優勝 + ステータス 使用因子:スピ6パワー12
https://w.atwiki.jp/fabulous1580/pages/9.html
父サンデーサイレンス -
https://w.atwiki.jp/fabulous1580/pages/7.html
父エンドスウィープ -
https://w.atwiki.jp/tm511230/pages/24.html
差す競馬を覚えた芝馬は距離をこなす。ダ道悪は鬼!? 血統 産駒成績
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/399.html
アンヌ・ド・ノートルダム(Anne de Nostredame, 1554年5月29日 - 没年不明)は、アントワーヌ・ド・ノートルダムとロワーズ・ベルルの娘で、ノストラダムスの姪に当たる。 1554年5月29日にプロヴァンス州サン=レミ(現サン=レミ=ド=プロヴァンス)に生まれた。アントワーヌの10人の子供(五男五女)の中では、次女(第五子)に当たる。 1571年1月29日に結婚したが、結婚契約書の字が読みづらいらしく、夫の名前は疑問符つきでスプリ・ボワリエ(Sperit Boylier)もしくはスプリ・ベルリエ(Sperit Berlier)とされている(*1)。 なお、エドガール・ルロワは下に掲げるノストラダムスの娘や孫とも違う第4の「アンヌ・ド・ノートルダム」が16世紀末から17世紀初頭のサン=レミにいたとしているが、このノストラダムスの姪と同一人物なのではないかとも思える。 というのは、ルロワが挙げている公証人バディナンク(Badinenc)の登記簿の1609年と1612年の記録では、そのアンヌ・ド・ノートルダムはエスプリ・ベルリエ(Esprit Berlier)の未亡人とされているからだ(*2)。 エスプリ・ベルリエと、結婚契約書の「スプリ・ベルリエ」の類似は偶然とも思えない。また、公証人バディナンク一族の登記簿には、アンヌの父アントワーヌの50年間(1547年-1597年)にわたる記録や妹ダマリーの結婚契約書、甥のローラン(未作成)やポール(未作成)の書類などが残されており(*3)、この点からもバディナンクとアンヌの接点を想定することは容易である。 仮にこの推測が正しいのなら、この人物は1612年までは生きていたことになる。 関連項目 アンヌ・ド・ノートルダム(ノストラダムスの娘) アンヌ・ド・ノートルダム (ノストラダムスの孫) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2735.html
『ノストラダムスの大予言・残された希望編 世界破滅を防ぐ日本の使命』は、1992年に祥伝社から刊行された五島勉の著書。 『ノストラダムスの大予言』シリーズの8冊目にあたる。 【画像】カバー表紙 構成 以下に目次を示す。 恐るべき序章 1章 もうひとりのノストラダムス 2章 戦慄のテープは何を告げたか 3章 一九九九年、イエス・キリスト再臨!? 4章 ノストラダムスが見た“最後の七年” 5章 「西暦」が秘める恐怖のからくり 6章 日本の使命を告げる二つの詩 7章 予言学で開く今後の世界のキー 推薦者 カバーの推薦者は 桜井邦朋(神奈川大学教授・宇宙物理学)「賢明さと努力が“希望”をもたらす」 のみ。 この巻から、祥伝社のノンブック全体のカバーデザインが一律で変更されたため、推薦者が一人になった。 帯の惹句 初期の刷本に付いていた帯の惹句は 最後の7年に突入!/ロシア大乱・中東破局・米欧崩壊/そのとき「日の国」に救いは!? だった。 売れ行き トーハン調べでのベストセラー「新書・ノンフィクション」部門92年第9位。 ただし、発行部数に関する情報(報道、新聞広告など)は、調査の範囲では見当たらない。 コメント いくつかの点についてコメントするが、網羅的なものではない。 ボリステネス 目次よりも前に置かれている「恐るべき序章」では、詩百篇第3巻95番が扱われ、ドニエプル川を意味するBoristhenesについて、次のように説明される。 このボリステネス(原句Boristhenes)というのは、もともとはラテン語。