約 46,769 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4035.html
ドクター102 石造りの台座の上に皮のベルトで仰向けに縛り付けられた、人の形をした人には見えないもの 歪に歪んで腫れ上がった腕や足は、添え木を当てられ固定され 大小様々な痣と傷で元の色がわからないほどの肌には丁寧な処置で包帯が巻かれていた 固定された腕から伸びるチューブは輸血用のパック 口元は酸素吸入器に覆われており、この姿だけ見れば重傷の患者を助けるための措置に見えなくはない もっとも、それは半分だけ当たっている 「調子はどうかしら、シモネッタちゃん? 今のところ首から上と内臓器官には悪いところは無いはずだけど」 全裸に血塗れというスタイルはそのままに、首から下がミイラのようになったシモネッタに微笑みかけるトライレス その手には奇妙な色の液体が入った硝子瓶が提げられていた 古めかしい硝子瓶のコルク栓をきゅぽんと抜く音に、シモネッタの身体がびくんと震える 「ふふ、刺激物とか酸とか、そういうものだとでも思った?」 僅かに傾けられた硝子瓶から零れ落ちた液体が、ぽたりと包帯の上に落ちてじわりと染み込んでいく 痛みがくるかと身体を強張らせたシモネッタだったが、結果は真逆のもの 液体が触れた部分は明らかに痛みが和らいでいる 「私の教え子が作った、外傷用の回復薬。『蝦蟇の油』や『河童の霊薬』のような劇的な効果は無いけれど、効くでしょう?」 怯えと戸惑いに満ちた顔でトライレスを見詰めるシモネッタ 「私を……どうす、る……つもり……」 「ああ、別に恩を売ろうとかそういうわけじゃないのよ?」 見た目の年齢相応な、屈託の無い笑顔 だがその仮面の下には、どす黒い悪意が渦巻いている 「単に、壊すところが無くなっちゃったから一旦治すだけ。内臓とか壊すと死んじゃうし、首から上を壊すと見てて面白くないから」 包帯に馴染ませるように、回復薬を振り撒いていく ガスで麻痺し鈍くなった痛覚でも、全身に痛みを感じないところが無いほどだった身体が、じわじわと癒されていくのが判る 「まだ全ての拷問具のうちの半分も使ってないんだから。もっともっと、じっくりと愉しんでいって貰わないと……ねぇ?」 「あれ、で……まだ……半分……?」 「あなたも拷問具を使うのでしょう? どれぐらいの種類があるかぐらい、把握してるでしょうに」 回復薬で濡れた包帯の下、治りゆく傷跡を探るように指で弄びながら 「私はね? あなたを弄り殺すのが目的じゃないの。私に濡れ衣を着せ、私の恩人を殺し、私の恩人の子孫を騙し、それを嘲笑うなんて真似をね……ちゃぁんと反省して欲しいだけ」 「は……反省してるわ……もう、もう二度とあんな真似はしないと、神に誓うから……」 震える声でそう哀願するシモネッタ 僅かな希望に縋り、怯え震えるその姿を見て、トライレスは僅かに頬を紅潮させてちろりと舌で唇を濡らす 「もしもあなたが私の立場なら、そうして許しを乞う者を助けてあげるのかしら」 「も、勿論……」 「嘘吐き」 シモネッタの口元を覆っていた酸素吸入マスクがするりと外される そして、身体に振り撒いていた回復薬とは違う、別の薬 体力を回復させる飲み薬を、シモネッタの口にとぷとぷと流し込む 「うぶっ!? がふっ! 待っ……い、ぎっ……が、ぶふっ!?」 口を閉じて逃れようとしたシモネッタだが、即座にその口に『洋梨』が捻じ込まれ、ぎりぎりと無理矢理にその口を押し広げていく 「これからあなたが口にしていい言葉は『ごめんなさい』だけ。それ以外の言葉を口にしたら、反省の色無しという事で拷問を続行するわ」 口を無理矢理抉じ開けられたまま、まともに喋る事もできず頷く事もできず、ただ視線だけで哀願するしかない トライレスがぱちんと指を鳴らして『洋梨』を消すと、シモネッタは激しくむせ返りながらただただ首を縦に振る 「あなたが私に従順でいるのなら、あなたの所業の半分だけは許してあげる」 「げほっ……半分……?」 「あら、もう忘れたの? 物分りの悪い豚は躾のやり直しが必要かしら?」 「……っ! ごめんなさい、ごめんなさい!」 慌てて言葉を訂正するシモネッタの頬を優しく撫でながら、トライレスは笑う 「もう半分は、クラリッサが許してくれたら……もっとも、あなたの企みで追い詰められたあの子が、死んでしまってなければだけれど」 薬が効いてきたのか、シモネッタの顔色が良くなってきた事を確認すると、トライレスは室内の拷問具達を一斉に奮い立たせる 「さあ、己の所業を悔いなさい。そして許しを請いなさい。あなたが騙し貶めたクラリッサにその懺悔が届くように、大きな声で繰り返し謝りなさい。本当に心から反省できたのなら……神はきっとその声を届けてくれるわ」 天使のような声で高らかに 悪魔のような笑顔で残忍に トライレスは宴の再開を告げる 「さて、そろそろ痛みは引いたかしら。次の拷問具のリクエストはあるかしら?」 「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!」 「そうそう、これなんて凄く痛いのよね。今でも覚えてるわ」 「ごめんなさいっ……ごめんなさい……」 「ああ、先にこっちをやった方がいいわね。これのインパクトが薄れちゃうもの」 「ごめ……なさ……」 そして、謝罪の懇願はすぐに絶望の悲鳴へと塗り潰されていった 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17980.html
登録日:2013/06/29 Sat 10 28 13 更新日:2024/07/07 Sun 05 06 01 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 やりたい放題 わけがわからないよ 仮説 共生 動物 植物 生物 細胞内共生説 藻類 進化 皆様の体の中には、数億年もの昔からの同居人がいる。 細胞の中に潜り込み、人類と共に『進化』を続けてきた「彼ら」。 それが、もし反乱を起こしたら……。 日本のホラー小説やミステリー小説に、様々な生化学的なテーマを取り入れた画期的な作品『パラサイト・イヴ』。小説や映画が様々な話題を呼び、ゲームとしても有名になっているこの作品の重要なテーマとなっているのが、ミトコンドリアである。 皆様の体を動かすエネルギーを創りだす、細胞の中にある様々な器官(細胞内器官)でも非常に重要な部品なのだが、実はこの部品には不思議な性質がある。 皆様のような人間の体の設計図『DNA』が細胞の核の中に収納されているのはご存知かもしれないが、このミトコンドリアにはそれとはまったく別のDNA「ミトコンドリアDNA」というものが存在しているのである。 しかも、細胞の中で自由に分裂増殖していくという、まるで『生物』のような行動を示しているのである。 これと同じような構造を持つ細胞内器官には、葉緑体も代表的である。植物の「緑色」を創りだし、光合成において非常に重要な役割を担う器官であるが、実はこの中にも独自のDNAが存在しており、独自に分裂増殖で増えているのである。 一体これはどういう事なのだろうか? ……実は、これらの器官は、遥か昔『生きもの』だったのである。 現在、科学の世界でほぼ常識となっているこの不思議な現象を、「細胞内共生説」と呼ぶ。 なお、この項目は『パラサイト・イヴ』に関する重要な伏線がいくつか記載されている……かもしれない。ネタバレが嫌な方は回れ右をお願いします。 ……大丈夫? それでは、改めて説明を。 ▽目次 ~~歴史~~ ~~概要~~ ~~二次植物・三次植物~~ ~~まとめ~~ ~~歴史~~ 近代科学が進歩を始めた19世紀の頃から、既にミトコンドリアと葉緑体がどこか変な存在である、と言う事は言われていた。前述の細胞の中で勝手に分裂増殖するという事以外にも、ミトコンドリアなどの遺伝形質が妙な特徴を持つ、などの事実が発見され続けていた。 普通、ギシギシアンアンする有性生殖の生物の赤ちゃんには父親と母親双方の遺伝子が受け継がれているはずなのに、何故かミトコンドリアや葉緑体は母親由来のものしか受け継がれていないのである。現在はこれを「細胞質遺伝」と呼んでいる。 さらに1950年代に入り、生物の基本はDNAであると言う事が分かってくると、ミトコンドリアや葉緑体の中から独自のDNAが発見され、さらにはミトコンドリアが独自にタンパク質を作りだせる事も分かってきた。 そして、このような様々な研究結果から導き出されたのが、1970年に発表された『細胞内共生説』である。 提唱したのは、アメリカの女性科学者リン・マーギュリス博士。画期的な考えの常として最初は学会などで馬鹿にされていたのだが、現在は完全に受け入れられ、生命の進化を調べる上で非常に重要な仮説となっている。 ちなみに「説」である理由は、誰もミトコンドリアや葉緑体が出来た瞬間を目撃していないからである。 ~~概要~~ この『細胞内共生説』と言うのは、乱暴に言ってしまうと「細胞の中に別の生物が住んでいる!」というなんだか怖いような話になるのだが、実は生物の世界ではよくある話である。代表的なものとしては、サンゴが挙げられるだろう。 熱帯の海の生態系を支え続けるサンゴの細胞の中には、光合成を行う褐虫藻が住んでいる。 自分の細胞をマンションのように貸してあげる一方で、家賃として光合成で得た栄養分をサンゴは頂いている、という感じだ。 ただ、葉緑体を持つ「植物」とは異なり、水温の変化など環境が変わってしまうと褐虫藻はサンゴの体の中から抜け出してしまい、サンゴは白くなって死んでしまうのである(*1)。 ちなみに逃げ出した褐虫藻の方は平気らしい。と言う事で、まだこのレベルではミトコンドリアや葉緑体には程遠い。 さらに進んだ段階としては、アブラムシが挙げられる。 害虫でお馴染みのアブラムシだが、実は細胞の中にブフネラという大腸菌の親戚のような感じの細菌が住んでいる。 アブラムシが体内で合成できない必須アミノ酸を作ってくれるというありがたい存在で、専用の細胞まで用意しているというVIP級の待遇であるが、実はブフネラの方も既にアブラムシの体内でないと生きる事が出来なくなっている。既にこの関係は数億年も続いているらしい。 また、最近の研究ではこのブフネラを制御するために、別の細菌から遺伝子を頂き、それを利用していると言う事も明らかになっている。 こちらで取り上げた「カルソネラ・ルディアイ」も同じような理屈である。 そして、この細胞内に住む『生物』というレベルから、細胞内の『部品』にまでなったのがミトコンドリアや葉緑体なのだ。 地球上に生物が誕生したばかりの頃は「食べる」「食べられる」という関係しか無く、強いものが残り弱い者は滅びるという弱肉強食そのままの様相であった。 しかし、その中で一部の捕食者が変わった行動を起こし始めた。人間で言う家畜のように、食べた獲物を体の中で飼って、そこから栄養を貰うようになったのである。 なんでこういう事をし始めたのかという理由としては、偶然そう言う事をし始めたというものや、餌があまりにも少なくなって、無理に探すよりもいっそ自分自身で飼った方が速い、などが考えられている。「食べられる」側にとっても安住の地が得られるという大きな利点がある。 そして、その中で一部の生物が体の中にある細菌を取り込んだ。それが莫大なエネルギーを創りだしてくれるというありがたい特徴を現し始めた事で、その生物はこの同居人(というか家畜)を子孫にも受け継ぐ事になった。 やがてその「生物」は地球上で大規模な発展を遂げ、現在の生物界を代表する存在『真核生物』になっていくのである。一方で、体の中に入り込んだ細菌は次第に栄養を作りだす事に特化し、気付けば生物どころか細胞の一部品にまでなっていた。これが、現在『ミトコンドリア』と呼ばれる細胞内器官である、と考えられている。 動物など大半の真核生物はこのような感じで誕生したのだが、欲張りな一部の真核生物はまた別の細菌……というかバクテリアを体の中に取り込んだ。二酸化炭素を吸収し、酸素を作りだす「光合成」を行うこの細菌も、細胞の中と言う安住の地を得て、次第に 生物から細胞の一部品……『葉緑体』になったと言う。 ちなみに、葉緑体の先祖は光合成を行うバクテリア「シアノバクテリア」と言う事は分かっているのだが、現在のどの種に近いのかは分かっていない。一方、ミトコンドリアの方はなんとシラミやダニによって広がる恐ろしい病気「発疹チフス」の黒幕である「リケッチア」に近い仲間から変化していったのではないかと言われている。とは言えまだ正確な所は判明していないようだ。 ~~二次植物・三次植物~~ ……ここまではまだ比較的簡単な、「別の生物が体の中にいる生物」という段階である。だが、その後植物や藻類などはさらに複雑な細胞内共生を推し進めていった事が分かって来た。 何度も述べてきた通り、世界中に多く生息する植物の細胞の中には葉緑体が存在している。オオカナダモの葉緑体を顕微鏡で見た人も多いだろう。これらのように、細胞内共生が『一回』だけ行われた植物を「一次植物」と呼ぶ。 しかし、細胞内共生はここで終わらなかった。今度は、この一次植物を体の中に取り込む藻類が現れたのである。最初の頃はまだごく普通の同居人だったのだが、次第にこちらも葉緑体へと変化していった。 言うなれば「別の生物が体の中にいる生物が体の中にいる生物」というややこしい話である。この現象を「二次共生」と呼び、そういう経緯で誕生した生物を「二次植物」と呼ぶ。 二次植物は、その進化の段階や種類で「クロララクニオン藻」「ユーグレナ藻」「クリプト藻」「ハプト藻」などのグループに分けられる。 クロララクニオン藻やユーグレナ藻の体の中には、陸上の植物から小さな緑藻まで含む、そのまんまな名前の『緑色植物』が変化した葉緑体が存在していいるが、前者の葉緑体には『緑色植物』だった頃の名残である細胞核「ヌクレオモルフ」が残っているが、後者の葉緑体にはそんな過去は捨てたと言わんばかりにヌクレオモルフは存在しない。 一方、「クリプト藻」や「ハプト藻」が取り込んだのは『紅色植物』。お刺身のパックの中にある赤い海藻の仲間たちである。どうやらこちらを体に取り込もうとした先祖は色々と多かったようで、他にも「黄色植物(不等毛植物)」や「渦鞭毛藻」などでそういった種類が確認されている。 そんな渦鞭毛藻はこの二次植物以外にも様々なタイプが存在しており、中には積極的な捕食者もいる。そして恐らくそのような感じの先祖が、なんと前述したクリプト藻やハプト藻を体の中に取り込み、葉緑体にしてしまったのである。これを「三次共生」と呼ぶ。言葉に例えると…… 「別の生物が体の中にいる生物が体の中にいる生物が体の中にいる生物」 ……もう無茶苦茶である。 ちなみに、これら二次共生や三次共生の進化の秘密を握るとされる動物に、「ハテナ」(※正式学名)という生物がいる。詳細は項目参照。 ~~まとめ~~ 細胞内共生説が提唱されてから既に40年以上が経っている。しかし、決して古い話では無く現在でもなお謎の多い未知のジャンルでもある。 そして、ここで生み出される研究結果が科学の世界の常識を大きく変える事もある。最新の科学ではこれら『共生』による進化やDNAの調査結果を踏まえ、動物や植物、キノコなどを含む真核生物の分類が大きく変化しているのだ。 世間一般では「動物界」「植物界」「菌類界」「原生生物界」、そしてそれに加えて細菌などの「モネラ界」という『五界説』が今もなお主流なのだが、既に科学の世界ではそんな考えは時代遅れもいい所とされ、認められていない。 その代わりに現在はドメインやらアメーボゾア、オピストコンタなど様々な名前が溢れているのだが、ここでそれらを説明するとさらに長くなりそうなので各自で調べて、訳が分からなくなって頂きたい。 細胞の中の不思議な同居人は、様々な秘密を隠したまま今日もエネルギーを作り続けている。 追記・修正はミトコンドリアに反乱を起こされないようにしながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ミトコンドリアの暴走を設定に組み込んだ作品はパラサイト・イヴの他にデビルマンレディーなどがある。 -- 名無しさん (2015-05-28 22 23 59) 人間目線は暴走だけどパラサイトイヴのは正に「計画通り」なんだよね -- 名無しさん (2017-12-26 17 02 34) ちょっと浪漫あるけどゾクゾクする -- 名無しさん (2022-01-09 19 37 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1806.html
748 :202:2013/06/21(金) 20 27 04 ちと思いつきのSSでも投下させてもらう。 休日のモニカルートだが関係ない話。 休日とガッシュのクロス。 749 :202:2013/06/21(金) 20 28 29 緑色のビクトリームさま 避暑地として有名な軽井沢。 毎年暑い夏を乗り切るため この地に購入した別荘に非難しているV.V.は 東京の自宅にいる時と同じく部屋でネットゲームに明け暮れていた。 都会の喧噪から離れて一人静かに過ごす年寄りにしか理解できない贅沢。 「あの子達の夏休み期間中は家にいたら暑苦しいのが来て 余計に暑くなっちゃうからね」 コードの所有者となって肉体年齢を止めてから程なく皇籍奉還特権を使用し ブリタニアの皇籍を離脱してより早50余年。 いち民間人となって日本国籍を取得し 日々自分の生きたいように生きる彼は 弟や親族達のことを思い浮かべてフッと笑った。 何かと騒がしい家族達のことは離れた場所から見ているのが一番楽なのである。 それに彼はもう年金暮らしの老人。 いくら外見年齢が少年であっても 年寄りに相応しい生き方というものがあるのだ。 と言いつつも 毎日のように襲撃してくる弟が煩くて適わないというのが本音だが・・・。 「ルルーシュもナナリーも今頃シャルルに襲撃されて大変な目にあっているんだろうね ああ!あの子たちだけじゃなくてジェレミアやキューエルもか もしかしたらシゲタロウとあの騎士の娘も巻き込まれてるかも」 昔からの友人 嶋田繁太郎。 そして弟と友人という 二人の主君を持つ騎士である十二番 そして零番の称号を持つ娘。 みんなみんな弟に振り回されていることだろう。 「僕はみんなの分まで静かな夏を楽しむとするよ ま 夏コミのときだけは東京に帰るけどさ」 が 我関せずを決め込んでいたV.V.の耳にあの暑苦しい声が聞こえてきたのは彼が油断していたその時であった。 “ビクトリ―――――――――――――――――ム!!!” ガンッッ!! 思いも寄らぬ濁声にズッコケてしまったV.V.は顔面を強打。 750 :緑色のビクトリームさま:2013/06/21(金) 20 29 13 「イッ イタタ・・・ ていうより なんでシャルルの声が聞こえるんだ」 軽井沢まで追いかけてきたとでもいうのだろうかとテラスに出て外を見た。 すると目の先 別荘の玄関前に変な人間が一人立っていて またさっきのように叫んでいる。 “ビクトリ―――――――――――――――――ム!!!” 声の主はあの人間のようだがどこかおかしい。 「シャルル・・・ じゃないよね? なに・・・あの変なVの形をした人間は」 声はシャルルそっくりだが身長も体格も全然違う。 「頭がV 身体もV・・・」 そのVの形をしたコスプレ人間はスカイグリーンの色をした分厚い本を持っている。 「貴様」 「エ・・・僕?」 なんだか危なそうな人間だから目を合わせないようにして様子を伺っていたV.V.であったが 結局のところ向こうから話し掛けてきたので応対せざるを得なくなってしまった。 「そうだ 貴様以外に誰がいるというのだ」 「誰がいるかと言われても・・・」 誰もいない。 「まあいい 取り敢えず今からそっちに行くぞ」 Vの人間は手を掲げて叫んだ。 「分離せよ!!我が美しき頭部よ!!」 瞬間 光り輝いたV字形の頭部が分離して宙に舞い上がりV.V.が立っている2階のテラスまで飛んできた。 「ええェェェェ―――!??」 「ふむ 視界良好!!!この状態に死角なし!!」 「く 首がもげて・・・」 驚き尻餅をついたV.V.に我関せずなVの人間はまた叫ぶ 無意味に叫ぶところがシャルルと似ている。 「我が体はVの体勢で待機せよ!!」 Vの体勢になる玄関前に放置された体 その体勢になんの意味があるのかはわからない。 751 :緑色のビクトリームさま:2013/06/21(金) 20 29 47 「ちょ ちょっと君大丈夫 というか首もげてどうして生きてるの!!?」 「それは私が人間ではなく魔物であるからだ」 「魔物?」 首だけのV人間は魔物であるらしい。 なるほど 魔物であるなら首がもげても生きているのは・・・・・・生きていられる物なのか? 「そんなことはどうでもいい お前 この本を読んでみろ」 玄関前の体が 持っていたスカイグリーン色の本をV.V.目掛けて放り投げ またVの体勢に戻った。 「さあ読むのだ」 (なんでこうエラソーに命令口調なんだろ) 開いた本にはこう見たこともない文字で描かれた文章が並んでいて全然読むことができない。 (読めないなぁ) しかし 捲っていくページの中に1カ所だけ色が変わっている部分があり そこに書かれてある文字だけは読むことが可能であった。 見たこともない文字であるのにどうして読めるのかはわからない ただ頭の中にその文字の言葉が浮かび上がってきたのだ。 “マグルガ” その言葉を口にした瞬間首だけになっていたVの魔物から光線が発射されて 別荘の一部が吹き飛んでしまった。 「僕の 僕の別荘がァァァァ――――!!」 「ふはははッ やはり貴様が我が本の使い手であったか ならば改めて自己紹介しよう 私の名前はビクトリーム!華麗なるビクトリーム様だ! これより始まる人間界に放たれた100体の魔物たちによって行われる千年に一度の魔界の王を決める戦いに勝利し 王となる者の名前だ―――――!!」 「これからどうやって暑い夏を乗り切ればいいんだァァァァ―――!!」 「よ――――――く覚えておけ我がパートナーよ!!」 噛み合わない会話は声だけ聴いていると某皇帝兄弟であったが 敬意を持って話すはずの弟が命令口調の慇懃無礼な喋り方であったと隣の別荘の人間は供述していた。 752 :緑色のビクトリームさま:2013/06/21(金) 20 30 23 同じ頃 「オレの名はアシュロン 繁太郎といったな オレと共に戦ってくれないだろうか?」 「・・・・・・オレは とことんまで厄介事に巻き込まれる運命なんだな」 「嘆くな 共に精進していこう お前の心には何か強い物を感じるのだ」 「買い被り過ぎですよ・・・・」 「魔界の王を決める戦いですか?」 「ああ 生憎この戦いはテメエらひ弱な人間どもの力を借りなきゃならないからな」 「随分な仰りようですね」 「貴様ッ モニカ様に対して無礼なッ!」 「シゲタロウをわたくしの物に・・・・」 「ええそうです アナタの愛する方を奪おうとする憎き女を 私とアナタで消してしまうのです 私はその為の力をアナタにお貸ししましょう」 「・・・・・・・・・そう・・・・ね シゲタロウを奪おうとする・・・・・・モニカさんには・・・・・・・・・・消えて頂くしか・・・ありませんね・・・・・」 「ふふふふ・・・ふはははは いいですよユフィ さあ・・・・・戦いの狼煙を上げましょうかぁ」 「うふふふ モニカさん・・・・・さようなら・・・・・・・・・・・・・“ディオガ・テオラドム”」 「なに?私に協力しろと言うのかね?」 「ああ アドルフだったな?この戦いにはお前の力が必要なんだ」 「ふむ・・・」 「どうだ?嫌ならば力ずくでも頼むが?」 「いや いいだろう 私の力をゼオンくんに貸そうではないか」 「君 ガッシュくんだったね?父さんの話では記憶喪失らしいけど やっぱり何も思い出せないかな?」 「うぬ・・・ 思い出そうとしても何も・・・ のうスザク 私はどうすれば良いのかのう」 「そうだね・・・」 「さあナナリー呪文を!」 「はい!」 「一打粉砕に怒渇の心力を込め 万物を叩き割る剛剣の刃を生み出さん!!!」 「“ギャン・バギャム・ソルドン”」 続かん
https://w.atwiki.jp/loria/pages/46.html
レーザー業界で働く、私は粗雑な緑 レーザーポインターについて、世界中のバイヤーから多くの苦情に遭遇しました。顧客は見掛け倒しのレーザーポインタの危険性を理解し、いくつかの誤解を解消するために、我々は見掛け倒しのレーザーに関する情報の下にリストアップしました。 赤外線(IR)光緑色光(532nmの波長)は、人間の目と緑色光と緑色光のみを与えるべきであるあなたが買うあらゆる緑色レーザーの最も目に見える色です。当社の毒蛇のレーザーポインタと例えばハルクポータブルレーザーは唯一の532nmの緑色の光を放つ。見掛け倒しのレーザーは、しかし緑の光で危険な赤外線(IR)光を与える。これらの見掛け倒しのレーザーポインタからのビームは、それがあるべきように明るいものではなく、また、非常に危険ですので、赤外光は人間の目で見ることができない。あなたは見掛け倒しのレーザーポインタは200mWのパワーを持っているが、あまり明るくできるかを尋ねることがあります55MWバイパーレーザーポインターよりも。ここにトリックがある。先ほど言ったように、これらのレーザーポインターを使用すると、それらをより少なく明るい作る見ることができない赤外光の多くを与える。レーザパワーメータは、しかし、緑色光と赤外光を区別することはできません。粗雑なレーザーポインタの200mWの電力レベルは、通常、主に赤外光で構成する。例えば200mWの見掛け倒しのレーザーポインターは、組み合わせは25mWグリーン(532)、および175mWの赤外(808nmの)を持っていそうです。55MWバイパーレーザーポインターはほとんどない赤外光と緑色光の55MWになります。全て本物グリーンレーザーポインター、ポータブルレーザーは、それらの中に赤外線フィルタを持つブロックする赤外光。見掛け倒しのレーザーポインタは、このフィルタは削除されていました。このフィルターなしに遅くまで赤外光は、目を傷つける可能性があると、あなたもそれを意識されないため、これらのレーザーポインタは非常に危険です。あなたが明るくない高出力のレーザーポインターを持っている場合、それは最も可能性の高い与えている危険な赤外線がたくさん出ので、それを破壊する、より良い、細心の注意を払ってそれを使用するかしてください高出力レーザーポインター。質の悪い例/シェルを見掛け倒しのレーザーポインタの別の問題は、彼らのケーシングまたはシェルである。その殻は、一般的に通常の低品質の金属、あるいはプラスチックで作られている。ハイパワーDPSSレーザモジュールは、シェルによって消費される必要がある多くの熱を発生させる。シェルは低品質の材料から作られている場合は、レーザーからの熱が放出することができず、非常に迅速に構築します。この熱蓄積は、レーザダイオードを完全にレーザーを破壊する焼損の原因となります。ヴァイパーレーザポインタとハルクポータブルレーザーの両方のシェルは、熱を放散し、レーザダイオードを保護するのに非常に効果的である特別な金属合金から作られる。95mWバイパーレーザーポインタは60秒のために働いてきたときに、あなたの手は、レーザが低温に保たれているようにシェルからリリースされて熱を感じることができます。
https://w.atwiki.jp/sunlight3819/pages/18.html
ラピスタワー爆散2nd~御手洗の垂れは緑色~編 イベント概要 開催日 開催時間 集合場所 参加人数 その他
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/3546.html
『りょくおうきょう』 南桜北西部にある広大な森であり、皇国最大のエルフ族とペディー族の居住地。 森の大部分が深緑色の花を咲かせる『緑桜』で覆われており、その合間に置かれるようにして集落が点在している。 鱗が高値で取引される香木竜の生息地でもある。 関連 薫桜ノ皇国 与田翁(よだのおきな) 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/802.html
これ気づいたんだけど、対魔力Aまでを貫通して魅了できるようになるんだな。ということは女神ハメは対魔力A以下の男性鯖全てに有効になるのか -- 2016-03-29 08 43 16 対魔力Aは-20%な。12%(15%)だとE(C)までだな。あと例の動画はNP効率が高いステンノにNP獲得率上昇礼装、ステンノより低いエウリュアレ2人に限凸NP獲得礼装とプリズマコスモスつけてる。それでも結構危ない場面もあったからこれを3体に付けたらまずハメられない -- 2016-03-29 11 58 39 対魔力って精神弱体まで防げたっけ? -- 2016-03-29 12 08 37 防げるよ。弱体耐性だし -- 2016-03-29 12 22 01 感謝感謝。弱体関連全般に効果あるのか -- 2016-03-29 12 24 57 結局産廃には変わりなかったか… -- 2016-03-29 12 30 10 酒呑童子ちゃんにコスト不足のときつけてる -- 2017-08-27 19 39 24
https://w.atwiki.jp/loria/pages/35.html
レーザーは、同じ程度に平行な場合には、レーザの異なる波長は、 10 640遠赤外線レーザー焦点限界は、約532緑の20倍であり、異なるフォーカスリミットを有しつまり、同じ電力、放射の単位領域532と同様にパワーはギャップが非常に大きい、 10 640 20倍である。一般に、より長いレーザーの波長、限界に焦点が大きくなります。レーザー破壊、主にエネルギー密度:貫通熱効果3 。したがって、レーザの下部浸透は、エネルギー密度が優れた性能を有することができる。緑色レーザポインタで使用される自動周波数ホッピング技術は、効果的に他の無線周波数信号からの干渉を遮断することができるレーザーポインター グリーン。しかしながら、レーザ波長及び浸透し、そこでは空気のような、可視範囲より長い波長でより強く浸透の間には絶対的な関係はない。しかし、長波長赤外線の段階では、顕著な熱効果を有しているので、弱くなるように貫通だ。ガラスは、 CO2レーザー、ガラスを刻ますることができ、また事実ですが、 532のレーザーはできません。したがって、このためには、まず様々な波長の浸透にターゲット物質の影響の特性を理解する必要があります。ブルーレーザーポインター製品は.4吸収を有する:これは、レーザ吸収能力の様々な波長上のオブジェクトの非常に重要な、様々な色が非常に有意差を持っています。最悪の色、および白の吸収を;むしろ最も明白な抗色、ブラックの吸収による。例えば、緑色レーザーは赤色のマッチポイントが容易であり、マッチポイントの緑は、より激しいです。 5イオン化:この部分は、主にUVレーザーである。 UVの高い単一光子エネルギーを有するレーザので、ターゲットイオン化を行うことができるレッドレーザーポインター。有機生命体のために、紫外線レーザーイオン化効果は、タンパク質および紫外線消毒の原理である酵素の活性を破壊します。だから、人生のUVレーザーの破壊は、間違いなく最強の波長の体の一つである。黄緑色の光に最も敏感であり、中のSO人間の目は550nmの波長についてです:ユーザーは、緑色レーザは、人間の目の感度をpointer.6使用する場合、受信機に200mWのレーザーポインターのエミッタを指すようにする必要はありません可視範囲、近いレーザの波長、その致死性、強力な人間の目。七。低出力( 0.4mW未満の電力未満)とクラスⅠのレーザー間のIIとIIIのレーザーポインターレーザークラスの違いは関係なく、目や皮膚には、 MPE値を超えない条件のも、光学系を介してピントを合わせたあとでMPE値を超えないレーザーポインター 購入。特別な管理なし設計の安全性を保証することができます。このような100mWのレーザーポインターは、CDプレーヤー、CD - ROMデバイス、地質探査機器や実験室の分析機器などの典型的なアプリケーションに最適です。クラスⅡ - 「注意」クラスIIレベル:低出力の可視5mWのレーザーポインター(パワー0.4mW - 1mW以下) 、 0.25秒の反応時間の目を閉じて、露出値がMPEを超えることができない計算するために、この時間を使用しています。 1mW以下レーザーよりも通常は、目の網膜にレーザー光への通常の露出は永久的な損傷が発生することはありませんが、めまいにつながる完全に安全ではなく、直接ビームで言うことができない、保護するために目を閉じて、考えることができない遠くクラスIIレーザー観測装置の使用を避けるために、他の人の目にクラスIIレーザー直接露光を使用しないで観察します。代表的なアプリケーションなど教室でのプレゼンテーション、レーザーポインター、照準装置や距離計を含み、
https://w.atwiki.jp/san-puz/pages/290.html
虎牢関・前日譚 2014/01/11(土)~ 2014/01/13(月)3 00 期間限定クエストとして初登場 公式サイトのクエストに関する記事 決戦!虎牢関の戦いの特効武将3種用の覚醒用アイテムを入手できるクエスト 【開催履歴】 2014/04/15(火)00 00~2014/04/16(水)23 59 2014/07/12(土)00 00~2014/07/13(日)23 59 2014/10/18(土)12 00~2014/10/20(月)18 59 2014/12/13(土)12 00~2014/12/16(火)18 59 2015/05/27(水)19 00~2014/05/28(木)18 59 2015/07/14(火)19 00~2015/07/14(水)18 59 決戦虎牢関・前哨戦 【体力:20、合戦:5】【優劣:魏→呉→蜀→魏。漢←→群】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】10連撃以上を達成して攻略!(報酬:于吉×3体) +【序文】 反董卓連合は、遂に洛陽の最後の守り とも呼べる要塞、虎牢関にまで到達した。 決戦に備え、ある将は心静かに酒を呑み、 ある将は延々、稽古を続ける。 「おぬし等、それでは勝てんぞ?」 そんな陣中に謎の声が響く。この声は、 例の…? 各地の宝物を守る仙人を知る 武将がほくそ笑む。決戦のための最後の 備え…彼らは自陣をそっと抜け出す。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 ドロップ 呉 【赤霊玉】左慈 5432 11 高防御 『赤霊玉』 蜀 【緑霊玉】左慈 5432 11 高防御 『緑霊玉』 群 【白霊玉】左慈 5432 11 高防御 『白霊玉』 B4 群 【白鬼薬】左慈 8 9999 高防御 『白色鬼薬』 B5 漢 【伝国の玉璽】左慈 7 10000 18 高防御 『伝国の玉璽』 コメント B1 赤霊玉、白霊玉 B2 緑霊玉×3 B3 赤霊玉×2、白霊玉 B4 白鬼薬 B5 伝国の玉璽 B5以外ドロップ -- 2014-02-15 23 46 45 体力 20 -- 2014-02-16 15 24 57 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/fate_follow/pages/19.html
マスターは毎ターン、言峰神父(GM)に指令書を提出します。 ここに記入された命令に沿って、マスターやサーヴァントは動きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 指令書テンプレート 【移動】 【行動】 【戦闘方針】 【令呪】 【備考欄】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― +【移動】:マスターやサーヴァントを動かします 【移動】 ・「移動」 場所を指定して、そこに移動します。 敵のマスターやサーヴァントと遭遇すると、戦闘に突入します。 誰もいなかった場合や、戦闘に勝利した場合は、その場にあるアイテムを獲得します。 「?????」の場所は指定できません。 通常はマスターとサーヴァントが一緒に移動します。 マスターとサーヴァントを別行動させることもできます。 記入例:「駅前に移動」(マスターとサーヴァントが一緒に駅前に移動する) 記入例:「マスターは埠頭に移動、サーヴァントは教会に移動」(別行動します) ・「索敵」 エリアを指定して、そのエリアに敵がいる場合はそこに向かいます。 複数いる場合はサーヴァントを優先し、ランダムに移動します。 そのエリアに敵がいなかった場合は、本拠地で待機する扱いになります。 「?????」になっている場所は索敵の対象となりません。 移動後の処理は「移動」と変わりません。 これもマスターとサーヴァントで別行動することができます。 ただしマスターの索敵も、サーヴァントを優先して索敵するので注意が必要です。 記入例:「新都市エリアを索敵」(マスターとサーヴァントが一緒に新都市エリアを索敵する) 記入例:「マスターは北部エリアを索敵。サーヴァントは南部エリアを索敵」(別行動します) ・「探索」 エリアを指定して、まだ見つけていない場所を探します。(マップの「?????」の場所) 新しい場所を発見すると、そこに移動します。 複数の「?????」があるエリアに関しては、ランダムで探索します。 探索する場所がないエリアを指定した場合は、無効となり本拠地での待機扱いになります。 ・「待機」 本拠地に待機します。空欄や無効な記入の場合も待機扱いになります。 移動や索敵などで片方だけを指定した場合、もう片方は待機扱いになります。 サーヴァントとマスターが本拠地で待機した場合、サーヴァントは霊基を回復することができます。 回復値はマスターの魔力の値+本拠地の霊脈値になります。 記入例:「サーヴァントのみ、郊外の城に移動」(マスターは待機扱い) 記入例:「マスターだけで東部エリアを索敵」(サーヴァントは待機扱い) ・複合例 マスターとサーヴァントで別々の移動方法を指定することもできます。 記入例:「マスターは駅前へ移動。サーヴァントは南部エリアを索敵」 +【行動】:マスターやサーヴァントに特殊行動を指定します 【行動】 移動先でマスターやサーヴァントが行う特殊行動を指定します。 特に指定がなければ何もしません。 設定できるのは使用型のスキルやマスターの持つアイテムです。 マスターとサーヴァントで、それぞれ1ターンに1個の行動を記入できます。 他に細かな行動を取りたい時は、備考欄に書くことができます。 記入例:「マスター【魔力の霊薬】使用。サーヴァント【陣地作成EX】使用」 +【戦闘方針】:戦闘に関する方針を定めます 【戦闘方針】 毎ターン、戦闘に関する方針を決めることができます。 特に指定がない場合はデフォルトの【おまかせ】が適用されます。 戦闘方針によってはサーヴァントのステータスに補正が掛かります。 戦闘方針は1戦闘につき1回しか設定できません。 ・「決戦」 如何なる状況でも、どちらかが死ぬまで戦闘を続行します。 サーヴァントの全ステータスに+10補正が掛かります。 宝具の使用条件になることがあります。 ・「偵察」 1回戦闘を終えると撤退します。 サーヴァントの敏捷に+10補正が掛かります。 ・「おまかせ」(サーヴァントデフォルト) 不利だとサーヴァントが判断すると撤退します。 サーヴァントの最も数値が高いステータス一つに+10補正が掛かります。 ・「突撃」 命の危険を感じるまで撤退しません。 サーヴァントの筋力と敏捷に+10補正が掛かります。 ・「追撃」 相手の撤退を一回失敗させます。こちらからは撤退しません。 ・「防衛」(マスターデフォルト) 攻撃しません。相手の攻撃を凌げば、必ず撤退できます。(追撃を無効) サーヴァントの魔力と耐久に+10補正が掛かります。 この戦闘方針は戦闘によるマスターの魔力消費が行われません。 戦闘によってマスターの魔力が枯渇する場合、自動的にこの方針になります。 ※いずれの戦闘方針においても、セーフティ令呪は発動します。 (致命的な攻撃を受ける寸前に、令呪を一つ消費して撤退できる) +【令呪】:令呪の使用に関して記述します 【令呪】 令呪の使用に関するルールを書いておきます。 細かな条件を指定して設定することもできます。 記入例:「敵サーヴァントが撤退しなければ、令呪でサーヴァントをパワーアップさせる」 記入例:「敵サーヴァントの霊基が90以下になったら、令呪で宝具魔力を補って宝具を使用する」 記入例:「マスター自身が戦闘に巻き込まれても令呪は使用しない」 ※デフォルトで設定されているセーフティ令呪について 一、「マスターが敵サーヴァントと戦闘に突入した場合、サーヴァントを呼び戻す」 マスターがサーヴァントと戦闘すると、ほとんどの場合は殺されてしまいます。 よって、一撃で死ぬ可能性がある場合、自動で令呪を使いサーヴァントを呼び戻して自身を守らせます。 マスターが戦闘を切り抜けられる自信がある、令呪の消費を抑えたい場合などには【令呪】欄でOFFにしてください。 二、「サーヴァントが敵の攻撃で消滅する場合、自身の元に令呪で退避させる」 サーヴァントが何らかの理由で消滅の危機にある場合、緊急回避させて帰還させます。 また元からサーヴァントとマスターが同伴戦闘していた場合は、サーヴァントに自身を連れて撤退させる扱いになります。 殆どの場合、サーヴァントを失ったマスターは聖杯戦争から脱落するため、自動設定されています。 OFFにすることはオススメできませんが、事情がある場合は【令呪】欄でOFFにしてください。 +【備考欄】:その他に指定したい事柄を記述します 【備考欄】 あらゆる事態において、細かな行動を取りたい場合にはこの欄に記入してください。 その行動が可能かどうか不明な場合はGMに相談してください。 条件によって【行動】や【戦闘方針】を変えることもできますので、 【備考欄】を上手に使うことで聖杯戦争を優位に進めることができます。 記入例:「キャスター陣営と遭遇した場合【戦闘方針】突撃で戦闘。ただし他の陣営がいた場合は【戦闘方針】防衛で撤退」 記入例:「バーサーカー陣営は複数戦闘時に標的にしない」 ※ただし上記のような条件を適応するには、こちらが相手サーヴァントのクラスを知っていなければいけません。初めて遭遇する敵のクラスを判別することは出来ないので、戦闘方針をクラスによって変えることは難しいでしょう。 しかし 記入例:「相手が弓を持っていたら【戦闘方針】撤退にする」 と記述すれば、敵を目視して弓を持っている時点で【戦闘方針】を調整できます。 ただし相手が弓を持っていないタイプのアーチャーの場合には適応できません。 所持するアイテムを受け渡すこともできます。ただし、その場合は相手の【備考欄】にも言及がなければいけません。 記入例:「ライダー陣営と遭遇したら戦闘せずに『聖杯の器』と『魔力の霊薬』を交換する」 ↓ ライダー陣営に同様の記述があれば、その通りに処理されます。 相手に記述がなければ、通常通りの戦闘処理が行われます。