約 4,007,723 件
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/13399.html
このページはこちらに移転しました 禿頭からのlove letter 作詞/λ(623スレ152) (テストが終わるよ 万歳\(^o^)/万歳 終業式だね(^o^)休もう休もう 前略。呼び出し( ・ω・`)追伸。追試) 8月ナカまで学校やっほい さぁこれから始まると思っていた 究極のひきこもり生活が あぁこれから始まると思っていた 最高のクーラーgeneration 何が好きで 禿頭を毎日見なきゃ ならないんだ! 目の前には 30枚 ホッチキスで留まってる 終わらないよ 終われないよ 終わろうとする気が湧かない 帰宅すると 机の上 別の教師のプレゼント やりたくない 始まらない あぁ俺の夏は今どこに
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/496.html
831 : ◆36m41V4qpU [sage]:2011/10/15(土) 14 55 26.10 ID m80573Ng0 Love Letter ----------------------------------------------------------------------------- ぼくの家族 5年2組 高坂京介 僕はお父さんとお母さんとキリちゃんで四人家族です。 お父さんは見た目は怖いけど、中身も怖いけど、時々優しくて お母さんは僕とキリちゃんに甘すぎるといつも言っています。 お父さんの仕事は正義の味方です。警察官は僕も将来なりたいと 言ったら『そうか』としか言わないけど普段は怖い顔が 優しい顔になるので多分嬉しいんだなと思いました。 いつか腕相撲でお父さんに勝つのが僕の夢です! お母さんは美人で若くて33歳くらいにしか見えません。 でも怒ると滅茶苦茶怖いので…いつもキリちゃんと怒らせない様に気を付けてます! この前キリちゃんの嫌いなピーマンを僕がこっそり食べてあげたら… 罰として次の日はピーマンと僕の嫌いなにんじんの料理ばかり出てとてもイヤでした! でも本当は僕たちの事を考えてくれてるので感謝してます。 ってお父さんが言えと言ったので言ったら喜んでくれたので僕も嬉しかったです。 お母さんいつも美味しい料理を作ってくれて有り難う。 でもにんじん少なめにして欲しいなぁ…。 キリちゃんは僕の妹で僕よりも年下です。 何で『キリちゃん』って言うかって言うと名前が桐乃だからです。 キリちゃんは僕の事を"お兄ちゃん"とか、"きょうぉ兄ちゃん"とか言います。 短くするとどっちも『きーちゃん』なるので、よくふざけてお互いに 『き(ょう)ーちゃん』、『き(り)ーちゃん』って呼んだりもします。 キリちゃんは子供の時は、今も子供だけど、子供の時は身体が 弱くてよく病院に行ったり入院してました。 心配だったけど今は元気になって凄く嬉しいです。 でもあんまり体育とかが苦手なので、今は僕が駈けっこの特訓してあげています。 僕が『僕が走るからちゃんと見ててね、わかった?』って言うと キリちゃんは『わかった』って言って練習してます。 キリちゃんが頑張ったらよしよしって頭撫でてあげます。 キリちゃんの夢は駈けっこで僕に勝つ事みたいだけど… でも僕も絶対に負けないつもりです! そういえば、駈けっこでは友達の"まーちゃん"がクラスで一番早いので、 キリちゃんは、まーちゃんにもどうしても勝ちたいみたいです。 僕はキリちゃんもまーちゃんも好きだから…どっちを応援したら良いのかな? まーちゃんがこの前 『キリちゃんときょうちゃんって夫婦みたいに仲良いね』 って言われたので恥ずかしくなりました。 キリちゃんは 『べ、別に……………そんなことない』 とか言ったので 僕は 『じゃぁオレはまーちゃんと結婚する』って言ったら キリちゃんが泣いてしまったのであせりました。 冗談で…と思うけど、まーちゃんが 『じゃぁ駈けっこで勝った方がきょうちゃんのお嫁さんになろうね』 とか言ったので、 またあせったけど、そしたらキリちゃんが泣きやんだので良かったのかなぁ? それに、いつもみたいに多分まーちゃんは僕を助けてくれたのかなぁ? お風呂の時にキリちゃんが髪洗いながら 『お兄ちゃんはまーちゃんみたいな長くて黄色の髪の毛が好きなんでしょー?』 と聞かれて困りました。 キリちゃんは僕と同じ髪の色で短いけど……何でそんな事…言うのかな? でも何度もしつこく聞かれるので 『そうだよ!まーちゃん美人だし』って言ったら滅茶苦茶怒ったので…。 僕は 『じゃぁオレはまーちゃんと結婚しないから、キリちゃんも誰とも結婚したら、 駄目だよ、わかった?』 って言ったら 『わかった』って言ったから、仲直りで頭撫でたら、キリちゃんも僕の頭撫でたので 恥ずかしくて僕が『にひひ』と笑うと、キリちゃんも『にゃはは』って笑いました。 時々、キリちゃんの怒った時の怖さがお母さんに似てると思うって お父さんに言うとお父さんがびっくりするくらい笑ったので僕もびっくりしました。 この前、僕とキリちゃんだけでお留守番してると、停電になって雷とかが、 ピカピカして僕はビビってたけど、キリちゃんも怖そうだったので、 僕は泣かない様に我慢して、 キリちゃんに『大丈夫だよ!オレが絶対に守るからね』って言いました。 (そ)したらキリちゃんが全然関係ないのにいきなり抱きついて 『きーちゃん、まーちゃんみたいになったら、きーちゃんと結婚する、わかった?』 と言われてよく分からなかったけど…キリちゃんが喜ぶと思って 『わかった』と言って指切りしました。 お父さんとお母さんが帰ってきて、ちゃんとキリちゃんの面倒をみて偉いと 褒められたけど、キリちゃんの事が好きだから当然とか言ったけど、 実は、キリちゃんが居てくれたから泣かなかったけど一人だと泣いてたかも…。 僕はもっと強くなって、大好きなお父さんもお母さんもキリちゃんも守れるよう になりたいです。 おわり ----------------------------------------------------------------------------- (私説)真夜中のガールズトーク2 トワイライト・トライデント・ガールズ 「ど、どう?」 「………………………………………………」 「………………………………………………ニンニン」 「ちょ、ちょっと黙ってないで何か言いなさいよ… あたし一人だけが恥ずかしい事みたいになってるじゃん!!」 「……ひとつ…いえ最低でも、二つほど聞きたいのだけど…。 これを見せて私達にどんな感想を求めているのかしら? そして何故あなたが兄(さん)、お(兄さん)、、、京介先輩の作文を持っているの?」 「ずっと変わらないって言ってくれたじゃん、あんた達。 別に今まで信用してなかったとかじゃないけどさぁ…何となくあたしの秘密を あんた達に見て欲しい気分になっただけ、他意はないっての」 「ふむふむ、拙者分かりますぞ…キリちゃん…。 これはキリちゃんの戦利品なんでしょうな、確かに大切な宝物なのですね」 「か、勘違いしないでよね、これはあいつが勝手にあたしにくれたんだから… だから別に盗んだとかじゃ全然ないっての!」 「そう…しかし凄い内容ね…ふと思ったのだけど…何かに似てるとか思えば、 どことなく…文体があなたの俗物小説にそっくりじゃないの…血は争えないわね」 「はぁ?!…いい加減な……こ…と……あいつ…とな…んて全然……… ……でもさぁ……や、やっぱり……………そ、そうかな?」 「怒りながら、喜ぶなんて…相変わらず落ち着きの無い女ね。 何であなたはそんなに動揺しているの?別に言いたくないなら良いのよ。 無理に聞きだそうなんて、考えてないのだから」 「べ、別に秘密とかじゃないしぃ…小さい時にあ、あいつがさ…京介があたしに 色々な絵本とか読んでくれたり、自分で考えた話を話してくれたりとか、 一緒にお話考えたりした…だけ。