約 2,995,605 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2986.html
その1 体を揺さぶるハルヒのせいで俺はいきなり目が覚めた。 どうしたハルヒ? 今日はそんな気分じゃないんじゃなかったのか。 「馬鹿っ……、そうじゃなくって……またキョンが黙っていなくなっちゃう夢で目が覚めて……そしたらあのときの事を……」 あぁ……もうそんな季節か、あれから10年近く経つんだが……あの時はごめんなハルヒ。 約束したろハルヒ、俺はずっとお前のそばにいるってさ、それに俺達には未希だっているしな。 「そうよ……約束やぶったら死刑なんだから!」 おいおい死刑は困るな、可愛い奥さんと愛する娘を残して死にたくはないぞ。 「ねぇ……手を握って」 手?……これでいいか? おいハルヒそんなに強く握らなくても……俺はどこにもいかないぞ。 安心しろハルヒ、さぁもう寝ような、お前が寝るまで見てるから、んっどうした? 「未希が昼間言ってたんだけど……妹か弟が欲しいんですって……だからキョン……」 おい今日はそんな気分じゃないってさっき…… 「今日はそんな気分なの!」 そうか……ハルヒ今度は男の子がいいな。 「馬鹿……、早くこっちに来て…」 -------------------------------------------------------------------------------- その2 俺の背中を指でなぞるハルヒのせいで俺は目が覚めた。 どうしたハルヒ?明日から出張だから朝早いっていったろ。 それにもう十代の頃とは違うんだから流石に四回戦目は無理っぽいぞ。 「馬鹿っ……、そうじゃなくって……キョンが出張から帰ってこなくなっちゃう夢で目が覚めて……そしたら悲しくなって……」 あぁ……そうか……あの時はごめんなハルヒ、泣いてるのか……。 約束したろハルヒ、俺の帰ってくるところはいつだってお前の隣だって、お前を独りぼっちになんか絶対にしないぞ。 「そうよ……約束やぶったら死刑なんだから!」 おいおい死刑は困るな、お前と未希を残して死にたくはないぞ。 「ねぇキョン……ギュッてして」 ……これでいいか? おいハルヒそんなに強くしなくても……俺はどこにもいかないぞ。 安心しろハルヒ、さぁもう寝ような、お前が寝るまでギュッとしてるから、んっどうした? 「…四回目しよっか……」 おい出張先で浮気しないようにってさっき三回も…… 流石に無理……だろ 「嘘、さっきから当たってるのは何?」 こっこれはその……お前が柔らかいからその…… 「…………」 ……おい……どうしたハルヒ? 「…………」 寝ちゃったのか? 「馬鹿……、早く来て……」 -------------------------------------------------------------------------------- その3 キョンどうしたのと俺を呼ぶハルヒの声で目が覚めた。 「出張は今日までで戻るのは夕方じゃなかったの?」 んっあぁ飛行機の予約が取れなくてなホテルをキャンセルして夜行バスで帰ってきたんだ。 「そう……おかえりキョン」 俺もただいまだ、ハルヒびっくりしたか? おどろかせようと思って電話もしなかったし、靴だって下駄箱に隠しといたんだぞ。 「馬鹿っ……未希を送って買い物から戻ってきたらこっちから物音がして……」 そうか怖かったか? 御免な。 「キョンが帰ってきたし平気よ、こっちこそ起こしちゃって……」 あぁ夜行バスが寝付けなくてな、ちょっと横になってたんだ。 「ねぇ隣いい?」 うん? ハルヒも昼寝するか? ほらここに入れ。 「ありがと……ふふ……キョンの匂いがするわね」 んっそうか? 昨日は風呂に入れなかったからかな。 「馬鹿……」 「今度からちゃんと連絡してよね、全く子供みたいなことして」 ふっ、男はいつだって子供のような遊び心をもってるのさ。 「……あらっ、体は子供じゃなくてすっかり大人みたいよ、なんか固くなってるし」 いや、これは……お前が浮気どころか独りでするのも禁止だっていうし……。 それにさっきからお前の胸とかが背中に……。 「馬鹿ねぇ……、あててんのよ」 ……っていうかどこ触ってんだよ……。 「ねぇキョン……しよっか?」 いや俺風呂入ってないし……。 「馬鹿……、そんなの関係ないわよ」 -------------------------------------------------------------------------------- その4 キ「なぁハルヒ、未希のことなんだが…」 ハ「どうしたのキョン」 キ「未希が母親のお前の真似をして俺のことをパパとかじゃなくてキョン君って呼んでるだろ」 ハ「それがどうかしたの? だってキョンはキョンじゃない」 キ「いや、それを聴いて誤解してる人が居るみたいでさ」 ハ「どんな誤解なの?」 キ「あれだ、俺と未希が本当の親子じゃなくてお前の連れ子かなんかだってさ」 ハ「あの子が生まれたのはキョンと結婚してからじゃない」 キ「そうなんだけどさ最近越して来た人で勘違いしてる人がいるらしいんだ」 ハ「あっそういえば『お宅は大変ね』みたいな事を言われたけどそういう事だったんだ」 キ「今はさ未希も小さいからいいけど、大きくなってから間違った話を真に受けて悩んだりしたら問題だろ?」 ハ「確かにそうよね、ありもしない出生の秘密とか未希に質問されても困るわよね」 キ「だからだ未希にはちゃんとパパと呼ぶように教えような、ハルヒも俺のことキョンじゃなくてパパっていうんだぞ」 ハ「確かにそうよねキョン、じゃなくてパパ……ちょっと変な感じね」 キ「おっ未希が帰ってきたみたいだな、早速頼むぞ」 未「只今~ハルヒママおなか空いた~、あっキョン君遊んで!」 ハ「未希、キョン君じゃないでしょ、キョじゃなくてパパのことはちゃんとパパって呼びなさい」 キ「そうだぞママの言う通りだ、パパって言わないと遊んであげないぞ」 未「えー変なのキョン君はキョン君じゃない」 キ「パパだパパ」 ハ「そうよ未希、パパって言わないと死刑だから!」 -特に落ちは無し- -------------------------------------------------------------------------------- その5 ハ「ほら未希、お昼寝の時間よ」 未「やだーキョン君が戻ってくるまで起きてる~」 ハ「キョン君じゃなくてパパでしょ、パパが戻って来たら起こしてあげるからお昼寝しましょうね」 未「むー…、じゃぁハルヒママお話して」 ハ「えっ又なの? そうねぇ……昔々あるところにキョン太郎というちょっとカッコイイけどドジで鈍感な男の子が住んでいました……」 ……… 未「……ハルヒママお話の続きは? キョン太郎とハルにゃんはどうなったの?」 ハ「……ZZZ……ZZZ……」 未「寝ちゃってる……」 キ「只今ー、ってなんだ二人とも昼寝中か?」 未「……あっキョン君…お帰り!」 キ「只今未希、キョン君じゃないだろパパって呼びなさい」 未「あのねぇハルヒママとお昼寝してたの」 キ「そうかじゃぁまた三人一緒にお昼寝しような」 未「むー…、じゃぁキョじゃないやパパお話して」 キ「お話かぁパパはあんまり得意じゃないんだがな、んー……昔々あるところにハル子というとても可愛いけど素直じゃない女の子が住んでいました……」 ……… 未「……パパお話の続きは? ハル子とキョン吉はどうなったの?」 キ「……ZZZ……ZZZ……」 未「寝ちゃってる……あたしもなんだか眠くなっちゃった……ZZZ……」 『子が出来て川の字なりに寝る夫婦』 -------------------------------------------------------------------------------- その6 おかえり、ハルヒ随分遅かったな。 「只今キョン、あら未希はお昼寝中?」 そうだ遊び疲れてな、ところで未希にあまり変なことを……んっどうした随分ご機嫌だな。 「ねぇそれよりキョン聞いて、あたしナンパされちゃった」 えっ? ナンパってあのナンパか。 