約 649,573 件
https://w.atwiki.jp/dattai/pages/2033.html
34-289 289 :1/3 [sage]:06/12/15(金) 15 16 ID G+FlPTWC0 長いので読み飛ばしておk 脱退理由 ちょっとのGvギルドいってきまw 本音 誰が悪いわけでもないんだ…… このところ仕事が忙しくてなかなかINしていなかった相方と、 まったりおしゃべりしたいってことでポリン島に。 たまにノビが通るのでフル支援+私のQMやSWとかでまあ退屈せずに ドロップスc狩り。 と、そこでオープン会話で親プリが落ちると言ってる場面に出会う。 何度かすれ違っており、ノビが完全なる初心者であることはすでに分かっている。 親プリ「ごめんねーそれじゃあ、もう一個ジョブレベル上がったらゲフェいって~」 子ノビ「ゲフェってどこ?」 ヒューン 親プリがログアウトしました。 子ノビ、タイプなれしていなかったようで、台詞がかなり遅かったのも原因の一つ。 本当にすぐそばにいて、ものすごい気まずい空気が流れる。 なんか呆然としてる気がするよ、この子ノビ! まあ、暇してたのでおせっかいを焼くことにした。 以下ノビ=A 親プリ=B とする。 私「ええっと、あとどれくらいでジョブレベル上がるのかな?」 A「(まごついているご様子でしたが)20%です」 私「そしたら、それが上がったら声かけて~ゲフェにつれてってあげるからさ」 A「(さらにまごついてる様子でしたが)ありがとうございます」 で、ぽぽりん叩いて死亡。 や、それはうん、さっき親プリ一発入れてたからな……。予測していたので相方即リザ。 相方「薄ピンクのやつなら勝てるよ~」 A「はーい」 で、まあわれわれの周りをうろつきつつLvUP。 私「それじゃーいきましょーか」 Wizの転職試験を一緒に受けに行き、お使いも済ませたり、アイテム取りに行ったり、一応倉庫にあるんだが、まあ我々も初心に戻ったつもりで全部一緒に集めてそろえた。 で、無事マジ子が生まれる。 お祝いに中途半端に作って残ってるバイタルアークワンドをあげた。 相方は山盛り持っているらしいウィザードハットをプレゼントしてた。 ものすごいやる気になってたが、時間も時間なので終了。 我々のたまり場でお互いログアウト。 291 :2/3 [sage]:06/12/15(金) 15 16 ID G+FlPTWC0 次の日。 たまり場にわらわらといるGメンバーの中に、うちのエンブレムひっさげたA。あーエンブレムないやついるとすぐ要請だすもんな……うちのGメン。 A「こんにちわ!」 私「こんちゃ~」 A「昨日はありがとうございました」 私「いいえ~」 Gメン「○○(私)ったらこんなかわいい子ナンパしやがって!とりあえずみんなでG狩りイコw 俺プリやっからなんか低レベルキャラいたら出していいよ」 私「や、Aさん昨日一緒に狩りしてたプリさん来るんじゃない?」 A「Bは今日は残業なので遅くなるっていってました……」 Gメン「てことだから、まあ壁しないでフル支援てけとー狩りしようよw」 私「んじゃ……激ヨワ製造ケミを」 Gメン「ああ、あの、支援プリが弱音を吐く激ヨワケミねw」 私「うるせー」 と、もともとうちのGは過度の壁支援不可なので、そんなとんでもない狩りはせずに終了。 まあ、 Gメン「ようは、あの激ヨワケミが殴ったメタリンにファイアーボルトを打ち込めばいいんだよ。あ、激ヨワケミ、ケミより強いホム禁止ねw ボルト打ち込む暇ないからw」 とか半壁状態だったかもしれないけど。 やっちゃいけないこととか、PTプレイの話とかしながら楽しんでいただけたと思います。 292 :3/3 [sage]:06/12/15(金) 15 17 ID G+FlPTWC0 さて、またまた次の日、昼間。 PCに向かって仕事してた自分。 後ろから聞こえてくる新人たちの話。ようは私の部下なわけだが。 B子「A~昨日はごめんね。帰ってからINしようと思ったんだけど親に捕まっちゃって~」 A子「ううん。昨日も昨日昼間言った、○○さんたちに遊んでもらった~」 飲んでた珈琲吹きそうになった。 お前ら……まさか、まさかだよな。私のキャラの名前は、カタカナで日常会話に出てくるような人の名前じゃない。それこそ、ハナコとか、セツコとかじゃないんだ。カタカナの外国風名前なんだ。 B子「お、よかったじゃん」 A子「うん。ギルドにも入れてもらっちゃった~」 B子「ええ?! えーっ……うちのGつれてこうとおもったのにー。まあいっか。バイタルもらったりウィザードハットもらったり、良い人たちでよかったね。お礼ちゃんと言った?」 A子「うん。また今日も遊ぼうって言われた~」 間違いありません。私のことです。本当にありがとうございました。 その後、Bもたまり場によく来るようになる。 たまに出る会社の話にひやひや。 おかげさまで、私の悪口なんてでるわけないっつーか下の者には良い上司であるようで、反対にそんな話をしてたりするんだが(例:主任は良いけど課長最悪等。役職適当)、それを聞かれているとは彼女らは知らないわけで。 なんかよくわからないけど精神的ダメージがでかい。本人たちまったく悪くないんだが、かなりきっついよママン。 リアルの自分知ってる相方に、相談。 とりあえずGはなれればGチャ聞かなくて済むし、一時的にってことで相方の友達のGvギルドに体験てことで移動することにした。 まあなんだ……みんな、リアルであんまりROの話するのやめようね……。 慕ってWisしてきてくれるの嬉しいんだけど、なんか、こー困ったorz 293 :(○口○*)さん [sage]:06/12/15(金) 15 21 ID G+FlPTWC0 あ、最後に文の長さ整えるの忘れた。 読みにくくてごめん。 三行にまとめると、 拾ったノビ リアル部下 気づいてるのは私の方だけ。精神的ダメージ大。 306 :(○口○*)さん [sage]:06/12/15(金) 15 53 ID G+FlPTWC0 やーそう。AとBはどちらも新人お友達。仲良くやってるようです。 こう、まあ本人たちもぼかして言ってるんだが、 「今日○○で××失敗しちゃって、Bちゃんとごまかすのに必死だった~w」 的なことを言ってると、 ああ、あの時あの時間隅でなんかごそごそしてたのはそれだったんか…… なんかやらかしたとは分かってたけど。 まあ、それをごまかすのも社会人スキルのうちだ。 前は私に救いを求めてきてたけど自分でなんとかできるようになったのね。 でも、うん、てめえら同じミス何回してんだ。 ってなっちゃうんだよね。 なんつーか知らなくて良いことを知ってしまうっつうか。難しいね。 仕事はちゃんとやってる良い子たちですよ。 でも同じ鯖に来るこの偶然っぷり。運命の神様をノロうorz 314 :(○口○*)さん [sage]:06/12/15(金) 16 21 ID G+FlPTWC0 大丈夫 フェイクいっぱい入れてあるからw AとBは相変わらず仲良く狩りをしているようです。 うちのGメンとも上手くいってるよう。 たまに一緒に狩りもします。 以下ななしに戻ります! みんなもマジでリアルネタ気をつけてね! ※後日談 前ページ次ページスレ34
https://w.atwiki.jp/wbc1971/pages/4.html
2005年度(編集中) 幹事長 秋田智康 教育学部3年 主務 菅原智之 政治経済学部3年 キャプテン 玉井秀明 スポーツ科学部3年 34代の紹介 メンバーも増え、幹事長があまり野球ができないこともあり新たにキャプテンと言う役職を設けて、幹事長・主務・キャプテンの3人が協力してチーム全体をまとめることに努めました。メンバー全員が“史上最高にして最強”のチーム作りを目指して日々奔走する毎日。W.B.C.3度目の関東制覇を火・木・金の週三回、哲学堂のグランドを中心にみんなで汗を流しました。 幹事長としては、「全員で楽しんで、全員の力で勝つ」ことを目標に、野球のみならずサークルとしても早稲田内の野球サークルNo.1にして、みんなで人間として高め合える集団を作りたいとの思いを持ってサークル運営に当たりました。 33代での関東大会ベスト8での敗戦から始まった僕らの代。多くの人が泣いていた春合宿。新たに30名以上が入ってくれた新歓期。そして、日々の練習の成果を存分に発揮し、早稲田リーグで優勝。また、合宿などを経て結束力も高まって向かえた統一大会。決勝で涙を飲みました。しかし、決勝が終わった後の哲学堂で涙を流すみんなの姿を見て、本当に最高のチームになったんじゃないかと思います。最高の仲間と過ごしたサークル生活はきっと忘れることはできないと思います。(秋田) 活動報告 雪旅行 苗場スキー場 ホテルサザンクロス(H17.2.16~19) 追いコン 箱根きのくにや旅館 (H17.2.27~28) 春合宿 静岡県東伊豆 南熱川東映ホテル3泊4日(H17.3.14~17) 新歓旅行 山梨県河口湖&西湖 白樺荘(H17.5.14~15) サマーカップ 千葉県白子2泊3日 サンシャイン白子(H17.8.24~26) 夏合宿 新潟県妙高高原 香風館4泊5日 (H17.9.9~13) 実績 第2回早稲田リーグ優勝 決勝は千葉マリンスタジアム OB宮田さんのご協力により決勝を千葉マリンスタジアムで開催することが実現できました。ありがとうございます! 学内統一トーナメント 1回戦シード 2回戦VSジジバッツ 準決勝VSアミカル 決勝 VSペガサス 決勝に進出するも敗戦。3年連続の関東大会出場はならず。 34代メンバー 選手 0 長田翼 投・外 2 山田健史 捕 3 玉井秀明 遊・投 4 天久兆 二・外 14 中野祐紀 一・外 17 加藤雄補 外・投・一 20 中原拓也 一 21 日高健 一・外 22 荒卓也 外・三 23 菅原智之 外 25 秋田智康 二 27 佐藤文建 外 31 青柳明 二・三・遊 36 伊藤良太 三 マネージャー 39 佐藤悦子 46 中山茉莉 52 佐藤浩実 55 安藤槙佑子 56 宮田裕子 57 小林可奈 64 金子麻理 66 森崎未来 77 金沢萌 79 倉林桂子 81 大木藍 84 米村彩 85 箱崎かおり 91 高橋佐予 98 藤井美希 W.B.C.HP(^^♪ (2005年度版ホームページ) トップ画像 みんなが参加してつくるホームページを目指して 前年度までのホームページから気合を入れてリニューアル! 2005年度ホームページ係の佐藤浩実(ヒコ)と中野祐紀(ジューシー)によって制作運営された。 第34期が始まったその日(2004年12月3日)からスタートした幹事長・秋田智康(アキちゃん)の「中学生日記」をはじめ、多くの執筆者の快い協力によって、コンテンツの質と量の充実に成功した。 コンテンツ ☆What's W.B.C.? ネット上での新入生勧誘活動のために、「W.B.C.ってどんなところ?」というテーマで座談会を開き、掲載した。ファミレスでテープ録音したものからなんとかうまくまとめようと原稿を起こしたが、結構難産だった。