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たっくん 出典:ヤニの国 たっくん(takkun) ヘビースモーカー。最近禁煙に失敗した。 未成年DTに対してトルコ風呂をすすめる一面もある。 3月現在アルバイトを始めたため、蓬莱ニートからフリーターへと進化した。 神戸オフメンバーの中で関西圏に住んでないメンバーのうちの一人 意味 女神転生 ヤニの国の王子様 名言 辞めたいって言えるうちが華だよな・・・。 なめんなよオイ!くそったれ!!おめでとう どうも!たっくんです。 嫁 射命丸 文
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選手名鑑に戻る 選手名 製作者名 選手画像 背番号 ポジション 投打 フォーム 出場期間 選手紹介 とっくん takky 69 投手 右投右打 オーバースロー 395年度~418年度 制球力とスタミナと料理に魅力ある先発投手。スライダーとHシュートの変化球で打たせて取るピッチングを武器に特訓を続け、プロ25年間戦い続けた。すごいとっくん! 通算成績 キャリアハイ 選手名鑑に戻る 名前 コメント
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【登録タグ 作た 作たた 作り手】 【ニコニコ動画】 特徴 ボカロPとしての活動の他にも「歌ってみた」も投稿している。 ボカロオリジナル投稿の際には動画(楽曲)版と小説版を同時投稿する場合もある。その際には先にピアプロにある小説版を読んだ後に動画(楽曲)版をどうぞ。 リンク 36.5(作者ホームページ) 作者ブログ ピアプロ Twitter mixi 曲 MAGIC/たっくん アンドロ~&ロ~ シンデレラ~another story~ ハローグッバイ/たっくん ピアノ/たっくん CD まだCDが登録されていません 動画 コメント 名前 コメント
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Story ID d76mmVKj0 氏(277th take) ここはローゼンメイデンの控え室。女性ばかりの部屋ではいつも賑やかな会話が飛び交う。 今日は美味しいオヤツを食べながら新曲についての会話が始まった。 「あら、これは美味しいわね、誰が買ってきたの?」 「そのプッディングは僕が買ってきたんだ、最近のお気に入りさ」 「もぐもぐ、あっ、ほぉ~んと、美味しいわぁ~」 「ヒナの苺大福も美味しいの~」 「翠星石はスコーンを焼いてきたですよぉ~」 「カナは新鮮な卵を使ったシフォンケーキかしら~、ばらしーは何かしらぁ?」 「……私は無農薬の……きゅうり……」 「きゅ、きゅうりぃ~?」 「…うん…銀ちゃん食べる?」 「え、遠慮しとくわぁ~、と、所で今度の曲でシタールを入れたいんだけどぉ~どぉ?」 「シタール、それはいい考えだわ、新曲に合いそうな選択ね」 「うん、僕もそれはいいと思うよ」 「…パリッ……ポリッポリッ……ボリボリボリ…ポリポリッ…ごっくん」 「じゃ、チビ苺のデス声が始まったらシタールからいきなりギターに変わるですかぁ?」 「いや、そこはぁ、イントロではシタールの音色を前面に出してぇ~ギターは控え気味って感じよぉ」 「…ポリッ…バリッ………ポリポリポリポリ………ごっくん……ポリッ……」 「それじゃ、ギターとシタールはどのあたりからチェンジかしら?」 「それは私の歌が始まってからと思うのだけれど?」 「……パリパリパリ…ポリポリポリ……シャリッ……ポリポリポリポリ…ごっくん…」 新曲つくりの話が続いている中、番組スタッフが控え室のドアをノックする。 「それじゃ、そろそろ出番ですのでスタジオの方に来てください」 メンバー達はその声に答えると、スタジオに行く。 「はい、今夜のゲストはローゼンメイデンのみなさんです!!」 「こんばんは、ボーカルの真紅だわ」 「こぉ~んばんは、ギターの水銀燈よぉ~」 「ボーカル兼コーラスの雛苺なの~」 「ドラムの翠星石ですぅ」 「こんばんは、ベースの蒼星石です」 「…ポリポリポリポリ……ごっくん………薔薇水晶……ポリポリポリポリポリポリポリ…」 この収録中ずっと薔薇水晶の口は動いていました>< 短編連作SS保管庫へ
