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648 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 22 24 ID ??? 一方的な視点なのは承知した上で、聞いてみたいことがあるんだ。 某所でGMをやってるんだが、PLの一人が、設定からしてうさんくさいPCを作ってきて参加してる それだけならまあ、良いんだが、NPCや他PCの前でとにかくうさんくさい行動を取る。 そういう行動された以上、NPCには「そんな奴どうやって信用しろと言うんだ」という リアクションをとらざるを得ないんだが、「疑われてばかりで辛い」と言う。 それなら最初からそんな行動とるな、というと「こういうキャラだから」と言う。 他PC数名から「こういうイベントやってくれ、○○(さらに他のPC)と絡みたい!」と言う要望があったんで イベントシーン作ったんだが、奴は終わった後で「キャラの性格的に参加できない、出番がなくて辛い」と言う。 PCのデータも一人だけやたらに攻撃特化してて、そいつに合わせると他PCがまともに戦えなくなるんで 属性防御とかでダメージ軽減するようにしたんだが、「活躍できなくて辛い」と言う。 結果的に冷遇状態になってるのは否定しないが、特に冷遇しようと思ってシナリオ作ってはいないし シナリオ上、そいつにしかできないって役割で出番を作ったりもしてるつもりなんだが… これって、俺の対応が間違ってるのかな? いい加減、ちょっと疲れてきた。 649 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 24 36 ID ??? 648 とりあえず一旦腹を割って話し合うべき 650 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 24 57 ID ??? 648 TRPGに慣れてきたあたりの人が、よく引っかかるトラップっていう印象だな 651 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 25 53 ID ??? 648 シナリオを停滞・迷走させるような行動を 「キャラだから仕方ない」で止めない奴は100%困 653 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 31 07 ID ??? 正直、『こういうキャラだから』って奴は五割は因ちゃんだから ちゃんと出番やら役割を作ってやって、なおかつちゃんと示唆したならそれ以上は自己責任だから気にすんな きっぱり言ってやるのも大切だぞ 654 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 36 53 ID ??? こういうキャラだから100%決まった行動しかしない、ってのからしておかしいんだよな 善人がいきなり悪行三昧にはしったりしたら困るが、信条とかがあっても 激しくずれたりしなけりゃ、普通は妥協くらいするしな 自分がRPを曲げるのは嫌だから人に文句いっときゃいい、なんて態度は単なる我が儘だから 放って置いていいよ 655 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 39 35 ID ??? むしろいかにキャラを損なうことなく協力するかを考える方が面白いと思うんだがなあ… 657 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 40 31 ID ??? NPCの前でうさんくさい行動とっても信用してやれ。 そして仲良くなったところで、捨石として扱ってやれ。 「お前のような怪しい奴を、本当に信用してるとでも思ったのか? おろか者が。はっはっは」とでも蔑んでやれ。 658 名前:648[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 43 32 ID ??? ありがとう。 今までも折に触れ言ってはいるつもりなんだが 毎回「俺は悪くない」的なことをぐだぐだ言いはじめるんで、メンドくさくて仕方ないんだが、 キャンペーン終了後か、あまり酷いようなら人間関係崩壊覚悟できっぱり言ってみようかと思う。 657 そういうNPCもいることはいるんだが、まだその時期じゃないんだw 661 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 45 58 ID ??? 648 GMとして対処するならそいつピンの場面を作るか、もしくはソイツに縁のある NPCを出してとにかく絡ませる または、相当飛び道具だが、戦闘特化ってことは多少は俺TUEEE願望があると見て、 俺TUEEEが満喫出来るシナリオを作ってクライマックスで強力モンスターを当てて殺す 俺自身わりとその傾向があるから言うんだが、 それはそのPLが自主的に考えを変える以外の対処がないよ 極端にいうと「そういうキャラだから」そのキャラである限りはそのままだ だからキャンペーンを終わらせるか、それから数年後、で間を空けるか、殺してキャラを変えさせるしかない 662 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 47 08 ID ??? つーか能動的にしろ受動的にしろ、絡みづらいキャラで出てくるのは上手な人か困ったちゃんの二択になるからな…( A`) 前者ならいいんだ、別に。 666 名前:648[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 54 47 ID ??? 661 GMとして対処するならそいつピンの場面を作るか、もしくはソイツに縁のある NPCを出してとにかく絡ませる それはやってるつもりなんだが、それだけじゃ不満らしい ピンの出番はみんな同じ様なものの筈だし、PC全員集合時に出番がないって言われても困るよなあ 662 年齢的にベテラン(年上)だから、自分じゃ上手いPLのつもりなんだろうね 667 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/09/10(水) 14 56 02 ID ??? 648 特に困じゃなくても、実際そういう状態に陥ることがある。 普段とは少し違ったキャラにしてみよう、という発想になることは誰にだってあるだろう。 上手いプレイヤーは、そこにちゃんと妥協点を作るわけだが。 あと、単にロールプレイが苦手なのかもしれない。 ○○したいんだけど、どう折り合いつけていいか分かんないというパターンだな。 地蔵PLタイプ。 ま、まずはそのPLと要相談だな。 セッションの後、みんながいる場所で、とかじゃなくて、2人で鮭でも呑みながら。 そのPLが考えてる妥協点のようなものもあるかもしれないよ。 スレ198
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monthlyLover 1ヶ月限定ユニット又は恋人 ネーミングセンスの無さが浮き彫りになった1週間前。レオパレスかっての。 もうやめたいと泣いた3日前。怖いんだっての。 終わりまであと3週間。長いようで短い、3週間。 「今日何食べる?かに?かににする?」 「そんなお金ないよ。今日はカレー、明日の朝はカレーうどん、明日の夜はドライカレー」 「カレーの華麗なる変身の数々って感じ」 「…」 この関係になってからと言うもののほぼ毎日の様に一緒にいる。 暇さへあればうちにきてまるで恋人みたいに過ごして、帰る。 いや一応恋人なんだけど、でもさすがに一緒にいすぎだろ。 本当に付き合っててもこんな毎日一緒にはいないよ? でも別に苦ではない。 もともと仲良しの友達だし、一緒にいると楽しいし。 のっちとは馬が合うのは事実だし。 だけどさすがに一緒にいすぎでしょ。 「ねーのっちー?」 「ん〜?」 カレーを頬張って口をもごもごさせてる姿は母性本能をくすぐるためにわざとやってるとしか思えない。 あー口元にカレーついてるよ。子供かよ。 「カレー超おいしいよ!ゆかちゃんはお料理上手!」 「暇なん?」 「ん?」 「ほぼ毎日うち来るよね」 「…迷惑?」 カレーを飲み込んですぐ不安げな顔を見せた。 悲しそうな泣きそうな顔してるくせに、手はちゃっかり水の入ったコップに伸びてる。 「迷惑じゃないけどさ、ちょっと一緒にいすぎかなー?って思って」 「だってさ、」 そこまで言って我慢できなくなったのか、のっちは水を一気に飲み干した。 中辛だからね。ちょっと辛いよね。 「1ヶ月しかないんだもん。そら毎日会わないと。」 何言ってんの?当たり前じゃん。とでも言わんばかりに自信満々にのっちはそう言い放った。 何か言い返そうかと思ったけど、のっちの言うことも一理ある気がするし、何も言葉が浮かばなかったのもあるしでゆかは諦めた。 「…あ、そうですか」 「違う?」 「違わない違わない。」 のっちはニカって音がするほどの笑顔を見せて、またカレーに顔を戻した。 まぁ1ヶ月だしね。 あと3週間でゆかたちはまた普通の友達に戻る。 この時間に意味はあるのかはやっぱり分からないけど、まぁいっか。 つづく
