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【作品名】インセイン3 インセインSCP 【ジャンル】TRPGシナリオ 【名前】SCP-1048 【属性】元Safe級オブジェクト「ビルダーベア」 【殺人数】1人 【長所】SCP-1048は、危険性がなく、交流したスタッフの士気を大きく上げることが観察されている 【短所】↑大嘘 【備考】██████博士を睡眠中に襲い、胎内の胎児を殺害して仲間の材料にした vol.1
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< 三 ミ*、 /_ノ ヽ. ; .\ {【 、 ..} 、 ; 】 {__ { } ,ィ ュ{ //】} /三 ミ;.{ , V.ソ {//{ {乂三ン. } ゞニ , .}ハ fニ ( ///ン ヽ、 / V{ニン { V/{. / Vニ / `¨ / .V / V r.′ } ,′ } / ノ 人 / .∧ __ r-、} ∧ノ \__ン⌒, }{ ォイ ,.`-=≦三三 イ ̄ { .| } l l { . { V/// /// 人 V/ //// ∧ V /////// } V { ////// { ; \/////, ノ .\/// { . / .( } ./ ./ | ., / V { l{ V . , V . , V V∧ .V }l .∧ } || \ | . 人_ ン ゝ彡 名前:SCP-173「彫刻-オリジナル」 性別:性別不詳 原作:SCP Foundation(SCP財団) 一人称: 二人称: 口調: AA:SCP Foundation/SCP-EN.mlt 「SCP Foundation」の中でも一番最初に産まれ、一番多く言及され、 財団の根幹にある意味では一番関わるオブジェクトでもあり、 またSCPというものを説明するのに一番最適なオブジェクトでもある。 名前の通り、見た目は少し不気味な彫刻だが、少しでも目を離せば即座に 目を離した人物に接近し、首の骨を折ってくる。 血液と排泄物を混合した物質が収容コンテナ内の床に広がっており、 それを隔週で清掃する必要がある。 だが上記の「目を離した」判定はまばたきの瞬間も含まれるため、一人で管理することは不可能。 このため複数人での清掃活動が指示される。 またSCP-131による監視行動など他のオブジェクトとのクロスオーバーが多数見受けられる。 注意 元ネタは彫刻家の加藤泉氏の「無題2004」で撮影者はKeisuke Yamamoto氏。 加藤氏は自作品の使用については営利目的での使用を認めないスタンスを取っている。 詳細については加藤氏のWikipediaの項目やこちらを参照されたし。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia SCP公式記事 アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 できない子とSCP SCP Foundation(SCP財団) 本人役、第1話に登場 脇 登場回 まとめrss やる夫Wiki やる夫のディストーションクラブ ペルソナシリーズ 怪物 脇 まとめ 予備予備2 予備3 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
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【作品名】SCP Foundation 【ジャンル】シェアワールド創作作品群 【名前】SCP-1739の犬 【属性】実質的Apollyon級オブジェクト「もう使わないラップトップ」 【殺人数】9354億6000万人 【長所】SCP-2317「異世界への扉」やSCP-2000「機械仕掛けの神」までも超越しかねない 【短所】スケールのデカさゆえか二次創作に出張していない 【備考】SCP-1739によって生み出されたパラレルワールドを悉く破滅させてきた SCP-1739の実験は132回成功しており、132のパラレルワールドが創られ滅ぼされている 2004年から2014年までに67回、そして同年に報告書が書かれるまでに65回の実験が行われている 2004年の人口は64億6000万人、2014年の人口は73億人である(http //www.worldometers.info/world-population/world-population-by-year/) よって(64億6000万+73億)÷2×67 + 73億×65 = 4609億6000万 + 4745億 =9354億6000万人 vol.1
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登録日: 2017/04/26 Wed 17 20 15 更新日:2023/06/22 Thu 21 06 38NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 DrGemini Fondation SCP Branche Francophone. Keter SCP Foundation SCP-FR フランス支部 メタ 収容違反 オペレーション"スカーレット・ローズ"が加味されたSCP-101-FRの存在は、逆説的に財団の実態を覆い隠すことに関して有益であるということを証明できました。実際に、ネット上での「娯楽サイト」としての財団の立ち位置が自動的に財団の実際の活動の証拠や証人の信頼を無くさせています。誰かが財団についての真実を目撃し、インターネットで報告を行えば、すぐにその人物はフィクションと現実の区別がついていない者、もしくは騙されやすい者だと考えられ、嘲笑されるでしょう。よって、SCP-101-FRを破壊するような研究はこのメリットを保持するために実際には行われません。 SCP-101-FRは、シェアード・ワールドSCP Foundationフランス支部に登場するオブジェクト(SCiP)である。 オブジェクトクラスはKeterで脅威レベルは赤。 脅威レベルはフランス支部のみにあるオブジェクトの危険度指標であるが、そのうち赤は 「予測不可能であり、大規模な被害をもたらすような能力を有しています。」とK-クラスシナリオ待ったなしの状況である。 概要 報告書によれば、このオブジェクトは現時点で既に財団が確認できる範囲で重篤な収容違反を起こしている。 なんと世界中のインターネットおよびそのサーバに存在しているという拡散ぶりである。 つまり電子的なオブジェクトなのだが、それはなにかというと―― http //www.scp-wiki.net/ (記事の特性上、アニヲタwikiのルールに反する形になるがアドレスを記す) これ。…うん、そうこのアドレスを持つウェブサイトがSCP-101-FRである。 SCP記事をアニヲタwiki上で見た人ならこのアドレスには見覚えがあるだろう。 というかオブジェクト記事を作成している人であれば見覚えどころかCC BY-SA 3.0の要請に従い、 多分記事の下部に書いていると思う。 つまり、SCPのウェブサイトはそれ自体がSCPだったんだよ! ΩΩΩ<な、なんだってー このウェブサイトの中身は、なんとすべてが財団のデータベースのほぼ完全なレプリカになっている。 収容違反も収容違反、ほっておくと財団が隠しているそのすべてがバレてしまう。 一般人から要注意団体の連中、はては財団内でも適正なセキュリティクリアランスを有さない職員がそれを見ることができてしまう。更に問題なのは、SCP-001をはじめとしたミーム抹殺エージェントもすべて無効化してしまう。 故にSCP-001だろうが、SCP-2317だろうが、お構いなしに見れてしまうのである。 更に財団が新たな報告書をデータベースに登録すると、しっかり反映される。 なお財団がデータベースのサーバをシャットダウンしてもこのウェブサイトはオンライン状態だった。 更にどういうわけか、このウェブサイトをホスティングしているサーバが不明。 つまり財団がシャットダウンしようとしてもシャットダウンできないというオチ。 しかもハッカーがアクセスするとそのハッカーのコンピュータにウイルスを送り込んで対抗し、 ハッキングすら許してくれない。なんなんだよお前本当に。 この特性上、財団を世界中に知らしめようとする何者かが関与していることを財団は疑っている。 ちなみに他の要注意団体のデータベースのサイトはない。財団だけがターゲットの模様。 さらにSCP-101-FRの猛威は止まらない。 なんとこいつ、時間経過ごとにデータベースのコピーを作り出し始めた。それも他国語で。 現時点で確認されているのはこれらである。(*1) ロシア(http //scpfoundation.ru/) 韓国(http //ko.scp-wiki.net/) 中国(http //www.scp-wiki-cn.org/) フランス(http //fondationscp.wikidot.com/) ポーランド(http //scp-wiki.pl/main) スペイン(http //lafundacionscp.wikidot.com/) タイ(http //scp-th.wikidot.com/) 日本(http //ja.scp-wiki.net/) なんてこったい。 オペレーション・スカーレット・ローズ 財団も指をくわえて見守るわけにもいかない。 財団は、このオブジェクトをどうにかしてでもハックして内容をクラックするため、 オペレーション・スカーレット・ローズという名前の計画のもとに調査を行った。 まずSCP-101-FRはハックして全内容を消去すると未知のウイルスをコンピュータに感染させ、 その後削除された記事を復元し、直前の脆弱性をなくす方向に再構成する。 しかし、このオブジェクトの記事に、「追加で」モジュール類を追加し、それが閲覧を妨げないものであればSCP-101-FRは何もしない。(*2) またいくつかの文の修正程度であればまったくSCP-101-FRは気にしない。 そのため、大規模でない限りは改変もできないわけではない。 そしてひとつの記事くらいなら消せる。 このため、財団はこのSCP-101-FRの監視部隊・ハッキングへの対抗の評価部隊・及びハッカー部隊を結成。 評価をもとに「評価モジュール」などをつけ、wikiタイプの記事に見えるようにサイトの形式を弄くり、 そして報告書の一部の人名や地名・日付を入れ替えた。 そして人工知能を用いて偽のメンバーを生み出し、あたかも創作コミュニティサイトであるかのように偽装、 更に報告書の信頼性をなくすために一貫性がなかったり、現実味に欠ける記述を追加した。 更にファンアートの制作などを監視、そして財団のことを本当だと思い込んだ一般人が出たらすぐO5に報告。 そして最後にこれが一番大事だが、「SCP-101-FRからSCP-101-FRの内容のみを削除」した。 まあそりゃそうだよね。この削除自体にSCP-101-FRは何もしなかったため、このサイトはそれ以上はなにもしないことにした。 というのもこの改変のおかげで、今や財団の存在を信じるものは他者から 「お前はフィクションもわかんねえのかよwww」と馬鹿にされるようになったからだ。 当該記事がアメリカ、韓国、中国、ポーランド、スペイン、タイ、日本のウェブサイトから正常に削除されました。SCP-101-FRはその削除に対し敵意を表していません。財団による隠蔽は守られたようです。 やったぜ。 メタ的な解説 財団はいろいろな異常存在を日々確保・収容・保護している。 そしてそれぞれの報告書には必ずセキュリティクリアランスなどがついており、 異常時用にミーム抹殺エージェントもついている。 にも関わらずこのウェブサイトが存在し、誰でも知っちゃいけないはずのそれを知ることができるのはどうしてなんだろう? メタ的には我々は、S・アンドリュー・スワンの提言で言うところの「ホラー作家の一団みたいに悪趣味な奴ら」だからだ。 だが財団世界的にこのウェブサイトが存在する理由は?存在しないというヘッドカノンで済ませてもいいが、 あえてその禁忌に取り組んだのがこのSCP-101-FRであろう。 このオブジェクトが書かれた時点ではまだドイツ・イタリア両支部は公式ではなく非公式支部だった。 このため、この記事内ではドイツ・イタリア支部の話は出てこない。 あれ?まっておかしくない? 当該記事がアメリカ、韓国、中国、ポーランド、スペイン、タイ、日本のウェブサイトから正常に削除されました。SCP-101-FRはその削除に対し敵意を表していません。財団による隠蔽は守られたようです。 フランス支部の当該記事はどうなったの…? SCP-101-FR - V@us ête$ içi(私タちのイる場所) CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-101-FR - V@us ête$ içi by DrGemini http //fondationscp.wikidot.com/scp-101-fr http //ja.scp-wiki.net/scp-101-fr この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 本当に些細なことなんだけど、『ΩΩΩ<な、なんだってー 』が右詰だと気づきにくい…… -- 名無しさん (2017-04-26 19 16 43) 私タちのイる場所……そうか、本体はタイか!( -- 名無しさん (2017-04-26 19 49 49) ロシア支部はフランス支部の翻訳が結構盛んだから最後の削除された支部一覧に入ってないんだろうね。でも今は日本支部にもバッチリ翻訳されてんですがそれは… -- 名無しさん (2017-04-26 20 28 36) ロシアはほんとすごい、JPやKOの翻訳も多数あるから 財団神拳やアイスヴァインちゃんまであるし -- 名無しさん (2017-04-26 20 33 30) ロシア支部はそもそもオブジェクト番号が1001スタートだから、101は消される以前に存在してなかったってことか -- 名無しさん (2017-04-26 21 03 21) ↑ロシア支部にはSCP-101-FRの翻訳があるってことだと思う -- 名無しさん (2017-04-30 21 58 41) ↑4 日本支部は正式な手続きを経ずにある日突然出現したSCPって話があるから…… -- 名無しさん (2017-07-30 20 11 29) 私たちの伊る場所?(難聴) -- 名無しさん (2017-09-18 16 57 17) ↑字単体でなら"い"とも読むけど、その書き方ならいとは普通読まないよ(笑)ちゃんと勉強しようね(笑)それはか……か……すまない、何の話だったっけ? -- 名無しさん (2017-10-30 22 25 11) ↑SCP-040-JPのはなしですよろしくおねがいします -- 名無しさん (2017-12-27 23 40 07) 今の記事にはちゃんとドイツやイタリアも記載されているみたい -- 名無しさん (2018-04-24 07 30 52) SCP-101-FRのページの削除された支部一覧から日本消えてね? -- 名無しさん (2018-05-05 23 40 11) そりゃ今の日本支部にはこの記事が乗って、うわなにをするやめr -- 名無しさん (2018-09-15 23 12 56) これ一般人はともかく要注意団体への情報漏洩とかはどうなるんだろ -- 名無しさん (2019-06-04 15 29 40) 財団職員への漏洩も防げない 大幅にカバーストーリーで上書きするとか書くべきだったが、そうすると本質が欠けてしまう -- 名無しさん (2019-10-30 11 18 21) ちょっと陳腐だな -- 名無しさん (2019-11-21 12 39 18) 冒頭が長すぎる気がする -- 名無しさん (2019-11-26 10 41 04) 公式訳はカタカナだけど, これどちらかというと「私たㄘのレゝる場所」とでも訳すべきでは -- 名無しさん (2020-08-27 13 07 36) *2からすると、閲覧が面倒みたいなことを誰かがコメ欄に書いたら追加されたモジュールが消される可能性も? -- 名無しさん (2020-11-13 05 05 19) これぶっちゃけ「一般人から財団の存在を秘匿する」のは成功してるけど「要注意団体への情報漏洩」と「上位セキュリティクリアランス情報を職員が閲覧できる」って問題は解決してないよね -- 名無しさん (2020-12-04 11 16 21) ↑1 SCP-101-FRを知らなければSCP財団のデータベースに似た創作サイトがあるってだけ。内容も微妙に書き換えられてるから財団職員や要注意団体相手でも「信じる奴はバカ」でOK。SCP-101-FRを知られると全部真実(一部書き換え有り)ってことがバレるけどSCP-101-FRのページは消してあるから知られることはないよ!絶対にね! -- 名無しさん (2020-12-17 02 36 43) なるほど -- 名無しさん (2021-08-11 20 59 32) 最近SCP財団の存在を信じ込んでカルト教団みたいに言ってた人いましたね… -- 名無しさん (2021-12-08 12 27 29) ここが私の死んだ場所とか、ああいうミーム殺害エージェント見ても死なないもんなあ画面の前の閲覧者。レプリカなら納得だ -- 名無しさん (2021-12-21 13 09 05) 名前 コメント
