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俺はとある里で草の者として修行を積んでいた。しかし、ある日朝起きると、童女と見違ごうばかりの少女へと姿を変えていた。 別に驚くほどのことではない。ただ経験がなかっただけだ。 だが、この身体では修行にも任にも支障が出るので、長に指示を仰ぐことにした。 「ふむ、女体化してしまったか」 「長、如何なさいましょう」 「御主にはそのまま情報収集の任へと着いて貰う」 「しかし、この身体では…」 「問題ない。その手のシュミの御仁じゃ」 (…不安だ) だが、長の命令は絶対。素直に従うことにしよう。 「わかりました。それでは早速向かいましょう」 「ああ、頼んだ」 「あの姿なら『おじいちゃん』と呼んで欲しいのぅ…」 しかし、どうしたものか。長はその手のシュミだと言っていたが…。童女らしさでも強調すればよいのか?童女らしさ…。童女らしさ…。 とりあえず、転びながら大名行列に突っ込んで泣いてみよう。失敗したなら次の策だ。俺は丁度よくやって来た行列に突っ込んだ。 ズザァッ! なんだこれ、予想以上に痛いぞ!本当に涙が出てきた! 「ふ…ふぇ…」 「ふえぇぇんっ!」 ……… …… … なんだかやけに簡単に取り入ってしまった…。切り捨て御免寸前で殿に助けられ、そして今は居室に通され、菓子を食らっている。 「そなに慌てて食らわずともよい。代わりはまだまだあるぞ。これこれ、こぼしておるではないか。おぉーい、誰かおらぬか!」 やけにホクホク顔の殿が気持ち悪い。しかし、一応笑顔でコクコクと頷いておく。 「なんぞ聞きたいことはないか?何でも答えてやるぞ?」 「え?!うんとね、それじゃあねー…」 機密はダダ漏れだった…。 「よいのですか?草の者かもしれませぬぞ?」 「よい。幼女に騙されるなら本望じゃ…」 (ダメだ、この殿…) しかし、この殿は存外に長生きし、城下もしっかり発展していったと言う…。 ちなみにその後、長にたびたび「おじいちゃんと呼んで欲しいのぅ」と懇願されたことや、俺が幼なくの一として勇名を馳せたことはまた別の話。
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初心者訓練がしたい、人数少なめで回したいなど、特定の 訓練をしたい場合は、訓練したい人がホストになって 訓練所wikiに告知するなり、各部屋のから参加者を募って 余ってる部屋を使って訓練を行うようにするのはどうでしょう? -- (セブン) 2011-11-10 19 51 50 これも上記で出しましたが、口説いて、タイマン。 どなたかその日限定でテキチャに招待で戦術指南、ボイチャでも可 これでタイマン、少数での別部屋で回転上げての試合数は稼げます ミサ回避練習などは10分、弾無限、生き返り有りで、延々試合方式が結局、試合風味になりますが身につくんじゃないかと書いてみます。 砂回避とか、二段QB練習とかも招待してマンツーになればいいでしょうし。 -- (GZ) 2011-11-10 21 10 15 これについては私の手落ちですね。 今までもこういうのは話題に出ており、何かの講習をする際は前もって人を告知し人を集めたりするように言っていました。 が、そんな事トピックのログを全部見ないと分からないですよね^^; その内、訓練所の手引きに追加しておきます。 -- (砂漠の猫) 2011-11-10 21 11 51 訓練所の手引きに追加しましたので「解決済」にしたいと思います。 -- (砂漠の猫) 2011-11-15 17 22 25
