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小森ゆきの プロフィール(スリーサイズ、カップ情報) コモリ ユキノ 生年月日:1996年12月05日(25歳) 身長:161 体重: B:81 W:63 H:92 カップ:D 備考:Doll☆Elements元メンバー Wikipedia: https //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%A3%AE%E3%82%86%E3%81%8D%E3%81%AE 関連URL: 所属アイドルグループ Doll☆Elements コンテスト 出演ドラマ 関連タグ:Doll☆Elements 小森ゆきの
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桧山ゆきの 出演 画像・動画検索 Google/Yahoo!/Bing/NAVER/Baidu/YouTube 桧山ゆきの「Private Flower」 監督 Tomoyuki Hirose メーカー フォーサイド・ドット・コム 発売日 2005/8/25 通販 Amazon.co.jp DMM
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もりげーとうじょう。 せかいは、わるもののちからで、つぎつぎかわっていた。 こわされたもりをとりもどすため、とおくきたはあおもりのむらから、 とあるしょうじょがたちあがる。 しゅじんこうのあなたは、まほうつかいのみき、ゆうしゃのれこなー、 そしてかくれきゃらのちゃっぴーたちと、よなおしのたびにでます。 このよのあちこちにはたくさんのわるものがいますが、あなたとみきたちは、 つぎつぎよいおこないをすることで、けっしてちからをつかわずに、 みんなをへいわにしていけるかもしれません。 これまでのあーるぴーじーのじょうしきをくつがえす、 けど、どこかなつかしい、もりげー。 ※もりげーとは、うしなわれつつあるもりをとりもどす、 よなおしのたびのげーむです。 あそびかた かいとうしたふぉるだをひらいたら、ぺんぎんあいこんの 「もりのなかのみき」をだぶるくりっくしてください。 ここからあそべます(みどりいろのばなーをくりっく) タイトル ウィンドウズRPG『もりのなかのみき』 オープン価格 (体験版 無料) 開発元 Reckoner クリエイター すずきゆうすけ 発売日 2016年4月16日 作品種別 一般向け 年齢指定 全年齢 ファイル形式 アプリケーション(.exe) 対応OS WindowsXP / WindowsVista / Windows7 / Windows8 / Windows8.1 / Windows10 ファイル名/サイズ IT0000187277p.zip / 152,456,484 Byte (146MB)
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ゆきのかなた ゆきのかなた RUNE 99/03/17 数年ぶりに故郷へと帰ってきた主人公。彼を暖かく迎えてくれる兄と妹達。それは、何も 変わらぬ平穏な休暇となるかに思えたが……。それぞれの思いを抱いた少女達との出会い、 そして密やかに迫る何者達かの影。主人公の潜在意識は語りかける、“その時”は近ず きつつあると。 ----------------------------------------------------------------- (ららら)HR度「★☆☆」 これもCDを叩き割りかけた地雷ゲーです(^-^;)好 きな人は好きかもしれませんがダミー選択、遅延分岐、無指向性重要分岐等凶悪な難易度 に加え、失敗すると狙っていた女の子が輪姦されるという(従って何度も何度も見させら れる)すばらしい構成、唐突かつ錯乱気味の理解不能な誇大妄想ストーリーという、そり ゃあもう大騒ぎさ!なゲームです。 ----------------------------------------------------------------- (35HR) HR度「★☆☆」 ごくごく普通のビジュアルノベル。キャラクターデザインおよびCG の塗りは上質で、ビジュアル的には充分に満足のいく作品。音楽もGood。しかし、テ キスト重視のゲームであるにもかかわらず、全体的な文章の書き込みが不足している。加 えて、シナリオの内容にオリジナリティーがほとんど感じられず、既存人気作の模倣の域 を出ていないのは残念。ゲーム展開そのものは、一部理不尽な部分があるものの極めてオ ーソドックス。特に電波が入っているような、部分は感じなかった。HRゲームとしては もちろん、通常のエロゲーとして見た場合でも、オカズとしての実用性は低い。逆にビジ ュアル第1な方にはお勧め。 野々原幹さんのファンの方ならGo。 ----------------------------------------------------------------- (1HR田老) HR度「★☆☆」 ----------------------------------------------------------------- ネタバレ/ このゲームシナリオ重視系のゲームですが、Hシーンは輪姦ばかりで14程度 あるうちの2/3程度が輪姦系です。ただし、オカズソフトでないので記述は淡白気味。 そこそこ楽しめるノベル系のおまけに、そこそこ楽しめるHシーン(主に輪姦)が楽しみ たいのならいいかも。 ----------------------------------------------------------------- 「ゆきのかなた」、B2な敵キャラによる陵辱シーンがちょろっとあります。ただ定義上 B2ですが、これの敵キャラはやった後毎回殺してしまうので、広義でのHRゲーには該 当しません^^;
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ゆきのぉんさまの個人ページです。 同じピン仲間でチュ根 -- なつる (2010-05-04 01 44 29) 名前 コメント
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高良みゆきが中心の作品です。 高良みゆきとひび割れたコンクリート Call me M・I・Y・U・K・I みゆきとよんで 高良みゆきの通院 高良みゆきの交際 イメージチェンジ
