約 5,739,596 件
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/4173.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE MUSIC GAME TRADITIONAL Triple Cross BEMANI Sound Team "dj TAKA DJ YOSHITAKA SYUNN" 196 1172 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント 同時、CN、乱打がバランスよく入った譜面だが密度は低め。☆10の中でも弱めか -- 名無しさん (2021-10-27 11 39 04) 8分押しが付いてきたり、6CN→終点に7鍵の繰り返しがあったりと、またぎ配置こそ無いがある程度のCN力が問われる。鍵盤単体の部分は比較的易しめ -- 名無しさん (2022-09-20 21 08 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/juner/pages/129.html
Tohru=Cross=Fonについて R.Wの場合。姿 状態トオル(通常版) フォン(女装版) トオル=エンジェス(天使版) トオル=プランシス(妖精版) 関連人物 Tohru=Cross=Fonについて R.Wの場合。 Tohru=Cross=Fon 『トオル クロス フォン』と読む。 R.Wの第四期?の初めに出現。後に消息を絶つ。 姿 少年の状態のみ歴史に存在する。 目は淡い緑。 髪は金・・・若しくは黄。 状態 四種類の状態あがあり、その状態により精神状態が違う。 トオル(通常版) 普通のトオルの事。 知略な非行動派。姉さんの為ならがんばれるそんな奴。 属域:中界 フォン(女装版) 姉により女装させられたトオルが慣れるとこの精神状態になる。 自分が男である事を忘れて、女性として行動する。 使用武具は大型が多い。 属域:地界 トオル=エンジェス(天使版) エンジェスと同調(シンクロ)した状態のトオル。 背中に翼が生え、光の弾を武具とする。 目の色が青くなる。あと、凄く冷静になる。 属域:天界 トオル=プランシス(妖精版) 唯一性別が判らなくなる状態。 樹界王の分離体であるプランシスと同調(シンクロ)することにより成ることが出来る。 又、拳による攻撃や、自然を介した攻撃を主とする。 属域:樹界 関連人物 Plantet=Cross=Yamak - ただ一人の姉。 Lance=DeathBlood - 何故か使える血具守の娘 Risk=RedBlood - 姉に仕える元刺客もどき Δ=Rendic - 姉の手足を奪った殺人鬼
https://w.atwiki.jp/hitsville/pages/80.html
Swing low Sweet chariot Chorus Swing low, sweet chariot, Comin for to carry me home; Swing low, sweet chariot, Comin for to carry me home. I looked over Jordan, And WHAT did I see, Comin for to carry me home, A band of angels comin after me, Comin for to carry me home. Repeat chorus If you get there before I do, Comin for to carry me home, Tell all my friends I m comin too, Comin for to carry me home.
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/1381.html
Wind of Cronus ういんとおふくろのす【登録タグ:J.Remmy Little Wing URA アダルトゲーム プレゼンス 曲 曲う 曲うい 真理絵】 曲情報 作詞:J.Remmy? URA? 作曲:Little Wing 編曲:Little Wing 唄:真理絵 ジャンル・作品:アダルトゲーム プレゼンス カラオケ動画情報 オンボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/33757.html
登録日:2016/02/17 Wed 19 56 50 更新日:2024/04/09 Tue 00 55 08 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 HELLSING シスター ヴァチカン 平野耕太 略して「クフ」 略して「ファ」 神父 通称「2匹が斬る」 通称「ロ」 通称「ロス」 「我々(カトリック)をなめるなよ邪教徒 キリスト教の歴史は闘いの歴史だ」 「異端審問と異教弾圧で屍山血河を築いてきた最強の世界宗教だ」 『CROSS FIRE』とは、平野耕太作の短編漫画である。 アンソロジーコミック『コミックマスター』にて全3話で掲載され、『HELLSING』単行本1~3巻に1話ずつ収録された。 『HELLSING』の叩き台になった作品の一つであり、登場キャラや設定はいくらかの改変を加え『HELLSING』に流用されている。 ストーリーは「ヴァチカン第13課特務局 イスカリオテ機関」に所属するハインケルと由美江が、 西に異教徒在れば行って蜂の巣にし、東に反キリストのテロリストが湧けば行ってぶった切るというもの。 『HELLSING』OVAシリーズ第6巻初回限定盤の特典でドラマCD化。 ただしキャラ設定は由美江を除き『HELLSING』に準拠したものとなっている。 【登場人物】 ※CVはドラマCDのもの 高木由美子 CV.甲斐田裕子 第13課に所属するシスター。大人しく、虫も殺せない性格。 ドラマCD第1話で追加された会話では、意外と芯が強く、敬虔で職務熱心なシスターとしての面が描かれた。 二重人格者で、「由美江」という裏の人格を持つ。ブン殴られたり自分の意志で交代するなどの方法で「由美江」が表に出る。 第1話では由美江を表に出すのを嫌がっていたが、第3話では自ら由美江と交代して仕事に臨んだ。 由美子の時にかけていたメガネが、由美江に変わると外されるのが特徴。 叱られる時や失敗した時など、都合が悪くなると由美江に入れ替わられ、貧乏くじを引かされる。 高木由美江 CV.甲斐田裕子 由美子の裏の人格。由美子とは正反対の狂戦士(バーサーカー)。 13課で一番の腕っこきとされる戦闘力の持ち主だが、同時に問題児扱いもされている。 日本刀を武器とし、島原抜刀(居合)流という剣術を使う。技名はなぜか旧日本軍の航空機(秋水、震電、天山など)。 『HELLSING』では二重人格の設定は全く描写されず、常に由美江の状態。 髪がストレートからウェーブになり、またセリフがどもりがちであるなどの違いがある。メガネ外したのがやはり死因か ドラマCDでは唯一、キャラ設定が『HELLSING』準拠ではない。 ハインケル・ウーフー CV.斎賀みつき 第13課所属。由美子(由美江)とコンビを組む。 主な武器は拳銃。焼夷弾(ちえのみ)を撃ち出すこともある。 『HELLSING』同様ふた○りであるかは不明だが、第3話扉絵では結構なナイスバディを披露し、時折セリフに女言葉が交じる。 由美江に比べれば冷静な印象だが、戦闘が始まってしまえば異教徒テロリスト絶対殺す(ウー)マンと化す。 ドラマCDではセリフが男口調で統一されている。 マクスウェル CV.速水奨 第13課課長。キャラデザインが『HELLSING』とは最も大きく異なっており、ぶっちゃけ髪をくくったインテグラ。性別は不明。 反キリストや異教徒は尽くサーチアンドデストロイ主義の人である。ヴァチカンの人道主義?連中は人じゃありませんし。 ドラマCDでは『HELLSING』におけるキャラそのものとなっている。ハインケルと小学生レベルの言い合いを繰り広げるなど、『HELLSING』本編では見られないような珍しい一面も。 本体(マフラー)非装着のためか、あんまり小物っぽくはなってない。 アンダーソン(アレクサンド・アンデルセン) CV.若本規夫 『CROSS FIRE』原作においてはアンダーソンという名の、ヴァチカン第3課「ヨハネ」所属の男。 駆けつけた13課に状況を説明したり、世間に事件の実態が広まるのを防いだりと情報面での役割を担当している模様。アンデルセン神父とは顔が似ているだけのほぼ別人。 「エイィィイ゛メェエンッッッ」などと叫んで銃剣をブン投げたりはしない。 しかしドラマCDでは強力若本という名のインテルをブチ込まれ、狂信と殺戮と巻き舌の化身アレクサンド・アンデルセン神父へと悲劇的ビフォーアフター。 出動を止められれば「ん゛っっくぅう!!」と悔しがり、ひとたび野に放たれればノリノリで異教徒共を大☆虐☆殺。 化物専門の戦闘屋だったはずじゃ……?そんなの関係ねぇ! アフラム パレスチナ難民キャンプでヴァチカンの慰問団を襲撃した一味のリーダー格の男。 レディーファーストを重んじるシンシなお方。 「さよなら(アッラーアクバル)だ」 イリューシン ベルリン市内で教会を襲い、収められていた上納金を奪った「ただの古いタイプのテロリスト」の女リーダー。 ナイフ使いで一度ハインケルを追い詰めるなど登場した敵では多分一番強い。 ドラマCDでは13課のウワサを部下から聞いた時、「日本のマンガの読み過ぎ」と一笑に付していた。 残念、コレ日本のマンガなのよね。 「だいたいヴァチカンの人道主義者共に何ができるってのよ」 リッジウェイ商会の人 パーフェクトな執事にちょっと似た顔立ちのお方。 山程の武器をテロリストに注文されたが、そいつらの情報にもっと高い値をつけられたのでヴァチカンの人道主義者(笑)に売りました。 「我々は武器・弾薬・情報等々をより高く買ってくださる方に優先的にお取り引きさせていただいております」 エイブラハム・バンロッホ イギリスの新興カルト宗教団「唯一のメシア真理の道教会」の大教主。自らを救世主と名乗るアレな方。 祭壇で死ぬのって、殉教者のあこがれだよね! 「我こそはこの世紀末の救世主である 信奉せよ 我らは神の真理と共に!!」 【各話の内容】 第1話 ヴァチカン慰問団の護衛として、パレスチナはベカー高原に向かう由美子。ドラマCDでは同行した神父(若本ボイスじゃない方)とのほのぼのした会話も追加。 しかし道中、イスラム過激派のテログループに襲撃され捕まってしまう。 「『身代金はもらう』『異教徒は殺す』『両方』やらなくっちゃあならないってのが『過激派』のつらいところだな」との理論で人質は次々と殺され、由美子も手をかけられる寸前になってハインケルが登場。 颯爽とテロリストをブチのめす……前に由美子の顔面に男女平等パンチをお見舞い、由美江を強制起動させる。 後は2人仲良くテロリストを撃ったり斬ったり撃ったり斬ったり撃ったり斬ったり撃ったり斬ったり。 1人残ったリーダーが、最後のあがきと冒頭の神父を人質に取る。 しかし神父様の「自分はどうなってもいいから敵を倒せ」という尊い自己犠牲の心を捏造したに打たれた2人によって、リーダーは腕チョンパから脳天に風穴開けられジ・エンド。 最後の言葉は「JESUS!!」……チョット待て。 2人の勇姿を見た慰問団の方々が、ニュースのインタビューで感動に涙流して語った言葉は以下のとおり。 「ええもうヒドイですッ。神父とシスターのかっこうをした殺し屋がッあっという間にテロリストを皆殺しに!!」 「人質もへったくれもあったもんじゃありませんでした。殺されるかと思った…」 元々人質救助しか命じられてないにもかかわらずつい殺っちゃった2人に、教皇猊下から直々に叱られたマクスウェルはブチ切れ。 弾代、旅行費、メガネ代などの経費を2人の自腹にさせ、ついでにドラマCDではハインケルと口汚く罵り合うのであった。 マ「ボケェーーーーーーーーーーーー!!」 ハ「ウ○コォオーーーーーーーーーーー!!」 由「……ギャフン」 第2話 ベルリン市内の教会で強殺事件が発生する。 犯人がでっかい★マークを描き残して自己アピールしていったんで、「ただの古いタイプの強盗」改め「ただの古いタイプのテロリスト」の犯行と断定。 