約 2,496,682 件
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/403.html
ストライくレイヴン1 俺「ストライクウィッチーズだな」 705-724 作者ID:Evk9nzo60 705 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22 25 58.60 Evk9nzo60 注意点 ※このSSはアーマードコア4以降のネクストと呼ばれる巨大メカが出てきます そのため作品の雰囲気をぶち壊す可能性があります ※ネクストの動きはACを知らない人はプレイ動画あたりをみて脳内補完してください ※コジマ粒子やプライマルアーマーなどの専門用語は作中で説明するつもりですが、わからなければwikiでも見て補完してください ―海上にて 俺「それにしてもひどい目に遭った…。あんな巨大なコジマ爆発に巻き込まれるなんて…。」 俺「今まで出来るだけリスクは負わないようにしてきたってのに…クソ…」 コクピットから見える機体の腕部は装甲が剥がれ落ち、中で火花が散っている。 俺「既にプライマルアーマーもなくなったか…」 俺「けどブースターは順調に稼動中…移動するだけなら問題なさそうだ…けど」 俺(いったいここはドコなんだよ?砂漠にいたはずなのに気が付けば一面周りは海だし、座標もまったくわからない。もう数十時間以上経過してるのにオペレーターも応答しないし、衛星も応答しないなんて…このままじゃ俺の方が先に飢え死にするぞ…) 俺「おーい誰かいーませーんかー…って、いるわけないか…」 無線『…ピー…ガガガガ…宮…ひだ…どうす…ネウ…イ…ガガガ…装甲…無…だ』 俺「ん…何だ急に?な…なんだこりゃ、こんな無線をいまどき使ってるやつがいるのか?」 (どこかの民間船の無線か何かか…?とにかく発信源は…ここからおよそ20km先…この距離でこの高度からじゃ視認は無理だな。レーダーも破損して精度がかなり落ちてるし…いきなりこちらから交信をするのは危険すぎる…) 706 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22 27 49.17 xwXy3SoRP 瘴気(コジマ)を撒き散らす悪魔キター 707 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22 30 14.05 Evk9nzo60 無線『少佐…だ…や……大丈…か…くそ…うおおお…下から…まわりこ…』 俺「…この叫び声からすると向こうもただ事じゃなさそうだ…でもどうせこのままじゃこっちもいずれ飢え死にだし…一か八か行ってみるか。」 俺(ただこれ以上必要以上のリスクを負うのは御免だ…よし) 俺は機体を半分以上海中に沈め、頭部だけを海上に出して目立たないようにして距離を縮める。 「機体がこんな状態だけど…水没なんて事だけは勘弁して、もう少しだけがんばってクレよ俺のネクスト。」 俺「な…なんだあれは…」 (生身で空を飛んでいる女の子が、巨大な魚のような形をした黒い塊と…戦ってる?) 俺「新開発された巨大兵器かなんかか…?だけどあの生身の女の子はいったい…」 俺(あー…ついに俺もコジマ汚染されすぎて頭おかしくなったのかな…それともAMSに精神やられすぎて幻覚が見えるようになったのかな…) 708 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22 32 13.24 qYlIj3v00 ネウロイの瘴気とコジマ粒子のぶつかり合いか 胸が熱くなるな…… 709 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22 36 21.33 Evk9nzo60 その時、黒い塊から放たれた一本の赤い光が俺の機体のすぐそばの海面に着弾した。 どばぁぁぁぁん 俺「うわ!!」 俺「くっそー…やっぱり幻覚じゃないみたいだ。今あんなの食らった一発で水没だ」 俺「とんでもないとこにきちゃったな…こんなとこ長居は無用だ、見つからないうちにはやいとこ逃げ逃…」 無線『っくそ…もうどうにもならんのか…。』 『あきらめちゃだめです!この海の向こうにはロマーニャの人が大勢いるんです!』 『でも、もう弾も魔力も限界ダゼ…あいつの装甲硬すぎるゾ』 『だがここで撤退するわけにもいかん!増援はまだか!』 『まだ30分はかかるわ…いったいどうすれば…』 俺「…あいつら…この声と見た目からすると20代…いや10代の女の子か…?」 710 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22 41 38.84 Evk9nzo60 (無線からすると彼女たちの戦況は相当悪いらしい…年は俺とほとんどかわらない女の子…) (しかし、もし彼女達が敵陣営だったら…もし捕まったらどうなるか…。) (だが、金にはならないが今必死で戦い生き延びようとしている彼女たちを放って逃げていいものか…) (そういえば俺もあの時、仲間に裏切られて敵地で孤立。死を覚悟したっけ…あいつらも今…) …。 俺は左手に残された唯一の武装であるレーザーブレードを見ながら深く息を吐く。 俺「はぁ…ま、たまにはこういうのも悪くないか…。いかつい企業の重役に尋問されたり、マッドサイエンティストにモルモットにされるくらいならカワイイ女の子に捕まるほうが百倍マシ…だよな」 711 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22 47 59.23 Evk9nzo60 キイイィィィィィィン 俺「どけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 坂本「な、なんだこの声は!」 ペリーヌ「う、うしろですわ少佐!危ないっ!」 ―キィィィィーぶおおぉぉぉぉ 坂本「うわぁ!」 宮藤「大丈夫ですか坂本さん!」 坂本「あ…ああ、なんとかな…だが…な、なんだあれは」 俺「見たこともない機体だが、最大出力のレーザーブレードで一刀両断にしてやれば…」 俺「うおおおおおおおおおおおおおお」 ―ガリガリガリガリ シャーリー「すっげえー!