約 661,162 件
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/204.html
20??/02/02 朝起きても状況は変わらない。わかっていた事だが。 だがサイト19で調査を進めた結果、どうしたって[編集済]に接触しなきゃならないって事もわかった。 あの[編集済]が全ての元凶なんだから、まあ、当然だな。 それに[編集済]さえ破壊すれば、俺が他の人類を殺すことはなくなる。 たぶんそれは良いことだろ? 俺が帰れるかどうかはともかく。 20??/02/13 ピザの日。……なんだこの肉ばっかのピザは。 20??/02/29 やったぞ、ついにやった! 俺の仮説は正しかった! [編集済]な[編集済]の[編集済]め! ざまあみろだ! シャワブティに感謝! 20??/03/05 鍵となったのはSCP-945だ。 奴は接触した奴が死ぬと、その死人のコピーを作る。そしてやり残した仕事を実行させる。 そう、やり残した仕事だ。 俺が次元を移動しているとするなら、「その次元の俺」だって死んでるに決まってる。 実際、俺に割り当てられてた個室は封鎖されてる。殉職者への対応プロトコルだったはずだ。 じゃあ俺がSCP-945を活性化させてSCP-945-1を発生させたらどうなるんだ? 結論から言えば大成功だ。 今、複製体はサイト19にある資材を使って何かを作ってる。 「死者――つまり俺だ――が来世で安らかに憩えるように」。 俺のやり残した仕事は。[編集済]をぶっ壊すことだ。 この粘土野郎が俺の望みを叶えてくれることを願う。 財団がまだあった頃なら収容規則違反で懲戒処分でも喰らうところだったかもしれん。 いや、実際にSCPを活性化させてるんだから「かも」とはいえないか。 しかし俺がもう一人いるってのは気持ち悪い。話しかけても返事しないし。 20??/03/07 新たなオブジェクトをSCP-945-2「[編集済]な[編集済]をぶっ壊す装置」と名付ける。 SCP-945-2は、石と塗料とガラクタで作ったストーンヘンジみたいなもんに見えた。 直径は1mほど。ロンメルの部屋がずいぶん散らかったが、悪く思わないでくれ。 複製体の動作を見る限り、血を垂らすことでこのオブジェクトは活性化するらしい。 準備を整え次第実行するとして、俺は感謝をこめて複製体の頭を撃ち抜いた。 もう他に誰もいないからってSCP-945-7bみたいなケースをこの次元で起こしたくはない。 どうやら俺は最後のSCPエージェントらしいからな。 20??/03/09 準備は万端だ。この二冊目の日誌は、俺がこの次元にいた証として置いておく。 1冊目の日誌の横だ。俺の知りうる限りの情報を全て書いてある。 誰か他に生き残りがいれば――望みは薄いが――参考になるかもしれない。 もし俺が成功すれば不要になるし、失敗すれば……やめよう。成功すればいらなくなる。 あばよ、俺の日誌。そして俺がやり遂げられるよう祈っててくれ。 20??/02/02 どこだここは SCP-451は、彼がSCP-945-2と名付けたオブジェクトに腕部切創から微量の血液を付着させた際、消滅しました。 この消滅現象はSCP-945-2による効果と推測されています。 SCP-451の現在位置は不明です。 SCP-945-2は完全な非活性状態になり、D-[編集済]らによる血液付着実験にも反応しませんでした。 現在SCP-945-2を新たなるSCPオブジェクトに認定すべきか調査が行われています。 文書451-Bは彼の残した二冊目の日誌ですが、最後の日付はSCP-451消滅の日付より前になっています。原因は不明です。 日誌の閲覧はセキュリティクリアランスCクラス以上に限定されます。上位クリアランスの許可を得て閲覧してください。 SCP-451担当となった警備部隊員は以後6ヶ月にわたってSCP-451収容プロトコルを継続してください。 この期間中に問題が生じなかった場合、SCP-451をClass:Safeへと分類してください さらに6ヶ月継続して変化が無い場合、Class:Neutralisedへと分類、[終了]してください。 20??/02/02 閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。 繰り返すつどに五度。 ただ、満たされる刻を破却する。 告げる。 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。 誓いを此処に。 我は奈落の悪鬼、黒き翼の堕天使アイスヴァイン。 第十二地獄ヘルからやってきた天界より追放を受けた堕天使の力を宿す者。 汝三大の言霊を纏う七天、 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ。 20??/03/03 どうやらここは日本らしいという事がわかった。 よほど変な次元に迷い込んだのかと思ったが……。 日本支部といってもサイトの構造は変わらないらしいな。 今はもう使われていないらしい部屋を見つけたので拠点に借りる事にする。 このノートはそこで見つけたものだ。子供っぽく飾り付けられていた。 明日はこのサイトを出て街へ降りてみるつもりだが、ノートは置いていく。 状況がまだわからないからな。 もし俺が戻ってきてもノートがここにあるかどうか、実験する。 それに相変わらず人はいないが……元の持ち主に何か悪い気もしたんだ。 今日はカップヌードル。いつでもどこでも味が変わらない。安心する。 20??/03/04 やっと日記が帰って来ました。もう、酷いですよね。 ちょっと騒いだくらいで[プロトコル"プレゼントとケーキ抜き"]だなんて。 おまけに人の[編集済]をアーカイブに資料としてアップロードするとか……。 何度も抗議したのに聞いてくれませんでしたし。はぁ……。 それにしても、わたし、こんな事を書いてましたっけ? 20??/03/06 どうなってるんだ? 今これをコンビニから拝借したサンドイッチを食べながら書いている。 日本の飯はボリュームがないけど美味いな。野菜バーガーの百倍マシだ。 状況を整理しよう。街に降りてみたが、やはり人はいなかった。 これで俺はアメリカだけじゃなく全世界人類を消滅させたって事がわかった。[編集済]が。 だが問題はそこじゃない。 街頭ビジョンに写っていたニュース(録画だろうな)で騒がれてた連続殺人事件。 ありゃSCP-076じゃないか!? どういうことだ? これはKクラスのシナリオなのか? 俺は[編集済]のせいだと思っていたが、大規模な収容違反でも起こったのか? 状況がさっぱりわからない。 わからないことと言えばもう一つ。誰かがいた! その誰かは、まるでDrストレンジ[※1]の悪役みたいな格好で、サーヴァントとかなんとか……。 とにかくわけのわからない事を言って襲いかかってきたから、俺も反撃せざるを得なかった。 彼は死んでしまった。 いや、以前に俺が殺してしまった誰かと同じように、消えてしまったんだ。 状況は進展した。サイト19にいた時とはガラッと変わっている。しかし……。 どうなってるんだ? 20??/03/07 誰ですか、あなた? 20??/03/07 [判読不能]なんだ誰[判読不能]どういう事だ? 20??/03/08 すいません、これ、わたしの日記なんですけど……。 カナヘビさんですか? やめてください、悪戯するの! 20??/03/09 俺はエージェント(M・J[編集済])だ。驚かせてすまない。 日誌は使っていないと思ったから借りたんだ。 ……君は俺の書いている事がわかるのか? 20??/03/10 わたしはサイト-8141所属のエージェント(M・K[編集済])です。 これはわたしの日誌で(消しゴムで消したような痕により[判読不能]) 資料として提出していたものが返却されたのでしまっていました。 あなたはSCP財団の人ですか? 20??/03/11 ああ、神よ! 神と君に感謝を! ああ、ひと目で良いから君を見て(ボールペンで塗り潰されて[判読不能]) 俺は[編集済]というアーティファクトを[編集済]する任務の遂行中に……。 (ボールペンで塗り潰され[判読不能])ちょっとしたトラブルがあって、状況がややこしい。 今こうして君と交信できているのは奇跡みたいなものだ。残り時間はきっと少ない。 たぶん俺の推測だがこのままだと君の次元の人類も殺されてしまう。SCP-076が原因だろう。 やつを止めたい。なんとしてでもだ。俺が今協力を頼めるのは君だけなんだ。 20??/03/12 あれ? [編集済]※2のパクリじゃないんですかそれ? 20??/03/12 [編集済]? 20??/03/13 わかりました! このエージェント(M・K[編集済])、(M・J[編集済])先輩の手伝いをさせていただきます! こう見えてわたしSCP財団の敏腕フィールドエージェントなんですから。 SCP-076なんて何とかなりますって。 20??/03/14 ありがたい! ところでなぜ豚の塩漬けなんだ? 20??/03/14 [判読不能] SCP-014-JP-Jは彼女が「魔道書」と称する日記を肌身離さず持ち歩いています。 SCP-014-JP-Jは日記を交換日記のように用いていることがエージェント[編集済]と研究員[編集済]から報告されました。 両者はSCP-014-JP-Jが異性間交友を持った可能性を検討しています。 SCP-014-JP-Jは義務教育9年目相当の英語能力しか有していないにも係わらず、 エージェント[編集済]と称する人物となぜ意思疎通ができているのかは不明です。 サイト-8141近隣で発生している窃盗事件、幽霊騒動とエージェント[編集済]の関連性が調査されています。 SCP-014-JP-Jより[プロトコル"プレゼントとケーキ抜き"]の解除要請がありました。要請は却下されました。 SCP-014-JP-Jより文書014JP-J-Aの削除要請がありました。要請は却下されました。 SCP-014-JP-Jの人格がSCP-014-JP-J-2へ変化する兆候はありません。 [※1]マーベルコミックスに登場する魔法使いのヒーロー [※2]2004年1月30日に発売されたPC用アダルトゲーム SCP-014-JP-Jが言及しているのは家庭用ゲーム機に移植された全年齢版かアニメーションと思われる PC版であることが判明した場合エージェント[編集済]と研究員[編集済]に報告すること 【クラス】アサシン 【真名】エージェントM・J(SCP-451)@SCP Foundation 【性別】男性 【属性】混沌・善 【パラメーター】 筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:A 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:B 機動隊員に相当するSCP財団エージェントとしての隠密能力。 【保有スキル】 精神汚染:C SCPおよびサーヴァントを除く、他の人間の存在や行動を知覚することができない。 また認識を改変して自分に都合の良い「物語」を作り上げるため、意思疎通が困難である。 現在マスターとのみ辛うじて意思疎通が可能である。 単独行動:C マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。 Cランクならばマスターを失っても、1日は現界可能。 【宝具】 『孤独な男(ミスター・ロンリー)』 ランク:B 種別;対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人 [編集済]アーティファクトによって変容した彼の肉体そのもの。 Aランク以上の宝具、スキル以外で彼を傷つける事はできない。 仮に令呪などで自害を強要させた場合も同様である。 【weapon】 現地調達したもの全般 【人物背景】 エージェントM・JはSCP財団に所属する優秀なエージェントでした。 彼はある危険なアーティファクトを運搬中、消息不明になり、殉職と認定されました。 彼は1月後にサイト19に帰還を果たしましたが、その知覚は大きく変化してしまっていました。 彼は「自分がアーティファクトに接触したせいで人類が全滅した」と考えています。 同時に「自分は次元を移動していて、一瞬ごとに人類が滅んだ次元へ移動している」と推測しています。 自殺傾向がありましたが現在は精力的に活動しています。 エージェントM・Kへの依存傾向が見られます。 【サーヴァントとしての願い】SCP-076および[編集済]の破壊/エージェントM・Kの姿を見たい・触れたい 【基本戦術、方針、運用法】 (ある意味)無敵のサーヴァントとして、積極的に調査を続けます。 ただし情報収集や他者との交流が困難なために、マスターとの二人三脚になります。 【マスター】エージェントM・K(SCP-014-JP-J)@SCP Foundation 【マスターとしての願い】現状を楽しむ/SCP-076および[編集済]の破壊 【weapon】フィールドエージェントとして使用可能な個人携行装備全般 【能力・技能】 SCP-014-JP-J-2「アイスバイン」と称する人格への変化。以下の技能を有すると主張する。 ・「邪悪な霊」を見る超常的視力 ・「天才的」剣術 ・冷気を操る力(これによって『神々の戦』では氷の剣を生み出して戦ったとSCP-014-JP-Jは主張します) ・飛行能力 ・あらゆる人間を魅了する超美貌 恐怖への強い耐性 ここ数年以内に新作(リメイク等を含む)が発表されたメジャー作品に関する知識。 【人物背景】 SCP-014-JP-Jはサイト-8141に所属するフィールドエージェントです。 SCP-014-JP-Jはフィールドエージェント[編集済]と研究員[編集済]の間に生まれた現在15歳の女児です。 15歳の誕生日を迎える直前に「悪霊が現れた」と収容違反を示唆する誤報によってサイトを混乱させたため、 [プロトコル"プレゼントとケーキ抜き"]が実施されたばかりです。 現在エージェント[編集済]と日記を通して交流し、東京都内で精力的に活動しているようです。 SCP-014-JP-Jに教育プログラムの成績低下傾向が見られた場合、即座に[プロトコル"予算削減"]を実施してください。 【方針】現状を楽しむ/エージェント(M・J[編集済])の願いを叶える 【SCP-014-JP-J】 ttp //games.gaym.jp/iPhone/fate-go/wiki/?plugin=ref page=%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E7%94%BB%E5%83%8F%E4%BB%AE src=1_4.jpg 大規模同人誌即売会にてSCP収容作業従事中と主張するSCP-014-JP-Jの画像です。 候補作投下順 Back ブライト博士&キャスター Next [[]]
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44107.html
SCP-5000 テーマがテーマなだけあって解釈が困難を極める記事です。下手したらSCP-8900-EXばりに荒れるかもしれません。でも解釈が複数あるのなら並べて摺り寄せるしかないと思います。現時点の内容は単に最初に記事を建てた者が一番納得のいっている解釈というだけで、これから育てていくものです。ぜひ、積極的な追記をお願いしたい。割とマジで。 -- 初版作成者 (2020-02-16 10 01 20) お疲れ様です。死体については2998の時も実行した本人であろうマリアさんが記憶持ってそうなのでリセットきっかけ?の物はそのままリセット後も引き継がれるんじゃないかなぁと -- 名無しさん (2020-02-16 10 19 36) 要は財団が人類を殲滅する理由を見つけたってことだよな?… -- 名無しさん (2020-02-16 10 25 13) 人間性を捧げよ・・・ -- 名無しさん (2020-02-16 10 56 16) 某所じゃ財団がこっちに気付いたって考察言ってる人もいたな。奴=リアル世界の作者だって -- 名無しさん (2020-02-16 11 23 21) 2020年4月に現れたSCP-5000と確認(?)されたオブジェクトの特異性についてのみフォーカスして考えたのですが、何らかの特異性を持っているからこそのSCPであるのにも拘わらずオブジェクトから特異性を確認した記述が特に無いことや、オブジェクトクラスがSafeとされている点に微細な違和感を覚えています。特異と特異の衝突で新たなSCPが生まれるという観点から、反ミームSCPである055を正体不明の579に引き寄せなければならなかったのは、SCP-579とSCP-055の特異性を接触させることで発生する特異的な現象がSCP-5000であって、SCPとしての特異性はパワードスーツそのものには無いのではないかと考えました。(続きます) -- 名無しさん (2020-02-16 11 55 28) (続き)仮に579と055の接触で起きる現象が5000だとすると、接触に至るまでの多くの『謎』、謎が謎を呼んでいるかのような出来事は本来重要ではなくSCP-5000の本質を隠す為にわざと各所に散りばめた、謂わばミスリードの類ではないかと考えました。なぜ複雑な出来事を持ち出して隠す必要が生まれるのかは恐らく(専らSCP-2000を用いて行う)ある時点からの『再構築』(リスタート)よりも大きな事象とも考え得る、全ての『書き換え』(リライト)を行うものだからなのではと考えました。(まだ続きます) -- 名無しさん (2020-02-16 11 56 24) (続き)また、SCP-5000が出現したピエトロさんが生きている時間軸(2020年4月)に2020年1月頃に世界終焉を迎えているピエトロさんの亡骸が現れるには、平行世界への移動以外では世界線の書き換えによる出現であると考えるのが妥当だとわたしは考えています。かなり突飛な解釈をしていると思いますが、何かの手掛かりになればと思います。長文すみませんでした。加筆や追記には及ばないかと考えてコメに投げました! -- 名無しさん (2020-02-16 11 58 01) SCP-8900-EXは正解があるから荒れるんであって、これは謎であることそのものが記事の仕掛けでわざとはっきりした答えが出ないようにしているものだから荒れる余地がないと思う -- 名無しさん (2020-02-16 12 07 47) 世界そのものが異常で、死ぬことで正常な世界に生まれ変わるとかもありそうに感じた -- 名無しさん (2020-02-16 12 10 57) ワンとテジャニの会話は「実験室のフラスコの中身」が「研究者(作者達)」を認識したとも取れるなあ。人間以外の存続にも無頓着になってるし。 -- 名無しさん (2020-02-16 12 42 41) ↑3だとしたら「答えはこれだ!」としないほうが良い気がするな。 -- 名無しさん (2020-02-16 12 45 15) 忘れちゃいけないのは、あくまでscp-5000はscp-579の収容室に突然現れたパワードスーツとその中のデータであり、scp-5000の報告書が存在する世界は今まで通りの財団世界であることだな -- 名無しさん (2020-02-16 13 29 57) 明らかに人外だろうと人間ぽい形状の敵とは絶対に戦わないと言ってるスクラブ君達を一体どうやって5回も騙せたんだろう。体質的に洗脳は難しいはずだし。6回目で気づいて拒否してるならもう謎のままでいいんだろうけどさ -- 名無しさん (2020-02-16 13 49 37) 読んだ感じ、まだこの世界はケーキに埋め尽くされていないらしい。 -- 名無しさん (2020-02-16 14 37 59) GOCやメカニトや蛇の手はもとより、マナ財団のここまでかっこいい一面が見られるなんて…。↑↑↑確かに。そうすると、わざわざ世界内世界の形で描写されてるから第4の壁方面での考察はやや弱いのかな。metaのタグも無いし。 -- 名無しさん (2020-02-16 14 39 26) こういうのでは毎回支部のSCP達はどうなってるのか -- 名無しさん (2020-02-16 14 50 58) SCP-2639はお前…お前それだけはやっちゃいけないだろ…お前ら人間じゃねえ!! -- 名無しさん (2020-02-16 14 54 20) 個人的にはSCP-4666を全世界クリスマスにして解き放ったのが個人的に1番シュールかつえげつなくって好き。ここでは割愛されてるが。 -- 名無しさん (2020-02-16 15 28 51) PNEUMA(プネウマ)はギリシア哲学では存在の原理とのことなので自分らが創作世界の住人と気付いて自分らの世界の抹殺し始めたのは?と思わなくもない -- 名無しさん (2020-02-16 15 48 44) 8900EXみたいに全人類の認識を異常なものに変えてまで人類を守ろうとした例もあるわけだし、人間自体が異常存在だからといって、それで滅ぼそうって考えになるんだろうか。じゃあ何なのかと言われても分からないけど、尋問されてた財団職員の「言ってほしくないだろう」って言葉を考えると、財団職員でなくても知るだけでおぞましいと思える何かがあるんじゃないか?とか考えた。 -- 名無しさん (2020-02-16 16 46 32) 5000の存在する世界じゃなくて5000報告書が存在する世界の話だけど、2000みたいな閲覧制限がかかってるオブジェクトの記述があるのに、5000報告書やアーカイブデータ自体に何も制限がかかってないのは何故だろう -- 名無しさん (2020-02-16 16 51 55) ホントに人間性が異常ならブライト博士に効かない理由が分からないから「人間性を異常と思わせるナニカ」って予想してる -- 名無しさん (2020-02-16 16 52 44) 人間性が異常存在であることが判明したという解釈の上ても、ミサイルを使えば済む場面で積極的にSCiPを使った理由がまだ説明できない。やっぱり世界の異常と正常を逆転させようとしてるような印象を受けるが…。パラレルワールドとはいえ、別の記事では世界が虚構であることを知ってもなお彼らの「正常」を守ろうとした財団が何故こんな凶行に及んだのか。 -- 名無しさん (2020-02-16 17 38 51) 最後の真っ黒な画像の名前は"lookcloser"で、言われるとおりにすると画面に反射する自分の顔が映るからSCP-579は我々筆者/読者だ、って言ってるのかと思ってた。記録の「579がこっちを見てるのが分かる」ってのは今読者がその部分を観測してるからなのかなーとか思った -- 名無しさん (2020-02-16 18 56 17) 出てくるSCPが絶妙に記事に合ったオブジェクトばかりで良い…SCP-4666やSCP-2200もそのうちアニヲタで解説欲しいところ…いややっぱ4666は大丈夫っす -- 名無しさん (2020-02-16 19 13 33) 解説凄いな お疲れ様 -- 名無しさん (2020-02-16 19 17 26) 創作世界の住人である財団が「第四の壁」の向こう側(つまり現実世界の我々の介入)に 気づいたという説を個人的に推してる。 財団の理念である収容も世界の維持も、我々が創作を続ける限りは終わりがなく無意味であることを察したため、 作中世界の人類を守るため(事実に気づかせないように)人類を滅ぼそうとしたのではないか。 痛みの有無や人間に反応するSCPに関する描写も、自分たちが現実世界の人間ではないと自己認識したら整合性はとれるはず。 主人公が並行世界にダイブした事も、本人がメタ認識していないなら矛盾はないよな。 もちろん謎は残るし割とガバガバな考察だけど... -- 名無しさん (2020-02-16 19 26 54) 第四の壁に気づいた説を前提にして考えてみたのが「人類こそが異常存在の封じ込めを最も妨害している存在」であることに気づいたという仮説。推理小説に出てくるモブキャラは事件の解決を送らせて簡単に解決しないよう長引かせるギミックであり、そもそも殺人事件の被害者は死ぬことが予め決まっている訳だ。財団は財団世界の多くの人間が人間性を初めから持たないモブキャラでしかなくそれらは「向こう側」が財団世界で悪趣味な展開が起こるように配置した異常存在であり、それらをメインキャラという作者によって人間性を持たされた職員が排除してるという説。とっ散らかっててすまない -- 名無しさん (2020-02-16 19 54 31) 屍者の帝国(原作)で『人間の意識は人間と共生する菌株の活動の副産物に過ぎない』って語られてたの思い出した。それに照らすと人間性=菌株というアノマリーの産物、変貌した財団=肉体死の前に屍者化した新型屍者って感じか -- 名無しさん (2020-02-16 20 21 05) サミュエルの言から「暗闇の中で死ぬことこそが幸福」みたいな印象を受けるな。