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仮面ライダー555からの出典 ファイズギア ベルト:ファイズ 乾巧に支給。ファイズフォン、ファイズドライバーのセット+ファイズショットが付属。 →E-5に放置→村上峡児→三原修二→破壊 スマートブレイン社が開発した戦闘用特殊強化スーツの起動デバイス。 携帯電話型のファイズフォンと変身ベルトのファイズドライバーを連動させて起動する。 これを装備することでオルフェノクのみ仮面ライダーファイズに変身できる。 適性のない人間が使おうとしてもエラーを起こして弾かれる。ある意味で人に優しいベルト。 ファイズフォンは変形させて、光線銃フォンブラスターとして使用可能。 ファイズポインター 北條透にカイザポインターとセットで支給。 →橘朔也→乾巧→E-5に放置→村上峡児→三原修二→破壊 ファイズギアの装備の一つであるポインティングマーカーデバイス。 これを装備することでファイズはクリムゾンスマッシュを放てる。 通常時は高性能ライトとしても使用可能。 ファイズショット 乾巧に支給(ファイズギアに付属)。 →E-5に放置→村上峡児→三原修二→破壊 ファイズギアの装備の一つであるパンチングユニット。 これを装備することでファイズはグランインパクトを放てる。 通常時はデジタルカメラとしても使用可能。 ファイズエッジ D-5 東京タワーに配置(オートバシンに付属)。 →乃木怜治→乾巧→E-5に放置→村上峡児→三原修二→破壊 ファイズギアの装備の一つであるエネルギーブレード。 これを装備することでファイズはスパークルカットを放てる。 通常時はオートバジン(ビーグルモード)の左側のハンドルグリップとなっている。 オートバジン D-5 東京タワーに配置。 →乃木怜治→志村純一→破壊 全長:2100mm/全幅:880mm/全高:1260mm/最大出力:450馬力/最高時速:380km スマートブレイン社の子会社スマートブレインモーターズが開発した可変型バリアブルビークル。 ファイズエッジが左側のハンドルグリップとなっていて、引き抜くことも出来る。 通常はビークルモード(バイク形態)で活動しているが、装備されたAIによりバトルモード(人型ロボット形態)へ変形し、独自にファイズのサポートを行う。 バトルモード時は前輪に仕込まれたガトリング砲で攻撃する。 本体の胸部(ハンドル手前)にあるスイッチを押すことで、任意で変形させる事もできる。 ファイズアクセル 金居に支給。 →乾巧→E-5に放置→村上峡児→三原修二→破壊 ファイズギアの装備の一つであるコントロールデバイス。 これを装備することでファイズはアクセルフォームへ変身できる。 通常時はリストウォッチとしても使用可能。 ファイズブラスター リュウタロスに支給。 →乃木怜治→リュウタロス→G-3橋に放置→三原修二→破壊 仮面ライダーファイズをブラスターフォームへとパワーアップさせる道具。 普段はトランクボックスモードだが、フォトンバスターモード(銃)、フォトンブレイカーモード(剣)などに変形する。 カイザギア ベルト:カイザ 草加雅人に支給。カイザフォン、カイザドライバーのセット+カイザブレイガン、カイザショットが付属。 →金居→天道総司→金居→E-4に放置→E-5に移動→村上峡児→乃木怜治(角なし)→間宮麗奈→破壊 スマートブレイン社が開発した戦闘用特殊強化スーツの起動デバイス。 携帯電話型のカイザフォンと変身ベルトのカイザドライバーを連動させて起動する。 これを装備することで誰でも仮面ライダーカイザに変身できる。 ただし、オルフェノクでなく、変身一発を使用してない場合は変身解除後に灰化・死亡する。 カイザフォンは変形させて、光線銃フォンブラスターとして使用可能。 カイザブレイガン 草加雅人に支給(カイザギアに付属)。 →金居→E-4に放置→E-5に移動→村上峡児→乃木怜治(角なし)→間宮麗奈→破壊 カイザギアの装備の一つである剣・銃一体型のマルチウェポン。 これを装備することでカイザはゼノクラッシュを放てる。 カイザショット 草加雅人に支給(カイザギアに付属)。 →金居→天道総司→金居→E-4に放置→E-5に移動→村上峡児→乃木怜治(角なし)→間宮麗奈→破壊 カイザギアの装備の一つであるパンチングユニット。 これを装備することでカイザはグランインパクトを放てる。 通常時はデジタルカメラとしても使用可能。 カイザポインター 北條透にファイズポインターとセットで支給。 →橘朔也→E-4に放置→E-5に移動→村上峡児→乃木怜治(角なし)→間宮麗奈→破壊 カイザギアの装備の一つであるポインティングマーカーデバイス。 これを装備することでカイザはゴルドスマッシュを放てる。 通常時はデジタル双眼鏡としても使用可能。 サイドバッシャー F-5高級マンションに配置 →左翔太郎→浅倉威 サイドカー部分→破壊 全長:2370mm/全幅:1960mm/全高:1170mm/最大出力:950馬力/最高時速:360km スマートブレイン社の子会社スマートブレインモーターズが開発した可変型バリアブルビークル。 通常はビークルモード(サイドカー形態)で活動しているが、装備されたAIによりバトルモード(大型二足歩行ロボット形態)へ変形し、独自にカイザのサポートを行う。 バトルモード時は左腕のミサイル砲と右腕のバルカン砲で攻撃する。 オードバジンとは異なり、バトルモード時も操縦できる。 デルタギア ベルト:デルタ 三原修二に支給→村上峡児。デルタドライバー、デルタフォン、デルタムーバーのセット。 →乃木怜治→三原修二→村上峡児→G-3エリアに放置→三原修二へ スマートブレイン社が開発した戦闘用特殊強化スーツの起動デバイス。 携帯電話型のデルタフォンと変身ベルトのデルタドライバー、接続させたデルタムーバーを連動させて起動する。 これを装備することで誰でも仮面ライダーデルタに変身できる。 ただし、オルフェノクではない場合、一度でも使用するとその力に溺れ、凶暴・好戦的になってしまう。 本編で三原修二に副作用が起きない理由は彼自身が戦いに躊躇しているからだと思われる。 その為か木村沙耶や北崎ほどデルタを使いこなせず苦戦が多かった。 デルタフォンとデルタムーバーは、接合させてエネルギー銃として使用可能。ルシファーズハンマーを放つ際も必要となる。 サイガギア ベルト:サイガ ゴ・ガドル・バに支給。サイガフォンとサイガドライバーのセット。 →海堂直也へ→破壊 スマートブレイン社が開発した戦闘用特殊強化スーツの起動デバイス。 「帝王のベルト」と呼ばれる物の1つ、「天のベルト」。 携帯電話型のサイガフォンと変身ベルトのサイガドライバーを連動させて起動する。 強大すぎる出力を持つため、オルフェノクの中でも選ばれた者しか装着することはできない。 バックパック型ウェポンのフライングアタッカーを標準武装としている。 オーガギア ベルト:オーガ 村上峡児に支給。オーガフォンとオーガドライバーのセット。 →破壊 オーガドライバーのみ→門矢士→村上峡児→アークオルフェノク→破壊 スマートブレイン社が開発した戦闘用特殊強化スーツの起動デバイス。 「帝王のベルト」と呼ばれる物の1つ、「地のベルト」。 携帯電話型のオーガフォンと変身ベルトのオーガドライバーを連動させて起動する。 強大すぎる出力を持つため、オルフェノクの中でも選ばれた者しか装着することはできない。 剣型ウェポンのオーガストランザーを標準武装としている。 スマートバックル ベルト:ライオトルーパー 海堂直也に支給。アクセレイガンと共に支給される。 →破壊 スマートブレイン社が開発した量産型戦闘用特殊強化スーツの起動デバイス。 これを装備することで誰でもライオトルーパーに変身できる。 カイザ、デルタと違い副作用がないのが特徴。ただし基本能力では劣る。 AK-47+対オルフェノク用スパイラル弾 一条薫に支給。 →破壊 残骸→小野寺ユウスケ→破壊 「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」の序盤で登場した銃。銃そのものは実在する。 対オルフェノク用スパイラル弾は水原ら、人間解放軍が使った野村開発の銃弾だが、実はあまり効き目はなく、水原いわく「通常の兵器のほうがまだ有効」とのこと。 AK-47から発展した銃を総称してカラシニコフ銃、カラシニコフ突撃銃と呼ぶこともあるが、AK47はその中で最も初期の銃。 戦後の軍用銃としては最も旧世代に属し、最新のモデルに比べれば、さすがに見劣りする点もあるが、総合性能では未だトップクラスの突撃銃である。シンプルでオーソドックスなメカニズムによる高い信頼性と、 堅牢な作りによる頑丈さを兼ね備え、どのぐらい頑丈かというと機関部の内側に泥などが浸入したとしても軽く水洗いすれば射撃できるほど。部品点数も少なく分解掃除もしやすい。その上クリーニングレスでも十分に作動するという。肝心の命中精度はあまり高くなく、 接近戦でフルオート射撃による面的制圧に向いた銃である。 操作も単純で簡単に憶えられ訓練時間も少なくて済み、幼い子供でも数日間訓練すれば使用可能。 