約 153,731 件
https://w.atwiki.jp/wiki1_test/pages/6164.html
テスト点数けーじばーん このサイトはみなさんが自由に書き込んでください 待ち合わせなどにも使っていいです ただし個人情報などを含む書き込みは削除 プロバイダのほうに連絡などします - - - テストの点数などを教えあい互いに話し合う場所です 名前 コメント PSPゲットー -- 管理人 (2010-06-05 15 59 17) 俺理科100点だぜ -- 管理人 (2010-06-01 18 43 21) なお、管理人は今2年生(中学w)
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3572.html
『雨のゆっくり遊び』 10KB いじめ 小ネタ 番い 野良ゆ 子ゆ いつもの小ネタです。 「ゆぅぅ…あめしゃん、やまないのじぇ………つまーんないのじぇ…」 「ぷんぷんぷん!あめしゃんのいじわりゅ!れーみゅは、おそとであそびちゃいのー!」 ビニールが被せてあるダンボールの中から、恨めしそうに空を眺める二匹の子ゆっくり。 頬に空気を溜め込んで膨れてみるが、雨は一向に止む気配がない。 「しかたないんだぜ、おちびちゃん。あめさんにあたると、ゆっくりはしんじゃうんだぜ。ゆっくりりかいするんだぜ!」 「がまんしてね、おちびちゃん。そうだ!おかーさんといっしょに、おうたをうたおうね!…ゆ~ゆゆ~ゆゆゆ~♪」 面白くなさそうに顔をしかめる子ゆっくりをなだめる親ゆっくり。 親れいむが歌いだすと、子ゆっくり達も目を閉じて不思議なテンポの曲にあわせて体を揺らす。 その様子を見た親まりさも、安心したように微笑えみ体を左右に振ってリズムを取る。 外で遊ぶ事の出来ない、雨の日ならではの暇つぶし。 幸いな事に食料の蓄えもあるので、心にゆとりもある。 後は雨が上がるのをゆっくりと待つばかり。 野良一家は幸せな一時に酔っていた。 「お!いたいた!狂った歌が聞こえると思ったら、やっぱりゆっくりだ!小さいのが二匹いる。丁度良いや!」 「雨の音にも負けない下手な歌だね。ゆっくりってどうしてこんな音を出すのかな?何か楽しいのかな?」 『ゆゆゆ?!』 突然現れた二人の少年。 野良一家は歌うのを中断して固まる。 「じゃあ、俺まりさね!」 「ゆわーい!おしょらをとんでりゅー………ゆっびゃぁぁぁぁぁ?!どーしちぇにんげんしゃんがぁぁぁぁぁ!!」 「あっ!ずるいよ!そいつ帽子被ってるから、そっちの方が有利だって!」 固まっていた子まりさを、少年がダンボールの中から拾い上げる。 子まりさは未体験の浮遊感に、思わず笑顔で決め台詞を叫ぶ。 だが少年の顔を見て、恐怖のあまりしーしーを漏らしてガタガタと震え始める。 「わかったよ、じゃあ、帽子は破って捨てるよ」 「ゆびゃぁぁぁぁ!おぼーちかえしちぇよぉぉぉぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 少年は子まりさから帽子を奪うと、細かくちぎって地面に捨てた。 子まりさはバラバラになった帽子を見て、涙を流しながら固まる。 「ゆわ…ぁ…ぁ…ぁ………まりちゃの…おぼー…ち…」 「じゃあ、オレもれいむゲット。…これ、揉み上げワサワサしてて有利だから、取った方が良い?」 「あははっ!揉み上げは関係ないって。でも、面白そうだから取ろうぜ!」 「やめちぇよぉぉぉぉ!れーみゅのとってもきゅーとな、もみあげしゃんがぁぁぁぁぁぁ!!」 少年達に揉み上げを引っぱられ、尻をブリブリと振りながら抵抗する子れいむ。 「ゆっがぁぁぁぁぁ?!なにじでるのぉぉぉぉぉ!やめでよぉぉぉぉぉぉ!れいむたち、なにもわるいことしてないでしょぉぉぉ?!」 「やめろぉぉぉぉ!かわいいおちびをはなすんだぜぇぇぇぇぇ!!つよーいまりさが、せいさいしてやるんだぜぇぇぇぇ!!」 展開の早さに頭の回転がついてこれなかった親ゆっくりが、ようやく硬直から解けて騒ぎ出す。 だがやはり雨が恐いのか、ダンボールからは出てこない。 その場でじっと固まって、少年達を睨んで膨れ上がるだけだった。 「あははっ!何か騒いでるけど、雨が恐くて出てこないや!ゆっくりって薄情だね」 「仕方ないって、可愛いおちびちゃんより、可愛い自分達なんだからさ」 少年達はダンボールの中の親ゆっくり達を見て笑う。 親ゆっくり達は少年達を見上げて悔しそうに口を歪める。 「そうだ、こいつ等あの場所まで持っていこうよ」 「あー!それ良いね。じゃあそこに着くまで、何時ものやつやるぞ!」 少年達は合図と共に、自分達の傘の石突を子ゆっくりのあにゃるに突き刺した。 「ゆんびぃぃぃぃ?!いだいぃぃぃぃぃ!れーみゅのあにゃるしゃんがぁぁぁぁ!!」 「ゆっぴぃぃぃぃ!まりちゃの、ばーじんまむまむしゃんがぁぁぁぁぁ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 二匹は傘に突き刺さった瞬間、体を大きき震わせると涙をポロポロと流す。 親ゆっくり達も声をそろえて悲鳴を上げるが、少年達に揉み上げとお下げを捕まれてダンボールから引きずり出される。 「じゃあ行こうか。お前らがんばれよ!」 二人は自分の傘に刺さった子ゆっくりに声をかけると、そのまま目的地に向かって歩き出した。 当然雨はまだ止んでいない。 子ゆっくり達は痛みと恐怖で泣き喚き続ける。 「ゆっびゃぁぁぁ!あめしゃんきょわいぃぃぃ!あにゃるしゃんいちゃいぃぃぃぃ!ゆえぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇん!!」 「あめしゃん、やめちぇよぉぉぉぉ!まりちゃ、ばーじんしゃんをけがされちぇ、しょっくなのぉぉぉ!あめしゃんまで、まりちゃをいじめにゃいでよぉぉぉ!!」 少年達は互いの傘に刺さった子ゆっくりの様子を伺いながら、早歩きで雨の中を進んでいく。 親ゆっくり達は必死に体を動かして脱出を試みるが、少年達から逃げ出す事は出来なかった。 これは少年達が考えた雨の日のゆっくり遊び。 目的地まで傘の上の子ゆっくりを溶けない様に運ぶというルールなのだ。 子ゆっくり達は雨が体に当たる度に身を震わせて、ゆんゆんと涙を流す。 皮が少しずつふやけて脆くなり、そこに更に雨粒が当たると痛みと共に冷たさが体に伝わっていく。 「ゆっぴゃぁぁぁぁ!ゆっぴぃぃぃぃ!れーみゅこのままじゃ、しんじゃうよぉぉぉぉ!おとーしゃぁぁぁ!おかーしゃぁぁぁ!たすけちぇよぉぉぉ!!」 「ゆびゃぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁ!ゆっびゃぁぁぁぁ!やめちぇよぉぉぉぉ!まりちゃ、おうちかえりゅのぉぉぉぉぉぉ!!」 髪の毛がべったりと皮に張り付き、丸かった体が次第に崩れ始める。 すでに体を振るわせる元気も無くなったのか、動いて体が崩れるのを恐れているのか、子ゆっくり達は固まったように動かなくなる。 だがそんな事はお構い無しと言った様子で、雨は弱くなる気配も無く容赦なく二匹の体を削っていく。 「おべべぇぇぇぇぇ!おべべがぁぁぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!ゆびょおぉぉぉぉぉ!」 「ゆっくぢぃぃぃ!ゆっくぢぃぃぃぃ!ゆびゃびゃびゃびゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 溶け始めた子れいむ顔から目玉が転がり落ちる。 子まりさの背中の皮がずるりと滑り落ちる。 「びゃっびゃぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっくぢっいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 二匹はほぼ同時に崩れると、そのまま傘伝いに滑って地面に落ちる。 「あー!もたなかったかー…根性無しめ!」 「うわっ!きったねぇ…後もう少しだったのに…」 『ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁぁ?!おちびちゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』 地面に落ちた二匹の残骸を見て、残念そうにする少年達。 二匹の親ゆっくりはドロドロに溶けた二匹の残骸に、子れいむのリボンを見つけて大声を張り上げる。 「大げさだなぁ…そんなに子供が大事だと思ってないくせに」 「子供がいなくなった自分たちが可哀想なんじゃないの?ゆっくりってそう言うもんだって兄ちゃんが言ってたよ」 二匹の反応を見た少年達は、冷ややかに笑う。 親ゆっくり達はそんな事にも気がつかず、いつまでも子ゆっくりの残骸を眺めて泣き喚いていた。 子ゆっくりが溶けた場所から1分も経たない所にやってきた少年達。 古い建物の壊れた雨樋の一角から、滝のように水が流れている。 ここは少年達が雨の日になると、よく遊びに来る場所。 「おぉ!やっぱり今日も沢山流れているね!修行には絶好だね」 「じゃあ今日もやろうか!ゆっくり修行!しっかりさとりを開けよ!!」 少年は手に持っていた親れいむを、流れる水の滝つぼにセットする。 丁度地面の古びたコンクリートには、一匹の成体ゆっくりのあんよがすっぽり入る程の大きさの穴が空いていた。 「ゆっびゃぁぁぁぁぁ?!なにごれぇぇぇぇぇぇ!!おみずざんはゆっくりできなごっぼぉぉぉぉぉぉぉぉ?!」 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁ?!でいぶぅぅぅぅぅ!!やべろぉぉぉぉぉぉ!どぼじでこんなこどするんだぜぇぇぇぇ!!でいぶがしんじゃうんだぜぇぇぇ!!」 水が勢い良く親れいむの頭上に降り注ぐ。 少年達はこの水を滝に見立てて、ゆっくりに修行をさせる遊びに使っていた。 