ドラマCDではたまたま孤児院の子供たちを連れてチャリティーコンサートに来ていた銃剣神父が神罰✝代行してやrrrるぅと意気込むも、すでにヴァチカンのダーティなペアが出撃してるとマクスウェルにストップをかけられる。 仕方ないのでホテルに帰って子供たちのおやすみ前に「世界中の異教徒が無間の地獄に落ちる話」を聞かせてあげたそうな。 一方その頃、「愛あふるる素ン晴らしい完ペキな宗教」から派遣された殺し屋2人は、「仏教にもあたしらみたいなのいるのん?」「知らねー」などとダベりつつテロリストの元へ。 そしてテロリスト達は奪った金で泊まったホテルの一室で、鋼糸使いそうな顔の商人から武器をどっさりお買い上げ。 女リーダーのイリューシンは、報復を懸念する部下の声を「ヴァチカンの人道主義者なんかに何ができる」と一蹴。 そんなわかり易すぎるフラグに応えて人道主義者(大爆笑)の使いが強襲。 ちなみにこの時の由美江はドアガールに扮しており、めっさ可愛い。 イリューシンは部下を次々と殺されるも、ハインケルにヤクザキックの一撃をかますなど大健闘。 しかしバトンタッチした由美江との一騎打ちに持ち込まれる。 「今どき神だの宗教だのと!! おまえら国家と人民を喰い潰すガンだ!! 今だに神(キリスト)なんぞを信じている狂信者共!!」 「今どき神も信じてないのかい!? ケッ 今だに共産主義(コミュニズム)なんぞ信じているカビ臭ェ革命オタク共がよォ!!」 そして由美江の繰り出した「島原抜刀居合流・天山」でやり過ぎなレーシック手術をくらうイリューシン。 滅びの呪文くらったラピュタ王の如くのたうち回った所を、ハインケルに鉛弾で介錯される。 「パンにはパンを(フレアザフレア) 血には血を(クロフザクロフ) 地獄でコミュニズム唱ってやがれ」 原作ではその後ホテルの1階層分まるごと爆破して証拠隠滅。 ドラマCDではテロリストのタバコの不始末で火災発生、お金も回収できず。 朝刊でその顛末を知ったアンデルセン神父は、局長の機嫌に思いを馳せるのであった。わざわざドイツ語で。 第3話 世界一かっこいい無能そっくりなニュースキャスターによりヴァチカンでの毒ガステロ発生が伝えられる。 マクスウェルも巻き添えで負傷し、いつもの2人が病室へ向かうとそこにいたアンダーソンから犯人が新興宗教団体であると伝えられる。 大怪我しつつもブチ切れモードのマクスウェル。毒ガス撒くようなガイキチ相手に遠慮はいらんと、緊急クエスト「奴らの大事な救世主様ブッ殺してこい」を発令。 そして舞台はイギリス・ウェールズ。 ストーカーゴリラ声の教主様が「カトリックザマァww」と気持ちよく演説しているところに、突然の闖入者。 事件の腹いせにミサの邪魔しに来たかと由美江に詰め寄った1人がくびり殺され(足立区の方言で首チョンパの意)たのを皮切りに、ハインケルの知恵の実(しょういだん)が火を吹いて瞬く間に死体の山が築かれる。 囲碁好き幽霊声の教主様は、終わりがなくなったギャング首領のような取り乱し方でへたり込む。 信者が殺し屋2人に帰れコールで応戦、身を挺して教主様を庇うも「それがどうした」とばかりに蜂の巣に。 教「余はッ余はッ神の代行者ッ救世主であるぞッ」「こんなコトがッこんなコトが許されるものか!!」 由「やかましいこのくされ外道!! お前みたくヘンなのが救世主ならなァ私は宇宙大統領サマだっつーの!!」 ドラマCDでは「宇宙No.1大統領将軍社長閣下サマ」にグレードアップ?しました。 教主様は「ヴァチカンだって散々人殺してきたんだから正義の鉄槌下して何が悪い」と逆ギレしつつ銃を取り出すが、「全部だ(EVERYTHING)」の言葉と共に先制射撃で右腕をぶっ飛ばされる。 最後は「死にたくない 死にたくないぃ 死にたくない」とハイクを詠んでユミエ=サンのカイシャクを受けた。 この直後「あたしらに何言ってもムダだって!! だってあたしらあんたらと同じ『狂信者』だもん」と死体に言い渡すのだが、ドラマCDでは甲斐田さんボイスで非常に色っぽい仕上がりとなっている。 特に「だもん♡」の部分。必聴。 原作では泣き崩れる信者たちを見向きもせず2人はその場を去り、クエスト完了連絡するも次の任務への直行を命じられる。 あまりのブラック勤務に苛立ちから「女松田優作」「二重人格バーサーカー」と罵り合う2人。 めでたしめでたくもなしと物語は締められるのだが………… バァーン /゙ ` ̄ ̄`-,―ー,ハ、 _ ,--、 ,_ l | ゙// ´ |(二二,) ゙l \ヽ`ー―-- - | ,iii,,ゝ |(二二 ) | _`、_ 。 。 。.|。 。,ii,l iノ ̄ヽ(゙~l`) ゙l i ` ̄~`tーーl_,_ /:lヽ、___,/-´ ゙| i ー´~l // _,(二) l i | ○ ○ | ,ー´ l, i イ ゙l |i |ヘー、_ く i i | (二)ヽ |i |lノ ゙゙ `ヽ ゙ゝ`i ノ ,i⌒i⌒i⌒l~ヽ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー、 ´ゝ- (二| ,i l i , |iiニ,__i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄\ ,_,ー´ ̄ー ,/ / ゙ヽ,_,_,_,,ノ゙> |i |y _,ー´ ̄/ ヽ ヽ, _-ー´,,ノ 。, `-ーー、,ゝ.|i | i  ゙̄/ |ー,く (,_,ー゙ ̄´ 。゚ )/ゝ / ゙̄/゙|i | ,i ヽ_」 ゙| ヾ\ \ 。゚ i// / , |i | \i ,l/ ヽイ-`ヽ ゙\; ゚。 。\_,/゙。 |i | ヽ, l゙\ \ヽ \ ゙\ ゚。_。゚ `\ 。 |i | 丶 ,|ノ゙ヽ,ヽ_ ` ̄´`ヽ ゙l // i\、|,ノ 丶/ `ー-、` ̄`ー,_/ / iニ, ,ニl / / ヽ _,,ノ_,-ー´ ̄`ー、_/ //´ //゙ー- ̄( _,,-ー´ ̄ / // ヽ,ヽ _,,ー`゙ヽ,_, / ,__/ ` ヽ,ヽ ,,ノ/ /~ ̄ \\ ソ/ / \\_/ / ヽ,_,/´ 「そぉうあれかしと叫んで斬ればぁ 世界はスrrルリと片付き申すぅ!!!」 ドラマCDでは教主様の仇を取らんと信者が武器をもって立ち上がり「我らは神の真理と共に」コールで迫ってきた。 だがそこに、前回しん☆ばつできなかった鬱憤を晴らすかのようにイスカリオテの最終兵器神父が登場。 「外は晴rrれぇ、絶好の神罰日和!!」と最悪のお天気情報をもってやってきた。 すっかり殺る気モードで「カトリック教徒以外の命は平等に無価値」とステキな非差別主義を掲げ、いつものかけ声(エイメン)を連呼しつつワンサイドゲームの始まり始まり。 追加クエスト「今日中に信徒皆殺し」が解禁されました。 かつての教え子たちも「この神父、ノリノリである」と呆れつつ勇んで参戦。 悲鳴と断末魔と銃声と風切り音をBGMに物語は締めくくられたのである。 「アニオタWikiをなめるなよWiki篭り。項目の歴史は追記・修正の歴史だ」 「誤字脱字とリンクミスで屍山血河を築いてきた最強の世界辞書だ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/2048.html
crosswise -white side- / ACT3 『Glossy MMM』(2) ◆ANI3oprwOY ◇ ◇ ◇ ◇ /Glossy MMM(4)/あるいは阿良々木暦の俯瞰風景『抗物語』 ――それは先触れだった。 対峙する僕と東横。 冷たい静寂が僕らの間にある。 拳銃を武器とする僕と、鎌を武器とする東横。 距離は五メートルも無く、両者とも迂闊に動けない。 しかしどちらが優勢かと問われれば、東横に軍配が上がるだろう。 拳銃を持っている分、僕の方が強いようにも思えるけど、問題は立ち位置だ。 戦場の全体を見渡せる場所にいる東横、スザクと一方通行の戦いに背をむけている僕。 プレッシャーの差が違いすぎる。 今にも背後から、衝撃が僕の背を叩くかもしれないという脅威。 予見して対応できる東横。 絶対的差だ。 だからこそ僕はすぐにも攻め込まなければならない、のだけど。 またこれが難しいのだ。 背後に庇うインデックスの存在とか、ふと気を抜けば見失いそうな東横の輪郭とか。 そしてなによりも東横の余裕の態度が、僕に攻めることを躊躇わせていた。 「どうしたんすか? 来ないなら、こっちからいくっすよ?」 にひるに笑んで、挑発する彼女の剣呑さ。 僕の銃口も、僕の背後で巻き起こる常識外の殺し合いすら何処吹く風と受け流し。 攻められるのを待っているかのよう。 焦燥の一つも滲ませず、超然とした東横桃子を掴めない。 分らない。何が彼女の余裕に繋がっているのか。 って、駄目だこれは。 これじゃまたジリ貧だろう。 ただただ状況を引き伸ばすだけの、こういうのを敵のペースっていうんだ。 呑まれるな。呑まれている限り僕に勝ち目はない。 気を引き締め、もう一度、見る。 東横がどれくらい強いのかは分らない。 何を狙っているのかも知らない。 消える、そのチカラがどういうものなのかも、僕には分らないけれど。 「行ってやる」 動かないと始まらないのは確かなのだ。 体の力をコントロールして、僕は僕の強みを活かす。 本命は僕に残された吸血鬼の胆力。拳銃は使わない。 今に至っても人を殺す気になんてならないし、こいつはデコイだ。 東横の視線を集め、逸らし、そして本命を達成するための。 冷静に、作戦を立てなくちゃいけない。 まず銃弾を床にむかって撃ち、東横を怯ませつつ背後のインデックスを引っ張って走る。 今は東横と戦うよりも、崩れそうな立体駐車場からの離脱が最優先だ。 大丈夫、逃げ切れる。脱出先への距離は僕らの方が近い。 目指すは僕の右後方にある非常口。 ショッピングセンター本館内にインデックスを逃がす。 その後、僕はこの場所に戻って枢木のサポートを―― 「あ、いやけど、もういいっすよ」 「――え?」 と、その時、唐突に聞こえた声に、僕は出端を挫かれていた。 見れば、身構えていた僕とは対照的に、東横は鎌を下ろしている。 その代わり、逆の手を上げてこう言った。 「もう決着はついちゃうんで」 「な、に?」 訝しむ僕へと、東横は微笑んでいる。 余裕の態度を欠片も崩さず。 「もう終わりっす」 僕の後方を指差す東横。 とたん、一際大きな破壊音が響き渡った。 「……っ!?」 砕ける天井、崩落する床、 そして終わろうとする枢木の戦場。 つい振り返りそうになるのを全力で耐えた。 結末がどういうものか、見るまでもない。 このままじゃ枢木は死ぬ。この場所も、きっともうもたない。 「私はそれまで、あなたに邪魔されないようにすればいいだけ、だったんっすよ」 意図的に姿を晒したと言いたいのか。 僕を足止めするために。 だけど一方通行による虐殺が行われれば、被害は東横にまで及ぶはずだ。 にもかかわらず何故、こいつは……? 「ああ、心配無用っす。 私は絶対に見つかりませんから、特にあの人には」 あの人、おそらく一方通行のことだろう。 その自信はどこから来るのか。 「目の前の殺害対象だけを追いかける怪物。 もっとも消えやすい相手っすよ、あのタイプは。 それに……あなた達からいいコト、聞いちゃいましたし」 言って、己の鎌を一振りする東横。 そうかこいつ、僕らの近くにずっと居たと言っていた。 つまり、聞いていたってことか、僕らの会話、作戦の全てを。 「時間切れと、GN粒子は通用する、でしたっけ。 情報ありがとうございました。分っちゃえば簡単っすよ。 私なら、きっと倒せる。最強だろうと、なんだろうと」 なるほど。 その為に、少なくない危険を冒してまで僕らに接近していたのか。 見つからないことに絶対の自信をもっている東横が、一方通行を倒せる武器を持っているのなら、打倒は可能かもしれない。 条件は揃っている。 しかしそれは、 「ここを切り抜けれたらっすよね、ええ、もちろん」 崩落に近づくステージの上で、 東横桃子は最後まで揺るがない。 「だからこうすれば、私の勝ちっすね」 東横の片腕が、上がる。 ナイトメアフレームの遠隔操作機材を持ったその手を。 銃口が、僕を捕える。 いやそれは、この場全て、枢木や一方通行すら例外ではなく。 正しく全員をロックオンした、砲撃の狙いだった。 東横の背後、銃口を上げる彼女の動きに連動するように、 はるか後方のビルの屋上にて控える機動兵器――ガレスがその全部武装を展開し――立体駐車場へと突きつけて―― 「まさか……お前……ッ」 「その、まさかっす」 目の前で行われようとしている暴挙に、漸く我に返った僕が止める間も無く。 