約 1,182,766 件
https://w.atwiki.jp/aohitolov3/pages/587.html
朝吹黄金＆右手ちゃん タイプ 純真者 タイプ ブブキ・ブランキ 種族 神族 ジョブ アタッカー HP 450 ATK 60 DEF 70 コスト 40 アビリティ 召喚 なし 覚醒 なし 超覚醒 【白】おねがい、右手ちゃん！/【黒】いくよ、右手ちゃん！ チェンジ 「ここはどこ？ …うち、さっきまで確かにみんなといたはずなのに…。 右手ちゃん！ 一緒にあーちゃん探そっ！」 傍らに佇む、大きな人の手を模した『それ』は、ぱちくりと一つ目をまばたきさせた。 自らの意思を持つ武器である【ブブキ】のひとつ“ライジョウドウ”。 黄金は『それ』を“右手ちゃん”と呼んで家族のように可愛がっている。 右手ちゃんはポコポコと奇妙な足音を立てながら、黄金の後をついて行った。 「あっ！ あそこに高台があるよ！ 登ればあーちゃんの姿がどこかに見えるかも！ 右手ちゃん、行ってみよっ！」 少女は白い花のカチューシャを揺らしながらぱたぱたと野を駆けていき、 巨石で作られた遺跡にある高台に登ると、てっぺんにある手すりにつかまって、 額に手をあてながらきょろきょろとあたりを見回した。 すると、豆粒くらいの大きさに見える距離に、黒髪の少年、一希 東の姿を発見。 右手ちゃんは高台に登るのが面倒なのか、地面から黄金を見上げている。 「おーい、あーちゃん…、…あれ？」 黄金が満面の笑みで少年に手を振ろうとしたその時、 ぐらりと視界が揺れ、ふいに視界から遠ざかっていく右手ちゃん。 「え、なに？ なに？」 黄金がうわわわと手すりにしがみついていると、 右手ちゃんの立つ地面があっという間に離れていく。 よく見ればそこは遺跡でも高台でもなく、 立ち上がれば身の丈数十メートルはあろうかという巨大な生物の頭部であった。 「なにこれ！？ 高台じゃなくて…【ブランキ】の頭！？」 ――ズドォン！ グオオオオオン！！ 黄金が元の世界で一希 東や“右手ちゃん”と共に戦っていた、謎の人型巨大生命体【ブランキ】。 その姿に似た巨躯の生物は、ぐぐぐと前足を持ち上げると、ドォォン！ ドォォン！ と轟音を立てながら、遠くに見える黒髪の少年目掛けて突進しだした。 「ひええ！ あーちゃーーーん！ 助けてぇぇーーーっ！」 身長 1.4[meter] 体重 39[kg] 出身地 不明 うちと右手ちゃんは… いつも一緒！ 右手ちゃんの本名！ ライジョウドウ！ うちの好きなもの…？ あーちゃん！ イラストレーター ©Quadrangle/BBKBRNK Partners
https://w.atwiki.jp/gojo/pages/1117.html
映画は見ない。だって、源氏物語と三丁目の夕日と仮面ライダー見たいから。 -- (横山由紀) 2011-12-31 22 22 10
https://w.atwiki.jp/semavatarheroes/pages/1239.html
必要Lv1 フリーチケット（ノーマル） 自分と向き合うことを決めたアイノ姫をサポートするため、エシュロア王家の過去について調査しよう。 ☆クリアボーナス 10 回 ・光の章の記憶~5~ POW 80 POW 75 POW 65 POW 60 DEX 80 DEX 70 DEX 60 INT 55 INT 50 CHA 70 CHA 60 CHA 50 LUK 65 LUK 50 鉱石 不気味な黒鉱石 〇 鉱石 錬成具の石粉 〇 〇 鉱石 錬成具の銅粉 〇 エレ 火の欠片 〇 エレ 光の欠片 〇 薬品 漆黒水 〇 魔術 あふれだす光 〇 〇 〇 魔術 黒ノタマゴ 〇 魔術 黒蝶の波紋 〇 〇 〇 魔術 空にたゆたう力 〇 魔術 謎めいた力の泡沫 〇 〇 〇 〇 〇 宝石 黒雨の宝石 〇 宝箱 ウィーリントの宝 〇 〇 〇 宝箱 エシュロアの宝 〇 〇 宝箱 光の宝箱（第5話） 〇 〇 〇 特殊 暴かれた秘密 〇 特殊 エシュロアの秘密の手がかり 〇 〇 お手軽薬品キット 〇 特殊 決戦の準備 〇 特殊 支援物資 〇 〇 〇 レシピ 古びた光の戦士の靴 〇 〇 〇 〇 〇 エシュロアの秘密の手がかり ＝エシュロア王家に隠された秘密へと近づくための手がかり。(このアイテム所持中、光の章 第5話に新たなイベントが出現します) また、3つで「ボーナスチケット」を合成、10個で「光の宝箱(第5話)」を合成できる。 暴かれた秘密 ＝黒蝶の男によって暴かれてしまったエシュロア王家の秘密。(このアイテム所持中、光の章 第5話に新たなイベントが出現します) また、3つで「ボーナスチケット」を合成、10個で「光の宝箱(第5話)」を合成できる。 決戦の準備 ＝エシュロア城の上空に突如として現れた黒い飛空艇。黒の軍勢との最後の戦いが始まる。これを所持していることで光の章 第6話 「決戦のエシュロア城」へと進むことができる。 また、3つで「ボーナスチケット」を合成、10個で「光の宝箱(第5話)」を合成できる 古びた光の戦士の靴 ＝古く錆びてしまった靴。「古びた光の戦士の靴」(x 3)、「あふれだす光」(x 3)、「男性用の型紙または女性用の型紙」(x 1)で合成することで、「光の戦士の靴」を合成することができる。(使用した型紙の性別に応じたアバターアイテムが合成されます）。2つだけで合成すると、支援物資になる。
https://w.atwiki.jp/hourai2020s/pages/707.html
第165話『小銭と本と逆境無頼』byクリムゾンT.S 2023/12/02 ＜【前の話】 【次の話】＞ ジャンル 2023年秋 GMクリムゾンT.S PC悠 PC拓 PC流水 PC祭 S旧図書館 あらすじ 旧図書館10層で「光放つ巨木」が発見された。そこから放たれる光線は、図書委員や特図の足すら止めてしまうという。 巨木の打倒を依頼され、それぞれの野望欲望を胸に目指すは地下10層。 キミは生き延びることができるか！？ ＞＞リプレイへ！ 登場PC 一ノ瀬 流水 鳥居 祭 甘城 悠 小野塚 拓 主な登場NPC ミカ・中島 島津真法 登場応石 「止」「槌」 重要アイテム リプレイ 【GM】 とりあえず始めますね。 【一ノ瀬流水】 はーい 【GM】 さて、それでは祭からはじめましょうか。ちょっと立ち位置が特殊ですので。 【鳥居祭】 了解 【GM】 祭は少し前のミカとの会話を思い出している。 【GM】 ミカ曰く、休暇をとりたいとのことで、それは旧図書館に潜るための申請だった。 【鳥居祭】 怪奇猟奇小説研究会所属なので、本には興味あるんですよ 【GM】 そうなんです。その場でミカは祭を誘いませんでした。そりゃあ会長を引っ張り込むのは流石にww 【鳥居祭】 「大願だからな、当然許可は出そう」 【GM】 しかし祭はどこかで情報を入手していました。どうも特殊図書館整頓隊や図書委員から、数人に依頼として声をかけているようです。 【GM】 特に伏せられた情報ではないので、招集場所までばっちりです。新町のダイニングバー『古手屋』というところだそうです。 【鳥居祭】 ちなみに情報屋、取ってます 【GM】 というわけで半強制で申し訳ないですが、興味をもって向かっていただきたい。 【GM】 ではまさしくその情報屋ですね、その元は。 【鳥居祭】 普通に興味あるから何も問題なし！「今回はミカ氏が上司だから」 【GM】 それでは短いですが、シーンは終わりで、残りの皆様。 【一ノ瀬流水】 はーい 【GM】 【ＰＣ達は新町のダイニングバー『古手屋』に集められる。】 【甘城悠】 ほい 【小野塚拓】 あいあーい 【GM】 PC達の主目的に沿った餌をぶら下げられたうえで集められたと思いますが、皆さま依頼料として支払われるならどのようなものがよろしいでしょうか？ 【一ノ瀬流水】 「俺は貴重な言語で書かれた辞書でも借りれたらOKさ、あとマッピングさせてくれ」 【小野塚拓】 スリルシーカーなのでとにかく冒険に首を突っ込めれば満足なんですが、以前に探検部自体の食糧事情が改善されたので実地で見分してこいと先輩に放り込まれますw 【鳥居祭】 シャーロックホームズの未公開原稿が読みたい 【GM】 では小野塚くんの報酬は部に吸収されてしまいますww 【甘城悠】 色々経済的な失策が続いてるのでマネーじゃないかと 【小野塚拓】 「先輩、せめて小遣いレベルでいいから報酬くださいよー」 「ほれ、100円」 なんて会話があったりなかったりw 【GM】 ではミカは会長を募集したつもりはないのですが、そもそもの募集要項に、小説系はよほどのものでなければ、もらえることになっています。＞祭 【鳥居祭】 いや、旧図書館で発掘できるものは図書館の備品だから、「読む」だけでいいです＞もらえる 【甘城悠】 エラリー・クィーン編集のアンソロジーでドイル家に英語圏での発売を禁じられた奴の英語版を悠持ってるよ。いる？＞祭さん 【鳥居祭】 「なるほど、興味はある。しかし、借りて読むだけで十分だ」＞甘城氏 【一ノ瀬流水】 「旧図書館ならゴート語の辞書でもおいてないかな」 【GM】 【そこは、図書委員会や特殊図書館整頓隊（指揮官クラス）の打ち上げによく使われる店だと聞いた。店の中にはミカ・中島をはじめ、剣呑な雰囲気を放つ多数の生徒、あと幾ばくかのインテリっぽい空気を紡ぐもの達が集まっていた。】 【一ノ瀬流水】 「おや、中島さん。お酒飲むんだ」 【鳥居祭】 言語学研的には、ギリシャ語‐日本語対訳のネクロノミコンは、興味あるだろうか…？ 【一ノ瀬流水】 「あれがちゃんと中世ギリシャ語で書いてあるか見てみるのは面白いな」 【ミカ・中島】 「僕はお酒はまあ、とりあえずは控えておくよ。よーし、皆集まってくれたな！」 【甘城悠】 因みに日本語訳版はドイル家に禁止されなかったので日本語版は数百円で読める（英語版は数万以上）＞「シャーロックホームズの功績」 【ミカ・中島】 「やあ、よく来てくれた。今日は生徒会の書記でなく、特殊図書館整頓隊の人間として話そうと思ってるんだ。」 【GM】 ちなみに祭は堂々と座ってますか？隠れたりします？ 【鳥居祭】 まあどうどうと、まるで普通の生徒のように 【小野塚拓】 (ありゃ、生徒会長)と思いつつ黙ってます 【ミカ・中島】 「……ふむふむ、信頼できそうな感じだな。……ん？なんで居るの？会長。（震え声）」 【鳥居祭】 （隠れて参加してトラブルになる方が問題だし） 【鳥居祭】 「私も小説には興味がある」＜なぜ 【一ノ瀬流水】 （そりゃ怪奇小説研の部員なんだから、ミカも隙が甘いなぁ） 【ミカ・中島】 「生徒会長が旧図書館に潜るのかよ！」急遽彼は後ろにいる幹部らしき人物とコソコソと話をしている。 【ミカ・中島】 「……んー、あー、じゃあ皆、事前の募集要項通りってことでいいかな？」ミカは考えることをやめた。 【甘城悠】 （流水さん、SPはいるんです？） 【一ノ瀬流水】 （会長が多分嫌がるから俺が来てるんだと思うよ） 【GM】 PC一人一人に事前のうちあわせどおりの報酬が書かれた同意書のようなものが回ってきます。祭のだけは手書きです。 【小野塚拓】 「うわ、これ先輩にめっちゃ(ギャラを)引っぺがされてるなぁ」 【甘城悠】 （うわぁぁぁぁぁぁぁ、会長に何かあってそれで自分は生きて帰ってきたら・・・） 【ミカ・中島】 「みんな、問題なければサインしてくれ。あと、食事をとってもらっていい。」すでに少し疲れているミカ。 【小野塚拓】 (新入生で旧図書館の危なさを知らないので暢気に構えてます) 【一ノ瀬流水】 「よし、ついでにミイル・イリュージャイ見つけたら一緒に読ませてもらうか。中に恋愛必勝法書いてあるかもしれないし」 【鳥居祭】 「生徒会長に夢を見すぎているよ、皆。最悪、再選挙が起きるだけだ」 【ミカ・中島】 「お、いいぞ。うんうん。まあ見つかったらだけどな。」＞一ノ瀬 【一ノ瀬流水】 （月光洞や宇宙船よりはましだろう＞旧図書館/いろいろ行って感覚がマヒしている） 【GM】 部隊の編制などが説明され、ＰＣ達がチームとして組まされますが、そこに一人追加されます。 【一ノ瀬流水】 ほうほう 【甘城悠】 （・・・先代と先々代が荒事慣れすぎてたせいでスタッフの感覚もマヒしとる―） 【鳥居祭】 （さすがに月光洞には行けないなぁ。公務ほっぽらかしになる） ※PL的に島の北部に存在する捨て村にあるスターゲイト(SG)から月光洞に転移できることを知らない 【ミカ・中島】 「彼の名前は島津真法、魔法の知識と剣が扱える。」 【一ノ瀬流水】 「魔導書研か」 【ミカ・中島】 「そんなところだが、彼は学園に入って間もない。蓬莱学園特有の事象には認識が薄い。自衛くらいはできるから頼むよ。」 【先先代生徒会ちょー】 「え！？」＞（さすがに月光洞には行けないなぁ。公務ほっぽらかしになる）公務ほっぽいて月光洞で戦争招いてた人 【鳥居祭】 「ほう、薩摩ホグワーツ流か」 【島津真法】 「……………頼む。」どうやらそうとうに無口なようです。 【一ノ瀬流水】 「剣が発動体か」 【甘城悠】 「魔法剣士！？」 【島津真法】 「……杖は失ってしまっていて、魔法は使いにくい。剣で自衛はできる。業腹だが……。」 【小野塚拓】 「へぇ、この学園じゃ魔法も実在するのか」(←新入生) 【一ノ瀬流水】 「まぁ、頼むよ」 【GM】 知性もしくは学力、簡単値４で皆様振ってみてください。 【小野塚拓】 学力：【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目：3,2,2) 【一ノ瀬流水】 学力：【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目：6,5,1) 【鳥居祭】 （南極まで行かないでもいいなら月光洞ありだけど、南極までの行ったり来たりで時間とられるから＞月光洞はさすがに行けない） 【甘城悠】 知性：【3d6】を振りました。結果は「4」成功です。(成功値9以下)(各ダイス目：2,1,1) 【GM】 あと、剣道部や校内巡回班があれば、簡単値５で追加で振ってください。 【鳥居祭】 知性：【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値11以下)(各ダイス目：6,4,2) 【甘城悠】 あれ？神社のSG閉じたんでしたっけ？＞南極まで行かないでもいいなら月光洞あり 【一ノ瀬流水】 剣道部：【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：6,3,1) 【GM】 成功した人は、口調や表情から、彼の言ってることは少なくとも彼の中では真実のようだ、とわかります。 【小野塚拓】 閉じたって聞いてはいないですけど‥‥＞SG 【一ノ瀬流水】 (特にSGが閉じた話は聞いてないけど、もっともコンテナ一つよりでかいものは通れないが） 【GM】 剣道部の方は、なんかこいつやばそう、一撃必殺の剣術使いそう、みたいなオーラを感じ取ります。 【一ノ瀬流水】 「…、あいつ出来るな」 【鳥居祭】 南極以外のゲートの話は（月光洞について詳しくないので）知らないので＞神社のSG 【一ノ瀬流水】 (了解＞SGと月光洞はこのへんまでにしましょう） 【GM】 というわけでこの日は散会で、明日以降の日時を指定され、旧図書館のエントランスで集合することになります。 【一ノ瀬流水】 はーい 【甘城悠】 （脱線ごめんなさい） 【小野塚拓】 「了解っす～」 【GM】 【旧図書館のエントランスには見慣れない集団が居た。この落ち着いた内装の場所には到底不釣り合いで、その服装の統一性に反して、場をかき乱す要素でしかなかった。たとえ見知った顔がそこにあっても。】 【GM】 なんかやばそうな服装の連中がゾロゾロと、しかも巨大ロボットが背後にある。 【一ノ瀬流水】 「やっぱりここは学園の三大秘境の一つだよな」 【小野塚拓】 「うわー、なんだこれ。ここ、SFの世界じゃないっすよね？」 【鳥居祭】 「これが、申請にあった猟兵か」 【GM】 彼らは手には重火器を持っており、ミカのゴツめのサブマシンガンがかわいく思える。 【特図隊員】 「君たちを支援する。なにかあれば遠慮なく言ってくれ。」 【一ノ瀬流水】 とりあえず敬礼を返しておきます。 【甘城悠】 「俺の携帯ロケランなんて可愛いものだな」 【GM】 再度ブリーフィングのようなものが行われ、以下のことが告げられます。 【ミカ・中島】 「つまり、こういうことだ。特図が負けるとは毛ほども思っていないが、肝心の書籍に影響が出ると困る。」 依頼内容は次のとおり。 ① 現在地下６階までが整頓完了しているが、今回の対象階は１０階。 ② 多くの書棚があるワンフロアぶち抜きの広い空間で、部屋の奥には光を放つ巨木が生えている。 ③ 最終目標は同階の一時的制圧（これは最後に特図がやる）。 ④ 重要目標はそれに先立つ同階の探索、貴重書籍の収集、巨木の調査等（これがＰＣの役目）。 ⑤ 今回は敵勢力が強力で、特図が最初に蹂躙してしまうと、その火力で貴重な資料が失われる可能性があるから。 ⑥ 番外目標としては同行する『島津』に杖を探してやること。ただしあるかどうかもわからないから、優先順位は低い。 【一ノ瀬流水】 （そりゃぁ、あのデカブツで掃射でもすれば本なんで穴だらけだろうよ･･･） 【鳥居祭】 「ぶち抜き…コズミックキューブか。マッピングが面倒だな…」 【小野塚拓】 「敵って何スか？」 【ミカ・中島】 予想敵対勢力は次のとおり。 「色々居るぞ。でもまあ君たちなら大丈夫だ。最後の……いや、その一個前な。それ以外はなんとでもなるさ。」 ① 動く本棚達：上階のものと違ってプレスされる恐れがある。が、スピードが早いわけではない。脅威レベルＤ ② 動く樹木達：枝を奮って攻撃してくる。ただしそこまで幹が太いわけではないし、動きも早くはない。脅威レベルＣ ③ 巨大な鼠達：普通に襲い掛かってくる。通常の鼠と違い、数は多くないがその分狂暴。また、病原菌が危険。脅威レベルＣ（病原菌はＡ） ④ 光放つ巨木：通常状態では特に脅威とならないが、半径数十メートルまで接近するとビームを放って攻撃してくる。脅威レベルＢ。 ⑤ 行方不明者：脅威ではないが、救助に手をとられる。仮脅威レベルＤ～Ｃ。 【一ノ瀬流水】 「まぁ、怪獣大決戦ということでいいか？ ただしなるべく派手な手段は使わずに書籍を回収するってことだな？」 【ミカ・中島】 「理解が早くて助かる。そういうことだ。」＞一ノ瀬 【小野塚拓】 「うわー、すっげぇ。アニメみてぇ」(わくわく) 【甘城悠】 「当たり前だけど火気厳禁か（携帯ロケラン使用不可だな）」 【一ノ瀬流水】 ミカに小声で「で、そのミイルなんとかってのはその階層にありそうなのか？」 【鳥居祭】 「光放つ巨木の相手は、専用部隊導入だな。一般生徒は偵察で終えて引き下がるべき」 【ミカ・中島】 「……正直難しいな。」＞一ノ瀬 【小野塚拓】 「えー、一発かましちゃいけないんスか？」＞巨木 【一ノ瀬流水】 「OK、それじゃぁ下調べってことだな」 【小野塚拓】 (わかってないので発言も無謀) 【ミカ・中島】 「一発かますのは予定のうちだからいいんだが、あくまで貴重書籍をピックアップした後だ。」 【一ノ瀬流水】 （しかし空間が歪んでると聞くが、そう事前に間合いをとって光る木の偵察できるんかね？） 【一ノ瀬流水】 「了解、書記さま。で6層までは安全に行けそうなんだな？」 【ミカ・中島】 〇同行者Ａ：島津真法（しまづさだのり） 『魔法使い（魔導書研相当）７』を持つ。ただし、杖を装備していないため実際に魔法を使う場合は３レベル相当とする。 また、蓬莱学園特有の事象に関しては簡単値にペナルティがかかる。 寡黙という特徴があり、能動的にしゃべりません。あくまでＰＣが知識判定に失敗した時のスペアです。 「知っているのか○○……！？」用キャラクター。 『薩摩示現流９』と木刀を装備しているため、自衛はまったく問題ありませんが、魔法使いの矜持があるため、前線には出てくれません。 【甘城悠】 （偵察ならドローンで・・・とはいかないのか） 【ミカ・中島】 〇同行者Ｂ：ミカ中島と特図の仲間たち 彼は制限なくその行為を行うことが可能であり、また、多人数で行う、のルールが使えます。 ただし、その力を借りるたびに、探索・収集に墓穴を掘るがごときペナルティがかかります。 なお、単純な場の保持や、怪我人・行方不明者の後送、平穏な人海戦術労働等、雑務を行ったくらいではペナルティはありません。 要は荷物持ち・雑務処理集団。 【ミカ・中島】 あくまでPCが主体ですのでww 【一ノ瀬流水】 はいよー＞GM 【鳥居祭】 了解 【小野塚拓】 りょうかーい 【甘城悠】 了解 【一ノ瀬流水】 「ではいざゆかん！」 【GM】 さて、なんと旧図書館内は路面電車が走っています。そして６階までは速攻で着きます。 【小野塚拓】 「すっげぇ！ 建物の中で電車が走ってんのかよ！」 【一ノ瀬流水】 「整頓が終わると座標が確定するようだな」 【GM】 そして７階から１０階は踏破済みですので、さして問題なく目的地まで到着します。（時間の都合により割愛。） 【一ノ瀬流水】 「おっ、これ期末のフィンランド語のテスト答案集だって」 【小野塚拓】 「先輩先輩、あれ何スか！？」といちいちうるさい子がここにいますw 【一ノ瀬流水】 「あー、あれはパピルスの巻物で･･･」 【一ノ瀬流水】 「って、そろそろ月光洞まで来た雰囲気だな、オイ」 【GM】 【今までも図書館というにはあまりに奇妙なものが多すぎた。唯一蓬莱学園に馴染むのは路面電車くらいのものだ。本棚という普通のものが『普通じゃなく』並んでいる光景。しかし目の前に広がる『景色』はそういったことを忘れるには十分で、その本棚が現実を思い起こさせる、それに何らかの感情がかき立てることを、誰も口は挟まないだろう】 【一ノ瀬流水】 と不可思議な部屋を見渡します。 【鳥居祭】 「光る巨木…待てよ、螺旋…」 【小野塚拓】 「うわー、本棚から滝が流れてる‥‥マジかよ‥‥」 【GM】 地下１０階を総出で探索・収集等の行動を行うことになります。ＰＣ達が全員が１回づつの行動を完了することを１巡とカウントし、１巡の目安は１時間。 主に三種類の行動をとってもらい、対応する判定の成功度が累積することで情勢が変化します。 【GM】 行動の種類と内容 ① 探索 ここでいう探索とは、この階の構造把握や、全体的な仕組みなどの分析をいいます。ひょっとしたら光放つ巨木の対抗策が見出せるかもしれません。 ② 収集 収集は貴重書籍をピックアップし、運搬係に手渡します。運搬係の運べる量には限界があるため、なんでもかんでも持っていくことはできませんが、ゲーム的にはとりあえず無視してください。 ③ 読書 入手した本を読むこともできます。ただし、ＰＣが無判定で読めるのは通常は昭和以降の日本語のみとなります。古いものであったり外国語で書かれている場合は、対応するクラブ技能や、難度の高い知性・学力の判定をこなさねばなりません。旧図書館の怪異は、収蔵書物の影響を受けている可能性が高い。時間を使うためミカ達から推奨はされていませんが、けっして無益ではありません。 ④ それ以外も応相談で受けつけます。 【甘城悠】 「ううん、隊自体が壊滅したり遭難者殉職者が絶えなかったといういわくつきの仕事だからなぁ」 【鳥居祭】 「書物は木材から作られる、それが巨木としてある…」 【甘城悠】 金目当てだから貴重品の回収とその報酬狙いで②の蒐集を選ぶのが希望です 【GM】 というわけで色々書いたうえで、ご一読と行動の指針を考えておいてください。ここで４５分までリアル休憩をとります。 【一ノ瀬流水】 了解です 【鳥居祭】 了解しました 【小野塚拓】 了解です 【甘城悠】 了解 【GM】 それでは再開しますが、いかがでしょうか。 【小野塚拓】 はーい 【鳥居祭】 はい 【一ノ瀬流水】 では流水は地球科学部の技能と副作用の必ず場所がわかるを併用して探索でマッピングします。 【GM】 探索 〔探索等に適していると考えられる部活技能なら簡単値５、もしくは感性なら３、器用なら１で判定する。〕 収集 〔収集に適していると考えられる部活技能なら簡単値８または５、もしくは知性なら４、感性なら３で判定する。〕 【GM】 これが目安です。地球科学部は全く問題なく簡単値５ですね。 【GM】 副作用に関しては後ほど言及します。 【鳥居祭】 探索・光放つ巨木が放った光線の跡をチェックしながら、チェス部で巨木の攻撃パターンを解析します。 【一ノ瀬流水】 では蓬莱パワーでいい物見つかると徳の信に乗っ取り使用したいです 【甘城悠】 感性で蒐集かなぁ 【小野塚拓】 「あ、あの樹(巨木ではないヤツ)窓がついてる！」という感じで、館内に自生している巨木以外の樹木を調査(探索)します。探検部使用。 【GM】 なるほど。祭の行動は④のその他になります。感性か知性で簡単値４でお願いします。 【鳥居祭】 チェス部じゃダメ？＞感性か知性 【GM】 よいでしょう。＜チェス 【GM】 甘城君は、規定通りでお願いします。 【GM】 失礼、蓬莱パワー使用OKです。 【一ノ瀬流水】 地球科学部：【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目：5,3,3) 【一ノ瀬流水】 成功度は4です。 【鳥居祭】 でも知性や感性の方がチェス部より高い…ま、それでもチェス部で振りたいな 【GM】 小野塚くんも規定通りで 【小野塚拓】 探検部：【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目：6,3,3) 【鳥居祭】 あ、ところでスマホの電波通ってますか？ 【小野塚拓】 3成功ですね 【甘城悠】 感性：【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目：3,3,2) 【GM】 あ、それは説明ミスです。電波は特図が通信機を持ち込んでいます。 【一ノ瀬流水】 了解＞電波 【GM】 ですので、外部との通信は不可ですが、応石等もなぜか使えます。 【GM】 PC及びミカたちとの通信に支障は一切ありません。 【鳥居祭】 じゃあスマホ応石「止」で、光放つ巨木の巨木の行動阻止という方向で 【GM】 では祭は応石のパワーを加えて振ってください。簡単値は４のままでいいです。 結論から言うと、完全に止めることはできません。 【鳥居祭】 チェス部：【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目：5,5,1) 【鳥居祭】 1成功です（使った意味あり） 【GM】 それでは木の枝が急に生えてくるような感じで一条のビームが放たれます。応石の効果で動きがあきらかに鈍っているので、命中することはありません（当たりに行かない限り）。 【鳥居祭】 焼け跡、文字になってません？ 【GM】 さて、甘城くんの結果ですが、このようなことがわかります。 【GM】 よく見れば川はたくさんあり、支流まである。そしてそれらの水は全て木が大元となって流れてきているように見える。 【GM】 小野塚くんはこちら 動く樹木達は襲い掛かってくるとき、まるで目で見て反応しているかのようだ。 【甘城悠】 水を生み出す木？ 【小野塚拓】 「お？ ということは何らかの感覚器を持ってる？」 【ミカ・中島】 一ノ瀬くんはこちら 光放つ巨木が時たま強く光る（ビーム発射の予兆ほどではない）。空間自体も相当に広く1㎞四方ではきかない。 【一ノ瀬流水】 「なるほど、一応のパターンと死角はありそうだな」 【小野塚拓】 「オトリ作戦が有効かもしれないっスよ、先輩！」 【GM】 さて、ビームの結果ですが、祭さん。 【GM】 そのようなレベルではなく、一般人であれば即死です。学園生徒は気絶で済みますが。 【GM】 本や床にはまったく影響を与えていませんが、ものすごい熱波を感じました。 【小野塚拓】 「うわー、もし囮使うならよっぽどすばしっこいヤツじゃないと難しいっスね」 【GM】 また、あなたの行動の結果による追加情報ですが、ビームを放つ直前、枝の内側に黒い棒状の影が見えました。 【鳥居祭】 「なるほど、通信の意図や、文字を書くなどの意図での光線ではないようだな…」 【一ノ瀬流水】 「会長、あれはあくまで防衛機構のようです」 【GM】 あ、ごめんミスりました。収集を選んだのどなたでしたっけ。 【甘城悠】 私です 【GM】 失礼、甘城くんは、こちらの本が気にかかって入手できました。『山陰流民』 【GM】 日本の古い民俗について書かれている。おそらく昭和期に国家体制のために逸失したもの。詳しい内容はわからない。 【小野塚拓】 風土記に近いものかもしれない 【GM】 後で読書を試みることができます。 【GM】 さて、これはランダムイベントなのですが、各々２D6を振ってもらえますでしょうか。低いほどいい感じのことが起きます。 【甘城悠】 ふーむ（今回は学術的興味より経済的価値に重きを置いている） 【小野塚拓】 【2d6】を振りました。結果は「6」です。(各ダイス目：4,2) 【鳥居祭】 【2d6】を振りました。結果は「4」です。(各ダイス目：2,2) 【一ノ瀬流水】 【2d6】を振りました。結果は「5」です。(各ダイス目：4,1) 【GM】 小野塚くん何もなし。 【GM】 祭はなんとなくだが、次はいい本が見つかりそうな気がする。 【甘城悠】 感性：【2d6】を振りました。結果は「4」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目：3,1) 【GM】 なんと、甘城くんも一ノ瀬くんも同じです。いい本が見つかりそうな気がする。 【GM】 あと、小野塚くんはハズレではないです。敵は出てきませんでした。 【小野塚拓】 あ、了解です 【小野塚拓】 本当にハズレなら敵が出てくるのか‥‥ 【一ノ瀬流水】 よしっ、ではGM。次は一か八か感性で蓬莱パワーまで使って必死にミイルイリュージャイかネクロノミコン探します！！ 【GM】 wwオーケーです。二巡目に入ります。皆さま質問はありますか、その前に。 【一ノ瀬流水】 自分は大丈夫です。 【小野塚拓】 問題ないです 【GM】 あと、失敗が誰もいなかったので、空間の把握が進みました。 動く本棚は思ったより数が少ない。鼠は見た目に反して集団行動しない。天井は非常に高く100mではどう考えてもきかない。当然だが、不自然に広い。 【鳥居祭】 まあ、失敗覚悟で正体看破。「光放つ巨木、お前のマナは、ミイル・イリュージャイだ」 【GM】 すみません、正体看破がいかなるものか教えてもらえますか。 【鳥居祭】 いや、単に言葉が通じる相手に「お前の正体は〇〇だろ」と聞くだけの行為です。意思疎通取れなければバカやってるだけ 【鳥居祭】 時々、これが「解決」の道になることあるんですよ、リドルとかで 【GM】 なるほど。クラブの得意技かと思いました。しかし、その場合木に近づくことになります。きわめて危険ですがやりますか？ 【GM】 マスターとして禁止したいわけではないです。あしからず。 【鳥居祭】 あ、じゃあもう少し後にします＜近づく必要がある 【GM】 では一ノ瀬氏は収集、残りの方はどうしますか。先ほどの本のボーナスは収集を選ばなくても別に消えません。 【鳥居祭】 せっかくいい本が見つかりそうなので、本の収集します 【小野塚拓】 探索の続きですね。巨木以外の木に登ってみて、何か反応があるかとか既知の樹木であるかとか調べてみます。 【GM】 あ、巨木以外には動き回る木の怪物しかいません。 【GM】 普通の木は生えてないってことです。 【一ノ瀬流水】 なるる 【GM】 巨大な本棚の上に上がることはできます。 【小野塚拓】 了解です。だったら本棚に登ってこのフロアの全体像を把握しようとします。一ノ瀬さんのサポートになるかな 【甘城悠】 収集ですな。ここになら銀河帝国の宇宙艦の各種マニュアルや技術書があってもおかしくないし狂的科学部の計画にプラスになるかも 【GM】 では、一ノ瀬、収集。小野塚、探索。甘城、収集。祭、収集。でよろしいですか？ 【小野塚拓】 OKです 【甘城悠】 はい 【GM】 〔探索等に適していると考えられる部活技能なら簡単値５、もしくは感性なら３、器用なら１で判定する。〕 〔収集に適していると考えられる部活技能なら簡単値８または５、もしくは知性なら４、感性なら３で判定する。〕 文科系のクラブであれば収集に適している可能性があります。申告してください。 【GM】 あと、狂的科学部で何か怪しい機械でサーチしてもいいですww 【一ノ瀬流水】 言語学研で簡単値8になるなら言語学研で、他なら感性で。蓬莱パワー付きで申告します 【GM】 パワー使用はまったく問題ないのでやっちゃってください。 【GM】 あと、簡単値も８でOK 【鳥居祭】 収集に適してるの怪奇猟奇小説研だけど、たとえ簡単値８でも感性と同じ数字なんだよな…怪奇猟奇小説研での簡単値はいくつですか？ 【一ノ瀬流水】 「ここにはある。きっと有る！！」 【一ノ瀬流水】 言語学研：【3d6】を振りました。結果は「17」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目：6,6,5) 【ミカ・中島】 怪奇猟奇小説研も８です。後でわかります。 【一ノ瀬流水】 道は遠いな。 【一ノ瀬流水】 まだ1成功ですなぁ。 【小野塚拓】 その出目で成功しますかいw 【小野塚拓】 探検部で探索なので簡単値5ですね 【鳥居祭】 怪奇猟奇小説研：【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目：4,3,2) 【甘城悠】 振られた以上やるしかｗ。狂的科学部のドローンで捜索、パワーも使いたい（墓穴で自爆誘発する気満々） 【小野塚拓】 探検部：【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目：6,2,2) 【鳥居祭】 3成功ですね 【小野塚拓】 5成功です 【GM】 ではまず小野塚くんから、 【GM】 すごく見にくいのだが、光は点から放たれているのではなく、棒状のものが光っているようだ。