約 4,242,364 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/59611.html
【検索用 きょうふうにころされる 登録タグ 2023年 UTAU き デフォ子 ニコニコ外公開曲 曲 曲か 破壊をぶっ壊す。】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:破壊をぶっ壊す。 作曲:破壊をぶっ壊す。 編曲:破壊をぶっ壊す。 唄:デフォ子 曲紹介 きょうふう の きょうふさむい... 曲名:『きょうふうにころされる』 「強風オールバック」の全てあなたの所為です。風アレンジ曲。 「強風の所為でした。」はShort版にあたる。 歌詞 「外出た瞬間終わったわ」 天気はいいのに、 前に進めず、 風が強すぎて、 死に至るでしょう。 強風の所為でした。 あーあ。 地下に潜れたらな…。 って、 思いました。 風さえ無くなれば、 あったかいのに。 ずっと、 外出たいな。 って、 思っていました。 いやいや、と外見たら、 人っ子一人居やしない。 あぁ…。 「外出た瞬間終わったわ」 天気はいいのに、 前に進めず、 風が強すぎて、 死に至るでしょう。 強風の所為でした。 あーあ。 外出た瞬間終わるんだ。 天気はいいのに、 前に進めず、 かえって後ろに下がるほどの、 強風の所為でした。 そっと出た瞬間終わったわ。 輝く日に体を焼かれ、 何処までも遠く飛ばされていく、 強風に殺された。 殺されちゃった。 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/gensouten/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/dreamnine/pages/1177.html
帰ってきたぞ… 帰ってきたんだアァ!!
https://w.atwiki.jp/iamemperor/pages/279.html
方法1:合併 他連盟と合併という手段がある。システム的にあるわけではないので、どちらかの連盟に全員で移動することになる 連盟の色(ガチ勢、エンジョイ勢等)があるので、合併前に短期で数人移動して決定するのが最適 合併直後は喧嘩になりやすいので要注意 連盟ルールがあるなら移動してきた連盟員が徹底できるかも重要になってくる 方法2:勧誘 世界チャット(以下セカチャ)で募集するだけではなく、宴会等で一人連盟の方に友好を送り勧誘する 一人で探すには限界があるので、連盟員と協力して探す必要がある 勧誘する際は加入申請を許可できる盟主副盟主が最適(できれば一人に統一) 自分の場合は勧誘は副盟主、加入後のフォローを盟主がやっていました 方法3:サブアカウント増す 上記2つでどうにもならない場合や、面倒な場合はサブアカウントで対応ということもできる ただしサブアカウントは負担にしかならないので、できるのであれば避けたいところ
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/54.html
ふふ、なるほどね。 一度消滅させられた私をわざわざ再構築したということは、頭のお堅い主流派がようやく急進派に賛同したってことだよね。 つまり、殺し合いという題目の下、情報統合思念体自らが涼宮ハルヒに直接的なアプローチをかけたってわけか。 特に命令が下されないところを考えると、私の好きにしろっていうことかしら? 長門有希も同様? 上の方とのコンタクトが取れないからまだ何とも言えないけど、なんだか面白そうね。 ――さて、涼宮ハルヒはこれにどう対処するのかな。 多分、彼女のことだからこの状況を楽しんでいるかもしれないわね。 だけどキョンくんや朝比奈みくるの存在が彼女の理性に枷を掛けている可能性の方が高いかな? なら、そうよね。観測の邪魔になるような連中はやっぱり殺すしかないよね。 上の趣向はよく理解できないけど、こういう楽しそうなゲームって、一度やってみたかったのよ。 ……思いっきり羽を伸ばせる機会なんて、長門有希のバックアップにしかすぎない私にはなかったからね。 