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※適当に読んだ方がいいです。 クリスマス。主へ祈りを捧げたり、男女で乳繰り合ったり、子供が靴下に何か入ってる事を祈る日。 そんな事には一切関係ない森のゆっくり達はぐっすりと眠っていた。 「うっうっう~♪ しろいのがいっぱいふってるどぉ~♪」 おしりをプリプリ振りながら空を飛んでいるのはどこにでも居るれみりゃである。しかしよく見ると細部が微妙に違う。 まず、服装が赤を基調とした、所謂『サンタの服』なのである。 更に手には大きめの袋を持っている。中身はギッチリと詰まっているようで、少し重そうである。 れみりゃの後ろを飛んでいるのは2匹のれみりゃ。ただしこちらは胴体が無いので、頭の帽子だけがサンタクロース仕様である。 この二匹も口に袋を加えていた。 「くっりすますは~♪ みっんなでゆっくりだどぉ~♪ れみ☆りあ☆うー!」 機嫌がいいのか、この雪の中でもれみりゃは元気に飛んでいた。 その後を一人の男がストーキングしてる事には気づいてないようだ。 しばらく飛んでいると、一軒のゆっくりの家を見つけた。 「う~♪ おじゃまするどぉー♪」 家の入口に積まれていた石をそっと退けると、中で8匹のゆっくりが寝ていた。 どうやられいむとまりさの夫婦のようだ。 「うー! どれをあげようかなぁ~♪」 ガサガサと袋を漁るれみりゃ。結構迷ったが、れみりゃは人間の家の近くで拾った綺麗なビー玉を人数分プレゼントすることにした。 そっとプレゼントを置いて家を出るれみりゃ。 「うー! みんなのよろこぶかおがたのしみなんだっどぉ~♪」 朝起きた時の家族の笑顔を想像してにこやかになるれみりゃ。他の二匹も同じようだ。 口に袋を加えているため、喋れはしないが表情は明るい。 「つっぎのおうちにいくんだっどぉ~♪ かりしゅまなれみりゃはみんなをゆっくりさせてあげるんだどぉ~♪」 そういってバッサバッサと雪の夜の中を飛んで行った。 そうして次々にお家を訪ねてはプレゼントを渡し回るれみりゃ。 ぱちゅりーには本を めーりんにはスィーを ありすには人形を ようむには爪楊枝を ちぇんには猫の手を ふらんには・・・ちょっと怖かったけどナデナデしてあげた。 ドスには立派なリボンを髪に付けてあげた。 そうしてれみりゃはこの辺り一体のゆっくり全てにプレゼントを配ったのだった。 最後にれみりゃは袋から二つのクッキーを出した。 そしてそれを二匹のれみりゃに渡した。 「おつかれなんだどぉ~♪ れみりゃからのぷ☆れ☆ぜ☆ん☆と! だっどぉ~♪」 「「うー! うー!」」 二匹は空を旋回して喜びを表した。 そうして二匹を見送ったれみりゃは自分のお家に戻った。 お家に戻ったれみりゃは大量の草を自分にかけて眠りに付いた。 れみりゃはみんなをゆっくりさせたかった。だから誰かからプレゼントをもらえなくても別に良い。 ただみんながゆっくりできればそれでいいのだ。 「おやすみなさいだどぉ・・・さくや・・・」 いつか出会うであろう自分の従者の事を思いながらスヤスヤとれみりゃは眠りに落ちた。 次の日。れみりゃは目覚めると、お家の入口に何か置いてる事に気づいた。 「うー?」 最初は不思議に思ったが、枕元の手紙を見てそれは喜びに変わった。 『れみりゃへ。これはあなたへのくりすますぷれぜんとです。うけとってください。惨他おにーさんより。』 れみりゃにも配慮したのか平仮名で書かれていた。 「ううー! さんたさんからのぷれぜんとー! あけるあけるー!」 れみりゃは嬉しさを隠しきれずに入口に向かった。 『プレゼント』はよく見るとリボンで飾りつけられ帽子のような物に包まれていた。 それはどこかで・・・そう確か昨日見たような気がした。 「うー? どすのおぼうしだどぉー?」 とりあえず中を探るれみりゃ。適当にガヤガヤと探し まず手に取ってみたのは、れいむとまりさだった。 「うわあああああああああああ!!!!! どうじでだどぉおおおお!!!!!!!」 そのれいむとまりさは絶望を味わいきった眼のまま死んでいた。 まりさの体にはれみりゃがあげたビー玉が全て埋め込まれていた。目の部分などわざわざ眼球を書いてあった。 れいむの方はと言うと、口の中に大量の雪と死んだ赤ん坊を詰め込まれていた。 おそるおそる帽子からまた何かを取り出したれみりゃ。次に取り出したのはぱちゅりーだった。 ただし、自分があげた状態と違い、表紙と裏表紙が全てぱちゅりーの皮で作られていた。 表紙には、ぱちゅりーの視点のわからない顔があった。 「うううう・・・ざぐやあああああああ!!!!!! だづげでえええええええええ!!!!」 思わず帽子を投げたれみりゃ。そして帽子からはプレゼントが落ちた。 めーりんがタイヤになっているスィー マトリョーシカに改造されたありす 爪楊枝を頭から突き刺されたお団子ようむ 猫の手で死ぬまで背中を掻き続けられたちぇん そしてナデナデしやすい様に頭だけになったふらん 最後は丁寧に切り分けられてパック詰めされたれみりゃ二匹 誰かがれみりゃの為に一生懸命作ってくれたものだった。 「ううう・・・うー! いやだどおおおおおおおおおおおおおお!!!!! ざぐやああああああああああ!!!!!!」 「んで? その為だけにわざわざクリスマスに徹夜で森を彷徨ってたのか?」 心底馬鹿にしたような目でこちらを見る我が心の友。どうでもいいように振舞いつつ 風邪をひいた俺のためにチゲ鍋を作ってくれる辺りツンデレである。まあ男とフラグは立てたくないが。 「いやさあ。なんかゴミを集めてるれみりゃが居るってんで後を付けてみたらあんな事してたんだもん。しっかしあのクッキーはどこから・・・」 「はす向かいのばーさんのらしいぜ、あれ?」 「へえー」 俺はたいして気にもせずにチゲ鍋を頬張っていた。・・・俺辛いの苦手なんだよな。 「それで? こんなくだらない事の為にドスとまでやり合ったのかお前は。」 「いやー危なかったアレは。やっぱドスは尋常じゃなく強くてさ。姿は見えないわ近づくとゆっくりさせられるわ 挙句の果てにドススパークで牽制してくるし。迂闊に近づいてたら踏みつぶされてたぜ。」 「バカジャネーノ」 「いやホント俺が9割負けてたね。運がよかっただけさ。」 そんなこんなで二人で仲良く鍋をつついていた。 鍋の中身が空っぽになったころ、友人がふと俺に聞いた。 「なんであんな事したのさ?」 「ん? いやね。あんな寒い夜にれみりゃは一人で頑張ってたんだぜ。それも報酬も何も求めずに。 そんな奴が損をするなんて・・・可哀想だろ。」 「だまれピザデブ。」 友人はそう言い放つとご飯を取りに台所へ向かった。 【後書き】 ぶっちゃけサンタれみりゃが書きたかっただけです。 サンタさんへ。ゆかりんとゆうかりんが俺の家に来ますように。 by バスケの人 このSSに感想を付ける
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ネチョ注意 (注)大人の世界。れみりゃ調教。 れみりゃを犯したい。 れいむやまりさに飽きていた俺は愛奴ルームで飼育しているれいむを連れて森へと出かけた。 れいむを提灯みたいに吊るして森を歩く。 「ゆっくりおろしてくださいぃぃぃ!! えさはいやぁぁぁぁぁ!!」 調教済みのれいむは敬語で俺に頼んでくる。 最初のころは反抗的だったのに可愛いものだ。 「うー♪ うー♪ こえがするどぉ~♪」 れみりゃの声が近い。れいむの声を聞いてきたようだ。 吊られてるれいむは「ひきっ」と怯えた声をあげるとそれっきり黙り込んだ。もう遅いが。 「うー♪ みつけたどぉ~♪」 まんまるで憎たらしい笑顔を浮かべたれみりゃが茂みから飛び出してきた。 その視線の先には吊るされたれいむがいる。 「お、おにいさんたすけてね!! れいむころされたくないよ!!」 「う~♪ た~べちゃうぞ~♪」 定番のセリフと共にガブリとれいむの頭に噛みつき、すぐさま中の餡子を吸いだしていく。 「あ"あ"あ"あ"あ"! ずわないでぇ!! おにいざんだずげでぇぇぇぇぇ!!!」 「"おにいさん"じゃなくて"ごしゅじんさま"と呼べと何度言ったら分かる」 「ごじゅじんざまあぁぁぁぁぁ!!!」 だが残念。れいむの人生はここで終わってしまった! ズゾゾゾ… お腹が減っていたのか、れみりゃはほとんど皮だけになったれいむの餡子を残さないよう執拗に吸っている。 「さて、お腹いっぱいになったか?」 頃合いを見てれみりゃに話しかける。 「う~? まだだどぅ~♪」 「じゃあおにいさんがゆっくりのいる場所に案内してあげるよ」 「うー、うー☆」 嬉しそうに諸手を挙げてたどたどしい足つきで俺に近寄ってくる。 「来るってことだな? じゃあ連れてってあげる」 「うー♪ だっこだっこ♪ だっこでつれてけ~」 元からそのつもりだ。こいつらのペースに合わせたら陽が昇るっての。 れみりゃを抱っこしたまま我が家へ入る。 向かう先は我が家のゆっくりプレイルームだ。 「ゆっくりはどこだど~♪ はやくくわせないとたべちゃうぞ~♪」 抱っこしてる俺の胸板をぽこぽこ叩きながら食事をねだってくる。 しかしそんなの無視してプレイルームへ入る。 プレイルームの中央には人の形、それも大の字の格好をしているような台が置いてある。 れみりゃをそこに拘束するためで、サイズも標準的なれみりゃのサイズに合わせてある。 「よーし、そこに寝かせてやるからな」 「うー? かたいベッドはいや!! ふかふかのベッドをよういしないとゆるさないぞ~♪」 「だめ」 「うー!!」 じたばたと暴れるれみりゃを力で押さえつけ、四肢と首、胴を台に備え付けのベルトで縛り付ける。 「うあー! はなぜえぇぇぇ!!!」 れみりゃは泣き叫びながら手足を動かそうとするがびくともしない。 そりゃそうだ。拘束は手首足首だけじゃなくて肘、膝にもがっちり付けてるのだから力も入れられまい。 ともかくこれで準備は完了だ。 「さぁ、れみりゃ。お兄さんと一緒に遊ぼうか」 「う~?」 遊び、という単語に泣きやんでこっちを疑問に満ちた瞳で見つめてくる。 「これがなんだか分かるかい?」 俺は今日の遊び道具を取りだした。 一見すると亀の人形。だがその首は長くてぶっとい。 さらにその取っ手の付いた尻尾を前後することで首も連動して前後する。 大人の諸君なら分かるはず。そうバイブレータ(手動)さ! 「うー! しらない! しらないからはなぜえぇぇ!!」 「なんだ、亀を知らないのか。ほら、首が出たり引っ込んだりするんだぞー」 人形の亀の尻尾をピストンさせて首を動かす様を見せ付ける。 「う~♪ れみりゃもやらせて~♪」 しかし体は動かない。 「うあ゛~!! はなぜえぇぇぇ!!」 笑ったり泣いたり表情の変化が激しいやつだ。 「亀さんの使い方を教えてあげるね」 と言いつつれみりゃの股の間に移動する。 覗くとかぼちゃパンツが見える。 「うあ゛~! はなぜぇぇぇ!!」 こんな奴でも見られると恥ずかしいのか? まったく俺が見たいのはこれじゃないっての。 「そぉい!!」 勢いよくかぼちゃパンツを剥ぎ取る。 「うあ゛-!! がえじでえぇぇ!!」 泣き叫ぶれみりゃをよそにかぼちゃパンツの隠していた秘所を観察する。 そこには人間と同じような割れ目があった。 まぁ小さな体に見合った小さな割れ目だが。 くぱぁ、と指でれみりゃの割れ目を開いた。 開くと中から肉まんの香りがする。 「あ゛~~~~~!!!!」 自分でも触ることのほとんどない場所を触られてれみりゃは絶叫する。 「はなぜっ! はなざないどっ! ゆるざないどぉ!!!」 「おお怖い怖い」 れみりゃが怒ったところで怖くない。 俺は指をれみりゃの割れ目へと突入させた。 「ん…さすがに締まるな。指二本は無理そうだな」 「う゛あ゛っ!? い゛だい゛ぃぃぃぃ!!!」 「大丈夫だよ。すぐに良くしてやるよ」 指をれみりゃの中で前後する。 「あ"う"っ! う"あ"ぅ"っ! はぁぅ゛!」 指を往復するたびにれみりゃが痛そうに鳴く。 そして10回往復するまでには肉汁が溢れてヌルヌルになった。 「濡れやすいやつだな。本当に始めてか?」 「わがらない゛! わがらない゛ぃぃぃ!!!」 「分からないだって? お前も聞こえるだろ? ぐちょぐちょ言ってるぜ」 「う"あ"あ"~!! ぬいでえぇぇぇぇぇ!!!」 「抜いてほしいって? 前戯はもう十分ってことか」 指を抜くとその指は脂分でテカテカだった。 そしてれみりゃの割れ目からはいやらしく汁が垂れていた。 「う゛あ゛っ! う゛あ゛っ! うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 とうとう本気で泣き出してしまった。 だが悲しいかな。それは俺の性欲の炎に油をかけただけだ。 「さぁほぐれたところで亀さん発進!」 れみりゃのホクホクの割れ目に向かって亀さんの頭が突っ込む。 俺の指2~3本分ぐらいのぶっとい頭だ。 頭の先っちょが入ったところでそれ以上入らなくなってしまった。 「い"だい"! いだあぁぁぁぁ!!! むり"! むり゛ぃぃぃぃ!!!」 「いいや、行くね!」 力を込めて亀さんをれみりゃの秘境の奥へと突き進ませる。 ミチ…メチ…と、突き破るように少しずつ亀さんは沈んでいく。 先に肉汁で濡らしておいたので何とか入りそうだった。 「あぐあぁがががぁぁ!!!」 れみりゃは涙や涎なんかをまき散らし、目を見開いて痛みに苦しむ。 少しでも体をよじって気を紛らわせたいのだろうが、拘束されてそれも無理だ。 そしてとうとう亀さんは首の根元までれみりゃの穴へと潜り込んだ。 「よっし、ナイスだ亀さん!」 「う"あっう"っう"あ"ぁ…」 体中の筋肉を緊張させ、痛みを堪えている。 中の異物が奥に向かって動かなくなり、少しずつ呼吸を整える。 だが完全に呼吸が整うまで待つほど俺は優しくない。 「こっからが亀さんの本領発揮だぜ!」 今度は亀さんの尻尾をゆっくりと前後させる。 さっきよりはスムーズに首が動いた。 「う゛ぁ゛! うごがっないで! うごぐな゛ぁ゛!!」 自分でも知らなかった器官を固い棒が動く感触はどんな感じだろう。 れみりゃは嫌がってはいるものの、最初に入れたときに比べて悲鳴に痛みを感じさせない。 「ほうら、亀さんがお前の中を動いてるぞ。どんな気持ちだ?」 「ぎもぢわるい゛! うごがざないでぇ!!」 「亀さんに失礼なこと言うなよ」 亀さんの首ピストンを小刻みで激しいものへとペースチェンジする。 「う"っあ"っあ"っぐっあ"っがっう"っ!」 れみりゃの悲鳴もそれに合わせて激しく細かいものになった。 これは面白い。 今度は亀さんをゆっくりと長いストロークで前後させる。 「う"あ"~~…っ! あ"う"~~…っ!」 悲鳴は長くゆっくりとしたものになった。 「なんだぁ? 本当に気持ち悪いのか?」 「ぎ、ぎもぢわるい"!」 「でもさっきより痛くなさそうだぞ?」 「ぞ、ぞんなごどない"!! はやぐれみりゃをはなぜぇぇぇ!!!」 「ふーん、でもすぐ良くなるよ」 「なるわげない゛!!」 「あっそ」 今度は乱暴に。 強姦にふさわしい激しい動きでれみりゃを犯した。 「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」 れみりゃは亀さんに自分の中を暴れまわられて目を見開いて絶叫する。 「う"あ゛っ! う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 「苦しそうな真似をして、可愛いよれみりゃ」 「あ"あ"あ"ぅ"あ"ぁ"う"あ"ぁ"ぁ"……!!」 程なくしてれみりゃは意識を失った。 死んだかと思ったが、さすがは生命力の強いゆっくりだけあってこの程度じゃ死なないようだ。 翌昼。 れみりゃを拘束したままのプレイルームへ入ると、すでにれみりゃは起きていた。 俺の姿を確認すると喚きだす。 「う"ー! はなぜー! おながずいだー!!」 さすがに昨日された事を覚えていたようだ。敵意むき出し、だが涙目で睨みつけてくる。 「放さないし、何も食べさせてあげない。今日も昨日の続きだよ」 「い"、い"や!! れみりゃはおうぢにがえるの"ぉ~!!」 その水分はどこから来るのか、れみりゃは大粒の涙を流して嫌々する。 「だめだよ、今日は気持ちよくさせてやるから安心しろって」 「ぎもぢわ"る"い"も"ん!! ぎもぢよぐな"ら"な"い"も"ん!!!」 「いや、なるよ。見てみろって」 そう言うと俺は部屋の入口に待機させていたれいむを持ってくる。 「う? れいむー! たべちゃうぞ~♪」 普段の食糧であるれいむを見ると先ほどとは一転して笑顔に戻ってれいむに食べちゃう宣言する。 だがれいむはれみりゃに対して怯えず、ただれみりゃを見つめるだけであった。 「うぅ?」 いつもなら食べちゃう宣言すればれいむは怯えるのにどうしたことだろう、と疑問に思うれみりゃ。 「れみりゃ見てろよ? こういう風に気持ちよくなるんだからな」 「ううう?」 俺は右手にれいむ、左手に亀さんを持つ。 「さぁ、れいむ。どうしてほしい?」 「ごしゅじんさま! いやしいめすぶたのれいむをゆっくりさせてください!」 「良し、いいだろう」 きっちり調教済みのれいむは教えた通りにおねだりしてくる。 教えた通りにしないと昨夜のれいむの様にされてしまうことを知っているのだ。 それだけではない。 「んん…んむむむむむむむむむ!!」 亀さんに口を犯されるれいむは目をトロンとさせ、頬を紅く染めて気持ちよさそうにしている。 「う、うー??」 自分とは違う口を亀さんに犯されているとはいえ、何故あのれいむが気持ちよさそうなのか不思議そうにれみりゃが見ている。 亀さんの動きを激しくすると、れいむは口の端から涎を垂らしてさらに気持ちよさそうにする。 最初は亀さんを咥えさせても苦しそうにするだけだった。 だが体を揺すってれいむを発情させたあと、亀さんを擦りつけてすっきりさせる。 