（あきらかに魔力を感じる）鼠たちはこの一連のものと関係ないようだ。間違いない。動く樹木は目で、巨木はそれに合わせて明滅している。枝で殴りつけてくるように見えるのは実はビームの射程範囲にもっていくためだ。 【小野塚拓】 ふむ、了解です 【GM】 甘城氏もやっちゃってください。簡単値は５でいきましょう。 【甘城悠】 パワーは使っても？ 【GM】 一ノ瀬氏は残念ながらちょっとしたものだ。昭和の希少本、普通の日本語だ。少しですがボーナスが出る。 【GM】 パワーもOKです。 【GM】 祭は、『鉄ノ歴史』という本を入手した。 【GM】 古代の鉄作りに関する分析本。全国に鉄作り集団という異民族が居たことについて解説している。 【甘城悠】 狂的科学部：【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値19以下)(各ダイス目：6,3,3) 【甘城悠】 7成功ですね 【GM】 うわあ、なんで一番すごいの引き当てるんだ。科学とはww 【一ノ瀬流水】 技能が技能だからなぁ 【甘城悠】 狂的科学なのでｗ 【GM】 『帝紀』という書籍が手に入る。内容はまったくわからない、というより普通には読めない。 【GM】 さて、皆さま一応の行動が済んだ、でよろしいでしょうか。 【甘城悠】 『帝紀』って記紀の元ネタになったというアレ？ 【一ノ瀬流水】 いいですよー 【小野塚拓】 OKです～ 【鳥居祭】 問題ありませんー 【甘城悠】 はい 【GM】 では皆さん２D６振ってください。 【一ノ瀬流水】 【2d6】を振りました。結果は「7」です。(各ダイス目：5,2) 【小野塚拓】 【2d6】を振りました。結果は「2」です。(各ダイス目：1,1) 【鳥居祭】 【2d6】を振りました。結果は「11」です。(各ダイス目：6,5) 【小野塚拓】 お、最高www 【甘城悠】 【2d6】を振りました。結果は「5」成功です。(成功値19以下)(各ダイス目：3,2) 【GM】 小野塚くん、大当たり、ただ実は探索が滅茶苦茶進んでるので、これ以上先の段階はもう少し先になります。 【小野塚拓】 了解です 【GM】 甘城氏は次もなんかいい感じの本を見つけられそうですww 【GM】 一ノ瀬くんは、何もなし。 【鳥居祭】 さて…何が出るか 【GM】 そして祭は巨大鼠とバッタリです。 【一ノ瀬流水】 あらら。 【GM】 さて、こちらの様子をうかがっているようです。 【小野塚拓】 本棚から飛び降りつつ腕をクロスして鼠に向かって破壊光線を放ちます。(*1)タイミング的にできますか？ 【鳥居祭】 食料のパックを一つ開けて、目の前に匂いをかがせるようにちらちらさせて、投げます＞ネズミへの対処 【小野塚拓】 「ベタ」(*2)持ちなので他のメンツに張り合ってるともいえるw 【GM】 いや、祭のみがファーストアクションは行動可能です。後で助けに駆けつけることは可能です。 【小野塚拓】 了解です 【GM】 なんと、それを選ぶとは＞祭 【GM】 知性が高く、交渉と食べ物で（簡単値８）追っ払うことができる。 【GM】 ただしこれを選択するには、キャラクターが最初に問答無用で攻撃しない必要がある。(*3) 【一ノ瀬流水】 （まぁ、ネズミはチーズにひっかかるもんだよな） 【小野塚拓】 (ジェリーならチーズだけ取ってくw) 【GM】 というわけで交渉で振ってみてください。 【鳥居祭】 交渉：【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目：6,3,1) 【GM】 では、疑り深そうに鼻をヒクヒクさせた後、食べ物をくわえて去っていきます。途中で一度振り返ったことから、それなりの感情はもっている模様。 【鳥居祭】 まあ、大体の動物で通じる手法ですから 【鳥居祭】 ネズミと交渉して、手伝ってもらえないかな… 【GM】 というわけで、イベントタイムは終了です。 【GM】 次の巡りになります。 【一ノ瀬流水】 はーい。 【小野塚拓】 ほいほーい 【一ノ瀬流水】 探索が比較的終わってるなら、もうちょい収集しますかね。墓穴を恐れず全力で（ぉ 【ミカ・中島】 はい、一ノ瀬くん収集。 【GM】 他はどうでしょう。読書の目安出しときます。 【GM】 『山陰流民』 山陰を中心にした「まつろわぬ民」に対する研究本。［文科系、知性、学力の簡単値５］ 【GM】 『鉄ノ歴史』は問題なく読めます。手番を使うだけ。 【GM】 『帝紀』は、［文科系、知性、学力の簡単値０］ 【鳥居祭】 薩摩流魔法使いの人に質問、「あなたの杖は、どんな杖だ？もしかして、色は黒か？」 【小野塚拓】 行動としては「その他」になるかな。島津氏に連絡します 【甘城悠】 収集で（予算会議で失敗したりホテル潰したりと経済的に厳しいので） 【鳥居祭】 どうも同じこと考えてるっぽいから、小野塚氏に任せるべきかな？＞島津氏への質問 【GM】 島津氏の件は了解です。先にそっちを処理して、行動を使うところまでいくかを判断します。 【小野塚拓】 ですね。俺は読むべき本持ってませんから 【GM】 あ、本は自分が入手したものでなくても読めます。一度集められますから。 【GM】 というか貴重書片手に探索とかシュールなんで。 【GM】 これは説明不足ですね。申し訳ない。 【小野塚拓】 文科系部活持ってないので、そこらへんは皆さんに任せますw 【一ノ瀬流水】 じゃ、流水動いていいかな？ 【ミカ・中島】 はい、一ノ瀬氏、やっちゃってください。全力オーケーです。 【一ノ瀬流水】 言語学研：【2d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目：5,4) 【一ノ瀬流水】 9成功だ！ 【一ノ瀬流水】 ※ダイスの個数を間違えたので振り直している 言語学研：【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目：5,2,2) 【一ノ瀬流水】 3D6にしても9成功だ（ぉ 【GM】 あー、ボーナスで１０超えたわー。ちょっと島津組、お待ちください。 【小野塚拓】 はーい 【一ノ瀬流水】 「こんだけ探してるんだから古代の貴書とかあるんじゃないか」 【GM】 フラグ立てるなww 『宣王記』という、表紙の書籍を見つけますが、中身は竹に書かれたもので、表紙はどう考えても後付けです。 【GM】 内容を読まなければ、“どの”宣王かすらわからない。 【一ノ瀬流水】 「竹簡か･･･。と、とりあえずバラバラにならないようにそっと持たないとな」 【GM】 この竹簡は、中国の古代語です。普通には読めません。 【GM】 漢字だから判別できただけですね。 【一ノ瀬流水】 「言語学研の血が騒ぐぜ！」 【GM】 では次は甘城氏。 【甘城悠】 はい 【GM】 収集ですが、どうしますか。科学的捜査か、伝統的捜査か？ 【甘城悠】 悠は「科学の子」なので(*4)科学的に（オカルト成分がないとは言っていない） 【GM】 潔し、いけるとこまでいっちゃってくださいwwパワー使ってもいいですし、その他も応談です。 【GM】 ちなみにですね。墓穴はちゃんと用意してますよ（ボソッ 【甘城悠】 よし、では狂的科学部のデータベースにリンクしつつ小型ドロイドを放って収集ですよ。というわけで狂的科学部でパワー使用 【GM】 簡単値は先ほどと同じ５で良いです。 【甘城悠】 はーい。10万馬力か100万馬力かわからない科学の子、振るよー 【甘城悠】 狂的科学部：【3d6】を振りました。結果は「4」成功です。(成功値19以下)(各ダイス目：2,1,1) 【一ノ瀬流水】 （ごごり） 【甘城悠】 15成功だがクリってはいない 【GM】 はい、ごめんなさい。強制墓穴はあなたで決定だww 【一ノ瀬流水】 とほほー。 【GM】 とはいえ、結果はよいものです。『旧辞』『国記』という二つも見つけた。 【GM】 一ノ瀬氏、あなたも墓穴は掘っていただきますぞww 【甘城悠】 おお、日本の公的な歴史（当時）がわかってしまうなｗ 【GM】 さて、この二冊はさっきの帝紀の親戚のようなもの、簡単には読めません。 【GM】 今のところタイトルだけです。 【GM】 さて、すみません。島津組お待たせしました。 【GM】 島津に話しかける、でよろしいですね。三人で一気に処理しましょう。よほど込み入った話でなければ、手番を消費しろ、とは言いません。 【小野塚拓】 黒い棒らしきものが見える状態で本棚の上であぐらかいて、島津氏に電話します 【小野塚拓】 「あんたの杖？ かもしれないものが見えてるんだが、ここまで来れるか？」 【GM】 祭はどうしますか？会話に加わるか、後で個別でもいいですが。 【鳥居祭】 会話に加わりましょう。「私も、先ほど同じものを見かけた。光線の源のようだ」＞黒い棒 【小野塚拓】 「あれを回収できれば光線も出なくなるだろう。この探索の目的も果たせるってもんさ」 【島津真法】 「……然り。自分には一般の学が低いゆえ、断言できぬが……たしかな魔力を感じる。」 【GM】 二人とも学力もしくは知性の簡単値４で判定してもらえますか。 【鳥居祭】 知性：【3d6】を振りました。結果は「13」失敗です。(成功値11以下)(各ダイス目：6,5,2) 【小野塚拓】 学力：【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目：3,2,2) 【小野塚拓】 うーん、惜しい 【GM】 では小野塚氏はこんな話を聞いたことがあります。そもそも旧図書館の怪異とは収蔵書籍の影響を受けている可能性が高い、と。 【GM】 ぶっちゃけ本読めばなんか書いてあるんでない、ってことです。 【小野塚拓】 ではその話を島津氏にしてから、 「俺は遠隔攻撃専門なんでな。直接回収はできないんだが、そこは任せていいか？」 【島津真法】 「……心得た。いざ木と見えるときはなんとかしてみよう。」 【鳥居祭】 では、私は鉄ノ歴史を読んでみましょう 【小野塚拓】 「本かぁ‥‥魔法関係だろ？ 俺、ハリー・〇ッターとか指〇物語ぐらいしか知らないぜ。それもタイトルだけな」 【小野塚拓】 「映画は見たけどさ」 【GM】 オーケーです。読むのに判定はいりませんが、後ほどダイスを振ってもらいます。 【GM】 小野塚氏はまだアクションを行えます。 【小野塚拓】 了解です 【小野塚拓】 うーん、それじゃ今度は収拾かなぁ。魔法関連の本を探してみます 【GM】 収集了解です。〔収集に適していると考えられる部活技能なら簡単値８または５、もしくは知性なら４、感性なら３で判定する。〕 【GM】 祭は待ってくださいね。 【小野塚拓】 「仁」のパワー使って、適してる部活はないから知性か感性かな。値はどっちも同じだし 【GM】 知性の方が、簡単値は有利です。 【小野塚拓】 あ、知性(の簡単値)が4で感性が3か。なら知性で行きます 【小野塚拓】 知性：【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目：4,2,1) 【GM】 『山人研究』という本が見つかります。 【小野塚拓】 どうもあと1個で完全成功のパターンが多いw 【小野塚拓】 「山人研究‥‥ハイジか？」(←ボケてるつもりらしい) 【鳥居祭】 山人、山陰、鉄、なんか、製鉄を生業とした古代日本民族の話の気がするなぁ 【GM】 さて、小野塚氏は、［文科系、知性、学力の簡単値７］で振ってもらえますか。この本だけ判定が可能です。 【鳥居祭】 土蜘蛛とか、その辺の民族（名前忘れた、調べれば出て来るだろうけど） 【小野塚拓】 学力：【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目：4,3,2) 【一ノ瀬流水】 （宣王記だけがなんとなく竹簡だし、海の向こうぽい） 【GM】 日本の民族学の創始者的存在、柳田國男の弟子の一人が著者であることがわかる。 【鳥居祭】 （渡ってきた民族かもしれません＞海の向こう） 【GM】 さて、祭の方に移ります。 【GM】 鉄ノ歴史は先ほど書いたとおり、古代の鉄作りに関する分析本。全国に鉄作り集団という異民族が居たことについて解説している本です。 【GM】 さて、ここで、猟奇～、簡単値７で振ってみましょう。 【鳥居祭】 怪奇猟奇小説研：【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目：6,3,2) 【鳥居祭】 ジャスト成功、低いからなー 【GM】 一方で鉄の登場と共に神秘は失われていった。常軌を逸したことが書かれていた剣というのは決まって青銅器時代のものである。という記載がどうしても頭にひっかかります。 【GM】 さて、すみませんが、時間が押してまいりましたので、強制本読みタイムに入らせていただきます。 【一ノ瀬流水】 はいよー 【小野塚拓】 はーい 【GM】 ランダムイベントは省略して、各自一冊本を読む、を選択してください。なお、特例で島津に一冊読ませることができます。 【鳥居祭】 …あれ？竹簡？もしかして、始皇帝暗殺に使われたあれ…？剣も青銅器だし… 【GM】 島津は魔法使い（魔導書研相当）７です。これを踏まえてください。 【GM】 どの本を読むか選んでくれ！（キャラ選択画面風） 【一ノ瀬流水】 では流水は宣王記をなんとか言語学研で読んでみます。パワー付きで。 【鳥居祭】 一ノ瀬さんに一言注文ー、宣王記を全部開いて、芯になってる部分調べてくださいー 【GM】 宣王記了解です。パワーGO 【GM】 祭の言ってるのは効果はあります。判定数字に入りませんが。 【一ノ瀬流水】 では言語学的にセンテンスを分けて、文法から読解していきます。 【一ノ瀬流水】 簡単値いくつ？ 【GM】 簡単値は－２です。 【ミカ・中島】 違ったごめん０ 【一ノ瀬流水】 言語学研：【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目：4,2,2) 【一ノ瀬流水】 お、無理やり2成功 【一ノ瀬流水】 「しっかし、もはや甲骨文字だよな」 【GM】 オーケーです。すみませんが内容は後に回します。 【一ノ瀬流水】 あいよー 【GM】 残りの方お願いします。本を選んでくれよな！（アドベンチャー風） 【鳥居祭】 どんな本があるか、復習をお願いしますー 【小野塚拓】 何が残ってましたっけ？ 【GM】 『山陰流民』『帝紀』『旧辞』『国記』 【GM】 です。あれ、数ピッタリやないかい。 【小野塚拓】 じゃ「山陰」行ってみます。知性でパワー入れて 【GM】 山陰流民が簡単で、後が困難です。 【ミカ・中島】 ［文科系、知性、学力の簡単値５］ 【小野塚拓】 文科系持ってないもんでw 【鳥居祭】 じゃあ旧辞を、（デウスエクスマキナ(*5)使いながら）挑戦 【小野塚拓】 じゃ学力だな。6+5+3だな 【小野塚拓】 学力：【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：6,5,2) 【ミカ・中島】 山陰を中心にした「まつろわぬ民」に対する研究本。 【GM】 「人間」とは異なる「人間」が居たという歴史を描いた奇書。 【小野塚拓】 「人間じゃない人間‥‥なんだそれ？」 【GM】 山人は人と同じ姿をしていたが、根本的には異なるもので化け物どもと交信する術をもっていた。 【GM】 山人＝山陰流民ということがわかる。 【小野塚拓】 「つまり中国山地の奥にバケモンみたいのが住んでたってことか？」 【GM】 さて、祭いっちゃってください。小野塚氏は後ほど補足します。結論から言うと答え合わせは可能です。他のPCとあわせて。 【鳥居祭】 魔法使いと非魔法使い、かな？＜人間じゃない人間（どっちがどっちかは別として） 【鳥居祭】 判定値は？（怪奇猟奇小説研か、知性か、どっちがいいか？） 【GM】 どちらでも振れますが、どちらも簡単値０です。 【鳥居祭】 じゃあ知性だなぁ 【鳥居祭】 知性：【3d6】を振りました。結果は「14」失敗です。(成功値7以下)(各ダイス目：5,5,4) 【鳥居祭】 知性：【3d6】を振りました。結果は「14」失敗です。(成功値7以下)(各ダイス目：6,6,2) 【鳥居祭】 知性：【3d6】を振りました。結果は「8」失敗です。(成功値7以下)(各ダイス目：6,1,1) ※デウスエクスマキナを使用している 【鳥居祭】 駄目だったー 【甘城悠】 惜しい！ 【GM】 惜しいな。一応ボーナスを、旧辞は古代の宮廷儀礼（大和朝廷）に関することです。詳しくはわかんない。 【甘城悠】 では、私は帝紀かな 【GM】 はい、文科系、知性の簡単値０です。 【GM】 ごめんなさい、学力でも振れます 【甘城悠】 では、探偵・推理小説研でかな。学力も知力も全て5だけど気分的に 【GM】 どうぞ！ 