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ストリートファイター地球 メインキャラクターはサガット。ザンギも使うらしい。寒ウルフならぬ寒いキャラ選択に定評のあるAMさん。 砲台全一。 ワロス厨重度のワロス中毒者。これしか狙ってない。 切断厨 KO見てから切断余裕でした リスナー突でも切断余裕でした 豪鬼のせい AMのXBOX360は格が違った。負けそうになったら自動切断。 負け確定のKO表示と同時に切断。本人の気持ちを反映するのがAMのGOD360であった。 2010年4月某日 スパ4発売も近づき丁度安売りで新しいスティックを購入したAM氏 テスト配信としてバーチャを配信、続いて久しぶりにスト4を始める そこにやってきたのは、AM軍団スト4支部新軍団員だった… 初戦を敗北したAM氏だったが、そこからはサガットの火力を駆使し連勝を始める しかし・・・そこから粘着されるAM氏・・・ 「にげるんすか?」 「おい3d神にげんのか」 「うじぐんだんのそうりよくおあげてつぶす」 「らんくまがちだけはみとめるわ」 「開戦かおい開戦からんくま」 「bpかえして」 今日のことはもう悪い夢だと思って忘れるんでみんなも忘れてください… ありがとうございました…ほんとうに怖い・・・。 AMさん(´・ω・`)カワイソス
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キングストリート 雨の国イギリスの霧深い大通り。 鉄道や街路に、蒸気の時代の名残がある。 歴史ある建物は英国紳士、淑女御用達の喫茶店。 アルフレッド ここは霧に包まれた街。 あらゆるところから蒸気が噴き出す。 見通しは悪いが、 柔らかな灯りが美しいだろう? フィッシュアンドチップスでも 食べながら、ゆっくりすると良い。 私が何をしているのか? ふむ、いい質問だな。 君をここに招いたが、まさか キャミィに一目置かれるとは思っていなくてね。 君が信用に値する人間か 見定めさせてもらってる、というところかな。 ま、そう身構えないでくれ。 上司の身を案じているだけだ。 我々の組織は、大っぴらには 言えないが、ま、正義の味方だ。 とりわけキャミィは正義感が強くて、 キツい性格に見えるかもしれんが…… 素直になれないだけだ。 我が上司ながら、かわいいだろう? ほぉ…… その感じ、鍛錬は順調とみえる。 どうだい? キャミィの闘い方は合っているかい? 素早い身のこなしを必要とするからね。 向き不向きは少なからずあるさ。 すごいな……。 まるでキャミィを見ているようだ。 この期間でここまでとは、 正直驚いているよ。 彼女が君に目をつけたこと、 間違いはなかったっていう訳だね。 ヴァイオレット そこの通りを歩いてて、キャミィに チェックされたのって、あなたね? ほんと、あの子ったら 捨て猫を放っておけないみたいに…… 強くなりたい子を、拾ったり しちゃうんだから。 キャミィがあなたを気にし始めたのは…… どこかに、危うい感じが あったのかもしれないわね。 「強くなりたい」って道には、そういう 迷い道があったりするの。 あの子はそれを、良く知ってるのよ。 ちゃんとキャミィに付き合ってあげてる? まぁ、ちょっと不器用なところもあるけど… それでも、あなたを認めてるのは間違いない。 あの子なりに変わろうとしてるのかしらね。 どう? キャミィの教えを聞いて強くなれた? って、そんなの分からないよね。 でも最初の頃から変わってるよ、あなた。 その目。 ちょっとだけキャミィっぽいなって思っちゃった。
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【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 STREET FIGHTER ZERO 2 タイトル STREET FIGHTER ZERO 2 ストリートファイターゼロ2 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-AUZJ ジャンル 対戦格闘アクション 発売元 カプコン 発売日 1996-12-20 価格 7800円(税別) 【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 STREET FIGHTER ZERO 2 タイトル STREET FIGHTER ZERO 2 ストリートファイターゼロ2 機種 プレイステーション 型番 SLPS-00415 ジャンル 対戦格闘アクション 発売元 カプコン 発売日 1996-8-9 価格 5800円(税別) タイトル STREET FIGHTER ZERO 2 機種 プレイステーション 型番 SLPM-80043 ジャンル 体験版 発売元 カプコン 発売日 価格 非売品 【TOP】【←prev】【SEGA SATURN】【next→】 STREET FIGHTER ZERO 2 タイトル STREET FIGHTER ZERO 2 ストリートファイターゼロ2 機種 セガサターン 型番 T-1212G ジャンル 対戦格闘アクション 発売元 カプコン 発売日 1996-9-14 価格 5800円(税別) タイトル STREET FIGHTER ZERO 2 機種 セガサターン 型番 ST-1212G ジャンル 体験版 発売元 カプコン 発売日 価格 非売品 ストリートファイター 関連 Console Game CD-R FIGHTING STREET PCE STREET FIGHTER II' MD STREET FIGHTER II' PLUS