約 2,080,474 件
https://w.atwiki.jp/msnf/pages/369.html
【拠点 ショートカットメニュー/ 編集】 SF アマモシティ キャンプ01 キャンプ02 キャンプ03 キャンプ04 ノースレイク キャンプ05 キャンプ06 キャンプ07 キャンプ08 ブックのテント メダル王子の城 GW カベノシタ キャンプ09 キャンプ10 カベノウエ キャンプ11 キャンプ12 キャンプ13 カベノオク キャンプ14 TN ビーチタウン キャンプ15 キャンプ16 フォートポート キャンプ17 キャンプ18 キャンプ19 キャンプ20 GZ シェルターK03 キャンプ21 キャンプ22 シェルターJ01 シェルターA05 キャンプ23 LL フロータシティ キャンプ24 キャンプ25 キャンプ26 SG ダイトリー キャンプ27 キャンプ28 キャンプ29 キャンプ30 カタヤ ハンターオフィス 宿 人間装備屋/武器・防具/人間道具 戦車装備屋/装備/戦車道具 ガレージ 酒場 話す 転送装置 情報募集中 座標:レイクランド X 07 Y 10 ハンターオフィス 賞金首情報 名前 特徴 賞金金額 ブラックホーン 体色の黒いインペイラー亜種。 30,000 G ミサイルクラーケン 長い年月を経てすくすくと育った超巨大水生ダコ。 2,400,000 G カミカゼプリンス カミカゼランドのプリンス。 120,000 G ネビル 木星の名を冠する巨大な戦車型モンスター。マルドゥック級・零号車のなれの果て。 3,000,000 G シンディ 巨大なカメレオン。やや臆病なようだ。 100,000 G 賞金をもらう 今週のターゲット 話す 名前 内容 詳細 おじさん 賞金首の話 ソルジャー男 モンスターの話 女ソルジャー 賞金首の話 女トレーダー キャンプの話 女ハンター 賞金首の話 宿 「ようこそいらっしゃいました ここは宿屋です 部屋名 効果 所要時間 1人当たり価格(4人) 松の間 HP・TP・状態異常回復 00 01 00 500 G(2,000 G) 竹の間 HP・TP・状態異常回復 00 05 00 50 G(200 G) 梅の間 HP・TP回復 00 10 00 15 G(60 G) 気功マッサージ 状態異常回復 00 00 00 25 G(100 G) 温泉 HP・TP・状態異常回復 00 10 00 1,000 G(4,000 G) やめる 「ご利用ありがとうございました 行ってらっしゃいませ 宿泊 「ごゆっくりどうぞ マッサージ 宿屋 「ごゆっくりどうぞ マッサー 「・・・・・・精魂込めて癒します 「・・・・・・。 人間装備屋 「・・・・・・いやっしゃい うちは人間装備のお店ですよ 出る 「まいどどうも 武器・防具 名前 色 種類 対 属 耐 性能 装備対象 価格 アニマルガン - 武器 単 - - 攻+30 A 500 G アニマルバルカン - 武器 グ - - 攻+26 A 2,200 G アニマルキャノン - 武器 単 - - 攻+64 A 35,000 G 対空Aバルカン - 武器 グ 空 - 攻+252 A 312,800 G Zピストーレ - 武器 単 - - 攻+46 命-2 H S 6,050 G ツルハシ - 武器 単 - - 攻+48 防+5 HMST 11,600 G 投げナイフ - 武器 単 - - 攻+60 回+12 幸+6 行:+10 HMST 14,444 G トミーガン - 武器 グ - - 攻+30 HMST 11,600 G ボルドー - 武器 単 - - 攻+50 防+10 命+4 HMST 13,600 G ワッチ シアン 頭 - - - 防:+2 運+1 HMST 110 G Tシャツ ピンク 上 - - - 防:+3 回+1 HMST 210 G ドカジャン 黒 上 - - 氷 防+10 運+1 採掘時間5%減少 HM 1,350 G ニッカー 黒 下 - - - 防+6 運+3 採掘時間3%減少 HMST 2,600 G レザーグラブ 黒 手 - - - 防+3 運:+4 HMST 120 G スニーカー 赤 足 - - - 防+2 回+1 行+2 HMST 80 G ジャージ(上) 赤 上 - - - 防+5 攻+5 命+5 回+5 運+5 幸+5 行+5 HMST 20,000 G ジャージ(下) 赤 下 - - - 防+5 攻+5 命+5 回+5 運+5 幸+5 行+5 HMST 20,000 G うわばき 赤 足 - - - 防+2 攻+2 命+2 回+2 運+2 幸+2 行+2 HMST 12,000 G アーマータンク - 上 - - - 防+18 HMST 24,800 G アーマーショーツ - 下 - - - 防+12 行+5 HMST 19,200 G 人間道具 名前 効果 価格 ハードスキン 装備中は防御力+60。動物専用。 51,200 G F.C.S 装備中は命中+60。動物専用。 51,200 G グラスホップ 装備中は回避+60。動物専用。 51,200 G ビルドアップ 装備中は攻撃+60。動物専用。 51,200 G クロックアップ 装備中は行動値+60。動物専用。 51,200 G ブルーリング 装備中は幸運+60。動物専用。 51,200 G エナジーカプセル メンバー1人のHPを100回復する。使い捨て。 600 G エナジードリンク メンバー1人のHPを300回復する。使い捨て。 1,000 G 中和剤 メンバー1人の毒を正常に戻す。使い捨て。 20 G アルカリ軟膏 メンバー1人の酸を正常に戻す。使い捨て。 20 G マヒノン メンバー1人のマヒを正常に戻す。使い捨て。 20 G 修理キット 修理時間を10%短縮する。使い捨て。 100 G 寝袋 休息コマンドの時間を20%短縮する。使い捨て。 200 G テント 休息コマンドの時間を50%短縮する。使い捨て。 1,000 G アルカリワックス 戦車の酸を正常に戻す。使い捨て。 20 G 手榴弾 手で投げる小型爆弾。使い捨て。 800 G 修復ゼリーM 戦車のHPを200回復する。使い捨て。 3,000 G 修復ゼリーL 戦車のHPを300回復する。使い捨て。 4,500 G 消火器 炎上を正常に戻す。メンバー1人に効く。使い捨て。 100 G ツカレトーブ 疲労が飛ぶように消える薬。メンバー1人のTPを10減少。使い捨て。 100 G アニマルフード 缶入りの動物用総合栄養食。動物に食べさせると……? 500 G バリアシール 装備中、ダメージを0にして100%の確率で消費する。ソルジャー専用。 1,000 G 修復ゼリー600 戦車のHPを600回復する。使い捨て。 7,500 G 修復ゼリー800 戦車のHPを800回復する。使い捨て。 10,500 G 修復ゼリー1000 戦車のHPを1000回復する。使い捨て。 13,200 G 戦車装備屋 「なんだ、客か? 戦車装備を買いに来たのか? 出る 「また来いよ 装備 名前 種類 対 属 耐 性能 価格 75mm砲L 主砲 単 - - 攻+140 HP+15 14,800 G 88mm砲 主砲 単 - - 攻+160 HP+20 19,760 G 12.7mmバルカン 副砲 グ - - 攻+45 命-5 9,890 G 20mmバルカン 副砲 グ - - 攻+60 命-5 15,600 G 30mm機関砲 機関砲 単1-2 空 - 攻+75 命+32 318,000 G メタルブレード ブレード 単 - - 攻+250 防+40 HP+14 25,600 G 99式神話 Cユニット - - - 攻 +10 防+10 命+20 回+5 行+10 3,400 G アクセルノイマン Cユニット - - - 防+16 命+16 回+16 行+8 8,500 G 戦車道具 名前 効果 価格 ヒーター 所持中「凍結」を30%の確率で「正常」にする。 1,500 G 装甲タイルLv.1 所持中ダメージを0にして100%の確率で消費する。 100,000 G ガレージ 「ガレージへようこそ。 戦車の修理とか回収とか、色々やりますよ。 出る 「またどうぞ 修理 回収 洗車 酒場 何か頼む 名前 価格 ガソリンサワー 8 G ストライカー 12 G おいしい水 20 G スイートペイン 50 G シングルモルト 100 G 魚肉フレーク 5 G シンプルサラダ 8 G 焼き魚定食 20 G パワフル丼 50 G 押し寿司 100 G おだいじん ネタを売る 情報 名前 内容 詳細 酒場女 あいさつ じいさん 酒の話 酒場女 酒の話 オネエ 正論 若者 街の話 女の子 好きな食べ物 旅人男 食べ物の話 話す 名前 内容 詳細 おねえさん あいさつ おじさん 外観の話 ばあさん この地方の話 猫 ???? 若者 水の話 旅人女 飲食の話 転送装置 情報募集中 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/generation-overworld/pages/538.html
