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わかばちゃん とは、【New スーパーマリオブラザーズ】のキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール わかばちゃん 他言語 Squiggler (英語) 種族 【イモムシ】 初登場 【New スーパーマリオブラザーズ】 【ハナチャン】の子供なような【イモムシ】。その名の通り、頭には小さな芽が生えている。凶暴性はほとんどない。 作品別 【New スーパーマリオブラザーズ】 7-Aのみに登場。土管から出現して壁伝いに動く。 ハナチャンと異なり踏むだけで倒せる。 【マリオ ルイージRPG3!!!】 エクボンの森のイベントでこれらしいキャラクターが登場する。 元ネタ推測 若葉+ちゃん ハナチャンの成長前をイメージ? 関連キャラクター 【ハナチャン】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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うめねばちゃん 携帯画像 都道府県 茨城県 肩書き 茨城県非公認キャラクター 解説 「納豆」に水戸の「梅」を練りこんである。かわいいピンク色が特徴。納豆の妖精ねば~る君のお友達。 攻略難易度 ★★★★やや難。ねば~る君と一緒のイベントに、稀に登場。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
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『かばちゃんファミリー?』は たにツク6 で登場したツクール1の作品。「としえ編」とも。 概要 ストーリー 外部リンク 関連項目 概要 データベース中でカエルのモンスターが「としえ」と名付けられていたのが印象的だったことから「としえ編」とも呼ばれる。主人公のかばちゃんが父親から手に入れた一万円で、友達のだいちゃんとともに北のショッピングモール「ワンダフル」へと遊びに行くというストーリー。 ストーリー 主人公のかばちゃんは真っ黒い黒幕キャラ用歩行グラフィックで登場。早々にベッドに横たわる父親に駆け寄ると「おやじぃーおきてぇぇん」「かねちょうだい」と金を無心。なぜか衝撃音とともに画面が激しく揺れ、「かねをあげますか?」と父目線での選択肢が現れる。そして「はい」を選ぶと10,000Gがかばちゃんの懐へ。すると家の外からだいちゃんが現れ、一緒に「ワンダフル」へ遊びに行くこととなる。 ワンダフルらしきところへ到着して早速カウンターの店員に話しかけると、「ヴィトンのバッグ」が5,000G、「アムールのツボ」が5,700G、「シャネルのバッグ」が7,000G、「F・M(フランクミューラー)のとけい」が9,000Gと高級品ばかりの品揃え。しかし買っても装備できない。また、店を出るとフィールドを歩けるようになるがそれ以上は特に何もない。フィールドでは「ジュン」「みつき」「しょうこ」という三体の敵が出現するが、そのうち「みつき」は逃走し、「ジュン」は自爆する。 外部リンク 用語集1~7 - 「他人の作ったRPGツクールをやってみた」まとめ - アットウィキ としえ(他人ツクールシリーズ)とは (トシエタニンツクールシリーズとは) 単語記事 - ニコニコ大百科 関連項目 他人の作ったRPGツクールをやってみた ハル編 - 前の作品。 みこと - 次の作品。
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ゴマちゃん ゴマフアラザシの赤ちゃんであるゴマちゃんはマンガ「少年アシベ」に登場するとっても愛らしいアニマル。 フワフワのつぶらな瞳を見てるだけで癒されますね。
