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呪われた館(のろわれたやかた) 呪われた館 ベース 使用コスト:黒1無3 クイック このカードと同じラインのスクエアにあるあなたのユニットが墓地に置かれた時、相手は自分の手札にあるカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 さわやかな朝、すがすがしい空気、まぶしい太陽。黒の大陸では決して手に入らないもの。 神滅公爵ラインハルトの魂の奥底から、膨大な魔力が溢れ始めた。その魔力は黒の大陸そのものを変貌させ始めた。(Ⅳ-1再録版) 黒の妨害型ベース。 すべての自ユニットがスパイク・ガールズと化し、手札破壊を強力にサポートする。 ただしこのゲーム独自のルールであるプランの存在により、従来のカードゲームよりは手札破壊の影響力は大きくない。 収録セット ファースト・センチュリー ベーシックパック(067/200 レア) フォース・センチュリー ベーシックパック (074/205 レア) イラストレーター 脳髄
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http //ppsn.net/?m=pc a=page_f_home target_c_member_id=36969 プロフィール ニックネーム 紅 乙女 誕生日 2月14日 性別 女性 エロレベル ★★★★★ フェチ おちり 経験人数 30人以上 現住所 東京都 出身地 エロスの里 職業 小悪魔 自己紹介 ~おことわり~ フレンピ申請は、気長にじゃれあってくれる方どうぞ。 大人のふるまいのできる、明るく楽しめる方限定です。 どうぞよろしくね(o^- )b 一度お預かりして拝見させていただきますが、気に入った方に、こちらからマイフレ申請させて戴いております (プロフ、日記、コメント、マイフレさん他総合的に拝見させていただきますね) 熱く絡み合いましょう 即申請、即決希望の短気な方は御遠慮願いますm(__)m どうぞよろしく(o^- )b 恥ずかしがり屋なんで、なかなか自分からは積極的には絡めないかもしれません。f^_^; ごめんね。 ですから、逆に、私にはまずはお気軽に絡んでみて下さいね(^_-)-☆ 絡みが全く無しの申請はお断りさせて戴きます。 楽しく絡めない方もごめんなさ~いm(__)m 楽しめる場所で私はあそびに来ています。ご理解ご協力の程どうぞよろしく(o^- )b 「取扱注意!こわれもの天地無用紅乙女とは」 未婚。彼氏無し(別れました) 結婚に憧れる乙女(笑) 恋愛には乙女(笑)照れ屋です。 ポジティブ前進派。無邪気で笑ってばかりいるドジでマヌケな女の子。まるでお子ちゃま無邪気な奴。 天然キャラ。いつも熱中してる熱中症(笑) 単純明快、裏表ないサバサバした悪戯っ子。 大胆な割に、案外照れ屋。 基本真面目な性格。 遊びもエッチも勉強も何でも極めたがる。 やりすぎと引かれる事しばしば(^^ゞ 周りからはいたずら好きの小悪魔と言われる。 が、悪魔にはなれない。舌を引っこ抜く閻魔大王本人かも(笑) 人は信用するし裏切らないのをポリシーとして譲らない。 絡みは、 ツンデレ、姐御、妹系のミックス。 使い分けてる。←嘘。狙い無し(笑) 何でも受け入れる温厚ぶりだが、無礼さにキレると破壊力はかなり凄い。 情にはかなり熱いと定評。 癒し系。 基本、一匹狼。 幸いな事にお仲間達が見守ってくれているようです。 ヤレヤレと良く苦笑いしながら(笑) 皆さんの優しさで何とか私、頑張れてますよ さんきゅーふぉーゆあかいんどねすちゅっ(^_-)-☆ 楽しく遊び、癒されたい、そんな人のお話プレイルーム(^O^)/はここ。 どんと私の胸に飛び込んでこ~い(^_-)-☆ムギュしてあげる! 初めまして。 「くれない おとめ」です 乙女、乙女ちゃん、おとちゃん何でもカモン 気立ての良い人とお友達になります(笑)仲良くしてね リアルは………明るくて性格良いなら誰でも有り得る~なんちゃって 好きな体位 正常位(対面男性上位), 座位 S or M or N? SM ……説明 しらゆきひめ → 芽吹 →紅乙女と何度もH.Nを変えて退会しては戻ってくるユーザー 千葉県在住 本名は長谷川久恵 推定年齢は45際前後 職業はニートで親からもらったお金でくのー、チアーガールなどのコスプレ衣装を買っている ネタか素かわからないが、今やPPとsexiを代表しつつある、壊れ系粘着キャラである。 性格が異常なほど粘着気質である為、彼女を知る者の間では彼女は貞子、伽椰子、将軍様などとも呼ばれている。 最近ではアダルト系SNSのみぎわさん、雰囲気があらびき団の芸人のみちゃこのようだとの見方もある sexiではさやか → まりりん → 誠(男性キャラ)→ 大空舞華 →フルーツポンチと何度もIDとHNを変えて出入りを繰り返していた HNを変えてキャラも変えようとするが、技術的に追いつかず、文章的にも結局いつものキャラしか演じられない。話題もsexiに初めて登録した頃のさやかというH.Nだった頃の話題を出し、さやか本人でなければわからないことを書き、写真も同様である。ただ、自身はさやかであることをバラしたくないし、バレていないと思っているため、その点に関しては触れない方が良い。 意外にも様々な物事に造詣のある日常日記を連発して書きだすが、行間を多用した長文日記であり、喋り口調で文章を書きだすため、評価はかなり分かれる。かつてはランキングにも輝いていた。 コメントに対する返信はマメな方であり、書き込みに対しては誠意を持った返信を返し、男性の喜びそうな対話の広げ方をする。 プライドが高く、自意識過剰かつ目立ちたがり屋で、自身の日記にコメントを残さない者を批判したり、攻撃的な日記を書きだし他者を批判して楽しむこともしばしばある。精神的に不安定であり、安定期と不安定期を繰り返す。安定期には毒にも薬にもならない日記を挙げているが、不安定期には、過去の因縁を持ちだし、愚痴をこぼすのがこれまでの定石である。 彼女の基本攻撃スタイルは、日記で批判を延々と書きだしたり、攻撃対象の周囲にメッセを送り、脅したり間接的に人物に悪印象を与えたりする。日記に呼びだして対話をしたがるのも特徴だが、そのくせ対話は通じず、自身のみが絶対的に正しいと主張し、「逢って話せばわかる」を信条としているため、恐らく話にならない。 彼女の写真はこちら http //s01.megalodon.jp/2009-1010-1930-19/uproda11.2ch-library.com/204138M2K/11204138.jpg http //s04.megalodon.jp/2009-1010-1932-07/uproda11.2ch-library.com/204139RPu/11204139.jpg http //s03.megalodon.jp/2009-1010-1933-47/uproda11.2ch-library.com/204140H7Z/11204140.jpg http //s03.megalodon.jp/2009-1010-1935-36/uproda11.2ch-library.com/204141d5z/11204141.jpg http //s04.megalodon.jp/2009-1010-1937-51/uproda11.2ch-library.com/204143c2q/11204143.jpg http //s03.megalodon.jp/2009-1010-1938-59/uproda11.2ch-library.com/2041440R8/11204144.jpg http //s04.megalodon.jp/2009-1010-1940-08/uproda11.2ch-library.com/204145nvy/11204145.jpg 関連スレ http //pc12.2ch.net/test/read.cgi/sns/1246707458/
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中年・熟年・デブ系が売りのビデオレーベル。淫乱テディベア、課長こわれる、ケツデカ課長、敏感ふとまら君、少しM氏など有名な作品を多く輩出している。初期の出演モデルには若いガチムチ系がいた。 青い恋男たち 青い恋男たち 青い恋男たち アンコール版※アンコール版 Dr.中年愛の診察室 Dr.中年愛 dr.コトー診療所.mp4 温泉重役巨根狩り 温泉重役巨根狩り 熟年たちの宴 熟年たちの宴 M親父の夜 M親父の夜 肉欲 肉欲 男爛漫 ざくろ氏 男爛漫 逢引 逢引.mp4 乱熟 乱熟紳士 ダンプ親父 ダンプ親父に男の味を教え込む乱熟紳士 ざくろ氏 散髪動画 極楽情奴 極楽情奴 国産デブ高級霜降り肉(すき焼き用) 国産デブ高級霜降り肉(すき焼き用) 国産デブ高級霜降り肉(すき焼き用) サウンドトラック ※BGM 親父発情 OP+パート1 親父発情.mp4 淫乱テディベア 淫乱テディベア 淫乱テディベア 許して下さい 大田次長 K官と化した大田次長 敏感ふとまら君 敏感ふとまら君 三又又三、敏感ふとまら君 鈴木さん BNKNHTMR君 呪いのビデオ.mpeg デ ィ レ ク タ ー ズ カ ッ ト 版.BNKNFTMR 血の涙も無い悪の組織から卑劣な拷問を受けても耐える美人女スパイ 敏感ふとまら君続編 音声のみテスト ドマラCD やだ… 怖い… ケツデカ課長 ケツデカ課長 ケツデカ課長.ドマラCD 女性 課長こわれる 課長 イケボ親父 課長こわれた 課長こわれる 「ちゅー・・・ポンッ!」の正体 課長と下北沢にある高級マッサージ店に行ってみた オマンコこわれる~ まとめ(再) 発情期の猫(48歳162cm85kg) 難病と闘う課長.omnk 課長の声に出して読みたい日本語 狂乱でぶ完全発情 敏感ふとまら君 巡査部長 モチつき 少しM氏 現場監督 少しM氏 ANAL窒息 ANAL窒息 重役会議 石黒社長 重役会議 重役会議2(新編集版) 石黒社長&山本部長 重役会議2 旅の宿 検索してはいけないホモビデオ 新・旅の宿 検索してはいけないホモビデオ 2本目 中年浪漫 中年浪漫 中年離婚組 春の交通安全運動 ハゲ父さんの講話 極太親父2 パート1 極太親父&熊男 死闘の果てに神との邂逅を果たした極太親父 パート2 極太親父&宴親父 死闘の果てに動物化した極太親父 やりマン兄貴の夏休み やりマン兄貴&短髪メガネ野郎 【復刻】夏休みだよ!やりマン兄貴の夏休み!【追加シーン有】 YRMN兄貴の夏休み シャワー編 夏休み ※音声のみ でぶの深い穴 やりマン兄貴 【ようこそ令和】改元記念!平成を彩った名作デブホモ本編蔵出し大放出!③でぶの深い穴(2)~帰ってきたやりマン兄貴~【さらば平成】 SOUND ONLY THE XL-FILES ソプラニスタ.mp4 男びらき 島田部長 島田部長 デビュー作 株式会社熟年愛 ハゲ熟年紳士&専務 おじさんビデオならサムソンビデオ おじさんビデオならサムソンビデオ ※ロング版 貫通罪 J官・相互ANALの夏 横井警備員 貫通罪 J官・相互ANALの夏 窒息紳士 巨根MAXおやじ 玉責めされる巨根MAXおやじ FAT BOYS 2 FAT BOYS 2 冒頭インタビュー 淫乱ノンケ熊 淫乱ノンケ熊 インタビュー
