約 1,621,971 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2605.html
しっかりゆっくりとうっかりゆっくり 13KB 虐待-普通 制裁 愛で ギャグ パロディ 小ネタ 変態 飼いゆ 野良ゆ ゲス 希少種 都会 現代 独自設定 ガ板ネタがちょっとあります ・この話には愛でられるゆっくりとそうでないゆっくりが出てきます ・一部の賢いゆっくりは漢字を使って喋ります ・作者に都合の良い独自設定があります ・色々とパロった部分があります ・このSSを書いたのはHENTAIあきです!いつもどうりのSSだよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! 休日の朝にお兄さんが惰眠を貪っていると、隣の部屋から何やらごそごそと音がする。 眠りから覚めたお兄さんが隣の部屋に行ってみると、まるで台風でも来たかのように部屋が荒れている。 野良ゆっくりにでも侵入されたかと思ったお兄さんは、部屋の中を見て回る。 「お兄さん大変です!しょうのお飾りが無くなってしまいました!一緒に探してください!」 そこには確かに部屋を荒らしたゆっくりがいた。お兄さんが飼っている胴付きのゆっくりしょうである。 しょうの頭には赤い蓮の花のようなお飾りが確かに無かった。 「分かった分かった。だけど探す前に部屋を片付けようぜ。」 呆れながらも、もう慣れてしまっているお兄さんはそう言ってしょうを優しく撫でる。 ゆっくりしょうは何故か分からないが、よく大切なもの無くしてしまう。 ご飯や宝物を無くすのは当たり前、ひどくなると今回の様にお飾りや飼いゆっくりの証のバッジまで無くしてしまう。 あまりにもよく物を無くすので、研究者の間には一時てんこやてゐのように飼い主の気を引くために わざと物を無くしているのではないかと考えられていた。 しかしわざと無くすわけではなく、本当にいつのまにか無くしてしまっているのだ。 「ありがとうございますお兄さん!お飾りがないとゆっくりできません!」 涙で目を濡らしてお兄さんにお礼を言うしょう。体の水分が無くなるのではないかと思うほど目から涙が出てくる。 お兄さんの飼っているしょうは大抵泣いている。物を無くしたり感動したりと非常に泣きやすい。 「またお飾りを無くしたのかいご主人。いい加減お飾りに紐でも付けたらどうだい?」 部屋に入ってきたのはお兄さんがもう一匹飼っている胴付きのゆっくりなずーりんだ。 なずーりんが寂しくないようにと後からしょうを飼ってきたのだが、今ではすっかりなずーりんがしょうの探し物係りだ。 「お兄さん、ご主人が探しちゃまた部屋が荒らされちゃうよ。いつもみたいに私とお兄さんで探そう。」 「そうだな。じゃあしょうはあっちの部屋に居といてくれ。」 「しょうだけ一人にしないでください!寂しくてゆっくり出来ません!」 泣いている顔をさらに歪ませるしょう。本来ならしっかりものの賢いゆっくりのはずなのだがそんな風には見えない。 「じゃあ今日のおやつを買ってきてくれねえか。買い置きのおかしがもう無くなっちまったんだ。」 「分かりました!虎屋の芋ようかんでいいですね?」 お兄さんからお金とバッグを受け取ると、泣いていた顔を引き締めるしょう。 この顔だけ見れば優秀な飼いゆっくりにも見える。そうしてしょうは買い物へと出かけて行った。 「さて、早くしょうのお飾りを見つけてやらねえとな。なずーりんいつもの頼むぞ。」 「分かったよお兄さん!なずーりんに任せれば全部安心だよ!」 さっきまでとは違いお兄さんに甘えた声で張り切るなずーりん。本当はもっと甘えたいが、 しょうのおかげで中々お兄さんに甘えることが出来ずにこんな時ぐらいしか甘えられないのだ。 「えーと、この辺から反応があるよ!」 「ここだな。今片付けるから、ちょっと待っててくれ。」 尻尾を使ってダウジングを行いしょうのお飾りがあると思われる場所を示すなずーりん。 お兄さんはさっそく辺りを片付けると、見えなかった床にしょうのお飾りが埋まっていた。 「あった!これで後は掃除をして、しょうが帰ってくるのを待つだけだな。」 「でもお兄さん。ご主人はちゃんと帰ってこれるかな?」 そう言われて固まるお兄さん。今まで買い物をさせるときはなずーりんと一緒だった。 初めての一人でのおつかいであり、心配したお兄さんは慌てて外に出ていく。 しょうは無事に買い物を済ませてお兄さんの家へと帰っていた。 いつも行っている店であり迷うことにはならずに済んだが、お飾りを付けていなかったために野良に絡まれることになっている。 「なんだかゆっくりできないゆっくりがいるよ!こんなゆっくりがあまあまをもっているのはおかしいよ! だからかわいくてゆっくりしてるれいむがもらってあげるよ!」 「駄目です!これは私とお兄さんとなずーりんの大切なおやつなんです!」 丸々と肥え太った一匹の薄汚れたでいぶがとんでもない理論でしょうからあまあまを奪おうと袋を引っ張っている。 必死にお菓子の入った袋を引っ張っているしょうだが、でいぶのクソ力なのかお兄さんに頼まれたお菓子を盗られてしまった。 「むーしゃむーしゃ!!!ししししあわせえええええええええええええええええええ!!!」 「ああ、お兄さんが大好きな虎屋の芋ようかんが・・・。」 傍若無人なれいむはさっそく袋を漁って中のお菓子を貪る。その姿はまさに醜い。 お菓子を盗られてしまったしょうは、ただ泣きはらしている。 「ゆゆゆ!!!なんだか体が大きくなってるよ!!!」 お菓子を食べて満足していたれいむだったが、急に体が大きくなった。 元々太っていたが、巨大化した結果体長二メートルほどの大きさになりミニドスのようなゆっくりになっている。 中身が増えて賢くなったのか、言葉遣いも少し変化した。 「ゆふふ!やっぱりれいむは偉大なゆっくりだったんだね!こんなに大きくなるなんて、れいむは選ばれたゆっくりなんだね!」 賢くはなったかもしれないが、頭自体は良くないようである。 ひとしきり笑うと、驚いて硬直してしまっているしょうにでいぶは体を向けた。 「これからはれいむの時代が始まるよ!とりあえずお飾りがないゆっくりは皆せいっさいだよ!強くってごめんねぇ~!」 じりじりとしょうに近寄っていくでいぶ。逃げようとするしょうだが腰が抜けてしまいその場で座り込んでしまっている。 でいぶが大きく跳躍し、しょうの上に圧し掛かろうとしたその瞬間お兄さんがでいぶに向けて回し蹴りを放った。 「キャオラッ!!!」 「ゆぎょっぶッ!何するの!?れいむは選ばれた特別なゆっくりなんだよ!」 間一髪しょうを見つけることができたお兄さんは震えているしょうを安心させるために傍に近寄る。 一方の蹴り飛ばされたでいぶは痛がってはいるが、致命傷ではなくまだぴんぴんしている。 「オラそこの糞饅頭、見逃してやるからさっさと消えちまいな。」 「何も分かってないみたいだね、れいむは選ばれた特別なゆっくりなんだよ! 人間さんだろうとれいむの言うことは聞かないといけないんだよ!」 どうしてそんな考えに至るのか分からないが、れいむの中ではすでに自分がこの世の王であることが決まっている。 そんな自分の命令を聞かないものはすわなちゲスであり、自らせいっさいしなければならない。 「馬鹿でゲスな人間さんはゆっくりしないで死ね!!!」 でいぶの体当たりを受けて吹っ飛んでいくお兄さん。その姿を見てでいぶは満足し大きな笑い声をあげる。 にんげんだろうともはや王たる自分には敵わない。これからはあまあまや可愛いおちびちゃんでゆっくりするんだ! でいぶの脳内に輝かしい未来が描かれる。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛ッッッ・・・。」 もちろんそんなことはゆっくり特有の死に際の妄想である。現実のでいぶはお兄さんの正拳突きによって 奇麗に体の真ん中にある中枢餡を破壊され、今やただうめき声をあげる物体でしかない。 顔に大穴を開けているでいぶをほっておき、お兄さんは泣いているしょうを泣きやませるため忙しい。 「お兄さんごめんなさい!しょうはお買い物も出来ない駄目なゆっくりで!」 「嫌気にしなくていいぜ。そんなことより早く羊羹を買い直して家に帰ろうぜ。なずーりんも待ってるし。」 そう言って仲良く手をつないで歩いていくお兄さんとしょう。 後に残されたのは顔に穴を開けて痙攣を続けているでいぶだけが残った。 お兄さんとしょうが家に帰ってきたときには、なずーりんによって部屋の掃除も終わっていた。 お飾りも見つかり部屋の掃除をしてくれた二匹の為に、お兄さんは少し早いがおやつの準備を始める。 今日のおやつは皆が大好きな虎屋の芋ようかんに、温かい日本茶だ。 「「「いただきます!」」」 楽しいおやつタイムが始まろうとした時に、突然空中に何やら謎のスキマが現れる。 そしてスキマの中から少女臭溢れる一匹のゆっくりが出て来た。 「御機嫌ようお兄さん。今日もかっこいいわね。」 「うげ!ゆかり!?」 お兄さんが苦虫を噛み潰したような顔で、現れた胴付きのゆっくりゆかりを見る。 希少種の中でも珍しいゆかりの中でも、このゆかりは珍しいスキマ能力を持っている。 そのためどんな場所からでも自分が好きな場所へと移動することができる。 「そんな嫌そうな顔しないでお兄さん!