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603 名前:3巻 第4章 桐乃視点「1/2」【SS】[sage] 投稿日:2011/03/19(土) 21 48 09.16 ID 2KOwm08v0 [9/10] 扉を開けたら,怪訝そうな顔をした兄貴が立っていた。 「……どうかしたのか?」 「……なんでもない」 しかし,兄貴は引き下がろうとしない。 「なんでもなくはねーだろバカ。――なんか心配事でもあんなら言ってみ。 で,話したらさっさと寝ろ。早く治して部活やら仕事に出てーんだろうがよ」 「……どうしたの……あんた。珍しく優しいじゃん」 いつもは――――あんなに嫌そうな顔するのに。 「ハッ。さっさと治ってもらわねーと,俺に伝染るだろうが」 そう言ってふいっとそっぽを向いてしまう。 その姿が可愛らしくて,思わず「ぷっ」と吹き出してしまった。 ……素直じゃないよね,こいつもさ。 「ばかじゃん。……ふん,まあいいや,入って。あんたごときじゃ, どうにもならないとは思うけど。……聞きたいなら,話してあげる」 604 名前:3巻 第4章 桐乃視点「2/2」【SS】[sage] 投稿日:2011/03/19(土) 21 48 57.03 ID 2KOwm08v0 [10/10] 兄貴が出ていった後,あたしはそのままベッドに倒れ込む。 「フ――――」 あたしだけなら,まだいい。 自分で書いた小説がほめられて,勝手に舞い上がって,だまされた。 それだけなら,まだいい。 でも――――今回はそうじゃない。 いつからだったか,あたしたち兄妹は互いを無視し合ってきた。 あいつはあたしの事が嫌いみたいだし,あたしだってあいつの事なんか嫌いだ。 これからだってその関係は変わらない……ずっとそう思ってきた。 でも,うっかりエロゲーを落として,それをあいつに見つけられて, それをきっかけにあいつに人生相談を持ちかけて…… あたしたちの関係は,少しずつ変わっていった。 今回の取材だって,今までのあたしたちだったらとても考えられなかったことだ。 だからあたしは,一生懸命書いた。今までの想いを込めて,この小説を書いた。 なのに―――― なのに……それを踏みにじられた! あいつと一緒に作りあげたものを,それに込めた想いを,無かったことにされた! 悔しくて,悔しくて,悔しくて…………ッ!! ――――でも,どうにもならなくて。 「……でも,なんでだろ」 あいつの顔見たら,そんなことはどうでもいいとも思えてきてしまう。 勉強や部活を頑張って,アニメやゲームに夢中になって,学校やオタクの友達と一緒に遊んで…… あたしはそんな自分が好きだし,そんな毎日が愛しくてたまらない。 そして今は,そんなあたしを守ってくれる人がいる。 あいつがそばに居てくれるならあたしは…… 「……ハッ,何考えちゃってんだか」 気付いたら,あたしはベッドに顔をうずめて泣いていた。 熱で頭がおかしくなったのかもしれない。あんなに泣いたのに,どんどん涙が溢れてくる。 兄貴に聞こえないように,あたしは声を押し殺して泣き続けた。 -------------
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澪の部屋 澪「な…」 律「そんなにパンツ見られるのが嫌ならパンツはくなよ」 澪「な、何言ってんだ律…」 律「だって澪パンツ見られるの嫌だからライブしたくないって言うじゃん」 澪「そ、そうだけど…その理屈はおかしい!」 律「もう決めました!明日はパンツはくの禁止!」 澪「はああああっ!?そんなのできるわけ…」 律「もしはいてきたら軽音部退部だからな!じゃあな!」ガチャ 澪「絶対やらないからな!」 律「じゃあ退部だなー」バタン 澪「…」 ~~~~~~~~~~~~~~ 澪「…」ソロソロ 澪(うぅ…スースーする…) 澪(今風が吹いたら終るな…) 律「おーっす澪!」 澪「きゃあ!…り、律」 律「ん?どうしたんだよ」 澪「な、なんでもない!びっくりしただけだ!」 律「ふーん…」 澪(まさか律の奴昨日言ったこと忘れてる…?) 澪(ハッ!よく考えたらあんなこと本気で言う訳ないし…あああ何やってんだ私は!!) ~~~~~~~~~~~~~~~ 唯紬「澪ちゃんりっちゃんおはよ~」 律「おーっす」 澪「おはよう…」 澪(ああ…こんなに笑顔を向けてくれてるのに私スカートの下はすっぽんぽんだよ…) 唯「そういえば昨日ね~…」 澪「へ~」 澪(唯…お前が今笑顔で話し掛けてる相手はノーパンなんだぞ) 律「あ、澪ートイレいこうぜ」 澪「あ、ああ」 ~~~~~~~~~~~~~~ 澪「ったく、朝家でしてこいよ」 律「何言ってんだ、早く早く」グイッ 澪「えぇ!?」 バタンガチャ 澪「り、りつ…?」 律「どれどれ」ピラッ 澪「!!!!!!????」 律「ちやんとはいてないな、よしよし」 澪「やめ…やめろ!」ガツン 律「あうっ!」 澪「まったく…」 律「いやまさかほんとにノーパンだとはなー」 澪「…」 律「唯達が知ったらどう思うかなー」 澪「!」ビクッ 律「あの恥ずかしがり屋の澪ちゃんがこんな変態だったなんて!」 澪「…やめて…」ウルッ キーンコーンカーンコーン 律「あ、早く帰ろうぜー」 澪「…」 ~~~~~~~~~~~~~~ 先生「この文章は大事ですよー」 澪「…」 澪(うぅ…椅子が…当たって…)モゾモゾ 澪「…ん、ん…」モゾモゾ 律「…」 先生「じゃあ秋山さん読んでください」 澪「!…はい」ガタッ 澪(あ…みんなの視線が私に集まってる…)ドキドキ 澪「雨にも負けず、風にも負けず…」 澪(こんな大勢の人前でパンツはいてないんだ…)ゾクッ 先生「はいありがとう」 澪「…」ガタッ ~~~~~~~~~~~~~~ トイレ 律「澪さっき興奮してたんじゃねー?」 澪「な…っ」 律「みんなに見られてるとか思ってさ」 澪「そんなこと…」 律「ほんとに?」スルッ 澪「あ…っ」ビクッ 律「やっぱり濡れてんじゃん」ヌルッ 澪「や…ちが…」 律「何が違うんだよ、ノーパンで人に見られて興奮したんだろ?」 澪「ちがう…ちがう…」 律「うぇっへっへ、体は正直だぜ」クチュ 澪「ぅあっ!」ビクッ 律「正直に言えよ、興奮してただろ?」グチャグチュ 澪「…あっ、ちが…ちがう…んっ」ビクッビクッ 律「こんなに濡らしてるくせに」 澪「うぅ…っ」 律「素直じゃないなー」グチュグチュ 澪「んあっ、やめ…っふあ、もうやめ…」ビクンッ 律「…」クリクリ 澪「な…っあ、なんかいえ…りつ…っふぁ!も、もう…」ビクンビクン キーンコーンカーンコーン 律「あ、チャイムなった」ピタッ 澪「え…」 律「じゃーな澪!急げよー」バタン 澪「…あ…」 澪(こんな中途半端な…) 澪「はっ!急がないと…」 ~~~~~~~~~~~~~~~ 先生「この問題はさっき教えた…」 澪「…」ハァハァ 澪(スースーしてるのに熱い…) 澪「んん…」クネクネ 澪(あ…擦れて…きもち…)クネクネ 澪「…ん、んっ」ハァハァ 律「…」 ~~~~~~~~~~~~~~ 唯「次は体育だよ~」 澪「た…体育!?」ビクッ 紬「どうしたの澪ちゃん、体操着忘れたの?」 澪「あ、いや…持って来てるよ」 律「今日は跳び箱らしいぜー」 唯「え~バレーがよかった~」 ~~~~~~~~~~~~~~ 澪(素早くズボンをはいて…)ズルッ 唯「わぁっ、澪ちゃん気合い入ってるね!」 澪「ま、まあな!」 紬「もしかして跳び箱得意?」 澪「いや…どっちかっていうと苦手…」 ~~~~~~~~~~~~~~ ピーッ 唯「とうっ」ダダダダタ 唯「いだっ」ドスッ 唯「えへへ…ジャンプ台でつまずいちゃった…」 紬「唯ちゃん大丈夫?」 ピーッ 律「うおりゃー!」ダダダダダ 律「ほっ」ダンッ 唯「おおう…」 紬「りっちゃんすごーい♪」 律「わははー」 ピーッ 紬「…」ダンッ 紬「きゃ!」ドシン 紬「跳べなかった~」 唯「どんまいどんま~い」 律「唯よりはマシだったぞー」 ピーッ 澪「…」ダダダダタ 澪「あっ」ドシン 澪(し、振動が…)ハァハァ 澪「んっ」ズリズリッ 唯「澪ちゃんどんま~い」 紬「惜しかったわー」 律「気持ち良かった?」 澪「な…っ」カァッ 唯「え?何が?」 澪「な、なんでもない!」 ~~~~~~~~~~~~~~ 唯「おわったー!」 紬「部室いきましょ♪」 律「あ、先行ってて!澪行こうぜー」 澪「…」 唯「あの二人今日よくどっか行くね」 紬「そうね…」うっとり 唯「あれ?ムギちゃん?」 ~~~~~~~~~~~~~~ トイレ 澪「今度はなんだよ…」 律「じゃじゃーん!」 澪「何それ…?」ビクビク 律「これは~」カチッ ヴィィィン 澪「!?」 律「遠隔操作マッサージ機具だ!」 澪「…それをどうするんだ…」 律「澪今日緊張して疲れてるだろー?ほぐしてあげるんだよー」グイッ 澪「や…っ!足広げるな…」 律「おーまる見え」 澪「やめ…」 律「おー濡れてて入れやすい」グチュグチュ 澪「あ…ああ…んん…」ガクガク 律「おいおいまだ入れただけだぜー」 澪「やあ…こんなの…りつぅ…」 律「えいっ」カチッ ヴィィィン!!! 澪「!!