これを繰り返すうちに亀さんに体を擦りつけられるだけすっきりするようになった。 もはや亀さん無しではすっきり出来なくなったれいむは今、亀さんに口を蹂躙されて快感を得ているのだ。 「んむっ、んむむむむむみうぅぅぅ!!!」 そろそろイくらしい。 「もうイくのか? 最初は嫌がってたくせにまったく汚らわしい饅頭だぜ」 「んむぁぁ!! れひむは、きたならひぃまんじゅうでふぅっ!!!」 「ほらイけ!」 「んむみぅぅぅぅぅぅ!!」 「…ぷはっ…すっきりー!!」 すっきりしたれいむは思い出したように慌てて俺の方を向く。 「ごしゅじんさま! きたないれいむをすっきりさせてくれてありがとうございます!!」 「よし、よく言えたな。じゃあ後は部屋に戻れ」 「ゆ? ゆぅ…わかりました…」 いつもはこの後に俺のディックで犯すのだがそれが無くてれいむは戸惑ったようだ。 しかし俺の命令は絶対なのでれいむは急いで部屋から退出した。 そしてこの部屋に残るのは俺とれみりゃのみ。 「見たかれみりゃ。お前もさっきのれいむみたいに気持ちよくなりたいだろ?」 「う、うー…な、なりだぐなぃ…」 「ふぅん」 俺はれみりゃの股を確認する。 「その割には昨日亀さんを入れた穴からエッチなお汁が出てるぞ?」 「ぢ、ぢがうもん! そんなのでてないもん!!」 「じゃあこれはなんだ?」 れみりゃの割れ目から溢れる肉汁を指ですくってれみりゃに見せつける。 「う"う"ぁ"ぁ"! ちがうも"ん!!」 「何が、違うんだ?」 「う"ぅ?」 「エッチなお汁じゃないなら何だ?」 聞き直す。 「じらない!! ただのみずぅ!!」 「ただの水の割にはヌルヌルしてるけどねぇ」 「まあいい。水かどうかは亀さんに調べてもらうとしよう」 そしてれいむを犯したばかりの亀さんはれみりゃのお股へセットされる。 「や"ー! い"れるな"ぁ"ぁ"!!」 「そこは入れないでください、だろ?」 言葉遣いなどは快楽を覚えさせた後に教えるつもりなのでここは忠告だけで済ます。 ずぶぶ…と亀さんの首をれみりゃの壺に挿入していく。 昨夜に比べればずっと抵抗なく奥まで入れた。 「う"あ"あ"…」 れみりゃの方もほとんど悲鳴をあげなかった。 「どうだ? 昨日より痛くなかったろう?」 「うぅ…うー」 否定しないってことはその通りみたいだな。 単純なゆっくりはこういった順応が早くて楽でいい。 俺は口の端をあげると亀さんの首ピストンを開始した。 「あ"う"っ…うううう…あ"う"っ!」 れみりゃは頭を左右に振って何かを堪える。 それは痛みなのか、はたまた何か別の感覚なのか。 亀さんの動きを激しくするとその反応はさらに分かりやすいものになった。 「うあぅっ! あっあっあっう!」 れみりゃの白いもちもち肌が徐々にピンクに染まりだす。 亀さんを咥えこむ下の口から分泌される肉汁も量を増したように感じる。 肉汁の油で濡れた亀さんを放さぬよう気をつけながら亀さんの尻尾を前後し続ける。 そしてようやく… 「ぁうぁぅ…うあっあっあぅぁぁああ♪」 れみりゃから悦びの悲鳴を聞くことが出来た。 れいむ種やまりさ種といった被捕食種は一度の調教で快楽を覚えるフェーズまで進むのだが、 さすがに捕食種で生殖の必要が少ないれみりゃには時間がかかった。 だがたったの二回目でこれだよ。 「今の声はなんだれみりゃ? 気持ちよかったんだろ?」 「うあぅあ…ぞ、ぞんなごど…!!」 否定しようとしたところで亀さんを大きくストロークさせる。 「んぅぁぁ♪ …あ"う"ぅ"! ぢがう"ぅ"…うぁぁ♪」 れみりゃが何を言おうが亀さんによる攻めを緩めない。 しばらく攻め続けると、れみりゃはとうとう否定せず甘い声で喘ぎ続けた。 といっても雌豚肉まんの鳴き声なので綺麗な声ではないが。 「あうああああ♪」 「どうだ? そろそろ認めろよ? 気持ちいいってな」 「うー♪ うぅー…♪」 「言わないならここでやめるぞ?」 「う? うぅぅぅ~~…」 れみりゃがまだ言葉で認めないので亀さんに待機命令を出す。 「あううぅ! きもぢい"い"!! だがらもっどじでぇ!!」 言った。とうとう言った。 思えば我慢出来ないはずのれみりゃが良くここまで我慢したものだ。 「よし、素直に言ったれみりゃは気持ちよくしてやろう」 「う、うー♪」 すでに拒む気持ちをなくしたれみりゃが甘えた声を出す。 ゆっくりの心変りは恐ろしいのぉ。 ゆっくりでも一度知った快楽を忘れはしない。 だが俺はその感覚をさらに強く刻みこむように力強く、激しくれみりゃを犯し続けた。 「ぅ、ぅー…」 気絶したれみりゃをそのままに俺は部屋を出る。 目を覚ましたら食事を取らせて調教の続きをするとしよう。 飽きるまではせいぜい可愛がってやるよ。 その後はどこぞの物好きにでも売ってやるか。 それまでよろしくな、俺の可愛いれみりゃ。 しかし今はまず、先の調教中にいきり立ったディックを収めるために ゆっくりの待つ愛奴ルームへと、俺は足を進めた。 終 by ゆっくりしたい人 こんなSS書いたけど、俺は変態じゃないよ。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1297.html
ネチョ注意 (注)大人の世界。れみりゃ調教。 れみりゃを犯したい。 れいむやまりさに飽きていた俺は愛奴ルームで飼育しているれいむを連れて森へと出かけた。 れいむを提灯みたいに吊るして森を歩く。 「ゆっくりおろしてくださいぃぃぃ!! えさはいやぁぁぁぁぁ!!」 調教済みのれいむは敬語で俺に頼んでくる。 最初のころは反抗的だったのに可愛いものだ。 「うー♪ うー♪ こえがするどぉ~♪」 れみりゃの声が近い。れいむの声を聞いてきたようだ。 吊られてるれいむは「ひきっ」と怯えた声をあげるとそれっきり黙り込んだ。もう遅いが。 「うー♪ みつけたどぉ~♪」 まんまるで憎たらしい笑顔を浮かべたれみりゃが茂みから飛び出してきた。 その視線の先には吊るされたれいむがいる。 「お、おにいさんたすけてね!! れいむころされたくないよ!!」 「う~♪ た~べちゃうぞ~♪」 定番のセリフと共にガブリとれいむの頭に噛みつき、すぐさま中の餡子を吸いだしていく。 「あ"あ"あ"あ"あ"! ずわないでぇ!! おにいざんだずげでぇぇぇぇぇ!!!」 「"おにいさん"じゃなくて"ごしゅじんさま"と呼べと何度言ったら分かる」 「ごじゅじんざまあぁぁぁぁぁ!!!」 だが残念。れいむの人生はここで終わってしまった! ズゾゾゾ… お腹が減っていたのか、れみりゃはほとんど皮だけになったれいむの餡子を残さないよう執拗に吸っている。 「さて、お腹いっぱいになったか?」 頃合いを見てれみりゃに話しかける。 「う~? まだだどぅ~♪」 「じゃあおにいさんがゆっくりのいる場所に案内してあげるよ」 「うー、うー☆」 嬉しそうに諸手を挙げてたどたどしい足つきで俺に近寄ってくる。 「来るってことだな? じゃあ連れてってあげる」 「うー♪ だっこだっこ♪ だっこでつれてけ~」 元からそのつもりだ。こいつらのペースに合わせたら陽が昇るっての。 れみりゃを抱っこしたまま我が家へ入る。 向かう先は我が家のゆっくりプレイルームだ。 「ゆっくりはどこだど~♪ はやくくわせないとたべちゃうぞ~♪」 抱っこしてる俺の胸板をぽこぽこ叩きながら食事をねだってくる。 しかしそんなの無視してプレイルームへ入る。 プレイルームの中央には人の形、それも大の字の格好をしているような台が置いてある。 れみりゃをそこに拘束するためで、サイズも標準的なれみりゃのサイズに合わせてある。 「よーし、そこに寝かせてやるからな」 「うー? かたいベッドはいや!! ふかふかのベッドをよういしないとゆるさないぞ~♪」 「だめ」 「うー!!」 じたばたと暴れるれみりゃを力で押さえつけ、四肢と首、胴を台に備え付けのベルトで縛り付ける。 「うあー! はなぜえぇぇぇ!!!」 れみりゃは泣き叫びながら手足を動かそうとするがびくともしない。 そりゃそうだ。拘束は手首足首だけじゃなくて肘、膝にもがっちり付けてるのだから力も入れられまい。 ともかくこれで準備は完了だ。 「さぁ、れみりゃ。お兄さんと一緒に遊ぼうか」 「う~?」 遊び、という単語に泣きやんでこっちを疑問に満ちた瞳で見つめてくる。 「これがなんだか分かるかい?」 俺は今日の遊び道具を取りだした。 一見すると亀の人形。だがその首は長くてぶっとい。 さらにその取っ手の付いた尻尾を前後することで首も連動して前後する。 大人の諸君なら分かるはず。そうバイブレータ(手動)さ! 「うー! しらない! しらないからはなぜえぇぇ!!」 「なんだ、亀を知らないのか。ほら、首が出たり引っ込んだりするんだぞー」 人形の亀の尻尾をピストンさせて首を動かす様を見せ付ける。 「う~♪ れみりゃもやらせて~♪」 しかし体は動かない。 「うあ゛~!! はなぜえぇぇぇ!!」 笑ったり泣いたり表情の変化が激しいやつだ。 「亀さんの使い方を教えてあげるね」 と言いつつれみりゃの股の間に移動する。 覗くとかぼちゃパンツが見える。 「うあ゛~! はなぜぇぇぇ!!」 こんな奴でも見られると恥ずかしいのか? まったく俺が見たいのはこれじゃないっての。 「そぉい!!」 勢いよくかぼちゃパンツを剥ぎ取る。 「うあ゛-!! がえじでえぇぇ!!」 泣き叫ぶれみりゃをよそにかぼちゃパンツの隠していた秘所を観察する。 そこには人間と同じような割れ目があった。 まぁ小さな体に見合った小さな割れ目だが。 くぱぁ、と指でれみりゃの割れ目を開いた。 開くと中から肉まんの香りがする。 「あ゛~~~~~!!!!」 自分でも触ることのほとんどない場所を触られてれみりゃは絶叫する。 「はなぜっ! はなざないどっ! ゆるざないどぉ!!!」 「おお怖い怖い」 れみりゃが怒ったところで怖くない。 俺は指をれみりゃの割れ目へと突入させた。 「ん…さすがに締まるな。指二本は無理そうだな」 「う゛あ゛っ!? い゛だい゛ぃぃぃぃ!!!」 「大丈夫だよ。すぐに良くしてやるよ」 指をれみりゃの中で前後する。 「あ"う"っ! う"あ"ぅ"っ! はぁぅ゛!」 指を往復するたびにれみりゃが痛そうに鳴く。 そして10回往復するまでには肉汁が溢れてヌルヌルになった。 「濡れやすいやつだな。本当に始めてか?」 「わがらない゛! わがらない゛ぃぃぃ!!!」 「分からないだって? お前も聞こえるだろ? ぐちょぐちょ言ってるぜ」 「う"あ"あ"~!! ぬいでえぇぇぇぇぇ!!!」 「抜いてほしいって? 前戯はもう十分ってことか」 指を抜くとその指は脂分でテカテカだった。 そしてれみりゃの割れ目からはいやらしく汁が垂れていた。 「う゛あ゛っ! う゛あ゛っ! うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 とうとう本気で泣き出してしまった。 だが悲しいかな。それは俺の性欲の炎に油をかけただけだ。 「さぁほぐれたところで亀さん発進!」 れみりゃのホクホクの割れ目に向かって亀さんの頭が突っ込む。 俺の指2~3本分ぐらいのぶっとい頭だ。 頭の先っちょが入ったところでそれ以上入らなくなってしまった。 「い"だい"! いだあぁぁぁぁ!!! むり"! むり゛ぃぃぃぃ!!!」 「いいや、行くね!」 力を込めて亀さんをれみりゃの秘境の奥へと突き進ませる。 ミチ…メチ…と、突き破るように少しずつ亀さんは沈んでいく。 先に肉汁で濡らしておいたので何とか入りそうだった。 「あぐあぁがががぁぁ!!!」 れみりゃは涙や涎なんかをまき散らし、目を見開いて痛みに苦しむ。 少しでも体をよじって気を紛らわせたいのだろうが、拘束されてそれも無理だ。 そしてとうとう亀さんは首の根元までれみりゃの穴へと潜り込んだ。 「よっし、ナイスだ亀さん!」 「う"あっう"っう"あ"ぁ…」 体中の筋肉を緊張させ、痛みを堪えている。 中の異物が奥に向かって動かなくなり、少しずつ呼吸を整える。 だが完全に呼吸が整うまで待つほど俺は優しくない。 「こっからが亀さんの本領発揮だぜ!」 今度は亀さんの尻尾をゆっくりと前後させる。 さっきよりはスムーズに首が動いた。 「う゛ぁ゛! うごがっないで! うごぐな゛ぁ゛!!」 自分でも知らなかった器官を固い棒が動く感触はどんな感じだろう。 れみりゃは嫌がってはいるものの、最初に入れたときに比べて悲鳴に痛みを感じさせない。 「ほうら、亀さんがお前の中を動いてるぞ。どんな気持ちだ?」 「ぎもぢわるい゛! うごがざないでぇ!!」 「亀さんに失礼なこと言うなよ」 亀さんの首ピストンを小刻みで激しいものへとペースチェンジする。 「う"っあ"っあ"っぐっあ"っがっう"っ!」 れみりゃの悲鳴もそれに合わせて激しく細かいものになった。 これは面白い。 今度は亀さんをゆっくりと長いストロークで前後させる。 「う"あ"~~…っ! あ"う"~~…っ!」 悲鳴は長くゆっくりとしたものになった。 「なんだぁ? 本当に気持ち悪いのか?」 「ぎ、ぎもぢわるい"!」 「でもさっきより痛くなさそうだぞ?」 「ぞ、ぞんなごどない"!! はやぐれみりゃをはなぜぇぇぇ!!!」 「ふーん、でもすぐ良くなるよ」 「なるわげない゛!!」 「あっそ」 今度は乱暴に。 強姦にふさわしい激しい動きでれみりゃを犯した。 「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」 れみりゃは亀さんに自分の中を暴れまわられて目を見開いて絶叫する。 「う"あ゛っ! う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 「苦しそうな真似をして、可愛いよれみりゃ」 「あ"あ"あ"ぅ"あ"ぁ"う"あ"ぁ"ぁ"……!!」 程なくしてれみりゃは意識を失った。 死んだかと思ったが、さすがは生命力の強いゆっくりだけあってこの程度じゃ死なないようだ。 翌昼。 れみりゃを拘束したままのプレイルームへ入ると、すでにれみりゃは起きていた。 俺の姿を確認すると喚きだす。 「う"ー! はなぜー! おながずいだー!!」 さすがに昨日された事を覚えていたようだ。敵意むき出し、だが涙目で睨みつけてくる。 「放さないし、何も食べさせてあげない。今日も昨日の続きだよ」 「い"、い"や!! れみりゃはおうぢにがえるの"ぉ~!!」 その水分はどこから来るのか、れみりゃは大粒の涙を流して嫌々する。 「だめだよ、今日は気持ちよくさせてやるから安心しろって」 「ぎもぢわ"る"い"も"ん!! ぎもぢよぐな"ら"な"い"も"ん!!!」 「いや、なるよ。見てみろって」 そう言うと俺は部屋の入口に待機させていたれいむを持ってくる。 「う? れいむー! たべちゃうぞ~♪」 普段の食糧であるれいむを見ると先ほどとは一転して笑顔に戻ってれいむに食べちゃう宣言する。 だがれいむはれみりゃに対して怯えず、ただれみりゃを見つめるだけであった。 「うぅ?」 いつもなら食べちゃう宣言すればれいむは怯えるのにどうしたことだろう、と疑問に思うれみりゃ。 「れみりゃ見てろよ? こういう風に気持ちよくなるんだからな」 「ううう?」 俺は右手にれいむ、左手に亀さんを持つ。 「さぁ、れいむ。どうしてほしい?」 「ごしゅじんさま! いやしいめすぶたのれいむをゆっくりさせてください!」 「良し、いいだろう」 きっちり調教済みのれいむは教えた通りにおねだりしてくる。 教えた通りにしないと昨夜のれいむの様にされてしまうことを知っているのだ。 それだけではない。 「んん…んむむむむむむむむむ!!」 亀さんに口を犯されるれいむは目をトロンとさせ、頬を紅く染めて気持ちよさそうにしている。 「う、うー??」 自分とは違う口を亀さんに犯されているとはいえ、何故あのれいむが気持ちよさそうなのか不思議そうにれみりゃが見ている。 亀さんの動きを激しくすると、れいむは口の端から涎を垂らしてさらに気持ちよさそうにする。 最初は亀さんを咥えさせても苦しそうにするだけだった。 だが体を揺すってれいむを発情させたあと、亀さんを擦りつけてすっきりさせる。 これを繰り返すうちに亀さんに体を擦りつけられるだけすっきりするようになった。 もはや亀さん無しではすっきり出来なくなったれいむは今、亀さんに口を蹂躙されて快感を得ているのだ。 「んむっ、んむむむむむみうぅぅぅ!!!」 そろそろイくらしい。 「もうイくのか? 最初は嫌がってたくせにまったく汚らわしい饅頭だぜ」 「んむぁぁ!! れひむは、きたならひぃまんじゅうでふぅっ!!!」 「ほらイけ!」 「んむみぅぅぅぅぅぅ!!」 「…ぷはっ…すっきりー!!」 すっきりしたれいむは思い出したように慌てて俺の方を向く。 「ごしゅじんさま! きたないれいむをすっきりさせてくれてありがとうございます!!」 「よし、よく言えたな。じゃあ後は部屋に戻れ」 「ゆ? ゆぅ…わかりました…」 いつもはこの後に俺のディックで犯すのだがそれが無くてれいむは戸惑ったようだ。 しかし俺の命令は絶対なのでれいむは急いで部屋から退出した。 そしてこの部屋に残るのは俺とれみりゃのみ。 「見たかれみりゃ。お前もさっきのれいむみたいに気持ちよくなりたいだろ?」 「う、うー…な、なりだぐなぃ…」 「ふぅん」 俺はれみりゃの股を確認する。 「その割には昨日亀さんを入れた穴からエッチなお汁が出てるぞ?」 「ぢ、ぢがうもん! そんなのでてないもん!!」 「じゃあこれはなんだ?」 れみりゃの割れ目から溢れる肉汁を指ですくってれみりゃに見せつける。 「う"う"ぁ"ぁ"! ちがうも"ん!!」 「何が、違うんだ?」 「う"ぅ?」 「エッチなお汁じゃないなら何だ?」 聞き直す。 「じらない!! ただのみずぅ!!」 「ただの水の割にはヌルヌルしてるけどねぇ」 「まあいい。水かどうかは亀さんに調べてもらうとしよう」 そしてれいむを犯したばかりの亀さんはれみりゃのお股へセットされる。 「や"ー! い"れるな"ぁ"ぁ"!!」 