秋田幹事長・菅原(スガ)主務・玉井(タマ)キャプテン・箱崎かおり(ハコ)・佐藤浩実・中野祐紀が制作協力。 ☆試合結果 試合経過と課題をまとめた「今日の一言」を交代で執筆。このコーナーは途中から“スポーツ記者の卵”福谷佑介さんが担当した。チームへの愛情あふれる辛口コメントは的を射ていた。 ☆Members! 32期(2004年3月卒)~35期(2008年3月卒)の選手・マネージャーの当時のプロフィール。『MAGAZINE WBC 2004創刊号』の選手プロフィールを加筆・改良したもので、なんとかウケをよくしようと腐心した痕が見られる。 ☆アイディアノート 意見箱BBS。「みんなが参加するHP」のキモである。「OB・OG掲示板」や「リレー日記」「今月の人」という企画は、ここに投書された貴重な意見から誕生して羽ばたいた。 ☆今月の人 毎月1人以上取り上げてW.B.C.のユーモラスで素敵な人たちを紹介しようという企画。ご飯を食べながらのインタビューで油断させ、面白エピソードを引き出そうとした。長田翼(ツバサ)・佐藤浩実・中野祐紀制作協力。蜜柑。 ☆Links リンク集。開設当初にリンクされていた「スコアの書き方」はリンク切れを起こして消滅。早大ペガサスと専修大Linesは、「アイディアノート」に書き込みをいただいてリンクが実現した。 ☆中学生日記 秋田智康34代幹事長の日記。自身のあだ名と同名の某TV番組を引っ掛けたネーミングらしい。サークル運営と野球に関わる意見発信から相田みつをの書を引用した生き方談義まで幅広い内容で、任期中は毎日1回以上更新という偉業を達成した。2006年11月現在ときどき更新されている状態。 ☆韓流日記 33期IT係であった高山伸也さんの日記。日々のニュースに対して所感を一言述べる形式が印象的。数日間更新されないと思いきや、突然一気にカレンダーに追いつくというパターンが現在も健在だ。 ☆コラムの7人 日高健発案の新企画。34期の匿名執筆メンバー7人が自分の好きなテーマで語り倒す企画。ものすごくマニアックになることを覚悟の上で突然発車したが、それぞれがユニークな記事を意欲的に展開し、愛読者を獲得した。 日替わりで各曜日を担当し、ブログを利用して毎日更新された。 ○月「こんな本読んでみたけど」(書評) byリリィ=佐藤悦子(エッちゃん) ○火「私の周りの奇人伝」(身近な人物列伝) byいちご=安藤槙佑子(あんちゃん) ○水「風読み人の独り言」(時事問題) by無邪気=山田健史(タケ) ○木「恐るべきヒトビト」(人物紹介) byゴンザレス=中野祐紀(ジューシー) ○金「スナフキン的生活」(旅の名所案内) byスナフキン=小林可奈(カナ) ○土「電視へぇ~而上学のすすめ」(TV評論) byアリストテレビ=日高健(ケンケン) ○日「愚者のシネコメ」(映画評論) by笑うミカエル=高橋佐予(サヨ) (他に番外編で「続 スナフキン的生活」と「文集編集ニッキ」) というラインナップだったが、連載終了後の正体公開までほとんど執筆者の正体は見破られなかったようだ。 約3ヶ月でネタ切れの脅威に晒され、7人体制は終了。現在は「悦子の部屋」として発展的に存続し、高い支持を得ている。 ☆リレー日記 秋田智康・佐藤悦子らの「アイディアノート」への提案からスタートしたリレー日記。日記を書いた人が次の人を指名するスタイル。2006年度の35期も好評継続中。新歓期直後は新1年生の日記が初々しく、目を引く。 ☆ラウンジノート 実はまだ生きているんだけど、ほとんどの人が気づいていない裏の世界・・・・・・。濃いメンバーが生息中で、「ふ」さん曰く「華が無い」。 サークル誌発行 前年度に引き続き、『MAGAZINE WBC 2005年春季号』が編集発行された。 寄稿とプロフィール、自己紹介というスタイルは、前作を踏襲。 1/4ページの個人ページは、最低限の必須記載項目を定めた上での自由形式に変えたため、メンバーの個性が強く表現されたバラエティーに富んだものとなっている。今作のコンセプトはずばり“スタイリッシュ”と“マネージャー主義”。前作に未収録だった「マネージャー名鑑」を掲載。執筆・編集陣に多くのマネージャーの協力を受けたほか、イラストを随所に取り入れて華やかなイメージを目指した。 なお、新入生に効果的にサークルのことを知ってもらうことも大きな目的であったので、新歓合宿時に配布した。 文集編集委員 上記↑のような理由により、編集委員にマネージャーが多い構成となっている。決して、池守と中野がマネージャーさんと一緒に仕事がしたかっただけだ、というわけではない。 なお、半永久的な保存を目指し、『MAGAZINE WBC』をWEB上に再現した“WEB版”が2006年9月に作成された。URLは下記。 http //m-wbc.cocolog-nifty.com/blog/ -
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1777.html
[34] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/17(木) 23 13 49.28 ID rKNuttun0 『あ、あたしにぶっかけるって何言ってんのよエッチ!』 「え、全てを賭けるって言ったんだけど・・・」 『え?・・・・・あばばばばばばばかぁぁぁ!!!//////紛らわしいこと言ってんじゃないわよ変態!大変態!!!//////』バキッゴスッ 「理不尽に怒られた上に殴られた!?」 ピンクな空想が漏れ出ちゃうツンデレとか俺徳
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/10979.html
このページはこちらに移転しました (428スレ34) レス 作詞/428スレ34 作曲/せきゆ(428スレ55) 誰も文句言わないからクオリティとかそんなこと気にせず投下すればいいんだよ 良い曲が聴きたい人ならプロの曲聞くだろうし 俺はアマチュアらしい音楽の方が好きだ だからここにいる 音源 無題(428スレ34)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/128691.html
ベアトリス(34) 中世ネーデルラントのエノー伯の系譜に登場する人物。 関連: レニエヨンセイ (レニエ4世、父) エドヴィジュドフランス (エドヴィジュ・ド・フランス、母) エブルイッセイ (エブル1世、夫) マナセカルヴァアシーナドラムリュプト (マナセ・カルヴァ・アシーナ・ド・ラムリュプト、夫)
https://w.atwiki.jp/nikoden/pages/61.html
解説 『みくみくにしてあげる♪』とは、2007年9月20日に投稿されたika制作の初音ミクオリジナル曲であり、初音ミクの代表曲の一つ。 《本家動画リンク》▶【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 編集特記 次の大河ドラマの舞台、播州の言葉で初音ミクさんに歌っていただきました。 そして圧巻なエンドロールクレジット。ひとつひとつが芸術作品なのに191点、それぞれ魂が込められております。 ネタ&見どころ 【映像】 Cello,《イラスト》 最初の方は描きたい和風なものを色々詰め込んでるだけでしたが、ネタが尽き始めてからはアイデア出しが一番大変でした。描いてて楽しかったパーツは鯉・ビー玉風の雨・白紫陽花・水墨画風の掛け軸。全体的には花火と和室の絵ですかね。 【歌】 さこやん《播州弁訳》 関西の西の端っこ、播磨地域一帯で使われる方言が播州弁。今回は初音ミクにかわいく歌ってもらいました♪普通に喋っとーだけやのに、「喧嘩しとんか」って心配されるけど、ちゃうから!喧嘩なんかしとらへんから! 【演奏】 みみか《箏1、箏2》 最初、運営さんたちで演奏すると聞いていたのですが、急遽参加させていただけることになりました。パートの入りと最後の変拍子の所リズムとるの難しかったです(´∀`)櫻樹さんには大変お世話になりました♪ sappa《篠笛》 なんといっても大人数の演奏が圧巻▶ ニコ動マイリストへ 櫻樹《十七絃》 良いアレンジなので楽しく弾いて締めくくることができました!終わりに向けての盛り上がりが聴きどころ。 よしとみ若旦那《三味線》 長唄三味線で演奏に参加しました。みっくみくになったり陰陽師を頼ったり楽しい三味線でした!最後らしく楽しく弾いてみました!▶【梅ヶ島温泉 旅館よしとみ荘・静岡県 http //www.yositomi.net】▶【ピアノ×三味線ユニット うるち http //www.uruchi.net】 早紅夜《津軽三味線》 津軽三味線での演奏をさせていただきました。こんな素敵な企画に参加させていただき、ありがとうございました。▶早紅夜のtwitter▶ニコ動マイリストへ 【文字】 ひげさん《書 参加者名》 私は新参者なので、皆さんの素顔を殆ど知りませんでしたが少しでもその人を感じられる字であるように書いたつもりです。大体、木蓮さんの夜明け前まで付き合った上での励まし成分でできております。 導入部分 00 オープニング 01 エージェント夜を往く 02 ハレ晴レユカイ 03 患部で止まってすぐ溶ける ~ 狂気の優曇華院 04 Help me, ERINNNNNN!! 05 nowhere 06 クリティウスの牙 07 GONG 08 森のキノコにご用心 09 Butter-Fly 10 真赤な誓い 11 エアーマンが倒せない 12 勇気VS意地 13 アンインストール 14 鳥の詩 15 you 16 魔理沙は大変なものを盗んでいきました 17 Dr.WILY STAGE 1 18 God knows… 19 もってけ!セーラーふく 20 ガチャガチャへるつ・ふぃぎゅ@ラジオ 21 創聖のアクエリオン 22 ふたりのもじぴったん 23 つるぺったん 24 マリオ地上BGM 25 true my heart 26 kiss my lips 27 RODEO MACHINE 28 序曲 29 FINAL FANTASY 30 ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト 31 あいつこそがテニスの王子様 32 レッツゴー!陰陽師 33 カオスタイム 34 エンドロール 曲終了後
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/1324.html