【甘城悠】 パワー使う動機なさげだなー 【甘城悠】 デウスエクスマキナに望みを託すか 【ミカ・中島】 一応、五行が木だから、木に関係してるかも、ってことにしましょうか。 【GM】 あ、ごめんなさい、応石でしたね。木は。 【甘城悠】 うん、では 【甘城悠】 探偵・推理小説研：【3d6】を振りました。結果は「14」失敗です。(成功値5以下)(各ダイス目：6,6,2) 【甘城悠】 デウスエクスマキナ使用 【ミカ・中島】 はい。 【甘城悠】 探偵・推理小説研：【3d6】を振りました。結果は「8」失敗です。(成功値5以下)(各ダイス目：5,2,1) 【甘城悠】 探偵・推理小説研：【3d6】を振りました。結果は「3」成功です。(成功値5以下)(各ダイス目：1,1,1) 【GM】 うわわ 【鳥居祭】 お見事！ 【甘城悠】 なんだそりゃー！ 【一ノ瀬流水】 おー 【GM】 では、成功したのは、宣王記、帝紀、山陰流民ですね。 【一ノ瀬流水】 ですね！ 【GM】 帝紀にはこういう記載があります。そもそも出雲の民と大和の民は別のものである。 【鳥居祭】 島津君も読めますが、まだ読んでいません 【GM】 お、ありがとうございます。忘れてました。 【島津真法】 魔法使い（魔導書研相当）：【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値7以下)(各ダイス目：6,6,3) 【GM】 残念、彼は祭の補助をしようとしましたが、無理でした。 【GM】 いや、違うな。ごめんなさい、ミスです。 【GM】 山人研究が余ってたんだ。 【鳥居祭】 んー、振った後だから無意味なんだけど、「アイテム所持」(*6)で中国語ー日本語事典出せばよかった… 【一ノ瀬流水】 （これから役立つこともあるよ） 【GM】 とりあえず、どっちにしろダイス目が悪いので飛ばします。 【一ノ瀬流水】 はーい 【鳥居祭】 りょうかい 【小野塚拓】 はい 【GM】 出雲の民が崇めていたのはまさに化け物である、ここまでが帝紀。 【一ノ瀬流水】 なるなる 【GM】 山陰流民の記載と裏付けがとれます。 【GM】 そしてお待ちかねの宣王記、見事に成功したので、もう貼ります。 【GM】 『宣王記』 周（西周）最後から二番目の王、宣王が作らせた記録。専制君主らしい独善的な内容で史料的価値はほとんどないが、その中で東州伝という項目があり、日本の神代やヤマタノオロチが実在の怪物として細かく記載されている。この項目については客観的記載となっているため、一定の信頼性があるが、荒唐無稽ではある。 【GM】 そして小野塚氏、探索の達成値はかなりいい線いってましたので、ハッと気づきます。 【一ノ瀬流水】 「ふむふむ、東州伝の中に怪異なる光る巨木の話とかはあるかなぁ」 【GM】 このフロア全体があの木の支配下にあるのは疑いようがなく、動く樹木は８体、川の数も８本。光放つ巨木と一体になったなにかの化け物だ。 【小野塚拓】 「お？ ヤマタノオロチか！？」 【小野塚拓】 「すると杖が草薙剣に相当する？」 【一ノ瀬流水】 「この木の根っこに沢山酒樽を最初のバーから持ってくればいいのか（違」 【GM】 八俣の大蛇の尾には一本の剣が埋め込まれ、これを殺した神が奪い取り、草薙の剣とした。 【GM】 というところで、時間かかってごめんなさい。ボス戦です。 【鳥居祭】 ヤマタノオロチ退治なら、お酒飲ませないと 【GM】 急にゴゴゴと音がして、木が唸りをあげます。 【GM】 ちなみに、時間の巻きとは関係なく、皆さん達成値がすごかったのでどのみちこうなる予定でした。 【一ノ瀬流水】 「おや、これは剣の出番かな。島津氏よ」 【鳥居祭】 墓穴の穴の数が… 【一ノ瀬流水】 「ほほう、これは面妖な。ミカ好みの胸が八つあるお姉さんになってもいいんだぞ」と軽口をたたく 【GM】 川は一瞬で干上がり、動き回る樹木がそれぞれ頭となります。８本の川は８本の尾となり、うち一本が巨木と合わさって光る尾となります。 【小野塚拓】 「まあ、この学園の探検にバケモンはつきもんだよなぁ」 【甘城悠】 民俗学上河川氾濫の神格化だっけ、ヤマタノオロチ？ 【GM】 そのとおりです。 【鳥居祭】 製鉄の化身でもある＞ヤマタノオロチ 【GM】 本にもそのように書いてました。 【GM】 そのとおりです。＞祭 ですので、火にも強いです。 【鳥居祭】 どこかに青銅器落ちてないのか… 【一ノ瀬流水】 「竜退治とはいかないが、大蛇退治といきましょうか！」 【GM】 というわけで戦闘に移行します。「な、なんだこれはーーー！！！」とかミカは怒鳴っています。 【一ノ瀬流水】 （流水はあんまりオカルト要素もってないんよね） 【小野塚拓】 (同じくオカルト要素なしです) 【ミカ・中島】 まず８本の首のうち４本はミカと特図が担当します。 【一ノ瀬流水】 裏側は自分で始末付ける必要があるか。 【小野塚拓】 「おらおらぁ、首ちょんぱスッゾコラー！」 【小野塚拓】 とサンシタ＝ヤクザサンじみた台詞をw 【一ノ瀬流水】 「会長様そのアイテム技とやらで、大量の酒はポケットから噴出しませんかね！？」 【GM】 現在の情報からすると、４本の首を叩き切る、弱点である胴体（堰を築く、結節点を打つことで）を叩く、メイン火力である光る尾を落とす。 【甘城悠】 （同じく科学の子なので、SFもオカルトと言い張らないと） 【GM】 というのが本から得た知識で出てきますかね。 【GM】 あと、アルコールは効果があります。川の水を汚染する効果があり、ダメージが入ります。 【鳥居祭】 …実は、不可能ではない。「たまたまトラロックの壺(*7)を持ち歩いてた」から、トラロックの壺への「酒を出せ」の命令コンボ… 【GM】 また一方で溶けた金属を冷やし、固めてしまう効果がある、というような意味があります。 【一ノ瀬流水】 「甘城もアルコール発電とかで動いてないんかい？（無茶」 【甘城悠】 一応アイテム持ってるので主にアイテムで呼び出すベスパにお料理研に運ぶ途中の料理酒を積んでいたと言い張れるが 【GM】 料理酒程度でもうまく頭に当てることができれば効果はあります。 【一ノ瀬流水】 GM＞手下の特徴があるのでドボドボと宴会用の酒流し込みます。 【GM】 了解です。なんらかのデバフを掛けることができます。＞一ノ瀬 【小野塚拓】 あ、あかん。「バーサーカー」(*8)だから理性的な戦い方できんわ俺 【鳥居祭】 ええい、使えるんだからやってしまえ、長所「アイテム・実は持っていた」でトラロックの壺を持っていた、それに命令して「酒よ、出ろ」 【一ノ瀬流水】 酒が三方向から出まくることに。 【GM】 では大量の酒によってオロチは苦しんでいます。具体的には大量のデバフがかかっていますww 【GM】 さらに目に向けて酒瓶が投げつけられます。 【甘城悠】 「火に弱かったらモロトフカクテルにしてるところだが火にも強いのなら普通に頭狙いだ」 【一ノ瀬流水】 「よし、このままじゃ小野塚が不味いな、支援する！」と流水も剣を掲げて胴体に飛びかかろうとします。 【小野塚拓】 「おらぁぁぁぁぁ！」と叫びながら腕をクロスして破壊光線を乱射しています(バーサークしてます) 【GM】 それでは実際の戦闘行動に入りましょう。 【一ノ瀬流水】 はーい 【GM】 各自敏捷を書いてください、高い順に行動します。オロチ君は強制最下位です。 【小野塚拓】 8です 【一ノ瀬流水】 機敏8です 【鳥居祭】 機敏３です 【一ノ瀬流水】 （まぁシーン的に小野塚さんの後でいいです） 【鳥居祭】 戦闘要員ではないのです… 【GM】 攻撃は原則、〔機敏、筋力、器用、その他の能力値は簡単値３、クラブ系技能は５で判定する〕のだが、これは命中判定ではなく有効打を与えられるかの問題である。適当に撃っても当たるのは当たる、あしからず。 【GM】 胴体に攻撃を当てるためには、〔機敏、体育会系クラブの簡単値３で判定〕に成功して首を掻い潜る必要がある。失敗しても首に通常攻撃は行える。 【甘城悠】 「島津さん、あなたは魔法剣士で示現流の人よね、薬丸さんのところみたいに飛び込んだりせずに知的に戦うよね」と島津さんが前に出るのを予防しよう 【甘城悠】 １１です 【GM】 光る尾を切り落とす、破壊するのは極めて難しいが、試みることができます。 【鳥居祭】 盾を二枚装着しておかないと＞突撃中毒 【GM】 １ラウンドに１回、支援砲撃を要請することで該当箇所にダメージを与えることができる。ただしく指示を出すための何らかの部活判定が必要になる。基本的な簡単値は首の場合は３、胴の場合は２、光る尾の場合は０。 【GM】 ということで知性要員でも攻撃できます。 【鳥居祭】 支援砲撃要員だな、チェス部で指示できる 【GM】 さて、では１１の甘城氏どうぞ。 【GM】 島津は甘城氏の言葉により踏みとどまります。 【鳥居祭】 （後、実は竜牙兵も召喚できる） 【甘城悠】 後方支援ですな、料理酒を飛ばそう 【GM】 部活なら簡単値５、器用なら簡単値３で。 【甘城悠】 ボクシング部投擲に使えます？あるいは狂的科学部の射出装置 【GM】 狂的の方が適切ですね。 【甘城悠】 マイナス修正は？ 【GM】 いや、先ほどの簡単値５で大丈夫です。 【甘城悠】 では射出！ 【甘城悠】 狂的科学部：【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値14以下)(各ダイス目：5,5,5) 【甘城悠】 デウスエクスマキナ使用 【ミカ・中島】 デウス了解 【甘城悠】 探偵・推理小説研：【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：5,4,1) 【GM】 数字的には大丈夫ですかね。 【甘城悠】 ですね、技能ミスです。ごめんなさい 【GM】 それでは、酒瓶はうまく頭に命中した。どうも感覚がつながっているようで、酩酊しているかのような動きに見える。（実際は苦しんでいる。） 【GM】 では機敏８の方 【GM】 相談して決めても大丈夫です。 【GM】 あと、酒瓶でデバフは確実に入っています。 【一ノ瀬流水】 援護に追いかけた体なので小野塚さん先どうぞー 【小野塚拓】 それじゃバーサークしてるのでクラブ技能(射撃部)(*9)なんか頭から吹っ飛んで、機敏だけで腕から出る破壊光線を浴びせまくってます。 4の修正がつきます 【GM】 では機敏で簡単値は３、修正も入れてください。 【GM】 狙うのは頭でいいですか？ 【小野塚拓】 はい、どこを狙うとかまで考えが回らないので、目についた頭を攻撃しまくってます 【GM】 では判定願います。 【小野塚拓】 機敏：【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目：5,4,1) 【GM】 では頭が一本地面に倒れるかのように垂れます。デバフの効果で一撃で落ちます。 【小野塚拓】 「うらぁぁあっぁぁぁぁ！！！」 【一ノ瀬流水】 では水の応石なので、足下を安定させて飛びかかって剣で切りましょう。 【一ノ瀬流水】 修正は+2かな 【GM】 OKです。場所はどうしますか？ 【一ノ瀬流水】 胴にいきます。 【GM】 胴体に攻撃を当てるためには、〔機敏、体育会系クラブの簡単値３で判定〕に成功して首を掻い潜る必要がある。 【一ノ瀬流水】 剣道部でいけますか？＞先ほどの応石アシストで 【GM】 これに先ほどの＋２の修正を加えてください。まったくもって問題ありません。 【一ノ瀬流水】 剣道部：【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：4,2,1) 【一ノ瀬流水】 では特徴なのでかっこよく(*10)懐に入り込んだ！ 【GM】 命中判定は普通に簡単値５です。 【一ノ瀬流水】 剣道部：【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：6,4,4) 【一ノ瀬流水】 当たることは当たったな。 【GM】 胴への攻撃は首に比べて劇的な効果があるようです。 【GM】 もっとも二回連続して判定に成功しなきゃいけないわけですが。 【一ノ瀬流水】 もう何撃かたたき込めば。 【GM】 さて、では祭。 【鳥居祭】 あれ…？もしかして、だけど、８つの頭って、８冊の本が正体…？ 【鳥居祭】 チェス部で支援射撃要請の指揮です 【GM】 基本的な簡単値は首の場合は３、胴の場合は２、光る尾の場合は０。 【鳥居祭】 あの、やっぱり、ちょっと変更。ちょっと罰当たりだけど、見つけた本に、酒をかけてみます… 【GM】 その行動をとるなら、先に知性、学力で簡単値５で判定してください。 【一ノ瀬流水】 （竹簡ならアルコール被害も少ないっ） 【鳥居祭】 破くの探すがにやばいけど、酒かける程度なら本へのダメージ少ないだろう… 【鳥居祭】 知性：【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目：3,3,1) 【GM】 祭の予想は当たりではあるんですが、一度姿をとった怪異を本を通じてダメージを与えることはできません。 【鳥居祭】 なるほど、残念 【GM】 判定に成功したので、実行前に気づくことができます。 【GM】 元の手順に戻ってもらってもOKです。 【鳥居祭】 まあ、つまりはあと数冊本が手に入るってわかったってことで、支援射撃です 【鳥居祭】 チェス部：【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目：6,5,4) 【GM】 先ほどの簡単値でどうぞ。狙うか所を決めてください。ちなみにプレッシャーかけときますけど、相手に手番回すと痛いですよww 【鳥居祭】 首（頭）への攻撃です、 【鳥居祭】 そして失敗 【GM】 ぬーん 【GM】 ではオロチ君がアタックを掛けてきます。 【一ノ瀬流水】 あいよー 【GM】 シークレットダイス健康：【1d6】を振りました。結果は「5」成功です。(成功値5以下)(各ダイス目：5) 【GM】 シークレットダイス健康：【1d6】を振りました。結果は「5」成功です。(成功値5以下)(各ダイス目：5) 【GM】 シークレットダイス健康：【1d6】を振りました。結果は「4」成功です。(成功値5以下)(各ダイス目：4) 【一ノ瀬流水】 （こ、これは1D4で攻撃する相手を決めてる予感） 【GM】 バレてるww 【小野塚拓】 ああ、先に1本潰してるから3回なのね 【GM】 てか四面体あったわ……一人に一回ずつ攻撃。そして祭にはビーム。 ※TRPGスタジオでD4を振れることに気づいていなかった 【GM】 この攻撃をかわすには〔機敏もしくは体育会系部活で簡単値５〕で成功する必要がある。 【小野塚拓】 やべぇ、バーサークしてるから回避なんか考えないぞコイツww 【GM】 ビームを放ってくる。このビームは他の尾で幻惑されるため、その判定難度は上昇し、〔感性なら３、知性なら２、機敏もしくは体育会系部活なら簡単値４。〕 【鳥居祭】 「調査開始時につかんだ」ビームの発射法則（癖）を参考に、チェス部でビームの方向推測して回避 【GM】 チェス部OKです。 【ミカ・中島】 小野塚氏、不利申告ですかww 【甘城悠】 機敏：【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目：6,1,1) 【小野塚拓】 頭じゃ回避なんか考えないけど、本能的によけるかもしれないw 【GM】 じゃあ普通に避けていいですww 【一ノ瀬流水】 剣道部：【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：5,3,3) 【一ノ瀬流水】 ひらりひらりと。 【小野塚拓】 機敏：【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目：6,5,1) 【鳥居祭】 追加で、（使えるなら）応石「止」でビームの動きを遅らせます 【GM】 応石OKです。まさにそのものズバリの効果なので、＋２の修正あげます。 【鳥居祭】 チェス部：【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目：5,5,3) 【GM】 それでは敏捷１１に戻ります。 【一ノ瀬流水】 甘城さんどうぞー 【甘城悠】 あれ、そういえば甘城、「槌」というド直球の応石持ってた気がする・・・いまから前衛に行くべきか？ 【GM】 まあ前衛後衛のルールはありませんので、いきなりオフェンスに転じて問題ないですよ。 【甘城悠】 応石使うと殴り飛ばす判定に変化あります？ 【GM】 ダメージの方に修正入れましょう。判定値はそのままで。 【GM】 具体的にはあと一撃で倒せるようになります。ww 【甘城悠】 ボクシングではさすがに打撃武器は使えないから機敏で殴る！ 【GM】 では簡単値３です。 【甘城悠】 なので11＋３の１４で判定 【鳥居祭】 トンファーパンチ！