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※たれぞうSSまとめ(外部サイト)で抜け落ちている部分も入れた完全版 たれぞうSS 1 手術 たれぞう母「でもウチの子がそんな・・・」 医者「お願いしますたれぞう君しかいないんです・・・!」 たれぞう母「もう止めてください!さぁたれぞう帰るわよ」 たれぞう「受けますぅ」 たれぞう母「た、たれぞう・・・?」 たれぞう「今日はロボトミー手術を受けます」 医者「それではこれからロボトミー手術を始める」 たれぞう「はい」 医者「メス」 たれぞう「(素人にしてはなかなか凄い手術だな)」 医者「汗」 看護婦「はい」 自分の脳が改造されていく たれぞうは不安と絶望から大きくため息をついた たれぞう「アヘェ・・・」 医者「メス」 看護婦「はい」 朦朧とする意識の中で手際よく頭の皮膚を切り裂いていく医者の顔だけがうっすら映っていた そんな最中たれぞうはこの医者についてある結論を出した たれぞう「やりそうな小児科医」 2 医者はたれぞうの頭皮を剥ぎ脳を見た 医者「これが神の脳か」 たれぞうの体は衰弱していき痛みと苦痛に耐えきれなくなっていた それでもロボトミー手術は終わらない 医者「メス」 看護婦「はい」 たれぞうは死をも覚悟していた 思い残す事が山のようにある たれぞうはこの医者に遺言を残しておくことにした たれぞう「ここでお願いがありますぅ」 医者「意識があるのか・・・!」 たれぞう「つるつるTVさんとカネマンTVさんのチャンネル登録をまだしていない方はしてあげてください」 するとたれぞうは眠るように項垂れ何も喋らなくなった 手術室にはメスとメスのぶつかり合う音だけが静かに響いていた 3 たれぞう「・・・・・」 たれぞうが目を覚ますとそこは薄暗い手術室とは比べ物にならないほど清潔で綺麗な病室だった たれぞうは自分が生きている事への喜びと優越感を胸に抱きながら静かに天井を見つめていた 医者「気が付いたかい?手術は成功だよ」 たれぞう「はい」 医者はポケットから手鏡を取りだしたれぞうの顔の前に手渡した たれぞうは自分の顔をまじまじと見つめている たれぞう「刺激感が強いです・・・」 医者「なぁに額の傷跡にはじき慣れるさ」 看護婦「たれぞうさん食事の時間ですよ」 たれぞうは丁度腹が減っていた 空腹からか食べ物が目に写るだけで自然と笑いが込み上げてくる たれぞう「それでは食べますぅ」 たれぞう「病院食の味気ない・・・・・病院食の味気なさと・・・味気なさが口の中に広がりますぅ!」クチャクチャ 看護婦「たれぞうさんまるでグルメリポーターみたいね」 この看護婦の一言がたれぞうの人生を大きく変えることとなるのだった・・・ たれぞう「AOC・・・」 4 たれぞうは無事退院しまたいつもの平和な日々が戻ってきた たれぞう「あー暇、暇暇」 たれぞうは特にすることも無くただただ時間が流れていくだけ そんな中たれぞうはある動画投稿サイトを見つけた たれぞう「youtube・・・なかなかイケる!」 youtubeの存在は暇をもて余していたたれぞうにはぴったりの代物だ そんな動画投稿サイトでたれぞうが目を着けたのは商品を紹介し評価するといったレビュー動画だった たれぞう「素人にしてはなかなか凄い動画だな」 その時たれぞうの脳裏にあの看護婦の言葉が浮かんだ 「たれぞうさんまるでグルメリポーター見たいね」 たれぞう「youtuberになりますぅ」 これがたらぞうチャンネルのたれぞうの誕生であった たれぞうは早速紹介する商品を買いに近所のスーパーへ走った 5 スーパー たれぞうはレビューする商品を求めて近所のスーパーへと向かった たれぞう「何を紹介しようかのぉ・・・初めてなんじゃけどのぉ」 たれぞうは野菜コーナーに差し掛かった所であるものに目をつけた そう、バナナである たれぞう「OCそうじゃのぉ・・・それでは買います」 バナナをひとふさ手に取ったたれぞうは急いでレジへと向かった これで自分もyoutuberになれるそんな希望を胸に抱いて だが事件は起こった 強盗「テメェら動くな!さぁ金を出せ!!!」 なんと運の悪い事にたれぞうがレジに並んだ直後店に強盗が入ったのだ 店にはたれぞうと店員数人しか居なく強盗の銃口はたれぞうにも向けられている たれぞう「あー怖、怖い怖い」 たれぞうはバナナを握ったままその場に項垂れた そんな時たれぞうはある事を閃いた 6 たれぞうは強盗の足元めがけてバナナを滑らせた それに気付かず強盗はバナナに足をとられ倒れた たれぞう「それでは・・・ここで・・・通報しますぅ」 強盗はたれぞうの活躍により無事逮捕されスーパーには平和が戻った たれぞうは急いで新しいバナナを手に取りレジへと向かった 店員「先ほどはありがとうございました。お代は結構です」 たれぞう「当然事をしたまでなんじゃけどのぉ・・・」 そう言ってたれぞうはさっき強盗の足元めがけて滑らせたバナナのお代も払い家へと走った たれぞう「それでは・・・ンフwww・・・バナナ食べますぅ」 家に着いたたれぞうはすぐさまカメラを回した 自分もyoutuberとして人気者になれるかもしれない そんな事を考えていると自然と笑みがこぼれた たれぞう「うん・・・OC!」 撮影したレビュー動画をチェックする間もなくたれぞうはその動画をyoutubeにUPした ニヤニヤが止まらない だがあげてみた動画を見てたれぞうは自分には何かが足りない事を悟った たれぞう「内容が無いんやもん」 7 警察「なんでスリなんてしたの?」 HIKAKIN「どうもHIKAKINです」 警察「お金に困ってたの?」 HIKAKIN「今回は取調室で譲って頂きました」 HIKAKIN「シュコオオオオオオオプシュウウウウウ!カツドンー!」 警察「ねぇ聞いてる?」 HIKAKIN「やっぱり取調室と言ったらカツドンですよね」 HIKAKIN「それでは食べて行きましょう」 警察「警察なめてんの?」 HIKAKIN(グラサン+池沼コント)「おいちぃおいちぃ♪おいちぃおいちぃ♪」 HIKAKIN「ブンブントゥデイズヒカキンザポーイントぶrrrrrrrrrrrrrr80」ヒューヒュー 警察「もう牢屋に突っ込んどけ」 HIKAKIN「登録登録登録~♪登録登録登録登録~♪」 8 食品レビュー たれぞうは自分にかけていた物を見いだした これではレビュー動画ではなくただの食事風景である たれぞう「あーどうしよう、どうしようどうしよう」 たれぞうは他のyoutuberには無い新しいスタイル生み出したかった その結果今に至るのである たれぞうは残りのバナナほうばりながらバナナのパッケージを見つめていた そこで閃いた たれぞう「このアイデアなかなかイケる」 たれぞうは原材料名、賞味期限、食し方、これらを視聴者に向けて読み上げる事にした もちろんアレルギー持ちの人への配慮も欠かさない たれぞう「それでは新しい商品の紹介動画を撮ります」 だが家には何もない 今からまた外へ買い出しにいくのはロボトミー手術を受けたたれぞうにとっては困難だった だが今動画を撮らないとせっかくのアイデアを忘れてしまうかもしれない そんな不安感がたれぞうを襲った たれぞう「ヤバイよ・・・ちょっと待ってよ・・・・」 するとたれぞうは菓子箱の中にビターチョコを発見した パッケージはもうなく銀紙がかかっているだけである これではアイデアを活かすことは出来ない たれぞう「よさそう商品」 たれぞうは大胆な行動に出た 9 たれぞうは徐にビターチョコの銀紙を破り捨てカメラの前に座った 実はたれぞうは原材料名などを読み上げる他にあるアイデアを思い付いていたのだ そしてカメラ録画をはじめる たれぞう「今日はビターチョコレートを食べますぅ」 誰もがここでこれではバナナと同じではないかそう思うであろう だがたれぞうは誰もが成せるある方法で視聴者納得のレビュー動画を完成させた それは"笑顔"である たれぞう「ンフwwwwブッフクフウウwwww」パキッ この笑顔がこれから何人の視聴者の疲れを癒し視聴者をも笑顔にさせたかは言うまでも無いだろう もちろん笑顔だけでなく完璧なレビューもこなす たれぞう「甘さ控えめで・・・ほろ苦くて・・・OCです」 これがたれぞうの真のyoutuberとしての第一歩であった しかし人間完璧を貫くことは難しい たれぞうの前にまた大きな壁が立ちはだかる たれぞう「再生数が伸びないですぅ」 折角の笑顔レビュー動画も見る人が居ないんじゃ意味がない これはたれぞうにとってかなり難しい問題であった たれぞう「キュウウウウウウウウウウウウウウウ」 何とも言えない気持ちになったたれぞうは取り敢えず笑った 少しロボトミー手術の跡が痺れた 10 たれぞうはどうすれば再生数が伸びるのか頭を抱えて悩んだ 読み上げても笑顔を振り撒いても誰も見てくれない たれぞうのモチベーションは下がる一方であった たれぞう「もっと見てくれじょー!」 そんな時机に置かれていた一枚の広告がたれぞうの目に入った "誰でもできる簡単なダイエット方法" たれぞう「なかなかイケる」 たれぞうは思ったダイエット講座を開こうと ダイエットと聞くと主婦をリスナーにつけることが出来ると踏んだのだ たれぞうの目は輝いていた これが後にたれぞうの十八番ネタになることは誰もが知っているだろう たれぞう「それではダイエットしますぅ」 基本動作は跳び跳ねるだけである これなら忙しい主婦でも簡単にダイエットすることが出来る そのダイエット講座を交えたよさそう食品レビュー動画はどんどん再生数を伸ばしていった たれぞう「うれCですぅ」 そんな時たれぞうはこのyoutubeと言う動画サイトの中で未知との遭遇を果たす 目玉親父「あぁいいお湯じゃったわぁ~」 11 目玉親父登場 たれぞうは自分の目を疑った たれぞうは今まで面白おかしく生きてきたつもりだったが非科学的な物は信じないタチだった だが目の前に科学で証明できない何かがいるのだ 目玉親父「おいたれぞう」 たれぞう「はい・・・・」 それは子供時代の憧れのヒーローゲゲゲの鬼太郎の父親、目玉親父であった たれぞうは自分夢を見ているのだそう自分に言い聞かせた たれぞう「この夢は一時的なもn・・・ものですからしんp・・・心配はございません」 目玉親父「何をしとるんじゃ・・・」 たれぞうは自分の頬をつねった 痛い この時たれぞうは恐怖を覚えた たれぞう「怖いじょぉ・・・帰ってくれじょー!!」 