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登録日:2018/8/26 (Sun) 20 21 30 更新日:2024/05/14 Tue 13 26 56NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 Keter SCP SCP Foundation SCP-1968 SCP財団 Thaumiel 何百回、何千回K-クラスを遅らせたとして、それから逃げられるはずもなく。 SCP-1968は、シェアワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクトの一つ。 オブジェクトクラスはKeter。 概要 SCP-1968はブロンズ色の円環である。材質は例のごとく不明で、一部が隆起しシンボルが刻まれている。 光を歪める性質を持っており、画像ではオブジェクトが激しく歪曲してしまう。更には重力変動まで起こしているらしい。 こいつの異常性は人によって力が加えられた時に発動する。直後にこいつは急速に変形し、力を加えた人の周りを高速で渦巻き、しばらく経過すると元に戻る。 その後被験者を調査すると、被験者の記憶は深い領域まで改変されていることが判明する。 例として、ある財団職員が実験の為にこいつを起動した後、インタビューで自身の来歴を説明したが、その来歴は財団に保管されている人事記録とは一致しなかった。 結果として被験者は動揺状態に陥り、しばしば人間不信を誘発する。円環の変形が激しいほど、改変の程度は大きくなるようである。 また、先述の絵文字がこの異常性の発現を制御しているという仮説が立てられている。 発見経緯と収容手順 SCP-1968は2001年末ごろ、グリーンランド、ザッケンブルグ周辺の石油調査中に地下から回収された。調査の結果、こいつは 約31万年前 のものと推定されている。 財団職員は発見時の無線通信を傍受し1968を確保。グリーンランド関係者にはBクラス記憶処理が施された。 ところが職員が到着したとき、近辺にいた調査員が丸三日間にも渡って拘束された状態で発見された。 この調査員、どうにもこいつの異常性を食らったらしく、周囲の同僚に対し暴行をしたんだそうだ。 現在こいつは地下300メートルのシェルター状の収容室に保管されており、アクセス手段は一基のエレベーターのみとなっている。 搭乗口には武装警備員が常駐しているが、何か侵入事案が発生した際はエレベーターシャフトの自爆装置を起動することになっている。 警備員達は「自己の消耗」を考慮するように指示されている。(*1) だが、これだけならこいつに触れなければいいという話に思える。KeterどころかSafeでも良いんじゃないだろうか。 追記・修正は記憶を改変してからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 機密事項 以下の資料の無認可閲覧は、O5レベル監督官の過半数の同意無しには禁止されています。この指令への抵触は当人の終了だけでなく、この資料を認識した他の職員の終了にも結び付きます。 注記 CK、VK、XK、ZK、あるいはDedekind-uuクラスイベントが差し迫った場合には、この指令は撤回されます。 [復号化キーを入力する] 警告 直近エリアから退去しようとしないでください。セキュリティのため、一時間以内に限り中和可能な致死性ミーム媒介が投与されています。セキュリティ担当者を待ち、あなたの身元を確認できるよう準備してください。 どう説明するつもりだってんだ?真実を覆い隠すために理論を延長させでもするのか?分かるだろ、たった2つの可能性しかない。 俺の知る世界は消え失せちまったのさ。変更に変更を重ねられて、今は19回目だ。 あんたは変化し続ける。何もかもがそうだ。それでも、俺は変わらないまま。俺は覚えているただ一人の人間なんだ。 教えてくれ、もし君がそう・・・ 博士、あんたを啓蒙してやるよ。 * * * +嘘です n ∧_∧ n + (ヨ(*´∀`)E) Y Y * 上記の説明は殆どがカバーストーリー、つまり「本当の概要を隠すための嘘」である。 SCP-1968の真のオブジェクトクラスはThaumiel。 そう、あのSCP-2000(機械仕掛けの神)やSCP-2140(過去改変画像)と同じ、「財団の切り札兼最終兵器兼諸刃の剣」である。 特にこいつはその中でも最も重要性の高い部類。つまり 財団の切り札、世界を救う最終手段である。 実験記録 さて、真の概要について話す前に、まずはこのオブジェクトに関する実験記録について説明する。 最初の実験の後、被験者(*2)は肉体的・精神的共に問題ないことが分かり、報告会終了後に彼の宿舎に戻った。 しかし、その際に彼は自身の備品が変更されているようだと思ったらしく。その後彼のシフトが組まれた際、それを伝えられた彼はそれに強い混乱を示した。 ここまでは上記の概要と矛盾しない。 二度目の実験の後、被験者は精神に不安をきたした。実験場所の変更、担当者不足、見知らぬ職員、彼を混乱させる要素は山ほどあった。 尋問の結果、彼自身の来歴、財団の歴史、オブジェクトの性質などについて、「根本的に異なる記憶を」彼は所持していた。 これは被験者に対するインタビュー記録A抜粋である(長文注意) 被験者 何度も何度も話したじゃないか… 少し眠らせてくれよ。 インタビュアー すぐそうさせてあげるとも… これきりで報告会はお終いだ。 被験者 あんたW██████博士をどうしたんだ? インタビュアー 何度も言い続けてるように、そんな人物は存在しない。君も職員名簿を見ただろう… 私が君を騙そうとしているとでも言うのかい? 被験者 (返事なし) インタビュアー 君はB██████を覚えていないのかね?以前から何度も君と一緒に働いてきたじゃないか。彼によれば、それなりに友情を築いていたとか… 被験者 彼のことなんか聞いたこともない。そいつが誰なのかまったく分からない。 インタビュアー だが、彼が君の個人的な情報を知っていることは認めるね?君が大学時代に付き合っていた娘のことから君の妹の子供の名前まで、どうやって彼がそれを知り得たと言うんだい? 被験者 (うんざりして) 知るもんか。俺の知ったこっちゃない。 10分間の休憩。被験者にはソフトドリンクやタバコが支給された。 インタビュアー 君は、我々が知っている筈だという… あー…(メモを見る)… SCP-████とSCP-████について発言していたね。君によれば、SCP-████は[データ削除済]で、[データ削除済]が可能。そして、SCP-████はある種の未来予知コンピュータということになっているんだったね? 被験者 ああ。俺がそれらの収容手順を作成した。ここでの仕事が割り当てられるまでは、二ヶ月の間SCP-████の研究をやっていたんだ。原稿に詳しく書き上げて… インタビュアー 君が語ってくれたようなSCPは存在しない。我々だって聞いたことがないんだ。 被験者 (不可解な表情) インタビュアー どうかしたかね? 被験者 俺は“あんたが将来知るだろうこと”を喋ったのか… そんなら、間もなく聞き知る事になるだろうさ。█████████に実地エージェントを派遣してるか?俺達がそのSCPを見つけたのはそこだよ。 (中略) インタビュアー 君はソーダを購入した際に気付いた変化についても述べていたね…。10セント硬貨の肖像に見覚えが無かったとか。 被験者 (うんざりして) ああそうとも。 インタビュアー 君によると、誰がダイムの肖像になっているんだったね? 被験者 FDRさ。 インタビュアー あー、うん、それは誰だね? 被験者 おい…そんな…彼の横顔じゃないだって?(中略)彼の特徴的な…薄ら笑い?俺の言ってる意味が分かるよな。 インタビュアー いや… 被験者 (わめき叫ぶ) 何故こんなことをやってる!?これは心理学的な…… 俺を混乱させようと、そう出来上がっちまうまでどのくらい掛かるか観察しようって魂胆なんだろう…? インタビュアー それが真実でないことを君は分かっているね。 被験者 (不可解な表情) (中略) 被験者: ……自分が何を考えているか分からない。でき…できれば明日にしてもらえないか?俺には…そう俺には睡眠が必要なんだ。 インタビュアー 宿舎まで警備に護衛させよう。 (中略) 被験者 とにかく眠りたいんだ。 インタビュアー 調剤部に寄っていきなさい。何か処方してくれるだろう。 被験者 精神安定剤なんざいらんよ。 インタビュアー お好きなように。 末尾陳述 ポリグラフの結果は、応答が意識的な虚偽ではないことを示した。 彼は当時発見されていなかった(*3)SCiPについて言及した。財団所属の博士、インタビュー担当者、ひいては10セント硬貨の肖像まで記憶と違うことを説明した。 そうして出されたのが初期の結論、現在のカバーストーリーである。しかし、精神に影響を与えたにしては被験者の記憶は細部まで筋の通ったものであった。また、彼はわざと嘘をついているわけでもなかった。 そして、彼は不可解な発言をした。 被験者 俺は“あんたが将来知るだろうこと”を喋ったのか… そんなら、間もなく聞き知る事になるだろうさ。 …勘のいい財団職員の方々はすでに気付いたかもしれない。だが、もうしばらく続けさせて貰いたい。 三度目の実験の後、恐ろしい事実が発覚した。 これは被験者に対するインタビュー記録B抜粋である(長文注意) 被験者 俺達が何を話し合っていたか覚えていることを教えてくれないか? インタビュアー A 何だって? 被験者 この実験は何度目だ? インタビュアー A 三度目だが、それが何か? 被験者 三度目だと? インタビュアー A 君に言わせれば何度目だと言うんだ? 被験者 これは第十九回試験だろ。 インタビュアー A そんな筈はない。 (中略) 被験者 …それなら、あんたも照合できる別のネタだってあるぞ。あんたらが俺を信じてないことは分かってるが、最後に実験を行った時、俺達はあるものに関係する奇妙な現象を発見したんだ。…あるものというのは確かそう… カシミール力だったか? (インタビュアーたちが互いに相談する。) インタビュアー A (インタビュアー Bに向けて) ああ、任せる。 インタビュアー B カシミール力とはどういう意味ですか? 被験者 ああ。そのまんまの意味さ。アーティファクトはそれに作用する。 インタビュアー B そのようなことをどうやって知り得たんです? 被験者 あんたらがそれについて話してるのを立ち聞きしてたからな。 インタビュアー B 何時そんなことがあったというんですか? 被験者 あんたは覚えちゃいないさ。第十七回試験の後だったか。頼むから分かってくれよ。あんたらはコレが俺の記憶に影響を及ぼすと考え続けてる。俺の思い違いだってな。もしそうなら、俺はどうやってSCP-████とSCP-████について知り得たんだ?もし俺の言う現象を確認しちまったら、そん時はどう説明するつもりだ? インタビュアー A 君は… 被験者 どう説明するつもりだってんだ?真実を覆い隠すために理論を延長させでもするのか?分かるだろ、たった2つの可能性しかない。俺がイカれてるか、あるいはそうじゃないかだ。 インタビュアー A 未だ究明中だ… 被験者 納得したら、また話そうぜ。それまで俺は用済みだ。宿舎に連行して、監禁するなり解放するなりしてくれ。 (インタビュー中断) (中略) 注記 その後すぐに、███████助研究員(このインタビューを補佐していた人物)が自分自身を被験体として用い、非承認の実験を行った。 その後に彼と会話した職員は確認できなかったものの、彼が財団の非機密データベースを利用しての調査に二時間従事していた際に母親に電話をかけたことが分かっている。 だが、実際には███████助研究員が母親への通話をし損なったこと(少なくと十数回以上、それ以上の時間を費やして通話を試みたにも関わらず)が確認されている。彼は母親のボイスメールメッセージを繰り返し再生した。 間もなくして、███████助研究員は自殺した。 (インタビューは50時間後に再開) 被験者 助手はどうしたんだ? インタビュアー 転任したよ。 (中略) インタビュアー もう一度聞く、私に信じて欲しいこととは何だ? 被験者 12週間、俺はアーティファクトでの任務に従事してきて、[注記 実験開始からまだ一週間しか経過していない。] 財団や大統領の変更、地球の土地配置の改変、そしてあんたの変化…髭無い方が良く見えるぜ、まあ今言ったようなことをこの目で見てきた。ついでに言えば… それらは全て過ぎ去った。 インタビュアー 何だって… 被験者 俺の知る世界は消え失せちまったのさ。変更に変更を重ねられて、今は19回目だ。まだ同じ言葉を話せてるだけラッキーだな。いいかよく聞け。俺がモルモットにされ続けてるのを承知するただ一つの理由は、今後もう俺自身の歴史が存在することはないからだ。あるいは歴史の外側か。自分の妹、持ったことがない子供たち、結婚したことがない妻に見覚えなんてない。俺は過去の無い亡霊なんだ。アーティファクトを使って失うものなんて何一つ無いんだよ。 (中略) 被験者 あんたは変化し続ける。何もかもがそうだ。それでも、俺は変わらないまま。俺は覚えているただ一人の人間なんだ。あんただって本当は██████████博士じゃない、少なくとも俺が知っていた人物じゃない。 (この時、インタビュアーと立会人███████の間でテレタイプを介した意見交換が密かに行われた。) インタビュアー カサンドラ・コンプレックスを伴うカプグラ症候群かもしれない。 Observer おそらく。 (中略) インタビュアー 彼が持つ未解明の知識は? Observer 多分潜在感覚と作話症によるものだろう。文献上には彼のようなケースがある。 インタビュアー それと、███████助研究員の自殺については? Observer フォリ・ア・ドゥでは。 インタビュアー …どういう意味だ? 被験者 どういう意味。どういう意味かだって?ならこの説明でどうだ。:もしあんたが████████博士を尋問すりゃあ、████████████の痕跡を見つけられる筈だ。数日中に、彼からのどデカいサプライズに直面することになるだろうさ。それを何で今の俺が知っているんだろうな? インタビュアー 馬鹿馬鹿しい。君が保有する未解明の知識について、君は説明することができるのか? {被験者 俺はこの…世界交替状態 が前回よりもゆっくり展開され、出来事が起こるのもより遅くなっていると考えてる。手に負えないほど事象が分岐しないのなら、この現象は効果的に近い将来の予知を可能にしてくれるんだ。俺がちょうど第一九回試験をやってた所から来たことを考えると、ここでは… インタビュアー そんな説明を信用できる訳がないだろう。単刀直入に聞こう。君は第三者に強制されているのか?君の知っていることを明かさないようにという明確な指示の下に行動してるんじゃないのか?私が言ったように、もし… 被験者 俺をおちょくるな。理解してくれ。アーティファクトは近い内に██████████████████████する。███████████████。███、████、█████████████████████████。およそ数週間でな。 インタビュアー 教えてくれ、もし君がそう… 被験者 博士、あんたを啓蒙してやるよ。██████████、████████████。███████████████?███?████。██████。████████████。████████████████████████████████████████。 ██████████████████。████。█████████████████████████。██、████████████████████、███████████████。███。██████████████。████████████████████████。█████████、█████████、████████████。████████████。█████、████、█████████████████████████████████████████████████████████。█████████████████████████████ ██████████████████、████████████████████████████████████████████████████。█████████████████ ██████████████████████、██████████████████████████████████████████、███████████████████████ ██████████████████████████、█████、████████、██████████████████████、██、███、██、████、████、██…… (O5監督官 ███████の権限により、インタビューはこの時点で突然終了された。) 末尾陳述 ポリグラフの結果は、応答が意識的な虚偽ではないことを示した。 明らかに様子がおかしい。 まず、被験者はこの実験が19回目であると主張している(実際は先述のようにまだ3回)。 そして、この円環が「記憶を改変する」訳ではないとの仮説を述べる。証拠として、「インタビュアーの二人から立ち聞き」したという「カシミール力の変化」なる現象について語ったが……当の二人はその力について会話した記憶はなかった。 そして直後にこの現象は実験によって確認された。つまり、彼は知り得るはずのない知識を本当に知っていた。 インタビューは一度中断されたが、インタビュアーによってその間に行われた実験も異様である。 彼は、何かを確かめるように母親のボイスメッセージを繰り返し再生した後、なんと 自殺 している。 おそらく、彼が聞いた人物の声は、記憶している「母親」の物ではなかったのであろう。そして悟ったのだ、自分が取り返しのつかないことをしてしまったと。 インタビューはその後再開された。 再開後、被験者は12週間この円環への任務に就いていたと語った(実験を開始してからまだ1週間しかたっていないのに)。 彼は、自身の記憶ではなく、世界のほうが変わったのだと語った。彼の知るそれらは過ぎ去って、既に消え失せてしまったとも。 この時点では、インタビュアーとその立会人はこの被験者が精神疾患を患っていると考えていた。 しかしその後、被験者は近い将来のことを予測できると語り、鼻で笑うインタビュアーを遮って、こう発言した。 被験者 博士、あんたを啓蒙してやるよ。 その後の彼の発言は全て黒塗りで規制されており、傍聴していたと思われるO5監督官の一人に突然インタビューは終了させられた。 財団による追加の調査 被験者の発言の裏付けをするため、財団はこのオブジェクトが効果を及ぼすと思われる範囲内の調査・測定を行った。 すると折しも、この円環が異常性を発現した際、CERN(欧州原子核研究機構。実在の組織)から「ある現象」についての報告が入った。財団でも調査を行ったところ、ニュージーランド、南アフリカ、南極(*4)、果ては木星周辺でも発生が確認された。 そして結論づけられる。