RX-78GP02A ガンダム試作2号機(MLRS装備) 性能 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 19500 450 M 12480 136 22 23 21 6 B - A B - 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームサーベル 3700 16 0 1~1 BEAM格闘 85% 5% 60mmバルカン砲 1500 8 0 1~2 連射 100% 25% ビームバズーカ 4500 22 0 3~5 BEAM射撃 75% 5% 多連装ロケットシステム 3000 12 0 4~6 射撃 80% 15% アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 「防御」コマンド使用可能。防御時、敵から受けるダメージを40%軽減。 支援防御可能 「支援防御」コマンド使用可能。味方の攻撃を代わりに引き受ける。リーダーエリア内に位置する同チームのユニットが反撃時のみ、使用可能。 開発元 開発元 3 ガンダム試作2号機 設計元 設計元A 設計元B 設計不可 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 3 ガンダム試作2号機 3 ガンダム試作1号機 3 ガンダム試作3号機ステイメン 4 ガンダム試作0号機 捕獲可能ステージ ステージ ブレイク詳細 備考 登場作品『戦場の絆』『機動戦士ガンダム カタナ』分類『ゲーム系』 核の一発に代わって、扱いやすい砲撃戦装備を得たGP02A。本来MLRS装備型は連邦の換装プランである為、ジオンの追加装備プランであるビームバズーカを持っているのは実はおかしい。構造的にもバズーカ基部と右のMLRSがモロに干渉して不具合が生じるはずである。まぁ「本来なら同時には装備できないはずの武装が同一のユニットの武装欄に存在する」というのはこのゲームでいえば本機に限った話じゃないのだが。 『機動戦士ガンダム カタナ』に登場したシン・フェデラル仕様機が両方装備しているので、一応存在しないわけではない。 MLRS(多連装ロケットシステム)は射程6あるものの、多段武器廃止のあおりをうけて弱体化してしまった。本来一斉発射による広範囲兵器なのを考えると、代わりにマルチ対応してもおかしくない武装ではあるのだが非対応。 射程1~6まで穴はないが、バルカンしかない射程2が弱点か。とは言え、原型機に比べて格段に扱いやすくなったことは間違いない。図鑑埋めのついでに他のGPシリーズへ繋げるなら十分。
https://w.atwiki.jp/jreast-timetable/pages/962.html
羽越本線 9850M 運転日 編成 時刻 2011/10/29(土) 583系秋田車6両 秋田746→下浜807→羽後本荘836-43→象潟911-19→女鹿933→酒田958-1004→鶴岡1025-35→あつみ温泉1056→越後寒川1115-18→村上1146-51→坂町1204~回9851M
https://w.atwiki.jp/mcheli/pages/55.html
20mm機関砲 表示名 20mm Machine gun 分類 固定機関銃 ダメージ 20 弾速 4 爆発 無し 焼夷効果 無し 発射間隔 1 熱量 3 総熱量 50 集弾率 2
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4174.html
339: ナイ神父Mk-2 :2016/12/15(木) 01 25 24 SMSX-72 ジム 全高:18.5m 重量:60.5t 武装:60mmバルカン 120mmマシンガン 重斬刀 ザクバズーカ ビームライフル ビームサーベル 概要 スカンジナビア王国が開発した国産MS第一号であり、中立国と言う立ち位置を利用して大洋やユーラシア、大西洋等からMSを購入する事が可能だった同国特有の理由から両陣営の武装を使える事を前提とした機体と成っている。プラント独立戦争中、スカンジナビア王国は連合の主要構成国がMSを次々と投入している様や序盤でのザフトの快進撃の様子からMS開発の必要性を痛感し、中立を標榜している自国でも独自のMS開発の必要を迫られていた。その為、大洋やユーラシア、大西洋、果ては東アジアやオーブの高官との極秘裏の接触も含めて各国の開発したMS乃至はその武装やシステムを収集した。その結果手に入れる事に成功したアストレイのフレームをベースとして、頭部は大洋やザフト、ユーラシアで採用されているモノアイ形式のカメラに防雪用のゴーグルを装着して完成した機体がこのSKMS-71ジムである。しかし、機体が完成したのは既にプラント独立戦争が末期の時期であり、性能にしても当初予定していたザククラスの機体と戦えるだけの基礎性能に至る事は出来ず、東アジアが後発で開発したグウやカイエに信頼性では勝るものの後一歩届かない性能と成っている。 SMS-73ジム・コマンド 全高:18.5m 重量:65.9 武装:60mmバルカン×2 ビームライフル ビームマシンガン ビームサーベル×2 対ビームシールド 他汎用MS用兵装仕様可能 概要 スカンジナビア王国が開発した新型MSであり、前型のトロールが大洋やユーラシアに近いモデルの機体だったのに対して此方は全体的に見れば非常にシンプルに纏まったオーブで開発されたアストレイやダガー系列に近い機体と成っている。元々この機体はトロールとのコンペに敗北したジムをベースに改良と改造を重ねた機体であり、トロールが一つの機体に一種で多くを求めたのに対して、此方は大洋の様な簡易改装による状況対応を主眼に置いている。バリエーションは主に基本となる基本仕様、大型キャノン砲を片方の肩に搭載した砲戦型、水中対応の水中型、行動範囲を広める為の航空型、スカンジナビア王国本土で主力となる寒冷地型、そしてパイロット等からの希望で作られた狙撃型が存在している。基本性能としては旧来の大洋が定める所の第一世代として見れば最高傑作に近い性能を有し、局地戦仕様の機体は得意な環境で有ればマラサイクラスに至り得るポテンシャルを発揮できると思われるが。列強とされる各国の開発するMSと見比べるとやはり見劣りする部分が出てきてしまう。しかし、拡張性の広さは各国から見ても評価に値するだけのものを持っていおり、ユーラシアからフレーム技術を取得した際には本機をベースにしたネモが開発され、此方は他国の初期型第二世代(大洋のマラサイや大西洋の初期のウィンダム等)と比べても十分な性能を確保する事に成功している。 340: ナイ神父Mk-2 :2016/12/15(木) 01 30 58 以上ですWIKIへの転載は自由です。自分が元々考えていたジムはコンペで敗北した機体とし正式量産はジム・コマンドの方とさせて頂きました。ゴブ推し氏のトロールが多くを機体で求め過ぎた結果を踏まえて此方は換装ではなく改装での対応とし、高い拡張性で簡易改装で対応と言う形にした機体と成っています。バリエーション機は元々のジムのバリエーションと大凡同じですね。違いは狙撃型が初めからⅡ仕様に成っている事位になると思われます。 誤字脱字修正
https://w.atwiki.jp/socmyth/pages/279.html
ヴァルカン(英語:Vulcan)は、ローマ神話に登場する神「ウゥルカーヌス」のこと。 参考Webリンク ウゥルカーヌス - Wikipedia Vulcan (mythology) - Wikipedia Vulcan - Wiktionary 作品 パズル ドラゴンズ ゼウス・ヴァルカン レイジ・オブ・ヴァルカン 覚醒ゼウス・ヴァルカン 超覚醒ゼウス・ヴァルカン ソウル・オブ・ヴァルカン タグ ローマ神話 英語
https://w.atwiki.jp/jaeger/pages/59.html
第7話 野戦指令所で補給を受けたOH-1は二機のナイト・コブラを従え、戦闘態勢を取った。 ナイト・コブラをある程度はなれた森の中の開けた場所に待機させると、 OH-1は森の木々の僅か上を疾駆した。2、3度確実に梢が機体の腹を擦る感覚が伝わった。 「機長、上げて上げて!、テストでも演習でもこんなに低く飛んだことはないですよ!」 ガンナーの高岩ニ尉がたまらず悲鳴を上げた。 「ガタガタ騒ぐな、気が散る! フルアームドで飛ぶのは久しぶりなんだ!」 機長の茂住三佐が怒鳴り返す。OH-1は19連装ロケット弾ポッド二個に、XATM-6多目的誘導弾4発、91式対空誘導弾2発のの重装備だった。もはやそれは観測ヘリではなく攻撃ヘリの部類にはいるものだった。 「騒ぐ暇があったら敵を探せ」 「ECM感あり! げ!?、シルカがいますよ」 「ブリーフィリングで言っていただろ。想定範囲だ」 「あれ、ナイトホークを撃ち落したんでしょ!」 シルカ対空自走砲は1999年のユーゴ爆撃の際、湾岸戦争ですら一機として撃墜されたことのなかったF-117ナイトホーク・ステルス攻撃機を撃墜した実力を持っていた。 「ニンジャのヒンジレス・ローターをチェスの景品にされるなんて嫌ですよ!」 「あんな出来損ないといっしょにするな! 相手にとって不足はない。 コブラは別角度から攻撃させよう。あの対空火器はこっちで相手にするピックアップしておけ」 ジェルゼレズ中尉は妙な異変に気付き中隊を一時停止させた。耳を澄ませるとパタパタという羽音が聞こえた。 「おい!、ヘリだ! ヘリがいるぞ」 「味方のハインドじゃないですか?」 「違う! ハインドはこんなに静かじゃない」 ジェルゼレズはすぐさま無線機を取った。 「全車に告ぐ!ヘリがいる戦車を隠せ!」 対戦車ヘリはタンク・キラーと呼ばれる戦車にとって最悪の敵であった。 茂住三佐がOH-1を梢の陰からホップアップさせると、ガンナーの高岩ニ尉はコクピットの上部後方に取り付けられたセンサーで、丘陸に現れた隊列の中からZSU-23-4シルカ自走対空砲をピックアップした。 「IFF反応なし、ロックオン完了。いけます」 「よし、撃て」 「XATM-6発射!」 右スタブウィングのパイロンから、重MAT及び中MATの後継として試作されたXATM-6が放たれた。 ロケットブースターで飛翔するXATM-6はしばらく水平飛行した後一旦上昇に移り、多素子による赤外線画像誘導によって上空から突き落とすようなトップアタックを掛ける。