世界で最も多く作られた銃であり、「人類史上最も人を殺した兵器」とも、「小さな大量破壊兵器」ともいわれている。全長870mm、重量4.3kg、口径7,62mm、装弾数30発、有効射程600m。 本家「バトル・ロワイアル」では「バトル・ロワイアルⅡ」でワイルドセブンのメンバーが使用している。 変身一発 五代雄介に2本支給。 →金居→E-4に放置→E-5に移動→不用品用デイパックへ 人類開発軍の野村が開発したドリンク剤。 これを服用すれば、ファイズ系ベルトに適合しない人間でも変身できるようになる。 ただし副作用があるらしく、実際に2本服用すると変身後にカイザギアが灰化した。 園田真理の携帯美容師セット 井坂深紅郎に支給。 →C-6 草原に放置→アポロガイストへ→B-5 ビルに放置 参加者の園田真理が普段使用している美容師用のセット。 ハサミなど一応凶器も入っているが、この戦いにおいて必要になることはあるのか……。 草加雅人の描いた絵 木場勇治に支給。 →左翔太郎→三原修二→乃木怜治→三原修二へ 草加雅人が幼少時に流星塾で描いた絵。 詩集@仮面ライダー555 相川始に支給 →村上峡児→G-3エリアに放置 ラッキークローバーの一員、琢磨逸郎が持ち歩いていた詩集。 スネークオルフェノクのパンチを防げる程度には頑丈で、上級オルフェノクならば攻撃にも使える……かもしれない。
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Top 創作物投下スレまとめ 2 2-555 「first contact」 first contact 作者: SS 本スレ 1-091 様 555 :オリキャラと名無しさん :2015/02/26(木) 18 05 59 ついでに繊さんと牧さん ( 本スレ 1-866 ) の初めてのご挨拶も書きました ※エロなし ※先生が3歳頃の思い出話 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - first contact 俺には母親の記憶が殆ど無い。 その代わり、奇妙な同居人のことは今でもよく覚えている。 なぜそこへ行ったのかまでは覚えてはいないが、薄暗い物置部屋の畳の上、両手両脚を縛られた姿で転がっていた。 そして、俺を見上げて笑った。 俺は、怖いとか気味が悪いとか以前にそれがとても苦しそうで、助けを求められているように見え、近付かずにはいられなかった。 「よう小僧。俺に食われないように気をつけな」 それが彼と初めて交わした言葉だった。 「……お、にいちゃん、だあれ?」 「誰、か。説明しづれえなあ」 「……わかんない……。いたいの?」 子供だった俺には縄目はきつく、解いてやることは出来なかった。 「おい。俺に近付くなって言われてねえのか、小僧」 「……わかんない。まきだよ、おにいちゃん」 「あ?」 「なまえ」 「ああ、そうか。いいから帰れ、小僧」 子供と魔族――当時はまだそうとは知らなかったが――との会話は噛み合うことがなく、興を削がれたのか、素直に言葉に従った。 だがその後も、俺は彼に会うためにその部屋へ通った。 それはただの好奇心によるものだったのか、憐憫の情が湧いてのことだったのかは、今では覚えていない。 恐らく、前者だったのだろう、と思う。 「また来たのか小僧」 「まき」 「あ?」 「なまえ」 「ああ」 「おにいちゃん、は?」 「俺の名を知ってどうする?口にすると呪われるぞ。お前の名もそうだ。俺に言われると寿命が縮むぞ」 子供相手に呪いだの寿命だの、理解できるわけがない。それを敢えて口にしていたのかどうかは定かではないが。 今でこそ、言葉の意味自体は理解できるが、そんな非科学的な霊障じみたものなど馬鹿馬鹿しいにもほどがある。 大方、周りが迫害するための口実として勝手に決め付けたものだろう。 今に至るまでに何度お互いの名を口にしたかわからないが、現にこうして生きている。 それでも彼は頑なに俺の名を呼ばず、自分の名を名乗らなかった。こんな他愛もないやり取りが数日続いた。 或る日、俺はいつも通り物置に向かった。扉を開けると真っ白いガーゼが彼の目と口を覆っていた。 幼いながらも、それが尋常ではない状態だということは理解できた。 「おにいちゃん!」 相変わらず結び目はきつく、解いてやることは出来なかったが、かろうじて口元から布を取っ払うことは出来た。 「だいじょうぶ?」 「大丈夫じゃねえよ小僧おめえが俺にちょっかいだすもんだからおめえの親父が#$%&)?{`|‘{*+>!失せろ」 一息に捲くし立てられ、俺は二の句が継げなかった。ただただ驚いて、呆然と突っ立ったままだった。 それにしてもこいつの言葉の汚さは何に由来するんだ。 「俺は痛てえのは嫌い……」 「牧、この部屋に来てはいけないと、言ってあるだろう?」 気付けば後ろに父親が立っていた。肩に掛かった両手が異様に力強く、痛かった。 俺は父親が怖くなって、その場から逃げ出した。 「やだあ、ごめんなさいいごめんなさい……」 涙交じりに許しを乞う声が背中から聞こえ、耳を塞いで走った。釣られて泣きたくなったからだ。 俺は彼を見捨てて逃げ出したかのようで後ろめたかった。 夜、父親の隣で眠るのが怖くて仕方がなかった。その時初めて母親が恋しいと思った。少なくとも俺の記憶の中では。 泣く為に縋り付く存在が欲しかったが、誰もいなかった。独りでは泣けなかった。 それから数日、物置へは行けなかった。近くまで行っては引き返した。 父親に叱られたからというのもあるが、何よりも、彼にどんな顔で会えばいいのか分からなかった。 だが、啜り泣く声が聞こえた――ような気がして、俺は急いで物置まで走って扉を開けた。 彼は部屋の隅で膝を抱えていた。手足を縛る縄はなかったが、何の罰か服も着ていなかった。 「おにいちゃん……」 「なんでまた来た。お前、親父にしこたま叱られたんじゃねえのか」 蹲ったまま、くぐもった声だけが返ってきた。顔を上げて欲しかった。 「おにいちゃん、ないてるの?」 「泣いてねえよ馬鹿」 「いたいの?」 「泣いてねえって」 「ごめんなさい」 膝を付いて、剥き出しの背中に触れた。その肌の冷たさにぞっとした。 俺はそれを裸でいたせいだと思い込み、両手で抱きかかえるようにしがみついた。 「さむいの?」 「寒くない。暑い。離れろ」 そう言われても離れる気はしなかった。彼の声が少し震えていたからだ。強がっているのだろうと、そう思った。 冷たい身体を温めようと、自分の全身を可能な限り伸ばして包んだ。 「やめろ」 彼は俺の腕をそっと剥がした。 「いいから、離れろ。俺は寒くないし、俺のせいでお前の母親はここに居ないんだ。俺に気を許すな」 「おかあさん?」 「そうだ。お前の母親がいないのは俺のせいだ。 そういやあいつも、椿って呼べ呼べしつこいかったな。お前とそっくりだ」 母親の話をした時、彼は少しだけ顔を上げて微笑んだ。 なぜ唐突に母親の話になったのか。 彼に思考転写だか精神感応だかの能力があることを、随分後に知った。触れれば腹の内が分かるらしい。 「泣きたいのはお前の方なんだろ?」 そう言って、彼は俺の頭を一度撫でた。ただそれだけで、十分だった。 俺は堰を切ったように泣き出した。 割り切ることなんてできない。当然だ。涙の止め方なんて知らなかった。 「困った。お前とどう接していいのか分からない」 彼はただただ俺を撫でていた。その声も手付きも優しかった。 彼に母親を求めていた訳ではなかったとは思うが、俺は泣く場所を見つけた。 甚だ迷惑だったろうとは思うが、もう、拒絶されることはなかった。 それに―― 「俺の名は、繊と言う。お前の名をもう一度、教えてくれ。もう忘れないから」 ※ 「そう言や、膝枕して貰ってたなー」 誰も居ないのに思わず口から出てしまった。いや、誰も居ない訳ではないが、寝ていては居ないのと同じだ。 しかも俺が膝枕して貰っているわけではない。している側だ。 家に着くなりぶっ倒れた。無茶しやがって。少しは自分を大事にしろ。 今日は頭が半分以上吹っ飛ぶほどの大怪我を負わされた。ぱっと見治っている様に見えるが、触れるとまだ少し柔らかい。 癖の無い触り心地の好い髪の毛。初めて出逢った時と変わらない。表面の皮膚の冷たさも。 目覚めたら、離れろと言うだろうか。 もう少しこのままでいればいい。寝ている時くらいだ、こいつが素直なのは。 そんな俺の願いも空しく、膝の上で軽く身動いだ後、瞼が開かれた。 「……悪い、寝てた」 喉に張り付くような掠れた声に、思わず口元に指が滑る。 「もっと寝てていいぞ」 「なんか、夢見てた」 「夢?」 「小さい頃のお前の」 「可愛かったろ?」 「ああ、泣き虫だった」 「うるせえよ。いいから寝ろ」 頬を抓った俺の右手に、冷たい指が触れた。 「ありがとう」 消えそうな声だったが、そう聞こえた。そして、そのままそっと、瞼が下りる。同時に指先が離れようとした。 少しばかり名残惜しいが、同じ夢でも見るとするか。 終わり。 ページ最上部へ