そんだけだから、変な勘ぐりは辞めてよね!」 「へぇ…意外でござるな、あの京介氏がキリちゃんの小説の師匠とは」 「ええ、本当ね…でも……いいえ何でもないわ…」 「そ、そいでさ…か、感想とか…あるなら言ってみなさいよ!」 「あらあら……まぁ正直な感想なんて言って、もしキリちゃんが泣いて怒り出したら 困るのだけど…見せてくれた事は嬉しいわ…有り難う」 「拙者…非常に感動しておりますぞ…拙者…拙者…こんなキリちゃんと瑠璃ちゃん と出会えて本当に嬉しいですの…この沙織・バジーナ、世界一の果報者です!」 「え、え、え?な、なんで沙織が泣き出してるの?そりゃ…まぁあたしも……… あんたらに会えて滅茶苦茶良かったにいぃ、決まってんじゃん!! そんなの今更、確認するまでも無いっての…でしょ?黒猫」 「そう言いながらまん丸のお顔から何か出てる様ね…キリちゃん?フフフ」 「あ、あんたこそ…何、もらい泣きして号泣しちゃってるの?ププ…普段は 『闇の眷属たる私が人間風情に』とか言ってる癖にさ…」 「こ、こ、これは魔界のダークマターよ…何で私が…」 「ほらほら…二人とも喧嘩は駄目でござるよ…あー瑠璃ちゃんもキリちゃんも 拙者の娘にしたいくらい…愛しいでござるよ!よしよし…良い子でござるですの」 「く…も、もう絶対にハブったりしないから…か、過剰なハグは辞めて頂戴…」 「でもでも…確かに沙織ってお母さんって感じがするかもぉ…黒猫は… 全然お姉ちゃんじゃ…ないか…ププ」 「ふ、勝手にいってなさいな…い、妹は日向と珠希で充分よ…………まだ今わね」 沙織の大きな胸で抱きしめられる二人。 と同時に 夕方、京介が麻奈実との受験勉強を終え帰宅、田村屋のお菓子を持参 トントン…ノックして、おもむろに桐乃の部屋に入る 「おまえら、もう集まってたのか。え?、ご、ごめんなさい…部屋間違えました」 「あ~京介氏、これは別にそ、そういうプレイではないのです!」 「そ、そうよ…京介先輩…邪推は辞めて頂戴」 「ちょっと…な、何、その犯罪現場を目撃してしまったみたいな顔は… 逆にこっちが引くから、や、辞めなさいよね…ふん!」 「で、でもさ…何でおまえら泣いてんの?どう考えても普通、気になんだろ!」 「京介氏、何でもないのでござる、わかって頂けましたの?」 「京介先輩、何でもないのよ、わかったかしら?」 「あん…(た)、京介、何でもないっての、ほんとわかってんの?」 「わかった…………で…それ今、流行ってんの?」 『あはは』 『フフフ』 『にゃはは』 と黄昏の西日に照らされて快活、蠱惑的、悪戯っぽく笑う三人の可愛らしい仲間。 「な、何ニヤニヤしてんの!また…(キモ)い、か、感じ悪いから辞めてよね、 わ、わかってんの?」 …そういや、こいつ…あのデート以降は俺の事を"キモイ"とかあんまり言わないし、 麻奈実の事も"地味子"とは言わず"あの人"に変わってるんだよな…気のせいなの かも知れないが…と考える京介 「悪りぃ…何かさ、おまえらが姉妹みたいに見えたから。微笑ましいなってさ」 「き、京介氏、申し訳ありません…まだそういう覚悟は出来てないですの」 「へ?」 「あら…先輩は、兄さんはまだ妹さんが欲しいのかしら…欲張りな雄ね…」 「!!!キモイ、やっぱキモキモ…最近調子に乗ってんじゃないの?あんた! シスコン悪化させて、これ以上、犠牲者増やすつもりじゃないでしょうねえ?」 「ちょ、おまえ、俺の話を聞けって。妹なんてどう考えても、おまえだけでお腹一杯だよ! だから誤解するなよ!わ、わかった…?」 「…………わかった……そ、そうだよね、あたしだからあんたの賞罰ゼロで済んでる ってちゃんとマジ感謝してよ!ほら!何そこで突っ立ってんの、早くここ座りなさいよ!」 「あらあら………」 「…………ニンニン」 「へいへい………」 促されて苦笑しながら桐乃の隣に座る京介。 おわり
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/1127.html
Shining Star-☆-Love Letter Shining Star-☆-Love Letter アーティスト 井口裕香 発売日 2013年2月6日 レーベル ワーナー・ホーム・ビデオ デイリー最高順位 2位(2013年2月9日) 週間最高順位 5位(2013年2月12日) 月間最高順位 7位(2013年2月) 年間最高順位 105位(2013年) 初動売上 9710 累計売上 17822 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 Shining Star-☆-Love Letter 劇場版とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇跡- イメージソング 2 RAIN ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 2/12 5 新 9710 9710 2 2/19 9 ↓ 1903 11613 3 2/26 9 → 1705 13318 4 3/5 12 ↓ 1714 15032 2013年2月 7 新 15032 15032 5 3/12 18 ↓ 898 15930 6 3/19 ↓ 598 16528 7 3/26 442 16970 8 4/2 346 17316 2013年3月 31 ↓ 2284 17316 9 4/9 257 17573 10 4/23 249 17822 関連CD FIXED STAR Grow Slowly
https://w.atwiki.jp/nocry/pages/246.html
luv letter ……報せなきゃ。 目が覚めた瞬間に最初に思ったことがそれだった。というよりも、朦朧と浮き沈みした意識の中で、ひたすらにそれだけを念じていたような気がする。 チャトラである。 飛び起きてすぐに壁に掛けた日付表が目に入って、ぎゅっと心臓が掴まれる思いがした。まったくこのところ体に悪いことばっかりだ。 ……それとも、ぬるま湯の生活に慣れ過ぎていたのかも。 一体あれからどのくらい時間が経ったのだろう。そう長い時間眠っていた訳ではないと思うけれど、楽観はできない。なにしろ、エスタッド皇の生誕祭は一週間後に迫っていた。 時間がない。落ち込む時間も惜しい。 見回した部屋に自分以外に人の気配はなくて、ひとまず息を吐く。次いで、はやる心をじっと押さえて床の上、胡坐を掻いて落ち着けと自分に言い聞かせた。 時間がない。だから、迷いは許されない。 自分にできることは何かと思い、とにかく皇都の誰かに報せることが一手だと思った。 この町に人好きのする人間は多くいるけれど、どれもがいわゆる「庶民」であって、皇都への通じ手を持たない。乾物商の夫婦は信頼に足る人物であるとは思うけれど、エスタッド皇が、だとか三補佐が、だとかチャトラが言いだしたら、面食らうばかりに違いない。 駐屯している役人に訴え出たところで、気がふれていると一蹴されるのも目に見えていた。当たり前だ。チャトラ自身も、もし他から同じようなことを相談されたら、相手の正気をまず疑う。 皇都に行って、知った顔に会えるのか、会って信じてもらえるのかよく判らないけれど、たぶんここにいるよりはずっといい。 思ってもう一度部屋の中を見回した。 窓際に近付いてみる。 窓には、これはおそらく自衛のための格子が嵌まっていて、今の場合中から外に出る邪魔をしていた。捩じ切るような怪力も持たず、力任せに押したり引いたりしたところで黒光りのする鋼鉄はびくともしないだろう。 外はもうすぐ暁の気配で、とするとチャトラが朦朧としていた時間は、昨夜宵の口から一晩ということになるのだろうか。 予想よりも長く眠ってしまったなと思った。 (窓はダメ) 戸口に近付き、外の様子を窺う。 ここが誰の屋敷なのかチャトラには判らない。屋敷の中はしんとしていて、あまり人の気はないようだ。戸口外に見張りが立っている気配もしなかったけれど、ためしに捻った取手はがっちりと固定されていて、ここも同じくびくともしない。 こんこんと扉を叩き、板の厚さにげんなりする。重い音だった。例えば木賃宿のような、あってもなくても大して変わらない、蹴り破れるような扉でもないらしい。 さすが貴族だね、だとかどうでもいい感心の仕方をした。 (扉もダメ) 見過ごせないほどのなにか、例えばボヤでも出して大騒ぎをし、駆けつけた屋敷の人間の隙を見て逃げ出す手も考えないでもなかったけれど、この人気のなさを思うと、うっかりボヤでも出した日には、屋敷の人間が駆けつける前にチャトラが燻されてしまいそうだ。 (騒ぎもダメ) でも甘いね、とチャトラは呟いた。 なれた、と言ってしまってはどうにも遠い目になりそうだけれど、皇宮の人間とかかわってからチャトラは閉じ込められることに割と慣れた。エスタッド皇の懐を狙ったあと、つかまってからはしばらく閉じ込められていたし、皇宮に着いてからもセヴィニアにやはり閉じ込められていた。 だから、自分をどうしても閉じ込めておきたいのだったら、手足を縛りつけ転がすまでされないとどうにかなってしまうことも判っていた。 (アンタは甘いよ) 縛り付けて転がすこともできたろう。と言うよりは、万全を期すなら縛り付けておかなければいけなかった。そうしなかったのは、ノイエの読みが甘いか、それとも自分に手加減をしたのか、 「君に危害は加えない」 そう言ったノイエの顔を思い出す。 だからアンタは三補佐の中でも目を付けられちまうんだよ。 その甘さが悲しいと思う。 部屋を見回した時に真っ先に目に入った暖炉にチャトラは近付いた。今は冬で、暖炉と言うものはまさしく暖を取るために使うものであったから、夏場ならともかくこの寒い時期に煙突を使用できない状態にしておくことはない訳で、 (オレは上品なそこいらの貴族の皆さまとは違うんだよ) ひょいと暖炉に踏み込み、下から覗き込んで、ぱんぱんと手を軽く叩いた。そうして、腕を伸ばし煙突の煉瓦の継ぎ目のとっかかりに足を踏ん張り、爪先を漆喰に捻じり込んで、細い空洞の上を目指す。 そう言えば最初に皇帝に連れて行かれた屋敷でも、煙突から逃げ出そうとして大騒ぎになったことがあった。あのときは捕まった後、数人がかりで風呂に押し込まれ洗われてひどい目にあった。 正直屋敷の人間は、汚れて狭い煙突から自分が逃げ出そうとするということを予測すらしていなかったようで、懲りずに逃げようとした行為そのものよりも、逃走しようとした手段が信じられない、といった視線を送ってきたような気がする。 そんなことが少し懐かしくて小さくチャトラは笑った。 笑っていないと泣いてしまいそうだった。 殺せ、とあの破落戸(ごろつき)はノイエに言った。生誕祭の四度目の参賀の後に。 あのひとが死ぬ。考えただけで叫びだしてしまいそうなほどに怖い。 漆喰に差し込んだ爪が、がりりと一片剥がれたけれど、痛みは感じなかった。 煙突の排気口から左右にぐりぐりと捻じり出して、ノイエはどうしたものかと思う。恐らく屋敷にはもういない。生誕祭の準備もあるし、他の補佐官から不審を抱かれる前に皇都へ戻ったことだろう。今頃彼がどのあたりにいるのか、チャトラには判らない。探していたら間に合わない。チャトラ自身、もしかすると今から皇都へ向けて出立しても間に合わないかもしれないのだ。 乗合馬車の朝一番の馬車で向かおうか。でもそれまでどうしよう。 気ばかり急いて、とりあえずわななく腕でぎゅ、と自分自身を両腕で抱きしめる。 チャトラには、馬を借りる金もないし乗れる技量もない。どうしよう。 店に戻れば給金をいくらか溜めたものが残っているけれど、戻って良いものだろうか。部屋にチャトラがいないと気付かれるまでに、どのくらいの時間があるものなのだろうか。 すこし考えて、結局手ぶらのまま皇都を目指すことにした。なんとかなるだろう。なんとかなってくれないと困る。 どうやっても、走り続けても行くしかないと思う。 自分が、ノイエを止められるとは思えなかった。 説得して止められるものならば、誰かが説得してとっくに終わっていることだろう。止められないから今の状況になっている訳で。 (アンタも、もう、そうするしかなかったんだな) そうすることしかなかったのなら、そうするしかないんだよ。 以前ダインに言った言葉を思い出す。 煤けた姿のまま屋根から滑り落ち、走り出したチャトラの目に、将軍と呼ばれている男がふと見えた。明るみ始めた空の下、遅い店じまいを始めた酒場から、千鳥足で出てきたようだ。 見た瞬間に腹が立った。 将軍男は己の才覚でノイエに近づいた訳ではなく、十中八九、誰かに踊らされているだけなのだろうということは判る。判るが、判っていることと納得がいくと言うことは別の話である。 走り過ぎる時についチャトラは足を捻り、将軍男のほうへよろけ、どんと肩をぶつけた。悪ィ。ぶっきら棒に謝った背後でなんだこの野郎、と喚く声がする。 最近のガキはなってねェな。謝り方ひとつ知らんのか。 酔いどれた喚き声を聞き流しながらそのまま、チャトラは皇都へ向かって駆け出したのだった。 ぽんぽんと叩いた懐には、分厚い札束の入った将軍男の金入れ。 * まったくひどい行程だった。 町から町までの街道を走る乗合の馬車に、乗り継ぎに次いで乗り継いで、なんだか始終頭の中まで揺られているようだった。乗り物酔いを通り越している。 それでもまだ馬車がある時はマシだった。皇都からかなり離れた町から、直通の馬車はない。良くて日に数便、だいたいは一日にひと便、下手をすると二日にひと便の、村から村への本数の少ない馬車は、後半日は待たないと馬車は来ないぞと何度も告げられ、聞いた瞬間矢も楯もなくチャトラは次の村まで走った。待つ時間は惜しかった。 惜しいというよりは怖かった。目の前に迫ったエスタッド皇の命の期限、自分はまた何もできずに、手をこまねいているだけだったのではないかと言う無力感、間に合わなかったらどうなってしまうのか、間に合ったところでどうにかなるのだろうかと言う不安。 汗まみれのまま走り、崩れるように脇の草地に腰を下ろし、それでもすぐにまた立ち上りよろよろと進んだ。休むことも怖かった。ほんのすこしと思ってこうして休んだ間、手を伸ばした指先ひとつ分、間に合わなかったとしたら? 容赦なく吹きすさぶ北風に背を丸め肩を凍えさせ、ほとんど飲まず食わずの状態で、ぎらぎらと光だけは白い日差しの中、眉を顰めながら煤けた顔のままチャトラは走った。たいがい無茶なことをしていると自分でも思った。馬で駆けて数日かかる距離を、乗合馬車と徒歩で何とか間に合わせようとしている。たった六日。間に合うのだろうか?本当に? それでも何かに急き立てられるようにして、進む足を止められなかった。 だって、殺されてしまう。 エスタッド皇ともう二度と会えることはないと思っていたし、今でも思っている。男とチャトラの間に横たわる世界は、どう足掻いても歩み寄れる代物ではないし、きっとそもそも次元が違う。 皇都の中央に建築された、そびえ立つ高い氷柱の頂に立って辺りを眺める男の目に、地を這うチャトラの姿は映ることはない。そんなことは判っている、でも。 どうしたらよいのだろう。自分の存在はあまりにちっぽけで、無力だ。これが何がしかの権力や財力、その他大きな力を持っている者ならば、機転を利かせて物事を収めることもできるのだろうけれど。 途方に暮れかけ、いきなり潤み始めた視界を乱暴に擦って、駄目だとチャトラは低く呟く。泣きべそをかいている場合じゃない。こんなところで弱気になっている場合じゃないだろうと叱咤した。やることがある。やれることがあるのならば、先にそれをしなければいけない。嘆くのはその後でいい。 アンタが死ぬのはオレがいやだ。 