さらにXATM-6はレーダー及びイメージホーミングによる撃ち放しが可能だった。 命中した瞬間、装甲の薄いシルカが膨らんだ感じがして爆発を起こした。 「目標撃破!」 「次!、先頭の戦車を殺れ。それで一時離脱だ」 2発目がスタブウィングを離れ二両目の目標へ向かう頃には、隊列からの対空砲火の逆襲が襲ってきたが、OH-1はすでに離脱していた。 ジェルゼレズ中尉は無線で先頭の車輌が撃破されたことを知らされると、「クソッ…」と漏らした。 「いきなりヘリかよ!」 後ろから爆音が響いて、今度は後続する装甲車の隊列が爆撃された。ナイト・コブラによる70ミリ・ロケット弾の掃射だった。 「対空部隊は寝てるのか!?」 「ヘリは稜線ギリギリからヒット・アンド・ウェイで攻撃しています。なんて練度だ・・・」 モーリッチ砲手がうめく。 「全車、低地に突っ込んで散開しろ!」 彼の戦車隊がわらわらと散開しながら少しでも低い場所へ向っていく。 「隊長、次は!?」 「一つ昔の高射砲の真似事でもしてみるか」 ジェルゼレズ中尉は赤外線暗視装置を持ってキューポラから顔を出すと、稜線の上空を見渡した。 ジェルゼレズ中尉が探しているのはヘリ自体ではなく、そのヘリが出す排気熱だった。 ヘリが攻撃態勢に移る際、機首を引き上げ制動をかける。そのとき排気熱が一次的に空中に熱塊となって溜まるのだ。 それを探せばこちらにも攻撃のチャンスがある。昼間なら駄目だが夜間は、そのような索敵手段があった。 「こちらピーフタ、全車榴弾装填、第一、第二小隊俺のあとに続けて撃て、第三小隊はニ斉射を準備」 森の中から不意に熱気の靄があがった。 「見つけた、モーリッチ、2時方向ちょい右、距離5500、距離があるから照準は拳骨1つ分上を狙っていけ」 「同軸機銃で方向を探ったほうがいいんじゃないですか?」 「それだとばれる。お前の腕なら大丈夫さ」 「隊長は御世辞が御上手で」 「発射!」 51口径125ミリ滑腔砲D-81Tから爆音と閃光をのこし放たれた125ミリ砲弾は、弘を描きながら森の中へ突っ込んだ。 「いいぞ、そこだ。続け!!」 6両の戦車から、一斉に戦車砲が撃たれた。 戦車砲が5キロ先まで到達するのには数秒の時間を必要とした。だが、その行動は茂住三佐の思考を奪うには十分だった。 戦車砲が5キロ先まで到達するのには数秒の時間を必要とした。 だが、その行動は茂住三佐の思考を奪うには十分だった。初弾が10メートル手前に着弾し、 茂住三佐が操縦桿を捻った瞬間6発の戦車砲弾が辺りに降り注いで、横腹を見せたOH-1が砲弾の破片や巻き上げられた土砂をくらい激しく振動した。 コクピットガラスに半分以上ヒビがはいり、ありとあらゆるアラームが鳴り響いた。 「クソッ、アボートだ!(任務中止)」 茂住三佐は早々と決断し、残っていたロケット弾ポッドと91式対空ミサイルを切り離した。 「こちらカワセミ1、やられた退き返す」 「クマゲラ1、了解した。クマゲラ2に被害を観測させる」 必死に操縦桿とパワーレバーを操作し、この場を離脱にする。しばらくしてAH-1Sナイト・コブラが接近してきた。 「クマゲラ2、あまり近付くな。いつストンと落ちるかわからん」 「近付かなきゃ、見えないでしょ。こっちもどうせ弾切れです。一緒に退き返します」 ナイト・コブラはローターが接触するのではないかと思うくらい接近して、「こりゃひでぇ…」と漏らした。 「正直に報告しますよ。機体は穴だらけです。対弾テストでもこんなにしたことはない」 「敵の奴に頭のいい戦車隊がいるぞ。戦車砲の一斉射撃だ。コンビネーションもいい」 「燃料は大丈夫ですか? 一応漏れてるようには見えませんが」 「何とか大丈夫のようだ。戦場に一番に突っ込む観測ヘリだからな。その辺りは丈夫に造ってあるらしい」 「エンジンは?」 「時々咳き込む、ブレードがちょっとまずいかな」 機体はブルブル震え、エンジン部分からの煙がコブラの暗視装置でも確認できた。 「どっちにしろ、機体はお釈迦です。もう駄目だと思ったら迷わず着陸してください。二人くらいならコブラのスキッドに立ち乗りさせられますから」 「最後の任務にせめて帰還ぐらいはするさ。クマゲラ2、エスコート感謝する。もう離れてくれ」 「了解、カワセミ1。クマゲラ2、アウト・ケア…」 AH-1SはゆっくりとOH-1の後ろへ移動していった。もう一機のナイト・コブラが合流しヘリ部隊は撤収していった。 「コブラはまだ健在です。補給をすませ再度出撃させます。ですが観測へりがいないとなると…」 「タンク・バスターがこうも早くやられるとはな」 野戦指揮所はOH-1の任務続行不能に驚いていた。観測ヘリがいない状態では、今回と同じだけの戦果は望めない。 「次の侵攻障害措置は?」 「普通科による中距離誘導弾攻撃です。特科の自走砲部隊は敵砲対策に残してあります。 いざと言うとき弾切れではいけませんというのが表の理由、政治的配慮で本来の面制圧射撃は禁止されています」 「やれやれだな」 「96式多目的誘導弾隊、迎撃に入ります」 中距離攻撃をおこなう96式多目的誘導弾は、情報処理装置、射撃指揮装置、地上誘導装置、 そして発射機という大掛かりな構成の陸上自衛隊普通科最強の対機甲装備だった。 射程内に入った敵戦車隊に向けて、96式多目的誘導弾が高機動車に載せられた六連装ランチャーからガス圧によって次々と放たれる。発射された96式多目的誘導弾はすぐさまブースターに点火し、画像赤外線+光ファイバー誘導によって目標へ向った。続いて別の車輌からも防衛ラインへ接近してきた車輌に向けて発射される。 初弾が命中する前に、次弾が発射できるのが、この大掛かりなミサイル・システムの強みだった。 ジェルゼレズ中尉は初めそれを無誘導型ロケット弾だと勘違いした。 何しろ連続発射され、各個同時攻撃能力をもつ対戦車ミサイルなどという存在は、彼の知識では考えられない代物だった。 「ヘリの次は訳の分からんミサイルか!? 魔女の大鍋だぞ。何もしないうちに殺られていく」 前方を走っていた戦車隊はほぼ壊滅状態だった。十両以上の戦闘車輌が一撃で撃破されたのだ。 96式多目的誘導弾の前に戦車はただの棺桶にかわらなかった。 「カチューシャとは大違いですね・・・」 撃破された車両を盾にロビンスキーは戦車を停止させた。 「スモークだ!全車スモークを撃て!!」 砲塔脇に取り付けられたスモーク・ディスチャージャが、ポンポンと煙幕弾を前方にぶちまけ煙幕が張られた。 電磁スペクトルを荒らし、赤外線領域を無力化する煙幕は、対戦車ミサイルに絶大な妨害効果をもつが、その効果はわずか十数秒で尽きる。 「増速前進!、敵部隊に近付けば誤射を恐れて、この手のミサイル兵器は使えないはずだ」 ジェルゼレズ中尉の推論は間違いで96式多目的誘導弾は敵味方識別能力をもっていたが、その凄まじい戦果に驚いた本国によって二斉射目の使用は禁止された。 前方を走っていた別部隊のガスキン対空ミサイル車輌が爆発した。不運な事にスモーク・ディスチャージャが取りつけられていなかったらしい。爆風でジェルゼレズ中尉の戦車を覆っていた煙幕が吹き飛ばされた。 「隊長 一発そっちに行った!!」 第三小隊の小隊長が警告した。ロビンスキー操縦手が聞くが早いか、アクセルをフルスロットルにして、急激なステアリングを切る。車体が横滑りして一瞬バランスを崩したが、ロビンスキーは一瞬のレバー操作で上手くカバーした。 他の乗員は叫び声を上げる暇もなかった。96式多目的誘導弾がすぐ後ろに着弾し爆発する。 「ロビンスキー、頼むからこういうのは先に言ってくれ…」 「手遅れになりますよ。隊長」 幸運にも彼の部隊は生き残ったようだった。 自衛隊の戦車隊は予備車を後方へ下げると、防御陣形の基本である鶴翼陣形で戦車塹壕で、敵を待っていた。戦車と言うものは図体はでかくても、十重二十重に身を隠す術を心得ていた。 村上ニ佐は無人偵察機からライブで送られてくる映像をみながら「まあまあかな」と呟いた。 ヘリ部隊と普通科対戦車部隊による火力支援はここまで、あとは普戦チームによる防衛戦だった。 「装甲車から逃げだした歩兵がわらわらいますよ。またTOWとか持っていたら厄介ですね」 矢部砲手が言った。 「そうかな。あんなのは伏撃じゃないと意味がない」 「歩兵は歩兵に任せますか」 普通科部隊は戦車隊の後方で96式擲弾投射器を主力としたトーチカを築いていた。 戦車部隊が全滅でもしない限り、彼らの本来の戦い方である小銃による撃ち合いは無かった。 「こちらヒグマ12。敵を発見」 最右翼の車輌から敵発見の報が伝わる。同時に無線から爆発音が聞こえた。 「迫撃砲だ。カバーを!」 後方の対砲レーダーが発射位置を特定し、99式と75式で編成された野戦特科自走砲部隊に通達した。 すぐさま10発以上の榴弾が敵迫撃砲陣を襲った。 「ヒグマ12後退出来るなら後退しろ、11は援護」 「12、後退します」 「11、了解」 援護射撃のなか、ヒグマ12の90式戦車が急激にバックしながら砲撃を開始した。夜間射撃は直視すれば閃光で目がやられそうだった。 村上の視界にも稜線の向こうから敵の戦車部隊が現れた。 「野郎ども仕事だ!掛れ!!」 攻めることを捨て、守りに徹すれば三倍近い敵を相手に出来る。エントロピーの法則のみが支配する陸戦論の中で、小が大を勝つ数少ない定説だった。敵はこちらの数倍の兵力を持っていたが村上は臆する気はなかった。北方の防人達は、その真価を試される時がきた。 ニュートライズ・ヘリコプター咬龍は、バルカン半島特有の山岳地帯を縫うように北を目指していた。 「機長、まもなく戦闘区域に入ります」 コクピット後ろのコンソールに座る串原一曹が言った。 串原は本来機付き整備長だったが、飛行中の咬龍では通信から航行士、センサー、武器操作員と様々な職務を任されていた。 