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← 「…………は、ぁ…………ッ、ぐ………………!」 腹を捌き、自らの手で臓物をぶち撒けた。 侍がする切腹のような自殺的自傷行為が、黒死牟を現実へと帰還させる。 その姿をアビゲイル・ウィリアムズは、信じられないようなものを見る目で見つめていた。 「――――うそ。帰ってくるなんて」 邪神の権能を最大限に引き出して見せた、悪夢。 本来のかたちより数段は攻撃的、かつ破滅的な幻夢郷。 英霊であろうと精神死に至り、自己崩壊を引き起こさせる悪夢の檻から、しかしこの鬼は帰還した。 それが信じられなくて、思わず絶句してしまった巫女は代償を支払うことになる。 「が、うっ……!」 起きがけ一発に放った黒死牟の剣が、彼女の首筋を捉えたのだ。 斬首にこそ至らねど、その剣はこれまで放ってきたのと比べて格段に深く、何より鋭い一閃だった。 「は……っ、痛い、痛いわ……。どうして、今になってこんな――」 「貴様が……余計なものを、見せるからだ……」 黒死牟の剣速が、段を飛ばして向上している。 放たれた月の呼吸の奥義に対し、アビゲイルが明らかな焦りを浮かべて反応したのがその証拠だ。 彼女は鍵剣のひと薙ぎで三日月の刃をことごとく打ち砕くが、しかし本筋の斬撃が身体を掠めた瞬間これまでにはなかった苦悶を浮かべる。 「っう……!」 ――違う。 今ここにいる彼は、さっきまでの彼じゃない。 赤い月の夜の下、世界の真実たる絶望と果たし合った経験。 果たされずに終わった筈の誓いが、擬似とはいえ果たされた事実。 それはこの界聖杯で彼が培ってきたすべての経験を凌駕する、圧倒的な経験値を黒死牟にもたらしていたのだ。 「図に、乗らないで……!」 苛立ちを滲ませたアビゲイルの声が響く。 それは、ここまで静謐とした神秘性を纏っていた、水銀の空の主とは思えない反応だった。 鍵先で描く印。五芒星が虚空に生まれ、吐き出されるのは異界のモノ達の触手の洪水だ。 「ザイウェソ、うぇかと・けおそ、クスネウェ=ルロム・クセウェラトル……!!」 明確な殺意を込めて放つ、一切の手抜かりを排除した一撃。 その冒涜的な猛威を前にしても、黒死牟は平常心を保っていた。 閻魔を握って構えを取り、呼吸をする。 独特の呼吸音を響かせた後に放つのは、既にここまでで一度見せた技。 「月の呼吸・拾肆ノ型――兇変・天満繊月」 展開される、斬波の波浪。 それが、瞬く間に召喚された触手の軍勢を消し去った。 否、それだけではない。 触手の向こう側で結末を見守っていたアビゲイルの身体に、先ほど当てたのと同じかそれ以上に深い斬痕を無数に刻み込んだ。 「が……! は、ぁっ……!?」 巫女が、膝を折る。 彼女の力であれば、即死以外の傷は傷にもならない。 だというのに、何故こんなにも痛いのか。 命が命としてあることを否定されるような、そんな痛みがアビゲイルの思考をかき乱す。 同時に覚えたのは、かつてない恐怖だった。 鬼の強さに怯えているのではない。 成し遂げなければならない未来、ずっと見えていた筈のそのビジョンに薄雲が立ち込め始めたことを恐れたのだ。 「私、間違ってたわ……」 夢の世界に落として精神死させる。 そんな生ぬるい手段に訴えるべきでは、そもそもなかった。 愛するマスターに食い込んだ呪詛を断ってのけた、鬼の侍。 その存在を、強さを、もっとずっと重く捉えておくべきだった! この人は、この男は……この鬼は、その剣は。 「最初から、こうしておくべきだった……!」 最初から、自分にできる最大の力で砕いておくべきだったのだ……! 「――アビー!」 声をあげたのは、紙越空魚だった。 焦燥を覚えていたのは、何もアビゲイルだけではない。 彼女の現マスターであり、同じ未来を共有する空魚も同じだ。 何か、とてつもなくまずい風が吹き始めている。 彼我の消耗を比べれば、有利なのがこちらであるのは明白。 ほぼ不死身に近いアビゲイルと、所詮は現世利益の不死の延長線でしかない黒死牟との間には未だ埋められない差がある。 だからこそ、そんな事実を込みにしてもこんなに嫌な予感がすることそのものが恐ろしいのだ。 恐らく、これ以上長引かせてはならない。 空魚とアビゲイルの思いは同じだった。 「最後の令呪だ! 終わらせろ!!」 「ええ――幕を引くわ、我は禁断の秘鑰、導くものなれば……!」 ラスト一画の令呪が注がれ、アビゲイルが両手を開く。 「イグナ・イグナ・トゥルトゥウクンガ――」 門が、開く。 幻夢郷なんて易しいものでは断じてない。 これは人類とは絶対に相容れない、異質異常な異界へ繋がる門だ。 邪悪の樹(クリフォト)より現世に寄り添う地下茎、巫女が描きあげる最大の災厄。 「我が手に白銀の鍵あり。虚無より顕れ、その指先で触れたもう……!」 黒死牟は、いや、彼以外の全員も同時に確信した。 もしもこれが放たれれば、その瞬間すべてが終わる。 聖杯戦争を終わらせ、地平線の彼方を現出させる力がこの輝きにはある。 理解したからこそ。だからこそ――黒死牟の選択は決まっていた。 「…………幽谷…………」 下がるのではなく、前へ出る。 そうでなければ超えられないと、分かっているからだ。 逃げたところで、もはやこれはどうにもならない。 あの混沌・ベルゼバブと同じだ。 たとえ東京の端まで逃げたとしても、同じ世界に存在してしまっているという時点で遅かれ早かれ破滅が確約されてしまう。 この手の怪物達は、要するにそういう存在であるのだから。 では。ならば。 その厄災を前に、力なき者はどうすればいい? その答えを、黒死牟は知っている。 既に――見ている。 「今から私がすることを…………見ていろ…………」 「………………! はい、セイバーさん………………!」 霧子は、考えるでもなく頷いた。 頭を回す必要はなかった。信じているからだ。 そして、約束したからだ。 「見ています……! 私も、みんなも……! だから、だから…………!!」 だから――、 「がんばれ…………! セイバーさん…………!!」 霧子は、そう叫んだ。 それと同時に、残るふたつの令呪を使って"お願い"する。 今、霧子にできるすべて。黒死牟の背中を押せるすべてを使って。 その時は、訪れた。 上弦の壱、剣の鬼黒死牟。 あるいは――継国巌勝。 月の呼吸の剣士は今、修羅場に入る。 ◆◆ 呼吸を、深くする。 肺の奥から全身の隅まで、細胞のひとつひとつにまで酸素を行き渡らせる。 鬼になっても囚われ続けた"呼吸法"という人間時代の未練を、あえてここで肯定する。 鬼ではなく、神を殺すために。 人ではなく、運命を喰らうために。 剣を構えた――為すべきことは、既にこの頭の中にある。 だが上弦最強の鬼/己を超えた剣士である彼をしても、これから試みるのはあまりに分の悪い賭けと言わざるを得なかった。 「我が父なる神よ……! 我、その真髄を宿す写し身とならん……!!」 少女の額から溢れ出す光が、ただでさえ異界化している界聖杯深層を更なる深淵へと堕させる。 とある男の空想から偶然この世界と繋がってしまった"その領域"には、果てというものが存在しない。 際限のない力の渦動。宇宙の外側という最大の未知に通ずる、虚無の領域。 彼女とは、アビゲイル・ウィリアムズとは――世界を彼岸(そこ)へ繋ぐ、禁断の秘鑰。導き手なのだ。 故に、揺るがない現実として断言する。 この宝具が解放され、黒死牟が溢れ出す"それ"を完全な破壊と化す前に斬れなかったなら、その瞬間に聖杯戦争の勝者が確定する。 生きとし生けるものすべてが、薔薇の眠りを超えた窮極の彼方に放逐され。 邪神の巫女と、片割れを失ったなり損ないの鵺が、願いを叶える。 方舟の夢は終わり、繋いできたすべてが烏有に帰す。 にも関わらず、黒死牟はやはり平静だった。 猗窩座と雌雄を決した時のような高揚は、ない。 弟と共にベルゼバブを屠った時のように、失意を抱いてもいない。 神域の中にあるような静謐を飼い慣らし、彼は目の前で展開される冒涜の神秘を見るのも忘れて脳内に焼き付いた"それ"の回想に専心していた。 夢の中とはいえ、悠久の時を超えて弟と果たし合って再実感したことがある。 継国縁壱は、間違いなく怪物である。 この界聖杯には、ともすれば彼を上回るような存在もわずかながらいた。 ベルゼバブ。カイドウ。奴らと剣を交わし、打ちのめされてきた黒死牟だが、しかしそれでも断言できることがひとつ。 