約 1,231,663 件
https://w.atwiki.jp/tousounokeitou/pages/166.html
『超新星に誓う五つの超獣パワー!』 作者・シャドームーン 291-36 ドクターケンプは、かつて行われたフラッシュマンと改造実験帝国メスの 最終決戦場に遺されたフラッシュキングを再生させ、 新たなギガボルトと共に、首都総攻撃を開始した! ライブマン五人が、ネオ恐獣ヅノーに苦戦していたその頃―― 東京都市部*** プラム「はい! こちら現場のプラムと……」 リポット「リポットですッ」 プラム「今こちらは凄いことになっています! 辺り一面火の海です~~~っ 破壊のかぎりを尽くす、彼らは一体何者なのでしょう!?」 リポット「では私リポットが、現場を空から中継したいと思います!」 CPSと書かれたTVカメラの前で興奮気味に様子を伝える二人組。 マイクを持った小さいロボットが、肩のプロペラを回して上昇して行く。 プラム「リポットさん? リポットさ~~ん、そちらからの様子はどうですかあ?」 リポット「はい…ッ 想像を絶する光景です! 日本が誇る高層建築物の数々が、 まるで積み木の玩具のように崩されておりますッッ」 大教授ビアス、暗闇科学の結晶と言うべき鋼鉄巨人ギガボルト。 ビル街に聳え立つその姿は、黒鉄色の甲冑に身を包んだ中世の騎士… いや死神の騎士といった威容である。対峙する仮面ライダーJ! リポット「この、謎の巨大ロボットと戦っているように見受けられる巨人は 誰なんでしょう! 地球の危機に駆けつけてくれた新しいウルトラさんでしょうか? いいえ、真っ赤な複眼に昆虫のようなあのお顔ッ 私にはどうみても仮面ライダー さんに見えます。しかし…ッこのような大きい仮面ライダーさんにはワタクシ、 未だかつてお目にかかったことがございませんッッ!!」 ギロッ… 周囲を忙しく飛び回るリポーターロボを、ギガボルトの兜の下に覗くモノアイが捉えた。 超AI@ギガボルト「ギガガガガ…!」 ライダーJ「危ない、逃げるんだッ!」 リポット「…ひ!!」 グオッ リポットを握り潰そうとした巨大な手を、ライダーJが寸でのところで捕まえた。 マグマから精製されたギガ・スーパーエネルギーを動力とするギガボルトは強力である。 さらにケンプが新開発した新エネルギー元素の詰まった動力コアがセットされた、 この機体のパワーは巨大変身したライダーJをも、上回っていたのだ! 捕まれた腕の一振りで、吹っ飛ばされるライダーJ。 バガァァン! ライダーJ「うわぁ! う…、何というパワーだッ!」 291-37 地上では、崩れ落ちるビルの破片から詰め掛けた報道陣が逃げ惑っていた。 そんな中、CPSの女の子ロボだけは涙声で喋りつつも、踵のローラーで 落下物を避けまくりながら報道を続けている。パニックに陥る人だかりを 掻き分けて、ウェーブのかかったセミロングヘアスタイルの活発な女性が、 止めるカメラマンをズルズル引き摺りながらやって来た。 山咲リポーター「あーっ! もうっ、愚図愚図してるからまたCPSに 先を越されちゃったじゃないのよーっ!」 カメラマン「モモちゃん、後生だから…ッ 今度ばかりは危険過ぎるよ!!」 山咲リポーター「今さらなーに言ってんのッ! 女は度胸、このくらいの 修羅場で音を上げてたらファイバード様に嫌われちゃうわよ!」 カメラマン「…で、でもね~…」 山咲リポーター「さあさあ仕事仕事! ロボットなんかに負けるもんですか~!」 隣のプラムをチラリと見てから、人が変わったように元気一杯明るい笑顔で、 〝地獄の渦中〟から中継を始める女性リポーターとカメラマン。 山咲リポーター「現場からお伝えしているのは、わたくし山咲モモ子でぇ~っす! 御覧下さいこの瓦礫の山と化した都市を! あちらでは、スーパー戦隊所属と 思われる巨大ロボット同士が激しく戦っておりますっっ!! これは一体、どーゆーことなのでしょう!? 我々人類を守ってくれる正義の砦 のはずのスーパー戦隊ロボがお互いに猛烈な火花を散らして…きゃっ!?」 徳田記者「こいつは凄い!! 特ダネ、特ダネッ…と、おわっ!?」 ドンッ カメラを構えて近づいていた男性が、不意に女性リポーターと接触して二人とも転ぶ。 徳田記者「あたたた…あ、すみませんお怪我はありませんか?」 山咲リポーター「ちょーッとあんたー! 邪魔しないでよぉッ!!」 徳田記者「ほげぇッ!?」 バキィ! 怒る彼女の勇ましいハイヒールキックが、その男性記者の大きいアゴに決まった。 蹴飛ばされた弾みで、彼は首から提げていたカメラを落としてしまう。 そこへ、運悪く崩れたビルの破片が降り注いでカメラは下敷きになった! それは、ギガファントムで巨大化したネオ恐獣ヅノーが引き起こした地響きであった。 ネオ恐獣ヅノー「ガァァァ―アアッ!!」 リポット「なっ…何ということでしょう!? さらに怪獣が出現しましたッッ!」 徳田記者「あーっ! カ、カメラが…。また編集長に怒られる…」 プラム「ああっっ、仮面ライダーらしき巨人が捕らわれましたあ~~~っ」 徳田記者「えーっ…ああ、こ・こりゃ大変だッ!!」 超AIに変わりケンプが操縦するギガボルトが投擲した、円盤状の物体がライダーJを 拘束して空中に静止した。ギガ・フィールドに捕らえられ、動けないライダー! ライダーJ「ぐうう…ッ く、くそう…脱出できないッ!!」 恐獣ケンプ@ギガボルト「フフフ、丁度いい人間どもが見ている前で貴様をライブロボ と一緒に公開処刑にしてやる。仮面ライダー、数多の組織が集うGショッカーの中でも、 貴様らは第一に抹殺せよと至高邪神閣下の厳命が下っている!! まず貴様の首を挙げ、首都制圧を我らボルトが一番乗りで成し遂げたとあらば…… ビアス様は至高邪神閣下の覚えめでたく、その地位は一気に高まるはず。 今まで我々を下位組織と侮って来た連中に、目にもの見せてやるのだッ!!!」 291-38 一方、ギルドスが操縦するフラッシュキングは、腹部から発射するキングミサイルの 怒涛の連射をライブロボに浴びせかけていた! コロン一人で操縦している ライブロボでは思うように反撃できず、ライブシールドで防御するのが精一杯である。 ドガッドガッ! ドガァ―ッ ギルドス@フラッシュキング「いいぞ、かなり分かって来た…これはどうだ!」 ドンッ ドンッ! フラッシュキングの両拳が飛び、強烈なキングナックルを食らわせる。 ついに耐え切れず、ライブロボは殴り倒されるように横倒しになってしまう。 …ズズゥゥン!! コロン@ライブロボ「きゃあーッ!!」 CPSテレビ局*** チェスト司会「これは…まずいですよ」 チャーリーアナ「大変です! このままもし、仮面ライダーらしき巨人が やられてしまったら…首都は、日本はどうなってしまうのでしょうかッ!?」 スタジオの司会者席モニターに、“空中磔の刑”にされたライダーJと、 フラッシュキングに打ちのめされたライブロボの姿が画面二分割で 映し出されている。その映像は全国のお茶の間に流れていた。 巨大ロボがスーパー戦隊所属ではないかとの憶測が飛び交っているので、 地球連邦軍極東支部にも問合せが殺到している。 しかしフラッシュマンとライブマンは軍属の戦隊チームではないため、 三輪長官は知らぬ存ぜぬの一点ばりを決めこみ、あろうことかとんでも ないことをここぞとばかりに言い始めた。 三輪長官「だから言わんことではない! 奴らは全員、Gショッカーと何ら 変わらぬ地球の侵略者なのです!! 仲間割れをしているような茶番を 見せて我々の目を惑わそうとしておるのだッ!!」 ただちに軍の総攻撃で双方ともに撃滅すべきと主張する三輪長官。 それを聞いた電撃戦隊や光戦隊の面々の表情が怒りに震える… 時村家*** かおり「やめて! どうして? どうしてフラッシュマンが…!!」 みどり「何てこというの! フラッシュマンがこんなことするはずないでしょう!」 節子「まさか…サラが地球に戻ってッ…サラ、サラッ!!」 時村博士「待ちなさいっ!」 テレビを見ていた時村婦人が、たまらなくなり外へ飛び出す。 慌てて追う時村博士。夫婦は、戸外で空を見上げて別れの言葉すら 言えなかった宇宙にいる子らに想いをはせた。 時村博士「信じよう。彼らのはずはない。サラは…あの子たちは いつかきっと元気な姿で私たちのところへ帰って来る」 節子「あなた……ううッ…」 時村博士「ジン、ダイ、ブン、ルー、サラ……私は信じている…君達を!」 再び、都市部*** ギガフィールドに捕らわれたライダーJに、三叉の槍を向けるギガボルト。 フラッシュキングはレプリカ・コズモソードを構え、ライブロボに近寄る。 処刑の瞬間が迫るその時、コロンにレッドファルコンからの激が飛んだ! レッドファルコン「コロン、ライブロボを合体解除だ!!」 コロン「勇介…ッ …が、合体解除!」 ギルドス@フラッシュキング「…む!?」 コロンは咄嗟に合体解除コードを入力した。ライブロボから三機の超獣メカへの 分離を初披露するライブマン。それぞれのマシンに、三人の戦士が搭乗した! <BGM:ダッシュ!ライブロボ> 地球の命を守る、ファイター! ファイター! ファイター! ―――レッド@ジェットファルコン「空に鳥!」 ―――イエロー@ランドライオン「陸に獣!」 ―――ブルー@アクアドルフィン「海に魚!」 ボルトとの長く苦しい戦いを潜り抜けた、三つの超獣メカが空を、陸を、海を駆ける! ギルドスとジンマー四人の即席チームでは、この臨機応変のコンビネーションに遠く及ばなかった。 ジェットファルコンが空中から、ランドライオンは大地を躍動的に賭けながら、 アクアドルフィンは上陸して地上からミサイルを撃ち、フラッシュキングを撹乱する。 レッドファルコンは、過去に二度フラッシュマンとは邂逅を果たしている。 ボルト壊滅後に現れた暴魔百族に立ち向かうターボレンジャーを激励に来た時と、 他のメンバーが知らない、歴代レッドヒーロー大集合でオルグと戦った時だ。 あの時に、彼らはどんなにか地球に残した愛する人々に会いたかったことだろうか。 しかし反フラッシュ現象という呪縛がある以上、フラッシュマンが地球にいられたのは ほんの僅かな時間であった…。フラッシュマンから託された想いに応えるため、 彼らの美しい故郷を守るため、ライブマンはより一層闘志を燃やしてボルトに挑んで行く! 291-39 レッド@ジェットファルコン「フラッシュキングをこれ以上、貴様らの好きにはさせん!!」 シュパ、シュパ…ッドガァァン! ジェットファルコンが撃ったミサイルが、ライダーJを捕らえていた円盤状の物質を破壊した。 ライダーJ「すまん、助かったよ…ッ!」 ライダーのサムズアップに、ジェットファルコンのコックピットから応えるレッド。 恐獣ケンプ@ギガボルト「ライブマンめえ~~っ!! …うあああ!?」 ガガァン! ズズ、ズズ――ンッッ 突然地中から足下をすくわれ、倒されてしまうギガボルト。 三つの超獣メカに続く、亡き友が遺してくれた技術の結晶―― バイソンライナーとサイファイヤーだ! ブラック@バイソンライナー「行くぜ純一!」 グリーン@サイファイヤー「OK! 鉄ちゃん!」 ブラックバイソン「合体・ボクサーディメンション!!」 <BGM:ライブボクサーの歌> バイソンライナーとサイファイヤー、矢野卓二と相川麻理が弟たちに託した 魂の超獣メカが、二体合体により鋼鉄の闘士が出現した。 ブラック@ライブボクサー「完成ッ――ライブボクサー!! うおおおおおおーっ くたばりやがれッケンプゥゥゥゥッ!!」 恐獣ケンプ@ギガボルト「フン、小賢しいッ貴様ら如きに倒せるギガボルトか!!」 ガガガァァン! レッドファルコン「よし、合体・ライブディメンション!」 再び合体コードが入力され、陸海空の超獣メカが心を燃やし一つとなる。 アクアドルフィンが両足部に、ランドライオンが両腕と胴体部に、 そしてジェットファルコンが頭部と背部・腰部に変形して超獣合体! レッド@ライブロボ「完成ッ――ライブロボ!!」 戦いがライブボクサーVSギガボルト、ライブロボVSフラッシュキングへとシフト したことでライダーJはネオ恐獣ヅノーと対決する。 ライダーJ「…只の怪人とは比べ物にならない、邪悪な力の集合を感じる」 ネオ恐獣ヅノー「ゴルル…カメン、…ライダーカ…ユルサヌ、ホロベッ!!」 ライダーJ「トォォッ!!」 ネオ恐獣ヅノー「ゴァァーッ!!」 291-40 地上では、超獣メカの空中磔にされた巨人救出の活躍と、その後の勇壮に 立ち回る二大合体ロボに少なからず拍手を贈る群衆も現れていた。 知らず知らず応援していた徳田記者もその一人である。 そこへ、やや乱暴な運転で一台のスポーツカーが乗り付けた。 ブロロロロロロ――ッ …―キキィ――ッ! ガチャッ 星川編集長「徳田ァー!」 徳田記者「あれぇ、編集長! どうしたんですっ?」 星川編集長「どうしたもこうしたもあるかッ …ちゃんと写真は撮ってるんだろうな!?」 徳田記者「い…いえ…それが~。カメラがあのとおりでして…もーしわけございませんっっ!」 星川編集長「バッカもーーーーーーーーーーーーんッ!!!!」 徳田記者「ひえっ!! す、すいまひぇ~ん…」 星川編集長「ハァ~…ま、お前のことだからそんなこったろうと思ってな。 だからあれほど予備を用意して行けと言ったろーがっっ!! ほれ。今度は…、壊すんじゃないぞ」 徳田記者「へ、編集長…ッ ありがとうございますっっ! それでわざわざ自ら現場に…?」 星川編集長「まぁな。それもある…だがさっきのテレビを見ていたら、いても立っても いられなくなってな。こいつは自分の目で確かめなきゃいかんと思ったんだ」 徳田記者「さっきのって…ああ、三輪長官の緊急記者会見ですか? 彼らが全員侵略者で悪い奴らだっていう…」 星川編集長「ハッ! どうだかな…俺は前々からあの男は何かとクサイと 思ってたんだ。本当の悪い奴ってのはな徳田。案外ああいう男かもしれんぞ」 徳田記者「へっ、編集長! マズいですよ誰かに聞かれたら…」 星川編集長「俺はな徳田…これはもちろん個人的に、だが…彼らは味方だと思ってる」 徳田記者「彼らというと…あの巨人と、胸にライオンが付いてるロボットですか?」 星川編集長「ふふ…そう、胸にライオンだ。