この現象は宇宙全体に、そして瞬間的に、超光速で拡散している。ただある地点を除いて。 その地点とは、 SCP-1968の動作範囲、もっと言えば被験者がいる場所だった。 真の概要 さあ諸君、大分待たせたが、このオブジェクトの真の概要について説明しよう。 このオブジェクトは、お察しの通り、被験者の記憶を改変するものではない。このオブジェクトが改変している本当の物は、 我々の過去、 もっと言えばこの宇宙全体の過去である。 ここで、 「因果関係」 というものについて説明する。 因果関係というのは、「Aを原因にBの結果が生じる」という関係。通常の時間軸において、この関係は絶対に一方通行であり、逆転することはない。 ひいては、「過去の出来事や行動を原因に今が形作られ、そして今の行動や出来事が未来の形を決定する」=「過去があるから今があり、今があるから未来がある」と言い換えることもできる。 このオブジェクトの作用は、その因果関係を逆転させてしまうことなのだ。すなわち、「今をもとにして過去を作り直す」という事である。 先ほど触れた「ある現象」とは、被験者が言及した「カシミール力の変化」である。変化は 超光速 で伝播した……つまり、相対性理論のやぶれ、 因果の逆行 が起こったのだ。 この再構築の基準となる「今」。これは恐らく、宇宙全体の「今」を意味しない。 唯一、カシミール力の変化が及ばないとされるSCP-1968の動作範囲内の「今」。つまり、被験者と周囲の大気を基準として、過去の世界が 「もっともらしく」 作り直されるのだ。 もちろん、こんな僅かな情報を「因」としているので、再現される細部は元通りとはいかないだろう。(*5) そしてこの急ごしらえの過去の世界に、SCP-1968と被験者はちょこんと再配置される。 被験者の視点からすれば、単純に過去へとタイムスリップしたようにも見えるだろう。これが、 被験者 俺はこの… 世界交替状態 が前回よりもゆっくり展開され、出来事が起こるのもより遅くなっていると考えてる。 の示す、「出来事が遅くなる」である。 そして、再構築とはいえ元いた世界と大きく変わることは少ないため、SCP-1968起動の直前に起こっていたようなイベントは、起動後の世界でもほぼ確実に、そう間もなくして発生する。 「手に負えないほど事象が分岐しないのなら、この現象は効果的に近い将来の予知を可能にしてくれる」 とはそういう意味なのである。 どういうことだ!まるで意味がわからんぞ! 要するに、このオブジェクトは、 「起動するたびに、今の世界によく似た世界の、その過去に飛ばされる」 異常性を有しているのである。 世界を包むこの円環は、因果関係をひっくり返し、世界を、過去を、再構築する。 SCP-1968 Global Retrocausality Torus(世界を包む逆因果の円環) 本家記事の最後に、SCP-1968の最近の動向について書かれている。 実験から二か月後、この円環は「人間による操作を伴わずに」起動した。実験時とは全く違う現象が起きたのだ。すると、実験の被験者とよく似た人物が出現した。相違点は、未知の化学的熱傷を全身に負っていたことであった。インタビューする試み空しく、程なくしてこの人物は息絶えた。 それからさらに一か月後、再び円環は勝手に起動し、今度は重武装した非人型実体を放出した。その実体は財団の職員に攻撃し、12人殺害、多数のけが人を出し、最終的に無力化された。実体の持っていた兵器は、今の物理法則に逆らう性質を有しており、その外見はSCP-1968と似たものだった。 この二つの補足と、先のO5によるインタビューの突然の停止。 考えられるのは、かつての世界で少なくとも3回、非人型実体によるサイトの襲撃・占領イベント……最悪の場合、 K-クラスシナリオ (*6)が起こったというものである。 2回目のイベントでは、先の人物が致命傷を負いながらもSCP-1968を起動。しかし起きる未来を伝えられぬまま死んでしまった。 その結果再構築された世界でも再びイベントが発生。この3回目では財団はSCP-1968を起動できなかった。しかし幸運なことに、イベントを起こした生物自身が1968を起動。また世界が再構築された。 そしてこれらの2つの起動が、今の財団世界で「予期せぬ起動」として観測されたのだと思われる。……1回目はいつだって? 被験者がインタビューで言及した、「アーティファクトは近い内に――」の経験が1回目である。 被験者は、この未来のイベントの発生について言及し、機密の漏洩、職員の動揺、あるいはタイムパラドックスの危険を感じたO5によって制止させられたのだと予想が付く。 …しかし、このオブジェクトの特性は「出来事を遅らせる」だけである。「無いことにできる」訳ではない。つまり、人型実体はいずれ必ずやってきて、財団に対処を迫るだろう。 果たして財団は、この報告書が存在する世界でそれを回避できたのだろうか? もし失敗すればどうなるのか? 実は、その結果は既に示されている。 SCP-1968の正体 兵器の外観はSCP-1968に類似していることが分かっています。 当該アーティファクトは31±2.3万年前のものと推定されています。 被験者 俺はこの… 世界交替状態 が前回よりもゆっくり展開され、出来事が起こるのもより遅くなっていると考えてる。 ……人型物体の武器、これに関する不気味な特徴について、気になった読者も多いのではないだろうか。 外観がSCP-1968に似ている――まるで、 SCP-1968も元々は彼らの道具であったかのように。 これは、通常のタイムスケジュールを考えれば有り得ない。なぜなら、SCP-1968は地下深くから発見された30万年前の遺物。これが人型実体のものだとすれば、彼らは 我々人類がようやく原人から脱したような古代に、既に高度な技術をもって地球に住んでいた ことになるからである。 しかし……SCP-1968は出来事の発生を遅らせる。言い換えれば、擬似的にタイムスリップを引き起こす。 もしも、オブジェクトが暴走したり、人型実体が操作を誤ったりして、幾百、幾千万回という世界の再構築を起こしていたとしたら? そしてその度に、 SCP-1968を過去へと、人型実体の社会を遠い未来へと移動させていったとしたら? もしかしたら、我々人類は既に一度、生存競争に敗退(支配シフト)した後なのかもしれない……。 人型実体の謎 被験者 俺の知る世界は消え失せちまったのさ。変更に変更を重ねられて、今は19回目だ。まだ同じ言葉を話せてるだけラッキーだな。 被験者の懸念のひとつに、再構築された世界において、重要な法則……言葉さえも変わってしまうことがあるのではないか、というものがある。 実際、他ならぬSCP-1968自身の作用機序がそれを体現している。 被験者がカシミール力の――(中略)――表面上その速度に影響を及ぼす可能性がある要素は — 理論的にも — 存在しません。 これは、今やどこにも存在しない、かつてあった世界の物理法則の名残といえよう。しかし…… その実体が保有していた兵器は、現在理解されている物理法則とは矛盾する性質を示しました。 ……この人型実体は本当に、 現在の宇宙からやってきたのだろうか? 補遺 CK-クラス 現実終焉シナリオ発生時に、このオブジェクトを使用することを誰かが提案した。しかし、このオブジェクトを使用することは「世界の消滅を確実なものにする」と書かれている。同時に、「何もしないことは同様の結果を約束する」とも言及している。 そりゃそうだ。こいつが起こしているのは世界そのものの再構築だ。はっきり言えば「K-クラスをもっともマシなK-クラスで上書きしている」も同然である。 しかし1968を使わなければ、より凄惨なK-クラスシナリオで世界が終わるだけなのだ。だから使うしかない。 それは財団の目的の一つ「正常性の保護」を否定することに繋がる。だが、現行世界の報告書においてこいつがThaumielに指定されていると言うことは… 少なくとも、そのときが来ればやるつもりなのだろう。今の財団は。 財団の明日はどっちだ。 余談 1968自体は2000コンテストより前に投稿されたSCPであり、当時はKeterクラスのままだったが、コンテスト終了後に機密指定のThaumielクラスに変更された。 そのため、単純な執筆時期だけで言えば1968が二番目に古いThaumielである。 「SCP-1968が起動したら再構築されるのに、なぜ起動する瞬間の変化が観測できたのか」と疑問に思うかもしれない。 しかしよく考えてみると、この「観測できた」という事実自体が、再構築された過去の一部であることが分かると思う。 そもそも財団の報告書が、オブジェクトを研究し、その結果を報告する文書であり、過去を記したものである以上、それもまた1968の改変の産物なのだ。 もっと言えばここまでの「1968発見→実験→インタビュー→カシミール力の観測→真相の判明→Thaumiel指定」という一連の流れそのものが、度重なる再構築の末に生まれた過去だといえる。 1968の正確な起動回数が把握できないのもこれが理由。こいつにとっては「自身が起動した」という事実さえも、改変の対象となる過去に過ぎない。 幾度も改変を繰り返す世界の中で、唯一一貫性があるのは、「以前の世界を知っている人間が1968から出てきた」という出来事だけなのである。 追記・修正は、過去を再構築してからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-1968 - Global Retrocausality Torus by equitefahrenheit http //www.scp-wiki.net/scp-1968 http //ja.scp-wiki.net/scp-1968 この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 博士、あんたを脱毛してやるよ。 -- 名無し (2018-08-26 20 24 24) 財団の明日はどっちだとかなかったとかのオチちょっと多すぎて霹靂してる -- 名無しさん (2018-08-26 21 24 47) 世界の明日を無くすSCiPが多すぎてそろそろ項目同士の差別化点にはならなくなってきた感はあるよね -- 名無しさん (2018-08-26 22 21 03) このSCiPはタウミエルの中でも根本から変える、超大規模な奴だよね -- 名無しさん (2018-08-26 22 33 14) ↑3本家で色々見たらそうでもない。ただこうして外部でまとめられるのはどうしても派手で印象に残りやすいものになるから… -- 名無しさん (2018-08-27 01 55 56) ↑4「霹靂してる」はツッコミ待ちなのか? -- 名無しさん (2018-08-27 06 04 07) これSCP-3005ぐらい好きなSCPだわ -- 名無しさん (2018-08-27 09 15 24) ↑3いや希望が残ってるやつとか色々とパターンあるのにお決まりのごとく「明日はどっちだ」とか「なかった」とかそんな感じのばかりでワンパターンな記事のオチでもったいなあなあと。あっ誤字すいませんでした↑4 -- 名無しさん (2018-08-27 09 49 23) ↑1説明下手で悪いけどSCPページそのものでなくアニオタの記事のオチの話ね -- 名無しさん (2018-08-27 09 50 45) オチに便利なフレーズだからな。でも使いすぎると陳腐、でしょ? -- 名無しさん (2018-08-29 06 59 33) 財団世界が滅びそうで滅びないのは発動を認識できないThaumielのおかげか -- 名無しさん (2018-09-30 18 30 00) どうしようもないけど首の皮1枚繋がって今のところなんとかなってるってSCPが好きだったけど最近のは詰み確定してるのが多いからなー、滅んだら創作としてお話が続かないけどいいのかってなる -- 名無しさん (2018-10-19 00 51 53) ↑そこはカノン次第、気に入らない設定は頭から排除したっていい。わけだしね。 -- 名無しさん (2018-10-26 16 58 59) 「最近の動向」から読みとれるのは「近い未来にサイトが非人型実体に占領される」ことだけで、Kクラス云々は言ってないんじゃないか? 占領下で被験者がなんとか起動に成功したのが火傷のパターン。しかし先送りされた次のイベントでは、被験者はとうとう起動できなかった。が、幸運なことに、直後に非人型実体がたまたま起動させて、再び先送りに成功したのが最後のパターン。 -- 名無しさん (2018-11-08 21 59 22) ↑別にこいつは起きる未来を確定させる訳じゃない。「逆因果」になっているのは起動した瞬間だけだから、その後は行動次第でいくらでも未来を変えられる。たとえ変えられなくても永遠に先送りにできる。だからThaumiel。 -- 名無しさん (2018-11-17 19 21 48) 因果律の欄を平たい表現になおした上で、来歴の謎を追記しました。また、長くくなりすぎているので若干整理しました。 -- 名無しさん (2019-04-12 22 19 00) えーと、今は何回目のリセット後なんでしょうか?(錯乱 -- 名無しさん (2020-01-10 09 20 57) 記憶処理してほとんど何も覚えてない人が起動したら全然違う世界が出来上がりそう -- 名無しさん (2020-01-28 18 05 20) 「かしみーるか」だと思ってたけど「カシミールりょく」だったのね。 -- 名無しさん (2020-01-28 18 06 41) 誰も死を知覚しない全滅は看過される -- 名無しさん (2020-03-25 18 08 19) プッチ神父のスタンドの最終形態の能力で世界が何巡もしたみたいな感じかな? -- 名無しさん (2020-04-10 12 28 24) 誤字多すぎでは? 改定する時見直してくれよなー(口だけ) -- 名無しさん (2020-06-19 00 16 15) 案外人型実体は「変わってしまった世界の機動部隊」だったりしてな -- 名無しさん (2020-12-12 13 06 30) 指輪くらいの大きさかなと思っていたら,"長径は320cm、短径は90cmです。" デッッッッ -- 名無しさん (2021-08-18 14 08 51) Kクラスしか出ない世界線リセマラで草 -- 名無しさん (2021-08-18 14 45 43) 途中から非人型実体が人型実体に改変されているのもこのオブジェクトの作用なのかい? -- 名無しさん (2022-03-24 17 13 17) 古い記事だからなのか財団側がどうにも現実的というか頭固いよねこれ。どっちがSCPなんだっていう超技術を持ってる最近の財団だと早急に事態解明してそう -- 名無しさん (2023-04-02 02 29 15) 設定とか今でもめちゃくちゃ好きだけど、やっぱり最近のKクラス系の記事と見比べるとネタバレの演出とかそれっぽく見せる研究資料とかが素朴だなって感じがある (むしろ今のがごてごてして双方に負担がある状態になっているという意見もあるのかもしれない) -- 名無しさん (2023-05-11 17 06 35) このオブジェクト辺りからだんだん俺みたいな低脳には理解出来なくなってくる -- 名無しさん (2023-06-24 10 42 01) 名前 コメント
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登録日:2020/05/17 Sun 17 52 31 更新日:2024/05/09 Thu 11 49 17NEW! 所要時間:約 1 分で読めます ▽タグ一覧 SCP Foundation SCP-1046-JP SCP-JP SCP財団 箱 本オブジェクト情報の閲覧に際し、職員コードの提示が必要です。 クリアランスレベル2の職員コードでログインする SCP-1046-JP 登録日:2020/05/17 Sun 17 52 31 更新日:2024/05/09 Thu 11 49 17NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Safe SCP Foundation SCP-1046-JP SCP-JP SCP財団 箱 SCP-1046-JPはシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクトである。 オブジェクトクラスはSafe。 概要 SCP-1046-JPは、███県███山間部に存在する、一辺500mの正方形の領域である。 この領域の中にモノを入れると、一辺5cmの透明な立方体、あるいはそれが集合してできたものだと認識されてしまう。 これは領域外から観測しても同様。 領域内のモノが運動しても、「立方体の位置が変わっている」とのみ認識され、物体の運動として知覚することはできない。 この認識異常は相当強固なものであり、五感だけでなくあらゆる観測機器を通しても解除されない。 物体を領域内へ入れた瞬間から連続的に認識異常が進行していき、15分後には完全に立方体としか認識できなくなるが、領域内から出せばすぐに解除される。 この特異性のためにSCP-1046-JP内はすべてが立方体で構成されているように見えるが、実際には普通の森林が存在しているため、内部の「立方体」を外に持ち出すと「草木や石」として正しく認識されるようになる。 特別収容プロトコル SCP-1046-JPの周囲2kmに隔壁を設置し、カメラと機動部隊-5(墓守)により一般人が入らないように監視する。 特異性に曝露することを防ぐため、塀内部への侵入にはクリアランスレベル2以上の職員の許可が必要。 SCP-1046-JPに一般人が接近したらカバーストーリー『絶滅危惧種の保護区』によって退去させる。内部に侵入されてしまったら、確保した後Aクラス記憶処理を行って解放。 収容経緯 SCP-1046-JPは19██/██/██、別のオブジェクトの探索を行っていた機動部隊により「あらゆるものが立方体で構成された森」として発見された。この特異性の範囲が判明するとともに、発足した機動部隊-5(“墓守”)が中心と予測される位置に探索に向かった結果[データ削除済]。 実験記録 実験記録1046-JP-1 対象 ボールペン1本 目的 SCP-1046-JPの特異性の解明 実施方法 ボールペンをSCP-1046-JP内に侵入させる。 