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唯「うん!ごめんね、どっちも大好きなんて・・・」 梓「でも、和先輩のことは、友達として、ですよね?」 唯「もちろん!」 梓「じゃあ・・・愛してるって・・・言ってください///」 唯「え///」 梓「和先輩のことは、愛しては、いないですよね?」 唯「う、うん!そういう意味で好きなのはあずにゃんだけだよ!」 梓「じゃあ・・・目を見て、ちゃんと言ってください」パッ 唯「・・・愛してるよ、あずにゃん」 梓「////////」カアアアアア 唯「あずにゃんったら、顔真っ赤だよ?」アハハハ 梓「う、うぅぅ///」 唯「ねえあずにゃん」 梓「は、はい?///」 唯「あずにゃんも、言って?」 梓「!?」 梓「え、えっと///」 唯「あれ?あずにゃんは、私のこと愛してないの?」ウルウル 梓「そそ、そんなことないです!」 唯「本当?じゃあ、言って?」ニコッ 梓「(なんか、上手く遊ばれてる気が・・・)ううぅぅ///」 梓「(ま、いっか・・・///)唯先輩、その、愛してます」 唯「えへへ///もう一回言って?」 梓「えっ///・・・愛してます」 唯「へへー///ねえ、もう一回いtt」 梓「もう、言いません!///」 唯「ちぇー」 梓「もうっ」クスクス 梓「先輩、もう帰っちゃいますか?」 唯「え?」 梓「よかったら、ちょっと上がっていきませんか?」 唯「・・・そういえば、玄関でこんな話しちゃって、ごめんね」 梓「いいんですよ、さ。上がってください」 唯「うん、お邪魔しま~す♪」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 和「あのね、私、唯に言ったのよ」 憂「言ったって・・・?」 和「私は唯のことは親友だと思ってるわって」 憂「」 憂「はい?」 和「ほら、唯ったら勘違いしてたじゃない?『私は唯のことが好き』って」 憂「え!?」 和「ビックリよね?私も昨日、澪に聞いて驚いたわ」 憂「いえ、そっちじゃなくて!」 和「へ?」 憂「和さんは、お姉ちゃんのことが好きなんじゃなかったんですか!?」 和「え?違うわよ」 憂「」 和「あ、そうだったわね。みんなそう思ってるんだったわね」 憂「えっと・・・」 和「まあとにかく。それを伝えたら、唯ったら走って梓ちゃんの家に向かったのよ」 憂「なるほど・・・」 和「あの二人は、きっと、もう放っておいても大丈夫だわ」 憂「そう、ですね・・・」 和「だから、憂ちゃんは・・・自分のこと、考えて」 憂「へ?///」 和「前に言ってたじゃない?『事情があって、その人とは結ばれてはいけない』って」 憂「はい・・・」 和「あれって、どういうこと?」 憂「・・・私、お姉ちゃんの大切なもの、奪っちゃうかもしれないんです・・・」 和「?」 憂「私・・・和さんが好き、なんです」 和「」 和「」 和「」 和「え?」 憂「ごめんなさい、こんな形で言うべきじゃないのはわかっているんですけど・・・」 和「いえいえ、それは全然構わないわ。それより、憂ちゃん、私のことが好きなの?」 憂「はい///」 和「あのね」 憂「はい」 和「私も、憂ちゃんのことが・・・」 憂「・・・え?」 和「好き、なのよ」 憂「うそ・・・こんなことって・・・!」 和「憂ちゃん、憂ちゃんは私が唯の親友だから、だから、私とは付き合えないの?」 憂「・・・そう、考えてました。それに和さんはお姉ちゃんのことが好きだと思ってたし・・・」 和「・・・なんでみんなそんな勘違いしてたのかしら」 憂「だって、お姉ちゃんと和さん、仲いいじゃないですかっ」 和「私がよく唯の家に来るのは、あなたに会いたかったからっていうのもあるのよ?」 憂「!///・・・知らなかったです///」 和「ねえ、あなたもそろそろ自分のことを、自分の幸せを考えてもいいんじゃないかしら?」 憂「・・・」 和「もちろん、待って欲しいならいつまでだって待つわ」 和「でもね、もう・・・いいと思うの」 憂「和さん・・・」 和「憂ちゃん、もう一回言うわね」 憂「はい」 和「好きよ」 憂「///」 憂「私も、好きです///」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 唯「あーずーにゃん!」スリスリ 梓「先輩・・・///」 唯「ねえ、こっちむいて?」 梓「?」クルッ チュッ 唯「えへへ、しちゃった♪」 梓「/////////」 梓「せ、先輩、何///」 唯「あずにゃん、私ね、あずにゃんともっとこういうこと、したいよ」 梓「へ?