約 2,210,983 件
https://w.atwiki.jp/hailklatrymadon/pages/18.html
BAL-SAGOTH Book I (A Black Moon Broods Over Lemuria) 1) HATHEG-KLA 2) DREAMING OF ATLANTEAN SPIRES 3) SPELLCRAFT MOONFIRE (Beyond The Citadel Of Frosts) 4) A BLACK MOON BROODS OVER LEUMRIA 5) ENTHRONED IN THE TEMPLE OF THE SERPENT KINGS 6) SHADOWS NEATH THE BLACK PYRAMID 7) WITCH-STORM 8) THE RAVENING 9) INTO THE SILENT CHAMBERS OF THE SAPPHIREAN THRONE 10) VALLEY OF SILENT PATHS 1)ハテグ=クラ 候補者:水晶の神官を讃えよ。我は真実の光に祝福されし者なり。 聞き給え、古の者たちよ。大地の下の漆黒の館にて、波濤の下の太古の墓所にて、我が声を聞き給え。 死せざる休息の内に、我が声を聞き届けたまえ。近く汝は休息より目覚めて立ち上がるであろう、復讐の化身の如く! 汝の勝利は絶対であり、人類が頭を垂れる新しき時代が始まるであろう。大宇宙が壮麗なる汝の復活を待っている。 世界を浄化し給わんことを。汝の清浄を万物に施し給え。這い寄る混沌を讃えよ! 時は来たれり! いざ禍々しき六の鍵の力を解き放つべし! 2)アトランティスの尖塔の夢 3)呪文と月炎(氷の要塞を越えて) 4)レムリアの空に浮かぶ《黒き月》 悪意に満ちた暗闇は薄暗い海の下に跨り、神秘的な荒野、古代諸国の魔法、煌く狼の目、月の欠片を覆うと、古き神々が夢を見て、木々が魅惑の聖歌を歌い出す... 《黒き月》がレムリアの空に浮かび、黒き魔女の炎は、冷たく囁く月霜の蛇の目からかすかな光を突き通して、煌く城塞の夢見る古き神々の地下室から縁起の悪しき影が立ちこめる。 集束した暗闇の中の黒く輝く月霜は我の舌で光ると、亡霊達はオークの下で推測した。太古の鋼の中にわが魂は閉じ込められ、青白い夜の思い出が押し掛ける。泥で覆われた上に宝石をちりばめた大広間には、氷と魔女の呪文が鎮座した。そして、静寂は大理石の壁で破られた。 《黒き月》の炎の不気味な輝きによって、森の覆われた木々が静寂の谷道を囁く。陰気な色合いは闇夜の海から立ち上がり、死霊の黒き群れは漆黒の門から噴出する。 集束した暗闇の中の黒く輝く月霜は我の舌で光ると、亡霊達はオークの下で推測した。太古の鋼の中にわが魂は閉じ込められ、青白い夜の思い出が押し掛ける。泥で覆われた上に宝石をちりばめた大広間には、氷と魔女の呪文が鎮座した。そして、静寂は大理石の壁で破られた。 冬の月光は歪んだ太鼓を貫いて輝き、夜の冷淡な愛撫は永劫のヴェールに覆い隠された黒曜石の塔に絡みつく。古代の舌の囁きは風に向かって生まれ、暗き歳月によって失われた魔法が、黒き月の霜のヴェールに覆い隠された門への鍵を握っている。 そして、冬の夢の暗き幽玄な霧の中、啓蒙の漆黒の海域は《黒き月》の下で煌いて、静寂の谷道は手招く…… 月に愛撫された氷の王座に眠り、我は深く白い息を吐き出す。輝く栄誉で飾られた大理石は、かすかに光る蜘蛛の一本の糸のように揺らいでいる。 暗くなる、幽鬼がよく出るという墓所の地下墓地の下で、我は夜の黒い核心のように燃え盛る炎を見た。 陰気な我は泣き叫ぶ声を聞いた。その声は心を奪うように、顔を出しているこの月霜の下の暗く静かな場所で、我は黒い湾岸で興奪する蛇のごとき軍勢を統べるのだと聞いた。 水晶の囁きは、夢の中で絹の如き影と闇の魔力の最も寛大な息吹について語った。 古代の巨大な神殿の、星に宝石をちりばめた尖塔を築こう。 月には魔力がある。そして、不気味な静寂が木々を越えて支配する。 我の嵐によって鍛え上げられた剣(何千もの殺された敵の血がしみ込んでいる)は、永劫のヴェールに覆われた呪文によって魔法をかけられた。 闇の魔術師達の魔法は我に飢えた足枷を絡み込ませた。そして、黒い薔薇が蛇の歯と比例する鋭い棘で我の血を絞り出していく……。 