あの硬いネウロイの装甲をすれ違いざまに一気に切り裂いたぞ!」 712 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22 51 00.57 ID IlT58P5T0 し、ししししえん 713 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22 51 50.27 ID kMIN3+xd0 支援 714 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22 53 32.86 Evk9nzo60 ミーナ「な、なんてパワーなの…」 俺「ふぅ…不意打ちが効いたな…反撃もされずに一気に決めれた……?」 俺「な、何だ…切り落とした部分から再生…してるのか…」 坂本「ダメだ!今の攻撃では奴のコアは破壊できていない!!」 俺「おいおい…こんな魔法みたいな事できるのかよこいつ…ははは、せっかく息巻いて飛び出してきたのにどうしよっかな…」 バルクホルン「何なんだあの機体は…以前のウォーロックに似ているようにも見えるが」 サーニャ「おそらく違います…ウォーロックの時のようなネウロイの気配はまったく感じません」 バルクホルン「では味方と判断していいのか?」 サーニャ「それは…」 715 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22 59 45.39 Evk9nzo60 キイィィィン―ズバ!…ズバ! 俺「くそ!切っても切っても再生する!どうなってるんだ!」 俺『おい!そこのあんたら!ぼけっとしてないで早く逃げろ!あんたらがやられそうだったのが無線で聞こえたんで助けに来たんだ!』 俺『さっきから再生されて完全に倒せないにしろ、あんたらの増援が来る30分ならなんとか持たせられる、ひとまず逃げろ!』 ハルトマン「おーしゃべった、しゃべった!」 ミーナ「人が乗ってるの…?でも、もしかして…あれはネウロイの倒し方を知らないんじゃないのかしら?さっきからコアをまったく狙っていないわ」 俺『なにしてるんだ!早く逃げろ!』 坂本『おい!聞こえているか!お前は何者なんだ!それに奴を切り刻むならコアをやれ!お前のその火力なら装甲ごと一撃で切断できるはずだ!』 俺『コア?何だそれ?』 716 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23 05 21.96 Evk9nzo60 宮藤『ネウロイの心臓のようなものです!今はそのネウロイの左のヒレの先にあります!ネウロイはコアを破壊しないと再生し続けるんです!』 俺『…了解した、やってみる…』 坂本『ちょっと待て!お前はいったい何者なんだ!』 俺『…えー、それは後でおいしいディナーでもしながらじっくり話さない?』 キイィィィィ― 坂本『お、おい!待て!質問に答えろ!』 ビュン― 俺「なるほど、そういうカラクリだったのか…はは、それなら…」 ギュウゥゥゥ シャーリー「一気に上昇したな…何をする気だ?」 717 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23 09 10.99 Evk9nzo60 俺「なんのことはない…」 ヒュウゥゥ― 俺「加速をつけてたたっ斬るだけだッ!」 ―バシャアァァァァァァァン 全員『きゃあああああああああああああ』 俺「…ヤ、ヤバイ…やりすぎた…」 ペリーヌ「ぜ、全身ずぶぬれですわ…バチバチ」 シャーリー「助かったはいいけどひどい目にあったな…へっくちっ」 ハルトマン「ねむい…おなかすいた…」 718 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23 15 26.69 Evk9nzo60 俺『…えーできればこのまま何も聞かずに行かせてほしいんだけど。あと食料を分けてくれるとなお有難い。恥ずかしい事に腹ペコなんだ』 俺は腕組みをした眼帯の女性をはじめとした十人前後に機体の周りをすっかり囲まれていた。 坂本「そうはいかん、ディナーの約束をしたのは貴様の方だ。しっかり付き合ってもらうぞ。まぁ助けてもらったんだ、そう悪いようにはせん安心しろ。それに腹が減ることは恥ずかしいことなんかではないぞ?」 (どうする…少し探ってみるか) ペリーヌ「もし、このまま逃げようとすればここから見える配線を電撃で焼ききりまわ!こんなにびしょびしょにしてくれて風邪でも引いたらどう責任をとってくれますのっ!」 俺『…ひとつだけ聞きたいことがあるんだがいいか?』 ミーナ「答えられる範囲でなら答えます」 719 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23 19 57.76 Evk9nzo60 俺『あんたたち、レイレナード、アクアビット、GA…そういった企業とはどういう関係だ?』 全員「???」 宮藤「そんな会社の名前聞いたことありませんよね…?」 バルクホルン「私もそんな企業は聞いたこともない」 俺(まぁ、なんとなく予想は出来てたけど…それに彼女達の反応に何かを隠してる雰囲気もない…) 俺『わかった。あんた達の指示に従うよ』 サーニャ「私からもひとつ聞きたいんですが…」 俺「俺に答えられることなら、どうぞ」 【 722 】 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23 25 25.79 Evk9nzo60 サーニャ「あなたは人間なのですか?」 俺『ああ、そうだ。この大きな鉄の塊を操って動かしてる。中には人間、つまり俺が乗ってる』 シャーリー「へぇ〜その声からすると男だよな〜顔、見せてくれよ!」 俺『…もう少し待ってほしいんだけど…』 ミーナ「なぜです?なにか見せられない事情でも?」 俺『もう何十時間もこの中にいるから…その…汗臭いんだ…出来れば後で風呂かシャワーに入れてくれないか…』 ストライくレイヴン2へ続く
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1955.html
