約 919,501 件
https://w.atwiki.jp/viliv/pages/19.html
378 [Fn]+[名無しさん] [sage] 2009/08/13(木) 10 11 27 ID abIGRzbt SSDのメーカーはサンディスク@32GBモデル pSSD-P2 32GBとBIOSから見えてる 381 [Fn]+[名無しさん] [sage] 2009/08/13(木) 10 23 14 ID e8rRF5Pb 378 乙です。 これかな http //www.sandisk.com/media/65705/80-11-01576_pSSD%20brochure.pdf 【HDD情報】 HDDのメーカーはサムスン製 Spinpoint HS060HB インタフェースはPATA/ZIF http //www.samsung.com/global/business/hdd/productmodel.do?group=72 type=60 subtype=68 model_cd=290 ppmi=1160 【SSD換装】 PhotoFast SSD 1.8 ZIF 64GB MLで換装完了。 ※これはXP 60G HDD版のS5を手元にあったSSDに交換してみたもの。以下はその手順。 ①1000円程度のZIF-USB変換アダプタを2個と300円程度で売っているZIF-LIFケーブル2本を買ってきて、S5に付いていたHDDと換装するSSDを同時にアダプタを使って母艦PCに刺す。 →最初、Acronis TrueImage 11 Homeでバックアップイメージを作ろうとしたが、うまくいかないのでこの方法に辿り着いた。 ②母艦にインストールしたAcronis TrueImage 11 Homeのディスクのクローン作成メニューを使ってHDD全体をSSDにコピー。MBRまでコピーされる。 ③SSDをS5に装着するときは、元のHDDが接続されていたオレンジ色のZIFケーブルが挿しにくいので、これをいったんS5本体から外す。 →グレーの抑え板を起こせばZIFケーブルが外れる。 ④SSDにオレンジ色のZIFケーブルをグッと挿す(ちょっときついが入る。ケーブルを痛めないように注意)。 ⑤ZIFケーブルの反対側をS5に戻してこれでOK。
https://w.atwiki.jp/zfssetup/pages/28.html
SSDとの相性 SSDとの相性 ZFSの基本は冗長化 SSDを複数搭載するのは高いしまだ早い? よってSSDを使う場合は当座UTFにしておこう いや、実際にSSDは買ってつなごうと思ったのだが、あまりいい運用記事が見当たらないので、あえてZFSにする必要ないのかなぁ・・・なんて。ZFS設定のページの割に投げやり(苦笑) ただしMBRの信頼性が落ちてきているのでGPTで設定をしておく
https://w.atwiki.jp/vippc2/pages/71.html
Flash SSD の基本的な構造NAND フラッシュメモリ SSD コントローラーとその機能 DRAM・SRAM キャッシュ インターフェース SSDの各種形状について セキュリティ Flash SSD の基本的な構造 ①:NAND フラッシュメモリSLC、eMLC、MLC といった種類の他、製造プロセス、メーカー、グレードによって性能も信頼性も全然違う。 ②:SSD コントローラーメーカー、世代、グレードによって信頼性・性能とも全く異なる。最近の世代のものは NAND フラッシュメモリを複数同時に接続し同時並列アクセス (つまり RAID0 のようなもの) を行う事で性能を稼いでいる。接続チャネル数も SSD によって様々である。完成度の低いものはバグを抱えており頻繁にファームウェアアップデートが必要。 ③:DRAM キャッシュキャッシュの量が少なすぎたり全く搭載していないものは問題外。SSD コントローラーに SRAM を内蔵している為外部 DRAM キャッシュを搭載していなくとも高速な SSD もある。 ④:インターフェースSATA や SAS 等。IDE 対応のものもあるが、SanDisk 製や高価な産業用を除き JMicron や eastWho 等の SSD コントローラーを搭載した最低性能・最悪品質のものしかない。IDE が必要な場合は SanDisk 製を個人輸入するか SATA のものをインターフェース変換して使用する事 NAND フラッシュメモリ +クリックで展開 比較的易しく書かれた NAND フラッシュメモリの仕組み。但し古いため解説の例として挙げられている NAND フラッシュメモリと現代の NAND フラッシュメモリでは大きくスペックが異なる。 2008年9月1日 imation ホワイトペーパー (SSDのデータ信頼性と寿命) 記録方式 NAND フラッシュメモリには以下のような記録方式がある。 ・SLC (シングルレベルセル) - 1bit (2値、0/1)、保証書き換え回数 10 万回程度 (~25nm) ・MLC (マルチレベルセル)┳ 2bitMLC (4値、00/01/10/11) 保証書き換え回数 3~5 千回程度 (25nm) .┣3bitMLC、TLC、トリプルレベルセル (8値、000/001/010/011/100/101/110/111) .┗4bitMLC (16値) ・eSLC - 同じプロセスルールの SLC よりも多い書き換え回数、短いデータ保持期間 ・eMLC - 同じプロセスルールの MLC よりも多い書き換え回数、短いデータ保持期間 SSD では SLC / MLC を採用した機種が殆どで、基本的に SLC 採用 SSD の方が高速かつ長寿命だが特に近年はコントローラーチップが進化し効率的な管理がされるようになり容量単価が安価な MLC でも Intel や東芝製等の長い寿命を備える SSD も多い (SSD の寿命や速度は SSD コントローラーやファームウェアによって大きく左右され、仮に SLC の NAND フラッシュを採用していても SSD コントローラーの完成度が低いと寿命は非常に短くなってしまう)。3bit 以上の MLC は信頼性が大幅に落ちる為主に書き換え回数が少ない SD カードや USB メモリに使用される。また 3bit 以上の MLC に対応した SSD コントローラーは少ない。エンタープライズ向けに耐久性を高めた eSLC・eMLC というものも存在し、それぞれ同じ製造プロセスの通常のものと比べ数倍かそれ以上の書き換えに耐えられるがデータ保持期間が 3 ヶ月程度のものもあるほどに短い (通電されていれば定期的にリフレッシュされるので常時起動しているサーバー等であれば問題ない)。 書き換え回数と ECC エラー訂正 NAND フラッシュメモリの寿命は規定の ECC エラー訂正を使用した場合に何万回、あるいは何千回といった書き換え回数で示されるがこの書き換え回数はあくまで保証値(極低い確率でセルの欠損が始まる数値)となっており規定の書き換え回数を超えた瞬間に全てのセルが使用不能になる訳ではないし、セルが欠損した場合でもセル・ページ・ブロックを代替する事により継続使用が可能。また電源 OFF 時のデータ保持期間を無視するならば、強力なエラー訂正を実装した SSD コントローラーと大容量の予備領域を用いれば NAND フラッシュメモリのスペックを大きく超える書き換え回数が実現可能。製造プロセスが微細化されている程、またセルあたりの記録ビット数が増える程書き換え回数が減る傾向にあると言われているが、同時期に同じメーカーで生産されたもの同士ならばともかく、時間と共に製造技術・材料は進化している為一年後の NAND フラッシュメモリの保証書き換え回数が必ず減るとは言えない。 Intel の 25nm 2bitMLC の 64M2X シリーズの NAND フラッシュのデータシートによると保証書き換え回数は 5000 回となっている。これは同社製 34nmMLC の MD332B シリーズとスペック上は保証書き換え回数が同じであり、グレード等にもよるが必ずしもシュリンクしたからと言って (スペック上の) 耐久性が下がる訳ではない事を示している。 SLC の場合は全てのメーカー、50nm~20nm 世代を通して 10 万回かそれ以上の場合が殆ど。 メーカーによる品質・速度差 SSD に使用できるスペックを満たした NAND フラッシュメモリは Intel/Micron (いずれも合弁会社 IMFT によって生産されている為パッケージ以外に差は無い) 系、東芝/SanDisk 系 (この二社は NAND フラッシュメモリに関して協力関係にある)、Samsung、Hynix/ST 系等が製造している。製造にあたっての技術や使用されている材料等は各社ともに公開しておらず、メーカーによって大きく性能・信頼性に開きがある可能性がある。 こちらの記事(韓国語)によると韓国製 NAND の品質が東芝以下の為スマートフォン市場から追われる事が危惧されている。 OCZ の SandForce 搭載 SSD では IMFT 製では問題ないものの、Hynix の 32nm 2bitMLC の NAND フラッシュメモリ採用品のみシーケンシャルライトを行うと問題が発生する。