あっ、あああぁぁあ!!!」ビクンビクンッ 律「あ、間違えた」カチッ ヴィィィ… 澪「はぁっ、はぁっ…あっ、んぁっ…」ガクガク 澪「こんなの…」ハァハァ 律「あ、抜くなよ!抜いたらみんなにバラしちゃうぞー」 澪「…」 律「よしよし、偉いぞー」カチッ ヴィィィィン 澪「んあっ!!」ビクンッ 律「さっきから大声出してるけどいいのか?聞かれちゃうぞ」ヴィィィィ 澪「!ん、んっ、誰のせい…っあふっ」 律「んふふー、じゃあ部活行くぞー!」カチッ ピタッ ~~~~~~~~~~~~~~ 律「おーっす!遅れてごめーん」 澪「…」ハァハァ 唯「先に食べてるよ~」 紬「はい、りっちゃんと澪ちゃんの分」 律「サンキュー」 澪「ありがと…」 梓「澪先輩大丈夫ですか?顔赤いですよ」 澪「だ、大丈夫!なんともな…んぁ!」ヴィィィン 梓「そうですか…?」 唯「ん~っ、おいしー!」 律「とろけるようだぜ!」 澪「…」ハァハァ 梓「そろそろ練習しましょうよ」 律「そうだなー」カチッ ヴィィィィン!! 澪「ひゃうん!!」ビクンッ 唯「どうしたの澪ちゃん?」 澪「あ、いや…ベースが思ったより冷たくて…」 唯「ひゃうん!だってかわい~もう一回言って!」 澪「やだ!」 律「言ってやれよ澪ー」カチッ ヴィィィィン!! 澪「ひゃうんっ!!!」ビクンッ 唯「かわい~」 律「じゃあ行くぞー!ワンツースリー!」 じゃかじゃか♪ 澪「…んっ、んぅ…」ヴィィィィン! 澪(立ってるのがやっとだ…)ガクガク 澪「…っあ、ふぁ…はあぁ…」ビクンッビクンッ 澪「あ…あぅ…」ガクガク 澪(もう駄目だ…っ、イく…イっちゃう!) じゃらーん♪ カチッ 澪「あ…」ハァハァ 梓「澪先輩ほんとに大丈夫ですか?」サスサス 澪「…ん、だいじょ…ぶ」ビクンッ 賢者モードなのでおわり 戻る
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厄介な体だ。 主催者によって与えられた肉体に抱いたのはそんな感想だった。 辺境の街の冒険者、ゴブリンスレイヤーは廃墟に置かれた鏡に映った自身の姿を見て低く唸る。 薄汚れた鉄兜と皮鎧を身に着けた、普段と変わらぬ装備の自分。 ではなく。 銀色の見慣れぬ鎧に身を包んだ、全くの別人の姿がそこにあった。 装備だけでなく身長も本来の肉体より高く、筋力も幾らか上に感じた。 しかしこれは良くない。 軽く体を動かしてみたが、目線が高いせいかどうにも違和感を感じる。 自分の技能の中では得意と言える投擲も、これでは少々難儀しそうだ。 問題はまだある。 バッグに入っていた説明書の情報が確かならば、この鎧は銀等級どころか金等級の冒険者でもおいそれとは手に入らない代物に思えた。 自身の鎧とは天と地ほどの差がある耐久力。 両腕の装甲からは炎や頑丈なロープを発射可能。 更には背中の奇妙な物体を使えば、空を飛ぶ事も出来るのだという。 普通に考えれば『当たり』の部類に入る支給品だが、ゴブリンスレイヤーにとっては違う。 「便利過ぎるな…」 ゴブリンスレイヤーは何も酔狂で質の低い装備をしている訳ではない。 理由は幾つかあるが、内一つに自分が死んだ後装備を奪われたとしても大して脅威にならないようにしている、というものがある。 強力な武器や防具がゴブリンの手に渡ってしまい、他の冒険者や村に被害が及ぶのを防ぐ為に、「銀等級らしくない」武具を身に着けているのだ。 確かにこの鎧があればゴブリン退治の効率もずっと良くなるだろうが、万が一奪われてしまえば逆にゴブリンによる犠牲者が増える事になる。 よって、この支給品はゴブリンスレイヤーからすれば『外れ』の部類に入ってしまう。 とはいえ使える装備である事は間違いない。 元の体を取り戻すまでは、この人物の肉体と装備を使わせてもらう。 小さくため息を吐き、どう動くかを考えようとした時、背後から何者かの気配を感じた。 「誰だ?」 バッグから取り出した剣を構え問い掛ける。 普段使っている中途半端な長さの銅剣よりも明らかに上等な武器だ。 既にこの廃墟内は隅々まで探索し、いざという時の退路も頭に叩き込んである。 戦闘か撤退か、相手の出方を窺うゴブリンスレイヤーに気配の主が姿を見せた。 「あっ、待ってください!貴方に危害を加える気はありません!」 現れたのは子どもだった。 ふわふわした髪の毛と丸い瞳が可愛らしい少女。 どこか慌てたように飛び出した相手の姿に、一瞬ゴブリンスレイヤーの反応が遅れる。 「私は誰かを傷つけるつもりはありません。なので…」 「……」 「あの……どうかしました?」 「…いや、すまない」 心配そうに自分を見上げる少女を見て、我を取り戻す。 この少女の声が、自分の知る人物に似ていたが故の、ゴブリンスレイヤーらしかぬ反応だった。 外見も年齢もまるで違うが、その声だけは。 自分の初めての仲間である神官の少女に、とても似ていた。 僅かばかりの動揺を振り払い口を開く。 「こちらも殺し合いとやらをするつもりは無い」 そう告げると少女は安堵したように笑みを見せた。 「良かった…あっ、ごめんなさい!変に驚かすような事をしてしまって」 「いや、いい」 頭を下げる少女を手で制す。 随分と生真面目な性格のようだった。 「お前は、何が起きているのか分かるか?」 「ええっと…殺し合い、のことですか?いえ、私にも何がなんだか…」 「そうか。だがゴブリンがいるのなら殺すだけだが」 「いえ、流石にゴブリンは関係な……はい?」 「ゴブリンがここにいないとは限らないだろう。ならば、連中を見逃す訳にはいかん」 ゴブリンスレイヤーとしては特に変わった事を言ったつもりはない。 だというのに、何故か少女の顔は引き攣っているように見えた。 「……」 「……」 「…………あの」 「何だ」 「ひょっとして……ゴブリンスレイヤーさん、ですか?」 「ああ」 嘘を吐く理由も無いので正直に答える。 どういう訳か少女は自分の言葉に頭を痛めてる様子だった。 少女の中身が自身の一党の神官であると知るのは、すぐ後の事だった。 【ゴブリンスレイヤー@ゴブリンスレイヤー】 [身体]:ディン・ジャリン@マンダロリアン [状態]:健康 [装備]:マンダロリアンアーマー@マンダロリアン、ブラフォードの剣@ジョジョの奇妙な冒険 [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1 [思考・状況] 基本方針:殺し合いに乗る気はない 1:お前も連れて来られていたのか 2:ゴブリンがいるなら殺す [備考] ※参戦時期は2巻以降のどこか。 【女神官@ゴブリンスレイヤー】 [身体]:袴田ひなた@ロウきゅーぶ! [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:殺し合いはしない 1:ゴブリンスレイヤーさんも連れて来られたんですね… [備考] ※参戦時期は2巻以降のどこか。 【マンダロリアンアーマー@マンダロリアン】 銀河系で最も硬いとされるベスカー鋼で作られたアーマーとヘルメット。 ライトセーバーをも防ぐ硬度を持つ。 背中にはミサイルを装填した遠隔操作も可能なジェットパックを装着し、両腕のガントレットには火炎放射器やグラップリング・ライン等が内蔵されている。 【ブラフォードの剣@ジョジョの奇妙な冒険】 黒騎士ブラフォードが生前から愛用していた剣。 死の直前、剣に刻まれた「Luck!(幸運を)」の言葉と、自らの血で書き足した「PLUCK(勇気をッ!)」をジョナサン・ジョースターに送った。 19 おねショタとは外見か中身か 投下順に読む 21 お前の背にかかる期待に
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ダムド達が残した跡を目印に走る望だったが、ダーク・ネフティスが急降下してストップをかけた (ダメよ望!アイツらったら数が多いわ!) 「(5人ぐらいなら本気を出せば何とかなると思う)」 (ダメ、8人はいるわぁ) 数が多ければ、それだけ時間がかかり逃げる時間を与えてしまう。相手が町内でもトップレベルになりつつある 浴屋には1ターンキルを叩き込まれたが、精神を高ぶらせた本気の望ならばレアハンター程度 蹴散らすのは容易いだろう。しかしそれにも限度というものがある。銭湯のデュエリスト相手に応援を求めても いろんな意味で怪しまれるだろう。この状況を打破するにはと考えた望は 「(えっと、いったん樋道さんのところに行こう!」 (きゃーんっ欄ちゃんの所ねぇん!こんなじゃなければトロッちとお喋りしたいけど仕方がないわ) (傭兵でも集めるのか?いると良いが・・・) 「(信じるしかないよ、とにかく急ごう)」 戦況が不利と踏んだ望は一度、この町の数少ないデュエルバーmayに足を運ぶ事となった。 デュエルバーとは酒類やつまみを提供する、普通のバーにデュエルスペースを設けた デュエリストのためのバーとでも言うべき店。未成年が入るのは好ましくないのだが 欄と認識のある望は酒こそ飲まないが、つまみと炭酸水で1杯やりながら 時としてデュエリストを雇う事がある。