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素材一覧 使用済み アイテム名 効果値 効果 備考 +第一部素材一覧 使用済み アイテム名 効果値 効果 備考 ○ なめらかな肉 2 精神判定+2 精神の腕輪に付加 ○ 銀印の刻印 3 物D+3 PC1使用 ○ なまぬるいゲル(A) 4 磁力半減 pc4使用 ○ 聖なる盾だった物体 4 電撃半減 ○ 氷の剣だった物体 3 看破+3 pc4使用 ○ 濁った毛皮 1 回避+1 PC3使用 ○ 黒い葉 2 体力判定+2 体力の腕輪に使用 なまぬるいゲル(B) 4 風圧半減 ○ なめらかな眼 3 生命力+3 PC4使用 ○ 魔術金属片 1 魔D+1 ○ 魔術金属片 1 魔D+1 ○ こわれた魔導機械 2 魔D+2 ○ 謎の機械 1 物D+1 ○ こわれたマシンガン 2 物D+2 ○ 冷えた宝石 1 抵抗+1 ○ ビームバッテリー 2 抵抗+2 ○ 炎の盾だった物体 2 抵抗+2 ○ マシンホイール 2 回避+2 ○ なめらかな剣だった物体 2 命中+2 ○ 雷の目 3 命中+3 ○ 耐熱隔壁 4 冷気半減 ○ 熱い皮膚 4 冷気半減 土の肉 4 冷気付与 ○ 塚人の爪 2 敏捷+2 ○ 塚人の爪 2 敏捷+2 ○ 塚人の爪 2 敏捷+2 ○ 塚人の爪 2 敏捷+2 +外伝素材一覧 使用済み アイテム名 効果値 効果 備考 聖なる葉 4 発動+4 エジプト土産 引継ぎアイテム一覧 種別 名称 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動値 生命力 装甲 結界 使用可能PC 武器 精霊の斧 +19 -1 全員 形状:斧/距離:近接状態/対象:1体/属性:なし/ 効果 一戦闘に一回装甲半減 一戦闘に一回追加で武器攻撃(ダメージ算出後) 対不死のとき、ランク+1 装備中体力+1 +詳細 種別 名称 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動値 生命力 装甲 結界 使用可能PC 武器 精霊の斧 +19 -1 全員 形状:斧/距離:近接状態/対象:1体/属性:なし/ 効果:一戦闘に一回、相手の装甲を半減できる 強化第三段階:物D+2、体力+1 追加効果: [霊威の衝撃:ダメージ算出後、武器攻撃を行う 1/S] [神器変形:1000G以下の常備アイテムに変形] [肉厚な刃:物D+4] [刻印の刃:種別:不死に対してダメージのランク+1] [抜群の切れ味:物D+4] [銀色の刻印:素材 物D +3] 種別 名称 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動値 生命力 装甲 結界 使用可能PC 武器 恐るべき魔槍 +2 +14 -1 全員 形状:槍/距離:近接状態/対象:1体/属性:なし 効果 一ターンに一回、物理攻撃の射程を2マスに 一戦闘に二回追加で武器攻撃(ダメージ算出後) 回避に失敗した対象の生命力をー2 装備中敏捷+1 +詳細 種別 名称 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動値 生命力 装甲 結界 使用可能PC 武器 恐るべき魔槍 +2 +14 -1 全員 形状:槍/距離:近接状態/対象:1体/属性:なし 効果:1ターンに1回、物理攻撃の距離+2マスできる。 強化:第三段階:命中+1、敏捷+1 追加効果 [霊威の衝撃:ダメージ算出後、武器攻撃を行う 1/S] [共感神器:[登場][未登場]に関わらずキャラクターと会話可能] [神秘の穂先:物D+2] [百裂突き:ダメージ算出後、武器攻撃を行う 1/S] [霊力放出:回避判定に失敗した対象の生命力ー2] [形状追加:斧] [肉厚な刃:物D+4、計算済み] [抜群の切れ味:物D+4] 種別 名称 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動値 生命力 装甲 結界 使用可能PC 防具 AAイフリート -4 10 6 サイボーグのみ 効果:一ターンに一回、[攻撃行動]の[距離/対象]を[7マス/範囲]に変更できる 種別 名称 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動値 生命力 装甲 結界 使用可能PC 武器 ※エンジェルハウル +1 (16) -3 全員 形状:射撃/距離:8マス/対象:範囲/属性:なし 追加効果:[強化改造][距離拡大](いずれも反映済み) 他PCも引き継がせる予定のあるものを書いておいていただけると嬉しいです -- suip (2017-01-18 22 03 59) 名前 コメント
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聖書内に登場するものの、現在にまで伝わっていない書物の一覧。 全てで12冊である。 旧約聖書 主の戦いの書 民数記21 14に現れる。 民数記21 14-15 スファのワヘブとアルノン川の支流。 それらの支流はアルの定住地に流れ下り、モアブの国境に及ぶ。 イスラエルの文学史上重要な役割を果したものと思われるが、民数記の記事からその内容を判断することは難しい。おそらく、カナン先住民との戦いにおいてイスラエルのためになされた神の力強い救いのみわざを記録した文書であったと思われる。年代はわからないが、イスラエルの最古の文書の一つであったことは確かである。 ヤシャルの書 ヨシュア記10 13、サムエル記下1 18に現れる。 ヨシュア10 13 日はとどまり 月は動きをやめた 民が敵を打ち破るまで サムエル下1 19-27「弓」 イスラエルよ、「麗しき者」は お前の高い丘の上で刺し殺された。 ああ、勇士らは倒れた。 ガトに告げるな アシュケロンの街々にこれを知らせるな ペリシテの娘らが喜び祝い 割礼なき者の娘らが喜び勇むことのないように。 ギルボアの山々よ、いけにえを求めた野よ お前たちの上には露も結ぶな、雨も降るな。 勇士らの盾がそこに見捨てられ サウルの盾が油も塗られずに見捨てられている。 刺し殺した者たちの血 勇士らの脂をなめずには ヨナタンの弓は決して退かず サウルの剣がむなしく納められることもなかった。 サウルとヨナタン、愛され喜ばれた二人 鷲よりも速く、獅子よりも雄々しかった。 命ある時も死に臨んでも 二人が離れることはなかった。 泣け、イスラエルの娘らよ、サウルのために。 紅の衣をお前たちに着せ お前たちの衣の上に 金の飾りをおいたサウルのために。 ああ、勇士らは戦いのさなかに倒れた。 ヨナタンはイスラエルの高い丘で刺し殺された。 あなたを思ってわたしは悲しむ 兄弟ヨナタンよ、まことの喜び 女の愛にまさる驚くべきあなたの愛を。 ああ、勇士らは倒れた。 戦いの器は失われた。 ヤシャルの書に言及している聖書の箇所は、アモリ人と戦う間、太陽と月が静止するようヨシュアが懇願したことについて述べているヨシュア10 12-13と、「弓」と呼ばれる詩、つまりサウルとヨナタンのことを悼む哀歌を記載しているサムエル下1 18-27である。それゆえ、「ヤシャルの書」とは詩や歌や他の著作を収集したものであると考えられる。 ある学者たちは「主の戦いの書」と「ヤシャルの書」を同一視するが、一方で、韻律、文体、内容全般から見て両者にはかなりな相違が見られるため、同一視するのは無理であろうと言う学者もいる。 ソロモンの事績の書 列王記上11 41に現れる。 先見者サムエルの言葉 歴代誌上29 29に現れる。 先見者ガドの言葉 歴代誌上29 29に現れる。 預言者ナタンの言葉 歴代誌下9 29に現れる。 シロの人アヒヤの預言 歴代誌下9 29に現れる。 ネバトの子ヤロブアムに関する先見者イエドの見た幻 歴代誌下9 29に現れる。 預言者シェマヤと先見者イドの言葉 歴代誌下12 15に現れる。 預言者イドの解説 歴代誌下13 22に現れる。 ハナニの子イエフの言葉 歴代誌下20 34に現れる。 ホザイの言葉 歴代誌下33 19に現れる。 新約聖書 エノクの言葉 ユダ1 14に現れる。 おそらく失われたのではなく、外典のエノク書より引用されたものと考えられている。 コリントの信徒への手紙三 1コリ5 9に現れる。1コリ以前に贈られた手紙であり、1コリ、2コリとは異なるものと考えられる。 エペソの信徒への手紙二 エペソ3 3に現れる。現行の『エペソの信徒への手紙』とは異なるものと考えられる。 ラオディキアの信徒への手紙 コロ4 16に現れる。 現存するものは後世につくられた儀典である。
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透明な仮面 伊集院丽的Image Song之一。 歌曲信息 作词:くまのきよみ 作曲,编曲:HAL Guitar:法田勇虫 Chorus:Black Papayans 演唱:津野田なるみ 歌词 だれもいない部屋にもどれば そっとため息ついていたよ 別に心 つかれてる訳じゃないさ ゆっくりと自分に 戻る準備 人は誰もみな 少しだけ 秘密を抱いて 歩いてる そうさ大切な人にさえ 言ってない 言えない 言葉かくして 笑ってみせるのさ あの古いオルゴール 開いたけど默ったままで 僕の記憶の中 切なく響いて ひとりで見てる 鏡にうつってる その顔 透明な仮面をはずし 「オヤスミ」と言った 太陽はいつでも素顔を ほんとのまま てらし出すから 君はすでに知っているかもしれない 憎らしい態度 いつもの準備 ひとは誰もみな透明な 仮面かぶって 守ってる 一度傷をつけてしまえば 直せない 消えない そう決めつけて 悩んでしまうのさ 指先でオルゴール なぞっと そして蓋を閉じた 朝になれば夢は 終わってるものさ みんなが見てる だからさっきまでの自分に 透明な仮面をつけて 「サヨナラ」と言った あの古いオルゴール 開いたけど默ったままで 僕の記憶の中 切なく響いて ひとりで見てる ほんとは気がついて欲しくて 透明な仮面がそっと こわれ始めてる 收录CD 月刊心跳回忆 No.13 (1997/08/06) 心跳回忆 Vocal Best Collection5 (1997/12/22) 心跳回忆 Vocal Best Collection Encore Special (1999/12/23) 相关页面 音乐
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子どもの権利委員会・一般的意見20号:思春期における子どもの権利の実施(前編) 一般的意見一覧 子どもの権利委員会 CRC/C/GC/20(2016年12月6日/原文英語) 日本語訳:平野裕二〔日本語訳全文(PDF)〕 目次 I.はじめに(パラ1-6) II.目的(パラ7) III.思春期の子どもに焦点を当てることの正当性(パラ8-13) IV.条約の一般原則(パラ14-25)A.発達に対する権利(パラ15-20) B.差別の禁止(パラ21) C.最善の利益(パラ22) D.意見を聴かれる権利および参加権(パラ23-25) V.特別な注意を必要とする思春期の子ども(パラ26-36) VI.一般的実施措置(パラ37) VII.子どもの定義(パラ38-40) VIII.市民的権利および自由(パラ41-48) IX.子どもに対する暴力(パラ49) → 思春期の子どもの権利 後編 X.家庭環境および代替的養護(パラ50-55) XI.基礎保健および福祉(パラ56-67) XII.教育、余暇および文化的活動(パラ68-75) XIII.特別な保護措置(パラ76-88) XIV.国際協力(パラ89) XV.普及(パラ90) I.はじめに 1.子どもの権利条約は、子どもを18歳未満のすべての者(ただし、子どもに適用される法律の下でより早く成年に達した者を除く)と定義するとともに、国は、いかなる種類の差別もなく、自国の管轄内にある子ども1人ひとりに対し、条約に掲げられた権利を尊重しかつ確保するべきであると強調している。条約では18歳未満のすべての者の権利が認められているが、権利の実施にあたっては、子どもの発達状況および発達しつつある能力を考慮に入れることが求められる。思春期の子どもの権利の実現を確保するためにとられるアプローチは、より年少の子どもを対象としてとられるアプローチとは相当に異なるのである。 