『ノストラダムスの遺言書』は、1983年に二見書房から刊行された著書。 ダニエル・ルソのLe Testament de Nostradamus の翻訳だが、監修者の流智明(未作成)によって大幅に省略や改変がなされている。 なお、この文献では著者は「ダニエル・ルゾー」と表記されている。 監修者である流智明の名前はあるが、訳者の名前はない (監修者の流智明は、あとがきでフランス語が読めないと述べているので、彼自身が訳したとは考えられない)。 【画像】カバー表紙 内容 序章を入れれば全7章の構成である。 序章 人類はすでに滅亡の準備を始めている 第1章 遺言書によって初めて暴かれる予言の謎 第2章 息子セザールへの手紙に隠された秘密 第3章 ノストラダムスは偽名だった 第4章 予言詩を解く一八の鍵 第5章 一九八五年七月救世主セザール誕生 第6章 これが地球脱出計画だ 大まかな対応を示すと、第1章は原書の第1部、第2章と第3章が原書の第2部、第4章が原書の第3部に対応している。あくまでも大まかな対応関係であり、原書と比べて省略されている箇所や改変されている箇所もかなりある。 残りの章は (「セザール」という救世主の誕生などにふれた長々としたシミュレーション小説の部分なども含め) 日本語版独自の章で、そこで扱われている詩篇のいくらかは、原書ではまったく違う文脈で取り上げられている詩の流用も見られる。 原書にはないいくつかの写真が掲載されているのは良い点かもしれないが、その代わりに原書にあった貴重な手稿や古版本の写真などには、割愛されてしまったものもかなりある。 コメント 高く評価されている「書誌編」をすべて削った上で、むやみに滅亡を強調するような章を大幅に書き足しているので、訳書として評価できるようなものではない。 「書誌編」 が削られてしまったのは、日本のノストラダムス現象にとっては実に不幸なことであったと言わざるをえないが、逆にいうと、日本のノストラダムス現象がいかに歪んでいたかを示す好例でもある。 また、ノストラダムスの遺言書・遺言補足書の日本語訳を読める唯一の文献でもあったが、その翻訳には省略が多く、要約的に訳した箇所での誤りも散見される。 同じく、セザールへの手紙の全訳が掲載されている数少ない日本語文献のひとつではあったが、フランス語版原書に掲載された原文はオリジナルの原文ではなく、オリジナルをスペイン語訳したものをさらにフランス語に訳し直したという代物なので(*1)、原文からかけ離れた箇所も少なくない。 ダニエル・ルソの信奉者的解釈は、海外でも特に高く評価されているようには見受けられないが、それでも日本語版の質を元に評価されたのでは、彼もたまったものではないだろう。 たとえば、加治木義博は日本語版のあいまいに訳されていた箇所(*2)について、「どうやらリュゾ氏とその本の訳者は、天文学や暦学、占星術などに暗いらしい」(*3)と批判していたが、原書と対照すれば、かなり曖昧で誤解を招きやすいが誤訳とまではいえない箇所を加治木が早合点しただけで、その批判が的外れであることは容易に確認できる。 再版 1986年に『天から恐怖の大王が降りてくる - ノストラダムスの遺言書』と、よりセンセーショナルに改題され、滅亡を強調するような章が追加された。 発行部数 『SPA!』1991年3月20日号に掲載されていた公称発行部数は14万部とされていた。そのリストにはのちの改題版が含まれていないので、改題版を含めた数字の可能性もある。 また『日経エンタテインメント!』調査(1997年)(*4)では18万部とされているが、その刊行年が1986年とされていることからすると、こちらは改題版が考慮されているはずである (初版と改題版をあわせた数値なのか、改題版のみの数値かは不明)。 書誌 書名 ノストラダムスの遺言書 著者 ダニエル・ルゾー 監修者 流智明 版元 二見書房 出版日 1983年3月10日 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Nostradamus no Yuigonsho (traduction / Le testament de Nostradamus) Auteur Daniel RUZO Directeur NAGARE Tomoaki Publication Futami shobô Lieu Tokyo Date le 10 mars 1983 Note Traduction d’extraits en japonais du livre de Daniel Ruzo, Le Testament de Nostradamus, 1982 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/131253.html
アグネスフォンブラウンシュヴァイクグルーベンハーゲン(アグネス・フォン・ブラウンシュヴァイク=グルーベンハーゲン) ポメラニア公の系譜に登場する人物。 関連: バルニムサンセイ (バルニム3世、夫)
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2586.html
ノストラダムス予言の主題別索引 ノストラダムスの予言にはさまざまな主題が登場する。ここでは、主な主題ごとに索引をまとめる。 それぞれの索引で詩篇が重複する場合がある。なお、以下に掲げる以外にも、「暗殺」「弑殺」「戦争」「反乱」など、いくつかのテーマを析出することは可能であり、場合によっては付け加えていくことになるだろう。 悪天候 異教徒 飢餓 驚異(怪物、幻覚、怪雨、流星・彗星など)落雷は当時の感覚では「驚異」に含まれるが、「悪天候」の項目に。 星位 天災(地震、洪水、旱魃など)嵐や落雷は「悪天候」に 病気 関連項目 災厄の三要素 特定の単語あるいは地名の出現箇所は以下も参照のこと(ただし、網羅的なものではない)。用語集 地名一覧 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/113119.html
