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スト6「まず何する?」早見表 格ゲー初心者でとりあえずスト6を楽しみたいならワールドツアーまたはファイティンググラウンドのアーケードから各キャラのクリアを目指す 対戦に興味はあるが対戦は苦手、やったことない、ならバトルハブから対戦観戦 「ゲーム筐体にアクセス」を押してもすぐ乱入とはならず対戦か観戦かを選べるので観戦を選択 観戦してみたけど何やってるかわからない、ならファイティンググラウンドからチュートリアル 対戦初心者だが練習してみたいならファイティンググラウンドで各キャラのチュートリアル ネット対戦(オフ対戦も)始めるなら黒メニュー画面で表示遅延を減らす設定をONしのごの言わずにまずこれ 対戦が好きな格ゲープレイヤーならファイティングラウンドからのランクマッチまたはバトルハブからアーケード筐体で乱入対戦 格ゲー以外がやりたい(?)ならバトルハブからゲームセンターで名作ゲームたちを メニュー スト6「まず何する?」早見表メニュー 番外編 対戦編基本編 勝率UP編 動画勢編ドライブゲージ差に注目 ゲージが動く瞬間 俺はすぐ強くなりたい勢(仮) 師匠編 番外編 格ゲーチェッカーを見よう 格ゲーチェッカー(https //kakuge-checker.com/) 格ゲーに関する最新情報が盛り沢山。とくに生配信してるプレイヤーたち(と視聴者数)をリアルタイムでモニターしてる機能が便利。 格ゲー猛者や人気配信者のプレイを見よう。 対戦編 まず黒メニュー画面で表示遅延の軽減設定をON 基本編 インパクト返しを体験してみる トレモでインパクト返しを体験する。数をこなせば返せる場面が絶対増える。返せなくても最初にこれを体験しておけば実戦でも上達できる。(最初にやっとかないと上達しにくい) →特設ページ「インパクト返しの練習メニュー」 しゃがみガードインパクト返し、後下がりインパクト返しをやる 実戦で役立つインパクトの返し方の基本。後下がりで間合いを離し地上戦を拒否しつつインパクトは返す。 一番リーチの長い技を意識 ワンボタン(+方向入力)で出せる一番リーチの長い技を常に意識する。必殺技は入力がいるので二の次。ガード中も歩くときもこれの先端当てを意識。これより近い距離ではガード(インパクト返し)多め、ちょうど先端が届く距離ではこれを当てるか、インパクトするか、インパクト待ちのガードをするかのどれか、一歩届かない距離では歩いて当てる、それより遠いならまたガード(様子見)多め、さらに遠めではラッシュからこの技を当てる。 前ジャンプ 前ジャンプ攻撃は強い。上記の一番リーチの長い技を当てることが機能してるとさらに相乗効果で強い。 勝率UP編 どれでも好きなのを選ぶ。 対空をしっかり 対空がしっかりしてると引き締まった対戦になる。勝率にも直結する。 まず座学から入るという人、または対戦で行き詰まった感じたときは「初心者対戦講座」の対空技を出すコツを見るのをおすすめ。 相手の技でパリィが重要になる技を把握 リュウの波動拳など各キャラのパリィ反応が重要になる技を把握しておく。ぎりぎり反応できる距離=偶然ジャストパリィになりやすい距離なのでその距離も調べておく 技相性を調べる 通常技は基本的に見た目通りの攻撃判定だが立ち技、しゃがみP技に強く、しゃがみ状態にも当たる立ち強Pがしゃがみ中Kには弱い、などある。 立ち弱Kを振っておけば大抵の技が潰せる距離がある、なども ラッシュ通常技の後の状況を調べる 意外な大技がラッシュ後に投げ間合い内だったり、有利すぎて最速投げだと投げがスカってしまって実は当て投げが難しかったり、有利が+1しかなく実は4F弱攻撃で割り込みが効果的だったり、などがある。 →特設ページ「ラッシュからの投げ連係」 相手キャラのも調べてチェックしておこう。 相手のキャラの概要を手っ取り早く知りたいならプラクティスモード 1.トレモで触る 2.キャラクターガイドをやる 3.コンボトライアルを一通りやってみる 他、アーケードモードのクリアを目指すのも コンボトライアルをやっておくとそのキャラがどういう原理(システム)でどんなむずかしさでどんな意図でどれだけゲージを消費してコンボをしているのかを把握できる。また実戦的なコンボもほぼすべてあるのでそのキャラの理解が速い 動画勢編 ドライブゲージ差に注目 スト6の対戦システムは結構複雑で、どこを見ればいいのか、どこに注視すべきかわからないという問題が多少ある。いや、結構ある。 そういう時は両者のドライブゲージ本数とその差を見るようにしよう。 ゲージ状況 自分相手ともに満タン近くゲージをふんだんに使った立ち回りが見られる。OD必殺技や通常技キャンセルラッシュなど惜しみなく使った闘い。 片方半分くらいDゲージ少ない方が回復するため下がりながら戦う。多い方が距離を詰めていく。しかし少ない側も近づく相手に虚をついてラッシュなどしてくる。 両者半分以下両者様子見か、チキンレース的に少ないゲージを使って勝負をかけてくる。 片方2本以下パニッシュカウンター(技の後隙に差し返し)をもらうともうバーンアウト寸前で技も振りづらい苦しい状況。一方ゲージある方は是が非でも攻めて試合を決めたい。 両者2本以下様子見のままというのはあまりない 両者背水の陣で仕掛ける、またはそのタイミングを伺ってる。 ゲージが動く瞬間 対戦でドライブゲージが動く場面を簡単におさらいしておこう。 攻撃側の意思でゲージが動くもの OD必殺技:2本消費 生ラッシュ:約1本消費 キャンセルラッシュ:3本消費 SAヒットで:SA1→0.5本削り SA2→1.0本削り SA3→1.5本削り CA→2.0本削り 通常技ガードさせて:0.05~0.7本削り(弱~強で変化)+削り量の半分くらい自ゲージ回復 両者の行動の兼ね合いでおこるもの ドライブインパクトガードで:0.5本削り ドライブインパクト通常ヒットで:1本削り パニッシュカウンター(技の後隙に差し返し):0.2~1.0本(弱~強で変化) パリィ失敗(不発):0.6本 飛び道具パリィ:±0本(OD飛び道具含む)+一定時間ドライブゲージ回復ストップ(こっちの方が痛い) SA全段パリィ成功:1.8本くらい回復 ドライブリバーサル:2本 俺はすぐ強くなりたい勢(仮) 格ゲー初心者でなんかよくゲームがつかめない、または今すぐ強くならないといけない理由がある人のための、 おすすめはしないが最速でスト6に慣れるかもしれない練習メニュー(仮) CPU戦で前ジャンプ、垂直ジャンプ、後ジャンプ攻撃だけでぴょんぴょん飛んで攻撃 画面スクロールになれる なるべく動き回る(画面を動かす) ジャンプ攻撃に加えて必殺技を交えて戦う 必殺技入力になれる 落ち着いて必殺技を出す、または必殺技で画面がどう動くか慣れるための練習 慣れたら前ダッシュ、後ダッシュ、前歩き、後歩きを交えて攻撃 画面スクロールになれる2 これもなるべく動き回る 歩いて長い通常技を当てる いわゆる通常技のさしこみ 簡単なコンボ>飛びからの三段を決める 前ジャンプ攻撃>キャンセルできる地上技>キャンセル必殺技みたいなやつをCPU戦で決める ガードしたら最速で後ジャンプ、バクステ、前ジャンプ攻撃をする ガード硬直になれる、移動入力しても動かない時間がガード硬直 慣れたら最速で必殺技や通常技などの技を出してみる 密着小攻撃、ジャンプ攻撃、当てても密着が維持される中強攻撃をガードしたらジャンプする ジャンプし始めるタイミングが投げ抜けのタイミング 連キャン(連打で早く出せる)小攻撃を3発くらい連打してそれぞれのタイミングでも飛んでみる 師匠編 やって楽しいを優先。システムの理解やテクニックの難易度などは座学で聞き流すという前提のもと説明する。 最初は動かすだけで、必殺技が出せるだけで楽しい。
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真美「真美は、どんなアイドルになればいいの~?」 執筆開始日時 2012/03/16 元スレURL ログ速URL 概要 P「お前一人で歌を歌わせない理由……それは、竜宮小町にある」 貴音(………………) 真美「……どおして……?」 P「全ては……今の時期まで本格的に真美のプロデュースが出来なかった……俺が悪い」 P「他の人たちは誰も悪くない。もちろん真美も。だから、俺だけを恨んでくれ」 タグ ^双海真美 ^高槻やよい まとめサイト エレファント速報 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS!