思い出さんか?」 徳田記者「あ…エクスカイザーッ!」 星川編集長「そうだエクスカイザーだ。わしらは、何度彼らに危機を救われた? 彼らが姿を見せなくなってからずいぶん経つが…俺は今でも彼らは我々のために 何処かで戦ってくれていると思ってる。そしてあそこで戦っているロボットたちに、 彼らと近しいものを感じているんだ…まあ、カンだがな」 徳田記者「そうか~きっと彼らは、エクスカイザーの仲間なんですよっ! こ、こりゃあすごい特ダネだっっ!!」 星川編集長「慌てるな…たく、お前はどうしてそう単純思考なんだバカモン! それを確かめるのがわしらの仕事だ! いいか徳田、昨今はほとんどの 報道機関がデマに踊らされて面白おかしく記事をでっちあげ、 今度は上から圧力がかかるとマズいことには一様に目を瞑り、 あることないことのデタラメ記事が飛び交ってる。だがウチは断固として そんな風潮に迎合しちゃいかん。この目と足で、真実を確かめて本当の ことを国民に伝えるんだ! 分かったな徳田ッ!」 徳田記者「はいいッ編集長!!」 ビシィッと敬礼する徳田記者であった。 291-41 ○レッドファルコン→ジェットファルコンを操縦してギガボルトに捕らえられたライダーJを救い、 ライブロボに合体。 ○イエローライオン→ランドライオンを操縦して戦い、ライブロボに合体。 ○ブルードルフィン→アクアドルフィンを操縦して戦い、ライブロボに合体。 ○ブラックバイソン→バイソンライナーを操縦し、ライブボクサーに合体してギガボルトと戦う。 ○グリーンサイ→サイファイヤーを操縦し、ライブボクサーに合体してギガボルトと戦う。 ○コロン→ライブロボを一旦合体解除させ、ライブマンに操縦交代。 ○ライダーJ→ケンプが操縦するギガボルトに大苦戦。ギガフィールドで空中に磔状態にされるが、 ジェットファルコンの活躍で危機を脱出。ライブボクサーと選手交代で、ネオ恐獣ヅノーと戦う。 ○プラム→ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を現場中継。 ○リポット→ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を空から現場中継。 ○山咲リポーター→CPSに負けじと、ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を現場中継。 ○徳田記者→ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を現場取材に来る。 ○星川編集長→頼りない徳田記者を心配してライブマン&ライダーJVSボルトの現場に急行して来る。 ○時村博士→テレビでフラッシュキングの破壊行為を目撃。サラたち五人を信じ無事を願う。 ○時村節子→テレビでフラッシュキングの破壊行為を目撃。サラたち五人を信じ無事を願う。 ●恐獣ケンプ→ギガボルトを操縦。ギガフィールドにライダーJを捕らえ、処刑しようとするが ライブマンの操縦する超獣メカに邪魔され失敗。続いてライブボクサーと戦う。 ●ギルドス→フラッシュキングの武装でライブロボを圧倒したが、フラッシュマンのようにはいかず、 フラッシュキングの真の性能は扱えていない。 ●ネオ恐獣ヅノー→ライダーJと巨大バトルに突入。 ●三輪長官→緊急記者会見でライブマンや仮面ライダーを人類の敵であると貶める悪辣な発言をする。 291-42 【今回の新規登場】 ○プラム(ロックマン バトル&チェイス、ロックマンメガミックス) CPSという人気全国ネットテレビ局の突撃リポーター。CPSの局員は 人間、ロボットの混合となっており女の子型ロボの彼女は足の裏にある ローラーダッシュでどんな危険な現場にも急行する。 ○リポット(ロックマン バトル&チェイス、ロックマンメガミックス) CPSという人気全国ネットテレビ局の突撃リポーター。CPSの局員は 人間、ロボットの混合となっており単独飛行型ロボの彼は、プラムさんと 一緒に現場に急行して空から中継を行う。 ○山咲モモコ(太陽の勇者ファイバード) 東西TV所属のリポーター。新名所・事件・事故現場など、どんなところにも 出かけて行き元気良く報道する。その行く先々で、ドライアス軍絡みの事件に 巻き込まれているが決してめげずに最後まで報道する逞しい女性。 ○星川ジンイチ(勇者エクスカイザー) 朝日台にある東都新聞本社の編集長。鬼と呼ばれるほど仕事熱心なやり手だが、 家庭を非常に大事にしており、子供たちと過ごす時間は欠かさない家庭人。 仕事以外ではとても温和な人物。趣味はママとデートすることと、ヘタクソだがゴルフ。 マイカーにエクスカイザーが融合していたことは、最後まで知らないままであった。 ○徳田オサム(勇者エクスカイザー) 東都新聞に勤める熱血記者。…なのだが天性のドジ性の持ち主のため、 特ダネを追い求めてハッスルしては、徒労に終わり星川編集長から怒鳴られている。 独身のため星川家でよく食事を世話してもらっており、星川家の人々とは家族ぐるみ 親しい付き合い。星川コウタ少年の身代わりにガイスターに攫われたことで、幸運にも カイザーズVSガイスター最後の戦いを間近くでシャッターに収めることに成功。 翌朝、東都新聞の一面に『地球に平和が戻る』の見出しでその写真が掲載された。 ○時村博士(超新星フラッシュマン) 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。 20年前、何者かに子供を攫われ、そのせいで夫婦ともに記憶喪失になる。 しかし博士はそのことを薄っすら憶えており、真実と我が子の消息を知りたい と願う思いでタイムマシンの研究に着手し、フラッシュマンの急なパワーダウンの 原因を究明できた天才。やがてイエローフラッシュ=サラの本当の父親と判明した。 ○時村節子(超新星フラッシュマン) 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。 20年前、何者かに子供を攫われ、そのせいで夫婦ともに記憶喪失になる。 初めは夫の言動に疑問を抱いていたが、フラッシュマンに出逢うことにより やがて真実を知る。彼女が「女の子だったような気がする」と言ったことで 事態は急展開を見せ、イエローフラッシュ=サラの本当の母親と判明した。 愛情の深い女性で、五人の戦士の良き母親でもあった。 ○時村みどり(超新星フラッシュマン) 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。 時村夫妻の長女だが、サラが姉と判明したことで次女になった。 母と同様に父の言動に疑問を抱いていたが、フラッシュマンの不思議な 宿縁を知るうち、少女の持つ純心さゆえに気持ちが傾いていった。 ○時村かおり(超新星フラッシュマン) 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。 時村夫妻の次女だが、サラが姉と判明したことで三女になった。 母と同様に父の言動に疑問を抱いていたが、フラッシュマンの不思議な 宿縁を知るうち、少女の持つ純心さゆえに気持ちが傾いていった。
https://w.atwiki.jp/tousounokeitou/pages/168.html
『輝ける明日を捜して』 作者・シャドームーン 291-53 古戦場に轟く生命の叫び。悪しき機械神と呪われた魔獣を呑み込んだ 光が、全ての戦闘の痕跡を浄化して行く………。 地獄谷*** ケンプ「うわぁぁぁぁ~ッ! …ぐはッ!!」 命からがら脱出したものの、スーパービッグバーストの衝撃波を受けて 叩き付けられるケンプ。ヅノーベースへの緊急転送装置も間に合わず、 全てはギガボルト諸共消滅してしまった。 ケンプ「ぐ…この俺が何という不様な格好だ…ッ!! こんな姿はとてもビアス様に御見せできん! おのれ…覚えていろヒーローども!! この屈辱、必ず晴らしてやるッ!! とにかく今は、この場から脱出だ…う!」 地面を這うような格好で、こっそり逃走しようとするケンプだが視線を上げると そこにライブマンが立っていた。さらに他のヒーローたちにも囲まれている。 ブラックバイソン「この野郎~ッ…逃がすものかよっ!」 レッドファルコン「ケンプ!!」 ケンプ「しまった…ッ!」 ライダー2号「なるほどこいつかい。街を破壊し、大勢の人々を殺しまくった 事件の首謀者は……そんな奴ぁ、許せねえよなぁ」 ストロンガー「…ああ、許せねえ。ブッ殺す!」 ケンプ「あ、うう…ッ」 バキボキ拳を鳴らすライダー2号とストロンガー。 トップガンダーはライフルに弾丸を込め、ケンプに照準を合わせる。少しでも逃げ出す 素振を見せようものなら、即刻頭を粉々に吹き飛ばさんという殺気である。 頼みのネオ恐獣ヅノーも倒されてしまい、これだけの敵に包囲されてしまっては 天才ケンプにも打つ手はなく、万策尽きたその顔は蒼白になり体は小刻みに震えている。 レッドファルコン「待ってくれ。ケンプは俺に…俺にやらせてくれ!」 トップガンダー「情けをかける気ならやめておけ。この男は自らGショッカーに身を投じた。 今殺しておかないと必ず災いの火種となる。後悔するぞ……」 グリーンサイ「そうだよ勇介さん! 姉さんたちを殺し、罪のない人を大勢殺し、 生き返っても全く反省しちゃいない。こんな奴に情けなんてッ!!」 レッドファルコン「分かってる。情けをかける気なんかないさ。 俺の青春は剣史と共にあった…こいつとの間にケリを着けないと、 俺のこれからは始まらないんだ。だから俺は、ケンプと今から正々堂々 戦って勝ちたい! 頼む、やらせてくれ…」 トップガンダー「一対一で勝負する気か…いいだろう」 イエローライオン「ちきしょっ、結局いつも美味しいトコ持ってくんだよな~レッドは」 トップガンダー「メタルダー、あの男はレッドファルコンの何なのだ?」 メタルダー「友だよ…彼らは学友だったんだ。トップガンダー、帝国を裏切り 僕に力を貸してくれた君とは逆に、彼は友を捨てて悪に走った男だ」 トップガンダー「そうか。あの男たちはかつての友人同士か…」 BLACKRX「(かつての友人同士…。)」 トップガンダーが銃を下げたので、ライブマンの四人と仮面ライダーも自然に下がった。 レッドファルコンはファルコンセイバーを構えると、ケンプに向かって言い放った。 レッドファルコン「ケンプ! なんだそのザマは…お前の天才の力というのは その程度かッ!それでよくも俺たちを落ちこぼれだなんてぬかしたな! さあかかって来いッ! その思い上がり…叩きのめしてやる!!」 ケンプ「何だとっ!! 言わせておけば調子に乗りおってクズめが!! この俺を倒せる絶好の機会を捨て、一人で戦おうとはバカな貴様らしい 浅はかさよ。追い詰められた真の天才の底力を見せてやるッ!!」 アシュラ「底力を見せる…なんだ? また素ッ裸になって海へでも飛び込むのか?」 イエローライオン「ゲッ、嵐!! 迷って地獄谷まで憑いてきやがったな!」 アシュラ「しつけぇぞっ! やっと娑婆に戻れたのにそう簡単に死ぬかっっ!」 ブルードルフィン「(さっきの渦に巻き込まれてたのね…。)」 291-54 時刻はすでに夕刻に差し掛かっていた――――― 日没の夕焼けが、レッドファルコンの白いスーツ部分を赤茶けた色に染め上げる。 緊張の静寂を破り、先に仕掛けたのはケンプであった。 <BGM:超獣戦隊ライブマン> 恐獣ケンプ「恐獣ケンプ! ウオオオ~ッ…ズア!!」 ドバァッ! 恐獣変身を遂げ、両手から破壊光線を放射するケンプ。これをジャンプで避けた レッドファルコンは、ホルスターにライブラスターを収めたまま撃つ“抜かず撃ち”で、 まだ光線発射直後の硬直が解けていないケンプを速射した。 ―バチュンッ! 恐獣ケンプ「ぐがあぁッ…お、おのれ!」 レッドファルコン「覚悟しろケンプ!」 思い切りのけぞるケンプに、獲物を狙う隼のように上空から斬りかかるレッドファルコン。 これに対し胸から触手を伸ばして対空防御に出る恐獣ケンプ。 恐獣ケンプ「ケンプ・テンタクル!!」 レッドファルコン「… … ――見切ったぜケンプ! ファルコン――ッブレーイクッ!!!」 ビキュッ ピ、ピ、ピ………バラッ ファルコンセイバーの刀身が、イナズマのような閃光を発して振り下ろされた。 幾重にも切り裂かれた触手が宙に舞い、地面に落ちていく。 恐獣ケンプ「ウギャァァァ!!」 「グギャギャ…」 ドガァン! レッドファルコン「ぐあっ!!」 絶叫するケンプが、苦しみながら胸の不気味な人面から火球を吐き出す。 これは避けきれず、レッドファルコンは近距離で胸に被弾してしまった。 双方とも痛みに悶えながら睨み合い、力を振り絞って立ち上がる。 ブルードルフィン「ファルコンっ!」 ブラックバイソン&グリーンサイ「勇介さん!!」 たまりかねたバイソンとサイが飛び出そうとする。それを制止したのは1号ライダーだった。 ブラックバイソン「どいてくれ! 俺たちもケンプの野郎を叩きのめしたいんだ!」 ライダー1号「わからんのか? …彼が今、君たちの兄さんや姉さんと一緒に戦っているのが!」 グリーンサイ「姉さんたちと一緒に…?」 ブルードルフィン「そうだわ…ううん、勇介は卓二や麻理だけじゃない、星博士や 科学アカデミアの皆…それにケンプが殺めた全ての人たちの遺した想いを 力に変えて戦っているのよ。ファルコンは必ず勝つわ…必ず!」 291-55 ◇ ◇ レッドファルコン「ぐぅっ…」 恐獣ケンプ「ぐぁっ…」 ズシャァ! しばらく近距離で力と力、技と技をぶつけ合った二人が力尽きて倒れ込む。 荒い息の下、尚も立ち上がろうともがき続けている。 負けられない戦い。それはかつて同じ学舎で机を並べた者同士の意地か、プライドか。 優れた頭脳を闇世界に傾倒させた男と、人類の夢の実現に懸けた男の対決。 それも後少しで、終わろうとしている――― 恐獣ケンプ「ケンプ・デーモンフレアッ!!」 レッドファルコン「スパークアタック!!」 ゴォォォォ! キュイ―イ―ン! 炎の塊となって飛ぶケンプと、赤い光の玉になって飛ぶレッドファルコンが空中激突! 恐獣ケンプ「焼き尽くしてやる! 何もかもッ 死ねええええええ!!」 