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みゆきの想い④ 「はい・・・・・・かがみさん!?」 「みゆき!?なんであんたが・・・・・・」 みゆきは驚いていた・・・・何故、かがみが・・・・・・? 母親に嬲られ 脅された筈・・・・監視もしていたのにも関わらず ここに かがみが居る・・・・・ 『あなたは・・どこまで邪魔をするんですか・・・・・かがみさん・・・』 「みゆき・・なんであんたが出てくるの・・・?ここは こなたの家よ・・・・」 「ええ・・・・・・こなたさんのお宅だから私が出てきたんですよ?」 『みゆき・・・・この女・・・・・』 「と・・・・とにかく・・・こなたを出しなさいよ・・・・おじさんでも良いわ・・」 「こなたさんは今 寝てしまっていますので・・・・」 「じゃあ、おじさんは?ゆたかちゃんでも・・・・・・・・」 「あら・・・ご存じないんですか?」 「・・・・何よ・・・・・・」 「こなたさんのお父様は 小早川さんと一緒に居なくなってしまったのですよ?・・・・・」 「・・・え?・・・・」 「多分、二人は恋愛関係にあったのだろう・・と こなたさんには仰っていますが?」 『あれ・・・・・みゆきって こなたの事 {泉さん}って呼んでなかったっけ・・・?』 「・・・・・・・・・・・・・」 「あなたは こなたさんの事・・・・何も知らないんですね・・・・・・」 「・・・・・何よ・・・・・あんたたち・・・・・・」 「・・・なんですか・・・?」 「・・・まるで・・もう・・・私達はいらないみたいじゃないの・・・・・」 「・・・・・かがみさん・・・・・・」 みゆき は自分の心がほんの少しだけ・・・・チクリと痛んだ気がした 「そうだよ・・・・かがみん・・・・・」 その言葉の主は 意外な人物だった・・・・・・ 「こなたさん・・・・・・・」 「こなた・・・・・?」 「もう・・・つかさも・・・・かがみんも・・・・ゆーちゃんもお父さんも・・・・皆いらないんだよ・・・・」 「・・・・・・・・」 「・・・・こなた・・・・・・・あんたみゆきに騙されて・・・・・」 「私には みゆきさんが居れば良いの・・・私はみゆきさんのもの」 「・・・・私の話を・・・・こなた・・・・・」 「かがみん を好きだった頃の 私はね・・・つかさに殺されちゃったの・・・・」 「・・・・あんた・・・・」 そんな・・・・嘘だ・・・・・・ かがみ はこなたの予想外の答えを聞いて 呆然としている それは みゆき も一緒だった 『私が ここまで こなたさんを追い詰めていたなんて・・・・』 「だからね・・・・皆 いらないの・・・皆が私の事をいらなくなったのと同じに・・・」 「こなた・・・私はこなたの事・・・・!」 「うるさい!!あの女の姉妹の癖に!一緒になって私を嫌った癖に・・・・・・!!」 「ちが・・・あれは・・・・・みゆ・・・・・」 「みゆきさんは関係ないじゃない!?もう帰って!二度と 会いたくない、声も聞きたくない、顔も見たくないよ!!」 「・・・・・・・・そんな・・・・・・」 「もう・・・・遅いんだよ・・・かがみん・・・・無理なの・・・・・戻れないよ・・・・・」 「こなた・・・・・」 「こなたさん・・・・・・・」 「大丈夫よ・・・・」 かがみが そう言おうとしたが みゆきに止められた 「かがみさん・・・・お引き取りください」 みゆき は こなたを抱きしめ・・・こなた は みゆきの胸に顔を埋めて泣いている 「で・・でも・・・・・」 「帰ってください!これ以上 こなたさんを泣かせたら 私が許しませんよ!!」 「・・・・みゆき・・・・・」 「みゆきさん・・・」 温厚なみゆきの怒鳴り声・・・・はじめて聞いた・・・・・ 「・・・・・・・・・・・・!!」 かがみは信じたくない気持ちを胸に 玄関から外へと走り去っていった 『みゆき・・・今はこなたの前だから許してあげる・・・でも・・・・絶対に殺してやるから・・・・・・』 「みゆきさん!みゆきさーーーん!!うわーーん!」 みゆきに抱きしめられた こなたの声が かがみの殺意を呼び覚ました・・・・・ 『あんたを殺せば・・・・・こなたは・・・・』 かがみは走った やみくもに走った・・・・・ こなた を・・・・私達の平穏な日々を奪った 高良みゆき が憎い 高良みゆき が・・・・憎い・・・・・ 「はじめまして 高良みゆきです・・・・」 彼女は長身で 長髪 眼鏡をかけ、おっとりした女の子だった いかにもな感じの優等生・・・・でも、不思議と嫌味な空気を持たない お嬢様タイプ 「かがみさん・・・よろしければ 宿題の答え合わせをかねて 勉強会でも・・・・」 「そうね、みゆき やろうやろう」 つかさ や こなた は自分で宿題なんかしなかったけど 私達は違った 私達は 気が合うもの同志で 良い友達だと思ってた・・・・・ 「これ、お誕生日プレゼントです・・・・」 「わー、有難う~」 「お姉ちゃんと お揃いのイヤリングだ~」 優しかった・・・・・みゆきは皆のお姉さんのように・・・・優しかった 楽しかったなあ・・どうしてこんな事になっちゃったのかな・・・? 『こなたを好きになっちゃたから・・・・?』 チョココロネを頬張る彼女はいつも 私に甘え、みゆきを頼った こなた の部屋で あの娘は言ったっけ 「かがみん は寂しがり屋だから兎かもよ~」 こなた は私の事を 解ってくれてた・・・・ どうして 強がるのかも・・・・ 寂しがり屋だって事も・・・・・・ あの頃から いや、ずっと前から こなたの事を好きだった・・・ 『それとも あの時 つかさの愛に応えたから・・・・?』 どうしても こなた に想いを伝えられなかった・・・・・ 心配そうに部屋に来た つかさが 私を好きだと知ったのは あの時だった・・・・ 「お姉ちゃん・・・・お姉ちゃんが元気になってくれないと・・・・・私・・・・」 「・・・つかさ・・・・・・私・・・・」 「お姉ちゃん・・・・好きなの・・・・」 「え・・・・?」 「私・・・お姉ちゃんと・・・・・お姉ちゃん・・・・・・好き」 いつも妹としてしか見ていなかった つかさ・・・・・ 悩んでいる私を 見て いたたまれなくなった つかさ・・・・勇気を出して 私に想いを伝えた つかさ 「つかさ・・・・・」 「おねえちゃん・・・・・」 「私も・・・つかさが・・・・・好き・・・」 あの頃は ただ 寂しかった・・・・こなたに想いを伝えたい・・でも・・・ つかさ は私を愛してくれる こんな私を好きで居てくれる だから 隙間を埋める為に 自分を誤魔化す為に 私は つかさを受け入れた 『ごめんね・・・甘えてたのは 私の方なのに・・・・ね』 夏祭り 皆で浴衣を着て 歩いたね・・・・ あの時の金魚は 今でも可愛がってるよ・・ね、ギョピちゃん 海水浴 本当はお風呂でドキドキしてた、こなたの裸が眩しかったから まともに見れなかった・・・・ いつも見慣れた つかさの肌も・・・ちょっと気恥ずかしかったっけ・・・・ なんでもこなす みゆき、羨ましかったなあ 『運動も 勉強も スタイルも 何にもかも 私じゃ敵わなかった 憧れてた・・・・・・』 かがみ は涙を流しながら 走り続ける 『そんな みゆきを殺す・・・?私が・・・?』 どんな時も一緒だった四人 修学旅行も こなた の下らない名所めぐりでも一緒だった メイド喫茶にも お見舞いにも来てくれた 『みゆき・・・・・・』 確かに酷い事もされた・・・・・ 裏切られた、傷つけられた 普通なら許されない事だ でも・・・・・みゆき と 私なら・・・・ 『だからって・・・・どんな事されたって・・・・・・・』 気が付けば みゆきへの殺意は消えていた 残ったのは「昔に戻りたい」という気持ちだけ・・・・・ 『戻れる・・・・・・?昔に・・・・・・?』 