SUPER STREET FIGHTER II SFC STREET FIGHTER II STREET FIGHTER II TURBO SUPER STREET FIGHTER II STREET FIGHTER ZERO 2 3DO SUPER STREET FIGHTER II X SS STREET FIGHTER REAL BATTLE ON FILM STREET FIGHTER ZERO STREET FIGHTER II THE MOVIE STREET FIGHTER ZERO 2 STREET FIGHTER COLLECTION STREET FIGHTER ZERO 2' STREET FIGHTER ZERO 3 PS STREET FIGHTER REAL BATTLE ON FILM STREET FIGHTER II THE MOVIE STREET FIGHTER ZERO STREET FIGHTER ZERO 2 STREET FIGHTER EX plus α STREET FIGHTER COLLECTION STREET FIGHTER ZERO 2' STREET FIGHTER ZERO 3 STREET FIGHTER EX 2 PULS DC STREET FIGHTER ZERO 3 サイキョー流道場 STREET FIGHTER III W IMPACT STREET FIGHTER III 3rd STRIKE SUPER STREET FIGHTER II X for Matching Service STREET FIGHTER ZERO 3 サイキョー流道場 for Matching Service Handheld Game GB STREET FIGHTER II STREET FIGHTER ALPHA GBA SUPER STREET FIGHTER II X REVIVAL STREET FIGHTER ZERO 3↑ 駿河屋で購入 スーパーファミコン プレイステーション セガサターン
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ストリートファイターIIシリーズ春麗コスプレイヤーズぐれえと12
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STREET FIGHTER EX3 機種:PS2 作曲者:細江慎治、佐宗綾子、相原隆行、渡部恭久 開発元:アリカ 発売元:カプコン 発売日:2000年3月4日 概要 3Dながら、2D格闘の性質を持つ「EX」シリーズの3作目。 今まではアーケード作品だったが、今作はPS2と同時発売のローンチタイトルで家庭用オリジナル。 音楽はカプコンのゲームなのに旧ナムコ×タイトーのドリームマッチ。 サントラは全曲収録されておらず、特にキャラクターテーマが未収録なので当時批判された。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Attract Demo 渡部恭久 Player Select 渡部恭久 Move 渡部恭久 格闘ゲーム86位 Add on Love Tree 作:細江慎治編:渡部恭久 Here Comes New Challenger 相原隆行 Great Stronger 細江慎治 Ancient Zone 相原隆行 Burry Home 渡部恭久 Final Battle 佐宗綾子 Character Edit 佐宗綾子 Matador 相原隆行 バルログ Iron Eyes 相原隆行 エリア Harem Beat 渡部恭久 エース Cute Mafia 渡部恭久 七瀬 BIRI-BIRI Red heat 佐宗綾子 ブランカ Temptation Gun 佐宗綾子 シャロン Coolman Rosso 細江慎治 ロッソ INDRA Bridge of TA-SO-GA-RE 細江慎治 ダラン Street Fighter EXXX 相原隆行 You Win 相原隆行 You Lose 相原隆行 Game Over 相原隆行 Strange Sunset 佐宗綾子 ガイル 格闘ゲーム219位 Stronger 細江慎治 ガルダ 和風369位 サウンドトラック ストリートファイターEX3 ORIGINAL SOUNDTRACK FIGHTING EX LAYER Soundtracks
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ストリートファイターZERO 【すとりーとふぁいたーぜろ】 ジャンル 対戦型格闘ゲーム 対応機種 アーケード(CPシステムII) 販売・開発元 カプコン 稼動開始日 1995年6月27日 判定 なし ポイント 良くも悪くも話題となった画風とキャラクターの変化コンボゲー ストリートファイターシリーズリンク 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 家庭用移植 その後の展開 余談 概要 対戦格闘ゲームの金字塔『ストリートファイターII』(以下『ストII』)シリーズに続く、新シリーズ『ストリートファイターZERO』シリーズの第1弾。 対戦格闘ゲームブームを築き上げた『ストII』シリーズが、マイナーチェンジを重ねた末、五作目の『スーパーストリートファイターIIX』(以下『スパIIX』)にてひとまず完結となった後、新たなストリートファイターシリーズとして開発された。 物語の時系列としては初代『ストリートファイター』(以下『ストI』)と『ストII』の中間。