レッドファルコン「皆の夢を…命をッ…未来を奪いやがって…!! ケンプゥゥゥゥゥゥ―ッ、許さん!!」 ドッパァァァン ブルードルフィン「ああっ!?」 両者押し合った結果、痛み分けとなり二人とも吹っ飛んで地面に激突した。 その衝撃によりどちらも変身が解けてしまう。 ケンプ「がはぁ…っ!」 勇介「ぐふっ…!」 激しく吐血する二人、気力を振り絞って先に立ち上がったのは勇介である。 勇介「立てケンプッ!! それとも大教授ビアスの後ろ盾がなければ 一人で起きることもできんのかァッ!!」 ケンプ「ぐぐぐぐッ…だまれぇぇぇぇえッ!!!」 そこにもはや、地球を守る戦士と侵略者の戦いはなかった。 天宮勇介と月形剣史。彼ら以外の時間は止まり、素手の拳で殴り合う両者。 勇介「てめぇらふざけやがってッ! これは卓二と麻理のぶんだ! これは星博士の! これはアカデミア島の皆のぶんだ! そしてこれは…今日まで貴様らが踏み躙った 全ての命ある者と、俺の…ッこの俺の心の叫びだああああああ―ッ!!!」 バゴォオオオオオンッ ケンプ「がはぁぁぁぁッ!!」 勇介の強烈なアッパーカットがケンプの顎に入った。壮絶に血反吐を吐いてブッ飛ぶケンプ。 口は切れ歯は何本も折れ、鼻血を垂らしたその顔にボルト幹部の威厳はすでになく、 プライドをズタズタにされた一人の男が半泣きで勇介を睨んでいた…。 勇介「どうだ悔しいかッ、痛いかッ!! その悔しさを感じられるのも、痛いと思えるのも、 お前が生きているからだ! ケンプ、いや剣史!! お前は一度死んだのに生きてるんだぞ!! なのにどうしてその命の有難みを…生きている素晴らしさを理解しようとしないッ! 目を開いてよく見ろッ…この星は生きている、花も鳥も虫も人も…お前に与えられた熱い命と 何も変わらないんだ! 今ならやり直せる。あの時お前の脳が望んだ通り、人生をやり直せるんだぞ! 科学アカデミアで初めて会った頃の月形剣史として生きたいと思わないのかっ!?」 ケンプ「そうだ…科学アカデミアだ。あそこに合格した俺は、何の心配もなく、約束された 輝かしい明日に向かって歩みだすはずだった! それが…それがッ…それがぁぁぁぁ!! 勇介ッ!! …お前なんかにっ…お前なんかに出逢ったばかりに俺は…ッ!!!」 バキィィッ! 勇介「ぐわっ!!」 ケンプ「お前なんかにィィィィッ!!!」 ドゴッ! 291-56 ヅノーベース*** ビアス「愚かなケンプよ…! 天才としての能力も誇りも忘れ、愚かな人間同様に 剥き出しの感情を曝け出して戦うとは。私の弟子ともあろう者が何という醜態だ!」 ガッシュ「ではお見捨てになりますか?」 ビアス「かまわん。あんな汚らしい負け犬は何処でなりと野垂れ死ぬがよい!」 ガッシュ「…おおせのままに」 ビアス「…………」 ケンプと天宮勇介が戦っている様子が映し出されているスクリーンに背を向け、 ビアスはそう冷たく言い放った。だが、しばし考え込んでいるように沈黙したあと… ビアス「いや…あのような愚かな男でも、まだ使い道はある。哀れな姿に免じて この私が“保護”してやろう。ガッシュよ! 手遅れになる前にケンプを連れ戻すのだ」 ガッシュ「ハハッ…」 一礼するとガッシュは転送装置を持って素早く出て行った。 感情など読み取れない主に忠実なガードノイド・ガッシュだが、先ほどスクリーンを 見つめるビアスが、ケンプのピンチに際してほんの一瞬だけ心配そうに目を細めた ことを見逃していなかった…。 地獄谷*** 勇介「まだわからんのか剣史ィィッ!!」 勇介のパンチが今一度、ケンプの顔面に炸裂しようとしたその時。 突然現れたガッシュによって彼の拳は受け止められ、逆に殴り飛ばされた。 勇介「貴様…ッ!!」 イエローライオン「汚ねえぞガッシュ!」 ガッシュ「…そこまでだ。帰るぞ、ビアス様の御命令だ」 ケンプ「離せガッシュ!! まだ決着はついていない…ッ 離せぇぇぇッ!!」 …シュンッ… ガッシュはジタバタ暴れるケンプを、強引に抱え込むと転送装置でその場から消えた。 しばし呆然と立ち尽くしていた勇介が、「ガクッ」と膝を着き、拳を地面に叩きつけた… そんな彼にブルードルフィンがそっとタオルを渡した。 勇介「ちくしょう…ッ!」 ブルードルフィン「もういいわ勇介。あなたは充分戦ったわ…終わったの、終わったのよ…」 ブラックバイソン「すまない…勇介さんの気持ちも知らずに、俺たちまた自分のこと ばかり考えてたみたいだ。ありがとう勇介さん。これで兄貴たちも、きっと浮かばれるよ…」 グリーンサイ「俺も感謝します勇介さん。ありがとう…!!」 勇介「鉄也…純一…」 イエローライオン「そうだぜ。悔しいけどな、やっぱあの野郎に鉄拳をブチ込むのは、 お前しかいねぇよ、勇介!」 勇介「すまんっ…みんな…」 陽がかなり沈みかけた頃、この古戦場で行われた戦いは全て幕を閉じた―― 黄昏時の地獄谷上空にバビロス号とグランナスカの機影が見えた。 彼らの活躍で破壊された都市の後始末と、救助活動はかなり迅速に進み、 後を地球平和守備隊に任せ迎えにやって来たのであった。 仮面ライダー。 超人機メタルダー。 宇宙刑事ギャバン。 宇宙刑事シャイダー。 時空戦士スピルバン。 世界忍者戦ジライヤ。 超獣戦隊ライブマン。 それぞれが傷付いた者には肩を貸し、健闘を称え合って帰路につこうとしている。 「う~ん。う~ん。だれか~~…出してくれぇ」 トップガンダー「!!」 突然、何者かの気配を感じたトップガンダーが反射的に銃を向けた。 メタルダー「どうしたんだ? トップガンダー」 トップガンダー「…殺気はない。向こうに誰かが埋まっているようだ」 トップガンダーが指差す方向に、聴力を向けるメタルダー。すると確かに、人らしき声が 微かに聞こえていた。すぐさまそこへ行き、土を掘り返すメタルダー、すると地中から… リポット「ありがとうございますッ助かりました。私はともかく、こちらの方が…」 徳田記者「ぷはぁ~~っ…死ぬかと思った~~…わわっ!?」 メタルダー「恐がらないでいい。僕はメタルダー。あなた方は?」 徳田記者「め、めたる…だあ??」 リポット「私はCPSテレビ局のリポットと申します。あの~~ところで、 ここは何処なんでしょうか?」 徳田記者「そ、そーだ編集長は!? 特ダネは!? なんで、こんなところに!」 ライダー2号「ここは地獄谷さ。どうやらおたくらも、あのロボットと一緒に渦に 巻き込まれちまったんだな。まあ…窒息はしかけたが、地面に埋まってたせいで さっきのスーパービッグ…?」 ライダー1号「スーパービッグバーストだ」 ライダー2号「それそれ。あれとJのキックに巻き添え食わず助かったんだ。 結果オーライなわけだが、ある意味ラッキーだったぜ」 徳田記者「あのロボットって…ありゃー!? 何で、街にいたはずのゴライオンロボまでここに…」 イエローライオン「ゴライオンじゃねえ! ライブロボだ」 291-57 ライダーたちもバイパススリップの原理はよくわからんので、スピルバンに説明を頼んだ。 スピルバン「…というわけでして…あの時は、緊急を要する時でしたので… 民間人のお二人まで危険な目に遭わせてしまい、申し訳ありませんでした」 リポット「いえいえ、もっと近くで中継しようと近寄り過ぎていた私がいけないんです。 それにしても凄い装置なんですね。街を救って下さった方からこうして直接お話を お聞かせ願えるとは…ワタクシ仕事冥利に尽きますですっ!」 ダイアナ「へぇ~ロボットなのに。プロねぇ、あなた。ところで、あなたは?」 徳田記者「もーしおくれましたッ! 私、東都新聞の記者でして徳田オサムと申します!」 勇介「記者…」 ライブマン全員が胡散臭そうな視線を徳田記者に向ける。 というのも、あの悪徳ジャーナリスト・ヒルカワのでっちあげ記事のせいで、 江戸川総司令官や嵐山長官など彼らスーパー戦隊の司令塔たる尊敬に値する上司が 次々に更迭され、仲間である太陽戦隊サンバルカンや電撃戦隊チェンジマンが行動を 著しく制限されたせいで、戦隊同士の横の連携が封殺されたことを彼らはよく知っており、 恨みと共に激しく怒りを感じていたからである。 徳田記者「あ…あら?? 皆さん急に恐い顔しちゃって…は、は、は。 あの、私何かお気に障るようなこと言いましたっけ? 自慢じゃありませんが、僕は皆さんのようなスーパーヒーローに何度も 命を助けて頂いた一人でしてっ…決して怪しいもんじゃあございません!」 スピルバン「ヒーローに命を?」 徳田記者「そうだ! これを見てもらえれば、きっと信じてもらえます。 僕の大事なお守りで、いつもこうして財布に入れてるんです…はいっ!」 徳田はいそいそと上着のポケットから財布を取り出し、写真を二枚取り出して見せた。 ダイアナ「エクスカイザーじゃない!」 スピルバン「本当だ、エクスカイザーだ!」 ギャバン「カイザーズが地球に任務で来てた頃か…」 徳田記者「…へっ?? あの、エクスカイザーをご存知なの?」 一枚目はグレートエクスカイザーVSダイノガイストの大迫力シーンが写っており、 二枚目には赤いジャンバーを来た小学生くらいの男の子を中心に、エクスカイザー・ ウルトラレイカー・ゴッドマックスのカイザーズロボが勢揃いして立っている… その写真は彼らカイザーズの最後の戦いが終わった際に、徳田記者が記念撮影した 思い出深い一枚だった。万年ドジ社員だった彼が、初めてものにした特ダネ写真。 ガイスター逮捕後、一番に「地球に平和が戻る」という見出しでカイザーズの活躍と勝利を 報じたのも東都新聞である。それもこの証拠写真があったればこそなのだ。 ダイアナ「もしかして…この子がコウタくんかしら?」 徳田記者「ありゃ、コウタくんまでご存知とは!」 徳田はカイザーズ来訪期の地球で起きた事件の経緯と、自分と写真に写っている 男の子の家族との関わりなどを積極的に語った。 ライブマンたちも納得し、疑惑の眼差しを向けたことを詫びるのだった。 ヘレン「スピルバン、この人なら信用できると思うわ」 スピルバン「そうだね姉さん。それじゃあ徳田さん、お頼みしたいことがあるんですが…」 徳田記者「はいはい何でしょう? 私の、いや地球の命の恩人である皆さんの お頼みでしたら不肖・徳田オサムッ! 例え火の中水の中であろーとも苦労は厭いません!」 大げさにビシィッ!と敬礼する徳田記者。本人はいたって大真面目なのだが、 どこかユーモラスであり可笑しかった。その姿に場は和み、ヒーローたちは 激戦に疲れた体が幾分か癒されるのだった。 291-58 ◇ ◇ 一先ずフラッシュキングをライブマンのグラントータス基地へ運ぶため、 コロンは大型輸送戦艦マシンバッファローを呼び寄せていた。 その到着を待つ間、徳田記者の提案で全員集合の記念撮影をすることになった。 トップガンダーは渋ったが結局メタルダーの説得で列に並ぶ。 意識が戻らないタックルはバビロス号の中で休んでいる。 左からJを入れた12人ライダー、右からライブマン五人とコロン、ダイアナ、ヘレン、 アニー、ミミー、恵美破の女性陣。真ん中にギャバン、シャイダー、スピルバン、ジライヤ、 メタルダー、トップガンダーが並んだ。そしてバックにフラッシュキングの肩を左右から支えて立つ ライブロボとライブボクサー。その横にロボット形態のバビロス号とグランナスカ。 巨大ロボの上、空中に電子星獣ドルがこちらを向いて静止するという、壮観な構図である。 徳田「(くう~っ…記者生活苦節○年、こんな凄い大々特ダネをまた撮れる日が 来るなんて…生きてて良かったー!)はい、皆さんそのままそのまま… こりゃ大き過ぎて二枚に分けないと入りきらないな。じゃ、いきますよぉ~っはい!」 バシャッ 翌朝、一枚に繋げて拡大されたこの写真が東都新聞の一面を飾った。 その見出しは…… 星川家*** フーコ「ふぅ~ん〝ものすごい科学で守ります!!〟か。やったじゃない。 徳田さんがこんな特ダネ取材に成功したのはいつ依頼かしら」 コウタ「いいなあ~徳田さん。こんなにたくさん本物のヒーローに会えて! (エクスカイザー、どうしてるかな…)」 ヨーコ「パパも昨日、遅くまでその記事に関連する原稿を書いていたのよ。 私たちを守ってくださるヒーローさんも素敵だけれど、真剣にお仕事に うちこむうちのパパもとっても素敵だったわ♪」 フーコ「あ、それパパが連載してるこのコラムでしょ。明日の朝刊から新しい 連載が始まるのよね?」 ヨーコ「そうよ。ほらっ、ちょうどテレビでも特集されてるわ」 CPSテレビでは、ロボット工学の父と呼ばれるトーマス・ライト博士や御茶ノ水博士など 心ある識者をスタジオに招き、Gショッカー首都殲滅計画を阻止した巨大ロボットたちの活躍と リポットのインタビューに裏付けされたヒーローたちの戦いを特集し大きな反響を呼んだ。 星川編集長は立花藤兵衛らから聞いた、知られざるヒーローたちの激闘の軌跡を 伝記形式でコラムに連載しようと原稿のまとめに余念がない。 その原稿に書かれた第一回連載のテーマは太平洋戦争末期の時代―― 『超人機誕生! 戦争に奪われた我が子の面影に託された、 ある科学者の平和への祈り…』 291-59 ピンポーン ヨーコ「は~い」 フーコ「ほら、噂をすれば…」 コウタ「徳田さんだ!」 徳田「おはよーございますっ! 編集長をお迎えに上がりましたあっ! 今日も一日、粉骨砕身・特ダネを求めてがんばりまっす!」 ヨーコ「徳田さん、本当におめでとう。パパもとても喜んでましたわ」 徳田「いやあ~なんのなんの! 奥さんに褒められると照れるなぁボクァ。 わははははは」 星川編集長「おう、徳田ァ。今朝は早いな」 徳田「編集長ッ! 徳田はこの成功に奢ることなく、日々精進を肝に命じ…っ」 星川編集長「あーわかったわかった。朝から大声出すな…ふぁぁっ」 ヨーコ「徳田さん、朝ゴハンまだなんでしょう? パパと一緒に召し上がってらしてね」 徳田「ではお言葉に甘えさせて頂きま~す!」 コウタ「ね、徳田さん。仮面ライダーやライブマンのこと聞かせてよ!」 フーコ「徳田さん、この中の素顔にハンサムな王子様いなかったっ!?」 徳田「いいとも! …コウタくん、学校へ行く前に、ちょっとガレージで 待っててくれるかな? とっておきのプレゼントがヒーローから届いてるよ」 コウタ「えっ! なになに?」 