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「どうしたのです?先程からぼーっとして…」 顔を覗き込まれ、俺はびくっとした。 「うわっ!顔が近いっ!」 思わず大きな声が出る。 すると、古泉は困ったように眉を下げて、 「申し訳ありません。そんなに驚かれるとは。考え事の邪魔をしてしまいましたか?」 と、言うのだった。 もう、律儀に謝るな。顔を近いだけで怒鳴りつける俺の方がよっぽど悪いだろうに。 …前はそんなこと、考えもしなかったよな。 本当にどうしちまったんだ、俺。 「ああ、すまんな」 「しかし、もう勝負はついたも同然ですよ?ほら、黒が沢山」 オセロ盤の上は、蟻が大集合したかのように真っ黒だった。 そうだ、今はオセロの最中だったか。 「まあ、そうだな。ほい、俺の勝ち」 白のオセロをひっくり返すと、古泉はがくりと肩を落とした。 「完敗ですよ。もう、どうしてあなたはそんなに強いのですか…」 それを言うなら古泉、どうしてお前はそんなに弱いんだ。 なんてことを話している内に、本日のSOS団の活動は終わった。 (拗ねた顔もかわいい、なんて、思ってないぞ、決して!) ああ、本当にどうすればいい。 俺はノーマルだ、絶対。 でも、なんだ、この感情は。 「…あなた、最近よくぼーっとしているようですよ?熱でもあるのでは?」 顔を近づけるな。あまつさえでこを当てるな! 「あは、熱が無いか確かめようと思ったのですよ。そんなに怒らないでください」 ったく、たちが悪い。 意識しちまうんだから、仕方ねーだろうが! ---------------------------------------- こんにちは。古泉一樹です。 突然ですが今、少し困ったことになっています。 「古泉…」 部室に入った途端、僕は彼に、 …押し倒されてしまいました。 一体、どうしたのでしょう。僕は彼を怒らせるようなことを、してしまったのでしょうか。 でも、この状態はですね、その…、 いえ、何でも、ないです。 彼の声に熱っぽさが感じられるのは、きっと、僕の耳が悪いからでしょう。 そうですよ、絶対。 …絶対。 彼の腕が、伸びてきました。 僕を殴るつもりでしょうか。 そこまで悪いことをした覚えは、ないのですが、 もししてしまったのだとしたら、申し訳ないです。 でもその腕は、なんと、僕の腰に回されました。 右手も、左手も。 変ですね、抱きつかれているように、思えます。 この状態は、一体? 「古泉、あのな、落ち着いて聞いてくれ」 「僕はいつでも落ち着いていますよ」 「そうか」 どうやら、怒っているのではないらしい。 「俺、」 「待たせたわね!」 そのときでした。 涼宮さんが、朝比奈さんと長門さんを連れて、部室のドアを開けたのは。 ------------------------------------ 「お前が好きなんだ!」 言った後に、やっと気付いた。 「神様」が、――― 「なあんだ。劇の練習ね。あたしびっくりしちゃったわ。 にしても古泉くん、相手役、なんでキョンなんかにしたの? 男同士だと、ホモだと思われちゃうわよ」 青ざめた俺を珍しく乱暴に退かせ、古泉は笑顔で弁解した。 幸いハルヒは納得したようで、笑いながら奴に問う。 「はは、誰に手伝っていただこうか迷っていたとき、彼が快く引き受けてくださいましてね」 なあ、古泉。 どうしてそんなに普通でいられるんだ。 …男の俺が、男のお前に、告ったんだぞ? ハルヒや朝比奈さんと笑顔で話す古泉の横顔を、俺はじっと見ていた。 ----------------------------------------------- 「――あ、あ…」 あのときの彼の顔を、思い出す。 『お前が好きなんだ!』 僕が他の人と話していても、視線を感じた。 はは、参ったな。 そういえばこの間のオセロ、まだ罰ゲームを決めていませんでしたね。 もしかしたら、これがそうなのかも知れません。 …でも、これは、あなたの方が困るものなのではないですか? 顔が近いと言って、気色悪いと罵って。 そんな僕を、好きだなんて。 ああ、有り得ない。 有り得ないに決まってる。 僕だって、彼のことを、『鍵』ということ以外、特別な目で見たことはなかった。 彼女にとっての―― なのに。 「どうして、がっかりしてるんですか…」 雨戸を開けて、空を見た。 今日もまた、『神人』が僕を呼ぶ。
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VIPを使えなくすればいいんです http //null-x.com/sutema.cgi?ng=s
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《ラーの翼神竜》の現状を何とかするためには何をすればいいの? Vジャンプのアンケートハガキを利用する Vジャンプのアンケートハガキを出しましょう。 そこに「ラー舐めてんのか( ゚д゚)ゴルァ」と書けば集英社には伝わるかも。 もちろん、こんな下品な書き方をしてはいけません。 お客様電話サービスを利用してみる konamiのお客様電話サービスに苦情の電話をしてみるのもありかもしれません。 その際は丁寧な口調を忘れず。感情的になってはただのクレーマーです。 「期待していたのに残念です」などを伝えてみましょう。 konamiお客様相談室 0570-086-573 平日9時~19時まで 土日祝日10時~18時まで ※OCG事務局(ルール確認)とは番号が違います 番号の掛け間違いに注意しましょう 署名サイトに署名する 現在有志が署名サイトを準備中です。 メールを送ってみる konamiや集英社にメールを送ってみるのも有効かもしれません。 その際は丁寧に、あくまでビジネスライクに。 煽る様な文章や恫喝するような文章は避けましょう。 手紙を送ってみる かなり強烈な手段になりますが、手紙を送ってみるのもひとつの手です。 せっかく手紙を送るなら直筆、返信用封筒も入れておきましょう。 ただ文面を送るならメールで十分、手紙を送るからには徹底的に。 もちろん、こちらも文章は丁寧なものを。 やってはいけないこと Vジャンプや《ラーの翼神竜》を破る、破ったものを送りつける ただの嫌がらせです 電話やメール、手紙で恫喝する 下手をすれば脅迫罪で、今日から貴方も前科持ち。 ただ騒ぐよりも、冷静な話し合いの出来る相手の方が話を聞いてみようという気も起こるものです。 やらないほうがいいこと 掲示板を荒らす そんな事をしても何も解決しません。 掲示板でクダを巻く 不満があるなら行動しましょう。 愚痴を言ってるだけでは何も変わりません。 デュエリストを辞める 止めはしませんが、せっかくの趣味を捨てることはありません。 辞める覚悟があるくらいなら、メールの1通でも送ってみてからでも遅くはないのでは?