2.思春期は、機会、能力、大望、エネルギーおよび創造性の増進を特質とするライフステージであるが、あわせて相当の脆弱性をもその特質としている。思春期の子どもは変革の主体であり、かつ、その家族、コミュニティおよび国に前向きに貢献できる可能性を持った重要な資産および資源である。思春期の子どもは、世界的に、保健・教育キャンペーン、家族支援、ピアエデュケーション、コミュニティ開発の取り組み、参加型予算編成および創造的芸術を含む多くの領域で前向きな活動に従事しており、また平和、人権、環境の持続可能性および気候の公平性に向けた貢献を行なっている。思春期の子どもの多くはデジタル環境およびソーシャルメディア環境の最前線に立っているが、これらの環境は、思春期の子どもの教育、文化および社会的ネットワークにおいてますます中心的な役割を果たすようになっているとともに、政治参加および説明責任の監視という観点からも可能性を有している。 3.委員会の見たところ、思春期の子どもの可能性は、締約国が、これらの子どもが自己の権利を享受できるようにするために必要な措置を認識せずまたはこのような措置への投資を行なわないために、広く損なわれている。年齢、性別および障害によって細分化されたデータはほとんどの国で利用可能となっておらず、政策の参考とし、欠点を明らかにし、かつ思春期の子どものための適切な資源の配分を支えることができていない。子どもまたは若者を対象とする一般的な政策は、思春期の子どものさまざまな多様性に対応していないことが多く、これらの子どもの権利の実現を保障するためには不十分である。不作為および失敗のコストは高い。情緒的安定、健康、セクシュアリティ、教育、スキル、レジリエンスおよび権利の理解という観点から思春期に整えられた基礎は、個々の最適な発達にとってのみならず、現在および将来の社会的・経済的発展にとっても深甚な影響を及ぼすことになろう。 4.委員会は、この一般的意見において、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」も認識しながら、思春期において子どもの権利の実現を確保するために必要な措置についての指針を各国に提示する。ここで強調されるのは人権を基盤とするアプローチの重要性であり、これには、思春期の子どもの尊厳および主体性の承認・尊重、思春期の子どものエンパワーメント、市民性および自分自身の生活への積極的参加、最適な健康、ウェルビーイングおよび発達の促進、ならびに、思春期の子どもの権利を差別なく促進し、保護しかつ充足していくことに対する決意が含まれる。 5.委員会は、思春期の定義が容易ではないこと、および、個々の子どもが成熟に至る年齢もさまざまであることを認める。第二次性徴が表れる年齢は男女で異なっており、またさまざまな脳機能が成熟する時期も異なる。子ども期から成人期へと移行していく過程は文脈および環境の影響を受けるのであり、このことは、各国の国内法において思春期の子どもに対する文化的期待が著しく異なっており、大人の活動への参入についてもさまざまな基準が定められていること、および、国際機関も思春期を定義するために多様な年齢幅を採用していることに表れている。したがって、この一般的意見では思春期の定義は試みないこととし、データ収集における整合性を促進する目的で、子ども期のうち10歳から18歳の誕生日に至るまでの期間に焦点を当てる [1]。 [1] www.who.int/maternal_child_adolescent/topics/adolescence/dev/en/ 参照。 6.委員会は、委員会の一般的意見のいくつか、とくに思春期の健康と発達、HIV/AIDS、女性と子どもにとって有害な慣行の根絶、保護者のいない子どもおよび養育者から分離された子どもならびに少年司法に関連するものが、思春期の子どもについて特段の共振性を有していることに留意する。委員会は、デジタルメディアと子どもの権利に関する一般的討議を受けてまとめられた勧告が、思春期の子どもにとってとりわけ重要であることを強調するものである。この一般的意見は、思春期のすべての子どもとの関連で条約を全体としてどのように理解しかつ実施しなければならないかについての概要を示すために作成されたものであり、他の一般的意見および一般的討議の勧告を受けてまとめられた文書とあわせて理解することが求められる。 II.目的 7.この一般的意見の目的は次のとおりである。 (a) 各国に対し、思春期の子どもの権利の実現と一致する包括的な思春期の発達を促進するために必要な立法、政策およびサービスについての指針を示すこと。 (b) 思春期によって与えられる機会および思春期のあいだに直面する課題についての意識を高めること。 (c) 思春期の子どもの発達しつつある能力およびそれが思春期の子どもの権利の実現にとって有する意味合いについての理解および尊重の念を増進させること。 (d) 思春期の子どもをいっそう目に見える存在とし、かつ思春期の子どもについての意識を高めること、および、思春期の子どもが成長していく過程全体を通じてその権利を実現できるようにするために投資することの正当性を強化すること。 III.思春期の子どもに焦点を当てることの正当性 8.委員会は、思春期の子どもの権利の実現を促進し、前向きかつ漸進的な社会変革に対して思春期の子どもが行ないうる貢献を強化し、かつ、グローバル化および複雑さの度を増しつつある世界において、子ども期から成人期への移行の際に思春期の子どもが直面する課題を克服していくために思春期の子どもに焦点を当てることが強力な正当性を有することについて、締約国の注意を喚起する。 9.思春期の子どもは急速な発達局面に位置している。思春期における発達上の変化の重要性は、乳幼児期に生じる変化と同程度にはまだ広く理解されていない。思春期は、その後の人生のあり方を左右する、人間発達におけるかけがえのない段階であり、急速な脳の発達および身体的発育、認知能力の増進、第二次性徴および性的意識の開始ならびに新たな能力、強さおよびスキルの出現を特質としている。思春期の子どもは、依存の状態からいっそうの自律の状態へと移行していくなかで、社会における自己の役割に対する期待の増進および友人関係の重要性の高まりを経験する。 10.子どもは、生まれてから2度目の10年間を通過するなかで、自分自身の家族および文化史との複雑な相互作用に基づき、個人およびコミュニティとしての自分なりのアイデンティティの模索および形成を開始するとともに、しばしば言語、芸術および文化を通じて表明される新たな自己意識の生成を、個人としても、友人とのつながりを通じても、経験する。この過程は、多くの子どもにとって、デジタル環境との関わりをめぐって、かつデジタル環境による示唆および影響を相当に受けながら、進んでいくものである。アイデンティティの構築および表現の過程は、思春期の子どもにとってはとりわけ複雑なものとなる。思春期の子どもは、マイノリティ文化と主流文化とのあいだに隘路をつくり出すからである。 思春期をライフコースの一部として認識する 11.すべての子どもの最適な発達を子ども期全体を通じて確保するためには、人生の各期間がその後の段階に与える影響を認識する必要がある。思春期は、それ自体が子ども期における貴重な時期のひとつではあるが、ライフチャンスを高めるための移行および機会がともなうきわめて重要な時期でもある。乳幼児期の前向きな支援介入および経験は、乳幼児が思春期に到達していく際の最適な発達を促進することにつながる [2]。ただし、若者に対するいかなる投資も、思春期全体を通じた子どもの権利に対して十分な注意が向けられなければ無駄になってしまうおそれがある。さらに、思春期における前向きかつ支援的な機会は、乳幼児期にこうむった危害の影響の一部を相殺し、かつ、将来の被害を緩和するためのレジリエンスを構築する目的で活用することが可能である。そこで委員会は、ライフコースの視点の重要性を強調する。 [2] 乳幼児期における子どもの権利の実施に関する子どもの権利委員会の一般的意見7号(2005年)、パラ8参照。 環境の変化 12.思春期に達するということは、デジタル環境によって強化されまたは悪化させられたさまざまなリスク(有害物質の使用および有害物質への依存、暴力および虐待、性的もしくは経済的搾取、人身取引、移住、過激化またはギャングもしくは民兵への加入など)にさらされることを意味しうる。思春期の子どもが成人期へと近づくにつれて、地域的および国際的課題(貧困および不平等、差別、気候変動および環境悪化、都市化および移住、高齢化社会、学校での成績に関するプレッシャーならびに高まりつつある人道上および治安上の危機など)に取り組むための適切な教育および支援が必要となる。国際的移住が増加した結果、不均質性が高まった多民族社会で成長していくためには、理解、寛容および共生のための能力の強化も必要である。これらの課題を克服しまたは緩和し、思春期の子どもを排除しかつ周縁化させる機能を果たしている社会的動因に対応し、かつ、課題が多く変化しつつある社会環境、経済的環境およびデジタル環境に立ち向かっていくための備えを整える思春期の子どもの能力を強化するための措置に、投資していく必要がある。 健康上のリスクをともなう時期 13.思春期には他の年齢層に比べて死亡率が総体的に低いという一般的特質があるものの、思春期における死亡および疾病のリスクは現実のものであり、これには出産、安全性を欠いた中絶、交通事故、性感染症(HIVを含む)、個人間暴力による受傷、精神保健上の問題および自殺が含まれる。いずれも特定の行動と関連するものであり、部門を横断した連携が必要である。 IV.条約の一般原則 14.条約の一般原則は、実施過程のあるべき姿を映し出すレンズであり、かつ、思春期における子どもの権利の実現を保障するために必要な措置を判断する際の指針として機能するものである。 A.発達に対する権利 建設的かつホリスティックなアプローチ 15.委員会は、思春期およびこれに関連する特質を、子ども期の建設的な発達段階として評価することの重要性を強調する。委員会は、思春期の否定的なとらえ方が広がっているために、思春期の子どもの権利を保障し、かつその身体的、心理的、霊的、社会的、情緒的、認知的、文化的および経済的能力の発達を支援するための最適な環境を構築していくことを決意するのではなく、問題に焦点を当てた視野の狭い介入およびサービスが行なわれていることを遺憾に思うものである。 16.各国は、国以外の主体とともに、思春期の子どもたち自身と対話しかつこれらの子どもの関与を得ることを通じて、思春期の固有の価値が認知される環境を促進するとともに、思春期の子どもが豊かに成長すること、自己の新たに生じつつあるアイデンティティ、信条、セクシュアリティおよび機会を模索すること、リスクと安全とのバランスをとること、十分な情報に基づいて自由かつ前向きな決定および人生の選択を行なうための能力を構築していくことならびに成人期への移行をうまくやりとげることを援助するための措置を導入するべきである。これらの機会を阻害する障壁に対応しつつ、あらかじめ備わっている強さに立脚し、かつ思春期の子どもが自己および他者の人生に対して行ないうる貢献を認めるアプローチが必要とされる。 17.思春期の子どものレジリエンスおよび健康的発達を促進することがわかっている要因としては次のものがある――(a)人生における重要な大人との強い関係およびこのような大人からの支援、(b)参加および意思決定の機会、(c)問題解決および対処のスキル、(d)安全かつ健康的な地域環境、(e)個性の尊重ならびに(f)友情を構築しかつ維持する機会である。