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R.R.R//私が魔砲を放った後には、妖怪どころか人間も残らない//霧雨 魔理沙-霧雨 魔理沙-フランドール-フランドール- Checkmate//「完全燃焼最強伝説w」//藤原 妹紅-藤原 妹紅-フランドール-フランドール- Checkmateは山札をシャッフルしました。 R.R.Rの呪力は今0(-1)です。 賽が投げられて、Checkmateの先攻になった。 Checkmateの呪力は今0(-1)です。 配置:時効「月のいはかさの呪い」 Turn 2 - R.R.R//体力20( 24) 呪力1( 0) 手札7( 6) 山33( 34) スペル0( 1) 配置:禁忌「クランベリートラップ」 Turn 3 - Checkmate//体力24( 20) 呪力2( 1) 手札6( 6) 山33( 33) スペル1( 1) 配置:禁忌「フォービドゥンフルーツ」 Turn 4 - R.R.R//体力20( 24) 呪力3( 2) 手札7( 5) 山32( 33) スペル1( 2) 配置:光符「アースライトレイ」 起動:光符「アースライトレイ」 Turn 5 - Checkmate//体力24( 20) 呪力5( 1) 手札6( 6) 山32( 32) スペル2( 2) 配置:禁弾「スターボウブレイク」 起動:禁弾「スターボウブレイク」 Turn 6 - R.R.R//体力20( 24) 呪力3( 0) 手札7( 5) 山31( 32) スペル2( 3) 戦闘:R.R.R - 光符「アースライトレイ」(相手スルー) 結果:R.R.R - === 3 dmg - Checkmate 配置:禁忌「フォーオブアカインド」 起動:禁忌「フォーオブアカインド」 Turn 7 - Checkmate//体力21( 20) 呪力3( 1) 手札6( 6) 山31( 31) スペル3( 3) 戦闘:Checkmate - 禁弾「スターボウブレイク」 vs 禁忌「フォーオブアカインド」 - R.R.R 結果:Checkmate - Dmg 2 5 Dmg - R.R.R 配置:蓬莱「凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-」 起動:禁忌「フォービドゥンフルーツ」 Turn 8 - R.R.R//体力15( 19) 呪力4( 0) 手札7( 5) 山30( 31) スペル3( 4) 戦闘:R.R.R - 光符「アースライトレイ」(相手スルー) 結果:R.R.R - === 3 dmg - Checkmate 配置:恋符「マスタースパーク」 起動:禁忌「フォーオブアカインド」 Turn 9 - Checkmate//体力16( 15) 呪力4( 2) 手札6( 6) 山30( 30) スペル4( 4) 戦闘:Checkmate - 禁忌「フォービドゥンフルーツ」 vs 禁忌「フォーオブアカインド」 - R.R.R 結果:Checkmate - Dmg 2 4 Dmg - R.R.R 配置:禁忌「フォーオブアカインド」 起動:禁忌「フォービドゥンフルーツ」 Turn 10 - R.R.R//体力11( 14) 呪力6( 1) 手札7( 5) 山29( 30) スペル4( 5) 戦闘:R.R.R - 光符「アースライトレイ」(相手スルー) 結果:R.R.R - === 3 dmg - Checkmate 配置:禁忌「フォービドゥンフルーツ」 起動:禁忌「フォーオブアカインド」 Turn 11 - Checkmate//体力11( 11) 呪力6( 4) 手札6( 6) 山29( 29) スペル5( 5) 戦闘:Checkmate - 禁忌「フォービドゥンフルーツ」 vs 禁忌「フォーオブアカインド」 - R.R.R イベント(R.R.R):チームプレイ R.R.Rはチームプレイを場から捨札に送りました。 Checkmateの呪力は今4(-2)です。 結果:Checkmate - Dmg 2 4 Dmg - R.R.R Checkmateは禁忌「フォービドゥンフルーツ」を場から捨札に送りました。 配置:藤原「滅罪寺院傷」 起動:蓬莱「凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-」 Turn 12 - R.R.R//体力7( 9) 呪力6( 0) 手札6( 5) 山28( 29) スペル5( 5) 戦闘:R.R.R - 光符「アースライトレイ」(相手スルー) 結果:R.R.R - === 3 dmg - Checkmate 配置:恋符「マスタースパーク」 起動:禁忌「フォーオブアカインド」 起動:恋符「マスタースパーク」 Turn 13 - Checkmate//体力6( 7) 呪力5( 0) 手札6( 5) 山28( 28) スペル5( 6) イベント(Checkmate):完全燃焼 Checkmateの呪力は今10(+9)です。 Checkmateはカードを1枚引きました。 Checkmateはカードを1枚引きました。 Checkmateはカードを1枚引きました。 Checkmateはカードを1枚引きました。 Checkmateはカードを1枚引きました。 Checkmateは完全燃焼を場から捨札に送りました。 イベント(Checkmate):恐ろしき波動 R.R.Rの体力は今5(-2)です。 Checkmateは恐ろしき波動を場から捨札に送りました。 戦闘:Checkmate - 蓬莱「凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-」 vs 禁忌「フォーオブアカインド」 - R.R.R イベント(Checkmate):手加減知らず Checkmateの体力が-1 (5) - 手加減知らず Checkmateは手加減知らずを場から捨札に送りました。 結果:Checkmate - Dmg 2 7 Dmg - R.R.R Checkmate 好快! Checkmateは蓬莱「凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-」を場から捨札に送りました。 Checkmate 嘎哦! R.R.R 起手逆事故XD R.R.R 多谢指教了 Checkmate 用完全燃燒時我忘了説臺詞了…… Checkmate 多谢指教