「北の巨人ボリス」というほどの意味で、昔、ロシアのドニエプル河がこう呼ばれていた。/名づけたのは古代のローマ人たちだった。/彼らは北に旅したとき、〔略〕なんでもデカいものが好きだったローマ人はそれを喜び、その大河をたたえて「北の巨人ボリス」(ボリスはスラブの“太郎”というほどの意味)と呼ぶようになったのだ。(*1) こうしてロシア大統領のボリス・エリツィンと結び付ける解釈を展開するのだが、ボリュステネスは本来ギリシア語であり、ヘロドトスの『歴史』にも出てくる。 序章からしてこの調子というあたり、いかにも、という気がする。 ボリュステネスの語源は、当「大事典」管理者がギリシア語に不案内なため、よく分からない。 ただ、ウィキペディア・ギリシア語版の記述が正しいのなら、(その記述を機械翻訳に掛けてみた感じだと)「北から流れてくるもの」といった意味のようである(*2)。 ローマ人云々と誤った語源を吹聴していることからしても、「巨人」とたたえるニュアンスがあったという五島の主張を、無条件に受け入れるわけにはいかない。 単にエリツィンに引き付けようとしたハッタリの可能性も疑われる。 グローバの予言 上の目次の「もうひとりのノストラダムス」は、ロシアの占い師パーベル・パーブロビッチ・グローバのことである。 グローバは『朝日新聞』1991年9月7日夕刊に掲載された本多勝一のルポで紹介されており、五島は本多に連絡を取って取材テープを譲ってもらったという。 そうまでして大々的にとりあげたグローバ予言だが、以下のようなものだった。 ソビエト連邦の完全解体は1994年末か1995年初頭〔×〕実際のソ連解体は1991年12月。皮肉なことにこの本が店頭に並んだ1992年2月の時点でハズレが確定していた。 エリツィンは急上昇するが急降下し、3年後〔=1994年〕には全く新しいリーダーが登場する〔×〕エリツィンは1999年まで大統領の地位にあった。 来年か再来年〔=1992年か1993年〕に、ソ連の中央アジア地域でアルメニア地震(1988年)クラスの大きな自然災害が起こる。〔×〕アルメニア地震はマグニチュード6.8、死者25000人、負傷者13000人、家を失った人50万人という規模の震災であった。以上の被害は『ブリタニカ国際大百科事典』小項目電子辞書版によるが、同事典の「世界のおもな地震」の項目には、これに匹敵する1992年~1993年の旧ソ連地域の大地震は見られない。1995年には樺太でサハリン北部地震(死者・行方不明者2000人)があったが、これは時期も場所も違いすぎる。そもそも旧ソ連地域は複数のプレート境界を含むので、場所や時期の誤差をかなりの程度許容するのであれば、「大地震が起きる」という予言は、当たっても全く不思議ではない。 2年後〔=1993年〕にはアラブ諸国がイラクを中心に同盟するが、その同盟の指導者はフセインではない。その中東の危機は1993年に始まって1998年か1999年まで続き、核以外の兵器によるもので全土が焼け野原になる。〔×〕フセインはイラク戦争(2003年)で敗北するまで権力の座にあった。他方、アラブが大同盟を結成することも、湾岸戦争(1991年)を超えるような大きな中東の動乱も、1990年代にはなかった。 第44代アメリカ大統領は経済的な大危機に巻き込まれる。そして、アメリカが二つに分裂するようなことが起こり、21世紀の世界では、アメリカは世界の指導者ではなくなっている。〔▲〕第44代大統領はバラク・オバマ。就任した2009年は、リーマン・ショックなどの影響による世界的な景気後退期にあり、「経済的な大危機」には合致する。また、初の黒人大統領として、米国内の白人保守層の反発を招いた(=米国を分裂させた)という解釈はできなくもないのかもしれない。ただし、「大統領の支持層と不支持層の分裂」だとか「アメリカの国際的な地位低下」などはむしろ次のトランプ政権にこそ当てはまると解釈する者もいるだろうし、オバマの時に殊更に当てはまるかというと疑問も生じるだろう。 五島はこの予言について、「現在のブッシュが第四十一代だから、三代後の人。ただし、間をおいて再選した人を数えれば、次期の人」(*3)と注記しているが、唯一該当するクリーブランドは第22代、第24代と分けて数えるのが通例なので、どういう数え方をしてもブッシュの次(=クリントン)が第44代にはならない。