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あの忌まわしい事件から、一ヶ月。俺は今、あの事件のある関係者の家にお邪魔している。 画家、絵瀬まこと。あの事件で俺が弁護した被告人。そして、哀れな 被害者 である。 法廷で起こった惨事。緊急搬送。・・・・思い出すだけでぞっとする。 彼女が一命を取り留めたという報告を聞いたときは、安堵のあまりちょっと泣いてしまったぐらいだ。 まことさんが不幸を脱し、幸せな未来を歩めるようになること・・・・俺はひとえに、それを願っている。 さて、前置きが長くなったが・・・・俺は今、彼女のアトリエに居る。 まことさんは、俺の突然の訪問に戸惑った様子を見せたものの、快く迎え入れてくれた。 挨拶だけのつもりだったけど、何だか流れで珈琲を頂くことになったので、ここで待たされているって訳。 「どうしたもんかな・・・・」 独り言。置いてあった完成済みの絵は既に見終わり、制作中の絵を見るような無粋な真似はしたくない。 よって今、俺は結構暇である。まことさん、珈琲淹れるのに随分手間取ってるなぁ。 ふと、机の上に目をやった。絵筆や鉛筆といった画材道具が散らばっている。 その中に、一際目立つ絵筆があった。柄の塗装が剥げ、毛先が妙にバラバラである。 「・・・・随分使い込まれてるなあ。」 思わず手に取ると、その筆は少々湿っていた。手入れの最中だったのかな? 唐突にドアが開いた。カップを二つ乗せたトレーを慣れた様子で持ちつつ、まことさんが姿を見せる。 そして、わずかばかり目を見開いたと思ったら、トレーを机に置きこちらに歩み寄ってきて・・・・ ・・・・俺の手から筆を抜き取った。 「・・・・」 まことさんは後ろ手に筆を持ち直すと、じっと俺の目を見据えてきた。 ・・・・き、気まずい。何か話したほうがいいのかな? 「あ、えーっと・・・・ず、随分使い込まれた筆ですね、それ。」 口にする言葉が先ほどの独り言リフレイン。こんなだから法廷の最中に声が出なくなるんだよなぁ・・・・ 俺が勝手に自己嫌悪に陥っている間、まことさんは、何か言いたそうな素振りを見せながらもぞもぞ動いていた。 沈黙が空間を支配する。・・・・と、そのとき。俺の腕が小さな鼓動を感じ取った。 法廷で、何度も感じたあの感触・・・・今この場で対象となるのは一人。 まことさんの不審な動作に俺が気付くのは、当然の結果である。 「まことさん。」 「・・・・はい?」 「何故そんなに、脚を固く閉じてるんですか?」 今思えば、少々・・・・いや、だいぶ不躾な質問だったが・・・・ともかく、まことさんは静かに動揺を見せた。 「・・・・な、なんのことですか?」 「いえ、そんな気をつけの体勢を維持しなくても・・・・と思ったもので。」 「・・・・」 いっそうぎゅっと身体を固くしたまことさんは、傍らのスケッチブックを取った。 サッ、カカカカカカカカ、シャッ 手馴れた様子でペンを走らせ、スケッチブックを広げる。口笛を吹いている顔のイラスト。 答える気はない、という意思表示・・・・ん?待てよ。 濡れた絵筆、閉じられた脚、口にしたくない事柄・・・・三つの事象が、俺にある発想をもたらした。 それはある種信じがたいことだったが、おそらく正解・・・・いや、でもまさかまことさんが・・・・ 思いつきと、それを信じまいとする葛藤が顔に出ていたのだろうか。目の前の彼女は、おずおずと俺に尋ねた。 「あの・・・・もしかして?」 「え?あ、いや、なんとなーくですけど・・・その絵筆、絵を描くのに使ってたんじゃない、とか?」 「・・・・」 縮こまるまことさん。やっぱりそうだったのか・・・・ 彼女は、自分の絵筆を使って・・・・その、オナニーをしていたのだろう。 そこへ急に俺が訪ねてきたもんだから、慌てていて絵筆をしまい忘れた、と。 「・・・・あの。やっぱりイケないことなんでしょうか。」 唐突に口を開かれた。 「は、はい?」 「その・・・・絵筆をあんなふうに使うのは。」 あ、あんなふうにって。俺、見てたわけじゃないんだけどな。 「初めて気付いたのは、5年ぐらい前のことでした・・・・」 「気付いた、というのは?」 「特にお仕事がなくて、手持ち無沙汰だった時・・・・ちょっと、出来心で・・・・」 行為自体についてはあんまり口にしたくないようだ。いや、そりゃトーゼンだけど。 「それが、あの・・・・とても、気持ちよかったもので・・・・」 「あ、あの、まことさん?そんな、別に話さなくても!」 「・・・・?」 「え、えっと・・・・年頃の女の子なら一度は通る道ですから!多分!」 俺は何を言ってるんだろう。 「そうです!別にその・・・・は、恥ずかしいことってわけでは・・・・あるかもだけど、いえ、大丈夫ですから!」 さっぱりわからなくなってきた。 「でも・・・・以前、お父さんに見つかった時、とても怒られて・・・・」 「見つかった!?」 「集中していたせいで、部屋に入ってくるのに気付かなかったんです・・・・」 「・・・・そ、それはそれは・・・・」 「だから、イケないことなのかな、と。そのときは思ったんですが・・・・」 どうにも止められなくて、などと呟いている彼女に対し、一体俺が何を言えるというのか。 それ以前に、目の前でもじもじしているまことさんに何か妙な感情が芽生えている自分もいるわけで。 だ、駄目だ!このまま話を聞いてたんじゃ、身体が勝手に・・・・何か、何か返答しなくては! 俺の答えを示すんだ! ・見せてもらえませんか? ・お手伝いしましょうか? 続かない
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182 :名無し常連さん:2010/03/13(土) 09 10 07 【大地魔竜】 ヴェスターヌ「リー……リー!!」オロオロ ピュリア「どーした?」 マウリン「リーさんをお探しみたいですけど」 ヴェスターヌ「リーが…リーが今朝からいないんだ…(泣)」 マウリン「朝の鍛錬にでも行ってるんじゃ」 ピュリア「それとも昨日何か変わった事でもあったのかよ?」 ヴェスターヌ「そ、それが……」ヨヨヨ (ヴェスたん回想シーン・昨日の夜) ヴェスターヌ「明後日のホワイトデーが楽しみだ♪」 リー「ああ。ヴェスターヌの好きなケーキを…」 ヴェスターヌ「いやケーキよりその日一日ずっと私を愛してくれ(///」 リー「え」 ヴェスターヌ「そう……リーのアレで私を白く染め上げる位……まさにホワイトデーと呼ぶに相応しい姿に(///」 リー「そ、それは…」 ヴェスターヌ「なんなら今から予行練習を」バッ リー「アッー」 マウリン「………」 ピュリア「………」 ヴェスターヌ「何故リーがいなくなったのか私には分からない…」メソメソ マウリン『それは…リアルに生命の危機を感じたからですよ』ガクブル ピュリア『確かに間違いなく致死レベルだな』 【いんでぃくす☆】 ノーザ「………で」 ピュリア「んだよ。話は以上だ」 ノーザ「そういう人捜しならレベッカの役目だろーがよ!なんで俺にその役目が回ってくる!?」 ピュリア「知るか!」 マウリン「レベッカさんは……」 キャサリン『レベッカちゃん?さっき突然『嫌な予感がするので早退させて下さい』って帰っちゃったわよ』 ノーザ『察知して逃げやがった…レベッカの奴』 マウリン「なら同じダリウス四天王のよしみで、変態将…ノーザさんに頼んでみようと」 ノーザ「だが断r」 マウリン「ダイヤ君のレアショット五枚で」 ノーザ「仕方ねえな」 ピュリア『切り替え早ぇー!!』 ザイリン「本来ヴェスターヌ君の頼み事はレベッカ君とジョシュア君の担当なんだが」 翔子「大体なんで私たちまでお手伝いしなきゃいけないんですかぁ」ブーブー ノーザ「あとでルージと一騎のフィギュア買ってやるからよ」 ザイリン「では行くか」 翔子「フヒw一騎君のフィギュアゲットですよぉ!」 ジョシュア『b(ry変態トリオの切り替えは音速並みです……』 184 :名無し常連さん:2010/03/13(土) 12 23 05 リー「蝮汁にク〇ハ汁……これだけあれば十分だな」 185 :名無し常連さん:2010/03/13(土) 15 38 20 【大地魔竜】 ヴェスターヌ「協力感謝するぞ、ノーザ!持つべきものは単細胞な同僚だな!」 ノーザ「おお、任しとけよ!