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「あれ?」 気が付くと、とんでもない場所にいた。 一面の荒野に果てはなく、地平の向こうはどうあっても見渡せない。 絶え間なく吹く風は黄砂を運んで目に痛い。 「――――――――」 そのただ中にいて、ぼんやりと立ちつくした。 別に慌てる必要もない。 この風景は知っている。 なにしろ以前、夢で見た覚えがある。 前回は全裸の古泉がいたがな ならこれも夢なのだろうと納得して、目が覚めるのを待つことにした。 「――――?」 不意に、腕に違和感が走った。 かちん、という鉄の音。 なんだ、と袖をめくると、そこには 剣そのものになった、自分の片腕があった。 「っ!!!!!」 目が覚めた ここが自分の部屋だと認識するより速く、まず右腕を確認した。 「あ――――え?」 ……大丈夫だ。 右腕はちゃんと右腕をしている。 硬い感触でもなければ、剣になっている訳でもない。 だが左腕の感覚が鈍い 「…………ん」 こなたサン、なんで左腕を枕にして人の布団で寝てやがりマスカ Fate/unlucky night ~四日目 「――――夢、だよな」 軽く現実逃避 だが左腕の痺れが現実だと物語っている とりあえずこなたを起こすとしよう 「おい、起きろこなた」 「ん~~~、もうお腹一杯で食べれないよ」 「ええい、ベタなこと言ってないでさっさと起きろ」 「ふぁ~、おはよキョンキョン」 「ああ、おはよう……じゃなくってだな。何で俺の布団で寝てるんだ」 「ギャルゲーでよくあるシチュじゃん、一回やってみたかったんだよね」 やれやれ、ツッコミどころ満載だが面倒なので放置しておく 時刻は六時前。 今日は、情報収集を兼ねて学校に行くことになっている 四人分の朝食の支度にかかるには、ちょうどいいぐらいだろう。 物音を立てないよう居間に向かう。 ?、台所に誰か居るようだ かがみか?まさかの古泉か? 「あ、おはようキョン君」 台所にいたのはつかさであった そういえば昨日こなたが言ってたな 一年半くらい前から主人公の家に毎朝通っている後輩がいるから その役の人が朝から家に来るかもしれないと で、それがつかさだっていうことか その後、黒井先生が朝食に乱入したりなどのいざこざがあったが無事に 学校へとたどりつくことができた こなたと古泉は家で留守番をしている 必要があれば令呪だかを使ってどちらかその場に呼び出して もう片方が駆けつけるという作戦だ 「っ!?」 校門を越えた途端になんとも言えない違和感を感じた 甘ったるいとかそんな感じの 「なあ、かがみ」 「ええ、学校に結界が張ってあるみたいね」 学校に結界……? 「待て。学校に結界って、それはまさか」 「まさかも何も、他のマスターが張った結界ね かなり広範囲に仕組まれた結界で、発動すれば学校の敷地をほぼ包み込むわ 種別は結界内にいる人間から血肉を奪うタイプ」 「――――――――」 なんとも言えない違和感を感じたが、アレがそうだっていうのか? だが、という事は―――― 「つまり―――学校に、マスターがいる……?」 「そう、確実に敵が潜んでいるってわけ。分かったキョン」 いつ敵に襲われてもおかしくないってことか 「いい? この結界はね、発動したら最後、結界内の人間を一人残らず溶解して吸収する代物よ わたしたちは生き物の胃の中にいるようなものなの ……ううん、魔力で自分自身を守っているわたしたちには効果はないだろうけど、魔力を持たない人間なら訳も分からないうちに衰弱死しかねない この結界が起動したら、学校中の人間は皆殺しにされるのよ。分かる? そういうふざけた結界を準備させるヤツが、この学校にいるの」 「―――――――――」 一瞬だけ視界が歪んだ 言葉を出来るだけ明確にイメージしようとして、一度だけ深呼吸をする 不出来なイメージながらも最悪の状況というものを想像し、それを胸に刻みつけて、自分の置かれた立場を受け入れる 「話は解った。それで、その結界とやらは壊せないのか」 「この学校に潜んでるマスターを倒すしかない。けど捜すのは難しいでしょうね。この結界を張られた時点でそいつの勝ちみたいなものだもの あとは黙ってても結界は発動するんだから、その時まで表には出てこない。だから、チャンスがあるとしたら」 「……表に出てくる、その時だけって事か」 「え――――?」 その目眩は、唐突に 吐き気をともなって、全身を打ちのめした 胃が蠕動する 感覚が逆しまになる 眼球に血が染み込んだかの如く、見るもの全てが赤色に反転した 気温は何も変わっていないというのに、体だけが異様に熱い 校舎のまわりは、一面の赤だった この学校だけがポッカリと切り取られたように、赤い世界に覆われている。校舎は、赤い天蓋に仕舞われた祭壇だった 思わずかがみと顔を見合わせた 「かがみ、今のは」 「結界が発動したようね」 即座に駆けだす 「待ってったら! 一人で先走ったら危ないわよ!」 「そんな場合か!」 「わかってるわよ! だから危ないって言ってるんじゃない、ばか!」 ふらつく足を、理性だけで抑えつけて教室に入る 机に座っている生徒は一人もいない 生徒はみな床に倒れ床に伏している ―――まだ息はある 誰もが救いを求めるように痙攣している まだ死者はいないようだ 冷静に対応、倒れている生徒たちを観察する 息が苦しい、といっても呼吸ができない訳じゃない 体が衰弱しているだけなら、急げばまだ助けられる そうして身近な生徒の顔を確認した矢先、カチン、と頭の奥で音が鳴った 「―――肌、が」 溶けている 全員という訳ではない 個人差があるのだろう。衰弱が激しい生徒は、肌が溶け始めていた どろり、と ケロイドのように爛れた腕と、死んだ、魚のような眼 左腕が疼く 手の甲に刻まれた令呪が、すぐ近くに敵がいるのだと知らせてくる 「は、あ…………!」 乱れた呼吸のまま走った 「やあキョン。君もマスターだったんだね」 廊下の先 C組の教室の前に、国木田は立っていた 腕が疼く あそこで立っている男が元凶だと、令呪が訴えかけてくる 「――――これはおまえの仕業か、国木田」 満足に呼吸もできず、立ち止まって睨んだ 「だったらどうすると言うんだいキョン」 「―――――止めろ」 吐き気はとうに収まっている。 はっきりと国木田を見据えて、それだけを口にした。 「止めろ? 何をだい? まさかこの結界を止めろ、だなんて言ってるんじゃないよね? 一度起こしたものを止めるなんて、そんな勿体ないコトできないな、僕は」 「止めろ。おまえ、自分が何をしてるのか分かってるのか」 完全に切り替わった ガギン、と 頭の中で撃鉄が落ちて、完全に、体の中身が入れ替わった 「――――最後だ。結界を止めろ、国木田」 「分からないヤツだね。これは戦争なんだよ。そんなに気にくわないんなら力ずくでやりなよ、キョン」 「―――そうか。なら、話は簡単だ」 つまり。 この結界を止める前に、おまえ自身を止めてやる。 体が弾けた。 体は火のように熱い。 国木田までの距離は二十メートルもない。 今の自分ならそれこそ一瞬だ。 体には、魔術回路を通した時とは比較にならない程の活力が漲っている―――― 「フッ、本当にバカだねキョン――――!」 影が蠢く 廊下の隅に沈殿していた影が、カタチをもって蠢き出す 黒一色で出来た刃 近づく物を斬り伏せる、断頭台のような物 それがどんな魔術によるものかは知らない 沸き立った影の数は三つ ブン、と風を切って迫ってくる三つの刃 「――――、バカはあんたよ国木田……!」 「な……!?」 折り重なる三つの影はかき消された どうやらかがみが追いついてきたようだ なら問題はない 「国木田――――!」 踏み込む。 あと数歩、三メートルも踏み込めばそれで――― 「っ、やめろ、来るな……!」 逃げる国木田 その背中に腕を伸ばした刹那 「――――!」 全身に悪寒を感じて、咄嗟に腕を引っ込めた 空を切る軌跡 さっきまで俺がいた空間を断つ、黒い刃物 「っ……!」 足が止まる。 