だが若干設定の変遷などもあり、開発側は「パラレルである」とも言っているが、原則的には世界観は『ストI』、『ストII』、そして姉妹作といえる『ファイナルファイト』と共有している。 また、本作発売前年に公開された『ストII』の劇場アニメ映画を一部ゲームでも再現している。 特徴 ドット絵の一新 細かく書き込まれたドット絵が売りの『ストII』でもあったが、アニメーションに要する膨大なドット絵を描く作業はスタッフへの負担が大きかった。そこで本作では、『ヴァンパイア』シリーズでも採用された「アニメ絵」による描画タッチに統一する事となった(*1)。 静止した画面写真で見るとあっさり簡略化された印象を受けるが、その分キャラクターの人数を増やしたり、アニメパターンの枚数を増やして多彩でなめらかな動きを実現した。またこの絵柄に統一する事で、後に始まるタイトル越境のクロスオーバーも容易になった。 キャラクター 登場キャラクターは10人+隠しキャラクター3人。『ストII』シリーズからは大幅に入れ替えられているが、後の『ストIII』のように全く一新されているわけではない。 『ストI』と『ストII』に登場したリュウ、ケン、サガット、『ストII』の人気キャラクターかつヒロインである春麗、「ガイルの復讐のきっかけになった戦友」のナッシュ、『ストI』に登場したバーディー、アドン、『ファイナルファイト』に登場したガイ、ソドム、完全新キャラクターであるローズ。隠しキャラクターについては後述。 『ストII』のラスボスはベガだったが、本作のラスボスは使用キャラクターによって異なっており、各ストーリーに沿った会話デモが用意されている。 多くのキャラクターのボスは『ストII』と同様にベガだが、スリムだった『ストII』のものよりも大型になっている。隠しキャラクターにもなっており、性能も強力。 その他、例えばリュウやアドンならサガット、ケンやサガットならリュウ、ソドムならガイ、と因縁のあるボスが割り当てられている。 ベガ以外にも隠し乱入キャラクターが2人存在。これについては後述。 + 本作からの新キャラクター ローズ サイコパワーと対極をなす力・ソウルパワーの使い手である美貌の女占い師。悪しきベガを封印することを己が使命として戦う。 ソウルパワーを注入したロングマフラーを武器とする一風変わった戦い方を特徴とするキャラで、飛び道具、対空投げというスタンダードな技構成を持つ。総じてバランスはよいが、技の性能や操作性の面はやや独特で癖がある。 通常技はリーチと攻撃判定に優れる一方、そのほとんどが発生が遅い上に動作が大振りで隙が大きいため接近戦は不得手で、「飛び道具で牽制し中距離を維持しつつゲージを溜めてから一気に畳みかける」というのが基本戦法となる。 接近戦に弱い一方、打撃技も兼ねた飛び道具反射技かつ格ゲー初の飛び道具吸収技(*2)「ソウルリフレクト」、3体の分身を作り出しヒット数を倍増させる(*3)分身技「ソウルイリュージョン」、飛び道具の強化版「オーラソウルスパーク」など、優秀なスーパーコンボ技がそろっている。 また「ソウルイリュージョン発動中にスライディングを連発すると 分身の攻撃がガード不能になる 」というかなり凶悪なバグがあり、その他の技の強さも相まって本作随一の強キャラと評されている。 ナッシュ ガイルのバックストーリーにて言及されていたガイルの親友。本作でプレイアブルキャラクター化された。 性能もガイルのものをほぼ引き継いでおり、ガイルと同様「ソニックブーム」「サマーソルトシェル」で戦うタメキャラ。 ダン(隠し・乱入キャラクター) サガットに殺された父の仇討ちのために戦う男。設定上はリュウ・ケンと同門で二人の兄弟子に当たるが、入門が二人よりも早かった上に復讐心を看破されて早期に破門されたため互いに面識はない。 「隠しキャラは強い」という従来の常識を覆し、ダンの持ち技は飛ばない飛び道具「我道拳」や頼りない対空技「晃龍拳」など少々心もとない性能。 だが、「父から受け継いだ」という設定のオリジナル必殺技「断空脚」の性能は良く、使い様によって上位キャラにも勝てる。 なお、彼の挙動や使用技は露骨にSNKの『龍虎の拳』の極限流のパロディになっている。 上記の「我道拳」や「断空脚」の動作や、本来1ラウンドに1回しか使えない挑発が無限に使える、超低確率の隠しパーフェクト勝利ポーズで両足を揃えて親指を立ててニッコリ笑う「余裕ッス!」があるなど、随所にそれが見受けられる。 + シリーズ過去作からの続投キャラクター 初代『ストリートファイター』から登場 リュウ ケン サガット アドン サガットの弟子。初プレイアブル。 「ジャガーキック」「ジャガートゥース」で飛び道具を抜けての攻撃が得意。 バーディー 初プレイアブルだが、『ストI』では白人の「バーディ」だったのが本作では肌が黒くほぼ別人に変貌している。 本作では数少ない投げキャラ。突進技もあるがタメ技なのでいつでも出せるわけではない。 『ストリートファイターII』シリーズから登場 春麗 ベガ(隠しキャラクター) 豪鬼(隠しボス、隠しキャラクター) 『スパIIX』同様の乱入隠しボスになっているが、条件を満たすとラスボスが誰であろうが瞬獄殺で乱入してきてボコボコにすることがよくツッコまれる。 + 外部作品からのストシリーズ初参戦キャラクター いずれも初代『ファイナルファイト』から登場 ガイ ストリートファイターシリーズには初参戦。手数が多く、多彩なコンボで気絶を狙うタイプ。 ファイナルファイトのように必殺技を出すと体力が減るのではないかという前評判もあったが、別にそんなことはない。 ソドム ファイナルファイト2面ボス。日本文化かぶれのアメリカ人。両手の武器が日本刀から十手に変更。コマンド突進技を持つ投げキャラ。 