肉体の強さや根本的な種の違いに依らないのなら、やはり最強の生物は縁壱だ。 そしてそんな彼が振るう剣は、どれひとつ取っても他人に真似できるものではない。 ましてやそれが――彼をして秘奥義と認識する鬼札であるのなら、なおさらのことだ。 (やれるか?) 問いかける――他の誰でもない、自分自身に。 (斬れるか?) 魂の奥に痘痕のようにこびり付いた、その光景。 あらゆる剣士の心を砕くだろう、その奥義。 (勝てるか?) 六つの目で見てなお、完全に理解できたとはとても言えないまさに"究極"。 黒死牟が今、挑もうとしているのはひとえにそれだった。 門外漢。畑違い。百も承知だ、しかし彼に描ける勝利のビジョンはそれを除いて他にはなかった。 (愚問――) やれなければ、死ぬ。 斬れなければ、死ぬ。 ――勝てなければ、死ぬ。それだけだ。だからやるしかない。その無体な状況が、黒死牟の身体を軽くする。 「薔薇の眠りを越え、いざ窮極の門へと至らん…………!!」 残されている猶予は、あとワンフレーズ。 運命の時を前にして、遂に黒死牟が追憶を断ち切る。 令呪二画のサポートを受けたその身体は、これ以上ない最高の状態。 これでできなければ、所詮自分はその程度の剣士だったのだと諦めもつこう。 故に無様は晒さぬと決めた。 腐っても武家に生まれ、剣を志した者。 恥知らずにも侍を標榜し続け、屍山血河を築いてきた者。 神ごとき斬れずして、どうしてこの剣があの日に届くという……! 訪れんとする、運命の時。 アビゲイルの口が、動かんとした。 真名解放。邪神の巫女、その全霊が解放される前の最後の一瞬。 そこで―― 「シャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」 すべての静謐を断ち切って台無しにする、無粋そのものの声が響いた。 ついでに、おなじみのあの音も。 下品で粗暴でむちゃくちゃな、この"ヒーロー"がやってくる合図も。 ぶうん、と。高らかに、鳴り響いていたのだった。 ◆◆ 「あの娘は、私が斬る」 「故にお前は、適度なところで死んでおけ」 「頃合いは任せる。無粋とは、もはや言わぬ」 ◆◆ デンジの、二代目チェンソーマンの十八番。 その不死性を活かした、しぶとさに物を言わせた奇襲攻撃。 特にこの聖杯戦争では幾度となく、それで敵の鼻を明かしてきた彼。 それがここでも出た。彼はアビゲイルに殺されたも同然だったが、それも黒死牟との打ち合わせ通りの展開だった。 斬撃で巫女の血を飛沫させ、倒れたデンジに届かせる。 スターターロープを引く役目は、血鬼術の副産物でばら撒かれる三日月に任せる。 結果、彼は月の呼吸が巻き起こす斬撃の轟音に紛れてひそかに蘇生。 その上で、機を伺っていた。 アビゲイルが最も突かれたくない一瞬、それを突くために潜伏していたのだ。 「人の身体練り消しみてえにブチブチちぎってくれやがってよぉ! 死ねやア糞ガキィ~~~~!!」 小物そのものの罵詈雑言を吐きながら、背後から襲いかかったデンジ。 上手く行けば黒死牟の"賭け"の成否に関わらず、戦いを決める要因にもなるだろう。 そう思われた。だが、アビゲイルはデンジの咆哮を聞いても驚くどころか振り向きすらしない。 「お芝居が下手ね。おままごとをしてくれるお友達はいなかったのかしら」 「ッガ……!?」 振り向きもせずに、空中から出現させた数多の光で彼を槍衾に変えた。 攻撃を当てることも敵わず、べちゃりと地面に落ちるデンジ。 ……アビゲイルは、彼が不死身の悪魔憑きであることを知っていた。 要するに、最初から彼女は油断などしていなかったのだ。 デンジの存在を、意識から一瞬だって外していなかった。 いつ復活してきても対応できるように、その存在を考慮に入れて戦っていたのである。 「私、今とても忙しいの。後で遊んであげるから、そこでしばらくお昼寝していなさい」 宝具の解放は、止められなかった。 奇襲は失敗に終わり、アビゲイルに傷のひとつも与えられずじまい。 少年の渾身は実を結ばず、結果、稼げた時間はものの一秒半といったところ。 ――アビゲイルの額が、輝きを増して。 ――そして今こそ遂に、彼方へ通じる"門"が開いた。 「光殻湛えし(クリフォー)――――――――虚樹(ライゾォム)……………………!!!!」 よって終わりは、来る。 門の向こうから現れた、これまでのとは比にならない量と質と密度の異界概念。 それが黒死牟、ひいてはその背後で守られている少女達まですべてを呑み込まんと溢れ出した。 吉良吉影を裁き、蘆屋道満を打ちのめした時の威力とは、もはや比べるべくもない最大火力。 もはやそれは、主神級神霊の真体(アリスィア)が放つ宝具攻撃にも匹敵している。 それに対して、ひとり立つのは黒死牟。 許される行動(アクション)は、一度きり。 されど放たねばならぬ斬撃の数は、無駄に長生きをした脳でも演算しきれない量。 「さあ、さあ……! 私達の"願い"の供物と消えなさい、あまねくすべての器達――!!」 いや。 その前に、仮に"できた"としてこれを斬り切れるのか。 そんな現実的問題さえ、ここに来て追加で影を落とし始める。 あまりに巨大な絶望が、深淵から来る大洪水となって立ちはだかる。 一面の黒。一面の闇。宇宙の、漆黒。 地上を塗り潰さんと迸る、その"破壊"に―― 「…………!?」 ――否を唱えるように。 白く、白い、世界を染め上げるように白い。 "崩壊"の龍が、地鳴りのような轟音を響かせながら喰らいついた。 ◆◆ 「そうだよね」 「あんなことされたらさ、むかついちゃうよね」 「だってそれは、あなたのものじゃない」 「世界をこわす夢を最初に見たのは、あなたじゃないよ。アビーちゃん」 「――ねえ」 「やっつけちゃおっか――――――――とむらくん」 ◆◆ 今やもうこの地平線上のどこにも存在しない、ソルソルの実の能力。 魂を操り、従わせる、支配者の力。 末代である死柄木弔が最後に造った、神戸しおへの置き土産。 それは、ビッグ・マムのゼウスやプロメテウスのようにしゃべりはしない。 敵連合の偶像(アイドル)や現人神(ゾクガミ)のように暴れ散らかさない。 ただ、そこには"力"が込められていた。 死にゆく死柄木の身体に残っていた、龍脈の力。 こぼれゆくそれを拾い上げて編み上げた、魔王の衣。 その使い方を教わっていたわけではない。 しおがしたのは、ただ語りかけただけだ。 そしてその声に、魂とすら呼べない、単なる力の塊が応えた。 紙越空魚がその目で垣間見た、白き龍。 かつて龍脈の龍と呼ばれたそれが、漂白でもされたように白く染まった未知の個体。 大仰な魔術や加護ではなく、ただすべてを滅ぼし壊すことにだけ特化した白龍が。 学友の声に応えて姿を現し、今まさにお株を奪おうとしていた邪神の力に喰らいついたのだ。 「くそ……!」 痛恨を悟った空魚が、マカロフをしおへと向ける。 これ以上の横槍は許さない。 大局に影響が出る前に、持ち主を殺してしまわなければ。 そう思って引き金に指をかけた空魚の身体に、真横から猪口才な質量が衝突した。 「させるか、ってんですよ……!」 「っ――!? お前っ……邪魔すんな、このクソガキ!!」 七草にちかだ。 戦いに関与する力も手段も持たない彼女が、凶弾を放とうとした空魚に不意打ちを決めた。 空魚は既に、地獄への回数券を服用している。 超人と化した空魚は、不意打ちだったとはいえ少女の体当たり程度で押し倒されたりはしない。 だがその手から、マカロフをこぼれ落ちさせることには成功した。 地面を転がって遠のく銃。まとわり付いてくるにちかを突き飛ばせば彼女の身体は軽々と吹き飛び、木の枝を踏み砕くような嫌な音が鳴った。 「いっっっ……たぁ……。でも……」 どうやら右腕が、完全にいかれてしまったらしい。 地獄みたいな激痛に涙を浮かべるにちかだが、その顔はしかし笑っていた。 「方舟(アイドル)舐めんなっての……っ。私だって、私達だって……この、クソみたいな世界で生き抜いてきたんですよ……!!」 今すぐにでも蹴り殺してやりたい衝動に駆られる。 しかし、こんな端役にかかずらっている暇などない。 マカロフを拾うか。いや、間に合わない。 となれば――もう、できることは。 「…………、アビー!!」 声をあげることくらい、だった。 信じてきたもの、共有したもの、そして取り戻したいもの―― 同じ志を持っているからこそ、同じ"大切"を知っているからこそその叫びは単なる応援以上の意味を持つ。 