今、東横は迷わずトリガーを引いていた。 少女の指が、引き金を、かちりと、音をたて、不可視の弾丸を、撃つ。 「――!?」 ガレス。砲の塊のような兵器、その一斉掃射。 瞬間、巻き起こった衝撃はこの空間全てを激震させた。 東横を除いた全員が、巻き起こった現象に意表をつかれた筈だろう。 ロケット砲、ミサイル弾、レーザービームまで混じったそれが、この『場』へと撃ち込まれる。 振り返らない東横の背後から飛来したそれらは、コンクリートと鉄骨で形成された立体駐車場を容易く貫き、粉砕し、溶かす。 初めから設定されていたのだろう、東横の居る位置には一切の損害を与えず。 「作戦成功っと」 東横が操るガレスは、僕らのいる立体駐車場へと全火力を叩きつけた。 僕らが居る五階だけでなく、一階から四階までの中間。 支柱を砕く全開火力。 緩やかに迫っていた崩落が、それで一気に振り切れる。 天井は割れ、地盤は砕け、全てが瓦礫に飲まれ始める。 僕も、インデックスも、枢木も、そして一方通行すらも例外ではない。 決して彼個人には致命打にならなくも、フィールドを崩す攻撃は場にいる者全員に等しく影響を与えるのだ。 当然、僕や枢木にはそれが致命となることは言うまでも無いが。 ともあれこの一瞬、全員の動きが止まった。 「……な?」 けれど彼女はその条理に囚われない。 掻き消えていた東横の姿。 声だけが、辺りに漂うように残されて。 「――さようなら、阿良々木さん」 気を揺さぶられた一瞬の間に僕は、敵を見失っていた。 やられた。 おそらく僕とインデックスを確実にここで潰すことが、東横がここに留まった理由の一つ。 保身性と確実性の両立。 中途半端な気構えでは対抗できない徹底ぶり。 やりかたに少し、どこかいけ好かない男の面影を感じる。 「くそっ、走るぞ!」 銃を懐に突っ込んで、傍らの少女の手を掴む。 そうこうしている間にも僕らは瓦礫に飲まれ始めているのだ。 今すぐにインデックスの手を引いて走らなければ、辿り着かなければならない。 地盤の揺れで動けなくなる前に。 脱出口は、おそらく東横も向ったであろうショッピングセンター本館に繋がる非常口。 ルートが瓦礫で閉ざされる前に、行かなければと、闇雲に駆け抜けようと、 「痛!?」 して、僕は床に転がっていた。 「は? は? はぁ?」 唐突に膝元と腹部をを襲った激痛。 見れば、ああ、ああ、畜生、僕の制服が真っ赤に染まっている。 切り裂かれていたのだ、気づかぬうちに。 誰になどと、言うまでもなく。 「東横……ッ!」 あのやろう。 マジで徹底してやがる。 僕を完全に足止めして、自分だけ確実に逃げやがった。 半吸血鬼といっても重傷の回復には時間が掛かる。 これじゃあ這って進む位しか、しばらくは出来ることがない。 だから這って、這って、這うしかなくて……。 「くそ、が」 間に合うはずがない。 終わったと、理解した。 今度こそ、何もかもが終わったのだと。 東横が消えたことによって漸く振り返れた戦場では、枢木が遂に追い詰められていた。 全滅はもう目前だろう。 なにも出来ない僕の目の前で無意味に時間だけが過ぎていく。 地盤の崩落が、進行していく。 そして、どうしてか、 「お前なんで、逃げないんだよ?」 僕の前にインデックスは立ち続けていた。 「…………」 彼女は僕を見下ろしたまま何も話さない。 僕がしつこく手を握り続けているから、逃げにくいんだろうか。 そう考えて力を抜いたけど、何故か離れなかった。 「……?」 響き続ける地鳴り。 しばらく時間ばかり、流れ続け―― そして崩壊が僕に追いつく。 がらり、と。 僕の足元が砕けて、消えた。 「――っ」 ひぃ、と息が洩れる。 声にならない音を吐きながら、胃が持ち上がる不快を感じた。 落ちるのは慣れないんだろうなとか、東横に転落させられるのはこれで二度目だなとか、やけに暢気な感想が頭を麻痺させる。 色々と、思うことはある。 ただ、声になったのは一言だった。 「……ごめん」 ごめん。 守れなくてごめん。 ふがいなくてごめん。 何も出来なくて、ごめん。 僕は結局、誰も助けてやれなかった。 悔しくて、僕は死にたくなる。 どうしようもなくて、それでも諦めきれない。 何のための抵抗かも、もう分らない。思い出せない。 心の中はからっぽだ。 からっぽだっていうのに、どうにかして彼女だけは庇おうと、僕はインデックスの手を強く握り引き寄せようとして。 「……あ?」 だけどその時、違和感を感じた。 引こうとした彼女の手から、抵抗があった。 「お、おいっ!?」 引いていたはずの彼女の手が、逆に、僕の手を引き。 落下の間際、僕はインデックスに抱きしめられていた。 思い出す。 そうだ、コイツの服はなんだか凄い強度で、ってことは僕は今、逆に庇われているのか? でもそれじゃあ……。 「……ぎ」 落ちていく。 インデックスの肩越しに見る、あいつの姿。 僕が生き残るとしても、 「……く……ぎ」 あいつはまだそこに居るのだ。 そこに、いるのに……。 「……くるる……ぎ」 未だ、たった一人で戦い続ける男が残っている。 崩落するフィールドの中で、敵う筈の無い大敵と対峙する彼が、まだ残っているのに。 雪崩落ちる瓦礫の隙間からまだ見えている。一方通行へとただ一人で立ち向かうその姿。 今にも、悪夢のような火力に押しつぶされそうな男の奮戦。 なのに僕は、僕はこんなところで―― 「くっ……そぉ!」 何も出来ない悔しさに耐え切れなくて。 落ちていく世界のなか、僕は彼の名を叫んだ。 この期に及んで出来ることは、それっぽっちしかなかったのだ。 「くる、ぎッ!」 インデックスの肩越しに手を伸ばし、 声だけが虚しく轟き、戦場に繋がる視界は瓦礫の雨に閉ざされる。 「――枢木スザクッッッ!!!」 だから僕は気づかなかった。 知るはずも無かった。 その叫びが、その名前が、戦場を動かしていたということに。 ◇ ◇ ◇ ◇ /Glossy MMM(5)/執行 その炸裂は致命過ぎるほどに、決定的な一撃だった。 がらがらと、音をたてて崩れていく戦場の檻。 内包する物者全てを例外なく飲み込み、瓦礫の海へと引きずり込む。 この場所においては間違いなく、地が割れ空が落ちてくる終末の姿。 局所的かつ人為的な天変地異と言っていい。 そんな光景にあたっては誰もが飲まれ、誰もが驚き、誰もが切迫するだろう。 半吸血鬼の少年も、白の騎士も、最強のレベル5ですら例外なく。 目前で巻き起こる事象に対応を迫られ、大なり小なり驚の念を感じていた。 しかし破壊の渦中でただ一人、平静を保ちながら悠々と闊歩する者がいる。 勿論、地がひび割れ天が砕けるこの場所で、これほどの余裕を保てる者など―― 「さてと、これから忙しくなるっすねー」 事態を引き起こした張本人、東横桃子に他ならない。 「必要な情報は全て揃い、不確定要素は何もない」 桃子は天地砕ける戦場を、鼻歌でも歌いだしかねないほどの気軽さで歩んでいた。 切り札たる鎌を片手で引きずりながら、真っ直ぐ進んでいく。 若干足を引きずるようにしながらも、彼女には一切の焦りも迷いもない。 桃子が求めた二つのものが、全てここに揃っていた。 一つは、情報。 「あの白髪さんには、私を見つけられない」 未だ見知らぬ参加者の情報及び、対抗策の入手。 最大の懸念対象だった未知の敵(一方通行)への脅威はこれで去った。 彼に桃子が見切れない事は、隣のビルに隠匿したガレスを気取られなかった事で証明済み。 桃子の痕跡には例外なく消滅の因子が組み込まれるとはいえ、それすら見えなかった者に桃子本人を捕らえる事など叶うまい。 その上で弱点がハッキリした今ならば、容易に刺せる手合なのだ。 「加えて阿良々木さんと、龍門渕の大将はここで脱落、と。完璧っすね」 そして、もう一つの求めたものは、排除するべき命。 脅威たる『桃子を知る存在』も、ここで潰した。 目論んだ策は見事に事を成していた。 ステルスをもって敵地に進入、潜伏し、情報を得、命を奪う。 順風満帆。不安はない、後は得た情報に従い計略を練って動けばいい。 この場を離脱すればひとまず、目標達成だ。 今更自分を追ったところで、もはや阿良々木暦は間に合うまい。 未だに戦い続ける者達も、桃子がここにいるというだけで目を向けようともしない。 あえて自らこの場を崩落させることで、一方通行の動きを止め、己の逃げる隙間を作る。 同時に彼以外のその場の全員を殺す。 大胆でリスクも高いが、不足の無い戦術だった。 「――でも、怒られちゃうかな」 ただ一つだけ、心を咎めたのは、ただそれだけ。 予定にない事をやったこと。 天江衣の参戦とその能力による戦場の膠着は予想外で、 対抗するために、本来ならば対面のビルにて安全圏に留まっている筈の自分がここまで乗り込んだのは、『作戦』には無い事だった。 結果的に上手く行ったとしても、共闘相手の彼女はやっぱり怒るだろうかと、想像して。 「ま、その時はその時で。 上手く行ったんだし、文句言わせることもないっすよね。 どうせ――死なせてしまう相手なわけだし……」 ふと浮かんだ不快を自嘲気味に笑い飛ばし、歩みを止めた桃子は、冷たいドアノブに手を触れる。 それは崩落する立体駐車場から逃れ出る、唯一と言っていい脱出口だった。 ショッピングセンター本館へと繋がる古びたドア。 手にした鎌でドアノブを切り裂き押し開ける。 もう暫くすれば、立っていられないほどの揺れが来るだろう。 ゲートを潜る直前、桃子は最後に戦場を振り返る。 そこには一つの決着が訪れていた。 全てが瓦礫に飲まれていく光景。 降りしきる質量の雨の中で、終わろうとする戦い。 彼らは何一つ得られず消えていく。 だからこの時、この戦場、己の勝ちだと桃子は確信していた。 そして勝利を覆す要素は限りなく少ない。 第三者の視点で見ても、この戦場での勝者は彼女であると評したことだろう。 桃子の外界にいまや計略を狂わせる要素は何一つありえず。 だからこそ―― 「――――!!!」 「え?」 彼女を、東横桃子を破滅させたモノは紛れもなく、彼女の内側にあったものと―― 「――枢■■ザ■ッ■ッ!!!」 たったそれだけの、トリガとなるべくして『設定』された一言だった。 ◇ ◇ ◇ /Glossy MMM(6) 天が崩れる、地が割れる。 フィールドが死ぬ。 壊滅する空間全て、質量という純粋な破壊力に変換される。 上下左右如何なる死角も皆無たる破壊の本流は、いま正にスザクを飲み込まんとしていた。 「――あァ?」 だがしかし、それら全てがチンケな砂つぶに思えるほど、 いま彼の正面にある脅威は膨大すぎた。 「ァァァァァァあああああアアア――――ッッッ!!」 暴虐の爆風が吹き荒ぶ渦中にて、枢木スザクは雄叫びを聞く。 義理は果たした。 目前の敵と戦い続ける道などもう選んではいない。 この場で己に課す最大の目標は離脱であり、そして己にとって本当の戦場に馳せ参ずること。 何が最も大切で今何をするべきなのか、弁えているし迷いは無い。 だがしかし、同時に確信させられていた。 これを何とかしないことには、離脱は不可能だ、と。 怒りを顕にブチ切れる、白貌の怪物。 己の狙った戦法をすんでの所で掠め取られ、殺るべき獲物を横あいから掻っ攫われた彼の怒りは頂点に達する程であり。 「調ォ子こいてンじゃねェぞゴミがっ! やり方がクソ狡いンだよ、悪党なら俺の前に立ちやがれェ!」 ぶつけるべき相手は何処を見渡しても存在しない。 ならば自然、向けられる暴虐は全てにだ。 文字通り一方通行の視界の全てに齎される破壊事象。 「上等ォじゃねェか、 だったらより早く完全確実にィ、 俺がぜンぶをぶっ潰せば速ェ話だよなァ!?」 風を集める。 力を収束させていく。 周囲一切を殺す力、衝動のままに解き放つ。 確実な手段? 勝つための戦略? 能力制限? タイムリミット? 全て知ったことか。 「圧縮、圧縮、空気を圧縮――!!」 何のために力をセーブしてきたのか、忘れたわけではない。 余裕のあった残り時間が削られていくが、構わない。 己の矜持たる悪として、ここでこの悪は見過ごせない。 たとえ能力を使い切ってでも確実に殺す。 殺さなければならないと断定する。 方法は決まっている。 ここより半径数百メートル四方、全て残らず壊滅させる。 残る時間を総動員させれば出来るはずだ。 生憎、計算能力だけはやけに冴えているのだから。 「さァ――死」 「――止まれ」 だがそれを、黙って見過ごすスザクではない。 大技の予備動作に移行していた一方通行へと、砕けていく地を蹴って肉薄する。 崩壊の渦中にあっても流れるような動作で、腰だめに構えた腕を突き出し、矢の如き正拳突きを見舞う。 