報せなければとそれだけを思う。誰に報せたらいいかだとかそんなことは、皇都に着いてから考えてもいい。今はとにかく向かわなければ。 朦朧とした意識の中、偶然通りかかった郵便馬に拾われて、鞍の後ろに乗せてもらうことができた。隣町まで乗せてやる、落ちないようにつかまっていろと言われ、捕まっているつもりだったのに不甲斐なくチャトラは転げ落ちた。気絶するように眠っていたのだった。 落ちた衝撃で初めて目を覚ました彼女を見て仕方がないと思ったのか、鞍に縄で括られた。申し訳ないと思いながら押し寄せる睡魔には勝てず、上下に揺られながらうつらうつらとチャトラは眠った。 ほとんど目覚めているような浅い眠りの中、何度もチャトラは怖い夢を見た。手を伸ばしたその先で、間に合わなかったエスタッド皇帝が刺され血を飛沫き、倒れてゆく夢だった。 小さな悲鳴を上げて目を覚ますと馬の上だった。ああ夢かと安堵し、うつうつと眠ってまた悲鳴を上げて飛び起きた。冷たい、嫌な汗をかいた。 全身が細かく震えて仕方がなかった。 どうしようどうしようとその言葉ばかりが頭を回る。自分はこんなに弱い人間だったろうか。 もっとどっしりと構えた、何事にも動じない性格だと自分で思っていた。機転を利かせて、場を乗り切ることにも長けていると思っていた。 失うことはこんなにも怖いものだった。 そう思ってふと皇帝も、もしかするとこんな思いを抱えていたのだろうかと思った。手に入らないものは何もなかったくせに、大事なものをなにひとつ持っていなかった男。 失う未来を恐れて手放したくないと駄々をこね、こねそこねた男を。 送ってもらった次の町から皇都への最終の乗合馬車は既に出た後で、受付台で仕事の片づけをしながらチャトラに対応した男は、彼女の様子を見ながら、事情は知らないが一晩休んではどうだねと言った。 言われて見下ろす。まったく何て恰好だと、苦笑いが浮かんだ。 五日、走り続けて汗ばんだシャツは、埃と土に汚れている。顔を拭った袖は真っ黒だ。布靴は破けて指が見えていて、その足指はまめがつぶれて血がにじんでいる。貧民窟に寝起きしていたときの自分でも、ここまでひどい恰好をしていたものかどうか。 苦笑しながらありがとうと男へ返し、ようやく近付いた皇都へ向けて街道を走る。さすがに体はぼろぼろで、走っているのは気持ちだけで歩いている速度と大差ない。 荷駄にわらを積んだ農夫の馬車を見つけ、乗せてくれるように頼む。方向が同じ地点まででいいなら、とひとしきりチャトラの風体をじろじろと眺めた後に、農夫が小さく頷いた。 礼を言って遠慮なく荷馬車に乗り込む。わらに背を預け、ようやくため息が漏れた。 あと一日だった。 明日の朝には、エスタッド皇生誕の祝賀式典が行われるはずだ。 午前中に聖堂で礼拝とやらを済ませ、昼を挟んで皇帝はバルコニーへ向かって、広場に押し掛けた都民へ顔を出す。その、四度目が終わった後だと書いてあった。 間に合う。 足が痛いだとか疲れただとか、腹が空いた喉が渇いた。全部まとめて皇都に着くまで泣き言は言うまいと思っていたけれど、ずいぶんと草臥れたようだ。 このままわらに埋もれて泥のように眠りたかったけれど、眠ってしまったら起き上がれないことも判っている。 全く自分はとんだお人よしだと思った。 実にも金にもならないようなことに進んで首を突っ込んで、結果騒ぎに巻き込まれてこのざまだ。何も言わずに乾物屋を出てきてしまった。主夫婦は怒っているだろうか。都で誰かに報せることが出来たら、すぐにでも店に戻ってまずは謝りたいと思っているけれど、許してもらえるだろうか。 (居心地良かったんだけどな) 仕事をクビにされることは覚悟していたし仕様のないことだと思っているけれど、まずは謝りたいと思う。きっと心配している。 肩を落とし、膝の間に頭を垂れたチャトラの耳に、かさついた何かが落ちる音がした。足の間を見下ろす。 あ、と息が漏れた。 懐から落ちたのは、ノイエから受け取ったままになっていた、エスタッド皇からの封蝋の捺された手紙だった。懐にしまったまま忘れ切っていたけれど、思いだして急にどきどきとする。 汗染みと土埃の付いた宛名のない表を急いで払う。汚れた指で払った封筒はますます滲んで、まだら模様を作った。 この手紙。 読まずに捨ててしまおうかとも思う。 読みたくない訳ではない。しかし、読みたいかと聞かれるとよく判らない。ノイエも複雑な顔をしていたし、皇帝が死んだら渡してくれだとか、セヴィニア補佐官も大概ひどいことを言っていると思った。 死んでもないのに先に手紙を渡されて、お前の判断に任せるというのは、ノイエも言うところの丸投げというものではないかとやっぱり思った。 しっかりと封をされた封筒を眺めて、裏と表にひっくり返す。透かす。 ああ、でもこのタイミングで見てしまおうか。 あまり持っていると、今のように落として、そのうち失くしてしまうかもしれない。持っていることを忘れるくらいになって、ゴミと一緒に捨ててしまうかもしれない。自分に言い聞かせて、それが全部言い訳で、結局チャトラは男からの手紙を読んでみたかったのだと気付いた。 (往生際が悪いね) 何を言づけたのだろうと思った。 封を切ると便箋が見える。綺麗に漂白されて一枚、とても丁寧に折りたたまれて中に入っていた。 汚してしまうのはもったいなくて、チャトラは上着の裾で指を拭い、それから便箋を引っ張り出した。 広げながら、皇帝の字を見るのも実に一年近く久しいと気付く。男の性格そのままに、几帳面で神経質な、まるで乱れのない字面。 宛名もなしに、いきなり数行。 「言い忘れたことがあったので、記しておく。 セヴィニア補佐官に鍵を渡してある。 私個人の持ち家の一つで、権利書その他の名義を書き換えておいた。 住むもよし、内部の調度品もそれなりに売れるだろうから、人間一人が食べてゆくのに困ることはないだろう。好きにすると良い。 いくばくかの持ち合わせも鍵と共に彼に預けてある。必要となったら使いなさい。 以上だ。」 相変わらず読み書きはそう得意ではない。指で辿りながら、チャトラは時間をかけてゆっくりと読んだ。便箋の下の空白が目立って、笑った。書くことが他に思いつかなかったのだなと思った。 せめて元気ですか、とか、 こちらは良い天気です、お変わりありませんか、 程度の時候の挨拶もないのかと思い、それから屋敷を丸ごと譲るというのはどういう発想なんだよと毒づいた。下町暮らしのチャトラには想像もつかない。 「……事務的過ぎるだろ」 毒づき、ふと皇帝はこうした個人にあてた手紙と言うものを、誰かに書いたことがあるのだろうかと思った。少なくともチャトラは見たことがない。いつも男が手にしていた紙の束はすべて仕事の類で、あの感情の薄い顔を赤く染めて今度お食事でもいかがか、などと書いていたらそれはそれでどうなのだろうと思う。 (……らしくねェな) 何度か繰り返し読んでみたけれど、便箋からは書かれた以上のことは読み取れず、諦めて折りたたみなおす。男が自分に何を言づけたのか、知りたくて開いたのだけれど、こんなことなら開かない方がマシだったのかもしれない。それこそ、補佐官の誰かに口で告げれば良いだけの話だ。わざわざ言づける意味が判らない。 封筒に戻しかけて、チャトラはもう一枚、細い付箋が中に入っていることに気が付いた。 おやと呟いてつまみ出す。書かれた文字はひどく急いていて、皇帝が書いたにしては珍しい、乱れた走り書きだった。まるで、ついでに付けくわえたような。 こんな崩れた文字を見たのはチャトラは初めてだ。何とはなしにぎくりとする。事務的なものもいただけないと今し方思ったけれど、前例のない手紙の方がよほど心臓に悪い。 どきどきとしながら読み下した。 「どこかで、大事にしてくれる誰かのもとで、お前が笑っていると良いと希う。 どうか幸せであるように。お前の上にたくさんの幸せが降り注ぐように。」 たった二行。 (ああもう) 何が言いたいんだよとチャトラは頭を掻きむしり呻いた。 