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第九話/ /第十話*② 第十話 執筆者:柊南天 Three years ago... 肺が爛れたように熱く、息は浅く短くでしか続かない。両脚も鋼鉄の足枷を嵌められたように重い。だが、それに対して焦燥を迫る必要性はない。無視できる。年月の経過に伴って老衰を経てきた身体を酷使し、残骸の散らばる連結通路を疾っていく。 戦場の一線を退いてから8年が経過して尚、あらゆる身体機能を現役時代のそれと同等に扱えるよう、研鑽を重ねてきた。しかしそれを鑑みてすら、今回の一連の騒乱を生き抜いた暁には、心肺機能の一部くらいは人工臓器に置換すべきだろうと、そう考えた。一線を退いたとはいえ、老衰を騙し続けている生身の人間のままでは、戦場に身を置き続けるには非常な困難を迫られるだろう。 ──北棟兵器格納庫に直接繋がる連結通路に漂う臭気を鼻腔が捉え、床上に散らばる瓦礫の残骸に交じって倒れている警邏部隊の兵士達の亡骸を一瞥した。 一時間前に始まったミラージュ社陸軍空挺強襲部隊による最初期の制圧攻撃によって、本研究施設の機能維持に当たっていたナーヴス・コンコード社の派遣人材と兵力はその大半が損失している。 前方の床に染み渡る赤黒い血溜まりを一投足で軽く飛び越え、ひたすらに先を急ぐ。 連結通路の外部──航空施設の滑走路一帯で火線が交えられ、耳に取り付けたインカムから混線状態の無線が垂れ流しで聞こえてくる。 「エスタブリッシュメント共も翌々、無茶が好きなようだな……」 財団創設に噛んだあの頃から、既に明白になっていた可能性の一類に過ぎない。今更にも別段驚く事ではないだろうと、しかし、余りに誰もが描いた筋書き通りに事実が展開している現実に、図らずもわずかに嘆息してしまった。 財団解体は最早免れ得ぬ要諦だ。それを持って、是まで培われてきた叡智が支配企業どもへ流出する結果に、その是非を問う真似などはしない。しかし──、 「私には、私の成すべき夢想がある──」 外部から聞こえてくる砲声の応酬とは別の銃声と煌きが連結通路の終着である角の先から溢れ、両手に提げていたブルバップ式突撃小銃の銃口を跳ね上げた。甲高い音を上げていたパンプスの足音を速やかに断ち、連結通路の壁に背中を預ける。壁から染み出した極寒の外気が背中に触れ、じっとりと浮かんでいた汗を急速に冷やしていく。 壁際から顔をのぞかせる。連結通路先の兵器格納庫に繋がる自動扉の前に立っていたシルエットが、足元で瀕死状態になって倒れているコンコード兵士の頭部に向け、手に握っていた自動拳銃の引き金を引いた。その残響音が連結通路に反響すると同時に身を飛び出し、構えた得物の銃口をシルエットの胴体部へ突き付ける。 「よくも此処まで逃げ延びたものだな、──ハスラーワン」 足元に転がるコンコード社の亡骸を見下していた大柄な黒い影──自身がハスラーワンと呼んだ壮年の男は、特別な反応をする訳でもなく、むしろ緩慢とした挙動でゆるりと振り返る。一旦夜闇の中に溶け込んでしまえば、忽ちの内にその姿を消してしまうような相手の姿が、瞬く蛍光灯の下に浮かび上がる。垂らしたアッシュブロンドの総髪の隙間、妖しい光を放つ毒々しい蘇芳色の眸が厭に映えて見えた。 危険な意志を孕んだ眸だ。これまで幾度となく、そんな意図を宿した人間を見てきた。此処に及んで、彼がその意志を宿すとは、中々に皮肉なものだと胸中で苦笑いした。彼自身がこの数十年間で駆逐してきた意思と同様のものを、彼が宿しているのだ。 右手にだらんと下げた自動拳銃を持ち上げる予備動作を見せる気配はなく、代わりに彼の左腕に抱きかかえられた幼い"少女"の眠たげな相貌が、こちらをどこという訳でもなく見つめている。 時間にして僅か数秒程度の静寂が微弱な震動を繰り返す連結通路を包み込み、それから、それまで微動だにしていなかったハスラーワンがその口を開いた 「──やはり生き残っていたか、技術文化特別顧問?」 「この混乱で、何所へなりと失せるつもりか。貴様の死体がなければ、企業共はすぐに勘付くだろう?」 ブルバップ式小銃の引き金にかけた人差し指に力を込め、ハスラーワンと共に視界に収まっている少女と視線を重ねた。この騒乱の状況の全容と結末を既に把握しているかのように、彼女の眼は諦観にも似た穏やかさを湛え、眠たげな視線を維持している。 そんな彼女を抱きかかえた巨躯の男は、形容し難い笑みを口許に浮かべ、 「戦場より去ぬつもりなどはない。私達烏が下りる時は、戦場でその死を持ってのみ実現される。……尤も、特別顧問──お前は少し異なるかもしれんがな……」 練達した口調を持って彼は言い、明らかな殺意を持って向けた銃口など自分に向けられているものではないとでもいうような足取りで、兵器格納庫に繋がる自動扉の方へ踵を返そうとする。 「動くな──!」 一瞬の間断も逡巡もなく引き金を絞った。銃声が連結通路の高い天井に反響し、小口径の弾丸がハスラーワンの足元の床を削って壁に別の弾痕を穿つ。 「聞け、ハスラーワン。──私は過去を追う。その為なら、此処でお前を殺す事も厭わん。その娘も同様だ……」 先程の挙動と同じく、一抹の逡巡すらない意思を相貌に湛えて彼を睨み据える。彼の首に細い腕を回す少女の華奢な身体が僅かに震えているのが、未だ衰えを見せない肉眼で目視できた。 「暗部から生まれたモノが最期に還るのは、同じ暗部でなければならんだろう。……四十年間続いた螺旋に私がピリオドを打たねばならないのなら、それもまた道理なのかもしれん……。父の望みに反するとしても、私はそれを許容する事は到底できん」 「……微かに記憶に残っている。あの時の娘──ノウラ、お前だったか。では、尚更私は此処を離れねばならんな……」 「まだ五つかそこらだったろうに。よく覚えていたものだな……」 三十四年前の古い記憶──私自身、十を数えたか其処らで記憶自体も曖昧なものでしかない。だがこの男が──生まれたばかり"この子"が、私の家に迎え入れらた日の事はよく覚えている。 ──コード:ヴェイロン・アプローチ。 三十四年前、数百例以上にも及ぶ失敗作の犠牲の上に人為的に生み出された彼と共に、数年間という短い年月だったが、支配企業の意向によって父が謀殺するまでを生きた。 少女を抱え爪先を自動扉に向けたハスラーワンは、肩を軽くすくめてみせる。そして、右手に携えていた自動拳銃を持ち上げた。銃口をくい、と動かして、 「……別々の生涯を生きた。私は企業の駒として。お前は過去を追う烏として。他人と言って差し支えはあるまい。しかし、極点の始まりで交わった事は、或いはお前の言う道理だったのかもしれん」 「ならば、その道理に従え……。──私に、お前を殺させるな」 「ならば、道理に従え……。──私に、お前を殺させるな」 それは果断による意思とは関係ない、別な本意から吐露された苦渋の言葉。私自身、驚きはしなかった。代わりにハスラーワンが多少の驚きを交えた眼差しを作り、口許にまた例の形容しがたい笑みを浮かべてみせる。 「さらばだ、私の唯一の家族……。私は彼女と共に往く。お前であろうと誰であろうと、止めさせはしない。──企業共の眼を覚まさせてやろう。淘汰されて来た歴史の切情を、思い知らせてやろう」 激情と呼べるほどの強い意志を鋭い眼差しから湛え、迷いなく彼は踵を返す。私は無意識のうちに提げていた銃口を再度跳ね上げ、引き金を── 聴覚と視覚を一瞬聾する砲火と砲声が吹き荒び、ハスラーワンとの間に空いていた前方通路が右手の外壁から吹き飛んだ。火線交じりの瓦礫片が巻き上がる噴煙の中で暴れ回り、やがて噴煙の銀幕を破るように一機の鋼鉄の巨体が崩れ落ちた連絡通路の縁から姿を現した。 砂嵐のようなノイズ音が周囲一帯に満ち、機体搭載のスピーカーから僅かに聞き覚えのある声が漏れる。 『彼の邪魔はさせない……』 「──ファントムヘイズ。貴様も総意を翻すか……」 真冬の寒風が噴煙を急速に攫い、連絡通路に介入してきたプロトタイプ・ネクスト──ファントムヘイズ──の姿を見上げ、さらにその後背上空を飛行していた群列が視界に映った。複数の警護用ガンシップと輸送ヘリから構成されたその空輸部隊は牽引ロープに一機の機体を吊るして、今まさに本研究施設から離脱しようとしていた。 三年前に開始された計画の中で、無数に製造されてきたプロトタイプネクストの始祖── 「ナインボール・セラフ……。統一政府め、第一種凍結資材まで持ち去るつもりか……!」 視界の隅から去ろうとするその光景に意識を捕られ、次に視線を崩れた連結通路の先へ向けた時には、少女を抱えた"弟"の姿はなかった。両腕に抱えた得物の銃口を頭上へ持ち上げ、ファントムヘイズへ突き付ける。 「支配企業に敵意を向けて、お前達は何をする。世の絶対律に挑む気か?」 ファントムヘイズのコクピット内で、過度のAMS接続負荷により既に意識継続の際まで追い込まれているのだろう彼は、しかし、毅然たる態度を保って言う。 『兵器災害の発生は、淘汰された過去からの天祐だ……。私達はそれに従う。あの人なら、世界を覆せる……。──俺は、そう信じている』 その言葉を最後にスピーカー音が途切れ、代わりに北棟兵器格納庫の正面ゲートが内部から放たれた重火力の砲火によって撃ち破られる。続けてコジマ・ジェネレータ特有の稼働音が周囲に響き、圧倒的な加速度を持ってハスラーワンの駆るプロトタイプネクスト・"ナインボール"が格納庫内から発進した。 白緑色の噴射炎を後方ノズルから吐き出し、上空に浮上したナインボールは戦火によって照らし出された夜半の曇天の中へ瞬く間埋もれていった。それを見送ったファントムヘイズもまた、眼前の連結通路の縁から離れ、彼の軌跡を追うようにオーバード・ブーストを起動して戦域を速やかに離脱していった。 連結通路の縁に立ち、薄汚れたジャケットのポケットからソフトパックを取り、紙巻煙草を抜き出して咥える。使い込んだ銀製のオイルライターで先端に紅点を灯し、濃い味ばかりが目立つ紫煙を肺腑へ深く沁み渡らせた。ゆるゆると流れ続ける冷風に乗せて紫煙を吐き出すと、それらは風に絡め取られてすぐに掻き消えていった。 「総意に牙を剥くか……。私は決して降りんぞ。淘汰の螺旋の中で、必ず【過去の根源】を捉えてみせる」 ──"弟"を作った父もかつてそう言っていた。我々を常に先回る過去、それをいつか待ち受けて受け止める義務が我々にはあるのだと。 インカムに無線が入り、短くなった煙草を連絡通路の縁から真下の地上へ投げ捨てた。 『間もなくミラージュ社陸軍の制圧部隊が投入される。第四兵器格納庫に機体を移送しておいた。既に動発準備は完結済みだ。急げ、ノウラ…… 「了解。現時刻を持って作戦行動を完結、現戦域からの機動離脱へ移行する。……ファントムヘイズも往ったよ、ガロ……」 『そうか……』 「なあ、ガロ……?」 「……どうした」 ターミナル・スフィア隷下の所属レイヴンとして共に実務をこなす同僚に言葉を投げかける。新しい煙草を抜きだしつつ、踵を返して元来た道を走りだす。 「──何でもない。すまなかった」 この夜を境に、支配企業群により共同出資運営されていた旧世代技術解析財団【ジシス財団】は、技術占有を狙った支配企業群同士の撹乱工作によって苛烈な内紛を幾度となく繰り返し、結果として組織的解体を迎える。 財団内で培われた【ARMORED CORE NEXT】に関連する多くの叡智は各企業に分散し、以降、ネクスト兵器の開発競争が激化していく事となった。 内紛勃発の混乱に紛れ、プロトタイプネクスト・ナインボールと一人の少女を強奪したプロジェクト参画体・ハスラーワは財団離反後、執拗に送り込まれた企業の追撃部隊を振り切り、公的にその消息を暗ました。 →Next… ② コメントフォーム 名前 コメント
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2009年10月01日(木) 更新:加藤 1, 連絡手段の確保 skype、メッセンジャーの連絡先を共有 2, 制作物を決定「万歩計」 万歩計機能 + カロリー計算 + 歩数距離目標設定 3, 開発環境の整備 windowsVista + eclipse + android1.5_r3 2009年10月02日(金) 更新:加藤 1, 加速度センサーサンプルの実行 知識不足やバージョンの違いにより未完成 2, カロリー計算式の決定 数式化が完了したので、体重と歩数の入力ができればOK 3, 参考書籍の購入 4, 制作スケジュールの仮確定 あくまで仮。 5, 制作モジュール優先順位の決定 できればUMLなどにメソッドやフィールドを含めた詳細を書きたいところ。 2009年10月03日(土) 更新:加藤 1, Android研修スタート がんばるぞー 2, ドキュメント作成 画面変移図・モジュール関連図・タイムスケジュールを作成 3, 加速度センサ判定方法、模索中 実現が容易なものから順次作成していくつもり。
