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皆神 さくや(みながみ さくや) 皆神 さくや キャラクターカード 属性:知 使用代償:[白白] MHP:500 [武]:100 [敏]:100 [知]:400 [器]:300 [穏]:200 作品名:黄昏のシンセミア 特殊能力1:さくやの想い 使用代償:[白白] 自ターン中に使用する。 相手ターン終了時まで、このキャラに知+300穏-300する。(1ターンに1回まで宣言可能) 特殊能力2:家族 使用代償:[赤HP-200] あなたの手札を1枚破棄する。破棄した場合、あなたのゴミ箱の「黄昏のシンセミア」キャラ1体を、持ち主の手札に入れる。(1ターンに1回まで宣言可能) 「だって、私が兄が好きというと、ブラコン扱いされてしまいますから」 Version/カード番号 Ver.2.0/P013 レアリティ P コメント エースにする時は
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金太郎・家族も仕事もがんばる制服 tvasahi_suit_kintaro_w_*_1001.swf bk, bl 六本木 テレビ朝日ランド メイン広場 パソコン ファッション トップス 女子限定 180アメG
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名前:いぬさくや 称号:半年ぶりに起動しまんた キャラ:橙 まだページが無い様子でしたので作成させて頂きました。 宜しければ気が向いたときにでも、何か書きたいことがあれば更新して下さい。 松月の庵200卓目の記念卓にお越し下さった際には橙を使っておられました。 確定大三元を聴牌された時は自摸られない様にと一心に願っていましたが、 操作ミス無ければ自摸和了りしていたという…その事を知った際には恐怖を覚えました。 記念卓に御出で下さった事に感謝すると共に、今後同卓される機会がありましたらその時も宜しくお願いします。 次回更新する際にこのコメントは削除して頂いて結構です。Nemo
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アネモネ :がんばるぅ子 キャラクター詳細 『Es ケープジャスミンの温室』「恐ろしい魔女は本当にいる。だから私は、まだ生きてしまっているんだ」 small(){イラスト} 『Es ケープジャスミンの温室』エンドカード ステータス STR CON POW DEX APP SIZ INT EDU HP MP SAN 12 12 12 10 7 11 15 9 12 12 60 技能値 こぶし:20 拳銃:35 鍵開け:11 隠れる:35 忍び歩き:40 聞き耳:70 目星:50 機械修理:50 おう:35 製作(機械人形):35 芸術(人形デザイン):10 電気修理:30 値切り:20 心理学:15 生物学:41 電子工学:21 設定 年齢:15歳 登場セッション 22/05/06 【クトゥルフ神話TRPG】Es ケープジャスミンの温室 #るぅ子のえすじゃす
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春のダンジョン:羽ばたく花の丘 夏のダンジョン:星降る砂原 秋のダンジョン:虹登る滝 冬のダンジョン:氷原に咲く花 結婚後デート 春のダンジョン:羽ばたく花の丘 【さくや】 んー、ええ雰囲気やね。こういうとこ居ると、自然と笑顔になってまうわ。 【マイス】 うん、穏やかな気持ちになるよね。 【さくや】 ほんま、あの花なんか、心なしかお金に見えてくる気いするしな。 【マイス】 …………。 【さくや】 あ、そうや!実はウチ、ちょっと歩きつかれてきたんよ。ここらでちょっと休んでかへん? 【マイス】 うん、いいよ。 【さくや】 なあ、マイスはん。花はやっぱり心がやすらぐなあ。 胸がはずむ・鼻がムズムズする・目がかすむ ▼胸がはずむ 【さくや】 マイスはん、意外に乙女チックやな。 【マイス】 え?そうかな……。 【さくや】 あ、ストップ! 【マイス】 え!? 【さくや】 って、小銭か思たら花びらやったわ。すまんすまん。 【マイス】 さくやはもうちょっと夢を持ったほうがいいと思うよ。 【さくや】 そうやろうか? ▼鼻がムズムズする 【さくや】 あー、確かに。花粉がなあ。けど、この場所で花粉って……。マイスはん、もっと、ムードとか考えてくれな。 【マイス】 ご、ごめん……。 【さくや】 そしたら罰金100ゴールドな。 【マイス】 え!? 【さくや】 なーんてな♪ ▼目がかすむ 【さくや】 そら単なる疲れや。 【さくや】 それにしても、なんやさっきからウチばっか喋ってる気いするわ。 【マイス】 そう? 【さくや】 なあ、マイスはんは何かウチに聞きたいこととかないん? 【マイス】 じゃあ……。 さくやはなにが好き?・さくやはなにが嫌い?・さくやは僕のこと好き? ▼さくやはなにが好き? 【さくや】 そうやなあ。お刺身とか珍しいアイテムとかかな。けど、お刺身はペルちゃんがおるとこでは食べられへんからな。 【マイス】 じゃあ、今度一緒に、グルテンさんの食堂にでも食べに行こうか? 【さくや】 え?おごってくれはるん?なんや悪いなあ。 【マイス】 え!? 【さくや】 冗談や、冗談。 ▼さくやはなにが嫌い? 【さくや】 卵やな。 【マイス】 卵が嫌いなんだ。 【さくや】 ほら、爆発とかするし。 【マイス】 爆発!? ▼さくやは僕のこと好き? 【さくや】 は!?な、何やいきなり!ウチをからこうてるんか!? 【マイス】 さくやは僕のこと嫌いなの? 【さくや】 う……。そ、そら、嫌いやないけど……。 【さくや】 あ、そうゆうたらこの町ではな、この花畑で結婚式をあげんねんて。舞う花びら。一面の花畑。ドレスに包まれながら、大切な人と誓いの言葉を交わす。なあ、素敵や思わへん? そうだね・汚したら大変そう・ドレスはエリザさんに頼むの? ▼そうだね 【さくや】 な、ロマンチックやろ♪けど、相手がおらんことにはなあ……。 【マイス】 そうだね。 【さくや】 …………。 【マイス】 な、なに? 【さくや】 ……え~。 ▼汚したら大変そう 【さくや】 え~、そないなときドレスの心配て、マイスはん、どんだけ無神経なん? 【マイス】 ご、ごめん……。 【さくや】 けど、確かに汚したら一大事やら。気いつけんと……。 【マイス】 え? 【さくや】 な、なんでもない、なんでもない! ▼ドレスはエリザさんに頼むの? 【さくや】 え~、今、エリザはんの話て。もうちょっと空気読んだってや。 【マイス】 ……ご、ごめん。 【さくや】 ま、マイスはんやしな……。 【さくや】 ほんなら、そろそろ行くとしよか。 夏のダンジョン:星降る砂原 【さくや】 はー、いつ見ても圧倒されるなあ。ここに来ると心が洗われるんよ。人間なんてちっぽけで、俗世の価値なんてもっとちっぽけな――あっ!マイスはんの足元にゴールドの輝きが!! 【マイス】 え!? 【さくや】 って、目の錯覚か……。はあ……。 【マイス】 …………。 【さくや】 なんやどっと疲れてもたわ。ちょっと休んでいかへん? 【マイス】 うん、そうしようか。 【さくや】 はー。それにしても、ほんまに果てしないなあ。 【マイス】 そうだね。 【さくや】 なんとなく、ウチらの生き様みたいやね。先の見えん旅の途中や。 【マイス】 うん……。 【さくや】 なあ、マイスはん。……結婚て考えたことあるか? あるよ・ないかな・先日、結婚しました ▼あるよ 【さくや】 そ、そうなんや。意外と色々考えてるんやな……。 【マイス】 意外とって。 【さくや】 ウチは最近まで全然考えたことなかったわ。そんなことより、女将になるための修行の方がよっぽど大事や思うてたし。 【マイス】 じゃあ、最近はどうなの? 【さくや】 そ、それは……。……企業秘密や。 ▼ないかな 【さくや】 そか。……そしたら、まだまだこれからやね。 【マイス】 え? 【さくや】 な、なんでもないで! ▼先日、結婚しました 【さくや】 な!? 【マイス】 子供もいるんだ。 【さくや】 ええっ!?って、そんなわけあるかっ! 【マイス】 でも、急にどうしたの?結婚の話なんて……。 【さくや】 そら、決まってるやん……。 結婚したい相手が?・新しい客寄せ?・式はいつの予定? ▼結婚したい相手が? 【さくや】 …………。 【マイス】 え?違うの? 【さくや】 ……これやもんな。 【マイス】 え? ▼新しい客寄せ? 【さくや】 え~!そんなわけ……。いや……ちょい待ち。 【マイス】 え? 【さくや】 花畑で挙げる結婚式。四季折々の新婚旅行。これ、いけるんと違う……? 【マイス】 はあ……。 