ゆかりはお兄さんの為ならなんだってしてあげるのよ!」 「分かったから服を脱ぐな!?俺はHENTAIじゃないんだよ!」 「そうです!お兄さんの始めてはしょうが貰うって決まってるんです!」 「御主人・・・、どさくさに紛れて何を言っているんだい?」 服を脱いで誘惑しようとするゆかりに服を着させようとするお兄さん。 いつ出会ったのか分からないが、このゆかりはお兄さんにぞっこんなのだ。 様々な方法を用いて既成事実を作ろうとしているが、お兄さんのガードは固くしょうやなずーりんに何度も邪魔されている。 「ほらお兄さん、早くゆかりで勃起してね!勃起したら一緒にベッドで大人のプロレスごっこをしましょう!」 「何てハレンチなことを言うんですか!お兄さんはそんな下品なゆっくりになんて欲情しません!」 HENTAIでないからどんなゆっくりにも欲情しないのだが、お兄さんが大好きなしょうはそうは考えない。 もしかしたら自分の着替えを見てむらむらしているのではないかと、そんな妄想で頭がいっぱいである。 「相変わらず邪魔ね貴方は。いい加減ゆかりとお兄さんの恋路を邪魔しないでほしいわ。」 「そっちこそお兄さんとしょうの生活にちょっかいを出さないでください!」 すっかりヒートアップしてしまっているゆかりとしょうは、キャットファイトじみた喧嘩を始めてしまう。 お互いの髪や服を引張りあい、しまいには噛みつくまでになったので慌ててお兄さんとなずーりんが止めに入った。 「お前らやめろ!これ以上喧嘩するなら俺も怒るぞ!」 「御主人もやめて!いい加減にしないとお兄さんに迷惑がかかるよ!」 さすがに止められて二匹は喧嘩をやめるが、お互いに睨みあったままだ。 両者はまさに恋のライバルであり決して相容れる存在ではない。 「喧嘩なんかしないで仲良くおやつでも食べようぜ?ゆかりとしょうもそれで仲直りしてくれよ。」 「分かったわお兄さん。」 「ここは一時休戦ですね。」 お兄さんの謎の魅力によって落ち着く二匹。喧嘩をしてライバルを減らしてもお兄さんに嫌われては意味がない。 行儀よくゆかりとしょうが椅子に座ると、お兄さんはほっとする。 「それじゃあもう一度。」 「「「いただきまーす!!!」」」 仲良く声を揃えて挨拶が出来るので実は仲が良いのではとも思える。 美味しそうに羊羹を食べているゆっくりをお兄さんは微笑ましく眺めていた。 こんな形でお兄さんの休日は終わろうとしていた。明日に備えて眠りに就こうとした時誰かが部屋に入ってきた。 「なんだなずーりんか。こんな時間に何か用か?」 部屋に入ってきたのはなずーりんであった。お兄さんの傍に近寄ると無言で抱きついてきた。 抱きついてきたなずーりんをお兄さんも優しく抱き締めて頭を撫でる。 「また寂しくなったのか?相変わらずなずーりんは寂しがり屋だな。」 「だってお兄さんはいつもご主人やゆかりばかりにかまって私にかまってくれないじゃないの!」 不満で顔を膨らませながら、なずーりんはお兄さんに不満を言う。 まるで駄目なご主人であるしょうの世話や自分の為にあまり負担をかけたくないと考えているなずーりん。 しかしそこはやはりゆっくりである。本来ならもっと飼い主とも遊びたいし甘えたいのだ。 「今日もあいつらを仲裁してくれてありがとうな。あんまりかまってやれないから今夜は甘えて良いぞ。」 その言葉を聞いてなずーりんはお兄さんの体に全身を擦りつける。親愛の表現方法であり、自身の所有を主張するマーキングだ。 たっぷりとお兄さんの体を堪能すると、こんどはお兄さんの布団へと潜り込む。 「おいおい、流石に一緒に寝てやらねえぞ。何度も言うが俺はHENTAIじゃないんだ。」 「分かってるよ。だけどお兄さんの匂いがして良い気持ちになれるの。」 トロンとした表情で布団から顔を出すなずーりん。いけないと分かっているがその手は自分の敏感な所に伸びている。 お兄さんと話をしながらも、少しづつ快感を覚えるなずーりんの体。 そしてなずーりんの体がビクリと震えると、なずーりんは布団から出てくる。 「お兄さんありがとうね。もう遅いからなずーりんはお部屋に戻るよ。」 「おう、お休みなずーりん。」 部屋から出て行くなずーりんを確認すると、お兄さんは溜息を吐きながら布団を確認する。 「また一人すっきりーしたのか。やっぱしょうは番じゃなくて主人だと思ってるのか?」 そんなことを愚痴りながらお兄さんは少し湿った布団を複雑な思いで見る。 ゆかりやしょうもそうだが、なずーりんもまたお兄さんにぞっこんである。 嬉しいとは感じているが、それはあくまでも慕われる気分であり恋愛感情とは違う。 もしかするがいつか三匹の思いのうち誰かの気持ちが、お兄さんに届く日も来るかもしれない。 おまけ ゆかりの求愛を断るお兄さんはしまっちゃおうねー 「なずーりん大変です!お兄さんがいなくなってしまいました!」 「それは大変だよご主人!?一刻も早く探さないと!」 「失礼します。ここは加藤さんのお宅ですか?」 「ひぃ!何だか恐いおじさんが来ました!」 「御主人落ち着いて、お客さんに失礼だよ。」 「私ゆかりの飼い主の怒李餡(ドリアン)といいます。今日はゆかりがお世話になってるお礼に言いに来ました。」 「すごいですよなずーりん!これゆんやぁ堂のカステラです!」 「こっちはカリスマパティシエの、アラサー手作りゆうかにゃん女体ケーキだよご主人!」 「喜んでもらえて嬉しいです。こっちは加藤さんへのプレゼントなのでお二人はお菓子を食べてください。」 怒李餡おじさんが帰った後で持ってきてもらった高級おかしに舌鼓を打つなずーりんとしょう。 満足している時、もう一つ持ってこられた大きなバックが動いていることに気づいた二匹。 恐る恐るバックのファスナーを開けると、中から大好きなお兄さんが汗だくで出てきた。 慌てて砂糖を溶かした水を飲ませることで、何とかお兄さんは復活させることに成功した。 後書き 風邪ひいてちょっぴり弱っているHENTAIあきです。 今回はガ板ゆっくりには何故か好かれているバキに出てくる加藤と愉快なゆっくりを書いてみました。 加藤は目からビームを出したり、ゆかりんの誘惑から逃げ続けるナイスガイです。 他にもこいしを買おうと思っててゐに石ころを買わされたり、ナズーリンが一面ボスで星蓮船をクリアしないと色々とネタにされてます。 作中のでいぶが巨大化したのは、某戦隊シリーズで怪人が巨大化する道具が芋ようかんだったのでそれのパロディです。 個人的にはゆっくりしょうはいつも泣いているイメージなんですよね。 そろそろネタが尽きかけているHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに ふたば系ゆっくりいじめ 1216 特異体質を持つ愛でお兄さん ふたば系ゆっくりいじめ 1233 新月の夜に HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 巷で嫌われているハーレム展開だ!(しかも胴付きばかり) お兄さん的には大好物だけど一般論として、 「頭ン中にリリー・ホワイトでも飛んでいるみたいに幼稚な発想」とか言われてるな。 -- 2018-03-28 22 01 42 カーレンジャー懐かしいなぁ -- 2013-10-10 16 09 51 ナズーリンに萌えた -- 2011-11-18 21 22 20 ゆかりんの中身ってたしか納tやめておこう -- 2011-10-20 00 20 49 胴付きゆかりんだと!? ちくしょおおお!! -- 2010-12-30 04 44 23 ドリアン…サンドバッグなくなったのかな… -- 2010-12-10 23 38 52 続編希望 -- 2010-08-03 23 09 54 芋ようかんで巨大化、ってどこの宇宙暴走族だw -- 2010-07-21 22 08 27 刃牙の加藤なんだ……。原作と違って微笑ましい。 -- 2010-07-21 20 25 34 加藤ならば続編で独歩さんの克己さんのゆっくりから嫁探しを・・・妄想先走ってすいません!! -- 2010-07-09 01 06 05 なんて羨ましい世界だ。オレは生まれる世界を間違えた。 なず可愛いよなず… -- 2010-06-30 02 10 38 寸止めHENTAIとな・・・っ -- 2010-06-21 02 45 05 加藤!加藤じゃないか! -- 2010-06-09 04 33 32
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1636.html
