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レンズマウント M42 プリセット シャッター 一軸回転フォーカルプレーンB・1/2~1/500 重量・大きさ 132x94x84 800g 価格 ¥26,200 発売 1959年10月 ペトリ最初の35mm一眼レフ。 この機種以降のペトリカメラの一眼レフの多くは、ボディ前面に配置された斜めに押すシャッター ボタンが採用されている。 東独製のプラクチナ/コンタックスSの影響や、押しやすさからの採用とされることが多いが、 写真サロン1961年6月号のペトリV2に対する柳澤明氏へのインタビュー記事によると、機構上、 上面への配置が難しかったから、との理由であることが判明した。 発売時からPETRI独自の一軸カムシャフトが採用されていると考えられていたが、ペトリスレ への報告から、初期のロットと思われる個体がL型レバーを用いた構造であることが確認された。 生産途中で、シャフト式に変更されたと考えられる。 ペトリカメラ一眼レフの機構 レンズはプリセットでボディー側にも連動レバーを持たず、セルフタイマーも装備されていない。 シンクロ接点は XとFPをレバーで切り替える。 専用レンズは35mmF3.5・35mmF2.5・50mmF2.0・105mmF3.5・135mmF3.5・135mmF2.8・ 200mmF4.5の6焦点距離7種類のレンズが確認されている。 また、露出計は絞り・シャッタースピードに連動しないものが純正で用意されていた。 低価格ではあるが、2軸式回転シャッターダイアル、自動絞りなしの仕様は、登場時やや時代遅れ であった。 次機種以降は、1軸不回転となりセルフタイマーも装備。マウントの変更にともない自動絞りに 対応もするなど大きな改良が行われている。 写真提供 元ペトリカメラの技術者 今関幸夫さん 付属の標準レンズであるPetri Orikkor50mmF2.0の フロントキャップの裏にはPETRI PENTAのミラー復元方法が記載されている。 ミラーアップは、ペトリペンタのシャッターダイアルが回転式であるため、動作中にダイアルを 触るなどすることで発生する。 下記写真はフォトコンテスト1959年9月号掲載の新製品紹介記事。
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●ES AUTO レンズ C.C.ペトリF1.7/40mm 4群6枚 シャッター SEIKO ESF 2〜1/1000秒 オートフラッシュマチック機構(強制発光可)フラッシュ撮影時1/20 セルフタイマー内蔵 露出計 CdS使用 EV0.5(F1.7-2秒)~EV17(F11-1/1000) 対応フィルム感度 ISO(ASA)25~800 フラッシュ シンクロX接点 ホットシュー、シンクロターミナル 焦点調節 二重像合致式距離計連動 パララックス補正マーク 重量・大きさ 125x80x59mm 550g 価格 ¥33,000 発売 1974年6月(国内) ●ES AUTO F2.7 レンズ ペトリF2.7/38mm 3群4枚 シャッター SEIKO ESFB フラッシュ撮影時1/20 露出計 CdS使用 EV6-EV17 対応フィルム感度 ISO(ASA)25~800 フラッシュ シンクロX接点 ホットシュー 焦点調節 二重像合致式距離計連動 パララックス補正マーク 重量・大きさ 124x79.5x60mm 480g 価格 ¥24,800 発売 不明 ●ES AUTO レンジファインダー、電子式プログラムシャッター搭載。ペトリのレンズシャッター機の中で最も大口径のレンズを装備する。 ペトリコンピュータ35ではシャッターは内製されていたが、この機種ではセイコー製のものが採用された。現UCS社長でペトリOBの渡邉勝明さんによると、本社工場で組み立てを行っていたとのこと。 鏡胴部には絞り値とAからGまでのアルファベットの記された操作環があり、通常撮影時はどの位置でもプログラム制御となるが、ホットシューに、フラッシュを装着すると押されるスイッチが内蔵されており、フラッシュを取り付けるとシャッター速度が1/20になり、背面のスライドスイッチをAにセットすると低輝度自動発光モードに、Fにセットすると強制発光モードとなる。また、鏡胴部の操作環を裏蓋記載の表とフラッシュのガイドナンバーを照合しながらA-Gいずれかにセットするとフラッシュマチックとなり、絞り値にセットするとマニュアルフラッシュ撮影ができる。