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キャラクター名 あっくん Pスキル:あっくん>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ぶるー>>>>>>>>>>>>>>ホル民財力 :★★★厨房度 :★☆★☆★ ランカークラス Class ★自☆演★ キルクラス Class ★自☆演★ デット数 死なない 所属部隊名 えびまよ() 発言の痛さ 病気 勝ち馬属性 戦闘スタイル 一騎当千 タグ 総評 乙鯖No.1のPSを持つ 本人への要望 つか、消えてください^^ 本人 あ、はい 荒れる前に修正しといたぞ 俺の見た限りでの評価だから、埋まってない部分とかは適当に埋めてくれ 財力はわからないから、★3にしといた まー何にせよカスにはかわりないな こいつカスすぎる 戦争こないでください そんなものはなかったってのは、自分の実力のこと言ってんだろw 多分 ホルから排除完了 現在はエルにて∮愕天王∮でプレイ中 ゆうはくフィーバーできると豪語した部隊の一員、フィーバーできなかったので尻尾を振りに行ったらしい ↑そもそも舞-HIMEが活動してないから愕天王でプレイする事がほぼない 161 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 20 04 42 ID pyrrBW8A0 えびまよって部隊がいると前線押せて楽だな あっくんってやつが起点で動いてるみたいだ あっくんいないと押せなさそうだがw 162 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! 投稿日: 2009/09/12(土) 20 09 29 ID clSbMu/I0 161 163 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 20 15 06 ID egghI72h0 161 161 161 164 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 20 20 31 ID oWcUvVJ60 あっくんって人かっこいい ブルーとかいう口だけの奴とは違って 前線で役に立ってるしな 俺は断然あっくん支持派! 165 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 20 21 28 ID seQEBzWW0 じゃあ俺も俺も! 166 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 20 25 11 ID AD3nGw1tO 161 同意 えびまよ4人ぐらいだったが10人近くいたゆうはくを全滅させてたな えびまよ入りたいけど部隊長は誰なんだ? 167 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 20 34 32 ID EH2oZYl50 えびまよすごいよな 型月20人相手に3人程度で対等に渡りあうからな あっくんのヘビスマで敵キープが1/3減るの見たぞ・・・ 168 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 21 24 30 ID FOPynBq6O えびまよがインしたら隣の戦場の型月が10デッドしたのはゆうめい 169 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 21 57 35 ID Yf6erS5F0 10キル20キルは当たり前、時には味方も殺す事も えびまよにとって接戦は敗北と同義 前線敵全てにバッシュも日常茶飯 一回のジャベで敵が三人凍る 前線に立つだけで敵が泣いて謝った、心臓発作を起こす敵も あまりに殺しすぎるからバッシュでも1キル扱い 敵キマを一睨みしただけで敵キマがキープに逃げていく 戦争の無い時間でも2キル 武器使わずに手で殺したことも 敵弓のレインをキャッチしで投げ返す 開幕1分で3キルなんてザラ、もーんすることも 自キプで敵モンを落とした 幽白のnoobの挑発を論破しながら通常攻撃でキル グッとガッツポーズしただけで3キルくらい取った 敵キプの深い位置から自キプの救援も処理してた 自分のバッシュに追撃して前線敵背後まで行くという超プレイ あまりにキルを取るので最初から1キル取れてい時期も ヘビスマすると周囲の味方が死ぬので力をセーブしてた えびまよの攻撃に米軍のレーダーが反応してしまうので戦争中は警戒されていた ステップで敵キプまで行けた えびまよが取る予定だったキルを周りで見ていたnoobが奪ったらえびまよにスコアが入っていた 型月の粘着でキルを取られたように見えたが、実は残像で本体はすでに周囲を殲滅させていたことも 開幕堀をして前線に走り出し、初動前線の味方を追い抜き敵もーん成功 チャットは常に伏字**** 2009年FEZ10大事件 第一位「えびまよ部隊1戦争で2デッド」 本鯖民は乙鯖に遊びに来る前にえびまよの許可が必要 味方が弱すぎて援護の手が回らなくなり二人に分裂したことも 名前 コメント
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c⌒っ.д.)っ ここは りっくん が 生息しています それでも いいですか? → はい いいえ 前置き終わり。 どうもりっくんです(,,◕ ⋏ ◕,,)ノ 北海道勢なのに北海道に居ませんが大丈夫か? 大丈夫だ問題ない。 今は広島県の端の方で生きてます。 好きなカードは天地開闢プレスです。ぶっぱなします。 (,,◕ ⋏ ◕,,)こんな感じでこそこそ増やすよ!