「――終わらせろ!!! 鳥子に会うぞ、アビー!!!!」 響く声は、確かに巫女のもとへと届き―― 「ええ、ええ……! そうよ、私達は願いを叶える……!!」 邪神の力が、少しずつ崩壊の残響を砕いていく。 死柄木弔の"個性"に龍脈の力を重ね合わせたそれは、確かに宝具にも匹敵する威力を秘めた脅威だったが、しかし所詮は残滓でしかない。 打ち破るのはおろか、拮抗することすら叶いはしない。 総体を崩すにはてんで及ばず、せいぜいが一割二割の威力減衰を可能にしたくらいのこと。 大局に影響はない。神の力は、無限に通ずる地下茎の氾濫は止まらないし止めさせない。 やがて崩壊の龍が、完全にその形を失って霧散した。 デンジの奇襲が一秒半の時間を稼いだ。 死柄木の残滓が、二割弱の威力を削いだ。 されど結局のところ、この戦いの本質は何も変わっていない。 「………………、………………」 黒死牟が勝たなければ、意味はないのだ。 彼が敗北すれば、それですべてが終わる。 それを誰より強く理解しているのは、他の誰でもない彼自身。 足を、一歩前へと踏み出す。 初めて、構え以上の動作を起こした。 追憶は済んだ。反芻も完了した。 今もって、とてもではないができるとは思えない。 しかしそれでも、彼は挑む。 彼は、向かう。 鬼殺ならぬ神殺を、成し遂げるために。 足を前へと踏み出し、構えた刀を虚空へ滑らせた。 (縁壱。私は) 恐ろしげな概念など、彼には何ひとつ味方していない。 道理をねじ曲げる超常現象など、英霊としての力を除けば一切彼に微笑まない。 彼は、凡人だからだ。 かの神才と比べるべくもない、たかだか無双程度の剣士でしかないからだ。 似ているのは状況だけで、後は何もかもが違う。 届くはずがないと、理性はそう言っている。 けれど。それでも。 時にこの世には届かぬと分かっていても手を伸ばさずにいられないものがあることを、彼はよく知っていた。 (まだ、お前に追い付けるだろうか) 日と月が、真の意味で並び立つ時は来るのだろうか。 生涯を終え、地獄に落ち、今や影法師としての役目しか持たないこの魂でも。 今から、その未来を見ることは可能なのだろうか。 答えはない。 あるはずも、ない。 縁壱は死んだ。 だが―― (教えてくれ。…………いや、教えずともよい) 答えなど、もはや要らない。 分かったところで、どうせ挑まずにはいられないのだ。 無理なものは無理なのだと諦めればよかったことを、折り合いも付けられずに延々続けて地獄に落ちた半端者。 半端も半端で、穿けば何かには到れるかもしれない。 だから、答えは不要だった。 黒死牟には、もう、何もいらない。 (お前"も"――――そこで、私を見ていろ) 必要なものは、すべてこの手に揃っている。 鬼が駆ける。 剣士が駆ける。 侍が、駆ける。 勝てぬと分かってひた走る。 届かぬと分かってひた走る。 勝つのだと、届かすのだと無茶を言う。 受け継いだ刃が、閃いた。 最初の閃きは、静かに。 号砲。自分を叱咤するように、響かせて。 そして―― 日の呼吸、拾参ノ型――――――――――――――――、あるいは。 「――――――――――――――――月の呼吸、終ノ型」 祝詞はない。 次元は屈折せぬ/刀は増えぬ。 事象は飽和せぬ/太刀筋は重ならぬ。 直死は発現せぬ/死は起きぬ。 だが。 それでも。 どれほど、不格好でもその剣は確かに――――満月という、円環を成していた。 ◆◆ ――信じられないものを、見た。 開かれた門から溢れ出した"無限"が、現出していた分すべて斬殺されて消滅した。 さりとて、無限とは尽きぬからこそ無限なのだ。 斬られた分はまた取り出せばいい。 しかし、無限が這い寄るための窓が、門が壊れてしまえばその氾濫も打ち止めを迎える。 黒死牟の剣は、地上に瞬いた満月は。 無限の魔を供給する、窮極の門そのものを断っていた。 宝具解放の強制中断。 力のすべてを斬り伏せられたアビゲイルは、もはや丸裸も同然だった。 鍵剣を伸ばす暇さえ、神との繋がりを断たれた彼女には与えられない。 無限の片鱗を相手に一切鏖殺を達成した英霊剣豪の終ノ剣、その閃きを見つめることしかできない。 「マスター……」 彼女にとっての、ふたりのマスター。 付き合った時間は違えど、どちらも大切な人。 聖杯で報いたいと、罪を禊ぎたいと思って戦ってきた。 恐れていた神の力に身を浸し、変わり果ててまでここまできた。 それでも。 今、"死"はアビゲイルの眼前でその口を開けていて。 「ごめんなさい……」 少女は刹那の後に、百つに引き裂かれた。 斬り裂かれた肉片は、黄金の粒子に変わって空へ還っていく。 鳥が舞い、魚を見下ろすあの空に。 溶けるように、消えて―― 流転が止まり、月が消えた時。 そこにはもう、何もいなかった。 【フォーリナー(アビゲイル・ウィリアムズ)@Fate/Grand Order 消滅】 ◆◆ すべてが終わった時、立っているのは黒死牟だけだった。 にちかは身を丸めるようにして、気絶している。 しおも同じようなものだ。失神している。 アビゲイルは消えた。そのマスターも、気付けば姿がない。剣戟に巻き込めた筈はないが、一足先に離脱に成功したか。 デンジはと言えばこちらもまだ復活しておらず、今ならば容易く首を取れるだろう。 だが、首を取ろうにも剣を振るう腕がない。 黒死牟の両腕は、肘の付近から消し飛んでいた。 取り柄の再生も、とうに働いてなどいない。 腕だけでなく全身の端から端まで亀裂のように霊基ごと壊れていて、気を抜けば斃れてしまいそうだ。 「やはり……お前は、化物だ……縁壱……」 呟いた声は、謗るような文字面とは裏腹にどこか清々しいものをさえ含んでいた。 呆れたように、六つの目で消し飛んだ両腕の断面を見つめる。 傷口から突き出た骨の表面が、黒く焦げている。 一体どれほどの速度で腕を動かせば、たかだか剣を振るっただけでこうなるというのか。 「こんなもの……常世の誰が、その身ひとつで放てるという…………」 ――黒死牟が放ち、アビゲイルをその宝具もろともに消し去った剣。 それは言わずもがな、継国縁壱の秘奥・日の呼吸拾参ノ型の劣化模倣品であった。 ベルゼバブの命運を事実上断ち切った一瞬。 無駄に増やした目が、こと奴に対しては初めて用を為したと言っていい。 極限まで鍛え抜き研ぎ澄ました視力が三対あって、それで初めて形だけでも真似られた。 その上で霧子の令呪による肉体強化を重ねがけし、足りない力を補強した。 見取れなかった部分は自分の"月の呼吸"の奥義を織り交ぜ、かさ増しをした。 それでも、まだ足りなかった。 神戸しおのライダーが時間を稼ぎ。 崩壊の魔王の残滓で、威力を最大限削り落とし。 そうまでしてようやく放てた、つぎはぎの円環。 月の呼吸――その終(つい)なる、日輪に並ぶための斬撃。 神殺こそ成し遂げたが、代償はこの有様だ。 地に突き立った閻魔を引き抜くこともできず、霊核もほぼほぼ崩壊している。 戦うどころか、一歩歩いただけでも黒死牟の身体は塵になって崩れ去るだろう。 それに現時点でも既に、肉体の末端部からは黄金の粒子が立ち昇り始めていた。 「つくづく………半端なことだ、何たる無様よ…………」 果し合いは夢の中でしか、叶えられず。 弟を超すことも、能わず。 神殺為せど、秘剣と呼ぶにはあまりに不格好。 挙句の果てには、己で口にした誓いさえ全うできない始末。 失笑が口をついて出た。 けれど、その時。 黒死牟は――、――それを見た。 「…………そんなこと、ないよ…………」 立っている人間がひとり、いた。 よろよろと、自分とは別な意味で今にも崩れそうな足取りで。 今際の鬼に、寄ってくる、娘がいたのだ。 「わたしは、見てたから…………」 「お前、は――」 「…………セイバーさんのこと、ちゃんと……」 少女は、へにゃりと笑った。 「ちゃんと………約束通り、見てましたから…………」 ……空は、いつしか元の青を取り戻していた。 水銀の雲は晴れ、青空からは陽光が差す。 鬼の生きられぬ筈の世界で、鬼は、太陽と相対していた。 ◆◆ フォーリナー、アビゲイル・ウィリアムズの脱落。 そしてセイバー、黒死牟はもはや数分と保たずこの世界を退去する。 この瞬間をもって、界聖杯をめぐる戦争の勝者は事実上、決定された。 「はー、ここまで長かったですね」 「紆余曲折、前途多難。一時はどうなることかと思いましたけど」 「まあ、皆さんの頑張りのおかげだったってことで」 「それじゃ、最後の仕事をしましょうか」 結末は決まった。 最後に残る願いも、決まった。 地上はじきに、洪水によって洗い流され役目を終えるだろう。 それがこの物語の行く末で、エンドロールだ。 そういう風に決まっているから、そういう風になるのだ。 だが。 「――なんて。いくら似姿でも、私(にちか)に無視されたら傷付いちゃいます?」 「ねえ、不穏分子さん。それとも、こう呼んだほうがいいですか?」 「ライダー(・・・・)。星辰界奏者(スフィアブリンガー)、さん?」 ――反論は、させてもらう。 時系列順 Back そんなヒーローになるための歌(前編) Next Thank You for the encounter(前編)
