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裏elmos@wikiへようこそ♪ ここは St Elmo s Fire に賛同・参加頂いている方々の専用ページです 従来のSt elmo's fire@wikiは告知用ページとして活用して行きたいと思います。 なぜなら PKKとは従来、海賊被害を聞き 艦隊を召集し 海域へ赴き 戦闘を開始する! が基本です しかし・・・この方法ではタイムラグが有り過ぎて 結局、ついた頃には被害は拡大し敵勢海賊は満腹で港に引き篭もる・・・・訳です それだと本末転倒で交戦するのが目的ではなく、被害を無くすが目的ですので意味が無いです そこでSt Elmo s Fire は 情報 を第一の武器とし自国の航海者の安全に努める組織として活動して行きたいと考えてます ですから 賛同・参加者を広く募りたいと思います、また参加している方々からの意見などを取り入れて 常に組織内の改革・改善を繰り返して行きたいと思います しかし 屈強な軍人職だけじゃなく交易・冒険などを職としている方々も居ます、またそのような方々の意見こそ重要だと考えてますが 参加しているだけで 敵勢PKの対象となりえないとは言い切れませんので この様なかたちで参加者限定のwikiを造りました ですのでこのwikiへの外部リンクやURLの口外・記載などを禁じます -
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あらすじ 極平凡な愛護系マスターのもと幸せに生活していた黒子 ある日帰りの遅い主人を心配して外へ探検に出かけ、交通事故に遭い、メーカーへと送られた 修理を終え、目覚めた黒子の身に災難が降りかかった…!? 著 SOS(神姫を大いに幸せにする団) 各種設定 ストーリー一覧 第1話「事の発端」 第2話「戦闘終了、元の鞘へ」 第3話「元の鞘へ、ブラボーサイド」 第4話「黒子の悪夢と白子の決意」 第5話「白子とご主人様の戦闘準備」 第6話「初陣」 番外 SOS番外編その1 SOS番外編その2 ご感想、ご要望やリクエストなどは、こちらへ 続き気になって仕方ないのです… -- (メイ) 2021-11-12 18 20 59 名前 コメント すべてのコメントを見る 今日 - 昨日 - 総合 -
https://w.atwiki.jp/ryodan/pages/26.html
名前 レベル 装備 特化 一言コメント ☆アスラ☆ 1 9エンチャ メテオ 未記入 麻衣 116 謎 EQ 未記入 ☆ムーンサイファー 109 謎 謎 未記入 ☆零帆★ 105 謎 メテオ 未記入 薔薇薇MAYU 80 謎 謎 未記入
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1614.html
デジャビュを感じる暑い夏休み前。太陽にもっと離れてくれと毎日お願いしたくなるような 猛暑の中毎度の事ごとく期末テストの結果ら立ち直ろうとしていた・・・と言いたいところだが今回はちがう。 期末前なぜかあのハルヒが勉強を教えてくれると言い出したのだ。 明日、朝倉のナイフが振ってこなければいいのだが、とは一瞬思ったもののハルヒは成績優秀だったこと を思い出しお言葉に甘えさせていただくことにした。 まぁ実際教えてもらうとなると「はぁ?なんであんたこんなところが分からないの?」 などと何度も怒鳴り散らされていた気がするがまぁそれは置いておこう。 お陰でなかなかの結果を出すことができ、補修も免れることもできたからな。 そして今現在。 期末テスト終了後未だにSOS団アジトと化している文芸部室にて朝比奈さんの煎れてくれたお茶を飲みながら悠々とくつろいでいるところだ。 今いるのは相変わらず隅っこの定位置でハードカバーを読んでいる長門とメイド服姿の朝比奈さんのみだ。 スマイル野郎はいつもの事ながらまだ来ていない・・・と思った瞬間にドアが開いた。 噂をすればってやつか。 「こんにちは。」 一年以上も一緒にいるのに未だにこいつの0円スマイルには慣れることができない。 むしろ毎日微妙に違う笑顔でいるように思えて慣れるわけが無いような気がする。 「おや、涼宮さんはまだ来ていないのですか。」 そういうと古泉も定位置に着く。 いいかげ飽きてきたパターンだがこの数分後にドアを蹴り開けてくれと考えかけたとき何度も蹴りあけられてるドアが可愛そうなほどの勢いと爆音を立ててドアが開く。 「みんな~!いるわね!」そう言い団長席へと向かう。 いつもこうだがもう少し静かに入ってくることはできないのかこいつは。 「今日は重要な会議の日よ!」 もちろん俺は今日が会議の日などとは知らされていないし、 こいつの言う会議で重要じゃないなんて物があった憶えはない。 「みくるちゃん!夏休みと言ったら何?」 いつかも聞いた気がする質問に朝比奈さんは少し悩んで答えた。 「合宿・・・ですかぁ?」 できれば少しでも後回しに聞きたかった言葉だがここまで早くいわれるとは思わなかった。 「違うわよ。夏休みといったらもっと重要なものがあるでしょ!」 って、おまえ去年は合宿って言ってなかったか?とは思ったがもう合宿はこりごりだ。 わざわざそんなことを聞くはずが無い。 「えっと・・・じゃぁやっぱり海ですかぁ?」 「チッガーウ!夏休みといったら花火大会でしょ!花火大会!」 花火ならいつでもできるだろ。 「ただの花火じゃなくて本格的な花火大会SOS団でをするのよ!」 本格的というとあの丸くてでかいやつを打ち上げる気なのか? 「あたりまえじゃない。それ以外に何があるって言うのよ。」 無謀だ。そもそもそんなもの何所から持ってくるつもりだ。 「その件については大丈夫です。知り合いに良い花火職人がいるので。」 にやにやと微笑を浮かべる古泉がの方を見た。お前の知り合いは何でそうハルヒに都合がいいこと ばかりしているんだよ。 「まさかとは思うがまたお前から持ちかけたのか?」 「いえ、今回は涼宮さんからの提案でして。安全にできる場所も確保してありますので御安心を。」 お前は笑顔以外の表現ができないのか。 「ま、そういうことだから。夏休みになったらすぐにやるわよ!花火大会!」 はぁ、今回は何も無ければいいんだがな。 あのあと日程が決められたのだがすぐに行くと言った通り夏休み初日から2泊3日で行くと言い始めた。 毎度の事ながらなんでそんなに早く行く必要があるのかわからん。 そんなことより大変だったのが妹だ。見つからないように仕度をしないとまた鞄の中に入られるかも わからん。見つからないうちに仕度をパパッと済ませて荷物を隠した。 はずなのになぜまた鞄の中に入っていたのだろうか。こいつは学習能力がないとかそういう問題以前に なぜばれたかだ。まさかこいつも超能力的な力を持ってるんじゃないのかと思える。 いやいや、そんなこと断じてないだろう、あってはならない。 そんなことを回想しながら今現在大急ぎで集合場所へと向かっている。 妹はいつまでも泣きっつかれても困るから急いで準備ををさせしぶしぶ連れて行くことにした たのだが持って行くものがどーとかで無駄に時間を食ってしまった。