何処から現れたのか、目の前には、 この毒々しい赤色さえ薄れるほど、禍々しい黒色の女性がいた 「あ――――」 それは、鞭を持った女王様のような服でアイマスクみたいなものをしている高良みゆきであった 「え……みゆき!?」 親友が敵だということに動揺するかがみ 先ほどの影なんて比較にもならないほど、圧倒的な死の気配を持っていた 「い、いいよライダー……! 遠慮いらないよ、そいつは殺っちゃっていい……!」 高良の姿が霞む 咄嗟に後退する。 まずは態勢を立て直して、その後に結界を止めさせなければ―――― 「がっ……!?」 何が起きたのかさえ理解できず、ただ必死に後退する それでも、判らないまま必死に腕をあげて、首筋だけを庇いきった 「ずっ……!」 腕に刃物が突き刺さる 骨を削るギチ、という鈍い音が、次は殺すと告げていた 「は、く――――っ!」 かがみは驚きの余り放心状態で援護は期待できない 両手で急所だけを庇って、必死に後ろへ後ろへと逃げていく 「ひ―――ぎ…………!!!!!」 耳障りな音をたてて、刃物が体中を切り裂いていく 視界は、自分の体から巻き起こる血煙で塞がれていた その合間に 視認さえ出来ぬ速さで迫ってくる 「ぎっ…………!」 斬りつけられる度に、自分とは思えない声がこぼれる。 それでも懸命に、何十回と死に至る一撃から命を拾って、必死に後ろへと逃げ続けた。 「は――――はあ、はあ、あ――――!」 自分が何をしているのか判らない。 短刀を受けているのはいつの間にか投影した白と黒の双剣 服はやぶれ、肉はとうにズタズタになっている 首、眉間、心臓へと放たれる一撃を必死に受ける そこに自分の意志などありえない。 体は死にたくない一心で、必死に反応する。 「あ――――あ、は――――」 とうに息はあがっている いずれ力尽き、追いつかれて死ぬだけだ 「ぐ――――あ、っ――――!」 今は一刻も早く国木田を捕まえて、このくそったれな結界を解かせなくちゃいけないっていうのに、なにを――――! 「なにしてるんだライダー。 もういいだろ、さっさと斬り殺しちゃえよ。どうせ何もできないんだからさ、そいつは」 勝ち誇った声 それに頷いて、高良は一際大きく短刀を振り上げた ―――確実に脳天を狙った一撃 避ける事などできない 俺にできる精一杯の事は、せめて急所を外す程度だ 「っ…………!」 肩口―――鎖骨の下に、短刀が突き刺さる 一際高い金属音と、チィ、という舌打ち 「え……?」 なんだ……? 高良の短刀の先が、ボロボロと刃こぼれしている――― 「……驚きました。私の刃物では殺せないようですね」 動きが止まる。 その、ただ一つ生じた隙をどう生かすかと思考した刹那。 「――――なら、落ちて死んでいただきます」 ハンマーで叩かれたような衝撃を受けて、窓から外にたたき出された。 「が――――」 腹に一撃、回し蹴りを食らっただけ。 それだけで体は大きく弾けて、窓を突き破って空中へと投げ出された。 「キョン!!」 かがみの叫び声…… 地上三階 もう放っておいても出血多量で死ぬだろうに、この高さからたたき落とされたらトドメになる いや、すでに人間を数十メートル吹っ飛ばす一撃を受けた時点で、通常なら死に至ろう 「ぁ――――あ」 腕を伸ばす まだ落下していないのか、それとも死の間際の錯覚なのか 体は、未だ空に留まっている 空は赤く 校舎はどくどくと脈打ち、生き物の胃のようだ 助けを求める 空と地上の狭間、時が止まったかのような思考の海で、左手の刻印に望みをかける ―――落下まであと一秒 常識の秤では逃れられぬ死を必ず覆してくれると信じ 「っ―――頼む、来てくれこなた……!」 渾身の力を込めて呼んだ 令呪が消えていく 同時に出現する、空間のうねり 空間に現れた波紋をぶち破るように、銀の甲冑に身を包んだこなたが飛び出してきた 「キョンキョン!?」 銀の甲冑が駆け抜ける 突如校庭に現れたこなたは、この事態に驚くより早く落下する俺を認め、 「っ、ふ……!」 地面に叩き付けられる直前で、俺の体を受け止めてくれた 「ぁ……ぐ……すまん、助かっ、た」 血まみれのまま、なんとか地面に降りる 落下を免れたとは言え、切り刻まれた体はとっくに限界を迎えている 「は――――、あ―――、っ……!」 だが倒れてなどいられない 感覚のない手足に鞭をうって、無事と見せる為に胸を張った 「―――説明している暇はない。状況は判るな」 「待って。それは判るけど、その前に――――」 「頼む。アイツは、おまえでしか倒せない」 「だめだよ、治療が先。このままじゃ死んじゃうよ」 「―――それは違う。先にやるべき事があるだろう」 俺の事なんかより、今は一秒でも早く結界を解除する それ以外に優先すべき事なんてない 嫌がるのなら、二つ目の令呪を使うだけだ 「っ…………」 こちらの決意が伝わったのか 仕方なげに言葉を飲んでくれた 階段を駆け上がる 国木田がいるのは三階だ 三階に留まっているのは令呪の反応で判る 三階の廊下に金属音が響いている 「古泉か……!?」 二人がかりなら後れを取る事はないだろう 「任せた……! だが深追いはするな、国木田を止めればそれで終わる……!」 脇をすり抜けて走る。 廊下を走る 視線の先にはうろたえる国木田の姿 「……さすがに手ぶらじゃ不利か――――!」 武器になるとしたら長柄のモノ、ならば 「――――投影開始」 走りながら魔力を通す 雑念が無い為か、それとも余分な事をするだけの体力がないのか まるで息をするような自然さで、剣を投影する 影が沸き立つ あれほど傷つけられたというのに、体に鈍さは感じない 加えて、今は武器すらある ならば、襲いかかってきた影をすべて叩き切る 剣はそれで折れたが、急造の武器では仕方ないだろう それに、ここまでくればそんな物も必要ない―――! 「国木田――――!」 真っ正面から殴りつけた。 ズタズタに裂かれた腕は、それだけで失神しかねない痛みを生んだ 腹を殴って、そのまま壁に押しつける 「く、この……!」 俺の腕を振り解こうと手を伸ばしてくる その腕を、ノータイムで蹴り飛ばした ……まずい 気を抜けばこっちが意識を失いそうだ まだ手足が動くうちに、早く―――― 「うっ……!」 髪をつかみ、そのまま壁に押しつける。 「―――悲鳴は後だ。いますぐ結界を止めろ」 「ふ―――ふざ、ふざけるな、誰がおまえなんか、の」 残った腕で国木田の喉を掴む。 「なら結界の前におまえの息の根を止めるだけだ。どっちでもいいぞ、俺は。早く決めろ」 喉を握った腕に力を込める。 ―――体内に巡った魔力のおかげだろう。 この程度の首なら、なんとか折るぐらいは出来そうだ。 「は―――デタラメだ。そんなコトできるもんか。そ、それに僕はまだ誰も殺してない。ただみんなから少しだけ命を分けてもらっただけ――――」 「―――わかった。じゃあな」 腕に力を込める 躊躇いはしない だが、わずかだけ同情があった。 「ま――――待て! 待ってくれ、わかった、僕の負けだ……! 結界はすぐに止める、止めるから……!」 「………………」 喉に込めた力を緩める。 「っ―――はぁ、はぁ、はぁ……。ライダー! ブラッドフォートを止めろ!」 遠く離れた高良へ叫ぶ国木田 「――――――――」 返事はない ただ、今の言葉で高良は一歩引いている 短刀を下げ、かすかに唇を動かす 「……これでいいんだろう。