＜ボクシングで打撃武器 【甘城悠】 機敏：【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：4,4,1) 【鳥居祭】 もしくはカイザーナックル 【GM】 では正確無比なパンチがヒットします。 【GM】 そして応石の効果であきらかに威力が増しています。 【GM】 垂れた首は二本ですが、胴体へのダメージがあったので、光る尾を大きく掲げてから、全体が地面に倒れ伏します。 【甘城悠】 ボクサーのイメージで機敏を高くしたらボクシング部を使わなくなったでござる←有利さをイメージより優先してしまったやつ 【GM】 その気持ちわかるなあ…器用が高い銃火器研ですから…… 【小野塚拓】 いやいや、理性なくして部活使ってないヤツもここにいますからww 【GM】 とはいえ、戦闘終了です。 【小野塚拓】 あ、理性なくしてるので目標が倒れても暴れてますから(さすがに光線は撃たないけど)誰かどつき倒してくださいw 【一ノ瀬流水】 GM。小野塚くんを機敏で救出していいかい？ 【GM】 さて、先ほどまでの信じられないほど大きな本棚や、上の見えない天井、川やその他、幻想的な風景は全て消え失せます。 【GM】 どうぞ＜救出 【GM】 簡単値は５で。失敗しても救出は、可能です。 【小野塚拓】 「うるぅぁあああああ！」 【一ノ瀬流水】 機敏：【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目：6,1,1) 【一ノ瀬流水】 では格好よく小野塚君をお姫様だっこして持って帰ります。 【GM】 では上手く、相手を傷つけずにダウンさせることができました。 【小野塚拓】 「きゅう」目を回して抱っこされてますw 【小中光】 「きゃー、男たらし―」 【ミカ・中島】 「とりあえずこれで探索は中止だ。いったん帰還するぞ。」とミカ。 【一ノ瀬流水】 （流水的には男なら小野塚よりミカの方がいいなぁ/謎） 【小野塚拓】 筋力9の兄ちゃんですからw＞ミカのほうがいい 【一ノ瀬流水】 「了解、では帰還しよう」 【GM】 そして墓穴を回収させていただきます。 【一ノ瀬流水】 あらーん。 【鳥居祭】 「実際の地下十階の書架が、どんな様子か多少でも確認しないでいいのか？」 【GM】 まず次点の一ノ瀬君。 【一ノ瀬流水】 はーい 【一ノ瀬流水】 「お」 【ミカ・中島】 こういう感じの女の子が走り寄ってくる。 【GM】 どうやら行方不明者のようだ。 【小野塚拓】 それはお姫抱っこされてる俺がやばいのでは？w 【一ノ瀬流水】 「君っ、無事か！？」 【GM】 絵では綺麗だが、服はボロボロ。顔やその他も汚れているぞ。 【GM】 彼女は美少女ではあるが、もうこの時点で我慢できるか怪しいくらい臭い。 【GM】 とにかく臭い。 【一ノ瀬流水】 「では小野塚を手下にあずけて、汚れをハンカチで拭ってあげましょう」 【鳥居祭】 …ゾンビ？ 【GM】 おや、そうするんだね。 【一ノ瀬流水】 とはいえ感性で生きてるかどうかはみるよ 【甘城悠】 紳士か！？ 【GM】 健康の簡単値０で判定してください。 【一ノ瀬流水】 ええと先ほどの水の応石パワーで少し修正つかんかね 【ミカ・中島】 うーん、いいでしょう。男の沽券にかかわるしねww 【一ノ瀬流水】 水は清潔と衛生にダイジ。 【一ノ瀬流水】 健康：【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目：5,2,1) 【一ノ瀬流水】 恋愛と見栄にかけては流水は無敵！ 【GM】 では泣きじゃくる彼女にしがみつかれつつ、その悪臭に耐えきった！ 【GM】 ただ君のご自慢の新衣装はもうだめだ…… 【一ノ瀬流水】 いいもん、明日新しいの買いにいくもん。財力実は4あるもんorz 【GM】 そしてサクサクいこう。墓穴トップの甘城氏。 【甘城悠】 はーい 【GM】 GMが嫌だったので用意できていないが、君にも走り寄ってくる影がある。 【GM】 「こわかったであります～」 【甘城悠】 ふむ？男性？動物？ 【GM】 残念、君の場合はむさくるしい男だ。しかもルンペンのような悪臭を放っている。 【GM】 というわけで簡単値０の健康で判定だ。 【天野遥(天の声)】 懐かしのカクガリータちゃん(*11)ではないか？ 【GM】 ！ 【GM】 おかしいな……なんとなく見覚えがあるような…… 【甘城悠】 健康：【3d6】を振りました。結果は「8」失敗です。(成功値5以下)(各ダイス目：4,3,1) 【甘城悠】 最後のデウスｗ 【ミカ・中島】 薄れゆく意識の中、甘城氏が一ノ瀬氏の、ってデウス了解ww 【甘城悠】 健康：【3d6】を振りました。結果は「13」失敗です。(成功値5以下)(各ダイス目：6,5,2) 【甘城悠】 奇跡は起きなかったよｗ 【一ノ瀬流水】 だめじゃった。 【GM】 ミカとレスキューの女の子が鼻と口元を押さえながら駆け寄ってくるのが君が見た最後の光景だった…… 【GM】 他の方の墓穴は回収できませんでしたが、小さなことが帰り道に起きると思いねえ。 【GM】 時間がアレなので、後日談形式で話させてもらいますね。 【小野塚拓】 男にお姫さま抱っこされたのが既に墓穴だと思うw 【甘城悠】 まぁ、結構活躍できたので墓穴としてひどい目に合うのは納得。作ったときはそういうキャラつけだったし（彼女できたりリア充路線の今までが想定外ｗ） 【GM】 www＜男に抱っこ 【GM】 『山人研究』『鉄ノ歴史』はそれぞれ１０万、『山陰流民』は２５万、『帝紀』『旧辞』『国記』は５０万の追加報奨金が出ます。 【GM】 あと、成功度１の小説は１万だけ出ます。 【甘城悠】 わーい、160万だ―！ 【一ノ瀬流水】 流水はそれで新しい服としゃれたファッション一式を買いました。小説はせっかくなので読んでます。 【一ノ瀬流水】 「これが蓬莱学園の革命2巻か…」 【小野塚拓】 自分からは本を探してないので先輩にどやされてますw 【GM】 そして宣王記は、財力を１上げることができます。 【一ノ瀬流水】 お。金回りがよくなったー。 【GM】 帝紀等は偽書の可能性もありますが、宣王記は本物です。資料的価値があるかは別にして。 【鳥居祭】 「自分のお金として」貯金しよう＜生徒会のお金には手をつけない 【GM】 祭に対しては詳細なレポートが上がり、自身が述べていた予想が大筋当たっていることがわかります。 【GM】 あと、一ノ瀬君には一振りの剣が渡されます。 【一ノ瀬流水】 お。島津さんとの友情かな。 【島津真法】 「……お主が使ってくれ。それがしは、この樹木で作った杖があればよい。」 【GM】 草薙の剣（偽）を入手しました。 【一ノ瀬流水】 「しかと承った。貴方もこの地にて新たな学びを得られますように」 【GM】 不思議なことに怪異は消えましたが、剣だけは残ったのでした。 【一ノ瀬流水】 ではありがたくいただきます。 【GM】 他の方々にも潤沢な報酬が渡されます。さっきのは報奨金なので、全員に基本依頼料として５０万ほど。 【GM】 まああの騒ぎが５０万で納得いくものかは別ですが…… 【小野塚拓】 探検部に9割持って行かれますwww 【一ノ瀬流水】 （多分この服って数十万かかってるよね…） 【鳥居祭】 はい、財力を４にあげてもいいでしょうか！ 【GM】 あ、この報奨金で上げる、ってことですよね。それはいいと思います。 【GM】 宣王記はまた別口です。とんでもない金額であることが予想されますので。 【GM】 結果的に２上げてもいいかも。 【鳥居祭】 やったー少し生活に余裕ができる＜財力４（生徒会で落とせばいいというのはヤボ） 【一ノ瀬流水】 「まぁ、ミカ。この勢いなら12層ぐらいにミイル・イリュージャイもあるって」 【甘城悠】 おお、甘城も260万入ったから生活水準上げよー、 【一ノ瀬流水】 （…、会長。うちの第一書記は経費で美味しいもの食べまくってますが） 【GM】 「嫌な予感がしたんだよ……漢字ばっかりだったからな。」＞一ノ瀬 【鳥居祭】 ん？発見者だけに与えられるボーナスですよね？＞追加報酬の類＜宣王記とか 【GM】 そうです。書籍ボーナスは見つけた人固有のものです。 【鳥居祭】 （知ってるけど、個人の自由だから。やばい使い込みじゃなければ見逃します＞ミカ氏は経費でうまいものを） 【一ノ瀬流水】 （まぁ、交際費の範囲内でしょう＞うまいめし） 【GM】 あ、あと剣に金銭的・考古学的な価値はありません。ただ魔剣の類ではあるかもしれません。 【一ノ瀬流水】 「如意片かもしれないな。後日ちゃんと調べておこう」 【甘城悠】 あ、甘城は本が125万で合計175万か。あげられます？ 【ミカ・中島】 「とにかく皆、今回は大成功だった、ありがとう！」 【一ノ瀬流水】 「おー」 【GM】 たしか０の数でしたよね、財力。十分上がると思いますよ。 【小野塚拓】 「なんか俺、どうやって帰ってきたか記憶がないんスけど」 【鳥居祭】 「まあ、責任ある立場として、こういうお遊びへの参加はほどほどにするよ、ミカ氏、目標に向かって頑張れ」 【甘城悠】 財力4だー 【ミカ・中島】 「はい、会長。まあ合いそうな本があれば、差し上げますよ。」 【一ノ瀬流水】 「それでは皆またの日に」と流水はさっきの子を連れて夜の街に消えます。 【GM】 ということで、打ち上げの席では君たちPCも交えて飲めや食えやの大騒ぎとなった。 【ミカ・中島】 今日のセッションはこれで終了です！ 【鳥居祭】 「とはいえ、既に来年度は近づいているから、私の会長期間も続くとは限らないし、来年度落選したら、一般生徒としてよろしく頼む」 【一ノ瀬流水】 お疲れ様でしたー 【鳥居祭】 お疲れ様でしたー 【一ノ瀬流水】 初GMいかがでしたか？ 【甘城悠】 お疲れ様です 【小野塚拓】 お疲れ様でした～！ 【GM】 いやー、時間オーバーすみませんでした。さすがにテキセではなかなか時間とボリュームの予想が難しかったです。 【一ノ瀬流水】 PL的にはとても面白かったですです。 【GM】 もっと削るべきでしたね。 【一ノ瀬流水】 まぁ、こんなもんですよ。 【鳥居祭】 蓬莱で戦闘は初めての体験ですね 【GM】 楽しんでいただけたなら重畳です。 【小野塚拓】 ですね。バーサーカーは気持ちよかったですw 【一ノ瀬流水】 PL的には25時ぐらいだろうなと思ってました 【GM】 そもそもＨＰとかないです(*12)から、何発あてたら、みたいな感じでした。 【甘城悠】 判定前に難易度を確認したりと、プレイングでタイムロスして申し訳ない。 【GM】 ちなみにオロチ君はＨＰ９扱いで、酒でダメージ２倍扱いでした。 【一ノ瀬流水】 なるなる 【一ノ瀬流水】 本の捜索で1.2.3の完全成功でたらミカの夢に近づくのだろうか。 【GM】 いえいえ、予想がつかないと行為に及ぶかどうか躊躇するはゲーマーの性でございます。 【GM】 自分がマスターで出したくねえww＜ミイルイリージャイ 【鳥居祭】 ミイルイリュージャイは、まとまった状態では存在しないんですよね…原稿が渦を巻いてるのが基本的にみられる状態 【GM】 修学旅行回の幻覚のように、他国語バージョンとか中途半端なのが出てくるのがらしくていいかもしれませんね。 【一ノ瀬流水】 実はPL的にミカの夢のカギを出したいのかなと思って、結構まじめに探してましたｗ 【GM】 ありがとうございますww一応今回は日本民俗学的にいこうとしてましたのでww 【一ノ瀬流水】 そのものはなくても手掛かりがでることはありえるかなーと。 【GM】 そういえば出し損ねた木のモンスター 【GM】 動く本棚 【GM】 長丁場にお付き合いいただきありがとうございました 【一ノ瀬流水】 いえいえー、お疲れ様でしたー 【一ノ瀬流水】 では寝ますねノシシ 【甘城悠】 おやすみなさーい 【鳥居祭】 お疲れさまでした、ありがとうございました 【小野塚拓】 お疲れ様でした。おやすみなさーい。 どの画像を使うか、明日以降に相談させてくださいねー 【GM】 おやすみなさーい。私は自分の入力文字だけでも確認しときます。 【GM】 はいー、了解です＞小野塚氏 (*1)学園生徒は全員接種している、保健委員会と狂的科学部とその他もろもろの医学系クラブ謹製のコロナワクチンによる副作用。ビームが撃てたりバリアが張れたりと戦闘に役立つものや、猫と友達になれたり妹が生えたりと特殊性癖の人間なら大喜びなもの、身長が20cm伸びたり旨いカレーを作れるようになったりとワケのわからないものもある (*2)不利な特徴「ベタ」。同性のPC／NPCが近くにいると、どうしても張り合ってしまう (*3)つまり拓の攻撃が間に合っていたら、逆に祭が危険になっていたのである (*4)彼は実はアンドロイドである。本人は秘密にしているつもりであるが、どうも言動が怪しすぎるような気がする (*5)有利な特徴「デウスエクスマキナ」。１シナリオに３回だけ判定のサイコロを振りなおせる (*6)有利な特徴「アイテム」。１シナリオに１回特定のアイテムを持っていたことにできる (*7) 第157話『修学旅行はユカタン半島！？』 参照。ヒスイで作られた謎の壷。アステカ語で願いを言うと、叶えられる……らしい。詳細は不明 (*8)不利な特徴「バーサーカー」。戦闘では理性的な行動ができない (*9)実は機敏が8、射撃部が3レベルなのでバーサークしているほうが有利に戦えるという事実が存在する (*10)有利な特徴「かっこいい」。NPCから「かっこいい」と思われる (*11) 第122話『アルフレドさま』 参照。本名は池袋タクミ。ブーメランパンツが似合う日焼けしたマッチョ男性だが、前世はムー帝国の姫だった……らしい。よく事件に巻き込まれる不幸な人。そしてそのムー帝国時代の許嫁ゴドルフの転生らしい天野 遥が擦られるところまでがセット (*12)実は「負傷レベル」というものがあるが、ここが蓬莱学園の蓬莱学園たるところで運がよければ負傷することで行為判定が有利になることもある。ただしあまりひどい怪我を負うと「あきらめて新しいキャラを作ろう(坊主が必要)」になるから注意 ＜【前の話】 ページ先頭 【次の話】＞
https://w.atwiki.jp/semavatarheroes/pages/1241.html
必要Lv1 フリーチケット（ノーマル） 『苞錠の力』の在り処を探るため、再びエシュロア城へと向かい、その謎を突き止めよう。 キーアイテム＝転位の魔法陣 ☆クリアボーナス 10 回 ・闇の章の記憶~5~ POW 60 POW 55 DEX 70 DEX 55 INT 70 ※INT 70 INT 65 ※INT 60 INT 60 INT 50 CHA 60 LUK 80 LUK 55 エレ 火の欠片 〇 〇 風の欠片 〇 闇の欠片 〇 鉱石 不気味な黒鉱石 〇 〇 薬品 漆黒水 〇 〇 〇 魔術 イサロの魔力印 ジードの魔力印 〇 ルカの魔力印 〇 〇 覆い尽くす闇 〇 黒ノタマゴ 〇 〇 黒蝶の波紋 〇 〇 空にたゆたう力 〇 謎めいた力の泡沫 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 宝石 黒雨の宝石 〇 〇 不気味な黒玉 〇 〇 宝箱 ウィーリントの宝 〇 エシュロアの宝 〇 〇 闇の宝箱（第5話） 〇 特殊 アイノ姫の姿 〇 お手軽薬品キット 〇 〇 黒の報告書 〇 支援物資 〇 〇 〇 〇 〇 〇 レシピ 朽ちた闇の戦士の靴 〇 〇 アイノ姫の姿 ＝魔法の力でアイノ姫になりすました姿。この姿ならエシュロア城内を自由に動くことができる。(このアイテム所持中、闇の章 第5話に新たなイベントが出現します) また、3つで「ボーナスチケット」を合成、10個で「闇の宝箱(第5話)」を合成できる 黒の報告書 ＝『苞錠の力』を持っていた、エシュロア城の使用人ベルタを捕らえたことを報告する報告書。これを所持していることで、闇の章 第6話「黒の城」へと進むことができる。 また、3つで「ボーナスチケット」を合成、10個で「闇の宝箱(第5話)」を合成できる。 朽ちた闇の戦士の靴 ＝朽ちて壊れた靴。「朽ちた闇の戦士の靴」(x 3)、「覆い尽くす闇」(x 3)、「男性用の型紙または女性用の型紙」(x 1)と合成することで、「闇の戦士の靴」を合成することができる。(使用した型紙の性別に応じたアバターアイテムが合成されます）。2つだけで合成すると、支援物資になる。
https://w.atwiki.jp/perryrhodan/pages/117.html