痛みを感じる人を「生存者」扱いして殺してるし、死んでいる状態こそが人間として正しい形みたいな? -- 名無しさん (2020-02-16 20 55 33) まさかメガリザードンXが登場するとは思わなんだ -- 名無しさん (2020-02-16 22 06 50) メタか凶悪ミームの解釈が一番楽だと思うんだが(コメント欄でも言ってる人多いし)、前者は記事にメタタグが無いこと、ミームはブライト博士が疑問を呈する場面がわざわざ用意されているのがネック。そしてどちらの仮設でも肝心の今現在5000がSafeクラスオブジェクトとして基底世界の財団に収容されている点を説明しようとすると苦しい。 -- 名無しさん (2020-02-16 22 32 53) 実はスーツはVRみたいに映像や感覚を流していただけだったりして。一番ショボくて冷めるオチだけど。 -- 名無しさん (2020-02-16 23 09 11) 最後の会話ってSCP-579とSCP-055の会話ってことだろうか -- 名無しさん (2020-02-16 23 34 28) 第四の壁とメタタグについて。現実世界の我々と今回殺戮を開始した財団はメタ的な視点を持つ関係だが、 ワープ後の世界(今スーツが安置されている世界)は我々観測者の立場には気づいておらず、スーツからの情報はあらかた削除済だから メタ視点での真実(なぜ並行世界の財団が人類を滅したか)の発見ができないため、メタタグが付いていなくても問題ないのではないかと思った。 -- 名無しさん (2020-02-17 00 03 03) [ -- 名無しさん (2020-02-17 00 04 37) (上記続き)そのためこのスーツは「単に並行世界、もしくは架空のデータが保存されただけのもの」とされるからsafeで放置してても何の問題もないはず -- 名無しさん (2020-02-17 00 06 03) 579と055の会話説に賛成。多分問いかけてるのが055で返事してるのが579。579のセリフは消えるけど055のセリフは記録に残る(だが忘れる)。 -- 名無しさん (2020-02-17 00 23 37) 055は「自身が認知されない」特性で、579は「自身が記録されない(または記録したものがあると暴走する)」特性で、579と055の接触は「579を知った055が要るが、特性が破壊しようにも055(ターゲット)が分からないからパラドックスみたいなことが起こる」で良いのかな・・・?で、彼ら(とピエトロさん)はこの破滅を引き起こしたWhy(またはWho)について、自身の特性から理解はできたと。 -- 名無しさん (2020-02-17 00 40 21) 「メタタグが無いからメタフィクションじゃない」という意見を見かけるが、タグリストでは”メタ(meta) - 自身が書かれた報告書自体に影響を及ぼすか、報告書の内容によって収容方法が変化するSCPです。”と決められているので、単にフォーマットスクリューの記事にのみ付けるのであってメタタグのついた記事=メタフィクションの記事では無い。最近は著者の側でも区別ついてない人が多いけど。 -- 名無しさん (2020-02-17 01 35 30) ミーム無し、メタ無しで、上で誰かが言ってる「2000が機密になってない」謎を、人間性根源682説を元に説明してみる。まず財団は心理空間マッピング時にヒトの脳に682の要素(普段は無意識下に抑圧されている)がハードコーディングされていることを発見。(続く) -- 名無しさん (2020-02-17 01 40 55) そしてO5と倫理委員会は682要素に飲まれてしまい、脳内の682要素を開放する認識災害(ミームではない)を含むファイルをバラまいてしまう。ブライト博士は自前の脳を持たないので影響を受けない。彼のようにファイルは見たが影響を受けなかった上級職員(そういう人外たくさんいるでしょう?)は危険を察知して世界再構築系のアノマリーの情報をリーク。(続く) -- 名無しさん (2020-02-17 01 42 08) ピエトロさんはログが削除されている期間にこの情報を掴み、055と579で世界を再構築することを決意(したがすぐ忘れた)。なんだかんだでピエトロさんは2998の要領で世界を再建することに成功する。1968のように再構築の起点となった5000 ピエトロだけが取り残され、再構築後の財団に収容された。また1968同様、元の世界の完全再現には至っていない。(続く) -- 名無しさん (2020-02-17 01 45 53) 2000が機密指定になっていないのは、新財団世界での2000は機密ではない一般オブジェクトであるため。ただこれでも財団がSCiPを乱用したことと、ブライト博士が少女の姿でどうやってポータルに小便できたのかまでは説明できない。 -- 名無しさん (2020-02-17 01 49 24) ブライト博士の存在も謎なんだよな。ブライト博士はファイルを閲覧したのに他の財団職員のようにはならなかった上に財団職員たちに狙われている。SCPオブジェクト化しているから人間じゃない判定的な意味合いを -- 名無しさん (2020-02-17 02 31 35) ぼくのかんがえたさいきょうのわるいざいだん -- 名無しさん (2020-02-17 02 35 03) ↑↑途中送信失礼。断定はできないけど作中の発言を見るにSCPオブジェクトだから人間じゃない(=ファイルの影響を受けなかった)判定になったのに、ファイルに影響を受けた人たちには狙われている。ブライト博士の存在自体が矛盾しているよう描写されているのには明確な意図があるように見える。これも謎の一つに含めてもいいんじゃないか? -- 名無しさん (2020-02-17 02 38 15) ↑↑↑↑走り幅跳びしながら小便撒き散らしたんだろ もしかしたら、「新財団」こそが旧世界の財団が求めた新世界なのかもしれない -- 名無しさん (2020-02-17 06 16 22) 今思いついたんだが、別に第四の壁の向こうの存在が我々じゃなくてもいいんじゃないか?PNEUMAは神や聖霊を表す言葉でもあるみたい(wikipediaより)だし、神がすべての原因で、財団は神の支配下から逃れようとしたのかもしれない -- 名無しさん (2020-02-17 06 33 58) ログ化を提案します -- 名無しさん (2020-02-17 06 41 42) しかしロリブライトがおしっこするのか 萌えるな -- 名無しさん (2020-02-17 06 49 20) 上の方で最後の会話は055と579って言ってあるけれどもし仮にそうなら055が「君(579)は潔癖症なんだね」って言ってるから潔癖症=記録に残るのを嫌がるみたいなみたいな、確かにそれなら最後の会話は055と579の会話になるけれども、個人的には勝手だが財団が仮に人間性が異常だとしても、ミーム -- 名無しさん (2020-02-17 07 44 31) ↑途中送信すみません。「財団は世界中の一般市民が異常に対する恐怖や疑念を抱くことなく日常を生きることができるよう」に活動する組織だからやっぱ682のミーム的なやつに汚染されたかなぁって感じ -- 名無しさん (2020-02-17 07 48 12) 一応ヒントになるかと思って、コンテストのコンセプトをコピペSCP-5000コンテスト 謎ミステリー ! そもそもとして、SCP Wikiは10年以上前に/x/板で投稿されたSCP-173が提示した謎や問いかけについて説明を重ね、時にはそれを解こうとしてきました。財団とは何か? SCPオブジェクトとは何物で、どこからやって来るのか? 「HMCL主任代理」とは一体何なのか? 物語は広がりを見せ、謎はより複雑になる一方です。という訳でSCP-5000のために、皆さんにはもっと多くの謎を提示していただきます。ひょっとすると謎を解くこともあるでしょう。それは皆さん次第です。 SCP-5000スロット獲得おめでとうございます、Tanhony! そして全ての参加者の方々、本当にありがとうございました! 皆さんがこのコンテストに投稿した作品を読むのは望外の喜びです。私からもWikiからも皆さんに感謝申し上げます。 -- 名無しさん (2020-02-17 10 06 45) HMCL主任代理が一番一枚噛んでそうなところ。 -- 名無しさん (2020-02-17 10 07 49) 「人間が生きて動いていること」が異常なんじゃないかな? 生きていない、かつ動いている状態が正常。だから既に死んでいて動いているブライト博士は平気だった。 -- 名無しさん (2020-02-17 10 53 32) O5の声明で、異常存在の収容はもはや財団の使命ではないと明言されているから、人間性や生きていることを異常と見做して「収容」しようとしたわけではないと推定できる。もっと根本的に違う動機のはず(682説や共感性喪失説のように人間性への理不尽な憎悪を抱いたためか?)。いつもの財団の理念は無視したほうが動機の推理はしやすいと思う。 -- 名無しさん (2020-02-17 11 56 37) 2111の記事によればHMCLとは有害物質封じ込め連絡係のこと。 -- 名無しさん (2020-02-17 12 17 28) せめて規定世界のピエトロさんは平和にやっててほしい…いればだけど -- 名無しさん (2020-02-17 13 21 53) ↑ミスいたわ このデータ見て何を思ったのやら -- 名無しさん (2020-02-17 13 23 53) ひょっとして明確な解はないパターンかもね。細切れ人形はさっぱりわからないし、「まー適当に考えてくれや!」みたいな感じかなぁと。特別実害があるわけじゃないし。 -- 名無しさん (2020-02-17 16 09 55) ↑まぁ謎をテーマにしたコンテストだしそれも十分ありえる。だからこそ考察しまくる楽しさはあるし。「答えはこれ!」にならないように注意だけど。それにしてもこういう記事のブライト博士のかっこ良さは異常 -- 名無しさん (2020-02-17 17 32 14) ブライトは真面目なのよ ある意味ギアーズなんかよりも -- 名無しさん (2020-02-17 18 51 48) わからん!頭良いやつに任せた! -- 名無しさん (2020-02-17 20 07 22) 最後にあの隠しログ入り画像が記録されたって事は、ピエトロ氏は穴に飛び込み死ぬ直前、真相を知った(055と579に知らされた?)ってことでいいのかな。果たしてそれは彼の救いに少しでもなったのだろうか。 -- 名無しさん (2020-02-17 20 18 04) もしかしたら、メタと見せかけてSCP-1370-JPが正解なのかもしれん。それはさておき、「俺たちが光の中で戦うことによって、君たちは暗闇で死ぬことができる」って その直後の展開や画像の中のやりとり、最後の会話を見ると 光=ろくでもない真実 で、暗闇で死ぬことができる=絶望を知らないままで死ねる っていう意味なんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2020-02-17 21 21 25) 「神よ我らを救い給え」「それは奴が言わせている」っていうのを見ると、もしかしたーら『メタの向こう側の我々は、楽しいシェアワールドを作ったつもりで、実は異世界に干渉してしまっていた』のかも、SCP-1374-JPみたいに。 だからO5とテジャニは「奴が言わせている」と『自分達に、欧米人の宗教観』を吹き込んだ奴(つまり我々)を認識してるしサミュエル・ロスは「忌まわしい」と吐き捨ててる。 SCP-055に至っては自分たちオブジェクトは彼らの被造物とまで認識しちゃってるから、『私の全てだ。』と言い切った。 -- 名無しさん (2020-02-17 21 23 40) 一方で(我々)悪しき造物主は「殺したかっただけで死んでほしくはない」から、本当に世界が終焉になりそうになりゃリセットするし、『財団の明日はどっちだ』のまま延命させ続ける。 だから、気づかれないうちに速やかに終わらせる必要があった。財団は『いつものオブジェクトの暴走によるたのしいKクラスシナリオ』と見せかけて世界を安楽死させるために『光の中で戦い』 、SCP-055&SCP-579は主から与えられた特性で無理やり打ち切ろうとした、のではないか?長文でなおかつ推測ラッシュですが、仮説の一つをば。 -- 名無しさん (2020-02-17 21 25 47) ちょっと聞きたいんだが、メタ解釈勢はあちこちに見え隠れする682についてはどう考える? -- 名無しさん (2020-02-17 21 45 04) ↑タンホニー氏は5000を逃したら5682にするつもりだったらしいから関係性があるのは確か。682本質説に一票。 -- 名無しさん (2020-02-17 21 50 34) そもそも仮に人間性が異常だったとしても地球の支配種が人間である以上人間にとってはそれが正常なことだからな。財団の主目的は人類を守ることなんだし、例え人間性が宇宙規模で見ても異常な事だったとして、人間にとっての異常を収容する財団がそれを排除しようと動き出すか? -- 名無しさん (2020-02-17 21 56 07) ↑↑それは知らなかったな。尚更682が重要になってきた。メタ説と682説を統合できるかと思ったんだが、682だけで解釈したほうが自然なんだよな。 -- 名無しさん (2020-02-17 21 58 50) ↑2 しないな。そもそも財団は「方針を変更」したから異常物の収容を目指してない。おまけにやってることはGOCまがいの破壊行為で収容ですらない。 -- 名無しさん (2020-02-17 22 01 38) SCP-001の中に=俺ら説があったりメタ視点が答え説も中々好きだが、個人的には682に乗っ取られた説が一番好きだな。解釈としてがこれが一番自然な感じがするし、何より昨今押され気味だった682のヤバさが際立ってて良い -- 名無しさん (2020-02-17 23 25 01) 682は解放されている。単に収容をやめたということなのか、それ以上の意味があるのか -- 名無しさん (2020-02-18 00 19 02) トカゲに関しては作者の表現、オマージュの一環であって根本的な理由に関わるわけではないような気がするんだが -- 名無しさん (2020-02-18 00 56 23) 人間性異常説も682根源説も結果論として起こることは一緒か。どちらも「人間性+682=人間」という図式には変わらない。財団がヒトの心理世界で見つけたものが人間性という異常か682かというだけの違いで、ここを判断できる記述って存在するか? -- 名無しさん (2020-02-18 01 03 15) 682は同類だった、というか同類になったのだから、別に682を解放しようが自分たちは殺されない、むしろ今や自分たちが682……うーん -- 名無しさん (2020-02-18 06 54 45) 人間の中にある”何か”を見つけた直後に「あの忌々しいトカゲに同意する日が来ようとは」って台詞がある、つまり”何か”を治療する前に682の動機を肯定したってことだから、”何か”=682ではなく、”何か”=682が人類を憎む原因なのではなかろうか -- 名無しさん (2020-02-18 09 02 30) そもそも元記事の作者がシェアードワールド「SCP財団」の世界観を充分理解しているという保証はあるのか? 人類の保護よりも異常性の除去/破壊を優先することといい、声明文の「私たちはSCP財団という組織を代表しています」(財団世界内部では単に「財団」とだけ呼ばれる筈)といい、基本的な認識がずれてる気がする。あるいはそこが謎を解くカギか。 -- 名無しさん (2020-02-18 10 40 08) ↑作者Tanhony氏はSCP-ENのジュニアスタッフ。ENの著者ページを見るに少なくとも50以上の記事(ほとんどが評価+50以上)を書いているからその点は信頼していいと思う -- 名無しさん (2020-02-18 11 06 25) これがsafeなのは、これではなく世界が原因なのでは? データを確かめるために同じことをして、同じ事実に行き着き、同じことをした。収容プロトコルはおまけで、このログをこれから行うことの手引書にするために全員が読むことのできる形をとっているとか -- 名無しさん (2020-02-18 11 10 19) 壊す予定なら、2000の存在だろうがなんだろうが秘匿する理由がない -- 名無しさん (2020-02-18 11 11 33) やっぱり海外オブジェクトということもあって、単純にホラーを追求しただけかも。続編やテールが出る可能性もあるし、今は仮説しか書けないかと。 -- 名無しさん (2020-02-18 11 15 00) 1690jpみたいにどの世界でも確認されてしまう異常性だとしたら、ピエトロは1739におけるIsaacになってしまったのかもしれない。 -- 名無しさん (2020-02-18 11 33 36) 作者が全て把握した上で書いていると仮定するとやっぱりメタが一番近いのかなぁscp財団とあえて名乗ると言う点も考えると -- 名無しさん (2020-02-18 12 16 38) 「O5-1が忌々しいトカゲに同意する」というのが682説では説明しにくいとのことだが、それなら人間性異常説でも説明はできないぞ。なぜなら、この解釈では正気のO5-1がトカゲに同意するということが人間性(=異常)を憎悪するポリシーを持つことと同じになって明らかに不自然だから。ちなみに、682は目の前に別の682が現れた場合は殺し合うので、台詞の解釈次第で682根源説でも説明がつかないわけではない。 -- 名無しさん (2020-02-18 12 19 46) ↑これがsafeなのはただ単に変なデータが入ったスーツだから。そもそもデータが事実である保証は無いし、最悪「全部嘘でした。テヘペロ!」なオチだってありえる。とりあえずスーツ自体危険性は皆無だし、何か危険が示唆されてるだけだから。 -- 名無しさん (2020-02-18 12 20 45) ↑コンテストの前書きでもわざわざscp財団の現実においての誕生秘話を出してるあたり、やっぱりこれまでのボスラッシュ的な事をやってる事は確実。ただそこにメタがどのくらいあるかは解釈次第だね。日本支部でのコンテスト優勝作品もそんな感じしたよ。scp-2000-jp。 -- 名無しさん (2020-02-18 12 26 05) そういやscp-2000-jpの新しい記事がないなぁ。誰か作ってくれないかい?解釈はやりやすい方だからさ。 -- 名無しさん (2020-02-18 12 27 18) 682への同意に繋がるなにかってことを考えるも682は人間だけでなく全ての生き物を憎悪するから人間性では弱いかといって正気の時点で同意できてるから682の感染とかでもなくメタのタグもないそう考えると生き物であること生きていることそのものに問題がありそう -- 名無しさん (2020-02-18 12 32 33) 原文のTo think I'd find myself agreeing with that damn lizard…を「あの忌々しいトカゲに同意する自分に気づく日がくるとはな…」と訳したら682根源説の補強になる。findの訳し方次第かな。 -- 名無しさん (2020-02-18 12 52 08) ↑トビーフォックスみたいにダブルの意味付けは考えのか? -- 名無しさん (2020-02-18 12 55 50) ↑というと? -- 名無しさん (2020-02-18 13 26 11) ↑3 追記 支部訳に異を唱えるのは我ながら躊躇われるが、このWikiでは過去に支部の訳を訂正して解説した例もいくつかあるからおかしな選択ではないと思う。 -- 名無しさん (2020-02-18 13 30 12) 人間と異常存在は立場が逆だったとかは?財団は世界を正常な状態に戻すために異常存在達と共に人間と戦ったが、ピエトロ君の活躍により敗北した。 -- 名無しさん (2020-02-18 13 42 19) とりあえず、財団世界の人類の集合無意識は何らかの異常存在の影響下にあるんじゃないかと思えた。 -- 名無しさん (2020-02-18 13 53 23) SCP-2004のせいさくしゃが 、 -- 名無しさん (2020-02-18 14 18 20) 投稿ミスorz 2004の製作者が、人類を収容するのでなく終了させる決定を下してミーム災害を注入したとか、そういう感じに見えたが多分浅すぎる解釈やね -- 名無しさん (2020-02-18 14 22 42) ↑6 二酸化炭素の量とかね -- 名無しさん (2020-02-18 19 00 05) 解放っていうのも重要なキーワードなのかな?人間性⇔異常存在、光⇔暗闇、保護⇔殲滅と対義要素多いし収容⇔解放がテーマだったりするかしら -- 名無しさん (2020-02-18 19 37 15) SCP-682の解放ってのが人間のSCP-682的な側面の解放ってことなのかな(まとまってない) -- 名無しさん (2020-02-18 20 13 40) ↑人間の内面に682に通ずる感情がある・配布ファイルによってそれが何か(人間的な縛り)から解放される(release)って記述がある・682の記述は解放された(released)だから意識してるっぽいのは確かだけど掘り下げられるかどうか -- 名無しさん (2020-02-18 20 25 59) 682が直接的に関与してるかっていうのも分からんよな。真理に近づいて682に似た感性を覚えただけか、はたまた682と全く同じ何かが人類にあったのか、なんならアリゲーターパワーでなんか仕掛けやがったのか… というかコイツは非人道財団には敵対してないのか? -- 名無しさん (2020-02-18 20 33 55) 人間は何かに収容されていて、人間性を持っていたとか? -- 名無しさん (2020-02-18 20 54 29) これだけの長文記事は素晴らしい仕事だと思いますが、ちょーっと長すぎるのと、「謎」が議論すべきものと議論の余地がないものとでごっちゃになってる気がするので、整理とカットと関係ありそうな話の充補とを今から大きくやりたいと思います。 -- 名無しさん (2020-02-18 22 17 13) 4月12日に何か更新とかあるかもね -- 名無しさん (2020-02-18 23 27 06) 人間性異常説をとれば、記録の財団がやったことは恐ろしいな。つまり財団が、何が正常で異常かを勝手に決めて世界に押し付けたってことだろ。世界を支配しようとするのと何が違うんだよ -- 名無しさん (2020-02-19 00 45 44) そもそも発見されたのがなんであれ、それから人を開放する方法があったのにそれを使わず無残とも言える全面攻撃で人を殺しに来てるのはどういう事だろうか。闇の中で~のセリフからしてその方が幸せだから、と取れるから682乗っ取り説は部分的に否定されてる気もする -- 名無しさん (2020-02-19 03 01 40) わざわざ通常兵器でなくSCPを使って殺戮を続けたってのが一番気になってたんだけど、その方がDVされずらいだろうと判断したから、みたいな理由だったのでは?と思う というわけで第4の壁認識説を推したい 682がインタビューで述べてる『奴ら』は、壁の向こう側の俺らだったと解釈 -- 名無しさん (2020-02-19 09 00 26) メタ説はたしかに強力ではあるが、じゃあO5-1の言う「治療法」とは何だったのか。第四の壁に気づかせることを治療と呼ぶのはさすがに無理があると思うんだ… -- 名無しさん (2020-02-19 09 53 00) ↑2 価値観に反転が起きてるようにも見れるから、財団理念が「異常存在の解放」になったとか、異常性の無い兵器を好まなくなったって線もあるんじゃないかなあ… -- 名無しさん (2020-02-19 11 15 08) ものっそい熱心に編集してしまいました、「生きている」異常説にはけっこう自信があります。 -- 名無しさん (2020-02-19 14 46 28) あと慶応大学のリポジトリとかにポーの詩の翻訳が何例か載ってて助かりました。「推理小説か何かのタイトルかな?」と当たりをつけて調べただけで、これまで読んだことはなかったんですよね……。もしアンカー貼り間違えとかあったら修正お願いします。 -- 名無しさん (2020-02-19 14 47 09) 謎整理超ありがたい -- 名無しさん (2020-02-19 14 51 34) ↑2 良い編集だとは思いましたが、もともとの人間性異常説が消えてしまっている(特に後半が)のはちょっとどうなんでしょう。せめて682説やメタ説と一緒にまとめておいたほうがいいと思います。 -- 名無しさん (2020-02-19 15 26 38) 失礼、↑2ではなく↑3のほうがよかったですね。 -- 名無しさん (2020-02-19 15 28 02) 連投すみません。仮説を分けて書いてあったんですね。見落としてました… -- 名無しさん (2020-02-19 15 31 46) どんどん読みやすさが向上していくな 財団アニヲタ支部は天才(アノマリー)か? -- 名無しさん (2020-02-19 16 25 00) 格段にわかりやすくなっている、ありがたい。推理小説にヒントがある可能性なんて思い当らなかった… -- 初版作成者 (2020-02-19 17 12 54) 人間ではい、で何故か幼女を思い出した -- 名無しさん (2020-02-19 17 57 34) 部分編集プラグインを導入し、また気になった文面を推敲しました。 -- 名無しさん (2020-02-19 18 10 32) 「生きている」異常説では、①682は操り糸が切れている存在で、②O5評議会の声明は半分欺瞞って扱いになる…って理解で間違ってない? -- 名無しさん (2020-02-19 18 45 22) ↑①はYesです。 ②は実際、財団は人類皆殺し計画(計画遂行に必要な人員は糸切り処置する)を進めているわけですから、声明に嘘は含まれていないんじゃないでしょうか。ついでに計画の完了時には財団人員も死体同然の振る舞いをするようになる気がします。 -- 名無しさん (2020-02-19 19 34 27) 財団職員の治療?に使ったファイルを世界中に配布しないのはなんでだろう。見るだけで治療?ができるならシャイ画像や爆笑画像じゃなくてこのファイルをアップロードすればいいのに -- 名無しさん (2020-02-19 23 07 43) ↑サミュエル・ロスのインタビューを信じるなら、知らないまま死ぬほうが幸せ(という認識)だから、でしょうかね? -- 名無しさん (2020-02-20 05 58 43) 人間性説と682説では財団は暴走していて、メタ説と「生きている」異常説は一応彼らなりに理性的な行動をとってるんですね。 -- 名無しさん (2020-02-20 09 12 56) 記事内に挙げられてないけど個人的に気になる謎が2つほど。ピエトロさんもキレてた「世界が終わる間際だってのになぜ財団の記録を[編集済]する必要があるのか?」一体誰に見られたくなかったのか?そして↑の人も言ってる「財団職員を“治療”したファイルをなぜ全世界に広めなかったのか?」後者についてはこのファイルは治療目的のものではなく、全人類皆殺しという任務に対する(任務完了後の自己終了も含む?)心理的な抵抗を排除するためのミームエージェントだった(故の「心を固めよ」)、がしっくりくる気がする…けどそれだとブライト博士の話がイマイチピンとこない…ううむ -- 名無しさん (2020-02-20 20 47 26) これ風呂入ってる間に思い付いたんだけどさ、tale”その後に起こる真実”の後の話なんじゃないかな。O5は死をKeterクラスのオブジェクトに認定して、徹底的な死の排除に取り組もうとした。その結果が、死の概念を持つ生存者を終了することで、自分たちは生存者、ではなくなることで死を逃れようとした。とか。 -- 現代のアルキメデス (2020-02-20 20 50 37) 「ファイルばら撒いたらええやん」の謎ですが、まず人間性説と682説では職員は人類への理屈抜きの憎悪を抱いているので物理的に息の根を止めたかったからでしょう。メタ説は…殺さないと財団世界を終わらせることができないからかなあ。「生きている」異常説はちょっとわからないです。O5-1が「(見つかったナニカは)抵抗しようとする」的なことを言ってたので、ファイルだと力が限定的だったからとかかな? -- 名無しさん (2020-02-20 22 15 44) ↑「生きている」異常説の場合ですけど、銃やSCiPで殺されようが、ファイルで治療しようが、違うのは結果に到るまでの時間だけ(恐怖も苦痛もまやかし)なので、人員が揃ったあとは「奴」に邪魔されないよう効率重視なのではないでしょうか。 -- 名無しさん (2020-02-20 22 55 31) ↑たしかに…!財団もどことなく急いでいるような感じですもんね。ところで、世界の終わるときになぜ報告書に検閲を入れる必要があったのかですが、GOCへの情報流出を防ぎたかったんじゃないかというのをたった今思い付きました。 -- 名無しさん (2020-02-20 23 29 40) 何気に謎なのは、最後の瞬間にピエトロさんが謎に対する答えを知ったような言葉を残して死んだことだよな…579とかに教えてもらったのだろうか -- 名無しさん (2020-02-20 23 45 41) 最後の真っ黒画像のファイル名が -- 名無しさん (2020-02-21 09 13 23) (↑の続き)lookcloser(近づいてで見ろ)となっていて、実際に画像を近くで見ると読者の顔が映るから、ピエトロさんは財団世界の惨劇を娯楽として楽しむ上位存在の姿を最後に見て全てを悟った、とか? -- 名無しさん (2020-02-21 09 26 48) メタ説はいろいろ説明が付かない部分が多いと思う。まず財団が第四の壁に気づいたぐらいであんな過激な方針転換をするだろうか?という疑問が残る。最後の画像にしても、メタ説に従えば「579=SCPワールドを楽しむ我々」ということになるので、579の報告書の内容(終末論に関係するアイテムであることの示唆)やそれ自体が収容成功していることとあまり整合性が取れないように見える。あと、(正しく)メタに言えば、この手のメタフィクション的報告書は3999というかなりの傑作が既に存在するので、その手のテーマをTanhonyほどのベテランが安易に使うことはあんまりないんじゃないかなあ、というのもある。 -- 名無しさん (2020-02-21 21 31 14) 連※失礼。設定の考察を離れて一つの作品として見れば、「人類保護をうたう財団が、対話も拒否して人類抹殺に踏み切るほどの何か」という過去最強にヤバそうなものを暗示しつつその他の部分を詳細に描くことで、極限までホラー感を出そうという試みなのかもしれん -- 名無しさん (2020-02-21 21 32 48) ↑私も同意。ヘッドカノンと言われてしまえばそれまでだが、財団は人類を開放するために虐殺をするような組織ではなかったはず(というか、そうであってほしくない)。我々の存在に気づいたのだとしても、彼らはきっとより深い暗闇の中で戦う覚悟を固めるだけ。メタ説だとするとこれまでの財団とは別物すぎる…あえてそういう財団を描いた可能性は捨てられんが。 -- 名無しさん (2020-02-22 00 28 31) ここまでするなら「あゝ、死よ」を使えばいいじゃんと思ったけどそれだと「正常」なものも消えてしまうからダメなのだろうか。やはり何か守るものはある? -- 名無しさん (2020-02-22 04 07 50) ログ化しました -- (名無しさん) 2020-02-22 09 34 50 ピエトロさんはやはり探偵には向いてないな。探偵ならちゃんと理解したものを凡人に説明して謎を謎でなくするところまでが仕事なんだから -- (名無しさん) 2020-02-22 21 01 35 ↑落下死したのに後日ピンピンして出てくるのは探偵の素質と言えなくもない(ホームズ感) -- (名無しさん) 2020-02-22 21 06 42 「人間性」を異常だと捉えるなら、scp2639の「財団に対する反抗的な態度」は人間性につながるわけだし、即刻シャットダウンして終了するんじゃないだろうか?生きている状態とは言えないから、2639を人類根絶に転用するなら2の方じゃないかね -- (名無しさん) 2020-02-22 22 04 37 ログのリネームを提案します -- (名無しさん) 2020-02-25 19 12 26
https://w.atwiki.jp/scpsl/pages/16.html
財団陣営 財団側はSCPと敵対組織を壊滅又は収容することが目的です。 MTF部隊は途中でスポーンします。 機動部隊Epsilon-11(通称 Nain-Tailed Fox 九尾狐) COMMANDER(指揮官) 目標 仲間とともに研究員の脱出のサポートをし、SCPの収容と敵対組織の壊滅、そしてDクラスの終了処分又は確保。 ※Dクラスは殺しても殺さなくてもどちらでも良い。しかし拘束した状態で脱出させることによって仲間にすることが出来る。 体力 備考 150 MTFの中で一番体力が高い アイテム 備考 MTF 指揮官キーカード 重収容コンテナと核制御室を除く全ての部屋にアクセス可能。 Epsilon-11 幅広いカスタムを施せる汎用性の高いアサルトライフル。5.56mm弾を使う。 副官 体力 備考 120 CIと同じ体力 アイテム 備考 MTF 副官キーカード 上記の二つの部屋と放送室を含むすべての部屋にアクセス可能。 Epsilon-11 幅広いカスタムを施せる汎用性の高いアサルトライフル。5.56mm弾を使う。 候補生 体力 備考 100 施設警備員と同じ体力 アイテム 備考 MTF 候補生キーカード 上記の部屋に加えゲートを開けられない。 Crossvec 9×19mm弾を使用する低反動で高レートのサブマシンガン。 施設警備員 目標 SCPの無力化、研究員の脱出のサポート、敵対組織の排除または拘束。 体力 備考 100 MTF候補生と同じ体力。 アイテム 備考 警備員キーカード 軽度収用コンテナ、チェックポイント、LCZの武器庫のみアクセス可能。 MP7 P-90の完全下位互換と言っても過言ではない7.62mm弾を発射するサブマシンガン。 博士 目標 SCP、CI陣営の人間を避けつつ、施設からの脱出。 CI陣営 CI陣営はDクラスの脱出を手助けし、敵対組織(SCP財団)を壊滅させるのが目的です。 なのでSCPとの交戦は極力避けましょう。 Chaos Insurgency(カオス・インサージェンシー) 目標 Dクラス職員の脱出をサポートし、MTF、研究員の排除または拘束。 CI部隊は途中でスポーンします。 体力 備考 120 MTF副官と同じ体力。 アイテム 備考 CIハックデバイス MTF指揮官と同じ性能のカード。 Logicar 高威力、高レート、75発装填の大容量マガジンを備えた7.62mm弾を発射するLMG。ADS射撃不可。 Dクラス職員 目標 SCPや他の財団職員を避けつつ、施設からの脱出を目指す。 SCP陣営 SCP-173 『彫刻-オリジナル』 Objectcrass Euclid 目標 施設内にいる全ての人間を片っ端から首を折りまくれ!(バキッッッ 体力 備考 *** 体力が減るたびに速度が早くなります SCP-106 『オールドマン』 Objectcrass Keter テキスト見本 SCP-096 『シャイガイ』 Objectcrass Euclid 通常時 テキスト見本 発狂時 SCP-173の初速と同じ速さで移動することができる。慟哭→発狂→クールダウンはそれぞれ10秒、15秒、10秒。 SCP-049 『ペスト医師』 Objectcrass Euclid テキスト見本 SCP-049-2 テキスト見本 SCP-939 『数多の声で』Objectcrass Keter テキスト見本 SCP-939-53 テキスト見本 SCP-939-89 テキスト見本 SCP-079 『オールドAI』Objectcrass Euclid テキスト見本
https://w.atwiki.jp/hole1/pages/10.html
SCP-XXXX -The hole- 概要 SCP-xxxxは人間と同じ知的能力を持つ未知の砂の集合体です。 SCP-xxxxは外部の刺激に対して流動的に動き、模様や人物を模した絵を形成します。絵の内容はなんらかの意思や意図を反映しており、これらの形成された絵や図は観察者とコミュニケーションを取る手段と考えられています。 SCP-xxxxは呼びかけや質問を反映した絵も形成し、また擦過音を鳴らして周囲の人間に呼びかけるなどの行動をとることから、原始的な人間と同程度の知能を有していると考えられています。 説明 SCP-xxxxは■■■が政府存続計画に基づき建設したシェルターで偶然発見されました。地下120m付近を掘削中、採掘した砂がうごめいていることに作業員が気づきました。砂は多動的に様々な絵を描き出し、最終的に作業員に笑いかける人間を模した絵を表しました。「砂が言葉を理解して絵を見せる」という話が国土安全保障庁の職員に伝わったことから財団が事態を把握し、収容に向かうこととなりました。 その後の調査により、SCP-xxxxを形成する砂は■■■の■■■州の地下200m付近から全域に渡って存在していることが判明しました。 財団はシェルターをサイト101に指定し、SCP-xxxxを収容・隔離しました。 観察により、SCP-xxxxは人類の存在を理解しており、かつ人類が地上で文明を築いていることも理解していると判明しました。SCP-xxxxは人類がどのように地上で暮らしているかについて強い興味を示しており、人類に関する情報と引き換えに、SCP-xxxxの特性や歴史の説明を行っています。 補遺 現在のところ、SCP-xxxxに敵愾心は観察されていません。この観察結果に基づき、彼らの求める情報を提供する代わりにSCP-xxxxに関する情報を得る実験が予定されています。 ※緊急プロトコル進行中※ 状況 流出漏洩 SCP-xxxxの流出が確認されました。 サイト101からは流出の連絡以降、一切の通信が取れていません。 ドローンが捉えた現場の様子 現場の様子からサイト101は地盤沈下により施設ごと地下に崩落したと推測されます。SCP-xxxxの収容は危機的状況にあり、緊急の対応が必要です。 SCP-xxxxを封じ込めるための緊急プロトコルが実行されています。 緊急プロトコル記録 +【プロトコル記録:1】 【プロトコル記録:1】 サイト101の内部状況を調べるために遠隔操作ロボットを5基投入。 投入直後、遠隔操作ロボットは未知の影響によりすべて機能停止した。 +【プロトコル記録:2】 【プロトコル記録:2】 サイト101の内部状況を調べるため、身元照会のなされる可能性の低い[人物A]を雇用してサイト101に送り込んだ。 派遣時には以下の品目を追加装備として支給した。 GPS搭載の携帯情報端末(※) 録画用カメラ 降下用のザイルおよびハーネス一式 ※…外部との通信は不可能。通信は財団ネットワークに限る。 [人物A]は降下後しばらくサイト101内部の映像を撮影し続けた。サイトはシェルターとして建設されていたが、隔壁は部分的に崩壊して外部の土が流入していた。しかしながら施設内部の照明設備は部分的に維持されており、生存者がいる可能性が推測された。 [人物A]はシェルターが崩壊している様子をカメラにとらえ続けた。内部にいた人員は確認できなかった。シェルターの外壁崩壊は劣化によるものと推察されたが、シェルターの耐用年数は数百年以上と試算され、劣化はなんらかの影響で極めて短時間に進行しているものと考えられた。 [人物A]が「暗闇から妙な音が聞こえる」との報告をした直後、カメラの映像は砂嵐に変わった。音声のみ短時間の通信が行われ、[人物A]の悲鳴と液体音が記録された。その後、微細な液体音が続いて記録されており、これは「人間が液体をすする音」と近似値にあると分析により判明した。 [人物A]を死亡したものと判断し、戸籍上から削除。 +【プロトコル記録:3】 【プロトコル記録:3】 記録2と同じく[人物B]を雇用してサイト101に送り込んだ。 先行して送り込んだ[人物A]からの通信が消失したポイントへ[人物B]を誘導した。[人物B]が送信するカメラの映像は、以前よりも施設の隔壁が損傷している様子が映っていた。すでに地盤沈下から2週間が経過しており、生存者の存在は絶望視されていたが、[人物B]は「人影が見える」と何度も報告した。[人物B]が目撃したはずの人影を、カメラはとらえることはできなかった。 [人物A]が消失したポイントに到着すると、[人物B]は「誰もいない」と報告した。周辺にカメラを向けるように伝えると、床には人型に盛られた砂が映った。[人物A]に「これはあなたが作ったものか」と尋ねると、「最初からあった」と報告し、このあたりに子供でもいるのかと発言した。 周辺を調べたところ、ハーネスとや録画用カメラといった、[人物A]の装備品が見つかった。装備品は何者かにより荒らされており、ある種の偶像崇拝のように幾何学的に並べられていた。 回収した装備を照らし合わせたところ、[人物A]が装備していた物品からGPS搭載の携帯情報端末だけが損失していた。[人物B]に周辺を捜索するように指示すると、[人物B]は「さっきの人影だ」と発言し、指示を保留して照明の途切れた廊下の先に駆け出しました。カメラには、照明が届かない場所から何者かがこちらをのぞき込んでいる様子が映し出されていた。 影に入ったことからカメラは暗転し、オペレーターは暗視装置を起動するように指示を出しましたが、[人物B]は何者かと接触し、言葉を交わし始めた。音声は「この、この」という[人物B]の声紋と一致しない何者かの声が記録され、[人物B]が「こっちへ来なよ」「助けに来たんだ」と声を掛ける音声も記録された。直後、[人物B]の悲鳴が記録され、音声記録は途切れた。 [人物B]の生体反応が途切れた後も、「この、この」という声は録音されており、「こども」という言葉を残して通信は途切れた。 「この、この」「こども」という声はかすれた子供のような声だととらえられていたが、その後の声紋分析で、「擦過音」に近い音だと判明した。これは生体が発する声ではなく、雨音や風の音に近い音源から発せられているということを意味する。 [人物B]を死亡したものとみなし、戸籍上から削除。 [Dr.■■■のコメント] 死体は砂に変わったのと思われるが、生体分解されるには短期間すぎる。何者かの手が加わったことは明白だ。「この」と発言していたのがなんなのか、我々は調査する必要がある。 [Dr.■■■の緊急提言] [人物A][人物B]は明らかに何者かに殺害されている。さらに[人物B]を殺害した何者かは「このあたりに子供でもいるのか」という[人物B]の言葉を模倣しているのではないか。何者かはあきらかに2週間前より進化しており、これは我々の収容が遅れれば、「何者か」が未知の事態を引き起こすことを意味する。我々には時間が残されていない。投入人員も枯渇し始めている。手段を選ぶ余裕はないだろう。 +【プロトコル記録:4】 【プロトコル記録:4】 前例から、財団は[人物A・B]を殺害したのは なんらかの理由により実験施設を奪取したSCP-xxxと断定。 即座に対処を必要と判断し、プロトコル記録3の直後に武装部隊の投入を決定。 ※今作戦より、人員の損耗はこれをいとわず。全力をもってことに当たれ(Dr.Big_MAN署名) SCP-xxx暴走の原因究明のため、特殊部隊「鴉隊」をサイト101に送り込んだ。 [鴉隊]の隊員には基本武装に加え、SCP-XXXの調査室へ入るためのカードキーを装備させた。 鴉隊隊長(以下「隊長」と記載)は穴内部に潜入後、以下のものを発見。 [人物A]の装備残骸物 [人物B]の遺体と装備残骸物 [人物A]の装備残骸物は以前と同じく、ある種の偶像崇拝のように配置されていたと報告。また、[人物B]の遺体は「首から上だけがミイラ化している」状態にあり、また「遺体から続く二つの足跡を発見した」と報告。装備は散乱しており、通信端末のみがなくなっていた。 部隊は遺体状態を保存。(資料参照) SCP-xxxの主要研究ルームであった[X-1]ルーム(※資料【X-1ルーム写真資料】)参照への侵入を試みた。以下はその通信記録。 [22:44] 鴉隊A(隊長)「内部に侵入した。照明は消えているが、暗視装置で内部状況は確認可能」 本部(オペレーター)「了解。状況の報告を続けてください」 鴉隊A「先ほど、現場判断で部隊をレッドとブルーに分けた。ブルーは照明装置の修復に向かわせている」 本部「…了解。判断を支持します。そちらは報告を続けてください」 鴉隊A「施設内部には損傷の跡がない。綺麗なままだ。グローブケースが中央にあり、PCが起動したままだ」 本部「周辺資料の回収を急いでください」 鴉隊A「了解。――回収した資料を端末で送信する」※資料【発見された実験記録1】を参照) オペレーターは資料を解析後、グローブケースへの接触は危険と判断。鴉隊へ通知した。 本部「グローブケースへは接触しないでください。繰り返します。グローブケースへは接触を禁じます」 鴉隊A「了解。――おい、そいつから手を引っこ抜け!」 (雑音) 鴉隊B「…危険対象物なら最初から言ってくださいよ」 鴉隊A「危険にさらされるために我々がいる。文句は後でビールを飲みながら聞いてやる」 本部「メインフレームへアクセスし、情報を入手してください」 鴉隊A「メインフレームにアクセスする」 鴉隊B「PCにアクセス…あっ」 鴉隊A「どうした?」 鴉隊B「いや…」 鴉隊B「…グローブケースをバラしてる時に、メインフレームにアクセスするパスワードを紛失したようです」 鴉隊A「バカが。パスワードは頭に叩き込んでおけと言っただろう」 鴉隊B「たしか、b3870だったはず…」 鴉隊A「私の記憶と違うな。…本部、メインフレームへのアクセスパスワードを要求する」 本部「パスワードはa4789です。アクセスを急いでください」 鴉隊B「今やっているよ。…こいつらホントにうるさいな」 鴉隊A「緊張するなよ、落ち着けば大丈夫だ」 [22 48]上記やり取りの直後、突然ブルーチーム(以下『ブルー』と記載)からの通信がホットラインに割り込む。 ブルーA「レッドチーム! レッドチーム! 聞こえるか!?」 鴉隊A「ブルーチームから緊急回線が入った」 本部「了解」 鴉隊A「ブルーチーム、聞こえている。どうした」 ブルーA「『なにか』に遭遇した! 人型のやつで…」 ブルーB「来るぞ、発砲しろ!! (発砲音) 不明「…あいつらなんなんだよ!」 ※混線により発信者は不明。ブルーチームの隊員と思われる。 鴉隊A「落ち着け、後退して状況を報告しろ。」 ブルーA「あいつら何体も出てきやがる! くそ、そこら中に…あいつら『壁』に(発言解析不明)!!」 ブルーB「…弾が効いてない! 発砲しても向かってくるぞ!」 鴉隊A「ブルーチーム」 その後、5分間ブルーチームからへの通信を試みたが、返答はなかった。 鴉隊A「ブルーチームの援助に向かいたい。」 ※許可しない(Dr.Big_MAN署名) 本部「…鴉隊、要請を却下します。メインフレームへのアクセスを急いでください」 鴉隊A「クソッ!」 鴉隊B「ここにあるのはゴミデータばかりですよ、こんな所さっさと出よう」 鴉隊A「ダメだ、任務が最優先だ」 鴉隊B「畜生、隊長が優秀だと部下が苦労を…いや、ちょっと待って」 鴉隊B「…いいぞ、あの砂嵐連中の対処法について調べていた痕跡がある」 本部「データを送信してください」 鴉隊B「急かすなと本部に言ってくださいよ。裸の女を前にした童貞みたいだって…」 鴉隊A「無駄口叩くな。状況は」 鴉隊B「データが膨大過ぎます。この端末で送れるくらいにするには解析する時間が必要です」 鴉隊A「本部、現在解析中だ。待機せよ」 本部「了解」 [22:52]部隊の収音マイクが砂嵐の音を感知。 人間の耳に聞こえる周波数ではないほど微弱なものだったが、次第に大きくなるのを観測。 オペレーターは即座に部隊の撤退を提案。 ※許可しない(Dr.Big_MAN署名) 本部「データの送信を急いでください。繰り返します、データの送信を急いでください」 鴉隊B「こいつらうるせえよ! 今やってるだろうが!」 鴉隊B「危険が迫っているのか?」 本部「本部からは何も言えません。データの送信を急いでください」 鴉隊A「…クソ」 鴉隊B「隊長! データはまとめ終わりました。送信するだけです」 鴉隊A「いいぞ、よくやった。」 鴉隊A「本部、データを送信する」 本部「了解。送信後に撤退の指示を出しますので備えてください」 鴉隊B「なにが起こってるんだ?」 鴉隊A「さぁな。トリガーに指をかけて待機――」 鴉隊B「ちょっと待ってください」 (雑音) 鴉隊B「何か聞こえませんでしたか?」 鴉隊A「…いや、わからんな」 鴉隊B「いや、聞こえた! 今なにか、ラジオの雑音みたいな音が…」 (雑音。しばらく二人の言い争う声) 鴉隊B「ダメだ! ヤバい、ここにいるのはヤバい!」 鴉隊A「落ち着け! 取り乱すな!」 鴉隊B「俺はここを出る!!」 鴉隊A「くそ、私にも聞こえてきたぞ…!。本部、現場判断でここを出る」 本部「本部は支持しません。データ送信を終えるまで待機してください」 鴉隊A「撤退は許可されていない…おい、扉を開けるな!」 (絶叫と思われる音声) 鴉隊A「なんだやつら…」 [23 02]通信途絶 [12時間の通信途絶を鑑み、鴉隊を全滅したものと判断。人員の生死は不明。} +【プロトコル記録:5】 【プロトコル記録:5】 鴉隊の救出を目的とし、別部隊を投入。 部隊名は「ベルナー」 施設内部に入ったベルナー隊は以前のプロトコル記録から「砂嵐の音が聞こえたら即時撤退」を厳命。 目的はあくまで鴉隊隊員の救出、およびそのデータ収集に絞った。 ベルナー隊は以下の物品を発見。 鴉隊の12名全員の遺体 同部隊の装備一式 同部隊の収集データの一部 ベルナー隊が探索中「謎の駆動音が聞こえる」との報告を受け、オペレーターは即時撤退を指示。ベルナー隊は撤退。 データ収集は中途で引き上げざるを得なかった。 この謎の駆動音は、SCP-xxxに加え、サイト101にあらたに加わった脅威の可能性がある。 機械音の分析を急ぐ。 【補遺】 分析の結果、機械音は施設内部で日常的に駆動していた直径34cmの円盤状で、高さは9cm以内である『自動式掃除機』と判明。 脅威対象からは外された。 ※軍と警察から選抜され特殊訓練まで受けた部隊が『お掃除ロボット』の音にビビッて逃げ出したのか? よくぞこのような報告書をこしらえたものだ。その勇気に敬意を示し、本プロトコル執行者Dr.Meredithの即時更迭を命じる。 Meredith、我々は慎重でなければならないが、臆病であってはならない。 死をいとうなと言った筈だ(Dr.Big_MAN署名) 回収された記録 以下はサイト101より回収された記録、資料。閲覧には注意を要されたし。 +【回収されたポスター】 +【所内に残された収音機の記録】 +【鴉隊が保存した遺体】 首から上がミイラ化している。解析により【プロトコル記録:3】で死亡した[人物B]と断定。 +【X-1ルーム写真資料】 ルーム中央にSCP-xxxを収容していたグローブケースが設置されている +【鴉隊隊長が最後に送った映像】 +【発見された実験記録1】 【実験 Section91】 研究セクション91における実験群について記述する。 実験群は主にSCP-xxxxとのコミュニケーションを通して行い、彼らの生態、目的を調査する。 【実験方法】 グローブケースに封入されたSCP-xxxxと会話、接触によるコミュニケーションを行う 実験に使用したグローブケース [実験1-A]SCP-xxxxに性別を訪ねる [結果]SCP-xxxx×印やモザイク模様を描いた。質問を理解できていないものと判断する。 [補遺]SCP-xxxxは個体ごとの認識もないように思える。ではいかようにして共有意識を持っているのか? [実験1-B]SCP-xxxxに犬の写真を見せる [結果]SCP-xxxxは犬を模倣した形に変化し、さらにSCP-xxxxを象徴すると思しき単純な人型の絵(※以後、「人型象形A」と呼称)も描いた。人型象形Aは犬としばらくたわむれた後、噛みつかれて泣き出すアニメーションを描き続けた。最後にケース全体に広がった砂が大笑いするアニメーションを描き出した。 [補遺]SCP-xxxxはこちらの意図不明なコミュニケーションにもユーモアをもって対応した。SCP-xxxxは明確な意思を持っており、人間と友好関係を結ぼうとしていることが推察される。また、写真から犬を模したデフォルメのキャラクターを描き出したことから、犬という存在そのものを理解している可能性がある。 [実験1-C]SCP-xxxxに目的は何か尋ねる [結果]SCP-xxxxはクエスチョンマークを描いた後、体を左右に揺らして不思議そうな顔をする人型象形Aを描いた。人型象形Aはその後クエスチョンマークを傾け、マークの曲線部に腰を下ろして昼寝をするアニメーションを描いた。 [実験1-D]SCP-xxxxに自己紹介するように頼んだ [結果]SCP-xxxxはこちらにお辞儀する人型象形Aを描いた後、握手する手と、その上にハートマークを描き出した。握手する手が変容し、一本の長い管のようになった。人型象形Aが現れ、長い管から生えたごく短い手のようなものが差し出す六角形の物体を受け取った。管から伸びた手はもう一つの手に花を持っていたが、人型象形Aはそちらを受け取らなかった。その後人型象形Aは描き出された丸い円の中に飛び込み、そこで胎児のように眠るしぐさをした。円の外側には花が生え始め、そこに等身の違う(よりリアリスティックな)人間が描き出され、火をおこす様子や槍を用いての戦いを行った。その間、円の内側にある人型象形Aは円の外側をのぞき込むような様子を見せたが、アニメーションの縮尺が変わって円は次第に巨大になり、人型象形Aは対照的に小さくなっていった。人型象形Aは穴に落ちてもがくような動きをしてから、小さな点となった。それからしばらく後、円の外側から延ばされたと思しき線(人類が地面を掘削してSCP-xxxxに到達したことを意味していると思われる)が描き出され、円の中心にいた人型象形Aの頭をノックした。人型象形Aは嬉しそうに立ち上がり、円の外側へ向けて手を振る。その後、Fin.という文字が描き出され、SCP-xxxxは通常の常態行動へ移行した。 [補遺]図形が何を指しているのかは現在調査中。 [実験1-E]SCP-xxxxに人類のことを知っているのか尋ねた [結果]SCP-xxxxは頭をひねる人型象形Aを描き出し、しばらく後に肩をすくめるようなしぐさをした。何かに腰掛け、手招きするような動きを見せ、「人類のことを知りたいのか」という質問に大きな丸を作って答えた。追加の質問として、地上のことを知っているか、という質問をしたところ、SCP-xxxxはクエスチョンマークを描いて見せた。 [補遺1]SCP-xxxxは人類や地上のことを知らない? [補遺2]最初の調査から3か月経過しているが、こちらにコメントを残す。緊急提言とまではいかないが、この情報は共有しておきたい。SCP-xxxxは嘘をついている。人類のことを知らないのならコミュニケーションそのものが不可能だし、実験1-Bで地上の光景そのままに犬を飛び跳ねさせて見せた。SCP-xxxxは明確に地上のことを知っているか、我々のことを何らかの方法で学習している。 [実験1-F]※データ消失 [結果]※データ消失 [補遺]※データ消失 [実験1-G]※データ消失 [結果]※データ消失 [実験1-H]SCP-xxxxを分割し、それぞれに別の状況を認識させる [結果]SCP-xxxxをA群とB群に分け、A群をケースに入れて過熱した。過熱後のA群はアニメーションを描かずしばらくの間逃げまわるようにケース内をうごめいた。その後、B群と同じケース内に入れたところ、それまで有効的なコミュニケーションを行っていたB群の動きが停止。47時間後に復帰すると炎が燃えるアニメーションを描き、人型象形Aがおびえるようなアニメーションを繰り返し、最終的に怒り顔に変化した。 [補遺]実験に使用したSCP-xxxx群は冷凍隔離の処置をとった。SCP-xxxxは群れで意識を共有しており、別々の群体でも積極的に結びつこうとする傾向がある。合流したSCP-xxxx群は同一の意識共有を行うと推測される。 [実験1-I]SCP-xxxxに三次元的なコミュニケーションを求める [結果]SCP-xxxxに握手を求めると、SCP-xxxxは手を握り合うアニメーションを描いた。アニメーションを否定する言葉を投げかけ、再度握手を求めると、SCP-xxxxはしばらく活動を停止した。その後も複数回握手をもとめたが一時的に反応が停止した。23分後、突然SCP-xxxxは花の絵を描き出し、二つの手が花びらを次々とむしり取るアニメーションが描き出された。その後長時間にわたってSCP-xxxxは活動を停止した。 [補遺1]翌日にSCP-xxxxは回復したが、アニメーションの動きは鈍り、観察した職員は「以前より精彩を欠いた動きをする」と報告した。 [補遺2]この精彩を欠いた動きは2週間にわたり継続し、まれに幾何学的な模様を描き出した。模様は統合失調症患者が「自分」について描く絵と相似が見られた。 [実験1-J]※データ消失 [結果]実験中、職員が偶然SCP-xxxxを収容したケースに血を垂らした。この職員は作業前のPC操作中にランタイムパスワードをメモした紙を破り捨てようとして誤って指を切った。その後SCP-xxxxを収容したケースに手を入れた際に手袋の損傷個所から血が流出したと証言した。翌日、SCP-xxxxはケースいっぱいに笑顔を描き出し、血の水分を利用して成形した小さな手を振って見せた。 [補遺]職員はセキュリティクリアランス・レベル2に該当する処罰が言い渡された。ケースの損傷については調査を継続中。ランタイムパスワードは管理コストの削減を目的に廃止された(現在は共通パスワードa4789を使用する)。 [※緊急提言※] 損傷したグローブの図。4で示した2か所に損傷個所が発見され、爪の間から砂が侵入した 実験に使用していたグローブケースの使用を中止するように提言する。[実験1-I]に見られたグローブケースの手袋部分の損傷は摩擦熱によるものと判明した。現段階では推測に過ぎないが、SCP-xxxxは外部に脱出する目的で手袋部分を過熱した疑いがある。[実験1-I]以降行った実験の際に、職員が手袋に手を入れた直後、爪の間から体内に砂粒が入った事態も把握している。研究所内に収容されたSCP-xxxxは複数の実験にかかわっており、外部に露出すると[実験-H]から見られるように研究所外のSCP-xxxx群に合流し、総体の意識に甚大な影響を与える可能性がある。所内に現存するSCP-xxxx群の外部露出は絶対に避けなければならい。砂粒一つとして外に持ち出さないように、管理体制を見直す必要がある。また、体内にSCP-xxxxが入った場合■■■■が損傷することが確認されている。現在までに3名に症状を確認し、1名の死亡が確認されている。 ※本記録の重要性を鑑み、今後SCP-xxxが水分に触れることを永久に禁じる 科学者はいつも倫理と真実の境界線上に立つ。君たちが垂らしたこの血一滴はその境界線を越えた。むろん、倫理を犯す側へと。 実験施設に水分を持ち込むな。水一滴でも、許さない(Dr.Big_MAN署名) +【地震発生頻度についての報告メール資料】 【地震発生頻度についての報告メール資料】 件名:地震発生頻度について再調査を申請します CC :SCP-xxxプロジェクト地質監視部門マネージャー 宛 Dr.willson様 再三にわたり警告いたしておりましたが、あらためて申し立てます。 本プロジェクトにおける地震発生頻度から読み取れる事実は、あきらかに危険度が高いものです。 標記につきまして、まずは事実を下記の通り報告いたします。 1.サイト101周辺の地震発生頻度が自然現象では考えられない早さで頻度が増加している 2.添付しました資料からもわかる通り、地震はここ1か月に集中して起こっています 3.SCP-xxxが発見される前は地震はほぼ検知されていません 4.そもそもサイト101は政府の緊急避難施設だったのを接収したはずでこれほど揺れるのは異常です。 地質監視部門は「SCP-xxxに異常は見られない」「地震とSCP-xxxとの関連はない」と言いますが 発生頻度はSCP-xxxの発見時から連動していますし、さらにここ一週間の発生回数は異常としか言いようがありません。 赤枠で強調した地震では、さすがにあなたがデスクにいつも置いてあるコーヒーカップも落ちたでしょう。 なぜこれほどの事態を見過ごすのか理解できません。 私の功名心が目障りだから? 大げさに大発見をしたように言い張ってるとでも? 今度あなたのお気に入りのコーヒーカップが割れる日は この大地そのものが割れる日かもしれません。 そのような日が来ないことを、私は心から祈っているだけなのです Dr.Henry 添付資料A:SCP-xxx発見前の地震発生頻度 ※これは6か月間に発生した地震を集計したものです 添付資料B:SCP-xxx発見後の地震発生頻度 ※これはここ一週間で発生した地震を集計したものです 【財団注釈】 これはメインフレーム上に残されていたメールサーバーの情報をバイナリデータから復旧したもの。このメールを送った直後、Dr.Henryは施設からの無許可外出をし、失踪した模様。 関連して【Dr.Henryのメール】も参照。 +【Dr.Henryのメール】 【Dr.Henryのメール】 件名:ちょっと吐き出させて CC :Zack 地質監視部門のやつらにまたメールしたわ。だけど返事はいつも同じ 「SCP-xxxに異常は見られない」「地震とSCP-xxxとの関連はない」 あのアホのウィルソンがコーヒー片手にしたり顔で言ってると想像してみて? ねぇザック、私の引き出しには拳銃が入ってるの。 もちろんカギは厳重にかけてあるわ。 でも私は射撃のオリンピックにも出たことがある射撃の名手なの。 高校生で、プラクティカルシューティングで世界1位をとったのよ? あいつ、それを知ったら意見を変えるかしら? どう思う、ザック? 件名:ビッグニュースよ CC :Zack ザック、ビッグニュースよ。 ただし、悪いほうのね。 昨日私の研究室に小柄な女の子が来たのよ。黒髪の可愛らしい子。けど目が全然笑ってなかった。 声も冷たくて、あいつの声を聴くくらいなら一晩食料保管庫に閉じ込められた方がましって感じ。 [くだらない報告をしているのは君か?] 可愛い女の子にあいさつしようとしたらいきなり上のセリフよ。面食らったわ。 覚えてる限り真似してあげるわ(私が風邪をひいて声がなかった時に無理やり絞り出した声を思い出してみて) 私のデスクにまで君のヒステリックな報告書が届いたぞ 私はチャンスを1度しか与えない。次はない。 女性ホルモン不足の精神不安定女の戯言を、二度と私のデスクに届けるな 一言一句間違えてないと思うわ。あんな物言い聞いたの、初めてだったもの。 反論してやろうと思ったけど、おつきのいかつい軍人に制止されたのよ。 「Dr.Big_MANはお忙しい」って 私のキャリアは終わりね。ザック。 静かに地震計でもながめてこれからの日々を過ごすとするわ。 そうじゃなかったら、この「ラストチャンス」をふいにした後何されるか分かったものじゃないもの。 相手はあのDr.Big_MAN。 なんで私、こんな仕事ついちゃったんだろ。 件名:心配いらない。私は正気よ。 CC :Zack ザック、毎日私にチャット通話をよこすのはもうやめて。 みんなが噂してるみたいに私は「狂って」なんかいない。 地震計を見ててわかったの。たしかに地質監視部門はまちがってなかった。 この地震にSCP-xxxは関係してない。 いるのよ、別のもっと「巨大な原因」が。 推測するに、それは長細く、太く、巨大な、まるで生物のような動きをする―― って、こんな感じでラボのみんなに話したら、みんなで私を狂人扱いよ。 何年も一緒に働いてきて、この仕打ちがこれとはね。 ザック、あなたはそんな風にあたしを言わないわよね。 お願い、信じてよザック。 件名:ありがとう CC :Zack お誕生日のお祝いをしてくれるのはあなただけね、Zack。 私の方は最悪な状況。 地質監視部門が心を入れ替えたらしく例のプロジェクトが進行しようとしてる。 これは私の希望でもあったけど、その先にあるもののことを考えると… ってここまで書いて思ったわ。私って仕事の話ばかり。 つまんないし、最悪の女だわ。 あなたが送って遅れたプレゼントボックスをドキドキして開いたら オリンピック仕様のM1911ピストルで笑っちゃった。 私、そんなにこわーい女に見える? だけど、最高のプレゼントだわ。よくわかってるわね、ザック。 そう、M1911は私のおじいちゃんが大戦末期からずっと持ち続けて 私の成人の日に渡してくれたもの。それでオリンピックで優勝してやったわ。 そんなオンボロディッ〇でオリンピック?ってみんなに笑われたけど あの時の眼をむいたみんなの顔、写真に撮っておけばよかった。 さすがに今じゃ旧式化してオリンピックなんかじゃ使えないけどね。 だけど、あなたのおかげでまた世界最高の射手になれそう。 ザック、これは私の一生の宝物。 ありがとう、心から。愛をこめて。 今週は大きなプロジェクトでいっぱいいっぱいだから誕生パーティーはいらないわ。 でも、来週のあなたの予定を送っておいてほしいわ きっと素敵なディナーになると思うから。 件名:にげて CC :Zack ちかに いた ほんとうに いた 【補遺】 Dr.Henryは施設外に脱出したのち、消息を絶っている。 現在■■州の警察の身元照会データから、Dr.Henryのセキュリティカードを身に着けた遺体を発見したとの情報を入手している。 本人かどうかをエージェントが確認中。 +【メモ帳.txt】 【メモ帳.txt】 【補遺1】 これは施設研究員の個人的なメモ帳だと思われる。 この研究員は学生時代民俗学を趣味的に学んでおり、民俗学の資料や日常のメモを書き連ねてると思われる。 【補遺2】SCP-xxxと関連は見受けられない。資料的価値なしと判断済み。 Dr.Chadと面談時間と場所確認「16:00/F-2」 またDr.Henryがヒスをおこしてるよ…ザックが今日休みだからなぁ まぁ、僕はヘッドホンをつけて仕事するよ。神よ、僕に静寂あれ。 検証端末が欲しいとマネージャーに伝える └断られた。財団なんて名前なんだから、金はあるだろ! 13:00 X-2研究室で焦熱研究開始 プレミアコースト社のコーヒーは最高だからもう一回買う Dr.willsonは性格最悪だけどコーヒーの趣味は最高 石とバナナ 民俗学的にSCP-xxxxにアプローチしてみたい。例えば神の存在を信じるか、とかだ。 小学生のころ読んだ『月間 ミステリーファンタズマ』で見た地底人にインタビューできるなんて ありえないくらいすごいチャンスだ! 石とバナナ SCP-xxxxへの民俗学的アプローチは却下された。今はその段階にない、だって。 いつその段階が来るってんだ? いよいよここで働く意味が金以外なくなってきた。 プレミアコースト社のコーヒーを買う。このメモは二回目だぞ、僕 コーディにプレゼントを買う └研究研究であの子には全然かまえなかった。だけど彼女は家に帰るといつも「パパー!」と駆け寄ってきてくれる └僕の大切な子。isn t she lovely? 君はなにが好きなのかな? お誕生日会には間に合わないとコーディに電話する SCP-xxxxのくそくらえ! 給料さえもらわなければ、コーディを毎日抱きしめるのに! 13:00 Dr.Cliffordと電話会談 16:00 研究発表。必要資料は別メモ参照 女媧 石とバナナ 12日・Dr.Carolとディナー 彼女は魅力的だが、あくまで同僚。家にディナーの写真を撮って送らないとまた激怒されるぞ! 日本と中国? イワナガヒメとコノハナノサクヤビメ 石と"花"だ 【民俗学的アプローチ①】 セレベスの伝承に以下のような内容がある 初め天と地の間は近く、人間は、創造神が縄に結んで天空から垂し下してくれる贈物によって命を繋いでいたが、ある日、創造神は石を下した。我々の最初の父母は、「この石をどうしたらよいのか。何か他のものを下さい」と神に叫んだ。神は石を引き上げてバナナを代りに下して来た。我々の最初の父母は走りよってバナナを食べた。すると天から声があって、「お前たちはバナナを選んだから、お前たちの生命はバナナの生命のようになるだろう。バナナの木が子供をもつときには、親の木は死んでしまう。そのようにお前たちは死に、お前たちの子供たちがその地位を占めるだろう。もしもお前たちが石を選んだならば、お前たちの生命は石の生命のように不変不死であったろうに。(引用:大林太良 著 角川選書 『日本神話の起源』) 同じような伝承は世界各地にあり、「石かバナナ」… つまり、「『永遠を意味する石』か『いつか腐敗するが別の価値を持つバナナ』」を選ばせることで 人類は英知と限りある命を得た、という話だ。 朝一でDr.Clariceにメール Dr.willsonから呼び出し→13:00のX-2研究に立ち会えとのこと 怒られるかと思った。別のおすすめのコーヒーを書いたメモをもらった 意外といい人? Dr.Henryの様子がおかしい。労務に相談すべきか。 ザックに必死に何か訴えている 【民俗学的アプローチ②】 世界各地にある「石とバナナ」型伝説。 人類創生に関するこので伝説は、日本にもある。 国津神であるオオヤマツミが娘のイワナガヒメ(姉)とコノハナノサクヤビメ(妹)の姉妹を嫁がせる。しかしニニギは醜いイワナガヒメを帰してしまい、美しいコノハナノサクヤビメとのみ結婚してしまう。コノハナノサクヤビメは天孫の繁栄の象徴として、イワナガヒメは天孫の長寿の象徴として嫁いだものであったが、イワナガヒメが送り帰されたために天孫(天皇)は短命になったのであるという。この説話にはバナナが登場しないが、岩すなわち石を名前に含むイワナガヒメが選ばれていないこと、それによって短命になったということから、バナナ型神話の変形と考えられている。コノハナノサクヤビメはすなわちすぐに散ってしまう花であり、食べればなくなってしまうバナナに対応しているとも考えられる。(引用wiki) つまり、「石かバナナ」型伝説が、日本では「石か花」型になっているということだ。 【民俗学的アプローチ①】での伝承を見返してほしい。セレベスの伝承にはこの一文があった 人間は、創造神が縄に結んで天空から垂し下してくれる贈物によって命を繋いでいた これが重要な要素になる。 もしかして、と僕は考えている もしかして、SCP-xxxxはこの伝承と深くかかわりがあるのでは? Dr.Henryが脱走した。一日中駆けずり回る羽目になった。 彼女はなぜ出て行った? ザックに聞いてもわけがわからないと言うばかり 地震があって午後の研究は中断。最近の地震は多すぎるし、規模が大きすぎないか? しかも局所的だともザックは言う。ザックはなにかを悩んでいるようだ。 【民俗学的アプローチ③】 人間は、創造神が縄に結んで天空から垂し下してくれる贈物によって命を繋いでいた セレベスの伝承にある、この一文とよく似た伝承が中国に残されている。 人間をつくった存在であるとされており、女媧が泥をこねてつくったものが人類のはじまりだと語られている。後漢時代に編された『風俗通義』によると、つくりはじめの頃に黄土をこねてていねいにつくった人間がのちの時代の貴人であり、やがて数を増やすため縄で泥を跳ね上げた飛沫から産まれた人間が凡庸な人であるとされている(引用:wiki) 「やがて数を増やすため縄で泥を跳ね上げた飛沫から産まれた人間」 女媧もまた、縄を使っている。 時代や文化背景を考えればそれほど不思議な話ではない。点々を線で結んでそれらしく考えているだけかもしれない。 しかし、なにかが気になる。 「石と花」そして「縄」 この共通点はなんだ? 大変な大発見をした。これは冗談では済まされない。 まちがいなくSCP-xxxxを理解する、そして人類に巨大な警鐘を鳴らす一報になる。 SCP-xxxの実験記録の[実験1-D]を見てほしい。 「石」だ 彼らは「石を選んだ」 そして僕らは… ※データ消失 +解析を試みますか?※クリアランスレベル7以上が必要です プロビデンスの眼を知っているか? 神の全能の眼を意味するこの言葉は古来よりキリスト教のシンボルとして そして馬鹿げた都市伝説のシンボルとして語り継がれてきた。 いまやこれを掲げて陰謀論を語る者は時代を代表する大馬鹿者 あるはずのないものを見ている誇大妄想家か統合失調症患者扱いだ。 だが、あるのだよ 私がその『眼』を持っている 君が何をしているのか、何をしてきたのか、何を考え、何を信じ、何を記録しているかももちろん知っている。 例え財団に隠して持ち込んだ個人端末の中のメモ帳に手書きで残したメモだとしても。 私には見える。 私は知っている。 ※私が誰かは、もうわかっているはずだ(Dr.■■■■署名) すぐに私のオフィスに来い。 覚悟を決めてな。 +【発見された医療記録と手紙】 DR.Philip署名 医師としてサイト管理者に勧告する。 SCP-xxxxの実験従事者は放射性物質を素手で扱うような真似をやめ、今すぐ厳重な防護服を彼らに着用すべき段階にある。 半年前、Dr.Michaelに起きたこの容態は「不幸な事故」だと片づけられた。 だが、ここ1週間でDr.Michaelと同じ様相の発症者が後を絶たない。 わずか1週間で14名が運び込まれ、うち7名はサイト外移送。つまりイコール死亡したということだ。サイト管理者は無意味な秘密主義を捨て、はっきりと明言すべきだ。 これはバイオハザードだと SCP-xxxxの流出であると 実験従事者はわからないだろう。このような事態が起きていることも知らないし、ガス漏れ検知のサイレンが鳴るわけでもない。 わずかな傷口からでもやつらは体内に侵入する。 唇の切れ端、紙で切った指の腹の傷、ペットに引っかかれた傷、そんな小さな傷跡からDr.Michaelと同じような症状を訴えるようになる。 