約 3,283,663 件
https://w.atwiki.jp/manafee/pages/276.html
オテンキのりと日向坂46加藤史帆のレコメン! 5月25日 勝手にスペシャルウィーク!レコメン!日向坂祭り2日目 高瀬の渡邉に対するパス。 高校生が今年流行しそうだと思う言葉に、「〇〇しか勝たん」が四位にランクイン。 日向坂で流行っている言葉を尋ねられた高瀬は「いやぁ~、やっぱ、これしかないんじゃないですか?」と発言したあと、沈黙。 待てども続きの言葉が来ないことに一同は困惑、オテンキのりに「まなちゃん落ち着いて」と言われてしまった。高瀬曰く、渡邉が言うかなーと思っていたという。
https://w.atwiki.jp/negiijime2/pages/341.html
アルベール・カモミール。 動物のオコジョそのままな外見と、人間並みの知性を兼ね備えた、英国出身のオコジョ妖精。 その性格は、本人に言わせれば「タフでハードボイルドなナイスガイ」だが…… 公平に言って、「憎みきれない小悪党」あたりの表現が妥当な評価だろう。 それなりに正義感や責任感が無いわけではないが、しかし嘘もつけばペテンもかける。 オコジョの癖に人間の女の子が大好きで、その性癖は完全にスケベオヤジ。 小さな身体でタバコをふかし、言葉遣いは乱暴で。 はっきり言って、あまり真っ当な性格ではない……のだが。 それでも、どこか憎めない。犯す悪事にも、愛嬌がある。 ちょっとしたことで明日菜などに怒られることは多いのだが、しかし本気の怒りを買うことはない。 善にも悪にも偏らず。自由奔放、勝手気まま。 ……そんな彼だからこそ、チャチャゼロは珍しく、心開いたのかもしれなかった。 「……ニシテモ、ラシクナイゼ、アルベール」 「へッ……へへッ……。俺っちも、そう思ったんだけどよォ。 ここでやらなきゃ、『漢(おとこ)』がすたるってもんよ。ヘヘヘッ……!」 森の中に開けた、ちょっとした広場…… ではなく、先のエヴァとの戦いで、翼を露わにした刹那が放った何発もの『雷鳴剣』の着弾跡の1つ。 木々がなぎ倒された真新しいクレーターの中、ゼロとカモは言葉を交わす。 血に濡れたナイフを片手に、ぼんやり座り込むゼロ。 そして……その白い体を、自分の流した血の海の中に横たえたカモ。 エヴァのログハウスの前から、この森の中までゼロを吹き飛ばしたカモの必殺技。 最終奥義、『オコジョ流星』。 ……乱暴に言って、それは魔力を身に纏っただけの、単なる体当たりだ。 西洋魔術の『戦いの歌』と、東洋の体術『瞬動術』を組み合わせたような、体当たり。 白いオコジョの身体に光る魔力を纏い、ロケット噴射のように噴出す魔力が尾を引いて。 確かにそれは、『流星』の名に相応しい。 ただし――所詮は、戦闘力のないオコジョ妖精の技である。 『戦いの歌』ほどの効率はない。『瞬動術』ほどの速度はない。一瞬の体当たり以外、できることはない。 持てるほぼ全ての魔力を、その1回の体当たりに注ぎ込んで――そして、それだけだ。 先にこの技を『最後の手段』と記したのは、そういう意味だ。『最終奥義』とはそういう意味だ。 この技を放ってしまえば、『その次の手』は何もないのだ。 そして、いくら不意を突いたとはいえ、相手は百戦錬磨で最強最高の自動人形(オートマータ)。 うまく命中し、その身体を自分もろとろ遠くに吹き飛ばすことには成功したが…… 実質的なダメージは、ほとんどない。 十分な魔力の供給を受けた状態のゼロは、大砲の直撃にすら耐える。 小さなオコジョ妖精如きの体当たりで、どうにかなるモノではない。 そしてその訓練された身体は、カモと一緒に吹き飛びながらも反射的に反撃を加えていて。 ナイフは僅かにカモの腹に食い込んだだけだが、しかしオコジョの小さな身体には十分大きな傷。 血溜まりの中、傷口から腸をはみ出させ、自力で立ち上がることもあたわず。 そして――こうして今、カモは死のうとしている。 ゼロは無傷。このまま動けぬカモを置いてログハウス前まで舞い戻れば、全ては元通り。 今のカモにそれを止める力はなく、彼が稼ぐことのできた時間はほんの僅か。 この程度の間、ネギがエヴァと1対1になれたからとて、一体何が出来るというのか。 無意味な犠牲と言う他ない。 だが……ゼロは、動けなかった。 身体的ダメージでも魔術的効果でもない何かが、ゼロの力を奪っていた。 カモの血で濡れた、自分の身長ほどもある巨大なナイフを手に、カモを眺めながら座り込んでいた。 「……ナア、聞イテイイカ?」 「なん……だい? 質問、は……手短に頼むぜッ……」 苦しい息の下、ゼロの方を見上げるカモ。 ゼロは、目を見開き口を開けたいつもの表情で。淡々と、問いかける。 「ナンデ オ前、俺ニ近ヅキヤガッタンダ? 何ガ、目的ダッタ?」 ――かつてその長い生の中、ゼロと「親しくなろう」とした者は他にもいた。 けれどもそのほとんどが、功利的理由による打算によるもの。 