非常警報 日本語版第3巻「ミュータント部隊」収録 著：クルト・マール 訳：松谷健二 ←第4話 あらすじ ローダンは宇宙船建造のため、ロボットを使って工場の建設をスタート。また三大ブロックによる補給封鎖をかいくぐっての資材調達のため、タコ・カクタを外部へと派遣した。その間にローダンたちはまだ使える部品を集めるため、月面のアルコン船残骸を調査しに搭載艇で出発した。道中、ローダンとブルは最高レベルの催眠教育を受け、超光速飛行に関する知識を得た。 アルコン船の残骸を調査中、残骸から超空間通信による自動救難信号が発せられていることをトーラが発見する。これによって最寄のアルコン帝国基地からロボット艦が地球に報復しにやってくると予想された。トーラは助けがきたと喜び、ローダンは調査を中断、急いで地球に戻り対策を練る。アラン・D・マーカントと連絡をとり、地球の三大ブロックに宇宙からの攻撃に対して警戒態勢をとること、さらに第三勢力に対しての補給封鎖を解除することを要求した。 やがて宇宙ステーション《フリーダムI》が未確認飛行物体を火星軌道に発見。それはトーラが期待したアルコンのロボット艦ではなく、ファンタン星人の船だった。すでにアルコン基地はファンタン星人の手中に落ちていたのだ。ショックでトーラは失神してしまう。 探知結果を受け、宇宙からの脅威が現実のものであると認識した三大ブロックの要人たちはローダンの要求を受け入れ、補給封鎖は解かれる。さいわいファンタン星人の船はアルコンの搭載艇より弱く、月面付近に潜んでの奇襲攻撃によってたやすく破壊された。 第三勢力の功績に対して手放しの賛辞を送る三大ブロック。しかし侵略はこれ一回で終わりということはありえない。この事件が地球統一を確実に後押ししていることを感じつつ、大変なのはむしろこれからであると諭すローダンであった。 →第6話 備考 初出キーワード： 第5話 / 光線銃 / 超空間遷移 / ファンタン星人 / イースタン・トランスポート社 / ウェブスター / ウマナク毛皮会社 / オヒーリー / ジェス・モーガン / ジョンストン / スタン・ブラバム / スリーシュ / ツィンマーマン / デフォー / ドノヴァン / ハイパーカム / ピンカートン探偵事務所 / ピート / フィンチ / フェロプラスティックス社 / フラテリニ / ベルウヒン / ヤマクラ / ラフィット / ワイルディンガー / ヴェイル ロボットのプログラムはプラスチックテープに収録し、それをロボットのスリットにかませて動かすという、時代を感じる設定。 ローダンからトーラへ口喧嘩直後に愛の告白。アルコン人でなくとも頭おかしくなったのかと思ってしまう タコの使った戦闘服は背広の下につけられないらしい。4話ではローダンは普通の服のしたにつけていた。 地上100kmで停止状態から月に超空間遷移。シリーズ初の超空間遷移。停止状態からの遷移である点や、構造震動の存在を無視するなど、のちの設定との矛盾が見られる。 戦闘服での飛行速度が200km/h ファンタン星人はまた攻めてくる、という話だったが結局これ一回だった。 登場人物 第三勢力メンバー |ペリー・ローダン レジナルド・ブル エリック・マノリ フランク・M・ハガード 第三勢力のミュータント |タコ・カクタ 第三勢力協力者 |アルブレヒト・クライン リ・チャイ＝トゥン ペーテル・コズノフ アルコン人 |クレスト トーラ 三大ブロック要人 |アラン・D・マーカント ワイルディンガー ジョンストン マオ＝ツェン イワン・マルティノヴィッチ・コセロフ タイ＝チアン IIA本部要員 |オヒーリー ツィンマーマン スリーシュ その他 |ラフィット ヤマクラ デフォー ジェス・モーガン ウェブスター フィンチ フラテリニ ドノヴァン ピート ヴェイル スタン・ブラバム ベルウヒン タグ：あらすじ クルト・マール 第5話 第三勢力サイクル
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/1265.html
炎術の女忍者 スミレ・クサナギ 属性 火 MAX Lv 70 Aスキル 焔斬の鎌鼬 潜 在 能 力 (1段階) (2段階) ランク S HP 1,643 Sスキル 魅惑のからくり (9) (3段階) (4段階) コスト 35 攻撃 1,761 進化元 炎撃 スミレ (A+) (5段階) (6段階) No.0665 種族 ? 編集 進化先 - (7段階) (8段階)
https://w.atwiki.jp/bloodplus/pages/36.html
第25話 「赤い盾」 (第24話←→第26話) 【種別】サブタイトル ようやく動物園にたどり着いた岡村と真央だが、すでに小夜たちはその場にいなかった。だが、大量の血痕、折れた日本刀の切っ先など、小夜たちが残した戦いの痕跡を見つけ、ただならぬ出来事がここで起こったことを感じ取る。 一方小夜たちは、ディーヴァに襲われたリクを連れ、赤い盾の本部に入る。 小夜の血を取り入れたことで一命をとりとめたものの、依然意識の戻らないリクを見守ることしかできないカイ。自らの血を分け与えたことが果たして本当に正しかったのか、答えを出せずにいる小夜。 小夜は赤い盾の作戦会議に招かれる。コリンズがリク・アイスランド・シフに関する報告を行った。その後、長官ジョエルは心を許しているデヴィッドに、自分の弱さを吐露する。 デヴィッドは小夜に新しい日本刀を手渡す。刀身にはジョージの遺体から取った赤い結晶が埋め込まれていた。小夜は自分の運命からもう逃げないことを誓う。 そして、小夜から「血分け」を受けたリクはすでに人間の治療力を遥かに超え、驚異的な勢いで回復していた。 脚本：吉田玲子 絵コンテ：所 俊克 演出：羽生尚靖 作画監督：宮前真一
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1275.html
・「お受験あき」と命名させていただきましたので、ちょっと気合を入れて長編作品に挑戦してみました ・登場する団体等は全て架空又は作者オリジナルの設定です ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ある夏の日、町から野良ゆっくりが消えた。 町の人間はゆっくりの被害が無くなったと喜んだ。 しばらくして、野生のゆっくりも姿を消した。 山に入っても空の巣穴があるだけで、ゆっくりの姿はどこにも見えない。 人々は不思議に思った。 だが、数日でその疑問も忘れられた。 野生のゆっくりがいてもいなくても人間の生活に変わりはないから…… ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 日本一大きな山、富士山。 そのふもとに広がる樹海の中に、巨大な洞窟があった。 どこからともなくゆっくりが現れて、その洞窟へと入っていく。 ｻﾞﾜｻﾞﾜ ｶﾞﾔｶﾞﾔ 洞窟の中には巨大な地下空間が広がっていて、大量のゆっくりが中を移動している。 「長旅ご苦労だった！一般ゆ民は奥の住居スペースへ！ 戦闘ゆ隊は手前の通路を左へ！」 係りのゆっくりが入ってきた群れをさばいている。 その洞窟の奥の奥、最深層にぱちゅりー、ドスまりさ、みょんがいた。 それぞれ金色のバッヂをつけていたが、認定所や国の支給しているバッヂとは違う形である。 「むきゅ、現在の集合状況は？」 「みょん！移動状況ですが、東北が60%、関東が80%、中部が70%、中国が50%完了しています。 あと１ヶ月程でほぼ全ての群れの移動が終了すると思われます。 北海道、四国及び九州は和平路線を望む、武装蜂起には協力できない、との事です。」 「へんっ！あの腰抜けども、一生人間の飼い物で満足してるつもりなのか？」 「ドス、落ち着いて。人間に逆らえない彼らを解放するのも私達の役目なのよ。」 「わかってるぜ……。訓練の様子を見てくる。」 ドスまりさが部屋から出て行った。 「……なんだか落ち着かない様子でしたね。」 「ドスの気持ちもわかるわ。この計画に全ゆっくりの未来がかかってるんだもの。 ドスの事は攻めないであげて。」 「わかってますよ、ぱちゅりーさん。」 「…みょん、あなたがいてくれて本当に助かるわ。」 「わたしもですよ。」 ドスまりさはある部屋へと入った。 「状況はどうだ？」 入り口に立っていたちぇんが答える。 「訓練は順調です。４割程ならすぐに実戦へ投入できます。」 ドスまりさが部屋の奥にあるガラス窓を覗く。 《《《《 セイｯ!!!!ハァｯ!!!! 》》》》 ガラスの向こうでは、１０００を超えるだろう大量のゆっくりが整列して、竹や木の枝を持って素振りをしている。 「ちゃんと休息もとらせているだろうな？」 「はい、健康管理はきっちりと行っています。」 「よし、春には全ての兵士を使えるようにしてくれ。」 「はい！」 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 人間は、たまにゆっくりの集団失踪についてテレビ等で議論した。 「本州のゆっくりだけがいなくなった」 「生存能力が弱まって消滅した」 「飼いゆっくりの被害が減ったからいい事だ」 所詮はワイドショーの話のタネ。 ゆっくりが全国から消えた現象。 人々はこの怪現象をほとんど気にしなかった。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 「みょん！報告します！ 群れの移動が98%完了しました！残り2%は事故等で到着できなかった数だと思われます。」 「むきゅ、現時点で移動作業を終了。 一般ゆ民には冬に備えて食料の調達作業を。」 「俺も報告するぜ。 通常戦闘ゆ隊は80%が使用可能。 特殊ゆ隊は即出動可能。でも、数が少ないから気をつけるんだぜ。 すぃーゆ隊は何も問題なく、いつでも出撃可能だぜ。 レンジャーゆ隊は装備の調達が遅れてるけど、実戦には出せるぜ。 コマンドーゆ隊は、熟練部隊は使用可能。新兵はまだまだ鍛える必要があるぜ。」 「わかったわ。春が来る頃には全勢力が使えるのね。 みょん！全てのゆっくりを広場に集めて！」 「了解しました！」 「…ついにこの時が来たんだな。」 「ええ、この戦いでゆっくりは真の自由を得るのよ。」 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 広場にはとてつもない数のゆっくりが集まっていた。 その数は軽く見積もっても数万匹、いやそれ以上にいるかもしれない。 「むきゅ、みんな！今回の呼びかけに応えてくれてありがとう！ ぱちゅりーはとってもうれしいわ！ 最近、ゆっくりを虐待する人間さんが増えて、ぱちゅりーはとっても悲しかったわ。 どうして何も悪い事をしてないゆっくりを一方的にいじめるの？ 時には無差別に殺傷して群れを全滅させたりもする人間さんに、ぱちゅりーはとっても怒ってるわ！ ゆっくりがゆっくりしていて何がいけないの！ そんな人間さんとは一緒に暮らしていけないわ！ だから、ぱちゅりーは決めたの！ ゆっくりのゆっくりによるゆっくりの為の独立国家を設立する事を！ 今回の作戦で、とっても多くのゆっくりが犠牲になるかも知れないわ。 でも、このままずっと人間さんの奴隷でいるのはいけないわ！ だから、みんな！ぱちゅりーと一緒に戦って！ ゆっくりできる未来を共に勝ち取るのよ！！ ゆっくりできる未来を！！！」 《《《ゆっくりできるみらいをぉー！！！》》》 広場に集まったゆっくりは、ぱちゅりーの演説によって興奮していた。 やっと人間から開放されて、自由なゆっくりになれる。 もう人間におびえる事もないんだ、と。 みんな、思い思いに明るい未来を想像していた。 「これからゆっくり頑張ろうね！」 ｶﾞﾔｶﾞﾔ 「うん！もちろんだよ！！」 ｶﾞﾔｶﾞﾔ ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 「お疲れさまだみょん。」 「むきゅ…もう後戻りはできないわ。このまま前に進むしかないわね。」 「途中で止まっちゃいけないぜ。絶対に勝って、自由を勝ち取るんだぜ。」 「むきゅ、ドスやみょんがいてくれると心強いわ。」 「……それで、行動はいつごろ開始しますか？」 「冬の終わり……春が来たら一斉に攻撃を開始するわ。 とにかくまず、一つでも人間の村を奪わないと…。」 「春…か。早く戦いを終わらせて、ゆっくりしたいぜ…。」 「そうなるように私達が行動するんですよ。」 「むきゅ、この作戦がここまで来るのにたくさんの時間がかかったわ。 何が何でも人間から自由を勝ち取って、ゆっくりできる世界を造るのよ。」 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 野良ゆっくりが街から消えて半年。 加工所を初めとする対ゆっくり行政機関は予算が下りずに苦しんでいた。 彼らの主な事業である「”有害な”ゆっくりの一斉駆除」の仕事がここ半年、まるっきり無くなってしまったのだ。 メディアでは加工所への補正予算を打ち切れという声が上がり、職員は自分の首が切られる事を心配していた。 人間は、ゆっくりへの対処方法を少しずつ忘れていった。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 雪が溶け、春がやって来た。 洞窟の奥の部屋に、ぱちゅりーと数匹のゆっくりの姿があった。 「むきゅ、偵察ゆ隊からの報告を。」 「報告します。北にある人間の村についてですが…。 人間の数は多く見て５０人以下、畑には野菜がたくさんあるとの事です。 天候ですが、これから数日は晴れが続くとの事です。 一斉攻撃を仕掛けるなら数日以内がよろしいかと。」 「一般ゆ民の状況は？」 「食料庫を荒らしていたグループを捕獲、処刑しました。 それ以外は問題はありません。」 「戦闘ゆ隊はどうなってるの？」 「全ゆ隊の出撃準備が完了。 いつでも出れるぜ。」 「むきゅ、わかったわ…。 明日の朝、北の村に一斉攻撃を仕掛けるわ！！」 「「「了解！！！」」」 集まっていたゆっくりが次々と部屋から出て行く。 「ついに始まるのですね。」 「ええ、明日がゆっくりにとって新たなる一日になるのよ。」 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 富士山のふもとに広がる樹海。 その近くに小さな農村があった。 いや、正確には農村だった村だ。 ほとんどの住民は他の地域へと移り、残っているのは農家の住民と市役所の役員だけだ。 市役所の中に若い男性と中年の男性、２人の役人がいる。 『この村もほとんど人がいなくなりましたね。』 『今の時代、こんな何も無い村に住むメリットなんて無いからな。』 『加工所も取り壊し決まっちゃいましたしね……この村、あとどれ位で潰されちゃうんでしょうね。』 『まあそう言うな。おかげで俺達は座ってるだけで給料がもらえるんだからさ。』 『はは、そうですね…。』 と、一人の男性が役所に入ってきた。近所の農家の人だ。 『あいつらがまた畑を荒らして困ってるんですよ。急いで来てください。』 『またあいつらか。しつこいやつらだな……行くぞ。』 『はい。』 車で男性の畑へ向かう三人。 畑に着くと、数匹のゆっくりが作物を荒らしていた。 「ゆゆっ！にんげんさんがきたんだぜ！」 「さくせんどおりにこうどうするんだよ！」 「しくじるんじゃないぜ！」 人間に気づいたゆっくり達は近くに停めてあったすぃーに乗って逃げ始めた。 『最近どんどん調子に乗ってきてるな…。おい、ちょっとこらしめてやれ。』 『わかりました。』 逃げたゆっくりを車で追う若い役員。 「ちゃんとついてきてるよ！」 「よし、あそこまでにげきるんだぜ！」 林道に逃げ込むゆっくり達。 『日本中でゆっくりが消えてるのに、どうしてこの村には野良ゆっくりがいるんだ…。 今度加工所に一斉駆除を依頼しないとな…。』 役員が林道に差し掛かったその時 ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ…ドゴォ！！！ 『！？』 走っていた道路に突然穴が開き、車が落ちてしまった。 エアバッグが作動し、役員を衝撃から守る。 突然の出来事に、一時思考が停止する役員。 『いってぇ…何が起きたんだ！？』 車から出ると、車が落とし穴に落ちていた。 この状態では車を動かす事はできない。 『なんだこの穴は……地盤か？』 役員が原因を考えていると 「警告する！人間さんはただちにこの村から出て行ってね！！」 と、どこからか声が聞こえてきた。 この声はゆっくりの声だ。 『お前らの仕業か！こんな事して、どうなるかわかってるんだろうな！』 「もう一度警告する！人間はすぐに村から出て行け！！」 『いい加減にしろ！あんまり調子に乗ってんじゃねーぞ！！』 「警告はした！これより攻撃を開始する！！ドススパーク、発射！！！」 ドススパークだと？ 役員が辺りを見回す。 ゴオオォォォ…… 横の方から空気が割れるような音が急速に近づいてくる。 何かヤバイ、 直感で役員は走って車から離れた 次の瞬間 ｷｲｨﾝ ドゴオオオオオオオオ！！！！！！！！！！！！！ レーザーのような強力な光が車に命中し、大爆発を起こした。 役員は爆風で数メートル吹き飛ばされた。 『……いってぇ……、…何なんだ！？』 ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ 起き上がって周囲を見回すと、林道の奥からゆっくりの大行進がやって来た。 ４列に並んだ大部隊は、その隊列を崩さずにこちらへとやって来る。 その配列はテレビ等で見る軍隊の行進とよく似ていた。 『なんだあれ……あれがゆっくりだってのかよ………』 役員があっけに取られていると 「みょーーーん！！！」 木に紐をくくりつけたゆっくりが、ターザンのようにこちらへと飛んでくる。 口にはカッターの刃が加えられていた。 慌てて避けようとする役員。 ｽﾊﾟｯ 『っ…！！』 顔を切られる役員。 頬から血が流れているのがわかる。 「みょん！！」 「みょーん！」 「みょんっ！」 周囲から次々とカッターを加えたゆっくりが飛んでくる。 こいつら、本気で俺を殺しにかかってきてる…！ 役員は慌てて村へと走っていった。 村では、先ほどの二人が待っていた。 『役人さんや、大丈夫かい！』 『おい、さっき爆発があったけどどうしたんだ！』 若い役員は息を切らしながら話す。 『武装したゆっくりの集団がこの村にやってきます！！警報を鳴らして、住民を避難させてください！！』 『ゆっくりだと！？そんな事で警報を鳴らすのか！』 『普通のゆっくりじゃないんです！！まるで軍隊のような…いや、ヤツらは軍隊そのものです！！』 走ってきた役員の顔からは血が流れている。 さっきの爆発といい、普通のゆっくりにここまで派手な攻撃はできない。 『……よし、俺は市役所に戻る！お前は住民を非難させろ！！』 中年の役員が市役所へと走り、警報を鳴らした。 《緊急事態です！武装した凶悪な集団がこの村にやってきます！ただちに避難してください！》 混乱する住民に、若い役員が非難を指示していく。 血を流す役員の必死な形相に、住民は次々と避難していった。 幸い、山中にあるこの村では、一家に最低一台は車があったので全住民が非難するのに時間はかからなかった。 そして全ての住民が避難した頃、林道の方からゆっくりの軍隊が姿を現した。 『ヤツらが来ました！住民は全員避難しましたから、早く逃げましょう！！』 若い役員が中年の役員をトラックに乗せて走り出す。 「ゆっ！まだ人間がいたか！石投ゆ隊、用意！！」 銀色のバッヂをつけたゆっくりが隊列に指示する。 「目標、前方の車！狙え！……打てぇーっ！」 銀バッヂの声で、一斉に石が投げつけられる。 ﾋﾞｼｯ ｶﾞﾂｯ ﾊﾟｼｯ 幾つか石がトラックに当たり、フロントガラスにヒビが入る。 『あれがゆっくりなのか！？なんだこの統率の良さは！！』 『だから言ったでしょう！アイツらは軍隊だって！！』 『とにかく逃げるんだ！』 アクセルを強く踏み込み、更に速度を上げる。 『只事じゃないぞこれは……県庁に連絡する必要がありそうだ。下手したら警察予備隊まで……』 ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ……… 「投石、やめ！」 車が離れていくのを確認して、銀バッヂが指示を出す。 「人間は全ていなくなりました。指示を。」 銀バッヂが金バッジをつけたドスに指示を求める。 「一般ゆ隊は全部の家を調べろ。食料は見つけても食べるな。 もし食べたゆっくりがいた場合は、その場で制裁してかまわん。 司令部に伝達、人間の掃討に成功。本部からの指示を待つ、と。 周囲の警戒、怠るなよ。」 「了解。ちぇん、今の内容を本部に伝えてくれ。」 「りょうかいっ！」 銅バッヂをつけたゆっくりがすぃーに乗って森の奥へと走っていく。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 富士樹海の中にある洞窟。 その中に銅バッヂを付けたゆっくりが入ってきた。 「先攻ゆ隊より連絡！ ドスドスドス、ワレ奇襲ニ成功セリ！」 「むきゅ！それは本当なのね！」 部屋に集まった幹部ゆっくり達の顔に笑顔が浮かぶ。 「はい！本部より指示を待つとの事です。」 「わかったわ。ちぇんは村に戻ってすぃーゆ隊をこっちに回して。 みょん！すぃーゆ隊到着と同時に一般ゆ民を村へ移動させるわ。準備させておいて。 私はちぇんと一緒に村へ行って向こうに本部を立てるわ。」 「わかりました。…やりましたね！ぱちゅりーさん！」 「ええ！…でもこれからが大変よ。」 「そうですね……。総員、ただちに一般ゆ民の移送準備にかかれ！」 みょんの掛け声と同時に、全てのゆっくりが部屋から出て行った。 総司令ぱちゅりーはちぇんのすぃーに乗って村へと向かった。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 『……つまり、高度に組織化されたゆっくりが村を襲った……と。』 『はい、その通りです。』 ｻﾞﾜｻﾞﾜ…… ゆっくりの攻撃に合った二人の役員は、県庁の会議室にいた。 その中には、県警のトップや県知事の顔まである。 『しかし、君が動揺していてただのゆっくりを大げさに捕らえたのではないのかね？』 ７０代と思われる県議会員が若い役員に対して疑問の声を上げた。 『いいえ、私は確かに見ました。あの統率されたゆっくりの集団は、通常のゆっくりとは明らかに異なります。』 『しかし、そんなゆっくりの話なんて聞いた事がない。 車で事故を起こした時の衝撃で、どこか頭を打ち付けたんじゃないかい？』 ハハハハハ…… 会議室の数名が笑う。 『私は冗談など話していません！知事、警察あるいは警察予備隊の出動要請を提言します。』 『予備隊だと！？冗談を言うな！』 先ほどの県議会員が大声を上げる。 『落ち着きなさい。いきなり予備隊を動かすのには動機が不十分すぎる。 まず、県から職員をその村に派遣する。それから今後の対応を決めよう。何か異議は？』 県知事は落ち着いた口調で提案をした。 『……誰も異論は無いようだね。これで会議を終了とする。』 会議室から次々と人が出て行く。 若い役員は悔しそうな顔をしている。 『くそっ！いつも後手後手の対応をしやがって…！』 『落ち着け。知事の言う事ももっともだ。 普通、ゆっくりに襲われたなんて言っても誰も信じないだろ？』 『そうですけど……！』 『俺もあのゆっくりには危険性を感じてる。 知事はしっかりした人だ。冷静に状況を見てくれるだろう。』 『……。』 県庁の廊下で、二人は窓から空を見つめた。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 村は、すっかりと様変わりしていた。 ありす種によるゆっくり専用のコーディネートによって、村はゆっくり専用の村と化した。 廃屋はそれぞれのゆっくりが住める家に。 扉の付いている倉庫や空き家は食料庫として使われている。 村の周囲には武装したゆっくりが外敵を警戒している。 ゆっくりにとって、人間のいないこの村は楽園そのものだった。 村の市役所には、数千匹のゆっくりがつめかけていた。 広場の壇上に、ぱちゅりー、みょん、ドスまりさが立っている。 「まず、私からいいたい事があるわ！ありがとう！！ みんなが力を貸してくれたおかげで、遂に私達ゆっくりの町を手に入れる事ができたわ！ ここは、人間さんからいじめられたりする事もない、ゆっくりがゆっくりできる最高の場所よ！ 宣言するわ！この町を、ゆっくり史上初の町”ゆっくりシティ”と命名するわ！」 ｷｬｰｷｬｰ ﾜｰﾜｰ 「ありがとう！ でも、これからも人間さん達は私達のゆっくりプレイスを狙って攻撃してくるかも知れないわ。 だから、みんな一致団結してこの町を守りましょう！！」 《《《《賢将ぱちゅりーと共にあれーーー！！！！》》》》 ゆっくりシティに、ゆっくり達の歓喜の声が響いた。 「ドスからも話がある！ ぱちゅりーが言ったように、人間が攻めてくる可能性が大きい！ この町を守る為には、もっとたくさんのゆっくりの力が必要だ！ 町を守ろうという勇気あるゆっくりは、是非戦闘ゆ隊に入隊してもらいたい！！」 《《《猛将ドスに忠誠をぉーーー！！！》》》 若いゆっくり達が雄叫びを上げる。 「むきゅ！みんな、明日からまた忙しい日が続くわ！ 今日はゆっくり休んでちょうだい！ これでぱちゅりーのお話をおしまいにするわ！」 ｶﾞﾔｶﾞﾔ 「ぱちゅりーさんはすごいね！ほんとうににんげんにかったよ！」 ｶﾞﾔｶﾞﾔ 「これからずっとゆっくりできるね！！」 ……… 騒ぎが落ち着いたゆっくりシティの司令部（市役所）に、銀バッヂと金バッヂをつけたゆっくりが集まっていた。 「…幹部はみんな集まったわね。」 「俺から説明するぜ。 これから、人間による反撃行動が予想される。 人間はゆっくりを弱いと思ってるから、最初の反撃は少人数で来るだろう。 その人間を徹底的に打ちのめす！ そうすれば人間はゆっくりの恐ろしさを知って、反撃をしなくなるはずだ。」 「そこで、今回は人間がこの村に入る前に攻撃を仕掛けます。 この村に入ってくるには、２ヶ所の道路を通るしかありません。 人間は南側の道からすぃーを使って侵入してくると予想されます。」 「この道には、両側が崖になった部分がある。 ここで人間のすぃーを止めて、一気に攻撃を仕掛けるんだ。 具体的に説明すると、まず落とし穴を作ってすぃーを動けなくする。 人間がすぃーから出てきたら投石ゆ隊の一斉攻撃。 崖があるから人間はこちらに攻撃をする事はできないだろう。 人間が来た道を逃げ始めたら、特殊ゆ隊による斬撃で、人間の体に深手を負わせる。 人間がボロボロになったら、攻撃をやめて人間の群れに逃がすんだ。 人間を永遠にゆっくりさせてはいけない。あくまでも深手を負わせるだけだ。」 「むきゅ、この作戦が成功すれば人間は私達を恐れて攻撃をしなくなるわ。 そうすればその先の村も、私達の町にできるわよ！！」 「絶対に成功させるんだぜ！！」 「「「「了解！」」」」 幹部ゆっくり達は自分の持ち場へと向かった。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… ﾌﾞｩｰｰｰﾝ…… 森の中を、一台の公用車が走り抜ける。 中には三人の人間が乗っていた。 『あと数分で目的地に着きます。』 『うむ。』 『しかし県知事、ご自身が視察に行かれるのは危険だと思うのですが…。』 『あの若者の訴え、県議会にはない純粋な気持ちに聞こえたんだよ。 それにそのゆっくりとやらをこの目で見たいもんでな。』 『ですが……』 『なあに、ワシだって体力には自信がある。そこらの若者にも負けんよ。』 運転手と調査員、そして県知事を乗せた車はゆっくりに占領された村へと向かう。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… 「警戒中のコマンドーゆ隊より連絡！ こちらに向かってくる人間のすぃーがあるとの事！」 「数はいくつだ。」 「…一台です！」 「ついに来たか。 総員、配置に着け！人間がこちらへやってくるぞ！」 《《《《りょうっかいっ！》》》》 山の中には数百のゆっくりがうごめいていた。 指示を出しているのは金バッヂを付けたドスまりさ。ゆっくりの中では”猛将”と呼ばれている。 「すぃーが落とし穴に落ちるまで…５、４、３、２、１…」 ガゴガゴゴッ！！ 『！？』 車に異様な振動が走る。 『どうしたんだ？』 『道路が所々陥没しているようです。走行には影響ありませんので、ご安心を。』 落とし穴の上を通過して車は走り続ける。 どうしたことか、落とし穴がちゃんと作動しなかったのである。 「！？どういう事なんだぜ！！」 「むきゅう！？落とし穴に落ちなかったのね。これは想定外だわ…」 「ぱちゅりー、どうするんだぜ！！」 ドスまりさがぱちゅりーをせかす。 「落ち着いて！ 私達の目的は”人間に深手を負わす”事よ！ ドス！あのすぃーをドススパークで撃って！」 「よし！わかったぜ！！」 ドスが何かを口に入れてモゴモゴすると、ドスの体が輝いてゆく。 「モグモグ……当たれぇーーーーー！！！！」 ドスが車の方向に向かって口を開いた 瞬間 ｶｯ ズガアアアアアアアァァァァァァ………………… ドスの口から閃光が走り、県知事の乗る車に直撃した。 車は炎上し、灼熱の炎に包まれている。 ｶﾞｷﾞｬｯ 車の扉を蹴り飛ばして、中から人間が出てきた。 『知事！！しっかりしてください！！！』 『…ぅう……』 二人の男が、年老いた男性を担いで車外へと脱出する。 全員腕や頭から血を流しているが、特に老人はぐったりとしていて重傷のようだ。 『このままじゃ知事が危ない！早く病院に！！』 老人を担いで、二人の男が走り出す。 「ぱちゅりー、これで良かったのか……？」 「ええ、想定通りの結果よ。 これ以上攻撃する必要はもう無い。 このまま人間が群れに帰れば、全て予定通りになるわ。」 ぱちゅりーの話を聞いて、近くにいた幹部ゆっくりの顔が少し明るくなる。 「攻撃用意！！！」 少し離れた場所から、特殊ゆ隊隊長、銀バッヂみょんの声が聞こえた。 「ちょっと！もうあれ以上攻撃は……」 「かかれぇーーーーーッ！！！！」 ぱちゅりーの呼びかけが聞こえる前に、隊長みょんは命令を下した。 《《《みょーーーん！！！》》》 隊長の号令と共に、特殊ゆ隊が一斉に人間目掛けて攻撃を仕掛ける。 『なんだコイツら！！』 『刃物を加えてるぞ！！！気をつけろ！！』 みょんの攻撃で更に出血量が多くなる人間達。 『知事だけは何が何でもお守りするんだ！！』 二人の人間は老人をかばいながら必死に走る。 『逃がさないみょん！！！』 『ここはみょん達のゆっくりプレイスだみょん！』 『”ゆっくりシティ”を奪おうとする人間は…死ねぇ！！』 特殊ゆ隊の攻撃は止まない。 彼らは極度の興奮状態となり、すでに暴走しかけていた。 人間はどんどん傷つき、弱っていく。 『やめろォ！！！！』 森の中に、ドスの声が鳴り響く。 特殊ゆ隊をはじめ、その場にいた全てのゆっくりがドスの方を見た。 『目的を忘れるな！！ ゆっくりシティ防衛が最優先事項！！！ 人間は生かして群れに帰す！！！ お前ら、わかったか！！！』 ドスの鬼気迫る怒鳴り声で、全てのゆっくりが平常心を取り戻した。 人間達はいつの間にかいなくなっている。おそらく群れへと帰ったのだろう。 『むきゅ、人間は帰ったわ。 現時点をもって作戦を終了。総員、速やかに撤収。』 ぱちゅりーをはじめ、幹部ゆっくりの顔には少し陰があった。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… ダンッ！！ 『バカモン！！』 県庁の会議室に、怒鳴り声が響く。 『落ち着いてください、副知事。』 『知事をはじめ、全員命に別状はないと言っていたじゃないですか。』 『そうですよ、これは不幸中の幸い…』 『そういう事を言ってるのではないっ！！！』 なだめようとする連中に一括を浴びせる副知事。 『いいか！たかがゆっくりに車２台！人間が４人もケガを負わされているんだぞ！！ これが民間人だったらどうしていたんだ！！！ しかもヤツら、村を強奪して”ゆっくりシティ”などと名前まで付けてるそうじゃないか！ こんなバカげた事が今まであったか！！どうだ！！！！』 副知事が近くの連中を睨み付ける。誰も返事をする事ができない。 『本庁に警察予備隊の緊急出動を要請しろ！これ以上人的被害を増やすわけにはいかん！！』 その頃、病院では… 『知事！大丈夫でしたか！！』 『ああ、この通り元気だよ。』 ベッドの上で横たわる知事の姿を見て、若い役員が足早に駆け寄る。 『確かにあのゆっくり達は普通じゃなかったな。もっとも、被害を受けたのが私で良かったがね。』 『そんな、重傷なのに何言ってるんですか…！』 『はっはっは…。しかし、君の言った通りだ…。今の高齢化した議会では決断が遅すぎる…。 …いや、私が老いただけなのかも知れないな。』 『そんな事はありません！知事は危険な場所へ自ら赴きになられました。 そんな度胸のある人間が、この県議にたくさんいるとは思えません。知事は私達が誇れる知事です…。』 『若者にそう言ってもらえるとうれしいねぇ、はっはっは…。』 県知事まで重傷を負った今回の事件。 各メディアはこの事件を”ゆっくりシティの攻撃”としてトップニュースで取り扱った。 世論はゆっくりシティの攻撃、殲滅を支持した。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ・後編「ゆっくりシティの攻防」に続きます
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1476.html