ルイーゼマルガレーテアレクサンドラヴィクトリアアグネス(ルイーゼ・マルガレーテ・アレクサンドラ・ヴィクトリア・アグネス) ルイーゼマルガレーテフォンプロイセンの別名。
https://w.atwiki.jp/twmistral/pages/31.html
ミストラルサーバーとは 2012年6月7日に行われたサーバー統合メンテナンスにより誕生したサーバー。 オルランヌ・レコルダブル・ネニャフルの3サーバーがミストラルに統合された。
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1361.html
(*1) 基本データ 作品名 Michel Nostradamus, médecin et astrologue à 58 ans 日本語訳 医師にして占星術師ミシェル・ノストラダムス58歳 作者 ピエール・ヴェリオ(Pierre Woeiriot) 作成時期 1562年 様式 版画 サイズ 直径 12 cm 所蔵先 フランス国立図書館 コメント ピエール・ヴェリオはノストラダムスと同時代の彫刻家。イタリア、フランスなどで活動したが、リヨンに住んでいた時期があることから、ステファヌ・ジェルソンはノストラダムス本人と出会っていた可能性を指摘した。 それが極端な想定であるとしても、ノストラダムス存命中の肖像という点で重要だろう。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/407.html
俺「ストライクウィッチーズらしい」 839-848 839 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 23 05.91 ID C4ViCRfG0 ハンガーに帰還― 俺(今度はハンガーの天井にこすらないように入らないとな…) ガチャンガチャン… バシュー… 俺「ふぅ…」 坂本「二人ともご苦労だったな。やるじゃないか俺。まさか初対戦でバルクホルンに勝つとは思わなかったぞ」 宮藤「本当にすごかったです俺さん」 俺「ほとんどまぐれですよ。いくら一週間前に説明したとはいえ、実際には大尉は俺の機体の性能を今日はじめて見たんですから」 バルクホルン「そんなことはないぞ」 ペリーヌ「バルクホルン大尉!?」 バルクホルン「お前だって私たちの戦い方を今日[[初めて]]目の当たりにしたはずだ。それに実戦じゃ常に敵の能力は未知数だ。私に勝ったお前は充分戦力になるとわかった」 バルクホルン「ようこそ第501部隊へ」 スッ バルクホルン「どうした?お前の世界では仲間に握手を求める習慣はないのか?」 841 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 27 41.80 ID C4ViCRfG0 俺「い、いや。そんなことない…。こちらこそよろし…」 俺(うっ…なんだ…めまいが…) ふらっ… [[シャーリー]]「お、おい大丈夫か?」 坂本「あんな特殊機動をしたんだ。体に相当負担がかかってるんじゃないのか?」 俺「い、いや。つまずいただけです。あんな機動をするんで対G関係の軽減装置は大量についていて、外から見るほど身体的ダメージはないんですよ」 エーリカ「ふーん」 俺「あらためてよろしく。みんな」ニコッ ルッキーニ「ねーねー今日こそは俺の歓迎会やろーよー」 シャーリー「そういやすっかり忘れてたよなー。やろーぜ、やろーぜ。なぁいいだろ中佐?」 ミーナ「…そうね。ずいぶん遅れてしまったけどやりましょうか」 ルッキーニ「やったー今日はごっちそーごっちそー」 俺「あのー、それって今日やるんですか…?」 842 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 32 42.02 ID C4ViCRfG0 エーリカ「あったりまえじゃーん?俺は嫌なの?」 俺「いやー…実はさっき海中に潜ったんで、機体の中に残った水抜きと浸水箇所のチェックをしないといけなくて… この機体を一番知ってるのは俺なんで、俺がやらないと」 坂本「…それじゃあ仕方ないな。また今度にするか」 ルッキーニ「えーそんなぁ…」 シャーリー「まぁまぁ、少佐もまた今度って言ってるんだし。なっ、ルッキーニ」 ルッキーニ「うじゅぅ…」 宮藤「で、でも私今日はいつも以上に腕によりをかけて俺さんのためにお料理作りますね」 俺「それで頼むよ、ごめんな」 バルクホルン「…」 俺「どうしたのさ?」 バルクホルン「い、いい加減手を離してくれないか…///」 俺「やだ」ニコッ 843 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 37 36.03 ID C4ViCRfG0 エーリカ「ヒューヒュー。おあついねーお二人さーん」 エイラ「サ、サーニャ見ちゃだめダ!」/// ガッ サーニャ「な、何するのエイラ?」 ペリーヌ「ふ、不潔ですわッ」 バルクホルン「ど、どういうつもりなんだ俺!」 俺「いや、賭けの約束を忘れて逃げられちゃこまるなー…って思って」 バルクホルン「な、なんのことだ…?」 シャーリー「あれれー?カールスラント軍人が一回した約束を反故にするなんていいのかぁ~?」 バルクホルン「なっ!?お前らあの無線の内容をきいていたのか?!」 エーリカ「ここにいる全員聞いてたよー?」ニヤニヤ 俺「さーて証人もいっぱいいることだし何をしてもらおーかな」 俺「これから今日一日俺のことをお兄ちゃんと呼んでもらうとか、女装させられたお返しに男装してもらうとか…」 バルクホルン「ふ、ふざけるなっ!男装はともかく、おっお前のほうが私より年下じゃないか!」 俺「じゃ、男装はいいの?」 844 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 42 58.79 ID C4ViCRfG0 バルクホルン「き、貴様というやつは…」 ピョコン 俺「ちょ、ちょっと待って!!それは…ヤメテッ!?い、いてててたたたた…て、手が握りつぶされる…」 バルクホルン「もっと、マシで健全的なお願いはないのか~?え?どうなんだ~?」/// ギリギリギリギリ… 俺「わ、わかりました。今日これから機体の整備するの手伝って下さいっ! 