親れいむは白目を剥いてガタガタと震えながら、大口を空けて悶絶している。 しばらくすると皮や髪の毛が少しずつ剥げていき、水に少しずつ餡が混ざって黒く濁っている。 「ゆおごえべごぼぼぼぼぼぉぉぉぉぉぉぉ!ゆ!ゆっびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 親れいむは大きく身を震わせた直後に絶叫すると、そのまま動きを止めた。 側溝に流れていく水が一層黒く濁る。 親れいむは綺麗に溶けて、水と共に消えていった。 「ゆわぁぁぁぁぁぁぁ!でいぶぅぅぅぅぅ!でいぶぅぅぅぅぅ!!ぞんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「あーもう溶けちゃった。ゆっくりってやっぱり根性ないね…こいつはどうかな?」 「ゆっ…ゆっひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 少年達はそう言うと親まりさを眺める。 親まりさは少年達の笑顔が急に恐ろしくなり、しーしーを漏らして震えだす。 少年達は親まりさを雨水の滝つぼにセットした。 「ゆっびぃぃぃぃぃ!いやだぁぁぁぁぁ!おみずはいやだぁぁぁぁぁ!じにだぐないぃぃぃぃぃ!ゆおぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「おぉ!やっぱ帽子があると違うな!こいつ、おもしれぇぇぇ!」 「あははっ!がんばれゆっくり!根性で乗り切れ!」 親まりさに降り注ぐ水を受けて帽子が大きく変形する。 それでも今まで受けた事のない水の力に恐怖して、狂ったように騒ぎ出す。 「いやだぁぁぁぁ!までぃざ、おうちにがえるぅぅぅぅ!ここはゆっくりできないいぃぃぃぃ!!」 必死に体を伸ばして、穴から脱出しようとする親まりさ。 だがあんよが、穴に溜まっていた水で濡れて思うように動けない。 「ゆっびぃぃぃ!つめだいぃぃぃぃ!どぼじでぇぇぇぇ?!まりざのおぼうしさんに、あながあいてるのぉぉぉ?!ゆっびゃぁぁぁぁ!までぃざをあめさんから、まもっでよぉぉぉ!!」 帽子のつばに空いた穴から、水が滴れ落ちる。 水は帽子の穴をどんどん広げて溶かしていく。 まりさ種の帽子は水上の移動に使われるように、多少の防水性がある。 だがそれは自然界で暮らすまりさ種が、帽子の手入れをして大切に扱うからである。 それでも、水の上で浮いていられるのは10分程度と言われている。 人間の町で暮らす野良ゆっくりは、お飾りの手入れなどしない。 そういった事をするよりも、野良として生きてく事に頭を使わなくてはならないからだ。 大抵の野良のお飾りがそうであるように、この親まりさの帽子も汚れて痛んでいたのだ。 「までぃざのおぼうし!おぼうしがなくなっちゃうよぉぉぉぉぉ!ゆえぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇ!ゆぼごぼぉぉぉ!ぐるじぃぃぃぃぃ!!」 ついに親まりさの帽子は完全に崩れて流れだす。 だがすでに親まりさの髪の毛や体は、帽子に空いた穴から入ってきた水で多少濡れていた。 それでも帽子を失った事の方がショックなのか、親まりさは震えながら大声で叫び続ける。 「ゆごびぎっぃぃぃぃぃ!ぶぼぼぼぉぉぉぉ!ごももぉぉぉぉぉ!ゆげごっぼぉぉぉぉぉぉ!!」 皮がどんどん水を吸い込んで、親まりさの体を変形させていく。 動きもどんどん鈍くなり、体を伸ばせなくなるばかりか、震えるのさえも許されなくなっていく。 皮のあちこちが破れ始め、餡が水に混ざって流れ出していく。 「ゆっびぃぃぃぃぃ!ゆびっ!ゆびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!ゆべごべぼっぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 頭に空いた穴から水が流れんだせいで、各穴から一気に黒い水が流れ出す。 親まりさは白目を剥いて奇声を上げると、口からも黒い水を吐き出し始める。 「おぉ、すっげぇ!こんなの始めてみるな!おもしれぇぇぇ!」 「ぼぼぼぼぼぉぉぉぉぉぉぉぉ!ぼびぃ!………」 親まりさの両目が水と共に流れ出し、親まりさは皮だけになってボロボロと溶けて水の流れに消えていった。 親まりさが出した音が面白かったのか、少年達はお互いの顔を見合わせて大笑いする。 「あはは!面白かったね!またどこかにゆっくり居ないかな」 「そろそろ帰ろうか。また雨が降ったらまたゆっくりで遊ぼうよ!」 少年達は楽しそうに笑いながら家に帰っていった。 完 徒然あき
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/708.html
『ゆ~ん・ぶらいど』 一、 六月、それはゆっくり達にとって、夏、冬と並んでゆっくりできない時期。 特に梅雨に入ると尚更だ。 春に生まれ、さしたる苦労もなく育った子供達に降りかかる最初の難関でもある。 長く雨が続くとなかなかおうちから出る事ができず、食料を手に入れるのが困難になる。 しかし、食べ盛りの子供達を養う為に父親は帆走しなければならない。 母親は母親で大変である。 この時期は住居の管理が大変になるのだ。 それは野良、野生共に言える。 不衛生な環境下にあるおうちにはカビが発生し、抵抗力の乏しい子供達の体を蝕むのだ。 当然子供達は永遠にゆっくりしてしまい、大人達は悲しみに打ちひしがれる。 子供が死ぬだけならまだマシだ。 子供はまた作ればいいが、子供達から大人にまでカビが感染することもある。 そうなっては一巻の終わり。 そういうわけで、ゆっくりたちはこの時期を嫌っていた。 ゆっくりできることが少ない上に辛い事があるからである。 「むっきゅきゅっきゅ~」 飼いゆっくりにとってはそんなこと関係ない。 飼い主に安全を保障され、降りしきる雨を家の中から鼻歌混じりに眺める余裕すら出てくる始末だ。 野生の本能は何処かに吹き飛んでしまったようである。 「あらぱちゅりー、やけにご機嫌ね」 そうぱちゅりーに尋ねたのは飼い主のお姉さん。 基本的にはゆっくりした人だ。 基本的にというのは、お姉さんの虫の居所が悪い時によくぱちゅりーを論破してくるからである。 自らの知識をアイデンティティとしているぱちゅりー種にとって、頭脳で打ち負かされると言うのは単純に暴力を振るわれるより屈辱的らしい。 その時の悔しがる表情をお姉さんは愛しているのだ。 ぱちゅりーはお姉さんが好きだが、そこだけが苦手だった。 「あめさんはふうりゅーだから、もっとふるようにじゅもんをとなえてたのよ!」 「へぇ、ぱちゅりーはゆっくりなのに雨が嫌いじゃないのね。なんなら今からベランダに出してあげようか? それも雨が当たりやすい所に」 「むきゃぁ!? むっきゅりできないこといわないでね!? いくらぱちぇがけんじゃだからって、あめさんにあたったらとけちゃうわ!!」 時々、お姉さんは真顔で性質の悪い冗談を言うから怖い。 今だって目が笑っていなかった。 「冗談よ、冗談」 「ならいいけど……」 お姉さんは椅子に座ると、リモコンを弄ってテレビをつけた。 画面の中では、ウェディングドレスを着た女性とタキシードを着た男性が仲睦ましく教会から出てきている所が映っている。 それはとてもゆっくりした光景だった。 「おねえさん、あのにんげんさんたちはなにをしているのかしら?」 疑問に感じたぱちゅりーはお姉さんを頼る。 けんじゃでも分からないことはあるのだ。 「ああ、結婚式ね。今頃こういうCM多いのよ」 「けっこんっしき?」 「そ。ジューン・ブライドって言ってね。六月、つまりこの時期に結婚した花嫁は幸せになるって言われてるのよ」 「ゆ~ん・ぶらいど? それはむっきゅりできそうね!!」 ぱちゅりーは良い事を聞いたと言わんばかりに表情を輝かせる。 知識を独占するようなけち臭い真似はせず、友達にも教えてやらなければと無駄な使命感を燃やしていた。 「だから、ゆ~んじゃなくてジューンだってば。ま、いいわ……」 勿論、お姉さんの呆れた顔は目に入っていなかった。 二、 数日後お姉さんに連れられて公園に行く機会があったぱちゅりーは、他の飼いゆっくり仲間達にお姉さんから聞いた話を伝えた。 皆ぱちゅりーの話を聞き漏らすまいと真剣に聞いている。 それぞれのゆっくりの飼い主たちはそれを微笑ましく眺めていた。 「つまり、いまけっこんっするとはなよめさんはしあわせーになれるんだね!!」 「ろまんなのぜ……」 「なかなかとかいはないべんとじゃない!! わ、わるくないわね!!」 「しんこんしょや!! だつどうてい!! ろすとばーじん!! よあけのこーひー!!」 「ちぇんはけっこんっするなら、らんしゃまがいいんだねー!!」 この話を聞いた時のぱちゅりーと同じく目を輝かせるれいむに、ロマンチックな結婚に憧れるまりさ。 頬を赤らめ素直じゃない反応をするありすに、彼女なりの言葉でぱちゅりーを褒め称えるみょん。 そして、想像上の嫁(らん)を思い浮かべて一人すっきりーを始めるちぇん。 それぞれをぱちゅりーの話から思うところがあったようだ。 「みんなのためになるおはなしができてぱちぇもうれしいわ!!!」 ぱちゅりーも己の話が皆をゆっくりさせたことで誇らしげにしている。 すると、れいむが勢い良くまりさに話しかけた。 「ま、まりさ!! れいむはまりさとずっといっしょにゆっくりしたいよ!!!」 「ゆぅっ!?」 「!?」 れいむからの突然なプロポーズにまりさは驚く。 そして、なぜかありすまでもがそれに反応していた。 「れ、れいむ。おちつくのぜ。だいたいなんでいきなりそんなこといいだすんだぜ?」 「れいむがはなよめさんになりたいからだよ!!」 「それはわかったから、なんでまりさなのぜ!?」 れいむの答えは余り的を得ていない。 まりさが苛立たしげにれいむを急かす。 ありすは隣で固唾をのんで見守っていた。 飼い主たちは傍観している。 「とくにりゆうはないよ!!!」 