我は黒い碧眼の魔女の狂喜した抱擁の中へと落ち、月が彼らの象牙色の胸に輝く。そして湖の冷たい水の平穏の中へと身を沈めた。 北風のヴェールを超え、我は暴君たる使者を持った。絶え間なき雪を超えて風は囁く……。 我が眠りは、狼どもと等しく軽薄なものだった。 蛇が没した宝石をちりばめた都市の神殿の城壁を巻き、冬の月の狼は荒野の神々の神殿を歩き回る。 巨大な虫は尾がその口元から動かずにいる。終わりのない円は明るく燃えて、遥か遠方の谷の空に浮かぶ。そして、荒野の丘を彷徨う光が転移する。 海上に堕ちる雪。そよ風に舞う煙。太陽を前に溶ける雪のように、今、静寂はレムリアの空を覆う。 集束した暗闇の中の黒く輝く月霜は我の舌で光ると、亡霊達はオークの下で推測した。太古の鋼の中にわが魂は閉じ込められ、青白い夜の思い出が押し掛ける。泥で覆われた上に宝石をちりばめた大広間には、氷と魔女の呪文が鎮座した。そして、静寂は大理石の壁で破られた。 "R acan Ahalgana chamiabac ahalmez ahatocob tocapa chiamiaholom ahchami." 《黒き月》として、レムリアの空に浮かばん。 5)蛇王神殿での即位 6)黒のピラミッドの影 7)魔女嵐 8)血の饗宴 血に向かう貪欲なる黒き軍勢よ。闇の君主は我が声に耳を傾けたぞ。 戦士達よ地上から立ち上がれ。戦いの魔法は我を力づける。 波の下に沈む大理石でできた大広間にある、王の王座に召集するのだ。 漆黒の月(の下)で彷徨い歩く殺戮の魔物らよ。不死の群れよ。我は汝のものであった鋼に固く誓わん! 戦いの音の明快な呼び声。悪意のある炎の中で輝く鋼鉄。虐殺の霧で覆われた目。嵐に鍛えられた剣は深く飲み込まれる。 大虐殺の臭気が我が血を燃えたぎらせ、我が花嫁である鋼は、死体の山が空に触れるほど積み重ねられ、暗き怒りが我を覆い隠すだろうと歌っている。 戦いの神々のために血を流せ!肉体の渇きを満たすために進め! この剣で我は支配せり! 恐るべき殺戮の量だ。新たにこぼされた血の臭いが生々しい。 空からは真紅の雨が降り、ワタリガラスが嵐の中を舞っている。 矢の黒き雲、剣の赤き嵐、大虐殺の黒き波…… なんという殺戮の量か! 血と鋼によって、我は支配せり! 9)サファイアの玉座の静寂の間へ (太古の巻物からの伝説) 黒き風は囁く。 「沼地を横ぎれ。月の甘き魔法によって、不気味な輪の中(宝石がちりばめられ、そして輝いている)に尖塔は巻き込まれた。」 黒くくっきりと描き出された冬(荒涼とし、陰鬱であった)の空が引き起した。 王のトパーズの王座は砕け、黒い棺衣を着て、無限ともいえる長き歳月に覆い隠された。 黄昏の炎で剣は魔法に輝く。サガの語り部よ、汝の竪琴を引き語りたまえ。 "かの如く、ヴァルーシアの静寂の大広間のことが語られん……" ヴァンパイアの舌の下で生まれた呪い。古き死霊どもよ、おお、名状しがたき者どもよ。松明は銀の油壷の中で照り輝く。蛇王神殿の中、波は大理石が輝いた場所を覆い隠す。幻想の如き魔女歌は強風に乗り、黒き翼は夢の国の天上を飛んでいく。そして、静寂が夜の谷に再び訪れた。 三重と巻かれた翼を持つ竜は、影になる氷の炎の禍の元なり。 膨れた月の側で水に浸かり、象牙色の虫は今は埋没し眠っている。 蛇王の旗の下、青ざめた夜明けの光の中で、砥石で鋭く砥がれた一万の槍の矛先が明るく輝き、厳かな眼をした軍勢は待っている。 三重と巻かれた翼を持つ竜は、影になる氷の炎の禍の元なり。 三日月の側で水に浸かり、汝の墓から虫は去る。おお、目覚められよ。 "かの如く、ヴァルーシアの静寂の大広間のことが語られん……" アトランティアン・ソードは我を手招きせり。我は、月に覆い隠された空から暗き蛇の塔へと降りた。 夢の中、今我へと物語は語られる。影に覆われた竪琴の弦楽器に、甘く囁かれて……。 戦士王の荒々しき栄光の戦い(地上が殺戮の血で赤く染まりし時)とヴァルーシアの煌く王国。甘い夜風は我が精神のヴェールを突き通して、我にロートスの狂喜した香りを迎え入れさせた。 (我は、不死者たちの哀悼の歌を聞いた……) "カ ナマ カァ ラジェアマ、ヤグコーラン ヨク ター フタルラ!" 見よ。我は月のない沿岸から黒革の翼の唸り声を聞く。暗き魂は、サファイアの王座の静寂の間を彷徨い歩く。