無理かもしれない・・・でも、それに近い状態には なれるかも もともと 知らないもの同士の他人が 仲良くなれるんだから・・・・ 『できるに決まってる・・・・・こなた・・つかさ・・みゆき・・・』 奇跡が また起きるかも知れない そう信じたい 「大事な・・・友達だもの・・・・殺せるわけ無いじゃない・・・・」 かがみはいつの間にか 足を止めていた 『昔みたいに・・・・きっと』 「危ない!!」 「え?」 プアーーーーーーーーーーー!! 「あれ・・・・・光・・・・?」 一瞬、視界に光が広がる 『何が起こったんだろう・・・・・・?』 自分の体が宙に浮いたような気がした 「なんでこんな所に・・・!?」 「いいから・・・誰か・・・!!」 知らない声が 何かを叫んでいる・・・・・ 『うるさいなあ・・・・・』 「かがみん・・・どうしたの?・・・・」 『こなた・・・・?あんた・・・・』 「お姉ちゃん・・・なに ボーっとしてるの?」 『え・・・つかさ・・・なんで?』 「かがみさん どこかお加減がよろしくないのですか・・?」 『みゆき・・・・・そっか・・・』 「かがみんは凶暴だよね~(≡ω≡.) 」 「あはは、お姉ちゃん 頑張って!」 「こなた、あんた また・・・・」 「まあまあ、泉さんも 悪気は無いようですし・・うふふ」 教室で・・・皆でお昼ご飯を食べてたんだっけ・・・・ 『・・・・・みんな・・・・・』 「みんな 大好きだよ・・・・」 『こなた・・・・』 「いきなり どうしたの?かがみん?」 「みんな 大事な私の・・・」 『つかさ・・・・』 「お姉ちゃん?」 「だから ずっと・・一緒に・・・」 『みゆき』 「かがみさん・・・ええ・・・」 「ずっと かがみんと一緒だよ」 「私も お姉ちゃんと一緒にいるよ」 「かがみさん ずっと一緒にいましょうね」 『戻ったんだ・・・・あの頃に・・・・』 「あ・・りがと・・・う・・みんな・・・大好き・・だ・・・・よ・・・・ゴボ・・・・」 『みんな・・卒業しても ずっと一緒にいようね』 「ずっと・・・いっ・・しょ・・だ・・・・ね・・・・・・・・」 真っ暗な夜・・・・少し肌寒い空気・・・・・ 「・・・・・・・・・・・・・・」 血まみれの少女は 幸せそうな笑顔のまま その うつろな目を閉じた 「・・・・・・こなちゃん・・・・・ゆきちゃん・・・・・おはよう・・・・・」 その日は つかさが珍しく二人に声をかけて来た・・・・・ 「来てくれないの・・・・?」 「・・・・・・何が・・・・・?」 こなたは 敵意をむき出しにして つかさを睨む 「・・・・・・・・・」 つかさ が何を言っているか解らなかったが、何かが変だ・・・・・ つかさの目が異様に腫れて 生気すらも感じられない みゆき と こなた は かがみが泉家に来た次の日 学校を休んでいた みゆき が 寝込む こなたの心労を気遣って 一日中 こなたの傍に居たからだ その間 何度か電話が鳴ったりしたが こなたは出なかった 留守番設定も ゆたか と そうじろう が家を出てから とっくに切ってある 携帯電話に関しては みゆき以外は着信拒否にしており メールも みゆきのフォルダ以外はフィルター設定をかけているのだ・・・ 「出た方がよろしいのでは?」 何度もなる電話を気にした みゆき が こなた に促すが 「いいよ・・・・みゆきさんは傍にいて・・・・」 と、今にも泣き出しそうな こなたの傍を離れるわけにもいかず 結局 学校からの連絡も 柊家からの電話も 意味を成さなかった 少しの間 緊張感が走ったが 俯く つかさを見て 沈黙を破ったのは みゆきだった 「つかささん・・・・・?どうなさったのですか・・・・?」 「・・・・・・みゆきさん・・・・・」 『つかさ なんか放っておこうよ・・・・』 こなたが そう言い掛けた時 つかさが漏らした言葉で 空気が凍った 「お姉ちゃん・・・・・死んじゃった・・・・・」 かがみの死・・・・・・ それは衝撃的だった・・・・・・ こなた は勿論だが みゆきにとっても その出来事はショックだった 『死んだ・・・?まさか あのかがみさんが・・・・・?』 『かがみんが・・・死んだ・・・・・』 「一昨日の夜・・・警察の人が来て・・・・家からすぐの交差点で、トラックに撥ねらたって・・・・」 『あの夜に・・・・・』 『かがみん・・・・』 「おねえちゃんの体・・・・メチャクチャになって、足りない所も有ったみたいだけど・・・・・・」 つかさ は必死で涙を堪えながら 声を振り絞っていた 「でもね・・・・でも・・・・・」 「・・・・つかささん・・・・・・」 「つかさ・・・・・・」 「笑顔だったんだって・・え・・・え・・最後に ・・ひぐ・・・{みんな大好き}って・・・・うえ・・・えぐぅ・・・・」 「・・・・・そうですか・・・・・」 「かがみんが・・・・そんな・・・・・」 そこまで言い終わると つかさは大声で泣き始めた 関を切った様に涙を流し 「お姉ちゃん」と何度も姉を呼ぶ つかさを こなた は「大丈夫だよ・・・・つかさ・・・・・・・・大丈夫・・・・」と優しく抱きしめた 「こなちゃーーん、お姉ちゃん死んじゃったよーーー、ひっく・・うううう!」 「つかささん・・・・・・」 昨日まで 敵だと思っていた自分を こなたは慰めてくれる どうにもならない関係でも・・・かがみの為に涙を流してくれる みゆき・・・・ 「ゆきちゃん・・えぐ・・こなちゃん・・・うう・・お姉ちゃんに・・・・ひっく・・会いに来て・・・・・」 葬式は大々的には行われなかった様で 柊家の居間と客間を使って 会いに来てくれた人に お香を焚いてもらう簡素か物であった もともと 神社である 柊家では 玉串奉奠という神道の葬儀をすべきなのだそうだが・・・・ 父親が「今回は母さん方の仏道で葬儀をしよう・・・・」と葬式はご焼香で行う事になった 「恐らく 愛する娘の玉串料などで 生計をたてるなど もってのほかと考えたのだろう」 とお姉さん達が言ってたのを つかさが聞いたそうだ・・・・ 遺体は 家族の強い希望で 昨日の内に埋葬している こんな体のままで いつまでも娘に苦しんで欲しくない・・・・という愛情から そうした様だ 「ああ、いらっしゃい・・・・・かがみに会いに来てくれたんだね・・・・」 かがみの父親は なんだか痩せたようだ・・・・ 母親も姉達も、真っ赤な目をこすりながら「今日はありがとうございます」と来客にお礼を言っていた 今日は二日目なので お客の数は少ないが、 見た事のない かがみの友達などが「お悔やみ」を口にして帰っていく 「おねえちゃん・・・こなちゃん と ゆきちゃんだよ・・・・」 つかさ は かがみの 位牌とモノクロの写真に話しかけた かがみの写真は 修学旅行の時に こなたがデジカメで撮ったものだ 「その写真はね かがみが 一番気に入って・・・・写真立てに入れてた奴なんだよ・・・・」 かがみのお父さんが 後ろから こなたに話しかけてきた 「となりには 泉さんがいて 高良さん つかさ・・・・幸せそうな笑顔だろ・・・?」 「・・・・・・・」 「・・・・・ええ・・・・・そうですね・・・・」 「お父さん・・・・・」 三人は かがみの写真に向き直した 「かがみはね・・・いつも皆さんのお話をしてたの・・・・・今でも・・・・あの娘が・・・・・うう・・・」 「母さん・・・少し 休んでなさい・・・・・いのり・・・母さんを・・・・」 「お母さん・・・ちょっと、あっちに行こう・・・・」 いのり は 泣き崩れる母親をキッチンルームに連れて行く 「かがみ・・・・かがみ・・・・・・」 「ごめんね・・今は手が離せないから・・・・つかさ・・お願いね・・・・」 「うん・・・」 かがみのお父さんも 「泉さんも高良さんも・・・ゆっくりしていってね・・・・その方が かがみも喜ぶからね」 と 無理に笑って 他のお客さんの所に挨拶に行ってしまった まつり の姿が見えないのは 神社のお守りの店番を 交代でやっているからだ 「私 どんくさいから お手伝いできなくって・・・・・」 つかさは 申し訳なさそうに 目をこする しばらく 黙祷をしてから 三人は かがみの位牌に線香を上げると 「じゃあ、二階に行こうか・・・・・・」 と、つかさに案内されて その場から離れた あれから 随分と・・・時間が流れた・・・・・・ 私達は今日 卒業式を迎えて陵桜学園高校の最後の時間を過ごしている あの日 最後に柊家に行った日 つかさは私達を かがみの部屋に案内した 「オレンジジュースしかないけど・・・・・」 「・・・・つかさ・・・・」 「・・・・お気遣いなく・・・・・」 かがみの部屋は 寒かった・・・・冷たい空気が流れていた 部屋の主が居なくなっても その存在を残し続ける遺品に残酷なものを感じる 「あの日、お姉ちゃんは こなちゃんの家にいったんだよね?」 こなた と みゆきは一瞬 つかさの顔を見る つかさ は俯いたまま 返事を待っている こなたが小さく頷いた 「・・・・・うん・・・・」 つかさ は知らないはずだ 「そんな気がしてたんだ・・・・・」 「私ね・・・・かがみんに酷いこと言ったんだ・・・・」 「・・・・・・・・・」 「そうなんだ・・・・・・・」 つかさ は相変わらず俯いたままだ こうなって一番嬉しかった筈の これを願っていたはずの みゆきは 邪魔者が居なくなった という喜びよりも 喪失感が胸を支配する 何故か罪悪感にさいなまれ 口を開く事が出来ない 「・・・・・私が・・・・・」 「いいの・・・・・こなちゃん・・・・・」 「・・・・・え?・・」 「先に・・・酷い事をしたのは 私の方だもん、こなちゃんのせいじゃないよ・・・・」 いつの間にか つかさは スカートを握って 涙を流していた 愛する者が この世を去った今 この娘はどうやって生きていくんだろう? みゆき は つかさの震える肩に そんな思いが頭をよぎる 「こなちゃん・・・・ゆきちゃん・・・・・」 「・・・つかさ・・・」 「・・・・・・・・」 「お姉ちゃんが居なくなって・・・・・もう、私ね・・・・決めたの・・・・・」 「・・うん・・・・」 「・・・・」 「昔みたいには いかないけど・・・・・私・・・・また・・・戻りたいって・・・・」 「つかさ・・・・・」 「つかささん・・・・・」 三人は お互いに手を取り合って 抱きしめ合った・・・・・ それから しばらく三人の生活が続いた そりゃあ そんなに簡単に昔には戻れなかったけど・・・・・ 皆で ご飯を食べて 笑って 泣いて 勉強もした 日が経つにつれて クラスの雰囲気も変わってきた つかさ と みゆきさんが 私と一緒にいてくれる事で 周りの反応にも変化が出始めたのだ 今では 噂も 虐めも 無く ほぼ元通りの生活を過ごしていた 黒井先生はそのまま 学校を辞めてしまって 今はどこかの病院で 治療を受けているらしいけど なんの病気かはわからない みゆきさん や つかさは何か知ってるみたいだったけど・・・・・ 同じクラスの白石くんは相変わらず学校を休みっぱなしだ ゆーちゃん や お父さん ゆい姉さん とは もう連絡も取っていないし 会っていない 今頃 みんなどうしてるんだろうか・・・・ でも、もうそんな事はどうでも良かった・・・・ みゆきとの甘い生活・・・・・つかさと仲直りできた・・・・かがみが居れば最高だったけど・・・・ それは 叶わない願いだ もうここでの生活も最後になる 「卒業ですね・・・・・とうとう・・・・・」 私が屋上で 空を見ながら感傷に浸っていると 後ろから みゆきさんの声がした 「あ、みゆきさん・・・つかさも・・・・」 二人はニコニコしながら 私を見ている 手には卒業証書が握られていた つかさは 二つ持っていた・・みゆきが学校に頼んで かがみの分も手配してくれたのだ 『よかったね・・かがみん・・・・』 「こなちゃん・・・・卒業おめでとう~♪」 「つかさも、おめでとう」 「えへへ~ みゆきさん おめでとう」 「こなたさん おめでとうございます」 「ゆきちゃん おめでとう、挨拶までしてて すごかったね~」 「つかささんも おめでとうございます いいえ、緊張してしまいまして 少し失敗してしまいました・・・・」 色々あった学校生活も 今日でおしまいだ 「こなちゃんは ○アニ学院でプログラムのお勉強するんだよね?すごいなぁ~」 「うん、みゆきさんの家に居候しながらね へへ・・・」 こなたは 顔を赤くして みゆきの方をチラッと見た 「ええ・・・つかささんは、お料理の学校に行かれるんでしたよね?将来は名シェフですね・・・ふふ・・・」 「え~ そんな事無いよ~ ゆきちゃんこそ○大の医学部なんて、凄いよね!」 「そんな事は有りませんよ」 『こうやって三人ではしゃぐ事も もう少なくなるんだろうな・・・・』 こなたがそんな事を考えていると つかさが突然 満面の笑みになる 「あ、そうだ・・・・・」 「あのね・・・・私から 二人に贈り物があるの・・・・お姉ちゃんの机の中からみつけたんだよ?」 つかさ は二人分の卒業証書が入った鞄を地面に置いて 中から何かを取り出そうとしている 「かがみんの・・・・・」 「・・・・かがみさんの・・・・ですか?・・・・」 「あれ~?おかしいな・・・・・・んっと・・・えっと・・・どこだっけ・・・」 この そそっかしい つかさ がシェフになった所を想像した こなた と みゆき の顔から 思わず 笑みがこぼれる 「つかさ がシェフになったら食材が逃げちゃうんじゃないの?=w=」 「そんな事言っちゃ駄目ですよ・・・つかささん 気を悪くしないで下さいね?」 「えー、ずるいよ みゆきさん~ みゆきさんだって笑ったじゃん」 「ミスが多いって言われるよ、でもそんなの関係ねぇ♪」 一瞬 キッチンで食材を取り逃がしたつかさを想像してしまった 本人は「あはは~」と笑いながら 鞄の中を引っ掻き回している どうやら 探し物は見つかったらしく つかさは鞄を置いたまま 立ち上がって笑顔でこちらを見た 「えっとね、じゃあ ゆきちゃん と こなちゃんに、お姉ちゃん と私から 卒業のお祝いをあげたいと思います」 「なんか 緊張するよ・・・」 「ふふ・・・楽しみですね・・・・」 「お姉ちゃんも二人にあげれば喜んでくれるから・・・じゃあ、目をつぶって 手を前に出して・・・」 「こう・・・?」 「こうですか・・・・?」 「はい ゆきちゃん・・・・・ちゃんと受け取ってね・・・・」 パス! 「痛!!?」 「・・・・?」 様子がおかしいと思い こなたが目を開けると・・・・・ 右手の手首をしっかり握った みゆきがいた 地面には・・・赤いシミが・・・・シミじゃない・・・・・ 「みゆきさん・・・・!?」 「うう・・・・・こなたさん・・・・逃げて・・・・」 「無理だよ?ゆきちゃん・・・・・ドアは開かないようにしといたの・・・・・」 つかさ はカッターナイフを握ったまま 涙目で笑っていた 「つかさ・・・どうして・・・・?」 「こなたさん・・・・私から・・・・離れて下さい・・・・・・」 「このカッターナイフね・・・お姉ちゃんの机の中に有ったの・・・・・・・」 つかさ はそれを両手で持って 自分に向けている 「お姉ちゃんね・・・休み始めてから・・たまに 手首に傷を付けてたの・・・・・」 「みゆきさん・・・・ああ、血が・・・・こんなに・・・」 こなた はハンカチでみゆきの腕を結んで 止血をしている みゆき も腕を高く上げて 出血を減らそうとする 「お姉ちゃんは否定してたけど・・・・これには・・・お姉ちゃんの血が付いてた・・・・・」 「それで・・・こなたさんも殺す気ですか・・・・・・・?」 みゆき が 呻くように言った 「違うよ?・・・・死ぬのは ゆきちゃんだけ良いの・・・こなちゃんには 悲しみをあげる」 「じゃあ・・・私は逝くね・・・・・バイバイ・・・・」 つかさ が カッターを自分に刺そうと振りかぶった時 こなた が つかさに体当たりをした 「駄目!つかさ!!」 カッターは カシャーン・・・と金属特有の音を立てて 地面に落ちる 「こなちゃん・・・・・・・」 こなた は血の付いた カッターナイフを拾うと 刃をしまって ポケットに入れる 「こなたさん・・・・・」 「なんで・・・・こなちゃんは・・・・そんなに優しいの・・・・・?」 吹っ飛ばされた つかさ は体制を崩して 屋上の端っこにいた 「でもね・・・・・私はもう・・・・・」 「つかさ・・・・駄目だよ・・・・」 つかさ は囲いをまたいで 飛び降りようとしている 「いけません・・・・・つかささん・・・・・うう・・・・・」 「みゆきさん!?」 みゆき は両手で つかさの腕を掴んでいる 「ゆきちゃん・・・・・・・そっか・・・・」 「いけません・・・・死んでは・・・・・」 折角 収まってきた出血も 傷が広がり 腕や衣服を赤に染めていく 「ゆきちゃんは・・・・こなちゃん をちゃんと好きになれたんだね・・・・・・」 「ええ・・・貴女の事も・・・・みなさんの事も・・・・・・」 「そっか・・・・・ごめんね・・・・・」 つかさ はそう言って みゆきの腕を振りほどく 血ですべる手は さほど力もいらず簡単に外れ みゆき は地面に倒れこむ 「みゆきさん!・・・・つかさ!!」 こなたは みゆき の腕をしっかり握り 血を止めようと懸命だが つかさにも死んで欲しくない・・・・・・・ 「こなちゃん・・・・ごめんね・・・・私、わがままばっかりで・・・・」 「そんな事・・・・・」 「やめて下さい・・・・つかささん」 「楽しかったよ・・・・お姉ちゃんが死んだ後も・・・・・三人でも・・・・・・だけど・・・・・」 つかさ は 姉から貰ったリボンを 頭から解いて 両手でしっかり握り キスをする・・・・ 「お姉ちゃんがいないと・・・やっぱり 私・・・・駄目みたい・・・・」 瞬きしただけだった・・・・ほんの一瞬 風が吹いた後・・・ つかさの姿は消えていた・・・・ 桜だ・・・・花びらが舞ってる ここの中庭も桜の木が満開・・・・・ 私は今 屋上から飛び降りたんだっけ・・・・ 時間の流れが 酷くユックリに感じる 皆で遊んだことや 生まれてから 今までのこと・・・・ これって 走馬灯ってやつかな? アルバムみたいだね?こなちゃん・・・・・ 走馬灯って誰が付けた名前なのかな・・・・・? あとで ゆきちゃんに聞いてみようっと あ・・・・・桜・・・・・・ ごめんね・・・・綺麗に咲いてるのに 桜さん ごめんね・・・・ 私 その枝 折っちゃうかもしれない・・・・ でも、できれば 花びらの布団で 私を包んでほしいな・・・・ そしたら 少しは綺麗に 逝けるから わがままだな・・・・私・・・・ お姉ちゃんに また 怒られちゃうかな・・・・・ でも 良いんだ・・・・お姉ちゃんに叱られるなら・・・・ ごめんね・・・こなちゃん・・・・ゆきちゃん・・・・ 『おねえちゃん・・・・・今からそっちに逝くね・・・・』 「誰か 飛び降りたぞーーー!!」 「キャーーー!!」 「・・・・・・・・・・・・つかさ・・・・」 「・・・・うう・・・・・・」 こなた は つかさが飛び降りたショックで倒れそうになったが みゆきのうめき声で我に返った すぐに みゆきを横に寝かせて 鞄を枕にし、腕を自分の制服の切れ端で結んで止血する 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・・こなたさん・・・・・・」 「どうしよう・・・・・どうしよう・・・みゆきさん!!」 「・・・いいんです・・・・私は・・・だから・・・泣かないで・・・・・」 「みゆきさんが死んじゃう!死んじゃうよ!!」 「こなたさん・・・・・・聞いてください・・・・」 「喋っちゃ駄目・・・・誰か・・・・」 「駄目・・・行かないで・・・・・私はもう・・・・・」 『行かないで・・・・貴女を離したくない・・・』 みゆき の表情から 気持ちを察したのだろうか・・・・?こなた は みゆきの手を握って 座り込む 「わかったよ・・・・みゆきさん」 ドア は つかさが開かなくしてしまった・・・・ 助けを呼ぼうにも、今は下の中庭が騒がしく、多分 私の声なんか聞こえないだろう 自分の顔を 涙目で見つめる こなたに満足そうな笑みを浮かべる みゆき 「私が、貴女を好きになったのは・・・・ここの・・・受験の日でした・・・・」 「みゆきさん・・・・・」 今は 私が・・・みゆき を元気付けてあげなければ・・・・・ 傍にいてあげなければ・・・・・ 「夏祭りのあの日は 赤い着物に黄色の帯 綺麗で長い髪には幼いピンクのリボン・・可愛かった・・・」 「うん・・うん・・・みゆきさんも綺麗だった・・・・」 「修学旅行で弁慶の鉄下駄と錫杖を触ったときも 少し手が触れただけで幸せになれました」 「ドラゴン殺しみたいだったよね・・・・何言ってるんだろうね 私・・・」 そんな スットンキョウな答えにも みゆき はニコリと微笑んだ 「京都のバスの中では こなたさんは私の隣でしたね・・・短い私のトキメキの時間」 「みゆきさん・・・・・・」 「アニメで出てきた 建物の記念撮影 私は一枚目がお気に入り」 みゆきは生徒手帳を取り出して 写真を見せる 下から空を仰いだようなスナップ写真 「コレだけが私が貴女の隣に写った写真・・・・・・・」 「もう 喋らないで・・・・・・・」 みゆきの顔色が悪くなってきた・・・・・・ 「誰か!!誰か来てーーーー!!」 こなたは大声で叫ぶ 「こなたさん・・・・・・」 「だって、みゆきさんが死んじゃう!誰か!!」 「いいんです・・・・今までの・・貴女の身の回りに起こったことは全て 私が原因なんです・・・」 「・・・・・みゆきさん・・・・・・」 こなた は みゆきを見つめた・・・・・ 「皆さんを騙して・・・・・あなたまで騙した・・・・私は・・・・全て・・・上手く行った・・・・」 「・・・みゆきさん・・・・?」 みゆきの息が細くなってきた・・・・ 「でも・・・・貴女のお陰で・・・・間違いだと・・・・・」 「みゆきさん・・・・みゆきさん・・・・・・!」 