約 3,918,060 件
https://w.atwiki.jp/2chroyal/pages/143.html
寺生まれはスゴかった ◆i7XcZU0oTM あの変な生物を破ァ!!してから、どれだけ経っただろうか。 未だ残る邪気の発生源と、ついでに何か役に立つ物がないか、探し回ったものの、収穫はゼロだった。 役に立つ物も見つからず、邪気の発生源も、はっきりしないまま。 結局、時間を消費しただけだった。 今も、一軒の民家の中を探し回っていたが、特に役に立つようなものは、見当たらなかった。 「……」 その民家の中。 リビングのソファーに腰かけ、考えを巡らせる。 「……そう言えば、お前、名前は何と言うんだ」 「ぽぽぽ、ぽ、ぽっぽ……」 「…………むむ」 何て言っているのか、良く分からない。 だが、この声はどこかで聞いたことがある。 一体、どこだったか……。 確かに、聞いたことがあるんだが。 「……とりあえず、座ったらどうだ? 立ったままじゃあ、何だしな」 「ぽぽぽ……」 言われるがまま、相手は地面に座る。 ……まあ、とりあえずこいつの事は後回しだ。 今は、他に考える事がある。 ――――ひろゆきと名乗った、あの男。 あいつからは……今まで出会った霊とはまた違う、邪気を感じた。 そうだな……"吐き気を催す邪気"とでも言おうか……。 そんな、ドス黒い邪気を、俺は確かに感じた。 あの時、確実に破ァ!!できていれば、こんなことにはならなかったってのに……。 初めて味わう"邪気"に、(情けない事だが)俺は気圧されて何もできなかった。 我ながら、情けない……。 しかし、俺がここでいくら悔やんだ所で、あの3人の命が戻って来る訳じゃない。 自分で自分が憎い。あれほどの邪気を前に、動けなくなるような自分が……。 「クソッ……」 「ぽぽぽ、ぽぽ……」 「何だ、慰めてくれるのか……?」 結構、優しい面もあるのか? ……やっぱり、こいつは良く分からないな。 「悪いな、気を遣わせて」 「ぽぽ、ぽっぽぽ……」 ……そうだ、くよくよしてばかリじゃいけない。 いつまでもウジウジ腐ったままなんて、俺らしくないな。 失われた命の分も、生きなきゃならない。 悪霊を祓い、邪気を浄化する、寺生まれとして。 「…………そう言えば。今、何時だ?」 ふと、疑問が浮かぶ。 そういえば、今までの民家で、時計を見かけた事がない。 一体、何故だろうか?壁掛け時計くらいなら、どこの家にでもありそうな物だが。 だが、現に俺が見て回った民家(だいたい5~6軒か)には、見当たらなかった。 何か理由でもあるのか、それとも特に意味はなく、たまたまなのか。 ……時間を確認するなら、俺に支給されている時計を見ればいいだけなのだが。 時計が置かれてないのは、もしかしたら、全員が時計を持たされているからなのかもしれないな。 「……暗くて良く分からんな。済まないが、電気をつけてくれ」 「ぽ」 「ありがとう」 はっきりと、時計が見えるようになった。 ――――2時を、少し過ぎている。 そうか、もう2時間も経っているのか。 だとしたら……中には、殺された人も、いるかもしれないな……。 できれば、その命が失われる前に、助けたかったよ。 だが、これほど広い街の中で、探し出せるとは、思えない……。 時間を確認したこと。 それで、俺はまた己の無力さをひしひしと痛感させられる。 「…………」 心が乱れる。 これほど動揺していては、思考もまとまらない。 落ち付け、落ち着くんだ……。 バッグから水を取り出し、一口。 冷たい水の感触が、俺に落ち着きを取り戻させてくれる……。 「ふぅ……」 少し、落ち着いたか。 だが、まだ心は少し乱れている。 ……このままでは、何かあった時に危険だな。 「ぽっぽぽ、ぽっぽっぽ……」 妙な奴は、ずっと窓を見つめている。 邪気や気配を感じないから、誰かがいる訳じゃなさそうだが。 俺も外を覗いてみるが、特に誰もいない。 「誰もいないな……何か見つけたのか?」 「ぽぽ、ぽっぽ」 「せめて、意思疎通ができればな……何か方法は無い物か……俺の言ってる事は、理解出来てるのか?」 ぽ、と短く呟いてから頷く。 どうやら、言葉は理解できているようだ。 さて、どうやって意思疎通を図った物か。 「そうだ、書くものがあったな……文字は、書けるのか? 書けるんなら、筆談で話せるが」 今度は何処と無く悲しげに、ぽっ、と呟いた。 ……駄目か。 「……まあ、俺の言葉が分かるだけでもいいさ。それが出来れば、身振り手振りで答えられるしな」 そうだろ?……そう呼びかけると、奴は親指を立てて答えた。 やっぱ、悪い奴じゃなさそうだな。 ◆ (ハァハァ……こ、ここまで逃げれば、もう大丈夫なはずだお) ずっと全力だったせいか、息が上がって息苦しい。 そのまま、ぺたりと地面に座り込む。 ……散々だ。 まさか、一番最初に出会ったのが、あんな熊なんて……。 もしあの時逃げ切れなかったら、自分も頭からバリバリと……。 「……そ、そんなの嫌すぎるお! あんなのに喰われて、死にたくないお!!」 もしかしたら、他にも危ない奴はいるかもしれない。 ……今度は、逃げられるかどうか分からない。 身を守ろうとしても、今、自分は何も持ってない……! さっき、逃げる時に落として行ったんだった! こんな状況で丸腰とか……とてつもなく、ヤバい。 「も、もうダメだお……お先真っ暗だお……」 もうだめだぁ……。 がっくりと地面に手をついて泣く。 こんな所で死んじゃうなんて、そんなの考慮してないよ……。 (死にたくないお……) 完全に諦めそうになった時。 「……お?」 涙で歪む視界が、光を捉えた。 沢山の家の中の、1つに、明かりが灯っている。 ……誰か、いるんだ。 (一体、誰がいるんだお……?) 気が付けば、立ち上がって歩き出していた。 あの光に釣られるように。 もしかしたら……自分を、助けてくれるかもしれない。 根拠も確信も無いけど、そんな気がした。 「と、とにかく行ってみるお……」 何か、あるかもしれない。 それだけでも、行く理由にはなるはずだ。 とぼとぼと、おぼつかない足取りで、歩き出した。 呼び鈴を、グッと押す。 ピンポーン……と、電子音が家の中に響いて行く。 「……だ、誰かいるのかお」 震える声で、呼びかける。 それとほぼ同時に、奥から歩いてくる音が聞こえる。 「誰だ?」 「あ、あの……近くを通ったら、ここの明かりが見えたんだお。だから、思わず……」 「そうか、入っていいぞ。今、開けてやる」 カラカラっ、と扉を開ける音が、小さく響く。 その向こうに立っていたのは……ナイスガイの、いい男が立っていた。 「ここじゃ何だから、こっちに来てくれ」 「わ、分かったお」 促されるがまま、民家に入っていく。 ……良かった、危ない人じゃなかったんだ。 心底、ホッとする。 何だか、急に希望が見えて来た気がするよ……。 「適当な所に座ってくれ」 「…………この大きい人は誰なんだお」 部屋の一方に目をやると……身長が軽く2mを超えそうな人が、座っていた! ……何で、こんな所に。 「ああ、こいつは……名前は良く分からんが、敵じゃないから安心していいぞ」 「そ、そうなのかお?」 「そうだろ?」 「ぽ」 ……良く分からないけれど、敵意は感じないから、別にいいや。 「さて……ちょっと、知ってる事を教えてくれないか?」 「分かったお――――」 ◆ 「そうか……そんな奴までいるのか」 「……すごく、恐ろしかったお……目の前で、女の人が、食べられちゃったんだお……」 まさか、熊までいるとは。話を聞く限り、とんでもなく獰猛なヤツのようだ。 その上、人喰い熊とは……放ってはおけないな。 他に被害が出る前に、何とか倒しておかなければ……。 だが、何処にいるのか良く分からない以上、今は何の対処もできない。 「それで、無我夢中でこの辺りまで走って逃げたんだお……その時、ここを見つけたんだお」 「そいつは災難だったな……ほれ、これでも飲んで落ち付け。この家にあったお茶だ」 「ありがとうだお……」 コップを持つ手が、震えている。 よほど、恐ろしかったのだろう。まあ、無理もない。 いきなり目の前で人が食い殺されたら、当然、心の底から恐怖するだろう。 「荷物はどうした。俺と同じようなバッグを、持っているはずだが」 「逃げるのに夢中で、落として来ちゃったお……拾って行く余裕なんて、なかったお」 「まあ、無理もないな……仕方無い。俺に支給されていた物だが、使ってくれ」 そう言って、俺はバッグから俺の支給品だった武器……木刀を取り出す。 役に立つかは分からないが、何もないよりはマシだろう。 「え……いいのかお!?」 「ああ。丸腰じゃ、危険すぎるからな」 「でも、そうすると、Tさんが危ないお」 「俺の心配より、自分の心配をするべきだぜ」 なにせ、今の今まで丸腰だったんだからな。 そんな状態でも、命は助かってるんだから、案外運はいいのかもな……。 「さて……これからどうするか……」 「もう、怖いのは嫌だお……」 出来れば、こいつをなるべく安全な所に隠しておきたいが、何処か無いものか。 ……流石に、連れて歩くのは危険だろうしな。 これほどビビっていては、戦う訳にもいかないし。 どうすれば、一番いいのか……。 常に、一番いい選択肢があるとは限らないことくらい、理解している。 だが、それでも、一番いい選択を求めたくなるのが、人間ってもんだ……。 そんな事を、少し考えていた時。 「……どうするかな――――!?」 少しばかりの静寂を、けたたましい音が打ち消した。 ◆ 「な、何だお!?」 「玄関の方だ! ちょっと見てくるから、ここから動くなよ!!」 返事も聞かず、俺は玄関に走る。 ……狭い民家だ、すぐに到着した。 そこには、半ば予想通りの光景が広がっていた。 「クマー」 「……こりゃ、マズい事になったな」 あいつの話通り、獰猛そうな熊が玄関をブチ破って、玄関前に仁王立ちしている! まさか、こんなところで出会うとはな。 しかし、何故ここが分かったんだ? ……少し考えた所で、俺は、ようやく自分のしていたことの愚かさを悟った。 ――――リビングの電気を、点けたままだったんだ……! 俺としたことが、こんな初歩的なミスを犯すとは。 暗い中、明かりが付いてれば嫌でも目立つ……。 