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【 基本情報 】 名前 ethel ジャンル ゲーム配信 性別 男 マイク 有 初回配信 2010 / 5 / 30 略称 えせりーぬ 配信名 とある変態の喫煙配信 配信者ページ http //www.livetube.cc/ethel 配信通知メール http //old.wassyoi.info/mail_form.cgi/d31a64957bf418668bfc1293e614020c 【 配信作品名 】 ・モンスターハンターフロンティア (メイン) ・ドラゴンクエストモンスターズ ・・・セーブデータ消失のため未完走 ・バイオハザード5 ・・・リアとCOOPで難易度ベテランをクリア蒼い空と難易度Proで挑戦するがが蒼い空引退のため未完走。後にソロで続きから→完走 ・クロノクロス ・・・無事グッドエンドで攻略終了 ・神宮寺三郎 未完のルポ ・・・攻略終了 ・Minecraft ・・・不定期配信。息抜きや気が向いたらコツコツ建造中 ・がんばれ森川君2号 ・・・あまりのシュールさに萎え、放置中 ・バイオハザード コードベロニカ・・・攻略中 ・バイオハザード オペレーションラクーンシティー・・・攻略中(配信不向きと判断?) ・マール王国の人魚姫・・・攻略中 【 特 徴 】 ・丁寧な受け答えに定評がある ・MHにかけるお金は惜しみなく、時には生活を圧迫するほどである ・ちょくちょくさらりと軽い毒を吐く ・ドSらしい ・MHF歴は長く、知識に長けている ・片手剣を愛して止まない ・こっそり配信を始めるのが好きなようである ・団メンが少々沸いていようが冷静に配信をこなす ・MHに対する愛を感じる ・実は下着のネタになると意外と食いついてくれる ・1回必要だと決め込んだらとことんでも連戦をこなす粘り強さがある ・ちょいちょい近所のコンビニへ配信中にTAして帰ってくると・・一人ハアハアオンライン ・現在では ”弓のエセル” として弓技に精進している ・2012年現在は、実家でのメインゲームを定めず不定期配信であるためマイク無しの日も多々ある。 【 配信エピソード 】 ・団メン以外にもあっさりとドSっぷりを見抜かれるほどのドS ・2010/5/30初本配信にて、いきなりのm9をくらう ・2010/7/6の配信にてよっぱらい団メンもさらりと回避する技を見せ付けた ・パンチラの話題にでも意外と食いつく一面を覗かせる。 ・2010/7/31のMHF第3回らいつべ駅伝にて3鯖第5走者として参加。本人は納得いかない部分もあったかもしれないが リスナーや団メンの温かい声援を背に受け見事完走した。 ・2010/7/31らいつべ駅伝終了同夜・・団メンであり配信者の蒼い空の強烈なよっぱ襲撃に遭う。超レアな蒼い空の一面に 流石のethelもタジタジ・・半ば強引に配信を終了する。内容は駅伝でのethelに対しての賞賛の言葉だった。超レア配信である。 ・2010/9/5団員リアを従えバイオハザード5師弟でベテランモードcoop配信にチャレンジする。約9時間半で見事攻略! ethelがリアのカバーに追われぐだぐだだったものの配信的には成功を収めた ・DQM配信の際 捕獲したモンスターの名前をつける案下を取った所、団員リアに ”おげれつ” と適当な名前を言われたにもかかわらず ぐだぐだ言いながらもちゃんとその名前を付けてくれる器の広さをリスナーに見せ付けた ・2010/11/20第4回らいつべ駅伝に第三走者にて参戦!エスピナス亜種9ラスタの後に後に語り継がれるであろう上位デュラガウア弓8ラスタという とんでもない記録を打ち立てる。前回のドラパニを払拭し、綺麗に借りを返した ・2011/8/9 バイオ5をお気楽に配信していた所、リスナーからの回復縛りのリクエストに快諾!シェバのAI回復に悩まされたものの縛りを続けていたが あまりの後半での弾のジリ貧具合とわんわんおの襲撃に無言で華麗に回復し「縛りなんてないわ・・・」と言い放ち、リスナーの口が開いた ・2011/8/24 今まで一度たりとも自ら口に出さなかった本名を実家に帰って3回目の配信でばあちゃんに連呼されてあっさりばれる ・2012/3/28 ザムザ実装後、第3形態にリスナーからの「厨二くさい名前つけてくれないかなぁ~?」の要望に、素早く 「ライトニングブリッツ!・・とかでいいんじゃね?」と、素早い厨二脳対応を見せ 才能の片鱗を見せ付けた。 えせりーぬ名言・珍言 ・第4回らいつべ駅伝でMVPを貰った次の日の朝配信にて、2乙後に火事場ガロウをした件についてリスナーに話振られた後の一言 「博打を打たないといけない所もある」 「あれがあったからMVPがあった(キリッ」 ・シュールすぎるオヤジギャグをコメすると・・ 「おい・・BANすっぞw」 ・HC素材欲しさの連戦中、あまりの出なさに萎え始めた頃・・突如襲来した荒しの連投の後言葉 (荒され中終始無言で静観・・・荒し=5~6連投にて沈黙) 「え!」 「え!え!」 「こいつぅ!!!よっええええええええええええ!!!」 「もっとこいやあああああああああ!!!よっえええええええ!!!」 ・・・・っと うさ晴らし ・連戦しても素材が出ない及び、求人で失敗が続いてネガると 「だめだーーーー!」 「もう無理!も~~う無理!!」 ・配信中、リスナーとの彼女欲しい絡みの会話中にネガった末の一言 「俺・・チャラ男になりたかった・・」 常連様 ・bis ・DERV ・ふぇい ・B ・牙王 ・Riko ・takuya ・白夢 ・まる ・あゆち ・リア 【PCスペック】 OS Windows 7 64bit CPU Intel(R)Core(TM)i7 860 RAM 8.00GB HDD 500GB モニター E2250VR W1946SM キャプチャーボード グラボ GeForce GTS 250
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登録日:2016/10/21 Fri 22 55 06 更新日:2024/02/09 Fri 15 57 44NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Gからの警告 THEゴジラCOMIC まるで意味がわからんぞ! アンソロジー ゴジラ ゴジラシリーズ 堀辺正史 漫画 町山智浩 短編 赤ちゃん 赤ん坊 超展開 転生 霊界 風忍 骨法 1990年に宝島コミックスより刊行された、東宝公認のコミックアンソロジー『THEゴジラCOMIC』収録の短編漫画。 著者は、『地上最強の男 竜』などで一部界隈から絶大な人気を誇る「風忍」。 本作が掲載された『THEゴジラCOMIC』は、1989年の『ゴジラVSビオランテ』公開に合わせて発表された書籍で、 宝島社に当時所属していた町山智浩氏が企画を立案、90年前後当時のサブカル漫画界でブイブイ言わせていた作家陣をより集め、 「ゴジラ」を題材に好き勝手に漫画を描かせたと評して大体間違っていない作品。 風忍を筆頭に、かの実相寺昭雄、麻宮騎亜、安永航一郎、伊藤伸平、破李拳竜、一峰大二、石川賢……etc、 兎にも角にも作風のアクが強すぎる面子が文字通り好き放題やった結果、政治思想アリ、バイオレンスアリ、不条理アリ、パロディアリと、 結果的にアンソロジーにも拘らず徹底的にトリビュートする気ゼロな漫画揃いとまで読者に評された、ある意味とんでもない一冊。 