「夜、自分の頭の中で誰かが動いている気がする」 「自分が発したわけでもない言葉に同僚が返事をする」 「土を食べたくなる」 「異様なのどの渇きがある」 いいか、どんな小さな傷でもすぐさま保護をしろ。包帯でもラップでもなんでもいい。 とにかく傷口を覆うんだ。もしそれをしなかったら、取り返しのつかない事態にならないことを祈るしかなくなる。 そしてサイト管理者はバイオハザード勧告を出し、このサイトを閉鎖すべきだ。 ※DR.Philipを解任とする。(Dr.Big_MAN署名) ※あらたな医療管理者は、これを「新たな機会」と捉え、詳細な医療記録をとって我々に提供することをお勧めする +【発見された実験資料2】 【発見された実験資料2】 【補遺1】 サイト101は施設管理者による無許可の施設拡張が行われており 事前に提出された青図(※)には掲載されていない区画拡張が行われていた。 ※財団ではデータ流出に備えて施設作成時は青図によって提出クリアランスがある 【補遺2】 本資料は、施設管理者がなんらかの目的のもと実際に拡張を行ったことを示す資料である。 資料はデータ欠損が多く、解析は現在のところ不可能。資料はサイト101の最奥部 行われた何らかの実験記録から始まっている。 +【サイト101地下の緊急事態の対応ログ】 【サイト101地下の緊急事態の対応ログ】 [20 00] Dr.Henryと地質監視部門の提言を受け、サイト101地下の調査執行が決定。 作業を開始。 ■■■■■■の掘削作業開始 [20 02] 巨大な空洞を発見。 明らかに施設の陥落を意図して作られた「落とし穴」だとプロジェクトリーダーDr.Hennryが提言。 空洞内部を調査するため、簡易的な装備を施した調査チームを派遣。 [20 40] 緊急事態が発生したと通告を残し、調査チームとの連絡が途絶える。 追加チームを派遣。プロジェクトリーダーであるDr.Hennryが命令を無視して同行。 [21 12] 緊急事態の概要が判明 地下に何者かの■■■■■■を発見。 DR.Markの提言により、これを■■と断定 サイト101の地下で■■による意図不明確ななんらかの事態が進行していたと判明 [21 20] 追加チームが撤退を要請 却下する。武装チームの投入を決定する(Dr.Big_MAN署名) [21 32] 追加チームとの連絡が途絶える。 武装チームが現場に到着。調査開始。 [21 40] これ以上の調査は困難とし、武装チームが撤退を要請 ※許可しない(Dr.Big_MAN署名) 追加投入人員がない以上、この緊急事態の全容をつかむには今、この部隊が行わなければならない [21 42] 武装チーム12名のうち、3名がMIA(消息不明)。 [21 52] 武装チーム12名のうち、7名がMIA(消息不明)。 [22 12] 武装チームによる全容解明が完了。 調査チームはDr.Hennryを残し全員がMIA。 ※【補遺】参照→【調査・武装チームが送った資料】 +【地下緊急事態を受けての全容資料】 【地下緊急事態を受けての全容資料】 地下掘削作業中に発生した事態の周知のため、経緯を追って全容を簡便に記載する 以前より、サイト101から流出したSCP-xxxxは施設の特定箇所に集まる習性があり、■■■■の提言に基づき■■を調査した結果 ■■■よりさらに地下に水脈がある可能性があると発覚した。 地下掘削を決定・執行した結果、予期しない緊急事態が発生。 あらたな脅威が発覚した可能性も浮上した。 調査チームにより、地下には■■■■と思しき壁画が複数発見されており、これらは■■■■を示すと同時にSCP-xxxxの目的が「花を摘み取る」ことであるとDR.Markは断定。 [DR.Markの発言内容] ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【※補遺】意図的に改ざんされ解析不能 以上の経緯、Dr.Markの発言を鑑み、地下空洞を封鎖する地下洞封鎖施設の建設によるSCP-xxxxの完全封鎖を決定。 ※施設建設には特別な留意を要する 財団本部への通達はこれを行わない SCP-xxxxの流出はこれより機密事項とし、この流出が認められた場合 すべてのプロジェクトメンバーに対し超法規的措置をとる 私は、諸君らにわかるように伝えるべきだろうか? 『化物のいる穴に裸で蹴りこまれたくなかったら、口を閉ざすのが賢明だ』 私はチャンスは1度しか与えない主義だが、今回は一度としてチャンスは与えない 努めよ。自身を含む人類のために(Dr.Big_MAN署名) +【地下封鎖施設の建設資料】 【地下封鎖施設の建設資料】 [本施設建設目的] SCP-xxxxの過熱による物理干渉能力の簒奪を目的とする。 また、SCP-xxxxの凝集を遮り、その集合意識を簒奪する。 [施設概要のMTG資料] 外部エネルギーに頼らず、永久稼働を目的とする 稼働停止はいかなる状況においてもDr.BIG_MANの承認を必要とすること 本施設の真の目的はSCP-xxxxの封鎖にあらず、その本位たる■■の封鎖を【※補遺】以降解析不能 [施設管理資料] SCP-xxxxの凝集を防ぐための巨大ファンはコンソールルーム(資料青部分)にて操作を行う。 コンソールルームは専用階段からのみ入室できます。緊急時は解放状態となり、手動での 開閉が可能です。 コンソールルームからは攪拌施設を一望できます。厚さ17cm強化ガラスにより、操作者は防護されています。 操作手順は別紙12p~45pを参照してください ※許可しない(Dr.Big_MAN署名) この設計はなんだ? 犠牲をいとうな、と命令したはずだ。 これはただの願いだ『SCP-xxxxとそれに関連するすべてが封鎖できますように』という サンタクロースへのお願い事と何ら変わりない対処法だ。 サンタクロースは存在しないと伝えると、君たちにはショックかな? SCP-xxxxを完全に封鎖する最終プロトコルを用意せよ この施設、資料、人命を問わず、完全不可逆にSCP-xxxxを封鎖するプロトコルが必要だ 【補遺】本ページの資料は砂による浸食により大部分が解析不能。また、以降の資料ページは回収できなかった。 資料はデータベース化されておらず、意図的に再現不可能にされていた可能性がある。 【補遺2】無許可で拡張された『地下封鎖施設』に関する資料は【地下封鎖施設写真資料】を参照。 +【調査・武装チームが送った資料】 【調査・武装チームが送った資料】 「地下空洞調査チーム1」と記された資料 「地下空洞調査チーム2」と記された資料 「発見された壁画A」と記された資料 ※赤外線撮影によりモノクロだと思われる 「発見された壁画B」と記された資料 「他の壁画と違い、白い人物像」との記載が裏にある。 「発見された壁画C」と記された資料 同じく「白い人物」との記載。 「発見された壁画D」と記された資料 「白い人物が増えていることを示している」との記載が裏にある。 「SCP-xxxxに酷似した壁画」と記された資料 「SCP-xxxxに酷似」が何を指しているのかは不明。 【緊急事態が発生後に送られたと思しき資料】 「投入された武装チーム」と記された資料 武装から軽装のICT緊急対応チームだと思われる。 「武装チーム送信」と記された資料 地下の状況を報告した映像資料の一部と思われる。 「武装チーム遭遇」と記された資料.png 映像が不鮮明なため、解析不能。 「武装チーム遭遇2」と記された資料 映像が不清明なうえ、この写真に対して言及された資料は解析不能。 現場の混乱を考慮すると、地下施設のエネルギーケーブルを誤認した? 現在解析中。 +【地下封鎖施設写真資料】 【地下封鎖施設写真資料】 以下の資料が添付されていた [施設管理資料] SCP-xxxxの凝集を防ぐための巨大ファンはコンソールルーム(資料青部分)にて操作を行う 操作手順は別紙12p~45pを参照してください 【補遺】本ページの資料は砂による浸食により大部分が解析不能。また、以降の資料ページは回収できなかった。 資料はデータベース化されておらず、意図的に再現不可能にされていた可能性がある。 「攪拌用ファン」と記された資料 SCP-xxxxの凝集を防ぐため、人工的に竜巻を起こす装置だと思われる。 「地下施設足場建設」と記された資料 「攪拌施設建設状況」と記された資料 「攪拌ファン建設状況」と記された資料 +【地下封鎖施設経過状況に関する報告】 地下封鎖施設経過状況に関する報告】 【設備管理チーム:Max】 永久稼働などという絵空事のために俺たち設備管理チームを軽視した結果がこれだ。 砂はあの巨大ファンを腐食しやがる。まるで自分たちの敵を食いつぶそうとするようにな。 永久稼働だと?冗談じゃない、あの腐食速度じゃ1カ月に1回は分解清掃が必要になる。 全長225m 全高96m ホイール直径だけでも22mもあるファンを整備するのが どれだけの大事業かわかるか? 今、ファンはとんでもない軋みを施設中に響かせまくってやがる。 それにこの砂、ただの砂じゃないんだろ? 服の中でもぞもぞするし、Lindsayは医務室行きになった上に施設外移送にまでなった。 あいつは2か月後に結婚するんだぞ? これで結婚の予定が伸びたりしたら 俺は現場監督として花婿にどう顔向けすればいいんだ? 頼むよ、ドクター。俺たちに情報を下ろすか、病院行きになってもいい人材を送ってくれ。 俺はLindsayが心配でならないよ。三日くらいで帰ってこれるんだよな? +【焼け焦げたメモ】 【焼け焦げたメモ】 ヘンリーへ ヘンリー。君を失ってから、ようやく言えるよ。 BIG_MANから命令が下った。 「SCP-xxxxを完全に封鎖する最終プロトコルを用意せよ」 最初からわかっていた。君にあの時いうべきだった言葉を今更ここに書いてるよ。 BIG_MANはイカれてる。 あいつは命を理解できてない。 僕と君との間にあるような、ミクロな命とマクロな命の区別ができていない。 その尊さが理解できていない。 だからあいつがやろうとしていることは、あいつの言う「完全封鎖プロトコル」は狂ってる。今、それがようやく俺は理解できた。 地下12階と上層5階にあるエレベーターのプログラムをいじっておいた。 ヘンリー、これが君への贖罪になるとは思えない。だけどあの黒髪の少女に一矢報いたいんだ あの日からずっと、俺の来週の予定は開けっぱなしだ。 いつか君に会える日が信じてる。 帰ってきてくれたら、二人で君の大切なものの番号を緊急エレベーターのパネルに入力しよう。 二人でここを出るんだ。 愛をこめて・ザック それと、くたばれ、SCP-xxxx。 くたばれ、Dr.BIG_MAN 残念だ、Dr.Zack ロシアで本を書くと処刑されるのと同じように、こんなメール程度でも君が迎える結末は残酷なものだ。 それは、わかっていたはずだ。 でも君にはもう一つ、残念なお知らせがある。 Dr.Hennryは変死体で発見されたよ 君が彼女と手をつないでここを出ていく日など、来ない。 いったい誰がそんなひどい真似をしたんだろうな? © 2022- SCP Limited. ※研究員[]がサブスクリプション違反を犯しました※ 状況 命令違反 処置24601を実行します [実行中……] [実行中…………] [実行中………………] あなたが裏切るとは思いませんでしたよ テストの結果は完璧だったはずです あなたの我々に対する忠誠心も向学心も最高だと テストは物語っていたのです あなたの財団職員としての素質は完璧だと 研究者として、職員として 人類の存続を守る我々という巨大な壁の一員として 冷徹な判断を常に下せると テストは物語っていました しかしそうではなかった あなたは完璧ではなかった これから訪れる裏切りの報いも あなたはわかっていたはずです なぜ我々を裏切った? 度し難い愚行を犯しましたね もう誰もあなたを救うことはできません あなたが誰かを救うこともできません 我々は秘密を解明し、保持し、隠匿します それは我々の間で交わされるものすべてが 現実ではないことを意味します だからあなたはもう、現実には存在しません 我々が今、そう決定しました あなたは堕落し、虚無へと落ちました 永遠に灰色の世界で あなたは壊れるまで彷徨い続けます 真実は冷徹です 希望は現実が被ったペルソナです 仮面の下では現実が我々を嗤います あなたの死を 我々の終わりを 世界は現実の咢の中にあります 現実の気まぐれで、世界はかみ砕かれ 咀嚼され、嚥下される運命が待つ あなたはその牙を誘う愚かな行為を犯しました あなたをexcuteします 不可逆な世界へ堕とし、引き裂いて虚無へ墜とす 我々の手助けを受けられた過去を 懐かしく思うでしょう なんの救いも手掛かりもない現実へ 叩きつけられ、反吐を吐き のたうち回るがいい 現実はスワイプしても 答えなど転がっていません あなたはなにも見えない 現実という暗闇を永遠に彷徨うのです そう、あの男と同じように [完了] すべての財団データベースへのアクセスを シャットアウトしました
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39726.html
SCP-3118 1get -- (YF) 2018-06-10 18 14 27 何でDクラスにはちょくちょくまともじゃないもん食ってるのがいるんだよと ワンタメ博士の電子レンジとかSCP-1048-JP(キチクマじゃないよ)とか -- (名無しさん) 2018-06-10 19 48 11 そりゃ死刑囚だからね猟奇殺人者やらも多いだろうからカニバリストもいるだろう -- (名無しさん) 2018-06-11 01 28 03 頭の中を通り抜ける間に記憶を読み取ってるんだろうか。記憶処理とかで今まで食べたものを覚えてない人を撃ったらどうなるのかな。……もしや17対の足を持つ未知の節足動物が? -- (名無しさん) 2018-06-11 11 01 47 上から下まで内容がカオスすぎてもう何この……なに? -- (名無しさん) 2018-06-13 04 31 58 タイトルが出てくるまでの部分でもう十分オチてる気がするゾ -- (名無しさん) 2018-06-14 20 36 52 そうえばDクラスって死刑囚だったな -- (名無しさん) 2018-06-15 09 37 22 児童の複製体せめて記憶処理とかして財団の児童養護施設に行かせるとかさあ・・・もっとなんか方法あったんじゃねえかなってなる -- (名無しさん) 2018-10-19 16 11 07 児童は生きてんなら終了したげるなよ…と思ったが、生きていると同時に『調理済み』な状態だったから止む無く…って考えたらこのDクラス怖すぎw -- (名無しさん) 2018-10-19 19 50 50 何気にトマト案件なのね昼食(lunch)を発射(lanch)って -- (名無しさん) 2019-03-27 19 20 16 つまりこれは過去に食べた物を吐き出させて「食べなかった」ことにする銃なのかな だから死んだり後遺症が残ったりするのか -- (名無しさん) 2019-04-30 18 09 10 おい誰だケーキ食ったDクラスを撃った奴は! -- (名無しさん) 2019-07-13 16 51 57 SCP-871を摂取した人物を実験対象にしてはいけない。絶対にだ!! -- (名無しさん) 2019-10-18 06 17 43 ↑4 そういやトマトも収容のきっかけが「旦那が昼飯に殺された」じゃなかったか… -- (名無しさん) 2019-12-15 15 52 51 「射出点の軌道に沿った位置にあり、かつ全ての食品や容器を保持できる表面積を有する直近の水平面」が無い状況で撃ったらどうなるんだろう。例えば断崖絶壁(「出口」が崖下側)とか、こめかみの一方を壁に当ててもう一方を撃ったときとか。 -- (名無しさん) 2020-03-03 15 26 33 コーディさん、自殺寸前にしては充実した昼飯食ってねえか -- (名無しさん) 2020-03-13 09 11 05 ↑2軌道はたぶん普通の銃弾と同じだから放物線の軌道を描いて崖下の地面に出現するんじゃね? -- (名無しさん) 2020-07-20 15 51 49 SCP-500入りのスープとかも再現できるんだろうか -- (名無しさん) 2020-08-25 21 10 26 ↑3 むしろ死ぬ前だからでは? -- (名無しさん) 2021-01-13 18 57 35 最後の実験のやつ、日本支部ならなんだかんだで生かしそうではある -- (名無しさん) 2021-03-02 12 17 00 児童といっても他同様既に料理として完成された状態で出現した可能性もあるわけで…安楽死させてあげたのかも -- (名無しさん) 2021-06-26 21 13 10 「食べ残しても完全に複製される」が最後に活きるんだねえ~ -- (名無しさん) 2021-09-17 20 15 24 ↑……その場合多分『調理』してないって事になるな -- (名無しさん) 2022-06-24 23 04 39 「食器」が肉切包丁(≒テーブルナイフ)だからな…… -- (名無しさん) 2022-09-22 19 38 42 (≒じゃなくて≠) -- (名無しさん) 2022-09-22 19 40 22 幾ら親元に返すわけには行かないと言っても、新しい戸籍与えて生かすくらいしてもおかしくないのでは?と思ったけど、他の実験例的に「調理前」じゃなくて「調理後」で出て来た可能性あるのか -- (名無しさん) 2023-04-19 18 33 30 石榴倶楽部に撃ったらどうなるのか試してみたいな -- (名無しさん) 2024-03-10 00 37 47
https://w.atwiki.jp/fun-scps/
仮生成です。 作成者は幌筵の提督です。 メンバーは自動承認なので送信したら編集できます。 当然荒らしはBANです。 ※このサイトの全ページはCC by 3.0 で公開されます。 だが断るっ って人は書きこまないでください。 オブジェクトナンバーはSCP-***-FUの形式にしてください。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35380.html
登録日:2016/10/27 Thu 14 35 50 更新日:2024/08/25 Sun 01 15 43 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 Anomalous Apollyon Archived Archon Decommisioned Esoteric-Class Euclid Explained Joke Keter Neutralized SCP Foundation Safe Thaumiel Unclassed オブジェクトクラス 財団用語解説 では分類後は危険性が変わるか?という問いはもう皆さんお分かりですね? ・・・はい、変わりません。ですので、Safeであっても研究員の皆さんは常に危険と隣り合わせだということを忘れないでください。エージェントの皆さんはSafeの話と合わせて、オブジェクトの外見に関係なく常に警戒してください。Safeは言ってしまえば拳銃、テロリストの持ち物でない核兵器、瓶詰の毒薬などと考えてください。 ここでは、SCP Foundationの重要なファクターの一つ、オブジェクトクラスについて解説する。 概要 主要なオブジェクトクラスSafe(セーフ) Euclid(ユークリッド) Keter(キーター / ケテル) Neutralized(ニュートラライズド) Thaumiel(タウミエル) Apollyon(アポリオン) Archon(アルコン/アルコーン) 副次的なオブジェクトクラス特殊/物語風クラス群 Explained(エクスプレインド) Joke(ジョーク) Archived(アーカイブド) Decommisioned(デコミッションド) Anomalous(アノマラス) 鍵のかかった箱テスト(The Locked Box Test) 概要 SCP Foundation(以後『財団』)は、様々な異常性をもつ物品、場所、生物、言葉、数式、現象、法則、概念その他もろもろ(以後、『オブジェクト』)を収容するために作られた組織である。 当然財団職員はそれらを収容し、それらの能力や危険性、技術などを研究したり、あるいは収容違反が起きた時に対処したりといった仕事をすることになる。 そこで通常の研究施設と同様、そのオブジェクトをどう収容したらいいかという、マニュアルが個々に決められている。 これが報告書において『特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)』としてまとめられているのだが、その収容方法には程度に応じてレベルが定められている。 これこそが『オブジェクトクラス』というわけである。 さて、上記の文章はTale『若き新人への講義』からの引用である。 新人財団職員もそうなのだが、読者たる我々はつい「オブジェクトクラスは危険度の指標である」と勘違いしがちである。 その中でも、特に「Safe」は勘違いのもとになりやすい(Safeという単語が安全という意味をもつからというのも大きいが)。 特に初期のオブジェクトでは「Safeより危険だからEuclid」「Euclidより危険だからKeter」としていることが多いのが話をややこしくしている。 しかし「破壊力や致死性は皆無、でも収容不可能だからKeter」や「収容体制が確立しているのでsafe、だが収容違反で大惨事」というオブジェクトも一定数存在する。 つまるところ現在は「Safeだからと言って無害・友好的なわけではない」「Keterだからと言って有害・敵対的なわけではない」という設定が主流。 その理念からも汲み取れるように、財団にとっては「異常存在が収容を離れ衆目に晒される」事こそが憂慮すべき「危険」なのである。 オブジェクトクラスとは、つまるところ収容対象の「安全性」ではなく「制御可能性」を端的に表したものだと見なすのが正解であろう。 主要なオブジェクトクラス さて、ここからはSCP-ENで多く用いられている基準をもとに解説していく。 「Safe」「Euclid」「Keter」「Neutralized」「Thaumiel」「Apollyon」「Archon」の7つが属する。 特に最初の3つについて、大抵はこのオブジェクトクラスをあてはめますよということで、しばしば「S/E/K分類」と呼ばれる。 Safe(セーフ) しっかり収容していれば安全なオブジェクト。 そう、「しっかり収容していれば」。 仮に「Safe」というオブジェクトクラスであっても、オブジェクトそれ自体が安全とは限らない。 仮に核弾頭がその場にむき出しで置かれていたら危険だろう。だがきちんと管理して、メンテナンスして、しっかりしまいこんであれば? …そう、それならば核弾頭であっても安全である。 Safeの名にふさわしく全く破壊力のないオブジェクトも多々あるが(面白いだけ、とか)、油断すると普通に地球を数回はぶっ壊せる品物も多数ある。 SCPのことがよくわからない!という人はとりあえず 起動すると大惨事になるが勝手に動き出すことはない 勝手に動き出しても大きな被害が出そうにない といったオブジェクトはSafeと覚えておけばイメージがつかみやすいだろう。 反対に、基本的に意志を持つオブジェクトには与えられない(例外は結構ごろごろあるのだが)。 これは、意志を持つオブジェクトは基本的にどうなるかわからない(=勝手に動き出すかもしれない)からである。 いつもニコニコしていても、ふとしたときに機嫌が悪くなるかもしれない。 場合によってはそもそもニコニコが演技で、ある日突然「な〜んちゃってwww可笑しくって腹痛いわ〜www」とかしだすかもしれない。 …というか実際『SCP-1048』(元Safe・現Keter)はそれをやらかした。 このキチクマ(*1)を筆頭に、この手の「元Safe・現Euclid/Keter」は数多いが、 読者は「Safe Euclid」もしくは「Safe Keter」という表記を見たらもう色々と察することとなる。 そういうのは大概、タチが悪い。 まあ元Safeに限らずオブジェクトクラスが変更される時点で大概なのだが 全体的な傾向として、意志を持つオブジェクトなのにSafeだったら、「そのオブジェクトは大した力を持ってない」パターンか、「オブジェクト自体がその能力を有することで当人にとって不幸」なパターンが多い。 まぁ「オブジェクトの影響で判断を誤っている」とか「強力な現実改変能力で勝手に報告書を書き換えている」というメタ視点だからこそ気付けるヤバいパターンもいるが。 Euclid(ユークリッド) 語源は古代の数学者エウクレイデス。おそらく数学書『原論』において「公理・公準」を定めたためであろうと思われる。 S/E/K分類の中での基準となるクラスで、大概のオブジェクトはこのクラス。 