こんな、下らないミスをするとはな。 (……ここじゃマズい。何とかして、奴を誘導しないと) とは言え、どうしたものか。 この巨体では、横をすり抜けて誘導……はできそうにない。 ならば、どうするか? 「……破ァ!!」 ――――相手に、無理矢理移動させる!! 少々力を込めて、光弾を腹にブチ込むッ!! ……流石にこれは効いたのか、今まで仁王立ちだった熊も、表情を崩して後ろに吹き飛ぶ。 いかんせん体重が重いのか、あまり吹き飛びはしなかったが。 「お前ら、裏から出ろ! 出たら、一目散に逃げるんだ!!」 大声で呼びかけた後、外に飛び出す。 ……やはり、暗いな。 「クマァァ――――!」 「うおおっ!!」 熊の鋭利な爪を間一髪でかわした後、体勢を整える。 ……どうやら、あの光弾が予想以上に効いたようだな。 さっきまでの表情とは打って変って、怒りを剥き出しにしている。 その表情からは、野生の獣特有の殺気が漲り、今にも溢れそうだ。 「痛みに懲りて、大人しく引き下がる……気はなさそうだな」 「……クマー」 「こいつとは、意思疎通は図れ無さそうだな!――――破ァ!!」 再び、光弾をブチ込むッ! ……流石に奴も学習したか、回避を図る。 だが、予想以上のスピードに体が追いつかないのか、脇腹あたりにブチ当たる。 それと同時に……苦悶の表情を浮かべる。 やはり、効いている。このまま行けば倒せるか……? しかし……何か、おかしい。 何だか調子が悪いせいで、前からずっといつもの力が発揮出来ていない。 一発目も二発目も、いつもに比べれば、かなり弱かった。 これはどういうことなんだ? この騒動で、少し体力は消費してはいるが、この程度の疲労で光弾の威力は落ちない。 なら、何が原因なのか? 「クマー!!」 「うぐっ……!?」 ――――思考に、意識を集中させ過ぎたか。 強い衝撃を受け、今度は俺が吹き飛ばされていた。 勢いのまま、ブロック塀に叩き付けられる。 ……それと同時に、みしり、と体の軋む厭な音も聞こえて来てしまった。 思わず、呻き声が口から漏れてしまう。 ……痛みからして、折れたのは腕か。折れたのが、一本だけで良かった。 「……やはり野生の力ってのは恐ろしいな。恐ろしくなるほど強い……だが……」 埃を払い、立ち上がる。 「――――負ける訳には、いかねぇな」 「……クマ――――!!」 襲い掛かる熊をかわし、渾身の蹴りをブチ込む。 しかし、奴の肉体にはあまり効果が無い。 大きく体勢を崩した隙を、奴は見逃さなかった。 ……ガシッ、と胸倉を掴まれ、地面に叩き付けられる。 しかし、俺もただでやられる訳にはいかない。 「ガッ……! 破ァ!!」 体に掌を密着させ、そのまま光弾を放つ!! ……怒りの籠った、一撃だ。 こいつは、効くぜ。 「ク……クマー……」 流石に痛い一撃だったのか、苦しそうな表情を浮かべて倒れこむ。 その隙に、何とか立ち上がって間合いを開ける。 ……下手に近づけば、さっきの様に引き倒されるか、爪でやられる。 俺の読みが正しいなら、奴も体力をかなり消費しているはずだ。 あれだけ激しく動き回って、なおかつ俺の攻撃も食らっている。 消耗しない、はずがない……。いくら野生で鍛えられているとは言え、無限に体力がある訳じゃない。 「ハァ……ハァ……くっ、腕が……」 折れた状態で動き回ったせいか、骨の折れた部分は、熱を帯びてきている。 …………下手に気を抜けば、このままぶっ倒れそうだ。 ここで気を失えば、間違い無く、奴に殺られる。 ……負ける訳には、いかねえ! 「……クマー……」 予想通り、奴もかなり消耗している。 ……それは、俺も同じだ。 もう、何度も攻撃する余裕なんてない。 「……クマー!!」 雄叫びを上げて、熊が襲い掛かってくる。 ……腕が痛まない訳じゃない。間違い無く、重度の骨折だろう。 気の狂いそうな痛みと吐き気が、俺の頭を何度も刺激している。 まるで、頭の中で得体の知れない化け物が暴れているように。 だが、俺は引き下がるわけにはいかない。 こいつは、必ず、倒さなきゃならねえ!! 誰かのために。 寺生まれの誇りにかけて、"斃"す!! 「おら、どうした!! お前の力はこの程度か!? 俺はまだやれるぜ!?」 俺に、襲い掛かる爪。……もう、避けきれないだろう。 それでも、必死にかわす努力はした。が、努力は報われない。 爪は、俺の服を軽く通り抜け、その下の肉体に直接当たる。 ――――肉を裂く感覚と共に、右肩に鋭い痛み。 クソッ、骨折の痛みだけでもキツいってのに、その上こんな痛みまで来ちゃあ……。 ――――やってらんねえよな!! 「オラっ!!」 渾身の右ストレート。 拳が当たるとともに、稲妻のような痛みが傷口と脳を刺激する……! そんな状態の攻撃が大して効く訳もなく、熊は更に俺に攻撃を仕掛けて来る。 この爪の動きからすると、狙いは――――! 俺の……目か!! 「――――クマー!!」 「……!」 ……今までの疲労が仇になったようだ。 ギリギリ、かわしきれなかった。 目を、やられた。軽く、切り裂かれた。 血やら、何やら分からん体液やらが、だらだらと溢れてくる。 ……このままじゃあ、マジで……。 「……うおらぁぁッ!!」 勢いをつけて、腹に蹴りを食らわせる。 その反動を利用して、一気に間合いを広げる。 (……くそっ、このままじゃ、俺は……なら、何もしないで死ぬよりは……) ……まだ動かせる右腕で、構える。 もう、これしかない。 俺が死ぬか、奴が倒れるか。 ……俺の全てを、これに賭ける!! 「…………破ァ――――――ッ!!!」 ◆ 「お前ら、裏から出ろ! 出たら、一目散に逃げるんだ!!」 勝手に、体が縮みあがる。 ……有無を言わせない強さが、それにはあった。 「は……早く逃げるお!」 「ぽぽぽ、ぽっぽぽぽ……!」 「ぽぽぽ言ってる場合じゃないお、逃げなきゃヤバいお!」 きっと、あの熊が来たんだ! 自分を追ってきたのか、それとも別の方法でここを見つけたのか。 どっちかなんて分からないし、どっちなのか確認する余裕もない。 「ぽぽぽ、ぽっぽぽ……!」 「さあ、早く逃げるお!!」 無我夢中で家の中を走り、裏口から転がるように飛び出す。 また、こうやって逃げる事になるなんて、思ってなかったよ……。 でも、逃げなきゃ殺されるかもしれない。 その怖さが、自分の足を、勝手に動かして行く。 ……もう、怖いのはこりごりだ。恐ろしいのも、もう嫌だ。 今度逃げる先は……危なくない、場所だといいな。 「……まだまだ、死にたくないお――――ッ!!」 疲れていたはずなのに、スピードは増して行く。 これが、火事場のバカ力? とにかく、速く走れているのは、間違い無い! ……けど、やっぱり体は正直。 疲れた体で走っても、そんなに長く走れる訳がない……。 でも、走らなきゃ……。 走って、逃げなきゃ……。 「……結構走ったお……ここまで来れば、きっと大丈夫だお……」 「ぽぽぽ……」 「あれだけ走って、息切れ1つしてないのかお……? 一体、何なんだお……」 ……とにかく、少し休まないと……。 いくら何でも、もう走れそうにない。 少し、少し休むだけ。 そんな気の緩みが、睡魔を呼び寄せる。 …………いけない、眠たくなってきた。 こんな所で、眠る訳にはいかない。 と言うか、いつ襲われるか分からないのに、眠れる訳がない……。 そんな自分の意思とはお構い無しに、眠気は襲って来る。 せ、せめて身を隠せる場所にいかないと……。 「だ、駄目だお……体が、言う事、聞かない、お……」 その場にバタリと倒れると、自分の意識はスウッと遠のいた。 突然倒れたこの人を、私が背負ってから少し経った。 いきなりその場に倒れたかと思ったら、すぐに寝息を立てたんだから、驚きました。 でも、仕方無いですよね……。 あれだけ怯えて、あれだけ走っていたんですから。 相当、疲れていたんでしょう。 今は、そっとしておきましょう。 ……それにしても、Tさんは大丈夫なのだろうか? あの時、返事をする間もなく飛び出して行ってしまったから……。 でも、きっと大丈夫ですよね。 Tさんが、簡単に負けるはずがありませんから。 あれほどスゴい人が、そんな簡単に、負けるはずがありませんよ。 「…………まだまだだお…………」 そう言えば、この人の名前を、聞いてなかったですね。 でも、別に問題はありません。目が覚めたときに、聞けばいいんですから。 今は、ゆっくり、眠らせてあげましょう。 ……せめて、夢の中では。 幸せな事に、出会えるといいですね。 そんな事を、考えていた時でした。 「破ァ――――――ッ!!!」 Tさんの大声が、突然聞こえてきました。 きっと、襲ってきた人と戦っているんですね。 Tさんの事は心配だけど、ここで戻っては、好意をムダにしてしまう……。 ……結局、私は、この人と共に、ここから離れることにしました。 Tさんの身を、案じながら――――。 【D-1路上/一日目・黎明】 【内藤ホライゾン@AA】 [状態] 健康、クマーに対する強い恐怖、疲労(大)、睡眠中 [装備] 木刀@現実 [道具] 無し [思考・状況] 基本 死にたくない 1:……(睡眠中) ※数多くのSSに参加した経験が有ります ※荷物を全て落としました 【八尺様@オカルト】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本 ぽっぽぽ…… 1:今はこの人(内藤ホライゾン)を眠らせてあげる 2:Tさんが心配、だけれど逃げる…… ※2人がどこに逃げたかは後の書き手さんに任せます ◆ ヒビの入ったブロック塀。 辺りに残る血痕。 それらは全て、ここで行われた激戦の証だ。 寺生まれの力と、野生の力……お互いに、常軌を逸脱した、力だ。 それらがぶつかり合った。 お互い、一歩も引けを取らない程の、激戦だった。 そして、最後に放たれた、至高の一撃。 ――――万全の状態であれば、このバトルロワイアル中でも、参加者を葬りかねない程の威力。 だが、今は違った。 骨折、右肩負傷、片目損傷、その他細かなダメージと、そんな状態では……。 当然、出せる力も限られる。 それでも……絶大な威力があったのは、事実だ。 「ク…………マー…………」 クマーが、がくりと項垂れる。 