れいむは、それに素晴らしい笑顔ではっきりと答えた。 その場にいた他の五匹と六人は、言葉すら出せない。 「つまり、べつにまりさがすきってわけじゃないのぜ?」 「そうだよ! あ、れいむをしあわせーにしてくれるならだれがはなむこさんでもおーけーだよ!!」 どうやら、れいむは自分が幸せになりたいから結婚したいのであって相手は誰でもいいらしい。 れいむに悪気は無かった。 彼女は、ただ己の欲求に忠実なだけだったのだ。 「……ありす」 「な、なにかしら!?」 まりさはそんなれいむに目もくれずありすを呼ぶ。 若干緊張しながらありすは返事をした。 「ありすは、まりさのことをどうおもってるのぜ?」 「……! そ、それは……」 ありすは、顔を赤らめもじもじとし始める。 その仕草だけで彼女の気持ちはばればれだったが、まりさはどうしてもありす自身の口からそれを聞きたかった。 ありすの様子を見るに見かねて彼女の飼い主が助け舟を出す。 「ねぇありす。このままだとまりさちゃん、れいむちゃんに取られちゃうかもしれないわよ?」 「そんなのいやよ!!」 「だったら、ね?」 少し迷ったありすだったが、意を決して気持ちを告げた。 「すきよ……。ありすは、まりさがすきよ!」 「よかったのぜ! まりさもなんだぜ!」 晴れて両思いとなった二匹は見詰めあい、今にもちゅっちゅを交わしそうな雰囲気だ。 他の四匹の内、れいむを除く三匹が彼女たちを祝福する。 「ばーじんろーど!! ぜつりん!!」 「おめでとうなんだねー!」 「むきゅ、けっこんっしきにはよんでね!!」 一匹だけ蚊帳の外に置かれていたれいむがその幸せそうな光景を見て面白い筈もなく、自らの飼い主に泣きついた。 「おねえさぁぁあああん!! ありすがれいむのだんなさんをとっちゃったよぉおおおお!! ゆっくりしないであのどろぼうねこをせいっさいっしてねぇえええ!!」 あまりにも馬鹿丸出しの発言に、幾らゆっくりが好きとはいえ飼い主たちも引き気味である。 れいむの飼い主は、そんなれいむを優しく嗜めた。 「あのねれいむ、あなたはまりさのことが本当に好きじゃないんでしょう?」 「そうだよ! れいむがゆっくりしたいからけっこんっしてはなよめさんになりたいんだよ!!」 「まりさはありすがすきで、ありすもまりさがすき。二人が結婚すれば二人とも幸せになれるけど、あなたがまりさと結婚したら二人ともしあわせーじゃなくなっちゃうのよ れいむ。あなたはお友達に辛い思いをさせてまで自分が幸せになりたいのかしら?」 「ゆぐぐ……」 れいむも、これ以上まりさに拘ることで自分が段々と不利な状況になっていくことを理解した。 飼い主に自分の気持ちを告げる。 「わかったよ、まりさのことはあきらめるよ……」 「そう。いい子ね」 「じゃあみょん! れいむをおよめさんにしてね!!」 どうやら、れいむは自分が花嫁になることを諦めていないようである。 節操無しとはこのことだ。 先程までのれいむの醜態を見ていたみょんは、当然拒否する。 「しりがる! うれのこり!! あらさー!!!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉおおおお!!! もうみょんなんかしらないよ!! じゃあしょうがないからちぇんでいいよ!」 このけっこんっに対する執念だけは評価してあげても良いのではないかと、誰もが感じる気迫である。 まあ、ちぇんには叶うかどうかはわからないが理想の相手が既にいるわけで。 「おことわりなんだねー。れいむはこのみじゃないんだよ、わかってねー」 そうして多少の混乱はあったが、その日めでたく一組の夫婦が誕生した。 まりさの飼い主の家に嫁入りしたありすは、二匹のおちびちゃんを生むことを許可され幸せな生活をおくっている。 まりさ一家に掛かる経費は二人の飼い主が折半するということで話がついたらしい。 ちなみに、次の集まりの時にれいむの姿はなかった。 飼い主に聞くと、あんまりけっこんっしたいと五月蝿いので条件付でけっこんっさせてあげたようだ。 おうちの中でおとなしくしているとのこと。 れいむも幸せになれたようで何よりだ。 六月にけっこんっしたれいむとありすはしあわせーになった。 ただぱちゅりーは考える。 あの時、れいむにすら相手にされなかった自分は何なのかと。 おまけ~れいむアフター~ れいむは念願の花嫁さんになることができた。 お姉さんに我侭を叶えて貰ったのだ。 ただ、その結婚生活は空虚なものであった。 「ああ、れいむさんきょうもげんきそうですね。え、ぜんぜんげんきじゃないですって? まあ、さとりにはどうでもいいことですが」 れいむの旦那さんになったのはさとりであった。 れいむが喋らなくても心を読むので意思の疎通は可能である。 今のれいむは喋れないのだ。 お姉さんに口を小麦粉で塞がれたからである。 「しかし、みればみるほどよくいきていられるなとおもいますね。うるさいしね? そんなからだでなにができるんですか?」 れいむが幾ら心の中で暴言を吐こうと、それを実行することはできない。 お姉さんがれいむのあんよを焼いたからである。 「れいむさんもばかですね。にんげんさんにあいそをつかされるようなまねをするからこうなるんですよ」 れいむはまむまむを潰され、額を念入りに焼かれた。 もうおちびちゃんを作ることは叶わない。 「おねえさんからきくことによると、まりささんとありすさんはおちびちゃんをつくってしあわせーにしているとか。 ねえ、いまどんなきもちですか? どんなきもちですか?」 さとりの言葉責めは続く。 れいむが今一番欲する物をいとも簡単に手に入れて幸せそうにしているあの二匹への嫉妬が湧き上がって来た。 「おおみにくいみにくい。まるでぱるすぃみたいですね。……そんなめでみても、さとりにはれいむさんがくやしがっていることなんてわかっているんですよ?」 お姉さんに愛想を突かされたれいむは、さとりのおよめさん兼“置物”として第二のゆん生を歩む事になった。 れいむに残ったものは目だけである。 れいむに“だんなさん”として会わされたさとりは口を開くたびにれいむの心を抉る言葉を放つ。 できる反抗は睨みつけることしかなかった。 「れいむさん。さとりはれいむさんがきらいなわけではありませんよ。いちおうさとりのおよめさんということになっているわけですし。 れいむさんがしぬまでずっといっしょにいてあげます。おねえさんもめんどうをみてあげるといっていましたし。そのあいだはおはなししましょうね……」 れいむの中枢餡がぞくりと震えた。 でも、こんな姿になったれいむと一緒にいてくれると言う。 れいむを見てくれるのはさとりだけだ。 お姉さんはれいむにほとんど関心を示さなくなった。 だったら、さとりのおよめさんというのは幸せなことなのではないだろうか。 そこまで考えて、れいむは思考を放棄した。 どうせ現状が変わらないのならば、受け入れるしかないのかもしれないと。 六月の花嫁が幸せになれるかどうかは結局の所当人次第であると思う。 ありすは真摯な心で愛を勝ち取り、疚しい動機で花嫁になろうとしたれいむは悲惨な結末を迎えた。 ただ、これだけは言える。 六月に結婚して花嫁になった二匹は、二匹とも“幸せ”だった。 あとがき 二ヶ月ぶりに投稿するヤリまむあきです。 書き方忘れちゃってリハビリも兼ねてます。 最初は愛でss書こうとしたんですが耐えられなくなって途中から方針転換しました。 ……愛でss書ける人って凄いと思う。 挿絵:にとりあき
https://w.atwiki.jp/wiki1_test/pages/6118.html
使用不可 自分のサイトがほしい人は↓ ただしパスワードの設定がむずかしいです ページ新規作成 宣伝 R ←さとーゆーきさんのwwwサイト このサイトはみなさんが自由に書き込んでください 待ち合わせなどにも使っていいです ただし個人情報などを含む書き込みは削除 プロバイダのほうに連絡などします 管理人の独り言 時々更新 理科100点だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! リンクはフリーです アクセスカウンター 祝 - HIT 今日 - だと思う たしか昨日は - ・・・だったと思う この部屋の時計は2024-09-02 07 39 53 (Mon)をさしている rastupdate 2010/07/14 21 25 10 サイト設立から5345日経過 サイト設立から7696149秒経過wwww クリック↓ けーじばーん (自由にかきこんでいい) 名前 コメント PSP購入決定 ソフト購入!!! -- 管理人 (2010-06-05 15 58 38) 今日テストだー120番以内にはいればpspかってもらえる -- 管理人 (2010-05-28 06 19 29) どーでしぃょうこのサイトはwwww -- 管理人 (2010-05-22 16 50 16) 祝2000アクセス突破!!! -- 管理人 (2010-05-11 20 36 23) アンケートは終了しました -- 管理人 (2010-05-08 18 39 43) 最近たいへんだー -- 管理人 (2010-05-07 19 57 35) メモ帳3つ作成 自由に使ってください -- 管理人 (2010-05-05 13 38 42) サイト設立111日w -- 管理人 (2010-05-05 13 33 49) この書き込みは管理人により削除 狙え2000HIT! -- 管理人 (2010-04-26 19 38 30) この書き込みは管理人により削除 (2010-04-26 19 37 13) どーも -- けーじばーん@管理人 (2010-04-26 19 34 16) サイト設立102にちおめでとう!!!!!