自分はただyoutuberとして沢山の視聴者に商品のOCさと笑顔を届けたかっただけ その自分に今最大の危機が迫っている ここでたれぞうなら目玉親父ぐらい簡単に倒せるだろそう思った人が多いであろう しかしたれぞうはまだ自分に秘めたZEUSパワーに気がついていないのだ 目玉親父「タオルを持ってこい」 たれぞうはまだ死にたくなかった しかし妖怪相手に勝てるとは思えない そこでたれぞうは怖さに打ち勝ち友好関係を気づくことにした たれぞう「はいタオルじゃよ!」サッ 12 たれぞうは恐る恐る目玉親父にタオルを渡そうとした しかし目玉親父から発せられた言葉は感謝の言葉ではなかった 目玉親父「気遣いというものが出来んのか・・・こんな大きなタオルじゃ拭きにくいじゃろ」 たれぞうは恐怖で体が震えた 殺される 絶対に殺される たれぞうの体は恐怖ですっかり固まってしまった 目玉親父「おいたれぞう」 友好関係を築こうとしたのが間違いだった たれぞうはもうやけくそに目玉親父の体を拭き始めた たれぞう「フキフキィ!フキフキフキィ!」 目玉親父「マッサージにもならんわ・・・」 死を受け入れたたれぞうは静かに目を瞑った しかしこの後目玉親父が言った言葉は暴言でも脅迫でもなかった 目玉親父「ダイエット講座を開いてくれんかのぉ」 たれぞうはこの時初めて目玉親父は自分の命を狙いに来たのではないことに気が付いた そう目玉親父はたらぞうチャンネルのリスナーだったのだ 主婦に反響を及ぼすはずだったダイエット講座がまさか妖怪にウケていたとは夢にも思わなかった たれぞう「それではダイエットをしますぅ」 妖怪相手だと言うこともありたれぞうのテンションは上がっていた いつもは軽いジャンプ運動だが今日は違う ZEUSアイテムの一つとも言えよう”縄跳び”を使ってのダイエット講座である 目玉親父「今日はスペシャルじゃな・・・」 こうして妖怪をもリスナーにしてしまったたれぞうは上機嫌に次は何をレビューするかを考えていた そしてふと机に置かれているゼロッシュコーラグミに目が行った たれぞう「よさそう商品」 13 たれぞうはゼロッシュコーラグミを手に取りニヤニヤ笑みを浮かべた なんとも食欲をそそられるパッケージに手に持っただけでわかるOCそうな感覚 これを紹介しないで何を紹介しろと言うのだ たれぞうは早速カメラを回した たれぞう「たれぞうです!・・・・」 いつも以上に納得のいく完璧なレビュー動画が完成した youtubeでの評価もおやなめな感じである ノリノリなたれぞうは次に紹介する商品を考える事にした しかしたれぞうの目に映ったのはまたしてもゼロッシュコーラグミであった たれぞう「ゼロッシュコーラグミは何度見ても食欲をそそられるので凄い」 しかし同じ物をもう一度紹介しても意味がない 視聴者もつねに新しいものを求めているはずである だがゼロッシュコーラグミは何度でも紹介出来るほどOCのだ たれぞうは悩んだ たれぞう「ちょっと待ってよ・・・」 たれぞう「でもゼロッシュコーラグミはもっちりジューシーになったんやもん!凄くOCんやもん!」 たれぞうは決意した youtuberとして気に入った商品はたとえ批判されようとも全力で紹介しようと だが視聴者の事もキチンと考えているこれがたらぞうチャンネルのたれぞうの凄い所である たれぞうは徐に慣れない手つきで動画編集ソフトをいじり始めた たれぞう「あーしんど、しんどいしんどい」 たれぞうはゼロッシュコーラグミを二回紹介するかわりにEDを作ることにしたのだ これなら視聴者もEDが気になりたとえ二回目の商品だろうと見に来てくれるだろう 後にこのゼロッシュコーラグミ二回目が現代社会の隠れた芸術として崇められる事となる たれぞう「それではアップロードしますぅ」 14 オフ会 たれぞうはゼロッシュコーラグミの二回目を人身満々にアップロードした たれぞうの読みは的中し前衛的なEDはyoutubeで大反響を呼んだ たれぞう「嬉Cです」 この動画を通して沢山のyoutuberと交流を深めたたれぞうは生放送にもてを出した そんなある日の事だった つる兄「たれぞうさんRUIくんのオフ会行きますか?」 たれぞう「・・・・・・」 RUIくんとはたれぞうお気に入りのyoutuberである 主にゲーム実況をしているようである クレイジーGODも色々と楽しましてくれるおやめな感じ子らしい たれぞうはそんなRUIくんがオフ会をするとあってはいてもたってもいられなくなった たれぞう「はい・・・」 たれぞうは事の重大さに気が付いていなかった 憧れのRUIくんに会える ただそれだけを思ってオフ会参加を宣言してしまったのだ たれぞうは今になって不安が押し寄せてくる感覚に負けそうになった カネマン「たれぞうダイエットしてください」 たれぞうは我に返った 何をくよくよしているんだyoutuberとして恥ずかしいぞ そう自分に言い聞かせダイエット講座を開いた たれぞう「それではダイエットをしますぅ」 これからたれぞうのオフ会という最初で最後の戦いが幕を開けるのだった 15 たれぞうはRUIくんのオフ会を楽しみにしていた たれぞうは純粋で汚れのない子供が大好きだった 心が躍り夜も眠れない たれぞう「ンフフwwwwキュウウウウウウウウウウウウウウウウウwww」 すると部屋の天井が黄色く輝き始めた その光はどんどん膨れ上がりたれぞうを包み込んだ たれぞう「どういうことじゃかのぉ・・・」 自分は死んだのか・・・? ここは天国か・・・?それとも地獄か・・・? そんな時たれぞうの目の前に人影が浮かび上がった 何か見覚えがある 北村卓史「久しぶりだな泰弘」 たれぞう「はい・・・」 それはたれぞうの高校時代の友達北村卓史であった 唐突な久しぶりの再会そして今の謎の状況・・・ たれぞうの頭はこんがらがりそうだ 以前はおやめな感じ子だった彼はまるで別人のようになっていた 北村卓史「泰弘お前はまだ自分に秘めた神のパワーに気が付いてないのか?」 たれぞう「ございません」 神のパワー・・・? 冗談を言う度胸のある同級生だなとたれぞうは思った 北村卓史「まぁいい、いつか必要となるときがくるさ」 北村卓史「今日はお前に忠告をしにきた。オフ会には行くな悪いオーラを感じる・・・」 たれぞうはいらだちを覚えた 楽しみにしているオフ会に行くな・・・? たれぞうは静かに握っていたペットボトルを潰した 北村卓史「それでも行くというなら好きにしろ。一つ言っておくお前は俺より神レベルが低い俺の事は様付けで呼ぶんだな」 たれぞう「・・・・・」 北村卓史「それが我々の規則だ守らない奴は消されるぞ」 そう言って北村卓史は光の中に消えた 気が付くとたれぞうは自室に倒れていた たれぞう「あーウザ、ウザいウザい」 たれぞうはオフ会に持っていく物をリュックにつめた 16 そしてその時はやってきた そうRUIくんのオフ会である たれぞうは胸を踊らせオフ会の集合場所へと向かった たれぞう「あー楽、楽しみ楽しみ」 集合場所に着いたたれぞうは自分の目を疑った なんとたれぞう以外の参加者は全員子供であった たれぞう「おやめな感じ子達だな」 するとガキの一人がたれぞうを指差してこう言った スカキャン「ゴリラ!」 たれぞうは一瞬自分の心に殺意が芽生えたのを感じ取った しかし相手はまだ子供である たれぞうは心の広い男であった たれぞう「(消し飛ばすぞ・・・)」 昼はマクドナルドで昼食を取りオフ会は順調に進んでいる たれぞうも愛するRUIくんと行動を共にできて幸せを感じていた 子供達はオフ会の様子をカメラに納めている 迂闊にもたれぞうはカメラを持ち合わせていなかった不覚である そんな時だった RUI「あのオッサンバリ気持ち悪いなメガネとかマジで無いわww」 クレイジーGOD「あのオッサンアホそうやし上手くまけるやろ」 たれぞうは気付いていなかった 自分の存在が場違いだと たれぞうは気付いていなかった このあと自分に降り注ぐ悲劇を たれぞう「キュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 17 オフ会を満喫するたれぞう それはジョイポリス梅田店で起こった たれぞう「皆がいません」 たれぞうは不安と恥ずかしさで押し潰されそうになった さっきまで楽しそうに歩いていた子供達が姿を消してしまったのだ 40にもなって迷子になってしまったのか それとも子供達に裏切られたのか たれぞう「どうすればいいんだじょー!!!」 