アンタ一体何がしたかったんだよ。 (こんな付け加えたような手紙いらねェよ) ここに来て、自分の口で言えよ。 綺麗に折りたたまれた一枚の便箋。ひどく乱れた走り書き。 どちらもあの男を表していると思った。まったくどこまでも素直でない。 思って、チャトラは二枚とも封筒に戻して封をし直した。封蝋をなぞりながら冷たくてきれいだった、男の顔を思いだそうとするけれど、何故かうまくできない。 一方的な願い。 「どうか」と祈られた言葉。 死んだら渡してくれと判断したのはセヴィニアではない。男が自身で望んだのだなと気が付いた。男は何を思って封筒を渡したのだろう。 どんな顔をして書いたのだろう。 「ばか」 あざ笑ってやろうと思う。たかだか十三、四しか生きていない小娘に、勝手に掻き回されておかしくなってしまった哀れな男を。 笑おうとした唇が、への字に歪んだ。 ――たくさんの幸せが、 覚えていたのだなと思った。 男の誕生日に、チャトラが四葉のクローバと共に贈ったまじない。ほんの気持ちのつもりだった。探すのに少し時間がかかってしまったけれど、何でも持っている皇帝へ、他に贈るものを思いつけなかった。だから四葉にした。ただそれだけだったのに。 だのに皇帝は神妙な顔をして受け取ったのだ。そうしてすぐに食べてしまったのだと言った。失くしてしまうと困るから、どこに置いても失くさないとは限らないから、いっそ腹に収めてしまおうと思ったのだと言った。 どんな奇想天外思考なんだよとあの時チャトラは笑った。 ……アンタ、もしかしてきちんと「受け取った」のはあれが初めてですか。 飄々と流してその場を片付けた。天邪鬼。そんなに大事に思ってくれていたと気付けなかった。 目の前が急速にぼやける。 慌てて拭おうとした拳より先に、ぼたんと涙が足の間に落ちて、板に染みて消えた。 鼻をすすったチャトラを、農夫は見ないことにしたようだ。ありがたかった。 そうしてうなだれ、わらの山にもたれたまま、どうして男を好きになったのだろうとチャトラは初めて考えた。封筒ごと握りしめた甲を瞼に当て、どうして男は最後にあんな顔をしたのだろうと考えた。歯を喰いしばりそれでも堪えきれない嗚咽を漏らしながら、どうしていつまでも一緒にいられなかったのかと考えた。 (20110821) -----------------------------------------------
https://w.atwiki.jp/8beatstorycapture/pages/14.html
BITフェスタイベント終了Tiny little letter -Tiny little letter- 目次 目次 BITフェスタとは? イベント楽曲『Tiny little letter』楽曲情報 イベントPt獲得数 ※今回のイベントBITフェスタは、2016年8月18日(木)18時~8月23日(火)23時まで開催していました。 ※ポイント交換期限は、8月25日(木)13時までとなっています。 BITフェスタとは? イベント期間中、各楽曲プレイ毎にイベントPtが貰えて、そのイベントPtを使って色んな報酬と交換するイベントです。 BITフェスタは、プレイヤー同士でランキングを争うのではなく、純粋にイベントPtを集めて報酬と交換するだけのイベントになっています。 ちなみに、今回のBITフェスタは2回目で、前回のBITフェスタ楽曲は、現在通常楽曲にある『Shiny』でした。 イベント期間中はレアITEMがいつでも取れちゃう!? レアアイテムが出る楽曲属性の日にちは以下の通りである。 今回のイベント楽曲『Tiny little letter』はクール属性なので、クール楽曲の日が多い。 また、難易度は関係なしですので、初心者~上級者までお得なのであ~る。 イベント楽曲『Tiny little letter』楽曲情報 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Tiny little letter.JPG) 楽曲名:Tiny little letter カタカナ読み:タイニー リトル レター 意味(自訳):小さな小さな手紙 楽曲属性:クール 歌:神楽 月(CV 吉岡 美咲 さん)橘 彩芽(CV 青野 葉月 さん)姫咲 杏梨(CV 金魚 わかな さん) 作詞:2ndlifecrew さん 作曲・編曲:meta さん 譜面確認(EXPERT):Tiny little letter難易度EXPERT イベントPt獲得数 ※通常楽曲、限定楽曲(Tiny little letter含む)イベントPt獲得数、各難易度別に統一 以下の画像はそれぞれ、難易度EXPERTの場合である。 ↓楽曲スコアS時獲得イベントPt↓ ↓楽曲スコアA時獲得イベントPt↓ ↓楽曲スコアB時獲得イベントPt↓ ↓楽曲スコアC時獲得イベントPt↓ 難易度別イベントPt獲得数表 BITフェスタ2 スコアC スコアB スコアA スコアS EXPERT 42 44 46 48 HARD 30? 31 32? 33 NORMAL 17? 18 19? 20 EASY ? ? ? 9 『?』の箇所は計算上から出しているので、これで間違いないとは思いますが、『?』なので必ずしも間違いが無いわけでもないです。 また、EASYのスコアA以下は出ることがほとんどないと思うので記入していません。 END. 合計: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/nine_lives/pages/151.html
Letter from Sigmior Letter from Sigmiorクエスト概要 ヒント クエスト概要 発注者:Sigmior Order 位置:64e2 派生元:- 派生先:Trial of Nickamos Receive - Objective - Rewards - Description 船が…沈んだ…。Sigmior女王からの大切な手紙が入った箱を…Gnollが持ち去ってしまった…。白い大きな箱だ。だがカギがかかっている…。頼む…カギを探して、箱の中にある…わが女王の手紙を…Crimsonの騎士へ届けてくれ…。赤いよろいの騎士だ…彼らなら、だれでもかまわない。手紙を…届けてくれ…。 +続きはこちら カギを探しだし、白い箱から手紙を手に入れましょう。 手紙を取ると、お約束のちょっとしたドッキリ要素あり。 発注者:Crimson Knight 位置:63d4 Receive - Objective Sealed Letter Rewards XP:50Gold:100 Description ここWindshoreには、もはやだれも住んでいない。よそ者よ、おまえは海からやってきたのか、それともどこか別のところからやってきたのか。 手紙を渡すと話の続きを聞くことができます。 発注者:Crimson Knight Receive Letter From Sigmior Objective - Rewards - Description この手紙は……この封蝋の印はSigmior王家のものではないか。おまえは、Sigmiorからの使者か?Sigmiorで何か騒動があり、急ぎの船を出したとは聞いていたが、まさかこの嵐で難破したのか…。なんにせよ、一介の兵士のわたしには判断できない。部隊長のNydeganに会ってくれ。彼は、ここから道なりに上がったところにある前哨キャンプにいる。 発注者:Nydegan 位置:61d1 Receive - Objective Letter From Sigmior Rewards XP:100 Description Windshoreからの使いだと?あの廃村に、いったい何があった。 さきほどと同じく手紙を渡すと話の続きを聞くことができます。 