セイコーESFを搭載した同時期の他社機(ミノルタハイマチックE、リコーエルニカ35等)に比べ、フラッシュ装着が必要とはいえ、絞りがマニュアルで設定できる点で優れている。 国内発売は1974年であるが、1972年にPETRI Computer Ⅱとして発売されたとする資料がある。また、「ES AUTO」の部分のみプレートを貼ったモデルの写真が日本カメラショー総合カタログにみられる。このことから、当初PETRI Computor Ⅱだったのを、PETRI ES AUTOに名称変更したか、あるいは輸出先により名称を変えていた可能性がある。 このほか、カメラ名標記をボディ刻印としたもの、銘板の貼りつけとしたタイプがある。 【作例】 開放?(いつかはペトリ) http //photozou.jp/photo/photo_only/3096382/262365911?size=1024#content 開放? (いつかはペトリ) http //photozou.jp/photo/photo_only/3096382/262365935?size=1024#content 開放?(いつかはペトリ) http //photozou.jp/photo/photo_only/3096382/262365934?size=1024#content 半逆光の作例(いつかはペトリ) http //photozou.jp/photo/photo_only/3096382/262365924?size=1024#content ペトリES-AUTO 40mmF1.7 改造レンズ ●ES AUTO F2.7 ES AUTOのグレードダウン型。ES AUTOと比べると、レンズは3群4枚の38㎜/F2.7に改められ、セルフタイマーとフラッシュマチック、シンクロターミナル、バッテリーチェックランプが省略された。鏡胴部にA(オート)及び絞り値を設定する操作環があり、Aは通常撮影用のプログラムオートで、絞り値はフラッシュ撮影用で1/20秒にセットされる。低輝度自動発光の機能もないことから、背面のスライドスイッチも装備されておらず、フラッシュ撮影は撮影距離とガイドナンバーに応じマニュアルで絞りを設定して行う。 また、シャッターはビハインド形式となっており、ボディの意匠こそES AUTOそのものだが、価格及び仕様は大きく異なっており、取扱説明書の記載から、カメラの名称も区別されていることが伺えることから、ES AUTOとは別機種とみるべきと考えられる。 38㎜/F2.7付きのES AUTO。セルフタイマーとバッテリーチェックランプがなく、レンズ周りや鏡胴部の意匠も40mmF1.7付きとは大きく異なる。 CarenaにOEM供給されたモデル Carena Computer II(写真提供 怪鳥様) 世界のカメラと写真用品79年版に掲載されており、ペトリカメラ倒産後の78年のフォトキナに展示されたことがわかっている。 PETRI ES AUTO 形態分類表
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当時の広報写真 写真提供 元ペトリカメラの技術者 今関幸夫さん レンズマウント ブリーチロック 自動絞り シャッター 一軸不回転フォーカルプレーンB・1/2~1/500 重量・大きさ 142x93.4x90mm(F1.8付) 890g 価格 発売時¥27,200(F1.8付) 77年5月¥37,400(F1.7付) 発売 1970年8月 V6に、ホットシューを装備したもの。 ホットシューとシンクロターミナルの位置を除けばほとんどV6との違いはない が、EEタイプのレンズも装着できるよう、ミラーボックスに切り欠きが設けられた。 https //w.atwiki.jp/petri/pages/160.html また、当時、各メーカーで採用され始めた、巻き上げレバーにプラスチックの 指当てが装着された。 V6Ⅱの後期型には、セルフタイマーレバーにもプラスチックの指当てが装着された。 ペトリカメラ倒産時にカタログに載っていたカメラの一つである。 ブラックボディ