「ちィ……!」 すんでのところでスザクの存在を思い返した一方通行。 我武者羅にクロスさせた腕に高速の拳が突き刺さり、衝撃で大きく後方に弾かれる。 「っ……なァ、おい」 だが同時にこれは、 一方通行の逆鱗を鷲掴みにする等しい暴挙だった。 「おもしれェじゃねえか。どいつもこいつもよォ……!」 赤き瞳がスザク一人を捉える。 全世界を殺し尽くす意志に燃えていた大紅蓮が、たった一人の人間に矛先を向ける。 「あァまったくおもしれェ」 たんっ、と。 地を蹴る音は軽くとも。 「いィぜ。ノってやろうじゃねェかよ」 反転の勢いは圧巻だった。 今までと同じく、いや今まで以上に。 速度は常軌を逸している。 スザクの足が自然、後ろに下がる。 後退が唯一の生存手段であると、ギアスを含め断じたということだ。 タガの外れた一方通行とは、自身の限界を無視した彼は、 ともすれば知略を巡らせる頭脳など、小手調べにもならないのだと言う様に。 「逃がすかよ」 追う者はここに、一瞬にして追われる者に切り替わる。 大きく後方に下がったスザクへと、一方通行が迫り来る。 音よりも速く、光よりも速く、人の認識を超えた速度。 取る武装は己の手、確実に潰せる殺人接触。 崩落は既に間近。 何れ時が来ればスザクに退路は無い。 しかしそれまでに殺す。 お前だけでも必ず殺すと、対面する敵は告げているのだ。 対するスザクは拳を握った。 どちらにせよ、これしかない。 下手な小細工一切皆無のぶつかり合い。 激突は一秒後に待ち受けて、だがそのとき遂に地盤のヒビ割れがスザクの足元にまで及んだ。 崩落が佳境に入り、いよいよ世界が飲まれだす。 「こんな、時にッ」 迎撃を実行する寸前、踏み割った地盤に足が挟まれた。 力を込めれば抜けられる僅かな、しかしこの敵を前にはあまりに致命的な隙。 腕が目前に伸びてくる。 不完全な踏み込みを放棄し再度後方に跳ばんとするも、 薙ぎ払うように振るわれた一方通行の腕が、舞い散る天井の瓦礫を砲弾に変える。 「――ッ!」 飛来する瓦礫の砲弾は計三つ。 どれ一つとっても絶死に謙遜の無い威力であり、いずれもこの体勢では避けられない。 回避不能。 握る拳銃の威力では止められない。 拳で切り抜けるなど夢物語。 故に、 スザクの第六感が、これは負けると残酷な確信を告げた。 そのときだった。 斬 光の軌道が一度きり。 鋭利で鮮烈な一筋の燐光が、この場最後の戦端に、誰の目にも不意となる割り込みをかけていた。 超人と達人、両者にすら察知を許さなかった実体の無い刃の一振り。 空間に刻み付けるような、眼に焼きつくような、 燃え滾る情念の滲むその一撃はスザクの目前にあった砲弾を切断し、更に屈折の鎧に守られている筈の一方通行の脇腹をすら抉り抜く。 「がッ!?」 この戦闘で初めて驚愕を発露する一方通行を視界に捕えた次の刹那、 遅れて一方通行の手元で暴発した砲弾の、 破壊力の結晶によってスザクの五体は吹き飛ばされていた。 背後の折れた柱に激突し、全身を打ちつける激痛が走る。 軋む身体。脳震盪を起こしたかのように歪む視界と感覚の中にあっても、この時スザクは迷わなかった。 今、動くしか無い。 視界は暗い、いったい何に、いったい誰に、救われたのかも分らない。 正確に何が起こったのか不明瞭。 しかし、己が生きていることだけは確かなのだから。 行かなければ。 瞬時に引き起こす胴、踏み出す足、跳び上がる血塗れの全身そして、 「オマ、エ……!」 撃ち込む回転蹴りが遂に、一方通行に届いた。 数瞬のラグで取り戻す視界。 蹴り飛ばした敵の背後、床は抜け落ちいまや真っ黒の奈落のみがある。 そこへ落ちていく、遠ざかっていく、白貌の怪物。 燐光に貫かれたらしき脇腹から鮮血を拭き散らかしながらも、 降りしきる瓦礫の雨越しに歪んだ口元が健在を語っていた。 追撃の機会を逃したと言えるのか、この場を凌いだと言えるのか。 どちらにせよ、終戦の訪れには違いない。 秒刻みに崩落するステージの上で着地し、一人周囲を見渡すスザク。 「……?」 そこに、光の斬撃が過ぎ去った後に咲いていたものは、血の華であった。 脇腹の裂かれた一方通行の血飛沫、否、それにしては大量すぎる何かの血液、一面に舞い散る赤色。 からん、と。 何かが落ちる音がした。 スザクの傍らの床にある血溜まりの中心に落ちたモノ。 ひしゃげ壊れたそれは機械で作られた何かの武器の、残骸に見えた。 そう、見間違えでなければこれは確か、天江衣を殺害した―― しかし今は、考えている時間など残されておらず。 ノイズを含んだ音の向こうで、奈落が近づいてくる。 もうすぐそこまで迫っているのだ。 巻き込まれるわけにはかいない。 退避しなければ。 どこへ? わからない。 わからないがここを離れなければ死ぬ。 やるべきことがある。 今すぐ行かなければならない戦場が在るのだ。 もうここで出来ることは全てやった。 残したものは無い。 だからこそ、次はスザクが本当に行くべき、彼のいる場所へと行かなければならない。 背後を見る。 ショッピングセンター本館への脱出口。 たったいま、瓦礫に閉ざされた。 前も後ろも逃げ場はなく、ならば道は一つしかない。 痺れる拳を握り締め、俯瞰する外の光景へと歩みだす。 先ほど阿良々木暦が転落していった方面とは逆側の、ビル街を見下ろせる落下防止の柵の向こう。 目前には外の空間にして五階分の高度。 生身の人間が落下すれば二秒と掛からず即死を免れない。 崩落する戦場の中ただ一人、彼は留まっている。 柵にもたれかかり、息を整え、足元にまで及んだ床の罅割れを見下ろしている。 選ばされているようだった。 自分で外へ身を投げて落ちるか、床が消えて瓦礫に埋まるのを待つか。 しかしどちらを取るかは決まっている。 大きく息を吸い込んで、吐き出して。 スザクは両手両足に力を込め、一気に柵を飛び越えた。 中空に放り出される五体。 何らかの保険があったわけでもない。 ただ前に進みたいと、己が行くべき場所に駆けつけなければと、思っていただけ。 故に奇跡が起きるわけもなく。 スザクの体は重力に引かれて落ちる。 当然のことだが承知の上でスザクは実行した。 一方通行のように能力の加護があるわけでもなく。 阿良々木暦とインデックスのように、歩く教会の備えがあるわけでもなく。 己の肉体一つで前に進むため、向うべき場所に行くために。 例えそこに道がなくとも、踏み出さなければならないからこそ。 飲まれる道など選べるはずもなかったのだ。 「……まったく」 とはいえ、スザクは現実を見失っていたわけではない。 生きることを諦観していた筈もなく。 だからそこに――『道があった』ということはある種、当然の理屈だった。 「奇妙な、因果だ」 スザクは率直に、思ったことをそのまま口にした。 己の二本の足で立ちながら。 ここは最早、立体駐車場の領域の外であり、ならば地面など無いはずの空にて、スザクは立っている。 鋼の大地の上に、伸ばされた救いの手の上に、彼は立っていた。 「まさか、これに助けられるなんて」 それは銀の手の平だった。巨大な機械の手。 スザクを救うために、足場となるべく伸ばされていた腕の持ち主。 この、紅蓮と呼ばれる機動兵器を、スザクは誰よりも知っている。 戦場で幾度も相対し、ぶつかり合った、宿敵の機体。 様々な人間関係が目まぐるしく変わる世界の中で、終ぞこの機体はスザクの敵で在り続けた。 だからあの頃から、何があろうとも、己がこの機体に救われることは無いだろうと思っていたのに。 ああだけど、この機体ほど、彼の使いに見合う物もあるまいか。 「…………はぁ……はっ……ぁ……」 見上げるスザクの前で、機体が動く。 コックピットを後方へせり出させ、パイロットが姿を現す。 その姿を見て、ほんの少しの安堵が掠めた。 本当に、彼女に救われるような事は無かったらしい。 「あなたが……スザクさん、ですよね……?」 けれどすぐに心を引き締めて、声を受け止め、頷く。 見知らぬ少女の操る紅蓮、その傍らではもう一騎、白の騎兵が既に控えている。 ここに来る過程で既に回収していたのか、手際の良さも十全のようだった。 「……お願い……します……」 極めて狭いコックピット。篭る熱気に当てられたのか、少女は喋ることすら辛そうだ。 操縦桿をつっかえ棒にするようにして、ぜえぜえと息も絶え絶えに胸を上下させている。 汗に濡れ、額にぺたりと張り付いた前髪に頓着せず、少女は必死にスザクを見つめていた。 スザクを通して違うものを、彼女が縋る何かに請うように。 「助けて……ください……ルルーシュさんを……私たちを……っ」 スザクを救うように伸ばされた手は、 まるで彼女自身の救いを求めて、伸ばされていたというように。 「ああ、分っている」 そして無論、伸ばされた手を取ることに、 取られることに、何の迷いも在りはしない。 逡巡など皆無だ。 「すぐに行くよ」 ここに道は在る。確かに今、踏みしめている。 ならば今こそ、今こそ参じよう。 「だから案内を、頼む」 ――いざ、己が立つべき戦場へ。 ◇ ◇ ◇ ◇ /Glossy MMM(7)/偽還 時を一つ、遡る。 これは間隙の出来事だった。 枢木スザクには感知できなかった真相。 白の騎士と白の怪物が激突する、刹那の一場面。 「――――ぁ」 鼓膜を僅かに震わせた声は、電気信号と化し雷速で脳裏へと突き刺さる。 「な……」 次の瞬間、移り変わる景色を前に、東横桃子は呼吸を忘れる程の衝撃を受けていた。 なんのことはない。 崩落する戦場は変わらない。 白の騎士/枢木スザクと白の怪物/一方通行が激突する戦場は、彼女以外の誰が見ても違わぬだろう。 しかし今、彼女の目前に在るのは些細な違いだ。 それでいて、幼児むけの間違い探しのように分かり切った差異だった。 「……ぁ……え?」 なのに分からない。 理解不能。理解できるということが理解出来ない。 それは、理解したくないと願うことに等しく。 「なん……で……」 東横桃子は悔いた。 理解よりも早く、これからもたらされる結末よりなお先に。 何故見た。 何故振り返った。 何故あのまま戦場に一目もくれず立ち去らなかった。 何故聞いた。 何故耳を塞がなかった。 何故あのままノイズを無視して捨て置かなかった。 己が行為を呪う。 呪えど、遅い。 何故ならこの時、東横桃子の視界に在る存在の名を―― 「せん……ぱい……?」 聞いてしまったから。 そして見てしまったから。 だからもう、戻れない。 「嘘……なんで……」 久方ぶりに思い出す、声があった。 ――東横桃子、お前は―― 瞳を覗き込む紅き眼。誓約(ギアス)に変わる言の葉。 その声はそれから、なんと言っていたのか。 ――危機に瀕した『■木スザ■』を―― それから、何を。 あの時は銃声に霞んでよく聞こえなかった内容と名前。 けれどこれだけ何度も、そしてはっきりと、 あの少年が呼べば理解できてしまったその、あまりにどうでもいい名ともう一つ。 ――『加■木■み』であると認識しろ―― 決して聞き逃すことのない。 桃子にとって最も大切な名を。 ――『■治■ゆみ』であると認識しろ―― 汚し。 弄び。 侵す。 その呪言。 ――危機に瀕した“枢木スザク”を―― 変性する。 聴覚でなく、脳裏が捉える言葉の意味が。 荒唐無稽なアナグラムのように。 ――“加治木ゆみ”であると認識しろ―― 変性する。 視覚でなく、感情で見る存在の形が。 説明不能なモンタージュのように。 崩壊の渦中にあって尚、怪物に追い詰められる男/女の姿。 枢木スザク/加治木ゆみ の姿が今、見えるのだ。 「嘘、だ」 刹那の思考。 それは全くの幻想であり、嘘である。 そう桃子は断じた。 当然のことだ。彼女がこんなところに居るはずがない。 彼女は死んだ。あの決定的な喪失を見た桃子にとっては違えるはずのない事実であり、それはまだ覆していないのだ。 だからあれは嘘だ。 例え景色が如何に見えようと、理性が働けば誰でも分かる道理である。 「………は」 しかしそれは、理性が働けばの話だが。 「やって、くれる……っすね……」 知らず、踏み出していた己を自覚して、桃子は自嘲気味に笑った。 なるほどこれは逆らえない。 逃れる術(すべ)の無い計略だ。 ともすれば己は最初から、この時このためだけに掛けられた保険だったのか。 あの男。 悪逆の非道を憎悪する。 嘘だ幻だ罠だと、理解していても踏み出す身体を止められない。 当然のことだ。 この光景を前にして、この存在を目にして、理性に従うことなどできるものか。 できるはずがない。当然のことだ。 なぜなら真実これだけを、この存在だけを――彼女だけを求めて、桃子はここまで来たのだから。 