今回も奢り確定か・・・。 「おそい!荷物持ち!」 やっとのこさ集合場所について言われた第一声である。荷物持ちなのは良いがまさ全員分すべてを 持って良くのだろうか、ハルヒのことだきっとそうなんだろう。 妹もついてくることにはなぜか誰も疑問に思わず。当の本人は久しぶりの朝比奈さんと戯れ始めている。 今回の移動方法はどうやら貸切バスのようだ。花火機材は既に厳重にバスの貨物室に積み込まれてるようだ。 用意周到なところを見るとやはり 機関 が関わっているのだろうか。 まぁ古泉から持ちかけた事じゃないようだから以前みたいなことは無いだろうな。 あっても2度も同じ手にはかからないけど。 ところで今回の目的地は何所なんだ? 「少し人里はなれた山の中へ向かってます。」 詳細はなしかよ。 「安心してください。多くは語れませんが特に何も無いので。」 ならいいんだが。山の中で花火なんてやって大丈夫なのか? 「それも大丈夫です。広い平地があるのでそこでやります。近くに川もありますよ。」 そうか、それならハルヒが何かたくらまない限り大丈夫だな。 ふと気が付くと既に回りは見慣れない風景に変わっていた。 「王様だーれだ!」 急カーブだらけの山道を上るバスの中で自分の席の背もたれにしがみついて何とかクジを引く。 通路を挟んで隣の席の長門は平然と立っている。 あからさまにおかしいとしか言いようが無いがまぁ問題は無いだろう。 「やりぃ!あったしー!」 「じゃぁ3番の人!振り向きながら大好きって言って!ちゃんと感情込めるのよ!」 ・・・ゆっくりと俺は番号の書かれた棒を掲げる。 どこかで聞いたことのある内容だが本当にやらんきゃいけないのか?ハルヒ。 「王様の命令は絶対よ。いいから早くやりなさい!」 前みたく途中で・・・無いことはないだろうな。ええい、さっさとやってしまおう。 「大sっっっとうをぁ!!」 クジを引いたらさっさと座っていればよかったと後悔したのは自分の下の感触に気が付いてからだった。 柔らかくて暖かい・・・ 「皆さん大丈夫ですか?」 「いたたたた、もう少しマシな運転できないのかしら!」 「ふぇ~、痛いですぅ、頭ぶつけましたぁ。妹さんは大丈夫ですかぁ?」 「大丈夫だよぉ~」 「ってキョン!どさくさにまぎれてなにやってんのよ!」 自分の下にいたのは長門だった。まてまてまてまて、場合によっては俺が押し倒したように見えなくもない・・・ じゃなくて 「す、すまん長門!」 俺がとっさに立ち上がると同時に長門もゆっくりと立ち上がる。ハルヒが俺の前まで来る。 「あんたってそういう奴だったのね!」 「誤解だ!断じて俺はそんな気はnっうぉぉっ!」 またバスが大きく傾いて重心がハルヒの方向へ・・・ 「あんた何考えてるのよ!はやくどきなさい!」 その声で長門の時よりも早く自分の状態に気が付く。 「うおっ!だからさっきのも今のも事故だって。」 とっさに立ち上がりはなれつつも背もたれにしがみついて今度こs 「ぐぅぉ!」 横から古泉の顔がやけに近く見える・・・ 「って古泉!何をしている!早くどけ!」 「すみません。でもあなたが僕の腰に手を回していてまして・・・。」 うお!なんで上にいる古泉に手を回しているんだ俺は! 「うわぁ~キョンてそういうの好きなんだ~」 だから違う!事故だ!手をまわしてたのも何かの間違いだ!そして古泉早くどけ! 「おっと失礼。不覚にも油断してまして。すみません。」 「あの~どうやらもう到着したみたいですよぉ~。」 くはぁっ!ここには朝比奈さんと妹がいたんだった!特に妹は厄介だ。あとで口止めしなければ。 「そのようですね。ここからはログハウスまで30分程度の軽い山登りです。荷物持ち頑張ってくださいね。」 お前には手伝ってもらうぞ。機材だってあるんだろ? 今度乗るバスの中では静かにしていよう。 6人分の荷物といっても2泊3日分の荷物だ。1人2kgぐらい合ってもおかしくないような荷物を1人で 持ってるわけだ。しかも目の前は坂坂坂。坂のパレードだ。足場はさして不安定なわけでもないが、 石とか突起物が出てたりするわけだからさらに疲れる。 そして俺の後ろでは古泉が疲労混じりの不適な笑みを浮かべてついてきている。花火との機材セット を1人で持ってるわけだからな。荷物の量からしてそんなには打ち上げないようだな。 コンピュータのプログラムで微妙な打ち出しの感覚を制御するようだからノートPCみたいなのも きっと入っているのだろう。 しかしまぁ30分の道のりにしては長く感じる。 「古泉君!目的地はまだなの!」 「え、ええ、そろそろ大きなログハウスが見えてくるはずです。」 古泉も相当疲れているだろうがなぜか笑顔が絶えない。お前の顔はどうなってるんだ。 とそんなことを言っていればやっとこさログハウスが見えてきた。でかいな。 ログハウスというか1件家だろ。これ。いくつも部屋があるように見える。 「どうぞ入ってください。」 古泉がログハウスの入り口の鍵を開ける。 ハウス内構造はロビーのような広間を中心にドアが複数周りにある。 「一部屋に二人ずつで3部屋あります。女性グループはペアを決めてください。」 まさか俺とお前が一緒の部屋なのか? 「そうですよ。」 想定外だっっ!!!俺はそんな趣味はない!お前だけ外で寝ろ! 「そんなこと言わずに。夜中に襲ったりなんかしませんから。フフッ。」 おまえならやりかn「キョン!夜中に古泉君を襲っちゃだめよ!」 しねぇーよ! そんなこんなで入り口から見て左の部屋が朝比奈さんと妹正面がハルヒと長門、右側が俺と得体の知れない物。 ハルヒと長門が一緒になってよくない気がするが一番安全な組み合わせだろうな。俺以外。 「20分後に私の部屋に集合!じゃあ一時解散!」 古泉と俺は自分の荷物を持って自分の部屋へ行く。持ってきたものを適当に整理してベッドに倒れる。 「まだ時間もありますしオセロやりませんか?」 そんなもんここにまで持ってきてるのかよ。どうせ古泉が負けるんだろうがやってやろう。 まぁ結果はいつも通りだったがな。
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現在SOS団で合宿中。 岡部「さあ消灯時間だ。騒いでないでちゃんと寝ろよ。うるさくしてたらすぐに来るからな。」 一同「はーい」 ハルヒ「みんな起きてる?」 キョン「起きてるが」 ハルヒ「修学旅行と言えば・・・枕投げでしょ!」 古泉「そうですね。さすが涼宮さん。感服いたしました」 ハルヒ「よーし、じゃあみんないくわよ!それ~!」 ハルヒ・キョン・古泉・長門が無邪気に枕投げを楽しむ中、みくるが口を開いた。 みくる「みなさ~ん・・・そんなにうるさくしたら先生に怒られちゃいますよ~・・・」 それを聞くやいなや一同は一斉にみくるに向かって枕を投げ出した。(キョンと古泉は軽く) ハルヒ「な~に言ってんのよ。せっかくの夜なんだから楽しまなきゃ損よ。それ!」 長門「来たらすぐに寝たふりをすればいい・・・」 みくる「うわ~痛いです~・・・やめてください~・・・」 ハルヒは興奮してるようでみくるに枕を投げるだけでなく、みくるに布団を被せたりしていた。 