また Hynix 32nm 採用品は IMFT 25nm 採用品よりも速度が遅い為今度は生産されない。これらの事から Hynix の NAND フラッシュメモリは何らかの問題を抱えている可能性がある。(PDF) こちらのブログでは NAND フラッシュメモリ以外は条件の同じ二機種で速度を比較しており東芝製 NAND の方が高速であると結論付けている。 総合すると同時期に製造された NAND フラッシュメモリの品質・速度は 東芝/SanDisk 系のものが最も高く、次いで Intel/Micron (IMFT) 系、Samsung、Hynix/ST の順番となる。 IMFT Micron - NAND Flash 東芝 - メモリ・ストレージデバイス Samsung - NAND Flash Hynix - NAND Flash 2010/9/2 ■福田昭のセミコン業界最前線■NANDフラッシュメモリの信頼性を保つ技術 データ保持期間 (データリテンション) 記録されたデータを正しく読み出せる期間の事。業界団体の JEDEC の基準は保証書き換え数を満たした時点で一年間 (上の"福田昭のセミコン業界最前線"参照)。 東芝の 43nm 2bitMLC の場合は「40℃の高温下で、多数の書き換えを行なって劣化したセルでも5年以上。書き換え回数が少ないフレッシュなセルなら数十年、おそらく100年以上ではないか。劣化したセルでも常温なら10年以上は確実に値を失わない。5年以上の値保持を確実に保証することを前提に開発している」(西川氏)とされている。 Intel の 25nm 2bitMLC の 64M2X シリーズの場合 JEDEC 準拠 (データシートより) となっている。※決して Intel の NAND フラッシュメモリのデータリテンションが短いという訳ではなく、書き換え回数 5000 回以下であれば最低でも一年間は通電せず放置しても問題無いという最低保証値。耐久テストでもしない限りは数年間のデータリテンションが見込める。 このブログでは NAND 以外は条件の同じ二機種を用いてデータ保持エラーを計測しており書き換え量が増える程データ化けの危険性が高まる様子がわかる (通常は ECC によるエラー訂正で訂正できるが極端に劣化が進むと訂正しきれずユーザーの目に見える形でデータ化けする)。また同時期に販売されていた IMFT 34nm の方が 東芝 43nm よりデータ保持エラーが 10倍高い事がわかる。メーカーによる品質差か製造プロセスの違いかは不明。 リードディスターブ・プログラムディスターブ 同じページを多数読み出しをすると同一ブロック内の他のページのデータに影響を与えたり、書き込み時に他のセルのデータに影響を与えてしまう現象の事。影響の大小は NAND フラッシュメモリによって異なる。 ページサイズ・ブロックサイズ 基本的にシュリンクされるほどページ・ブロックサイズは大きくなる傾向にある。Intel 製の場合 34nm (MD332B) で ページサイズ 4KB (+ 224byte)、25nm (64M2X) でページサイズ 8KB (+ 448byte)となっている。ブロックサイズはページサイズの整数倍で Intel の場合 256ページで 1ブロック。 SSD コントローラとフラッシュメモリ間のインターフェース SSD コントローラーとの通信に使用するインターフェースは東芝・Samsung は Toggle DDR、IMFT・SanDisk は ONFi を推進しており両者には互換性が無い。SSD コントローラー専業メーカーによる SSD コントローラーは大抵両方のインターフェースをサポートしている。 Toggle DDR 1.0 では 133Mbps に対応しており、Toggle DDR 2.0 では 400Mbps までサポートしている。Toggle DDR を推進する東芝と Samsung (二社の NAND フラッシュメモリのシェアを合計すると 70% 前後) は JEDEC に標準化を呼びかけている。 ONFi の現行規格である ONFi 2.2 では 166/200Mbps の通信速度に対応している。ONFi は増大するエラーによるエラー訂正から Flash メモリコントローラーを開放する為 NAND フラッシュメモリ内にエラー訂正回路を組み込んだ「EZ NAND (ECC Zero NAND)」(Micron は Clear NAND と呼んでいる)用のプロトコルを組み込んだ ONFi 2.3 を策定した。次世代の ONFi 3.0 では通信速度が 400Mbps に達する見込み。 ONFi - NAND フラッシュメモリインターフェース SSD コントローラとフラッシュメモリの接続チャンネル数・インターリーブ 大半の SSD は 2 個以上の NAND フラッシュメモリチップを搭載し、複数のチップに同時アクセスを行う事で性能を稼いでいる。現在のコンシューマ向け SSD コントローラーは 8ch 以上をサポートしているものが主流でコンシューマ向け SSD は内部で 8~10ch 接続になっているもの多く廉価な製品では 4~5ch 程度である。 NAND チップ数が 8 つでもチップ二つが同じチャンネルに接続され 4ch 接続になっている場合、チップ数が 4 つでも一つのチップがインターフェースを 2ch 搭載しており 8ch 接続になっている場合があり「チップ数=チャンネル数」では無い。 仮に NAND フラッシュメモリチップが一個だけだとしても、最近では一つのパッケージ内に複数のシリコンダイ (画像では NAND チップとなっている) が入っているものが大半の為、それぞれのシリコンダイに同時アクセス (インターリーブモード) する事でも性能向上が可能。チップ枚数が同じでもより大容量版の方が高速なのはインターリーブを使用している為である。但し上記の NAND フラッシュメモリ 1 チップあたりのインターフェースの上限速度がある為インターリーブによる性能向上には限りがある。 フラッシュメモリチップの内部構造の一例 SSD コントローラーとその機能 +クリックで展開 SSDの心臓部品。NANDフラッシュメモリや(対応している場合)外部DRAMキャッシュの制御とSATA/PATA/USB等のインターフェースを通して PC 等のホストとの通信を行う。HDD と比べて高度な制御が行われている為、搭載しているSSD コントローラーによりその SSD の速度・寿命・信頼性等の主な特徴が決まりその差はコントローラーによってかなり大きい。SSDを選ぶ際は値段や販売ブランドや付属品ではなく、どんなSSDコントローラーを搭載しているかで選ぶべき。 2009/3/24 制御ICで決まるSSD、微細化進展で信頼性確保が課題に ファームウェア SSD コントローラーによっては ARM 等の汎用 CPU・FPGA を使用しており、ファームウェア自体のサイズは不明だがアップデータだけで Intel・Micron (Marvell)・Indilinx の場合で数 MB、SandForce に至っては 数十MB もあり物理的に全く同じコントローラーチップでも使用されているファームウェアによってその SSD コントローラーの機能は全く変わったものになる。例えば根本的にファームウェアを再設計しなくとも、ベンダーが小手先でファームウェアをカスタマイズする事でシーケンシャル・ランダム性能を変えたり SMART の仕様を自由に変更する事が可能である。ただしファームウェアの根本的な欠陥が見つかった場合は SSD コントローラーのメーカーでなければ対処不可能なケースもある。他社製の SSD コントローラーやファームウェアを採用しているメーカー・ベンダーの SSD は不具合があってもファームウェアアップデートの提供が遅れたり提供自体されない場合があるのでサポート体制に注意。自社製コントローラーを使用しているメーカーの SSD の方が無難。一番良いのはファームウェアのアップデートが必要な程の不具合が無い事である。 ウェアレベリング NAND フラッシュメモリは記録・消去を繰り返すほどメモリセルが故障する確率が上がってゆく素子であり、ウェアレベリングは同じアドレスに集中して書き換えが発生した場合に特定のメモリセルだけ大きく消耗してしまう事を防止する機能。HDD と異なり OS から認識されるアドレス(論理アドレス)と実際の SSD 内の NAND フラッシュメモリ上のアドレス(物理アドレス)が異なっており、各ページやブロックの消耗具合によって動的に変化させている。SSD や最近の CF(コンパクトフラッシュ)はほぼ全てこの機能を備えており、代表的な種類としては書き換えが発生した部位と空き領域だけを対象にしたダイナミック・ウェアレベリング、より高度な使用済みかつ書き換えが発生していない部位も対象にしたスタティック・ウェアレベリングがあり、チップ内だけで行うもの (ローカル・ウェアレベリング) やチップをまたがって行われるもの (グローバル・ウェアレベリング) もある等、メーカーや世代によって実装は様々であり、しかもウェアレベリングが行われるタイミングや頻度も異なる (回数を増やすほどより平均化できるが回数を増やしすぎるとウェアレベリング自体が書き込みを伴うので逆に寿命を縮めてしまう)。