「そこは入れないでください、だろ?」 言葉遣いなどは快楽を覚えさせた後に教えるつもりなのでここは忠告だけで済ます。 ずぶぶ…と亀さんの首をれみりゃの壺に挿入していく。 昨夜に比べればずっと抵抗なく奥まで入れた。 「う"あ"あ"…」 れみりゃの方もほとんど悲鳴をあげなかった。 「どうだ? 昨日より痛くなかったろう?」 「うぅ…うー」 否定しないってことはその通りみたいだな。 単純なゆっくりはこういった順応が早くて楽でいい。 俺は口の端をあげると亀さんの首ピストンを開始した。 「あ"う"っ…うううう…あ"う"っ!」 れみりゃは頭を左右に振って何かを堪える。 それは痛みなのか、はたまた何か別の感覚なのか。 亀さんの動きを激しくするとその反応はさらに分かりやすいものになった。 「うあぅっ! あっあっあっう!」 れみりゃの白いもちもち肌が徐々にピンクに染まりだす。 亀さんを咥えこむ下の口から分泌される肉汁も量を増したように感じる。 肉汁の油で濡れた亀さんを放さぬよう気をつけながら亀さんの尻尾を前後し続ける。 そしてようやく… 「ぁうぁぅ…うあっあっあぅぁぁああ♪」 れみりゃから悦びの悲鳴を聞くことが出来た。 れいむ種やまりさ種といった被捕食種は一度の調教で快楽を覚えるフェーズまで進むのだが、 さすがに捕食種で生殖の必要が少ないれみりゃには時間がかかった。 だがたったの二回目でこれだよ。 「今の声はなんだれみりゃ? 気持ちよかったんだろ?」 「うあぅあ…ぞ、ぞんなごど…!!」 否定しようとしたところで亀さんを大きくストロークさせる。 「んぅぁぁ♪ …あ"う"ぅ"! ぢがう"ぅ"…うぁぁ♪」 れみりゃが何を言おうが亀さんによる攻めを緩めない。 しばらく攻め続けると、れみりゃはとうとう否定せず甘い声で喘ぎ続けた。 といっても雌豚肉まんの鳴き声なので綺麗な声ではないが。 「あうああああ♪」 「どうだ? そろそろ認めろよ? 気持ちいいってな」 「うー♪ うぅー…♪」 「言わないならここでやめるぞ?」 「う? うぅぅぅ~~…」 れみりゃがまだ言葉で認めないので亀さんに待機命令を出す。 「あううぅ! きもぢい"い"!! だがらもっどじでぇ!!」 言った。とうとう言った。 思えば我慢出来ないはずのれみりゃが良くここまで我慢したものだ。 「よし、素直に言ったれみりゃは気持ちよくしてやろう」 「う、うー♪」 すでに拒む気持ちをなくしたれみりゃが甘えた声を出す。 ゆっくりの心変りは恐ろしいのぉ。 ゆっくりでも一度知った快楽を忘れはしない。 だが俺はその感覚をさらに強く刻みこむように力強く、激しくれみりゃを犯し続けた。 「ぅ、ぅー…」 気絶したれみりゃをそのままに俺は部屋を出る。 目を覚ましたら食事を取らせて調教の続きをするとしよう。 飽きるまではせいぜい可愛がってやるよ。 その後はどこぞの物好きにでも売ってやるか。 それまでよろしくな、俺の可愛いれみりゃ。 しかし今はまず、先の調教中にいきり立ったディックを収めるために ゆっくりの待つ愛奴ルームへと、俺は足を進めた。 終 by ゆっくりしたい人 こんなSS書いたけど、俺は変態じゃないよ。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2018.html
~ゆっくりれみりゃの生涯『希少種への進化編』~ 前書き 私の中ではゆっくりれみりゃ希少種(体付き)はノーマルゆっくりれみりゃから進化するという設定です。 独自のゆっくりに対する解釈が含まれております。 このような設定に拒否反応を示す方はこのままUターンする事をオススメします。 今までゆっくりの名前は「ゆっくり霊夢」のように「ゆっくり+漢字」で表記していましたが、近作からひらがなで 「れいむ」と表記する事にしました。(1番最初のみ「ゆっくり+名前」で表記します。) 本編 三日月が輝く夜、魔法の森の上空を1匹の丸い物体が飛んでいる。 「うーうー♪」 この丸い物体こそ捕食種、ゆっくりれみりゃである。 れみりゃは夜行性であり、今宵も獲物を探して通常種達が寝静まった森の上空を飛び回っている。 「う~?・・・・・うー!」 れみりゃは通常種とは違い夜目がきくため、暗闇の中でも的確に行動することが出来る。 何かを見つけたれみりゃは目標物へ向かって急降下を始め、森の中へ消えていった。 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・もうたべられないよ・・・むにゃむにゃ。」 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・れいむぅ~ずっといっしょにゆっくり・・・むにゃむにゃ。」 とある木の洞の中では成体に近いゆっくりれいむとゆっくりまりさが仲良く眠っている。 ガサガサガサ 2匹はみょんな音に気づく事なく、ゆぅゆぅと寝息を立てて気持ちよさそうに眠っている。 「・・・ゆ゛ぁ゛!・・・。」 れいむが一瞬悲鳴を上げるが、熟睡しているまりさは気づく事はなかった。 「・・・ま・さ・・・だずげ・・・。」 途切れ途切れに聞こえるれいむの声にまりさはようやく目を覚ました。 「ゆぅ・・・どうしたの~れいむ?ゆっくりできな・・・ゆ゛!」 まりさの目には中身を失ったせいで皮が弛(たる)み、恐怖に怯えながら痙攣するれいむの姿が映っていた。 そして、れいむの体には1匹の丸い物体が噛み付き餡子を吸っていた。 「れ、れみりゃ!どおじでごんなどごにいるのお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 何故れみりゃが巣穴の中にいるのか理解できないまりさは恐怖に怯え悲鳴を上げている。 まりさが怯えている間にれいむは餡子をすべて吸われデスマスクと化していた。 そしてれみりゃが次の獲物に選んだのは当然・・・。 「がおー!たべちゃうぞ~♪ 」 恐怖で体が動かないまりさにれみりゃは容赦なく牙を食い込ませる。 「いやあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!いだいよお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!ずわないでえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!」 「う~♪ あまあま~♪ 」 「・・・もっ・ゆ・くり・たか・・・。」 まりさは必死に抵抗しようとするが捕食種に敵うはずもなく、あっという間にデスマスクと化してしまった。 「うー♪ うー♪ 」 2匹の餡子を吸い尽くしたれみりゃは新たな獲物を求めて夜の森へ消えていった。 満月の夜、今宵もれみりゃは獲物を探し飛び回っている。 「うーうー♪ ・・・う~?」 体に何か違和感を感じたれみりゃは頭の上に?マークを浮かべるがすぐにその違和感は消え、何事もなかったかの様 に狩りを再開した。 「うー!」 獲物を見つけたれみりゃは目標物に向かって急降下を始め、森の中へ消えていった。 れみりゃは小川の近くの木の根元に降り立った。 木の根元には不自然に小石、木の枝、木の葉が積み重ねられ、いかにもここに何かありますよと言わんばかりである。 言うまでもなくゆっくりの巣穴であり、当のゆっくり達は完璧な偽装だと思っている。 三日月の晩にれみりゃの食料となった2匹のゆっくりも、巣穴の偽装が下手であったため食べられてしまったのだ。 「う~♪ あまあまう~♪ 」 れみりゃは口を器用に使い、偽装(笑)素材を次々にどかしていく。 あっという間に偽装素材はどかされ巣穴がぽっかり口をあけ、音を立てない様にれみりゃは慎重に巣穴の中へ入って いく。 巣穴の中では成体の母役のれいむと父役のまりさが1匹ずつ、その子供のプチれいむ、まりさが5匹ずつ、計12匹 の一般的なゆっくり一家が気持ちよさそうに眠っている。 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・おちびちゃんゆっくりしようね・・・むにゃむにゃ。」 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・ぱちゅりーはかわいいね・・・れいむとはおおちがいだよ・・・むにゃむにゃ。」 「「「「「ゅぅ~、ゅぅ~・・・まりしゃ~だいしゅき・・・むにゃ~。」」」」」 「「「「「ゅぅ~、ゅぅ~・・・ぐずゅなれいみゅはゆっくりちにぇ・・・むにゃ~。」」」」」 まりさがゲスであり、子供もその餡子を受け継いでいると寝言を聞けばすぐにわかる。 外でれみりゃが巣穴の入り口の偽装素材をどかしている音に気づくゆっくりは1匹もいないのであった。 巣穴への進入に成功したれみりゃは獲物の多さに ♪ マークを浮かべて笑顔で笑っている。 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・まりさはれみりゃよりつよ゛!・・・。」 れみりゃが最初の獲物に選んだのはまりさであった。 押さえつけられ大声を出せないまりさはどんどん餡子を吸われていく。 「ど・してま・さ・こん・めに・うのおぉ・・・・・。」 「ゆぅ・・・うるさいよ~まりさ~ゆっくりできないよ~。」 まりさのうめき声にれいむはようやく気づき、寝ぼけながらまりさの方へ目を向けた。 れいむの目線の先には・・・。 「う~♪ あまあま~♪ 」 笑顔のれみりゃと餡子を吸い尽くされデスマスクと化したまりさの姿があった。 「ま、ま、まりざあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ゆっくりじずぎだよお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!」」 れいむの悲鳴が巣穴に木霊した。 「「「「「ゅぅ~?どうちたのおか~しゃん?」」」」」 「「「「「ゅぅ~?うるしゃいやちゅはゆっくりちね!」」」」」 れいむの悲鳴でプチ達はようやく目を覚ましたが、事の重大さに気づいているものは1匹もいなかった。 「ぷんぷん、おかあしゃんうるちゃいよ!ゆっくりでぇきにゃいよ!」 1匹のプチまりさはれみりゃに気付かずに大声を上げたれいむに文句を言っているが・・・。 「がおー♪ たべちゃうぞ~♪ 」 「ゆ゛ぇ゛!」 プチまりさはれみりゃに背後から噛み付かれ体の半分を失い、短い断末魔を上げてあの世へ旅立った。 プチまりさの悲鳴を聞き、プチ達はようやく自分たちが非常に危険な状態に置かれている事に気が付いた。 「おちびちゃん!いそいでおかあさんのおくちのなかにはいってね!」 「「「「「ぴぎゃあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !こわいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」」」」」 「「「「まりしゃはおいちくないよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !れいみゅがおいちいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」」」」 プチ達は恐怖に怯え、泣き叫びながられいむの口の中へ次々に飛び込んでいく。 プチゆっくりは皮が柔らかく、餡子も水水しく非常に美味である。 故に捕食種にとってプチゆっくりは最高のご馳走なのだ。 「う~♪ あまあまあま~♪ 」 プチまりさが食べられるのをれいむはただ見ている事しかできなかった。 それでもれいむはプチ達を守るため、体を膨らまし必死にれみりゃを威嚇している。 しかし、通常種の威嚇など捕食種にとって何の障害にもならない。 プチまりさを食べ終えたれみりゃはついに体をれいむの方へ向け・・・。 「う~♪ あまあまもっと~♪ 」 れいむは恐怖から一歩も動くことができなかった。 れみりゃはれいむの頬に齧(かぶ)り付き、餡子を吸わずに皮を食い破り中心に向かって掘り進むように食べていっ た。 れいむはプチ達を怖がらせないように必死に痛みに耐え、悲鳴一つもらすことはなかった。 「いちゃいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 「はやくまりしゃをたちゅけりょお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 突如口に隠したはずのプチ達の悲鳴が巣穴に木霊した。 「おひびしゃん!?(おちびちゃん!?)」 れいむはなぜ口に隠したはずのプチ達の悲鳴が巣に木霊するのかまだ理解できていなかった。 「う~♪ う~♪ 」 「おねえちゃあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ん!」 「れいみゅをたべちぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ !」 次々と聞こえてくるプチ達の悲鳴を聞き、れいむはようやく理解した。 なぜ口の中にいるプチ達の悲鳴が聞こえるのか、理由は簡単である。 れみりゃは食い破ったれいむの頬から中のプチ達を食べていたのだ。 「あ゛っ!あ゛っ!あ゛っ!・・・れいむの、でいぶのあがぢゃんがあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 その貧弱な餡子脳でようやく理解したれいむは恐怖と絶望のどん底に突き落とされた。 「おかあしゃあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ん!」 「もっどゆっくりちたいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 「おねがい、たちゅけてぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ !」 「まりしゃのからだがあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !」 「れぇいみゅのからだがあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !」 「う~いっぱいあまあま~♪ 」 ついにプチ達の悲鳴が聞こえなくなった。 「・・・れいむの・・・かわいい・・・あかちゃんが・・・。」 貧弱な餡子脳でも(悲鳴が聞こえなくなる)=(プチ達の全滅)と理解できるようであった。 悲しみに打ちひしがれているれいむにれみりゃは容赦はしない。 「もっとあまあま~♪ 」 れみりゃはれいむの頬に大きく開いた穴からどんどん餡子を吸っていく。 本来成体の餡子はパサパサで甘みが少なく、あまりおいしいものではない。 しかし、恐怖と悲しみによりれいむの餡子の甘みは最高潮に達していた。 そう、れみりゃは通常種が恐怖で餡子の甘みが増す事を本能的に知っているのだ。 そのため、わざわざ口の中へ避難させたプチ達を先に食べ、れいむに恐怖と絶望を与えたのだ。 相方とプチ達を全て失い抜け殻のようになったれいむは、抵抗することもなく頬が欠けたデスマスクと化した。 「う~♪ う~♪ う~♪ 」 れみりゃの満足度は頂点に達していた。 その時である・・・。 「う~?・・・・・う゛っ!う゛っ!う、う゛、う゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 突如れみりゃの体に激痛が走り出し、その痛みは時間がたつにつれてどんどん増していく。 れみりゃは激痛に耐えられず、先ほど一網打尽にした一家の巣穴の中でのたうちまわっている。 そして激痛がさらに増すにつれ、れみりゃの意識はゆっくりと闇の中へ消えていった。 3日後、れみりゃは目を覚ました。 「う~、のどがかわいたどぉ~。う~!?」 れみりゃは今までにない感覚を体に感じながらも、すさまじい喉の渇きを潤すため這うようにして巣穴から出る。 巣穴は小川の近くに作られていたため、れみりゃはすぐ水にありつく事ができた。 小川に落ちないように注意しながら口を水面に付け、物凄い勢いで水を飲んでいく。 「う~♪ おいしかったどぉ~♪ 」 れみりゃが歓喜の声を上げた時、月にかかっていた雲が流れ森に月明かりが差し込んだ。 そして、小川にれみりゃの姿を映し出した。 そこには頭からは体が、その体からは手と足がきちんと生えているゆっくりの姿が映っていた。 「う~?だれだどぉ~?」 水面に映った姿が自分だと理解できれいないれみりゃは頭に?マークを浮かべている。 しかし、手足を動かすと水面に映ったゆっくりも同じ様に動くのを見て頭の上の?マークは消え・・・。 「う~♪ れみりゃにからだがついたんだどぉ~♪ れみりゃはぱわ~あっぷしたんだどぉ~♪ 」 ようやく水面に映った姿が自分であると理解したれみりゃは希少種特有のダンスを踊りくるくる回っている。 5分ほど経つとれみりゃはダンスをぴたっとやめた。 「う~、おなかがすいたんだどぉ~。」 背中の羽をパタパタ羽ばたかせ獲物を求め夜の森へ消えていった。 森の上空をれみりゃはのろのろと飛んでいる。 手足が生えることで体が重くなるせいかれみりゃは進化すると飛行速度が落ちてしまう。 「うー!おなかぺこぺこだどぉ~!」 当の本ゆっくりはそんな事など気にもせずに獲物を探している。 しばらく飛んでいるとれみりゃはその場でホバリングし、ある一点をじーっと見つめている。 「う~♪ たべものみつけたんだどぉ~♪ 」 目標物に向かってのろのろと降下し、ゆっくりと森の中へ消えていった。 れみりゃが木々間の少し開けた場所に降り立った。 その真ん中には少しだけ土が盛り上がり、落ち葉でうまく偽装してある巣があった。 ただ、うまく偽装できているものの、まだ葉が大量に落ちる時期ではないためいかにも不自然であった。 