結構派手に騒いでたので案の定岡部の部屋にまで騒音が聴こえてしまい、岡部がやってきた。 「ガラッ!」 岡部「うるさいぞお前ら!何をしている!!」 みくる「もうやめてくださ~い!」と言ってハルヒにむりやりに被せられた布団をバッと剥ぐと、 周りの連中は既に寝たふりをしていて、みくるだけが起きている状態を岡部に見られた。 岡部「朝比奈、お前一人で何をしとるんだ!バカもの!!」 みくる「そんな~・・・。(泣)」(私だけ怒られた・・・グスン) みくる「ちょっと待ってください先生~・・・みんなが枕投げしてて、それで・・・」 岡部「お前以外はちゃんと寝てるじゃないか!そうやって可愛くぶりっ子すれば 何でも許されると思ったら大間違いだぞ。次うるさくしたら先生の部屋で寝てもらうからな!」 みくる「はい・・・すいませんでした・・・」 岡部は自分の部屋に戻った みくる「酷いです~(泣)私だけ怒られちゃった・・・え~ん」 ハルヒ「バカね~。何があっても寝たフリしなきゃダメでしょ」 キョン「そうですよ朝比奈さん。何があっても寝たフリです」 ハルヒ「じゃあ今度はチャンバラをしましょう!みんな、さっき買った木刀を出して!いくわよー!」 みくる以外の4人がエキサイト。 みくる「ちょっと待ってくださ~い。それはマズイですよ~。音がうるさすぎます~」 古泉「あ!朝比奈さんも参加したいんですね?ちょっと待っててください」 古泉は鞘に収められてる本物そっくりの偽日本刀を持ってきた。 古泉「これを鞘から抜くことのできる真の勇者は誰か!?さあみなさん挑戦してください!」 ハルヒが抜こうとするが ハルヒ「クッ!ダメだ!」 長門が抜こうとするが 長門「・・・無理・・・」 古泉「さあ次は朝比奈さんですよ」 みくるはオドオドしながら柄を握り、刀を抜く。 一同「オ――ッ!勇者よ!」 みくる「わぁ~・・・(喜) いきますよ~ それ~! えい! やあ!」 そう言ってみくるは笑顔で全員に斬りかかる。みんなはやられたふりをする。「うわ~・・・やられた~」 「ガラッ」 岡部「うるさいぞ!何をしている!」 またまたみくる一人が起きている状況を見られてしまった。他の4人は斬りつけられて死んだふりをしているときに 同時に寝たフリを開始していた。 岡部「朝比奈おまえ・・・一体どうしたんだ?他の連中は良い子に寝ているというのに・・・」 岡部「お前がこんなに悪い子だったとはな。いいか?次うるさくしてたら今度こそ本当に先生の部屋で 一緒に寝てもらうからな!わかったか!?」 みくる「はい・・・すいませんでした・・・」 みくる「え~ん(泣)」 ハルヒ「もうドジね~。何があっても寝たふりって言ってるでしょ!」 長門「・・・マヌケ・・・」 キョン「おいみんな、俺さ・・・持って来ちゃったw ジャーン!」 キョンはエロ本を持ってきた。女も居るってのにバカかコイツ?バカか。 古泉「全く、貴方には本当に驚かされる// 僕も勉強のために少し拝見致しましょう」 ハルヒ「キャーw 見ましょう見ましょうw うわあ・・・こんな形なんだぁ・・・」 長門「///」 みくる「み、みなさ~ん!(怒) そういうの見ちゃいけないんですよ・・・///」 ハルヒ「あ!わかった! みくるちゃんも見たいんでしょ? ほら!見なさい!」 みくる「・・・・・・////・・・・・・」 キョン「おい!岡部が来た!みんな寝たフリだ!」 みくる「!!! よ~し、今度は何があっても寝たフリです。何があっても。」 「ガラッ」 岡部「おいうるさいぞ! ん? 何だこの本は! 高校生なのにこんな本読んだの誰だ!?」 みくる以外の4人が起き上がり、一斉にみくるを指差す。 岡部「朝比奈~・・・!! 起きろ朝比奈!お前がこんなに不良だとは思わなかった! 約束通り先生の部屋で寝てもらうぞ!しっかりと調・・・説教してやる!この本も没収だ!」 みくる「ひえ~~~・・・・」
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「世界中の 女のおっぱいを揉みまくる サルッポイの団」の略。 目的も団体名どおりの目的で、世界中を駆け巡り女のおっぱいを揉み、 そして巨乳の女を保護してハーレムをつくるのが彼らの目的である。 団長であるサルッポイを頭に春原、太臓とメンバーが全員変態であるのが特徴。 現在は桂言葉と東方不敗を拉致ってどっかにワープしますた。 で、運悪くデビルガンダムと鉢合わせして全滅。 ちなみに桂言葉はデビルガンダムに生体ユニットとして取り込まれ、 東方不敗はデビルガンダムと戦闘。 東方不敗でも生身ではきついから逃げ出すかもしれないけど某月刊誌(現在休刊)でデビルガンダムを一撃で倒してこともあるから意外といけるかもしれないと思ったが無理ですた。 他に音速丸とジョルジュ長岡を確認。やっぱりこいつらも変態である。
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/224.html
元スレURL SS 梨子「ヨハネSOS」 概要 リトルデーモンのピンチにいつでも駆けつけるヨハネ タグ ^桜内梨子 ^津島善子 ^よしりこ ^コメディ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jojost/pages/153.html
日常というものは簡単に崩壊するものだ。 特に非日常の中のささやかな日常というものは。 「ちょっと、面白い生き物見つけたからすぐに駅前集合!」 梅雨時期にしては珍しく日光の射す、さわやかな日曜日の朝、突然団長殿から電話がかかってきた。 俗に言う特別収集というやつだ。 時計を確認するとまだ八時をまわっていない。 どうやら団長殿は大切な休日の過ごし方というものをわかっていないらしい。 しかし無視することはできない。まだ良く働いていない頭でもそれはわかる。 人間がどれだけあがいても神様には勝てないんだからな。 act0—SOS団と奇妙な生き物 純粋な人物の視点から見た絶望と希望、それに対する本人の思考調査ノート (上からマジックで「おれのにっきだぜ」と書いてある) ○がつ×にち はれ あさおきるとぜんぜんしらないばしょにいた。 しかたがないからじめんのなかでだれかがくるのをまってたらあまいにおいがちかづいてきた。 おれのうえのほうでにおいがとまった。うまそう。 ようすをみるためにうえにでてみたら、あいすがおちていた。 ひろってたべてるとおんなにみつかった。どうしようかなやんでるとおんながもうひとつあいすをおとした。 おれがそれもひろってたべるとおんなはちかづいてきておれのあたまをなでた。 かんちがいしてるみたいだけどもぐらじゃあねーぞ。 やはりというべきか、今回も俺が駅前に着いたときにはみんな揃っていた。 ハルヒの上下ジャージ姿をのぞけばそれぞれ個性あふれる私服を着込んできている。 「遅いわよっ!」 いつも以上に大きな声を出すハルヒ、しかし機嫌は悪くない、いやとても良いようだ。 その声に含まれているのは苛立ちなどではなく、まさしく『特殊生命体Ⅹ』を発見したというような喜びだけだった。 