エヴァに近づくためにゼロを利用しようとしたり、エヴァの弱点などの情報を聞きだそうとしたり。 結局のところ、彼らは「エヴァの従者」「エヴァの使い魔」としてしか、見ていなかった。 まれにそういう打算なしにゼロと付き合おうとする者がいたとしても…… 今度は、エヴァやゼロの過去の「犯罪」の数々を知った途端に逃げ出した。あるいは拒絶した。 ゼロはそういう相手の裏の思惑や打算、あるいは「善良さ」を弄び、そのやり取りをも楽しんだものだが……。 しかし、カモは。 彼女たちの前科を知ってなお、打算もなしにゼロに接した。ただの友人として接した。 少なくとも、何か裏の思惑があるようには思えなかった。 酒を酌み交わし、アルコールで彼の防御を切り崩しても、何も聞き出せなかった。 ゼロはエヴァの毒見役として、物を食べ味を判別する能力を与えられてはいたが…… しかし、酒に酔えるような身体ではないのだ。カモとの酒宴にも、当然ながら裏の意味がある。 鼓動のない虚ろな胸の内にもやもやと湧き上がる不快な感情を持て余し。 アルベール・カモミールの命の火が消えんとする中、ゼロが最後に思わず口にしたのは、この問いだった。 「なんで、って、言われても、よ……。だってお前、寂しそうだったからよォ」 「寂シ……イ? 俺ガ?」 「見てりゃ、分かるぜ……。孤独で、寂しくて、それで、みんなを哂っていたんだろ。 エヴァンジェリンが好きで、大好きで、でもアイツはお前のこと見なくて、それで……。 お前の攻撃性は、寂しさの裏返しよ。違うか?」 人の好意を測ることのできるオコジョ妖精の能力。その延長として感知した、ゼロの無意識の願望。 創られた存在は、その時点での主人に似る。 永遠の孤独に耐えかね、「自意識持つ自動人形」を創ったエヴァンジェリン。 そんなエヴァの感情を色濃く反映して生まれた、自動人形チャチャシリーズのゼロ番目、チャチャゼロ。 ゼロの心の奥底には、生まれた時から決して満たされることなき孤独がある。 愛に飢えた心を嘲笑に変え、助けを求める声をも嘲笑に変え。 ゼロは周囲を欺き、自らをも欺き続けてきたのだ。 「ウ……ア……!」 「まァ、同情だけじゃねぇがな……。 そーゆーの抜きにしても、俺っちは、ゼロのこと、好きだったからよ……」 「好……キ……」 カモの言葉に、ゼロはようやく理解する。自分でも気づかなかった真実に、打ちのめされる。 何故こんなに心乱れるのか。呼吸も無用な身体なのに、何故こんなに息苦しく感じるのか。 何故、血を流し死にゆくカモの姿に、こんなに心乱されるのか。 好きだったからだ。チャチャゼロもまた、アルベール・カモミールのことが。 冗談で口にする愛の言葉ではない。 本気で、この取るに足らない、ロクな力もなく10年も生きてない、このオコジョ妖精のことが。 永遠に満たされることのない孤独を、それでも僅かに癒してくれる、この『漢』のことが。 次のページへ
https://w.atwiki.jp/wiki11_library/pages/396.html
経済政策を歴史に学ぶ 田中 秀臣 内容(「MARC」データベースより) 格差社会、小泉政権の経済政策、エコノミストの役割…。多くの諸問題を気鋭の経済学者が舌鋒鋭く論じる。笠信太郎、石橋湛山、西部邁、バーナンキなど多くの論客たちの言説を検討しながら、日本の今までとこれからを考える。 構造と循環は分けましょ。石橋湛山で締めくくる志。 2006.12.15 小泉政権下の社会情勢、政策、結果としてのデフレと失業などは、1930年代、つまり2.26事件とかが起こって「戦争するぞー」って勢いがつき始めてた頃と良く似ているという事は各所で指摘されている。そこで出たのが本書。気鋭の経済学者が御用エコノミスト達の「構造改革」を一刀両断。 本書での筆者の主張はこれに尽きる。 日本の停滞(中略)「格差社会」や「日本の没落」、「長期停滞」などはすべて循環的な問題の長期化 また、こんなことをストレートに言い切っている人は他で見たことが無い。 構造改革主義が問題とする「構造的問題」が、自国一国の政策と従来の担い手では負えない代物である 処方箋としてはリフレ論者らしくインフレターゲットなんだけど、これがバーナンキなんて出してきて権威付けてるところが弱い。もっと力強い処方箋で構造改革主義者を唸らせて欲しい。今の日本に高橋是清が居ないのが辛いね。い出よ、石橋湛山(但し健康には注意してね)。 ソフトバンク新書 (2006/8/17) ISBN-10 4797336552 参考リンク 著者のwebサイト田中秀臣のノーガード経済論戦
https://w.atwiki.jp/seihou/pages/507.html
それはどうかな!!! (2009:言葉:それはどうかな!!!) 2009年度邦楽部流行語大賞候補語 語源は、発言者の中学校時代の友人のネタであるらしい それはどうかな!!!
