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まだすかーとはゆれていた【登録タグ ま ロイヤル六法全書 曲 櫻歌ミコ】 作詞:ロイヤル六法全書 作曲:ロイヤル六法全書 編曲:ロイヤル六法全書 唄:櫻歌ミコ 曲紹介 どこまでもまっすぐ後ろ向きな ロイヤル六法全書 氏の22作目。 歌詞 (動画より書き起こし) 八月は気を病んで 『さようなら』したくなった 迂闊にも後悔と 自責だけ残ってた 今更、なんでこんな事思い出してしまうかな? 僕は間違った? 図書館で猫が鳴いていた ”ひとりの反省会”は済んだの? 何か虚しいよね やっぱ、忘れたくないよ、ねぇ、思い出す情景に あのスカートは揺れていた 八月は気を病んで『さようなら』したくなった 迂闊にも後悔と自責だけ残ってた どうしたの?間違った?間違えたんだ掛け違えちゃった?気になるな 笑っているかな?気になってしまうよ、間違えたのかな? 気になった!消せないよ、ねぇ、あのスカートを揺らす表情は 夏を軽視、痛んだ週末の中 今更、なんでこんな事思い出してしまうかな? 僕はこうやって菓子パンで朝を越えていく そうだね 心配性な性格はきっと治らないよ 声は届けられないようで、届けない方向で その方がいいと思うんだ どうしたの?間違った?間違えたんだ掛け違えちゃった?気になるな 笑っているかな?気になってしまうよ、間違えたのかな? 気になった!消せないよ、ねぇ、あのスカートを揺らす表情は 思考停止、普段着、終末の行方 今更、なんでこんな事思い出してしまうかな? 僕は間違った価値観で今も過ごしてる 色彩、公園、劣化、集団、躁、移そう景色に 意味は別になくてもいいよ あー気持ち悪いよね?自棄になっているんだよ こんな心境も見透かして、笑っているんでしょ? 青空、失踪誘い、連想=死にたくなるような今日も 昨日になってしまうよね?明日なんてもっと酷そうで 事故みたい!望んだ終末の中 まだあのスカートは 揺れていた コメント 名前 コメント
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っb15/10/19am3 block bros 攻略wiki コンベアブロックは果たして掴める仕様になるのか?ならないのか? 現存する馬具書く (イチブ 一度死ぬと挙動が変わる(?)全自動ステージなどで死ぬ前、死んだ後とで挙動が変わり一度死ぬと実質クリア不可能になるステージが有る(要検証 難易度3のクリアリワードで茶ブロ0の時がある 連続してメッセージブロックを叩くと表示されない時(画面・時計は止まります)がある(←下にバウンシーブロックを置くことで簡単に再現可能 自分のステージ一覧に他人のステージ一覧が表示される。イカの方法で再現可能 自分のプロフィールを開く、自分のステージを開く、コメントから他人のプロフを開く、自分のプロフに戻る ↑自分を他人A、他人を他人Bに置き換えても同じことが可能 自分のプロフィールを開く、自分のステージを開くコメントから他人のプロフを開く、他人のメッセージブロックが使われてるステージを開く、メッセージブロックを叩いてクリアする、自分のステージに戻るとメッセージが表示される おすすめステージが10を超えると下から消える(仕様かmo 稀に起動時に実績Dragon knightの獲得表示が出る(iOS スポーン時に画面がちらつく(おそらくiOS9のみ 広告がいつまでたっても消せない。これも馬具。忘れてるのだろうか大誤無能 お前掃くまでわしゃ屑熊手…
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お前の姿はあいつに似ている ◆U1w5FvVRgk そこはもう遊園地などでは無かった。 人を乗せて回る木馬は砕け散り、人々に絶叫を上げさせるマシーンの数々は地に落ちている。 ゴンドラが無くなった観覧車は、差し詰め朽ち果てた枯れ木か不細工なオブジェの模様を呈していた。 残されたのは破壊の力を知らしめる残骸と、男の敗北の証だけ。 男の――伊達でいなせな男、ストレイト・クーガーの手中では少女――柊かがみが眠っていた。 二度と目覚めはしない、永遠の眠りではあったが。 一見して目立った傷や出血は見当たらない。 埃やススで多少は汚れているが、目を瞑る死に顔は今にも目覚めそうなほど穏やかだった。 恐らくは全身を打ち付けた際に細胞や血管が潰され、内臓破裂を引き起こしたのが直接の死因だろう。 クーガーは自らの敗北を噛み締める。 間に合っていた。自分の速さは爆風すら凌ぎ、彼女の身を間一髪救い、車内に避難したはずだ。 実際は、そこまでだったというべきか。 避難するまでが限界で、直後の衝撃からかがみを守ることは出来なかった。 有り体に言えば試合に勝って勝負に負けた。 とにかく、柊かがみは死んだ。彼女の親友である、泉こなたの放った爆弾に拠って。 「無念、無様、哀れ、お粗末、惨め、後悔、自責、慙愧、憂鬱。 今の俺に相応しい言葉はなんですかねぇ、かがみさん」 もちろん、死者は答えない。 クーガーとてロストグラウンドに生きる男。死体を見るのは初めてではない。 だからといって、何も感じない訳がない。 そして、今のクーガーに相応しい言葉など決まっている。 遅かった。ストレイト・クーガーはどうしようもなくスロウリィだった。 その事実をクーガーは受け入れる。だが、悔いるのはそこまでだ。 一度の負けでいつまでも落ち込むほど、彼は柔な男ではない。 かがみの遺体をその場に降ろすと、クーガーは背後の『愛車』に向かった。 そう、愛車だ。 全ての窓ガラスが割れ、ボディは全体がへこみ、付き合いが一刻しかなくても、それは愛車だった。 何しろクーガーが今も生きていられるのは、この車が爆風を受けてくれたからだ。 でなければ、さすがに死んでいただろう。 心中で感謝を述べながら、クーガーはひっくり返った車から二つのデイパックを引き出した。 それらが無事であると確認すると、肩に担ぐ。 次いでかがみの所に戻り、もう一度抱き上げる。俗に言うお姫様抱っこだ。 数時間前にこうした時よりも、腕に掛かる重みが増しているのが物悲しい。 デイパックに入れれば運ぶのは楽だろうが、そんな乱暴な扱いはできなかった。 「少し揺れるかもしれませんが我慢してくださいね」 死者であろうと女性への気遣いは忘れない。それがストレイト・クーガーという男だ。 告げてから、クーガーの周囲の地面が粒子となり、彼の足を覆う装甲となった。 自分の足に何の問題も無いと確認して、クーガーは走り出した。 ■ ■ ■ 「随分と派手にやっている奴が居るようだな」 東の空に上がる爆煙を目の端に捉えながら、斎藤は歩く。 平賀才人と泉こなたとの戦闘の後、彼は警察署を目指し南進していた。 別に明確な目的は無い。ただ近辺では一番馴染み深い施設だっただけだ。 あるいは、警察署ならば人が集まるとの打算があったのかもしれない。 保護を求める一般人か、それを狙う悪党か。 後者ならば問答無用で倒す。前者ならば……別にどうするつもりもなかった。 弱者を助けてやるほどこの男は優しくない。 ここに居るのは警官・藤田五郎ではなく、新撰組三番組長・斎藤一なのだから。 (しかし、誰が使ったかは知らんが、あれだけの威力を誇る爆発物を配るとはな。恐らくは西洋の品か) 幕末の京都、戊辰戦争、西南戦争。 数々の戦場を生き抜いてきた斎藤をもってしても、あれほどの爆発は見たことがなかった。 だから、日本ではなく外国製の爆弾だと当たりを付けた。 更に周囲の街並みが拍車を掛ける。 知らない素材で作られた足元や建物、英語で表記された看板、中には漢字の物もあるが左読みだった。 文明開化の最先端である東京でも目にしたことがない景観だ。 これらの事実を総合的に判断して、斎藤はこの場が外国を模した島だとの仮説を立てた。 