この結界は特殊らしくてね、一度張った場所にはそう簡単に張り直せないらしい。 ……もうここに結界を張る事はないんだから、その手を離してよ」 「そうはいかん。勝った以上はこっちの言い分に従ってもらう。令呪を捨てろ。そうすれば二度と争う事もない」 「そんな真似ができるもんか! 令呪がなくなったらライダーを従えられない。そうなったら、僕は」 「令呪を捨てないのなら、その腕を切り落とす。それでマスターの資格はなくなるそうだからな」 「は……? 腕を切り落とす……?」 国木田は心底不思議そうに首を傾げる それは芝居なんかじゃなく、本当に俺の言っているコトが判らないようだった 「いや、だから――――」 「離れて……!」 こなたの声 国木田から手を放して後ろに跳ぶ 同時に、俺がいた場所に短剣が振るわれる 「ラ、ライダー……!?」 「―――下がりなさいマスター。この場から離脱します」 「下がって……! 結界維持に使っていた魔力を全て解放するつもりだよ……!」 「……!? 魔力を解放する……!?」 見れば、確かに様子はおかしい。 対峙していた筈の彼女が突如ここに現れた事といい、全身から放たれる冷気といい、今までとは威圧感が段違いだ。 「ラ、ライダー……!? なに考えてんの、キョンのサーヴァントにさえ勝てないクセに勝手なコトしてんじゃない……!」 「はい。確かに私では勝てません。 ですがご安心を。私の宝具は他のサーヴァントを凌駕しています。たとえ相手が何者であろうと、妨げるコトはできないでしょう」 短刀が上がる 「な――――」 驚きで声を漏らした あろうことか、自らの首筋に短刀を押し当て―――― それを、一気に切り裂いた ……飛び散る鮮血 黒い装束に身を包んだ高良の白い首筋から、夥しい量の血が噴き出していく 「な――――なに、を」 マスターである国木田でさえ、高良の行動に息を呑んでいた サーヴァントが人並み外れていると言っても、アレでは致命傷だ 大量の血を失い、自ら消滅するだけではないのか 「っ……!?」 だが、それは知らぬ者だけの杞憂 まき散らされた血液は空中に留まり、ゆっくりと陣を描く それは、血で描かれた魔法陣だった 見たこともない紋様 たとえようもなく禍々しい、生き物のような図形、強大な魔力の塊 さきほどの結界など、この魔法陣に比べれば子供騙しとさえ思える 「な……!? か、体が押し戻され、る――――」 あまりに強大な魔力が漏れているのか 強い風に押されるように、体がじりじりと下がっていく。 「キョン、離れて……! 宝具を使う気だよ、そこにじゃ巻き込まれる……!」 言って、こなたは俺を強引に引っ張った。 こなたは俺を庇いながら、高良の魔法陣と対峙する。 「逃げるつもり」 「……ふふ。マスターを守るのがサーヴァントの役割ですよ。私はマスターを連れて逃げるだけですよ それが気にくわないのなら追ってきなさい」 「もっとも―――これを見た後でも、貴方に戦う気迫が残っていればの話ですが」 ―――鼓動が聞こえる ぎちり、と肉をこじ開けるような音と共に、高良の髪が舞い上がり―― 轟音と閃光 回避できない…… 「熾天覆う七つの円《ロー・アイアス》冠――――!」 古泉の声 激突する光と盾 暴風と高熱を巻き散らす光 何処かより出現した七枚の花弁は対抗する 「あまり長くは保ちません、早く退避を」 とっさに教室へと飛び込んだ 吹き荒れる烈風に目を閉じる だが、目を閉じていようと否応なしに感じさせられた 通り過ぎていった白い何か 巨大な光の矢じみたものが、とてつもないスピードで廊下を駆け抜けていったのだと―――― 顔をあげると、そこにあるのは無惨な破壊の跡だった 国木田と高良の姿はない ……今の光は俺たちを狙ったものではなく、あくまでここから離脱する為だけの物だったらしい 「っ―――」 傷が痛む カチン、と頭の中で打ち付けられていた撃鉄が戻っていく 体を奔らせていた熱が、急速に冷めていく 「キョン……?」 問いかけも、もう聞こえない 最近こんなのばっかりだな 意識は、そのまま白い闇に落ちていった
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プロフィール ロッキー・ロード 初登場 Papa Louie 3 When Sundaes Attack! 出身地 ナポリタウン 職業 コーン修理屋 好きなもの アイスクリームディッシャー 嫌いなもの ルアウ・ルパンチ 家族 - ロッキー・ロードはナポリタウンの海沿いの村で暮らしています。そこで彼は、ロッキーズ・コーンリペアという自営業を営んでいます。ほとんどのスクーピアンがそうであるように、彼らのサクサクのコーンは時間が経つと割れてしまう傾向にあります。ロッキーは多くの地元住民のために、大小関係なく修理をして生計を立てています。空き時間にはボードウォークの周りを散歩して、道中で出会った初対面の人と会話をして楽しんでいます。
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・A.K.A. MONORISICK ・ANALOG [ALBUM] 2006 SWEET 90'S BLUES REMIX(promo) 2009 SOUNDTRACKS 2 [SINGLE] 2005 INDELIBLE MEMORIES LOVE HATE, HATE LOVE 2006 DON'T YOU PLAY GAMES 2007 PLAY ON SPREAD LOVE KEEP IN THE POCKET(white type A) KEEP IN THE POCKET(white type B) KEEP IN THE POCKET CAN YOU LET ME KNOW(promo) 2008 L.A. DECK 2009 SOMEDAY LIFE IS GOOD 2010 LIFE IS GOOD(REMIX) LIFE IS GOOD(REMIX PART.2) [WORKS] 2000 LYRICAL TERRORISTS/SUBSTANTIAL AND L UNIVERSE 2002 RADIO RADIO/MIC BANDITZ E.S.P. pt.2/MIC BANDITZ SHOULD HAVE WHAT!?(promo)/Heartsdales SHOULD HAVE WHAT!?/Heartsdales 2003 WHAT'S YOUR SECRET?(promo)/MIC BANDITZ 2004 JOHNNY ASTRO THE DIAMOND CROOKS/MIC BANDITZ HEART ATTACK!/Heartsdales 2005 HEY DJ!/Heartsdales 2006 ULTRA FOXY E.P./Heartsdales 2007 THE SPRING EP/日之内エミ GOODIE MEMORIES/日之内エミ