34 返信:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/09/23(日) 03 52 36.88 ID jI+8wT1X0 1 19 24乙です!親友&恋人パワーは最強デスワー! 雨の日が続いた&前スレで看病のお話があったのでそれを題材にしてみました。あんまり甘くないかも…。 http //ux.getuploader.com/madosaya/download/144/Influence+Affection.txt 「(げー…熱かよ…)ごほっ、ごほっ…!」 さやかは朝目醒めると全身を言い様の無い気だるさに襲われていた。 同時に咳が酷くてなかなか止まらない。完全に風邪の類だろう。 取り敢えず薬を飲む為にも何か朝食を食べないと身体が持ちそうにない。 お粥でも作ろうと起き上がろうとするが、思った以上に身体が言う事を利かない。 しかも生憎今日一日両親は不在という状況下である。 「(こりゃぁ学校休みだよね…。)」 お粥はおろか外出して病院に向かうなど到底無理な体調だ。 さやかは何とかベッドから這い出て壁に手を着きながらリビングまで辿り着く。 冷蔵庫に残っていたヨーグルトを無理矢理押し込み、風邪薬を飲んで横になった。 [Influence Affection] 送信者:さやかちゃん 本文:風邪っぽいから休む ある雨の朝、まどかは朝一番に届いたメールに酷く落胆していた。 その後すぐに30行にも渡るお見舞いメールを返したのが約三時間前の事…。 ―昼休み― 「うわあああん!どうしよう!どうしよう~!」 「…どうしたんですのまどかさん?」 まどかは三時間目の授業が終わるまで頻りに何度も携帯の画面を見ていた。 そして昼休みに入るや否や、突然友人の仁美達に泣き付いて来たのだ。 「あのねあのね!さやかちゃんから全然メールが返って来ないの! もしかして苦しいのかな…? メールも返せないくらい具合悪かったらどうしよう…。」 朝の一通以降、まどかが何度メールを送ってもさやかからの返信は無い。 心配になり思わず休み時間に電話を掛けたりしたのだが、それでもやはり応答は無かった。 「風邪なのでしょう? 病院に行くか家で寝ているのかもしれないわ。」 「でもでも!さやかちゃん今日ご両親いないしもし何かあったら…そんなのヤだよぉ…。」 「まどかさん落ち着いてください。」 「放課後お見舞いに行きましょう。まどかが行けばきっとさやかは喜ぶわよ?」 「…!! うん!そうだよね!」 さやかの事に関しては、時々子供の様に我を忘れてそそっかしい面のあるまどか。 そんなまどかを落ち着いて宥めるのにも、仁美とほむらはすっかり手馴れていた。 ………………………………………………♭♭♭……………………………………………… (ピンポーン) 「―――………ん…?」 自室ですっかり寝入っていたさやかはインターホンで目を醒ました。 だが両親不在の為、来客があれば自ずと自分が出なければならない。 時間は既に夕方の四時。一日中雨で空は暗いので外の景色は余り変わらないが。 (ピンポーン)(ピンポーン)(ピポピポピポピポピポピポ) 「(あーもう誰だよ…。)…ごほっ!ごほっ!…あ"~い…。」 急かす様なピンポン連打により、さやかは仕方無く重い身体を引き摺ってのそのそと動き出す。 熱は心成しかマシにはなって来たが、喉の方は全く咳が止まる様子は無い。 (ガチャ) 「さやかちゃんっ!!」ガバッ 「うあっ!?まどか…。」 扉を開けると小さな客はさやかの姿を見付けると真っ先に抱き付いて来た。 顔を見るまでもなく、匂いと髪の色ですぐにそれは大親友のまどかだと理解る。 「駄目だよさやかちゃん!ちゃんと寝てなきゃ!」 「あのねぇ…あんたがチャイム鳴らすからでしょうが…げほっ、げほっ…。」 「あうう…そうだったよぉ…。」 さやかを起こしてしまったのは自分の所為だと知ってしょんぼりするまどか。 でもこうしてせっかくお見舞いに来たのだからと、まどかはさやかに肩を貸して寝室へと向かう。 中三になってもまどかの身長は相変わらずだ。でも小さな身体で必死にさやかの力になろうとする。 さやかはそんなまどかの事をいつも愛おしく思っていた。 「…あんなにメールくれてたんだ…ごほっ、ごほっ…。全然返さなくって…ごほっ!ごめんね…。」 「(さやかちゃん苦しそう…。)ううん、いいの。それよりご飯とお薬は済ませた?」 「朝はちゃんと飲んだんだけどなぁ…ごほっ!…なんかイマイチでさ…ごほっ、ごほっ…!」 さやかは横になったまま、喋る度に苦しそうに咳き込んでしまう。 まどかに心配を掛けまいと笑顔を作ってみせるのだが、頼り無いそれはむしろ逆効果かもしれない。 「あ、そうだ。さやかちゃんの好きないちごプリン買って来たんだよ。」 「おー、流石あたしの嫁ー!気が利くじゃ~ん♪ごほっ、ごほっ…。」 「お薬飲む前には何か食べた方がいいよね。それじゃ、さやかちゃんあーん♪」 「へ…!?」 お見舞いにさやかの好きなデザートと持って行く様に奨めたのは仁美だった。 一応風邪がうつる可能性も考慮したのと、二人きりにしてあげる事を優先してまどかが一人で来る事にしたのだ。 さやかは喫茶店辺りでよくまどかに"あーん"をするのだが、自分がされる側だと妙に恥ずかしいものがある。 「そんじゃ…あーん…。」 「えへへ♪ どーぞ。」 まどかに促されるまま、さやかはスプーンで差し出されたプリンを口に含んだ。 熱に身体が侵されていた所為か、いつも以上に冷んやりとした感触が口全体に広がって来る。 「さやかちゃん、美味しい?」 「むぐむぐ…へへ、なんか照れ臭いかも♪///」 顔を紅潮させながらこの日初めてさやかがはっきりと笑顔を見せてくれた。 ただプリンを食べているだけなのに、こうしていると甘えているみたいでふんわりとしたいい気分になる。 特にこういう辛い時は、無意識に何かに頼りたいと思っているからかもしれない。 一方のまどかは満足そうな笑みを浮かべながらも続いてあーんを差し出すのだった。 「ありがとまどか、美味しかったよ。ごほっ、ごほっ…。」 さやかの咳が止まった訳ではないが、気分的にも体力的にも幾分かは楽になった様だ。 薬を飲みベッドに横になったさやかに布団を掛け、まどかは次の行動に出るべく立ち上がった。 「わたしがお粥作ってあげるから、さやかちゃんはゆっくり休んでてね。お台所借りるよ。」 「おおっ!優しい嫁を持ってさやかちゃん幸せですよー。ごほっ、ごほっ!」 「えへへ、頑張って美味しいの作るね!」 まどかが部屋を出ると、さやかは再び眠りに就こうと目を閉じた。 部屋に残るのは雨音と自分の息遣いだけ。 しかしさやかは今更ながら一つ重要な事に気付いてしまった。 「(そういやまどかって料理出来たっけ…?)」 少なくともさやかはまどかの料理する姿をほぼ見た事が無かった。 ただ彼女の父である知久の料理の腕前はプロ級だし、まどかも少しくらい習っているかもしれない。 そう安直に考え改めて眠りに就ことしたのだが、程なくして焦げ臭い匂いが自室まで漂い始めた。 「(ん…?何だろこの匂い…。)」 「うわあああん!どうしてぇ~!?」 嫌な予感がモロに当たってしまった。悲鳴から察するに匂いの出元はまどかだろう。 さやかは居ても立ってもいられず、鉛の様な身体を何とか叩き起こし壁伝いに台所まで到達した。 「…ちょっと…まどか…ごほっ、ごほっ…。」 「ふえええええん!あうううう! あっ、さやかちゃん!寝てなきゃ駄目だよ~!」 慌てて掛け付けてみれば、まどかは半ばパニック状態で目にちょっぴり涙を浮かべていた。 そして恐らくお粥を作ろうとしたのであろう、お鍋からは灰色の煙が上がっていた。 「あのねぇ…ごほっ、ごほっ…。まずそれを消しなさいよっ…!」 ……………………♭♭♭…………………… ―約一時間後― 本来三十分ちょっとで終わるお粥作りは、片付けから始まった為に余分に時間が掛かってしまった。 さやかは意識の朦朧とする中で、まどかに支えられながら何とかお粥を作り終えた。 まどかはさやかの為にお粥を作ろうとしたのだが、焦げるばかりで上手く行かず、結局ほぼさやかが調理するハメになったのだ。 「…はぁ……ぜぇ……し…死ぬ……ごほっ!ごほっ!」 「あうう…ごめんなさい…。わたしお粥も作れないなんて…。」 「いいって…。まどかの気持ちは凄く嬉しいから…ごほっ、ごほっ!」 熱のある中でお粥を作らされるとは思わなかったが、それでもさやかはまどかを放っておけない。 病人の看病どころか余計に自分の世話をさせてしまい、まどかは今にも泣き出しそうだった。 さやかもまどかの気持ちを理解っているから怒ったりなどしないのだが。 「うう…。それじゃ…せめてさやかちゃんに食べさせてあげてもいいかな…?」 「え? へっへー、んじゃお言葉に甘えて…ごほっ、ごほっ…。」 咳き込むさやかを撫で撫でしつつまどかのターンがまた始まる。 正直ぶっ倒れてしまいたいくらいさやかは疲労していたが、健気なまどかの好意を受け取らずにはいられない。 まどかが食べさせてくれるお粥は不思議とすぐ食べ終えてしまった。 ……………………♭♭♭…………………… (ザアアアアアア…)(ガタガタガタ) 時刻は五時半。外はかなり暗く、雨と風は治まるどころか強くなるばかりだ。 さやかに薬も飲ませ、額にはタオルで包んだ氷枕を置いているが、さやかの熱は一向に下がる気配が無い。 「ごほっ!ごほっ…。」 「さやかちゃん…大丈夫…? 新しい氷枕持って来たよ。」 「…まど…ありが…ごほっ!ごほっ!」 「ほらさやかちゃん、ティッシュ。痰はちゃんと吐き出さなきゃ駄目だよ。」 氷枕を取替え、痰はティッシュで取ってあげる。 まどかはお粥以降は風邪引きに適切な看病をしている筈なのに、咳は止まらず病状はなかなか改善しない。 眠ろうとはするのだが、激しく繰り返し咳き込む為にさやかは全く寝付けずにいる。 「おかしいなぁ…ほむらちゃんにお薬選んで貰ったのに…。」 「…そっか…あいつ……ごほっ!ごほっ!」 「さやかちゃん!喋らなくていいよ!」 お見舞いに来る前、かつて病気がちだったほむらにお勧めの風邪薬を選んで貰ったのだ。 しかしそろそろまどかも薄々感付き始めていた。唯の風邪でここまで咳も熱も治まらないのは異常だ。 顔は真っ赤でおでこは手で触れるだけで理解る程熱い。 「大変だまどか。これは普通の風邪じゃないよ。今すぐ僕と契約してさやかを―――」 「………。」 (ガシッ)(ガラガラッ)(ポイッ!)(バタン) まどかはいつの間にやら部屋に侵入した白い生物を窓の外へと投げ捨てた。 さやかと二人幸せな未来を迎えるには、決して契約してはならないとほむらに念入りに言われたからだ。 友達との約束は今も守り続け、結果としてさやかだけでなく仁美とも未だに友人で居続けられている。 「さやかちゃん…わたし、ずっと傍にいるからね。」 「………♪ ごほっ…ごほっ…!」 背中をすりすりと擦ってあげるとさやかは気持ち良さそうに顔を綻ばせる。 その顔を見てまどかも少しだけ安心する事が出来た。 ……………………♭♭♭…………………… (ゴオオオオオ…)(ザアアアアア…) 携帯で天気を確認すると台風が近付いているらしい。 横殴りの雨が部屋の窓を鳴らしている。 「さやかちゃん、枕取り替えるね。」 「ごほっ!ごほっ…! う…ごほっ!」 「わわわ!はいティッシュ。―――!? さ、さやかちゃん!血が…!」 まどかの差し出したティッシュには赤い血が混じっていた。 