【さくや】 ってあかんあかん!また話がそれてもたわ……。 【マイス】 はは……。 ▼式はいつの予定? 【さくや】 そやな~、もう明日なんよ。なんとか時間空けてくれると嬉しいんやけど……。て、そんなわけあるかいっ! 【マイス】 あはは。 【さくや】 ま、マイスはんが鈍感なんは今日に始まったことやないし。そんでも、これだけは……。 ええか、マイスはん。正直に答えてな。 【マイス】 え?うん……。 【さくや】 その……。ウチのこと、どない思うてんのん? かわいい・ごめんなさい・しののめさんの娘さん ▼かわいい 【さくや】 そ、そか……? 【マイス】 うん。 【さくや】 そしたら、ウチにもまだチャンスはあるいうことやね……! 【マイス】 ? ▼ごめんなさい 【さくや】 え……。 【マイス】 やっぱり僕は、さくやの相方にはなれないよ。 【さくや】 そ、そんな……。 【マイス】 僕はペルシャみたいにボケられないから。 【さくや】 って、そっちの相方かっ! ▼しののめさんの娘さん 【さくや】 ん?なんでおかんの名前がウチの名前より先に出んのん? 【マイス】 いや、それは……。 【さくや】 それは? 【マイス】 と、特に深い意味はないよ。うん……。 【さくや】 ちょっと喋りすぎてしもたな。ほんなら、そろそろ行くとしよか。 秋のダンジョン:虹登る滝 【さくや】 んー。ここはほんまに気持ちええなあ。涼しいし、空気もきれいやし。 【マイス】 うん、そうだね。 【さくや】 滝見弁当とか作って売り出したら、絶対もうかると思うやろ? 【マイス】 いや、それは……。 【さくや】 ま、商売の話はまた今度でええわ。それより、せっかくここまで来たんやし、ちょっと遊んでいこか。 【マイス】 あ、うん。 【さくや】 やっぱりここの滝はキレイやね。 【マイス】 うん、そうだね。 【さくや】 なあ、マイスはん。ウチな、見てみたい景色があるような気いすんねん。 【マイス】 見てみたい景色? 【さくや】 うん。それがどないな場所にあってどうしたら行けるんかも分かれへんのやけど、なんとなく……歩き続けてたら、いつかそこに辿り着ける気いしてな。 かなうといいね・どんな場所なの?・行ってきます ▼かなうといいね 【さくや】 うーん、どうやろ。ちょっと微妙やな……。 【マイス】 え?どうして? 【さくや】 そやなあ……。叶えたいから頑張れてることが、叶ってしもたとたんに頑張れへんようになってまいそでな。そやし、届きそうで届けへん、この感じが一番ちょうどよい気もしてるんよ。 ▼どんな場所なの? 【さくや】 うーん……。はっきりした形はないんやけど、キレイなとこやな。て言っても、ぼんやりしててあんまり伝わらへんよね。 【マイス】 ……うん。 【さくや】 そんでも、目標ってそういうもんやんか。どんな具体的なもんでも、それがあるんは心ん中なんやし。そんでもって、そうやってぼんやりしてるから、頑張ってかなえたろて思えるしな。 【マイス】 最初から結果が見えてたら面白くないからね。 【さくや】 そういうこと。さすがマイスはん、分かってるやん♪ ▼行ってきます 【さくや】 どこにやねん。 【さくや】 なあ、マイスはんには何かないのん?なんていうか、そういう目標みたいなもん。 人が喜ぶようなものを作りたい・強くなりたい・婿養子 ▼人が喜ぶようなものを作りたい 【さくや】 ふーん。野菜とか料理とか? 【マイス】 僕もよく分からないんだけど……。ただ、喜んでくれる顔が見たくて、色々と頑張れてると思うから。だから、とにかく喜ばれるものを作れるようになりたいな。それが何かは分からないけど。 【さくや】 そか。……マイスはんも同じなんやな。 ▼強くなりたい 【さくや】 そらまた何で? 【マイス】 理由はいらないんだよ。強くなることが目的であって、理由でもあるから。 【さくや】 ふーん。そんなもんなんや。 ▼婿養子 【さくや】 え!?そ、そうなんや……。婿養子な。……おかんに相談してみよ。 【マイス】 え? 【さくや】 な、なんでもあらへん! 【さくや】 その、マイスはん。良かったら……えっと、ウチと一緒に旅館をやってみたりとかせえへん? 興味はあるかも・畑があるから・女湯の番頭なら ▼興味はあるかも 【さくや】 そうなんや! 【マイス】 でも、興味はあるけど、実際にどういう仕事なのか知らないと……。 【さくや】 そやな!そしたら、今度またじっくり話そか。二人の未来についてとか♪ 【マイス】 え? ▼畑があるから 【さくや】 畑は続けながらでええやん。 【マイス】 え?いいの? 【さくや】 というか、旅館の仕事はだいたいウチがしたらええしな。あとはマイスはんの畑で採れたもので料理出してもろたりすれば、立派な夫婦旅館や……。な、なーんてな!あはは……! ▼女湯の番頭なら 【さくや】 は? 【マイス】 あ、いや、なんでも……! 【さくや】 ふー、ようしゃべったな。そしたらそろそろ行こか! 冬のダンジョン:氷原に咲く花 【さくや】 はあ……。この花はいつ見ても見事やね。これでこの寒さがなかったら完璧やねんけど。 【マイス】 それだと、この花自体が成り立たないんじゃない? 【さくや】 そう、そこやねん。『おみやげに氷の花を一輪』いいフレーズや思てんえど、いかんせん日持ちがな……。 【マイス】 売る気だったんだ……。 【さくや】 けど、間近でこの花見てると、そんな無粋な考えなくなってまうわ。な、マイスはん。ちょっと眺めていってもええ? 【マイス】 うん、もちろん。 【さくや】 それにしても、こんだけキレイやとウチもお客さんに紹介しがいがあるわあ。 楽しそうだね・大変そうだね・さくやもキレイだよ ▼楽しそうだね 【さくや】 そやな~。自分の町のええとこを紹介して、それを気に入ってもらえるんは素直に嬉しいし。いろんな人と話すことで、ええ刺激になることもあるしな♪ ▼大変そうだね 【さくや】 ま、これも立派な仕事やから。それに、自分の町のええとこを紹介して、好きになってもらえたら、そら嬉しいしな! 【マイス】 ……そっか。 【さくや】 お金にもなるし。 【マイス】 そっか……。 ▼さくやもキレイだよ 【さくや】 な……!い、いきなり何いうてんねんっ!ビックリするやんか、もー……。 【さくや】 そうゆうたら、マイスはんは最近どないなん?うまくいってんのん? 絶好調・なにが?・女の子となら ▼絶好調 【さくや】 そらよかったな。ウチもあやかりたいわあ。 【マイス】 さくやの方は? 【さくや】 そらもちろん。……赤字や。 【マイス】 …………。 ▼なにが? 【さくや】 マイスはん。基本がなってないなあ。 【マイス】 え? 【さくや】 そこで答えに困ったら、取り敢えず『ぼちぼちでんなあ』て答えといたらええねん。 【マイス】 へえ……。 ▼女の子となら 【さくや】 え?それはウチのこと? 【マイス】 え?も、もちろん……。 【さくや】 ならなんで『女の子』やなんて、そんな遠回しな表現するん? 【マイス】 いや、えーと……。 【さくや】 なんで? 【マイス】 ……ごめんなさい。 【マイス】 けど、どうして急にそんなことを? 【さくや】 いや……。ちょっと聞いてみたかっただけや。 【マイス】 そう……? 【さくや】 なあ、マイスはん。今日はなんでウチのこと誘ってくれたん? さくやと話したかったから・さくやが話したそうだったから・気まぐれ ▼さくやと話したかったから 【さくや】 え……?そ、そうなん?ほんなら今は大満足ってことやね! 【マイス】 うん。 【さくや】 う……。……ウチも、大満足やわ。 ▼さくやが話したそうだったから 【さくや】 ウチ、そんな顔してた? 【マイス】 うん。 【さくや】 そ、そんなつもりはなかってんけど……。まあええわ。そのおかげでこうして話してられるわけやしね。 ▼気まぐれ 【さくや】 そら『誰でもよかった』いうことか? 【マイス】 まあ……。 【さくや】 ふーん。何やウチも、気まぐれに帰りたい気持ちになってきたかも。 【さくや】 そしたら、そろそろ帰るとしよか。 結婚後デート 【さくや】 はわー。相変わらずキレイなとこやなあ。 【マイス】 そうだね。 【さくや】 なあ、せっかくやしちょっと休んでいかへん? 【マイス】 うん、いいよ。 【さくや】 なあ、マイスはん。あの竜に操られてたときのことやねんけどな……。 【マイス】 うん。 【さくや】 どうしてウチのこと信じてくれたん? 【マイス】 え? 【さくや】 ウチ、あんなにひどいこと言ったのに……。 ずーっと気になっててん。 どうして、ウチのこと信じてられたん? さくやじゃなかったから・いつものことだから ▼さくやじゃなかったから 【さくや】 は? 【マイス】 いや……。なんていうか、さくやらしくなかったから。 【さくや】 ウチらしくって? 【マイス】 うーん。さくやにしてはちょっと威圧感が足りなかったような……。 【さくや】 へー。