「…………ッッッ!!」 分かっている。 嘘だと知っている。 それでも足は止まらない。 踏み出しは、歩みを飛ばして駆けよと動く。 この瞬間、桃子の脳裏を制圧する、思いは一つ。 ――許さない。 こんな冒涜を仕込んだあの男を許さない。 それに絡め取られた己自身を許さない。 しかし何よりも、ここで、彼女の死を見過ごす事だけは、絶対に許せなかった。 理性の上では分かっている。あれは違う。嘘だ。幻想にして己の破滅そのものだ。 行ってはならない、手を伸ばしてはならない。目を逸らさなければならない、と。 だけど、だとしても、同時にやはり真実なのだ。 なぜならそれが絶対遵守の理であり、同一の重み。 この瞬間において、桃子にとって本物と意味を同じくする。 いまあの彼女は、桃子の中でのみ、本物だ。 桃子が守りたかった、生きていて欲しかった、共に生きたかった彼女の価値だ。 ならばここで、彼女を見捨てるという事は、桃子が今まで歩いて来た道を否定する事に他ならない。 ここまで歩んできた意味を、全て投げ打つ行為に等しい。 だから、どうあっても抗えないのだ。 何も還らないことは分かっている。 取り戻せないと知っている。 それでも、二度と嫌なのだ。 あんな思いをすることだけは、また亡くしてしまう事だけは。 だって掛け替えの無いものなのだから。 一番大切な者なのだから。 ――もう二度と、私の前で、失われることなど許せない。 囃し立てるように魔王が笑う。 『さあ、今こそ望みを叶えてやるぞ。偽りの幻想で悲願を果たせ。特別だ、お前の意志で選ばせてやる』 だからこれは、呪いであると同時に祝福だ。 欺瞞に満ちし、祝言。 少女の夢を汚し愚弄し偽りの救いを押し付ける、悪魔の所業。 故にあの言葉はきっと、最適の言葉だった。 この時この瞬間、桃子は何よりも迅速に、全てを投げうって戦地へと舞い戻る。 己が命など度外視して白貌の最強に捨て身の一撃を加えるだろう。 例えば『守れ』という、単純な指令よりもきっと強く、鮮烈な想いを掻き立てる黒き祝福は限界を超えて桃子を突き動かす。 ましてや、己を明確に変性させる禁忌の術を、このとき桃子はその手に収めているのだから。 「……ゆる……さないっ!」 スカートのポケットへと手を伸ばし、それを掴み取る。 逡巡など皆無。理性など全て取り払ってしまえばいい。 手には命を刈り取る死の鎌を。 痛む脚には駆け往く無痛を寄越せと願う。 ただ目前の攻防へと、間に合わせしめるチカラを欲した。 その為だけに少女は今、小さな自壊(ブラッド・チップ)を口に含み―― 「……ぁ…………ぐ……ぁぁぁっ!」 感情の膨張は臨界を迎え、炸裂する激昂。 確約された破滅を知っても尚、東横桃子は止まれなかった。 たとえ、一秒先に終わりがあろうと。 「……っ……せん……ぱい……にっ……ッ!!」 捨て身を承知で、ただ大切な者へと突き進む自我。 それは燐光を引き連れた最後の煌。 刹那、守るべき色彩を捉え、閃光に変じた深紅の双眸は正しく、覚醒された『孤独』の起源にして。 「……手を、出すな――ッ!!」 ――そして誰よりも強く、絆に惹かれる疾走の軌跡だった。 【東横桃子@咲-Saki- 消滅(ロスト)】 【 ACT3 『Glossy MMM』-END- 】 時系列順で読む Back crosswise -white side- / ACT3 『Glossy MMM』(1) Next crosswise -black side- / ACT3 『勇侠青春謳(ゆうきょうせいしゅんか)』(一) 投下順で読む Back crosswise -white side- / ACT3 『Glossy MMM』(1) Next crosswise -black side- / ACT3 『勇侠青春謳(ゆうきょうせいしゅんか)』(一)
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/2051.html
crosswise -X side- / ACT Reborn 『儚くも泡沫のカナシ』◆ANI3oprwOY 群青の天が一列に裂けた。 会場の中心部、D-4と示された地点の上空に異変が発生する。 亀裂を開ける空から落ちた閃光、さながら天から下された懲罰剣の如く。 大地に突き立てられた一条の柱は、太陽を中心に伸びていた。 現れしその姿は天井から糸で吊り下げられし刃。 地上へと楽園が降臨する。 繁栄の中での危機を示す逸話―――ダモクレス。 全ての罪の始まりにして、あらゆる根源の地。 絶対の制空権を確たるものにする天空要塞。 神園より飛び立つひとつの影。 三国入り乱れる混沌期に現れ、天使、あるいは悪魔として恐れ崇められてきた姿。 救世の象徴となる容貌(かんばせ)は、『ガンダム』という、色褪せることのない名を世界に刻み込む。 遥か高き天空より、地上へと舞い散る羽。振りまかれる光は正に翼のごとく荘厳だった。 それはGN粒子という、この場所に立つものならば既に多くのものが既知の物質。 しかしそれは違っていた、同じであるが故に、あまりにも遠く乖離していた。 これまで放たれた如何なる燐光よりもそれは苛烈であり、神々しき煌めき。なによりも規模がかけ離れている。 密度、純度、鮮度、放たれる全ての質が既存の兵器を凌駕している。 今までのものは何もかもがまがい物。神の手からこぼれ落ちた一滴だったというように。 これこそが真にあるべき『世界の力』なのだと誇示するように。 あまりに圧倒的なそれはただただ、天と地、絶望的なその距離を見る者に焼き付ける。 そして優雅に、荘厳に、それは何の憂いもなく人界に降り立つ。 新たな神の生誕を祝福するように。 旧い世界に滅びをもたらすように。 聖女は杯に。 天使は神に。 さあ、恐怖せよ。 さあ、歓喜せよ。 「――まずは名乗ろう。僕はリボンズ・アルマーク。人類を導くもの、即ち神だ」 神の銘の許に、今、世界は新生される。 ■ □ □ □ □ crosswise -X side- / ACT Reborn 『儚くも泡沫のカナシ』 ■ ■ ■ ■ □ 「ははっ、おいでなすったかよ」 高高度から現れて目前に近づいてくる機体を、アリー・アル・サーシェスは見上げていた。 これより訪れる戦いの流転。 今いる世界において、過不足無く最強の存在の降臨を前にして。 その一兵たる立場にある彼にしかし、敬虔な信徒のような姿など微塵もない。 向ける眼差しは、あくまで自分を雇った"依頼主"に対するものでしかなかった。 どれほどの強大さ偉大さも傭兵の前には一抹として神意は得られない。 この時系列において、あるいはその先においてもサーシェスが知ることはない。 全てを己が手で為すという、男の理想を体現した機体。 その最後の総仕上げ、純正太陽炉のツインドライブにの光が凄絶に翠の羽を散らす。 人類を導くガンダム―――リボーンズガンダム。 サーシェスにとっては、ただ力の象徴であるそれを視界に映しているに過ぎなかった。 「実にご苦労だったね。アリー・アル・サーシェス」 伝わる声は無論、彼が知る男のもの。 モニターに映し出される、翠の髪と黄金の瞳。 少年の姿をしていても、浮きゆく背景はその埒外に佇む超越者。 バトルロワイヤルの主催者、仕事の依頼人。 呼称は数あれど呼ぶ名はひとつ。 いつも通りの余裕の表情で、リボンズ・アルマークはサーシェスに接触してきた。 当然のようにサーシェスの頭上に立つ、天使の機体。 更に遥か上空には、その根城とも言うべき白き要塞、ダモクレスが姿を表していた。 「助太刀ありがとよ、大将」 以前と変わらぬ遠慮のない口調で語りかけながら、サーシェスは目前に降りてきた雇い主を見上げた。 びりびりと、膨大な波長を全身で感じ取る。 目前にする圧倒的な存在感。 以前見た、否、以前よりも遥かに絶対の存在として、リボンズ・アルマークは此処に在る。 彼がこの場に立つ遥か以前から、予期していたこと。 これほどの規模で、遊び(ゲーム)を始める奴は見たことがない。 つまり目前のソレは、以前見たモノとは違うという確信。 そしてソレは言っているのだ、告げているのだ、これから、始める、と。 ついに、ついに、この時が来た。 この段階がやってきた。 主催者の来場、間近で見る雇い主の姿。 こいつが出来たからにはもう、遊び(ゲーム)では済まされない。 秩序(ルール)が壊れる、均衡(ルール)が壊れる、戦いは急激に流転する。 そうしてやっと、望んだ本気の戦争が始まるのだから。 見たこともない闘争が訪れるのだから。 「さて、どうだい? 首輪の解除、危険人物の最優先排除。オーダーされた依頼はこれでほぼ完遂だが?」 「ああ、君の仕事は完璧だったよ」 首輪解除の幇助。主催側からの脱走者の始末。 モニターを通して伝えられる結果報告(リザルト)に、リボンズは頷く。 わざわざ聞かずとも全てを見ていたといった風だ。特に驚くことではない。 ただしサーシェスには、この状況に僅かに解せないことがある。 雇われた以上は些細な不備も残すつもりはない。 仕事は完璧にこなさなければ商売にならないのだ。忌憚なく拭えない疑問点を進言する。 「そりゃどうも。けどよ、ちょい早過ぎるご出陣じゃねえか? いちおう俺の仕事はまだ残ってる。参加者はまだ残ってる。 確かにここまでくりゃ後は鴨撃ちだろうが、それでも終わっちゃいねえことは確かだろ。 クライアントが出張るにゃあ時期尚早だとおもうがね」 そう、今の状況はまだサーシェスにとっては完遂とはいえない。 勝ちがほぼ確定している状況と、勝ったという結果とは隔てがある。 戦場では何が起こるか分からないのだ。実体験をもって戦争屋は断言する。 最後の一人まで生き残り優勝という冠を頂くことが、サーシェスが受けた今回のミッションの完了目的だ。 それを待たず雇い主が直接出向くというのは、些かに不合理ではある。 「いや、終わりさ。君の仕事はね」 微笑んだ少年の表情は変わらず。 その小さな懸念を、リボンズは断言して切り捨てた。 終わりというその言葉に、サーシェス自身も数に入れたように。 いやむしろ、『サーシェスのみ』を含むように。 いつもと変わらぬ、優雅で冷淡な口調で告げた。 「へえ……」 含みを持たせた物言いに、直感が怪しい気配を感じ取る。 理屈によるものではない。 不穏な態度。今感じたものは既知のものだ。 雇った上司が時折見せる態度のそれと、似通った感触。 「どぉいう意味かねぇ?」 けれど、不思議と口元はつり上がっていた。 なぜなら彼が次に言うべきことは、少し予想がついている。 「言葉のままの意味だよ、君の仕事は終わりだと言ったんだ。 ここから先に出番は無い、それだけさ」 不動だったガンダムが、ゆっくりと動きを見せる。 右の指に握られた大型のGNバスターライフルが向けられる。 他でもない、サーシェスの乗り込んでいるアルケーに。 「――は。おいおいアンタ、 ここまできて契約違反でもやらかそうってのか?」 お前はもう要済みだ。 リボンズ・アルマークは紛れもなくそう言っている。 サーシェスにとって、疑いなくこれは裏切り行為。 だがそんな反論も、仰ぎ見る位置に立つ男は容赦なく。 「まさか。ただ少し報酬の品を値上げするというだけだよ。 金や肉体の状況だなんてくだらないものより、 僕の目的の為に役立つほうが、君の命にも価値が与えられるだろう」 その命を捧げろと。 ここで自分の糧となることこそ至上の喜びだと。 それこそが真理だと。 天上の頂きに座する男は、疑いなく信じている。 「そして忘れてはいないだろう。君の命は既に一度、失われている。 君だけは、ここで特別なんだ。特例の参加続行権限、此処より先に存在する意義はない。 つまり、もう一度言おう。君の『仕事』は、終わったんだよ。 よくやってくれた、アリー・アル・サーシェス」 神としか形容できない高みに昇り詰めるための、それは当然の代償。 そしてこの上ない褒賞だった。 自らを疑わず、他者の無価値を疑わない、絶対なる彼流の賛辞だった。 お前だけは今死んでも構わない、という。 神の手によって、神が定める犠牲に加われ、という。 リボンズ・アルマークの、彼なりの称賛の仕方が、これであった。 「はぁ……そーかよ、大将」 その、本人にとっては壮大な領域の礼にも、傭兵は溜め息混じりに苦笑する。 彼にとって、アリー・アル・サーシェスにとって、そんなものは必要ない。 神。善悪。信仰。世界への忠誠。命の価値。 全て、二束三文のはした金にすらならない。 実態すらない紙くず、その程度の価値にしか過ぎぬのだから。 「なんだ、まあ一応いっとくんだが。 俺がクライアントに求める物はただ一つ。