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なりきり士 なりきり士説明 入手方法 術技 スキル 説明 系統 なりきり士 防御属性 無 耐性 - 弱点 - あらゆる姿に「なりきる」ことで、人々を助ける職業 入手方法 最初から 術技 名称 消費 属性 効果 威力 タイプ 備考 通・パンチ 0 物理 空中可 25 通常技 連携回数2邪魔するやつはゲンコツだ! スキル 名称 効果 備考 マジックガード リカバリング
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カゲプロなりきり小運動会 6/3にtwitterで行われた、カゲプロなりきり・もどき達が行った最初のイベント。 カゲプロなりきり立ちの中でも初期のメンバーが集まっており、初期からいる人にとっては懐かしい面子となっている。 但し、打ち合わせ一切なし、完全にアドリブであったため、イベント途中で完全なるキャラ崩壊が発生。 また、なりきりが大量に規制、凍結処置をされるなど、完全に黒歴史となったイベントである。 このイベントの反省を踏まえ、次回の「カゲプロなりきり学祭」の計画が行われることとなった。 このイベントはとある人物がTogetterにまとめてくれました。 リンクはこちら→非公式企画#メカクシ団と小運動会
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べちん!! 「ゆっくりいたいよ!!おにいさんなにするの!!」 れいむは自分に害を為した張本人であるお兄さんを見上げた。 お兄さんの手によって下ろされたそこは、冷たい石作り、あたりを壁で囲まれたゆっくりできない場所。 今れいむが落とされてきたわずかな隙間から、もといた世界とお兄さんの目がのぞいているにすぎない。 「ここはせまくてぜんぜんゆっくりできないからゆっくりひきあげてね!」 「れいむ、話を聞きなさい。 ……そこはお兄さんが作った”ダンジョン”だ。 もう一度日の光が拝みたければ、ダンジョンを制覇して戻っておいで」 「なにいってるの!ぜんぜんりかいできないよ!!」 バタン。 お兄さんがそこに蓋をし、世界は闇に包まれた。 ゆっくりとだんじょん 「ゆびいいいいい!!!!どぼちでこんなことするのおおおおお!!!!!」 れいむは泣き叫んだ。その声は石の壁に反響して響いたあと、むなしく消えていくのみ。 ◎地下10階◎ ひとしきり泣いたあと、れいむはゆっくりと移動を開始した。 落とされてきた場所はまったくの暗闇だが、見回してみると明かりのついている場所があることに気づいたのだ。 せめて明るい場所で少しでもゆっくりしたいという思いで、れいむは進む。 「ゆっくりつかれたし、おなかもすいたよ! ぷんぷん!おにいさんがたすけてくれないなら、れいむはじぶんだけでゆっくりするからね!」 そうは言うものの、ゆっくりできるあてなどどこにもない。 人間でも踏破に時間のかかるであろう大規模のダンジョンを、ひたすら歩くしかないのだった。 「ゆゆ?」 しばらく進むうちに、れいむはなにやら見覚えのある箱を見つけた。 それはお兄さんがいつも食べ物などをしまうのに使っていた箱だ。 「きっとおにいさんのごはんがはいってるんだよ!れいむがたべてあげるね!!」 いつも勝手に開けては虐待の限りを尽くされているれいむだったが、ここにはお兄さんはいない。 重くて開けにくい箱を、必死の思いでこじ開けるれいむ。 れいむは たからばこをあけるのに せいこうした! 「……ゆゆ?」 宝箱のなかにはご飯は入っていなかった。そのかわりになにやら紙が入っている。 は ず れ ☆ ごはんがはいってなくてどうおもった?くやしい? まあでも、たまにはアイテムのはいっているはこもないとはいえないから、 そのつどがんばってあけるのがおにいさんてきにはおすすめ。 ゆっくりがんばってね! おにいさんより- 「ゆぎぎ……!!」 激しい怒りに駆られるれいむ。 「しょうがないから、ゆっくりすすむよ… ゆ?よくかんがえたら、このはこのなかでならゆっくりできるよ!!」 れいむは宝箱の中に充分なゆっくりぷれいすがあることに気づき驚喜する。 「ゆっくりよじのぼるよ!」 しかし、そうは問屋がおろさない。その背後に忍びよる影があった。 ブーン…… 「ゆっ!」 振り返るれいむの目に飛び込んできたのは、一匹の蜂だった。 通常のものより大きく、動きも活発で危険な空気をかもし出しているが、ゆっくりした頭では気づくはずもない。 いつもとおなじように、一方的に挨拶をかます。 「むしさん、ゆっくりしていってね……ゆ゛う゛う゛!!??」 蜂はれいむに飛び掛ってきた。れいむと同じように外から連れてこられて気が立っているのだ。 普段なら危険がないと放置しているゆっくり相手であっても、示威行動をするのは無理からぬところだろう。 というより、そのためにダンジョンに配置されているのだ。 「いだいよ!ゆっくりやめてね!!」 体当たりしてもかわされ、ところかまわず刺されまくるれいむ。 「もっとゆっぐりじたかったよぉぉぉ!!!」 「そこまでよ!!」 暗いダンジョンに光が満ちた。 「ゆゆっまぶしっ」 「むきゅーん!!」 どこからか現れたぱちゅりぃが松明を咥えて蜂へと突進する。ゆっくり随一ともいわれる緩慢な動きのぱちゅりぃだが、 松明の火の脅威を駆って、蜂を追い払うことに成功する。 「ゆゆっ!ありがとう!」 「むきゅん、どういたしまして」 長くからこの場所にいるというぱちゅりぃから、この場所についての説明を聞く。 「どうやらだんじょんというものらしいわね! だんじょんではぱーてぃーをくんでいきのこるものよ!ぱちゅりぃといっしょにだんじょんをこうりゃくしましょう!」 「ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりぱーてぃーしていってね!」 