外国そのものではないだろう。 それなら斎藤は何日も気絶していたことになり、体のどこかに不備が出るはずだ。 しかし、体に異常は見られない。 いや、そもそも斎藤には拉致された際の記憶が無い。 不覚の極みだが、ここに来る直前の記憶を思い出してみても今回の事態とはどうしても結びつかない。 名簿に載っていた緋村剣心も簡単に拉致されるほど弱くはないはずだ。 そんな事を考えながら歩いていた時だ。東の方から轟音が聞こえてきたのは。 目を向けると、何かが近づいてきていた。 どうやら男の様だが、そのスピードは人知のものではない。 斉藤の知るものに例えるなら、蒸気機関車が一番適当だろうか。 とにかく、こちらに向かってくる男は速かった。 遠めだが月明かりに照らされて輪郭が浮かぶ。 白と青を基調とした服に、茶色の髪。 赤紫の色眼鏡に、同色の装甲を足に纏っていた。 そして、少女を抱きかかえている。一言で表現するなら、怪しい。 反射的に臨戦態勢を整える。 相手がやってきたのは爆発のあった方角だ。 もしかしたら、爆発を起こした張本人の可能性もある。 もし、危険人物なら迎撃。そうでなければ情報を得るために止める。 男も自分に気付いたようだが、まるで止まる様子はない。 斎藤は男を制止しようと声を掛ける。 「止まれ」 「断る、お前こそ退け!」 互いに一言。互いに退かず。 相手の返答を聞くなり、斎藤は腰を落とし、開いた右腕を前に突き出し、左腕を腰溜めに構える。 牙突。斎藤が持つ唯一無二の技。 瞬間、男目掛けて斎藤は突撃した。壬生の狼に道を譲るなどという選択は存在しない。 色眼鏡の奥で男の目が見開かれる。 まさか退きも避けもせず突進してくるとは思わなかったらしい。 それでも、スピードは落ちない。 もはや正面衝突は避けられないかと思われたが―― 「はぁッ!」 あと数センチで斎藤の拳が命中するところで、男は間一髪上方に跳躍。 斎藤が突き出した拳は獲物を捉えられずに空を切り、男はそのまま斎藤の後方に着地。 スピードを殺すため、装甲で覆われた足でアスファルトを削りながらしばらく進み、漸く停止した。 斎藤も拳を避けられた時点で速度を落とし、数メートルほど進んだ所で止まった。 今度は両者背中合わせでの対峙。刹那の間を置き、ほぼ同時に振り向く。 二人の鋭い視線がぶつかる。斎藤の目が狼なら、男は豹だろうか。 確実なのは互いに決して良い気持ちではなく、第一印象が最悪の一言に尽きるということだ。 「俺を止めたなぁ!」 「言っても止まらん阿呆にはああするのが一番だろ」 男の眉間が寄った。初対面で阿呆呼ばわりされれば当然だ。 斎藤は気にせず、男の持つ【モノ】を見る。 そう、【モノ】だ。それはもう人ではない。 娼婦でも着ないような露出の多い服を着た、まだ十代と思われる少女の死体。 男の走ってきた方角から推察するに、先ほどの爆発にでも巻き込まれたのだろう。 「誰が殺した?」 「ほう、俺が殺したとは思わないのか?」 「貴様が死体愛好家でもない限り、骸を連れて走りはせんだろ」 なるほどな、と男が頷いた。 しかし、警戒はまだ解けてはいない。 「俺も聞きたいことがある。お前さんは俺と殺し合うつもりか?」 男が右足を一歩下げた。 もし戦うつもりなら受けて立つとの無言のアピールだ。 対する斎藤は動じる様子も無く、 「悪・即・斬。どこだろうと俺の行く道はこれ一つだ」 それだけを返答とした。 その返事を聞いて何を思ったか、男は一瞬だけ意外そうに呆けた後、唐突に大声で笑い出した。 普通は自分の信念を聞いて笑われたら怒る。 しかも、男が笑ったのは新撰組全ての信念ともいえる言葉。 次の瞬間には戦闘になっていても何らおかしくはない。 しかし、斎藤は怒りの容貌を見せず、視線を訝しげなものにしただけだ。 類まれな洞察力を持つ斎藤には分かった。男が嘲笑の意を込めて笑っているのではないと。 どちらかと言えば男は楽しげに笑っているのだ。 まるで志を同じくする同士を見つけたかのように。 「何が可笑しい」 「いやぁ、すまんすまん。お前の行く道が知り合いの道と似ていたもんでな。 そうかい、悪・即・斬か。そいつは結構だ。気に入ったぜ」 クーガーが足を戻す。 先ほどまでの険悪な雰囲気はなんだったのか、今では男の態度は軽薄とも取れるほど軽い。 そして、男は自らの名を名乗る。 「ストレイト・クーガーだ。よろしくな」 「藤田……いや、斎藤一だ。余計な事はいい。あっちで何が起こったかだけ話せ」 名前を聞いて外国人かと斎藤は思ったが、言葉が通じるなら些細な問題だと捨て置いた。 相手の素性などどうでもいい。今必要なのは情報だけだ。 ■ ■ ■ あらかたの事情を聞いた斎藤は舌打ちせざるを得なかった。 爆破の下手人は青髪の少女(名前は泉こなたらしい)と、白色と青色の上着を着た少年。 ほぼ間違いなく斎藤が数時間前に戦った二人だ。 取るに足らない存在と見逃した結果、あの爆発が起きた上に犠牲者まで出した。 ならば、それは斎藤にも責任の一端があるということだ。 己の失態に歯噛みしながら、斎藤は振り返り視線を東から南東方面へと流した。 その目付きは常に比べてなお鋭く、まさに獲物を狙う狼そのものだ。 (施設から東は行き止まり、西はこの男の来た方角、北は俺と出くわす可能性がある。 逃げるとしたら南方か) 二人の逃走経路におおよその目星を付けてから、斎藤はそちらに歩き出そうとして、 「おいおい、どこに行くんだ?」 背後からの静かな声に足を止めた。 「決まっている。その二人を殺しに行く」 振り返らずに告げた瞬間、斎藤の横を影が走り抜け、十メートルほど先で止まった。 言うまでもなく、ストレイト・クーガーだ。 まるでここは通さないと言う様に、斎藤の前に立ちはだかっていた。 今はその手に少女を抱えていない。どうやら斎藤の後方に横たえてあるらしい。 「何のつもりだ?」 「そういうことなら、行かせるわけには行かないな。」 明確な妨害宣言。 斎藤には、クーガーの考えが理解できない。理解したくもなかったが。 「一応聞いてやろう。何故だ? 同行者を殺されたお前が俺を止める理由など無いはずだ。 それとも、自分で殺したいから俺を行かせたくないのか」 クーガーは首を振る。 そして、斎藤の目をサングラス越しに見ながら口を開いた。 「俺には今のところ三つの目的がある。一つ目はこの殺し合いを最速で潰す。 二つ目は彼女、柊かがみさんの妹さんと友達を探して保護する。 そして三つ目は……こなたさんを正気に戻すことだ」 クーガーは淀みなくはっきりと宣言した。 斎藤は心底から呆れた。いや、侮蔑と表した方がいいかもしれない。 最初だけは斎藤も同意見だ。次はどうでもいい。やりたいならやればいい。 だが、最後だけは論外だった。 あの少女がもう手遅れであることは、誰の目にも明らかだ。 それを眼前の男は、寄りにも寄って正気に戻すなどという戯言を吐いたのだ。 これに呆れずして何に呆れろというのか。 「戻すだと? どうやってだ」 「知らんがとにかくやる。無理でも押し通す」 「本当に阿呆だったようだな。いや、馬鹿か」 「馬鹿で結構。それが俺の決めた俺のやり方だ。だから、邪魔するなら止めるぜ」 「それはこっちの台詞だ」 返事と共に斎藤は先ほどと同じく牙突の構えを取った。 剣が無い現状では、斎藤の使える技はこれだけだ。 いや、元からこれ一つしかない。 戦場では一期一会ならぬ一期一殺。一度出会い戦えば、そこには生きるか死ぬかしか道は無い。 だから、技など一つあれば十分だった。 斎藤が戦ってきた相手で、この法則に当てはまらなかった奴は一人しか居ない。 誰よりも速い、十年来の宿敵・人斬り抜刀斎。 「まあ、奴と決着を付ける前の練習台にはちょうどいいか」 「言ってくれるな。悪いがさっきと同程度の速さじゃ俺はおろか、俺の次に速い同僚にすら勝てないぞ」 「ほざけ」 別に速さを競うつもりは斎藤にはない。 