相手の着地際や起き上がり際に立ち強キックを置いておくとガード不能になるバグ技があるが、リバーサル無敵技で返されるのでローズほど凶悪ではない。 スーパーコンボ 今回からレベルゲージがつき、スーパーコンボがゲージ量に応じて使い分けのできる三段階のレベル制になった。また、本作から複数のスーパーコンボを実装できるようになった。 ZEROコンボ いわゆるチェーンコンボだが、『ヴァンパイア』のようにどのボタンでも繋がるということはなく、それ以上繋がらない弱・中攻撃も存在する。またキャラクターによってはできないこともある。 ZEROカウンター いわゆるガードキャンセルだが、『ヴァンパイア』のように無制限で使えるということはなく、スーパーコンボゲージを1レベル消費する必要がある。 オートガード 『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』(以下『X-MEN』)で実装されたオートガードモードが本作でも採用された。初心者に対してハードルが上がりつつあった格ゲーに対するカプコンの回答のひとつ。 オートガードの初期回数は8回でラウンドを取ると-2回、取られると+2回(ただし最大8回)される。また、オートガードモードに限り同威力のPK同時押しでスーパーコンボが発動する(*4)が、スーパーコンボゲージを1Lvまでしか溜められないという制限がかかる。 ミステリアスファクト(隠し要素) ドラマティックバトル アニメ映画のクライマックスである、リュウ&ケンVSベガの戦いを再現した隠しモード。プレイヤー2人でCPUベガをボコボコにできる。『餓狼伝説1』の協力モードに近い。二人同時にゲームを始めた上で、特殊なコマンドを同時に入力しなければプレイできない。ベガを倒すと通常の2P対戦(リュウVSケン)へ移行し、その後は勝った方がCPU戦を続行できる。 隠しキャラクター ボスキャラクターのベガ、隠し乱入キャラクターの豪鬼とダンは、『X-MEN』同様、キャラクターセレクト画面で隠しコマンドを入力する事で選択する事が可能。 豪鬼は『スパIIX』の隠しキャラクター。『スパIIX』でベガを瞬殺した瞬獄殺は本作でスーパーコンボとして使えるようになった。 ダンは本作初登場だが「誰かに似てる」「隠しなのに弱い」と早くも話題に。 評価点 新鮮な画風 キャラクターのドット絵に合わせ、背景もややアニメ調のタッチになった。 旧キャラクターはスタイリッシュに、より洗練されたデザインにリファインされた。 リュウやケン、春麗は若返り、ベガはすさまじくマッチョになった。 ベガがマッチョなのは「そもそもストII時代とは違う肉体で、さらにZERO時代のベガが最もサイコパワーが強い時期で、肉体が限界に達しかけている」と言う設定がある(*5)。 軽快な操作性 全体的にキャラクターの硬直時間などが『ストII』よりも短めで、気持ちよく自キャラを操れる。 新システム「ZEROコンボ」の採用により、相手の隙を突いて一連のコンボを叩き込む爽快感が加わった。 スーパーコンボがキャンセルしやすくなり、使いやすくなった スーパーコンボが初めて実装された『IIX』ではキャンセル受付時間が短すぎることでスーパーコンボは連続技には使えないも同然(*6)だったが、本作ではキャンセルの受付時間が改善されたことでやや忙しいもののキャンセル可能技を出してからコマンド入力でもキャンセルができる。 例えばリュウで立ち強P→キャンセル真空波動拳というコンボも『IIX』ではまず無理だが、本作であれば実用的に出すことができるようになった。 クロスオーバー 『ストI』のみのキャラクターと『ストII』のみのキャラクターが共演し、『ファイナルファイト』のキャラクターも参戦。これにより、元々同じ世界観の話ではあった(*7)が、公式に初めて一堂に会した。 ドラマティックバトルが楽しい 相手は片方しか向けないため相手を二人で挟むと「常にノーガード」という状態になり、一方的に攻め立てられる。 ただこちらは二人で体力ゲージを共有しており、ベガは強力なので気を付けないとすぐ返り討ちにされる。 BGMはストIIMOVIEの主題歌「愛しさと切なさと心強さと」のインスト版が流れる。 ガードキャンセルシステムとしてかなり良い調整のZEROカウンター ZEROカウンターは「ゲージ1レベル使用、威力は控えめだが序盤無敵で簡単目のコマンド」と、コストがかかる割に攻撃力は低めだが出しやすく、現代に通じる「攻めてきた相手を追い払い、いったん仕切り直せる」程度の塩梅になった。 今までのガードキャンセルシステムは出す制限が緩かったり、威力の強い技を使うことができた作品が殆どで待ちが強くなり攻めが損になりがちだったが、「相手を追い払うこと」をメインに据えたことでこの問題点に関する答えの1つとなった。 しかし、まだZEROカウンターでKOができてしまったり、あえて空振りさせるといったテクニックも狙いにくい性能ではあったものの当時としてはかなり斬新な仕様だったのは確かな事である。 賛否両論点 キャラクターのチョイス 『ストII』参戦キャラが半分ほどしかいない。『ZERO2』でザンギエフとダルシムが参戦、その他は『ZERO3』でようやく参戦となった。 しかし、これについては「『II』ではなく『ZERO』なのだから当然」とも言える。むしろ当時は『II』のマイナーチェンジが何度も出続けていたことで食傷気味であったため、キャラクターの大幅入れ替えが行われたことで新鮮さが出たと見ることもできる。 『I』と『II』をつなぐというコンセプトなのに、『I』からの純粋な復活はアドンとバーディーのみ。こちらは『ZERO2』で元、『ZERO3↑』でイーグルが参戦した程度で最終的にほとんど揃うことはなかった。 