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私だけがいればいい ◆Vj6e1anjAc 冬木大橋。 本来ならばその名の通り、日本の冬木市にあるべきものである。 開発の進む都市部・新都と、古い町並みを残す深山町――冬木市内において、この相反する2つのエリアを結ぶのが、この橋であるはずだった。 故にこの島にあるこの橋は、本来あるべき冬木大橋の、レプリカとでも言うべきもの。 異なる場所に複製されたそれは、その土地と土地の間隔に合わせ、スケールも微妙に異なるものになっていた。 「――これは窮地と見るべきか、はたまた好機と見るべきかな」 くつくつ、と。 赤い鉄骨造りの橋に立つのは、黒衣に身を包んだ長身の男。 その冬木大橋の真ん中に、宵闇に溶け込むかのようにして、1人の青年が立っていた。 その名を、ロロ・ヴィ・ブリタニア。 神聖ブリタニア帝国が国教・エデンバイタル教団の枢機卿の座に、若くして上り詰めた男である。 彼の口元に浮かぶのは、笑み。 得体の知れない『儀式』に巻き込まれ、殺し合いを強要された立場にしては、ともすれば緊張感に欠けているようにも見える顔つきだ。 「よもや取り逃した獲物達に、こうもあっさりと追いつけるとは」 ロロの紫色の双眸は、手元の名簿へと向けられていた。 この儀式に参加させられた、57人のプレイヤーの名が、びっしりと書き連ねられた代物だ。 そしてそれらの名前のうち、彼が着目したものは3つ。 自らの地位を奪った憎むべき兄――ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。 魔道器を駆り立ちはだかる妹――ナナリー・ヴィ・ブリタニア。 そして渇望する魔王の力――C.C.。 そのどれもがロロにとっては重要なファクターであり、そのいずれの命も、元より彼にとっては、刈り取るべき対象であったのである。 (ゼロの持つ魔王の力……それさえ手に入れることができれば、この『儀式』に勝ち残ることも難しくはなくなる) にぃ、と邪悪に笑む様は、兄ルルーシュと同じ血を引く故の仕草か。 生まれた時より皇位を奪われ、影に追いやられた彼の闇は、より凄絶さを増しているようにすら感じられる。 ロロが狙うものはシンプルな答えだ。 ルルーシュらを殺害することで、自らが魔王の座を継承する。 その力を持ってブリタニアに帰還し、父シャルル・ジ・ブリタニアから王座を奪う。 自らを貶めた全てを殺し、世界の全てを手中に収める――魔王を目指す者が歩むのは、血のカーペットに彩られた修羅道だ。 (……だが、分からないこともある) しかし。 笑みを浮かべていたロロの顔が、不意に怪訝そうなものへと変わった。 彼の高揚を打ち消したのは、同じくそこに記された2つの名前だ。 ロロ・ランペルージなるものと、ゼロなるものの名前である。 (まずはゼロだ。こいつ自身は、同名の別人とも考えられるが……) 1つ目の名前によって浮き彫りになるのは、自らが追う者に対する疑念である。 そもそもゼロというものは、ルルーシュがC.C.と契約を結び、同化した魔人の名乗った名前である。 そしてそのゼロと同じ名前こそが、両者の不可解さを際立たせていた。 この名簿に記されている名前が真実ならば、現在そのルルーシュとC.C.は、再び別々の個体として分裂したということになる。 果たしてそんなことが可能なのか、はたまたそうする意味があるのか? 本人の意志でないのなら、アカギ達主催者側がそうさせたのか? 何のためにそうしたのか? 両目に見据えた獲物の焦点が、急速にブレていくのを感じた。 (それだけではない。気がかりなものはもう1つある) そしてある意味でそれ以上に、ロロ・ヴィ・ブリタニアが気にかけるもの――それがロロ・ランペルージなるものの存在である。 (私と同じ名前を持つ、私の知らないランペルージとはな……) こちらは偶然と断じるには、あまりにも性質の悪い存在だ。 そもそもランペルージという姓は、ブリタニアの追っ手から逃れるために、ルルーシュが創作した架空の姓である。 そしてそのランペルージの家系に、自らと同じロロなる人間が存在しているというのだ。 この名前が指すものが、自身でないことは理解している。名簿にはランペルージ姓ではない、ブリタニア姓のロロの名前も書かれている。 なれば、やはりロロ・ランペルージという個人が、この殺し合いに参加させられているということになるだろう。 真の弟を差し置いて、同じ名前の、別の身内が存在する可能性があるということか。まったく、嫌味な冗談もあったものだ。 「……うん?」 ふと。 その時、ふと目をやったその先に。 自身と同じく橋の上に、1つの人影が見えた気がした。 目を凝らして見てみると、まぎれもなくそれは人影だった。 一瞬判断を迷ったのは、それもまた己自身と同じく、黒ずくめで身を覆っていたかららしい。 闇の内から覗くような。 黄金色の単眼の少女が、ぼんやりとこちらを向いて佇んでいた。 (奴の言っていたプレイヤーか) どうやら蹴落とすべきライバルが、こちらの存在を察知したようだ。 後手に回ったことに舌打ちしつつ、ロロは相手の様子を探る。 黒を基調とした服装は、燕尾服を女性風にアレンジしたものか。ところどころに飾られた、白いフリルが印象的だった。 ショートカットの黒髪の下では、右目が眼帯によって隠されている。相手が単眼に見えたのは、この眼帯が原因らしい。 冷たい夜風に煽られて、テールコートとボブヘアが揺れる。虚ろな視線と相まって、幽鬼のごとき印象を受ける。 果たして、娘は本当にそこにいるのか。はたまたそこにあるのは幻なのか。 触れたら即座に掻き消えるような、蜃気楼のようにも感じられた。 異様な女だ。 (だが、殺意は感じられない) 脱力しきったその少女と、自らの間の距離を探る。 距離にしておおよそ50メートル。己の「力」の射程外だが、この腑抜けた状態から、一瞬で詰められる距離でもない。 ならば、勝負が始まるのはこれからだ。 仮に攻めてくるにしても、まだワンテンポ猶予がある。奴が臨戦態勢を取る前に、取るべき対処法を構築すれば―― 「―――」 刹那。 にぃ、と。 眼前に浮かんだ幻が、微かな笑みを浮かべた瞬間。 「ッ!」 黒衣の少女の体躯が、一瞬にして倍近くに膨れ上がった。 (速い!?) 実際に巨大化したわけではない。遠近感が生み出す錯覚だ。 なれば目の前の少女が、自分の想像を超えた速度で、一気に肉薄してきたことになる。 想像以上の加速度だ。対策は一瞬にしてご破算となった。 振りかぶる右手に掲げたものは、爛々と煌めく3本の鉤爪。 20メートル、10メートル、5メートル。コマ送りの度に詰められる距離。 (ジ・アイス――間に合えッ!) きっ、と黒衣の少女を睨んだ。 エデンバイタルとのバイパスを繋ぎ、外なる力を内へと取り込む。 心中で絶叫した力の名は、万物を凍てつかせる静止の力。 ギアス能力「ジ・アイス」――自らのテリトリーに入った獲物に作用し、あらゆる運動速度を低下させる不可視の枷だ。 叩き込まれるは漆黒の魔手。 それを阻むは時の凍結。 一瞬の間の攻防が、まばたきと共に過ぎ去った瞬間。 「……!?」 ぷつ、という微かな裂音と共に。 端整な顔つきの左頬に、赤いラインが浮かび上がった。 (かわしきれなかった? 馬鹿な、かわせるだけ「遅らせた」はずだ!) 己の傷を指先でなぞり、ロロは内心で驚愕する。 普段通りであるならば、今のは完全に回避できた。内から外へと発した力は、それだけの出力を用意したはずだ。 しかしターゲットの移動速度は、その予想よりも僅かに「速いまま」だった。 ギアス能力の出力が不十分だった――それ故に攻撃を回避しきれず、敵の爪が頬をかすめたのだ。 「んっ、んー……?」 背後から聞こえる声に、向き直る。 「あっれぇー、変だな……当たるようにしたんだけどなー……」 すれ違いざまに斬りかかった少女が、怪訝そうに首を傾げる。 暢気とすら形容してもいい、間延びした呟き声だった。一瞬前のロロと同じ、戦場には似つかわしくない余裕の声だ。 あの突風のような突撃からは、予想だにできない発声と言えよう。 「……うん」 くるり、と黒髪が振り返る。 背中を見せた態勢から、再び向き合う姿勢に戻る。 「でも、ま、その、あれだ」 じゃきん、と物騒な音が響いた。 片手のみだった鉤爪は、三爪二対の双刃に変わった。 左手にも装着されたことで、合計6本となった爪が、柳のごとく涼風に揺れる。 「些細だ」 にやり、と笑みが浮かんだ瞬間、再び風が吹き荒れた。 脱力からのロケットスタートが、ロロの元へと殺到する。 速度は見切った。間合いも見切った。ギアスの不調も理解している。 (今度は許さん!) ジ・アイスを再発動。 領域内に踏み込んだ敵の、歩みを凍らせ減速させる。 普段以上の力を込めて、猛然と迫りくる弾丸を回避。 「ひゅう! すごいねっ、またかわした!」 がりがりとアスファルトを削る音が、振り向くロロの耳に届いた。 向き直り両爪を地に立てて、強引にブレーキをかける少女が、口笛と共に賞賛する。 「でもまだ次があるよっ――」 完全に停止するや否や、加速。 凶刃はブレーキからアクセルへと変わった。 爪の長さの分浮いた身体を、水泳のごとくキックで発射する。 宵闇を泳ぎ、右手を一閃。 これまたかわされたと見るや、その手を地につけて、一蹴。 カポエイラの要領で放たれた、独楽を思わせる回転蹴りが、男の鼻の先を走る。 「――次々次次次次次次次ィッ!!」 瞬間、突風は竜巻へと変わった。 斬る、薙ぐ、蹴りかかる。 回転の勢いを味方につけ、轟然と放たれる連撃が、爆音を伴って鼓膜を揺さぶる。 流麗かつ間隙なく迫る刃が、相反する獰猛さを宿して迫りくる。 黒豹の牙か――獣を思わせる金眼を前に、ロロは敵の姿をそう評した。 強く鋭くしなやかに、喉笛を噛み千切らんと攻め立てる様は、まさに人の皮を被った野獣だ。 「あっはははははは!!」 調子の外れた声を上げて、けたけたと少女の顔が笑う。 第一印象の静けさとは、既に全くの別人だった。 「図に乗るのはそこまでにしてもらおうか……!」 されど、そうしていつまでも笑わせはしない。 このままいいようにさせるつもりはない。 魔王たらんとするロロ・ヴィ・ブリタニアは、こんな馬の骨相手には屈しない。 にやり、と顔に浮かべたものは、威嚇の意を込めた邪悪な笑みだ。 知性あるエデンバイタルの獣が、絶対零度の牙を剥く。 ずずずずず、と響くのは、さながら耳鳴りにも似た裂音。 量子シフト、始動/空間座標軸、固定/ナイトメアフレーム、転送。 「現れよ! 魔王の騎馬――ヴィンセントッ!!」 さっ――と掲げた右腕が、烈風を伴い夜空を裂いた。 ばたばたとマントをはためかせ、ロロの異能が空間を引き裂く。 夜より暗き黒の窓から、姿を現すものは黄金。 ずぅん、と地鳴りが足に伝わる。目を丸くする少女の前に、金色の巨人が姿を現す。 身長4メートルの巨躯に宿されたのは、見る者全てを圧倒する威容。 騎馬(ナイトメア)の名はヴィンセント。 魔王継承者のために生み出された、ロロ専用の機動兵器である。 「ひれ伏せ、我が力の前に!」 刹那、世界は一変した。 静かな夜から、激動の嵐へと。 どうっ、と吹き荒れるのは吹雪。 比喩でも誇張でも虚構でもない、絶対零度の突風が、鉤爪の女へと襲い掛かる。 ヴィンセントに積まれた増幅回路が、ロロのジ・アイスを強大化させた副産物だ。 運動速度を落とすギアスは、大気の熱運動さえも阻害し、テリトリー内の空気を急冷させた。 「!」 ばっ、と。 危機を察知したらしき少女が、攻撃態勢を解いてその場から飛び退く。 回避しきれなかった鉤爪の先が、ぱきぱきと音を立てて凍結した。 「逃さん!」 ちゃき、と抜いたのは黒光りするピストル。 ロロの構える銃口が、雄叫びと共に銃弾を吐き出す。 狙いはターゲットの眉間――しかし、狙い通りには当たらず。防いだのは右手から伸びた爪だ。 ばりん、と。 弾丸を文字通り相殺し、守り手は音を立て砕け散る。凍結し強度を失った得物が、銃弾によって破壊されたのだ。 右手を振り抜くと同時に、着地。破片が地についた頃には、新たな爪が姿を現す。 (まるで手品だな。いや……あるいは私の知らないギアスユーザーか?) 拳銃を収め宙へ浮きながら、ロロは改めて少女を見定めた。 縦横無尽に疾走し、光の爪を生むそのさまは、明らかに人間の常識を逸脱している。 彼女もまた理を歪め、超常の力を振るうギアスユーザーなのか。そう考える方が自然とも思えた。 少なくとも超スピードに関しては、この『儀式』にも呼ばれている、アリス・ザ・コードギアスの例もある。 