稚拙な実装がされている SSD ではプチフリが発生したり、ウェアレベリングの効率が低い為同じ NAND フラッシュチップを搭載した他の SSD より寿命が短い。SSD 内部で自動的に処理されるのでユーザーが明示的に操作する必要はない。 GC(ガベージ・コレクション) GC はアイドル時等に自動で空きページ・空きブロックを纏める機能で、空き領域のデフラグに似た効果がありこの機能を搭載した SSD は空きブロック・空きページがあるうちは暫く放置すると速度低下が回復したりする。ウェアレベリングや Trim の効率を高める効果があるが Trim の代わりにはならない。黎明期の SSD には搭載されておらず、MLC 世代の SSD から搭載されるようになった。実装はメーカーによって様々なので効果は一定ではない。SSD 内部で自動で行われる処理なのでユーザーは意識する必要は無い。 予備領域 (Over-provisioning) SSD は表記されている容量より多くNANDフラッシュメモリが搭載されており、例えば 64GB 表記の SSD であれば本来は 64GiB の容量を持つが、JEDEC の呼びかけにより民生用 SSD は約 7% の予備領域を確保しユーザーエリアは SI 接頭辞分(つまり 64GiB 分 NAND を積んでいるにも関わらず約 4.4GiB は予備領域になっており、約 59.6GiB=64GB 分)に制限されている物が一般的である。この予備領域は NAND フラッシュメモリの管理、ウェアレベリングやガベージコレクションの作業領域、寿命を迎えたセルを代替に使用される。SandForce 製 SSD コントローラー搭載製品の場合は表記されている容量より実容量が大きい場合があり、またエンタープライズ向けや高信頼性 SSD では 7%を超える容量、例えば 13%~28% の予備領域を備えているものもある。予備領域が多いとパフォーマンス低下が起こりにくくなり寿命が伸びるので基本的に多ければ多いほど良いのだがその分容量単価が高くなる。SSD コントローラーによってはベンダー側の任意で予備領域の量を自由に調節できるものもある。 Intel や Fusion-io の ioDrive 等のユーザーによる予備領域の増加が可能な SSD ではユーザーによる操作で予備領域を増加させられるが、それ以外の SSD ではわざと未使用領域を作っておいても SSD 側がその未使用領域を予備領域として認識できないので意味が無い。 ドライブ全量をパーティションとして確保している場合でも全量使い切らず、空き容量を残しておくと寿命が延びるという風評があるが、SSD はファイルシステムを認識できないので、ゼロで埋まったビットが大量に並んでいたとしても SSD は勝手にそのデータを消去する事はしないしウェアレベリングの対象になるので、空き容量と寿命の相関関係は薄い。例えば 80GB の SSD で使用量が 1MB だけだったとしても、そのたった 1MB のデータを 100 億回程書き換えれば WA が 1 だった場合でも書き込み量は 10PB になり大抵の SSD は寿命を越えるし、逆に 80GB 一杯にデータを書き込んだ場合でも書き換えが一切起こらなければ半永久的に使用出来る。寿命に影響があるのは「ファイルシステム上の使用量」ではなく「書き換え量」である。書き換え量に関しても Intel や東芝の SSD であれば 24 時間 365 日データを書き込み続けて意図的にフラッシュメモリを消耗させようとでもしない限り、フラッシュメモリの寿命よりも先に性能的・容量的に陳腐化して使用に耐えなくなるので寿命に関する心配は不要である。但し GC を搭載していなかったり GC の効率の低い出来の悪い SSD では空き領域が少なくなるとリードもディファイライトが多発し速度低下する場合がある。 Write Amplification (Intel提唱) SSD の場合、僅か 1byte のデータを書き換えただけでも実際には SSD 内部でページ/ブロックサイズ等の最小管理単位ごとの書き換えが発生する。つまり基本的には「OS から見た書き換え量」よりも「SSD 内部の書き換え量」が多い。「SSD 内部の書き換え量」/「OS から見た書き換え量」を WA (Write Amplification) と呼び、SSD コントローラーによって、或いは同じ SSD コントローラーでもファームウェアのバージョンによって、また使用状況でもこの値は異なってくる。「OS から見た書き換え量」と「SSD 内部の書き換え量」が全く等しい場合(ユーザーや OS による書き込みの他にも SSD 内部ではウェアレベリングやガベージコレクションが自動的に行われるので現時点では有り得ないと言っていい)は WA は 1 になり、「OS から見た書き換え量」よりも「SSD 内部の書き換え量」が倍の場合は WA は 2 となる。NAND フラッシュメモリは書き換え回数に限りがあるので WA は低い方が良い。WA は機種や SSD コントローラーによって数値が固定されている訳ではなく、使用状況によっても大きく左右される事に注意。一般的に 100% シーケンシャルライト時と 100% ランダムライト時で大きく寿命・WA が変わる。 こちらのブログによると、JMF602 搭載 SSD で 4KB ランダムライトを行うと最悪 WA は 4000、Indilinx Barefoot 搭載 SSD では 200 以上になると指摘されている。 Intelの天野氏によると、Intel の SSD の WA は 1.1 程度であると主張しているが、この数字はあくまでも特定の状況で計測されたものでありあらゆる使用状況で WA1.1 を達成できる訳ではない事に注意(また、この図は対数グラフになっている事に注意。IDF2009 の資料によると 100% シーケンシャル書き込み時と 100% ランダム書き込み時の寿命に約 25 倍の開きがある事から、最悪 WA は 25 以上になる事がわかる)。但し、これまでの故障報告から三流 SSD コントローラー搭載製品より Intel の SSD の方が WA が低い事は間違いないと言われている。 SandForce の一部の SSD コントローラーではデータを圧縮した上で NAND フラッシュメモリに書き込む為 WA は 1 未満であると宣伝されているが WA 0.5 達成時の Trim の有効/無効や書き込みパターン等の条件は公開されておらず、ありとあらゆる使用状況やウェアレベリング・GC・ECC まで考慮したうえで WA 0.5 を達成しているのかは不明。 障害対策 SandForce 製 SSD コントローラーは SF-1000 系の時点から ECC 等とは別に RAISE と呼ばれる RAID5 に似たパリティを付加してデータを保存しており NAND フラッシュメモリのダイが一つ故障しても継続して使用できるとされている (DRAM で使用されるチップキルに近い機能) 。後に Intel が SSD 320 で RAID4 相当のパリティを付加する SandForce に近い機能を搭載している。 この機能を搭載した機種はダイ一つあたりの記録密度が高い (プロセスルールがシュリンクされている) ほど余分な容量を必要とし、この為 SandForce 搭載 SSD は NAND フラッシュメモリに 34nm を採用したものよりも 25nm を採用したものの方が ユーザー使用可能容量/物理搭載量 のレートが悪化する (ユーザーが使用可能な容量が減る)。CORSAIR の例では 同じ物理搭載量 128GiB でも 34nm 搭載品はユーザー使用可能容量 120GB、25nm 搭載品はユーザー使用可能容量 115GB、或いは物理搭載量 96GiB で 34nm 搭載品は 90GB、25nm 搭載品は 80GB となっている。 DRAM・SRAM キャッシュ +クリックで展開 SSD コントローラーは外部 DRAM キャッシュに対応したものとしていないものがある。HDD 同様データのキャッシュやファームウェアをロードする他ウェアレベリング等の作業用に使用される。コンパクトフラッシュ用のコントローラーを流用した様な旧世代のものは対応していない場合が多く、最近の世代のものは DDR~DDR3 の 128~256MB の DRAM キャッシュを搭載しているものが主流。 SandForce や Intel の SSD コントローラーに関してはコントローラー内部に高速な SRAM を搭載しており外部 DRAM キャッシュ非搭載にも関わらずパフォーマンスは高い。逆に PHISON のコントローラーを採用した SSD (の初期のファームウェアを搭載したもの) は DRAM キャッシュを搭載していても使用に耐えない程遅い。 