そして夢の中で我は、、不死者たちの思い出が静寂の谷道へと我を導いて、煌く尖塔を貪り食らう海洋の上昇を見たのだ……。 黒き風は囁く。 「沼地を横ぎれ。月の甘き魔法によって、不気味な輪の中(宝石がちりばめられ、そして輝いている)に尖塔は巻き込まれた。」 黒くくっきりと描き出された冬(荒涼とし、陰鬱であった)の空が引き起した。 王のトパーズの王座は砕け、黒い棺衣を着て、無限ともいえる長き歳月に覆い隠された。 黄昏の炎で剣は魔法に輝く。サガの語り部よ、汝の竪琴を引き語りたまえ。 かの如く、太古の巻物は叙述せり。 10)静寂の谷道 All lyrics, stories, names, places, characters and situations copyright 1993, 2006 B.A. Roberts
https://w.atwiki.jp/dub0/pages/164.html
#blognavi ソーシャルブックマー 徳力メソッド flickr GCM Consumer Generated Media LiveUp カテゴリ [misc] - trackback- 2006年09月20日 16 04 17 ソーシャルブックマークな。gopherとかWAIS思い出すな。 -- dub (2006-09-20 17 09 37) http //clip.nifty.com/users/walk -- だぶ (2006-09-20 17 11 30) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/hyperlove/pages/1.html
ようこそヽ(*´∀`*)ノ 当サイトは〝楽しく気楽に愛こそ全て〟をもっとーにFPSゲーム〝SuddenAttack〟 で活動してるクラン「SUPERLOVERS」のサイトです。 ∧ ∧ ヽ(・∀ ・)ノ <すぱらばだよー (( ノ( )ヽ ))
https://w.atwiki.jp/dub0/pages/185.html
#blognavi Guitar Symphony Call from afar "Guitar Symphony" für Gitarrenoktett. Percussion Guitar Music N° 2 Guaguanco, Yambu, Columbia, Cha Cha Cha M.Ravel Bolero (Originallänge) für Gitarrenoktett www.guitarweb.ch カテゴリ [music] - trackback- 2006年11月06日 13 19 48 #blognavi
https://w.atwiki.jp/dub0/pages/132.html
#blognavi http //www.seera.jp/ nave player 耳コピに(一押し!!) マルチメディアプレイヤーです。なんと言っても特徴は音程を変えない速度変化が出来るところです。映像ファイルなんかでは時短プレイが有名ですよね。他のソフトとの違いは「変化後の音質」。シェアウェアと比べても最強ではないでしょうか。 ttp //www005.upp.so-net.ne.jp/mick-guitars/top.html カテゴリ [tool] - trackback- 2006年06月06日 13 14 31 #blognavi
https://w.atwiki.jp/todo314/pages/395.html
Efficient Subgraph Search over Large Uncertain Graphs Ye Yuan, Guoren Wang, Haixun Wang, Lei Chen VLDB 2011 概要 閾値以上の確率でクエリが部分グラフ同型となるデータベース中のグラフをとってくる問題 基本的な方針に加えて、様々な確率的要素を考慮した枝刈り手法を提案 実験したらやったでおい 問題設定 入力 $$ D = \{\mathcal{G}_1, \ldots, \mathcal{G}_n\}, Q, \epsilon $$ 出力 $$ \mathcal{G} \in \mathcal{D} \text{ s.t. } \Pr_{G \sim \mathcal{G}}[Q \subseteq