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589. 榊鳥 ◆SSkkOxOZ3M 2011/07/09(土) 03 24 21.06 ID XQ5jfrPZ0 【お題:催涙雨】 577 3票 「マミさんんんん!」 「これは派手な打ち上げ花火!」 「さすが」 576 2票 「もよおすさやかちゃんハァハァ」 578 1票 「その路線を突っ走ってくれ」 さやか「はーい、こんな結果ですね」 さやか「あはは…また1位!舞い上がってますね!あたし!」 さやか「なんかありがとうございまっす!」 マミ「また、進行させていただくわね?」 マミ「じゃあ次のお題は 595にするわ」 595. 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 2011/07/09(土) 03 41 25.01 ID lah5aUNj0 ふたばちゃんねる 598. 榊鳥 ◆SSkkOxOZ3M 2011/07/09(土) 03 48 35.60 ID XQ5jfrPZ0 さやか「次のお題は【ふたばちゃんねる】!」 さやか「時間制限はもうアレだし…」 さやか「SSが7個でるまで!にしたいと思いまーす」 さやか「…でもごめん、あたしも眠いんだぁ…」ウトウト さやか「申し訳ないけど開票とか進行は…」 さやか「7つ目のSSを書いた人に任せたいと思います…」 さやか「無責任でごめんね…ほんと」 さやか「あ…とは…まか…せ…た」ガク --------- つーことで…すまぬ、おやすみ… 601. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/09(土) 04 13 48.59 ID 0JtEPpIW0 さやか「ふたばちゃん寝る」 まどか「ふたばちゃん?」 さやか「ぱっと思い浮かんだのがみつどもえ」 マミ「髪を下ろしておしゃれすれば、意外と可愛いのよ?あの娘」 ほむら「私は断然ひとは派ね、弱冠小学生にしてあのストイックさがたまらないわ」 まどか「みつばちゃんは?」 杏子「あぁ、太っててウマそうだよな」 602. @ 寝る 2011/07/09(土) 04 14 06.99 ID Xmr+an/1O さやか「へへへ、今日もふたばでさやかちゃんスレが立ってる」 さやか「しかも100レス超えもザラだなんて、さっすがさやかちゃん愛されてるぅ〜」 ほむら「としあき人気は世間の不人気、という言葉を知っているかしら?」 さやか「」 ほむら「さて、私はこんな不人気に構ってはいられないわ…」カチカチ ほむら「まどか…」ハァハァ まどか「やめてよほむらちゃん!ほむほむHENTAIスレに常駐しないでよ!次スレとか立てないでよ!」 ほむら「大丈夫よまどか、スレを立てた以上はちゃんと管理するわ!まどかと私のユートピアだもの、粘着荒らしなんかには屈しないわ!」キリッ まどか「その心掛けは立派だけどやめてよ!」 605. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/09(土) 05 24 45.75 ID OGeBMw/2P ほむら「ふざけないで美樹さやか!」バシッ さやか「たたき方がなってないんじゃないの転校生!」バシバシッ まどか「バシバシたたきすぎだよ!」バンバン さやか「力をいちいちいれないの!」バシバシッ ほむら「やる時はやるのね、美樹さやか」バシバシバシッ まどか「んっ腕がジンジンして辛いよ!」 まどか「ねえ、なんで熱が出るほど叩かなくちゃいけないの!」バシバシッ ほむら「ルールなのよ!ルール!なんで私もこんな事に付き合ってるのかしら。」 杏子「お? やってるなビシバシチャンプ、次はあたしと勝負しようぜ!」 619. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/09(土) 08 49 00.81 ID V5PvUTTK0 みんなで自分のスレを立ててみた まどか「『まどかの因果を考察するスレ』順調に延びてるな〜♪」 ほむら「『ほむまどを妄想してみるスレ』自分で書き込みまくってたらシリーズ化…だと…!?」 杏子「『杏子ちゃんに旨いものを食べさせてあげるスレ』地味だけど進んでる。お前らの気持ち、嬉しいぜ。」 マミ「『マミの厨二病を進行させるスレ』ど、どういうことかわかんないけど途中からカルト宗教みたいになってるわ!」 さやか「『世界一のさやかちゃんのかわいさを実証するスレ』…荒れに荒れてアンチスレになってる… 。あたしってほんとバk」パリーン 625. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/09(土) 10 09 30.08 ID DyPiU59m0 ほむら「まどか、ふたばちゃんねるじゃなく2ちゃんねるを利用しなさい」 まどか「どうして、ふたばちゃんねるもいいところだよ?」 