エンタープライズ向け SSD の一部 (SandForce SF-1500/SF-2500 系搭載品や Intel SSD 320、HP 自社製のもの) は停電時に揮発性キャッシュの内容を NAND フラッシュメモリに退避できるように大容量のコンデンサを搭載しているものもある。 DRAM キャッシュ以外に NAND フラッシュメモリの一部分を二次キャッシュとして利用している SSD もある (参考、P23 参照、PDF)。 Intel 自社製コントローラーに関しては 32MB の DRAM を外部搭載可能だがユーザーデータのキャッシュには使用されていないとの事。 インターフェース +クリックで展開 PATA/ATA 旧来のパラレル ATA。信号は同じでもコネクタ形状は以下のように多くの種類がある。電源電圧以外は変換コネクタで相互変換が可能。残念ながら現在 PATA 接続のもので東芝や Intel 製 SSD のように信頼性・寿命・性能が共に優れた SSD は存在せず、CF 用コントローラーに毛が生えた程度のコントローラーを搭載したり SATA 対応のコントローラーを変換チップで変換して搭載しているものしか無い。従って、PATA 環境であれば SATA の SSD を PATA 変換して使用するべきである。 3.5"で使用される 40pin (+4pin ペリフェラル電源コネクタ) 2.5"インチと日立型 1.8”で使用される 44pin (電源ピン含む。通常は 5V だが 3.3V 駆動のものもある) 東芝型 1.8"で使用される 50pin (電源ピン含む。3.3V 駆動、コンパクトフラッシュとはピンアサインが異なる) コンパクトフラッシュで使用される 50pin (電源ピン含む。5V/3.3V 両対応。) 東芝型 1.8"で使用される LIF(Low Insertion Force)。ケーブルの厚みやピンアサインが異なる数種類が存在する。(電源ピン含む。3.3V 駆動) eeePC/DELL mini9 用の miniPCIe カード型 SSD 用コネクタ。miniPCIe とは全く互換性は無く PATA 以外に SATA と USB 用の pin を備える。3.3V 駆動 BGA。ワンチップ型 SSD ではチップのパッケージの pin から直接 PATA インターフェースに接続できるようになっているものがある。ピンアサインや駆動電圧は製品によって異なる SATA 現在主流のインターフェース。現行品は SATA2.6 3Gbps か SATA3.0 6Gbps。通信速度は 150/300/600MBps の三種があり、製品によっては「ホットスワップ」「スタッガードスピンアップ」「NCQ」「ポートマルチプライヤ」「AHCIモード」のいずれかあるいは全部をサポートしている場合もある。コネクタは以下の種類がある。 3.5"/2.5"HDD/SSD で使用される 15pin 電源コネクタ+7pin 信号コネクタ。電源コネクタは 12V/5V/3.3V 対応でアクセス LED/スタッガードスピンアップ制御用 pin も定義されている。通常 3.5"HDD/SSD では 12V/5V のみが使用され、2.5"HDD/SSD・Half-slim SSD では 5V のみ (稀に 3.3Vのみ) を使用する。 1.8" で使用される 9pin 電源コネクタ+7pin 信号コネクタ (microSATA コネクタ)。電源コネクタは 5V/3.3V 対応でベンダ依存の pin が二本用意される。通常 1.8"HDD では 3.3V のみ使用される。信号コネクタは通常のものよりやや薄い。 スリム光学ドライブで使用される 6pin 電源コネクタ+7pin 信号コネクタ (Slim コネクタ)。電源コネクタは 5V のみ対応でデバイス認識用ピンと診断用ピンが含まれる。信号用コネクタは通常のものと同一。 1.8"HDD/SSD 向けに信号・電源ピンを含んだ LIF コネクタが定義されており、極稀に採用製品がある。 特殊な例として miniPCIe カード型の mSATA や eeePC・DELL mini9 用 SSD では miniPCIe と同形状だが miniPCIe とは電気的互換性が無くピンアサインも全く異なるコネクタを使用している。これらは信号ピンだけでなく電源ピンを含んでおり駆動電圧は 3.3V。 他の特殊な例ではワンチップ型 SSD でチップのパッケージから直接 SATA インターフェース用 pin が出ているものもある。 外付け向けの eSATA は信号コネクタのみ定義されており内蔵用信号コネクタとは形状が異なり互換性が無い (電気的には互換性あり)。電源は外部から調達する為コネクタ形状等は定義されていないが内蔵用 15pin 電源コネクタをそのまま外部に引き出して使用する製品もある。 SAS エンタープライズ向けデバイスで現在標準のインターフェース。300MBps と 600MBps 対応の製品があり将来 1.2GBps の規格が登場する。 SATA と下位互換性がある (SAS コントローラに SATA デバイスを接続して使用できる。逆は不可)。電源コネクタは SATA 標準の 15pin と同一。SAS エキスパンダに対応している。 USB 組み込み用や外付け型 SSD に見られる。60MBps の USB2.0 と 625MBps の USB3.0 対応のものがある。USB3.0 と USB2.0 は一応互換性があり相互に接続する事が出来る。いずれも駆動電圧は 5V だが規格上のコネクタあたりの給電能力は USB2.0 は 500mA なのに対して USB3.0 は 900mA まで強化されている (実際の製品ではそれ以上の給電能力を有するものもある)。SSD に見られるコネクタの種類は以下の通り A端子、外付け型 SSD や USB メモリで良く目にする マザーボード直結用 9pin ピンヘッダ PCI-Express 通常拡張カードに使用される規格で PCIe1.1 で 1 レーンあたり 250MBps、PCIe2.0 で 1 レーンあたり 500MBps、将来登場予定の PCIe3.0 では 1 レーンあたり 1GBps の転送速度を持つ。複数のレーンを束ねて使用される事もあり、x1/x2/x4/x8/x16/x32 レーンの各コネクタが定義されており実際に見られるのは x1/x4/x8/x16 レーン用コネクタである。例えば PCIe 2.0 の x8 コネクタの場合 4GBps の転送速度を持つ。駆動電圧は 3.3V+12V、x16 コネクタの給電能力は最大 75W。それ以上の電力を消費するカードは 6pin ないし 8pin の 12V 補助電源コネクタを一本又は複数本接続して補う。SSD の場合は今のところ補助電源コネクタを必要とする製品は見当たらない。 PCIe 接続の SSD は実際の所殆どが RAID コントローラーと SATA インターフェースの SSD 複数台分のチップを搭載しただけのものであり SSD コントローラー自体は SATA 対応のものが多く、RAID コントローラー用のドライバをインストールしなければ認識されない。PCI-X 用 RAID コントローラーをブリッジチップで PCIe に変換している機種もあり、この機種はマザーボードによっては正常に動作しない。 SSDの各種形状について +クリックで展開 HDD互換形状現在最も多く流通している。3.5"SATA/PATA/FCAL、2.5"SAS/SATA/PATA(厚さ7/9.5/15mm)、東芝1.8"HDD互換SATA/PATA/ZIF(厚さ5mmが多い)等。2.5"SATAHDD互換形状が最も多い。従来はSATAやPATAインターフェースがボトルネックになるのでパフォーマンスは限られていたが、SAS/SATA6Gbpsが普及し始めた事により更なる高速化が望める。しかしそれでも下のPCI-Express拡張カード型には及ばない。OCZ は独自に HSDL というインターフェースを広めようとしているが、多分流行らず消えてゆく運命。 PCI-Express 拡張カード型PCIe x4/x8 スロットに挿せる拡張カードになっているもの。SATA 等より圧倒的に帯域が広い PCIe x4~x8 接続の為かなりパフォーマンスが高く、ゲーマーやエンタープライズ向け等の特に高いパフォーマンスが必要なニーズに合わせた物が多い。PCIe インターフェースと NAND インターフェース双方を備えた専用チップを搭載しているものや、単に PCIe 対応の RAID コントローラーと SSD 複数台分のチップを搭載しただけのお手軽設計のものがある。酷いものになるとRAID カードに SSD をぶら下げてケースで覆っただけのものまであるので注意が必要である。小容量の割に PCIe スロットを占有される上冗長化もソフトウェアでしか行えずホットプラグも出来ないので肝心のサーバー用途は有望でなく、ゲーマーにしても貴重な PCIe スロットを占有されて SLI もクロスファイアもできなくなるのでもうどうしようもない (2.5" SAS の SSD と キャッシュ付きの RAID カードを買った方がずっと汎用性もパフォーマンスも信頼性も上)。 