約 1,095,450 件
https://w.atwiki.jp/dangerous_royal/pages/20.html
昔々、あるところに「ドウカツ」という大男がおったそうな。 ドウカツは子供の頃からとても気が弱く、夜中に厠へ行くのも一人では行けないほどじゃった。 性格に似合わず大人が一人と半分もの身の丈と羅刹の如き厳つい顔をしたドウカツは、自分の気が弱いのを常々恥ずかしいと思っておった。 じゃがある日、ドウカツは不思議な夢を見た。それは、家の池の中から仏様が現れて、ドウカツにある『力』を授けてくれるというものじゃった。 その『力』はドウカツと目の合った者を臆病な鶏にしてしまうという力じゃった。その日の朝、ドウカツが起きると、家の外から何やら騒ぐ声が聞こえてきた。 馬鹿馬鹿しい。 昔話を思い出し、「ドウカツ」はかぶりを振った。 その後は隣の家の庄屋の娘を攫った盗賊たちを『力』で鶏に変えてめでたしめでたし、だったか。 何がめでたしだ。糞の役にも立たぬ能力を押し付けやがって。おかげで俺たち一族は魔人になって一生日陰者だ。 ドウカツは教室のロッカーで一人震えながら、何代前かの自分の先祖である「ドウカツ」への文句を内心呟いた。 昔話に出てきたドウカツは、今まさにロワイヤルに参加し、希望崎学園の二階校舎の清掃用ロッカーの中で必死で息を殺している「ドウカツ」の先祖である。 そして、先祖のドウカツが仏様から授かったという『力』は紛れもなく魔人能力のそれである。なぜなら、日本魔人昔話「おくびょうドウカツ」という話にきっちりと描かれているからだ。 だが、『仏様から授かった』という奇異な覚醒の仕方から、通常の魔人能力とは一線を画する部分があった。 それは、その先祖のドウカツの魔人能力が『子孫に伝達する』という点だ。 五百年以上前に盗賊たちを一網打尽にしたドウカツのその能力は、子から孫へ、孫から曾孫へと連綿と受け継がれているのだ。 ただし、時が経つと流石に効力も薄くはなるようで、『目を合わせた者を一瞬で鶏にする』能力は、当代ではすっかり弱体化し、『十分間以上目を合わせた者』限定で効くようになっている。 そして、先祖のドウカツの恰幅と厳つい顔と魔人能力、おまけに子孫の長男には代々名付ける決まりになっている「ドウカツ」という名をしっかり受け継いだ現代のドウカツは、魔人学園たる希望崎学園の不良たちからも強面の魔人として恐れられていた。 ――しかし、何ということであろう。ドウカツはご先祖譲りの気弱なメンタルまで受け継いでしまったのだ。 昔話にあったように、深夜に尿意を催した際は家中の明かりを付けなくてはトイレに行けず、またチンピラがバイクで街中を爆走している音を聞くだけで心臓が縮み上がる。 さらには、毛虫や蛙、蜂などの、女性が嫌いなタイプの生きものも大の苦手で、触るはおろか、見るのさえ勘弁だった。 だが悲しいことにドウカツは表情筋を含む身体中の筋肉が逞しすぎた。 筋肉は通常、緊張した際に瞬時に収縮し、身動きを止めてしまうのだが、ドウカツの場合は筋力が凄まじすぎて、いくら怯えてもそれが一切表に出ないのだ。 これによってドウカツはビビっているのに顔に出ず、身体にも出ないと周囲に認識されるようになってしまった。 そんな訳で、どんなに威嚇しても、襲いかかっても一切の動揺を見せないドウカツは、希望崎学園の一部の魔人に畏れられるようになり、次期番長とも噂されるようになった。 ただ当のドウカツは、いつまで経っても子供の頃と同じビビリのままで、相変わらず夜中のトイレは一人では行けなかった。 「――とまあ、こんな風に僕には諸君を爆発させる能力がある。 もちろん例外は無しだ。不死の魔人だろうと、何だろうと殺せるのさ」 小竹の声が耳に響く。 目の前で同じクラスのド正義が頭を吹き飛ばされて死んだ。 怖い。 ドウカツは初めて人の死を目前にして、失禁せんばかりに怯えていた。 今ではすっかり平和になった希望崎学園では、死体など殆ど目にしない。 ましてや自分がその当事者、目撃者になるなど考えてもみなかった。 以前に不良魔人が生徒会にカチコミをかけ、死刑に処されたと聞いたときなどは三日間恐怖で何も喉を通らなかった。 だがドウカツはその恐怖心を表情に出すことはない。