結果 ボールペンはSCP-1046-JP内に入った瞬間から立方体としても認識される様になり、約15分後にはボールペンとして認識する事が不可能になった。 この時、ボールペンを観測していたカメラ全てと研究員全員が同じ認識異常の影響を受けていたことから、「観測する側」ではなく物品そのものを対象とした異常性であることが示唆された。 実験記録1046-JP-2 対象 ヘルメット1つ 目的 SCP-1046-JPの特異性の解明 実施方法 ヘルメットをSCP-1046-JP内部に侵入させて経過を観察する。 結果 ヘルメットはおよそ30個の立方体の集合体として認識されるようになった。 対象が大きい場合は前述の「立方体」の集合として認識される。 実験記録1046-JP-3 対象 SCP-1046-JP内に初期収容時から存在する物品 目的 SCP-1046-JPの特異性の解明 実施方法 SCP-1046-JP内の対象をサンプリングし、範囲外にて調査する。 結果 SCP-1046-JP外へ搬出するとともに、対象は周辺地域に自生する種の植物として認識されるようになった。成分分析やDNAの調査では対象に異常性は確認できなかった。対象をSCP-1046-JP内に戻すと、約15分をかけて立方体と認識されるようになった。 一度異常性に曝露した後に持ち出し、再び領域内に入れても特に認識異常の効果に変化はない模様。 ちなみにサンプリングの時には「草を引き抜く」という感覚は無く、「立方体を持ち上げる」としか感じられなかった。このことから、視覚だけでなくその他諸々全ての認識が書き換えられていることが分かる。 実験記録1046-JP-4 対象 ネコ(Felis catus) 目的 SCP-1046-JPの特異性の解明 実施方法 ネコをケージに入れた状態でSCP-1046-JP内に侵入させて経過を観察する。 結果 暴露後ネコは多数の立方体が集合した実体として認識された。立方体はおおよそネコをかたどっており、ネコに準じた様々な姿勢を取っていたが動作として認識する事はできず、鳴き声や臭気なども観測できなかった。 ネコをかたどってはいるが、動作や鳴き声、臭いなどの「ネコらしい」モノはすべて認識されなくなってしまう。 実験記録1046-JP-5 対象 ネコ、D-1046-JP-1 目的 SCP-1046-JPの特異性の解明 実施方法 SCP-███-JPの特異性によりネコを認識できないDクラス職員に、SCP-1046-JP内の猫を観察させる。 結果 D-1046-JP-1はSCP-1046-JP内のネコを立方体の集合体として認識していた。ネコをSCP-1046-JP外へ搬出すると共にD-1046-JP-1は猫に対する認知を失った。 なんと他のオブジェクトの異常性を上書きできる。相当強力な認識災害のようだが……。 クリアランスレベル3の職員コードでログインする ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-1046-JP - 鍵をかけた柩 by R-00X http //scp-jp.wikidot.com/scp-1046-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- SCP-1046-JP 登録日:2020/05/17 Sun 17 52 31 更新日:2024/05/09 Thu 11 49 17NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 Euclid SCP Foundation SCP-JP SCP財団 箱 SCP-1046-JPはシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクトである。 オブジェクトクラスはEuclid。 概要 SCP-1046-JP-A SCP-1046-JP-Aは、███県███山間部に存在する、一辺500mの正方形の領域である。 この領域の中にモノを入れると、一辺5cmの透明な立方体、あるいはそれが集合してできたものだと認識されてしまう。 これは領域外から観測しても同様。 領域内のモノが運動しても、「立方体の位置が変わっている」とのみ認識され、物体の運動として知覚することはできない。 この認識異常は相当強固なものであり、五感だけでなくあらゆる観測機器を通しても解除されない。 物体を領域内へ入れた瞬間から連続的に認識異常が進行していき、15分後には完全に立方体としか認識できなくなるが、領域内から出せばすぐに解除される。 この特異性のためにSCP-1046-JP-A内はすべてが立方体で構成されているように見えるが、実際には普通の森林が存在しているため、内部の「立方体」を外に持ち出すと「草木や石」として正しく認識されるようになる。 SCP-1046-JP-B SCP-1046-JP-BはSCP-1046-JP-Aの中央に入れ子状に存在する、一辺100mの正方形の領域である。 この領域にはミーム汚染効果があり、領域内の物品全てを「箱」であると思い込ませるようなミームの改変がなされる。 物体を領域内へ入れた瞬間から連続的にミーム汚染が進行していき、15分後には完全に「箱」としか認識できなくなるが、SCP-1046-JP-Aとは異なり領域内にいなければミームの改変は起こらない。 当初、この異常ミームは領域内でのみ伝播するもので、領域外では異常性は持続しないと思われていた。 しかし、20██/██/██、SCP-1046-JP-Bの監視任務に就いていた機動部隊員が、ミーム汚染に曝露していることが判明した。隊員たちはSCP-1046-JP-B内の設備について話したことがあり、その時にミームが伝播してしまったようである。 このことから、SCP-1046-JP-Bのミーム汚染は領域内にとどまらず、ヒトを介して外の物品も対象にすることが分かった。 この事案以降、これ以上の異常ミームの拡散を防ぐためにSCP-1046-JP-B内の監視は中止された。 さらに、20██/██/██、本オブジェクトの主任研究員である御匣博士を始めとする█名がSCP-1046-JP-Bに曝露していることが発覚した。彼らはSCP-1046-JP-Bそのものを「箱」と認識しており、クラスA記憶処理により回復した。 この事案により、SCP-1046-JP-B自体のミームも異常性の影響を受けており、このオブジェクトについての情報を介して外部に異常性を拡散することが発覚した。 つまり、領域内にあるものを認識しなければ大丈夫と思われていたものが、実はSCP-1046-JP-Bについての情報を”知っているだけ“でもミーム汚染を拡散させてしまうことが分かったのだ。 下手すると世界中のモノが「箱」になってしまう危険があり、収容違反の起きやすさからオブジェクトクラスをEuclidに変更。 異常ミームの伝播を防ぐため、この版の報告書へのアクセスをクリアランスレベル3以上の職員に限定することとなった。 特別収容プロトコル SCP-1046-JP-Aの周囲2kmに隔壁を設置し、カメラと機動部隊-5(墓守)により一般人が入らないように監視する。 SCP-1046-JP-Bの領域を完全に覆うように、廃屋に偽装したサイト-81██を建設し、外部から領域内が観測されるのを防ぐ。 SCP-1046-JP-Aの特異性に曝露することを防ぐため、塀内部への侵入にはクリアランスレベル2以上の職員の許可が必要。また、サイト-81██への侵入にはクリアランスレベル4以上の職員の許可が必要。 SCP-1046-JP-Aに一般人が接近したらカバーストーリー『絶滅危惧種の保護区』によって退去させる。内部に侵入されてしまったら、確保した後Aクラス記憶処理を行って解放。 収容経緯 SCP-1046-JP-Aは19██/██/██、別のオブジェクトの探索を行っていた機動部隊により「あらゆるものが立方体で構成された森」として発見された。この特異性の範囲が判明するとともに、発足した機動部隊-5(“墓守”)が中心と予測される位置に探索に向かった結果、隊員が銃器の取り扱いを誤り3名の負傷者を出すという事件が発生した。 隊員はSCP-1046-JP-Aによる認識災害のことを知っており、装備が「立方体」と認識されてしまった場合の対処法も決められていたにも関わらず、である。 調査した結果、隊員たちの銃器に対する認識が「殺傷能力を持つ武装」から「箱」へと上書きされていたことにより銃器の取り扱い方法を間違えていたことが判明した。 これによりSCP-1046-JP-Aの内側に、ミーム汚染を発生させる別の異常性を持った領域が存在することが分かり、SCP-1046-JP-Bに指定された。 実験記録 実験記録1046-JP-B-1 対象 ボールペン1本、D-1046-JP-2 目的 SCP-1046-JP-Bの特異性の解明 実施方法 ボールペンをSCP-1046-JP-B内に侵入させ、D-1046-JP-2に経過を観察させる。なお、以降の実験を含め実験担当員は領域外からカメラとマイクを用いて指示している。 結果 15分を待ってD-1046-JP-2に確認したところ、D-1046-JP-2はボールペンを「箱」の一種であると認識するようになっていた。この認識はボールペンがSCP-1046-JP-B外に持ち出されたタイミングで解消された。 Dクラスはミーム汚染によりボールペンを「箱」と認識してしまった。わざわざ「箱」なのは何か意味があるのだろうか? 実験記録1046-JP-B-2 対象 ボールペン1本、ヘルメット1つ、D-1046-JP-2 目的 SCP-1046-JP-Bの特異性の解明 実施方法 SCP-1046-JP-Bに曝露しているボールペンとヘルメットをD-1046-JP-2に視認させる実験を行う。実験前後でD-1046-JP-2に、一般的なボールペンとヘルメットが持つ共通点が何であるかという質問を行う。 結果 D-1046-JP-2は視認前には「わからない」、視認後には「どっちも箱だろ?」と回答した。 観測者の認識を書き換えているわけではなく、あくまで物品のもつミームを改変しているらしい。 実験記録1046-JP-B-3 対象 ボールペン1本、ヘルメット1つ、D-1046-JP-2 目的 SCP-1046-JP-Bの特異性の解明 実施方法 SCP-1046-JP-Bに曝露しているボールペンとヘルメットを、D-1046-JP-2に映像を通して観察させた後、一般的なボールペンとヘルメットが持つ共通点が何であるかという質問を行う。 結果 D-1046-JP-2は「箱だって事でしょ」と回答した。 直接見るか観測機器を通してみるかは関係なく、領域内にいることがミーム汚染の条件であることが分かる。 実験記録1046-JP-B-4 対象 D-1046-JP-2 目的 SCP-1046-JP-Bの特異性の解明 実施方法 SCP-1046-JP-B内で、最も一般的な「箱」の特徴をD-1046-JP-2に列挙させる。 結果 D-1046-JP-2は「透明である」、「掌大」、「立方体」などの特徴を持つ箱であると述べた。 SCP-1046-JP-Aの認識災害により認識される「立方体」と共通した特徴を見せる。他のDクラスでも実験したが、結果は変わらなかった。 実験記録1046-JP-B-5 対象 リンゴ、D-1046-JP-7 目的 SCP-1046-JP-Bの特異性の解明 実施方法 SCP-███-JPの特異性により、リンゴを[データ削除済]と認識するミーム汚染を受けたDクラス職員に、SCP-1046-JP-B内でリンゴが何に属する物品であるか答えさせる。 結果 D-1046-JP-7は「リンゴは箱であってそれ以外の何物でもない」と回答した。領域内においてはSCP-███-JPの特異性は発生していなかった。 SCP-1046-JP-Aと同じく他のオブジェクトによるミーム汚染を上書きできる。 Aによる認識災害といい、何か理由があるのだろうか? クリアランスレベル4 の職員コードでログインする ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-1046-JP - 鍵をかけた柩 by R-00X http //scp-jp.wikidot.com/scp-1046-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- SCP-1046-JP 登録日:2020/05/17 Sun 17 52 31 更新日:2024/05/09 Thu 11 49 17NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 Keter SCP Foundation SCP-1046-JP SCP-JP SCP財団 箱 SCP-1046-JPはシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクトである。 オブジェクトクラスはKeter。 概要 SCP-1046-JP-A SCP-1046-JP-Aについて SCP-1046-JP-Aは、███県███山間部に存在する、一辺500mの正方形の領域である。 この領域の中にモノを入れると、一辺5cmの透明な立方体、あるいはそれが集合してできたものだと認識されてしまう。 これは領域外から観測しても同様。 領域内のモノが運動しても、「立方体の位置が変わっている」とのみ認識され、物体の運動として知覚することはできない。 この認識異常は相当強固なものであり、五感だけでなくあらゆる観測機器を通しても解除されない。 物体を領域内へ入れた瞬間から連続的に認識異常が進行していき、15分後には完全に立方体としか認識できなくなるが、領域内から出せばすぐに解除される。 この特異性のためにSCP-1046-JP-A内はすべてが立方体で構成されているように見えるが、実際には普通の森林が存在しているため、内部の「立方体」を外に持ち出すと「草木や石」として正しく認識されるようになる。 SCP-1046-JP-B SCP-1046-JP-Bについて SCP-1046-JP-BはSCP-1046-JP-Aの中央に入れ子状に存在する、一辺100mの正方形の領域である。 この領域にはミーム汚染効果があり、領域内の物品全てを「箱」であると思い込ませるようなミームの改変がなされる。 物体を領域内へ入れた瞬間から連続的にミーム汚染が進行していき、15分後には完全に「箱」としか認識できなくなるが、SCP-1046-JP-Aとは異なり領域内にいなければミームの改変は起こらない。 当初、この異常ミームは領域内でのみ伝播するもので、領域外では異常性は持続しないと思われていた。 しかし、20██/██/██、SCP-1046-JP-Bの監視任務に就いていた機動部隊員が、ミーム汚染に曝露していることが判明した。隊員たちはSCP-1046-JP-B内の設備について話したことがあり、その時にミームが伝播してしまったようである。 このことから、SCP-1046-JP-Bのミーム汚染は領域内にとどまらず、ヒトを介して外の物品も対象にすることが分かった。 この事案以降、これ以上の異常ミームの拡散を防ぐためにSCP-1046-JP-B内の監視は中止された。 さらに、20██/██/██、本オブジェクトの主任研究員である御匣博士を始めとする█名がSCP-1046-JP-Bに曝露していることが発覚した。彼らはSCP-1046-JP-Bそのものを「箱」と認識しており、クラスA記憶処理により回復した。 この事案により、SCP-1046-JP-B自体のミームも異常性の影響を受けており、このオブジェクトについての情報を介して外部に異常性を拡散することが発覚した。 つまり、領域内にあるものを認識しなければ大丈夫と思われていたものが、実はSCP-1046-JP-Bについての情報を”知っているだけ“でもミーム汚染を拡散させてしまうことが分かったのだ。 下手すると世界中のモノが「箱」になってしまう危険があるわけである。 異常ミームの伝播を防ぐため、この版の報告書へのアクセスをクリアランスレベル3以上の職員に限定することとなった。 SCP-1046-JP-C SCP-1046-JP-CはSCP-1046-JP-Bの中央部にさらに入れ子状になって存在する空間異常である。 この空間異常は我々の世界である3次元を超えた超次元にわたって空間が歪んでおり、内部に物品を入れると鏡像反転・内外反転・座標反転が生じる……つまり、物体の向きや内外や部分ごとの位置が滅茶苦茶になってどんなに強固なものでもあっさり破壊される。 この空間異常は一定した形ではなく、常に形を変動させている。 これが拡大して地球を包み込んだ日にはXKクラス-世界終焉シナリオ一直線であるため、オブジェクトクラスはKeterに変更。拡大を防ぐ手段が模索された。 SCP-1046-JP-Cの空間歪曲は空間ポテンシャル流能動破波堤(*1)によって逆方向の歪曲を作り、ある程度相殺できる。 しかし、この空間異常はどういう基準で拡大・縮小しているのか当初は不明だった。 その後、SCP-100-JPの一部が崩壊し、宇宙に文字通り激震が走った時、SCP-1046-JP-Cが縮小していることが確認された。 さらに細かく調査を行った結果、空間異常は「宇宙の安定度」に応じてその大きさを変えていることが確かめられた。 宇宙が安定であるほど拡大し、宇宙が不安定になると縮小するのである。 つまり、SCP-1046-JP-Cの拡大を防ぐためには宇宙を不安定に保たなくてはならないのだ。…なんだこのへそ曲がりは。 この調査結果から、SCP-1046-JP-Cの大幅な拡大が予測される場合は、宇宙に衝撃を与えるようなアノマリーを人為的に収容違反させて宇宙を不安定化するというプロトコル「アンタゴニスト(*2)」が制定された。 もちろん宇宙を不安定にするようなSCiPといえばそれ単体でもKクラスシナリオにつながりかねないようなヤバい奴ばかりであり、このプロトコル「アンタゴニスト」は諸刃の剣にも程がある大変危険なものである。 複数のオブジェクトの機密を扱う必要があることから、報告書のこの版へのアクセスはクリアランスレベル4以上の職員に限定されている。 特別収容プロトコル SCP-1046-JP-Aの周囲2kmに隔壁を設置し、カメラと機動部隊-5(墓守)により一般人が入らないように監視する。 