そら、どういう意味やろか? 【マイス】 そう、それそれ……。その笑顔。 【さくや】 まったく……人のこと鬼みたいに。 けど……ウチのことちゃんと分かってくれてたんやね。 ……おおきにな。 ▼いつものことだから 【さくや】 へえ……そうなんや。いつもそんな風にウチのことみてたんやね。 【マイス】 え……!?ご、ごめん! つい……。 【さくや】 『つい』……。 なるほど、つい本音が出たと。 【マイス】 あ……。 【さくや】 ええねん。ウチが聞いたことやし、正直に答えてくれて、おおきにな。けど……まさかそんな風に思われてたなんてなあ。 なあ、マイスはん。 【マイス】 はい……。 【マイス】 でも、さくやのほうこそ不安じゃなかったの? 【さくや】 え?なにが? 【マイス】 僕と結婚すること。だって、僕の半分はモンスターだし……。 【さくや】 ウチはモンスターが苦手やし、か? 【マイス】 ……うん。 【さくや】 そら不安なトコもあったけどね。 けど……ウチはマイスはんを信じてたから。 マイスはんも、ウチを助けに来てくれたとき、似たような気持ちやったんとちがう? そうかもしれない・覚えてない・後悔した ▼そうかもしれない 【さくや】 せやろ♪ ウチはこれからも、マイスはんのこと信じ続けるから。 ▼覚えてない 【さくや】 そっか……。 無我夢中でウチのこと助けに来てくれたんやね。 【マイス】 いや、そもそもどうやって助けたんだっけ……? 【さくや】 そこまで!? ▼後悔した 【さくや】 ふーん。そら、ウチとなんか結婚せえへんかったら良かったいうこと? 【マイス】 ううん。いっしょに居たらこんなことにならなかったのにって。 【さくや】 え……? 【マイス】 不安にさせることも、危ない目にあわせることも、ずっとそばに居ればなかったのに……。……ごめんね。 【さくや】 マイスはん、そこまでウチのこと……。……おおきに、ありがとう。 【さくや】 なんにしても、無事にここに帰ってこれてよかったわ。 マイスはんとの結婚も、女将になるいう夢も、まだ何1つかなえてへんかったしな。 【マイス】 そうだね。そういえば、女将の夢の方はどうなの? 【さくや】 いや……ウチなんかまだまだやね。女将としても、マイスはんの奥さんとしても。 【マイス】 え? 【さくや】 せやし……。 これからもよろしゅうな。マイスはん。 こちらこそ・がんばってね・いや ▼こちらこそ 【さくや】 うん♪ あ、そうや!マイスはん、ちょっと耳かして。 【マイス】 え? 【さくや】 ええから、早く! 【マイス】 あ、うん……。これでいいの? 【さくや】 うん。……好きやで、マイスはん。 【マイス】 え!? 【さくや】 なーんてな。ふふ……。 ▼がんばってね 【さくや】 おおきに!って違うやろ!マイスはんも頑張ってくれな。 【マイス】 漫才を? 【さくや】 そうそう。って、まだ続けるんかい。 ▼いや 【さくや】 え!? 【マイス】 なーんてね。冗談だよ。 【さくや】 なんや……。ホントのことやったら、マリオンにいい薬でも作ってもらおう思てたのに。 【マイス】 え!? 【さくや】 なーんてな。 【マイス】 なんだ、冗談か……。 【さくや】 なーんてな。 【マイス】 どっち!? 【さくや】 そしたら、そろそろ帰るとしよか。……ウチらの家に。 【マイス】 うん。 ここを編集
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『嘘つきさくや』 18KB 愛で 観察 思いやり 希少種 8作目。 【】はテレビだったり電話だったりの音声です。 さて、つぎがさいごのおはなしです。 ちょっとむずかしいおはなしかもしれませんが、ゆっくりしゃべるので、ゆっくりきいてくださいね。 これは、「こはくのじかんがうごきだすおはなし」ですわ。 あるところに、おにいさんとうそつきさくやがいました。 さくやはそのなまえのとおり、とってもうそつきなさくやでした。 さくやは…… 嘘つきさくや 粗末な晩飯を終え、酒を飲んでいた。 半年くらい前、人員削減のために会社を首になった俺は暇を持て余し、昼夜問わず酒をあおっている。 いつ寝るかもいつ起きるかも関係ない。酔っ払って気を失うように寝て、起きては目覚めの酒を飲む。 これからどうするかだとか、これまでどうしてきたかなんてことは最早どうでも良かった。俺にとって、酒が飲めればそれで十分だった。 テレビを消すと、邪魔をする音は何もない。その中で飲む酒は俺に優しかった。全てを忘れさせてくれるし、少なくとも飲んでいる間だけは気分がいいからだ。 外界と接触する機会はせいぜいこのテレビくらいのものだ。薄暗く、酒と煙草の臭いだけの部屋。ここが俺の聖域だった。 飲む酒には以前のような、勤労の疲れをスパイスとした美味さを感じることもなくなった。 今感じているのはアルコールの臭いだけだ。 手に持つ酒を飲み干し、次の酒を取りに台所へ向かうと、携帯電話が鳴った。ゆっくりショップで働く知り合いからだった。 【相変わらずか。】 『それがどうした。』 【どうせ暇なら、ゆっくりを預かってくれないか。キズモノでな。扱いに困ってる】 職を失った俺にわざわざ電話をしてくるこの友人の頼みを、初めは断ろうとしたが言葉が止まった。 「キズモノでな。扱いに困ってる」……この言葉が、妙に気に障ったからだ。 惨めな現状に甘んじている俺への当て付けのようにも感じたし、何より今はそういう言葉を聴きたくなかった。それも、今の現状ゆえの感情だった。 『何がどうキズモノなんだ。』 翌日、家の呼び鈴が鳴った。 二日酔いで頭がクラクラしたが、ほぼ毎日がこうなので、それにも慣れた。台所で水をしこたま飲み、頭痛が少し落ち着いた頃に二度目の呼び鈴が鳴った。玄関のドアを開くと、先の友人と胴付きさくやが並んで立っていた。 『よう。元気にしてたか。』 『……胴付き?』 『ああ、言ってなかったか。見ての通りだ。ゆっくりに興味のないお前にとっては、どちらでも一緒だろう。』 さくやは何も言わず俯いていた。 ・・・・・・・・・・ 【――人間で言う「虚言癖」ってやつみたいだ。元々が希少種なぶん大規模なショップで持て囃されたが、段々と他のゆっくりたちにも影響が出てきた。】 『……影響。』 【そう。影響だ。さくやの嘘に振り回されて、ゆっくりも店員ももう我慢の限界だったみたいだ。】 『……。』 【右かと訊けば左、左と問えば右と言う。あれかと訊けばこれと言い、これを渡せばあれだと言う。】 【タチの悪いことにさくや本人はそれを自覚していて、それでも治せないみたいだ。意識せずとも、咄嗟に嘘が出てしまう。人間のそれとそっくりだよ。さくやもそれに悩んでいるみたいだ。】 『……それで。』 【他は問題ないといっても、この癖は致命的すぎる。売り物には出来ん。小さいショップを転々と移り、今回俺の店に回されることになった。さくやの態度にみんな苛立っちまってな。仕事にならないんだ。】 【みんな扱いに困ってる。希少種な分だけ、な。加工所に寄越すにも、「勿体無い」って声もあるにはあるんだよ。】 『勿体無いならそいつらの中の誰かが飼えばいい。』 【それをだれもしないから困ってるんだ。無責任にそう言っているだけなんだ。しかもこれは、上の意向でもあるんだ。】 【正直言ってこいつは俺の手に余る。次のショップに回されるまででいいから、預かってくれんか。】 『何故俺なんだ?』 【…………話し相手が要るだろうと思ってな。】 『……。』 電話越しの友人の言い分は、嘘とか言い訳とかそういうもののようには聴こえなかった。俺には話し相手が要る。それを俺自身よりも望んでいるようだった。 急に真剣になった友人の声がうっとおしく思えた。 ・・・・・・・・・・ 目の前の胴付きさくやは、俺の顔を全く見ることはなかった。 『必要な機材やら餌やらは俺が持ってくる。頼まれてくれるか。』 『……。』 友人が基本的な用具を置いて去ったあとでも、さくやの態度は変わらなかった。 とりあえず居間まで案内したが、さくやが俺になにか話しかけたりすることはなかったし、問いかけに答えることもなかった。 さくやは居間に入ると、部屋の片隅で埃をつまみ上げたり、そこら中に散らかった本を片づけたりしていた。 さくやの暗い表情から何かを察することはできなかったし、俺自身それに深い興味を持つことはなかった。 せわしなく動きまわるさくやを傍目に、俺はまた酒瓶に手を掛けた。朝起きたばかりだろうが、胴付きのゆっくりが来ようが、俺に何もやることがないのは変わらない。時間だったり環境だったりは、俺が酒を飲むにあたって何の意味も持たない。 気分が悪ければ飲むし、良くても飲む。これしかもう、することはないからだ。 ちょうど酔いが回ってきた頃、さくやの「掃除」も終わったみたいだった。少し居間を見回した後、部屋の片隅にちょこんと座った。 別に俺の方から何も言うことは無かったのでそのままにしておくと、さくやはぽつりと俺に尋ねた。 