なったとしても、クリントン政権下では財政赤字の解消や、ITバブルを背景とする活況など、アメリカ経済は「大危機」に程遠い状況であったため、グローバ予言には当てはまらない。 1994年にウクライナのローブノ原発でチェルノブイリ級の大災害が起こるが、1993年までに日本の報道などを通じて対策が取られれば、事故は起こらないかもしれない。〔×〕ローブノ原発(リウネ原発)は現在に至るまで大事故は起きていない。そのことに、五島のこの本で紹介されたことが関わっているとは考え難い。少なくとも朝日新聞(前述の通り、グローバの記事はこの新聞に載った)でさえも、この原発の危険性を訴える記事は、データベースで検索しても見当たらない。 以上の通りで、具体性を持たせた近未来予言はすべて外れており、表現に曖昧さを持たせた第44代米国大統領に関する予言に当たったと解釈できる部分を含む程度である。 そのためかどうか、(グローバはその後も占い師やラジオパーソナリティとして活動していたらしく、ウィキペディアロシア語版やスペイン語版にも記事があるが(*4)、)以降の五島の本では、グローバが大きく扱われることはなくなった。 詩番号について 五島は、詩番号を強調している。 そこに記された数字は『諸世紀』九巻の九一番。/この巻数の「九」は、一九〇〇の九、つまり二十世紀の一〇〇ケタの意味だと私は思う。九巻全部がそうではないが、少なくともさきの詩は〔略〕二十世紀末のできごとを言っている。(*5) これを試みに、『諸世紀』二巻の九二番ともつなげてみよう。「二巻」もその巻数と内容からいって、一部は二十世紀を示してるんじゃないか、と見る欧米の研究者がいるからだ。〔略〕念のため、ほかの巻の九二番も見てみよう。(*6) そこでつぎの一九九四年。これを『諸世紀』九巻九四番に重ねると、(*7) さらに一九九五年。これを『諸世紀』二巻の九五番から見ると、(*8) これはある種のネタ切れの結果だろう。 今までのシリーズでインパクトの強い詩篇を紹介してきた中で、「実はまだ1990年代の詩が多く残っていた」と提示しようとしたら、『インパクトは強いものの特定性の低い詩篇』や、『インパクトの薄い詩篇』であっても、何らかの傍証によって1990年代の詩であると正当化しないといけなかったのだろう。 なお、この点について加治木義博は、五島が自分の弟子になったと吹聴していた。 [時]のない予言なんか、何の値打ちもない。〔略〕私がそう指摘してから、反省したある解説者は早速、私の「詩ナンバーが[時]を指している」という発見に従って、詩のナンバーに九二という数字があるから、これは一九九二年の予言だという式の本を出した。/これは盗むというより彼が私の弟子になったという証明である。私としてはその進歩は嬉しいことで、とがめる気はしないが、〔以下略〕(強調は引用者)(*9) 当「大事典」が五島を弁護する義理などないが、さすがにこの決めつけは悪質ではないだろうか。 詩番号から年を導くという手法は加治木よりも中村惠一の方が10年近く早かった。 仮に、「後に主張したら弟子」という理屈が成り立つのなら、加治木は中村の弟子ということになっただろう(もしも加治木が思いついた当初、中村の手法を知らなかったとしても、上の弟子入り云々を書くより前に中村の本に触れているので(*10)、知らないままだったはずはない)。 いや、そもそも五島の『ノストラダムスの大予言』初巻でも、こうした手法は言及されていたのである。 五島は詩百篇第9巻83番の解釈でこう述べていた。 いまは一九七三年。そして一九九九年に世界的な破滅がおそうとすれば、右の詩が実現する範囲は、すでに来年から一九九八年まで、あと二四年間しかないことになる。/この二四年間のうち、もっとも大気汚染のひどくなる年の五月十日に、大劇場のあるどこかの大都市が—人類全体の破滅の前触れとして、激震のうちに滅び去るらしいのだ。英国のワードは巻数と詩のナンバーから推して、これを一九八三年と解釈しているのだが……。(強調は引用者)(*11) この場合の「ワード」はチャールズ・ウォード(チャールズ・ワード)だが、彼はこんなことは言っていない。 