SCP-1046-JP-Bの領域を完全に覆うように、廃屋に偽装したサイト-81██を建設し、外部から領域内が観測されるのを防ぐ。 SCP-1046-JP-Aの特異性に曝露することを防ぐため、塀内部への侵入にはクリアランスレベル2以上の職員の許可が必要。また、サイト-81██への侵入にはクリアランスレベル4以上の職員の許可が必要。 SCP-1046-JP-Aに一般人が接近したらカバーストーリー『絶滅危惧種の保護区』によって退去させる。内部に侵入されてしまったら、確保した後Aクラス記憶処理を行って解放。 SCP-1046-JP-Cは、空間歪曲の中心と思われる点から10m離れた位置に12台の空間ポテンシャル能動波堤を設置し、最低8台を常に稼働させる。20m離れた位置に予備の空間ポテンシャル能動波堤を24台用意し、8時間ごとに稼働中のものと交代する。 SCP-1046-JP-C領域の変動は常に記録され、異常な拡大が予測される場合はプロトコル「アンタゴニスト」が実行される。 収容経緯 SCP-1046-JP-Aは19██/██/██、高次元空間解析技術の試作実験時に発見された、宇宙を横断する空間歪曲の3次元断面の探索を行っていた機動部隊により「あらゆるものが立方体で構成された森」として発見された。この特異性の範囲が判明するとともに、発足した機動部隊-5(“墓守”)が中心と予測される位置に探索に向かった結果、隊員が銃器の取り扱いを誤り3名の負傷者を出すという事件が発生した。 隊員はSCP-1046-JP-Aによる認識災害のことを知っており、装備が「立方体」と認識されてしまった場合の対処法も決められていたにも関わらず、である。 調査した結果、隊員たちの銃器に対する認識が「殺傷能力を持つ武装」から「箱」へと上書きされていたことにより銃器の取り扱い方法を間違えていたことが判明した。 これによりSCP-1046-JP-Aの内側に、ミーム汚染を発生させる別の異常性を持った領域が存在することが分かり、SCP-1046-JP-Bに指定された。 SCP-1046-JP-A、-Bの発生起源を突き止めるため、領域中心へのさらなる探索が行われた結果、光を屈折させる異常空間が発見された。 これこそが前述の空間歪曲と同じものであることが確認され、SCP-1046-JP-Cに指定された。 実験記録 実験記録1046-JP-C-1 対象 鉄製の棒 目的 SCP-1046-JP-Cの特異性の解明 実施方法 SCP-1046-JP-C内にマニピュレーターを用いて鉄製の棒を侵入させる。 結果 SCP-1046-JP-C内に侵入した部分が引き伸ばされ、見かけ上SCP-1046-JP-Cの予測中心点を基準として対称移動した位置に鉄製の棒の前端が移動した。直後にSCP-1046-JP-C範囲が大きく変動しマニピュレーターがSCP-1046-JP-Cの影響を受けて破損したため実験中止した。回収された機材をSCP-1046-JP-A外で検査した所、鉄製の棒は中央で破断し、マニピュレーターは一部が左右反転し、継接ぎされた様に変形していた。 もし巻き込まれたらヤヴァイ(確信)。 実験記録1046-JP-C-2 対象 中空のケース 目的 SCP-1046-JP-Cの特異性の解明 実施方法 SCP-1046-JP-C内にマニピュレーターを用いてケースを侵入させる。 結果 ケースは見かけ上引き伸ばされるように変形。領域外へ搬出し検査すると、ケースはその内側と外側が逆転した状態になっている事が判明した。 研究主任の御匣博士によると、高次元空間を経由しての反転で引き起こされているのではないかとのこと。 このことから、空間ポテンシャル能動波堤を用いてSCP-1046-JP-Cの縮小ができるのではないかという予測がなされた。 実験記録1046-JP-C-3 対象 SCP-1046-JP-C 目的 SCP-1046-JP-Cの収容確立ないしは無力化に対する初期実験 実施方法 空間ポテンシャル流能動波堤を用いて空間歪曲を相殺し、SCP-1046-JP-Cの範囲の縮小を試みる。 結果 中止。詳細はインタビュー記録を参照。 最後の実験のみ、いきなり中止されている。なんでも、主任だった御匣博士が突如として独断で装置を停止させてしまったとのこと。 実験の勝手な中止をした博士はエージェントからの尋問を受けたのだが……。 インタビュー記録 対象 御匣博士 インタビュアー エージェント・██████ 付記 御匣博士は自らSCP-1046-JP-C内部の観測を行っていたが、突然他研究員の了承を得ずに空間ポテンシャル流能動波堤を緊急停止させた事から、エージェント・██████によって尋問を受けた。 録音開始 [データ削除済] 録音終了 …御覧の通り、全て[データ削除済]になっている。博士は何を語ったというのだろう? クリアランスレベル████████████の職員コードでログインする ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-1046-JP - 鍵をかけた柩 by R-00X http //scp-jp.wikidot.com/scp-1046-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 本ファイルの閲覧における警告 本ファイルへのアクセスはレベル5クリアランス以上またはレベル4/1046-JPクリアランスを付与された職員にのみ許可されています。 適切なセキュリティクリアランスを以っての抗体ミームの摂取無しにファイルを閲覧した場合、ミーム抹殺エージェント・“キュリオシティ・キルズ・パンドーラ”により致死的な脳機能停止を招きます。 ファイル閲覧 生命活動の継続を確認しました。 当該ファイルをご参照下さい。 SCP-1046-JP 登録日:2020/05/17 Sun 17 52 31 更新日:2024/05/09 Thu 11 49 17NEW! 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 R-00X SCP Foundation SCP-1046-JP SCP-JP SCP財団 Thaumiel 収容 柩 箱 鍵をかけた柩 それが箱そのものならば、それはThaumielです。 SCP-1046-JPはシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクトである。 オブジェクトクラスはThaumiel。 概要 SCP-1046-JPは、内部に複数の気泡を含んだ一辺5㎝程の透明な立方体である。 この立方体は、少なくとも██次元上に存在する超立方体の3次元断面である。 どういうことなのかというと、3次元の物体である立方体をカットした断面は2次元の正方形になっているように、3次元よりも高次元の空間の物体の断面は3次元になり得るということなのだ。 これは数学において4次元を発見する試みでも用いられる考え方である。 3次元の図形「立体」を分解すると、2次元の図形「面」が得られる。2次元の図形「面」を分解すると、1次元の図形「線」が得られる。 ということは、4次元の図形を分解すれば3次元の物体が得られる。 逆に言えば、3次元の図形の組み合わせで4次元は構成されているのではないか…ということである。 つまり、高次元な空間はそれより低次元なものを内包しており、高次元空間の断面として低次元が現れると考えていただきたい。 SCP-1046-JPの周囲は常に2.0×10-██Hm未満という異常な低ヒュームとなっており、SCP-1046-JPが自身を現実改変し続けている影響か、またはSCP-1046-JPが現実改変を行うために用意された環境だと考えられている。 さらに、このオブジェクトには相対したものに自分の「用途」を伝えるという異常ミームを持っている。 そう、SCP-1046-JPは“道具”なのだ。 そして御匣博士はその用途を実験直前に唐突に理解した。だからこそ事件を独断で中止するという危険な行為に出たのである。 ではSCP-1046-JPの”用途“とは一体何なのか? 前の版の報告書で[削除済]になっていたインタビュー記録にその全てが記されている。 インタビュー記録 対象 御匣博士 インタビュアー エージェント・██████ 付記 インタビューは御匣博士がSCP-1046-JP-Cの観測実験を中止した理由について尋問する意図で行われた。 録音開始 エージェント・██████ それでは尋問を開始する。単刀直入に尋ねるが、なぜ貴方はSCP-1046-JP-C観測実験を他の研究員へことわる事なく中止した?それも能動波堤の緊急停止なんて危険な方法で。 御匣博士 冷静では居られませんでした、アレを知ってしまっては。 エージェント・██████ アレ?アレとはなんだ? 御匣博士 「箱」ですよ、貴方もSCP-1046-JP-A、-Bの実験記録はご存知でしょう。 エージェント・██████ それはもしや被験者が認識していたと言う……。 御匣博士 ええ、透明な、5cmぐらいの立方体。やはりそれが一連の特異性の根源でした。 エージェント・██████ まて、何故それがSCP-1046-JP-Aや-Bの源だと分かった?貴方は実験時あくまで肉眼で観察するに留まっていたはずだ。 御匣博士 だからこそなのかもしれませんよ。 エージェント・██████ [溜め息]博士、私は貴方と会話を楽しみたいんじゃないんだ。この会話は記録され、恐らく報告書に情報として記載される。その事を自覚して頂きたい。 御匣博士 分かっていますよ、簡潔に話せと仰るんでしょう。ええ、ええ。上手く纏められるかは分かりませんが……。 エージェント・██████ それでは改めて尋ねる。何故貴方はその箱とやらが特異性の根源だと分かった? 御匣博士 一言で言うなら、それもまたSCP-1046-JPの特異性なのでしょう。あれは道具だ、人が使うための。だから取扱説明書が付いている。つまりは、あー、私が「箱」を見たとき、その「箱」が何なのか、どう使う物なのかという情報が、私の頭の中に突然降って湧いたのです。 エージェント・██████ それ以外に根拠は? 御匣博士 ありません。それが正しいのか否か実証するのはこれからの仕事です。 エージェント・██████ では、何故そこから実験の中止を強行するに至った? 御匣博士 一歩間違えれば、世界を無駄死にさせていたかもしれなかった。その情報が嘘か真かは分かりませんでしたが、万が一本当だとしたら、そう思うと動かずにはいられなかった。 エージェント・██████ 世界を無駄死にさせる?どういう事だ。 御匣博士 SCP-1046-JPは「箱」です、モノをしまい込むための。そしてSCP-1046-JP-Cはその箱の鍵なんです。あの実験で、我々は無闇にその鍵をこじ開けようとしていた。 エージェント・██████ 箱の中には何かしらマズいものが、あーつまり、例えばKクラスシナリオなんかを引き起こし得るようなものが封印されてて、実験を続けてればそれを解放する事態になっていたと? 御匣博士 それもあるでしょうが、重要なのはその後です。あの「箱」は一度開けば、直ぐにでも周りのものを引きずり込んで再び己を固く閉ざす。全てのものを中に閉じ込めるんです。 エージェント・██████ その全てというのは……。 御匣博士 世界全てのようですよ。あるいは宇宙と言った方が適切でしょうか。 エージェント・██████ 箱は、せいぜい5cm程度なんだろう? 御匣博士 私達が認識できる範囲ではそうです。しかし実態は違う。3次元上に存在する我々にとっては「箱」の断面たる透明な立方体しか認識できませんが、実際には██次元上に存在し、その一端を我々の世界に伸ばしている、そういうモノだそうです。 エージェント・██████ すまんがもう少し噛み砕いて説明してくれないか。 御匣博士 そうですね……例えば我々は、2次元上に存在し、3次元を認識できないなんていうオブジェクトを幾らか収容していますが、そういうものが紙の上にいたとして、そこに箱を置くと彼らにはどう見えるでしょうか。 エージェント・██████ どう見える? 御匣博士 彼らはその2次元上にあるものしか見る事ができません。彼らにとってはその箱の断面図である四角形しか見る事は叶わないし、少なくとも彼らにとってはその四角形こそが実体なのです。あの「箱」もそういうものなんだと思います。 エージェント・██████ あー、つまり……見かけで判断はできないんだな? 御匣博士 ええ。 エージェント・██████ じゃあSCP-1046-JP-Aや-Bも箱の機能に関わりがあるのか? 御匣博士 はい。SCP-1046-JP-A、-Bはそれぞれ概念的あるいはミーム的なオブジェクトに対する箱として機能するようです。それらだけでない。空間的、時間的、物理的、霊的、異常な法則や過去改変、現実改変に対しても箱は用意されています。ただ、それらは「箱」の中に収まっていますから、我々には観測する事は出来ないでしょう、恐らく。 エージェント・██████ 何故そこまで……。 御匣博士 確かに不要かもしれませんね。しかし必要でもあるかもしれない。この「箱」が仕舞っておけないモノがあってはならないのですよ。押し込めて、閉ざして、遠ざける為の「箱」なんです。 エージェント・██████ その口ぶり……博士はさっきもSCP-1046-JPを道具だと言ったな?そうなるとやはり、SCP-1046-JPは誰かが作ったものなのか。 御匣博士 そうです。恐らく、必要に迫られた誰かがコレを作り、そして真っ先にそれを自身の世界で使い、滅ぼした。いえ、滅んだから使った、の方が正しいでしょうか。 エージェント・██████ そんな危険なもの作って挙句自分達を滅ぼした?一体全体なんの為に。 御匣博士 分かるはずですよ。彼らと私たちは志を同じくする者の筈ですから。異常物は、それが異常性を振りまかぬよう収容されねばなりません。そして、異常性は時として世界の垣根すら越えて正常を蝕む事を、我々は知っている筈です。 エージェント・██████ だから、終焉した世界を収容する、せめて"それ以上"の被害を防ぐ為に? 御匣博士 それも、「鍵」、つまりSCP-1046-JP-Cの性質を考えれば分かるでしょうが、SCP-1046-JPの機能はアノマリーが"空間を破る"事をきっかけにして自動的に発動されるものです。先の実験で能動波堤でSCP-1046-JP-Cへ干渉可能である事が判明したとはいえ、現状では常にSCP-1046-JPの起動と、それに伴うK-クラス世界終焉シナリオの危険性と隣り合わせであると言わざるを得ないでしょう。 エージェント・██████ [溜息]これは……俺達だけで結論を出していい問題じゃない。直ぐにでもこの記録を上へ提出して、SCP-1046-JPとの付き合い方を決める必要がある。 御匣博士 ええ。ですが一方で、私が語ったのはあくまで私が突然手に入れた情報です。まずはその正確性を確かめる必要があるでしょう。 エージェント・██████ 心配せずともそうなるさ。ありがとう、インタビューを終了する。 録音終了 そう、SCP-1046-JPは「箱」なのだ。 しかし、それは単なるモノをしまう「箱」ではない。 滅亡に瀕した世界…いや、その宇宙の全てを閉じ込めるための「箱」。 世界の垣根をも超えて他の世界にも異常性を及ぼしかねない脅威を1つの世界だけに閉じ込め、遠ざけるための「箱」だったのだ。 この装置は恐らく、どこかの世界の財団に相当する組織が、自分たちの世界が滅亡に瀕した時にせめて他の世界だけでも救うためにと作り出したものだったのだ。 そしてそれは高次元空間から様々な世界に「立方体」という形で断面をのぞかせている。 その世界が滅んだ時に「全て」を封じ込め、他の世界に被害を拡大させないために。 さらにSCP-1046-JP-Aは認識災害を、SCP-1046-JP-Bはミーム汚染を封じ込めるための「箱」だった。これらが他のオブジェクトの異常性を上書きできるのは、この役割を果たすためだったのである。 他にも、空間的、時間的、物理的、霊的、異常な法則や過去改変、現実改変に対してもそれぞれを閉じ込める「箱」が用意されているという。いかなる脅威が存在したとしてもいずれかの「箱」がそれを封印できるように。 SCP-1046-JPが世界を封じ込める仕組み 最初に、この図を見ていただきたい。 画像出典 http //scp-jp.wikidot.com/forum/t-5531193/scp-1046-jp ,by R-00X この画像は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 この図は、「2次元上の輪をどのように変形させれば内外を反転できるか?」という思考実験の過程を示した図である。最初の状態で内側は緑色、外側は黄色になっている。 図の上半分のように輪を2次元上に置いたままでは、いくら変形させたとしても内と外を反転させることなどできない。 しかし、図の下半分のように輪を一旦3次元空間上に取り出し、めくりあげるようにすれば、内と外は容易に入れ替えられる。 ここで輪をSCP-1046-JP、輪を一旦移動させた3次元空間をSCP-1046-JP-Cに置き換えてみる。 つまり、2次元の図形であった輪を3次元空間によって反転させられたように、3次元の「立方体」であるSCP-1046-JPもより高次元の空間を使うことで反転させることができるのだ。 そしてこの、SCP-1046-JPを反転させている高次元空間こそが、SCP-1046-JP-Cなのである。 次の図を見ていただきたい。 画像出典 http //scp-jp.wikidot.com/forum/t-5531193/scp-1046-jp ,by R-00X この画像は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 1.まず、SCP-1046-JPは定常状態ではSCP-1046-JP-Cに包まれ、デフォルトで反転した状態を保っている。 2.何らかの要因により宇宙の不安定さが増大するとSCP-1046-JP-Cは縮小し、ついには消失する。これにより反転状態に保つ術を失ったことでSCP-1046-JPは内と外を反転させる(反転イベント)。 3.反転により、SCP-1046-JPの外側に「内部」が、内側に「外部」が存在する形となる。 4.