主にレアハンターの殲滅戦のためだったり 他にも怪しげなデュエリスト、つまり邪神復活を狙う秘密結社の情報収集のためである 「こんばんわ欄さん、席開いてます?」 「あら望君?こんな時間に珍しいわね何時ものでいい?」 「ジンジャーエールがあったらお願いします」 「あら珍しい」 欄にオーダーするついでに、他の席を見るがどうやら戦いの基本の倍で殴り返すには 届かず3人しかデュエリストがいなかった。だが贅沢は言っていられない 1日もあればブリューナクは売られてしまうかもしれないからだ。 はたして風邪の時のショウガ湯と同じ原理で暖かくなるかは、極めて微妙だが どうせオーダーするならとジンジャーエールを頼み、軽く一口すると 「(ナッツかディップでも頼めばよかった)あちらの方にオーダーを頼めます?」 「・・・分かったわ」 サーモンやチーズのディップとクラッカーを、他のデュエリストにオーダーする 子供の望が依頼を仲介してもらうためにする行動で、常連客ならば この意味をよく知っており、欄がメニューを運ぶと軽く頷き リーダー格の男が望の隣に座る。終園家の者である望はいくら少年といえ 大事な客でもあり将来のラインになりえると考え、馬鹿にせず真面目に取り合ってくれるのだ。 「坊主、内容は?」 「レアハンターグループです、今から奇襲をかけてください」 「数は?」 「情報では8人です。依頼内容は他言無用です」 「おいおい随分な数じゃねぇか」 「皆さんレアハンターなんかに負けると思ってません。報酬はきちんと払いますですから・・・」 「依頼主みてーな言葉遣いしおってからにこいつめ。大人をその気にさせるのが上手いぜよし乗った、報酬は何時もどおりだ」 祈るように、不安げに見上げる望が男の本能を擽ったのだろう。 男がワイングラスを差し出した、これに自分のグラスを乾杯することが契約成立の合図であり 望がジンジャーエールのグラスをカチンっと当ると、男は早速立ち上がって 奥の席で飲んでいた男たちに依頼内容を話し、襲撃ポイントを確かめると 男たちは一度デュエルバーmayを後にした。望もジンジャーエールを飲み干して 辛いのを我慢してお代を払おうとサイフを取り出すため、コートのポケットに手を突っ込んだ 「まだジンジャーだけは早いんじゃない?」 「あっすいません・・・」 「未来の常連さんだからね、サービスしなきゃ」 差し出されたチョコレートと牛乳を口に含み、落ち着いたようにすると今度こそサイフを取り出し 本来メニューには存在しない、子供料金分のお代を取り出し確認してもらい そのまま外に出ようとしたが扉の前で立ち止まり、くるりとまた欄のほうを見た。 「お願いがあります、ここにきたことは内密に」 「心得てるわ」 「これからもよろしくお願いします。ご馳走様でした。」 (望、湯冷めは身体に悪い早々に終わらせるぞ) こうして望のレアハンター殲滅作戦が始まるのだが、それを見る影が一つ望の後ろにあったことをまだ彼は知らない 男たちは一足先にレアハンターアジトに到着して早速レアハンターの青年たちを蹴散らしていた。 「いけ!究極強獣!ビッグバンアブソリュートパワーバイト!!」 「お、俺の千年の盾とラビリンスウォールが!!」 所詮は相手を選んでアンティか、それか窃盗でレアカードを巻き上げるレアハンター 本場のデュエリストに勝てる要素などなく、突然の事なのでプレイングが無茶苦茶になるものが続発し レアハンター殲滅作戦が開始されて早10分、本拠地であった、路地裏の廃墟は大混乱となった。 「レインとレビュアタンでダイレクトアタック!究極魔轟暗黒殺!!」 「な、何でだ!何で激流葬もミラーフォースも発動したのに!なんで死なないんだ!?」 「そちらの手札は2!私の手札も2、ユニコールが存在する限り私の神は無敵なのです」 またレアハンターを光と闇の悪魔の波動が貫き、ライフポイントを奪い取る 怪物的な実力差に怯むレアハンターの青年たちだが、負けて捕まるかと立ち向かうも 「高等儀式術発動、デッキの甲虫装甲騎士2枚を生贄に捧げジャベリンビートル召還、さらに墓地の昆虫族を除外してデビルドーザーを」 「も、もうイヤだやめてくれぇ!」 「くそっ何でいきなり・・・」 戦っている下っ端ではその勢いを止める事もできず、このままでは全滅の時間の問題だろう。 リーダー格と思われる人物は、最後尾からゆっくりと後ろに下がり夜の闇に紛れ 路地裏に逃げ出した。フードを被っているためか顔は見られておらず 「アイツらに闇のゲームの力をかけたし、目が覚めたころには私のことはキレイさっぱりか」 闇のゲーム、つまりこの人物が福本の倒したレアハンターに罰ゲームをかけた張本人なのだ。 一人だけここから逃げ出そうとしているようだが、それをまっていたと 闇の中から、小さな人影がゆらりと現れる。まるで死神のそれのように 「!?っなんだ子供か・・・」 だがその人影の正体が分かるとそのまま走り抜けようと、また走り出す 逃げ切れた、そう勘違いをしながら。 「あなたがブリューナクを盗んだ犯人ですか?」 デュエルディスクの光と、展開音が闇夜に無機質に響き拡散し、不気味さを運ぶ。 ギクリとして足を止めたレアハンターは、振り返りデュエルディスクをかまえる 「レアハンター狩り?ミイラ取りがミイラになるって言葉知ってる?」 「ブリューナクを盗んだか聞いてるんです」 「だったらどうする?」 強気でデュエルディスクを展開し、余裕を見せるレアハンター 自分を止めに来たのが少年で安心したのだろうか?それとも 「取り返します」 「ナマ言うなガキ!」 「「デュエル!!」」 相手の威嚇を気にせず、望は先行宣言しドロー、手にしたカードを見て デュエルディスクに引いたばかりのカードをセットする。 「終末の騎士を召還、デッキからネクロガードナーを墓地に落しカードを2枚伏せてターンエンド」 これで望の墓地はネクロガードナー、フィールドには終末の騎士と伏せカードが2枚といいスタートを切る だが相手は不適に笑い、一つ目のような金色のペンダントを取り出す。それはデュエルとは関係ないが デュエルを変化させてしまう力の証。デュエルを過酷なゲームへと変貌させるアイテム 「サレンダーするなら今のうちだよ!」 「しなければどうすると言うんですか?」 「ガキがしゃしゃってんじゃねーよ!」 その威圧が暗闇を、異質な気色悪い黒で尽くし景色をゆがめていく。闇のデュエルそれは 敗者の精神を蝕む危険なゲーム、福本の倒したレアハンターの意識を奪った力である 「これは・・・」 「闇のゲームの始まりだ!泣いても遅いよ!」 闇の力の余波でフードが外れると、相手は女性デュエリストだったらしく10代後半ぐらいだった。 そして彼女は挑発するようにフードが外れたのに気にしない理由を話し始める。 「何でフードを外したか分かるか?お前は負けて私のことを忘れるからだよ!」 「初めから闇の力を持っていたと思えません、そのアイテムはどこで?」 「テメッすまし顔すんな!キラートマト召還、終末の騎士に攻撃だ!!」 終末の騎士とキラートマトは攻撃力こそ同じだが、キラートマトは戦闘で破壊された時にデッキから攻撃力1500以下 そして闇属性のカードを召還する特殊能力が存在する。これにより望だけが一方的に終末の騎士を失い フィールドのカードを失うこととなるのだ。しかし望もそれを許すほど甘くはなかった 「速攻魔法収縮!」 「何っ」 突撃してきたキラートマトがだんだんと縮み、最後には終末の騎士の足元で跳ねる程度の大きさになってしまった。 速攻魔法収縮は名のとおり相手を収縮する魔法カード、これにより攻撃力が半分になったキラートマトを 終末の騎士が突き刺すと、血にも似たトマトの汁が終末の騎士の刃にこびり付いた 「くそっ米版キラートマトが!けどデッキからレベルスティーラーを召還」 キラートマトの汁が大地に吸い込まれ、その跡から何かが這い出てきたかと思うと星を背負った 天道虫のようなモンスターだった。貧弱な攻撃力で攻撃表示にするには危険極まりない そんなモンスターを呼び出して何をするつもりなのか、それはまだ不明である。 「カードを3枚伏せてターンエンド!」 「ドロー・・・僕はダークグレファーを召還します」 そして現れたダーク・グレファーは攻撃力1700の攻撃的なモンスター。このカードと終末の騎士の攻撃が通れば 相手に大ダメージを与える事が可能だが、望は相手の動きにイヤな予感を感じていた。 「(おかしいキラートマトからキラートマトでもいいはずなのに・・・)」 そう、相手のターンの攻撃に備えキラートマトを呼び出し、少しでもダメージを減らしつつデッキを圧縮 レベルスティーラーの流れでも良い筈なのだ。つまりこれは伏せられた3枚で何かをするという 相手からの誘い・・・望はそう判断すると、残り3枚の手札と相談するそして 「終末の騎士を守備表示に変更、僕は手札からナイトエンドソーサラーを捨ててデッキからレベルスティーラーを墓地に」 ダークグレファーは攻撃力だけではない、手札のレベル5以上の闇属性モンスターを墓地に送り自分を手札から特殊召還 そして手札の闇属性モンスターを捨てて、1ターンに一度だけデッキの闇属性モンスターを墓地に落せるのだ。 これにより望の墓地のモンスターは3体そろい戦線が整いつつあった。