「……」 ほんの少しだけ、心配なぱちゅりぃだった。 (かといってまりさはずるっこだし…ありすはどこでもかまわずすっきりしだすし… しょうがないわよね、むきゅ) ぱちゅりぃが仲間を求めたのはとても単純な理由からだった。 力のないぱちゅりぃには宝箱が開けられないのだ。 「こっちよ!」 ぱちゅりぃがダンジョンを案内し、今まで放置せざるを得なかった手付かずの宝箱を回収する。 「づがれたよ!!!ぞれなのにどぼちてはずればっかりなのぉ゛ぉ゛ぉ゛!!」 「がんばってねれいむ!」 宝箱の内訳 ハズレ……5つ 食料……1つ(分け合ってその場で食べた) 赤ちゃんゆっくり……1体 最後の宝箱には、小さなゆっくりが入っていた。 あまりにちいさいので、何の種族かはわからない。 「ゆゆっ!ゆっくりしたあかちゃんだよ!」 「ここにいたらきっとひどいめにあうわ!つれていくしかないわね!」 ◎地下9階◎ スロープ状の階段を登り、上の階にたどり着く一行。 上がってすぐに宝箱を発見し、その中には剣が入っていた。 「これであぶないことがあってもみんなをまもれるね!」 れいむは けんをそうびした! ◎地下8階◎ 「ゆっくりしたとりさんだよ!ゆっくりしようね!」 「れいむ!きけんよ!」 「ゆ!」 襲い掛かってきたカラスを懸命に退治する。 「ゆーはー…ゆーはー…」 「いい?れいむ、ここでであうあいてはみんなあぶないのよ」 「ゆっくりわかったよ…」 れいむは”そんなのゆっくりできないよ”と思ったが、 ぱちゅりぃの言うことも正しいと思いうなずいた。 早くここを出たい。ただそう願うのみだった。 ◎地下5階◎ 凶暴な動物を剣で撃退し、一行はスムーズにここまで上ってきた。 「むきゅん!きっともうすこしでおそとにでられるわ!」 「おそとにでたらゆっくりできるね!!」 「ゆゆー!」 しかし、一行は知らなかった。識者のぱちゅりぃでさえも知らなかったのだ。 この手のダンジョンに付き物のあるルール――”階層を進むにつれて敵が強くなる”ということを。 「うー!うー!」 はっ、と一行は息を呑む。 出会ったことはなくても、語り継ぐ餡子の記憶が知っている天敵。 その声が、ダンジョンの壁に反響して聞こえてきているのだった。 「ゆっくいいっぱいたべるっどぅ~☆」 まだ幼いれみりゃ種だが、見つかれば被捕食種である一行はあっさりと全滅するだろう。 「(こえをたてちゃだめよ!ゆっくりにげるわよ!)」 「(わかったよ!ゆっくりにげるよ…)」 「(ゆゆゆ…)」 何とかやり過ごしたものの、その後一行は何度もれみりゃに遭遇した。 そんな折、一行の前に広い空間が広がった。 そこはダンジョンの中でも比較的快適そうな空間で、アイテムが並べ売りされている。 人間が座っており、一行を見かけると話しかけてきた。 「やあ!ここはゆっくり用品店『ゆ虐の友』ダンジョン店だよ!ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆっくりしていってね!おにいさんはゆっくりできるひと?」 「個人的にはすごくゆっくりしてるよ」 「ゆ?」 「つまり、お兄さんは、君達が生きてるのを見てゆっくりしてるんだよ」 「それじゃあ、やっぱりゆっくりしてるんだね!」 「むきゅん、それならなっとくだわ!」 れいむは並べ売りされている商品の食べ物に跳ねていく。 「ゆっくりたべてあげるよ!あかちゃんもゆっくりたべてね!」 「これこれ」 その前に立ちふさがるお兄さん。 「これはお店の売り物だから、お金をはらわなくちゃあげられないよ」 「どぼぢてそんなこというの゛お゛お゛お゛!!!」 「ぱちゅりぃはおなかがすいてるのよ!ゆっくりゆずってね!!」 「ゆゆ~!!」 「やれやれ、ここにたどり着くゆっくりは稀だけれども、貨幣を理解して持ってくるゆっくりはもっと稀だ。 ……それじゃあ、物々交換でもいいよ。ここに来るまでに拾ったものと交換してあげよう」 一行は口の中に物資を保管してここまでやってきたので、めいめいに自分の持っているアイテムを吐き出す。 その多くは食べ物で、ほとんど価値はなかった。 「ぜんぶでこれだけになるね」 適正に計算した見積もりを提示するお兄さん。 「わかったよ!それでここにあるものぜんぶちょうだいね!!」 「(こいつら何にも判ってねえよ…)」 小半時かかってお金の価値を説明するお兄さんだった。 「それじゃあなんにもかえないじゃないぃぃぃ!!!」 「やっと理解したか」 実際には一個か二個ぐらいなら買えるはずだが、手持ちの食料を手放して別な食料を買うのはほとんど意味がない。 しかも、れいむ的には全部手に入るのでなければ気に入らないのだ。 「それにしても強欲な奴だな……おっと?」 お兄さんはゆっくりから商品を守りながら、とあることに気づいた。 「そこのちびっこ、そうだな…お前とだったらここの食べ物三つと交換してやってもいい」 「ゆゆ!?」 「ほんとう!?おにいさん!」 「ああ本当だ。それはなかなかの貴重品でね。それとだったら交換してやれる」 「ゆゆ!!」 だが赤ちゃんゆっくりはれいむの側を離れようとしない。しがみついてくる。 離れたくない。自分も地上に出たい。その瞳はそう言っていた。 れいむは溜息をついた。 「おにいさん、せっかくだけどこのあかちゃんはあげられないよ」 「むきゅん!そのとおりよ!あかちゃんといっしょにちじょうへでるのよ!」 「そんなら出て行きなさいな、素寒貧に用はないよ」 「ゆゆ!いいあいでぃあがうかんだよ!ここをれいむのおうちにすればいいんだよ!ゆっくりでき……」 「ゆっくりゃの餌にすんぞお前ら?」 お兄さんが目を剥いたのでれいむは黙った。 「……おにいさん」 ぱちゅりぃだった。口の中にあった食料全部と、眠るときに使う毛布のきれっぱしをすべて吐き出す。 「これで、そこにあるまるいのをちょうだい」 ぱちゅりぃが目をつけたのは、店の隅に置かれていた球体だった。 