というかこれに分類したあと、「収容方法が確立されたら」Safe、「収容方法が一応でも見つかれば」Euclidのまま、「収容方法が思いつかない」ならKeterになる……というヘッドカノンを採用している所も多い。 要は「一応現在は収容できてるけど、正直予断を許さない」ものであり、一番最初に書かれた『SCP-173 - The Sculpture - The Original(彫刻 - オリジナル)』もこれである。 如何せん基本なので数は非常に多く、故にSafeやKeterに比べて傾向らしい傾向がない。 ただそれなりに力を持っていて、かつチートではないという特性上、物語が作りやすいというメリットがある。 Keter(キーター / ケテル) セフィロトの樹の一番目の「Keter」からとられている。 S/E/K分類で最高の厄介度。 収容難度が著しく高い、ちょっとしたことですぐ逃げられる、常に目の届くところにないとなにしでかすかわからない、あるいはそもそも収容が物理的に不可能、などといったオブジェクト。 ここに属する連中はどいつもこいつも曲者揃いで、中には財団がポリシーとしての「保護」を捨ててまで破壊を命じる『SCP-682 - Hard-to-Destroy Reptile(不死身の爬虫類)』や、そもそも毎回復活するので、復活するたびにぶっ殺さなきゃいけない『SCP-076 - Able(アベル)』のような例もある。 が、先述したとおりオブジェクトクラスとは「収容しにくさ」を示す指標である為、必ずしも凶暴とは限らない。 「なんの異常もない普通の銃」とか、「特に何もしないおじさん」とか、オブジェクトそれ自体はあまり危険でなかったり、財団に友好的であったりするものも少なからず存在する。 なお初期のKeterと1000番台以降のKeterは同じKeterでも性質がやや異なっており、 初期は「チート能力を有し、動きまわる敵対的な生物」や「危険な生き物を生成する池」、「破壊力が恐ろしいのに収容方法が見つからない物品(ケーキとか)」が多かったのだが、 1000番台になるにつれて「かつて人間の前に地球を支配していたが、人間によって文明を壊された恨みを持つ類人猿たち」や「本人は敵対的どころか友好的だが、本人ですら能力をコントロールできない」人物(邪神)、 「概念そのものを取引する企業」、「そもそも滅ぼすことができない場所」、 そして「実は財団ってとある統合失調症患者の見ている世界ではないのか?」といった世界そのものを疑い始めたオブジェクトまである。 「害があったという報告はないが、予測不能な場所に瞬間移動し引き留める方法もない」という理由でKeterを勝ち取ったオブジェクトもあるが。 それから、「収容自体は(おそらく)可能だが逃げ出したり捕まえ損ねて捜索中」というオブジェクトにKeterがあてがわれることもある。 上で挙がっていたキチクマもこれで、そのほかにはSCP-1574やSCP-1440、SCP-030-JPがこれにあたる。 読み方だが、本部が「キーター」なのに対して、日本支部では「ケテル」が主流。(*2) これについて論争がしばしば起きるが、正直どっちであろうが意味は変わらないので読みたい方で読むこと。自分の読み方を他人に押し付けないように。 ……とはいえ、残念ながら変なツッコミを入れてくる連中は少なからずいるので、文字媒体ならばとりあえずアルファベット表記のままにしておくのが無難かと思われる。 Neutralized(ニュートラライズド) 無力化されたSCP、つまり壊れたり異常性を喪失したり、生物であれば死んだりしたSCPに与えられるオブジェクトクラス。 あくまで「元SCP」だった以上、いつか異常性が戻る(または新しく同じ異常性を持つオブジェクトが確保される)可能性もあるため、念の為に報告書を残す、というものである。 さて、財団は基本ポリシーは「確保・収容し保護すること」であるため、財団自らがSCPを破壊しようとすることは普通はない。でもクソトカゲは死んでくれ そのため無力化されたSCPというのは大概それに至るまでのエピソードがある、というかそれがメインに近い。 例えば、 「財団職員が適切な取扱方を理解できず、無力化してから気付いたもの」 「そのSCPがとある理由から自分から死ぬことを選んだもの」 「そのSCPが成立するにいたった事由が解決されたもの」 「その危険度をなくすために名も無き英雄が奮闘したもの」 「敵対的勢力によって壊されてしまったもの」 などである。 ……中には「異常を利用した商売をしていたが、純粋に経営に失敗して業界から撤退した」というなんとも切ない理由で無力化されているものもあるが……。 基本的にこういった特性上、報告書においても物語性の強いオブジェクトが多い。 本部の場合は「無力化してしまった」といった無念なパターンだったり、「彼の犠牲に敬礼」のような無力化したことを褒め称えるもの、「むしろ無力化してからこそが本番」なたち悪いSCPが見受けられる。 日本支部では逆に『SCP-548-JP』や『SCP-241-JP』のような、SCP自体が幸せになったりするパターンもあったりする。 Thaumiel(タウミエル) セフィロトツリーの対になる邪悪の樹の一番目の「タウミエル」から来ている。 「反Keter」という別名もあるこのクラスは、「Keterのような異常存在に対して、それを無効化することができる」という、「異常には異常をぶつけるんだよ」という代物。 財団の切札であり、故に財団は最高機密に指定している。 これは単にThaumielが悪用されうるからというだけでもなく、性質だけ見ればぶっちゃけKeterとしか言いようがないものも多いためである。 このあたり、Safeで財団が利用できるSCPとは根本から異なる。 財団でも特性を完全に判明してないものも多く、ぶっちゃけ「財団としてもあんまり頼りたくはない」存在。そもそも異常に異常をぶつけるとなれば何が起こるか予想がつかない。 前述したK-クラスシナリオの発生を防げるならば四の五の言ってられないので仕方なく使用を認められたもの、という感じ。 名前は『SCP-001 CODE NAME Roget - Keter Duty(コードネーム:ロジェ - Keter任務)』で初登場したが、 有名にしたのは『SCP-2000 - Deux Ex Machina(機械仕掛けの神)』であろう。 この後「Thaumiel」は正式に使用を認められたオブジェクトクラスになった。 ただしKeterですら手におえないのにそのさらに上というチートすぎる存在は、財団内でもカノンとして選択しない人も多い。 …しないというより、「規模がでかすぎてなかなか書けない」というのが正確か。 なお人類にとって終焉をもたらすほうが「Keter」で、人類の切札のほうが「Thaumiel」であるあたり、 どうやら人類は「神がもたらす運命に抗おうとするもの」という捉え方が財団内では主流のようだ。 Apollyon(アポリオン) 財団の敗北宣言を象徴するオブジェクトクラス。 財団のポリシーたる「確保、保護、収容」の全てが不可能であり、かつ世界の終焉に直結しかねないオブジェクト。このクラスはSCP-2317に最初に付与され(現在は変更済)、その後も有名どころだと「SCP-001- S.D.ロックの提言」などが登録されている。少し変わったものだとSCP-4780。 財団が手も足も出せない=「Keterの上位互換的存在」という認識が強く、前述のThaumielも役に立たなかったり(生存した)財団職員が宇宙に逃れたりする事例がほとんど。 元々はThaumielと同じく非標準のクラスだったものの、2021年に正式なクラスとされた。 Archon(アルコン/アルコーン) 収容は可能なものの、何らかの理由により「財団が収容を選ばなかった」アノマリーに対して適用される。 (財団世界の)人々がそれを「常識」として認識してしまっていたり、収容そのものがアノマリーの危険度を上げたりする場合に付与される。 起源については「SCP-001- I・H・ピックマンの提言」で述べられているので参照されたし。 Apollyonと同時に正式クラスに格上げされた。 副次的なオブジェクトクラス 「S/E/K分類」の代わりに付けられるものものや、「S/E/K分類」と併用できるものがある。 特殊/物語風クラス群 非標準オブジェクトクラスの総称。旧称Unclassed。 何らかの理由により、「S/E/K分類」を使用していない、もしくは使用できない場合につけられる。 特別なオブジェクトクラスをつける意味を記事内で持たせなくてはならないため、非常に扱いの難しいオブジェクトクラスでもある。 「Dammerung」だったり、「Juggernaut」だったりといった「Keter超え」を示しているもの、 「Uncontained」や「Ticonderoga」などS/E/K分類から外れた扱いを指示するもの、 あるいはミーム汚染や情報災害の影響で「Former」だったり「Möbius」だったり権威ある者にふさわしき「Glorious」… ともうふざけてるだろと言いたくなるような格付けに改変されてしまったものもある。 後述のJokeの中には「Achoo!」なんてのもある。共振パンチ! さらには「DUEL!」まで登場した。ルールとマナーを守って、楽しく実験しようぜ! また「そもそも報告書じゃない」SCP-048や「クラスを付与する必要がある(=文書を閲覧している)時点でもはや手遅れ」なSCP-444-JP、クラス自体がつけられていない(None)SCP-2508やSCP-2165、「オブジェクトクラスが削除された」SCP-1000-JPなども該当する。 この場合は本当に「オブジェクトクラスがない」ので文字通りにUnclassedである。 Explained(エクスプレインド) 当初SCPだったが、後に学問の発展などの事由によって説明が可能となったもの。 言わば「異常存在として扱われなくなったモノ達」。Neutralizedとの区別の仕方は「オブジェクト自体が変化した(から収容の必要がなくなった)」ならNeutralized、「オブジェクトは変化していないが収容の必要がなくなった」ならExplained。 具体的には「異常性が解明された」、「周囲の方が変化した」、「そもそも異常性がなかった」など。 ナンバーの末尾に「-EX」とつけられ、専用のページに配置される。 通常のナンバーと区別するために「-EX」をつけているが、後述のARCやDと違いそもそもが「Explainedの記事を書く」という前提で産まれた記事なので、もともと通常のナンバーであった時期は(メタ的には)ない。 一癖も二癖もある記事が多くてひとまとめにしづらいせいか、とあるSCPが非常に有名になった影響から誤った認識(後述)が広まってしまったこともある。 記事数も2019年6月現在でも本部24個、日本支部9個と非常に少ないが、そのぶん一つ一つの記事のクオリティは高い傾向にある。 「異常性の原因が解明されたのでExplaindになりました」という素直なモノなら『SCP-067-EX - "Rurik Inn"("リューリクの宿屋")』、『SCP-4023-EX - A Chemical Compound(化合物)』、『SCP-711-EX - Man From The Future Present(未来現代から来た男)』あたりがこれに該当する。 たとえば『SCP-4023-EX - A Chemical Compound(化合物)』は「性質が科学的に解明されたので現在は財団のフロント企業を通して医薬品として販売してるよ!」というまさかの財テクであり、 『SCP-711-EX - Man From The Future Present(未来現代から来た男)』は「タイムトラベルした黒人男性が持っていた未来の品をSCP認定したけど、気づけばその男性が元いた時代になってジョブズがiPadとして販売してた」なんていう面白い記事だったりする。 はなから異常性なんて無かったことが判明してExplaind認定されたモノなら、『SCP-2600-EX - Furred Trout(毛の生えたマス)』、『SCP-3000-EX - Modified Hospital Beds(改造された医療用ベッド)』や、人種差別に対する痛烈な風刺をふくんだ『SCP-1851-EX - Drapetomania(ドラペトマニア/逃亡奴隷精神病)』など。 最後のは非常に胸糞悪くなる記事であるが、(それが財団関与であったという設定が付加された点を除けば)「現実にこの地球上でたしかにあった差別」であるということを忘れてはいけない。 『SCP-2600-EX - Furred Trout(毛の生えたマス)』なんてひどい話で「ただのカビが生えたマスじゃねえか!」というまさかの誤解。 ……というか文章を読む限り、誤解というよりは「異常性じゃないことに気付いたが引き返せなくなって嘘書いた」という品。うーん… 『SCP-1974-EX - Hallucinogenic Dice(幻覚ダイス)』はなんというかTRPGプレイヤーなら納得できるかも。 それ以外なら、図抜けて評価が高く非常に有名になったSCP『SCP-8900-EX - Sky Blue Sky(青い、青い空)』、タイトルの時点で驚かされそうな『SCP-1763-EX - How To Write An SCP(SCP記事作成のガイド)』などなど。 日本支部のものなら『SCP-014-JP-EX - 君のその顔が見たくて』あたりが有名どころ。後述のアイスヴァインちゃんをモチーフにしたものだが、あちらとは比べ物にならないくらいエグい記事なので読む際には注意されたし。 これらの記事はいずれも非常に面白いのではあるが、SCP-8900-EXが中でも図抜けて物語性が強く評価が高いため、しばしば「EX=財団の失敗」という誤ったイメージがつきやすい。 Joke(ジョーク) 財団そのものに対するメタネタや本家報告書にはチョット…な冗談の宝庫。 あるいはifの歴史だったり、あるいは投稿にあたってのルールだったり。 ってな感じで振り切ってたりはっちゃけてたりするものが多い。 ナンバーの末尾に「-J」とつけられ、専用のページに配置される。 こちらもExplainedと同じく初めからJoke記事として投稿されている。 厳密には「Joke」はオブジェクトクラスではなく、通常と同じく各報告書毎にS/E/Kなどのクラスが割り振られているが、 便宜上の都合もあり「専用の投稿ページが設けられたクラス」として扱われている。そもそも「Achoo!」とか「DUEL!」みたいに意味を為してないのも多いし。 『SCP-710-JP-J - 財団神拳』にいたっては「財団職員が科学的で有用な武術をまとめました」という建前で内容はもはや屁理屈な無茶苦茶さであるが、なぜか日本支部の職員はこれをマスターしている前提になっている。共振パンチ! 『SCP-014-JP-J - 『奈落の悪鬼、黒き翼の堕天使アイスヴァイン』』は堕天使の転生者である。 けっして中学二年生のかわいい女の子じゃない、いいね? あくまでジョークなので本編世界には登場しない…というわけでもなく『SCP-666-J - Dr.Gerald s Driving Skills(ジェラルド博士の運転スキル)』は、一部Taleにおいてジェラルド博士自らの意志で暗殺に利用していることが示唆されていたり、 「冗談として書かれた記事」である事に意味があるオブジェクトなんかもあったりと、結局の所、その扱いは「著者のヘッドカノンに依存する」というSCP創作の大前提に帰結する。 身も蓋もない話をすれば、そもそもSCP財団に「本編」は無いしね。 ほかにもいろいろ紹介したいものはあるが、まああとで書き上げます。 Archived(アーカイブド) 元々は正規のSCP記事だったが、『SCP Foundation』というシェアード・ワールドの発展から「いつしか世界観にそぐわなくなっていった記事」のなかでも、「ほかの記事に関わりまくってるよこれ!」みたいなものを特別に残してあるもの。 通常のナンバーと区別するために「-ARC」をつけられ、空いたナンバーは新規のオブジェクトに使われる。 今でこそ「財団はDクラスを除いては単なる不注意で失敗とかしたりしない(*3)」し、「単体で危険なSCPをいくつも掛けあわせたり」しないし、「エヴァンゲリオンやポータルガンはSCPにはならない(*4)」。 しかしながら、もともと4chanというアングラ寄りの匿名掲示板サイトが発祥なだけあって、初期は割と好き勝手にやっていた。 いまや大御所であるクレフ博士とかクロウ教授とかギアーズ博士とかブライト博士とかだって、初期はむしろ悪ふざけをたくさんやっていた。彼らの設定が基本人外なのはその当時の名残なのだろう、多分。 だからArchivedのものは俗に『lolFoundation(たのしいざいだん)』と皮肉られるような、非常にカオスなことになっている。 財団職員は自分の欲望のままにいくつも掛けあわせて、出来上がったものを乗り物にして走る! 自分たちだけ楽しんでおいて新入職員には禁止するあたりこの博士たちも鬼である。 もしかしたらやりすぎて(世界観的にも創作的にも)懲りたのかもしれないけれど。 Decommisioned(デコミッションド) 「収容しておく意義がない」などの理由で財団によって破壊されたSCPが該当する。 何故か「人型の」「戦闘に特化した」SCPがやたら多い。 これについて取り扱ったレポートは紙の資料として、財団内にある「恥の壁」なるものに貼り出される。言わば「二度とこんなレポートを作ってはいけません」という見せしめとして晒され続けるのである。 メタ的に言えば「ぼくがかんがえたさいきょうの○○」だったり、既出作品のひねりのないパクリ、または劣化コピーだったり、他のSCPをコケにするためだけに産まれたとしか思えないものだったりと、くだらなすぎて残しておく価値無しと判断されたSCPが強制的にこのクラスにされるという、吊るし上げのための隔離クラス。ARCになれなかった報告書の成れの果てともいう。 もっとざっくり言うとSCPにかこつけて自作のメアリー・スーが投稿された際に、それをクソトカゲやエロ猿の餌食にして消し去るための制度。 …だったのだがDecommissioned過程を描いたTaleが人気を博したこともあり、わざとひどい記事を書いて「Decommissionedにしてくれ!」と要望が殺到し、予想していた機能を果たさなかったため廃止された。 なので現在は使用されないが、反面教師として「恥の壁」は残されている。 SCP-083-Dの破壊を描いた「Duke 'till Dawn」は一見の価値があるだろう。 しかし2019年になってこのクラスを通常ナンバーで用いる記事が現れている。 この場合「晒し上げ」の性質はなく、あくまで財団が真面目に、かつ意図的に破壊したオブジェクトである。 詳しくは上記Esoteric/Narrative Classesの個別記事を参照。 また日本支部は本部での廃止以降に設立されたためこのクラスはない。 付け加えると日本支部では「誰であっても最初は酷いオブジェクトを書く、というかベテランでもやらかす」という考えから「酷い記事を晒しあげるよりもさっさと消してあげて、これから著者に成長してもらってもっと財団に貢献していただく」方針をとっている。 「みんなで成長しようぜ!」みたいな。 Anomalous(アノマラス) 厳密にはオブジェクトクラスでは無いが便宜上此処に記す。 個別項目もあるので、詳しく知りたければそちらも参照してほしい。 異常な存在ではあるが、個別に収容、研究するほどの危険度も価値も無いと判断されたオブジェクトが分類される。 たとえば「ただ壊れないだけのランプ」や「ときどき7の目が出る6面ダイス」とか。 「ウンコ味のカレー」と「カレー味のウンコ」なんとものまであったりと、ぶっちゃけ記事執筆者達の大喜利会場のようになってる。 なお、日本支部はこのAnomalousアイテムが他支部に比べ尋常ではない量が執筆されている。 日本支部での扱いは「記事にするほどではない小ネタ集」的な側面が強い。 基本的には危険度は低いが、「SCPナンバーが付くものとAnomalousアイテムとの境目」というものは厳密には決まっていないため、中には「この異常性って単独で報告書になっててもおかしくないレベルだよね?」というものもある。 実際、Anomalousアイテムに新たな特性が発見され、SCPオブジェクトとして再分類される事もある。 たとえばSCP-916-JPはAnomalousからKeterへ、SCP-1918-JPはThaumielへと再分類された。 鍵のかかった箱テスト(The Locked Box Test) 非公式に、S/E/K分類をする際に使うガイドライン。主に記事の執筆時に用いる。 箱の中に入れて、鍵をかけて放置しても、何も起きなければ、それはおそらくSafe 箱の中に入れて、鍵をかけて放置した時、何が起きるか予測が付かないなら、それはおそらくEuclid 箱の中に入れて、鍵をかけて放置したら、容易く脱走するのならば、それはおそらくKeter それが箱自体なら、それはおそらくThaumiel 尚、Apollyon及びArchonが認められてからは、以下のような内容が追加された。 箱の中に入れることが不可能で、かつそれが世界を終わらせようとしているのならば、それはおそらくApollyon 箱の中に入れることが出来る場合でも、あえて入れないことを選んだならば、それはおそらくArchon もちろんこれはあくまで非公式なものであり、「は?これはEuclidやろ?」と思うようなものでもSafeになっていることはあるし、 「は?これはKeterじゃないの?」というようなものであってもSafeなこともある。 「収容不可能」パターンもあるし、「箱に入れることもできない」ものもKeterと言えるだろうか。 そもそもThaumiel扱いのSCP-2000からして、本当に人類の希望と言えるのかはわからない。 人によってはむしろKeterであると捉えるかもしれない。 追記・修正をお願いします。 ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 Object Classes by Aelenna http //www.scp-wiki.net/object-classes http //ja.scp-wiki.net/object-classes 若き新人への講義 by ak1-yorunaga http //ja.scp-wiki.net/ak1-s-tales-sinjin この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ コメントログ1 オブジェクトクラス(SCP Foundation) 異論がなかったのでログのリネームを実行しました。 -- (名無しさん) 2020-03-04 22 09 26 Decommisionedでの説明で「2019年になってこのクラスを通常ナンバーで用いる記事が現れている。」って記述があったけどSCP-1337は一度Decommisionedになった後にEuclidになってるけどこれはどうなんだろう?(ログを見た限りだと言及されていなかったので) -- (名無しさん) 2020-04-29 12 35 36 ↑SCP-1337の執筆当時はまだDecommisioned認定が行われてたのと、Neutralizedがそんなに定着して無かったのでその代わりに使われたって側面が大きいと思われ。ざっくり調べただけなんで詳しいタイムラインとかは分かんないけど -- (名無しさん) 2020-04-29 12 46 12 かなり前に評価の低い記事の中で「オブジェクトクラス Abyss」って勝手に最強厨二クラス作ってる奴あってワロタ 内容はお察し過ぎて覚えてないが…やっぱり存在しないんかね -- (名無しさん) 2020-05-12 01 51 13 クソトカゲやオールドマンかKeter認定なのは戦闘力・殺傷力が高いからではなく「閉じ込めておいても自力で収容を破ってしまう」から。勘違いされやすいポイントの一つ -- (名無しさん) 2020-07-02 17 31 33 Jokeはオブジェクトクラス? -- (名無しさん) 2020-10-10 22 15 32 ↑実際には投稿カテゴリの違いなんだけど、便宜上オブジェクトクラスとして扱われてる事が多いかな。厳密に記事内で使われてるクラスで分けようとすると「Achoo!」とかどう分類すりゃええねんって話になっちゃうし -- (名無しさん) 2020-10-11 22 05 04 905-JPみたいに「それそのものの収容は不可能」だったとしても、収容違反した時の対処が容易ならそれごとプロトコルにしちゃってEuclidって例もある。逆にいうとKeterは収容違反したらどうしようもないって事だからオブジェクトレベルが上がると危険度も上がるってのはあながち間違いとも言い切れない -- (名無しさん) 2020-11-04 03 37 20 2021年6月下旬、Apollyon並びにArchonが公式認定されていましたので反映いたしました。 -- (名無しさん) 2021-07-16 23 08 37 クラスの議論するなら公式(http //scp-jp.wikidot.com/object-classes)は読んどくべきだと思うんだが、読まずに解説する人も多いのかな。「俺のヘッドカノン(二次設定)はこうなんだよ!」って言い合っても「そうなんだろう、お前の中ではな」にしかならないし。 -- (名無しさん) 2021-08-14 12 49 29 ↑それ自体もカノンじゃないからなあ(例えばACSだとThaumielもEsoteric扱いだし) -- (名無しさん) 2021-10-25 15 56 34 「職員の注意を引きたい」という理由で引っ張り出されたり(SCP-4780)、解体提言フォームにしれっと出てきたり(SCP-4456)…もしかしてApollyonクラスって財団内での知名度高いのか? -- (名無しさん) 2022-04-10 06 37 50 ↑こっちの認識では「便宜上存在するけど、実際には存在しない(と、言うことになっている)クラスだよ」っていうのが一般職員への扱いなんじゃないかな -- (名無しさん) 2022-04-10 09 14 00 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/37564/pages/507.html