///」 唯「イヤ?」 梓「大歓迎です」キリッ 唯「えへへ~♪やったぁ♪」プチプチ 梓「え、え、え?」 唯「どうしたの?」 梓「なんで脱がせるんですか///」 唯「もっとしたいって言ったら、いいよって言ってくれたよね?」シュン 梓「確かに言いましたけど・・・今ですか!?」 唯「うん、駄目?」 梓「駄目、じゃないですけど・・・」 唯「あ、そっか、ごめんね。私汗臭いよね?」クンクン 梓「(いや、そういう問題じゃ・・・)臭くないですよ、先輩の匂いがします・・・///」 唯「なんか、恥ずかしいね///」 梓「先輩、やっぱりこういうことは、また今度にしませんか?」 唯「あずにゃん?」 梓「なんていうか、今はこの余韻に浸っていたいって言うか・・・」 唯「うん、わかったよ。あずにゃんがしたくなったら、いつでも言ってね?」 梓「はい・・・先輩、もう帰っちゃいますか?」 唯「うーん、もうちょっといようかな?」 梓「いいんですか?」 唯「うん、和ちゃんと憂にも、時間が必要だと思うし」 梓「えーと、どういう状況なんですか?」 唯「私の口から言って良いのかなぁ・・・?」 梓「・・・気になります」ムー 唯「えっと・・・和ちゃんは憂が好きなんだ」 梓「」 梓「」 梓「はい?」 唯「びっくりでしょ?私、てっきり、和ちゃんは私のことが好きなんだと思ってて・・・」 梓「私もそうだと思ってました・・・」 梓「でも・・・上手く行きそうですね」 唯「あずにゃんもそう思う?」 梓「はい。だって、憂も和さんのこと、好きじゃないですか。両想いなら話は早いですよ」 唯「え!?憂って、そうだったの?」 梓「・・・一緒に暮らしてて気付かなかったんですか・・・」 唯「知らなかった・・・」 梓「和さんの話をするときの憂は・・・そりゃあもう可愛いですよ?」 唯「浮気だっ」プンスカ 梓「そんなんじゃないですってw」 唯「でも・・・そっかぁ。あずにゃん?」 梓「はい?」 唯「やっぱり、今日、泊まってっていい?」 梓「全然いいですよ♪」 唯「やった♪じゃあ憂にメールしよーっと♪」 ピッピッピ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 憂「・・・///」 和「・・・///」 憂「和さん、その・・・」 和「えっと・・・なに?」 憂「本当に、私なんかでいいんですか?」 和「憂でいいんじゃないの、憂ちゃんがいいの。憂ちゃんじゃないと嫌よ」 憂「///」 和「そろそろ、帰ったほうがいいかしら」 憂「・・・嫌です」 和「え?」 憂「せめて、お姉ちゃんが帰ってくるまで、一緒にいてください」 和「もう、しょうがない子ね」クスクス トゥルストゥーン♪ 憂「お姉ちゃんからメールだ」 和「え?なんて?」 おかげさまであずにゃんと付き合うことになりました! 今日はあずにゃんの家に泊まるから、和ちゃんにはゆっくり してもらってね! 憂「」 和「よかったわ。全く、一時はどうなることかと思ったけど・・・」 憂「よかった・・・本当に、よかった・・・」ポロポロ 和「憂ちゃん、こっちおいで?」 憂「はい・・・」スリスリ 和「本当に、よかったわね」ギュッ 憂「はい・・・!」 和「で、『唯が帰ってくるまで一緒にいる』って話だったと思うけど・・・」 憂「・・・///」 和「私は、泊まってもいいのかしら?」 憂「お姉ちゃんが帰ってこないなら、そういうことになりますね」ニコッ 和「(まずい、憂ちゃん可愛すぎるわ)///」 憂「あの、変なこと言っていいですか?」 和「なに?」 憂「名前・・・呼び捨てにしてもらえますか?」 和「・・・うーん、条件があるわ」 憂「なんですか?」 和「敬語、やめてくれたら、いいわよ」 憂「わ、わかったよ」 和「きごきないわねー?」 憂「そんな急には無理です、じゃなくて無理だよ」 和「あはは」クスクス 憂「ねえ・・・名前、呼んでよ」 和「憂」 憂「///なんか、恥ずかしいね・・・///」 和「その内慣れるわよ」 憂「私ね、和さんに」 和「ちょっと待って、私も呼び捨てにして欲しいな?」 