「いまさら言うのもなんだが、ようやくって感じだよな。本国で防衛出動とかだと、これの数倍時間が掛かるんだろうけど」 「機長、イーグルに乗ってたんでしょ。だったらスクランブルで、そういうことは良くあったんじゃないですか」 副操縦士の美山三尉が尋ねた。 「たまにバックファイヤやベアの尻を追っかけてただけだよ。爆弾でも落とされないと、こっちも手のだしようがないからね。 ベアの偵察型がプロペラのクセに意外と速くて、一番嫌いだった」 「あー、たしかに速いとは聞きますね。本当に速いんですか?」 美山副操縦士はもともと戦闘機パイロット志望だったが、空自が女性パイロットを受け入れるのにまだ10年はかかると気が付き、海自のヘリ・パイロットになったクチで、偏ってはいたが航空機の知識は元イーグルドライバーの巣南ニ佐より豊富だった。 「軽く900は出していたな、アフターバーナーちりちりやりながら追っかけたもんさ。しかし、こうも長時間飛行するのは疲れるな」 咬龍の主な任務である不審船の捜索では、あまり姿を見せないよう手近なヘリ搭載型護衛艦を利用するので、長距離飛行をするのは稀であった。だが咬龍のオリジナルであるMH-53シードラゴンE掃海ヘリは、2000キロを越える圧倒的な航続距離を持っている。 「串原、この回廊はいつまで続くんだい」 「ああ、もうすぐ切れますよ。んっ!?」 串原は、対潜用前方赤外線監視装置に映る熱の帯を見つけた。 「どうした?」 「機長、先客がいるようです。機数はおそらく5、6機。エンジン排気熱はジェット機並ですけどこの高度からするとヘリです。おそらくハインドでしょう」 「そいつは敵か?、国連軍もハインド持ってきているんだろ」 「フライトプランでは、この時間帯に飛ぶ機体はありません。もともと我々は誰にも発見されないよう飛行しているわけですから」 と美山ニ尉が説明した。 「近付いてIFF(敵味方識別装置)で見分ければいいですよ」 「わかった。とばすぞ」 熱の帯に沿って咬龍ヘリは追跡を開始した。 前項 表紙 次項
https://w.atwiki.jp/jaeger/pages/57.html
第5話 2階建ての民家に行きずり母子と共に潜んでいたニナ・ユーリィブナは、銃声から混乱していた戦闘が落ち着きつつあると分析した。住民の散弾銃などでの抵抗はとうに止んでいた。 瀟洒な3階建ての建物を戦線に山側にセルビア解放軍のゲリラ部隊、麓側に自衛隊の部隊が睨み合っている。もちろん山側にいる自分達が窮地に陥っている事に変わりなかった。 「国連軍は頼りになりませんね…」 と母親が漏らしす。 この母親としては圧倒的な火力で一気に制圧してくれることを、期待していたのだろうとニナは思った。 グロズヌイの市街戦を見てきたニナに市街戦の恐ろしさを知っていた。立体的な地形、あやふやな戦線、困難な敵味方識別、市街戦はもっとも厄介な戦場の一つでありこうして状況が落ち着いているのは、むしろ賞賛すべき事態だと思った。泥沼の戦闘ではない。例えるなら昔の坑道塹壕戦のような状況だった。 敵味方が、グロズヌイのような辺り構わず砲撃する事態だけは辛うじて防がれていた。 自衛隊は思っていた以上に慎重に動いている。 敵兵の前に世論を警戒しなければならない自衛隊ならではか…。 二人の普通科隊員をつれた萩原三佐は、自分を先頭にし後ろ二人を15メートルの距離を空けて随行させた。足元で銃弾がはねると、歳に似合わない素早さで物陰に転がり込んだ。 「囲まれたぞ。隠れろ!」 後ろの二人が近くの車の影に身を隠す。途端に辺りから十字砲火を浴びせられた。 「見えてない、動くなよ」 萩原が、火点を一つ一つ潰していく。 ノイズ・サプレッサー付きのMP5SD5サブマシンガンは、音はもちろんマズルフラッシュも著しく消してくれる。どこで撃っているのか分からなかった。 森茂がおびえて震えてるのを見て、前田が「何の為に来たんだよ」と呟いた。 「怖くないのかよ!」 「びびっていても、弾は避けない」 足音が響いてくる。 「車の下に潜れ」 匍匐前進で車体の下に潜り込む、路地裏から三人の兵士が姿を現した。 前田は躊躇無く兵士の胸板に9ミリ・ホローポイント弾を叩き込んだ。 「鉄砲より反動が軽いな。ガキでも撃てる」 「次が来るぞ…」 前田を車体の下から這い出ると、反対側の壁まで全力疾走した。 足元を銃弾がはねたが構わず走った。光ったポイントへ向けて、森茂が無我夢中で引き金を引く。 いくらノイズ・サプレッサーが付いていようと無理に連射すれば、音も響くしマズルフラッシュも目立つ。 手榴弾を握った兵士が路地裏から現れ、車の方に向けて投げようとしたが、一瞬早く前田が撃ち倒した。 急いで手榴弾を路地裏へ蹴り飛ばす。爆発に続いて叫び声が響いた。 前田は路地裏から家屋の勝手口へ入ると家の中にいた三人の兵士を倒し、そのまま2階へ登った。 2階の狙撃兵を倒すと、そのまま自分が狙撃手に成り代わり、そこから敵を次々と狙撃した。 萩原が車のところまで後退する頃、銃声は最初の頃よりかなり減っていた。 「大丈夫か? もう一人はどうした」 腰を屈めて、車体の下に潜んでいる森茂に尋ねると、森茂は向いの民家を指差して答えた。 森茂がMP5を撃ち尽くしたようすだったので、予備マガジンを渡そうとしたが、また無駄撃ちしそうなので、機動化学科中隊仕様のザウエルSP2009ピストルを渡した。 「こちらハチロク、センチュリオン。二時の方向から援軍が向っています。誤射しないでください」 川島からの通信だった。 「二時の方向から援軍が来ている! 注意しろ」 日本語で怒鳴っているので、相手に聞こえても心配なかった。 「センチュリオンより、ハチロク。路地裏にまだ敵がいるぞ。散開して潰せ」 「ハチロク、了解」 「何です? ハチロクとかセンチュリオンって」 森茂が車の下から尋ねた。 「いわゆるコードネームって奴さ」 「往年のスポーツカーに古代ローマの百人隊長…、統一性ないですね。その方がいいのかもしれませんけど」 川島がどこからともなく現れ、萩原のところへ滑り込んだ。 「来るなら来るって言ってくださいよ。誰ですこの人」 「臨時隊員だ。もう一人そこの民家で狙撃姿勢を取っている」 「素人さん巻き込んで…」 「こいつはともかく、あいつは結構使えるかもしれんぞ」 萩原は向いの民家に首をしゃくった。前田は勇ましくというより淡々と敵を処理していた。 周囲の掃討戦をおこなうと、萩原達はヘッドクォーターにしている3階建ての建物へ向った。 大洞連隊長がOH-6で、連隊の指揮所に戻る頃、おそらく威力偵察部隊と思われている8両の戦車を含んだ敵部隊は完全に停止していた。 「まるでカナリアだな。我々の出方を待っているのさ」 大洞は、OH-1から送られる映像を見ながら言った。 「カワセミ1より、連隊本部。歩兵が散開しています」 OH-1から通信が入る。 「本隊はフェイズ2態勢をゴー、示威行動に移れ」 28輌の90式戦車が戦車塹壕を出て丘の上に姿を現し、敵を威圧した。 ここからはまだ小さく見えるだけで、戦車砲の射程内ではなかった。 「ラードゥガへ行く山道が封鎖されるとまずいのではないですか」 大洞は「そうだな」と答え、副官を兼用する作戦幕僚を呼び出した。 「第一普通科大隊第ニFV中隊です」 作戦参謀が即答する。 「理由は?」 「第ニFV中隊の89式戦闘装甲車は試験的に爆破反応装甲が施してあります。見た目の威圧感は戦車並です。また、35ミリ機関砲のほうが対歩兵戦では戦車砲を撃つより謙退です」 「わかった。第ニFV中隊とバイク偵察隊を出して山道を警戒させてくれ」 「了解」 東を見遣ると僅かに土煙が見える。大部隊が移動している証拠だった。 「先遣隊本隊のようです。シルカとハインドが随行しています」 「よし、撤収しろ」 第七師団第十一普通科連隊から編成派遣されたトゥズラ派遣連隊第一普通科大隊第ニFV中隊は、日本にまだ七十両を僅かに越えるほどしか配備されていない89式戦闘装甲車を十二両も配備された装備潤沢な部隊であったが、その代償として技本から横槍を入れるように新装備を取りつける羽目になった悲運なモルモット部隊であった。 「よし、我々が記念すべき自衛隊初の実戦経験者になるか!」 第ニFV中隊長の北濃三佐は車長席で膝をポンと叩いた。 「車長、連隊長の訓示、私にはいまいちピンと来ないのですが、我々は十分バルカンに対して注目をしたし、ODA援助もしましたよ」 砲手の秋目ニ曹がぼそりと言った。 「うん、それはなアッキー」 少々堅物の秋目ニ曹は部隊内でアッキーの愛称で呼ばれていた。 「三田、コソヴォってどこにある?」 北濃が車内無線で操縦手の三田三曹に尋ねる。 「コソヴォ? ああ、アフリカの真ん中の国でしょ」 三田三曹がいつものように能天気に答えた。 「そりゃ、コンゴだ…」 「わかったか、秋目。自分が知っていることが必ずしも世間の常識だという事はない。まっ、俺にいわせりゃチトーが死んでからバルカンは月の裏側に行っちまったよ」 北濃はそう諭しながら、無線を部隊の周波数に合わせた。 「キタキツネ・リーダーよりキタキツネ各車へ、我々はこれより本隊を外れ示威行動へ移る。 夜間行動となるため車間距離および敵勢力に注意すること、交戦規定は守れよ。では出撃」 バイク偵察隊のホンダXLR250Rバイクが脇をすり抜けていく、 89式戦闘装甲車がキャタピラ音を軋ませながら、ラードゥガへ向けて動き出した。 機動化学科中隊施設科小隊は同中隊第ニ空挺小隊と合流して作戦を練っていた。 「最初は正規軍にやらせ、回り込もうとする部隊を撃退する」 高機動車の荷台で施設科小隊の小坂小隊長は地図をなぞりながら、伏撃地点を模索した。 「山道のほうは本隊の89式戦闘装甲車隊と偵察のバイク隊が入ったから問題ないと思う。 