「さくやは、かこうじょいきなんでしょうか……?」 唐突だったので何も言えなかったが、少し考えた。 「さくやは、うそつきなんです。ゆっくりしてませんもの……。」 『お前はゆっくりしてないのか?』 「いいえさくやはゆっくりしてますわ…………はっ」 『……。』 「ご、ごめんなさい……。」 咄嗟に嘘をついて小さくなるさくやから視線を外して、酒を飲みなおした。 さすがに、「こんな碌でもない場所」に連れてこられたのはショックだったみたいだ。 一連の会話の中でなんとなくわかった。こいつは、自発的な嘘はつかないみたいだ。何かへの反応として咄嗟に嘘が出てしまうらしい。 確かにこれでは、友人や店のゆっくり共も手を焼くだろうな、と思い、笑った。 いつの間にか眠ってしまっていたようだ。カーテンの隙間から夕焼けが差し込み、時計は黄昏前の時間を示していた。 痛む頭を抱えながら起き上がると、さくやは眠る前と同じ所に座っていた。 さくやは自分が片付けた本を読んでいて、そこだけが眠る前と違うところだった。 俺が起きたのに気づくとさくやは本を読むのをやめ、初めて俺の顔を見た。 夕焼けに照らされたさくやの肌は白く、陽の光の色をそのままに映し出しているように見えていた。 少しの沈黙の後、さくやが読んでいた本をちらりと見た。酒の本だった。 『お前は字が読めるのか。』 「いいえ、よめません…………いえ、よめますわ。」 『読めるんだな。』 「いいえ………………は、はい、すこしだけですが…。」 『さすがにその本の意味はわからんだろう。』 「いえ、わかります。」 『……………………。』 「……わ、わかりませんわ……。」 その時俺にある考えが浮かんだ。ふん、と鼻を鳴らしたあと、書斎へ向かった。 状況がわからず呆然としているさくやの目の前に、何冊か本を置いた。古びた絵本だった。 『嘘つきな自分が嫌いか。』 「いい…………は、はい。き、きらいです……。」 『じゃあもっと嘘をつけばいい』 「……え……?」 『それを読んで、覚えろ。』 さくやはどういうことかわからなかったみたいだが、俺の言いつけを素直に守った。 家の掃除が済んでから絵本を読み、飯を食べてから絵本を読み、電気を消して寝る直前まで絵本を読んでいた。 預かったゆっくりの表情なんて知ったことではないのだが、絵本を読むさくやの顔は心なしか楽しそうに見えた。 絵本の中の「嘘の世界」に、さくやはすっかり没頭しているようだった。 俺の方から話しかけるようなことはあまりしないが、さくやの方から俺に話しかけることは増えた。 字の読み方だったり、俺が飲んでる酒のことだったり、俺のことだったり。俺は酔っ払いながら様々な質問に答えたし、さくやもそれを楽しんでいるようだった。 何故俺がこういう絵本を持っているのかということも訊かれたが、それに答えることだけはしなかった。 黙りこむ俺を見て、さくやは不思議そうな顔をしていた。 そうした生活が一週間くらい経った頃、友人がさくや(と、俺の)の様子を見に来た。 さくやは、居間に顔を出した友人に丁寧な挨拶をし、本を読むことに戻った。 『なにしてるんだ?こいつ。』 『なに、本を読ませてるだけだ。』 『本、ねぇ……さくや、それはどういうお話なんだい?』 「…………むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがすんでいました。おばあさんは……」 『……。』 「…こうしてももたろうは、おじいさんとおばあさんとしあわせにくらしました。」 『おいおい。そらで言えるのか。』 「?……いいえ、あっ…………はい……おぼえました。」 『お前、さくやに何をした?』 『だから、本を読ませて覚えさせたんだよ。「嘘の話」なら、嘘つきも好くだろうと思ってさ。』 『どうして?』 『どうしてと言われてもな。気まぐれだよ、本当に。うちでずっとメソメソされても困るからな。』 フィクションと嘘は別物だ。俺自身そう思っていたし、さくやに絵本を渡したのも酔いに任せた気まぐれだ。 ただひとつ予想外だったのは、さくやが本当に絵本の内容をすべて覚えてしまったことだった。 一字一句、余すこと無く俺達にお伽話を聞かせている。俺の思いつきが実現してしまった。本当にさくやは、「嘘の世界」に長じていた。 「あ、あの……おにいさん……?」 『ちょっと俺に考えがあるんだ、さくやを借りたい』 『預けたいだの借りたいだの、忙しいやつだな』 さくやは週に一回、友人のゆっくりショップに行く事になった。 さくやはそこでゆっくりたちにお伽話を聞かせ、帰ってくる。送り迎えをする友人はいつも機嫌が良かった。 『俺の思った通りだ。』 友人はそう言って、俺に酒瓶を持ってきた。 友人のショップは売上が落ち込んでいて、それがゆっくりたちの雰囲気も悪くする。雰囲気の悪いゆっくりたちを飼いたがる人間なんて居ないので、当然売上が下がる。売上が下がれば、雰囲気も更に悪くなる……といった、負のスパイラル真っ只中だったという。 さくやが語る「嘘」を、ケージの中のゆっくりたちは目を輝かせて聞いていたらしい。 『今週に入ってから売上げがちょっと伸びた。このままならもっと伸ばせるかもしれん。』 『店の雰囲気がとても良くなったんだ。さくやのお伽話を聴いてみんなゆっくりし始めた。この様子ならすぐに売れてくれるだろう。』 俺は酒瓶の蓋を開けながら話を聞いていた。 「お、おにいさん。おねがいがありますの……。」 友人が帰った後、さくやが酒を飲む俺に話しかけた。 さくやのお願いというのは、もっと本が読みたいというものだった。 漢字やカタカナは読めないさくやが読める本など限られている。絵本がいいところだ。俺がそういうことを言うと、今度は字を覚えたいと言ってきた。俺がため息を付いて後ろを向くと、背中越しに「ごめんなさい……わがままいいませんわ……。」という申し訳なさそうな声が聞こえた。 書斎から、小学校低学年の教科書と漢字の書き取り帳を引っ張りだして、さくやに手渡した。 『まずこの教科書を読んでみろ。わからんところは、これを見て、書いて覚えるんだな。』 さくやは表情を明るくして、教科書と書き取り帳をぱらぱらと流し見ていた。 書き取り帳をめくる動きが止まり、さくやが言った。 「こっちのほうは、もうだれかがかいてあります。」 『………………消しゴムか何かで消して使え。……不満ならそれは使わなくて良い。とにかく、本は渡したぞ。』 「…………はい。」 それから、さくやの読める本はどんどん増えていった。俺が暇つぶしに読んでいた小説だったり漫画だったりのほとんどを読めるようになっていた。幼い子どものような外見ではあったが、さくやは様々な知識を吸収し、「おはなし」を覚えた。 日曜日になるとさくやは友人に連れて行かれ、覚えた話を聞かせて帰ってくる。 最近は、「語り部さくや」の噂を聞きつけた老人ホームや幼稚園などからも依頼があるらしい。ある日さくやが帰ってくると、幾らかの謝礼を持ってそういうことを言っていた。 さくやが「嘘つき」だったからこうなったのか、それとも元々とても頭の良い個体だったのか。 それは友人もわからないみたいだったし、勿論俺にもわからなかった。 唯一確かなのは、さくやは今いろんな所で引っ張りだこであることだけだった。 友人はその事をただただ喜んでいたし、俺の方もさくやが酒の邪魔をしなければなんでも良かったので、深く考えるということはしなかった。 悪癖ゆえだろうが天賦だろうが、そんなことはさくやにとっても俺にとってもどうでもいいことだと思っていた。 さくやもそういうふうに自分の「仕事」に励んでいるように見えた。 さくやはいつも通り家事を終えた後、居間の片隅で本を音読している。 それを傍目に酒を飲んでいると、さくやは急に読むのをやめ、俺に問いかけた。 「おにいさん。そのおさけさんは、どういうおさけさんなんですか?」 唐突な質問に少し反応に困ったが、俺自身かなり酔っ払っていたので素直に答えた。 『……ウイスキーだよ。麦っていう植物を蒸留して、何年も何年も寝かせて作るんだ。』 「ういすきーさん……ですか。いつもそれをのんでるんですか?」 『ああ。これが好きだ。』 「たくさんじかんをかけるんですか。」 『まあな。この液体には時間が詰まってる。この琥珀色の意味がわかるか。』 酔いも手伝って気分が良くなっていた俺は、うんちくを垂れた。さくやは嫌な顔ひとつせず、俺の話を聞いた。 『この琥珀は「止まった時間」が溶け込んでいる色なんだ。時間の色は、琥珀色なんだよ。』 「……それは、みらいのいろなんですか?それとも、かこのいろなんでしょうか?」 俺は答えるのをためらった。 『……さあな。』それだけ答えた。 その答えに、さくやは少し悲しそうな顔をしたように見えた。 知識に比例して、さくやの仕事も増えていった。 家にある小説は殆ど読んでしまい、俺は図書館に本を借りに行かなければいけなくなった。 