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登録日:2023/12/30 Sat 14 10 01 更新日:2024/03/31 Sun 20 50 26NEW! 所要時間:約 36 分で読めます ▽タグ一覧 お菓子 ひみつ道具 ほんやくコンニャク アニめし項目 アンキパン ドラえもん ペットフード 一覧項目 桃太郎印のきびだんご 食べ物 食用 飲み物 ここでは、漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具のうち、食品型のひみつ道具について一覧形式で紹介する。 ●目次 【概要】◆欠点 【一覧について】 【野菜・穀類】 【調味料】 【畜産物】 【米飯・パン類】 【菓子類】 【飲料】 【非常食・インスタント食品】 【ペットまたは特定の生物用】 【その他】 【分類不明】 【非食用のひみつ道具が食べられた例】 【概要】 「ひみつ道具」という総称が示す通り、ドラえもんにはカメラや薬品、アクセサリー、ロボット、乗り物、武器・兵器、工具など様々な種類の道具が登場する。 そんな中で、「道具」=「物を作る、または何かを行うために用いる器具」と呼ぶには程遠いと思われる、食用・飲用のタイプも多数存在する。 これらは人間はもちろん、ドラえもんやドラミのような未来のロボットや動物が食べても効果をもたらす。反対に、ペットフードのように人間ではなく動物あるいは特定の生物に食べさせる目的の道具も存在する。 また、食品がモチーフということで道具としての効果だけではなく食品としての味や食感にこだわったものも見られる。緊急時にこれで空腹を凌いだりおやつ代わりに食べる描写もあることから、思わず読者の食欲をそそる「マンガ飯」を構成する要素として話題に挙がる機会も多い。 パンや生鮮食品型のひみつ道具も登場するが、道具が腐ってしまうなど消費期限・賞味期限の問題が作中で描かれた例はない。本来の効果を得るまでもなく食あたりを起こすくだりなど描いたって仕方ないとはいえ、22世紀では現代よりも安全かつ保存効果の高い保存料が発明されているのだろう。 ◆欠点 特別な操作や知識を必要とせず、「食べる」だけで手軽に、時にはおいしさも合わせて多大な効果を得られるメリットが魅力と言える食べ物のひみつ道具。一方でこれらの大部分に共通する欠点も多々ある。 第一に挙げられるのは、薬品系と同様に消費物であり機械系のように繰り返し使用することができない点、 食べることで効果を発揮するため持続時間がわずかに限られ、排泄などで体外に出してしまうと効果を失ってしまう点(下記の『すて犬ダンゴ』など)だろう。 逆に厄介な性質を持つ道具に限って長時間持続しがち。 また、使用後に効果を取り消す有効な手段もない場合が多い。 即時に無効化できる薬などがある道具は『テレパしい』(*1)や『ミニ・ブラックホール』、『テスト用パン』(*2)ぐらいだろう。 どうしても道具による影響を抑えたい場合は、体外へ排出するか効果が切れるまで待つしかない(*3)。 多くの道具は、外見がモチーフとなる食べ物に酷似して作られており、包装から出したものや始めからパッケージのないものは一目で道具だとは判断しづらいものがほとんど(*4)。そのため、好奇心から口にした結果、望まない効果を得てしまうリスクもある(*5)。 ただし、このひみつ道具としては致命的と思われるデメリットも、作中では第三者へ食べさせる際「普通の食べ物」と偽ることで警戒心を与えないといった利点に活用されることもある(*6)。 これらの道具が登場するエピソードの多くは、「途中で効果が切れるor所持数が底をついてしまい肝心なタイミングで道具の恩恵が得られなくなる」、反対に「効果がなかなか切れず困ってしまう」…というオチが多い。 【一覧について】 ここではあくまで道具そのものが食料品・菓子・飲料品のタイプについて列挙するため、 『グルメテーブルかけ』や『日曜農業セット』のような「食べ物を生成する道具」「間接的な形で食用に用いられる道具」、『畑のレストラン』のような初期状態では食べられず複数工程を経ないと食用にならない道具はここでは対象外とする。 ただし付属品や『声のキャンデー』や『CMキャンデー発射機』など「道具の主体となる特殊効果を有する特定の食品を簡易操作で生成する道具」はこの限りではない。 また、一見食べ物や飲み物っぽい道具でも作中で「くすり」「ドリンク(剤)」などと説明されているものは「薬品型のひみつ道具」として扱われるため同様に除外する。 ☆は大山版アニメオリジナルのひみつ道具、★はわさドラ版アニメオリジナルのひみつ道具、※は原作に登場した道具の設定を食品型に改変したものを指す。 【野菜・穀類】 ▼一覧を見る▼ ●音楽イモ \プップップ ハトプップ/ 一見ごく普通のサツマイモだが、食べると体内で「メロディーガス」が分泌され、美声のような屁が出る。 一度に食べるのはほんの一口分だけでよく、食べ過ぎるとガスが溜まり過ぎてガス爆発を起こす危険性がある。その威力たるや、屁で空が飛べてしまうほど。ガスが溜まりすぎた時は「元栓」を締めつつ小出しで排出しなくてはならない。 使い道はかくし芸か、尻を捜す時ぐらい。 バカらしさと危なさを両立させた、まさしく「ドラえもん」という作品の本質を形作るひみつ道具の究極系と言える。 ●サカナッパ 1981年の着ぐるみショー『ドラえもんのたから島たんけん』に登場した、原作にもアニメにも存在しないオリジナル道具。 緑色の菜っ葉で、食べると魚のように水中でも呼吸ができるようになる。 『エラチューブ』や後述する『水中酸素あめ』と似たような効果。 ●辞ニンジン★ 一口で食べられる大きさのニンジン型道具。これを食べると、その人の仕事や趣味を強制的にやめさせることができる。 ●『ドラえもんとなかなおり機』のタマネギのみじん切り(*7) のび太が製作した『ドラえもんとなかなおり機』に付属するボウル一杯に盛られたみじん切りの生タマネギ。ただし「泣いて謝る」ための仕掛けの一つ(*8)であり、元々普通のタマネギなので食べることはできるものの食用目的ではない。 ●ファイヤーとうがらし☆ これを食べると、燃えるような闘志とやる気が出る。 見た目は普通の唐辛子にそっくりなため、のびママが大量の唐辛子と混在させてしまい、ドラえもんが一個一個食べて探し出すという地獄を味わう羽目に。 ●ブランドいも☆ サツマイモ型の道具だが、食用ではなく半分に割ってからそれぞれが別の機能を持つようになる。 割ってから片方の断面Aから発射される電波を自身に向けると、もう片方の断面Bには自分の顔が現れる。Bをイモ判の要領で好きなものに断面を押し付けると、その物体に自分の顔が押印され、本人の名前がついた「ブランド」として扱われるようになる。ただし印は水に濡れると消えてしまう。 前述の通り用法上は食用ではないのだが、普通のイモのように食べることは可能。ただし、食べた後に屁をこくと、その屁が「ブランド」のように扱われてしまうため恥をかくことになる。 ●ほんやくコンニャク グーテン アーベント。 マイン ナーメ イスト ドラエモン。 おそらく食品型道具の中でもトップクラスの知名度を誇るひみつ道具。 みんなお馴染み、食べると異言語が理解できるコンニャク。自分が食べても相手に食べさせても同じ効果を発揮する。喋るだけでなく異言語の文字も読解可能。 韻を踏んだネーミングからなる道具だが、食べるだけで世界各国の言語のみならず機械言語や宇宙人、果ては別次元の言語までも理解でき、また自身の言語も全て相手に伝わるという原理については謎が多い。 『のび太と鉄人兵団』では、機械仕掛けで口を持たないジュドの頭上にコンニャクを乗せるだけで効果を発揮していた。 ドラえもんがポケットから出す度に汁が滴っているが、保存状態はどうなっているのだろうか。 冒険の必需品ではあるものの、元はコンニャク故に味気ないためか、食べやすいよう「おみそ味」「青のり風味」「アイス味」など数種類のフレーバーが存在する。「醤油味」は串刺しの玉こんにゃくタイプで食べやすさも見直されている。 【調味料】 ▼一覧を見る▼ ●味のもとのもと うまそう。 ひと口でいいからたべさせて。 「ジャイアンシチュー」に登場するチートクラスのひみつ道具。 瓶に入った粉末状の調味料のような道具で、料理にかけるとどんなものでも食べずにはいられなくなるほど美味しくなる。たとえジャイアンが作ったシチューであっても絶品料理のような味に生まれ変わるなど効果は絶大である。 ※間違っても人体にかけてはいけない。 『ドラえもんのひみつ道具使い方事典』によれば、主成分は料理の見た目を美味しそうに感じさせる『視覚超越エキス』、料理の不味い成分を打ち消し本来の美味しさを増幅させる『絶対味覚結晶体』、良い香りを増幅させる『美香促進剤』の3つであるとされている。 元ネタは調味料の「味の素」だが、名称が商標登録されているため、アニメ版では『モトノアジ』(大山版)、『いっぱい食べる子元気な粉』『なんでも食べる子元気な粉』『スーパーグルメスパイス』などコロコロ変わっている。 ●アニマル・ペッパー☆ コショウ型の道具。 食べ物ではなく本や家具などにふりかけて使う。ふりかけられた物体はその形状から連想される動物に変形し、その動物さながらの動きをするようになる(例:本→鳥、椅子→ウマ、掃除機→ゾウ)。 ●くろうみそ 壷に入っている味噌型の道具。しゃもじで掬ってそのまま舐めると、本人の身にあらゆる「苦労」が付きまとうようになる。味わう苦労は舐めた量に比例して大きくなる。味は美味らしい。 ●人間味調味料★ わさドラ版オリジナルのひみつ道具。スネ夫役の声優・関智一が考案した。 ふりかけ型の道具。相手に向けてふりかけると、その人を様々な雰囲気や性格に変える事ができる。持続時間は一振り10秒。数種類のフレーバーが入っており、フタを回して選択する。フレーバーには「しぶみ」、「すごみ」、「しおみ」、「無み」などがある。 なお読みは「にんげんあじ」ではなく「にんげんみ」なので妙な想像をしないように。 ●爆笑コショウ☆ このコショウをふりかけられた人は一定時間笑いが止まらなくなる。 ●ばくはつこしょう 瓶に入ったコショウ型の道具。自分が行きたい場所を言いながらこのコショウを手近の相手に振りかけると、その人のくしゃみで目的地まで飛んでいける。ネコなど小動物のくしゃみでは威力が足らずうまく目的地まで飛べないことがある。行き先を言わずに使用した時はひたすら空を飛び回ることになる。 『どこでもドア』はもとより、(相手を巻き添えにする分)『どこでも大砲』や『はこび矢/どこでも行ける矢』の完全下位互換である。 ●本の味の素 はたしてつぎの番号は、どうなるのだろう。 『味のもとのもと』と名称が似ている調味料型の道具だが、こちらは「本」にかけて使用する。 これをふりかけた本は、ジャンルや内容を問わず読む人の関心を強く惹きつける。読書嫌いなのび太でさえ辞書や電話帳に夢中になったほどである。 こちらも『味のもとのもと』同様商標の問題で、大山版では『本の味の友』と微妙に変わっているが、わさドラ版では原作と同じ名前に戻っている。 【畜産物】 ●宝のチーズ★ エメンタールチーズ型の道具。 これを食べると、実在する「宝の地図」と同じものが浮かび上がる。作中では『みたままベレー』と『自動ふで』で清書していた。ただし、現時点でそこに宝がまだ残っているかまでの情報の正確性は保証されない。 かなり熟成したチーズなのか臭いは相当キツいらしい。 【米飯・パン類】 ▼一覧を見る▼ ●アンキパン おそらく食品型道具の中でも(ry 食パン型の道具。原作での出番は一話限りなのを考えると大した出世ぶりである。書類などにこれを押し付けると書かれている内容を暗記できる。 大きさ・厚みも一般的な食パン並みにあることから、何枚か食べると腹がふくれやすいのがデメリット。原作のように教科書や問題集をひと通りこのパンで覚えようとすると地獄を見る羽目になるだろう。 作中では、のび太がこれや他の食べ物を食べ過ぎたことで腹を壊し、全て排泄した時は覚えた内容は忘れてしまっていた(*9)。 ジャムやバターなどを付けて食べても構わないようだが(*10)、「スモールライトなどで小さくして食べてはいけないのか」という疑問点もよく挙げられる。 知名度の高さ故に何度か商品化もされている他、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のカフェではアンキパンをモチーフにしたフレンチトーストやビーフシチューが食べられる。 ●ウルトラ恵方巻き★ モチーフである恵方巻きよろしく決められた方角を向いて叶えたい願いを浮かべながら一言もしゃべらずに食べ切る(唸り声はセーフらしい)と宝船に乗った七福神が現れてその願いを叶えてくれる。一言でもしゃべると願いが叶わない他鬼達が現れて豆を投げつけられる。アンキパン同様腹に溜まる。 ●クエーヌパン これを食べると、食べ物を食べようとしてもその食べ物が口を避けるように跳ね返してしまい、どうやっても体の中に一切入らなくなってしまう。無理やり口の中詰め込んでも、飲み込もうとする前に勢いよく口から飛び出すため、物によってはそれはもう大惨事に。 本来はダイエットに使用するものだという。だが、効果時間は不明。 見た目はあんパンのようだが中身があるようには見えない。そもそも絶食するためのダイエット食品であって嗜好品ではないため中途半端に具を入れられても仕方ないだろう。 ●テスト用パン 未来デパートからの試供品として一錠だけが送られてきた、腹痛を瞬時に治す薬『スグナオール』に附属する一見普通のパン。ただし、食べると激しい腹痛を起こす。薬の効き目を実感してもらうためのパンなのだが、なんとも物騒極まりないお試しセットである。見た目はふっくらとしたおいしそうなパンであり、腹を空かせていたのび太は知らずに食べてしまった。 ●ハラペコおにぎり☆ おにぎり型の道具。 これを一口食べると、食べた量の数十倍空腹になる。食べれば食べるほど重度の空腹に襲われる。子供の偏食を矯正するために開発された。 【菓子類】 食べやすさ・手軽さに特化するためか、キャンディー・ドロップ型が多数を占める。特に初期のわさドラ版アニメでは自主規制により、原作で薬品型だった道具の多くがお菓子型に改変されているケースが多い。 お菓子系が多いのは、単純に児童向けの漫画であることや、初期で「薬は嫌いだ」と薬品系を拒むことがあったのび太の抵抗を減らすための配慮であると考えられる。 ▼一覧を見る▼ ●イメージガム 風船ガムの道具。頭に何らかのイメージを思い浮かべながらこのガムを噛むと、膨らませた時にそのイメージの形になる。膨らませたイメージの持続時間は30分で経過するとただのカスに戻る。 実体化の自由度はかなり高く、人間より大きな物を膨らませることもできる他、上に人が乗れるなど材質も丈夫になる。のび太は家より大きなロボット(タケコプターを取り付けて飛ばした)、しずかは人間が2人分入れるサイズの城を作った。 ●ウラシマキャンデー 作中ではドラミが出した。昔話「浦島太郎」に出てくる玉手箱のようなデザインの容器に入っている飴。これを舐めた後に人助けをすると、相手が恩返しをしてくれる。また、人間以外の動物を助けた場合でも同様に効果を発揮する。 おめでたい道具のように見えるが、相手は必要以上に過剰な恩返しをしようと手を尽くすため、おもてなし目的で家に招待されると最悪軟禁状態にされる恐れがある。 ●うらめしドロップ ドロップ型の道具で、容器も昔ながらのドロップ缶を彷彿とさせるレトロデザイン。 これを舐めてから眠ると体から魂が抜け、一定時間幽霊のように動き回ることができる。幽霊になっている間は障害物をすり抜けるが、物は自由に手で持てるなど都合よく行動できる。 ●おすそわけガム 板ガム型の道具。一枚を人数分に分けてそれぞれが噛むと、同じガムを噛んだ者同士が食べたものの味などが分配される。 使い方は特殊だが、人の食事を「おすそわけ」してもらうことで食費を節約できるなど結構ズルい使い道もある。 なお、味の濃さも人数で割られてしまうため、食べた側としてははた迷惑だろうが。 ●おそだアメ 黒飴型の道具。1粒なめるごとに10分間、自身の発する声が周囲には遅れて聴こえるようになる。 一度になめた飴の数だけ遅延時間も10分単位で増加する。 名前はのど薬「浅田飴」のパロディ。 ●お助けだんご 上から順に白・緑、黄、赤の4色が刺さった串団子型の道具。誰かに追われている時などピンチの時に団子を1つずつ放り投げると、それぞれが道路に異なる状態変化を与えることで追っ手を妨害する。 白は道が大きな山のように隆起、緑は道がトリモチのようになり追っ手の動きを封じ、黄は道に落とし穴を作り、赤は道が液体のようになり追っ手を沈めてしまう。 このように食用ではないものの、作中では特に「食べられない」とも言及されていない。 ●ギシンアンコ★※ 原作に登場した錠剤型の道具『ギシンアンキ』の設定を変更したもの。悪魔の絵が描かれた壺入りのあんこでいかにも怪しい雰囲気を放っている。効果は『ギシンアンキ』と同一で、食べると非常に疑り深くなる。 ●強力ウルトラスーパーデラックスキャンデー☆※ ●強力ウルトラスーパーデラックスキャンディー★※ 原作では『強力ウルトラスーパーデラックス錠』というキャンディーのような薬であったが、アニメ版では大山版・わさドラ版共にキャンディーそのものに変更されている。 食べると赤ちゃんでもウルトラ・スーパー・デラックスマン並の超人パワーが身に付くため、間違って食べると危険。 「一日一錠」の謳い文句から、時間経過で効果が切れると思われるのが救いか。 わさドラ版では効き目が「キャンディーを舐めている間のみ」と短くなっている。 ●声のキャンデー 付属で録音した人物の声紋を分析し、声紋パターンをコピーしたキャンデーを製造する機械(*11)。これを舐めると対象の人物とそっくりな声になる。効果時間は30分。 ●ココロチョコ ハートを象ったチョコレート型の道具。一人分ではなく皆で一欠片ずつ食べるタイプで、このチョコを食べた人は最初に食べた人の思考を基準にして行動するようになる。効果時間は一日程度。 乱暴なジャイアンを皆で除け者にするために、のび太がスネ夫や町の人々に分け与え、集団でジャイアンをからかった。 欠点は、集団行動とは無関係の個人的な思考や行動までも対象者が合わせてしまうこと。のび太は「世界中の人々に食べさせて心を一つにすれば平和になる」と力説していたが、しずか曰く「大ぜいが同じこと考えるなんて、気もち悪いわ」……ごもっとも。 ●CMキャンデー発射機 あなた、ぶらぶらしてるんだったら、ミニ四駆…。 なんか、へんなこといったかしら、ミニ四駆…。 草のざっそうがのびたからミニ四駆。草むしりを、ミニ四駆。 広告宣伝に使用する道具。機械の中にキャンデーがいくつか充填されており、品物の名前を言いながらこのキャンデーを発射して対象の人物に食べさせると、その人は会話中に品物の名前を何度も口にしてしまい、それを聞いた人もその品物を欲しがるようになる。 また、食べさせる対象は人間に限らず、犬などの動物に食べさせても有効。 ●しつけキャンディー 瓶に詰められた飴玉型の道具。これを舐めてから迷信やことわざなどを言うと、それらが現実になる(*12)。 本来は理屈の通じない幼児へのしつけに使われる道具。作中では、うるさく迷信を言うからと自身の曾祖母を笑い者にするスネ夫をこらしめるために、ドラえもんが曾祖母に食べさせた。 迷信やことわざは辞書にあるものや世間一般に言われているようなものでなくても構わず、「テレビの邪魔をするとネズミが出る」など都合のいいデタラメを言ってもその通りになってしまう。ある意味『ソノウソホント』並みのチート道具ではないだろうか…? ●シャラガム 板ガム型の道具。これを噛みながらある物事を決心するとガムシャラな気持ちが増幅する。あとは本人の根性次第でどんな困難も乗り越えることが可能となる。 実は…▼ ドラえもんが道具と偽ってのび太に出した「ただのお菓子」で、ひみつ道具でもなんでもない。プラシーボ効果を利用することにより、のび太に自力で目標を達成させた。 ●しりとり変身キャンディ☆ 原作に登場した『しりとり変身カプセル』を大山版アニメ化に際しキャンディ型に改変したもの。 ●水中酸素あめ 『のび太と竜の騎士』に登場する飴型の道具。舐めると水中にいる間、水を分解して酸素を取り込み、水に潜りながら呼吸ができるようになる。持続時間は不明。 他の飴型道具と異なり瓶詰めではなく個包装タイプになっている。 ●ダイリガム 板ガム型の道具。言わないといけないがなかなか言い出せないことを、代理として他の誰かに言わせるためのガム。 これを噛みながら言いたいことを喋り、噛んだガムのカスを対象者にくっつける。カスを付けられた人はひとりでにその言葉を言うべき相手へ向かった上でその言葉を喋ってくれる。 カスが自分自身に付いてしまった場合は、本人が強制的に喋る事になる。なお、カスは効果が終わると自動的に消滅する。 ●タスケロン※ 原作では錠剤タイプの薬剤型だったが、わさドラ版ではお菓子のようなデザインに変更された。作中でも「飲む」から「食べる」という表現に差し替えられている。 ●超風船ガム☆ 映画『のび太の太陽王伝説』に登場。 このガムを噛んだ者は、体が非常に大きく膨らむ。体内に発生した空気には浮力があり、そのまま風船のように飛び上がってしまう。作中では敵の撃退に利用されていたように嗜好品には使えない。 ●動物ドロップ 瓶詰めドロップ型の道具。様々な動物の形をしたドロップがあり、食べるとその動物と同じ能力が得られる。作中ではネコ(木登り)、ゴリラ(怪力)、鳥(飛行)のドロップとその効果が描かれた。 ●どうぶつにばけるキャンディー キャンディー型の道具。これを口に含んだ状態で特定の動物に手で触れると、その動物に変身することができる。 生きた動物でなくても構わず、おもちゃや牛肉でも同様の効果を発揮する。これを活用することで実在の動物だけでなく怪獣など架空の生物に変身することもできる。 ●動物変身ビスケット 「たべっ子どうぶつ」のように様々な動物型のビスケットが箱に入っている。その名の通り食べるとその動物に変身する。効果時間は5分。 「変身」と言ってもその姿はいわゆる獣人のような容姿。二足歩行のまま動くことができ、口調に動物の鳴き声が無意識に混じる点を除けば、ある程度人間の時と変わらず行動できる。また、『動物ドロップ』とは異なりその種族特有の能力を得ることはできない。 いずれにせよ事情を知らない人物に見られると騒ぎの元になるため、食べてしまった場合は効果が切れるまで人目を避ける必要がある。 原作ではネコ、ウマ、ニワトリ、サル、カエル、ウサギ、ワニ(扉絵のみ)のタイプが、映画版『ぼく、桃太郎のなんなのさ』では、イヌ、キジが、さらにわさドラ版ではライオン、ブタ、フクロウのタイプが登場した。 ●なんでも信じるコ・缶入り★※ 原作に登場した錠剤型の道具『スナオン』の設定を変更したもの。缶入りのお汁粉で、飲むと上記の『ギシンアンコ』の効果を打ち消す。 ●熱血まんじゅう★ 「炎」という字が書かれたピンク色のまんじゅう。食べると背中に炎が燃え上がり、ものすごく熱血な性格になる。 食べて熱血になったのび太を見た玉子曰く「まるでかちかち山ね…」と評していた事から、この炎は第三者からも見えている模様。 背中の炎は引火はしないが、水を浴びると鎮火し性格も元に戻る。 ●のうりつチャカチャカあめ☆※ 原作では「ノーリツチャッチャカ錠」という薬品だったが、大山アニメでは飴に変更されている。 飲むことであらゆる動作の能率が上がり、名前の通りチャカチャカ動ける。巨大プラモを一晩で組み立てるのに使った。 飴を舐める動作から高速化していく絵面はなかなかシュール。 ●のど自慢アメ★ このアメを舐めると、ジャイアンでも美しい歌声になる。 ●予知夢アメ これを舐めてから寝ると、予知夢を見ることができる。その予知夢は的中率100%だが、風邪の病原菌を地球侵略者のように表現するなど少々演出がオーバー(あくまでのび太が見た夢の内容なので道具の効果によるものとは限らないが)なので真相を理解するのには時間がかかる。 ●レインボードロップ☆ 瓶入りのドロップ型道具。その名の通り7色があり、舐めると顔がドロップと同じ色に変わる。また、2つ以上の異なる色を同時に舐めた場合は顔も数種類の色になり、7色全てを同時に舐めた場合は顔の色が虹のようになる。 ●ロケットガム ガム型の道具。噛むと屁で空を飛べる。 【飲料】 ●アドベン茶 西洋風のポットに入ったお茶の道具。このお茶を飲んでから外へ出ると様々なアドベンチャーを体験することになる。効果時間は一口につき5分間。当然飲めば飲むほど時間は伸びる。 その「アドベンチャー」というのも「銀行強盗に追い回される」、「鉄骨ごとクレーンで吊り上げられる」、「火災が発生したビルに入ってしまう」、「トラックの上に乗ってしまいそのままトラックが走り出してしまう」などかなりスリル満点。ただし、ドラえもんいわく「絶対安全保証つき」で、何が起きても命に危険が及ぶことはない。 のび助が夢中になって何杯も飲んでいるため、味もなかなか美味しいらしい。 ●はなジュース 大きな花の形をした容器に入っている甘いジュース。長い渦巻き状のストローを使ってチョウのように中身を飲むことができる。 ●変身ドリンク 飲んだ後6時間の間イメージした対象に変身することのできるドリンク。正確にイメージしないと実物とかけ離れた姿に変身してしまう。このデメリットは数本飲めば解決するが、逆に見ただけですぐ変身しまうという新たなデメリットがある。丁度というのはないのか。服は残るが、作品によっては服ごと変身することもあり、様々なタイプが存在するようだ。 亜種として6時間以内に再度飲まないと2度と元に戻れなくなる「変身ドリンクEX」がある。 【非常食・インスタント食品】 ▼一覧を見る▼ ●圧縮非常食三十食ぶんつめあわせ 『探検ごっこセット』に含まれている缶詰型の道具。 どのような食品が詰まっているかは不明だが、劇場版では『カツどん入り圧縮非常食』という名称が付いている。 ●コンク・フード 海底ハイキングに挑戦するのび太にドラミが持たせた非常食セット。 半ねり状態の食料がストロー付きの缶に詰められている。1缶で30食分も保つ探検家の強い味方で味や栄養面も良好。だがペースト状だと食感で好みが分かれそうではある。中身は「ハンバーグ」「カレーライス」「スープ」「コンビーフ」など。 ●スーパーインスタントおぞうに 『ぐーたらお正月セット』の中に含まれる道具のひとつ。 カップ麺ならぬカップ雑煮。フタをはがすだけで温かいお雑煮が食べられる優れもの。お湯も加熱調理も不要。 もっちり感のある餅の伸びる様がなんとも食欲をそそるが、他の具は何が入っているかは不明。 ●チューイングピザ 『のび太と銀河超特急』に登場した携帯食料。 マーブルチョコのような円筒形の容器に入っており、コイン程度の大きさだが一粒でおなかが膨れる。 味はサラミ味で、恐竜ロボットに餌付けして懐かせる事も出来る。 【ペットまたは特定の生物用】 未来世界ではペットロボットの需要が現代以上に高まっている(*13)一方、現代と変わらずイヌやネコなどの愛玩動物も未だ人気は衰えていない模様。それは、人間ではなくペットに食べさせるためのひみつ道具が数種類製造されている点からも窺える。 また、野生の動物を手懐けるための道具や、別のひみつ道具によって誕生させた生物の餌となる補助道具も存在する。 ▼一覧を見る▼ ●おかし牧草 チョコレートなどの菓子に食べさせるための缶入りの牧草。菓子をこの上に置いておくと、その菓子がウシやヒツジのように動き回るようになり、繁殖も行うようになる。 菓子にオス・メスの性別が備わるかは不明(*14)だが、繁殖させるには同種の菓子が2個必要な模様。 1時間以上食べさせないと元の菓子に戻ってしまい、二度と動き回らなくなる。 地面に撒くとすぐ牧草が生える『おかし牧草のたね』もあり、これで現実の家畜のように放し飼いも可能。 後述のペット用道具とは異なり、牧草なのでさすがに人間は食べられないと思われる。 ●カツオブシガム ペルシャ猫に恋をしたドラえもんがプレゼントのひとつとして用意した。おそらく鰹節の味がするガムだと思われる。 ●カムカムキャットフード キャットフード型の道具。 ネコに食べさせると、特定の人物を招き寄せる道具『カムカムキャット』と同様の能力が身につく。ただし、一匹あたり引き寄せることができる人数は3人まで。 ●きんとフード 「きんとうん」の大好物で、静かな山地などに設置して誘き寄せ捕まえるためのペットフード。『ドラえもん』の世界において実在する「きんとうん」という生物は滅多に現れず警戒心が強いため、捕まえるのは至難の業とされる。 ●グルメン 別名「万能ペットフード」。どんな種族の生き物にも食べさせることができるペットフード。 また、成長を促進させる効果もあり、これを食べれば食べるほど生物は早く成長する。 『大長編映画ドラえもんクイズ全百科』(1993年3月発行)を始めとするひみつ道具の事典では、人間が食べても美味な上、食者の好物の味に変化する旨を記載している(実際、パッケージ上にはゾウ・キリン・ライオン・サル・イヌ・ネコなどと共に、人間のイラストが記載されている)。 ●元気えさ 瓶に入った、こいのぼり用の餌。こいのぼりに食べさせると、無風状態でもこいのぼりが泳ぐようになる。一度に与える個数は3つが基本で、食べさせ過ぎるとこいのぼりが元気になり過ぎて空の彼方へ逃げ出してしまう。 ●すて犬ダンゴ 白いダンゴ型の道具で、1缶に5〜6個が入っている。 飼い犬を捨てる際に食べさせることで、主人の下へ帰って来られなくするための道具。現実の現代日本でも禁じられているペットの不法投棄を助長してしまっているようだが、未来の保健所は機能しているのか…? また、人間が食べた場合でも効果があり、のび太が食べた時には家へ帰るに帰れなくなっていた。 家から遠ざかるように非常に都合の悪い出来事が連続して降りかかる他、生物の意思にまで作用するらしく、家を聞かれたお巡りさんが“たまたま機嫌が悪く”なっていたためにでたらめな方角を指示してしまった。巻き込まれ迷子の少年を見捨てた形のお周りさんの罪悪感や如何に また家族が連れ戻そうとしても取り返しがつかず、効果を知っていて前後の経緯を知っているドラえもんでさえついに見つけ出すことは叶わなかった他の道具使え。 最終的にはドラえもんが「さよならのび太」と連れ帰るのを諦めてしまうなど、さすがに不自然な結論に達してしまっているので、“探す側”の意思を歪めるのさえ効果範疇かもしれない。にしたってのび太が帰ってこない家にドラえもんだけ帰ってどうする気だろう……? ただし、吐き出せば効果が切れる。のび太はこのおかげで帰ることができたものの、完全に消化してしまった場合はどうなっていたのだろうか…。 のび太いわく「うまそう」で、実食時にも特に「うまい」とは言っていないものの不味そうにもしていないため、人間の舌にもある程度マッチした味わいの模様。犬が食べたがるために敢えて製法にこだわったのだとすれば、結構残酷な代物である。 ●トトスキー 魚用の餌でボール状。直接与えるのではなく、木の枝など魚を集めたい場所に設置する。空中を架空の海水で満たす『架空水面シミュレーターポンプ』の影響を受けるようになる『架空海水まきぞえガス』を浴びた魚が空中を泳いで食べに来るようになる。 ●ペットそっくりまんじゅう 饅頭(中身などは不明だが、アニメ版では栗饅頭のように描かれている)型の道具。これをペットに食べさせると顔つきが飼い主に似るようになる。 人間が食べることもできる上に味も美味らしいが、逆に飼い主が食べるとペットの顔に似てしまう。さらに、意図せず野生の生き物に餌付けしてしまっていた場合でもその生き物の「飼い主」に認定されてしまう。 そのため、ご家庭にネズミやGなどを見かける場合食べるのは推奨されない。 というかそもそも人間向けに作られていないため、よほど他に食糧がないといった状況でない限り興味本意で口にすること自体間違いなのだが…。 ●ペット用魚えさ 魚などエラ呼吸をする生物用の餌。 これを食べさせると空を飛べるようになる外、地上や空中でも生きられるようになる。また、餌を手に強く握って自分の臭いを付けておくと、食べさせた時に魚がよく懐くようになる。水槽や池がなくて魚が飼えない人向け。 ●桃太郎印のきびだんご 大長編や大自然を舞台にしたエピソードでおなじみ。 その名の通り昔話「桃太郎」でお供に与えた「きびだんご」をモチーフにした団子型の道具。桃のマークが描かれた袋の中にゴルフボール大のだんごが何個か入っている。 これを動物に食べさせると、どんな獰猛な個体でも即時に懐柔させることができる。知能も元より格段に高くなり、使用者の命令には何でも従うようになる。 ただし、効き目時間は長くないらしく、継続的に食べさせる必要があるようだ。 『動物くんれん屋』では30分間と明言されており、『モアよドードーよ、永遠に』にも効き目が薄れる描写がある。ただし、『ドラえもん のび太の恐竜』では少なくとも1日は効果が継続するようになっている。 人間に効くかどうかは話によって異なり、『桃太郎印のきびだんご』(エピソード)や『動物くんれん屋』では普通に効いていたが、『宇宙ターザン』でのび太が自分で食べた時は特に効果は出ていなかった。 