高地は戦車と96式マルチがあるとして、森から回り込まれると厄介だな」 「ここにしよう、先に森に入って、こちらに近付いたところを狙う」 第ニ空挺小隊の古川小隊長が提案した。 話しが一段落すると小坂が「さて、こいつが役に立つかな」といってMAGICの砲身をなでた。 「弾はどれだけ持ってきた?」 「期待の対戦車RAP弾はほんの4発、その他の弾を含めても15発くらいだ。あんたのところは」 「RAP弾で12発、各種30発はある。01式軽対戦車誘導弾も持ってきた」 「食えるのは多分10両も無理だろうな。氷頭の前じゃ言わなかったけど、これで戦車が屠れるとは思えない。炸薬の量が少なすぎる」 「同感だな。だが戦車は森には入れんだろ。入ったところで身動きが取れなくなる。うまくやりゃ手痛く追い返せるさ」 「町のほうは大丈夫か? 川島さんの小隊だけだろ」 「実は藤橋達をMAGICを一基渡してコンボイに入れておいた。 奴らがつく頃には避難活動も目処が立っているから容赦なくガスを使える」 「そりゃ、とんだ伏兵だ」 古川は感心した様子で応じた。 「いつも思うんだけど、うちの中隊の次期中隊隊長は川島さんじゃなくて、小坂さんなんじゃないかい?」 「なんで? 俺は施設科だよ。普段は橋をかけるのが仕事。やるなら空挺の川島か化学の藤橋だろ」 「やれやれ、殊勝なことで」 セルビア解放軍のボリース・アントノビッチ少尉はAKMを肩に担ぎながら駆け足でラードゥガと向かいになる山をひたすら登りつづけた。 道などなく、ただ今より高い位置へ走りつづけた。 TOW対戦車ミサイルシステムを担ぐ六人の部下には必死で続いていた。 敵の攻撃ヘリがひっきりなしにあたりを飛んでいる。SA-7対空ミサイルを持っていたが、自分達の存在を露見するわけにはいかないので使えなかった。 ようやく目標の場所に到着するが、 息を切らしている暇はなかった。すぐさま対戦車ミサイルの設置に掛る。 イスラエル製の暗視装置で見るとラードゥガへ続く山道が、山の斜面に沿っているのがよく見えた。 直線距離にして三キロ以上はあるが、イランから買ったアメリカ製のTOW対戦車ミサイルの射程は4000メートルある。十分射程内だった。逆に敵からはこの深い森が自分達を隠してくれる。 奇襲攻撃には最適だった。 「残念ながら、敵輸送隊はすでにラードゥガへ入ったようです」 事前に先行させていた斥候が報告した。 「トラックに用はない。この高価なミサイルで狙うのは戦車だ」 向かいの山からキャタピラの音が響いていた。 「上がってきているな?」 「はい、敵偵察部隊が随伴しているようです」 「設置完了しました」 ボリース少尉が振り帰ると、二基のTOW対戦車ミサイルの発射チューブが勇ましく置かれていた。 「よし、諸君。我々は今日まで同じ戦法を使い、7両の戦車を葬ってきた。 今夜相手にするのは60年前我々に戦いを挑んで敗北したナチス・ドイツの同盟国だ。 何もためらうことはない。陸戦の王たる戦車を撃破し敵の戦力を削減するのだ。 この優秀な対戦車ミサイルと同じく優秀な兵士を備える我々第865対戦車隊の前に立ちはだかる戦車などいない」 ボリース少尉は兵士一人一人に目をくれ武運を祈った。あとは獲物を待つばかりだった。 萩原がヘッドクォーターの建物に着くと、1階は避難した住民で溢れていた。 「ここはどうやら保養施設だったらしく1階のホールに住民を入れました。小隊指揮所は2階です」 2階へ上がると会議室らしき部屋のテーブルに、A3のコピー用紙に手書きで描かれたタウンマップが敷かれていた。 御世辞にもうまいとは言えないものだったが、要点はしっかりメモされていた。 防御陣形の基本である鶴翼型のラインで、この建て物を中心に両翼に広がっている。 「防衛線はさっきの様子を見ると大分漏れているようだな」 「敵は中隊規模です。とてもじゃないが防ぎきれませんよ。現に各拠点は孤立しているようなものですから」 「コンボイが入れば兵力に余裕が出る。後ろの連中に第二次防衛ラインを張るよう通達しておけ」 「了解」 「戦闘状況は?」 「ライン上で激しい攻防が続いていますが、何とか持ちこたえています」 川島はぎこちない顔つきだった。 「だれかやられたのか?」 「あっ、いえ…」 「きっちり報告しろ」 萩原はカミソリのような目で睨んだ。 「MIAが一名、高鷲士長です」 川島は仕方なく、高鷲をMIA(任務中行方不明者)として扱った。 高鷲はある意味では行方不明と言ってもよかった。 「そうか、悪いが高鷲の事はしばらく忘れてくれ、今は住民の避難を優先する」 萩原は淡々と答えた。 バックラー1を守る第一分隊は二人一組に分かれ、三本の路地に民家から引っ張り出した家財道具を使って塹壕を築いていた。 東の路地を守る土岐と神岡は激烈な銃撃が収まると、掩体にしている冷蔵庫に背をつけMP5SD5の残弾を確認した。 「土岐、交換しなくていいのか」 「ええ、まだ半分ありますから。おかしいですね、突破しようとすればいくらでも出来るのに」 「後ろから撃たれるのが怖いか、突破するのが作戦ではないのかだな」 「突破しなきゃ意味ないでしょ。住民はほとんど我々が保護しましたから」 「トゥズラで変な噂を聞いた。民族浄化は一部の暴走した部隊による物で、セルビア解放軍の目的は民族浄化ではなく領土の拡大だと言う話しだ」 「そんなの詭弁でしょ。現にドブロヴニクでは虐殺が起こったし、ここでも逃げ遅れたり抵抗した住民は殺された」 銃弾が銃座にしていたオーブンに当たり弾けた。 「3ブロック向こうの2階です。今は隠れています」 「正面だけで十人はいるよな」 「いますね。多分この通りで我々と睨み合っているのは五十人をくだらないはずです」 「何人いようが、やるしかない。バックラー2、3の住民達を回収してくれると少しは楽になるんだけどなぁ」 また銃弾が掠めた。 「挑発?」 「違うな」 次の瞬間、猛烈な銃撃が二人を襲った。 「ほら来た!」 二人は地面に腹ばいになって冷蔵庫の影から応戦した。銃撃におびえて引っ込んでいると、敵に接近されて逆に危険になる。こういうときは応戦あるのみだ。 土岐が火点に向けて3点バースト射撃を加える。ニ回目で火点が沈黙した。 「キル!」 次の獲物を狙う。匍匐前進してきた兵士に狙いをつけた。 援護のマズルフラッシュを背負っているため、身体の輪郭がはっきり見えた。 素早くセミオートに切り替え狙撃する。 銃撃がふいに収まり、辺りがまた闇に包まれた。銃声の代わりに足音が聞こえる。だが、こちらに近付いているという感じはなかった。 「ハチロクより全員へ告ぐ。敵部隊の西の陣地へ移動中、警戒を固めよ」 指揮を取る川島小隊長が告げた。 「俺が行く。後ろから増援を呼ぶから、しばらくがんばってくれ」 「了解、早く帰ってきてくださいよ」 神岡が中腰のまま陣地から飛び出していく。 土岐が銃座に取り付き援護したが、敵に反応が無かった。 しばらく静かだっが、 まもなく、西の路地で激しい銃撃戦が始まった。 民家のドアを蹴破る音は、まるで死刑宣告のようだった。ニナ・ユーリィブナは一度深呼吸すると事前に立てた計画通り、まず怯えている母子をクローゼットの中に隠れさせた。 いつ喚き出すかわからない子供には、しばらく口を塞いでもらった。 階段の死角へ移動すると、スコーピオン・サブマシンガンの安全装置を外しいつでも抜けるようにして、台所から調達した包丁を右手に持った。 耳を澄ませて様子を窺う。 最初ひとつと思っていた足音は、やがて二つになりだんだん増えていった。 5、6人だろうとニナは思った。話し声がして「2階を調べる」と聞こえると、いよいよ覚悟した。 カツカツと軍靴が階段を上る音が響き、二人ほどが上がってくるようだった。 ニナは最初の一人をやり過ごすと、二人目に飛びつく。 後ろから襟を引っ張り、包丁で喉笛をスッパリ切断した。兵士は何が起こったかわからず、首に手を当てるのが精一杯だった。 前の兵士が異変に気づき、後ろを振り返った。一瞬、目が合った。まだ若者の男だった。 右手に握られたカラシニコフがゆっくりと上がる。 首を押さえる兵士を思いっきり前に突っ放し、銃弾はその兵士が受け止めた。倒れ掛かってくる同胞を避けるため、ほんの僅かに銃を下げる。 ニナはそのチャンスを見逃さなかった。包丁を捨てスコーピオンを構え、兵士の顔面めがけて撃った。 下から怒鳴り声が響いてくる。 ニナは倒れ込んだ兵士の腰から手榴弾を抜き取ると2、3個階段の下へ落とし最後に投げた手榴弾を階段の影から狙う。 手榴弾がパンッ、パンッと爆発して悲鳴が後に続いた後静かになった。 僅か数秒の出来事だった。 額の汗をぬぐいながらニナは親子を呼び出した。安心は出来ない。 必ず銃声と爆発音を聞きつけてやってくる。一刻も早くここを逃げ出さなければならなかった。 山道を上がる第ニFV中隊の89式戦闘装甲車は幅200メートルを取り前進していた。 先頭の車輌にのる中隊長の北濃三佐は、暗視装置に注意をはらっていた。 「後ろの奴らを下ろすか」 「どうしてです?」 砲手の秋目ニ曹が尋ねた。 「これから山道が険しくなる伏兵がいるとも限らんからな。いざってとき後ろの奴らを巻き添えにしちゃ、かわいそうだ。無線をつないでくれ」 「了解しました」 秋目が無線機のチャンネルをかえると、北濃は随伴普通科部隊を指揮する隊長を呼び出した。 「下車ですか?」 「そろそろ道が険しくなってきたからな」 「ずっと座りっぱなしじゃ。腰を悪くしますからね。開けてください」 「ランニングペースでいく。ついてこいよ」 「了解」 89式戦闘装甲車の隊列が停止し、後部ハッチが空けられた。 89式戦闘装甲車の後部には七名の普通科隊員が収容出来る乗員室を備えているため、12輌の89式戦闘装甲で84名の普通科隊員が随伴していた。 下車が完了すると89式戦闘装甲車は時速15キロほどに速度を押さえて前進を再び開始した。 しばらく走ると崖沿いに作られた道が現れた。 