あの偏屈ハルヒをそこまで喜ばせる生き物、たとえばどんなものだろうかと俺は今までの経験に照らし合わせて考えてみる。 ・・・ダメだ、どう考えてもいい結果は望めない。 真夏の太陽のように明るい笑顔をしたハルヒ。つまりそれほど珍しい、もしくは面白い生物なのだろう。 たとえば恐竜の子ども、火星人、猫娘、北海道産イリオモテヤマネコなどがそれに含まれているだろう。 そう、つまりは存在しないはずの動物を見つけたということだと推測できる。 その生き物の世話を任される俺の図と言うものは我が団について知っている者ならばたやすく想像がつくに違いない。 つまり、拾った動物が何であろうと結果的にすべての迷惑は俺のほうへとまわってくる仕組みになっているのだ。 冗談じゃあないぞ。 ただでさえ平穏じゃない日常なのにこれ以上壊されたくはない、いや壊されてたまるか。 そういった意思を持ち俺が言葉を発しようとしたときだった。 「それで、面白い動物というのは?」 いつもの気味の悪いエセハンサム薄ら笑いで季節はずれの転校生こと古泉一樹がハルヒにそう問いかける。 ・・・本当にタイミングの悪い男だ。 「よぉく聞いてくれたわ、古泉君。これがもう、最高なのよ。 早起きは三文の徳って言う言葉を今日始めて実感したわ!待ってて、すぐ連れてくるから。」 言い終わるが早いか、ハルヒは俺の来た方向とは真逆の方へ走っていく。 その速さ、陸上部から勧誘があるのも頷けるものだ。 「いったい、何がいたんでしょうか?」 ハルヒの背中が見えなくなった後、先輩である朝比奈みくるさんがそう紡ぎ出した。 元来のものなのか、それとも現在の状況をまだ把握しきれていないのか、その言葉はとてもゆっくりとしたものだった。 正直なところ俺自身もまだ把握し切れてはいない。 しかしあのハルヒの向日葵のような笑顔を見ればただ事じゃないということは明らかだ。 「良くないこと、ですか。 まぁたしかにあの涼宮さんが見つけ、なおかつ大喜びするような生き物です。僕たちもそれ相応の覚悟を決めなくてはいけないかもしれません。」 俺の表情から言いたいことを察したのか、古泉がそう続ける。 「しかし、いくら涼宮さんだからといって常識でありえないとわかっている生き物を存在させることはできません。 犬猫、悪くてもライオンやトラといったところが妥当でしょう。」 それも問題なんだ。 常識の許容範囲内ならあいつは何だって起こすことができる。 ライオンやトラを拾うことだって、それをばれずに飼い続けることだって。 それこそがあいつの神たる所以なのだが。 涼宮ハルヒ。 まぁ説明なんかしなくてもわかるかもしれないが、世界の中心である。 比喩表現などではなく、彼女を中心に世界は回っているといっても過言ではない。 「理想を現実に変える能力」 SOS団の三人が口をそろえて俺に説明したことだ。 ちなみにこの三人も普通じゃない。 宇宙人・未来人・超能力者と、不思議生命体のバーゲンセールといってもいいくらいの組み合わせだ。 そんな奴らと一緒に何をしてるのかって? 俺自身知りたいよ 「ただいま!!」 数分後、これといった会話もなく立ち尽くしていた俺たちの元に行きと同じくらいの速度でハルヒが帰ってきた。 その手のなかには・・・ 「連れて・・・来なかったんですか?」 そう、何もいなかった。 抱えきれないものなら地面を歩いているだろうと思ったが地面にもそれらしい生物はいなかった。 ハルヒが欲しいものを手に入れそこなったのか? ありえないことだが今の状況ではそれ以外は考えられない。 「何言ってるの、みくるちゃん?そこにいるじゃない。」 そこ、といってハルヒが指したのは何もない地面だった。 とうとうおかしくなってしまったのか、と俺が哀れみにも似た視線を送っているとハルヒは俺のほうを睨み「何よその目は!」と吠えた。 「何も見えないんですが、一体何がいるのですか?」 どうやら地面しか見えないのは俺だけじゃないらしい。 ハルヒはワケがわからないといったような顔で自分の足元を見た。 当然そこには何もいない。 しかしハルヒは少しも動ぜず「潜っちゃったのね。」とだけ言い、腰から下げたビニール袋をあさり始めた。 潜る、液体の中に身をうずめる行為に対して使われる動詞だ。 しかしここにあるのはコンクリートだけ。潜れるものなど何もない。 そう思い、やれやれとため息をつこうとした俺の目にあるものが映った。 水を含みすぎたスポンジのようにグジュグジュに緩んでいるハルヒの足元。 そう、確かに緩んでいる。目の錯覚でもなくコンクリートが、まるで泥のように。 ゆっくりとビニール袋から何かを取り出すハルヒ。それはまるで動物園に入る前の子どものような顔である。 そのまま腕を頭の後ろで組み、足を上げ投球フォームを作る。俗に言うワインドアップだ。 そして・・・ 「角砂糖三つ、いくわよ、そーれ!!」 腕を思いっきり振った。白い立方体が三つ、綺麗な軌跡を描いて飛んでいく。それを追いかけるように緩んでいくコンクリート。 角砂糖と思しき物体が一直線上に並んだ次の瞬間。 「おうおうっ!!」 , , , , , , , , , , , , , , 地面の中から茶色い男が現れた。 Jojo s strange adventure "if" story イタリアはまだ遠く 〜セッコの・・・憂鬱?〜 to be continued・・・ 次の話
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5517.html
これは「涼宮ハルヒの憂鬱」の男性キャラ(特に国木田くん)が好きな自分のコメディーSSです 見ようとしてくれている人に注意しておきますが・・・「まだ慣れてないから所々で間違いが生じる可能性がある」「本編と設定が違う場合がある」「女性キャラが全然出てこない」このことを肝に銘じてくれるとありがたいです 登場人物 キョンくん・・・正直彼の語りを真似できるか不安です 古泉くん・・・超能力は使いません 谷口くん・・・彼には色々迷惑をかけるかもしれません 国木田くん・・・一番好きなキャラだからがんばりたいと思いますが・・・ 「雪山遭難群」 ん? 雪山? 遭難? ちょっと待て、言いたいことは山ほどあるがまずひとつ・・・なんで俺達は吹雪が吹き荒れる雪山になんかいるんだ? 古泉「恐らく作者の仕業でしょう。僕達が遭難することを望んだみたいですね」 くそ! 根性の悪い作者だ! 古泉「SSの中では、作者という存在は神のようなもの・・・彼らの気分次第で登場人物は消されてしまう。だからあなたもこれ以上文句を言わない方が・・・」 いきなり足攣ったあ! 国木田「谷口・・・寝ちゃ駄目だよ・・・」 谷口「ああ・・・向こうのお花畑で可愛い女の子が手を振ってる・・・」 国木田「・・・いっそのこと捨てて行こうかな」 古泉「あっ!国木田くんは無事でしたか。良かった」 まあ作者のお気に入りだからな・・・ 国木田「キョン、谷口が起きなくて困ってるんだよ」 谷口も無事だったか。よし、まずはMDプレイヤーを用意!次にイヤホンを谷口の耳にセット! 最後に音量を最大にしてスイッチオーン! 谷口「WA~~~~~~~~~!」 良い子は真似するなよ 国木田「そういえばマーティは今どうしてるんだろう・・・」 ショック療法によって目覚めた谷口を連れて下山していく俺達。 