コンパクトフラッシュ型元々 CF は IDE インターフェースを備えており、ウェアレベリングを搭載した製品も珍しくなく、組み込み機器等で CF にそのまま OS をインストールして使用する場合がある。寸法上、大容量化や外部 DRAM キャッシュの搭載が難しいため SLC のものでも特に RW4KB のパフォーマンスはかなり低い傾向にあるが RR4KB は 低回転数の2.5"/1.8"等の HDD よりはずっと高速でトータルではやや快適になる。Trancend や SanDisk の SLC のものは固定ディスクと認識され CF の中では最もシステムドライブに向いているが最近では CF でも MLC のものが大部分になってしまい SLC のもの以上に RW4KB は遅く、CF の中にはリムーバブルディスクと認識されるものもあるので CF ならなんでも HDD の代替ストレージに出来る訳ではない。産業用マザーボードでは CF スロットを搭載しているものがあるがそういった例外を除き PC に内蔵する際は基本的に CF から IDE へのコネクタ形状変換コネクタが必要で 1.8"東芝型50pin/1.8"東芝型LIF/1.8"日立型44pin/2.5"44pin/3.5"40pin 等の各サイズに変換するものや CF を複数枚挿して RAID0 アレイを組めるアダプタ等が多数存在する (CF のコネクタ形状は東芝型 1.8" の 50pin と全く同一であるがピンアサインが全く異なるので直結は不可能)。一部に CF を SSD として販売するメーカーもある為この項目に加えた。 外付け型USB メモリの中でも OS から固定ディスクと認識されシステムドライブに出来るくらいの高パフォーマンスのUSBメモリをSSDと称して販売するメーカーがある。他に単に 2.5"SSD を USB 変換外付けケースに入れて販売されているものや、eSATA 直結型の小型なものもある。 特殊型小型のノート PC 等や組み込み機器向けの特殊な小型形状のもの。単体で販売される事は少ない。小型化を優先したものが多く HDD 互換形状のものよりパフォーマンスが劣ることが多い。 規格名 形状 インターフェース 電源 備考 Half-slim (JEDEC MO-297-A) SATA コネクタを備えた小基板 SATA 5V/3.3V mSATA (JEDEC MO-300) MiniPCIe カード 3.3V PCIe配線を避けて定義 eeePC/Dell mini 9 専用 PATA/SATA/USB 3.3V PCIe とは互換性無し NVMHCI PCIe(AHCI) 1.5/3.3V PCIe と互換性あり miniPCIe PCIe DOM(Disk On Module) 40pin IDE コネクタ直結型 PATA 色々 過去の産業用シリコンディスクに見られた SATA コネクタ直結型 マザーボード直結用メス SATA コネクタを備えたモノ SATA エレコムが販売していた USB ピンヘッダ直結型 マザーボード直結用 9pin メスコネクタを備えた小基板 USB 5V DIMM 型 SATA コネクタを備えたメモリスロットに装着可能な DIMM SATA 色々 SATA ケーブルは別に挿す ワンチップ型 BGA 等のパッケージのチップ 色々 色々 mini9 @ ウィキ SSD交換 セキュリティ +クリックで展開 マトモな SSD であれば HDD 同様 ATA Security コマンドに対応しているので HDD と同等のセキュリティ機能を備えており、中には FDE (Full Disk Encryption) やハードウェアレベルの暗号化機能を搭載している機種もある。 バグ修正の為にファームウェアアップデートが公開されていたり、基板上にデバッグ/テスト用のジャンパーやランドが備わっている (特に ARM 等のオープンなアーキテクチャの SSD コントローラー搭載機種でテスト用のランドがある機種は危険) SSD は解析されるリスクが高い。高度なセキュリティが必要な環境であればそういった SSD は選ぶべきではない。 廃棄する際は一度ドライブ全域にゼロフィルを行えばデータを復元されるリスクはかなり低い。内部の NAND フラッシュメモリチップ内のシリコンダイを粉々に砕けばリスクをゼロに出来る。SSD の場合は HDD と違い SecureErase を行ってもユーザーデータを記録しているセルを上書きしない実装になっている機種もあるようなので (SecureErase が十数秒で終わる機種等。HDD の場合 HDD 自身が機種によって異なる様々なアルゴリズムでプラッタ上のデータを消去する為に通常のゼロフィルより時間が掛かる場合がある)、SecureErase は安全とは言えない。 Reliably Erasing Data From Flash-Based Solid State Drives (PDF) - セキュリティ関係のレポート
https://w.atwiki.jp/vippc2/pages/82.html
SSD には無用の Windows のお節介機能を切る +クリックで展開 Windows 7 では SSD が ATA8-ACS に対応している場合 IDENTIFY DEVICE コマンドの Word 217 「Nominal Media Rotation Rate」 で HDD の回転数 (16進数) を取得でき、ここが「0001h」の場合は SSD として認識される。Windows 7 はこの方法で SSD として認識できた場合は自動で自動でフラグ機能をオフにする。更にランダムアクセス性能が 8MB/s を超えている場合には Superfetch・アプリケーション起動/ブートプリフェッチ・ReadyBoost・ReadyDrive も無効になる。(MSDN - ソリッド ステート ドライブ (SSD) に関するサポートと Q A より) 以下の環境ではこれらの機能が自動で無効にならない為手動で無効にする必要がある。 Intel X25/18-E/M/V (G1/G2) 等の ATA/ATAPI-7 以前のみに準拠していて ATA8-ACS に対応していない SSD SSD を想定していない Windows 7 /Server 2008R2 未満の OS HDD 等から OS をパーティションコピーにて移行した環境では OS・SSD 共に ATA8-ACS に対応していても自動で無効にならない場合がある。 尚、環境によっては HDD でも無効の方が快適になる場合がある。以下の設定は Intel ブランドの SSD の場合は手動で行わなくとも SSD TOOL BOX の"System Configuration Tuner"を使用して楽に設定できる。 自動デフラグ無効化 (Windows XP /Server 2003) SSD を始めとしたフラッシュメモリ系ストレージではウェアレベリングにより論理アドレスと物理アドレスが動的に変化する為このような通常のデフラグは効果が薄いだけでなく逆に速度低下を引き起こす事も。どんな SSD でも無効化推奨。 レジストリの [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout] に DWORD 値で「EnableAutoLayout」を作成し、値を「0」にする 自動デフラグ無効化 (Windows Vista /Server 2008 以降) 「ディスクデフラグツール」を起動し「スケジュールの構成(S)」をクリックする。 「スケジュールに従って実行する (推奨)(R)」のチェックを外す。 もしくは 「コントロールパネル」→「管理ツール」→「タスクのスケジュール」を開く タスクスケジューラーライブラリー Microsoft Windows DefragからScheduledDefragを右クリックし、 無効を選択する。 更に SSD のみのシステムで自動デフラグ機能自体不要の場合はサービスも停止する。 コントロールパネル→システムとメンテナンス→管理ツール→サービスの項目にある [Disk Defragmenter (defragsvc)]をダブルクリック [全般] タブで、[スタートアップの種類] の一覧の中から[自動]、[手動]、[無効]、 [自動(遅延開始)] から 無効を選択 プリフェッチ無効化 (Windows XP /Server 2003 以降) XP 以降の OS は起動時に読み込まれるシステムファイルやアプリケーションを記録しプリフェッチログを作成、そのログを元にアイドル時に HDD の先頭にそれらのファイルを配置するプリフェッチ機能ががある。HDD では構造上ディスク先頭付近が特にシーケンシャル・ランダム共に高速であったが SSD の場合先頭の方が速いといった事は無いので全く無用の機能。まずはプリフェッチログ作成を停止する。