明らかに今までの黄色かった痰とは違う色にまどかは動揺する。これは吐血なのだろうか…? さやかの顔色は悪くなるばかり。表情はとても苦しそうで返事をする元気も無い。 更にピピピッと音と立てた体温計を確認すると「40.2℃」を示していた。 「どうしてなの!?さやかちゃんしっかりして!!」 まどかは迷わず携帯を手に取り救急車を呼ぶ。 しかしその返答内容は無常なものだった…。 『申し訳ございません!台風の影響で救急車の戻りが遅くなっておりまして! 一時間程お待ちいただければすぐに向かいますので!」 「ふえっ!?そんなに待てないよっ! …じゃぁ自分で連れて行きますから!!」 携帯の電源を切るとまどかはある物を探し始める。ここは今まで何度も訪れたさやかの家だ。 何処に何が置かれているのかはだいたい知っていた。 「まどか急いで!早く僕と契約しないとさやかが危――――」 (ぐわしっ!)(トテテテテ…)(ガチャッ) 「ま、待つんだまどか!僕をトイレに投げ込もうなんてどうかしてるよ!」ジタバタ (ポイッ)(ザァァァァ~!) 「わあああけえええええがああああああわあああぁぁぁぁぁ…――――」シュゴォォォォォ (パタン) まどかはさやかに雨合羽を着せ、自分も同じ物を羽織って上からさやかを背負う。 玄関には忘れず鍵を掛けてまどかは嵐の中へと足を踏み出した…。 ……………………♭♭♭…………………… (ビュオオオオオオ)(ドザアアアアアア…)(タッタッタッタッ…) 吹き飛ばされる程ではないものの風は強く、雨は容赦無くまどかに吹き付ける。 この天候ではとても自転車など使えはしない。 さやかのマンションから見滝原総合病院まで歩いて二十分。走れば十分程で着く距離だ。 (ゴロゴロゴロゴロ…!) 「ひゃあうっ!!」 人通りの無い街を駆け抜ける中まどかは雷に脅える。しかしその足が止まる事は無い。 雷は当然恐いがまどかにとってそれ以上に、二度とさやかに会えなくなる事の方がずっと恐かった。 「はぁっ…はぁっ…はぁっ…!」 こういうのを火事場の馬鹿力とでも言うのだろう。 身長差は今でも10cm程度はあるまどかが、さやかを背負って走る事すら普段なら厳しいだろう。 しかも今は十分程は要するであろう道程をまどかは走り続けているのだ。 今は息が上がる事すらも忘れ、大切な人の為に己の限界を超えていた。 「…ごめんなさい。まさか傘が飛ばされるなんて…油断したわ…。」 「うふふ、良いではありませんか。ほむらさん、もっとこちらにお寄りくださいな。」 買い物にでも出掛けた帰りだろうか。ほむらは仁美の持つ傘に入れて貰っていた。 私服姿の二人は目的地へと向かっていた所、近くを走り抜ける何者かに気付く。 「あら? 今のピンク色は…。」 「まどか…!? それにさやか…???」 雨合羽を着た影は仁美達に気付く事無く走り去ってゆく。 僅かに覗くピンクの髪とブルーの髪は、知人であれば誰もがあの二人組みだと気付くだろう。 それにこんな天気の中だ。二人が只ならぬ状況であろう事は見て取れる。 「あっちは…総合病院の方向ね…?」 「こんな雨の中でさやかさんを背負ってなんて無茶ですわ! わたくし達もお力に…」 (スッ) 仁美は直ちにまどかの元へ向かおうとしたが、ほむらに制止されて留まった。 「ほむらさん…?」 「事情は理解らないけど、きっとまどかの意思でさやかを助けるつもりよ。 手を貸したいのは山々だわ。でも今私達が安易に邪魔すべきではないと思うの…。」 さやかを背負ったまどかはの姿はあっという間に小さくなってゆく。 小さな影が病院へ入るのを確認するまで、仁美とほむらは見守っていた。 「愛の力…という訳ですのね。無事辿り着かれた様ですし、わたくし達も行きましょうか。 家に着いたらお風呂と着替えをお持ち致しますわ。それまでは我慢してくださいませ。」 「で、でも…肩が近いわ…。」カァァ 「あらあらほむらさん、余り離れると雨に濡れてしまいますわよ?」クスクス 傘に入っているとは言え、やはり強風で二人は随分濡れてしまった様である。 まどか・さやかをこっそり見送った後、ほむらは志筑邸へと案内されるのだった。 (タッタッタッタ…)(パシャパシャ) 「…ん…まどか……???」 「さやかちゃん!あとちょっとで病院着くからね!」 「えっ…!? ごほっ、ごほっ…。」 まどかの背中で揺られながらさやかは気が付いた。大雨の中で自分とまどかを覆う雨合羽、目前にある病院…。 まどかがここまで自分を運んだのだと気付くのにそう時間は掛からなかった。 今日はいつになく小さな身体のまどかが一層頼もしく思えたのだった。 ……………………♭♭♭…………………… さやかの診断結果は肺炎。風邪と間違ったままなら大変な事になっていた。 一応まどかも検診を受けたが空気感染する類のものではないそうだ。 治療の為にさやかは二~三日間程入院する事になってしまったが。 「さやかちゃん、もう楽になった?」 「んー。だいぶ治まって来たよ…こほっ…。まどかのお陰だけどね。」 「えへー照れちゃうよ♪」 まどかは頭にタオルを被りながらさやかの個室にお邪魔していた。 時刻は既に夜七時。通常ならば病院への面会時間は過ぎているが、救急車の件もあり特別に許可して貰っている。 (ガチャ) 「おーっす!大丈夫かいさやかちゃん? 肺炎だって聞いたんだが…。」 「あっ、ママー!」 「いやぁ…救急車が来れなかったらしくてまどかが背負って運んでくれたんですよ。こほっ、こほっ…。」 「そうかそうかー。台風の中無茶しちまうのはちとアレだが、度胸だけは流石あたしの娘だなぁ~!」 「えへへへ♪」 詢子にワシャワシャと頭を撫でられて子猫の様に嬉しそうにするまどか。 さやかに撫でられるのとある意味似た光景かもしれない。 「ねぇママ。今夜一日だけさやかちゃんに付き添ってあげたいんだけど…駄目かなぁ…?」 「まぁ、んなこったろうと思って着替え持って来といたぞ。あとこれ晩飯な。」 「ふえっ…!?」 「詢子さん…?」 まどかの言葉を予言していたかの様に詢子はまどかのパジャマ&下着一式を取り出す。 更に入院患者のさやかと違ってまどかは病院食が出ない為、詢子がコンビニで弁当を買って来たのだ。 「それから…っと。こっちがさやかちゃんの分な。お袋さんから頼まれたんだ。 さやかちゃんは病人なんだから、まどかも夜更かしせずちゃんと寝とくんだぞ?」 「「………。」」 ……………………♭♭♭…………………… 消灯時間は過ぎて室内は暗闇と静寂に包み込まれている。 まどかは簡易ベッドに掛け布団を借りさやかの隣で床に就く。 「あのさ…まどか…こほっ…。」 「なぁにさやかちゃん…?」 そろそろ眠ってしまおうかという頃、さやかは改めてまどかに声を掛けた。 お互いどちらの家にお泊りをするのとも違った環境でちょぴり新鮮な夜に思える。 「今日はありがとね。あたしビックリしたよ、気が付いたらまどかがあたし負んぶして走ってんだもん。」 「わたしだって今でも信じられないよ。いつもならさやかちゃん背負ったら歩くだけで精一杯なのに…。」 灯りは無くお互いの顔も見えない、小さめに落とした"声だけ"による会話である。 なのに、普段顔を見ながら話す時以上に何故かお互いの心をはっきりと感じられるのだ。 「何て言うのかな…まどかがあたしを大切に思ってくれてんのがすっごい伝わって来てさ…。 泣いてみたいくらい嬉しかったよ。ホントにありがと。」 「さやかちゃんだからかな…。きっとさやかちゃんだから、わたし頑張れたんだと思うの。 大好きなさやかちゃんに元気になって欲しいから。さやかちゃんの力になりたいから。」 まどかは目を閉じて自分の心に従うままに理由を述べた。 照れ臭い台詞を受けてさやかは胸の奥がひっそりと熱くなってゆく。 それすらも心地良いのは親友兼大好きな人の気持ちだからだろう。 「(あたし、もっともっとまどかの事好きになっちゃいそうだよ。)お休み、まどか…。」 「うん。お休みさやかちゃん。」 [Influence Affection] おしまい。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/2389.html
このページはこちらに移転しました 無題(34スレ130) 作詞/34スレ145-146 作曲/34スレ130 あの日紅に染まった夕焼け空に僕は あの日みたいにまた染まった夕焼け空に僕は 胸満たされ 思い出す 天使のような笑顔 もう一度あの日みたいに 紅に染めてみたい 少し冷めたこの心 善悪なんて実際はないのかもしれないよな 僕の生きている意味は価値はないのかもしれないな なんてそんなことはどうでもよくなるほど oh あの日見た夕焼けは 笑顔は 綺麗すぎて いまだ 忘れられない oh oh いつまでも 夕焼け空見るたび僕は思い出すだろう あの笑顔を あの紅を oh 紅を oh もう二度と oh もう二度と 同じ情景を見ることは出来ない あの笑顔も、もう見れないけど 時間は流れる 無情にも流れる 流されること しかできない僕だ けど せめて胸をはって踏ん張って進もうか 過去で・・・後ろで・・・ 彼女の微笑みが、見守ってくれてる 僕の背中を日が照らす 音源 無題(34スレ130)※曲先に歌詞の順 曲/34スレ130 詞/34スレ145-146 (無題)34スレ130(歌:もにくじゅ) (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/javadsge/pages/2327.html