ほむら「ス、スポンサーが…」 626. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/09(土) 10 20 20.66 ID CNvSF3uPO としあき『まどかちゃんかわかわ』 ほむら「……」カタカタ 『念』 634. 榊鳥 ◆SSkkOxOZ3M 2011/07/09(土) 11 30 05.67 ID XQ5jfrPZ0 さやか「はい、そこまでー」 さやか「投票は50分までねー」 635. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/09(土) 11 30 21.77 ID hlmt4nEy0 1 名前:白銀銃の黄金少女◆Mami/toMoee[] 投稿日:2011/07/09(土) 11 17 24.04 ID REMAmiinai0 完璧魔法少女巴マミについて語りましょう! マミ「…・・・」 マミ「負けないわ、まだ3スレ目」 マミ「次はきっと2が来てくれる……」グスグス 643. 榊鳥 ◆SSkkOxOZ3M 2011/07/09(土) 11 52 16.28 ID XQ5jfrPZ0 1位 619 3票 「さやか…」 「さやかあちゃん頑張って!」 2位 602 2票 「まどかのツッコミが好き」 3位 605 1票 マミ「優勝は 619さんです、拍手!」 さやか「……」 まどか「さやかちゃん…」 キュゥべえ「今はそっとしておいてあげるんだ…」 キュゥべえ「じゃあ進行を次に移そう! 619に頼んだよ!」
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■ゆにばちゃんと『きいろいおにいさん』■ 「というわけで、雨雫と雨弓はラブラブなのさ。……この世界ではね」 黄色いお兄さんは、そう言って悲しそうな顔をしました。 ゆにばちゃんは困り顔です。 だって、グソク様の話を聞きに来たのに、微妙に関係ない話が混じってた上に少々下品な内容だったのですから。 「こう見えてもボクは女子高生なんだから、下ネタは控えて欲しかったです」 ゆにばちゃんは正直な感想を言いました。 「でも貧乳でパイズリしようと頑張るのって興奮するよね?」 黄色いお兄さんはおそろしく空気をよめない発言で同意をもとめました。 ごごごごご。 ゆにばちゃんの様子が変です。 「また……っ! パイズリとか言った……っ!」 胸の小ささをとても気にしているゆにばちゃんは、ばくはつしそうです。 「あっ! でも俺は貧乳好きだよ! 畢も金雨も貧乳カワイイし、ゆにばちゃんも貧乳カワイイ!」 黄色いお兄さんは全力で地雷を踏みました。 どれみふぁそらしどー。 低周波ナックルがフルチャージ! ずばちゅん! 黄色いお兄さんの胸に、ゆにばちゃんの電気パンチが炸裂しました。 ゆにばちゃんの殺人技、体外式加細動攻撃です! 黄色いお兄さんは、心肺停止してひっくりかえりました。 どれみふぁー。 さらに電気チャージの音! ゆにばちゃんは拳を振り上げ、動かないお兄さんの心臓にふたたび電気パンチしました。 「がふっ! ごほっ、ごほっ」 黄色いお兄さんが息を吹き返しました。 AEDパンチは成功です! 「これに懲りたら、下ネタは程ほどにしてくださいねっ!」 「アッハイ」 黄色いお兄さんは弱々しく返事をしました。 (めでたしめでたし) ~~Wall Need Is Love 徹夜話小噺~~3へ移動<<|生徒会SSへ移動|>>~~Wall Need Is Love 徹夜話こぼれ話~~へ移動
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その駄菓子屋は今日も開いていました。 低い陳列棚にはうまい棒やブラックサンダーなどピカピカの包みに入ったものから、 あんこ玉や酢イカまで、古今東西様々なものが並んでいます。 駄菓子だけじゃありません、メンコにベーゴマ、今はやりのなんとかってカードもありますし、 文房具だって、ほら、ねりけしに鉛筆に、絵の具に、ノートだって置いてあります。 天井に吊り下げられた、昆虫採集セットやブロマイド引き、くじ引き達が白い日差しから店を守っていました。 