その意味で、五島はわずか10年後の大地震の可能性を示して読者を脅かしつつ、その責任をウォードになすりつけるという不適切なふるまいをしているわけだが、詩番号と年数を結び付けている解釈には違いない。 だから、加治木の理屈でいえば、加治木は中村の弟子であって、中村は五島の弟子ということになってしまい、つまりは加治木は五島の孫弟子ということになってしまう。 五島の手法にはいろいろ問題はあるけれども、さすがにこの程度で加治木に弟子入り云々と言われる筋合いはなかっただろう。 アプヒーヴァル クロケットの四行詩に「九〇たす三の年」があり、1993年と結び付けやすかったこともあってか、『大予言・中東編』に続いて採り上げられている。 だが、例によって、その採り上げ方はかなり恣意的である。 あの詩には、「九〇たす三の年」、まず中東で「アプヒーヴァル」が起こると書かれていた。アプヒーヴァルとは、新発見者クロケット氏が原句を英訳した言葉で、ゲリラや反撃勢力などの蜂起・激動・動乱などの意味。ここから割り出すと、ノストラダムスの原句はおそらくスレーヴマン(soulèvement・地の底からもりあがるような動乱)だ。(*12) 見たこともない原文を推測してのけるというのは、随分ともっともらしく見えるが、そもそもノストラダムスの詩にはスレーヴマンという単語は一度も使われていない(*13)。 ふつうこういう場合は、その人物が生前よく使っていた言い回しなどから推測するものではないだろうか。 最後の秘詩 五島は『ノストラダムスの大予言III』では、詩百篇第10巻65番を「最後の秘詩」と位置付けて大々的に扱っていた。 しかし、この本では、第10巻65番は「ほかの重要な詩」という微妙な位置づけになっている(*14)。 それに対し、この本では「最後の秘詩 ―― 一巻六四番」という小見出しが登場する(*15) (なお、この小見出し、本文に登場するが目次には登場しない。その辺りのページ割が目次と本文とでズレていることなどからして、ソ連解体から出来るだけ近い時期に出そうとしたことによる混乱などがあったのだろうか)。 では詩百篇第1巻64番こそが今度こそ正真正銘の最後の秘詩かというと、そうではない。 次巻である『ノストラダムスの大予言・地獄編』にも別の複数の「秘詩」が登場するのだ。 五島の本における、「最後の秘詩」の扱いの軽さがよくわかる。 書誌 書名 ノストラダムスの大予言・残された希望編 副題 世界破滅を防ぐ日本の使命 著者 五島勉 版元 祥伝社 出版日 1992年2月25日 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Nosutoradamusu no dai-yogen, nokosareta kibou hen (trad. / Les Grandes Prophéties de Nostradamus, pour l'espoir qui reste.) Sous-titre Sekai hametsu wo fusegu nihon no shimei (trad. / La mission du Japon pour éviter la fin du monde.) Auteur GOTÔ Ben Publication Shôdensha Lieu Tokyo, Japon Date le 25 février 1992 Note Examen des quatrains I-48, I-64, II-92, II-93, II-95, II-96, III-95, III-97, IX-91, IX-94, IX-97, IX-98, IX-99, X-72, d'un faux quatrain de Crockett. ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/417.html