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters の「EnablePrefetcher」は初期値「3」になっている。「0」にするとプリフェッチログは作成されなくなる。 次にプリフェッチログを元にファイルの再配置を行わないよう設定する。 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Dfrg\BootOptimizeFunction] の「Enable」は初期では「Y」になっているので 「N」にすると無効 SuperFetch 無効化 (Windows Vista /Server 2008 以降) Windows Vista /Server 2008 以降では従来のブート/アプリケーション起動プリフェッチの他に SuperFetch が搭載された。これはHDD のような超低速なデバイスを前提とした機能で、よく使用するアプリケーション等を事前にメインメモリに読み込んでおく機能で、この機能の為に HDD は常に HDD にアクセスが発生する為 Microsoft の意図とは逆に異常に重くなり、逆に高速な SSD の場合には全く余計なお世話でしかない。無効にする方法は以下 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters] の「EnableSuperfetch」は初期値「3」になっている。「0」にすると SuperFetch 無効。 更にサービスも停止する コントロールパネル→システムとメンテナンス→管理ツール→サービスの項目にある [~SuperFetch]をダブルクリック [全般] タブで、[スタートアップの種類] の一覧の中から[自動]、[手動]、[無効]、 [自動(遅延開始)] から 無効を選択 ReadyBoost 無効化 (Windows VISTA /Server 2008 以降) ReadyBoost は USB フラッシュメモリ等 HDD のような超低速デバイスのキャッシュとして利用する事で少しでも体感速度を向上させる為の涙ぐましい機能。やはり高速 SSD には全く無用の機能である。機能自体を無効にせずとも USB フラッシュメモリ等の接続時に表示されるメニューで「システムの高速化」を選択しなければ良いだけの話なので無理に無効にしなくとも良い。 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\WMI\Autologger\ReadyBoot] 「Start=dword 1」←これを「0」に書き換えると無効になる SSD へのアクセス・書き込みを減らす +クリックで展開 以下で紹介する各種手法は、まだ SSD という呼び名が定着していない頃にコンパクトフラッシュをシステムドライブとして使用する際や、JMF601/602 や Indilinx (特に初期のファームウェア搭載品) 等の短寿命だったりランダムアクセスが集中するとプチフリが発生するような SSD や、システムドライブとして必要な容量に満たない低容量な SSD をなんとか使用するために編み出されたものであって、現在のマトモな SSD では全く不要なものである。現在のマトモな SSD は十分な寿命を備えており、プチフリもせず、容量も十分にある。これらの機能を無理に無効にしたり設定変更をすると逆に遅くなったり不便になったりシステムが不安定になる。現在でもドヤ顔でこれらの設定を必須であるかのように紹介しているブログ等が多数あるがそれらは全て情弱であるので無視してよい。どうしても寿命が気になるのであれば、信用できないパーツを不安を抱えながら無理に使い続けるのは精神衛生上非常に良くないし、そういう人に必要なのは無理にこれらの設定を行う事ではなく、SSD を使うのをやめて HDD やハードウェア RAMDISK に換装するか、精神科でカウンセリングを受ける事である。 現在でもマトモでない SSD は流通しており、これらの設定を行わないと使用に耐えないものもある。そういう場合はその SSD は処分してしまってマトモな SSD に買い換えるのが最も良い対処方法である。 「博士課程大学院生の現実逃避日記」というブログで当時公開された JSMonitor/JSOptimizer というソフトでは JMicron JMF601/602 や Indilinx の Barefoot 搭載 SSD 向けにこれらの設定や 8.3 形式のファイル名生成を停止する等の各種設定が簡単に行える。またこれらの SSD の寿命を予測する機能もあるが、寿命はファームウェアバージョンや搭載している NAND フラッシュチップのメーカー、スペック、搭載量によって変化する為あまり精度は期待出来ないとされている。 最終アクセス日時を更新しない (Windows 2000 以降) 通常はファイルにアクセスしただけで MFT の最終アクセス日時が書き変わるようになっている。この際 512byte/1KB 単位での書き換えが発生する為、HDD、プチフリ SSD、ランダム 4KB に最適化されていて 512byte 単位のランダムアクセスを非常に苦手としている RealSSD C300/400 では設定すると快適になる。但し最終アクセス日時が記録されなくなる為ファイルのアクセス状況を把握できなくなる。それでも困らない人のみ。 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem] に DWORD 値 「NtfsDisableLastAccessUpdate」を作成し値を「1」にする事で最終アクセス日時が更新されなくなる。 最終アクセス日時を更新しない (Windows XP /Server 2003 以降) XP 以降であればコマンドプロンプトを使用して設定する事も出来る。 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し fsutil behavior set disablelastaccess 1 とコマンドを入力し Enter。 NTFS パーティションで 8.3 形式の名前の作成を無効にする (Windows 2000 以降) Windows と NTFS では DOS との互換性の為に常に 8.3 形式のファイル名が生成されている。特にこれらの互換性が不要の場合にはこの名前生成を停止する事で 512byte 単位のランダムアクセスを苦手としている RealSSD C300/400 の場合やや体感速度が向上し、ドライブへの余計な書き込みを減らす事が出来る。 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem] に DWORD 値「NtfsDisable8dot3NameCreation」を無ければ作成し、値を「1」にする ※但しこの設定変更以前に作成されたファイルには影響を与えない 参考 マイクロソフトサポートオンライン NTFS パーティションで 8.3 形式の名前の作成を無効にする (Windows XP /Server 2003 以降) Windows 2000 同様のレジストリを使った方法の他に以下の方法がある。 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し fsutil behavior set disable8dot3 1 とコマンドを入力し Enter インデックスサービスを無効にする 有効の方がファイル検索が速くなるがインデックスを作成する為にドライブへの負荷が高くなる "ファイル名を指定して実行 (XP/Server2003 まで)"/"検索フィールド (Vista/Server2008 以降)"欄に "services.msc"と入力し"OK"をクリック サービスの一覧から"Indexing Service (Windows XP/Server 2003 まで)"/ "Windows Search (Windows Vista/Server2008 以降)"を選び、 プロパティから"スタートアップの種類"を"無効"にし、"OK"を押しサービスのプロパティを閉じる ついでにマイコンピュータから各ドライブのプロパティを開き、 "このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする(I) (Windows XP/Server2003 まで)"/ "検索を速くするため、このドライブにインデックスを付ける(I) (Vista/Server2008 以降)" のチェックを外しておく Intel は X25-M G2 等で速度低下した場合はインデックスサービスを無効にすることを推奨している その他、Windows XP /Server 2003 では TweakUI、Vista /Server 2008 以降ではUltimate Windows Tweaker 等で色々弄れるが、マトモな SSD であれば寿命は特に心配する必要が無いので無理に各種機能を無効にする必要は無い。