ってお前喧嘩売ってんのか!」 翔子「まーまー、早くリーさんを探しましょうよぉ」 ザイリン「明日のホワイトデーの為に、買い出しに行っただけじゃないかい?」 ヴェスターヌ「だと良いのだが…最近、少々無体を…まぁ頑張らせすぎたからな…ハァ」 翔子『頑張るって何をでしょうか?』 ノーザ『夜の営みっつーヤツだろ、こいつらの事だからな』 ヴェスターヌ「…リーは私との(ピー)に飽きたか、嫌になって出て行ったのでは…ハァ」 ノーザ『ほれ見ろ』 翔子『フッヒィ~激しいですねw』 ザイリン『そっちに備えるため、精力剤系を買いに行った可能性が高いなぁ』 (その頃) リー「サソリパウダーにオットセイの○○、特製漢方っと」 ガサゴソ リー「このク○ハ汁は使ったことないな。滋養強壮に効くのか…味見してみっか」 ゴクッ…………バタリ ファサリナ「あら、リーさん。こんなところで寝ると風邪をひかれますわよ」 リー「…………」 ファサリナ「気を失っていますわねぇ。介抱して差し上げないと…」 189 :名無し常連さん:2010/03/14(日) 00 31 28 185 ヴェスターヌ「どうだ、リーの匂いの痕跡は分かるか?」 ザイリン「クンクンクン…うーん、こっちじゃないかとは思うんだがな」 ノーザ「クンクンクン…いや、あっちだろ。多少匂いがキツイ気がするぞ」 翔子「お二人はすっごい嗅覚ですねぇ。人間匂い探知機ですよ」 ピュリア「同意するけど、翔子は参加しねーの?アンタも嗅覚鋭いんだろ?」 翔子「フヒィ~、乙女な私が一騎君以外の男性の匂いなんて嗅げませんよぉ」 ピュリア「そ、そうかよ」 ミスト「リーさんですか?ああ、さっき見ましたよ」 ヴェスターヌ「本当か!どこだなんだ!?」 ミスト「え、ええっと…それはその…」 シェルディア「う、うーんとね…(あちゃー、ミストってば…)」 ヴィル「あの男なら突然道端に寝転がってな。通りかかった妙齢の美女に支えられて向こうへ行ったぞ」 翔子「その方角って…」 ピュリア「ゲッ!?」 【妙にいかがわしい店が並ぶ通り】 ザイリン「むむ、ヴェ、ヴェスターヌ君!落ち着きたまえ!」 ノーザ「れ、冷静になれよ!リーに限ってそれはないだろ!」 ヴェスターヌ「何を言ってるお前達。私は冷静だ…」ゴゴゴゴ ヴィル「私は何か間違ったことを言ったか?」 シェルディア「もー、ヴィルってばKYなんだから!もっと上手な伝え方ってモンが!」 ミスト「KY…シェルディアには言われたくない!…よね」 【いかがわしいお宿】 リー「んー、あれ?何で俺…」 ファサリナ「すみませぇん、貴方を休ませてあげようと思ったんですけれど、近くにこんなお店しかなくて」 リー「い゛っ!?ファサリナさん!!」 バァン!! ヴェスターヌ「リージェンシン!!お前ここで一体何をナニをなにをしているぅ!!」 リー「げげげっ!?ヴェスターヌ!!ち、ち、違うコレは大いなる誤解で…」 ノーザ「…こいつはもう死んだな」 ザイリン「血のホワイトデーか…」 翔子「ミンチよりひでぇですね…」 ピュリア「見てらんねぇ…」 ファサリナ「あらまぁ…」 190 :名無し常連さん:2010/03/14(日) 10 24 22 実際、ク○ハ汁は作れるもんなんだろうか。 ファサリナ「かくかくしかじか……という訳なんですけど」 ヴェスターヌ「何だって!?ならば私の早合点だったのか!」 ファサリナ「申し訳ありませんですぅ、私が紛らわしい真似をしたばかりに」 ヴェスターヌ「いや、私の方こそすまない。盛大な思い違いを…」 リー(ボッコボコ)「あはは…ご…誤解は解けた…みたいだね…」 ヴェスターヌ「リー、本当にごめんな。私はお前の苦痛にも気付かず…」 リー「馬鹿だな、お前との営みが苦痛なわけないだろ?」 ヴェスターヌ「リー… (///)」 リー「ところでク○ハ汁、ヒドい味だが効果は抜群みたいだぜ。ヴェスターヌ…」 ザイリン「私だ、ザイリンだ。2人が盛り始めたのでそのまま置いてきたぞ」 ノーザ「ったく、どこの馬鹿ップルもはた迷惑な奴らだぜ!」 翔子「まぁ丸く収まったから良しとしましょうよぉ~」 ファサリナ「リーさんに頂いたク○ハ汁、早速ミハエル君にあげなくちゃ♪」 アヅラン「ク○ハ汁…今日は俺も飲むべきだろうか…」 キラ「僕も飲んどこうかな…ラクスの猛攻に備えて」 【某異世界】 ブ○ット「やけに嬉しそうだね、ク○ハ」 ク○ハ「ええ、異世界で特製ドリンクがたくさん売れてるみたいで♪」 ブリ○ト「へ…へええ…」 191 :名無し常連さん:2010/03/14(日) 10 47 45 剣司・僚「(俺達もク〇ハ汁を飲んでおくかな……)」 192 :名無し常連さん:2010/03/14(日) 11 16 21 190 確かク○ハ汁は2αのディープファイルに作り方があった様な・・・ 191 祐未「休憩に入らせてもらいま~す」 咲良「あっ、ちょっと剣司を捜してきてくれませんか?さっきトイレに行ったきり戻って来ていないんです・・・」 【休憩室】 僚と剣司が倒れている ガチャッ 祐未「!?僚、剣司君!?ちょっとどうしたの?具合でも・・・」 僚「いや、大丈夫だ」 祐未「へっ?」 剣司「いやぁ~しかしあれは不味かったですねぇ。でも遠見の毒殺料理の様に毒は無い見たいですよ」 祐未「???」 僚「俺達、ザイリンさん達からク ○ハ汁って言うのを頂いて飲んだんだけどあまりにも味が強烈でな・・・」 祐未「つまりそのク○ハ汁と言う飲み物を飲んで余りにも不味くて気絶していたと・・・」 剣司「そう言う事になりますね」 祐未「・・・私も頂いて見ても良いかしら?」 僚「よせっ!!」 祐未「・・・・・・」ゴクッ 僚・剣司「あーっ!!」 祐未「・・・栄養ドリンクの類かしら?効き目はありそうだけど味はかなり修正する余地がありそうね・・・」 193 :名無し常連さん:2010/03/14(日) 11 40 02 ググったらク○ハ汁レシピが見つかったw 194 :名無し常連さん:2010/03/14(日) 11 51 58 イスペイル様「ク○ハ汁か…ザイリン酸、ノーザ出汁、翔子脂と掛け合わせたら(ry」ワクワク ジョシュア『僕で(ry)またイスペイルさんの悪い癖が始まりました…』 僚「何と混ぜ合わせても危険な気がするけどな…うぇぇ…」 プロ子「案外反作用で美味しくなるかも知れませんわよ(・ ∀・)」 剣司「それは多分ないっす…」
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他人に騙された。。。 自分で失敗した。。。 寒い所に落ちた。。。落とされた。。。 理由はどうあれ寒い現実は変わらない。。。 誰も助けてくれない。。。 いじけていても。。。 事態は解決しない。。。 うだうだ言う前に。。。 自分で這い上がる。。。 出口を探してもがく。。。 だだこねて凍死しますか? おれは歩く。。。 歩く気のない奴は一生寒いところで僻んでろ! 座して死ね! ******************************************* 言い訳。。。 「仕方ないよね」。。。しゃあないね。。。 で、今どうなってるの? 苦しいの? で、どうするの? 今の状況をどうするかが問題だ。。。 仕方ないから。。。放置。。。 それが、おまえの苦しさの原因だよ! 仕方のないことを見つめて。。。 出口を見つけられた人が救われる。。。 成功できるんだ! 言い訳は、前へ進めば原因分析に使える。。。 ヒントが隠されている。。。 言い訳が言い訳でなくなる。。。 こう思う。。。