「う~♪ あまあまのすをみつけたどぉ~♪ 」 れみりゃは手を使い簡単に偽装素材をどかし、数秒のうちに巣穴がぽっかり口をあけた。 ゆっくりはその貧弱さ、その大きさとは裏腹に無駄に広い空間を好む習性を持っている傾向にある。 この巣穴のゆっくりも例外ではなく、少々きついものの巣の入り口はれみりゃの体がある程度入る広さである。 「う~♪ でなーのじかんだどぉ~♪ 」 れみりゃは上半身を巣穴に突っ込んだ。 巣穴の中では成体ではないが、独り立ちしているれいむとまりさが寄り添って気持ちよさそうに眠っていた。 「ゆぅ~・・・おおきくなったらいっぱいこどもを・・・むにゃむにゃ~・・・。」 「ゆぅ~・・・たくさんのこどもとゆっくり・・・むにゃむにゃ~・・・。」 寝言から2匹はとても仲が良く、将来はつがいになるであろう事がうかがえる。 そんな幸せな未来絵図の夢を見ている2匹に無慈悲にも魔の手が襲い掛かろうとしていた。 れみりゃの目前には2匹のゆっくりが笑顔で眠っていた。 食べやすく味も手ごろな大きさのゆっくりを見てれみりゃはニコニコし、♪ マークを浮かべている。 「がお~♪ たべちゃうんだどぉ~♪ 」 「「ゆべし!」」 れみりゃは2匹を掴むと自分の体ごと2匹を巣の外へ引きずり出した。 「いただくんだどぉ~☆」 寝ぼけたまりさの意識がはっきりした瞬間、まりさの目にはれみりゃの大きく開かれた口と鋭い(ゆっくり比)牙が 映っていた。 それがまりさの見た最後の光景であった。 「いやあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 まりさの断末魔が森に木霊した。 まりさの悲鳴を聞き、れいむの意識はようやくはっきりとした。 しかし時出に遅し、れみりゃはデスマスクと化したまりさをぽいっと捨てると、逃げようとしたれいむを掴みあげた。 「もっどゆっぐりじだよお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!だずけでえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!」 「あまあまいただくんだどぉ~☆」 れいむの必死な命乞いなどれみりゃに届くはずもなく、れいむは餡子を吸われどんどんしぼんでいく。 「・・・・もっと・・・ゆっくり・・・したかった・・・。」 死ぬ間際にゆっくりらしい言葉を残し、れいむはデスマスクと化した。 「おいしかったんだ・・・。」 トントントン 突如れみりゃの肩を何者かが叩いた。 「う~!いったいだれだ・・・。」 「ゆっくりしね!」 ボスッ! 後ろへ振り向いたれみりゃの顔には拳がめり込んでいた。 拳が離され、現れたれみりゃの目には大粒の涙が浮かんでいた。 「うぁ~!いたいんだどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !・・・・・?・・・・・う、う、うあぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !」 始めは大泣きしていたれみりゃであったが、危害を与えた主の姿を見て急に怯えだした。 れみりゃと同様に体を持ったゆっくり、ただその威圧感と狂気に満ちた目はれみりゃとは別格であった。 そう、このゆっくりこそ最強の捕食種ゆっくりふらん希少種である。 れみりゃ同様に満月の夜に激痛が走った後意識を失い、今宵体付きに進化し目覚めたばかりである。 「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」 その場でたじろいでいたれみりゃにふらんは容赦なく攻撃を繰り出す。 れみりゃは恐怖に怯え、ふらんの攻撃を一方的に受けることしかできなかった。 「うあぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !やめるんだどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 れみりゃが地面に倒れたところでふらんの攻撃がやんだ。 安堵したのも束の間、ふらんはれみりゃの体に足を乗せ、動けない状態にした後両手でれみりゃの顔を思いっきり引 っ張った。 「いだい!いだいどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !ちぎれぢゃうんだどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 「ゆっくりしね!」 ブチッ! れみりゃの頭と体が分離した。 「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 悲鳴を上げ、大粒の涙を流しているもののれみりゃは死んではいなかった。 れみりゃ、ふらんの両希少種にとってメインは頭であり、体を失ったところで死ぬことはない。 しかし、羽は体についているためまったく身動きが取れなくなってしまう。 ふらんはれみりゃを抱え夜の森の奥へ消えていった。 れみりゃとふらんのいた場所にはジューシーな肉まんの匂いが漂っていた。 森の深部、ここは通常種はおろか人間も滅多に足を踏み入れない場所である。 人間の関与がないという事もあり、深部には巨木が立ち並んでいる。 ふらんはある巨木の一角に降り立った。 その巨木には多数の洞が存在し、ふらんは何かを探すように巨木の周りを歩いていく。 そして目的の場所に着いたふらんは木の幹を軽く叩いた。 コンコンコン 「「「ぢゃおーん!」」」 しばらくすると近くにあった洞からプチゆっくりめーりん3匹が顔を出した。 一瞬プチめーりん達は硬直したものの、すぐに恐れる事無くふらんの足にじゃれつきはじめた。 プチめーりん達がじゃれついていると洞から成体のめーりんが現れた。 このめーりんには右目が無く、距離感がつかめないせいかふらふらしている。 「うー、ごはん、とってきた。」 ふらんは手に持っていた頭だけになったれみりゃをめーりんに差し出した。 「じゃおーん♪ 」 「「「ぢゃお~ん♪ 」」」 めーりん達は協力して巣穴にれみりゃを運び、ふらんは笑顔でめーりん達の様子を見守っている。 「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 しばらくすると洞の中からはれみりゃの悲鳴が聞こえてきた。 めーりん達がれみりゃを食べ始めたのだ。 れみりゃは再生力が強く、全て食べてしまわなければ再び元の丸い肉まんに戻る。 れみりゃは再生力が落ちるまでの間、その生涯をめーりん達の食糧として過ごすのであった。 ※補足 Q:なぜふらんがめーりんに食糧をとってくるのですか? A:それは片目を失っためーりんがふらんの育ての親だからです。 ちょっとしたお話「ふらんとめーりん」 ふらん種の子育てはめーりん種が行うことがあり、このふらんもめーりんによって育てられました。 めーりん種は皮が厚く、力の強いふらん種が殴ったり引っ掻いたりしても傷つくことはありません。 しかしめーりん種は他の通常種から虐められやすく、滅多に反撃しないという特徴を持っています。 めーりんにまだ両目があった頃、つがいとなるめーりんがおり2匹の間に子供ができました。 しかし、蔓が生え身動きがとれないお母さんめーりんを通常種達は容赦なく虐め、その際木の枝が右目に刺さってし まいました。 お父さんめーりんは必死にお母さんめーりんを守ろうとしましたが、大勢の通常種に囲まれそのまま川に落とされて しまいました。 夜も近くなり、通常種達はめーりんを虐めるのをやめ各々巣に戻って行きました。 蔓に実った子供達の多くは未成熟のまま蔓から切り離され死んでしまいました。 それでも3匹のプチめーりんは無事この世に生を受けることができました。 その夜、ふらんがめーりんに会いに来た際、昼間の虐めについてふらんは知りました。 翌日、再びめーりんを虐めに来た通常種達はふらんにより、この世に生を受けたことを後悔する程ひどい方法で痛め つけられ、絶望の表情を浮かべあの世へ旅立ちました。 めーりんは片目を失っているため、子育てをするのは非常に難しいとふらんにはわかりました。 そこでふらんはめーりん一家を食糧が少なく、通常種が滅多に近寄らない深部に住まわせ、自分がめーりん一家の食 糧を探してくるという選択をしました。 その後すぐに満月を迎え希少種へ進化し、れみりゃを食糧として巣に持ち帰りました。 プチめーりん達が一瞬硬直したのはふらんに体が付いていてびっくりしたからです。 めーりん種は頭が良いため、目の前にいるふらんが優しいふらんだとすぐに気付きました。 ふらん持ち帰った再生肉まんのおかげで3匹のプチめーりんは無事成体になることができました。 おしまい(SSが普通に書けそうなお話ですね^^;) End 作成者:ロウ 後書き 最後まで読んでくださった方々にまずはお礼を申し上げます。 ゆっくり達の生涯シリーズ第11弾『ゆっくりれみりゃの生涯「希少種への進化編」』はいかがだったでしょうか? 当初はふらんに八つ裂きにされて終わりの予定だったのですが、食物連鎖的なSSも悪くないと思いふらんに登場し てもらいました。 SSを書いてて思った事・・・。 ノーマルれみりゃ → 「うーうー」かわいいですよね。 希少種れみりゃ → 「れみりゃはぱわ~あっぷしたんだどぉ~♪」自分で書いておきながらここで思わずモニタ ーを殴りたくなりました。 希少種になると無性に腹が立つのはなぜ!? ついに念願のペンタブをゲット!ゆっくりと絵の練習もしてます。 時間が無く余り練習できない上、画力絶望的なのでお見せできるのはまだまだ先になりそうですorz wikiへ前作『ゆっくりレティの生涯』の感想をくれた方、ありがとうございます。 感想をいただけると私の様な者のSSでも読んでいただけていると実感でき、今後の励みになります。 私は後書きが長く、設定をちょくちょく書きたがります。 この事に関して不快に感じる方がいるかもしれませんが、初期の頃からのスタイルを変える事は考えておりません。 新しく使った設定についてはなるべくおまけなどにまわし、読まなくてもいいようにしてあります。 基本的に自分の書きたいものを書きます。 どうかご了承下さい。 次回のSSはゆっくり達の巣穴や冬篭りをテーマにしたものでも書こうかなぁと思っています。 (あくまで予定なので変わる可能性はあるよ^^;) おまけ(という名のゆっくりの考察報告書3) ※注意 考察という名のもとに私の中での設定を書きまくっています。 wikiにある設定集や独自の解釈が多く含まれます。 書きたい内容のための設定、及び自分の中でのゆっくりの設定をきちんと統一し確認するという目的も担っています。 既に本編は終わっており、所詮はおまけです。 上記の事を受け入れられる方のみ↓へお進み下さい。 ○○年○○月○○日 2ちゃんねる ゆっくり虐待スレ 虐待お兄さん 様 2ちゃんねる ゆっくり虐待スレ ロウ ゆっくりれみりゃの考察(報告) 今まで多くの謎だったノーマルれみりゃとれみりゃ希少種の関係についてこの度、一定の研究報告が上がったのでま とめ報告書を作製いたしました。 1.進化について 満月の夜にのみれみりゃの進化が確認されています。 体に激痛が走り、あまりの痛みにそのまま意識を失い約3日後、体がきちんと付いた状態で目を覚まします。 (体の生える過程は各自ご想像下さい) 稀に体が大きくなったせいで巣穴から出られなくなり、そのまま餓死する個体もみられます。 しかし、満月の夜に全てのれみりゃが進化するというわけではなく、他にも進化に必要な条件があると考えられます。 他の条件については様々な説が存在します。 (1)体内時計説 れみりゃの体内には、本ゆっくりにも気付かない時間を司る部位が存在し、ある一定期間生きたれみりゃは満月の夜 に進化する。 (2)捕食カウント説 多くのれみりゃは通常種を捕食した後進化を迎えるため、体内に本ゆっくりにも気付かない食べた通常種の数をカウ ントする部位が存在し、一定数の通常種を捕食したれみりゃが満月の夜に進化する。 (3)誕生時に既に進化の有無が決まっている説 生まれた時点で進化するかどうか決まっており、進化するものは見た目は変わらないものの体内の一部に進化に関わ る部位が存在し、一定期間後進化する。 2.進化後の能力について 似た進化をするれみりゃとふらんを対比しながら報告します。 (1)飛行速度 れみ・・・進化前の3分の2~半分まで落ちてしまう。 ふら・・・進化前以上のスピードを出す事ができ、中には2倍近くのスピードで飛行するという報告もある。 (2)捕食能力 れみ・・・全体的に動作が鈍くなっているものの、手足が使えるという事は生物にとってこの上ないアドバンテージ であり、力も強くなっている事から捕食能力は少し上昇したと言える。 ふら・・・手足を器用に使い力もかなり向上し、進化前とは比べ物にならないほど捕食能力は上昇する。 (3)知能 れみ・・・お世辞にも賢くなったとは言えない。余分な言動が増え、メリットとなる事はほとんど無い。 ふら・・・非常に賢く、躾さえすれば人間の言う事をすぐに理解する事も可能である。 通常種のように人間の言葉もある程度扱えるようになる。 (4)総合 れみ・・・プラスマイナス0?いや、むしろ退化!? ふら・・・全ての面において能力は上昇、まさに最凶の捕食種である。 3.今後の方針 多くの職人様によりさまざまなゆっくりの研究(虐め、虐待)が行われる事に期待しております。 おまけの後書き 以上のおまけがれみりゃについて私が考えている設定です。 これらの設定を基に今回のSSを書かせていただきました。 あくまで私の考えている設定であるため、他の職人様に押し付けようなどという気は毛頭ありません。 冒頭部分は加工場の人の「ゆっくりいじめ系260 ほほえみの村(永琳の報告書)」の書き方の一部を参考にさせてい ただいております。 最後に、これは私の中の設定です。 他の職人様の設定を批判するつもりはまったくありません。 このSSに感想を付ける
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知人からプレゼントとして睡眠薬を大量に貰ったのでこれを使って僕の嫌いなゆっくりゃを虐待する 第零章 ―買収、ついでに交渉― 「門番さん門番さん」 「何ですか私は紅美鈴です」 「本みりんですね分かりますとりあえずゆっくりゃを下さい」 「それ対等の何かをくれないと駄目です私は紅美鈴です」 「分かりましたみすずさん僕の体で良いんですね喜んで」 ここら辺から記憶が曖昧になってるんだけどどうしたんだろう僕 「中国産中国産」 「足りなかったですかそうですか」 「お金を持ってきたのでゆっくりゃ下さい」 「分かりました」 数分で中国産の本みりんさんは僕に麻袋を手渡した 中々重い・・・メタボリック中国産ダンボール肉まんめ 「解凍すれば起きますけど解凍方法はおまかせするので」 「了解しましたいくら払えばやらせてくれますか」 第一章 ―俺が望んでいたもの、それは変化だった― 気づけばリビングで朝を迎えていた 体中が痛い。昨日何かにぶつけたのだろうか。 まだ眠いから僕は2階のベッドで寝ることにした するとメタボリック中国産ダンボール(以下略が僕のベッドで肉汁を垂らして寝ていた ブッ ブブゥッ ブゥゥウウウゥゥッ くっせ くっせー 何だこいつ僕の部屋で放屁しやがった 腹が立った僕はフライパンにゆっくりゃを乗せて台所に向かった。 「ふぁいあー」 僕はメタボ(以下略が載ってるフライパンに2箱分のマッチを入れて発火させといた 「・・・あぢゅいいぃいい”い”い”い”い”!!!」 当然跳ね起きようとする(以下略。 そうされると僕が危ないので蓋をして3分待つ。 その間先ほど作っておいたカップラーメンを食べる。うめー。 蓋を開ける。 ゆっくりゃは黒い黒い。憎い顔も体も全部黒い。 ただここで死なれるとこまるので炭を払ってオレンジジュースと溶かした小麦粉をかけて放置。 僕は寝ることにした。いわゆる二度寝です。 「うっ♪うー♪じゃまだどー♪」 僕は気持ちの悪いマッサージで目が覚めた。 ゆっくりゃが僕の背中をマッサージしていたようだ。汚らわしい。 とりあえず僕は片脚をちぎった。 「うぎゃあ”あ”あ”あ”あ”!!い”だい”のぉおお”お”お”お”!!!」 僕は睡眠薬を溶かしたジュースを口の中に注ぎ込む。 生意気言う前にゆっくりゃは眠っていた。 「うっ♪うー♪じゃまだどー♪」 デジャヴ? 脚が治ったことを確認し僕は顔面に膝蹴りを与えてやると部屋を出た。 「う”-!れみりゃはごうまがんのおどうだまなんだどー!!ざぐやにいいづげてやるー!!」 昨日と同じことをもう一回。 そして次の日。朝のことは省略。 その後、昨日までとは少し違うことをしてやった。 もはや日課である片脚を引きちぎった後、僕は傷口にある薬を塗った その後はいつも通り眠らせた。 第二章 ―章とかいらなくね?― 翌日、僕は気持ちの良い目覚めだった。 しかしそれはすぐに終わった。 「うぎゃあ”あ”あ”あ”!!!ざぐやー!!ざぐや”-!!!!!」 下で何かうるさかった。 急いで僕は下へ駆け下りる。 そこには片脚が無く立てず泣いているゆっくりゃがいた。 「なんでれみりゃの”あぢがないどぉおお”お”お”お!!!ざぐやー!!だづげでー!!!ざぐやー!!!」 この薬は成長を抑止することができる薬。少々高かったが気にしない。 「何言ってんだい。お前は元から片脚が無かっただろう。」 「あるの”お”お”お”お”!!!なんでない”どお”お”お”お”お”!!!ざぐやぁああぁあ!!!なおじでぇええでえええ!!!」 「無いんだよ。元々無いんだよ。お前の片脚は最初から無いんだよ。」 「う”え”え”え”え”え”ええ”え”え!!!!」 あまりにもうるさかったので蹴飛ばした後省略。 