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Bandit・Humanoid/バンディット・ヒューマノイド カードタイプ:Monster/モンスター エキスパンション:Dragonspire/竜の尖塔 英語版 Card Name Number Class Health Gold XP VP Text STALKER 3 BANDIT・HUMANOID 4 2 1 2 Cannot be defeated unless 3 or more Heroes are present. HIGHWAYMAN 2 5 2 1 3 Cannot be defeated unless 3 or more Heroes are present.TROPHY Reveal to avoid a Trap. CUTTHROAT 2 6 2 2 5 Cannot be defeated unless 4 or more Heroes are present.TROPHY DUNGEON Draw a card. THUG 2 7 3 2 6 Cannot be defeated unless 4 or more Heroes are present. ASSASSIN 1 8 3 3 8 Cannot be defeated unless 5 or more Heroes are present.TROPHY ATTACK+2 日本語版 カード名 枚数 分類 ヘルス 金貨値 経験値 勝利点 テキスト 尾行者 3 バンディット・ヒューマノイド 4 2 1 2 英雄が3枚以上なければ倒せない。 追いはぎ 2 5 2 1 3 英雄が3枚以上なければ倒せない。トロフィー:公開することでトラップを回避する。 殺し屋 2 6 2 2 5 英雄が4枚以上なければ倒せない。トロフィー:ダンジョン:カード1枚を引く。 悪漢 2 7 3 2 6 英雄が4枚以上なければ倒せない。 暗殺者 1 8 3 3 8 英雄が5枚以上なければ倒せない。トロフィー:攻撃+2 カード解説/CARD GLOSSARY エラッタ 日本語版「追いはぎ」 誤:公開することで罠を回避する。 正:公開することでトラップを回避する。 カード分析 平均ヘルス/金貨値/経験値/勝利点 = 5.6 / 2.3 / 1.6 / 4.2 所感 ある意味最強の敵種族。一定数以上の英雄で挑まなければ倒すことが出来ない。人数を集めて山狩りをしなければ逃げられる、というイメージなのだろうか。 一番弱い尾行者でさえ英雄が3枚必要であり倒すのが困難である。 強英雄による少数精鋭になりがちなこのゲームの性質に真っ向から反発している。殺し屋、悪漢、暗殺者に至っては最早どうやって倒せばいいのかというレべル。 難敵らしく勝利点もトロフィーも非常に豪華。単純に無視するという対策がとれないのが悩ましい。 倒されることがないだけで、ダンジョンの底へ送り返すことは可能。 民兵の廃棄の手を緩めるのが妥当な対策か。とはいえ民兵の攻撃力だけで倒すのは少々厳しく、何か補助が欲しいところ。 ドロー能力で英雄を無理やり集めるのもひとつの手段。Belzur/ベルザー等が有力か。 自分の戦術が少数精鋭戦術となることに不満を感じているならば、導入することでいつもと違った展開を考えざるを得なくなる。少数精鋭だけがこのゲームの最適解ではないのだと理解できるだろう。そういった点でゲームの寿命を延ばしうる良モンスターである。 関連カード 狩りやすいカード Belzur/ベルザーなど:無条件ドローのついた僧侶はどれも相性が良い。自身が頭数に入ることが大きい。 Thyrian/シリアン:他の英雄を強化してくれる英雄。デッキの相性と合致する。 Phalanx/ファランクス:数を集めるのが基本の英雄。レベル2がいれば暗殺者打倒も軽い。 Highland Officer/高地の士官:基本的に民兵を引ききってなんぼのHighand Officerデッキにとっては能力のないモンスターに等しい。 Slynn/スリン:レベル3の効果で手札のモンスターと置き換えてしまうことで打倒制限を無視。ヒューマノイドゆえにレベル1や2の「同じ分類」に引っかかりやすいのも良い。 苦手とするカード Veteran/ベテラン:少数精鋭戦術を能力自体が後押しする。 Power word kill/パワー・ワード:キル:打倒制限に引っかかる。勝利点が高めなのも厳しい。 Thunderstone Advance対応版 レベル表記追加:Level2
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兵士の解説(Ver.3.9)デシャル公国(D'Shar)◆ 帝国(Empire)◆ フィアーズベイン(Fierdsvain)◆ レイヴンスタン王国(Ravenstern)◆ サーレオン王国(Sarleon)◆ ペンドール王国(Pendor)◆ 傭兵、市民兵 その他勢力の解説 コメント 兵士の解説(Ver.3.9) デシャル公国(D'Shar)◆ デシャル公国(一般) 1st デシャル族民(D'Shar Tribesman)(Lv.1) 2nd デシャル族民狩人(D'Shar Tribesman Hunter)(Lv.5) 3rd デシャル族民徴集兵(D'Shar Conscript)(Lv.10) デシャル騎兵(D'Shar Horseman)(Lv.21) 4th デシャル砂漠民闘士(D'Shar Desert Fighter)(Lv.16) D'Shar Raider(デシャル急襲兵)(Lv.31) D'Shar Reaver(デシャル突撃兵)(Lv.31) 5th デシャル戦士(D'Shar Warrior)(Lv.26) D'Shar Desert Hunter(デシャル砂漠民弓兵)(Lv.26) D'Shar Ghazi Stalker(デシャル追撃兵)(Lv.36) D'Shar Ghazi Reaver(デシャル蹂躙兵)(Lv.36) 6th デシャル剣士(D'Shar Ghazi Dervish)(Lv.36) デシャル修験槍兵(D'Shar Ghazi Spearman)(Lv.35) D'Shar Ghazi Marksman(デシャル狙撃弓兵)(Lv.35) デシャル突撃兵は特別な要件を満たすことによりデシャル塵風騎兵へアップグレードすることができます。 デシャル修験槍兵は特別な要件を満たすことにより蠍暗殺教団フィダーイーへアップグレードすることができます。 デシャル公国(騎士系) 1st デシャル名門子弟(D'Shar Nobleman)(Lv.16) 2nd デシャル名門騎兵(D'Shar Noble Raider)(Lv.31) 3rd デシャル名門騎士(D'Shar Noble Cavalry)(Lv.40) デシャル名門騎士は特別な要件を満たすことによりデシャル疾風騎兵、蠍暗殺兵へアップグレードすることができます。 デシャル公国(ユニーク) 1st デシャルジャハンナム弓兵(D'Shar Djaha Archers)(Lv.35) デシャル兵所見 + 表示 良くも悪くもNATIVEのカーギットやサランを彷彿とさせる派閥。 騎士系のユニットに加えて、一般兵の半数までが騎乗するので、騎兵が多く 戦場が広範囲になる。ユニット全体で他派閥よりも熟練度が高い傾向にある。 反面、装備の防御力は若干下がる傾向がある為、足を止めると若干脆い。 また、弓の所持率が高く戦場には矢が飛び交うことになる。 歩兵は、剣士は盾でキッチリ守りを固めておりそれなりに優秀。 修験槍兵はサーレオンハルバード兵より熟練度は高いが装備は脆い。 それほど数もいないので遠距離から射殺するのがいいだろう。 弓兵は装備の角状弭の弓、デシャル矢の性能は良く、弓術も"6"かつ熟練度290と高いが、 歩兵同様あまり数が出ないので印象に残らない。 騎兵はとにかく数が多い。 近衛騎士に相当するデシャル名門騎士が弓を所持しているため弓騎兵のような動きをしがち。 他派閥の騎士に比べ能力も並で防具も弱く全体的な印象は薄・・・かったのは昔。 現Ver.では弓騎兵AIの恩恵を受け、戦場を縦横無尽に駆け回ってこちらの騎兵をガリガリ削ってくる。 一般兵である追撃兵や蹂躙兵もチャージこそ仕掛けてこないものの攻撃力が高く、 気が付けば陣形を分断され各個撃破されてるという事態も。 こちらが数で優勢でも被害が出やすく、マニュアル戦闘で一番戦いたくない陣営である。 異常に目立つ真っ赤なローブを纏ったユニークのジャハンナム弓兵は 弓術"7"の熟練度350とレイヴンスタンレンジャーを上回り、アイスガードレンジャーと並んでとても優秀な弓兵である。 偶に大量のジャハンナム弓兵を率いた諸侯にぶつかり、丘陵の上に布陣されるとかなり痛い。 抱える騎士団は疾風騎兵と夕暮騎士で、従士格である塵風騎兵と夕暮奴隷騎兵が 大量に現れたりと、おなか一杯になるほど騎兵ばかり。 また、旧Verで猛威を振るった蠍暗殺兵も騎士団としてフィダーイーを従え参戦する。 攻城戦では新兵から騎兵まで弓を所持していることが多く何時まで経っても城壁から射撃してきて 更に戦士、剣士もダーツを持っており、暗殺兵の投げナイフに到っては 異常な速度と威力なので攻め手の被害が大きくなるのは必定。 雇用については、騎兵が育成しやすいのが大きな利点。 デシャル騎兵(Lv.21)はデシャル族民狩人(Lv.5)から一気にアップグレードできるので序盤に便利。 追撃兵や蹂躙兵まで育てれば主力の騎士の補助として活躍できるだろう。 歩兵や弓兵も弱くはないが、わざわざ騎兵にアップグレードできる道を潰してまで育てるかというと疑問である。 帝国(Empire)◆ 帝国(一般) 0th 帝国市民(Empire Citizen)(Lv.1) 1st 帝国召集新兵(Empire Levy Recruit)(Lv.5) 2nd 帝国召集兵(Empire Levy Militia)(Lv.10) 帝国召集狩人(Empire Levy Hunter)(Lv.10) 3rd 帝国軽装歩兵(Empire Light Infantry)(Lv.15) 帝国召集散兵(Empire Levy Skirmisher)(Lv.15) 4th 帝国重歩兵(Empire Heavy Infantry)(Lv.20) 帝国槍兵(Empire Pikeman)(Lv.20) 帝国弩兵(Empire Crossbowman)(Lv.30) 帝国招集騎兵Empire Levy Horseman(Lv.15) 5th 帝国軍団兵(Empire Legionnaire)(Lv.35) 帝国重装槍兵(Empire Armored Pikeman)(Lv.30) 帝国重装弩兵(Empire Armored Crossbowman)(Lv.35) 帝国騎兵(Empire Cavalry)(Lv.30) 6th 帝国剣闘士(Empire Gladiator)(Lv.50) 帝国市民は存在はしますが、プレイヤーは直接雇用できません。 プレイヤーが帝国領の村で雇用できるのは帝国召集新兵です。 帝国重装弩兵は特別な要件を満たすことにより聖十字防疫監督官へアップグレードすることができます。 帝国重装槍兵は特別な要件を満たすことにより亡霊軍兵へアップグレードすることができます。 帝国騎兵は特別な要件を満たすことにより不死鳥転昇兵へアップグレードすることができます。 帝国軍団兵は特別な要件を満たすことにより帝国決死兵へアップグレードすることができます。 