叫び声を出そうにもあまりの怯えに喉が上手く収縮してくれない。 現に傍から見ると、ド正義の死などには全く動揺しない、よほどの冷血漢かサイコパスだと思われているだろう。 しばらく小竹が訳の分からないことを喋った後、指を鳴らすと、ドウカツは気を失った。 ――いや、実を言うと小竹が指を鳴らす少し前から恐怖で失神していたのだが。 ――そして話は現在に戻る。 どれくらいになるだろうか、ドウカツはロッカーの中で箒や雑巾に紛れて隠れていた。 さっきの放送とやらでようやくおおよそのルールは把握したが、殺し合いをするのなどまっぴらごめんだ。 ロッカーの扉の内側に取り付けられた小型の鏡に自分の顔が写っていることに気づいた。恐怖の涙で目が充血している。 死にたくない、死にたくないと心の中で念仏のように唱えていると、誰かがドウカツの潜んでいる教室に入ってくる気配がした。 心臓がドクンドクンと激しくリズムを刻む。生唾を飲み込もうとしたが、既に口内はカラカラに乾燥している。 こうなったらいっそのこと、ロッカーを内側から蹴り破ってその隙に逃げるか……? いや、逃げ切れる保証はない。相手が小竹のようにこちらを一瞬で殺せる能力を持っていたらどうする? ならばどうしろというのだ。このまま隠れてやり過ごす……? 思考がまとまらぬ内に侵入者がロッカーの扉に手をかけた。 どうやらドウカツが隠れていたのは気づかれていたようだ。 ドウカツはある覚悟を決めて、目をつぶった。 【名前】ドウカツ 【性別】男性 【能力】 『メンチキン』 連続して十分間以上目を合わせた者限定で対象を鶏に変える。 鶏になった場合、十分経過するかドウカツが能力を解除しない限り元へは戻れない。 条件は厳しいが決まれば強力な能力。 【人物】 強靭な肉体に臆病な心を宿した強面の魔人。 その膂力、羅刹が如し。殴れば1トントラックでも粉々に粉砕できる。 その胆力、赤子が如し。夜中になれば明かりが付いていてもトイレに行けない。 【備考】 特になし。 【D-2/1日目・昼間】 【ドウカツ】 [状態]:恐慌 [装備]:なし [道具]:基本支給品、不明支給品 [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いをしたくない。 1:隠れていたい。 2:誰かが来た、どうしよう。 [備考] ※ロワイヤルのルールを大まかに把握しました。 ※誰かがドウカツが隠れているロッカーの扉に手をかけました。
https://w.atwiki.jp/boubakatest/
棒人間のバカテスト@wikiへようこそ ここではクラウス様の作品である「棒人間のバカテスト」シリーズをwiki風にまとめようというものです。 だれもが自由に編集できます(特にうごメモユーザー)。 よければ下の方にある一行伝言板にコメントいただければ幸いです 何か分らないことがったら 画面左端のリンク等を参照してください。 今日来てくれた人 - 人 昨日来てくれた人 - 人 今までのトータル - 人 一行伝言板 うごメモユーザーであり、ここの管理人です。コメント欄を設置してみました。 -- 特急にちりん (2010-07-26 10 14 26) 名前 コメント since 2010/7/25
https://w.atwiki.jp/oendan/
棒人間作者応援団荒らし対策済みwikiです! 現在テスト中。。。
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/2747.html
知病鏡│漢│服部│ http //www10.plala.or.jp/cotton-candy/momomi2/maki-2570.htm
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/21786.html