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カテゴリ さあ始めよう コンテンツ * 1 G.E.C.Kに会いに行こう * 2 私の初めてのVaultチュートリアルシリーズ * 3 その他の役立つ読み物 * 4 次にどこへ行くべきか G.E.C.Kに会いに行こう! Fallout3のコミュニティへようこそ!! このカテゴリは貴方がG.E.C.Kを使い始めるためのカテゴリです 我々は Fallout 3の探求、項目、敵、エリアとほとんど他の全てを作りました。 あなたはゲームと相互に作用します。 貴方はこのツールの使い方を学んでゲームについて全ての局面の変化に対して権利を得るでしょう。 もし君がエルダースクロールのコンストラクションセットに精通しているのなら G.E.C.Kに何が新しくなって何が改善されたのか概要を確認してください もし君がBethesdaゲームスタジオのゲームを modding することや、一般に modding をすることが苦手なら 貴方は下に導入された我々の「私の最初のVault」チュートリアルシリーズをチェックすることを望むかもしれません。 このチュートリアルシリーズは、貴方が自分自身のVaultを作り始められるようBethesdaデベロッパーが共同努力して貴方を助けるためのものです 我々は オンラインの Mod コミュニティーと共有されるG.E.C.Kの 始め方から、貴方が内容を準備することまで、関係している全てのステップを貴方に案内するでしょう 興味をもってくれて有難うございます。 我々はあなたが何を思いつくか待つことができません。 Bethesdaゲームスタジオ スタッフより 私の初めてのVaultチュートリアルシリーズ This series of task-oriented tutorials will walk you through every workflow step involved with creating a new level and adding it to Fallout 3. 例 plugins がそれぞれのチュートリアルの終わりに反対のあなたの仕事を比較するために含まれます。 Good luck, and be sure to offer your thoughts and suggestions on the discussion pages. My First Vault Tutorial Series 1) Setting up the GECK 2) Layout and Using Kits 3) Cluttering and the Object Palette 4) Navmesh 5) Population Monsters and NPCs 6) Population Traps More 7) Lighting and FX 8) Optimizing your level 9) Connecting your level to the world 10) Creating a basic quest その他の役立つ読み物 Keyboard Shortcuts What the shortcuts are for different editing modes. Data Files More about how plugins work, and managing multiple mods. Debug Tools for Designers Some helpful tools for debugging. Static Collections Tutorial How (and why) to use Static Collections 次にどこへ行くべきか So you ve mastered the tutorials and you re still hungry information? Try these sections of the wiki Frequently Asked Questions Tutorials Solutions Modding Practices Tips And Tricks Mod Tools Tid bits Pages in category "Getting Started" The following 22 pages are in this category, out of 22 total. B Bethsoft Tutorial Basic Quest Bethsoft Tutorial Clutter Bethsoft Tutorial Finalize and Connect Bethsoft Tutorial GECK Setup Bethsoft Tutorial Layout Bethsoft Tutorial Lighting Bethsoft Tutorial NPC population B cont. Bethsoft Tutorial Navmesh Bethsoft Tutorial Non-NPC population Bethsoft Tutorial Optimization Bethsoft Tutorial Static Collections Bethsoft Tutorial Traps C Creating Primitives F FAQ G Glossary H Help Wiki Editing Style Guide O Object palette Occlusion Culling T Three Way Conversation Tutorial W What s New in GECK v1.1? Help Wiki Editing Syntax Guide Help Welcome to Wiki Syntax
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なんとなく空を見上げた。 ……じき夜明けなのだろうか。 東の空にはかすかに赤みが差して、森は少しずつ明るくなっている。 森は静かで、落ち着いていた。 こうまでゆったりとしていると、自分たちが追われていて、かつさっきまであんなコトをしていたなんて信じられん。 「――――――――う」 けど、今は忘れないといけない ……まったく、こんなコトでやきもきしている余裕はないのだが いま俺たちが悩む事は、どうやって岡部を迎え撃つかって事だ 「……そうだ。余分な事を考えるな。古泉が最後にそう言ってたな」 ……少々癪にさわるヤツだけど、信用できるヤツだったな。 「…………………」 木の枝を眺める。 ……自分に出来る事といったら、それこそ数えるほどしかない。 今はたとえ微力だとしても、それを全力でこなすだけだ。 形として手頃な枝をもぐ。 あとはできるだけ直線の枝を数本見繕った。 Fate/unlucky night ~七日目 「作戦としては単純よ。まともな方法じゃ勝負にならない。 勝つ為には奇襲、しかも仕掛けたのなら反撃させずに一撃で首を落とすのが絶対条件」 「そだね。打ち合ったところで致命傷を与えられないよ。倒すのならば打ち合いの外からだね」 「……打ち合いの外からって、俺たちに気づく前に先回りして襲うって事か……? そりゃあ、あいつと正面から戦うのは無謀だけど、そっちの方はもっと無謀だ。