、装甲を動かして水を抜かないといけないんで、トゥルーデのこの馬鹿力があると助かるんです!!是非お願いしますっ」 バルクホルン「ふん、マシなお願いもあるんじゃないか。最初から言え。馬鹿者が」 みんな「はははははは」 俺(馬鹿力とか、トゥルーデって言っても怒らなかったな…本当に認めてくれたみたいだ…) 俺「は、はははははは」 坂本「じゃあ、夕食の時に皆で食堂に集合だ」 ―夜、ハンガーにて 俺「もう大体終わったんで、先帰ってくれていいよトゥルーデー」 845 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 47 51.28 ID C4ViCRfG0 バルクホルン「お前はどうするんだ?」 俺「最後に電装系のチェックだけコクピットでやってから行くよ」 バルクホルン「わかった。それにしてもたった一度の出撃でこれほどの整備が必要とは…大丈夫なのか?」 俺「本来こいつは大量の人材と設備をもってしてやっと運用できる代物だから。 でも海水につかったりしなければ、普段の整備なら今日の半分以下の時間で充分さ」 俺「あと、出来れば先にお風呂に入らせてもらってから行きたいから、そうだな… もし6時半までに食堂に行かなかったら先に食べててくれていいって皆に伝えておいてくれないか?」 バルクホルン「それも承った。貴様が一番風呂とは気に食わんが…」 俺「しょうがないだろ中佐からの命令なんだから。みんなと鉢合わせないようにって」 バルクホルン「そうだったな。俺もほどほどにしておけよー」 846 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 52 40.57 ID C4ViCRfG0 食堂にて― ミーナ(彼は驚くべきスピードで皆と打ち解けている…本来なら隊の結束の面から喜ぶべき事のはずなのに…) ミーナ(私は今日のように彼が皆と打ち解けている姿を見ても…そんな気持ちにはなれない… むしろ今日のような彼の笑顔を見るたびに胸が苦しくて仕方なくなる…) ミーナ(彼は自分を雇ってくれといった…でも、それが本当に彼の意志によるものだったのかどうか…) ミーナ(私は…この世界にたった一人で迷い込んだ寄る辺もない、この世界の理も何も知らない彼の弱みにつけこんで 彼を無理矢理私たちの戦いに巻き込んだだけではないのかしら…) ミーナ(いいえ…実際にその通りだわ…) 848 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03 56 28.71 ID C4ViCRfG0 ミーナ(だから彼が何もわからないうちに…あんな異常なことがあった初日にもかかわらず… 上に報告したらどうなるかを匂わせて、いかに私達が彼にとって都合のいい存在かを強調して彼を誘導した…) ミーナ(私達にはそれぞれこの世界に生きるものとして、[[戦う理由]]と責任がある… でも私はこれまで彼の戦ってきた理由も聞かずに、全く違う世界の自分たちの戦いに命を懸けさせている…) ミーナ(本当に彼は心から私達と戦う事に了承しているの…? 他に行く所が事がないと自分が誘導したために、甘んじて私達と戦っているだけなんじゃないの…?) ミーナ(私は、皆を守るためなら悪魔とでも取引するといったけど…私自身が悪魔となって彼と取引したんじゃないの…?) ミーナ(最低ね…私。まるで、伝承の中の人をだます悪い魔女みたい…) ストライくレイヴン6へ続く
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1332.html
『ノストラダムス大予言は贋作だった』は、ジョセフ・サビノによるノストラダムス解釈書。白崎綾子訳で、1992年に株式会社経済界から出版された。スペイン語から直接日本語に訳されたノストラダムス本としては、唯一のものである。 内容 日本語版の題名にもあるように、ノストラダムス予言は、より前の時代の別の「大予言者」の予言をもとに作られたものに過ぎないという仮説を展開した。 彼の仮説では、真の大予言者は6世紀にアンデスに降り立った異星人アマルで、ノストラダムスは、アマルがラテン語で書き、フランスの洞窟に隠していた予言書を手に入れて剽窃したに過ぎないという。 この仮説を導くにあたり、サビノはヨーロッパ中の図書館を巡り歩いて『予言集』の古版本を探し、以下の版を参照したという。 1568年ブノワ・リゴー版、1588年ロフェ未亡人版、1589年シャルル・ロジェ版、1611年頃のピエール・シュヴィヨ版、1628年頃のピエール・デュ・リュオー版、1649年ジャック・カイユエほか版、1650年ピエール・レファン版、1665年ジャン・バラン版、1668年ジャン・ジャンソンほか版。 その結果、特にロジェ版の注記や編集内容を重視し、アマルの残した予言は37篇分しか使われておらず、残りの詩篇の要素はごく断片的にしか使われていないと結論付けた。 彼は時間に関する暗号を見つけたと主張し、252年の加算を中心とする計算法によって、様々な事件の起こる年を解釈した。ただし、1999年の詩はノストラダムスの贋作として取り上げず、真の破局に向かう年は1992年だと主張していた。 コメント 彼の贋作説はほとんど論評するに値しない。37篇しか残らなかったという割には、70篇以上の詩を解釈しており、根本的に矛盾している。一応、贋作にも本物からとられた要素があると主張していたが、「この部分は贋作だがこの部分は本物だ」 というような区分はほとんど行われておらず、多くの詩の全文をそのまま解釈しており、設定自体があまりきちんと練られていない印象を受ける。 彼が重視した1589年シャルル・ロジェ版は正統な流れを汲む版ではなく、その構成や注記にノストラダムスの意図を読み取ることは適切ではない。 また、古版本を多く参照したという割には、彼の主張は書誌的事実と一致していない。例えば、百詩篇第5巻92番において、多くの版で dix と sept の間に不自然な隙間があると主張していたが、そんな事実はない。それどころか、1568年版など、彼が使った版の半分以上では dixsept と一語で綴られている。 