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/34552.html
【登録タグ き ウエダバジル 初音ミク 曲】 作詞:ウエダバジル 作曲:ウエダバジル 編曲:ウエダバジル 唄:初音ミク 曲紹介 「曖昧な関係にほっとするの」 ウエダバジル氏の8作目。 長い間、同じ人に片思いし続けてる友人に捧げます。 イラストは木倉たま氏が手掛けている。 歌詞 (piaproより転載) ほんの少しでいいから そばにいる理由ほしくて 知りたくもないあなたの 恋人の愚痴を聞いている 長い付き合いの親友だって信じて疑わない 無邪気な笑顔と優しい瞳を 眺めて確信する 今夜もあなたの全てになれそうもない うつろな会話に 甘くて淡い期待に背かれたとしても 曖昧な関係にほっとするの ほっとするの あなたしか見えなくて あなただけを追いかけて あなたを想い続けても あなたは気づいてはくれない 話したいこと話すだけ話したら いつも帰ってしまう後ろ姿を できるだけそっけない 振りをして見送るの 強がりをどうか許して 近すぎて届きそうもない気持ちを隠して 会うのが怖い これ以上自分自身を ごまかしながらずっと 友達でいるのは 難しいよ 振り向いてもらうための 努力は惜しまなかった なのにあなたはいつでも 何やっても興味ないみたい あきれちゃうくらい 今夜もあなたの全てになれそうもない うつろな会話に 甘くて淡い期待に背かれたとしても 曖昧な関係と 気づかれない想いと 傷つかない心に ほっとするの ほっとするの コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/688.html
ある日の朝食時。 蒼「ねえマスター、最近寒くなってきたよね?」 マ「そう?まあ冬めいてはきたと思うけど。」 蒼「マスターは寒くないの?」 マ「今のところは平気かな。もともと暑さ寒さには強い方だし、寒くてもコートとか着ればいいし。」 蒼「でもさ、首回りや手がスースーしたりするよね?」 マ「あれ、蒼星石って寒がりだっけ?」 蒼「違うよ。そうじゃないけどさ。」 マ「まあ風邪なんて引かないように冬の支度はしなくちゃなあ。」 蒼「だよね、僕も準備をしてるんだよ。」 マ「へえ、さすがだね。で、どんな?」 蒼「それはまだ秘密。・・・ところでさ、タンスの三段目の引き出しは開けないでね。」 マ「うん分かった。」 蒼「本当に?開けちゃ駄目だからね。」 マ「はいはい、約束したよ。大丈夫、大丈夫。」 蒼「なんか軽いなあ。」 マ「もう、嘘なんて吐かないってば。」 その晩。 蒼星石が夕飯の支度をしているとマスターが何やらガサガサと探していた。 蒼「何してるの?」 台所から蒼星石の声。 マ「んー、冬物の準備で探し物。」 蒼「手伝おうか?」 マ「いいよ、大体の在り処は分かってるから。」 しかしその後もしばらく辺りを物色するような気配が続く。 蒼「食事の支度も終わったし僕も手伝うよ・・・って、駄目!!」 マ「うわ!びっくりした。」 蒼「何を探しているのかは知らないけれど、タンスの中なら僕が調べるから!」 タンスの引き出しに手をかけているマスターの姿に慌てて制止をかけたのだった。 マ「なんだ、そういうことか。大丈夫だよ、もう探し物は見つかって、それをしまったところだから。」 蒼「し、しまったって・・・まさか開けちゃったの!?」 マ「だから大丈夫だって。二段目の引き出ししか開けていないから。」 蒼「良かった・・・。」 蒼星石が安堵する。 マ「ホントに信頼されてないなー。見るなと言われた場所くらい覚えてるって。」 蒼「いや、覚えているだろうから不安だったんだけど。」 マ「あ、そうそう、悪いんだけどしばらく二段目は開けないでもらえる?」 蒼「え?」 マ「洗濯物の整理とかは自分でやるからその辺に置いといてくれればいいから。」 蒼「あの、なんで?」 マ「うーん・・・見ないで欲しいものが入ってるから、じゃ駄目かな?」 蒼「それって、どんなもの?」 マ「まあ、若気の至りとでもいうか、過去の遺物とでも言うか・・・。」 なんだか言いにくそうに言葉を濁す。 蒼「あ、ごめんなさい。詮索するような真似をして。」 マ「ああ、別にいいよ。気になるんだったら聞いてくれれば。万一答えたくない事なら答えないし。」 蒼「だけど、なんだか自分ばっかり・・・。」 