あいつが奇襲なんてさせるタマか」 「わかってるわよ、気づかれずに近寄る、なんて都合のいい作戦は無理よ。 少なくともこなたとキョンの気配は簡単に感知されるわ。わたしは気配を隠せるから大丈夫だけど」 ……む。 どんな理屈か知らないが、妹は俺とこなたの気配が判るのか。 姿を隠せるのはかがみだけって事は―――― 「……まさか。奇襲をするのはかがみだって言うんじゃないだろうな」 「当然でしょ。一番に狙われてるのはキョンなんだし、この中で一番動きやすいのはわたしだもの。隙をついて後ろからバッサリやるのは任せなさい」 「後ろからバッサリって、そんな簡単にいくわけないだろ」 「そりゃそうよ。だからこなたに隙を作ってもらうの。こなた、体はどのくらい回復した?」 「普通に戦うだけなら問題ないよ。だけど、宝具は無理だね。 たとえ使ったとしても威力が落ちてるから、倒せないと思う」 「ええ、それで十分よ。こなたには岡部と打ち合って貰うわ。もちろんキョンも一緒。 で、わたしは隠れて様子を見る。キョンの妹から見ればわたしはおまけみたいなものだし、いなければ二人を見捨てて逃げた、とか思うんじゃない」 「だけど、キョンキョンじゃ一撃だよ」 「誰もキョンに殴り合え、なんて言ってないわ。キョンは離れて後方支援。 こなただけじゃ押し切るのは難しいから、危なくなったら助けてあげて」 「判った。遠くからの援護はなんとかする」 「え、できるの?」 二人して振り向く。 いや、そんなに意外なコトなのか、今のって。 「離れたところから援護すればいいんだろう。それならなんとかなる」 先ほどもいできた木の枝を手に取る。 長さ的には丁度いい。しなりもなんとか。 強化の重ねがけをする 原理は間違っていないと思う。 要は補強に補強を重ねて、きちんとしたモノに仕上げればいいだけの話。 あとは工程を繰り返せばいい。 基本骨子を解明し変更する。 構成材質を解明し補強する。 ……目を開ける。 しなっていた枝は、とりあえず形にはなっている 弓として問題ない事は実感できる。 あとは同じ要領で矢を調達すればいいだけだ。 「―――キョン、今の」 「ああ。ちょっとした努力の結果みたいなもんだ」 「…………そう。ま、手段が出来たのはいいことだし、今はいいわ」 「話を戻すけど。 とにかく、二人には正面から戦ってもらう。わたしは予め木に登って、上から様子を観察してるから。 で、こなたがなんとか隙を作ったら、死角である頭上から切り札の宝石を使い切って串刺しにする。 作戦としてはそれだけ、単純な物だけど」 一際開けた森の広場に出た。 日は昇りかけ、森は朝靄に包まれて白くくすんでいる。 木々が乱立した森の中に比べれば、ここは随分と見晴らしがいい。 「ここ、悪くないんじゃないのか」 「……そうね。条件はいくらかクリアしてるけど、見晴らしが良すぎるのがどうもね。これじゃ逃げ道がないわ」 「そうかい」 「他をあたりましょう。大丈夫、まだ時間はあるわ」 森へと引き返すかがみ。 「……………………」 が。こなたは遠くを見たまま、一歩も動こうとしなかった。 「こなた? 何してるのよ、早くしないと――――」 悪寒が走った。 一度味わったのなら忘れようがない。 姿さえ見えず、気配さえまだ感じない。 にも関わらず体を襲う重圧は、間違いなくヤツの物だ。 ――――ふふ、見ぃーつけた―――― 森に響く妹の声。 霧の向こう。 遠く離れた森から、何か黒いモノが一直線に向かってくる。 ―――待ってて。いますぐ殺してあげるから――― ……空が見える広場にいるからだろうか。 まるで空から覗き込んだ妹が語りかけてくるような、そんな錯覚に捕らわれた。 「やば、もう見つかった!? まずい、ここじゃ視界が広すぎる―――って、あのスピードじゃ二分しかかからない……!」 あたふたと慌てるかがみ 「ちょっと、何のんびりしてるのよ二人とも……! ここじゃまずいわ、早く場所を変えないと……!」 かがみは俺たちの手を握る。 ―――だが、それはもう間に合わないだろう。 「―――いい。ここで戦おう、三人で戦えるだけでも僥倖だ。これ以上は求められない」 「ばか、それがまずいんだってば……! ここじゃ横幅がありすぎるの……! こなただけじゃ岡部を止められないし、いくら離れてたってキョンも岡部の間合いに入っちゃうじゃない……!」 「心配してくれてるのは判った。けど危険なのはみんな一緒だ。それに、こうなっちゃ逃げ道なんかないんじゃないのか」 「う……それは、そう、だけど」 「こなたもいいな。ここで迎え撃つ」 こなたは静かに頷く。 「も、もう……! わかったわよ、簡単にやられたら怒るからね……!」 納得してくれたのか、かがみは霧に身を溶け込ませた。 広場から離れ、森に隠れてから手際よく木の上へ登り始めた。 「―――来るぞこなた。準備はいいか?」 「キョンキョンも。戦いが始まったら、決してここから前には出ないでね」 強く静かな声で、こなたはそう答える。 ……霧がゆらめく。 朝靄の中。 黒い闇が滲み出るように、狂戦士が妹に率いられて出現した。 「意外ね、てっきり最期まで逃げまわるとばかり思ってたのに。それとももう観念したの?」 ……妹との距離は四十メートルほどだろう。 俺たちは広間の端と端で対峙している形になる。 「……ふうん、セイバーは直ったんだ。そっか、だから逃げまわるのは止めにしたのね。 ……でも残念ね。ここで死ぬんだもの」 くすくすという笑い声が森に響く。 「もう。つまんないなあ、ずいぶん無口になっちゃったのね。もしかして殺されるのは怖いの?」 ……かがみは木を登りきったか。 仮にあいつが陣取るとしたら、広場の中心付近だろう。 ちょうど木々の枝が重なり合っているそこなら、人一人が乗っても折れないし気づかれない。 「……ならもうお喋りはここまでね。三人仲良く殺してあげ――― ―――あれ、かがみんはどうしたの」 ……流石、というところか。 見逃せない事、見逃してはいけない事ってのを心得ているようだ 「―――かがみはここにはいない。あいつと俺たちはとうに別れた」 「別行動をとったの? そっか、足手まといだもんね。一人なら、もっと遠くに逃げられる」 「……そういう事だ。あいつの事だから、もうとっくに森を出たはずだ。今から追っても間に合わんだろう」 「―――そうかしら。この森には結界があるのよ。 誰が入ってきて、誰が出ていったかぐらいは判るんだから。あれから外に出た人間は一人もいない。まだ森にいるわ。探し出すのはこの後でも十分よ」 「――――――――」 ……助かった。 判るのが森への出入りだけなら、かがみの事はバレていない。 途端。 広場の空気が、キチリと音をたてて凍り付いた。 「―――遊びは終わりよ。狂いなさい、バーサーカー」 昏い声。 それに呼応するように、妹の背後にいた巨人が吠えた。 「■■■■■ーーーー!!!!」 地を揺るがす絶叫。 巨人は正気を失ったように叫び悶え―――そのありとあらゆる能力が、奇形の瘤となって増大していく。 「―――ちょ、今まで狂化させていなかったの……!?」 こなたの声に畏れが混じる。 戦慄するのも当然だ。 戦士の力量など計れなくても、アレが触れてはならないモノだと判るの。 「行け……! 近寄るモノはみんな殺しちゃえ、バーサーカー……!」 「――――!!」 それは爆音だった。 