「そうよ、駅前で買い物してたら『そこの素敵なお嬢さん僕とお茶でも』ですって」 ……確かにハルヒは美人だしスタイルもいい、一緒に歩いてても他の男の視線を感じるが…… 「あーもしかして妬いてるんでしょ、大丈夫よ、ちょっとお茶しただけだから」 えっお茶ってどういうことだよ! ナンパ野郎なんかにホイホイついてっちゃ駄目だろ! お前は俺と結婚してるし娘の未希だっているんだぞ。 この前ちょっと話題になった、「来週妻が浮気……」などという不埒なタイトルのドラマが俺の脳内にフラッシュバックされた。 大体ハルヒは俺にベタ惚れじゃなかったのか、俺だってハルヒの事が……その…好きだし……なのにナンパ男にホイホイついていくなんてどういうことだ? 「あっやっぱり妬いてるんだ、ふふ……ちょっと嬉しいわね、でも話には続きがあるの最後まで聞いてね、ナンパしてきた男って良く見たらあの谷口だったのよ」 たっ谷口ってあの谷口か? あの馬鹿いいトシしてこの休日に一体なにやってんだよ……。 「そうなの、後姿だけみて声かけてきたみたいよ、振り返ったらびっくりしてたわよ」 あいつはまったくしょうがないな……、学習能力とかないのかよ。 「遅くなったのは一緒に買い物してた奥様達とお茶としてきたからなの、もちろん全部谷口のおごりでね、地域の治安を預かる町内会婦人部としては不審人物の尋問を行うのは当然なのよ」 奥様連合の質問攻めにさらされ、更には茶代まで負担させられた谷口には同情を禁じえないが、まぁ谷口の自業自得か……合掌。 -おわりー --------------------------------------------------------------------------------
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/226.html
http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1286349444/50-55 黒猫を脱がそうと服を掴んでいる桐乃はそれに抗う黒猫の両手で顔が色々残念なことになっている。 「ふへ、ふへへへ。大丈夫だってば、優しくするから」 顔が残念な桐乃は言動も残念だ。間違ってもティーンズ雑誌のモデルやってたなんてことは誰も信じちゃくれないだろう。 なんて考えている場合じゃねえな、残念な妹ではあるが、それでも俺の妹であることに変わりはない。 そして俺は兄貴だ。こいつの世話を焼いてやらないことには仕方ねえだろ? 世界の外から「ダメだこの兄妹」と盛大に突っ込まれているような気がするが、きっと空耳だな。 「というわけで、黒猫。俺もおまえのおっぱいが見たい」 「何が『というわけで』よ、このインキュバスッ」 「よく分からんが、お世辞ではない褒め言葉として受け止めておくぜ。ありがとな、黒猫」 「お世辞でも無いし褒め言葉でも無い! 本気で殴るわよ!?」 黒猫は語気を強めて今日三回目の――数えててもしょうがないか、これから桐乃がどうするか知らねえけど、「!」を使いまくる羽目になると思うしね。 黒猫の腕を桐乃の顔からひっぺがして「まぁまぁ」と宥めすかす。 「宥めながら、どうして私の腕を放さないのよ。へ、変態」 「はーい、脱ぎ脱ぎしようネ?」 黒猫の手が離れると、桐乃は気色の悪い、もとい学校の友達連中に言うような口調でスルッと黒猫のカットソーを脱ぎ捨て、ブラジャーも手際よく外した。 さすがに女だけあって見事な手際。もちろん俺のサポートあってこそだよね! 「み、見ないで、見ないで頂戴!」 上半身が顕になって、白磁のように透明で綺麗なからだが視界に飛び込んできた。 桐乃もモデルをしていてスレンダーな体系だが、黒猫もそれに近い。均整の取れた一個の創作物のような造形。 「き、綺麗な肌だな黒猫?」 「くぅぅ~! あんたヒッキーだからって色白過ぎなんですケド! は、 鼻血出てきそう、はふっ」 最後の『はふっ』は鼻息ね。 そのまま桐乃は黒猫に抱きついて、「うへへぇ」とキモい笑いをしながら自分の顔を黒猫の顔に擦りつけ始めた。 普段のこいつらからすれば到底見ることが叶わない光景。 まるで仲が良い姉妹みてえだ、沙織に写メでも送ってみたらびっくりするかな? 「うーん、すりすり。スベスベしてんねアンタの肌。気持ち良いぃぃ! シャンプーとボディタオル何使ってんの?」 「ひゃぁ。ん……はぁ。ちょっと、どこ触っているのよ? う、迂闊だったわ、あなたやっぱりそっちの趣味があったのね」 「っそ、そんなこと無いわよ。つーか、あんたこそ女の子同士のエッチな絵ばっか描いてるじゃん」 「そ、それは男の人との絡みは余り想像出来ないから……」 前に俺がエロゲー作ろうと提案したとき、今桐乃に言ったようなことを口にしていた覚えがあるな。 そうか、黒猫。桐乃の持っているエロゲーとかを貸し借りしてたみたいだが、まだその辺は苦労しているんだ。 ……ふっ、いっちょここは先輩として一肌脱いでやるとするか。 というか、二人の姿態がもう俺の股間を直撃して限界だっつの! 「黒猫、俺に任せろ!」 言うや俺は桐乃と同じく黒猫へと抱きついた。 「……ッな、え、せんぱ……ひぅん、あっ……やめ……胸を……」 形の良い膨らみの先を口に含んでちゅぅと吸いつく。 桐乃よりは小ぶりだが、逆に黒猫の可愛らしさを表しているようで興奮が高まる。 「ちょ! この変態なんってことすんのよ!?」 「んぐっ。いやだって、黒猫のおっぱいを目にして普通にしてろってのは不可能だぞ。それに、おまえだって抱きついてるじゃねえか」 「あたしは友達なんだから良いの!」 「俺だって黒猫の友達だっつの。おまえだけ良いってのは卑怯だ」 「ど、どっちも駄目に決まっているでしょ! ひぁ、はん……早く離れなさい……んぁ、この変態兄妹。ふぁっ。す、吸わないでっ」 そうは言われても収まりそうもないっす俺。 舌の先で感じる、徐々に固くなってきている小さな乳首も、離れがたい思いに拍車をかけている。 「それに……黒猫のおっぱい。甘い?」 なんか、ミルクのような味が舌に染みてくる。おっぱいに味があるわけ無いが、俺はそう感じ取った。 「あ、甘いの?」 俺の言葉に反応した桐乃が聞き返してきた。 「甘い」と俺。(←おっぱいは放さない) 「ふ~ん…………ゴクリ。――あ、あたしも!」 ツバを飲み込むと桐乃はもう一つの黒猫のおっぱいへ口づけると、母乳を吸う赤ちゃんのようにチュウチュウ音を立てだした。 「んちゅ……んむ……ん、ん。ほんとだ、なんかちょっと甘いかも」 「あっあっあぁぁ――ッ! 駄目、吸わな…いで頂戴。こんなの……ひぅ、はぁ、ふんん」 「すまん、黒猫。おまえのおっぱい気持ち良いし美味しいし、もうちょっとダケ」 「んんぁ、ひぁ、んっ、あっ、いっ……はぁ……く……後で覚えて……なさ…い」 「ちゅる、ぴちゅ。はぁはぁ、おっぱい甘~い。可愛いし甘いし、あんたのからだ最高ね」 桐乃はとろんとした瞳で黒猫の柔らかく甘いおっぱいにむしゃぶりついている。 俺が言い過ぎて伝染したのか、『おっぱい』って言いだしちゃってるよ、ダメだこの妹…… 「アンタのせいで言葉伝染っちゃったじゃん、スケベ。んく……ちゅっ、ちゅりぉ……」 仕方ないだろ、おっぱいが目の前にあれば男はみんなそう言うもんさ。 と、俺も桐乃なんかに負けてられん。 「黒猫、超可愛いぞ。これが萌えってやつなのか? はむっ」 「く、はぁ……ふはっ、あっああ、噛まないで。ひっくぅ、いっ……ああ」 黒猫の口から緩やかに漏れ出ている喘ぎ声が、俺の耳朶に届くたびに熱くなりそうだ。 というか熱い。もう下も脱いじまえ! パンツも一緒に掴んで俺はズボンをズリ下ろした。ずっと押し込められていた俺のリヴァイアサンが空気を吸ってヒクヒクと勝手に動く。 桐乃も、もう全部脱ぎ捨ててしまっているようで、黒猫の足に自分の足を絡み付けて股間からクチュクチュとした音が出ていた。 ちゅーか、黒猫も下半身を露出させられてんじゃねえか!? いつの間に脱がしたんだよ? 早業過ぎて分からなかったぞ、おい!? 「ん、ペロペロ。おっぱいの先っちょ、固くなってきたんジャン?」 美味しそうに黒猫のおっぱいを舐めていた桐乃が、黒猫の反応を口にした。 言う通り、黒猫の乳房の先端は俺と桐乃の舌や指の愛撫によって果肉がたっぷりとつまった熟れた果物のよう。 「黒猫。乳首が勃ってるみてえだけど、気持ち良いか?」 