*世界観が狂ってます。 *ゆっくりが強く書かれています。 *人とゆっくりが真剣に戦います。 *ゆっくりも人も多く死にます。 UK暦■■年 夏 若手ドスの暴走から始まり、長年にわたり続いていた鬼意惨達とゆっくり達の戦いは終焉を迎えようとしていた。 ゆっくりの勢力で2番目の規模を誇っていたグランドスまりさの群を潰した鬼意惨達は、最後にして最大の軍勢であるマザーれいむの群へと最後の侵攻を開始した。 ゆっくりと鬼意惨の最終決戦が幕を開けたのである。 ■ 「ついに此処まで来たか……」 荒れた大地を埋め尽くす鬼意惨の軍勢、その先頭に立つ指揮官鬼意惨は感慨深げにつぶやく。 彼らの前方には同じく大地を埋め尽くすほどの数のゆっくり達がいた。 ゆっくり達はマザーれいむ軍、今回の戦争の中でも最大最強と言われたゆっくりの軍勢である。 なぜれいむ種が、と思うものも多いだろう。 無論マザーれいむ軍と言ってもれいむ種だけではない、まりさ種やみょん種など戦闘力の高い種族も多くいる。 だがこの軍勢を支える真の柱は、軍勢の大将であり群を纏めるリーダーであるマザーれいむ本人に有った。 れいむ種は特徴が薄い種と言われ、ドス種となってもそれは同じだと思われていた。 そのため戦争初期はマザーれいむが陣取っていた場所が遠方の僻地という事もあり、鬼意惨達は無視していたのだ。 だが違った、彼女にも特徴があったのだ。 マザーれいむは己を母体とする事により、大量のゆっくり達を生み出すことが出来たのだ。 またドス種の餡を受け継いだためか、成長早く、体格大きく、能力の高いゆっくりが多く生まれ、瞬く間に最強と言わしめるまでの軍勢を気づき上げた。 そしてその軍勢が今、最強の敵として鬼意惨達の前に立ちふさがっていた。 『来たね、鬼意惨達……』 ゆっくり達の軍勢から7~8mほどあろうかという一際巨大なれいむ、マザーれいむが出てくる。 同じく指揮官鬼意惨も乗っていた馬を走らせ前に出る、そして両者は軍勢の中央で相対した。 『隣の群のドスまりさを殺したんだね、とてもゆっくりしたいいまりさだったのに……』 「それが戦争だ、ソレぐらいわかってるだろ? まぁ安心しろ、すぐにあの世で会わせてやるさ」 『そう上手くいくと思ってるの? 鬼意惨達こそあっちでまりさに謝ってきてね!!』 「なめるなよくそ饅頭。マザーれいむ、今日こそお前らの最後の日だ!!」 言う事は言ったと両者は背を向け、一度軍勢の元へと戻る。 指揮官鬼意惨が隊に戻ると同時に、長槍と大型の盾を持った一団、歩兵槍部隊が三列となって前に出る。 彼らの漲ってる表情を見て、指揮の高さを確認した指揮官鬼意惨は、大きく息を吸うと声高らかに叫ぶ。 「行くぜ野郎ども! 歩兵隊、突撃ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!」 「「「「「HyaHaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」 盾と槍を構え、荒れた大地を駆け足で進んでいく歩兵鬼意惨。 対するゆっくり達は腹をパンパンに膨らませたゆっくりれいむがスィーに乗って前方に進んでくる。 れいむ達の顔は皆決死の覚悟と共に、何かの苦痛に耐えているようであった。 「いかん。……盾構え!顔を出すな!!」 何かに気づいた指揮官鬼意惨の言葉に従い、できるだけ盾に体を潜ませる歩兵達。 「「「「ゆっぐりじねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」 それとほぼ同時にれいむ達の顔に苦痛宿り、その産道が開いてそこから勢い良く石が飛び出してくる。 ガン!ガン!っと激しい音を立てながら盾にぶつかる石、その衝撃からもし頭など打ち所が悪ければ命を落としかねない威力が分かる。 これはゆっくりの攻撃手段の一つである産道の出産の圧力を使った投石である。 産道が傷つき、最悪命を落とす事もある危険な技だがその威力はそれなりもモノを有していた。 「ちぃ、投石か! ええぃ、進め進めぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 「「「「「HyaHaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」 衝撃で落とさぬよう盾を握りなおし、再び前進を始める兵士達。 対してれいむ達もスィーで前進しながら、命を捨てる覚悟で次から次へと投石を繰り返してくる。 ぶつかる石と盾、鬼意惨の部隊も負けじと兵の援護に矢が放たれる。 兵の中には衝撃で盾を落としたり、地に落ちた石に足元を囚われ、投石の直撃を食らうものもいた。 れいむ達もその痛みに限界が来て、次々に命を落としていく。 それが暫く続いた後、ついに兵の第一陣がゆっくり達へとぶつかって行く。 「死ねぇ!!」 「ゆぎぃ!?」 長槍が次々にれいむに突き刺さり、その命を奪っていく。 だがそれでもゆっくり達は怯まない。辛うじて命を繋ぎ止めたれいむは、その石が残る体を最後の武器にと兵に向かってぶつかって行く。 マザーの群のゆっくりは先のも述べたように一般的なゆっくりより大きく、成人男性の腰ほどの大きさを持っている。 そのような大きさの物体が石の重量をもってぶつかって来る衝撃は盾越しでも大きく、兵達の進行が止まる。 「みんな、れいむたちにつづくよ!!」 「れいむたちのぎせいをむだにしないみょん!!」 さらにれいむに続くようにゆっくりの第二陣、刃で武装したまりさやみょんなど戦闘に強い種が打って出る。 ぶつかり合う饅頭と人、兵達は長槍を捨て近づいてきたゆっくり達をその盾で防ぎ、剣を抜いて応戦をはじめる。 「混戦状態に注意しろ! 盾は防ぐだけじゃない、剣だけでなく盾を鈍器のように使え!!」 一陣の指揮を任されていた隊長鬼意惨は、言いながらもその剣でまりさの体を薙ぐ。 餡子が飛び散り、地に体を落とすまりさ。だが急に帽子が動いたかと思うと、その中から刃を括り付けた拳ほどの大きさの子ゆっくりが何匹か飛び出してくる。 「ゆっくりしねぇ!!」 「くぅ!? ……なめるなぁ! 子饅頭!!」 隊長鬼意惨は何とかそれを盾で防ぐと、地面に落ちた子ゆっくりをすぐに潰した。 「気をつけろ、帽子つきは中にガキを仕込んでぞ!!」 見れば子ゆっくりの奇襲によって命を落としていく兵も居る。 散り行く部下達の姿に歯噛みしながらも、次の相手へとその刃を振り下ろしていった。 ■ 「むきゅ、鬼意惨達の一陣の足止めは完了、第二陣も予定通りのタイミングで来てるわね」 『そうだね、皆しっかりやってくれてる』 ゆっくり陣営の後方、マザーれいむとその頭に乗った参謀であるぱちゅりが戦場の様子を見ていた。 ゆっくりと鬼意惨が入り乱れ、餡子と血が大地を染める。 ゆっくり達が潰され、果てて行く姿にマザーれいむの目に悲しみが宿る。 当然だろう、ここに居る兵ゆっくり達の殆どは自らの子であり、そうで無い者も大切な群の家族なのだ。 だが泣き言は言わなかった、この戦を生き残ろうと決意した時から覚悟は出来ているのだ。 「れいむ……」 そんなマザーれいむの様子を参謀ぱちゅりは痛ましそうに見る。 このぱちゅりは戦争初期からマザーれいむと共に歩んできた同士であり、マザーれいむを唯一れいむと呼ぶ間柄であった。 それ故にマザーれいむがどれほどの苦しみを感じ、それを耐えているか手に取るように分かったのだ。 元来マザーれいむは戦争の発端者であった鬼意惨に戦いを仕掛けたドス達と違い、先日討たれたグランドスまりさと共に戦争反対派であった。 最初は戦うつもりもなく、眷属と僻地に篭っていたマザーれいむであったが、時代がそれを許さず動かざる負えなくなった。 ぱちゅがマザーれいむの群に来たのはその頃である。当時弱小勢力であったマザーれいむに知恵を貸し、幾度と無く共に群を護っていった。 結果ぱちゅの知恵とマザーれいむの特製による戦力強化により、群はゆっくり中最強の軍勢となり、そしてマザーれいむはゆっくりする事を捨てた。 気の知れたものとひっそり静かにゆっくり過ごす。そんな些細な望みを捨て、自らの後に続くゆっくり達をゆっくりさせる事だけを誓って此処まで来たのだ。 それはゆっくり達にとってはすばらしい事だ、……だが、っとぱちゅは思う。 それは本当にマザーれいむが背負うような事だったのか、他に責任を負うべき者達がいたのでは無いのかと。 『ぱちゅ、ぱちゅ』 「……むきゅ!?」 マザーの揉み上げに優しく叩かれ、ぱちゅは思考の海に沈んでいた事に気づいた。 『もう。こんな時にぱちゅはゆっくりしすぎだよ~』 「むきゅ、ごめなさいれいむ」 考えていた事のためか少し表情が暗いぱちゅ、そんなぱちゅをマザーは揉み上げを使って優しく撫でる。 『ぱちゅ、れいむは此処まで来た事を後悔してないよ』 「れいむ……」 『さぁ、ぱちゅ。此処からが本番だよ? ゆっくりしてないでドンドン攻めるよ!!』 「むきゅ、了解よれいむ! 奇襲部隊、行動開始!!」 高らかに叫ばれた号令と共に、部隊の後ろに控えていたうーぱっく達が空を舞う。 参謀ぱちゅりーが指揮する舞台、その第二幕が開かれた。 ■ その頃両軍がぶつかり合う前線、兵士鬼意惨の第二陣が加わり、ゆっくりを少しずつ押し始めていた。 ゆっくり達は倍近い数を持って食いついてくるが、手足があるという差や、スタミナなどの違いからジリジリと押されていった。 いける、勝てるっと誰もが思った、その時だった…… 『うー…………』 場に似つかわしくない可愛らしい鳴き声が戦場に響き、同時に太陽の光が僅かばかり欠ける。 「一体なんだ……」 不審に思い空を見上げた兵が言葉を失う。 ゆっくり達の方の空、その一部を埋めるように黒い影が此方に移動して来たからだ。 その影の正体はすぐに分かった。 ダンボール箱のような体に羽と笑顔の目と口がついた不気味なゆっくり、うーぱっくの一群であるであった。 うーぱっくはゆっくり達の移動や運搬役として活躍する事の多い種である。 そんな種が戦場に出てくる理由、それに気づいた各部隊の隊長鬼意惨達はすぐに声を張り上げて指示を出す。 