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戦いと思いと紫の暴走(前編) ◆LuuKRM2PEg ここから、物語は少しだけ変わる。 それは殺し合いが行われている舞台上ではなく、戦いを齎した者達の物語。つまり、主催者達の視点から語られる話だった。 その舞台は一体どこで、殺し合いの会場からはどうやれば辿り着けるのかはまだ誰も知らない。殺し合いの根幹に関わるリーダーたる存在、グリード達ですらも。 それを知るのは、オープニングの舞台となった漆黒の闇に包まれたドームにいる男、真木清人だけだった。 「白のリーダーであるガメル君が砕かれ、鹿目まどかが新しいリーダーとなりましたか……相変わらずよく働いてくれますね、火野君」 当然ながら、彼はこの殺し合いで起こった出来事を全て把握している。どの時間、どの場所で何が起こって誰が死んだのかも。 シュテルンビルトシティに近いオフィス街で繰り広げられた戦いで、白陣営のリーダーであるガメルが凍て付く古の暴君に敗れた。その結果、白陣営の戦力は壊滅寸前となっている。 鹿目まどかが新たなるリーダーとなったが、それでも海東大樹がカザリをリーダーとする黄陣営に奪われたり、確実に不利へと近づいていた。 しかし大局的に見れば終末へと近づいている証拠。だから、特別気にすることはなかった。 「ですが火野君……いえ、仮面ライダーオーズ。君はその紫色のコアが、いつもと同じようになっていると思っているのですか?」 冷たき闇を見据えるかのように立っている清人は、ここにはいない参加者に言い聞かせるかのように独り言を呟く。 殺し合いが始まってからまだ六時間も経過していないが、それでも順調に進んでいた。戦い、裏切り、謀略、悲劇、騙し合い、滅亡……戦いの過程で起こった出来事の数は計り知れなかったが、どれを見ても清人の心は微塵にも揺れない。 ただ、終末への道は確実に進んでいるとしか感じられなかった。 「私が連れてきた君は紫のコアを制御できているようですが、この世界でもそれが通用するとは限りません。何故なら、君には終末を導く手伝いをして貰わなければならないのですから」 紫色に輝く清人の瞳は、彼自身の肩に乗るキヨちゃん人形と同じように闇を見つめ続けている。 数多もの世界から集められた六十五つの欲望が交錯する殺し合いの果てに、本当に終末が齎されるのかはまだわからない。今はただ、無慈悲なる殺し合いが進むだけだった。 ○○○ 力が欲しいと、鹿目まどかは思った。 罪のない人々を誰も犠牲にしないで、こんな殺し合いを終わらせたかった。みんなにはみんなの毎日があって、素敵な未来を目指す為に生きているのだから。 そんなささやかな毎日を守る為に魔法少女になったのに……誰も助けることが出来ない。見せしめにされた女の子達を助けられず、この世界で出会えたガメルを見殺しにしてしまった。 仮面ライダーオーズやルナティックのやり方は正しいのかもしれない。こんな馬鹿げた殺し合いを開いた真木清人の仲間であったガメルは、人々から見れば魔女のように不幸をもたらす存在だろう。でも、グリードであってもガメルはとても優しかったし、分かり合えたかもしれなかった。 でも自分が弱かったせいで、ガメルの未来を守ることができなかった。オーズやルナティックが悪いのではなく、力が足りないせいでガメルを死なせてしまった。 『おまえ、いいやつ! これあげる』 ガメルの暖かい笑顔と言葉がまどかの脳裏に何度もフラッシュバックしていく。 彼はちょっと変わった所があったけど、とっても優しかった。もしもメズールって人を見つけられたのならもっと笑えていたのだろうか……ガメルの笑顔を思い出すあまりに、まどかの中でそんな思いが芽生えてしまう。 『おれ、まどかのこと、メズールのつぎにすきだ~』 そんなに時間が経っていないのに、ガメルとの思い出がまるで遠い過去のように感じられた。 もしもこの殺し合いが悪い冗談で、誰かが死んだという事実が夢であったらどれだけよかっただろうか。そうすればガメルも死ぬことなんて無いし、オーズも悲しい思いをする事も無かった。何よりも、ここに連れてこられたみんなが平穏な毎日を過ごしていたはずだった。 何もかもが嘘であって欲しかったが、そんなまどかの欲望が叶うことはない。 『俺はヒーローだ。ヒーローは決して悪人を許さない。真木清人……お前が何をやろうってんだか知らないが、それはこの俺ワイルドタイガーが全て止める!』 不意に、闇に覆われた始まりの会場で聞こえた言葉がまどかの脳裏に蘇った。 ワイルドタイガーと名乗った男の人は確固たる意志を持って清人に反逆の言葉をぶつけている。その姿はまさに、TV番組でよく見る悪人から人々を守る正義の味方と呼ぶに相応しかった。もしかしたら彼は今もどこかで、この殺し合いに巻き込まれた全ての人々を助ける為に一生懸命頑張っているかもしれない。 (ワイルドタイガーさんやさやかちゃん達だって頑張ってるはずなのに、みんなと比べて……わたしはどうなんだろう) 本当なら、あの会場でワイルドタイガーや犠牲にされた女の子のように清人に反抗の意志を示さなければならなかったのに、身体が動かなかった。あそこで逆らったら殺されてしまう……そんな事が、理由になんてなる訳がない。 そんな体たらくだから、ガメルを守ることができなかった。ルナティックの事をオーズやファイアーエンブレムに押し付けて、逃げ出してしまった。 このままじゃ、誰かを守ることなんて出来ない。みんなを守るって決めたのに、実際は責任を他の人に負わせることしかしていなかった。 「わたしって、本当にどうしようもないなぁ……」 思わず空を見上げながら、まどかは静かにそう呟く。 この世界を照らす太陽の輝きが、まどかにはあまりにも痛く感じられた。あの光が弱くて卑怯な自分自身を今にも裁いてしまいそうで、居た堪れなくなってしまう。でもここから逃げたって何にもならないし、オーズ達が戦っている戦場に戻っても何かができるとは思えなかった。 でも、このままここでじっとしていたって何にもならない。だから今を変えるために動きたかったが、やはりまどかの中で迷いが残っている。 力がないのにこのまま戻ったって、ただ悲しみを生むだけではないか? 「君!」 そうやって悩み続けていたまどかの耳に、突如として声が響く。 ほんの少しだけ驚きながら振り向いた先から、赤いジャケットを身に纏った男の人がこちらに歩いてくるのをまどかは見た。その少し後ろでは、自分とほぼ同年代と思われる少女がいる。 「大丈夫か?」 「あの……あなたは?」 「俺は照井竜、警察だ」 そう言いながら、照井竜と名乗った男は懐から警察手帳を取り出した。 警察。それは一般社会の治安を維持する為に存在する誰もが知っている組織だ。そんな人すらも殺し合いに巻き込まれているのかと思う暇もなく、竜はまどかの目前で止まる。 「君は一人だけか?」 「えっと……そうですね」 「そうか、なら今から後ろにいる彼女と一緒に来てくれ。ここは危険だからな」 「待ってください!」 竜の提案に対するまどかの答えは、そんな叫びだった。 「わたしは……隠れるわけにはいきません! いいえ、隠れちゃいけないんです!」 このまま彼の言葉を受け入れるのでは、結局守られるままで何も変わらない。ここで隠れていては、ガメルの時みたいにまた誰かが犠牲になるに決まっている。 みんなを守る為に魔法少女になったのに、肝心な時に逃げてるなんて嫌だった。 「それは一体、どういう事なんだ?」 しかし次の瞬間、竜は怪訝な表情を浮かべる。それを見たまどかはしまったと思うも、もう遅い。 「何か訳ありのようだな……詳しい話を聞かせてくれないか」 ありのままの感情を吐き出してしまった事に後悔を抱きながら、先程出会った仮面ライダーを潰すと言った男の姿を思い出す。あの時みたいに、またうっかり口を滑らせてしまった。 まどかは何とか誤魔化したかったがその為の言葉が出てこず、しどろもどろに口を動かすしか出来ない。元々嘘が得意な方ではなかったからだ。 「とにかくここでは危ない……一旦、あのビルに行くぞ」 竜がここから少し離れたビルを指差すのを見て、まどかはもう逃げることも誤魔化すことも出来ないと確信する。 その建物の壁には空想上の生物である巨大なドラゴンの頭が飾られていて、あまりにも異質に満ちていた。しかし今のまどかにとって、それはあまりにもどうでもよかった。 自分を心配してくれる竜についていく。それ以外に出来ることが何一つ思いつかなかった。 ○○○ (鹿目まどか……何でこんな所にいるのよ!?) そんな様子のまどかを見て、メズールは焦りを感じていた。 見滝原に向かう途中、他の参加者を捜すという名目でキャッスルドランを訪れたが、よりにもよってオーズとは違う意味で出会いたくない相手と出会ってしまった。 今の自分は、警察官である照井竜を利用する為に弱者の志筑仁美として振舞っている。だが志筑仁美は目の前にいるまどかの友人だから、いつ嘘が見破られてもおかしくなっていた。 同姓同名の他人と言い張る事も出来るが、一歩間違えればボロが出てしまう。だがここで今すぐ二人と別れる事も出来ない。