はやいね -- サッカー部 (2010-04-26 12 51 55) けーじばーn -- 名無しさん (2010-04-12 21 00 02) アンケート2回投稿したらPCフリーズしやがった -- 通交人 (2010-04-04 16 40 21) どうぞご自由にかきこんでください -- 管理人 (2010-03-30 16 48 02) すいません、初書き込みしたっかだけです・・・。 -- 遊里 (2010-03-30 00 51 56) ↓のほうのアンケートこたえて -- 管理人 (2010-03-26 21 03 25) あした部活ないと思う -- 管理人 (2010-03-26 21 02 53) 明日部活何時から?? -- サッカー部 (2010-03-26 20 00 46) サッカー部sは千葉遠征いく? -- 管理人 (2010-03-18 18 15 49) 管理人さん今日部活行く????? -- サッカー部 (2010-03-18 10 57 01) 卒業式感動した壱萬個ぐらい -- 陸上部(元サッカー部) (2010-03-18 10 51 50) >RAST更新日 -- 名無市立中学校 (2010-02-25 21 30 06) テスト250超えてよかった -- 管理人 (2010-02-24 18 17 36) そーユーこと書き込むな -- 管理人 (2010-02-24 18 16 44) 管理人さん今日怒られたねwwwwww -- サッカー部 (2010-02-23 20 03 56) Rってサイト制圧 -- 管理人 (2010-02-23 19 27 03) サッカー部さんwはDSもってる? -- T-M@管理人 (2010-02-20 16 49 24) このサイトがのっとられたら削除します -- 管理人 (2010-02-02 18 47 16) ここで質問しても返せないときもある(コノサイトあまりこないから) -- 管理人 (2010-02-20 16 45 34) やっとテストからかいほうされたーーーーー^^wwww -- サッカー部 (2010-02-19 18 17 59) 明日どこで部活だっけ -- サッカー部 (2010-02-19 18 15 55) 数字だけが頼りだー -- 管理人 (2010-02-19 18 04 38) 今日のテスト社会はまあまあよかったけどあと他はちょっとやばいかもww -- サッカー部 (2010-02-18 20 22 07) テストの点数とか各50点いけばいい -- 管理人 (2010-02-18 17 27 46) I am Devil. You are Angel. -- 陸上部(元サッカー部) (2010-02-02 21 28 09) アクセスしに来たよーww -- サッカー部 (2010-02-01 16 31 34- みなさん自由に書き込んでください -- 管理人 (2010-01-21 18 23 27) 管理人が不快,不適切だと思われる 教育上不適切な書き込み は 削除します 上へ 管理人おすすめ!リンク すべてのアドレスにhをつけてください ttp //www22.atwiki.jp/picchuandten/ ポケモン ttp //www.shiftup.net/flash/mm/ モンスターメイト(ゲーム) ttp //www1.atwiki.jp/test/pages/5991.html 俺の知り合いのサイト タイトル R ttp //uue.holy.jp/ P〇Pの勇者〇0の元? tp //www19.atwiki.jp/pakemon/pages/1.html CODE ADDICTION 管理人の持つ全部のサイト すべてにhをつけてください ttp //www1.atwiki.jp/test/pages/6147.html 見るな ttp //www1.atwiki.jp/test/pages/6150.html SHARKに負けないぞ@wiki ttp //www1.atwiki.jp/test/pages/6050.html けーじばーんセカンド ttp //www1.atwiki.jp/test/pages/6118.html けーじばーんバックアップ ttp //www1.atwiki.jp/test/pages/5906.html こわーいはなーし ttp //www1.atwiki.jp/test/pages/6164.html テスト点数けーじばーん 常連リスト登録 条件 1 荒らさないw 2 多重登録禁止 3よくここにきて書き込む 4 他の人と同じ名前を絶対に使用しない メアド不要 名前 コメント 一番下に常連リストがあります -- 管理人 (2010-05-21 19 21 43) メモ帳 フリー 編集されてもこちらは責任を負いません 以下管理人専用 編集禁止 編集した場合アクセス禁止 上へ 常連リスト SS (募集中) (募集中) S (募集中) (募集中) A (募集中) (募集中) B (募集中) (募集中) C (募集中) (募集中) D (募集中) (募集中) 以下同格 ↑上へ↑ ここのページどう思う?通知表の12345のようにどうぞw 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 1 1 (100%) 2 評価不能 0 (0%) 3 2 0 (0%) 4 3 0 (0%) 5 4 0 (0%) 6 5 0 (0%) その他 投票総数 1
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3258.html
『ありすの都会派なお友達』 4KB 愛で ギャグ 飼いゆ 100作目 せめて少しでも笑顔の種になれば 『ありすの都会派なお友達』 D.O ありすの目の前には、一個のボールがある。 ありすのために、飼い主のお兄さんが買ってくれたボールだ。 色はありすの髪の毛のように輝く黄色。 大きさは、赤ゆっくりであるありすと同じくらいの、手のひらサイズ。 いわゆる、スーパーボールと呼ばれるゴム製のボールであった。 「ゆぅ…ゆぅ~ん!」 ありすがボールに顔を近づけてみると、 ツヤツヤと輝くボール表面には、ありすそっくりのおちびちゃんが映っている。 それは美しい黄色の顔をした、とてもゆっくりしたありすだった。 「ちゅーりちゅーり!ちあわちぇー!」 ボールの中の黄色いありすは、ありすのすーりすーりに対して、 すべすべひんやりとした、優しい感触を返してくれた。 「ときゃいは!ときゃいは!ちゅーりちゅーり!ちゅーりちゅーり!」 コロコロコロ… 「ゆぴっ!?ゆぅ~ん?」 ありすは嬉しくなって、もっと元気よくすーりすーりをした。 すると、黄色いありすはありすから離れ、コロコロとゆっくり転がっていった。 「ときゃいはにぇ!ありしゅもこ~ろこ~ろしゅるわ!こ~りょこ~りょ!」 ぽにゅん、ぽにゅん、ぽにゅん… ありすは、黄色いありすの真似をして、コロコロと前転してみた。 「ゆっくち!…ゆわぁ~ときゃいは~!」 するとどうだろう。 ありすは周囲の景色が、こ~ろこ~ろする前より、ぐんにょり柔らかく変化したように感じた。 ありすは、きっと黄色いありすは、この景色を見せたかったに違いない、と思い、 嬉しくなって何度も何度も転がり続けた。 「こ~りょこ~りょ!こ~りょこ~りょ!ゆわぁ~ぐりゅぐりゅ~…」 一回こ~ろこ~ろするたびに、景色はどんどんぐねぐねと変化していく。 ありすはあんよがふらつくのを楽しみながら、お空を飛んでるみたい、と感じていた。 コツンッ…コロコロ 「ぐ~りゅぐ~りゅ…ゆ?ゆっくちしちぇっちぇにぇ!」 ころころふらふらと歩いていたら、どうやら黄色いありすの所まで来てしまったようだ。 ゆっくりと黄色いありすまで近づいて見てみると、向こうもこちらの顔を覗き込んでいる。 その表情は、とってもゆっくりした笑顔で、ありすはとっても都会派な気持ちになった。 ありすは、すーりすーりしようと、もう一度頬を寄せた。 「しゅ~りしゅ~『ゴロンッ!』ゆっ!?」 すると、どうした力の加減によるものか、 黄色いありすは肌をくっつけたまま縦に半回転し、 ありすは黄色いありすの上に半身を乗り上げてしまった。 「ゆっ?ご、ごめんにゃしゃい!ありしゅ、いなきゃもの…ゆぅ?」 お友達の上に乗っかるなど、都会派じゃないことをしてしまった。 そう思い謝ろうとした瞬間、ありすは目の前の景色の変化に気付いた。 「ゆわぁぁぁああ!おしょらとんでるみちゃーい!!」 目線の高さがせいぜい1~2センチメートル高くなったに過ぎなかった。 しかし、生まれたてで体が小さく、あんよも弱く、地面を這うだけの世界にいるありすにとって、 黄色いありすが足場になってまで見せてくれた景色は、感動を与えるに十分なものであった。 「ありがちょう!あにゃた、とってもときゃいはにぇ!」 コロコロコロッ 「ゆっくち!」 黄色いありすは、返事こそしてくれないが、 まるで自分が感動を味わったかのような、とても明るい笑顔でありすに答えてくれたのだった。 「ゆふふ。あなた、ありしゅのつぎくらいにときゃいはね!」 コロコロコロ… ゆっくりした黄色いボールさんは、ありすの一番のお友達であった。 数年後。 「おにいざぁぁあああん!ゆっぐぢだずげでぇぇえええ!」 『んぁ!?またやっちゃったのか、ありす!』 ありすは、今日も飼い主のお兄さんに泣きついている。 理由もまたいつも通りだ。 『まったく!ボールでまむまむをいじるなって言ってるだろ!これで何度目だ!!』 「だっで、だっで、ぼーるさん、とかいはで、どっでもぎもぢいいんだものぉぉおお!」 『今引っこ抜いてやるから、まむまむをこっちに向けろ!』 「は、はずがぢいぃぃいいい!」 『きめぇっ!!』 ありすは赤ゆっくりの頃から大切にしている黄色いボールが、 まむまむに詰まって抜けなくなり、お兄さんに泣きついたのであった。 なぜそんなところにボールが詰まったかについては、察していただきたい。 『くそっ。こんな奥まで捻じ込みやがって。ありすのまむまむは、とんだ食いしん坊だぜ』 「あ、ありす、ばーじんさんなのにぃ」 『そんなこと言われても全然嬉しくねぇ。引っこ抜くぞ』 「ゆ…はぁぁあああん!!もっとぉ!まむまむだけじゃいやぁぁああ!あにゃるもいじめてぇぇえ!!」 『引き裂かれてぇのか!!』 ぎゅぽんっ!!コロコロコロ…… 「はぁ…ゆひぃ…おにぃさん、またおねがいね…」 『去勢されてぇのかよ』 そんな会話をしながらも、お兄さんの方は半ば諦めた表情をしていた。 せめて出し入れ簡単なバイブでも使ってくれればいいのに、などと考えてはいるようだったが… 飼い主のお兄さんは、ありすに冷たくもなければ、ケチでも貧乏でもない。 ありすがその気になれば、高級なおもちゃどころか、レイプ用ゆっくりでも買い与えてくれるだろう。 だが、現在でも他の(大人の)玩具を山ほど持っているにも関わらず、 なぜかありすは黄色いボールでまむまむをいじるのが一番しあわせーな気持ちになれた。 まるで黄色いボールが、かけがえのないすっきりーフレンドであるかのように。 『あんまり手間かけてっと、そのボール捨てちまうぞ』 「やべでぇぇええ!このぼーるさんは、ありすのつぎぐらいにとかいはなぼーるさんなのぉぉおお!」 『田舎者な上にレイパーなボールかよ。救えねえな』 「どうぢでそんなこというのぉぉおおお!?」 ゆっくりした黄色いボールさんは、今でもやはり、ありすの一番のお友達であった。 もっと感動的な話に出来たと思うんだ 誰か何とかして 挿絵:
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1307.html
・初投稿です。 『ゆー具』 一、 子供というものは、時として残酷である。幼さや純粋さも入り混じった残酷さは、同じ人間に向けられることもあれば、虫や小動物へと向けられることもある。 ゆっくり、その喋るナマモノが子供達の遊び道具となっていったのは何も不自然なことではなかったのかもしれない。 ある少年は言う。虫とかと違って、反応が面白いからだと。饅頭達は同族が潰されると泣き喚き、自身に物理的な被害が及んでも泣き叫ぶ。 ある少女は言う。気持ち悪いし、腹立たしいからだと。人間の生首のようなそのフォルムは見る者によっては生理的嫌悪感を抱き、挙句人間に向かって罵詈雑言を放つ個体も存在するのだ。 そんな彼らも成長し、また次世代へと様々なものが受け継がれてゆく。その中には、『ゆっくりでの遊び方』も含まれていたのだ。 ニ、 生徒が授業という拘束時間から開放される放課後、小学生頃の活発そうな男子と眼鏡をかけたおとなしそうな男子が連れ立って歩いていた。 「だからさ、お前も一回やってみろよ」 「え、でもいいのかな……」 悪戯っぽい笑顔を浮かべる男子に対して、眼鏡の少年は困惑したような表情を見せる。 「いいんだって。あいつらどこにでも、幾らでもいるんだから。俺達がちょっと遊んだって減るもんじゃないし」 「うーん……」 気乗りしない様子の眼鏡の少年を見かねて、男子は手を掴んで駆け出した。 「わわっ!」 「とりあえず路地裏あたりに行けばいるだろ! あれこれ考える前にとにかくやってみろって!」 路地裏に着くと、早速男子は周囲を見回す。すると一分も経たないうちに目的の物が見つかった。 「……あれなの?」 薄汚れたダンボール箱を指差し確認すると、力強い頷きが返される。 「おう。あれが野良ゆの巣だ」 手招きをされる。自分に拒否権が無い事を眼鏡の少年は悟り、それに従った。巣の近くまで接近して中を覗き込むと、汚らしい饅頭が複数身を寄せ合っていた。 「ゆゆ? ここはまりさとれいむおちびちゃんたちのおうちだよ!! ばかなにんげんはあまあまをおいてどこかいってね!!!」 「れいむのまりさはつよいんだよ!!」 「「「「「おとーしゃんはちゅよいんだよ!!!」」」」」 「うわあ、汚い……」 眼鏡の少年は露骨に嫌そうな顔をすると、もう一人の少年に視線を向けた。 「で、どうするの? なんかもう、見ただけで僕の中のこいつらに対する不快指数がどんどん上昇していくのがはっきり分かるんだけど」 「やっぱりそう思うよな。今俺がお手本を見せてやるからちょっと待ってろ」 一向に立ち去る様子がないどころか、自分達を無視して会話を続ける少年達にゆっくり達は苛立って罵詈雑言を浴びせ始める。 「まりさのいうことがわからないの? ばかなの? しぬの?」 「ゆぷぷ! まりさ、にんげんはばかだからしかたないよ!!」 「「「「「ばかなにんげんはしゃっしゃとちんでにぇ!!!」」」」」 そんな事をすれば人間の怒りを買うだけでただでさえ少ない生存率が下がる一方だというのに、実に愚かだ。案の定、少年達も不快そうな表情を隠そうともしなくなってきた。 「うっせえ」 「「ゆべぇ!?」」 「「「「「ゆびぃ!!!」」」」」 ダンボールを蹴り飛ばして破壊し、強制的に黙らせる。ダンボールの中からは食料らしき生ゴミや雑草、よく分からないガラクタが衝撃で飛び出してきた。 「ゴミがゴミ集めてんじゃねえよ」 靴が汚れるのも気にせず、少年はそれらを側溝へと足を使って落としていく。 「まりさがあつめたごはんさんがあああああ!!」 「れいみゅのたからもにょー!!」 ゆっくり達が悔しがれば悔しがるほど、少年は笑みを深くする。そんな様子を見ていた眼鏡の少年も、段々と愉快になってきた。 「ちょっと、おもしろそうだね」 「だろ?」 「ちっともおもしろくないでしょおおおおおお!?」 母れいむが怒りの叫びで少年達に抗議する。彼女達からすれば、住家を壊され、食料や宝物を理不尽に奪われたのだから当然の事だ。 「「どぼじでごんなごどずるのおおおお!?」」 「なんとなく」 元々少年にはゆっくりで遊ぼうという考えはあったが、ゆっくりが生意気だったからついやっただけであり、後悔も反省もしていない。玩具風情が逆らうなどあってはいけない事なのだから。眼鏡の少年も諌めはしない。 「ゆううううう!! ゆっくりできないくそじじいはゆっくりしねえええええ!!!」 父まりさが遂に直接的な行動に出た。勢い良く地面を蹴り(足が無いとつっこんではいけない)、少年目掛けて一直線に飛び込む。 ゆっくりにとって最大の攻撃手段の一つ、体当たりである。父まりさの体格も合わさって、相手がゆっくりなら効果的な筈であった。もっとも、 「うりゃ」 人間の前ではたとえ相手が小学生であっても無力なものである。事実、少年の一蹴りであっさりと迎撃される始末だった。 「ゆべええええっ!!」 下顎を突き上げられるように蹴り飛ばされ、砂糖細工の歯を口から撒き散らしながら路地裏を転がっていく父まりさ。その姿は饅頭一家に衝撃を与えた。 「ば、ばりざああああああ!!!」 「「「「「おちょうしゃあああああん!!!」」」」」 いつも頼れる父まりさ。狩り(といってもゴミ漁りが主であるが)がとても上手く、とても強い自慢のお父さん。それが今、人間にあっさりやられた。 なんで? ……まりさはとっても強いのに、どうしてゆっくりできないじじいに負けるの? ……ううん、違うよ! じじいがずるをしたからだよ!! 父まりさは己のプライドが打ち砕かれるのを感じ、それに抗おうと餡子脳が自分にとって都合の良い考えを導き出す。 「うわあ、ゆっくりって弱いんだね。これなら僕でも遊べるかも」 「お前も乗り気になってきたな。よし、とりあえずあの帽子持ってきてくれ」 「あの落ちてるやつ? ……はい」 まだ動けない父まりさは落とした帽子を回収できず、目の前でそれが奪われるのを見ていることしかできなかった。 「ばりざのずでぎなおぼうじがえぜえええええええ!!!」 そんな父まりさをニヤニヤしながら少年は横目で見ると、ショックを受けたままの赤ゆ五匹を掴んで帽子の中へと入れていく。 「「ゆんやあああああ!!!」」 「「「たしゅけちぇええええ!!!」」」 「おちびちゃああああん!!!」 眼鏡の少年は自分の手にしている帽子の中から赤ゆの悲鳴が聞こえる度に嬉しそうにする。最早当初の気後れはなく、完全に楽しんでいるようだ。 母れいむはもう一人の少年に踏みつけられていて身動きすらできない。 「じゃあ、いよいよ本番だな!」 ランドセルから筆箱を取り出すと、少年は中から『遊び道具』を取り出した。 三、 鉛筆。それもよく削られていて先が尖ったものである。 「ん~、赤まりさでいいか。三匹いるし」 少年は無造作に赤まりさを一匹帽子の中から摘み上げた。赤まりさは尻をぷりぷり振って抵抗る。 「はなしぇくしょじじい!」 「はいはいゆっくりゆっくり。まずな、こいつらは飾りを取られるのを嫌がるんだ」 赤まりさにはおざなりな対応をしつつ、友人への指導を始める。 「ふーん、どれどれ」 早速実践する眼鏡の少年。赤まりさの帽子を手早く取り上げると、手の平の上で弄ぶ。 「やめちぇにぇ! まりしゃのおぼうちかえちてにぇ!!」 「その調子その調子。次はこの鉛筆で帽子を貫いてみ」 少年は鉛筆を、眼鏡の少年が帽子に突き刺しやすいように傾ける。躊躇わず、彼は帽子の中心部に鉛筆を貫通させた。 「まりじゃのゆっぐりじだおぼうじがあああああ!!!」 「おぢびじゃんにひどいごどずるじじいはじねええええ!!!」 眼鏡の少年はゆっくりの生態に興味津々だ。 「最終段階いくぞー。この辺かなっと……」 「ゆゆ……!! きたないてでまりじゃのまむまむにさわらにゃいでにぇ!!」 帽子を破壊されたショックからまだ完全に立ち直ってはいないのか半泣きで、それでも少年をきっ、と睨みつける赤まりさ。 「分かった分かった、手では触らねえよ」 「ゆ?」 「ほれぐーりぐーり」 鉛筆の芯の部分を赤まりさのまむまむにあてがい、ゆっくりと、しかし確実に侵入させる。狭い穴を無理やりにこじ開けられる痛みはどれほどのものか。ぶちぶちと、皮が裂けて黒い中身が見えてくる。 「やめじぇえええええ!! まりじゃの、まりじゃのだいじなばーじんざんがああああ!!!」 「はいはい、ろすとばーじんおめでとさん。これで大人の仲間入りだな、嬉しいだろ?」 「「やめろぐぞじじいいいいい!!」」 