徳田「シィー…じゃ、あとでね!」 星川家のガレージには、星川編集長の愛車である白と赤のツートンカラーが目立つ スポーツカーが格納されている。宇宙から来たエクスカイザーがまさか自宅の車に 入っていようとは、コウタ少年と愛犬のマリオを覗いて誰も知らない秘密であった。 ガイスターが地球文化の誤解からとんでもないモノばかり狙って来たように、 カイザーズも地球人の独特な習慣や文化には驚きの連続だったが、 このガレージで地球少年と宇宙エネルギー生命体が過ごした飽きることのない、 温かいコミュニケーションの時間は、互いに大切な宝物となった。 徳田「やあコウタくん、お待たせ。はい、何とエクスカイザーからだよっ!」 徳田記者は宇宙警察カイザーズのシンボルマークが入っている小箱を渡した。 コウタ「エクスカイザーから!?」 星川編集長「徳田ァー! ふんっ、ぬん! さあ~いくかァー!」 ヨーコ「今朝は一段と男らしくて素敵よアナタ♪ いってらっしゃい」 星川編集長「いってくるよママ。…なるべく早く帰るからね」 徳田「はいっ編集長! じゃコウタくん、確かに渡したからね!」 コウタ「うん。ありがとう、徳田さん」 ニコッと微笑んで徳田記者は編集長の車に乗り込み、出勤していった。 箱を開けてみると、そこには新しいカイザーブレスと一緒に手紙が添えられていた。 「星川コウタくんへ 月のムーンベース基地で、君のお友達のエクスカイザーにそのブレスレットを 渡して欲しいと頼まれました。受け取ってください。それから、何か怪しい事件に 巻き込まれたりした時はいつでもここへ連絡してください、力になります。 スピルバン・城洋介」 コウタ「スピルバン…城、城さんか…会ってお礼がいいたいな」 新カイザーブレスのスイッチを押してみると、予めメッセージが録音されていた。 エクスカイザーの声「やあコウタ、元気かな。宇宙では激しい戦いが続いていて、 私やレイカー兄弟、マックスチームも大忙しだ。地球は今だかつてない大きな 危機に直面している。君のことをいつも心配しているが、私は今すぐには 地球へ行けないんだ…すまない。その新しいカイザーブレスを君に渡してくれた 人は共に戦った勇気ある戦士だ。困った時は必ず力になってくれる、会ったら 宜しくと伝えてくれ。じゃあまた。これだけは忘れないでほしい。 私たちは宇宙のどこにいようとも、コウタ。いつも君を見守っている」 コウタ「エクスカイザー…!」 新カイザーブレスを右手に付け、空に向かってジャンプした彼は力いっぱい叫んだ。 コウタ「ありがとーーーぉッ、エクスカイザーーーーッッ!」 ヨーコ「コウタ~、コトミちゃんが迎えに来たわよー」 コウタ「はーい!」 少年はウキウキ気分で思わず駆け出していた。 新しい友達に引き合わせてくれたエクスカイザーに心から感謝しながら、 何かが始まりそうな予感が彼の足取りを弾ませる。 291-60 喫茶アミーゴ&立花レーシング*** ボルトの襲撃で壊されてしまった店先をとりあえず営業できるように 片づけている藤兵衛。舞と八荒も手伝っている。 そこへ、剣流星と城茂の二人が戻って来た。 スプリンガー「ワンワン!」 藤兵衛「お、帰ってきたな」 舞「流星さん!!」 八荒「流星ーーーッ、それに茂さんも! 勝ったんですねっ!」 茂「あたりめぇだろ!」 流星「舞さん、八荒、スプリンガー。喜んでくれ、心強い味方が来てくれた!」 トップガンダー「…………」 舞「トップガンダー…!? うそっ…」 八荒「まさか成仏できずにゾンビロボ化したんぢゃっ」 トップガンダー「…ゾンビロボとは言ってくれる」 スプリンガー「鈍い連中だなぁ、生き返った本人に決まってるだろ。 お前さんも黄泉帰りの影響でそうなったんだな?」 トップガンダー「俺にはわからんが、そうなんだろう」 舞「と、とにかく良かったじゃない。お帰りなさい、トップガンダー」 八荒「お、お帰り。このメンバーが揃うと昔を思い出すな~」 藤兵衛「ほ~君たちには、まだこんな頼もしい味方がいたのかね。 わしは立花藤兵衛。この店のマスターだ、よろしくガンマンどの!」 トップガンダー「トップガンダーだ。よろしく…」 ◇ ◇ 藤兵衛「そうか…猛たちはもう行ってしまったか」 茂「ああ、全く慌しいよな~みんなよ。洋と一也は谷さんとこに顔出すってさ。 光太郎は戦力を強化するために行くとこがあるらしい。用事がすんだら また来るとさ。耕司も日本にいるからまた顔見せるだろうぜ。 俺? 俺はもうちょっとおやっさんとこにいるぜ、久しぶりの日本だしな!」 藤兵衛「はははは、まあゆっくりしていけ。ところで茂…ユリ子はどうなんだ?」 茂「………。ユリ子は――」 <城茂の回想シーン> 意識が回復しない岬ユリ子を心配している一同。 ライダーマン・結城丈二が診立てたところによると… 丈二「体のほうは問題ないが、脳に深刻なダメージが残らないか心配だ。 なにしろ怪魔ロボットとガテゾーンが、二つの洗脳波送信デバイスで 彼女の頭脳に直接信号を送り続けていたからな……」 茂「クライシスめ…ッ!! 結城さん、それでどうしたら…」 丈二「彼女のことは俺に任せてくれ。必ず回復させてみせる。 まず信頼のおける医師がいる病院に入院が必要だが… 良、海堂博士のところはどうだ?」 良「なるほど! あそこならルミもいるし、まず安心だ。 俺が先に行って、受け入れ準備をしてもらいますよ」 茂「結城さん…良…すまねえ、ユリ子のことよろしく頼みます!」 猛「茂…君はしばらく彼女のそばにいてやったらどうだ」 茂「へっ、よしてくださいよ本郷さん…俺がそんな柄ですかい。 こんな時に、俺一人だけ戦わずに付き添いなんかしてたら… ユリ子が起きた時にひっぱたかれますよ。気の強い女でね… そういうジャジャ馬なところは、変わってねえんだろうな…」 こうして、岬ユリ子は海堂博士の元で治療を受けることになった。 果たして彼女が全快する日はいつ来るのだろうか… 291-61 一条寺烈とミミーは急ぎ宇宙へ戻ることになり、アランもビーズ星へ向かう。 束の間の再会と短い出会いであったが、別れの挨拶を交わす戦士たち。 アラン「風見さん、会えて光栄でした!」 志郎「俺も君に会えて光栄だったよ宇宙刑事アラン。 向こうでもこれからの活躍を祈っているぜ」 大「ギャバン隊長、ミミーさん。本当に助かりました!」 烈「俺もできればドギーに会っていきたかったが…あいつも忙しい身だ、 また今度ゆっくり会う時間がとれればいいんだが」 アニー「ドギー…まさか、宇宙警察地球署署長のドギー・クルーガーですか!?」 烈「さすがアニー、よく知ってるな。古い親友なんだ、あいつとは」 ミミー「ギャバンたら、自分から警視総監の役職をやめて銀河パトロール隊に 戻っちゃうんだもの。この人の考えは理解できないわ!」 洋介「け、警視総監!!?」 烈「まあそう言うなよミミー。だいたい俺にそんな偉い肩書きなんか合わないんだよ。 このギャバン様は銀河パトロール隊長として仲間と一緒に最前線で戦うほうが 性に合ってるのさ!」 ミミー「はいはい、もうあきらめました。そういうあなたを好きになって結婚したんだものね」 烈「ドギーは特捜戦隊デカレンジャーのボスだ。君たちも機会があったら会っておくといい」 勇介「デカレンジャーか…俺が会ったことあるのはガオレンジャーまでだなぁ」 丈「そう、お前だけな」 めぐみ「そ、勇介だけね!」 勇介「まま、二人ともそんなにふくれるなよ~」 鉄也「俺たちだって呼ばれてないですよっ!」 純一「そーだ! ずるいぜ勇介さんっ!」 宇宙へ向けて発進する超次元高速機ドルギラン――― 宇宙刑事ギャバンとアランは、再び地球を離れて彼らの次なる任務が待つ ステージへと飛び立って行った。ほどなく、マシンバッファローが到着したので フラッシュキングを格納し、ライブマンたちも別れを告げて去った。 バビロス号とグランナスカも新しい任務を受けて発進する。 地獄谷に残っている12人ライダーとメタルダー&トップガンダーはそれぞれの マシンに乗り、激戦の地を後にしていく。…この様子をずっと見ていた者がいた。 291-62 , -=tt=.- 、 ,.´/.; l.l ヽ、ヽ . ,゛ /, ; l l ヘ.ヘ i l ; ,__._l l ,___,l ゛, l i;゛ヾ;ニ,| |.イニク;l .l .゛, ゛,; ; .l l ゛` `.;i .l ゛,ヘヾーl.l-ーク/∧___ _ ヾ゛゛.l.l ̄ソ/ / `` ヽ、 / ヾヽ===゛.ソ / ,.、 `.ヽ、 ./ `.ー― .´ l∨ ヘ .i . .`ヽ、 / ゛ 、 | G i l .... ヽ、 / , ゛--ー゛ . |ー -. 、 ,. ヽ / .i .... . l ´ ´ ..ソ / .ハ .. ,.;. .. i / . / ./ ./ ヽ . .... .. l /´  ̄.ヽ/ / ーr-./ ゛, .. ´ ` . l ./ / l / `ー-- - 、 . . .へ l ,ノ, ` ./ ヽ l r´ ゛ r-、゛,ヘ / ニ ヽ、. /∧ヽ/.l ヾ.ソ __.ニ ー- 、_. . .鰐ヽ、 ヘヘ-.l l-ヘ/ / / / ヽヽ./ ヘヘ ヾ.、l.l //./ ソ ./ ゛,゛, ヾ、 //ー-ヾ/゛゛/ソ/ l 、 l l ヾ 、`ー-゛.゛ llヾヽ ジェネラルシャドウ「ククク…やっと終わったか。クライシス帝国とネロス帝国も威信を かけたこの一戦に敗れ、さぞ無念だろう。だがこのシャドウには占いで結果は 見えていた…何故ならストロンガー、お前を殺すのは俺だからだ!! さてミスター。あなたも…ん?」 ―――ガシャンッ ガシャン…ッ ガシャン…ッ ジェネラルシャドウ「フッ…もう行ってしまわれたか。せっかちな御仁よ…フフフフ それとも、先ほどの男たちの戦いにあてられましたかな…… まあ―…それは私も同じか。貴公が宿敵にどんな挨拶をされるのか、それも 楽しみだがね。フフフフフ…トランプフェイド!」 風に舞い散るトランプ。古戦場を絶え間なく吹き抜ける風にとっては、 激しい戦闘の後の余韻もなく… 普段と変わらぬ荒涼とした景観が残るのみであった。 291-63 海底移動基地グラントータス*** 科学アカデミア島の希望岬沖、一万マイルの海底に潜水中の巨大要塞。 今は亡き星博士が、技術の粋を集めて建造し遺してくれたライブマンの砦である。 その格納庫に、ライブロボ・ライブボクサーと並んでフラッシュキングが立っている… いつかフラッシュマンが地球へ戻って来た時、完全なコンディションで彼らに 引き渡せるように早速修理プランを練るライブマンたち。 この日、ライブボクサーの開発者である国連のドロテ博士もしばらくグラントータスで フラッシュキングの修理を手伝ってくれるとの申し出があり、到着を待っていた。 コロン「ドロテ博士からよ。…でもあれはなにかしら?」 丈「うおっ…でけぇな! なんだいあのトレーラーみたいなメカは」 ドロテ博士「驚かせてごめんなさい。乗っているのはもちろんワタシよ。 この乗り物はフラッシュタイタンといって、フラッシュマンの第二の戦力らしいわ」 勇介「あのフラッシュタイタン!」 めぐみ「それに、どうして博士が乗っているんですか!?」 ドロテ博士「テツヤたちを送り出した後、調査チームを連れてフラッシュキングが あったと思われる場所を調べに向かったのよ。そしたら、ね…」 鉄也「さすが博士、冴えてるなあ! 」 ドロテ博士「この機体はさすがのドクターケンプにも動かせなくて置いていった 様子だったわ。そこで、ある人物に遭遇したの…皆、驚かないでね」 とりあえず、格納庫に入るフラッシュタイタン。そこから降りて来たドロテ博士が、 異星人らしき異形の姿をした人物を紹介した。その人物は勇壮な二本の角を 頭部に持ち、長い白髪とヒゲに覆われた顔をしており、見た目は 北欧神話の神・オーディーンにどことなく似ている。 レー・バラキ「わしはレー・バラキと申す者…かつてこのフラッシュタイタンを、 フラッシュ星人の英雄タイタンから預かり、フラッシュマン五人へ 引き継ぐために長い眠りについていた者……」 バラキはこれまでの経緯を詳しく説明し、ドロテ博士に頼んでここへ来た 理由も話して聞かせた。霊界で親友タイタンと再会した彼は、タイタンから エネルギーの尽きたフラッシュタイタンを再起動させる方法を聞いた。 しかし黄泉帰りにより、現世に戻ったのは何故かバラキ一人である。 フラッシュマンがすでに地球にいないことを知ったバラキは、自分がラボー跡に 辿り着く前にフラッシュキングが奪取されたことを深く嘆いた。 そこへ偶然調査に来たドロテ博士に出会い、フラッシュタイタンが悪の手に 落ちぬよう何処か安全な場所はないかと相談したのだ。 めぐみ「それでグラントータスへ…」 ドロテ博士「幸いなことに、この基地は常に海底を移動できるし、正確な位置は 誰にも知られていないわ。アナタたちとワタシ以外は出入りできないから、 秘密の隠し場所としては最適よ。ここで修理もできるしね」 勇介「分かりました、安心して下さい。フラッシュキングとフラッシュタイタンは 責任を持って預からせてもらいますよ!」 レー・バラキ「すまぬ…ライブマンのみな、宜しくお願い申す」 コロン「バラキさんもここにいてね。Gショッカーに狙われるといけないから」 嵐「(ほほ~う。そんじゃこのオッサンを手土産に連れて行けば、 まだGショッカーに入れるチャンスがあるかもしれねえな…)」 291-64 勝手に基地の冷蔵庫を開けてフルーツを食いまくりながら、なにやら悪企み の怪しい表情を浮かべる嵐。そこへゴィ~ンとコロンのフライパンが命中した。 嵐「てぇーなコラァッ!」 勇介「嵐、手伝え! あー! このヤロウ、俺が三時のおやつに とっといたメロンまで食いやがって…コラァァ!!」 丈「誰だよこいつまで連れて来たの! 厄介な居候に住み着かれちゃたまらんぜ」 めぐみ「…気がついたら、勝手に乗り込んでたのよ」 ドロテ博士「さあ、修理に取り掛かりましょう。そこのアナタ、武装頭脳軍ボルトで 幹部をしてたドクター・アシュラなんでしょう? よかったら罪滅ぼしのつもりで ワタシの助手をやってみませんか? アナタの優れたその頭脳を評価します」 純一「博士ッ気は確かなんですか!?」 