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あっくん【あっくん】 「5日に博貴ドーム来るかな?」スレにて発生した、あめ住人の妄想上の 「そっちの安田」のお相手のボディビルダー。もちろん男性である。「あっくん」はニックネームではない。 めでたく夫婦ならぬ夫夫として結ばれた2人は、デイリースポーツやYahoo!トピックス などに取り上げられ、エイトや赤西、増田、山下などからの祝福を一身に受けた。 さらに2人が授かった子供は「しょうた」と「あっくん」から「しょっくん」と名づけられ、 盛大な結婚式も執り行われる模様。ちなみに世帯主はあっくんではなく「そっちの安田」である。
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「きらーうーぱっく」にリスペクトを込めて そのゆっくりまりさは草むらの中で焦っていた。人間の畑から少々エサを拝借したまではよかったのだが、目撃していた畑の主に見つかってしまい、追われている。 その森はゆっくりまりさの庭といえる場所だったこともあり、人間の目を欺いて時間を稼ぐことは出来たが、体力のほうが限界に近い。しかし夜になる前に巣に帰らなければ捕食種のディナーになってしまうし、かといって迂闊に行動して人間に見つかった日には、虐待お兄さんのいいオモチャになるのがオチだ。 どうしたものか・・・と考えあぐね、仰いだ空にゆっくりまりさは希望を見つけた。 「うー!」 うーぱっく。箱状の体を持つこの不思議なゆっくり族は、他のゆっくり族を体内に格納し飛行し、運搬の対価として乗せられたゆっくりがエサを提供するという共生関係を結んでいた。一度上空に飛んでしまえば、大概の危険からは脱出できる。少なくとも今自分を追っている人間からは逃げ切れるだろう。 これしかない。ゆっくりまりさはうーぱっくに頼ることを決めた。近くの開けた場所を確認したゆっくりまりさは、覚悟を決めて草むらから飛び出し、叫んだ。 「うーぱっく!ここだよ!!ゆっくりはやくまりさをたすけてね!!」 「うー!!」 それを聞きつけたうーぱっくは上空から急降下し、ゆっくりまりさの回収に向かった。と同時に、その声に気付いた人間が声の方向に向けてダッシュを始める。ゆっくりまりさはゆっくり急いで回収ポイントへと跳ねていった。命のかかった鬼ごっこ。背中から聞こえてくる罵声を受けて、ゆっくりまりさは全力疾走する。 そしてゆっくりまりさは、賭けに勝った。 ゆっくりまりさの呼んだうーぱっくは間一髪でキャッチに成功すると、凄まじい勢いで急上昇し、空高く舞い上がっていった。さすがに人間も空までは追ってこれないのか、うーぱっくを見上げるとすごすごと帰っていく。 それを見て安堵するゆっくりまりさ。正直こんな綱渡りを常にやるのは御免蒙りたいし、おじさんが少し気の毒には思う。しかし家にはにんっしんしているつがいのゆっくりれいむがいる。栄養価のある食べ物を手っ取り早く欲しい、という目的が餡子脳を介することで、畑荒らしという行動へとつながったのだ。 「おじさんごめんねなんだぜ。いつかおかえしをしにいくから、ゆるしてほしいんだぜ・・・」 自己正当化のため、ゆっくりまりさは高空のうーぱっくの中でひとりごちた。そしてうーぱっくに目的地を告げていないことに気がつき、改めて指示を出した。 「うーぱっく!みずうみのちかくまでいってほしいんだぜ!!」 「うー!!」 まさに間一髪だった。ゆっくりまりさはうーぱっくに感謝した。とりわけ、ゆっくりまりさの呼んだうーぱっくは、うーぱっくの中でも一際強靭で素早いもののようだった。貧弱なうーぱっくであれば、ノロノロ飛んでるうちに捕まってしまったかもしれない。 「ラッキーだったぜ、うーぱっくありがとうだぜ」 「うー?うー!!」 それが間違いであったことを思い知るのは、もうしばらく後のことだった。 きらーうーぱっく 2 命を懸けたチェイスから逃れて暫くが過ぎ、うーぱっくの開かれた上面から見える空は茜色から美しいグラデーションを経て紺色、そして黒へと変化しつつあった。キラキラと瞬く星も見え始め、夜の訪れを告げている。 ゆっくりまりさは疑問を感じた。おかしい。長すぎる。 確かに先ほど離脱した森から自分の巣までは、ゆっくりにしては少々距離がある。しかしそれは普通に跳ねて飛んでいるゆっくりにとっての話で、空を飛び颯爽と最短距離をなぞるうーぱっくにとっては大した遠さではない。先ほど鮮やかなフライトテクニックを見せた、この強靭なうーぱっくであればなおさらのことだ。とっくに到着していてもいいはずなのだが・・・。 