var geo = new Array(); var city = new Array(); var pop = new Array(); var x = new Array(); var y = new Array(); var number; function sample() { var query = "SELECT * from " + 1z9NIwUZXVVhB2v76C0fAg2LdnsC2aX5j18vqdofp ; var encodedQuery = encodeURIComponent(query); var url = [ https //www.googleapis.com/fusiontables/v1/query ]; url.push( ?sql= + encodedQuery); url.push( key=AIzaSyAH0WCAXRIdHdbI-6bnMSN4kVDDZZmGyqY ); url.push( callback=? ); $.ajax({ url url.join( ), dataType jsonp , success function (data) { var rows = data[ rows ]; sx = 0; for (var i in rows) { sx = sx + 1; geo[sx] = rows[i][0]; city[sx] = rows[i][1]; pop[sx] = rows[i][2]; } number = sx; for (s = 1; s number + 1; s++) { if (pop[s] == "NaN") pop[s] = 0; if (city[s] == "NaN") city[s] = 0; } for (s = 1; s number + 1; s++) { g1 = geo[s]; m1 = g1 / 1000000; y1 = Math.floor(m1); g1 = g1 - 1000000 * y1; m1 = g1 / 10000; x1 = Math.floor(m1); g1 = g1 - 10000 * x1; m1 = g1 / 1000; y2 = Math.floor(m1); g1 = g1 - 1000 * y2; m1 = g1 / 100; x2 = Math.floor(m1); g1 = g1 - 100 * x2; m1 = g1 / 10; y3 = Math.floor(m1); g1 = g1 - 10 * y3; x3 = Math.floor(g1); x[s]=80*x1+10*x2+x3; y[s]=80*y1+10*y2+y3; } paint(); } }); } function paint(){ str=" table border=\"1\" "; for(s=1;s number+1;s++){ if (pop[s] 0) { str = str + " tr "; str = str + " td "; str = str + x[s]; str = str + " /td "; str = str + " td "; str = str + y[s]; str = str + " /td "; str = str + " td "; str = str + city[s]; str = str + " /td "; str = str + " td "; str = str + pop[s]; str = str + " /td "; str = str + " /tr "; } } str=str+" /table "; $("#memo").html(str); }
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/3946.html
34 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01 15 11 ID 2wjUCuls 学校の図書館には人が居ない―――勉強熱心な学生に言わせれば、それは間違った認識ではあったが、 ここ魔法学院の現在の図書館では真実であった。ずらりと本棚が並び、カビ臭い広い空間にはほとん ど人影が無い。 取り敢えずの例外は才人とギーシュ、この本に縁がなさそうな二人であった。なにしろ方や異世界の 字など読めず、方や勉強好きには程遠い。実際本などそっちのけで二人は妖しげな事を話していた。 「なあサイト、もったいぶらないで君の国の文化を教えてくれたまえ。特に服に関することをボクは 学んでみたいんだよ。ほら、異文化交流というやつさ」 「嫌だね。お前に何か教えると碌でも無い事になるからな。この前のセーラーの時なんかとんでもな かったんだからさ。だからダメ。てか、どうーせモンモンに着せたいんだろ? 自分で考えてみれば いいじゃんかギーシュ君」 「い、いや、だからだね、それが難しいから聞きたいんだよ。あの新鮮というか、エキゾチックで尚 且つ郷愁を感じさせる何ともときめくものを!」 「まあ、あの見事な金髪縦ロールなんだから、アレとかコレとかはスゲー萌えるだろうけどな」 「ア、アレ、コレって、そ、それだよ、その萌えと言うのが知りたいんだ!!」 「う、うわ!? なんだよ、迫ってくんなよ、俺はモンモンじゃねー!!」 才人が思わせぶりな態度を取ると、ギーシュは猛然と密着して来て教えろと強請り始める。目を血走 らせた顔はキスを求める如くで、生理的嫌悪で才人はギーシュの首を締めて対抗するが止まらない。 「くっ!? バ、バカ、唇まで突き出して何をする気だよ!」 「君が教えてくれないのがいけないんだ! こうなったらボクの情熱をここで発散するしかない!」 「ア、アホか〜〜〜っ!」 貧弱なメイジの代表とは信じられない馬鹿力のギーシュがさらに迫り、才人も渾身の力で締め上げ逃 れようとする。本棚がところ狭しと並ぶ場所でそんな調子では結果は見えていた。 「サ、サイト〜〜〜っ! だ、だああ!?」 「こ、この、へ、変態貴族〜〜〜っ! どわあっ!?」 バランスを崩した二人は本棚へ強烈に頭を打ち付ける。古めかしい本棚に振動が走り、埃が、そして 本がどこか上の方から本が落ちて床に当たる音が連続する。 「っっ!?」 そんな中、才人達からすると本棚の裏側で声がした。ぶつけた頭をさすりつつ才人とギーシュは顔を 見合わせる。 「なにかね、今のは?」 「誰かいたんだろ。で、落ちてきた本が当たったんだ。分るだろ、普通は」 「ああ、そうだな。では、大変じゃないか」 「って、呑気にしてる場合じゃないじゃん! お、おい!大丈夫か?」 才人が慌てて本棚の裏側に回ると、青色の髪の少女が尻餅をついて頭を押えていた。 35 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01 16 04 ID 2wjUCuls 「タ、タバサか? わ、悪い。頭に当たった? 怪我してないよな?」 「………」 才人が駆寄るとムッとした視線で見上げてくるタバサ。その膝の前には殊更分厚い本がある。本に熱 中していたら、いきなり重そうなその本が落下してきて頭を打ったのだ。流石に怒るだろう。 「いや、そう怒らないでくれたまえ。ワザとではなかったんだよ。ちょっとした事故なんだ。 ってサイト、君は貴族であるボクに謝らせておいて何をニヤニヤしてるんだ」 遅れて来たギーシュ、小柄な少女の魔法の実力は知っているので冷や汗を浮かべているのに、才人の 方は何だかほんわかとしていた。 「ん、いや、タバサのこの表情」 「表情?……………いや、痛い目にあってその相手に仕返しする、そんな感じであまり友好的にはみ えないが」 「ハア〜〜〜」 「な、なんだね、そのため息は?」 タバサが機嫌をなおしてくれないと、どうにも居心地が悪いギーシュへ、才人はヤレヤレと肩をすく める。 「全く、このちょっと痛そうな顰めっ面の良さが分らないなんてギーシュさまに萌えの道は遠いな」 「な、何を言ってるんだ。怒っている相手にときめくなんて変じゃないか?」 「じゃあ相手を置き換えてみろよ。モンモンが怒っているとこ想像しろ」 「いや、怒っているモンモランシーを想像してもあまり楽しくはないんだが………」 「バッカだな。痛かった、怒ってるんだから〜。で、でも、本当はそんなに怒ってないの。ただ痛い トコをさすって欲しいから、とっても怒っているフリなの―――って、感じが萌えなの? 分る?」 「ま、まあ、状況的には理解できるけれど、君の気色悪い声で台無しだな」 「フン! やっぱりギーシュさまに萌えは百年早い」 才人は良さが分らんヤツは引っ込んでいろとばかり、タバサの頭を撫で始め、自分の萌え理論を実証 しようとする。するとサラサラの髪の感触に違和感があった。それも一つではない。 「あ、あれ、タンコブできてる? い、いや、それにしては盛り上がりが大きいよな。と言うか、ピ ンとしてて…………え、ええ? み、耳か?」 才人は驚き、口をぽかんと開ける。タバサの頭には三角形の尖った耳があった。いや、生えていた。 青色の髪が二箇所、寝癖のように跳ね上がりネコかキツネのような耳となっている。布の作り物を貼 り付けたみたいな違和感は無い。控え目で自然な感じでちょこんと付いていると言った雰囲気であっ た。 「!」 才人が試しに指先で触れると、耳はぴくりと畳まれ、タバサの躰も身動ぎする。そろそろと元に戻っ たとろこへ、今度はそっと息を吹いてみると耳は驚いたみたいに立ち上がってから閉じてしまった。 タバサの方は擽ったそうに肩を竦めて目を閉じてしまう。 その様子を見ていた二人は、一瞬顔を見合わせて同時に叫んだ。 36 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01 17 00 ID 2wjUCuls 「ギーシュ! 見たか!?」 「ああ、見たともきっちりと見た! これは何なんだい?!」 「獣耳だ。形状的にネコ耳と分類しても良いだろう。うううっ、偽物っぽさが全然ない敢えて自己主 張をしてませんみたいな感じが、恐ろしく萌えだぜ!」 「うんうん、それは分る! それは分るぞ! なんというか萌えの一端が理解できたみたいだ――― ―――って、ああ!? ど、どこに行くんだ! ちょ、ちょっと待ちたまえ! もっとそのネコ耳を 見せてくれ!!」 「もう見るな! てか、モンモンに付けてもらえ!!」 「い、いや、そんあのなんて頼めばいいんだい!?」 「んなの自分で考えろ!!」 独占欲を丸出しにした才人は、タバサを抱えて疾風の如く図書館を後にして、タバサの自室へと飛び 込んだ。勝手に鍵を掛けると、ネコ耳少女をベットの脇に座らせる。 「ふう〜。これでネコ耳の安全は確保されたな」 「何?」 「何って、あのままギーシュといたらお前のネコ耳が危険だったんだよ」 「ネコ…耳?」 タバサは意味が分らないと不満顔になる。本が当たってから放置されていれば当たり前であった。そ うかと納得した才人に鏡を見せられながら、状況を説明されるとタバサは首を傾げて自分の頭に生え た物の謎を推理する。 「本に何か特別な魔法でもかけてあったのかもしれない。普通ありえないけれど、落ちて当たった拍 子に発動したと思う」 「じゃあすぐ元に戻るんだ?」 「すぐには無理だけれど、調べれば大丈夫」 「ふ〜ん、そっか」 心配無いと分り才人は何やらしきりに肯いている。その頬は妙な具合に緩んでいてタバサは眉間に皺 を寄せる。 「何?」 「いや特に危険がないなら、天が与えてくれたこの奇跡のような機会を大いに堪能しようじゃないか。 まあ、平たく言えばネコ耳を愛でようってこと。だってさ、ここまで似合ったネコ耳は滅多にないか らな。それともこっちの世界じゃ割と普通にある?」 「ない。姿を変える魔法は難易度が高いし、わざわざ猫の耳なんかつけないから」 「酒場なんかだと結構ウケそうだけどな。まあ、それはともかく触っちゃうけどいいよな?」 返事も待たず才人はタバサの隣りに座るとネコ耳の尖った先をそっと撫でる。何か言おうとしたタバ サだが、背中がぞくりとしてそれどころではなかった。新しい耳は本当の耳よりもずっと繊細で敏感 らしい。 「くわっ〜〜! その反応がたまらない! この一体感が絶妙なんだよ〜。ネコ耳に困ってますって 感じが最高ッス!」 「あ、ま、待って」 「待てない。