憂「うう///わかったよ///私ね、ずっと和にこうやって呼んで欲しかったんだ」 和「呼び捨てで?」 憂「うん///」 和「そう・・・私も、和さんじゃなくてもっと親しげに呼んでほしかったわよ?」 憂「そっか・・・。なんか、『ちゃん』とか『さん』とか、敬語とか・・・距離を感じるよね」 和「そうそう。唯達はどうするのかしら・・・?」 憂「あの二人は・・・変わらないと思うな。なんとなくだけど」 和「確かに、私もそんな気がするわ」 憂「あ、お姉ちゃんにメールの返信しないと・・・!」 和「あ、すっかり忘れてたわね・・・」 憂「うう、ごめんね、お姉ちゃん」 和「そのメールの返信が終わったら一緒にお風呂・・・」 憂「その前に、まずお夕飯食べよう?///」 和「あ、そうね///そういえば、まだ食べてないんだっけ?」 憂「うん。腕によりをかけるからね!」 和「楽しみにしてるわ」クスクス 10
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初出:4煎24スレ 14レス目 2005/06/18(土) 05 30 06 ID eugUp+9v0 問題 最低の屑問題見て2秒で考えた問題投下 男は女にSMがしたいと言った。 女は「○○○○。」と断ったが、なぜか男はますます興奮した。 さて? 誰かマジに(もしくはネタに)答えてくれよwwwwww ヒント なし 解答 しないで。(竹刀で)
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こんなことがしたい こんなことがしたい 堅牢 履歴管理 とりあえず容量が増えればいいや 堅牢 とにかく障害に強くしたい → ミラー 手軽にバックアップしたい → センド 履歴管理 過去の状態に戻せるように → スナップショット とりあえず容量が増えればいいや ストライピング
https://w.atwiki.jp/hayate-tcg/pages/827.html
夏3-19(R) Bカード カードタイトル:桂ヒナギク パワー:1500 アドヴァンス:タンクトップx1 ジョブ:タンクトップ iluus:戸橋ことみ DS 3 PS 2 このカードが攻撃した時、あなたの場にある『三千院ナギ』のAキャラカードを1枚選んでスタンバイさせてよい。スタンバイさせたならば、カードを1枚引く。 ボコボコにしたら、すっきりしたわ 攻撃した時、Aキャラナギをスタンバイすれば1ドロー出来るカードです。 「攻撃した時」なのでコスプレを使用し生き残らせることで、 何度もドローすることが可能になります。
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キャンペーン期間 2015年8月10日(月) ~ 2015年11月10日(火) メンテナンスまで 招待人数による報酬 招待人数 賞品 1人目 風車のかんざし【頭】 2人目 にんにん巻物 空【】 &300ジュエル 3人目 どろろん煙幕 type2【】 &300ジュエル 4人目 忍びわんこ【】 5人目 したっぱくのいち 空【服】 &600ジュエル &拡張クローゼット5 6人目 にんにん巻物 桃【】 &600ジュエル 7人目 どろろん煙幕 type1【】 8人目 忍びの武器【】 &900ジュエル 9人目 したっぱくのいち 桃【服】 &900ジュエル 10人目 立派なくのいち【服】 &拡張クローゼット5