「莫迦、変態ッ。こんなのが気持ち……ふゃっひ、ひっ、あん。気持ち良いわけ……ないでしょう?」 「そっか。ふぅむ、じゃあもっと気持ち良くしてやるからな」 ビクンとからだが跳ねるのを桐乃に倣って足を絡みつかせて抑えながら、俺は黒猫の乳首を指で摘みながら先っちょを舌先でチロチロ嘗め回す。 感じているんだろうけど、素直じゃない黒猫にはもっとサービスしてやらんとな! 「やっやめて、くひゅ……ぅああ……ひあっ、あふ」 俺の髪をくしゃりと掴んで引き離そうとしてるみてえだが、力が入らない様子だ。 白い肌にも虹色がさしてきて、汗の匂いが鼻をくすぐる。やっぱ感じてんだな、黒猫のやつ。チョー可愛いじゃねえかよ。 嬉しくなって更に舌を動かしながら黒猫の反応を満喫していると、 「ぺろ、ちゅるる。ん……そっちのも寄越しなさいよ」 桐乃が俺の方へ顔を近づけてきて、おっぱいをぺろぺろと舐め始めた。さっきまで自分が吸っていた方は手で揉みしだいて遊んでいる。 「……ん。ちゅろ、れろ……あむ。ん、ふぅ……ちゅむ。こっちも可愛い乳首♪」 「お、おい……」 うぉ。桐乃のやつ、なんてエロい舐め方をしてんだよ。 桐乃の唇が至近距離で黒猫の乳首に触れている淫靡な絵は俺の心を鷲づかみにした。 エロ過ぎるっつの。そんな近くまで口を寄せられたんじゃ、おかしくなんだろうが。 「桐乃」と呼びかけて顎を浮かせると俺は、「ちゅれろ、ん? ん、んむぅ!?」桐乃の唇に自分の唇を合わせた。 「んぁ……ば、ばか兄貴、なんてことすんのよ!」 唇が離れると桐乃は俺がキスしたことに怒っているが。でもオマエ、言葉と表情が一致していないぞ。 俺は桐乃の表情に後押しされるようにもう一度唇に近づく。 最初のキスは唇を軽く触れ合わせるだけだったが、今度は黒猫の乳首を間に挟んで互いの舌を絡ませながらのキス。 「黒猫のおっぱいとオマエの舌、すげえエロくて気持ちイイ」 「んれぇあ、ちゅ……あむ。キ、キモいっつの……スケベ」 「ひゃっひィ、この……莫迦兄妹。そ、そんな二人で私のぉ……。あんっ、ちょっとソコは――ッ?」 黒猫の喘ぎ声が大きくなった。 「あむ……んっんむぅ、んぇろ、んっ……。あんたのココ、濡れてるじゃん」 桐乃のやつはさっきまで触っていたおっぱいから、黒猫の下半身へと手を移動させていた。なんてうらやまけしからんことをしてんだおまえは!? 「ひっぅ。こ、こんなことをされれば当然でしょう? あなただって……んっあふぅっ……さ、さっきから私に淫猥な粘液を擦り付けてぇ……」 「淫猥ってヒド!? じゃあアンタのもエッチだよねぇ!」 そう言うと桐乃はコアラのように抱きつくと、黒猫の腰骨辺りへ股を密着させて腰を揺らすと同時に、手を黒猫の股へ沈めて携帯を高速で打鍵するように指を小刻みに動かす。 「や、やめっ。ほんっ……んぁ、とにもう私、これ以上は! はっクゥ、ぁあっ……あっ、ぃっく」 「イキそうなんだな黒猫? 遠慮しないでいいぞ」 透き通った丘のような黒猫のお腹を俺は手で優しく撫ぜ、黒猫が絶頂に達するのを手伝う。勿論おっぱいの愛撫も忘れない。 「だ、誰が。ふざけ、きゃひィ……はっはぉっ、くぅぅん……あっあっあン。だ、駄目っ。私……わた、しィ……ぃぃッ…!」 黒猫のからだがビクンと大きくのけぞった。 「あ……あぁ……はぁはぁ。ん、ぁあ……はぁ。この私がぁ……人間如きに……」 魔王の断末魔みたいなことを言う黒猫だが、おっぱいから顔をあげて見ると、くやしそうに眉を逆八字にはしているけども上気した火照りと口から漏れている吐息に俺はつい笑みを浮かべてしまう。 黒猫が照れている姿は無性に可愛いが、今日はそれ以上だ。 そう思ったのは俺だけじゃないらしく。 「くっはァァッ! あ、あんたの顔萌えぇぇぇえぇ! チュウしたいよぉぉおぉお!」 黒猫の唇をロックオンした桐乃は、タコみたいな口で突進。 「嫌っ」 間一髪、黒猫が顔をそむけてしまったので、かわされた桐乃はそのまま「んぶぶっ」とベッドへ口付けをした。 しかし、甘いぞ黒猫よ。おまえの顔を向けた先には何がある? そう、俺の顔があるのさ! 「黒猫ぉおぉぉおぉおお――ッ!」 待ち構えていた伏兵が猛然と敵に踊りかかるように俺は顔を黒猫の唇に向かって急接近 だが、「グヘッ!?」あと少しというところで腕を使いガードされ、そのまま方向転換させられてしまい俺もベッドへと不時着した。 「わ、私にキスしようなんて。こ、この人間風情が、――というよりも、いい加減目を覚ましたらどうなの、あなたたち?」 「一回イッて気持ち良かったからって賢者タイム入らなくてもいいじゃ~ん。ん~~~っ」 「誰が賢者タイムよ? こ、こら。マル顔を寄せないで頂戴」 桐乃が失敗にもめげずに黒猫の唇を奪おうと再び顔を近づけている。 いかん! 黒猫の唇は俺が貰う! 「黒猫、こっちだ、さぁ! ん~~~ッ」 「……い、いい加減に……なさいッ!」 ガン、ゴン! ゴス、ドコッ! 「イッターーい!」 「うう、何すんだよ黒猫」 千葉の堕天聖様から頭突きと鉄拳の鉄槌が下され、俺と桐乃の頭の上に二つのたんこぶが仲良く出来上がった。 「はぁはぁ……。何じゃないでしょう。あ、あなたたち自分の行動を理解出来てるの?」 「え? キスしようとしたケド?」 「当然みたいに口にしないで……。 全く、どうして私が先輩のようなこと言わなきゃいけないのかしら。頭が痛くなってくるわ……」 「大丈夫か黒猫? 悪いな、うちの妹が迷惑かけて」 「…………あなたもでしょう」 「……すいません」 ピクピクこめかみに血管が浮かび上がっていたので即陳謝。うーむ、黒猫さん、怒ってらっしゃる。 「でもさ、黒猫。俺は萌えってやつが分かってきたぜ。今のおまえは非情に萌えってやつだ! これなら次の作品は良いのが出来るんじゃねえか?」 「どうしてそこで萌えなのよ? どちらかと言えばエロスじゃないの?」 「んなこと無いって、あんたチョー萌え萌えしてるし。イくときとか可愛かったよ」 「ああ、表情変えねえオマエもらしいけどさ、そうじゃねえオマエを見るの楽しくって」 「か、かっ、からかわないで……」 俺と桐乃が口々に褒め称える(?)と黒猫はからだを縮こまらせて俯いてしまった。 ちなみにまだネコミミカチューシャは黒猫の頭の上で動いている。なので桐乃は興奮覚めやらぬようで、 「クゥゥゥ―――ッ、アンタあたしのハート、ピンポイントで狙ってんじゃないの? たまんないィィ! ね、良いでしょ、ちょっとチューだけ。ねえねえ?」 「あ、桐乃ズリぃぞ! 俺の方が黒猫を可愛いと思うもんね、なわけで俺としよう」 負けじと俺は黒猫に言い寄る。黒猫のキスがかかっているんだ、ここは男として断然引けん! 「ハァ? あたしの方がコイツのこと最初に可愛いって言ったんだからアタシがするに決まってんじゃん、バーカ」 「そんな子供みてえな言い訳通用するか!」 俺と桐乃がギャースカ噛み合っている横で、黒猫は呆れたように息を吐きつつ「ほんと、よく似た兄妹よ。どうして私……」と一人でなにやらごちている。 「じゃあ、どっちよ?」俺の頭を小突きつつ桐乃は黒猫へ聞いた。 「ど、どっちって?」 「だからぁ~~、あたしとこのバカ、どっちとキスしたいの? あんたが決めてよ」 「ど、どうして私が決めないと……どっちも――」 「イヤって言ったら即襲うから」 「こ、この変態女……」 「黒猫、俺だよな~?」 「あたしに決まってるっしょ! ほらどっちよ?」 「はぁ……。こうなったら腹を括るわ。淫魔の調伏くらい堕天聖の私には容易いことだしね」 黒猫は一端言葉を区切って、俺と桐乃どちらとキスをするか答えた。
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/492.html