帝国(騎士系) 1st 帝国民騎兵(Empire Nobleman)(Lv.10) 2nd 帝国軍団新兵(Empire Noble Legionnaire Recruit)(Lv.15) 3rd 帝国正規兵(Empire Knight)(Lv.40) 帝国正規兵は特別な要件を満たすことにより帝国不死兵、不死鳥騎士、幻狼軍団正規兵、亡霊軍百人隊長へアップグレードすることができます。 帝国(ユニーク) 1st 守護帝国騎士(Guardian Empire Knight)(Lv.45) 帝国兵所見 + 表示 ローマ軍団をモチーフとしており、唯一クロスボウ弓兵を用いる。 兵種が最も多く、その各々が重装で守りが堅く 攻撃も多くの兵が投槍を持っており攻守共に秀でている。 プレイヤーが最もツリーを理解できない国でもある。 歩兵とポールアーム兵が平行にグレードアップする他国にないツリーである。 軍団兵はハスカールに次ぐ優秀な盾持ち歩兵であり、強力な投槍を飛ばしてくるので プレイヤーは即死の可能性が高くなる。重装槍兵はサーレオンハルバード兵に次ぐ ポールアームの使い手である。剣闘士はスキルこそ平均的な上級兵と変わらないが フィアーズベイン狂戦士を上回る馬鹿げた体力をもっている。 各々最強ということではないが最強に次ぐ性能で しかも投槍が強いということもあって相手にするのはしんどい。 弓兵はクロスボウを使用してくる。元々、クロスボウはスキルに関係なく ダメージを与えてくるので下級兵の矢でもかなり痛い。 更に、重装弩兵は他国の上級歩兵レベルの防具をもっており 歩兵としても戦えるほどである。あえて欠点というならば発射速度が遅いことぐらいか。 それでも多数のクロスボウ兵からの射撃は大きな脅威になる。 騎兵は弓兵から分化するクロスボウ騎兵。 武装は軽クロスボウ止まりで、チャージもして来たりするどっちつかずであまり怖い印象はない。 騎士系はツリーが分化するこれまた特徴的なものだったが、Ver3.9で一本化した。(帝国騎兵が一般ツリーに) 正規兵は平均的な能力と装備でチャージこそ出来ないが 投槍騎兵としての側面もあり、足を止めているところに 一撃を加えようと近づくとドスっと槍を投げてくるので堪らない。 ユニークの守護帝国騎士は正規兵を能力と装備を1ランク向上させたもので 特徴は無いが強いことに変わりない。 また、帝国不死兵、亡霊軍百人隊長が各々従士格の帝国決死兵、亡霊軍兵を引きつれ参戦する。 さらに聖十字騎士、幻狼軍団、不死鳥騎士などとにかく騎士団持ちの諸侯が多い。 戦う前に編成をチェックしないと痛い目にあうだろう。 攻城戦はクロスボウが兎に角痛いので注意しよう。また、フィアーズベインと同様に迂闊に近づくと 雨霰と投槍が降ってくる。元々、攻守に秀でた派閥なので明確な攻略法がなく 損害覚悟で力攻めをすることになる。 雇用に関しては、歩兵も弩兵も優秀なので雇用すべきである。 軍団兵は成長も早く、補充し易いメインの歩兵として最良であるが 重装弩兵は多少時間が掛かる為、注意しよう。 剣闘士は重装槍兵からのupグレードになってしまい、やや育てにくくなった。 また、正規兵も民騎兵からすぐupグレードできるので数を揃えやすい。 強力な弓騎兵がいないのが唯一の欠点。デシャルと戦う場合は勇者やレンジャーなどでカバーするといいかも。 フィアーズベイン(Fierdsvain)◆ フィアーズベイン(一般) 1st フィアーズベイン新兵(Fierdsvain Recruit)(Lv.1) 2nd フィアーズベイン民兵(Fierdsvain Militia)(Lv.5) 3rd フィアーズベイン熟練民兵(Fierdsvain Trained Militia)(Lv.10) 4th フィアーズベイン軽歩兵(Fierdsvain Light Infantry)(Lv.15) フィアーズベイン軽装散兵(Fierdsvain Light Skirmisher)(Lv.16) 5th フィアーズベイン斧兵(Fierdsvain Axeman)(Lv.21) フィアーズベイン女槍兵(Fierdsvain Spear Maiden)(Lv.26) フィアーズベイン散兵(Fierdsvain Skirmisher)(Lv.21) 6th フィアーズベイン重装斧兵(Fierdsvain Heavy Axeman)(Lv.31) フィアーズベイン女狩人(Fierdsvain Huntress)(Lv.35) フィアーズベイン重装散兵(Fierdsvain Heavy Skirmisher)(Lv.31) 7th フィアーズベインハスカール(Fierdsvain Huscarl)(Lv.38) フィアーズベイン狂戦士(Fierdsvain Berserker)(Lv.50) フィアーズベイン女槍兵は特別な要件を満たすことにより嵐の修道女へアップグレードすることができます。 フィアーズベイン女狩人は特別な要件を満たすことによりレディエインヘリアルへアップグレードすることができます。 フィアーズベイン(騎士系) 1st フィアーズベイン貴族(Fierdsvain Noble)(Lv.16) 2nd フィアーズベイン名門戦士(Fierdsvain Noble Warrior)(Lv.21) 3rd フィアーズベインヘルシル(Fierdsvain Hersir)(Lv.30) フィアーズベインヘルシルは特別な要件を満たすことによりヴァルキリー、クラーケン騎士へアップグレードすることができます。 フィアーズベイン(ユニーク) 1st ヴァルディスハスカール(Valdis Huscarl)(Lv.45) フィアーズベイン兵所見 + 表示 Nativeのノルドに対応する歩兵国家。 斧が大好きで投げたり振り回したりと空想上のヴァイキングを的確に表現している。 ユニット全体で他派閥よりもHPが高く設定され、接近戦スキルも高レベルで所持しているが その反面、騎兵は数が少なく、弓兵は他国に比べて分かり易く貧弱。 Ver3.9で大幅に変更され、ユニットが一部を除いて男女混合になった。 Native時代から名高いハスカールを筆頭として歩兵はとても優秀。 新兵から投げ斧、投槍を所持しているのでこちらが騎兵でも 正面から突っ込むとあっという間に撃ち落される。 装備も剣、斧の性能が良く、高いHP、強打スキルと相まって 正面からの殴り合いでは無類の強さを見せる。 更に盾の性能も高い為、接近前に射殺すのも一苦労する。 上半身裸みたいな格好(昔は農民の恰好だった)のベルセルクは名前の通りの 凶暴さと化け物じみたHPを持っているのでさっさと射殺すべきである。 Ver3.9で新登場の女狩人は盾持ち片手槍という変わった装備。 騎兵はヴァルキリー改めヘルシルがいるのだが、その数が他派閥に比べて少ない。 装備や能力は悪くは無いのだがチャージもせず数も数なので、冷静に対処すれば問題にならない。 ただ、投げてくるジャリドは事故の可能性があるので注意すべき。 Ver3.6より武器が竜の背骨の斧を外されたことでリーチがましになった。 弓兵はVer3.9で弓からクロスボウor投げ槍の散兵になった。 装備の質、熟練度ともに帝国のそれに一段劣るので戦果を上げるのは難しいだろう。 というか装備のバラつきが大き過ぎて遠距離戦自体を諦めた方がいいレベル。 HPは高く、斧も盾も持っているので接近戦のほうがむしろ怖かったりもする。 運用するなら文字通り散兵として、歩兵の側面に回り込ませるようにするといいかもしれない。 ユニークのヴァルディスハスカールはハスカールを強化して馬に乗せましたという 非常に分かり易いユニットで、投射武器は所持せず、長柄も持っておらずチャージも出来ない。 騎兵としては如何なものかと思うが、実際にタフな騎兵で倒すのには苦労する。 恐らくはコニングルの私兵のような扱いなのであまりお目にかかることはない。 騎士団はヴァルキリーがレディエインヘリヤルを、クラーケン騎士が嵐の修道女を従えて参戦する。 諸侯によっては黎明騎士団を従えていたりもする。 攻城戦は歩兵の独擅場、さらに散兵も接近戦は強いので崩すのに大変苦労する。 時間を掛けても良いのならば、弓兵が貧弱なのを突いて 多少離れた場所で延々と狙撃するのも良いかも知れない。 ただ城によっては、城壁より距離を取れないマップもあり その場合は、投射武器が振り注いでくるのでとても苦しいことになる。 優秀な歩兵が必要ならば多少成長に時間はかかるが ハスカールを目指して雇用するべきである。 というか他に取り柄が無い。 騎兵が強いこのMODでは一番割を食わされてる派閥かもしれない。 レイヴンスタン王国(Ravenstern)◆ レイヴンスタン(一般) 1st レイヴンスタン新兵(Ravenstern Recruit)(Lv.1) 2nd レイヴンスタン民兵(Ravenstern Militia)(Lv.5) 3rd レイヴンスタン熟練民兵(Ravenstern Trained Militia)(Lv.10) レイヴンスタン散兵(Ravenstern Skirmisher)(Lv.10) 4th レイヴンスタン歩兵(Ravenstern Footman)(Lv.15) レイヴンスタン弓兵(Ravenstern Archer)(Lv.15) 5th レイヴンスタン従歩兵(Ravenstern Man-at-Arms)(Lv.20) レイヴンスタン騎兵(Ravenstern Horseman)(Lv.20) レイヴンスタン弓兵長(Ravenstern Warden)(Lv.20) 6th レイヴンスタンキール護衛兵(Ravenstern Kierguard)(Lv.35) レイヴンスタンレンジャー(Ravenstern Ranger)(Lv.35) レイヴンスタンレンジャー騎兵(Ravenstern Mounted Ranger )(Lv.35) レイヴンスタンキール護衛兵は特別な要件を満たすことによりドラゴン・ドレイクへアップグレードすることが出来ます。 レイヴンスタン(騎士系) 1st レイヴンスタン従士(Ravenstern Nobleman)(Lv.15) 2nd レイヴンスタン騎士(Ravenstern Squire-at-Arms)(Lv.20) 3rd レイヴンスタン近衛騎士(Ravenstern Knight)(Lv.40) レイヴンスタン高地兵(Ravenstern Highlander)(Lv.39) レイヴンスタン近衛騎士は特別な要件を満たすことによりドラゴン騎士、漆黒の槍騎士へアップグレードすることが出来ます。 レイヴンスタン(ユニーク) 1st アイスガードレンジャー(Iceguard Ranger)(Lv.40) レイヴンスタン兵所見 + 表示 Nativeのベージャーに対応する弓兵主体の国。 遠方より強力な矢をガンガン放ってくるのでプレイヤーは油断せず 盾を構えたまま戦場を進もう。反面、歩兵は他派閥に比べ貧弱で 騎兵も騎士も居ることは居るが強くはない。 兵種が多く器用ではあるが弓兵以外は並程度に留まる。 キール護衛兵という強そうな名前だが他派閥の最上位歩兵に比べると スキルやHPは低くないが熟練度にやや不安が残る。 片手武器のみなので盾はしっかり構えるので一応の壁にはなる。 従歩兵が長柄のポールハンマーを所持しているので役割分担かも。 比べて弓兵は頼りに成る。レンジャーは一般兵では最強に部類の弓兵で 帝国の重装弩兵が威力ならば、こちらは高い連射速度を誇り もちろん威力も弓術"6"熟練度350で長い合成弓を所持と負けず劣らず。 馬で駆けるプレイヤーが流れ矢に当たり大きな傷を負うこともよくある。 さすがに接近戦は強くは無いが、両手剣を振り回す様をたまに見かける。 また、レンジャー騎兵は弓騎兵として戦場を駆け巡り射掛けてきて非常に鬱陶しい。 弓騎兵AIをONにするとさらにウザさが増す。 こちらは弓の威力は下がっているがその代わり得物の熟練が多少高く 騎兵としてもレイヴンスタン騎兵より強い。 騎兵は騎士系と一般兵の騎兵がいるが、それほど強くは無い。 レイヴンスタン騎兵はLV.20で完全に育成半ばのような状況であるがこれで最上級。 ただチャージはしてくるので注意は必要。鉄砲玉みたいな扱いかも。 近衛騎士は可もなく不可もなく、他派閥と比べても中程度だが 当然、チャージには注意が必要。 また高地兵という専用装備に身を包んだ貴族系の歩兵がいる。旧Ver.ではユニークユニット扱いだった。 能力的にはハスカールと同等とかなり強いほうであるが STR、HPが低く、投擲武器を持っていないので個人的にはそれほど威圧感を感じない。 