たれぞうは数時間悩んだあげく泣く泣くその場を去り家へ帰ることにした たれぞうが目に涙を浮かべたその時だった さっきまで晴れ渡っていた空が急に黒い雲に覆われた そして大粒の雨が地上に降り注いだのだ スカキャン「雨が降ってきました」 クレイジーGOD「マジかよ・・・」 たれぞうは涙を浮かべた直後謎の感覚を体が突き抜けていくのを感じた そんな事よりこのままでは折角のお気に入りの服が濡れてしまう たれぞうは咄嗟に近くのヨドバシカメラに入った たれぞう「あー辛(つら)、辛い辛い(つらいつらい)」 たれぞうはがむしゃらに四階までかけ上った 裏切られた悲しみ RUIくんと言葉を交わせなかった悔い 自分の愚かさ 全てをせよってたれぞうはトイレへ駆け込んだ たれぞう「こんなはずじゃなかったんじゃけどのぉ・・・仕方がなかったんじゃよぉ・・・」 たれぞうは目一杯泣いた 涙が枯れるまで泣いた 雨はますます激しさを増した 18 たれぞうは悲しみと恐怖と不安感に体を振るわせ家へ戻った 顔は青ざめ体は雨でビショビショである そんなたれぞうにクロノスは何も言わずタオルを持ってきた クロノス「このままやったら衰弱死や」サッ たれぞうは家族の暖かさを改めて感じた 北村卓史の言っていた事は本当だったんだ 今更気付いても遅かった たれぞう「・・・・・・」 たれぞうは思い出した 北村卓史の言っていたZEUSパワーの事を そして雨が降ってきた時の体を突き抜けるような感覚を たれぞう「よさそうパワー」 ここでたれぞうは初めて自分がZEUSである事を自覚した だがたれぞうはこのZEUSパワーを復讐に利用しようと考えたのだ 棚からサングラスを取りだしそれをかけた たれぞう「たれぞうだぜ」 たれぞうは自分をおいてけぼりにした子供達を陥れる事にした まずは見かけからと思いサングラスをかけたのだ しかしたれぞうの性格ではそんな事は出来なかった 出来るわけないのだ・・・ たれぞう「たれぞうLv.8ですぅ」 強がりを言ってみた サングラスの中では涙が光っていた 19 北海道旅行 たれぞうは立ち直る事も復讐する事も出来ない自分をせめた このまま何もしないでいるとどうにかなってしまいそうなので乗り気では無かったが生放送を始めた たれぞう「・・・・・たれぞうです・・」 すると放送に目玉親父がやってきた 久々の顔ぶれで嬉しい筈なのだが今のたれぞうにそんな余裕は無かった 目玉親父「どうしたんじゃそんな不満そうな顔をして」 たれぞう「消し飛ばすぞ・・・」 目玉親父「ヒィッ・・・」 目玉親父は何がどうなっているのか分からなかったがたれぞうの精神状態が不安定な事はすぐに分かった そして咄嗟にリスナーの1人として自分に出来ることは何かを考えた 目玉親父「わしは近々一人旅に出ようと思っとったんじゃが・・・たれぞうもどうじゃ?」 旅・・・? 目玉親父の突然の誘いに驚き言葉が出なかったたれぞうは沈黙の眼差しを浮かべた しかし旅こそが今の自分を癒してくれるのではないか そんな考えが頭に過った 目玉親父「北海道あたりに行こうと思ってのぉ・・・」 自然とたれぞうに笑顔が戻っていった 一度北海道に行ってみたいと思っていたたれぞうにとって目玉親父の誘いは今の自分にとって最高の救いとなった たれぞう「行きますぅ」 目玉親父「そうか近い内にまた連絡するわい・・・」 目玉親父「それより久々にダイエット講座を開いてくれんかのぉ」 たれぞう「はい!」 その日の放送は二人の笑い声が絶えなかった 20 目玉親父と北海道旅行へ行く事になったたれぞうは待ち合わせ場所の駅に来ていた ワクワク胸を踊らせていると向こうから目玉親父がやってくるのが見えた たれぞう「おはようございますぅ」 目玉親父「それじゃあ行くぞ」 いつも放送で話している相手とはいえ実際会ってみると緊張するものである たれぞうは目玉親父をおやめな感じ子だと思っていたが近くで見るとおやじぽい感じである 駅から数時間電車に乗り今度は飛行機に乗るために空港にやってきた たれぞう「素人にしてはなかなか凄い飛行機だな」 目玉親父「何を言っとるんじゃ・・・」 たれぞうはオフ会で置いてきぼりにされた事なんてもうすっかり忘れていた 今は北海道をどう満喫するかで頭がいっぱいである 北海道に着いたときに備えたれぞうは睡眠をとることにした たれぞう「あー眠、眠い眠い」 目玉親父「たれぞう起きるんじゃ、オイたれぞう」 たれぞうが目を覚ますとそこは雪景色が周りに広がり美C北海道であった 目玉親父は温泉のパンフレットを片手に荷物整理をしていた たれぞう「刺激的な景色」 目玉親父「その辺をぶらぶらしてから温泉旅館に泊まる、それが今回のプランじゃ」 たれぞう「へぇ!そうだったかねぇ!」 こうしてたれぞうと目玉親父の楽しい北海道旅行が始まった 21 目玉親父と共に北海道旅行にやってきたたれぞうは十勝方面を観光していた 自然に囲まれたのどかで良いところである お昼は適当な店に入りじゃがいもやチーズを堪能した たれぞう「チーズの北海道風味が口の中に広がって・・・アヘェ・・・OC」 目玉親父「生食品レビューじゃのぉ」 温泉旅館に向かう途中たれぞうの目にあるものが映った ”アイヌの民族楽器ムックリ” たれぞう「よさそう商品」 見たことも聞いたこともない神秘的な楽器に魅了されたたれぞうは咄嗟に購入を試みた この滑らかな手触り、神秘的な見た目、自分の指に馴染む感覚、何もかもが最高である 後にこのムックリがたれぞうに欠かせないZEUSアイテムとなる事は皆さん知っての事であろう たれぞう「それでは演奏しますぅ」ミョンミョンミョン 目玉親父「なんじゃそのきっ(たない物)・・・かっ(いよって)・・・」 それからたれぞう達は牧場で牛と戯れた後温泉旅館に到着 おやめな感じ子牛を身近に感じることができたたれぞうは上機嫌だった しかしここで思わぬハプニングが起きた たれぞう「サイフが無いですぅ」 さっきまでポケットに入れていたサイフが見当たらないのだ 落としたのか?用心深いたれぞうにかぎってそんな事はまずない すると目玉親父が向こうを指差して叫んだ 目玉親父「アイツじゃあの男がおぬしのサイフを奪って逃げたぞ!」 目玉親父が指差す方向を見てみると確かにたれぞうのサイフを持って全力疾走している男が一人 チョン顔で何かブンブン呟いている気持ち悪い男であった たれぞう「スリをする度胸のある男だな」 22 目玉親父と北海道旅行に来たたれぞうは旅館の前でスリにあってしまった たれぞうは誰よりも心の広い男だったが悪人だけは決して許せない性格である たれぞうは先ほど購入したアイヌの民族楽器ムックリをスリ目掛けて投げつけた スリ「シュコオオオオオオオ!?」バタッ たれぞう「素人にしてはなかなか凄いあっけなさだな」 たれぞうはスリに駆け寄りサイフを奪い返した しかしこのスリ何処かで見覚えがある顔をしている そうこのスリはたれぞうがバナナを買いにいったスーパーを襲ったあの時の強盗であった スリ「ブンブンハローユーチューブ」 たれぞうは迷うことなく警察を呼んだ スリのあまりのあっけなさに不思議と笑みがこぼれた 目玉親父「たれぞう強いのぉ・・・パイレーツタレビアンなのかはっきりせんかやぁ・・・」 たれぞう「それでは温泉に入りますぅ」 あまり温泉に来た事が無いたれぞうの心は好奇心でいっぱいであった あの温泉通目玉親父が認めた温泉となるとますます期待が増す 湯に使った瞬間今までの疲れはまるで無かったかのように引いていった オフ会の事は全て水ならぬお湯に流そう。たれぞうは前向きになれた 目玉親父「あぁ~いいお湯じゃったわぁ~」ホカホカ たれぞう「はいタオルじゃよ」サッ 二人は童心に帰り旅行を満喫した 温泉で火照った体をキンキンに冷えたビールで潤し戯れあっていた たれぞう「コチョコチョコチョコチョコチョコチョwwwwwww」 目玉親父「コチョコチョせんでもえぇわい・・・」 たれぞう「コチョコチョコチョコチョコチョコチョwwwwwww」 23 VS スカキャン たれぞうは北海道旅行を存分に満喫した お土産にムックリやジャンボ十勝どらなどを大量に購入し今は帰りの飛行機に乗っている たれぞう「あー楽Cかった」 目玉親父「あぁ~いい旅じゃったわぁ~」 そんな時機内に耳障りな大声が響いた スカキャン「てめぇらおとなしくしろ!ハジキぶっぱなすぞ!!!」 たれぞうは目を疑った あそこに立っているのは自分をゴリラ呼ばわりしたあげく置いてきぼりにしたクソガキスカキャンであった 一度は復讐すら考えた忌々しい相手がまたもや自分を絶望に追い込もうとしている たれぞうは怒りに震えいてもたっても要られなくなった たれぞう「ハイジャックをする度胸のある高校生だな」ザッ スカキャン「自分から出てきやがったな!腐れニート!!!」 自分から出てきやがったな・・・? ここでたれぞうはスカキャンがハイジャックをする事を目的に飛行機に乗り込んだのではなく自分に用があるのだと確信した たれぞうは益々怒りに震えた 旅行は家に帰るまでが旅行であり折角の北海道旅行を台無しにされて黙ってはいられない スカキャン「悪いがてめぇには死んでもらからな!理由は言えねぇが登録者数2000祝いのネタだとでも言っておこうか!」 ここまで大それた事をして理由が登録者数2000人突破のお祝い動画のネタ・・・? たれぞうにはスカキャンが嘘をついているように見えた 現にスカキャンの体は震えているまるで何かに怯えている様である 目玉親父「危険じゃぞたれぞう・・・奴はゲテモノじゃな・・・」 たれぞう「笑っちゃうぜ・・・」 たれぞうは咄嗟にリュックからムックリ取りだし音色を奏でた するとスカキャンが猛烈に苦しみはじめた しかし他の乗客に異常はない それもそのはずたれぞうのZEUSアイテムムックリは悪しき者にしか効果があらわれないのだ スカキャン「お前・・・何を・・・」 たれぞう「2000人おめでとうございますぅ」 たれぞうはスカキャンの顔面をジャンボ十勝どらで殴り付けた スカキャンはあっけなくその場に倒れこんだ 24 北海道旅行から帰る途中スカキャンに襲われたたれぞう達 しかしたれぞうのムックリ+ジャンボ十勝どらでスカキャンを攻撃した スカキャン「クソッ・・・こうなったら仕方ねぇ・・・」ザッ たれぞうは目を疑った なんと上着を脱いだスカキャンの体には無数の爆弾が仕掛けられていた それと同時に乗客達が悲鳴をあげる たれぞう「ここでお願いがありますぅその爆弾をまだ解除していない方は解除してあげてください」 スカキャン「命乞いか・・・?でももう遅ぇよ!乗客もろともあの世へ送ってやる」 たれぞうは理解できなかった 命を捨ててまで自分を殺そうというスカキャンの心境がわからないやはり何かに怯えているようだ それよりこのままでは罪のない乗客までも被害を受けることになってしまう たれぞうは大きな掛けにでた たれぞう「それでは皆さんさよならああああああああ」 たれぞうは乗客を機内の後ろ側に集めた そして次の瞬間飛行機をムックリで真っ二つに切り裂いた スカキャン「それで乗客を守ったつもりかよ!