契約の正しい遂行と報酬の良さだけだ。 その点、大将のことは多少気に入ってたんだが……」 裏切られたにも関わらず、軽い口調。 雇い主は食えない奴、信用できない奴、それは最初から分かっていた。 予告なく己を殺し合いに放り込んだ時から、いやもっと以前から、雇われた当初から、知っていたはずだ。 たとえ神の存在を認めようとも。そも、サーシェスは誰一人、何一つ、最初から信じてなどいないのだから。 ならばなぜここまで、その兵であり続けたのか。 理由は簡単、彼が傭兵だから、そのように在ることを望んだから、それだけだ。 「こりゃ契約解消か、ザンネンだ」 ならば今はどうするのか。 それもまた簡単に、答えは出せた。 相手など関係ない。力の差を考える気もない。 例えこの世界の神が相手だろうと、絶対に妥協してはやらない。 戦うというなら、ああそれもそれで、楽しそうだ。 「そうみたいだね。僕も残念だ」 天に唾吐く行為にも対し、感情を込めずに少年も笑う。 彼の決断など、何一つ考慮に値しないとばかりに。 眉一つ動かすことなく、指にかかる引き金を締める。 対立は決定的なものとなった。 ここから先は誰のためでもない、自分のための戦い。 サーシェスは改めて個人として、殺し合いの勝利を目指す。 何も変わりはしない。 不可避だった死が、明確な対決と姿を変えただけのこと。 ああ、これも悪くない。心からサーシェスはそう思う。 別段、リボンズのことを恨んではいない。 戦で裏切り、騙し撃ちは当たり前。むしろ賞賛されて然るべきだ。戦争中ならば特に。 自分は足を切られ、補給もままならない孤立無援の雑兵一匹、憐れな一兵卒。それでいい。 それでも、そんな知る限り絶望的な状況でも、これはまだ戦争だ。 だったら楽しむべきだ。終わりの一瞬まで楽しむべきだ。 腹に銃弾を受けてのたうち回り、畜生(ファック)と叫んで死ぬまで楽しむべきだ。 命を銃弾のように掃いて捨ててきた最低最悪の人間だからこそ。 全てを懸け、命を懸けて、命を守り切る戦争もまた是しとした。 「ああ、そういうわけだからよ―――遠慮なく攻めさせてもらうわ」 故に、不意討ちをかけることにも、憂いなく実行に移した。 それは、はじめから対決を予測していたことならば、何も驚くべきことではない。 いつの間にかリボンズの乗機を取り囲んでいたGNファングの群れが、一斉にその刃を突き立てんと迫ってきていた。 射出する前触れはなく、契約の破棄を突き出される前に予め放っていたとしか思えないタイミング。 その奇襲の手際は完璧だった。 ファングは既に半数以上を墜とされていたが、数基あれば役割は事足りている。 「ぅらあッ!!」 それと同時にサーシェスも動く。 両脚の先端から刃を伸ばし、飛翔するアルケー。そこに様子見の姿勢はまったく感じられない。 敵機の性能は知れないが、御大将自らの搭乗となれば見掛け倒しであるわけがない。 ガンダムという姿、なおかつ噴出される粒子光を見れば、最高準のものを備えてると考えるのが自然だ。 加えて、自機の状態もまた劣悪。右腕を断たれ武装の大半も失っている。 逃げ回りながら攻撃を凌ぎ、機会を待つ余力は残されていない。攻められればそこで詰みとなるだろう。 取るべき手段は一つ。殺られる前に、殺る。 敵が動きを見せるよりも速く、己の優位に慢心しているうちに初撃必殺で仕留める。 乾坤一擲の決死の吶喊。今持てる最大の戦術で勝負をかけに出た。 先制攻撃は成功した。 開始の鐘が鳴るか鳴らないかの刹那に突き放す、フライングスレスレのスタートダッシュ。 自身も含めた全方位からの挟撃、迎撃の余裕を与えず、バリアを張る隙も許さない。 会心の手応え。まさに数え切れぬ戦線を切り抜け培ってきた古兵(ふるつわもの)の面目躍如だ。 「……な?」 だからこそ。 起きた結果に、他でもないサーシェスが理解を促すことができなかった。 一閃。 それだけの勝負は決していた。 気づけば、リボンズの機体の中心を切り裂いていたはずの三肢は、アルケーの胴体を離れ虚空を踊っていた。 それどころか、全身を刺し穿とうと取り囲んでいたファングも残らず爆散していた。 全財を賭したアリー・アル・サーシェス一世一代の大勝負は、満額没収という惨状に終わった。 「……んだ、そりゃ?」 何が起きたか、事態の因果がわからず混迷した光景。 しかし彼は一分一秒の差が生死をわける戦争屋である。 傭兵の本能は思考よりも先に、秘匿しようのない現実を把握していた。 真実はなんのことはない、単純なこと。 リボンズのガンダムが背中にマウントされていたビームサーベル柄を左手で引き抜き、思い切りよく振り回しただけだった。 背後から狙っていたファングは直接切られ、あるいは余乗した出力により誘爆し、目前まで近づいていたアルケーも避ける間もなく手脚を切断された。 おそらくは一秒に過ぎない時間。その間に起きた事は、あらゆる意味での驚愕と絶望。 「……クッソォ!」 そんな事情など知る由もないサーシェスは、ただ完全なる敗北を受け入れる他にない。 全ての戦闘手段を奪われ丸裸となったアルケーガンダム。 恥も外聞もはばかることなく、サーシェスは即座に脱出装置を機動させる。 彼にとっては勝利よりも生存が第一だ。名誉の戦死よりも無様な生還を選ぶ。 コクピットと連結した背部のブースターを脱着させ、戦闘機での離脱を図ろうとする。 勿論、逃す気などリボンズには毛頭ない。 逃げる獲物へと銃を一発。それで容易くひとつの命が潰える。 「改めて言うよ。いままでご苦労だった。アリー・アル・サーシェス。 ――君を、英雄の末席に加えよう」 狐狩りよりも軽い遊戯。 そこに乗る命もまた相応の重みしかない。 一切の容赦を許さず、むしろ苦痛を長引かせないよう慈悲を伴って、閃光が撃ち出された。 ◆ ◆ ◆ ――――――――そこは暗黒の淵だった。 淀みの中を彷徨う思考。 自分がどこに立つのかも知らない。 自分が今生きているのかさえ分らない。 痛い。 暗い。 重い。 そんな世界の中心にて、 『――――――――――――――――――死ね』 聞こえる。 『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね』 怨嗟の声が聞こえる。 「……せェな……」 聞こえている。 『殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ』 憎悪の声が聞こえている。 「……るせェ……!」 聞こえていなかった、はずなのに。 『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ねせえ死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね』 聞く必要も無くなった、はずなのに。 『殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せうる殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せえ殺せ殺せ殺せ殺せ』 今は聞こえていた。 ああ、聞こえている。知っている。 分っているとも。わかっているとも。わかっているとも。 今更―― 『死ね死ね死ね死せえね死ね死ね死ね死ね死ね死ねうるせ死ね 死ね死ね死ね死ね死ねるせえ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 殺せ殺せ殺せうぜえ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せうぜえ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せうるせえ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ うるせえね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ぐだぐだね死ね死ね死ね死ね死ね 死うぜえ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 殺せじゃまくせえ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せだまれ殺せ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せうるせえ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 死ね死ね死ね死ね死ね死うるせえ死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ねいいかげん死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死うるさい死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死だまれ死ね死ね死ね死ね 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せじゃまだ殺せ殺せ殺せ 殺せすこし殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺だまれよ殺せ殺せ 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺うるせえンだってせ殺せ殺せ殺せ 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ねさっさと死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねだまれよ死ね死ね死ね 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せうるせえ 殺せ殺せ殺せ殺あァうるせえ殺せ殺せ殺せ殺せ殺うるせえ殺せ 殺せうるせえェ殺せうるせえェ殺せ殺―――だァから―――』 「うるせェつッてンんだろォが、すッこンでろォ!!!!」 爆裂する意志。 吹き飛ぶ瓦礫の山。 大地に開いた巨大なクレーター。 そこに一方通行はただ一人、立っていた。 服装はボロボロで、能力使用は限界で、精神疲労は末期的で、けれど、そこにいる。 見上げた空には二つの機動兵器。 今まさに一機堕とされ、もう一機へとドドメの一撃を与えんとしている。 つい先ほど一方通行自身が摘み取ろうとしていた命へと銃口が向けられていた。 『なぜ?』 脳裏の声が語りかけてくる。 『なぜ逆らう?』 同調していた筈なのに、殺意の支配下にあったはずなのに。 何故今になって抵抗するのか。 何故今になって反抗するのか。 「調子に……乗ンじゃねェぞ……」 何故? 何故? 何故かだと? 語るまでもない。 最初に言ったはずだろう。 最初に決めたはずだろう。 最初から、己はこうあったはずだろう。 確かに受け入れた。 この世全ての悪。 殺す道、殺して壊して進む、他者の血で作る道のりを。 その果てに己が消える結果さえも厭わない覚悟があった。 だからシネと恨む声もコロセと呪う声も聞こえはしなかった。 この世全ての悪に飲み込まれようと、為すべき目的のためならば、この悪意はどこに行こうとも構わない。 ただし、それは『ある一つだけ』を除いては、の話だ。 「俺は――――」 一方通行とは、 「アイツを、守る」 一人の少女を『守る』為に在る。 その前提を履き違えることだけは、何があろうと許さない。 彼女に害意を及ぼすことだけは、この世全ての悪だろうがなんだろうが、例え己自身でさえ絶対に許しはしない。 だからここにきて食い違う。聞こえなくなっていた憎悪の声が聞こえている。 再び一方通行の意識がその声を『煩わしい物』として捉えたからだ。 無差別に悪意を向ける悪意と、ただ一つを守り抜かんとする彼の意思が対立する。 「俺はアイツを守る。 それだけだ、単純なこった。わかったかァ? クソッタレ共が」 未だにわめき続ける声を捻じ伏せる。 見境無く溢れ出す悪意の波を押さえつけ、もう一度同調していく。 「それさえ分ってンなら、テメエらに望みのもンをくれてやる。だからよォ……」 望みの殺戮を見せてやろう。 ただ一つ守ると誓った彼女を除く、全ての者に破壊と死をもたらそうとも頓着しない。 参加者、主催者、ゲーム、その一切に関係は無く、見境はない。 それで満足しろ、できなくてもさせてやる。 『彼女を守る』というただその目的の為だけに、収束し解放する守護の殺意。 