倒れ伏した父まりさ、踏みつけられている母れいむ共に愛しい我が子の悲惨な様子を見て少年を止めようと叫ぶが、あまりにも無意味。そんな程度で止めるなら、始めからこんなことしない。 「止めてください、でしょ? そんな生意気な態度を取るなんて、自分達の立場が分かってないみたいだね」 眼鏡の少年はさり気なく鬼畜な一面をゆっくり達へと向ける。秘められた嗜虐性が開放されたようだ。その間にもさらに赤まりさへの責めは続けられる。 「ゆ゛……、ゆ゛、ゆ゛……」 鉛筆が引き抜かれる頃には、赤まりさのまむまむはすっかり使い物にならなくなっていた。がばまむ状態になってしまい、子を作る為の機能は完全に失われている。 それでもまだ生きているあたり、少年はこの類の遊びに手馴れていると見ていいだろう。 「ねえ、この帽子なんだけどさ」 「ん?」 赤まりさから取り上げて破壊した帽子、その成れの果てを眼鏡の少年は丸めながら言う。 「その饅頭の穴に詰めてあげようよ。手当てにもなるし、ちゃんと持ち主に返してあげるなんて僕達って優しいよね」 「いいじゃんそれ! お前やるなあ!」 「「おちびちゃんをかえぜええええええ!!!」」 親ゆっくり達の声は、届かない。やがて、赤まりさのまむまむだった部分には帽子だったものが詰め込まれ、少年の筆箱から出された小型テープで穴が塞がれた。 「ほら、返すぜ」 ぽいっと、ゴミのように投げ捨てられる赤まりさ。実際に遊び終えた後で反応が薄くなって飽きたから、少年達にとってはゴミそのものだった。 母れいむは慌てて口で受け止めるが赤まりさは何の反応も返さず、ゆ゛、と呻き声を出すだけの饅頭になっていた。死んではいないが今後まともなゆん生は絶対に送れないだろう。 「……おちびちゃん? ゆっくりおへんじしてね?」 「じゃあ赤れいむと赤まりさ、一匹ずつ持ち帰ろうぜ」 「うん」 少年達は既に帰り支度に移っており、赤ゆっくりを分配していた。 「「「「おちょうしゃああああん、おかあしゃああああん!!!」」」」 「まっでね! ばりざにがでないがらっでおぢびじゃんをねらうなんでじじいだぢはひぎょうだよ!!!」 「は? 勝てないって?」 「さっぎのはなにがのまぢがいだよ!! まりざがじじいなんがにまげるばずないんだよ!!!」 「お前がそう思うんならそれでいいよ。じゃ、帽子は返してやるから」 用済みの帽子を放り投げ、少年達は帰途に着いた。 「おぢびじゃんもがえぜええええええ!!!」 「え? また作ればいいじゃないか。また来るからな!」 「今度はもっと遊んであげるね! 君の子供もその時に持ってきてあげるよ!」 四、 少年達が帰った後、父まりさと母れいむは途方にくれていた。 「まりさとおちびちゃん、ゆっくりなおってね……」 「ばりざのおぢびぢゃん……」 「ゆ゛……」 唯一残されたおちびちゃんは飾りを失い、まむまむを破壊されてゆっくりできないゆっくりになってしまった。父まりさは歯の大半が欠損し、人間に蹴られた跡が痛々しい。 「おうちも、ごはんさんもなくなっちゃったよ」 とってもゆっくりできたおうちも、おいしいごはんも、おちびちゃんも。ゆっくりできるものは皆奪われた。 「どうしてこんなことに……」 別に、この一家が特別不幸だったわけではない。寧ろこの程度で済んで運が良かったと見るべきだろう。 少年達のような子供が、成長して本格的なゆ虐を学んだ鬼意惨だった場合、明日の朝日は間違いなく拝めなかっただろうから。野良ゆっくりなど大体がこんなものである。 飼いゆっくりも、人間にとっては玩具の延長に過ぎない。その証拠に、勝手にすっきりーを行った飼いゆっくりの末路は悲惨である。 子供は間引かれ、そのまま自身は捨てられるパターンが多い。飼い主の意図に合わない行動をしたからだ。 詰まるところ、遊具。人間にとってゆっくりはその程度の存在でしかなかった。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3840.html
『はんぶんこ』 5KB いじめ 小ネタ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。 「なにたべてるのぉぉぉぉ?!それはれいむのあまあまでしょぉぉぉぉぉ?!」 「あみゃあみゃ!あみゃあみゃよこしぇー!くしょばばあー!!」 アイスを食べている少女の前に、突然野良れいむの親子が飛び出してきた。 親れいむと子れいむは、揉み上げをワサワサと動かしながら少女を睨んで威嚇する。 すでにアイスを食べられると思っているのか、二匹とも涎をダラダラと垂してアイスを見つめる。 「うーん…わかったわ。そのかわり、なかよくはんぶんこするのよ?けんかは駄目よ?」 何故か少女はあっさりそう言うと、アイスを二匹の目の前に置いた。 その途端二匹は、地面に置かれたアイスに齧り付く。 「うめっ!うめぇ!し、し、しあわせぇぇぇぇぇ!!すなおなくそどれいだね!きにいったよ!れいむがごしゅじんさまになってあげるよぉぉぉ!!」 「しあわしぇぇぇぇぇぇ!おいちぃぃぃぃぃ!てんごくのあじだよぉぉぉぉ!!ほっぺしゃんがおちしょーだよぉぉぉぉぉ!!」 食べカスを撒き散らしながら、一心不乱にアイスを貪るれいむ親子。 子れいむは思わずしーしーを漏らすほど、アイスの味に心を奪われる。 少女はそんな二匹を満足そうに眺める。 「そう、美味しいのね?よかったわ。ところで…」 少女は微笑みながら、アイスを食い散らかす親れいむを後ろから持ち上げる。 親れいむは突然アイスから引き剥がされた事に激怒して、体をウネウネと動かしながら少女に抗議する。 「なにずるのぉぉぉぉ?!かわいいれいむが、むーしゃむーしゃしてるでしょぉぉぉぉ?!どれいはばかなの?しぬのぉぉぉぉ?!」 「私とお姉ちゃんは、ゆっくりが好きなんだけど、何時もいろんな物を取り合って喧嘩になっちゃうのよ。それでね…」 「ゆゆっ?!」 少女はそう言いながら、親れいむの両頬を力強く掴む。 親れいむは少女の雰囲気が変わった事に、思わず体を強張らせる。 「あなたを、お姉ちゃんと『はんぶんこ』しようと思うの!」 「ゆゆ?!なにいっで………ゆっぎぃぃぃぃぃ!やべろぉぉぉぉぉぉ!!いっだいぃぃぃぃぃぃ!ざげるぅぅぅぅぅ?!」 少女はありったけの力を込めて、親れいむの両頬を反対方向に引っぱり始める。 ミチミチと音を立てて軋む親れいむの頬の皮。 親れいむは痛みに顔をしかめて、大声で泣き叫ぶ。 ブチブチブチブチ!グチャァ! 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁぁ?!でいぶのもぢもぢほっべざんがぁぁぁぁぁ?!!」 汚らしい音を立てて、親れいむの右頬が引き千切られる。 親れいむは千切れた頬を、驚きの眼差しで眺めながらポロポロと涙を零す。 「あれー?上手くいかないわねぇ。このピコピコ引っぱった方がよかったのかなぁ?」 少女は不思議そうに首を傾げると、今度は親れいむの両揉み上げを掴んで引っぱり始める。 「やべろぉぉぉぉぉ!!いだいっていっでるでしょぉぉぉぉぉ!!このくぞどれい!ごろじでやるぅぅぅぅぅぅぅ!!」 親れいむの揉み上げが悲鳴を上げて少しずつ千切れ始める。 親れいむはツバを撒き散らしながら、少女を睨んで怒鳴り声を上げる。 だが、そんな抵抗も空しく揉み上げは親れいむの体から切り離される。 ブッチィ! 「ゆっぎぃぃぃぃぃ!!でいぶのぴこぴこさん!いつか、おそらをはばたくための、しんせいな………ゆおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 千切れた揉み上げを見て、唸るように泣き狂う親れいむ。 少女はまた不思議そうに首を傾げると、今度はアイスに夢中になっている子れいむを持ち上げた。 「ゆゆぅ?!なにしゅるのぉぉぉぉぉ!きゃわいーれーみゅが、おしょくじ…ゆんぎぃぃぃ?!なにじでるのぉぉぉぉぉ?!」 「やっぱり、小さい方がやりやすいのかな?丁度ここに穴があるし…割れやすいかなぁ…?」 少女は子れいむのまむまむに指を突っ込むと、そこから何とか二つに割ろうとまむまむを押し広げる。 子れいむは突然の事に、顔を真っ赤にして体を捩る。 「ゆんやぁぁぁぁぁ!なにしちぇるのぉぉぉぉぉ?!しょこは、れーみゅのかわいい、ばーじんまむま…ゆっぎぃぃぃ!!ざげるぅぅぅぅ!いだいよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「あれー?おかしいなぁ…ゆっくりって、綺麗に縦に割れるんじゃないのかなぁ?何が悪いんだろ?」 まむまむから皮が裂けて、めくれ上がった子れいむを見て考え込む少女。 どうやら「おたべなさい」をしたゆっくりをどこかで見たのだろう。 ゆっくりは綺麗に割れるものだと思っているようだ。 「これじゃ可愛くないし何だか汚いから、あなた達はいらないわ。変わりにこのリボンを貰っていくわね」 少女はそう言うとまだ息のある子れいむと、咽び泣く親れいむのリボンを取り外してにっこりと笑う。 「これをはさみで切れば、お姉ちゃんと『はんぶんこ』出来るわ!じゃあね!」 「ゆわぁぁぁぁぁぁ?!でいぶのおりぼん!こうきでしんせいなおりぼん!かえぜぇぇぇ!かえぜよぉぉぉぉぉぉ!ゆっぎぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「れーみゅのおりぼんしゃん!しゅてきなおりぼんしゃん!なくなったらゆっくちできにゃいよぉぉぉぉ!!ゆんやぁぁぁぁ!!」 親子は慌てて少女を追いかけようとするが、負傷しているせいで思うように跳ねる事が出来ない。 それでも、あっという間に遠ざかる少女を、二匹は涙を流しながら懸命に追いかけた。 「ゆっぎぃぃぃ!ゆっぎぃぃぃぃ!どぼじでぇぇぇぇぇ?!おちぼんもっでいっちゃうのぉぉぉぉぉ!!」 「ゆびゃぁぁぁぁん!ゆびゃぁぁぁぁぁん!おりぼんしゃぁぁぁぁん!ゆっくち!ゆっくちぃぃぃぃ!」 痛む体を必死に動かして少女を追いかける二匹。 だが、すでに少女はどこか遠くにいってしまい、その姿は見えなくなっていた。 二匹は少女が去っていった方向を、何時までも悲しそうに泣きながら眺めていた。 「えーっとね。私が好きなのはまりさなの。だから、このリボンはいらないわ。うっかりものねぇ…」 「えっ?!そうだったの?じゃあ、れいむは『はんぶんこ』にしなくて良かったんだ!じゃあ、これはもういらない。新しいの捕まえてくる!」 少女はそう言うと野良親子のリボンをゴミ箱に捨て、目を輝かせてゆっくりを探しに出かけるのだった。 完 徒然あき 挿絵:
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3321.html
『だぶん』 4KB いじめ メタネタ ※たぶんだぶん れいむはれいむだよ! れいむはただのれいむじゃないよ つよくてかっこよくて とってもゆっくりしてるんだよ! だからゆっくりそんけいしてもいいよ! そんけーしたらあまあまちょうだいね! そんな とってもゆっくりしたれいむだから にんげんのどれいをかってたんだよ! それなのに くそどれいがあろうことか れいむさまをおうちからおいだしたんだよ! だかられいむはとってもかわうそなんだよ! どじょうするなら あまあまちょうだいね! しょうがないからこうえんの むれにいれてもらおうと おもって ちょうをやってるぱちゅりーにはなしかけたんだよ! でもあろうことか ぱちゅはれいむをげすよばわりして おいだされちゃったんだよ! れいむはもときんばっちだから やさしくされるのはあたりまえなのに! ぜったいにゆるさなえだよ! みっかごひゃくばいだよ! それはそれとして おなかがへってしょうがないから こうえんのおはなさんをたべようとしたんだよ! そしたらげすなゆうかがいて おはなさんをひとりじめしてたんだよ! かってにはえてるおはなさんをひとりじめする ゆうかはげすだね! ゆっくりしないでしんでね! これからもれいむのぼうけんたんはつづくよ! つぎはくそにんげんを あたらしいどれいにするからね!! ~つづく~ 「……え、いや、何これ? え、何?」 男は会社の昼休みにコンビニで弁当を買って、公園で一人さみしくを食べようとしていた。 そんなところに鉛筆を口にくわえた自称元金バッチれいむが話しかけてきて、ボロボロのルーズリーフの紙切れを渡してきた。 で、紙には上記のような文章が書かれていたのである。 「ゆっへん! ちょうたいさく えすえすさんだよ!」 「いや、何がしたいというか、話が読めないんだけど――」 「おはなしはめでようそちゅういだよ! ゆっくりりかいしてね!」 中々会話がかみ合わない。 が、めげずに辛抱強く話を聞いてみたが、要するにこういうことらしい。 いわく、人間はSSを読んでゆっくりする。 だったられいむもSSを書けば人間共をゆっくりさせてやれる。 そしたら見返りとしてあまあまを貰ったり、飼いゆっくりにしてもらうのだそうだ。 突っ込み所が多すぎるが、人間を奴隷にしてやるで締めた文章を読ませておいて、 この糞饅頭を飼いゆっくりにするような酔狂な輩がいるとは到底思えなかった。 「なるほど、よーく分かった」 「ゆっくりりかいしたね! りかいしたならとっととあまあまをちょうぶげふぁぁ!」 「お前がどうしようもない糞饅頭だってことがな」 俺はれいむをおもいきり蹴飛ばして、すぐさま転がった後を追う。 「どぼじでごんなごど「どぼじでごんな駄文をがぐのぉぉぉぉ!?」 「(バチーン!)ゆぎぃぃ! (バチーン!)はたがないでぇぇぇぇ!!」 そしていつもの台詞をぬかす前に先手を打って、れいむを持ち上げ、ケツにあたりそうな部分を激しくスパンキング。 「というかクッソみじけぇんだよぉぉぉ! ~つづく~ とか書いてないでキチンと書ききれぇぇぇぇぇ!!」 「(ブチブチィ)れいむのあじあんびゅーてぃーなくろかみさんがぁぁぁぁ!!」 さらに流れるような動きで髪の毛を引き千切る様にぶち抜き、 「一人称語り形式はいいとして、ゆるさなえとか言葉のセンスがイチイチ寒いんだよこのやろぉぉぉ!」 「(ズボッ!)ゆぎぃ!(ズボボッ!)やべぢぇ!(ボロンッ)ああああでいぶのおべべがぁぁぁぁ!!?」 そこから右手をチョキの形にして、高速で目潰しをし続ける。あ、目が潰れて落ちた。 「それと誤字が多いんだよ! カワウソだのドジョウだの全生物に謝りやがれ糞ナマモノがぁぁぁぁぁ!」 「(ブチッ)ゆぎぃ! (ブチィ!)ゆぎょ! (ブチチィ!)ごべんなざいぃぃぃ!!」 そしてその辺の枝を差し抜きして饅頭の皮を破りまくり、 「ってかなあ! 糞饅頭本位の話過ぎて不愉快! せめてタグと注意書きを付けやがれえええ!!」 「(ズッコン)ひぎぃ! (バッコン)でいぶのばーじんさんがぁぁぁぁぁぁ!!」 さらに男のアンバシラで差し抜きしまくり、 「というかなぁ、根本的にだなぁ……!」 「(ミチミチ……)ゆぎゃぁぁあああ!! (ミチチ……!)ざげるぅ! れいむざげぢゃうぅぅぅぅ!!!」 コンボから必殺技に繋げるようにトドメとして、上唇と下唇を両手で引っぱり、 「ひらがなが多くて読み辛いんだよおおおおおおお!!」 「ゆぢょびぼぉぉぉぉ!!」 そのまま思いっきり引き裂かれた。 豪快にやられた割に、丁寧に皮だけが剥がれ、餡子のボールが地面に転がった。 「ゆぐ、ゆぎ……」 餡子玉状態は、人間でいえば神経が剥き出しの状態である。 この餡子玉れいむはこのまま痛みでショック死するか、他の野良ゆに食べられて死ぬか、それとも雨に濡れて死ぬか、とにかく確実に死ぬ。 「うげ! もう昼休み終わっちまうじゃねえか、こんな糞饅頭に構ってるんじゃなかったわー」 「どぼずれば……」 「あん?」 「どんなえすえす、ゆぎぃ、ざんをがげばいぢゃいぃ! よ、よがっだの?」 男は少し驚いた。 全身餡子で出来ているゆっくりは喋るだけでも中身の餡子が相当に脈動する。 皮が剥がれたこいつは激痛に晒されながら喋っている。 痛みに弱いゆっくりにして胆力のいる行為であるのだ。 「うーん、そうだなー」 「ゆっぐりじないでおじえろぉぉ……」 「まああれだな。どんなSSでも生意気な糞饅頭は、最後に潰しときゃ後味残さずスッキリするのよ」 「……ゆ?」 グチャ 「はい、すっきりー、ってか。」 男はコンビニ弁当を入れていたビニール袋に潰したれいむとその皮と、少し悩んでボロボロのルーズリーフをまとめて入れた。 そのまま公園のゴミ箱にいれ、一切手を付けていない弁当を片手に会社へと足を運ぶのだった。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1479.html
ゆー具 10KB 虐待-普通 理不尽 野良ゆ 赤子・子供 現代 虐待人間 初投稿です。至らないところもありますがよろしくお願いします。 ・初投稿です。 『ゆー具』 一、 子供というものは、時として残酷である。幼さや純粋さも入り混じった残酷さは、同じ人間に向けられることもあれば、虫や小動物へと向けられることもある。 ゆっくり、その喋るナマモノが子供達の遊び道具となっていったのは何も不自然なことではなかったのかもしれない。 ある少年は言う。虫とかと違って、反応が面白いからだと。饅頭達は同族が潰されると泣き喚き、自身に物理的な被害が及んでも泣き叫ぶ。 ある少女は言う。気持ち悪いし、腹立たしいからだと。人間の生首のようなそのフォルムは見る者によっては生理的嫌悪感を抱き、挙句人間に向かって罵詈雑言を放つ個体も存在するのだ。 そんな彼らも成長し、また次世代へと様々なものが受け継がれてゆく。その中には、『ゆっくりでの遊び方』も含まれていたのだ。 ニ、 生徒が授業という拘束時間から開放される放課後、小学生頃の活発そうな男子と眼鏡をかけたおとなしそうな男子が連れ立って歩いていた。 「だからさ、お前も一回やってみろよ」 「え、でもいいのかな……」 悪戯っぽい笑顔を浮かべる男子に対して、眼鏡の少年は困惑したような表情を見せる。 「いいんだって。あいつらどこにでも、幾らでもいるんだから。俺達がちょっと遊んだって減るもんじゃないし」 「うーん……」 気乗りしない様子の眼鏡の少年を見かねて、男子は手を掴んで駆け出した。 「わわっ!」 「とりあえず路地裏あたりに行けばいるだろ! あれこれ考える前にとにかくやってみろって!」 路地裏に着くと、早速男子は周囲を見回す。すると一分も経たないうちに目的の物が見つかった。 「……あれなの?」 薄汚れたダンボール箱を指差し確認すると、力強い頷きが返される。 「おう。あれが野良ゆの巣だ」 手招きをされる。自分に拒否権が無い事を眼鏡の少年は悟り、それに従った。巣の近くまで接近して中を覗き込むと、汚らしい饅頭が複数身を寄せ合っていた。 「ゆゆ? ここはまりさとれいむおちびちゃんたちのおうちだよ!! ばかなにんげんはあまあまをおいてどこかいってね!!!」 「れいむのまりさはつよいんだよ!!」 「「「「「おとーしゃんはちゅよいんだよ!!!」」」」」 「うわあ、汚い……」 眼鏡の少年は露骨に嫌そうな顔をすると、もう一人の少年に視線を向けた。 「で、どうするの? なんかもう、見ただけで僕の中のこいつらに対する不快指数がどんどん上昇していくのがはっきり分かるんだけど」 「やっぱりそう思うよな。今俺がお手本を見せてやるからちょっと待ってろ」 一向に立ち去る様子がないどころか、自分達を無視して会話を続ける少年達にゆっくり達は苛立って罵詈雑言を浴びせ始める。 「まりさのいうことがわからないの? ばかなの? しぬの?」 「ゆぷぷ! まりさ、にんげんはばかだからしかたないよ!!」 「「「「「ばかなにんげんはしゃっしゃとちんでにぇ!!!」」」」」 そんな事をすれば人間の怒りを買うだけでただでさえ少ない生存率が下がる一方だというのに、実に愚かだ。案の定、少年達も不快そうな表情を隠そうともしなくなってきた。 「うっせえ」 「「ゆべぇ!?」」 「「「「「ゆびぃ!!!」」」」」 ダンボールを蹴り飛ばして破壊し、強制的に黙らせる。