このままじゃ結局アイツらぺちゃんこだぜ」 たれぞう「でも心配はございません」 たれぞうはリュックの中身を空にぶちまけた お土産に買ったムックリやジャンボ十勝どらを無駄にするのは心が痛んだが人の命にはかえられない そして地上に到達したムックリやジャンボ十勝どらは重なりあい一本の大きな柱状になったそして見事に乗客達の乗る機体を支えたのだ たれぞう「危機一髪ぽい感じ」 スカキャン「まあいい俺の目的はお前を殺す事だからなぁ!後数分で爆発する!」 たれぞうは目玉親父が避難せずについてきているのに気が付いた 目玉親父はたれぞうを信じていただからこそこの戦いを共に見届けようと考えたのだ するとスカキャンの服のポケットから一冊の本が落ちた"僕の仕事はyoutube" たれぞう「ちょっと待ってよ・・・」 スカキャン「あばよたれぞう!お前もこれでおしまいだ!!!」 目玉親父「これまでか・・・」 すると空中を物凄いスピードで一台の車がこちらに向かってくる 爆発まであと3秒という時だった 北村卓史「乗り込めたれぞう!」 それはたれぞうの高校時代の友達であり神の位の高い北村卓史であった 自分を信じてくれた目玉親父といい助けに来てくれた北村卓史といい持つべきものは親友である 上空ではスカキャンを乗せた飛行機がメラメラと燃えながら落下していくのが見えた たれぞう「北村卓史様はどのような助け方をするか予測できないから凄い」 25 北村卓史様の車に乗り込んだたれぞうと目玉親父はなんとか爆発を逃れた 爆発とともに死んでいったスカキャンがポケットから落とした僕の仕事はyoutubeという本 たれぞうは何かよからぬことが起こる事を悟った 北村卓史「たれぞうこれを見てほしい」カチャッ そこに映っていたのはあの小汚ないチョン顔ブンブン男HIKAKINNであった なんとたれぞうが北海道を満喫している間に奴は釈放されナンバー1youtuberになっていたのだ 北村卓史「コイツの支配力は並大抵じゃない・・・もう大多数の人間が洗脳されてしまっている」 たれぞう「素人にしてはなかなか凄い挑戦だな」 目玉親父「こやつはゲテモノじゃなぁ・・・」 なんでもこのHIKAKINがyoutubeを通して世界を征服するつもりらしい それを聞いてたれぞうは笑っちゃった こんな男にそんな大それた事ができるはずがない たれぞう「キュウウウウウウウウウウウウウ」 北村卓史「笑い事じゃないコイツはお前を消そうとしている。さっきのスカキャンだって奴に洗脳された哀れな奴だ」 たれぞうは急に笑えなくなった 今までのスリや強盗が自分を偵察するための演技だったとしたら もしそうならスカキャンを使って襲ってきたということは HIKAKINNはたれぞうに勝つ自信を持っているということになる たれぞう「あー怖、怖い怖い」 北村卓史「取り敢えず支配が進んでいない所まで行くぞ」 車はスピードを上げた たれぞうは自分よりもクロノスやマザーそしてすみれの事が心配になった 自分の住んでいる地域にまで支配が進んでいないといいのだが たれぞう「アヘェ・・・」 26 たれぞうと目玉親父を乗せた北村卓史の車はHIKAKINの支配の進んでいないであろう地域を目指していた まずは腹ごしらえという事になりガストへ行くことになった この店はいつもたれぞうに出来立ての丼や盛り合わせを届けてくれるいい店である。新メニユーやデザートを開発してくれない事以外は文句の付け所がない 目玉親父「エビフライ定食を持ってこい」 北村卓史「もたもたしてはいられない。早く食うぞ」 すると一人の店員が注文を聞きにたれぞう逹のいるテーブルへやって来た たれぞうも何度か見たことのある店員であがしかし何かが違う。確かにいつもの店員なのだが今までのおやめな感じ子さは消えおやじぽい感じになっていた 店員「注文はお決まりですか?」 たれぞう「はい」 店員「ではこちらのチャンネルを登録して頂きます」サッ たれぞう逹はURLの書かれた紙切れを渡された 北村卓史のノートパソコンでそのURLを確認すると”HIKAKIN TV” 目玉親父「なんじゃこのきっ(たない)・・・ちゃっ(んねるは)・・・」 北村卓史「まさかこの店も・・・!?」 たれぞうはショックを受けた 素人にしてはなかなか凄い店だったのに・・・OC料理を食べるには持ってこいの場所だったのに・・・ たれぞうのHIKAKINにたいする怒りが増した 店員「登録なさらないと・・・そうですか」 たれぞう「へぇ!そうだったかねぇ!」 店員がパチンと指を鳴らした瞬間今までおしゃべりをしながら楽しそうに食事をしていた人逹が急に立ち上がった 全員がたれぞうを睨んでいる 店員「コイツがたれぞうだ!捕まえろ!!!」 人々「ウオオオオオオオオオオオ!!!!!」 そうであるこのガストはとっくにHIKAKINに支配されており この店にたれぞうがやってくる事も何もかも計算されていたのだ。つまり罠だったのである 北村卓史「ケッ亡者どもめ・・・二人とも早く乗り込め!」ザッ たれぞう逹は急いで車に乗り込んだ たれぞうのZEUSパワーで撃退することも可能だがいまここでパワーを使ってもしHIKAINに弱点でも知られては・・ パワーを使う事をすすめてこない辺り北村卓史様も自覚しているのであろう たれぞう「あー辛、辛い辛い」 たれぞうは嘆いた 自分はただyoutuberとして商品をレビューしダイエット講座を開き楽しくオフ会に参加したかった。ただそれだけである・・・それが今となっては命を狙われている たれぞうは静かに握っていたペットボトルを潰した 27 VS クレイジーGOD 腹ごしらえにガストに立ち寄ったたれぞう逹であったがそれはHIKAKINの罠だった 追っ手から逃れる為に北村卓史は車を走らせる 北村卓史「取り敢えずたれぞうの家まで行くぞ」 目玉親父「何を言っとるんじゃ・・・奴等に家バレしてしまうじゃろう」 たれぞうも目玉親父と同じことを考えていた このままHIKAKINに家を知られクロノスやレアーそしてすみれが被害にあったら・・・ 北村卓史「安心しろアイツがたれぞうの命を狙うのは何だかんだ言ってたれぞうの事が怖いからだ。アイツに家を襲撃する程の度胸はない」 たれぞうは安心した。北村卓史様がそう言うなら大丈夫であろう 安心したのもつかの間前方に怪しい人影が道を塞いでいる どうやらたれぞう逹をこの先へ行かせまいとしているようである たれぞう「引き殺すぞ・・・」 そう思った瞬間人影の顔がこちらを睨んだ よくみるとRUIくんのオフ会に来ていた忌々しいブサイククレイジーGODであった こいつもHIKAKINの洗脳にかかっていると見える クレイジーGOD「止まれやクズども」 北村卓史「先回りされたか・・・」 たれぞう逹は仕方なく車を降りた クレイジーGODのブサイクな口元がニヤリと歪んだ クレイジーGOD「用があるのはたれぞうだけや。ほかのやつは下がってろ」 スカキャンと違って他人を巻き込む気はないらしい たれぞうは素人にしてはなかなか凄い勇ましさだなと思った そしてクレイジーGODの前に向かって足を運んだ クレイジーGOD「来たな。それじゃあこれからお前には質問に答えてもらう」 クレイジーGOD「お前が質問に答えられたらお前の勝ち、答えられへんかったら俺の勝ち」 たれぞう「はい・・・」 なんだか急にロボトミー手術の跡が痛み出した 28 たれぞう達の前に立ちはだかったクレイジーGOD。敵とはいえその勇ましさに感心したたれぞうは奴の申し出どうり質問に答える戦いに挑むのであった クレイジーGOD「じゃあ一つ簡単な質問に答えてもらうわ」 たれぞうはクイズには自信があったしかしこれは質問であってクイズでは無いかもしれない・・・ たれぞうの体を不安感が駆け巡った クレイジーGOD「じゃあ行くで。サルはどうしてバナナがすきなの?」 たれぞう「・・・・・・」 サルはどうしてバナナがすきなの?一見簡単そうな質問に思えるかもしれないがこれを知っている者は少ないであろう たれぞうは黙ってその場に項垂れた 北村卓史「まずい・・・!このままではたれぞうが」 目玉親父「これは難問じゃなぁ・・・」 クレイジーGODのブサイクな顔がにやけてもっとブサイクになった 勝利を確信したかのごとくたれぞうの周りをにやけながら徘徊する クレイジーGOD「さっさと敗けを認めろや。おっさん」 たれぞう「心配はございません」キリッ たれぞうは立ち上がって北村卓史様のノートパソコンを手に取った そしてyoutubeを開きクレイジーGODに見せつける そこに映っているのはまさしくたらぞうチャンネルのトップページそして最新の動画に”さるはどうしてバナナがすきなの?” クレイジーGOD「何!?あの短時間で動画投稿しやがった・・・!?」 クレイジーGODはたれぞうからノートパソコンを奪い取りその動画を再生した 動画説明文にはさるはどうしてバナナが好きなのか長々と綴られておりおまけに水しか飲まないのかどうかまで記されている そして動画にはたれぞうがクレイジーGODを見下ろし嘲笑う光景が3秒に渡っておさめられていた たれぞう「笑っちゃうぜ」 クレイジーGOD「俺は・・・俺は負けてへんぞ!!!」 卑怯にもクレイジーGODは敗けを認めずたれぞうに飛びかかった 悪人を許せない性格のたれぞうは笑みを浮かべながらクレイジーGODの額をムックリで突いた たれぞう「ゴミの方さよならああああああ」 クレイジーGODはだらしなくその場に倒れた それと同時にふところから僕の仕事はyoutubeが落ちた。やはりHIKAKINの配下にあったようだ 額を傷つけられた為おやじぽい感じのブサイク顔がますますきっ(たない)・・・かっ(お)・・・になっていた 北村卓史「時間がない。