発注者:Nydegan Receive Letter From Sigmior Objective - Rewards - Description Sigmior王家からの手紙がなぜここに?おまえはとてもSigmiorの使者には見えんが…。青い騎士に頼まれて、Gnollから手紙を取り戻したというのが本当だとして、ではなぜ、おまえはそこにいたのか?うむ…だがしかし、おまえは危険な者とも見えん。わが領主Lord Tayenと、MagusのKyrillさまなら正しく判断してくださるだろう。このテントの向こうに、大きな街とひときわ高い塔が見えるだろう。あの最も高い、Crimson Crestの塔へ向かうのだ。 もらった手紙にカーソルを合わせると、中身を読むことができます。 発注者:Reino 位置:42d2 Receive - Objective Letter From Sigmior Rewards XP:100 Description 前哨キャンプの部隊長、Nydeganからの報告を待っている。大きな嵐があり、東南の村、Windshore沖の海が荒れていると聞いている。 発注者:Reino Receive - Objective - Rewards - Description この印は、まちがいなくSigmiorのEidath女王のものだ。きみが、この重要な手紙を見つけてくれたのか。助かった。礼を言う。わが主、Load Tayenの前へ。Tayenさまが直々にお礼を述べられたいそうだ。 奥にいる人物のもとへ行きましょう。 発注者:Tayen 位置:42d2 Receive - Objective - Rewards XP:100 Description この手紙を届けてくれたことに礼を言う、旅の者よ。Sigmior王女が城から失踪したという噂は本当だったようだ。SigmiorのEidath女王は、王女を探すため、MagusのChaia LeFayを急ぎ見つけたいとのことである。はるか古えより、われらNightbreedはHumanに恩義がある。Crimson Crestは喜んでSigmiorに力を貸そう。Reino、難破したSigmiorの船の物資を回収する手配をせよ。そしてKyrill、そなたにもChaia LeFayのことを頼みたい。Magusを探すのにMagus以上の適役はおらんだろう。 このクエストはここで終了です。続きは別のクエストとなります。 ヒント このゲームの基本操作と、物語のチュートリアルという位置付けのクエストです。 ストーリー以外にも会話や探索、戦闘といった基本的な事柄が詰まっています。 +大きな白い箱はどこにあるの? Gnoll Denという洞窟の奥にあります。 +カギはどこにあるの? ここにたどり着くまでに何か落ちていませんでしたか?引き返してみましょう。
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/2086.html
COLORFUL BOX/Animetic Love Letter COLORFUL BOX/Animetic Love Letter アーティスト 石田燿子/宮森あおい(木村珠莉)&安原絵麻(佳村はるか)&坂木しずか(千菅春香) 発売日 2014年11月26日 レーベル ワーナー・ホーム・ビデオ デイリー最高順位 7位(2014年11月29日) 週間最高順位 8位(2014年12月2日) 月間最高順位 37位(2014年11月) 年間最高順位 272位(2014年) 初動売上 4186 累計売上 7246 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 COLORFUL BOX SHIROBAKO OP 2 Animetic Love Letter SHIROBAKO ED ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 12/2 8 新 4186 4186 2014年11月 37 新 4186 4186 2 12/9 ↓ 992 5178 3 12/16 545 5723 4 12/23 377 6100 5 12/30 369 6469 6 15/1/6 316 6785 2014年12月 39 ↓ 2599 6785 7 1/13 250 7035 8 1/27 211 7246 SHIROBAKO OP 前作 次作 COLORFUL BOX 宝箱-TREASURE BOX-奥井雅美 SHIROBAKO ED 前作 次作 Animetic Love Letter プラチナジェットどーなつ◎くいんてっと 関連CD 宝箱-TREASURE BOX-/プラチナジェット
https://w.atwiki.jp/veoh2ch/pages/42.html
運営からのニュースレターを受け取る 最終更新:2009年04月05日 右上のユーザー名をクリックします。 右上の、About Meの上にある[Settings]をクリックします。 [Message Settings]の[Subscribe me to the newsletter]にチェックを入れて、[Save Changes]をクリックします。 これで、登録したメールアドレスに運営からのニュースレターが届くようになります。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/19.html
【検索用 WhiteLetter 登録タグ 2007年 GonGoss NexTone管理曲 VOCALOID W 初音ミク 曲 曲英 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 関連動画 コメント 作詞:GonGoss 作曲:GonGoss 編曲:GonGoss 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『White Letter』 お題:「空から手紙が降って来た」 現在殿堂入りを達成している初音ミクオリジナル曲の中で最も投稿日時が古い。 投稿時にはタイトルが存在しなかったが、動画コメントを参考に現在のタイトルがつけられた。 歌詞 雲の切れ間からヒラヒラ 不思議な手紙が届いた 小さい綺麗な封筒 真っ赤な宛名と押し花 中には空白の手紙 [ ](スペース)改行それだけ 言葉は何も書いてない それでも内容がわかる 「ここ」に来いと書いてあった 気づけば「ここ」まで来ていた 見えない人が待っていた 見えないけれど人だった その声は聞こえなかった 聞こえないけれど通じた 「それ」を探してと言われた だから「それ」を探し始めた 迷いも無く 理由も無く 探し続けるの 明日 見つかるかも 「それ」のありか 期待して いろんな所を探した ビルの谷間には無かった 砂場を掘っても無かった 壁の向こうにも無かった 今でも「それ」を探してる・・・ 今日も「それ」を探している・・・ 雲の切れ間からヒラヒラ 雲の切れ間からヒラヒラ ヒラヒラ 関連動画 コメント 最近のタグにはWhiteLetterPと書かれているので作詞・作曲・編曲者名を修正(追加)しました。(12/2タグがすべてなくなっていたので元に戻しました ) -- Eclipse (2007-11-21 06 32 10) 作者はGonGossさんです。動画にHPリンクが貼ってある方はそちらを参照したら如何でしょう。 -- 名無しさん (2007-11-29 21 26 04) 直してみた -- 名無しさん (2007-12-01 04 40 59) グッスマのCMに使われてるよね -- 名無しさん (2010-02-15 02 06 14) 個人的には好きなんだが・・・ -- シキ (2010-03-08 11 59 58) いいですねwwのりも雰囲気も一生懸命さがしているのがよかったww -- 麻里亜 (2010-05-31 12 18 12) 冬になると思い出す、聞きたくなる曲♪ -- ★黒葉★ (2011-02-11 18 49 14) ボカロで一番最初に聞いた思い出の曲w -- 名無しさん (2011-02-24 00 48 01) これ好きだなー -- 名無しさん (2011-03-23 23 37 15) 好きです、この曲・ω・ -- 夏希 (2011-04-28 20 49 01) これ好きだけど、怖いよね。 -- 砂肝 (2011-05-29 15 41 08) 結局なにを探してるの? -- 片音クオ (2011-10-07 00 46 06) やっぱりこの曲好きだな。 -- 匿名 (2014-11-03 15 35 31) 何回も聴くけど飽きないいい曲 -- 名無しさん (2015-07-19 21 07 02) この曲は、冬の曲に人気なのか?、、、俺は、わからないけどとても気にいいったぞ‼、、、でも、何を探しているのかわ不思議だな□ -- ナイトメア (2016-12-28 14 00 43) 初殿堂入りはすごい... -- 名無しさん (2021-09-19 07 23 14) 湾岸太郎 -- 名無しさん (2023-04-04 14 11 12) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/durch_leiden_freude/pages/12.html
love letter for... 記念すべき団長の処女作 この頃は、DLFでは無く、別のギルドでの上演になりました。 (司会が舞台の真ん中で) 皆さんは、カバリア島を訪れた時 手紙を拾った事はありませんか? 幸運の手紙。 告白の手紙。 愛の手紙。 別れの手紙。 ・・・そして呪いの手紙・・・ 恐らく、一度は手にした事があると思います。 ですが、これら各種の手紙が たった一人の少女の手によって 書かれていた事は、ご存知でしょうか? そう・・・・これは、手紙の中に残された 悲しくも、切ない 小さな恋の物語・・・ それでは・・・【Love Letter For】開幕です。 (司会は舞台脇へ移動) (少女舞台に上がる) カバリア島にある、とある村 そこに、一人の可愛い少女が住んでいました。 彼女は、病気を患っていて 外出する事も出来ませんでした。 少女「・・・けほっ んー今日は天気がいいなぁ あ! 鳥さんだー 私も、自由に空を飛びたいな・・・」 母親「こんこん イスカ・・・起きてる?」 少女「はぁい」 母親「入りますよ」 少女「うん」 母親「体調は・・・どう?」 少女「元気だよー」 母親「そう・・・ 今日は新しい先生を連れてきたの」 (少女:?エモ) 母親「紹介するわ、とても腕のいい先生よ 先生、どうぞ」 (青年舞台に上がる) 青年「失礼します はじめまして、今日からイスカさんの主治医になる coolmagicといいます よろしく」 少女「はじめまして、先生 よろしくお願いします」 母親「そうぞ、どうぞよろしくお願いしますね、先生」 青年「はい」 (母親舞台を降りる) それが、青年と少女の初めての出会いでした 青年「体調はどうだい?」 少女「ん・・・ 最近寒いから・・・あんまりよくないです」 青年「大丈夫、すぐによくなる 一緒にがんばろうね」 少女「はい、ありがとうございます、先生」 青年「元気になったら、春には桜もみれるでしょう」 少女「本当ですか?」 青年「ああ、本当だ 元気になったらご褒美に 連れて行ってあげよう」 少女「うれしいです・・・楽しみだなぁ・・・」 先生との楽しい一時は あっという間に過ぎていきました。 それからも、平穏な日々が続きます。 少女「先生、もう雪も溶けちゃったね・・・」 青年「ああ、そうだね」 少女「もうすぐ、春なんだね」 暖かくなるにつれて 少女の病状は少しづつですが・・・ よくなっていきました。 ずっとこんな幸せが続いたら・・・ 口にこそ出しませんでしたが 二人とも・・・そう願うようになりました・・・ しかし、現実は甘くはありません。 出会いがあるように 必ずといっていいほど、物事には 転機というものが訪れます。 ・・・それは あるうららかな春の日のことでした。 青年「・・・(少女に背を向けている)」 少女「先生、お花見・・・楽しかったね」 青年「え?(振り向いて)・・・ああ、そうだね 綺麗だったね・・・」 少女「・・・ 先生」 青年「ん?」 少女「最近、元気ない?」 青年「・・・いや、そんなことはないよ」 ・・・最初に変異に気付いたのは 少女のほうでした。 少女「先生っ」 青年「・・・ああ、なんだい?」 少女「最近なにか、悩み事でもあるの?」 青年「・・・」 少女「ずっと、うわのそらだし・・・・」 青年「実は・・・ 実は、僕は、軍隊に招集されているんだ・・・」 少女「えっ?」 青年「戦火が激しくなって 戦地では医者が 足りなくなっているらしい・・・ 少女「そう、なんだ」 青年「僕はそこで怪我人の手当てをしなくてはならない・・・ ・・・だから、その・・・」 少女「ううん、いいの 先生は腕のいいお医者さん 沢山の兵隊さんが・・・待っておられるはず、です。」 青年「すまない・・・」 少女「ところで、どこに行かれるんですか?」 青年「ここから遠い島 蜃気楼の島というところで 戦争が起こっている 僕はそこへ向かうように命令されているんだ・・・」 少女「そこって・・・」 青年「・・・うん そこに行った者は二度と帰ってこれないと噂されている」 少女「・・・そんな・・・どうして・・・?」 青年「まあ、ただの噂だよ・・・(青年立ち上がり)」 少女「・・・」 青年「僕は必ず帰ってくるから」 少女「・・・ねえ」 青年「ん?」 少女「私、手紙・・・お手紙書くよ」 青年「本当?」 少女「うん、先生が無事に帰ってこれるように 先生の幸運を祈って・・・」 青年「・・・うん、ありがとう・・・」 (青年、走り舞台から降りる) 少女「私、待ってますから・・・!」 それから 少女は手紙を書き続けました。 思いを込めて そう・・・有りっ丈の思いを込めて・・・ 以下ずっとょぅι゛ょもとい少女のターン* “幸運の手紙” 『先生、お元気ですか? すっかり暑くなりましたね。 私は、病気もそんなに悪くなってないし、元気です。 体調に気をつけて、元気に過ごしてくださいね、先生。 あなたが今日も、幸せでありますように。 イスカより。 追伸 たまには私のことも思い出してください・・・なんてね?』 “告白の手紙” 『先生、お元気ですか? こっちは、もう秋です。 私たちが、はじめて会った時みたいに、 葉っぱが綺麗な黄色になってます。 私は最近・・・少し、元気じゃないです。 秋のせいかな、ちょっと寂しいよ。 いつになったら帰ってこれますか? 忙しいと思うけど、よかったらたまにお手紙ください。 あの、私・・・先生のことが、好きみたい。 大好きです。 って、なんか変なこと書いちゃったかな。 ごめんね? 元気でがんばってください。 イスカより。』 “愛の手紙” 『先生、お元気ですか? すっかり寒くなりました。 外を見ると一面の銀世界です。 私は、ちょっと体調を崩しちゃって・・・ お母さんに「しっかりしなさい」って、怒られちゃった。 先生、いつ帰れるのかな? 早く、会いたいな。寂しいよ。 でも・・・ 私、あなたのこと、愛してる、から・・・ もしかしたら・・・ ううん、なんでもない。 変なこと書いてごめんなさい。 それじゃあ、体に気をつけて、元気でね。 お仕事、頑張ってね。 イスカより。』 青年が旅立ち 春から冬へ季節が移ろう間 青年からの返事は・・・ 一度もありませんでした・・・ 少女が思いを手紙に綴っている間。 戦地へ赴いた青年は・・・ (青年舞台に上がる) 青年「ここが・・・蜃気楼の島・・・」 (将校・兵A・B舞台に上がる) 将校「全員!