まわるでんしゃとおくびょうもの【登録タグ GUMI ま 前略P 曲 】 作詞:前略P 作曲:前略P 編曲:前略P 唄:GUMI 曲紹介 すれ違いばかりの2人は今日もどこかですれ違い 前略Pの「お手紙シリーズ」第4作目。 すれ違いが多かった2人は案の定今日もすれ違っていました。そんなお話。(作者コメ転載) ちなみに、それぞれ男の子と女の子で書体が違ったりします。(「手紙ブログ」より引用) イラストは 谷屋氏が手掛ける。 歌詞 まわるでんしゃにのっていくよ きみのもとへと、さあ きょうははれと てんきよほうもいってたからいこう かんぺきなじかんが すきなひとのむれをぬけてのりこむ きみのいるばしょへの ちかみちのでんしゃ あおいゆめが きみをさらっていくよ いつかみたまち すぎさっていくよ 「うみがみたいよ」 そういったわたしをつれていった あなたのむじゃきなかおがみたくなって わがままをいってみたくなったんだ あのえきのなまえをわたしはしらないよ てさぐりでさがす きみといたえきのばしょ おべんとうはさめないように しっかりあたためて もしきみがいたら ちゃんと いわなくちゃ だいじなことば はぐらかすわたしは おくびょうものです あおいうみが わたしをさらっていくよ さいごにあったのは たしかにここだよ 「うみがみたいよ」 そんなわがままをきいてくれてありがとう わたしはこのせかいにはもういないけど これだけはつたえなくちゃ さいごにおもいでを どうもありがとう あおいゆめが きみをさらっていくよ いつかみたけしき すぎさっていくよ 「うみがみたいよ」 そういったきみをつれていった さいごにわらったかおがみたくなって わがままをきいてみたくなったんだ あのえきをもうぼくはみたくはないんだよ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hazama/pages/982.html
レイは左側にいて左脚にしがみついたはずなので、俺の画像はこうだったw -- なゆた (2009-12-21 21 51 18) ちょwwww棒人間ktkr。なかなかいい構図だ!これでいけばよかったなww -- ののの (2009-12-21 23 48 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ab10c/pages/17.html
係 *係名 *メンバー RPG にせかみ・リオンココ ドット にせかみ・kkk 棒バト %ws・カイザ イラスト ハジメ・ab10c・ジーク・リオンココ 物語 コメディアン ab10c・kkk・リオンココ・ゆうすけ 物語 シリアス ab10c・ジーク・リオンココ・ゆうすけ キャラ にせかみ・ハジメ・%ws・ab10c・リオンココ・K.R SE ab10c 冒険 Teraglight ※係長等の役職が全ての係で決定すれば、それも更新します 中央 部長・副部長・係長etc. 他に入りたい係、抜けたい係等あれば申し出て下さい。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/1777.html
大拍子│和(磐州)│音部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi/maki-1215.htm
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/570.html
允痢相│新手(氷厘亭氷泉、氷厘亭氷芳)│禽部│ http //www10.plala.or.jp/cotton-candy/momomi/maki-1204.htm
https://w.atwiki.jp/realizecosmicyarn/pages/413.html
【兄撃病】(にいげきびょう ‐ 病名) 別名キサラギ病とも呼ばれる 感染者が着用していた服がジン・レプカだったのが由来と思われる 主な症状として ・「兄さん」と叫ばずにはいられなくなる ・○○=キサラギ少佐と名乗りだす ・毎月23日になると兄さんを追い掛け回す ・何事も兄さんと関連付けるようになる 等が報告されている 空気感染で感染する恐れがあると見られているが 予防方法も治療方法もまだ判明されていない謎に包まれた病気である 第一感染者はYで発見されたが、RやCでも感染者が発見されているようだ 筆者も感染者の一人としてどこかの博士か学者が早く解決策を見つけてくれる事を期待してる