ここで始末する方法もあるが、それではセルメダルを無駄に消耗するだけだ。 (まずいわね……もしこのまま照井竜から名前を呼ばれたら、今後の行動に支障が出るかもしれない) このまま黙っている訳にもいかない。こんな状況では、参加者の愛を手に入れるどころではなくなる。 どうしたものかと考えるメズールは、照井竜と鹿目まどかの背中を交互に見ながら歩いていた。 (迂闊だったわ、まさか鹿目まどかが私達の方に来るなんて……こうなるならもっと早く、照井竜に違う道を進ませるよう誘導させるべきだったかしら?) 考えてみればまどかの初期位置は秋葉原だったので、遭遇する確率は充分にあったがもう遅い。 もしも竜と出会わなければ、一人で何とかなったかもしれなかった。そんなIFの可能性を考えてしまうがどうにもならず、次第に竜への殺意が芽生えていく。しかしそれを今ここで発散させるなんて出来るわけがなかった。この二人を相手では反撃を受けるだろうし、仮に勝ったとしてもそれから別の参加者から襲撃されては全てが終わる。 様々な最悪の可能性が湧き水のように溢れ出てきて、メズールの焦燥は時間と共に強くなっていくのだった。 ○○○ 外見から漂う異質さとは裏腹に、中は意外に普通だった事が驚きだったが油断はできない。得体の知れない男が用意した施設なのだから、どんな罠が仕掛けられていてもおかしくなかった。 とはいえ、幸いにもこの部屋は普通の応接室のようだった。二つのソファーが向かい合うように備え付けられていて、その間には小さなテーブルが置かれている。その他にも観葉植物やいくつものファイルが入っている本棚、それにTVなど風都署でもよく見られる物がたくさんあった。 「……なるほど、大体分かった。話してくれてありがとう」 「い、いえ……照井さんこそ心配してくれてありがとうございます」 「それが警察官の使命だから、当然だ」 そんな『C―5』エリアにあるキャッスルドランの一室で、戸惑っている鹿目まどかに照井竜はそう答える。彼女の隣では志筑仁美――竜は知らないが、仁美の名を騙っているメズール――が座っているが、怯えているのか先程から何も喋っていなかった。尤も、こんな状況にただの中学生が放り込まれては、こうなっても当然だから何かを問い詰めても仕方がない。 故に、竜は何とかしてメズールを保護してくれる人物を捜すことを優先する。この殺し合いに巻き込まれた左翔太郎やフィリップのように、信頼できる者を見つけたいと願った矢先にこうして鹿目まどかと出会った。 「それにしても、魔法少女なんてものが本当にいるとは……」 「信じてくれないかもしれませんが、わたし達は本当に戦ってきたんです……社会の裏でみんなを不幸にしている魔女達と」 「……いや、信じよう。出来るだけ表沙汰にはしないようにしているが、俺達も似たような相手と戦っているからな」 インキュベーターという謎の生物や、そいつと契約する事で生まれる魔法少女という存在。そして、絶望をもたらす魔法少女の成れの果てである魔女という怪物。あまりにも荒唐無稽な話だが、竜はそれらをただの出鱈目と片付ける事は出来なかった。 この世界にはガイアメモリによって生まれるドーパントという怪物が、人々に絶望をもたらしている。憎き仇である深紅郎もその一人だ。 しかし今はそれよりも重大な問題がある。 「とりあえず、その仮面ライダーを潰そうとしている男とは一体何者なんだ? 確か、ここから東に向かったと聞いたが……」 「私にもわかりません……あの人がどうして仮面ライダーを潰そうとしてるかなんて」 「そうか……」 聞いた話によるとまどかは先程、仮面ライダーを潰そうとしている男と出会ったらしい。その男を前にまどかは、ついオーズとルナティックの事を話してしまったと言った。 殺し合いに乗っているのかと思ったが、それならば何故まどかの命を奪わなかったのか? 魔法少女とはいえ、守ろうとしたガメルというグリードの死に落ち込んでいる彼女も格好の餌食のはず。 仮面ライダーを潰そうというなら自分は勿論、左翔太郎やフィリップもその男のターゲットになる。だが、まどかを殺していないから一概に危険人物と決め付けられなかった。 (仮面ライダーオーズ……それにファイアーエンブレムやルナティックという仮面ライダーか) この殺し合いを開いたグリードという連中を砕こうとする仮面ライダーオーズ。 シュテルンビルトを守る正義のヒーローを自称したファイアーエンブレム。 罪人を裁くと言いながら、正義を振り翳してまどかを傷つけようとしたルナティック。 そして、この殺し合いを開いたグリードの一人でありながらまどかと心を通わせたガメルという男。 (普通ならばオーズとルナティックが正しいのだろうが……ガメルも間違っているとは言い難いな) ガメルはグリードでありながら、まどかを救おうとその身を犠牲にしたらしい。だが、グリードは名も知らぬ少女達を虫けらのように殺した真木清人の仲間だ。そんな連中を殺そうとするオーズやルナティックに正義があるのだろうが、素直に認めるわけにもいかない。 正義の名を語って無抵抗の者を傷つけるのでは、ドーパント達と何一つ変わらないからだ。 誰かを守りたい。警察官なら誰もが持っているであろう思いが根底にあるのだろうが、それが暴走してしまっていた。 (どうやら、井坂を探す前にやるべき事が出来たようだな……) そんな彼らとの騒動があったせいか酷く疲れ果てた表情を浮かべているまどかを見て、竜は心の中でそう呟く。 「わかった、彼らの事は俺に任せろ……君達二人は俺が戻ってくるまで、ここに隠れていてくれ」 そして今度は口から言葉を紡ぎながら竜は立ち上がり、デイバッグを手に取った。 すると、まどかと仁美の二人は驚いたような表情を向けてくる。 「照井さん!? どうして……」 「俺に質問をするな……このままでは、君の言っていた四人の間で戦いが起こってしまう。それだけだ」 「だったら私も行きます!」 「いや、君はここで彼女と一緒にいてくれ。それに君のような子どもがそんな危険な場所に行くのは駄目だ」 「でも……!」 「俺に任せろと言っている……気持ちはわかるが、どうかここにいてくれ」 そう語りながら竜はまどかから目を離して、仁美の様子を伺った。彼女の顔は未だに怯えで染まっているので、こんな所にいさせてしまうのに些かの罪悪感を抱く。 しかしだからといって、これから向かう戦場にこんな少女達を連れてくる訳にもいかなかった。 「行くんですか……?」 「すまない。だが、すぐ戻ってくるから二人でここにいてくれ」 「……はい」 そう弱弱しく呟くと、仁美は再び顔を俯かせる。それだけでも、相当怖がっているのがよくわかった。本当なら彼女を守らなければならないが、それは出来ない。 今はまどかの為にもオフィス街で起こる戦いを止めなければならなかった。 「いいか、出来るだけここにいるんだぞ。もしも怪しい奴が来たのなら、二人で見滝原まで逃げろ……いいな」 そう言い残すと、竜はデイバッグを抱えながら部屋から出て行く。廊下に出た後、彼の足取りは次第に早くなっていた。 できるならば、これから向かう戦いの舞台に憎き深紅朗が現れるのを祈る。奴はこの世界で絶対に倒さなければならないからだ。 だがいないならば、まどかとの約束を果たすことを優先させなければならない。 『わたしは……隠れるわけにはいきません! いいえ、隠れちゃいけないんです!』 (あんな子どもが、まさか俺達みたいに戦っているとはな……) まどかの悲しげな表情と言葉を思い出し、竜は思わず心の中でそう零した。 深紅朗に殺された春子とそこまで年齢は変わらないのに、危険な世界に足を突っ込んでいる。その勇気は素晴らしいかもしれないが、子どもが戦うなど竜には容認することができない。だから、戦いを止めたいという彼女の願いを聞き入れた。 あんな子どもを二人だけにするのは不安だが、自分が行かなければまどかが一人で突っ走る可能性もあった。 (オーズもファイアーエンブレムもルナティックも死ぬなよ。それに仮面ライダーを潰そうとしている男、お前は何故その道を選ぶ。何か理由があるのか……?) キャッスルドランから外に出て、竜はこれから向かうであろう戦場の方角を真っ直ぐに見据えながらひたすら進む。 井坂深紅朗への憎悪は強く燃え上がっていたが、今の照井竜は鹿目まどかの願いを叶えたいという『欲望』の方が勝っていた。 