だが伏せカードに対してのアンサーがまだ存在しないため 「永続魔法、漆黒のトバリを発動そして・・・ターンエンドです」 「ビビッて攻撃できなかったな!私のターンドロー!」 望はターンを終了しなければならなかった。だが発動した漆黒のトバリは後に大きな活躍をなす そして相手のターン、ここで相手は引いたカードを早速手札から放った。 「メインフェイズ!キラートマト召還そして・・・サイクロン発動!!」 「くっ闇霊術「欲」を発動!」 サイクロン、あらゆる魔法罠1枚を破壊する汎用性の高いこのカードに狙われた、裏側カードを無駄にしないため 望はそれを発動して終末の騎士を生贄に2ドローの可能性を得た。だがこのカードは魔法カードを相手が見せると ストップしてしまう博打的な一面も存在する。だが相手はカードを使いすぎて手札が殆ど存在しない、そして 「モンスターを自分から破壊しやがった・・・くそっ魔法が!」 「魔法カードを見せないなら2枚ドローします」 「レベルスティーラーを守備表示、ターンエンドだ」 「ドロー・・・プリーステスオームを捨てて、もう1度ドロー・・・今度はダーククルセイダーを墓地に送りドロー・・・ここで終わりです」 漆黒のトバリ、それはドローしたカードが闇属性だった場合にそのカードを捨てて再びドローを行う夜を遮る 夜の証。これにより望の墓地はさらに増えるのだが、レアハンターは笑い始めた 「んだよ、もしかして手札事故か?」 「僕は手札から闇の誘惑を発動、2枚カードをドロー・・・コストとしてDDクロウを除外します」 「死んだな、DDクロウ捨てなきゃいけないくらい手札がないみたいじゃ」 クククっと笑う相手を気にせず、望は墓地のカード枚数を確認する。6枚そろった墓地のカードに 何かを感じるがまだ時間じゃないと、次に行った行動はまた墓地肥やしであった。 「ダークグレファーの効果発動、手札からレベルスティーラーを墓地に送りデッキから・・・しかたがない、バトルフェーダーを墓地に」 「おいおいサレンダーしたほうが良かったな?」 バカかと言いたげにヘラヘラとするレアハンターだが望は表情を崩さない。 「さらにダーク・グレファーでレベルスティーラーを攻撃します、ダークスピリットスラッシュ!」 「させっか!炸裂装甲で吹き飛ばしてやる!!」 攻撃モンスターを吹き飛ばす罠カード炸裂装甲、そのまえにダーク・グレファーは吹き飛ばされ消滅してしまう やはりかと苦い顔をした望だが損失を嘆いてばかりもいれず、モンスターカードと魔法罠カード1枚を伏せターンを終了する 「どうすんの?サレンダーしても死ぬよ?」 「・・・」 勝てると踏んだか、彼女はさらに強気になり脅すようにゲラゲラと笑っていた。 そしてラッシュをかけるべく手札からカードを召還する。 「アポピスの化身を発動!さらにガガガマジシャンを召還!」 ガガガマジシャン、そう呼ばれたモンスターカードは魔法使い族にしてはガラが悪いまるで不良のようなカードだが このカードには他のカードには無い、特殊効果が隠されていたのだ。だがそれはまだ明らかにならず それよりも早く、裏側カードへの攻撃が始まろうとしていた。 「バトルフェイズ!ぶっ潰せアポピスの化身!ガガガマジシャン!」 まずアポピスの化身の剣が裏側カードを破壊する。真っ二つに引き裂かれ破壊されたカードの正体は・・・ 「ジャイアントウィルス効果発動、戦闘破壊をトリガーに効果発動!」 「キラートマトと同じリクルーター!?ぎゃあっ!」 「デッキから同名カードをフィールドに特殊召還して、500のダメージを与えます。」 破壊されたジャイアントウィルスは、レアハンターに取り付くとダメージを発生させ 2体に分裂して望の前に現れる。ダメージとリクルーター効果の2大効果 だがジャイアントウィルスは攻撃表示で特殊召還されてしまう つまりガガガマジシャンの攻撃が通れば、望へとダメージが発生するのだ。 「やれガガガマジシャン!ダメージなんざこの際受けてやる!」 「攻撃対象になったジャイアントウィルスに対して罠カード発動!闇霊術「欲」」 「またかよドローしろよクソが!!」 再び望が2枚カードをドローするが、どのみち巻き戻して再びジャイアントウィルスに攻撃が放たれ望のライフは500削られることとなった さらにまだキラートマトの攻撃も残っている。これで1900もライフを削られた望は大ピンチを迎えることとなる フィールドには漆黒のトバリが1枚、手札は3枚。そして相手のフィールドにはモンスターが3体もいる。 「私はカードを1枚伏せてターンエンド、さぁどうするよ?」 「ドロー・・・メインフェイズ、僕は終わりの始まりを発動します。」 「あ?」 終わりの始まり、それは墓地の闇属性が7枚以上あるときに5枚カードを除外して3枚カードをドローする 強力だが扱いの難しいドローカード、このカードは使いづらいのだが望はカードを貯めに貯めて 12枚もの闇属性モンスターを墓地に存在させているのだ。流石にこれには相手も胡散臭さを感じ始める。 「(何だアイツ・・・まさかエクゾディア!?いやそんなはずないあんな超レアカード・・・)」 「除外するのはグレイブスクワーマー・プリーテスオーム・ダーククルセイダー・終末の騎士・ダークグレファーです」 「いいよ、思う存分ドローしてデッキアウトしろよ!」 これで5枚になった望の手札から、レアハンターは自分の死期が目の前に迫ったかのような寒気を感じた。 まるで自分の闇のゲームの力と自分の命、一緒くたに奪われてしまうような それを闇のアイテムが知らせたように思えたが、相手のフィールドはがら空き 何が出来るというのか。気のせいだと不安を切り捨てたが 「墓地の闇属性は5体以上!これにより僕はダーククリエイターを特殊召還!」 望のがら空きのフィールドに舞い降りた、闇よりも暗き漆黒の創造主「ダーククリエイター」 ダークモンスターの一人である彼の能力はフィールドにモンスターが存在せず 墓地の闇属性カードが5枚以上存在する場合にのみ舞い降りる、終焉の果ての世界の創造主たる効果 「攻撃力2300のレベル8!?」 「墓地のジャイアントウィルス2枚を除外、ダークネフティスを手札から墓地へ!」 そして創造主に続き、来世を約束されしカードが一度、死の世界へと舞い降りた ダークネフティスは墓地の闇属性カード2枚を除外して、墓地に舞い降りる 風変わりな効果を持つが、その効果は来世を約束された復活の効果である。 「墓地のレベルスティーラー2枚を特殊召還!!これで墓地は3枚!」 荒廃した大地に下りたダーク・クリエイターが、両手に己の位を表す星を二つ出現させるとその星がだんだんと 虫の形を取る。創造主の手から舞い降りた最初の命。レベルスティーラーは墓地に存在する時 レベル5以上のカードを星を一つ食らい蘇る効果を持っているのだ。 「そして墓地のカードが3枚の今、ダークアームドドラゴンの召還条件が満たされました」 そして次に現れたのは暗黒の武装竜。ダークアームドドラゴンである効果は墓地の闇属性カードが3枚のみ その特殊な条件をクリアしたプレイヤーのフィールドに特殊召還されるというもの 難しい条件だが、溜まった墓地をこうして調整すれば不可能ではないのだ。 「僕は全てこれを特殊召還した、つまり通常召還が残っているレベルスティーラー2枚を生贄にダークホルスドラゴン!」 そして止めと言わんばかりに、現れたのはダークホルスドラゴン。このカードは自力で特殊召還する方法がないが 相手の魔法が発動する度に墓地のレベル4の闇属性を復活させる魂を操り魔法を制する力を持っているのだ。 「ざ、ざけんな!?最上級がこんなポンポンでるかよ!?」 「ダークアームドドラゴンの効果発動、ダークネスギガパイル!三連続発射!!」 狼狽するレアハンターを無視して、ダークアームドドラゴンの効果が発動する。このカードの効果は墓地の闇属性を除外して 相手のカード1枚を粉砕するという、無慈悲なまでに凶悪な破壊効果でありレアハンターの伏せた 炸裂装甲・マジックシリンダー・キラートマトが発射されたドリルに粉砕され、レアハンターのフィールドには アポピスの化身、そしてガガガマジシャンとレベルスティーラーが残されるだけとなった。 「ひっ!?」 「僕は・・・カードを1枚伏せてターンエンドです」 だが望はターンエンドを宣言してしまった。このまま行けばレアハンターのフィールドを壊滅できたというのに これを見たレアハンターは、舐めてるのかと腹を立たせた後、最後に伏せてあったカード それを警戒したのだと、笑いがこぼれる。はたしてそのカードの正体とは? 「私のターンドロー!ガガガマジシャンの効果発動!レベル8にして手札からアドバンスドロー!」 「ガガガマジシャンの効果はレベルの倍化だったのか・・・」 「どんなレベルも自由自在、シンクロに使えなくてもこれならなぁ!」 レベル8のモンスターを素材に、カードを2枚ドローするアドバンスドローは通常では使い勝手が悪いが レベル4の性能のガガガマジシャンならば、失っても大きな損失とならないのだ。 「さらにアポピスの化身を伏せてたマジックプランターの素材に・・・よしよしよしよし!!」 