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レンズ PETRI F2.8 38mm シャッター プログラムシャッター F16 1/600s~ F2.8 1/50s 重量・大きさ 120x77x58mm 285g 価格 ¥- 発売 1978年? ペトリカメラ倒産後にペトリカメラの海外商標を取得したフィンカメラによって販売されたカメラ。 ペトリ製カメラの特徴である独自のクイックローディングスプール(柳澤式スプール)は用いられていない。 日本機械デザインセンター編「カメラデザイン登録集」に意匠が酷似した細井製作所製のカメラが掲載されているが、 このカメラとの関係はまだ明らかではない。 また、CEDIC 35EFとは仕様や操作部配置からほぼ同一の構造を持っていると考えられるが、こちらもこのカメラとの関係は不明である。 ※カメラデザイン登録集(日本機械デザインセンター編1981年)より引用。 日本機械デザインセンターが解散済みで、カメラの意匠を登録順に並べただけの書籍であることから著作権はないと判断し掲載しました。
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シャッター ペトリ#0 B・1~1/200 レンズ PETRI ANASTIGMAT F3.5 7.5cm 3群3枚 重量・大きさ 約700g 価格 約$48 発売 1948年 戦後、新開発されたスプリングカメラ。非連動距離計に加え、ポップアップ式と上覗き式のファインダー付き。 後のブランド名となるPETRI(当時の読みはペトリー)と名付けられた。 使徒聖ペトロに因んでおり、英語圏での販売を意識したものと考えられる。 後のペトリのレンジファインダー機の代名詞となる、緑色のファインダーグラスがすでに使われているのが確認できる。 (トップの写真、下のファインダー窓) 後のモデルではポップアップファインダーを廃し、アクセサリーシューを設けている。 また、トップカバーにPETRIの文字が刻印されたモデルもある(写真提供:890様) ペトリ#0シャッターの内部(写真提供 John Baird様) ペトリーの発売は1948年とされている(本体にも1948の刻印がある)が、カメラタイムズ1947年11月20日号にはすでにペトリーの広告が掲載されている。 また、アサヒカメラ1950年1月号の広告には、ポップアップファインダーのないペトリーが掲載され、 I型:ペトリー アナスチグマット II型:オリコン(コーテッド)、セルフタイマー付 III型:オリコン(コーテッド)、セルフタイマー 同調発光装置付 の記載がある。
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レンズ名称 PETRI CC 35mm F3.5 アタッチメントサイズ 46mm レンズマウント ブリーチロック レンズ構成 5群6枚 レトロフォーカスタイプ 絞り 3.5~16.0 中間絞り無し 最短撮影距離 0.5m 重量・大きさ 54mmx40mm 152g 価格 ¥15,000(1964年) 発売 1964年X月 Petri最初の自動絞り広角レンズ。 フィルター径46mmの小さなレンズである。 (価格15,000円) 【作例】 https //www.flickr.com/photos/101838177@N06/14395326580/ https //www.flickr.com/photos/101838177@N06/14581983465/ https //www.flickr.com/photos/101838177@N06/14581986565/ https //www.flickr.com/photos/101838177@N06/14578652031/ ここまでの作例はSONY α7での撮影(Full Frame)ですので、画角的には35mm相当と成っております。
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レンズ Orikkor F2.8 45mm 3群4枚 シャッター ペトリカーペルMX B.1~1/300秒、ペトリカーペルMXV及びペトリMXV B.1〜1/500秒、 重量・大きさ 139x85x72mm 700g 価格 ¥13,600 発売 1958年9月 後のペトリの代名詞となる緑色のGreen O Matic ファインダー搭載。 手動復元式フィルムカウンター、明るさを抑えたレンズながら、パララックス自動矯正 フレームを搭載している。 「日本写真機工業会編 戦後カメラ発展史」によると月産1万台を突破していたとされ、 また、3年以上にわたって生産が続けられたとの記述もみられることから、 当時としては最も量産されていたカメラの一つと考えられる 累計120万台(戦後の栗林製カメラの累計)を突破した記念モデルも存在している。 シャッター速度、ボディ正面左側の彫り込み装飾の形状等にバリエーションがある。 PETRI 2.8(グリーン・オ・マチック搭載型)形態分類表 下記写真はフォトコンテスト1958年9月号に掲載された新製品紹介記事。