委員会は、思春期の子どもがこのような社会的資産を構築しかつ享受する機会を得ることにより、心身の健康の維持、リスクをともなう行動の回避、不運な出来事からの回復、学校における成功、寛容の実践、友情の構築およびリーダシップの発揮等の手段によって自己の権利に貢献する能力が高められることを強調する。 発達しつつある能力の尊重 18.条約第5条は、親の指示および指導が子どもの発達しつつある能力に一致する方法で行なわれることを要求している。委員会の定義によれば、発達しつつある能力とは、子どもが漸進的に能力および理解を身につけ、かつ、責任を引き受けかつ自己の権利を行使する主体性の水準を高めていく成熟と学習のプロセスを扱った、権利行使を可能にする原則 [3] である。委員会は、子ども自身の知識および理解力が高まるにつれて、親は指示および指導を注意喚起に、そして徐々に対等な立場での意見交換に変えていかなければならないと主張してきた [4]。 [3] 前掲、パラ17。 [4] 意見を聴かれる子どもの権利についての一般的意見12号(2009年)、パラ84参照。 19.委員会は、高まりつつある水準の責任を行使する権利によって、保護を保障する国の義務 [5] が不要になるわけではないことを強調する。思春期の子どもは、家族またはその他の養育環境の保護から徐々に脱することにより、相対的な経験不足および権力の欠如とあいまって、権利侵害を受けやすい状態に置かれうる。委員会は、潜在的リスクの特定ならびに当該リスクを緩和するためのプログラムの策定および実施に思春期の子どもの関与を得ることが、より効果的な保護につながることを強調するものである。意見を聴かれる権利、権利侵害に異議を申し立てる権利および救済を求める権利を保障されることにより、思春期の子どもは自分自身の保護について漸進的に主体性を発揮できるようになる。 [5] たとえば条約第32~39条参照。 20.思春期の子どもの発達しつつある能力の尊重および適切な水準の保護とのあいだで適切なバランスをとろうと努める際には、意思決定に影響を及ぼすさまざまな要因を考慮するべきである。このような要因としては、関連するリスクの水準、搾取の可能性、思春期の子どもの発達に関する理解、能力および理解力は必ずしもすべての分野にわたって同一のペースで発達するわけではないという認識、ならびに、個人の経験および能力に関わる認識などがある。 B.差別の禁止 21.委員会は複数の形態の差別を特定してきたが、その多くは思春期において特有の意味合いを有しており、部署の枠を超えた分析および狙いを明確にしたホリスティックな措置を必要とするものである [6]。思春期そのものが差別の源となりうる。この時期、思春期の子どもは、そのような地位の直接的結果として、危険なもしくは好ましくない存在として扱われ、収容され、搾取されまたは暴力にさらされる場合があるのである。逆説的なことに、思春期の子どもは、能力を欠いており、自分の人生について決定を行なうことができない存在として扱われることも多い。委員会は、思春期のすべての男女のあらゆる権利が平等に尊重されかつ保護されること、および、あらゆる集団の思春期の子どもに対する、あらゆる理由に基づく直接間接の差別につながる条件を減少させまたは解消するために包括的かつ適切な積極的差別是正措置が導入されることを確保するよう、各国に促すものである [7]。各国は、異なる取扱いについての基準が合理性および客観性を有しており、かつ当該取扱いが条約に基づく正当な目的の達成を目指すものである場合には、すべての異なる取扱いが差別になるわけではない [8] ことを想起するよう求められる。 [6] www2.ohchr.org/english/issues/women/rapporteur/docs/15YearReviewofVAWMandate.pdf 参照。 [7] 条約の実施に関する一般的措置についての一般的意見5号(2003年)、パラ12参照。 [8] 差別の禁止に関する自由権規約委員会の一般的意見18号(1989年)、パラ147参照。 C.最善の利益 22.自己の最善の利益を第一次的に考慮される子どもの権利は実体的権利、法的解釈原理および手続規則であり、かつ個人としての子どもおよび集団としての子どもたちの双方に適用されるものである [9]。立法、政策、経済的および社会的計画策定、意思決定ならびに予算上の決定を含む条約のあらゆる実施措置は、子どもに関わるすべての活動において思春期の子どもを含む子どもの最善の利益が第一次的に考慮されることを確保する手続にしたがってとられるべきである。委員会は、自己の最善の利益を第一次的に考慮される子どもの権利についての子どもの権利委員会の一般的意見第14号(2013年)において、子どもの意見が、その発達しつつある能力と一致する方法で [10]、かつその子どもの特質を考慮に入れながら考慮されるべきであることを強調している。締約国は、思春期の子どもが理解力および成熟度を身につけるにつれてその意見が適切に重視されることを確保しなければならない。 [9] 自己の最善の利益を第一次的に考慮される子どもの権利についての子どもの権利委員会の一般的意見14号(2013年)、パラ6参照。 [10] 一般的意見12号、パラ70-74および14号、パラ43-45参照。 D.意見を聴かれる権利および参加権 23.条約第12条にしたがい、締約国は、自己に関わるすべての事柄について、その年齢および成熟度にしたがって意見を表明する権利を思春期の子どもに保障し、かつ、たとえば教育、健康、セクシュアリティ、家族生活ならびに司法上および行政上の手続に関わる決定においてその権利が正当に重視されることを確保するための措置を導入するべきである。各国は、学校ならびにコミュニティ、地方、国および国際社会の各レベルで、思春期の子どもの生活に影響を与えるすべての関連の立法、政策、サービスおよびプログラムの策定、実施および監視に思春期の子どもが関与することを確保するよう求められる [11]。オンライン環境は、思春期の子どもの関与を強化しかつ拡大するための、新たに生じつつある重要な機会を提供してくれる。これらの措置にあわせて、思春期の子どもが申し立てる請求について判断する権限を有する、安全かつアクセスしやすい苦情申立ておよび救済のための機構が導入されるべきであり、かつ、費用援助をともなうまたは無償の法律サービスその他の適切な援助へのアクセスが保障されるべきである。 [11] 一般的意見12号、パラ27参照。 24.委員会は、政治的および市民的関与の手段としての参加の重要性を強調する。思春期の子どもたちは、このような参加を通じて自己の権利の実現のための交渉および主張を行ない、かつ国の説明責任を問うことができるのである。各国は、主体的な市民性の発達において有用である政治的参加の機会を増やすための政策を採用するよう求められる。思春期の子どもは、仲間とつながり、政治的プロセスに関与し、かつ、十分な情報に基づく決定および選択を行なうための主体性の感覚を高めることができるのであり、したがって、デジタルメディアを含むさまざまな手段による参加を可能にする手段である団体の結成について支援を受けられなければならない。国が投票年齢の18歳未満への引き下げを決定するときは、市民性教育および人権教育、ならびに、思春期の子どもの関与および参加を妨げる障壁の特定およびこれへの対応等の手段により、思春期の子どもが主体的市民としての自己の役割を理解し、認識しかつ充足することの支援となるような措置に投資するべきである。 25.委員会は、思春期の子どもが参加権を享有するためにはこの権利に関する大人の理解および意識が重要であることに留意し、国に対し、とくに親および養育者、思春期の子どもとともにおよびこれらの子どものために働く専門家ならびに政策立案および意思決定に携わる関係者を対象とした研修および意識啓発に投資するよう奨励する。思春期の子どもが自分自身の生活およびまわりの人々の生活に対していっそうの責任を引き受けられるようにするため、大人がメンター(良き導き手)およびファシリテーターになれるようにするための支援が必要である。 V.特別な注意を必要とする思春期の子ども 26.思春期の子どもの一部の集団は、差別および社会的排除を含む複合的な脆弱性および権利侵害の対象にとりわけされやすくなる場合がある。思春期の子どもに焦点を当てた立法、政策およびプログラムに関わってとられるすべての措置において、相互に交差しあう権利侵害およびそれが関係の思春期の子どもに及ぼす複合的悪影響が考慮に入れられるべきである。 女子 27.ジェンダーの不平等は思春期にいっそう著しくなる。女子に対する差別、不平等およびステレオタイプ化の表れ方が激しさを増すことが多く、それがいっそう深刻な女子の権利侵害(児童婚および強制婚、若年妊娠、女性性器切除、ジェンダーを理由とする身体的、精神的および性的暴力、虐待、搾取ならびに人身取引を含む)につながる [12]。女子の地位を低めている文化的規範のために、家庭に閉じこめられ、中等教育および高等教育にアクセスできず、レジャー、スポーツ、レクリエーションおよび所得創出活動の機会を限定され、文化的生活および芸術にアクセスできず、かつ、負担の大きな家事および子どもの世話の責任を負わされる可能性が高まりうる。多くの国で、健康および生活満足度の指標の水準は女子のほうが男子よりも低く報告されており、その差は年齢とともに徐々に広がっていく。 28.各国は、市民社会、女性および男性、伝統的指導者および宗教的指導者ならびに思春期の子どもたち自身を含むすべての関係者と協力しながら、女子に対する直接間接の差別に対処していく目的で、女子のエンパワーメントを促進するための積極的措置に投資し、家父長制的その他の有害なジェンダー規範およびステレオタイプ化を問い直し、かつ、法改正を進めていかなければならない。あらゆる法律、政策およびプログラムにおいて、男子との平等を基礎として女子の権利を保障するための明示的措置が必要とされる。 [12] A/HRC/26/22、パラ21参照。 男子 29.伝統的な男らしさの概念ならびに暴力および支配と結びつけられたジェンダー規範は、男子の権利を阻害することにつながりうる。これには、有害な通過儀礼を課されること、暴力にさらされること、ギャング、民兵〔または〕過激主義的グループへの加入を強制されることならびに人身取引の対象とされることなどが含まれる。男子が身体的および性的虐待ならびに搾取の被害を受けやすいことを否定すれば、セクシュアル/リプロダクティブヘルスに関わる情報、物資およびサービスに男子がアクセスしようとする際に広範かつ相当な障壁が生じ、結果として保護サービスが存在しないことにもなりうる。 30.委員会は、国に対し、このような権利侵害に対処するための措置を導入するよう促すとともに、男子に対する否定的な見方を問い直し、建設的な男らしさを促進し、マチズモに基づいた文化的価値観を克服し、かつ、男子が経験する虐待のジェンダーの側面がいっそう認識されることを促進するよう、奨励する。各国はまた、ジェンダー平等を達成するためにとられるすべての措置において、女子および女性のみならず男子および男性の関与も得ていくことの重要性も認識するべきである。 障害のある思春期の子ども 31.委員会は以前、障害のある多くの子どもが直面している広範な偏見、排除、社会的孤立および差別に光を当てた [13]。障害のある思春期の子どもは、多くの国で、思春期の他の子どもが利用できる機会から排除されているのが通例である。社会的、文化的および宗教的通過儀礼への参加を禁止されることもある。相当数の子どもが中等教育もしくは高等教育または職業訓練へのアクセスを否定されており、その結果、将来就労先を見つけ、かつ貧困に陥らないようにするために必要な社会的、教育的および経済的スキルを獲得できないでいる。