結局、どれだけ復讐鬼の道を歩もうとしても、彼は人々を守る使命を持つ警察官。誰かの悲しみを見過ごすなど、心の奥底に宿る誇りが許さなかったのだ。 別に誰かを守るなんて綺麗な言葉を使うつもりはない。ただ、春子と同じ未来ある少女が悪意の犠牲になることが許せないだけ。 尤も、彼自身がそれを意識しているかどうかは定かではないが。 ○○○ (照井さんに任せたけど……本当にこれでいいのかな?) 照井竜が去ってから数分経った頃、鹿目まどかは考えていた。 竜の好意に甘えてしまい、誰も犠牲にさせないという義務を押し付けてしまっている。無論、ここにいる名前も知らない女の子を守らなければならないが、それでも胸にモヤモヤを感じていた。 このままではまた誰かが死んでしまうかもしれないのに、逃げるように隠れたままでいいのか? 「ねえ、鹿目さん……ちょっといい?」 そんな疑問が波紋のように広がっていく中、あの女の子が声をかけてくる。 それに気付いて顔を上げたまどかは、女の子がこちらを凝視しているのを見た。 「……どうしましたか?」 「あなた、もしかして悩んでる?」 「えっ?」 「さっきからあなた、ずっと悩んでいるように見えるけど……もしかして、照井さんのこと?」 その問いかけに対して、まどかは首を横に振る事ができなかった。 竜と出会ってから動揺してばかりだったので気にしていられなかったが、よく見ると彼女は自分よりもずっと大人びて見える。その瞳からはただ怯えていただけの数分前とは打って変わって、落ち着いた雰囲気が感じられた。 「悩んでるなら、照井さんの所に行ってあげて」 「えっ!?」 「このままじゃ……このままじゃ、あの人が殺されちゃうかもしれないのよ! だから、鹿目さんには行って欲しいの!」 そして少女の語気は唐突に強くなり、まどかは思わず呆気にとられてしまう。 この状況に恐怖を感じていたと思ったら、突如として豹変したので違和感を覚えざるを得ない。だけど、もしかしたらこれが本来の彼女かもしれなかった。穏やかな毎日では誰かの為に一生懸命に頑張りながら、いつだって周りのみんなを笑顔にしていると、まどかは考える。 こんな世界でも誰かを思いやる心を持っている少女を、まどかは素晴らしいと思った。彼女みたいな人がたくさんいてくれるなら、誰だって毎日を笑顔で過ごせるはず。 「私なら大丈夫だから、行ってあげて」 「その気持ちは嬉しいですけど……わたしは行けません」 でも、まどかにはその好意に甘える事ができなかった。 「どうして?」 「わたしは、あなたの事も助けないといけないんです。照井さんにもそう約束しましたし、何よりもわたしがいなくなったらあなたが独りぼっちになっちゃいます……そんなの、寂しすぎますよね?」 竜の後を追って戦いを止めたいのは山々だが、彼女を一人にさせるなんて出来る訳がない。ただの人間でしかない少女をこんな場所にほったらかしにしては、殺し合いに乗った人が来た時に殺されるに決まっている。 それに竜からも頼まれた以上、きちんと果たさなければいけない。だからこのキャッスルドランから離れることが出来なかった。 「いいえ、竜さんと一緒に行ってあげて! そうしないと、あなたはきっと後悔するから!」 しかしそんなまどかの思いに反して、少女は尚も真摯な表情で詰め寄ってくる。その瞳からは焦燥感すらも感じられた。 「鹿目さんはみんなを守る魔法少女なんでしょ!? だったらこんな所にいないで、戦いを止めてきて! 私だって、誰かが死ぬなんて嫌だから!」 「でも、そうしたらあなたが危ないよ! それに照井さんとだって、あなたを守るって約束したし……」 「私なら大丈夫だから! いざって時には、一人で逃げられる自信もあるし! それにあなたが守ろうとしたガメルって人も、それを望んでいるはずよ!」 「……ッ!」 少女の口から出たガメルの名前を聞いて、まどかの心が一気に締め付けられていく。 あの戦いでオーズに吹き飛ばされた時、ガメルは自分の危険も顧みずに守ってくれた。例えどれだけ傷ついても、守るためにその身を犠牲にして動いていた。 『まどか、おれにやさしくしてくれた! まどかをいじめるやつ、おれがゆるさないっ!!』 そんなガメルの勇気と優しさに溢れた姿が、まどかの脳裏に再び蘇っていく。 彼はこんな弱い自分を信じて、好きだと言ってくれた。それに何より、あんなにも恐ろしく見えたオーズを前に一歩も引かずに立ち向かっている。 きっと彼は勝ち目があるとかないとかなんて考えてなかったかもしれない。あの時のガメルから感じられたのは、誰かを守りたいという強い決意だった。それは人々を守る魔法少女の誰もが持っているであろう、揺るぎない思い。 今ここでじっとしているのは、それを自分から裏切っているに他ならなかった。 「だからお願い! 私の代わりに竜さんを助けて、オーズって人達を止めてあげて! このままじゃ、みんなが……」 「……わかりました」 饒舌となった少女の言葉はまだまだ続いただろうが、まどかはそれを途中で遮る。 「確かに、このまま何もしないせいでみんなが犠牲になるなんて、わたしだって嫌です」 「行ってくれるのね……!」 「はい……でも、すぐに戻りますから! あなたのことだって、わたしは守りたいので!」 微笑みを向けてくれる少女の両手を強く握りながら、まどかははっきりと答えた。 正直な話、ここで彼女の元を離れるのは心苦しくなってしまうし、やってはいけないのは理解している。でも、少女の言うようにここで黙っていたら今度は竜が犠牲になってしまうかもしれない。そんなことになったらガメルの思いを無駄にしてしまうし、魔法少女のみんなに顔向けが出来なかった。 「そう……ありがとう。私のワガママを聞いてくれて」 「いいえ、わたしの方こそごめんなさい。あなたやガメルの気持ちをわかってあげられなくて……」 「そんなの大丈夫よ。むしろ、このままじゃあなたのやりたいことを邪魔するだけになったのだから」 「そんなことないですよ……あ、そういえばあなたのお名前を聞かせてくれてもいいかな?」 「……そはら、見月そはらよ」 「そはらさんか……改めて、よろしくお願いします」 「うん! それはそうと、早く行ってあげて。みんなを助けるためにも」 「わかりました……そはらさん、すぐに戻りますからね!」 力強くそう言い残しながらまどかはデイバッグを手にしながら部屋を出て、魔法少女に変身する。そのまま彼女は窓から勢いよく飛び出しながら、来た道を戻り始めた。 この時、まどかは急いでいた余りに気づいていない。後ろにいる少女がガメルと同じグリードで、探し求めていたメズールであると。そして彼女が親友の志筑仁美の名前を騙っていたことを。 そして、戦場へと向かうまどかの背中を見ているメズールの笑みが愉悦に染まっていることを、気づくことは出来なかった。 【1日目-午後】 【C-6 キャッスルドラン前】 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 【所属】白 【状態】哀しみ、疲労(小)、全身に小程度の打撲、魔法少女に変身中 【首輪】300枚 30枚 【コア】サイ(感情)、ゴリラ、ゾウ 【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ 【道具】基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3(うち二つは用途の分からないもの、一つはガメルが所持していたもの)、 詳細名簿@オリジナル、ワイルドタイガーのブロマイド@TIGER BUNNY、マスク・ド・パンツのマスク@そらのおとしもの 【思考・状況】 基本:この手で誰かを守る為、魔法少女として戦う。 0.みんなを守る為の力がもっと欲しい。 1.急いで戦いを止めて、そはらさん(メズール)の所に戻る。 2.仮面ライダーオーズ(=映司)がいい人だという事は分かるけど…… 3.仮面ライダールナティック? の事は警戒しなければならない。 4.マミさんがもし他の魔法少女を殺すと云うなら、戦う事になるかも知れない…… 5.ほむらちゃんやさやかちゃんとも、もう一度会いたいな…… 【備考】 ※白陣営の現リーダーです。 ※参戦時期は第十話三週目で、ほむらに願いを託し、死亡した直後です。 ※まどかの欲望は「自分自身の力で誰かを守る事」で刺激されると思われます。 ※火野映司(名前は知らない)が良い人であろう事は把握していますが、複雑な気持ちです。 ※仮面ライダーの定義が曖昧な為、ルナティックの正式名称をとりあえず「仮面ライダールナティック(仮)」と認識しています。 ※ガメルが所持していたセルメダルと、ガメルの身体を形成していたセルメダルを吸収し所持メダルが大幅に増えました。 ※サイのコアメダルにはガメルの感情が内包されていますが、まどかは気付いていません。 ※サイとゴリラのコアメダルが、本人も気付かぬうちにまどかの身体に取り込まれ同化していますが、まどかの意思次第でメダルは自由に取り出せます(まどかはまだ人間です)。 ※メズールを見月そはらだと思っています。 ○○○ 「一時はどうなるかと思ったけど、助かったわ……」 鹿目まどかが去ったことでようやく一人になれたメズールは、一息つきながらソファーに腰掛ける。 邪魔者の照井竜も鹿目まどかもこうしていなくなってくれたことで、ようやく動きやすくなった。しかも竜はまどかを優先させていたのか、自分の名前を呼ぶこともなく戦場に向かってくれている。 良い事と悪い事にはバランスがあると言うが、まさにその通りかもしれない。これであの二人がオーズ達と潰しあってくれれば最高だが、流石にそこまで都合よくはいかないだろう。 もしも、竜が狙っている井坂深紅郎も登場すればもっと面白くなるだろうが、配置された位置が少し遠いので期待はしない。 「我ながら臭い演技だったわね……まあ上手くいったから文句はないけど」 殺し合いの兵力として利用するために煽ったセシリア・オルコットの時と違って、あの二人の前では弱者として振る舞った。まどかを煽った際の演技は今になって思うと大げさすぎたが、成功したのだからそれでいい。 自分がグリードの一人であることを露知らず、殺し合いを止めるなどと意気込むまどかの姿は実に愉快だった。彼女の持つ誰かを守りたいという『愛』を、思うがままに利用している……そう考えたら、笑わずにはいられなくなってしまう。 今になって考えると竜を青陣営に引き入れられなかったが、オーズを潰せる可能性を上げられるなら惜しくないかもしれない。 「それにしても、まさかこんなにも早く砕かれてしまうなんてね……ガメル」 そして戦場に向かったまどかからガメルがオーズによって砕かれたと聞いた時、メズールの中で確かな喪失感が満ちていた。自分と一緒にいる事を最大の欲望として、誰の事も疑っていない彼が既にいない。 つまり、彼との愛情はもう永遠に育まれる事はないのだ。 「グリード故に満たされない……でも安心して、ガメルの分まで私はたくさんの愛を集めてみせるから」 しかし、嘆くことはない。寂寥感を覚えたものの、ガメルもグリードである以上は自分の敵なのだから、いつかは倒す運命にあった。その時が存外、早く来てしまっただけ。自分に出来ることは青陣営のリーダーとして、陣営戦の優勝を目指すしかなかった。 あれから、大分時間も経っている。恐らくオーズ達も戦いで大分消耗しているだろうから、隙を見ればメダルを奪えるかもしれない。尤も、ウヴァみたいに策も無しに特攻しては自滅するだけだから、慎重に行動しなければならないが。 戦場から離れるとしても、一人になったから動きやすくなったかもしれない。 「さて、私もそろそろ行かないとね……みんな、頑張りなさいよ」 妖艶に微笑むメズールは、誰に向けるわけでもなく独り言を呟きながら立ち上がる。 陣営に分けた戦いに勝利して、全ての愛を手に入れる為にも。 【1日目-午後】 【C-6 キャッスルドラン内部】 【メズール@仮面ライダーOOO】 【所属】青・リーダー 【状態】健康 【首輪】110枚(増加中):0枚 【コア】シャチ:1、ウナギ:2、タコ:2 【装備】グロック拳銃(15/15)@Fate/Zero、紅椿@インフィニット・ストラトス 【道具】基本支給品、T2オーシャンメモリ@仮面ライダーW、 【思考・状況】 基本:青陣営の勝利。全ての「愛」を手に入れたい。 1.このまま単独行動を続けるか? それとも戦場に向かい、戦いの隙を見てオーズを仕留めるか? 2.まずはセルと自分のコア(水棲系)をすべて集め、完全態となる。 3.可能であれば、コアが砕かれる前にオーズを殺しておく。 4.完全態となったら、T2オーシャンメモリを取り込んでみる。 【備考】 ※参戦時期は本編終盤からとなります。 ※自身に掛けられた制限を大体把握しました。 NEXT 戦いと思いと紫の暴走(後編)
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ていとく 電撃戦ドクトリン持つ女性の歌い手。 扱う分野が幅広い上、投稿スピードが凄まじく、彼女によって今年も無事(?)替え歌歴史シリーズで電撃戦が展開された。 歌詞は投稿者コメントによって表示される。 友人の海原理乃氏とユニット「suganoes」を組んで、コラボ作品も上げている。 ひぇいひぇ ジャンル 歌ってみた 関連サイトなど 投稿者プロフィール:user/909318 Twitter:Simoto_Kikiko 関連タグ 替え歌歴史シリーズ 政歴M@D マイリスト nicovideo_mylist エラー ( マイリストURLの取得に失敗しました。正しいURLを入力してください。 ) 最新作 代表作 ひぇいひぇ ユニット「suganoes」作品 須賀川二階堂氏 戦国自衛隊臭がするぞ! 初期の投稿は曲に歌詞をつけるのがメインだった。 のちに自身で歌っている→http //www.nicovideo.jp/watch/sm10804756 第四回政歴M@D祭参加作品
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・味方サイド 主要登場人物 協力者たち 修羅の国の人物 ・鷹田モンスター軍団 大幹部 戦闘兵 ・味方サイド 主要登場人物 シンノスケ 剣聖のもとで剣士としての修行を積む少年。S級セイバー。 紅華会戦争の英雄・シンエモンの嫡子。13歳。 普段大人しい分、切れると怖い。 愛刀は父から受け継いだ「斬岩剣」。 しかし父と同じ竜の騎士の力はまだ発現していない。 以下、ネタばれ反転 7話で(おそらく無意識に)「竜の紋章」を発現させている 太平 剣聖のもとで剣士としての修行を積む青年。S級セイバー。 粗野だが心優しく頼もしいシンノスケの兄弟子。20歳。 師匠ヒムラーから名刀「水殻」を受け継ぐ。 何かと3枚目の役どころが多いが、髭を剃れば結構な美男子。 メガネ属性。 J 青幇の「蒼い疾風」と異名を取る、獣人種のS級グラップラー。22歳 体内に超加速装置「ソニックムーバー」を内臓した ブーステッドグラップラーで、その戦闘速度は世界でも屈指。 あらゆる攻撃に対応した6種類のカウンターパンチと 数々の必殺ブローを持つ近接戦闘のスペシャリスト。 以下、ネタばれ反転 本名はメガドラえもんJr。「最強の喧嘩師」メガドラえもんの実の息子である。 鶴来隕石 青幇のグラップラー。22歳。 発掘兵器「GX9900」の調査に向かった際、モンスター軍団によって殺害されている。 が、機械工学の権威であった父の手によりGX9900の CPUに彼の脳髄を移植し、ロボットとして復活を果たした。 発掘兵器の強大な戦闘力を人の心で振るう哀しき戦士。 主要兵器の「サテライト・レーザーアーム」は非常に強力で攻撃力だけなら一体さんに匹敵する。 以下、ネタばれ反転 隠し回路として「システムGP-D」が組み込まれており、 発動すると、モンスター軍団でも屈指の強さを持つ「氷帝」後部景吾を圧倒するほどの戦闘力を発揮できる。 シルバー 国際グラップラー警察機構「IGPO」の新米。S級セイバー。19歳。 剣聖ヒムラーの双璧と呼ばれるトキー・クルーカーの弟子で、 彼の愛刀「ディーソードベガ」を受け継ぐ。 心優しい若者だが、その秘めたる能力は計り知れない。 マリー 溥儀禁衛隊四の槍、レオンハルトの養女。にじゅうなな…20歳です。 幼いころからシンノスケの面倒を見てきたため、「マリー姉ちゃん」と呼ばれて慕われている。 フルネームは「マリー・ハーディ」。 以下、ネタばれ反転 「魔都」新宿で就職したためグラップラースキルに目覚めた所謂「後天性グラップラー」。 