その他の色々な設定は TechNet でも見とけ Windows7 には GodMode と呼ばれる Windows 7 の管理画面が一覧表示されるモードがあり、色々設定するのに便利である 1、新しいフォルダを作成する 2、作ったフォルダ名を"GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}"にする 3、フォルダのアイコンが GodMode アイコンになるのでダブルクリックする システムの復元を無効にする それ程頻繁に復元用ファイルが作成されるわけではないので書き込みを減らしたい場合であってもオフにする必要は無い。どうしても容量が足りない場合のみ。 休止状態を使用しない (ハイバネーションファイルを作成しない) 休止状態を使用するために作成される hiberfil.sys は基本的に物理メモリ量と同じ容量確保され、hiberfil.sys はブートドライブから移動できない為、SSD の容量が不足している上休止状態を使わない環境であれば無効にする他に無い。 マイドキュメントのフォルダを SSD 以外に設定する どうしても容量が足りない場合のみ。 環境変数を書き換え TEMP フォルダを SSD 以外に置く ブラウザのキャッシュを SSD 以外に置く HDD に移動した場合、一時フォルダを使用するアプリケーションやブラウザの動作が非常に遅くなるし、ソフトウェア RamDisk 上のドライブに移動した場合は十分な容量が確保されていないと、ブラウザで大容量のファイルのダウンロードした際にファイルが尻切れになったり等のトラブルが発生する。またソフトウェア Ramdisk は、内容を HDD にバックアップする機能の無いものの場合は内容再起動後に一時フォルダの中身が空になる為、なんらかのトラブルが発生する可能性もある。十分な容量のあるハードウェア RamDisk を利用するのが一番良い。 ページファイルを SSD 以外に置くか無効にする ページファイルを無効にした場合動作しないアプリケーションがあるし、物理メモリが足りなくなった瞬間アプリケーションがクラッシュするので危険。HDD に移動した場合はページファイルのアクセス速度が非常に低下してしまい体感速度が顕著に悪化する。ページファイルへの書き込みを減らしたいのであれば無効にしたり HDD に移動するよりも十分な物理メモリを搭載する事が一番である。 ページファイルの断片化を防止するには初期サイズと最大サイズを同じ数値にしておく。サイズは環境によって異なるが、物理メモリと同じか倍程度で良い。 EWF (Enhanced Write Filter) を使用する EWF は Windows XP Embedded Edition に搭載されている読み取り専用メディアからの起動・コンパクトフラッシュなどで書き込み回数を減らしたい場合・ブートパーティションへの変更を禁止したい場合に使用する機能。保護パーティションとは変更が禁止されるパーティションで、通常は OS のブートドライブである。EWF オーバーレイとは保護パーティションに対する書き込みがリダイレクトされるパーティションで、SSD 内の保護パーティション以外のパーティションや RAM ディスク・HDD 等の他のドライブ上に設定される。EWF オーバーレイへの変更はコミットを行わない限り破棄されてしまい、ブートパーティションに対する変更が反映されなくなる為、通常の使用方法であれば定期的にコミットする必要がある。EWF ボリュームとは EWF の構成情報が保存されるパーティション。EWF には動作モードが複数あり、SSD・メモリカード類への書き込みを減らしたい場合に使用するのは以下の二つである。 RAM Mode…ローカルディスク認識の SSD・CF のみ使用可能。最低二つのドライブを使用する。 複数パーティション構成の為リムーバブルディスク認識のドライブには使用出来ない ┏━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━━┓ ┃保護パーティション│EWF ボリューム┃ ┃EWF オーバーレイ┃ ┗━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛ ┗━━━━━━━━┛ RAM Reg Mode…リムーバブルディスク認識のメモリーカードでも使用可能。 最低二つのドライブを使用する。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━━┓ ┃保護パーティション(レジストリに EWF 構成情報が記録される) ┃ ┃EWF オーバーレイ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┗━━━━━━━━┛ 他に Disk Mode もあるが、これは SSD 内の EWF オーバーレイへの書き込みが発生する為書き込みを減らしたい場合には使えない。 RAM Mode…ローカルディスク認識の SSD・CF のみ使用可能。 最低一つのドライブをパーティションを分けて使用する。 複数パーティション構成の為リムーバブルディスク認識のドライブには使用出来ない ┏━━━━━━━━━┯━━━━━━━━┓ ┃保護パーティション│EWF オーバーレイ┃ ┗━━━━━━━━━┷━━━━━━━━┛ 現代のマトモな SSD へ RAM Mode/RAM Reg Mode を使用した場合に EWF オーバーレイを置くドライブが HDD の場合顕著に体感速度が悪化するが、EWF が想定しているようなメモリーカード類や JMF601/602 等は HDD よりも書き込み速度が遅い為、これらに使用した場合は体感速度がむしろ向上する可能性もある。 EWF DRAM を使った更なる高速化 +クリックで展開 RAM ディスク ACARD ANS-9010 (CF へのバックアップ機能有) や Gigabyte の i-RAM (バッテリに不具合がある) のようなハードウェアベースのものやメインメモリの一部をドライブとして割り当てるソフトウェアベースのものがあり、Flash SSD よりも高速なものが多い。テンポラリファイルや作業中のファイルを格納するのに利用すれば更なる高速化が望めるものの揮発性メモリを使用したドライブの為、バックアップ用バッテリや無停電装置を使用しているとしても消えたら困るデータは保存するべきでない。RAM ディスク作成ソフトの中には Flash SSD 以下のランダム性能しか出ない物もあるので注意する事。 ハードウェア RAID カード ハードウェア RAID カードの中には大容量の DRAM キャッシュを積んでいるものがあり、キャッシュの性能で更に高速化できる場合がある。ただし Trim コマンドが使用不能になるので Trim コマンド無しでも速度低下しない東芝製や SLC かつ予備領域の割合が多いエンタープライズ向け SSD を使用する事。当然停電でキャッシュの内容を失うリスクがあるのでバックアップ用バッテリを搭載したものを使うか無停電装置を使用すること。 各種 SSD 高速化ソフト JMicron 等の超低性能 SSD が出回ったが、全く使い物にならないためこれらの廃品を再利用する為に対処療法的な各種 SSD 高速化ソフトが販売された。これらのソフトは PC のメインメモリを SSD のキャッシュとして使用したり空き領域のデフラグを行うものである。まともな SSD にも使用すれば多少の高速化が望めるが、これらの SSD に対しては特に使用しなくとも十分高速であるしこれらのソフトをインストールする事によってシステムが不安定になる等のトラブルもあるのでこれらの廃品利用ソフトを使用しなくとも十分に高速な SSD を購入するべきである。 FlashFire (旧 FlashPoint)FlashFire はドライバの形態のプチフリ対策フリーソフトでメインメモリ上に 32MB のライトキャッシュを確保する仕組みで特にランダムライト 4KB の向上が見込める。Windows Vista / XP 版があり 32bit のみ対応。動作には不安定な面もあるのでこのようなソフトなしでも十分に高速な SSD を購入するべき。FlashFire 公式 その他に商用ソフトがある BIOS で不要なデバイスを切って OS 起動を高速化する +クリックで展開 BIOS・OS の起動中には各デバイスのチェックが行われ、このチェックに余計な時間が掛かっている場合がある。マザーの種類、UEFI・BIOS の別やバージョンでもかなりの差があり、メーカー PC や Intel 純正マザーの方が機能が最小限の為か高速な場合が多い。HDD 搭載システムでは HDD 自体がかなり遅いのでこれらのデバイスのチェック・イニシャライズに掛かる時間は殆ど問題にならなかったが SSD 搭載システムの場合は BIOS で使用していないオンボードデバイスを無効にしたり SSD を接続している SATA コネクタを別のコネクタに差し替えて見ると目に見えて OS の起動が早くなる可能性がある。SATA は若い番号が付いているコネクタの方が起動が速い場合が多いが例外アリ、チップセット内蔵 SATA の方が外付け SATA コントローラーより速い場合が多い。PC の起動時間を短くするお仕事の人や他にやることが無い人は試すと良い。 BIOS でパラレルポートを無効にすると Windows の起動時にイベントビューアに「パラレルポートドライバサービスは開始できませんでした」等のエラーが記録される場合があり、エラーを記録させないようにするにはレジストリの編集が必要であるVista /Server 2008 の場合7 /Server 2008R2 の場合XP /Server 2003 の場合は Vista の場合を参照