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おそらく無自覚ではあるものの、仮にも「超高校級の希望」という字を賜った苗木誠。 彼の手によって幾度もの絶望から救いだされた霧切響子が、自分の中に潜む彼への好意に気づいたのは 空白の二年間を過ごした学び舎を後にして、間もなくのことであった。 「僕、ちょっと食べるものを探してくるね」 そう言って彼が部屋を後にしたのは、今から数分前のこと。 学園を出てから根城にしているホテルの一室で、私は彼の帰りを待つ。 ホテルといってもほとんど廃墟のようなもので、まともに使えそうな部屋は三つしかなく 『腐川っちに気ぃ使うってわけじゃねえけど、男女一組で一部屋使うべ』という葉隠の言葉には あからさまな朝日奈への下ごころが見えていて。 まあ、朝日奈も十神も、その提案にはまんざらでもない様子だったから、それはそれでいいのだけれど。 そんな経緯があって、私と彼はなりゆきからか必然からか、同室で生活している。 住処となったホテルは、今でこそただの廃墟だけれど その造りからして、おそらく一年前までは、恋人たちが愛を育むために通うための建物だったのだろう。 そんな雰囲気もあってか、彼と同室で生活することに、少しの期待も抱いていなかったと言えば嘘になる。 極限状態で、一部屋に住まう男女ともなれば、自制がきかなくなり、明らかな好意がなくとも行為に発展する、というのが創作話なんかじゃ定石だ。 あの御曹司と殺人鬼…もとい文学少女ですら、三日目には進展があったというのに(朝日奈に後で耳打ちされた話だが)。 それなのに、私の淡い期待を裏切って、ここで暮らしてからの数日間、彼は一度たりとも私に手を出そうとはしない。 嫌われている、というのはないと思う。 彼の挙動はわかりやすいし、これでも「超高校級の探偵」だ、観察眼には自信がある。 だとすれば、私が思っているよりも私自身に魅力がないのか、それとも彼が「超高校級の朴念仁」なのか。 数日間にも渡るおあずけを喰らった私の体と心は破裂寸前で、しかし共同生活をしている手前、見境なしに欲情を吐き出すわけにもいかず、 だからこそ彼がいなくなったその一時に、私は無意識に自分の下着の下へと手を伸ばしていた。 けっして自分は淫らな雌ではない、と、必死に自身に言い聞かせる。 一人で自慰に耽ったことは、ないこともないが、それほど多くもない。 自制心だって、人並以上にはある。 けれど、この時ばかりはもう、限界だった。 「んっ…」 超高校級・と肩書は付けども、所詮は私も高校生だ。 そういうことへの興味だって無いわけじゃないし、その方面の知識に疎いわけでもない。 片手で自分の慎ましやかな胸を触り、もう片方の手でするすると、自分を包む衣服を脱ぐ。 手袋は外さず、下着姿でベッドに腰かけ、改めて自分の体を触り続ける。 「はっ…あ」 やはり、限界だ。少し指先が触れただけで、電気のような刺激が走る。 潤、と湿った感触が肌着に広がり、秘部へと手を伸ばすと、既に漏らしたかのように溢れていた。 「…んっ!あぅ、はぁっ…」 指が触れるたびに、下半身が痙攣しているかのように震える。 過酷な日々が続いたから、色々と溜まっていたのかもしれない。 この指が、苗木君の指だったら、なんて 考えた瞬間に、下腹部が熱くなった。 「っ…あぁっ!!」 心臓はバクバクと音を立て、膣がギュッと収縮する。 そして、途端に背徳感に駆られた。妄想の中で彼を汚すことへの罪悪感。 それでも、私の指は動きを止めず、手袋越しにあそこを愛撫する。 「あっ、や、やぁっ!んんっ、ふ、うぁっ!」 止まらない。声も、指も、妄想も。 止めようと思っても、彼の純朴な笑顔が浮かび、そして高ぶる。 下卑た妄念で彼を汚し、淫らにベッドの上で乱れ狂う。 最悪だ。 「はっ、苗木、く、ぅんっ!!」 思わず、彼の名を呼んでしまう。声にすることで一層、体中に劣情がほとばしった。 カタ、と、何かが倒れたような音がして、 私は指を止め、ベッドから飛び起きた。 「あ…」 「き、霧切さん、その…」 真っ赤にした顔から汗をふきだし、狼狽する苗木君が、ドアの前に立ち尽くしていた。 『苗木の視点』 「超高校級の幸運」なんて呼ばれてはいるけれど、ホントに僕にそんなモノがあるのか、甚だ疑問だ。 だって、そんな肩書を与えられた僕に舞い込んでくるのは、いつだって幸か不幸か分からない問題ばかり。 今目の前に広がっているこの現状は、その例として最たるものじゃないだろうか。 「はっ、苗木、く、ぅんっ!!」 女の子にあまり肉体労働を強いたくないから、と、葉隠君と二人で食糧を探し、 思いのほか近くにコンビニ(といっても、これも廃墟だ)が見つかったので、めぼしいものを取って帰ってきた所だった。 自分の部屋でもあるけれど、霧切さんの部屋でもある。 当然のマナーとして、入室前にノックはしたのだけれど、返事がないのでそのまま部屋に入ってしまったのだ。 目を疑うような光景。あの霧切さんが、ベッドの上で、下着姿で自慰に耽り、挙句僕の名前を呼んでいる。 ドッ、と、汗が噴き出した。どうしようもなく湧きあがった色情と、どことなく募る焦燥感。 この部屋にこのままいるのは、まずいんじゃないだろうか。そう思い、葉隠君の部屋にでも行こうと足を引いた、その時。 僕に気付いた霧切さんが、ガバッとベッドから飛び起きた。 互いの視線が交差する。一気に、霧切さんの顔が青ざめていく。 「あ、霧切さん、その…」 僕は何か言おうと、口を必死に開いたけれど、出てくるのは言葉にならない空気ばかり。 どうしよう。なんて言えば、正解なんだろう。 「いつから…いたの?」 下着姿を隠すこともなく、さも平然と、霧切さんが尋ねた。 「ほんの、ついさっき…」 堂々とした霧切さんの声とは逆に、情けなくも僕の声は消え入りそうなほどか細かった。 「そう…」 目があった直後は、絶望したような顔つきだったけれど、だんだんとその表情は消えていって、 いつのまにか霧切さんは、いつも僕をからかう時に見せる、含み笑いを浮かべていた。 「…その、ゴメン」 「なぜ謝るの?」 なぜ、と聞かれても。僕には、応えることができない。 『自慰の邪魔をしてしまってごめんなさい』なんて言った日には、二度と口をきいてもらえないだろう。 何も答えない僕にしびれを切らしてか、下着姿のまま、霧切さんがベッドから降りて、歩み寄ってきた。 目のやり場に困る。必死に素数を数えるけれど、そんな努力もむなしく下半身が反応している。どこかに消えてなくなりたい。 「で、どうするの?」 「なっ、何が?」 声が上ずっている。なんとも情けないけれど、だってしょうがないじゃないか。 綺麗な白い肌の女の子が、少し息を荒げて、黒い下着姿で目の前に立っている。心なしか、良い匂いもする。 これで緊張しない男子なんか、いない。 「偶然にも自慰の最中を目撃されて、私は今、あなたに弱みを握られているわ。 他の人に黙っていてくれるなら、出来る限りでどんなことでもしてあげるのだけれど。 さて、ここまで言えば、あとはわかるわね?」 「えっ…と、その…」 ずい、と、霧切さんが体を押し出す。僕は思わず、一瞬だけれど、その体に目をやってしまった。 ホントに、雪のように綺麗で白い肌。服の上からじゃわからないけれど、とても細くて、儚げで。それでいて愛おしい。 僕は滾る欲望を必死に押さえつけて、努めて冷静に答えた。 「や、やだな…からかわないでよ霧切さん。 心配しなくても、他の誰かに言ったりなんて、絶対しないから。 僕、ちょっと外にでてくるね」 据え膳食わぬは、とはよく言うけれど、僕は武士なんかじゃない。 あんな挑発的な事を言っていても、霧切さんのことだ、反応に困る僕の表情を見て、楽しみたいだけなのかもしれないし。 ここで欲望のままにふるまって、今まで必死に諸々我慢して築き上げた信頼を、壊したくはない。 と、僕が背を向けたその瞬間、 どっ、と、霧切さんが僕の背中にもたれかかった。 「…逃げないでよ」 「えっ?」 さっきとは対照的な、驚くほどに弱弱しい声。その声に、一瞬だけ気を緩めてしまい、 気づくと僕は、ベッドの上に放り投げられていた。 あの細い腕のどこに、そんな力があったのかは分からない。探偵だから、護身術なんかも身につけているのかな、なんて 飛ばされながら、僕は呑気に考えていた。 ドサッ、と、仰向けに倒れ込んだ僕の上に、霧切さんがのしかかる。 「…苗木君」 今度は一転して、威圧するような目つき。思わず僕は、その迫力に息を飲む。 「は、はい」 「嫌だったら正直に言って。身の危険だと感じたら、遠慮しなくていい、私を突き飛ばしても構わないわ」 言うが早いか、霧切さんは僕のベルトを一瞬で外し、ズボンを脱がせにかかる。 「ちょっ、霧切さん!?」 聞く耳すら持っていない。僕は少し、恐怖さえ感じた。 霧切さんが、僕のパンツから、既に限界まで腫れあがったアレを取りだした。 「…なんだ、苗木君も興奮していたのね」 「あ、あの…」 「全然反応してくれないから、余程私に魅力がないのかと思っていたんだけど…」 魅力がなくなんかない、と否定しようと口を開いた瞬間、僕の口から出たのは、なんとも情けないあえぎ声だった。 「う、ぁあっ!?」 霧切さんの白くて綺麗な手が、僕のそれを、思い切り扱き始めた。 「き、霧切さん、待って…っ!」 「待たない」 扱かれて数分、最初はぎこちなかった霧切さんの手つきも、だんだんと慣れたものになっていて。 