クラスはガンナーだが銃闘術【ガン=カタ】を習得しているため、接近戦もS級グラップラー並みにこなせる。 銃は北条トオルに、体さばきはハッタリ半蔵に習った。 一体さん 登場人物(一体さん)を参照 協力者たち 足利溥儀 登場人物(一体さん)を参照 ヒムラー剣心 登場人物(一体さん)を参照 鶴来丈夫 世界的機械工学の権威。鶴来隕石の父親でもある。 瀕死の隕石を「超人機メタル太」に改造した。 以下、ネタばれ反転 鷹田総統の勧誘を断り、銃撃から隕石を庇い絶命する。 トキー・クルーガー IGPO九大天王の一人。 ヒムラーと双璧をなすほどの剣士である。 シルバーやションの師。 ション トキーの弟子。S級セイバー。 シルバーの同僚。 砂布巾 盲目の弾き語り。S級セイバー。 善悪のにおいをかぎわけることに長けている。 音を攻撃に乗せる「音撃斬」を得意とする。 以下、ネタばれ反転 一体さんとは顔見知り。 カズヒコ・ハナワ卿 大日本帝国特務グラップラー機関「ハナワ」機関局長。21歳。 常人。 西条秀治 ハナワ家バトラーにして、ハナワ機関ゴミ処理係。 かつてターリブと共に「京都二強グラップラー」と呼ばれた猛者。 通称、「死神西条」。 オーバーQ ハナワ機関のジョーカー。不老不死の怪物。 食った相手の命を自分のものにすることが出来る。 強豪ひしめく一体さんワールドでも五本の指に入る強者。 ターリブ・ウッディーン 将軍家三代に渡る重鎮。82歳。ランサー。 かつて西条と共に「京都二強グラップラー」と呼ばれた猛者。 通称、「神槍ターリブ」。 シンエモンが将軍家に士官するまで現役を務めていた。 イメージボイスは青野武。 可那 登場人物(外伝、朋友達の二次創作など)を参照。 溥儀禁衛隊 登場人物(一体さん)を参照 野比のび犬 登場人物(一体さん)を参照 潘光輪 登場人物(一体さん)を参照 修羅の国の人物 田中海王 山東省金剛拳最高師範。梁山泊108星の一人でもある。 驚異的な防御力を誇る鋼の体を持つ。 ブイスとは10年来の親友。 以下、ネタばれ反転 ブイスの仇討のため、後部圭吾に挑む。 奥義・稲妻十字空烈刃を繰り出すも後部の気化冷凍法によって全身を氷漬けにされる。 しかし、最期に秘技・烈箸翔を後部の右目に突き立て一矢報いることに成功した。 ブイス・リー 梁山泊108星の一人。頭領のタンメンマンに次ぐ実力を持つ八極拳の使い手。 全ての手合いにおいて初撃で相手を屠っているため、”二の撃要らずのブイス”と呼ばれる。 以下、ネタばれ反転 河北省にてモンスター軍団と戦う。 カバオのコピー能力に苦しめられるも格の違いを見せつけ圧勝。 そのまま後部に挑むもかなわず、氷のオブジェとなって絶命する。 シロウ 河北省を目指して旅を続ける寡黙な謎の青年。 相棒のシュウゾーといつも一緒にいる。 窮地に陥った砂布巾と田中海王を助け、共に河北省を目指す。 大属性「風使い(ウインドマスター)」である。 以下、ネタばれ反転 河北省にて後部と戦う。 大属性同士、互角の戦いを繰り広げるがハイブリットの後部にはかなわず追い込まれる。 「奥の手」を使おうとするも砂布巾に止められ、三人の力を合わせた「音撃射・疾風一閃」によって後部を追いつめた。 シュウゾー シロウと共に旅をする熱い少年。 両親がモンスター軍団に殺され途方に暮れているところ、シロウと出会い、 「闘う意志があるなら俺がお前の剣になってやる」という言葉に答え、共に行くことを決意する。 以下、ネタばれ反転 凍りついた砂布巾の手を自分の体に押しつけて溶かそうとするなど、幼いながらガッツにあふれている。 ・鷹田モンスター軍団 大幹部 鷹田延彦 モンスター軍団総統。暗黒のフォースを使う。 戦いをこよなく愛する戦闘狂。 シンエモン達四人を相手にしても力を隠しながら戦える怪物。 愛刀は「骸龍」。 阿部隆和 鷹田総統の右腕。 「どこにでもいて、どこにでもいない」男。 ゲイかどうかは不明。 以下、ネタばれ反転 相手に隙を作って攻撃する伝説の格闘技「セクシーコマンドー」の使い手。 帝都大戦でシルバーと太平を追いつめるも、プッツンしてるシンノスケには技が全く通じず斬り捨てられる。 他にも、オーバーQに頭を吹き飛ばされたりシンノスケに切られても、元通りの体で平然としているなど謎の多い男である。 後部景吾 モンスター軍団の№2。 通称、「氷帝」。 大属性「氷使い(アイスマスター)」である。 イギリスを二人の部下と共に壊滅させた。 強い相手には敬意を払ったり、自らの慢心に反省したりと強さだけでなく人格も立派なカリスマ。 以下、ネタばれ反転 「大属性」と「特S級グラップラー」のハイブリットという規格外の強さを持ちIGPO九大天王のガッチュ・ベル、みょー流石を倒した。 閻王抹殺のため河北省に送り込まれる。 ブイス、田中を撃破し、シロウ・砂布巾と抗戦。 一度は追いつめられるも秘技「氷の世界」を発動し二人を圧倒する。 そこに乱入してきた隕石とも戦い、氷漬けにする。 が、「システムGP-D」を発動した隕石の圧倒的なパワーの前に敗北する。 戦闘兵 ビッグさん S級グラップラー。 未熟なシンノスケを追いつめるもヒムラーに敗れる。 厳太 S級ガンナー。 未熟な太平を追いつめるもヒムラーに敗れる。 イソリソ・オブ・ジョイトイ 後部の片腕。 後部にベタ惚れしていれ「メス猫」と呼ばれている。 実力は不明。 カバオ 後部の片腕。 獣人族の中でも最も頑強なヒポポタマス族のグラップラー。 相手の技を見ただけでコピーすることが出来る。 渦巻ナルホド 逆転火影流忍者。 ハッタリ半蔵に敗れる。 煙巻ケム蔵 甲賀モクモク流忍者。 ハッタリ半蔵にry じょじょ丸 ジャレコ流忍者。 ハッタry チョロ松 「世界一の腕の持つ殺し屋」と呼ばれる狙撃手。 北条トオルに真の射撃を文字通り叩きこまれる。 ケケケの毛太郎 S級グラップラー。 元からS級だったうえにDG細胞による強化もされているモンスター軍団でも屈指の強者。 いずれは鷹田総統を倒そうと考えている野心家。 だがいかんせん、相手が悪かった。 FF(フードファイター)大林 S級グラップラー。 ハッタリ半蔵以上のスピードと西条の刃鋼線を素手で切り裂くパワーを持つ強豪。 倒した相手を食すことを目的としている。 「すべての命は塵芥」がモットー。 以下、ネタばれ反転 天暗の大飢饉で父親を失い、父の屍肉を喰らって生き残った。 京都にて西条・ターリブと戦闘。 二人の最大奥義をスーパーフードファイター化で破り圧勝する。 そのまま溥儀を殺そうとするも駆けつけたJに阻まれ抗戦。 Jの最大の武器であるスピードを封じるも父から伝えられたニューブローを受け、敗北。 自分を破った親子の絆と溥儀の言葉に諭されて、自分が父に抱いていた本当の気持ちに気付き涙を流す。 最期は溥儀をモンスター軍団の銃弾から守り、命の重さを思い出して絶命。 機動戦士ケンダム ブーステッドグラップラー。 捕獲レベル50以上の猛獣も一撃で殺す威力のハンマーを持つ。 田中海王に敗れる。 スクリューKID徳郁 ブーステッドグラップラー。 田中海王に敗れる。 バケツマスクより扱いがひどい。 無理壁 バイオグラップラー。 鉄壁の防御力を持つもブイスの一撃に敗れる。