『ファイナルファイト』からガイとソドムが出演となったが、やはり主役格のコーディーやハガーを入れて欲しいとの意見もあった。 スーパーコンボ発動時の画面暗転・時間静止演出 本作以降、多くのタイトルでほぼ標準搭載されている「ゲージを消費して大技を発動するシステムの発動時の静止演出」だが、見栄えがいい一方で「長い演出によってその技が来る事が事前に分かるために、闇雲に出しても相手側はガードや回避・切り返し等の対策が容易に間に合う」という弊害も生まれてしまった。本作で導入された演出の最大のデメリットと言える。 厳密には『スパIIX』や『ザ・ムービー』でも時間静止演出はあるものの、僅か一瞬のみであり、本作以降のタイトルに比べ、影響は全くないわけではないが、それなりに小さかった。(*8) ストZEROシリーズ以外での流れとしても、ヴァンパイアシリーズではHDリメイク版『リザレクション』発売時の開発側から「新作を作るとしても画面暗転は絶対に入れない(*9)」とコメントされたり、他社作品では『KOF2002UM』の香澄やセスの超必殺技の一部から画面暗転演出を意図的に外す事で「返し技」としての発動を読まれ難くされていたりと、ゲームバランス的には大きな影響が見て取れる。 ただし本作では、3Lvかつ初段が届く位置なら「画面暗転を見てからではガードは間に合わない」スーパーコンボがほとんど。一部はLv1や2でも暗転後のガードはできない。豪鬼の瞬獄殺も至近距離なら、暗転を見てからではジャンプで回避できない。 問題点 アニメ絵調のグラフィック 本作のキャラクターは『ストII』のようなグラデーションを駆使した描画ではなく、陰やハイライトが面の塗分けによって区切られた、セルアニメにも似た画風で描かれている。 細かなグラデーションで書き込まれた写実的な画風とその質の高さが評価されてきたシリーズだけに、それまでと大きく異なるテイストのグラフィックに対して拒否感を示すファンも多く、結果的にシリーズらしさに欠けるとして批判されることとなってしまった。 同じ手法で描かれている『ヴァンパイア』シリーズが非常に滑らかな動きをしていたため、「ヴァンパイアのような動きのストIIキャラが見られる!」と言う期待の声もあったのだが、根本的な面でみれば作画パターンの増加によって実際の動きそのものは旧作よりも滑らかではあるものの、外観的な部分も含めた派手さについては同等というほどではない。そのため期待外れな印象を持たれた節もある。 『ヴァンパイア』シリーズは「登場キャラクター=モンスター」という設定により、怪物ならではの人間離れした奇抜なアクションを膨大なパターン数で描くことによって派手な見た目を実現していた。それに対し、本作は描画方法こそ同じだが、「登場キャラクター=普通の人間」ということもあって、動作面が『ストII』に準じた格闘家の常識的かつ現実的な動きの範疇に留まっていることのもその一因であろう。 ZEROコンボ このシステムの採用により、今で言う「コンボゲー」的な持ち味・方向性が付与された。爽快さが増した反面、『ストII』シリーズの個性とされていた「駆け引き・差し合い」の重要性は相対的に低下することとなった。これに対して「ストIIで培った技術が活かせない別ゲーになってしまった」という否定的意見が出た。 この頃はSNKをはじめ他社からも多くの格闘ゲームが発売されていたこともあり、カプコンとしても意図的に『ストII』とは違ったプレイ感覚を持つゲームに仕上げたのだろうということはわかる。しかし続編『ZERO2』ではZEROコンボは削除されているため(例外的に元の喪流と、ガイで武神獄鎖拳の名で一部使うことが可能)、公式的にもこのシステムは失敗と判断されたのだろう。 キャラクター数の減少 文字通りゼロから作り直したから仕方ないのだが、プレイアブルキャラクターが8人から徐々に増えていって最終的に17人になった『ストII』シリーズからいきなり10人(+3)は少ないと批判された。 ステージの少なさ 時間帯を変化させてバリエーションを用意しているものの、2人で1ステージ共用という形になっておりステージの少なさが目立つ。 バーディーはイタリアのコロッセオ(ローズと共用)、ベガはアメリカ西部の操車場(ソドムと共用)、ガイは日本のコンビニ前(リュウと共用)と共用の都合で特に縁が無いところがステージになっている(*10)。 一部のキャラクターの容姿の変化 特に批判が集まったのは、春麗の服装がチャイナドレスからジャージ風の衣装に変わったこと。漫画タッチの明るい画風に変化した作風的にもデザインそのものがマッチしていないわけではないが、長年のトレードマークとも言える服装だっただけにファンの不満が大きかった。 もっとも「髪型はシニヨンヘア」「黄色のラインのある青色の服装」「腕輪をして西洋の靴を履いている」という春麗の特徴はちゃんと残っており、一目見て誰だかわからないレベルで変わっているわけではない。 当時の映画化の影響を受けてか、ベガがマッチョ化。さらに旧来に無かった飛び道具サイコショットを使用するなど、イメージが大幅に変わりプレイヤーを当惑させた。 特に変貌が大きいのは初代から復活したバーディー。 初代では白人のチンピラだったが、本作では浅黒い肌になったどころか両腕が初代に比べて明らかにムキムキになりチェーンを巻きつけている他、特徴だった金髪のモヒカンも更に大きくなって真ん中に目立つ穴が空いているなど、共通項は名前・モヒカンの大男・パンクファッションぐらいで見た目が大きく様変わりしている。 攻略本の設定資料でもスタッフからネタにされており、「そう、こいつはにせバーディーです。悪質宇宙人に操られています」等とメモ書きがされていた(*11)。 