酒臭さが抜けず入場禁止になったこともあったが、ダメ元でさくやを連れてきてみるとさくやだけは通してくれた。 さくやはそれくらい有名になったのだ。 休憩室でコーヒーを飲む俺を見て、さくやはくすくすと笑っていた。 いつしか図書館に行くのはさくやと俺の日課となり、飲んだくれで滅茶苦茶だった生活リズムも少しずつ治っていた。 図書館で吸う昼の外の空気が、妙に新鮮に思えた。 さくやは図書館で何かを書いているようだった。俺がそれを問うとどうやらさくやは自分で話を作っているみたいだった。 校正やらを手伝ってやろうかと申し出もしたが、丁重に断られてしまった。 何やら一生懸命に書いていたが、俺に見せることはずっとしなかった。 さくやの存在は様々な手段を通じて広まり、遂には地元テレビ局の取材依頼が来るまでになった。 友人はさくやを撫でながら、誇らしげな顔で俺にそれを伝えに来た。 【今日はおはなし好きのさくやちゃんのおうちに来てしまいましたぁ~。さっそくですが、さくやちゃんの好きな事はなんですか?】 【さくやは、ほんをよむのがすきです。】 【そうですかぁ~さすがですねぇ~】 【はい、その通りですわ。】 【……え?】 【あ、いや、えーっと、い、いいえ!そんなことありません!まだまだです!】 【はは、は、は。そ、それじゃあ飼い主の方にお話を伺ってみましょう!】 『なんで俺も出なきゃいけないんだよ。』 久々にヒゲを剃り、マトモな服を着ながら友人を睨みつけた。 『さくやが、そうじゃないと出ないって言うんだもんよ。頼むよ。さくやは今やこの辺じゃ人気者だぜ。』 『俺は飼い主じゃないんだが。』 『飼い主が居たほうが話を進めやすいんだと。それにさくやがお前をご指名なんだよ。なっ、頼むから。』 『さくやが……?』 【ど、ど…どうも。さ、さくやの飼い主です。】 【飼い主さんはどうやってこんなゆっくりしたさくやちゃんに育て上げたんですか~?】 俺は固まってしまった。緊張に依るものではない。インタビュアーの発言にだ。 「育てる」という単語に過剰に反応してしまい、何も言えなくなってしまっていた。その場には少しの沈黙が流れ、不穏な空気が漂った。 【え、えーっと……じゃ、じゃあ次の質問に……】 【さくやは、おにいさんにいっぱいほんをよませてくれました。】 【え、え?さくやちゃん?】 【さくやは、さいしょはもじさんもいっぱいよむことはできませんでした。でもおにいさんがぜんぶおしえてくれましたわ。】 【さくやがいまこうしてみなさんにおあいできているのも、おにいさんのおかげなんです!!!】 『…………何言ってんだか。』 俺が居間でテレビを見ながらそう呟くと、さくやは俯き、ポツリと言った。 「こはくいろは、みらいのいろです……きっと。」 俺はその言葉の真意を窺い知ることが出来なかったので、さくやを無視して酒を飲んだ。 それがきっかけとなって、さくやは色々なテレビ番組から出演依頼が来た。 さくやはどういう番組でも積極的に出ようとしていたし、どの番組でも必ず俺を引き合いに出した。 明らかに思っていることと逆の答えをしてしまうことも多々あったが、それもキャラクターの一つとして受け入れられているみたいだった。 ツンデレというやつなのだろうか、とにかく、そういう扱いだった。 変わらず無職の俺がテレビに出られるということはなく、さくやのマネージャーのような立ち位置になってしまっていた。 友人もそれを喜んでいるようで、『どうせ無職だったんだろう?』と冷やかしたりしてくる。 遂には「さくやのむかしばなし」というタイトルで、さくやが司会・ナレーションをする番組まで出てきた。 それを境に――さくやも勿論だが――俺の生活は急激に変わり始めた。 スケジュールの調整やさくやの管理など、やるべき仕事が次々に現れ、増えていった。それと反比例して酒の量は減り、ますます仕事に没頭するようになった。 テレビ絡みの仕事は予想以上に大変でとても戸惑ったが、むしろやりがいがあった。 かつて働いていた時のような疲労感と、それ以上の充実感を確かに感じていた。 そういう生活が一ヶ月ほど続くと、友人から「さくやを正式に引き取ってみないか」と連絡があった。 さくやにそれを話すと、さくやはとても喜んだ。 友人は、知り合いのよしみで格安でさくやを譲ってくれたが、それでも「胴付きさくや」は高かった。 『お前の復活代でもあるんだ。きりきり払えよ。』 友人はそういうことを言って笑っていた。 さくやはテレビで俺を褒めるのをやめなかった。 お兄さんは優しい、お兄さんはすごい、お兄さんはゆっくりしてる……。 時には俺の写真なんかも出たりして、他の出演者に持て囃されてしまったりもした。 俺はさくやにその理由を尋ねたが、いくら訊いても答えることはなかった。 『それとも、あれも嘘か』と訊くとぱっと顔を上げて俺を見つめたが、それ以上何かするということはなかった。 「こはくいろはみらいのいろです」そう呟くだけだった。 さくやが作る話は完成したようで、それだけを俺に伝えに来た。 俺は内容を全く知らされていなかったので反応に困ったが、さくやはそれでも十分みたいだった。 そうしてさくやが飼いゆっくりになってから、半年が経った。 【……こうしてももたろうは、おじいさんとおばあさんとしあわせにくらしましたとさ。】 【…めでたし、めでたし。……ももたろうさんのおはなしでした。みなさん、いかがでしたか?】 『……随分慣れたじゃないか。』 「いえ、まだまだですわ。…………えっと……。」 『わかってるよ。本当に慣れたな。』 「いいえ…………は、はい!はじめはとってもきんちょうしましたけど、さくやがんばりました!」 テレビの向こうのさくやもここにいるさくやも、とてもゆっくりした声をしているように思える。 「嘘つきさくや」は、すっかり「語り部さくや」になっていた。 俺がソファに深く座りなおすと、さくやは台所に走った。ウイスキーとグラスを持ってくるのだろう。 正式に俺の飼いゆっくりになってから、さくやは俺の酒を管理し始めた。飲み過ぎを防ぐためらしい。 ぱたぱたと走り去るさくやの姿を見て苦笑した。 【さて、つぎがきょうのさいごのおはなしです。ちょっとむずかしいおはなしかもしれませんが、ゆっくりしゃべるので、ゆっくりきいてくださいね】 【これは、「こはくのじかんがうごきだす」おはなしです。】 テレビの向こうのさくやが語りはじめた。 ……俺が持っている本に、そんな話はあったかな?そんな話、教えてないぞ。図書館で読んだものだろうか? その時、呼び鈴が鳴った。 友人は今の時期忙しいはずだ。何かを注文もしていない。……誰だ? 【むかしむかしあるところに、おにいさんとうそつきさくやがいました。さくやはそのなまえのとおり…】 居間のテレビから漏れるさくやの声は、玄関からでもわかるくらいに透き通っている。 【…おにいさんはさくやにいろんなほんをよませてくれました。】 それは俺とさくやだけが知っている、「嘘じゃない、本当のおはなし」だった。 【…そしたらさくやは、おにいさんにおんがえしをしたくなりました。】 玄関のドアを開くと、かつて一緒に暮らしていた妻と子供が、涙で顔をぐしゃぐしゃにして立っていた。 『……どうして。』 『テレビ……見たの。さくやが必死に、「あなたが頑張ってる」って……。』 その時初めて、さくやのテレビでの振る舞いと、あの時呟いた言葉の意味を知った。 ウイスキーの琥珀が、「未来の色」に変わった瞬間だった。 【……そうしておにいさんとそのかぞくとさくやは、ずっとずっとしあわせにくらしました。】 「やっぱり、みらいのいろでしたね。」 テレビに映る自分を見ながら、さくやがそう呟いた。 「【めでたし、めでたし。】」 さくやがテーブルに置いた、氷の入ったグラスが、からん、と鳴った。 おしまい 今まで書いたもの anko4491 鬼(き)ゆん anko4495 おいしゃさんありすとすっきりしたおみず anko4509 さくやの世界 anko4515 ゆつぼかずら anko4523 14日分の友情 anko4546 廃墟にて anko4550 じんぐるべーゆ
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リータ・コンティ :がんばるぅ子 キャラクター詳細 『狂気山脈』 立ち絵 『狂気山脈』/ 全員 ステータス STR CON POW DEX APP SIZ INT EDU HP MP SAN 15 15 9 15 13 14 17 13 15 9 45 技能値 回避:60 聞き耳:65 追跡:60 登攀:80 目星:45 製作(パスタ):90 跳躍:75 ナビゲート:80 説得:60 設定 年齢:32歳 出身:イタリア 『狂気山脈』HO4A 並び立つ双耳峰 登場セッション 22/10/29-30 狂気山脈〜邪神の山嶺〜 PL:ふぁっ熊、ルル=ルチカ、保谷伸、がんばるぅ子