そしてブラフとして伏せられていたカード、マジックプランターが発動して毒々しい色の鍋の中にアポピスの化身が 落ちて2枚のカードとなり浮かび上がる。このカードは発動している永続罠を生贄にカードを2枚ドローするのだ。 こうして増強されたレアハンターの手札。それを見てレアハンターは逆転の可能性を見つけたようだ 「私は深海のディーヴァ召還!効果でデッキからニードルギルマン召還!」 そして現れた深海のディーヴァ。このカードの効果は召還時にデッキからレベル3までの海竜族を召還する このカード自信もチューナーなのでレベル5までシンクロ召還が可能となる。だが彼女のフィールドには レベルスティーラーが、そうつまりレベル6までのシンクロ・・・ 「レベル2深海のデーヴァにレベル3ニードルギルマンとレベル1レベルスティーラーをチューニング!!ぶっ潰せブリューナク!!」 「・・・」 「最高だよこのカード、売らずに私の代名詞にでもなってもらおうじゃん!」 ブリューナクがシンクロ可能となるのだ、レアハンターの手札はまだ4枚、望のフィールドのモンスターたちを一掃して 止めを刺す事も可能なのだ。突如として現れたこの大型モンスターにはたして望は・・・ 「(こいつで3発効果を叩き込んでも釣りがくる!勝った!!)手札を3枚墓地に!!消し飛べ闇ヤロー!!」 3枚のカードを墓地に送り、ブリューナクがその息吹を放つとダークモンスターたちが氷結し無残にも 巨大な氷の塊と化し、打ち砕かれ原初へと返される。これにより望のフィールドはモンスターがゼロ となるはずだった。だが打ち砕かれたはずのダークモンスターたちが手札に存在しない それどころかフィールドから離れていないのだ。ショックで動けないのかと笑うレアハンターだが 「あれ?」 (小娘、幻影を相手に喜ぶのは、滑稽という物だ) 「え?」 レアハンターの耳元で誰かがささやくと、ブリューナクの後ろにいつの間にかダーククリエイターが立ち その首を握っていた。何が起きたか分からず慌てふためくレアハンターに望は伏せていたカード見せる。 「カウンター罠「闇の幻影」闇属性に対する対象を取る効果を無効にして破壊します」 「なっ」 (というわけだ小娘) パキパキと氷が割れる音、ブリューナクの身体がガラスのようにひび割れ、氷のように砕け散った。 ここにきてレアハンターはようやく事態を把握したのか、必殺の逆転手段を破壊されて慌てふためく。 だが彼女には2枚の手札が残っている。それが落ち着きを取り戻させ、敗北を忘れさせた。 「よかった、ブリューナクは本当に売られてないみたいで」 「くそっカードを伏せてターンエンド!(ミラフォ・・・こいつでぶっ壊して)」 「ドロー・・・」 彼女の伏せたミラーフォース、それが発動すれば望のフィールドを消し飛ばすことができる そう思っていたのだが、再び耳元で誰かがささやく (そんな悪いカードは壊しちゃいましょうね☆) 伏せてあったはずのミラーフォースが黒炎に焼かれ消し炭に姿を変える。望が先ほど墓地に送ったダークネフティスだ ダークネフティスは自身の効果で墓地に送られた場合、次のスタンバイフェイズで復活する転生の能力 そして特殊召還を引き金に、魔法罠を1枚破壊する特殊能力を持っているのだ。 「う、嘘だ・・・」 「先ほど、僕がトバリで落したカードを覚えてます?」 「な、何!?」 「僕は先ほど終焉の王デミス・トライホーンドラゴン・闇より出でし絶望を墓地に送りました。これで墓地は5枚」 「5枚・・・はっ」 「貪欲な壺発動!」 相手に確認させると、トバリで落したカード郡と生贄に使用したレベルスティーラー2体をデッキに戻し ディスクのシャッフル機能でデッキがシャッフルされる。ダークモンスターとの相性が悪い貪欲な壺だが 望のデッキにはそれを承知でこのカードが組み込まれている、その理由は高等儀式召還術に唯一対応する トライホーンドラゴンやデミスの回収、ジャイアントウィルスをデッキといったものである。 「て、てめぇ・・・」 「本気で行きます!高等儀式術発動、デミスを選択しデッキからトライホーンドラゴンを捧げます」 そしてドローしたカード、高等儀式術と終焉の王デミスによりデュエルの終わりが始まる 「終焉の君が下に命ずる汝、我が前に立ちふさがる悪の終焉なり!儀式召還!!」 辺りを包んでいた闇が形を変えていく。まるで王の降臨に跪きそれを待つかのように 闇が引いていく。変わりに世界を包み込むは青い終末の波動。まるで世界を止めるように 広がり闇のゲームを別の何かにしてしまう。事態の変化がつかめず もはや心ここに在らずなレアハンターはただ、彼の地より出、終焉の王の降臨を待つしかなかった。 「終焉の王デミス!!」 「てめぇ最初からブリューナク対策で・・・」 「それもあります、けれど貴女に聞きたいことがありました」 追い討ちのように現れたデミスに、最初からこれが狙いだったのかと、狼狽するレアハンター その答えに望は頷き、そしてもう一つの狙いを話し始めた。 「その闇の力をどこで?」 (女、とっととしゃべらねーとぶっ殺す!) 「も、モンスターが喋った!?」 (あらぁ?闇の力があってモンスターが喋ることが出来ないなんて、そんなことないわよん?) ダークアームドドラゴンの苛立ちの声と、モンスターが喋った事実に腰を抜かすレアハンターに ダークネフティスが口元に手をやりクスクスと笑ってみせる。 この終焉の力が支配した空間では、モンスターが喋るなど容易いことなのだ。 (その力は本来、おぬしが持つべきではない外道の術だ) (簡単に言えば邪悪な力、そのうち身を滅ぼしかねないぞ) 「わ・・・わわわ・・・」 デュエルフィールドは終焉の世界に引き込まれ、あたりの建物などは一見すれば何時もの物だが そっくりな別世界であり中には誰も存在せず、モンスターがそれを壊そうと誰も困りはしない。 ダムドが先ほどまでのレアハンターのように言葉で脅し、壁を壊し力で威圧する ダーククリエイターはビルの屋上で腕組をして見下し。周りをダークネフティスが飛び回る レアハンターの精神が削れ始めたので。ダークホルスとデミスは情報のため特に何もしなかった 「教えてください、その力はどこで?」 「し、知らないよぉ本当だよ勘弁してよぉ」 (そんなはず無かろう?それをどこで拾ったかだけでも教えてくれないか?) 「邪神がどうとかいう変なのがこれ渡して!それ以外知らない!!」 邪神、それしか分からないが相手がこれ以上嘘を言えるはずも無い ガタガタと持っていた金色の眼がついた首飾りを差し出し、倒れそうなレアハンターに ダムドは納得が行かないのか、尻尾を回転させて道路を粉砕する (嘘付け!!他にもあるだろ!) 「ひぃっ本当に知らない!知らないってば!アジトに突然やってきてそれで渡されただけなんだって!」 (シラを切るなら・・・) 「わぁあああ!!」 「や、やめてダムド!本当に知らないんだよ下ろしてあげて!」 (だが望よ、こいつぁレアハンターだぜ?) ここまで傷つけるつもりが無かった望は、ダムドが強硬手段に出ようとして血の気が引いた 届くはずが無いが、ダークアームドドラゴンの手に背伸びをしてジャンプをして 必死に止めようとする。望の行動に仕方がないとダムドも渋々レアハンターを地面に下ろした。 「す、すいません・・・」 「命だけは勘弁してもうレアハンターなんてしないから!!」 「あ、あの・・・」 「うわぁあもうやだぁあああ!!」 うずくまって泣き出したレアハンターに、あたふたとするしかできない望の変わりにデミスが前に出て まずレアハンターの闇のアイテムを握りつぶし、残っていた闇の力を終焉させる。 ただの人間に戻った後、この世界のことを覚えていても、不幸になるだけだろうと デミスがレアハンターの頭に手をかざす、この動作にレアハンターは泣き喚きながら命乞いをするが 「うわぁああ勘弁して!!殺さないで!!」 「ここであったことはこれで終わりだ、もう悪さはしてくれるなよ?」 そして青いオーラがレアハンターの目前に迫ると、レアハンターの意識は段々と闇の中に落ちていく 眠りについたレアハンターからは、このデュエルの記憶は全て消え、闇のゲームの記憶も消えている これがデミスの言う終わりで、この終焉の世界でのデュエルも終わりを見せ、辺りが下の世界へと戻っていた。 「必要以上に怖がらせちゃったね・・・」 (気にすんなよ、あのビビリようじゃマジで知らないみたいだが) 「もうっやりすぎだよ!!ダムド今度からあんなことしちゃだめだよ!」 (いくらデミス召還のためでも、バカにされてカチンと来てたんだよ反省するよ・・・) (んもう、ダムやんってば怒りん坊ねけど若いうちはそんなものね) 本来ならば、デミスが出る前のターンにレベルスティーラーを弾丸にすればレアハンターのフィールドは壊滅 勝利できたのだがブリューナクの確認と、切り札の召還で確実に仕留める攻撃力のために 望はあえて1ターンだけ待ったのだ。今回のレアハンターの予想以上の怯えように 罪悪感を感じ、ごめんなさいと眠るレアハンターに手を合わせる望だったが、罪悪感に浸ってばかりもいられない (望よ囚われた氷結界の竜を取り戻さねば) 「あっそうだった、他に盗まれたカードがいないか聞いてみて皆」 こうして盗まれた、奪われたカードの救出が開始されつけていたフード付コートから、無数のレアカードが出てきて 骨が折れると頬をかいた。