第三章 ―倍プッシュだ。― そんなことが2週間ほど続いた。 ここまで続けることが出来る僕をほめて欲しいくらいだ。 流石にゆっくりゃも自覚したようだ。自分は元から脚がないことを。 今、何人かは気づいたかな? 実は、この2週間の間にもう片方の脚ももいでおいた。 その2週間の努力が成就したようだ。今では移動の際は手で這いずり回っている。 しかし、腹が立つなー。 あそこまでやられて自覚した途端またあの満面の気持悪い笑みだよ。きめぇ。 「うっ♪うー♪ぷっでぃんもってこないとさくやにいいづげるどー♪」 そう。自覚したのはいいが、また生意気な口を利くようになった。いや2週間の間生意気な口利かないときは無かったが。 「さくやーはつよいんだどー♪お前なんかいちころだどー♪うっ♪うぎゅぁああ!!!!」 そうだ。最初からこうすればよかったんですね、分かります。 俺は最初抑止薬を使う前に自覚させようと思ってたんだ。 しかし、それは無理だったんだ。この馬鹿なゆっくりゃに理解できるはずがない。 睡眠薬はあくまで黙らせる為。しかしそれもよく考えれば必要ない。 脅迫すればいくらでも黙らせることが出来る。必要なのは成長抑止薬だけだったんだなー。 まあプレゼントは有効活用しないとな。 という訳で、首から下もいでやった。(^^ 「ぎゃばぅぅううぅううぅ!!!!!びゃ・・・びゃ・・・」 おや?死ぬ訳ないだろうな? しかし、どんどん呼吸は減っていく。 そういえば普通のゆっくりは餡子が30%未満になると死ぬんだっけか・・・ でも大丈夫だろう。俺は成長抑止薬を首に塗って睡眠薬を飲ませ、就寝 第四章 ―バーサーカーソウル― うん。良い目覚め。かと思ったら腹が重い。 ま、まさか遂に俺も子を授かる時が・・・・・・・・・っ!!! 来るわけないね。 俺の腹の上にはただのゆっくりゃになったゆっくりゃがいた。 意味が分からないね。 正確には、『胴体を失った』ゆっくりゃ。 野生によくいる頭だけのゆっくりゃになった。 ただ、その姿はあまりにも醜い。 首のところはぐちゃぐちゃとしていて、生首が転がっているようにしか見えない。 というか出来損ない、失敗した肉まんのような・・・ 肉まん・・・肉まん・・・ 第五章 「うますぎるっ!!!」 ______________________________________________________________________ あとがき この作品が生まれたきっかけ ゆっくりゃしね→よし書こう→めーちゃん虐めてハァハァ→ゆっくりゃしねよ→睡眠薬→抑止薬→あるぇー?→強引に→うますぎる 実のこと言うと途中から書いてるうちに色々おかしくなってもう強引にまとめようとした結果がこれだよ! 朝書いた作品を夜に書き直すとこうなる。 それ以前に構成考えずに書くとこうなる。自分の今までの作品は大抵そうです。 こんな終わり方ではあれなのでお詫びの小話。 「ポヨ?」 「ゆっくりしていってね!!」 「ポーヨゥッ♪」 どちらも能天気な性格のカービィ。そしてゆっくり。 カービィはゆっくりの事など知るはずもない。だからたまにこうして遊んでいるのだ。 運命の変わり目は、すぐに起こった。 「ポヨゥッ!!ポーヨゥ♪」 「ゆっ♪ゆっ♪ゆーぎゅっ!!!」 「ポヨゥ!?」 ベチン。 ゆっくりはカービィとの遊びに夢中で木にぶつかってしまった。 「ポーヨゥ!ぽーよぅ・・・!?」 カービィは急いでゆっくりの元に向かう。 「ポヨ・・・?」 ゆっくりのすぐ前にある小豆色の何か。 その何かからはほのかに甘い香りが漂う。 「ポヨゥ・・・?ぽーよぅっ♪」 カービィは美味しいものだと思い、それをひとつなめてみた。 当然、美味に違いない。餡子なのだから。 「ポーヨーゥッ♪ポーヨッ♪ポヨーイッ♪」 あまりの美味しさに頬を染めるカービィ。 こんなところにこぼれているのだ。まだ近くに少しはあるはず。 カービィはその小豆色のものが無いかあたりを見回す。 「ポヨオゥ・・・?」 カービィの目に留まったもの。 ゆっくりである。 普通から見れば小豆色の血を吐き出しているようにしか見えないのだが、カービィは違う。 「ポヨゥ・・・!!!」 ゆっくりが、おいしいものをひとりじめしている。 食い意地の張ったカービィのことだ。そう考えるのは仕方がない。 そうだ。 くちうつしでわけてもらおう!!! 「ポーヨゥッ♪」 「ゆ”っ!!!???」 いきなりカービィからキスされるゆっくり。 「ゆ”・・・!!?ゆ”・・・ゅ・・・・・・・・・。」 どんどん中身を吸われていくゆっくり。 しかし、ゆっくりはうっとりしていた。 カービィとなら、こんなこともできるよ・・・ 幸せな顔をしたまま、ゆっくりは息絶えた。 「ポーヨゥ♪」 カービィも幸せだった。 おいしかった、でもゆっくりはいない。 まあいいか。あしたになればまたあそべる。 「カーービーーーィ!!!」 「ぽよぅ?」 ブンがこちらに走ってきた。 「遅いぞカービィ!今日はみんなでパーティなんだぜ!もうみんな待ってるぞ!!」 「ポーヨゥ♪」 「ん・・・なんだこの大福の皮みたいなの。うおっ、餡子がついてる。・・・小腹すいたし、いいよな♪」 プププランドは今日も平和です このSSに感想を付ける
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ゆっくり眠れない夜 最近の研究で、ある種のゆっくりさくやは他のゆっくりの体内時計を調節し、よりゆっくりさせることができるということが判明しました……- 「こいつは使えるな……」 俺は新聞を放り投げると、手早く外出の支度をし、今日の予定をすべてキャンセルしてゆっくりショップへと急いだ。 こうした情報が出回ったからには、もともと稀少であるさくやの市場価格は間違いなく高騰する。駆け出し虐待お兄さんに過ぎない自分にも簡単に予見できることだ。 実は、今まで俺は値段と扱いづらさの両面からさくやに手を出すことはなかったのだが、これはいい機会かもしれない。 知らず、駆け足になっていた。 「ヒャア!大人買いだぁ!」 《さくや種売り切れ》 《さくや売り切れました》 《さくやお一人様2匹まで(ループ買い不可)》 「やっぱりな……」 案の定、市場に出回っているさくやは驚くほど少なくなっていた。誰も考えることは一緒ということか。 しかし、比較的早い時期から三軒両隣の村を駈けずりまわったために、俺は10匹ものさくやを確保することができた。十分な成果といえよう。 「この中に、させや(”ゆっくりさせ”さくや)がいるといいんだが……」 俺はゆっくり箱を大事に抱えて、家路を急いだ。 「れみ☆りゃ☆うー☆」 引き戸を開けるなり、飼っているれみりゃの例のダンスを目の当たりにする。 「おっがえっりだどぅ~♪ぷっでぃんかってきたかどぅ~?」 俺はそいつの翼を毟り取り、正面から拳や蹴りを叩き込む。 「ぷぎゃっ!?」 腕が根本から吹き飛び、肉汁で床を汚しながら転がる。 「でびぢゃのうでがああああ!!!!????」 足がへし折れる。 「あ゛ん゛あ゛ぁ゛ぁ゛ーー!!!い゛だっい゛だい゛どぅ~~!?」 帽子を掴み取り、 「う゛っ゛う゛ー!!れ゛み゛り゛ゃ゛の゛だい゛じだい゛じか゛え゛せ゛どぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!??」 それを口の中に押し込んでやる。 「む゛ぐう゛ぐぐぐぐ!!!いやだどぅ!だべだぐないどぅぅぅぅ!!!!!!」 はっと妄想から覚める。また有頂天に飛んでいたらしい。悪い癖だ。俺は反省する。 情熱だけでなく冷静さも併せ持ってこその虐待道。慌てるな、まだ虐待するような時間じゃない。 「ぷっでぃんはないよ」 期待の眼差しでこちらを見上げるれみりゃに教えてやる。 俺の言葉を理解するなり(本当に理解してるのかは知らない)、じたばたと暴れだすれみりゃ。だんすといいぐずりといい、いつもながら見るに耐えない仕草だ。 「う゛う゛~!!ぷっでぃんたべたいどぅぅぅ!!!」 と、俺は本来の目的を思い出し、大事に抱えてきたゆっくり箱を開封した。 「あう♪しゃくやだどぅー!!しゃくや、しゃくやぁぁぁぁ!!!」 れみりゃの反応は包みを開けた途端だった。ぐずるのをやめて、さくやがひしめく箱に取り付く。 ”させや”でなくとも、れみりゃ種とさくや種の間には先天的な共生傾向があるとは聞くが……それにしても想像以上の食いつきだ。 こいつにさせやが判別できるのなら、話が早いのだが。 れみりゃは例によって、何もしていないくせに尊大な態度でこう宣言する。 「しゃくやぁは~、れみりゃのめいどにしてあげるどぅ~!」 「「「ありがとうございます」」」 一斉に答える箱の中のさくや10匹。こいつらの方はなかなか理知的だ。 初めて会うさくやに夢中のれみりゃからさくやを取り上げ、見せびらかして遊びたいよいう衝動を堪えて、れみりゃの住居『ゆっくりゃ育成キット”紅魔館”』――透明素材で出来た、お城の形を模したペット小屋だ――にさくやをぞろぞろと放してやる。 「ゆっくりですね」 「とてもゆっくりします」 「おゆはん、おゆはん」 「れみりゃさま、どうぞゆっくり」 腹が減っているのも混じっているようだが、軒並み理性的な様子でれみりゃと接している。 「う~☆う~☆れみりゃもゆっくりするどぅ~☆」 れみりゃの方も、さくやを食べたりする素振りはない……ってちょっと待て!! 「今なんつった……」 思い返してみるに、れみりゃは確かに”ゆっくりするどぅ~☆”と言った。 見ているうちに、れみりゃは常にない様子で身体を弛緩させ、ごろりと寝そべった。その周囲にさくやが寄り添う。 「ゆーっくり……ゆーっくり……」 「さくやといると、とぉってもゆっくりできるんだどぅ~……」 友好的なさくや種と一緒にいてリラックスしている、というわけではなさそうだ。れみりゃの挙動そのものがゆっくりとしている。 「こうえいですわ」 「ゆっくりなさってください」 「れみぃぃ☆りゃあー☆うー……にぱーー☆」 やがてゆっくり達はひとかたまりに眠ってしまう。 これは……どうやら、俺は当たりを引いたらしかった。 俺は考えた末、この中のどれがさせやなのか判別する必要はないと判断した。ゆっくりの見分けは付きにくいし、苦労して分別したところでさくやは一般種のように生命力が強いわけではない。それに転売するつもりもない。 今回の計画では、さくやの能力でれみりゃがゆっくりしてさえいればいいのだ。 「おい、起きろ」 俺はれみりゃを起こした。 「なんだどぅ~~!!れみりゃ、まだねてたいどぅ~~!!」 「甘い物があるんだけどな」 「たべるどっ!!」 俺は用意したものをれみりゃの前に出した。 それはコップに入った、薫り高く、湯気を立てている――珈琲だ。無論、れみりゃにも飲めるように砂糖、ミルクをたっぷりと、食品としての限界まで投入している。 「う~?」 はじめはちびちびとすすっていたれみりゃだったが、 「おいちいどぅ~♪」 じきにコップを深く傾けるようになり、あっという間に飲み干してしまう。 「まだあるからね」 俺は二杯目を差し出してやった。それもすぐになくなる。 「もっともっともってくるどぅ~~!!」 お腹もふくれ、意気揚々とペット小屋へ帰るれみりゃ。さくやに囲まれて、さらにご機嫌である。 「さて、まだだいぶ早いけど、おやすみの時間にしようかな」 時間も遅くなり、俺は就寝の用意を始める。ところであれは、どこへしまったっけな…… 「ねむくなってきました」 「ゆっくりおやすみですわ」 「れみりゃさま、おやすみなさい」 「あぅ♪おやすみだどぅ~♪」 俺はやっとのことでそれを見つけ出す。耳栓だ。 俺は耳栓を装着すると、ペット小屋の出入り口をロックし、部屋の電気を落とした。 * * * * れみりゃはふだんよりもゆっくりした気分で、紅魔館のベッド(ただのマットだ)に、ぼてんと転がった。 「ゆうっくりしてるどぅ~~♪おぜうさまはごきぜんだどぅ~~♪」 暗闇の中で目を閉じる。 何度寝返りを打っただろうか。れみりゃは、自分がまったく眠くないことに気がついた。 「れみりゃねむくないどぅ~~!さくや♪あそぶどぅ~♪」 寝床を起き出して、さくやの群れが眠っている場所へ踏み込む。一匹一匹つついてまわるが、いずれも起きる気配はない。それもそのはず、一日家に居ただけのれみりゃと違い、さくや達は方々のゆっくりショップから長い距離を運ばれてきたのだ。精神的にも饅頭的にも疲れている。さくやの”ゆっくりさせる能力”でよりゆっくりしたれみりゃの揺さぶりや突っつきなどでは、起きられるはずもなかった。 「めいどのくせに、なまいきだどぅ~~!!」 「ぎゃおー☆たぁべちゃううどおおぅぅ!!!」 泣いても騒いでも、一匹として起きる気配はない。れみりゃは、おぜうさまである自分が命令したのだからいずれ起き出すはずだと肉饅の頭で考え、先に自分ひとりでゆっくりすることにした。 「れみ☆りゃ☆うー☆にぱー☆」 どこどこと音を立てて、頭の悪い舞踏を繰り広げる。飼い主の虐待お兄さんが見たらまた有頂天へ旅立ってしまいそうな出来栄えだ。しかし、電気の消えた闇の中では見るものもなく、踊り甲斐もない。 「う゛う゛う゛ーーー!!あきたどぅーーー!!!」 しかし、依然として起きてくるものもない。 れみりゃは騒ぎ疲れて、 「うー…うー……れみりゃはおぜうさまだから、ちゃんとおねむするどぅ……」 とうとう寝床に戻る。しかし身体中に染み入ったカフェインは、まだれみりゃを眠らせはしない。 「ぜんぜんねむくないどぅーーー!!どうなってるどぅーーー!!??」 次に、お外に出ることを思いついたれみりゃ。お外に通じるドアへと向かうが、すでにお兄さんによって鍵はかけられている。 いくらじたばたしてみても、ドアノブは揺るぎもしない。 「やっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!お゛そ゛と゛て゛る゛ぅ゛ぅ゛~~!!」 * * * * 俺は暗がりで目を覚ます。れみりゃの立てる振動によって起こされたようだった。 耳栓を外すと、ペット小屋へと向かう。 「おにいざん!れみりゃたいくつだどぅ~~!!れみりゃのために、ごほんよんでもいいどぅ~~!?」 「今そんな気分じゃないな」 「それじゃとくべつにれみりゃののうさつ☆だんすをみせてあげるどぅ~☆」 「暗いから見えないよ」 「それじゃ、ぷっでぃんもってくるどぅ~~!!」 「うちのおぜうさまは夜中にぷっでぃん食べたりしないぞ!お前さては偽者だな!?」 「ぞんなことないどおおおお!!!」 「いいかい、夜ゆっくり寝ない悪い子は、ふらんが食べにくるんだぞ。ほら、そこまで来ている」 俺は窓の外を指差す。まだ高い月明かりに照らされて、木々のシルエットが風に揺れている。 「あ゛う゛う゛う゛う゛!!!ふ゛ら゛ん゛こ゛わ゛い゛どぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 頭を抱え、うずくまってぶるぶると震えるれみりゃ。 「ふらんに食べられたくなかったら、ゆっくり眠ることだね。あんまりうるさくしてると、ふらんにきづかれちゃうからね。 それじゃ、おやすみ、れみりゃ」 「じゃ゛く゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!こ゛わ゛い゛の゛く゛る゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!じゃ゛く゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!」 「せいぜいゆっくりさせてやってくれよな、さくや」 俺はその辺にあった本を数冊抱え持つと、ペット小屋が揺れないように重しとして置く。これで、ちょっとやそっとのことでは揺れることはなくなった。 「じゃ゛く゛や゛ぁ゛お゛き゛て゛ぇ゛!!!じゃ゛く゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!ふ゛ら゛ん゛こ゛わ゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!」 俺は耳栓を深く装着し直すと、自分の寝床に入った。 「さてと、寝るか……」 今はまだ23時。 れみりゃの長い夜はこれからだ。 □ ■ □ ■ あとがき 寝つきの悪かった子供時代のトラウマで虐待してみました。 読了ありがとうございました。 過去に書いたSS 豚小屋とぷっでぃーん 豚小屋とぷっでぃーん2 エターナル冷やし饅頭 れみりゃ拘束虐待 無尽庭園 このSSに感想を付ける