大きな冷蔵庫は万全に冷えていて、子供たちがアンズ棒やチューペット、 ホームランバーやニッキ水チェリオをいつでも美味しく食べられるようになっています。 小さいけれど、たくさんのものが詰まったこのお店に、今日はどんな子供たちがやってくるでしょうか。 あ、誰かきましたよ。黄色と黒のちゃんちゃんこを着た男の子が、四人。 野沢「おばちゃん、ちょーだいな。」 一番小さい男の子が、まずずんずん、と中に入っていきました。 きなこ棒の前に止まって、どれにしようかうんうんとうなっていました。 戸田「おばちゃーん、ビックリマンあるー?」 最初に入ってきた男の子より、ちょっとだけ背のある子は入りしなにそう言いました。 「びっくりまん?ええ、と、こっちにあったけなぁ。」 おばあちゃんはごそごそと、チーズ味のうまい棒の後ろを調べます。 なにしろ、たくさんのお菓子があるのですから、前に出ているもの以外は探すのも一苦労です。 頭にくもの巣を三個くらい乗っけた時、おばあちゃんはやっと探し物を見つけました。 「ほら、これだろ?」 戸田「……おばちゃん、これ、ビックリマンじゃなくて、ガムラツイストだよ。」 「おやそうかい、ごめんねぇ、ええと、びっくりまんは……。」 戸田「あ、おばちゃん、いいや。久しぶりにガムラツイスト買うよ。」 男の子はそういうと、最初に入ってきた子の隣に並んで他のお菓子を選んでいます。 次に入ってきた子は、二人よりも背の高い子です。この子はお菓子よりも玩具の方がいいようです。 松岡「おばちゃん、シールくじがやりたいんだけど。」 おばあちゃんはゆっくりと、天井から下がっているシールくじを下ろします。男の子が一つ、ピッと引っ張って中を見ました。 野沢「どう?兄さん。」 松岡「……コイキングだ。……まあ、いいや。おばちゃん、あとこの飛行機と万華鏡下さい。」 お店の中には三人、さっき見た時は四人いたはずです。おかしいな、とおばあちゃんは外を見ました。 いました。ガラス戸の隅から、こっそりと覗いています。他の三人よりもほっそりしていて、もやしのようです。 戸田「あ、おばちゃん、気にしないで。あいつ、こういうとこ初めてだから。」 野沢「ほらほら!兄さん、遠慮しないでさ!」 一番小さい子に引っ張られて入ってきたその男の子は、物珍しそうに辺りを見回しています。 おばあちゃんは、アイスクリームガム、と書かれた箱を持ってきました。 「初めてなら、特別サービスだよ、三回、押してごらん。タダだから。」 高山「え、いいんですか?」 しどろもどろ、落ち着きのない様子で、お菓子を選んでいる三人を見ます。 松岡「サービスなんだから、いいんだよ。」 飛行機を買った男の子に言われて、その子は箱から突き出たボタンをまずは一回、押しました。 ころん、と穴から転がってきたガムの色は白。 「はずれだねぇ。」 二回目に転がってきたのも、白。 「またまた残念、さあ、最後の一回だよ。」 男の子はごくん、と唾を飲み込みます。他の三人も、じっと箱を見ています。 ゆっくりと、静かに、念を込めて押し込んで……。ぐ、とプラスチックのボタンが箱に吸い込まれていきます。 かつ、とガムが落ちます。そして、穴から出てきたのは……。 野沢「わ、赤い奴だ!」 戸田「おばちゃん、これ、何等?」 ボタンを押した男の子よりも、周りで見ていた子の方が目を輝かせます。 おばあちゃんはにっこりと笑いました。 「一等、百円分買っていいよ。」 戸田「すごいな、百円分だぜ!兄さん、あれ買えよ!結構うまいぜ!」 野沢「そっちよりもキャベツ太郎の方がいいよ!兄さん、これにしろよ!」 二人があれもこれも、と自分が食べたいお菓子を薦めますが、当の本人はいまいち乗り気ではないようです。 「どうしたんだい?遠慮なんてしなくていいんだよ。」 高山「で、でも……百円も。」 松岡「いいんだよ。おばちゃんがいいって言っているんだから。」 そういわれて、男の子はやっとお菓子を吟味し始めました。 お菓子を選び終わった四人は、外に出ている縁台に座ってついでに買ったアイスを食べ始めました。 一番末っ子らしい子と元気のよさそうな子はホームランバーとアンズ棒を。 一番落ち着いた男の子は、うまか棒を。 一等を当てた子はチェリオを。 白い日差しはますます強くなっていくので、アイスも美味しい事でしょう。 野沢「おばちゃん、ここってカキ氷もあったの?」 しょりしょりと、アンズ棒を齧りながら男の子はくじ引きの景品がびっしりと吊り下げられた壁を指差します。 