多くの種族の動物が好んで食べるよう特殊な成分が含まれているらしく、子ゾウが牛乳を飲めるよう、きびだんごを混ぜるという応用法もある。 味は美味しく、人間に害のある成分も無いため、『宇宙ターザン』ののび太のようにおやつや夜食として代用することも可能。 ●おしり印のきびだんご 『ドラえもん のび太の南海大冒険』に登場した、後述の「桃太郎印のきびだんご」の類似品。パッケージに桃ではなくお尻が描かれている。 野生の動物を懐柔させる効果はない、ただの下剤。 しかしひみつ道具の名に恥じず効果は超強力であり、巨大猛獣であろうと1つ食べただけであっという間に腹を下し、戦意を喪失してトイレに駆け込んでしまう程の効果と即効性を持つ。 危険な猛獣を即座に下痢撃迎撃鎮圧が可能という意味では、桃太郎印のきびだんごと効果は似ている……ということにしておこう。 南海大冒険タイアップのスペシャル回で催された、「映画で登場したひみつ道具ランキング」では無生物さいみんメガフォンやほんやくコンニャクをも差し置いて1位に輝いた。なぜ。 【その他】 ▼一覧を見る▼ ●おせちボックス 『ぐーたらお正月セット』の食用枠その2。 そのまんまおせち料理が詰まった重箱。のび太曰く「きんとんからかずのこまでひととおり入ってる」とのことで、定番の品々は概ね揃っておりなかなか本格的らしい。のび太も食べ終わった後は満腹になっていたことから、新年早々充足感が得られそうだ。 ●鬼は外ビーンズ 節分用の豆型の道具。人に投げつけると、その人を屋内から屋外へ強制的にテレポートさせることができる。 節分の豆は歳の数だけ食べるという習わしもあるが、原作では食べた時の効果は描かれていなかった。わさドラ版では、この豆を食べると食べた本人が外に出る効果が描かれている。 ●『かみの工作きりぬく本』の食べ物シリーズ 様々な紙工作を実物のように使って遊ぶことができる道具で、中には食べ物のページも収録されている。作中にはショートケーキ、ロールケーキ、煎餅、缶ジュースが登場し、いずれも本当に食べたり飲んだりすることができる。味はおいしいようだが、元は紙なので音が結構うるさい。ドラえもんたちはルールに則って組み立ててから食べていたが、組み立てる前の状態で食べられるかは不明。 ●テレパしい 椎の実型の道具。これを食べるとテレパシーが使えるようになる。ただし「使える」と言っても自身の思考が全て相手に伝わるだけで、逆に相手の思考を読み取ることはできない。また、相手に知られたくない本音や隠し事なども全て筒抜けになってしまうため、かなり使い勝手が悪い。 同じく藤子・F・不二雄によるSF短編『テレパ椎』にも同名の実が登場するのだが、こちらは食用ではなく身に着けて使う道具。近くの人間の思考が読めるというもの。 ●『人間機関車セット』の石炭 ミニSLのような煙突を頭にかぶり、この石炭を食べて水を飲むと蒸気機関車のように力がみなぎりとても速く走ることができる。一度走り出すとなかなか止まれなくなるのが難点。 石炭は本物ではなくそれに似せた食用である。どんな味かは不明だが、ドラえもんが「おいしいだろ」と言っている。 大山版では「石炭アメ」という名称が登場し、飴型の道具であることが判明している。少食ののび太でもものすごい量を食べているため、腹に溜まりにくい性質をしているようだ。 ●福はうちの豆☆ ひょうたん型の容器に青い豆が3粒、赤い豆が1粒入っている。 青い豆を1粒食べるといいことが1つ起こるが、赤い豆『鬼は外の豆』を食べると「鬼」のように怒った者によって災難を受けてしまう。 ●ミニ・ブラックホール ブラックホールの模型。 炊飯器のような容器に一定量が入っており、棒状の道具で「ちょっぴり」だけ採取して食べることでその人の食欲を何倍にも増幅させ、人間の胃袋の限界を遥かに凌駕する効果を発揮する。 成長期なのに少食な子への対策の他、大食い競争でも無敗を誇れること間違いなし。 しかし、大量摂取すると「家ひとつを丸ごと飲み込んでしまうほど」の食欲と本人でも制御しきれない吸引力を持ってしまい、まさしく本当のブラックホールと化す。 一度摂取したブラックホールを分解するには『ブラックホール分解液』を飲む必要がある。ただし、ブラックホールの力で取り込んだものは全て一度に「排出」される。 「そもそも食べ物なのか?」というツッコミが挙がりそうだが、薬というよりは一応「食べられる道具」と言える。 ●ようろうおつまみ 「養老の滝」の伝説に因んだ、ヒョウタンの形をしたおつまみ型道具。このおつまみと水を一緒に飲むと、水が酒に変わる。のび助がこれを使用した時には「上等のウイスキー」になっていたが、酒の種類別に異なるタイプのおつまみが存在するのか、その人の嗜好に合った酒に水が変わるのかは不明。 【分類不明】 本体の形状が描写あるいは詳細な説明がなされていないため、どのような食品型か判別が困難なひみつ道具。 ●あめんぼう 瓶に入った棒状の道具。これを食べると昆虫のアメンボの如く水に浮かぶようになる。 その性質上、効き目が続く間は風呂に入れなくなる。作中ではジャイアンとスネ夫が大量に食べた結果、1ヶ月経っても風呂に入れず、体が薄汚れハエがたかるという不潔な状態になってしまった。 ●食用うきわ(*15) 一口サイズのドーナツ型の道具。食べるとお腹の中で大きく膨れ、体が浮き輪のように水に浮かぶ。 ●食用宇宙服 お菓子のような外観の道具。これを食べると体内で酸素が作り出され、体表に特殊な膜が現れ、生身で宇宙空間の中で活動できるようになる。 ●内用宇宙服 食べると自身の皮膚が宇宙服と同様の性質を持つようになり、生身だけで宇宙空間で活動が可能となる。 『宝星』に登場するがドラえもんのセリフだけで道具そのものは描かれていないため形状は不明。わさドラ版では上記の『食用宇宙服』と同じ外観になっている。 【非食用のひみつ道具が食べられた例】 当たり前のことを言うようだが、以上に挙げた食用のひみつ道具を除く道具は、食用ではないため食べられない。 ただし作中では、ちょっとしたアクシデントや使用者が道具の使い方に対し無知だったがために、食用でない道具を誤食してしまうという描写も存在する。 ●どこでもドア 『雪男のアルバイト』で、ヒマラヤに住む雪男が放置されていたどこでもドアをかじって食べようとしていた。『ほんやくコンニャク』で尋ねたところ、食べたくて食べたわけではないが、ひどい空腹だったため仕方なかったとのこと。幸いドアは故障に至らなかったものの、横部分の縁が欠けてしまった。 余談だが『ドラえもん のび太の大魔境』劇場版では何とワニに食われてロスト。ああ見えて無理矢理食べようと思えば食べられる素材でできているのかもしれない。 ●カッコータマゴ 持っているだけで他所の子供になれる道具。玉子の振る舞いに嫌気が差したのび太が骨川家に転がり込むが、入浴の最中にスネ夫のママがポケットに入れておいたタマゴを不審に思い外へ捨ててしまう。放り投げられたタマゴはのび太へ抗議に向かったドラえもんが飲み込んでしまい、今度はドラえもんが骨川家の子と見なされてしまうのだった。 この時は丸呑みしてしまったため味などの言及はない。 ●ノビール水道管 ●グルメテーブルかけ 前者は地面に刺すことで地下水脈を探し出し水が飲める道具、後者は地面などに敷いて食べたいものを注文する道具。 『のび太のドラビアンナイト』で、盗賊のカシムがドラえもんから奪った四次元ポケットで喉の渇きと飢えを解消するためこれらを取り出した。 だがカシム本人も手下二人も肝心の使い方が分からなかったため、水道管を吸う、テーブルかけを噛み切るなど意味の無い行動に走っていた。 追記・修正は、アンキパンでこのページを丸暗記してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 音楽イモはこれでスイートポテトを作ったらどうなるのかと考えた事がある。更に言えば2000年代の小学1年生の付録本にのび太が間違えてただのサツマイモを食べてただのオナラしか出ないという場面があったり -- 名無しさん (2023-12-30 14 17 56) 初動からすごくパワフルな項目で草 -- 名無しさん (2023-12-30 16 47 55) アニオリであったのびドラスネの3人で百人一首大会に出る回によるとアンキパンは焼くとモチモチしててめっちゃ美味いらしい 加熱しても大丈夫なんだな -- 名無しさん (2023-12-30 19 02 33) コンクフードは「のび太の恐竜」では不評だったな。非常食丸出しすぎて「味はいいのに味気ない」って感じで。 -- 名無しさん (2023-12-30 22 01 27) 銀河超特急のチューイング・ピザは? -- 名無しさん (2023-12-31 00 32 40) ↑思いついたのあったら遠慮せずにどんどん追記したらええんやで -- 名無しさん (2023-12-31 03 09 19) ↑2それはドリーマーズランドの食品だからひみつ道具という分類とは違うかも -- 名無しさん (2023-12-31 07 35 18) ↑ひみつ道具以外のものは【番外】って枠でも作ってそこに入れてもいいかも -- 名無しさん (2023-12-31 14 02 47) 万能ペットフード・グルメンなんてのもあったなぁ。全部書いたら100や200じゃすまなそう。 -- 名無しさん (2023-12-31 14 39 06) 一部は子供が誤飲しやすいから食べ物にするのはむしろ間違いなきもする。捨て犬団子とかとくに -- 名無しさん (2023-12-31 16 17 52) ↑4ミニ虎の巻とかフワフワ銃とかがひみつ道具として扱われているし、ドリーマーズランド関係の物もひみつ道具でいいと思う。 -- 名無しさん (2023-12-31 17 30 15) なぜドラえもんはペットを買えない野比家に住みながらすて犬だんごを買ってきたのか -- 名無しさん (2023-12-31 18 30 45) ↑むしろペットを飼っちゃダメだから犬を捨てるようじゃね? -- 名無しさん (2023-12-31 19 06 29) ↑2使わないから捨てようとしてたんだから誰かからもらったりしたんじゃないのか -- 名無しさん (2023-12-31 20 06 08) 桃太郎印のきびだんごの類似品をなぜ菓子類の項目に移動・ -- 名無しさん (2024-01-01 01 34 19) ↑について、動物用とは明言されてないと言われてるけど類似品なんだから元ネタの真下に書いた方が見栄えるとおもうがなぁ(作中では実際動物にしか使ってないから、動物用か動物も人間も用かはどっちにしろ証明しようがないんだから) -- 名無しさん (2024-01-09 23 49 34) ツキの月ってお菓子なのかな。萩の月がパロディ元ならお菓子? -- 名無しさん (2024-01-10 00 41 40) 「3分間カップ旅行」のカップ旅行セットは……カップヌードルみたいなひみつ道具だけど、食べ物ではないのでこれは除外か -- 名無しさん (2024-01-10 08 02 41) アラビアンナイトの例を見る辺り、何が出てくるかは知らなくてもイメージ読み取り機能は働くんだな のび太もどっかでそんな感じの使い方してた覚えがあるけど -- 名無しさん (2024-01-10 14 00 39) チューイングピザに関しては『映画ドラえもん超全集』でひみつ道具として扱われていたため入れて見ました。ほかの保存食は入っていなかったのでとりあえず今は除外と言うことで。番外項目作ってもいいかもしれませんね。 -- 名無しさん (2024-01-11 19 54 45) ファイヤーとうがらしはドラえもんが普通の唐辛子を食べ過ぎて唇が腫れてしまうという事態に…あと水田版では言バナナって言うのもなかったっけ? -- 名無しさん (2024-03-10 17 22 16)
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ドラえもん・ひみつ道具 289 名前:水先案名無い人 :04/11/06 05 38 24 ID yJ+wnJt+ 全ひみつ道具入場!! 縮小化は生きていた!! 更なるエネルギー転換装置を積み懐中電灯が甦った!!! 縮小ビーム!! スモールライトだァ――――!!! 時間旅行はすでに我々が完成している!! 机の引出タイムマシンだァ――――!!! 時間しだい増やしまくってやる!! 恐怖アイテム代表 バイバインだァッ!!! 正直に答えるなら女神ロボットがものを言う!! きれいなジャイアンメーカー きこりの泉!!! 真の護身を知らしめたい!! ひらりマントだァ!!! 飛行時間は連続8時間だが使用頻度なら全編オレのものだ!! ポケットの反重力 タケコプターだ!!! テスト対策は完璧だ!! 暗記パン!!!! 全ひみつ道具のベスト・インビジビリティは私の中にある!! お風呂覗きの神様が来たッ モーテン星!!! 盗撮なら絶対に敗けん!! 未来の様子見せたる タシーロ隊長 タイムテレビだ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 未来のバーチャル・リアリティー もしもボックスだ!!! 壁の中から超空間の輪が出現だ!! とおりぬけフープ!!! ルールの無い移動がしたいからワームホール(空間歪曲)になったのだ!! プロのワープを見せてやる!!どこでもドア!!! めい土の土産に巨大化とはよく言ったもの!! 光線の奥義が今 土壇場でバクハツする!! 22世紀流巨大化光線 ビックライト先生だ―――!!! 木手英一こそが地上最強の発明家だ!! まさかこのロボットがきてくれるとはッッ コロ助!!! 悪事を働きたいたいからここまできたッ 原理一切不明!!!! 無法のピット(ケンカ)アイテム 悪魔のパスポートだ!!! オレたちはウソで最強ではない真実で最強なのだ!! 御存知天の邪鬼 ウソ800!!! 攻撃の本場は今や腕の中にある!! ドカンと言われる奴はいないのか!! 空気砲だ!!! アブナァァァァァいッ説明不要!! 「フヒーッ、ヒ、ヒ、ヒ、ヒ。」 地球破壊爆弾だ!!! ミュータントは人間を征服してナンボのモン!!! 超能力生命体!! 本家恐ドラから人間製造機の登場だ!!! 世界はオレのもの 邪魔するやつは思いきり消し思いきり反省するだけ!! 存在消滅王者 独裁スイッチ 動物を手懐けに恐竜時代へきたッ!! 刷り込み現象チャンプ 桃太郎印のキビダンゴ!!! 存在感の無さに更なる磨きをかけ ”気配切り”石ころ帽子が帰ってきたァ!!! 今の自分に死角はないッッ!! 約束・厳守 Yロウ!!! のび太の大魔境の拳銃が今ベールを脱ぐ!! 映画から ショックガンだ!!! 読者の前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃える胞体 ロボット専用四次元空間内蔵秘密道具格納ポケット 正式名称で登場だ!!! タイムパラドックスはどーしたッ 時間の操作 未だ消えずッ!! 直すも壊すも思いのまま!! タイムふろしきだ!!! 特に理由はないッ 妹が萌えるのは当たりまえ!! セワシにはないしょだ!!! 日の下開山! ドラミがきてくれた―――!!! 世界で磨いた言語学!! 22世紀のバイリンガル・ゼリー 翻訳コンニャクだ!!! 利便性だったらこの道具を外せない!! 超A級便利袋 スペアポケットだ!!! 超一流ひみつ道具の超一流のタイムマシンだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ ドラミのタイムマシン!! チューリップ号!!! トラウマはこのロボットが完成させた!! 耳齧りの切り札!! ネズミ型ロボットだ!!! 青き機械が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ ネコ型ロボットッッ 俺達は君を待っていたッッッドラえもんの登場だ――――――――ッ 関連レス 292 名前:水先案名無い人 :04/11/06 06 06 36 ID vZ9VDGoQ 289-291 全体的にワロタが 真の護身を知らしめたい!! ひらりマントだァ!!! ここで腹筋切れたw コメント 名前
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登録日:2011/04/04 Mon 21 38 32 更新日:2024/05/01 Wed 17 06 19NEW! 所要時間:約 100 分で読めます ▽タグ一覧 22世紀末 ひみつ道具 コメント欄ログ化項目 ドラえもん マジキチ 一覧項目 人心掌握 何故作った 兵器 危険 危険なひみつ道具 大量の矛と盾 恐怖の増殖 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 時間操作 未来世界の倫理が心配になる 洗脳 犯罪の温床 禁忌 肉体操作 薄い本実行手段のオンパレード 開発したことが罪 開発者は悪魔 闇ドラ 「本当に恐ろしいもの」 それは決して、おばけや怪獣の類ではありません。 私達の、そしてあなたの心にもある「欲望」… それが爆発した時が、最も恐ろしいものなのですから。 小学館『ドラえもん テーマ別傑作選 恐ろし怖~い編』まえがきより 『ドラえもん』において、ドラえもんのいた世界(22世紀)では様々なひみつ道具が開発され、未来デパートなどで市販されている。 それらの中にはタケコプターのような便利な道具もあれば、なんとも汎用性の低い微妙なひみつ道具も多数存在する。 そしてもちろん危険なひみつ道具も…。 ここではそんな道具を一部簡単に紹介したい。 ※なお、一言に危険といってもベクトルやレベル、使い方などによって様々なので、ここになくてもコメントで挙げるなどしていただければ幸いである。 余談だが、ドラえもんの持っている道具は基本的に「セワシの家で貰える子供の小遣いでも買うorレンタルできる程度の値段」らしい。 つまり、 これらの道具は全て、子供が小遣いを貯めれば簡単に手に入る値段で一般市場に流通している。 という事実が一番恐ろしい。 ただしレンタル品はピンキリで、ドラえもん及びのび太の小遣い程度ではポンコツ品しかレンタル出来ない。そのポンコツ品が危険なのだが。 文明破壊系 使い方しだいでは惑星や文明を滅ぼしてしまう危険道具(XK)。 道具一覧 [部分編集] バイバイン 「バイバイン」に登場。 何でも無限に増やせる道具。 5分毎に二倍、四倍、八倍、十六倍(ryと指数関数的に増えるため、使い方によっては地球、いや宇宙がヤバイ。 詳細は項目参照。 実物カメラ 後述するフエルミラーの完全上位互換。写したものが後で実物として出て来る。 悪用すれば何でも自分のものになるとんでもない道具。 あらゆる物体を写真に封印する「チッポケット二次元カメラ」の対極に坐する道具である。 ちなみに登場したのはアニメ版1996年放送のXマスSP「サンタメール」で、切手のことを知らずメールを友達や子供達に配ってしまったのび太が責任を取るためプレゼントを配ることを決意したため、協力を申し出たドラえもんが「デパートの人には悪いけど」と言いつつ使用した。(原作では「タイムふろしき」による廃品リサイクルとフエルミラーの併用) ちなみに原作漫画にも実物カメラと同様の道具として「タイムコピー」や「まほうのかがみ」があり、前者は時間軸と場所を指定すれば、後者はフエルミラーと同じ方法で本物と全く同じコピーを無制限に増やせる。 ……未来の世界で経済活動はどうやって行っているのだろう?それとも22世紀ともなれば我々の考えもつかないような経済活動が行われているのか。 なお、『クレヨンしんちゃん』にもこれをモデルにした「飛び出しライトガン」という道具が登場する。 イキアタリバッタリサイキンメーカー 「へやいっぱいの大ドラやき」に登場。 バイバインによる無限くりまんじゅうはあまりにも有名だが、こちらも十分に危険。 様々な働きをする細菌をお手軽かつ自由に作ることが可能というバイオテクノロジーな機械だが、名前の通り完全に行き当たりばったりな為狙った働きの菌が作れるとは限らず、凄まじく危険な細菌を作り出してしまう可能性もある。 作中でのび太は空気からドラ焼きを作る(つまり空気がある限り無限に巨大化し続ける)「ドラや菌」を作ってしまった。 『ザ☆ドラえもんズ スペシャル ロボット養成学校編』ではあらゆる金属を腐食する細菌がばらまかれ文明が崩壊し、石器時代に逆戻りしたことも。 何その月光蝶。 地球はかいばくだん/ジャンボガン/熱線銃 なぜ作ってしまったのか、なぜ市販したのか、そしてなぜ個人が買えるのか。 それぞれ「ネズミとばくだん」の回で登場。 ジャンボ・ガンは戦車を一発で破壊し、熱線銃は鉄筋コンクリートのビルを煙にする威力を持つ。 地球はかいばくだんはいわずもがな。そもそも初出時はそのまんま「原子爆弾」であった(原子核っぽいマークが書かれているのは変化なし)。 もはやひみつ道具というよりただの大量破壊兵器であり、ドラえもんはこれらをネズミ退治の為だけに所有している。 ちなみに地球はかいばくだんは、後に恋のライバル(猫)が出現した時にも出していた。 空想科学読本では「牧歌的なドラえもんの世界で仰々しすぎる名前の道具」と説明され、「過去を変えるために送り込んだロボットに先祖が殺されて自分も消滅したらセワシはたまったもんではなかろう」と突っ込まれた。 瀬名秀明氏作の小説版『のび太と鉄人兵団』では、「その後、どんな危機に陥っても取り出した事は無かったので一種のこけおどし爆弾だったのだろう」と語られている。 ただしこれはあくまでも氏の小説内の設定である。物語の都合上、上手く使えればあっさり解決するし。 原作では実際に使用されたことがないために「しょせんジョークグッズでは?」と思う人もいるが、取り出した時の状況から少なくともドラえもんはマジモンの爆弾だと思っているはずである。 ジョークグッズだとしてもドラえもんがそれを知らなかったとするなら一応は矛盾しないのだが、この項目の各種道具の存在からしてもジョークグッズの類だとは断定できない。むしろ本物の可能性のが高い。 そして水田アニメ版「未来世界の怪人」には「超高性能爆弾」なる代物が登場。効果は地球はかいばくだん同様、惑星1つを木端微塵にしてしまう。 用途としては「地球に隕石が迫って来た際、それを破壊するため」と作中で明確に述べられている。いや、述べられてしまった。 外観は手で持てる程の丸い球体でスイッチが1つついている。運びやすさ、手軽さを考慮すると地球はかいばくだんの上位互換と言っても差し支えない。 少なくともアニメでは、上記の超高性能爆弾の存在を考えると、むしろ言葉通りの効果でもおかしくない状況になってしまっている。 そして更にわさドラ「ネズミ年だよ!ドラえもん」では、地球はかいばくだんや超高性能爆弾を鼻で笑うレベルの代物「銀河はかいばくだん」が登場。読んで字の如く銀河を木端微塵にしてしまう爆弾である。 アニメではネズミを見てパニックになったドラえもんが「天の川銀河(*1)もろとも吹き飛ばしてやる!」と物騒な台詞を言いながらこの道具を取り出した。 しかもこの銀河はかいばくだんは、アニメ内でチラッと触れられた超高性能爆弾とは違い公式サイトで「銀河を破壊することが可能」と明言されてしまっている。 つまりドラえもんはアニメ内でマジで銀河を破壊することができるトンでもない物を取り出していたことになる。某作品のラスボスですら太陽系を吹っ飛ばすのが精一杯だった事を考えるとドラえもんはRPGのラスボスとしても充分な実力を誇るロボットということになる。 こんなえげつない代物でも一般的な子守ロボットのドラえもんが小遣い程度の価格で気軽に買える(はず)。いろんな条約とかどうなってんだろね。 そしてこれによりアニメの地球破壊爆弾が本物だった可能性がますます高まった。 瀬名氏やファンの解釈を逃げ道を塞いだ上で全力で轢き潰していくアニメの所業。 ちなみに『ザ☆ドラえもんズスペシャル』では「プラズマ兵器はあまりに強力なため研究することすら禁止された」というセリフがあるが、地球破壊爆弾は作中で普通に言及されていた。どんだけ恐ろしい発明なんだプラズマ兵器…。 田中道明版の漫画『ザ☆ドラえもんズ』では、ドラえもんが手のひらサイズの「ミニ地球破壊爆弾」を取り出し、周囲の山を崩して洪水を止めるために使用した。 なお、ジャンボガンは先の『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』で改造型が登場しており、こちらは実弾兵器ではなく巨大なビームガンになっている。 原子核破壊砲 「ぼく、桃太郎のなんなのさ」で、 ドラえもんが鬼退治のために取り出した道具。作中では未使用に終わったものの、こんな代物が一般流通している未来の世界は一体…… ひろびろポンプ 「ひろびろ日本」に登場。島を大きくするのだがその結果として寒流と暖流がごっちゃになったり海の面積が狭くなって異常気象が多発したり洪水が起きたりした。これを世界中の島で使ったらどうなるのだろうか。 次元爆弾 誤記ではない。時限バカ弾でもない。『ザ・ドラえもんズスペシャル』の「クレオパトラの眠り」でドラえもんがあれでもないこれでもない方式で偶然出した道具。 何の伏線も無しにいきなり登場し、一度でも起爆すれば周囲の時空間が歪み、無理矢理別の空間にワープさせるというとんでもない効果を持つ。 のび太はこれを投げてショックガンで撃つことで、地球を吹き飛ばそうとした守護神獣スフィンクスをまるごと宇宙空間に転移させた。 スフィンクスはどう小さく見積もっても十数mはあるので、嫌いな奴を家ごと宇宙にワープ、なんてことも可能である。 バリヤーポイントやひらりマント、安全カバー等で守られていようが、座標空間ごとワープしてしまうのでもうどうしようもない。 地球破壊爆弾といいこれといい、こんなろくでもない道具をなぜドラえもんは購入したのだろうか…。もしかして地球の危機に慣れ過ぎてしまったとか…? 年月圧縮ガン 「ハワイがやってくる」に登場。 長い年月を一瞬で経過させる光線を放つピストル。簡単にいえば銃型のタイムふろしき。 種を植えたばかりの畑に照射すればたちまち育って実が成り、鍾乳石に当てればタケノコのごとくニョキニョキ伸びていく。 つまり、人間に向かって照射すれば猛烈な勢いで年を取って瞬時に白骨死体と化すはずである。 喩えるならば『BLEACH』の第2十刃バラガン・ルイゼンバーンの「死の息吹(レスピラ)」。 相手に寿命が存在しさえすれば、当たった瞬間にその運命が決まるというある意味最強のひみつ道具とも取れる。 みなさん、こんな代物でも市販品ですぞ!! それだけでも恐ろしいのだが、更に恐ろしいのが太陽にあてて50億年ほど時間を進ませれば 太陽系もろとも地球を消滅させることもできる。 改めて、なぜこんなものが市販されているのだろうか。 作中ではハワイを30分以内で日本沿岸まで引き寄せるという無茶苦茶なことをやったが、よく地震が発生しなかったものである。 …というかこれ効果範囲地球全体に作用しているのでは……? ちなみにマイナスモードで使うとターゲットの時間が戻る。 のび太は地球から少しずつ離れる月を戻そうと使ってドラえもんに止められていた他、阿寒湖のマリモを大きくしすぎた際に戻していた。 正確グラフ 「グラフはうそつかない」、わさドラ「誕生!大統領のび太」に登場。 項目を書くことで正確にデータを表してくれるが書きたすことで強引に書いた通りのデータになるようにする。 これのせいで、のび太は「よいあたま」の棒グラフがドベだったのを見て腹を立てて改竄したせいで、 描き加えた部分の棒がグラフから出てきてムリヤリ勉強させられてしまった。 …まだ恐ろしさがわからない? 例えば、この道具で「犯罪歴」と書いて他人のグラフを書きたすことで、棒を嗾けて相手に無理に犯罪を犯させることができる。 それだけでも危険だが、莫大な二酸化炭素、温室効果ガス等の排出量や、地球の平均気温を100度にするなどのことを書き足せば、人類滅亡待ったなしである。 進化退化放射線源 「進化退化放射線源」、「のび太の創世日記」に登場。 こちらは当てた対象を時間の経過ではなく進化した姿、あるいは退化させた姿にするビームを放つ。 ラジオを進化させればラジカセや腕ラジオに、犬や猫を進化させて人間並みの知能を持たせることが可能である。 しかし、生物を進化させ続けると恐竜などになってしまうこともあるため極めて危険。 また、知能を持った動物が反逆を起こし、世界を乗っ取られる可能性がある。 実際『のび太のワンニャン時空伝』においては進化させ過ぎたネコ(ネコジャラ)がドラえもんのタイムマシンを奪って現代に攻め込もうとしていた。 だがそれ以上に恐ろしいのは、対象を退化させられること。 人間相手に放てば猿人に戻り、さらに戻って単弓類などに戻り、挙句の果てには原核生物にまで戻るんじゃなかろーか? 退化放射線をばらまけば、それこそ世界滅亡待ったなし。こんなのも市販なのだ……!!(*2) 実際、この強制退化戦法は『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』で途轍もなく強い恐竜フェニキアに刃が立たなかったドラえもんがやろうとして、敵キャラの妨害で逆に進化させてしまい、翼が生え口から火を吐くなどもっと強くなるという最悪の結果を招いてしまっている。 「放射線」という言葉が引っかかったのか、現在では「進化退化光線銃」「進化退化ビーム」と名を変えて登場している。 クルパーでんぱ/おかしなでんぱ、クルクルパー光線銃 「おかしなでんぱ」でガチャ子が使用した道具。 該当項目参照。効果は最早戦略兵器である。 未知とのそうぐう機 「未知とのそうぐう機」に登場。 簡単なボタン操作で異星人を無作為に呼び出す。 特に用が無くても呼び出せてしまうので、相手の機嫌を損ねた場合、それこそ「宇宙戦争」にもつながりかねない。というか実際戦争になりかけたことがあるらしい。 あげさげクリ 「上げ下げくりであとまわし」で登場。やるべきことや起こることを後回しにしたり早めることができる。 つまり「太陽が膨張して太陽系が消滅するの50億年繰り上げ」といえばその場で地球は終わりを迎える。 一応、作中では明日に提出する宿題をやっていなかったのび太が「明日が来るのを一日繰り下げ」と言ったような可愛いことしかやっておらず、使い方次第では便利な道具とも言えるが、それでも上記のような危険な物事が起こる可能性は否定できない。 ミニブラックホール 「のび太のブラックホール」に登場。 ほんの小さなかけらを食べると、大食いができるようになる道具。 ただし、容器に入ったブラックホール丸ごと全部を食べると、星一つを飲み込むほどの威力になるらしい。そんなの市販して大丈夫なのか……。 文庫版では吸い込めるのが「家一つ」になっている。それでも十分凶悪。 一応「ブラックホール分解液」という、効果を取り消す薬は存在する。食べたもの全部戻す副作用付きで。 流れ星ゆうどうがさ 「流れ星ゆうどうがさ」に登場する洋傘とパラボラアンテナを足し合わせたような道具。 気軽に流れ星を観測することが出来る道具だが、問題はその誘導地点が極めて狭すぎることで、誘導傘そのものの所目掛けてしか誘導できない。 つまり、大気圏突入で燃え尽きないほどデカい隕石をウッカリ引き寄せてしまった場合、そのまま直撃する。 デカいのが来たと思ったら急いで逆噴射ボタンを押して押し返す必要があるので一瞬たりとも気が抜けない。こんなもんを市販するんじゃねえ。 アニメではジャイアンが使用し、流星群を引き寄せてしまい、降り注ぐ流星群から逃げ回るオチになった。 ちなみに流星はテニスボール大でも、二階建て家屋の屋根瓦から床下まで貫通する威力であり、直撃すれば人体など木っ端微塵である。 地球エンピツ/地球消しゴム 「ポラマップスコープとポラマップ地図」に登場。 セットとなっている「ポラマップ地図」にこれらで地形を書き足したり、逆に消したりすると、実際の地球上の地形にもそれが反映される。 ……人間がいる地点を追記・削除するとどうなることやら。 のぞみ実現機 「やりすぎ! のぞみ実現機」に登場。 どんな願いでもみんなみんなみ~んな、か~なえってく~れるっ♪…道具。 ただしその叶え方の程度の調節が難しく、非常に極端な形で叶ってしまう場合も。 たとえば「ジャイアンをひどい目に遭わせる」という願いでは危うく10tトラックにはねられかけた。ひどい目すぎるわ!! 「明日のテストが無くなってほしい」というのび太の望みに対する結果が「マグニチュード9の大地震が関東地方に発生し、数百万人の犠牲者」とかいうテストがどうってレベルじゃねえ事態になったりする。 流石にまずかったので一番軽い設定にしたら、「寝坊して受けられなかった」という結果になった。 まともに使用する場合、作中でのび太が行ったようにタイムテレビ等を併用して未来の様子を確認しながら程度を調整し使用していくことになる模様。 世界変換マシン わさドラ版「その日、すべてがネズミに!」に登場。24時間かけて世界を自由に作り変える道具。 一見もしもボックスに近いが、パラレルワールドに移動するあちらとは違い、 現実世界を完全に自分の思うがままに作り変えることができるというとんでもない代物である 。 作中ではドラえもんが「ネズミのいない世界」を作ろうと使用したが、打ってる途中でママに呼ばれて席を外したおかげでタイトル通り全ての生命体がネズミと化す事態に。