ほかにも、百詩篇第8巻61番で TAQ という異文が存在すると主張しているが、彼が参照していた版どころか、それ以外の多くの版を見ても、そのような異文はない。 なお、彼はヨーロッパ中の図書館を探したと主張していたが、挙げられている版のうち、1568年版以外は全てロンドンの大英図書館で閲覧可能である (ファクシミリ復刻版を含む)。サビノはロンドンのビジネスマンだった時期があったとのことなので、実際にはビジネスマン時代にロンドン市内で調査しただけだったのだろう。 現代の歴史的・文学的研究の結果、ノストラダムスが過去の予言書からモチーフを転用した可能性は、確かに指摘されるようになっている。しかし、それは『ミラビリス・リベル』などの中世からルネサンス期にかけての予言文書であって、得体の知れない異星人の文書など、いっさい出る幕はない。 書誌 書名 ノストラダムス大予言は贋作だった 副題 隠されていた衝撃の新事実発見 著者 ジョセフ・サビノ 訳者 白崎綾子 版元 経済界 出版日 1992年6月1日 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Nostradamus daiyogen wa gansaku datta (trad./ Les grandes Prophéties de Nostradamus, ce sont des plagiats.) Sous-titre Kakusareteita shougeki no shinjijitu hakken. (trad./ on découvre de nouveau la vérité-choc.) Auteur Joseph SAVINO Traducteur SHIRASAKI Ayako Publication Keizaikai Lieu Tokyo, Japon Date le 1er juin 1992 Note Traduction en japonais du livre de J. Savino, Nostradamus Develando el misterio, Chile, 1989 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/408.html
俺「ストライクウィッチーズだと・・・?」 28-51 28 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 17 51 56.12 ID q9SlkV/n0 ペリーヌ「ミーナ中佐、あまり食欲がなさそうですが…」 ミーナ「えっ?そ、そんなことないわよ、今日もおいしかったわ」 バルクホルン「それにしてもあいつ遅いな…もう8時になるぞ」 エーリカ「なんか、ふらついてて調子悪そうだったし、先に寝ちゃったのかもよ?」 坂本「まったく。そうなら一言くらい言ってからにしてほしいものだな」 風呂場― 俺(あー…ヤバイ…すっげー眠い…。今日は朝から動きっぱなしだったしな…) 俺(あそこの湯口に頭を引っ掛けて…少しだけ…) …グーグー 1時間後― ミーナ「じゃあ、私が最後にいつもどおり岩場の後ろにある湯口を閉めて、お湯を抜いていきますから皆は先に上がって頂戴。」 スタスタ… バルクホルン「いつもすまんなミーナ」 31 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 17 57 10.62 ID q9SlkV/n0 ミーナ「気にしないでトゥルーデ」 (…ん?あんな岩陰の湯口に誰か…いるの?) ミーナ「!!!」 (お、俺さんじゃない!?な、なんでこんな所に…!?) ミーナ「お、俺さん起きてください」(小声で) ゆさゆさ… 俺「…」 ミーナ「お、俺さん…?」 ゆさゆさ パタン…むにゅ… ミーナ「きゃああああああああああぁぁぁぁぁあ」/// 坂本「ど、どうしたミーナ」 ミーナ「お、俺さん!?あなた、い、一体あなたドコに顔をうずめているの?」/// 俺「…」 宮藤「あわわわわ…俺さん…う、うらやま…け、けしから…あわわわわ」 ミーナ「お、俺さん!どいて、どいて下さいっ!」 ドン…ドサッ…プカー エーリカ「!?」「ミーナすぐに引き上げて。様子がおかしいよ」 32 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 02 54.13 ID q9SlkV/n0 ミーナ「えっ?えっ?…」 エーリカ「トゥルーデ手伝って!よいしょ…と」 バルクホルン「おい!どうしたんだ!?しっかりしろ!!のぼせたのか!?」 ゆさゆさ… 俺「…」 エーリカ「トゥルーデ動かしちゃだめ!たぶんのぼせたんじゃないよ…体温が低すぎるし、ひどい眼振を起こしてる…」 坂本「とにかく医務室に運ぼう。担架を持ってきてくれ!」 医務室― ミーナ「先生、彼の容態はどうなんですか?」 軍医「明らかにのぼせただけの症状ではありませんね… 神経が異常に敏感になっているのに、体はひどく衰弱して全身の臓器の活動が低下しています。 正直原因がわかりません」 宮藤「お、おかしいです…私の治癒魔法でも全然回復しません…」 ペリーヌ「あなたの治癒魔法でもだめだなんて…俺軍曹に何が起こったっていうんですの?」 軍医「宮藤軍曹の魔法でも効果がないとなると、ひとまず点滴を投与して安静にするしか…」 俺「う…ん…」 バルクホルン「おい、目を覚ましたぞ!?」 33 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 07 39.71 ID q9SlkV/n0 俺「!」「ぐ!!…ぐああああっあぁぁぁぁっぁぁあぁぁぁ」 宮藤「ど、どうしたんですか?!」 軍医「みなさん、大声をあげてはダメです。今、彼の神経は常人以上に敏感になっているんです、できるだけ刺激しないようにしてあげて下さい」 俺「音が…頭が割れそうだ…。め、目も焼けそうなくらいまぶしい…ぐああぁぁ…」 ミーナ「早く明かりを消して!トゥルーデ!」 バルクホルン「あ、ああ」 パチン 俺「ハァハァ…ぐっ…」 ミーナ「ま、まだ、何か苦しむものがあるの?俺さん」 俺「…ぐ、う…き、衣擦れとか…呼吸音が…多すぎ…て…き…気持ち悪い…」 坂本「…ひとまず私とミーナと先生以外は部屋から出るんだ。