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『さくや奮闘記』 15KB 愛で いじめ 制裁 ギャグ パロディ 小ネタ 変態 飼いゆ 野良ゆ ゲス 希少種 都会 現代 独自設定 遅くなったけど餡娘ちゃん二周年おめでとうございます! このSSには作者に都合の良い独自設定があります 虐待されるゆっくりとそうでないゆっくりが出てきます 一部の賢いゆっくりは漢字を使って話します これを書いたのはHENTAIあきです!HENTAIな描写もあるので注意してね! それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! 神妙な顔つきでティーカップを持った飼い主を、あるゆっくりが緊張した顔つきで窺っていた。 飼い主が一度大きく深呼吸すると同時に、カップに入ったコーヒーを一息で飲み干す。 「どうでしょうか旦那さま?」 不安げな様子でッ飼い主に訪ねたゆっくり、胴付きのゆっくりさくやが返答を待つ。 ゆっくりさくやはまるでメイドのように他者に奉仕することを好み、ゆっくりの希少種で人気のゆっくりだ。 その上胴付きともなれば相当の値段のするゆっくりなのだが、このさくやはある欠点があり非常に安価な値段でこの男に買われた。 「さくや、これに砂糖はどれぐらい入れた?」 ようやく口を開いた飼い主の質問に、さくやは笑顔で自信満々に答える。 「はい!言われたとうりにお砂糖を大さじ4杯程入れましたわ!」 「甘すぎるんだよ!俺が言ったのは大さじじゃなくて小さじだ!」 「でも前みたいにお塩を入れない様になりましたわ!」 「確かにそうだが、お前は俺を糖尿にする気か!?」 そう言って飼い主に怒鳴りつけられ、さくやは縮こまって反省する。 このさくやの欠点とは、何故か家事を行おうとすると必ずと言っていいほど間違いをしてしまうことだ。 別にさくやの頭が悪いというわけでなく、金バッジまで取っているというのに何故か家事だけは酷いミスをしてしまう。 これまでも何人かの客がこのさくやを買って行ったが、ほぼ一か月もしないうちに店に返品をしてきた。 「ドジっ子メイドは男の夢、そう考えていた時期が俺にもありました・・・。」 「うっかりってレベルじゃねーぞ!」 「真面目で頑張るのが性質が悪い、まさにマ○チ。」 「夜のご奉仕を頼んだらお兄さんのぺにぺにはありすと同じと言われた、死にたい。」 色々と心の傷を負ったのか、どの飼い主も皆さくやを返品した後に他のゆっくりを買って帰ってしまう。 別に家事をさせなければ良いだろうと思うが、それはドMなてんこを虐めないでひたすら可愛がるようなものだ。 実際すぐに非ゆっくり症に罹って衰弱してしまいどうしようもなく店に返品しにきたのも理由であった。 「でもさくやはめげませんわ!必ず完璧で瀟洒なメイドになれるようがんばりますわ!」 「その意気ださくや!いつか必ずエ○や○ャーリーのようなメイドになるんだ!」 「旦那さま!」 「さくやああああああ!」 暑苦しく涙を流しながらがっちりとお互いを抱きしめる飼い主とさくや。 わざわざいわく付きのさくやを買ったこの飼い主、その日からまるでスポ根漫画のようにさくやに厳しい教育を始めだす。 「風呂とるときはちゃんと栓するのを忘れるな!あと風呂に入れるのは水じゃなくてお湯だ、この駄メイド!」 「火を扱う時は火から目を離すんじゃない!火事になったらどうする!」 「洗濯物取り込む時は自分で運べるだけにしとけ!無理に抱えて転んだら、汚して意味がないだろ!」 「何でちゃんと書いてあるのに出汁の素と黒糖間違えるんだ!?こんな甘ったるい味噌汁があるか!」 飼い主の熱い特訓によりさくやの家事は致命的な失敗からよくある失敗ぐらいになるようになった。 ちなみにさくやの失敗によって飼い主の財布と健康が著しく悪化したのは秘密にしてある。 そんなさくやとの生活が日常となったある日、飼い主が泥酔した状態で家に帰ってきた。 「お帰りなさいませ旦那さま、今日は随分と遅いお帰りですね。」 普通のゆっくりであればすでに夢の中にも関わらず、さくやはしっかりと起きて飼い主の帰りを待っていた。 これも飼い主の教えである主人より先に寝てはいけないという言いつけを律儀に守っているからだ。 「旦那さま?」 いつもなら労いの言葉をかけてくれる飼い主が無言で自室まで行ってしまい、慌てて後を付いていくさくや。 服も着替えずベッドに倒れこんでしまった飼い主に、さくやが無言で布団をかけようとした時に男が寝言なのか小さく呟く。 「あいつは男のロマンが分かっちゃいねえ・・・、女体盛りとわかめ酒は男なら一度は食いてぇんだよ・・・。」 泣きながら危険なことを言う飼い主にさくやは何やら考え込みだす。 そしてさくやはある決意を胸にして飼い主の部屋からそっと出て行った。 飼い主の夢を叶えるためにさくやが最初にしたことは女体盛りとわかめ酒について調べることから始まった。 料理本には載っているわけもなく、まったくどんな料理なのか見当もつかないでいる。 飼い主に聞くわけにもいかず、さくやは知り合いで知識が豊富であるぱちゅりーに相談することにした。 「成る程、つまり飼い主さんに秘密でその料理を作りたいわけね。」 「そうなんですぱちゅりー様、あいにくお料理の本に乗ってなくて困ってるんです。」 さくや種はれみりゃ種やぱちゅりー種に対して少し変わった対応をする。 これはちぇん種がらん種に対して異常な敬愛を示すものと同じであると確認されている。 逆にめーりん種には何故か必要以上に厳しく接することもあるが、別に仲が悪いのではなくさくや種なりの愛情表現なのだ。 「確かお兄さんの持ってるご本さんにそんな料理が載ってたと思うわ。」 「本当ですかぱちゅりー様!?」 「あった、この人間さんが賢者になる為に必要なさとりの書に載ってるわ。」 そう言ってぱちゅりー専用の本棚の裏に隠されているお兄さん秘密の本が二匹の前で開かれる。 本にはチャイナ服が似合いそうなナイスバデーな女性の局部を隠す様に海産物が盛りつけられていた。 「ぱちゅりー様、どうしてこのお料理はお皿ではなくお姉さんにお料理を乗せているのですか?」 「むきゅ、これはきっと人間さん風の画期的なお皿なのよ!」 ぱちゅりーの間違った解釈に納得してしまうさくや。 だがこれで料理が作れると思ったさくやはすぐさま立ち上がり材料を買うためにすぐさま買い物に出かけようとする。 「それではさっそくお料理の材料を買ってきます!」 「いってらっしゃい、もし良かったらこんど御馳走してちょうだい。」 一旦家に帰り、給金として渡されている小遣いを財布に入れて、目当ての海産物を買うために商店街にある魚屋に向かうさくや。 「こんにちわ、今日もお買い物に来ました。」 「・・・。」 さくやが来たのは産地直送で鮮度に定評のある魚屋蔭洲升。 ただし主人である親父が無愛想を通り越して商売をする気が無いんじゃないかと言うぐらい接客態度が酷い。 カエル面で瞬きをしないでじっと客を見てくるので、気味悪がって人に勧められて来ても逃げ帰る者がいるほどだ。 しかし、さくやにはゆっくりである自分にも人間と同じように接してくれる主人だと思われている。 「今日のお勧めって何かあります?」 そう尋ねるさくやに主人は視線を店の奥に向ける。 常連であるさくやにとってそれだけで活きの良い魚がどこなのか理解し、さっそく薄暗い店の奥に向かう。 「美味しそうなお魚ですね、すいませんけどこれとこのお魚をお刺身にしてもらえませんか?」 そう言われて主人は店の奥へ引っ込むと、注文どうりに魚を刺身にしてパックに詰めて戻ってくる。 「お金はこれでぴったりですよね?」 ここ蔭洲升では代金はぴったりで払わなくてはならない、何故なら主人が釣りは出さないからだ。 代金も支払い、自前の袋に刺身パックを入れたさくやはすぐさま家に向かい走って行った。 材料も買い揃え急いで家へと向かう中、さくやは頭の中で飼い主に褒められる自分の姿を夢想していた。 飼い主に認められ瀟洒に振る舞う理想の自分が脳内で華麗に描かれる。 『さくや、この女体盛りをお前が作ったのか!?』 『そうですわ旦那さま、主人の求める物を用意するのは瀟洒なメイドとして当然のことですわ。』 『何て瀟洒なメイドなんだ・・・、お前はもう立派なメイドだ!』 『そんなことはありません、さくやはメイドとして当然の務めをしただけですわ。』 『そんなことはない!お前はもう瀟洒なメイド、いやメイド長だ!』 妄想で顔がにやけてしまうさくや。 そんなさくやの前に小汚い何かが道をふさいだ。 「ここはつうこうどめだよ!とおしてほしかったられいむとおちびちゃんにあまあまちょうだいね!」 「あみゃあみゃよこちぇー!」 「くれないととおさないよ!」 「あまあまがなかったらかわりにキャッシュさんでもいいよ!」 横一列に並び道を塞ぎあまあまを要求してくる野良れいむ一家。 この一家厳しい野良生活で餌が取れずにこのようなことに及んだのではない。 