G] \geq \epsilon $$ 提案手法 愚直な手法 $$ \Pr[Q \subseteq \mathcal{G}_i] $$をそれぞれ計算、しかしやばお 構造的枝刈り 辺確率を除いた(1にした)グラフで部分グラフ同型でなければ枝刈り 部分グラフ同型性判定は既存手法でがんばりゅ 確率的枝刈り Dから何か特徴集合Fを作る 各fについて fを含むグラフ, fを含むその確率 を記録 枝刈り1 $$ \exists f \in F \text{ s.t } Q \supseteq f, \Pr[f \subseteq \mathcal{G}] \epsilon $$なら、$$\mathcal{G}$$は刈れる $$ \because \Pr[Q \subseteq \mathcal{G}] \leq \Pr[f \subseteq \mathcal{G}] \epsilon $$ 枝刈り2 $$ \exists f \in F \text{ s.t } Q \subseteq f, \Pr[f \subseteq \mathcal{G}] \geq \epsilon $$なら、$$\mathcal{G}$$は最終的な解に含まれる $$ \because \Pr[Q \subseteq \mathcal{G}] \geq \Pr[f \subseteq \mathcal{G}] \geq \epsilon $$ Fの作り方 クエリログΓがあるとする クエリQに対する特徴集合Fの貢献度を考える (Fによる確率枝刈りで省けるグラフの個数)-|F| クエリログ全体に関する貢献度の和を最大化したい ぶっちゃけMaximum Coverageっしょ?! 適当に近似計算 検証 ここまで残ったやつについては確率を計算しないといけない 包除原理をするが、計算途中で枝刈りが出来ることもある(省略) 実験 AIDS antiviral screen、STRING 前者は不確実性を適当に生成 基本的には、枝刈り入れたらめっちゃ速くなりましたおという主張 まとめ はい これはこうするしかないのかもしれんが、問題設定がこれで良いんだろうか? もっとマイニング的問題の方がやる気が出そう… VLDB uncertain graphs 部分グラフ検索 2017/01/04
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/5714.html
NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/487.html
無限桃花~Over the BLOODSKY~ 「数が多過ぎるな。いくら何でもこりゃ大変だ」 「だから言ったんですよこのバカガラス!」 黒丸と理子は寄生に囲まれている。無数の妖の寄生はいくら倒しても再現なく蘇る。 天叢雲剣を持ってしても、「寄生」を消す事は出来ない。 ただ薙ぎ払うのみ。寄生を切り裂けるのは寄生の力しか無いのだ。村正のような。 「先輩!どうするんですか!?弾もそんな無いですよぉ!?」 理子は叫ぶ。携行したMP5に使用する特殊な9ミリ弾は無限には無い。ここに居る寄生程度ならば、その特性上一発で消す事が出来るが、なにしろ数が多い。 圧倒的な数の力。それはただの人間である黒丸達には変えられない。 黒丸は天叢雲剣を振るう。しかしそれでもなお寄生は押し寄せる。皆、捨て身なのだ。 影糾にとって、彼方にとっては彼等はただの捨て駒に過ぎなかった。 そもそも、たとえ黒丸を殺しても全滅しても、彼方にはどうでもいい事なのだ。 「先輩‥‥!ヤバイです」 「何がだ!?いいから撃て!!」 「撃つ弾がもう無いんですよ!!」 「何!?ウソだろ!!?」 「ウソ言う余裕無いです!持ってきたマガジン7個もう無いです!!」 既に黒丸達は数十の寄生を消した。しかし、もう限界に近い。周りはいまだ無数の寄生だらけだ。 その時‥‥‥‥‥ 突如、寄生の動きが鈍りはじめる。まるで魂が抜けたように。 「なんだ?どうしたんだ?」 「先輩‥‥。どうしましょう‥‥?」 「俺が知るか。まだ動くな」 寄生は動かない。まるで時が停まったようにーーー 「何が起きている‥‥‥‥?桃花さん‥‥」 桃花は走っていた。いや、正確には地面スレスレを飛んでいる。 身体からは黒い影が噴き出す。