マ「ところでごはんの支度が出来たんだって?それじゃあ冷めないうちにいただこうかな。」 蒼「うん・・・。」 さっさと食卓へ赴くマスターの後を、蒼星石はタンスの方を気にしながらついて行った。 その晩。 蒼「あの、そろそろ僕は寝ようかと。」 マ「ああ、お疲れ様。僕はもう少しやっとく事があるから先に寝ていてよ。」 蒼「お休みなさい。」 マ「うん、お休み。いつも朝早くからお疲れ様。」 蒼星石が鞄に入って横になっているとマスターが何かしている物音がかすかに聞こえた。 蒼(あ・・・炊飯器の予約をセットするの忘れてた。) そんな事にふと気付いた蒼星石が、マスターの邪魔にならないように静かに台所へと移動する。 その途中、 マ「懐かしいなあ、これを見ているとあの頃の事を思い出しちゃうなあ・・・。」 蒼(あれ、マスターが持ってるのって・・・) タンスの中の何かを懐かしげに手にしたマスターの様子を窺う。 マ「うわっ!蒼星石!!」 蒼星石に気づいたマスターが、大急ぎで手にした物をしまって引き出しを閉める。 マ「・・・えーと、起こしちゃった?」 蒼「ううん、そういう訳じゃないけど。ちょっと炊飯器のセットを忘れてて。」 マ「なあんだ、そっか。」 蒼星石がタンスの方をじっと見つめる。 マ「何?三段目の引き出しなら開けてないから大丈夫だよ?」 蒼「うん、分かってる・・・。」 蒼星石はタンスの二段目を気にしながら台所へと移動した。 次の日。 蒼「さて、そろそろマスターが帰ってくるだろうし、今日はここまでかな。」 そう言うと『例の物』を片付けて引き出しの三段目にしまう。 蒼星石の目が一つ隣の段に移動する。 蒼「この中、何が入ってるんだろう。」 昨夜ちらりとだけ見えた物が無性に気になる。 蒼「何を考えてるんだ、僕は。マスターに見ちゃいけないって言われたのに。」 マスターに見ないよう釘を刺された、でも、だからこそ見たくてたまらない。 蒼「・・・以前の僕なら迷わずマスターの頼みを聞けたはずなのに。」 以前には無かった何かが衝動となって渦巻いている。 蒼「何を迷ってるんだろう。昨日の様子だと、きっと大事なものなんだから・・・。」 だから、見たい。それが何なのかが知りたい。 蒼「そうだよ、自分だってマスターに見ないでっていている物があるのに。」 だけど、この中の物によっては自分の用意しているものも意味をなさなくなるかもしれない。 蒼「もう一度、自分の引き出しの方を開けて確認してみるかな。 ・・・だけど、ひょっとしたら間違って他の段を開けちゃうかも。」 誰にとも無く見え透いた言い訳をしてしまう。 意を決して目を瞑るとガラッと引き出しを開ける。 恐る恐る目を開ける。 マ「見~た~な~~!!」 鼻先にマスターの顔があった。 蒼「~~~~っ!?」 声にならない悲鳴をあげる。 マ「あれ?反応薄いね、何やってんの?」 蒼「お、驚いて声も出なかったんだよ!」 マ「人の顔を見て仰天するとは失敬な!プンプンですな。」 言葉とは裏腹にマスターは笑っている。 蒼「あの、マスターいつ帰って来たのさ。」 マ「さっきだよ。」 蒼「一声くらいかけてくれればいいのに。」 マ「うわぁ、ひどい。ただいまって言ったのに反応がないさみしさに耐えながらここまで来たのに。」 蒼「え、ごめんなさい。」 マ「ところで、何かいいものでも見つかった?」 蒼「あの、それは、まだ中は見てませんから・・・。」 マ「そんなに見たければ見ていいよ、ほら。」 引き出しに入っていた袋を無造作に放ってくる。 蒼「わ!でもこれって見て欲しくないって。」 マ「まあ目を閉じてたせいで引き出しを開け間違えたのなら事故だしね。」 蒼「え、聞いてたの!!いつからいたのさ。」 マ「だからさっきだって。」 幼稚な言い訳を聞かれていた事に赤面してしまう。 蒼「ひどいよ。見ていたんなら止めてくれれば開けなかったのに。」 マ「だって中が気になってたんでしょ?」 蒼「そうだけど、約束したのに。」 マ「もうそれは反古でいいからさ、袋開けてみたら?」 蒼「うん・・・。」 丁重に保管されていた袋の中身を恐る恐る取り出す。 蒼「これって・・・。」 マ「ウール100%よ。」 中からは真っ白なマフラーが姿を現した。 使い古した感じで大分昔のものだと思われる。 蒼「これって手編みだよね。」 マ「うん、そうだよ。今となっては半ば黒歴史だけどね。」 