てか、そんなに強く触ってないんだから我慢しろよ」 37 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01 18 04 ID 2wjUCuls 才人の理不尽な要求であったが、先っぽから根元へと撫でる位置が下がるにつれて、刺激が強くなり タバサは首を竦めて身悶えするのみ。ベットから垂らされた爪先が何度も何度も握られている。それ は、容姿とは対象的に大人びたタバサの随分と幼い仕草であり、それを見た才人は、ネコ耳を弄る指 先をますます忙しなく動かのであった。 「は、は〜〜あ、和む、和むよ〜〜〜! 同時に萌え! 激萌え〜〜!!」 表情の乏しさが神秘的な雰囲気になっているタバサに付いていると、人間の頭にネコ耳がある可笑し ささえ、物静かな少女のイメージをさらに際立たせる。それが擽ったいを超えた感覚に翻弄されて切 なげな表情になっていると感激してしまう程に興奮するのだ。 「おっ! 膝の上で小っちゃな手をぎゅっとしてるとオジさん更に何かしたくなっちゃうって事で、 息吹き攻撃〜〜っ」 「っ!?」 突然の生温かい感触にタバサは硬直する。その直後に爪先からブルブルとした震えが上昇する。躰が 感じる擽ったさの上限がこれだと言われても納得しそうであった。緊張した躰は一気に体温が上がる。 「フフフ、さすがの魔法騎士も俺の熱い吐息には適うまい!」 「やっ!?」 「さらに奥の方めがけて細く長い吐息 」 「っ!!」 「擽ったい? 擽ったいよな? でも、なんだか息が荒くなって変な感じになってるぞ?」 ヒクヒクと悶えるタバサに妙な悪役魂めいたものが芽生えたのか、才人は敏感な耳を嬲るのを完全に 愉しんでいた。ちょっと耳を刺激するだけで為す術も無くなってしまうのは、実に征服感を満たして くれるのだ。常にしっかりとしているタバサだけにその感覚も一入であった。 その意味ではこのメイジの少女、特別な才能と言うか、ある種の魔性めいた物があった。それが幸か 不幸かは微妙であり、取り敢えずは才人にますます調子にのらせる効果を発揮した。 「フニフニになったところで止めの耳穴直攻撃っ!」 「ひっ!?」 撫でと息では飽き足らず、才人は可憐な穴へと指を突っ込んでしまった。これにはタバサも背中に棒 でも入れられたみたく躰を突っ張らせて痙攣した。それから反対にくったりとなり隣りの才人へと寄 りかかる。 「そうそう、このパフって受け止める感じが最高っ!」 才人は小さな躰を抱きしめ、頬擦りをせんばかりに喜んでいる。しかも、さかんにネコ耳へと息を吹 き込みタバサを刺激し続ける。 「はうぅ! あは、はぁ〜 ひん!?」 47 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23 54 05 ID WWPLFP6g タバサは喘ぎ、不規則に躰を緊張させる。こそばゆ過ぎて息も出来なくて苦しい。いや、苦しかった 気がする。何かの文献で人間の感覚で最も近いのは、擽ったいのと気持ちが良いのだと読んだ気がす るが、それは正しかったらしい。 息が詰まり、頭がぼうっとしていたのは何時の間にか心地好い浮遊感に変化していた。躰の力みは全 てが熱に変わり、芯から熱くなっている。タバサはスカートの中で内腿をモゾモゾとさせる。 「サ、サイト………」 「うをっ!? そ、その切なげな顔での呼び捨てって、もしかしてネコ耳への攻撃だけで快感だった とか? タバサの一番可愛くて萌えるエッチな顔を見せたくなったとか?」 随分と失礼な婉曲表現ではあったが、タバサは熱い躰を縋りつかせる事で答えた。才人に言われ改め て自分が才人の指摘通りの状態だと自覚された。耳からの刺激で躰中がぞくぞくとしてもう堪らない。 「どうなんだ? 正直にならないと耳攻撃を延々としちゃうかもな〜。そりゃもータバサが泣いちゃ うくらいにさ。まあ、もう半泣きだけど」 「サイトの言う通りだからお願い」 「じゃあ好きにしちゃっていいか? 俯せお尻突き出しのポーズとか、胡座の中でちっちゃいタバサ を抱いちゃうとか、タバサの一番恥ずかしいのは何か探検とかするぞ?」 「いい、ぜんぶサイトの好きにしていい」 「で、出たーーーっ! タバサの十八番お任せモード!!」 才人は鼻息を荒くして叫ぶ。羞恥を存分に残しつつも我慢ができないで陥落した、そんなタバサはこ の上なく魅惑的であった。 「お前、そんなお願いされちゃうと俺もヤバヤバになるじゃん。てか、なったよ」 「や、やん!」 才人はタバサの胸元に顔を埋め、フガフガと甘酸っぱい汗の匂いを嗅ぐ。無論、それだけじゃおさま らず、手の方は胸やらお尻やら、控え目な肢体の各所を撫でたり、擦ったりしている。如何にも欲望 の赴くままであったが、結構的確にタバサは敏感な場所を刺激され、そもそも耳で昂ぶっていたのも あり、瞬く間に最初の満足感を堪能させられた。 「あ、ああ、サ、サイトっ!」 からかい半分みたいに言われた顔を本当に見せてしまったタバサ、やられてしまった感じだが決して 悪い気はしない。切なさの極致みたいな顔を見て歓喜した才人が、妙にいやらしく着衣を一枚一枚脱 がせても身を任せた。 48 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23 54 52 ID WWPLFP6g 「う〜む、素っ裸になるとまたネコ耳がこう何というかスゴイよな。肌の白さが高貴ってイメージに 直結しているところへ、ネコ耳!だからな。アンバランス萌えとでも言うのか、これは。しかもだ」 「な、なに?」 「胸がちっちゃい!」 「っ!?」 「でもピンク色の先っぽが、たまらなく可愛い!」 「え…?」 「賢いのにお股ヌレヌレで湯気出てる」 「っっ!!」 「そうソレ! 恥ずかしかったり、嬉しかったり、ムカっとしたりでネコ耳でばっちり反応するのも ほんと良いんだよ〜〜」 「きゃん!」 通報する機関がハルケギニアに無いのを感謝すべきなくらい盛り上がる才人。しかし、その探求心は まだまだ終わらない。 「これで悔い無しと言いたいとこだけど、もうちょっと何か欲しいな。全裸にはないアクセントがさ。 う〜ん、肌の白さが活きる方向で……………って、そうだ、黒ニーソあるか?」 「ニーソ?」 「黒い靴下。太股の方まである長いヤツで業界的にも俺的にも30デニールがベストなんだけど」 「ない」 「そっか、黒い何かがあれば、白い肌との対比が絶妙なんだけれどな。………あっ、あるじゃん! マントがあるよ」 その時、才人の脳内ではあるイメージが鮮明に浮かび上がり才人を甘酸っぱいときめきで誘っていた。 「タバサ! 立って、立って、でもってマント羽織る!」 「こ、こう?」 「そうそう! んで、前をちょっと開けてみる!!」 「これくらい?」 好きにして良い、そんな自分の言葉を律儀に守るタバサであったが、何故だか裸よりも現状の方が恥 ずかしい。雪色の肌をすべて隠せるサイズのマントを態々捲って未成熟の胸と可憐なくせに湿ってし まったデルタ地帯を晒しているのだから、それも当然。 「ちょ、ちょっと違うけれど、これはこれで何だかイイ! 爪先まで丈があってもイイんだ! そ、 そ、それにダメ、そんな可愛らしい恥ずかしがり方ダメ。もう犯罪だよ、逮捕だよ」 「だ、だって本当に恥ずかしいから」 「う゛っ! 顔をそむける角度さえも興奮せずにはいられない!!」 ムハっと叫び、才人は頭に血をのぼらせてよろめいた。するとその背中に何者かの声が掛けられる。 「なにしてるの?」 49 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23 55 37 ID WWPLFP6g 「うわっ!? だ、誰だよ! って、窓の外からか――――――んぎゃ! で、でけえ口が!?」 蛇かトカゲを百倍くらいに巨大化させたみたいな口が窓の外にあるのを発見して才人は腰を抜かしか けた。別段怪物などではなくシルフィードであった。ご主人様であるタバサの部屋から何やら楽しげ な気配を察知して中を覗いたのだ。 「バ、バカ、脅かすな! いきなり竜のぱっくり開いた口なんか見せるな! 食われるかと思っただ ろ〜がっ!!」 「じゃあ小さくなるよぅ」 自分が化け物みたいな反応を示されて凹むシルフィード。それでも興味の方が勝っていた。あまり好 きではない人間の姿へと変わると部屋に侵入する。 「あっ! なに勝手に入って来てるんだよ。てか、窓どうやって開けた?」 「そんなの楽ちんなの。で、なにしてるの?」 「な、なにって………」 才人は気まずげに視線を逸らせた。解説するのを憚られる事してたのだから当然である。 「ま、まあ、あれだ、今ちょっと忙しいからお前は外に出てろ」 「あっ! なにその格好、お姉さま、可愛い! すごく可愛い! きゅいきゅい!」 ともかく邪魔者は追い出そうとする才人よりも早く、シルフィードは奇妙な耳を生やした愛しのお姉 さまをを発見して盛り上がる。 「なになにこのお耳! ネコみたい。ああ、お姉さまも服、嫌いになったのね。シルフィと一緒で嬉 しい!」 「って、聞けよ! 外行ってろっての!」 「わ、な、なにするのね! まだ躰なれてないのに押したら危ないってば――――わあっ!」 折角のネコ耳との甘い時間を邪魔されてはならじ才人は実力での排除を試みた。人間形態には暫しの 練習時間が必要なシルフィードはあっけなく転んでしまう。それも才人を巻き込んで。 「ぐげぇっっ―――?!」 「きゅい? なんか変な感触が肘にしたけど?」 床で首を傾げるシルフィードの肘は鋭角に曲げられていた。その下は才人の股間の中心であった。こ の世の終わりみたいに真っ青な顔の才人は、脂汗を派手に滴らせ酸欠の金魚みたく口をパクパクさせ ている。 「カエル潰したみたいな感じ。もしかして服の中で飼ってるの?」 「ギャ、ギャハアっ!? 痛くて声も出せない状態なのにエルボーをグリグリするなよっ!」 「グリグリってこんな?」 「ら、らめぇええ〜〜〜!? タマタマは許して! 本当にか弱いの! や、や、や、潰れるっ て!!」 50 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23 57 14 ID WWPLFP6g 脳天へ抉り込むみたいに響く激痛に悶絶する才人、肘をスリコギ状態で使用するシルフィードに号泣 して頼みながら痙攣している。 「なんだか痛そう」 「あ、あたりまえだよバカ! この痛みで必殺することもできるんだからな。てか早くどけ! マジで潰れちゃうだろ!!」 「わかったよぅ。だからそんなに怒らないでシルフィが痛いとこ撫でてあがるから」 鼻水までたらして痛がる才人を見て項垂れたシルフィードは、御侘びに慰めると言い出した。結構な 力でズボンを引っ張り出されて才人は慌てまくる。 「え? え? え? ちょ、ちょっと、わっ!? バカバカ! ズボン脱がすなっ! あっ?」 「暴れると余計に痛くなるから動かないで。ほら、はやく見せてみるのね」 「い、いまは見せられねーよ!」 才人は赤面する。ネコ耳の途中であったし、グリグリとされたし、意識しないようにしていたがシル フィードは妙齢の女性の姿、しかも全裸であれば大きくなっているのが天然自然だ。