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ペトリ純正のベローズ全景 本個体に関しては、ボディー側はM42・レンズ側はPETRIブリーチロックマウントとなっている。 ボディー側のM42マウント部分は側面の螺子を緩める事によりボディー装着角度調整可能。 本写真は、接写リング付属のM42⇒PETRIブリーチロックアダプアを会してFTⅡに装着した状態。 ボディー側のM42 レンズ側のPETRIブリーチロックマウント(固定) ベローズシャフトに有る倍率目盛り(55mm側) 最大2.2倍の表示が見られる。 比較的接写に強い55mmF1.8ではあるが、2.2倍と言う高倍率に耐えられるか未確認。 ベローズシャフトに有る倍率目盛り(135mm側) ペトリベローズと元箱 本品のボディ取付部はペトリマウント仕様 ペトリベローズ使用書
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写真提供:Bさん レンズ C.ペトリf2.8/45mm 4枚構成 シャッター ペトリV B・1〜1/500秒 露出計 なし 対応フィルム感度 ISO(ASA)10~200 重量・大きさ 136x83x76mm 580g 価格 ¥9,800- 発売 1962年6月 ペトリ7からサークルアイ露出計を省いたもの。 ファインダーが青となり、貼り皮も明るいグレーとなっている。 "TOUCH"の名称は本体には記されず、海外名である"Blue-Magic-Scope"が記されている。 PETRI 7・TOUCH 形態分類表
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ペトリカメラ最後の一眼レフとなったMF-1に、若干のバリエーションが存在することがわかってきたので、形態分類表を作成することとした。 バイヤーズブランドを冠して発売されたモデル等もあることから、「標記上の形式名」欄を設けた。 新たなバリエーションが判明次第、適宜追加していきたい。 № 標記上の形式名 ホットシューの“PETRI”ロゴ有無 巻戻しクランク形状(A・B) シャッターボタン色 電池蓋材質 フィルム室印字 備考 158145 PETRI MF-1 有 A 黒 金属 71 ブラッククローム仕上げ トプ・ガバチョさん所有機 176231 PETRI MF-1 有 A 銀 金属 S74 ブラッククローム仕上げ B所有機 199326 PETRI MF-1 有 A 銀 金属 S76 ブラッククローム仕上げ だぶる。所有機 202703 PETRI MF-1 有 A S76 ブラッククローム仕上げ リバースアダプタ所有機 206351 PETRI MF-1 不明(シュー欠落) A 銀 金属 S77 ブラッククローム仕上げ だぶる。所有機 216626 PETRI MF-1 不明(シュー欠落) A 銀 プラ S78 ブラッククローム仕上げ いつかはペトリ所有機 228984 PETRI MF-1 有 A 銀 プラ なし ブラッククローム仕上げ 264所有機 244355 PETRI MF-1 有 A 銀 プラ なし ブラッククローム仕上げ だぶる。所有機 248087 PETRI MF-1 無 B 銀 プラ 02 ブラッククローム仕上げ だぶる。売却済み 248395 HANIMEX CR1000 無 A 銀 プラ 98 ブラッククローム仕上げ B所有機 251148 PETRI MF-1 無 B 銀 プラ 02 ブラッククローム仕上げ だぶる。所有機 252850 PETRI MF-1 無 B 銀 プラ 02 ブラッククローム仕上げ いつかはペトリ所有機 256178 PETRI MF-1 無 B 不明 ブラッククローム仕上げ 「カメラのアルプス堂」ウェブサイト画像より(いつかはペトリ) 363XXX PETRI MF-1 無 B 仕上げ不明 スレ621さん 363073 PETRI MF-1 無 B 銀 プラ 010 ブラッククローム仕上げ B所有機 363521 PETRI MF-1 無 B 52 ブラッククローム仕上げ 690所有機 幕戻しクランク形状。左側はA型、右側はB型。A型の方が若干高さがあり、デザインもV6のそれに似ている。つまみの形状も異なっている。 A型 B型 クランクハンドル形状の比較。左側がA型、右側はB型。B型には段が付いている。 クランクハンドル中央ねじ部の比較。左側がA型、右側はB型。B型に中央部を覆う部品がある。