敷き詰められた台紙の隙間から、日焼けした紙がこっそりと顔を見せていて、そこにはカキ氷、となんとか読み取れました。 「ああ、そうだよ。でももうやってないんだよねぇ。」 ごめんねぇ、とおばあちゃんが言うと、男の子はいいの、と首を振りました。 「おばちゃん、こんにちはー。」 「おばちゃん、ちょーだいな!」 「おばちゃん。」 「おばちゃん。」 おや、常連の子供たちがやってきたみたいです。新しいお客さんは縁台の隅っこに固まります。 「おばちゃん、きょうはこれにするよ。」 「あ、やった!ガムあーたり!」 「チェッ、今日もスカだよ。」 ワイワイガヤガヤと声が弾む中、丸坊主の男の子が真剣な声を出しました。 「おばちゃん、メダル当て。」 「おや、けん坊。今日もメダル当てかい。」 けん坊は、うん、と力強く頷きました。 けん坊はいつもメダル当てをする子でした。 メダル当ては一回十円で、一等は金ぴかの大きいメダルで、けん坊はいつも少ないお小遣いを全部使ってそれをあてようとしていました。 けれども結果はいつもスカ。今日はどうでしょうか。 「えい!」 気合を込めて選んだくじをゆっくりと開きます。けん坊の顔は期待に満ち溢れていて、こっちもドキドキしてしまいます。 が。 「……またスカだ。」 がっくりと肩を落としておばあちゃんにくじを渡します。スカは小さな、小指くらいの、ぺらぺらのメダルです。 「残念だったねぇ。また次やっておくれ。」 すっからかんになったけん坊に、おばあちゃんはこっそりと、チロルチョコを握らせました。 「おや、チイ子ちゃん。また頭巾を被ってるのかい。今日は暑いから脱いだほうがいいよ。」 紙人形の前に立った女の子、チイ子ちゃんにおばあちゃんは言います。 お下げ髪を覆う分厚い頭巾はボロボロで、ところどころに煤がついていました。 「いいの。怖いから。」 深く被りなおすと、チイ子ちゃんは目の前にある着せ替え人形をもって遊び始めました。 常連の子供たちが皆帰ってしまうと、お店の中はがらんとしてしまいました。 今日はこれで終わりかねぇ、とおばあちゃんが縁台をしまいに外へ出ると、あら、最初にやって来てくれた男の子達がいました。 「おやおや、まだお家に帰らないのかね。」 松岡「はい、まだ夕方ですから。」 「夕方だから、帰った方がいいんじゃないかえ。お母さんが心配するよ。」 野沢「あ、大丈夫、ちゃんと迎えにきてくれるから。」 高山「ここで待ち合わせしているんです。」 待ち合わせなら、仕方ないねぇ。 おばあちゃんは四人を中に招きました。太陽がまだあるとはいえ、事故や誘拐の心配があったからです。 戸田「あのけん坊って子、いつもメダルくじをやってるの?」 「ああ、そうだよ。あの子は一等のほら、大きいメダルが欲しいんだよ。」 指をさした方向には、きらりと金色に光るメダル。一番小さい男の子はふーっと溜息を吐きました。 松岡「どうして欲しいんです?」 野沢「欲しいに決まってるだろ。あんなかっこいいメダル、僕だって欲しいさ!」 高山「……そうかな。」 ごしょごしょと一等のメダルについて言い合う三人から少し離れていた男の子が、おばあちゃんに近づきます。 松岡「おばちゃん。」 「どうしたんだい?なにかほしいものがあるのかい?」 松岡「……もう、いいでしょう?」 電灯をつけていないせいでしょうか、おばあちゃんの目にはお店の隅が黒く見えました。 「そうだねぇ……。」 おばあちゃんはゆっくりとボロボロの丸椅子に座ります。 椅子に変わりはないはずですが、妙にふかふかしている感じがします。 「あの人が戦争で死んで、駄菓子屋を開いて、そうそう、昭和三十年か四十年くらいだっけねぇ。 あの時が一番子供が多かったねぇ。時代が下っていくうちに、子供が少しずつ減っていって、 ええと、昭和六十年くらいだったけ、……バブルだかなんだかでこの店を売らないかって色んな人が言ったけど、 私はつっぱねたねぇ。……それから十年くらいは大きくなった子供たちが来て子供をつれてきてねぇ……そして、 そう、あの夏の日だよ。日差しが白い、あの日に、……。」 どこかで吊り下げているのでしょうか。風鈴の音が、大きく響きました。 高山「……死んだ旦那さんが待っていますよ。そろそろ、行きましょう。」 「……そういうわけにもいかないんだよ。」 おばあちゃんは立ち上がると、しめてしまったガラス戸の前まで来ました。引き戸の向こう側は暗くて、時々、小さな淡い光がぽつぽつと輝いています。 