本人に症状の原因に心当たりがないか聞いてみる」 [[シャーリー]]「で、でも少佐…」 坂本「これは命令だ。早くしろ!わかった事があれば後で皆にも説明する…」 ゾロゾロ…バタン 34 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 12 49.12 ID q9SlkV/n0 ミーナ「これで…大丈夫?」 俺「はぁはぁ…な、なんとか…」 坂本「辛そうなところすまんが、お前の症状の原因がわからないんだ…治してやりたいんだが宮藤の魔法でも良くなる様子がないし、何か心当たりはないか?」 俺「一つ…あ、あります…」 ミーナ「…教えてくれる?」 俺「あ、あの機体を操縦したせいだと…思います…」 坂本「…やはり、あのとんでもない機動性が原因か?」 俺「いえ…主な原因はあの機体の操縦システムそのものだと思います」 ミーナ「ど、どういうことなの?以前あなたが機体について説明してくれたAMSという操縦方法のこと?」 俺「…そ…うです」 俺「あの機体の操縦方法は飛行機のような操縦桿を全く使いません…搭乗者である俺自身の脳と機体の制御系統を直接相互リンクさせます…」 俺「そして…それは後天的な訓練で上達するものではなく、先天的な才能を持った人しか使えない…だからここでは俺以外にはあれを動かせません」 坂本「その操縦方法そのものに危険性があったわけか…」 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/26(火) 18 16 10.63 ID fD6zsWdS0 レイヴンの俺にはさっぱりだ とりあえず光が逆流する 36 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 18 31.84 ID q9SlkV/n0 俺「その通りです…俺はAMSの適正がかなり高いほうでしたからほとんどAMSからの影響がありませんでした」 俺「けど、適正の低い人ではAMSによってひどい精神負荷を受け、精神崩壊したりそこから身体的な症状が現れ寿命を縮める人もいます」 軍医「なるほど…君の症状は精神的な負荷が原因となっていたから、宮藤軍曹の魔法も効かなかったのか…」 坂本「どうして…そんな重要なことを黙っていたんだ…私たちをまだ信用できないのか!」 俺「…あの機体を使っていて、こんな事になったのは3年前あの機体に乗り始めたばかりの頃だけでしたから…もうなんの問題もないと思っていたんです」 ミーナ「…以前にこの症状が現れた時はどう対処したの?」 俺「一週間くらい安静にしていたら自然と回復しました…医療処置としては単純に栄養補給だけだったと思います」 坂本「ひとまず、安静にしていれば直るということか?」 俺「はい…たぶん」 37 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 23 36.32 ID q9SlkV/n0 35可能な限りAC側の設定は説明してるんだけど…やっぱりダメかな 坂本「しかし、だったら何故いま急にこんな事になったんだ?」 軍医「おそらくですが、精神的にも身体的にも疲労がたまっていたんでしょう…そこで今日急に外部からそのAMSによる強力な精神負荷を受けた」 軍医「軍人には良くあることです。 一見平気な様子でも、そうした疲労がたまっている時に戦場で外的要因によるストレスを受ける。 すると緊張の糸が突然切れることでたまっていた疲労が一気にあふれて、身体にも影響が出て寝込んでしまう…」 俺「…」 ミーナ「…もう他に隠している事はないでしょうね…」グスッ 坂本「ミーナ…」 坂本「先生…ちょっと」グイグイ 坂本「後はミーナに任せる、私は先生と一緒に別室で皆に今回のことを説明してくる」 ミーナ「え?み、美緒?」 坂本「後は頼んだぞ、ミーナ」 ガチャ…バタン 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/26(火) 18 26 15.85 ID nJLVnm/pP 光が逆流したのか 40 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 28 21.18 ID q9SlkV/n0 俺(少佐…?) …。 俺「…その…すいません。俺、目を開けて中佐の顔を見て話すこともできなくて…」 ミーナ「…」 俺「えっと…ちゅ…う…さ?」 … 俺「…み、ミーナ…さん?」 ミーナ「どう…なのよ?」 俺「…えっ?」 ミーナ「まだ…まだ他に隠していることがあるのかって聞いているのよ!?」 俺「…も、もう…ない…です」 ミーナ「…本当ね…今度こそ信じるわよ?」 俺「はい…」 43 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 33 40.21 ID q9SlkV/n0 ミーナ(本当に最低だわ…私) ミーナ(彼はこの基地に来ても、明るくすぐに皆と打ち解けてた…。私もそれが彼の性格と彼の言う傭兵生活からのものだと思い込んでいた…) ミーナ(でも、何もわからない世界にたった一人でやってきて、さびしくない人なんているの?) ミーナ(そんな人…いるわけないわ…) ミーナ(彼はこの一週間…機体の修復にずっとかかりっきりだった…) ミーナ(そして私はそうした彼の疲労にも気付かずに…漠然とただ彼の力に期待して…それも寿命を縮めるような機械に当然のように乗せようとしていたなんて…) ミーナ(それに彼は私よりも年下なのに…) すっ…ギュ ミーナ(ごめんなさい…でも…)グスッ 俺「…あ、あのっ…これ…その…中佐の手…ですか?」 ミーナ「あ…あなたは…どうして戦ってきたの…?」 俺「…えっ?」 44 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 38 14.18 ID q9SlkV/n0 ミーナ「人のことを言えた義理ではないけれど…17歳で傭兵…しかもさっきの話からすると14歳からあんな物に乗って戦っていたなんてやっぱり異常よ…」 ミーナ(止めなさいミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ) ミーナ「あなたの過去を聞かせてほしいの…これ以上…隠し事はやめて」 ミーナ(傭兵に過去を聞くなんて互いの関係によりいっそう踏み込む事になるだけよ。