光弾が直撃し、吹き飛ばされた勢いで、ブロック塀に叩き付けられたのだ。 だが……Tさんの予想とは違い、完全に倒せはしなかった。 それでも、光弾のダメージ+壁に叩き付けられたダメージが合わさり、結果的に大ダメージを与える結果となった。 おそらく、骨の1本や2本は軽く折れているだろう。 いくら自然と言う厳しい環境で鍛えられたからと言って、無敵では、ない。 攻撃を食らえばダメージは、当然負う。手痛い打撃を食らえば、骨も折れるだろう。 Tさんとの交戦で受けたダメージ。 その途中で、消費した体力。鍛え抜かれた肉体も、限界だった。 かくして、Tさんはクマーに、大打撃を与える事が出来たのだ。 【D-2・市街地/一日目・黎明】 【クマー@AA】 [状態] 気絶中、全身にダメージ(中)、右腕骨折 [装備] 鍛えぬかれた肉体 [道具] 無し [思考・状況] 基本 野生の本能に従うクマー 1 気 2 絶 3 中 ※D-2市街地のブロック塀のいくつかに、ヒビが入っています ※クマーがどれほど経てば目覚めるかは、後の書き手さんに任せますが、少なくとも30分は目覚めないでしょう だが、その代償は……あまりにも、大きかった。 地面に倒れ、身動き1つしない、Tさん、 肩の傷口から、夥しい量の出血をしている。 身動きも取れない程の疲労と、出血多量の危険な状態が、同時に体に襲い掛かっている。 もう、意識はない。もう、手の施しようがない。 しかし、顔は……何故か、笑みを、浮かべていた。 ――――俺のやったことは、無駄じゃなかった。そう言いたげな、笑顔だった――――。 【寺生まれのTさん@オカルト 死亡】 【残り 60人】 ※Tさんの支給品(基本支給品一式、PDA、不明支給品×1~2)は、遺体近くの民家内に放置されています ※辺りにTさんの「破ァ――――――!!!」の声が響きました ≪支給品紹介≫ 【木刀@現実】 刀の形を模した、木製の物。斬ると言うより、殴る物か。 また、何故かおみやげ屋に多く置いてある。 No.25:かなりやばい資料見つけました 時系列順 No.29:葛藤は時として人を毒蛇に変えてゆく No.25:かなりやばい資料見つけました 投下順 No.27:【髪は】バトロワ内でした悪行を懺悔する絵師【言っている…】 No.02 バトロワでも寺生まれはスゴイ! 八尺様 No.43 希望的観測 No.02 バトロワでも寺生まれはスゴイ! 寺生まれのTさん 死亡 No.20 ( ^ω^)と嵐を呼ぶクマーのようです 内藤ホライゾン No.43 希望的観測 No.20 ( ^ω^)と嵐を呼ぶクマーのようです クマー No.43 希望的観測
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/2480.html
ほのか ほのか。 ほのか そう。 ほのか ・・・ ほのか (ほのかは選手では無かった。 ほのか (ドラフトに他の選手は色々選ばれているのに自分が選ばれない事への劣等感 ほのか (などは ほのか (そんなに無く ほのか (ジルギスとかも選ばれてないし ほのか (単にルールとの相性だろうと ほのか (割り切る事にしている。 ほのか ・・・ ほのか (しているったらしている。 ほのか (鳳凰ラピエル灰簾ツカサ。順当すぎる選定。 ほのか (日輪……… ほのか (まあ、そういうこともある。 ほのか ・・・ ほのか なんだか。 ほのか ・・・ ほのか (ツカサや他の熱戦を繰り広げたファイターに労いの言葉でもかける ほのか (部活の後輩的な ほのか (ベンチ盛り上げ選手的な ほのか (そんな活動をしようと駐屯地までやってきたが… ほのか ・・・ ほのか なんだか。なあ。 ほのか (気分が乗らなくなってしまった。 ほのか (まあ、そういうこともある。 ほのか そもそも・・・ ほのか (一回戦の鳳凰から行くのがスジだが、なんか重苦しい雰囲気だったので行けず ほのか (じゃあ二回戦ってことにしたけど、 ほのか (まだ1ラウンド残ってるし、半端は良くないね。 ほのか ・・・ ほのか せっかく来たけど。。。 ほのか ・・・ ほのか (せっかく来たというわりにはジャージ姿だ ほのか (GBB ほのか (グレートボインバスターの格好で来たら、 ほのか (なんか試合出たがってるみたいで ほのか (ドラフトで選ばれてもないのにその格好でくるのはちょっとアピールがすぎる ほのか (お給料の発生しない夢の中までそんなプロ根性魅せるのは、 ほのか なんか、違うし。 ほのか ・・・ ほのか そうだ。 ほのか (普段行けない所に行こう。 ほのか ・・・ ほのか (行き当りばったりの思考と行動だが、 ほのか (これはこれでいいのだ。 ほのか (休みの日のスケジュールにまで計画性を求められちゃたまんない。 ほのか (バカみたいにスイーツを食べたりしないだけ褒めて欲しい。 ほのか (夢の中でだってみんなの記憶に残るなら滅多な事は出来ない。 ほのか (なら、こっそり。 ほのか ・・・ ほのか (隠れeスポーツバー ほのか (フォーデンの最新にして最深。 ほのか (ファイター至上主義のこの街で、フェニキシアンゾーン以上に新規新鋭を貫くこの場所。 ほのか (これでも有名人なジャージほのかがおいそれとは行けないので、 ほのか 今日ぐらい。いいよね。 ほのか (こっそり行ってみる事にした。 ほのか ーーーーーーーーーー ほのか ついた。 ほのか (ジャージほのか。eスポーツバーにIN! ほのか お金払わなくて良いのかな… ほのか 夢だし、良いよね? ほのか … ほのか ……… ほのか (バー内に勝手に侵入して ほのか (オレンジジュース(???)をグラスに注ぎ ほのか なんか…良いのかな…ほんとに… ほのか (オレンジジュース片手に店内をうろつく ほのか (奥の奥へ行くと… ほのか 広いんだな…この隠れ家… ほのか (古めかしいアーケードゲーム機。シドリーからの型落ち品の輸入か? ほのか ・・・? ??? (こういう店は奥に広い。事が多い。 隠れ家的というやつか。 ??? (そんな訳で、奥の奥。店の最奥にある広めのテーブル席。 ??? (ほのかの耳に静かな物音が聞こえる。 人の気配だ。 ほのか (あれ? もしかして店員さん…? ほのか ・・・ ほのか (物音の方へ近づいていく ??? (パチ、パチ、と。 軽くて硬めの物同士を打ち付けるような。 ??? ……と、此処で… (小声で呟く、男の声。店内BGMが掛かっていればどれも掻き消される程度の音量だが。 ほのか ・・・(近づいていき ほのか ・・・あ!(小声の男を見かけて声を出す ??? (テーブルには81マスで区切られた盤。 盤上に、はたまたテーブルにも置かれた駒は将棋のそれだけではなく。 ??? (他のボードゲームの駒を拝借してるのだろう。テーブル上は思いの外雑然として、つまり…… ??? ……ん、(案外好き放題遊んでる。 ほのか (ジャージ姿で、いつぞやと違いサングラスは無し。 ほのか (なぜかオレンジジュースを入れたグラスを片手にうろつく…爆乳女子選手(OFF) 春慶 …(現れたほのかと目が合う、着物姿の男。 春慶 ……どうも。(何を言うか迷って結局無難に挨拶した。 ほのか …あ。はい。 ほのか その………おめでとうございます。 春慶 …ぁぁ、うん。(絶対その為に来たんじゃないよな…とは理解しつつ。 ほのか (ひとまず祝辞。バトルロイヤルにおける称賛の言葉は結構難しいものだが、あの春慶の活躍は褒める所しかあるまいて。 春慶 ありがとう。(讃辞は受け取る。卑下する方が感じ悪いだろう。 ほのか …何を、しているんですか?(本当に何をしているかわからないので訊く 春慶 振り返りだよ。さっきの試合の。(将棋盤に視線を落として ほのか ・・・。(すんっとした目で、盤面を見る ほのか ・・・。・・・。 ほのか 反省会のようなものですか? 春慶 そんなとこかな。 あっちのモニター(無音のテレビ画面を指差し)、観客席用の試合映像が流れてるでしょ。 春慶 あれで他PLの動向を補完できるから、試しに全体の一連の動きを並べてみようかなって。 ほのか ・・・ふぅん、、、 春慶 どっちかというと棋譜並べみたいなものか。 ほのか なんか、やっぱり、 ほのか 本当ストイックなんですね。・・・。・・・。ぁ。すごいです。 ほのか (一個はなれたテーブルの椅子に座って、オレンジジュースを飲む 春慶 まあ…半ば趣味だよ。好きでやってるだけ。 春慶 次戦に繋がる物もまあ、あればいいとは思うけどね。 ほのか 全選手の動向を………(モニターも見ながら ほのか っ、すごいですね。 ほのか ……ぅゎ、これお酒だ。(半分ぐらい呑んじゃったオレンジジュース見ながら独り言 春慶 は。…大丈夫なの?(怪訝そうにほのか見て ほのか ぁ。聞こえてました? ほのか …別に良いですよ。私、試合呼ばれたわけじゃないですし。 ほのか そんなに酒弱い“キャラ”でも無いんで、特になにも変わりませんしね。 ほのか (そういう本人だが、明らかに平時より口数は増えている) 春慶 (あんまりボリューム差無かったよ)…ま、夢だし。そう悪酔いする事も無いか。 ほのか 試合にも出ず3回戦を前に酔っ払ってロクに観戦もせず、じゃあ本当に何しに来たかわかりませんし、 ほのか 大丈夫でしょ。大丈夫です。だいじょぶですよ。このぐらい「ほのか」は。 ほのか (残ったオレンジジュースを飲み 春慶 酒の強弱まで設定優先なんだ。 なんか大変だね。(嫌味でもなく 春慶 …そもそも未成年じゃなかったっけ。深くは突っ込まないけど。 ほのか そうですよ。「プロ」なんですから。当然ですよ………(空になったグラス見て ほのか パッチテストって知りませんか?プロ棋士は。 春慶 あぁ、ファイターはそういう検査多いわけね。 ほのか いいえ。 ほのか …お酒の強さを測るパッチテストの結果をファン限定公開のプロフィールに載せるんです。 ほのか そうすると ほのか if妄想で飲みシチュとかするときに捗るんです。 ほのか …売れセンですよ。 ほのか (なんだか淡々と説明し、 春慶 …… そうなんだ。