観覧車の小さな格子窓から展望できる、みやびで芳しい遊園地の情景をのんびりと眺めながら、私は手元のデイパックを漁る。 一見して、とても凄惨な殺し合いなど起こりそうにもない、長閑な風景の狭間で、血で血を洗う駆け引きが行われていると考えると、何とも滑稽よね。 ――あ、あったあった。 えーと、一つ目の支給品は「斬鉄剣」。 同参加者、石川五ェ門の愛刀。こんにゃく以外の全ての物質を技量次第で斬り伏せられる、か……有機生命体の生み出す武器って凄いのか凄くないのかよくわからないよね。 二つ目はなんの変哲もない「携帯電話」。 これも参加者の一人、カール・P・アッチョの所持品だったものらしいけど、私には宝の持ち腐れね。電波は通っているけど、かける相手なんていないもの。 そして最後は「通り抜けフープ」。 これは素晴らしいわね。どんなに厚い壁でも、空間をねじ曲げて貫通させるなんて。持ち主の有機生命体――ドラえもんとやらには要注意ね。 ――それにしても、ずいぶんと有用な支給品が当たったね。素手なら兎も角、この刀さえあればキョンくんたちに致命的な損傷を与えることもできるし。 「ふふふ……ん?」 私が一人ほくそ笑みながらゴンドラを降りると、観覧車乗り場の前でうつ伏せになって倒れている一人の少女を見つけた。 小さな体躯に、まるでホラー映画に出てくる幽霊のように長い黒髪……校章のプリントされたジャージを着ているところを見ると、おそらく小中学生あたりなのだろう。 表情は窺えないが、彼女から2mほど離れた場所からでも聞き取れるほど呼吸が荒い――激しい動悸に見舞われていることがよくわかる。 「う……あ……」 「……あなた、大丈夫? しっかりして」 私は警戒しつつ少女の身体を抱き起こす。 ――とりあえず、今のところは優等生を演じてようかな。 涼宮ハルヒの反応を窺うためにも、キョンくんと朝比奈みくるは確実に仕留めなければならない。 それなのに、ただでさえ驚異のオーバーテクノロジーを有した未知の存在が殺し合いに参加している中で、無闇に殺して回って余計な私怨を買ったんじゃ、ミイラ取りがミイラにされかねないもの。 最初は他者の信頼を勝ち取り、優等生として振る舞いつつ、キョンくんたちをゆっくりと捜す――これなら、安全かつ効率的に任務を遂行できるわ。 まあ、この娘が情報爆発の鍵として使えるようなら殺しちゃうけどね。 「あ……」 「どうしたの? どこか具合でも悪い?」 「……引き籠もりたい」 「え?」 「どこか……建物の中に……」 「よくわかんないけど、観覧車の中でもいい?」 「うん……」 変わった要求をするなぁと、有機生命体の不可思議さに感嘆しながら、私は彼女を胸元に抱えて元居たゴンドラに引き返す。 ――あーあ、30分、無駄になっちゃうな。 「どう、落ち着いた?」 「うん……大分楽になった。ありがとう」座席にちょこんと正座しながら、少女は仰々しく私に向けて頭を下げる。その姿や、まるで可愛らしい日本人形のよう。 「どういたしまして。ところであなた、どうしてあんな所に倒れてたの?」 私が尋ねると、 「……私、全然外に出ないから、引き籠もってないと辛いの。 けど、この辺りってどこも屋外アトラクションばかりで……公衆トイレとかレストランは遠くにあるし、どうしようもなくて」 と、紅葉を散りばめたかのように顔を真っ赤に染め、はにかみながら言った。 ――おかしな有機生命体もいたものね。 とりあえず「大変だったね」と愛想笑いを振りまき、私は自己紹介と並行して彼女の素性を聞き出すことにした。 彼女の名前は小森霧。 意外なことに涼宮ハルヒやキョンくんより一歳年上らしい。 何故自分が殺し合いに参加させられているのかわからないとのこと。ちなみに彼女のクラスメートも参加しているそうだ。 それと、彼女の支給品も、頼んだら気兼ねなく見せてもらえた。「THE LOCK」という奇妙なカードと、照射される光を浴びることによってどのような環境にも身体を順応させる「テキオー灯」の二つ。 しかし、ここでもドラえもんの名前が出てくるなんてね。ますます警戒しないと。 「――みんな、大丈夫かな」 「元気だして。きっと無事だよ」 「ううん。誰か殺してないか、心配なの」 心配そうに俯く小森ちゃんに私は微笑みかけるけど、予想だにしない答えにこっちが固まっちゃった。 ――ふふ、なかなか刺激的なのね、昨今の有機生命体は。 「ユニークなんだね、あなたの友達って」 「うん……みんなおかしいんだよ。先生なんていつも自殺しようとするし」 「へえ」 「可符香ちゃんはメンヘラでしょ、千里ちゃんは猟奇趣味があるし、まといちゃんはストーカーで……奈美ちゃんは普通。他にも沢山いるんだよ?」 「ふうん……奇遇だね。私の周りにも、変な人が沢山いるんだ」 「そうなんだ。どんな人たちなの?」 「宇宙人に未来人に超能力者。それに神さまかな」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「……ぷっ……あはは! ほんとに変わった人たちだね?」 「ふふ、そうだね。でも真実だよ?」 「そうなんだ……それじゃあ可符香ちゃん、喜ぶだろうなぁ。ポロロッカ星人じゃないけど、宇宙人の知り合いがいるって知ったら」 「ポロロッカ星人って?」 「ああ、ポロロッカ星人っていうのはね――」 【遊園地/1日目/06 52】 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:健康 [装備]:デイパック [道具]:斬鉄剣@ルパン三世/携帯電話@うえきの法則/通り抜けフープ@ドラえもん [思考] 第一行動方針:キョンくんと朝比奈みくるを殺さないとね 第二行動方針:長門有希と合流したいわね 基本行動方針:情報爆発を観測しましょ 【小森霧@さよなら絶望先生】 [状態]:精神的に辛い [装備]:デイパック [道具]:THE LOCK@カードキャプターさくら/テキオー灯@ドラえもん [思考] 第一行動方針:涼子さんについていこうかな 第二行動方針:先生に会いたいな 第三行動方針:みんなを捜さないと 基本行動方針:みんなと一緒に学校に帰る Back 「見」 時系列順で読む Next 魅惑の歌姫 Back 未知との遭遇 投下順で読む Next 闇に舞い降りた天才医師 GAME START 朝倉涼子 GAME START 小森霧
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17145.html
律「澪……なにがあった……」 紬「どうしたの?」 律「……なまらうんめぇ」 紬「なまらうめぇっすか」 律「ああ……わ、私の舌も肥えたのかな?」 1年以上、ほぼ毎日ムギが持ってくる紅茶やお菓子を食べ続けてれば、違いのわかる女にもなるというものか。 だからと言って、前から澪の料理がここまでおいしかったというわけでもないだろう。 ムギだって時々、澪がつくったお弁当とおかずを交換していたことがあるのだ。 澪は、いつからなのか明確にはわからないが、格段に料理が上達している。 まぐれかもしれないと思って他のおかずにも手をつけるが、 私がはじめに感じた水準を下回るものは、この弁当箱の中にはなかった。 ムギの舌でも確かめて欲しいのだけど、 紬「りっちゃんが同じことされたら嬉しくないでしょ?」 とて、かたくなに断られる。 自分の作った料理を、おいしいからみんなも食べて、って言われたら私なら嬉しいと思うけども。 しかし澪ならこう言いそうだ、というのも分かる。 澪「律にあげたんだから律だけが食べてくれ!」 ……その昔、澪の家で遊んでいたときに、机の角に引っ掛けて服を大きく破いてしまったことがあった。 夏場だったために上に着るものもなく、そのままでは帰れなかった。 そこで澪が、いくぶんかサイズの小さい、着古した服を奥から取ってきてくれた。 澪が1年前に着ていて、もう着れなくなった服らしく、サイズは当時の私にぴったりだった。 お言葉に甘え、私は遠慮なくその服をもらうことにした。 なにせ、澪は私の憧れるものをたくさん持っていた。 それからしばらくは、その澪のお下がりを1日おきに着ては洗濯し、 美人になった気分をぞんぶんに楽しんでいた。 しかし子供は体ばかりすぐ成長する。 いやらしい意味じゃねえよ。 コホン。たいそうなお気に入りだったが、1年もすれば小さくなって着れなくなってしまい、 澪のお下がりは両親の手によって弟、聡の手へと渡された。 