矛盾する行動原理を無理やりにでも、現実へと捻じ込んでやる。 「だから――俺に力をよこせ!」 守る為に殺して殺してぶち壊す。 その破綻した理論を解き放つ。 地を蹴る足、舞い上がる五体。その背には―――――黒き翼。 これより目指すは天上から舞い降りた一機の天使。 ああ、やっと見つけた。あれこそが、彼女を奪った全ての元凶。 「―――――は」 白面が割れる。 赤くせせら笑う。 ああ殺せ。 ああ殺す。 だからさ、チカラを寄越せよクソッタレども。 どうせオマエら、それしか脳がないンだろうがよ。 「は……ははははは……はははははははははははははっ!!!!」 背が割れる。 黒く弾けいずる。 ああ殺せ。 ああ殺す。 殺す(守る)ために、さあ行こうか。 喩え、その意味さえ擦り切れても――――――――――――― ◆ ◆ ◆ 「なんなんだ……コイツ……!」 そのとき、サーシェスは己の目に映りこんだ奇怪な光景によって、忘我に近い領域で思考を停止させていた。 歴戦の傭兵としては恥ずべき行為。 戦闘中に頭の回転を止めるなど、本来サーシェスにとって絶対己に許してはならない愚挙である。 鉄火場の渦中において足(かんがえ)を止めることは無論死に直結にするし、なにより楽しめない。 更に言えば、今はまさに生命の危機。絶体絶命の窮地なのである。 コレこそが醍醐味、楽しみつくせ足掻きつくせ喩え無為であろうとも。 そう、気迫を滾らせていたというのに。 いま彼の目前にある光景は、彼の目と思考を奪うに余りある異端のなかの異端であった。 「黒い……翼……?」 遥か下方の地より舞い上がった漆の弾丸が、このときサーシェスを救っていた。 機体の四肢をもがれ、逃げ場を塞がれ、最早棺桶と化したアルケーガンダムを狙う束の燐光。 絶死にして回避不可の一撃を逸らす事はこのとき何物にも不可能であり、ならば逸らされたのはサーシェスの側であった。 「ぐおっ!?」 強烈な衝撃が全身を襲う。 何を契機にか、唐突に再動し飛翔した白の怪物、一方通行が空に在る二機の中間に割り入る。 通過を待つまでもなく余波だけでアルケーガンダムは弾き飛ばされ、コックピットを狙い穿たんとしていた燐光の矛先からすんでの所で逃れ出ていた。 いま、俺を見下げるなと言わんばかりに上空へ突っ切ってくる一方通行の背中から展開する、黒き奔流。 それはおぞましくも圧倒的な威烈の嵐にして、形容するならば翼としか言い表せない。 古今東西、背から生え、あらゆる上昇を促す概念、潜在的にヒトを上回る力の象徴である。 「天使対堕天使……だあ?」 信じがたい現象を目前にして、サーシェスはただただ、止まっていた。 「オイオイいつから聖書ってのは飛び出す絵本に――」 つい先ほど、天からの鉄槌によって地べたに叩き落された筈の存在が、瞬時に再起したというその事実。 そもそもあれは、サーシェスを殺そうとしていたはずだというその不可解。 全て瑣事だ。 どうでもいい、どうでもいい、今はただ―――ただ―――ただひたすらに――― 「こんな戦争しらねぇぞ。はは―――!」 アレが、愉快で痛快で堪らない。 目前で幕上がる。 闘争の翼(カタチ)が愛おしかった。 ◆ ◆ ◆ 「おおおおおおおォォォォォオオオオォオォオオオオァァァァァアアアアァァァッッッagajgasjglalhkjlgftihjunivwhdvcnvbqwqoihshihvblzvhaga!!!!!」 撒き散らされる雄叫び、ぶちまけられる陰気。 瞬く間に黒く陰惨で剣呑なノイズへと変貌する。 一方通行は高く高く飛び上がっていた。 爆裂し、駆け上がるモノはただ能力能力能力能力力力力力チカラチカラが奔る。 「一方通行、か。 学園都市レベル5第一位。そういえば、現状の個体能力において、君は最上のそれだったね」 下方から迫り来るそれを、リボンズは静かに見下ろしている。 展開された黒の翼と共に舞い上がり、殺到する白貌の狂鬼とその殺意。 さらに付随し、空間を引き裂くように叫ばれる呪いの言の葉は失われた概念に則る歪んだ旋律だった。 「―――ogjk殺gaq!!」 現時代、現世界の誰一人、その正確な意味を解せない。 この天上に座する神を名乗る彼もまた例外ではなく。 しかし同時、彼がいま何を思い、そして何を語っているかは、この時この場、誰の目にも明らかであった。 「hfs全fpz死gwsq滅giai―――!!!!」 「ああ、殺したいんだね。分っているよ」 奪われた者を取り戻す お前だけは絶対に殺す。 欠片も残さず摩り潰す。 そう、天上に向って吼えているのだ。 「ならば安心すればいい。君の願いは僕が遂げるさ」 静かに、慈しむようにリボンズは見つめていた。 「故に君は安心して眠るがいい」 彼が微笑と共に何を告げ返しているのか。 それもまた、今は誰にもわからない。 「―――mgi」 放たれる、下方より一閃。 ふざけるな、オマエは落ちろと振るわれる、黒き翼の羽撃き。 この猛り振るう技は単純かつ致命の毒。 相手が何者であろうとも、喩え相手が神であろうとも、半端は神では殺し得る程の威力を秘めている。 その力の源はイレギュラー。 今に至るも明瞭としていない、この神にすらわからない。 わからないがしかして―― 「だけど、いや、だからと言うべきかな」 ―――ここに一つ、はっきりとわかる事実がある。 「君には無理だ」 一方通行は、リボンズ・アルマーク(神を名乗る者)に届かない。 「―――――!??!???」 黒き翼が振るわれる間際、ありえぬ速度で相対する機神の銃口が向けられる。 否、それは本当に向けられたのか、最初から、向けられていたのか。 はじめからそこに向かうものが来るとわかっていたように、燐光が一方通行の視界を覆いつくしていた。 それは人の思考を除く読心に非ず。 極限まで拡張された、外界(せかい)を見渡す千里眼。 やがて来る波、流れを知り得る神の視界。 不意討ちは不意討ちに成り得ず、先の先を越され手を打たれる。 それだけで、事は終わっていたのだ。 一方通行はここに、主催者(ゲームマスター)――リボンズ・アルマークの前に、敗北する。 燐光によって掻き消される初撃。 瞬時、ばら撒かれたフィン。 全方位から挟撃によって撃ち抜かれ、瞬く間に砕かれていく翼き翼。 「―――我―――skewp―――守―――aggbkbn―――…………く……そ……がァ……」 たったの一撃も許されず。 「君は……なにか? 僕らの概念を解したとでも思ったのか? だとしたら、思い上がりも甚だしいな」 たったの一交差も叶わず。 「確かに、僕も君の概念は分らないさ。知らないな。 なにかなそれは。神の力の一旦か。あるいは君の世界の神の力そのものか。 でもどうでもいいのさ、そんなことはね」 指一本触れることすら、泥をつける事すら、果たせずに。 「理屈はいらない、事実は一つ、神は決して落とせない。それだけなんだよ」 落ちていく。墜ちていく。 時間が磨り減る、能力が消えていく、一度は天を落とす力を発揮した存在が、人間に戻っていく。 薄れ行く、その過程。斃すべき神(あく)の声を聞きながら。 「しばし眠れ。 やがて審判は下される、その時まで」 改めて、手の中から砲撃。 放たれる極光が中空の一方通行(だてんし)を吹き飛ばし。 この数分にも満たない小競り合いを、呆気なく終わらせた。 ◇ ◇ ◇ 他愛のない露払いを済ませて、リボンズは周囲を見渡す。 それぞれが命を賭して臨んだ死闘も、彼にとっては手慰み程度の戯れ合いだった。 消耗など一切ない。傷ひとつ、汗ひとつもたらさない。 所詮は、これから行う大詰めに至る前準備に過ぎない。 事実、誰一人答えるものは居なかった。 戦いを為せる者はみな脱落したか停止を余義なくされている。 沈黙が降りている。誰もが、リボンズの声を聞く、それ以外の動作が許されない。 世界を統べる存在の圧力によって、一連の大乱戦はここに終局という形となっていた。 「それにしても……相変わらず、悪運の強い人間だ」 ふと、視界を横に変える。 此方から離れるように飛び去っていく一艇の飛行機。 アルケーに搭載されている、脱出装置のコアファイターだろう。 一方通行との小競り合いの間に抜け目なく、傭兵は離脱の手筈を整えていたようだ。 その気になれば追いすがり撃ち落とすことも容易いだろう。 アリー・アル・サーシェスの遁走を阻み撃墜するのには苦にもならない。 既に一度死亡したところを特別に蘇生させた身分。その上主催側から直々に指令を受け渡している。 もはや一介の参加者に留まらないレベルで『あちら側』に踏み込んでいる。今後の戦場において不適格な存在。 故にこそ戯れに、此処に来るついでに、抹消を決めた。 「しかしまあ、構わないさ。認めよう。君の参戦を」 サーシェスを撃つにあたって、リボンズは手を抜きはしなかった。 無論本気ではなかったが、容赦や油断を差し挟みはしなかった。 その上で生き残ったのなら、たとえ天運の采配でもそれを含めて彼の功績だ。 手にした功を讃え、見逃すのも一興。 そして何よりも、傭兵一人を始末するためだけに、ここに来たわけではないのだから。 「―――さて、余興はここまでか」 ここまではいわば前哨の鐘。 所詮は余興、余興なのだから。 さあ開幕を告げよう。 ゲーム(遊び)の終わり、そして次のステージに至るはじまりの宣誓。 殺し合いが停滞したこの時に、新たなる最後の華を添える。 世界の変革。その糧となる彼らに与えられる、栄誉の死。 総てを統べる己こそが、その宣言をするに相応しい。 「さあ、始めよう」 ◇ ◇ ◇ 「やあ、諸君。聞こえているかな」 それは宣告だった。 天使の呪言(ことほぎ)。 有無を言わせぬ。 是非を問わぬ。 聞く者を一切尊重せぬ語りの、その始まりの言葉だった。 「僕はこのゲームの主催者、リボンズ・アルマークにして――」 それは名だった。 聞く者の知らぬ。 知らずとも絶大の威力を誇る。 事柄の収束を現す、その始まりの名だった。 「人類を導くもの、すなわち神だ」 そしてそれこそ、真実だった。 世界における法則(ルール)。 定める者の定義を、正しく呼ぶならば。 ここに舞い降りた者とは、即ちそれに相応しい。 「これから、ひとつの通達をしよう。 君達にとっては喜ぶべき事であり、僕にとっては残念な出来事だ」 地上にて蠢いていた全ての人間は目にする。 天に輝く絶対的力(ガンダム)の象徴を。 弱者はみな等しく見上げる、統べる力を持つ者を。 そして彼らに、神は告げる。 「君達参加者を縛っていた戒め、首輪の解除が確認された。 偶発的な誤作動ではない、明確な意志と方法に基づいてだ」 事実を。 「現在生きている全ての参加者が首輪を外す選択肢を手に入れている。 ゲーム開始より一日が過ぎ、残り人数は二桁を切った。 にも関わらず、残った者はまだルールを遵守できないらしい」 ただ事実を。 「だがそれでは困る。ゲームが成立しなくなるからね。 途中棄権も放棄も、当然脱出も認められない。 『どんな形であろうとも、バトルロワイヤルは完遂されなければならない』」 事実のみを順当に。 「よってここに、主催者として宣言しよう。 今より生存している参加者の全ては、第七次放送開始までに、速やかに殺し合いを再開せよ。 もしもそれが為されないならば、ゲームは第二フェーズへと移行する。 そして僕が手ずから―――君達を救済(せんべつ)しよう」 人の頭上から、告げた。 「ルールはこれまで通りと変わらない。優勝者を決める為に参加者が殺し合う。 強制力の消失した首輪と禁止エリアに代わり、この僕自身が抑止力となる。 殺し合いが膠着した場合は容赦なく、徹底的に、ただの一人も残さずに殲滅にかかる」 詭弁。 「このような形になるのは本来好ましくはないが、ゲームを執り仕切る者としての責任だ。 無論、参加者内で殺し合う分にはこちらから干渉は行わない。手を出されたら対応はするが。 君達は今迄と同じように殺しあっていればいい。簡単な話だろう」 されど確かな力を持った彼の言葉は間違いなく。 万人に等しい死刑宣告。 「さあ、戦いを再開しよう。 空を見ろ、見えるだろう、女神の住処が。 “奇跡”は、確かにここに在る。到達まであと僅か数人の魂で叶う。 どんな不条理も、道理を捻じ曲げる行為も可能とする掛け値なしの願望器。 人の力では足りない望みも、ここでなら果たせる。 望んだ結果、望む未来、その一切が思うままに叶うことを、この僕が保証する」 悠然と彼は、地上の者たちが決して届き得ない光を示した。 「この後に及んで何を躊躇することがある。 何人の死をその眼で見てきた。 いったいどれだけの命がこの場所で散り果てた。 偶然であれ必然であれ君達は勝ち残り、奇跡に手が届く距離にまで近づいている。 