そして、そんな濃い面子揃いの作品の中でも、とりわけ突出して独自の世界観を描き切った結果、 ほぼ完全に他作品をバラゴンの如く「食う」ことになってしまったのが、本項で紹介する風忍の「Gからの警告」である。 内容は、一言で表せば「骨法使いとゴジラが戦った末に、ゴジラが人間の赤ん坊に転生、最終的に舞台が霊界に飛躍する」といった感じ。 この時点で相当アレだが、紛うことなき文面通りの内容が僅か16ページの中にギッシリと詰め込まれている。 完全にゴジラではなく風忍の作風が優ってしまっており、格闘技に輪廻転生、霊界と、 『地上最強の男 竜』でも見られたそれと共通するテーマがこれでもかという衝撃的なコマ割りの中に充填されたそれは、 ゴジラファンには眩暈を引っ提げてしまうかもしれないが、ある意味必読の内容。 ちなみに風忍氏の骨法に対する造詣は、1988年に刊行された著作『ケンカ必殺拳・骨法』(こう出版)に嫌になるほど凝縮されているので、 もし本作に興味を持って購入する気が湧いたのならば、『ケンカ必殺拳~』も一緒に併せて読めば、風忍の世界観をより堪能できる……かも。 ちなみにアンソロジーを企画した町山氏の公式ブログ『映画評論家町山智浩アメリカ日記』では、2005年5月1日の記事で本作に触れており、 「石川賢版『ウルトラマンタロウ』や桜多吾作版『マジンガーシリーズ』のように、 シド・ヴィシャスがシナトラの『マイ・ウェイ』を歌ったみたいなゴジラをダシに作者が好き勝手やりたい放題やった一冊を作りたかった」 という旨のコメントをしている。そして評判が微妙だった事も素直に認めている。 同記事では他にも、このコミックアンソロジーに纏わるアレコレを町田氏が語っているので、興味がある方は一読お勧め。 登場人物 ゴジラ 言わずと知れた怪獣王。人類のあらゆる科学兵器すらも通じない怪物で、市街地を闊歩し蹂躙していたが、 人々を守る為に命を賭した高山の放った骨法の秘伝を受け、相打ちとなり苦しみの中で数日後に死亡した。 だがその後、衝撃的すぎるなどと言い表せないレベルでの復活を遂げることに。 漫画終盤では、ゴジラの正体に纏わる更に輪をかけて衝撃的な真実が明かされる。 高山 明子 本作の実質的な主人公にして語り部。骨法使いの夫・高山を持ち、彼女もまた骨法の心得を持っている。 ゴジラに単身挑み、散った夫の事を悼みつつ、彼との間に産まれた子供・健太郎を育てていたが…… 高山 下の名前は不明。明子の夫である骨法使いで、喧嘩芸骨法創始師範・堀辺正史の弟子。 ゴジラに単身生身で挑み、骨法技「塾瓜打の秘法」でゴジラの生体エネルギーを司る「クラ」を破壊、 自身も叩き殺されながらも、正真正銘ゴジラを完全に討ち倒すという、ある意味芹沢博士レベルのとんでもない偉業を果たした。 漫画終盤にも意外な形で姿を見せる。 高山 健太郎 明子と高山の息子。高山がゴジラに挑んだ時点で明子の腹に宿っており、父親の死後暫くして産まれた模様。 病気一つせず健やかに成長していたが、その正体は…… 『Gからの警告』内容(※ネタバレ注意!) ―――突如として市街地に出現し、破壊と殺戮の限りを尽くす大怪獣「ゴジラ」。 最新の科学兵器すら通用しない怪物に人々は恐慌状態に陥り、自衛隊も混乱し避難民に構わずゴジラを攻撃する状況に。 そんな世紀末染みた様相の中、一人の男性・高山が怪物を討つべく、止めようとする身重の妻・明子を振り払ってゴジラへと単身駆け出して行った。 高山曰く、ゴジラも生き物である以上、人間その他動物同様に生体エネルギーを調節するポイント…… 骨法で言うところの「クラ」が存在するはず、それを打ちさえすれば怪物を滅ぼすことが叶うという。 この次のページより、2ページにわたってゴジラに立ち向かう高山の唯一の武器、「喧嘩芸骨法」についてやたらマニアックな解説が入る。 文字通り「武器はもたない骨法だ!」なノリで骨法の最強ぶりが水を得た魚のように語られるため、以下全文掲載。 最新の科学兵器でさえ、あの怪物を止めることができないのに、男は素手で…武術で立ち向かっていった! それは骨法武術!あらゆる武道がスポーツ格闘技となってしまった現在、骨法だけがこの世に残された唯一の実戦格闘技なのだ! 骨法とは奈良時代に大伴古麻呂(おおとものこまろ)が創成したもので、兵士に取り囲まれた古麻呂が 鎧を着ている上から掌を触れただけで相手を即死させ、その背骨は砕かれていたという…… それが骨法「徹(とお)し」だ! その骨法が一子相伝で今日まで伝えられ幻の秘技である「徹し」を現代に蘇らせた男が、喧嘩芸骨法創始師範・堀辺正史(ほりべまさし)だ! プロレスファンならすでにおなじみの新日本プロレスの獣神ライガー、UWFの船木誠勝選手が骨法を習っているのは有名である。 堀辺師範の弟子である高山が宙に舞った! ルール無用のケンカ必殺拳、これが骨法・塾瓜打(ほぞうち)の秘法だ! ……激しい波動と波動のぶつかり合いが、空気を地を天を揺すぶり、勝負は決した。 高山はゴジラに弾き飛ばされ致命傷を追いながらも、ゴジラの「クラ」を打ち誅殺……個人で相打ちに持ち込んだのであった。 そして時は流れ……歪むゴジラの顔が、幼い赤ん坊の泣き顔が重なり場面が転換する。 高山がゴジラを道連れに命を落としてから時が経ち、明子は立派な赤ん坊……健太郎を出産していた。 健太郎を連れ、今は亡き夫の墓参りに訪れた明子だったが、突如として健やかにしていた筈の健太郎の顔付きが 天使のような赤ん坊の表情から、悪鬼の如く邪悪なそれと変わりる。 それと同時に高山の墓石が突然倒れ、その衝撃で跳ね飛ばされた小石が健太郎の額を傷つけた。 傷から血を僅かに流しながらも、健太郎は凶悪な表情のまま立ち上がり、明子に自身の正体を明かした。 「しゃれたマネを!どうやらお前の夫は、おれの正体を見破ったようだな。墓石を動かして、お前にあの世から必死に訴えかけようとしやがって!」 「誰……誰なの!?あなたは私の子じゃないわ………それとも私の頭が変になってしまったのかしら」 「(ニヤッ)お前の子供だよ。だが、お前の腹のなかにいたときまでさ。だがこの世に生まれ出る前にそいつの魂をどけたのだ。そしておれの魂はこいつの体をのっとってやったんだ!」 「信じられない顔をしているがこれは事実だ!俺は生前お前の夫に殺された!」 (ビクッ) 「あの時、あいつに変な技をしかけられたために、おれは数日後に苦しみながら死んだ。この怒りは死んでもおさまらなかった。そのためお前ら親子にも復讐するためやってきた」 「人間として生まれ変わった!おれの前世は……ゴジラだ!」 高山の技で体の内側をメチャメチャにされ、数日間死の苦しみを味わって落命したゴジラの憎悪は相当のものであった。 それ故、ゴジラは高山の妻・明子に復讐を果たすため、生まれ出る前の高山の遺児・健太郎の魂を殺し、自身が肉体に収まってしまったのだ。 ……そう、全ては今は亡き高山に復讐するために。 「おまえらに同じ苦しみを味あわせ殺してやる!そうだおれも同じ技を習得してやるぞ!それまでお前はおれを育てるのだ」 「やがて少年時代、青年時代とますますお前の夫の顔になり、お前がこの世で一番愛した男…その男の顔をしたものによって同じ技で殺されていくのだ!(ケタケタケタ)」 健太郎……否、今は亡き息子の身体を奪ったゴジラに対し、泣き叫びながらも怒りを見せる明子に対し、 「殺せはしまい!心は違うものでも、お前が生んだかわいい子供には違いないのだからな」とゴジラは狡猾に笑う。 小石を投擲し、更には大きな岩を小さな体で抱きかかえて殴りかかるというとても前世がゴジラとは思えない攻撃で明子を攻撃、 先ほどの発言は何処へ行ったのやら彼女を岩で撲殺しようと飛びかかったゴジラ。 が、その身体は意を決した明子の放った骨法の技、掌(しょう)の一撃を受け、断末魔の絶叫と共に遥か天高くまで消えていった…… 気が付くと、明子の意識は現世を離れ、霊界へと移っていた。 そこに居たのは、彼女の愛した今は亡き夫、そしてゴジラに殺された健太郎であった。二人とも喧嘩芸骨法の道着を身に着けている。 神秘的な情景の中、涙ながらに親子3人の再開を果たした高山家。 霊界で自由に年齢を選び、青年の姿になった健太郎は、父から骨法を学び、誰よりも愛する母を守るために 今後明子の守護霊として彼女を守り抜く道を選んだのであった。息子に勇気づけられ、明子も朗らかな顔を見せる。 そして、高山と健太郎は、霊界の空に浮かぶ一つの風景を見せる。 