おまけに本人達は世界が書き換えられた事実に全く気付いていない始末。 立体パズルハンマー わさドラオリジナルエピソード「立体パズルハンマー」に登場。 一見するとピコピコハンマーに見えるが、これに叩かれた物体は、立体パズルになる。ダイヤルを回すことでパズルのピースの数を調節し、完成されると元に戻る。 しかし、逆に言えば元に戻すためには組み立てなくてはいけない。 当然だが途中でわからなくなったりピースを紛失したら詰みであり、先述の場合はパズルが得意な人に組み立ててもらうしかない。 また、生物にすら使用可能であり、その場合はほとんどのパーツを組み終わってから喋り出す。 もしこれを地面に落としたら簡単に地球滅亡である…と思われたが地面に落としても反応しなかったため多分リミッターはあるんだろう。 「というかタイムふろしき使えば良くね?」とツッコミが入るのはお決まり。 フェスティバルーン わさドラオリジナルエピソード「フェスティバルーン」に登場。 この機械に開催したい祭り、例えばアニヲタWiki祭りなどを紙に書いてこの機械に入れればそのお祭りが開催される。 ただし祭りの名前を内容にむすびつけて正確に書かないと、別の祭りになったりすることもある。 ここまでの説明だと、便利な道具に思えるかもしれない。しかし祭りの内容によっては文明を崩壊させるレベルの祭りをやることも可能。 たとえば戦争祭りや、殴りあい祭りなどなど。また複数同時開催も可能。幸いボタンを押せば、すぐに祭りを中止できる。 倫理崩壊系 目的が非人道的かつ陰湿な道具。そこまでいかなくても犯罪を助長するような道具も含む。 道具一覧 [部分編集] のろいのカメラ 「のろいのカメラ」に登場。 ドラえもん曰く「一生使わないと思っていた」「悪魔の発明」。 写真を撮った相手の人形が出現し、その人形に加えた事が本人にも影響するカメラ型のひみつ道具である。 いわば、痛覚が対象に直接効く藁人形。 ……想像してほしい。この道具でできた人形が壊れたらどうなるのか。 幸い子供がノコギリを使っても切れない程度には頑丈のようだが(ドラえもんがロボットだから切れなかった可能性もある)、それでも遠回しに生殺与奪の権を他人に握られている状態に…… サーフィスとかザエルアポロとか言うな。サーフィスは自分を「コピーロボット」と例えているけど。 後にF先生は「ヨドバ氏シリーズ」という青年漫画の一篇『丑の刻禍冥羅(カメラ)』にて本作をリメイクし、その作品内でついに死者を出してしまった。 別の作品とはいえどシャレにならないようだ。ドラえもんは子供向け漫画だから破壊は出来なかった様子。 なお、スネ夫の人形に水を掛けた時、明らかに掛けた量以上の水が出ており、これを利用して人形に石油や金、プラチナ等増やしたいものを掛ければかけた物を無造作に増やすことができると考えられる。もちろんぶっかけられる方はたまったものではないだろう。 自動ぶん殴りガス 「自動ぶんなぐりガス」に登場。 ガスを硬い物に吹き付け、その硬い物にぶつけさせたいものを言うと、どんなに離れていてもそれが全力ダッシュしてきて自ら頭をぶつけるという道具。 そのあまりに暴力的な名称故に、バラエティ番組『Kis My Fake』で取り上げられた際には、アイドルグループのKis-My-Ft2が「子供に夢を与える漫画でぶんなぐりwww」と大爆笑していた。そりゃそうだ。 ぶつけさせたいものはひとつにつき1種類しか指定できないが、専用のマイクを使えば他のものも指定可能。 作中ではマイクを間違ってしずかちゃんが拾ってしまい、のび太がひたすら電柱に突進し続けることとなる。 悪魔のパスポート 「悪魔のパスポート」に登場。 提示さえすれば何をしても許してもらえる究極の免罪符。少なくとも親告罪の類はやり放題になる。 22世紀の治安が非常に不安になる道具である。 幸いのび太はゴミ箱を蹴倒す、スカートめくり、酷くても小遣い程度の窃盗くらいの軽いもの(のちに良心が働き、窃盗品の返却、ゴミ掃除などをしたくらい)だった。 あなただけの物ガス 「あなただけの物ガス」に登場。 そのまんま。このガスを吹き付けられたものは吹き付けた人のモノになってしまい、他者の干渉が(ほぼ)不可能になる。 人に吹き付けた場合NTRどころか、人権完全無視の強制労働だって可能。 イイナリキャップ 「イイナリキャップ」に登場。 矢印マークの帽子(送信側)と、レーダーマークの帽子(受信側)の2つからなる道具で、受信側は送信側の言いなりとなり、逆らうことは絶対にできなくなる。 …つまり、相手を自分の奴隷にすることができるというとんでもないものである。 これにより危うくのび太はライオンにバターを塗られて食べられかけた。 ただし、もみ合うなどして自然に取れる、誰かに取ってもらうなどの要因で脱ぐことは可能。 それができなかったらやばいだろうが、最後のセーフティは組み込まれているようだ。 また動物が帽子をかぶった場合、送受信どちらであっても人間の言葉で話せるようになる。 魂ふきこみ銃 「魂ふきこみ銃」に登場。 後ろの口当てに息を吹き込みながら引き金を引くことで、自分の魂の片割れを対象に打ち込み、相手の体を乗っ取る非常に悪質な道具。これが六道骸か……。 撃たれた相手は虹彩が真っ白になり、思い通りに動くことは勿論、好き放題にセリフを言わせることも可能。 相手の体に魂の片割れを憑依している間は視聴覚を共有しているため、操っている相手を動かす事で遠方の相手を探す事も可能。 それこそどんな命令も思うがままの鉄人28号状態になるわけで、極めて陰険な道具と言えるが憑依者が知らないことに関しては操れない。 なので「お前の口座の暗証番号を教えろ」などと言っても応えてくれるわけではない。 アンケーター 「しずちゃんの心の秘密」わさドラ「いそうろうジャイアン」に登場。 相手の髪の毛や爪などの身体の一部を機械にセットすることで、遺伝情報を解析し、画面に映った本人が知っていることを喋ってくれる。 ドラえもん曰く「嘘をついたり隠し事をしたりしない」そうなので、どんなプライベートな情報でも引き出せてしまう。やろうと思えば上記では聞き出せなかった口座の番号も聞ける。 本人が隠したいことについては軽く聞いただけでは口を濁すことはあるが、強く尋ねれば結局答えてくれる…。 十円なんでもストア 「十円なんでもストア」に登場。看板にお店の名前を書けばなんでも十円で買える。ただし一枚の看板でかえるのは一枚だけ。 看板が高いのかもしれないが看板に未来デパートと書いて「かんばん用紙」と書けばいいだけなので… なんなら未来デパートもこれ一つあればいらないレベル。何故一般市場にこれがある・・・。 デビルカード 「デビルカード」に登場。 身長(1mm)と引き換えに300円を手に入れる道具。1mm未満になる場合はこの世界から消えてなくなるらしい。 普通に使えばそう高くない限度があるが、ビッグライトやアットグングンSと併用すれば簡単に金持ちになれそうだ。 というか実際ビッグライトと併用してのび太の消失を防ぐ羽目に。 流石に制約くらいはあるのだろうが、資本主義社会を根本から否定しかねない正に悪魔のカードである。 なお、このカード自体は厳密にはひみつ道具(ドラえもんの道具)ではなく、「悪魔ット(魔法陣の描かれたマット)」によって呼び出された悪魔がくれたものである。 未来小切手帳 300円じゃ足りんという人に。 「お金がわいて出た話」に登場。 この道具で紙に数字を書くとその数字が額面のお金となって使用できる夢のような道具。 だが、実はその金は未来に借金をして使ったことになっている…。 要するにクレジットカードの発展系みたいなものである。 生涯賃金を超える額を使おうとした場合にどうなるかは不明だが、無条件の給付ではない以上「ご利用は計画的に」というのは今も昔も未来でも変わらない真理なのだろう。 円ピツ 「円ピツで大金持ち」に登場。 紙に数字を書くとお金として使える。 だが、正式名称は「アルバイト料先払い円ピツ」。 つまり、使った額を労働で返さなければならない。 もしも車や宝石、家などの高額なものをこれで買った場合、一体何時間働かなければいけなくなるのだろうか…? ただし本編ではドラえもんが宿題のあるのび太の代わりに働いており、必ずしも使用者本人の労働でなければならないというわけではないようだ。 ムリヤリキャッシュカード 借金なんかしたくねえって人に。 「ムリヤリキャッシュカード」に登場。 見た目は中央に穴の開いたキャッシュカード。 暗証番号を予め設定しておき、穴から誰かを覗きながら金額と暗証番号を言えば現金がカードから出てくる。 現金は覗かれた対象の所持金から引かれている。現時点で持っていない場合は、その人が未来で手に入れる金から引いてしまう。これを使えば嫌いな奴から無限大に金を引き出して破産させることもできるぞ! イシャ料しはらい機 言葉を紡ぐのが面倒な人に。 「ポカリ=百円」に登場。 あらゆる危難に対し慰謝料を無理やり分捕ることのできる機械。 設定を「1回目が合うごとに1万円」とかにすれば相手をたちまちド貧乏に… そうです、リミッターなんてありません。 だが未来の金から奪うことはないようで、相手が一文無し(所持金だけでなく、衣服を含む相手の所有物が全て消滅した状態)になったらおしまい。リミッターかける場所が違うだろうに… お年玉ぼ金箱 「おとしだまぼきん」に登場する。募金箱のように首から吊り下げて、効果をONにすると、この箱を見ると、誰でもお年玉をあげたくなってしまう。 箱の横のダイヤルを回すと、お金をあげたくなる電波を強める事が出来、上げすぎると周囲の者が全財産をあげたくなってしまう。 だから制限ぐらい付けろよ! フエール銀行 他人に迷惑をかけたくないという優しい人に。 「フエール銀行」に登場。 この銀行の通常預金の利子は1時間ごとに1割と非常に高く、預けた金額が10円でも一週間待てば8994万3774円と一気に大金持ちになる。 さらに利子が高い定期預金(1ヶ月定期で1時間2割、1年定期で1時間5割)。 途中解約が不可能であり下ろせるまでに長期間かかるが、当然預金額は普通預金の比ではない額まで膨れ上がる。 真面目に計算すると、1ヶ月定期ならば10円が1ヶ月後に100阿僧祇円(0が58個)になる。億は8ケタなので、単位ですら億の12個上。 大国の国家予算とか世界屈指の大富豪の総資産とかそういうレベルすらはした金、世界中の貨幣をかき集めても到底及ばない。 また1年定期だと期間が終わる頃にはおよそ1500桁以上の金額まで到達する。普通に計算すると確実にエラー吐かれるレベル。もはや何も言うまい。 なお、くれぐれもこの銀行で借金はしないように。利息はなんと1時間2割。カイジに比べたら遥かにマシだが後で酷い目に。 早く返さないと前述の「イシャ料支払い機」同様持ち物が強制的に差し押さえられ、どんどん消えてしまう。 こんな道具が出回った日には世界経済はインフレを通り越してジンバブエドル状態になって崩壊待ったなしだろう。 ……というかこれといいデビルカードといい無理矢理キャッシュカードといい金を産みだすばかりの道具がありふれている22世紀で経済事情はどうなっているのだろうか。 そもそも、融資より(定期)預金の利息の方が高い事から考えて普通の銀行と同じシステムで金を増やしているとも考えづらい。22世紀の経済は一体(ry もしかしたら、電子決済が発達しすぎて紙幣は子供のオモチャ同然になってしまっているという皮肉なのかもしれない。 ポータブル国会 「ポータブル国会」に登場。 国会議事堂の形をしたポストのような道具で、法案を投函すると採決すらすっとばして全国でそれが施行される。 多数決も三権分立も何もあったもんじゃない、民主主義の崩壊である。 ただし、あまりにも個人に有利になる法案を入れ過ぎると「カイサン」という音声とともに自壊する。リミッターはあったようだ。 大統領の本 わさドラ「誕生!大統領のび太」に登場。 本のかたちをしたこの道具で、これに手を置いて宣言をすると「大統領」になることができ、さまざまなルールや政策を実現させることが出来るというシロモノである。 前述のポータブル国会のアメリカ版といえるだろう。 真実の旗印 「『真実の旗印』はつねに正しい」 に登場。 これを持って言ったセリフは、全てその世界の常識となる。 すなわち、相手の前で「君は僕に過去にひどいことをしたから、一生タダ働きして罪を償うと言ったじゃないか」と言えば、テイのいい奴隷が手に入るわけだ。 旗を体から離すと効果は消え、騙された人々も正気に戻る。 似た道具に、どんなデタラメを言っても相手が信じてしまうクチバシ型の道具「うそつ機」がある。 ただし、こっちは使い方を間違えると元に戻せなくなるリスクあり。 命れいじゅう 「命れいじゅう」に登場する。 誰かにさせたいことを命令として紙に書き、それをカプセル状の弾丸に入れ、この銃に装填して撃つと、撃たれた相手は意思に反してその命令通りに体が勝手に動く。 撃つ相手は人間だけでなく動物でも有効で、その動物の性質上無理があることでも可能。 ミントデミント わさドラ「目ヂカラにご用心」に登場する。 ミントタブレットみたいな形で、これを食べると目ヂカラが強くなり、見つめるだけでどんな相手にも信用してもらえるようになる。 大量に食べると目力が強くなり、相手を吹き飛ばすほどの衝撃波が出る上、炭酸飲料と一緒に食べると更に強力になり、目からコンクリートを切断するほどの光線が放出され、食べた者は気を失ってしまう。効き目が短いのが幸い。 シテクレジットカード 「してクレジットカード」に登場する。このカードに頼み事を書いて誰かの身に付けておくと、相手はそれをせずにはいられなくなる。 ただし、本来やりたくない頼み事の場合は、心の中で葛藤が起こるため、行うまでに時間がかかるが、結局やる。 自信ぐらつ機 「自信ぐらつ機」に登場。 真実の旗印とは逆に、相手の自信を失わせることでこちらの言いたいことを信じ込ませる道具。宗教っぽさとか独裁者っぽさはこちらの方が上である。 商売の場で使用すれば無限大の利益が手に入るだろうし、真実の旗印同様相手の人権を剥奪することもたやすい。 いわば人間社会そのものを破壊しうる可能性のある道具である。 ただし、こちらは相手にアンテナを付ける必要があるため、アンテナの本数という人数制限がある。 また、自信を失った相手が想定外の行動を取る事もある。 作中ではアンテナを付けられたドラえもんが、のび太がひみつ道具を使って調子に乗る姿に失望し、未来に帰ると言い出してしまった。 尤も、ドラえもん自身も序盤でこの道具を使って相手を強引に言い負かしているので、この話ののび太のことを悪く言える立場ではないのだが。 アリガターヤ 「アリガターヤ」に登場。 天使の輪のような道具で、これを頭の上に浮かべ何か発言すると、紫の霞が発生し、発言をありがたい言葉に変え、周囲の人間が使用者を崇め奉るようになる。 要は使用者を「教祖様」、周囲の人を「狂信者」に変えるというとんでもない道具。 「なあみんな、カラスは白いよな」 「真っ白でございますとも!」 狂ってやがる。 ただしこれも風が吹けば飛んでいく。しかも、乗っかりさえすれば犬などの動物でも使用可能な仕様。 似たような道具に通した音を全て感動的にする「ジーンマイク」があるが、これはせいぜいアイドルになれる程度。 王様の椅子 「のび太王にはさからえない」に登場する。この椅子に座った者が他人に命令すると、命令された者は絶対に逆らうことができなくなる。 これだけでも酷いが、人だけではなく、自然現象にも命令することができる。 作中では「私に雷を落とせ」と言ったジャイアンに、雷が直撃した。 ぬれぎぬ わさドラ「ぬれぎぬを着せよう!」に登場する。これを誰かに着せると、たとえ自分がやった証拠があっても、着せられた人に罪をなすりつけることができる。 とれば効果は消えるが、これも「いいなりキャップ」と同じく着せられた人が自分で剥がすことはできず、ぬれぎぬをつけていない人物にとってもらうしかない。 ペットホイッスル ペットにしたいものに対してボタンほどの専用チップを取り付けてこの笛を吹くと、それをペットにすることができる。 動物はもちろん、無機物をも意志を持って動くペットにすることができるが例によって人間相手にも使用可能。 作中ではジャイアンがのび太のペットにされ、ご主人様の言うことを何でも聞く奴隷と化した。 語尾に「わん」をつけ、小屋を作って欲しいとお願いするなどペットらしい思考回路になる他、満足したのび太がチップを外そうとしても「ご主人様とずっと一緒にいたいわん!」と言って抵抗する様子も見られた。 ドラえもんは「ちゃんと責任もって飼うんだぞ!」と言っていたが、明らかにそういう問題じゃない。 コロコロの後輩(といっても別冊コロコロだが)にも似たようなアイテムが。こちらは立場どころか知能までペット=動物レベルまで落ちる。 メモリーディスク 「メモリーディスク」に登場。 CDのようなディスク型の道具で、人の頭上を目掛けて投げると、その人の頭上でディスクが回転し、その人の1日分の記憶を脳から抜き出す。 その記憶は、専用のプレーヤーで映像として見ることが可能。 更に、ディスクをマジックで塗り潰してから戻すと、その部分の記憶を忘れてしまう。 その他、ありもしない偽の記憶を植え付けることさえできてしまう。 ただ忘れさせるだけなら「ワスレンボー」「ワスレバット」「忘れろ草」など他の道具もあるが、記憶の内容を改竄してしまうという点は、悪用された場合かなりヤバイ。 アスレチックハウス 「アスレチックハウス」、わさドラ「無理矢理アスレチックスクール」 に登場。家に仕掛けることで家の中が運動施設になる。 のだが底が見えないほどの大きな穴や逆向きに動くエスカレーター等明らかに危険で場合によっては大怪我や、最悪死亡になんてことになりかねない。 学校やデパート等の人が沢山集まる大型施設で発動したらどんな大惨事になるかわかったものじゃない。 わさドラでは実際に学校で使い、ドラえもん達が一晩中かけて攻略する羽目になってしまった。 なおわさドラでは「使用中他の秘密道具は使用できない」という更に酷い仕様になっている。 「ジャイアンが1000人!?」では「アスレチックハウス アウトドアバージョン」という派生種が登場している。 シナリオライター 「ライター芝居」に登場。 誤記ではない。 大きめのライターであり、中に入れた文書を焼くことでその通りの内容を現実に起こすことが出来る。 例えば「のび太は3時に貯金箱を取り出しドラヤキを買ってくる」と書いて燃やした場合、3時になると何をしていてものび太は貯金箱を掴み、泣こうが喚こうが脚が勝手にお菓子屋に向かっていく…という実にひどい道具。 字さえ間違えなければ完全犯罪だって……? 階級ワッペン 「階級ワッペン」に登場。 未来の子供達が軍隊ごっこに使用するオモチャ(階級は日本陸軍がモデル)らしいが、これをつけると上位のワッペンをつけた人には絶対逆らえなくなる。 勿論、つけられた服を脱ぐことで効果を消せるが、事前に「服を脱ぐな」といっておくことでその穴すら塞がる。 ちなみに『新ドラえもん全百科』ではサメに貼り付けてペットにしていたので、おそらく地肌に張っても効果がある。や、ヤバすぎる…。 オーケーマイク 手持ちの小型ペンマイク型の道具。 「オーケーマイク」に登場。 シナリオライター以上に手っ取り早い「命令系ひみつ道具」であり、語った台詞を聞いた相手は常にその通りにしてくれる。 勿論本人の意思などすっ飛ばし、「逆立ちしろ」「踊り続けろ」などの無茶振りでも、本人の意思を無視して肉体を勝手に動かす。 ドフラミンゴが能力を使って同じようなことをやってましたね。 同じような道具に「命令銃」があり、こちらは「シナリオライター」のように文章を書いて弾に込めることで撃った相手を操る。なんか能力バトルものにありそうだ。 こころふきこみマイク 「こころふきこみマイク」、わさドラ「ウラシマキャンディー」に登場。 上記のオーケーマイクの完全上位互換とも言える道具で、相手にさせたいことをマイクに告げるだけで、相手が自主的に命令通りの行動をするようになる。 これだけ聞けばオーケーマイクと同じ道具と思うかもしれないが、この道具の恐ろしいところは「心吹き込み」とあるように、相手の意志や精神に干渉すること。 すなわち無理矢理何かをやらせたり洗脳するのではなく、マイクに吹き込んだことを相手が自分の意志で「心から実行したい」と考えて行うのだ。 更に、相手は「道具を使われて命令された」あるいは「自分が知らない間にこんなことをしてしまっていた」等という感覚は無く、「自分がやりたいと思ったからやった」と考えているので、命令系や洗脳系ひみつ道具より遥かにヤバい代物と言えるだろう。 ただし相手の精神力が強い場合(例えば原作のジャイアンのように「のび太に絶対謝りたくない」と考えている等)は、何度もマイクで命令しないと命令通りの行動をしてくれないこともある。 要は強制力こそ及ばないが、うちはシスイの「別天神」と同じ効果がある。 洗脳系と命令系、どっちがよりイヤな道具だと思いますかみなさん。 機械化機 「機械化機」に登場。 オーケーマイクより更に強引度が高いマシン。 生身の動物をAIBOやゾイドに変える道具…というわけではなく、比喩としての機械にすることが出来、相手にその機械の持つ機能を付けることができる。5種類まで登録可能。 すなわち、これを使えば人間をラジコンにでもストーブにでも掃除機にもできる。勿論本人に拒否権はない。 未来の世界に人権って概念は無いのか……!? 他のひみつ道具にも言えることだが、本来は自分に使う道具であり他人に使うのは想定外なのだろう。なのだが手をアイロンにした場合自力でスイッチが切れない。 やはり危険には違いない。 また、恐らく他人の持ち物やお店の商品もコピー可能だろう。 ソノウソホント/ウソ800(エイトオーオー)/アトカラホントスピーカー それぞれ「ソノウソホント」、「帰ってきたドラえもん」、「アトカラホントスピーカー」に登場。 この道具を使って言ったことは全て本当(あるいは嘘)になる。 ファンの間でも度々最強のひみつ道具として候補に挙げられる。何せ自分の願望が無制限に、リスク無しに叶えられるのだから。 うまく使えば非常に有効な道具であろうが、もしも危険な発言、例えば「世界が滅びる」的なことを言った場合は想像するだに恐ろしい…。 一応日テレ版ではソノウソホントに関しては「外してしまうと効果が消える」ようにはなっていて、アトカラホントスピーカーについても一応取り消しボタンがある。 しかし悪用されたらえらいことになるのは必定である。 ただし、ウソ8OOがドラえもん屈指の感動のラストを生み出したのも事実である。ファンなら言うまでもない事であろう。 なお「ソノウソホント」に似たクチバシ型の道具に先述した「うそつ機」があるが、あれは前述の通り嘘を「信じさせる」道具であって「本当にする」道具ではない。 ただし、どんな突拍子もない嘘でも無条件で信じ込ませることができる道具である。 すて犬ダンゴ 「家がだんだん遠くなる」に登場。 ペットを捨てるためのひみつ道具。これを食べた者が家から出ると、二度と家に帰れなくなるという恐ろしい道具。しかも能力に抵抗して無事に帰ってこれた事例は無いという。 この時点で「未来には動物愛護法はないのか?」とか「外来種問題はいいのか」と言いたくなる代物だが、なんとこれ人間が食べても効果ありというヒドイ効能がある。 犬に追いかけられたり、家を知る者に会おうとしたら邪魔が入ったり、頭をぶつけたショックで住所を忘れたりと、周囲の状況がそうさせるのだ。 なお、別に存在する解毒剤を服用するか、吐いてしまえば効果は無くなる。時間がたって完全に消化吸収してしまったときに解毒剤を服用しても効果があるかは不明。 アソボウ 「アソボウ」に登場。これを使えば周囲の人達を遊びに行かせることができる。 大きな病院周辺で使えば医師が仕事をすっぽかし重病で入院している多くの人達が犠牲になり、オフィス街で使えば万単位の人が仕事を辞めて遊びに行くので大混乱や大きな損失は必至だろう。 大きな金融機関のある場所なら尚更。更に省庁や国会議事堂あたりで使えば議員や官僚が仕事を放棄するので国家の機能をとめることもできる。 …やってることがバカンスワルドと変わらんではないか。 人よけジャイロ 「人よけジャイロ」に登場。これを地図にはめるとそのあたりから人がいなくなる。地図にはめたあたりに行こうとも思わなくなるため、前述のアソボウと同じで大規模な犠牲、損失、混乱を生み出すことができる。 かぐやロボット 「かぐやロボット」に登場。 竹から人体(女の子)錬成を行える道具。 誕生の経緯はともかく、できるのはきちんとした人間の女の子であり、一度作ったら責任が一生ついて回る。えらく生々しい ちなみにこの道具は「二十二世紀デパート」の誤配により登場。よりにもよってなんて道具を誤配するんだ。 元々は子供のいない夫婦のためのものらしいが、キャベツ畑人形のようにバリエーションがなければ同じ名前&姿の子供が大量に……。 クローン培養基 「ジャイアンよい子だねんねしな」に登場。 本人のDNA(髪の毛など)を元にクローンを生成できる道具。 クローンの外見はDNAの当人そっくりだが知能は赤ちゃんの状態であり、教育が必要となる。 ただし、知能の発達の速度は極めて早く、誕生から数日で当人に追いつく。 「かぐやロボット」とは違い、取り消しボタンが存在し、それを押すと元のDNAの状態に戻る。 ちなみにこの道具も「二十二世紀デパート」の誤配により登場。 同様の話が同作者のSF短編集「恋人製造法」というエピソードでも使われており、こちらでは「片思いの女の子のクローン」を創ったためかハッピーエンド(?)で終わっている。 創世セット 「のび太の創世日記」に登場したひみつ道具。 太陽系を創造することができるという、上記のかぐやロボットやクローン培養基以上に作ったら責任が問われそうな道具。 作り方次第では太陽や惑星はもちろん、生物や人間さえも錬成可能。 一応リセットすることは可能だが、仮に生物を生み出していた場合それらをすべて抹殺する訳で…。 こんなものが夏休みの自由研究として発売されている未来世界の倫理観はどうなっているのだろうか。 万能オープナーひらけゴマ 「人間貯金箱製造機」という話で一コマだけ登場したひみつ道具ではあるが、一考するとかなり危険かつ犯罪的道具。 どんなセキュリティや金庫であってもひとふりすれば解除、開放してしまう、よって盗みや不法侵入が自由自在に行える。 また気密性が要求される場所(宇宙船内や細菌研究所等)でうっかりこの道具をぶちまけたりしたら… 空間ひんまげテープ 「嫌なお客の帰しかた」、「しずかちゃんとおじいの木」、「かわうそのび太の大冒険」に登場。 このテープで「メビウスの帯」をつくりドアに貼ると、ドアの両側の空間がつながり同じ所を行き来することになる。 …なのだがわさドラではドアでなくとも貼っておくだけで効果があるとされている。 つまりこのテープをうっかり高速道路等に落としてしまうと多くの車が逆走してしまい、大事故になるのは想像に難くない。 ゴマロック 大きめの鍵の様な道具で、開閉する扉にこれで触れると、どんな扉でも触れた人間の「開けゴマ」の掛け声以外では絶対に開かなくなるという未来のセキュリティアイテム。 ……原作では上記の使い方をしているのだが、一部ゲーム作品では 開かない扉をゴマロックで触れて、開閉権を乗っ取って扉を開ける という使い方もしている。 未来の警察も頭を悩ませそうな道具である。 人間貯金箱製造機 上記万能オープナーひらけゴマと同様「人間貯金箱製造機」に登場。 この話ではセキュリティ性が高め(それでものび太は無理矢理開けたが)の未来の貯金箱が多数登場する。 故にわざわざ人間を貯金箱にするだけのこの道具の有効性がまったくもって不明。 というか人間をモノ扱いして口に金を入れ込むなんて正気の沙汰か…。 更にこの道具は暗証番号を本人の目の前で言わなければならないので、容易に自分がこの道具の対象にされていると判断できてしまう。 …未来人の倫理感はどうなっているのだろうか。 ちなみに人間以外にも使用可能な他、本人が暗証番号を何らかの形で口走っても効果が発生する。 物体瞬間移動機 「物体瞬間移動機」に登場。 離れた場所にある物体の座標を設定してこの機械を作動させると、その物体が手元に瞬間移動してくる。 …すなわち、完全犯罪の「窃盗」「誘拐」が可能。 それゆえ、作中でも「ドロボー機」との通称がある旨が語られている。 そもそもドラえもんは何故こんなものを持って(ry 似たような道具に「とりよせバッグ」「とりよせ壺」などが存在するが、どっちも自分以外の所有物を平気で盗めるひどい道具である。 キンシひょうしき 「キンシひょうしき」(わさドラでは「ダメダメ! キンシひょうしき」)に登場。 やめさせたいことを書いてさせばその場所でそのことが一切できなくなる。 要は「動く」と書けばその場所にいる人間は移動もできず、更に「息」と書けば窒息死必至。 ちなみに「ドジ」「まぬけ」などと書けばその場所にいる限りドジをしなくなる模様。専用のペンチで抜けるほか、文字が消えれば解除される。 辞ニンジン わさドラ「ドラえもんやめます」に登場。今やっていることを辞めさせる。 これを使えば相手を簡単に無職にできるし、「あなたはいつまで生きつづけるのですか」といえば相手を自殺させることも可能かもしれない。 ただ道具の力は絶対ではないようで、母親をやめさせられたのび太のママが出て行こうとするのび太を引き止めている。 同じくドラえもんものび太に食べさせられており半ば強制的に未来へ帰ったが、方法は不明なもののドラミによって元に戻っている。 なお、元々この道具は自然解除するものではないらしく、自力で元に戻った玉子に対してドラえもんは驚いている。 エイコーの花道 大山版「エイコーの花道」に登場する。赤いじゅうたんのような道具。 中心のお立ち台に立った者は、何かをやろうとしたり、「〇〇をやめないか」と問われると、それを辞めたくなり、引退を宣言する。 辞ニンジンにくらべると相手に使わせるのが難しいが、辞ニンジン同様、相手を無職にできるし自殺させることもできる。 なお、この道具で引退を宣言したあとに、今きたばかりの花道を戻って再びお立ち台に上ると、その者は引退せずがんばることを宣言する。 北風と太陽コンビ わさドラ「スネ夫、美容院へ行く」に登場。強風で吹き飛ばしたり周囲の温度を高めて相手の着ている服を脱がす。 要は相手を簡単に露出狂にする道具。 ただし脱ぐ順番については相手の意思に依るので、お目当ての箇所を脱がせるために結局最大出力まで上げないといけなかったりする場合もある。 なお作中では残念ながら女の子ではなくスネ夫に使われている。 きせかえカメラ 「きせかえカメラ」に登場したひみつ道具で、大長編でもしょっちゅう登場するのでおなじみのカメラ型のひみつ道具。 中にデザイン画や写真を入れればその通りの姿に変装することができるという、世界中のアパレルブランドを倒産させること間違いなしの道具であるが、 これさえあればどんな破廉恥な衣装であろうが、全裸(何も絵や写真を入れない)にだろうができる。 カオス展開でお馴染みの『続ドラえもん全百科』では校長先生の長い話を遮らせるためにのび太がミニスカートとカボチャパンツだけにした所、そのまま発狂してしまった。 ムユウボウ/ゆめふうりん/横笛(正式名称不明) ムユウボウは「夜の世界の王様だ」や大山版「ネッシーがくる」に、ゆめふうりんは「なにがなんでもお花見を」「ひろびろ日本」「ゆめふうりん」「ドラえもん のび太の竜の騎士」に、横笛は日テレ版「狂った腹時計の巻き」に登場。 眠っている人間を自由に操ることができる。つまり【下品すぎるので省略】や【過激なので削除】も出来ると思われる。 一見便利そうだが、どちらも寝ぼけている相手なのであまり言うことを聞いてくれないのが難点。 宇宙完全大百科 宇宙完全大百科端末機を通じてサーバー本体の「宇宙完全大百科」に接続することで、過去・現在・未来を問わずありとあらゆる情報を検索することができる道具。星一個の中に膨大な情報を詰め込んでおり、Wikipediaも真っ青。地球の本棚かよ。 当然ながら人物の情報も引き出すことができ、その人物が生まれてから死ぬまでの全ての事象が掲載されている。しかも、どんな決定的瞬間でも画像で出力することも可能。 未来の世界ではプライバシーという概念が無いのだろうか。 暗証番号や営業秘密など厳重に隠さなければならないことも簡単に漏洩されてしまうのだから、実にひどい道具である。 また、それ以上に問題なのが未来の情報も検索できるということ。悪用も存分に可能だし知っただけで未来改変に繋がりかねないしと上記とは次元の異なる問題にも繋がる。 標本採集箱 「標本採集箱」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』6巻に収録)に登場。大山版でアニメ化もされている。 付属のスキャナ(アニメではペン型)で生き物の絵や写真をスキャンすることにより、もっとも近場にいるその生き物をキャプチャリングして標本にすることができる。 キャプチャされた生物は仮死状態となって一切身動きが取れなくなり、そのまま既存の標本と同じように観察できるようになる。 箱のボタンを押したり、箱から取り出すと生き物は蘇生する。 