蒼「フリンジやポンポンまで付けて凝ってるね。」 マ「もうかなりヨレヨレになっちゃってるけどね。」 蒼「それでもこうして取ってあったって事は今でも大事なものなんでしょ?」 マ「まあね、編み物初挑戦時のだから編み目も不揃いで粗い、下手っぴな物だけれど思い出の品だからね。」 蒼「そんな事言ったら編んでくれた人に悪いよ。きっと真剣に編んでくれたんだから。」 マ「いや、その時はどうせ自分のだし練習だから適当でいいやって、いい加減にやっちゃったんだよね。 ぶきっちょなんだからもっと丁寧にやれば良かったって完成してから後悔したよ。」 蒼「・・・もしかしてさ、これってマスターの手編み?」 マ「そうだよ。一本の毛糸が集まって固まって立体になる、その概念が面白くってやってみたんだ。昔の人って凄いよね。」 蒼「でもさっき、黒歴史とか言ってたけど。」 マ「・・・暇を見て外出先なんかで人目を避けつつ編んでたら誰かが見ていたのか周囲にドン引かれてさ。 だからどうしても寒い時とか以外は基本的には封印していたアイテムだったんだよね。白だと汚れも目立つし。」 蒼「なんでそれを引っ張り出してきたの?この冬はこれを使うとか?」 マ「ああ、その答えは袋の中にあるよ。」 蒼「袋の中?」 袋の中を覗き込むと、さっきは気づかなかったがまだ短い編みかけのマフラーが残っていた。 マ「編み物を再開したんだけどね、今度はやっつけ仕事にならないようにって、それを見ながら自分に言い聞かせてるの。」 蒼「でもなんでまた編み物を始めたの?」 マ「寒がりさんの蒼星石が冬を凍えて過ごすのは見てられないからね。どうせなら自分で何か用意してあげたいなって。」 蒼「だから、それは違うってば。」 マ「本当はセーターや手袋にも挑戦はしてみたかったんだけど採寸しなきゃいけないからね。 まずはフリーサイズのマフラーをこっそりと完成させて驚かそうと思ったんだけど。」 蒼「そうだったんだ、ごめんなさい。途中で見ちゃって。」 マ「まあいいよ。これで大っぴらに編めるし。」 そう言うなり編みかけのマフラーを取り出して正座すると、慣れた手つきで棒針を繰る。 蒼「へえ、結構きれいに編んでるね。」 マ「ガーター編みしかできないけどね。まあいい加減にやった過去の失敗例を見て自戒しながらだしね。 後はやっぱり巻いてくれる人への愛情を一編み一編みに込めてるからかな。」 蒼「昨日から始めたにしては長いね。大変じゃなかった?」 マ「結構こういう作業って後を引くんだよね。もう一段だけ編もう!とか。 後は蒼星石が少しでも喜んでくれたらと思うと全く苦にならないよ。」 蒼「ありがとう・・・ねえ、マスターも僕の引き出しの中を見る?」 マ「いや、結構。」 蒼「なんで?」 マ「見る気がないから。」 蒼「・・・マスターは僕の事にはあまり関心がないのかな?」 マ「まさか!これでも蒼星石に嫌われたり悲しまれたりしないように絶えず注意してるつもりだよ。」 蒼「だったら気にならない?僕はそうだったよ。」 マ「だって蒼星石は見られたくないんでしょ?だったら絶対に見ないよ。約束もしたしね。」 蒼「でも僕は見ちゃったよ?」 マ「別に構わないよ。蒼星石は見たかったんでしょ?」 蒼「それって何かおかしくない?」 マ「ふむ、確かに一見矛盾している。しかしこう考えれば全ての辻褄が合う。 『蒼星石の意思は全てに優先する』と。」 蒼「それってなんか立場的に逆だと思うんだけど。」 マ「別にいいじゃん。とにかく、蒼星石に寒い思いなんてさせやしないからね。」 蒼「だけどさ、何もそんな風に急いで編み続けなくたっていいと思うんだ。せっかく帰ってきたんだから。」 マ「まあまあ、早くに用意しておけば役に立つかもしれないんだし遠慮しなさんな。今日だって結構気温が低かったしね。」 蒼「もう、そうじゃないのに・・・でも確かに今日はちょっと寒いかもね。マフラーが出来るのも待ち切れないくらい。」 マ「待ち切れないの?」 蒼「うん、今すぐにぬくもりが欲しいな。」 マ「もうコタツ出す?それともエアコン入れる?」 編む手を休めぬまま生返事をする。 蒼「そんなんじゃないよ。」 マ「それじゃあハロゲンヒーターでも買ってこようか?」 蒼「分かって言ってるでしょ。マスターのいじわる!」 マ「あははっ、じゃあ一番原始的な方法にしようか、ちょっとこっちにおいで。」 手にしていた毛糸玉やら棒針やらを脇に置くと蒼星石を招き寄せる。 