たれぞうの家まで飛ばすぞ」 道端に倒れているクレイジーGODを置いて車は加速していく 28 たれぞう家 たれぞうの見事な頭脳戦にあっけなく敗北したクレイジーGOD そしてたれぞう達はひとまずたれぞう家を目指して車を走らせる たれぞう「それではみなさんただいまああああああああ」 たれぞう家に到着したたれぞうは飛び付くように扉を開けた たれぞうは心のそこからホッとした。クロノスもレアーもすみれもみんないつもどうり元気である クロノス「なんやお前ら揃いも揃って、窒息死か?」 北村卓史「勝手にお邪魔して申し訳ない。事情は言えないですが急ぎの用なんです」 北村卓史はまずはここでたれぞうに今の状況を何もかも説明する事にした もうスカキャンとクレイジーGODに襲撃を受けているたれぞうにとって説明は不要かも知れないが 北村卓史「お前らが北海道に行っている間にHIKAKINはNo.1youtuberになっていたんだ」 北村卓史「そして視聴者を洗脳しこの世界を征服しようと企んでいる。それにはたれぞう、お前が邪魔なんだ」 たれぞうは北村卓史の言っている事が理解できなかった 世界征服されるのは確かに困るがなぜ自分を邪魔だと・・・? たれぞう「理解できずにむせてしまいました。すいません」 北村卓史「奴はたれぞうの実力を知っている。だから不安なんだNo.1youtuberの座を奪われるんじゃないかってね」 それを聞いてたれぞうはなぜHIKAKINが北海道にまでついてきてサイフをすったり、近所のスーパーで強盗しようとしていたのかが分かった 奴は自分を怖がっている。だから小手調べしにきたのだと・・・・・子供達を捨てゴマにして 目玉親父「ヒィッ・・・」 たれぞうは許せなかった。自分の欲望のために人を利用し使えなくなったらごみのように捨てるHIKAKINを たとえオフ会で自分を置いてきぼりにしたとしても彼らはこの先未来のある子供である 北村卓史「俺の神の力、たれぞうのZEUSパワー、目玉親父の妖力さえあればHIKAKINを倒すことができるはずなんだ。頼む協力してくれ」 たれぞうは決意した勿論答えはYESである これ以上あのブンブンうるさいチョン顔の好きにはさせないと心に誓った レアー「たれぞう、チキンの痛みものがあるんだけどみんなで食べる?」 たれぞう「はい」 たれぞうはこれが最後の晩餐になるかもしれないと思うと何だか悲しくなった しかしたれぞうは男である一度決めたことは何があっても曲げない。強い意思を持つのだ クロノス「痛みものなんか食べたら喉につまって窒息死や」 そんなクロノスの言葉に三人は不思議と笑いがこぼれた たれぞうは今日の晩御飯は今までにないほど楽しもうと思った 29 たれぞうはHIKAKINと戦う決意をし最後になるかもしれない晩餐を楽しんでいた たれぞう「それでは・・・ヘッ・・・チキンの痛みものを食べますぅ」 たれぞう「うん、OC!」 久しぶりに食品レビューをしたれぞうは考え直した 自分はこんな事していていいのだろうか?このまま戦いに出たらyoutuberとして失格なのではないか?と そんな時足元に愛犬すみれがすりよってきた たれぞう「ほらチキンの痛みものじゃよ」サッ たれぞうはすみれにチキンの痛みものを少しわけてあげた 嬉しそうに痛みものを食べているすみれを見て心が和んだ 北村卓史「痛みものとは思えない美味しさですね」モグモグ 目玉親父「傷んでるのか料理名なのかはっきりせんかやぁ・・・」モグモグ たれぞうは戦いに出る前にたらぞうチャンネルを更新しておこうと考えた そして北海道で撮ったムックリやジャンボ十勝どらなどのレビュー動画をアップし、生放送を始めた たれぞう「お久しぶりですぅ・・・・・・たれぞうですッ!!!」 すると放送にカネマンがやって来た たれぞうは久々の再開を喜ぶよりも先にHIKAKINに洗脳されていないかが心配になった たれぞう「HIKAKIN消し飛ばすぞ・・・」 カネマン「あぁ?俺はなぁHIKAKINのホモガキじゃねぇんだよ!」 たれぞうはホッとした。どうやらカネマンは洗脳にかかっていないようだ そうとわかると不思議と笑みが浮かんできた カネマン「何か嫌な予感がするんだよな・・・今日お前ん家来るかもしんないよ」 そう言い残してカネマンは放送から抜けた 家に来る・・・?誰が来るのだろうかたれぞうの不安感と好奇心が刺激された 北村卓史「今日はたれぞう家に泊まらせてもらうよ。明日は早いぞ」 目玉親父「あぁ~いいお湯じゃったわぁ~」 たれぞうはカネマンの言うことが気掛かりだったが明日に備えて早く寝る事にした そんな日の真夜中たれぞう家のポストに一通の手紙が届いた 30 VS HIKAKIN たれぞうはカネマンの言葉が気掛かりするなか眠りについた そしてたれぞう家に届けられた一通の手紙。カネマンの予言は当たった 次の朝たれぞうはおやめな感じ早起きをして郵便受けを見に行った 新聞と一緒に決闘状と書かれた手紙が入っていた たれぞう「おやじぽい感じ(字体が)」 北村卓史はたれぞうよりも早く起きて何やら準備していた 目玉親父は今起きてきたところである。そしてたれぞうは二人にその決闘状を見せた 北村卓史「HIKAKINから送られてきたようだな」 目玉親父「朝から騒がしいのぉ・・・」 北村卓史の言うとおりよく見るとHIKAKINよりときったない字で書いてあった 中にはこう綴られていた ”ブンブンハローたれぞうどうもHIKAKINです これ以上死者が出るのはあまりにも悲惨なんでついに決断しました プシュウウウウウウウウシュコーボイパ対決~(イヤフゥー これなら死人も出ないし平和な対決だと思いますね それでは明日の午後1時にエデイオンで待ってますンバイ登録登録登録~登録登録登録登録~♪” たれぞう「素人にしてはなかなか凄い平和主義者だな」 たれぞうはHIKAKINの事が大嫌いだったがすこし見直した それに死人が出ない対決というのはもっとも良い事である 北村卓史「罠かもしれん油断はするなよ」 目玉親父「しっかしなんじゃこのきっ(たない)・・・ばっ(とる内容は)・・・」 目玉親父の言うとおりである相手はエアロスミスと共演したほどのボイスパーカッションのプロ まだボイパのボの字も知らないたれぞうが勝てるはずがないのだ。なんとも汚い男である たれぞう「でも心配はございません」スッ するとたれぞうはポケットからバナナを取りだし食べ始めた。するとどうだろうバナナのクチャクチャ音が見事なまでに美しい音色を奏でているではないか あまりの出来事に北村卓史達は唖然とした。そしてこのたれぞう流ボイスパーカッションならHIKAKINを倒すのも夢じゃないと確信できた 壮絶なバトルを期待していた人もいたであろう。しかしこの平和さがたれぞうワールドである たれぞう「笑っちゃうぜ・・・」 今たれぞうがすべき事は明日の午後1時を待つ事だけだった 31 たれぞうはHIKAKINとのボイパ対決を行うためにエデイオンに来ていた そして広場にHIKAKINの姿を見つけた HIKAKIN「ブンブンハローたれぞうどうもHIKAKINです」 たれぞう「はい」 会場には大勢のHIKAKIN信者がボイパ対決を見ようと犇めきあっていた デリケートなたれぞうにプレッシャーがかかる HIKAKIN「プシュウウウウウウウウシュコーボイパ対決~」(イヤフゥー 北村卓史達が見守る中たれぞうはバナナを片手にステージへ上がった そしてサングラスをかけ気合いを入れた たれぞう「たれぞうだぜ」 観客席からは凄まじいブーイング さすがよく飼い慣らされた信者である。これもHIKAKINの作戦なのだろうか HIKAKIN「それでは始めたいと思います!ミュージックスタート」 ルールなどの説明もなくいきなり試合が始まった たれぞうは緊張してしまい汗だくである それに追い討ちをかけるかのごとくHIKAKINのブンブンボイスが耳を貫く HIKAKIN「ブンモーブンブンブンモーブンブンブンモーブンブンビンビン」 たれぞうも負けずにバナナをほうばる そして自分流バナナボイスパーカッションを披露した たれぞう「ギュピッギュピッギュピッウンウンウンギュピッギュピッギュピッOC!」 二人とも互角といっていいほどの腕前であった しかしこの信者の数ではHIKAKINをしじするものが大半をしめてしまう 北村卓史「やはり卑怯なやつだ」 目玉親父「これはどうなるかわからんのぉ」 勝負はまだ始まったばかりである つづく(作者の失踪で未完)
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【検索用 ほんこつてす 登録タグ 2023年 Ponchi♪ VOCALOID ほ 初音ミク 曲 曲は 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Ponchi♪ 作曲:Ponchi♪ 編曲:Ponchi♪ イラスト:金子ある(Twitter) 動画:ヨワネヒトリ(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 さあ、みんなも一緒に!!! ポンコツです!!!!!!!!!!!!!!!!!! 曲名:『ポンコツです!』 歌詞 (配布テキストより転載) 現実なんてこんなもんか ウケる笑 才能ないのわかってんの なぁぜ?なぁぜ? シュレッダーへポイも慣れたもんさ ねえ一体全体なんなんだ そうです、あたしゃポンコツです! 現実逃避そんな毎日 ただぐーたら食っちゃ寝ばっかりで いいね!いいね…? 決まった時間に再スタート まあやる気は全くないけど… すっからかんな現状 大層な願望 ゆっくりな行動 止まんない妄想 褒めて!褒めて? さあさあそろそろ開場 待望のスタート 主役のお出ましよ! ポンコツです!ほら歌え踊れ ポンコツです!最高!なんて素敵な絶景です! ポンコツです!みんな脳内パッパラパーハッピー 満員御礼 そーなんだ まあ知らんけど ポンコツです!そこのNICE GUYも ポンコツです!そこのメイクバッチリなお嬢ちゃんも ポンコツです!みんな脳内パッパラパーハッピー 全身全霊 やんなった そうです、あたしゃポンコツです! モチベーション上がったり落ちたりで いないいないばぁ 口だけ達者でイキっててほんと サーセン笑 サーセン… 形から入るタイプなんです はい言い訳乙です、今日もバッドエンド 突然ですがここで! 一週間バナナ生活をしたいと思いま~す!笑 ごめん、無理でした~~!!! ポンコツです!もっと謳え狂え ポンコツです!ああもう生まれた時点で失敗です! ポンコツです!残念人生真っ暗アンラッキー 絶体絶命?そうだった! まあ知らんけど ポンコツです!そこのキミたちも ポンコツです!インターネットに住んだ老人も ポンコツです!みんな脳内パッパラパーハッピー 全人全命 そうなんだ 声を上げろ セイッ! おっおー おっおっおー アホ面して踊って狂っちゃってバカ最強! おっおーおっおっおー うっせえそんなんわかってんだ あたしたち天才です!!!!! ほえ? コメント 1回間違えちゃうとこ好き -- 名無しさん (2024-04-21 04 09 36) 名前 コメント