終いには僕のそれを、口の中に含んで、舌で舐めまわしている。 あの霧切さんが、だ。 それだけでもう、僕のそれはハチ切れる寸前で 彼女を汚してはいけないという一心で、さっきからずっと我慢してはいるけど… 「だ、めだ…も、限界…っ!」 僕は霧切さんの肩に手をかける。 「霧切さん、離して…出るっ…!!」 けれども霧切さんは、必死に僕のそれに喰らいついて、ジト目で僕を見上げた。 もう、我慢できない。 「うぁあっ!!」 身の縮むような快感。思わず僕は、体を震わせた。ドク、ドク、と、精液が中をかけていく。 「っ…はぁっ!はっ、うぅ…」 一瞬の絶頂と、その後に押し寄せてくる虚脱感で、僕はベッドにそのまま倒れた。 霧切さんはしばらく顔をつけていたけれど、やがて頭を離し、口の中にたまった僕の精液を喉の奥に押し込む。 「…話には聞いていたけれど、変な味ね」 霧切さんが不敵にほほ笑む。僕は茫然として、ろくに反応も出来ずにいた。 「まだ元気なようだけど」 霧切さんは呆れたように、僕のそれを指さした。 その言葉通り、一度出したにも関わらず、僕のそれは硬さを失わずにいる。 ホント、若さって罪だ、なんて頭の片隅で考えていると、 突然霧切さんが、下着を脱いで僕にまたがろうとする。 「ちょ、ちょっと、何してるの!?」 「何って…まだやれるでしょう、苗木君?」 そう言って、霧切さんは自分の秘部を僕のそれにあてがう。 無様な事にも、熱くてヌルリとしたその感覚と、妖艶な霧切さんの裸に見とれて、僕のそれは再び反応しだす。 けれど、これはさすがに度を越してまずい。 僕は状態を起こすと、霧切さんの肩を強く掴んだ。 「だ、ダメだ、霧切さん!」 びっくりしたような眼で、霧切さんが僕を見る。 「こういうことは、ダメだよっ!」 急に、霧切さんの表情が暗くなった。 「…って何…?」 「え?」 「ダメって、何よ…!」 霧切さんが顔を振りあげる。そこには、涙が浮かんでいた。 『霧切の視点』 「こういうことは、ダメだよっ!」 このまま最後までいってしまおう。なりゆきに任せよう。なるようになれ。 半ばやけくそ気味に思っていた私の魂胆は、彼の悲痛な叫びで中断されてしまった。 「ダメって…何…」 「え」 「ダメって何よ…!」 嫌なら追い払えば良い、と、卑怯にも私は彼に提言した。 「あの、霧切さん…」 彼が、そんなことを出来る人間じゃないと、知っていたから。 「…こういうこと、したくないなら、ちゃんと拒んで。私が嫌なら、そうハッキリ言って。 でないと私、あなたへの思いを我慢できない…だから、曖昧な言葉で済ませないで頂戴… 『他に好きな子がいる』でも、『私をそういう対象として見れない』でも良いから、どんな理由でも良いから断って… どうしてもダメなら、せめて希望を持たせるような言葉を言わないで…お願いだから…っ!」 無茶苦茶を言っていると、自分でも分かっている。 勝手に彼に、希望や好意を抱き、それを押しつけているのは自分だ。 それなのに、彼に責任を求めようとしている。 こんな情けない女なら、彼が今まで手を出してこなかったのも、仕方ない、と 私は涙をぬぐうこともせず、ひとりごちた。 きっと目の前の彼は、困ったような顔をしているだろう。自分が面倒な女だと、つくづく思い知らされた。 「――それは、違うよ」 不意に彼の言葉が、私を射抜く。 「ゴメン、霧切さん…僕、曖昧な態度で、ずっと霧切さんを困らせてたよね」 失望でもなく、茫然でもなく、ただ真っすぐな誠意を浮かべた目が、私を見ている。 「僕、恐かったんだ…霧切さんに、その…手を出したかったけれど あんな事件があって、今も必死に一日一日を生き繋いで、 そんな中でこんな気持ちを持っているって霧切さんに知られたら、軽蔑されるんじゃ、って。 でもそれって、自分の気持ちをごまかすための言い訳でしかなかった。 だから、ちゃんと言弾(コトバ)にする。 僕、霧切さんのこと、大好きだよ」 時が止まったような、錯覚。鼓動が聞こえるほどの、静寂。 数瞬して、怒涛のような幸福感が、体中に広がっていく。 聞き間違いじゃないだろうか?夢のたぐいじゃないだろうか?さっきまでとは別の意味で、胸が張り裂けそうだ。 「…もう一度、言って」「大好きだよ」 「もう一度」「大好きだ、霧切さん」 「もっと、もっと…」「誰よりも愛してる。ずっと一緒にいたい」 私は裸のまま、彼に抱きついた。涙が止まらない。 抑圧されてきた思いが、涙が、決壊したダムのように、流れ出てきた。 「私も…!私も、苗木君のこと…っ、好き…」 彼の肩に顔をうずめると、優しく頭をなでてくる。 「じゃ、お互いの思いは確認したわけだし」 けれど、そんな幸せな時間は、 「もう我慢しなくていいんだ…さっきは霧切さんにしてもらったから、今度は僕が霧切さんにしてあげるね」 怒涛の苗木節に、脆くも崩されることになると、私はこの時、全く予期していなかったのだ。 「…え、ちょっ」 例の、子犬のような愛くるしい笑みで、彼は体を起こす。 「雑誌で読んだ知識しかないから、ちゃんとできるか分からないけど」 「あの、苗木君、待って…」 「気持ちよくなってもらうために、僕、頑張るから」 「ね、ねえ、苗木君、話を――」 「んっ、……ぷはぁ…っ、んんっ…」 反論しようとした私の唇を、苗木君が自身の唇でふさぐ。 ホントに雑誌の知識しかないのか、と疑いたくなるほど、彼の舌が巧みに私の口腔を犯す。 ぬるり、くちゅ、と、自分の中で響く淫猥な音に、思わず耳をふさぎたくなった。 「胸、触るね…」 少しだけ口を離してそういうと、彼は私の返事も待たず、右手を私の胸へと回す。 彼も男子なのだから、と、多少の荒っぽさは覚悟していたが、それどころか彼は、丁寧に私の小さな胸を愛撫した。 そっと、なでるように。その優しすぎる感覚に、思わずどきりとする。 「はぁ…う、っ…や…」 彼の掌が胸の尖端をこするたびに、切ない感覚が響く。 苗木君は私の背に回ると、今度は両手で胸を責めながら、耳をそっと甘噛みした。 「んぅっ!」 ゾクゾク、と、知らない感覚が背中を駆け抜けた。体中の力が抜けて、私は彼にもたれかかる。 くちゅ、くちゅ、と、耳の中を彼の舌が這いまわり、一方で、あくまで優しく、胸を責められる。 「あ…あ、んっ!…ぅ、ふぁっ!!あ、や…ひぅっ!!」 心地いい一方で、少しじれったくもある責めに、私は思わず足をすり合わせた。 ふと見ると、彼の掌が私の胸を包んでいる。の、だけれど… 残念な事に、彼が揉みしだくには、私の胸はいささか…いや、割と…ううん、かなり足りないようだった。 「…ご、めんなさい、ね…」 「へ?」 「胸…男の子は、大きい方がいいんでしょ…私、小さくて」 「そ、それは違うよ!」 あわてて苗木君が応える。 「ぼ、僕は霧切さんの胸だったら、大きさなんてどうでもいいよ!」 「…そう?お世辞でも、慰めてくれて嬉しいわ」 「ホントだよ!メロン並に大きくても、逆にえぐれてても、霧切さんのなら…!」 「苗木君…えぐれているのは、さすがに私が嫌だわ…」 くすり、と笑いそうになるのを、必死でこらえる。 彼は私のために、真剣にフォローしてくれているのだから、笑ったら失礼だ。 そして、 「ホントにホントだよ、霧切さんの胸、すごく綺麗で…」 その後の彼の本気の攻めに、私は笑うどころじゃなくなってしまうのだった。 「な、苗木君、何するつもり…っん!」 彼は私の胸に顔をうずめたかと思うと、胸の尖端を舌の上で転がし始めた。 「あっ、やぁっ!な、苗木く…ふ、ぅんっ!話を…あぁぅ…」 本当に、初めての感覚。自分でするのとは、全然違う。 その感覚に戸惑ってしまい、私はどうすることも出来なかった。 彼が私で気持よくなってくれれば、それだけでいいと、そう思っていたのに。 「っ…ぷは…」 しばらくして苗木君が舌を離すまで、私はもうベッドの上で身もだえすることしか出来なかった。 「どうかな、霧切さん。気持ちいい?」 例の無邪気な笑顔。子宮の当たりが、キュン、とくすぐられるような。 母性本能、とでもいうのだろうか。 「あの、苗木君、私はホント、もう大丈夫だから…早く、その…」 「ダメだよ。こういうのは、二人で一緒に気持ち良くならなきゃって、昔読んだ雑誌に書いてあったんだ」 出てこい、その雑誌の編集長。 「それとも…あまり、よくなかった…?」 余程私が仏頂面だったのか、今度は笑顔から一転して、捨て犬のような困り顔を見せる。 そういう表情は、卑怯だ、さっきから。 これが某「超高校級の同人作家」の言っていた、「萌え死しそう」というやつか。 「…いえ、そんなことなかったけれど…」 「ホント!?よかった、僕、もっと頑張るから、いっぱい気持よくなってね!」 この無邪気さは、ホント、反則だ。 そんなことを言葉にしようと口を開くも、それらの雑音は、私自身の喘ぎ声に消されてしまうのだった。 そして、彼の手が、そっと下半身に伸びる。 「あっ…!?」 思わず声を出してしまい、彼は何かまずったか、と顔をあげる。 もちろん今の私に、そんな彼を直視することなどできない。 自慰を中断して、ただでさえ疼いていたその秘部は、更にさんざんな胸への責めでお預けを喰らって やっと彼の手が触れてくれる、そう思った瞬間に、軽くイってしまったのだ。 