もはや哭き声ですらない咆吼をあげ、黒い巨人が弾け跳ぶ。 「っ―――、こなた……!」 応じて駆け抜ける銀の光。 岡部は広場の中心に着地する。 舞い落ちてくる巨体と、その落下地点めがけて縦一文字に疾走するこなた。 ―――大地が振動する。 落下する隕石を押し止めるように、こなたは岡部を迎え撃った。 朝靄に包まれた森の中、二つの影は絶え間なく交差する。 岡部は、ただ圧倒的だった。 薙ぎ払う一撃が旋風なら、振り下ろす一撃は瀑布のそれだ。まともに受ければ致命傷に成り得るだろう。 それを正面から、怯む事なく最大の力で弾き返すこなた。 嵐のように振るわれる一撃に対し、全身全霊の一撃をもって弾き返す。 そうでなければ剣ごと両断される。 絶え間ない剣戟の音。 間合いが違う。 速度が違う。 残された体力が違いすぎる。 「■■■■■ーーーー!!!」 雄叫びが大地を揺らす。 岡部の旋風は大気を裂き、受け流すこなたを弾き飛ばす。 ……そろそろ限界だ。 こなたの呼吸は乱れて、体の動きも目に見えて衰え始めている。 隙を作るどころの話じゃない。 おそらくあと数撃で、こなたはあの斧剣の前に両断される―――― 「っ――――――――」 握り締めた手には弓がある。 俺は――――何も出来ない。 目の前でこなたが力尽きようとしているのに何もできない。 走って。 このまま走り寄って、背中を向けている岡部に殴りかかれば助かるっていうんならとっくにしている。 だがそれも無駄だ。 俺が何をしようと、それは邪魔でしかない―――― ―――斬撃。 一撃を受け流すこなたの足が、踝まで地面に沈む。 返す刃は疾く重く。 頭上に踊った斧剣は、落雷の如くこなたを撃つ。 咄嗟に身をひねったこなたの鎧を削りながら、剛剣は地面を断つ。 「っっっ…………!」 結局、俺は何も出来ないのか。 せめて俺にも力があれば…… ふと、思い出す 『いざという時の切り札ですよ。血液には魔力が籠もります、なので飲めば魔力の補給になります。 ですがそれだけではありません。一部だけですが僕の知識や魔術を引き出すことができます』 そういえばあったな切り札が 小瓶を取り出し中身を飲み干した その瞬間、世界が崩壊した。 「、あ」 秒速百メートルを優に超える超風。 人が立つ事はおろか、生命の存在そのものを許さぬ強風が叩きつけられる。 既に風などではない。 吹き付けるソレは鋼そのもので、風圧に肉体が圧し潰される。 「が」 眼球が潰れる。背中が壁にめり込む。 手を上げるどころか指さえ動かない。 逆流する血液。 漂白されていく精神。痛みなどない。 「あ、あ」 白くとける。体も意識も無感動に崩れていく。 保た、ない。 どんなに力をいれても動けない、 拳を握るどころか指先さえ動かない…… こなたの体が弾け飛ぶ。 今のは受け流しによる跳躍じゃない。 まともに受けた。 あの烈風じみた斬撃が、横腹に直撃した。 たたらを踏むこなた。 痺れる指に力を込め、咳き込みながらも岡部へと向き直る。 その隙を、巨人が見逃す筈がない。 「――――やめ、ろ」 声なんて届かない。 「く――――」 ―――頭が痛い。 吐き気を堪えながら、それでもこなたから目は離さない。 だが皮肉な事に、こなたが倒れる瞬間を見れば見るほど、気が狂いそうになる。 スイッチが横にズラリと並んでいる。 列を成すように次々と撃鉄が上がり。 それは、ドミノ倒しのようでもあり―――― 一斉に、引き金が引かれた。 「こなた…………!」 岡部の斧剣がこなたを薙ぎ払う。 それは致命傷だ。 こなたの体は腰から両断され、その肉片が宙に舞った。 「いや―――違う……!?」 宙に舞っているのは銀の鎧だけだ。 岡部が薙ぎ払ったのは鎧のみ。 こなたはあえて隙を作り、大振りをさせ―――温存した全ての力で、最速の踏み込みを見せた……! 「――――!」 迸る黒い咆吼。 だが、完全に懐に入られたら逃れる術はない。 こなたは両手で剣を持ち直し、なお深く巨人に踏み込み、渾身の力で岡部を切り払う―――! ―――信じられない。 地面に根を生やしていたかのような巨人が、こなたの一撃で数メートルも弾け飛ぶ。 そうして、そのまま。 「引いて、こなた……!」 間髪入れず、本命の攻撃が繰り出された。 ―――できるだけ至近距離で放つつもりなのか。 かがみは遙か頭上の枝から飛び降り、落下しながら、宝石を岡部へと投げつけ―――「Neu《九番》n,Ach《八番》t,Sieb《七番》en――――! Stil,schiet《全財投入》 Besch《敵影、》ieen ErschieSsu《一片、一塵も残さず……!》ng――――!」 舞い落ちる氷の雨。 中でも三つ、槍となった巨大な氷塊には、屋敷一つ軽く吹き飛ばす程の魔力が圧縮されている――――! 「だめ、避けなさいバーサーカー……!」 静観していた妹が叫ぶ。 それがどれほどの危機か悟ったのだろうが、既に遅い。 氷の槍は落下しているのではない。 打ち出されたソレは、岡部を串刺しにせんと“加速”しているのだ。 避けられる筈がない。 千載一遇、こなたの決死の一撃と完全に息のあった氷の散弾。 その威力たるや、岡部を優に殺しきる魔力がある――――! が。 「、――――!!!!!!」 大きく上空を薙ぎ払う斧剣の軌跡。 岡部は咄嗟に片手に構え直した斧剣で、三つの氷塊を砕いていた。 ―――零れる鮮血。 片腕で払った故か、氷塊は壊しきれず、片腕を切り裂いた。 そればかりではない。 氷は巨人の片腕で再凍結し、その動きを完全に封じていた。 しかし、それでも潰したのは腕一本のみ。 「な――――」 かがみが声をあげる。 ―――当然だ。 もう一本の岡部の腕は、そのまま、落下してきたかがみの体を握り止めたのだから。 「っ……!」 かがみの顔が苦痛に歪む。 岡部の力ならば、かがみを握り潰すコトなど容易だろう 腹を圧迫されて苦しいのか、かがみは俯いたまま腕を伸ばす。 ―――と。 「―――ふん。そんなコトだろうと思ったわ」 にやりと、不敵に言い捨てた。 「!」 誰もが息を飲んだ。 俺も、こなたも、おそらくは岡部すら凍り付いたに違いない。 ―――人が悪いにもほどがある。 あいつ、初めからこうなるコトを予測して、それを黙っていたのか――――! 「――――!」 岡部が力を込める。 だが、それは一秒の差で遅すぎた。 「取った……!」 放たれる光弾。 使った宝石の数は四つ。 これ以上は望めないという至近距離からのつるべ打ちは、今度こそ本当に、黒い狂戦士の息の根を止めた。 それは豪快に、文句のつけようもなく、命を弾き飛ばしていた。 首が跳んだのか。 びちゃり、と、まだ十メートルは離れたここまで血が飛んできた。 ……えっと、脳漿か、コレ。 あきらかに血でないものまで混ざっているのは、どうにも手放しで喜べないというか。 ……しかしまあ、やりすぎというコトはないだろう。 相手はあの化け物だ。 一撃で首を跳ばさなければ、それこそかがみは潰されていたに違いない。 「――――ふう」 走り寄っていた足を緩める。 かがみは握られたままだが、勝負はついた。 岡部の顔は未だ白煙に包まれている。 ぶすぶすという燻った音からして、よほどの爆発だったのだろうが―――― 「――――うそ」 遠坂の声が聞こえた。 彼女は呆然と、白煙を眺めている。 ――――待て。 