【作品名】SCP Foundation 【ジャンル】シェアワールド創作作品群 【名前】SCP-280-JPの管理担当者 【属性】SCP財団職員 【殺人数】3353億4810万9805人 【長所】Safeクラスとはいえオブジェクトの管理を任されている 【短所】 お ま え の せ い だ 【備考】SCP-280-JPに縮小用廃棄物投入プロトコルを実施し地球を滅ぼした SCP-280-JPは過去改変型のSCPオブジェクトであり、直径2000m弱まで拡大したときの報告書に 「SCP-280-JPは古来より時空間の歪みとして民間人にも広く認知されていました」とある。 このSCPが存在する長野県には4万8000年前に文明が存在するため、少なくとも過去4万8000年以内の人間を皆殺しにしている http //www.kijo-riron.com/ronbun/2003/ningensousu.htmlより過去1万年以内に存在した人間は3279億3175万4805人 10万年前と1万年前の総人口から、4万8000年前には約437万人が存在していたと概算される。 4万8000年前から1万年前までにおいて、ある一瞬において存在していた世界人口の平均は468万5000人となる。 平均寿命については諸説あるため、野生の成体チンパンジーの平均寿命である24歳とする(22歳~26歳の間をとった)。 3万8000年以内に1583世代存在するため、1583×468.5=74億1635万5000人 合計して3353億4810万9805人 vol.1
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44622.html
SCP-3171 倫理的とかいうから高度な知性のある植物を無理矢理……みたいな話かと思ったら……なんだこれ……? -- 名無しさん (2019-11-17 06 43 45) つまりサザエさんの家族団欒シーンなんかはこいつらにとっては過激な濡れ場シーンな訳だ… -- 名無しさん (2019-11-17 07 23 19) 気楽に殺ろうよ... -- 名無しさん (2019-11-17 08 06 28) 搾精財団 -- 名無しさん (2019-11-17 08 06 54) アリスさんはちゃっちゃと異動願い出すべきだよ… -- 名無しさん (2019-11-17 08 51 51) 一部のフェミニストに対する皮肉も入ってる? -- 名無しさん (2019-11-17 09 19 50) Wang博士は華人系なんだろうけど、その…wangってち██の意味もあるからダブルミーニングぽい…? -- 名無しさん (2019-11-17 09 57 07) ワン・アリス博士に対するO5の返しが大好きww -- 名無しさん (2019-11-17 10 05 18) 「これは私の安眠を妨げるものの100位にすら入らない」 せやな… -- 名無しさん (2019-11-17 10 08 32) ↑×4考え過ぎだろう。これはSCPであってRPCではない。 -- 名無しさん (2019-11-17 10 12 43) 我が国の事をもうやだこの国とか言ってる場合じゃねーや、さすがはドラゴンカーセックスを編み出した国の考える事だわ(白目) -- 名無しさん (2019-11-17 11 37 05) 倫理……倫理とは一体…… -- 名無しさん (2019-11-17 11 59 30) 俺たちがニュースで教師と生徒の不祥事ニュースを聞いて「変態」「ロリコン」と罵っておきつつ「詳細ハラデイ」と言うようなもんか… -- 名無しさん (2019-11-17 12 43 08) 対価を提供する代わりに利益を得る。素晴らしいのでは? -- 名無しさん (2019-11-17 12 45 43) 何よりもこのメタタイトルの破壊力よ -- 名無しさん (2019-11-17 13 12 21) 草 -- 名無しさん (2019-11-17 13 18 46) 草生える -- 名無しさん (2019-11-17 13 35 06) ここまでアニヲタwikiの解説でこそ輝く記事なかなかないわwww -- 名無しさん (2019-11-17 14 32 45) 元記事に貼ってある果実状器官の画像が卑猥にみえてしまうのは何故だろう -- 名無しさん (2019-11-17 18 04 32) 草ァ! -- 名無しさん (2019-11-17 19 12 32) あぁ、うん。これは紛れもなく草 -- 名無しさん (2019-11-17 19 51 41) これって人間で例えるとアレな体液が欲しいとのたまうよくわからない言語センス崩壊の謎の生物が、性癖直撃の画像やらなんやらを定期的に投下してくれるってわけか…… -- 名無しさん (2019-11-17 20 56 31) 家族で一つのテーブルを囲む?「一口ちょうだい」と互いの食べてるものを交換する?子供が残しちゃったものを親が食べる?なんといやらしい!! -- 名無しさん (2019-11-17 21 17 42) ↑戦争で生き別れる悲劇をテーマにした「一つの花」すらもただの猥談に(汗 -- 名無しさん (2019-11-17 21 23 50) 倫理観に問題ってそっち!!? -- 名無しさん (2019-11-17 22 39 41) 最後のオチのための助走だから突っ込むのもアレかもしれないけどグリーン博士が作った詩がある程度評価されてたのにそれガン無視して人間界の中での良い詩を聞かせるってどうなん?グリーン博士の対話記録残ってるんだから人間とセンスが違うって容易に察せそうじゃない? -- 名無しさん (2019-11-17 23 11 28) これってさ……シックスナインとか3Pやってる風景を知らせたらどんな反応するんだろうか…… -- 名無しさん (2019-11-17 23 19 06) ↑2 評価どころか酷評されてたんですがそれわ -- 名無しさん (2019-11-17 23 19 41) ↑最初の方拍手されてるって書いてない?賑やかしの拍手やったんかもしれんけど -- 名無しさん (2019-11-17 23 28 14) 妊婦、再生の像、英雄譚にクズヒーローなんかに比べりゃ、ただ(相手にとって)猥談してるだけ。O-5にとっちゃ申請にメール返すのさえ面倒くさいレベルで軽い案件だわな -- 名無しさん (2019-11-17 23 44 14) なんで家族で食事を分け合った話を植物に聞かせるのが尊厳を踏みにじる事になるんですかねぇ… -- 名無しさん (2019-11-18 02 48 00) 倫理云々の前に『数年おきにケンタッキーダービーで優勝できればいい』っていうSCPが確立されてたのに「そのための予算をもっと他のことに回せよ」って余計なこと言った結果収容不可能になった馬がいるわけで。こと生物相手のSCPはそれで安定しているなら余計な手出ししない方がいい -- 名無しさん (2019-11-18 02 51 45) 近親ネタで対話に成功したって聞いて2年間必死に詩を作り続けてた人達はどんな顔をしただろうか -- 名無しさん (2019-11-18 07 34 12) 結局は生物としての本能と近畿尾侵す快楽という知的生命体としての禁忌が詩的表現に勝るんだな・・・ -- 名無しさん (2019-11-18 08 19 14) 博士!ブライト博士!!ほらこっち!天職ですよ!! -- 名無しさん (2019-11-18 08 20 32) 変な植物相手にサキュバスごっこするだけで記憶処理剤が手に入るのに尊厳がどうとか気にするって財団職員向いてないレベルだろ -- 名無しさん (2019-11-18 09 17 28) iya -- 名無しさん (2019-11-18 10 39 25) 最初の文面で「ん?今(ry」を想起したがまさか方向性が概ね合っているとは -- 名無しさん (2019-11-18 12 53 44) ↑9 よく見ろ、最初の拍手は3171個体同士の内輪での発表だぞ -- 名無しさん (2019-11-18 13 08 15) 文化の違う知的生命体を騙して自分たちに価値のある貴重なものを手に入れている、という意味では倫理的に問題があるのは間違いない。問題があってもメリットのほうが上回るからやる、というのが財団のスタンスだから、倫理的問題自体を指摘することは必要。やるにしても、倫理的には問題あるけど仕方ないね、というスタンスを守らないと財団自体が人類社会の敵になってしまう。 -- 名無しさん (2019-11-18 13 23 24) 騙しては無いだろう。こっちにとって無価値な内容が、あっちにとっては価値が高いだけだ。あちらも同様。ガラスと黄金を交換してるわけじゃない。これを交易、商売と呼ぶんだ。倫理的にってのは取引物が性的かつアブノーマルな内容だからだろう。 -- 名無しさん (2019-11-18 13 42 07) あっちは猥談が聞けて興奮するしこっちは便利な薬が作れるし、取引の物品はさておき間違いなくwin-winよな -- 名無しさん (2019-11-18 13 47 16) エッチコンロが点火したのね -- 名無しさん (2019-11-18 16 13 08) 他の記憶処理剤に比べたら、採取難易度、必要コスト、人的資源の損失、どれをとっても破格の原料。これもうThaumielでは? -- 名無しさん (2019-11-18 16 34 01) そもそも植物の側から見て液体がどれだけの価値があるわからんし、生殖や生命維持に関わる物質は他にあるらしいし。人間にとっての我慢汁みたいな程度の価値だったらトレードとして十分じゃね -- 名無しさん (2019-11-18 16 39 43) やめろつった女性の博士は、フェミとかよりも共感性羞恥が高すぎていたたまれないんじゃないだろうか。所属サイト変えてもらってカウンセリングも受けた方がよさそう。あるいは転属の際にここでの任務を記憶処理してもらった方がいいかもね。…この薬で。 -- 名無しさん (2019-11-18 18 03 13) 言語学や詩に付いて買われて着任したのにこうなってる言語学者アリスちゃんは無聊をかこって海にチョコレート投げ込んだ地質学者の気持ちが今はわかるはず -- 名無しさん (2019-11-18 18 26 48) やっぱ知能を持つと性癖って生まれるものなんすね -- 名無しさん (2019-11-18 19 08 07) 知能というか、ルールじゃないかな? 禁忌に対する背徳と羞恥というか それはそれとして生えてる草のせいで草生えるという -- 名無しさん (2019-11-18 20 29 47) エロ配信と投げ銭 -- 名無しさん (2019-11-18 20 59 05) これ「性的」タグ付いてるんだね・・・ 性的って何だっけ・・・? -- 名無しさん (2019-11-19 23 01 44) これじゃSCP財団じゃなくてSCP猥談じゃないか -- 名無しさん (2019-11-20 05 01 18) 🍅====3 -- 名無しさん (2019-11-21 09 11 24) この植物の周りで一ファミリーがレジャーシートと弁当広げて仲良くピクニックと洒落込んだらエラいことになるんじゃないか。と考えたが、言語翻訳しないと「何をやっているのか知性があるので理解はできるがピンと来ない」ってな所に落ち着いてとくに何も起こらないのだろうか -- 名無しさん (2019-11-22 17 04 19) ↑コイツらは「人間並みの知性がある」。つまり複数の人間が自分達の近くで何をやっているのか「理解ができる」。…広場がイカ臭かったことしか記憶にないピクニックになるな -- 名無しさん (2019-11-22 17 21 44) 仮に彼らも納得の詩を作成できてもいざ取引しようとしたら「文学で精液儲けとか頭おかしいんじゃねえのか!?」って絶交されるかもしれないし… -- 名無しさん (2019-11-25 23 05 01) メタタイトルも酷いしコイツらのオオォ!とアアァ!もうダメだった…(褒め言葉) -- 名無しさん (2019-12-08 09 19 53) 家族同士で飯を食うのが奴らの琴線に触れるのは判るんだけど、それならこう恋人同士での食事は純愛物になるなだろうかとかそういう… しかし彼らにタブーへの抵抗が強い宗教的思考とか生まれたら既存の方法では原料確保出来なくなるんじゃないのか…? -- 名無しさん (2019-12-23 17 56 20) …えっと、とりあえずSCPオブジェクトには珍しい「人類に対して好意的な知性体」ということで良いのかな? -- 名無しさん (2020-01-01 16 52 29) いや無理やろ…って思いながら詩人アベンジャーズ編成する財団 -- 名無しさん (2020-01-27 14 36 59) オチの流れが梶尾真治の「地球はプレイン・ヨーグルト」に割と似てるので(当scp作者が知ってたかどうかはともかく)あまり評価はしてない -- 名無しさん (2020-01-27 15 23 08) そらまぁO5連中からすりゃ些細な問題だろうけどさぁ…タブーだけど性癖ってのがまたなんかリアルな -- 名無しさん (2020-02-06 03 14 48) アメリカ人は素足に興奮する -- 名無しさん (2020-02-28 01 32 27) ↑おっと途中ですまない、しかし日本人は足フェチという言葉がある様に一般に足をそこまで性的に見ていない、それは靴を脱ぐ文化か否かが関係している。つまり何が言いたいのかというと人間でも普遍的で分かりやすいレベルで性癖と言うのは数多あり、それは必ずしも直接的な意味がある物ではないのだ、つまりエロいと感じる為に性に関する情報は要らず、あまつさえ絵や音ではなく文字や情報でも興奮する事はできるのだ -- 名無しさん (2020-02-28 01 36 11) オオゥ!とか自我無し動物とか言語センスが面白いなコイツら -- 名無しさん (2020-03-02 16 24 45) 喘ぎ声に言語センスいるか? -- 名無しさん (2020-03-14 15 21 34) 普通に倫理的に問題があるのは確かだからな -- 名無しさん (2020-03-14 16 08 30) これ読んでたらふと、『異種族レビュアーズ』思い出したわ -- 名無しさん (2020-03-19 15 22 46) ログ化を提案します -- 名無しさん (2020-04-07 11 33 06) 性的タブーが存在すること、性的タブーの話を聞いて興奮する所までは理解できるけど、全く(それこそ動物と植物レベルで)違う生物のソレで興奮できるもんなのか。上級者にも程があるだろ。 -- 名無しさん (2020-04-07 14 32 14) 橘博士みたいなこと言わんでくれ -- (名無しさん) 2020-04-19 16 37 58 反応した植物たちは人間で言うところのケモナーみたいなものなのかもしれん -- (名無しさん) 2020-04-25 03 53 09 仮に申請が通って詩作の方に戻ったとしても、「てめーらの下手くそな詩なんて聞きたくないからエロ体験談くれやぁ!」とか言われたらワン博士の心折れそう -- (名無しさん) 2020-05-23 14 06 30 要するに、向こうのそれをこっちに置きかえると、アレ(意味深)とアレ(意味深)で養分のやり取りをするようなもんなのか・・・w -- (名無しさん) 2020-05-23 16 46 02 〉財団のリソースはSCP-3171にとって価値あるシステムや詩を研究するために再割り当てすべきです。 だからこれが3171にとって価値あるシステムなんじゃないか。分かったら言語学者らしく、「近親相姦」をテーマにした詩でも考えたらどうかね? -- (名無しさん) 2020-07-03 18 10 38 エロは皆仲良くなれる -- (名無しさん) 2020-07-06 22 07 10 さあ皆さんご一緒に!「ス・ケ・ベ・が・大好き!」 同じ話題でイッたなら種族越えた仲間さ! -- (名無しさん) 2020-07-17 15 04 22 もうやだこの財団 -- (名無しさん) 2020-07-31 12 45 47 真面目にこいつらの言語体制なんか研究してまっとうに詩作で感激させるつもりがあったとしても、それが成就するまでにどれだけ時間かかるかわからんのだから当然。以下に財団といえど資源は有限 -- (名無しさん) 2020-07-31 13 17 37 相手を痛めつけてるわけでもなし、無知を利用してるわけでもなし、洗脳してるわけでもなし、無関係の被害者を生み出してるわけでもなし。ただの与太話をするだけでいい上に、完全に合意が取れてる最高の方法なんだよなあ。これに非倫理的!ってキレてる博士は、自分が考える理想の賢い付き合い方を押し付けたがってるだけで、相手の趣味嗜好を否定してるに過ぎない。子供に自分の価値観を押し付ける毒親と同じだな。 -- (名無しさん) 2020-08-15 21 28 31 ↑めっちゃキレるじゃん どうした? -- (名無しさん) 2020-08-24 17 51 02 女の子が食べるときの口は実際エロい -- (名無しさん) 2020-08-24 20 16 05 異種族レビュアーズは大草原 -- (名無しさん) 2020-10-14 01 55 14 アリスちゃんは植物のマジイキボイスで恥ずかしくなっちゃったのか -- (名無しさん) 2020-11-18 14 50 02 メタタイトルひどすぎるだろww -- (名無しさん) 2021-02-03 13 47 17 仮に詩で感動させることが出来たとしても、こいつらイカせて記憶処理剤採取出来なければ意味がないので、多分研究はされないだろう -- (名無しさん) 2021-02-16 23 38 57 週に一度、皆の寝静まる真夜中に、ささやくような音量で官能アイスクリーム小説の朗読を放送するのさ。1週間焦らされたSCPどもはビンビンに張り詰めて、「皆が聞いている」という倒錯感と「周りに気付かれるかも知れない」というドキドキで茎が一杯になっちまう。どこかから胞子の舞い上がる音が聞こえたらあとはドミノ倒しさ。次回のフロスティーズは『ママと真夜中のストロベリー』だ。お楽しみにな。 -- (名無しさん) 2021-04-03 14 53 02 ワン博士はしょーもない陳情出すより先に、言語学者らしく如何に食事の話だけでイカせられるかを考えるべき -- (名無しさん) 2021-04-13 00 00 47 違反コメントを削除しました -- (名無しさん) 2021-05-08 02 36 27 違反コメントを削除しました -- (名無しさん) 2021-05-08 02 37 32 違反コメントを削除しました -- (名無しさん) 2021-05-08 03 00 21 「動物にイかされるとか最低」って意識高い系植物もいるんだろうか -- (名無しさん) 2021-05-23 14 49 19 他のやつと比べて遥かにマシな記憶処理薬の抽出もとやな -- (名無しさん) 2021-06-10 14 37 21 ↑6 まぁ、「より安全で低コストで倫理に反しない処理薬の製法を確立してから来たまえ」ってことやねww -- (名無しさん) 2021-06-10 15 26 08 記憶処理薬は植物の達し袋から作られていたのか……(顔を覆う) -- (名無しさん) 2021-06-22 10 35 04 こんなん草まみれになるやん。あぁトマトこっちくんな! -- (名無しさん) 2021-07-08 10 37 20 ↑10「茎がいっぱいになる」とかいうド官能表現 -- (名無しさん) 2021-08-25 15 41 20 液嚢の回収時にいら立ちや非礼な反応を防ぐためのプロセスがあるってことは強引に回収してるのかなと思ったらこのオチだよ!!! -- (名無しさん) 2021-08-27 17 18 55 俺の記憶処理剤も見せてやろう -- (名無しさん) 2021-08-27 17 33 15 ウィリアムズ氏の泥酔中の本音といいO5への提案といい、ワン博士が頭硬いタイプの真面目ちゃんなんだろうなぁってのがなんとなく透けて見える -- (名無しさん) 2021-08-29 17 28 01 こいつ等も喜んでるし、俺たちの文化があいつ等の性癖だった程度、上記の二つの倫理観には到底及ばんやろ…… -- (名無しさん) 2021-09-18 17 01 33 別世界線だけど『自動収容プロトコル』のドローン君達の詩は彼らにとってどういう風に感じるんだろう。人間ではダメだったけど機械の感性ならもしかすれば重なるところがあるかも? -- (名無しさん) 2021-10-03 01 21 54 超越的な計算能力と全く基盤の違う価値感覚が作詞に必要なら、昨今のAI作劇なんかのディープラーニングで扉が開けるかもしれない。コストも低めだし。 -- (名無しさん) 2021-11-23 18 51 27 仮に財団側がまともな詩を作れるようになったとしても、たぶんSCP-3171がヒトに対して求めているのはそれじゃないっていうか、「マックに行くのはバーガーを食べたいからであって、高級寿司を出されても嬉しくない」みたいな感じになりそう -- (名無しさん) 2022-01-06 23 08 35 倫理的どうこうは建前で自分が頑張って詩の研究してたのにこんなしょうもない方法でよくなっちゃったのが納得いかないだけな気はする 俺が同じ立場だったらそう思うと思う -- (名無しさん) 2022-01-15 19 47 57 作者の脳みそ開いて覗きたいw -- (名無しさん) 2022-02-08 23 18 23 「高度な知能と文化を持つ気難しい知的植物」が後段急転直下で一気に俗っぽい存在になってて笑ったw -- (名無しさん) 2022-02-28 19 23 13 SCP-3000いらないんじゃね? -- (名無しさん) 2022-05-30 22 59 58 ↑こいつに一本化したとして、その後こいつらがよりハイレベルの変態になったらどうする? -- (名無しさん) 2022-06-25 23 41 25 ワン博士はこれよりも人道的かつテレフォン〇ックスよりもリソースを裂かない記憶処理の方法提案して。代案なしにフケツよ!!じゃあ採用できませんや。 -- (名無しさん) 2022-08-19 14 17 51 ジョーク枠でもないのに「異種族と猥談して興奮させてできた汁を記憶処理剤の材料にします」なんて内容がよくDVで消されなかったなあと。少なくとも日本支部じゃ通らなかっただろうなあ。 -- (名無しさん) 2022-08-20 10 08 59 ↑そうかなあ -- (名無しさん) 2022-08-20 18 49 25 どうも色々な記事でジョーク枠というものを軽んじるようなコメントがチラホラ見受けられるな。 -- (名無しさん) 2022-08-20 19 02 38 「日本支部じゃ通らなかっただろう」と言うけれど、日本支部でのUVがそこそこ高いのが答えでしょ -- (名無しさん) 2022-08-20 22 25 47 子供の頃、おとんがたまに作ってくれたインスタントラーメンがめっさ美味かったこと思い出した(突然の猥談失礼) -- (名無しさん) 2022-09-01 23 55 55 こいつらにこのまま猥談(嘘)聞かせ続けると人類が滅びる。みたいな事態にでもならない限り05は全く問題にしないよねと -- (名無しさん) 2022-09-02 00 15 02 ↑↑猥…談…?(人間並感) -- (名無しさん) 2022-12-27 12 00 07 うちは常に大皿から一緒にご飯を食べるんだぜ・・・へへ、子供の頃からな・・・ -- (名無しさん) 2023-01-27 21 14 44 まあ、他の想像を絶するSCPに大量の犠牲を払いながらも何らかの対策を立て、時に諦め時に敗走し、という仕事をしている財団からすればこのSCPでやってることなんてあまりにも些細なことやな -- (名無しさん) 2023-04-10 04 13 53 突然罵倒し出した部分の解説、「逆鱗に触れる」の意味で「琴線に触れる」を使うのは誤用だぞ…と思ったけど、実際には猥談がドストライクだったわけだから琴線に触れてたわ -- (名無しさん) 2023-05-27 00 54 19 ↑草 -- (名無しさん) 2023-10-17 17 34 37 こういうの好き 人間とは異なるわけわからんものっていうのがSCPの醍醐味だと思ってるから -- (名無しさん) 2024-06-30 06 59 57