相手が何であろうが邪魔立てするなら退かず、ただ前へと進む。 戦う理由などそれで十分だ。 「さっきも言ったが、俺はお前のような正義馬鹿を知っている。 多分、そいつもお前と同じように動くだろうな」 デイパックを横に放り、足を一歩下げながらクーガーは告げる。 馬鹿と言ってはいるが、斎藤に対して悪感情は無いらしい。 斎藤は特に反応を示さず。 「……俺はお前より速い男を知っているが」 斎藤の脳裏には宿敵が放つ神速の剣技が思い浮かぶ。 それに比べれば、クーガーの出会い頭の一撃も遅いと感じられた。 もっとも、それは戦闘時だけで単純な速さではクーガーの方が上だろうが。 その男も事情を知ればクーガーと同じ行動を取るだろう。 「なにぃ!? 俺より速い男……そいつは聞き捨てならないな。この島に居るのか?」 「教えてやる義理は無い。そして、これ以上喋る必要もない」 その言葉が開始の合図となり、斎藤は突撃を開始し、クーガーも走り出した。 それは先ほどの焼き直しに近い。 高速で動く両者の距離は一瞬で詰まり、激突の瞬間はすぐに訪れた。 クーガーが左足を使い僅かに浮き、振り上げた右足を斎藤の左腕目掛けて放つ。 左腕の突きだと分かっている以上、そこを狙い打つようだ。 それが斎藤の狙いであるとも知らずに。 斎藤は左腕を蹴りの軌道上に自分から突き出し、蹴りを無敵鉄甲に覆われた前腕で受け止めた。 硬い物同士がぶつかり合う打突音が響く。 斎藤は吹き飛ばされないように足に力を込めて踏ん張る。 ピシリ、と左の鉄甲にヒビが入った。 ビリビリとした痺れと衝撃が鉄甲から腕、そして全身へと広がっていく。 だが、そこまでだ。斎藤は地に足を着けしっかりと踏み止まっている。 クーガーへと目を向ければ、サングラス越しの目を見開いて驚きを露にしていた。 その左足はまだ地に着いていない。 一瞬の停止。一瞬の静寂。それだけの間があれば、斎藤の牙を届かせるには十分。 引いていた右腕が、クーガーの顔面に向けて突き出された。 斎藤とて、一度見せた技に対処される可能性が高いなど知っている。 故に今回はそれを逆手に取った。 剣ではなく、素手で放つ牙突である事。 装備しているのが非常に頑丈な無敵鉄甲である事。 この二つの条件を加味し、相手の攻撃を受け止めてから反撃する、いわゆる迎撃戦法を選んだのだ。 当然だが問題点はある。 もし無敵鉄甲が耐えられずに砕けたら、クーガーが左腕以外を攻撃してきたら。 前者に関しては完全に賭けだ。 しかし、後者についてはそれほど案じていなかった。 クーガーは言った。斎藤を殺すのではなく止めると。 相手を殺さずに止めるにはどうすればいいか。 簡単だ。相手の絶対の自信を持つ技を打ち破ればいい。 斎藤の技は鉄甲を纏った左腕に拠る突き。 それなら、鉄甲越しに攻撃すればさしてダメージを与えないと、相手は考えるはずだ。 あとはその甘さを利用すればいいだけ。 もちろん、これも可能性の話に過ぎない。しかし、結果として斎藤は賭けに勝った。 とはいえ、クーガーもまた一流の強者。 斎藤の渾身の拳に対して、直前で顔を反らして回避に成功する。が、完全には避け切れない。 拳はクーガーの鼻先を掠めるように進むと、顔ではなく彼のサングラスに当たった。 そのままサングラスは弾き飛ばされ、宙を舞う。 そこでクーガーの左足が着地し、そちらに体重を掛けて反動で後方に倒れ込むように跳ぶ。 数メートル先に背中から地に落ちる。 直後に今まで彼の姿があった場所を、振り下ろされた斎藤の右腕が薙いだ。 避けられたと分かった瞬間には、既に追撃に移っていたらしい。 すぐさまクーガーは立ち上がり、斎藤は続けて追撃はせず後方に跳躍し距離を取る。 刹那の攻防は終了し、二人は再度対峙する。 奇襲は防がれた。鉄甲の状態を見る限り、もう一度同じ方法は出来まい。 されど、斎藤の戦意は今だ衰えず。 ならば次は真正面から貫くまでと、再び牙突の構えを取る。 対して、クーガーは―― 「止めだ止め。これ以上は戦っても何の意味もない」 両手を上げて、もう戦意が無いことを告げていた。 拍子抜けな言い草だが、やはり斎藤は動じない。 「なら、どうする?」 斎藤もクーガーとの戦いで得る利益など無い。 しかし、お互いに妥協できないなら戦うしかないのだ。 もちろん、斎藤に譲歩するつもりはなかった。 「お前、タバコは吸うか?」 クーガーの言葉を聞くまでは。 タバコ。それはある意味現状で斎藤が刀よりも欲している物。 数時間前まで持っていたが、火を付けられないので捨てた趣向品。 「火は?」 「あ?」 「火はあるのか?」 「おう、確かライターが一緒にあったな」 斎藤の質問に交渉の余地があると見たのか、クーガーは傍のデイパックから嬉々と品物を出した。 だが、斎藤には見慣れない物がその手にあった。銀色で長方形の小さい金属。 その正体をクーガーに問おうとして、その前にクーガーが金属の蓋を開き、歯車を回し火を付けた。 「ほれ、この通りちゃんとガスも入ってるぞ」 この時、斎藤は驚愕というものを初めて味わったが、それをおくびにも出さない。 明治時代に生きる彼はライターを知らない。 ただ、あれは火を付ける道具とだけ認識した。 「で、こいつを渡したらあの子を殺すのを待ってくれるか?」 「これは買収か?」 「いいや、これは頼みだ。今ならこのバットも付けるぞ」 そう言って今度はデイパックから鉄の棍棒を取り出す。 無敵鉄鋼の損傷を考えるに、何であれ武器はありがたい。 何よりもタバコだ。武器よりもそちらの方が欲しい。 とはいえ、簡単に了承するのも癪だ。 しばらく思案して――斎藤は決断した。 「いいだろう。あの娘を殺すのは待ってやる」 「よーし、交渉成立だな」 「ただし、連れの餓鬼は駄目だ。 次に、娘を捕らえたら三回目の放送、つまり今から十数時間後までに警察署に捨てていく。 後はお前が勝手に面倒を見ろ。間に合わずに他の誰かに娘を殺されても俺は知らん。 そして、娘が元に戻らなかった場合は容赦なく殺す。この条件が呑めないなら、交渉は決裂だ」 「……いいだろう。俺がまた失敗するなんてありえないからな」 強がりではなく、本当にそう思っている不敵な笑みを見せつつ、クーガーは斎藤に渡す品々を置いた。 その自信満々の態度に、斎藤は無言。 無視か、あるいは成功しようが失敗しようがどうでもいいと思っているのかもしれない。 クーガーは特に文句を言うこともなく、デイパックを拾い、黙って斎藤の横を通る。 そのまま路上に横たえていたかがみの遺体まで歩いたのだが、 「おい、あの色眼鏡は拾わなくていいのか」 ピタリと、クーガーの動きが止まった。 そのまま目元に手をやり、目的の物が紛失していると確認する。 慌てて辺りに目を配ると、それはすぐに見つかった――粉々に砕けてはいたが。 「お、俺の文化的サングラスがぁぁぁぁぁぁ!?」 両手で頭を抱えて、クーガーが絶望の叫びを上げた。 余程気に入っていたのか、その嘆きは深く長い。 斎藤はその様を黙って見ていたが、数秒後には鬱陶しくなりデイパックを開いた。 「これをくれてやるから黙れ」 斎藤が放り投げた物を、悲しみに暮れつつもクーガーは受け取る。 それはサングラスだった。 クーガーの赤紫とは違い、黒色のサングラス。説明書には葛西のサングラスと書かれていた。 それを繁々と眺めていたクーガーだったが、納得したのかサングラスを掛けた。 「中々悪くないな。文化的ではないが男の熱い魂を感じる」 「ならさっさと行け。いい加減目障りだ」 「わあったよ。そういえば、結局俺より速い男って誰だ?」 「教えてやる義理は無いと言ったはずだが」 「硬いこと言わずに教えろよ。減るもんじゃあるまいし。 ああ、ちなみに俺の知り合いの正義馬鹿は劉鳳というんだがな」 「……緋村剣心。名簿にはその名で記されている」 「そうか。ありがとよ」 一言だけ礼を言ってから少女の遺体を抱えると、クーガーは西に向かって駆け出した。 