だから彼はそうならないように傭兵として雇ってくれと言ったのではないの?) 俺「…」 ミーナ「お願い…」 (それに…) 俺「…」 ミーナ(私は彼に過去を聞くことで、彼が戦ってきた理由を知ることで…自分が彼を巻き込んだ事を正当化できる事実を探そうとしている…) ミーナ(これは、ただ自分を慰めるだけの行為…でも…もう私のせいで誰かを巻き込んで死なせてしまうのには耐えられないの…)ポロポロ… ミーナ「!」「あ、あなた…目が…」 俺「その…大丈夫。暗いし、こっちからは…てか今の俺の目じゃミーナの顔はほとんど見えないから…」 俺「…俺の生まれた国は、俺が10歳になる頃には戦争でコジマ粒子の汚染と砂漠化でほとんど人が住むことができなくなってた」 46 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 43 35.94 ID q9SlkV/n0 俺「だから両親は俺を連れて、多分ここでいうところのカールスラントのあたりに逃げる事にしたんだ。けど途中で船が武力紛争に巻き込まれて沈没」 俺「俺だけは何とか板切れにしがみついて生き延びたけど、気が付いたらそこは、目指していた場所とは違う北アフリカだった。両親がどうなったかはわからない」 俺「北アフリカは…シャーリー達に聞いた限りじゃこっちでも砂漠みたいだけど、水も食料も簡単には手に入らない。 だから偶然その近くに駐屯してた傭兵団に少年兵として付いていく事にしたんだ」 俺「そこで3年半くらい過ごした時、ある企業から大きな仕事の依頼が入って、その次の仕事の為の健康診断って事である施設でいろいろ検査を受けた」 俺「でも、実際は仕事の為の検査じゃなくて、当時新しく建造中だったあの機体の実験データ収集用の被験者を探していたらしい」 俺「で、どうやらAMSの適正の高かった俺はその被験者に選ばれて機体にリンクした…」 俺「その時突然警報が鳴って施設の天井や壁が崩れた。ちょうどその時その施設を開放戦線が襲撃したらしい」 俺「その時、俺は始めてチャンスをつかんだと思った。世界に50機くらいしかないあの機体を操縦できて、目の前にはそんな俺の力を高く買ってくれそうな解放戦線がいたから」 俺「俺はそのままあの機体を使って施設から逃げ出して、後はそのまま見事開放戦線の雇われ傭兵になった」 俺「例え14歳でも、俺以外にはあの機体を使って戦える人間なんていなかったし。このあたりは話を聞いた限りじゃある意味ウィッチと似てると思うんだけど…」 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/26(火) 18 45 07.87 ID 5Yi57lJZ0 素晴らしい高二臭さだ 嫌いじゃないぜ 48 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 48 38.72 ID q9SlkV/n0 ミーナ「…」 俺「…肝心な[[戦う理由]]は…正直あまり考えてなかった。組織の大義名分に賛同して戦ってはいなかったのは確かだけど。 強いて言うなら生きるためかな…俺の戦ってた理由は」 ミーナ「…生きるため?」 俺「ああ…俺にはあれを動かす才能があって、あれを使って戦う…それが生きる糧を一番効率よく稼げた…だから戦ってた」 俺「それは今ここでも変わらないと思う…でも前にも言ったように俺はそれを悪いことだとは思ってない」 ミーナ「…」 ミーナ(やはり私は彼の弱みにつけ込んで…) 俺「でも最近は…」 ミーナ「もういいわ…」 俺「…えっ?」 ミーナ「もういいって言っているの…充分よ。ありがとう話してくれて」 ミーナ「でも…もう無理はしないで…これからは何かあるのなら事前に相談して頂戴…お願いよ…」 ガチャ…バタン 49 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 54 03.37 ID q9SlkV/n0 俺(…泣いてたよな…たぶん) 俺「まいったな…」 俺(でも手…あったかかったな…それにいい匂いだった…なんか…すごい落ち着く…) 俺(…今日は良く眠れそうだ…) 廊下にて― 坂本「大丈夫かミーナ…」 ミーナ「ええ…今日はもう遅いし皆に説明したら各々自室に戻るように言ってもらえる?」 坂本「ああ…わかった」 ミーナ寝室― ミーナ(…彼の戦う理由…生きるため…) ミーナ(今の私の提供するものと、彼の求めるものは一応は一致しているのね…それだけは救いだわ…) ミーナ(でも…彼の弱みにつけ込んだことには変わりない…わね) 50 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 18 58 35.67 ID q9SlkV/n0 ミーナ(でも、今日のあの動きを見たら…やはり皆が生き残るには彼の力は必要だわ…) ミーナ「…」 ミーナ「…こんな私に今できることは…絶対に彼を死なせないこと…これだけね…」 ミーナ「絶対に死なせなんてしないわ…」 51 :624ストライくレイヴン[sage]:2010/10/26(火) 19 00 30.52 ID q9SlkV/n0 追記 だんだん自分でも二人の心理描写がわからなくなってきたんでまとめてみた 俺:異世界に来ちゃったけど戦って勝ったら皆に喜んでもらえた。 →[[初めて]]で結構嬉しい、ここに居たいかも。 →でも傭兵としての生き方しか知らないし、変に気を使わせないように俺を雇って傭兵関係にしてくんない? ミーナ:うはwおk。戦力アップキタコレ →でも傭兵関係って、都合の言いい利用関係だよね? →しかも俺の弱みにつけ込んで引き止めたようなもんだよね? →それなのにネウロイ戦に命掛けさせるの? →罪悪感 →でもやっぱり戦力としては必要 →でも俺の過去を聞いたらやっぱり弱みにつけこんだ気がしてさらに罪悪感 →せめて元彼みたいに死なせないようにしないと →さてどうなる? ストライくレイヴン7へ続く