気のせい、なのか かがみを握った岡部の腕が、動いている気がする、のは。 「――――――――」 かがみはただ白煙を見つめている。 ……それも長くは続かない。 目を覆うほどの白煙は次第に薄れる。 その後には。 確かに首を吹き飛ばされた筈の、岡部の顔があった。 「……ふふ。うふふ、あははははははは!」 笑い声が響く。 「見直したわ。まさか一回だけでもバーサーカーを殺すなんてね。 でも残念でしたー。バーサーカーはそれぐらいじゃ消えないんだ。だってね、ソイツは十二回殺されなくちゃ死ねない体なんだから」 「……十二回、殺される……?」 妹の言葉に愕然としていたかがみの眼が、微かな悔いに歪んでいた。 「……そうだった。………命のストック……蘇生魔術の重ねがけ」 「ええ。だから簡単には死ねないの。かつて自分が乗り越えた分の死は生き延びてしまう、神々にかけられた不死の呪い。 それがわたしのバーサーカーの宝具、“十二の試練《ゴッド・ハンド》”なんだから。 わかった? バーサーカーは今ので死んでしまったけど、あと八つの命があるの。 ふふ、惜しかったわね。今のが八倍の宝石だったら、バーサーカーは消えていたのに」 妹の声は、よく聞き取れない。 視界の端には、岡部へと駆け込むこなたの姿があった。 「―――かがみ、逃げて!」 駆け寄るこなた。 かがみもなんとか岡部の指を引きはがそうと試みるが、一向に解けない。 そこへ、かがみの前にうるさい邪魔を潰す気になったのか。 「逃げて、キョン――――!」 ……え? こなたの声で顔をあげる。 瞬間。 体が、木の葉のように飛んでいた。 「――――、が」 ゴミのように落ち転がった。 ―――岡部は凍り付いていた剣で、俺を払ったのだ。 咄嗟に防ぎに入った弓は容易く砕かれ、こんなところまで、弾き飛ば、さ、れ―――― 「が――――あ、は――――!!!」 激痛にのたうつ。 折れたのは、弓の音じゃなかったのか。 片腕がクモみたいに曲がっている。 息を吸うと、肺がぶち壊したくなるほど痛みやがる。 「は……あ、ごっ……!」 こみ上げてくる血のせいで、うまく呼吸ができない。 ああ、だが関係ない。 「はっ――――はあ、は――――!」 起きあがる。 今は少しでも早く、あいつ、あいつを―――― 走った。 今度はこっちの番だ。あいつの腕を折って、かがみを助けるだけ。 黒い巨人まで、距離にして三十メートル。 三秒とかからず詰める。 ―――故に。 勝敗は、この三秒で決せられる。 思考は冴えている。 自身の戦力は把握した。 創造理念、基本骨子、構成材質、制作技術、憑依経験、蓄積年月の再現による物質投影、 魔術理論・世界卵による心象世界の具現、魂に刻まれた『世界図』をめくり返す固有結界。 古泉の戦闘技術、経験、肉体強度の継承。訂正、肉体強度の読み込みは失敗。斬られれば殺されるのは以前のままだ。 固有結界・“無限の剣製”使用不可。俺の魔力量じゃ無理だ。 複製できるものは直接学んだものか、古泉が記録した宝具のみ。 宝具を引き出す場合、使用目的に最も適した宝具を“無限の剣製”から検索し複製する。 今使える腕は左だけ ―――摸索し検索し創造する。 ヤツに勝てるモノ。 この場でヤツに太刀打ちできるモノは。 ―――明瞭だ。 即ち、ヤツが持つ大剣以外有り得ない―――! 呼吸を止め、全魔力を左腕に叩き込む。 「――――投影、開始」 凝視する。 ヤツの大剣を寸分違わず透視する。 左手を広げ、まだ現れぬ架空の柄を握り締める。 桁外れの巨重。 俺ではその大剣は扱えない。 なら―――この左腕に敵の怪力ごと複製するまで 創造の理念を鑑定し、 基本となる骨子を想定し、 構成された材質を複製し、 制作に及ぶ技術を模倣し、 成長に至る経験に共感し、 蓄積された年月を再現し、 あらゆる工程を凌駕し尽くし―――― 「――――――――、ぁ」 壊れた。 パシ、と音をたてて脳の一部が破裂する。 骨格は流出する魔力に耐え切れず瓦解。リンゴの皮みたいにみっともない。 「――――――――行くぞ」 一意専心、狙いは――――――― 「!」 気付かれた。 収束する殺意。 こちらの魔術行使を敵と見なし、黒い巨人の眼が動く。 巨人は咆哮をあげながら、自らの敵を討ちに走る。 ―――狂戦士。 走りくる巨人は一撃では止まらず、通常の投影など通じまい。 投影魔術では届かない。 限界を超えた投影でなければ、あの巨人は倒せない。 故に――― 「――――投影、装填」 脳裏に九つ。 体内に眠る二十七の魔術回路その全てを動員して、一撃の下に叩き伏せる―――― 目前に迫る。振り上げられる大剣。 激流と渦巻く気勢。 踏み込まれる一足を一足で迎え撃ち。 上腕 鎖骨 喉笛 脳天 鳩尾 肋骨 睾丸 大腿、 その八点に狙いを定め、 「全工程投影完了――――是、射殺《ナインライブズブレイドワークス》す百頭」 振り下ろされる音速を、神速を以って凌駕する―――! 「―――、…………!」 だが倒れない。 自らの大剣に全身を撃ち抜かれ尚、岡部は健在だった。 「は――――あ――――………!!!!!」 踏み込む。 左手には巨人の大剣。 こちらが速い。 体の八割を失い、殺された岡部より俺のトドメの方が速い。 大剣を胸元まで持ち上げ、槍の様に叩き込む。 「――――!!!!」 貫いた。心臓に大剣を叩き込んだ。 反撃はない。 巨人は残る命を使いきり、今度こそ塵に帰っていく。 ――――戦いは一瞬。 本当に一息の間に、決着はつけられた。 狂戦士は最期まで自らの役割に殉じ、白い大気に霞むように、その存在を霧散させた。 目眩がした。 度を超えた魔術の代償だろう。暴走した血液が脳を圧迫し、過酸素状態になっている。 ……加えて、頭蓋を開くかのような頭痛。 敵が消え、痛みを麻痺させていたものが消えたからだ。 目眩と頭痛は、今まで溜まっていたツケを払うかのように垂れ流される。 「――――っ」 「キョンキョン……!?」 倒れかけた体を、無理やり起こす。 「っ……いや、大丈夫だ。ところどころ骨が折れてるけど、命には別状はない。例の自然治癒も働いてるし、なんとかなる」 「―――だいじょぶじゃないよ。あれだけの投影魔術を使ったんだから、今は休まないと」 「……いや、けど」 俺たちに気が付いていないのか。 妹はじっと地面を見つめたあと、 「……うそ。バーサーカー、死んじゃったの……?」 置いていかれた子供のように そう呟き。ぼんやりと顔をあげ 「ぁ――――ん、ぁ………………!」 唐突に。 スイッチが切れた人形のように、地面に倒れ込んでいた。 「な――――」 訳が判らず、倒れた妹を見つめる。 「っ……は、つはっ、ごふっ……!」 それと入れ替わるように、かがみが体を起こす。 岡部の腕が消えて、ようやく自由になったらしい。 「――――――――」 かがみの無事を確認して気が緩んだのか。 くらり、と意識が倒れかける。 だがそんな弱音を吐いてはいられない。 岡部を倒したとはいえ、ここはまだ森の中だ。 俺たちにはこれから、満身創痍の体を押して森を抜けなくてはならない。 ……明け方の空を仰ぐ。 街は遠く、無事な仲間も、無事な個所も見当たらない。 それでも、朝を迎えていた。 ―――越えられぬと覚悟した夜。 最大の敵を退けて、冬の森を後にした
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