空中に浮かんでいたもの、それは……腐敗し、南極から汚汁を垂れ流す地球の姿であった。 高山曰く、これは彼の力をもってしてもこれ以上止めることは出来ず、地球の人々の怒りのパワーがそれを後押ししているという。 明子は理解した。あの忌まわしきゴジラの正体……それは、現界に送られた霊界からの警告に他ならなかったのだと。 「そう…確かに怒りや破壊に未来はない……」 「それでもゴジラが現界に現れなくても、今の地球は今でも……」 「あの偉大な霊能者、出口王仁三郎(でぐちおにさぶろう)(*1)が言ってたわ。霊界で起きたことは必ず現界でも起こるって……」 「でも救いの道はどこかにあるはずよ……」 「そう……きっと、どこかに……」 追記・修正は、前世がゴジラだったと胸を張って言える方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 何だよこれ…(褒め言葉。 -- 名無しさん (2016-10-21 23 36 27) たまげた -- 名無しさん (2016-10-22 00 17 41) えーっと、その、…何これ? -- 名無しさん (2016-10-22 01 54 20) まるで意味がわからんぞ! -- 名無しさん (2016-10-22 02 43 18) 出口王仁三郎って誰? -- 名無しさん (2016-10-22 05 52 20) ↑「大本」って宗教団体の教主だった人らしい。Wikipediaに項目あった -- 名無しさん (2016-10-22 06 07 10) 赤ん坊のカミングアウトのインパクトがスゴイんだ、是非お探しあれ -- 名無しさん (2016-10-22 06 09 45) ゴジラであれこれ言ってくる奴にお勧めな本 -- 名無しさん (2016-10-22 06 38 25) 出口王仁三郎なんて宗教か合気道に詳しい人しか知らないだろ -- 名無しさん (2016-10-22 09 00 33) 出口王仁三郎を「優れた霊能力者」と見るか、「カルト宗教の親元」と見るかは人それぞれ -- 名無しさん (2016-10-22 09 25 03) theゴジラcomicの表紙の「こんなゴジラが見たかった」…こんなゴジラだったら多分売れてない -- 名無しさん (2016-10-22 11 36 13) 一応それなりに環境問題やらなんやら平成VSっぽい要素はあるんだな あるだけだけど -- 名無しさん (2016-10-22 11 47 39) ゴルゴ13のサブタイトルにありそう -- 名無しさん (2016-10-22 14 56 03) つまり、ゴジラはガイアの怒りが具現化したものだったということ・・・? -- 名無しさん (2016-10-22 22 55 29) GMKゴジラに近い存在なんだな(錯乱 -- 名無しさん (2016-10-23 11 42 12) 未来人が実はX星人でビオランテが宇宙でキングギドラ型に進化する漫画とかも確か同じ本に載ってたな -- 名無しさん (2016-10-23 12 35 51) ↑それが掲載されてるのはこっちじゃなく、続刊として出た『ゴジラCOMICの逆襲』の方。 -- 名無しさん (2016-10-23 13 26 09) 風忍先生の漫画は大体こんな調子です。全体的に -- 名無しさん (2017-01-25 23 00 29) ↑×3しかもそれ描いたのは後にミレゴジのデザインなどをされる西川伸司先生っていうねw -- 名無しさん (2017-04-06 03 42 26) 尾形と恵美子の息子の科学者とその幼い娘がゴジラを追いかけるミレゴジみたいな話もあったし、ミレニアムシリーズって「こんなゴジラが見たかった」を実際に映像化したシリーズだったんだね…そして「こんなゴジラだったら多分売れてない」を証明しちゃったんだ… -- 名無しさん (2017-05-13 08 58 12) ↑一つ良いことを教えてやろう。ゴジラは「全部」こんなゴジラが見たかったを形にしたモノだ -- 名無しさん (2017-05-13 12 17 20) ↑上から目線は歴史を変えてミレニアムシリーズをシンゴジ並みに大ヒットさせる奇跡を起こしてからお願いします -- 名無しさん (2017-05-13 12 39 43) ↑なんだこいつ -- 名無しさん (2017-05-13 16 09 38) ↑×2他のシリーズはシンゴジ以上なのか...(呆れ) -- 名無しさん (2017-08-18 01 30 20) ↑×2 第5形態が骨法を教えろと押しかけてくるのか...... -- 名無しさん (2017-08-18 06 51 44) 味あわせ ←これ原文ママ? -- 名無しさん (2017-11-29 20 48 37) 骨法パネぇ -- 名無しさん (2017-12-14 13 08 31) アニゴジもシンゴジも骨法で余裕だな。 ハルオの対ゴジラ戦術不要や。 -- 名無しさん (2017-12-24 22 49 49) なんだかんだでこの作品に出てくるゴジラが知力ではナンバーワンなんじゃねえ -- 名無しさん (2018-10-10 00 38 06) まぁ天下の怪獣王が徒手空拳の人間に殺されたとかそら死んでも死に切れんわな -- 名無しさん (2018-10-10 00 56 12) ↑アニゴジとシンゴジの※をしている人、まさかアニゴジがファンタジーに行き着いたとは思うまい。 -- 名無しさん (2018-12-22 00 07 41) 同掲載された怪獣戦士も気になる -- 名無しさん (2020-10-07 18 17 23) ロック様やステイサムやケインコスギが怪獣に生身で挑む前(1991年)から先駆けていたとは(違う) -- 名無しさん (2022-06-21 18 33 32) 町山さんご意見が偏ってるだけでこういうことには先見性というか、目の付け所が違うというか、とにかく発想はいい感じな人だよなぁ。成功したわけじゃないが。 -- 名無しさん (2022-07-13 23 48 15) 弟子クラスでこれだけ強いなら師匠であるこの世界の堀辺氏はどれだけ強いんだ -- 名無しさん (2023-09-17 08 46 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/lotroquest/pages/57.html
CALMING THE WAKE / 目覚めた者を鎮める レジナルド・シックルウィード(Reginald Sickleweed)との会話 「よくやった! あなたは大いに我々を助けてくれた。たぶん、もう少し力になってくれるんじゃないか?」 ●「HOWLS THAT SHAKE THE SPIRIT / 魂を揺るがす吠え声」につづく
https://w.atwiki.jp/gfxg/pages/50.html
ver 曲名 アーティスト BPM XG2 The 勇気 ピンクターボ 185 難度・パート GUITAR BASS NOVICE 2.20 2.00 REGULAR 4.70 3.40 EXPERT 6.50 5.60 MASTER -.-- -.-- 攻略・コメント 譜面指定については【EXP-G】など文頭に指定をお願いします。推奨オプションに関しては理由付けもお願いします。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/xbox360gta4/pages/799.html
THE BAY BAR 概要 日本語:ザ・ベイ・バー 業種:飲食(バー) 所在地:Beechwood City, Broker 解説 ビーチ・ウッド・シティーにある小さなバー。HOMEBREW CAFE近くにある。