蒼「うん・・・。」 傍に来た蒼星石に両腕を絡めて全身を包み込む。 蒼星石も無言で身を委ねる。 マ「ほら、あったかいかな?」 蒼「うん、あったかいよ。でもマスターの体ちょっと冷たいや。寒い中お疲れ様でした。」 マ「外にいたのは帰り道だけだったけど、なんだかんだで寒かったからね。 冷たくなってると逆に寒くなっちゃうかもね。あまり役に立たない暖房でごめんね。」 蒼「別にそんなの平気だよ。・・・マスターの事、大好きだもん。」 マ「・・・・・・!!」 蒼「あれ、なんだか急に暖かくなってきたよ。」 マ「設定が最強になったから・・・。」 蒼「あれ、マスター顔が赤いよ?もしかして風邪引いたんじゃ。」 マ「いや、違うんだけど。」 蒼「・・・ひょっとして照れてるの?マスターって案外かわいいところがあるんだね。」 マ「く、馬鹿にして!」 蒼星石を抱く腕に力が込められた。 蒼「わあっ、苦しいよ。ちょっと放してよ。」 マ「いやだ、絶対に放さない。」 蒼「もう、怒らせちゃったんなら謝るからさ、機嫌を直してよ。」 マ「違うよ、その・・・僕も蒼星石のことが好きだからこうしていたい。お願い。」 蒼「・・・うん、分かった。マスターの好きにして。」 マ「ありがとう。」 蒼「ううん、こちらこそ。こうしているととてもあったかいしね。マスターの存在がとてもあったかいんだ。」 マ「僕もだ。どうかこれからもずっと、そばにいてね。」 蒼「そうだね、きっとそうするよ。きっと・・・。」 END (読後感ぶち壊しのおまけという名の蛇の足) 一週間後、そこにはマフラーを誇らしげに巻いて走り回る蒼星石の姿が! マスターがいなければ今の僕は無いよ。 本当にマスターには感謝してるよ。 この後このマスターはあっけなく御用となった。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/13806.html
VS/W50-030 カード名:歴史に残るチャンピオン カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:2 【永】 あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (宝:このカードがトリガーした時、あなたはこのカードを手札に戻す。あなたは自分の山札の上から1枚を、ストック置場に置いてよい) リンネ「ひたすら強くて、どの試合も圧倒的で」 レアリティ:CR,RRR ViVid Strike!収録 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 U15チャンピオン アインハルト 1/0 4500/1/0 緑 一緒にお風呂 アインハルト&フーカ 0/0 1500/1/0 緑
https://w.atwiki.jp/n0n0thing/pages/202.html
命「捨てないで下さい」 命「お願いだから捨てないでっ!何でもするから!!」 自殺者「うるせえ!お前なんかもういらねーんだよ!」 命「うっ…うっ…捨てられた…もう生きてけない…」 子供「わー!こんなとこに命が落ちてるー!」 子供「ただいまー」 母親「おかえりー…なーにそれ?」 命「…」 子供「いのちだよ!道で拾ったんだ!」 母親「バカだねお前!そんな命なんて拾ってきて!」 子供「お母さん、これ飼っちゃダメ?」 母親「駄目よっ!自殺者の命なんて最期まで面倒見切れないでしょ?」 命「…」 子供「うう…」 母親「元あった場所に捨ててらっしゃい!」 子供「…わかったよお…」 命「そんなあ」
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/63275.html
【検索用 それはそれはちにそまった 登録タグ 2008年 UTAU いるーP そ 曲 曲さ 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:いるーP 作曲:いるーP 編曲:いるーP 唄:重音テト 曲紹介 曲名:『それはそれはちにそまった』 いるーPの3作目。 歌詞 ららららら 赤い空を見上げていると、明日がくるのか?と思うよ ああ… どうしようもないけれど ああ… コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1988.html