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人間の小屋の中にまた勝手に住み着くゆっくりがいた。 それ自体はよくあることである。 そして、子持ちである事もよくあるが、今回は少し変わったゆっくりが住み着いていた。 「う~♪ れみりゃのぷりてーなあがちゃん~♪」 「う~~♪」 一匹のお母さんれみりゃと赤ちゃんれみりゃ。 出生は不明だが、どこかのお屋敷から抜け出してきたのかもしれない。 こーまかんと、この小屋を重ね合わせているのかもしれないからだ。 邪魔な農具の類は全て乱雑にぶちまけ、開いたスペースにお尻を着いたお母さんれみりゃはニコニコと赤ちゃんれみりゃを眺めている。 「うっう~♪ おながへっだどーー!!」 突然、何の脈絡も無しにお母さんれみりゃが立ち上がり、天を指指し高らかに宣言する。 「う~ごひゃん~♪」 赤ちゃんれみりゃも純粋な瞳をお母さんに向けて微笑む。 どうやら、こちらもお腹が減ったようだ。 「う~~~いぐどぉ~~♪」 その声を聞いたお母さんれみりゃは、少しスピードを殺して、そのまま母屋の方へ戻る。 この小屋は、母屋の人間が倉庫として使っていたものだったようだ。 しかし、最近は使っていなかったらしく、それゆえゆっくりの進入を許してしまったらしい。 そんな事をこれっぽっちも知らない二匹は、さも当然のように、今まで来た事のない母屋に向かって歩を進めてゆく。 後ろからヨチヨチと赤ちゃんれみりゃが付いて来るのでお母さんはご機嫌だ。 お母さんは歩いて、赤ちゃんはお母さんの顔の高さまで浮かび上がって、仲良く歌いながら母屋の中へ。 「がぁ~お~た~べちゃ~うぞ~!!!」 「じょーー!!」 障子を破り捨てて更に奥へ進む。 目指すは台所。 「う~~♪」 台所へ着いたお母さんれみりゃは、おいしそうな香りを出しているおかずには一切目もくれずに戸棚や氷室の中を調べ上げる。 「う~!! ぽいするのぽい!!」 自分が食べたいもの以外を処理する事も忘れない。 ここも自分のお屋敷、だから何をやっても良い、自分の好きなように振舞う。 笑顔のまま、台所の棚という棚を漁りまくっているれみりゃの顔は、飛びっきりの笑顔であった。 「うーー!! ざぐやにいいづけでやるーーーーー!!!」 どうやらお気に入りの食べ物が無かったようで、家の中をめちゃくちゃにしてから、笑顔でれみりゃ親子はこの家を後にした。 「う~~~~……」 出来る限り高く(2メートル)飛んで辺りを見回すお母さんれみりゃ。 めぼしい家が見当たらないようで、迷っているようだ。 「うーーーおかーしゃん!! あのおーち!!」 赤ちゃんれみりゃが指差した家は、手前の家が陰になってよく見えないがそれなりに豪華そうな家だった。 「う~~~♪ いっくどぉ~~~~♪」 元気百倍肉饅頭のポーズでその家まで飛んでゆく。 「うーーーー!!!」 門の前まで来ると、やはり、なかなか大きな家のようだ。 「うっう~♪」 塀を飛び越え庭に、そこから家の中へ入っていく。 「うーーー!! がぁおーーー!! がぁおーーー!!!」 「ぎゃおーーー!!」 先ほどと同じように、障子を破り捨てて奥へ奥へと進んでゆく親子。 直ぐにお目当ての台所が見つかった。 しかも、この家には大きな冷蔵庫もある。 「う~~!!」 喜び勇んで早速お目当てのものを探し出す。 こっちをあけたらポイ。 あっちをあけてもポイ。 今回も全て捨てるだけなのかと思われたそのとき、親子から嬉しい悲鳴があがった。 「う~♪ ぷっでぃ~ん♪ れみりゃのぷっでぃ~ん♪」 「うーーー!! ぷっでぃーーん!!」 その手に握られていたのは、大きなプリンだった。 「「う~♪ れみ☆りゃ☆う~♪ にぱー」」 自分の一丸の好物、しかもこんなにも大きなものを手に入れたれみりゃはご機嫌だ。 さっそく、食べようと蓋を剥がす。 「う~~~♪ ……う~? うーーーーーーー!!!!!!!」 おかあさんれみりゃが懸命に蓋を外そうとするが、なかなか剥がせない。 それもその筈、剥がすための出っ張りは、綺麗に切り落とされていたのだから。 「まぁまーーがんばっでーーー!!!」 「ううーーーーー!!! ううーーーーーーー!!!!」 愛娘の応援を受け、必死になって蓋を剥がそうと奮闘するお母さんれみりゃだが、小さなその手で開けられるほど、幻想郷の包装技術は遅れていない。 「ううーーーー!!! ざぐやにいいづけでやるどぉーーーー!!!!!!」 結局開けられないことが分かると、興味をなくしたようにプリンを投げ捨て更に物色し始める親れみりゃ。 「う~~~うっう~~♪」 次に見つけたのはカステラだった。 買ってきたばかりなのであろうそれは、親れみりゃの顔ほどの大きさがあった。 「う~~~~♪ おがじ~♪ むっしゃむっしゃ♪」 床に腰を下ろし、両手でしっかりと掴んで食べ始める。 「う~~? れみりゃのぷっりでーなあがじゃ~ん♪ おっがじ~あるどぉ~♪」 近くに居るはずの赤ちゃんに呼びかける、しかし、返事は意外なほど遠くから聞こえた。 「うーーーー♪ まぁまぁーー♪ れみりゃごれかいだのーーー!!!」 赤ちゃんれみりゃが手渡したのは一枚の画用紙だった。 そこにはクレヨンで満遍なく線が書いてあるだけだ。 「う~~~♪ れみりゃのこどかいてくれだの~~?」 「うーーー♪ まぁまぁをかいだのーーー!!!」 どうやら、それは自分の事を描いた絵だと認識したらしく、お母さんれみりゃはにこにこしながら両手でそれを持って眺めている。 「うーー♪ これおいじーー♪」 一方の赤ちゃんれみりゃは、先ほどの母親と同じような格好で残ったカステラに齧り付いていた。 「うっう~♪ れみりゃもかくどぉ~♪ ぐれよんどぉごぉ~?」 「うーー♪ こっぢーーーー!!!」 赤ちゃんに連れられてお母さんれみりゃが向かった部屋には、沢山のクレヨンと画用紙がばら撒かれていた。 「うっう~♪ れみりゃはぷっりでぃ~なあかちゃんど、さぐやのえをかくど~♪」 「れみりゃももっとまぁまぁのえをかくどー♪」 その楽しい一家団欒は、この家の主が帰ってくるまで続いた。 その間に、絵を描く事に飽きた親子は、先ほどの家と同じように全てをめちゃくちゃにし、クレヨンで家中の飾り付けを終えたようだ。 親子とも大の字になってぐっすり眠っていた。 「……オラ、起きろ」 帰ってくるなり、我が家の変わり果てた様子に愕然とした男は、お腹に蹴りをぶち込み二匹を叩き起こす。 「うぎゃーー!!! ざぐやーーどごーー!!」 「まぁまぁーー!!! しゃくやーー!!!」 たいしたダメージにはならなかった様で、二匹とも元気にのたうち回っている。 「おい! 俺のうちで何してんだ?」 「う~ここはれみりゃのおーぢなの♪ ざぐやにいっでべっどど~、ぷっでぃ~んをはこんでもらうの♪」 「うーー♪」 早くも回復した親子がニコニコと男に語りかける。 「う!! うっう~♪」 母親が何かに気付いたようその場を後にする。 残ったのは男と赤ちゃんれみりゃだけ。 「うーーー!! うあうあ~~~♪ うぎゃ!!!」 好き勝手に踊っている赤ちゃんれみりゃを掴み上げ、引きちぎる。 中からは、おいしそうな肉まんの匂いが漂ってきたが、男はそれを食べようとはせず、お母さんれみりゃが 戻ってくるのをじっと待っていた。 「うっう~♪ はやぐこのぷっでぃ~んあげでね~♪」 先ほどのプリンを持ってきたれみりゃが、有無も言わさぬ態度で男に命令してきた。 「そのまえに、ここは俺の家だよ。そして、お前達は俺の家をめちゃくちゃにしたんだよ。分かる?」 「うーーーー!! いいがらはやぐあげるの!! ざぐやにいいつげるどぉーーーー!!!!」 あくまで聞く耳が無い。 まさに饅頭に説教である。 「わかったよ。じゃあその間これでも食ってろ。うまいぞ~♪」 「う~♪ れみりゃちゃべりゅ~~~♪」 男から渡された、モノを両手でしっかりと受け取るれみりゃ。 「う~♪ あーーn? うあーー!!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 口に入れるその段階で漸く、それが自分の子供だと気付いたれみりゃは、どうして良いのか分からず持ったままおろおろとしている。 「ほら、開いたぞ。それじゃあ交換な」 ヒョイっとれみりゃの手からソレを取り上げて変わりにプリンを載せる。 なかなかゆっくり思いの男のようで、しっかりと安っぽい紙皿の上にプッチンされていた。 「……ううううう……」 「どうした? くわないのか?」 右手をバリッと食いちぎる男。 手に持っているプリンを男が持っているソレを交互に見比べながら、れみりゃは必死に何かを考えているようだ。 「うーーー!! それはれみりゃのあがちゃんなの!! たべものじゃないの!!!」 漸く考えが纏まったようで、顔を真っ赤にしてそれだけを叫んだ。 「ん? そうなのか? そいつは悪いことしたな」 「ほら、返すよ」 お母さんれみりゃの前に子供れみりゃを投げ捨てる。 「うーー……まぁまぁ……」 まだ息はあるようで、しきりに母親の名前を連呼している。 「うあーーー!! れみりゃのぷりでーなあがちゃん!! あがちゃーーん!!!」 手に持っていたプリンを投げ捨てて、必死に赤ちゃんの元へ駆け寄る。 しかし、後一歩の所で男の足が気持ち悪い親子の再会を阻んだ。 「うあーーー!! まぁまぁ!! まぁまぁ!!!」 「ああああ!!! ざぐやーーー!!! ざぐやーーー!!! ごわいひどがいるどぉーーー!!!」 必死に自分の面倒をみてるれる者の名前を叫ぶが聞こえるはずも無い。 「さて。もう一度聞くけど、お前たちが勝手に家をめちゃくちゃにした事は分かってるかい?」 「はいーー!!! だがらゆるじてーー!!!」 「ごめんにゃしゃいーーー!!!!」 何処で覚えたのか、お母さんれみりゃは必死に土下座までして男に謝っている。 そんな様子を見ていた男は、ゆっくりと赤ちゃんれみりゃを踏んでいた足から力を抜いていく。 「う!! う~~♪」 その事に気が付いた赤ちゃんれみりゃは、必死の泣き顔から一転、100万発の笑顔に早変わりした。 「おっと、そうだここは誰の家かな?」 勿論、ここまでされたゆっくりが次に言う台詞はお決まりのものである。 「「うっう~♪ れみりゃのおへやだどぉ~♪ れみ☆りゃ☆う~♪ にぱー♪」」 何も言わずに再び足に力を込める。 「いっぎゃーーー!!!! ぎゃーーーー!!!!」 更に、足を捻っていく。 「あああ!! ぎゃは!! あががががが!!!!!!」 赤ちゃんがボロボロになったところで、持ち上げて母親に投げつける。 「うぎゃあ!!」 「あああ!! あがじゃんがーーー!!!!」 「もう一度だけ聞くけど? ここは誰のお家?」 「おにーざんのおーじ!! ゆるじでーーーー!!!」 「漸く分かってくれたかい? それなら良いんだ」 「うーー!! でもれみりゃたちにがわいおもいざぜたがら、ざぐやにいいつげてやるど~♪」 「そうだった。家をめちゃくちゃにしたお仕置きと、折角のプリンを落としたお仕置きが済んで無かったね♪」 子供を抱いて逃げ様としていたれみりゃの羽を掴んで、勢いよく叩き落す男。 「あががが!!!」 突然の衝撃に、お母さんれみりゃは何がなんだか分からず、痛みだけをこらえている。 その様子を笑みを浮かべて見ていた男は、ノコギリでゆっくりと四肢と胴体をばらしてゆく。 「いだい!! いだい!!!」 質の悪いノコギリのようでなかなか上手く切断する事ができない。 「うががが!!!」 ギーコ 「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーー!!!!!!!」 「まぁまぁーーーー!!!!」 「お前はこっち」 「う? ああああじゅいーーー!!!」 子供は大きな寸胴の中へ、蓋をして数時間じっくりと煮詰める。 「ああああああ!! れみりゃのあがじゃんどーずるのーーー!!!」 「食べるんだよ? どうしてそんな事聞くの?」 「なんでーー!! れみりゃはたべものじゃないどぉーーー!!!」 「何でって言われてもね。君一匹だけ売ればお金は十分だからね」 四肢を落とし終えた男は、れみりゃの目の前でソレも鍋の中に放り込んでいく。 必死に泣き叫んでいるれみりゃの声をものともせず、再度蓋をし終えた男は、れみりゃの方に向き直りニッコリとして呟いた。 「はい。これお口に入れるよ」 「う? うぐぐ!!」 「はい縫い付けるよー♪」 「うぎゃあ!! あが!! はが!! げほ!! おえ!!!」 入れられたのは先ほど楽しく描いていたクレヨン当然美味しくも無いが、吐き出すこともできない。 「人が趣味で使ってたものでこんな事するなんてねー」 口を縫い付けると、そのまま頬を思いっきり殴りつけた。 「!!! うううーーーー!!!」 何度も、何度も殴る。 「ううーーーーー!!!!」 口の中では涎とクレヨンがごちゃごちゃに混ざっている事だろう。 「よし。これ位で良いか」 ひとしきり殴り終わり、四肢も再生したソレを今度は土間まで連れ戻す。 「このままじゃ売り物にならないからね」 スプーンを使って口の中をくり貫いてゆく。 「いだい!! いだい!!! いだいーーーーー!!!!!!!」 当然、歯もボロボロと床に落ちる。 「ざぐあy---!!!! ざぐああーーーー!!!!! どごーーー!!!!」 それでも、口の中を書き出す手を休めない。 いや、既に口の中は存在していない。 「ああーーーーーーーーー!!! あーーーーー!!!」 最後の方になると、もはや喋る事もできないようで、ただ空気を吐き出しているだけになった。 しかし、直ぐに再生するので余り深く考えなくても良いだろう。 寧ろ、恐怖を与えて旨みを増幅させる事が大事なのだ。 男は、ソレを狭苦しい箱に無理矢理収めると、ダシを取っておいた寸胴で料理を始めた。 翌日。 紅魔館では、珍しく美味しい餡が入ったとびっきりの餃子が振舞われたという。 このSSに感想を付ける
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~ゆっくりれみりゃの生涯『希少種への進化編』~ 前書き 私の中ではゆっくりれみりゃ希少種(体付き)はノーマルゆっくりれみりゃから進化するという設定です。 独自のゆっくりに対する解釈が含まれております。 このような設定に拒否反応を示す方はこのままUターンする事をオススメします。 今までゆっくりの名前は「ゆっくり霊夢」のように「ゆっくり+漢字」で表記していましたが、近作からひらがなで 「れいむ」と表記する事にしました。(1番最初のみ「ゆっくり+名前」で表記します。) 本編 三日月が輝く夜、魔法の森の上空を1匹の丸い物体が飛んでいる。 「うーうー♪」 この丸い物体こそ捕食種、ゆっくりれみりゃである。 れみりゃは夜行性であり、今宵も獲物を探して通常種達が寝静まった森の上空を飛び回っている。 「う~?・・・・・うー!」 れみりゃは通常種とは違い夜目がきくため、暗闇の中でも的確に行動することが出来る。 何かを見つけたれみりゃは目標物へ向かって急降下を始め、森の中へ消えていった。 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・もうたべられないよ・・・むにゃむにゃ。」 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・れいむぅ~ずっといっしょにゆっくり・・・むにゃむにゃ。」 とある木の洞の中では成体に近いゆっくりれいむとゆっくりまりさが仲良く眠っている。 ガサガサガサ 2匹はみょんな音に気づく事なく、ゆぅゆぅと寝息を立てて気持ちよさそうに眠っている。 「・・・ゆ゛ぁ゛!・・・。」 れいむが一瞬悲鳴を上げるが、熟睡しているまりさは気づく事はなかった。 「・・・ま・さ・・・だずげ・・・。」 途切れ途切れに聞こえるれいむの声にまりさはようやく目を覚ました。 「ゆぅ・・・どうしたの~れいむ?ゆっくりできな・・・ゆ゛!」 まりさの目には中身を失ったせいで皮が弛(たる)み、恐怖に怯えながら痙攣するれいむの姿が映っていた。 そして、れいむの体には1匹の丸い物体が噛み付き餡子を吸っていた。 「れ、れみりゃ!どおじでごんなどごにいるのお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 何故れみりゃが巣穴の中にいるのか理解できないまりさは恐怖に怯え悲鳴を上げている。 まりさが怯えている間にれいむは餡子をすべて吸われデスマスクと化していた。 そしてれみりゃが次の獲物に選んだのは当然・・・。 「がおー!たべちゃうぞ~♪ 」 恐怖で体が動かないまりさにれみりゃは容赦なく牙を食い込ませる。 「いやあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!いだいよお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!ずわないでえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!」 「う~♪ あまあま~♪ 」 「・・・もっ・ゆ・くり・たか・・・。」 まりさは必死に抵抗しようとするが捕食種に敵うはずもなく、あっという間にデスマスクと化してしまった。 「うー♪ うー♪ 」 2匹の餡子を吸い尽くしたれみりゃは新たな獲物を求めて夜の森へ消えていった。 満月の夜、今宵もれみりゃは獲物を探し飛び回っている。 「うーうー♪ ・・・う~?」 体に何か違和感を感じたれみりゃは頭の上に?マークを浮かべるがすぐにその違和感は消え、何事もなかったかの様 に狩りを再開した。 「うー!」 獲物を見つけたれみりゃは目標物に向かって急降下を始め、森の中へ消えていった。 れみりゃは小川の近くの木の根元に降り立った。 木の根元には不自然に小石、木の枝、木の葉が積み重ねられ、いかにもここに何かありますよと言わんばかりである。 言うまでもなくゆっくりの巣穴であり、当のゆっくり達は完璧な偽装だと思っている。 三日月の晩にれみりゃの食料となった2匹のゆっくりも、巣穴の偽装が下手であったため食べられてしまったのだ。 「う~♪ あまあまう~♪ 」 れみりゃは口を器用に使い、偽装(笑)素材を次々にどかしていく。 あっという間に偽装素材はどかされ巣穴がぽっかり口をあけ、音を立てない様にれみりゃは慎重に巣穴の中へ入って いく。 巣穴の中では成体の母役のれいむと父役のまりさが1匹ずつ、その子供のプチれいむ、まりさが5匹ずつ、計12匹 の一般的なゆっくり一家が気持ちよさそうに眠っている。 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・おちびちゃんゆっくりしようね・・・むにゃむにゃ。」 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・ぱちゅりーはかわいいね・・・れいむとはおおちがいだよ・・・むにゃむにゃ。」 「「「「「ゅぅ~、ゅぅ~・・・まりしゃ~だいしゅき・・・むにゃ~。」」」」」 「「「「「ゅぅ~、ゅぅ~・・・ぐずゅなれいみゅはゆっくりちにぇ・・・むにゃ~。」」」」」 