障害のある思春期の子どもは、セクシュアル/リプロダクティブヘルスに関わる情報およびサービスへのアクセスを広く否定されるとともに、権利の直接の侵害であり、かつ拷問または陵虐にも相当する場合がある強制的な不妊手術または避妊手術の対象とされる場合もある [14]。障害のある思春期の子どもは、身体的および性的暴力ならびに児童婚もしくは強制婚の被害を不均衡なほど受けやすい状況に置かれており、かつ司法または救済措置へのアクセスを恒常的に否定されている [15]。 [13] 障害のある子どもの権利についての一般的意見9号(2006年)、パラ8-10参照。 [14] A/HRC/22/53 参照。 [15] A/66/230、パラ44-49参照。 32.締約国は、条約第23条および障害のある子どもの権利についての一般的意見9号(2006年)に掲げられた勧告と一致する方法で、このような障壁を克服し、障害のある思春期の子どもの権利の平等な尊重を保障し、その全面的インクルージョンを促進し、かつ思春期から成人期への効果的な移行を促進するための措置を導入するべきである。加えて、障害のある思春期の子どもに対し、自己に関わるすべての事柄への積極的参加を促進する目的で、支援を受けながら意思決定を行なう機会を提供することも求められる。 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーおよびインターセックスである思春期の子ども 33.レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーおよびインターセックスである思春期の子どもは、虐待および暴力を含む迫害、スティグマの付与、差別、いじめ、教育および訓練からの排除に直面し、かつ、家族および社会による支援を受けられず、またはセクシュアル/リプロダクティブヘルスに関わるサービスおよび情報にアクセスできないのが通例である [16]。極端な場合には、性的攻撃および強姦ならびに死にさえ直面している。これらの経験に関連する形で、自尊感情の低さならびにうつ病罹患率、自殺率およびホームレス率の高さが生じている。 [16] 子どもの権利委員会ならびにその他の国連人権機構および地域人権機構による2015年5月13日付の声明を参照。www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=15941 LangID=E より入手可能。 [17] 前掲。 34.委員会は、思春期のすべての子どもに、表現の自由に対する権利ならびに自己の身体的および心理的不可侵性、ジェンダーアイデンティティならびに高まりつつある自律性を尊重される権利があることを強調する。委員会は、性的指向の修正を試みるための「治療」と称されるもの、および、インターセックスである思春期の子どもに対する強制的な手術または治療が押しつけられていることを非難するものである。委員会は、各国に対し、そのような慣行を解消し、性的指向、ジェンダーアイデンティティまたはインターセックスであることを理由として個人を犯罪者として扱いまたは差別するすべての法律を廃止し、かつ、これらの理由による差別を禁止する法律を採択するよう、促す。各国はまた、公衆の意識啓発を図ることならびに安全および支援のための措置を実施することにより、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーおよびインターセックスである思春期の子どもをあらゆる形態の暴力、差別またはいじめから保護するための効果的行動もとるべきである。 マイノリティおよび先住民族である思春期の子ども 35.マイノリティおよび先住民族の集団の出身である思春期の子どもの文化、価値観および世界観に対する注意および敬意が十分でないことは、差別、社会的排除、周縁化および公共空間での包摂拒否につながりうる。これにより、マイノリティおよび先住民族である思春期の子どもは、貧困、社会的不公正、精神保健上の問題(不均衡なほど高い自殺率を含む)、学業成績の低迷および刑事司法制度における拘禁の多さの被害をいっそう受けやすくなる。 36.委員会は、締約国に対し、マイノリティおよび先住民族のコミュニティの出身である思春期の子どもが自己の文化的アイデンティティを享有し、かつ自己の文化の長所に立脚しながら家族生活およびコミュニティ生活に積極的に貢献していけるようにするため、思春期の女子の権利に特段の注意を払いながら、これらの子どもを支援するための措置を導入するよう促す。その際、各国は、先住民族の子どもとその条約上の権利に関する委員会の一般的意見11号(2009年)に掲げられた包括的な勧告に対応するべきである。 VI.一般的実施措置 37.条約の実施に関する一般的措置(第4条、第42条および第44条第6項)についての一般的意見5号(2003年)および子どもの権利実現のための公共予算(第4条)についての一般的意見19号(2016年)にしたがい、委員会は、思春期における子どもの権利の実現のための枠組みを確立するために次の措置を実施する締約国の義務に対して注意を喚起する。次に掲げるものを含むこれらのすべての措置を策定するにあたっては、思春期の子どもたち自身の経験および視点を十全に認識し、かつ真剣に受けとめるべきである。 (a) 思春期の子どもが直面している権利侵害の根底にある構造的な社会的および経済的原因に対応し、かつ政府省庁全体で調整のとれたアプローチを確保するための、思春期の子どもにもっぱら焦点を当てた、かつ条約に根差した、包括的および分野横断的な国家的戦略。 (b) 立法、政策およびサービスにおいて思春期の子どもの権利が尊重されることを確保するための、実施状況の監視。 (c) 思春期の子どもたちの生活を可視化するための、少なくとも年齢、性別、障害、民族および社会経済的状況ごとに細分化されたデータの収集。委員会は、各国が、思春期の子どもの権利の実施における進展を監視するために用いる共通の指標について合意を形成するよう勧告する。 (d) 競合しあう優先的支出の均衡を図り、かつ十分性、有効性、効率性および平等の原則を遵守する際に思春期の子どもたちについて正当な検討が行なわれることを確保するための、透明な予算上のコミットメント。 (e) 思春期の子どもとともにおよびこのような子どものために働くすべての専門家を対象として実施する、子どもの発達しつつある能力にしたがいながら思春期の子どもとともに働くために必要な能力に焦点を当てた、条約および条約関連の義務に関する研修。 (f) とくに学校カリキュラム、メディア(デジタルメディアを含む)および広報資料を通じて行なう、子どもの権利およびその行使の方法についてのアクセスしやすい情報の普及。その際、周縁化された状況に置かれている思春期の子どもに積極的に情報を届けるため、特段の努力を行なうものとする。 VII.子どもの定義 38.条約はジェンダーに基づくいかなる差別も禁じているのであり、年齢制限は女子および男子にとって平等であるべきである。 39.各国は、自己の生活に影響を与える決定についていっそうの責任を引き受けていく思春期の子どもの権利を認める立法を見直しまたは導入するべきである。委員会は、各国が、保護に対する権利、最善の利益の原則および思春期の子どもの発達しつつある能力の尊重と一致する方法で、法律上の最低年齢制限を導入するよう勧告する。たとえば、年齢制限においては、保健サービスもしくは治療、養子縁組に対する同意、名前の変更または家庭裁判所への申立てに関わる決定を行なう権利を認めることが求められる。いずれにせよ、当該最低年齢に達していないいかなる子どもについても、十分な理解力を有していることを実証できる場合には、同意を与えまたは拒否する資格を認められる権利が承認されるべきである。何らかの治療または医療措置については、親または保護者の同意が要件とされているか否かにかかわらず、自発的なかつ十分な情報に基づく思春期の子どもの同意を得ることが求められる。思春期の子どもは、セクシュアル/リプロダクティブヘルスに関わる予防的なまたは急を要する物資およびサービスを求めかつこれにアクセスする能力を有するという法的推定を導入することも検討されるべきである。委員会は、思春期のすべての子どもが、希望する場合、年齢にかかわらず、親または保護者の同意がなくとも秘密裡に医療上の相談および助言にアクセスする権利を有することを強調する。これは医療上の同意を与える権利とは異なるものであり、いかなる年齢制限の対象にもされるべきではない [18]。 [18] 一般的意見12号、パラ101参照。 40.委員会は、締約国に対し、18歳に達していない者にはあらゆる形態の搾取および虐待から引き続き保護される資格があることを認める義務を想起するよう求める。委員会は、関連するリスクおよび危害の度合いに鑑み、婚姻、軍隊への徴募、危険なまたは搾取的な労働への関与ならびにアルコールおよびタバコの購入および消費については、最低年齢制限は18歳とされるべきであることを再確認する。締約国は、性的合意に関する法定年齢を決定する際には、保護と発達しつつある能力とのバランスをとらなければならないことを考慮して、受け入れ可能な最低年齢を定めるべきである。各国は、事実として同意に基づいている非搾取的な性的活動について、年齢の近い思春期の子どもを犯罪者として扱うべきではない。 VIII.市民的権利および自由 出生登録 41.出生登録が行なわれなければ、思春期において、基礎的サービスを受けられないこと、国籍を証明できずまたは身分証明書類を受け取れないこと、搾取または人身取引の危険性が高まること、刑事司法制度および出入国管理制度において必要な保障措置の対象とされないことならびに法定年齢に達しないうちから軍隊に編入されることなど、相当のかつ複雑な追加的問題が生じる可能性がある。出生時または出生直後に登録されなかった思春期の子どもに対しては、遅れての出生証明書および民事登録が無償で提供されるべきである。 表現の自由 42.条約第13条は、子どもが表現の自由に対する権利を有すること、および、当該権利の行使に対しては第13条第2項に定められた制限しか課せないことを確認している。思春期の子どもの発達しつつある能力にしたがって適切な指導を行なう親および養育者の義務は、表現の自由に対する思春期の子どもの権利の妨げとなるべきではない。思春期の子どもには、情報および考えを求め、受け、かつ伝える権利およびそれを普及するための手段(話し言葉、書き言葉および手話ならびに画像および芸術作品のような非言語的表現を含む)を利用する権利がある。表現手段には、たとえば、書籍、新聞、パンフレット、ポスター、横断幕、デジタルメディアおよび視聴覚メディアならびに服装および個人的スタイルが含まれる。 宗教の自由 43.委員会は、締約国に対し、条約第14条に付したいかなる留保も撤回するよう促す。同条は、子どもには宗教の自由に対する権利があることを強調するとともに、子どもに対し、その発達しつつある能力と一致する方法で指示を与える親および保護者の権利および義務を認めたもの(第5条も参照)である。すなわち、宗教の自由に対する権利を行使するのは親ではなく子どもであって、親の役割は、子どもが選択権の行使に関して思春期全体を通じてますます主体的な役割を果たしていくようになるにつれて、必然的に後退する。宗教の自由は、学校その他の施設において、宗教の授業への出席をめぐる選択との関連も含めて尊重されるべきであり、また宗教的信条を理由とする差別は禁じられるべきである [19]。 [19] たとえば、CRC/C/15/Add.194、パラ32および33ならびに CRC/C/15/Add.181、パラ29および30参照。 結社の自由 44.思春期の子どもは、同世代の友人と過ごす時間を増やしたいと考えており、かつそうする必要がある。これに関連する利点は、社会的なものだけに留まらず、人間関係、就労およびコミュニティ参加の成功の基礎となる能力への貢献でもある。