あっという間に遠ざかっていく背中を見送りながら、斎藤は口を開く。 「確かに殺しはしないと言ったが、多少は痛めつけるかもしれんぞ」 もう見えなくなった相手に呟くと、説明書通りにライターを使ってタバコに火を付けた。 先端が燃え、口腔に溜まる煙を斎藤は味わい――すぐに顔を顰める。 「悪くはないが……無いよりはマシか」 紫煙を吐き出しながら感想を呟く。 自分のタバコを捨てるのは少し早かったかと、斎藤は本日二度目の失態に再び舌打ちした。 【一日目早朝/G-9 中央部】 【斎藤一@るろうに剣心】 [装備]:無敵鉄甲(左鉄甲にヒビ)@るろうに剣心、北条悟史の金属バット@ひぐらしのなく頃に [所持品]:基本支給品、バージニア・メンソール×五箱(一本消費)@バトルロワイアル 確認済み支給品0~1個 [状態]:健康 、疲労(小) [思考・行動] 1:悪・即・斬を貫きぶいつうを殺す。 2:泉こなたと平賀才人を追い、こなたを拘束。才人(名前は知らない)は殺す。 3:2の後は第3放送までに警察署に向かい、こなたを捨てる。 4:役立たずと同行するつもりはない。 ※遊園地の爆発がこなたの仕業だと知りました。 ※殺し合いの会場は外国を模した島だと思っています。 【バージニア・メンソール】 ヅキこと月岡彰が愛用するタバコ。 一箱二十本入りでZIPPOライターとセットで支給。 主に女性向けの銘柄として売られている。 ■ ■ ■ コツコツとリノリウムの床を歩く。 目的の場所は入り口の案内図で確認してある。 この施設の重要性を考えれば誰か滞在しているのではと懸念したが、幸か不幸か人の気配はしない。 電灯はあるものの光量は控えめなので、廊下は薄暗かった。 場所柄的に幽霊でも出そうだが、それなら是非とも見てみたいとの興味が恐怖より先立つ。 幽霊が文化的かと問われれば微妙なところではあるが、やはり好奇心には逆らえない。 生憎にも、彼の期待に答えられる存在はここには居ない。 仮に実在したとしても、東の空が徐々に白みを帯びてきた時間帯に現れはしないだろう。 そうこうしている内に、クーガーは目的の場所に行き着いた。 頭上のプレートを見上げ、ここで間違いないと確認。 かがみを落とさないように気をつけながらドアを開ける。 室内は廊下よりも暗く、空気はひんやりと冷えていた。 部屋の中央には寝台があり、その前にはいくつかの物品が置いてあるテーブルが鎮座していた。 クーガーは寝台まで歩くと、そこにかがみを横たえる。 ついでに彼女のデイパックも寝台の下に置いた。 次いでテーブルにあるマッチ箱からマッチを一本取り出し、その横にある線香も一本取った。 香炉に線香を立てると、マッチを箱で擦り火を灯す。 線香の先端が赤くなり、しばらくするとうっすらと煙が立ち上がる。 初めて嗅いだが悪くない香りだとクーガーは思った。 最後に両手を合わせて合掌。これで全ての手順を終えた。 もう、彼女に語る言葉も無い。 踵を返してクーガーは部屋――霊安室から出た。 総合病院の自動ドアが開き、クーガーが出てくる。空は病院に入る前より白みを増していた。 新しいサングラス越しに見る夜明けは、どこか新鮮な気持ちにしてくれるだろう。 とはいえ、クーガーの気持ちは晴れない。 今し方かがみを弔ってきたところだが、あれが正式な供養の作法かどうかなどクーガーは知らない。 彼が今までに読んだ数々の本の中に、本土での死者の弔い方の一つとして載っていただけだ。 その時は自分が実践するとは思いもしなかったので、うろ覚えな知識のまま行った。 そういえば線香はロウソクの火で灯すのでは、何てことを今更思い出すぐらいだ。 こんなことなら、ちゃんと覚えておけばよかったと少しだけ悔やむ。 おそらく、かがみは本土の人間だ。 なら本土側のやり方で供養するのがいいだろうと、ここまで運んできた。 供養したいなら遊園地から北に向かい、土を掘って埋葬すればいい。 乱暴な方法だが、そこらのアスファルトを砕いてその下の地面にだって埋められる。 自己満足と言われればそこまでだ。 だが、それがどうした。やりたいようにやって何が悪い。 どのように弔おうが嘆こうが、死者は答えてくれない。 極論を言ってしまえば、供養など所詮は生者の自己満足に過ぎないではないか。 だから、これから先の彼の行動も自己満足だ。 クーガーはゆっくりと右腕を上に伸ばし、人差し指を立てた。 「風力温度湿度……一気に、確認。ならばやってやりますか」 サングラスを軽く押し上げると、次の瞬間にはクーガーは猛然と走り出していた。 目的地はかがみの知り合いの所。どこに居るかなど分からない。 だが、確実な事が一つだけある。島全体を回れば絶対に会えるという事だ。 効率が悪すぎる? 土台無理な話? それは普通の男相手にいう言葉だ。 挑戦するのは最速の男ストレイト・クーガー。彼に一般常識など当てはまりはしない。 仮に天国というものがあり、かがみが彼の行動を見たらどう思うだろうか。 「待っててくださいよ。つばささんにこゆきさんにまなみさん!」 とりあえず、まずは名前を覚えろとツッコムはずだ。 【一日目早朝/G-8 総合病院付近】 【ストレイト・クーガー@スクライド】 [装備]:葛西のサングラス@ひぐらしのなく頃に [所持品]:基本支給品一式、不明支給品(確認済み)0~1 [状態]:軽症、疲労(小)、ラディカル・グッドスピード(脚部限定)発動中 [思考・行動] 1:かがみの知り合い(つかさ、みゆき、みなみ)を探す。 2:第3放送までに警察署に向かいこなたを拾う。 3:こなたを正気に戻す。 4:緋村剣心の速さに興味。 ※総合病院の霊安室にかがみの遺体とデイパック(基本支給品一式、陵桜学園の制服、かがみの下着) が安置されています。 【葛西のサングラス】 園崎詩音の世話役・葛西辰由のサングラス。 時系列順で読む Back 目を開けながら見たい夢がある Next 無知 投下順で読む Back 目を開けながら見たい夢がある Next 無知 028 ルイズに届けこの想い! 才人ザオリクを唱える。の巻 斎藤一 072 Ultimate thing(前編) 044 幸せの星(後編) ストレイト・クーガー
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とっにかっくつれていこっ 「うわ、参ったなぁ……まあもう見慣れた暗さだけど」 酒場から出て来た少年こそ持田哲志。 天神小学校の中を妹と共に彷徨っていた兄。 結構な怖がりであるために天神小学校へと召喚される前の時。 繭が転校するからお別れ会をしたあの時………。 委員長の怪談話がされてから先生の演出だらけな登場によって……。 哲志はそれに強く恐怖して……周りは怖いというより面白おかしい雰囲気へ。 そんな怖がり哲志ですら暗闇に見慣れてしまう程に天神小学校にいた時間は長かった、 ということがよく分かる今、外の暗闇は実に慣れてそこまで暗いとは思わなかった。 天神小学校から抜け出せたような気がして、でも悪夢のような場所に変わりなし。 それに妹である由香と逸れてからという最悪なタイミングでここへ………。 「さて……明かりがある方に行ってみるかな。人が集まってるならそれだけ 由香がいる可能性も高いし。……その分、危険度も高いけど」 だから、準備をしっかりして行く必要もある……だけど………。 もしあの場所に由香がいたら……急ぐしかない。 由香に危険が及んでいると考えたら顔が青くなりそうだ。 駄目だ。考えれば考える程不安になってくる。 あんな恐怖体験をした後でもあるが……こちらは幽霊ではない。 幽霊のかわりに襲って来るのは人間。ある意味それのが怖いかもしれない。 もしも戦闘慣れした者と会ったりすれば絶望的だ。 ……………あ。 そういえば自分、まだ誰とも遭遇していないや。 少し由香の心配をし過ぎていたが、そういえば自分はどうだろうか? そんなに自分も強い訳じゃないから立場的には由香と変わらないかもしれない。 ………でも自分の心配よりも由香の心配の方が上だ。 願うのは由香の無事と初対面の相手が正義感のある人であること。 正義感ある人に拾われたら少しは無事であってくれる筈だ。 命懸けとまではいかないであろうけど、守ってくれてるのかもしれない。 そう信じておこう。そうしておかないと不安で倒れてしまいそうだ。 ……なら、逆に自分はどうなってしまうか? こちらの初めての遭遇する人が360度悪人のような人だったら……。 それは最悪としか言えない。最悪以上だ。殺されるかもしれない。 お願いします。由香であって欲しいけど出来ることなら………。 出来ることなら知人か正義感のある優しい人でありますように………。 そんなお願いを、神はどうするのだろうか………。 それにしても久々に空を見れた気がする。 ずっと天神小学校にいたから、天井の無い上が懐かしい。 もっとも、暗い空間は未だに続いてる訳だが………。 でも明かりのある方へと進めるだけ天神小学校より何倍もマシだ。 明るい所に立ったらきっとまた懐かしいって思うんだろう。 本当に懐かしいから。天神小学校にいた時間は一日以下でも長い様に思えたから。 その次に懐かしいと思うのは由香の顔か、その共他の皆の顔だろうか? 最後には元の世界へと戻って、それに懐かしいと言いたい。 ………本当に帰れるか分からないが、そんな終わりに出会いたい。 この場所で死ぬなんて………由香を残して死ぬのも、由香を守れず死ぬのも……。 どんな状態でも自分が死亡するのは決して良い結果を招く事は無い。 自分の為にも、由香の為にも、何がなんでも生きて返ってみせる。 ………ところで、あの光のある場所って何だろうか? 幾らか見える窓にあの形……正しいのならこれは学校の筈。 良い思い出もあるけど、最近の体験のせいで少し行き辛い……。 でも由香がいるかもしれない。………寄るしかなさそうだ。 一度目指した場所なんだから途中で方向転換するだけ時間の無駄。 今の自分にとって時間は大事。無駄に使う暇なんて一秒も無い。 「由香……………」 何というか心配が止まらない。 由香は巻き込まれた。本来あの場にはいなかったであろう存在だ。 本当なら家にいた。雨が降らなければ……傘を持って来ていれば……。 でも最悪な事に雨は降り傘は無かった。だから届けに来てくれた。 だから……天神小学校という場所に………駄目だ。これじゃ委員長が悪いみたいだ。 委員長は決して悪くない。こうなるなんて知らなかったに決まってる。 それに天神小学校のみならず殺し合いの特典付き……。 不幸だ………と言いたくなるぐらい色々起きた日だよ………。 「……あ、あのっ!」 「………ん?」 突然、背後から声が聞こえる。高い声、つまり女の子。 一番に出会う人は雰囲気的に安全な人そうで良かった……。 そんな安心も込めて振り返ってみれば―――。 「………予想外、だよ」 言葉通り予想外の三文字。まさか由香より小さい子だったとは……。 由香は中等部……だからこの子はきっとそれより下の小学生かな? 幽霊……いや、人魂か。それを見たり話したりしてきたからか…… 身内以外の人に出会うのも久々のような気もしてくる。 ………が、この場においては幽霊より人間と出会う方が怖いのだろうけど……。 でも分かり易い。先ずこんな外見じゃ殺し合いを理解してるかどうか? 「わ、悪いんですけど……私もあの場所に行きたいので……よければ一緒に行きません? 今は何か……凄く物騒な事やってるみたいですし………一人じゃ不安だから……」 どうやら思ったよりもこの子は冷静だったみたいだ。 というか本当に小学生?落ち着き過ぎだと思うんですけど。 殺し合いを理解していてこの様子は疑わざるを得ない。 ………でもこんな殺し合いの中だというのに人に声を掛ける勇気は大したもの。 その提案も実にその通り。しっかりしていてもまだこんな小さい。 身体的な勝負じゃ負けるのも見えている。だから頼れる人を探すつもりだったんだろう。 あまり自分は頼りないかもしれないが……取り敢えず一緒にいれる人が欲しかったのかな? 「わかった。俺でいいなら……いや、俺もちょっと不安なんだよ……。 君を守れるような程強くないけど……一緒に行く事をお願いするよ」 「………ふふっ、では行きましょうか。……おっと、名前言ってませんでしたね。 慧心学園初等部6年生の永塚紗季です。よろしくお願いしますっ」 「如月学園の持田哲志。こちらこそよろしく」 本当に畏まった子だ。そういえば由香も直美達と会った時はこんな感じだった。 しっかり自分の学年とか言って……そのあまりにも畏まっていたからか知らないが 何故か自分に由香がいることを意外そうに言われたんだっけな……。 こんなしっかりしてる子を見てそんなことを思い出した。 「じゃ、行こうか。俺達が向かうあの場所に」 「はいっ!」 哲志は学校を指さして、歩き出す。その後を紗季は着いて行く。 二人共、相手を見てある人物の事を思い出すのだった。 持田哲志―――彼は紗季を見て、持田由香という我が妹を。 永塚紗季―――彼女は哲志を見て、長谷川昴という救世主を。 その大切な存在があそこにいれる事を望んで歩み出す。 【C-5 - 魔法の森外部】 【持田哲志@コープスパーティーBCRF】 【状態】健康 【服装】如月学園の制服 【装備】なし 【道具】基本支給品 由香のお守り@コープスパーティー 組立式バズビーズチェア@ヘタリア 【思考】基本思考:由香や皆を探し、ここから脱出する。 1、皆――由香も、絶対に助けに行く! 2、バズビーズチェアを警戒。 3、紗季と一緒に学校へと向かう。 ※バズビーズチェアの使用回数は1回です。 ※天神小学校内、由香と別れるタイミングで参戦。 【C-5 - 魔法の森外部】 【永塚紗季@ロウきゅーぶ!】 【状態】健康 【服装】慧心学園初等部制服 【装備】なし 【道具】基本支給品 不明支給品1~3 【思考】基本思考:???(殺し合いには乗っていない) 1、長谷川さんや女バスの皆に会いたい。 2、あの場所に哲志さんと共に行く。 sm061 イイ男はどこでも優しい(男にだけ) 投下順 sm063 偶然の出会いは真っ黒 sm029 MU☆DA☆DA☆NE 持田哲志 sm000 [[]] START 永塚紗季 sm000 [[]]
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性同一性障害(GID)者(ニューハーフなどを含む、心と体の性別違和に悩む人)、IS(インターセクシャル・半陰陽)、KS(クラインフェルター)、その他の性染色体異常による身体の異性化や下垂体・視床下部・内性器の異常、性ホルモン異常などによる身体の異性化に悩む人 自殺者も出てるような真剣な境遇を、虚偽で脚色された「性ホルモン服用」で 簡単に「異性化できる」バラ色のファンタジーにされているから レズビアン 設定で精神異常レベルの性格破綻者になっている「彼女」の行状を 全部「レズだから」の一言で説明され、侮辱と偏見を醸成しているから 薬事関係者 依存性向のある薬物の効用や入手法で虚偽情報を発信してる上、 虚偽の薬物ファンタジーの流布しているから 女性 性自認が男性である人物の、女子トイレへの闖入という犯罪行為を肯定しているから ライター 穴だらけのへたれ創作を「実録」と称して公開しているから 番外・JASRAC 小田和正の歌詞を無断転載されたから