餌を多く取ることが出来なかった番のまりさにおたべなさいをさせ食べた結果、すっかり舌が肥えてしまったのだ。 おかげでそこらで取れる物では満足できずに、残ったまりさ種の子供は執拗に痛めつけて食べている。 「ここはれいむのゆっくりプレイスだよ!だからとおるにはれいむにあまあまをくれないとだめなんだよ!」 「はやくしちぇね!ぐじゅはきりゃいぢゃよ!」 「ゆーん!さすがれいむたちのあいどるのれいみゅだね!こんなにかわいいれいみゅをみれるなんてうんがいいよ!」 「だからはやくあまあまちょうだいね!ないならキャッシュさんをたくさんちょうだいね!」 一方的に要求するれいむ一家だが、妄想の世界に入っているさくやの耳には届いていない。 というよりも、さくやの目にはれいむ一家など目に入っておらず止まる気配もなく走っている。 「ゆゆ!とまってね!ここはつうこうどめなんだよ!」 「とみぇらないとぷきゅーするよ!ぷぎゅげ!」 「あ・・・。」 ぷくーをしようとした家族のアイドルであるれいみゅがさくやに踏みつぶされる。 れいみゅを踏んだ嫌な感触にようやくさくやは妄想の世界から帰ってきた。 れいみゅはしーしーと中身をぶちまけ、痙攣と一緒にお下げがぴこぴこと上下に動くがそれもすぐに動かなくなる。 一瞬何が起こったのか理解できずに固まったれいむ一家だがすぐに何が起こったのかを理解した。 「れいむのかわいいかわいいおちびちゃんがああああああああああああああああ!!!」 「ゆんやあああああああああああああ!どぼぢでかぞくのあいどるのれいみゅがしんでるのおおおおおおおおお!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ。」 突然の末っ子れいみゅの死に悲しむれいむ一家、子れいむの一匹に至ってはショッキングな光景に餡子を吐いてしまっている。 「どうしましょう・・・、せっかく旦那さまから頂いた靴を汚してしまうなんて・・・。」 餡子で汚れた靴を見て落ち込んでしまうさくや。 靴を地面に擦りつけて何とか餡子を落とそうとするが、れいむがその行動に待ったをかける。 「なにしてるのおおおおおおおおおおお!おちびちゃんをころしたあげくにまだひどいことするのおおおお!」 「あやまれ!れいむたちにあやまれ!」 「もっと・・・ゆっくり・・・したかった・・・。」 どうやらさくやの行動を、れいみゅだった何かを踏みつけているように見えたのか大声を出すれいむ親子。 そのうち餡子を吐いていた子れいむは限界だったのか、気付かれずにゆっくりとその短いゆん生を終えた。 「何なんですか、貴方達は?」 「ふざけるなあああああああああああ!れいむたちにあまあまをよこさないでおちびちゃんをころしたくせにいいいい!」 「もうあやまってもゆるさないよ!ぜったいにゆるさないよ!!!」 さくやの態度にれいむ達の小さな堪忍袋が切れた。 れいむはすぐさま制裁を加えるためさくやに飛びかかる。 「きゃっ!」 「おかあしゃんかっこいいー!」 「ゆふん!まだまだこんなものじゃすまさないよ!」 突然れいむにぶつかられさくやは尻もちをついてしまう。 子れいむから賞賛の言葉に調子に乗ったのか、れいむはさらに追撃を加えようとさくやに襲い掛かる。 「ゲスなゆっくりはゆっくりしないでしね!!!」 無防備なさくやに全力で体当たりをしようとするれいむ。 しかし、れいむがぶつかる前にさくやの手が素早く動くと同時にれいむに何かが投げつけられた。 「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!」 「おかあしゃんのゆっくりしたおかおがああああああああああああああ!」!」 れいむの顔面の中心に深々とさくやの投げつけたプラスチック製のナイフが突き刺さる。 さくや種は枝などをみょん種のように器用に使うことができる。 たださくや種は枝を加えて使うのではなく、吹き出し飛ばすようにして扱う。 胴付きとなれば手が使える為、投げる物も威力もまた変わってくる。 「ゆぎいいいいいいいいいいいい!ぬいて!これぬいてえええええええええええええ!」 涙としーしーをまき散らかしながら、転げまわるれいむ。 だがそれはまずい結果になってしまう。 「ゆわあああああああああああ!おかあしゃんこっちこないでええええええええええ!」 母親をぺーろぺーろしようとした子れいむが慌てて逃げようとするが無駄だった。 めちゃくちゃに暴れまわるれいむに巻き込まれ何度も何度も小さな体を潰されることになる。 「やべでええええええええええええ!れいむしんじゃうううううううううううううううう!」 「いぢゃいよおおおおおおおおおおお!だれかれいむをたすけろおおおおおおおおおおおお!」 必死に母親に懇願する子れいむだが、その言葉は母親には届かなかった。 子れいむの体は原型が分からなくなるほど潰され、道路に餡子の後が染み込んだ。 それに気づかないでまだ転げまわるれいむから、さくやは投げつけたナイフを荒っぽく抜く。 「ゆぎぃ!もっとやさしくぬいてね!」 「だまりなさい、よくも旦那さまから頂いたお洋服を汚してくれたわね。」 何所からかゴゴゴゴゴという音が聞こえそうほどにさくやは殺気が満ちていた。 メイドは常に清潔と考える飼い主はわざわざオーダーメイドで同じさくやの服を用意していたのだ。 ちなみに今さくやが来ているのは、その飼い主から最初に与えられた一着である。 「永遠にゆっくりさせてやるわ!このド饅頭があああああああああああああ!!!」 そう言ってさくやは手加減が一切無い蹴りをれいむに叩きつける。 穴のあいた顔から餡子と歯を散らしながら、れいむは道の端まで転がっていく。 転がったれいむをすぐさま追いかけさくやはさらにれいむを蹴り続ける。 「旦那さまから頂いたお洋服をよくも!」 「ま、まっひゃね!れいふはかひゃいひょうなひんぐるまざ。」 歯の抜けた口で何とか命乞いをするれいむだったが、興奮したさくやはひたすられいむを蹴り続ける。 蹴られるたびに顔に穴が開けられそこから餡子が漏れだし、その度にれいむの声が小さくなっていく。 ようやくさくやが蹴るのを止めた時には、れいむの顔は原型が分からなくなる程に破壊されていた。 「しまったわ!こんなことする暇があったら早くおうちに帰ってご飯さんの用意をしないと。」 ようやく冷静になったさくやはすぐさま家に帰るべく慌てて走りだす。 後に残ったのは悲惨な姿になったれいむ一家だった何かだけである。 れいむ一家だった物はカラスによって綺麗に食べられ、ようやく他者の為に役に立ったのであった。 すべての準備を終えさくやは飼い主が帰ってくるのを今か今かと待ち望んでいた。 今日は週末で飼い主は一杯やってから帰ってくるため帰りは遅いが、それでもさくやは待ち続けた。 日付が変わりそうになったころ、ようやく家のドアが開き飼い主が赤ら顔でやってきた。 「お帰りなさいませ旦那さま!」 「ただいまー!どうした?何か嬉しそうだが?」 「今日は旦那様の為に特別なお料理を用意しております!」 そうしてさくやは飼い主を居間へ案内し、作っておいた料理を披露する。 「さあ!お食べください!」 自信満々にさくやは料理を勧めるが、飼い主は机に上にある料理を見てぴたりと固まってしまう。 机の上には精巧に作られた人形の上に新鮮な海産物が綺麗に盛り合わせられている。 「さ、さとこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 飼い主が絶叫して生臭くなった人形、お値段○十万円の○ッチワイフにすがりつく。 何年も苦楽を共にした嫁の無残な姿に飼い主は心の底から慟哭して涙を流していた。 「御喜びでなによりですわ、どうぞわかめ酒もお飲みください。」 喜んでいると勘違いしているさくやは湯呑に入った液体を勧める。 中身はさくやの勘違いで出来たわかめを料理酒で煮て作った珍妙なわかめ酒だ。 無言で動かなくなった飼い主はさくやの腕を掴んだ。 「だ、旦那さま?まだお料理が残っていますわ!」 料理を残して腕を掴み居間を出て行く飼い主にさくやは焦った声をだす。 返事もせずに飼い主は自分の部屋へとさくやを連れ、ゆっくりとドアを閉める。 部屋の中からさくやの焦った声と服を脱ぐ音が聞こえた後、ベッドの軋む音とさくやの甲高い声が響いてきた。 おまけ ゆうべはおたのしみでしたね 「ん・・・、もう朝か。それにしても昨日は何か大変なことがあったような・・・。」 「コーヒーイレタゾ、ノミヤガレ」 「うお!?何だその変な恰好は!?」 「男は狼ということが分かりましたので、大丈夫なように武装しています。」 「意味が分からん!何があったのかちゃんと説明しろ!」 そう言われてさくやは昨日飼い主にされたことをこと詳しく説明する。 酒が入っていたこともあり、飼い主は段々と自分がしてきたことを思い出し顔が青ざめていく。 居間にはまだ昨日の料理が残されており、さくやの態度からそれが夢ではなく事実と言うことを嫌でも証明している。 飼い主の必死の説得もありさくやの機嫌は直ったが、その後のさくやはメイド服を着ずにジャージで家事をこなす様になった。 仕事が出来るようになったので飼い主も文句を言えずにいたが、どことなくさくやはやさぐれているようであった。 後書き 餡娘ちゃん二周年おめでとうございます!!! このようなHENTAIな自分でも受け入れてくれる餡娘ちゃんに感謝の極みです。 また長月さん50作品おめでとうございます。 自分も数えてみたらいつの間にか50作書いていましたが他の方には中々及ばないのが現状・・・。 それでも老人とてゐの挿絵を描いてくれた人、感想やゆっくりボタンを押してくれる読者の人にも感謝を! 色んな人に頭の上がらないHENTAIあきでした。 以前に書いたもの anko2971 老人とてゐ anko2994 ちぇんとゆかりとらんしゃま 感想等がありましたら下のスレにぜひお願いします http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274853561/l50