その数はざっと50枚はありバランスを考えなければ デッキが作れてしまうほどだった。デッキケースに入るか考えている望に一部のカードの精霊が顔を出し (あの、知らぬお方ワシらは遠い場所から来たんじゃ帰りたいが・・・) 「デュエリストの名前を教えてください、きっと送り届けますよ」 (望・・・いや、彼の家の力ならば名前だけでも送り届けることも可能だろう。) 終園家の力を使えば、家の分からない迷子の精霊を持ち主の家に届けるなど容易いことなのだ。 それをデミスが説明すると、精霊たちは安心したように喜びの声を上げて出てくる 一安心かと微笑を零す望だったが、ダーククリエイターが何かに気づく (望、見られてしまったようだ) 「えっ」 「こんばんわボウヤ、お疲れ様」 「ち、近神さんっ!?」 驚きで腰を抜かしかけた望むに、そんなに驚かなくてもと苦笑いをする女性 近神弓奈、リチュア使いであり快楽主義の彼女に どこからかを見られてしまったのだ。面倒な事にレアハンターが倒れている この場面を見られたという事は、胡散臭いと思われても仕方が無い状況 「こ、これはですねその」 「ブリューナク、返すのにボウヤの手からじゃ気まずいとおもうんだけど?」 「あの、この事は・・・」 「楽しそうだけど、何かありそうだし黙ってあげる。」 この一言に、ほっと一息をつく望だが安心してばかりもいられない。とっとと帰らないと また誰かに目撃されかねないからだ。近神の言葉を信じここから立ち去ろうとするが そのまえに、近神に美影のブリューナクを手渡した。 「これ、よければ美影さんに・・・」 「私が?」 「女の人同士だから、上手い言い訳も近神さんなら出来そうですし・・・」 胡散臭い近神は、この手の不思議な現象があっても「近神だから」と思われることも多い 分かったわとブリューナクを受け取ると、望は路地裏から廃墟に戻っていく リーダー格の女性の引渡しなどを任せて傭兵デュエリストたちに、報酬額などを再確認して 望は足早に帰っていく。家に帰ってからカードたちの身元を聞かなければいけないが何より 「どうしよう!!お皿も洗ってないしお風呂も掃除してないよぉ!」 非常にらしい問題を解決せねばならなかったからだ。 「さて、これで聖ちゃんの楽しいことをもっと楽しくしようかしら・・・」 近神がブリューナクに軽く口付けすると、なにやら企んでいる様だはたして何を企んでいるのか・・・ 続くそんなデュエルしないSSおまけ
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◎The Second Day Wonder◎ ……まずい。これは非常にまずい。 リアルミーティング当日。待ち合わせ場所として無難に選んだ、あまり広くもない公園に辿り着いてから、僕は恐るべき可能性に気付いた。 というか、ここまで来るまでの間にそのことに気づかない自分にいい加減呆れが差した。 ……服だ。 僕は学校が終わると、現実世界をなるべく遮断しながらまっすぐに帰る。 そしていつも変わらず自分の居場所、ワールド・ナーブを起動し、その世界を彷徨って、そして眠る。 そんな毎日を送り続けたのが災いした。 今僕が着ている服は、黒基調のパーカーにインナーのピンクのシャツ、そしてジーンズ。 このなんか垢抜けない感のある服装が、 休みの日も滅多に人と会わず、ナーブが居場所だった僕に出来る限界のお洒落だった。 ……でも、今日会うアリスさんは、そうでないかもしれない。 もしも正しく僕と同年代な感じの服装で来られたら、正直その後の僕の精神状態は保証できない。 もしこちらの姿を見られて、あからさまに微妙な表情でもされれば、きっと僕の吹けば飛ぶような心は音を立てて折れる。 そのまましばらく一緒に行動するとか、想像しただけで首を吊りたくなる。 ……これ、大丈夫だろうか。そんな風に、公園の中で頭を抱えていたときだった。 「……え」 視界の片隅に、ちらと見えた人影。 僕の懊悩は、そこでフリーズした。 黒くて少し短い、さらさらの髪。 おずおずとこちらを確認するように見つめる透き通る目。 華奢で凹凸のあまりない、それでいて抜けるように白い肌を、白と黒の派手すぎず簡素すぎもしないワンピースで包んでいる。 その人影……いやその子は、何処か恥ずかしそうに、不安げに歩み寄ってきた。 まさか、と胸の奥が高鳴った。勿論、期待と不安で。 この子が“そう”だとしたら、それはそれで予想していたのとは全く逆方向にまずい。 何故なら―― 「……あの、アリス、です。……セント・ガッポさん、ですか……?」 ――どうしてワールド・ナーブに居て、よりにもよって僕なんかと話しているんだ、と思う程に。 “アリス”さんは、何処か儚げな雰囲気を纏う、綺麗で可愛い女の子だったからだ。 ◎“Hollow horizon”◎
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ライバルキャラ・・ 3ジン 6イザヨイ 7シシガミ 8μ12 -- (名無しさん) 2014-11-10 05 31 04 長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて 「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」 と言い交わしていた。 しばらくして、婆さんが先に死んだ。 爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。 すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする 爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」とと答えていたが。 ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。 男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする 「じいさん、じいさん…」 男は答えた。 「はいはい、じいさんはここにいるよ」 最初のうちは答えていた。 けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。 「じいさん、じいさん…」 やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。 「うっせえ! じいさんはいねーよ!」 すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ。 ――――――――――― すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す 「JI-I-SA-Nは」「どこだ!」ステージにばあさんの声が響く 詰め掛けたオーディエンスはばあさんの久々のステージに期待で爆発しそうだ 今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたじいさんが ターンテーブルをいじりながら目でばあさんに合図する 重たいサウンドががスピーカーから響く。ショウの始まりだ 「 ここでTOUJO! わしがONRYO! 鬼のGYOUSO! ばあさんSANJYO ! 違法なMAISO! じいさん TOUSO! 壁からわしが呼ぶGENCHO! (ドゥ~ン ドゥンドゥンドゥ~ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!) 年金減少! 医療費上昇! ボケてて大変! 食事の時間! 冷たい世間を生き抜き! パークゴルフで息抜き! どこだJI-I-SA-N老人MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI! SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」 じいさんのプレイも好調。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ。 まだ俺らの時代は始まったばかり、そんなメッセージを乗せた リリックがマシンガンのようにばあさんの口から飛び出していく。 -- (名無しさん) 2016-09-22 14 27 13