なお宿屋で雇える雇高地兵は装備こそ同じなものの、性能は一段劣るので注意。 高地兵にかわりユニークとして登場したアイスガードレンジャーは弓術"7"熟練度420、 さらに装備はホークストームボウと、只でさえ強いレンジャーをさらに強化した性能。 こいつを引き連れた諸侯と戦う際は十分注意したい。 騎士団はドラゴン騎士がドラゴンドレイクを引き連れて参戦する。 一部の諸侯は漆黒の槍騎兵やファルコン騎士を引き連れているものの、 従者の特徴が異なる事を除けばすべて同様の近接騎兵なのであまり対策を変える必要はない。 攻城戦では弓兵が強烈な矢を放ってきて、こちらの弓兵を射殺していくので 結果的に射撃戦が繰り広げられる。歩兵にはそれほど梃子摺らないので レンジャーを始末したらそれなりに楽かも。 雇用面では、射手を用意するのであればレンジャーは外せない。 しかも、一段階前の弓兵長がLV.20なので簡単に育成ができ、捕虜からも直接雇用できるので用意するのは容易い。 キール護衛兵や近衛騎士も突出した性能はないものの、レンジャー同様に育成が容易。 弓騎兵のレンジャー騎兵も汎用性が高く、扱いやすさという点では主要派閥で一番優れている感がある。 サーレオン王国(Sarleon)◆ サーレオン(一般) 1st サーレオン新兵(Sarleon_Recruit)(Lv.1) 2nd サーレオン民兵(Sarleon_Militia)(Lv.5) 3rd サーレオン熟練民兵(Sarleon_Trained_Militia)(Lv.10) サーレオン散兵(Sarleon_Skirmisher)(Lv.15) 4th サーレオン軽装歩兵(Sarleon_Footman)(Lv.15) サーレオン長弓兵(Sarleon_Longbowman)(Lv.20) 5th サーレオン装甲歩兵(Sarleon_Armored_Footman)(Lv.21) サーレオン装甲長弓兵(Sarleon_Armored_Longbowman)(Lv.30) 6th サーレオン近衛兵(Sarleon_Man-at-Arms)(Lv.30) サーレオン騎兵(Sarleon Cavalry)(Lv.31) 7th サーレオンハルバード兵(Sarleon_Halberdier)(Lv.36) サーレオン近衛兵は特別な要件を満たすことによりライオン従士へ、サーレオン装甲弓兵はラリアの番兵へアップグレードすることが出来ます。 サーレオン(騎士系) 1st サーレオン従士(Sarleon_Nobleman)(Lv.16) 2nd サーレオン騎士(Sarleon_Squire-at-Arms)(Lv.31) 3rd サーレオン近衛騎士(Sarleon_Knight)(Lv.40) サーレオン近衛騎士は特別な要件を満たすことによりライオン騎士、クラリオンコールレンジャーへアップグレードすることが出来ます。 サーレオン(ユニーク) 1st マーレオン重装騎兵(Marleons_Heavy_Cavalry)(Lv.36) サーレオン兵所見 + 表示 ツリーの通り兵種に乏しいが弓兵の能力はそこそこで 歩兵の最上級がポールアーム兵というのが特徴か。 騎兵は騎士とユニークだが強めになっており、実際は強騎士の国といったところか。 ver.3.9で一般ツリーからも重騎兵が雇用できるようになり、その傾向に磨きがかかっている。 最上級のハルバード兵は盾無しということで弓兵に狙われると弱いが 歩兵同士だと長いリーチの分アドバンテージがある。 1ランク前の近衛兵は盾を装備して、更にモーニングスターで殴ってくるので こちらがメインの歩兵と感じないことも無い。 平均的な能力の為、武器の違いで攻めてきている感覚がある。 弓兵はレイヴンスタンレンジャーには全体的に劣るものの 装甲長弓兵はLv.30ながら弓術"6"熟練度250と長弓を所持しているので 数を揃えられると被害が出る恐れがある。 騎兵は騎士系の全てユニットが他の派閥に比べると能力値もスキル、熟練度も勝り1~2ランク上の性能を持っており 近衛騎士に至っては防具も硬いので侮れない。チャージもするし、モーニングスターで殴ってくる。 Ver.3.9で新登場のサーレオン騎兵は一般ツリーながら騎士とほぼ同等の性能。 ユニークのマーレオン重装騎兵は他国の近衛騎士に匹敵する能力で 近衛騎士と一緒に襲ってくると結構厳しい状況になるやもしれない。 これまたモーニングスター持ち。 主にアエルフィン侯爵が率いているが、彼と仲良くなっておくと国主となった後に、 指揮官を除けば大量のマーレオン重装騎兵のみで構成されているマーレオンズの第一バナレット隊を雇えるようになる。 それに加えて騎士団のライオン騎士がライオン従士と共に参戦することもあり 騎兵の数がデシャルばりに大量で、しかも騎士なので重装となると苦しい戦いになるだろう。 クラリオンコールレンジャーを除けば弓騎兵はいないので、デシャルに比べればまだ扱いやすいとは言えるが。 攻城戦では弓兵がそれなりに強いので先に倒しておかないとドンドン撃たれる。 また、ハルバード兵がリーチを生かして梯子の上から叩いてくるが 盾を持っていないので弓兵と一緒に倒しておこう。 騎士が強くで歩兵もモーニングスター持ちなので苦戦するかも知れない。 雇用に際しては、なんといってもサーレオン騎兵がお勧め。 ごろつき騎士には一歩劣るものの補充し易く育成も早め。装甲長弓兵もそこそこ強い。 歩兵は最上級のハルバード兵が盾無しということで使い辛いが、装甲歩兵と近衛兵は盾持ちモーニングスターなので 城の守備兵などに適当に放り込んでおくのも良いかも知れない。 尚、モーニングスターは打撃(b)ではなく刺突(p)で相手を気絶させずに あの世に送ってしまうので捕虜獲得には向かないのを注意しよう。 ハルバード兵は騎兵には強いので、歩兵と別グループにしてチャージ対策や弓兵の護衛にする手もある。 仕官後は強力な近衛騎士を育成できるようになるが、 前段階の騎士がLV.31と高レベルな割に装備が貧弱な事もあり、やや数を揃え難いのが難点。 全体的に性能は悪くないが使い難い。レイヴンスタンとは対照的な勢力と言えるだろう。 ペンドール王国(Pendor)◆ ペンドール(一般) 1st 農民(Farmer)(Lv.4) 難民(Refugee)(Lv.1) 2nd ペンドール新兵(Pendor Recruit)(Lv.5) 3rd ペンドール民兵(Pendor Militia)(Lv.10) ペンドール軽射手(Pendor Light Bowman)(Lv.10) 4th ペンドール歩兵(Pendor Footman(Lv.15)) ペンドール重射手(Pendor Heavy Bowman)(Lv.15) 5th ペンドール剣士(Pendor Swordsman)(Lv.20) ペンドール槍兵(Pendor Spearman)(Lv.20) ペンドール重装射手(Pendor Armored Bowman)(Lv.30) 6th ペンドール歩従士(Pendor Man-at-Arms)(Lv.30) ペンドール騎乗兵(Pendor Cavalry)(Lv.21) ペンドール重槍兵(Pendor Heavy Spearman)(Lv.30) 7th ペンドール重剣士(Pendor Bladesman)(Lv.36) ペンドール重騎兵(Pendor Mtd. Man-at-Arms)(Lv.30) ペンドール(騎士系) 1st ペンドール従士(Pendor Nobleman)(Lv.15) 2nd ペンドール騎士(Pendor Squire)(Lv.20) ペンドール射手従士(Pendor Noble Bowman)(Lv.20) 3rd ペンドール歩騎士(Pendor Foot Knight)(Lv.47) ペンドール近衛騎士(Pendor Knight)(Lv.45) ペンドール黒弓兵(Pendor Black Archer)(Lv.45) ペンドール歩騎士は特別な要件を満たすことにより黒檀篭手騎士へアップグレードすることが出来ます。 ペンドール近衛騎士は同様にグリフィン騎士、聖十字騎士、クラリオンコールレンジャー、黎明騎士、夕暮騎士へアップグレード可能です。 ペンドール黒弓兵は同様に銀霧レンジャーへアップグレード可能です。 ペンドール兵所見 + 表示 今は無きペンドール王国の流れを汲む兵士。 農民から、もしくは独立後ペンドールの文化を採用すると村より雇用可能になる。 全体的な特徴としては能力値、スキル共に平凡。よく言えばバランスが取れている。 かつては熟練が飛びぬけて高いという良く分からない特徴があったが、 Ver.3.9で大きく変更され、現在はそういった特徴は見当たらない模様(デシャルに移った?)。 歩兵については、Ver.3.9でキール護衛兵をやや強化したような片手武器盾持ちに。 熟練度は軍団兵に一歩及ばないものの能力値で上回り、 装備している漆黒のデュエルソードは39cと、なかなかの高性能。 ただ、前段階が両手主体の歩従士(Lv.30)なのでやや数を揃え難い。 弓兵は強弓スキルは"5"とレイブンスタンレンジャーには負けるが 熟練度は"350"と同等であって、短い合成弓で素早く射掛けることが出来 所持する弓と矢の差でサーレオン装甲長弓兵よりもヘタをすると優秀かもしれない。 重射手(Lv.15)よりの昇格なので育成がかなり早く、城への守備兵などにはうってつけ。 早く撃てるということは弾切れも早いのだがどこの弓兵にでも言えることなので・・・ 騎兵については、デシャルやサーレオン等と同様に一般兵から騎兵に成長できる。 この重騎兵は能力的には他国の従士格と同様の性能で悪くは無い。 騎士の得難いPOPでは、優秀な軽装騎兵として期待が持てる。たまに両手武器で盾を構えてない場合もあるが・・・ 装備やスキルはサーレオン騎兵とほぼ同等だが、属性値でやや劣っている。 ただし、こちらは前段階の騎乗兵(Lv.21)から馬に乗っているので一長一短かも。 前Ver.で存在していた槍騎兵と統合され、チャージもできるようになった。 騎士系のユニットについては・・・・ 歩兵、騎兵、弓兵と他派閥に比べて様々にグレードアップ可能である。 騎士は能力値は平凡だがスキル、熟練度はまあまあという性能で武装面は両手剣主体の槍持ち。 歩兵である歩騎士は能力値は平凡であるものの、スキルはそのままで騎士団クラスの性能。 但し、両手剣主体なので盾は所持しているがあまり構えない。 弓兵の黒弓兵は弓兵としては最強の熟練度"420"で短い合成弓を撃ち白兵戦もこなせる性能である。 全体的に、性能は悪くは無いのだが雇用面において、他国の捕虜雇用のように無償で入手出来ず 必ず独立しペンドール文化採用後の城/街よりからの貴族兵雇用になることのコストと 他の騎士団兵へのグレードアップ要員の意味が強い為そのまま運用する機会は少ないかもしれない。 雇用については、揃え易さと一定の性能から歩兵、弓兵、騎兵といずれもお勧めできる。 傭兵、市民兵 傭兵 1st 傭兵(Sellsword)(Lv.10) 2nd 雇歩兵(Mercenary Infantry)(Lv.18) 傭弩兵(Mercenary Crossbowman)(Lv.15) 3rd 傭兵戦士(Mercenary Warrior)(Lv.27) 傭騎兵(Mercenary Horseman)(Lv.27) 重装傭弩兵(Mercenary Armored Crossbowman)(Lv.20) 4th 傭兵小隊長(Mercenary Sergeant)(Lv.37) 傭騎士(Mercenary Cavalryman)(Lv.30) 傭狙撃兵(Mercenary Sharpshooter)(Lv.36) 雇騎兵は特別な要件を満たすことにより漆黒槍傭兵へアップグレードすることが出来ます。 Ver3.9で大幅に変更され、かつてほどの弱兵ぶりは無くなった。 具体的には同レベル帯の兵士と比較するとスキルは同等だが 能力値、熟練度、装備にてやや差を空けられている。 最上級兵はいずれも同レベルの正規兵に劣らぬようになった。 特に傭兵小隊長はハスカールに匹敵する性能を持つので、宿屋で見かけたら是非雇いたい。 雇狙撃兵は帝国重装弩兵より熟練度が高いが、防具がサーコートなのでやや脆いので注意。 