(ようわからん世界だな…と思うも ほのか …(近くの棚にあった見るからに酒な缶を手に取る 春慶 …その辺にしといたら?(頬杖ついて横目に ほのか ………貴方に差し上げようと思っただけですけど。(頬杖つく男を見て 春慶 遠慮するよ。 酒は… ほのか そうなんですね。 ほのか 飲まない“設定”ですか?プロ棋士さんは。 春慶 得意じゃないから。(苦手、とは言わない。弱くはないのかもしれない ほのか ふぅん。 ほのか …はぁ。そうなんですね。 春慶 ……(少し様子が違う事は察せる。だがわざわざ突くような間柄でもない。 春慶 (駐屯地に選手以外が訪れる事は、…まあ弟がやってたから出来るんだろうが ほのか (考える春慶を尻目に缶を開ける 春慶 (恐らく同業のファイター経由でこの催しを知って、…ならなんでこんな所に来てるのやら。 ほのか (プシュっと泡の音。今度こそわかりやすくお酒。いわゆるビールだ。 ほのか …(乾杯。も言わずに黙って飲み始める 春慶 …(ぁーぁ。と頬杖突いたまま 特に何も言わないが ほのか 良いじゃないですか。 ほのか 夢の中ぐらい……… 春慶 そうだね。止めないよ。 ほのか ……… ほのか そうだけど、そうじゃないんです。 春慶 ……は? ほのか …(思わせぶりな事を言いながらビールに口をつける ほのか 「ほのか」じゃなくて、 ほのか ……… ほのか 貴方達「プロ」の事ですけど。。。 春慶 ……(はぁ、と一息吐く。 「わざわざ突く」と腹を決めた合図でもある。 春慶 どうしたの。さっきからやけに捨て鉢だけど。 ほのか ……… 春慶 言いたい事があるなら言いなよ。 ほのか ………それなら。言っちゃいますけど。 ほのか ……そんなに言うなら。仕方なくですけど。 ほのか …春慶プロ、既に強いじゃないですか。 春慶 ……(色々返す言葉が過ぎるが、まあ黙って。 ほのか ………既に。強い。強い人です。 春慶 …… ほのか そうですよね? 春慶 …基準を何処に置くかにも拠るけどね。(案外と即答せず ほのか ………一番嫌な答えです。 ほのか …(ビールをごくごくと飲んで 春慶 せめて堂々と強いぶれって?…そうも行かないよ。 春慶 今の僕は棋界最強じゃないんだから。 ほのか ……… ほのか それは……知らないですけど。 春慶 だろうね。あんまり知られた世界の話じゃないし、周りに態々説明もしない。(そもそもヴァースで将棋界というのはニッチすぎる。 ほのか でも。 ほのか 春慶さんは、 ほのか フォーデンプロファイターのチームにドラフトで選出されて、 ほのか 他の道場のフォーデンプロファイターのチームに勝ってます。 ほのか そればかりか…ヴァース中の有名人を相手とって勝利してます。 ほのか ……… 春慶 ……ぁぁ。そういう。 ほのか ほら。そんな感じ… 春慶 それこそ「基準を何処に置くか」だね。 仮に狭いコロシアムに1vs1で放り込まれたら結果は出せないよ。 ほのか じゃあ、その状況で「ほのか」に負けると思いますか? 春慶 君の戦闘技能を全部把握してる訳じゃ無いけど。負け筋が無いとは思わない。 ほのか ……… 春慶 ていうか、君が最初から「勝てる筈ない」って思ってるだけなんじゃないの。 ほのか っっ!! ほのか それがダメだって言うんですか…? 春慶 …試合見てたんだよね。 じゃあ僕の召喚に準備が要る事も解る筈でしょ。制限も多いし、対策は幾らでも見出せる筈だ。 ほのか ………ぁー。。。 春慶 そういう事を考えないで試合するな、……とまで言う心算は無いけど、 ほのか もうっ、ほんっと……… ほのか そういう所です。 春慶 感情的に当たられる謂われまでは無いかな。 ほのか ……… ほのか ごめんなさい。(謝り 春慶 ………急に落ち着くんだ。 ほのか ……… ほのか なんで。 ほのか なんで、そんなに「強くあれる」んですか? 春慶 なんで、って。 ……(少し考えて 春慶 考える事と、勝つ事が好きだから。 ほのか ………そっか。 ほのか 薄々わかっていたけど、残酷な答えですね。それ。 春慶 好きだと思える畑を生業にしたんだから、後はとことんやるだけだよ。 …(ほのかを見遣って ほのか それなら、 ほのか 私は? ほのか 「ほのか」は…? 春慶 ……うん。(今まさに訊こうと思っていた事 ほのか (ビール缶を机に置いて、春慶を見る 春慶 君は楽しくないの? ほのか ……… ほのか …“私”は、夢の中でまで勝とうなんて思えなかった。 ほのか ドラフトに選ばれなくても、お給料が出ないなら………悔しくないし。 ほのか 今日この日しか使えない戦略なんて考えるつもりも無かったし……… ほのか なのに……どうして… ほのか あなた達は、“そう”なの? 春慶 …… 春慶 将棋棋士は遊戯を本気で遊び続けるプロ。 ファイターの面々は、試合や戦いがそうなんだろうね。 ほのか だから夢の中でも全力で挑むし、 ほのか 誰の目から見ても快勝でも、 ほのか (盤に目線を落として)反省会に勤しむ? 春慶 …(え、逆に感想戦しないとかある? と思うが ほのか あの試合を見たら、勝者<あなた>に対して、「ほのか」の勝ち筋を考えてなきゃ行けないの? ほのか (ーーーーー …試合見てたんだよね。 じゃあ僕の召喚に準備が要る事も解る筈でしょ。制限も多いし、対策は幾らでも見出せる筈だ。 春慶 (火に油だってことは解る。)… 春慶 (まあ人それぞれなんじゃない。さっぱり切り替えて観戦してる人も痴話喧嘩してるのもいたし。…とか言うのもアレなのは解る。 春慶 ……勝ちたいなら。 勝ち続けたいと君が思ってるなら、そうなんじゃない。 ほのか ……… 春慶 …プロファイターと言っても複合的な要素がある。 闘技場で戦う事。勝ち負けを競う事。その為に努力する事。多くの観客に見られる事。声援を貰う事。 ほのか 思えて、無いですよ、、すでに。 春慶 君は、その何処かしらに魅力を感じて、それ(プロ)を続けてるんだと思ってたけど。 ほのか ………。。。 ほのか 私、 ほのか ずっと「ほのか」じゃないんです…。。。(謝るように俯いて ほのか ツカサプロが、「砕動-砌場ツカサ」じゃなかった時を見た事がありますか? 春慶 ……… ほのか 「荒廃した宝石鉱山-灰簾」は?「聖剣闘士-エペ・ラピエル」は? ほのか …(顔上げて ほのか …「巌黒春慶」棋士は? ほのか みんなずっと、ずっと、ずっと「プロ」なんです。 春慶 ……… ほのか 「ほのか」は現実でさえ、ずっと「ほのか」じゃ居られないし。 ほのか 夢の中なんて、(ビール缶再び手にとって呑んで ほのか こんな風に怠惰で無意味……… ほのか ……… 春慶 それを君は後ろめたく思ってるんだ。 ほのか ……… ほのか (春慶を見つめて ほのか … ほのか …はい。(涙を流す 春慶 ……。そう。 ほのか ……… ほのか 勝つために考え続けられない私は……きっとプロファイターには向いてないんです。 春慶 ……(多分、突き詰めると残酷な結論に行き着く。それは適性とか才能の問題だろうから。 春慶 ……難しいね。 僕ならこう考える、とか今言われてもしんどいでしょ。 ほのか ………きっと、そう、ですね。 春慶 ……… あぁ。でもさ。 春慶 ドラフトに選ばれなかった事は、悔しかったんでしょ。 ほのか ………っ、。。。 春慶 ……そう思える事は、きっとプロファイターに向いてるよ。 …少しね。 ほのか っっ、、。。 ほのか ………っ、、悔しがってるだけでも、、、ですか? 春慶 あぁ。悔しささえ無くなったらきっと終わりだから。 ほのか ………っ、 ほのか それだけなら、ありますよ。“私”にも。 ほのか 負けたら悔しいし、サボったら悔いるし、選ばれなかったら泣いちゃいます。 春慶 そう。良いじゃない。…(言って、傍の棚に手を伸ばす 春慶 (取り出す缶は…二本。 自分と、ほのかの前のテーブルに置いて 春慶 じゃ、悔しい自棄飲みでもしようか。(ようするに、付き合うよ。と ほのか ……… ほのか そんなのに付き合わせるのは申し訳ないです。(言いつつ缶は受け取り ほのか …(缶を持って、盤の前に正座して 春慶 …あぁ、なんだ。(その様子を見て 春慶 思ったより全然「頑張れそう」じゃない。 ほのか ………ちょっと、無理してるだけです。 ほのか ……乙女の涙まで見せて、凹んだままだったら、現実で起き上がれないですから。 ほのか …だから、その、それ。 ほのか 感想戦、聴かせてもらっても良いですか。 ほのか 春慶「プロ」。 春慶 あぁ、勿論。 春慶 …っていうか、感想「戦」って言うだけあって、本来は対局者2人でやるものなんだよね。 春慶 という訳で。ちょっと相手になってよ。(言うなり駒を動かし始める 幾分楽しげな様子 ほのか 半端者ですけど、、、………今だけ、 ほのか 「対戦宜しくお願い致します。」(深々と一礼 春慶 あぁ。よろしくお願いします。
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/14.html