この直後、SCP-1046-JP-Cが「外部」である内側で復活。これによりSCP-1046-JPは再び反転する(再反転イベント)。この時、SCP-1046-JPの「内部」である外側と接していた宇宙を巻き込んで再反転と同時に内部へと格納する。 5.SCP-1046-JPは元の状態へと戻る。この時、宇宙の外殻だったものが気泡としてSCP-1046-JP内部に残る。つまり、SCP-1046-JPに観察された気泡は、これがいままでに何度も起動したことを示していたのだ。 そう、SCP-1046-JP-Cを縮小させる試みは、SCP-1046-JPの反転を促すことになってしまう。 博士は実験直前にこの仕組みが唐突に頭の中に流れ込んできたことで実験を中止した。 下手すれば世界のすべてが「箱」に閉じ込められるところだったのだ。超ファインプレーである。 さらに詳細な調査を行った結果、御匣博士の頭に流れ込んできた情報は全て事実だったことが判明し、O5評議会はSCP-1046-JPの取り扱い方について協議を行った。 その結果、プロトコル「インヒビター」と「アポトーシス」が制定された。 「インヒビター」とは「抑制するもの」という意味である。 SCP-1046-JPの反転イベントを生じさせない程度にSCP-1046-JP-Cの縮小を抑止するということを表しているのだろう。 「アポトーシス」は生物学用語で、「細胞死」を意味する。一部の細胞が体全体を維持するために自ら死を選ぶ現象のことである。 このプロトコル名が何を意味するのかは……もはや言うまでもないだろう。 最後に SCP-1046-JPは財団の切り札たるThaumielである。 しかし、機械仕掛けの神のように人類の文明を最初からやり直すこともできなければ、逆因果の円環のように世界の滅亡を先延ばしにすることもできない。 できることは一つだけ……世界が滅び去る前にまるごと「箱」に閉じ込め、他の世界に脅威をもたらすことを食い止めるだけだ。 この世界を救うためではなく、他の世界に希望をつなぐためのThaumiel。 我々が敗北するその日まで、プロトコル「インヒビター」は成されねばならない。 我々が敗北するその日、プロトコル「アポトーシス」は成されねばならない。 確保、収容、保護。- O5-1 SCP-1046-JPにより、今までに多くの世界が救われたのだろう。 だが、閉じ込められた世界は……「箱」の中で滅亡を待つだけだ。 これはもはや「箱」ではなく……… SCP-1046-JP 鍵をかけた柩(ひつぎ) 余談 SCP-1046-JPの隠された性質 実はSCP-1046-JP、SCP-1154-JPという別著者の作品にて登場する。(以下、SCP-1154-JPのネタバレあり) SCP-1046-JP、実は動かせる。普通に海外とかにも運べる。 では、なぜその情報が報告書に載っていないのか。それは日本支部だけの秘密だから。アメリカの財団本部には知られてはいけない。そんな些細な性質がなんで秘密!?と思うかもしれないが、このSCP-1046-JPはSCP-1153-JP起動阻止に役立つのだ。 要するに、日本支部は「もしSCP-1153-JP起動したらSCP-1046-JP再反転イベント起こすよ!?いいの???」という感じで脅しをかけているのだ。 ちなみに移動できるという性質は████博士ではなくSCP-1154-JPの異常性により知ることができたもの。これによってSCP-1154-JP運用の軸であった、SCP-1153-JPの起動阻止を目的とする「ダヂカラ計画」は完遂された。 追記・修正は棺の中からお願いします。 ▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示 The-Interest-Kills-Pandora by R-00X http //scp-jp.wdfiles.com/local--files/scp-1046-jp/The-Interest-Kills-Pandora.jpg SCP-1046-JP - 鍵をかけた柩 by R-00X http //scp-jp.wikidot.com/scp-1046-jp SCP-1154-JP - 見られるべき夢 by falsehood http //scp-jp.wikidot.com/scp-1154-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 画像を貼るのは初めてなので、もしかしたら使い方が間違っているかもしれません……。何か問題があればご指摘お願いします。 -- raiser (2020-05-17 18 04 03) 内側になった。 -- 名無しさん (2020-05-17 18 46 10) あーなるほどそういうことね完全に理解した(わかってない) -- 名無しさん (2020-05-17 20 27 52) なるほどね -- 名無しさん (2020-05-17 20 41 50) 世界版一人去る時 -- 名無しさん (2020-05-17 20 44 31) 切ないthaumielだな。やっぱ「内側」思い出す。ミステリーボックスってこいつの親戚かなと思ったけどあっちは直方体か -- 名無しさん (2020-05-17 21 19 25) 作者さんは違うけど、なんとなくマトリョーシカを思い出す。いや全然違うんだけどね -- 名無しさん (2020-05-17 22 21 46) 全然違うどころか正反対の存在なのでは -- 名無しさん (2020-05-17 23 43 44) 「鍵をかけた箱」の例えで表現されてきた4つのオブジェクトクラスを存分に活用した作品。サブタイトルもだからこそ、だわな -- 名無しさん (2020-05-18 13 09 53) ↑あーそっか、これボックステストがモチーフなのか! それぞれの「箱」がクラスに対応してるわけか……なるほどなぁ -- 名無しさん (2020-05-18 14 11 06) あらゆるものが箱と認識される世界、でもう脳内がマインクラフトやんけ!一色だった -- 名無しさん (2020-05-18 16 31 36) 確かにThaumielだけど完全に道連れ用の自爆スイッチなんだよなぁ… -- 名無しさん (2020-05-18 19 13 26) なるほどわからん -- 名無しさん (2020-05-18 21 04 02) ↑2 むしろ道連れにしない用では? -- 名無しさん (2020-05-18 21 42 08) 平行世界を股にかけて世界をぶっ壊すようなオブジェクトへの最終手段だったものってことだよな?鍵を掛けた柩とは言うけど内側から鍵を掛けた感じだな -- 名無しさん (2020-05-18 23 31 21) ↑2 Kクラスシナリオの元凶と道連れ -- 名無しさん (2020-05-19 02 18 13) よく -- 名無しさん (2020-06-21 22 19 22) ↑ミス -- 名無しさん (2020-06-21 22 22 04) よく考えると、この財団世界の1046-cがかなり小さいのってこの宇宙がとんでもなく不安定だってことを意味してないか? -- 名無しさん (2020-06-21 22 26 39) それが箱その物ならThaumiel、か… -- 名無しさん (2020-06-27 19 46 16) なんか前置きが長すぎる上に全編にわたってややこしいせいでオチにたどりついてもすげー!ってなれない -- 名無しさん (2020-08-19 15 44 57) SCP-1000-JPと同じ感じだね、無駄に難解で解説の解説が必要なオブジェクト。 -- 名無しさん (2020-08-19 20 04 57) この記事単体よりもtalesの「とじろ」も読む事をお勧めします。アレを読めばコレが大体どんなオブジェクトなのかは分かると思う -- 名無しさん (2020-08-19 21 02 12) 流石にtale前提のSCP-1000-JPと比べればよっぽどわかりやすいよ。数学の心得が無いと厳しいだろうけど -- 名無しさん (2020-09-03 12 11 27) 異常性の肝は特別な知識一切なくても理解できるように書かれてるし複雑さも難解さも感じないなぁ -- 名無しさん (2020-09-03 20 18 05) 言い回しこそゴチャゴチャしてるがモチーフであるボックステストに気付ければSCPとしては難しい方には入らないと個人的には思う。……てかスルーされてるけど実験記録1046-JP-5 の「猫を認識できない異常性」ってつまりねこですかよろしくおねがいします。 メモ -- 名無しさん (2020-09-03 20 57 00) 超簡潔に言おうか。世界を殺す死の概念とか、世界ごとラノベに変える本とか、あーいう奴らを世界ごと封印するオブジェクトだ。 -- 名無しさん (2020-09-06 08 50 46) 最初読んでたら「マイクラ的設定の空間異常かな?」って思っちゃったけど後半で規模がぶっ飛んだな -- 名無しさん (2021-01-31 07 12 03) まるでSCP-654-JPの逆バージョンみたいだ。 -- 名無しさん (2021-11-13 21 40 02) 自分の無能を開き直って「無駄に難解」なんて台詞を言えちゃう人、あまりに可哀そう -- 名無しさん (2022-03-24 18 47 24) 被害を自分の世界、宇宙、つまり最小限に留めて他の世界を守るためのオブジェクト。死なば諸共の逆をいく所が財団の決意を感じる -- 名無しさん (2022-06-03 04 28 11) “ それが箱そのものならば、それはThaumielです。”でそういうことかー!ってなってゾクッときた -- 名無しさん (2022-11-04 12 07 50) SCP-1046-JP-CにSCP-225-2が突っ込んだらどうなるのっと -- 名無しさん (2022-11-24 03 49 27) 名前 コメント
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登録日:2019/02/24 (日) 20 40 40 更新日:2024/05/27 Mon 15 39 43NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Dr_Schubert Joke Keter? SCP SCP Foundation SCP-1162 SCP財団 Safe サンドイッチ ジョーク 夢か罰ゲームか 食事前注意 飯テロ記事 エージェント███████はSCP-1162-Jの迅速な封じ込めを促した後、指示に背いてSCP-1162-Jを消費し、まもなく自殺しました。 SCP-1162-Jは、怪異創作コミュニティサイト「SCP財団」に登録されたオブジェクトである。オブジェクトクラスはSafeだが、(おそらくKeterへの)見直しが検討されている。 ……-Jという表記で嫌な予感がしたそこの君、この先は自己責任で突っ走ってほしい。 概要 さて、このオブジェクトを端的に説明すると、 サンドイッチである。 ……Keterへの見直しが検討されていると聞いて、物怖じしていたであろう諸君を拍子抜けさせてしまったかもしれないが、このオブジェクトはサンドイッチである。 精密検査の結果、SCP-1162-Jは一般的なベーコンサンドイッチと同じ形状だという事が判明した。 サンドイッチには二種類のチーズとベーコン、それからソース(成分不明)が挟まれている。 ……何故SCiPとして収容されているのだろう。 SCP-1162-Jの恐ろしさを語る前に、まずは特別収容プロトコルについて説明しよう。 特別収容プロトコル SCP-1162-Jは、バイオセーフティレベル4(BSL-4)の管理下で収容される。 BSL-4の保護下、及びクラスA化学兵器防護服を着用していない限り、このサンドイッチに触れることは許されない。 SCP-1162-Jに曝露(恐らくは食すこと)された人員は、検死の後火葬される。 収容が困難になった場合は、核による殲滅も許可される。 ちょっと待て。 たかがサンドイッチにそこまでする必要があるか? 特に三番目の文章。 「曝露された人員は、検死の後火葬される。」 これでは、SCP-1162-Jを食べた人物の死が確定しているようなものではないか。 では、このサンドイッチの恐ろしさを説明しよう。 異常性 このオブジェクトが異常であるとして収容された原因は、 「本来パンであるはずのバンズが全く完全に鶏肉で構成されている」 からである。 どう考えてもサンドイッチの定義からは逸脱している。 しかし、恐ろしいことに、SCP-1162-Jはサンドイッチなのである。 しかも、このサンドイッチ、非常に高濃度の塩分を含んでおり、食べた人物は大体心臓麻痺で死亡する。これが、先ほどの特別収容プロトコルの理由である。 厄介なことに、このオブジェクトを召しあがった人物の遺体には災害レベルの塩分が残ってしまい、近くにいる人々(BSL-4および防護服によって守られていない)にも悪影響を及ぼしてしまう。 経緯 SCP-1162-Jは、休暇中のあるエージェントによって財団に持ち込まれた。 財団はこのオブジェクトの早急な収容を促したが、エージェントは指示に背いて食べてしまった。その後、彼は自殺した。 彼の遺体からは高濃度のナトリウムが検出され、先ほどの異常性が確認された。 パッケージには”ダブルダウン”という文字が書かれている。 ……聞いたことある人はもう勘づいてしまったかもしれない。 そして、パッケージに刻まれているロゴは…… KFCだった。 しかし、財団の科学者達は、同社がこのような、消費者から反感を買うような商品をデザイン、及び大量生産するとは思えない、という判断を下している。 さりげなくこのサンドイッチをdisっているような気がするのだが気のせいだろうか その後の経過 実際、このオブジェクトにはかなりの数の人員が当てられたのであろう、その中の数人がこのような証言をした。 「SCP-1162-Jは俺らを引き付けるような魅力を持っている…」 実は、このオブジェクトは、先程の危険性を十二分に理解している人物に対しても、SCP-1162-J(を食すこと)に対する欲求を生じさせるのである。 その結果は、心臓麻痺。 危険すぎるので、(恐らく今までは固定制)当てられる人員は交替制を取られるようになった。 付録 まだ未確認の情報だが、財団の保護下にないSCP-1162-Jがかなり市場に出回るらしい。SCP-1162-Jが一般市場に出現することの危険性はこれまで散々説明してきた通りだ。全てのエージェントは現在の任務を解かれ、できるだけ多くのSCP-1162-Jを確保する任務に回される。一刻も早くこいつらを回収し、anomalous用バッグに収容するのだ。抜かるなよ。- Richard Stillmann、サイト██管理者 (日本語訳ページより引用) 補足 実はこの”ダブルダウン”サンドイッチ、第四の壁を隔てた我々の世界では、実際に販売されていたものである(お察しの通り、販売元はケンタッキーである)。 その見た目は、二つのフライドチキンの間から、二種類のチーズ、ソース、そしてベーコンがはみ出しているという、何とも禍々しく、見ただけで胃もたれしそうな、そして食欲をそそるものである。 元々はフィリピンの商品だったが、その後日本を含めた世界中で販売された。無論評価は二分されており、「夢の実現」と「罰ゲーム」と意見がくっきり分かれている。 発表当初から世界中で大きな衝撃と話題を呼んだが、それはSCP財団も例外ではなかったようで、結果このようなオブジェクトが作られる運びとなった。 SCP-1162-Jのディスカッションでは、Dr_Schubert氏により、次のような名言が残されている。恐らくは、”ダブルダウン”反対派の意見を代弁していると思われる。 「It's well deserved. That thing should burn in Hell. Burn like a candle.」 (このサンドイッチは罰を受けるに値する。このブツは地獄で焼かれるべきだ。蝋燭のように。) 追記・修正は、”ダブルダウン”サンドイッチを食してからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-1162-J - "Double Down Sandwich" by MrUnimport http //www.scp-wiki.net/scp-1162-j http //ja.scp-wiki.net/scp-1162-j この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クーポンもあるぞ -- 名無しさん (2019-02-24 21 19 08) 申し訳ないがサイモントン博士はNG -- 名無しさん (2019-02-24 22 13 57) しっかし重そうなメニューだな… -- 名無しさん (2019-02-24 22 38 08) ██年、██バーガーにおいて類似した特徴を持つ「にくにくにくバーガー」なる製品が販売されているのを確認しました。ミーム的な伝染性を持っている可能性が疑われます。 -- 名無しさん (2019-02-24 23 49 23) ↑サーキック系統かと思ったらモスバーガーで草 -- 名無しさん (2019-02-25 00 07 02) にくにくにくバーガー、サーキックカルト開発説は草 -- 名無しさん (2019-02-25 08 53 13) にくにくしいなぁ… -- 名無しさん (2019-02-25 22 36 03) 財団世界の人間の胃腸弱すぎでは? -- 名無しさん (2019-02-26 00 16 37) そんなものを普通に食べられる俺たちが異常だったんだよ! -- 名無しさん (2019-02-27 11 21 58) ↑な、なんだってー!? -- 名無しさん (2019-03-21 12 11 45) もしかして:心臓直撃ディナープレート -- 名無しさん (2019-04-26 02 14 55) 一応風刺作品ってことになるんだろうか.......だから何だと言われればそれまでなんだがw -- 名無しさん (2019-04-26 03 31 41) 鶏肉がパン化している異常とかじゃなくて、まんま鶏肉かよww塩分よりも油分がやばそう -- 名無しさん (2019-05-24 21 28 49) ちなみに本部職員には料理長兼研究補佐のハーランド将軍という人がいてだな… -- 名無しさん (2019-08-24 18 28 06) ハンバーガーじゃなくて普通にファミレスとかで出されたら受け入れられそう(?) -- 名無しさん (2019-10-25 15 46 54) これは酷い -- 名無しさん (2020-06-28 23 50 53) ちなみにデブにとってはかなり美味しくて嬉しい一品だったよ。また収容違反しないかな… -- 名無しさん (2020-07-24 02 15 00) ハートアタックグリルかな? -- 名無しさん (2020-07-28 12 31 12) ↑2 第四の壁の向こうから収容違反を促すヤベェ奴がいるって本当か? -- 名無しさん (2021-10-31 15 42 46) 名前 コメント