谷口「(耳いてえ・・・)なあ、本当にこっちであってんのか?」 古泉「んっふ、ご安心を。僕のコンパスは正確です」 吹雪が勢いを増してきたな・・・あんまり離れるなよ 古泉「了解です」 って・・・んなにくっつくな! 俺に密着してきた古泉を全力で突き飛ばす。 古泉「あはは・・・悪戯が過ぎてしまいましたね」 国木田「あれ? 古泉くん、コンパスはどうしたの?」 古泉「え・・・どうやら突き飛ばされたときにどこかへ・・・」 アホオオオオオオオオオオオ! 谷口「おい、あそこに小屋があるぜ」 迷いに迷って数分後、谷口が見つけた小屋へ非難する。 古泉「吹雪が止むまでここで待ちましょう」 国木田「結構古い小屋だね・・・」 確かに・・・ 古泉「なんとなく気味が悪いですね」 谷口「にしても暇だなあ!なんか面白い話とかないのか? このままじゃ眠くなっちまう」 古泉「では、男色の素晴らしさを・・・」 語らんでよろしい! 国木田「いま思いだした話だけど・・・聞く?」 谷口「おう!」 国木田「昔ね? 僕達のように雪山で道に迷った父子が、古い小屋を見つけて一晩過ごすことにしたんだって。その夜、外から変な物音が聞こえることに気づいた息子が目を覚ますと、入り口に真っ白い顔をした女が立っていた。女は寝ている父親の傍へ行くと、氷のように冷たい吐息で父親を凍死させてしまったんだ。思わず悲鳴を上げてしまった息子に気付いた女は・・・彼に近づき、お前は」 谷口「お前は馬鹿かあああああああ! 今そんな話すんじゃねえええええ!」 怒った谷口が国木田を羽交い絞めにする。 国木田「こんな話を聞いたら眠れなくなるかと思ったんだよ・・・」 谷口「よけいなお世話だ!」 結局・・・国木田の企みも空しく睡魔に襲われた俺達は、ある秘策を実行した。まず4人が隅っこに寝る。最初の1人が隣の隅で寝てる相手を起こし、相手が座っていた場所に寝る。起こされた方は次の相手を起こしに行くという作戦だ。 古泉「ほら、起きてください。でないとあなたの寝顔に悪戯を・・・」 とりあえずこいつのイケメンにビンタを食らわしておいた。 国木田「う・・・ん・・・」 起きろよ、国木田。 国木田「やめてよ・・・古泉くん・・・」 なに寝ぼけて・・・ 国木田「キョンが・・・振り向いてくれないからって・・・こんなの・・・嫌だよ・・・」 お前は夢ん中でなにをされてんだよおおおおおお! 国木田「ごめんごめん。さて、次は・・・」 国木田を起こした俺は、次に古泉が起こしに来たらぶん殴ってやろうと心に刻み込んで眠りについた。 谷口「もう少し寝かせてくれよ・・・」 国木田「・・・・・・まずMDプレイヤーを用意、次にイヤホンを谷口の耳にセット、最後に音量を最大まで上げてスイッチオン・・・」 谷口「WA~~~~~!WA~~~~~!」 国キラ「計算通り・・・良い子は真似しちゃ駄目だよ」 谷口「次は・・・古泉か。ああ眠い・・・ん? 古泉いねえぞ? トイレでも行ったのか?なら大丈夫か・・・寝よう・・・」 古泉「す~す~」 キョン「ぐう・・・」 国木田「・・・やめてよ・・・キョン・・・」 谷口「ZZZ」 終わり 「ナンパの練習?」 長い授業も終わり、帰り支度を済ませた俺達に向かってあの男はこう言った。 谷口「明日みんなでナンパしようぜ!」 なんで貴重な休日をそんなことに使わなきゃならん。 国木田「キョンってさ、休みの日はなにしてんの?」 俺か? もちろん、日頃の疲れを癒す為に家でゴロゴロ・・・ 谷口「つまんね~! ナンパしてる方がよっぽどマシだぜ」 国木田「どっちもどっちだね」 古泉「ナンパですか・・・」 国木田の隣の席で帰り支度をしていた古泉が会話に参加する。ん? お前同じクラスだっけ? 谷口「なに言ってんだ? 一ヶ月前に転校してきたじゃねえか」 ・・・どうやらまた都合の良い情報操作が行われたようだ。 谷口「古泉はナンパしたことあるのか?」 古泉「恥ずかしながら、まだ一度もありませんよ」 いや、別に恥ずかしいことではないと思うぞ? 谷口「まあ、色男はなにもしなくたって大丈夫だろうけどな」 古泉「あはは、そんなことはありませんよ」 谷口「う~ん・・・よし! 古泉の為にナンパの予行練習をしようぜ!」 なんでそんなことをする必要がある・・・だいたい誰も参加するとは言ってないぞ。 谷口「わかってねえな~ちょっとこっち来いよ」 俺1人を廊下に連れ出す。 谷口「よく考えてみろよ。あんな色男に誘われて断るような女の子がいると思うか?」 本編にはたくさんいそうだがな・・・ 谷口「とにかくナンパってのは最初が肝心なんだよ。あいつが女の子を誘って来てくれれば、あとはこっちのもんだぜ」 誘うことすら上手くいかないお前にとっては、まさに願ったり叶ったりかもな・・・でもそれじゃあ古泉に女の子を盗られてしまうのがオチなんじゃないのか? 谷口「そこは大丈夫。なんたってあいつには重大な欠点があるからな」 欠点? ああ・・・あいつガチホモか。 谷口「練習開始! 良いか? やるからには実戦だと思えよ!」 お前はどこの鬼教官だ。 谷口「じゃあ・・・まず国木田」 国木田「僕から? 正直ナンパって自信ないんだよね~」 谷口「お前、女の子役な」 国木田「・・・なんで?」 谷口「4人しかいないんだから仕方ねえだろ? まさか人体模型で練習するわけにはいかないしよ」 一瞬、人体模型相手にナンパの練習をする古泉の姿を想像してしまった。 谷口「キョン、最初に手本を見せてやれよ」 な・・・なんでだよ! お前がやれば良いだろ? 谷口「俺は監督、お前らは役者、さあ始めるぞ~(練習とはいえ男相手にナンパするなんて御免だからな・・・)」 古泉「んっふ、期待してますよ」 谷口「よし、アクション!」 俺「えっと・・・おい、そこの君」 谷口「カット! お前は巡回中に怪しい奴を見つけた警官かよ! 「ねえ、そこの彼女」とか言っとけよ!」 彼女って・・・相手は国木田・・・ 谷口「よし! アクション!」 こいつ・・・ 俺「ねえ・・・そこの彼女」 国木田「はい? なんですか?」 なんですかと言われても・・・ 俺「君を・・・ナンパしようかと」 谷口「カットカット! どこの世界に堂々と「ナンパしに来ました」なんて言う奴がいるんだよ! まずは相手を褒めたりして食事に誘うのが普通だろ! はい、アクション!」 俺「ねえ、そこの彼女」 国木田「はい? なんですか?」 俺「君・・・可愛いね。良かったら・・・そこのラーメン屋で食事でもしないかい?」 次の瞬間、俺以外の全員がずっこけた。 古泉「ラーメン屋って・・・」 谷口「カットカットカット~! なんだそのムードもへったくれもないチョイスは! 驚天動地だ!」 小遣いがピンチだったからつい口に出してしまった。 谷口「もっとしっかりやってくれよ~! やっぱ最初から俺がやるべきだったぜ・・・」 ・・・じゃあ今からやれよ。 谷口「え・・・」 そこまで言うならお前の手本を見せてくれよ。 古泉「確かに、経験者であるあなたがやってくれた方が勉強になります」 ほら、古泉のご要望だぜ。 谷口「いや・・・俺は監督だし・・・」 うるせ~! ほら早くしろ! 谷口「ちょっと待ってくれ! 