16 :本当にあった怖い名無し:2005/11/05(土) 21 37 05 ID ntACuWvY0 ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみたんです。 トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。 と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。 あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで降りてみたところ、そこに人影はなく、目の前は崖。 ガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら落ちてしまっていたかもしれない。 「あの幽霊は助けてくれたんだ」 そう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についた。 トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に先ほど目の前を横切った女の人の姿が……。 その女の人は、こう呟いた。 「死ねばよかったのに」 「いや、でもホント助かったよ。ありがと」 「ば……ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」 「お礼しないとな。また来週きてもいいかな」 「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危ないわゎ!!!」 翌週、なんか弁当用意して待っててくれました。 作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです。 そのお弁当を食べた瞬間、塩と砂糖を間違って使用してる事に気づきました。 女性「美味しい?」と聞きながら一口食べました。 女性「あっ・・・・・」 女性「兎に角もう此処に来ては駄目よ!!来るにしても一ヶ月位は来ないで!!」 と言いながら、す~と消えました。 今では可愛い奥さんですが。 PS、一ヶ月後のお弁当はマジ美味かったですよ。 これ位は発展させようよ。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/4997.html
ねぎじゃなかった【登録タグ CD CDね PolyphonicBranchCD】 前作 本作 次作 - ネギじゃなかった…Extension of my wish Like A Rolling Star ☆ PolyphonicBranch 即売 同人 発売 2009年2月22日 2009年3月 価格 ¥500 ¥735(税込) サークル PolyphonicBranch CD紹介 『Polyphonic Branch』がお届けするボーカロイドCD第一弾(ルカシングル『Extension of my wish』と同時リリース)。 既発表曲「music」を含む3曲入りマキシシングル。 ボーマス7での初頒布後、とらのあな・あきばお~こくなどで委託販売されている。 曲目 Feel My Soul Rainy Day But Rainbow music リンク 作者HP CD特設サイト とらのあな コメント 『ネギじゃなかった…』ってミクさんそのまま水に流してしまうんですかww -- 画像と題名見て思った小生 (2011-04-04 22 12 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/165.html
本当にゼシカは自分の感情に素直だな。 気負ったり、怒ったり、落ち込んだり、張り切ったり。全部背中越しに伝わってくる。 この素直さは、人生のどの辺りでなのか覚えてないけど、オレが置き忘れてきてしまったものだ。今さら取り戻したいとは思わないけど、羨ましいと思う気持ちは少しある。 だけど、やっぱりゼシカは変わってる。 普通の女の子だったら、『君を守る騎士になる』で喜んで『強いから頼りにしてる』なんて言ったら怒りそうなもんなのに、全く逆だ。 機嫌が悪くなるとスパンコールドレスは突っぱねるくせに、どんなに怒っててもグリンガムのムチは受け取る。 まあ、スパンコールドレスはエイトの錬金用にくれてやることになり、今はプリンセスローブになって着てもらえてるからいいけど。 ・・・修道院にいた頃はこうやって誰かに背中を預けられる日がくるなんて、思ってもみなかった。ましてその相手が、か弱いはずの女の子だなんてな。 思えばオレの壁によりかかるクセ。あれは誰かに背後に立たれるのが嫌だっていう、自己防衛の気持ちがあったのかもしれない。 誰も本当には信じようとしないで、感情を表に表すことは、弱みを見せることと同じだと思い込んで、自分で自分を檻の中に閉じ込めてた。 でも、それはもう過去の話だ。 「悪かったよ。サヴェッラへ行くのに、置いてけぼりくらわして。だけど仮にも聖堂騎士団員として行くのに、女連れってのはマズいと思ったんだ。ヤンガスみたいな悪人ヅラの強面と一緒なのもな」 その一件以来、ゼシカはずっと機嫌が悪かった。でも文句の一つも言ってくれれば、こっちだって弁解できるのに、何も言わないもんだから、ついそのままになってた。ついでにスッキリさせとくか。 「・・・それはいいのよ。人助けのために必要なことだったんだから。でも今度から、ああいう時は目的を教えてよ。そうしてくれれば、こっちだってよけいな心配しなくて済むんだから。約束して」 オレはバカだ。 すれば良かったんだ、約束。滅多にあることじゃないんだし、口先だけで簡単に。でもしなかった。 オレは基本的に嘘つきだけど、本音でぶつかってくるゼシカに嘘はつきたくなかった。 「それは約束できない。だいたいあの件は、基本的にゼシカには関係なかったことだしな」 結果は予想通りだ。ゼシカは過去最高レベルにスネちまった。 自分が間違ってるとは思わない。 他のことならともかく、煉獄島のことも、ゴルドの崩壊も、オレの兄貴がやらかしてくれたことだ。 そして、その発端はオレへの憎しみだ。だからオレには責任がある。 特に煉獄島に送られた囚人たちは、暗黒神とは無関係のところで起こってることだ。何とかしたいと思うのは、オレの個人的感情でしかない。 だから万一、嘘がバレて罰せられることになったとしても、それはオレ一人でいい。他のヤツまで巻き込むことはない。 知らずにいてくれれば、それで良かったんだ。知ってて、知らないフリをするなんて芸当、初めから期待してないからな。 やっぱり、エイトも置いてけば良かったんだ。あのヤロウ、案外口の軽いところがありやがるから。 でも一人では行かせないっていう、心配してくれる仲間の気持ちはありがたいと思ったから、つい情にほだされたのが間違いだった。 ・・・中途半端に考えが甘くなってたのが悪かった。 以前のオレなら、皆が起き出す前に黙ってサヴェッラまで行って、一人でサッサと用件済まして、帰ってから問い詰められても適当にごまかして終わらせてたはずだ。 だけど、黙っていなくなって心配させるのは悪いなんて思ったりするから、面倒なことになる。 マルチェロの指輪を利用して、サヴェッラで一芝居打ったことに関しても、オレは何もおかしなことしたとは思ってない。 でもゼシカは帰ってきたオレに、心の底から意外そうに訊いてきた。 『指輪を見つめて考えてたのって、このことだったの?』 ゼシカが一番ひっかかったのは、どうやらそのことらしい。そしてこう続けた。 『私、ククールはマルチェロの心配してるんだと思ってた』 ああ、全く心配してないってことはないさ。でもあいつはいい年した一人前の男で、回復呪文だって使えるんだ。少なくとも生きてはいるだろうから、今は気持ちを切り替えて、自分にできることをしようと考えただけだ。 そのために、あいつから『奪った』んじゃなく、初めて『貰った』物を少しでもまともなことに使って、ちょっとでも罪滅ぼしになってくれればいいって思うことが、そんなにおかしいか? それなのに、あんな別世界のものでも見るような目で見られると、やっぱり結構傷つくんだぞ。根っからの正直者だから仕方ないとは思うけど。 ・・・それとも、やっぱりオレはおかしいんだろうか? 姫様と心ゆくまで話したエイトは、今度は呑気に世界一周を始めた。 パルミドやゲルダの家、寂れたままのトロデーンにリーザス村。それにご丁寧にマイエラ修道院にまで寄ってくれた。 こんなふうに世界を回ったって、何もいいことなんてない。 結構しんどい思いして、命懸けで戦ってるっていうのに、チヤホヤしてもらえるわけでもなく、知名度は限りなくゼロに近い。 パルミドは相変わらず貧乏臭いし、ゲルダとヤンガスの仲は進展しないし、トロデーンは悲惨な光景だし、ゼシカのお袋さんには意味もなく睨まれるし、修道院では自分が品行方正だったと錯覚おこしちまう様な乱痴気騒ぎが繰り広げられてる。 呑気にしてる連中にイラついて意地の悪い気持ちになったりもするし、サッサと空に行ってラプソーンなんて倒しちまいたいのに、エイトの奴が相変わらずの寄り道好きと錬金マニアぶりを発揮してくれるもんだから、そうもいかない。 きりがないから、そろそろ一発殴って、引きずってでもレティスのところへ行くとするか。 『四人全員が祈れた時、賢者の魂はひとつ・・・またひとつとオーブに宿りゆき救いの手を差し伸べるでしょう』 レティスがそう言うのを聞いた時、オレの人生はほんとに皮肉で構成されてると思ったね。 七賢者の命を守ってくれなかった神様に腹立てて、もう二度と祈らないって思った矢先に、七回も祈れだ? 何の嫌がらせだよ。 『暗黒神のもとへ急ぎましょう。すぐに行けますか?』 しかもレティス、気ィはえーし。 盾や兜なんて、四六時中身につけてるわけじゃない。少し時間をもらって装備を整え、エルフの飲み薬やまんげつそうなんかの道具も確認する。 何げなくゼシカの方を見ると、杖を手に深刻な顔をしていた。 鳥だから仕方ないのかもしれないけど、レティスもデリカシーが無い。 ゼシカにとってこの杖は、暗黒神に乗っ取られた時のことを思い出させる最悪のものだっていうのに、そんなものに向かって祈れっていうのは、ずいぶん酷な話だ。 「ゼシカ、大丈夫か?」 今はオレに心配されても嬉しくないだろうとは思うけど、つい訊いちまった。 「え? 何? ごめん、ちょっと考え事してたから、聞いてなかった」 「・・・いや、いい。何でもない」 心配したところで、他の手段を思いつくわけじゃないんだ。これはオレの自己満足でしかない。 「ねえ、この杖でラプソーンを殴っちゃダメかしら?」 「・・・は?」 あまりにも突拍子もないことを言われて、オレはマヌケな声をあげる。 「ほら、あいつって、自分を封じた岩を女神像に変えたご先祖様への当てつけで、私の身体を乗っ取ろうとしたじゃない? そういうイヤミなことする奴には、こっちもそのぐらいのイヤミで返してもいいんじゃないかと思って。この杖で殴られたら、あいつきっと凄く悔しがるわよ」 「・・・いや、ダメだろ、それ。宿ってる七賢者が気の毒だ」 「あ、そっか・・・じゃあ諦めるしかないわね、残念」 ・・・心配して損した。 オレだったらこんな杖、触るのもイヤだと思うだろうに、本当にゼシカは逞しい。