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すてきのくにのありす【登録タグ す らびゅP 初音ミク 曲】 作詞:らびゅP(aquazure・そにゃーん) 作曲:らびゅP(aquazure・そにゃーん) 編曲:らびゅP(aquazure・大山一郎) ギター:糞田舎P 唄:初音ミク 曲紹介 現代版「不思議の国のアリス」をテーマに可愛く仕上げようと脳内妄想でニヤけてうんぬん。(作詞曲そにゃーん)うっふぁー五月病だぜ!(編曲大山) 歌詞 (配布zip内歌詞ファイルより転載) 目覚まし時計に勝って「おはよう!」 そんな毎日が続いたら ハッピーライフと"ララ♪"鼻歌交じりのスタート 追いかけるのは私じゃなくてあなたの方よ 気がつけばワンツーステップでほら ウサギも飛び越えちゃうから ツラい?それはそれで仕方ないことさ けどね、それを盾に諦めちゃいたいとか 言わないでね 私が作る ようはハピネス そんなストーリーにあなたも出たいでしょ? だからねココは空けとくよ ヒロインの隣で微笑む王子様はあなたかな お菓子のように甘い甘い時が流れていくのも 「まぁ悪くはないでしょう」 なんて嬉し恥ずかし言葉で隠すの いまどきアリスはちょっと大胆な夢見る乙女で ケーキ程の知り尽くした既存の甘さじゃ満足できない! シャイで隠れがちなハートの奥底 覗く熱い鼓動聴かせてくれないかな? 壊れちゃうわ! キライがスキ? パラドックス それくらいは気づいて欲しいかな あなたの罪は重いのよ 奪い去った心は大事にしてくれなきゃダメだから あれれ!?いつもの朝、鳴り響く時計 これは夢じゃないと信じさせるような ××くれないかな? 私が作る世はハピネス そんなストーリーをあなたと描けたら ハッピーエンド間違いなし 毎日が素敵な国なの 捕まえてね・・・ 私アリス コメント これはもっと伸びるべきω・` -- 名無しさん (2010-06-15 07 51 58) この曲、大好きです? -- もやし (2010-06-29 06 19 14) 『××してくれないかな』ってなんですかね?すごく気になるo(><)o -- 琉奈 (2010-07-28 06 37 11) コメ少ないね... イイ曲なのにm(одо)m 初音ミクだぁ〜い好き♪ -- 李狐 (2010-08-08 13 34 14) 大好きな曲です!かわいい!!もっと伸びるべき -- 小百合 (2010-10-25 21 40 06) のびろー(/ Д )/ ミクちゃん、かぁいいよ〜?大好き? -- 龍夜(♀) (2011-03-19 21 52 43) これ俺が好きなミク曲ランキングで結構上のほうに来るぜ。なぜ伸びない(?_?) -- 名無しさん (2011-03-27 11 27 40) 宣伝しないとw -- 名無しさん (2011-06-11 17 29 47) ミクかわいいーーーー 明るくてホップな感じがたまらんww この曲はもっと伸びるべきだ!!! -- みゅーと (2011-08-20 00 18 19) これ可愛いよねvv大好き。 -- 名無しさん (2011-09-16 21 38 09) アリス曲は良いの多い。 -- 名無しさん (2011-09-16 23 02 06) これ好きだわー のびろぉ -- 名無しさん (2012-02-14 21 47 26) 声が好きーw -- 名無しさん (2012-03-01 18 02 06) かわいい曲ですね>< きゃーー -- hono (2012-07-23 12 42 14) もっと伸びろー!(^O^) -- えりっく (2012-11-17 15 02 38) 可愛すぎ!!アリス大好きです!伸びてえええ -- 恋桜 (2014-03-20 19 24 36) 名前 コメント
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「羊のうた」あと語り 今回取り上げた「羊のうた」は美大卒の漫画家による作品だけあって、「絵」に対するこだわりを強く感じる作品だった。 連載を経るごとに変化し、進化していく絵柄。 「手の演技」を大切にした描写。 デッサンのモデルのような美しいポーズで描かれるキャラクター達。 各巻の表紙を見るだけでも、 作者の絵に対するこだわりを感じることが出来るだろう。 今作は視覚的な部分以外にも作者の美意識を随所に感じることが出来る。 「高城の病」という理不尽な病に侵された主人公「千砂(ちずな)」と「一砂(かずな)」は、 他人の温もりを欲する「渇き」が原因で起こる「発作」によって徐々に追い詰められていく。 「他人の血を飲みたくなる」という発作。 二人のそれを忌み嫌い、二人きりで引きこもる様にひっそりと暮らしていく。 その間にも絶え間なく襲い来る「渇き」 他人を欲し、同時に他人を拒絶する。 歪んだ心の働きによって絶望と閉塞感に支配された日常。 そんな狂気的な状況がこの作品内での日常なのである。 そして、そんな歪んだ日常の中に「心の美」を感じ、 それを丁寧に描こうとした所に今作の魅力はあると、わたしは思う。 着物を着て畳の上で生活するという、一昔前の日本には当たり前にあったスタイルで暮らす千砂と一砂。 しかし、二人は止まった時間の中に閉じ込められ、世間から隔絶した異世界を生きているような印象を受ける。 さながら明治の文豪「夏目漱石」や「幸田露伴」の描く世界に迷い込んだ様な感覚が今作にはある。 そこに流れている時は、我々の生きる現代のめまぐるしいものではなく、 じっとりとまとわりつくような粘性の高さを持っている。 閉鎖された空間で自分の内面と向かい合いながら、じっと時が過ぎるのをやり過ごす。 そんな毎日の中で心は徐々に狂気へと変わってゆく。 そして、そんな狂気さえも時の流れは日常として押し流していってしまう。 そんな時の流れに読者は引きこまれ、 作品へのめり込んでいくのではないだろうか? 歪んだ愛情の中に、狂気の人間の心に、不可思議な美が隠れている。 作者の描きたかった「美の世界」がそこにはあるのではないだろうか? 実を言うと、今回は実に一年ぶりとなるTwitterのTLのみで開催されたマンガ語りだった。 (2012年7月~2013年6月まではUSTによる動画配信という形のイベントとして開催されていた) USTの動画配信の時と事前準備があるのは変わらないが、その瞬間に言葉として喋るのと、 文字にしてツイートするのとでは脳の違う筋肉を使っている様な感覚を覚える。 それぞれに固有の刺激があり、どちらも楽しい。 久しぶりにツイートによるマンガ語りの楽しさを味わうことが出来てよかったと思う。 沢山の参加者の方々の「語り」に触れることが出来たことも大変に有意義だったと思う。 3時間ツイートしっぱなしもそれはそれでなかなかに疲れるものだ。 次回は甘いモノを用意しようと思う(笑) 2013/8/3 by utarou
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長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて 「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」と言い交わしていた。 しばらくして、婆さんが先に死んだ。 爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。 すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする。 爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」と答えていたが、 ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。 男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする。 「じいさん、じいさん…」 男は答えた。 「はいはい、じいさんはここにいるよ」 最初のうちは答えていた。 けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。 「じいさん、じいさん…」 やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。 「うっせえ! じいさんはいねーよ!」 すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ。 すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す。 「JI-I-SA-Nは」「どこだ!」 ステージにばあさんの声が響く。 詰め掛けたオーディエンスは ばあさんの久々のステージに期待で爆発しそうだ。 今晩も伝説のリリックが聴ける。 ストリート生まれヒップホップ育ち。 本物のラップが聴けるのだ。 キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツを着たじいさんが ターンテーブルをいじりながら目でばあさんに合図する。 重たいサウンドがスピーカーから響く。 ショウの始まりだ。 「 ここでTOUJO! わしがONRYO! 鬼のGYOUSO! ばあさんSANJYO! 違法なMAISO! じいさんTOUSO! 壁からわしが呼ぶGENCHO! (ドゥ~ン ドゥンドゥンドゥ~ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!) 年金減少! 医療費上昇! ボケてて大変! 食事の時間! 冷たい世間を生き抜き! パークゴルフで息抜き! どこだJI-I-SA-N 老人MONDAI! そんな毎日 リアルなSONZAI! SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」 じいさんのプレイも好調だ。 オーディエンスの熱狂は怖いくらいだ。 まだ俺らの時代は始まったばかりだ、 そんなメッセージがマシンガンのようにばあさんの口から飛び出していく。 本物のヒップホップ。 それがここにあるのだ。 関連:長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて
https://w.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/1030.html
毎日新聞(埼玉版)8月16日朝刊(無断でポストに入っていた試読紙) 広告掲載企業 毎日新聞(茨城版)8月16日朝刊 広告掲載企業 毎日新聞(東京版)8月16日朝刊 広告掲載企業 関連ページ 毎日新聞(埼玉版)8月16日朝刊(無断でポストに入っていた試読紙) 広告掲載企業 1、㈱ケンコー(デジカメ)、毎日新聞社(未病)、 毎日検定、YKKap(ドア予報)本阿弥書店(歌壇/俳壇9月号)、 新ハイキング社(新ハイキング)、mr partner(ミスター・パートナー9月号)、 日本園芸協会(ハーブを楽しく学ぼう)、 日本医療事務教育協会(看護助手養成講座)、マガジンハウス(POPEYE) 2、ポプラ社(五木寛之著 人間の関係) 3、マガジンハウス(出版物広告) 4、阪急交通社(ツアー広告) 5、小学館(教育技術誌)、㈱家の光協会(季刊やさい畑) 7、トライアンフギャラリー(油絵・版画・水彩展示販売)、 マイヘルス社/マキノ出版(壮快) 8、八ッ目製薬(八ッ目鰻キモの油) 9、外為どっとコム 10、㈱さわやか元気(爽快宝連) 11、映画(能登の花ヨメ)、毎日新聞セカンドライフセミナー(協賛 大和ハウス工業) 12、毎日新聞社主催自然科学監察コンクール(協賛 オリンパス㈱) 13、日本直販レコードクラブ (思い出の名作洋画DVD40枚組) 16、財団法人JKA(sports-keirin) 17、情熱的オリンピック!(フジテレビ系、TBS系) 21、第87回毎日テニス選手権(BRIDGESTONE OPEN 2008) 22、宝力本舗・新光通販㈱(強力すっぽん) 23、江戸東京博物館(北京故宮 書の名宝展)、 クラブツーリズム㈱(ツアー広告) 24、埼玉西武ライオンズ(レオニュース)、毎日文化センター(通信添削講座)、 ㈱エビス企画(イケてる男のベストヘアー) 25、埼玉毎日広告社、日本易学センター(五行易)、株式会社ケンコー(デジカメ)、 スズキハウス(ミニハウス他)、キノシタ楽器(ピアノ買取) 26、日本BS放送(外科医ポン・ダルヒ) 27、毎日新聞出版局(毎日俳句対象作品募集)、毎日小学生新聞 28、まいまいクラブ(会員募集)、㈱結婚情報センター(お見合い情報誌ノッツェ他)、阪急交通社(trapics) 29、日本BS放送(外科医ポン・ダルヒ)、㈱天塩(赤穂の天塩)、 ㈱グランドギャラリー(ピアノ買取)、毎日新聞社データベースセンター、 毎日文化センター、㈱ユニバーサル・ゴールデンライフ(小判)、 国立科学博物館(黄金の国ジパングとエル・ドラード展)、ロート製薬㈱(アイストレッチ) 30、野村不動産アーバンネット(nomu.com)、 白十字(サルバお肌安心パッド)、ビックカメラ、㈱ジャパングレイス(ピースボート地球一周の船旅) 毎日新聞(茨城版)8月16日朝刊 広告掲載企業 1、ケンコー、毎日新聞社(未病)、毎日検定バンク、YKKap、マガジンハウス、日本医療事務教育協会、日本園芸協会、mr partner、新ハイキング社、本阿弥書店 2、ポプラ社 3、マガジンハウス 4、阪急交通社 5、小学館、㈱家の光協会 7、トライアンフギャラリー、マイヘルス社/マキノ出版 8、八ッ目製薬 9、外為どっとコム 10、㈱さわやか元気 11、自然夫婦の生活論(毎日新聞社、大和ハウス工業㈱)、映画能登の花ヨメ(銀座シネパトス、新宿K s cinema、TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ川崎、千葉劇場) 12、自然科学観察コンクール(毎日新聞社、文部科学省、オリンパス㈱) 13、日本直販グループ 16、sports-keirin 17、情熱的オリンピック!(フジテレビ系、TBS系、テレビ朝日系、テレビ東京系) 22、宝力本舗 23、江戸東京博物館、クラブツーリズム㈱ 24、司法書士法人のぞみ、竹園進学教室、インデュアホームいわき南、筑波研究学園専門学校、大陸交通㈱、㈱いなしき、毎日文化センター 25、ケンコー、日本易学センター、常盤大学エクステンションセンター、プルミエールひたち野、サテライトしおさい鹿島、㈱ダイキチこうむてん、湯原病院(稲敷郡阿見町) 26、日本BS放送 27、毎日新聞出版局、毎日小学生新聞 28、ノッツエ、まいまいクラブ、阪急交通社 29、日本BS放送、㈱天塩、㈱グランドギャラリー、㈱ユニバーサル・ゴールデンライフ、ロート製薬、金GOLD、毎日新聞社データベースセンター、毎日文化センター 30、ケンコー、ビックカメラ、白十字、野村不動産アーバンネット、㈱ジャパングレイス 毎日新聞(東京版)8月16日朝刊 広告掲載企業 01面:株式会社ケンコー「かんたんデジカメ」(題字下)、YKKap、未病(毎日新聞社) 、毎日検定バンク、 本阿弥書店「歌壇、俳壇」、マガジンハウス「ポパイ」、日本医療事務教育協会(看護助手養成口座)、日本園芸協会、新ハイキング社、mr partner(ミスターパートナー) 02面:ポプラ社「人間の関係」 03面:]]マガジンハウス]]「未来ノート」 04面:阪急交通社トラピックス「トルコ周遊10日間」(全面) 05面:小学館(小学館の教育技術誌)、家の光協会「やさい畑」 07面:マイヘルス社(マキノ出版)「壮快」、トライアンフギャラリー(油絵・版画・水彩展示販売) 08面:八ッ目製薬「八ッ目鰻キモの油」 09面:外為どっとコム 10面:株式会社さわやか元気「爽快宝連、ポレボン」(全面) 11面:映画「能登の花嫁」(新宿シネパトス、新宿K’scinema)、”自然夫婦の生活論”(毎日新聞社、大和ハウス工業株式会社) 12面:自然科学観察コンクール 作品募集(主催・毎日新聞社、自然科学観察研究会 後援・文部科学省 協賛・オリンパス株式会社) 13面:日本直販グループ(傑作洋画DVDの通販) 16面:JKA(競輪とオートレースの振興法人) 17面:情熱的オリンピック(民放132社) 22面:宝力本舗「強力すっぽんプラス」 23面:クラブツーリズム株式会社「日本の名湯ミステリーツアー」、江戸東京博物館「北京故宮 書の名宝展」 24面:日本新聞協会「社会を読もう、新聞を読もう」 25面:翠雲堂、深川吉野家(屋形船) スポーツニッポン新聞社推薦宿 26面:日本BS放送 27面:毎日小学生新聞、毎日俳句大賞 28面:㈱結婚情報センター「ノッツェ、両想いマッチング」、阪急交通社トラピックス「フランス大周遊10日間」 29面:ロート製薬株式会社「アイストレッチ」、株式会社天塩「赤穂の天塩」、毎日フォトバンク、㈱ユニバーサル・ゴールデンライフ(本物の「江戸小判金」)、国立科学博物館、毎日文化センター「シャドーアート1日体験」、株式会社グランドギャラリー 30面:白十字、ケンコー、ビックカメラ、野村不動産アーバンネット、ピースボートセンターとうきょう「ピースボート地球一周の船旅」(旅行企画・㈱ジャパングレイス 全面は4面:阪急交通社、10面:さわやか元気。本日はトラピックスが大活躍のようです。 大きな広告がある反面、お盆だからか、広告の数としてはかなり少なめです。 ここ最近の傾向としてはお年寄りをターゲットにした健康食品系の広告が目立ち、また「学術」「医療」などマジメなイメージを持つ企業の広告が多くなってきた感じです。 ネットを使用しないお年寄りが誤解されるといけませんよねえ。 他、ピースボートの旅行広告がありましたね。企画はジャパングレイス。 また一時期映画情報には大きな広告はなかったのですが、今日は「能登の花嫁」が広告を出しておりました。 関連ページ 2008年 毎日新聞に広告を出していた企業 2008年毎日新聞紙面数 JKA TBS YKKap オリンパス クラブツーリズム グランドギャラリー ケンコー ジャパングレイス スズキ ビックカメラ マガジンハウス マキノ出版 ロート製薬 八ッ目製薬 国立科学博物館 外為どっとコム 天塩 家の光協会 小学館 文部科学省 新ハイキング社 新光通販 日本カルチャー倶楽部 日本園芸協会 日本新聞協会 日本直販 東京山海堂 白十字 野村不動産 阪急交通社