「上から何か落としてくるぞ! ゆっくりを相手にしながらでは防げん、一旦後退!!」 その言葉に従い後退しようとする兵達、だがそうはさせまいとゆっくり達が足元を狙って飛び掛って来る。 「ひへはいへ、ひゅっひゅりしへっへねぇ!!(にげないで、ゆっくりしてってね!!)」 「く! この野郎!!」 足を囚われこける者など撤退の遅れるものが続出する中、うーぱっく達の第一陣が兵の頭上へと到達する。 汗だくになりながら頭上に到達したうーぱっく達は、腹部であろう底の部分を開き、箱の中に入れていた物をばら撒く。 ばら撒かれたのは鋭く尖らせた大量の小石であった。 ある程度の高さから落とされた小石たちは、最低限の部分を守る程度の鎧しか着ていない兵達には十分厄介な品であった。 露出部分の各所を打ち、時の尖らされた部分でその肉を傷つけていく小石。 また兵達よりもしっかりとした鎧を着込んでいる隊長クラスの者達も、その鎧の各所に小石が入り動きを阻害される者達が続出していた。 「いまがちゃんすだよ! ゆっくりしないでとつげきするよ!!」 混乱する兵に対して、今がチャンスと兵ゆっくり達が追撃をかける。 続いて上空にうーぱっくの代二陣が頭上に到着。だがそのうーぱっく達が乗せているのは、今度は小石ではなかった。 「ゆゆっ! みんなかくごはいいね!!」 「「「ゆー!!!!」」」 うーぱっく一匹につき四匹のゆっくり達、彼らは皆飾りを取り『けっし』と書かれた鉢巻を巻きつけていた。 目的地点についた事を確認して叫びを上げ、そして目標である兵士達の一団に向けてうーぱっくから飛び降りていった。 「今度はな……ぐぎゃ!?」 「ゆげぇ!!」 追い討ちをかけて来た兵ゆっくり達に気を取られていた兵達に、上空から己を弾丸としたゆっくり達がぶつかって行く。 それなりの体積と重量のある物体が落ちてくるのだ、当たれば人間といえどただではすまない、ゆっくり達はその身を犠牲に戦果を上げていく。 また飛び散った餡子が顔や大地に飛び散り、視界や足場をどんどん奪っていった。 空と陸の波状攻撃によって、戦局がゆっくり側へと傾き始めていく。 もっとも人間側の応援が駆けつけ、態勢を立て直されればすぐにでもゆっくり達は押し返されるだろう。 故に本陣の参謀ぱちゅりーは次の一手を打つ。 「むきゅ! まりさ、出番よ!!」 「ゆっくりりょうかいだよ!!」 参謀ぱちゅりーの言葉に従い、マザーれいむ達の後ろに待機していたスィーに乗ったまりさが前に出る。 同時に、その後ろに用意されていた成体のゆっくりなら5~6入ろうかという大きな檻付きのスィー4台が、まりさを追うように走り出す。 護送スィーと呼ばれるこれは罪を犯した囚ゆっくりを乗せるために作られた乗り物である。 そしてその檻の中からは「ふぉぉぉぉぉぉぉ!!!」っという、高ぶった気味の悪い声が聞こえてきていた。 「ゆゆっ! みんな、すぃーがくるよ!! さくせんどうり、いちどひきあげるよ!!」 本陣からスィーが走ってくるのを見た前線のゆっくり達は、一度攻めの手を止めて本陣へと後退し始める。 鬼意惨達もゆっくりを追おうとするが、地を埋めるゆっくりや仲間の死体、息のある者の救援のためすぐには動く事が出来ない。 そうしている間にも、撤退するゆっくり達の間を抜けて、スィーまりさと護送スィーが前に出る。 前方に他のゆっくり達の姿が無いのを確認したまりさは、覚悟を決めて高らかかにソレを放つための言葉を上げる 「ゆゆっ! おりさん、ゆっくりしないでひらいてね!!」 まりさの言葉を合図に護送スィーの檻が開く、そして中からソレが姿を現した。 「「「「「「ふおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」 血走った目に息の荒い醜いゆっくり、レイパーありすが開放された事への歓喜の雄叫びを上げる。 解き放たれた彼女達は普通のありすと違い、凶悪のドゲの付いたアーマーを着せられていた。 これはマザーれいむの元に留まっている客将、ゆっくりにとりが作り上げた軽合金製のアーマーである。 「ありすたち、まりさはこっちのいるよ! ゆっくりしないでおいかけてきてね!!」 「「「「「「ふおぉぉぉぉぉぉぉ!! とかいはなまりさがさそってるなんて、たまらないわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」」」」」 プリンとお尻を振り振りして挑発し、スィーで一気に戦場を駆けるまりさと、それを追うレイパー軍団。 指揮官のいる真紅の鬼の旗を目指し、特攻ゆっくり部隊が土煙を上げながら今戦場を駆け抜ける。 つづく…… 『あとがき』 ただの思いつきと勢いだけで書いてみました。 今回ありす種がレイパーしか出せず、ありす好きの方々は申し訳ないです まともな子もいますが、前編では出せませんでした。 読んでいただいた方々に感謝を、不快に思われた方申し訳ございません。 人間側の逆襲なるか、ではまた後半で。 過去作 『ふたば系ゆっくりいじめ 291 ゆっくりの「ある」日常、その一日』
https://w.atwiki.jp/jizouyakusi/pages/421.html
開催日 2008年8月12日 GM 龍希 舞台 帝国内の小さな町 参加PC 彼方夕月 ティーネ・L・アウデンリート アレキサンダー シナリオクラフトによるセッション。テンプレートは「ハードボイルドチェイサー」。 かつて夕月の父の元で、共に武芸の鍛錬に励んだオウガである凱羅。だが、強さを追い求めた彼はアビシニアン教団の魔人イエタダの甘言に乗り奈落の闇にその身を落とし、いまでは“狂乱の鬼人”と呼ばれるアビシニアンの幹部の一人になっていた。ただひたすらに強さを追い求め、殺戮と闘争を繰り返し、駆け出しの空賊だったティーネの部下を皆殺しにした過去もある。アレキサンダーの暗殺をアウナッソスから頼まれた凱羅はアレキサンダーの訪問先である小さな町を滅ぼし、待ち受けることに。 凱羅の居場所を突き止めた夕月たちはその場に向かい、アレキサンダーは自らをおとりにして犯人をおびき寄せることにして合流を果たす。住民の避難を部下に任せたものの、さすがに全員というわけには行かず、いまなお血の宴は繰り広げられている。突如降り出した雨の中、凱羅を探して町を駆け回る一行。軍の少尉が飼っていた忠犬から手がかりをえたりしながら進み、裏路地で父の敵を取ろうと無謀にナイフを凱羅にむけて振り回し凱羅に遊ばれている子供を見つける。決着をつけようとするも、今は任務優先だ、戦いたかったらアレキサンダーをつれてこいといって去っていく凱羅。 その後、領主の娘から、領主の館に凱羅がいることを聞きつけ向かう一行。長年の決着をつけるべく戦闘が開始された。両者《オーディン》なしで、真っ向からぶつかり合う力と力。人外魔境のダメージが飛び交うも、闇に落ちた力ではアインヘリアルと機械神の加護を受けた聖職者は倒せず、凱羅は地に倒れふし、地獄で待っていると言い残して奈落の塊となってヘルヘイムへと落ちていった。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/saikyouman/pages/354.html
5mほどの距離から弓矢を白羽取りできる幼少バードの反応。 5mからの時速200km反応。(1mからの時速40km反応) 幼少バードより遥かに強くなった大人バードと互角に近接戦できるタイガー。 そのタイガーが4mほどの距離から反応できない速度で移動できるシンタロー。 その頃のシンタローより修行して強くなったシンタローと互角に近接戦するクラーケン。(1mからの時速160km反応) クラーケンと互角に戦うヒーローが反応できない速度で6mほどの距離を移動するハロウ。 そのハロウより早く移動できる要になったヒーロー。 ヒーローの突撃に対してヒーローが1mも移動しないうちに氷の刃で迎撃できる目を閉じたクラーケン。(1mからの時速960km反応) 目を閉じたクラーケンが迎撃できない速度で5mほどの距離を詰めて殴れるようになったヒーローの戦闘速度。(1mからの時速4800kmの戦闘速度) そのヒーローと互角以上に戦う秘石化クラーケン。(1mからの秒速1.33km反応と戦闘速度) 【作品名】自由人HERO 【ジャンル】漫画 【名前】クラーケン(完全秘石化バージョン) 【属性】竜人と海人のハーフ 【大きさ】3mくらい 【攻撃力】 秘石化前でもヒーローとのぶつかりあいで天空島を破壊するほどの爆発を起こした。 通常の打撃でヒーローにダメージを与え、ヒーローの翼をつかんで折れる。 その際頭をつかんで全力で地面にたたきつけることでヒーローを数秒気絶させる。 ヒーローの防御力は島を吹き飛ばす爆発でほとんど無傷なくらい。(ただしクラーケンとのぶつかり合いで力を使い切ったため一時的に気絶)・ 秘石クラーケンと戦った頃のヒーローはこの頃より遥かに強化されている。 全力で地面を殴ることで200m範囲を吹き飛ばすことができる。 氷結攻撃を得意とし、どの技も威力は概ね、湖をすべて蒸発させたり、地の果てまで地面を抉り取る炎の竜の攻撃以上の威力。 氷の刃:相手の足元より氷の刃を発生させる。ヒーローの体を刺し貫く。 その際、ヒーローの地平線の果てまで地面を抉り取る威力を持つ炎の竜による攻撃も同時にかき消す。 