が、分ってなさ そうなシルフィードにそれを見られてはどうにも気恥ずかしくて仕方ない。 でも、激痛の後遺症でシルフィードを防げなかった。ほんの少しの隙を突かれてズボンどころかパン ツさえも下ろされた。 「…………………………きゅい?」 「あ゛っ」 シルフィードの眼前で、ぬっと持ち上がる何物か。才人の額に汗が滴る。 「なにコレ?」 「し、尻尾。男にだけ生えてるヤツ」 きゅい、と首を傾げるとシルフィードは謎の物体をがっちり掴み、物体の先端が現在向いているのと 反対の方向へ御辞儀をさせる。 「ぶばぁっっ!?」 才人は蛸口になって硬直した。それは、みっちり詰まったゴムがギュムムと捻れるみたいな感覚だっ た。かなりヤバい感覚であった。 「あ、戻る。なんだか元気っぽい。もう一回、やっぱり戻る。あら? ちょっと大きくなった?」 「や、や、や、止めんかい! 根元が捻れて大変な事になるだろ!? つ〜か、体内で変な太い管が 曲がっちゃうみたいな感覚を体験させんなよっ!!」 「わあっ!」 悲しげな内股になった才人は泣き、怒鳴る。剣幕に驚いたシルフィードは仰け反り転んで床の上で後 転する。そこで目撃したサーモンピンクな光景に暴虐から逃れて安心した筈の才人は、股間を押えて 悶絶させられる。 51 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 23 57 57 ID WWPLFP6g 「わざとだろ? わざとに決まってる! エルボーして上下運動を強制しただけじゃ足りずにエロエ ロなありがたいモノ見せてズキズキの場所へさらに血流増加攻撃するとは鬼! 悪魔! 色魔!」 「シルフィは風竜なのね。と言うか、ちゃんとさすってあげるから泣いてるのか怒ってるのか分らな い変な顔しないで」 「うひゃ!? ひんやりで滑らかな指の感触でゾクゾクっす!」 一応怒っていた才人の顔は途端に崩れる。能天気な振舞いとは裏腹に、シルフィードの指は繊細にの びていて美しく、しっとりととした絹の滑らかさがある。これで硬くなった肉棒のゴツゴツした部分 を摩擦されたら、恍惚とした表情にならない方がおかしい。 「ものすごくだらしない顔になってるけど、満足してるってこと?」 「ああ、激痛の後だけに魂にまで染み込む気持ち良さ。ボケ担当が取り柄かと思っていけど、やるじ ゃんシルフィード、見直した。わかんないけど韻竜ってすごいんだな」 「そ、そう? シルフィってすごい?」 根が単純なシルフィードは、悦んでくれているのが素直に嬉しくて、たどたどしいながらも凶暴な形 をした才人に指を踊らせる。才人は温泉にでも浸かっているみたく極楽極楽といった様子であり、触 られる肉棒も太く血管を浮き出させたりで、このままならば謎の体液が放出されてシルフィードがま たも驚愕するのも時間の問題であった。 しかし、それを阻む者が。コントみたいなノリの二人の遣り取りから置いてけぼりを食らっていたタ バサであった。 「待つ」 「え、え、な、なにお姉さま? どうして止めるのね? って、な、なんだか怖い顔なの、きゅいき ゅい」 「私がやる」 「わっ!?」 タバサに押されてシルフィードは尻餅をついた。当然、心地好い指先は肉棒を離れて才人はニヤニヤ 顔から不満顔になる。 「なんだよ〜、もっとしてくれてもイイじゃん! まだまだ癒されてないぞ、シルフィード。この硬 さがすっかりなくならないとダメなんだから―――――って、タ、タバサ!?」 「サイト」 「え、えと、選手交代かな? い、いや別に気持ちが良くてついつい楽園を彷徨っていたとかじゃな いぞ」 「ずいぶんと嬉しそうだった」 「イ、イデっ! や、や、爪が食い込んでますって、柔らかな息子に満遍なく。撫でてくれるのと反 対にしてるって! ぐっ!? あ、あ、ゴ、ゴメン! なんだか分らないけどゴメン。使用不可にな るからゴメンなさい!」 なぜ自分が立腹しているのか理解してないとは全然まったくよろしくない。タバサの指はさらに才人 を痛めつける。 84 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01 40 22 ID /Dl0vrGx 「そんな具合にやるの? さっきのは弱かったかしらん?」 「ち、違う、お前の方が正解。今現在のコレは超痛いよ」 タバサは顔を顰めた。痛くしていたから当たり前なのに分っていないのだろうかと。それなのに自分 が不正解とは許されない。 「私だって………私の方が気持ち良くできる」 「え、え、え、お、お姉さま、ソレ、咥えちゃって大丈夫なの?」 タバサは躊躇い無く才人を口に含んだ。それに驚いているシルフィードに見せつける如く、小さな口 が苦しくなるのも構わず才人を目一杯深く飲み込んだ。 「きゅ、きゅい。なんかすごいの」 魁偉な肉棒が、可憐な蕾のような唇に埋没している光景は衝撃的であった。息苦しいのか目許に朱を 散らしたタバサの表情も、シルフィードが見たことのないものだ。 「くうぅっ! タバサの口、あいかわらず狭くて熱くて、唾も甘く沁みて気持ちいい。はうぅ、喉の 奥の感じがチュウチュウ吸われるのも堪んない。タ、タバサ、ゴックンするみたいにもっと深くでき るか?」 「んっ……む……ふぅ…ん」 はじめて聞く色彩を帯びたタバサの喘ぎ。トロトロとだらしなく零れる唾液。マントの端から垣間見 える汗ばんだ肌の薄桃色。どれもが大好きな凛々しいお姉さまのイメージとは合わないのにシルフ ィードの胸はどきどしている。 「シ、シルフィ、お姉さまを見てると変な気分なの。ついてるお耳が可愛いからだと思うのに、でも これって違う気がするし、なんだか落ち着かない」 きゅいきゅい、と、シルフィードは小刻みに躰を揺する。見ればその肢体はタバサと同様に赤く上気 している。胸の膨らみの頂上で初々しい色をした突起はぷっくりと勃ち、身動ぎ以上のペースで内腿 を擦り合せている。 「やだ、ぜんぜんしたくないのにお漏らししそう。うう、シルフィどうしたのかしら? ねえねえお 姉さま!」 シルフィードは、自分の生じている原因不明の事態にジタバタし始める。物知りなお姉さまであるタ バサに訊ねるも、生憎と口が塞がって答えられない。ならばと再び極楽に浸っている才人を激しく揺 らす。 「ねえねえ! サイトでいいから教えて。きゅいきゅい!!」 85 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01 41 06 ID /Dl0vrGx 「い゛だだだ!? あ、あがが! バ、バカ、動かすなっ! 咥えられててタバサの歯が大事な部分 に食い込んでるんだからって―――あ、あ、あ、き、危険なの! タ、タバサ、歯並びイイっす!」 筋やら血管やらから伝わってくる危うい感覚に才人は切ない表情を作る。ヌルヌルなタバサの口内は 心地好いけれど、エナメル質はさすがに冷や汗が出る。 「やだっ! 切れちゃうからあ〜止めて〜〜!」 「変な声なのね。でも、シルフィが有利? だったら答えないともっと揺らすから!」 「わ、わかった、わかったから!」 才人は降参した。しかし、一体何と教えれば良いのかも迷う。状況からしてシルフィードがタバサを 見て興奮しているのは明らかだが、お前、エッチな気分になってるんだ、興奮してんだ、と言っても 良いものか? 「やっぱ、赤ちゃんってどこから来るのかって訊かれる気分だよな」 「なにが?」 「てかさ、お前はどんな感じなんだよ、今」 「う〜ん、お姉さまを可愛い可愛いしたくて仕方ない感じ」 「まあ、可愛がりたいってのは間違ってないだろうけど、この場合はちょっと違うのかな。しかも同 性だし………………」 「どうしたの?」 「いや、いいだよ! そうだ、お前はタバサが可愛がりたい。それでオッケーだっ!!」 「きゅい、なんだか最高に顔がニヤニヤしてるけど。悪いこと考えてる?」 「う、うるさい! そんなこと言うとネコ耳タバサの可愛がり方教えてやんねーぞ!」 「そ、それはダメなの!」 「じゃあ先ずは抱っこしてみろ。仰向けでタバサを抱きしめる格好な」 「こ、こうなの?」 自分の唾液に溶け込む才人の味に耽溺していたタバサは、いきなり体勢を変えられて驚いた。それは シルフィードの肢体に馬乗りみたいになる形であった。 「な、なに?」 「わあ、お姉さまの胸、サクランボみたいに綺麗で可愛い」 「だ、駄目、見ないで」 「え〜、だってこの格好だと一番に見えちゃうもの」 「サ、サイト…?」 タバサの助けを求める視線の先で才人は鼻を押えて荒い息を繰り返している。鼻血が出そうなのであ った。もうそれだけで才人が何を企んでいるのか丸分りだ。 「ええと、まあ、そういう感じでタバサ」 「………イヤ」 「いいじゃん」 「二人だけがいい」 「う゛っ! そ、それはそれで漢心を直撃するセリフだけど、あえて言う事を聞かせたい気分ってこ とで弱点のネコ耳をちょいっと」 「やんっ!?」 86 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01 41 43 ID /Dl0vrGx 才人はまたもネコ耳へと指を挿入してタバサを痙攣させる。だいぶ昂ぶっているタバサには堪らない 刺激で、股間から甘酸っぱい香りを滴らせてしまう。 「お姉さまの顔、素敵なの」 「や、だめ、目を閉じてて」 「そんな意地悪しないで見てもらえばいいじゃん。ついでに耳も触ってもらえば?」 「するする! シルフィもお姉さまの耳してあげる!」 「うむうむ、やってみなさい」 「やっ くふっ! は、はぅん!?」 二人掛りの攻撃にタバサは悶絶する。こんな事をするなど想像すらしていなかったシルフィードの存 在は、耳の敏感さ以上にタバサを乱れさせた。それを見られるのもまた同じ事で、タバサは羞恥のス パイラルに翻弄されて華奢な躰をうねらせ続ける。やがて一際大きくタバサは仰け反り、何とも甘い 芳香を濡れた股座から漂わせた。 「あ、あぅんっ!?」 「あらら、お姉さま、どうしたの? ぐったりしちゃったのね」 「それはお前の可愛がり方が上手だってこと。上手くできるとそんな具合になるんだよ。 しかしだな、うわ〜、スゲーよ。この眺めは信じられないもんがある」 タバサは汗と蜜で濡れまくり、シルフィードの胸と腿に挟まれて脱力している。姉の裸体の上でしと どになって朦朧とする妹、そんな淫ら極まりない光景に才人は武者震した。もうタバサのぱっくりと 口を開けた真紅の亀裂に視線は釘付けであった。 このまま半分気を失っているとこをしちゃって、タバサがビクっとなったりするのを楽しみたい。い きなりで驚いた顔を愛で、それでも感じちゃうところを攻めてどうしようもなくさせたい――――― 才人は興奮で乾く喉に唾を押し込んだ。 「でも、それにはお前が邪魔なんだよ〜!」 「な、なんなのね、突然」 「いやさ十分タバサを可愛がったからもうイイだろ? な、な、な? ってことでそろそろ外の竜の巣へ帰って寝てください」 「うわっ すごく失礼な言い方。