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京太郎「はい、これが今日のおやつですよ」 照「プリ○ツにポ○キー…どっちもおいしそう…」ジュルリ 尭深「これ手作りなんだよね…ちょっと女の子として自信なくなっちゃうな…」シュン 淡「ねーねー! 私のはないのーっ!」ユサユサ 京太郎「もちろん全員分用意してきたからその手を放しなさい」 誠子「しかしこんな頻繁にお菓子作ってくるなんて色々と大変じゃないのか?」 京太郎「そうですね…半分趣味みたいなうえもう習慣になっているのでなんともありませんね」 菫「だがこれだけ作っていると材料費もそれなりの額になるのではないか?」 照「そこは大丈夫、私のお母さんが京ちゃんにおかし代として払ってくれてるから」モグモグ 淡「というかさーっ! なんできょーたろーはこんな毎日のようにおかし作るようになったのー?」 京太郎「あぁ、それはだな……」 「~~ッッ!!」プツッ きょうたろう「ねえねえ、おじいちゃんはなんで毎日注射してるの?」 「おじいちゃんはね、糖尿病っていう病気で毎日お注射しないといけないんだ」 きょうたろう「なんでそんな病気にになっちゃったの?」 「昔は甘いものが大好きで沢山食べ過ぎちゃったんだ、そうしたらいつの間にか病気になっていたんだよ」 きょうたろう「おじいちゃんかわいそう…」 「おじいちゃんみたいに毎日注射しなくてもいいように京太郎は好き嫌いせず色んなものをバランスよく食べるんだぞ?」 きょうたろう「うんっ!」 きょうたろう(そういえばてるちゃんはいつもおかし食べてるけどだいじょうぶかな…) きょうたろう「ってもうあれが始まる時間だっ! テレビつけないと!」ピッ <今日は糖分や脂質を抑えた体に良いによいお菓子の作り方を紹介します! きょうたろう「ってなんだ…今日はやってないのか……お菓子作りなんてきょうみな…」 <今日作るおかしはどれも砂糖やバターをほぼ使わず…… きょうたろう「そうだ! ぼくがてるちゃんにからだにいいおかしを作ってあげればいいんだ!」 京太郎「……とまあ幼いころの俺はなぜかそんなことを考えお菓子作りを始めたわけです」 菫「そんな理由があったのか…」 尭深「すごいね…わざわざ友達のためにそんなことするなんて」 京太郎「いやぁ…好きな子のために頑張ろうってがむしゃらに頑張ったんでしょうね」 照「好きなんてそんな…照れる…//」ポッ 誠子「なかなかいい話じゃないか、淡もそうおも……」 淡「……ふえっ? 何か言った?」モグモグ 京太郎「あっ! なに話聞いといて先にお菓子食べてんだおまえっ!」 淡「だってきょーたろーの話長いんだもーん!」パリポリ 誠子「ああっ! もうこんなに減ってるじゃないか!」 尭深「淡ちゃん食べ過ぎ…」 菫「お前はいいかげんにしろっ!」 京太郎「まったく淡は…みんなの分を考えろっての…」 照「京ちゃんのお菓子はおいしいから仕方ないね」 京太郎「まあおいしく食べてもらえるのはありがたいですけどね、次はなにが食べたいですか?」 照「クッキーも食べたいしチョコレートもいいな……悩む」 京太郎「ならチョコクッキーにして両方食べられるようにしましょうか」 照「それいい考え!」 京太郎「じゃあ照さん、また明日部活で…」 照「ねえねえ京ちゃん」 京太郎「なんですか?」 照「いつもお菓子ありがとうね♪」ニコッ 京太郎「あーっ…どういたしまして…//」 カン!
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【検索用 そつきょうおめてとう 登録タグ 2008年 Asaki No'9 MEIKO VOCALOID そ パレットP 曲 曲さ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Asaki No 9 作曲:パレットP 編曲:パレットP 唄:MEIKO 曲紹介 曲名:『卒業おめでとう…』(そつぎょうおめでとう…) 「忘却心中」でおなじみAsaki No 9氏と、パレットPによるコラボ作品。 Asaki氏いわく、歌詞のストーリー的には「桜吹雪」(ぢょんP)⇒本作⇒「ハイエナ達のセレナーデ」(ナモナキP)という流れらしい。 歌詞 束の間だった 青春時代に 青い春なんて 見られなかったな 「期待の春」に 出会えた罪 「快楽の夏」に 残酷なキスで 悲しいくらいに 覚えているのは 夕暮れあなたの 後姿を 頼りに帰った… 「卒業おめでとう」って 何がめでたいの? 次は何に縋ろう 私は独り 手を振ってくれた君 寂しく笑う その姿 今も胸に… 何も考えず 日々が流れてた そんな毎日で よかったのにな 「盲目の秋」に あなたを失い 「忘却の冬」に あなたを忘れた 卒業「さようなら」です もう会えないね 次は誰に縋ろう あなたも独り また軽く貶された 私の個性 あなただけは 分かってくれた 幸せは 時として 私たちから 隠れるけど 「好きなだけでは 愛していけない」 その意味 分かるときに また会える (間奏) 「卒業おめでとう」って 誰がめでたいの? 次は欲に縋ろうか 誰もが独り 忘れたはずなのに 寂しく笑う その涙 今は 「卒業おめでとう」って 何がめでたいの? 次は君に縋ろう 今でも独り? 手を振ってくれた君に 私も振ろう この先が 続きますように… コメント 個人的にMEIKO曲の中でいちばん好きだ。もっと伸びてほしい。 -- 名無しさん (2008-06-10 14 58 11) 歌詞がいいね -- 名無しさん (2010-03-23 16 08 50) 名前 コメント
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◇===================================== カード名 . ..: 監禁同盟?! 恐怖 [魔性]≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ レアリティ...: C≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ カードスキル : 【対価正常化】/【理性】又は【恐怖】のAP0魂魄を山札から1枚手札に加え、全領域から[監禁狂騒曲]を1枚顕現≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ステータス. . : 対価 4 SP:3 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ フレーバー .: 逃げる男、落ち着かない男、煮え切らない男。――女達は手を結んだ=====================================◇監禁同盟?!/恐怖/R/Cost 4/SP 3/【対価正常化】/【理性】又は【恐怖】のAP0魂魄を山札から1枚手札に加え、全領域から[監禁狂騒曲]を1枚顕現/[魔性]/[][]C
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ARMED FANTASIA To the End of the Wilderness 機種:steam 作曲者:なるけみちこ、上松範康、Elements Garden 開発元:Wild Bunchプロダクション 発売元:未定 発売年:未定 概要 「WILD ARMS」を手掛けた金子彰史氏によるウェスタンパンクRPG。 カタカナ読みは「アームドファンタジア」。 シリーズは違うもののWILD ARMSの精神的続編であり、世界観等に多くの共通点が見られる。 クラウドファンディングから始動したプロジェクトであり、1ヶ月ある支援期間の最初の1日目で開発が確定した。現在は公式サイトで4曲のBGMを試聴する事ができる。 収録曲(公式サイト) 曲名 作・編曲者 補足 順位 武装幻想譚 運命がキミを突き動かすなら エニグマ狂騒曲 おいでよ 地獄の台所