雇騎士はスキルで近衛騎士と同等、能力値では上回っているものの、馬が猟馬止まりなのが欠点。 Ver3.9からの新仕様により、数がすぐ揃うことが大きな強みになった。 奴隷商がいる場合、10000デナル前後で30人の部隊をまとめて手配してくれる。 新兵から育てる時間が無く、取り急ぎ兵員の数が必要な場合(防衛戦など)には実に頼りになる。 金の延べ棒があれば倍の値段で最上級のみを雇えるので、維持費を気にしないなら渡しておきたい。 ただし、傭兵系に属するユニットは正規の兵士に比べ給金が割高なので注意しよう。 Ver.3.9で1.6倍→2倍とさらに高くなった。特に雇騎士は勇者並みの給料を要求してくる。 傭兵戦士は隊商護衛であちこちの賊に、雇騎士や雇狙撃兵は(異端審問に雇われて) シンガリアの捕虜になってる事が多いので、そこから手に入れる事で雇用費を節約したい。 女傭兵 1st 農婦(Peasant Woman)(Lv.1) 2nd 女偵察兵(Maiden Scout)(Lv.5) 3rd 女守衛(Maiden Warder)(Lv.10) 4th 女レンジャー(Maiden Ranger)(Lv.15) ベッカヴィアの奴隷狩り(Veccavi Man Hunter)(Lv.15) 5th 女騎乗従者(Maiden Outrider)(Lv.20) 以降ベッカヴィアのツリーへ 6th 女騎兵(Maiden Cavalry)(Lv.30) 7th 女冒険者(Maiden Adventurer)(Lv.35) 8th 女傑(Maiden Noble)(Lv.45) 女勇者(Heroine Adventurer)(Lv.60) 女冒険者は特別な要件を満たすことにより、ファルコン騎士、ファルコン鉤爪騎兵へアップグレードすることが出来ます。 捕虜として連れられているのを見る機会が多い農婦は 成長しきるとゲーム中トップクラスの性能の女勇者へと変貌する。 だが道はとてつもなく長く忍耐が必要で頑張って成長させようと思っても、気が付くと死んでたりする。 戦力として安定させたいならベッカヴィア兵へ育てることをお勧めする。 女偵察兵は酒場で傭兵として出現し、女騎兵は隊商の護衛をしている。 また、彼女達のみで構成された小規模の女冒険団も存在する。 もっとも大規模に彼女たちの姿を見られるのは、全ペンドール男子の敵であるグリフォンソード冒険団だろう。 なお、性能は同レベル帯で云えば普通だが装備にムラがある。 そしてなぜか弓よりもクロスボウを使用する傾向があり、 兜は伝統にのっとり女騎兵までは装備したりしなかったりとフリーダム。 なお、女勇者は(男)勇者共々所有装備の種類が多すぎてアップグレードツリーでは確認できないものの、 秘かにノルドールコンポジットボウを装備していることがある。 ただし、矢はただの矢なので本家ほどの威力は無く、 ホークストームボウや騎兵用クロスボウといった別の武器を持っていることも多いため、 弓騎兵目当てなら安定して弓装備である(男)勇者の方が安定する。 もうホント趣味の世界、まあ部隊に華を添えるつもりで引き連れよう。 女傑や女勇者がどうしても欲しいなら一から育てるより、コンパニオンに頼んだ方が早い。 ファルコン騎士団の会所を開いている場合、騎士へのアップグレードを見込んで主力にしてもいい。 女冒険者までなら一段階前の女騎兵が捕虜として多く流通している事もあり揃えやすいだろう。 (なお、騎士にupグレードすると男女混合になってしまう模様。半数はオカマだったのか) 貴種傭兵 1st ○○の青年貴族(Young --- Noble)(Lv.10) 2nd ○○の青年冒険者(Young --- Adventurer)(Lv.15) 3rd ○○のごろつき従者(--- Rogue Squire)(Lv.20) ごろつき従者(Rogue Squire)(Lv.20) 4th 冒険者(Adventurer)(Lv.31) ○○のごろつき騎士(--- Rogue Knight)(Lv.40) ごろつき騎士(Rogue Knight)(Lv.40) 5th 勇者(Hero Adventurer)(Lv.60) 青年貴族達は酒場で出会える貴族の三男坊の冷や飯食い・・かどうか知らんが 騎士道に幻滅して、冒険を志した貴族の若者達。 種類は各主要派閥ごとの5種類のパターンがあり能力等は一緒だが装備は違う。 (なお昔は東西南北+異国だった模様) 各国の騎士達と比較すると、ほぼ遜色ない性能である為、 城/街を領有するまで騎士(≒重騎兵)が雇い難いこのMODでは貴重な誰でも雇える騎士の素。 Ver3.7に比べると希少性は薄れたものの、見かけたら優先して雇いたい。 勇者は女勇者と同じく最強レベルの強さでありながら、成長は格段に容易。 ただ双方にいえることだが、給金が恐ろしく高額なので定収のないフリーの状態で雇うと 大変に重い財政的な負担になるので注意しよう。 プレイヤーがどこかの国と傭兵契約を結んでいるならば給金の問題は無視できる。 手っ取り早く騎士が欲しくて給金が安い方をとるならごろつき騎士へ 給金を気にしなくてもいいのなら勇者へと選択をするといい。 尚、フィールド上に徘徊する、ごろつき騎士達の部隊(反逆騎士等)は完全な悪党で ゲーム開始時からプレイヤーとは敵対しており襲ってくる場合もある。 装備が統一されておらず様々な武具を身に着けているのだが 中にはとても強力なものがあったりするので注意しよう。反面、戦利品の期待もできるのだが。 使いたいなら捕虜や街のごろつきから育成するか、ジギスムントに頼もう。 市民兵 1st 市民軍新兵(Militia Recruit)(Lv.5) 2nd 市民兵(Town Militiaman)(Lv.10) ペンドール新兵(Pendor Recruit)(Lv.5) 3rd 賞金稼ぎ(Bounty Hunter)(Lv.15) 以降ペンドールのツリーへ 4th 巡視員(Warden)(Lv.20) レンジャー(Ranger)(Lv.30) 5th 保安官(Sheriff)(Lv.30) パトロール隊員として市民より選ばれた者達で直接雇用は出来ない。 性能はパッとしないが毎日頑張って野盗から農民の安全を守っているが 敵国の諸侯に逆に襲われて捕虜になっているのもよく見かける。 ちなみにプレイヤーが襲うと名誉が下がるのだが 該当の国と敵対していてこちらが弱いと平気で襲ってくる。 巡視員と保安官は鈍器オンリーなので捕虜確保にはいいかもしれない。 レンジャーは弓騎兵としてはそこそこの性能なので、戦力として使う場合ならこちらも。 その他勢力の解説 別ページへ コメント 訳が怪しいところがあるので、ドゥンドゥン修正しちゃって下さい。 -- (訳者1) 2013-05-05 18 22 26 未だにデシャル追撃兵と蹂躙兵の使い分けがわからん 追撃が弓騎兵、蹂躙が投擲騎兵だっけ?逆だっけ? -- (名無しさん) 2018-08-06 17 10 44 名前 コメント すべてのコメントを見る
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④*⑤*⑥ つまり、今はそういう事態という事だ。 グローバルコーテックス支社内部には、その規定が発動した際に統合司令部として機能する施設が設けられており、ターミナルスフィアも招集令を受けて現在その指令機能を移転中なのだろう。 レイヴンであると同時に事務所所長であるノウラは、その陣頭指揮を取る為に出向しなければならないため、今回レイヴンとしての仕事をこなすのは若干の無理がある。 そうでなくともノウラの本業はレイヴンではないため、そこまで彼女に望むのは酷だとファイーナは軽く考えた。 「そこまで期待はしないさ。それよりノウラ、此れを観ろ──」 ファイーナは戦術支援AIに指示して予め編集保存していた先ほどの映像ファイルを、ノウラの下へ転送した。メインディスプレイに出力した通信映像に映るノウラは、左頬を人差し指でかく真似をしてみせる。 『ふむ、やはりナインボールか──』 「その口振りでは、其方からも目視できたようだな」 『まあな。一瞬だったが、コレで確信が持てたよ』 商業区画に拠点がある事務所から空路で移動中だったのなら、都市天蓋部が崩落するという未曽有の事態を目撃していたとしても何ら不自然はない。となれば、そこから侵入してきた旧世代兵器群と“赤い亡霊”について見えていたのも道理として成り立つはずだ。 「ノウラ、お前はどう見る──?」 『つい先ほど、【バラハ03】──リサからも提供報告があったんだが。状況判断により要点のみを言うが、──旧世代兵器群を含めて、統一政府の差し金である可能性が濃厚だ』 「なるほど、な──」 『さほど驚きはないようだな。既に織り込み済みか』 そう言ってノウラは満足げな表情を浮かべながら、口許に咥えていた紙巻煙草を挟んだ指をこちらに向けて見せる。驚きがないのはファイーナにとっては当然だった。──つい十分ほど前に、勢力源を異にすると思われる統一連邦の強襲部隊から実力行使を受けたのだから、当然可能性のひとつとしてあの“赤い亡霊”との関連性は認めていたのだ。 ノウラにその前後詳細について伝えているつもりはなかったが、彼女の言うように別の情報源──恐らくリサも近い状況下に遭遇したのかもしれん──から同様の可能性に行き着いたのだろう。 となると、残る疑問は── 「究明についてはノウラ、お前に任せる。もうすぐ当該戦域に到着する、後はよろしく頼む」 『了解した。──ファイーナ。この戦場、お前にとっては懐かしいかもしれんな? 十分に気をつけろよ』 「心配するな、ノウラ──カット」 その意思を聞いた戦術支援AIが回線接続を解除した。残った疑問についてもそのデータをファイル化して転送した後、コクピット内に再び静寂が戻り、ファイーナは意識を切り替えてセンサー群が出力する情報とレーダー画面を注視した。 ファイーナが指定を受けた防衛戦域──商業区画には既に集合した味方部隊の反応が多数あり、それに対して圧倒的な質量差で迫る敵性動体反応がレーダー上に蔓延していた。 戦況は言わずもがな──進入源不明の敵対勢力の侵攻は止まず、危機的状況に在り。 彼我の差といっていいその状態を覆すには、敵対勢力にとって不測の事態を演出しなければならない。 ファイーナは機体制御を巡航機動から強襲機動へ移行し、機体速度を倍加的に跳ね上げた。 搭載兵装の状態をメインディスプレイに出力し、試験型兵装が搭載される前の標準兵装に戻っている事を確認する。 幹線道路上直線距離にして約200メートル──恐らく狭域索敵態勢下にあるレーダーの一歩外側にある。ファイーナは機体搭載のオーバードブースト・システムの起動準備を完結し、操縦把付随の起動スイッチを押しこんだ。敵対勢力にとっての不測の事態──それはレーダー上で動体反応を捕捉してから、此方の機動展開を予測される前に強襲攻撃で先制を取ること。ファイーナは迷わずそれを実行し、後方ノズルから吐き出された高出力の青白い噴射炎が軽量二脚型であるゼクトラの機体を圧倒的な推力をもって押し出す。 有視界内前方に対AC用パルヴァライザーの攻撃を受け、一方的に後退に追いやられている友軍AC機の機影を捕捉。右腕搭載の射突型物理ブレードの射出準備を済ませ、強襲機動態勢を移動したままそこへ突進した。 追撃を続行していた一機のパルヴァライザーが友軍ACへ決定打を負わせる刹那、そこへ最大強襲推力を持って介入──右操縦把のトリガーを引き絞った。 強装炸薬の炸裂に合わせた強襲推力と共に射出された長大な杭は、不気味な光を宿したパルヴァライザーの頭部を側面から過たず撃ち貫く。強装炸薬の再換装結実を戦術支援AIが伝え、メインブースタを最大出力で吹かすと共に再度トリガーを引いた。過剰威力による徹底的な破壊を受けたパルヴァライザーが被弾の衝撃によって吹き飛び、路面を滑走しながら高層ビルに突っ込んでいった。そこを中心に大きな爆発が生まれる。 各部ブースタを吹かして機体を転回させ、複数車線の広い幹線道路上に停止した。前方有視界内に対AC戦闘に特化した多数の戦闘用パルヴァライザーが、突然の奇襲攻撃にその侵攻を止める。 ふむ、ひと先ずは成功といったところか── ゼクトラの背後に辛うじて後退した数機のAC機体のうちの一機が通信をよこしてきた。 『増援かっ──?』 「お前達はこのまま後退し、戦線を確立しろ。