553 :624ストライくレイヴン[]:2010/11/08(月) 04 17 41.45 ID WEE28/JC0 エピローグ~ 一ネウロイの巣との決戦から3日後 ネウロイの瘴気によって動かなくなったネクストは、俺の要望によって動力部だけを海に投棄し 機体の残りの部分は整備班へのせめてもの恩返しと言うことで解体し解析する事に同意した。 そして今日機体の解体作業が始まり、俺はその作業がよく見えるテラスに座り込んでそれを眺めていた。 俺「はぁ…これからどうしようかな俺」 ミーナ「あら、こんな所で縮こまってどうしたの」 俺「ミーナこそ、書類仕事終わったの?」 ミーナ「ええ、やっとね。事後処理にはいつも参るわ。でもこれでしばらくはゆっくり出来そうよ」 俺「俺、暇なのに手伝えなくて悪いな」 ミーナ「これが私の仕事だもの。それにしても3日経ってもまだ顔が赤いわね。大丈夫?」 俺「帰ってくるなりトゥルーデに思いっきり張り倒されたからなぁ…まだ痛い」 俺「他にもハルトマンには腹に頭突きされるし、ペリーヌには電気ショック食らうし」 俺「エイラには背中を蹴っ飛ばされるし、[[シャーリー]]には窒息させられそうになるし」 俺「ルッキーニはノリでドロップキックするし、サーニャとリーネにまで頭にチョップされるし」 俺「宮藤は治療してくれないし…少佐だけは何もなかったけど、いまだに全身痛いよ」 ミーナ「美緒は半分は自分の責任だと思っているから…でも他のはあなたの自業自得よ」 ミーナ「私だって本当はあの場であなたを張り倒したかったんだから」 俺「うぅ…本当にごめん。反省してます」 554 :もっさんと幼馴染みの俺[]:2010/11/08(月) 04 18 21.71 ID K0HzLCxbO 乙~。 さて俺も前1に負けぬようまだまだ書き溜め頑張るか!! そしてストライさん、頑張れ~!! 555 :624ストライくレイヴン[]:2010/11/08(月) 04 21 38.05 ID WEE28/JC0 ミーナ「私にあんなに心配かけて…本当は自爆するのが泣くほど怖かったくせに。ふふふ」 俺「わーわー!本当に許して。時間が経てば経つほど、恥ずかしさがこみ上げて来るんだよ!」/// ミーナ「嫌よ。私は殴ったりしないかわりに、しばらくはこの事であなたにしっかり反省してもらいますからね」 俺(いっそ殴って終わりにして欲しいよ…) ミーナ「それで、あなたはここで何をしていたの?」 俺「…あの機体に乗るのって、ウィッチと同じで一つの才能だったんだ。 けど機体が解体されて、俺にはもうそういった才能がなくなったんだって思ったら」 俺「これから自分が何をすればいいのかわからなくって…ただ飯食らいになるのも嫌だし ひとまずここに置いてもらうために自分に何が出来るのか考えてたんだけど…」 ミーナ「何か出来そうなことはあった?」 俺「う~ん身辺警護とか、基地の保安員とか?白兵戦やゲリラ戦にはそれなりの経験と自信が…」 ミーナ「あなた、もし警護対象者の家の玄関に爆弾が仕掛けられていたらどうする?」 俺「…爆弾は一箇所とは限らないから、玄関だけじゃなくて家ごと全部爆破解体!」キリッ ミーナ「…そんな危ない(守られる側が)任務はあなたに与えられないわ…この基地の司令官として」 俺「えー」 ミーナ「他には?」 556 :624ストライくレイヴン[]:2010/11/08(月) 04 25 27.88 ID WEE28/JC0 俺「俺は宮藤みたいなおいしい料理は作れないしな…」 ミーナ「あら、私あなたの料理好きよ」 俺「あれ、俺ミーナに作ったことなんてあったけ?」 ミーナ「実は以前シャーリーさんに作ったのが気になって、残りを後でこっそり食べたの」 俺「でもシャーリーには大不評だったぞ…」 ミーナ「でも私はおいしかったわよ」 俺(そういえば、前誰かにミーナの味覚はおかしいって聞いてたっけ…あれが美味い俺も人のこと言えないけど) 俺「…でも、ミーナだけでみんなが美味しいと思えるようなものは作れそうにないんだよ」 ミーナ「じゃあ、私の専属料理人はどうかしら」 俺「うっ…大変魅力的ですが、なんか囲われた愛人みたいなんで遠慮します」 ミーナ「そう…」 俺「うーん…学校もろくに行ってないから学もないしなぁ」 俺「まさか学校に行っていない事を後悔する日が来るとは思わなかった…」 俺「後は独学だけど機械関係か…でも自分の世界の機械知識がメインだから、魔法力関係の技術とか全然わからないんだよな」 俺「となると…あとは雑用くらいしか…はぁ」 ミーナ「別にいいんじゃない、雑用でも」 ミーナ「人生はまだまだ長いもの。