そういうところ、半分とまでは言わない。1/10でいいから分けてほしいもんだぜ。 「ねえ、ククール。マルチェロから貰った指輪は?」 また唐突もないことを言われる。 「・・・持ってるよ」 「持ってるのはわかってるわよ。ちょっと出して」 何となく拒否するのも面倒で、オレは言われた通りに騎士団長の指輪を懐から取り出す。 「やっぱり、そういう無造作な持ち方してたのね。落としたりしたらどうするのよ」 「そんなヘマしねえよ。仕方ねえだろ。あいつ手ェごついし、おまけにそれ、手袋の上から嵌めてたんだぜ? ブカブカで、オレの繊細な指に嵌めたらそれこそ絶対落とす」 もうその件に関しては放っといてほしい。マルチェロの話題が出るたびに、ゼシカとの関係は気まずくなるだけだ。いい加減に懲りた。 「そう思って、これ、買っておいたの」 そう言ったゼシカの手には、細い銀の鎖。ゼシカはオレの手から指輪を取り、鎖に通してペンダントにしてくれた。 「こうして首にかけておけば、簡単には無くならないでしょう? はい、どうぞ」 差し出されたペンダントに、オレは手を伸ばさなかった。 「・・・もしかして気にいらなかった? 余計なことだっていうのは承知してるわよ。でもやっぱり口出ししないなんて私には無理。 だって気になるし、心配だし、放っておけないんだもの。この鎖も本当はプラチナとかにしたかったけど、あんまり高いのは手が出なくて・・・」 「いや、こういうのが欲しいと思ってた」 慌てたように弁解するゼシカに、ようやくかける言葉が見つけられた。 「ゼシカにかけてほしいな」 「は?」 今度はゼシカがマヌケな声をあげる番だった。 「何甘えてるのよ、子供じゃあるまいし」 やっぱりな。さすがにそこまではしてくれないか。 「ほら、頭さげて」 「へ?」 「まったくククールときたら、中身がコレなのに背ばっかり高いんだから。届かないのよ、早く」 「あ、ああ」 言われた通りに頭を低くすると、ゼシカが背伸びをして、ペンダントをかけてくれた。 「・・・ありがとう」 何かいいよな、こういうの。 誰かが自分を気にかけてくれて、ささやかな優しさをくれる。世界中探したって、これ以上のものなんて、きっとどこにもない。 「何よ、しまりのない顔して」 かけてくれる言葉には優しさはないけどな。 「いや、この体勢だと、抱き締めてキスしたくなるなぁと」 覚悟はしてたけど、やっぱり殴られた。しかも顔の両側から挟むようなビンタ。痛い上に、見た目にも結構マヌケだ。 「あのねえ、そういう話は帰ってきてからにしてって言ってるでしょう? 何度も言わせないでよ」 ・・・。 帰ってきてからなら・・・いいのか? 「用意できたのなら、サッサと行くわよ。今度こそ本当に終わりにするんだから」 ゼシカはもう戦闘モードに入ってる。いったいどういうつもりで、あんなふうに言ったのか、聞ける雰囲気じゃない。 ・・・とにかくラプソーンを倒してからだ。 思えば杖に宿ってるのは人間だ。神にはごめんだが、かつて頑張った人間になら祈ることに抵抗なんてない。七回でも十回でも祈ってやるさ。 よし、テンション上がってきた! 『ゼシカだけを守る騎士』じゃなく、『一人の男として、ゼシカの大事なもの全てを守る』って、さっきは言いそびれちまったからな。 チャッチャとラプソーンはぶちのめして、泉での話の続きと、『そういう話』の続きをするぜ! <終> ほしかったもの-前編
https://w.atwiki.jp/tnkcup/pages/12.html
ちんかっぷの大会ほ~しん この大会はそもそもなんとなくではじめた大会なので特に難しい方針とかないですw 当初は「最も品格の無い熱帯大会」という方針があったのですがw ただ自分自身が「なんか熱帯の大会って入りづれーなぁ」と思ったことがあったので、「気軽に参加できる大会がないならつくればいーじゃない!」と授業中思いついたので身内レベルではじめました。 なので、この大会に参加してくださった方はみんな身内です。 人類みな穴兄弟、"ホール・ブラザーズ、Yo!Men!!"の精神ですw まぁ初級者の方も気軽に参加してください 一応、大会規約として「怒らない」ってのがあるんでw 「『舐めプレイ』ってな~に?」ってようじょな方も、「コ、コンボできないってわけじゃないんだからっ///」というつるぺたな方も、どうぞご安心して参加してください。 主催者崩れの男性貴はたぶん毎回一回戦ボーイですからwww また、「大会になるときんちょーしちゃって実力出せないよー><」な八極拳士な方は、「大会の練習」と思ってご利用くだされば、と思っております。 逆に、「舐めプレイうぜー」、「初心者くんじゃねーよ」等をお思いの方は参加にご一考をしていただいたほうがよろしいかと思います。おそらく気分を害してしまう恐れがありますので。 最後に、 そもそもが思いつきの大会ですw なのでかなりgdgdに進行いたしますが、それもご考慮していただければ幸いです。 もう、ホント無計画なんで、皆様のお力を貸していただければと思います。 では、みなさま、おもしろおかしく好きなキャラを動かしましょう。格ゲーの魅力はそこに(も)あると思う愚息ですので。 駄文、長文失礼いたしました 一応、主催者ってか言いだしっぺ さっちんこ(男性貴)
https://w.atwiki.jp/halkyon/pages/35.html
秋だというのに、お日様が頑張っている。お陰で今日も真夏日である。 蝉もまだ頑張っているが、たかが3週間程度のことでもあるし、応援してやりたい気持ちもなくはない。 掃除当番に当たった俺は、自販機で冷たいペットボトル入りのお茶を買った。 一口その場で喉を潤してから、部室に向かう。 部室での飲み物は朝比奈さんが入れる熱いお茶と決まっているものの、こうも暑さが続くと冷たいものを飲んでいたくなる。 部室の扉を開けると、団長席にハルヒが座っているだけで、他は誰もいない。 「ハルヒ、みんなはどうした?」 「ん?アイス買いに行ったわよ」ハルヒはPCの画面から目を離して言う。「あ、いいもん持ってるわね」 「これか?」冷たいペットボトルのお茶をハルヒに示した。うんうんとうなずくハルヒ。 「ちょっとくれる?それ?」ハルヒは機嫌の良い猫を連想させる笑顔を浮かべた。 「ちょっとだけだぞ」といいながら、俺はハルヒにペットボトルを渡した。 ハルヒはペットボトルのキャップを外すとあっと言う間に半分飲んで、笑顔で俺にペットボトルを返してきた。 「は、半分も飲んじまったのかよ」 「喉渇いてたの」ハルヒは落ち着いた表情でいう。「おいしかったわ。ありがと」 ハルヒにため息で返事をして、俺は長テーブルのいつもの席に座った。半分になっちまったペットボトルをテーブルに置いた。 ハルヒと二人っきりになると、どうしても閉鎖空間のことを思い出す。 あのときからハルヒに対してもやもやした感情が消えない。ハルヒを疎ましいと思う気持ちはさらさらない。ハルヒが妙な方向に暴走するのを止めて、できればまともな人生を楽しんでもらいたいと思っている。 なんてモノローグをしてても、みんななかなか帰ってこないな。 「みんなどこまでアイス買いに言ったんだ?」 「さあ?コンビニにでもいったんじゃないの? でもキョンの分はないかもね」 「んじゃ、お前の半分よこせ。お茶のかわりだ」 「あたしのは高いわよ。プレミアムアイスですもの」ハルヒはえらそうにいう。「ま、あんたの態度次第ではあげなくもないけどね」 「なんだ、態度次第ではって」 ハルヒは立ち上がって、団長専用机に腰掛けた。俺の真正面でわざわざ足を組むのはどういう思考回路の働きによるものか。・・・見えるぞ。 「なにやらしい目になってんのよ」ハルヒの表情が不機嫌な表情に変わる「ホント、キョンはエロいわね」 俺は、男の性だ。許せと思いつつも、「それで態度次第とはなんだ?」と言った。 「あたしがキョンにアイスを半分わけたくなるような態度で接してくれれば、あたしだって鬼じゃないんだから、考えてあげてもいいってことよ」 その言い方が鬼だとは思わんのか。 「そうか」悲しいかな口でハルヒに勝つことは最初からあきらめている。 ハルヒは俺の返事に不満だったようだ。バンと机を叩き、威勢よく俺を指さした。 「その態度は減点対象よ」なぜうれしそうに言うのか俺には分からないのだが。 「ああ?、なんていえば満足するんだ。教えてくれれば、その通り言うぞ」 「教えたら意味ないでしょうが」ハルヒはあきれたように言う。 「分からないものはしょうがないだろう」 「ホント、しょうがないわねえ」ため息をついてハルヒが言う。「じゃあ、あたしの質問に答えなさい。その返答次第でアイス半分こしてあげる」 「それならまだ気楽だな」珍しく譲歩してるので、なんとなく不安になる。が、これはハルヒと付き合ったことがないとわからんかもしれんな。 「んじゃ、まず第一問。有希のことはどう思う?」 「長門か。いざとなれば頼れる奴だよな」 「ふむふむ。じゃあ第二問。みくるちゃんのことはどう思う?」 「うーん、着々とドジっ子に成長してるな。将来が心配だ」 「いいじゃない、きっといいドジっ子メイドになるわ」本気でそう思っているような口ぶりでハルヒが言う。 「それでは第三問。あたしのことはどう思う?」 「え?」 「なにきょとんとしてんのよ、あたしよあたし。忌憚のない意見でもいいわよ。もっともアイスはないわ罰ゲームはあるわで大変なことが予想されるけど」 「いいにくいな」 「ちょ、ちょっと、アマガエルの着ぐるみ着て校庭10周してもらうわよ、それでもいいの?」なぜハルヒがあわてているのか、俺には分からない。「そこまでしてあたしに言いたいことがあるの?」 「ちょっと待て、いま考えてるから」 言いたいことがあれば、たいていその時言っているし、ハルヒの罰ゲームと引き換えに言うべきことなどなにもない。 それはともかくこの胸の奥にあるハルヒに対するもやもやしたものの正体をはっきりさせるいい機会かもしれない。 「最近なんというかもやもやしているんだ」 「なにそれ、あたしに対してもやもや? 意味わかんない」 「俺もよくわからん。なんかしらんが、おまえの笑顔をみるのがとても楽しい」 「ば、ばかじゃないの」 「あと、そうだな。