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/08(金) 21 49 52.99 ID JGWa8+lNO [10/12] 人魚ツンデレ 男「押し入れの中からこんなものを見つけた」 女「鯉のぼり…? そんな物引っ張り出してきてどうするのよ」 男「ちょっとこれ、下半身につけてみ」 女「はぁ? 何寝ぼけたこと言ってんの?」 男「やってみたかったんだよ、鯉のぼりつけて人魚の真似ってヤツ」 女「自分でやりなさいよ」 男「男がそんなんして楽しいかよ。人魚といえば姫だよ姫」 女「あーもう、うっさい! 着ればいいんでしょ着れば!」 男「さすがかなみ、分かってらっしゃる」 女「あんたって、どこまで変態性癖を顕にすれば気がすむのよ……」スルスル 男「おう、想像通り。やっぱり似合うなぁ」 女「あっっっつい! これ通気性最悪だわ!」 男「そりゃそうだ。人が着ることなんか想定してないもん」 女「もう満足でしょ。はい終わり!」 男「まぁもうちょっと待て。脱ぐのは写真を一枚撮ってから……」 女「写真撮るの!? やーよ、絶対嫌!」 男「そう言うなよ。指を口にくわえて、目線こっちにくださーい」 女「えっ……こ、こう?」 男「うはっ! 超可愛いんですけど!」パシャパシャ 女「と、撮るなって言ってるのに!!」 男「内心ノリノリな癖に、かなみってば照れ屋なんだからー」 その後、フィルム三本消費したところで、ようやく撮影は終わったそうな…。
https://w.atwiki.jp/tpsd/pages/52.html
The Tennis Player s Dream... #16 成功させたる! 注意:若干方言がきついかもしれません。 そして、東方キャラの口調及び性格などが変わっているかもしれません。 大丈夫な方は進んでいってください。 「ある・・・のか」 「あぁ。まあ、チャンスボールを待たないといけないから」 「大丈夫。・・・か?」 「まあね」 ―――パァァンッ! 194km/hのフラットサーブ。 「っつっ!」 スピードボールに対処できない。チャンスボールを打ってしまった。 「大丈夫や!こんくらい・・・」 勇儀がスマッシュを打つ。 「力業『大江山嵐』!!」 閃光が走ったように見えた。 「「!?」」 コートに、穴が開いた。 ボールは、焦げていた。 「え!?ちょちょちょちょちょ! 焼けてんの!? ボール! 触ってみよ。・・・うぉあっつ!? 熱いてこれ!」 「勇儀・・・」 極端に斜めから対角線に打つスマッシュ。はっきり言って、打てっこない。 「うおすっげえ・・・。はぁー・・・」 「感心してる場合?」 ああそうか。感心してる場合じゃない。 今は試合中。 でも、この1ポイントはでかい。 なら・・・ 「Game, Hoshino Hoshiguma. 2-1.」 この後、ブンブンのミスが続いてゲームポイントを取った。そのミスは、全てバックハンドといったものである。 全てバックハンド。 「・・・・・・何考えてんの・・・・・・?」 「勝つためのやり方」 「で、この有様?」 失点の原因となっているバックハンドショット。 それは、野球だったらほぼホームランになるような軌道。しかし、テニスではそれは「失点」となる。バウンドしてもいいエリアが限定されるからだ。 なのに、なぜ「それ」を打ち続ける? 差は広がる一方だ。 3-1 4-1 5-1 「・・・あれ、『無意味』ってことも無さそうだと思う」 「そうやね」 「何で?」 「ほら、例えばさ、ある発明家は新しい機械を造るとき、1回じゃあ成功しないやんね?」 「確かに。失敗あってからこそできる機械だからな。」 「それと同じや」 「あってんの? さとっさん」 「あってるといえばあってる。っつか『さとっさん』て呼ぶな。」 まさか、「あれ」を「盗んで」、それを独自に「超える」っていう発想が・・・。 セットポイントまで来た。 誰も(一部を除いて)があきらかに勝負を捨てたような試合展開だと思っていた。 ―――パァンッ! が、 「必ず・・・『あれ』成功させたらぁ」 ―――ビィンッ!! 明らかにアウトになることは、分かっている。分かっているからこそ、 それはミスに繋がっていた。 重力の恩恵を本当に受けたかのように、ボールは真下に落ちる。 「っ!?」 ―――ッタンッ――― 「・・・・・・・・・あ、40-15.」 「ち・・・『牛の刻参り』!?」 いや、それより強力なムーンボールだ。 「おいこら。勝手に俺の業命名すんな。これは、」 ―――飛込『清水スーパーダイブ』。 あとがき ども。古明地ゆうまです。久しぶりですね。 一瞬魔理沙的なアレが入りましたが、 全くの別物だと判明しました(誰 っつか、ネーミングセンスが低いwww まあ、盗んだっていうことは変わらn(うわぁ それでは。
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/1875.html
天使のブラ 作詞/48スレ642 「磯野くん、おはょう!!」 「アナゴくん、おはよう」 「ところで、なんでブルァアしてんの?」 「ブラじゃないよ、大胸筋矯正サポーターだよ」 「へぇ、それで今晩どうだい?一杯」 「いいねぇ、久々にくぃ~っといきますか!」 「で、何でブルァアしてんのよ?」 「だから大胸筋矯正サポーターだって!」 「何怒ってんの?」 「怒ってないよ!」 「で、それ何でブルァアしてんの?」 「大胸筋矯正サポーターだって言ってるだろ?」 「そうか、で、何でブルァア」 「大胸筋矯正サポーターだってば!」 「え、怒ってn・・・」 「大胸筋矯正サポーターだって言ってるだろ!」 「ブルァ・・・」 「大胸筋矯正サポーター!!!」 「そうか・・・」 「そうだよ・・・」 「で、何でそれブルァアしてんの?」 「大胸筋きょうせいさぽあqwせdrftgyふじこl!!!!!1111111111」
https://w.atwiki.jp/apahama/pages/58.html
665 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 18 23 54 ID mHdmoVfk0 ~JRA本部~ 偉い人「暇」 職員「そう言われましても…」 偉い人「何か面白いイベントやろうぜ」 職員「と、言いますと?」 偉い人「有力馬を軒並み集めてだな…ゴニョゴニョ」 職員「なるほど!それは面白そうですね!」 番外編「白熱!競馬リレー大会」 666 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 18 29 59 ID mHdmoVfk0 ~2011年1月某日~ 三宅「さあ今日はファン感謝デーと言うことで、特別レース!」 三宅「リレーステークス(GⅠ)です!」 川合「いやぁー井崎先生、北村宏司争奪杯といい今回といい、 最近わけのわかんないレースが多いですよね?」 井崎「面白ければそれで良し!」 優木「ドキドキしちゃいますね!」 福原(競馬も変わったなぁ…) 668 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 19 10 55 ID mHdmoVfk0 三宅「それでは本馬場入場!」 三宅「まずAチーム!」 第1走者 ダンスファンタジア 増沢由貴子 第2走者 ダンスインザムード 岡部幸雄 第3走者 ドリームジャーニー 池添謙一 第4走者 アプリコットフィズ 小島太一 第5走者 マツリダゴッホ 蛯名正義 ダンファ「ママ、がんばろうね!」 ダンムー「ええ」 蛯名「あれ?岡部さんも出るんですか?」 岡部「うん」 669 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 19 24 50 ID mHdmoVfk0 三宅「続いてBチーム!」 第1走者 ペルーサ 柴田善臣 第2走者 シンボリクリスエス 四位洋文 第3走者 マヤノトップガン 藤田伸二 第4走者 アニメイトバイオ 石橋守 第5走者 アンナドンナ 北村宏司 ペルーサ「メカペルーサ、チェンジ!」 クリスエス「メカシンボリクリスエス、チェンジ!」 善臣「すげぇ!鋼鉄の双璧だ!!」 アニメイト「アンナちゃん、がんばろうねっ!」 アンナドンナ「めんどくさい…」 670 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 19 30 34 ID mHdmoVfk0 三宅「次はCチーム!」 第1走者 ウオッカ 後藤浩輝 第2走者 ダイワスカーレット 安藤勝己 第3走者 レッドディザイア 横山和生 第4走者 ブエナビスタ 横山典弘 第5走者 アパパネ 浜中俊 アパパネ(なんか…凄いチームね…) 後藤「やったぜ!