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登録日:2017/10/28 (土) 12 34 26 更新日:2024/04/18 Thu 14 00 29NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 DrKens SCP SCP Foundation SCP-1981 アメリカ アメリカ大統領SCP説 カリフォルニア州 ビデオ 図書館 大統領 悪の帝国 映像 演説 解剖 記憶媒体 皆さんが核兵器凍結を議論するときには、自分たちが全てを超越していると楽しそうに宣言して、(米ソ)どちらの側も同じくらい間違っているなどと高慢にも決めつけないように気をつけてください。 そして、歴史的事実と悪の帝国の好戦的衝動を無視し、軍備競争は単に大きな誤解の産物であるなどと呼ぶことで、正と邪、善と悪の闘いから身を引くような誘惑に駆られないようにしてください。 -フロリダ州のオーランドにあるシェラトンツインタワーホテルで行われた演説より ロナルド・ウィルソン・レーガン(Ronald Wilson Reagan, 1911年2月6日 - 2004年6月5日) SCP-1981とは、怪異創作コミュニティサイト「SCP Foundation」に登場するオブジェクトの一つである。 項目名は『演説中に解剖されるロナルド・レーガン(RONALD REAGAN CUT UP WHILE TALKING)』。オブジェクトクラスは「Safe」に指定されている。 SCP-1981は、SONYがかつて販売していた【ベータマックス】という種類の一本のビデオテープだ。 ラベル欄には、白地にフェルトペンを用いた手書き文字で【RONALD REAGAN CUT UP WHILE TALKING】…和訳すると、『演説中に解剖されるロナルド・レーガン』という物騒なタイトルが書かれたラベルが張られている。 テープそのものは市販品と同一の素材でできており、シリアルナンバーにはこのテープが1980年9月に製造されたものであることが印字されていた。 財団との関わり 財団によって確保されるより以前、SCP-1981はカリフォルニア州のシミバレーにある【ロナルド・レーガン記念図書館】に保管されていた。 …よりにもよって、あんな映像が録画されたテープが自身の名を冠した図書館に収められていたとは、レーガン元大統領も草葉の陰でさぞや驚きになっている事であろう。 偶然にも、このテープを閲覧してしまった同図書館の文書係も思いっきり仰天したようであり、すぐさまテープを片手に警察へ飛び込むと「このテープを作成した奴をわいせつ罪で告訴しろ」と訴えたそうである。 ただ、レーガン元大統領をネタにした不謹慎映像にしか見えないこのSCiPを地元警察はまともに取り上げなかったようであり、最終的にはテープは警察内に潜入していた財団職員が回収し、異常性が発覚する前に関係者へクラスAの記憶処理を施してすべてを闇に葬り去ったのであった。 記録された映像について テープを再生すると、1983年の3月8日にロナルド・レーガン元大統領がフロリダ州のオーランドにあるシェラトンツインタワーホテルで開催された【アメリカ福音派協会】に出席した際に行った、【悪の帝国】に関する演説の様子が映し出される。 【悪の帝国】とは、当時冷戦という形でアメリカ合衆国と対立していたソビエト連邦の事だ。 しかし、映像が始まって1分10秒が経過したところで急に音声が低くなり、最終的にはレーガン元大統領の物でない全く別な人物の声へと音声がすり替わってしまうのだ。 しかも、さらに再生を続けていると、5分を経過したあたりから壇上で演説を続けている元大統領の体に複数のひっかき傷や銃創などが自ずと浮かび上がり、最終的には元大統領の声帯がざっくりと切断されてしまうという凄まじくグロテスクな映像と化してしまうのである。 …こりゃ、見た人間が作者を訴えたくもなるわけだ。 なお、財団が実験しまくったことにより、映像の中の元大統領は串刺しや性器の切断など悲惨な目に遭ってしまっている。 声帯が切断されたことで元大統領が物理的にしゃべれなくなるか、再生開始から22分34秒が経過すれば映像が終了する。 映像の内容について テープを再生することで映し出される映像であるが、演説の内容は支離滅裂で、一貫したテーマもないどころか悪ふざけとしか思えないたとえ話のオンパレードとなってしまっている。 以下の記録は、1993年にテープを再生した際に映像内の元大統領が語った内容である。 0 17 24 - レーガン「この国の強さの基礎である古い価値観は一新された。ワシントンのある研究者が最近発表した内容によるとアメリカ人は100年前よりも人食いに積極的だというのだ。アメリカは些細な侮辱も我慢できない国だ。7。そして核心が目覚める。12。18。我々はアルカイダを止めるだろう。今、再び始まった」 0 17 53 - [拍手] 0 18 02 - レーガン「初めて我々は立ち上がり、私は消費されていくのを見た。円ではない円を見た。膨大な数の死者の魂が封じ込められている。ほつれを解く者は道徳と言う名の布を喰らい、心を汚物に変えてゆく。私は人より上の王族の生まれだ。何がもたらされるか?全国民をけなす作り笑い」 0 18 43 - 望みはない。 0 18 59 - [拍手] 0 19 15 - [まるで激痛を感じたかのように、後ろにたじろく。額やこめかみに開いた穴のようにいくつかの新しい傷がむき出しになった眼窩に現れ始める。左腕の残りは綺麗に2つに裂かれている。] 0 19 59 - レーガン「更なる総意はアメリカ人の半分以上がまだ憎んでいるということを証明した。全ては虚空に食べられる。虚しさ。悲しみ。暗黒。暗闇」 笑い声 0 20 30 - [信号が停止するまで笑い声は続く] この通り、何を言っているのかさっぱりわからない。 それどころか、当時のレーガン元大統領には絶対に言及できる訳の無い事柄にまで、映像内の大統領は堂々と触れてしまっているのである。 演説の内容を思い返してほしい。元大統領がイスラム系テロ組織【アルカイダ】について『我々は止めるだろう』と断言しているのであるが、この組織が結成されたのは1988年である。 レーガン元大統領が死去したのは2004年であるため、存命中の彼がアルカイダの存在を認知していた可能性は否定できないのであるが、この演説が行われた1983年には組織自体が存在していなかったため、当時の元大統領が演説中に言及できるわけがないのだ。 このほかにも、映像の中の大統領は拷問や児童への性的虐待、そして生贄を伴う儀式に関する言及を行っている。 しかも、一度頭まで巻き戻して再生するたびにテープの内容は変化し、同じ内容の演説は二度と聞くことが不可能となってしまう。 そのため、財団はSCP-1981を再生する際には必ずビデオカメラで撮影し、その映像を担当研究者に提出する形で映像の確保を行っている。 正体不明のゲスト このSCiPの異常性はこれだけではない。 実に7回に1回の割合で、演説が撮影された現場にはいなかったはずの黒いローブを身にまとい、円錐形のフードで顔を隠した特撮物に出て来る悪の組織の大幹部みたいないかにも怪しげな格好をした人物が映像内に出現するのだ。 この怪人物は、ある時は元大統領の後ろに控えているスタッフに紛れ込んで演説に拍手を送り、またある時には画面内に何人も出現して演説会場を占拠するといった感じにフリーダムな言動を続けていた。 財団は、この不気味な人物をSCP-1981-1と呼称している。 因みに、自身の映像がとんでもない事になってしまったうえ、知らないうちに予言者となってしまったレーガン元大統領であるが、彼はその生涯を終えるまでずっと財団に監視されていた。 結局、元大統領とSCP-1981の関係はつかめなかったのであるが、元大統領がアルツハイマーに罹る前、度々『悪夢』について愚痴をこぼしていた事だけは突き止めることに成功している。 それは何に対する前兆なのか ここに一本の記録がある。 財団によって2005年に記録された映像である。 0 00 00 - [誰もいない演説台と側近達の椅子。興味深い事に、この再生記録のみロナルド・レーガンは登場せず、冒頭タイトルも表示されない。] 0 00 30 - [カメラが演説台にズームインする。] 0 02 55 - [画面左からSCP-1981-1が出現し、演説台の前に立つ。テープが終了するまで動くことなく静止を続ける。] 0 22 34 - [突如画面が切り替わり、赤文字で"I SEE YOU"と表示される。7秒間その状態が続いたのち、直ちに映像が途切れる。これ以降テープに残された映像記録はない。] 写し終了 以降、SCP-1981-1は何度テープを再生しようとも出現しなかった。 ただ、今後も現れない確証はどこにも存在していないため、再び出現した場合にはSCP-1981-1との接触の試みはせずLevel4監督官に報告することが義務付けられている。 「I SEE YOU」=「私はお前を見ている」。 あれは、何なのだろうか。 類似するSCiP どういう理屈かは不明であるが、アメリカ合衆国の歴代大統領は何かとSCiPと縁のある人物が多い。 SCP-2776(通称・大統領閣下) アメリカ合衆国初代大統領、ジョージ・ワシントン(1732年2月22日 - 1799年12月14日)からしてコレである。 実は、ワシントン元大統領は大英帝国からの独立を賭けて当時のアメリカとフランスが共同で開発したサイボーグだったのだ。 役目を終えた大統領ロボはジョージ・メイソン大学フェアファックス・キャンパスの地下施設で休眠状態に置かれていたのであるが、施設内に踏み込んだ財団職員のドジによって再起動。 そのまま財団に確保され、彼らの施設で余生を過ごすことになったのであるが―― SCP-2736(通称・ニクソン時代) レーガン元大統領よりも三代前にアメリカ合衆国の大統領に就任したリチャード・ミルハウス・ニクソン(1913年1月9日 - 1994年4月22日)もまた、SCiPの一覧に名を刻んでしまっている。 如何も異常な野心家であったらしいニクソン氏は、ある秘密結社の力を借りて世界の王となるべきパワーを身に付けようと企んでいたらしいのであるが、その儀式の最中にトラブルが起き、なんと二人のニクソン氏が誕生してしまったのであった。 □番外編 SCP-2253(通称・酒精共和国) アメリカ合衆国成立以前に活動していた組織である【大陸会議】のニュージャージー代表であったスティーヴン・クレイン(1709年-1780年7月1日)もまた、SCiPの一覧に名を連ねてしまっている。 SCiPその物はニュージャージー州スプリングフィールドに位置する醸造所であるのだが、なんと此処にはクレイン氏の地縛霊と思しき幽霊が住み着いているのである。 ある理由から、要注意団体の一つである【マーシャル・カーター ダーク】に醸造所が財団のフロント企業であると勘違いされ、武力制圧を試みた同社の私兵部隊が押し掛けてきたことでブチ切れた地縛霊が私兵たちと大立ち回りを演じたことで財団にその存在を認知された。 なんと、合衆国成立前から同地の権力者はSCiPと切っても切れない関係にあったのである。 …何かに呪われてるんじゃないかあの場所? 追記・修正は次に何代目の大統領がネタにされるかを予想しながらお願いします。 SCP-1981 − RONALD REAGAN CUT UP WHILE TALKING by DrKens http //www.scp-wiki.net/scp-1981 http //ja.scp-wiki.net/scp-1981(翻訳) この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 次にネタにされる大統領…リンカーンかケネディかブッシュJr.じゃないかな…あとはトランプはあり得る -- 名無しさん (2017-10-28 13 08 02) 要ハサミだ。61。 -- 名無しさん (2017-10-28 13 15 16) カナダのGodspeed You! Black Emperorというバンドが、「George Bush Cut Up While Talking」という隠し曲を2002年のアルバムに仕込んでおり、おそらくこれが元ネタ。内容は解剖されるブッシュJr……ではなく、ジョージ・ブッシュの演説放送を細切れにして(cut up)繋ぎ、拍手を挟んだもので、たぶんカナダ人視点で当時の米国を皮肉った政治的風刺 -- 名無しさん (2017-10-28 14 31 55) これと開幕戦だっけ?は得体の知れない怖さを感じる -- 名無しさん (2017-10-28 15 40 57) ↑2 今で言うMADみたいなものなのかな? -- 名無しさん (2017-10-28 16 55 58) ↑ 今で言うもなにもMADは1980年代からあるので……(当時はカセットテープで音声のみ切り貼りして作っていたらしい) -- 名無しさん (2017-10-28 17 25 45) ちなみに1984年にはHermeto Pascoalがブラジルのコロール大統領を解剖…じゃなかったカットアップしているのだ("Tiruliruli"で検索) -- 名無しさん (2017-10-28 18 04 38) シンプルに不気味で好き -- 名無しさん (2017-10-28 18 52 35) 大統領じゃないがバーニー・サンダースをネタにしたSCPはあったはず ゲーマーズアゲインストウィード由来だったかな? -- 名無しさん (2017-10-28 22 58 01) オーストラリア首相も不死身で34人に増えてる(SCP-3477) -- 名無しさん (2017-10-28 23 51 19) 実験結果を記録してたら突然黒背景に赤文字で「お前を見ている」とか出て来たら怯え倒すわ 担当職員も気の毒なことよ -- 名無しさん (2017-10-29 00 28 29) ケネディのSCPはハードル高いだろうなと最近のニュース見てて思った -- 名無しさん (2017-10-29 02 17 37) 一応ケネディの愛馬はSCiPになってたな -- 名無しさん (2017-10-29 20 48 29) 世界が一周してもなお就任し続けるモンテネグロ首相も追加で -- 名無しさん (2017-10-30 02 15 06) JPナンバーになるがリンカーンを再現しようとしたSCPがあったな -- 名無しさん (2017-10-30 13 11 23) 懐中銃教会、いいよな。 ロビンソン博士の声明とか関連するtaleも合わせた考察とかも見てみたい -- 名無しさん (2017-12-27 20 20 20) このSCP、taleで結構やばい設定が明かされてるけどよくわからないから解説して欲しい -- 名無しさん (2018-11-25 23 28 41) ↑6ケネディはハードル高いどころかJPで言うカラオケ枠のSCPになってる(SCP3780) -- 名無しさん (2019-02-04 05 09 50) ブッシュJrはゴアとまとめて、宇宙人に取り憑かれて共生状態にあるゴア、それを大統領にしないために活動するブッシュJr(ただし本人は事故で脳死状態、中身はブライト)with財団、というオブジェクトになった -- 名無しさん (2019-03-27 15 54 52) ケネディ関連でいえばSCP-3780がいるよね -- 名無しさん (2019-09-11 01 43 01) 日本もそろそろ歴代首相のSCPが出てきそう -- 名無しさん (2020-02-27 22 02 02) 演説の内容がパプリカすぎる -- 名無しさん (2020-04-11 23 22 55) 既に誤訳が定着しちゃってるのが残念だけどこの場合cut upは解剖されるじゃなくて切り刻まれるの意味のほうが適切だよね -- 名無しさん (2020-09-06 03 27 05) 再生すればするほど内容変わるのはSCP-1733もだけど関係あるんかな -- 名無しさん (2020-11-10 05 34 12) ↑記録媒体の異常と言ったら同じ内容が再生されないことくらいしかないから… -- 名無しさん (2021-08-11 14 32 37) トランプだったら……。世界緊急放送システム絡みかな? もし出るとしたらどんな風になると思う? 自分はやはり……トランプは実はアメリカに張り巡らされたネットワークAIで、あの肉体のトランプは、その端末となる肉人形である、とかかな? -- 名無しさん (2021-08-25 14 03 24) トランプは人型スクラントン現実錨みたいなものになってるな。そしてアメリカ議事堂の下に封印された悪魔を消滅させるための要にするために財団が大統領選挙に立候補するよう仕向けようとしたら勝手に立候補して普通に当選したというお話。 -- 名無しさん (2021-09-27 18 48 30) 大統領は何かとネタにされがちなんだな。某解説動画の、大統領のtntnのketerが一番好き -- 名無しさん (2021-12-20 15 30 05) 名前 コメント