整列!」 ●兵B ◎将校 ●兵A ●青年 将校「今日からお前たちは軍の管理下に入る! 各々勝手な行動及び私的な用事で軍の規律を乱すことの無いように! ・・・ん?(?エモ)」 ●兵B →↓ ●兵A →→◎ ●青年 将校「なんだ貴様・・・その手に持っているものは・・・」 青年「こ、これは・・・(汗エモ)」 将校「貴様!軍をなめているのか!見せてみろ!」 (青年は幸運の手紙を落とす) 青年「あ、待ってください・・・」 将校「ん・・・なんだこれは・・・手紙・・・? ・・・・・・・」 青年「それは、知り合いからの手紙で・・・」 将校「貴様、このようなものを常に持ち歩いているのか!」 青年「・・・」 将校「このようなものを抱いているようでは、立派な軍人になれん! おい、そこのお前」 兵A「はっ、なんでありますか!」 将校「二度とこのようなモノを持ち歩かない様、こいつに罰を与えろ 2,3日牢にぶちこむくらいでいい」 兵A「わかりました! お前、ついてこい!」 青年「ま、待ってください!手紙を・・・」 兵A「おい!静かにしてろ!(殴る)」 (青年(゜д゜)エモ) 兵A「(今は静かに、おとなしくしておくんだ・・・!)」 青年「(え?)」 兵A「(後で話す、今は我慢するんだ) ほら さっさといくぞ!」 青年「・・・はい・・・」 (将校・兵Bは舞台を降りる) (青年・兵Aは移動) 青年は兵士に導かれるまま牢屋へと 連れて行かれました。 (住人舞台の後ろのほうで座る) 兵A「ふぅ・・・危なかった 下手に反抗すると、罰が重くなるからな。」 青年「・・・」 兵A「悪かったな、殴ったりして」 青年「・・・いや・・・それはいいんだ・・・」 兵A「ごめんな・・・本当に、悪かった」 青年「・・・」 兵A「さあ、ここだ」 (住人?エモして起きる) (青年、住人の隣に座る) 兵A「さて、俺もここに長い間いるわけにもいかない そろそろいくよ・・・」 青年「あ、うん・・・」 兵A「手紙のことはしょうがない 俺もな 家族がいるから お前の気持ちはよくわかる」 青年「うん・・・すまない・・ありがとう」 兵A「多分 これからは手紙を見る余裕なんて 無いと思う でも いつか見れる いつか・・・な」 青年「そう・・だな・・・」 兵A「それじゃあ・・・またな」 (兵A舞台を降りる) 住人「なぁ」 青年「うわ! (人がいたのか・・・!)」 住人「あんた、どうしたんだい?」 青年「それが・・・かくかくしかじか」 住人「まるまるうまうま」 青年「・・・」 住人「なるほど、気の毒にのう わしはまぁ はらすいとって 軍の食料盗んで捕まったから しょうがねーけど・・・」 青年「はぁ・・・ ・・・僕は、僕はただ・・・」 (青年舞台の真ん中へ) 僕はただ・・・手紙と一緒に 彼女の心を持ってきたかっただけなんだ・・・ 今頃、何をしてるんだろう・・・大丈夫だろうか・・・ 早く彼女の顔がみたい・・・ 元気な姿を。 (青年は住人の隣に戻り座る) それから三日たった昼ごろ 牢屋に兵士がやってきました 兵B「ガチャガチャ 君、釈放だってさ。」 青年「僕ですか?」 兵B「うん」 住人「よかったのう」 (青年立ち上がり兵Bとならぶ) (二人はちょっと移動→そしたら住人はける) 兵B「今回は災難だったね あの人は部下のことを大事に思ってる人だけど ああいう所は、厳しいんだ」 青年「・・・・・」 兵B「あまり悪く思わないでくれないか」 青年「・・・・ああ、分かった・・・」 兵B「さて、そろそろ持ち場に戻ろうか 先にいくよ」 青年「ああ、ありがとう」 それから、青年は戦争が少しでも早く終わるように。 必死で働きました。 そして・・・ 季節は巡り・・・ 戦争が始まってから、何度目かの春が訪れました。 将校「全員、整列!」 ●住人 ●兵B ◎将校 ●兵A ●青年 将校「本日正午において、蜃気楼の島での滞在は終了となった! 戦争は我らの勝利をもって終結したのだ!」 (はい、4人は適当に喜んでー) 将校「お前たち、よくがんばったな これで、故郷への帰還が許される 各々十分に羽を休めてほしい」 (兵士はわいわい舞台を降りる) (青年は一番後ろで) 将校「ああ、coolmagic」 青年「はい?」 将校「お前はちょっとこっちへ (青年、将校に近づき) 実は 兵士宛に届いた手紙はすべて保管している もちろん、君の分もだ」 青年「そ、そうだったんですか・・・」 将校「お前達につらくあたったのは憎さからではない 甘えを捨てなければこの戦争に勝利はできなかった さあ、手紙を受け取りなさい(手紙投げ)」 青年「はい・・・ ありがとうございます」 将校「いままでよく働いてくれた (将校舞台の端まで歩き)じゃあな(降りる)」 青年「はい、お元気で(手紙拾い) これは・・・イスカさんからの手紙・・・!」 やっと、青年は手紙を 受け取ることができました。 今まで届かなかった “告白の手紙”と“愛の手紙” そして、もう二つ・・・・ “別れの手紙”と“呪いの手紙”が・・・ (少女舞台に上がる) (青年は座ったままで) 【青年ここから】 “別れの手紙” 『先生、お元気ですか? ・・・もしかしたら 【青年ここまで】 【少女ここから】 これが最後の手紙になるかもしれません。 まず、最初に謝りたいことがあります。 ごめんね。 約束、守れそうにないよ・・・ でもあなたの幸せを、ずっと祈ってます。 どんなに遠くなってしまっても。 ずっと、ずーっと。 先生、元気でね。 イスカより。』 青年「遠く、から?(?エモ) 次は・・・」 (呪いの手紙を投げる) 少女 “呪いの手紙” 『この手紙は、お母さんにお願いして 先生に、送ってもらっています。 私が、先生より先に死んでしまった時に送って、って。 つまり、この手紙を先生が読んでるってことは、 私はもう、この世にいないんだよ。 えへへ・・・できれば、見てほしくなかったなぁ・・・ 私、先生に会えて、本当にほんとうに、嬉しかった。 でもね、悔しいの。 私もう先生と会えそうにないなぁ。 って、先生がこれ読んでるなら、もう会えないんだけど。 “運命”っていうのが、本当にあるなら・・・・・ 私は、運命を呪います。 運命なんて、呪い殺してやりらいくらいだよ。 ・・・、ふふ、本当に最後の手紙なのに、物騒でごめんね? ずっと、先生に教えられなかったけど。 先生が、戦争にいってからすぐ、私の病気、悪化して。 もう、助からないみたい・・・ 先生に心配かけたくなくて、嘘ついてたの。 ごめんなさい。 私、先生に会えてよかったよ。 手紙を書いている間。 先生のこと考えてる間。 すごく幸せだった・・・ 私、星になって先生のこと見守ってます。 本当は、一緒に生きていたかったんだけどね。 先生。 ずっと大好きだよ。 ずっと愛してるよ。 世界中のだれよりずっ・・・・・・・・・ 青年「・・・ そんな・・・」 手紙はそこで途切れていた。 よく見ると、手紙の最後に かすれた文字で『イスカ』と書いてあった。 苦しいながらも、血のあとを必死で消したような そんな跡もあった・・・ そして、涙の跡も・・・ 青年「君一人を・・寂しくはさせないからね・・・ いつも一緒にいよう・・・今、迎えにいくから・・・」 (青年舞台を降りる) そういって、青年は甲板を蹴った・・・ 彼の体は暗い海の中へ吸い込まれていった。 少女の残した、5通の手紙とともに・・・ (司会は舞台の真ん中へ) ・・・いかがでしたか? これが、カバリア島にまつわる 5つの手紙の話です。 このカバリア島には、様々な伝説や物語があると思います もし、この島で 5つの手紙を見つけたなら・・・ ふっと、この話を思い出してください。 あなたへの隠されたメッセージがきっと・・・ そして、少女の思いを 胸の中に大事にしまってあげてください・・・ これで【Love Letter For】は終わりです。 ご清聴を感謝します。