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憂「え? 中学の頃の和ちゃ……和さん?」 梓「うん。唯先輩との昔話はよく聞くんだけど、そういえば憂とはどうなのかなって」 憂「なに、和ちゃんに気があるの? あげないよ?」 梓「え? え、いや、そういうわけじゃ……(あげないよ、って?)」 憂「ふぅ……和ちゃんとの出会いは衝撃的だったなぁ」 梓「え? 出会うとこから始まるの?」 梓ちゃんは、私の両親が家にいないこと、知ってるよね。 うん。 実は、私とお姉ちゃんが中学の頃、2人とも逃げちゃったんだ。 お父さんの事業が失敗して、2人だけで夜逃げだよ。 私とお姉ちゃんを残して、ね。 でもね、借金取りは、もちろん同情なんてしてくれなくて、 私はお姉ちゃんを養いながらも、毎日アルバイト。 生活費を削りながら、少しずつお金を返していたんだ。 でも、やっぱり中学生が働いて稼げるお金なんか、たかがしれててね。 紬「ひー、ふー、みー」 憂「……」 紬「なんだ、今月はこれだけかいな」 憂「ごめんなさい……来月はきちんと返しますので!」 紬「ふざけんじゃねいぃ! って言うのが夢だったのおぉ!」ベチーン! 憂「痛い!」ドサ 紬「先月よりさらに少なくなってるなんて、どういうこっちゃのー?」 憂「うう……お姉ちゃんが、もうすぐ高校受験だから……」 紬「ふむふむ、それで? 頑張って貰おうと、いつもより豪華な食事を?」 憂「……///」コク 紬「……///。……この、姉思いがあぁぁ!」ベチーン! 憂「痛い!」ドサ 紬「おまえんとこの両親がウチにどんだけ借金したのか知らんわけじゃアルマーニ!」 憂「……」 紬「一兆億万円じゃ! 一兆億万!」 紬「そんな額、おまえ一人が一生働いたって、返せるか返せないか紙一重だわよ!」 憂「そ、そんな……」ガーン! 紬「それを、姉の高校受験の応援だあぁぁ?」 憂「……///」コク 紬「……///」 紬「もう、あかん。こうなったらおまえのご両親を呼んで……」 憂「あの……夜逃げして……」 紬「そうだった! くそぅ、今頃2人でハミングバードか!」ムキー 紬「……よく見たら、おまえ結構可愛い顔しとるのう」 憂「え?」 紬「か、身体売れ///」 憂「……え、今なんて」 紬「身体売って金稼いでこい!」 憂「そ、そんな! 嫌です!」 紬「嫌よ嫌よで渡れるほど世の中甘くないんじゃあ」ベチーン! 紬「なぁに、おまえほどの器量じゃ、一兆億万なんてすぐ返せるじゃき」 憂「そ、そんなあ……。だって私……」 紬「ん?」 憂「しょ、処女……だし///」 紬「……///」 紬「しょ……処女なら、なおさら高く売れるんじゃあぁ!」 憂「……」 紬「……おまえの姉、たしか平沢唯いうんたん?」 憂「! やめて! お姉ちゃんには手を出さないで!」 紬「ほんなら、わかっとるの?」 憂「うう……」 紬「なに、私も鬼じゃないわ。おまえの初めての相手にはイケメンをみつくろってあげる」 憂「ほんとに、やらなきゃダメですか?」 紬「な、なんならウチに来て76人の妖精さんと一緒にお話でもしようか?」ドキドキ 憂「……イケメンで、お願いします……」 紬 ガーン ホテルのロビー 紬「ほら、あそこにいるのが、あなたの初めての相手よ」ムス 憂(なんで機嫌が悪いんだろう?) 紬「イケメンが都合良く見つかって幸いだわ。 ま、あなたみたいな女の子を買うんだもの。 イケメンたって、碌な男じゃないでしょうけどね」プンスカ 紬「そうそう、あなたの将来のこともあるし、本名は名乗らない方がいいわ」 紬「べっ。別にあなたを心配してるわけじゃないんだからね!」 憂(キャラが安定しないなぁ……) … 憂「あの……お待たせしました」 イケメン「ん……」 憂「本日のお相手をさせていただく、平沢ウインブルドンです」 イケメン「アルゼンチンからサッカー留学してきました、マナドーカだYo。チェケラッチョイ!」 紬「チェケラッチョイ、Mr.マナドーカ。このこが例の……」 マナドーカ「そうなんだ」 紬「あの、あまり激しいことは……しょ、処女ですので///」 ウインブルドン「///」 マナドーカ「///」 紬「そうそう、Mr.マナドーカ。まずは貰うもの貰わんと」 マナドーカ「チェケラッチョイ!」サッ 紬「ひー、ふー、みー……」 ウインブルドン「そ、そんな! 25万円も!」 紬「も……もう一声ー!」 マナドーカ「じゃあ5万円にして」 紬「まいどありー」 ウインブルドン「え、なんで減ったの?」 紬「さぁ、憂、ンブルドンちゃん」 ウインブルドン「……」 紬「今夜あの男に、あなたの鳥かごの扉を開いて貰ってドキドキの向こう側にいってらっしゃい」 ウインブルドン「……はい」 ウインブルドン「……」テクテク ウインブルドン(これでいい……これでいいんだ。 私さえ我慢すれば、お姉ちゃんは幸せに暮らすことが出来る)テクテク ウインブルドン(それに、マナドーカさんも、言われたとおりイケメンだし……)チラ マナドーカ「……」テクテク ウインブルドン(でも、冷たい感じの顔。紬さんの言うとおり、女の子を買うなんて碌な男であるはずがない!)テクテク ウインブルドン(やっぱり怖い! 怖いよお姉ちゃん! 助けてよ!)テクテク マナドーカ「着いた」ピタ ウインブルドン「……え? ここって、裏口?」 マナドーカ「そう。だましちゃってごめんなさいね、平沢……憂さん?」 憂「なんで私の名前を!? だましたって? あなたは一体」 マナドーカ「私の名は真鍋和。逃がせ屋よ。これでも、一応女です」 憂「え、女性? 逃がせ屋って?」 和「あなたたちみたいにね、にっちもさっちもいかなくなった子たちを無事に逃がす、 そんな集団なのよ、私たちは」 憂「私……たち?」 和「あ、もしもし、律? どう? 空港までのルートは」 律『おう、和! 時間ギリギリ、なんとか間に合いそうだ!』 憂「あの、和さん! まだ家に、家にお姉ちゃんが!」 和「大丈夫よ。もしもし澪?」 澪『ひっ! ミエナイキコエナイ』 和「聞いて!」 澪『あぁ、和か。大丈夫、お姉さんの平沢唯さん、無事確保した。 こちらもすでに空港に向かっているところだ』 和「そう、ありがと。後はチケットの手配だけど、梓ちゃんなら大丈夫ね」 梓「おい、ちょっと待て。なんで私の知らない回想に私が出てるの!?」 憂「あの! どうして私たちにこんなにしてくれるんですか!?」 和「ふふ、私たちも何もボランティアってわけじゃないのよ。 貰うものはスポンサーから貰っているから気にしないで」 憂「スポンサー?」 和「それは秘密。さ、行きなさい」 紬「待ちなさい! 逃がせ屋和ちゃん!」 憂「!」 和「意外に早く気づかれたわね。さすがコトブキヤ13代目ってとこかしら?」 紬「まさかMr.マナドーカが、あの和ちゃんだったとは……迂闊だわ」 憂「和さん!」 和「憂は逃げることだけ考えなさい。ここはまかせて」 紬「逃がすと思うの!? この私が! 和ちゃんともども、この聖剣琴武器のサビにしてくれるわ!」ビュッ! 和「くっ! メガネバリヤー!」ガキッ 憂「和さん!」 和「私のことは気にせず! 早く行きなさい!」ググッ 憂「! 和さん」背中ダキッ! 和「え?///」 憂「絶対……絶対無事でいてください!」タタタ… 和「……///」 紬「別れはすんだ?」 和「あら? 待っていてくれたの? 優しいわね。 優しいついでに見逃してもらえないかしら?」 紬「冗談。あなたに冥土の土産をあげるまでが私のやさしさよ。 ううん。やさしさついでにあなたのすぐ後で憂ちゃんもあの世に送ってあげるわ」 和「それは……どうかしら?」ヒュッ! 紬「! な、なにぃ!?」ガキーン! 和「……ふふ」 紬(なんてパワー……さっきまでとは全然違う)ググッ 和「今夜の私は、少々のどかじゃないわよ?」 ~~ 憂「その後は律さんたちが用意してくれたルートで無事に逃げ出すことが出来た。 和さんや、逃がせ屋さんたちには本当に感謝している。でもね」 梓「……」 憂「和さんにはあれ以来会ってないの……。 あの紬さんとの対決がどうなったのか、私には知るよしもない」 梓「……」 憂「和さんが無事でいるかどうか……ううん! あの逃がせ屋和ちゃんだもの! きっと無事!」 梓「……」 憂「今もどこかで、にっちもさっちもいかない子達を逃がすために活躍しているよ!」 梓「……」 憂「と、これが私と和ちゃんとの出会いのお話」 梓「……」 梓「……」 梓(どうすればいいんだ、これ) 梓(何も考えずに話書いてゲフンゲフン話聞いてみたら、もはや中学の頃の真鍋先輩とかカンケーないぞ?) 梓(というより、一体何を突っ込めばいいのかわからない!)チラ 憂 キラキラ 梓(うわー感想聞かせてって、こっちガン見してるよ! どうする梓! 何が正解なんだ!?) 和「憂いる?」ガラ 憂「あ! 和ちゃ……和さん!」 梓(よかった! 何はともあれ膠着状態がとけたぞ!) 梓「こんにちは、真鍋先輩。珍しいですね、2年生の教室に」 和「こんにちは、梓ちゃん。今日久しぶりに憂と帰る約束してたのよ」 梓「……」 梓「あの、真鍋先輩。つかぬ事をお聞きしますが」 和「なに?」 梓「逃がせ屋……って、何ですか?」 和「は?」 和「逃がせ屋? なにそれ。梓ちゃんが考えた言葉? ごめんね、ちょっとわからないわね」 憂「変な梓ちゃん」アハハ 梓(く! わかっていた……わかっていたさ!)プルプル 和「でも、そうね。私は逃がせ屋というよりは……脱がせ屋ってとこかな?」チラ 憂「! もう、和ちゃん! 学校では内緒って言ったのに///」 和「おっと、いけない」アハハ 梓「おい待て」 和「憂」 憂「なぁに、和ちゃん」 和「今夜も脱がせて良いのかしら?」 憂「も! もう、和ちゃん! 知らない! ///」ダッ 和「それじゃあ、梓ちゃん。私たち帰るね」 梓「……」 唯「え? 中学時代の和ちゃん?」 唯「なんていうか……憂とベッタリだったよ?」 梓(それは、たった今現在も進行形ですよ、お姉さん) 紬「おしまい!」 戻る
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ガムポパ チベット密教の僧。 ミラレパの高弟。 カダム派出身でカダム派とカギュ派の統合に成功しカギュ派の主流を作った。 関連: ミラレパ (師) トゥースムキェンパ (トゥースム・キェンパ、弟子) パクモドゥパ (弟子) ツゥンドゥータクパ (ツゥンドゥー・タクパ、弟子) バロム (弟子)