,.--、_,,....,,__,. -- 、 ,.- '"// ⌒ヽヽ //⌒l | う~ん れいむ… / l | ___ ___',',nイk___,// ヽ, ,' ヽ_rゝゝ-' ー',.-、- 、イ、 i i ,.へ_トー'"____,.ィ ! ハ、___ イヽ、イ r'⌒ r´γ /__,.i i / V__ハ ゝ 〈_,.イ イ ,ィ´(ヒ_] レ´ ヒ_ン`!ヽ! ハ i i .レイl'xxx ,___, xxx ! ハ/ヽ 〉. i i ' 从 ( i /〈 lヽ, ,.イノ Y ノ イ /ヽ、| i>r--r,=´/ _ハ, / /〈 l丶 -´ ⊂////;`) イ、 ゆぷぷー 人 |ァ;'⌒';r ´ 彡 l,,l,,l,|,iノ ヽ、ン、(. )、 ハ イ─- -─==', i´ ゆぴー _人人人人人人人人人人_ > って、誰だお前?!!< ,.--、_,,....,,__,. -- 、  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,.- '"// ⌒ヽヽ //⌒l | て /U l | ___ ___',',nイk___,// ヽ, そ ,' ヽ_rゝゝ-' ー',.-、- 、イ、 i __ _____ ______ ぐー ぐー i ,.へ_トー'"____,.ィ ! ハ、___ イヽ、イ ,´ _,, '-´ ̄ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 r'⌒ r´γ /__,.i i / V__ハ ゝ 'r ´ ヽ、ン、 〈_,.イ イ ,ィ rr=-, レ´ r=;ァ`!ヽ! ハ ,'==─- -─== ', i i Ui .レイl "" ̄  ̄ " ! ハ/ヽ / 、\  ̄ `i う) 〉. i i ' 'ー=ョ' 从 ( . / i イ ,ヘ ヽ ` し ゆぴぴー i /〈 lヽ, ⌒ ,.イノ Y | 斗jナ ル ヽ、ナ‐- ',ヽ、 ハ ! ノ イ /ヽ、| i>r--r,=´/ _ハ, T{∧{ (ヒ_] ヒ_ン ) i} リ ヽ _ノ ム!"" ,___, ""/ ! ゆぷー ゝ._ノ人 ヽ _ン ∠ノ | `ー‐ >, 、 _,. <_Z_ /ノ/ 起きてんだろ この野郎!!! ,.--、_,,....,,__,. -- 、 ┛┗"// ⌒ヽヽ //⌒l | ・・・・・ /┓┏l | ___ ___',',nイk___,// ヽ, ,' ヽ_rゝゝ-' ー',.-、- 、イ、 i i ,.へ_トー'"____,.ィ ! ハ、___ イヽ、イ r'⌒ r´γ /__,.i i / V__ハ ゝ 〈_,.イ イ ,ィ´rr=-,レ´ r=;ァ`!ヽ! ハ i i .レイl'〃 ̄ 'ー=-' ̄" ! ハ/ヽ 〉. i i ' 从 ( i /〈 lヽ, ,.イノ Y l ヽ、| i>r--r,=´/ _ハ, お待たせお待たせ 代わりにありがとうね ___ _____ ______. __ _____ ______ ネ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ、_'' ,´ _,, '-´ ̄ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 毎度あり~ , ン 'r ´ ヽ、 'r ´ ヽ、ン、 i ,' ==─- -─== ; ,'==─- -─== ', i | i イ ルゝ、イ;人レ/ルヽイ i / 、\  ̄ `i う) )) ||. i、|. | (ヒ_] ヒ_ン) i リイj / i イ ,ヘ ヽ ` し | iヽ「 ! "" ,___, "" !Y.! | 斗jナ ル ヽ、ナ‐- ',ヽ、 ハ ! .| |ヽ.L.」 ヽ _ン ,'._.」 T{∧{ (ヒ_] ヒ_ン ) i} リ ヽ )) ヽ |イ|| |ヽ、 イ|| | ノ ム!"" ,___, ""/ ! レ レル. `.ー--一 ´ル レ ゝ._ノ人 ヽ _ン ∠ノ | `ー‐ >, 、 _,. <_Z_ /ノ/ 勝手に何処に行ってたの? ,.