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- らんさんのお見舞いにいってきたー もじゃたんとらんさんのお見舞いに行ってきた。 最近放課後プチオフみたいなのが増えたな。 横浜→川崎はもち京急で。PHSなくしてたけど無事合流できた。よかったよかった。 川崎駅に来るのは久しぶりなので、川崎駅の地下街でちょっと迷った。 ゴールが方向じゃなくて一点だと行きづらいね。 病院についた。 多少迷いながら、なんとからんさんの病室へ。 ?:どなたをお探しかしら? もじゃ:あなたです。 俺:あ、どうも。ばにあすですはじめまして。 ?:ああ、君がうわさのばにくんか。はじめまして。 俺:噂って・・・? らん:廃墟でry 俺:アーッ! その後、談話室みたいなところで3人でお見舞いに買ってったたこ焼きや焼きそばパンを食べながら、トランプをして遊びました。 7ならべと、あともじゃたんが殆どのローカルルールを把握してたのをいいことにらんさんにもカオスな大貧民ルール布教してきたよ!(ただし、都落ち、ドボン、大革命はなしにした。) お見舞いの後、らんさんの勧めでもじゃたんとラーメン食いに行くことに。 川崎駅の地下街で絵の展示をやってたので、ちょっと見た後、次のようなことが脳内をよぎった。 ?:川崎の二郎は本物の二郎だ。まじうまい。 というわけで、二郎まで行ってみることに。 昔住所だけで探す荒業を再びすることにw とりあえず、京急川崎店っていうくらいだから京急川崎まで行くか。 京急川崎行ったら住所入りの地図があって、あっさりたどりついた。 どうでもいいけど、あの辺も駅からちょっと離れると静かだね。意外だった。 が、 なんなんだこの行列wwwwww 想像していた以上に長いぞwwww 落ち着いて食事もできそうにないので、残念ながら断念。 結局らんさんにオススメの店を教えてもらってそこで3時間ぐらいかけて色々お話しながらラーメン食べてたんだけど・・・ もじゃ:あっ!もうこんな時間!電車がなくなっちゃう!帰らなきゃ! といった感じであわてて解散しました。 もじゃたんも終電間に合ったようで一安心なのです。 【かいたひと:ばにあす】 戻る コメント あそこの二郎は本物だとは思うが…落ち着いていく場所ではないw -- Albert (2007-10-22 15 17 37) そうですね。次二郎いくときはそれなりの用意があるときにします。 -- Vanias (2007-10-22 23 23 00) ?の正体はあるべるてぃだったのか。 -- しるば (2007-10-23 00 13 16) 違うw -- Albert (2007-10-23 03 06 45) あるべるとさんも二郎好きとは。やっほい。 -- josh (2007-10-23 07 52 15) しるばさんには?が誰かを明記した原稿見せたんだけどなぁw まぁいいやw それにしてもカタン部はジロリアン多いなぁ。 -- Vanias (2007-10-24 00 31 15) うはw てらあるつはいまーw -- しるば (2007-10-24 06 09 04) ジロリアンてわけじゃないぜっ。ここ一年くらい食べてない! -- Albert (2007-10-24 09 39 08) えーっと?は欧州の人です。ここで出してもアレなので削除しました。でも原稿ではさりげなくかいた覚えてないのも仕方ないと思うw -- Vanias (2007-10-24 18 11 10) 名前 コメント
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ジャンケンで勝負だっ! チャット チャット内最年少 チャット1の消防 チャット1のゴミ チャット1弱い チャット1の嫌われ者 チャット1のKY チャット1アイコンが下手 ロックマン 流星のロックマン2 ウェーブマスターズ2008~Summer~東京大会2日目のシニア準優勝者 大会初出場ながら準優勝とは中々なんじゃね?と思っていた。 予選は7勝0敗という結果 戦法はボルティ特化(だった) 現在ホタルゲリに目覚めている。 アイコンは ベルセルク:アイスペガサス シノビ:(´・ω・`) ダイナソー:ファルザービースト である。 シノビのアイコンは コーラ(笑 と書かれている。 ステータス 名前(相棒) HP MP ろらいと 948141 1000 ひろしくん 47817478917878911 9049141 たろうくん 9948198881414111 47147124781471874
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書物系 甲陽軍鑑 (コウヨウグンカン) 【書物】 基本性能 価値 重量 攻撃力 防御力 耐久度 10 5.2 10 3 10 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 +2 -- -10 -10 装備可能 全職 装備区分 特殊装備 必要Lv 22以上 付与効果 知+8 全属性+2 備考 武田家の高坂昌信のドロップ 門外不出 解説 武田家の軍略、戦術などを書いた作品。成立は17世紀初頭と考えられている。 著者は小幡景憲が最有力とされているが、確証はない(彼は甲斐には1度も住んでおらず、甲斐独自の表現があるこの書物を書くことは不可能という人もいる)。 小幡景憲は武田家家臣の小幡昌盛の子であり、甲州流兵学者として伝わっている。 武田家家臣の足跡をたどるときに必ずといってよいほど現れる書物であるが、実のところ明らかな間違い、ほかの資料があって初めて事実であると認識される事柄があるなど、全内容に関して逐一の検討が必要な資料であって、歴史的資料としての価値はもともと全般的に低いとされている軍記物の中でもことさら低い。 しかしながら、この甲陽軍鑑はそのような資料であるにもかかわらず書かれていることがほとんど事実として認識されてしまっているという非常に奇怪な書物である。 なぜこのようなことが起こっているかというと、江戸時代の名残である。 戦国が終わり時代が徳川の世になると、徳川家康は神聖視されるようになり、同時に彼が非常に高く評価し、なおかつ自分の軍にほぼそのまま取り入れた武田家の軍略などが非常に尊重される風潮があった。これは幕末になり西洋式の軍略が取り入れられるまで200年以上にわたって続いていた。 2004年大河ドラマ「新撰組」に甲州流軍学者として登場した実在の新撰組隊士である武田観柳斎などの人物が物語っているように、幕末にいたるまで甲州流軍学は兵法の最高峰だったのである。 そしてそのバイブルとも言うべき本がこの甲陽軍鑑だったのである。 そのため現在に至るまでこの本の内容は鵜呑みにされる傾向があり、ネット上の武田家臣の経歴にこの本から出ている内容が使われていることも多い。 しかし前述したようにこの本の内容は逐一検討が必要なほど信憑性が薄い。 特に危険なのが山本勘助、馬場信春(信房)の2人である。 この2人は甲陽軍鑑以外にはほとんど資料が残っておらず、特に山本勘助に関しては、昭和の後期まで実在すら疑われていた人物であり、その生涯も謎に包まれている。 また、この本の表向きの作者となっている高坂昌信も注意が必要である。彼は表向きの作者というこの本の性質上、エピソードが書き足されている危険性が高い。 また、ネット上でも彼が甲陽軍鑑の作者であると言い切ってしまっている文があるが、これは完全な間違いで、高坂自身が執筆した可能性は多分に低く、大本を作った可能性も薄く、作者が名を借りたという説が強い。しかしその作者も確証はなく、今後の研究が鍵を握っている。 情報募集中 名前 コメント
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【登録タグ GUMI IA VOCALOID か コカンコキーヌP レミング 初音ミク 曲 殿堂入り 結月ゆかり】 作詞:コカンコキーヌP 作曲:コカンコキーヌP 編曲:レミング 唄:初音ミク・GUMI・結月ゆかり・IA 曲紹介 コカンコキーヌPによる、『ペルソナ5』非公式応援ソングとして作曲されたPV。一応『ペルソナ』シリーズを知らなくても十分楽しめる出来。 録音:きみさねP 線画/アートディレクション:佐藤浩一 仕上げ:わづ太郎 協力:クリエイトラボラトリーPIECE・スタジオレミング 歌詞パート ●ソロパート 水色:初音ミク 黄緑:GUMI 薄紫:結月ゆかり 灰色:IA ●ペアパート 黒色:IA GUMI 青紫:初音ミク 結月ゆかり 赤色:四人合唱 歌詞 乱歩の執筆に明智ご乱心 予告状が舞う金色が照明の大都会 紙媒体のような日々 この世は実に気持ちがいい 聞こえたんだ 助けを呼ぶ声 走る影 赤色灯 応援 罵声 笑う仮面 主人公の電源を入れよう 楽しもうぜ さぁ、心を盗みに行こう 天使も悪魔も別にどうでもいい 据置機 前 第四の壁 邪魔なんだろう こんなに求めているのに 脇役 裏方ですらない 頼むから誰か助けてよ なんでもするから声を 聞いてほしい お願い じっちゃんの名は懸けるでもないし 僕は誰? 真実はいつも残酷 この暗い心を盗んで これから先の分岐を 正しさで 照らしたい 自分の名を懸けて見つけたい 宝もの 真実はいつも無数に 凍てつき求める かいとう コメント 名前 コメント