ウオッカに乗れる日がくるなんてラッキー!」 和生「僕もまだデビューすらしてないのに、ディザイアに乗れるなんて!」 671 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 19 34 27 ID mHdmoVfk0 三宅「続いてDチーム!」 第1走者 スノーフェアリー 大江原圭 第2走者 ゼニヤッタ 平野優 第3走者 ラドラーダ 国分恭介 第4走者 ワルキューレ 国分優作 第5走者 ディープインパクト 武豊 大江原「えー、どうせならゼニヤッタに乗りたかった…」 スノー「贅沢言うな!このヘボ!」 豊「久しぶりだな」 ディープ「ああ、今から燃えるぜ」 673 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 19 42 23 ID mHdmoVfk0 三宅「最後はEチーム!」 第1走者 ムラマサノヨートー C.スミヨン 第2走者 エレクトロキューショニスト C.ルメール 第3走者 ナカヤマフェスタ M.デムーロ 第4走者 ミオリチャン 丸田恭介 第5走者 ワークフォース R.ムーア ヨートー「うはwwwwwおぬしやりおるのぉwwwwwww」 エレクトロ「おちんこチャンバラで負ける気がしないwwwww」 ナカヤマフェスタ「オーゥ、パリ、ロンシャン!シャンゼリゼ!」 ワークフォース「イェー、シャンデリア!」 ミオリチャン「もうやだこのチーム…」 674 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 19 51 07 ID mHdmoVfk0 三宅「ちなみに、騎手たちはバトンの代わりにステッキを次の走者に渡します」 三宅「さあ、第1走者たちがゲートに収まりました!」 三宅「スタートです!」 ダンファ「負けませんよ、ペルーサ先輩!」 ペルーサ「ウィーン ガシャーン ペルーサホウ、スタンバイ」 ダンファ「いきなりそれかい!」 ヨートー「出たwwwポンコツ野郎wwwwww」 ウオッカ「ちょっと何なのよアイツ…機械?」 675 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 19 57 56 ID mHdmoVfk0 ヨートー「ここは俺に任せて先に行ってな、お嬢ちゃんたち」(キリッ) ヨートー(うはwww決まったwww俺カッコヨスwwwwww) ???「させない!」 ヨートー「え」 キイィィィィン! 三宅「す、すごい!あのメカペルーサが真っ二つ!!」 スノーフェアリー「どうかしら?私の鎌の切れ味は…」 ウオッカ「すごい…」 ダンファ「かっこいい…」 ヨートー「そりゃねーよwwwwwwww」 677 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 20 15 17 ID mHdmoVfk0 三宅「スタート直後にペルーサが早くも競争中止か!?」 三宅「おっと慌ててシンボリクリスエスがバトンを取りに行く!」 クリスエス「ふふっ。このメカクリスエス、ペルーサと同じだと思うなよ!」 四位「行くぜ!マッハブースター点火だ!」 クリスエス「次元の違いを見せてやんよ!」 スギャャャャャャン ダンファ「速っ」 ウオッカ「こうしちゃいられないわ、私達も急がないと!」 678 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 20 17 23 ID mHdmoVfk0 藤沢「ぐはは!どうだメカクリスエスのマッハブースターは!」 国枝「…」 藤沢「どうした?悔しくて言葉もでんか?ん?ん?ん?」 国枝「そんな事はどうでもいい…」 藤沢「何だと貴様!」 国枝「スノーフェアリーのあの鎌…まさか死神の鎌では…」 牧「死神の…鎌…?」 国枝「ああ。そしてそれを持つ者のみに許された能力…」 国枝「“翼狩り”だ」 藤沢「何それ怖い」 国枝(アパパネ…今年のエリ女、気をつけろよ…) 679 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 20 19 25 ID mHdmoVfk0 ミオリチャン「ところでアンタ、4年前に死んだんじゃないの?」 エレクトロ「何言ってんだお前」 ミオリチャン「へ?」 エレクトロ「俺は生きてる。皆の心の中にな…」 丸田「エレクトロキューショニスト…」 680 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 20 27 13 ID mHdmoVfk0 エレクトロ「なんて冗談はさておいてだな」 丸田「冗談かよ」 エレクトロ「先日、俺が天国でひとりゴッドファーザーpartⅡごっこをしてた時のことだ」 ミオリチャン「天国に友達いないの?」 エレクトロ「やかましい!とにかく、その時ふと下界を覗くと…」 丸田「覗くと?」 エレクトロ「世にも美しい女性がいるではないか!」 ミオリチャン「は?」 エレクトロ「彼女の名はゼニヤッタ…そう、俺は彼女に告白するために来たのさ」 丸田「ゼニヤッタもいい迷惑だってよ…」 エレクトロ「うるせー!とにかく告白するったら告白するの!いいでしょ!?」 681 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 20 31 15 ID mHdmoVfk0 三宅「さぁ、各馬が第2走者のもとへやって来ました!」 エレクトロ「おっと、そろそろだな」 丸田「まぁ何かよく分からんが、がんばれよ!」 ワークフォース「俺も応援するぜ!」 ミオリチャン「しょうがねぇなぁ…私も応援してやるよ」 エレクトロ「み、みんな…ううっ。ありがとう!」 つづく 682 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/24(水) 20 37 05 ID mHdmoVfk0 次回予告 いよいよ幕を開けたリレーステークス。 果たしてエレクトロキューショニストはゼニヤッタに無事告白できるのか… そんな中、戦闘機モードに入ったラドラーダとマヤノトップガンが激突。 相変わらずミオリチャンを取り合うブエナビスタとアプリコットフィズ。 そしてアンカー勝負。 ついに英雄・ディープインパクトが再来。 そこに立ちはだかるのは4つの翼を持つ女、天才少女、祭大好き野郎、 そしてワークフォースの忍び寄る影… 次回、アパパネと浜中俊が恋に落ちたらどうすんの?Season2 番外編「白熱!競馬リレー大会 後編」
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/6489.html
一ッ目弁天の妖怪│和│人部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-6361.htm
https://w.atwiki.jp/apahama/pages/31.html