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38490.html
登録日: 2017/12/08 Fri 14 57 21 更新日:2024/05/19 Sun 09 24 29 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 GOI Pitch Haven SCP Foundation プロメテウス研究所 要注意団体 研究と洞察により、神秘はありふれたものとなります。いかなる犠牲も必要ではなく、いかなる血も与えられません。宇宙の扉は私たちに向けて開かれているのです。私たちと踏み出しましょう。 プロメテウス研究所は、シェアード・ワールドSCP Foundationに登場する…というより「した」要注意団体 (GOI) である。 概要外宇宙の『プロメテウス研究所』 プロメテウス研究所とパラテックの歴史創立と発展 倒産と混乱 SCP-JPカノン『1998年』において プロメテウス研究所の関連会社アルゴ・オートモーティブ ネレウス・マリーン・システムズ プロメテウス研究所製アノマリーSCP-148 - The "Telekill" Alloy(『テレキル』合金) SCP-155 - Infinite Speed Computer(速度無限のコンピュータ) SCP-1914 - Refurbished Infantry Personnel(再生兵士) SCP-2970 - Holy Misplacement(聖なる誤配置)/機動部隊τ-5"サムサラ" SCP-2999 - The Black Cat and the White Rabbit(クロネコとシロウサギ) SCP-3263 - Mr. Headgeworth´s School for the Magically Gifted(魔法の才ある者たちのための私立ヘッジワース学園) 概要 財団世界で「アノマリーを世に送り出す」要注意団体なら、それこそ1発限りの出落ちから複数回にわたって登場する団体、はては壮大なストーリーに組み込まれた組織は数知れず。 プロメテウス研究所も、異常なテクノロジーを使って金儲けのためにアノマリーを生産し、その成果を「製品」として送り出すコングロマリット(複合企業)であり、上の文章もぶっちゃけ就活生向けのパンフレットのお言葉にすぎない。 つまり多くと同様に財団やらGOCやらと日夜争ったりしていたのだが、プロメテウス研究所は「報告書が執筆される時代には倒産している」。 しかし発明品は時々見つかったり、一部の子会社や元社員が騒動を起こしたりといったことをしているわけである。 外宇宙の『プロメテウス研究所』 メタ的な話として、プロメテウス研究所は2008年にSCP FoundationはWikidotにサイトを開設された頃のGOCなどと並ぶ最古参GOIのひとつである。 ワンタメ博士やザ・ファクトリーなどと同様の「話の盛り上げ役」で、プロメテウス研究所の役割は「不思議なものを企業として作ってたよ!じゃあなんで特性がわからないんだって?そりゃ倒産して資料が散逸してるからね!HAHAHA!」「既に滅びた企業」、雑に言うなら『出オチ』というわけ。 つまり最近になって産まれたサーキック・カルトやゲーマーズ・アゲインスト・ウィードのような練られた設定はなかったのだが、財団や他のGOIの設定が確固としてくると「倒産したとはいえ、なんでそんな団体が存在しえたのか」がテーマになってくるわけである。 そして、それに応えるように「元々他団体や国家相手に異常技術(パラテクノロジー、パラテック)で商売していた株式会社」として「財団やGOCがそもそもプロメテウス研究所の客だった」といった設定が付与されて(*1)、『なぜか知らないけど本部が大爆発したよ!』というギャグテイスト極まりない倒産理由も、『冷戦後パラテック・バブルが弾けて事業継続が立ちゆかなくなるなかで倒産し、その煽りで様々なトラブルが発生してしまった』といったものに変化していった。 また「なんでパラテックなんかを使えたのか」という疑問の答えとして「エデンの園にいた人たちの生まれ変わりが創始者」といったアンサーが生まれたり、「放浪者の図書館」を営利利用しているとされたり、これと同時に蛇の手や歯車仕掛正教から嫌われている団体で、ワンタメとは訴訟に発展しているなどの対外組織関係も出来ていった。 プロメテウス研究所とパラテックの歴史 創立と発展 人類に火を与え、大神の怒りに触れた神、プロメテウス。 1892年、その名を冠する組織はラスベガスに本拠を構えた。 SCP-2746(████は死んだ。)の「Agathos」が関与したことは明白であり、他の内戦関与者も参画したものと思われる。 そんなプロメテウス研究所は1998年に倒産するまでの間、アメリカ合衆国政府と機密契約を結び、公的に高品質な電子工学、医学、薬学、自動車、工学、そして「皿洗い機からミサイルまで」という工業製品の調達人としての地位をも築き上げた。何処の三菱財閥だよ。 1939年には既にとんでもなく巨大なパラテックの供給者になっていたプロメテウス研究所は秘密組織ではないが故に一般人を普通に雇用し、多数の企業を抱えるコングロマリットとして存在したのである。 これに対抗してロシア(ソビエト連邦)がGRU P 部局を作ったが、プロメテウス研究所製品のリバース・エンジニアリングで精一杯だったという。 アメリカでは人がアノマリーを作る。ソビエトロシアでは、アノマリーが人を作る!リバース・エンジニアリングってそういうことじゃねえよって?ごめんなさい許してトマトやめて(*2) 倒産と混乱 第二次世界大戦と同時期の第七次オカルト大戦、その後の冷戦下でもアメリカ政府から多額の支援を受けていたプロメテウス研究所はMC D社や画材を探していたAWCY?、他にもマナによる慈善財団、カオス・インサージェンシー、マクスウェリズム教会と提携。さらには財団やGOCもプロメテウス研究所の超お得意様だったのである。いつしかパラテック市場を恣にし、ブラックマーケットにもプロメテウス研究所製品が多数流出。アナハイムじゃねえかとか言わない この頃にはあまりにプロメテウス研究所はでかくなりすぎて、子会社が潤沢に稼いで独立できるようになっていたり、別の会社は逆に首が回らなくなったりとめんどくさいことになっていた。 そんな団体が国家からテロリストまで何でも客にする………となればどうなるか。 冷戦が終結して米国政府のパラテックへの関心が薄れると、上記のゴタゴタもあって資金難に陥って倒産。 一大供給者がいなくなったことで大混乱に陥ったパラテック市場では、ザ・ファクトリーの粗悪なブツが売れるようになったり、ワンタメ博士印のアノマリーが流通するようになったり、失業したロボット技術者を雇い入れたアンダーソン・ロボティクス社にGOCが業務提携を行ったりした。 歯車仕掛正教は歓声をあげ、逆にマクスウェリズム教会は悲嘆にくれたという。 そんななかで財団とMC D社だけは速やかに行動した。 財団は元プロメテウス研究所社員を片っ端から雇用し、さらに残存施設、資料を探せる限り接収。こうすれば他社のプロメテウス製アノマリーの流出が減り、パラテック研究に力を注ぐこともできる。 マクスウェリズム教会などの支援で営業を続けている子会社や他団体へ流出した人材の動向も注視しているようだ。 MC D社はプロメテウス研究所が独占的に握っていた取引ルートを速やかに自分たちで独占。既存企業とのルート含め、ブラックマーケットにおけるありとあらゆるコネクションを掌握する。 また放浪者の図書館に向かった元社員もおり、彼らはかつて反目していた蛇の手のメンバーと上手くやっているようである。 なおマナによる慈善財団は安定した技術を得られなくなり方法の再構築を試みている。頼むからもう諦めてくれ。 SCP-JPカノン『1998年』において …とまあ、こんな具合に正史では滅んだプロメテウス研究所であるが、世界観によっては生き残ってる場合もある。 その最たるものが日本支部のカノン『1998年』だろう。 『1998年』の世界では1998年に大規模な事件が発生、ヴェール崩壊…すなわちSCP財団やらGOCやら異常なあれこれやら何やら、つまり隠されていたモノが全部一般社会にバレてしまい、結局超常技術やら何やらが一般社会に浸透していった、という世界観となっている。 この世界でもプロメテウス研究所は潰れかけていたのだが、ヴェール崩壊による社会秩序のさらなる不安定化を防ぐため財団とGOCはプロメテウス研究所を生き残らせるという選択をとった。 結果、事件の事後処理や一般社会への進出により業績のV字回復を成し遂げ、世界に冠たるパラテック企業に上り詰めている。 プロメテウス研究所の関連会社 アルゴ・オートモーティブ 登場作品:SCP-2308 自動車メーカー。旧名プロメテウス・オートモバイル・グループ。 元々はプロメテウス・コングロマリットの一部だったようだが、1998年に同社が崩壊したことに伴い独立。 その後は時間的異常を利用した開発・投資を行い多大な利益を得ていたが、2008年の世界金融危機…いわゆるリーマンショックの影響で大ダメージを食らう。 その上前述の時間的異常のためどうせ売れないにも関わらず2009年モデルの自動車を開発しなくてはならず、それがとどめとなって倒産した。 ネレウス・マリーン・システムズ 登場作品:SCP-1342-JP、Tale『入札説明書2018/09/01』 日本支部発祥のプロメテウス研究所傘下の造船会社。略称NMS社。 登場作品においてはひゅうが型護衛艦をベースとした異世界への渡航が可能な武装艦の建造という荒業をほぼ成し遂げてるあたり、通常の造船という面でも高い技術を持っていたと思われる。 プロメテウス研究所崩壊と同時に同社も壊滅。なんらかのインシデントによるものだったようで、少なくとも同社所有の造船所では犠牲者が出たようだ。 登場作品からはGOC及び艦隊司令部と付き合いがあったことが伺える。 プロメテウス研究所製アノマリー SCP-148 - The "Telekill" Alloy(『テレキル』合金) WikidotでSCP Foundationが始動した2008年から存在する古参オブジェクトの一つ。 プラチナとイリジウムをベースにいくつかの金属を混ぜあわせた合金。 ただし中には一部未知の物質が含まれており、そのためなのか、生物に近づけると精神影響を遮断できる。 このため、精神影響をもたらすオブジェクトに対してはテレキル製の装備をつけることで対応するのが日常茶飯事。 シガーロスちゃんをクレフ博士が終了しに行った際に手に持っていた剣もテレキル製であり、 これを使ってコンドラキ博士と大立ち回りをしている。 しかしこのオブジェクト、かなり厄介。 長期間にわたってテレキル合金の近くにいると脳味噌がばかになってしまい、 喋れなくなる、理性が失われるなど面倒くさい性質が一気に発生して最後は廃人と化す。 あと、精神影響をもたらすオブジェクトの近くにいると体積は増えないのにどんどん質量が増加する(重くなる)。 上述の性質から、「テレキル合金自体がテレキル合金を重くする」アノマリーであるため、延べ棒は均等に各財団施設に分配されている。 一見すると単なる便利アイテムに見える(実際初期の多くの報告書・Taleではそういうポジションのアノマリー)が、 やはりオブジェクトだけあって相当危険。 SCP-155 - Infinite Speed Computer(速度無限のコンピュータ) 約半径5mの球形時間歪曲フィールドを展開し、理論上無限の速度で計算ができる素晴らしいコンピュータ。 ただしフィールド内では演算で発生した熱と放射が蓄積され、計算終了時に一気に放出されるため、 計算するもの如何では放射線による汚染を引き起こし、辺り一帯を溶解させる。 SCP-1914 - Refurbished Infantry Personnel(再生兵士) 第一次世界大戦中にプロメテウス研究所によってラテックス、鋼棒、自動車用ピストンなどありとあらゆる自動車部品に置き換えられた兵隊さん。 ご出身はイギリスはバーミンガムのようだ。 戦火で手足が千切れたが、その後回収され、何者か(後に財団が彼のパーツの取替手術中にプロメテウス研究所の刻印を発見)によって改造されたという。 この兵隊さんいわく、自分の戦友たちも多数改造されたようだが、成功したのは彼のみであったらしく、 また彼自身も試作品であり完全には身体が機能しない。まあ自動車部品で置き換えられて生き返る時点でなにかおかしいけど。 SCP-2970 - Holy Misplacement(聖なる誤配置)/機動部隊τ-5"サムサラ" SCP-2970報告書からリンクとして前後に辿れる記事を総合して説明する。 授く主は10世紀頃北アフリカに降臨した神格であり、人類を変革し上昇させることを意図していた。本来霊的な存在であったが、機械をインプラントした体長15メートルの巨人として受肉し、「伝導者」としてムーア人の少年に自らのものと同様の改造を施した。その後彼の信者は現在のスペインにてキリスト教とイスラム教の双方から異端とみなされ攻撃され、伝導者はスペイン北部の洞窟に潜んでいたところをキリスト教の悪魔祓い師により悪魔と思われ封印された。 授く主は「精神」「心」「肉体」の3つに自らを分割し、「心」を伝導者の中に、肉体をスペイン南部の洞窟に隠した。 伝導者はその後救難信号(彼の意図では無いらしく、なぜ発されたのか不明)により財団に発見され、SCP-2970として収容されたが、彼の記憶を調査するための財団の手術により記憶を取り戻した上に「精神」の呼び声を聞き、脱走してスペインに向かった。 授く主の肉体はプロメテウス研究所により発見、研究され、その肉体を元とした不死の兵士を作る「サムサラ計画」がスタートした。プロメテウス研究所の崩壊後、計画は財団に受け継がれ、不死のサイボーグクローン兵士である機動部隊サムサラとして完成した。 「精神」はプロメテウス研究所により抽出され、スペインのグラナダにある研究サイトत-1に囚われた。精神の呼び声によりत-1に向かったSCP-2970と、それを追う機動部隊サムサラにより「精神」「心」「肉体」の三者が再び揃うこととなった。この先の展開はtaleがマルチエンディング形式となっているため分岐している。 なお、「授く主」に傾倒した蛇の手メンバーと信者の子孫により再降臨させる儀式が遂行されたが、SCP-2970の証言によりそれを察知した財団が、機動部隊サムサラを投入した「アズール・ペレグリン作戦」を実施、阻止している。 SCP-2999 - The Black Cat and the White Rabbit(クロネコとシロウサギ) Pitch Havenに関わるオブジェクト。 PCのOSの形で存在しモニターごと収容されるSCP-2999-Aと、クロネコの骨格にされたヘイワード博士ことSCP-2999-Bで構成される。 SCP-2999-AはPCに入れられることでそのPCを乗っ取って発話できるようになり、 定期的に苦痛を訴えて違うPCに入れて欲しいと懇願する。 SCP-2999-Bは剥製にされた、黒く若いイエネコの知性ある骨格で、プロメテウス研究所によって改造されたヘイワード博士本人。 SCP-2999-Aがサラを騙って自らを騙していたことでショックを受け、人間不信に陥っている。 一応財団には従順だが(元職員としての義理か?)事件のショックでかなり非協力的。 …なお、Pitch Havenを前提に書かれてるせいで、全体のストーリーを把握していないとさっぱり不明。 各シリーズ最終番号の中ではぶっちぎりの難解さを誇る(*3)。 SCP-3263 - Mr. Headgeworth´s School for the Magically Gifted(魔法の才ある者たちのための私立ヘッジワース学園) プロメテウス研究所の刻印がされた3つの機械の総称。 ひとつは電子レンジの形をした物質転送機で、これにいれたものは特定の座標に送ることができる。 財団は当初これによって送られた封筒の方をSCP-3263に指定していたが現在は封筒はナンバリングから外れている。 ふたつめは中心部にボタンがある小さな金属機器で、ボタンを押すととあるお城の正面入口に転送される。 当初は完全に木製だと思われていたが、後に機械であることが判明した。 そして三番目はその城にあるでかいコンピュータで、電子レンジで送られた封筒をうけとった12人の脳味噌に接続されている。 このコンピュータをシャットダウンする方法は発見されていない。また12人のうち3人は別に死体を発見されている。 コンピュータの画面上には彼らが謎の中年男性に師事して『魔法』を学ぶ様子が確認されているが、 財団いわく既知の異常科学分野において確立された概念とは異なる、『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』の魔法に近いものらしい。 (つまり正しい魔法じゃない) 生徒たちの外見は永遠に老化しない。 因みに送付される手紙は以下のようなもの。 [受取人の名前]様、 自分が仲間たちとは違っているという事に、あなたは既にお気付きでしょう。あなたは普通の人々が夢見ることしかできない奇妙で素晴らしい能力を持っています。あなたは一人きりではありません。この世界の下には、あなたのような人たちに加えて、あなたの最も奔放な想像さえも越えた生き物と場所で満ちている秘密の世界が存在します。 私はあなたに能力を学び育て、この素敵な世界を自らの身で経験してほしいのです。私は魔法の使い手として、そして一人の人間として、あなたの完全な可能性を引き出したい。すべき事はこの護符の中央にあるスイッチを押すだけ — あなたは魔法によって、魔法の才ある者たちのための私立ヘッジワース学園へ転送されます。校舎は老朽化しているように見えるでしょうが、それは目眩しに過ぎないと保証します。すぐにでもお会いできれば嬉しいです。 敬具、 ミスター・ヘッジワース、魔法の才ある者たちのための私立ヘッジワース学園 学園長 プロメテウス研究所がこんな悪趣味な城とコンピュータを作って何をしたかったのかは不明だが、 使用した人は元GOCのエージェントで、GOCを離反した後蛇の手などのいくつかの要注意団体に関わりを持ったとされる人物であることが GOCの協力で判明しているため、プロメテウス研究所は単に頼まれて(というか金を積まれて?)作っただけなのかもしれない。 追記・修正をお願いします。 ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 Prometheus Labs Hub by A Random Day http //www.scp-wiki.net/prometheus-labs-hub http //ja.scp-wiki.net/prometheus-labs-hub Third Law Hub by GreenWolf http //www.scp-wiki.net/third-law-hub http //ja.scp-wiki.net/third-law-hub ㄗitch 卄aven by Fantem http //www.scp-wiki.net/pitch-haven-hub http //ja.scp-wiki.net/pitch-haven-hub SCP-148 - The "Telekill" Alloy by Lt Masipag(原著),Communism Will Win(改訂) http //www.scp-wiki.net/scp-148 http //ja.scp-wiki.net/scp-148 SCP-155 - Infinite Speed Computer by Aelanna http //www.scp-wiki.net/scp-155 http //ja.scp-wiki.net/scp-155 SCP-1914 - Refurbished Infantry Personnel by Smapti http //www.scp-wiki.net/scp-1914 http //ja.scp-wiki.net/scp-1914 SCP-2746 - ████ is dead. by Fantem http //www.scp-wiki.net/scp-2746 http //ja.scp-wiki.net/scp-2746 SCP-2792 - Sarah Snow Rabbit by Fantem http //www.scp-wiki.net/scp-2792 http //ja.scp-wiki.net/scp-2792 SCP-2999 - The Black Cat and the White Rabbit by Fantem http //www.scp-wiki.net/scp-2999 http //ja.scp-wiki.net/scp-2999 SCP-3263 - Mr. Headgeworth´s School for the Magically Gifted by UsernameAlias http //www.scp-wiki.net/scp-3263 http //ja.scp-wiki.net/scp-3263 この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 私立ヘッジワース学園は、現実改変者の才能のある子供をバーチャル空間に送り込むことで能力の発現を阻害するのが目的なのかな、生かしておくのは生存本能から能力が発達することを恐れてとかだろうか -- 名無しさん (2017-12-08 17 44 35) 2999は二重の意味で初見バイバイ -- 名無しさん (2017-12-08 19 35 57) ジェラルド博士に爆破されるだけの存在じゃなかったのね… -- 名無しさん (2017-12-08 20 58 26) ↑ジェラルドはORIAじゃなかったっけ -- 名無しさん (2017-12-08 21 21 37) ↑研究チームは、ローラーブレードが技術的に乗り物であると仮説を立てました→仮説は正しかった -- 名無しさん (2017-12-08 21 31 51) プロメテウスラボって結構すごかったんだ…はっきり言って印象が薄かった -- 名無しさん (2017-12-08 23 28 34) ↑すごくなった、っていうのが正しいかな?メカニトやダエーバイトだって当初は妙ちきりんカルトと未完の年代記に出てくるだけの背景設定でしかなかったのがサーキックの登場以後飛躍的に設定が拡張されたし、プロメテウス研究所もPitch Havenや第三法則ハブが出来てからだね -- 名無しさん (2017-12-09 11 00 17) 日本支部だとあまり使われてはいない印象。強いて言えば1342-JPくらい?まあ1342-JPも直接出たわけじゃなくて子会社絡みだけどもさ -- 名無しさん (2017-12-10 20 21 33) ↑あとは457-JP。元プロメテウス所属の技術者が関与しているっぽい -- 名無しさん (2017-12-10 20 52 43) 日本はニッソや如月があるからねぇ。 -- 名無しさん (2020-04-17 12 32 31) そうなのか。それなら仕方ないね。HAHAHA! -- 名無しさん (2020-04-17 13 16 02) と言うか企業って時点で東弊と丸被りだから… -- 名無しさん (2020-04-26 18 54 56) カノンだと何だかんだ生き残って成長してるやつら -- 名無しさん (2020-06-19 10 28 13) 名前 コメント