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中二病でも恋がしたい! マビノギオンバインダー 中二病でも恋がしたい! マビノギオンバインダー 発売日 :2013年11月30日 商品情報 ・本体サイズ:縦約307mm×横約255mm×背幅約57mm (A4タテ) ・収容枚数:コピー用紙約400枚 中二病でも恋がしたい!A3デスクマット 中二病でも恋がしたい!A3デスクマット 発売日 :2013年8月15日 商品情報 ・コミックマーケット84販売品 小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!映画パンフレット 小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!映画パンフレット 監督 石原立也 声 内田真礼、福山潤、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ 発売日 :2013年9月14日 商品情報 ・A4サイズ 中二病でも恋がしたい! パラパラトランプ 中二病でも恋がしたい! パラパラトランプ 発売日 :2012年12月19日 商品情報 ・印刷:表面/フルカラー 裏面/3色 パッケージ/フルカラー ・素材:カード紙 ・ブリッジサイズ:58mm×89mm 中二病でも恋がしたい! ホログラム下敷きセット【real/unreal】 中二病でも恋がしたい! ホログラム下敷きセット【real/unreal】 発売日 :2012年12月19日 商品情報 ・枚数:2枚1組 ・印刷:両面フルカラー ・サイズ:各25.7cm×18.2cm(B5サイズ) ・特殊加工:表面のみホログラム加工(裏面は硬質ラミネートのみ)
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「おっさん、俺は必ずみんなと脱出してみせるから……」 ライダーの体が消失し、天へ召されたのを見送る少年、北川潤。 俺はおっさんの事を忘れない。 だからおっさんも俺の事を忘れないで王の生きた証として俺を刻んでくれ。 そして、安らかに死後の世界を征服を果たして俺がいずれそこの住人となるから。 拳を握り決意を固める。 相沢と水瀬を助け、かつ困った参加者を助ける。 ライダーと出会う前まではまだ呆然としかわからなかった自分。 既に参加者に手をかけた今なんて事もあったかもしれない。 だが、それはライダーとの邂逅により、その可能性は0になった。 「待ってろよ、俺が今困っている奴らを助けてやるから」 涙は見せない。 あの時流した涙は彼を弱くするどころが別人の強くなった。否、別人の様に強くなった。 ※※※ 「クソッ、参加者は誰か居ないのかよっ!」 現在、設置されていた赤いポストに殴りかかっていた中学生ぐらいの若すぎる少年が居た。 だがその必死に血走りながら、憎しみながらポストに当たる彼の目は中学生のものにしては恐ろしく、破壊心が大きく目立ち人間の目なのかすら危うい。 長沢勇治。 壊れた彼は街中の物を壊しまくった。 掲示板、自転車、ゴミ箱、店前の人形、植木鉢。 様々な物に全てを押し付けていた。 その破壊活動に貢献している彼のバットは未だ健在だった。 本来なら寿命を超えた働きをしたのだが、彼の為だけにその寿命を苦しみながらもまだ生きている様な不思議なバットであった。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 ポストももはや原型がない。 それが四角い物だったのかと問いかけたくなるぐらいに。 「チクショー、みんな俺をバカにしやがって!」 長沢は参加者と遭遇しない理由を「自分は子供だから相手にする価値がない」とバカにされた気分であったからだ。 なら、バカにされないぐらい恐怖心を参加者に思い知らせるんだ! 長沢が気合いの一撃を放つ。 もうポストは砂になっていた。 ※※※ 「次はどいつだぁー!」 長沢が街をかける。 普段なら誰かが居てもおかしくない街中。 だがそんな光景はまるでドラマの撮影のセットと言わんばかり、人々以外は元々の場所に決まった何かがしか設置されていない街(セット)だった。 「ん……?」 長沢の目に遠くから人が見える。 金髪で自分よりいくつか大きく見える男性。 その目は優しそうで、長沢にとってつまらない人間に見えた。 バットを強く握る。 物を壊しながらの人を殺す練習は終わり。 長沢は決意する。 ※※※ 「待ってくれよそこの金髪の兄ちゃん」 自分が呼ばれているのかと前を向くと護衛用に持つバットを持った少年だった。 