俺が悪かった! 頼むから男相手にナンパなんて恥ずかしい真似はさせないでくれ!」 それが本音か! ふん、なんなら人体模型でやってくれても構わないぜ? 谷口「それはもっと嫌だ!」 古泉「困りましたね・・・だったらいっそのこと国木田くんに女装してもらいますか?」 俺「・・・」 谷口「・・・」 国木田「な・・・なに言ってるの? 古泉くん」 古泉「その方が谷口くんも少しはマシだと思いませんか? 正直、僕もさっきから女の子役なのに普通の制服を着ている国木田くんを見て、違和感を感じてましたよ」 国木田「冗談はやめてよ・・・練習なんだからそんなに拘る必要ないじゃないか。それに女の子の服なんて・・・」 古泉「それならご安心を・・・」 なんでお前の鞄の中にメイド服が? 古泉(本当はあなたに着せようかと思って作ったんですがね) 国木田「へえ、結構可愛い服だね。いや、なにみんな僕とその服を見比べてるのさ。言っとくけど僕にそんな趣味はないから。怖い顔して近づかないでくれよ・・・身の危険を感じてしまうじゃないか。ごめん、急用思い出したから帰るよ! あとはみんなで楽しんで・・・ちょっと谷口、放してよ! なにするんだよキョン! 二人共手を放してくれよ! こ・・・古泉くん、僕も男だからさ~あんな服似合わないと思うよ? ねえ、人の話聞いてる? 聞いてたら僕のベルトを外すのやめてくれないかなあ!」 俺はなにを考えているんだ? 大の男が三人掛かりで嫌がる少年の服を剥ぎ取り、そのうえ無理矢理メイド服を着せるなんて・・・魔が差したとはこのことだ! 国木田「なに1人でぶつぶつ言ってるのさ・・・」 いや、なんでもない。いま俺の隣にはメイド服姿の国木田がいる。うん、可愛いぞ国木田。だから頼む、こっち向いてくれ・・・さっきから全然顔を合わせてくれないじゃないか。 国木田「・・・・・・」 俺「結構、似合ってるぞ・・・」 国木田「それ、慰めのつもり?」 俺「いや、すまん」 国木田「普通さ・・・」 俺「ん?」 国木田「メイド服なんか着てその辺を歩いてる女なんていないと思うんだけど・・・」 俺「確かに・・・」 国木田「・・・なんか動く度にスースーする」 俺「・・・なにが?」 国木田「・・・知りたい?」 俺「・・・知りたい」 国木田「教えてあげないよ」 俺「じゃん!」 国木田「最近ポリンキー見ないね・・・」 俺「そうだな・・・ところでさ・・・」 国木田「なに?」 俺「・・・捲ってみて良いか?」 国木田「・・・・・・ダメ」 谷口「待たせちまって悪い! 急にトイレ行きたくなってさ」 古泉「いや~すっきりしました」 こいつら・・・最低だな。人のことは言えないけど。 谷口(国木田に女装させたのは正解だったな・・・これで調子が出るぜ!) 谷口「やあ! そこの可愛い子ちゃん!」 国木田「・・・・・・」 おや? ノーリアクション? 谷口「え・・・ねえ! そこの彼女!」 国木田「・・・・・・」 まあ原因はそいつのワガママだからな・・・ 谷口「とりあえず話し聞いてよ。君可愛いね~どうだい? この先に素敵な喫茶店があるんだけど一緒にお茶しない?」 国木田「お断りします」 谷口「え?」 国木田「僕・・・アホな人とはお付き合い出来ません」 僕っ娘かよ・・・そして酷い言い方だな。 谷口「ちょっ! 愛に学力なんて関係ないって! 大切なのは気持ち・・・」 国木田「触らないでください! アホが移るでしょうが!」 谷口「ちょっとオモテ出ろ!」 古泉「喧嘩してしまいましたね・・・僕の提案が裏目に出てしまったようだ」 数分後。 国木田「ねえ、もう着替えて良い?」 谷口「まだ古泉がいるだろ?」 大丈夫なのか? 俺達のあれ、全然参考にならなかっただろ? 古泉「んっふ、心配には及びません。さあ、頑張りましょう国木田くん」 むしろ女装男子相手にお前の理性が持つのか心配だ。 古泉「すいません、そこのお嬢さん」 国木田「・・・・・・はい?」 古泉「涼宮駅がどこにあるか知りませんか?」 アドリブか? 国木田「え? えっと・・・そこ」 古泉「おやおやこんな近くに・・・もしかしてあなたも、あの駅に用事が?」 国木田「え? まあ・・・そうですけど」 古泉「ちょうどいい、一緒に行きましょうか。あなたのような可愛い顔をした子を、1人で歩かせるのは危ないですからね」 国木田「そんなこと・・・」 古泉「んっふ。その服も、あなたにお似合いです。あなたの可愛さを上手く引き立てていますよ」 よくそんな台詞を澄まし顔で言えるな。 国木田「・・・もう、からかわないでください」 古泉「・・・・・・」 国木田「・・・?」 どうした? いきなり黙りこくって。 古泉「僕が、あなたをからかっているように見えますか?」 国木田「え?」 思わず古泉の顔を見つめる国木田。古泉は先程と打って変わった真剣な表情で国木田を見つめている。 国木田「え・・・あの・・・僕は、その・・・」 顔が赤い! なに考えてんの! 古泉「あははっ! 冗談ですよ」 国木田「ふえ?」 古泉「んっふ、焦ったときの顔も可愛らしいですね」 国木田「・・・もうっ!」 ・・・古泉、一発殴らせろ。 古泉「あっ! もう到着ですね。あなたはどちら方面ですか?」 国木田「えっと・・・長門方面」 古泉「それは残念・・・僕は朝比奈方面に用事があるんです」 国木田「え?」 古泉「・・・どうやら楽しかった時間は、ここで終わりのようですね」 国木田「・・・・・・」 古泉「・・・・・・あの」 国木田「はい?」 古泉「案内してくれたお礼に、そこの喫茶店でコーヒーをご馳走したいんですが・・・どうですか?」 国木田「・・・・・・」 古泉「・・・・・・」 国木田「じゃあ、ご馳走になろうかな」 そして二人は喫茶店の扉、ではなく教室のドアを抜けて廊下へ消えていった。 谷口「な・・・なんだあれ? 本当にナンパ未経験なのか?」 さあな、もしかしたら生まれた時、既に遺伝子にインプットされていたのかも。 谷口「あいつならありえる・・・」 ツッコミ所は色々あったが・・・相手を自然な形で喫茶店に連れて行くという目的は果たしたよ。まあ、俺が思うにあいつがイケメンだったから成功したんだろうな、きっと。 谷口「やっぱあれって元々駅がどこにあるのか知っていたって設定なのか?」 たぶんな・・・駅の近くでお目当ての女の子が来るのを待っていたって設定なんだろ。 谷口「にしても国木田のあの態度はなんだ? 俺のときと大違いじゃねえか!」 最後には顔を赤くしてたしな・・・・・・って、谷口。 谷口「ん?」 あいつら戻って来ないぞ・・・ 谷口「・・・・・・」 ・・・・・・やばい! 早く追いかけるぞ! 国木田が危ない! 谷口「AWAWAWAWA! 国木田ああああああ!」 国木田「・・・ぅ・・・ん・・・・・・ん・・・・・・ぷは・・・・・・はあ・・・はあ・・・」 古泉「んっふ・・・もう手遅れですよ」 終わり 少し暴走してしまった・・・申し訳ない。次は普通にやりたいと思います。 「情けねえな・・・俺」 ういーっす! WAWAWAでおなじみの谷口で~す! 今回は俺が語り手担当という事で張り切っていきたいと思います! 今日はいつもの四人で買い物に行く予定。早速待ち合わせ場所である駅前の公園に到着した俺は、先に誰か来てないかと園内を見回してみた。