今は雑用でも、きっとそのうちあなたのやりたい事が見つかるわよ」 俺「…そういう考え方もあるか」 557 :624ストライくレイヴン[]:2010/11/08(月) 04 27 18.34 ID WEE28/JC0 ミーナ「あなたと私たちウィッチは本当によく似ているわ」 ミーナ「特別な才能のおかげで、学校も卒業しないうちから戦場で戦って…」 ミーナ「でも、生き残って大人になる頃にはその才能もなくなって、一般社会に戻らないといけない」 ミーナ「あなたは私達より先を歩いていて、私達より早くそれを迎えてしまっただけ。 いずれ私もあなたのようにただの人に戻るんだから…あなた一人で悩むことはないわ」 俺「…ミーナはウィッチじゃなくなったら、何かやりたい事とかあるのか?」 ミーナ「前は歌手になりたかったわ…でも、いざその時を迎えたらきっとあなたの様に迷うと思う」 ミーナ「特にあなたのおかげで、私一人では出来ない選択がたくさん出来るようになってしまったもの… どんな選択をするのか自分でも本当にわからないわ。ふふふ」 俺「?」 そう言うとミーナが突然俺の襟首を掴んで後ろから床に引き倒し、そのまま俺に馬乗りになった。 俺「うわっ」ドサッ ミーナ「雑用でも、なんでもいい…だけどちゃんと私のそばにいて待ってて、私がただの女に戻るその日まで」 そして、ミーナがそのまま顔を下ろし二人は唇を重ねた。 俺「…むぐっ…ちゅ…ちゅぱ…ふっむ…」/// ミーナ「…はぁ…はぁ」/// 俺「…ど、どうしたんだよ急に」/// ミーナ「そ、その…ネウロイの巣への攻撃作戦の決定からずっと…ふ、二人っきりになれなかったから」/// 558 :624ストライくレイヴン[]:2010/11/08(月) 04 28 54.22 ID WEE28/JC0 俺「そういえば…ずっと準備とかでてんてこ舞いだったっけ。戦いの後も、お祝いやら書類仕事やらで…」 ミーナ「だ、だから…その…いろいろ溜まってるのよ!」/// ミーナは俺の胸に顔を隠しながら、必死で声を張り上げる。 俺(耳…真っ赤だな…) 俺「…そ、その…俺も続きしたいんだけど…」/// ミーナ「…うん」/// 俺「…ここ、外から丸見えだし…石畳で背中も痛いから」 俺「ベ、ベッド…いく?」/// ミーナ「…な、何で疑問系なのよ…ばか」/// その日は昼間にも関わらず、基地のどこかから変な声が聞こえてきた…らしい。 次の日― 宮藤「ど、どうしたんですか。二人とも腰が痛いなら私が治しますよ!」 俺「まだ、みんなにしばかれた所がすこし痛むだけだから…だ、大丈夫!」 ミーナ「わ、私もちょっと昨日書類仕事で張り切りすぎただけだから、大丈夫よ宮藤さん!」 ハルトマン「だめだよ宮藤~あの痛みは二人の愛の勲章なんだから」ニヤニヤ サーニャ「///」コクコク 坂本「こ、今回は魔眼を使ってのぞいてなんていないぞ!断じてしていないからなっ!!」 俺&ミーナ「ば、ばれてる…」/// 559 :624ストライくレイヴン[]:2010/11/08(月) 04 30 06.51 ID WEE28/JC0 エピローグ2~ここからは完全な冗談です。ACネタわからないと意味フですので注意。 整備班A「それにしても、やっぱり動力部の解析もしてみたかったですね」 整備長「仕方が無いだろ、軍曹さんにもし動力部を海に捨てなかったら、整備長とはいえ許さないってすごい剣幕で言われんただからよ」 整備長「まぁ、他の部分からも学ぶことはたくさんあるんだ。そんなに落ち込むな」 整備長「だから、バラシた所もしっかり組み立てられるようにしとけよ!」 整備班「了解!」 整備長「お前もだぞ、若いの!きいてんのか?」 若い整備班「…大丈夫です」 整備長「ならいいけどよ」 若い整備班「…」 若い整備班(この機体…動力部はもう無いけど、駆動系は生きてるんだよな…) 若い整備班(動力部は魔導エンジンで代用すれば…) 若い整備班(こいつ…動くぞ) その頃基地上空― [[???]]「どこだここは…」 ???「おかしいな…俺はさっきまで民間人を1億人ほど虐殺していたはずなんだが」 ???「こんな…空気中にコジマ粒子の全く存在しない場所が、まだ残っていたのか?」 ???「下の方に…滑走路かあれは…とにかく人工の建造物のようだ…」 ???「まあいい、降りてみるか。気に入らなければ破壊するまでだ…」 この後、たった一人のレイヴン(リンクス)によって第501部隊は深刻な出血を強いられる。 人類種の天敵とすら呼ばれた彼は史上最も多くの人命を奪った個人でもある。そんな彼に対して ストライクウィッチーズはこれからどう戦うのか…