また、過去の時系列の話を後付で描いているためか、一部の設定は過去作と多少矛盾している点もある(後の作品では基本的に最新作の設定が公式となっている)。 ドラマティックバトル オマケの隠しモードなので仕方ないが、遊ぶためには二人同時にプレイ開始してコマンド入力しなければならないという条件の厳しさ。そのため、一度のプレイにつき一回のみしか遊べず、コマンドに失敗した場合や再度ドラマチックバトルを遊びたい場合は一度ゲームオーバーになる必要がある。 ただしこのモードは完全に隠しであり、当時のスタッフによれば「隠しキャラの豪鬼やベガよりこのモードを隠しておきたかった、もしバレなかったらそのまま黙っていようと思っていた」と語られている。 完全にリュウ&ケンVSベガ限定。他のキャラクターは選べない(後の移植版の一部では改善)。 (処理の負荷を避けるためとされているが)常に万里の長城ステージ固定のため、背景がやや寂しい。 総評 キャラクターのイメージの変化、コンボゲー的な作風などの作品そのものの根本をなす要素における変革が賛否を呼んだ本作。 一方で、『ストII』に未登場だった『ストI』のキャラクターをプレイアブルキャラクターとして復活させたのみならず、『ファイナルファイト』のキャラクターたちや『ストII』のサブキャラクターも参戦させるなどのテコ入れにより、シリーズのマンネリ化を防ぐとともに、新たな展開を生み出したことは評価に値するだろう。 家庭用移植 本作アーケード稼働当時はちょうどハードの世代交代時期でありSS・PSが発売されていたが、当時ストリートファイターシリーズで発売されていたタイトルは、差し詰め外伝と言うべき『ストリートファイター リアルバトル オン フィルム』のみ。『ストII』シリーズは古く、『ZERO』シリーズはまだという中間期で、満を持して本作が発売された。16ビット機ではそろそろ一杯一杯(『ストII』のSFC移植ですらかなり無理をしている)で、ようやく大きな器に移すことができたため移植度は良好。読み込み時間はあるものの、ROMカートリッジと比べソフト価格の低下もあり、両ハードあわせ70万本を超えるヒット作になった。 アーケード版ではスケジュールの関係上リュウの加工だったダンのボイスが新録されている。 ただし、ドラマチックバトルのBGMは版権のせいか通常のベガステージBGMになっている。 また、本作はCPSチェンジャー版というレアな移植版がある。 CPSチェンジャーとはCPS-1基板を家庭用ゲームとして再利用販売するためのシステムで、専用カートリッジを付け替えてTVでプレイ可能という、言わばカプコン版ネオジオとも言える家庭用ハードであった。本作もこれに逆移植という形で出たが、元々「通信販売限定」という非常に出回りの悪いハードの末期の発売だったので、かなり出荷本数は少ないと思われる。 ちなみに同ハードは当初24タイトル発売予定とされていたが、最終的に全11タイトルのみで早々に販売終了してしまい、格闘ゲームに至っては『ストリートファイターII 』と『TURBO』、本作『ZERO』の3本のみである。 そもそも倉庫在庫となっていた5万枚のCPS-1から状態のいい基板を選んで製品にしていたため、1万枚程度しか製品にできなかったとのこと。 CPSチェンジャー自体はコントローラ入力と映像出力のバイパスしか行わないため非常に小さく、CPS基板が入っているユニットの方が大きい。 上記のように元々はCPS-1向けに開発されていたこともあり、BGMがCPS-1準拠にダウングレードアレンジされていること以外はほぼ完璧な移植である。 ドラマチックバトルでは好きなキャラクターを選んで戦えたり、CPUをパートナーにできるという新要素が追加されている。 Windows版は1998年3月12日に『ZERO ZERO2』名義で次作とセット発売。シリーズ初のWindows版であった。 内容はPS版がベースだがOPがムービーでの収録になり移植度は劣化している、BGMのみ(リザルト画面とドラマチックバトルを除いて)アーケード版のものに差し替えられているがビットレートが低く音質の良くないものが使われている。1999年4月16日に廉価版として単品でも発売された。 なお初代に限りステージ背景画像がBMPファイルで収録されている。 何を思ったかゲームボーイカラー(専用)にも移植されている。タイトルは『ストリートファイターALPHA』。 『ALPHA』は元々は欧米版『ZERO』のタイトルだが、GBC版に限り日本でもこのタイトルでリリースされた。 「ALPHA」な理由は、欧米市場に於いて「ZERO」という単語がネガティブな意味合いを示すことから変更を余儀なくされた。一方、アジア地域のアーケード版では日本の情報が早く出回ることから、混乱を避けるため日本版と同じ『ZERO』となっていた。 ただしゲームボーイながらゲーム内容は(多少無理はあるものの)中々に再現されている。 ボタン数が少ないため熱闘シリーズのように押す長さで強弱を切り替える方式を採用しており、スーパーコンボのレベル使い分けが難しいものの、操作性自体はしっかりしており、GBCのスペックにしてはかなり頑張っている出来。 このころ、カプコンはストZEROシリーズは「現行機種で出したあと、低スペックの旧機種に無茶移植する」というのを好んでやっており、後に『ZERO2』はSFCに、『ZERO3』はGBAに移植されたりしている。 後にPS2版コレクションソフト『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』にも収録。 アーケード版ほぼそのままの移植である上に、ドラマチックバトルが独立した別モードとなって好きなキャラクターを選択する事が可能になっている。 