「あれ、大丈夫でしょうね?」 秋目が呟く。操縦手の三田三曹は、お構い無しにぐいぐい前進していた。 「まぁ、崩れるこたぁねェと思うが…」 車長の北濃も疑心していた。 「三田、大丈夫か?」 「えっ、私は大丈夫ですが」 「お前じゃねェ、道だよ道。崩れ落ちることはないだろうな」 「96とトラックがドカドカ走ったんでしょ。大丈夫、大丈夫」 「念のため、山側によってくれ」 「了解」 89式戦闘装甲車がウィンカーを点して随伴する普通科隊員に注意を促してから、山側へ寄った。 「来ました!」 監視をしていた1等兵が報告した。 「ミサイル発射用意」 ボリース少尉が命じるとミサイル兵達が二基のTOW対戦車ミサイルの照準ユニットに取りついた。 「間隔を空けていく。アーサーまずお前がやれ。先頭車輌だ」 「はい」 森の影から無限軌道車が現れる。 その様子は手持ちの赤外線スコープでも見ることが出来た。不思議と砲塔が小さな気がした。 「発射!」 TOW対戦車ミサイルの発射チューブが本体のミサイルが飛び出していく、ロケットモーターに火が入り亜音速で目標へ向った。 それを始めに見つけたのは本隊指揮所へ戻る途中だったOH-1の赤外線センサーだった。 あまりに突然だった。山の中から現れ、向い側の89式戦闘装甲車の隊列へ向っていった。 「キタキツネ! ミサイルウォーミング!」 OH-1の茂住機長が叫んだ。ミサイルはぐんぐん向っていった。 89式戦闘装甲車の車内はパニックに陥っていた。 「ミサイルウォーミングっていったってよ…」 「九時です! 真横からきます!」 ようやく89式戦闘装甲車の熱源映像装置でも目標を捕らえた。 「煙幕だ! 煙幕を張れ!」 砲塔を回しスモーク・デスティンジャーを作動させた。 砲塔脇の煙幕投擲器が炸裂し、ミサイルの間に煙幕が張られた。 「三田、左ターン! 横腹に食らうよりマシだ!」 89式戦闘装甲車がキャタピラを別々に動かし左へ旋回する。 車体が正面を向こうとするあいだに、TOWミサイルが到達した。 だが、幸運にもミサイルは旋回途中の89式戦闘装甲車の正面装甲に当たり良好な被弾経始が得られ、加えて爆破反応装甲が作動し、ミサイルの形成炸薬弾頭を吹き飛ばした。 ミサイルの衝撃と爆破反応装甲の炸裂によって、89式戦闘装甲車の車内は身体をミンチにするような衝撃に襲われていた。北濃はモニターにしたたか頭を朦朧としながら、部下の様子をみた。 「アッキー、三田! 大丈夫か!?」 「だっ、大丈夫です」 「隊長、今度は俺のことですよね」 どうやら二人とも無事なようだ。 北濃は胸をなで下ろす暇もなく、車長用赤外線映像装置に取りついた。 「35ミリ砲用意!」 「こちら連隊本部、交戦規定クリアか!?」 無線機からOH-6にのる大洞連隊長が割って入った。 「ミサイルを食らったぞ。十分だ!」 北濃が怒鳴った。 「目標が見えませんよ!」 秋目が叫ぶ。ペリスコープは煙幕の煙で何も見えなかった。 「三田、前進!」 無線がガリガリなってバイク偵察隊の隊長がでた。 「ヤマネより、キタキツネ。こちらで誘導するぞ」 バイク偵察隊には89式戦闘装甲車の暗視装置より高性能な赤外線パシップ偵察・監視器材を持っていた。デジタルマップ上で大まかな位置を伝える。 煙幕をぬけ、89式戦闘装甲車ご自慢の90口径35ミリ機関砲が放たれるのと、ニ発目のTOWが発射されるのは同時だった。 秋目砲手は、一瞬熱源映像装置に映ったポイントへ向けて35ミリ調整破片弾を叩き込んだ。 TOWは発射チューブから飛び出した直後、35ミリ調整破片弾をくらいミサイル兵を巻き込んで爆発した。 「キチキツネ・リーダー、安心するなミサイル発射基は二基あるぞ」 先ほど熱源が映ったポイントとは30メートルほど離れていた。 「キチキツネ・リーダー、こちらコギツネ。二名負傷、繰り返す二名負傷」 随伴普通科部隊を指揮する武生一尉だった。 「戦闘中だ。待て! アッキー目標は見えるか?」 「いえ、森が深すぎる。たぶん枝葉で覆って隠しているんでしょう」 「こちらカワセミ1、OH-1で誘導する」 OH-1が接近すると山の中からSA-7携帯対空ミサイルが飛び出してきた。 「ブレイク!」 OH-1がフレア・ディスペンサーを放ちながら山の裏側へ避難する。対空ミサイルは山肌に突っ込んで爆発した。 「役にたたねぇ奴だ。02、03出て来い」 後続の89式戦闘装甲車が北濃車を囲むように配置される。 AH-1Sナイト・コブラがようやく到着した。 「キタキツネ、こちらクマゲラ1、ロケット弾攻撃を仕掛ける目標を指示してくれ」 北濃はニ発目のTOWが発射された辺りから対空ミサイルが放たれた辺りを指示してから、 「近付く必要はないぞ」と付け加えた。 AH-1Sナイト・コブラから70ミリ・ロケット弾が放たれ山肌に吸い込まれていく。 「隊長、敵はもう移動した後だと思いますよ」 「いまさらヘリなんぞに仇を取らせるかよ。アッキー、奴らはなんとしても俺達の手で倒すぞ」 ロケット弾攻撃に晒された敵兵が飛び出した。 その様子はロケット弾が爆発するたびにぽつぽつと映る赤外線映像に影として現れた。 「よし、制圧射撃だ。叩け!」 「これ調整破片弾だから人が食らうとゼロ距離でショットガン食らうようなものなんですよね。 ロケット弾で吹き飛ばされたほうがマシですよ」 「いいから、やれ!」 三輌の89式戦闘装甲車から猛烈な機関砲射撃が行われる。 第865対戦車隊のボリース少尉はロケット弾攻撃で吹き飛ばされ起き上がろうとしたところを、秋目が引き金を引いた35ミリ調整破片弾が胸板に当たり上半身を吹き飛ばさて死んだ。 他の兵士も射撃が始まってから5秒として生き残れなかった。岩陰に隠されていたもう一つのTOW発射基も破壊された。 「射撃止め、被害確認」 「ヤマネ、被害なし」 バイク偵察隊は彼らより数百メートルは前にいたので戦闘には直接かかわらなかった。 「装甲車でやられたのは我々だけのようです」 「コギツネ、二名負傷。中隊長車のそばにいた奴らです。二人とも命に別状はありませんが骨折しているようです」 「わかった04を救護車にあてる」 「こちら連隊本部、状況を報告せよ」 北濃は、はぁとため息をついた。 「こちらキタキツネ・リーダー、敵の対戦車歩兵を処理しました」 「被害は?」 「私の装甲車が被弾、ほか隊員2名が負傷しました。敵部隊は全滅したものと思われます」 「わかった。襲撃されたにしてはよく対処してくれた。詳しい報告はトゥズラに帰還してからにしてもらう。 まっ、そう悪く考えるな。勲章の一つはもらえるかもしれんぞ」 「了解、連隊長。先ほどはすみませんでした。アウト」 「俺達、戦争しているんですよね…」 秋目は目頭を押さえた。 「どうしたアッキー、シェルショック(戦争神経症)か?」 「いえ、余り実感がわかなくて」 「俺達は奴らに殺されかけた。りっぱに正当防衛で通用するさ。悩むのは日本に戻って隊舎の部屋に帰ってからにしてくれ」 そういう北濃も少し気が滅入っていた。 「まぁ、この棺桶にいる以上、こいつの引き金を捻るのに躊躇はしませんが」 「それでいい。三田、動かせるか」 「メーターがいくつか割れちゃてわかりませんが、エンジンと足回りは問題ないようです。いやぁ、びっくりしましたよ」 唯一、この操縦手だけが変わらぬテンションを保っていた。 「無理する必要はないぞ、異変を感じたらすぐに報告しろ」 「了解」 「キタキツネ・リーダーよりキタキツネ各車へ、前進を再開する」 北濃は無線を切ると「本当に実戦経験者になっちまったか…」と漏らした。 彼らのおこなった僅か数十秒の小さな戦闘がバルカンにおける公式な自衛隊の初戦となった。 セルビア解放軍ヴォールク師団の指令部ははじめ交戦の意思はなかった。 すくなくとも師団長のヨハン・イーガリヴィチ少将は、兵力が結集するまで斥候一人偵察機一機だすことの許さない性格の持ち主だった。 「それで被害は?」 「第865対戦車隊が壊滅しました。敵側の戦車はTOW対戦車ミサイルに被弾しましたが、稼動したとの報告です。おそらく皆無とおもってよいかと」 副官のアーネスト中尉が報告した。 「先遣隊の強行偵察隊がまもなく出撃します」 「相手は最新鋭の戦車が30輌だ。せめて同数の戦車が到着してからにならんか」 「強行偵察隊の隊長はニ、三輌は叩けると言っています」 「慢心だ! 我々が相手にするのはボスニア軍の半世紀前の戦車でも、欧州の軽戦車でもない。 世界トップレベルの戦車だぞ。本当は本隊が到着したところで、奴らと対等に戦えるかもわからん」 「お言葉ですが師団長、我々は過去に2度フランスのルクレール戦車を破っております」 「あれは奇襲だ。今回は正面から向かう事になる。トゥズラのスパイの報告では戦車三十輌、その他倍の戦闘車輌と向き合っている」 「先遣本隊が到着すれば兵力は敵部隊の三倍から四倍です。戦車の数も倍近く違う。対等どころか圧倒的な戦力差です」 「アーネスト中尉!」 ヨハン少将が凄んだ。アーネストが怯むと肩を叩いて諭すように言った 「私は99年のユーゴ空爆開始までイギリスに留学していた。だから世界の最新鋭兵器というものがわかる。鉄砲の弾一つ一つに誘導装置が組み込んであるようなものだ。兵力差は重要であるが必ずしもその限りではない。ましてやこのように部隊が勝手に行動するような軍隊では、よほど策を練り準備をしなければ彼らに勝つことなど出来ないのだよ」 ヨハン少将はそこでふぅとため息をついて間を置いた。 「強行偵察隊には身を持ってそれを学習してもらおう。けして無理をするなと伝えよ。 ラードゥガの方はどうだ?」 「こちらの作戦通り、自衛隊が住民を保護しています。こちらの戦闘はかなり激化しているようで、すでに一個小隊ほどを失いました。報告では敵は特殊部隊ではないかと思われます。ですが数が限られているそうで突破できるという報告です」 「わかった。