「けん坊やチイ子ちゃん、他の子たちをこのままにしてはおけないよ。 今はここがあるからいいけれど、ここがなくなったらあの子達は元の、迷子の幽霊になってしまうよ。」 戸田「それなら大丈夫です。僕達に任せてください。」 男の子はぽん、と胸を叩きました。 親父「で、どうやったんじゃ?」 駄玩具だらけになったゲゲゲハウスの中、目玉親父は野沢の入れた茶碗風呂に入っていた。 戸田「簡単です。ぬりかべを呼んで、霊毛ちゃんちゃんこで駄菓子屋を包んで、あの世側に引っ張ってもらったんです。」 こうやって、と手振りをつけ、戸田は楽しそうに笑う。 松岡「あの世とこの世の境目にあった駄菓子屋さん、かぁ。」 つるべ火の力を借りて、竹ひごを曲げる。綺麗な形に、なかなか出来なかった。でもそれも楽しい。 高山「ちょっとこの世側にあったから、今までおばあさんも、子供たちも成仏できなかったけど、 あっち側に店を置いたから、みんなきっと、成仏できますよね。」 ただでもらった指輪キャンディーを眺めながら高山は呟く。綺麗な形の飴は、光にすかすと本物みたいだった。 親父「きっとそうじゃろうて。ところで野沢、やっぱりパンチコーラ風呂はべたべたしていかんよ。 普通のお湯にしてくれんか。」 野沢「ええ!僕には夢のような風呂ですよ!」 その駄菓子屋は今日も開いていました。 おばちゃん、こんにちは!今日もメダルくじ……あれ、おばちゃん、おじちゃんなんていたっけ? まあいいや。メダルくじメダルくじ!今日も当てるぞぉ! ………………やった! やったよ!おばちゃん!一等だ!やったぁ!やったぁ!!一等賞だ!でっかいメダルだ!金ぴかだぁ!! よかったねぇ、けん坊。一等賞だよ。 ……………。 おや、どうしたんだい?やっと取った一等賞だよ。 …………おばちゃん、父ちゃん、俺のこと褒めてくれるかな。駄菓子屋さんで取ったメダルだけど、褒めてくれるかな? 俺、兄ちゃんや姉ちゃんみたいに、頭もよくないし、運動もからっきしで、絵も下手だからメダルなんかもらえなくて。 だからおばちゃんちのメダルを取りたいって思ったんだよ。メダルには変わりないし、こっちの方がかっこいいもん。 でもさ、父ちゃん、怒んないかな?無駄遣いして、って怒んないかな?褒めてくれるかな? 大丈夫だよ。父ちゃんはきっと褒めてくれるさ。 本当? ああ。だってけん坊はずっとメダルくじを引いてきた。他の皆はとうに諦めて、お菓子や玩具を買っているのにね。 でもけん坊は、今日まで、ずっと、諦めずに、ほかの物に目もくれずに、メダルくじをやってきた。 これはすごい事だよ。一つのものに熱中できるなんて、他の人には出来ない事だ。 けん坊、お前はすごい子なんだよ。一等のメダルが取れたんだ。もうなんだって出来るさ。 お前の父ちゃんは、きっと褒めてくれるよ。 そう……かなぁ。 そうだとも。ほら、後ろを見てごらん。 ……父ちゃん!父ちゃん!ほら見てよ!一等だよ!一等のメダルだよ! おばちゃん!おばちゃんの言う事は本当だね!父ちゃん褒めてくれたよ! ありがとう,おばちゃん!本当に、本当にありがとう!! けん坊が、父ちゃんと一緒に、手を繋いで、ニコニコしながら向こうへ行くのを、おばあちゃんとおじいちゃんは嬉しそうに眺めていました。 白い日差しはますます強くなっていきます。 その駄菓子屋は、今日も、迷子の幽霊達のために開いているのです。 終わり 短編作品一覧へ戻る
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透明ちゃんとは、クリアちゃん氏が制作しているフリーゲームです。 現在公式ホームページはなく、どのように出回ったのかも謎のゲームです。 ただし内容は通常のRPG。 2が試作品。3、4が完成版となっているようです。 ダウンロードについて 現状一般的にダウンロードできるのは、このサイトしか見つかっていません。 https //kie.nu/2IIm 下の灰色のダウンロードから、ダウンロードしてください。 ※2~4同時ダウンロードのため、多少の時間が掛かります。