肩で息をしてたりしているので誰かに追われたのだろうか? それ以前に自分より年下だ。 ゲームなんか乗るはずがない。 これが北川の結論だった。 「僕――俺の名前は長沢勇治、ただの学生だよ」 まだ声変わりがまだなのか幼い声でそう名乗った。 先に僕と言いながら俺と訂正した辺りが大人びたいという表れが見え隠れする年頃であった。 「俺は北川潤。俺もただの学生だよ」 「うん、北川の兄ちゃんだね」 記憶したとOKのマークであろうか? 笑いながら指で丸を作る。 OKのOであろうか。 「俺はこのゲームに巻き込まれてからずっと隠れながら逃げていてやっと兄ちゃんに会えたところなんだ」 自分が今まで何をしていたかという問いにそう答えていた長沢。 「そっか、この島の広さだし誰にも会えない参加者なんてのもまだ居るんだな。俺はライダーと真アサシンに会った」 「あ、アサシン!?」 ゲームが趣味の長沢はアサシンという単語に驚きが隠せなかった。 暗殺者の意味を持つアサシンが出るRPGのキャラクターを思い浮かべていた。 「真アサシンは名前の通り暗殺者だ。それでライダーのおっさんはアサシンに殺された。だから真アサシンには気をつけろ長沢」 「わ、わかった」 端から見れば兄弟か先輩後輩に見える関係が築かれてきていた。 だが、それはあくまで……。 ――ガンッ! 長沢の演じていたキャラクターに過ぎなかった。 「な、何を……する、長さわ……」 堂々と振り下ろされたバット。 あまりにも自然な不自然に北川はバットをもろに頭に一撃くらわされた。 そして床に倒され、足で踏まれる。 「ぐぅ……」 「うわっ、兄ちゃん傷だらけだねぇ」 先ほどの真アサシンに投げられたナイフの傷が今更ポッカリと傷口から血が流れる。 足りなくなる血。 遠くなる意識はまるでカメラからピントがドンドンズレていく様な感覚に近かった。 そしてすべてが曖昧な色から白か黒だけのよくわからない色に染まるのだ。 今回こそ北川を助ける者は居なかった。 ※※※ 「へへっ、北川の兄ちゃんライダーとか言う奴のデイパックまであんじゃん。大丈夫だよ北川の兄ちゃん支給品に満足したら殺さないであげるからさ」 「本当は殺したいけどね」と付け足す長沢。 長沢は北川を人間を見る目ではなく、食物連鎖として家畜の命を刈る目をしていた。 いや、家畜の命を取るのは生活をしていくのに深く意味する慈悲深い行為であるのだが、今回の長沢の件は意味のないただの暴力に過ぎない。 「日本刀だ!すげぇ!」 修学旅行にて木刀を買ってくる学生の気持ちがほど良くわかる長沢だった。 「これは確かに欲しくなるかも」と。 「こっちはクロスボウかラッキー♪」 日本刀とクロスボウ。 これにより接近戦から遠距離戦まで自分はする事が出来る。 自分の意味のない2つの支給品よりはマシだと思った。 長沢のデイパックには金属バットと雲のマーレリング、蛇のお札が入っていたがほぼハズレの支給品だろう。 北川のデイパックには日本刀とアリクイのぬいぐるみと腕時計が入っており、ライダーのデイパックにはクロスボウとステゴサオルスのTシャツに謎の注射器が3本入っていた。 「おやおや、北川の兄ちゃんは死なないで済みそうですな」 ケラケラ笑いながら長沢は北川の首に向けてその注射器を注入する。 中に入った液体はわずか数秒で北川の体全体に流れていった。 「じゃあ北川の兄ちゃんに優しい俺から贈り物をしてあげよう」 ステゴサオルスのTシャツ、蛇のお札役経たずばかりを北川のデイパックに移し変えた。 「ありがとうね兄ちゃん。俺兄ちゃんのぶんまで戦うから」 誰の敵討ちでもない意味のない言葉を残し長沢は明るくなりはじめた道を歩き始めた。 【G-8 街/早朝】 【長沢勇治@シークレットゲーム-KILLER QUEEN-】 【装備:日本刀@現実、金属バット@ひぐらしのなく頃に】 【所持品:支給品一式 クロスボウ1/1@シークレットゲーム-KILLER QUEEN- クロスボウの矢10/10 雲のマーレリング@家庭教師ヒットマンREBORN! アリクイのぬいぐるみ@Kanon 阿良々木暦の腕時計@物語シリーズ H173の注射器2/3@ひぐらしのなく頃に Keyコーヒー×4@Angel Beats!】 