顔色もみるみる悪くなっていく 気が付けば 足元には血だまり・・・ 人間は血液の3分の2を失えば死ぬと何かで読んだことがある でも・・・これは・・・・そんな量じゃないような気がした・・・・・・ 「だから・・・こなたさん・・・・申し訳ありませんが・・・・私は・・・ここで・・・・死ななければなりません・・・・」 「みゆきさん!!」 みゆき は涙で頬を濡らしている 「許して・・・・こなたさん・・・・悪いのは・・・・・私・・・・・」 「うん・・・・・みゆきさん・・・だから、死なないで!お願い!!」 こなた は みゆきの名前を呼び続ける 声をかけ続ける 「最後に・・・・貴女の手の中・・・で死ねる・・・なんて・・・・・・・幸せ・・・です・・・・」 「そんな!今更ずるいよ!!駄目だよ そんなの!!」 みゆき が少し困った顔で こなたの頬を撫でた 「泣かないで・・・何も見えなくなる前に・・・・・貴女の・・・・笑・・・顔を・・・・」 「・・・・みゆきさんの手・・・気持ち良い・・・・・」 こなた は みゆきの手を握り 精一杯 微笑んで見せた・・・・・ 「ああ・・・私は・・・その・・・・笑顔・・・・が・・・・好・・・・・・・・・・・・・き・・・・」 みゆきの手から 力が抜ける 瞳からも生気が抜けて 虚空を見つめていたが 大好きな唇は 微笑んだまま 太陽に照らされていた 「みゆきさん・・・私といて・・・・幸せだった・・・・?」 「私ね・・・・気付いてたの・・・・・・みゆきさんがしてた事・・・・」 こなた は みゆきの髪を撫でながら 話しかける もちろん 返事は無い・・・・・ 「全部じゃないけど・・・・気付いてた・・・・だって・・・・・・みゆきさんって正直だから・・・・」 空は晴れ・・・風も少し吹いている・・・・・・ 続くと思っていた 幸せな時間も あっという間に過ぎてしまった 「でもね・・・不思議だった・・・・酷いって思ってたけど・・・・・それ以上に・・・・・」 こなた は みゆきの眼鏡を外して 瞳を掌で閉じてあげる 「好きになっちゃった・・・・幸せだったの・・・・・失いたくなかった・・・・・・みゆきさんを・・・・」 お気に入りのキーホルダー・・・・みゆきと同じラベンダーの香り こなた は みゆきの横に寝て その唇に 優しくキスをした 甘い みゆきの味がする そして ポケットの中にある つかさが持ってた かがみのカッターナイフを取り出す 「どんなに酷い事されても・・・・・離れられなかった・・・・・・」 こうして見ると みゆき は まるで眠っているかの様だ・・・・ 今にも起きそうな その美しい顔・・・・・ 「でも、私に酷いことしたのは変わらないもんね・・・・みゆきさん」 こなたは自分の首にカッターナイフの刃を当てると 「そっちに行ったら・・・・うんとワガママ言ってみゆきさんを困らせるの・・・覚悟してね・・・・」 少女は 死んでなお妖艶な恋人の唇に熱いキスをしたまま 手に力を込めた いつからこうなってしまったのだろう? 手に握ったカッターナイフだけが 四人の最後の思い出・・・・・・ 視界は既に見えなくなって、みゆきさんの唇の感触も・・・・・もう感じられない 『生まれ変わったら・・・・また 皆で一緒に遊びたいね・・・・』 風が吹き・・・・・みゆき の髪の毛が こなたを包む それは恋人の最後の抱擁にも思えた・・・・・ 『みゆきさん・・・・・みんな・・・・・』 数十分後・・・・学校職員が現場を発見したときには 既に 二人の少女は息耐えていた しかし まだ乾いていない 赤い血は太陽で照らされ まるで バージンロードの様に輝いて 悲惨さよりも むしろ少女達の美しさを誇張しているかの様だったという 「ちょっと こなた 遅かったじゃない!」 「ヤッホー こなちゃん」 「さあ、こなたさん・・・・・行きましょう・・・・」 『みんな・・・・・』 青い空 真っ白な光の中で・・・・皆が待っていた 「別に 待ってたわけじゃないからね・・・・」 「あ、お姉ちゃん~・・・・」 「こなたさん・・・・・・」 かがみのツンデレ・・・・慌てるつかさ・・・・ みゆきはキスをしてくれた・・・・ 「ちょっと!みゆき!あんた あたしに喧嘩うってんの!?」 「こなたさんは 私の恋人です。かがみ さんには つかささんがいらっしゃるでしょう?」 「仲良くしようよ~」 少しだけ 変わったけど 昔と同じ光景・・・・・・ 「では つかささん を貰いますよ?いいんですか?」 「みゆき あんた 性格悪くなったんじゃない?」 「あわわ・・・こなちゃん~助けて~」 これで・・・・皆一緒・・・・ 「じゃあ、皆揃った所で ゲマズに行こうか!?」 皆が一緒にいる・・・・ 「あんたらしいわね・・・・」 「ふふ・・こなたさん・・可愛い・・」 「・・こなちゃん・・・・・」 これで、昔にもどれたね・・・・皆一緒だね・・・・・ 「ゲマズ~ゲマズ~♪」 「ところで、ここってゲマズあんの?つかさ?」 「・・・・さあ・・・・?」 「ないんなら・・・私が作りますよ・・・?」 「みゆき・・あんた ホント 性格変わったわね・・・・」 「みゆきさん 大好き~」 「あ!こなた!!」 「お姉ちゃん には 私がいるよ~・・・・」 「あ、つかさ・・ごめん つい・・・・」 ああ・・・・また 四人でいられるんだね・・・・・つかさ・・・かがみん・・・・ 「こなたさん・・・・・行きましょうか・・・・」 「うん・・・・・・みゆきさん・・・・・」 ー完ー
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安座間ゆきの 出演 画像・動画検索 Google/Yahoo!/Bing/NAVER/Baidu/YouTube 安座間ゆきの「Dear Prince」 監督 MATABA-O メーカー ビーエムドットスリー 発売日 2006/6/30 通販 Amazon.co.jp DMM
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みゆきの想い③ 「お母様・・・・今日は泉さんのご自宅に お邪魔してきます」 「あらあら・・・・随分 親しくなったのね、お母さん嬉しいわ」 「それで・・・お願いがあるのですが・・・・・」 「なあに?」 「みゆき・・・・・」 今は夜の7時・・・・かがみは家族に内緒で抜け出してきた・・・・ 最近は 家でも つかさとたまに会うくらいで 昼間は殆ど部屋から出なかった為 私がいなくなっても 鍵が閉まった部屋を疑うものは誰もいない 「takara」 英語の表札がある 大きな豪邸・・・・ここで夏祭りの夜にお茶したっけ・・・・・ 呼び鈴は門の中に有るらしく かがみ は少し躊躇いながらも中に入っていく {ピンポーン} 上品な感じの大きなドアは・・・・知り合いの家でも 緊張する 「はーい?」 呼び鈴の向こうから 声がした・・・・ 『みゆきじゃ・・・ないわね』 「あ・・あの・・柊っていいます・・・みゆきさん・・いらっしゃいますか?」 「あ、みゆきのお友達のかがみちゃんかしら・・ちょっと待ってね」 「・・・・かしらって・・・・・相変わらずね・・・おば様・・・・」 ガチャ 大きな扉が開く 「みゆきから 聞いてるわ、みゆきはちょっとお遣いに行ってるから 上がって待ってて?」 