こうした時間は、とくに情緒的リテラシー、所属感、紛争解決などのスキルならびにいっそうの信頼感および親密感を構築することにつながる。同世代の友人とのつながりは思春期の発達における基礎的要素であり、その価値は、学校および学習環境、レクリエーション活動および文化的活動ならびに社会的、市民的、宗教的および政治的関与のための機会において認められるべきである。 45.各国は、あらゆる形態の結社および平和的集会の自由に対する思春期の子どもの権利が、女子および男子の双方を対象とする安全な空間の提供等を通じ、条約第15条第2項に定められた制限と一致する方法で全面的に尊重されることを保障するべきである。思春期の子どもが、学校の内外で自分たちの結社、クラブ、団体、議会およびフォーラムを結成し、オンラインネットワークを形成し、政党に加入し、かつ自分たち自身の労働組合に加盟しまたはこれを結成することを、法的に承認することが求められる。人権擁護のために活動している思春期の子ども、とくにジェンダー固有の脅迫および暴力に直面することの多い女子を保護するための措置も導入されるべきである。 プライバシーおよび秘密保持 46.プライバシーに対する権利の重要性は、思春期においてますます高まる。委員会は、たとえば医療上の助言の秘密保持、施設における思春期の子どもの居所および私物、家庭またはその他の形態の養育環境における通信その他の意思疎通ならびに刑事手続に関与させられた子どもの身元等の暴露との関連で、プライバシー侵害についての懸念を繰り返し表明してきた [20]。プライバシーに対する権利はまた、思春期の子どもに対し、教育、保健ケア、子どものケアおよび保護のためのサービス機関ならびに司法制度が保持している自己についての記録にアクセスする権利を認めるものでもある。このような情報は、適正手続上の保障を遵守して、かつ当該情報の受領および使用を法律で認められている者に対してのみ、アクセス可能とされるべきである [21]。各国は、思春期の子どもたちとの対話を通じて、プライバシー侵害(デジタル環境への個人的関与および商業的その他の主体によるデータの利用に関連するものを含む)が生じた場合には確認を行なうことが求められる。各国はまた、思春期の子どものデータの秘密保持およびプライバシーの尊重を、その発達しつつある能力に一致する方法で強化しかつ確保するためにあらゆる適切な措置をとるべきである。 [20] United Nations Children s Fund (UNICEF), Implementation Handbook on the Convention on the Rights of the Child (2007), pp.203-211 参照(www.unicef.org/publications/files/Implementation_Handbook_for_the_Convention_on_the_Rights_of_the_Child_Part_1_of_3.pdf より入手可能)。 [21] プライバシーに対する権利についての自由権規約委員会の一般的意見16号(1988年)、パラ2-4参照。 情報に対する権利 47.情報へのアクセスにはあらゆる形態のメディアが包含されるが、デジタル環境に特段の注意を向ける必要がある。思春期の子どもはますますモバイル技術を利用するようになりつつあり、またデジタルメディアは思春期の子どもがコミュニケーションならびに情報の受け取り、作成および流布を行なう第一次的手段になっているためである。思春期の子どもはとくに、自己のアイデンティティの模索、学習、参加、意見の表明、遊び、交流、政治的関与および就労機会の発見を目的としてオンライン環境を利用している。加えて、インターネットは、健康関連の情報、保護のための支援ならびに助言先および相談先にオンラインでアクセスするための機会を提供してくれるものであり、各国は思春期の子どもたちとのコミュニケーションおよび交流の手段としてこれを活用することが可能である。関連の情報にアクセスできることは、平等に対して相当に前向きな効果を発揮しうる。メディアに関する一般的討議(1996年および2014年)の結果としてまとめられた勧告は、思春期の子どもたちにとってとりわけ重要である [22]。各国は、障害のある思春期の子どもを対象とするアクセシブルな形式の促進等も通じて、思春期のすべての子どもがさまざまな形態のメディアに差別なくアクセスできることを確保し、かつ、デジタル・シティズンシップ〔適切かつ責任あるテクノロジー利用の規範〕への平等なアクセスを支援しかつ促進するための措置をとるよう求められる。思春期の子どものデジタルリテラシー、情報・メディアリテラシーおよび社会的リテラシーのスキルの発達を確保するため、基礎教育カリキュラムの一環として訓練および支援が提供されるべきである [23]。 [22] 1996年の討議については www.ohchr.org/Documents/HRBodies/CRC/Discussions/2014/DGD_report.pdf を、2014年の討議については www.ohchr.org/Documents/HRBodies/CRC/Discussions/Recommendations/Recommendations1996.pdf を参照。 [23] www.ohchr.org/Documents/HRBodies/CRC/Discussions/2014/DGD_report.pdf〔2014年の一般的討議勧告〕、パラ95参照。 48.デジタル環境は思春期の子どもをリスクにさらすことにもなりうる。オンライン上の詐欺、暴力およびヘイトスピーチ、女子ならびにレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーおよびインターセックスである思春期の子どもを対象とした性差別的発言、ネットいじめ、性的搾取、人身取引または児童ポルノを目的とする勧誘、過剰な性的対象化ならびに武装集団または過激主義集団による標的化などである。ただし、そのためにデジタル環境への思春期の子どもによるアクセスが制限されるべきではない。そうではなく、思春期の子どもの安全はホリスティックな戦略を通じて促進されるべきであり、これには、オンライン上のリスクおよび自分の安全を保つための戦略に関わるデジタルリテラシー、オンライン上の人権侵害に対処し、かつ不処罰の状況と闘うための立法および法執行機構の強化、ならびに、親をおよび子どもとともに働く専門家を対象とする研修などが含まれる。各国は、ピアメンタリング等も通じてオンライン上の安全を促進するための取り組みの立案および実施に際し、思春期の子どもたちの主体的関与を確保するよう促される。防止および保護に関するならびに援助および支援の利用しやすさに関する技術的解決策の開発への投資が必要である。各国は、デジタルメディアおよび情報通信技術を利用する際に諸リスクが子どもの権利の及ぼす影響を特定し、防止しかつ緩和する目的で、企業に対し、子どもの権利に相当の注意(デュー・ディリジェンス)を払うことを要求するよう奨励される。 (思春期の子どもの権利 後編に続く) 更新履歴:ページ作成(2016年12月25日)。
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こどものまち「高砂」 目次 1概要 2歴史 3仕事ブース 4大人の会議(例) 5子どもの会議(例) 6話題(例) 6.1(始まりの頃の特筆すべき点) 6.2(現在の特筆すべき点) 6.3(外部の協力者) 7参考文献 8関連項目 9外部リンク 概要 幅4m長さ160mの商店街とその周辺を使い、「本物の商店街で巨大なお店屋さんごっこを」をキャッチフレーズにして実施。 地元を愛する心と自分の身依頼を愛する心に気がつくきっかけとして職業体験を組み込んだお店体験をおこなう。「子どもたちからでてきたアイディアを全力で大人がさぽーとするから!無理なことなんてないから!」って叫びながら、子どもたちとまちを作り上げていこうとしています。(まだ計画中なので・・・) という特徴を持つ。 歴史 第1回 2008年12月20日 高砂市高砂町 銀座商店街(予定) こども会議は10月11日よりスタート 今回がはじめての試みです。 仕事ブース 【みにゅちゅあな高砂で遊ぼう!】:仕事体験エリアと販売体験エリアに分かれて展開。特に商店街なのでお店を重視。 【学童の子どもの店】:開設以来、保護者主体のバザーにて、実際に現金やり取りで自分たちの作ったアクセサリーを販売という活動をそのままこどものまちに組み込んでみる。 【その他】 大人エリア、農業体験収穫祭持ちつき大会、協賛起業ブース。 ■「高砂発~世界」が特徴の高砂市のすごいものを写真にて紹介。 大人の会議(例) こどものまちを主催する大人による会議は、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 子どもの会議(例) こどものまちの主役である子どもによる会議は、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 話題 (始まりの頃の特筆すべき点) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 (現在の特筆すべき点) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 (外部の協力者) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 主催団体 特定非営利活動法人高砂キッズ・スペース 高砂市レクリエーション協会 ほか 兵庫県高砂市にて、市内全域10箇所の小学校で12箇所の学童 保育所を管理運営を始め、ユニークな農業体験や伝承遊び教室、地元を好きになるキャンプ企画など青少年の健全育成事業、また 子育て世代に向けての情報発信として「親育ち」をテーマにしたセ ミナーや働く保護者に向けての心理相談などを手がけるNPO法 人。今回、市内の学童保育所ができて25周年という節目を記念し て、こどものまち事業を企画。 こどものまち「高砂」実行委員会 事務局: 〒676-0077 高砂市松陽1丁目5-20 ノノムラビル3F (特非)高砂キッズ・スペース内Tel/Fax 079-446-3635 http //www.kidsspace.jp/kodomonomati2008(現在作成中) 参考文献 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 関連項目 ●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●。