その後のある日、澪が私の家に来て、聡が例の服を着ているのを見つけたとき、 澪は人が変わったように激怒した。 振り回されるようにして服を脱がされた聡はいまだにその事件がトラウマだし、 私だってあの時の澪の表情を思い出すのは怖い。 なんでも澪は、お下がりの服を私が大切にしてくれていると思っていただけに、 弟に渡されたのがひどくショックだったのだという。 私がいかに澪の服を気に入っていたかを再度説きなおし、 親が勝手にお下がりにしてしまったのだと説明して、どうにかその場で仲直りができた。 長くなったが、ようするに澪は精神的にも成長した今でも、 お弁当を誰かにやったら不機嫌にはなるだろうということだ。 とにかく、私はやたら美味い澪のお弁当を食べ、ムギとともに母のお弁当を片付けた。 律「やー、腹いっぱい」 紬「太っちゃうかもね」 律「ははは……1日くらい大丈夫だろ」 何点か、気がかりなことはある。 だけど普通なら私が首を突っ込んだり、殴り込んだりすることではない。 私はただ、上達した澪の腕前をほめたらいいのだ。 部室で会ったら一番にその話だ、と決めおいた。 しばらくムギやクラスメートと談笑していると、唯が戻ってきて、程なく午後の授業が始まった。 ―――― 律「ほうかーご!」 唯「イエスほうかーご!」 授業が終わった。 鞄を肩に、部室を目指して教室を出る。 唯「ちょっと憂のとこ寄るから、りっちゃんムギちゃんは先いってて」 律「またか、シスコン」 唯「すまんね、ラブラブなもんでして」 グフフ、と唯は気持ち悪く笑って階段を降りていった。 律「行くか、ムギ」 私も上り階段に足をかけたが、ムギは唯の去ったほうを見つめていた。 律「ムギ?」 紬「……今朝といい、昼といい、ちょっとね」 律「what?」 ムギの碧眼が私を見る。 紬「りっちゃん、おトイレ行きたい」 律「ひとりで……」 紬「ねっ?」 両手で私の手をとり、ニコッと微笑むムギ。 唾をのんだ私を、誰が最低とそしれようか。 そのしぐさにその笑顔はずるいぞムギ。 などと思う間に、トイレの個室まで連れ込まれた。 律「な、なんだ……?」 紬「あまり大きな声は出さないでね? 外に聞こえたら、ことだから」 あれ、もしかしてこれ私、やばいのでは。 いや、違うよな。さっき切れ切れに聞こえたことをちゃんと話してくれるんだろう。 分かってはいても、きっと私の顔は赤い。 律「その、ムギ、私は……」 紬「りっちゃん。これはあくまで私の考えなんだけどね」 律「ひゃい……」 近い、近い近い。 トイレなのに良い匂いする。おかしい。 真面目に話を聞け、田井中律。 紬「唯ちゃんと憂ちゃんは付き合ってると思うの」 律「えっ」 なんだそのどうでもいい話は。 ムギいい匂い。 紬「いくら仲良しだって、冗談でキスを見せつけたりするかしら。それに、憂ちゃんは乗り気じゃなかった」 律「あー」 紬「りっちゃんがみんなの気をそらさなかったら、唯ちゃんはあれにどうオチをつけるつもりだったのかしらね」 律「さぁ……」 紬「お昼のときも、わざわざ部室を借りて二人きりになりたがった……どうして?」 律「私たちを二人きりにさせようとしたんじゃないか」 紬「……えっ? りっちゃん?」 律「あ、いや、冗談……」 紬「……み、みんなと一緒でもよかったじゃない。お昼くらい、二人きりにならないでも」 律「そのくらいで付き合ってると決めつけられるかあ?」 ムギの体を押し返す。 まだ少し暑い。 紬「だから、私の想像でしかないけど……」 律「……確かめるなんて真似はよせよ?」 紬「……ううん、確かめるわ」 ムギは首を振った。 律「……」 まずい。うってかわって居心地が悪くなってきた。 律「……なんで、そこまでこだわるんだよ」 紬「それは、」 ムギの弁明を聞くつもりはなかった。 そんなことより教えてほしいのは、なんで私がこんなに苛立っているかだ。 律「誰が誰と付き合ってようが勝手だろ……どうだっていいだろ!」 紬「り、りっちゃん静かに……!」 律「……やめろよ、そうやって面白がるの。趣味じゃ済まねーよ」 紬「お、面白がってなんかないわ! 私は唯ちゃんと憂ちゃんの力になりたいだけ!」 律「なにが力になるだよ、バカにすんな!」 ……そうだった。 澪関連でトラウマは、お下がり事件と同時期に、もうひとつある。 