目前まで進めておきながら、駒を握る手を離すというのか。 遠大な道程の果てに漸く終着が見えたというのに、今更機会を捨てるというのか。 今迄の戦いをただの徒労と切り捨てるのなら、僕は君達を許さない」 アレは己にこそ相応しいと、誇るように。 「―――君たちの欲することをなせばいい。 それで願いの道は開けるだろう。 戦え、最後まで。でなくば生き残れない。 君たちの魂は、無価値なまま消え果てる」 天の光を、掴むと誓って―― 「せめてその魂の価値を磨き、疾く女神の糧となれ」 そうして、啓示は終わりを迎え、世界が静寂に包まれていく。 彼の言葉の残響と、後に訪れる終末の予感を残して。 「詳しくは間もなく行われる第六回定時放送にて、女神が直に告げるだろう」 果てに起こる不可避の戦いを前にして、地上に残る者は何を思い、何を遂げるのか。 各々の心の行く末をよそに、秒針はただ時を刻む。 「では、放送後にまた会おう」 運命が回り、選ばれし札が集う。 悠久に続くと思われた劇にも、クライマックスが近付き始めている。 幾多もの嘆きの声が、数え切れない命の散華が、無意味ではないと証明するために。 歯車は唸りを上げて加速を始め、成就の瞬間を待ち続けて。 「――君達の出す無為な答えを、待っている」 悠久の殺戮に最後を下す審判。 ここに、その幕を上げた。 【ACT Reborn 『儚くも泡沫のカナシ』― END ―】 時系列順で読む Back crosswise -X side- / ACT Force 『WHITE & BLACK REFLECTION NEXT 第六回定時放送 ~Loreley~ 投下順で読む Back crosswise -X side- / ACT Force 『WHITE & BLACK REFLECTION NEXT 第六回定時放送 ~Loreley~ 303 crosswise -white side- / ACT1 『PSI-missing』(1) 天江衣 GAME OVER グラハム・エーカー 316 See visionS / Fragments 1 『もう幾度目かの敗北の跡は』 -Index-Librorum-Prohibitorum- 阿良々木暦 両儀式 318 See visionS / Fragments 3 『my fairytale』 -秋山澪- 枢木スザク 317 See visionS / Fragments 2 『死ねない騎士』 -枢木スザク- インデックス 316 See visionS / Fragments 1 『もう幾度目かの敗北の跡は』 -Index-Librorum-Prohibitorum- ディートハルト・リート GAME OVER 一方通行 See visionS / Fragments 11 『正義と悪』 - 一方通行 - 秋山澪 318 See visionS / Fragments 3 『my fairytale』 -秋山澪- 東横桃子 GAME OVER 304 crosswise -black side- / ACT1 『疼(うずき)』(一) ルルーシュ・ランペルーシ GAME OVER 平沢憂 319 See visionS / Fragments 4 『君の知らない物語』 -平沢憂- アリー・アル・サーシェス See visionS / Fragments 7 『Mercenary』 -アリー・アル・サーシェス- 織田信長 GAME OVER 307 junction <異理(コトワリ)の問答(ハナシ)> リボンズ・アルマーク 315 第六回定時放送 ~Loreley~
https://w.atwiki.jp/scrosswiki/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト] 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】カレンチャンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ”(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ウマ娘】査定効率から見た取るべきスキルとおすすめキャラ【プリティーダービー】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! - PR TIMES メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE 【ドッカンバトル】3.5億ダウンロードキャンペーン最新情報 - ドッカンバトル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - PR TIMES 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトのおすすめビルド(わざ・持ち物) - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) シャーマンキングふんばりクロニクル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【絶句】Wikipedia(ウィキペディア)に去年より低い金額を寄付したら…あまりにも酷い仕打ちを受けた - ロケットニュース24 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE ディーサイドトロイメライ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 異常熱波のカナダで49.6度、いま北米で起きていること(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES パニシンググレイレイヴン(パニグレ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON スタスマ攻略Wiki【スタースマッシュ】 - Gamerch(ゲーマチ) 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 『ゲーミングお嬢様』での提起が話題に “企業系wiki”に横たわる問題点とは - リアルサウンド 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン 【世界初!】モノの背景を全方位で執筆できるVintage Wiki「VOV」を正式リリース - PR TIMES プロジェクトセカイ攻略Wiki【プロセカ】 - Gamerch(ゲーマチ) パワプロ2021/2020攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES GK川島、パンチング失点でWiki書き換え炎上 「セネガル代表」「プロボクサー」... - J-CASTニュース
https://w.atwiki.jp/asigami/pages/1391.html
曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) ACROSS WORLD Royz DDR2013 鬼14 185 419/26 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 82 111 81 52 70 激譜面(12) / 鬼譜面(14) 譜面 http //eba502.web.fc2.com/fumen/ddr/ddr2013/across_w_4s.html 動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm20824851 http //www.nicovideo.jp/watch/sm20824851 (x2.5, Note) 解説 Starry HEAVENについで2曲目となるビジュアル系バンドRoyzの提供曲。 本鬼譜面は5/10の追加譜面。足譜はRoyzメンバーである智也氏により作成(CSPのみであり、CDPは智也氏によるものではない)。 版権曲の14はSPにおいては削除されたIF YOU WERE HERE(鬼) ※2ndバージョンに次いで2つ目。 ともかく開幕の縦連と同時混じりが厳しい。譜面傾向としては足16に昇格したsnow prism(鬼)に近い。 snow prismよりBPMは11遅いものの、snow prismに比べると同時と同時の間隔が短く、さらには軸足の切替が多い。そしてゲージを満タンにできない序盤に同時縦連が配置されているため、閉店の危険性も高い。 同時地帯と25連地団駄の合間にある8分7連→16分7連は、左足から入るとアフロ踏みで交互踏み可能だが、踏みづらいので普通に右足から入って地団駄手前でスライドする方がいい。 サビ前に左軸の↓と→がくる3点25連地団駄がある。BPMも相まって14では難しい。 サビは16分3連が混じる8分踏み。 交互踏み可能ながらも足14相応の配置で、捻りながら踏む16分3連もあり、一度だけアフロ踏みから捻る16分3連を踏まされる。 同時縦連・トリル地団駄・サビ以外は、同時・FAが中心の配置で非常に平易。 難解な箇所と平易な箇所の平均をとって足14という難易度にしたのだろうが、同時縦連とトリル25連は足16ほどの難所で足14はおろか足15挑戦クラスでも閉店する危険性があり、平易な箇所を考慮しても足15レベルの局所難の詐称譜面。スコア難度は低いが、フルコン難度は足16レベル。 コメント コメント(感想など) 最新の10件を表示しています。コメント過去ログ 簡単な場所と難所のギャップがすごい。Royz鬼譜面の傾向なのかしらんけどやはり前半難。特にBPM185で押し寄せる長い同時縦連地帯や、25連3点トリルは普通に足14の範疇を越えていて、総合で見ても同LV内ではトップクラス、というか詐称だと思う。 - 2013-07-22 06 06 33 正直14挑戦レベルでは難所棒立ち、15挑戦レベルでも、難所ほぼ押せない難しさだと思う。 15上位~16下位接続する実力があってようやく難所を踏みこなせるかどうかってところ。クリアなら額面どおりでいいが、フルコンやAA以上狙うなら15上位以上とおもって挑まないといけないレベル - 2013-09-06 04 53 25 こいつも15だろとか思ってたけど、それは全体を見てないからか 納得したわ - 2014-02-06 22 58 16 詐称という意味ではまさにACROSS - 2014-05-25 23 56 40 前半は本当に足14かと問いたくなるレベルで、後半も別の意味で本当に足14かと問いたくなるレベルだな。 - 2014-11-02 20 05 17 久々にやったけど久々にやってもクッソむずい。でも緩急がついているので体力がない人にとっては発狂の練習には案外向いているのかもしれない (2019-01-25 00 23 54) 電池orフルコン目指すならシャッフル推奨。トリルが鬼畜にはなるが同時がかなり踏みやすい (2019-05-20 15 27 54) 足14クリア埋めをしているプレイヤーの心をバッキバキに折ってくるレベルのド詐称。適正では局所難どころか全てが難所としか思えない位。この曲がまともに捌けるなら足15の恋閃、パラクリーン、Chronos辺りも余裕でクリアできるはず。適正での粘着はおすすめしません。 (2019-06-14 10 47 47) 挑戦レベルでのクリア目的なら3点トリルは→捨てて地団駄する方が良い。 (2019-09-28 12 46 59) 今日ようやくフルコンできた。地団駄、3点トリルが鬼門だがそれ以外にも切りどころが多いので気をつけたい。正規推奨。 (2020-11-01 18 43 10)
https://w.atwiki.jp/prima/pages/1706.html
Blogs on Richard Cross #bf レパートリー 作曲家名(全角フルネーム)に置き換えてください [部分編集] 作曲家名(全角フルネーム)に置き換えてください 作品名(全角)に置き換えてください役名(全角)に置き換えてください Last Update 2011/01/30 04 34ページ先頭へ