纏う闇の衣は翼のように広がり、黒い稲妻をたたえる。 婆盆は言った。覚悟がお前を強くすると。 桃花の覚悟。それは全てを投げうってでも、彼方を救う事。宿命すら捩曲げる。それほどの覚悟。 やがて見えてくる湖。その中に立つ剣のように鋭い岩山。その頂上を目指す。 桃花にはもはや足場など関係なかった。ただ直線的に進むのみ。地面も、水面も。そびえ立つ断崖すら無意味だった。 剣のような岩山、天神の細道を桃花は登りはじめる。 頂上は紅い雲が覆っている。血のように紅い、この世の物では無い雲。その先に居る。 「彼方‥‥‥」 桃花は呟いた。 歌が聞こえ始めた。初めて聞く声。だが、それは間違いなく彼方の物だとすぐに解った。 驚くほど透明で、憎しみが篭った声 とおーりゃんせーとおりゃんせー こーこはどーこの細道じゃー 天神さーまの細道じゃー‥‥‥ クスクスクス‥‥‥‥ 彼方の声は遥か天空から響く。向こうも解っている。もうすぐ相対する事を。 とおーりゃんせーとおりゃんせー‥‥‥ クスクスクス‥‥‥‥‥ 姉さん、早く来て。 こーこはどーこの細道じゃー 天神さーまの細道じゃー‥‥‥。 クスクスクス‥‥‥‥ 桃花は紅い雲に飛び込む。その雲は水蒸気では無かった。血だ。血が混じった雲だった。 分厚い雲が薄くなり、うっすらと太陽の光が見える。もうすぐ雲を抜ける。 そして‥‥‥‥‥。 「これは‥‥‥‥」 桃花が見た物。それは紅い雲の海に浮かぶ荒野。 あの細長い岩山の先、雲に隠れた場所には、ただっ広い地面があった。彼方が用意した、決戦の場所だった。 そこに一人立つ少女。桃花のように影を纏い、紅く輝く瞳をした‥‥‥。 「‥‥‥彼方」 「久しぶりね。姉さん」 桃花はそこへ降り立つ。 そして目の前に少女と目を合わせた。もう桃花の記憶にある彼方ではない。 歳の割に背が高く、黒い長髪を下ろした少女。少しだけ、自分に似てる気がした。 「姉さん‥‥‥」 「彼方‥‥‥。会いたかった」 「最初見た時は姉さんだって解らなかった。でも無限桃花なんていう名前してるのは姉さんしかいない」 「何を言ってるの?」 「覚えてない?練刀と戦う前から、ずっと見てたの。寄生を斬る事が出来る敵として‥‥‥」 「彼方‥‥‥」 「だから練刀との戦いの後、私どうしたらいいか解らなかった。私がこの世に転生したから、私を殺す為にアイツも転生してるハズ。でも‥‥。それが姉さんだったなんて」 「婆盆は‥‥。教えてくれなかったの?」 「うん。自分で確かめろって。過去の私の記憶もそこは教えてくれなかった。多分、相手が誰でも関係ないから」 「過去の‥‥彼方」 「姉さんもたまに過去の記憶と話すでしょ?私はずっと話してた。だから姉さんの秘密も全部知ってる。酷い話だよね。だから、何も知らせたくなかったの」 「私は‥‥‥」 「姉さんが練刀を斬った後、私が止めをさしたの。だってアイツは‥‥私のお父さんを殺した奴だったから‥‥‥」 「あのね、彼方。私は‥‥‥」 「姉さん変わったね。こんな綺麗な人になるなんてビックリしちゃった」 「‥‥‥彼方も変わったね。十年も経てば当然だろうけど‥‥‥」 「姉さん。私は彼方だけど、彼方じゃない」 「‥‥彼方?」 「私は全部知ってる。この世がどれだけ醜いか。人が人の下になった時、それは敗退の始まり」 「彼方‥‥‥」 「私は彼方。でももう一つの名前もあるの。姉さんだってそうでしょ?昔の名前があるはず。私は現代でまたその名前を使う」 「彼方、私は‥‥‥‥」 「クスクスクス‥‥‥。私は彼方。でもそれだけじゃない」 「クスクスクス‥‥‥私の名前は影糾」 「私は影糾寄生・菅原道真。クスクスクス‥‥‥」 「彼方‥‥‥!」 「その名前で呼んでいいのは姉さんと婆盆だけ。婆盆は‥‥まだ生きてるのね。ちょっと安心しちゃった」 「姉さん。私はかつて帝に仕えた。知ってるかな?歴史にもちゃんと載ってるはずよね。でも、嫉まれて殺されちゃった」 「私は憎んだわ。それはもう全てをね。でも、本当の怨みはそこじゃ無いの」 「私は日本最大の怨霊とまで言われたわ。それはそうね。仇を呪い殺したり、京都に何度も火を放ったり。仕方ないと思う。けど‥‥‥」 「後醍醐天皇は私を恐れて太宰府に私を奉ったの。見た事ある?あそこには私‥‥。天神が奉られてる」 「でも真実は違う」 「天皇は私を奉るフリをしたの。私を恐れて。