これだけ見れば生物学者垂涎の便利な道具なのだが、やはりと言うかなんと言うか、この道具なんと人間もキャプチャリングすることが可能。 作中ではドラえもんとのび太がジャイアンを言いくるめて自分の写真をスキャンさせ、「ジャイアンの標本」として空き地で晒し者にしていた。 ジャイアンに関しては自業自得な面が多々あるものの、未来世界の人権意識が心配になる一品であるいつもの事とか言わない。 レプリコッコ ニワトリに物を見せると玉子から小さくて精巧な複製を作ることができる。 どこが危険な道具?と思うだろう。問題はその使用方法である。 レプリコッコを使ってスネ夫から貸してもらえなかった漫画を複製して調子にのったドラえもんとのび太は今度は本屋の漫画を複製しようとする。要するにデジタル万引きが容易にできる道具なのである。 そのためか、ジャイアンとスネ夫がのび太に借りて使用した際には、目的に気づいた本屋の店主に追い出された。 オールマイティパス 定期の様な形状のパスポートで、どんな場所であろうが入退場を管理している係員やガードマンに見せると 何の疑問も持たれずパス出来る という、これまたセキュリティで悪事を働けそうな道具。 見せる必要があるので機械には通用しにくいのが幸いか。わさドラではICカード代わりにして自動改札を通過しているが。 一件便利そうな道具だが、話のオチではこの道具が「パス(定期券)」であることが命取りになってしまった。 しずめ玉 どんな大きなものでも沈めることができる。人のいる家を生き埋めにしても証拠等残らない。浮かび玉を投げると出てくる。 よいこバンド 「悪の道を進め!」に登場。 何をしても結果的に善行になる道具。 この説明だけ見ればどんな悪事も「善行」になってしまうと思うかもしれないが、実際には『ドラえもんのひみつ道具使い方事典2』にて、「道具に搭載された悪意修正回路の働きにより、他者を助ける結果に繋がる行動しか取れなくなる」道具と説明されている。 むしろそれが当然だろうに、なんだか恐ろしくマトモに思えてくるから不思議だよね。 ちなみに劇中では、善行を行っても全て空回りして失敗してしまうことに捨て鉢になったのび太が、「だったら悪の道に走ってやる!」という極論を実行しようとしたのを阻止するためにドラえもんが強制的に使用した。 コワッペン 大山版「コワッペン」に登場。 ワッペン型のひみつ道具で、付属の専用ペン(他のペンだと効果なし)で物の名前を書いて他人に貼り付ければ、その人は書かれた物をひどく怖がるようになる。「昼寝」などの行動も有効。 服などに貼った場合はそれを脱げば効果が消える。 …これだけでも結構厄介な代物だが、なんと物や行動だけでなく人の名前も有効で、例えば自分の名前を書いて他人に貼ればその人は自分を恐れて絶対に逆らえなくなる。とはいえ先述の方法などで効果を消せるので、その場合は逆襲される事になるが。ぶっちゃけこの使い方は上記の階級ワッペンと基本的に同じ。 のび太は昼寝中、夢の中でこの使い道を思い付き、町の人々をどんどん自分の奴隷にしていった。もし目覚めれば現実で実行しただろうが、偶然知ったドラえもんの活躍で未然に防ぐ事ができた。 手じなふろしき 「手じなふろしき」に登場。 名前を呼ぶだけでふろしきからなんでも出てくる道具。 フエルミラーなどのようなコピー元が不要で、名前を呼ぶだけでいいのであきらかに制限がゆるくてヤバい。 しかも声が聞こえる範囲で名前を呼べば、他人が言ったものも勝手にふろしきから出てくる。 さらに問題なのは、生物も出せるということ。もちろん人間も可。 作中ではのび太やドラえもんがふろしきから出てきて2人になってしまった。 なので本物そっくりのコピーを生み出す、または複製する道具だと思われる。 外見がそっくりなだけのニセモノを出す道具かもしれないが、少なくともこの道具で出たのび太たち人間は自分の意思を持って動いていたので、ハリボテではない。 仮に出てくるものがニセモノだったとしても、現金や金券、当選した宝くじなど、複製したらヤバイものはいくらでもあるわけだし… 書籍や機密文書など、外見さえソックリならコピーでも十分なものはいくらでもある。作中でのび太はオバQの単行本を出していたが、それってあきらかに海賊版なのでは… 殺人凶器系 殺人の凶器となりうる超危険な道具(CK,GH,XK,YK)。 道具一覧 [部分編集] あらかじめ日記 「あらかじめ日記はおそろしい」に登場。 該当項目参照。書き換えた運命は二度と変更できないという鬼仕様。数秒程度なら抗えるらしいが。 そのため、「地球崩壊」「宇宙滅亡」などと書いた瞬間、我々はジ・エンドである。 「すぐやめる」「取り消し」と書いたり、焼却することで書いたことを取り消せるのが幸い。 かならず実現する予定メモ帳 「○○が××と△△する」で登場。 上記のあらかじめ日記の簡易版のようなもので、こちらは主語・修飾語・述語の部分の3箇所にそれぞれ追記していく形式となっている。 ただし、取り扱いが簡単な分抽象的な表現では思い通りの結果にならないらしい。 のび太が静香にキスしてもらおうと述語を「チューをする」と書いた際には、静香の使っている万年筆のインクがチューとのび太に飛び出していく描写が描かれた。 未来ノート 1994年に新エネルギー・産業技術総合開発機構で製作されたオリジナルアニメ「ドラえもん のび太と未来ノート」に登場した道具。 ぼくドラ16号にオマケDVDとして収録されている。 外見は普通の大学ノートで、あらかじめ日記と同じく、書いたことが全て現実になる。 複数の記述を行った場合、なるべく矛盾が出ないように全ての記述のメリット面を実現するが、デメリットに関しては一切の対策を行わない無責任な道具。 のび太たちいつもの4人が無計画に「夢の未来」について書いてしまったせいで、未来の世界は徹底的に環境が破壊され尽くした地獄のような惑星に成り果て、その世界になったせいでドラえもんが半壊した。 タイムふろしきでの白紙化が可能な分「あらかじめ日記」よりはまだマシだが、それでも平気で世界を滅亡させうる非常にハイリスク・ハイリターンな道具である。 大いなる力には、大いなる責任が伴うのだ。 ちなみに桂正和の『ウイングマン』という漫画に同様の道具がある。 ソーナルペン わさドラ「ジャイアンのいい所はどこ?」と、ゲーム「ドラえもん のび太の牧場物語(*3)」に登場。 上記のあらかじめ日記のペンバージョンのようなもので、使われた人は書かれた内容のことを終わらせると、なぜそうしたのか疑問に残る描写が出ている。書くものが何でもいいあたりあらかじめ日記はおろかデスノートすら上回るチートアイテム。 ペンを壊すと効力が消え、のび太に操られていたジャイアンはとたんに襲いかかった。 きこりの泉 イソップ童話の「金の斧(正直な木こり)」をモチーフにしたひみつ道具。詳細はきれいなジャイアンの項目を参照。 重要なのは元ネタの童話と違って、落としたものは絶対に返してもらえないこと。そして物だけでなく、人間も落とすことができることである。 つまり気に食わない人間、嫌いな人間を泉に落とせば、その人間を泉に封じ込め、二度とこの世界に戻れないようにすることができる。女神ロボットは落とした人間より容姿と性格が良い「きれいな○○」を連れてくる。女神ロボットの質問に正直に答えればその「きれいな○○」がもらえる。 だがきれいな○○すら不要と思えば、わざと嘘をついて、○○を完全に消すこともできる。どっちにしろオリジナルの○○は二度と戻ってこれない。 たぬ機 たぬき型の耳をつけると相手を化かすことができる道具。 これを使って汚いバケツの水をおかゆだと思わせて飲ませることができる。それどころか毒物を飲ませることができる。 「たぬ機」は2022年9月17日の回で放送されたが、その数日前、小学校教師が給食のカレーに漂白剤を混入する事件が発生。もしこの事件で死傷者が出てたら放送中止になってたぞ。 ◆番外 どくさいスイッチ 「どくさいスイッチ」に登場。 「○○ 消えろ!」といいながら、ボタンを押すと、対象者をこの世から消すことができる(正確には対象者がこの世に最初からいなかった設定になる)。 しかし、この道具の真の用途は使用者に罪悪感を持たせ懲らしめることであり、上記の道具のように兵器として使用するものではない。 欠陥系 使い方を誤ると死に至る、人格に悪影響を及ぼす、世界に危険をもたらす物(CK,GH,XK,YK)。 道具一覧 [部分編集] タケコプター そ~らを じゆうに と~び~た~いな 「ハイ、タケコプター(但し安全は保障しない)」 「解説の時に便利な道具って書いてあったじゃん!!!」と言う意見も出てきそうだが、この道具も危険だったりする。 空想科学読本で飛行原理に対して書かれていたが、実はそこをクリアしても問題だらけの道具だったりする。 まず電池切れを起こすと墜落確定なのだが、 事前アナウンス(警告音や非常灯点灯等)が皆無でいきなりプロペラが失速して落下 。 徐々に高度が下がって行きヒュルヒュルと落ちるような形であり、さすがに「電池が無くなった途端ストーンと落とされる」ような危険極まる作りではない。 が、それにしたって海上など落ちたら死ぬような場所にうっかり電池の切れかけた状態で行ってしまったらどうなるかは目に見えている。 衣服やカツラ等に付けた場合だと脱げて墜落したり、頭部につけた場合でも髪が巻きつく危険が有るとの事。 実際、のび太は最初に使った際に「どこにつけてもだいじょうぶ」とズボンに付けられて空を飛んだが ズボンが脱げて落下して怪我をし、パンツ姿で家に帰る羽目になった 。 また『ドラえもんズスペシャル』ではドラメッドが考えなしに頭に載せた結果、帽子だけ飛んでいって墜落した。 さらに接続力もあまり強くないらしく、石をぶつけられただけで落ちる可能性があるようである。 一応、この道具が普及する22世紀の都市では墜落防止措置が取られているとの事(*4)だが、いわゆるこれはインフラによる対策で舞台となる20世紀はもちろん、本来タイムマシンで過去や未知の惑星などそのほかの環境で気楽に使用できる道具ではない。 つまり、使用者自身が着用・装備できそうなパラシュート的な墜落対策や焼け石に水かもしれないが最低限の防具的なものも無い、本作の道具によくあることだが相変わらず安全対策という概念がすっぽり抜け落ちているのだ。 …というか、この道具に関しては22世紀どころかのび太の息子であるノビスケも使用してるんだから、もっと安全面が進化しててもいい気もするのだが。 どこでもドア みんな、みんな、み~んな 逝かせ~てくれる~ みらいのきか~いで か~なえてく~れ~る~ え?これも危険なの?と思う人もいるかもしれないが…とんでもなく危険だし、危険な描写も実際に描かれている。 文字通り「どこでも」行けるのだが行こうとした先で大変な事が起こっていると使用している所まで被害が及ぶ。 例を挙げると… 移動先に台風や洪水等が起こっていた為に水が流れ込んでくる 移動先で火災が発生しており火(熱風)が入ってくる 移動先が宇宙空間だった為に宇宙に吸い出される(話によって描写にブレがあり、理由は凄く不明だが平気な話もある) と言う具合である。 更に大量の水が流れてきた場合、ドアは人の手ではまず閉められなくなる。 宇宙と繋ぐと更に深刻で、ドアが開けっ放し 壊れないと気圧差から風圧が許す限り様々な物が宇宙に放り出され続けていく。 最終的には大気がほぼなくなるが、その前段階で地球全体の気圧が大きく変動していくため大規模な天変地異が地球全域で発生し、オゾン層破壊により紫外線も直接降りかかることになり、空圧が減っていくので水(雪や氷も)などの圧力が減ると常温でも沸騰する物体も悉く吸われることになる。 空気がなくなっていくことにより直射日光の影響と放熱も激しくなり一日の寒暖の差が激しいってレベルじゃねーぞ!にもなる(例えば月面の赤道付近は昼110℃夜-170℃)。 なお、これらは宇宙空間にも繋げられることも空気が吸い込まれることも実際に描写されている。 気圧差によって地球側から開けることは難しいはずだが、どこでもドアは最初開けきるまでは何らかの作用によってか基本楽に可能である。逆に宇宙から開くと…。 ご都合主義的に流れるが映画とかでよくある別惑星と繋げた場合、大気圧が同じである可能性は極めて少ないので気圧が同じになるまで物凄い勢いでどちらかに風が吹き、ほぼ同じ気圧になるまでの過程である程度大規模な被害に及ぶ可能性が本来なら高い。 ちなみにドアの耐久性は話によって物凄いばらつきがあり、簡単に壊れることもある一方で深海でも耐えたり太陽の至近距離ですら使用可能である。…ん?太陽……? 実際、コロタン文庫の「ドラえもんコミッククイズ3 ドラえもん未来へ過去へ」でも、 「『どこでもドア』はあらゆる空間を零距離でつないでしまうため、うっかり宇宙空間などに繋いでしまえば死の危険もある。 本当に恐ろしい道具だと理解した上で使わないといけない」 とドラえもんが言及している。 もしもボックス 使用者を指定したパラレルワールドに送る道具。どんなパラレルワールドにもいけるが、行った先のパラレルワールドによっては命の危機に陥ることもある。 たとえば音のない世界では車の音が聞こえないため急に車にぶつかり、鏡のない世界ではバックミラーがないため交通事故が増え、魔法の世界に行ったら魔界星の大魔王が地球を侵略したりするなど。 項目にもあるとおり、思い通りの世界に行くことは意外と難しいため、このような事故に巻き込まれる可能性は割と高いといえる。 ここまででも十分怖いが真に恐ろしいのは タイムマシンで使用前の時間にいくことでパラレルワールドの産物を現実世界に持ってくることができるということ 。 事実、魔界大冒険で魔法の世界の生物であるメジューサが超空間を泳ぎ、現実世界へ来てしまった。 幸い特に悪事を働くことなく速やかに魔法の世界へ帰っていったが、これは大問題だろう。 ダジャレーダー わさドラ版「ダジャレでやっつけろ!」に登場。この道具をつけてダジャレを言うと15分間そのダジャレの通りになる。 一見微妙なひみつ道具のようだがいったダジャレによってはとんでもない事も。 作中ではのび太が「あの星がほしーい」といったことで小惑星が地球に近づき地球滅亡の危機となった(幸いのび太のパパが「星が逃げていった。スターこらさっさ」と機転をきかして星を逃がしたことで回避できたが)。 強力岩トカシ 「無人島を作ろう」に搭乗。 「マグマ探知機」という道具を用いてマグマを探り当て、マグマだまりの上にこれを設置させることで、岩を溶かして海底火山を噴火させることができる。 これにより、海に人工島を作ることができる(のび太ランドを作りたいというのび太のために使ったが、その島は日本の領地として吸収・編入され、夢は叶わなかった)が、もしうっかり日本列島にある巨大カルデラ火山が破局噴火を起こせば、日本消滅に等しい被害が出ることになる。 実際、『ドラえもんズスペシャル』ではこの道具を使用して無人島を作り、絶滅動物のビオトープを作ろうとしたドラえもんズが、電源を切り忘れて海底火山の誘爆を招き島を丸ごと吹っ飛ばしてしまい、他の時代から連れてきた絶滅動物たちの何割かを死に至らしめるという最悪の結果を招いてしまった。 …が、残った島の残骸にドラリーニョが連れてきたアシカとペンギンが生き残って子孫を築き、あろうことかその島にダーウィンが訪れて「ガラパゴス諸島」と命名してしまった(笑)。 ホームメイロ 「ホームメイロ」、「お化けツヅラ」に登場。 福引のガラガラに似た形状のひみつ道具で家の中において回転させるとその家を迷路にする遊び道具。迷路の複雑さは回転させる数に比例し、回しすぎるとトンデモ大迷宮となる。 『危険なひみつ道具ランキング』で第一位を獲得した。 理由は、ドラえもん達が実際に自宅の中で遭難したから。 ホームメイロがある部屋が玄関と繋がってるとか無理ゲー…。 ただし「お化けツヅラ」ではのび太が通り抜けフープで壁を無視して進んでいるので、迷路の中で他のひみつ道具を使うことは可能。なぜドラえもんは機械を回して元に戻そうとまで言ったのにどこでもドアを使わなかった・・・。 手にとり望遠鏡 「手にとり望遠鏡」に登場。 先述した取り寄せバッグ系道具の一つで、対象をレンズで覗きながら手でサッと視界を払うとそれを手元に瞬間移動させられる。 他の道具に輪をかけて酷いのは、「手を払う」という動作に純粋に対応しているため、視界に割り込んだものが何であっても本人の意思に関係なく手元にワープしてくるという点である。 仮にこれで悪戯して、うっかり視界に入ってきたバイクや車を掴んでしまった場合、室内で交通事故死するというわけのわからない結果を招く。 ラストのオチもギャグマンガじゃなきゃ地球滅亡してます。 地平線テープ 「地平線テープ」に登場。 壁に両端を貼り付けることで、その名の通り地平線が目前に広がる程の無限に広がる空間を形成するテープ。 自分だけの無限の広さの敷地を手に入れることができるわけだが、一度でもテープが剥がれたが最後、たとえどこでもドアを使っても絶対に外に出られない。 使用の際には別の出入り口を作っておくことが望まれる。というか必須。 映画「ドラえもん のび太の月面探査記」では、機能の説明も無くこれを使用し、敵のロボットを地平線世界に閉じ込める一幕が描かれた。 ドンブラ粉 地面を泳ぐことが出来る道具。 しかし、触れているものは全て貫通してしまうため、「上がる陸がない」。 …つまり地中で溺れ死ぬ可能性を多く含んだ道具でもある。 と言うか大長編「のび太の夢幻三剣士」(漫画版)では巨大化したモンスター、ジャンボス将軍をこの道具で大地に沈めて倒した。 似た道具に「どんぶらガス」「ドンブラクリーム」「潜地服」があるが、これらはオンオフの切り替えが可能なようだ。 ネンドロン 「ネンドロン」(日テレ版では「ネンドロン大騒動の巻」わさドラでは「町中ぐにゃぐにゃネンドロン」)に登場。 振りかけた物体を粘土状にして自在に変形させることができるようになる粉。 一見便利そうだが、もし誤って地面にこぼしたが最後大地は底なしの泥沼と化し、人間の体にかかったら粘土細工の如き醜悪な姿になってしまう。 材質や強度をすべて無視してあらゆるものを粘土にできるので、どれほど強固なものだろうが変形(壊す)ことが可能(宇宙漂流記より)。 材質変換機の下位互換だろうか。 トモダチロボット 「ロボ子が愛してる」に登場。 別名ヤンデレロボット。友達になってくれるアンドロイドで、個人を好きになるように設定可能。 安物は非常に嫉妬深く(犬を可愛がっただけで怒る)、100万馬力のパワーで敵を殲滅する。アトムより強い。 彼の気分を体験したい人は是非。 いたわりロボット 「いたわりロボット」に登場。 落ち込んだ時にいたわり、励ましてくれるロボット。 …と、これだけ書けば問題なさそうに見えるが、その程度が問題。 相手の意見や行動を一切否定せず、美辞麗句と(やや意味不明な理屈を含んだ)賛辞でもって正当化しようとするため、相手が間違った方向に進んでいても止めようとせず、相手の非を指摘することもしない。 そのため、あまりこの道具に頼り過ぎるとダメ人間(と言うかニート)、あるいは危険な人間を作り上げてしまう。 「私がいるじゃない!」とは言いません。 作中では、「この道具を使い続けた場合の大人ののび太」が「ホームレス&乞食」になってしまった様子がタイムテレビで映された。 ちなみに全く逆の性質を持った「しごきロボット」も存在するがこっちもこっちで極端に厳しい。ひみつ道具に中間はないんか・・・。 アパートごっこの木 「アパートごっこの木」に登場。 この苗を地面に植えると、地下茎がぐんぐん伸び始めて、たったの10分で巨大に育ち人が茎に入れるようになるのだが、たった一晩で腐って土に返ってしまう。 もし土に返るときに中にいたら当然生き埋めになる。 漫画では幸い「夜だから家に帰る」というシーンによって事なきを得ているが、そうでなければドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンが生き埋めになり、この漫画は・・・あとはお察しください。 ユーメー人 わさドラ「のび太のなかののび太」に登場。好きな夢を見られるが夢から出てこれなくなる。出てくるには他の人がその人の夢の中にいって説得する必要がある。 なおこの道具、ドラえもんが「さわるな」と書かれた紙をのび太の目の前で貼って、そのまま出ていってしまった。学習能力ゼロか。 シネラマン 「うちのプールは太平洋」に登場。これを飲むと周囲が広がったように感じるのだが、飲みすぎると広がり過ぎて自分の部屋から出られなくなる。 影切りばさみ 「かげがり」に登場。 影を切り取って使役させることが可能な道具。 しかし、この影は30分以内に影のりで本体とくっつけれなければならない。 さもなければ、影は30分後に知能を持ち始めて、本体と入れ替わろうと考えるようになってしまう。 しかも時間が経過するごとに影が実体化を始め、逆に本体の方が影になっていくため、2時間以内に影とりもちで捕まえて影のりでくっつけなければ、影と本体が入れ替わってしまう。 あまりにもハイリスク・ローリターンな道具である。 似た道具に「影法師フラッシュ」があるが、こちらは球体から光を出し、それによってできた影が影法師として実体化して使役できるというもので、30分経つと自動的に消えるので影法師が暴走する心配がなく、しかも光を出す角度次第では巨大な影法師も作れるという優れものである。ただし使い捨てだが。 影切りばさみの失敗を踏まえて開発されたのだろうか。 空気中継衛星 「空気中継衛星」に登場する。地球上のあちこちの空気や気候などを手元で味わうことのできる道具。手のひら程度の大きさの人工衛星2個と、地球儀型機械のセットで、第一衛星を空へ打ち上げ、地球儀に針を刺すと、第一衛星が瞬時にその場所へ飛来し、手元においてある第二衛星が飛び上がり、第一衛星のもとから空気を電送してくる。 …のだがその土地の砂嵐、風、雪、雨なども同時に電送で中継されるので、場所によっては洪水等に巻き込まれるリスクがある。 かならずあたる手相セット 「かならず当たる手相セット」に登場。 クリーム、筆、目録の三点セット。 クリームで手相を消し、目録をめくって変えたい手相を捜し、それを筆で掌に書くとその通りの運命になる。 「書いてはならぬ悪運の手相」というものもわざわざ目録に掲載されている。 的中率は100%であり、目録にちゃんと従えばひみつ道具の中でも有数の効果を得られるが、万が一目録を見ずに適当に書いた場合、あるいは意図的に悪意の第三者にそれらを書かれた場合、どういう運命になるかはお察しください。 魔法事典 「魔法事典」に登場。 発動条件と内容を書き込むとその魔法が実際に使えるようになる。逆さまから読めば効果取り消し。 ただし、条件が揃っていると文章の中にたまたま呪文が紛れ込んでしまったような場合でも勝手に発動する。 おまけに書き込んだ本人以外が条件を満たした場合も問答無用で発動する。 「箒を持って『スーイスイ』と言うと空を飛べる」という効果をうっかりしずかちゃんが発動させた反省を踏まえて、のび太は「唱えると相手を転ばせる」という効果で寿限無並みに長い呪文の魔法を作ったが、長すぎて詠唱中にギタギタにされるというオチを迎えた。 攻撃魔法なんか書き込んだ日には……。 チクタクボンワッペン 「チクタクボンワッペン」に登場。 針のない時計文字盤を模したワッペン。ペンで時計の部分に針を書くと分針が動きだし、ペンで描いた「予定の時間に爆発する」。 ドラえもんがのび太のパパのしゃっくりを止めるために付けた…のだが、このワッペンは時間差で強力な爆発を起こす事ができ、爆発に巻き込まれたパパが黒焦げになるほどの威力を持つ。しかも途中で爆発を止めることはできない。 アニメ版公式サイトの解説によると「大きな音がして真っ黒になるが、ケガはしないので安心」らしいが、爆発で衣服が黒焦げになるので安心かどうかは保証できない。ドリフ的な感じで見た目だけ黒くなるのだろうか。 これほど危険なひみつ道具であるにも関わらず、のび太曰く「こっちの爆発(野比玉子の説教)のほうが更に恐ろしい」とのこと。 ……のび太からすれば「ワッペンの爆発」よりも「ママの説教」の方が恐ろしいのだ。 まあまあ棒 「まあまあ棒」に登場。 大きなバツ印のついた棒で、怒っている人の口に近づければ怒りを我慢させることができる。決して忘れさせたり鎮めるのではない。 この時点で倫理のへったくれもないが、想像を絶する副作用がある あまりに怒りを飲み込ませすぎると、怒りが大爆発する。怒りが爆発というのはよく聞く表現なのだが、文字通り比喩ではなく本当に人間が爆発する。 エスキモーエキス 「エスキモー・エキス」に登場。 哺乳瓶のような形状をした飲料。 これを飲んで「あつい」と一回いうたびに体感温度が3度下がるのだが、自分が言わなくてもまわりがいうだけで勝手に温度が下がるうえ、温度を上げる方法がない。 つまり外が30度あれば、自他問わず「暑い」と10回聞けば氷点下になり、それ以上聞いてしまうと凍死の危険性がある。 単純に計算すれば30度の状態で92回「暑い」と言われれば絶対零度になる。 あべこべクリーム 「雪でアッチッチ」に登場。 塗ることで触覚が逆に感じるようになり、冷たいものは暑く感じ、痛みはくすぐったさに感じる。 …サブタイトルの時点で薄々読めたと思うが、極端すぎる熱や低温は逆に感じるばかりであり、雪が降りだしたせいでドラえもんとのび太は火の粉を浴びるも同然の大やけどを負い、熱い風呂に飛び込んで冷まそうとしたら氷漬けになった。一体何のための道具なんだか…。 タイムベルト 大長編「のび太の恐竜」等に登場。 腰に巻いて使用する個人用の小型タイムマシンの一種。 普段ドラえもんが使用しているタイムマシンと異なる点として、タイムマシンは時間移動機能と空間移動機能を搭載しているのに対し、タイムベルトは空間移動機能がオミットされている点である。 これがどういう事かというと、例えばのび太の部屋からタイムトラベルを試みるとして、タイムマシンは現代ののび太の部屋からタイムホールを通って西部開拓時代のアメリカへ行くといった事ができる。 それに対しタイムベルトは100年前等に行く事は当然出来るが、100年前ののび太の部屋、時間移動を試みたポイントから一切移動する事が出来ない。 ……まだ危険性がわからない? つまり時間移動先の安全が一切保証されていないのである(幸い…というべきか、地球という座標には固定されているらしいので、宇宙空間に出たりはしないようだが)。 現代と大陸が大きく変動している1万年単位の時間移動は特に危険で、考え無しに使うと大海原の真上に放り出されたり、地中に埋められてしまう可能性もある。 この事はドラえもんも口を酸っぱくして注意しており、ドラえもん自身もあくまでタイムベルトは時間移動先でタイムマシンが使用不可能になった際の緊急帰還時に使用している。それでもかなりの危険性を伴う、融通の利かない道具。 映画「ドラえもん のび太の恐竜」でも、タイムマシンが大破、タイムベルトはあるのだが、東京ののび太の家ののび太の部屋ののび太の机に重なる位置で使わなければならないとの説明がある。安易に使うもんじゃないぜ。 タイムワープリール 「タイムワープリール」に登場。 リールを回すと、回した分だけ時間を飛ばすことができる。 ただし飛ばした時間は消えてしまったわけではなく、歩いていれば体力を使い、殴られていればケガを負っているのだが、使用した本人にその間の記憶は継承されないらしい……と思われたが、わさドラ版ではその間のことをのび太が覚えているような台詞がある。 また、飛ばす単位が「分」から「年」まで設定できるが、のび太のように一気に数十年後に飛ぶ、という行為は自身を「浦島太郎」状態にしてしまうのと同様であり…? それに、自分の死期、今際の際まで飛んでしまう恐れもある。 一応、壊せば元の時代に戻るようだが、これによりタイムマシンの一種なのかややこしくなっている。 いやなことヒューズ 「いやになったらヒューズをとばせ」に登場。 身体につけ、肉体的・精神的にストレスを感じる事態が発生した際、使用者が15分間仮死状態になる。 一見かまってちゃん状態になれるので便利そうだが、この道具はいかなるストレスに対しても無条件で起動する。 しかも「仮死状態」である間は、脈も意識も無く、身動きもできない。 危険な状況で仮死状態になった場合には、その間に発生する事態に対応できないことになる。 作中ののび太の場合、庭で蜘蛛が出てきたショックでヒューズが飛び、目覚めた時には全身を蚊に刺された怪物状態になっていた。 社畜が使ったらあっという間にクビだ! ロボット福の神 「ロボット福の神」に登場。 見るからに縁起のよさそうな名前に縁起のよさそうな外見のロボット。ボタンを押して「ワッハッハ」と笑わせると、聞いた相手が気前が良くなる。 しかしこの道具、ドラえもんが買ったのは粗悪品だったようで、「ゲヒヒ」と下品な声をあげ、聞いた相手をカンカンに怒らせる始末。 顔も作者の相方が生んだココロのスキマをお埋めするセールスマンにどこか似ている。 通常通り使ってもこの福の神は後述する「ゴルゴンの首」同様に勝手に歩き回り、際限なく気前テロを巻き起こしていく。 その結果のび太は野良犬から骨を押し付けられ、ジャイアンが子分としてストーキング、泥棒からは盗品を擦り付けられ、警察は捕まえた泥棒を「つまらないものですが」と送り付け、挙句の果てにはのび太を国家元首にするよう国会で決定されてしまった。明らかに贈ってはいけないものが混ざっていたが気にするべきだ。 けんかマシンセット 「けんかマシン」に登場。 話す言葉が全て罵倒になり相手を脅す「入れ舌」、目にも止まらぬ俊足を手に入れる「イナズマソックス」、ブルース・リーより強くなれるパワー手袋の三点セット。 これさえあればどんな喧嘩も負けなしである。まともな製品であれば。 ドラえもんがのび太に貸したものは案の定欠陥品であり、なんとゴリラでもイチコロというとんでもない代物であった。 その結果、のび太はチンピラのオープンカーを軽い蹴りで粉々にぶっ飛ばしてしまい恐怖するが、一度つけてしまったが最後、自力ですら脱げない始末。 まだノリがドタバタギャグ全盛だった連載最初期の道具とはいえバイオレンスすぎる道具である…。 余談だが本エピソードは連載第3話でありながら長らく未収録で、『さようなら、ドラえもん』の冒頭でのび太が「ほら、アレ出してよ。けんかが強くなる奴」と言っているのはこのけんかマシンセットの事である。 ブラックベルト(2巻収録の締めるだけで柔道の達人になる帯)だと勘違いしたTC版読者も多かろう。まぁどちらにせよバカ強くなる事には変わりないが。 雲コントローラー 「雲ざいくで遊ぼう」に登場。 オーブントースター型の道具で、空の雲と同じ雲を作り出し、雲べらというヘラとピンセットを使って自由自在に雲細工を作る事ができる。 だが、スイッチを入れっぱなしにしておくと機械が焼けてしまい、その煙がそのまま空の雲に再現されてしまう上、大山版アニメでは、更に機械がショートを起こしたことで落雷が発生し、ドラえもんに雷が命中してしまっていた。 ドラえもんがロボットだったからよかったものの、もしこれが人間だったらただでは済まないだろう…。 ロケットそうじゅうくんれん装置 「ロケットそうじゅうくんれん機」という話で「何の訓練もなしに宇宙に出たら危ないから」とドラえもんが出した道具。 コクピット型のシミュレーターと小型の宇宙船の模型からできており、シミュレーターで宇宙船を実際に飛ばして操縦することができる。さりげないが22世紀の宇宙関連技術が窺い知れる描写。 ただし、宇宙船が壊れるとシミュレーター本体も大爆発する 。 …安全に訓練するための装置なのになんで連動しているのかが謎だが、ドラえもんの口ぶりからするとこういう「仕様」のようである。22世紀もまだまだやるかやられるかの時代である。 絵本入り込みぐつ これを履いて絵本に飛び込むと、その絵本の世界に行ける何ともファンタジーな道具。 アニヲタwiki読者は別の薄い絵本に飛び込みたいかもしれない。 だが案の定セーフティにかなり問題があり、両足揃って靴を履いてないと自力で絵本の世界から出られないという大きな欠点がある。 また、絵本に入っている最中に絵本を破られたり焼却廃棄されると最後、二度と出られない。 アニヲタwiki読者の皆さん、別の薄い絵本に飛び込みたい時は一人の時使うもしくは理解ある親の下で薄い絵本を買いましょう。 なお、細かい設定や作中での扱いは該当項目参照。 テレビとりもち 該当項目参照。 テレビの中のものを取り出せるという、百人中百人がエロいことを考えるであろう夢の道具。だが使い方を誤るとテレビの中に引きずりこまれてしまう。 動物番組とかカーレース中継とかはもちろん、特撮番組とかでも引きずり込まれる可能性が……。 ちなみにわさドラ「火星ピクニック」ではテレビとりもちの紙媒体バージョンとして「絵本とりもち」が登場している。 超巨大スクリーン立体テレビ 「巨大立体スクリーンの中へ」に登場。100インチの巨大テレビだが画面のなかに入れる機能がある。水木しげる先生が喜びそうな設定。絵本入り込み靴のテレビ版といったところ。 これだけならアニオタの夢の道具(なんなら絵本より需要ありそうだ)だが 使用中にテレビの電源を切られると出入り口が消えてしまうというとんでもない欠点がある。 また、テレビの中の人物・物体のサイズは、その時の画面の表示を元にされているらしく、テレビの中に入ったのび太は巨大化したアイドル歌手・伊藤翼に踏みつぶされそうになった(その後、カメラが引いた際に通常サイズに戻り、その隙に出ることができた)。 『ザ☆ドラえもんズスペシャル』では映画の世界に入ったのび太がラスボスに石にされて殺害された(幸いママがビデオに撮っていたので巻き戻して強制的に脱出させたが)。 本物3Dメガネ わさドラ「本物3Dテレビ」に登場。これをかけてテレビを見ると画面のなかの物が立体映像として出てくる。 それだけならいいのだが立体映像にふれるとそれが実物としてでてきてしまう。上述のテレビとりもちに近いが番組によっては意図せずとも中の物を出してしまう恐れも。 桃源壺 『ザ☆ドラえもんズスペシャル』に登場する、異界である「桃源郷」と現世を繋ぐ壺。 この中に入れば美しい天女を侍らせ、この世の何よりもうまい桃と蜂蜜(下ネタに非ず)を食べる至高のニート暮らしができるが、逆を言うとそれしかできない。 しかもこの道具、2回しか使用できず、3回目に入ると二度と出られなくなる。 桃源郷の長である仙人から聖なる槌を借りて空の結界を破れば現世に戻れるが、実は桃源郷の1カ月は現世の1000年に当たり…。 架空水面シミュレーターポンプ 架空海水まきぞえガス 「深夜の町は海の底」、「ドラえもん のび太の人魚大海戦」に登場。 「世界の水面が上昇した時をシミュレートするための道具」であるポンプは、専用のメガネを着けている人以外には見えも触れもしないため基本的に無害。 だが、セットになっているガスと組み合わさると非常に危険。 このガスに触れた海のもの(生物、非生物問わず)は名前の通り架空水面に巻き込まれてしまうのだ。 つまり、 魚が夜の町を優雅に泳ぐ という、美しいがシュールな光景が繰り広げられることに…。 熱帯魚ぐらいならまだいいが、サメやクジラなどの危険生物や巨大な生き物も平気で巻き込まれるため、それらに襲われる可能性も含んでいる。 オマケに、架空水面を消しても魚はそのまま。魚の方は自力で戻してやる必要がある。 しかも、船などもやってくる可能性がある。本編では小舟だったので大した被害ではなかったが、タンカーや潜水艦が来たりしていたら…。 ありがたみわかり機 「ありがたみわかり機」に登場。 普段から何気なく使っているもののありがたみをわからせる機械…なのだが、作中では「空気」や「食べ物」など明らかに生きる上で必要な要素も「もの」の範疇に入っていた。 ドラえもんは何気なく言っていたが、悪用すれば相手を窒息させたり、餓死させたりすることも思いのままである(というか、実際に道具図鑑でやってる)。 しかしなにより恐ろしいのは自分の邪魔な人間の排除さえ可能なことである。 作中では、のび太が「ママのありがたみを教えて」と機械を作動させ、玉子を家から追い出している。 下手すると「警察」とかそういったものまでありがたみをわからせる「もの」扱いされている可能性がある。もし悪人が「警察のありがたみを教えて」なんて言った日には…。 一応他人でも電源を切れるのがありがたい。 またあるいはどくさいスイッチのように本当にわからせてくれる道具なのであれば、上述した使用方法をしても最終的には自分から止めようとする…のかもしれない? メモリーローン わさドラ「メモリーローン」に登場。 自分の記憶を買い取ってお金に変えてくれる道具なのだが、親友・家族・死別した親族との記憶まで買取対象で、しかもそういった思い出ほど高額での買取となる。もしもそれらの思い出を売り払おうものなら・・・・・・・・・・。 逆に自分がお金を払う事で嫌な記憶を引き取ってもくれる。 カップ旅行セット 大山版のアニメオリジナルエピソード「3分間カップ旅行」にてドラえもんが購入した22世紀で大人気のひみつ道具。 蓋を開けて、冒険の世界の素となるかやくを入れた後特殊なバイオ液を入れた後定員が揃うと3分間だけカップの中の世界で遊べる。 作中ではシンドバッドとその仲間たちとなって嵐の海でクラーケンと戦う『アドベンチャーカップ』 童話(作中ではシンデレラ)を体験できるメルヘンカップ 重力の小さい惑星で自由気ままに遊びまわれるスペースカップ 戦闘機に乗ったり巨大ヒーローに変身して怪獣と戦うSFカップ リアルなゾンビが迫りくるホラーカップ が作中に登場。絶対安全な冒険ができるとの事だが、注意書きを無視すると大変な事になる。 その危険なカップがスペースカップ。カップの中は本物の宇宙と一緒なのでテキオー灯が必須となり、更に星から遠く離れると3分経っても戻れない場合がある。 ジャイアンとスネ夫が調子に乗って宇宙に飛び出した結果戻れなくなり、更にテキオー灯の効果が切れて生死を彷徨う羽目となった(*5)。 更にどこでもドアやとりよせバッグも使えなかったため(*6)、応急措置としてホラーカップと繋げたが、何も知らないジャイアン達からはホラーカップ内で死んだと思い込んでしまった上に、ゾンビ軍団に包囲されたまま3分間を過ごす羽目に……。スペースカップで心身共にボロボロになった彼らにとっては、ゾンビ軍団のど真ん中で過ごす3分はとても長いものだった……。 ちなみによく見ると、ホラーカップにも「このホラーカップを破損すると、中からゾンビが出てしまう恐れがあります。」という恐ろしい注意書きが…何故そんな無駄な機能が付いているのか。 更にアドベンチャーカップにもよくよく見ると「巨大タコを倒さなければ3分経ってもカップから出られない可能性があります。」と書かれている。 なんでそのまま発売したのか。 ちなみに、ホラーカップのゾンビは見た目がマジで滅茶苦茶怖い。号泣したりトラウマになった子供の視聴者も多かったとか。ゴールデンタイムでよく流せたものである。 寝太郎まくら わさドラ「三年寝太郎まくら」に登場。 抱えている問題の解決方法を質問してから眠りにつくと、三年寝太郎のように起きた時にはどんな難問でも解決策が頭に浮かぶ枕。 作中では「ママが無くした指輪を見つけたい」と聞いてから寝てみた結果、 「『家の縁側にガラス玉を置いてみればいい』という答えが出る→実際に置いてみるとカラスがビー玉を持って飛び去った→カラスを追いかけるとその巣穴の中に指輪があった」 という具合に本人ですら知りえない情報の範囲にまで対応した解決策を出してくれる優れものである。 ただし「一度寝たら解決策が浮かぶまで目が覚めない」「難問であれば難問であるほど寝る時間が延びる」というデメリットがあり、 更に一見難しそうな問題でも短時間で済んだり、逆にすぐに解決できそうな問題でも長時間の睡眠を強いられたりと結構ブレがある。 また「解決策を出すまでに時間が掛かる問題=解決までに時間が掛かる問題」というわけでもないようで、寝ている間に問題が解決してしまっている場合もあったりと微妙に融通が利かない側面もある。 同話のラストでのび太が「出木杉より頭が良くなるにはどうすればいい?」と聞いてから睡眠した所、なんと30年もの睡眠を強いられるハメになった。 一応、その後ドラえもんがなんとか起こしてくれたのだとは思われるが、もし一人暮らしをしている最中に似たような使い方をしてしまった場合、浦島太郎状態に陥るか下手をすれば孤独死である。 雲とりバケツ 蓋付きポリバケツ型のひみつ道具。雨雲を吸い込んでバケツの中に閉じ込める事ができる。つまり雨を降らなくして天気を晴れに出来るので遠足に行きたい時などに活躍し、洪水になりそうな豪雨も防げる。 さらに蓋を開ければ吸い込んだ雨雲を出すことができ、雨を必要とする農家の方などの役に立てる。 このように正しく使えば大変便利であるが、なんとロック機能すら付いておらず、蓋が取れれば容赦なく雨雲が出てくるので、ひっくり返したりしないよう注意する必要がある。家の中などでうっかり出してしまったら…。 さらに豪雨レベルの雨雲を出してしまえば、場所によってはとんでもない水害をもたらす危険性も。そもそもなんで蓋が簡単に取れるバケツ型なのか…。 また、雨を降らなくするという事は、逆に言えば雨がもたらす恩恵を受けられなくするという事なので、本当に使う必要があるかはよく考えるべきである。というか、下手に乱用すれば水不足や干ばつなどの原因になる。 雨を嫌がるのび太が雲とりバケツを出してとせがんできた時は、ドラえもんが雨の恩恵を説明して窘めた事も。 ◆番外 未来の自転車 「未来からの買い物」という話でのび太が「つう心販売カタログ」で購入し、劇中で実際に事故を起こしたひみつ道具。 一漕ぎ100メートル、最高時速200キロ、衝突防止道順記憶装置付きという代物。 …だが、この商品「最高時速で走っていると分解する」という、リアルの航空機などでも起きた事があるガチの事故を起こす欠陥商品なのである。 そして、エピソード最後の方で販売元に追われ、いつしか家の屋根の上を走り回り、自転車は空中でバラバラになりドラえもんとのび太は落下し…… 幸い事故ったドラえもんたちに大したダメージはなかったが、訴訟などの対策のため販売元は他に買った品を全て無料にしている。……隠蔽じゃねーか!(*7) もっとも、のび太達は料金度外視で品物を買ったため販売元の来訪を最初「取り立て」だと勘違いしており、懐的には「無料化」にほっとし、ドラえもんは「どうしてぼくの分もうんと買っといてくれなかったんだ」とぼやいていたが。 入れかえロープ 自分と相手の中身を入れ替える道具で、普通に使用していれば問題ないが、「STAND BY ME ドラえもん2」ではとんでもない欠陥が追加された。 その内容は使用者同士が入れ替わった状態で1時間以上経過すると互いの記憶が無くなってしまうというもの。 作中でもこれを使った者同士が先述の事態に陥りかけた。ただし本作で登場したのはあくまで試供品だが。 杓子定規系 使用目的に沿った効果を発揮するが融通が利かない上に効果が強すぎる為に、結局周囲に迷惑を及ばす道具(CK)。 道具一覧 [部分編集] 狂時機(マッドウォッチ)または驚時機 時間操作系ひみつ道具の一つ。これで時間の加速・遅延・停止が可能。 某劇画の各部のラスボスのスタンドと同じような能力となる。 壊れたら一生そのままであり、タイムマシンで戻らない限り加速及び減速した世界で一生暮らすこととなる。 似た道具に「タンマウォッチ」「ウルトラストップウォッチ」がある(これらは時間停止のみ)。 石ころぼうし 透明人間になる道具は数多くあれど、この道具はトップレベルでヤバい。 被れば道端の石ころのように、姿は見えているにもかかわらず誰にも気にされなくなる。 つまり存在を認識されなくなるため、どんなにハデに暴れ回っても誰にも気づかれない。 姿は勿論声や体臭、足跡などの痕跡すら気づかれないため完全犯罪のし放題である。 が、帽子が外れなくなった場合は本当に誰からも気づかれなくなり、万が一事故死した場合には死体が腐敗して帽子がずり落ちるまで野晒しにされ、踏み躙られ…哀しくなってきませんか、みなさん。 他の道具(かたづけラッカー、かくれん棒など)には大概時間制限があるので、ここまでの惨事に至ることはまずないのだが…。 もっとも、漫画では帽子が汗や水でふやけて脱げたり、『魔界大冒険』においては帽子が破れたりすることで効果が無くなる描写があることから、帽子自体の耐久性はそれほど高くない様子。 人間うつし 「人間うつしはおそろしい」に登場。 試験管に保存された液体で、イキアタリバッタリサイキンメーカーと並んで細菌兵器と言っても過言ではない代物。 飲んだ人間の体内で増殖し、汗とともに体外へ。 気化することで空気中に拡がるのだが、この菌を吸うと最初に飲んだ人間と同じ性格、知力、能力になる。 使った人物未満になるクルパーでんぱに比べれば若干マシか。 似た道具に「ビョードー爆弾」「ハンディキャップ」がある。 ウラオモテックス 「ウラオモテックス」、「グンニャリジャイアン」に登場。 ステッカーのような道具で、これを張られた対象は普段隠れてしていたことを堂々とやるようになる。 現実世界でこれを張られたら聖人君子だろうがなんだろうが社会的に抹殺されることだろう。 他にも「白状ガス」「ジャストホンネ」などもあるが、これらは制限時間がある分まだましな部類。 無敵砲台 「スネ夫の無敵砲台」に登場。 兵器系ひみつ道具で1、2を争うであろう強さを誇る要塞。 対象を指差し「発射」というだけでセットされた砲台から砲撃できる。砲撃は逃げることも防ぐこともできない。 ドラえもん世界の住人は(ギャグ補正のおかげで)異常に頑丈なのでまだいいのだが、最大威力で放てば20mほどもありそうな爆炎が上がっていた。 どう考えたって過剰防衛だこんなもん! 自己防衛機能も持っており、これを破壊しようと近付いた者を自動的に砲撃する。 彼の術に似たようなのがある。 誘導ミサイル ホームミサイル製造法 設計紙と地下工事マシン(で完成した基地内蔵のミサイル) 手投げミサイル 紙の工作「きりぬく本」武器編 ペンシルミサイルと自動仕返しレーダー だから何故市販してしまうのか。 効能?全部同じだンなもん! 特に最後のは平和になったのに…という所で閉幕する恐ろしい話。 ヤメラレン 「ジャイアンリサイタルを楽しむ方法」に登場。 一言でいうと驚異的な中毒性を発症させる薬物。 何かをしているときにこれを飲むと、そのときやっていることがやめられないとまらない状態になる。 作中ではドラえもんとのび太が「ジャイアンの歌中毒」になることでリサイタルを克服した…のだが、アンコールを求め、ノドが枯れて帰ろうとするジャイアンを鼓舞しまくるなど、余計体に悪そうな事態を引き起こしている。 本来は苦手克服に使われるものらしいが、中毒中に求めるものがなくなるとぼーっとしたりイライラするあたりどう考えても…。 道具解説本によれば、何もしていない時にこれだけを飲むと、「この薬を飲むことがやめられなくなる」。 やっぱり麻薬じゃん! ちなみにわさドラでは「ダイスキンドリンク」というにたような道具がでてくるが、苦い割にすぐ効果が切れる上、ジャイアンの歌には最高レベルでないと効果がなかった。 十戒石版 「十戒石板」に登場。ノート大の石板型をしている。 モーセの十戒が元ネタであり、これに自分が考えた戒めを書くと破った者に雷が落ちる(書いた本人も同様)。 書けるのは当然10項。 本項目ラストのネタもこれが元ネタ。 レポーターロボット 「レポーターロボット」に登場。 いわゆるマスゴミという奴である。 知りたいものを告げればその対象の所まで行って直接インタビューし、何があってもユーザーの知りたい事実を報道するという実に忠義深いロボットだが、 その忠義深さは最早狂気の域に達しており、「報道の自由を妨げる者は許しませんよ」と言い放ち、邪魔するものを電撃光線で焼き尽くすという強引な方法で排除してしまう……人の自由も妨げないでくれ。 この道具は40巻で登場したが、初期のドラえもんの道具はこんな感じのもんばっかりである。 また、これを見て平然と「続きはどうなるんだ!」と手に汗握るのび太その他の視聴者もあんまりと言えばあんまりである(*8)。今のネット社会の縮図のようだ。 おもちゃの兵隊 「おもちゃの兵隊」に登場。 「ドラえもんのうた」の2番にも登場する、ある意味有名な道具。 ドラえもんの出すロボット系道具にはロボット三原則の二(人間の命令に従うこと)を順守しすぎて一(危害を加えないこと)をおろそかにするような融通の利かないものが多いが、これはその代表と言える。 剣(軍刀?)を持った指揮官と、銃剣付き自動小銃を持った4人の兵隊から構成された小型ロボット。 防護対象者の敵だと判断した途端、黒焦げになるまで相手を砲撃する。軽く肩を叩いただけでも敵とみなされる。 また、野球ボールでさえも撃ち落として灰にする。 最初の命令しか聞かないらしく、後から「この人は敵じゃない」と説得しても、全く聞いてくれない。 また、最初に命令した者が敵だと判断されればやはり攻撃する。 なお、有名かつ強力なためかわさドラの「強ーいイシ」「のび太が育てたかぐや姫」、更にドラベースではかませ犬になってしまった。 チューケンパー 「チューケンパー」に登場。 犬型の可愛いロボット。 忠誠心の高い可愛い奴だが、こいつも二を順守しすぎて一をおろそかにするタイプであり、純粋度は先述のトモダチロボットと同等かそれ以上。 主人の言うことを聞きあれこれ気配りをしてくれるのだが、主人のためとなると融通が利かない上に限度も知らずになんでもする恐ろしい奴であり、主人が攻撃を加えられれば過剰なまでの反撃を行い、強い好意のこもった目で誰かを見ていればフルボッコにしてでも連れてくる。 たとえ本人が本気でなくても、ちょっと思っただけでそれを察し、勝手に判断して行動するため迷惑この上ない。 「犬はいいぞ! 給料も払わんでいいし文句は言わないし何でも言うことを聞く!」などという人には決して与えないことをお勧めする。 ロボット背後霊 「ロボット背後霊(わさドラでは「ボディーガードは背後霊」)」に登場。 使用者の背後にまとわりつき、24時間ほど使用者を守る。 これだけならいいのだがこいつも前述の「チューケンパー」同様、使用者のためなら暴行、強奪を行い、のび太が「おもしろそうだな」と思った漫画をはる夫から強奪、仕舞いにはのび太を怒ろうとしたママを殴った。 チューケンバーに比べ、透明な分さらに厄介だが、幸い24時間で消える。リミッターがある分、使用者擁護の道具の中ではこれでもまだ危なくない方。 アラビンのランプ 「ランプのけむりオバケ」」に登場。 「アラジンと魔法のランプ」に登場するようなランプ型の道具で、手でこすると煙が吹き出てランプの精霊のような煙のロボットが現れ、願いを聞いてくれる。 ただしその願いの叶え方に非常に問題があり、姿形はランプの精霊のようではあるが魔法などの特殊な能力があるわけではなく、主として煙状のくせにやたらと強い腕力にものを言わせるという方法である。 要するに上記3道具と同じくロボット三原則の一を無視するタイプの忠臣だが、コイツの場合はその中でも特に融通が利かない。 基本的に力仕事以外は役に立たず、やり方がわからない用事を頼まれれば他人にやらせる(たとえば、宿題をやれと言えば先生に強引にやらせる)、欲しい物を頼まれれば誰かから強奪してくるなど。使用人なんだから孫請けさせるなよ。 作中ではのび太の願いを叶えるためにドラえもんにストーブをつけさせ、先生に宿題をやらせ、ジャイアンからお菓子を、スネ夫からはトランプを奪い取った。 最後には調子に乗って100万円を要求したのび太の願いを叶えるためにパパから脅し取ろうとし、彼がそれだけの金をもっていないとわかると今度は外に飛び出して通行人を手当たり次第に襲い始めた。 一度受けた命令は完了まで一切の命令を拒絶するようになっており、命令を邪魔する者には容赦なく暴力を振るう。命令した本人のキャンセル命令も例外なく拒絶する。 一応、ランプの蓋部分に命令取り消しのボタンが付いてはいるのがせめてもの救い。 ダイエットン わさドラ「ドラえもんがダイエット」に登場。最初に指定した体重を減らすまで強制的に運動させられ続けてしまう。 これだけならよいのだが、この最初に指定する体重の数字に制限がないらしく、瘦せた結果が健康体の限界である極限体重を下回る値であっても受理してしまう。 魔人のいない魔法のランプ 「まじんのいないまほうのランプ」に登場。上記のアラビンのランプに近いが名前の通り中に魔人はおらず、近くにいる人の名前を呼ぶと、その人を勝手に魔人に仕立ててしまう。勿論本人に拒否権はない。またできることの範囲及び願いの解釈は魔人にした人物に準ずるため、あいまいな願いだとその人の勝手な解釈で予想外の結果が出ることもある。 強いイシ 「強~いイシ」に登場。 名前は「強い意思」のダジャレだがその実態は… その名の通り「石」の形をしており、何かやり遂げたい事をこの道具に吹き込み、時間を設定すると、当人の周りに浮かんで、目的を強制的に果たさせる。 もしもサボった場合は頭部を何度も殴打する。やる事と時間を一度設定すると、その時間が経過するまで途中取り消しは不可能。 何故か「年」単位のダイヤルもあり、のび太は「一時間」と間違えて「一年間」のランニングを設定してしまった。 物理的に不可能なのに、何で気がつかんのかね。まあ、本来は貯金とか禁煙とかに使うダイヤルなんだろうが。 戦闘力は「まもり紙」よりも強く、ジャイアンでさえもやられてしまった。 わさドラ版1回目ではここで散々書いた「おもちゃの兵隊」や「空気砲 」も無効、果てはブルドーザーに潰されても無傷という、これまた無駄に頑丈になっていた。 ただし、変装すると一時的に目を誤魔化すことができたりする。 同様のぐうたら撲滅系道具としては「スケジュール時計」「タイマー」などがあり、これらもいかなる方法を用いてもリセット不可能。 まあ、飽きっぽい人間がいくらでも後出しジャンケンできるスケジュールを付けたらどうなるか、というのはあるが、明らかにやりすぎである。 一応タイムふろしき等で時間を戻すか進めるかすれば回避可能。作中でもドラえもんがタイムふろしきで時間を1年分進めて事なきを得たつまりタイムふろしきで強いイシを無効化できる。 ちなみに『クレヨンしんちゃん』にも「スケジュール何が何でも達成ギブス」という似たような道具がある。 ドロボウホイホイ(人食いハウス) 「人食いハウス」に登場。 「ごきぶりホイホイ」のごとく泥棒を誘い寄せ、粘着材で捕らえる家型の道具。 家に入った人物のみならず、どうやら家の周囲で「盗る」「取る」という単語を発すると吸い込まれてしまう模様。 元ネタは大林宣彦監督のホラー映画「ハウス」。 フエルミラー 「かがみの中ののび太」に登場。 写したものを倍にして増やし、鏡の世界から取り出せる鏡。 食糧問題の解決には有効だが、グローブや本、お金などの左右非対称なものに対し使用するとそのまんま鏡像異性体が出てくるため使い物にならないことがある。 また、スイッチを切るのを忘れると、鏡に映った自分が勝手に出てきて本物を鏡の中に放り込んでしまう。 『ザ☆ドラえもんズスペシャル』でも王ドラが同様の目に遭ったり、ミニドラが町を埋め尽くすほど大量に現れたりしてパニックになっていた。 漫画『クレヨンしんちゃん』では本作のパロディとして、鏡に映った人間の「反対の性格の」者が出てくる鏡が登場し、こちらでも鏡の中から出てきたみさえとしんのすけが本物の野原母子を鏡の中に閉じ込めようとした。 味のもとのもと 「ジャイアンシチュー」に登場。 どんなものにかけても猛烈においしく感じられる最狂の調味料。 一見便利そうだが、食べるのが不可能なモノに対しても有効であり、一歩間違えれば石や金属をウマイウマイと口にして総入れ歯になったり、毒を摂取したりしかねない。 人間に振りかけてしまえば「人間っておいしそう……」ととんでもないことを感じてしまうようになる。 それ以上に恐ろしいのが「過剰に使用すると対象物を口にしなければ気がすまなくなってしまう」という危険性の存在。 のび太がうっかり中身全部をジャイアンにぶちまけてしまった結果、実に恐ろしき地獄絵図が繰り広げられてしまった。 この際ののび太たちの表情が明らかにラリッており、薬物並みにやばい代物だということを如実に感じさせる。 味覚が脳の働きによる知覚であることを考えると、なんらかの作用を脳に及ぼしているのは想像に難くないが、口にするのではなく対象にかけただけで作用するとは恐ろしい代物である。 名前が商標に引っかかったためか、大山版では「モトノアジ」、水田版では「いっぱい食べる粉元気な子」「何でも食べる子元気な粉」「スーパーグルメスパイス」等と数えられるだけで7回も名前を変えて登場していた。 ヒーローマシン 映画『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』に登場した道具。 絵本や物語の中に入って遊ぶことが可能であり、主人公の能力や衣装のまま、現実世界に戻ることも可能。 この時点で悪人が使用したら恐ろしいことになりそうだが真価はそこではない。 なんと、この道具で物語を展開した場合、その作品世界のキャラが自我を持って具現化してしまうのだ。 更に、ゲーム世界のキャラクターを現実世界に流入させてしまう危険性についても全く考慮されていないらしく、ドラえもんが西遊記のカセットを差したまま電源を入れっぱなしにしたせいで 妖怪軍団がゾロゾロ現実世界に現れ、人類を滅亡させてしまった。 気ままに夢見る機とアクセサリーセット 映画『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』に登場した道具。 夢カセットを夢見る機に入れるだけで好きな夢を見ることができる道具。しかも、登場人物は自分の思いのままに設定することができる。 これだけなら問題はないのだが、この道具はそれに加えて夢世界と現実世界を入れ替えることができるとんでもない機能がついている。 作中では、夢世界と現実世界を入れ替えた結果、夢世界のラスボスの攻撃を受けたのび太としずかちゃんが現実世界で死んでしまった。 本当に死んでしまったのである。 幸い二人とも生き返るのだが…。 また、この道具の注意書きには「長時間夢を見続けると現実世界に影響することがあります。」「第二の現実を創造する画期的新製品です。」といったとんでもないことが書かれている。 ヒーローマシンといい、後述する世界創造ゲームといい未来世界のゲームはあまりにも危険なものが多すぎる。 リフトストック 「リフトストック」に登場。 杖のような形をした道具で、対象者が上のボタンを押すことで重力の働く向きを調整し、上り坂を下ったりすることのできる非常に便利な道具。 しかし問題はこの道具、遠隔操作が不可能という点にあり、一度でも手を離したら直接上のボタンに触れるまで永久に重力変換ベクトルはそのままである。 作中ではのび太がうっかり下り坂にした状態でマンホールのくぼみに先端を引っ掛けてしまい、後方に置き去りにする結果となり、戻る最中に静香ちゃんがストックを抜こうといじったせいでのび太にかかる重力がどんどん急勾配になった挙句、ついにはストックが倒れて真横になってしまい、電柱に捕まって泣き叫ぶハメになった。 幸いドラえもんが駆け付けて事なきを得たが、もし手を離していれば、家の壁や塀をぶち破って突き進み続け、変わり果てた姿になったのび太は宇宙まで飛んで行ったことだろう。恐ろしすぎません? ちなみに『坂道レバー』という似たような道具もあり、これは付けた板や乗り物のベクトルを変えるためこのような事態に陥ることはない。 ミサイルつき原子力潜水艦 「ラジコン大海戦」に登場。 もう名前からして酷いが、実はこれラジコン用のオモチャ。 しかしその火力は1mかそこらしかないにもかかわらず、ミサイル一発で木製ボートを吹っ飛ばせるほど高い。 おまけに上から爆竹(魚雷)をドカドカ投げ込まれても平気の平左という頑健さを持ち合わせている。 強度はドラえもん曰く「本物並み」らしい。 たとえオモチャとはいえ、ビッグライトやら魔法の虫眼鏡やら、物を大きくする道具はいくらでも売られているわけで…。 さらにこいつ、ラジコンにも関わらずスモールライトで小さくなることで乗り込んで操縦可能であり、そのための装置がしっかり付いている。 もはや兵器である。 集中力増強シャボンヘルメット 「集中力増強シャボンヘルメット」に登場。 瓶に入った薬剤をシャボン玉のように吹き出し、それをヘルメットのごとく人の頭にかぶせると、その時その人がやっていた事を集中してやり続ける。 …ただし、その集中してやっている行動を止めさせるには、他の人がヘルメットを針などで割らなければならない。つまり自分自身で止めるすべが無い。 そのままずっと放置されればきっと餓死か過労で倒れるだう。 ちなみにしずかちゃんは必要以上の長さになってもセーターを編み続け、ジャイアンとスネ夫は道端にしゃがみ込んでのアリの観察をアリがいなくなっても続け、のび太のパパは庭の穴を深さ数メートル(推定)になっても延々掘り続けた。 しあわせトランプ 「しあわせトランプの恐怖」に登場。 見かけは普通のトランプだが、持ち主が願い事を1つかなえてもらうたびにカードが1枚ずつ消えていく。実はこのトランプ、特に願い事を直接言わなくても、思考を読み取って要求を満たすふしがある。スゲーナスゴイデス!等と唱える必要はない。 すなわち最強の道具である「任意全能系ひみつ道具」の中でも最速のひみつ道具であり、最強議論スレではほぼ間違いなくこの「しあわせトランプ」が武装としてテンプレに組みこまれるが、その「最速」「最強」には当然ウラがある。 52枚を消費し、トランプがジョーカーだけになった時、今までの幸運を埋め合わせるかのような不幸・災難が訪れる。 トランプを捨てたり燃やしたりしようと放り投げても、強制的に本人の所へ戻ってきてしまう。 難を逃れるには、他人にそれを譲渡するしかない。 作中では、のび太からそれを盗んだ引ったくり常習犯が犬にかまれ、ドブに落ち、車に跳ね飛ばされて大ケガをした末に警察に捕まった。その程度で済むんだ…… ちなみに水田アニメ版1回目では『のび太が願ってもいないのに勝手に望みを叶えて』いる為、任意全能ではなく自動全能とも取れる能力を発揮していた。 望みすらしなくとも勝手に叶えるとなると、もはや手の付けようがないぞ! ……このトランプを手放したい!と願った場合どうなるんだろうね? つづきをヨロシク 「つづきをヨロシク」に登場。 ガスを噴霧する道具で、何かをしている時に手を突っ込んで抜くと、その手の形になって続きをやってくれる。 それはいいのだが、取り消しガスをかけない限り永遠に続ける。 宿題をやってもらおうとすると一つのページを繰り返し続け、荷物を持たせると絶対離さない。 作中ではのび太が乱用した結果取り消しが追いつかなくなり、この道具で取り消しの続きをやってもらうことになった。 さすがひみつ道具の応用や有効活用に定評のあるのび太というべきか。 マルネットベルト チャンピオンベルトのような外見の道具で、丸いものを引き寄せたり、反発したりできる。 レベルは青→黄→赤の3段階あり、より大きな丸いものに作用するのだが…作中ではレベルの調整が一切効かず、一方的にレベルが上がっていった。 そしてこれをつけたのび太はレベルが赤になったベルトとともに丸いものに逆に引き寄せられたり、挙句丸い地球に反発されて大気圏外に吹っ飛ばされそうになった。 ベルトを外したことで窮地を脱することはできたが、宇宙をさまようベルトは丸い惑星達に対して…… しつけキャンディー 「しつけキャンディー」に登場。 飴玉のような道具で、これを舐めた人間が「嘘をつくと閻魔大王に舌を抜かれる」といった迷信的な警告をすると、それが現実になる。 スネ夫が迷信を言う自分の曾祖母をバカにするのを見かねたドラえもんが彼女に舐めさせたところ、スネ夫が「親の悪口を言うと口が曲がる」「物を粗末にすると物が泣く」「食後すぐ寝ると牛になる」という警告を無視した結果それが全て現実のものになった。 果てにはスネ夫のママが牛になったスネ夫を見せたくないばかりに「スネちゃまは留守」とごまかしたところペンチを持った閻魔大王が「嘘つくと舌を抜くぞ!」(原作では無言で笑みを浮かべながら)と言いながらやってきた。 それだけでも十分危険だが、本当に恐ろしいのは悪用も可能なのである。 例えば「テレビを見るのを邪魔すると、ネズミが出るよ」とデタラメな警告も現実になってしまうのだ。 水田わさび版では警告の中に「スイカの種を飲み込むとお腹の中で芽が出る」が追加されたため、うっかり種を飲み込んでしまったドラえもん、のび太、スネ夫の口からスイカのツルが出るという地獄絵図と化してしまった。 更に冒頭の警告が「嘘をつくと地獄に落ちて閻魔大王に舌を抜かれる」になったため、嘘をついたスネ夫とスネ夫のママが地獄に落ちてしまった。 つまり、水田わさび版仕様のは手を汚すことなく気に食わない相手を地獄に落とすことも可能なのである。 一応「茶柱が立つと縁起がいい、きっといいことがある」という良いことも現実になることがある要素があるものの、危険なことには変わりない。 オートアクションプロンプターときゃくほんカセット 「なぜか劇がメチャクチャに」に登場。 芝居用の道具で、やりたい芝居の「カセット」を道具にセットするだけで、どんな素人でも完璧な芝居が出来る道具。 また出演者の趣味嗜好をインプットすることで、出演者の理想通りの話をオートで選んでもくれる親切設計。 …「人が全自動で動く」という時点で何か嫌な予感がするが、作中では「のび太にも分かる」という条件で脚本を選定した結果しずかが裸ないし半裸になる役に充てられる名作童話芝居が次々選ばれることに。 しかも最後に度重なる(しずかの羞恥心による)劇の中断にキレたドラえもんが「強制的かつ全自動で芝居が進行する」モードに切り替えたら、「持ち物と服全てを人に施したために神から金を授かった少女の善行譚『星の銀貨(ターラー)』」が「嫌がりながら服を脱いで人に渡していくしずか」という、「完全なる原作再現」ながらエロ舞台と化してしまった。 つまりこの道具で芝居を行えば、「猿蟹合戦」の猿はリンチに遭い、「カチカチ山」の狸役は水に突き落とされて櫂でブッ叩かれ、「西遊記」の悟空は炉で焼かれて岩の下敷きにされた上に焼けた鉄を飲まされ、「舌切り雀」では舌を切られたり魑魅魍魎に襲われ、「桃太郎」では大量殺傷待ったなしである。 万が一「封神演義」のナタ太子なんかやらされたら切腹させられるのでは…。 さすがに「芝居用」の道具で「死にオチ」なんてことにはならない(人魚姫だってそうだし)だろうが、「裸」を「それっぽい衣装」等ではなくガチで脱がせた事から推測すると、かなり命がけの芝居になりかねない可能性を秘めている。 ことばきんしマーカー わさドラ「ことばきんしマーカー」に登場。指定した言葉を喋った人に雷が落ちるようになる。…幽白の海藤? 宇宙救命ボート 「行け!ノビタマン」、「のび太も天才になれる?」、「めいわくガリバー」、「気まぐれカレンダー」、「流れ星ゆうどうがさ」などに登場するひみつ道具。 地球が崩壊するなど惑星レベルでの超大規模災害発生時に使用する全自動型宇宙船。誰でも使用できるよう操作部分は発射ボタン一つのみで、ボタンを押すだけで勝手に人が住める惑星へと飛んでいく。 が、ボタンを誤って押してしまった場合にキャンセルする術がない。また着陸先は「人間が住める惑星」だが、初回使用時はどんな星か選ぶこともできなかった。 さすがに「完全ランダム移動」では鬼仕様だったせいか、映画『宇宙漂流記』『アニマル惑星』では目的地に存在するものを装置に入れることで着陸先を指定できるようになっている。前者ではジャイアンとスネ夫が入ったままの未来のゲームがUFOに持っていかれたため、乗組員が落とした木の実を使って追跡するのにつかわれた。 ねがい七夕ロケット 裏七夕ロケット 「ねがい七夕ロケット」に登場。 短冊に願いを書き、ロケットを打ち上げるとその願い事を叶えてくれる。裏はその逆で、願い事と反対の事象が叶う微妙なひみつ道具でもある。 問題は、書いた本人の願い事を叶えるだけではなく、勝手に他人の願い事を叶えられるという点である。 つまりは、本人の与り知らない所で他者を不幸に陥らせることも可能ということである。 作中でスネ夫は、裏七夕の機能を使って「しあわせになりたい」と書くことでのび太を不幸にしようと試みた。 …が、裏だと思っていたが既に「ねがい」の方に交換されていたため、文字通りの願いが叶ったものとみられる。なお、ジャイアンは「世界一歌がへたになりたい」、スネ夫は「大勢の女の子に嫌われたい」と書いていた(…既に叶ってないか?)。わさドラによれば、効果は一年間続く模様。 ミチビキエンゼル 「ミチビキエンゼル」に登場。 手にはめると使用者にとってもっとも有用な方法を提示してくれるが、その方法のほとんどは使用者第一で周囲の迷惑を一切顧みない。 しかも自分で外すと噛みついてくるので、他人に外してもらわなければならない。 そのせいでのび太はドラえもんの大事なネジを捜す際にも手間取ってしまったが、自分を狙っていたジャイアンがエンゼルを奪っていったため、ドラえもんを助けることができた。 本編では迷惑極まりない道具だが、かつてゲームボーイで発売されたゲームソフト「ドラえもん 対決ひみつ道具!!」ではそんなはた迷惑な効果は全くなく、ドラえもんにヒントを与える有能な道具として登場した。 使い手と目的の問題だろう。 ハリ千本バッジ 「ハリ千本ノマス」に登場。 いわゆるソノウソホント系なのだがこれは少し違うこのバッチを付けて、使用者に対し誰かが嘘をつくと、バッジが「ノマスー」とうなり、その嘘を言った相手は体が勝手に動き、嘘を本当にするための行動をとってしまう。例えば「全財産あげるよ」と相手がウソを言えばその気にしてしまうのだ。少しは抗えるが、結局はそのウソを実行してしまう。幸いバッチを外せば、すぐに効果は消えるが、消えるのは前に相手がついた嘘だけ。しかもこのバッチアニメでは、親切のつもりで「のび太の家に泥棒が入った(原作では家が火事になった)」と嘘をついたしずかが何と本当にするため窃盗(原作では放火)をしようとしてしまう。しかもこの時はバッチが胸に引っかかっていたためなかなか取れなかった。もしもエイプリルフールでこれを使ったらえらいことになるだろう。 ◆番外編 植物自動化液 名作と名高い「さらばキー坊」並びにそれを題材とした『のび太と緑の巨人伝』で登場した、浴びせた植物を擬人化する薬。 正常に使用すれば何ら問題は無いのだが、『ザ☆ドラえもんズスペシャル ロボット養成学校編』では思わぬ欠陥が追加された。 ドラえもんは裏山の開発を止めるため、一本杉に自動化液を浴びせて意見を聞こうとするも、蓋を閉め忘れていたため腐ってしまったことが判明。 ここでドラえもんは愚かにも腐った自動化液をその辺の松の木の下に捨ててしまい、キッドが新品を持ってきたため一本杉はマトモな心を持った姿で開発業者に抗議をした。 しかし、腐った自動化液は効果が無くなるわけではなく、心まで腐った姿で擬人化してしまうことが判明。 開発に不満を抱いていた松は林の木と言う木に腐った自動化液を浴びせ、大軍で暴走を開始し麓の町に押し寄せる。 マタドーラを捕まえて人質にすると、「もっと自動化液を腐らせてよこせ、世界中の植物を我々の味方にして人類をぶちのめしてやる」と言い始めた。 ドラえもんたちは中和液のタンクを持ち寄り、自動化液を洗い流そうとするが、一度でも中和液を使用した植物は二度と自動化されることは無い。 松軍団をたった一人で食い止めようとした一本杉まで中和液が掛かってしまうと、ドラえもんたちは躊躇するも…。 誰得系 使い道が限定的でありながら危険を伴う、ある意味作られてはいけなかった道具。 道具一覧 [部分編集] アゲタイ 「ぼくのすべてをアゲタイ」に登場。 ネクタイ状の道具。これを結ぶと自分の物をなんでもあげたくなる。効果を取り消すにはアゲタイを外すしかない。 際限がなくあげては困るものも差し出してしまう。冷蔵庫等の家具であったり、現在住んでいる家であったり…。 なんで作ったのか……需要はあるのか…22世紀の人達の感性がよくわからない。 悪運ダイヤ 「悪運ダイヤ」に登場。 握りこぶしくらいの大きさのダイヤで、自分に擦り付けたそれを他人が持つことで効果を発揮する。 なんと自身に降りかかった災難がダイヤを持っている者に移るのである。 何?ダイヤを持たなきゃいい? キミは道端に宝石が落ちていても拾わないでいられるのか? しかも拾いたくなるように誘惑する機能までついている。 ちなみに、そのダイヤを拾った人を探すためにハンマーで叩きまくり、アニメ第二期ではビンタをしたり頬を引っ張ったりしていたが、あまりやり過ぎるとジャイアン以外の人にも酷い目に合わされるのではないのだろうか……。 まさつブラシ わさドラ「ツルリン 先生がとまらない」に登場。これでふいた場所は摩擦が0になり壁にぶつかるまでずっと止まれずにすべることになる。 悪魔のイジワール 「悪魔のイジワール」に登場。 これを飲むと、周囲の人間から(無意識のうちに)イジワルを受けることとなる。インケンすぎる。 解毒剤はあるが、飲むまでの間もイジワールの効果は続くわけで… 作中では、トイレに行きたくなったのび太が、周囲の人間の(悪意の無い)イジワルの結果、どうしてもトイレに行けずに漏らしてしまう羽目になった。 遠写カガミ 「カガミでコマーシャル」に登場。これに写った画面を他の鏡にも映し出すことができる。 映し出す範囲は、家の中から町中まで調節可能で、自動にしておけば誰かが鏡を除いた時だけ映るようになる。更に同じ画面を何度か写すことも可能。 下手に範囲を町中に写すと周囲一体のカーブミラーや車のバックミラー、サイドミラーを使えなくさせて、交通事故を多してしまう。 ほかにも、過剰に暴力的だったり性的だったりする映像を無作為に見せつけるイタズラなど、考えれば考えるほどヒドい用途の事が沢山できる。 絶交テレカ 「ザ☆ドラえもんズスペシャル」に登場。 親友テレカとは対極的な道具で、文字通り友情ブレイカーな効果を持つ呪われた代物。 しかも、あっちは伝説のひみつ道具扱いされているのに対し、このテレカはそのようなエピソードが一切ないため、市販されているものと考えられる。 百苦タイマー 「百苦タイマー」に登場。 デジタル式の目覚まし時計みたいなシンプルな見た目だが、実は非常に危険な代物。 一度スイッチを入れると、1分に1回、計100回の苦が訪れる。しかも停止機能が付いておらず、無駄に頑丈で壊す事は出来ないしどんなにこの道具から離れても効果は消えない。 ちなみに回を重ねるに連れ過酷になり、弱い人なら10分で死に至るとか。 原作では「行」つまり修行者が己を鍛えるための秘密道具とちゃんと道具自体の存在意義は説明されているのだが、なぜ苦行僧が必要とするような道具を一般家庭の未来人であるセワシと子守ロボットのドラえもんが持っていたのかは謎である。 誤ってスイッチを入れてしまったのび太は散々な目にあった。結局タイマーを100年後に持っていき、「7回目は100年後から」というオチで事態は解決したが、それはそれで100年後が心配である。 びんぼう紙 「ぼくのまもり紙」に登場。 拝めば主人をありとあらゆる災厄から守ってくれる紙型ロボット「まもり紙」の逆バージョン。微妙なひみつ道具でもある。 拝めばありとあらゆる方法で主人に災厄を招く紙型ロボット。もう説明するのも面倒だ。 しかも「まもり紙」単体の戦闘力はジャイアンがズタボロになってやっと勝ったというくらいあるので、こいつも同様と思われる。 一体誰が何のために使うというのだろうか…。 わさドラ版では「やくびょう紙」という名前になっており、電柱が倒れてきたり、なぜかサイの集団が押し寄せたり、 挙句の果てにはUFOが墜落したりと、完全に主人を殺しにかかってきている。 サイに至っては「動物園から逃げ出した」とかいった説明も一切されていないので、この道具が無理やりアフリカからワープさせてきた可能性すらある。 ゴルゴンの首 「ゴルゴンの首」に登場。 常時石化光線を垂れ流している危険すぎるロボット。 防ぐ手段はなく、上に生えた蛇の首を引っ張らなければ永遠に解除されないという意味不明な仕様の上に、収納している箱の外に出すと自分の意志を持って勝手に歩き回る。 ドラえもんの説明では生物にしか効かないように言ってるが、ロボットであるドラえもんも効果があった。 まあ、ドラえもんは風邪も引けば蚊にも刺される高級ロボットだし……。 何でこんなもんを未来の世界では作ったのだろうか? そもそもこの道具、立たされても疲れないようにするためだけに出したのである。 ヘソリンスタンド 「ヘソリンガスでしあわせに」に登場。 30分間精神・肉体含むあらゆる苦痛を取り除く「ヘソリンガス」を供給するスタンド。 ONE PIECEや鋼の錬金術師、2011年1月12日に放送された世界仰天ニュース「痛みを感じない少女」でも描かれたように、「痛み」とは身体への危険信号であり、それを無視し続けることは死に直結する。 作中では使用者が「東京タワーから落っこちても大丈夫だな」「ひかり号にはねられても平気だよね」などと言いだす始末。(※死にます) おまけに心の痛みも無くなるため、倫理観や罪悪感も麻痺し、苦手もなくなり怖いものなしという極悪仕様。 しかもヘソリンガスは効果が切れると体が痛み出し、それを解消するためにまたガスを注入するという、恐ろしい程の中毒性であり、一度使い始めたらヘソリンジャンキーになってしまう。 まさに麻薬。 更に恐ろしいのは、ヘソリンスタンドには別のガスを装填できるというシステムであり…(以下、該当項目参照) 地球下車マシン 「地球下車マシン」に登場。 ポケットに入るサイズの、ダイヤルがついた機械。 このダイヤルを回すと、使用者に対する地球の自転の影響を小さくすることができる。 即ち、普通の人からは使用者が西方向へ移動しているように見える。 …さっぱり使用目的・開発意図の分からない道具である。のび太は(身動きせず)スキーをするために使用した。 (かつてのテレビのチャンネル変更ダイヤルと同様)多用し過ぎるとダイヤルが安定しなくなり、最終的にはダイヤルが取れて壊れてしまう。 こうなると、機能をOFFにすることが出来なくなるため、とてつもないスピード(自転速度と同等?)で延々西へ強制移動させられる。 作中でのび太は、マシンの入ったズボンを脱いで、ズボンのみ移動させることで一応事なきを得たが… アニメ版では、万里の長城上空をズボンが飛ぶというシュールなオチが流れた。 分かいドライバー 「分解ドライバー」に登場。 該当項目参照。 地面に落としたら地球は滅亡するのではないだろうか? 発売禁止道具 ここまでに登場した危険極まりない道具を普通に市販する未来デパートすら発売を禁止する程の危険な道具。 道具一覧 [部分編集] 人間製造機 「人間製造機」に登場。 名前通り。倫理的にもうなんか色々ダメ。 しかも超能力者(ミュータント)の赤ちゃんが生まれる欠陥付き。 未来では国連軍が出動する事態になった。 新ドラではネタが危険すぎるために「架空動物製造機」になったが、こちらは感動的な話になってる。 空飛ぶうす手じゅうたん 「空飛ぶうす手じゅうたん」に登場。 薄手の布地。 「とぶ」「あがる」「うかぶ」といった、浮遊を思わせる単語を布地の周囲で言うと、これが浮かび上がり、空中を飛行する。 …問題なのは、飛行のコントロールが効かない点である。それゆえ、未来世界でも流石に発売中止となった。 単に飛びたきゃタケコプターでいいしね。 どこでもガス 大長編『のび太とアニマル惑星』に登場。 「どこでもドア」の気体版だが、目的地と別の場所につながってしまう事例が多発し、早々に発売中止になったという。 どこでもドアがはらんでいる危険性は前項でも解説した通りだが、そのどこでもドアよりはるかに事故が起こりやすい欠陥品が売られた場合どうなるかは想像に難くない。 作中ではニムゲの星の科学者が開発したものとしてほぼ同じものが登場しているが、それを見る限り、 「目的地設定にボタンやダイヤルでの操作が必要で、(心に思った場所を読み取ることで作動する)どこでもドアより遙かに面倒」 「ガスが風で吹き散らされたり、無くなると帰れなくなる」という問題点を抱えている。 ただし、そちらの場合は動物たちを月に逃がす目的で使われたものであり、二ムゲの星で実際に道具として流通されていたのかは不明。 ころばし屋Z アニメオリジナル「最強!ころばし屋Z」に登場。 通常の「ころばし屋」は「10円入れると対象を3回転ばせてくれる」というだけの道具で、いたずらぐらいにしか使えそうにない良くも悪くも子供の玩具のような道具。 で、そのころばし屋の上位版であるこのZの能力はというと…… 銃撃一発で電柱がへし折れる のび太の銃撃(*9)にすら対処する運動能力 タイムワープ機能付きで時間を越えて追って来る 拘束できても脱皮して脱出する ターゲットの身近な人物を視認するだけでターゲットの情報を得られる 無関係な人間を巻き込もうがお構いなしの非情さ ……と、もはや 超時空戦略兵器 のレベルに達しているブツである。というか、通常版との差が大きすぎる。 また、 通常版にあった「100円入れるとキャンセルできる」機能も搭載されていない 。なぜ危険なものに限ってリミッターを着けない・・・・・・。 これは製造中止になるべきだろう。そもそも、なぜ発明した?? 世界創造ゲーム 田中道明による漫画版『ザ☆ドラえもんズ』に登場するゲーム。 未来の世界版RPGツクールとも言えるもので、ゲームの中にあまりにもリアルな世界が作れる他、ゲーム内で作った存在を実際に現実世界に呼び出すことが可能。 それ故に自身の作った箱庭と現実の区別がつかなくなり、危険と見なされて発売中止になった。 詳しくはウラドーラ軍団(ザ☆ドラえもんズ)を参照。 おそらく元ネタは3DOのゲーム『友情伝説 ザ☆ドラえもんズ』に登場するイージーホールかと思われる。 コピーたまご 『ザ☆ドラえもんズスペシャル』に登場した欠陥品。 動物をコピーしてペットを作り出す道具なのだが、絵や写真、像などであっても関係なく最初に見たモノをコピーする。 そのため猛獣や架空の生物を片っ端からコピーして大騒ぎになり、発売中止になった。 怪獣映画やゲームの広告なんかをコピー対象にしたらどんな大惨事に発展するか分かったものじゃないだろう。 更にコピー機能は誕生後も続くため、武力を持って投入しようとすると技を片っ端からコピーして強化される。まさに黒神めだか。 作中ではのび太が『西遊記』の三蔵法師一行の石像をコピーしてしまったせいで、天上界一の暴れん坊「斉天大聖 孫悟空」が現代に蘇ってしまう。 まぁ、作中世界でのび太の活躍を元に創作されたのが孫悟空なんだけどね(パラレル西遊記参照)。 なりきりチェス 『ザ☆ドラえもんズスペシャル』に登場。 ドラ・ザ・キッドの持つ道具。 チェスの箱のような形で、スイッチを入れると周りの人間がゲームの世界へと飛ばされ、駒となり戦うことになる。 戦いで受けた痛みは脳に直接作用するため、未来では死者まで出てしまい発売禁止となったらしい。 王様の命令が絶対のため下位兵に拒む権利はなく、相手が恋人や家族だろうが敵軍であれば強制的に死ぬまで戦わされ、勝敗が決しない限り永遠にゲームは終わらない。 更に信じがたいことにキングはNPCなようで、仮にプレイヤーがキングを殺したり降参させたりした場合、敗北した側の駒は全員敵キングに捕らえられ断頭台送りになる。クソゲーにも程がある!! これを開発した人はデスガリアンか何かなんだろうか。 早い話が超劣化版「ソードアート・オンライン」。ハリーポッターにもこんなシーンがあったような… 触るとできる工作セット 『ザ☆ドラえもんズスペシャル』ロボット養成学校編に登場。新発売のひみつ道具として鳴り物入りで登場した。 手で触れた物を使用者の願い通りの姿に変えるという手塚治虫先生が見たら大喜びしそうな道具。 しかし、抽象的な概念でも具現化することが可能であり、作中ではマタドーラが「強くなりたい」と思いながらうっかり手で触ってしまったせいで巨大なマタドーラの姿に変身、ロボット養成学校の校舎を破壊してしまった。 この騒ぎを始めとして各地で同様の事故が起こり、あえなく販売中止に。 スリルグラス 危険すぎて市販すらされなかった道具。『ザ☆ドラえもんズスペシャル』ロボット養成学校編に登場。 ゴーグルのような形をしていて映るものが安全であればあるほど過剰なまでに危険なものとして認識され、それによってスリルを味わう。 原作にも「オーバーオーバー」と言う同じ性質の道具があるが、この道具はそれに加え、危険であればあるほど安全に見えるという余計な効果が付加されている。 つまり「自ら危険に突っ込んでいく可能性を極限まで高める」という、この上もなく危険すぎるブツなのだ。 これを付けてしまったドラえもんはただの蜘蛛にビビってバズーカをぶっ放しまくり、溶鉱炉の上の鉄パイプをお気楽に歩き回るという第三者視点の方が遥かにドキドキハラハラする大暴走をしでかし、これが原因で市販される前に封印された。ひみつ道具開発センターのスタッフ曰く「作り直しだ」との事。 《Wiki十戒》 ●項目を見たら追記・修正をしなければならない ●情報はより正確なものでなければならない ●二次元の自分の嫁は愛し抜かなければならない ● ● ● ● ● ● ●勝手な決まりを作ってはならない ピシャーーン!! 「わるく思うな。こうでもしなくちゃ、とりかえせなかったからね。」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑すぐ上に愚痴コメントが有るのですが、やっぱりログ化はまだやめたほうが良いと思いますよ -- (名無しさん) 2020-06-10 16 16 20 超絶欠陥道具ばっか。更に、ドラえもんはこの手の欠陥品の監視が杜撰 -- (名無しさん) 2020-06-26 03 23 27 世界変換マシンはセーフなのに世界創造ゲームはアウトなのか… -- (名無しさん) 2020-09-09 04 17 36 財団も真っ青 -- (名無しさん) 2020-10-24 20 35 56 もしかしたら、銀河破壊爆弾も明言がないだけで実は非売品なのかもしれない…え、じゃあ取ったのかって?販売禁止レベルのひみつ道具を金欠のはずなのに持ってたり、同じく販売禁止のひみつ道具をさらっと取り出すドラえもんなんだから、そんなこと気にしたら負けだ。 -- (名無しさん) 2020-12-30 21 13 47 「入り込みミラー2」はかなり危険だと思うが。普通の「入り込みミラー」と違って元の世界にも影響が出る劣化版。つまり鏡世界で何かを破壊すれば元の世界でもそれが破壊される -- (名無しさん) 2021-03-04 16 05 40 のろいのカメラが登場する回はアニメでは後味が悪い結末になっているんだよな... -- (名無しさん) 2021-03-04 21 34 40 地球破壊爆弾みたいな大量破壊道具は22世紀の銃や手榴弾なんじゃないかと思う。 -- (名無しさん) 2021-09-16 12 56 58 倫理崩壊系の道具に、やりようによってはこんな悪事にも使えるという理由できせかえカメラとかが含まれているけどそれ言いだしたらほとんどのひみつ道具が含まれると思うんだけど。例えば桃太郎印のきびだんごなんか密漁に使えるから倫理崩壊系ひみつ道具だと言おうと思えば言える -- (名無しさん) 2021-10-08 14 10 05 魔法辞典はガチの欠陥品だよなぁ。他人が呪文言っても発動するってアホかって話だよ。せめて「辞典を持っている者以外が呪文を言っても効果はない」ぐらいのセーフティ設けろよ… -- (名無しさん) 2021-10-31 19 18 19 破壊爆弾系統はもしかしたら創造系ひみつ道具に対する最終アンチアイテムなのかもしれない -- (名無しさん) 2021-11-04 00 04 36 メモリーローンは本やゲームを楽しんだ記憶を消してまたやり直すのには凄い便利そう。MOTHER2とか記憶消してやり直したいもん。しかもいい思い出扱いになるからお小遣いも入るはずだし。 -- (DF200-205) 2022-01-21 00 13 03 未来の品物は簡単にコピーできないようにプロテクトがかかってそう。 -- (名無しさん) 2022-04-12 09 29 10 本編ではささやかな目的(大音量でレコードを聴く)のために使われたアソボウも、使う場所次第で危険な道具に成り得るのか…。似たような性能を持つ人よけジャイロは終盤で危険性が浮き彫りになってたけど(ロープウェーの従業員のような【その場に居るべき人】まで居なくなるうえ、遭難しかかっても救助は絶対に来ない) -- (名無しさん) 2022-05-08 20 15 44 流石に危険物が多すぎだがドラえもんもそんな危険物をよく購入するよなと思わずにはいられない。未来デパートからそういう物を厄介払いされてるのか、実は完成版を作るための試作品を貰っちゃったのか…。考えすぎか。 -- (名無しさん) 2022-09-11 13 30 04 ↑未来では町全体にタケコプターなどの墜落防止機能があるし、ひみつ道具を使えなくしたりする技術も存在している。これらの道具も本来外側に安全装置があることが前提なんじゃないだろうか。 -- (名無しさん) 2022-12-30 22 21 18 デビルパスポートって普通に使ったら50万程度しか稼げないんだな。命一つの値段にしては安すぎるし(っというか生き永らえられても限度ギリギリまで使うわけない)ビッグライトとのコンボ前提のようにすら思える。あるいは使用者の金銭感覚に合わせて下ろせる額も変わるとか? -- (名無しさん) 2022-12-31 19 18 37 あべこべ世界ミラー(というかミラーのび太)何かも危険だと思う。惑星と違ってミラーのび太は性格が真逆で超人級の能力持ちっぽいから、最悪のび太を抹殺して表世界も牛耳ろうと企みそう。それこそ大長編とかでラスボスになりそうなほど。 -- (名無しさん) 2023-01-09 07 45 02 平和アンテナとかは人間が機械に使われてる感あって怖い。というか精神操作系の道具が沢山出回ってる22世紀の人達って自由意志ちゃんと持ててるのだろうか?実は偉い人があらかじめ日記で…とかだったら普通にディストピア -- (名無しさん) 2023-01-14 20 33 22 さすがに現在の倫理観に引っ掛かりまくるんで何らかの販売制限かかってるかも。 -- (名無しさん) 2023-01-15 17 59 27 フェスティバルーン、何かの間違いで「ドスケベスキンフェスティバル」とでも書こうものなら(性的な意味で)倫理崩壊待ったなしだろうなあ……。 -- (名無しさん) 2023-02-27 04 57 11 なんか、「~に(な状況に)なる可能性がある」で危険な道具に分類しているのが散見されるし、際限なくなりそう・・・。それが許されるなら、タイムマシンはもちろん、タケコプターだってどこでもドアだって人命や文明崩壊の手段となる可能性は秘めてるわけだし -- (名無しさん) 2023-03-01 16 05 28 危険物には -- (名無しさん) 2023-06-15 15 31 05 道具も危険かもしれないけど使う人間次第やな。 -- (名無しさん) 2023-07-06 21 21 30 ↑現実でも人を傷つけるどころか命すら奪うことが主目的ではない道具でも、使い方を誤ったり悪用したりするとそういうことができるからね -- (名無しさん) 2023-09-30 13 23 22 どれもこれもKクラスシナリオ待ったなしの危険物品。使用さえしなければ問題ないワケだから全部Safeだけど -- (名無しさん) 2023-10-26 00 11 49 未来デパートに監査入りそう。 -- (名無しさん) 2023-10-31 20 22 20 ↑6良識があって思慮深い人しか使わないならそれでも良いだろうけど、のび太やドラえもんの様なポンコツ気味の人や子供でも自由に使えるんだから「可能性がある -- (名無しさん) 2024-01-04 22 21 36 ミス。「可能性があるだけなら問題ない」は危ない。悪意がなくとも事故る可能性が高いものなのだから。 -- (名無しさん) 2024-01-04 22 23 53 セーフティ機能みたいな事故が起きても大丈夫なやつつけて欲しい。 -- (名無しさん) 2024-04-17 15 36 18 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ドラえもん 対決ひみつ道具!! 【どらえもん たいけつひみつどうぐ】 ジャンル アクション 対応機種 ゲームボーイ メディア 1MbitROMカートリッジ 発売元 エポック社 開発元 酒田エス・エー・エスエポック社 発売日 1991年3月1日 定価 3,500円 判定 なし ポイント ドラえもん初の携帯機ゲームアニメ大長編の世界観を忠実再現少々不気味な世界観は賛否 ドラえもんシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ゲームボーイ版のドラえもんシリーズ第一作目。 ストーリーとしては「タイムマシンを筆頭としてさまざまなひみつ道具がドラえもんたちに反乱を起こし、おなじみの五人のうちドラえもんを除いた全員があらゆる空間に幽閉されてしまったのをドラえもんが助け出し、黒幕のタイムマシンを追いかける」というお話。 特徴 見下ろし型マップと横スクロール、縦シューティングの3つが複雑に絡み合ったフィールド。 ひとつの見下ろし型フィールドのあちこちにどこでもドアが設置されており、これらに入ると横スクロールや縦シューティングのアクションパートに移行する。クリアすると重要アイテムが手に入ったりヒントが聞けたりし、再び見下ろしマップに戻り別のドアを探索するという繰り返しを経て先へ進む。 中にはミニゲーム風のステージ(武器タイプのひみつ道具が得られたりする)や、会話またはヒントが聞けるだけの場合もある。別のドアにつながっているものも。 必要なひみつ道具を全て集めてボスのいる扉に入るとボス戦となり、倒すとステージクリアとなる。 ステージをクリアするとひらがな3文字の「あいことば」を教えてもらえる。いわゆるパスワードコンティニューで、ゲームスタート時に入力するとそのステージの最初から再開できる。 ドラえもんはゲーム開始当初、ミチビキエンゼルとチャンピオングローブ以外のすべてのひみつ道具を失っている。「ひみつ道具でなんとかすりゃいいだろ」という当時の子供たちの突っ込みを最初から撥ね付ける。 道中でいくつかの武器型ひみつ道具を手に入れていくことになるが、ステージのボスを倒して仲間を救出すると、ひみつ道具のエネルギーがなくなったと出て新しいステージではまたチャンピオングローブからスタートとなる。 ちなみにコンティニューした場合もステージの最初からになるがチャンピオングローブしか持っていない。 武器型ひみつ道具は以下の7種類。 チャンピオングローブ 初期装備。威力は高いが射程が非常に短い。 空気ピストル 威力は低いが連射ができる。 衝撃波ピストル 威力が高く、連射もできる。 空気砲 前3方向に弾を発射するが、威力は低く、連射も効かない。 たつまきストロー 前と後ろに同時に弾を発射する。連射は不可。 しゃぼん玉ピストル 画面上に1発しか出ないが、見た目に反して威力が非常に高い。敵を貫通することもできる。 ブーメラン 前方向に飛んでから戻ってくる。威力はそこそこで敵を貫通することもできるが、射程はチャンピオングローブの倍ぐらいと短め。 チャンピオングローブは原作ではたいした知名度もなかった道具だったが、この作品や半年ほど前に発売した『ギガゾンビの逆襲』などでも攻撃用の道具として登場する。 「しゃぼん玉ピストル」、「たつまきストロー」など原作では元々武器としての要素は持たなかったはずの道具が武器として活躍する一方、原作でよく武器として用いられる「空気砲」は使い辛くなっている。「ブーメラン」に至ってはひみつ道具とは言い難いかもしれない。 武器以外では、被弾を三回まで防ぐ「バリヤーポイント」や一定時間無敵になる「SL煙突」などといったひみつ道具も登場している。 ドラえもんの好物としてお馴染みの「ドラ焼き」は取ると1UPするアイテムとして登場。 戦闘用以外では、「ミチビキエンゼル」と「正直太郎」というナビゲーター型のひみつ道具もある。原作ではただの鬱陶しいおせっかい焼きでしかなかったミチビキエンゼルがここまで頼もしく見える作品はこれだけだろう。 謎解き用のひみつ道具には「道路光線」や「通りぬけフープ」などが登場している。 評価点 アニメを意識した舞台作り。 キャラ同士の会話シーンでは表情がそれぞれ変化しながらおなじみの雰囲気でストーリーを盛り上げる。横スクロール等をクリアしてもこうしたヒントですらない会話が発生するだけの場合もあるが、妙に怒れず微笑ましくなってしまう。 大長編を模した背景もあいまって、これはこれでひとつの大長編アニメとして完成されている……ような気もしてくる。 RPGライクな謎解き。 ボスの部屋に行くためにはAとBの道具を見つけてからCのイベントを見なければならない、といった様に単純に前に進むだけではステージのクリアには繋がらない。しっかりと重要な道具を発見し、得られる情報やヒントを得てからボスとの対決になるように設計されている。 そのため、終盤になると次にどこに行くべきか分からないという事も頻繫に起きるが、ステージ内のすべてのどこでもドアを調べれば自ずと解決されるため、決して詰まったままゲームオーバー確定ということはない。 『安易なひみつ道具の濫用に対する警鐘』というストーリー タイムマシン等、ドラえもんに反乱を起こした道具たちの意見は「いつも乱暴に扱われてむしゃくしゃしてやった」という責めるに責められないもの。 基本的になんでも道具で解決するという、ドラえもんの前提的な作風に一石を投じる挑戦的な作風だが、最終的には和解した上で道具たちのことも考えようという前向きな形でエンディングとなっている。教訓的だが押し付けがましくはなく、こうした点も原作らしさを意識していると言える。 最終ステージの曲は評価が高い。 そのためか、SFCの『妖精の国』や『トイズランド大冒険』でもこのBGMをアレンジした曲が使われている また、最終ステージほどではないが、タイムマシン戦の曲も好評。 賛否両論点 大長編を意識した変化に富んだ背景。 ドラえもんがのび太たちを探して訪れる世界は4つの特徴あるステージに分かれており、さらにアクション面も含めて様々な背景が細かく描写されている。 ステージ内は当時の大長編が如実に意識されており、大長編に実際に登場した敵キャラも現れたりする(魔界のデビルモンキー等)。 しかし、ステージそのものは原作にも登場しないオリジナル。夢の中のような不可解かつ不思議な空間になっており、無限ループする構造なので不気味ですらある。 他のドラえもんシリーズではほのぼのとした世界観が多いが、この作品は道中のステージや会話も含めてシリアスな世界観で統一されている。 特にのび太ステージでは、背景が宇宙を模している中でSFチックで謎めいた敵がドラえもんを目掛けてゆっくりとにじり寄ってくるなど、トラウマになりかねない。 しかもこのステージでは何の前触れもなく正直太郎が故障してしまい、理解不能な言葉を発して不気味さに拍車をかける。「ほんやくコンニャク」があれば解決するとはいえ、故障した原因そのものは不明なまま。 問題点 ドラえもん以外の活躍はほとんどない。 ドラえもんは各種ひみつ道具で武装して戦うが、他のキャラは救出後はドラえもんのポケットの中に隠れるということになり、時々会話シーンで顔を出す以外の登場はない。(*1) パッケージでは他の4人も戦っているが、ゲーム中にそういうシーンは無いためパッケージ詐欺と言えなくもない。 ドラミちゃんも登場するが、ひみつ道具がおかしくなった原因を調べてくれるだけで手助けはしてくれない。(*2) 正直太郎が途中で加わるが、役割は単なるナビゲーターでありミチビキエンゼルと完全にかぶっている。 レーダーが分かりにくい。 セレクトボタンでまだクリアしていないドア(●)とクリア済みで入れないドア(○)とが表示されるレーダーが出るが、使い勝手は宜しくない。 というのも、ステージそのものが迷路のように入り組んでいる場合が多いが、表示されるのがドアの位置だけで、クリアしていないドアに行きたくてもどうすれば辿り着けるのかをレーダーから読み取ることはできないからである。目の前のドアに行くのに遠回りしないといけない場合も多い。 武器の格差が大きい。 三発まで連射が可能で攻撃力もそれなりの「衝撃波ピストル」と、画面上に一発しか撃てないものの攻撃力が高く敵を貫通する「しゃぼん玉ピストル」の2つが強力で、ボス戦もこの2つのどちらかがあれば秒殺も可能。 それ以外の武器は威力が低い、射程が短いといった理由であまり役に立たない。 新たな武器を入手した時点で新しいものに切り替わるので、自由に変更できない。使い勝手が良くないものを手に入れてしまうと苦戦する。 ミスしないと残機や得点が確認できない。 得点はエンディングの最後でも表示されるが、それでも少々不親切である。得点によって1UPするなどのメリットは一切無いが…。 次回作ではこの点は改善されている。 手に入れた重要アイテムを確認するすべがない。 中盤からはステージクリアのための重要アイテムが多く出てくるので、何が入手済みなのかを確認するすべが欲しかったところである。 ボスの耐久力が低め 無敵時間が存在せず、先述の「衝撃波ピストル」を撃っているだけで秒殺できる。 弾幕はそれなりにきついため、攻撃力の低い武器で挑むと結構苦戦する。特にのび太ステージでは衝撃波ピストルの入手がボーナスステージのランダム出現に頼るしかなく、出なかった場合は強ボスとなる。出たら出たで秒殺なのだが… 総評 「ひみつ道具」というドラえもん世界ではキャラクター以上に重要なファクターをメイン素材に持って来た点では、ドラえもんファンにとってなかなか味わいのある作品と言える。 このゲーム自体をひとつの大長編ストーリーとして捉えてもおかしくないほどの出来栄えだろう。 横スクロール・縦シューティングと切り替わる画期的なアクションに加え、コンティニューやパスワード等も完備されており、アクションが苦手でもじっくり詰めればクリアできる全体難易度も、プレイのしやすさに他ならない。 ドラえもんしか操作できず、他の人物が全てチョイ役なのがファンには残念なところ。 余談 Bボタンの出番が少ない。 Bボタンはジャンプボタンなのだが、序盤でタケコプターを入手した後は縦スクロールステージでは常時飛行、横スクロールステージでも着地しない限りは飛行状態なので、ジャンプする機会は少ない。 縦スクロールステージのひとつのジャングルには落とし穴や障害物があるが、タケコプター入手後はほぼ意味なし。 原作では肝心な場面で電池切れして使えなくなるが、そういった場面も用意されていない。 小ネタではあるが、エンディングのタイムマシンはキレているようにも見える。 自社のソフトをちゃっかり宣伝している場面があり、ステージの中に同社発売のゲームボーイソフト『爆裂戦士ウォーリア』風のステージがある。 他にギガゾンビの逆襲も名前だけ出ている。 無敵のあいことば 「むてき」と入力するとドラえもんが一切ダメージを受けない状態で最初からスタートできる。(*3) 「ももこ」と入力すると、「むてき」の効果に加え、セレクトボタンで武器選択ができるようになる。そしてシューティング面でポーズをかけてAボタンを押すと直ちにクリア扱いになる上、マップ画面でポーズをかけてセレクトボタンを押すと直ちに次のステージへ行くことができるようにもなる。 ただしボタンを押さなくてもメッセージが勝手に送られてしまうという弊害もあり、ストーリーを楽しみたい場合に使用するのはおすすめしない。
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登録日:2020/01/16 Thu 21 24 22 更新日:2024/05/11 Sat 14 55 06NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 GB ひみつ道具 エポック社 ゲーム ゲームボーイ タイムマシン ドラえもん ドラゲー ミチビキエンゼルの活躍 佳作 反乱 怖い世界観 考えさせられるゲーム 迷路 酒田エス・エー・エス 『ドラえもん 対決ひみつ道具!!』とは、1991年3月1日にエポック社が発売したゲームボーイソフト。 あらすじ ある日、タイムマシンのコンピューターの機能を使って迷路ゲームで遊んでいたドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン。 しかし突然、タイムマシンから謎の煙が噴き出してしまい、ドラえもん達はその謎の煙に包まれてしまう。 気絶していたドラえもんが気が付くと謎めいた迷路空間が広がっており、更にのび太達の姿もなく、ひみつ道具もチャンピオングローブしか無かった。 しかし近くを見るとミチビキエンゼルもあり、ドラえもんはミチビキエンゼルと共に謎の迷路空間を冒険するのだった。 特徴 初めは見下ろし型マップで冒険する。フィールド上には何故かあちこちにどこでもドアが存在しており、そこに入ることにより、横スクロールアクションもしくは縦シューティングステージ(*1)に突入(1画面のみのボーナスステージもある)。 そこをクリアするとストーリーを進める為のアイテムが貰えるか、ヒントを聞くことが出来る。 ただし全てそうなっているという訳でもなく、中にはクリアしても1UPなど残機が増えるのみや、会話のみのステージもある。 別の所にワープするだけのドアもある。 そしてある程度イベントを起こしてボスがいるどこでもドアに入るとボス戦になり、ボスを倒せばステージクリア。友達を救出し、合言葉を聞くことが出来る。 ドラえもんは大抵ひみつ道具を武器とするのだが、ゲーム開始時にはチャンピオングローブしか持っていない。「ひみつ道具で何とかなるだろう」というツッコミをいきなり撥ね退ける。 アクションステージ・シューティングステージで色々な武器型ひみつ道具を手に入れることで、その武器に変更されるがボスを倒す度にエネルギー切れという理由で強制的にチャンピオングローブに戻る。 武器型ひみつ道具 チャンピオングローブ:最初から持っている装備。威力は高いが射程が非常に短い。 空気ピストル:連射可能。しかし威力が低い。 衝撃波ピストル:空気ピストルの上位互換。画面上に3発出すことが出来る強力な武器。 空気砲:前3方向に弾を発射出来る。しかし威力は低く連射不可能。 たつまきストロー:前後に弾を発射する。連射不可能。 しゃぼん玉ピストル:画面上に1発しか出ないが威力が高く、敵を貫通する。かなり強力。 ブーメラン:チャンピオングローブの上位互換で、貫通も出来るが、正直言って微妙。数ある武器の中では唯一ひみつ道具ではない。 また、それ以外にもサポート系等のひみつ道具も出てくる。 サポート系のひみつ道具 カミナリだいこ:画面内の敵を全滅させることができるが、3回使うと消滅する。装備中には1回だけ敵の攻撃を肩代わりする事が可能。 うちわ風神:上述したカミナリだいこと同様の効果。 SLえんとつ:一定時間無敵になり、移動速度も速くなる。 タンマウォッチ:一定時間敵の動きを止められる。ただしこの状態でも止まっている敵に当たったらミスになるので注意しよう。 バリヤーポイント:3回敵の攻撃に耐えられる。 分身ハンマー:1回だけ敵の攻撃に耐えられる。 桃太郎印のきびだんご:5秒間敵が攻撃しなくなり、敵の弾も消滅する。 ハッスルネジ巻き:ドアに入るかミスになるまで早く移動出来る。 登場キャラ ドラえもん ご存知ネコ型ロボット。本作では操作できるのは彼のみ。 ドラミちゃん ドラえもんの頼れる妹。本作の冒険の舞台を調査している他、ヒントも教えてくれる。 のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン メインキャラクターの4人。それぞれのステージのボス達に捕らわれる。 ミチビキエンゼル ひみつ道具の1つ。原作だとはた迷惑な道具だったが本作ではドラえもんにヒントも教えてくれる有能な道具として出ている。 正直太郎 第2ステージ以降に登場するひみつ道具の1つ。本来は持つ者の考えている事を喋る道具だが本作では上記のミチビキエンゼルと同じ役割。顔がちょっと怖い。 最初のステージ ゲーム開始直後ということもあり、まだ簡単なステージ。 第2ステージ ジャングル風のマップで、最初のステージと比べてグンと広くなる。 このステージから、ドアの中ではタケコプターが使用可能となり、アクションでは飛行しながら海を渡り、トゲを避けながら進めるようになる。 第3ステージ 本作で一番明るい?と思われるステージ。水中面、洞窟面が追加される。 マップ上に出てくるカエルの様な敵は、こちらを追尾&弾を吐くため、簡単にミスしてしまう可能性がある。また、ミニゲーム等では左右反転した状態での操作を求められるので、第4ステージよりも難しいかもしれない。 第4ステージ 最後のマップであり、今作独特な世界観が最も表れている。 敵の数が尋常ではなく、あちこちから押し寄せてくる。難しさもさることながら、各アクション・シューティング面一つ一つが長く、集中力も必要になってくる。 ボス達 バケコプター 最初のステージのボス。しずかを拘束していた。 ヒラリマントラー 第2ステージのボス。スネ夫を拘束していた。縦シューティングでのバトルとなる。 鏡のモンスター 第3ステージのボス。ジャイアンを拘束していた上に、最初はジャイアンに化けていた。 本作の黒幕 第4ステージのボス。のび太を拘束していた。速い弾と遅い弾を使い分けてくる。 黒幕の正体、そしてその騒動の動機 その黒幕は何とタイムマシン。 のび太を救出して発覚するのだが、実はあの時タイムマシンが故障してしまい、その故障したタイムマシンは乱暴に使われていたひみつ道具達をモンスター化させていた。ボス達の名前で察した人も多かっただろうが、今まで戦ってきたボス達の正体はひみつ道具だったのである。(*2) 実はパッケージイラストでヒラリマントラー以外はタイムマシンも含めて堂々とドラえもん達と対決しているのでバレバレなのは秘密だ 最終ステージではドラえもんがスモールライトで自らを小さくし、タイムマシンのコンピューターの内部へ潜入、その心臓部と最終対決をする事となる。 そして倒すとドラえもんが隙を付いて心臓部にタイムふろしきを使って修復し、ドラえもんはひみつ道具を大切に使うことを誓うのであった。 その他 パッケージにはドラえもん以外のキャラも共闘しているように見えるが、実際にはドラえもん以外のキャラの活躍はほぼ皆無。ある意味パッケージ詐欺な感じもする。対決している相手といいツッコミどころの多いパッケージである 更に本作はとにかく 世界観が不気味 なのである。 特に第4ステージでは最初のステージと同様に宇宙のようなステージなのだが、敵たちが不気味なデザインであり、BGMも怖いものになっている。 更にこのステージでは正直太郎が唐突に何者かに壊されるという意味不明な展開がある(描写はない)。この時の正直太郎は台詞がバグったようなシッチャカメッチャカなものになり、顔の怖さとも合わさってトラウマになりかねない。 因みにだが合言葉入力画面で「むてき」と入力するとドラえもんが無敵になるという裏技がある。 また、「ももこ」と入力すると無敵に加えセレクトボタンを押すことで武器を変更出来るようになるなど、複数の効果が得られる。また、会話シーンが高速になる。 追記・修正はひみつ道具を大切に使う人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 衝撃波ピストルが強力すぎて他の武器が用なしだったりタケコプターが手に入る2面以降は地形が無意味だったりとデコボコしたゲームであった。 -- 名無しさん (2020-01-16 21 49 56) 最終ステージの曲は、後にSFCの妖精の国とトイズランド大冒険でも使われてたりする隠れた名曲。 -- 名無しさん (2020-01-16 22 25 00) 会話シーンのBGMからして既に怖い。悪夢の中にいる気分で夜にあんまりやりたくなかった。 -- 名無しさん (2020-01-17 21 51 19) タケコプターとタイムマシンは使用回数の多さ、大長編のバッテリー切れや定員オーバーで壊れたりと乱暴に使われてきたけど、ヒラリマントやうそつきかがみは微妙だな。 -- 名無しさん (2020-01-18 13 58 57) あちこちでドラえもんについて「主人公」という記述を消してる人、まだ粘着してたのか。原作も作者が「ドラえもんが主人公。のび太は副主人公」と明言してるし、このゲームだって操作キャラはドラえもんオンリーなんだから主人公以外の何物でもないだろ。それでも記述を消すのはもはや荒らしだと思うんだが -- 名無しさん (2020-01-19 01 11 32) 藤子先生作品のゲームで怖いと思うやつでタメを張れるのはやっぱりファミコンで発売されたキテレツ大百科ぐらいだろうな…あっちは背景ですら怖かったけど -- 名無しさん (2021-03-08 19 41 53) 衝撃波ピストルが強力すぎて他の武器が用なしだと思って最終ステージ道中に落ちてるしゃぼん玉ピストルを無視するとラスボス戦で苦戦するんだよな。 -- 名無しさん (2021-07-31 20 59 07) 名前 コメント
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ドラえもん 対決ひみつ道具!! 機種:GB 作曲者:沓掛隆志 開発元:酒田エス・エー・エス 発売元:エポック社 発売年:1991 概要 ゲームボーイ用の『ドラえもん』のゲーム第一弾。 「対決ひみつ道具!!」の名の通り、反乱を起こしたひみつ道具とドラえもんとの戦いを描いた異色のストーリー。 最終ステージのBGMの人気は高く、後の『妖精の国』や『トイズランド大冒険』といった作品でもアレンジされたものが使われている。 収録曲(曲名は仮称) 曲名 補足 順位 タイトル タイトルBGM 会話イベント 会話イベントBGM 第1ステージ 第1ステージマップBGM 魔界・地底ステージ 魔界・地底ステージBGM「ドラえもんのうた」のアレンジ 古代ステージ 古代ステージBGM ボス戦 ボス戦BGM 第2ステージ おふろ、第2ステージマップBGM 宇宙ステージ 宇宙ステージBGM ボーナスステージ ボーナスステージBGM 第3ステージ まいく、第3ステージマップBGM 水中ステージ 水中ステージBGM 第4ステージ ひるね、第4ステージマップBGM タイムマシン戦 タイムマシン戦BGM ゲームボーイ251位 最終ステージ みらい、タイムマシン内部ステージBGMスタッフロールでも流れる 第4回311位第5回233位第16回817位ゲームボーイ23位 エピローグ 最終ステージクリア後会話BGM
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ひみつどうぐはもういらない【登録タグ VOCALOID けんぴ ひ 初音ミク 曲】 作詞:kenpi 作曲:kenpi 編曲:kenpi 唄:初音ミク 曲紹介 『青いタヌキのいない夏』 kenpi氏の17作目。 随所に某国民的アニメのパロディーが散見され、涙腺崩壊ものの曲となっている。 ネタ曲投稿祭2021秋参加曲。 ドラえもんをモチーフにしたバラードを作りました。(投コメより) イラストはクルエルGZ氏が手掛ける。 歌詞 (動画より書き起こし) もう何年 空っぽの引き出しに 鍵をかけて閉じ込めた思い出 もう何年 月日は流れたんだ 青いタヌキの君がいない 夏 0点のテストの裏側に ありったけの夢を描いてたんだ 放課後のチャイムが鳴った後に タイムマシンで冒険をしようね 怒って 喧嘩して 泣いて 笑った あの日の思い出は胸の奥に そのひとつひとつの どれもがみんな 当たり前じゃないこと 今さら気づいた あんな夢 こんな夢 叶わなくても あなたといた日々が 宝物だったんだ 青い空 白い雲 勇気はなくても 踏み出した一歩だけ 未来を創っていくんだ 大人になった僕たちには ひみつ道具なんてもういらない いつだって味方でいてくれた 意味のない諍いの意味がわかった 僕たちは みんなみんなみんな 大きくなっただけの子どもたち 過去と未来が 交わった今も 時計の針が僕らを急かすんだ ひとつまたひとつ 大人になった 少年少女の記憶 忘れないでいて ありがとう さよならも 言えないまま 君は遠く遠くまで 旅に出てしまった 伝えたい想いが 溢れたんだ 今さらわかったよ 君はもういないのに 大人になった僕たちには ひみつ道具なんてもういらない もう何年 空っぽの引き出しは やっぱり鍵をかけたままにするよ またいつかどこかで会えるから どこでもドアの向こうで待っていて コメント 名前 コメント
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登録日:2011/01/13 Thu 02 48 10 更新日:2023/12/02 Sat 13 36 25NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ひみつ道具 エロネタの宝庫←良い子は真似するな カメラ カメラ型のひみつ道具 ゲシュタルト崩壊 ドラえもん ヨドバ氏 一覧項目 男の夢 その名の通り「ドラえもん」に登場するカメラ型のひみつ道具の一覧。 最初に断っておくと、個々は形が似ているだけでこれといった繋がりはない。 カメラとは写真・映像で景色を保存するものだが、ひみつ道具のカメラは立体にするものが多い。 また、時代が時代なのでデジタルカメラ的なものは存在しないのも特徴といえば特徴。 能力カセットもそうだが最近のカメラ道具はほとんどデジカメ型になっている。 作者の他作品である「SF・異色短編」に度々登場する「ヨドバ氏」は未来のカメラを売っているが、その中にはこれらと似た性能のものもある。 ひみつ道具博物館にはカメラ型のひみつ道具を集めたカメラ館という施設がある。 ・きせかえカメラ(3-11) とりあえずドラえもんのカメラで大体の人が思い出すのがこれ。 カメラに着たい衣類の絵や写真(切り抜きでも自筆でもよい)を入れてシャッターを切ると、被写体がそれを着ている。 原理的には、被写体が着ていた服を理解→分解→再構築しているらしい。 ちなみに何も着ていなくても問答無用で変換される。 こんなもんが発売されようものなら、衣料品ブランドは根こそぎ倒産間違いなし。デザイナーは人気が出そうだが。 (ちなみに未来の町ではデザインを指定すれば3Dプリンターとプリクラとスプレーを足して3で割ったような装置で服を着替えられる) 「ぱんつ一枚」や「恥ずかしい衣装」の絵をセットし女の子を写すと……。 あと何も入れないと丸裸になる。 エロネタに使える。しかも抵抗手段などありません。 ドラえもん「もしこれを使って恥ずかしさのあまり相手がくるってしまったら、君は一生後悔することになるぞ!」 (小学館コロタン文庫47『続ドラえもん全百科』より) ・ポラロイドインスタントミニチュアせいぞうカメラ(3-13) 同じくカメラと言えば(ry 撮影した建物の完全なミニチュアを作る。外観だけでなく内装まで完璧。 立木は写せるが、生き物は写すことが出来ない。 単純にジオラマ趣味からガリバートンネルと組み合わせての映画の撮影まで、応用の幅は広い。 エロネタに使えそう…かなあ。 ヨドバ氏はミニチュア製造カメラというこれの上位互換を保有している。時価1億円。 ・のろいのカメラ(4-1) あまりにも極悪非道すぎて、ドラえもんが「絶対に使うことは無かった」とまで断言した危険なひみつ道具。 人物を写すと被写体と五感を共有した人形を作る。 この人形を殴る、冷やす、引っ張るなどすると、モデルも同じように痛み、冷え、引っ張られる。 モデルがドラえもんだったからか元からかは不明だが、ノコギリくらいでは人形は壊れない。 こんな陰険極まりない道具を普通に販売してしまう未来デパートの倫理観はどうかしている。 エロネタに使えそう。 ヨドバ氏は丑の刻禍冥羅という似たようなカメラを持っている。こちらは人形ではなく写真が出てくるが、結果はお察しの通りである。 ・写すとバッジになるカメラ(5-11) 名前のまんま。被写体のバッジを作る。 エロネタに……は、使えそうにない。 ・インスタント旅行カメラ(7-6) 見た目はヘンテコな二眼レフ。 被写体と背景を別々に撮ることで旅行先でとったような合成写真を作る。 現実の技術が空想に追いついてしまった、哀愁を感じる道具のひとつ。 エロネタに使えそう。 ・めんくいカメラ(8-16) その名の通り面食いなカメラ。 カメラが気に入った顔でないとのっぺらぼうになる、いろいろとアレなカメラ。 エロネタに使え……そう。かな。 ・タイムカメラ(9-18) ロケット型のカメラとプリンタでセットの道具。 自動的にカメラが過去に飛び、写真を映してくる。 タイムテレビでは過去を調べるのにそれと同じ時間がかかる(100年の歴史なら100年かかる)が、これなら適当に撮影ラグを設定すればすぐにあらましが掴める。 エロネタに使えそう。 ヨドバ氏は別モデルを保有。 ・XYZ線カメラ(10-9) 被写体の衣類だけを透過するポラロイドカメラ。 俺たちの夢……もとい、本来は隠し物などを暴く道具。恐らくは空港などで使用されるのだろう。 これさえあれば本をいくらでも立ち読みできる。…って犯罪だ! まぁ女性の二つのふくらみも隠されてはいるが……ゴホンゴホン。 当然、エロネタ以外に使わない。 ・おくれカメラ(12-19) 撮影すると、その場所で過去に起きたできごとが写るカメラ。例えば食事中の人を撮影すると、そこにはメニューを見ている姿が映ったりする。 微妙にエロネタに使えるかもしれない。 ・こっそりカメラと電送レンズ(15-9) あのどくさいスイッチと同じ巻に収録。 電送レンズに写った映像がカメラに送信され記録される。 要するに簡単にあの娘の生活が覗ける道具。 間違いなくエロネタに使える。 ・スパイ衛星(18-4) 壁などを透過して内部の様子が探れるカメラ付き人工衛星。 大長編でのほうが活躍することの多い道具の一つ。 また、似たような名前・効果の道具が多い。 どう考えてもエロネタに使える。 ・実物立体日光写真機(20-7) 最近とんと見なくなった「日光写真」 要するに立体コピーを作るカメラ。かなりでかい。 時間がかかるぶん「立体コピー紙」などのほうが効率がいい。 コピーする写真によってはエロネタに使えそう。 ・チッポケット二次元カメラ(20-10) 写した物を写真の中に収納するカメラ。某会長のアレ強化版。 これさえあればゴミ問題は一発で解決だ。 お湯をかけると元に戻る。 エロネタに使えそう。 ・イージー特撮カメラ(20-19) 簡単に映像合成ができるカメラ。これさえあれば誰でもY○uTuber。 ま、よく考えれば技術のない小学生でも簡単に合成画像が作れるのは、それはそれで凄いのかもしれない。 エロネタに使えそう。 ヨドバ氏は静止画版のコラージュ・カメラを持っていた。時価100万円。 こちらは20世紀の骨董品コンピューターでは絶対に合成が判別できないというもの。 エロネタに使えそうだが、もしこれが悪人の手に渡ったら冤罪や情報操作が起こり放題であろう。 ・念写カメラ(21-12) 心に思ったことを写真に写し出せるカメラ。額に付けてシャッターを切ると出てくる。 言葉の通じない外国人や幼い子供との意思疎通に使えると思う。 勿論エロネタに使えそう。 ・六面カメラ(24-14) 前後左右上下の六面から見た写真が撮れる。 これのせいでのび太は強盗に殺されかけたことがある。 ボロアパートに監禁されたが縛られてはいなかったのでカメラを使い命拾いはしたが・・。 大長編三作目「のび太の大魔境」でも使われたので、比較的認知度は高い。 これでスカートの女性を写すと……。下から、パンツが見えてしまう。 エロネタに使えそう。 ヨドバ氏は完全上位互換である四海鏡を所持。時価1億円。 宇宙のどんな場所でも存在さえしていればあらゆる向き・縮尺で撮影できるという、エロネタ以外の何で使うのかと言いたいチートぶり。 ・プラモ化カメラ(28-16) 被写体のプラモデルを作る。かなりでかい。ご丁寧にパッケージ付きで出力される。 スケール指定(x倍)が可能で、島一つ再現することもできる。また材質の固さも変えられる。 耐久性は不明だが、鑑賞等には十分だろう。またプラモデル故、水気にも強い。 造形の精度もパッと見では本物と見分けがつかないレベル。 実物が無くとも、絵や写真からもプラモを作れる。 組み立てが面倒なら、「瞬間プラモ組み立て機」を組み合わせればよい。 さらに原作中では「オートアクションユニット」を埋め込んで動くようにしていた。 ・瞬間固定カメラ(29-9) 写真で保存するのでなく、被写体の側を固定するカメラ。これさえあれば火事や土砂崩れも怖くない。 エロネタに使えそう。 ・ユクスエカメラ(33-8) 写した物や人の未来の姿がわかる。 エロネタには使えそうにないが、例えば赤子に使い、その子が将来美人になるかどうかを調べて今のうちから仲良くさせてもらう。 みたいなことならできる。 エロ補助ネタには使える! 「Dr.スランプ(Dr.SLUMP)」では、則巻千兵衛の発明品としてこれと全く同じ効果の「みらいカメラ」が登場していた。 この効果を見て、則巻アラレは「ドラえもんみたい」と称賛すると千兵衛は「あれはマンガ!」とツッコんだ(その後、作者が「あんたもマンガ!」とツッコみ返された)が、 実は「ドラえもん」のユクスエカメラより「Dr.スランプ」のみらいカメラの方が一足先に登場していた。(*1) ・フリーサイズぬいぐるみカメラ(40-9) 球体とビデオカメラがごっちゃになったような形状。 写すことでぬいぐるみ、というか着ぐるみを作る。 「変装服」と同じく、ドラえもん体型でも普通の人間型が着れる謎構造。 エロネタに使えそう。 ・おいかけテレビ(プラス1-7) 自力で移動できるテレビカメラ。カメラにタッチした人間をどこまでも追いかけて、周囲のテレビに映し出す。 スイッチを切っても、局をどこに廻しても、コードを引っこ抜いても映るという超迷惑仕様。 そのしつこさは尋常ではなく、トイレにまで入ってくる。まさにマスゴミそのもの。 エロネタに使えそう。 ・サウンドカメラ(プラス3-1) 画像だけでなく音も一緒に写せるカメラ。 写真下部にある赤い丸を押すと、音が聞こえてくる。 これぐらいならそろそろ実現しそうな気がする。 エロネタに使えそう。 ヨドバ氏は「同録スチール」という上位互換機を所持。シャッターが押される10分前から音がわかるという「おくれカメラ」とのハイブリッド。 ・チャンスカメラ(プラス4-2) 事件が起こりそうな時に、あらかじめその場所へ連れていってくれるカメラ。 エロネタに……は、使えそうにない。 ・エアコンフォト(プラス5-4) これで人の写真を撮って、その写真を温めたり冷やしたりすると、撮られた本人も暖かくなったり寒くなったりする。 微妙にエロネタに使えるかもしれない。 ・さかさカメラ(大全集11) 普通のカメラとはあべこべに、写真をカメラにセットすることで立体映像を写せるカメラ。 ただ内容よりも、表紙以外の全ページの作画をF先生でなくチーフアシのたかや健二先生が代筆しているのが印象に残る。 当時の子供は「絵が違う」と不思議に思ったのではないだろうか。 ・ピッタリフィットカメラ(アニメオリジナル) 被写体の体を予め撮っておいた服のサイズに補正するカメラ。 ダイエットから小型化までなんでもござれ。 エロネタに使えなくもない? ・メカメラ(アニメオリジナル) 写真ではなく、被写体を模したロボットを作るカメラ。 性格などは被写体のそれが反映されるので、反逆されないためにはコントローラーで操縦する必要がある。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エロネタばっかじゃねえかwww -- 名無し (2013-07-02 15 16 46) めんくいやチッポケットをエロネタに持っていくには流石に無理があるだろw -- 名無しさん (2013-07-02 17 50 15) F先生のカメラといえば短編でもいくつか描いてたな -- 名無しさん (2013-10-04 10 19 09) ミニチュアせいぞうカメラはエロよりもスパイ御用達だな -- 名無しさん (2013-10-04 10 20 27) 未来人ヨドバ氏の商品カタログ。 -- 名無しさん (2013-10-04 12 47 11) 夢カメラのドラえもん版、ただ藤子SF版での呪いのカメラはシャレにならんけど。 -- 名無しさん (2013-10-04 13 06 32) エロ以外に無いのかwww -- 名無しさん (2013-10-13 17 15 17) クリスマスSPでサンタが来るはがき型道具の話で、コピーが作れるカメラが出てきたっけ(はがきは専用切手じゃないと効果が出ないってやつで)。あれなんていうんだっけ…。 -- 名無しさん (2013-11-10 16 26 52) いやチッポケットを使えば… -- 名無しさん (2013-11-17 16 54 05) 人気の無い所にいる女子を撮影 -- 名無しさん (2013-11-17 18 33 05) →写真の中に女子を幽閉しコレクション 好きなときに復元 -- 名無しさん (2013-12-22 23 18 53) ふと思ったけど着せ替えカメラの原理が被写体の服を分解するのなら、もし被写体が最初から全裸だった場合どうなるんだろう? -- 名無しさん (2014-04-11 07 23 08) ↑水着から全身の服は足りないだろうし…空気とかも使うんじゃね? -- 名無しさん (2014-07-03 13 47 45) きせかえカメラはコスプレイヤーさんが欲しがりそう? あ、でも作る楽しみというものもあるから五分五分かなぁ。 -- 名無しさん (2015-02-22 03 16 30) 大山のぶ代版ドラえもんで、のび太と玉子が入れ替わるカメラ(いわるゆ入れかえロープのカメラ版)の名前はなんだろう?Wikipediaで調べても見つからないのよな… -- 名無しさん (2015-04-10 07 19 22) ↑8 「実物カメラ」。 ところで、ポラロイドインスタントミニチュアせいぞうカメラはどうエロネタに使えるんだ・・・? -- 名無しさん (2016-01-05 13 40 59) バッヂになるカメラって3Dプリンタで似たような事できそう -- 名無しさん (2016-03-08 10 25 37) きせかえカメラで水着に着替える時にしずかちゃんにも間違えて男子の水着やっちゃって上半身がって展開あったな -- 名無しさん (2016-03-08 12 27 13) まあ六面カメラはマジでエロネタに使ってる節があるが・・・ -- 名無しさん (2016-06-21 15 50 09) F先生はカメラ好きでもあったんだよな -- 名無しさん (2016-06-21 18 16 13) きせかえ、ミニチュア、きぐるみのが存在したら、ドラマ、特撮、映画のスタッフがほしがるだろう。カメラ一つで撮影に必要な物が揃う上に、壊れてもすぐに作れるんだし。 -- 名無しさん (2016-08-14 22 15 49) インスタント旅行カメラはどうやってエロネタに使うんだろう…背景をラブホにして…とか? -- 名無しさん (2016-09-09 19 18 22) 呪いのカメラとエアコンフォトって同じような性能だよな -- 名無しさん (2016-11-20 07 47 30) めんくいカメラは心霊写真に使えるな。 -- アグバー (2017-01-30 10 01 08) チャンスカメラもエロイ事件を追えるかもしれないから、エロネタに役立つかもしれない -- 名無しさん (2017-03-30 17 36 15) みんな大好きエロネタ -- 名無しさん (2017-10-29 18 04 46) 昨日のわさドラで、撮影相手のプラモデルが出て来る「メカメラ」が登場 -- 名無しさん (2018-02-17 13 27 40) エロネタエロネタうっせーんだよこの色情魔 -- 名無しさん (2018-02-17 14 04 29) ↑お前もエロネタに使ってやる -- 名無しさん (2018-04-23 21 23 53) ガノタの俺としてはプラモ化カメラはマジほしい。 -- 名無しさん (2018-04-27 13 10 30) エロネタへのこだわりに感心した -- 名無しさん (2018-09-19 12 16 42) 丑の刻禍冥羅フルエタ(*2)) -- 名無しさん (2019-11-05 10 26 18) 「被写体に影響を及ぼす物」と「特殊な写真や写真以外の何かを作るもの」に大別できるかな。チッポケットは両方だけど -- 名無しさん (2019-12-29 12 25 50) エロネタ多いな -- かき氷 (2020-07-14 11 39 48) エロネタしか考えられんのかwww -- 名無しさん (2020-07-14 18 16 29) 使いようによってはどんな道具だってエロく使える気がするし、いちいちエロネタエロネタ書くの陳腐で寒い…7年前からこんな状態だったみたいだけど今まで誰も消さなかったのか。というか↑9で指摘されてるように新規道具も出てるようなんでこの記事ガッツリアップデートする必要がありそう -- 名無しさん (2020-11-08 14 40 21) のろいのカメラはスネ夫に対してあれほど使うのをためらっていたのに、のび太をあっさり撮影した青狸。 -- 名無しさん (2020-11-22 13 52 24) エロネタ消えたのか…俺は好きだったんだが -- 名無しさん (2021-11-29 09 11 36) ↑に同意 -- 名無しさん (2022-02-09 00 48 39) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-06-13 19 31 16) 劇場版にたびたび出てくる着せ替えカメラとパーマンの妹ちゃんが出てくる呪いのカメラが印象に残ってる。 -- 名無しさん (2022-06-13 21 05 36) 消えていたエロネタを復元しました。問題があったらお手数ですが消してください -- 名無しさん (2022-06-14 01 50 24) 「チッポケット二次元カメラ」は単に「二次元カメラ」という名前でも通じるだろうに、なぜわざわざ「チッポケット」という言葉をつけたのか気になる。チッポケとポケットを掛けた造語なんだろうけど -- 名無しさん (2022-08-28 21 18 30) 「エロネタ」記述あんまり面白くないね。消えてた方が正解かも -- 名無しさん (2023-12-02 13 27 29) やる夫スレで観光客に化けたテロリストに使用され、着せ替えカメラには法規制がかかったとかいうネタ好き -- 名無しさん (2023-12-02 13 36 25) 名前 コメント
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ドラえもん・ひみつ道具(2) 687 名前:水先案名無い人 :2005/08/17(水) 21 16 06 ID +DnhEJc50 全ひみつ道具入場!! 狼伝説は生きていた!! 更なる研鑚を積み狼人間が甦った!!! 獣人!! 『オオカミ男クリーム』だァ――――!!! 鏡面世界はすでにこの道具で完成している!! 『逆世界入りこみオイル』だァ――――!!! 放映されしだい取りまくってやる!! とりもち代表 『テレビとりもち』だァッ!!! 素手の殴り合いならこの道具がものを言う!! ただし自分が攻撃対象 『けんかグローブ』!!! 真の護身を知らしめたい!! 未来警察御用達『バリヤーポイント』だァ!!! 効果時間は3時間だがその間なら全世界最幸運だ!! 未来の開運グッズ 『ツキの月』だ!!! テスト対策は完璧だ!! 全自動筆記具『コンピューターペンシル』!!!! 全ひみつ道具のベスト・格納場所は私の中にある!! 収納の神様が来たッ 『四次元ポケット』!!! タイマンなら絶対に敗けん!! しかし同時に絶対に勝てん!! 白熱必至のケンカ見せたる 腕力平等化道具『あいこグローブ』だ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)っぷりならこいつが怖い!! 22世紀のダジャレ・ドラッグ 『コジツケール』だ!!! 異次元世界から炎の精霊他が上陸だ!! ファンタジー『精霊よびだしうでわ』!!! リスクの無い冒険がしたいからエネミー(敵)を出したのだ!! 八百長の海戦を見せてやる!!『ほどほど海ぞく船』!!! 強さの源がベルトとはよく言ったもの!! 達人の奥義が今 自動的にバクハツする!! 『ブラックベルト』先生だ―――!!! カク兵器こそが地上最強の代名詞だ!!! まさか「角張ってる」の「カク」だったとはッッ 『カクミサイル』!!! もりあがりたいからここまできたッ 原理一切不明!!!! 未来のアッパー系(ドラッグの)スプレー 『ドラマチックガス』だ!!! コレは透明人間になれる道具ではない他人を見られなくなる道具なのだ!! 御存知逆効果道具 『見えなくなる目薬』!!! 地球の統治権は今やのび太にある!! オレ以外の人間はいないのか!! 『どくさいスイッチ』だ!!! ベロベロバァァァァァァッ!!!説明ペッポーペッポッポー!!!アジャラカモクレン!!! 『時限バカ弾』だ!!! ひみつ道具は実際に存在してナンボのモン!!! 超現実的ひみつ道具!! たぶん三菱あたりから『もち製造マシン』の登場だ!!! のび太さんはわたしのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!! ロボット格闘技統一王者 『友だちロボット・ロボ子』 夢かどうかを試しに発明されたッ!! 無意味道具チャンプ 『夢たしかめ機』!!! 通話能力に更なる磨きをかけ ”紐無し”『糸なし糸電話』が帰ってきたァ!!! 今の時代にニーズはないッッ!! ファミコンで十分『セルフ将棋』!!! しずちゃんのお風呂場が今日もベールを脱ぐ!! 『あとから アルバム』だ!!! ジャイアンの歌を入れたのならコレはいつでも殺人兵器だ!! 燃える害獣/虫駆除『狂音波発振式・ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機』 長~~~い名前で登場だ!!! 慰謝料の支払いはどーしたッ 恨みの炎 お金に変えるッ!! 殴るも蹴るもこの場合望み通り!! 『イシャ料しはらい機』だ!!! 特に技術はないッ お守りを持ち歩くのは未来でも当たりまえ!! 現代でも普通に買えるのはないしょだ!!! 寛朝大僧正! 『成田山のお札』がきてくれた―――!!! 暗黒藤子(A先生)が描いた実戦カメラ!! 悪魔発明のデンジャラス・フォトグラフ 『のろいのカメラ』だ!!! 大長編だったらこの道具を外せない!! 超A級便利道具 『ほん訳コンニャク』だ!!! 超一流未来の超一流の電話ボックスだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 22世紀の鋼鉄箱!! 『もしもボックス』!!! すべての欲求はこの道具が完全充足させる!! のび太の切り札!! 『スペアポケット』だ!!! ひみつ道具の王者が帰ってきたッ どうやって思いついたンだッ F先生ッッ 俺達はこの道具を待っていたッッッ『人生やりなおし機』の登場だ――――――――ッ 加えて道具故障(大長編)に備え超豪華なリザーバーを4点御用意致しました! 簡易エイラ 『エラチューブ』!! 伝統派SF小道具 『タイムマシン』!! 透明の巨人!『かげながら』! ……ッッ どーやらもう一点は単行本未収録の様ですが、 「ドラえもん+」の3巻が発売され次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 692 名前:水先案名無い人 :2005/08/17(水) 22 29 15 ID HthA2Nra0 ひみつ道具ネタはさすがに分かるな。 『夢たしかめ機』ワロタ. 確かに意味ねぇ! 693 名前:水先案名無い人 :2005/08/18(木) 00 33 39 ID 7jx/hVLd0 成田山のお守りワラタ コメント 名前
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登録日:2014/04/04 Fri 13 04 02 更新日:2024/03/04 Mon 22 18 42NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Perfume ひみつ道具 ひみつ道具のオールスターズ ひみつ道具博物館 わさドラ映画リンク アニメ アニメ映画 コミカル ゴンスケ シャーロック・ホームズ シンエイ動画 チケット=メロンパン20個 ドラえもん マツケン ミステリー 劇場版 博物館 名作 大長編 寺本幸代 怪盗 怪盗DX 推理モノ 映画 映画ドラえもん 未来のミュージアム 東宝 清水東 鈴 ここに来ると、夢はかなう。 『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』とは、2013年に上映された映画ドラえもんシリーズの33作目である。 わさドラ版では8作目。 ●目次 【概要】 【あらすじ】 【登場人物】◆いつもの ◆ゲストキャラクター 【ひみつ道具】 【漫画版】 【余談】 【概要】 題目に「ひみつ道具博物館」とある通り、おなじみのひみつ道具が大量に登場する珍しい作品。 本作では単に過去のひみつ道具を総登場させるだけでなく、それらの前身の歴史、 専門の職人の存在についてなど、シリーズ中最も「ひみつ道具」自体の大きな設定掘り下げが行われた。 今回はドラえもんの鈴が盗まれた事が物語の発端となり、鈴を盗んだ犯人を捜すことが物語の主軸。 そのため映画ドラえもんシリーズでは推理要素が強い一方、終始コミカルな雰囲気も強いので明るく楽しめる。 また今作は歴代でも珍しく、映画だと目立った活躍が出来ないことが多いドラえもんがしっかり話の中心となっている(詳しくは後述)。 主題歌(エンディングテーマ)はPerfumeの「未来のミュージアム」。 地上波で次回作の主題歌に丸々差し替えられた時はファンが葬式状態だったとかなんとか… 【あらすじ】 ある日、のび太の部屋に一枚の怪しいカードが届く。 ドラえもんは昼寝中で、学校から帰宅したのび太も気付かなかったが、 カードの正体は「怪盗DX」なる者から送り込まれた予告状であった。 5分後にドラえもんの鈴をいただく、と。 …予告通り、昼寝中のドラえもんは首元の鈴を盗まれて大騒ぎ。 どうやらあの鈴に特別な思い入れがあるらしく、他のものは嫌だと意地を張ってきかない。 そこで「シャーロック・ホームズセット」をのび太に着せ、犯人を捜すことにした。 すると、22世紀の「ひみつ道具博物館」に手かがりがあると判明。 何とかドラミちゃんからチケットを手に入れたドラえもんは、いつもの5人で22世紀に出発する。 しかし…裏に一人の男の野望があった事を、ドラえもん達はまだ知らない。 【登場人物】 ◆いつもの ドラえもん 説明不要のネコ型ロボット。 鈴をつけていないと時々ノラネコ化してしまう事実が判明した。この映画以外では無かったことにされているが 今回は過去のドラえもん映画でもあまり目立つことが少ない「ドラえもんの鈴」に焦点が当てられ、彼の鈴にまつわる過去が明かされることになる。 物語の動機が「ドラえもんの鈴を探すため」であり、中盤でドラえもんの回想を丁寧に描写する等、 ドラえもんが映画全般の視点人物となっており、普段はのび太達のサポートに徹する為に影に隠れがちなドラえもんが立派に活躍をしている。 1番の見せ場とも言える、クライマックスで起こす奇跡はシリアスな笑いを誘う。しかしこの時のドラえもんはかなりカッコ良い。 のび太 説明不要のダメ小学生。 ドラえもんがひみつ道具としての機能を失っている自分の鈴にこだわることを疑問に思うが、実はのび太とのある思い出が深く関係している。 彼がシャーロック・ホームズに憧れている縁か、作中では前述のセットを着ていることが多い。 また漫画では怪盗DXが差し向けたころばし屋を全て撃ち倒すという見せ場もある。 しずかちゃん ドラえもん達と一緒にひみつ道具博物館を訪れる。 中盤、クルトの家で思わぬとばっちりを受けてしまう事に… そして地上波でまさかの規制が入った。後々のご時世を考えれば、もはや気軽に流してはいけない時代の始まりとも言える。 スネ夫 しずかちゃんに同じく博物館参加組。 ジャイアンと一緒に博物館で遊んでいた所、 ふとしたアクシデントから「ガリバートンネル(2号)」でジャイアンともども小さい体になり、元に戻れなくなる。 ジャイアン 同じく博物館参加組。 上記のアクシデントで小さい体でいることを強いられるが、同時にとある人物の怪しい企み(?)を知ってしまう。 漫画版ではスネ夫を殴って南京錠にぶつけて解錠するという奇跡を起こしている。ルパンレンジャーもビックリの凄技である。 ドラミちゃん 千秋ドラミ。今回は冒頭だけの出演に留まっている。 (実際は劇中歌も担当しているけどね) ひみつ道具博物館のチケットを取るのに苦労したと言いつつ、メロンパン20個と引き換えに譲ってくれた。 メロンパンじゃなかったら危うく物語が成立しない所だったかも知れない。 ◆ゲストキャラクター 怪盗DX(CV:???) 今回の事件の発端。 外見は怪盗をモチーフにした人型ロボットで、 シルクハット状の帽子は四次元ポケットと同様にひみつ道具を取り出せる。 何故かドラえもんの鈴を盗んだ張本人だが、それとは別にひみつ道具博物館でも盗みを働いていた模様。 盗む直前に、必ず予告状を送りつける律儀な一面を持つ。 コレまでの作品で多くの猛者を無力化してきたのび太の射撃から逃げ切った数少ない人物の一人。 クルト・ハルトマン(CV:三瓶由布子) ひみつ道具博物館のガイドを務めるアルバイトの少年。 映画ドラのメイン格のゲストキャラでは珍しいショタ故か、妙に人気が高い。 ひみつ道具に使われる金属「フルメタル」の発見者であるハルトマン博士を祖父に持ち、 いつか博物館に飾られるほどのひみつ道具を作るのが夢。 しかし、肝心の道具はどれも「へっぽこ」と言わざるを得ないヘンテコなものばかりで… 秘密裏にぺプラー博士と交流があることは周りに知られていない。 後ジンジャーに気がある様子。もげろ ポポン(CV 愛河里花子) クルトがひみつ道具作りの失敗から偶然生み出した、ピンク色のスライムのような不思議生物。 人懐っこく、特にクルトのことが大好き。 元になった道具はナカミスイトールで、モノの中身を吸い取って食べてしまう能力がある。 ぺプラー博士(CV:千葉繁) 我らが千葉…だが、今回はコミカルながらもアドリブ(らしき台詞)がほぼ無い。 かつてハルトマン博士と親しかった元ひみつ道具職人で、孫娘にジンジャーがいる。 だが、彼との仕事中にある重大なミスを犯し、職人免許の剥奪と共に追放処分を受けた。 現在はひみつ道具博物館の地下でこっそり暮らしており、ひみつ道具に用いられるエネルギーをハルトマン製のものから自家製のものにしようとしている。 その理由は漫画版と映画版で大きく異なり、前者は「現在ひみつ道具に用いられているエネルギーが枯渇しそうだから」という高尚なものだが、後者は「ハルトマンより自分の方が上であることを証明したい」というなんともしょうもないはた迷惑なものである。そしていよいよエネルギー変換に取り組むがそのせいで大変な事に… ジンジャー(CV:堀江由衣) ぺプラー博士の孫娘でクルトのガールフレンド。かわいい。 博士が生活面でいささかだらしない反動か、よくできたしっかり者の女の子。 フィークス館長(CV:土師考也) ひみつ道具博物館の館長。 一見普通のスマートなおじさんだが、実態は笑いに事欠かない本作屈指のネタキャラ。 初登場時にクルトのへっぽこ道具に振り回されるシーンは爆笑必至である。 そんな彼も、何やら怪しい一面を隠し持っているようだが… マスタード警部(CV:松平健) まさかのマツケンポリス。 怪盗DXの事件を追い、博物館へ調査にやってきた22世紀の警部。 腰にドラえもんの四次元ポケットと同様の四次元ポーチを常備している。 TVアニメ版へ出張したときに寒~いダジャレを連発したことは忘れてあげよう ゴンスケ(CV:龍田直樹) 『21エモン』などでおなじみの芋掘りロボット。 やっぱり芋栽培しています。 博物館内におざしきつり堀を使って「スッポンロボつり」を開いていた。 向井おさる(CV:向井理) きっと向井理の遠い子孫。 別にサル顔ではない。 【ひみつ道具】 モブを加えると数え切れないほど大量に出てくるため、その一部を紹介する。 シャーロック・ホームズセット 帽子・パイプ・ステッキ・マント・虫眼鏡一式揃ったシャーロック・ホームズなりきりセットで、推理や犯人探しに使う。 …はずなのだが、安物ゆえにちゃんと機能したのは帽子、虫眼鏡、ステッキの3つだけであった。 作中のび太は長い時間これを着て過ごすため、最早トレードマークといっても過言ではない。 どこでもドア 博物館のエントランスに歴代のどこでもドアが登場する。 初代どこでもドアは無駄にでかい。どう見ても真理の扉です本当にry タケコプター タケコプターが現在の形式になるまでの歴史がムービーで流れる。 昔の人も相当苦労したようである。 きこりの泉 きれいなジャイアンですっかり有名のアレ。 ちなみにきれいなジャイアン自体は下記のコピーロボットで登場した。 怪盗DXが取り出したものはより良いものを取り出すばかりでなく そのより良いもので笑顔で攻撃する。ちょっと怖い。 コピーロボット パーマンでおなじみの……と言って最近の子供達は分かるのだろうか。 鼻を押すとその人物そっくりに変身。 イケメンのコピーロボットなんてものも存在し、きれいなジャイアン&きれいなスネ夫が揃い踏みした。 ころばし屋 ターゲットを3回転ばせるまで狙い続ける。 詳しくは項目参照。 ちなみに本作公開前のTVスペシャルでもころばし屋主役の回が放送され、ドラえもんらしからぬ熱い展開に貢献した。 怪盗DXが取り出したものはお金を入れてなさそうなのになんどでも転ばせてくる。 ガリバートンネル くぐった生き物を小さくしてしまうトンネル。 作中ジャイアンとスネ夫はこれで小さくなり、元に戻ろうとしたら係員が点検に出してしまい、 しばらく小さな姿のままで活動せざるを得なくなった。 クルクック クルトが作ったひみつ道具の一つ。 履いて「飛べ!」と命令することで空を飛ぶのだが、実験台にされた館長は… ハイパー掃除機 クルトが作ったひみつ道具の一つ。 中に小型ブラックホールを内蔵している超強力な掃除機で、あらゆるものを吸い込んでしまう。 あとお色気シーンに貢献した。 B級グルメテーブルかけ クルトが作ったひみつ道具の一つ。 食べたいB級グルメを言うとそれが出てくるとても便利なテーブルかけ。 …なのだが、たまに(生きたまんまの)具材そのものが出てくることも。 ゴルゴンの首 目からビームを出して石化させる石像。 歴代の様々なサイズのゴルゴンが登場した。 更に、ある人物の魔改造によって空を自由に飛べる巨大ゴルゴンの首が… ネタバレ 怪盗DXの正体は、ひみつ道具「怪盗DXスーツ」であり、これを付ければ怪盗のような軽い身のこなしを身に着けられる。 そして、そのスーツを身に纏って数々の道具を盗み出したのは、クルトであった。 怪盗DXが一見関連性のないひみつ道具を盗んだのは、かつてペプラー博士が自身の発明品のチップをその中に隠したので、それを回収する為。 全てのチップを集めることで、フルメタルに代わる新たな金属「ペプラーメタル」を作り出すことができ、彼の悲願が叶うはずだった。 あくまでひみつ道具である為、人間離れした体形であるドラえもんも装着可能。 物語終盤でドラえもんが怪盗DXスーツを身に纏って「怪盗ドラックス」になり華麗なアクションを披露するシーンは色んな意味で一見の価値あり。 因みに不審な動きをしていたフィークス館長だが、実際は無くしたへそくりを怪盗DXに盗まれるのではと不安に駆られていただけでした。 【漫画版】 ペプラー博士とハルトマン博士の研究など、設定面が掘り下げられている。 とくにペプラー博士は中身が全くの別人で、その人物像が掘り下げられている。 ペプラーメタル&フルメタルが、漫画版ではペプラーエネルギー&フルエネルギーに変更。 クルト・ハルトマン博士(孫と同名)&ターメリック・ペプラー博士が人工太陽を研究していた理由も、太陽近くで生まれる未知の物質を研究するためときちんと説明している。 この研究の過程でフルエネルギーが誕生した。 人工太陽実験中の事故も単なる飲み物をこぼした事故ではなく、ハルトマン博士に嫉妬心にも似た対抗心を抱いていたペプラー博士が人工太陽のプログラム変更を試みたところ太陽の暴走事故を起こしてしまい、ハルトマン博士が発見したばかりのフルエネルギーで暴走を止めた。 この事故でペプラー博士は足を悪くした挙句学会を追放された。 ペプラーとクルトの出会いも偶然ではなく、行方知れずとなったペプラー博士のことを思っていた晩年のハルトマン博士がクルトにペプラーのことを頼んでいたためであった。 ペプラーは枯渇するフルエネルギーに代わるペプラーエネルギーを作ろうとして劇中のクライマックスで失敗し諦めかけるが、諦めないクルトたちの姿を見て改めて奮起。 (ペプラーエネルギーが失敗していた原因がクルトのミスとわかり)ペプラーエネルギーの開発に成功している。 SF短編での“未来カメラのセールスマン”でおなじみヨドバ氏がカメラ館のワンシーンで登場。 【余談】 作中、ドラえもんは盗まれた鈴の代わりに黄色いモノを付けて行動する事になるのだが、 1個目のレモンに始まり、画面が変わって気がつくと全く別の黄色いモノに変わっていることが多々ある。 意外と芸が細かい。 前作:ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜 次作:ドラえもん新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜 追記・修正はひみつ道具博物館のチケットを手に入れた方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 乙。ドラえもんで怪盗ときたらドラパンが出ると信じていたのに・・・ -- 名無しさん (2014-04-04 16 27 28) ドラちゃんずは黒歴史扱いみたいなもんだからね…… -- 名無しさん (2014-04-04 16 37 27) ホームズセットなら、ステッキもちゃんと機能してなかったか? -- 名無しさん (2014-04-04 16 39 11) のび太くんは勉強も駄目、運動も駄目、根性もなくてしょうもない奴だけど…でも君は… -- 名無しさん (2014-04-04 17 58 44) クルトはヒロインだろいい加減にしろ! -- 名無しさん (2014-04-04 21 20 12) のびびび~ん(笑)のせいで敬遠してたけど、面白かったわ。 -- 名無しさん (2014-04-04 21 45 35) 事故の原因となったペプラー博士とハルトマン博士の会話が好き -- 名無しさん (2014-04-04 22 04 47) 原作全巻もってて、はじめの方は内心突っ込みをしてたが、、いつしか見入ってしまっていた。新ドラを避ける原作ファンにこそみてほしい。 -- 名無しさん (2014-04-04 22 50 39) あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!ジンジャー目当てで映画を見てたはずがいつの間にかクルトくんを好きになっていた。何を言ってるか(ry -- 名無しさん (2014-04-05 10 37 47) のび太とドラえもんをばかにする奴にこそ見てもらいたい。 -- 名無しさん (2014-04-05 22 40 57) でもジンジャーのジト目も好きです -- 名無し (2014-04-05 22 57 55) 今までに無いパターンの話ではあるけど、意外と語られることのないのび太とドラえもんの過去話なんかも描かれてて面白い映画だった。登場人物もみんなキャラが立ってるし。ただ怪盗DXの正体に関してはもう少し伏線張ったほうが良かったんじゃないかと思った。あとクルトかわいい。 -- 名無しさん (2014-04-06 17 01 06) 初代どこでもドアのロマンは堪らん。終盤戦はフルメタルを使ってない古い道具の活躍も見たかったなあ。でかくて使いづらかったり性能が弱かったり短時間しか使えなかったり…ピンチすぎてノスタルジーに浸れる状況じゃないけどさ -- 名無しさん (2014-04-08 03 07 36) この映画は珍しく主人公であるドラえもんが主演。キャラクターとしてのドラえもんが好きな人にはぜひ見てもらいたい。 -- 名無しさん (2014-04-11 18 57 32) 終始コミカルな雰囲気だったのがよかった。新ドラにありがちなくどすぎるお涙頂戴もなかったし -- 名無しさん (2014-04-12 14 23 12) 漫画の方も結末違うからぜひ読んでね。ペプラー博士の掘り下げもあるし。 -- 名無しさん (2014-09-18 08 04 38) 中の人もあってかペプラー博士がキョウリュウジャーのDr.ウルシェードを彷彿してしまう。 -- 名無しさん (2014-09-18 09 58 36) のび太の射撃を回避しきったのか。すごいな -- 名無しさん (2014-09-18 11 21 53) ↑4 登場人物も皆個性的で、にぎやかで楽しいし、笑って見れるからこそラストがお涙頂戴にならずに、じんわり感動できるしね。悪役らしいキャラがいないのも新鮮でいい -- 名無しさん (2014-10-13 17 11 37) ここで危険なものも微妙なものもそろえているんだなぁ。 -- 名無しさん (2014-10-13 20 07 32) クライマックスの奇跡って鍵作品のようなドン引きするものなの? -- 名無しさん (2014-11-08 22 23 57) ↑むしろ明るくて笑える -- 名無しさん (2014-12-07 00 30 41) OPが「ドラえも~ん!!」で始まらなかった初めての映画じゃない? -- 名無しさん (2014-12-27 22 42 51) 映画は賑やかで楽しいけど、掘り下げは漫画が詳しく描かれているから、是非漫画を読むべき。 -- 名無しさん (2015-01-05 15 55 18) ちなみに怪盗DXの中の人はスネ夫と同じ関智一さん。 -- 名無しさん (2015-02-07 06 08 09) ↑3いや「ワンニャン時空伝」の時も「のび太く~ん」で始まったぞ -- 名無しさん (2015-02-27 22 41 09) 鈴は何年も前に未来に帰った際、直した……メタ発言だったんだろうか? -- 名無しさん (2015-03-17 17 34 46) そんなに重苦しい話でも感動する話でもなかったし、劇場版というよりかはTVスペシャルっぽい雰囲気だったな。でも結構面白いし、もう一度こういう感じの映画やってくんないかな -- 名無しさん (2015-03-17 18 47 05) 金ロって何かと思ったら金曜ロードショーの略か。 -- 名無しさん (2015-08-19 21 12 38) わさドラ映画の中では最高傑作だと思う -- 名無しさん (2015-09-07 14 18 47) ひみつ道具について掘り下げるってだけでも魅力的な内容なのにキャラも話も素晴らしかった。 俺の中で歴代ベスト3に入ったわ -- 名無しさん (2015-09-22 18 08 11) 映画見てペプラーってひょうきんなキャラだなあと思ったけど、漫画版だとすごく印象が違って驚いた。 -- 名無しさん (2015-11-02 17 17 15) 怪盗DXのスーツが、個人的にかっこいいデザインだなーと思う。あと、どことなく仮面ライダールパンっぽい。 -- 名無しさん (2016-04-11 15 27 32) ほのぼのとした良い作品だった -- 名無しさん (2016-04-19 21 11 10) 「アニマル惑星」リメイクする時、鈴カメラの設定どうするんだろう? -- 名無しさん (2016-11-05 22 01 38) へそくりwww -- 名無しさん (2016-11-11 22 06 47) ガードしおまねきが謎プッシュされててワロタ -- 名無しさん (2016-12-15 16 16 54) 今年のカチコチもまぁまぁで悪くなかったけど、やっぱりわさび版オリジナルではこれがダントツだな -- 名無しさん (2017-05-07 19 09 25) 最後まで見ると本当に悪い人は一人もいなかったんだよな -- 名無しさん (2017-07-11 10 57 52) 今日地上波でやったけど掃除機のシーンは全カットされていた・・・ -- 名無しさん (2018-02-25 12 36 41) 「救いの手」なんてわかる人がどれだけいたのやら -- 名無しさん (2018-02-27 21 30 42) ペプラー博士はソノウソホントを着けて『無限に道具が作れる』と言えばいいだけなのに・・・ -- 名無しさん (2018-02-27 21 54 05) ジンジャーとクルト可愛すぎませんか -- 名無しさん (2018-06-17 22 46 22) のび太のバリツ連呼が一番笑ったww -- 名無しさん (2019-09-03 20 29 27) この前改めて見たが、怪盗DXが出した木こりの泉の女神ロボット達は金髪だった…金髪ロン毛の女神様とか、素晴らしいです。 -- 名無しさん (2020-01-07 13 38 22) 一瞬だけ映るドラえもんが鈴を修理に出した日が4月1日。そりゃ必死になる -- 名無しさん (2020-02-08 14 31 08) 『ひみつ道具』『のび太との友情』という、ドラえもんの絶対のキーワードをメインにしながら、その物語はドタバタとギャグ満載、メインキャラは面白系ばかりの娯楽作品という既存のドラえもん映画との「ズレ」がたまらない映画。 -- 名無しさん (2020-02-28 22 04 15) ペプラー博士がけっこうな危険人物なんだけど、どこか憎めないキャラクター。 -- 名無しさん (2022-02-10 20 11 32) 久々に見返したけど四次元ポケットが停止しなかった理由が謎 -- 名無しさん (2022-03-10 14 55 22) ↑2基本的には善人なんだけど、割とマッドサイエンティスト気味な部分があるよね。技術力は高いのがさらに面倒。追放して野放しにするより、監視の下で働かせたほうがいい気がする。 -- 名無しさん (2022-03-27 21 33 31) 「救いの手」はこの作品が映像作品初登場なのでは?「竜の騎士」ではカットされたし。 -- 名無しさん (2022-05-24 20 51 51) ジンジャーは映画ゲストヒロインの中でもかなりの上位に入るかわいさ。活躍がほとんどなかったのが残念でならない。 -- 名無しさん (2022-05-24 20 58 37) ひみつ動画の掘り下げとのびドラの友情をうまく両立させつつ、ストーリーも中弛みなく進行してるから没入感がすごかった記憶。 -- 名無しさん (2022-07-05 13 58 16) 太陽を吸収しても壊れないのに、カツ丼を吸収しただけで壊れかけるポポンさん… -- 名無しさん (2022-08-17 00 37 23) ここからオリジナル作品がどんどん面白くなってる。あとしずかちゃんのサービスシーンに規制が入るようになった。 -- 名無しさん (2022-08-17 06 32 06) 「何年も前に修理に出した」ってめっちゃメタ発言じゃん…。しかもその時ジンジャーが赤ん坊だけど、それは「未来世界で何年も前」って意味なのかな? -- 名無しさん (2023-03-17 05 22 15) 漫画版オススメの声多いけど、個人的には映画のペプラー博士の方が愛嬌あって好き。「諦めないのが良さ」ってのが耳に残るし。 -- 名無しさん (2023-03-17 05 27 30) 初期型のガードロボットのデザイン、どう見ても鉄腕アトムのあのキャラクターが元ネタだよね? -- 名無しさん (2023-04-09 08 53 22) パーマンの映画がこの作品から9年前なのか。確かに(当時の)最近の子供はパーマン知らないか。 -- 名無しさん (2023-05-07 03 55 34) クルトのひみつ道具のハプニングで起きた出来事を私は生涯心の片隅に留めておくであろう。 -- 名無しさん (2023-07-01 19 15 48) 空飛ぶゴルゴンの首ってもはや兵器....! -- 名無しさん (2023-07-05 19 08 32) 『21世紀本格ミステリ映像大全』って書籍で紹介されていたらしい。ミステリー目線で見ると確かに伏線貼りやミスリードすごく丁寧って印象 -- 名無しさん (2023-07-16 16 00 35) これと新恐竜は本当好き。こっちはもう十年近く前なのか -- 名無しさん (2023-07-21 00 47 44) ペプラー博士も別にハルトマン博士を嫌ってたとかじゃない、どころかむしろマブダチな雰囲気でハルトマン博士からも追放を悲しまれてるのが何とも印象的 -- 名無しさん (2023-12-02 14 08 39) わさドラ映画のターニングポイントとなった名作。それまで旧作のリメイクの方が高評価だったわさドラでオリジナルでもおもしろいものを作れると証明した作品。あとクルトがすごくかわいい(重要) -- 名無しさん (2024-03-04 22 18 42) 名前 コメント