「わ、すごい…下着、ぐちゃぐちゃだよ、霧切さん…」 「そ、いうこと、言わないで…」 彼が脱がした私の下着は、汗と愛液にまみれ、滴が落ちるほどだった。 途端に恥ずかしくなる。 「押しに弱いって、ホントだったんだな」 彼がぼそりと呟いた言葉、その詳細を聞く前に、彼の指が私のそこに触れる。 「あっ、んっ…っ!?」 戸惑いを隠せない。自分で触るのとは全然違うとは聞いていたけれど、これほどだなんて。 「っ、ん、んんっ…んっ!」 手で口をふさぐ。そうでもしないと、みっともない嬌声を我慢できなかった。 足を閉じようにも、もう下半身に力が入らない。それどころか、彼の指を求めて、だらしなく腰を突き上げている。 苗木君も苗木君で、私の気持ちを知ってか知らずか、触れるか触れないかの微妙な愛撫を繰り返す。 さわさわと、股の間をまさぐっていたかと思うと、一転して突然ぬるり、と指を滑り込ませる。 変幻自在。ホントに女を知らない男子高校生なのか、疑わしくなる。 「ん、んぅうううっ、ふぅっ、ん゛っ、~~~~っ!!」 私はもう、声を抑えるので必死で、苗木君の指にただ弄ばれるだけだった。 そして、ずるりと、彼の指が本格的に私の中に入ってくると、 「~~っっああぁあっ!!」 私はとうとう、声すらも我慢できなくなった。 「霧切さん、大丈夫?痛かった?」 そんな私に、相変わらず彼は、例の捨て犬の表情で声をかける。 今そんな顔を見せられたら… 「だ、だいじょぶ、だか…らっ…」 「気持ちいい?」 「…わか、ら、ないわ…っく、ぅ…」 大嘘つきだ。分からないどころの話じゃない。耐えがたいほどの、逃げ出したくなるような、快楽。 彼の指が、的確に私の弱いところを突く。擦りあげ、捻り、抜いて、また入れる。 私の口からは、声にならない声が、絶え間なくあふれていた。 こんな、こんな… そして、彼の指が、ピンとたったクリトリスをつまむと、 「うっ、あ、やぁあああぁあっ……!!」 私は体を九の字に曲げて、大きく深い絶頂に達したのだった。 「あっ、うぅ、ふわぁあああぁぁあぁあぁっ、あぁうっ…」 凄すぎる。こんなの、初めてだ。 絶頂を迎えた後も波は引かず、定期的に私の体を快楽に引きずり込む。 もう一度、何もしなくてもイってしまいそうなほど。 彼の指、というだけで、ここまで違うなんて。 「き、霧切さん…」 「はぁ、は、はぅうっ…」 息も絶え絶えな私に、再三捨て犬がすり寄ってくる。 「もしかして、今、イった…?」 こ、の~~~っ…! あれほどまで私を責め抜いておいて、そこまで言わないとわからないのか。 それともこの顔は彼の演技で、実は私の反応を楽しんでいるだけじゃないのか。 幸福感とともに、なんとも言い知れぬ悔しさに見舞われた私は、 「い…イって、ない、わ…」 懲りずに、再び嘘をつくのだった。 「そ、っか…」 苗木君が少し落ち込んだのを見て、私は心の中でほくそ笑む。 少しはお返しになるか、なんて甘いことを考えていた。 けれど、正直者を騙したつけは、必ず嘘つきに返ってくるのが世の常なようで、 「じゃ、僕もっと頑張るね!」 彼は真剣そのものの表情で、そんなことを言うのだった。 「あっ、待って、少し休ん…ぁっ!」 今度は彼は、自分の体を、私の両足の間に入れて、秘部に顔を近づける。 「…女の子のココ、よく見たことなかったけど…こんな風になってるんだね」 「っ、やぁあっ、そういうこと言わないで…」 「霧切さんの、すごくエッチな匂いしてる…」 顔を覆いたくなるような羞恥。彼くらいになると、この言葉攻めも天然のものに思えてくるから、やっぱり卑怯だ。 そして、私が二の句を紡ぐ前に、彼は自分の口を、私のそこに押し当てたのだ。 「わぁ、ゃ、待って苗木君、ホントに…うぅんっ!はぅ、は、ダメっ…そこ、きたな…あっん!!」 「霧切さんの体に汚い所なんかないよ。それに、さっき霧切さんも僕にしてくれたでしょ」 ただでさえ一度イって敏感になっているのに、ホントにこの少年は、わざとやってるんじゃないだろうか。 「あぁんっ、ふぁあああ、ああぁうああっ!」 ジュルジュルと、音を立てて吸い込む。 もうだめだ、負けを認めるしかない。 これ以上意地を張り続ければ、本当に、どうにかなってしまう。 だけれど、この快楽は、私に敗北を認める言葉さえ、なかなか出させてくれない。 「苗木く、ぅ、んんっ、はぁっ!…やぁあ、お願い、待って…っ、ら、らめ…」 「ホントに、汚くなんかないんだから」 「ちが、そうじゃな…っ、あぅ、っ、う、イ、イってるから…あ、さっきから、ずっとイキっぱなしなの、 だから…っ、や、やらぁっ!!!~~~っうぁあああ、も、もう…ゆるし、て、くだ、さいっっ……ぃいぁああああああっ!!!」 絶頂。 二度目、それも一度目よりもさらに深く、更に大きい波。 とうとう間に合わず、私は「許して」と口にしながら、大きく腰を跳ね上げた。 尿のようなものが激しく飛び散り(潮、というのだと、後で彼に聞いた)、苗木君の顔中にそれを撒き散らして、 そんな汚いことをしながら、私はその背徳にやられ、波が退いた後も小さく絶頂を繰り返した。 ベッドに横たわり、汗と自分の愛液にまみれて、私はしばらく悶え続け、 そしてそんな私を、彼はさも愛しそうに抱きしめてくれた。 しばらくして、少しだけ体の熱も引いてきた頃。 それでも私の体は欲張りなようで、また愛液が膝のあたりまで伝っている。 私自身の心は、このまま彼の腕の中で眠るのもいいかも、などと思っていたけれど、 彼が切なそうにアレを滾らせ、そしてそれを気づかれまいと必死に振舞う姿を見ていると、 やはりこの少年への愛しさを感じ得ずにはいられなくなるのだった。 「…苗木君」「…はい」 「まだしたいの?」「…僕は、その…」 「…正直に答えて」「…あの…入れたい、かな…でも、霧切さんの負担になっちゃうから、今日は…」 まったく、このお人好しは。 あれほど私が自分の好きなように振る舞い、そしてあれほど私を気持ちよくしてくれたのに、 この期に及んで、まだ見返りを求めずに、人の気遣いばかりして… 「ハァ…」「ご、ゴメン、呆れるよね」 「…そうね、呆れるわ。何を遠慮することがあるの?」 私はゆっくりと上体を持ち上げた。まだ腕に力は入らなかったけど、それでも。 彼を、感じたい。彼に、感じてほしい。 「もう、恋人同士なんだから…この体、苗木君の好きなように、していいのよ」 私は自分の秘部を、彼に広げて見せた。死ぬほど恥ずかしいけど、さっきまでのに比べれば、これくらいなんともない。 広げたそこからは、愛液が滴り落ちて、自分でもはしたないと思う。 けれど、彼が満足してくれるなら、それだけでいい。もう、何もいらない。 一瞬、彼の瞳に、獣らしさが宿った。ああ、本当に男の子なんだな、と、ここでやっと実感する。 「苗木君…」 彼は無言で立ち上がり、下着を下げた。既に完全な復活を遂げた、その荒々しいものを、私の秘部に再びあてがう。 「…霧切さん」 「…ええ」 「いくよっ…」 「うっ、つ、~~~~っ!!」 激痛。 ぶちぶち、という生々しい肉の切れる音。 それに伴う、心地いい充足感。 彼も先ほどまでと違い、しばらくは私の激痛を気遣う余裕もないようだった。 「っ、は、ぅ…霧切さんの中…すごい…」 「い、言わなくて、いいから…」 「熱くて、狭くて、うねうねして、すごい気持ちいいよ…」 「言うなって言ってる、の、に…っ、あぁあ゛っ!!」 その言葉に反応して、無条件で膣が収縮する。 そして再び、激痛。 彼が愛しすぎるから、いけないんだ。だから、彼の言葉にいちいち反応してしまう。 「苗木く、ん…動いて…」 「…いいの?まだ、痛いでしょ?」 「これくらい、なんともない…から、っ…お願い…」 「わ、わかった。ゆっくり、動くからね」 ずっ、ぬるっ、ずっ、ぬるっ、 繰り返し動くうちに、少し、本当に少しずつだけれど、痛みにも慣れてきた。 ただ必死に息を荒げ、腰を振る彼が、愛おしくてたまらない。 「ペットとか、飼ったら…こんな、気持ちなのかしら…っ」 「ペットって、ひどいな…ハハ」 笑って見せたものの、彼の顔にはもう、余裕がなくなってきていた。 動きたい、激しく動きたい、中に出したい、そんな欲望が明らかに見てとれる。 「…苗木君、大丈夫?」 「え、僕?僕、は、なんともないけど…」 「もう、好きなように動いていいわ…痛いのも、消えてきたから」 「…でも、手加減できないかも…ホントに、止まれないかもしれないんだ。気持ち良すぎて…」 ほら、そんなことをいうから、また中が締まる… 「うぅっ!」「あぁっ!」 高さの違う二つの喘ぎ声が、部屋に反響する。 「…馬鹿、ね…遠慮なんてしなくていいって、言ったでしょ…」 「霧切さん…」 「でも、一つだけ、お願いがあるの」 「何…?」 「…名前…」 「名前?」 「今だけで良いから、下の名前で呼んで…終わるまで」 「…響子、さん」「私の名前に、「さん」は、付かないわ…」 「…っ、響子」「聞こえない。もっと、大きな声で…」 「はぁっ…きょ、響子っ!」 堰を切ったように、彼が暴れ出した。はぁ、はぁ、と息を荒げて、私の中を蹂躙する。 「響子、好きだ!大好きだよっ…!」 「あ、あぁああっ、あああっ!!」 激痛も快楽も超えた、充足感が、私の中を満たしていく。 髪を振り乱し、必死で彼の腰遣いに自分を合わせる。