秒速266.6mより速く発生する。 氷の波:手刀を振るうと同時に氷の刃が発生、進路上の石造りの建造物を破壊する。 射程数十m程 アイスボンバー:数十m範囲に氷の塊を多数降り注がせる。石造りの建造物の床を破壊して貫く。 【防御力】 ヒーローとのぶつかり合いで島を吹き飛ばすほどの爆発を起こしたが、外傷はあまりなし。 ただしぶつかり合いで力を使い切ったため気絶し、完全回復まで時間がかかった。 現在はこれより遥かに強化されており、少なくとも強化後ヒーローと同等以上の防御力を持つ。 自身と同等の格闘能力を持つヒーローのパンチでよろめく程度。 【素早さ】 上記参照。 移動速度は一瞬で数百m移動するヒーローと同じくらい。 【長所】島破壊クラスの攻防 【短所】後半のインフレにはさっぱりついていけなかった vol.3参戦 112 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2011/11/13(日) 14 48 10.98 ID 2CcC4bZ1 クラーケン考察 上位互換のリキッドから下がる ×リキッド:攻防差負け ○バイアード13世:突撃勝ち △>アトム=アムロ・レイwithνガンダム>シン・アスカwithディスティニーガンダム:当てれない倒されない ○デミトリ・マキシモフ:突撃勝ち △蓬莱寺京一:当てれない倒されない リキッド>クラーケン>バイアード13世
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/12795.html
草案 重要人物 ピカチュウ:鴨川アスミ ほっぺが赤いので ミロカロス:宇喜多万里香/マリカ 美しいイメージ ブーバー:府中野新之介/ふっちー クチート:近江圭 ポニーテールなので ランクルス:鈴木秋 その他人物 ライチュウ:鴨川友朗 アスミの父→彼女の進化後 色違いミロカロス:宇喜多万里香/まりか マッスグマ:宇喜多千里 某ジムリーダーの名前から エンペルト:鈴木春夫 チェリム:鈴木さくら 名前ネタ 色違いブーバーン:府中野円之介 ブーバーン:府中野線之介 ドサイドン:佐野 オノノクス:塩見 原作・アニメでは♂、ドラマでは♀ オニゴーリ:西田先生/大西耕次郎 プリン:坂下リンゴ ヒメリのみ必携 ハガネール:徳島みかん 某ジムリーダーの名前から -- (ユリス) 2015-10-04 09 53 16 ピジョット:近江圭 -- (名無しさん) 2016-12-23 09 26 16 草案 その他人物 ノズパス:鈴成由子 ザングース:柴田かさね ゴーゴート:伊地村/いっちゃん 使い手のパンジーとの記者繋がり -- (ユリス) 2016-12-23 11 50 33 ミュウツー:宇喜多万里香/マリカ クローン+クールなふういんき -- (名無しさん) 2017-01-07 21 57 58 草案 その他人物 カラカラ:森山柚子 -- (ユリス) 2017-01-09 15 48 30 その他人物 エルレイド:桐生 -- (名無しさん) 2017-01-09 16 20 53 ガブリアス:鴨川アスミ 足が速い 鈴木秋と並び成績がいい -- (名無しさん) 2017-05-28 15 40 14 サンムーン ソルガレオ:ライオンさん -- (ユリス) 2017-05-28 20 59 04 鴨川アスミの声優は矢島晶子なのでヒメグマ追加で。 -- (名無しさん) 2018-02-21 17 01 29 宇喜多万里香は、ミュウツー -- (名無しさん) 2018-02-25 08 38 31 草案 その他人物 ゴチルゼル:拝島涼平/拝島涼子 分類名「てんたいポケモン」から。ドラマでは♂。アニメでは♀ 場所 迷いの森:カンパネルラの森 シルフカンパニー 宇喜多財閥 トレーナーズスクール:天ノ川女子高等学校or国立東京宇宙学校or北星高等学校 ギンガ団アジト:小笠原第二宇宙センター シーキンセツ:鈴木グループ ポケモンセンター:唯ヶ浜病院 -- (ユリス) 2018-02-25 11 27 24 草案 登場人物 重要人物 サンダースorアギルダー:鴨川アスミ 足が速いので その他人物 ライチュウorテッカニン 鴨川友朗 ドサイドン 佐野貴仁 カイリュー 塩見 ハガネール 徳島みかん 使い手のジムリーダーの名前から -- (名無しさん) 2020-02-03 18 40 25 草案 登場人物 その他人物 ズガイドス:山本 -- (ユリス) 2020-05-03 14 31 24 その他 アマカジorカジッチュ:坂下リンゴ 名前ネタ -- (いせきマニア) 2021-01-07 06 23 30 主題歌 オープニングテーマ 色違いホエルオー:Venus Say -- (いせきマニア) 2021-05-03 08 57 07 草案 主題歌 エンディングテーマ スターミー:見上げてごらん夜の星を -- (ユリス) 2021-05-03 16 22 44 重要人物 サンダース:鴨川アスミ 足が速い -- (名無しさん) 2021-06-20 10 39 26
https://w.atwiki.jp/dg_story/pages/431.html
プロファイル / 関連テキスト / キャラクターデータ / 考察 / コメント プロファイル 【アイン】平穏を保っていた統合世界に不協和音が鳴り響く。突如として炎に包まれる常界の地方都市。俺はただ、言われたことをしているまでだ。アインはまだ少年だった。燃やすだけの、簡単なお仕事さ。勢いを増す炎。どうせ俺達に、居場所はない。そして、彼の力は増幅型ドライバ【コード:F】に閉じ込めたままだった。 【アイン:W09】炎が辺りを燃やし尽くした時、そこに炎咎甲士が立っていた。派手に騒いだかいがあったぜ。拘束を外し力を解放するアイン。ぶつかり合う炎。オマエを殺して自由を手にする。だが、その戦いを静止したのは髪を短く切り揃えた女だった。貴方を守るよう、仰せ付かりました。甲と銃剣は横に並び、悪しき炎と対峙する。 関連テキスト アカネ 災害を起こした目的。おびき寄せようとしていた。 ベディヴィア アカネに加勢、アインと対峙する。 キャラクターデータ 名前 ☆n【名前】 → ☆n【進化後名前】 ドライバ ○○型ドライバ【名前】 → 【進化後名前】 スキル LS リーダースキル → 進化後リーダースキル AS アクティブスキル → 進化後アクティブスキル NS1 ノーマルスキル → 進化後ノーマルスキル NS2 スキル 元ネタ 元ネタ その他キャラクターについての情報。 セリフ 「俺はただ、言われたことをしているまでだ。」 「燃やすだけの、簡単なお仕事さ。」 「どうせ俺達に、居場所はない。」 「派手に騒いだかいがあったぜ。」 「オマエを殺して自由を手にする。」 考察 ▼神の手を持つ天才少女(オリジン、マダナイの製作者?)により人工的に作られた少年。統合世界に竜界が加わった二次災害を装い常界の地方都市に災害を招くが、すべては咎人のアカネをおびき出す為の罠だった。 ▼言われるままに災害を引き起こし、「居場所はない」「自由を手にする」などのセリフからあまり好ましい境遇には無いようだ。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wakiyaku/pages/530.html
5mほどの距離から弓矢を白羽取りできる幼少バードの反応。 5mからの時速200km反応。(1mからの時速40km反応) 幼少バードより遥かに強くなった大人バードと互角に近接戦できるタイガー。 そのタイガーが4mほどの距離から反応できない速度で移動できるシンタロー。 その頃のシンタローより修行して強くなったシンタローと互角に近接戦するクラーケン。(1mからの時速160km反応) クラーケンと互角に戦うヒーローが反応できない速度で6mほどの距離を移動するハロウ。 そのハロウより早く移動できる要になったヒーロー。 ヒーローの突撃に対してヒーローが1mも移動しないうちに氷の刃で迎撃できる目を閉じたクラーケン。(1mからの時速960km反応) 目を閉じたクラーケンが迎撃できない速度で5mほどの距離を詰めて殴れるようになったヒーローの戦闘速度。(1mからの時速4800kmの戦闘速度) そのヒーローと互角以上に戦う秘石化クラーケン。(1mからの秒速1.33km反応と戦闘速度) 【作品名】自由人HERO 【ジャンル】漫画 【名前】クラーケン(完全秘石化バージョン) 【属性】竜人と海人のハーフ 【大きさ】3mくらい 【攻撃力】 秘石化前でもヒーローとのぶつかりあいで天空島を破壊するほどの爆発を起こした。 通常の打撃でヒーローにダメージを与え、ヒーローの翼をつかんで折れる。 その際頭をつかんで全力で地面にたたきつけることでヒーローを数秒気絶させる。 ヒーローの防御力は島を吹き飛ばす爆発でほとんど無傷なくらい。(ただしクラーケンとのぶつかり合いで力を使い切ったため一時的に気絶) 秘石クラーケンと戦った頃のヒーローはこの頃より遥かに強化されている。 全力で地面を殴ることで200m範囲を吹き飛ばすことができる。 氷結攻撃を得意とし、どの技も威力は概ね、湖をすべて蒸発させたり、地の果てまで地面を抉り取る炎の竜の攻撃以上の威力。 