「やっぱりすごいね、キミは。キミも魔法少女なの?」 「……生憎と、私は見ての通り紳士でね。とても少女とは言えないな」 ふっ、と苦笑を浮かべながら、ヴィンセントのコックピットに入り、言った。 黄金の騎馬に跨って、眼下の少女の姿を見やる。 まったくもって可愛げがない。これだけの力を見せつけられながら、もう顔には笑顔が戻っている。 であればよほどの豪傑か、あるいは力差を理解できない馬鹿か。 「ふぅーん……それで、どうするの? 私を殺したいんじゃなかったの?」 「いや、少し事情が変わった」 玉座に座したロロの口調からは、威圧的な棘が抜けていた。 先天的に能力を得たギアスの申し子――ワイアードギアスユーザーといえど、彼は教団所属の文官であり、根っからの戦士というわけではない。 自分の代わりに戦う駒がいるのなら、それに越したことはない。そして相手が馬鹿だとするなら、そこには付け入る隙がある。 「どうやら君も、この『儀式』に乗るつもりのようだな。ならば同じ目的同士、ここは手を組まないか?」 目的は殺害からシフトされる。 選んだのは駒を得るための懐柔だ。 「駄目だよ。遠慮させてもらう」 にべもなく切り捨てられた。 当然といえば当然だ。 先ほどまで自分を殺そうとした者を、いきなり信用しろというのは無理がある。いきなり首を縦に振る方がおかしい。 「ほう。では、その理由を聞かせてはくれないか?」 「生憎と、その枠はもう一杯なんだ。2人以上は守れない」 「守りたい者がこの場にいる、と?」 無言は肯定の意と解釈した。 どうやら彼女もまた、この『儀式』の参加者の中に知り合いがいるらしい。 ならば、攻略の糸口も決定される。魚を釣り上げるためには、食いつきたくなる餌を垂らすことだ。 「……いいだろう。ならばその守りたい者を、共に守ることを約束しよう」 この誘惑には抗えまい。 優しげな言葉とは裏腹に、邪悪に笑いながら、提案した。 たとえ馬鹿であったとしても、否、馬鹿であればこそ。 どれだけ平静を装おうと、大切な身内が危機に晒されていれば、内心は穏やかでいられるはずもない。 焦りに逸ったその心は、提示された条件に、疑いなく食いつこうとするはずだ。 「………」 これにはさすがの少女も、無視を決め込むわけにはいかなかったらしい。 凍った左手の爪を消し去ると、顎に手を添えて考える素振りを見せる。 堕ちたな――内心でほくそ笑んだ。 これで条件はクリアされた。 人外の域に立つ強力な駒を、いきなり労せずして手に入れたというわけだ。 「さぁ」 この手を取るがいい、と。 ヴィンセントの剛腕をほどき、手のひらを差し伸べるジェスチャーを取らせた瞬間。 「――やっぱり、駄目だ」 凍てつくような少女の声音が、スピーカー越しに耳に届いた。 「……何だと?」 「駄目なんだよ。キミは約束を守らない。他の奴は騙せても、キミじゃ私を騙せないよ」 常に笑っていたその口元が、冷気と共に釣り下がる。 への字に口を結んだ少女が、金の隻眼で巨人を見上げる。 夜風に揺れる襟の影から、鋭い眼光が突き刺さった。 (ただの番犬ではない、か……) ほとんど即決だ。理性で判断した様子はない。 恐らくは本能的な直感で、こちらの目論見を看破したのだろう。 得意げに笑っていたロロからも、次第に笑顔が消えていく。 「どうしても、手を組むつもりはないと?」 「彼女には私だけがいればいい。誰の手も煩わせるつもりはないし、誰の手にも触れさせるつもりはない」 ただの番犬であるならまだよかった。 犬は知性ある動物である。 ある程度の条件を与えれば、理性でその利点を判断し味方につく。場合によっては、尻尾を振らせることもできただろう。 だがこの娘には通用しない。 何者にも従わず、何者であっても従えられず。 こいつはきっと理性でなく、野性で全てを認識し、本能で愛する者を独占する魔物。 獣の範疇にすらない。文字通り住む世界が違うのだろう。 たとえるなら理解も共感も跳ね除けて、迫るもの全てを食らう魔犬獣(ケルベロス)だ。 黒豹という認識ですら、過小評価であったというわけだ。 「ならば仕方ない……予定通り消えてもらおう!」 ほどいた手のひらを握り直し、ヴィンセントにファイティングポーズを取らせる。 ジ・アイスを再度発動し、魔性の吹雪を轟かせる。 味方にできないと分かったのなら、もはやこいつを生かしておく理由はない。 こいつは危険だ。 それが野獣であれ魔獣であれ、手なずけられない獣であれば、こいつは確実に自分に食いついてくる。 背中を見せた先に待つのは、背中から噛みつかれる末路だ。 殺すにせよ、倒すにせよ、この場は退けておかなければ。 「……ふっ、はは! その重たそうなデカブツでかい!?」 狂笑。 絶叫と共に顕現する、殺意。 ばっと開いた両腕から、必殺の凶刃が牙を剥く。 「面白バカみたい! やれっ! やってみせてよ魔王サマ!」 刹那、疾走するは三爪二対。 びゅん、と風切り音が響く。 きぃん、と吹雪を突き抜け進む。 両腕を高らかと掲げた姿勢で、斜め前方上に猛スピードで跳躍。 「ならば、ご期待に応えるとしよう!」 ここで大人しく食らうようでは、魔王の名折れというものだ。 機体前面の大気目掛けて、ジ・アイスをフルパワーで発動。 虚空に顕現したものは、直径3メートルにも到達する円形の氷壁。 黒き魔戦士の行く手を阻み、破壊力をそぎ落とす白銀の盾だ。 「ハァァァァァッ!」 それでも少女は止まらない。 氷壁に真っ向から突撃し、ばりんと爆音を立て砕きながら、尚も魔王の懐へ殺到する。 ジ・アイスの速度低下にも、氷壁の障害にも怯むことなく。 轟然と唸りを上げ、一閃。 斬――と。 重力加速を得た上空から、両の爪を同時に叩き下ろす。 「!?」 その、瞬間だ。 狂喜に満ちた少女の顔が、驚愕の一色に染まったのは。 突き出されたヴィンセントの左腕は――無傷。 いくら威力を殺されたとはいえ、この渾身の一撃を、全くの無傷で受け止められるとは。 この戦闘が始まって以来、初めてまともに味わったであろう困惑が、その顔からありありと伝わってくる。 「――チェックだ」 そしてその驚愕こそが、ロロにとっては最高の供物だ。 ぱきぱき、ぱきぱきと音が上がる。 黄金の甲冑の表面から、凍った時が侵食を始める。 攻撃を防いだ左腕から、熱運動停止による凍結が始まり、少女の爪を貼り付けたのだ。 