勇介「こいつはバカですよっ博士!!」 嵐「バカたぁなんだバカとは! 心配御無用、このドクターアシュラは 娑婆に戻ったと同時にボルトにその人ありと謳われた超天才・ アシュラに完全復活したのだあッ!」 めぐみ「じゃあ、“どうもすみません”の重い表現は、イタリア語で 何というか答えてみて?」 嵐「Mi dispiace(ミディスピアーチェ)」 勇介「ありがとうの大阪弁は?」 嵐「お~きにっ!(ニカッ)」 丈「さようならを茶魔語で?」 嵐「さいならっきょ!(ニカッ)」 勇介&丈「す…すげぇ! 本当に天才に戻ってやがる…ッ」 めぐみ「どこがスゴかとねっ!!?」 思わず故郷の熊本弁でツッ込むめぐみであった。 スナックサファリ*** 今日も学校帰りの子供たちで賑わうスナックサファリ。 ところがどういうわけか、このところこの店のマスターも、いつもいる 美佐おねえさんも姿を見かけず、助八どん一人で店番が続いている。 次郎「すげえなあ、ライブマン。おれ、サンバルカンからのりかえちゃおうかな」 助八「こらこらこらー! サンバルカンだって負けちゃいないよー?」 正夫「だってサンバルカン、最近ちっとも来てくれないじゃないか!」 次郎「そーだよ。ねえ助八さん、サンバルカンどうしちゃったの?」 助八「ああーそうねえ…。ほんとにど~しちゃったのかねえ。 いやきっと他所で頑張ってるから忙しいんだよ。 みんなも知ってるでしょ、もう世界征服を狙ってる悪いやつらは、 ブラックマグマだけじゃないんだからさあ」 次郎「だからって、おれたちのところにも来てくれなきゃ忘れちゃうよ」 正夫「そうだよ! だってスーパー戦隊はいっぱいいるんだから」 かな「美佐ねえさんとマスターは? どうしてこの頃いないのー?」 次郎「飛羽さんたちも全然来てくれなくなったよな!」 正夫「大人って勝手だよな! おれたちのことなんて、どうでもいいんだよ」 助八「あー、もう! そんなことないそんなことないってばっ! ほら、カレーサービスするから機嫌直してよ、ねえ? はあああ~~…マスター~! 美佐さ~ん! 飛羽さ~ん! 鮫島さ~ん! 豹さ~ん! か弱いおいらを置いてみんな どこいったのよ~~。早く戻って来て~~っ」 バルカンベース*** 豹「ひょひょ~! やるねえ、スーパーライブロボッ!! 俺たちもサンバルカンロボで真っ先に応援に行きたかったよな…」 鮫島「当たり前だ!! ちくしょう…嵐山長官がいてくれたら…!」 美佐「お父さん…。助八さん、お店一人で苦労してるでしょうね…」 飛羽「悔しいが今は時を待つしかない。この現体制を何としても 変えないことにはな…(よくやってくれたレッドファルコン…ありがとう!)」 シャトルベース*** 疾風「おい剣っ! テレビ見たか!?」 飛竜「ああ。三輪長官のひきつった顔が見物だったぜ」 疾風「ははは、ざまあみろってんだ狸親父め! 東都新聞の記事とCPSの放送が世論に大好評だからな、 記者団に質問攻めされてしどろもどろしてやがったぜ。 俺たちの仲間を侵略者呼ばわりした天罰だッ!!」 大空「ん? お前、なに丸めて持ってんだ?」 疾風「これか。さっき、さやかと麻衣が見せに来やがってよ。 見てみ? こんなやつが俺に似てるわけないだろー失礼な!」 つ『週刊アップ~特集・GPライダー北八荒の横顔~』 大空「似てるどころかお前にそっくりじゃねーか。つーか、これお前だろ!?」 疾風「バカゆーな! そんな見るからにスケベそーな三枚目と、 この疾風様を一緒にすんなっ。それよりな~…その写真撮った カメラマンの女の子が後ろのページに載ってるんだよっっ! いいねえその笑顔…俺ダンゼン彼女に惚れちまったぜッ」 大空「この男もたぶん、お前みたいな奴なんだろうな……」 飛竜「(…ありがとう勇介君。さすがだよ)」 291-65 嵐邸・武道場*** 闘破「せいっ!!」 ケイ「(闘破の全身から、凄い闘気が感じられるわ…)」 嵐十段「ほほ。今日は一段と精が出るようじゃな、闘破君は…」 哲山「闘破も心を引き締める必要を、改めて感じたのでしょう。 なにしろ倒さねばならぬ邪悪は強大ですから…」 嵐十段「うむ。心に迷いが生じては、いかに鍛錬した技を会得しようと その力を十二分に生かすことはできぬからのう… どうじゃ哲山先生、わしらも久しぶりに汗を流しませぬかな」 哲山「喜んでお相手を務めさせて頂きましょう、嵐先生」 嵐十段「はっはっはっ、哲山先生が相手となると、このわしも 年甲斐もなく胸が高鳴るわい。強者とは得難いものじゃ」 二人の武道家は、談笑しながら柔道場へ歩いて行った――― 無幻城奥殿・後宮「女王パンドラの間」*** ここは愛憎渦巻く貴婦人たちの権力の園。闇女王同盟の実力者のみに 用意されたプライベート・ルームの一室である。 Gショッカーコロシアムで撃ち込まれたウィルスのため、薬物治療中の 女王パンドラが豪華なベットに寝そべり苦しんでいた。 女王パンドラ「う~ん…う~ん。ぎぃぃぃ~スピルバン坊やめえ~!」 リッキー「女王様。ヘドリアン女王様がお見舞いに見えられましたが…」 女王パンドラ「ヘドリアン女王!? 追い返しなさいっっ!」 という会話がされている間に、ヘドリアン女王がアマゾンキラーを伴って 強引に部屋へズカズカと入って来た。 ガシャー「お待ちください! まだ女王様がお会いするとは…っ」 ヘドリアン女王「え~い何の不都合があるのじゃ! 私はパンドラの遠縁じゃぞ! 云わば姉のようなもの、妹の見舞いに来て何が悪い!」 女王パンドラ「ヘドリアン…!」 ヘドリアン女王「おお~…パンドラや、不埒な小僧どもにひどくやられたと 聞いて心配でいても立ってもいられなかったのじゃ。かわいそうにのう~っ」 女王パンドラ「ま…オホホホ♪ それはそれはどうもご丁寧に。 感謝致しますわ、おねえ~~ぇぇぇえぃさまっ!」 ドッギャァーン コピー人間の如く全く同じ顔と声をした、双子のような女王同士の視線がぶつかり合う。 芝居がかった仕草で女王パンドラを労わるヘドリアン女王だったが、誰の目にもこっぴどく やられたパンドラをからかいに来たことは明白である。 アマゾンキラーは政治的な駆け引きはともかく、個人的には主ヘドリアン女王の遠縁にあたる 女王パンドラを尊敬しているので些かばつが悪そうだ。 ヘドリアン女王「ついてはそなたの一日も早い回復を願って、我がベーダー一族に 伝わる秘伝の料理を持って参った。これを食べて、はよう元気になられよ」 女王パンドラ「まあ秘伝の料理を?」 ヘドリアン女王「アマゾンキラー、女王にあれを」 アマゾンキラー「(小声で)女王様ッ…いくらなんでも、これは…。悪ふざけが 過ぎましょうぞ! パンドラ女王様はお気を悪くされますよっ!」 ヘドリアン女王「(小声で)いいからお出しっ! ほんの軽いジョークじゃ!」 291-66 アマゾンキラーが大変申し訳なさそうに、料理の器を女王パンドラに差し出した。 丸い銀のフタを開けてみると…… リッキー「あ!」 ガシャー「う!」 シャドー「げ!」 つ宇宙ヒトデの丸焼き つ宇宙ヒトデの肉入りミネストローフ 女王パンドラ「にぎぎぎぎぎ…!! とぉ~~ってもぉぉ…美味しそうッ…ですね!!(怒)」 ヘドリアン女王「アハハハハ~ッ!そうかそうか、そなたが喜んでくれると思うたのじゃ♪」 アマゾンキラー「~~~~~~…ッ」 女王パンドラ「せっかくですから、早速頂きますわっえいガブッ!!」 アマゾンキラー「あっ、女王様!」 ヘドリアン女王「無理せんでいいのじゃ。それはほんの冗談じゃ」 女王パンドラ「いいえ、大変珍味であるとワーラー様も仰っておられます、ムシャムシャムシャ!」 ヘドリアン女王「ちっ。頑固な奴じゃの~~素直に降参したと言えばよいものを」 女王パンドラ「おほほほほほ(怒)」 ヘドリアン女王「あはははははは(怒)」 男子禁制の後宮なので、デスゼロウ将軍が後宮入り口の大門に控えていた。 先ほどここを通ったヘドリアン女王に恭しく挨拶したところ、 「お前の声はヘルサターンに似ているから嫌いじゃ!」と突っぱねられてしまった。 女王パンドラと喋り方こそ違うが、ワガママで道楽好きなところなど、本質的な部分では よく似ているヘドリアンにもウンザリした気分であった。 デスゼロウ将軍「ふう…。女王様たちにも困ったものだ」 イナズマギンガー「よう大将。どうした、ため息なんかメカ将軍には似合わないぜ。 奥にヘドリアン女王がお前さんとこの女王を見舞いに来てるんだってな! ま~~ったく女という生物は、たちが悪いぜ。どうだ今夜一杯やりに来んか?」 デスゼロウ将軍「……考えておこう」 ヅノーベース*** メインルームに独り呼び出されたケンプ。 一段上から見下ろす大教授ビアスの目は、実に冷ややかである。 ケンプ「ビアス様……」 ビアス「ドクターケンプ、千点頭脳の評価を取り消し三百五十点を与えるッ!」 ケンプ「Σ(゜д゜lll)ガーン さ、三百五十点!!」 三百五十点は0点よりも重い、ケンプにとって忘れ難い屈辱の数字であった。 このためケンプは命を賭けた恐獣ケンプへの再改造に挑むことになったのだ。 ケンプ「ビアス様ッ!!」 ビアス「言い訳は聞かん…一から出直せ」 それだけ言うとビアスは彼に背を向け、メインルームから出ていってしまった。 ケンプ「ガ、ガッシュ! …どこへ行くっ」 ガッシュ「…………」 ビアスに続き、ガッシュも出て行ってしまう。普段なら、ここで何が起きようと 気にも止めず黙々とガッシュガンを磨いているのに… ケンプ「うあ…あああああ…うおお~~~~~っっっっ!!!! …ううう~~~~…うううううううう…ううううううううううっ………ッ」 崩壊する絶対的な自信とプライド。崇拝する主からも見放され、彼は絶叫と号泣が 入り混じった声でこのヅノーベースへ来てから初めて泣いた。 絶望と屈辱と怒り……憎しみ自嘲がないまぜになってケンプの心を掻き混ぜる。 かつて天才を競ったオブラーも、マゼンダも、アシュラも、ブッチーもすでにここにいない。 ギルドスは姿を見せず、ケンプ独りが咽び泣くにはメインルームは広過ぎた………。 291-67 ヅノーベース・ヅノールーム*** ビアス「(これでいい…これでケンプはさらに私の信頼を取り戻そうと、 これまで以上に我がボルトに役立つ研究に没頭するだろう。 フフフ…やってもらうぞケンプよ。私の真の目的を、知られぬためにな…)」 モニター画面に映っている、スピルバンがバイパス・スリップを発動して戦場を都市から 移す場面を凝視するビアス。口元に不適な笑みを浮かべ、ファイルをめくる… ビアス「素晴らしい科学力、とくと見せてもらったよ諸君…フフフフフ。 クリン星人のテクノロジーか…その中でも宇宙的権威として名高いのは… プロフェッサー・ベン。ほう…ワーラー帝国の元幹部か…宇宙は広い。 地球上で千点頭脳が集まらぬ時は、外宇宙へも視野を広げねばなるまい… フッフッフ…ハーッハッハッハッハッハ…!」 ◇ ◇ <エンディングBGM:あしたに生きるぜ!> 荒れ野を、ハイウェイを疾走しているライダーマシン。 雲を抜けて、バビロス号とグランナスカが空を駆けていく。 空で、陸で、海で、宇宙で躍動している生命の鼓動。 それは根強き流れとなり長き苦難の日々を乗り越え…やがて――― 怒涛の進撃となって躍り出る日まで、静かに刃を研ぎ続ける。 輝く明日へ爆発パワー! タイムリミットは近い――ブッちぎるぜ! ____ / 、, ヽ ,, -┬ | ^ ^ |┬,-、 / ,-、,-( |lこHこl|;)ー--、 「最終回じゃないぞい。 |/|,゙,l| ,,┴ー.vー┴、 ヽ もうちっとだけ(=まだまだ)続くんじゃ!」 / __|、|/'v'T'~^~Tヽl\ \ | {_Ξ} ヽ,,,,,,/ \| | \___/T'|' | ''' | | / | l゚| |┿| |/ | |l| |┿| |┤ ○天宮勇介/レッドファルコン→全ヒーローが見守る前で、ケンプ=剣史との青春に決着をつけるべく勝負する。 ○大原丈/イエローライオン→レッドファルコンとケンプの対決に手を出さず見守る。 ○岬めぐみ/ブルードルフィン→レッドファルコンとケンプの対決に手を出さず見守る。 ○矢野鉄也/ブラックバイソン→レッドファルコンとケンプの対決に手を出さず見守る。 ○相川純一/グリーンサイ→レッドファルコンとケンプの対決に手を出さず見守る。 ○コロン→マシンバッファローを呼び寄せ、フラッシュキングをグラントータス基地へ運ぶ。 ○ドロテ博士→旧ラボー跡地でレー・バラキに出会い、フラッシュタイタンをグラントータス基地へ運んで来る。 △毒島嵐/アシュラ→しばらくドロテ博士の助手として働くことに。 ○レー・バラキ→ラボー跡地で偶然出逢ったドロテ博士にフラッシュタイタンが悪用されぬよう、 安全な場所へ運べないかと相談。博士と一緒にライブマンのグラントータス基地へ来る。 ○飛羽高之/バルイーグル→応援に行けない現状に憤る。ニュースを見てレッドファルコンの勝利を称える ○鮫島欣也/バルシャーク→応援に行けない現状に憤る。ニュースを見てライブマンの勝利を称える ○豹朝夫/バルパンサー→応援に行けない現状に憤る。ニュースを見てライブマンの勝利を称える ○嵐山美佐→スナックサファリを心配している。ニュースを見てライブマンの勝利を称える ○助八→ひとりでスナックサファリを守っている。 ○剣飛竜/チェンジドラゴン→テレビで三輪長官の質問攻めに遭う姿を見る。ライブマンの勝利を称える。 ○疾風翔/チェンジグリフォン→テレビで三輪長官の質問攻めに遭う姿を見る。北八荒が載っている週刊アップを読む。 ○大空勇馬/チェンジペガサス→テレビで三輪長官の質問攻めに遭う姿を見る。ライブマンの勝利を称える。 291-68 ○本郷猛/ライダー1号→さらなる仲間を求めて旅立つ。 ○一文字隼人/ライダー2号→さらなる仲間を求めて旅立つ。 ○風見志郎/ライダーV3→アランと熱い友情を交わし別れる。さらなる仲間を求めて旅立つ。 ○結城丈二/ライダーマン→岬ユリ子の身柄を預かり、回復させることを城茂に約束。 ○神敬介/ライダーX→さらなる仲間を求めて旅立つ。 ○山本大介/ライダーアマゾン→さらなる仲間を求めて旅立つ。 ○城茂/ライダーストロンガー→岬ユリ子を結城丈二に託し、日本に残る。 ○岬ユリ子/タックル→生死の境をさ迷う。結城丈二と村雨良により海堂博士の元で療養。 ○筑波洋/スカイライダー→日本に残る。沖一也と谷源次郎に会いに行く。 ○沖一也/ライダースーパー1→日本に残る。筑波洋と谷源次郎に会いに行く。 ○村雨良/ライダーZX→結城丈二と一緒に岬ユリ子を海堂博士の元へ連れて行く。 ○南光太郎/ライダーBLACKRX→日本に残る。 ○瀬川耕司/ライダーJ→日本に残る。 ○立花藤兵衛→帰って来たヒーローたちを父親のように温かく出迎える。 ○剣流星/メタルダー→トップガンダーをアミーゴに連れて来る。 ○トップガンダー→アミーゴで舞、八荒、スプリンガーとも再会。 ○仰木舞→メタルダーの勝利とトップガンダーとの再会を喜ぶ。 ○北八荒→メタルダーの勝利とトップガンダーとの再会を喜ぶ。 ○スプリンガー→メタルダーの勝利とトップガンダーとの再会を喜ぶ。 ○一条寺烈/ギャバン→ドルギランにアランを乗せ、ビーズ星へ送った後再び宇宙での任務に戻る。 ○ミミー→ギャバンと一緒に宇宙での任務に戻る。 ○アラン→地球の仲間に別れを告げ、再びビーズ星担当の任務に就く。 ○沢村大/シャイダー→地球担当の任務に戻りバビロス号を発進させる。 ○アニー→地球担当の任務に戻りバビロス号を発進させる。 ○城洋介/スピルバン→外宇宙編でエクスカイザーから受け取った新カイザーブレスを徳田記者に預け、コウタ少年に渡すように頼む。アランの代わりにシャイダーを助ける地球担当任務に就く。 ○ダイアナ→スピルバンとシャイダーを助ける地球担当任務に就き、グランナスカを発進させる。 ○ヘレン→スピルバンとシャイダーを助ける地球担当任務に就き、グランナスカを発進させる。 ○山地闘破/ジライヤ→嵐十段の道場で精神力の鍛錬に入る。 ○山地哲山→旧知の嵐十段と柔道の手合わせをする。 ○嵐十段→旧知の山地哲山と柔道の手合わせをする。 ○星川編集長→ヒーローたちの活躍で首都が守られたことを東都新聞の一面で報じる。 コラムに自ら聞いた、人知れず人のため戦い続けた戦士たちの逸話を連載開始。 ○徳田記者→スピルバンのバイパススリップに巻き込まれて地獄谷へ。そこで戦いを終えた ヒーローたちに取材を敢行し、大特ダネを得ることに成功。スピルバンからエクスカイザーの 新カイザーブレスを預かり、翌朝コウタ少年にこっそり手渡す。 ○星川コウタ→徳田記者からエクスカイザーの贈り物を受け取り喜ぶ。添えられていたスピルバン からの手紙を呼んで、新しい友だちと引き合わせてくれたエクスカイザーに感謝の思いを空へ送る。 ○リポット→スピルバンのバイパススリップに巻き込まれて地獄谷へ。そこで戦いを終えた ヒーローたちに突撃インタビューを行い、プロとしての仕事を全うする。 291-69 ●ビアス→ケンプを見限ろうとするも、ガッシュに連れ帰るよう命令。 千点頭脳の評価を取り消し、三百五十点の評価を与える。 ●ケンプ→レッドファルコン・天宮勇介に意地とプライドをぶつけ一対一で対決。 ガッシュに連れ帰られ、ビアスから屈辱の三百五十点を言い渡される。 ●ガッシュ→ビアスの命令でケンプをヅノーベースに無理矢理連れ帰る。 ●女王パンドラ→見舞いに来たヘドリアン女王の差し入れに平静を装いながら内心怒りまくる。 ●ヘドリアン女王→女王パンドラを見舞いに来る。嫌味の利いたイジワルな差し入れをする。 ●アマゾンキラー→ヘドリアン女王に同行して女王パンドラの見舞いに来る。 ●デスゼロウ将軍→ヘドリアン女王から声がヘルサターン総統に似ていると言われ邪険にされる。 ●イナズマギンガー→デスゼロウ将軍と会話。 ●ジェネラルシャドウ→地獄谷の死闘を一部始終見ていた。好敵手ストロンガーの健闘を 称えるとともにその命を断つのは自分しかいないと改めて誓う。 △シャドームーン→地獄谷の死闘を一部始終見ていた。宿敵RXに対し、遂に行動を開始する…。 【今回の新規登場】 ○ドロテ博士(超獣戦隊ライブマン) 国連科学省の白人女性科学者。ライブマンの数少ない協力者で、 サイファイヤー&バイソンライナー開発計画の中心人物。 矢野鉄也と相川純一にとっては恩師でもある。 ○レー・バラキ(超新星フラッシュマン) 大博士リー・ケフレンに作られたメスの幹部だったが、たった一人でメスに立ち向かう フラッシュ星人の英雄タイタンと出会い、その寛大な心と彼の誇り高い志にうたれ改心。 タイタンの無二の友となり、彼が息絶える時にフラッシュタイタンを託された。 百年後、タイタンの予言通りメスの地球侵略が始まり、彼の後継者である五人の戦士が 地球へ来たことで長い眠りから目覚め、メスから狙われながらも命賭けの奮闘により 無事フラッシュタイタンをフラッシュマンに引き継いで落命した。 ○矢沢助八(太陽戦隊サンバルカン) スナックサファリのコック見習い。しかし料理の腕は今ひとつらしく、あまり上達しない。 店に出入りしている飛羽・鮫島・豹をサンバルカンではないかと睨むが、 本人は彼らの正体や地球平和守備隊のことは何も聞かされていない。 ○嵐虎之介(TV版タイガーマスク) 「嵐十段」としてその名を知られる著名な柔道家。武道全般に通じており、 剣術や居合いの達人でもある。正統派レスラーに転向後も、無意識に反則を 使ってしまうことに悩んでいたタイガーマスク=伊達直人に、ジャイアント馬場が 紹介した。風流を解する教養人であり、各界の著名人やスポーツ選手などが 悩み相談や人生相談に訪れることが多い。嵐先生と呼ばれ広く慕われている。 291-70 ○星川コウタ(勇者エクスカイザー) 朝日台小学校に通う星川編集長の長男。ある寒い夜、地球へやって来た エクスカイザーの光体が自宅ガレージへ入って行くのを目撃してしまう。 翌朝、遠足で訪れた恐竜博覧会でホーンガイストに襲われたところをマイカーが 変身したエクスカイザーに助けられ、以後地球で活動するカイザーズの秘密を 唯一知る地球人として彼らに協力した。ただ事件摘発に協力するだけではなく、 地球の文化に疎いエクスカイザーの様々な疑問に答え、大切な友人同士となる。 プラモデル作りとサッカーが得意で、将来の夢は宇宙パイロットになること。 ○星川フーコ(勇者エクスカイザー) 朝日台中学校に通う星川編集長の長女。運動神経バツグンな活発姉御肌で、 弟のコウタをよくふりまわすが基本的には仲が良い。恋多き年頃なのだがやや 夢見がちで本棚には理想の男性ばかり登場する恋愛小説がビッシリである。 ダッシュマックスにあわや事故、という場面を救ってもらい彼の声を聞いて素敵な人が 車を運転していると思い込み、本気で恋をしてしまうこともあった。 ○星川ヨーコ(勇者エクスカイザー) 星川編集長の奥さん。お料理好きな専業主婦で趣味はインテリアデザイン。 とても愛らしく誰もが認める良妻賢母だが、実家は元華族で彼女はそのご令嬢。 そのせいか、ちょっと世間の感覚が浮世ばなれしている。大変な強運の持ち主で、 晴天祈願をすれば本当に雨雲が晴れ、福引でエジプト家族旅行を当ててしまうほど。 普段はおっとりしているが、子供たちに危害を加えようとする悪党にはガイスターすら 怯むほどの一喝を発する、穏やかさの中に芯の強さを秘めた女性。 ●イナズマギンガー(太陽戦隊サンバルカン) ヘドリアン女王一派とヘルサターン総統の対立が深まるブラックマグマに、 銀河警察から追われて逃げ込んだ地球にて突如として参入した。 利害次第で裏切りも平然とやってのける銀河無敵の電気男。 かつてはアマゾンキラーと組んで宇宙海賊として銀河を荒らしていた猛者で、 サンバルカン全員を一人で相手に終始善戦するほどの実力者。 やがて反乱を起しヘルサターン打倒に成功したが、黒い太陽神によって復活した ヘルサターンにより機械生命体イナズマモンガーにされてしまい、 サンバルカンと激闘を繰り広げ戦死した。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/705.html
とある睦月の人日宴席 ワイワイ、ガヤガヤ————。 「ん、醤油とって」 「あ、はいどうぞ」 「あ、わりぃサンキュー」 カチャカチャ、ゴトゴトン————。 「お料理の追加ですけどー」 「ほら、ちょっとそこのお皿をどけなさいよ、置けなくて困ってるじゃないの」 「なっ、それ俺が今から食べようとしたやつだぞ! ああっ! 言ってる間に取られちまったじゃねーか!」 ゴトン。カパッ。グツグツグツグツグツグツ————。 「今度はなーにー?」 「もしかして鍋?」 「え? こっちの鍋まだ終わってないわよ? あら? この匂いはお米?」 「はい。今度は七草粥にしてみました」 「へー七草粥ねー」 「でも、半分くらいは間に合わせなんですけどねー」 バタバタ、ドタンバタン————————パシンパシン! 「「いってぇ!?」」 「暴れるな。せっかくの料理がまずくなるでしょうが」 「うう……」「だからっていきなりひっぱたくってのは——」 「うん? なんか言った?」 「なんでもないです、はい……」 学園都市の中にある安アパートの一室。 かつては酒と煙草を愛する見た目○学生の教師である小萌先生の食生活により雑然としていた部屋だが、今 は綺麗に片付けられ、大勢の人数が集まっている。 この人数相手では普段使っているテーブルでは狭いために、何処に仕舞ってあったのかもう一つのテーブル を引っ張り出してきたほどだ。 そして、そのテーブルの上にはたくさんの料理が並んでおり、それを囲んでさながら宴会のようになっている。 「あっはっはー、カミやん怒られてやんのー」 「うっせぇ! だいたい元はといえば俺が取っておいたカマボコをお前が取ったからじゃねぇか!」 「ダメだぜいカミやん。この食卓の上では弱肉強食、まさに(目当ての料理は)食うか喰われるかなんだぜい」 「なんか語尾がおかしくなかった今!? っていうか、なんでお前までさらっとここに混じってるんだよ?」 「いやー、それが聞くも涙語るも涙でなー、実は舞夏のところの学校が『他の人が休みのときこそメイドは働 くものなのです』とかいう理由で強化メニューやらされる感じになってなー。食事を作ってくれる人がいない から久しぶりの手料理が食えるとあっちゃ来ないわけにはいかないだろ? そういうカミやんこそどうして来 たんだにゃー?」 「いや、俺は昼飯を作るのもなんだったからファミレスに食べに行ったらちょうど食材を買いに出てた五和と ばったり会ってさ、両手に重そうな荷物を持ってたから運ぶの手伝ったらついでに食べていけって言われたか らなんだけど……って、なんだその目は!? 俺が何かしたのか?」 「いやー、カミやんはいつでもカミやんなんだなーって思っただけだぜい」 「五和ってあそこでかいがいしく給仕をやってる娘のことかにゃー? というよりむしろ問題にすべきはいつ の間に名前を知るようになったってことかにゃー? まったくカミやんは油断も隙もないときたもんだ」 そう言いながら青髪ピアスの目を向ける先には、周りに対してあれこれと世話を焼く五和の姿があった。 さらにその先、狭い流しとコンロの前では姫神秋沙がテーブルを囲む大人数のために足りなくなってきた料 理の追加を作っているのだが、残念なことにあまり注目はされていないようである。 「それにしても、こんだけの人数がよく集まったもんだよな。というか、そもそもよくこの部屋に入ったもん だよな」 上条が見渡す部屋の中、テーブルの上に所狭しと並べられた料理をつまんでいるのは負けず劣らず狭い部屋 にずらりと並んだ見知った顔の数々である。 上条の座る席の隣にはクラスメイトにして三馬鹿トリオの綽名を付けられている土御門と青髪ピアスが陣取 り、続いて中央の鍋の様子をちらちらと気にしている吹寄制理の姿があり、さらに料理が一段楽したのか席に 戻ってきた姫神の隣にインデックスが明らかに他のメンバーとは一線を画する数の皿を重ねながらなおも着々 と記録を伸ばし続け、その横には何故か常盤台中学のエースである御坂美琴とその後輩の白井黒子がこうやっ てわいわいと騒ぎながら食事をするのには慣れていないのか緊張した面持ちで座り、この部屋の主である小萌 先生の横でお酌をする五和と何故か黄泉川愛穂が負けじとグラスを空けていた。 (なんつーか、カオスだなー。でもまあインデックスも喜んでるみたいだし、食事も作らないですんだし、 よかったのかなー?) そんなことを考えている上条だが、そもそもの話は数時間前に遡る————。 一月七日。正月三ヶ日も終わり、冬休みもいよいよ今日で終わるというとき、世間一般では新学期に向けて の準備や仕事始めませで気持ちを切り替えだす人が多い中、上条当麻の住んでいる部屋は朝から修羅場に突入 していた。 「お、終わらねえええぇぇぇぇ!!」 休み中、遊びにかまけて宿題にまったく手を付けていなかった世の多くの学生と同じような台詞を吐きなが ら、上条は必死になって机に向かっていた。 隣ではインデックスがごろごろと寝転がりながらテレビを見ているが、かまっていられる状況ではないと一 心不乱に手を動かし続けている。 「もー、とうまってばお休みが終わるときになると毎回同じことを言ってるよね。どうしてそんなに学習能力 がないのかな?」 世の多くの母親が口にする言葉を耳にしながらまったくその通りなので言い返せない上条だった。 (あれ? なんかこれって前にも似たようなことがなかったっけ?) と思わないでもないが、深く考え出すと何やらまたトラブルのフラグが立ちそうなのですぐさまスルースルー。 相手にされないインデックスもしばらくは大人しくテレビを見ていたが、やがてお昼時になると「おなかへ った」と連呼しだしたので上条も一旦休憩を取るために食事をすることにしたのだ。 今から料理を作っていたのでは時間のロスになると踏んだ上条はインデックスを伴って近くのファミレスに 向かったが、その途中で買い物帰りの五和と会い、荷物持ちを買って出たところ今に至る。 インデックスが「あれ?天草式の魔術師?」なんて言った時は、やっぱりトラブルに巻き込まれるのか!? などと身構えてしまったが、その心配は杞憂に終わってくれたようだ。 