別れる時が一瞬寂しい。また会えるのにな」 「は、恥ずかしいこと言わないでよ。・・・・・・みんな居るのに」とハルヒはそっぽを向きながら言う。 「そう」長門の言葉に心臓が止まった。ホントに。冗談抜きに。 恐る恐る振り返ると、朝比奈さん、古泉、長門がいた。古泉は手に白いコンビニ袋を下げていた。 「いつからいた?」 「実は結構前から。すみません」古泉が楽しそうにいう。 「涼宮さんが机を叩いた時に、中に入ったんです。気が付きませんでした?」と朝比奈さんが申し訳無さそうに言う。「でもまさか、キョン君が、みんなの前で涼宮さんに告白するなんて思わなくて。二人っきりにしてあげればよかった。」 「ちょ、ちょっとみくるちゃん、やめてよ」ハルヒが慌てて制止する。「よりにもよってなんてこと言うのよ」 「あなたは彼女に恋をしている」長門が俺の目を見つめながらいった。どことなくあどけない表情を浮かべているように見える。「もやもやとは成長しつつある恋心」 ずばり指摘されると、かえってすがすがしいものがある・・・訳ねえよ。 ハルヒの顔が見れない。情けなさと恥ずかしさと奇妙なうれしさが心に同居していて、覇権争いを始めている。 いつからの俺の心の中は国取り物語になったのだ。 「ア、アイス溶けちゃうし、みんなで食べましょう」朝比奈さんのエンジェルボイスが遠いところから聞こえてくる。コンビニ袋からアイスを取り出しているのだろう、がさがさという音も聞こえる。 でも、みんな遠くに聞こえた。自分だけ時間が止まったように。 「あんたも、食べれば?」ハルヒの声に顔を上げた。ハルヒは考え込んでいるような、なにも考えていないような、どちらともとれる表情を浮かべていた。 「さっきのお返し」カップのふたにこんもりとバニラアイスがのっていた。 ご丁寧にスプーンまで半分か、ハルヒ。 「ああ」それしか言葉が出なかった。 ハルヒはアイスカップを持って団長席に戻った。無表情ともとれる顔付きで、なにを考えているのか分からない。ゆっくりとアイスを半分のスプーンで食べ始めた。 長門はガリガリ君を口に咥えて本を読み始めた。溶けたアイスが本にたれそうなものだが、得意の情報操作を施しているのか、その気配はない。 古泉と朝比奈さんは同じソフトアイスを食べている。朝比奈さんは気まずそうに食べているが、古泉はいつもと変わらない。 「早くたべないと溶けちゃうわよ」ハルヒが団長席からいう。 ふう、ため息をひとつついてアイスに手を延ばした。 みな無言でアイスを食べているというある種不思議な空間が形成されている。 なんかしゃべろうと思うのだが、言葉を忘れたようでしゃべることができない。 「まだまだアイスよね、やっぱ」ハルヒはいつものようにしゃべり出すのだが、だれも返事をしないため独り言になってしまう。 ハルヒが小首をひねりつつアイスを口に運ぶ。そのとき目があった。 「おいしいでしょ、キョン。一個300円もするアイスなのよ」にこりと笑った。 「ああ、140円のペットボトル半分で、150分帰ってきたわけだからな」ハルヒの笑顔で言葉が戻った。ハルヒの笑顔万歳だ、ちくしょうめ。 「わらしべ長者ね」そういってハルヒもアイスを口に運ぶ。 「ええ?そのペットボトルですか?」朝比奈さんがアイスを食べながら言う。「それ、二人で飲んだんですか?」 「ええ、買ってから一口飲みましたよ」俺はアイスを口に運びながら答えた。 「あたしも喉渇いてたから、半分もらったわよ」ハルヒが不思議そうにいう。 「え、でも湯飲みはそのままだから・・・ひょっとして、ペットボトルから直に飲んだんですか?」 「あの、なにがいいたいんですか?」俺は朝比奈さんに聞いてた。 「え、いや間接キ「ああ、みくるちゃんいまの聞かなかったことにして!!!」」 ハルヒが大声を出したので、なんのことだか俺にはさっぱりわからない。 ハルヒのほうを振り返ると、そっぽむいてアイスを食べている。 「おい、ハルヒ。朝比奈さんは結局なにがいいたかったんだ?」 「あんた、バカ?」ハルヒは呆れたような顔でいって、そして笑った。 いや、笑顔はいいから、答えを教えてほしいのだが。 おしまい
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9175.html
92 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 14 03 31.91 ID b3H3ZjrBI 創作疑惑が続く中一件報告 これまた昔の話 高校時代に空き教室で机くっ付けて遊んでいた セッション中興奮したPLが、なりきりが高じて 傘を剣に見たててブンブン振り回し始めた 危ないと言っても、傘だから大丈夫とか言って振り回し続け ついにはジャンプしながら振り出したり ジャンプして横回転しながら振り回したりした 危ないからやめろと言っても「当たらないように振ってるから大丈夫」と聞く耳を持たず そのまま回転しつつ机の角にωから落着 この事件以降暫く彼は大人しくなった 93 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 14 13 46.79 ID uQoc+ydh0 92 それだけの醜態演じて、暫く大人しくなっただけなのか 94 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 14 21 38.07 ID Hk7g+kP90 92 興奮して物を振り回すのは、せめて高校入学までに卒業しろって感じ 95 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 14 23 49.55 ID 5HVnGG490 [1/4] 痛い目見ねぇとやってることにどんなデメリットが発生するかの 想像力が働かないアホも高校くらいならまぁいるよ、許されるかはともかく その辺で人並みの理性を培えないと以降苦労するが 96 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 15 08 22.34 ID onGB4r5i0 [1/2] まぁ自爆しただけで済んだならよかったんじゃない 振り回してたら他人の目に刺さったとかよく聞く話よ 97 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 15 10 03.89 ID SWpe0MRd0 [2/2] 多分他人の目に、とかだったら このスレでの報告とかを超えてるだろうしなー 普通に逮捕か補導か賠償か何か食らって 関係者は「思い出したくもねえ忌まわしい」って反応で 98 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 15 13 11.49 ID VXVaEu2l0 流し読みしたせいで中一の話かと勘違いしたが 高校生がこんなアホやらかした上で自爆したのか スレ381
https://w.atwiki.jp/wiki13_cheap/pages/23.html
070618 - 「自立出来ている」って一体どういうことなんだろう? 自分の稼ぎだけで生活していれば自立? 家庭を持ち家族を養っていれば自立? 仕事をしていれば自立? 世に作品を残すことが出来れば自立? 自分のことを自分で出来れば自立? んー 最後の「自分のことを自分で出来ていれば」 っていうのが一番それっぽいなぁ。 あんまり抽象的すぎて それって結局何?ってなるけど。 自立するって 自分勝手するってことなんじゃないかなぁ? 自分勝手って言うと まわりに迷惑かけまくりで 自立とはかけ離れた感じがするけど…。 例えば 自分勝手に人のために何かしてみる。 落ち込んでいる友達がいたら 自分勝手にその人をごはんにでも誘ってみたり 仕事がたてこんで疲れている人がいたら 自分勝手にその人の仕事を手伝ってあげたり。 誰かに相談したりとかは基本的に無し なんせ自分勝手だから。 自分勝手にやりたいことをやる。 進路を自分勝手に決めてやりたい仕事を目指す。 この場合は学校に通ったりして学費なんかを 誰かから援助してもらうようなことになるかもしれないけれど 受けた分の恩を 自分の責任として負う。 自分勝手に。 どうだろ。 …なんだかだんだんと 自分勝手にやるのがヒドク難しいことのように思えてきた(笑 そんなわけないよね? 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/3116.html
157 名前: NPCさん 03/07/19 10 29 ID ??? 近未来モノのシティアドヴェンチャーで 導入パートが終わった瞬間 持てる全てのコネに電話連絡し情報収集を要請 そのまま待ちに回られた。 シナリオとしては現場に行けば新しいイベントが発生する予定だったので 激しく参った。 159 名前: ブルマ大根 ◆BLMax3.YzI 03/07/19 11 22 ID ??? 157 コネの一人に「現場に行ってみろ。面白いことがおこるぜ」とか言わせりゃ良かったんだよ! まあ何がおこるのかわからねえのかTRPGだからな! しかし待つだけで何もしねえってのも面白いんだかわかんねえよな! GMとしてはまいるぜ! \ 俺は大根だから引っこ抜かれるのを待つしかねえんだけどな!  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./^ヽ /\| |/ヽ \、ヽ /_,/ /⌒~\ |´Д`;| |_____| /~~ヽ、 /^ヾ しヽ_,ノ__'、 .ノ、 `~ヽノ 160 名前: NPCさん 03/07/19 11 29 ID ??? 157 あー、激しく経験あるよ、ていうか、ウチの面子にもそーいうのおるわ。 上手いこと「引き」を作るしかないんでないの? ぶっちゃけ、そのコネのうちのどっかから「『そこ』に行け」という 情報が来るようにすればいいんだがな。 しかし、それだと何時までたっても問題の待ちPCが能動的に動くように ならないんだよなぁ。