氷の刃:相手の足元より氷の刃を発生させる。ヒーローの体を刺し貫く。 その際、ヒーローの地平線の果てまで地面を抉り取る威力を持つ炎の竜による攻撃も同時にかき消す。 秒速266.6mより速く発生する。 氷の波:手刀を振るうと同時に氷の刃が発生、進路上の石造りの建造物を破壊する。 射程数十m程 アイスボンバー:数十m範囲に氷の塊を多数降り注がせる。石造りの建造物の床を破壊して貫く。 【防御力】 ヒーローとのぶつかり合いで島を吹き飛ばすほどの爆発を起こしたが、外傷はあまりなし。 ただしぶつかり合いで力を使い切ったため気絶し、完全回復まで時間がかかった。 現在はこれより遥かに強化されており、少なくとも強化後ヒーローと同等以上の防御力を持つ。 自身と同等の格闘能力を持つヒーローのパンチでよろめく程度。 【素早さ】 上記参照。 移動速度は一瞬で数百m移動するヒーローと同じくらい。 【長所】島破壊クラスの攻防。 【短所】後半のインフレにはさっぱりついていけなかった 3スレ目 603 :格無しさん:2009/06/15(月) 17 15 03 クラーケン(自由人HERO)考察 ○○○ジラーチ~セント・マッスル 撲殺勝ち △ゴエモンインパクト 追いつけず分け ○アルファX02D 撲殺勝ち △アマクサ 追いつけず分け ×マジンカイザー ターボスマッシャーパンチ負け ×桜花 熱線負け マジンカイザー>クラーケン(自由人HERO)>アマクサ=アルファX02D
https://w.atwiki.jp/pendange/
今度のダンゲロスは、砂漠だ! 広大な砂漠にひっそりと聳え立つ鳥取砂丘学園。 突如として砂漠に転送されてきた希望崎学園。 僅かな水を求めて、二つの魔人学園がぶつかり合う! INFORMATION 砂漠ダンゲロスへようこそ! 今回のキャンペーンの各ルールや進行は基本ルールガイドライン2.1に準拠しています 不明な点はこちらを参照するか、総合掲示板でお聞きください キャラクター投稿メールフォームはこちらです 今回は鳥取砂丘学園と希望崎学園、二つの陣営に分かれて戦います。 もしも所属陣営に希望があれば、先着順で、陣営わけの際に考慮いたします。 スケジュール キャラクター作成期間 8月31日(日) 00:00 キャラクター投稿受付開始 9月5日(木) 23:59 キャラクター投稿受付終了 9月12日(木) 23:59 キャラクター調整受付終了、陣営分け 作 戦 期 間 9月13日(金) 21:00 キャラ紹介ラジオ 9月17日(火) 23:30 シークレット解除提出 9月19日(木) 23:30 スタメン&初期配置提出、先手後手発表 9月21日(土) 12:00 応援SS&イラスト提出終了、質問受付終了 本 戦 9月21日(土) 19:30 先手陣営行動提出締め切り(非公開) 9月21日(土) 20:00 戦闘開始(先手陣営の行動公開) 9月22日(日) 02:00 1日目戦闘中断予定時刻 9月22日(日) 20:00 2日目戦闘開始 ※ 記載してある時間になったら開始(終了)です。例えば「24:00」締め切りの場合「23:59:59」はセーフですが「24:00:00」はアウトです 初心者の方へ 初心者の方は以下のサイトを見るとダンゲロスがどんなものか分かっていただける思います ゲームの雰囲気を知りたい はじめてのダンゲロス(進研ゼミマンガ風のプレイ解説) 第三次リプレイ(実際のゲームのレポート) ゲームの進行を知りたい ダンゲロスLite説明(イラスト入りで分かり易く解説。ただしルールが若干異なります) 基本ルールガイドライン2.1(キャンペーンの進行) (進行の詳細。是非目を通してください)
https://w.atwiki.jp/konatsuka/pages/72.html
「ほっほっほっほ…」 いつもの丘ももう終わる そしたらあそこにもすぐに到着する 私はわざとらしく声を出しながら歩いてるとも走ってるともどちらとも言い難い速さで丘を歩いていく もうここに毎日通い始めてもうすぐ3年になる 最初は歩くのが辛いと感じていたこの丘も、駅からここまでの距離も、すっかり慣れた 人間の適応能力というものは凄いな…と改めて感じた 私は丘の一番高い所で足を止めて後ろを振り向いた ここから駅の方を向くとここの町全体が見渡せる 更に今の時期だと桜も咲いていて正に漫画のようなとても綺麗な風景を見渡せる 一番初めにここへ来たときに発見したんだ。それからは週に1回はここからの風景を楽しんでいる 「いや~ここからの光景はいつ見ても良い物だね~」 いつもより少し急いでたせいか少し疲れた ちょこっと桜の木にでも寄り掛かってここの光景を眺めるか そうして私は一番初めに発見した時に寄り掛かった時と同じ桜の木へと近づいて、あの時と同じように寄り掛かってみた 「…やっぱ、3年も経つと町の雰囲気も変わるな~ 昔はあんな所にあんなでっかいマンションなんてなかったのに」 でも 「ここらへんはあんま変わらないね。やっぱ駅から少し離れているからかな?君もあの時と変わらないしね」 私は桜の木へと語りかけてそっと中指でコンコンっと桜の木の幹を叩いて見た そういえば高校生の時に皆で花見に行ったな~ もう7年も前の事なのか・・・なんか実感が沸かないな あんなにバカ騒ぎして、皆で色んな事をして遊んだ高校時代が・・・7年も前なんて …懐かしいな…あの頃はまだ 「ぬわ!?」 少し昔の事に浸っていた所に思いっきり突風が吹き込んだ 油断していた所に突風なんて来るもんだから思いっきり吹き飛ばされてこけてしまった 「いたたたた…何いまの!春一番!?いきなり吹いてくるなよー!!」 まったく・・・とブツブツ言いながら立ち上がり、服を払いながら鞄を拾い上げた 「…あ」 いつも見慣れた鞄にふとした違和感。でもその違和感のわけは分かっている 「ない…」 いつも鞄に付けている人形がない。今の突風で飛んでしまったのか? 私はすぐに倒れていた付近を探した やっぱりない。どこにもない 「どうしよう…あれがないと私…」 半べそになりながら必死に探す そんなに小さくないのに文字通り草の根を分けて探していた その時桜の木から声が聞こえた気がした 『こ…だよ』 「え?」 頭を上げて桜の木の方に振り向く そこには誰もいない でも確かに聞こえた。気のせいなんかじゃなかったはず おかしいと思い、後ろに誰か隠れてるのかな?と思った私は立ち上がり、桜の木へと近づいた 「あ」 桜の木の下に探していた人形があった 鞄に付ける為の紐が切れてる 恐らくさっきの突風で飛ばされる時に幹のどっかに引っかかって千切れたのかな 「う~ん…」 こういうときって桜の木の「せい」でここに落ちたと言うべきか それとも桜の木の「おかげ」でここに落ちたと言うべきか …そういえば前にみゆきさんが言ってたっけ 何にでも感謝する気持ちが大切だって…よし 「ありがと、君のお陰で見つかったよ」 私はお礼を言いながら軽く幹を撫でた でも困ったな…紐が切れたんじゃ鞄に付けられないな・・・ そうだ! 「これを使おう!」 私は自分の手に付けていた髪留め用のゴムを取り、無理やり人形を鞄に括り付けた 「まあ…気休め程度のかりどめにしかならないけど大丈夫だよね…っともうこんな時間か急がないと」 少しだけ休むつもりだったけど、思い出に浸ってたせいか大分時間が過ぎている 私は鞄をしっかり肩にかけて、目的地へと急いだ 「…んじゃまたね!桜君!」 ここの建物は私の庭みたいなものだ 自意識過剰なんかじゃない、だって目を瞑ってたって目的の部屋にたどり着く自信だってある そのぐらい通い詰めた場所なのだから 私は入り口の自動ドアを抜け 奥にあるエレベーター乗り場へ歩き エレベーターの中に入って3階を示す「3」のボタンを押す ドアが閉まり、上のランプが変化していく 1…2…3…チン ゆっくりと開くエレベーターのドアを手で押して、廊下を早歩きで歩く 廊下の途中にあるドアを一個、二個と押し開け、また続く廊下を歩く そして私は目的の部屋に入った [320号室 柊 つかさ] 「つかさ聞いて!私ね…」 勢いよく部屋へ入ったと同時に我ながらうるさいと思えるような声でつかさの名前を呼びカーテンを開けた そこにいたのはつかさのお母さんのみきさんだった 「…み…き…さん…コンニチハ」 「こんにちは。こなたちゃんは相変わらず元気ね」 私の挨拶にニッコリと優しく笑いながら返してくれた 「いえ…いつも元気ってわけじゃないです…」 油断した。いくら浮き足立っていたからといってつかさの家族がいる可能性の事をすっかり忘れていた さっきまでとはうって変わってすっかり意気消沈してみきさんの隣に座っている私の姿がそこにあった 頭を冷やしてよく考えるとあのテンションは恥ずかしい。つかさだったら見られても大丈夫だけど、つかさの家族に見られるのは・・・ あ、でもかがみだったら平気かな・・・あ~も~穴があったら入りたい 「こなたちゃんも」 「え?」 頭を抱えてうつむいているとみきさんが話し始めた 反射的に頭を上げてみきさんの方へと目を向けた 「こなたちゃんも大変じゃない?ここまで来るのに時間だって掛かるだろうし。お仕事の方は大丈夫なの?」 「あ、仕事の方は大丈夫です!私こう見えても意外と仕事速いって言われてるんですよ?それにここに来るのだって大変なんて思った事なんて・・・」 「そうなの?