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かいた日:2020/06/04 Thu 08 26 04 かきかえた日:2024/05/05 Sun 21 41 23NEW! よむのにかかるじかん: 10 分くらいでよめます ▽タグいちらん わすれた わからん なんだっけ SCP-1379-JPは、やばいやつがいっぱいあるホームページのえす…しー…ぴー………?(このあとはよめなかった。ごめん。)に出てくるやばいやつです。 どのくらいやばいかって、とてもやばいKeteruです。 これは、ざい団のたてものにあるドアです。ドアはこわせないし、かぎがかかってて通れません。あと、ドアノブにさわるとすごくむずかしいすう学の問だいがきこえます。でも、だれもこたえられませんでした。 たまにこのドアから生きものが出てきます。いまは1体つかまえてて、SCP-1379-JP-A-1ってよんで閉じこめてます。 この生きものは、20さいから30さいくらいの人げんに見える生きものです。 日本ごによくにた、しらないことばをつかいます。 しつ問のきろくとか、この生きものがかいた字とかを見ると、日本ごににてることがわかります。 でもよくわからないし、みたりきいたりすると、下にかいてあるみたいなことになります。 あたまがいたくなります。 ねつがあついです。38どでます。 ぼーっとしたり、ねむくなります。 あさまでぐっすりねむれます。 でもたまに、こうならない人もいます。その人たちは、なぜかこの生きものとなかよくなって、にがそうとしたり、たすけたりしようとします。これはやばいことです。 きっとこれは、あの生きもののちょおのう力なんだとおもいました。 あと、この生きものは下にかいてあるみたいに、すごくあたまがいいです。 ぼくたちがなんねんかかっても分からないような、すう学、か学の問だいをすぐとけます。 かずをかぞえるとき、ぼくたちがしらないかずをかぞえます。 かん字によくにたむずかしい字をかきます。 IQをはかったら、たかすぎてわからなかったです。 さらにこの生きものは、このざい団についてすごくたくさんしってます。 ぼくたちがとじこめているもののことはぼくたちよりくわしいですし、ぼくたちのなまえやかぞくやいろんなことまで全ぶしってます。 やばすぎです。ぜったいKereruだとおもいます。 なので、このドアをずっと見はっててください。ねないでください。 ほかにたのしいことがあっても、そっちに行かないでください。ずっと見はっててください。 このドアから出てきた生きものはSCP-1379-JP-Aってよんでください。 この生きものはあぶないので、みんなでおさえこんでそれからベルトとかひもでぐるぐるまきにしてとじこめてください。 あと、ちょおのう力であやつられた人もおんなじようにしてとじこめてください。 この生きものとおしゃべりしてはだめです。気分がわるくなるからです。 この生きものをつかまえてすぐに、しつ問をしました。 こたえる人 SCP-1379-JP-A-1 しつ問する人 ███はかせ 名まえわすれた。ごめん。 ふき SCP-1379-JP-A-1は、にげださないようにいすにぐるぐるまきにしてあります。 ろく音かいし, (2028/██/██) 日にちもわすれた。ごめん。 ███はかせ ではしつ問をはじめます。よろしいでしょうか? SCP-1379-JP-A-1 はい。ところで……。ひょっとするとわたしは、あなたがたにオブジェクトとみなされ、しゅうようされたということでしょうか? ███はかせ はい? SCP-1379-JP-A-1 すみません。えーっと。あなたがたは、わたしのことを、ふつうではないなにかだとおもってここにとじこめているのでは? ███はかせ すみません。もうすこしゆっくりしゃべってもらってもよろしいでしょうか? SCP-1379-JP-A-1 ゆっくり……これいじょうゆっくりですか。もはやスローモーションさいせいみたいだ。 ███はかせ すろ……なんですかそれは。 SCP-1379-JP-A-1 いえ、なんでもないです。とにかく、わたしは、ここに、とじこめられている、わけですね。 ███はかせ えっそうなんですか。 SCP-1379-JP-A-1 そうなんですよ! くそ! ドアのむこうでなかまがまってるってのに! ███はかせ なかま! あなたいがいにもあなたみたいなあたまのいい人がいるんですか? SCP-1379-JP-A-1 そうですよ。あなたみたいなというのがどういういみかは分からないですけど、すくなくともちのうめんでいえばわたしはひょうじゅんてきなぶるいで…… ███はかせ [いびき] SCP-1379-JP-A-1 ねるなー! ███はかせ むにゃ……もうたべられないよ……。はっ! ねてないですよ! SCP-1379-JP-A-1 だめだ。らちがあかない。 ███はかせ らち……ってなんですか? あくんですか? はこみたいなかんじ? SCP-1379-JP-A-1 あぁーもう! はい。そうです。はこです。ところであなたたちはほかにもなにかききたいことがあるんじゃないんですか? ███はかせ あっ、そうでしたそうでした。えっと……わたしは何をきけばいいんでしたっけ? SCP-1379-JP-A-1 しりませんよ。そんなの。それよりはやくインタビューをおわらせて、わたしをここから出してください。すぐにでもやらなきゃいけないにんむがあるのに。 ███はかせ ……あっ! そうだった! SCP-1379-JP-A-1 やっとおもいだしましたか。 ███はかせ "らち"ってどんなはこですか? かたちは? いろは? SCP-1379-JP-A-1 ……もうやだ……。 ろく音しゅうりょう おわってからのこと しつ問のけっか、SCP-1379-JPの向こうにはSCP-1379-JP-A-1のほかにも、SCP-1379-JP-Aがいっぱいいることがわかりました。 むこうにいる生きものがたくさんせめこんできたらたいへんなことになるかもしれないとみんなおもいました。 だからむこうをほろぼしなさいっておかあさん おとうさん りじかいさんにいわれました。 おこられるとこわいからがんばります。 つぎにむこうのやつらがドアをあけてきたら、むこうにいるやつらに例のアレを……アレなのだアレ……ちがうのだソレじゃないのだ! そう! ソレなのだ! なんかめっちゃヤバげだからソレをぶんなげてやるのだ。みんなでこのせかいをまもるのだ。 —りじかい らいおん 2028ねん8がつ これでだいじょうぶです。ざい団のあしたははれです。 前のほうこくしょはよめなかったのでこれはあの生きものをつかまえてからあたらしくかいたものです。 たぶんよめないけど、おいておきます。下のが前のほうこくしょです。 SCP-1379-JP ▽タグ一覧 Keter SCP Foundation SCP-JP imoken keteru ドア 幼児退行 SCP-1379-JPはシェアード・ワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクトのひとつである。 オブジェクトクラスはSafeからKeter。 こいつがなんなのかというと、ドアである。あるサイトで出現したこのドアは、何をやっても傷をつけることができず、また後述の方法以外でこのドアを開けることはできない。 このオブジェクトのドアノブに触れた人物(以下、対象)は、繰り上がり、繰り下がり、九九の暗唱などという「非常に低レベルな算数の問題」を問う声を聞き取る。 この時、対象が問題の答えを言ったり、思い浮かべるなどすると、ドアが開く。 開いたドアに入ると、その向こうは、90日後の同じサイトに繋がっている。 すでに対象がこのドアを通過し、元居た時代より未来にいる場合、対象がもう一度このドアを開くと、その時代から90日前の同じサイトに繋がる。 要するに、90日後の未来からやってきた人が91日過ごした場合、ドアをくぐったら、 その90日前の世界に行くのである。 説明は以上で、次は特別収容プロトコル。 このドアを通過する実体がないか、監視カメラを用いて常に確認する。 こちらから許可なく通過しようとした人物には、処分が下される。 もし、このドアから未確認の何かが出現した場合、適切な措置を施し、このドアに戻される。 CK-クラス 再構築シナリオを防ぐため、内部での干渉は必要最低限に抑えられる。 2020年代のある時に、このドアの向こうの詳細な観測が初めて行われた。 その結果、観測範囲内の職員全てに重度の精神退行及び知能の低下が見られたのだ。 財団がこれでは世界はどうなるかなんて言うまでもない。 このオブジェクトをKeterに再分類、エージェントを派遣しての詳細な内部調査を行った。 しかし、5月にそのエージェントからの定期連絡が途絶え、期日になっても帰還しなかった。 エージェントの身に何かあったとして、エージェントの派遣及び更なる内部調査のために機動部隊の派遣が検討されている。 かきたしたいことやなおしたいところがある人は、りじかいにいってください。 △メニュー 項目変更 …うん、明らかに財団がおかしくなってしまったことがわかるだろう。 ひらがなばっかりで読みづらいため、 通常の言葉にできるだけ直してみる 閉じこめ方:寝ないでずっと見張っててください。 もし他に楽しいことがあっても、そっちに行かず、ずっと見張っててください。 このドアから出た生物は、SCP-1379-JP-Aって呼んでください。こいつは危険なので、拘束して閉じこめてください。 あと、不思議な力にあやつられた人も同様に閉じこめてください。 この生物との会話は、気分が悪くなるのでやってはいけません。 説明:これは財団施設にあるドアです。 壊せないし鍵がかかってて通れません。 ドアノブに触るとすごく難しい数学の問題が出てきます。 でも、誰も解くことができません。 たまにこのドアから人間のような生物が出てきます。 現在、1体を拘束しています。 この生物は、20代から30代の人間に見えます。 日本語によく似た、知らない言葉を使います。 この生物の書いた字は日本語によく似ています。 でもこれを見たり聞いたりすると、頭痛や発熱を起こしたり、眠くなったりします。 でも中にはこのようにならない人もいます。その人たちはなぜか、この生物を助けたり、逃がそうとしたりします。 これはあいつの超能力に違いありません。 それにその生物はすごく頭がいいです。 そしてこんな生物が、あの扉の向こうに沢山います。 その生物たちがこちらに攻め込んできたら、大変なことになるかもしれないとみんなが感じていました。 なので理事会は、次に向こうの奴らがドアを開けてきたら、例のアレを放り込んでしまおうと考えました。 前の報告書は読めなかったので、この報告書はあの生物を捕まえてから改めて書いたものです。 で、結局何があったの? エージェントからの定期連絡が途絶えたのは、向こうの財団職員に捕まったとみて間違いない。 向こうの財団はそのエージェントに対するインタビューを通して、こちらの財団の知能レベルの高さを知ることになり、 こちらの世界の財団が攻め込んできたらひとたまりもない、として向こうの財団は緊急の理事会を発議。 こちらの世界の財団を滅ぼすために、向こうの財団の理事会は、何かをこちらの財団に送り込むことにした。 この何かの詳細は不明である。しかし、脚注にはこう書かれている。 いつだったかにSCP-1379-JPから出てきためっちゃヤバげなアレ 実はこの何かこそ、向こうの財団がこうなってしまった元凶である。 元は向こうの財団も正常であった。しかし、いつぞやかこのドアを通じて何かを投げ込まれたことで、あのようになってしまったのだ。 そして今度はそのドアを通して、正常な世界の財団が来てしまったため、その何かを投げ込むことで事態の解決を図ったのだ。 その何かは前述のドアの「90日前の世界に行って90日以上が経過した場合、ドアを通すと90日前の世界に行く」性質により、この何かによって、財団の世界が狂わされ続けていくことが確定している。 何かによって狂わされた財団、そんな財団から見て、正常な世界の財団はこう見えたのだろう。 SCP-1379-JP はためいわくな全のうしゃ ざいだんのあしたは、やばかった。 追記・修正は九九を全部言えてからお願いします。 CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-1379-JP - はためいわくな全のうしゃ by imoken http //ja.scp-wiki.net/scp-1379-jp この項目の内容は『 クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス 』に従います。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 元記事見てきたけど、ほぼ全部丸写しはいくらなんでもまずいのでは?結局、独自内容は文末のわずかな部分しかないし、現状だと規約違反(半分以上は自分の言葉で書く)に引っかかる状態だと思う。 -- 名無しさん (2020-06-04 08 39 39) インタビュー部分とかは引用ということで丸写しでいいかもしれないけど、オブジェクトの概要とか性質はちゃんと自分の言葉で書かないとダメかと -- 名無しさん (2020-06-04 08 41 30) 子供の言葉のみで書くって存外難しいな…ちょいちょい変換していきます。 -- 建て主 (2020-06-04 09 01 40) 子供の言葉ではない通常の言葉で書き直した説明も用意すべき。 -- 名無しさん (2020-06-04 09 14 44) CCあるから丸写しにしようが権利上の問題はないけどアニオタwikiのルール的には半分くらい自分の言葉で書くわけでおまけ的な記述増やせば? -- 名無しさん (2020-06-04 10 27 33) 元記事のリンク貼るだけで済むページ -- 名無しさん (2020-06-04 12 00 10) 何となくR-TYPEのバイドみたいだな -- 名無しさん (2020-06-04 12 07 36) 「りじかい らいおん」のコメントが名前に反してアライグマの台詞に見えてしまうのだ。これはきっと「ミームおせん」?とかいうやつなのだ。せかいのききなのだー! -- 名無しさん (2020-06-04 12 34 11) ちなみにとあるtaleにて、444-JPの祝詞の意味すら理解不能=認識不能になってしまい、その結果緋色の鳥が衰弱死してしまうということに -- 名無しさん (2020-06-04 13 16 27) ビョードー爆弾でも投げ入れられたかクルパーでんぱでも受信したか… -- 名無しさん (2020-06-04 14 23 11) 指摘コメントを参考に文章をいくらか追加しました。これで大丈夫かな? -- 建て主 (2020-06-04 14 45 27) ↑ンモーすぐドラえもんネタにするー -- 名無しさん (2020-06-04 15 05 14) やれば出来るじゃない(ニッコリ -- 名無しさん (2020-06-04 16 55 12) らちとらいおん -- 名無しさん (2020-06-04 18 00 25) あ、らいおんって獅子か…獅子さんでこれってヤベぇわ… -- 名無しさん (2020-06-04 21 56 58) 最初に知能指数下げるヤツを使ったのは一体… -- 名無しさん (2020-06-04 23 39 51) アレをめぐるやりとりの説明がよく分からん -- 名無しさん (2020-06-05 03 30 21) コイツらもコイツらなりのやり方で確保保護収容を続けていくのかな -- 名無しさん (2020-06-05 19 55 23) この世界でもあまり変わってなさそうなSPC。 -- 名無しさん (2020-07-05 11 12 41) タイムパラドックスを引き起こした結果、原因となったものの所在が不明になってしまう「存在の環」というものが発生しているらしい -- 名無しさん (2020-07-06 23 12 20) 子どもみたいにされてるならまだしも、大人の姿でこうなってたら相当悲惨だな・・・ -- 名無しさん (2020-09-27 10 09 23) 小並感SCP -- 名無しさん (2021-02-10 12 40 20) ついしん。だれかおぼえてたらえすしーぴー2935はこわいのでやっぱりアレをほうりこむべきだとおもいました -- 名無しさん (2021-05-15 00 16 56) 未来の財団にもエージェントを助けたり逃したりしようとしている職員がいるから、全員が知能低下してるわけでもなさそうなのかな? -- 名無しさん (2023-07-02 04 21 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/scplove/pages/10.html
説明 SCP-173 彫刻-オリジナル オブジェクトクラスはEuclid。 このSCPは「SCPの原点」と呼ばれている。2007年4chanに「無題 2004」の写真が投稿されたことをきっかけに、SCP財団という文化が誕生したからだ。 SCP-173は常に施錠されたコンテナに保管されて、職員がSCP-173のコンテナに入室しなければならない場合は、必ず3人以上で入室しないと行けない。入室したらドアは施錠される。職員がコンテナから全員退室し再び施錠するまで、常に入室した職員のうち2人はSCP-173を注視し続けてないといけない。 これ程厳重に管理されている理由はというと... SCP-173は生きており、極めて敵対的です。SCP-173は直視されている間は動くことができません。決してSCP-173から視線を逸らさないでください。コンテナに入室する職員は互いに瞬きをする前に警告するよう指示されています。SCP-173は頸部の圧断や絞殺といった方法で攻撃を行うことが報告されています。 ...なんと、このSCP、彫刻なのに生きていて、視線を逸らすと首をボキってしまうのだ。 SCP-173は1993年にサイト-19へ収容された。SCP-173の起源は未だ不明であり、コンクリートと鉄筋で構成されていて、クライロン社製のスプレーを吹き付けられた痕跡があるらしい。 コンテナに誰も入室していない間は、コンテナの中から石を擦る音がすることがわかっていて、これが正常な状態らしい。そして、いかなるSCP-173の振る舞いの変化も当直のHMCL主任代理に報告しないといけない。 コンテナの床にある赤褐色の物質は排泄物と血液の混合物であり、これらの物質の起源は不明。職員はコンテナを定期的に隔週で清掃しないといけない。不明ってちょっと怖いな...あれ?