ゆっくりまりさはうーぱっくに告げる。窮地を助けてもらっておいて気は引けるが、夜は捕食者の時間。なるべく出会うリスクは減らしておきたい。 「うーぱっく!わるいけどちょっとゆっくりいそいでね!!」 「うー!!」 ゆっくりいそぐという難しい注文に元気よく応えるうーぱっく。悪気はなさそうだ、きっとさっきのアクロバット飛行で疲れているのだろう。ゆっくりまりさはそう考え直すと、到着をゆっくり待つことにした。 さらにしばらくして。ゆっくりまりさを積んだうーぱっくは、まだ高空にいた。既にあたりはとっぷり闇に沈み、墨を流したように暗くなっている。明かりは空を瞬くお星様と、ゆっくりのようにまんまるまるいお月様ぐらいだ。さすがに焦るゆっくりまりさ。 空を飛べるとはいえ、うーぱっくも所詮ゆっくり。妖怪の時間になればそこまで安全というわけでもない。互いの安全のため、ゆっくりまりさは再度警告した。 「うーぱっく?!いそいでね!!もうよるだよ!!」 だが先ほどとは違い、元気な返事はない。 「?どうしたの?なにかあったの?」 再度問うが、返事はない。そのとき。 ぱたん。 ゆっくりまりさの上で何か音がしたとたん、急に視界がまっくらになった。うーぱっくが上部のフタを閉じたのだ。 「ゆ?!なに?なにがあったの?!」 「・・・」 「どうしたのうーぱっく?なに?」 「・・・」 返事はない。かわりにうーぱっくの内部はなんだか湿っぽくなり、同時に気温が上がってきた。ゆっくりまりさは何かヘンだと思い、フタを開けようと体を伸ばした。 しかし。 体が思うように動かない。それどころか体がどんどん柔らかくなり、全身に力が入らなくなってきている。足も・・・動かない。底面にぺったりはりついてしまったようだ。もう完全に動かせるのは口と目を動かすのがやっとのようだ。ゆっくりまりさは異常を伝えようとうーぱっくに叫ぶ。 「う、うーぱっく!!なんだかおかしいよ!!まりさのからだがうごかないよ!!」 「・・・うー♪」 「え?なにかあったの!!ゆっくりおしえてね!!はやくだしてね!!!!」 「うー・・・うー!!」 ズブシュッ。 その声が合図だったように、ゆっくりまりさに突如何かが刺さったような痛みが走る。 「ゆ・・・ゆ?!ゆっくり?!」 わけがわからない。ゆっくりまりさが混乱していると、「何か」が刺さった部分から、体の中のものが吸い取られるような感触を感じた。 ズブブブブブ。 ごっくんごっくん。 ズブブブブブ。 ごっくんごっくん。 吸われる。食われる。餡子が。 「うー♪うー♪」 「ゆ、ゆ゛ううううううう!!!う、うーぱっく!な、なに?!なんなのおおおおおお」 「うー!!」 「やめでええええええええええええええええ」 痛みと混乱の入り混じった感覚を味わいながら、ゆっくりまりさはどんどん中身の餡子を吸い出されていく。一方でうーぱっくは楽しそうな声をあげている。餡子が段々となくなり、混濁していく意識の中でゆっくりまりさは悟った。こいつはピンチを助けてくれたじゃない。まりさを食べるために捕まえただけなんだと。 このままでいればうーぱっくのエサ。だが脱出しようにも体が動かない。万が一体が動いているうちに気付けたとして、脱出した瞬間高空からのフリーフォールで砕け散るのがオチ。このうーぱっくを呼んでしまった時点で、ゆっくりまりさの運命は決していたのだ。 ごめんねれいむ。まりさはかえれそうにないよ・・・まりさは餡子を吸われながら、つがいのゆっくりれいむに詫び、こんなものを信じてしまった自分を呪った。ラッキーだなんてとんでもない。とんでもない大ハズレじゃないか。 「ゆ・・・ゆ・・・ゆっくりうーぱっくをしんじたけっかが、これだよ!!」 「うーーーーー!!」 最後の一押しとばかりにうーぱっくが叫ぶと、ゆっくりまりさは残った餡子をまるごと吸い上げられた。つがいのゆっくりれいむへの思いも、楽しかった家族の思い出も、全部。 そして、ゆっくりまりさは絶命した。 ディナーを終えたうーぱっくが下面を開けると、ぺらぺらのふにゃふにゃになったゆっくりまりさの死体が空を舞った。落ちた先は、ゆっくりまりさの巣がある湖の近く。皮肉なことに、注文どおりの運搬であった。 翌日つがいのゆっくりれいむは変わり果てた夫の姿を見つけ、涙した。しかしそれがうーぱっくの手によるものであるとは、1週間後グルメお兄さんに待望の赤ちゃんごと珍味ゆっくり揚げにされるまで、終ぞ知ることはなかった。 うーぱっくはゆっくり族を高空で運搬する共生生物であり、数々の対ゆっくり処置を無効化することから、農家ならびに虐待お兄さんたちにはことさら嫌われている生物だった。 ただ、タダでは転ばないのが虐待お兄さんズ。