それなら良かったけど…」 さっきまで少し暗い表情だったけど私の言葉を聞いて安心したのか、いつもの優しい笑顔のみきさんに戻った みきさんの笑顔を見てやっぱり親子なんだな…と感じた。みきさんの笑顔にはどことなくつかさの面影を感じる… ってこの場合はみきさんが親だからつかさの笑顔にみきさんの面影があるが正しいのかな? ん~…まあどっちでもいいか 「それじゃ私はそろそろお邪魔するわね?」 みきさんはそう言いながらそっと立ち上がった 「え?もう少しいても…」 引き止めようとする私の頭にそっと手を置き、そして優しく言ってくれた 「ダメよ、これ以上二人の邪魔をしたら私がつかさに怒られちゃうもの・・・それじゃあね?」 2~3回私の頭を撫で、カーテンを閉めた後そのまま部屋の外へと足音が消えていった お母さんのいない私にとってはみきさんに頭を撫でられる・・・これは恥ずかしいながらも結構嬉しかったりする 私のお母さんも生きていたら…こういう事してもらっていたのかな… 頭に微かに残るこの感触…お父さんにされていたのとは違う感触… 何か心が暖まると言うか優しい感じに包まれる気がするな 「こんな感じになるんだったらつかさもお母さんっこになるはずだね~。そうそう今日はつかさに聞いてもらいたい事が沢山あるんだよ! 覚悟してね~?本当にたっくさんあるんだから!」 「そしたらお父さんったら鳩が豆鉄砲食らったような顔?してさ~。あの顔はつかさにも見せてあげたかったな~」 「・・・」 「でね、思ったより好印象もらってるぽくてさ」 「・・・・・」 「だから私も言ったんだよ!完成した作品を最初に見てもらう人は決めてるんだってね」 「・・・・・・・・」 「だから…だからね…」 「・・・・・・・・・・・・」 「返事…してよ…つかさ…声に出して…これ…読んで…私の書いた…小説なんだよ」 口元には酸素マスク、腕には沢山のチューブが繋がり、訳の分からない機械に繋がられ、半分開いた目からは光が失って… 例えるなら『命のかりどめ』をされベットに横になっているつかさに私は鞄から取り出した、私の書いた原稿用紙を差し出していた 「約束…したじゃん…雑誌に載る時の原稿を一番最初に見てくれるって・・・約束したじゃん!!なのに…何で…」 3年前、私達はかがみとみゆきさん達と一緒に久しぶりにご飯を食べる約束をしていた 私は久々にかがみ達に会うのが楽しみで準備が遅れたつかさを置いて雨が降るなか先に待ち合わせ場所に行ってた そのせいで…私が焦らせたせいで…遅れちゃいけないって人よりも責任を感じやすいつかさは信号が変わったと同時に渡ろうとした そこに 雨で見えなかったのか猛スピードで自動車が突っ込んで来て…つかさに突っ込んでいった その時からつかさはずっと昏睡状態でいる 今の医療技術ではどんなに頑張った所でこれ以上手の施しようがなく、いつ目が覚めるか検討もつかないらしい もちろんこのまま植物人間状態になる、最悪死ぬ可能性も視野された。いや、その可能性の方が高いとさえ言われた 例え万が一で目が覚めたとしても後遺症が発生し、まともな生活が出来る可能性が少ない事までも説明され このまま目覚めるのを待つか、それとも安楽死をさせるか、その選択まで突き付けられた 本当ならつかさの両親は安楽死を選択するはずだったらしい だけど私やかがみ、みゆきさん達の説得で…違う 確かにかがみ達もつかさの延命を望んでいたかもしれない でもどちらかといえば私ただ1人の我侭にかがみやみゆきさんを巻き込んだだけ…そして月日が流れて…今に至る 「つかさ言ってくれたよね…?私が暇つぶしに書いたヘッタクソな小説見て皆が酷いって笑うものを…私自身だって酷いと感じてたものなのに 『面白いよ』、『こなちゃんなら絶対小説家になれるよ』って…私あれからずっと頑張ったんだよ?小説の書き方をお父さんに教えてもらって、大学でも文芸サークルに入って…他にも色々したんだよ? 一生懸命書いたんだよ?何度も挫折しそうになっても…いつかつかさが目覚めた時に見て貰う為に…雑誌に載るぐらいの物が出来さえすれば…目を…覚ましてくれると思って… ずっと…頑張ってきたんだよ…?だから…目を覚ましてよ…これ…読んでよ…つかさ…また私に笑いかけてよ…いつもの笑顔見せてよ… 『こなちゃん』って私を呼んでよ…!じゃないと…私何の為に頑張ったのか分からないよ…」 涙なんて、もうとっくの昔に枯れたと思ってた。 つかさが事故にあって、こんな風になってるのに かがみやみゆきさん、ゆーちゃん達が泣いてるのに涙の1粒さえも出なかったから もう…流れるなんて思わなかった なのに どうして今更 どうして今更思い出したように涙が溢れてくるの… 「つかさから貰ったこの人形だって…ホワイトデーのお返しだって貰った人形も壊れちゃったんだよ…? 『しょうがないな~こなちゃんたら』って言いながら…直してよ…また元通りにしてよ…」 鞄に無理やり付けていた人形を取って、つかさの手の上に置き、ギュっとつかさの手を握らせそっと手を離した ゆっくりとつかさの手が開いていってポロ、とつかさの手から人形が落ちた それでも私は諦めず人形を拾い上げ何度も、何度も握らせては拾いを繰り返した もうすっかり太陽も落ち始め病院の窓から見える家々には灯りが付き始めていた つかさの病室もすっかり暗くなり、廊下から来る光がカーテン越しから漏れているのが分かった 私は落ちてしまった人形を拾おうともせずただ顔を伏せていた 「…灯り付けないと…読めない…よね」 力なく立ち上がり部屋の電気を付け、再びつかさの横へと座った ジジ…ジジジ…と微かに音がする。上の蛍光灯からだ こういう僅かに耳に障る様な音さえ今のつかさには聞こえているのかすら私には分からない 「原稿…しまうね?あっても邪魔だろうし…」 つかさの膝の上に置いていた原稿を取り、鞄にしまった それでもつかさの表情は少しも変化をしない…もう見慣れたはずなんだけどな… 「…皆…この3年間夢に向かって頑張ってたんだよ?つかさがいつまでも寝ぼけている間にさ かがみは弁護士になって、テレビとかにも出ている有名弁護士の事務所で働いてるんだよ?それであの時つかさをひき逃げした相手が 権力のある政治家の息子で、揉み消されそうになったのを頑張って有罪判決まで持っていったんだ。すごいよね~…今はいつか自分の事務所作るって張り切ってるんだよ? みゆきさんはね~、お医者さんになったんだ。それでここの病院に来てつかさを治してくれる為に頑張ってくれてるだよ?今はまだ他の病院で勤務してるみたいだけどさ ゆーちゃんとみなみちゃんは婦警になったんだよ?信じられる?体の弱いゆーちゃんが婦警になったなんて、ゆい姉さんに憧れてたみたいだからね~…前よりはマシになったけど多分内勤になると思うな~ そうそう!ひよりんはプロの漫画家になったんだよ!知り合いにプロの漫画家がいるなんて凄いと思わない?つかさの分もサインもらっておいたからね! それから…それから…」 … 「なんでこの話しちゃったんだろうね…今の話…つかさが戻ったら話そうって…ずっと決めていたのに…」 またポタリと一粒落ちた 「私諦めちゃったのかな?つかさが戻るって事…元気になるって…思えなくなったのかな?」 どんどん溢れ落ちている 「今まで…ずっと信じて…のにね」 声が詰まってうまく話せなくなってる 「なん……どうし…」 こんなに悲しいのに こんなになってるのに… 私には何も出来ないなんて 「…これ…さ」 私は服の袖でゴシゴシと涙を拭き、鞄の中に手を入れもう一つつかさにあげる箱を取り出し、つかさの手の上に置き、蓋を開けた 「指輪…買ったんだ。大きなダイヤが装飾されているわけでもない。カラットが何十もあるわけじゃないけどさ…けど お父さんのパクリになるかもしれないけどさ、もし小説が出来て、つかさに読んでもらってこれが雑誌に載るって事になった…これをつかさへの婚約指輪にしようかなって… 日本じゃあ戸籍上とか法律とか、印象的にもあまり良く思われてないけど…」 無意識に声が詰まる。これ以上言ってしまったら確実に『今』が終わる…そう感じるからだと思う だから今まで考えないように、そしてずっと言わないようにしていたんだから… 今ならまだ間に合うかもしれない。でも…もう… 「結婚…しよう?」 言ってしまった 「例えつかさが元に戻らなくても、このままでも私は構わない。一生面倒だって見る」 意識があるのかどうか定かじゃないつかさに対して告白…それは 「戸籍で一緒になれなくても私は構わないよ。ただ…つかさとずっと一緒にいられるだけで幸せだから」 私がつかさが元通りになる事を諦めた瞬間だと言う事だと思う だから今まで言わなかった。口にしなかった。考えないようにしてきた…のに…言ってしまった 「結婚…しよう…?」 箱から指輪を取り出し、左手を持ち上げた 手が震えてる… 「あれ?おかしいな…目が…霞んじゃうよ」 もう一度袖で目を擦ってる さっきよりも強く、長く… 「駄目だな~何回拭いてもすぐに出てきちゃよ。 …よし!気を取り直して!ちょっと失礼するよ?