「はい、じゃあ お邪魔します・・・・」 16:48 『久しぶり みゆき ちょっと こなた と つかさ の事で相談が有るんだけど・・・・・ みゆきも何か知ってたら教えてくれない? もう 相談できるのは みゆきだけなの・・・・・・・・・』 17:00 『ええ、解りました・・・知ってる事を全てお話します 今日の夜7時に 私の家に来ていただけますか? でも くれぐれも つかささんには見つからないようにして下さい・・・・・・』 かがみ は ゆかりに案内され キッチンカウンターの椅子に腰掛けていた ゆかり は かがみの隣に座って ニコニコとしている 「あ・・・・・あのお・・・・・」 「なあに?かがみちゃん?」 ゆかり は みゆきの母親とは思えないほどに若く見える それに 上品で何となく 危ない空気が出ていた そんな女性と一緒にいればいくら同じ女同士でも 緊張する・・・・・・ かがみ は 口の中がカラカラになり 出された紅茶で喉を潤す 「みゆき・・さんは何時くらいに戻って来られます?」 「・・・・・・・んー・・・・・・」 「・・・・おば様?・・・・・あれ・・・?」 体に力が入らない・・・・・ 「みゆきなら・・・戻ってこないわよ・・・・・・かがみちゃん・・・・・」 「え・・・・・何を言ってる・・・・??」 無理やり立ち上がろうとした かがみ だが、足が言う事を聞かず 近くのソファーに倒れこんだ 「あら、気をつけなきゃ、危ないわよ?」 「・・・・ああ・・・・・・・」 意識はハッキリしているのに・・・・体が動かない・・・・喋れない・・・・・・ 「みゆき も親孝行よね・・・・・かがみちゃんみたいな可愛い子を私にくれるなんて・・・・・」 『何・・・・?なんて言ったの?』 ゆかり はソファーの上の かがみ に覆いかぶさって来た 「おいしそう・・・・頂きま~す。」 『やめて・・・・・・なにするの・・・・!?』 ゆかり は かがみの首筋を舐めると「楽しませてネ かがみちゃん」とキスをして来た 『おば様・・・・みゆき・・貴女まさか・・・・・こなた・・・助けて・・・・助けて!!』 「うふふ・・・今頃、みゆきもうまくやってるかしら・・・・?」 『こなた・・・・・・』 「ほら、ね みゆきさんに似てない?」 「どうでしょうね~、私 こんなに綺麗じゃありませんよ ふふ」 「えー、みゆきさんの方が綺麗だってば」 「そんなこと・・・・・・・」 「あ・・・・・」 ここは こなた の部屋、いつもならこの家には 自分以外の人間などいない でも今は 大好きな みゆきと二人・・・・・・ 狭いこの空間に こなた と みゆき の二人しか存在しない ここでは、二人ともいつもよりも大胆になった みゆき は こなた を膝の上に載せて 後ろから抱きかかえる形で ベットにもたれる こなた は 時折振り向いては 自分の耳を唇で弄ぶ みゆきに キスをせがむ 「ん・・・・・」 「・・はあ・・・・・」 これで 何回目のキスだろう・・・・ 「ふふ・・・泉さんは甘えん坊さんなんですね・・・・」 「えへへー、だって みゆきさんの唇 好きなんだもん」 こなた は みゆき のふわふわした 柔かい体を全身で感じている 長く ラベンダーの香りがする髪の毛を 三つ編みにしたり 頬ずりしたり しながら みゆき にベタベタと引っ付いていた みゆきは そんな こなた を抱きしめながら 髪の毛の匂いや 細く柔かいフトモモを撫でている みゆき の手は お腹 胸 腰 首 唇 と伸びてきては優しく触れてくる こなた はその度に「ふぅ・・」と声を漏らし 体をよじった その姿は・・・妖艶だった・・・・・ こなたに続いて、お風呂に入った みゆきが こなたの部屋に帰ってくる 濡れた髪をタオルでまとめて 普段は見えないうなじが覗く 白い肌は湯気を立てて 寝巻き代わりの薄手のワンピースで包まれている 手、足、少し覗く胸の谷間・・・・・ ベットの上の こなた は みゆき から目が離せなくなり 暇つぶしにはじめていたシューティングゲームで爆発音がして 一騎死んでしまった 「・・・・変でしょうか・・・?」 「え・・・・・いやいや~、そんなこと無いって!凄く可愛いよ・・・」 「良かった、泉さんに気に入ってもらえて・・・泉さんも可愛らしいですよ・・・・」 こなたは 黒のタンクトップに ラクダ色のハーフパンツを履いている 「そんな・・・・私なんか・・・・」 「いいえ・・・私の泉さんは 可愛いですよ・・・・」 近づいて来た みゆき が目の前まで来たとき 部屋の明かりを みゆき のシルエットがスリ抜けて見えた まるで・・・・妖精の様な佇まい 『・・・みゆきさん・・・・下着付けてない・・・・・・』 「泉さん・・・・・私の準備はもう・・・・できていますよ・・・・・」 みゆき は そのまま ベットに上がって来た 「うん、私も・・・・・・準備・・・・・・むぐ・・・」 全部を言い終える前に みゆきが こなたの唇を塞ぐ こなた も こうなる事を望んでいた だから 下着は付けていない 「ふんん・・・・むううぐ・・・・」 普段の優しいキスとは違い みゆき はこなたの唇を貪る様に求める・・・・・ 「ぷっは・・・あん・・・みゆきさん・・・待って・・・んんん・・・」 みゆき は こなたのハーフパンツを脱がしにかかった 「ねえ・・・・電気・・・・・消そ・・・・?」 ハーフパンツを脱がされた こなた は秘所を隠すために タンクトップの裾を両手で引っ張る みゆき は動きを止めて こなた に再びキスをした 「泉さんの 全てを見たいんです・・・・・」 「みゆきさん・・・・」 「私も 泉さんに 全てを見て欲しい・・・」 「・・・・みゆきさん・・・・ふむうう・・・」 こなた は みゆきのその愛らしい唇に 自分の唇を重ね 舌を潜らせる 『ああ・・・・・これで・・・・泉さんは私のもの・・・・』 「んああ・・・・・・ん・・・・・」 「あああ・・・・・・はあ・・・・・はああ・・・・・・」 二人はお互いの唇を体を夢中で求め合った 「ふんん・・・みゆきさん・・・・気持ちいい・・・・・」 「あはああ・・・泉さん・・・泉さん・・・私・・・も・・・ですぅ・・・・・」 お互いに 秘所に触れ合い 身を絡ませて 唇を体に這わせる 二人 「あら~、みゆきったら・・・・初めてなのに随分激しいのね・・・・・」 シャワーを浴び終えた ゆかりは スクリーンに映し出された二人の映像を見て うっとりしている 「ねえ・・・・そう 思うでしょう?かがみちゃん・・・・ふふふ」 そして、魂の抜けた様に ぐったりした かがみ を見て クスクスと笑った 「こ・・・なた・・・・・うう・・・・みゆ・・・・・き・・・・・・」 感覚を向上させ運動能力を一時的に奪う薬物(非売品)を投与され ゆかり の玩具たちで弄ばれた かかみ は薬が切れた今も立ち上がるどころか 話すのもままならない 「なん・・・・で・・・・こんな・・・・・」 「なんでって・・・・・・?」 ありとあらゆる場所を ゆかりに弄ばれた かがみはやっとの思いで体を起こし 壁にもたれる この部屋は キッチンの隣で ゆかりの趣味の部屋だ 「なん・・で、みゆきは・・・・・私を・・・・?」 