もっと、感じて。もっと、気持ちよくなって、私で。 「響子、気持ちいいよ、すごくっ…」 「なえ、ぎ…ま、誠君っ!誠君、もっと動いて…っ、あぁああっ!」 一段と大きく早く、彼が腰を振る。 私はとっさに、最後の力を振り絞って、彼の腰を両足で縛りつける。 「あっ、き、霧切さん、ダメ…」「名前っ!下の名前で呼ぶのぉっ!」 「響子、ダメだよ、でちゃうっ!」「出して、中に!出してぇっ…」 「「うっ…ああぁああぁあああっっ!!!」」 彼の射精を感じた瞬間、 私は、これまでにないくらい、先ほどまでの行為でもなかったくらいの、 大きな絶頂に達していた。 しばらく私たちは、そのまま繋がっていた。彼が私の上にまたがり、私がそれを抱きとめる、そんな構図で。 ふと、思いついたように、苗木君が私の頬を舐める。 「…ね、霧切さん」 もう、下の名前ではない。それが、すこしだけ残念に思える。 けれど、下の名前で呼び捨ては、彼からすればやりにくいだろう。私も、彼に合わせる。 「何?苗木君」 「その…」 見ると、彼の顔は、最初私の自慰を見たときと同じくらいに、真っ赤に染まっていた。 「…して、いいかな」 「ん?何?」 「さ、最後にキス…だめ?」 そして、捨て犬モード。こんな至近距離で、そんな爆弾級の愛くるしさに見舞われる、私の身にもなって欲しい。 「…ダメっていったら、しないの?」 「しな…」 彼は、そこでハタ、と考え直し、少しだけ精悍な顔つきになる。 「ううん、ゴメン、間違えた。最後にキス、するね」 「…ハイ、どうぞ」 私は彼の目を見ながら、ゆっくりとまぶたを閉じる。 今度こそ、このまま、眠ってしまうのも良いかもしれない。 目を閉じながら、私は思う。 例え二度とこの目が開くことがなくても、 どうか最後にこの目に焼き付けるのは、私を絶望から救ってくれた、 この希望に満ちあふれた、ちょっと頼りない少年の笑顔であればいいな、と。 「…やーっと、結ばれやがったか、あの奥手カップルども…ゲラゲラ」 「なかなかくっつかなくて、じれったかったもんねー」 「わざわざ気を使って同じ部屋にしてやったというのに、全く…」 「ま、よしとするベ。終わりよければ何とやら、ってな」
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登録日:2024/03/24 Sun 14 03 43 更新日:2024/04/09 Tue 18 22 05NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 ただのカカシですな パラダイス・ロスト リーダー 井上キャラ 人間解放軍 仮面ライダー555 役立たず 怪物の心を持った人間 身勝手 速水もこみち 水原とは、劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロストの登場人物。 演 速水もこみち 【人物像】 スマートブレインに対抗するレジスタンス、人間解放軍のリーダー。 一見すると勇猛果敢だが、その人間性は要約すれば自分勝手そのもの。 ベルトの力を得る事に執着しており、後述の独断専行の数々はその為のもの。彼がベルトの力を欲しているのは人間の矜持や使命感等ではなく、単に自分が英雄になりたいだけである。 これについては別に責められる事ではないが、名誉欲や承認欲求は常軌を逸しており、仲間を自分の計画に付き合わせた挙げ句死なせた事や意図しなかったといえ私利私欲の動機で無関係の人を殺害したとしても罪悪感を抱かない等、良心の欠片も見当たらない。 帝王のベルトについて情報の裏付けを取らなかったり、変身の為の手段が無いのにファイズに変身したりしようとする等無計画な行動も目立つ。 この事から巧や雅人の事も(二人が対人スキルに非常に難のある事を踏まえても)よく思っていなかった。巧も彼を「小学校の頃俺を勝手に班長にした奴に似ている」といい感情を持たなかった。 オルフェノクに対して尋常でない敵意を向けており、勇治達に対しても彼等がオルフェノクである事から微塵も信用していない。 一応冒頭の仲間を見捨てた件については自分が招いた事態とはいえ自分の事で手一杯な状況ではあった。また、スマートブレインにやられた巧に執着している真理についても諭すような物言いをしたり、ライオンオルフェノクに啓太郎が襲われた時助けようとした真理に逃げるよう言ったりと、薄情にも見えるがそこまで間違った言動は取ってない場面もある。 しかし彼の言動、行動の根本は前述の通り自分の英雄願望が起因したものであり、僅かにある正当性も自己賛美や正当化で自ら無下にしている。 どう見ても指揮権を持たせてはならないタイプの人間だが、そもそもコミュニティーが啓太郎やミナ達のようにオルフェノクそのものには敵愾心を持ってない人間が異端視されている状態で、行動力や決断力自体は悪い意味で確かである事からある種のカリスマ性を生んでおり、真理達以外の同胞の中で彼に意見する者はいなかった。 人望や人徳は皆無であり、野村は開発した変身一発を彼に授けようとせず、勇治が彼を殺したと誤解した解放軍の面々も、彼の死を勇治達を追放、または利用する為の口実に使っていただけだった。 【顛末】 帝王のベルトの噂を耳にすると、独断で開発途中のスパイラル弾を勝手に持ち出し自分に賛同する仲間6人と共にベルトの奪取を狙ってスマートブレイン本社に備品搬入を装って潜入し、途中女性社員にベルトの場所を聞くが社員がオルフェノクに変身し仲間の一人を殺害、更にスマートレディが率いたオルフェノクが襲い掛かった。 彼自身は雅人が駆け付けてくれたのもありどうにか逃げ延びる事は出来たが、勝手な行動で仲間を無駄死にさせた事は真理からは殴られ、啓太郎からも糾弾されたが一切意に介さず自己正当化したばかりか開発者の野村に責任転嫁する醜態を見せた。 ライオトルーパー部隊の襲撃には真理達と共にバスに乗り込み、何人か倒す事は出来たものの、ライオンオルフェノクやサイガが襲ってきた時は啓太郎に助勢しようとした真理に逃げるように言ったが膝蹴りを食らった。 巧が帰還した際はベルトを渡すよう要求したが突っぱねられる。この時普通の人間では変身できない事を根拠に巧がオルフェノクではないのかと疑った。 彼を暗殺しようとしたがミナが庇った事で失敗、ミナの死で動揺している巧の隙をついてベルトを奪い逃げようとしたが、勇治から返還を求められる。要求を突っぱね変身して元々目障りだった彼を始末しようとしたが当然変身できず、銃撃もオルフェノク態になった彼には通用せず、悪足掻きに爆弾を投げつける。爆発の際に高笑いをあげるも、衝撃で剣を手放した事で爆風によって剣が腹部に刺さってしまいそのまま死亡した。 オルフェノクの武器で死んだものの使徒再生ではなく事故である為遺体の灰化はしなかった。 彼の「巧はオルフェノクではないのか」という発言は真実ではあったものの、この時点では誰も知らない事である為真理に不快な思いをさせ、それを巧に吐露した時勇治が偶々耳にしてしまった事から僅かに疑心を生み、結果的に勇治がスマートブレイン側に寝返る遠因となってしまった。 追記、修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 出たな、オリーブオルフェノク(嘘 -- 名無しさん (2024-03-24 14 20 22) 生き残ってる人類が切羽詰まってるから仕方ないんだろうけど、ミナへの嫌がらせとか火事場泥棒とか人間側が醜すぎるよな -- 名無しさん (2024-03-24 14 24 09) ベルト欲しいならせめて草加と一緒に行けよとしか… -- 名無しさん (2024-03-24 14 46 57) ↑その辺もやっぱプライドなんだろうな。変身できる奴に頼るのが嫌っていう -- 名無しさん (2024-03-24 14 53 20) デルタギアさえあれば彼も一応変身できた。その後どうなるかはわからないが…… -- 名無しさん (2024-03-24 14 58 06) 今考えると、TV本編の南雅彦に近いポジションだな -- 名無しさん (2024-03-24 15 04 36) ある意味この人も井上敏樹という人物を象徴する奴よな。普通なら人間にとって希望や正義の象徴になるレジスタンスのリーダーをこんな嫌な奴にする発想どう頑張っても出ない。 -- 名無しさん (2024-03-24 16 51 20) パラロスの小説版(作者が桜庭一樹のやつ)だと真っ当な性格になってるんだっけ? -- 名無しさん (2024-03-24 18 26 56) ↑2 思えば「スープのおかわり、あるかな?」の人類側には文字通り数えるほどしか残されていないようなまともにオルフェノクに対抗し続けられる力を持つことを示し特権を得ようとする(=本性を取り繕うことすら捨ててしまっている)草加といい「あの世界における人類側の困窮の象徴」と言えなくもないのか……。草加は本性に問題はあるが本編でも後に心身の限界が近づくまではその問題を「最も大切な人に嫌われる」と自覚し最も大切な人にはバレないよう隠す程度の判断力はあった。水原はこの記事に示されているよう「人格面の問題点は多いが、よくも悪くも目立つから結果的に旗印の地位にはなれた」。こんな面々に頼らざるを得ないくらいいよいよ人類の終末が近づいていたと……。 -- 名無しさん (2024-03-24 18 47 10) カイザギアでの変身は試したのかな -- 名無しさん (2024-03-24 21 16 22) ↑変身すると死ぬリスクがあるカイザギアを試す度胸はなさそう -- 名無しさん (2024-03-25 00 28 31) もこみち側はこの役についてコメントしたことあるんだろうか -- 名無しさん (2024-03-25 01 48 40) 二次ではデルタに変身してエラスモテリウムオルフェノクに食われるという本編よりメチャクチャマシな創作もある。 -- 名無しさん (2024-04-09 17 11 15) デルタギアってただの人間でも変身できたっけ?せっかくだから劇場版でその場合どうなるかの例として水原にデルタに変身させる価値はあったかもしれないな -- 名無しさん (2024-04-09 18 22 05) 名前 コメント