「待ってれば情報がくる」って思っちまうから。 適当な理由こじつけて、彼をおびき出すようなイベントを作るかな。 穏当なのはそのくらいだろうか。不穏当なのはどんなのがあるかね(w 161 名前: NPCさん 03/07/19 11 41 ID ??? 待っているあいだ何をやっているかを全部プレイさせる。 それが面白かったら何かの折にヒントを与えてもいいし、 つまらなかったら結局情報は得られずその日は終了とかでもいいかと。 つーか誰かにに狙われてるとかならともかく、普通はまず現場に行くよな… 162 名前: ブルマ大根 ◆BLMax3.YzI 03/07/19 11 49 ID ??? たとえばN◎VAだとしたらニューロやクロマク、カリスマなら現場に行かないってのもありだと思うぜ! フェイトなら現場に行くのは基本だけどな! まあ一番面倒じゃなくて厨なGMテクだと「偶然その場所にいた」ってのもありだな! \ 俺は大根だから動きたくても動けないんだけどな!  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./^ヽ /\| |/ヽ \、ヽ /_,/ /⌒~\ |´Д`;| |_____| /~~ヽ、 /^ヾ しヽ_,ノ__'、 .ノ、 `~ヽノ 163 名前: 161 03/07/19 12 00 ID ??? なるほど、ファンタジーばっかりやってるからN◎VAはよくわからん。 以前一度仲間内でやれる機会があったんだが、 どうしてもハイランダーがやりたいと言い張る谷津がいて、 キャラメイク&設定すり合わせまでしかマスターの気力が持たなかった。 164 名前: げす 03/07/19 13 28 ID ??? 157 PCとしては順当な選択だと思うっす。逆に対応してくれなんだら困るっすよ。 165 名前: ブルマ大根 ◆BLMax3.YzI 03/07/19 14 30 ID ??? 164 待ちに回られたってことが痛いんじゃねえかな! コネに調べてもらってる間に動くこともできたと思うぜ! GMはそれ期待してたんだろ! \ 俺は大根だから市場に回されるんだけどな!  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./^ヽ /\| |/ヽ \、ヽ /_,/ /⌒~\ |´Д`;| |_____| /~~ヽ、 /^ヾ しヽ_,ノ__'、 .ノ、 `~ヽノ 166 名前: げす 03/07/19 15 55 ID ??? 165 待ちに回られたこと以上に、 現場で立つフラグを提供できなかったことが痛かったと思うんすよ。 GMは待ちに回ったPLへフラグを提供する方法か、 フラグが立たなかった際のシナリヲ展開を考えに入れておくべきだったと思うっすよ。 167 名前: げす 03/07/19 16 04 ID ??? あー、ちなみにオレなら、 恐らく考えにない行動でフラグオチしたって部類の話っすから…、 アンタはオレよりアタマがイイと正直に話した上で、 テーブル内のフィクサー(GM)としてPLに話を持ち掛けるっすよ。 GM 「アンタのコネの中から現場に人を出してもらえないか」…とか抜かすっす。 或いはコネ側のロールプレイとして、 GM 「私どもが現場に赴きましょう」…とか抜かした方がスマートっすかね? オレらなんかは結構、待ちに回るキャラが出るゲームもやるんで、 文字通り引っ込み思案な展開になることがままあるんす。 蛇足ながら、そいつらが出ざるを得なくなるところがクライマックスなんすけどね…。 168 名前: パペッチポー 03/07/19 16 06 ID ??? 待ちに回ったことをPCの失敗だととらえるなら、 日数経過で何らかのイベント起こして、 「あの時、迅速に対処していれば、被害は少なくて済んだ」 とかNPCに言わせて反省を促す、かな? あとは、げす氏と同じ。 169 名前: NPCさん 03/07/19 16 18 ID ??? フィクサー、企業人、業界系のコネなら、 「調べる? 知っている範囲で伝えるだけだよ」(身を粉にして欲しいなら君の報酬の三倍はもらうさ) スクワッター、バウンサー系なら、 「よっしゃ、ちょっくら行ってみるわ」(次の日、彼の死を告げるニュースを耳にする。 コンタクト欄から一人抹消せよ) プロの同業者系なら、 「ふーん? 俺に調べろって? 深入りしてうっかり解決したら、報酬は俺がもらうぜ」 (特にやることがないなら、彼が事件解決するシーンまで省略しましょうか) 170 名前: 雑草オヤジ 03/07/19 18 33 ID ??? 次のシーンに移って、現場のシーンからはじめれば良かったのでは? PLには、情報収集した結果を簡潔に渡して 「情報の裏を取るためにも一度現場に行かないことには判断出来なかったから」 と、一行伝えて置くのも手かと おじさんくらいの年になると、現場まわりはちと骨やけどね 171 名前: haru9001 03/07/19 19 08 ID ??? コネに頼んで後は待つPLには、逆にコネからの依頼を振ればいいのでは? 「お前、頼んでばっかりじゃん。これこれをやってくれよ」とか、そんなの。 ギブアンドテイクですから。お金だせばいいってもんでもない。 さらにイヤミにしたいなら、 1) コネに頼まれた調べもので出歩いてるときに 本来の依頼人にぶつけて、事件と関係ない用事に文句を言わせるとか、 2)コネから調査していることの情報が他に漏れて、やばい事態になるとか (積極的に漏らさなくても、いろんなコネが調査していれば根元をたどれますよね)。 それにコネが知ってることは、他にも知ってる奴がいるってことだから、 他に先駆けるのは難しいのではないでしょうか? 自分しか知らない生の情報を持ってる奴が強いと思ってます。 176 名前: 忍者☆ハッタリくんEz8 ◆bNwmKYTZyE 03/07/20 01 22 ID ??? 現場のシーンを「誰もまだ登場してないシーン」として演出して、登場を促せば 予定通り回るでゴザるよー。 177 名前: NPCさん 03/07/20 01 43 ID ??? 176 それだッ! 178 名前: NPCさん 03/07/20 01 48 ID ??? 177 それかぁ? 179 名前: NPCさん 03/07/20 04 58 ID ??? 最悪の場合に備えて、登場しなかった時のことも考えておけば、なお良し。 「出てもいいといったはずだけど?」と責任転嫁も可能だしね。 そういう時に限って、「このキャラは云々だから」と言われるんだが。 180 名前: haru9001 03/07/20 21 08 ID ??? 176 そんな手もあるんですね! 目から鱗。 登場判定のあるシーン制では、どんなシーン回すかでそれとなくヒント与えられるんですね。 悪役だけのシーンもヒントに使えるのか。(なんか恥ずかしくてやったことない) 色々と応用すると、おもしろいっすねえ。 181 名前: NPCさん 03/07/20 21 37 ID ??? 180 残念ながら、応用じゃなくて基礎の一つだ 182 名前: NPCさん 03/07/20 22 02 ID ??? 180 そ、そうでつか…w 183 名前: haru9001 03/07/20 22 05 ID ??? そうなんですか。 登場判定のあるゲームはあまりやってないのです。 以前やった時に、関係ないシーンでも登場判定して横から首を突っ込むキャラがいて やんなちゃったもので。 最近、またプレイして、その時は皆さんいい感じで印象が代わったのでまあ色々やってみます。 184 名前: 紅青 03/07/20 23 07 ID ??? 183 登場判定使って登場できたら、次のそのPCのシーンを飛ばす。ということをしています。 …必要なら、シーン作るんですけどね。 185 名前: 人数(略) 03/07/20 23 33 ID ??? 183 『登場判定して横から首を突っ込むキャラがいて』。ふん。 GM権限で、そのPCの登場を却下しろ。 186 名前: haru9001 03/07/21 21 32 ID ??? 184、185 なるほど。その時はPLだったので、DLやるときはその辺考慮した運用を心がけます。 まあ、話題を取るというより、シーンに登場して一言二言しゃべっってあとは見てる、 という感じだったので、そんなに悪くはないのかもしれませんし、 キャラのタイプも時代の観察者というでしたので、そういうもんかもしれません。 ただ、わりと個人的なシーンでやられて会話の流れを切られ、気分のいい物ではなかったこと、 そのPLの経験値が一番多くて、その原因が登場シーンの数だったことで ちょっとなあ、と思い、それ以来敬遠気味でした。 テラは登場がDLの許可制なのがいいなあ、と思ってます。 経験値にも直接は結びつきませんしね。 187 名前: 人数(略) 03/07/22 00 59 ID ??? 186 いや、PLでも「ここは、ちょっと勘弁して貰えませんか?」とか言えばいいだけじゃないの? 188 名前: 紅青 03/07/22 06 02 ID ??? …密談場面で登場した他PCを、盗賊系技能使ってまいたことを思い出しました。 室外場面だったから続けましたが、室内なら、遠慮して欲しいとプレイヤー発言したかも知れません。 189 名前: げす 03/07/22 18 21 ID ??? …オレなら怒ったと思うっす。 197 名前: haru9001 03/07/22 23 45 ID ??? 話を切ってすみません。 ↑ 187、188、189の皆様 レスどもです。 ルールで登場判定あるのに、それを断ってはまずいんじゃないかと思ってました。 それに、どの位登場するのが適当なのか判りませんでしたしね。 で、最近ALS買ったところ、これも登場シーン数が経験値でちょっと欝 サンプルシナリオを読むとミドルシーンは8前後が標準みたいですね。 これをPC4人でプレイする場合、一人何シーンくらい登場するのがまあ普通なのでしょうか? 教えてくださいな。よろしくです。 スレ2