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岩と森の国ものがたり 第12話(後編) ◇ ◇ ◇ その頃、太陽の都のエグゼクターズ基地では。 レーマとアンシェルが奇妙な捕虜暮らしになってから、もう何日かになる。 レーマの漠然とした予想では、そろそろリュナが助けに来てくれてもいいはずなのだが、世の中はとかく予想通りにはいかない。 もっとも、リュナが来ないというのは、ニュスタにとっても意外なようで、鉄格子越しに愚痴を聞かされることもある。 「遅いなぁ~」 「僕にいわれても困ります」 癖と言うものは怖いもので、最初のうちこそタメ口を利いていたのに、いつの間にかニュスタに対しても敬語を使うようになっている。 十年間、言葉遣いを鍛えこまれたトラウマがあるのかもしれない。 「かわいい奥様が悪の組織に捕まってるというのに、なにやってんのよあいつ」 「悪の組織……って、自分で言っちゃっていいんですか?」 「私はいいの」 「……そういうものですか」 「レーマ。あまり相手にするな」 横から、アンシェルが言う。 その言葉を聞いて、口元に微かな笑みを浮かべるニュスタ。 「あら、そんなこと言ってもいいの? アレ、まだ私が持ってるんだけど」 そう言って、手の上でころころと水晶を転がす。その奥の方に、なにやらからみつく人影のようなものが。 「なっ!」 顔色を変えるアンシェル。 「返せっ、今すぐそれを返せっ!!」 半狂乱になって鉄格子をつかむ。 「ふふーんっ♪」 そういって、手の届かないあたりで水晶球をもてあそぶニュスタ。 「返すわけないでしょう」 「このっ、卑怯者、俗悪な金の亡者めっ!!」 「ん~っ♪ 敗残者の悲鳴っていつ聞いてもいいわねぇ」 「貴様っ!このままですむと思うな、いつか必ず真っ二つにしてくれるからなっ!」 「ん~っ、負け犬の遠吠えってほんと気持ちいいわぁ♪」 「貴様ーっ!」 「…………」 二人の諍いをからはじき出されたレーマ。退屈そうに窓の外を見上げる。 「…………」 仕方なく、鉄格子の側から離れる。 ベッドの近くの、少し広い空間に歩いてゆくと、そこで軽く剣の構えを取る。 何も握っていない両腕に、少しだけ力を入れる。 上段から縦に。右斜めに返し、そのまま左肩先に切っ先を合わせるように。 そして、そのまま左に突き出し、そして腰を引くように回し、弧を描くように大きく横薙の一閃。 片膝を付き、受け。 前方からの斬撃を額の前でとめるように、横一文字に構える。 受け止めた一撃を流すように、右に大きく身体をひねりながら立ち上がる。 同時に、石突で前方の敵のみぞおちを突くように、握った左逆手を前方に。 そして、半歩下がりながら袈裟斬りに。 再び、上段に構えて一つの型が終わる。 「…………へぇ」 ニュスタの、少しだけ感心したような声。扉の向こうから見ていたらしい。 「あんがい、やるじゃない」 「当然だ。あいつを誰だと思っている」 少し自慢げなアンシェル。 「あー、そーね。身も心も蕩けさせるような愛しの彼だもんね」 「べ、別にそこまでは言ってない!」 「言ってはないけど、思ってはいるのよね」 「だ、黙れっっ!」 「……やれやれ」 「レーマっ! お前も何かこの無礼者に言ってやれっ!」 「…………」 想像していたよりも、捕虜生活は騒がしく、そして少しだけ楽しい。 ただし、本当に少しだけ。 この小さな部屋から出て行けるわけでもないし、監視の目もある。 なにより、退屈を紛らわせる手段が何もない。 仕方がないから、剣の型を繰り返したり、鉄格子とか適当なものを利用して身体を動かしたり。 少しでも身体に覚えこませておかないと、いざというときに身体が動かない。 ここ数日は、そんなことばかり繰り返している。 リシェルのことも気になるけど、こればかりはどにもならない。 あまり信用できないけど、ニュスタの「無事だ」という言葉を信じるしかない。 ハイランダーの剣には、習い覚えるのにいくつかの順番がある。 基本となる三絶の型。 はじめにそれを繰り返すことで、太刀筋を身体に覚えこませる。 それを覚えると、次に応用となる五箇の型。 乱剣と呼ばれ、一対他を想定した戦場用の剣をここで覚える。 そして、さらにその応用となる十本の太刀を加えた、一十八本の太刀を、本太刀(もといたち)と呼ぶ。 それを覚えた段階で、双円、弧月、遊打、立思、瑞楼、氷凌の6つ。あわせて麒麟法と呼ぶ。 もともとはカモシカの国の剣術……ハイランダーの剣術とは異なる、他国の術技を組み入れたものを呼ぶ。 二千年前、リュカオンの乱において圧倒的な魔法の前にハイランダーはほぼ壊滅し、その術技は大きく失われた。 大戦の終結後も、人々の目が魔法に向く中で剣と弓を中心としたハイランダーの戦闘術は長らく捨てて省みられなかった。 再び、その術技に光が当たるようになったのは、せいぜいここ数百年のこと。 その間に失われた多くの者を補う形で、他国の戦闘術を取り込んだのが麒麟法である。 その上に、さらに奥義がいろいろあるらしいが、レーマは知らない。 レーマが自信を持って実戦で使えるのは、せいぜい五箇三絶、そして本太刀まで。麒麟法は教わっているし、型も知ってはいるが、実戦で使う自信はいまひとつない。 技術も大事だが、やはり先立つものは体力。 獣人ならざる身で使いこなせるほど、麒麟法は甘くはない。 「…………」 さっきまでニュスタと言い争っていたのを忘れたように、レーマの演武をじっと見ているアンシェル。 扉の向こうで、ニュスタが面白くなさそうにつぶやく。 「あーあ、瞳キラキラさせちゃって。いーなぁ、恋する乙女は」 そういいながらも、窓越しにレーマの動きを見る。 無駄のない動き。型が型に終わらず、仮想敵を想定した上での動きなのがわかる。 ところどころ、動きが変化するのは、その仮想敵の動きに合わせているのだろう。 それでいて、規をはずれない。 一年や二年で覚えられるものではないというのはわかる。 かなり幼少の頃から、剣を扱ってきたのだろう。 「そこらの兵隊さんじゃあ、相手にならないわけだ」 数日前の、血まみれの廊下を思い出す。 エグゼクターズが銃火器戦闘に力を入れ始めた半面で、近接戦の訓練が少しおろそかになっていることは否定できない。 長柄の武器の訓練が主体となっているため、剣を扱う時間が減っているということもある。 しかし、それにしても。 仮にも訓練された兵士を相手にしてなお、明確な技量の差があったというのは驚くべきことだった。 「アルルスより強くなるんじゃないかな、そのうち」 もちろん、ヒトとカモシカの体力差という、簡単には越えられない壁を越えることが出来たらの話だが。 目を閉じ、一心に型をこなすレーマ。 それが即、強さに直結するわけではないが、それを重ねて身体に覚えこませなければ、強くなることは最初から出来ない。 それを、少し離れてじっと見るアンシェル。 ずっと見ていると、着実に鋭さと速さ、そして確実さが増しているとわかる。 ──強くなった。 そう、思う。 いつの日か、レーマが自分より強くなるのではないか。 ふと、そんなことさえ考えてしまう。 ──そうなったとき、どうすればいいんだろう。 嬉しいような、すこしだけ怖いような。 そうなってしまえば。 そのまま、レーマに何もかもゆだねて甘えてしまいそうな気がする。 そして、レーマは。 そんな姿を、やさしく受け入れてくれるだろう。 それは、怖いことだと思う。 自分の弱さを認めて、それに甘えてしまえばそれはきっと、もう自分ではないと思う。 ──だけど。 レーマは、人の気も知らずに。 勝手に、どんどん強くなってゆく。 すこしだけ複雑な気分で、演武を見ていた。 一通りの型を終え、辺りを見る。 「…………?」 いつの間にか、アンシェルとニュスタがじっと見ていた。 「あ、あれ……見てたんですか」 「この狭い部屋の中でそれだけ動いていれば、目に付かぬはずがなかろう」 目をそらし、慌てて怒ったようにアンシェルがいう。 「え、あ……その、すみません……」 肩を落とすレーマ。 「あらあら、さっきまで愛しの彼に見惚れてたくせに」 「見とれてなどいないっ!!」 ニュスタの茶々に、慌てて否定するアンシェル。 「だいたい、レーマの型はまだまだなっていない!! いいかっ、五箇の太刀はまず足構えからだ!」 顔を真っ赤にしながら、レーマに八つ当たりするアンシェル。 「そもそも腰がしっかりとしていないから一撃一撃に重さが感じられぬのだ! 腰を据えるにはまず脚の粘り!それでいて俊敏さを失わぬことが肝要!」 なぜだか顔を真っ赤にしながら、怒鳴るように言う。 「やれやれ、ほんっと退屈させない二人ね」 そう言って、ニュスタは肩をすくめた。 ◇ ◇ ◇ 「レーマと姉さまは、無事なのですか」 その上の階。囚われの身のリシェルが、アルルスに問う。 「無事ですよ。本音を言えば、ずいぶん損害を出してくれたし、多少痛めつけたい気分ではありますが」 「そんなっ……」 「とはいえ、目的を考えたときには、無傷で生かしておいたほうがよいでしょう。心配しなくても大丈夫ですよ」 「そうですか……」 すこし、ほっとした様子のリシェル。 「とはいえ」 皮肉っぽい笑みを浮かべて、アルルスが言う。 「リュナ卿は存外、冷酷な方でいらっしゃる」 「……!」 「いや、存外ではありませんか。われわれが知ってる通り、ですね」 「…………」 「あの方は、いざという時は自分以外の全てを捨てて省みない。もちろん、そういう人だからこそ他人に出来ないことを成し遂げられるわけですが、しかしまぁ……」 「言わないでくださいっ!」 たまらず、声をあげるリシェル。 「ああ、これは失礼。しかし、私としてもおそらく奥方様を助けに来ると思って待っていたのですが」 「きっと……何か理由があるんです」 「そうでしょうね。奥方様を見捨てるほどの大切な何かが」 「み、見捨ててなんか……」 少し不安げに抗弁するリシェル。だが、追い討ちをかけるようにアルルスが言う。 「そういえば、フィリーヌ嬢のことはご存知ですか?」 「!?」 「彼女とは幼い頃から生死をともにしていますからね。もしかすると、心の中で本当に思っているのは誰か……」 「そ、そんなことっ……」 「もちろん、全て憶測ですよ。わかることは、唯一つ。……リュナ卿が、いまだに助けに来ないということ」 「…………」 「それでは、失礼いたします」 「ま、待ってください!」 その言葉に、扉に向かいかけたアルルスが振り向く。 「何か?」 「もし……リュナがこなければ、どうなるのですか」 その言葉に、心の中でほくそ笑む。あえて、冷たい言葉を投げる。 「その時は、その時ですよ。使えない手札ならば持っていても仕方がない。かといって下手に騒がれても困る。……邪魔なものは消すに限る」 「そ、それは……」 恐怖の色を浮かべるリシェル。その表情を、冷酷な微笑で見つめる。 「それでは、私は失礼しますよ。こう見えて忙しいので」 「あっ……」 まだ何か言いかけるリシェルを残し、アルルスはさっさと外へと出た。 「つくづく、最低の男ね」 書類を抱えたフィオール。外で聞いていたらしい。 「これも仕事だ。好き好んで女を泣かす趣味はない」 「泣かされることはあるけどね」 「あれは相手が悪い」 「まあ、それは同感だけど」 「それで、本当はどうするつもり?」 「なに、ある程度は可能性はあった。あのリュナ・ルークス卿がここで我を忘れるような人とは、ハナから思っちゃいない」 「だから?」 「時間をかけて、リシェル嬢を揺さぶりまくる。そうやって、彼女を内面から落とす。都合のいいことに、お人よしの召使くんという手札もある。あの召使くんが親切心を出せば出すほど、リシェル嬢は壊れてゆく」 「それが、目的?」 「短期的には、ね」 「長期的には?」 「リュナ・ルークスに手駒となってもらう」 「……出来るの?」 「できる」 そう言って、自信に満ちた笑みを見せる。 「大切なものを失ったと気付けば、是が非でも取り返そうとする。それがあの人だ」 ◇ ◇ ◇ 「……まあ、前よりはずいぶんマシになっている。努力だけは認めてやらなくもない」 下の階。 肩で息をしながら寝台に腰を落としているレーマに、アンシェルが言った。 「そ、そう……ですか」 返事をするのも苦しそうだ。 「……疲れたか?」 すこし、心苦しい気持ちで尋ねる。 「さ、さすがに……」 「そうか。だが、そうやって積み重ねたものは、いずれ必ずモノになる。おまえは、もっともっと伸びる素質がある」 「素質……ですか」 「これでも、お前のことは評価しているつもりだ」 すこし、目をそむけながら言う。 「いつかきっと、おまえは私より強くなる」 「……なれますかね……」 「なれるさ。誰がおまえに教えていると思っている」 「そうですね」 そう言って、微笑を返す。 横目でちらと見たアンシェルと、微笑むレーマの目が合う。 あわてて、顔を横に向けるアンシェル。 「と、とにかく、だ。私がおまえを徹底的に仕込む。泣き言は許さぬ、逃げることも許さぬ、返事は『はい』以外認めぬ」 「はい」 そこに、窓の外から茶化すような声。 「あらあら、急に先生ぶっちゃって」 「ニュスタ!」 