--、_,,....,,__,. -- 、 ┛┗"// ⌒ヽヽ //⌒l | __ _____ ______ ごめんね /┓┏l | ___ ___',',nイk___,// ヽ, ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 ,' ヽ_rゝゝ-' ー',.-、- 、イ、 i 'r ´ ヽ、ン、 こっそりおでかけしてたんだけど i ,.へ_トー'"____,.ィ ! ハ、___ イヽ、イ ,'==─- -─==', i 寂しがると思って影武者を…… r'⌒ r´γ /__,.i i / V__ハ ゝ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 〈_,.イ イ ,ィ´rr=-,レ´´ r=;ァ`!ヽ! ハ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| i i .レイl'/// ̄,___, ̄/// ! ハ/ヽ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | つ 〉. i i ' ヽ _ン 从 ( L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| っ i /〈 lヽ, ,.イノ Y | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / l ヽ、| i>r--r,=´/ _ハ, レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ありがとう。やさしいのね でもそんなに弱くないわよ? /~'~'~'~'ヽ,_ rーく"'"'"'"ガ〉'"Y,、 , r'"{ r、ゞ {~'~'~'ア'{, ツイ{ ,_,_ ,}; }; }; `ヽネイ^ ゞ~{ ( /イト入 `ー--、}、 く シ}`゙ヨ'"~} ミ{ { _ 、 } ケ' イ ン ヽ、ノ,_ ゆっくりしすぎたけど、 これ…… |'イ∧ | ノ ト、フ ~'~'~'~' |MMN __, ヽじ_ノ_ ヽ、 ノ / イ} )/ } | )/ // .|.| // // || .// // ヽル'/^ ノ//^ , -──‐-、 || レ'/ __ィ,、_r、_、r_z_,\/ァ || // 丶e ヽ_wwwwヘ;;c/ ||. // `ム /ノノ_,レ从ノ_ノヾィ || // ! i イ ヒソ ヮ ヒンY リ わあv __ ||. //__ ノ | n 1" ")ル ー''⌒ ̄|.レ' /⌒`ー' レ ハ h――― ' ハ ,.--、_,,....,,__,. -- 、 ??? ,.- '"// ⌒ヽヽ //⌒l | / l | ___ ___',',nイk___,// ヽ, ,' ヽ_rゝゝ-' ー',.-、- 、イ、 i え、何の日だったっけ? i ,.へ_トー'"____,.ィ ! ハ、___ イヽ、イ r'⌒ r´γ /__,.i i / V__ハ ゝ 〈_,.イ イ ,ィ´(ヒ_] レ´ ヒ_ン`!ヽ! ハ i i .レイl' " " ! ハ/ヽ 〉. i i ' 0 从 ( i /〈 lヽ, ,.イノ Y ノ イ /ヽ、| i>r--r,=´/ _ハ,))) ___ _____ ______. _, -‐ ネ '-´ ̄ ̄`-ゝ、 ' _, -‐  ̄ ‐=ニ=- ,ン 'r'´ . 、 _, -‐  ̄‐=ニ二ニ=- _, -‐  ̄ ,' ,'. ; .,~'_, -‐  ̄`ー-----― ' | i ==─- ─==i_,~'_ッ'- | i イ ル__ノイ;人レ乂 i イ i .厂 .||. i、 |. | ,__, ,__, .iイリj ⊃ 気づかないのなら気づかないでいいさ… | iヽ「 ! " ,___, "! /〉 ヽ |イL.」、 ,. ))/´二//⊃ レ レル` ー/ / '‐、二ニ⊃` , -‐'´ l 丶l ´ヽ〉 \ / | /_/ __人〉| | 「ヾ l_/ _/ヽ. /´ | | 〈\ ,、 /´∨/`ー'〉 |_| | | あらやだかわいい -- 名無しさん (2010-05-24 22 48 58) 母の日? -- 名無しさん (2011-07-28 19 10 06) 名前 コメント