律「唯と憂ちゃんは付き合ってるんだろ!? だったらそれでいいじゃんか、ムギが力になる必要がどこにある!」 律「私がいなきゃダメってか? 唯だって憂ちゃんだって、自分らで幸せになる方法くらい探せるんだよ!」 紬「……」 ムギは首筋から青ざめていった。 律「ムギは同性愛を差別してる。……もう一度言う。邪魔をするな」 捨て台詞を吐き、私は肩を怒らせて個室を出た。 早足で部室に向かう。 もう澪も梓も来ているだろう。 律「色々……マズったな」 取り返しのつかないことをしてしまった。 私の言ったことが聞こえた生徒もたくさんいるだろう。 唯と憂ちゃんは関係ないのに。ムギだって何も悪くないのに。 私の昔話に勝手に関連づけて、逆ギレして、唯と憂ちゃんを同じ目に遭わすのか。 今から火消しに走れ。暴論を撤回してムギに謝れ。自分に決着をつけろ。 律「おっまたせー!」 部室には梓がいた。 梓「あぁ、律先輩。……どうしました?」 律「どうしたってお前……私は部員のみならず部長だぞ? 軽音部の」 ひどい後輩だ。 梓「いや、そうではなく……」 律「なまいきなやっちゃのー! このぉ!」 ヘッドロックかけちゃる。 梓「えっと、あの……?」 律「なに?」 梓「ですから、何かあったんですか?」 律「……なにも」 梓「律先輩って分かりやすい人ですね……」 律「……」 梓「……言い出せないことなら、あえて訊きませんが」 ヘッドロックを下へ、下へ、梓を抱きしめる。 律「……あずさぁ」 梓「はい」 律「梓ってさ、……女の子に恋したことってある?」 梓「まあ、あります」 ……。 律「どんな子?」 梓「中学のときにいた、親友です。わけあって、友達じゃなくなっちゃったんですけど」 律「そっか。……私も好きな女の子がいたんだ」 梓「……そうなんですか」 律「小学校からの……あれ、幼稚園からだっけ。まあ、大親友だったんだが……」 梓「それって、み……むぐっ」 だまらっしゃい。 律「ただ、その子に振られちゃってからは、その子のことはおろか」 律「女の子を恋愛対象にすることもできなくなっちゃったわけ。いわゆるノンケになったんだ」 梓「ぶぁ。……そんなに好きだったんですか。それなのに、想いが通じなかったんですか?」 ……。 律「……通じ合ってたはずだと思うんだが」 梓「たいそうな自信で」 律「……」 梓「……ごめんなさい、聞いてみたいです」 律「……小5のころのことだ」 梓「早い思春期ですね」 律「その3年は前から好きだった」 梓「はい……」 ―――― その子……まあ、仮にM子としよう。 M子と私は、毎日どっちかがどっちかの家に行くぐらい仲がよかった。 学校でもずーっと一緒にいたから、まあ、お察しの通り、私たちの仲の良さをからかうやつがでてくる。 M子は学校のマドンナだったし、私はオトコ女とか呼ばれてたから、嫉妬されてたんだろうな。 でも、そんなことは全然気にならなかった。 M子だって大して気にも留めてなかった。 誰にそしられたって、好きって気持ちは揺るがないと思ってた。 ……あいつが現れるまでは、な。 あいつってのは、M子にふられる半年くらい前に転校してきたメガネの男だ。 名前を仮に……そうだな、G太としよう。 いつも遠巻きに私たちのこと見てて、そいつもM子に一目惚れしたんだろうな、と思ってた。 ある日のことだ。 毎度のごとく、M子と話してた私に男子が突っかかってきた。 私は応戦しなきゃならないから、席を立ったんだ。 さっきM子は気にしてないって言ったけど、私との時間がとられるのは嫌みたいで、むっとしてたな。 だから、G太にもわかったのかもしれないが。 私が怒鳴り付けようとしたところで、G太がいきなり立ち上がって、声を張り上げたんだ。 「M子ちゃんと律ちゃんは、たぶんレズっていうので、付き合ってるんだと思う。だから、邪魔をしちゃだめだ」 震える声でさ、そんなことをわざわざ言いやがった。 いや、言いたかったことはわかるさ。 面白がってたんじゃなく、正義心で私たちを助けたかったんだというのもわかる。 でも悲しいかな、偽善だった。 休み時間だったんだが、教室にいた奴らみんな「レズってなんだ?」と興味をもってザワザワしだした。 私たちも、「レズってなんだろう」「わかんない……」って言い合ってたんだけどな。 