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桃ちゃんが星空を眺められる場所がいいと希望したので、僕らは山下公園まで歩いてきていた。 ここはデートスポットで有名なので周りにはたくさんのカップルで溢れ返っている。 僕と桃ちゃんみたいなお子様にはまだ早そうな場所みたいで、居心地が悪い。 素直に帰るといってくれないとは思うけれど、ここは帰ろうと言い出してみることにしよう。 「桃ちゃん、早く帰らない? ここ、カップルでいっぱいだよ。僕ら確実に浮いてるよ」 「いいじゃん、気にしないの。うちらだってカップルみたいなもんじゃん。ここまできたら、港までいこうよ」 「えぇ~マジでぇ!?」 やっぱり予想通りに帰るとは言ってくれず、桃ちゃんはすたすたと奥へ進んで行く。 やれやれ、桃ちゃんはこういうときは言い出したら何言っても無駄なんだよな。 溜息をこぼしながら、僕は桃ちゃんの隣をしっかりキープする。 こんな危なっかしい場所で一人にしたら、桃ちゃんみたいな可愛い子だと何があるかわからないし危険だ。 「ねぇ、千聖。ほらほら、みてみて。あそこのカップルなんてキスしちゃってるよ。うわぁ~すごぉい」 口元に手をあてて、関西のおばちゃんが面白いものをみつけて喜んでいるみたいにはしゃぐ桃ちゃん。 ベンチに座ってキスしてるカップルをしっかり指でさしてしまっているし。 はぁ、僕がどれだけ心配してるか知らないで本当に呑気な人だな。 「あのさ、キスしてるのを見たらまずいでしょ。それに声が大きいって。見るなら静かにしなよ」 「なになに、その私は見ません的な言い方。自分だって見てるでしょ。見るなら静かにとか言ってさ」 「はいはい。見てました。桃ちゃんほどじっくりは見てないけどね」 「ちさとはまだ子供だねぇ~あれくらいさ、みんな普通にしてるってよ。舞美だってキスしてほしいとか期待してるんじゃないの」 本当に関西のおばちゃんがからかうように肘で僕を小突いてくる。 顔だってどんなことを想像してるのか知らないけど、男の子の僕なんかよりよっぽどいやらしい。 桃ちゃんは僕と舞美ちゃんがキスしたことを知らないのだろうな、この調子だと。 去年のコンサートツアーで実は僕からキスした映像が、ばっちりとDVDに収められているっていうのに。 「舞美ちゃんとキスするっていったって、恋人でもないんだからしようって言って出来るわけないじゃないか。というか、僕だってキスくらいあるよ」 「え、えぇ~あんたがキスしたことあるって見栄張ってるんでしょ。無理しないの」 本当にDVDに入ってるあの映像を見たことがないんだろうな、桃ちゃんは。 僕だって自慢じゃないですが、キスくらいしたことはあるんです。 その先はまだ早いかなって自粛してるけど、いつかは大好きなあの娘と出来たらいいかなって思ってはいる。 それを言うと桃ちゃんが面白がって話がややこしくなりそうなのでここでは内緒にしておこう。 「笑ってるけど、そういう桃ちゃんこそキスくらいしたことあるの? あ、まさかないとか?」 「ちょ、ちょっと~何で中学生のあんたにからかわれなくちゃならないわけ? 信じられない。あのね、ありますよ。それくらい」 「そっちこそ無理しちゃって~いいんだよ。僕の前だからって見栄張らなくてさ。素直になっちゃいなよ」 さっきはそっちからからかってきたんだから、これでおあいこだぞ。 僕がからかったからか、桃ちゃんはいつもベリーズにからわれてるときみたく騒ぎまくっている。 「あははは、やっぱりないんだ~桃ちゃんキスしたことないんじゃん。子供だねって言葉、そっくりあげるね」 「くぅ~ガキんちょのあんたに言われることになるとはね。あぁ~悔しい~もぉ~こうなったらキスした経験でっちあげてやる」 「それは嘘つきになるよ。泥棒の始まりだからね。いけないんだ~」 僕が調子に乗っていたことがいけなかったのかもしれないけど、ああいう不意打ちはよくない。 桃ちゃんは反撃もしてこないでじっとみつめてきたかと思うと、僕の頭を掴んで自分の唇を近づけてきた。 スローモーション映像をみている感覚で近づいてくるのがはっきりとわかるのに抵抗できない。 くっつく、なんて思ったときには時すでに遅し。 桃ちゃんの唇で僕の唇はふさがれていた。 ←前のページ 次のページ→