https://w.atwiki.jp/web0609/pages/78.html
フラッシュメモリを使った記録メディア「SSD」が、HDDに代わるものとしてノートパソコンなどで徐々に導入されてきました。が、容量が低い!! 来年こそは大容量のSSDを搭載したPCが出ることを期待したいと思います。 http //it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMITde000010122007
https://w.atwiki.jp/ssdttenannda/
SSDとは、ハードディスクとは異なる新たな記憶装置の事。 例えばこんな感じ。
https://w.atwiki.jp/wannatool/pages/33.html
SSD換装 ttp //homepage2.nifty.com/o-nikko/Hard/cf-t2/02%20recovery.htm CF-T2-HDD換装 VAIO SZ -- ttp //www.mick.jp/2009/01/vaio-szvgn90s-intel-x25mmlc-ss.html -- 名無しさん (2010-02-10 16 06 28) 名前 コメント ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
https://w.atwiki.jp/everun/pages/14.html
SSD メーカー 未調査 型番 未調査 容量 6GB ドライブ名 C WinXP はここに入ってる。 大体 3.5GB くらい余ってる状態 (Windows Update 前)。 いろいろいじった後で調べちゃってるので実機と異なってるかも。 バッテリーを外すだけでは対面できなかった。 壊れたときどうしよう。 デバイスマネージャで調べたら、デバイス名は 6GB ATA Flash Disk だった。 使用しているドライバは Microsoft の標準のやつ(いわゆる InBox Driver)。 HDD 同様に、プライマリ IDE チャネルに繋がってる。 HDD メーカー TOSHIBA 型番 MK6028GAL 容量 60GB ドライブ名 D 買った時点で EVERUN_INSTALL というフォルダだけ入っている。 このフォルダの 104MB で、ドライバとか ExpWin など、リカバリ時に使うと思われるファイルが入っている。 バッテリーを外すだけでご対面出来るという、手の届きやすい場所にはあるが、 市販の IDE HDD と同じような端子で繋がってない。 (小型ノートパソコンでよくある、シートケーブルみたいなやつ) なので交換できるか不明。 接続部の写真 外部ストレージ機能 Everun の USB mini 端子を使って他の PC とつなぐと、Everun を HDD ストレージとして使えるようになる。ただし、これは Windows を完全にシャットダウンしたときだけ有効 (スタンバイや休止状態だと動かないらしい) なお、この機能を無効にしたいときは、ExpWin で Lock USB HDD にチェックを入れる。 パーティション構成 66HS ではこのようなパーティション構成になっています。 ディスク0 (SSD)C 5.58 GB NTFS (アクティブパーティション) ディスク1 (HDD)D 53.88 GB NTFS リカバリ領域 2.01 GB コンパネのディスクの管理のスクリーンショットはこちら(disk.png) ※ いろいろといじった後なので、空き領域は参考になりません disk.png にあるように、HDD 側の2つ目の 2.01 GB のパーティションがリカバリ領域です。もしこの領域がない場合、リカバリをすることは出来ません。リカバリ領域はエクスプローラには現れません。 ページファイルやハイバネーションファイル ページファイルやハイバネーションのファイルは SSD がある C に入っている。アクセス寿命が気になる人は設定を変えて D に移動させたほうがよさげ。
https://w.atwiki.jp/vippc2/pages/134.html
いきなり結論を書くが、最近のTLC SSDは「3D TLC NAND」なるものを積んでいるものが主流で、これがあると速度低下を起こさない! 3D QLCは速度低下するが + 過去の文章 最近、TLC・3D QLCのSSDの登場により、SSDの低価格化が進んでいる。 これは喜ばしいことだが、TLC・3D QLCのSSDの性質をよく調べずに買うと、後で泣きを見る。 もうプチフリや低寿命といった初期のSSDのような症状は起きないものの、安さにつられて買うとどうなるか、実体験者が語っていくこととしよう。 そもそもTLCとは? SSDには複数の種類の記録方式があり、SLC、MLC、TLC、QLCが存在する。 SLCは1つの所に1つのデータを書き込む方式のもので、一番速いがかなり高価で、業務用(サーバー向け)製品となっている。 MLCは1つの所に2つのデータを書き込む方式のもので、速さはそこそこ(とはいえ読み書き600MB/s程度はある)の方式のもの。 TLCは1つの所に3つのデータを書き込む方式のもので、速さは3DのはMLCと同じくらい、3Dでなければこの中では割りと遅い、とはいえ読み込みはHDDよりは速い。書き込みも仮想SLCなどのキャッシュである程度までなら速い(なぜある程度なのかは後述)。そこそこ手頃な価格。 QLCは1つの所に4つのデータを書き込む方式のもので、速さはこの中では1番遅い、とはいえ読み込みはHDDよりは速い。書き込みも仮想SLCなどのキャッシュである程度までなら速い(なぜある程度なのかは後述)。一番手頃な価格。 3Dじゃなかった頃のTLC・3D QLC SSDでの問題点 寿命と答えた方、今すぐブラウザバックしろ(# ゚Д゚) この画像を見て欲しい。 これは2DTLCタイプのSSDのADATAのSP550(480GB)のディスクベンチの写真である。書き込み速度が265MB/sと表示されている。一般的なHDD(2015年当時)は書き込み速度が150MB/sなので速いと思われる人もいるだろう。 しかし下の画像を見て欲しい。 これは同じSSDのデータ転送の様子である。 最初の方は高速でデータ転送ができてるようだが、その後はほとんど60~80MB/s程度の速度しか出ていない。これは2.5インチのHDD並の書き込み速度である。 2DTLC・3D QLCのSSDは他の書き込み方式のSSDと比べ書き込み速度が遅く、キャッシュを使って速度を補っているのだが、そのキャッシュが切れるとこのような数値になってしまうのである。この事を知らずに買った筆者は最初「故障してるのか!?」と思ったほどである。この書き込み速度は正直言って2010年以前の初期のSSD程度の速度である。 こちらのサイトでも、4種のTLCのSSDを性能検証してるが、何れもキャッシュを溢れると低速になっている。 プチフリが無かったりや長寿命(それでもMLCのSSDよりは寿命が短いが)なことを考えても、これは少し許容しがたいものである。 でも3D TLC NANDなら・・・ 書き込み速度は落ちない。 画像はmicron製SSD(1TB)にsteamのデータをコピーしているところ。 全く速度が落ちない。みんな!3DTLCのSSD、買おう! 最後に 2018年には、TLCよりもデータ記録密度が高い「QLC」という方式が登場した。 HDD並の容量単価に近づけるために開発され、最初から3D NANDの製品だけが作られている。 だが、キャッシュを使い果たしたときの速度の落ち方が尋常じゃない。こちらも下手するとHDD未満。 じゃあTLC・3DQLCのSSDは買っちゃダメなの? そんな事は言ってない、大容量(10GB~)のファイルを書き込んだりしない使い方なら、むしろ買いである。要はキャッシュ内で収まるファイルの容量で使えばいいのだ。OS向けCドライブ向けではないがDドライブ向けと言った所 またSteamゲームのゲームデータ置き場もいいだろう。ダウンロード速度が書き込み速度(60MB/s)を下回ることが大半だからだ。
https://w.atwiki.jp/flashssd/pages/66.html
【Flash】SSD Part40枚目【SLC/MLC】 475 名前:Socket774 投稿日:2008/12/29(月) 23 23 29 ID lM4G3rle