巣ってシルフィを鳥類扱い!? と言いますか、追い出してお姉さ まを一人で可愛がる気なのね。きゅいきゅい」 「ぐぬっ そ、そんなんじゃねぇーよ!」 才人は声を荒げたが、欲望丸出し状態の顔では説得力ゼロであった。寧ろシルフィードはタバサをが っちりと放さなくなってしまった。と言うかシルフィードも良く分らない興奮の捌け口を求めていた。 「シルフィもまぜてするのね。お姉さまをもっと可愛がるのね」 「お前、分ってないの偉そうにすんなよ。こっから先で可愛がるのに必要なモノもないくせに」 「必要な物? なになにソレって?」 「くっ そんな目をキラキラさせて見るなよ! もういいから暫く黙って動かずにいること!!」 才人はズキズキと疼く股間に辛抱できなかった。シルフィードを説得する手間などとても掛けられず、 興味津々な視線を気にしつつも、虚ろなままのタバサの股間に張り切った肉棒を押しつけた。 87 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01 42 34 ID /Dl0vrGx 「ええぇっ尻尾を使うの!?」 「う、うるさいな! 息もしないでじっとしてろって言っただろ!」 端から邪魔をされて才人は文句を言ったが、シルフィードは口を閉じない。なにしろ大事なお姉さま が刺されているのだから。 「それじゃ苦しいのね。と言うかお姉さま平気なの?」 「平気なの! てか、反対にイイんだってば」 才人はヌルヌルとしたタバサの中を進み、狭い奥を小突いてみせる。少年のように薄い肉付きのタバ サの下腹部が才人の形に盛り上がる。 「あっ…?」 「お姉さま、平気? 平気?」 「平気だっての! な、タバサ!」 心地好く天を浮遊していたのが、いきなり地上に戻り、口から泡を飛ばす勢いで質問を重ねられて戸 惑うタバサ。しかし甘美な充足感が、即座に状況を理解させる。才人に深く貫かれている。しかもシ ルフィードには見られている状況を。 「ダ、ダメ…!」 「ほら、やっぱり平気じゃないのね。早く乱暴は止めて」 「違うっての! 照れてるだけなんだよ」 「サ、サイト!」 タバサは気恥ずかしさに雪肌を真っ赤にした。聡明な彼女には才人が何をするつもりなのか完璧に把 握している。そして自分がどうなってしまうかもだ。 「サイト、お願い。お願いだから」 「ネコ耳、いじって欲しい?」 「きゃふん!? ち、違う、分ってるのに」 「ああ、お尻も撫でて欲しいんだ。だから可愛い声聞かせてくれるんだろ?」 「あぅ! そ、それ、な、撫でてない……は、ん……指、入れないで、今はダメぇ」 「うう、この指を締め付けられる感覚が最高! 恥ずかしいキュウキュウ言ってるのが堪らないんだ よ〜」 ほんのちょっとで情欲に溺れるのが可能な二人。けれど、やっぱり邪魔が入る。 「きゅいきゅい!」 「だ〜か〜ら〜! なんで静かにできないんだよ!!」 「だ、だってシルフィ、なんだかさっきよりも切ない感じなの。お姉さまを可愛がりたくて苦しいの。 お耳、触っても良い?」 「ダ、ダメ」 才人が許可する前にタバサが慌てて止めた。もう腰から下が蕩けているのに、ここで敏感なネコ耳な ど愛撫されたら、ほんのちょっとでも理性を保てそうにないからだ。そうなったら明日から自分の使 い魔にどんな顔をして接すれば良いのか分らないくらい、乱れた自分を披露してしまいそうだった。 88 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01 43 05 ID /Dl0vrGx 「耳は触ったらダメ」 「うう、触らないとシルフィが変になりそうだけれど、お姉さまの言う事だから聞くのね」 「お、偉いな。まあ、かわりに俺が耳の穴の奥まで触ってやるから安心しろ」 それも駄目だと止める暇が無い。ゴソゴソと音を立ててタバサのネコ耳を穿る才人。タバサは肩を震 わせる。なんだか躰の半分も才人に塞がれてしまったみたいだ。塞がれて外に逃げる筈の感覚が躰に 充満する。タバサは自分がどんどん蕩けてしまうのを感じた。 「あっ……や、サ、サイト…耳はダメ…う、うぅん………頭の中までされてるみたいだから」 瞬く間にタバサは譫言めいた喘ぎを零させられるようになった。躰がとろりとした蜜になって溶けて 行く。頭の中は気持ち良いで一杯になり、シルフィードに痴態を晒すのも快感であるのを否定できな い程。 「きゅいきゅい………」 「う゛っ じ、じっと見るなよ。で、でも、この見られて集中できない感じが、何とももどかしくて、 くくぅ! タ、タバサのことをスゲー感じると言うか、痛いくらいに張り切っちゃうから不思議で す!」 才人が、ふやけた顔で腰を前後させる。気を逸らされているからか、とにかくタバサの熱い肉を意識 しようとして普段よりも敏感になっている。それでも円らな瞳は恥ずかしく忘れることなく、奇妙に 焦らされてるみたいで切なくて仕方ない。 「はくぅん!? ナカが擦れすぎて火傷しそう やはぁ! も、もう、サイトので摺れたところを慰 めて!!」 「タ、タバサ、お前、そんなグネグネと気持ち良い動きをするなよ―――あう!? 可憐な肢体とエ ロエオロな内部のギャップが堪んないだろーーに!!」 いつもならば疾っくに果ててしまう限界を超えての抽送で、タバサはすっかり快感に参っていた。粘 膜を剥ぎ取られて直接才人に摩擦されているみたいな感覚が恍惚過ぎた。タバサは細い足を才人の腰 に絡め付けた。 「サ、サイト!」 「う、そんな甘えた声でナカは蛇の如くに蠢いて!? ヤ、ヤベ、出そうって、あっ、こ、これで良 いのか。ようやく解放されるんだから。ああ、でもネコ耳可愛いのに、こんなエロい行動を取られた ら、タ、タバサ! ああ、もう耳噛んじゃうからね!!」 「ひ、ひぐぅん!?」 煮立って訳が分らない才人は、滾る欲望のままにヒクヒクと動くタバサの耳を食んだ。そして驚き蠕 動摺るタバサの肉壁へと濃厚な精液をぶち撒けた。 「やあ、い、いっぱいサイトのが出てる!!」 小さなタバサの中に、それは収まり切れない量であった。しかもビクビクと嘶いて、才人は泥濘んだ 亀裂から抜け落ち、そこでも二度三度白濁を盛大に放出する。 「うへえぇ、気持ちイイっす! 中にも出して外でもかけて最高の気分………って、シルフィード」 89 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01 43 36 ID /Dl0vrGx 「な、なんなのね」 可憐なタバサの肢体を内外共に自分の色で塗って至福の才人であったが、まったりと表情を緩める訳 には行かない。これでもかと出した精液はタバサの小さな躰だけでなく、その下のシルフィードの裸 身にもたっぷりと降り注いでいた。距離的に一番遠いシルフィードの顔にもきちんとかかっている。 「不思議、尻尾から何か出るものなの?」 「あ、ああ、まあ時偶な」 「変な匂い。腐ってる? 膿? 病気?」 クンクンと青臭い自分の匂いを嗅がれて才人は赤面した。外見上はお姉さんなので、そんな事をされ るとかなり恥ずかしく、かつ興奮したりもするのだ。 「おい、止めろよ、ちょっとそういうのは。てか、かけたの謝るからさ早く顔を拭いてくれ。あ、コ ラ! ゆ、指で掬うなよ頼むから」 「なんで、変だけどなんだかイイ匂いなのね、コレ。シルフィ、好きになりそう」 「……………舐めてみれば」 才人の精液を受けて九割方満足、一割が二人きりでなくて恥ずかしくて不満という表情のタバサが何 事もないみたいな調子で呟いた。 「タ、タバサ、何言ってるんだよ!?」 「えー、これって舐めても平気なの!? ドロドロなのに?」 それはないだろうと言う提案に驚き慌てる才人とシルフィード。その妙に息が合った様子にタバサの 眉の角度が少し上がった。 「私には美味しい」 「お、お姉さま、舐めてる。と言いますか、飲んじゃってる!?」 「タバサが俺のを。うう、白い喉が上下するのが何ともイイよ。なんだかまた尻尾が元気になりそ う」 うっとりと精液を味わうタバサに今度は別の反応をする二人。ただ、股間の感覚としてはシルフィー ドも似たようなものであった。実に幸せそうな様子で青臭い液体を嚥下するタバサを見ていると、シ ルフィードは甘酸っぱいような切なさが生じて仕方ない。 「ううう、何だか苦そうな匂い。お姉さまは苦いの好きだけど、シルフィはそうでもないし。でもで も、なんだかすごく美味しそうな気もするし、どうしよう――――え、あ、むぐぐぐっ!?」 落ち着かないシルフィードの口へと、タバサはネバネバの指を突っ込み、驚く舌を摘まんで擦り付け る。それはそれは容赦無く、満遍なく、口内へと塗り手繰る。 90 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/07(土) 01 44 06 ID /Dl0vrGx 「うをっ! 小さなお姉さまが、大きなオッパイな妹を攻める構図が完成!?」 刺激的な光景に才人は鼻を押える。為す術も無く嬲られる、みたいなシルフィードとタバサの行為は 確かに堪らない。小振りと豊かな膨らみが絡み合い、時折覗くシルフィードの舌が、無意識なのかタ バサの指を積極的に舐める様になると、才人としては、そのまま二人に飛び掛かって仲間に入れて欲 しいの一言。 「はうぅ、やっぱりイイ匂いだったのね」 やがて口から指が抜かれると、すっかりシルフィードは目をとろんとさせていた。 「なんだよ、さっきは腐ってるとかいってたじゃん」 「ずっとクチュクチュしてたら良くなったのね。サイトの匂いって素敵なの」 才人は焦り、グっとつまる。柔らかそうな肢体は、どこもかしかも生艶あふれる汗で濡れていた。シ ルフィードのボディでその状態は、かなり妖艶な魅力が有る。それで素敵とか吐かれたら、コイツの 元は人外と思っていても、才人、ドキドキせずにはいられない。 そんなトコロへ、自分の体液でぬたぬたしている紅唇が、ねえ、と生々しい声を出す。 「な、なんだよ?」 「なんだか分ったの。お姉さまを可愛がりたいだけでなくて、シルフィも可愛がって欲しいの」 「え? 頭、撫でて欲しいのか? それともお前もネコ耳出せるとか?」 「そうじゃなくて………その、きゅいきゅい……サイトの尻尾で可愛がるの、シルフィを」 「ああ、尻尾でね…………………って、マジ!?」 「きゅい」 「いや、そんな素直に肯かれてもな。てか、お前、ドラゴンだしさ」 などと言いつつも才人の股間は元気であった。潤んだシルフィードの瞳は恋する乙女と言った風情で、 なによりも才人の好きなたわわさがシルフィードには有る。ただ問題なのはタバサの存在。 「ねえ、サイト〜〜」 「わっ! バカ、くっつくな。胸を当てるな、股を開くな、大事な部分を見せるな! 赤く色づいて 食べ頃じゃん!!」 「だって、こうした方が良いって言うのね、竜の本能が」 「なにが本能だよ! 当たってるけどダメなんだよ。タ、タバサ〜、なんとか言ってやってくれ」 結構嬉しそうな才人が助けを求める。全裸の美女に密着されて求愛されているのに実に不埒であった。 はたしてタバサの返答は―――――――???