※触発あき様著「ふたば系ゆっくりいじめ 534 ラストれいむロストホープ」よりインスパイアをいただきました。 インスパイアというかネタパクリに近いです。感謝と謝罪を同時にささげます。本当にごめんなさい。 ※anko334「ゆっくりできない理由」の続編になりますが、読んでいなくてもなんとかなります。 ※独自設定垂れ流し。 ※ご都合主義も垂れ流し。 ※相変わらず直接虐待皆無です。ゴメン。 ドスまりさは喜んでいた。有頂天といってもいい。 やっと、ほんとうにやっと知ることができる。 喜びに満たされながら、ドスまりさは街へと跳ねて行った。 ついに知ることができるんだ。どうしてまりさ達ゆっくりはゆっくりできないのかを。 「真実を知るということ」 必殺引篭り人 そのドスまりさはなかなか有能だった。群れのゆっくりもゲスがとても少なく、ドスまりさによく 従っていた。 近くの村で農作業を手伝い、野菜を分けてもらう日々。山の幸を集めてあまあまと交換してもらう 喜び。群れはじつにゆっくりできていた。ゆっくり達はそんなしあわせー！をもたらしてくれた ドスまりさに大いに感謝していたのだ。 しかしドスまりさは満足できなかった。ドスまりさから見ればそれは完璧なゆっくりではなかったのだ。 群れを養える限界を見極め、すっきりー制限を設けた。冬篭りのためにご飯を節約させた。雨が降れば 表に出ていたゆっくりを助けるため、いそいでお帽子を使って自分が傘になった。 それだけがんばっても、仲間は死んでいった。 春のうららかさの中、溜まっていた性欲を満たそうと黒ずんだ番がいた。 夏の暑さで水を飲む前に力尽きた子ゆっくりがいた。 秋の収穫を喜び、うかれすぎて鋭い石につまづき、あんよを大きく切り裂いたゆっくりがいた。 冬の寒さに耐え切れず、冷凍饅頭になってしまった赤ゆっくりがいた。 ありとあらゆることに負け、命を落としていく仲間達がいた。 群れは悲しみと喜びを行ったり来たりしていた。死を悲しみ、それを乗り越えようと赤ゆっくりを 作って喜んだ。赤ゆっくりが死んでまた悲しみが訪れた。それを埋め合わせようと必死に山の幸を 探し、あまあまと交換してしあわせー！を感じた。 ドスまりさはいつも考えていた。どうしたらゆっくりはゆっくりできるだろう。ひと時のしあわせー！ では無く、ずっと続くゆっくりが欲しい。それを願うのは欲が深すぎるのだろうか？ 群れのゆっくり達はドスまりさのつぶやきに首をかしげていた。今の生活でどうして満足できないのか と聞くゆっくりさえいた。人間さんと仲良くできているし、時々はあまあまも食べられるし、死んじゃう 子もいるけど、それでも群れはしあわせー！だよ？そう言ってくれるゆっくりもいた。 でもドスまりさは満足できなかった。欲が深かったのではない。ただ、知りたかったのだ。 どうして自分達ゆっくりは、ずっとゆっくりできないのか？ なんで自分達にはふしあわせー、が訪れるのか？ どうしたら、ふしあわせー、を避けられるのか。 ずっと、ずっと考えていた。 そしてある時、村でうわさを聞いた。街の研究所で働くお兄さんが「ゆっくりが不幸になるのは 理由がある」と発表したというのだ。 これだ！ドスまりさは思った。不幸になる理由を聞けば、ふしあわせー、を避けることができる。 そうすれば自分達ゆっくりはずっとゆっくりできるに違いない。 ついに夢がかなう。ドスまりさは街へ向かった。 「へえ、君が哲学兄ィの言っていたドスまりさ？まあゆっくりしていきなよ。」 ゆっくりしている暇は無い。はやく研究のことを教えてほしいとドスまりさは言った。 「ゆっくりのくせにゆっくりできない奴だね。まあいいけど。哲学兄ィの言ったとおり、本当に ゆっくりできない理由について貪欲なんだねえ。」 当然だ。自分はゆっくりだ。ゆっくりするためならどんなにゆっくりできなくても頑張る。そう ドスまりさは答えた。 「…まあ今の答えに矛盾を感じないんだから、それだけでもう答えみたいなものだけどね。 でも本当にいいのかい？」 何が？ 「真実を知ることが、本当に幸せかな？よく言われることだけど、知らなかった方がよかったなんて 後で言われても困るんだけど。」 知った方がいいに決まってる。理由がわかればそれを避けることもできるから。 「…本当にそうかな？避けられることの方が少ないとは思わないのかい？ まあいいか。知ろうが知るまいが変わらない事なんだしね。 あのね、ゆっくりがゆっくりできない理由、それはね…。」 ついに知ることができるんだ。ドスまりさは身を乗り出した。 「…ゆっくりは苦しみを食べる生き物だからだよ。」 …？何を、言っているの？ 「ゆっくりはさ、絶望とか悲しみとか苦しさとか、そういうものを食べて生きているのさ。」 何を言っているの？ゆっくりはいもむしさんや木の実さん、きのこさんなんかを食べて生きている んだよ？馬鹿なの？死ぬの？ からかわれたと思ったドスまりさは怒って言う。 「これは比喩表現さ。もう少し正確に言うと、繁殖するためにそういうものが必要ってこと。 僕の実験はね、完璧なゆっくりをゆっくりに与えるとどうなるのか、っていうもの。 衣食住、そして生存環境。すべてをゆっくりにとってゆっくりできるものに整えたんだ。 そうしたらどうなったと思う？」 きっと大きな群れに成長したはず。そしてその群れではれいむが歌い、まりさが踊り、ありすは 素敵な宝物をつくり、ぱちゅりーが賢者として振舞っているはず。 ドスまりさの夢、それが実現しているはずだと、そう研究お兄さんに言う。 「いやいや。それがまったく逆。なんとさ、群れが全滅！これには僕も驚いたね。 僕もね、君と同じようにきっと群れが大繁殖で大きくなると思ったんだ。確かに１世代目はそう だった。子供をたくさん作って群れを大きくしたよ。でもね…。 その次の世代は子供を作らなかったんだ。」 …わからない。どうしてゆっくりできるおちびちゃんを作らなかったの？ そんなこと、ありえない。 「よく考えれば当たり前のことだったんだ。君達ゆっくりはゆっくりすることが至上命題。だから ゆっくりできる赤ゆっくりを求める。…ここまではいいよね？ じゃあ全てがゆっくりできる場所では、果たして赤ゆっくりは必要なのかな？」 おちびちゃんは絶対に必要に決まってる！ドスまりさは言い切る。 「それがね、赤ゆっくりは必要ないのさ。考えてもみなよ。赤ゆっくりを育てるためにはとても 労力が要るんだ。赤ゆっくりはあまり動けないから食べ物を運ばなきゃいけない。ゆっくりできる ように手間をかけてやらなきゃいけない。それってさ、親はゆっくりできるのかい？ 親がゆっくりできない努力をしてやらなきゃ生きられないのが赤ゆっくりなのさ。」 …ウソだ。おちびちゃんは一番ゆっくりできるゆっくりなんだ。ドスまりさの声が震える。 「ああそのとおり。でもそれはゆっくりできない場所での話さ。 ゆっくりできない場所では、赤ゆっくりの可愛さは物凄いゆっくり成分だ。それは認めるよ？ でもね。 …本当のゆっくりプレイスではさ、赤ゆっくりってゆっくりできないものになるんだよ？」 ウソだウソだウソだ！ドスまりさは反抗した。心の中では認め始めていたけれども、反抗するしか なかった。 「ウソじゃないよ。だって親がゆっくりできないほど努力しないといけないんだよ？そんなの親に とってはゆっくりできないじゃないか。 ゆっくりプレイスの２世代目はさ、真の意味でゆっくりしている存在なんだよ。いままで ゆっくりできない事を一切感じたことが無い。そんな、本当の意味でゆっくりしているゆっくり なんだ。 そんなゆっくりがさ、赤ゆっくりなんてゆっくりできなくなるもの、欲しがるかい？ もちろん答えはノーだよ。本当にゆっくりしたゆっくりは、赤ゆっくりなんていらないんだ。」 …じゃあなんで１世代目は２世代目を産んだの？ドスまりさは反撃の糸口を探す。 「お、いい質問だね。それはね、１世代目がゆっくりできない事を経験していたから。 ゆっくりプレイスにいたとしても以前に経験したゆっくりできない事が心の底に残っていたんだね。 だからそれを埋め合わせようとして、２世代目を産んだ。 つまりさ。」 つまり…？ 「君達ゆっくりはさ、ゆっくりできない事を経験しないと赤ゆっくりを産めないってこと。 悲しみ、絶望、苦しみ、痛み。そんな事を経験するから子孫が産まれるのさ。 それを僕は『苦しみを食べる生き物』と形容している。」 ウソだ…。そんなはずは、ない…。ドスまりさは信じそうになる心を必死に食い止める。 「ウソなものか。何度追試しても同じ結果だもの。君達はさ、苦しみがなきゃ全滅するのさ。 もっと言えば苦しめば苦しむほどたくさん子孫を作るんだ。まあ当然だよね、全滅するかもって ほどの苦しみだもの、子孫を増やして対抗しようとするよね。 だから今まで僕ら人間がやってきたゆっくりの掃討って実は逆効果なんだよね。苦しませる と増えちゃうんだから。あ、ゆっくりにとっては増えるために必要だから良かったことなのかな？」 あはは、と悪気なく笑う研究お兄さん。ドスまりさの餡子が冷える。この人間さんは、何を笑って いるのだろう…？ 「その考えを推し進めると虐待鬼威惨ってのもゆっくりにとっては必要なものなのかもね。 鬼威惨がいればいるほど増えるんだからさ。」 深いよねー、とうんうんうなずく研究お兄さん。その姿は無邪気そのものだ。 「…あれー、どうしたの？もしかして信じないの？」 …信じられるわけが無い。自分達が、苦しみを必要とするなんて。そう怒気をはらませて言う ドスまりさ。 「…じゃあさ、君が試せばいいよ。それなら信じるだろう？」 研究お兄さんは注射器とアンプルを取り出してそう言った。 「これはさ、君の寿命を延ばす薬。で、こっちは君の『ゆっくりオーラ』を強化する薬。 これがあれば群れをずっと率いていける。そうして君がゆっくりプレイスを作るんだ。 それと君のゆっくりオーラはさ、実は植物にも効くんだよ。それを強化すれば成長促進になる。 強化されたオーラでゆっくりと植物、両者をゆっくりさせてやるといい。 そして君自身の目で、実験の結果を見ればいい。」 さあ、どうする？無邪気な目でドスまりさを見る研究お兄さん。 「…どうしたの？真実を知るのが怖い？ まりさ、君が思うことが正しいと信じるなら、僕の提案を受けられるはずだ。 もちろん断ってもいいよ。でもそのときはさ。」 どうなるの…？ドスまりさは怯えながらも聞く。 「…僕の言ったことがずっと心に棘として刺さるのさ。そして事あるたびに君の心が痛みを感じる。 そして後悔するのさ。僕の提案を受けていたら、本当のことを知れたのにってさ？」 その言葉に悪意はなかった。そしてもちろん善意もなかった。…だから怖かった。 …怖かった、だがドスまりさは…。 「ねえ、あっちのむれにドスがいるんだって！そのどすはすごーくゆうのうで、どんなゆっくり でもゆっくりさせてくれるってきいたよ！」 「すごいんだぜ！れいむ、まりさといっしょにそのどすのむれにいくんだぜ！」 ２匹のゆっくりがドスまりさの群れへと向かう。 「ようこそ、ドスのゆっくりプレイスへ！ゆっくりしていってね！」 「「ゆっくりしていってね！」」 そして群れは繁栄した。だが１０年後、そこに群れはなかった。全滅していた。 （どうだい、結果は？） そこにいないはずの研究お兄さんの声が聞こえる。 （僕の言ったとおりだろう？信じる気になったかい？） …信じない。これは何か失敗しただけ。次は違う。 （そうかい。じゃあもう一回試してみることだね。…まだ自分を信じられるなら、ね？） そうして数十年が過ぎる。 「ねえ、むこうのやまにとってもとかいはなドスがいるらしいわ。すごくゆうのうでどんなゆっくり でもゆっくりさせてくれるって。 でも、そのドスはいつもないてるんですって。なんでかしらね？」 「わからないみょん。でも、ドスのいるむれならゆっくりできるみょん。さっそくいってみるみょん！」 ２匹のゆっくりがドスまりさのいる山へと向かう。 「まりさのむれに、ぐすっ、ようこそ！ぐすん…。ゆっぐり、じでいっでねっ、ゆわーん！」 「「ゆ、ゆっくり、していってね…？」」 泣き虫のドスまりさのうわさは瞬く間に広がり、群れは繁栄した。ドスは確かに有能で、その山は 豊富なえさに恵まれたゆっくりプレイスだった。 しかし１０年後、そこに群れはなかった。 （それにしてもさ。哲学兄ィも無責任だよね。ゆっくりが変化すればいいとか言っちゃってさ。） そうだ。それがある。ゆっくりの体が強ければ死ななくてすむ。そうすれば、そうすれば…。 （それってさ、つまりはゆっくりできるってことでしょ？完璧にゆっくりできたら赤ゆっくり なんて作らなくなるのに。哲学兄ィは間違ってるよ。） 間違ってなんか無い。きっとお兄さんの言うとおりなんだ。まりさ達ゆっくりが変化すれば きっと…。 （あのさ、変化のためにはさ、進化が要るよ？でも進化ってさ、積み重ねでね。以前の特質も 受け継ぐんだ。つまりはさ、君達は苦しみを必要とする特質をさ、ずっと引きずるんだよ） 違う、違う、違う…。 ドスまりさは頑張った。みんなをゆっくりさせるために力を振り絞った。 ありとあらゆる災害から身を守る方法を教えた。自分で穴を掘ったこともある。 捕食種を掃討した。ゆっくりオーラで植物を豊富に育てた。 ゆっくりプレイスを作った。そう、完璧なゆっくりプレイスを。 「なあ、あっちのもりにドスがいるらしいぞ。そのドスはとてもゆうのうなんだそうだ。 らんといっしょにいかないか？」 「らんしゃまとなら、ちぇんはどこへでもいくよー。ちぇんもそのおはなしきいたけど、どすは とってもつんでれさんだっていうよー。まりさなのになんでだろうねー。わからないよー。」 ２匹のゆっくりがドスまりさの森へと向かう。 「なんでまりさのところにくるのっ！？まりさは、まりさはむれなんかもちたくないのに！ ゆっくりしていってねっ！？」 「「ゆっくりつんでれっていってね！」」 ドスまりさはプリプリ怒りながらも、求めてくるゆっくりを受け入れていった。 群れは繁栄し、そして１０年後には滅びていった。 何度やっても同じだった。群れははじめは繁栄した。そして２世代目が産まれると急速に 衰退していった。 ゆっくりプレイスがゆっくりできればできるほど、衰退は早かった。 そう、研究お兄さんの言うことは真実だった。 そしてあっという間に１００年が過ぎた。ゆっくりにとっては気の遠くなるような長い年月だ。 「ドスは…、もう疲れたよ…。」 幾度もの興亡を見たドスまりさは完全に衰弱していた。信じていた『完璧なゆっくり』。それは 幻だった。幻どころが悪夢だった。…どうして、どうしてこんなことに。 ゆっくりは何もしていない。何も悪いことをしていないのに、どうしてこんな酷いことになるんだ。 ドスまりさは考える。考えに考えて、そして答えを見つけられずに絶望した。 崖の上でドスまりさは考える。こんな時、あの研究お兄さんはなんて言うだろう？ （…それはね、まりさ。意味なんてないんだよ。） …意味なんて、無い…？そんなはずは…。 （どうして意味があるなんて考えるのかなあ？僕にはわからないよ。 意味が無くて、どうしてダメなんだい？君は人間が投げた石が三角形に落ちたからって、それに 意味を求めるのかい？…そんなの無駄だよ。たまたまそうなっただけ。 どうしてそんな答えで満足しないのさ？） だって…、意味はきっとあるはずだもの…。理由があって、それを避ける方法があって…。 （無いよ。避ける方法なんて無い。そんなのがあるほうが少ないんだ。 同じように意味だってない。意味の無いことの方が多いのさ。 確かに生き物はさ、意味を考えるよ？だってそうしないと失敗を繰り返すからね。 因果関係を掴むことのできない生き物は死ぬしかない。だから君も、人間も、意味をもとめる。 でもさ、それに振り回されちゃダメだよ。意味の無いことも存在するんだ。 …君の悩みもそれと同じだよ。） 意味が無いこともある…？ それはドスまりさの胸を突く言葉だった。そうだ、意味なんて最初から無かったんだ。 ゆっくりが、繁殖するのに苦しみが必要なこと。それには、意味はないんだ。 あるとすれば、それが必要だから、というただそれだけのことなんだ。 （そうだよまりさ。苦しみがあるから増える。それはさ、人間の言葉で言えば進化の過程で得た 特質さ。進化ってのはさ、でたらめさのことでさ。でたらめに掴み取ったものの積み重ねが進化 なんだよ。だからさ、もう苦しまなくていいんだ。君の悩みはさ、悩みじゃないんだ。 ただ、進化が選んだ道筋ってだけなんだ。） そうだね、きっと意味なんてない。でたらめなんだ。自分達ゆっくりはでたらめ。 それでいいよね。 ドスまりさは答えを得た。そして、高い崖からお空を飛んだ。 朝、犬が求めるままに４時間半も散歩をすると、こういうワケワカメな考えが頭に浮かびます。 ５時半に起きて朝メシ喰わずに歩いて、家に着くと１０時。アッタマおかしくなるっつーの！ 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 544 モチモチを生かして ふたば系ゆっくりいじめ 509 おかされいむ ふたば系ゆっくりいじめ 464 ゆ身売買 ふたば系ゆっくりいじめ 387 れいむはよげんしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 248 ゆっくりできない理由 ふたば系ゆっくりいじめ 220 ゆっくりスクール【ゲス更正編】 ふたば系ゆっくりいじめ 216 子まりさの反乱 ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ！ ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道