やっぱキョンの姿は見えないな。お? あそこにいる色男はやっぱり・・・ 古泉「あ、おはようございます」 ういーっす! 今日も早いなあ古泉。いつも待ち合わせとかすると必ず一番乗りだよな。 古泉「約束の時間の三十分前から待っていますよ」 おいおい・・・はりきり過ぎだろ。 古泉「僕はこの待っている時間が結構好きなんですよ。この後みんなで楽しいことをするんだって思うと、わくわくするでしょ?」 つまり・・・デートの時の気分ってやつか。でもやっぱお前って変わってるよな~俺なんか待たされんの嫌いだぜ? 古泉「んっふ、見解の違いというやつですね」 そうだな。にしてもあいつら遅いな~キョンはいつものことだが・・・国木田まで遅れるなんて珍しいな。 古泉「おや? 噂をすれば・・・」 ん? あれは・・・キョンか。まずいぞ古泉! キョンが国木田よりも先に到着するなんて・・・たぶんこれは大地震の前触れだぜ! 古泉「ほう、それは一大事ですね」 キョン「お前ら・・・それは言いすぎだろ・・・こちとら急いで来たってのに・・・」 古泉「おはようございます」 キョン「よう、お前は相変わらず早いな」 聞いて驚け、こいつはなんと約束の時間の三十分前からここで待っていたんだぜ。 キョン「三十分前!? 古泉一樹は化け物か・・・」 さて、あとは国木田か・・・ホントなにしてんだ? 古泉「なにかあったんでしょうか・・・」 ちょっと電話してみるか。 ある~晴れ~た日~のこと~♪ 魔法以上のユ~カイを~♪ 限りなく♪ 望んでる♪ やつが・・・ 国木田「もしもし?」 おう、お前いまどこだよ? キョンが先に着いちまったぜ。 国木田「ああ、ごめんごめん。いま駅前のコンビニだよ。すぐに行くからちょっと待ってt痛っ! あ・・・僕の携帯・・・(ブチッ!)」 え・・・ちょっ! 国木田? キョン「どうかしたのか?」 いや、それが・・・俺は二人に電話の内容を説明した。 古泉「・・・嫌な予感がしますね」 キョン「とにかく、コンビニへ行ってみようぜ」 嫌な予感ってのは的中するもんだな。そのコンビニはそんなに遠くない距離にあり、俺達が到着したときにはコンビニの駐車スペースにちょっとした人だかりが出来ていた。そいつらの視線を辿っていくと柄の悪そうな二人組に囲まれた国木田の姿が・・・ キョン「国木田・・・」 不良A(以下、金髪)「真面目に話聞いてんのかよ!」 国木田「聞いてるよ・・・だからさっきから謝ってるじゃないか・・・」 金髪「人の肩にぶつかっておいて・・・謝って済むんだったら警察はいらねえんだよ!」 国木田「確かに・・・」 不良B(以下、ロンゲ)「ほら、わかってんなら慰謝料よこせよ」 国木田「それは困るな・・・これから友達と買い物行く予定があるんだよ」 金髪「自分の置かれてる状況わかってるのか!?」 国木田「この状況はどう見ても殴られたり携帯取り上げられたりしてる僕の方が被害者じゃないのかな?」 金髪「いや・・・それはお前が話してる最中に電話なんかしやがるからだろ・・・」 国木田「友達からの電話を無視するわけにはいかないでしょ? ああもうこんな時間だ。ねえ、友達が待ってるから早く行きたいんだけど・・・携帯返してくれない?」 金髪「こいつ・・・もおおおおおお!」 ロンゲ「落ち着けよ・・・」 ・・・・・・えっと、あいつはカツアゲされてんだよな? キョン「たぶん・・・」 にしてもこの野次馬達はなんで黙って見てるんだよ。誰か通報とかしてやれよ。仕方ない、俺が警察に・・・ ロンゲ「人をナメるのもいい加減にしろよ? この中坊が! なんならその顔、ズタズタにしてやろうか?」 もうひとりがポケットから取り出したのは・・・ キョン「ナイフ!? まずい!」 ロンゲ「!?」 古泉「悪戯にも程がありますよ」 いつの間にかロンゲの背後に立っていた古泉が相手の右腕、つまりナイフを持った方の腕を後ろから握り絞めていた。 国木田「古泉くん?」 古泉「んっふ、迎えに来ましたよ、国木田くん」 ロンゲ「なんだお前!」 古泉「彼の友達である古泉一樹と言います。あなたこそ、国木田くんになにか御用ですか?」 ロンゲ「こ・・・こいつが人の肩にぶつかってきて・・・つか、腕放せよ!(なんつー握力してんだよ!)」 古泉「それは大変でしたね。しかし・・・見たところ彼の肩に支障はなさそうですが?」 それを証明するかのように金髪が殴りかかってきた。古泉は左手でロンゲの髪を引っ張り、金髪の方へ差し向ける。盾にされたロンゲは金髪の拳を顔面に食らっちまった。 ロンゲ「ごほああ!」 古泉「ほらね?」 金髪「お・・・おい! 大丈夫か?」 ロンゲ「おま・・・誰殴って・・・え? おい! 俺のナイフは!?」 古泉「危ないので僕が預かっておきます。それと、国木田くんも返してもらいましたよ」 右手にナイフ、左手に国木田を持った古泉がこっちに近付いて来た。キョンが二人に駆け寄る。 キョン「大丈夫か?」 古泉「なんとか。ところで、あなたは喧嘩したことありますか?」 不良二人が怖い顔してこっちに迫ってきた・・・ キョン「・・・妹と口喧嘩したことならある」 古泉「それは・・・頼もしいですねえ」 やべえ! 怖いけど、俺も加勢して・・・ 「そこの二人! やめなさい!」 突然の怒号。声のした方を見ると強面の警官二人の姿が・・・野次馬の誰かが通報したのか? ロンゲ「ちっ!」 慌てて逃げる不良共、そして警官達もそれを追っていった。 キョン「やれやれ・・・助かったな」 古泉「んっふ、どうやら誰か親切な人が通報してくれたみたいですね」 生徒会長「・・・・・・」 古泉「僕らもここから離れましょう。いつまでも好奇の視線を向けられるのは、あまり気持ちの良いものではありませんからね」 野次馬の間を掻き分けていく古泉達。 キョン「おい、谷口。早く来いよ」 あ・・・ああ、今行く。キョンに呼ばれて俺も歩き出した。一歩踏み出してみて気付いたことがひとつ・・・俺ってば、国木田が絡まれてるのを見ていた場所から一歩も動いてなかったみたいだ。 俺「情けねえな・・・俺」 それから俺達は三十分くらい歩き、目的地であるショッピングセンターに到着した。まずは昼食をとるためにマックへ立ち寄る。 キョン「ハンバーガーセット。飲み物はファンタ。あとナゲットをバーベキューソースで・・・」 古泉「チーズバーガーとアップルパイ。それとカフェオレ・・・」 国木田「フィレオフィッシュ。ストロベリーシェイクのSサイズ・・・」 俺「ポテトのL・・・コーラのM・・・」 キョン「珍しいな~いつもならダブルバーガーやナゲットも頼むのに」 俺「ちょっとな・・・」 キョン「?」 国木田「さっきはありがとね」 古泉「んっふ、どう致しまして」 国木田「古泉くんって意外と強いんだね」 古泉「・・・まあ、少し鍛えてますからね」 国木田「ふうん・・・」 古泉「それにしても・・・あなたの携帯、一応携帯会社に連絡して機能を停止してもらいましたが・・・本当によろしかったのですか?」 国木田「良いんだよ、勝手に使われちゃったらそれこそ大変だからね。まあ、姉さんに貰ったストラップと谷口のおもしろ画像集は残念だけど諦めるよ」 キョン「あんなこと言われてるぞ」 俺「・・・・・・」 国木田「谷口?」 