絶対な信頼を誇る絶好のパートナーは、裏を返せば最強のハンターとしても機能するのではないか。そう考えた有志は加工場やメカ好き河童の協力を仰ぐことで、うーぱっくの品種改変に成功。本来の友好的うーぱっく同様にゆっくりたちを載せ高空に上げ、逃げられなくなった状態でゆっくりと内部で溶かし、吸血・・・もとい、吸餡子する亜種・「きらーうーぱっく」が誕生したのだった。 きらーうーぱっくの内部に消化液の分泌機能と、餡子を吸い出す吸引器官が備わっている。野菜だけを食べる通常のうーぱっくに比べると、栄養価の高い餡子を直接摂取することも出来るため、一般的に体が強靭で動きも俊敏になる傾向にある。 数多く繁殖されたきらーうーぱっくは一般市場に販売された。よく飼いならされたきらーうーぱっくは、飼い主のGOサインひとつで人間の里を不埒なゆっくりを確実に始末する番ゆっくりとして有能な存在だったのだ。 だが一方できらーうーぱっくを生み出した虐待お兄さんたちの魂胆は、別にあった。 繁殖されたきらーうーぱっくの一部は、野に放たれた。多少強靭であることをのぞけば通常のうーぱっくと同じであるきらーうーぱっくは、非吸餡子うーぱっくを装いながら信頼を勝ち取り、機会を見ては頼ってきたゆっくりに舌鼓を打って生活していた。時同じくして、森では何かで溶かされながら餡子を吸い尽くされた皮だけのゆっくり変死体が次々と発見されていたが、歯牙にかかった者は悉く帰らぬ饅頭となったため、ゆっくり達はよもやうーぱっくの仕業であるとは想像だにしなかった。 だがきらーうーぱっくが吸い尽くした皮を下面から落としたところをあるゆっくりが目撃したことが転機となり、きらーうーぱっくの凶行が明らかとなる。しかしゆっくりはおろか、作ったお兄さん達にさえ通常のうーぱっくときらーうーぱっくの見分けはつかない。ゆっくりたちはうーぱっく種をまるごと信じることが出来なくなってしまったのだ。 ゆっくり族とうーぱっくたちの蜜月は崩壊した。それだけでなく不信感から互いに憎しみを抱きあうようになり、闘争状態に陥っていったのだった。信じていたものたちに裏切られた分憎しみは殊更に強いものとなり、この闘争はここ一帯のゆっくりないしはうーぱっくが完全に殲滅されるまで続くことになるだろう。 その気になれば皮ごと消化させる仕様にも出来たのにそうしなかったのは、この状況こそお兄さん達の望むものだったからだった。 さる地域の虐待お兄さんは、うーぱっくを脅迫して殺ゆっくりを繰り返すことでゆっくりとうーぱっくの信頼関係を崩壊させ、24時間365日常に続く壮大な虐待を実現した。きらーうーぱっく開発者達もまたそれに憧れ、そしていまここに成就させつつあるのだ。 おわり
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※独自設定垂れ流し 「むきゅうううううううう!」 俺の飼いゆっくり――ぱちゅりーの悲鳴が聞こえた。 慌てて声の元、居間の方へ駆けつけると、そこには本を読んでいるぱちゅりーの姿がある。 つい先ほどまで楽しげに読んでいたぱちゅりーは、今や涙目だ。 その舌はだらんと垂れ、舌の表面には一筋の線――傷つき、クリームが漏れだしたことで できた線がある。 そんなぱちゅりーの悲惨な様を見て、 「ああ、またか……」 俺はため息を吐いた。 それでもぱちゅりーは本を読む ゆっくりぱちゅりーは本を読むのが好きである。 最初のうちは本である必要ですらない。家電機器の説明書だろうとピザのチラシだろうと、 とにかく字が書いてあればいい。読んだふりができれば満足なのだ。内容なんてわからな いクセになんでもかんでも「むきゅきゅ、これはすごいまどうしょだわ」とありがたがる のである。バカでウザくて、でもそこがかわいいと言えばかわいい。 だが、だんだん字というものに慣れてくると話が変わってくる。ひらがなぐらいは読める ようになると、ナマイキにも本物の本を求めてくるのだ。 ここで問題になるのが、ゆっくりが基本的に生首饅頭であるということだ。 まず、生首だから本のページをめくるのに口と舌を使わなくてはならないこと。わずかな がら、本が濡れてしまう。 これだけならまだいい。問題なのは、ゆっくりが饅頭であり、その体液がことごとく糖分 を含んでいることだ。当然ツバも糖分入りでべたつくわけで、口や舌でページをめくった りしたらページがくっついてしまうことがある。 だからぱちゅりーには基本的に読み終えた雑誌など、いらない物を与えている。 だが、それで問題解決かというと、面倒なことにそうじゃないのだ。 「今回はまたざっくりやっちまったなー」 ぱちゅりーの舌の傷口を確認しながらぼやく。 