此処は私が引き受ける──」 ゼクトラの機体に強襲姿勢を取らせ、戦術支援AIが前方に捕捉したパルヴァライザー群を瞬く間に解析、詳細情報をアップロードする。 純粋兵力にして一個小隊規模──正面からやり合うには少しばかり頭数が多いが、やってやれない事はない。最初の強襲攻撃が成功した時点で、旧世代兵器群の機体性能水準は既に推し量れている。 『単機でやる気か。無茶な真似はよせ、俺達でさえ──』 ファイーナはその明らかに冷静さを欠いた狼狽の声を遮った。 「一人でいい。さっさと退がるんだ、二度は言わん」 その有無を言わさない鋭い言動に歴戦のレイヴン達ですらも口を閉じた。ファイーナの傍から見れば、常軌を逸してるとしか思えないその言動に返す言葉がなかったのかもしれない。あるいは他の可能性か。 その心中はどうあれ、ゼクトラの背後にいた計四機の味方機体は、ファイーナの指示に従って速やかに後退を始めた。 それでいい。この侵略劇は未だ序章の段階だろう。此処で下手に戦力を消耗する必要性はどこにもない。ファイーナが任された商業区画の作戦領域は統合司令部が置かれている広域防衛区域の目前に在り、今回の防衛戦闘の要となる場所である。一歩でも戦術判断を間違えて戦力を消耗しようものなら、それは速やかなエデンⅣの失陥をすら意味しかねない。 ──ただ、ファイーナにとってこの戦闘は遍く在る戦場のひとつに過ぎないものだったが 味方機が後退を完了した事に焦燥を感じでもしたのか、前方に停止していたパルヴァライザー達が進行陣形を取って再び進軍を始める。 「さあ、戦ろうじゃないか。ガラクタ共が──」 ノウラの言った通りだった。この戦場は懐かしいにおいがする。 五年前、未曽有の兵器災害が全世界を襲い、数千万とも言われる人類がその命を落とした。 その頃、自身は企業連合軍主戦力を安全圏にまで逃す為に戦い、そして部隊と共に── だが、あの頃に比べれば何と言うことはない。 ぬるい戦場だ。そう思いつつも、ファイーナの意識は激しく猛っていた。 戦場でしか生きる事の出来ない自身に、戦って生きる事の喜びを感じさせてほしかった。 そうして生きてきた生涯を実感させてほしいのだ。 「くれぐれも、簡単に終わってくれるなよ」 口許を大きく歪めて呟き、ファイーナはコンソールを叩いて火器管制システムを転換、背部兵装の垂直爆雷投下型ミサイルのコンテナを稼働展開する。 侵攻部隊がブースタを吹かして一気に攻勢を仕掛けてきたのを見計らい、ファイーナは背部コンテナから垂直ミサイルを連続射出した。同時にフットペダルを踏み込み、最大推力でメインブースタを踏み込む。頭上数十メートルでミサイルの弾頭が炸裂し、その中に格納されていた計数千発の小型爆弾が空域一杯に拡散する。 頭上に展開した無数の熱源に一瞬侵攻部隊の統率が乱れ、ファイーナはその隙を見逃さなかった。 数千発に及ぶ小型子弾の全ての落下軌道を戦術支援AIが視覚情報としてメインディスプレイに出力し、その下でようやく迎撃態勢を取ったパルヴァライザーに対して、短機関砲による集中掃射を浴びせかける。 敵性目標の機動力のみを削ぐ事に専念して脚部関節に損傷を与え、すぐさまその後背に迫っていた別機を捕捉対象に切り替える。センサー群が後方に置き去りにしたパルヴァライザーの接近を感知したが、ファイーナはそれを敢えて無視した。 補足目標に対して先と同様の精密射撃を喰らわせた直後、関節部を破損しながらも至近に迫ったパルヴァライザーがゼクトラのコア背部にレーザーライフルの砲口を突き付けた。 零距離からの光線がコアを貫くかに見えた刹那、頭上から高速落下してきた拡散子弾の一発がパルヴァライザーの頭部に直撃して爆発を起こした。続けざまにさらに数発の子弾が接触爆発してパルヴァライザーの機体を破壊する。 予測通りの現実に満足しつつ、さらに強襲機動を継続した。子弾一発一発の威力は分厚い複合繊維装甲を持つ兵器群などにとってはとるに足らないものだが、それを立て続けに喰らい続ければ話は別になってくる。加えて幹線道路の上空にはそれが数千発、漆黒の豪雨となって地上に迫って来ていた。 空中機動を行おうにも上空が使えず、後退しようにも広範囲に渡って落下する子弾の群は周囲百メートル以上に及んでいる。パルヴァライザーを主力とする侵攻部隊に残されている脱出経路は既になきに等しかった。 ファイーナは五感神経を極限にまで研ぎ澄まし、赤々しい爆炎の海に呑み込まれゆく幹線道路の中を搭乗機のゼクトラを駆って駆け抜けていく。 ──数千発にも及ぶ高密度の子弾による落下爆発の嵐が収まるまで、単純時間にして僅か十数秒だった。メインディスプレイに表記されたガイドラインに従って落下軌道を全て避けたゼクトラは、ほぼ無傷で戦域を切り抜けた。その背後には関節部を破壊されて機動力を失った所に子弾群による連続爆発を受けたパルヴァライザーの群体が、ぶすぶすと黒煙を上げながら焼け焦げた路上に伏していた。 その中でも辛うじて機体制御を継続する複数機のパルヴァライザーを捕捉し、通常歩行で近づくとファイーナは至近距離から短機関砲の銃撃を頭部に撃ち込んでいった。 「敵性動体、すべて消失。レーダー制御を広域索敵態勢へ移行します」 敵性動体反応がレーダー上から全て消えた事を戦術支援AIが報告し、コンソールを叩いて機体状態を細かくチェックするが目立った損傷は一切なく、搭載兵装群の稼働率にも問題はない。 此れで味方部隊による防衛戦線確立まで、いくらかの時間は稼げただろう。しかし、まだまだ十分ではない。統合司令部による現場指揮が機能し、駐留兵力が一個の軍事力として防衛戦闘を展開し始めるまで、まだ時間はかかるはずだった。 侵入源は未だ不明だが、旧世代兵器群はまだまだ侵攻をやめないだろう。 ファイーナのその見立て通り、間もなくして戦術支援AIが、 「広域索敵レーダーに動体反応、多数。此方へ向かってきます」 先ほどの侵攻部隊はエデンⅣ側の戦力規模を計る為の、威力偵察部隊と言ったところか。これは単機でも殲滅することができたが、広域索敵レーダーに反応のある敵対勢力の主力部隊は広範囲にわたって進軍を始めている。 後方へ後退した味方AC機体も、その対応を迫られることになるだろう。 やがてゼクトラの立つ幹線道路の防衛戦線前方に無数の機影が現れ、カメラアイがそれらを捕捉して有視界に拡視界で映し出す。 「世の果てにはまだまだ遠いぞ、貴様ら──」 かつて数年前に押し寄せた数万から成る旧世代兵器の軍勢──特に思い出したくもない過去に訪れた世の果ての記憶がファイーナの意識を燃え上がらせ、そして凄惨な表情を作らせる。 ファイーナは、ゼクトラの左腕部に携えた短機関砲の砲口を跳ね上げた。 AM07 55── * AM07 53── 致命的な戦火は、生き残ろうとするモノの真価を試し、その意図を引き摺りだす。 この都市を知らぬ者が眼下の惨禍を目の当たりにしても、此処が人類最後の安楽地であるとは到底気付かないだろう。 「了解した──ファイーナ。此の戦場、お前にとっては懐かしいかもしれんな? 充分に気をつけろよ」 それを此方からの最後の通信内容とし、ターミナルスフィア非公式戦力であり現在、事務所への依頼通達を受けて該当戦域へ出撃中のレイヴン・アザミとの回線を解除した。 複数機のガンシップの編隊によって護衛されながらコーテックスビルへ向かう大型輸送ヘリの中で、ノウラは膝の上に置いたラップトップパソコンのディスプレイを注視する。着込んだ複合繊維質のコートの懐からソフトパックを取り出して紙巻煙草を咥えると、対面シートに腰を下していたメイヴィスが擦過させたオイルライターを遣し、それにあやかって先端に火を点した。 「ナインボールとはな──メイヴィス、お前はどう見る?」 濃紺色のダブルボタンスーツに身を包み込み、同じくラップトップパソコンを用いて統合司令部への指揮系統参入に伴う書類作成に当たるメイヴィスに尋ねた。細長のタイトな眼鏡の奥に宿る灰色がかったブルーの瞳がノウラの方へ向き、 「前後推移から考えるに、ナインボール・コピーでしょうね」 「その確度と論拠は?」 その問いを受けてメイヴィスはキーボードに走らせていた指の動きを止める。 「82,85%。──私達が創ったのです。違いはありません」 意地の悪いことを訊かないでください、というような形容しがたい笑みをメイヴィスは浮かべてみせた。つい先ほど、当該戦域へ急行中のアザミが転送してきた映像データの解析情報をディスプレイに羅列表記していく。 【エデンⅣ】の天蓋部が大きく崩落した貫通痕より侵入してきた“ナインボール”──かつて紅い亡霊と呼ばれていたものの機体塗装データ及び駆動パターン、稼働センサー群反応をメイヴィスが即座に吟味した所、それがかつてターミナルスフィアの技術開発部が手掛けた産物であるという結果が導き出された。 ノウラは大した意味はなかったが軽く肩をすくめ、口許で転がしていた紙巻煙草を指に挟み込む。 「つまり、統一政府という線がやはり濃厚か……」 ──三年前、支配企業群が共同出資運営していた技術開発系組織【ジシス財団】は、技術簒奪を狙う企業同士の内紛によって組織的解体に追い込まれた。その際、統一連邦政府は財団で開発研究されていた最重要兵器開発要綱【ネクスト】に関連する複数資材を奪取した。 それから現在に至るまで、統一政府が秘密裏に運用している【紅い亡霊】の劣化品は、当時奪取された関連資材から着想を得て製造されたものである。 試験型ネクスト技術を導入し、それら機能を人工知能によって機動制御させることを実現した完全なる無人機──ナインボール・コピー。 ジシス財団解体後、独自のネクスト兵器開発で暗礁に乗り上げていた統一政府に故在って出向し、高性能型人工知能の開発分野を担当したのが当時のターミナルスフィアであり、設計を手掛けた中核人物がノウラその人とメイヴィス、そして隷下の技術者集団【エンシェント・ワークス】だった。 ナインボール・コピーの運用理念は導入技術の実用性を求める為だけに採用され、結果的に旧世代兵器群の攻勢に対して圧倒的な戦火を上げた。 世間的に──それでも非公式的に過ぎないが──知られている“赤い亡霊”に関する神話はそこに端を発しており、その大半が兵器災害による被害規模が膠着し始めた二年前以前までの事である。 ナインボール・コピーの実用性が確認された後、組織運営の都合上ノウラは統一政府との技術提携を解消し、それ以降前者とターミナルスフィアがネクスト開発に関係して積極的な接触を取ることはなかった。 ──遺失技術文化社団【ターミナルスフィア】にも、組織としてそろそろ始動せねばならないプロジェクトが待っていたからである。かつての財団発足に携わり、他の支配企業と同様隷下の技術者達を派遣して解体までの数年間に培われた技術情報──ターミナルスフィア個人にしても、それを野放しにする理由はどこにもない。 通信終了後続けて転送されてきた提供報告を把握し、その中のひとつに保存されていた映像ファイルの中にきわめて見覚えのある長身の男と精緻極まる技巧人形のような顔立ちをした少女──ソリテュードとアリスか──の姿を見咎め、ノウラは必然的にひとつの可能性に行き着くことができた。 「ふむ。統一政府も、よくよく無茶が好きなようだな。それでこの様か──」 そう忌々しげに呟き、ノウラはノブに手をかけてドアノブをスライドさせた。硝煙の濃い匂いの交る突風が機内に一瞬巻き込み、ノウラは乱れた自身の黒髪は掻き梳いた。 眼下に広がる、人類最後の庭園という栄誉を冠された都市の惨状──。 整然と林立する超高層ビル群の遥か下層、不完全な闇に落ちた地上部で激しい火線が行き交い、その戦火の拡大は留まるところを知らないようだった。既にいくつかの超高層ビルは侵略によって火災に見舞われ、轟々と内部から黒煙交じりの炎を吹き上げている。 エデンの各空域でも侵攻部隊と防衛戦力の航空兵器同士が戦火を交え、赤々しい火球が至るところで発生していた。 「──連邦の都市管理局とは無関係のようだが、さて……」 統一連邦エデンⅣ直轄都市管理局の連邦法該当規定を発動し、駐留軍総司令部が作戦指揮を公に取っている当たり、侵攻勢力とは無関係という見方をして問題はないだろう。 仮にどこかの一派が独断専行で今回の騒乱を引き起こしたとして、そいつらの存在自体は旧世代兵器群の武力侵攻という致命的な混乱が隠れ蓑となり、その存在が明るみでることはないはずだ。 ──エデンⅣに潜伏している生体CPUの奪取が目的として、なぜこの時期なのか? ──どこから奴らはその存在を知った? 