つかさ」 ダ…メ… 「あ…」 「…メだよ…こういうのは…ってにしちゃあ」 一瞬何が起きたのか分からなかった 指輪を持ってつかさの左手にはめようとしていた私の左手に…右手が 少し冷たいけれどそんな事は気にならない…懐かしい感触がした そして 「そう…大事な…は」 懐かしい声が聞こえる…まだちゃんとろれつが回らないみたいだけど ずっと聞きたかった声が聞こえる つかさが つかさの右手が 私の左手を押さえていた 「ちゃんと…ちゃんと意識のある私に言って…こなちゃん」 「つ…かさ?」 幻聴かもしれない。幻覚かもしれない。 …あ~も~…すっかりネガティブが染み付いちゃってる だから私は今何が起きているのかはっきり確認する為に前を向いた つかさの顔を見る為に 「こなちゃんズルイよ?自分ばっかり恥ずかしい事は誤魔化そうとしてさ~。私には…何かこれ邪魔だね?」 そう言いながら自分の顔に付いている酸素マスクを外そうとしているつかさの姿があった 夢じゃない…幻でもない…つかさが…つかさの 「あ、やっと取れた」 意識が戻ったんだ 「つ…」 嬉しい筈なのに体がうまく動かない。言葉もうまく出ない 言いたい事が沢山あるのに、伝えたい事が沢山あるのに どれから…何から話せばいいのか分からなくて頭の中が困惑している 「どしたのこなちゃん?…そうだ!」 「…?」 ポン、と両手を合わせると私に笑いかけた 「おはよう。こなちゃん…あ、『こんばんわ』…かな?何か暗いし」 「…つかさぁ!!」 「ひゃわ!?」 3年前と何ら変わらない様子を見て思わずつかさに抱きついた。いきなり抱きついたもんだからつかさも何の抵抗もなくベットに押し倒す形になった 「つかさ…つかさあ!」 「こなちゃん…ゴメンね…ずっとお話したかったのに、ずっとこなちゃんの言葉聞こえてたのに…ずっとずっとこなちゃんの事想ってたのに声が出ないし、体も…動かなくて」 「いいよ…そんな事…つかさが…もどっ…れたなら…」 「やば、約束の時間とっくに過ぎてるじゃない」 つかさの病室へと続く病院の廊下を早歩きしながら時計を見るともうすぐ7時にさしかかろうとしていた こなたとみゆきとの約束の時間は確か6時だったはず…私とした事が遅刻するなんて… 「ったく先生もな~にが『独立したいならこれぐらい自分でやれるようにならんとな』よ!めんどくさい書類整理させただけじゃないのよ! ここが遅くまで面会してくれる所だったからいい物を…お?みゆきぃ!」 つかさの病室の前にはみゆきの姿が見えた。そこはかとなく嬉しそうに見えるけど…何かあったのかしら? みゆきも私の声に気づいたみたく、こっちを見てペコリと頭を下げた 「何しているの?こんな所で、中に入らないの?」 「フフフ…もう少し時間を差し上げようかと思って」 「時間?何の?さっさと」 訳が分からん…といった表情をして喋っていた私の口を人差し指で押さえ、その後ゆっくりと病室の方を指差した 何があるのか耳を澄ませていると…聞こえてきた 「これってつかさの…」 大声を張り上げる私の口を再び押さえ、みゆきは小さな声でつぶやいた 「もう少し…お二人に時間を差し上げましょう?『私達は時間に物凄く遅れた』…それでよろしいのではないでしょうか?」 「…そうね。じゃあ『物凄く遅れた』ついでに下で何か飲み物買ってこようかな…ちっちゃい方は水分足りなくなってそうだしね」 「それはいいですね。私もお供します」 あれから暫く経ってからかがみ達が来て、つかさの両親、お姉さん達へ電話で連絡し、 次の日にはゆーちゃんやみなみちゃん、ひよりんに黒井先生にも連絡をした 皆電話して直ぐに飛んでやってきた。みんなつかさの意識が戻った事をもの凄く喜んでくれていた その後後遺症がないかどうか色々検査があり、ずっとつかさに会えないでいた そうしてつかさが意識を取り戻して1週間が経った 私はつかさを車椅子に乗せ、例の桜の所へと来ていた 桜は散り、既に葉桜となっていたがつかさには桜も見せてあげたかったけど、ここからの景色も綺麗だからとここへやってきた 「何かあっという間の1週間だったね」 「そう?私はつかさに会えないから物凄く長い1週間に感じたよ?」 事故の後遺症でつかさが歩けなくなっていた だけどそんなに酷いものではないらしく、リハビリをすればすぐにでも歩けるようになるらしい こんなに昏睡状態が続いたのにこんなに軽度の後遺症だけだというのは正に『奇跡』としか言いようがないとかなんとか でも今は歩けないから皆がこうして車椅子で押して上げている 「私もこなちゃんに会いたかったのに次から次へと検査が入るんだもん」 「3年も昏睡状態だったんだから仕方ないよ?」 頬を膨らませるつかさを私は優しくなだめた。するとつかさが不思議そうな顔で私を見てきた 「…どうしたの?」 「何か…こなちゃんが凄く大人っぽくなったな~って思って」 「そりゃ3年も経ってるんだよ?変わるよ~…つかさは前のままだけどね?」 「何か置いてきぼりにされた気分だよ~」 「まあ実際につかさは置いてきぼりになってるよ?皆もう就職とかしちゃってるもんね~。つかさはしてないけど」 「む~…こなちゃんのくせに~」 「あはは…」 「どうしたの、こなちゃん?」 「ん?ちょっとね…」 もう諦めてさえいたつかさとこうしていられる時間が今ここにあると思うと急にこう感慨深くなるというか 本当に神様っているのかなって気がしてきた。 でもつかさに言ったら「神様は絶対いるもん!」って怒られそうだな つかさがここに入院すると決まった日からずっと見続けた やっぱ一人で見るよりも、大切な 「つかさと…」 口に出すつもりじゃなかったのに微かに言葉が漏れた 私の声に気づいたつかさが私の方を振り向いた 「こなちゃん呼んだ?」 「ん?何でもないよ?」 つかさの頭を2,3回撫でた それがつかさにとっては子供扱いされたと感じたのかまた頬を膨らませた 「また子供扱い?」 「アハハ、そんなんじゃないってば」 「ならいいんだけど~」 一番大切なつかさと見る景色が一番綺麗に見えるな… なんて恥ずかしい事は口に出せそうもないや その時病院へと続く道の途中から私達を呼ぶ声が聞こえてきた。誰だろうと思い、声の方を見るとそこにはかがみとみゆきさんが立っていた 「あ、かがみとみゆきさんだ。…そろそろ病院にもどろっか?かがみ達も待ってるだろうしさ」 「うん!」 私達は桜が舞うこの場所を後にした 来年こそは二人でちゃんと咲いている桜を見ようと約束を残し、 かがみ達が待つ病院へと続く坂道を一歩、また一歩と歩き始めた ■作者別保管庫(2スレ目)に戻る コメントフォーム 名前 コメント 何度も読みに来てしまう話です。GJ -- 名無しさん (2009-06-04 18 20 47)
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/705.html
476 :名無しさん@ピンキー [sage] :2007/04/11(水) 16 16 42 ID lVF54DiY 「ヤンデレについて」 南條範夫 ヒロインの感情が極端にはしるところにヤンデレはうまれる。 問題が無く、日常生活が平穏に営まれているところにはヤンデレはあらわれない。 しかし、ひとたび問題が起こり、社会や世間、とりわけ人間関係がその問題を 和らげることができず、その状況の中で人間の感情が極端にはしる時、 あらわれてくるのはヤンデレだ。 ヒロインの感情が極端にはしる場合はさまざあって、例えば三角関係などもそうである。 私がヤンデレの女房などを小説にする場合には、三角関係を描くことになるが、男の、ヘタレの問題を 小説にする場合には、修羅場を描くことになる。私は、男の、ヘタレのことを多く小説に描いて いるので、「ヤンデレ」が当然多くなる。 ヒロインの感情がはっきりと判るのは、病んだ時である。 ヘタレ男も一応の優しさを示す。しかしそれはどこか的外れもの、かえってヒロインを傷つけるものになる。男の場合、ヘタレになる時 その本性、読者すら敵に回すウザサが出てくる。だから男の世界を現実につかみだすとすれば、それはヘタレだ。 今も、昔からもずっと、世界中のどこでもそうだ。歴史上の問題を何か一つつかんでみるとよい。 そこを突き詰めると必ずヒロインが病んでいくような状況があるだろう。 私は主にヤンデレ小説を書いて来たが、昔の社会というものにはヤンデレがあらわれやすい。 そこでは何もかも病んでいるのだ。戦国時代の武将達のように、対立を和らげる組織がないとことでは、 それぞれが敵対者、泥棒猫と直接にぶつからねばならない。自分が勝つか相手に殺されるかだ。 また一方で、今も、昔も人々は上のものに対しても仲間に対しても、普段は感情を抑えて生きていたから、 一旦それが破れると普段抑えていたものが、みなぶつかり合う。嫉妬、独占欲、変態性欲、狂気、様々なものが一気に噴出し、 感情は極端にはしる。ヤンデレになる。 人間はヤンデレなものである、などということではない。 何か問題が発生した時、それが対立に向かわないように取りまとめようとする人ももちろんいる。 穏やかで、ヤンデレが表面化してこない社会も、歴史上いくらもあった。ヤンデレが表面化しないように しっかり抑えるのが、そもそも恋愛物語の主人公の使命だともいえる。 しかし、問題のない物語、あってもその問題を受け入れ何も事を起こさない、マグロ、 というものは小説にならない。私はそうしたものに興味はない。 私が取り上げるのは、何か問題が生じた時、それを抑え和らげようとするのではなく、むしろ カンカンになってしまう人間、感情を極端にはしらせる、つまりヤンデレである。(談)