ゆっくりで一番身体の弱いぱちゅりーは、本を読んでいるときページで舌を切ってしまう ことがあるのだ。 「むきゅ……えれえれえれ!」 舌の傷口は浅いが広い。出血、即ち流れ出るクリームが多く見え、それで気分が悪くなっ たのか。ぱちゅりーは、クリームを吐き始めた。 「ぱちゅりー! ほら、『ごっくん』だ、『ごっくん』!」 「えれえれ……ごっくん……むきゅぅ……」 ぱちゅりーは身体が弱いだけでなく、精神的に脆いため簡単に身体の構成成分にして命の 源、クリームを吐き出してしまうのだ。簡単に死にかけるのである。 そこで俺はぱちゅりーに「ごっくん」を覚えさせた。ゆっくりは基本的に中枢餡か内容物 ――ぱちゅりーの場合はクリーム――を過剰に吐き出さなければ死ぬことはない。 「むきゅぅ……むきゅぅ……」 顔を真っ赤にし、涙目になって荒い息を吐くぱちゅりー。ちょっと妄想というスパイスを 降りかければエロい顔に見えなくもない。 まあ、俺はゆっくりに欲情するような変態紳士ではないのだが。 だが、あえぐぱちゅりーというのはなかなかかわいいので嫌いでもない。 「待ってろよ。今オレンジジュース持ってきてやるから」 そして、俺はぱちゅりーを治療してやる。 まあ、なんて言うか。もう慣れつつあった。 今まで何匹もゆっくりを飼ってきたが、ぱちゅりー種はこいつが初めてだ。 今まで飼うのを避けていた。なにしろ今実感している通り、こいつは脆いのだ。 飼うのはゆっくりの飼育になれてから、と決めていた。実際、こいつを飼うのはなかなか 苦労している。ゆっくりのことは知り尽くしたつもりだったが、新しい体験が多い。 それは楽しいのだが、少々困ってもいる。 俺は日中は仕事があり、家を空ける時間が長い。その間ぱちゅりーは本を読む。俺が居な い間に今みたいな事があると最悪「永遠にゆっくり」してしまいかねない。 そんな悩みを持っていたとき。 仕事帰りに寄ったとあるゆっくりショップで、いい商品を見つけた。 「おいぱちゅりー! 喜べ土産だ!」 「むきゅ? おにいさん、なにかしら?」 気ままな一人暮らしだが、やはりこうして出迎えられるのは悪くない。今日は土産を買っ てきてやったこともありいい気分だ。 「ほら、見ろ! ゆっくり用の本だ!」 「むきゅ! ごほん!」 包みから一冊取り出し渡してやると、ぱちゅりーは大喜びで読み始めた。 「むきゅ! これはきょうみぶかい『まどうしょ』だわ!」 とりあえずぱちゅりーは気に入った本を見れば「まどうしょ」と呼ぶ。ぱちゅりー種特有 の定型句、といったところだろうか。 ゆっくり用の本。 まず、大きさ。やや小さめで、薄手の絵本と言った感じだ。このサイズならゆっくりでも 無理なく扱えるだろう。 「むきゅ!? このごほん、とってもめくりやすいわ!」 本の各ページは防水加工してある。風呂で読める本なんてのがあるが、あれと同じような ものだ。表面はペタペタしているから、ゆっくりの舌のくっつきが良い為めくりやすいら しい。また、ページの四隅も丸めてあるから、舌を切ってしまうこともそうそうないだろ う。 「むきゅむきゅ……なるほど……きょうみぶかいわ……」 更に、絵を多くして字もひらがな、内容もゆっくりでもわかる簡単なものにしてある。 ちなみに今渡した本に書かれているのは飼いゆっくりに必要な基本的なマナーだ。このぱ ちゅりーはそれなりに躾けてあるが、これを読んでいっそうゆっくりして欲しいものであ る。 「むきゅ~、なんだかとってもゆっくりできるわ~」 とか思っていたら、ぱちゅりーは普段以上にとてもゆっくりしだした。 これがこの本の最大の特徴だ。 なんでも、ゆっくり用の本はゆっくりがゆっくりできるあまあまの香り、「ゆっくり芳香 剤」が出るようになっているという。 「むきゅ! おにいさん、ありがとう! このごほん、とってもゆっくりできるわ!」 ぱちゅりーはすっかり本を気に入ってくれたようだ。これなら俺が居ない間でも暇になら ずゆっくりと過ごしてくれることだろう。 「本は安売りしてたんで何冊も買ってある。だからって、粗末にするんじゃないぞ? そ れをきちんと読み終わったら、新しいのをやろう」 「むきゅ……わかったわ……むきゅ……」 どうやらもうすっかり本に夢中らしい。 まあ、これは俺にとっても喜ばしいことだ。本でぱちゅりーが色々な事を覚えてくれるの は楽しみではある。 「むきゅ! おにいさん、ぱちゅがおそうじしておいてあげたわ!」 「むきゅ! ぱちゅのおうちをみて! ごほんでおぼえた『とかいはおうちこーでぃねい と』でおうちがすごく『とかいは』になったのよ!」 