666 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 13 40 43 ID FGEa8uJ60 第17話「超空間へのパスポート」 三宅「大波乱が巻き起こっております!残るはあと6頭!」 三宅「さぁ欅の向こうを過ぎて第3コーナーに差し掛かった!先頭はドリームジャーニー!」 三宅「それに併せるようにしてアパパネ!」 三宅「1馬身差でブエナビスタ、外を回ってはマイネルキッツ、間にアロマカフェ!」 三宅「そこから2馬身きれましてナカヤマフェスタ!今日も武豊は溜め殺すのか!?」 ドリジャ「そろそろおっぱじめるか…」 アパパネ「?」 ドリジャ「それでは皆さん、ご招待しましょう!超空間の世界へ!!」 アロマ「な、何がおきてるんだ」 太一「空間が…歪む…!?」 667 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 13 52 49 ID FGEa8uJ60 豊「ここは異次元空間…?」 フェスタ「オーゥ、ゴダールドヌーヴ、オドレイトゥトゥ!」 優作「また閉じ込められた件について」 アパパネ「ちょっと、なんなのよここ!」 ドリジャ「俺が作り出した超空間さ」 太一「な、なんだって!?」 フェスタ「シャルル?ダルクボナパルト、アントワネット!!」 浜中「今それ関係ないだろ」 668 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 14 06 00 ID FGEa8uJ60 三宅「これは一体どうしたことでしょう!全員忽然と姿を消しました!」 三宅「これじゃ実況できねぇ!!」 ~超空間~ キッツ「つーかこんな空間作ってどうすんのよ?」 優作「俺らだけならともかく、ドリジャ本人がここにいたら意味なくね?」 ドリジャ「やべぇ!そういやそうだった!!」 太一「アホwww」 アロマ「おい、さっさと元に戻せよ!」 ドリジャ「無理だ!超空間の操作は外部からしか出来ない!」 豊「えっ、じゃあ俺たち帰れないの?」 アパパネ「ちょっとブエナ!あんたの光の翼でなんとかしなさいよ!」 ブエナ「さっきやってみたわよ!でも超空間には介入できなかった!」 横山「どうするんだよ…」 フェスタ「カペー、ヴァロワ…ブルボン…」ボトッ 太一「ちょwwwフェスタのん気に馬糞こいてんじゃねーよwwwww」 アパパネ「緊張感ないわねぇ…」 669 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 14 16 13 ID FGEa8uJ60 ブエナ「ねぇ…私たち本当に出られないのかな」 ドリジャ「えーそんなのやだよー!ふざけんな!責任者出て来い!」 キッツ「お前のせいだろが!!」ゲシゲシッ アロマ「この野郎!!」ガスガスッ アパパネ「チビ助てめぇ!!」ボカボカッ ドリジャ「重い空気を変えるジョークだったのにwwwwww」 670 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 14 29 18 ID FGEa8uJ60 豊「みんな…今頃何してるのかな…」 アパパネ(国枝先生…ソニック…アニメイト…アプリ…ミオリ…) 浜中(坂口先生…別れた妻…子ども…) ドリジャ(池江さん…厩舎のみんな…) 池添(ラズベリーたん…トールポピーたん…その他すべての女の子たち…) キッツ(国枝さん…振り向き様に出会ったあの人…微笑をくれたあの人…) 優作(先生…恭介…秋山先生…ワルキューレ…) フェスタ(ジュール・ヴェルヌ…アルベール・カミュ…アラン・ドロン…エマニエル夫人…) 豊(親父…幸四郎…量子…ディープ…ウォッカ…その他強奪した皆さん…) アロマ(小島先生…アプリ…オオゾラ…愛しさ…切なさ…心強さ…) 太一(メイドカフェの皆…親父…兄貴…あずにゃん…プリキュア…) 671 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 14 35 24 ID FGEa8uJ60 ピシッ…ピシピシピシッ! 豊「ん?」 パリーン! 豊「ぎゃあ!」 蛯名「俺だぁ!!」 マツリダ「祭じゃーい!!」 アパパネ「眉毛!マツリダ先輩!」 674 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 15 39 31 ID FGEa8uJ60 ドリジャ「馬鹿な?!どうやって超空間を破った!」 蛯名「俺の眉毛に不可能という文字はない!」 マツリダ「それより、急がないとやばいぜ」 アパパネ「突破口が小さくなり始めてる!?」 太一「よーしみんな行くぜ!」 豊「待ってろよ競馬場のみんな!」 アパパネ「だ、ダメだわ、小さすぎて出られない!」 蛯名「任せろ!」グググッ アパパネ「眉毛…どうして!?」 蛯名「俺には構うな…早く…行くんだ…」 アパパネ「眉毛、ありがとう…」 675 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 15 45 22 ID FGEa8uJ60 キッツ「マツリダ先輩!早くこっちに!」 マツリダ「俺はいいんだ」 キッツ「えっ…?」 マツリダ「俺は正義と一心同体、ならばこの空間で正義とともに散ろう」 蛯名「マツリダ…」 キッツ「先輩、蛯名さん!俺、あなたたちの事一生忘れません!」 マツリダ「あばよ…我が後輩よ…」 蛯名「みんな行ったか…」 マツリダ「ちゃんと決着つけろよ…」 優作「あれ?俺は?」 蛯名「ん?あんた誰?」 優作「んもーwww」 676 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/03(水) 15 56 02 ID FGEa8uJ60 次回予告 翼を失くした赤い鳥、アパパネ 光の翼を持つ女王、ブエナビスタ 超空間の覇者、ドリームジャーニー フランスバカ野郎、ナカヤマフェスタ 香り際立つ男、アロマカフェ ついに決着の時を迎える有馬記念、果たして最後に笑うのは誰なのか… 次回、アパパネと浜中俊が恋に落ちたらどうすんの? 最終話、「翼をください」
https://w.atwiki.jp/borderbreakss/pages/219.html
227 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 01 19 22 ID yzW6FMebO ボーダー達がカラオケ行ったら何を歌うかってずっと考えてるんだがネタが浮かばないorz ベテランは演歌なんだろうな・・・・ 228 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 01 33 24 ID au+QGRpr0 反射的に熱血がドラゴンボールのオープニングを歌っているのを想像した 232 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 04 26 00 ID tLE12G770 227 熱血にはぜひとも「Burning Hearts ~炎のANGEL~」を歌ってもらいたい。SEGAつながりで。 クールは…コナミの某音ゲーから「Late Riser」なんかどうだろうか。 ゲーム音楽から選んでる時点でダメだな…俺 orz 233 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 08 34 01 ID rP9zU9KxO ゲキテイを合唱 ただし男連中で 234 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 08 39 44 ID rcKjqya/O 少年「たとえそれが、命を賭ける戦いであっても!私達は一歩も退きません!それが、帝国華撃団なのです!」 少年「ボクが丸々女性パートは疲れますよぉ」 クール「だがそれがいい」 235 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 09 00 48 ID YLBgDl/RO セリフパートはナルシの独壇場だろww何となくww 236 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 09 06 00 ID 84tZzwe+O 少年は多分アニソンばっかだろうな。子供だし。 ナルシーは洋楽から演歌まで何でも歌えそう。 クールはロック、BOWYとか。 ナルシーとクールで少年とのデュエット権争奪戦争とか笑える。 「待て、その曲なら俺も歌える」「入れたのは私ですよぉ」 237 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 09 11 37 ID 7yJzIH/kO 232いやそこはセガのロボゲー繋がりで鋼鉄の戦士かLOVE 14だろ 238 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 09 24 35 ID 1oQXIiu5O ベテランは、洋楽オンリーなイメージ。 若き日の思い出で、ビートルズとか好きそう。 