PS4/Xbox One/Switch/Steam『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』では日本版『ZERO』と海外版『ALPHA』が共に収録。 アーケードの完全移植のため、『FG』の追加要素はない。 その後の展開 続編として『ストリートファイターZERO2』、『ストリートファイターZERO3』が発売されている。 余談 開発秘話(参考動画) 元々は、カプコンが当時5万枚ほど在庫を抱えていたCPシステム(CPS-1)の在庫処分企画として立ち上げられ、当時としては既に古くスペックの低いCPS-1に合わせて開発されていた模様。 ストリートファイターIIの大ヒットにより80万枚も生産されていた。 しかし、本作が注目作となり売れ行きが期待できるとのことで、開発途中で急遽上位版であるCPシステムII(CPS-2)での発売に変更され、CPS-1の在庫処分計画は反故になってしまった。このため、本作はCPS-2向けタイトルでありながらもグラフィック周り(特に背景)がシンプルな出来となっている。 当初の予定であったCPS-1の在庫処分計画は、後述のCPSチェンジャー版にて一部受け継がれたものと思われる。 『ファイナルファイト』からのキャラ参戦により、両シリーズが同一時間軸の作品であることが明らかになった。 ガイの参戦はスタッフのリクエストからである(*12)。 コーディーは『ZERO3』や後の本家『ストリートファイターIV』にて囚人服姿で参戦している。 ハガーは『マッスルボマー』シリーズに出演しているが、ストリートファイターシリーズには一度も参戦していない(*13)。
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今日 - 合計 - ストリートファイターEX3の攻略ページ 格闘ゲーム 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2022年08月08日 (月) 00時25分23秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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ストリートファイターシリーズ 作品情報 10枚 リュウ 春麗01 春麗02 キャミィ01 キャミィ02 ローズ 春日野さくら 春日野さくら(日焼け) 神月かりん レインボー・ミカ
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血闘 「それは、真剣勝負を求める男たちの血を賭けた闘い。誰にも悟られることがない、ストリートファイト」 現代の日本、大阪を舞台に空手、プロレス、合気道、キックボクシングetc。あらゆる格闘家が己が実力と、スリルを味うためにストリートファイトを繰り広げる、群像劇。 設定 ストリートファイター 現在、行われているストリートファイトに明確なルールは存在しない。ストリートファイターたちは夕方過ぎ、陽が沈んだ辺りから活動を始める。 お互いに殺気を出しながら、街を歩き、同じストリートファイターたちと邂逅した瞬間、勝負が始まる。 ストリートファイトにルールは存在しなく、単純にどちらかが立てなくなるまで。しかし、個人によっては相手に戦意が無くなった瞬間に攻撃を辞める人もいる。 反面、対戦相手に重傷を負わせる者も少なからず存在する。 もちろん、日本では決闘罪が禁止されている。ここ最近、多発する喧嘩により怪我を負う事件が増えており、警察も原因究明のために捜査へ乗り出している。しかし、負傷したストリートファイターは己のプライドやなんやらで、事情聴取を受けても曖昧な答え方をする。 稀に純粋な格闘家が、ストリートファイターたちの殺気に当てられ、勝負が開始されるケースも。 朱雀館 大阪は港区を拠点とする、ごく一般的なフルコンタクト空手。十年前に、空手協会の「周藤達也」と他数名の役員によって、関西での空手浸透を目指すために朱雀館を立ち上げたとされる。 周藤達也自身の豪快な性格や、関西圏におけるフルコンタクト空手の浸透性、ここ最近の格闘ブームもあって、門下生は一万人を越えた。 基本的には極真をベースにする、顔面禁止のフルコンタクト空手。本館は港区。支部は梅田、難波、生野、高槻、西淀川、と多岐に渡る。 一年に一回、朱雀館の門下生による大会「龍神大会」が開催されている。 華剛合気道 藤田友則が師範となって、経営している合気道の道場。門下生は十人ほどだったが、TVの取材により現在は四十人に増えた。 ルーツは華剛武術と呼ばれる、打撃と合気道を混ぜた古武道「古武術華剛流」。 戦後の武道禁止政策を経て藤田家当主藤田武臣が合気道に感化され、編み出したとされる。 しかし、合気道の技を本来のそれと全く違う用途で使っていたため、戦後の武道禁止政策で苦い経験をしていた合気道養神館により、華剛武術の禁止を武臣に言い渡す。 反発していた武臣であったが、その後は心を改めて、華剛合気道として一本化を目指す。 しかし、武臣は密かに自分の子孫に華剛武術を伝授していた。もちろん、友則もその一人だった。 千鶴落とし 相手の片腕の関節を極めた状態で、後頭部から地面に落とす投げ技。四方固めと、払い腰を複合した技 首刈り 相手の喉仏に向けて、人差し指を折り曲げた打突を叩き込む打撃技 青海プロレス 中部地方をメインに興行するプロレス団体。社長は猪江信二。 ローカルな地方団体で、観客を楽しめることをメインだったが、猪江信二の方向転換により、ドラゴン金田をメインとするストイックな興行内容で徐々に人気を伸ばす。しかし、ドラゴン金田の不祥事によって、団体は解散。 その後、FSWと手を組んだ猪江によって、青海プロレスのレスラーを全て回収、FPWという新団体を発足した。 FSW ファイティング・シューター・ワールド。社長は南方渓。 総合格闘系を目指しつつ、プロレス特有のエンターテイメント(ブック)を採用した団体。青海プロレスと同じく、中部地方をメインに活動しており、ライバル的存在。 昨今からの総合格闘技ブームにより、青海プロレスとの差がついたと思いきや、選手の数が少なく苦戦していた。 そこで、青海プロレスと共同戦線を貼ることとなり、抗争戦という内容で、毎月末に魅力的な抗争劇が繰り広げられる。 しかし、ドラゴン金田によるブック破りにより、メインイベンターである村田が重傷負い、裁判沙汰になる。結局、両団体は和解の末、解散してしまう。 PWW プロフェッショナル・レスリング・ワールド。 南方渓のFSWと、猪江の青海プロレスが元となる新興格闘技団体。総合格闘技のような、シュータースタイルを取り入れつつ、プロレスのような、観客を湧かせる演出を目指している。 社長には猪江が抜擢され、南方は主に現場監督。 PWWになってからは、人気が急上昇し、ダイジェスト版であるが番組を放送されるほど。 諏訪田 朱雀館の有段者。幼少期から空手を嗜んでおり、高校卒業と同時に就職。現在は土木関係の仕事をやりつつ、朱雀館で汗を流している。 空手の腕前は平凡で、高校までは黒帯を取れるかどうか怪しかった。高校卒業後、少しだけ空手から離れていたある日、不良に絡まれて喧嘩をしてしまう。そのとき、実戦で初めて使う空手の技の破壊力に魅了され、やがてストリートファイトを欲するようになる。 そこから、空手の才能が開花。朱雀館三段者で、龍神大会でベスト8に残るほど。 朱雀館には通いつつ、キックボクシングの杉本ジムや総合格闘技道場「王進」へ通っている。 オールラウンダータイプで、やや打撃方面に特化。総合格闘技ならではのテクニックを身に着けている。ストリートファイト界隈では、圧倒的すぎる実力により「通り魔」という名前で恐れられている。 得意技は、三日月蹴り。 金田 青海プロレスの元メインイベンター。 重量感があるファイトスタイルと、多種多様な技を覚えている、一種の天才肌。しかしブックと呼ばれる台本を演じる自分に嫌気が差し、時折、シュートーサインと共に真剣勝負を相手に吹っかける問題児となる。 猪江も口頭で注意するものの、それに逆らって、FSWとの抗争戦で村田と真剣勝負を仕掛け、彼の足を破壊する。その結果、裁判沙汰となり、金田は格闘技界から永久追放。青海プロレスとFSWは解散してしまう。 地方団体だったため、さほど世間からの注目を浴びることは少なかったらしい。 現在は蓄えていたファイトマネーを使って、大阪へ。そこでストリートファイトと出会う。 躊躇いもなくプロレス技を仕掛けるスタイルや、相手を完膚なきまで破壊する金田は「壊し屋」としての異名を持つ。 得意技はラリアット、DDT。 藤田友則 今年で50歳を迎える、合気道の師範。心の奥底で、闇に葬られた華剛武道が陽の目を浴びることを思っている。 諏訪田とのストリートファイトを通じて、狂気に満ちた彼を止められるのは自分しか居ないと思い、界隈へ飛び出す。 そこで初めて使う華剛武道の恐ろしさを実感する。 躊躇なく人体を完全に破壊する華剛武道を扱う藤田は、金田とは違う意味で、生粋の「壊し屋」である。 亀山満 朱雀館四段であり、去年の龍神大会で優勝した、「朱雀館の切り札」と称される男。 尖った顎と、スポーツ刈りがトレードマーク。身長体重ともに重量級だが、動きにもキレがあり、また読み合いにおける頭脳戦や、フェイントにも富み、周藤からは「二十年に一度の豪傑」と、その実力を認められている。 諏訪田の師範代であり、頭角を現す彼共々「青竜と玄武」と称されている。 得意技は正拳突き、上段蹴り。 猪江信二 PWWの社長を務める、エンターテイナー。自身もレスラーとして出場する。 ドラゴン金田を選出した人物であり、彼のファイティングスタイルはとても気に入っていた。しかし、真剣勝負を求める彼を徐々に抑えきれなくなり、とうとう村田の足を壊してしまう事件を経て、一度はプロレス界から姿を消す。 しかし、FSWの南方の説得により、PWWを発足した。 金田がストリートファイターに転向したのは把握しており、知人である杉本と一戦を交えたのも知っている。 杉本 杉本キックボクシングを経営する男性。キックボクシングへの第一線は既に引いているが、後継者である雨宮の育成に励んでいる。 しかし裏では、ストリートファイトに興じる面もある。が、金田の一戦によって病院送りに。現在は療養中。 雨宮 杉本の後継者。金田との一戦によりストリートファイトに興味を持つ。 村田 数年前、金田のブック破りによって右足を負傷させられた、元FSW所属のレスラー。怪我が完治したものの、格闘技界から引退、現在はサラリーマンとして働いている。 が、猪江によって金田がストリートファイターとして戦っていることを知り、復讐心のためにストリートファイターへ。 古武術華剛流を会得した金田と死闘を広げる。 早瀬 傷害事件を起こし、公式非公式問わず試合出場が停止された元プロボクサー。現在は小さなジムのインストラクターとして働いている。 類稀な分析とダッキングを駆使した攻防一体のファイトスタイルが特徴的。また柔術や総合格闘技の技術も取り入れており、打撃と組み技を完璧に両立させたオールラウンドファイター。 猪江により、諏訪田を成長させるための布石としてストリートファイト界隈へスカウトされる。が、諏訪田と同じくストリートファイトで格闘技の奥深さを痛感し、著しい成長を遂げる。
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