「むっきゅっきゅ~♪ むっきゅんむきゅきゅん♪ ごほんでおうたをおぼえたのよ! おにいさん、ぱちゅのおうたでゆっくりしていってね!」 本で知識が得るだけでなく、使うのも楽しいらしい。 人間の本はゆっくりには難しすぎる。今までのぱちゅりーは基本的に「本を読んでいた」 と言うより、本を読む振り……言ってしまえば、ごっこ遊びをしていたようなものだ。 だが、ゆっくり用の本ならきちんと理解できる。きっと読むのが楽しく、覚えたことを試 したくなるのだろう。 実際、役に立っていることも多いし、俺としても見ていて楽しいから問題ない。 さて。こうして読む喜びを学んだのだから、そろそろあの本を渡してみるか。 「むきゅ! お、おにいさん! ぱちゅにはこのごほんはちょっとしげきがつよすぎるわ!」 ぱちゅりーに新たに渡したのは、世にも珍しいゆっくり用のエロ本、「ひとりできるもん! ~すっきりーへん~」だった。 ゆっくりの四十八手を書き上げたと言う狂える絵師の手によるこの本は、なかなか過激な 内容だった。ちょっと読んでみたが、人間に置き換えたら今のご時世発禁になってしまう んじゃないかというレベルだ。 「そうか。ぱちゅりーにはちょっと早すぎたか。じゃあこの本は俺が預かっておくよ」 「む、むきゅ! だめよ! おにいさんがそんなごほんをもってたら、きっとへんなきぶ んになってたいへんなことになるわ! ぱちゅがきちんとしまっておくわ!」 「かーちゃんみたいなこと言うなよ……」 ぼやく俺をよそに、ぱちゅりーはさっさと自分のゆっくりハウスの奥にエロ本をしまい込 んでしまった。 まあ、いい。エロ本を隠したくなる気持ちは痛いほど理解できる。 そして、翌朝。 俺はぱちゅりーの遊び相手に買ってやったゆっくりまりさのぬいぐるみが汚れていること に気がついた。 「なあ、ぱちゅりー。なんかぬいぐるみが汚れてるような気がするんだが。それもクリー ムで」 「む、むきゅ! ぱちゅがねぼけておといれのほうにけとばしちゃったかもしれないわ!」 「そうか? でも汚れてるところが変だな。アゴの下あたりっていうか……」 「む、むきゅぅ……」 「具体的には……まむまむ?」 「むきゃーっ!」 ぱちゅりーは真っ赤になってゆっくりハウスに逃げ込んだ。 結局ぱちゅりーはあのエロ本を読まずにはいられなかったのだ。それでぬいぐるみ相手に ひとりすっきりーをしたのだろう。。 ありすならともかく、知性もモラルもゆっくりにしては高く、おまけに病弱で性欲に欠け るところのあるぱちゅりー種がこんなことをするとは。いや、珍しいものを見たものだ。 恐るべきゆっくり用エロ本。 その後もぱちゅりーは様々なゆっくり用の本を精力的に読んでいった。 ぱちゅりーもすっかり、読書の楽しさに目覚めてくれたようだ。 * * * 「さて、ぱちゅりー。これが俺のまとめ買いしたゆっくり用の本の、最後の一冊だ。大事 読むんだぞ」 「むきゅ、さいごなの……」 「大丈夫だ。お前がもし無事読み終えることができたら、また買ってやるさ!」 「むきゅーん! おにいさん、うれしいわ!」 「さあ、読むといい」 ぱちゅりーはさっそく本を読み出した。 「たいとるは……『ゆっくり……していってね』? むきゅ! とってもゆっくりできそ うなごほんね!」 俺は本に喜ぶぱちゅりーをニコニコしながら眺める。 ちゃんと読み終えられるかどうかか気になる。 なにしろ、今回の本は難易度が高いのだ。 「むきゅ……やせいのくらしもいいわねえ……」 冒頭では、森の中でゆっくりと暮らす野生の群れが描かれている。そのゆっくりとした様 に、生まれたときから飼いゆっくりのぱちゅりーもなにか感じるところがあるらしい。 まあ、人間だって都会に住んでたら田舎に憧れたり、田舎に住んでたら都会に憧れたりす るしな。 ぱちゅりーがページをめくると、場面が切り替わる。 群れの前に長のぱちゅりーが木の株の上に立ち、ゆっくり達に遠征を呼びかけていた。 「むきゅきゅ! かしこいぱちゅりーがおさをやってるなんて、とてもゆっくりしたむれ ね!」 ぱちゅりーはとても嬉しそうだ。きっと自分と話の中の長を重ね合わせているのだろう。 そして、群れは長ぱちゅりーの指示で「野菜が勝手に生えてくる素敵なゆっくりプレイス」 へと辿り着く。 「むきゅ……? やさいがかってにはえてくる? おかしいわね……」 どうやら気づいたらしい。 そう言えば、ぱちゅりーに今まで与えた本の中には農耕について触れたものがあった。 ぱちゅりーの懸念の通り、そこは人間の畑。そこにやってきたゆっくりは当然捕まった。 「むきゅぅ、どうなっちゃうのかしら?」 つかまったゆっくり達を助けるために、長ぱちゅりーは脱出を試みることにしていた。 