俺「え? すまん、聞いてなかった・・・」 国木田「大丈夫? なんか食欲も無いみたいだけど・・・」 俺「別になんともねえよ。お前こそ、殴られた痕は大丈夫なのか?」 国木田「ああ、それなら大丈夫だよ。キョンに手当てしてもらったしね」 俺「そうか・・・悪かったな、なんも知らずに電話したせいで・・・」 国木田「なに言ってるのさ・・・別に谷口が悪いってわけじゃないよ。それに君が電話してくれたからこそ皆が助けに来れたんじゃないか。怪我の功名ってやつだよ」 俺「・・・・・・」 皆が助けに来れた? 少なくとも俺は・・・なんの役にも立ってねえよ。 その後、当初の予定通り買い物をすることになった。でも買い物って気分ではなかった俺は、服屋を見に行くという古泉達に対して本屋に行くと嘘を吐き、あいつらから離れた。1人になりたかったってやつかな・・・ところがぎっちょん! キョン「なんか面白い本があるといいな」 俺「なんでついて来るんだよ・・・」 キョン「俺も本屋に用事があってな」 俺「嘘吐け・・・どうせふて腐れてる俺のことが放っておけないとか言うんだろ? お前って結構お節介なとこがあるからな」 キョン「そんなあからさまに不機嫌な態度とられたら心配にもなるさ。理由はやっぱ、友の危機に何も出来なかった自分が情けないってところか?」 俺「・・・古泉ってさ、勇敢な奴だよな。俺なんか心ん中で黙って見てる野次馬に文句言ってたくせに、いざと言う時には怖くて一歩も動けなかったんだぜ? それに比べてあいつは・・・ホントに格好良いよ」 キョン「・・・・・・」 俺「国木田も案外優しいよな。怖い目にあったのは自分なのに・・・なんの役にも立たなかった俺の事なんか心配してくれてよ・・・」 キョン「・・・・・・」 俺「そしてキョン、お前も・・・。なんというかさ、周りが凄い奴ばかりで・・・あいつらに比べたら俺なんかアホでやかましいだけでさ・・・正直、羨ましいというか悔しいというか・・・友人に対してこんなこと考えてる俺って・・・最低な奴だよな」 キョン「わかるな~その気持ち」 俺「え?」 キョン「俺だってそう思ったこと何回もあるんだよ。古泉の奴はイケメンだし、国木田は頭良いし、あいつらに比べたら俺なんか・・・って感じにな。もちろん、お前に対しても」 俺「なに言って・・・」 キョン「古泉が転校してきた時のこと覚えてるか?」 ・・・・・・確かあれは二ヶ月前だったな。 古泉「光陽園学院から転校してきた、古泉一樹です」 あいつが来てから、しばらくうちのクラスの女子が騒がしかったよな。あの顔にあの性格じゃあ仕方ないとは思うけど・・・。 国木田「やっぱりモテモテだね、彼」 俺「けっ!」 あのときも・・・俺はあいつを妬んでたな。 キョン「そうだな。でもあいつに嫉妬していたのは他の男子も同じだった。ほとんどの奴があいつを避けてたし、あいつも積極的に他人と接しようとしなかった・・・多分、接し方がよくわかんなかったんだろうな。ところが・・・ある昼飯の時間、あいつに超積極的に話かけてきた変な奴が現れた」 ちょっと待て・・・それって確か話かけた理由が不純なものだった気が・・・ 国木田「谷口どうしたの? またナンパに失敗したのかい?」 俺「そうだよ・・・ちくしょう! なんで今時の女子は顔だけで相手を決め付けるんだよ! 大切なのは顔じゃなくてハートだろハート!」 キョン「やれやれ・・・また始まったよ」 国木田「どうやら相手の子に頭悪そうな顔してるって言われたようだね」 キョン「それは鋭い指摘だ。最近の女子は目が良いんだな~」 俺「ちげーよ!!! なに勝手な妄想してんだよ! 今回の原因はあいつだよ」 国木田「あいつって・・・古泉くん?」 俺「その子、古泉ファンクラブの一人だったんだよ・・・」 キョン「それはそれは・・・」 国木田「まあ仕方ないよ。相手が悪すぎるもん。一週間経っても衰えを見せないあの人気、尊敬しちゃうね」 キョン「しかも本人はモテてる自覚無し・・・恋愛に興味すら無さそうだもんな」 俺「はあ・・・ホントに色男は羨ましいねえ。爪の垢でも煎じて飲ませてもらいたいよ」 国木田「じゃあ、彼をナンパにでも誘ってみたら? もしかしたら女の子とお茶するくらいのチャンスを作ってくれるかもよ?」 俺「・・・・・・それだ!」 キョン&国木田「え?」 古泉「(もぐもぐ・・・)」 俺「よう! そこの色男! いつもニコニコ笑顔なのは女の子にモテるためか?」 古泉「・・・えっと、あなたは?」 俺「世界中の女の子を幸せにする男、谷口だ。よろしくな♪」 古泉「?」 俺「ほらほら、一人で食う飯なんて美味くないだろ? お前の席は用意してやったから一緒に食おうぜ!」 国木田「うわあ・・・古泉くん困ってるよ・・・」 キョン「誰だっていきなりああ言われたら困るさ。お、襟掴んで引き摺って来やがった」 俺「キョン、国木田、新しい仲間連れて来たぜ」 古泉「な・・・仲間?」 俺「そう、仲間!」 ・・・・・・とまあ、そんなこんなであいつを色々と巻き込んでいったな・・・昼飯やら組体操やら遠足の班分けのときやら。 キョン「そしていつの間にか、古泉がいるのが当たり前になってたよな」 俺「でもなあ・・・元はといえば古泉の友達ってことで女の子に話かけられるのを狙ってただけなんだぜ?」 キョン「理由はどうあれ、お前のおかげで古泉と俺達は関係を持つことが出来た。考え過ぎかもしれないが・・もしお前がああしなければ、今日あのコンビニで起きた出来事はもう少し最悪な結果になってたかもしれない・・・実は俺も怖くて動けなかったしな。そう思うと、古泉を誘ったお前の行動は凄いものだったような気がするよ」 俺「・・・・・・」 キョン「人ってさ、結局相手の上辺だけしか見てないんだよな。あいつは凄い奴だ、それに比べて俺はダメな奴だ・・・とか、あいつは俺より凄くて羨ましい・・・とか。でもそれって・・・実は相手のことも自分のことも全然理解してないんだよな。どんなに凄い奴だって全部が全部凄いってわけじゃないし、自分にだってその相手よりも良いとこがあるかもしれないのにさ。大切なのは顔じゃなくてハート・・・あのときお前が言った通りだよ」 俺「・・・・・・」 キョン「ま、そうとわかってても比べちまうもんだけどさ・・・あまり気にしすぎるのはやっぱ格好悪いと思うぜ? お前だって、まだまだ探せば格好良いとこあるはずなんだからな」 俺「キョン・・・」 国木田「あれ? 二人とも本屋に行ったんじゃなかったの?」 キョン「おう、ちょっと道に迷っちまってな」 古泉「じゃあ、これから皆で行きますか?」 キョン「そうするか。行こうぜ、谷口」 俺「ああ・・・その前に・・・」 キョン「ん?」 俺「そこのパン屋に寄って良いか? 腹減ってきちゃってさ~」 キョン「やれやれ・・・行ってこいよ」 俺「おう! ありがとな、キョン」 国木田「憑き物が落ちたような顔してるね、谷口」 古泉「なにか良いことでもあったんですか?」 キョン「禁則事項だ」 俺「WAWAWA忘れ物~♪」 終わり よくありがちな友情ものに挑戦してみました。
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