「あんまり厳しくすると、愛しの彼に嫌われちゃうわよ」 「だ、黙れっ! 私は、レーマの師としてだな……」 「ふーん」 「な、なんだ、その目は!」 「子供の頃って、好きな子ほどいじめたくなるのよね~」 「ち、違うっ! 私は……」 何か言おうとするのを、後ろからレーマかおさえこむ。 「む、むぐっ、んぐぅ~っ!!」 口を押さえられて暴れるアンシェル。その耳元に、そっとつぶやく。 「別に、いいじゃないですか」 そう言って、軽くアンシェルの頬にキスする。 「あら」 驚いたようなニュスタの声。 「レーマくんったら、だいたん」 「んくぅ~……」 口を押さえられたまま、突然のことに戸惑い、力が抜けるアンシェル。 「あんまりからかわないでください。ご主人様、こういうの苦手なんですから」 「……仕方ないわね。見せ付けられちゃったら、逆につまんないもん」 「…………」 首まで真っ赤になってうなだれるアンシェル。 「ほんっと、いい彼氏ね。大事にしてもらいなさいよ」 そう言って、つまらなさそうにニュスタが扉の向こうへと消えた。 「…………」 まだ全身が火照っているアンシェル。 「大丈夫ですか?」 「……人前であんなことするやつがいるか」 消え入りそうな声。 「すみません」 「私は、おまえの主であり師だ」 「はい」 「その私をこのようにするなど、無礼にもほどがある」 「すいません」 「……謝るくらいなら最初からするな」 「はい」 恥ずかしさで全身を小さくしたまま、文句を言う。 「それにしても」 小さくなっているアンシェルの肩に、手を回すレーマ。 「アンシェルさまって、恥ずかしがり屋ですよね」 「お、おまえが破廉恥なのだっ」 小さな声で抗弁する。 「そうやって、また人のせいにする」 言いながら、アンシェルをくいと抱き寄せるレーマ。 「あっ……」 至近距離から、顔を見つめられる。 それだけで鼓動が早くなり、頬が上気する。 「でも、慣れも必要ですよ」 そういいながら、アンシェルの服に手をかける。 「……れ、れーま……」 戸惑うような声。無視して、するりと服を脱がせる。 「あ……」 慌てて、両腕で胸のふくらみを隠す。 「な、何を……」 羞恥に頬を染めながら、レーマを睨む。 「これも、修行ですよ」 そういいながら、軽くキスをする。 両手で胸を隠しているため、全く無防備になっている唇を吸う。 「んっ……く……」 どうすることもできないまま、首に手を回され、抱き寄せられ、唇を奪われるアンシェル。 そのまま、寝台に押し倒される。 「んん……」 舌を深く入れられ、絡み付けられるだけで全身の力が抜けてゆく。 甘い感触に全身が溶けてゆくようになり、まるで力が入らない。 「んふ……むふぅ……」 無理やり押し倒され、蹂躙されているはずなのに、抵抗することが出来ず、声さえ出ない。 それをいいことに、レーマは何分も唇を責め続けた。 「ん……はぁん……」 頬を上気させ、とろんとした目つきでレーマを見つめるアンシェル。 「キスだけでこんなになるなんて、ほんとにいやらしいご主人様ですよね」 わざと、そう言っていじめる。 「ち……ちがう……」 半分涙目になりながら、弱々しく抗弁するアンシェル。 「れーまが……むりやり、こんなことするから……」 その言葉に、さらに追い討ちをかける。 「なるほど。無理やりされたらこんなに感じちゃうんですね」 「ち、ちがうっ……」 反論しようとするけど、頭が真っ白になって何も考えられない。 「何が違うんですか?」 いいながら、胸を隠そうとしている両腕を横にどける。 「や、やめ……」 抗議の声を上げるが、レーマはそれを無視して腕をどける。 拒もうとしているのに、腕は自分の意思を無視して、されるがままに横へとどかされる。 「…………」 小振りな乳房が露になる。 「どうですか、僕にこうやって見られてる気持ちは」 「……れーま……見るなぁ……」 「だめです」 そういいながら、上から馬乗りになり、アンシェルの顔を無理やり正面に向ける。 「ふふ。見られて、感じてるんでしょう?」 「ち、ちがうっ……私は、そんな……んっ……」 反論しようとするが、つんと乳頭をつつかれ、途中で止められる。 「違うっていうなら、どうしてこんなになってるんですか?」 そういいながら、指先で胸の先端を転がすように責める。 「はふっ……そ、それは……」 「見られて感じちゃうなんて、やっぱりいやらしいんですね」 「ちが……っ……」 言葉で責められるたびに、アンシェルが羞恥に身悶える。 「ふふっ、違ってなんかないでしょう?」 馬乗りになったまま、アンシェルの肌を愛撫する。 抵抗する力もなく、愛撫されるたびに身悶えて艶かしい喘ぎ声を上げる。 「そんな、れーま、いやあっ……」 「嫌がってるわりには、こんなになっちゃって」 そういって、肌の上を指でなぞる。 ほてりきった肌に、玉の汗が浮かんでいる。 「あぁ……ん……」 肌をなぞる指の感触に、耐え切れず恍惚の表情を浮かべる。 「ほら、こんな気持ちよさそうな声を出して」 言いながら、くいと引き寄せ、抱き抱える。 「れーま……」 半ば放心したような表情で、レーマを見つめるアンシェル。 「どうして、ほしいですか?」 「……れーまの……」 「何ですか?」 「れーまの……好きにして……」 「わかりました」 そう言って、再びアンシェルを寝台に寝かせる。 軽くキスをして、そして、左の乳房を口に含む。 「んっ……」 微かに震えるアンシェル。 舌先で乳房をねぶり、先端を転がし、かるく甘噛みをし、時々強く吸ったりもする。 そのたびに、耐え切れないような喘ぎ声が漏れ、身体がこわばる。 アンシェルの意識が、責め嬲られている乳房に集中ている隙に、レーマの左腕がアンシェルの腰紐を解く。 そして、そのまま下腹部を愛撫する。 「やっ……」 微かに、抗議の意思を示すが、体が動かない。 なすすべもなく、レーマの指と舌に操られ、快感だけを高められてゆく。 「れーまっ……れーまぁ……」 泣きそうな声で、レーマの名を呼び続ける。 もう少しで果てるという寸前で、しかしレーマは愛撫をやめた。 「れーま……?」 あと少しというところで愛撫を中断されたアンシェルが、呆けたようにレーマを呼ぶ。 そんなアンシェルを、もう一度寝台に寝かせる。 「ふふっ」 悪戯っぽい微笑。 「いまのアンシェル様、かわいいですよ」 そういいながら、急所を少し外した場所を責める。 ふとももの内側、おへその周囲、わき腹。 敏感だが、そこだけでは絶頂に達することが出来ない箇所ばかりを、執拗に嬲る。 「ああっ、あんっ、だめ……」 ほとんど声も出せず、身悶えることさえ出来ない状態で、生殺しのように性感だけを高められる。 「ふふっ。本当に、アンシェルさまはいやらしいですね」 わざと、そう言って責める。 「ちがっ……れーまが、れーまがいじめるから……」 消耗しきった身体で、それでも弱々しく抗弁する。 「まだそんなこと言うんですか」 そういいながら、愛撫の動きを早める。 「あんっ……だめ、だめえっ……」 力の入らない指で、シーツをわしづかみにしてこらえるアンシェル。 全身が桃色にほてり、汗と愛液で肌がぐっしょりと濡れている。 「気持ちいいですか、アンシェルさま」 「……おねがい……もう、許して……」 「どうしてほしいですか?」 「れーまぁ……もう……ゆるしてぇ……」 「アンシェルさまは、とってもいやらしいご主人様だって認めますか?」 「そ……それはっ……」 拒絶しようとするが、火照りきった体を責められ続けるたびに、体の方が勝手に反応する。 「黙ってたら、ずーっといじめちゃいますよ」 ちろり。 舌先で敏感な突起を舐めるたびに、力なく喘ぐアンシェル。 身悶える体力さえ奪われたご主人様に、一方的に拷問を加える。 あと一歩で絶頂に達するという直前まで愛撫を加えて、それから急にやめる。 体のほてりが少しおさまったと見るや、再び愛撫を加える。 その繰り返し。 「れーま……おねがい……もう……おかしくなりそう……」 焦点の合わない瞳で哀願するアンシェル。 「仕方ないですね。ほんと、いやらしいくせに強情なご主人様なんだから」 そう言って、寝台の左側、アンシェルの足許に回りこむ。 両脚を左右に押し広げ、秘肉に舌を這わせる。 「あっ……」 大きく、身体が跳ねる。 無視して、舌で肉芽を責め、時々強くすする。 「ひぃっ、あん、んくうぅぅっ!」 乱暴な舌の動きに、反応しきれずにぴくんぴくんと暴れるアンシェル。 「だめぇ、こわれる、こわれちゃうよおっ!」 悲鳴のような哀願。それさえ無視して、ちろちろと責める。 「あふっ、んはぁっ、ひはぁんっっ!」 こらえきれなくなり、大声で乱れるアンシェル。 「ひっ、ひぃ、やああぁぁぁぁっ!」 あと少しで達するというときに、しかしまたレーマは舌での愛撫を止める。 「れ……れーまぁ……」 さんざん性感を高められ、それでもまだ一度も絶頂を迎えさせられていないアンシェルの、泣くような懇願の声。 失望で一瞬、全身の筋肉が弛緩する。 その瞬間に、レーマは再び舌を差し入れた。 「ひはぁああああっ!」 突然のことに、部屋が揺れるような声を上げるアンシェル。 ぴちゃり、ぴちゃりとわざと音が聞こえるようにレーマは責める。 そのまま、潮を吹いて果てる。 「ふふっ。本当に、いやらしいご主人様」 絶頂を迎えて半失神状態のアンシェルを見ながら、そう話しかけるレーマ。 「でも、こんなのじゃ許してあげませんからね」 そう言って、その表情を覗き込む。 「これから、たっぷりと特訓してあげますから」 「…………」 その声に、じっとレーマをみるアンシェル。 「れーま……」 「なんですか?」 「こんなことして……ゆるさないからな……」 「いいですよ」 そう言って、再び唇を重ねる。 「はぁん……」 「ほら、こんなにとろけちゃってるくせに」 「……それは……れーまが……」 「僕がどうしたんですか?」 微笑むレーマに、アンシェルは小さく言う。 「……あとで、ぜったいにおしおきしてやるんだから……」 「はいはい」 「でも……」 「でも?」 「いまは、なにしてもいいから」 そう言って、そっと目を閉じた。 「……ほんとにもぅ」 二時間後。 ニュスタが、扉の向こうで怒った様な声で抗議していた。 「仮にも軍基地の中であんなに何度も大声ださせなくてもいいじゃない」 「いや、まさか、あんなになるとは思わなかったし……」 弁解するレーマ。ベッドの上では、アンシェルが一人ですやすやと眠っている。 「聞いてるこっちが恥ずかしかったわよ。私の部屋、真横にあるのよ」 「まあ、ご主人様もここ数日ご無沙汰だったし……」 謝るレーマに、少し嬉しそうな返事が返ってくる。 「とりあえず、あの子をいじめるいい材料ができたからいいけど」 「でも、あんまりいじめないでくださいね」 その言葉に、くすりとニュスタが笑う。 「よく言うわ。愛しのご主人様をあんなにさせといて」 「愛情表現なんです」 「ま、そー言うことにしといてあげるわ」 そう言いながら、鉄格子の向こう側からぴょこんと顔を見せる。 「何ですか、そのイジワルそうな微笑は」 「でもレーマくん、意外と上手そうだし」 「……上手……って」 「時々、私の相手もしてもらおうかしら」 「あ、相手って、その、それって……」 「もちろん、夜のお相手」 「いや、その、それは……」 慌てふためくレーマに、ニュスタが笑う。 「あらあら、真っ赤になっちゃって。かわいい」 「そ、その、それはそのっ……」 「冗談よ」 「……じ、冗談ですか……」 「あははっ、ほんと、君たち二人って見てて楽しいわ」 「……ほっといてください」 少し拗ねたように言う。 「でも、かわいくていいわ、二人とも」 「かわいい……ですか」 「うん。初々しくて最高。なんかもう、ずーっと味方したくなっちゃう」 「こんどは、裏切らないでくださいね」 「あら、意外と根に持つのね」 「持ちます」 「そんなこといってると、これが全世界に流出しちゃうぞ♪」 「っっ!」 水晶球を見せられ、動きが止まる。 「味方してあげるけど、レーマくんは一生私に頭かあがらないんだからね」 「…………」 女は怖いと思った。