239 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 09 27 14 ID 8/VzNtNTO 236 挿入れたのは私ですよ(*´Д`)ハァハァ 240 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 12 22 48 ID S9mUMFDG0 まじめ「えっと、いきものがかりとか大塚愛とかなら……」 お嬢「歌ですって?教養として魔笛ぐらいならたしなんでますわ」 インテリ「カラオケですか?一応アンジェリークとテニプリ(ミュージカル版含めて)は全部歌えますよ」 少女「ぽ~にょぽ~にょぽにょ魚の子~、ニュードの海か~らや~ってきた~♪」 241 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 12 35 44 ID nvHdzDrIO ベテランは古いジャズとかブルースっか聞くけど、めちゃくちゃオンチなイメージ。 歌おうとすると、ナルシーやクールが止めるくらいw 242 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 13 03 15 ID Lf+aLbmQO ベテランは大人しくタキシード着てサックス吹いてろ!! 俺はショタを演奏するぜ…フヒヒ 243 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 13 32 58 ID 84tZzwe+O 242 じゃあ俺は君で演奏することにしよう。 いい声で、鳴け? 253 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 21 55 50 ID KAL6XC1J0 240 まじめちゃんは人前で歌うのが恥ずかしくて頑なに拒否するタイプ でも入浴中歌ってるところをお嬢に聞かれインテリに録音される 254 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 22 39 10 ID oUzutLPF0 253 お嬢「おほほほほ!まじめさん!ワタクシ良いものを入手しましてよ!」 まじめ「え…?何々?」 (まじめがのーてんきに歌ってる録音を再生) まじめ「んな!何でこんなものがあるんですか!!」 お嬢「うふふ、これを部隊の男連中に聞かせてあげたらさぞ楽しいことでしょうね♪」 まじめ「やめてっ!それだけは!」 お嬢「まじめさんが、ワタクシの望みを叶えてくだされば、これ消去してもよろしくてよ?」 (ry みたいな感じでしょうか? 255 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/03(木) 22 47 35 ID yzW6FMebO ナルシーはマイケル・ジャ(ry 261 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/04(金) 00 06 25 ID IfSqdKO20 まじめ「望みって何ですか!?」 お嬢「べべ別に大したことじゃありませんのよ?イブの夜に・・・ああいえ何でもありませんわ!」 264 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/04(金) 00 22 18 ID ala6fUr+0 261 インテリ「…せっかく録音ファイル渡して、きっかけ作ってあげたのに。見ていてこっちが赤面するくらいウブなのね、お嬢…。」 274 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/04(金) 16 59 48 ID D9Ga4XgV0 264 熱血「なぁインテリ、音声よりもむしろその時の映像とか動画をだな…」 インテリ「あの…熱血さん後ろ…」 熱血「誰か、誰かこれを外してくれえぇ!!」 ベテラン「…すまん、無理だ」 クール「馬鹿!こっちに来るな!」 少年「背中にリムペットVがいっぱい…」 ナルシー「汚い花火になりそうですねえ」 277 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/04(金) 20 34 46 ID 0/pKTKrOO まじめ「大丈夫、私と貴方が『友軍なら』起爆してもノーダメでしょ?」ニコリ 279 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/04(金) 21 57 17 ID VjbtIa3u0 熱血「ならば!」 まじめ「きゃ?! ちょ、なにすんのよ、離しなさい!」 熱血「はっはっは、死なばもろとも! 友軍敵軍に関係なく、巻き込まれればお前は大破だ!」 まじめ「くっ、熱血にしては頭を使ってる……! ああもう、どこ触ってんのよ、離しなさーい!」 熱血「離せと言われて離す訳ねーだろうが!」 少女「あー、熱血とまじめがまたイチャイチャしてるー!」 少年「相変わらずお二人は仲いいですね」 ベテラン「見るんじゃない。まったく、隊の風紀はどうなっているやら」 ナルシー「まぁまぁ、若い二人のやること、素晴らしいじゃあありませんか」 まじめ「ちょっ! ごか、誤解ーーーーー!! 離せーーーー!!」 熱血「絶対離すもんかーーー!」 お嬢「おやおや、情熱的ですこと」 インテリ「お暑いですねぇ」 クール「……程ほどにしておけよ」 熱血「はっはっは、どうだ、俺は絶対に離れんぞ?」 まじめ「は、はは、あはははははははは」 ピッ 291 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/05(土) 14 07 45 ID T7if2GOP0 279 ( ゚ω゚ ) / ヽ 熱 血 さ ん || | | 引 き 際 と い う 言 葉 を ご 存 知 か し ら ? || || し| i |J=iニニフ .| || | | .| .しiヽJ 292 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/05(土) 15 51 54 ID GI0iNCdWO クール「お嬢が魔剣で暴れだしたぞ!」 ベテラン「熱血のコアを防衛するんだ!」 少年「落ち着いて下さい!」 293 名前:名無したんはエロカワイイ 投稿日:2009/12/05(土) 16 17 45 ID oWrbtCTrO 少女「メカお嬢、発進♪ ククク…壊してやる」
https://w.atwiki.jp/rm96/pages/137.html
「ねぇ、梨華ちゃん」 「ん?」 ミキのこと、すき? 「きしょい。今日の服」 あー。何言ってんだろ。 かわいいじゃん。梨華ちゃんらしくって。フットサルの練習のとき履いてた靴下みたいにそんなにどぎついピンクじゃないし。 「えー。そーかなぁ」 「だってさぁ。ピンクだよ。ピンク」 「いいじゃん。そんな派手じゃないでしょ。さゆはかわいいって言ってくれたよ」 「それはさゆだからだよ」 いや。ミキもかわいいと思ってるから。 うん。すっごいかわいい。 「そーいえばさぁ、なんか歌ってるよね」 「あぁ。しらたま?」 いい歌だよね。名曲だから。 ミキも完璧だし。 「うん。なんかさ、ちょっと恥ずかしくない」 みんなの前でミキが歌ったら…うん。はずい。 でも梨華ちゃんが歌ってくれたら、へへへへへへへへへ…歌っちゃう。 「うーん。でも、この間オープニングで後ろにかけてしゃべったら、ちょっとはずかしかったけど」 「かけたの?」 「うん。しっらったっまはぁ~って。それにあわせてね」 生歌聴けた! しかもミキの目を見て! 「そ-いえば、歌ってたよね。焼肉食べいったとき」 「うん。さゆと亀ちゃんと愛殿と一緒にね」 ミキ、悪いけど梨華ちゃんの声しか耳に入れてなかった。 いやあ、でも、梨華ちゃんの歌をバックにレバ刺し。さいこーだったね。 「あれってリスナーさんが作ってくれたんだっけ」 「そう! すっごいみんなよかったって言ってくれたの!」 うわ! うれしそー。 だってさ、あれ、いい歌だったもん。 しっらったっまっはぁ~。 