これでもう逃げられない。 五月蠅い虫は羽をもがれた。 ならば、この痴れ者が辿る未来はたったひとつ。 魔王に噛みついた反逆者の罪は、たとえそれが畜生であろうと、その命をもって償ってもらう。 「死ねッ!!」 レバーを操作。 サクラダイトが躍動。 マッスルフレーミングを介して、電気信号が伝達される。 隆々と唸る右腕部が、重厚な効果音と共に駆動。 ごっ、と鈍い音を伴って。 まばたきをした瞬間には、既に拳は突き出されていた。 黄金に煌めく鉄拳が、漆黒の少女を吹っ飛ばした。 爪を砕かれ、支えを失った娘は、ろくに抵抗もできずに宙を舞う。 無様に脱力しきった身体が、アークを描いて投げ出される。 ばしゃん――とスピーカーが拾ったものは、眼下の海から響く音か。 盛大な水しぶきを上げた後、凶刃を振るった少女の姿は、海面の波紋に溶けて消えた。 ◆ かつり、とアスファルトを叩くブーツの音。 黒のマントで半身を覆い、ロロ・ヴィ・ブリタニアが街中を進む。 ヴィンセントのランドスピナーを以って、橋を渡り終えた彼は、地図上西部の市街地へと到達していた。 (橋を降りた直後、ヴィンセントは何者かによって、強制的に回収された……) 一瞬前に起きたことを、回想する。 戦闘が終わり、移動を開始し、地に足が着いたその時、突如ロロはパイロットシートから、地上へと投げ出されたのだ。 魔王の騎馬が彼を吐き出し、量子テレポートの闇をまとって、いずこかへと姿を消したのである。 このような現象は起こるはずがなかった。 マークネモやガウェインと異なり、純粋に人の手によって作られたヴィンセントが、そんなオカルト寄りの不具合を起こすはずはない。 であれば、考えられる可能性はひとつ。 あのアカギなる者が、ヴィンセントに細工をし、一定以上の現界を不可能にしたのだ。 (まぁ、呼べないよりはマシとしよう。次に呼び出せるのは、いつになるかは分からんが) こうなると手駒の存在は、今まで以上に重要になってくるだろう。 ヴィンセントに制限が課され、ジ・アイスさえも弱体化した今、己が戦闘能力は著しく低下している。 加えて荒事から距離を置く文官の身では、あの少女のような達人とは、生身でまともに立ちまわるのは難しい。 あれだけの実力者が、他にいることを考えるならば、早急に戦力を整えるべきだ。 (惜しかったな、あの娘は……) 橋の方を振り返り、内心で独りごちた。 結局海に落ちた少女の生死は、確認することはできなかった。 他にも敵がいる以上、彼女だけに執着しているわけにはいかない。撃退という目的は果たした以上、そのままそこを立ち去ったのだ。 だが生きているにせよ死んでいるにせよ、あれだけ派手にやってしまえば、もう手元に加えることはかなわないだろう。 残念だ。あのまま手駒にできたなら、さぞや役に立っただろうに。 (ないものねだりをしても仕方がない) 大事なものは、あるものをこの手に掴むこと。 忌むべき兄妹を抹殺し、魔王を我がものにすることだ。 「待っているがいい、ゼロよ。私は全てを手に入れるぞ」 にやり、と。 不敵な笑みを浮かべながら、青年は1人歩を進めた。 【H-3/橋の近く/一日目 深夜】 【ロロ・ヴィ・ブリタニア@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー】 [状態]:疲労(中)、左頬に切り傷(軽度)、ヴィンセント召還制限中 [装備]:なし [道具]:基本支給品、コルト・ガバメント(6/7)@現実、不明ランダム支給品0~2 [思考・状況] 基本:この殺し合いの優勝者となる 1:ルルーシュとC.C.を抹殺し、ゼロの力を手に入れる 2:ナナリーを抹殺する 3:このまま市街地に入る 4:手駒にできそうなプレイヤーを見つけたら、戦力として味方に引き入れる 5:眼帯の少女(呉キリカ)は深追いしない。ひとまずは放置し、他のターゲットを探す 6:ゼロともう1人のロロ(ロロ・ランペルージ)の名前に違和感 7:魔法少女とは何のことだったのだろうか? [備考] ※参戦時期は、四巻のCODE19と20の間(ナナリーを取り逃がしてから、コーネリアと顔を合わせるまでの間) ※ジ・アイスの出力には制限が設けられています。普段通りに発動するには、普段以上のエネルギー消費が必要です ※ヴィンセントには、召還できる時間に制限があります 一定時間を過ぎると強制的に量子シフトがかかりどこかへと転移します また、再度呼び出すのにもある程度間を置く必要があります (この時間の感覚については、次の書き手さんにお任せします) ※ルルーシュとC.C.が、別世界から来ている人間であることに気づいていません 「自分の世界のルルーシュとC.C.が、何らかの要因で分裂している。ゼロは同名の他人である」という仮説を立てています ◆ 冬木大橋の橋の下に、蠢く小さな影が1つ。 布を手に取り絞るのは、華奢な少女の形の影だ。 両の指先でつまんだものは、女ものの三角形のショーツ。 「……まぁ、恥部を見せびらかすのは駄目だよね。はしたない、って叱られちゃう」 一瞬の逡巡を示した後に、生乾きのそれを足に通した。 水滴の浮かぶ太腿に、するすると布地を上らせていく。 すっ、と黒いスカートを持ち上げると、ようやくショーツを穿き終えた。 さすがに水気の残るそれは、じめじめと肌に貼りついて気持ち悪い。 だが、下手を打ったのは自分なのだ。偉そうに不平を漏らすわけにはいかなかった。 「これで着替えは完了、と」 呟き、1人腰を下ろす。 黒髪と黒ずくめの女戦士――呉キリカは生きていた。 KMFの鉄拳を食らい、海に叩き落とされながらも、ここまで逃げ延びていたのだ。 「こっちは乾いてからつけよう」 ショーツと同じ色のブラジャーを、ずぶ濡れの衣服と共に、デイパックへ押し込む。 白いシャツとピンクのスカートは、彼女が「変身」する前に身につけていたものだ。 戦闘服に変身し、魔法を操り、魔女を倒す――彼女は自身が言った通りの、魔法少女と呼ばれる存在だった。 変身を維持している間は、元の服が損壊することはないのだが、 海に落ち濡れた身体で、うっかりそのまま変身を解いた結果、私服までずぶ濡れにしてしまい、今に至ったというわけである。 今まさに彼女が着替えたのは、たまたま支給品に入っていた、どこぞの学校の制服だ。 「……危なかった」 未だずきずきと痛む胸を押さえ、直撃の瞬間を回想する。 ほとんど直感的な動作だった。 直撃を受ける瞬間、自身の魔法を行使して、鉄拳の威力を「スピードごと殺した」。 そのままわざと大げさに吹っ飛び、海へ飛び込み、目をくらませた。 そう。キリカの有する能力は、あのロロの持つそれに近しいものだ。 自らと相対した者の時を遅らせ、相対的に速力を得る力――速度低下の魔法である。 それをあんな風に使うとは、今まで思ってもみなかったのだが。 (今の私の攻撃力では、あれを倒すことはできない) 強いだけなら御するのは容易だ。敵の攻撃を遅らせてかわし、食らう前に倒せばいい。 しかしその上硬いとなると、事情は大きく異なってくる。 身軽なキリカの攻撃は、しかし一撃一撃の威力に乏しい。 恐らく10本全ての指で、鉤爪を展開したとしても、あれに勝つことはできなかっただろう。 (この妙な不調のこともある) 左手に握った魔力の結晶・黒のソウルジェムを見つめる。 ロロが戦闘中に感じた不調は、彼女の身にも感じられていた。 事前に橋に仕掛けたはずの、速度低下の魔法陣が、普段よりも弱くなっていたのだ。 そして、スタミナの問題もある。魔力消費による穢れの蓄積が、普段よりも速く進んでいる。 これらのことも考慮して、今後はより慎重に立ちまわる必要がありそうだ。 (奴は危険だ。織莉子に牙を剥く前に、何とか対策を練らなくちゃ) 身震いしながら、目をひそめた。 キリカはさして頭はよくない。でなければ親友・美国織莉子に、戦術・戦略は委ねていない。 それでも彼女は直感的に、あの男の危険性を察知していた。 目が同じなのだ。 あれはかつての自分と――否、かつてなろうとしていた自分と、同じ目をしていたのである。 全てを見下し、蔑む目。 その双眸に映る全てを、嘲笑い利用し食らいつくす、獰猛な詐欺師の目をしている。 約束などあの男には無意味だ。きっとキリカの目の届かぬところで、奴は織莉子を殺すだろう。 (それだけは駄目だ) すっ、とその場から立ち上がる。 今はあえて見逃そう。現状持ちうる戦力では、あの黄金の牙城は崩せない。 しかしあの下衆なマント男が、織莉子を毒牙にかけることは許さない。 いいや、誰であってもだ。 織莉子は最愛の親友だ。 織莉子の存在が自分を変えた。彼女と仲良くなりたいという願いが、一歩を踏み出す勇気をくれた。 それを穢そうとする者は、誰であろうと許さない。 織莉子は私だけのものだ。 織莉子に触れていいのは私だけだ。 「私は織莉子に無限に尽くす……織莉子、今私が助けに行くよ」 私の手で守らなければならないのだ。 【H-5/橋の下/一日目 深夜】 【呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ】 [状態]:疲労(小)、ダメージ(中)、軽く濡れている、ソウルジェムの穢れ(2割) [装備]:穂群原学園の制服@Fate/stay night、ノーブラ [道具]:基本支給品、不明ランダム支給品0~2、キリカの私服(上着、スカート、ブラジャー) [思考・状況] 基本:プレイヤーを殲滅し、織莉子を優勝させる 1:織莉子と合流し、彼女を守る 2:まどかとマミは優先的に抹殺。他に魔法少女を見つけたら、同じく優先的に殺害する 3:マントの男(ロロ・ヴィ・ブリタニア)を警戒。今は手を出さず、金色のロボット(ヴィンセント)を倒す手段を探る 4:乾いたらブラジャーを付け直す [備考] ※参戦時期は、一巻の第3話(美国邸を出てから、ぬいぐるみをなくすまでの間) ※速度低下魔法の出力には制限が設けられています。普段通りに発動するには、普段以上のエネルギー消費が必要です ※冬木大橋に仕掛けられた、速度低下の魔法陣は、既に消滅しています 【穂群原学園の制服@Fate/stay night】 士郎や桜の通う、穂群原学園で使われている女子用の学生服。 白いシャツにベージュのベスト、黒いスカートから成り立っている。 005 はじめてのバトルロワイアル ~十六歳と十五歳と十歳の場合~ 投下順に読む 007 What Mad Universe 時系列順に読む 初登場 ロロ・ヴィ・ブリタニア 055 だが…信用できないのはルルーシュ・ランペルージだ…!(前編) 初登場 呉キリカ 043 ティーブレイク
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何すればいいか自分で決められないあなたへ いるよね、そういう人 MetroやHeloDeck等接敵の多い近距離マップでキルを稼ぐ オブジェクト系のゲームでひたすらオブジェクトに絡んでいく などしてXPを稼ぎLvを上げる。 Lvアップ時の試供品をちょっとずつ開けていって何も買わず、その間にGPを貯める。 何を買えばいいのか。 一度買えば常用できるギア系を最優先でそろえましょう。 セカンダリウェポン Revolver(Lv05) タクティカルギアの 蘇生Revival Injector Mk.1(Lv5) 回復Heal InjectorMk.1(Lv11) ヒールインジェクターがゲームモード選ばないのでオススメ 味方にまめに使うことでXPの足しにもなる スロット装備の HE Grenade Mk.1(Lv14) Proximity Mine Mk.1(Lv18) そしてスコープ Lightsky L3 Aim Point Krane FP-G38 Modulated _Krane EX9 Holo _OPRL Reflex-2 Holo とりあえずこのあたりから好きなのどうぞ アタッチメントは種類が増える後半まで我慢した方が無駄が少なくて良い。 余裕ができるまでマーケットで買えるチャンスパックには手を出さない方がいい。 コメント
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【検索用 きみのはーとをうちぬけれはいいな 登録タグ VOCALOID き るぅー 初音ミク 曲 曲か 花瀬澪】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント Scratch 作詞:るぅー 作曲:るぅー 編曲:るぅー イラスト:花瀬澪(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 君のハートを撃ち抜ければいいな、という曲です。(みんな知ってる) 曲名:『君のハートを撃ち抜ければいいな』(きみのはーとをうちぬければいいな) るぅー氏の10作目。 第9回プロセカNEXT応募楽曲。 歌詞 (Youtubeより転載) そのカーテンをめくった 奥にある明け方 いつも通り巡った 光に照らされる 街並みの奥に覗いてる 君の家が 見えたら位置について よーいどん走り出せ 嗚呼駆け抜ける 舗装の剥げかけた 灰色の未成線 咲きかける 花に注いだ 愛という如雨露の水 溶けてしまいそうなチョコを とても大事に抱え とんでもないこの気持ち 伝えるため今急ぐ ピンポン押したら君がいた 眠そうな目でこっちを見る ちょっと照れてしまってさ やっぱり声が裏返る 君のハートを撃ち抜ければいいな 甘い気持ちに まだだとフタを被せて 赤い心が あたふた言葉が出ない だけれど 君の横顔に吸い込まれてく こんなこんな今は初めてで 嗚呼雨が降る きっと一つの傘に入れば 悪くないさ 打ち解ける もっと君について 知りたくて眠れない 君のハートを撃ち抜けば 君の愛を受けられたら 渦巻く君への気持ち 叶ったらなんて呟く ピンポン押したら君がいた 悪戯な目でこっちを見る 暖かい幸福な今 少しでも長くなれば 君のハートを撃ち抜ければいいな 夢なら夢なら覚めないで いつまでも君といたいから いつまでも君といたいから 溶けてしまいそうなチョコを とても大事に抱え とんでもないこの気持ち 伝えるため今急ぐ ピンポン押したら君がいた 眠そうな目でこっちを見る ちょっと照れてしまってさ やっぱり声が裏返る 君のハートを撃ち抜けば 君の愛を受けられたら 渦巻く君への気持ち 叶ったらなんて呟く ピンポン押したら君がいた 悪戯な目でこっちを見る 暖かい幸福な今 少しでも長くなれば 君のハートを撃ち抜ければいいな 君のハートを撃ち抜ければいいな コメント 名前 コメント
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君が望んでる君さえいればいい 『いつか』って未来、追い越して進んでいこう ねぇ、「これさえあればいい」っていうモノ… そこには無いからガムシャラに頑張ってるんだね 「くだらない」って思われるコトの 本当の価値は君だけのものだよ いつだって自分っていう無記名のキャラクターが 特別だって信じれば…『いつか』 誰も主人公だって誰かが言ってた だけど望んでたストーリーじゃないのなら そんな偽物に惑わされないでいて 理想を、希望を、掴まえて この世界中でたった一人だけしかいない 君が望んでる君さえいればいい 『いつか』って未来、追い越して進んでいこう 「もう、これでいいんじゃないか」って思ったら 自分自身否定しているのと同じ 言葉って都合良く並んでしまうけど それじゃきっと意味すらないフィクション 願うことで叶った夢なんかより 描き手に入れるストーリーが欲しいのなら 理解されなくたって、認めさせてしまおう 理想を、希望を、掴まえて 躓いても、倒れても また新しいページを綴っていれば 何度も、何度も、走らせた想いが 確かな、確かな、形になっていくって知っているよ ねぇ、「これさえあればいい」っていうモノ… そこには無いから、君のその手は 創り出そうとしているんだ 誰も主人公だって誰かが言ってた だけど望んでたストーリーじゃないのなら そんな偽物を壊してしまうくらいの 理想を、希望を、掴まえて 願うだけで叶った夢なんかない それを手に入れるストーリーを描きだそう 理解されなくたって、認めさせるくらいに 明日を変えてしまえるのは この世界中でたった一人だけしかいない 君が望んでる君さえいればいい 『いつか』って未来、追い越して進んでいこう
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何をすればいいの? 国民にはそれぞれ役目に応じた地戸(吏族・技族・文族・大族)が割り振られます。 これは藩王・摂政が承認し任命されます(特に要望がなければまず大族に任ぜられます)。 吏族のやる事 ターンの区切り前などの藩国にチェックが必要な時にイベントで招集され、データの整理や纏め、再チェックなどを行います。 吏族が派遣できない場合、藩国には重い罰金が課せられますので重要な役割です。 また、大族同様イベントに出撃する事もあります(吏族アイドレスを使えるのは吏族のみです)。 仕事は基本的に以下の三つとなります。 工部 イベント提出による文などの評価やチェック等を行います。 紋章 イベントのでの冒険や根源力を再チェックし、不正なエントリーがないか調べる仕事です。ゲーム内容に詳しい事や早さが要求されます。 財務 未承認の藩国の承認や各藩国の財政状況の再チェックなどを行います。 吏族間連絡所 奇眼藩国会議用掲示板 技族のやる事 イラスト(人・風景・環境・メカなどなど)を描きます。 新しいアイドレスの開発や多くのイベントでイラストが必要となるので重要な役割です。 また、大族同様イベントに出撃する事もあります。 奇眼藩国 絵画掲示板 奇眼藩国会議用掲示板 打ち合わせなどはこちらの掲示板に 文族のやる事 設定や物語などの文章を書きます。 イベントで文章が必要な事は非常に多いので重要な役割です。 評価基準として一定以上の文字数が要求されます。 また、大族同様イベントに出撃する事もあります。 奇眼藩国会議用掲示板 打ち合わせや投稿はこちらの掲示板に 文字数数えツール(外部リンク) 大族のやる事 上記以外の分野で活躍します。 イベントでの出撃など、頭数が生死を分けることもあるのでやはり重要な役割です。 イベントの発生に応じて藩国で募集がかかりますので、そこで出撃意思を表明する事で出撃部隊に組み込まれます(吏族・技族・文族も出撃は可能です)。 イベントの発生は突発的ですので、なるべく毎日藩国サイトやテンダイスリブログをチェックする事が推奨されます。 奇眼藩国会議用掲示板 出撃の意思確認等はこちらの掲示板に建てられるスレッドで行われます。