まりさがゲスであり、子供もその餡子を受け継いでいると寝言を聞けばすぐにわかる。 外でれみりゃが巣穴の入り口の偽装素材をどかしている音に気づくゆっくりは1匹もいないのであった。 巣穴への進入に成功したれみりゃは獲物の多さに ♪ マークを浮かべて笑顔で笑っている。 「ゆぅ~、ゆぅ~・・・まりさはれみりゃよりつよ゛!・・・。」 れみりゃが最初の獲物に選んだのはまりさであった。 押さえつけられ大声を出せないまりさはどんどん餡子を吸われていく。 「ど・してま・さ・こん・めに・うのおぉ・・・・・。」 「ゆぅ・・・うるさいよ~まりさ~ゆっくりできないよ~。」 まりさのうめき声にれいむはようやく気づき、寝ぼけながらまりさの方へ目を向けた。 れいむの目線の先には・・・。 「う~♪ あまあま~♪ 」 笑顔のれみりゃと餡子を吸い尽くされデスマスクと化したまりさの姿があった。 「ま、ま、まりざあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ゆっくりじずぎだよお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!」」 れいむの悲鳴が巣穴に木霊した。 「「「「「ゅぅ~?どうちたのおか~しゃん?」」」」」 「「「「「ゅぅ~?うるしゃいやちゅはゆっくりちね!」」」」」 れいむの悲鳴でプチ達はようやく目を覚ましたが、事の重大さに気づいているものは1匹もいなかった。 「ぷんぷん、おかあしゃんうるちゃいよ!ゆっくりでぇきにゃいよ!」 1匹のプチまりさはれみりゃに気付かずに大声を上げたれいむに文句を言っているが・・・。 「がおー♪ たべちゃうぞ~♪ 」 「ゆ゛ぇ゛!」 プチまりさはれみりゃに背後から噛み付かれ体の半分を失い、短い断末魔を上げてあの世へ旅立った。 プチまりさの悲鳴を聞き、プチ達はようやく自分たちが非常に危険な状態に置かれている事に気が付いた。 「おちびちゃん!いそいでおかあさんのおくちのなかにはいってね!」 「「「「「ぴぎゃあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !こわいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」」」」」 「「「「まりしゃはおいちくないよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !れいみゅがおいちいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」」」」 プチ達は恐怖に怯え、泣き叫びながられいむの口の中へ次々に飛び込んでいく。 プチゆっくりは皮が柔らかく、餡子も水水しく非常に美味である。 故に捕食種にとってプチゆっくりは最高のご馳走なのだ。 「う~♪ あまあまあま~♪ 」 プチまりさが食べられるのをれいむはただ見ている事しかできなかった。 それでもれいむはプチ達を守るため、体を膨らまし必死にれみりゃを威嚇している。 しかし、通常種の威嚇など捕食種にとって何の障害にもならない。 プチまりさを食べ終えたれみりゃはついに体をれいむの方へ向け・・・。 「う~♪ あまあまもっと~♪ 」 れいむは恐怖から一歩も動くことができなかった。 れみりゃはれいむの頬に齧(かぶ)り付き、餡子を吸わずに皮を食い破り中心に向かって掘り進むように食べていっ た。 れいむはプチ達を怖がらせないように必死に痛みに耐え、悲鳴一つもらすことはなかった。 「いちゃいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 「はやくまりしゃをたちゅけりょお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 突如口に隠したはずのプチ達の悲鳴が巣穴に木霊した。 「おひびしゃん!?(おちびちゃん!?)」 れいむはなぜ口に隠したはずのプチ達の悲鳴が巣に木霊するのかまだ理解できていなかった。 「う~♪ う~♪ 」 「おねえちゃあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ん!」 「れいみゅをたべちぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ !」 次々と聞こえてくるプチ達の悲鳴を聞き、れいむはようやく理解した。 なぜ口の中にいるプチ達の悲鳴が聞こえるのか、理由は簡単である。 れみりゃは食い破ったれいむの頬から中のプチ達を食べていたのだ。 「あ゛っ!あ゛っ!あ゛っ!・・・れいむの、でいぶのあがぢゃんがあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 その貧弱な餡子脳でようやく理解したれいむは恐怖と絶望のどん底に突き落とされた。 「おかあしゃあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ん!」 「もっどゆっくりちたいよお ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 「おねがい、たちゅけてぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ !」 「まりしゃのからだがあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !」 「れぇいみゅのからだがあ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !」 「う~いっぱいあまあま~♪ 」 ついにプチ達の悲鳴が聞こえなくなった。 「・・・れいむの・・・かわいい・・・あかちゃんが・・・。」 貧弱な餡子脳でも(悲鳴が聞こえなくなる)=(プチ達の全滅)と理解できるようであった。 悲しみに打ちひしがれているれいむにれみりゃは容赦はしない。 「もっとあまあま~♪ 」 れみりゃはれいむの頬に大きく開いた穴からどんどん餡子を吸っていく。 本来成体の餡子はパサパサで甘みが少なく、あまりおいしいものではない。 しかし、恐怖と悲しみによりれいむの餡子の甘みは最高潮に達していた。 そう、れみりゃは通常種が恐怖で餡子の甘みが増す事を本能的に知っているのだ。 そのため、わざわざ口の中へ避難させたプチ達を先に食べ、れいむに恐怖と絶望を与えたのだ。 相方とプチ達を全て失い抜け殻のようになったれいむは、抵抗することもなく頬が欠けたデスマスクと化した。 「う~♪ う~♪ う~♪ 」 れみりゃの満足度は頂点に達していた。 その時である・・・。 「う~?・・・・・う゛っ!う゛っ!う、う゛、う゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 突如れみりゃの体に激痛が走り出し、その痛みは時間がたつにつれてどんどん増していく。 れみりゃは激痛に耐えられず、先ほど一網打尽にした一家の巣穴の中でのたうちまわっている。 そして激痛がさらに増すにつれ、れみりゃの意識はゆっくりと闇の中へ消えていった。 3日後、れみりゃは目を覚ました。 「う~、のどがかわいたどぉ~。う~!?」 れみりゃは今までにない感覚を体に感じながらも、すさまじい喉の渇きを潤すため這うようにして巣穴から出る。 巣穴は小川の近くに作られていたため、れみりゃはすぐ水にありつく事ができた。 小川に落ちないように注意しながら口を水面に付け、物凄い勢いで水を飲んでいく。 「う~♪ おいしかったどぉ~♪ 」 れみりゃが歓喜の声を上げた時、月にかかっていた雲が流れ森に月明かりが差し込んだ。 そして、小川にれみりゃの姿を映し出した。 そこには頭からは体が、その体からは手と足がきちんと生えているゆっくりの姿が映っていた。 「う~?だれだどぉ~?」 水面に映った姿が自分だと理解できれいないれみりゃは頭に?マークを浮かべている。 しかし、手足を動かすと水面に映ったゆっくりも同じ様に動くのを見て頭の上の?マークは消え・・・。 「う~♪ れみりゃにからだがついたんだどぉ~♪ れみりゃはぱわ~あっぷしたんだどぉ~♪ 」 ようやく水面に映った姿が自分であると理解したれみりゃは希少種特有のダンスを踊りくるくる回っている。 5分ほど経つとれみりゃはダンスをぴたっとやめた。 「う~、おなかがすいたんだどぉ~。」 背中の羽をパタパタ羽ばたかせ獲物を求め夜の森へ消えていった。 森の上空をれみりゃはのろのろと飛んでいる。 手足が生えることで体が重くなるせいかれみりゃは進化すると飛行速度が落ちてしまう。 「うー!おなかぺこぺこだどぉ~!」 当の本ゆっくりはそんな事など気にもせずに獲物を探している。 しばらく飛んでいるとれみりゃはその場でホバリングし、ある一点をじーっと見つめている。 「う~♪ たべものみつけたんだどぉ~♪ 」 目標物に向かってのろのろと降下し、ゆっくりと森の中へ消えていった。 れみりゃが木々間の少し開けた場所に降り立った。 その真ん中には少しだけ土が盛り上がり、落ち葉でうまく偽装してある巣があった。 ただ、うまく偽装できているものの、まだ葉が大量に落ちる時期ではないためいかにも不自然であった。 「う~♪ あまあまのすをみつけたどぉ~♪ 」 れみりゃは手を使い簡単に偽装素材をどかし、数秒のうちに巣穴がぽっかり口をあけた。 ゆっくりはその貧弱さ、その大きさとは裏腹に無駄に広い空間を好む習性を持っている傾向にある。 この巣穴のゆっくりも例外ではなく、少々きついものの巣の入り口はれみりゃの体がある程度入る広さである。 「う~♪ でなーのじかんだどぉ~♪ 」 れみりゃは上半身を巣穴に突っ込んだ。 巣穴の中では成体ではないが、独り立ちしているれいむとまりさが寄り添って気持ちよさそうに眠っていた。 「ゆぅ~・・・おおきくなったらいっぱいこどもを・・・むにゃむにゃ~・・・。」 「ゆぅ~・・・たくさんのこどもとゆっくり・・・むにゃむにゃ~・・・。」 寝言から2匹はとても仲が良く、将来はつがいになるであろう事がうかがえる。 そんな幸せな未来絵図の夢を見ている2匹に無慈悲にも魔の手が襲い掛かろうとしていた。 れみりゃの目前には2匹のゆっくりが笑顔で眠っていた。 食べやすく味も手ごろな大きさのゆっくりを見てれみりゃはニコニコし、♪ マークを浮かべている。 「がお~♪ たべちゃうんだどぉ~♪ 」 「「ゆべし!」」 れみりゃは2匹を掴むと自分の体ごと2匹を巣の外へ引きずり出した。 「いただくんだどぉ~☆」 寝ぼけたまりさの意識がはっきりした瞬間、まりさの目にはれみりゃの大きく開かれた口と鋭い(ゆっくり比)牙が 映っていた。 それがまりさの見た最後の光景であった。 「いやあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 まりさの断末魔が森に木霊した。 まりさの悲鳴を聞き、れいむの意識はようやくはっきりとした。 しかし時出に遅し、れみりゃはデスマスクと化したまりさをぽいっと捨てると、逃げようとしたれいむを掴みあげた。 「もっどゆっぐりじだよお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!だずけでえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!」 「あまあまいただくんだどぉ~☆」 れいむの必死な命乞いなどれみりゃに届くはずもなく、れいむは餡子を吸われどんどんしぼんでいく。 「・・・・もっと・・・ゆっくり・・・したかった・・・。」 死ぬ間際にゆっくりらしい言葉を残し、れいむはデスマスクと化した。 「おいしかったんだ・・・。」 トントントン 突如れみりゃの肩を何者かが叩いた。 「う~!いったいだれだ・・・。」 「ゆっくりしね!」 ボスッ! 後ろへ振り向いたれみりゃの顔には拳がめり込んでいた。 拳が離され、現れたれみりゃの目には大粒の涙が浮かんでいた。 「うぁ~!いたいんだどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !・・・・・?・・・・・う、う、うあぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !」 始めは大泣きしていたれみりゃであったが、危害を与えた主の姿を見て急に怯えだした。 れみりゃと同様に体を持ったゆっくり、ただその威圧感と狂気に満ちた目はれみりゃとは別格であった。 そう、このゆっくりこそ最強の捕食種ゆっくりふらん希少種である。 れみりゃ同様に満月の夜に激痛が走った後意識を失い、今宵体付きに進化し目覚めたばかりである。 「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」 その場でたじろいでいたれみりゃにふらんは容赦なく攻撃を繰り出す。 れみりゃは恐怖に怯え、ふらんの攻撃を一方的に受けることしかできなかった。 「うあぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !やめるんだどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 れみりゃが地面に倒れたところでふらんの攻撃がやんだ。 安堵したのも束の間、ふらんはれみりゃの体に足を乗せ、動けない状態にした後両手でれみりゃの顔を思いっきり引 っ張った。 「いだい!いだいどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !ちぎれぢゃうんだどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」 「ゆっくりしね!」 ブチッ! れみりゃの頭と体が分離した。 「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 悲鳴を上げ、大粒の涙を流しているもののれみりゃは死んではいなかった。 れみりゃ、ふらんの両希少種にとってメインは頭であり、体を失ったところで死ぬことはない。 しかし、羽は体についているためまったく身動きが取れなくなってしまう。 ふらんはれみりゃを抱え夜の森の奥へ消えていった。 れみりゃとふらんのいた場所にはジューシーな肉まんの匂いが漂っていた。 森の深部、ここは通常種はおろか人間も滅多に足を踏み入れない場所である。 人間の関与がないという事もあり、深部には巨木が立ち並んでいる。 ふらんはある巨木の一角に降り立った。 その巨木には多数の洞が存在し、ふらんは何かを探すように巨木の周りを歩いていく。 そして目的の場所に着いたふらんは木の幹を軽く叩いた。 コンコンコン 「「「ぢゃおーん!」」」 しばらくすると近くにあった洞からプチゆっくりめーりん3匹が顔を出した。 一瞬プチめーりん達は硬直したものの、すぐに恐れる事無くふらんの足にじゃれつきはじめた。 プチめーりん達がじゃれついていると洞から成体のめーりんが現れた。 このめーりんには右目が無く、距離感がつかめないせいかふらふらしている。 「うー、ごはん、とってきた。」 ふらんは手に持っていた頭だけになったれみりゃをめーりんに差し出した。 「じゃおーん♪ 」 「「「ぢゃお~ん♪ 」」」 めーりん達は協力して巣穴にれみりゃを運び、ふらんは笑顔でめーりん達の様子を見守っている。 「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 しばらくすると洞の中からはれみりゃの悲鳴が聞こえてきた。 めーりん達がれみりゃを食べ始めたのだ。 れみりゃは再生力が強く、全て食べてしまわなければ再び元の丸い肉まんに戻る。 れみりゃは再生力が落ちるまでの間、その生涯をめーりん達の食糧として過ごすのであった。 ※補足 Q:なぜふらんがめーりんに食糧をとってくるのですか? A:それは片目を失っためーりんがふらんの育ての親だからです。 ちょっとしたお話「ふらんとめーりん」 ふらん種の子育てはめーりん種が行うことがあり、このふらんもめーりんによって育てられました。 めーりん種は皮が厚く、力の強いふらん種が殴ったり引っ掻いたりしても傷つくことはありません。 しかしめーりん種は他の通常種から虐められやすく、滅多に反撃しないという特徴を持っています。 めーりんにまだ両目があった頃、つがいとなるめーりんがおり2匹の間に子供ができました。 しかし、蔓が生え身動きがとれないお母さんめーりんを通常種達は容赦なく虐め、その際木の枝が右目に刺さってし まいました。 お父さんめーりんは必死にお母さんめーりんを守ろうとしましたが、大勢の通常種に囲まれそのまま川に落とされて しまいました。 夜も近くなり、通常種達はめーりんを虐めるのをやめ各々巣に戻って行きました。 蔓に実った子供達の多くは未成熟のまま蔓から切り離され死んでしまいました。 それでも3匹のプチめーりんは無事この世に生を受けることができました。 その夜、ふらんがめーりんに会いに来た際、昼間の虐めについてふらんは知りました。 翌日、再びめーりんを虐めに来た通常種達はふらんにより、この世に生を受けたことを後悔する程ひどい方法で痛め つけられ、絶望の表情を浮かべあの世へ旅立ちました。 めーりんは片目を失っているため、子育てをするのは非常に難しいとふらんにはわかりました。 そこでふらんはめーりん一家を食糧が少なく、通常種が滅多に近寄らない深部に住まわせ、自分がめーりん一家の食 糧を探してくるという選択をしました。 その後すぐに満月を迎え希少種へ進化し、れみりゃを食糧として巣に持ち帰りました。 プチめーりん達が一瞬硬直したのはふらんに体が付いていてびっくりしたからです。 