常に状況の先を読む為、職業病の一貫として思案に耽りかけていたノウラにメイヴィスが声をかけた。 「ノウラ、コーテックスビルまで残り二分です」 「──ああ。見えてきたな」 ノウラはレール部分に足をかけて身を乗り出し、輸送機部隊の進路上に在る一際巨大な複合産業建築物群──グローバル・コーテックスエデンⅣ支社ビルを視界に映し出した。 既に建築物自体の防衛機構も発動しており、ビル各所から防衛用の大口径艦載砲や対空迎撃用機関砲、誘導ミサイルシステムなどが配備されている。もしも人類最後の楽園であるエデンⅣの外壁が破られた時、最後の要として残されるのが、グローバルコーテックスの要塞の如き守りだった。 その時、輸送機のパイロットがヘッドセットのマイクを通じてノウラに狼狽めいた言葉を出した。 『広域索敵レーダーに動体反応多数。──旧世代兵器群です!』 その報告を耳にした時、ノウラは既に旧世代兵器群と思しき航空戦力が八時の方角から接近してくる様子を肉眼で捉えていた。先ほどまでその方角で交戦していた防衛戦力の全ては圧倒的な質量差の前に壊滅させられたらしく、炎に包まれた残骸が丁度地上へ向けて落下してゆく最中だった。 「迎撃陣形を取れ。接近される前に撃破しろ」 ノウラの冷静な指揮指示にパイロットも安堵したらしく、命令を復唱する。輸送部隊を護衛していた複数機のガンシップが八時の方角に展開して迎撃隊形を整え、機体搭載の35ミリ航空機関砲による弾幕掃射を始めた。大気を切り裂く轟音が周囲へ伝播し、続いて固定ポッドから数十発に及ぶ大型ロケット弾が射出され、前方空域に巨大な火の海を演出した。 『レーダー上、動体反応尚も多数。止められません──!』 今の一連の迎撃戦闘で前衛の航空戦力は殲滅したようだが、すぐに現れた増援勢力が火炎の中を突き破って突進攻撃を仕掛けてくる。高密度の迎撃射撃をガンシップが展開するが、それでも圧倒的な質量差で迫るそれらを寸秒程度すら止められない。 『動体反応尚も接近、突破されます──』 弾幕を搔い潜った旧世代兵器群がガンシップのすぐそばまで迫り、パイロットは既に自分の死でも覚悟していたのだろう間切り声を上げる。 しかしノウラは、 「焦るな。ほら、増援のお出ましだ──」 ノウラが視線を変えてみていた先──コーテックスビル空域防衛網から誘導ミサイルの群列が高速飛来し、眼前に迫っていた旧世代兵器群を側面から全て叩き落とす。その一瞬の隙に発射源であった味方増援の空戦特化型MT部隊が、輸送部隊の前に割って入る。 空戦MT部隊の指揮官からと思しき通信要請が入り、パイロットに回線開放を指示した。 『此方、GCエデンⅣ陸軍第三四機械化部隊だ。遅れてすまない』 「此方、ターミナルスフィアだ。増援、礼を言う。統合司令部現着までの間、掩護を頼む」 空戦MT部隊は迅速に広範囲にわたって迎撃陣形を展開し、正面から迫りくる新たな旧世代兵器群に向けて迎撃戦闘を開始した。その苛烈な様子を視界の隅に残し、ノウラは統合司令部への急行をパイロットに指示する。 MT部隊の防衛戦闘が功を奏したらしくその後まもなくしてターミナルスフィアの輸送部隊はコーテックス空域防衛網に進入、コーテックス統合司令部管制室からの指示に従って複合産業建築物群の間を飛行し、ビル上部に設置されていた広大な敷地の着陸ポートへ順次輸送機を着陸させた。 メインローターが生む突風が収まらぬうちに機内から着陸ポートへ足を下ろし、速やかな指揮系統の確立をメイヴィスに指示すると、彼女は頷いて別機に搭乗していた情報技術班を招集、出迎えに来た統合司令部の使者に案内されてビル内部へと向かっていく。 その様子を見送り、ノウラはすぐ傍の着陸ポートの縁に歩み寄り、そこから一望できる眼下の凄惨な戦場に臨んだ。短くなった吸殻を放り捨て、新たな紙巻煙草を取りだして咥える。蛇革の愛用のオイルライターを擦過させ、吹きつける突風に消されぬよう速やかに先端に紅点を灯す。 肺腑に紫煙を深く吸い込んで糸のように細く吐き出した時、背後に感じ慣れた古い知己の気配を感じた。あえて振り向く事無くその人物が隣にやってくるのを待って、ようやくノウラは視線を横に向けた。 「お久しぶりです、──グアルディオラ社長」 その名を呼ばれたグローバルコーテックスエデンⅣ支社長──エウヘニア・ベルグラーノ・イ・グアルディオラは口許に淡い笑みを浮かべてはいるものの、僅かに気後れするような微妙な表情をしていた。その表情を目の当たりにしてノウラ、軽く口許を歪める。 「状況が状況だわ。古い知己の常でお願い、イアマール──いえ、ノウラ?」 古い知己であるが故に、エデンⅣに事務所機能を移転してきた5年前以降直接顔を合わすこともなかった彼女のその頼みに応じ、仕方なくノウラは態度を崩した。 「──すまない、エウヘニア」 「統合司令部の指揮機能確立は急ピッチで進められているわ。戦線確立までには、何とか間に合いそうかしらね」 「さすがだな──御上が手練だと、下も仕事が早い」 「私が現役だったのは25年も前の話──貴女に比べれば、私なんて素人の域よ」 そのどこかむずがゆさを覚える称賛にノウラはあえて返事を返さず、紫煙を吹かした。傍に佇むエウヘニアも自前の嗜好品である葉巻を咥える。 「今回の騒乱、貴女達はどう見ているの?」 「──ただでは終われんだろうな。どの推測も可能性の域を出てはいない」 「構わない。今は要点のみを言って……」 忌憚なく問いかけるエウヘニアの言葉に、やはりこの女は私と違って一流の政治家なのだなとノウラは胸中で感嘆した。眼下の戦場の光景を一風景として見やりつつ、ノウラは一時思案してから、 「──統一政府による手管の可能性が、現在は濃厚だ」 その発言に予想通りというかなんというか、エウヘニアは葉巻を挟み込んだ指で軽く額を押えて見せた。 「どこか、心当たりでもあるのか?」 「ええ、さっき少しね──。統合司令部はあっち、其処で少し話しましょう?」 突風の吹き付ける野ざらしの場所で長々と話をすべきでもないと考えなおしたのだろうエウヘニアはそう促し、ノウラはその場に吸い差しの煙草を落としてかかとで踏みつけた。 その時、数機から成る輸送ヘリが機動装甲車を牽引して着陸ポートに降下し、着陸してきた。輸送機及び装甲車に貼りつけられている部隊章はターミナルスフィア直属の軍事力──先ほど作戦に参加していた【バラハ01】のものだった。 機動装甲車後部の開放されたハッチから次々と兵士が飛び出して資材を持ち出し、一時遅れて【バラハ01】の情報技術班が関連資材を持ちながら出てきた。 そして、最後に【バラハ01】の指揮官であるガロと同じく作戦に臨んでいたリサの姿を見咎めると、二人も此方の姿を視認し、ゆっくりとした歩調で近づいてきた。 「──作戦は完結。新規作戦【セント・シルヴィナ】の発動に準拠し、俺もすぐに出撃する。構わんな?」 「ああ。部下を連れていけ。既に機体はコーテックスの指定ハンガーに搬入してある」 「了解──」 部下のガロと短いやりとりを交わし、彼がすぐに部下を連れてその場を去った後、右手に立つリサの佇まいを一瞥した。彼女自身は無傷ではあったが、純白のタイトスカートは煤に塗れ、各部は銃弾が掠めたのだろう無残に切り裂かれていて、何ともまあといったところだが、下手な言い方をすれば扇情的と言えなくもなかった。 「ご苦労だったな、リサ」 「いえ。統合司令部へ出向し、オペレートを開始します」 「その前に着替えろ。私のロッカーに服がある。適当に見繕ってから来い」 「──分かりました」 鋭い眼光を一切崩さない彼女は短く返答を返し、ノウラが乗って来た輸送機の中へ姿を消した。 一連の様子を見守っていたエウヘニアの方へ振り返り、先を促す。足早に進むエウヘニアの後を追って着陸ポートを後にし、周囲を警護達に囲まれていくつもの連絡通路を抜けた末、厳重なセキュリティロックがかかった扉の先へ入る。 既にそこでは都市全域から招聘を受けた軍事勢力が共同して指揮系統の構築にあたり、その中にターミナルスフィアの面々の顔も無論ある。 軍事分野における電子技術の最先端が集約された司令部施設は、室内中央の投射型メインモニターとエデンⅣ都市全域を模した三次元マップに各司令機構からの提供情報が表記されるようになっており、それを中心して同心円状に各司令部の専用ブースが設けられている。その一階と吹き抜けで直結している二階部分にも同様のスペースがあり、既に一部機能し始めている指令機構からの提供情報がメインモニターに次々と舞い込んで来ていた。 エウヘニアに連れられて主通路から内郭階段を上り吹き抜け二階の統合司令部最高議長のワークブースの手前、吹き抜けに面した欄干部で立ち止まった。窓硝子からのぞく事の出来る室内には。既に膨大な量のファイル文書が持ちこまれており、情報技術員達が整理業務に奔走している。 ワインレッドを基調とした見事な装飾のスーツを着こなすカルディナは、内ポケットからウェアラブルモニターを取り出してノウラに差し出した。手渡されてすぐに起動した画面を注視した。 そこには航空戦力部隊が撮影したと思しき地上映像が映し出されており、そこでグローバルコーテックス所属のAC機体が敵性勢力と交戦している最中だった。なんてことのない、現在外部で展開中の戦闘のひとつだと思ったが、ノウラはコーテックスのACが相手にしている機体を見咎め、エウヘニアの言葉の心中を察した。 「貴方が到着する直前の映像よ──。既に我社のレイヴンが一機、撃破されています。確信はなかったけど、貴方の推測通りなら、これは実に忌々しき事態だわ……」 ──コーテックス所属のACを相手にしていた敵対勢力の機体、全身に鮮血を浴びたような塗装を施されたその既存ACに極めて近い機体は、現場にいる者にとっては全くもって知覚外の機動力を使いこなしている。そして、ノウラが画面を見始めてからわずか数十秒足らずでコーテックスのACは致命的な損壊を受け、その場で炎を吹き上げながら路上に崩れ落ちた。 「此れを知っているものは?」 「撮影した航空戦力と技術情報部、それにオペレーター部門の担当者と私だけ。現在、二部が共同して追跡に当たっているわ。全く、なんてことになったのかしら」 返したウェアラブルモニターをしまうエウヘニアは、厳しい表情を作る。 既にグローバル・コーテックス陣営の主戦力にまで被害が及んでいるとは、統一連邦も目的遂行の為には何事も厭わないつもりのようだ。そこに、今回“赤い亡霊”を送り込んでいた勢力の根本的体質が反映されているとノウラはそれとなく見立てを立てた。 ヘッドセットからメイヴィスの無線が入り、ノウラは欄干越しにターミナルスフィアが機能確保の作業をしている専用ブースを見下ろした。 『指揮機能確立、完了しました。全戦力への状況動発指令は此れを随時可能です、ノウラ』 「わかった。各通常戦力にオペレーター支援を配備し、即座に状況を開始しろ」 『了解。AC戦力はどうしますか?』 「ヤツらは個々で構わん。──其れを嫌うからな」 そう言い切ると、専用ブースで代理として陣頭指揮を執るメイヴィスは略式敬礼で了解の意を示し、コンソール作業に戻った。隣に佇むエウヘニアに視線を戻し、 「心配せんでも、この騒乱を鎮圧すれば、我々が求める限り自ずと事態は明るみになる。今は、この状況を乗り切る事を最優先に考える事だな」 「そうね……。ノウラ、貴女がこの場に居て本当に助かるわ」 「身分不相応だな。では、私も状況を開始します」 最後に互いの立ち位置を明確にするため、略式敬礼を交わして踵を返した。連絡通路から内郭階段を降りメイヴィスが代理指揮を執る専用ブースへ足を踏み入れる。既に膨大な量の戦況資料が舞い込んで来ているコンソールに腰を下ろした。 『此方【シックフロント】、此れより当該戦域へ向けて出撃する』 「此方コントロール、了解。気をつけろ、ガロ。──もしもの場合は、分かっているな?」 『問題ない。状況を開始する──』 →Next… ⑥ 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セーフモードの入り方 Android端末でのセーフモードの入り方。 セーフモードとは Android起動時にプリインストールソフト以外が立ち上がらないようにするモード。プリインストールソフト以外が問題となっている場合は、このモードで起動し、問題のソフトをアンインストールすることで正常起動にできる。 入り方 起動時、Androidロゴが表示されたら『メニューキー』を押す。起動するまで押し続ける。 ※端末によっては入り方が違ったり、セーフモード自体を無効にしている場合もある。 確認方法 起動後、セーフモードになっていれば、画面左下に『セーフモード』と文字が表示される。 解除方法 端末再起動。 更新日: 2011年06月14日 (火) 09時36分06秒 名前 コメント すべてのコメントを見る