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【WORDをパワポで開くとどうなるか?】 - - POWERPOINT講座一覧 問 WORD文章『今日の昼ごはん』をPOWERPOINTで開き、プレゼンテーションを作成しなさい。 答 WORDをパワポで開くなんて・・・。と思いませんか。でも実際にはWORDでレポートを作成して、POWERPOINTでプレゼンテーションを作るといった作業もありそうですので、使い道は意外とあるかと思います。 早速WORDを流し込んでみる WORDをPOWERPOINTに流し込むには、オフィスボタンから『開く』で操作できます。よもやPOWERPOINTの『開く』ボタンでWORDを開くとは思いませんよね imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (wp1.jpg) そのままでは見れないのでファイルの種類から『すべてのファイル』を選択してください。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (wp2.jpg) すると段落(改行)ごとに、ひとつのスライドにタイトルしてPOWERPOINTに入力されているのがお分かりいただけるかと思います。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (wp3.jpg) スライドの体裁を整える WORDは流し込まれたのですが、WORDの段落(改行)ごとにひとつのスライドが作成されています。本来なら月曜日のスライドに各メニューが来るのが正しいですよね? 下記の図を参照してアウトライン表示に切り替えてください。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (wp4.jpg) ごはんを選択し『TABキー』をクリックします。するとひとつ前のスライドの中(月曜日のスライドの中に)に箇条書きとして表示されます。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (wp5.jpg) 同じくメニューに当たる部分をすべて『TABキー』で適切なスライドに箇条書きとして入れてください。 これで完成です。レイアウトなどは煮るなり焼くなりお好きなように・・・。 ※箇条書きの中の小項目にしたい場合はさらにTABキーを押します。また箇条書きからスライドタイトルへ昇華させ対場合は『SHIFT+TAB』でひとつ上の階層に移動させることが可能です。 コメント TABキーは偉大なり 完成例 ※2枚目のスライドは余計な改行が入っていたため削除しました。それからデザインを適当に選んであります。 showrss プラグインエラー RSSが見つかりません。 (http //a.hate NW Chinese News - NHK WORLD RADIO JAPAN 1 item(s) Last-Modified 2021/12/10 01 31 11
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お世話になっている&よく見ているサイトさん 2Chまとめブログ系 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (もみあげチャ~シュ~) もみあげチャ~シュ~ 見やすい表示と切れのあるネタが特徴。ときどき見られる管理人自身の文章もイケてます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゚Д゚)つFull Auto) ⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゚Д゚)つFull Auto あらゆるネタを載せ放題。笑えるだけでなく、ためになったり、関心が持てるネタも多い。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ニュー速クオリティ) ニュー速クオリティ バランスよく笑えるネタが掲載されている。個人的には食べ物ネタが豊富でおなかがすくなぁと。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イミフwwwうはwwwwおkwwww) イミフwwwうはwwwwおkwwww デザインが素晴らしく、毎回、変わるので飽きない。辞典レベルにそろってる「新ジャンル」は必見。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ハムスター速報 2ろぐ ~きなこもちプロファイル~) ハムスター速報 2ろぐ ~きなこもちプロファイル~ かわいい女の子と思われるハムスターのきなこが一生懸命ネタを探してくれています。…中の人なんていないって僕は信じています。 ニュースサイト #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (おもしろまにあっくす) おもしろまにあっくす 動画を中心に紹介しているサイト。なんとなく掲載されている動画を見ていると人生勉強になる気がします。早く見ないと消されてしまう動画もあるので迅速にチェックしましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ザイーガ) ザイーガ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (コロコロザイーガ) コロコロザイーガ ザイーガより 「カテゴリー:エンターテイメントバカネタブログ 属性:□バカ □エロ □グロ □ナンセンス□伊藤はいいけど田中はちょっと 上記属性に則したネタや情報を、国内外から垂れ流し込んでゼラチン質で固めたようなサイトです。自称知識人や常識人が間違ってみちゃうとコメカミが熱くなり、眉間に皺がよることにおける地球の温暖化への影響が懸念されますので、きびすを返してお引取り下さることを心よりお願い申し上げます。」 とのことです。わかりましたね?少なくともブラクラじゃありません。恐怖、ではあるかもしれませんが。 コロコロザイーガの方は幾分、刺激を抑えてありますが、内容の方向性に変化はありません。 お役立ちサイト #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (YouTube@動画生活) YouTube@動画生活 初心者から上級者まで使いこなせるYouTubeに関するツールの紹介がたくさんある。動画を自分のPCに取り込むのに大変便利。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (You Tubeアニメ館) You Tubeアニメ館 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Youtubeアニメモ) Youtubeアニメモ 2つともYouTubeのアニメを多数まとめている便利なサイトです。この両方のサイトを使えば、高確率で観たいアニメが観られる。 僕をよりアニメの深みに引き込んだ罪なサイトさんたちです。はい。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (音声合成ソフト) 音声合成ソフト アキハバラ@deepのページのようにPCにおしゃべりをさせたいと思ったことはないですか? そうなのです。このソフトがまさにその夢をかなえてくれる一作なのです! …というほど、スムーズには会話してくれませんが。若干、聞き取りやすくするにはコツが要ります。 それと長文は何言ってるかわからなくなる場合がほとんどです。あいさつ程度で済ませるといいです。 実用性よりジョークで僕は使っています。実際はそのような意図で作られたわけではないようですが…。 海外で「役に立ったよ!」というかたはぜひ、ご一報いただきたいものです。あ、製作者側に伝えるのが先ですね。 【1番最初の画面に戻る】