めーりん種は頭が良いため、目の前にいるふらんが優しいふらんだとすぐに気付きました。 ふらん持ち帰った再生肉まんのおかげで3匹のプチめーりんは無事成体になることができました。 おしまい(SSが普通に書けそうなお話ですね^^;) End 作成者:ロウ 後書き 最後まで読んでくださった方々にまずはお礼を申し上げます。 ゆっくり達の生涯シリーズ第11弾『ゆっくりれみりゃの生涯「希少種への進化編」』はいかがだったでしょうか? 当初はふらんに八つ裂きにされて終わりの予定だったのですが、食物連鎖的なSSも悪くないと思いふらんに登場し てもらいました。 SSを書いてて思った事・・・。 ノーマルれみりゃ → 「うーうー」かわいいですよね。 希少種れみりゃ → 「れみりゃはぱわ~あっぷしたんだどぉ~♪」自分で書いておきながらここで思わずモニタ ーを殴りたくなりました。 希少種になると無性に腹が立つのはなぜ!? ついに念願のペンタブをゲット!ゆっくりと絵の練習もしてます。 時間が無く余り練習できない上、画力絶望的なのでお見せできるのはまだまだ先になりそうですorz wikiへ前作『ゆっくりレティの生涯』の感想をくれた方、ありがとうございます。 感想をいただけると私の様な者のSSでも読んでいただけていると実感でき、今後の励みになります。 私は後書きが長く、設定をちょくちょく書きたがります。 この事に関して不快に感じる方がいるかもしれませんが、初期の頃からのスタイルを変える事は考えておりません。 新しく使った設定についてはなるべくおまけなどにまわし、読まなくてもいいようにしてあります。 基本的に自分の書きたいものを書きます。 どうかご了承下さい。 次回のSSはゆっくり達の巣穴や冬篭りをテーマにしたものでも書こうかなぁと思っています。 (あくまで予定なので変わる可能性はあるよ^^;) おまけ(という名のゆっくりの考察報告書3) ※注意 考察という名のもとに私の中での設定を書きまくっています。 wikiにある設定集や独自の解釈が多く含まれます。 書きたい内容のための設定、及び自分の中でのゆっくりの設定をきちんと統一し確認するという目的も担っています。 既に本編は終わっており、所詮はおまけです。 上記の事を受け入れられる方のみ↓へお進み下さい。 ○○年○○月○○日 2ちゃんねる ゆっくり虐待スレ 虐待お兄さん 様 2ちゃんねる ゆっくり虐待スレ ロウ ゆっくりれみりゃの考察(報告) 今まで多くの謎だったノーマルれみりゃとれみりゃ希少種の関係についてこの度、一定の研究報告が上がったのでま とめ報告書を作製いたしました。 1.進化について 満月の夜にのみれみりゃの進化が確認されています。 体に激痛が走り、あまりの痛みにそのまま意識を失い約3日後、体がきちんと付いた状態で目を覚まします。 (体の生える過程は各自ご想像下さい) 稀に体が大きくなったせいで巣穴から出られなくなり、そのまま餓死する個体もみられます。 しかし、満月の夜に全てのれみりゃが進化するというわけではなく、他にも進化に必要な条件があると考えられます。 他の条件については様々な説が存在します。 (1)体内時計説 れみりゃの体内には、本ゆっくりにも気付かない時間を司る部位が存在し、ある一定期間生きたれみりゃは満月の夜 に進化する。 (2)捕食カウント説 多くのれみりゃは通常種を捕食した後進化を迎えるため、体内に本ゆっくりにも気付かない食べた通常種の数をカウ ントする部位が存在し、一定数の通常種を捕食したれみりゃが満月の夜に進化する。 (3)誕生時に既に進化の有無が決まっている説 生まれた時点で進化するかどうか決まっており、進化するものは見た目は変わらないものの体内の一部に進化に関わ る部位が存在し、一定期間後進化する。 2.進化後の能力について 似た進化をするれみりゃとふらんを対比しながら報告します。 (1)飛行速度 れみ・・・進化前の3分の2~半分まで落ちてしまう。 ふら・・・進化前以上のスピードを出す事ができ、中には2倍近くのスピードで飛行するという報告もある。 (2)捕食能力 れみ・・・全体的に動作が鈍くなっているものの、手足が使えるという事は生物にとってこの上ないアドバンテージ であり、力も強くなっている事から捕食能力は少し上昇したと言える。 ふら・・・手足を器用に使い力もかなり向上し、進化前とは比べ物にならないほど捕食能力は上昇する。 (3)知能 れみ・・・お世辞にも賢くなったとは言えない。余分な言動が増え、メリットとなる事はほとんど無い。 ふら・・・非常に賢く、躾さえすれば人間の言う事をすぐに理解する事も可能である。 通常種のように人間の言葉もある程度扱えるようになる。 (4)総合 れみ・・・プラスマイナス0?いや、むしろ退化!? ふら・・・全ての面において能力は上昇、まさに最凶の捕食種である。 3.今後の方針 多くの職人様によりさまざまなゆっくりの研究(虐め、虐待)が行われる事に期待しております。 おまけの後書き 以上のおまけがれみりゃについて私が考えている設定です。 これらの設定を基に今回のSSを書かせていただきました。 あくまで私の考えている設定であるため、他の職人様に押し付けようなどという気は毛頭ありません。 冒頭部分は加工場の人の「ゆっくりいじめ系260 ほほえみの村(永琳の報告書)」の書き方の一部を参考にさせてい ただいております。 最後に、これは私の中の設定です。 他の職人様の設定を批判するつもりはまったくありません。 このSSに感想を付ける
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無意味に平和な休日の昼前。 「おーい、ゆっくりゃ~!プリンだぞ~!」 「う~!ぷっでぃ~ん、だべるどー!」 私が庭の草むしりをしているとお隣のゆっくり愛好家宅の庭先からそんな声が聞こえてきた。 ゆっくりゃ。正式名称ゆっくりれみりゃは何故か紅魔館では大量繁殖しているらしいが、それ以外ではめったに見かけない貴重なゆっくり。 そんな貴重な種を飼っているなんて、流石愛好家を名乗るだけのことはあるなと思いつつ、1m程度の低い柵越しに隣りの庭の様子を伺う。 そこにあったのは3つの影。1つは家主のゆっくり愛好家だろう。一応毎日挨拶しているから見間違えることはない。 もう一つの影は背丈は3,4歳の子どもくらいなのだが、顔がやたらに大きくぱっと見3頭身。妙にばばくさい衣装を着た膨れっ面の女の子?だった。 見た感じ人間ではない。恐らく、あれがゆっくりゃなのだろう。人間という種が理性と引き換えに捨て去って来た本能のレベルで不快感を覚えさせる奇天烈かつでたらめで見苦しい踊りを踊っている。 いや、あんなものを踊りと呼ぶのは人類が築き上げてきた舞踏という文化・伝統に対する挑戦だといえるかもしれない。 まあ、長々と説明したが、一言で言うととにかくうざかった。もし飼い主がいなかったら私の中に眠る野生の衝動がアレを八つ裂きにしていたかもしれない。 そして最後の一つ影。それは普通の人間だった。一見するとさわやか系のイケメンちっくな風貌の持ち主なのだが、ゆっくりの虐待にかけては右に出るものがいないほどの虐待の達人である。 正直、この異常な性癖ゆえ避けて通りたいタイプの人間だ。というか、一部の界隈では下級の妖怪じゃないかとさえ言われているくらいだから避けるべき相手だろう。 そんな彼が何故ゆっくり愛好家の家の庭先にいるのだろうか?そして、何故柔和な笑みを浮かべてゆっくりゃを見守っているのだろうか。 その疑問は次の瞬間、氷解する。 「さあ、ゆっくりゃ、お口を開けてー!」 「ぎゃお~♪」 口を開くように指示したゆっくり愛好家の手にあるのはバケツプリン。目算だが10リットルは入っているだろう。 しかも、愛好家宅の庭をよく見てみると、プリンの入ったバケツが山ほど用意されている。 1つ2つ3つ・・・その数なんて107杯。1トンをゆうに超える常識はずれのボリューム。こ、これが愛好家ということなのか・・・。 と、あっけに取られている間にも愛好家のお兄さんはバケツプリンをゆっくりゃの口内に叩き込まんと振りかぶった。 どう見ても口より大きいだろ!と内心突っ込みながらも、私は生理的に受け付けないあの不愉快なゆっくりゃがバケツプリンをぶつけられる姿を期待する。 しかし、その瞬間はやってこなかった。 ゆっくりゃめがけてバケツプリンが解き放たれた瞬間・・・ ゆっくりゃの口が異常なまでに広がり・・・ バケツプリンを丸呑みにした・・・。 「どうだ、美味しいか~?」 「うご、あが、んんーーー!!!」 「そうかそうか、狂喜乱舞するほど美味しいか、はっはっは」 いや、どう見ても苦しそうでしょうが。 それにしても、なんであんな風に口が開いたんだろう? 生来の機能だというのなら、あんなふうに苦しむほどの量をいっぺんに飲み込むことはありえないように思える。 「んぐ、あぐ・・・!?う゛ー・・・」 やっと飲み込めたらしい。安堵の表情を浮かべて下を向き、ため息をついている。 「よーし!もう一杯行くぞ~!!」 発明家のお兄さんは再びバケツプリンを手に取ると先ほどと同じように振りかぶった。 さっきの苦しみのせいか、ゆっくりゃはバケツプリンから逃げようと身を翻した。・・・いや、身を翻そうとした。 しかし、少し体をねじったところで身動きが取れなくなり、またしても放たれたバケツプリンを丸呑みする羽目になる。 「んぐーーーー!!!あぐーーー!!ん゛ーーーーー!!」 またしても苦悶の表情を浮かべひっくり返るゆっくりゃ。 その瞬間、確かに見た。 ゆっくりゃが動けなくなった瞬間、あれの口が広がった瞬間、庭先で様子を見守っていた虐待お兄さんの手が複雑に動いていた。 彼はあのゆっくりゃに何かをしている。何をしているのかまではわからないが、何かをしているのは間違いないだろう。 「ん゛!!んぐっ!!!あ゛ーーーー!!!」 またしても何とか立ち直ったゆっくりゃを見て、バケツプリンを手に取る愛好家のお兄さん。 「いや゛ーーーー!!!ぷっでぃ~んぎらい゛ーーーー!!!」 泣き叫ぶゆっくりゃ。その言葉を聞いた愛好家お兄さんは一瞬手を止める。 が「はっはっは、遠慮なんてしなくて良いんだぞ♪」とまたしても問答無用にバケツプリンを放つ。 その動作を確認した直後、またしても虐待お兄さんの手が怪しく動く。 またしてもバケツプリンはゆっくりゃの口に吸い込まれた。 身勝手な、なおかつ常軌を逸した愛情を押し付け、相手の言い分を自分の都合の良いようにしか解釈しないゆっくり脳の持つ主。 そして虐待にかけては右に出るもののいない、というかもはや人知を超えた何かになりつつあるような気がしなくもない虐待マニア。 まさに前門の虎、後門の狼だ。 バケツプリン攻めは全てのバケツが空っぽになるまで続けられ、終わった頃にはどっぷり日も暮れていた。 その後、飼い主のゆっくり愛好家に絶交宣言をしたゆっくりゃは、あまりに肥え太って歩くこともままならない状態で何とか家を出た直後に虐待お兄さんにじっくりしっかり殺された。 その手並みはあまりに残虐にして鮮やかなものだった。もはや芸術の域にまで高められた虐待・・・そのあまりの美しさに私は涙を流していた。 愛好家のお兄さんも「野生のゆっくりの所有権は拾い主にあるから仕方がない」とやけにあっさりしていた。そんな彼の目にも涙が浮かんでいたが、それが悲しみによるものなのか、私と同じ感動によるものなのかまでは分からなかった。 ---あとがき?--- 構想10秒。製作期間20分の超大作です。誤字脱字はいつものこと! この作品は「ゆっくりをとにかくゆっくりさせる」に近いコンセプトのものですね。 相手の望むことを極端な形で実現し、それの中止を認めない。 肥えまくったゆっくりゃを虐待お兄さんがどんな風に虐殺したかは想像にお任せします。 byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
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俺はただの人間だ。 今日は用事で紅魔館の近くまで来ているんだが、何時見てもこの屋敷にはイライラさせられる。 理由は、主人のレミリア・スカーレットだ。 たまに、従者を連れて街まで来るのだが、好き放題言い放って帰っていくだけだ。 俺の露店の商品も何一つ買っていかない。 気が付くと無くなっているので、何かしらの能力を使って盗んでいるのかもしれない。 そんな理由で、イライラしながら紅魔館の近くで用事を済ませる。 粗方終えたところで、不意に前に子供が歩いているのが目に入った。 いや、良く見ると子供じゃない、紅魔館の庭に住んでいるとか言うゆっくりれみりゃの希少種だろう。 うわさに聞くと、従者からの寵愛がすさまじく、実際の主より可愛がられているらしい。 箱入り娘といったところか。 「うっうー♪」 よたよたと、自分で日傘をさして散歩しているようだ。 従者の真似なのか片腕にもう一本同じ日傘をぶら下げている。 いや、違う。人一倍耳のいい俺は、紅魔館の近くから。 また、れみりゃさまがいなくなりました。 とか。 れみりゃさま、おいしいプリンですよ~。 とか言っている声を聞くことができた。 どうやら、自分に付きっ切りの従者の目を盗んで、散歩に来たらしいな。 あの様子だとなんどか抜け出しているようだし。 「う~。う~」 興味深そうに、うろうろしているゆっくりは放っておいて自分の作業を再開する。 今探しているのは、ゆっくり魔理沙か霊夢だ。 既に籠は一杯だが、あと一匹くらいは入る余裕がある。 その籠のゆっくりの声が気になったのか、一匹のゆっくり魔理沙が飛び出してきた。 「おじさん、せなかにせおってるなかから、ゆっくりのこえがきこえるよ」 「これかい、これはとってもゆっくりできる機械だよ」 警戒されないために、真っ黒く縫ってある籠は、一見すると大きな筒のようにも見える。 「ゆっくりできるの!おじさんまりさもゆっくりしたいよ」 どれ、ちょっと待ってな、と言おうとした時、ゆっくり魔理沙が悲鳴を上げた。 振り返るとそこには、傘を器用に肩に掛け、ゆっくり魔理沙を両手で加えて美味しそうに食べるゆっくいりれみりゃ。 迂闊だった、色々な偶然が重なった。 れみりゃ種はゆっくりを食べる、それは知っている。 それに、飼われているといってもあの紅魔館だ、普通の家と違って毎日ゆっくりを食事に出すなんてわけが無いだろう。 しかも、当のゆっくり魔理沙はこれに興味心身だった。 たとえ、弱らせて出されていたとしても、動かないでじっとしているゆっくりを食べるのは造作も無いことだろう。 どうせまた勝手に散歩に言ったんでしょ。 嫌なのよ、あいつほかのゆっくりと違って体まであるんですもの。 私が、ノータリンのちんちくりんに思われるじゃない。 とにかく、今日の夜まで戻ってこなかったら、金輪際ここには入れないこと。 分かったあなた達、咲夜も! もしきたら、殺せとは言わないは、直ぐに追い返しなさい。 あーもう!お気に入りの日傘まで持ち出したのね。 咲夜、今すぐ香霖堂かすきまの所へ行って新しい日傘を準備して。 「う~♪ いっぱい」 ショックのあまり、また聞き耳を立てていたらその間に食べ終わったらしい。 近くに、一つの山高帽だけが残っていた。 お腹が膨れて満足したのだろうか、紅魔館の方向へ向かっていく。 その後姿を、紅魔館の主に重ね合わせていると、無性に腹立たしくなった。 あいつが俺の獲物を取ったのだから、俺もあいつから取ればいいんだ。 ダッシュで近づいて帽子を奪う、れみりゃはその拍子に転んだようだ。 「うー!うー!」 帽子がそんなに大事だったか、俺を追いかけてきた。 それでも、懸命に日傘をさしているあたり、実際の主の真似なんだろうか。 ゆっくり種は、日に当たっても灰にはならないと言うのに。 そのまま、ちょこちょこと追いかけてくる。 顔は可愛らしいまでに泣いてるが。 そのまま俺の家まで着いてきやがった。 農村同士の中間にある俺のは、真昼間なのに人気が殆ど無い。 取り合えず、勝手に中まで入ってきたこいつに、帽子を返してやることにする。 「う-!」 ははは、可愛らしく頬を膨らませてやがる、さて、それがどうなるかな? 家の外に放り出す。 すると、腹いせだろうか扉を何べんか叩いた後、慌てて日傘を差した。 あたりをキョロキョロと見回してるところを見ると、どうやら道が分からないらしい。 そりゃそうさ、追いかけっこが始まったのは10時前、今はとっくにお昼も終わってるぜ。 「う~? う~?」 帰りたくても、帰り方が分からないらしい。 何時は側にいる従者も居ない事が余計不安を加速剤になっている。 そういえば、俺も殆ど何も食っていなかった。 さてと、俺もそろそろお昼にしますかね。 がらっと、扉を開ける。まだれみりゃは玄関にいるようだ。 「どうしたの、帽子は返したからもう帰ったら?」 「う~う~」 あらら、また泣き出した。 「ここにいると邪魔なんだよ!さっさと帰れ!!」 「う゛あー!!」 おっと声が大きすぎた。……しょうがないな。 「!! ……うー」 れみりゃを抱いて歩き出す、手を引こうかとも思ったが、如何せん身長差がありすぎる。 「う~♪う~♪」 はいはい。泣けばいう事を聞いてもらえて良かったね。 近くの山々の谷間辺りまで連れてきて、地面に降ろす。 また何か言っているようだが、無視することにした。 日傘を奪って地面に刺す、ちょうど下に木の根が延びていたの様なので、持ち手の部分を引っ掛けた。 ……これ、こうすることを考えていたみたいに急激にまわっているな。 次に落ち葉などをかけて、即席ゆっくりの巣の出来上がりだ。 「ほら、家を作ってあげたよ。昔はこうやって過ごしてたんだろ?」 感謝の言葉を期待したが、まったく無かった。 心優しい俺が、きちんとゆっくりが多く居るあの山を選んであげたのに。 俺は複雑な気持ちで家に帰った。 続く?