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バインウッド最後の土産(Vinewood Souvenirs - The Last Act) バインウッド最後の土産(Vinewood Souvenirs - The Last Act)概要 ミッション攻略 ゴールドメダル獲得条件 余談 動画 概要 アル・ディ・ナポリを殺害もしくは解放する。 ミッション攻略 ナイジェルの車に乗り目的地へ向かうか、車をとめて彼を解放すればミッション完了。 【殺害】 目的地の線路まで向かう。 線路まで来たら、鉄橋を越えるまで速度を上げて速く走ること。 ※鉄橋上には脱出できるスペースがないため素早く通り抜ける。 鉄橋を越えたら速度を緩め、タイミングを見極めて△ボタンを押し車を乗り捨てる。 ※車の速度が出過ぎていると脱出時の衝撃で死亡することがあるため注意。車をゆっくり遅いスピードで走らせておくと脱出タイミングの見極めがしやすい。 車が列車にぶつかって爆発するとミッションクリア。 【解放】 目的地へ向かう途中、アルが助けてくれと懇願してくる。 無視してそのまま運転していると、郊外の風力発電用の風車が見える辺りまで来たところで「今すぐ1万ドル払う」と言う。 このセリフを聞いてから車を停めてトランクに近づくとアルから1万ドルを受け取った上でのミッションクリアとなる。 ゴールドメダル獲得条件 危機一髪列車が衝突する寸前に車を降りる。 人身事故列車を使用してアル・ディ・ナポリを殺害する。 余談 ネットニュース 本日の最新ニュース アル・ディ・ナポリ、悲惨な最期 ロスサントス・メテオ、ロビンワーク パーマー・テイラー発電所近くの線路上で発見された死体は、アル・ディ・ナポリと確認さ れた。事故処理作業員は、現在も見つかっていない死体の一部の捜索を続けている。特徴 的な大きい前歯によって辛うじて身元が確認できたという。遺族に心からのお悔みを申し上 げたい。誘拐事件の発生以降、最悪の結末を覚悟していた事と思われるが、貨物列車に引 き裂かれるのは最悪の創造をも超えていたことだろう。もし、彼らがこの事を予想していたな ら、何か警察に話さねばならない事があるはずだ。 動画
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The Ship ー空を渡る帆船が目の前にあるんだ、どうして争わないだろうか? 公式説明 The Shipはずっと炎上が続くことで知られるマップであり、楽しい試合ができるマップだ。 戦闘は大きく分けて4つの部分で起きやすいー右側の船の先頭部分、"船長室"、メインデッキとその下だ。 またほとんど木材で作られているマップなのでFire Flowerによって構造がボロボロになることも。 ただ幸運なことに、マップの一番下に石の層があるので、他のマップと比べマップ内から落下死することは少ないだろう。 炎上によって大きく壊れるにも関わらず、The Shipは遊ぶのにとても楽しいマップであり、またユーモアのある試合を提供するだろう。 TIPS The Shipは横幅が狭いマップなので相手を場外に投げてキルを取るのは容易だ。 最大収容人数 6人
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【★サンタの脱出!!「サンタの闇は深い・・・」★】 23日からプレイ可能ですが運営がいるときのみプレイできます。23日以降に参加ができない方は事前に言ってもらえれば早期プレイができる!かもしれない・・・ 参加費はかかりませんが参加賞で【クリスマスガチャ鍵】1本がもらえます 無事クリアできたら【クリスマスガチャ鍵】がなんと最大で10本!! 【内訳】 参加賞1本 クリア報酬2本 クリアしたら最低でも3本は確定でもらえます 更に ノーヒントクリアの場合5本 クリア後街中のどこかにガチャ鍵引換券が2つ隠されてます! 無事見つけられたら現世にてガチャ鍵と交換します! ペアでの参加は可能ですが最大10本を分け合う形になります。 {脱出ゲーム、報酬に関してのクレームは一切受け付けません} 何か不具合があった場合はすぐに報告してください。
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橘朔也 参戦時期:Missing Ace世界・スパイダーUD封印直後 戦績:二勝一無効 (○:ギラファアンデッド -:ゾルダ ○:ガオウ 登場作品 さくらの花の咲くころに/歪んでいる時間の道/それぞれの場合/NEXT STAGE/Hypothesis and reality/戦いの決断/全てを喰らう牙/牙と軍人と輝く青年/restart/流されぬ者は/病い風、昏い道(前編)/病い風、昏い道(後編)/Crisis(前編)/Crisis(後編) ロワ内動向 さくらの花の咲くころに 歪んでいる時間の道 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【時間軸:Missing Ace世界(詳細不明)】 状態:健康 装備:ギャレンバックル 道具:基本支給品一式(特殊支給品は未確認) 基本行動方針:とりあえず生き残る 1:寿司を食って、あとレトルト食品とかを確保しておく。 ※ゾル大佐の体力に敬意を払っているとともに、コンビニや携帯を知らないことに不審感を覚えています。 ※部下の死は、とりあえず眼前の状況に対処するために忘れています。 それぞれの場合/NEXT STAGE ギャレンに変身、ギラファアンデッドと交戦。 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【時間軸:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後)】 【状態:疲労、気絶、二時間変身不可(ギャレン)】 【装備:ギャレンバックル】 【道具:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、特殊支給品×?】 【思考・状況】 基本行動方針:とりあえず生き残る 1:金居を封印する。 2:ゾル大佐と行動を共にする。 3:余裕があれば剣崎、志村との合流。 備考 ※ゾル大佐の体力に敬意を払っています。 ※部下の死は、とりあえず眼前の状況に対処するために忘れています。 ※参加者が別々の時間軸からつれて来られている事に気付きました。 Hypothesis and reality 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【1日目 現時刻:早朝、放送直前】 【現在地:G-3エリア 民家の2階】 【時間軸:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後)】 【状態:健康】 【装備:ギャレンバックル】 【道具:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、特殊支給品×?】 【思考・状況】 基本行動方針:仮想現実から本当の現実に帰還する。 1:本当の現実への帰還方法を考える。 2:ゾル大佐と行動を共にする。 3:余裕があれば剣崎、志村との合流。 備考 ※今の自分は仮想現実の中に居ると確信しています。 戦いの決断 ギャレンに変身、ゾルダと交戦。 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【1日目 現時刻:朝】 【現在地:F-4エリア中央西寄り】 【時間軸】:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後) 【状態】:全身に疲労。 ギャレンに2時間変身不能。 【装備】:ギャレンバックル 【道具】:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、特殊支給品×? 【思考・状況】 基本行動方針:仮想現実から本当の現実に帰還し、主催者を打倒する為、勝ち残る。 1:とりあえず市街地からは離れる。 2:ゾル大佐と行動を共にし、利用する。 3:仮想現実とは言え本当に非情になり切れるか不安。 備考 ※今の自分は仮想現実の中に居ると確信しています。 ※自分以外にも現実世界から連れて来られた人物はいると考えてはいます。 ※ゾル大佐は主催者との内通者であり、自分の監視役と確信しています。 ※例え脱出の手がかり等があったとしてもそれらは全て仮想現実上の物であり、真に脱出する事は不可能と確信しています。 