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あなたは、ご自分が銘柄を選択する場合、株価の水準が買われ過ぎかどうかを判断する方法として、どんな方法を使っていますか? 一般的にポピュラーな方法としてはPER(株価収益率)を使っているのではないでしょうか! このPERは、現在の株価を一株益で割って計算された値で、買われ過ぎか否かを判定しますが、買われ過ぎとはいったい何倍からなのか、私には、曖昧に思えてなりません。 一般的には20倍以上ならば買われ過ぎとか、何倍までなら買って良いとか言っていますが、この基準は全銘柄の平均PERを参考にしているようです。 しかし、35倍でも買われる銘柄は買われるのですから! そこで、もう一つ別な観点から株価を見ることができます。 それは、現時点でその会社が解散したなら、一株いくらの価値になるのかという、貸借対照表の純資本つまり株主資本から判断する方法です。 この純資本を発行済み株式総数で除しますと、一株株主資本が算出されます。 つまり、この会社は現在、一株○○円の価値を実質的に持っているわけですから、現在売買されている市場価格と比較して市場価格が大幅に上回っていれば買われすぎ、下回っていれば安値におかれている訳です。 だだ、これだけでは片手落ちです。もし厳格に算定するならば、最低でも当期と来期の一株損益を加減して算出した一株株主資本を使用しなければなりません。 以上、言葉で説明すると、複雑に思えるかもしれませんが、計算は非常に簡単ですし、四季報には必ず表示されていますので、銘柄選定の参考にして下さいね!がんばりましょう! 売買タイミングを把握したい人はいませんか? 買い、売りのポイントが判断できれば稼げます! ↓↓ ■超短期投資分析表作成マニュアル そして, 確実に勝つためのデイトレ入門,そして応用テクニック 今すぐ実践できる方法を教えるそんなマニュアルです ↓↓ ■デイトレ分析表作成マニュアル ■デイトレテクニカルマニュアル
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秘弾「そして誰もいなくなるか?」 No.0909~ 秘弾「そして誰もいなくなるか?」~ 条件:フランドール3~ 性質:拡散~ 呪力7~ 攻撃6 迎撃3 命中6~ このスペルにはサポートを配置できない。~ [充填フェイズ・戦闘フェイズ]常時~ このスペルはイベント・特殊能力の目標にならない。~ [戦闘フェイズ]常時~ 自分の『フランドール』のレベルが4の場合、このスペルでの戦闘中、相手の戦闘中のスペルはイベント・特殊能力の目標にならない。~ illustrator/由岐シュウカ? 考察 サポート配置不可・イベント目標不可・特殊能力目標不可という基本性能に加え、レベル4ならば相手のスペルまで目標不可にしてしまう、独特の効果を持つスペル。 具体的にどうなるのかというと、まず基本として《畏怖すべき存在?》《時間停止?》《漱石枕流?》といった強力なイベントや鈴仙の命中低下系全般、協力カードの《幽明境を異にする?》《永遠を斬る》等、スペルへのあらゆる妨害手段を遮断。 更に《ジャミング?》《陰陽玉?》《時間減速?》など妨害系スペルサポートも全遮断と、ほぼ完全な防護を発揮する。 だがこの段階では自身もブーストしにくいというリスクが呪力に見合わない為扱いにくく、除外される事が多い。 問題はレベル4状態。《「紅色の幻想郷」?》《紫奥義「弾幕結界」?》などの赤字目標にスペルを取った発狂?を筆頭に、ほぼ全スペル、及びスペルサポートのブースト能力を封じ、さらに《離剣の見?》などの命中強化、《最後の砦》や《チームプレイ?》の防壁、《胡蝶夢の舞?》による低速回避さえも禁止してしまう。 残るのは基本能力と性能のみである。リーダーを対象とする回避系以外で損害を阻止できないので、命中補強不可を差し引いても、信頼性が非常に高い。 ただし、《恋符「ノンディレクショナルレーザー」?》などの戦闘後捨て札置き場に行く系統のネガティブな特殊能力も封じてしまうので、相手によっては注意が必要。また、レミリア同様基本能力で低速を持つスペルや、極端に高い回避力を持つ霊夢、上海3枚配置済みアリスにはかなり弱い。 さらに、目標を取らないシーンサポートの存在も厄介。《竹取飛翔?》ならまだしも《隠遁?》は完全にこのスペルを封殺する。隠遁?デッキ相手にはこのスペルよりも《禁忌「フォービドゥンフルーツ」》で殴っていたほうがよいだろう(鈴仙リーダー型ならともかく、回避の苦手な輝夜・永琳には非常に刺さるスペルでもある)。実際フランドール4?には、このスペルが無くても十分勝てるだけのパワーがある。 無闇に使って強いスペルでも無いが、絡めておいても損は無いといったカード。使うにはある程度のセンスは必要になるが、そのスペックは折り紙付きである。 Q A Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》のフランLV4能力文中に『相手の戦闘中のスペルは』と、目標をとっているように書いているのにも関わらず、目標をとっていないとの解釈ですが、どういうことでしょうか? A:基本的にテキストに赤字部分が無ければ『目標を取っていない』という扱いになります。 Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》と《幻想結界?》はどちらの効果が優先されますか? A:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》は目標をとっていないので、《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》のほうが優先されます。 Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》と《Lunatic?》はどちらの効果が優先されますか? A:《Lunatic?》は目標をとっていないので、《Lunatic?》のほうが優先されます。 Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》は基本能力も無効化しますか? A:しません。 Q:相手が《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》で攻撃を行った場合、《鬼気「濛々迷霧」》で迎撃を行えますか? A:この時点では「戦闘中」という扱いではないので、迎撃は行えません。 Q:《ナイフ回収?》で《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》って山札に戻せますか? A:戻せます。特殊能力はあくまで場に出ているもののみが持つものなので。 Q:《三種の神器?》の下の能力は《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》LV4にも有効でしょうか? A:有効です。勿論使えるもの自体が相当限られてきますが。 Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》LV4に《恋符「ノンディレクショナルレーザー」?》を戦闘させた場合、《恋符「ノンディレクショナルレーザー」?》は捨て札にならないんでしょうか? A:なりません。 Q:《姫を隠す夜空の珠?》は《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》LV4能力も防げますか? A:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》は目標をとっていないので防げません。 Q:《陰陽玉?》