だがあせることは無い。中隊指揮官にパターンαタイムリミットが迫っていることを知らせよ。 パターンΒなら敵が特殊部隊でも関係無い」 「了解」 アーネスト中尉が出て行くとヨハン少将はどっと椅子に倒れ込むように座った。 無茶もいいところだと思った。この3週間セルビア解放軍は勝利を重ねてきたが、それは国際世論の無関心とNATO軍の無策によって招いた結果だと思った。敵味方構わず爆撃するセルビアスポンサーはあてに出来るものではない。もうすぐ世界が、この虐殺劇に気付くだろう。そうなればアドリア海には国連軍の揚陸艇で一杯になり、欧州から陸路で戦車が殺到し、空は輸送機で埋め尽くされる。それまでに我々は少しでも領土を広げ停戦協定に持ち込まなくてはならない。 新政府となった軍司令部がその事に気付いているか不安だったが、一介の師団長でしかない自分は職務を全うするしかなかった。 彼は疲れていた。 機動化学科中隊の後ろに構えていた第ニ普通中隊第一小隊の鹿間ニ尉は本隊からの増援でおよそ三倍に増えた部隊を指揮して防衛ラインを敷いていた。 第ニFV中隊が交戦したおかげで、非公式ながら先制攻撃を含めたほとんどフリーの交戦権が与えられていた。 鹿間は96式装輪装甲車の陰に隠れながら横一列に配置した部隊と連絡を取り合っていた。 こちらは磐石の構えだった。 一個中隊並の戦力はもちろん全員に暗視装置が行き渡っていたし、ミニミ分隊支援火器も96式装甲車に搭載された50口径機関銃もある。それになにより、この戦場を把握する十分な時間があった。 「01、こちらクーガー1。行ってくる」 街の中心部に孤立した味方と住民の救出に向う3台の96式装輪装甲車が前進を始めた。 「01了解、クーガー1敵の攻撃に遭ってもそのまま突っ切れ、目標地点に到達すれば先方から支援が受けられる」 「了解、普通科の助けがいるようじゃ特殊部隊もざまぁねぇな」 「それを言うなって、森繁と前田が人質になっているんだ」 96式装輪装甲車が陣地を離れても、何の反応も無かった。 しかし、事前にしかけた対人レーダーは蠢く人影を察知した。 敵は近くにいる。 溝口博史ニ曹は機動化学科中隊の高鷲と同じ、冬季戦技教育隊出の狙撃手だった。コンビを組む観測員が「いよいよだ」といってポイントを指示するのを黙って聞きながら、アイピースに目を密着させ64式自動小銃の上に載せられたスターライトスコープの電源を入れる。 一種のテレビ画面といえるスターライトスコープの光りが、オデコに反射して自分の存在を敵に露見する羽目になるからだった。 夜間戦闘では初歩中の初歩だと冬戦教で教わった。 路地の正面に4人、隣の路地にも同じく4人の人影が映っていた。 「隊長。目標を補足」 「何人見える?」 「正面から4人、右の路地から4人です。まだ後ろに何人もいます」 事前の報告から敵は4人1組で行動しているらしく、鹿間はよく訓練された兵隊であるという印象を受けた。 「狙えるか」 「動きを止めてくれれば、正面はほんの3秒で結構です」 「了解した」 鹿間はミニミの銃座まで移動しその旨を伝えた。ミニミの射手の手は微妙に震えていた。 「足を止めるだけだ。あてる必要は無い」 「わかってます」 「全員に告ぐ。全員戦闘用意。銃構え」 鹿間は一呼吸おいてから命令を下した。 「撃て!」 ミニミの銃口が火を吹き、戦争が始まった。 溝口狙撃手は幾重もの火線が飛び交う中で、確実にその先を捕らえ撃ち抜いた。 一度ならず人影がのけぞるのをはっきりと見た。だが溝口は完全に銃の一部と化して、次の目標を撃ち抜いた。 鹿間は次々消えていく火線を見ながら自ら89式小銃を撃った。 自分が入隊した当時、この銃で撃つのは北方へ進行してきた半島か大陸の特殊部隊だろうと思っていた。 まさかこんな東欧の僻地で自衛隊として銃撃戦を演ずるとは思っても見なかった。 「うッ!」 と隣にいたミニミの射手がうめいた。 「西、大丈夫か!」 「腕をやられました」 「西がやられた。メディック!」 鹿間は西に変わってミニミに取りつき当てる気で撃った。 自分でいくつか火点を潰した。 ミニミのボックスマガジンがカラになると、自分の89式小銃のマガジンを差し込んで撃った。 ほんの30発ではすぐに弾切れになる。 だが、弾切れになる事は無かった。 後方でレーダーを監視していたサポートが敵の撤退を知らせたのだった。 銃撃戦は3分ほどで敵側の撤退に終わった。こちらは中村を含めた三名が負傷、敵側はおそらくこの数倍の兵隊が死傷した。路地にはその死体が残されたままだった。 鹿間は西一士の肩を担いで96式装輪装甲車の中へ連れて行き手当てをしてやった。 「へへっ、名誉負傷勲章ゲットです」 西は痛みに顔を歪めながら苦笑いした。 「さっきまでビビッていた奴が何言ってやがる。これで勲章がもらえるなら三日もすりゃ、市ヶ谷は勲章の発注で予算を使い切っちまうぞ」 「そんで弾薬箱の中に勲章が詰まって送られてくるってオチでしょう」 鹿間がへっと笑うと「休んでいろ」といって外へ出ていった。 次も同じ手で対処出来るとは思えない。次は次で別の戦法を考えなければならなかった。 とりあえず空挺隊長と一緒に前に出た森茂達に連絡を取って指示を仰ぐことにした。 ラードゥガ、バックラー1の銃撃戦はいまだに続いていた。 機動化学科中隊の隊員が装備するMP5SD5はノイズ・サプレッサー付きのため銃声は敵側のものしか聞こえなかった。 敵の攻撃は三本ある路地の中の西側のみに集中していたため、土岐一人が陣取る最も離れた東の路地は銃声が聞こえてくるのみだった。いまだに増援や敵はおろか人っ子一人現れなかった。 土岐はその間にせっせと陣地の強化していた。辺りにあるレンガやガラクタを拾いかまど状の銃眼を造ったりもした。しかし、360度を一人でカバーするのは限界がある。早く援軍が欲しかった。 異変を感じたのは外壁の冷蔵庫に厚手のカーペットを被せて防弾効果を上げる作業をしていたときだった。正面からプレッシャーを感じる。その正体はすぐにわかった。多くの人間が蠢く息遣いだった。 「10…、いや20か…」 無駄な動きをしなければ倒せない人数ではない。 いざとなったらこの塹壕を囮に使い、別の場所に移動して狙い撃ちにする計略も練ってあった。 だが敵も次は考えていた。突然ポンと爆発音が響いた。視界が真っ白になる。煙幕手榴弾だ。 「くそッ!」 敵は次々と煙幕手榴弾を投じ、煙幕を盾にしながら前進してきた。 土岐は音のする方向へ向って3点バースト射撃を繰り返した。それで何人かは倒せた。 あっという間に塹壕の目の前まで近付かれる。しかし、敵側もこちらの位置を把握できていないようだった。土岐は銃から銃剣へ持ち替え、白兵戦へ備えた。 塹壕を飛び越えようとした兵士の腹に思いっきり銃剣をつきたてる。相手がひっくり返るととどめを刺して腰からマカロフ拳銃を奪った。音のする方向へマガジンに詰まった全弾を叩き込む。応射が来る前に掩体に身を隠した。 伸ばした手の先も見えない状況だった。 塹壕の脇から二人の兵士が飛び出してきた。 土岐は手前の兵士に飛びかかると、手首を捻ってAKMを奪いもう一人の兵士に銃撃を浴びせた。 自分の掴んでいる兵士は何が起こったかわからないうちに、土岐が首をへし折った。 すぐ次の敵が来る。きりが無いなと思った。 銃剣でわき腹を抉って、塹壕から放り出す。 腰から破片手榴弾をとり正面三方向へ向けて一個ずつ投げ、素早く遮蔽物に身体を隠した。連続した爆発音と悲鳴が交錯する。これでかなりの敵を無力化したはずだ。 無力化とは敵を死に至らしめたか、その1歩手前まで追いやったという意味だ。 そのもうすぐ死体がおぞましい呻き声を上げていた。 遮蔽物から匍匐前進で進むと、ブーツの足首が見えた。すかさず引きずり倒し喉を切り裂いて、その身体を盾にしながら次の目標を探した。 2、3人の人影か見えた。煙幕が晴れてきているのだ。 倒した兵士の持っていたAKMの銃口を兵士の脇の下から出し斉射した。これで確実に10名以上の敵を倒した。 三人が倒れた瞬間、後ろから何かが覆い被さった。 あまりに突然のことで土岐は「えっ?」という声を漏らすのが限界だった。 鋭利な白光りする物が顎の下を通る。 油断した…、意識が遠のき、闇が広がった。 前項 表紙 次項
https://w.atwiki.jp/gods/pages/70866.html
ヴルカン サラマンダーの別名。
https://w.atwiki.jp/cwc_dat2/pages/468.html