まあもっとも、五和と一緒に小萌先生の自宅に帰る途中で何故か姫神と一緒に買い物帰りの吹寄と出会って 人数が増え、さらに御坂と白井と顔を会わせるとそのまま付いてこられ、ぞろぞろとした集団で歩いていると ころを土御門と青髪ピアスに見つかって突撃され、『こんなに大勢だと食材が足りなくなるんじゃないか?」 とのことで結局もう一度スーパーに買い物に行かされたのを気にしなければの話だが。 そんなこんなで和気藹々と食事を続けている一団に向かって小萌先生が言う。 「ところで皆さん、明日から新学期が始まりますけども、ちゃんと宿題はやってくれましたかー?」 にこやかな笑顔と共に生徒達に問いかける教師の図、である。 手に持っているビールの入ったグラスを口に運びながら出なければだが。 というか、すでに彼女の後ろに山となっている空き缶が怖い。 「大丈夫です。ちゃんと去年のうちに終わらせておきましたから」 菜箸で鍋物の管理をしながら答える吹寄。その隣でこくこくと頷いている姫神。 「宿題? あー、なんか前にも同じようなこと聞かれた気がするけど、ウチはそういうのはないから」 「へー、常盤台の学校はそうらしい、って聞いてたけど、改めて聞くとすごいじゃん」 「でもでも、各学校によって教育方針は違うものですし、一概にどちらがすごいとかは言えないと思うのです よー」 「小萌先生は宿題忘れた生徒を叱ってあげるのが楽しいんでしょ? ウチのクラスの奴等はそんな真似をする ような面白味がある生徒はいないじゃんよー」 「そんなことないですよ! 生徒さんを叱るのは大変なのですよ!」 「またまたー、ホントは嬉しいくせにー」 御坂の返事から何故か教師二人の教育談義へと発展している。 正確には、黄泉川が小萌をからかう形になっているが。 何気にこの黄泉川さん、からみ酒の気があるようである。 と、そんな教師達へ 「あー、俺まだ宿題やって——」 「うるさい黙るんだぜいカミやん」 「そうそう。小萌先生に叱られるのは新学期になってからなんだぞ?」 上条が何か言いかけたが隣にいる悪友達によってにこやかに瞬殺される。 口を押さえられた上条が息をしようと身をよじり、させじと土御門たちが身を乗り出して騒ぎが大きくなっ ていく。 『ガチャン!』 そうこうしているうちにテーブルの上のクラスが倒れ、お茶が零れていく。 「あーあーあーあー」 「ちょっ、ティッシュティッシュ」 「あ、あの、これどうぞ!」 周囲が慌てる中、機敏に反応した五和の差し出したおしぼりはしかし、受け取ろうとした上条の手ではなく 横から手を伸ばした吹寄によって使われる。 「ありがとね、助かったわ」 「い、いえいえ……」 ねぎらう吹寄に対し微妙な表情の五和。 (うう……、この部屋に入ったときに差し出したおしぼりはピアスの人に使われちゃうし、カニの甲羅を剥く ときに渡そうとしたら小萌先生の同僚の人に持っていかれちゃうし、上条さんに渡せないです………。でもで も、今年の五和は違います! こんなこともあろうかとまだまだおしぼりは用意してありますからここはじっ とチャンスを窺います!) みれば、彼女の後ろにあるお盆の上には彼女の決意を表すかのようにおしぼりが山のようにつんであった。 もっとも、それを上条に手渡そうとしては失敗し続けているわけであるが。 さてさて、五和が無事上条におしぼりを手渡すことが出来るのかどうかは、まあ、前途多難なようである。
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/4372.html
《阿良々木 月火(329)》 キャラクターカード 使用コスト2/発生コスト2/緑/AP0/DP40 【和服】/【怪異】 このカードが登場、または、相手のアプローチによってポイント置き場に置かれた場合、デッキの上のカード5枚を見て、その中にある「阿良々木 月火」1枚を抜き出し、表にしてから手札に加える。その後、残りのカードを任意の順番でデッキの下に移す。 (まったくもう、まったくもうだよ、まったくもう。) 偽物語で登場した緑色・【和服】【怪異】を持つ阿良々木 月火。 登場した・相手のアプローチによってポイント置き場に置かれた時にデッキの上のカード5枚を見て、その中の阿良々木 月火1枚を手札に加え、残りのカードを任意の順番でデッキの下に移す効果を持つ。 阿良々木 月火専用のサーチカード。登場した時だけでなく、ポイント置き場に送られた時も発動可能。 発生コスト2なので、ポイント置き場から発動した後にポイントソースにできる。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは第5話「カレンビー 其ノ伍」での月火のセリフ。 関連項目 《阿良々木 火憐(303)》 《八九寺 真宵(313)》 《神原 駿河(317)》 《千石 撫子(336)》 《戦場ヶ原 ひたぎ(351)》 《羽川 翼(359)》 収録 偽物語 03-029 パラレル 物語シリーズ 03-029 編集
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/981.html
このページはこちらに移転しました 暇 作詞/57スレ291 暇潰しにコンビニでも行くか。 でもやめとくか。いやでもやっぱ行くか。 どっちだよーはっきりしろよ俺。 まぁどうでもいいけどケータイいじる俺。 無駄にセンター問い合わせ。 「受信メールは0件です」。どーせ友達いませんよ。 俺が言いたい結論はな。 彼女が欲しいってこった・・・。 音源 暇(オケ+仮歌) (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/bemani2sp11/pages/27.html
beatmania IIDX SP攻略 @ wiki をコピペして利用 課題曲は 公式サイト を参照。テーマ別説明文は 用語集 から引用。 テーマ:CHARGE チャージノーツやバックスピンスクラッチが多く取り入れられている譜面のこと。何かのボタンを押しながらほかのボタンも押さなければならないため通常よりもボタンが押しづらくなってしまうことなど、ほかの傾向に比べ特殊な技術が必要とされる。 対象数87曲 (10/10更新) リンク ☆12 (33曲)☆12 ☆11 (32曲)☆11 ☆10 (16曲)☆10 ☆8-9 (6曲)☆8-9 ☆12 (33曲) 戦績 属性 曲名 BPM(開幕) 理論値 戦績 属性 TexTage Ignis†Irae 188-191(191) 3940 CN 1P 2P Sinus Iridum 128-256(128) 3606 CN、ソフラン 1P 2P ディスコルディア 180-280(280) 4146 CN、縦連打 1P 2P #MAGiCVLGiRL_TRVP_B3VTZ 100 3506 同時押し、CN、軸、ズレ、ラス殺し 1P 2P -65℃ 186 3824 WELLOW(2P) 3645(RANDOM), MIKAMO(1P) 3701(RANDOM) CN 1P 2P Adularia 180 2898 CN、ラス殺し(二重階段) 1P 2P BEAT PRISONER 155 3688 SEIRYU(1P) 3610(NORMAL), U*TAKA(1P) 3621(NORMAL)WELLOW(2P) 3594(RANDOM), DINASO(1P) 3559(RANDOM) 3~5本同時CN、連皿 1P 2P BIGソムタム 187 3376 DOLCE.(2P) 3352(NORMAL), MIKAMO(1P) 3351(NORMAL) CN 1P 2P DIAMOND CROSSING 180 3170 HCN 1P 2P Dynamite 100 3906 CN・BSS、皿複合 1P 2P ECHIDNA 146 3550 KEEL(2P) 3291(RANDOM), SEIRYU(1P) 3391(MIRROR)RKS-32(2P) 3253(RANDOM), WELLOW(2P) 3401(RANDOM) HCN 1P 2P EROICA 200 4080 SEIRYU(1P) -, U*TAKA(1P) - HCN、極短CN 1P 2P Flashes 180 3382 CN・BSS、皿複合 1P 2P Godspeed 165 3262 HCN、縦連打 1P 2P Megalara Garuda 180 3086 CN 1P 2P NZM 190 3566 HCN、階段 1P 2P Painful Fate 192 3404 CN、乱打 1P 2P Papilio ulysses 180 2996 CN、連皿 1P 2P PARADISE LOST 200 3436 CN、乱打、皿、ラス殺し 1P 2P Reflux 150 3148 WELLOW(2P) 2949(S-RANDOM), MIKAMO(1P) 3020(RANDOM) CN、BSS 1P 2P Snakey Kung-fu 156 3502 HCN、乱打 1P 2P Steel Edge 177 3208 HCN 1P 2P Timepiece phase II (CN Ver.) 287 3092 WELLOW(2P) 2958(RANDOM), DINASO(1P) 2934(RANDOM) CN、縦連 1P 2P TOGAKUSHI 152 2686 RKS-32(2P) 2557(NORMAL), WELLOW(2P) 2570(R-RANDOM) HCN 1P 2P TRIUMPH 183 3448 CN、BSS 1P 2P Unbelief 135 3350 乱打、ズレ、CN 1P 2P Valanga 186 3294 CN、BSS、二重階段 1P 2P アストライアの双皿 173 3264 CN、連続二重縦連 1P 2P 海神 159 3258 CN、皿複合 1P 2P 深淵に捧ぐレクイエム 175 3074 CN 1P 2P 真 地獄超特急 -HELL or HELL- 165 3454 DOLCE.(2P) 3378(MIRROR), MIKAMO(1P)(NORMAL) 3336SEIRYU(1P) 3281(MIRROR), U*TAKA(1P) 3363(NORMAL)KEEL(2P) 3223(MIRROR), SEIRYU(1P) 3287(MIRROR) HCN、連皿、皿複合 1P 2P 水鏡の異界 168 3322 CN、連皿 1P 2P 魔法のかくれんぼ 178-208(178) 2908 WELLOW(2P) -, DINASO(1P) - CN、ソフラン 1P 2P
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/3354.html
https://w.atwiki.jp/battler/pages/593.html
2008年11月27日10時21分のバトル キャラ名作者体力TYPELIFE勝利数 つるのさじしん30攻防強化11 朧月夜うまかぼう18堅守高速10 生角通りすがり20堅守高速10 シェゾアルル15スピード10 第4291回D-BR杯がスタートです! 前回優勝したのはつるのです! 果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? シェゾの攻撃!(命中率95%/会心率5%) シェゾ 「生角が……欲しい!!」 生角に3のダメージをあたえた!! 生角 「うっ!」 残り体力( つるの 30 , 朧月夜 18 , 生角 17 , シェゾ 15 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 つるのに1のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 29 , 朧月夜 18 , 生角 17 , シェゾ 15 ) 生角の攻撃!(命中率66%/会心率5%) 生角 「舐めてるわけじゃないけど…峰打ち!」 シェゾはギリギリかわした。 シェゾ 「俺は生角になど負けはしない!」 残り体力( つるの 29 , 朧月夜 18 , 生角 17 , シェゾ 15 ) つるのの攻撃!(命中率20%/会心率5%) シェゾはゆうゆうとかわした。 シェゾ 「俺はつるのになど負けはしない!」 残り体力( つるの 29 , 朧月夜 18 , 生角 17 , シェゾ 15 ) シェゾの攻撃!(命中率95%/会心率5%) シェゾ、連続攻撃!!! シェゾ 「つるのが……欲しい!!」 つるのに1のダメージをあたえた!! つるのに1のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 27 , 朧月夜 18 , 生角 17 , シェゾ 15 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率6%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 生角に3のダメージをあたえた!! 生角 「うっ!」 残り体力( つるの 27 , 朧月夜 18 , 生角 14 , シェゾ 15 ) 生角の攻撃!(命中率87%/会心率7%) 生角 「舐めてるわけじゃないけど…峰打ち!」 朧月夜に3のダメージをあたえた!! 朧月夜 「うむうむ、なるほどのう」 残り体力( つるの 27 , 朧月夜 15 , 生角 14 , シェゾ 15 ) つるのの攻撃!(命中率24%/会心率8%) シェゾに5のダメージをあたえた!! シェゾ 「おのれっ…」 残り体力( つるの 27 , 朧月夜 15 , 生角 14 , シェゾ 10 ) シェゾの攻撃!(命中率95%/会心率18%) シェゾ 「生角が……欲しい!!」 生角に2のダメージをあたえた!! 生角 「うっ!」 残り体力( つるの 27 , 朧月夜 15 , 生角 12 , シェゾ 10 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率10%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 つるのに1のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 26 , 朧月夜 15 , 生角 12 , シェゾ 10 ) 生角の攻撃!