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がんばれよ 「洋服の青山」CMソング ジャケットに入っている女性はファッションモデルの矢野未希子である。 同アーティストの楽曲であるベイビー・アイラブユーのカバー版がplusに収録されている。 BASIC ADVANCED EXTREME Level 3 7 8 Notes 233 413 563 BPM 146 Time 2 00 Artist TEE ジャンル TV CM Version copious 譜面※外部サイト ■ 動画 +譜面動画 譜面動画 YouTube 譜面動画 EXTREME (フラワー+ハンドクラップ) ニコニコ動画 譜面動画 EXTREME (フラワー) 譜面動画 EXTREME (フラワー+ハンドクラップ) +プレイ動画 プレイ動画 プレイ動画 EXTREME (フラワー・EXC) PLAYER AM*YMG-9 プレイ動画 EXTREME (フラワー・EXC) PLAYER A1*KL.L プレイ動画 EXTREME (フラワー・EXC) PLAYER TA9N.C-Y プレイ動画 EXTREME (シャッター・EXC) PLAYER 0ZN-T*N1 プレイ動画 EXTREME (シャッター・EXC) PLAYER K.W-INK プレイ動画 EXTREME (シャッター・EXC) PLAYER JESSICA プレイ動画 EXTREME (シャッター・EXC) プレイ動画 EXTREME (花火・EXC) PLAYER U.TAS-30 プレイ動画 EXTREME (花火・EXC) PLAYER YUE プレイ動画 EXTREME (花火・EXC) PLAYER YUE プレイ動画 EXTREME (リプルズ・EXC) PLAYER LUNAMOON プレイ動画 EXTREME (ユビ子・EXC) PLAYER AVAST プレイ動画 EXTREME (ユビ子・EXC) 攻略・解説 各譜面の攻略に関する情報はこちらへ。 [BSC] 緑のEXCは、サビで数回出てくる「ヘイッヘイッヘイッ」と、序盤の8分に注意する。序盤はやや押しにくい配置のため、両手で拾ったほうが良い。 -- 名無しさん (2011-09-27 00 25 35) [ADV]歌合わせが続きLv7相応の難易度。サビ前の同時が絡む箇所でコンボを切りやすい。 -- 名無しさん (2011-11-25 01 23 09) [EXT]リズムに素直な譜面 ラップ地帯に気をつければ鳥S・フルコンは容易か -- 名無しさん (2012-02-25 21 49 48) [BSC]フルコン目指す人は序盤のピアノの動きに注意。そこを見落としてしまい結局フルコンならず。 -- 名無しさん (2012-10-30 19 22 44) 名前 コメント ※攻略の際は、文頭に[BSC] [ADV] [EXT] のいずれかを置くと、どの譜面に関する情報かが分かりやすいです。 ※体感難易度を書き記す際は、クリア難度・スコア難度のどちらかなのかを明記してください。 また、攻略と関係ない投稿・重複した内容は削除の対象になります 攻略とは無関係の話は該当する欄(情報交換&雑談) にてどうぞ。 コメント(感想など) 曲調は、シャナナ☆やクイパラ系。 -- 名無しさん (2011-09-17 06 41 27) カーニバる?に近い曲調かと。特に前半。いい曲だ。 -- 名無しさん (2011-09-22 05 52 01) 紅空とヒルクライムを足したような譜面 -- 名無しさん (2011-09-24 14 55 27) ジャケットに入っている女性は誰? -- 名無しさん (2011-09-28 12 56 25) ↑non-noなどでモデルやってる矢野未希子 -- 名無しさん (2011-10-03 04 07 46) 「が」んばれよの部分は微妙だけど文字押しかな。バカサバみたいなのじゃなくてよかったが -- 名無しさん (2011-10-07 10 53 13) がん→GUNかな -- 名無しさん (2011-10-31 11 03 31) がんばれよ -- 名無しさん (2012-01-12 12 33 55) がんばるよ -- 名無しさん (2013-02-06 03 45 12) 名前 コメント ↑攻略と無関係の曲に対するコメントはこちらでお願いします。あまりにもかけ離れた内容は削除される場合があります。
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さくやは瀟洒なゆっくりだった。 ツヤツヤでまるまるしていて柔らかいほっぺ。 物を食べたり、笑ったりする時でも大口をあけたりせず楚々とした風情を崩さないさくや。 きめぇ丸はそんな瀟洒なさくやが好きだった。 もちろんそんなさくやをれみりゃもフランも大好きなのだが、唯一の不満はさくやがすりすりをしてくれない事だ。 れみりゃとフランはさくやの後ろから回り込むと挟み込みすりすりをした。 「「うー!さーくや!ゆっくりしていってね!!!」」 「ゆっ!?」 両側から挟み込まれアッチョンブリケのような顔になったさくやは何かを吐き出した。 「さくや…?」 見るとさくやのふっくらした頬はげっそりと痩せこけていた。 「うわああああああああ!」 れみりゃは悲鳴をあげた。しかもPADは川に落ちて流されて行った。 フランはどうしていいかわからず泣き出した。 「うわああん!さくやー!ごめんなさあああい!!」 フランとれみりゃは思わず叫び声をあげて逃げ出した。 「おお…さくや…」 悲鳴を聞いて飛んできたきめぇ丸はげっそりと痩せたさくやを見つめていた。 「知られたくなかった…」さくやは涙ながらに語り出した。 さくやは生まれつき痩せていて、すりすりをするとゴリゴリしてゆっくり出来ないと言われたこと。 みかねたさくやのお母さんが頬の中に入れるPADを作ってくれた事。 それからはゆっくりらしいふっくらとしたほっぺになって誰もが振り返る愛らしいゆっくりになれた事。 しかしあまり強くすりすりをするとPADがつぶれたりずれたりする事があるため 無邪気に激しくすりすりをするれみりゃとフランのような子供のゆっくりとはすりすりを避けていた事を語った。 涙に濡れるさくやの瞳を見つめながら話を聞いていたきめぇ丸は烏帽子についているポンポンを差し出した。 「おお…お食べなさいお食べなさい。」 「これをPADの代わりにしろというの…」 さくやはポンポンを口の中に含んだ。すると… おや?さくやの様子が… ___ _,r‐!7´ー-v―-、 `゙' 、 r'「>-'、-─'-<こ`ヽ,__ ヽ. ,r'ア´ ´ `ヽ|/`ヽ ' , く7 / / ,! ,! /! ノ`ヽ/´! i | ,' | /、ハ /レ'__,!イ , ∨] | ノイ ハ/─ ∨ ,riiニヽ/| ハ Y | '´ | /! ,riiニヽ "" |/|`ヽ\ ', レ'│"" _,,.. -‐' !メ|),ハ ̄ '.、 八!ヘ. ノメハ/ | ,ハ i 〈rヘメソゝヽ 、_ ノ "イ/´ノ__ノ_ハ ソ [ンく_] '.、[ンく_]' ∠_ハ ノソ_) おめでとう!さくやはヨコハマサクヤに進化した! 「おお、ゆっくりゆっくり」 もはやPADを必要としないゆっくりを手に入れたサクヤはれみりゃとフランにすりすりをした。 「うー!サクヤー!ゆっくりしていってね!!!」 今日もヨコハマサクヤときめぇ丸はお互いを見つめ合いながらゆっくりしている。 ちなみに互いの右斜め前にポジショニングするのが視線を合わせるコツである。 名前 コメント