ダンボールの中からは食料らしき生ゴミや雑草、よく分からないガラクタが衝撃で飛び出してきた。 「ゴミがゴミ集めてんじゃねえよ」 靴が汚れるのも気にせず、少年はそれらを側溝へと足を使って落としていく。 「まりさがあつめたごはんさんがあああああ!!」 「れいみゅのたからもにょー!!」 ゆっくり達が悔しがれば悔しがるほど、少年は笑みを深くする。そんな様子を見ていた眼鏡の少年も、段々と愉快になってきた。 「ちょっと、おもしろそうだね」 「だろ?」 「ちっともおもしろくないでしょおおおおおお!?」 母れいむが怒りの叫びで少年達に抗議する。彼女達からすれば、住家を壊され、食料や宝物を理不尽に奪われたのだから当然の事だ。 「「どぼじでごんなごどずるのおおおお!?」」 「なんとなく」 元々少年にはゆっくりで遊ぼうという考えはあったが、ゆっくりが生意気だったからついやっただけであり、後悔も反省もしていない。玩具風情が逆らうなどあってはいけない事なのだから。眼鏡の少年も諌めはしない。 「ゆううううう!! ゆっくりできないくそじじいはゆっくりしねえええええ!!!」 父まりさが遂に直接的な行動に出た。勢い良く地面を蹴り(足が無いとつっこんではいけない)、少年目掛けて一直線に飛び込む。 ゆっくりにとって最大の攻撃手段の一つ、体当たりである。父まりさの体格も合わさって、相手がゆっくりなら効果的な筈であった。もっとも、 「うりゃ」 人間の前ではたとえ相手が小学生であっても無力なものである。事実、少年の一蹴りであっさりと迎撃される始末だった。 「ゆべええええっ!!」 下顎を突き上げられるように蹴り飛ばされ、砂糖細工の歯を口から撒き散らしながら路地裏を転がっていく父まりさ。その姿は饅頭一家に衝撃を与えた。 「ば、ばりざああああああ!!!」 「「「「「おちょうしゃあああああん!!!」」」」」 いつも頼れる父まりさ。狩り(といってもゴミ漁りが主であるが)がとても上手く、とても強い自慢のお父さん。それが今、人間にあっさりやられた。 なんで? ……まりさはとっても強いのに、どうしてゆっくりできないじじいに負けるの? ……ううん、違うよ! じじいがずるをしたからだよ!! 父まりさは己のプライドが打ち砕かれるのを感じ、それに抗おうと餡子脳が自分にとって都合の良い考えを導き出す。 「うわあ、ゆっくりって弱いんだね。これなら僕でも遊べるかも」 「お前も乗り気になってきたな。よし、とりあえずあの帽子持ってきてくれ」 「あの落ちてるやつ? ……はい」 まだ動けない父まりさは落とした帽子を回収できず、目の前でそれが奪われるのを見ていることしかできなかった。 「ばりざのずでぎなおぼうじがえぜえええええええ!!!」 そんな父まりさをニヤニヤしながら少年は横目で見ると、ショックを受けたままの赤ゆ五匹を掴んで帽子の中へと入れていく。 「「ゆんやあああああ!!!」」 「「「たしゅけちぇええええ!!!」」」 「おちびちゃああああん!!!」 眼鏡の少年は自分の手にしている帽子の中から赤ゆの悲鳴が聞こえる度に嬉しそうにする。最早当初の気後れはなく、完全に楽しんでいるようだ。 母れいむはもう一人の少年に踏みつけられていて身動きすらできない。 「じゃあ、いよいよ本番だな!」 ランドセルから筆箱を取り出すと、少年は中から『遊び道具』を取り出した。 三、 鉛筆。それもよく削られていて先が尖ったものである。 「ん~、赤まりさでいいか。三匹いるし」 少年は無造作に赤まりさを一匹帽子の中から摘み上げた。赤まりさは尻をぷりぷり振って抵抗る。 「はなしぇくしょじじい!」 「はいはいゆっくりゆっくり。まずな、こいつらは飾りを取られるのを嫌がるんだ」 赤まりさにはおざなりな対応をしつつ、友人への指導を始める。 「ふーん、どれどれ」 早速実践する眼鏡の少年。赤まりさの帽子を手早く取り上げると、手の平の上で弄ぶ。 「やめちぇにぇ! まりしゃのおぼうちかえちてにぇ!!」 「その調子その調子。次はこの鉛筆で帽子を貫いてみ」 少年は鉛筆を、眼鏡の少年が帽子に突き刺しやすいように傾ける。躊躇わず、彼は帽子の中心部に鉛筆を貫通させた。 「まりじゃのゆっぐりじだおぼうじがあああああ!!!」 「おぢびじゃんにひどいごどずるじじいはじねええええ!!!」 眼鏡の少年はゆっくりの生態に興味津々だ。 「最終段階いくぞー。この辺かなっと……」 「ゆゆ……!! きたないてでまりじゃのまむまむにさわらにゃいでにぇ!!」 帽子を破壊されたショックからまだ完全に立ち直ってはいないのか半泣きで、それでも少年をきっ、と睨みつける赤まりさ。 「分かった分かった、手では触らねえよ」 「ゆ?」 「ほれぐーりぐーり」 鉛筆の芯の部分を赤まりさのまむまむにあてがい、ゆっくりと、しかし確実に侵入させる。狭い穴を無理やりにこじ開けられる痛みはどれほどのものか。ぶちぶちと、皮が裂けて黒い中身が見えてくる。 「やめじぇえええええ!! まりじゃの、まりじゃのだいじなばーじんざんがああああ!!!」 「はいはい、ろすとばーじんおめでとさん。これで大人の仲間入りだな、嬉しいだろ?」 「「やめろぐぞじじいいいいい!!」」 倒れ伏した父まりさ、踏みつけられている母れいむ共に愛しい我が子の悲惨な様子を見て少年を止めようと叫ぶが、あまりにも無意味。そんな程度で止めるなら、始めからこんなことしない。 「止めてください、でしょ? そんな生意気な態度を取るなんて、自分達の立場が分かってないみたいだね」 眼鏡の少年はさり気なく鬼畜な一面をゆっくり達へと向ける。秘められた嗜虐性が開放されたようだ。その間にもさらに赤まりさへの責めは続けられる。 「ゆ゛……、ゆ゛、ゆ゛……」 鉛筆が引き抜かれる頃には、赤まりさのまむまむはすっかり使い物にならなくなっていた。がばまむ状態になってしまい、子を作る為の機能は完全に失われている。 それでもまだ生きているあたり、少年はこの類の遊びに手馴れていると見ていいだろう。 「ねえ、この帽子なんだけどさ」 「ん?」 赤まりさから取り上げて破壊した帽子、その成れの果てを眼鏡の少年は丸めながら言う。 「その饅頭の穴に詰めてあげようよ。手当てにもなるし、ちゃんと持ち主に返してあげるなんて僕達って優しいよね」 「いいじゃんそれ! お前やるなあ!」 「「おちびちゃんをかえぜええええええ!!!」」 親ゆっくり達の声は、届かない。やがて、赤まりさのまむまむだった部分には帽子だったものが詰め込まれ、少年の筆箱から出された小型テープで穴が塞がれた。 「ほら、返すぜ」 ぽいっと、ゴミのように投げ捨てられる赤まりさ。実際に遊び終えた後で反応が薄くなって飽きたから、少年達にとってはゴミそのものだった。 母れいむは慌てて口で受け止めるが赤まりさは何の反応も返さず、ゆ゛、と呻き声を出すだけの饅頭になっていた。死んではいないが今後まともなゆん生は絶対に送れないだろう。 「……おちびちゃん? ゆっくりおへんじしてね?」 「じゃあ赤れいむと赤まりさ、一匹ずつ持ち帰ろうぜ」 「うん」 少年達は既に帰り支度に移っており、赤ゆっくりを分配していた。 「「「「おちょうしゃああああん、おかあしゃああああん!!!」」」」 「まっでね! ばりざにがでないがらっでおぢびじゃんをねらうなんでじじいだぢはひぎょうだよ!!!」 「は? 勝てないって?」 「さっぎのはなにがのまぢがいだよ!! まりざがじじいなんがにまげるばずないんだよ!!!」 「お前がそう思うんならそれでいいよ。じゃ、帽子は返してやるから」 用済みの帽子を放り投げ、少年達は帰途に着いた。 「おぢびじゃんもがえぜええええええ!!!」 「え? また作ればいいじゃないか。また来るからな!」 「今度はもっと遊んであげるね! 君の子供もその時に持ってきてあげるよ!」 四、 少年達が帰った後、父まりさと母れいむは途方にくれていた。 「まりさとおちびちゃん、ゆっくりなおってね……」 「ばりざのおぢびぢゃん……」 「ゆ゛……」 唯一残されたおちびちゃんは飾りを失い、まむまむを破壊されてゆっくりできないゆっくりになってしまった。父まりさは歯の大半が欠損し、人間に蹴られた跡が痛々しい。 「おうちも、ごはんさんもなくなっちゃったよ」 とってもゆっくりできたおうちも、おいしいごはんも、おちびちゃんも。ゆっくりできるものは皆奪われた。 「どうしてこんなことに……」 別に、この一家が特別不幸だったわけではない。寧ろこの程度で済んで運が良かったと見るべきだろう。 少年達のような子供が、成長して本格的なゆ虐を学んだ鬼意惨だった場合、明日の朝日は間違いなく拝めなかっただろうから。野良ゆっくりなど大体がこんなものである。 飼いゆっくりも、人間にとっては玩具の延長に過ぎない。その証拠に、勝手にすっきりーを行った飼いゆっくりの末路は悲惨である。 子供は間引かれ、そのまま自身は捨てられるパターンが多い。飼い主の意図に合わない行動をしたからだ。 詰まるところ、遊具。人間にとってゆっくりはその程度の存在でしかなかった。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 連れ去られた赤ゆは、この少年の 親(虐待家)により、じっくりと あんよ焼き等をされたそうなww -- 2013-03-30 18 56 49 おやまりさのぼうしもデストロイしろよ しかし自分が強いと信じるまりさを傷つけるのはいいね -- 2011-07-12 20 27 55 連れ去られた赤ゆがどうなったかを是非知りたいw -- 2011-06-22 07 30 06 ゆっくりがわりとゲスいおかげか不思議と少年たちに嫌悪を感じない -- 2010-07-29 17 47 52
https://w.atwiki.jp/savemusume/pages/13.html
「盗め。」の犠牲となったサイトたち ちんこうpろだ 同人漫画の部屋 2次萌え 同人次元空間 また○○まんがをよむ 同人ふるすいんぐ 同人エロエロ☆エッサイム バカマン 同人集会所