(命中率91%/会心率11%) 生角 「舐めてるわけじゃないけど…峰打ち!」 朧月夜に2のダメージをあたえた!! 朧月夜 「うむうむ、なるほどのう」 残り体力( つるの 26 , 朧月夜 13 , 生角 12 , シェゾ 10 ) つるのの攻撃!(命中率54%/会心率12%) 生角に5のダメージをあたえた!! 生角 「うっ!」 残り体力( つるの 26 , 朧月夜 13 , 生角 7 , シェゾ 10 ) シェゾの攻撃!(命中率95%/会心率26%) シェゾ 「朧月夜が……欲しい!!」 朧月夜に2のダメージをあたえた!! 朧月夜 「うむうむ、なるほどのう」 残り体力( つるの 26 , 朧月夜 11 , 生角 7 , シェゾ 10 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率14%) 朧月夜、連続攻撃!!! 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 つるのに1のダメージをあたえた!! つるのに1のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 24 , 朧月夜 11 , 生角 7 , シェゾ 10 ) 生角の攻撃!(命中率78%/会心率28%) 生角 「舐めてるわけじゃないけど…峰打ち!」 シェゾは素早くかわした。 シェゾ 「俺は生角になど負けはしない!」 残り体力( つるの 24 , 朧月夜 11 , 生角 7 , シェゾ 10 ) つるのの攻撃!(命中率32%/会心率15%) シェゾはゆうゆうとかわした。 シェゾ 「俺はつるのになど負けはしない!」 残り体力( つるの 24 , 朧月夜 11 , 生角 7 , シェゾ 10 ) シェゾの攻撃!(命中率95%/会心率30%) シェゾ、連続攻撃!!! シェゾ 「つるのが……欲しい!!」 つるのに2のダメージをあたえた!! つるのに1のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 11 , 生角 7 , シェゾ 10 ) 朧月夜の攻撃!(命中率88%/会心率15%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 シェゾに4のダメージをあたえた!! シェゾ 「おのれっ…」 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 11 , 生角 7 , シェゾ 6 ) 生角の攻撃!(命中率79%/会心率30%) 生角、会心の一撃!!! 生角 「誰にも死んで欲しくないのよ!これ以上人を傷付けないで!」 シェゾに18のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 11 , 生角 7 , シェゾ -12 ) シェゾのLIFEは0になった! シェゾはやられた・・・ シェゾ 「生角に負けるなんて…む、無念だ…」 つるのの攻撃!(命中率49%/会心率15%) 朧月夜は素早くかわした。 朧月夜 「おろおろ、風でも通ったかの」 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 11 , 生角 7 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率15%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 生角に2のダメージをあたえた!! 生角 「うっ!」 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 11 , 生角 5 ) 生角の攻撃!(命中率95%/会心率30%) 生角 「舐めてるわけじゃないけど…峰打ち!」 朧月夜に3のダメージをあたえた!! 朧月夜 「うむうむ、なるほどのう」 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 8 , 生角 5 ) つるのの攻撃!(命中率58%/会心率15%) 生角は素早くかわした。 生角 「くっ!弾いたら彼に当たっちゃう…!」 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 8 , 生角 5 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率30%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 つるのはギリギリかわした。 残り体力( つるの 21 , 朧月夜 8 , 生角 5 ) 生角の攻撃!(命中率95%/会心率30%) 生角、連続攻撃!!! 生角 「舐めてるわけじゃないけど…峰打ち!」 つるのに2のダメージをあたえた!! つるのに2のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 17 , 朧月夜 8 , 生角 5 ) つるのの攻撃!(命中率58%/会心率15%) つるの、痛烈な一撃!!! 生角に6のダメージをあたえた!! 生角の防御 が9ダウンした!! 残り体力( つるの 17 , 朧月夜 8 , 生角 -1 ) 生角のLIFEは0になった! 生角はやられた・・・ 「良かった…つるの、貴方が無事で…」 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率30%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 つるのに2のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 15 , 朧月夜 8 ) つるのの攻撃!(命中率49%/会心率15%) 朧月夜に4のダメージをあたえた!! 朧月夜 「うむうむ、なるほどのう」 残り体力( つるの 15 , 朧月夜 4 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率45%) 朧月夜、連続攻撃!!! 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 つるのに1のダメージをあたえた!! つるのに1のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 13 , 朧月夜 4 ) つるのの攻撃!(命中率44%/会心率15%) 朧月夜は素早くかわした。 朧月夜 「おろおろ、風でも通ったかの」 残り体力( つるの 13 , 朧月夜 4 ) 朧月夜の攻撃!(命中率95%/会心率45%) 朧月夜 「ほれほれ、絶景かな」 つるのはギリギリかわした。 残り体力( つるの 13 , 朧月夜 4 ) つるのの攻撃!(命中率44%/会心率15%) 朧月夜に5のダメージをあたえた!! 残り体力( つるの 13 , 朧月夜 -1 ) 朧月夜のLIFEは0になった! 朧月夜はやられた・・・ 「おろおろ〜」 勝ち残ったのはつるのです! つるのがタイトルを初防衛しました! つるの 「やった!」
https://w.atwiki.jp/zatchbell/pages/1240.html
M-291 ガッシュ・ベル 魔物 4500 《新しき出会い》MPを2へらす→【ステイ】次の自分のターンのエンドフェイズまで、自分の場に魔物を4体 まで置けるようになる(この効果がなくなったときに、魔物が4体いるときは1体を選んで捨て札にする)。 パートナー=高嶺清麿 ガッシュは、新しい敵、そして仲間と出会う。 真紅の誓い 一時的とはいえ魔物を4体にできるので、戦略の幅が大きく広がるぞ。 類を見ない効果であり、戦略の幅は確かに広がるカードと言える。 しかし、このカードでそもそも1枠使用してしまうので、初めからこのカードを不採用とし、その枠に出そうとした魔物を出せば良いとなりやすいのがジレンマ。 このカード自体は魔物を置ける数を増やすだけで、直接的に魔本をめくる等のコンボサポートは行えない。 後述するように複雑なコンボを狙わず使う事も可能だが、他の強力な効果のガッシュ・ベルよりこのカードを優先するかというと難しい。 よって高嶺清麿《コンボ》で自分の魔本をめくる等、コンボ途中にガッシュ・ベルが必要となる理由が何かなければ採用は難しい。 自分のターンごとに効果を使えば、4体の状態をキープできるが、コストを考えると現実的ではない。 また、【ステイ】効果であるため、解除されるとすぐに魔物を捨て札にしなければならなくなってしまう。 解除された時に捨て札にする魔物は、このカードの効果で出せるようになった枠の魔物に限らず、元からいた魔物からも選択できる。 処理手段としては回りくどいが、準備フェイズに解決される効果等といった効果を使い終えた魔物を処理してしまっても良いだろう。 ゴーレン《悪夢》・デモルト《咆哮》・キャンチョメ《あふれる希望》等、すぐに使い切れる効果の魔物とも相性が良い。 「このカードを捨て札にする→」効果であれば、E-069 志を継いでによる再利用の準備も整えられる。 ただし、その場合は「このカードを出すより前に出して使っておく」という選択肢もあるので注意。 変わった用途では、場に空きがないと使えないE-200 ファウード復活のために枠を作る事もできる。 しかし、それなら同じガッシュ・ベルに場を空けられる《出会い》があり、そちらなら【ステイ】解除に阻まれないので、こちらならではのコンボを取り入れていく必要はあるだろう。 収録パック 真紅の誓い 金色のガッシュベル!!スナック 第6弾 FAQ Q1.〔新しき出会い〕の効果で自分の場に魔物が4体いる状態で、相手の場に「P-048 ココ」があるときは、〔新しき出会い〕の効果がなくなっても場の魔物は4体のままにしておけますか? A1.相手の場にココがあっても、場の魔物が3体になるように1体は捨て札にします。 タグ:4500 ガッシュ・ベル 魔物
https://w.atwiki.jp/sinraf/pages/3905.html
10329_天魔聖獣ザムザード能力 限界突破 必殺技:闇の暴風弾 神羅万象チョコでは 10329_天魔聖獣ザムザード/コメント 10329_天魔聖獣ザムザード 天界 10329 天魔聖獣ザムザード (てんませいじゅうざむざーど) 勢力・陣形 タイプ コスト 基本技 天界三宝陣 技 4 ランダムに敵を攻撃【威力200】 能力 ※計算上の数値で表を埋めています。万が一間違いがある場合はコメントよりご報告願います。 初期ステ Lv 0 HP 525 攻 365 防 365 速 120 5 577 383 383 121 10 630 401 401 122 15 682 419 419 123 20 735 438 438 1241段階突破 20 800 483 483 124 25 852 501 501 126 30 905 519 519 127 35 957 537 537 128 40 1010 556 556 1292段階突破 40 1075 601 601 129 45 1127 619 619 130 50 1180 637 637 132 55 1232 655 655 133 60 1285 674 674 1343段階突破 60 1350 719 719 134 65 1402 737 737 135 70 1455 755 755 136 75 1507 773 773 138 80 1560 792 792 1394段階突破 80 1625 837 837 139 85 1677 855 855 140 90 1730 873 873 141 95 1782 891 891 142 100 1835 910 910 144 このページの先頭へ 限界突破 限界突破 Lv上限 コスト HP 攻 防 1段階 40 5 +65 +45 +452段階 60 6 +65 +45 +453段階 80 7 +65 +45 +454段階 100 8 +65 +45 +45 必殺技:闇の暴風弾 効 果 技Lv 威力 ランダムに敵を攻撃 クリティカル発生時に大ダメージ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 260 272 284 296 312 324 336 348 364 388 技ランク 補 足 N・改(コスト4) スクショがあれば貼る 編集 この技の説明 / この技の威力一覧 / この技を持つカードの一覧 このページの先頭へ 神羅万象チョコでは 天地神明の章 第3弾のNカード(天地 076)として登場。 天界にうごめく謎の生物。天使の卵×1を持つ。 他の天魔聖獣の半分に満たない小型生物だが、動きが素早く撃退が難しい。 ザムザード 「…」 メビウス 「今もなお、天魔聖獣は増え続けている…問題はこいつらを操る首謀者が誰なのかという事だ…」 フロンティア 実装日:2014年10月13日 フロンティア+ 実装日:- このページの先頭へ 10329_天魔聖獣ザムザード/コメント 名前 ステータス/技威力等の追加掲載依頼は以下↓↓にご記入ください コメントの最初に、カード名として【 [[10329_天魔聖獣ザムザード]] 】を入力(【 】内をコピペ)してください (ステータス掲載用コメントは全カードで共有します。カード名を入れないと、どのカードのステータスか判りません)。 Lv20 HP952 功624 防528 速124 - 10214_武神将ヘルマティオ 2015-02-02 18 11 01 名前 このページの先頭へ