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うそみたいなおもいで はいさいおばちゃまばくしんき【登録タグ 150P う なじょ スズム 曲 殿堂入り 鏡音リン】 作詞:スズム 作曲:150P 編曲:150P 唄:鏡音リン 曲紹介 『まるで嘘みたいな本当の話。想い出とは案外誰か頼みなのかもしれません。』 ギターをぎぶそん氏が、絵/動画をなじょ氏が担当。 dueコンピレーションアルバム『TIME MACHINE』収録曲。 この楽曲は、終焉ノ栞プロジェクトとの内容の関連はありません。 歌詞 (動画より書き起こし) ある日ある日 町外れ 福引で 大当たり出して 南旅行 舞い込んで来た 急いで荷物を 詰め込んだら 家から飛び出し 猛ダッシュ 私を乗せた飛行機は ぐるぐる落下した 目が覚めたら 知らないおばちゃま 仁王立ちで エプロン下げて 変なパーマ ゆらゆら揺らし サンダルに靴下の ニュータイプ 無駄に綺麗な走り姿 こっち来た ハイサイおばちゃまこんにちは 脳内パニックフェスティバル 幸せな一人旅はどこかに消えた 戸惑う私の 手を引いて 浜辺を2人で 駆け抜ける 辿り着いた景色は 綺麗な夕焼け空でした 「あぁ、素敵だな」 紳士的に 状況整理 看板発見 これの通りだと ここは昔の南国とか いやいや あり得ないよどうすんの 一人で慌て ふためくと おばちゃま 笑顔で何か言ってる 言葉分かんないよ 頭抱え 悶々と思索 目的地は目的地だけど それを見てた変なパーマが ちんすこうくれたりと 気を使う 愛想笑いを 浮かべた私見て はしゃいでる ハイサイおばちゃまこんにちは 脳内パニックフェスティバル まさかあの飛行機はタイムマシンか? 戸惑う私の 手を引いて 南国魅力を 駆け抜ける 慌てるはずの 私は思わず 笑顔になりました 「悪くないな。」 またおばちゃま走る どこへゆくの? 「置いてかないで」 一人項垂れる 涙が溢れた 帰る方法図面で描いた 紙をおばちゃまが 持ってきた 涙を拭って 前を向く 「一緒に帰ろうよ」 ハイサイおばちゃま首を振る 「ごめんよ。私はここにいる」 言葉分からないけど そんな気がして いよいよ別れの時が来た 綺麗な砂浜見納めだ 遠く映るそれには 『マタヤーサイ(またね)』と ハイサイおばちゃま ありがとう 嘘みたいで本当の話 想い出の1ページは 涙で滲んだ空でした 本当に綺麗な空でした コメント 追加乙! -- 名無しさん (2014-04-01 22 39 03) 追加乙です! つかタイトルワロタwww -- 名無しさん (2014-04-02 00 28 35) 謎の感動 -- 名無しさん (2014-04-02 08 08 04) なんか感動したよ…。 -- さくらこまち (2014-04-03 23 44 09) 何か泣いた(´Д` ) -- マドルチェ (2014-04-04 23 16 43) いい歌、じーんと来る・・・ -- 名無しさん (2014-04-08 04 58 07) 修学旅行が沖縄だから、その話のたびにこの曲が脳内で流れるww最後、感動しました…! -- 名無しさん (2014-04-16 21 46 44) 結構いい曲だよな・・・ -- 名無しさん (2014-04-19 21 23 33) おばちゃまNTって…www -- 名無しさん (2014-04-30 05 42 10) 最初は面白い系かと思ったけど、めちゃくちゃ感動的な曲だったw -- あらいぐま (2014-05-16 17 58 24) むっちゃいい歌ダナァ… -- 沢太郎 (2014-08-11 08 07 59) 真面目に言うと、「ハイサイ」っていうのは「こんにちは」って意味なんだけどw面白いなぁwww -- SPADE (2014-12-31 09 58 26) やばいめっちゃ泣ける -- 名無しさん (2015-03-07 09 04 58) いいきょくだなー -- 名無しさん (2015-03-18 19 59 44) 終焉の栞のコラボとは思えないwwてか まさかこれが感動曲だったとはタイトルからは想像つかなかったw -- あさ (2015-04-30 20 49 28) ↑それな。ネタ曲だと -- なるる (2015-08-05 15 38 32) 動画なじょさん!!絵可愛い( ´∀`) -- 4の人 (2015-10-04 14 23 54) スズムさん引退…!。・゜・(ノД`)・゜・。 -- ゆき (2015-10-25 16 38 35) まさかガチ泣きするとは思ってなかった -- 名無しさん (2016-12-27 18 09 50) サビがなんか好き…本当にいいなー -- 名無しさん (2022-06-23 14 45 38) 名前 コメント