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1007.html
1560年ないし1561年に出版された『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は、パリの業者バルブ・ルニョーが手がけたものである。 伝聞 この版は現存しない。確認できる範囲での最も古い言及は、19世紀の書誌学者ブリュネの『書肆と愛書家の手引き・補遺』第2巻に見ることができる。 内容に関する研究 ダニエル・ルソ、ミシェル・ショマラ、ロベール・ブナズラといった代表的なノストラダムス書誌学者は、いずれもこの版が1588年から1589年に相次いでパリで出された版の元になったと推測している。 そのため、正式名はそれらと同じく Les Propheties de M. Michel Nostradamus ;Dont il y en a trois cents qui n'ont encores esté imprimées, lesquelles sont en ceste presente edition. Reueues additionnees par l'Autheur, pour l'An mil cinq cents soixante un, de trente neuf articles à la derniere Centurie. ミシェル・ノストラダムス師の予言集未刊であった300篇を含み、著者によって最後の百詩篇の39篇に1561年向けの改訂・追補が行われた版 であったとされている。 内容についても同じで、「1557年3月1日」という日付の入った第一序文、百詩篇第1巻1番から第6巻71番までと、補遺篇である第7巻72番から83番までと第8巻1番から6番までという構成だったと考えられている(*1)。 この点、7巻までだったとするブリュネの証言と若干食い違うが、第8巻は6篇しかなかったため、見落とされたなどの可能性もあるだろう。 関連項目 ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ニコラ・ロフェ未亡人、1588年) ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (シャルル・ロジェ、1589年) ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ピエール・メニエ、1589年) ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ピエール・メニエ、刊行年不記載) ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ピエール・メニエ、1610年)
https://w.atwiki.jp/numasei/pages/669.html
「ふへへ!ストラ様だぞ!敬え!崇めろ!かまえ!」 名前:ストラ 種族:ムーランド(♀) おや:シグマ ポケモンWプレイで最序盤で実は使い捨てになるはずが 予定が変更され使い続けられた挙句強烈なキャラ設定がついたいろいろといわくつきの子 とにかく自由奔放、天真爛漫でテンションが高い おふざけが大好きで活発に動き回る 人にちょっかい出すのが好きで誰とも親しくするが絡みすぎて相手から嫌がれることもしばしば ふざけ方もその場のノリだけのような意味不明なものから芝居がかったようなものまで幅広い 基本みんな好きだが絡んで一番嫌がる反応をするツミレが一番好き 嫌がってるともっと絡みたくなる厄介な性格 逆に常に冷静で反応が薄いニトロは少し苦手 いかく ハーデリア時代 かまってほしがり