「む、むぼうだわ!」 こいつは飼いゆっくり。俺との力関係はよく理解している。それはつまり、ゆっくり如き では人間に絶対敵わないと知っていると言うことだ。 本でもそのへんはきちんとリアルに描かれており、ゆっくり達の脱出はあっさりと失敗に 終わった。 その後も長ぱちゅりーは様々な「妙案」でピンチを乗り越えようとする。 人間に取り入ろうとやかましくみんなで歌ってみたり、あるいは他のゆっくりを先導して みんなで「野菜は勝手に生える物」と人間を説得してみようとしてみたり……。 長ぱちゅりーの半端な知識は裏目に出てばかり。ゆっくりに対する人間の心証はガンガン 悪化していった。 「むきゅぅぅぅぅ……えれえれ」 「おいおいぱちゅりー、吐くな。ごっくんだ、ごっくん」 「ごっくん……むきゅぅ……」 話の中の長パチュリーに感情移入し、相当な精神的ストレスを受けたのだろう。ついに吐 いた。 だが、それでもぱちゅりーはページをめくるのを止めようとしない。 きっと本心ではもう読みたくないのだろう。それでも続きが気になるのかも知れない。奇 跡の逆転劇に期待しているのかも知れない。 それでも「読み続ける」というのは異常だ。ゆっくりにとって、中身を吐くというのは命 に関わる。普通は一旦休憩くらいするはずだ。 しかし、ぱちゅりーは休むことなく本を読み続けた。 そして、決定的なページに行き着いた。 「むぎゃああああああああああ!」 ついに人間がゆっくりを虐待し始めたのだ。 まずは虐待の基本にして王道。目玉抉り。通称「アマギり」。 本の中では、当初のほのぼのとした絵柄そのままに、それでいて悲鳴が聞こえんばかりの 生々しさで「アマギり」が描かれていた。 「えれえれ……ごっくん……えれえれ……ごっくん」 それでもぱちゅりーは読み続けた。 まだゆっくりが助かる展開を期待しているのだろうか? いや、吐くのを堪えながら読み 続ける様は、何かに取り憑かれているかのようだった。 その後もゆっくりに対する虐待は留まることを知らなかった。むしろブレーキが壊れたか のように加速していった。 足焼き。全身針刺し。全身やすりがけ。ぺにぺに切断。鉄板焼き。水攻め。強制にんっし ん後の赤ゆっくり虐殺。 そして、ゆっくり共は虐待を受けるたびに叫ぶのだ。 ありったけの呪いを込めて。ありったけの恨みを込めて。 長ぱちゅりーのせいでこんなことになったのだ、と。 「えれえれえれええええ! ご、ごっくん……えれえれ……ごっくん……」 吐きながら、しかし俺の教え通りそれを飲み込み戻しながら、ぱちゅりーは本を読み続け た。 俺はそんなぱちゅりーが途中で力つきないよう、そっとオレンジジュースを注射してやる のだった。 * * * ゆっくり用の本。 これが安く大量に手に入ったのには理由がある。 本から香る、「ゆっくり芳香剤」。販売後、これには常習性があることがわかった。本を 熱心に読むのはいいのだが、やがてそれが止められなくなる。ただただゆっくりすること を求め、むさぼるように本を読むようになってしまうのだ。 当然、正規のゆっくりショップからは回収された。だが、正規ではない店……いわゆる虐 待系の店では、その大量の在庫を捌こうとたたき売りしていたのである。それを俺は折良 く飼うことが出来たわけだ。 もっとも、最後の本だけは別だ。あれは虐待の大家、「鬼意山」の手によるゆっくり虐待 専用の本だったのだ。 ぱちゅりーは本を読むのを止めなかったのではない。やめられなかったのだ。本好きのぱ ちゅりーはすっかり「ゆっくり芳香剤」に侵されていたのだ。 もともとぱちゅりーは最終的には虐待するつもりで飼っていた。最弱のゆっくりの生態研 究のため、とりあえず普通に飼っていただけだ。実際いろいろ勉強になったし、最後に面 白い死に様を見せてくれた。 ぱちゅりーは、本の最後のページにのしかかるように「永遠にゆっくり」していた。 本の中で、長ぱちゅりーは最後まで仲間の死に様を眺め続け、最後にはストレスの余りク リームを吐き出して死んでしまう。 俺の飼っていたぱちゅりーもストレス死。まったく同じ死に様となったわけだ。 まったく。さすが「鬼意山」の監修した本である。まさに、タイトル通りの虐待となった。 ぱちゅりーは漢字がわからないから、完全には読めなかった。本の正式なタイトルは、こ うなのだ。 『ゆっくり自滅していってね!』 了 by触発あき
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あっくん 幼稚園児・あっくん(慎吾) ※好奇心旺盛ではた迷惑な子供 2006.5.8