煉獄 THE TOWER OF PURGATORY 煉獄 THE TOWER OF PURGATORYID+ゲーム名 アイテム変更 アイテム持ち数 弾数/エネルギー残り996(FLOAT) 熱残り2(FLOAT) プログラム版 弾のスピード ID+ゲーム名 _S ULJM-05006 _G RENGOKU _C0 ELIXR _L 0x202B1074 0x0001869F _C0 HP _L 0x102B105C 0x0000FFFF _C0 MAXHP _L 0x102B1060 0x0000FFFF _C0 BUTSURI DEF _L 0x102B0D90 0x0000FFFF _C0 DENSHI DEF _L 0x102B0D94 0x0000FFFF アイテム変更 _C0 ITEM1TSUME NEXT+8h _L 0x002CABEC 0x000000YY _C0 ITEM1 SOUBIJOUTAI _L 0x102CABEE 0x0000SSSS _C0 ITEM1 ENERGY _L 0x102CABF2 0x000045C8 一番後ろのアイテムが対象、装備は ステータス開くと反映、ステータス開くと弾/エネルギーが回復 アイテム持ち数 _C0 ITEM MOTTIKAZU _L 0x002CB3EC 0x000000ZZ _C0 ALL ITEM _L 0x002CB3EC 0x000000D9 _L 0x802CABEC 0x00D90008 _L 0x00000001 0x00000001 はじめから推奨 弾数/エネルギー残り996(FLOAT) _C0 ASI_S1 996 _L 0x202B0DBC 0x44790000 _C0 ATAMA_S1 996 _L 0x202B0ECC 0x44790000 _C0 L_S1 996 _L 0x202B0FDC 0x44790000 _C0 R_S1 996 _L 0x202B0F54 0x44790000 _C0 B_S1 996 _L 0x202B0E44 0x44790000 熱残り2(FLOAT) _C0 H_NETU 2 _L 0x202B0F28 0x40000000 _C0 L_NETU 2 _L 0x202B1038 0x40000000 _C0 R_NETU 2 _L 0x202B0FB0 0x40000000 _C0 B_NETU 2 _L 0x202B0EA0 0x40000000 _C0 F_NETU 2 _L 0x202B0E18 0x40000000 プログラム版 _C0 NETSU TAMA(CMF) _L 0xC005594C 0x00000000 _L 0xC0055848 0x00000000 _C0 NETSU TAMA L+R(CWC) _L 0xD0000003 0x10000300 _L 0xD0001000 0x00000000 _L 0x10001000 0x00000001 _L 0xD0001000 0x00000002 _L 0x10001000 0x00000003 _L 0xD0000003 0x30000300 _L 0xD0001000 0x00000001 _L 0x10001000 0x00000002 _L 0xD0001000 0x00000003 _L 0x10001000 0x00000000 _L 0xE0020000 0x00001000 _L 0x2005594C 0x00000000 _L 0x20055848 0x00000000 _L 0xE0020002 0x00001000 _L 0x2005594C 0x45000005 _L 0x20055848 0x460F6301 弾のスピード _C0 WEAPON SPEED _L 0x400AACCC 0x0041000B _L 0xVVVV0000 0x00000000 VVVV 500=43FA 100=42C8 10=4120 5=40A0 ZZ=個数 SSSS= アイテム状態(非装備FFFF、頭S1 0002,左S1 0004,右S1 0003,胴体S1 0001,足S1 0000、頭S2は0102) YY= 00 なし(選択フリーズ) 01 ダブルクロウ 02 徹甲連爪 03 偽龍ファング 04 徹甲刀 05 サムライドライブ 06 影光 07 七人斬り 08 アタックハンマー 09 エレファント 0A 携行型波城鎚 0B チェーンソー 0C ブギーマンSP 0D CSM・ホラーショー 0E ドリルクロー 0F 穿甲ドリル 10 真・穿甲ドリル 11 ヘビースタンガン 12 ギガボルトスタンガン 13 雷神 14 ヒートソード 15 ヒートソード改 16 ⅩⅢ式赤熱サーベル 17 ヒートアックス 18 エクゼキューショーナー 19 K・O・D 1A パイルパンカー 1B 内蔵型処刑槍 1C プレデターストライク 1D プラズマソード 1E グラディエイター 1F ダンテ 20 グラビティハンマー 21 グラビティハンマー+ 22 徹甲刀(ボス用) 23 徹甲刀(ボス用) 24 素体(ボス用) 25 徹甲刀(ボス用) 26 アタックハンマー(ボス用) 27 プラズマソード(ボス用) 28 ブギーマンSP(ボス用) 29 ギガボルトスタンガン(ボス用) 2A 影光(ボス用) 2B 影光(ボス用) 2C 影光(ボス用) 2D 携帯型波城鎚(ボス用) 2E グラディエイター(ボス用) 2F CSM・ホラーショー(ボス用) 30 雷神(ボス用) 31 580オートマグ 32 13MMオートナンブ 33 SAAマグナム 34 オートボウガン 35 アーバレスト 36 ヘカートⅤ 37 20MMAMライフル 38 Ⅱ式対甲ライフル 39 ショットガンM808 3A 1STGショットガン 3B Wデリンジャー 3C マクロニードルガン 3D ニードルシャワー 3E スプレッドニードル 3F 8MMサブマシンガン 40 10MMサブマシンガン 41 20MMバルカン 42 7.62MMアサルトMG 43 Ⅳ式駆逐アサルトMG 44 レーザーガン 45 Ⅴ式断頭レーザー 46 高収束レーザー砲 47 15.7MMマシンガン 48 AG-9プラトーン 49 75MM榴弾砲 4A 155MM重榴弾砲 4B Ⅶ式重野戦砲 4C 3インチ無反動砲 4D Ⅷ式戦術バズーカ 4E パンツァーファウスト 4F カールグフタス4800 50 グレネードランチャー 51 Ⅸ式連装榴弾 52 MM-3ライオットG 53 ミサイルランチャー 54 Ⅹ式地対全ミサイル 55 LOSAT-3 KEM 56 ホーミングミサイル 57 MIPMプレデター4 58 スイートハニーB 59 迫撃砲 5A ⅩⅠ式迫撃竜砲 5B ガトリングキャノン 5C 回転式六竜連砲 5D リニアモーターガン 5E ベルギリウス 5F レールガン 60 レールガン「神速」 61 レールキャノン 62 レールキャノンD型 63 EMCON-Ⅲ 64 EMCON-Ⅹ改 65 素粒子ビーム砲 66 第五破戒粒子砲 67 アンリマテリアルD 68 クアンタムキャノン 69 インベーダーQ 6A グラビディトルネード 6B MXデトネイター 6C 浮遊機雷 6D プラズマカッター「甲」 6E プラズマカッター「乙」 6F 火炎放射器 70 クリムゾンパルス 71 偽竜ブレス 72 グリュピュス 73 580オートマグ(ボス用) 74 8MMサブマシンガン(ボス用) 75 ヘカートⅤ(ボス用) 76 ガトリングキャノン(ボス用) 77 75MM榴弾砲(ボス用) 78 ミサイルランチャー(ボス用) 79 レールガン(ボス用) 7A グレネードランチャー(ボス用) 7B 迫撃砲(ボス用) 7C オートボウガン(ボス用) 7D 15.7MMマシンガン(ボス用) 7E 20MMバルカン(ボス用) 7F 7.62MMアサルトMG(ボス用) 80 ミサイルランチャー(ボス用) 81 素粒子ビーム砲(ボス用) 82 リニアモーターガン(ボス用) 83 ECOM-Ⅲ(ボス用) 84 グリュピュス(ボス用) 85 レーザーガン(ボス用) 86 レールキャノン(ボス用) 87 SAAマグナム88(ボス用) 88 10MMサブマシンガン(ボス用) 89 Ⅱ式対甲ライフル(ボス用) 8A ガトリングキャノン(ボス用) 8B 155MM重榴弾砲(ボス用) 8C Ⅹ式地対全ミサイル(ボス用) 8D レールガン(ボス用) 8E Ⅸ式連装榴弾(ボス用) 8F ⅩⅠ式迫撃竜砲(ボス用) 90 アーバレスト(ボス用) 91 AG-9プラトーン(ボス用) 92 20MMバルカン(ボス用) 93 Ⅳ式駆逐アサルトMG(ボス用) 94 LOSAT-3 KEM(ボス用) 95 第五破戒粒子砲(ボス用) 96 ベルギリウス(ボス用) 97 EMCON-Ⅲ(ボス用) 98 グリュピュス(ボス用) 99 高収束レーザー(ボス用) 9A レールキャノンD型(ボス用) 9B カイトシールド 9C ヒーターシールド 9D 耐熱物理強化シールド 9E 外部増加耐熱装甲 9F ポイントバリア A0 ムーバブルバックラー A1 ビームシールド A2 偽龍ウィング A3 ビームコート A4 サンクチュアリ A5 プラズマシールド A6 ベトリーチェ A7 耐レーザーシールド A8 ミラーシールド A9 衝撃緩和ユニット AA ジャマーヘッド AB 光学迷彩システム AC ビームシールド(ボス用) AD カイトシールド(ボス用) AE ヒーターシールド(ボス用) AF ビームコート(ボス用) B0 偽竜ウィング(ボス用) B1 カイトシールド(ボス用) B2 外部増加耐熱装甲(ボス用) B3 サンクチュアリ(ボス用) B4 追加Eパックα B5 追加Eパックβ B6 追加Eパックγ B7 追加EパックΩ B8 スピードUPシステム B9 高機動アクセラレータ BA 液冷式冷却機構 BB 液冷式冷却機構・改 BC CDシステム試作機 BD リペアシステムα BE リペアシステムβ BF リペアシステムγ C0 リペアシステムΩ C1 レーザージャマー C2 クロックDシステム C3 ジャイロバランサー C4 素体(ボス用) C5 スピードUPシステム(ボス用) C6 リペアシステムβ(ボス用) C7 追加Eパックβ(ボス用) C8 リペアシステムβ(ボス用) C9 液冷式冷却機構(ボス用) CA 追加Eパックβ(ボス用) CB クロックダウンシステム(ボス用) CC 素体(ボス用) CD 高機動アクセラレータ(ボス用) CE リペアシステムγ(ボス用) CF 追加Eパックγ(ボス用) D0 リペアシステムΩ(ボス用) D1 液冷式冷却機構・改(ボス用) D2 追加EパックΩ(ボス用) D3 クロックダウンシステム(ボス用) D4 武装カプセル D5 エリクシルスキン D6 耐久力回復 D7 エネルギー回復 D8 クールダウン D9 完全回復 DA 予備1 DB 予備2 DC~以降フリーズ by(゚∀゚)