「しっらったっまっはぁ~」 「いいから。歌わなくて」 「えー」 あはっ。拗ねたカオもかわいい。 あーでも、素直じゃない自分にがっくり。 「そー言えば、リスナーの人のお便りで、梨華ちゃん作詞でミキティにやきにくの歌を作ったらどうですかって」 「えー。梨華ちゃんの詩でー?」 お願いします。是非是非是非。 「うん。でも美貴ちゃんだったらレバ刺しの歌だよね」 「そーだね。美貴といえばレバ刺しだね」 ほんとに作ってくれないかなぁ。 「梨華ちゃんが詩を書くの? んーどーだろー。なーんかさぁ、すっごいきしょいの書いてきそう」 「あっ。言ったなぁ! いいよぉ。じゃあ、作ってくるから」 「それでラジオで発表するの? じゃないと、リスナーの人が曲つけてくれたんだから、できないよね?」 「あー。そーなるよねぇ。いいよぉ。みんなやさしいから、たぶん曲作ってくれると思うし」 「ふーん。楽しみだなぁ。すっごいきしょかったりして」 「あっ! さゆが気に入ってるんだから、そんなことないもーんだ」 やりっ! 大成功! 楽しみ! 石川梨華作詞『レバ刺し』かぁ。ミキが歌って、コラボレーションだ。 しらたまってさ、白くてやわらかいだから、さゆが気に入るのもわかんのよ。 けど、レバ刺しはさぁ、まぁ黒い…?。で、滑らか。ちょっと癖あるけどね。 でも、ミキはだいすき。 って、言えたらなぁ。 「じゃあさ、楽しみに待ってるから」 そしたら、うんって、すっごいうれしそーな梨華ちゃん。 えへへっ。 なんかミキまでうれしくなっちゃうじゃん。 あれ? なに不思議そーなカオしてんの? 「美貴ちゃん、今日なんかいいことあった?」 「はぁ? どーして?」 今リカちゃんとしゃべってる…とか。 「んー。なんかずっと笑ってる。ほら、よっちゃんといちゃいちゃしてないし」 「そーかなぁ」 「そうだよ。たしかにいっぱいつっこまれてるけどね、なんか今日の美貴ちゃん、やさしいなぁって」 でも言ってることは…そんなにやさしくないと思うけど…? 「そぉ?」 「うん。目がね、なんかやさしいの。そんな気がした」 「ふ~ん」 じゃあ、いつもはどんな目で見てると……。 「いつもはさぁ、あーもぉこいつしょーがねーなーって感じなのね。美貴ちゃん」 「はぁ」 そーも思うんだけど、いつもは、あーもーかわいくってしょーがねーなーって思って見てるんだけどね。 「だけどね、今日はなんか…あったかいなぁって」 ごめんね、あたしバカだからって笑うけど…。 「大丈夫。ミキもバカだし」 「またまたぁ」 ぽんって肩を叩かれて…。あっ! チャンス! 「何言ってんのぉ」 えいって思いっきり肩をぶつけてそのまま寄りかかっちゃえ! うわ! リカちゃんあったかい! やわらかいっ! 「きゃー! もぉ! 美貴ちゃん!」 はははって。 ついでに触っちゃえ! 「うわっ! 美貴ちゃん!」 ぎゅって! ぎゅって! 抱きしめちゃった! きゃー! はずかしー! でも、気持ちいい…。 あー。 しあわせ…。 「美貴ちゃん?」 苦笑いしてるし。 「んー」 「なんか…気持ちよさそう」 「ふふん。だって気持ちいいもん」 死んでもいい…。 あーでも、そしたらなぁ…。 「ふふっ。かわいいなぁ。ほんっと、今日の美貴ちゃんってかわいい」 「えー。ミキはいつもかわいいよ」 「あははっ。さゆみたいだね」 ほんとはね、梨華ちゃんの前ではもっと素直でね、もっとかわいくいたいよ。 でもさ…恥ずかしいって言うか…。 だからなんかさぁ、ついべたべたしちゃうんだよね。 よっちゃんさんは甘えやすいしさぁ。 なんてゆーの、触るの、抵抗ないんだよねぇ。 でも、梨華ちゃんは…なんていうのかなぁ。 緊張するの。 どきどきする。 もぉ、それこそ手が触れるほど近くになっちゃうとさぁ、どーしていいのか…。 だからさ、またやんないかなぁ。人文字選手権。 だってさ、だってね、触ったんだよ! 胸! ちょっと抱き合うみたいに向かい合ったり! あー…。まだ覚えてる…あの感触。 ぎゅってリカちゃんを強く抱きしめてみたりして…。 「甘えんぼさんだね。今日の美貴ちゃん」 「ふふっ。いーでしょ。たまには」 「ふふ。たまにじゃなくてもいいのになぁ」 「じゃあ、ずっとこーしちゃうよ?」 「いいよ。ツッコミもいいけど、こっちの方がずっとうれしい」 「ほんとに?」 「ほんとに。だって、美貴ちゃんかわいいもん」 すりってほっぺをよせて…。 あっ! くっ…唇が…近い! ふっと目がいって、つい息が止まって…。 「美貴ちゃん?」 「んっ! あっ…なっなに?」 うわ! またどきどきしてきた! 「赤いよ。顔」 「えっ! そっ、そーかなぁ!?」 いや、そーでしょ。顔、熱いもん。 でも離れるのはいやだから、ちょっと顔をそむけてみたりなんかして。 「うん。真っ赤」 ほっぺに手が…。うわ、ちょっと冷たくて気持ちいい…。 って、美貴が熱いせいだからかも…。 うわー。 ミキさぁ、いろんなこと考えるわけですよ。 今、こーやって抱きついてるけどね。 甘えてるけどね、もっといちゃいちゃしたいなぁとか、触りたいなぁとか。 でもね、梨華ちゃんガードが固い…。 いやいや、なんかね、それだけじゃなくってオーラがあるの。 触れにくいっていうかなぁ。眩しいの。 だからさ、さびしいっていうか、なんか甘えたいというか…落ち着かないっていうか…それで他の子に触っちゃうんだけど。 だってほら。さゆとかやわらかいしね。よっちゃんさんもけっこう触りやすいし。 リカちゃんが飯田さんと手繋いでたり、さゆやヤグチさんとといちゃいちゃしてたりとか見んの、ほんとはヤなんだよねぇ。 最近は愛ちゃんとも仲いいし。 美貴だってさ、ツッコミばっかじゃなくってさ、もっとあんなこととかこんなこととかしたいよ。 たとえば、キスとか…。 「そんなに赤い?」 「うん。真っ赤」 「…誰のせいだと思ってんのさ」 「んー。わかってんなら…」 はあっ!? えっ!? あ…。 あぁ…。 梨華ちゃん…。 「ふふっ。かーわいい」 にっこりと微笑んで…。 あぁ…。 「梨華ちゃん…」 びっくり。 そんなミキをきゅっと抱き寄せて、すりすりって頬を寄せて。 なんかうれしそう。 「あれ? びっくりしてる?」 「そりゃ…驚くでしょ」 だって、キス…されたんだよ? ふわってやわらかくって甘くって…。 すごく短くて、けどけっこう長かったようなキス。 あーもぉ! わけわかんねー! でも、気持ちよかった。 心臓止まるくらい…。 「だってかわいかったんだもん」 「……ミキがしたかったよ」 「美貴ちゃん?」 よく聞こえてなかったみたい。 顔を覗き込んで首を傾げるから、だから…。 ちゅ! 「美貴ちゃん…!?」 「ほら。梨華ちゃんだって驚いてるじゃん」 まん丸になってるし。目が…。 とはいいつつ、ミキもどきどきどきどき…。 ぽーかーふぇーす、ぽーかーふぇーす…。 「だって、急にだったから」 「自分だってそうじゃん」 「…そっか」 「あれ、納得するのはやっ」 「だって、ねぇ」 って笑って…。ふわって。 あー。やっぱかわいい。 そんなこと思ってたら、 「なんからぶらぶだよね。あたしたち」 だって。 「うん。今はね。でもミキはこれからもこーでいいよ」 何気に告白っぽい? 気づいてくれるかな? 「そっか。じゃあ、これからも、こーでいたいね」 「ほんとに?」 「うそじゃないよ」 微笑む梨華ちゃん。 素直じゃないミキは、どーしても自分からは言えなくて、だから待ってるの。 すき。 って、その二文字。 「あたし、美貴ちゃんのこと、すきだよ」 「ほんとにぃ?」 素直じゃないから、そんな言葉も疑ってみたくなる。 その笑顔がうそをついてないって信じてるけど、不安なの。 「うん。だから、あんまり他の人と、あたしの前ではいちゃいちゃしてほしくないなぁ…」 なんてね。って笑ったけど、言葉はホンモノ。 そうだよね? 「梨華ちゃん?」 「ふふっ。ね。お・ね・が・い」 「うわっ…。きしょ。…けど、おねがい、聞いちゃおうかな」 「ほんと?」 「うん。…だって…ミキもすきだもん」 また真っ赤になって、そしたら梨華ちゃん、おでこにキスを一つ。 だから抱きしめて…。 結局これからもつっこむんだろうけどさ、でも…でもね。 今日はいい日だ。 だって梨華ちゃんがすきって、言ってくれたから。 (2004/11/13)