全てを喰らう牙 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【1日目 現時刻:朝】 【現在地:F-4エリア北部から移動中】 【時間軸】:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後) 【状態】:全身に疲労。 ギャレンに2時間変身不能。 【装備】:ギャレンバックル 【道具】:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、特殊支給品×? 【思考・状況】 基本行動方針:仮想現実から本当の現実に帰還し、主催者を打倒する為、勝ち残る。 1:とりあえず市街地からは離れる。 2:ゾル大佐と行動を共にし、利用する。 3:仮想現実とは言え本当に非情になり切れるか不安。 備考 ※今の自分は仮想現実の中に居ると確信しています。 ※自分以外にも現実世界から連れて来られた人物はいると考えてはいます。 ※ゾル大佐は主催者との内通者であり、自分の監視役と確信しています。 ※例え脱出の手がかり等があったとしてもそれらは全て仮想現実上の物であり、真に脱出する事は不可能と確信しています。 ※ハナを現実世界から連れて来られた人物、一文字を主催者との内通者であり、ハナの監視役、牙王を一文字が呼び寄せた作為的なマーダーと判断しました。 牙と軍人と輝く青年 ギャレンに変身、ガオウと交戦 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【1日目 現時刻:午前】 【現在地:E-4エリア南部から移動中】 【時間軸】:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後) 【状態】:悲しみ。顔・背中・腹部に打撲。 ギャレンに2時間変身不能。生きる決意 【装備】:ギャレンバックル 【道具】:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、特殊支給品×? 【思考・状況】 基本行動方針:主催者を打倒する為、勝ち残る。 1:とりあえず市街地から離れる? 2:ゾル大佐への責任を取る。 3:死神博士にゾル大佐の遺言を伝える。 備考 ※自分の勘違いを見直しました。仮想現実と考えるのはやめることにしています。 ※牙王の生死を確認していませんが、死んだものと考えてます。 restart 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【1日目 現時刻:昼(放送直前)】 【現在地:G-3 放送局ロビー】 【時間軸】:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後) 【状態】:悲しみ。顔・背中・腹部に打撲。生きる決意 【装備】:ギャレンバックル 【道具】:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、ファイズブラスター 【思考・状況】 基本行動方針:ゾル大佐への責任をとり、主催者を打倒する為、生き残る。 1:信頼できる協力者、拠点に成り得る地点、ラウズカードの捜索。 2:北部(研究所・大学)には準備が整うまで近づかない。 3:死神博士にゾル大佐の遺言を伝える。 備考 ※自分の勘違いを見直しました。仮想現実と考えるのはやめることにしています。 ※牙王の生死を確認していませんが、基本的には死んだものとして考えてます。 ※自身の知り得る参加者について以下の様に位置づけています。(※付きに関しては名前を知りません) 味方(積極的に合流):志村純一 不明(接触の余地有):本郷猛、一文字隼人、金居、城光、死神博士、※一文字隼人(R)、※ハナ 危険(接触は避ける):※東條悟、※牙王 流されぬ者は 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【1日目 現時刻:午後】 【現在地:G-3 放送局-3F、島内向け放送室】 【時間軸】:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後) 【状態】:悲しみ。顔・背中・腹部に打撲。生きる決意 【装備】:ギャレンバックル 【道具】:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、ファイズブラスター 【思考・状況】 基本行動方針:ゾル大佐への責任をとり、主催者を打倒する為、生き残る。 1:放送室からの脱出法を探る。変身は状況次第で使用。 2:信頼できる参加者と大学でトランク(ファイズブラスター)を解析する手筈を整える。 3:死神博士にゾル大佐の遺言を伝える。 4:アンデッドを死亡させたメカニズムの解明。 備考 ※自分の勘違いを見直しました。仮想現実と考えるのはやめることにしています。 ※牙王の生死を確認していませんが、基本的には死んだものとして考えてます。 ※ファイズブラスターを首輪解析に関連するツールだと考えています。 ※自身の知り得る参加者の立場について以下の様に位置づけています。(※付きに関しては名前を知りません) 味方(積極的に合流):志村純一 不明(接触の余地有):一文字隼人、城光、死神博士、※一文字隼人(R)、※ハナ 危険(接触は避ける):※東條悟、※牙王 ※放送室には個人で参加者の携帯、もしくは全島各所にあるスピーカーへの放送が可能な準備が整っています。 ※午後二時に各参加者の携帯へ向けて放送が行われました。 ※橘は自身の姿を映して放送を行ったつもりですが、主催者側の介入でスノーノイズが発生しています。ただし、音声はクリーンです。 ※放送室のロックがいつ解除されるかは不明です。後の書き手さんにお任せします。 病い風、昏い道(前編)/病い風、昏い道(後編) 【橘朔也@仮面ライダー剣・Missing Ace】 【G-3 放送局】 【1日目 午後】 【時間軸】:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後) 【状態】:悲しみ。顔・背中・腹部に打撲。生きる決意 【装備】:ギャレンバックル 【道具】:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、ファイズブラスター 【思考・状況】 基本行動方針:ゾル大佐への責任をとり、主催者を打倒する為、生き残る。 1:放送室からの脱出法を探る。変身は状況次第で使用。 2:信頼できる参加者と大学でトランク(ファイズブラスター)を解析する手筈を整える。 3:死神博士にゾル大佐の遺言を伝える。 4:アンデッドを死亡させたメカニズムの解明。 【備考】 ※放送室には個人で参加者の携帯、もしくは全島各所にあるスピーカーへの放送が可能な準備が整っています。 ※午後二時に各参加者の携帯へ向けて放送が行われました。 ※橘は自身の姿を映して放送を行ったつもりですが、主催者側の介入でスノーノイズが発生しています。ただし、音声はクリーンです。 ※放送室のロックがいつ解除されるかは不明です。後の書き手さんにお任せします。 Crisis(前編)/Crisis(後編) 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【時間軸】:Missing Ace世界(スパイダーUD封印直後) 【状態】:悲しみ。顔・背中・腹部に打撲。生きる決意 【装備】:ギャレンバックル 【道具】:基本支給品一式、ラウズカード(スペードJ、ダイヤ1~6、9)、レトルトカレー、ファイズブラスター 【思考・状況】 基本行動方針:ゾル大佐への責任をとり、主催者を打倒する為、生き残る。 1:風間たちの仲間を探し、城たちの放送があれば放送局に戻って合流。 2:カテゴリーQである城は今のところ保留。牙を剥くようであれば封印する。 3:信頼できる参加者と大学でトランク(ファイズブラスター)を解析する手筈を整える。 4:死神博士にゾル大佐の遺言を伝える。 5:アンデッドを死亡させたメカニズムの解明。 【備考】 ※放送室には個人で参加者の携帯、もしくは全島各所にあるスピーカーへの放送が可能な準備が整っています。 ※午後二時に各参加者の携帯へ向けて放送が行われました。 ※橘は自身の姿を映して放送を行ったつもりですが、主催者側の介入でスノーノイズが発生しています。ただし、音声はクリーンです。