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このページはタイトル通り、個人的な備忘録です。 内容が間違っていても責任は取れませんが、ご指摘を頂けますと助かります。 Android 環境構築 for Windows
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※WindowsMobile全般に関する情報です。 ウェブサイト新着情報 「MicrosoftとQualcommの独占契約が間もなく終了」報道を考える(ITmedia PC USER) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース プレイすると実際に農作物が手に入る「リアルファーム」、初交換者を対象に国産牛肉&ブランド米が1年分もらえる「ドドンと!1年分キャンペーン」を実施! - PR TIMES さらば、Windows Mobile! 本日をもって完全にサポート終了 - GIZMODO JAPAN キミはXperia初号機のWindows mobile「Xperia X1」を知っているか? - 週刊アスキー - 週刊アスキー 「もうちょっと」だった--ゲイツ氏、「Windows Mobile」の失敗を語る - CNET Japan MS、Windows MobileユーザーにAndroidとiOSを推奨 - iPhone Mania QWERTYキーボード搭載で世界最薄 Windows Mobileスマホ「IS02」(懐かしのケータイ) - - ITmedia 玄人向け? Windows Mobile搭載のHTC製スマホが税込999円でセール中 - AKIBA PC Hotline! どこから出てきた?Windows Mobileスマホが税込2980円、スライド式キーボード搭載 未使用品で在庫は約700台、ただし難あり ( なもの) - AKIBA PC Hotline! 東芝スマホが2980円! QWERTYキーボード付きWindows Mobileスマホが大量販売中 - ASCII.jp Windows 10の全7エディションが明らかに…まさかのWindows Mobileまで復活! - ギズモード・ジャパン Windows Phone、Symbian、BlackBerry――日本から消えたスマホOSから何が見える?:佐野正弘のスマホビジネス文化論(1/2 ページ) - - ITmedia マイクロソフト、「Windows Mobile 6.x」向けアプリストアを閉鎖へ - CNET Japan Windows Phone 7スマートフォン「OMNIA 7」ムービーレビュー、過去の「Windows Mobile」とは雲泥の差に - GIGAZINE マイクロソフト越川氏に聞く Windows Phoneの「7」と「6」、MSの目指すモバイルの世界 - ケータイ Watch ソニエリ、Windows Mobile 6.5.3搭載携帯「Aspen」発表 - ITmedia 【三浦優子のIT業界通信】 Windows 7+Windows Mobile 6.5で何が変わる? - PC Watch 【レビュー】Windows Mobile 6.5を搭載した「HYBRID W-ZERO3」 | RBB TODAY - RBB Today MS公式アプリ配信“Marketplace”の日本語版がWindows Mobile 6/6.1で利用可能に - 窓の杜 【特別企画】Windows Mobileスマートフォン“EMONSTER”をAndroid端末に! - 窓の杜 Windows Mobile 6.5レビュー:言い訳する余地もない - ギズモード・ジャパン Windows Mobile 6.5搭載の“Windows phone”、10月6日発売へ - ITmedia ドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルでWindows Mobileはどこが違う!? - CNET Japan Microsoft、新モバイル向けOS「Windows Mobile 6.5」を発表 - INTERNET Watch 携帯電話向け新OS Windows Mobile 6.5が発表 - ASCII.jp 「Touch Diamond」(S21HT)レビュー 「TouchFLO 3D」搭載のWindows Mobile端末 - ケータイ Watch どこが変わった? 「Windows Mobile 6」 Windows Mobile 5.0と徹底比較 - ケータイ Watch 国内初のWindows Mobile 6を搭載する「ウィンドウズケータイ」2機種が登場 - ITmedia 【NEWS】MS、ActiveSyncのVista向け後継版「Windows Mobile デバイス センター」を公開 - 窓の杜 NTTドコモ、Windows Mobile搭載3Gスマートフォン「hTc Z」 - PC Watch マイクロソフト、パワポが使えるPocket PC用最新OSを初公開 - ITmedia ブログ新着情報 #blogsearch2 technorati検索結果 #technorati
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XBOX360、PS3、Wii、DSで発売 2009年11月3日に北米で発売 XBOX360版はリージョンフリーです 国内PS3もプレイ可です 難易度にSuper Easyを追加 Vocalはヘッドセットでも可能 ROCK BAND1,2 Guitar Heroの周辺機器に対応 LEGO ROCK BAND エクスポート方法 公式サイトにLEGOのソフトに同梱されているコードを入力すると25桁のコードが表示される 北米タグでサインインし、マーケットプレイスの「ご利用コード」の項に先程のコードを入力する LEGO Rock Band Export PackをDLした後にLEGO Rock BandのミュージックストアでExport Downloadする Xbox360 800MSP / PS3 約10$かかります エクスポート済みのROCK BAND 1,DLCも一部使用可能 ROCK BAND 1の使用可能22曲 DLCは割愛します Bang Camaro / Pleasure(Pleasure) Blue Öyster Cult / (Don t Fear) The Reaper Bon Jovi / Wanted Dead or Alive Boston / Foreplay/Long Time Crooked X / Nightmare David Bowie / Suffragette City Death of the Cool / Can t Let Go Faith No More / Epic Fall Out Boy / Dead on Arrival Honest Bob and the Factory-to-Dealer Incentives / I Get By The Konks / 29 Fingers The Mother Hips / Time We Had The Outlaws / Green Grass and High Tides Queens of the Stone Age / Go with the Flow Ramones / Blitzkrieg Bop Rush / Tom Sawyer Smashing Pumpkins / Cherub Rock The Strokes / Reptilia Sweet / Ballroom Blitz Tribe / Outside The Who / Won t Get Fooled Again Yeah Yeah Yeahs / Maps LEGO Rock Bandの海外レビューです。 ▼ MS Xbox World 8.5/10 本作のLEGO要素は、The Beatlesを除いた他のRock Bandとの差別化になっていて、私は気に入った。収録曲は最高だし、ロック・チャレンジも楽しい。買う価値のある作品で、既に膨大なRock band/Guitar Heroカタログにとって歓迎すべき新作タイトルとなるだろう。 ▼ Teamxbox 8.3/10 楽しく家族で遊べるゲームだが、他の作品に埋もれてしまうほど生温いわけでもない。LEGOを床にぶちまければ、誰もが楽しく没頭する。同じように、LEGOをゲームの中心に据えれば、同じ喜びを味わえるだろう。ボリュームがもう少しあれば、とだけ思う。 ▼ GameTrailers 7.9/10 LEGO Rock Bandにはこれといった欠点がない。楽しい楽曲が収録され、Rock Bandの主な機能がほぼ全て搭載され、手軽に楽しめるよう工夫されてる。通常のタイトルよりも10ドル安いが、楽曲をエクスポートするには10ドルかかるのだ。楽器の同梱版もないので、楽器コントローラーを持っていない場合は、別に購入する必要がある。LEGOの魅力というのは結局のところ表面的なものなので、音楽が好きな場合だけ買うべきだろう。50ドルで40曲がお得だと感じるなら、ギターを持ち出してロックしよう。 ▼ GameSpot 7.5/10 本作に収録された45曲は、10ドル払えばエクスポートして過去のRock Bandで使用する事が可能だ。お陰で、LEGOが好きじゃなくても、音楽だけを楽しめるようになっている。Music Storeにもアクセスは可能だが、家族向けの楽曲に限定されている。だが、その線引きが難しい。Stephen and the Colbertsのストーカー曲”Charlene (I’m Right Behind You)や、Iron Maidenの3曲は購入出来るのに、Pearl Jamのラブ・バラード“Just Breathe”は何故か無理なのだ。通常のRock bandとのもう一つの違いはオンライン・プレーに対応していない事で、リプレー性が下がっている。そうした欠点がありつつも、本作は人気フランチャイズへの質の高い新作だ。チャーミングなビジュアルと風変わりなストーリーは、Rock Band入門には最適だし、セットリストも万人向けだ。 ▼ IGN 7.0/10 LEGO Rock Bandは一体どんな層に向けたゲームなのか、未だにハッキリとしない。Rock Band 2を持っているのに、メタルを聞いている事を認めたくない人間、カトゥーンっぽいキャラクターじゃないとプレーしたがらない子供、リズム・ゲームが下手すぎて、勝手にプレーしてくれるゲームじゃないと駄目な義母、それに、中途半端なゲームにフル・プライスを払うのが好きな人間。LEGO Rock Bandは君にピッタリだ。 本作を買うべきか否か。難しい問題だ。広範囲に渡るフローチャートが必要になるかも。まず断言出来るのは、Wii版は買うべきじゃない、という事。フィーチャーが最も少なく、ダウンロード・コンテンツにも未対応で、リプレー性が極端に制限されている。それに、グラフィックもゴミだ。Rock Band 2はWii版が一番人気なのだから、残念である。Wiiユーザーは馬鹿にされたのだ。 それ以外の人間は、次の事を覚えていて欲しい。楽器コントローラーを既に所有している事。同じ曲を何度も喜んでプレーするか、ダウンロード・コンテンツに喜んで金を注ぎ込める事。収録されなかったフィーチャーの事が気にならないくらい、LEGOが好きである事。どれにも当てはまらない場合は、60ドルを喜んで払えるほど収録曲が好きでないと駄目だ。結局のところ、本作はそういうゲーム。本当に楽しいゲーム用の、奇妙なセットリストの値段の高いトラック・パックだ。