「そんなの・・・簡単よ、貴女が邪魔だったのよ あの娘は」 「そ・・・んな・・・・」 いつの間にかかがみは涙を流して 泣いている 「みゆきさん!みゆきさん・・・・あああ!」 「ああ・・泉さん・・・可愛い・・・」 愛し合う二人の声が かがみの心すらも打ち砕く 『こなた・・・・・・』 かがみは 電気の消えた自分の部屋で 壁にもたれて座っている 「・・・・・・・・こなた・・・・みゆき・・・・・・」 悪夢のような時間が終わり ゆかり は かがみ を開放した 「・・・・いいんですか?逃がしても・・・・」 「ええ、大丈夫よ・・・・貴女の写真は沢山撮ったのも、逃げても逃げたことにはならないわ」 ゆかり はデジタルカメラを取り出して ニッコリと微笑む 「携帯電話も、貰ったしね」 「あなた達 親子は・・・・・・・どこまで非道なんですか・・・・・・」 「さあ?でも、あなたの負けよ?さ、お帰りなさい かがみちゃん・・・ふふふ」 「こなた・・・・みゆき・・・・・つかさ・・・・・」 なんとか家に帰ってきたが・・・・問題は解決どころか、さらに大きくなってしまった 『もう、私・・・・・なにも出来ないよ・・・・・』 好きだった・・・・・こなたの事が・・・・・ でも、つかさ は それを許さないだろう と感じていた・・・・・・・ つかさ は私を失ったら駄目になる、そんな思いから 打ち明けれなかった 気持ち 淡く 美しい思い出のままが良かったのに・・・・ こなた の体は美しかった、小さく 細く 華奢で 艶やかで・・・・・ しかし、その体を抱いていたのは 自分では無く みゆき・・・・ 信頼していた みゆき にまで裏切られ 玩具で始めてを奪われた 「もう・・・・疲れたな・・・・・」 かがみ はユックリ立ち上がり 勉強机に付く 「もう・・・・疲れたよ・・・・・・こなたぁ・・・・・・」 「こなた・・・・」 『・・・・・・?』 かがみの頭の中で何かが引っかかる・・・・・ 「あれ?おかしいわね・・・・・もう一度、・・・・・」 みゆき が つかさを利用したのは何となく解る 今回のように 弱みを作って・・・・もしくは 私との関係を・・・・・・ 『そうだ・・・・・犯人は・・・・こなたじゃない・・・みゆき!?』 と、いう事は・・・私とつかさの関係を・・・こなたは知らない可能性がある・・・・ いや、みゆきの事だ きっと教えていない 多分 なんらかの方法で私達 姉妹をこなたの敵に仕立てているんだろう 「こなた・・・・・ひょっとして、あんた・・・・・・」 こなた は何も知らずに みゆきに利用されているのだ きっと そうだ こなたも 何か弱みを握られてるに違いない だって こなたは私の事を好きだった そう感じてた あの気持ちはきっと 二人で共有していたはずだ 「ツンデレだね~ かがみん」 「照れない照れない」 「あのプリクラちゃんと貼ってる?」 『こなた・・・・・そうよね・・・・あんたと私は・・・・・』 かがみ は机の隣にかけてあるカレンダーを見る 「we love kagami・・・・・こなた・・・・今、助けに行くわ・・・・」 しかし、助けようにも 携帯電話は ゆかりに取られているし つかさ には借りれない・・・・ 家の電話は・・・・・深夜近いのにも関わらず いのり姉さんが使っている・・・ 「まったく・・・・・最悪のタイミングね・・・・・」 とにかく こなたには連絡できない・・・ いや たとえ連絡が取れたとしても、電話なんかじゃ駄目だ・・・・・ 「直接会うしかない・・・・・」 『なら・・・明日、学校で・・・?駄目だ・・・それじゃあ遅い』 明日になれば きっと ゆかり と みゆきが動き出すに違いない・・・・ 明日じゃ 遅すぎる なら 今からすぐに こなたに会いに行くしかない 「待ってなさいよ・・・・みゆき・・・・・貴女なんかに、こなたは渡さない・・・・」 かがみ は高良家から帰ってきたままの服装で 自分の部屋の窓から出る 部屋の電気は消し ベットにはクッションを詰めているので 一時しのぎにはなるだろう 「あらあら・・・・お盛んねえ・・・・・いいなあ・・・・」 ゆかりは娘とこなたの愛のひと時を 不純な瞳で見守っている 「あら・・・・いけないいけない・・・・かがみちゃん・・・・は・・・と」 かがみ は運が良かった・・・・・ ゆかり が 泉家のモニターを凝視している間に かがみは部屋を出て行ったのだ 「あら・・・もう寝ちゃったのね・・・・まだ、壊れてなかったのかしら?・・・明日、また遊びましょ♪」 ゆかり の天然さが引き起こした 失敗・・・・・かがみは泉家に向かっていた いつもの角を曲がり ポストを過ぎて 商店街を突っ切る 「こなた・・・こなた・・・・」 横断歩道の信号が異様に長く感じた・・・・・ 「・・・・待ってなさいよ・・・・・みゆき・・・・・」 今頃 みゆきは こなたの体を 好きに弄んでいるだろう・・・・・ もしかしたら、自分がそう出来たかもしれないのに・・・・ 私なら・・・こなたをちゃんと 愛せた筈だ かがみ はみゆきに裏切られた悔しさと 早く こなたに気持ちを伝えなかった自分に 苛立ちを感じている 見えてきた・・・・・・ あの 家だ・・・・ 見慣れた あの大きな家・・・・・ かがみは家の前に立つと こなたの部屋を見た 電気がついたまま カーテンが締まっている 『あの中で二人は・・・・・・』 高良家でモニターに映った 二人の姿が かがみの頭をよぎる 「・・・・・・こなた・・・・・・・・みゆき・・・・・」 かがみ は呼び鈴に目線を合わせた 「スーーー・・・・スーーーー・・・・・」 「・・・・・・ふふ・・・・・・・」 秋の気温は少々冷える・・・・もうすぐ冬のこの時期・・・・・・ 薄手の寝巻きを着た こなた と みゆきは 肌を温めあいながら ベットに横たわっている みゆき の しなやかなフトモモと腕が 頭一つ分以上小さいこなたを 包み込んでいる こなた は みゆきの胸に 顔を埋めて 腰に手をまわしていた 『あたたかい・・・・・・みゆきさんの体・・・・・』 時折 おでこに感じる みゆきの唇の感触は こなたを眠りへといざない みゆき の鼓動は こなたに安心感を抱かせる 『・・・・・・・・みゆきさん・・・・・・』 みゆき は目を閉じ 寝息を立て始めた こなた を愛らしく眺める 『可愛い寝顔ですね・・・・』 今頃 傷心の かがみはどうしているのだろう? 耐え切れずに自ら・・・? それとも・・・つかささんを責めているのでしょうか・・・? まさか・・・母親に壊されてしまった・・・・・? 『かがみさん・・・・こなたさんは私が貰いましたよ・・・・』 ピンポーン・・・・ピンポーン・・・・・・ 不意に 泉家の呼び鈴が・・・鳴る 「・・・・こなた・・・・・みゆき・・・・」 みゆきの想い④へ
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▼ 資料 █ 繪師: ゆきのゆきかぜ █ 繪師(英文): Yukino Yukikaze █ 網站: -Catwalk- http //catwalk.pupu.jp/ LO作家限定ラクガキ掲示板 http //akane-m.net/lo/rakugaki/?cat=14 █ 繪畫特徵: ▼ 作品 █ 漫畫: アンダーナイン █ 雑誌: █ 商業CG: █ 同人CG: ▼ 其他