【状態:疲労(小)、精神異常】 【思考・行動】 1:皆ブッ壊す。 2:バイバイ、北川の兄ちゃん。 【備考】 ※本編開始前からの参戦。 ※精神異常は、何かきっかけがあれば戻る可能性もあり。 ※真アサシンの情報を知りました。 ※※※ 「畜生、まさか長沢がゲームに乗った者なんて――あれ?」 気絶させられ、15分くらいしてすぐに目を覚ました北川だったが自分は死んだとばかり思っていたのだったが、何故か生きていた。 いや、あんな殺意を持った少年の目つきを見た今となるとほぼ何かされたのは確実にわかる。 「クソッ!デイパックの中身がすり替えられてやがるっ!」 中でも一番に目を引いたのは蛇のお札であった。 お札にしては変な派手なデザインをしていてこの反応は当たり前であった。 「長沢の野郎!いや、何故俺はまだ生きている……?良い事だが」 だが北川は知らない。 H173の注射器を体に打ち込まれている体になっている事など。 長沢は効果はわかっていなかっただろうが、これは雛見沢症候群という人々を疑心暗鬼にさせて、首を痒くさせて最終的には首を思いっきり掻いてしまい死んでしまう悪魔の病気であり、完全に治る方法などない。 しかも長沢は『不必要な物』とみなした蛇のお札があった。 これはいっぱいの喰わせ者で、参加者の1人である千石撫子の探し求める物であり、彼女を神様としてしまう言うならば死亡フラグの塊のお札である。 雛見沢症候群、蛇のお札。 2つの危険を伴っているこの男はすぐそこの危険に未だ気付く気配がない。 【北川潤@Kanon】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式 ステゴサオルスのTシャツ@AIR 蛇のお札@物語シリーズ】 【状態:傷(多)、精神的大ダメージ、雛見沢症候群】 【思考・行動】 1:おっさんの意思を受け継ぎ生きる。 2:みんなと脱出する。 3:真アサシンと長沢は危険。 【備考】 ※共通ルートからの参戦。 ※聖杯戦争の事についてたくさんの説明を受けました。 【雲のマーレリング@家庭教師ヒットマンREBORN!】 白蘭の部下である真6弔花の桔梗のマーレリング。 【蛇のお札@物語シリーズ】 名称不明。クチナワさんという妄想が取り憑いた千石撫子が探し求めるお札。食べたら最後神になる。 【アリクイのぬいぐるみ@Kanon】 倉田佐祐理が川澄舞に一番大きなぬいぐるみをと選んだ誕生日プレゼント 【阿良々木暦の腕時計@物語シリーズ】 阿良々木暦の右利きなのに右腕に巻く腕時計。 【クロスボウ@シークレットゲーム-KILLER QUEEN-】 弓矢と銃が合体した様な武器。長沢勇治のクロスボウを構えている姿がシークレットゲームのOPにて確認出来る。 【ステゴサオルスのTシャツ@AIR】 神尾観鈴の愛用。ステゴサオルスのプリントにガオガオと描かれている。 【H173の注射器@ひぐらしのなく頃に】 雛見沢症候群を引き起こす注射器。 ああっ、侍さまっ 時系列 ひぐらし/CLANNAD night 終わりのクロニクル 投下順 Departure 散りゆく者への子守唄 北川潤 [[]] こわしや勇治 長沢勇治 白色 の 最強
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夏3-19(R) Bカード カードタイトル:桂ヒナギク パワー:1500 アドヴァンス:タンクトップx1 ジョブ:タンクトップ iluus:戸橋ことみ DS 3 PS 2 このカードが攻撃した時、あなたの場にある『三千院ナギ』のAキャラカードを1枚選んでスタンバイさせてよい。スタンバイさせたならば、カードを1枚引く。 ボコボコにしたら、すっきりしたわ 攻撃した時、Aキャラナギをスタンバイすれば1ドロー出来るカードです。 「攻撃した時」なのでコスプレを使用し生き残らせることで、 何度もドローすることが可能になります。