「ふかふかがなくなったらゆっくりできないよ!なんでそんなものかうの?ばかなの?しぬの?」 れいむが呆れる。 「むきゅん、これは”ぼむ”といって、れみりゃをおいはらってくれるものなのよ!」 「そ、そうだったの!」 「お目が高いね、毎度あり」 「これはあぶなくなったときのためにれいむがだいじにもっていてね」 「わ、わかったよ、ゆっくりだいじにするよ」 ◎地下2階◎ 階を登るなり、まりさ種の悲鳴に遭遇した。 「ゆぎゅううううう!!!!!どぼぢでゆっぐりざぜてぐれないの゛お゛お゛お゛!!! れ゛い゛む゛!ばぢゅ゛り゛ぃ!た゛す゛げでぇ゛!!」 まりさがれみりゃに捕らえられ、いたぶられている。 「あっちにもゆっくりいるどぅ~☆たーべちゃーうどぅ~♪」 れみりゃはそういうが、実際には一行との間には格子状の仕切りがあり、視線は通るが通行はできない。 「やめてね!まりさをゆっくりたすけてね!!」 鉄格子越しに泣き叫ぶれいむと、 「むりよ…いまのうちにわたしたちはにげましょう。もうすぐちじょうだわ」 あくまで冷静なぱちゅりぃ。 「いやだよ!まりさをたすけるよ!」 れいむは感情のままに、口の中からアイテムを取り出した。 「!!だめよ!れいむ!!そんなのことをしてもあのまりさはたすからないわ!!」 それはよりにもよって、たった一つしかない貴重なアイテム、”ぼむ”だった。 れいむの口から射出された”ぼむ”はころころとれみりゃの足元まで転がり… 「そんなのでりしゃすじゃないんだっどぅ~♪ぷっでぃんよこすどぅ~☆ こんなの、ぽーい☆だっどぅ……」 ボン!!! それを踏んだれみりゃを、爆散させた。 「むきゅ!むきゅ!どうしてあんなことしたの!!」 「ゆ…ほっとけなかったんだよ……」 「ぼむはとってもきちょうなんだから、だいじにとっておいてっていったのに!」 いまや生命線を失った一行は途方に暮れる。 「ごめんねぱちゅりぃ…またがんばってたからばこあけて、おにいさんにうってもらうよ…」 「むきゅ。……わたしもいいすぎたわ。ごめんねれいむ。 たからばこはいいから、いそいでちじょうをめざすのよ、 いまのものおとでれみりゃがあつまってくるかもしれないわ」 ◎地下1階◎ ぱちゅりぃの洞察は哀しくも正鵠を射た。 「う~!!」 「こっちからおとがしたっどぅ~☆う?」 「うっう~!ゆっくりがさんびきだっどぅ~!!たーべちゃーうどぅ~!!」 ここまでは奇跡的に危険を避けてきた一行だったが、先ほどの物音を目指して 様々な方角から階段を目指してくるれみりゃと正面衝突してしまったのだ。 その数2匹。先ほどと違い、だだっ広い通路に仕切りはない。 後方からも、たった今逃れてきた別のれみりゃ集団の鳴き声がしている。 もうどこにも逃げ場はなかった。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛…」 「む゛っ゛ぎゅ゛う゛う゛ん゛!!」 絶望するれいむとぱちゅりぃ。 れいむの口から、剣がカラリと音を立てて落ちた。 子ゆっくりが口を開いた。 「おとうたん、おきゃあたん、ここまでつれてきてくれてありがとう!! てんこはおとうたんとおきゃあさんにあえてしあわせだったよ……」 「ゆっ?」 「あかちゃんなにをゆってるの?」 迫り来るれみりゃ。 その前に、ゆっくりてんこはただ一匹その身を投じた。 「ゆっくりいじめてね!!ゆっくりぶってね!!」 「へんなゆっくりだっどぅ~☆たーべちゃーうどぅ~☆」 ちいさなゆっくりは辛くもれみりゃの足の下をかいくぐり、前方の通路から脇道へと逃げ込む。 「ちっこいくせになまいきだっどぅ~!!」 「ぜったいつかまえるっどぅ~!!」 れみりゃ二匹はそれを追っていった。 「れいむ!いまのうちよ!!ゆっくりにげましょう!!」 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!!!でいぶのあがぢゃああああんんんん!!!」 「ゆっぶ!ゆっぐり!ゆっぐりいじ!いじべちぇ!!いじっ!いじっ!!」 脇道から聞こえるゆっくりてんこの嬌声を聞きながら、二匹は走った。 もうてんこの声は聞こえない。けれども、階段はすぐそこだ。 ◎エピローグ◎ 風が吹いている。二匹のゆっくりはそれを体で感じると、思いのままゆっくりした。 それができるのは、石造りのダンジョンで出会った小さなゆっくりのおかげなのだ。 「あがちゃん……」 悲しい記憶が消えるのにはもう少しかかるけれども、それも風に吹かれていつか消えてゆくだろう。 「れいむは、おにいさんのところへもどるの?」 その言葉にこめられた意図に気づいたかどうか。れいむは首を横に振った。 「あんなひどいことをするおにいさんとはいっしょにいられないよ! べつなところでゆっくりするよ!!」 「そ、そそそそれなら、わ、わたしといっしょに……」 お兄さんは、ダンジョンの出口を遠くから眺めていた。 ”ゆっくりダンジョン”攻略は過去に例のない快挙だ。 「ってか、攻略するとは思わんかった……」 ゆっくりてんこ――よく希少なアイテムを引いたものだ。そして、それを手放さなかったとも報告されている。 「れいむか……」 品性に劣るまりさなら、それどころか頭のいいぱちゅりぃ単体であっても、その判断はできなかっただろう。 その判断が二匹を救ったのだ。 (俺のところへは……戻らないか) こちらから遠ざかっていく二匹を見て、お兄さんは笑んだ。 「おーい!! ゆっくりしていってねーーーーー!!!」 風に乗って、どこからか声が運ばれてきた。 二匹のゆっくりはそれに答えて、 「「ゆっくりしていってね!」」 と、声を返した。 それから三日後の夜、二匹はれみりゃの襲撃を受けた。 「うー☆うー☆うんまぁ~いどぅ~♪」 「ばちゅりぃ!!??ばぢゅりぃぃぃぃ!!!???」 ダンジョンでは、物陰で寝ていればれみりゃをやり過ごすことは簡単だった。 しかしここではそうではないのだ。ダンジョン用の飢餓感のないれみりゃと違い、 野生のゆっくりゃからはよほど巧妙に隠れないかぎり逃げられない。 それは、自然に生きるゆっくりがゆっくりぷれいすにこだわる理由でもある。 それを人間に育てられたれいむとぱちゅりぃは知らなかった。だから、ダンジョンとは勝手の違う餌取りに疲れ、 木の幹にもたれかかって寝ていたのだ。見つかって当然ともいえた。 お兄さんは思う。 「今頃あいつら、どうしてるかなあ……過酷な自然で、ゆっくりできるものならゆっくりしていってね!! さて次は何をダンジョンに放り込もうかな……れみりゃ沢山放って、ふらん無双とかもいいな……」 「むっぎゅむぎゅむぎゅ……」 「やめてね!!たいせつなぱちゅりぃをゆっくりはなしてね!!」 「つぎはおまえだっどぅ~!!おぜうさまにかんしゃしてたべられるんだっどぅ~☆ きょうはごちそうだっどぅ~☆」 おしまい。 □ ■ □ ■ 箱入りで育てられた結果がこれだよ!! ダンジョン→イージーモード 自然→ルナティック ってことで。 今までに書いたSSです。よかったら読んでくださいね 豚小屋とぷっでぃーん 豚小屋とぷっでぃーん2 エターナル冷やし饅頭 れみりゃ拘束虐待 無尽庭園 ゆっくりできない夜 ゆっくりぴこぴこ 何かがいる 踊り師とれみりゃ 小ネタ-瓶ゆっくり ゆっくりゆうぎ このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2298.html
べちん!! 「ゆっくりいたいよ!!おにいさんなにするの!!」 れいむは自分に害を為した張本人であるお兄さんを見上げた。 お兄さんの手によって下ろされたそこは、冷たい石作り、あたりを壁で囲まれたゆっくりできない場所。 今れいむが落とされてきたわずかな隙間から、もといた世界とお兄さんの目がのぞいているにすぎない。 「ここはせまくてぜんぜんゆっくりできないからゆっくりひきあげてね!」 「れいむ、話を聞きなさい。 ……そこはお兄さんが作った”ダンジョン”だ。 もう一度日の光が拝みたければ、ダンジョンを制覇して戻っておいで」 「なにいってるの!ぜんぜんりかいできないよ!!」 バタン。 お兄さんがそこに蓋をし、世界は闇に包まれた。 ゆっくりとだんじょん 「ゆびいいいいい!!!!どぼちでこんなことするのおおおおお!!!!!」 れいむは泣き叫んだ。その声は石の壁に反響して響いたあと、むなしく消えていくのみ。 ◎地下10階◎ ひとしきり泣いたあと、れいむはゆっくりと移動を開始した。 落とされてきた場所はまったくの暗闇だが、見回してみると明かりのついている場所があることに気づいたのだ。 せめて明るい場所で少しでもゆっくりしたいという思いで、れいむは進む。 「ゆっくりつかれたし、おなかもすいたよ! ぷんぷん!おにいさんがたすけてくれないなら、れいむはじぶんだけでゆっくりするからね!」 そうは言うものの、ゆっくりできるあてなどどこにもない。 人間でも踏破に時間のかかるであろう大規模のダンジョンを、ひたすら歩くしかないのだった。 「ゆゆ?」 しばらく進むうちに、れいむはなにやら見覚えのある箱を見つけた。 それはお兄さんがいつも食べ物などをしまうのに使っていた箱だ。 「きっとおにいさんのごはんがはいってるんだよ!れいむがたべてあげるね!!」 いつも勝手に開けては虐待の限りを尽くされているれいむだったが、ここにはお兄さんはいない。 重くて開けにくい箱を、必死の思いでこじ開けるれいむ。 れいむは たからばこをあけるのに せいこうした! 「……ゆゆ?」 宝箱のなかにはご飯は入っていなかった。そのかわりになにやら紙が入っている。 は ず れ ☆ ごはんがはいってなくてどうおもった?くやしい? まあでも、たまにはアイテムのはいっているはこもないとはいえないから、 そのつどがんばってあけるのがおにいさんてきにはおすすめ。 ゆっくりがんばってね! おにいさんより- 「ゆぎぎ……!!」 激しい怒りに駆られるれいむ。 「しょうがないから、ゆっくりすすむよ… ゆ?よくかんがえたら、このはこのなかでならゆっくりできるよ!!」 れいむは宝箱の中に充分なゆっくりぷれいすがあることに気づき驚喜する。 「ゆっくりよじのぼるよ!」 しかし、そうは問屋がおろさない。その背後に忍びよる影があった。 ブーン…… 「ゆっ!」 振り返るれいむの目に飛び込んできたのは、一匹の蜂だった。 通常のものより大きく、動きも活発で危険な空気をかもし出しているが、ゆっくりした頭では気づくはずもない。 いつもとおなじように、一方的に挨拶をかます。 「むしさん、ゆっくりしていってね……ゆ゛う゛う゛!!??」 蜂はれいむに飛び掛ってきた。れいむと同じように外から連れてこられて気が立っているのだ。 普段なら危険がないと放置しているゆっくり相手であっても、示威行動をするのは無理からぬところだろう。 というより、そのためにダンジョンに配置されているのだ。 「いだいよ!ゆっくりやめてね!!」 体当たりしてもかわされ、ところかまわず刺されまくるれいむ。 「もっとゆっぐりじたかったよぉぉぉ!!!」 「そこまでよ!!」 暗いダンジョンに光が満ちた。 「ゆゆっまぶしっ」 「むきゅーん!!」 どこからか現れたぱちゅりぃが松明を咥えて蜂へと突進する。ゆっくり随一ともいわれる緩慢な動きのぱちゅりぃだが、 松明の火の脅威を駆って、蜂を追い払うことに成功する。 「ゆゆっ!ありがとう!」 「むきゅん、どういたしまして」 長くからこの場所にいるというぱちゅりぃから、この場所についての説明を聞く。 「どうやらだんじょんというものらしいわね! だんじょんではぱーてぃーをくんでいきのこるものよ!ぱちゅりぃといっしょにだんじょんをこうりゃくしましょう!」 「ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりぱーてぃーしていってね!」 「……」 ほんの少しだけ、心配なぱちゅりぃだった。 (かといってまりさはずるっこだし…ありすはどこでもかまわずすっきりしだすし… しょうがないわよね、むきゅ) ぱちゅりぃが仲間を求めたのはとても単純な理由からだった。 力のないぱちゅりぃには宝箱が開けられないのだ。 「こっちよ!」 ぱちゅりぃがダンジョンを案内し、今まで放置せざるを得なかった手付かずの宝箱を回収する。 「づがれたよ!!!ぞれなのにどぼちてはずればっかりなのぉ゛ぉ゛ぉ゛!!」 「がんばってねれいむ!」 宝箱の内訳 ハズレ……5つ 食料……1つ(分け合ってその場で食べた) 赤ちゃんゆっくり……1体 最後の宝箱には、小さなゆっくりが入っていた。 あまりにちいさいので、何の種族かはわからない。 「ゆゆっ!ゆっくりしたあかちゃんだよ!」 「ここにいたらきっとひどいめにあうわ!つれていくしかないわね!」 ◎地下9階◎ スロープ状の階段を登り、上の階にたどり着く一行。 上がってすぐに宝箱を発見し、その中には剣が入っていた。 「これであぶないことがあってもみんなをまもれるね!」 れいむは けんをそうびした! ◎地下8階◎ 「ゆっくりしたとりさんだよ!ゆっくりしようね!」 「れいむ!きけんよ!」 「ゆ!」 襲い掛かってきたカラスを懸命に退治する。 「ゆーはー…ゆーはー…」 「いい?れいむ、ここでであうあいてはみんなあぶないのよ」 「ゆっくりわかったよ…」 れいむは”そんなのゆっくりできないよ”と思ったが、 ぱちゅりぃの言うことも正しいと思いうなずいた。 早くここを出たい。ただそう願うのみだった。 ◎地下5階◎ 凶暴な動物を剣で撃退し、一行はスムーズにここまで上ってきた。 「むきゅん!きっともうすこしでおそとにでられるわ!」 「おそとにでたらゆっくりできるね!!」 「ゆゆー!」 しかし、一行は知らなかった。識者のぱちゅりぃでさえも知らなかったのだ。 この手のダンジョンに付き物のあるルール――”階層を進むにつれて敵が強くなる”ということを。 「うー!うー!」 はっ、と一行は息を呑む。 出会ったことはなくても、語り継ぐ餡子の記憶が知っている天敵。 その声が、ダンジョンの壁に反響して聞こえてきているのだった。 「ゆっくいいっぱいたべるっどぅ~☆」 まだ幼いれみりゃ種だが、見つかれば被捕食種である一行はあっさりと全滅するだろう。 「(こえをたてちゃだめよ!ゆっくりにげるわよ!)」 「(わかったよ!ゆっくりにげるよ…)」 「(ゆゆゆ…)」 何とかやり過ごしたものの、その後一行は何度もれみりゃに遭遇した。 そんな折、一行の前に広い空間が広がった。 そこはダンジョンの中でも比較的快適そうな空間で、アイテムが並べ売りされている。 人間が座っており、一行を見かけると話しかけてきた。 「やあ!ここはゆっくり用品店『ゆ虐の友』ダンジョン店だよ!ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆっくりしていってね!おにいさんはゆっくりできるひと?」 「個人的にはすごくゆっくりしてるよ」 「ゆ?」 「つまり、お兄さんは、君達が生きてるのを見てゆっくりしてるんだよ」 「それじゃあ、やっぱりゆっくりしてるんだね!」 「むきゅん、それならなっとくだわ!」 れいむは並べ売りされている商品の食べ物に跳ねていく。 「ゆっくりたべてあげるよ!あかちゃんもゆっくりたべてね!」 「これこれ」 その前に立ちふさがるお兄さん。 「これはお店の売り物だから、お金をはらわなくちゃあげられないよ」 「どぼぢてそんなこというの゛お゛お゛お゛!!!」 「ぱちゅりぃはおなかがすいてるのよ!ゆっくりゆずってね!!」 「ゆゆ~!!」 「やれやれ、ここにたどり着くゆっくりは稀だけれども、貨幣を理解して持ってくるゆっくりはもっと稀だ。 ……それじゃあ、物々交換でもいいよ。ここに来るまでに拾ったものと交換してあげよう」 一行は口の中に物資を保管してここまでやってきたので、めいめいに自分の持っているアイテムを吐き出す。 その多くは食べ物で、ほとんど価値はなかった。 「ぜんぶでこれだけになるね」 適正に計算した見積もりを提示するお兄さん。 「わかったよ!それでここにあるものぜんぶちょうだいね!!」 「(こいつら何にも判ってねえよ…)」 小半時かかってお金の価値を説明するお兄さんだった。 「それじゃあなんにもかえないじゃないぃぃぃ!!!」 「やっと理解したか」 実際には一個か二個ぐらいなら買えるはずだが、手持ちの食料を手放して別な食料を買うのはほとんど意味がない。 しかも、れいむ的には全部手に入るのでなければ気に入らないのだ。 「それにしても強欲な奴だな……おっと?」 お兄さんはゆっくりから商品を守りながら、とあることに気づいた。 「そこのちびっこ、そうだな…お前とだったらここの食べ物三つと交換してやってもいい」 「ゆゆ!?」 「ほんとう!?おにいさん!」 「ああ本当だ。それはなかなかの貴重品でね。それとだったら交換してやれる」 「ゆゆ!!」 だが赤ちゃんゆっくりはれいむの側を離れようとしない。しがみついてくる。 離れたくない。自分も地上に出たい。その瞳はそう言っていた。 れいむは溜息をついた。 「おにいさん、せっかくだけどこのあかちゃんはあげられないよ」 「むきゅん!そのとおりよ!あかちゃんといっしょにちじょうへでるのよ!」 「そんなら出て行きなさいな、素寒貧に用はないよ」 「ゆゆ!いいあいでぃあがうかんだよ!ここをれいむのおうちにすればいいんだよ!ゆっくりでき……」 「ゆっくりゃの餌にすんぞお前ら?」 お兄さんが目を剥いたのでれいむは黙った。 「……おにいさん」 ぱちゅりぃだった。口の中にあった食料全部と、眠るときに使う毛布のきれっぱしをすべて吐き出す。 「これで、そこにあるまるいのをちょうだい」 ぱちゅりぃが目をつけたのは、店の隅に置かれていた球体だった。 「ふかふかがなくなったらゆっくりできないよ!なんでそんなものかうの?ばかなの?しぬの?」 れいむが呆れる。 「むきゅん、これは”ぼむ”といって、れみりゃをおいはらってくれるものなのよ!」 「そ、そうだったの!」 「お目が高いね、毎度あり」 「これはあぶなくなったときのためにれいむがだいじにもっていてね」 「わ、わかったよ、ゆっくりだいじにするよ」 ◎地下2階◎ 階を登るなり、まりさ種の悲鳴に遭遇した。 「ゆぎゅううううう!!!!!どぼぢでゆっぐりざぜてぐれないの゛お゛お゛お゛!!! れ゛い゛む゛!ばぢゅ゛り゛ぃ!た゛す゛げでぇ゛!!」 まりさがれみりゃに捕らえられ、いたぶられている。 「あっちにもゆっくりいるどぅ~☆たーべちゃーうどぅ~♪」 れみりゃはそういうが、実際には一行との間には格子状の仕切りがあり、視線は通るが通行はできない。 「やめてね!まりさをゆっくりたすけてね!!」 鉄格子越しに泣き叫ぶれいむと、 「むりよ…いまのうちにわたしたちはにげましょう。もうすぐちじょうだわ」 あくまで冷静なぱちゅりぃ。 「いやだよ!まりさをたすけるよ!」 れいむは感情のままに、口の中からアイテムを取り出した。 「!!だめよ!れいむ!!そんなのことをしてもあのまりさはたすからないわ!!」 それはよりにもよって、たった一つしかない貴重なアイテム、”ぼむ”だった。 れいむの口から射出された”ぼむ”はころころとれみりゃの足元まで転がり… 「そんなのでりしゃすじゃないんだっどぅ~♪ぷっでぃんよこすどぅ~☆ こんなの、ぽーい☆だっどぅ……」 ボン!!! それを踏んだれみりゃを、爆散させた。 「むきゅ!むきゅ!どうしてあんなことしたの!!」 「ゆ…ほっとけなかったんだよ……」 「ぼむはとってもきちょうなんだから、だいじにとっておいてっていったのに!」 いまや生命線を失った一行は途方に暮れる。 「ごめんねぱちゅりぃ…またがんばってたからばこあけて、おにいさんにうってもらうよ…」 「むきゅ。……わたしもいいすぎたわ。ごめんねれいむ。 たからばこはいいから、いそいでちじょうをめざすのよ、 いまのものおとでれみりゃがあつまってくるかもしれないわ」 ◎地下1階◎ ぱちゅりぃの洞察は哀しくも正鵠を射た。 「う~!!」 「こっちからおとがしたっどぅ~☆う?」 「うっう~!ゆっくりがさんびきだっどぅ~!!たーべちゃーうどぅ~!!」 ここまでは奇跡的に危険を避けてきた一行だったが、先ほどの物音を目指して 様々な方角から階段を目指してくるれみりゃと正面衝突してしまったのだ。 その数2匹。先ほどと違い、だだっ広い通路に仕切りはない。 後方からも、たった今逃れてきた別のれみりゃ集団の鳴き声がしている。 もうどこにも逃げ場はなかった。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛…」 「む゛っ゛ぎゅ゛う゛う゛ん゛!!」 絶望するれいむとぱちゅりぃ。 れいむの口から、剣がカラリと音を立てて落ちた。 子ゆっくりが口を開いた。 「おとうたん、おきゃあたん、ここまでつれてきてくれてありがとう!! てんこはおとうたんとおきゃあさんにあえてしあわせだったよ……」 「ゆっ?」 「あかちゃんなにをゆってるの?」 迫り来るれみりゃ。 その前に、ゆっくりてんこはただ一匹その身を投じた。 「ゆっくりいじめてね!!ゆっくりぶってね!!」 「へんなゆっくりだっどぅ~☆たーべちゃーうどぅ~☆」 ちいさなゆっくりは辛くもれみりゃの足の下をかいくぐり、前方の通路から脇道へと逃げ込む。 「ちっこいくせになまいきだっどぅ~!!」 「ぜったいつかまえるっどぅ~!!」 れみりゃ二匹はそれを追っていった。 「れいむ!いまのうちよ!!ゆっくりにげましょう!!」 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!!!でいぶのあがぢゃああああんんんん!!!」 「ゆっぶ!ゆっぐり!ゆっぐりいじ!いじべちぇ!!いじっ!いじっ!!」 脇道から聞こえるゆっくりてんこの嬌声を聞きながら、二匹は走った。 もうてんこの声は聞こえない。けれども、階段はすぐそこだ。 ◎エピローグ◎ 風が吹いている。二匹のゆっくりはそれを体で感じると、思いのままゆっくりした。 それができるのは、石造りのダンジョンで出会った小さなゆっくりのおかげなのだ。 「あがちゃん……」 悲しい記憶が消えるのにはもう少しかかるけれども、それも風に吹かれていつか消えてゆくだろう。 「れいむは、おにいさんのところへもどるの?」 その言葉にこめられた意図に気づいたかどうか。れいむは首を横に振った。 「あんなひどいことをするおにいさんとはいっしょにいられないよ! べつなところでゆっくりするよ!!」 「そ、そそそそれなら、わ、わたしといっしょに……」 お兄さんは、ダンジョンの出口を遠くから眺めていた。 ”ゆっくりダンジョン”攻略は過去に例のない快挙だ。 「ってか、攻略するとは思わんかった……」 ゆっくりてんこ――よく希少なアイテムを引いたものだ。そして、それを手放さなかったとも報告されている。 「れいむか……」 品性に劣るまりさなら、それどころか頭のいいぱちゅりぃ単体であっても、その判断はできなかっただろう。 その判断が二匹を救ったのだ。 (俺のところへは……戻らないか) こちらから遠ざかっていく二匹を見て、お兄さんは笑んだ。 「おーい!! ゆっくりしていってねーーーーー!!!」 風に乗って、どこからか声が運ばれてきた。 二匹のゆっくりはそれに答えて、 「「ゆっくりしていってね!」」 と、声を返した。 それから三日後の夜、二匹はれみりゃの襲撃を受けた。 「うー☆うー☆うんまぁ~いどぅ~♪」 「ばちゅりぃ!!??ばぢゅりぃぃぃぃ!!!???」 ダンジョンでは、物陰で寝ていればれみりゃをやり過ごすことは簡単だった。 しかしここではそうではないのだ。ダンジョン用の飢餓感のないれみりゃと違い、 野生のゆっくりゃからはよほど巧妙に隠れないかぎり逃げられない。 それは、自然に生きるゆっくりがゆっくりぷれいすにこだわる理由でもある。 それを人間に育てられたれいむとぱちゅりぃは知らなかった。だから、ダンジョンとは勝手の違う餌取りに疲れ、 木の幹にもたれかかって寝ていたのだ。見つかって当然ともいえた。 お兄さんは思う。 「今頃あいつら、どうしてるかなあ……過酷な自然で、ゆっくりできるものならゆっくりしていってね!! さて次は何をダンジョンに放り込もうかな……れみりゃ沢山放って、ふらん無双とかもいいな……」 「むっぎゅむぎゅむぎゅ……」 「やめてね!!たいせつなぱちゅりぃをゆっくりはなしてね!!」 「つぎはおまえだっどぅ~!!おぜうさまにかんしゃしてたべられるんだっどぅ~☆ きょうはごちそうだっどぅ~☆」 おしまい。 □ ■ □ ■ 箱入りで育てられた結果がこれだよ!! ダンジョン→イージーモード 自然→ルナティック ってことで。 今までに書いたSSです。よかったら読んでくださいね 豚小屋とぷっでぃーん 豚小屋とぷっでぃーん2 エターナル冷やし饅頭 れみりゃ拘束虐待 無尽庭園 ゆっくりできない夜 ゆっくりぴこぴこ 何かがいる 踊り師とれみりゃ 小ネタ-瓶ゆっくり ゆっくりゆうぎ このSSに感想を付ける
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なりきり・もどりList こちらは、カゲプロなりきり・もどきのリストになります。 今現在こちらで把握しているなりきり・もどきの人たちのtwitterIDを掲載しています(@は抜き)。 まだフォローしていない方がいた場合は、フォローしてみてはいかがでしょうか? 現在、こちらで把握しているなりきりのみとなります。 追加されていないなりきりがいらっしゃいましたら、コメントか管理人へ連絡を宜しくお願い致します。 その際、TwitterIDの記載を宜しくお願い致します 追記:あまりに数が多いようなので、各キャラクターのページを作りました。ご利用ください。 なりきり・もどきキャラクター ・如月 伸太郎(シンタロー) ・榎本 貴音(エネ) ・榎本 貴音(アクター子) ・如月 桃(モモ) ・木戸 つぼみ(キド) ・鹿野 脩哉(カノ) ・瀬戸 幸助(セト) ・朝比奈 日和(ヒヨリ) ・雨宮 響也(ヒビヤ) ・久ノ瀬 遥(コノハ) ・小桜 茉莉(マリー) ・小桜 紫苑(シオン) ・楯山 研次朗(ケンジロウ) ・楯山 文乃(アヤノ) ・薊(アザミ) ・カゲロウ ・その他キャラクター等
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なりきりコスピーちゃん キャラクター コメント いがらしみきおによる漫画作品。 キャラクター メタモン:コスピーちゃん コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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72 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/09(月) 17 28 28 ID fzxB2c6R バカっていうか末期ハードのスレはどこもそんな感じ<「○○が△△円でした。買いですか?」 答えたいやつは答えればいいし、放置したい人は放置で。 やっと「タクティクスオウガ」見つけた・・・ 値段見るまでドキドキだったが、高くも安くもない2480円。ま、即買い。 「だんじょん商店会 ~伝説の剣はじめました~」も1980円で購入。 これ面白いね!今までにも散々既出だが、ドラクエⅣの第3章にいろいろ手を加えた感じ。 409 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/22(日) 13 51 08 ID 3yO4l1zz 【だんじょん商店街~伝説の剣はじめました~】 ダンジョンに潜ってお宝(装備品、アイテム等)をゲットし、 自分のお店に陳列して売りさばいたりするRPG。 お店から見た客の動きは見ていて楽しい。客が窓から品を眺めていたかと思うと そのまま店に入って来てくれたり、店を通り過ぎてしまったりと、結構ドキドキ感がある。 お客は一緒にダンジョンに潜ってくれるパーティの人や町の住人。 一緒に潜ってくれる人に最適装備品を売ると売ったものを装備してくれたりするんで よりダンジョン攻略がしやすくなったりする。 一緒にダンジョンに潜ってくれるパーティは数組あって、 魔王候補組・勇者組・魔法使い組・騎士団組・獣人組など個性豊かで、 それぞれ戦闘向き、魔法向き、レアアイテムゲット向きなどの特徴がある。 410 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/22(日) 13 51 26 ID 3yO4l1zz 一応一人で潜る事も可能だけどやっぱり難しい。 各パーティとは親交度のようなものがあり、親交が深いほどお店によく足を運んでくれたり、 ストーリー展開やエンディングに変化も与える。 バランスもイイし、レベルも割と上がり易かったりするんでイベントもサクサクと進む。 心温まるものや、ドタバタもの、恋愛の手助けといったイベントが多く、重苦しくない内容のものが多い。 テキストもくどくないし意外に読ませる文面で、グッとくるシーンもあってなかなか良かった。 ダンジョンの方は完全にローグ系という訳ではなく、 1F毎のマップ構成は同じで宝の内容や、階段の位置なんかが変化する程度。 また、階が進む程に広くなるものの迷うようなマップは殆どない。 画面は全体に丁寧な作りで目新しさはないものの、プレイしやすいようにまとまっている。 411 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/22(日) 13 52 14 ID 3yO4l1zz また、エンディングに到達した後に、 レベルは1に戻されアイテムはそのまま継続して物語を最初からプレイするか、 レベルとアイテムはそのままで物語をそのまま続行するかを選択できる。 前者はイベントを最初から楽しめ、 後者はイベントは起こらないのでそのままアイテム集めのみを楽しむようにできている。 2周目以降のプレイを考えて作られている点が良かった。 問題はこのソフトがレアと思われる事。自分は通販でなんとか手に入れたくち。 メモリカード1ブロック使用。メモリカードを持ち寄ってのアイテムトレードが可能。