私を消そうとした」 「あれほど仕えたのに‥‥。あれほど‥‥‥貴方の為に‥‥‥!‥‥あれほど‥‥‥あれほど尽くしたというのに‥‥‥!!!」」 「それから何度も陰陽師が現れた。私を再び殺す為に。私はぜーんぶ返り討ちにしたの。」 「表向きは私は天神として奉られてる。だから人々の思いは私に天神の力を与えた。でもそれだけじゃ足りなかった。だって、私は日本を覆そうと思っていたから」 「もう裏切りは要らない。君主も従者も。富める者も貧しい者も。人も神も妖も。全てを一つにまとめようと思ったの。そうでもしなきゃ、人はまた誰かを裏切る。自分の為に他人を殺す」 「そして生み出したの‥‥‥。寄生の力を‥‥‥!」 「同時に私は魔道へと侵入したわ。そこには神と真逆の存在、魔物が居る。彼等を懐柔し、地上を滅ぼす軍団を組織した」 「その頃に、私は闇の天神となったの。稲妻は黒く染まった」 「でもそこでアイツが邪魔をしたの。無限悠斗。‥‥過去の姉さん」 「戦いはあっさり終わったわ。悠斗は自分自身を結界に、自分の身体に私を封印したの。それが無限一族の呪いの始まり」 「私は悠斗の魂と融合し、一緒に転生を待った。その間に悠斗は私の闇の天神の力をコピーしたの。人の持つ奇跡の力。思いの力でね」 「クスクスクス‥‥‥。そして私は彼方として現代に蘇った。それを察知した悠斗は一足早く姉さんとして現れた」 「出来れば教えたくなかった。でも、私と姉さんのどっちかは今日死ぬ。誰かが引き継がねばならない。だから、教えた」 彼方の口調はもう彼方ではなかった。 かつて存在した天神・菅原道真。邪悪に染まった天神のそれへと変わっている。 「彼方‥‥。私はね‥‥。」 「何?姉さん」 「私は‥‥。過去なんてどうでもいいの。ただ‥‥‥。彼方に会いたかった。ただそれだけ。」 「姉さん?」 「私は‥‥‥。もう貴方に会えて満足。後は貴方を助けるだけ」 「助ける?私を?フッ‥‥‥‥。はははははははは!!!」 「彼方‥‥‥。」 「何を世迷い事を!私の何を助けるというのだ!!私の名は影糾!影糾寄生・菅原道真!!」 彼方の纏う影は次第に濃くなる。それは闇の衣となり彼方を包む。そしてその手には一降りの黒い刀、村正が握られていた。 「私は再びこの世に火を放つ!全て焼き払い、浄化してくれよう!そして‥‥‥この世界に真の平等を実現する! もはや何者にも従う必要は無い! 何処にも隷属する事も! 私は全てに寄生し、全てを統一する! 世界は私一人で十分なのだ!!!」 「彼方‥‥‥!」 「その名で呼ぶな無限の天神!さぁ。決着をつけよう。我等の千年に渡る闘争。今ここで終わりにしよう」 「ええ。そうしましょう‥‥‥。彼方」 二人は同時に剣を掲げる。そして同時にその一撃を放つ。 「来たれ龍!」 「来たれ龍!」 「爆ぜよ天!」 「爆ぜよ天!」 二匹の黒い龍は天高く舞い上がる。 無限桃花~Under the BLOODSKY~ 無限桃花~Gods of thunder 無限桃花~落つる天~まとめに戻る
https://w.atwiki.jp/r2level/pages/159.html
譜面の解説と攻略 一言コメント欄 上に書くまでもない感想みたいなコメントや、上に書くほどではないかもしれない解説・攻略はこちらに書いてください 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/55004.html
【検索用 登録タグ CD CDM ナノルーPCD】 + 目次 目次 CD紹介 曲目 リンク コメント 前作 本作 次作 Clione Box mover - ナノルーP 流通 即売 委託 発売 2014年11月02日 2014年12月01日 価格 ¥1,000 ¥1,333(税抜) サークル shabongazer CD紹介 CD名:『mover』 UTAUオンリーイベント『みんなのUTAU2014』にて頒布されたNogirroute氏の2ndアルバム。 全曲書き下ろし半ノンストップという仕様になっている。 2017年に配信開始されたbandcampにて音源のフル視聴が可能。 曲目 kidou / inst mover nibiiro creator moons lynx / inst yoruni リンク アリスブックス(CD販売ページ) bandcamp コメント 名前 コメント