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『OTVニュース555 ザ・ヒューマン』は、沖縄テレビで放送された夕方の沖縄県向けローカルワイドニュース番組である。(=「FNNニュース555 ザ・ヒューマン」の沖縄県ローカル扱い) 番組概要 前身の『OTVスーパータイム FNN』に代わり、1997年3月31日に放送を開始した。正式タイトルは『FNN OTVニュース555 ザ・ヒューマン』、週末は時間の部分を削った「FNN OTVニュース ザ・ヒューマン」で、後番組はOTV FNNスーパーニュース。 ニュースキャスター 放送時間 平日 1997年3月31日-1998年3月27日 月曜日-金曜日17 55-18 55 週末 1997年4月5日-1998年3月29日 土曜日18 00-18 30、日曜日17 30-18 00 関連項目 OTVスーパータイム - 前番組 FNNニュース555 ザ・ヒューマン FNNニュース ザ・ヒューマン(週末のみ) OTVスーパーニュース - 後番組 {{{キャプション|}}} {{{放送局|}}} {{{放送枠}}} 前番組 番組名 次番組 {{#if {{{前番組|}}}|{{{前番組}}}| - }} {{#if {{{前番組備考|}}} | {{{前番組備考}}} {{{前番組備考B|}}} }} {{#if {{{番組名|}}}|{{{番組名}}}|{{PAGENAME}}}} {{#if {{{番組名備考|}}} | {{{番組名備考}}} {{{番組名備考B|}}} }} {{#if {{{次番組|}}}|{{{次番組}}}| - }} {{#if {{{次番組備考|}}} | {{{次番組備考}}} {{{次番組備考B|}}} }} {{#if {{{2放送枠|}}}| {{{2放送局|}}} {{{2放送枠}}} }} {{#if {{{2放送枠|}}}{{{2番組名|}}}{{{2前番組|}}}{{{2次番組|}}}| {{#if {{{2前番組|}}}|{{{2前番組}}}| - }} {{#if {{{2前番組備考|}}} | {{{2前番組備考}}} {{{2前番組備考B|}}} }} {{{2番組名|第2シリーズ}}} {{#if {{{2番組名備考|}}} | {{{2番組名備考}}} {{{2番組名備考B|}}} }} {{#if {{{2次番組|}}}|{{{2次番組}}}| - }} {{#if {{{2次番組備考|}}} | {{{2次番組備考}}} {{{2次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{3放送枠|}}}| {{{3放送局|}}} {{{3放送枠}}} }} {{#if {{{3放送枠|}}}{{{3番組名|}}}{{{3前番組|}}}{{{3次番組|}}}| {{#if {{{3前番組|}}}|{{{3前番組}}}| - }} {{#if {{{3前番組備考|}}} | {{{3前番組備考}}} {{{3前番組備考B|}}} }} {{{3番組名|第3シリーズ}}} {{#if {{{3番組名備考|}}} | {{{3番組名備考}}} {{{3番組名備考B|}}} }} {{#if {{{3次番組|}}}|{{{3次番組}}}| - }} {{#if {{{3次番組備考|}}} | {{{3次番組備考}}} {{{3次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{4放送枠|}}}| {{{4放送局|}}} {{{4放送枠}}} }} {{#if {{{4放送枠|}}}{{{4番組名|}}}{{{4前番組|}}}{{{4次番組|}}}| {{#if {{{4前番組|}}}|{{{4前番組}}}| - }} {{#if {{{4前番組備考|}}} | {{{4前番組備考}}} {{{4前番組備考B|}}} }} {{{4番組名|第4シリーズ}}} {{#if {{{4番組名備考|}}} | {{{4番組名備考}}} {{{4番組名備考B|}}} }} {{#if {{{4次番組|}}}|{{{4次番組}}}| - }} {{#if {{{4次番組備考|}}} | {{{4次番組備考}}} {{{4次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{5放送枠|}}}| {{{5放送局|}}} {{{5放送枠}}} }} {{#if {{{5放送枠|}}}{{{5番組名|}}}{{{5前番組|}}}{{{5次番組|}}}| {{#if {{{5前番組|}}}|{{{5前番組}}}| - }} {{#if {{{5前番組備考|}}} | {{{5前番組備考}}} {{{5前番組備考B|}}} }} {{{5番組名|第5シリーズ}}} {{#if {{{5番組名備考|}}} | {{{5番組名備考}}} {{{5番組名備考B|}}} }} {{#if {{{5次番組|}}}|{{{5次番組}}}| - }} {{#if {{{5次番組備考|}}} | {{{5次番組備考}}} {{{5次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{6放送枠|}}}| {{{6放送局|}}} {{{6放送枠}}} }} {{#if {{{6放送枠|}}}{{{6番組名|}}}{{{6前番組|}}}{{{6次番組|}}}| {{#if {{{6前番組|}}}|{{{6前番組}}}| - }} {{#if {{{6前番組備考|}}} | {{{6前番組備考}}} {{{6前番組備考B|}}} }} {{{6番組名|第6シリーズ}}} {{#if {{{6番組名備考|}}} | {{{6番組名備考}}} {{{6番組名備考B|}}} }} {{#if {{{6次番組|}}}|{{{6次番組}}}| - }} {{#if {{{6次番組備考|}}} | {{{6次番組備考}}} {{{6次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{7放送枠|}}}| {{{7放送局|}}} {{{7放送枠}}} }} {{#if {{{7放送枠|}}}{{{7番組名|}}}{{{7前番組|}}}{{{7次番組|}}}| {{#if {{{7前番組|}}}|{{{7前番組}}}| - }} {{#if {{{7前番組備考|}}} | {{{7前番組備考}}} {{{7前番組備考B|}}} }} {{{7番組名|第7シリーズ}}} {{#if {{{7番組名備考|}}} | {{{7番組名備考}}} {{{7番組名備考B|}}} }} {{#if {{{7次番組|}}}|{{{7次番組}}}| - }} {{#if {{{7次番組備考|}}} | {{{7次番組備考}}} {{{7次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{8放送枠|}}}| {{{8放送局|}}} {{{8放送枠}}} }} {{#if {{{8放送枠|}}}{{{8番組名|}}}{{{8前番組|}}}{{{8次番組|}}}| {{#if {{{8前番組|}}}|{{{8前番組}}}| - }} {{#if {{{8前番組備考|}}} | {{{8前番組備考}}} {{{8前番組備考B|}}} }} {{{8番組名|第8シリーズ}}} {{#if {{{8番組名備考|}}} | {{{8番組名備考}}} {{{8番組名備考B|}}} }} {{#if {{{8次番組|}}}|{{{8次番組}}}| - }} {{#if {{{8次番組備考|}}} | {{{8次番組備考}}} {{{8次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{9放送枠|}}}| {{{9放送局|}}} {{{9放送枠}}} }} {{#if {{{9放送枠|}}}{{{9番組名|}}}{{{9前番組|}}}{{{9次番組|}}}| {{#if {{{9前番組|}}}|{{{9前番組}}}| - }} {{#if {{{9前番組備考|}}} | {{{9前番組備考}}} {{{9前番組備考B|}}} }} {{{9番組名|第9シリーズ}}} {{#if {{{9番組名備考|}}} | {{{9番組名備考}}} {{{9番組名備考B|}}} }} {{#if {{{9次番組|}}}|{{{9次番組}}}| - }} {{#if {{{9次番組備考|}}} | {{{9次番組備考}}} {{{9次番組備考B|}}} }} }} {{#if {{{10放送枠|}}}| {{{10放送局|}}} {{{10放送枠}}} }} {{#if {{{10放送枠|}}}{{{10番組名|}}}{{{10前番組|}}}{{{10次番組|}}}| {{#if {{{10前番組|}}}|{{{10前番組}}}| - }} {{#if {{{10前番組備考|}}} | {{{10前番組備考}}} {{{10前番組備考B|}}} }} {{{10番組名|第10シリーズ}}} {{#if {{{10番組名備考|}}} | {{{10番組名備考}}} {{{10番組名備考B|}}} }} {{#if {{{10次番組|}}}|{{{10次番組}}}| - }} {{#if {{{10次番組備考|}}} | {{{10次番組備考}}} {{{10次番組備考B|}}} }} }} {{Documentation}} Template DEFAULTSORT OTVにゆうす555さひゆうまん Template 沖縄県内の夕方ローカルニュース
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俺は何故こんな世界に来たんだろうか あの日、アスランにデスティニーを落とされた時に俺は機体ごと爆発したはずだった 計器が砕け散って、炎が目の前に迫って、世界が真っ白になって、死んだはずだった なのに俺は死ぬことなく、気付けばこの世界であいつらに囲まれて生きていた こなた、柊姉妹、高良、白石………みんな良い奴だ だけど なあ、ステラ? 君はあの真っ白な世界で俺に微笑んでくれたよな? 俺に昨日をくれた、だからシンは明日を生きてって言ってくれたよな? だからこの、争いのない世界に連れて来てくれたんだよな? うん、確かにここは楽しい所だよ こなた達といると自分がただの人間に思えてしまうから でも………俺はいつも君に申し訳なくなるよ こんな平和に、自分だけがのうのうと生きていることに 君が死んで、復讐も果たせないままなのにな 俺、情けないよな、ほんと 前 戻る 次
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function myFunction() { var id="1JVCJ9bRKnZyOc-bKoTFng65kN5nNFvop952NZafXtZk"; ex1 = SpreadsheetApp.openById(id); sheet = ex1.getSheetByName("data"); a=sheet.getRange(1,1).getValue(); a=a+"SSSSSSSS"; sheet.getRange(3,2).setValue(a); }
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このページはこちらに移転しました 俺 作詞/231スレ555 後ろなんて振り向かない 前だけを見て走ればいい 自分の足に引っかかって 転んだら笑い飛ばせばいい 地面が無いなら飛んでみろ 空が無いなら足掻いてみろ ※叫べー!叫べー!叫べー! 俺の証を撒き散らせ 歌えー!歌えー!歌えー! 誰も聞く奴がいなくても 部屋で鬱々とするなんて もったいないことしてんのか タバコの煙で咳き込んで 一人でにやりと苦笑する 地面が無いから飛んでやる 空が無いから足掻いてやる 笑えー!笑えー!笑えー! 月曜日なんて吹っ飛ばせ 走れー!走れー!走れー! ぶっ倒れて寝転がろう ※くり返し
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FNNニュース555 ザ・ヒューマン(平日)(1997.03.31~1998.03.27) 序盤ナショナルセールス枠 共通0'30"…日本リーバ、新興産業※1 パターン10'30"…久光製薬、富士重工、養命酒(養命酒製造)、DUSK!N(ダスキン) パターン20'30"…小野薬品工業、日立建機、キユーピー、TOTO ※1 カラー表記 中盤~終盤ローカル差し替え枠 フジ/※中盤と後半に分かれる中盤 終盤(「三井さんの体感お天気」) FNNニュース ザ・ヒューマン(週末)((土)は1997.04.05~1998.03.28、(日)は1997.04.06~1998.03.29) フジ/
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556 :506 [sage] :2012/01/08(日) 14 17 47.24 ID qSXgTL1a (2/4) 「にいちゃん、今年の初もお出には行きたい神社があるんだ」 新年1月1日、家族でお節料理を食べてる時に、妹がそんな事を言い出した。 「別に何時もの神社でいいだろ?」 「だめだよ!初もお出だよ、一年の始まりだよ?何時も行ってるからとか、そんな理由で行くのはだめなの!ちゃんと夢に合わせた神様を選ばないとだめなの!」 否定した俺に対して、妹が熱弁する。 コイツがこんなにも初詣に思い入れがあるとは知らなかったが、それならちゃんと初詣と言えるようになって欲しいのだが。 「そこまでして行きたいってのは、どこの神社だ?」 「イザナミ様っていう女性の神様のところ!」 イザナミ、古い日本の神様な事は知ってるが、詳しくは知らない。 女の神様って事は弁財天みたいなもんだろう。なら、カップルで行く訳にはいかないが、兄妹で行くには問題なさそうだ。 そう考えた俺は思わず、「その神社、近くにあるのか?」と言ってしまった。 「大丈夫!何時もの神社より近いくらいだよ!」 笑顔で答える妹、その顔を見たら断れる訳なく、 「分かったよ、今年はそこに行こう」 「ほんと?!やったあ!」 満面の笑顔で喜ぶ妹、これ位の事で喜んでくれるなら、もう少し妹の願いを聞いても、 「初もお出の後はひめはじめだよ、にいちゃん!」 前言撤回、こいつの願いは一切聞くべきではない。 「お前は意味が分かってんのか?」 「えっ?ひめはじめじゃないならふでおろし?」 「どっちにしろ、兄妹で使う言葉じゃねえだろ!」 「ハイハイ、二人ともあまりふざけすぎないの」 そう言って俺と妹の間に入ってきたのは、母さんだ。 母さんは優しい眼差しで俺ら二人を見つめながら、 「あまりふざけすぎると、ゴムするの忘れちゃうわよ」 とほざきやがった。 「母さん!なにバカな事言ってんだ!」 「イヤね、冗談よ、冗談」 朗らかに笑いながら母さんが言う。 全く、言って良い冗談と悪い冗談が、 「母さんだって早く、二人の子供の顔を見たいもの」 冗談じゃねえ! 妹よ、赤面しながら「がんばろうね」と俺の顔を見るな。 何処の世界に子供に近親相姦を勧める親がいるのだ。 「あら、恋愛に差別はダメよ」 今、知った。妹が少し変なのは、この母親が原因だ。 557 :506 [sage] :2012/01/08(日) 14 18 30.17 ID qSXgTL1a (3/4) 今、俺はイザナミ神社とやらにいる。 朝の出来事で疲れ果てていた俺は、初詣なんぞどうでも良くなっていたのだが、約束した以上、守らなければいけない。 「にいちゃん、はやくはやく!」 俺の手を引っ張るようにして急かす妹、元気なことだ。 ちなみにここには俺と妹の二人で来ている、 母さんは父さんを連れてヘラだかなんだかの神殿に行った。 妹もだが、母さんはどこでそんなもん見つけたんだ? このイザナミ神社には調べるヒマなく連れてこられたのだが、一体どんな神様なのだろう。 参拝客は多いのだが、男の方が年上のカップルばかりなのは何故だ? 取り合えず、売ってる御守りを見る。 猫避け、意味が分からん。 兄妹円満、普通に家内円満にしてくれ。 恋愛成就(妹限定 姉よ、てめえは駄目だ)、突っ込む言葉すらない。 妹よ、ここの恋愛成就の御守りは買うな。 こんな所、とっとと参拝して帰るに限る。 賽銭箱に小銭を投げ込むと、妹と二人、並んで手を合わす。 さて、何を願うか・・ 「にいちゃんと恋人に、にいちゃんと婚約、にいちゃんと結婚、にいちゃんと子作り、にいちゃんと共白髪、にいちゃんと同じ墓、にいちゃんと生まれ変わり」 贅沢は言わない。こいつの願いを聞かないでくれれば、それでいい。 俺は生まれて始めて本気で神に祈った。 そして祈れば祈るほど、俺の望みは叶わない、そんな気分にさせられた。 来てはいけない神社は存在するようだ。