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なりきり・もどき関連者様へ カゲプロなりきり・もどき関連者様、管理人です。 この度はご多忙の所足を運んでいただき、ありがとうございます。 突然ですが、皆さんにお願いがあります。 「自分のなりきり・もどきのtwitterID」と「twitterの本アカウント」を教えて頂きたいのです。 大変失礼かつ気分を害する発言だとは思います。 しかしながら、これにも理由がございます。 主な使用目的は なりきり・もどきのID→当サイトでのなりきり・もどきリストの表示と管理用 本アカウントID→何かあった際の連絡手段 です。 個人的な使用には一切使用致しません。 もしよろしければ、トップページのメールフォームからご連絡お願いします。 この件に関しての質問も、メールフォームからお願いします。 ご協力の方、よろしくお願いします。
https://w.atwiki.jp/we_hate_sunshine/pages/27.html
ダンジョン シージ Diaぽっいからおもろそーなんだけど。(2005-10-12 qutto) とのことです。 (ぷん)
https://w.atwiki.jp/twitnarimodo/pages/20.html
遊ぶ際に注意すべき事項です。 フォローする際に説明書(仕様書)を読む 話しかけてみる※なりきり・もどきに送ってはいけないツイート なりきり・もどきとお別れするには なりきり・もどきと引用RT会話をする際の諸注意 なりきり・もどきとしてふさわしくないアカウントを発見したら フォローする際に説明書(仕様書)を読む ない場合はしっかりとプロフィール、或いは固定を読んであげてください。 説明書には大事なことが記載されています。 地雷を持つ方はより一層注意をしてください。 読み忘れ等は自己責任にされることが多いです。 また、時折更新される説明書があります。 更新内容を確認することも大事ですので、定期的に見に行ってあげてください。 話しかけてみる なりきり・もどきさんを眺めることも確かに面白いです。 ですが、本来の遊び方は「会話」です。 是非話しかけてみましょう。相手もあなたからのリプライを待っています。 ※なりきり・もどきに送ってはいけないツイート 誹謗中傷等の迷惑行為はもちろん駄目です。 たしかに「なりきり・もどき」という特殊なユーザーですが、その向こう側にいるのは人間です。 心無い発言をむやみやたらに送ることは控えましょう(ネタとして送る場合はある程度ネタであることが分かると良いと思われます)。 またアカウントを動かしている人(中の人)に関する質問もNGです。 これは中の人を暴いて楽しむ遊びではありません。 中には抵抗なく教えてくださる方もおられるでしょうが、快く思っていない方もいることを覚えておきましょう。 なりきり・もどきとお別れするには 基本的にリムーブ(アンフォロー)よりも『ブロック』が推奨されます。 ブロック過多による凍結を避けるために『ブロック→ブロック解除』をお願いしているなりきりもいますので確認していただくようお願い致します。 リムーブだけですと、あなたのツイートが該当するなりきり・もどきさんのタイムラインに表示されてしまいます。 自分はフォローしていないのにも関わらずリプライが送られてきたり…ということにもなりかねません。 なりきり・もどきと引用RT会話をする際の諸注意 引用RT会話を嫌うユーザーさんは多く存在します。 また引用RT会話ですとなりきり・もどきが嫌いなユーザーさんにも会話内容が見えてしまいます。 あらかじめ、「引用RT会話」「なりきり・もどき」が大丈夫であるか確認できてから引用RTをすることを推奨します。 また、鍵つきアカウントの引用RTは対応していないアプリやクライアントがほとんどです。 仮にできたとしても、鍵つきアカウントの方の引用RTはなるべく控えましょう。 尚、なりきり・もどきさんによって引用RTへの対応が異なります。 説明書などに記載している場合は、それに沿った遊び方をしましょう。 ですが、基本は引用RTは仕様書に書かれていない場合もあるので、書かれていないからしていいではなく書かれていなければ避けた方がいいと考え、控えましょう。 なりきり・もどきとしてふさわしくないアカウントを発見したら 該当するアカウントにその旨を直接注意・指摘できればそれが一番よいのでしょうが、これは比較的難しいことと思われます。 もしこういった行動を取られる場合に、当wikiより引用していただくことは大いに構いません。 ですがそれによって生じた問題についての責任まで負うことはできませんので、ご了承ください。 また、解決方法として挙げられるものは 下記のように別垢を用いて注意喚起をする。 https //twitter.com/dobnYnUffI51994/status/1712159522230587502?t=JSn0N1s8LKSNSV2lzPsaJQ s=19 ブロック、ミュートをする。 友人間でこういう人がいて困ってるなどと相談する。 通報する。 これらの方法をとるようにしましょう 名前 コメント ページ最上部へ - - - .