は《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》に配置できますか? A:できません。 Q:《隠遁?》は目標をとってないので、《陰陽玉?》付きLV3スペルや《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》も準備状態になりますよね? A:その解釈でOKです。 Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》と戦闘になると、妖夢の剣強化も無効になるのですか?それとLV4スペルの追加防壁は? A:どちらも無効化します。《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》は重いので、呪力周りが悪くなる隙を狙っていきましょう。 Q:《パターン避け?》や《無重力?》はリーダーが対象ですが、この2つは《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》の妨害対象なのでしょうか? A:リーダーを目標とする特殊能力は無効化することは出来ません。 Q:フランLV4の《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》と戦闘中の相手スペルは、赤文字で目標をとっているイベント、及びキャラ、スペル、サポートの特殊能力全てを無効化されるのでしょうか。例えば、スペルの《式神「八雲藍」?》が『式神』を得られなくなったり、《「紅色の幻想郷」?》のパワーアップが使用できなくなる(それとも、使用はできるが、無意味になる?)。 A:その解釈で合っています。ちなみにこれに引っかかっている場合、使用そのものが行えません。 Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》は《畏怖すべき存在?》とかを喰らわず、LV4だと相手は《約束?》とかを使用できないということですか? A:それで合ってます。 Q:《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》に対して《草木も眠る丑三つ時?》を使用した場合、一つ目のマイナス効果は発動しないが、二つ目の捨て札にする効果は適応される。で合ってますか?それとも、目標に取れないので《草木も眠る丑三つ時?》自体が使用できない? A:「そもそも使用できません」が正解です。 Q:《癇癪》は自分の《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》が戦闘中に使えますか? また相手《半幽霊》付スペカvs自分の普通のスペカの場合はどうですか? 相手《ジャミング?》付スペカで自分のカードが戦闘に出ていない場合、《癇癪》を《ジャミング?》目的で使用は可能ですか? A:どの状況でも使えません。
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世界を渡る旅の扉、抜けた先にあったのは銀世界だった。 雪に覆われた山道に自分は立っている。 「…さむ」 吹き付ける風に、マントをすり合わせるセリス。 辛い事はこれまでにもあった。雪山で剣を振るった事もあった。 でも、その時にはそばに誰かがいてくれた。…『あの人』がいてくれた。 「……ロック……」 今は誰もいなかった。それが、堪らなく寒かった。 何でも、今自分達は殺し合いをしているのだという。 聞こえてくる放送では、仲間であるセッツァーがすでに誰かの手に掛かったそうだ。ケフカも、逝ったらしい。 だが、セリスには信じられなかった。仲間たちの強さは自分が一番知っているし、 それに自分は…この『ゲーム』が始まってから、誰にも会っていなかった。 実際にはすぐ側で殺戮が繰り広げられていたのだが、神懸り的な偶然でセリスはそれらに遭遇もしていない。 だが、それは逆にセリスの孤独を煽った。 もう、自分ひとりしかいないのではないか。いや、最初から誰もいないのではないか… 寂しさと不安がセリスを包む。 私は…たった一人で、朽ちていくのだろうか…? 耳の奥で、ケフカの笑い声が聞こえてきた。マリオネットを操る道化師の笑い声だ。 ああ…気が、狂いそうだ。 思い切り叫ぼうとした、そのときだった。 人の気配に気付いたのは。 「…誰」 思わず、口に出していた。 自分の命を狙う者かもしれない。それでも、出さずに入られなかった。 そして、物影から一人の男が現れた。 「こんにちわ。あなたも、今回の事に巻き込まれた人ですよね?」 一見友好的な態度。ヘンリーだった。 セリスは戸惑った。こんな非常事態に、これまで誰にも会わなかったのに、突然現れた男。 男は何事もなかったように平然としている。まるで、何事もなかったかのように。 もしかして、自分は騙されていたのかもしれない…ゾーマと名乗る、狂言師に。 何が正しくて、自分は何を信じればいいのだろう。 そんな事を考えているうちに、ヘンリーは歩み寄ってくる。 「そうそう、僕は『とんぬら』というんですよ。あなたは?」 笑顔。だが、後ろ手には幾人もの血を吸った斧が握られている。 後もう少し、そこが必殺の間合いだ。 なにやら考えているトロそうな女を見ながら、ヘンリーは口の中で笑った。 だが、その笑いは、凍りついた。 「マリア…です」 セリスは、ただ単に不用意に名乗るのはまずいかもしれないと思ったから、偽名を使ったに過ぎない。 『マリア』という名前も自分が初めて使った偽名で、咄嗟に頭に浮かんだからだ。 だが、ヘンリーにとっては違った。その名前はヘンリーにとって無二のもので…奇しくも、セリスと妻、マリアは同じ金髪だった。 硬直するヘンリーに、怪訝そうな表情を浮かべるセリス。 どうかしたのか。そう口を開こうとして、セリスは咄嗟に状態を逸らした。 「何をやっているっ!」 怒声。女のものだ。衝撃と痛みがセリスの頭をシェイクした。 何か、飛礫のようなものをぶつけられたらしい。右肩に当ってしまったが、咄嗟に身を逸らしたおかげで砕けてはいないようだ。 痺れる肩を抱きながら、ヘンリーから飛び離れる。再び飛礫がきたが、避けるまでもなく明後日の方向へ飛んでいった。 着地すると同時に腰に佩いていた剣を抜こうとして… 「え?」 セリスは、足元を見た。崩れる地面、奇妙な浮遊感。 次の瞬間、セリスは宙に投げ出されていた。 「キサマ、やる気あるのか!」 アグリアスは怒鳴った。 ヘンリーは、セリスが落ちていった崖を見ている。その姿は、腑抜けたものに見えた。 ――――この男、思った以上に役に立たんかも知れんな。寝首をかく日も遠くないようだ。 しばらくして、ヘンリーは、崖から視線を外した。 「どうする、止めを刺しに行くか」 「この崖を降りて、か?行きたければ一人で行け」 「キサマ…」 「ふん…行くぞ」 ヘンリーは歩き出す。 マリアと名乗ったあの女は、やはり自分の妻であるマリアとは違った。 わかっている、違うことは。 わかっているのに…ヘンリーの内には、小さなしこりが残ったままだった。 【ヘンリー 所持品:ミスリルアクス イオの書×3 火炎瓶×1 最終行動方針:皆殺し】 【アグリアス@ホーリーナイト(アビリティ:時魔法、カスリ傷) 所持品:スリングショット ダイヤソード なべのふた 基本行動方針:ゲームにのる 最終行動方針:生き残る】 【現在位置:ロンダルキアの祠西の山岳地帯】 【セリス(錯乱?) 所持品:ロトの剣 行動方針:???】 【現在位置:ロンダルキアの祠西の山岳地帯(崖下へ転落)】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV セリス NEXT→ ←PREV アグリアス NEXT→ ←PREV ヘンリー NEXT→