おい、笑うな梓。 まあ、そんな状況になればG太も、レズの意味を説明する。 「レズっていうのは、女の子なのに女の子のことが好きなんだ。だから、邪魔しちゃダメなんだ」 私は真っ赤になったよ。 お互い好きとも言ってないし、付き合ってなんていなかったけど、 M子のことが好きだっていうのははっきり自覚してたからさ。 私は真っ先にG太をぶとうと思ったんだけど、体が動かなかった。 「女の子なのに女の子が好き」ってフレーズが引っかかってさ。 といってもバカだったから、差別を受けたって思ったんじゃないぞ。 私がレズというやつなら、 「男子なのに女の子が好き」なやつや、「女の子なのに男子が好き」なやつは、何て言うのか気になってな。 私はG太に訊こうとしたんだが、ちと遅かった。 その途端に、私たちをからかってる奴らから一斉に、レズ、レズと野次が飛び出して、声が通らなくなった。 普段は積極的に参加してこない奴らまで野次りだして、地鳴りみたいにレズの声で教室が震えてさ。 M子は泣いちゃうし、最終的には私らが親を呼ばれたよ。 親と先生が話して、先生が誤解を解かせるように指導するって言ってたな。 そんときゃ、気にしなかったけど。 帰ってから私はお母さんに、G太に訊きたかったことを代わりにたずねた。 律「女の子が好きな女の子はレズっていうらしいけど、男子が好きな女の子は何て言うの?」 お母さんはこう答えた。 母「そういうのには、名前がないのよ」 もう少しだけ頭が足りなければ、「名前なしに対して私はレズ! 私って特別!」っていけたんだがな。 私みたいな小学生が、シンショーって言葉は知ってて、健常者って言葉がないと思ってるのと一緒でさ、 貼りやすいレッテルが存在するってことは、それは蔑まれてる存在ってことになるんだよな。 かくして、M子ちゃんを好きなりっちゃんは、ようやく自分が異常な人間であることを知ったのでした。 それから何度か、パソコンの授業の合間にこっそりと、 レズについて調べようとしたんだが、エロサイトしか出てこなかった。 ……梓、ここは笑うところ。 まあ、異常だってわかってたから誰にも相談できなかったし、 レズビアンって言葉を知ったのさえ、かなり後になる。 で、それからどうなったかって言うと、意外と早く話は動くんだ。 数ヵ月後にバレンタインデーがあってさ。 澪のやつ、学校じゃチョコよこさないで、放課後うちにでかいチョコケーキ持ってきたんだよ。 あ、M子な。 そんでチョコケーキを食べてるときに、澪はこう言ったんだ。 澪「あの……私、G太くんが言ってたレズだと思う。だって、りっちゃんのことが好きだもん」 と、まあ……告白だな。 でも私、ガキでバカでね。 いや、それは言い訳か。 律「……澪ちゃん、レズっておかしいことなんだよ?」 付き合ったら、ほんとにシンショー扱いだと思ったから。私はビビったんだよ。 律「澪ちゃんは、頭がおかしいって皆からいじめられても、私のこと好きって言える?」 ……澪は泣きながら首を横に振った。 私はふられたのさ。 手作りらしくて、にっげぇチョコケーキを一人で食べながら、 もうこれからは、ちゃんと男を好きになろうって決めたんだ。 3
https://w.atwiki.jp/gensouten/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/5198.html
amazonで探す @楽天で #帰ってきたウルトラマン を探す! 金19TBS 1971.04.02~1972.03.31 次 ウルトラマンA Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 怪獣総進撃 1971/04/02 51 ウルトラ5つの誓い 1972/03/31
https://w.atwiki.jp/gensouten/pages/12.html
人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
https://w.atwiki.jp/gensouten/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL