約 1,113,029 件
https://w.atwiki.jp/bar41/pages/226.html
326 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18 13 51.47 +j14JutO0 [#z103b7ab] さて、時というのは無常にも過ぎていくものであって、あっという間に帰宅の時間となった。 俺は適当に帰り支度をすると今後も引き続き家庭教師をすると宣告した。流石のあいつは1日で終わると思っていたのか 抵抗の声だった。・・全くおめでたい奴だ。 でも本気で考えなければ早くて・・2週間ぐらいの期間はいるな。それぐらいの時間がなければこいつの成績は並に戻らん。 椿のときはものの3日ぐらいだったのだが・・・先が思いやられる。とりあえずあいつも一応女だ。理性はしっかりと保っておかないとな。 しかし・・考えてみると結構おいしいイベントだったな。 帰り際俺は右手をぎゅっと握った。すると、あのサラサラとして艶やかな髪の感触が いまだに残っていた。それにあのリアクション・・不覚にもちょっとときめいちまったじゃねーかバカヤローヽ(`Д´)ノ でも・・たまにはこんなのもいいか。 332 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18 35 11.29 +j14JutO0 ×月∽日・・翌日、俺は誰もいないのを見計らうとあいつと一緒に帰宅しようとしたのだが・・ 突然、あいつから場所替えを宣言された。何が何なのかは全くわからないのだが、俺はとりあえずその場所へと 向かうことにした。 あの野郎、どういうつもりだ?保健室で勉強会するなんて俺は聞いたこともねぇぞ。 俺は詳しい理由を聞こうとしたのだが・・あいつは“いちいち気にするな!!”っと言われ一蹴された。 それにここの保健室の先生だが、確かに綺麗だが・・その瞳の奥底には全てのものを威圧する目をもっている。それは間違いない・・ まさか、元男なのか?女体化シンドノームに感染した患者たちは大半が美人に変貌したと聞いたな。 じゃあ・・この人は俺らよりも凄腕の・・悪だったのか? 俺は様々な疑問と礼子先生の視線、そしてあいつの願望の中、勉強会を開始した。 あいつ・・やっぱり1日経っただけでほとんどのことを忘れていやがった!! あんだけ必死に教えたのに・・やはり2週間じゃ足りなかったか。それに俺が横から口を出すたんびに言い争いが 激しくなった。すると、横で見ていた礼子先生が俺らを引きとめた。俺は口出し無用と言いたかったのだが・・礼子先生は 俺の上をいっていた。“コノヒトニハ逆ラウナ・・”そう俺の本能は感じたようだ。しかも直感で・・ 結局俺は無言のプレッシャーでこの場を礼子先生に任せることにした。 337 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 18 51 00.36 +j14JutO0 流石に先生とあってか、礼子先生はあいつに丁寧に教えていた。・・っと思ったのだがあいつもあの視線を感じたらしい。 やはり、礼子先生は元男と見て間違いあるまい。しかも、俺よりも頭よく・・それにかなりの悪だ。いったいどんな人だったんだ? 礼子先生はあいつに丁寧に教えながら今度は俺のほうによって来た。 「中野君、あなたにも教えることがあるわ。いい、人を教えるのはね・・」 どうやら家庭教師の仕方らしい。どうも俺の指導はバカにはわからん高度なものだったらしい。だからあいつは俺の指導方法ではいまいち 伸びなかったのか。ということは椿は普通だったわけか。そこはよかったぜ・・ 俺は家庭教師の仕方を学ぶ傍ら、礼子先生の過去の話を聞いてみた。・・すると、あいつには内緒という条件付で話してくれた。まぁ、あれだけ夢中にな手入れば俺らの 会話なんぞ聞こえんだろ。俺は黙ってうなづき、礼子先生は自分の過去を話してくれた。 やはり、礼子先生は俺の睨みどおり元男だったらしい。しかも驚いたのはあの伝説的なヤンキーグループ金武愚(キング)の元リーダーという。どうりであの視線は頷けた。 あの金武愚のリーダーならなおさらだ、俺たちとは格が違う。 金武愚といえば名の高いヤンキーグループで喧嘩ではほぼ負けなしの伝説的なグループであった。その初代総長であった礼子先生は童貞であったらしく女体化シンドノームに 感染してしまったらしい。まぁ、それからいろいろあって、今ではお医者さんの旦那さんがいるらしい。それで失礼ながらもし、男に戻れる薬が開発されたら どうするのかと聞いてみた。すると礼子先生は意味下な表情のままこう言っていた。 「もしそんなものがあっても・・決して飲まないわ。もう旦那もいるわけだしね。」 この礼子先生の言葉が意味するもの、このときの俺にはまだわからなかった。 342 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 19 12 28.07 +j14JutO0 ×月д日・・おっと、2週間もほったらかしにしてたのか。まぁ、仕方ない。ここ最近、日記などつける暇なんて なかったからな。あいつも指導法を変えた俺や礼子先生の指導の下、メキメキと成長していた。ここまでかかるのに苦労したな・・ そんで期限の2週間目、仕上げのためあいつは俺が作成した小テストをしていた。 さて、結果はどうかな。俺はあせる気持ちを抑えて小テストに○をつけた。 結果はというと、ようやく普通レベルになった。よくやった俺!!ここまで頑張った自分に感謝だ。今考えてみれば、保健室を選んで 正解だったのかもしれん。礼子先生の助けがなければここまで行かなかったらな。 しかし、ここ2週間結構充実した日々だった。なんだかんだ言ってもあいつと一緒に頑張ったわけだからな・・ちと寂しいな。 俺は互いの健闘を称えるとそのまま別れて帰り道へと向かった。 いざこうして1人となってみると寂しいもんだ・・ 343 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 19 13 05.98 +j14JutO0 紅蓮の夕焼けが空を彩る中、俺は寂しさをヒシヒシと感じていると途中から明らかに俺を尾けてくる人気を感じた。 しかも少人数でかなり腕の立つやつらばっかだ。 ちょうどよかったので俺はこの寂しさを吹っ切るため、人気のないところへと向かった。 俺は人気のないところへ着くと少人数のおじさんばかりであったが全員が何らかの格闘系の資格を持っていたことが 容易に想像できた。するとおじさんたちは俺にこう言った。 「お嬢様の命令です。相良 聖から離れていただきませんか?」 お嬢様だと・・椿にはあいつのことはちびらちびらと話したが、恐れるどころかむしろ対面したいらしい。だから椿ではない。 それに椿にはあいつのフルネームを教えていない。いったい誰がこんなマネをしているんだ・・ 俺は丁重にお断りすると、おじさんたちは仕方なしという表情で俺に襲い掛かってきた。 俺は気を引き締めるとライセンス持ったおじさんたち相手に全力で向かっていった。 344 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 19 26 50.39 +j14JutO0 はっきり言ってこのおじさんたち強ェ・・ 俺は片っ端から相手をしたが並の奴らとは違っていた。でも、歳のせいか徐々に体力が 落ちていっているようだ。俺はそこを狙って持久戦を狙っていった。俺は昔から体力には自身があるんだよ!! 数時間経っただろうか・・ようやく1人、また1人とおじさんたちが倒れていき、ついに最後となった。しかし、俺のほうもかなり 攻撃されたものの何とかくたばってはいなかった。しかし、最後のおじさんはあいつと同じ合気道の使い手だった。 今この状況をRPG風に説明すると、ラスボス相手にもはや死に掛けで挑むようなものであった。 しかし、俺は負けられなかった。売られた喧嘩・・絶対負けるわけにはいかないな!! その時の記憶はあやふやだったが、何度も打たれて打たれても俺は腐ったみかん並みにしぶとく立ち上がり攻撃を加え続けた。 途中、何度も気絶しそうなことがったが・・何度も何度も立ち上がっては攻撃の手を緩めずついに最後のおっさんを倒した。 俺はそいつの首根っこを捕まえて首謀者の名を聞こうと思ったのだが・・途中力尽きたのか気絶してしまった。 クソッ!!肝心な奴がわからずじまいか・・ここで、俺の意識は失ってしまった。 555 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/25(佐賀県職員) 20 26 53.97 dds5A3Bf0 ×月@日・・俺の意識はここで目覚めた。あの後、どうやら病院に運ばれたらしい・・ 俺が目を覚ますと、横に寝ていた椿が俺の意識が戻ったのに気がついたのか目が覚めたらしい。 目の覚めた椿は今までの状況を軽く説明してくれた。どうやら俺はあの後、意識を失ってしまったらしい。 それで誰かの通報の元、ようやく病院へと搬送されたらしい。 ちょっと待て、あのおじさんたちはどうしたんだ!あの時俺が全員気絶させたはずなのに・・ そのことを椿に聞くと、最初からあの場所にいたのは俺1人らしい・・とすると誰かが瞬時に回収したのか。 んで怪我の状況だが、幸い骨までは行かず全身打撲程度ですんだらしい。流石に相手も骨折までは行かなかったか・・ 俺は安心してベッドにゆったりすると、今まで俺に説明していた椿がこういってきた。 「ねえねえ、お兄ちゃん。この日記に書いてある“あいつ”って誰なの?」 そういって椿は鞄から俺の日記帳を取り出しながら俺に聞いてきた。ってことは今までの内容はこいつに見られたのか!! 人のもの勝手に見やがって!!書いている俺だって恥ずかしいこともあるのに・・ しかし、日記帳はもはや椿の手に渡っているのでそんなことは野暮というものであった。 結局俺はあいつのことを椿に話した。 559 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/25(佐賀県職員) 20 51 57.23 dds5A3Bf0 椿はあいつのことをやたら熱心に聞いていた。どうも、この日記帳を見た頃から気になっていたらしい。 まぁ、気になっても仕方ないだろう。俺は一応、あいつとの過去やここ最近の行動について椿に話した。椿は俺の横で 熱心に聞いていたのだが・・俺にこう言い漏らしてきた。 「ってことはお兄ちゃんはその人のこと好きなの?」 ってなんでそうなるんだ!!・・そりゃあいつは綺麗だ。髪もサラサラでスタイルなんてそこらのモデル真っ青のものだ。おまけに男の頃の面影を 完全になくしたぐらい顔もいい。だが、あいつとは過去のただならぬ因縁がちらほらある。 それに家庭教師だってあいつの成績がまずそうだなっと思ってやったわけだし。遊園地のデートの件についたってあれはその・・なんだ?まぁ、お、俺の気分だ。 それに・・あいつが俺のことをどう思ってるかはわからない。もしかしたら、まだ昔の事を持ち出してタイマンつけろって言うかも知れんし・・ とにかく!!俺はあいつのことを好きでもなければ嫌いでもない!!・・でもちょっとかわいいかなって程度だ。 あいつは恋心なんて抱かないだろ。・・現に俺の病室に来ていないわけだし。 そう俺は椿に説明すると椿はこうきっぱりと言い切った。 560 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/25(佐賀県職員) 20 54 28.28 dds5A3Bf0 「・・お兄ちゃん。多分その人は迷ってるのよ。それにお兄ちゃんだってそんな理由で家庭教師なんて引き受けないわよ。だって考えてみてよ? 昔から憎たらしい相手に普通家庭教師をしてあげないわよ。それに遊園地のことだって普通なら速攻で喧嘩になるはずでしょ? 私も女体化したお友達知ってるけど・・多分その人はお兄ちゃんを“異性”として感じてるのよ。」 この俺を・・異性として感じているだと!!あのあいつが?そんなことは有り得ん・・断じて有り得ん!! 昔から血に飢えた狂犬といわれてきたあいつが・・女になってからこの俺を意識しているのか?それも異性として・・ それならあいつの取り巻きの中にも男が2人いるだろ!!・・異性として感じるなら俺よりも友達として付き合っているあいつらだろ!! そんな考えが脳内にあやふやするまま、椿は明日学校なのか速やかに帰り支度を始めた。そして帰り際に俺にこういった。 「お兄ちゃんたちの過去に何があるかは私にはわからないけど、お兄ちゃんも過去のことじゃなくて現実を見つめなおしたら? 前にあの人にも言ったんでしょ?“現実を見つめろ”って、お兄ちゃんも過去のことじゃなく現実を見つめてみたら。きっといいことがあるかもよ。 余計なことだったかな。気が立ったらごめんね。じゃあね、お兄ちゃん。・・怪我してるんだからあんまり無理しないでね。」 そういって椿は俺の病室から立ち去った。・・現実を見つめろっか。なんだかんだ言ってもあいつのとの過去に一番固持しているのって 意外と俺かもしれないな。現実を見つめろ・・確かに俺は過去にあいつにそう言った。 俺自身・・ちゃんと現実を見ていないのかも知れんな。 561 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/25(佐賀県職員) 21 05 48.96 dds5A3Bf0 椿が帰って数分してからか・・親父たちの伝言もないまま時間だけが経っていった。 俺のダチはもうほとんどが学校とか就職とかで忙しいらしいし・・来れる暇なんてないよな。 それにしても隣の病室はそれなりに盛り上がっているな。 あいつ来るのかね。って、何期待してるのだ俺は・・あのおじさん頭を思いっきりやってくれたようだな。 復讐の機会がもてたらぜひ顔面を思いっきり叩きのめしたいね! 俺はこの暇な時間を仕方なく病室にあった本で時間を潰すことにした。そういえばこの小説は女体化を題材にした奴だな。 女体化って題材にしやすいからよく小説とかでも話題になってるよな。確か・・夏樹とかギャグで言えば煬帝シリーズとかあったな。 教科書で乗っていたのは確か・・P90って人の作品だったな。 俺は小説を気長に読んでいると、病室のドアがいきなり開かれた。そこには花屋で買ってきたであろうお見舞い用の花とスーパーで買ってきた りんごを持ったあいつがいた。俺は突然のあいつの来訪に驚いたが・・まぁ、客人なので案内させた。 あいつは・・見舞い用の花をまとめると、俺の隣に腰掛けながらリンゴを取り出した。 565 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/25(佐賀県職員) 21 31 05.67 dds5A3Bf0 あいつはリンゴを取り出すとそこにあったナイフで皮を剥き始めるが、かなり不器用だったので俺が取り上げて 変わりに剥き始めた。そしてあいつは俺の怪我のことを聞いてきた。俺は原因を話すと、あいつもあの集団に襲われたらしい。 やはり、武道をやっている奴とそうじゃない奴は違うな。んで俺たちは今までの話を整理するとやはり、首謀者は俺らにかなりの恨みがあることだな。 しかし・・俺をここまでしたんだからそれ相応の例をしたいな。それはこいつも同じのようだ。 俺はリンゴを食べ終えると今までの話を整理し終えた。それにしてもこいつ・・本来なら俺のリンゴなのだが、こいつのほうが 多く食べやがった。全く・・ま、いいか。しかし・・まさかこの病室に来てくれるなんてな。思っても見なかった光景だ。 こいつ、本当に俺のことどう思ってくれているんだろうな。 俺にしては珍しく素直にお礼を言うと、あいつは照れながらそそくさと病室を出て行った。 634 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 04 32 29.16 r4Hzv5DM0 △月○日・・とうとう入院してから1週間程度か、どうやらまだ退院の目処がついていない。 はぁ~・・ここ数日、日記も大して書けていないな。看護婦さんが一応着てくれているが・・大半が人妻だというし。 あいつもあの日以来来てくれていない・・アーッ!!オレノバカヤローヽ(`Д´)ノ なんであんなことを言ってしまったんだ。 それにあいつ自身、俺のことをどう想っているのかでさえわからないのに・・ 俺にとって、あいつは昔からの宿敵・・それとも、異性としてみているのか?わからない・・ それに俺自身あいつのことをどう思っているのかいまだにわからんし・・ってあああ!!考えれば考えるほどめんどくなってきた!! 止めだ止めだ。考えれば考えるたび・・その・・何というか、あいつへの想いがますます強くなってくる。 635 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 04 45 00.15 r4Hzv5DM0 想えばどうなんだろう。最初に出会った頃は純粋に拳と拳とでぶつかり合った。そこには友情の欠片もない。 ただ互いに本能のままにぶつかり合った。だが、あいつが女になったときに俺の“何か”が変わった。 次第にその何かが強くなっていき、俺はあいつとデートしたり家庭教師になったりと・・出会えば出会うほどますますその想いは 強くなってきやがる。・・俺はもしかしてあいつのことが 好き・・ そうといえるのかどうかは今のところわからないが、そういった感情を俺自身は抱いているのか? 俺の中であいつは・・あいつは・・ドウカワッテイッタンダロウ・・ 何度自問自答してもその答えは返ってこない。・・ようは自分で探せって事かな。 そんなことを考えていると俺の病室にノックの音が響いていた。誰だろうな? 俺はノックの主を招き入れるとそこには思わぬ人物がいた。 638 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 05 06 40.51 r4Hzv5DM0 病室に招き入れたのはあの礼子先生であった。なぜ、礼子先生がこの病室を知っているんだろう。 俺は思わず聞いてみると、何とここは旦那の病院らしい。それであいつも病室を知っていたのか納得した。俺が納得するや否や 礼子先生は驚くべきことを言ってきた。何と、あいつの取り巻きである女が何者かに誘拐されたらしい。それであいつはその女を助けに 工場跡地へと行ったらしい。なぜ、礼子先生がこの事情を知っているのかは置いといて。 俺は大方の事情を把握するとどうしようか考えた。 正直言って、俺には全く関係ない・・そりゃそうだ。あいつ自身の出来事だ。俺が首を突っ込めば余計ややこしいことになりかねん。 それに、あいつはもう俺にこれ以上借りを作りたくはないだろ。もう、これ以上あいつに関わるのはやめたほうがいいかもな。 そうすりゃ、こんな想いや考えをしなくて済む・・ 俺は・・あいつのことなんて・・ ドウオモッテイルンダロウ・・ そう・・俺が考え込むと、静止を保っていた礼子先生が突然、大声で俺を怒鳴り始めた。 639 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 05 08 22.43 r4Hzv5DM0 「いい加減にしろ!!!・・さっさと行くのか行かねぇかどっちだ!!!! あの娘がお前をどう想ってるのかはわからねぇが、お前自身はどう想ってるんだ!!!! ここで行かないと・・てめぇ自身絶対後悔するぞ!!!!!!」 俺の気持ち?・・俺自身はあいつのことを・・あいつ自身のことを・・ あいつの身体、顔、内面、それに・・あいつの全神経に至るすべての部分!! 俺は・・あいつのことが好きなのかも知れん・・いや、この感情は異性を想うあの気持ちだ。 俺は・・あいつが好きだったんだ!!!! 気持ちの整理がつくと俺は颯爽と病院から脱走した。 もう・・俺たちの過去なんてどうでもいい!!・・俺はそう想いながら工場跡地へと向かった。 920 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 19 18 33.47 4pLorHuU0 思いっきり走った俺は颯爽と工場跡地に着いた。中からは野郎の叫び声が思いっきり聞こえていた。 どうやら・・かなりおっぱはじめてるみたいだな。流石に今入ったらかなりの乱闘が予想されるだろうな。 想い人がやられてるんだ。ここは裏から回ってかっこよく決めて登場したいしな。そう思った俺は裏口から潜入することに決めた。 しかし、完治もままならぬ状態で来た俺の体は明らかに悲鳴を上げていた。・・そんなこと構うもんか!! そういって俺は裏口から潜入した。 裏口に入り、俺はあいつと合流するために場所を探したが・・突然、ここにいた野郎に襲われてしまった。予定外の出来事に俺は驚いたが、とりあえず片っ端から片付けることにした。 徹底的に叩き潰した後、1人の野郎が大事そうに鍵を持っていたので俺はそれを取り上げた。すると、さっきの騒ぎに気がついたのか奥のほうから人が暴れている音が聞こえてきた。 どうやら、あいつの取り巻きの女がこの奥に閉じ込められているらしいな。俺はそこへ向かおうとすると、どこからか野郎と揉めている声がしたので、奥のほうも気になっていたのだが・・ とりあえず揉めている方向に向かうことにした。 924 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 19 38 25.59 4pLorHuU0 揉めている方向に向かうとあの取り巻きの2人が勇敢にも野郎たちの集団と揉めていた。 数人は倒していたのだが、流石に数の差と実戦経験のなさかボロボロになっていた。しかし、その姿になりながらも野郎に 立ち向かっていた。・・俺は助太刀することにした。2人は俺の助太刀に驚きながらも俺とともに野郎を1人1人倒していった・・ 裏手にいたすべての奴を倒し終えると、俺は内藤とドクオとかいう奴にあの鍵を渡してやった。 どうもさらわれた女のほうは内藤とかいうやつの彼氏らしい。道理で、かなり燃えていたわけだ・・その想いに感服するぜ。 それに裏手に回ったのはあいつの指示だったのか・・まぁ、大したもんだといいたいところだが、向こうにはお見通しだったわけだな。 俺は女はこいつらに任せてあいつを助けるために裏手に回ろうとすると、ドクオといった奴からこういわれた・・ 「なぁ・・あいつ俺たちのためにかなり無茶をしていると思うんだ。頼む、あれでも俺たちの友達なんだ。 うまく助けてくれ。」 当たり前だ。そんな気がなかったらここにはいない。・・俺はドクオの想いを受け取るとあいつの元へと行った。 それにしても、あいつもいいダチを持ったじゃねぇか。あの友達も仲間もいない一匹狼の頃のお前よりも輝いているぜ。 もう、あいつはあの頃のあいつとは違う。・・あの永遠のライバルであり決着相手だった、血に飢えた狂犬とも違う。 俺が世界いや、この世の中で・・大好きな奴だ。 そう想いながら俺は必死にあいつの元へと向かった。この際体の事などどうでもいい!! 男は好きな奴の想いさえあれば無敵なのだ!!!! 926 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 19 55 10.33 4pLorHuU0 裏手を回り、ついにあいつがやらかしている場所へとたどり着いた。しかし、あいつのほうはかなりの劣勢かであったので、俺はあいつのピンチを救い 颯爽と登場した。よく・・女の体でここまでやったものだ。賞賛したいね。こいつのほうもなんだか軽くなっているようだ。良かった良かった・・ んで、俺が華麗に登場すると、ここの黒幕だと思われる女が思いっきり声を荒げた。 こんなくだらないことして・・しかも俺の想い人を傷つけた罪は重い!! ただじゃ返せねぇな!!!それにこの女だな・・プロを雇って俺に襲い掛かったのは!! それだけではなく、あいつが嫉妬に帯びた瞳をしていたので俺は思いっきりあいつへの思いをぶちまけた。 そこには恥ずかしさなど微塵もない。ただ、俺はこいつが好きでここまで来た。 こいつを好きになった事なんて後悔なんて絶対しない。・・いや、絶対にさせない!!! 俺は・・こいつに惚れたことは絶対後悔しない!!!! 927 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 20 04 06.82 4pLorHuU0 俺はフゥッと呼吸を整えると、すべてに蹴りをつける為に構えなおした。 あいつも動揺していたが俺の想いを感じ取っており、呼吸を合わせて持っていた木刀を構えなおした。 こうして最初で最後の・・俺たちの共闘が始まった。 たくさんでてくる野郎ども・・こちらは怪我をしており、方やもう1人は体力不足、明らかに不利な状況であったが 俺は負ける気がしなかった。なぜなら・・殺戮の天使を血に飢えた狂犬がいるからだ。それに・・愛の力というのか、くさい事だがこの響きも悪くなかった。 俺たちは1人1人と叩き潰しながら、ついに最後の1人を叩き潰した。首謀者と思える奴は明らかにこの状況を予測しておらず顔が引きつっていた。 最後の野郎を倒しドクオがここに現れると、俺の体力と意識は当に限界を超えており糸が切れたマリオネットのようにプツリと倒れてしまった。 俺は最後の意識を振り絞ると、そこには俺のために泣きじゃくるあいつがいた・・ 928 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 20 09 30.21 4pLorHuU0 薄れ行く意識の中・・ 俺はすべての思いをぶちまけると、ここ数年かかった決着が着いたような気がした。 なんでもない・・男なら感じることつけたかった相手との決着・・ そう・・もう、そんなことを気にする必要などない。あの頃から始まった喧嘩の決着は勝負がついた。 数年かかった決着の結果は・・・ アイツニ惚レタ俺ノ負ケダ・・・ 俺は振り絞る意識の中、大量の涙を零していながら泣きじゃくるあいつに最後の1人を倒せといいながら・・ 倒せといいながら・・・ 俺の意識はそこで費えた・・ただの気絶じゃない。なんだかとても暖かかった。 ぬくもりを自家に感じるまま・・あいつから声が聞こえた。 “俺を好きになってくれてありがとう”と・・・ 930 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 20 20 07.61 4pLorHuU0 俺は意識が戻るとあの場所にいた。どうやらあいつが運んできてくれたらしい・・ 俺は感づかれないように聴力を必死に働かせると横にいたあいつの独白が聞こえてきた。 その独白は細々と・・そして感情に任せたまま俺にぶつけてくれた。 「俺・・お前が好きだ。昔のことも差っぴいて・・お前が好きだ。異性として・・ そして・・お前のすべてが好きだ 」 あいつが俺の横でそう言った同時に俺は思わず声を発してしまった。あいつも突然の俺の声に驚いたようだった。 しかし、あいつの表情から驚きが消え、そのまま俺の方向へと近づいてくれた。 そして・・あいつは俺を抱きしめてキスをした。それも単なるキスではない、人の暖かみや温もりのある・・ そんな味のしたキスだった。 抱きしめているあいつの身体からはあいつの温もりが唇からひしひしと伝わってきた。あの時のような抱きしめ方ではない。 互いが互いを求め合い・・満たされていくような・・ そんな抱きしめ方であった。 931 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 20 29 48.34 4pLorHuU0 それから俺らは互いに互いを貪るように身体を求め合った。 俺は今までにも女を抱いたが、そこまで気持ちのいいものではなかった。よく周りは女の身体は極上だとかそんなことを言うが そんなものははっきり言って身体を満たしているだけであって心までは満たされていない。 実際、俺も女を抱いて身体の快楽は満たされていたが、心の快楽までは満たされることはなかった。しかし、こいつを抱いたときは満たされていない ものなどなかった。 俺の渇ききっていた心さえも満たしてくれている・・そんなセックスだった。 俺たちは互いに満たし満たしあい、真なる快楽の海へと溺れた。俺は・・初めてすべてが満たされていく感覚がした。 人間、セックスで身体の潤いは満たされても心の渇きは満たされないものだ。だけど、俺はこうしてこいつを抱いていくことですべてが満たされてくる。 このときにようやく俺は理解した。人間、抜群の相性でようやく心は満たされるのだと・・ 所詮、相性が合わないセックスなんて・・ちっぽけなものだった。 そう俺は理解しながらあいつを永遠と抱いた・・ 愛ヲ求メルヨウニ・・ 935 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 20 51 36.54 4pLorHuU0 イク寸前、あいつは俺が過去に抱いた女について嫉妬していた。かわいいと思いながらも 俺は微笑しながら今後一切はこいつしか抱かないと約束した。安心したのかあいつは俺と一緒にイッてしまった。 これが愛あるセックスなんだなぁ・・と自覚しながら横にいるあいつを抱きしめながら俺は就寝の戸についた。 俺は薄れいく意識の中で、男の頃のあいつが俺の前に立っていた。男のあいつは俺をじっと見つめると俺にこう言った。 “おい・・この俺を幸せにしなかったらブッ殺すだけじゃ済まさねぇぞ・・” “わかってるさ・・男のときのお前との想いと一緒に幸せにしてみせる” “ケッ、いっちょ前のことを言いやがって・・ もう俺は女の俺と同化しちまう。どうあがいても男には戻れんだろう。 最後に・・形は別だがお前との決着が着けれてよかったぜ。じゃあな、天使さんよ・・” そういって男のときのあいつは消えた・・俺は消えちまったあいつの意識を見て改めて女になったこいつを どんなことがあっても幸せにしようと決めた。それが男のときのあいつとのけじめであり・・それに自分自身への大きな課題でもあった。 こいつの心の中にあった、かっての自分・・もしも、こいつが女にならなければこのまま俺と拳と拳を交わっていただろう。だから、俺に託したんだろう。 自分の幸せと・・自分の存在を・・・ もう・・絶対こいつを離さないと男の頃のあいつに誓いながら俺は終身の戸についた。 こうして血に飢えた狂犬は何かに満たされたように俺の前から消え去った・・ そしてここに新たな相良 聖が俺の横でスヤスヤと寝息をたてていた・・
https://w.atwiki.jp/594test/pages/48.html
順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 a 0 (0%) 2 b 0 (0%) 3 c 0 (0%) 4 d 0 (0%) 5 e 0 (0%) その他 投票総数 0 105A32
https://w.atwiki.jp/siranai/pages/461.html
【スレ31】天涯孤独の人 このページのタグ:家族・家庭環境 130 :おさかなくわえた名無しさん:2007/12/17(月) 21 46 57 ID CeQPF0u8 20 天涯孤独です。 保証人が必要な部屋借りる時は保証人協会を利用します。 入院手術の時はテキトーな名前とテキトーな番号と三文判で通りました。 私は地震の被災者ですが、赤ちゃんポストだと就職や結婚で不利だという話は聞いたことあります。 161 :おさかなくわえた名無しさん:2007/12/19(水) 20 31 37 ID Xf4chUIt 130 レスありがとうございます。保証人協会というものがあるのですね。 私の場合は、子供がいずれ孤独になります。辿って行けば非常に遠縁の 者はおりますが、保証人などアテに出来ないでしょう。 今まで気がつかなかったけれど、色々な要因が重なり先細りの家系 になってしまいました。夫の家系もそんな感じです。 先の心配をしても仕方ありませんが、気になって質問してみました。
https://w.atwiki.jp/bar41/pages/237.html
936 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 21 04 30.80 4pLorHuU0 △月□日・・翌日、俺は目を覚ますと既にあいつが目を覚ましていた。そういえばあいつの左腕・・怪我してたな。 セックスしているときは気づかんかったがな。んで、俺はベッドを見てみると一部が血で滲んでいた。まぁ、ロストヴァージンだから仕方ないか。 あいつは俺が目を覚ますのを確認すると、インスタントのコーヒーを差し出した。結構気が利くじゃねぇか・・そう思いながら俺はコーヒーを受け取った。 こいつの外見、性格共に変化は見られないが・・まぁ、凛々しくなったと俺は思う。 俺らは適当に服に着替えてあいつを家に送り出した後、再び家に戻り俺は学校の準備に取り掛かった。考えてみれば今日は平日だった。・・っと言っても時間は既に 1時間目を過ぎていたのでこのままのんびり準備することにした。俺はあのまま学校に行っても良かったのだが、また変な噂立てられても困るしな。 ここしばらくは大人しくしたほうがいいのかもしれん。学校に行く途中、俺は求人雑誌を手に取った。いつまでもバイトをしないというのは流石にまずかろう・・ それにあいつとも付き合うようになったんだし、奢れるようにならなきゃまずいだろ。 妙な自覚と自身を覚えながら俺は学校へと登校した。 937 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 21 13 39.07 4pLorHuU0 学校に登校すると、既にあいつは出席していたらしい。しかし、なぜあいつはいないのだろう・・そう思いながら俺はあいつの取り巻きのほうに 話しかけてみた。すると、ツンと呼ばれる女が俺に詳しく話してくれた。 「あいつなら保健室にいるわよ。動きがおかしいからもしかてっと思ったら、やはりロストしたらしいわ。 それで私が保健室へ行くように勧めたの・・」 さらに詳しく言うと、どうやら女子の間では初体験を済ませたかどうか、その後の動きでわかるらしい。んで、あいつはそういった女性特有の知識にまだ乏しいから 保健室へと直行したらしい。っというか、女子の間ではもうわかってるのかよ!!!まずいぞ・・前みたいなストーカー軍団に聞かれたらこちらとしても対策を立てないかん!! 俺が1人で百面相をしていると、ツンがあきれながらこう言った。 「何言ってんのよ・・喧嘩の強いあなたたちに逆らうバカはいないわよ。それにああいったストーカー軍団なんて あなたのファンクラブしかいないわよ。」 何だ・・良かった。俺は安心するとあいつの元へと行くことにした。それにツンの情報によるとファンクラブのことだが、ほかの男に鞍替えしたということだ。 俺はもう、学校では揉めることがないことに安心しきった。 939 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 21 30 05.40 4pLorHuU0 俺は保健室に向かうと、そこには礼子先生とあいつがいた。なにやらあいつは礼子先生に薬のようなものを渡されていた。 俺はそれを凝視していると礼子先生は俺を見つけるや否や俺に来いと視線で命令した。 「ちょうど良かったわ。あなたたちにはこの薬のことを説明するわ。」 そういって礼子先生はあいつに渡した薬のことを説明した。あの薬はピルと言って子宮に入った精子を殺せるものらしい。そんで、女の子には危険日というものがあって そのときにはセックスは控えろというものらしい。さもないと子供ができてしまうからだ・・俺もまだ父親にはなりたくない。 それから礼子先生は性知識の乏しい俺たちにいろいろな性知識を授けてくれた。 流石に保険の先生といっただけであってさまざまなことを知っていた。 7 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 21 45 17.39 swJ01rq90 礼子先生に様々な性知識を授けられた俺たちはキョトンとしてしまったが、一応理解した。 んで、あいつが先生にタンポンをもらうと最後に礼子先生はあの表情で俺たちにこう言い加えた。 「・・いい、きちんとこういったことは解らないと後で大変な目に遭うわよ。先生も前にね・・」 すると礼子先生が昔のことを話してくれた。どうも礼子先生も高校卒業の歳で妊娠してしまったらしい。 幸いにも相手は今の旦那という事らしいが、当時経済力がなかった礼子先生は泣く泣く子供を堕ろすことにしたらしい。 そのことがきっかけで旦那さんは医者になったらしいが・・まぁ、悲しすぎる話だ。俺も気をつけないかんな・・ 最後に礼子先生はあのときの口調のまま俺にこう言った・・ 「お前の行動次第で・・そいつの運命は変わるぞ」 その言葉の重みを俺はヒシヒシと受け取った。・・望まれない妊娠、そうならないように俺は全力で防がなければ。 保健室を出た後、珍しく弱気になったあいつがいたが俺は前向きにいつもの用に行けとあいつに進言した。 確かに、そういったことも大切だがそんなことばっか考えていたら流石に気がもたないからな・・ 昼の授業までにまだ時間があったが、俺たちは学校をサボることにした。 12 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 22 02 11.21 swJ01rq90 △月δ日・・おっと、この日記も3週間ぶりだな。日数が合わないってのは受け付けないぜ。 最近バイトで忙しいんだ。こうやって日記を書く時間なんてまちまちになったからな。ん、バイトは勝手にしていいのかって? 大丈夫、大丈夫。うちの学校バイトは自由なんだ。だからこうしてせかせかと働いているわけさ。正直学業とバイトと並行するのは きついが、俺には彼女がいるからな、会うたびに疲れが吹っ飛ぶという・・まぁ、くさいことを書いてしまったわけだがそんなもんだ。 そういえば今日はバイトも休みだったのであいつを俺んちに連れて行くことにした。まぁ、家のでかさには驚いていたがすぐに慣れた様子。 ほんで、偶然椿が家にいたのでついでに紹介することにした。あいつも話してばっかで実物は見たことないからな。しかし、これはいい自慢になるぜww って喜んでいたのも束の間、椿がこいつと2人で話をさせろと要求。あのなぁ・・俺はこいつの彼氏だぞ。そうやすやすと渡してたまるか!! クソッ、椿の奴親父たちを引き合いに出しやがった。流石に親父たちを引き合いに出されちゃ困る。まぁ、そのかわり椿には口止めを要求しといたのでいいもんだろ。 あいつら、いったい何話しているんだ。気になる・・ 数分してからか・・ようやくあいつは俺の元へと返された。なんかされたかと心配しつつもあいつは一言・・ 「お前と違ってできのいい妹だな」 なんでそうなるんだ・・まぁ、何もされなくてよかった。それにしても俺とは違ってできのいい妹は何だ。 ちょっと気に食わんな。‥ベッドで尋問してやる。 15 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 22 14 39.02 swJ01rq90 まぁ、ベッドは大人しく尋問したのだが・・逆に最近の度重なるバイトでの俺の精力不足を突かされ 逆に俺が尋問されかけてしまった。しかし・・ここ最近あいつはテクがすげぇ、どこでこんなのを覚えてるのかという ぐらい気持ちいいものだった。 だが、精力が回復してきた俺はあいつを押し倒し、そのままあいつの躾をじっくりと味わった。こうなると流石に形勢逆転なわけで、このまま俺は あいつの体という体を攻め立てた。流石のあいつも感じまくっていたのでそのままドボンと一体化した。もちろんのこと避妊具はきちんと用意してあった。 そのまま俺たちは抱いて抱いて抱きまくった・・ なんかこれだとただの下ネタ日記になりつつあるな。もうちっと日常のことも書かねば・・ その後も体を持て余した俺らであったが、そろそろ時間となったのであいつを送り届けることにした。 流石に合気道は達人級になったあいつといっても女の子なわけで送り届けねばならなかった。 まぁ、こうやって一緒に帰るのもいいわけだ。夜道が心地よいばかりであった・・ 18 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 22 31 43.44 swJ01rq90 □月○日・・また、日記書いてなかった。え~っと前のほうから数えて・・ここ2週間も書いてなかったのか!! 流石に時間がないとはいえ、このままいくとまずいな。ちょびちょびではあるが書く時間を設けなければな。 バイトのほうであるが、俺もなかなか信頼されてくる立場となった。そのおかげで忙しくなったものの給料はアップした。 あいつもバイトをすればいいのだが・・なかなかしてくれないもんだ。ちょくちょくあの場所にいては体を求めあう日が続いている。 まぁ、近況はそんなものだ。今日は珍しくあいつらの取り巻きと一緒に帰ることにした。それに道場で何しているのかも気になってるしな。 俺は取り巻きと一緒に道場へ向かうと今日は1人足りない気がした。誰だと思いながら見回すともう1人は直接合流するらしい。 それに心なしかあいつの機嫌が悪い・・悪い方向に向かわなければいいが・・ そんな懸念をしているとようやく道場とやらに着いた。なかなか趣がある家だと思ったな・・ よく漫画とかで出てくる道場とそのまんまだ。 俺は余計なことをするなとあいつに念を押されたままあいつの練習を見ることにした。 23 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 22 45 57.81 swJ01rq90 あいつはいきなり野郎100人と組み手を始めた。しかもかなりの腕の立つやつだ・・ 俺は心配になりながらもあいつはばっさばっさと野郎どもを倒していやがった。俺は呆気に とられながらもこうやってあいつは常に強くなっているのかと自覚させられた。 あいつが野郎どもを倒したのと同時に取り巻きたちが戻って来た。するとツンのほうが内藤とかという奴を ケアしていた。どうも、そういう関係らしいな。まぁそれは納得。問題はにやついている方だ。 みているだけで気色悪いが・・まぁ、あいつのダチということだ。するとあいつがドクオにその荷や着いた笑顔のわけを聞いて来た。 …なるほど、そういうことか。ま、にやついても仕方ないことだ。俺は一応同じ男としてドクオを応援してやることに決めた。 俺に応援されたのかドクオのほうも自信が沸いてきたようだ。よかったよかった。 その後、誰もいない自宅にあいつを連れよせ酒を用いた軽いパーティーをした。 28 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 23 09 12.97 swJ01rq90 □月×日・・ハァ~、昨日はある意味ですごかった。奮発して酒を買ったのだが、あいつはそのほとんどを飲みやがった。 俺も飲んだことは飲んだのだが、あいつはかなり飲んでいた。 しかし、よっていたその姿はある意味妖艶としてみるものに幻想を約束できるものであった。 まぁ、俺も酔った勢いでその日はまさにお酒さまさまであった。記憶のある限りでは一応、ピルは飲んでいたような気がする。 互いに求め求め合い・・まぁ、ぶっちゃければ猿のようにヤリまくったのであろう。 目が覚めると俺は2日酔いはなかったのだが、あいつの2日酔いは酷く今にも頭がガンガンしていたようだ。 俺は薬を放り投げると酔い覚ましに外に出ることにした。・・しかし、今日が創立記念日だと感謝したのは俺だけだろう。 外にでるとあいつが飯を食べてたいと言ってので飯を食わせてやることにした。飯を食った後、そのままぶらぶら歩くかと思いきや あいつはそのまま誰かの後をつけるように歩き出した。誰をつけているのかと思ったら何と、ドクオが女を連れて食事へと連れて行って いやがった。ま、ここまで行くとは対したもんだ。俺は人の恋路を見守っていくという性質は生憎ないのでそのままほかの場所へと 行こうとしたのだが・・あいつはそのまま尾けるつもりだ。このまま放っておけと言っても無理な相談だ。 やれやれ・・お姫様に付き合うとしますか。 31 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 23 19 38.59 swJ01rq90 そのままあいつに付き合うことにした俺だが・・どうやら、ここの会計とかその他もろもろの費用は俺持ちらしい。 まぁ、頭がいいのかどうかというのか何と言うか・・しかし、こいつも一応友達が心配なんだな。 そんなあいつに可愛げを感じると、隣からわけのわからない会話が聞こえてきた。なって言ってるんだ? 萌とか、エロゲとか、ローゼなんとか・・・ 全く解らんぜ。それにしても驚いたのが女のほうもきっちりと対応していたことだ。本来なら解らんぞ・・ ドクオの元来の才能なのか運命なのか・・俺はあいつらが立ち去るとこを切に思った。 あいつらが立ち去った後、俺らも尾けることにしたのだが・・これといって特に目立つようなことがなかった。 「これで安心したろ」っと横にいたあいつに言いたかったのだが、俺は急に人気を感じた。どうやら俺ら以外にあいつらを 誰かが尾けていたらしいな。俺はあいつと顔を合わすとそのまま様子を見ることにした。 33 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 23 33 53.12 swJ01rq90 しばらくしてか・・ついにドクオたちは絡まれてしまった。どうやら、ここらでやるつもりらしいな。 俺はこのままドクオが慎重に対応するのかと思ったのだが・・手をだしてしまった。 そして予想どうりにそのまま女を連れて逃走を開始した。 そのまま、ドクオは人気のない場所へとたどり着いた。・・いや、追い込まれたといったほうが正しいようだ。 どうやらドクオが手をだすのを見計らっていたようだな。しかも・・これは誰かが上で命令してやがるな。 俺らはそのまま影でドクオを見守っていると、この騒動の黒幕らしい男がドクオの前に現れた。すると、女のほうが怯え始めた。 ははん、そういうカラクリだったのか。どうやら、前の交際のもつれでああなったのか。俗にいうストーカーまがいの奴だな。 俺は状況を理解すると黒幕はご自慢の部下たちを輩出した。 俺はあいつと顔を合わすとおのずと作戦が組み立てられた。そして、俺らは2手に分かれて裏手の奴を潰すことにした。 その時のあいつの瞳からはダチを想う輝きが発せられた。俺はそれを確認すると、裏手の奴らを片っ端から潰していった、全員武装して 手ごわい存在であったが、所詮俺たちの敵ではなく俺は潰しまくった。 全員を潰し終えた後、裏手であいつと合流した。後は、あいつ次第だな。ドクオのほうもボロボロになりながらも諦めていない。 そしてついにドクオが全員を潰すと、男のほうは・・なんとも汚いマネをを仕掛けてきやがった。女のほうを人質に取りやがった・・ しかも、目は本気でいつ刺すかもしれない緊迫状態であった。しかも今のドクオにはそれを回避する方法など皆無であった。 俺らは黙って見守るしか術がなかった・・ 36 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/28(佐賀県と談合) 23 45 46.92 swJ01rq90 俺らが見守っている頃、突然あいつが角材を拾い上げ男のほうにブン投げた。男のほうはとっさのことで混乱しており 角材は見事に足に命中した。ドクオはその隙を突き見事人質を救出した。 ドクオたちが熱烈なラブシーンを演じていると俺らはそのまま帰ることにした・・ 今日はこいつのあの目を見ただけでもいい収穫になったな。 俺らはそのまま俺んちへ直行した。うちに帰ると椿が俺らを出迎えてくれた。しかし、椿はというと少し 不機嫌であった。なぜかというと・・ 「お兄ちゃんたちずるいわよ!!・・私がいない間にお酒飲んで好き放題にしてたなんて・・」 何だ、そんな理由か。お前も彼氏連れてからやれっと俺は言ってやった。まぁ、彼氏のほうが財力があって酒が 強い奴が絶対条件だがなwww まぁ、椿には俺たちについては世話になっているのでこいつも一応パーチーに参加させてやることにした。 無論、酒は抜きでだ。どうもあいつは酒が入るとすぐに俺に求めてくるらしい・・妹の手前とあって乱交パーティは 回避したいのでそういうことになった。まぁ、楽しかったけどな。 んで、俺はあいつを送り届けるとあいつは俺にキスをした後そのまま帰っていった。 あいつもなかなか可愛げなことをするなwww 70 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 08 40 15.88 IKIF8HFr0 ▽月Ω日・・おっと、もうすぐで今年も終わりか早いものだ。この日記も近況報告程度か・・相変わらず書く暇がないほどバイトは忙しい。それにしても俺が転校して 半年が経つのかな。この学校にも慣れてきたな。 これから高校2年生になるわけだから進路も考えんとな。まぁ、進路はとある大学に決まってあるので予習勉強すれば何とかなるだろう。 うん、問題はこれからだ。何とあいつも俺と同じ大学へと行くことを決意したのだ。・・早すぎるんじゃねぇかっと思っていつつも俺は離れ離れにならなくて よかったなと安堵したのだが、問題はこいつの学力だ。俺の目指す大学はこれといって特にない普通のものだが、こいつの学力ではかなりきつすぎる。 というかはっきり言って絶望的だ。あのときの家庭教師とはわけが違う。まぁ、あいつも学力はある程度はましになったものの 大学にはいまだ程遠いレベルであった・・ まぁ、今から焦る必要もないか。時間はまだたっぷりあるからじっくりと教えていけばいいんだからな・・ それと昨日は俺の誕生日であった。彼女と過ごした誕生日などそれはもう格別のものであった。家でも盛大に祝われた後、俺は頃合を見計らって あの場所へと向かった。そう、あの場所であいつと待ち合わせしていたのだ。俺は何とか着替えて急いであの場所へと向かうともう既にあいつが用意してくれていた。 まぁ、すべては買い物だが、なかなかいいものであった。それに・・あいつが俺にプレゼントをくれた。 中を見ると香水であった。俺は無性にうれしかった・・絶対大事にするぜこの香水!! それにしてもなぜこいつは香水を買う金があったんだろう?・・ま、いいか。 その後も2人きりのパーティを盛り上げながら夜は静けさを引き立てていった。 71 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 08 50 33.02 IKIF8HFr0 俺は激しい夜の運動を繰り返していた。やはり、2人でいるとこういったことになるな。 それにここ最近、バイトの関係があってかこいつと会う回数が減ってきている。そのせいだろうか・・いつもより俺たちは いっそう夜を盛り上げていった。さらに、俺は家から酒を持ち出していたのでそのおかげですっきりとした夜を迎えられた。 ベッドのスプリングスが部屋中に響く中、俺らは抱いて抱いて抱きまくった。 流石にあいつも度重なる夜の行為になれてきたのか、気持ちよさそうに俺に体を求めてきた。この調子で学校でもしろって言うんじゃないだろうな・・ そうなったら流石にまずいからな。でも・・スリルはあるわな。 そんなことを思い浮かべながら俺は月夜が浮かぶ暗闇の中、あいつを抱きしめた。 ・・・行為が終わった後、あの頃と同じようにあいつは俺にすがりながら寝息を立てていた。無論、明日は学校である。 一応、明日の学校のために2人分の制服と荷物は持っているが・・感ずかれてしまうだろうな。 まぁ、こういった生活も悪くないといや悪くはないな。俺はあいつを抱きしめながら終身の戸についた。・・こうしてみると初めて こいつを抱いた日のことを思い出すな。互いに貪るように互いの体を求め求め合い、快楽を共有しあう・・ 初心忘れべからず・・昔の人はよく言ったものだ。 73 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 09 09 29.52 IKIF8HFr0 ☆月※日・・春の風も過ぎ、季節は露直前の・・っておい!!かなり日数抜けてるな・・ え~っと前が確か、去年の冬の頃に書いたんだから・・何と3ヶ月以上も付け忘れたとなるな。まぁ、この日誌が突然なくなってしまったのも あるが・・ここ数ヶ月間、日記をつける暇もなかったと追記しておこう。 俺たちは無事高校2年生へと駆け上がった。まぁ、相変わらず俺らは現在進行形の生活を続けている。 あいつも道場と学業を並行しながら生活を続けている。俺も日々のバイトに耐えながらもあいつとの生活を続けていた。 おっと、俺やあいつのことばかり書いてもつまらないのであいつらの取り巻きについても書こうと思う。 まずは内藤たちだ。こいつらはベストカップルを貫いている。俺らの一歩先を行き、もう相思相愛だな。互いの干渉レベルを肌で感じ取っている・・ このまま行けばおしどり夫婦だな。ツンも相変わらずのツンデレを維持し続けている。だから続くんだろう。 正直バカップルと呼ばれる奴らは短命だと俺は思うな。んで、こいつらの夜の生活のほうだが・・あいつが知っているらしいがなかなか教えてくれない。 ・・・今度聞いてみる余地ありだな。 そんで、ドクオのほうだがあの件が功を奏したのか・・白菊さんとやらとうまくやっているらしい。そんで持って俺におすすめのバイトを聞いてきたな。 まぁ、コンビニあたりがいいんじゃないかとお勧めしたが・・まぁ、うまくやっているようだな。 それに女体化していない所をみるとうまくやり込めたらしいな。女体化シンドノームは15歳から18歳までの童貞野朗に見られる現象だからな。ドクオの奴も うまく回避できたらしいな。 まぁ、あいつらの取り巻きについてはそんな感じだ。そんで俺はあいつに家庭教師の話を持ちかけた。 あいつが無事に大学を通るには俺の指導が必要不可欠だ。あいつは照れながらも家庭教師の件を承諾してくれた。 これから俺のバイトの都合もあるだろうが、それはこれから決めていこうと思う。となるとこの日記をつける時間がどっと少なくなるな。 ま、仕方あるまい。 俺はあいつと一緒の大学へ行くことを夢見ながら勉強のメニューを考えていった。 75 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 09 19 23.56 IKIF8HFr0 今日は幸いにもバイトが休みであったのでみっちりと勉強することができた。今日はあいつの家で勉強を教えた後は 今後の予定日を決めることにした。あいつと付き合った当初、あいつの家ではかなりの混乱が予測されたが・・何とかご両親方とうまくやっていけた。 特に母親のほうが俺を気に入ってくれたので両親のほうは片が付いたわけだ。 さて、あいつに勉強を教えているととある問題が浮上してきた。それは・・ そう、この密室空間、女性と・・しかも彼女と2人きりで何かが起きないはずがない。俺は体の中から溢れ出す性欲を抑えるのに 必死であった。何とか表情ではあいつに悟られんように平常を装っているが、内心のほうは汗ダラダラだ。 俺はあいつに勉強を教える傍ら、膨大に膨れ上がる性欲と戦っていた。・・これが何年も続くのだろうと考えると不安になってきた。 って、俺が不安になったらお終いだ。あいつとの一緒の大学に行く・・この目標のためには我慢だ我慢!! フリーで会える日になったらいくらでも出来るのだからな・・ そう俺は思考にイップットしながら勉強&家庭教師を続けた。家庭教師が終えた後、俺のバイトの日にちと時間を合わせながら 家庭教師の日を決めていった。 78 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 09 35 31.35 IKIF8HFr0 ◇月×日・・暑い暑い夏の日だなぁ・・って忙しい!!あいつの家庭教師にバイトを入れるとかなりの疲労だ!!! 日記書く暇なんて微塵もないじゃないかバカヤローヽ(`Д´)ノ ・・・でもまぁ、あいつとのデートやら何やらで俺のそういった疲労は吹き飛んでいる。こないだなんかもあいつとデートに行ってきた。 正直言って極楽だった。俺の体の中にあった疲労がすべて爽快へと変わっていくもんだからあら不思議だ。某通販よりもぐっと爽快感をゲットできるぜ!! これと比べてマイナスイオンなんてただの空気だね。 っと、俺としたことが嬉しくなりすぎた。相変わらずあいつの家で性欲と戦い続けながら家庭教師を続けるとあいつが突然どこかへ行きたいと言い出した。 それには俺も同感であった。たまには勉強を忘れてパァーっと遊びたいもんだ。俺は文句なしにGOサインを出すとあいつのために場所を探してきてやることにした。 俺は家に帰った後、椿に大まかな内容を話すと相談を持ちかけた。・・はっきり言って話す相手を間違えた。 椿は内容を聞くと目をキラキラと輝かせて場所は見つけるから一緒に連れて行けと言い出した。俺は断固拒否を訴えたが・・運悪く、会話をお袋に聞かれており 椿も一緒に連れて行けと命令を下された。まぁ、俺の親にはあいつのことは黙っているので肝心な部分か聞かれなかったが・・椿が行くと俺の都合が~ まぁ、こんな事考えたって仕方ないか。前向きに行くか・・ 79 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 09 43 42.18 IKIF8HFr0 ◇月△日・・とうとう旅行当日となった。結局俺は椿と一緒にあいつとの待ち合わせ場所へと向かった。 待ち合わせ場所に着いたとき、あいつは取り巻き全員とドクオのほうは例の白菊さんを連れていた。 俺は全員に椿を紹介すると、家の車で目的地の場所へと向かうことにした。椿は人が明るいためか、取り巻き全員から俺とは大違いと言われながら 全員と仲良く馴染んでいた。まぁ、椿が全員と馴染んでくれるのはいいのだが・・夜どうやって過ごせばいいんだ(´・ω・`) 数時間して俺の家の別荘へとたどり着いた。別荘の前には空一面の大海原が広がっていた。俺は海を見ると(´・ω・`)な心など吹き飛んでおり 全員と海で遊ぼう思考へと切り替わっていた。我ながら状況判断がうまくできる頭脳だ。 それに別荘は各1人に個室が設けられていており、何とか過ごせそうだ。 俺たち全員は男女別れて水着に着替えると大海原へと突っ込んだ。 81 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 09 56 42.53 IKIF8HFr0 はっきり言って海は広い。浜辺は人がいないのでもはや俺たちの貸切であった。浜辺ではみんながすいか割りをしながら 場を盛り上げていった。そして、海といったらやはり女性陣の水着であった。 相変わらず、この周りの女性陣はスタイルがいい。椿が1人浮いているのはご愛嬌というものだろう。まぁ、あいつも大きくなればああなるさ。・・いい男を見つけたらな。 まぁ、そんな感想は置いといて、俺は水着姿のあいつに見とれていた。 やはり裸とは違い水着なので隠しているところは隠していたのだが、それが余計あいつの美貌を引き立てていた。綺麗なものだ・・ 彼女にしておいて正解だったな。俺は日焼けをしながら眠っていると、突然あいつが眠っている俺の顔面めがけて海水を吹っかけてきやがった。 驚いた俺は見上げると、そこには意地悪そうな表情をしたあいつが俺のまん前に立っていた。俺はそのまま立ち上がり、あいつを海に突き落とそうとしたのだが・・・ その身軽さからひょいとかわされて、勢いあまって海水に躓いてしまった。その姿に全員から爆笑の渦が飛び込んできた。 イラついた俺は白菊さんと戯れているドクオにラリアットを喰らわせ海に突き落とした。ドクオのほうもただでは転ばず、俺に水攻めで抵抗してきた。 それにあいつも加わり、全員で水攻めをした。 その後も海ではのんきに浮き輪で遊泳やボートを取り出し遠くまで漕ぎあう競争や定番のビーチバレーなどをした。 俺たちは日ごろのことなどを忘れこのときは無邪気に遊びまわっていた。 83 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 10 09 41.90 IKIF8HFr0 さて、夜になるとさらに俺たちは盛り上がった。まず夏の夜に定番なのが花火である。 俺らはあらかじめ用意されていた花火で遊びに遊びまくった。途中、あいつが俺に向かってロケット花火を向けたので 俺は逃げ逃げまくった。ついでにそのところを椿にばっちりと写真に取られていた。 内藤たちは普通の花火で普通に遊んでいた。途中、ツンのほうがあいつの煽りを喰らい、そのまま暴走し内藤にとばっちりが来たと 追記しておこう。まぁ、友達同士のことだからこういうのもありだろ。椿はというとほとんどカメラ係に徹していた。 ドクオたちはというと・・線香花火に酔いしれていた。いい絵になってるぜ2人とも・・ 花火で十分に遊んだ後、食事を取った俺たちは楽しい楽しい勉強会を開始することにした。俺はあいつと椿の分を両方教えながら自分の分を こなしていった。内藤たちも自分の分をきちんとやりながら勉学に励んでいた。ドクオの連れである白菊さんは既に大学生であるため、俺たちに大学について 何たるかを教えてもらった。 こうして勉強会が終わり、各自この男女別れて別荘自慢の露天風呂に入り終えるとそのまま終身の戸につこうとしていた・・・ 87 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 10 27 28.28 IKIF8HFr0 俺は時間を見計らい椿の部屋に行くと、椿は寝息を立ててノンレム睡眠へと移行していた。 これで俺の夜は始まったといっても過言ではない。俺は椿が寝静まるのを確認するとそのままあいつの部屋へと移動した。 そう、終身の戸についているのはここのお子様の椿1人であって、俺らの真の夜はジャスティスと迎えようとしていた!! あいつの部屋に移動する途中、若干だが息の荒い声が聞こえてきた。どうやら各自、始まっているようだな。 俺はあいつの部屋に向かおうとしたのだが・・途中汗ばんできたので再びお風呂に入り直そうとした。俺は勢いよく、風呂のドアを開けるとそのまま湯船に浸かった。 やはり夜の露天風呂は絶景だ。気持ちいいものだ・・俺は外の景色に酔いしれると、俺の隣に誰か入ってきた。俺はチラッと確認すると、なんとそこにはタオル1枚の あいつが入ってきた。俺はそっとあいつの方に腕を回した。・・夫婦風呂とはよく言ったもんだ。 そのまま、俺らは無言でキスをかわした。まさか露天風呂でやるとは思ってもみなかった。 俺はそのままあいつのタオルをそっとはずすと互いが全裸になりながらそのまま俺はあいつの体に手をゆっくりと回した。 やはりベッドとは勝手が違うのか、俺は慣れない湯船でのセックスに少し苦悩したが、何とか時間が経つゆえに様になってきた。 90 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 10 44 07.84 IKIF8HFr0 体が慣れてきたのかようやく、挿入れる体勢もいい状態へと入っていった。俺は絶景の景色を見つめながらあいつを抱きに抱いた。 あいつと一体になったときに俺の体を熱を帯びたように熱くなっていた。ピストン運動のように出たり入ったりを繰り返しながら俺たちは互いの体に自分たちの存在を 埋め込んでいた。しかし、よくこいつは俺がここに入ることを予測したなぁ・・ まぁ、愛の力という奴かな?そんなこんだで俺たちは月夜に見られながらあいつを抱いた。多分、誰も気付かんだろ。 風呂で3回ぐらいヤッた俺たちは風呂から上がると俺の部屋でさらに激しさを増していった。 あれは多分、部屋でヤる奴の軽い準備運動みたいなもんだろ。俺は風呂上りのまま、あいつをさらに抱いた。 もう、何回イッただろうか・・多分、数え切れないぐらいイッていただろう。多分、家庭教師の時、常に抑え込んでいた性欲が更なる 拍車をかけていたのだろう。いつもよりもかなり多くヤッても全然ばてる気配すらない。いや、むしろ足りないと感じているぐらいだ。・・このまま行くと眠れない夜になりそうだぜ。 俺はそんな思考をすっぱりと切り捨てると、後は本能の仰せのままにあいつを抱きに抱いて抱きまくってやった。その後のことはもう覚えてない。 それぐらい俺はあいつを抱いたのだ。・・避妊具を着用してるかは曖昧のままであった。今考えると、恐ろしいことかもしれない。 結局俺らが眠ったのは日が昇ったあたりだと・・思う。 よく、わかんねぇや。 92 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 11 01 02.70 IKIF8HFr0 ◇月□日だったけな?・・ほんで翌日、俺らは全裸のまま朝を迎えた。・・まぁ、朝といっても11時を廻っていたがいいだろう。 俺たちは服を着替えて朝食を食いに行くとすると俺らは思いっきりお寝坊さんであった。2人仲良く遅い朝食を食べていると椿がニヤつきながら俺の顔を じろじろ見てきた。我が妹ながら気持ち悪いと思ったのはこれが初めてか?・・なんだか嫌な予感がしたが、まぁ気のせいとしておこう。 取り巻きたちは既に海に行っているらしいが、俺は行く気にすらならなかった。俺が海に行くのをやめようとすると・・強制的にあいつに連れて行かれた。どうやら俺には選択権というものが 存在しないらしい。はぁ~・・しゃあないか。 俺はあいつに無理矢理引き摺られながらあの青い海へと向かうことにした。 ・・・海に着いたのはいいのだが、はっきり言って今の俺にはきついより他ならなかった。昨日のせいで余計日の光がきつく感じた。 正直、昨日みたいに無邪気に遊んでいられる体力と余裕がなかった。あいつはというと・・昨日のことなどなかったかのように内藤や椿たちとビーチバレーをしている。 元気なものだ。その元気を4㎎でもいいから分けてもらいたいよ・・ ドラキュラ並に日の光に弱った俺は浜辺で寝転がることしか出来なかった。 本当に昨日は壮絶な夜であった。たまっていた精力というものはここまですごいのだと改めて自覚させられた日であった。 こんな日が何回も続いちゃたまらん。早く性欲をコントロールする術を早く身につけなくては・・ 目が覚めると俺は全員に砂浜で固められ身動きが1つも取れない状態であった。・・暑い。蒸し風呂じゃねぇんだから早く出してくれ!! 俺はそう切に訴えるととあいつは鬼の首を取った顔でこういった。 “そうかそうか、出してほしいのか・・なら、今後俺に何でも奢ってくれると誓ってくれたら出してやってもいいぞ!!!” 結局、身動きの取れない俺はその条件を承諾するしかなかった。 93 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/29(佐賀県庁) 11 16 04.39 IKIF8HFr0 なんだかんだ言っても結構楽しかったな。今度は2人きりで行ってみたいものだな・・ 帰りの車の中、俺はそう思いながら遠ざかる別荘を眺めていた。 俺以外全員疲れたのか車の中で寝静まっていた。俺は眠っていた椿のデジカメを取り上げるとあいつの寝顔をシャッターで撮った。 あいつの寝顔は正直かわいかったぜ・・余りみれないレアなものだ。すかさず俺は携帯で撮るとすぐに待ち受け画面に設定した。これで携帯をみるたんびに あいつの寝顔とご対面なわけだ。いい画像だな・・ 俺は椿の持っていたデジカメを再び取り出すと、何を撮っていたのか気になりデジカメの中身を見ることにした。 デジカメの中身は結構普通なものが撮れていた。このデジカメは最新式のやつで手振れが一切でないので椿でもこうやって うまく撮れるしくみなのだ。カメラこれにしてよかったな。俺は何気なくデジカメの写真を笑いながらみていると㌧でもない写真を発見した!! そう・・その写真は全裸で寝ていた俺とあいつの写真だ。あの野郎!!いつの間に撮ったんだ・・どうりで朝、俺の顔を見てニヤついていたわけだ!! 俺は即刻に削除作業に写ろうとしていると、何者かにデジカメを盗られた。・・そう、本来の持ち主である椿だ。 さっきまで寝てたんじゃないのかあいつは・・ 俺は即刻椿に削除を求めたが、椿は俺からカメラを取り上げると強烈な笑みを浮かべながらこう答えた・・ 「いやよ。だって、こんなおもしろいものが撮れていたんだもんwww」 この野郎ォ!!本当に俺の妹か・・いくらなんでもやることがえげつないぜ。しかし、この狭い車の中で暴れてしまっては全員の怒りを買ってしまうこと 間違いなしなのでそろっと取り上げようとしたのだが・・小さい椿のほうが上手で結局帰りまでにはカメラはあの写真を削除できずに椿の手に渡ってしまった・・ このとき俺は自分の大きさを呪った・・
https://w.atwiki.jp/siranai/pages/473.html
【スレ31】許婚がいる人 このページのタグ:家族・家庭環境 恋愛・結婚 305 :おさかなくわえた名無しさん:2007/12/27(木) 01 08 02 ID D6GDpmHI 許婚(いいなずけ)と結婚した人の話が聞きたいです。 中・高校生時代の友人は、日本舞踊で有名な家で、許婚が居るようでした。 本人は「結婚まではいいよね!」と開き直って、合コン・ヴィジュ系のおっかけ、とやりたい放題だったけど。 306 :おさかなくわえた名無しさん:2007/12/27(木) 05 14 59 ID TT4ANDow 工房の時に許婚がいる同級生がいた。芸事の家元とかそういうのではなく親父同士が マブダチだかで、お互いに子供が生まれそれが男女なら許婚にしようという理由。 (と本人が言っていた)同級生は女で、相手は別な学校に通っていた。偶々自分は 相手の方も部活の関係で見知っていたが、二人とも特別にカップルという風ではなく 友人とかいとこ同士のような付き合い方だった。 卒業と同時に結婚したが、家事は親がやってくれるとかで二人とも大学に通い、 しばらくして子供も生まれた。
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/997.html
719 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 15 05.40 hKguW1WR0 「今年で16か・・」 そう呟きながら俺はもうすぐで17の誕生日を迎えようとしていた。おっと、自己紹介が遅れたな。 俺は明人。今年で17歳になる人間だ。 「おっす、明人!!1人で何悩んでるんだ?これから帰りにカラオケ行かないか?」 後ろから声をかけてきたのは小学校の頃からの友人の隆二、人当たりがよく。当然女子からモテモテだ。 「どうしたんだよ、そんなに思いつめて?」 「いや・・俺今年で17だからさ・・」 「あ、お前童貞だもんなwwww」 「うるせぇよ。」 俺は隆二をかるく一殴りにすると再びダークな表情になった。何と、この世界では突然男が 15.6を過ぎた頃から女に豹変するのだ。しかも、豹変した男は全員童貞である。 この現象は10年以上も前から全世界で確認されており、国連は真っ先に原因を究明しようと 奮戦しているが・・全く持って手がかりすら発見できていないのだ。事実、俺の友達で女に豹変した奴はいる。 かわいそうなことにもう男としての日々は送れないらしいのだ・・ 「・・何解説してるんだよ。そんなことよりカラオケ行こうぜwww」 「お前は悩みがなくていいな・・」 俺はもてる隆二を恨めしく思いながらもこのもやもやを発散するためにカラオケへと向かった。 721 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 29 42.24 hKguW1WR0 「はぁ~、楽しかったぜwwww」 「お前はよくそんなに歌えるなwww」 カラオケボックスに出た俺たちは適当に時間をつぶした後、ファーストフード店で食事をしていた。 しかし、カラオケボックスで歌を歌いまくってもこのもやもや感は発散できなかった。 俺はハンバーガに噛り付くと隆二がコーラ片手に 「ま、女になったら俺が付き合ってやるよ。」 「簡単に言うな!ただえさえ男としていたいのに・・なぁ、隆二誰か紹介してくれよ。」 俺は藁にもすがる思いで隆二に頼った。これだけモテモテの奴だ、1人や2人ぐらい女友達がいるだろう。 しかし、隆二は俺の期待を裏切るかのようにコーラ片手にポテトを摘みながら・・ 「無理、だってお前女顔じゃん。」 悔しいが事実俺はこの女顔のおかげで女の友達はできても後一歩のところで肉体関係を断られていた。 それに比べて隆二は中2のころから童貞を捨てており俺によく自慢話を吹っかけていた。その成果俺は中学時代には 童貞を捨てられずにいた。誕生日は来週・・俺に周りでSEXできそうな女は1人もいなかった。 「はぁ・・どうするかな・・」 「友人としては力になりたいよ。だけど、現実は現実だ。お前は女向けの顔じゃない。」 俺は初めて誕生日という日を恨めしく思った。 722 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 44 59.11 hKguW1WR0 結局日にちだけが経ち、とうとう誕生日の日が来てしまった。 「はぁ~・・とうとうきてしまったか。」 あれから俺は必死にSEXできそうな女を探しにナンパへと繰り出したのだが、隆二の言うとおりに 俺の周りでは女が釣られるはずもなく、逆に男のほうが俺を女と間違えてナンパをされた。 すでに女となった奴らからHをすることも考えたが、元男の部分を思い浮かべると悪寒がしてきたので真っ先にやめた。 結局俺は無駄に数週間過ごしただけだった。 「はぁ・・」 俺はベットから起き上がるとどことなく違和感を感じた。胸に手を当てると、明らかにふくらみが生じていた。 それも僅かではなくかなり大きかった。 「嘘だろ・・」 俺は思わず下に駆け込み鏡を覗かせた。すると鏡の先からは自分をは思えない 美しい女性が映し出されていた。しかも髪が肩幅までに伸びていた・・ 「・・こ、これが本当に俺か」 俺は思わず呆然となった。体を見回すと細身の体をマッチしていて完璧な女の体となっていた。 そして肝心の下のほうを見てみると男としての象徴であるものがきれいさっぱりとなくなっていた。 723 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 47 36.26 hKguW1WR0 「俺は・・女になったのか・・」 「お兄ちゃん、おはよ・・ってあなた誰ですか!!」 「あ・・留美・・」 実の妹にまで間違えられるぐらい俺は完璧に美しくなっていた。あたふたする妹を何とか説得すると 妹はようやく納得してくれたようだ。納得した妹は変化した俺の体を触りまくって自分のと比べていた。 「お兄ちゃん・・ずるい」 「え・・なんでだ?」 「だって・・私よりスタイルいいもん。」 「そ、そうか・・」 俺は妙に納得すると学校の支度を始めた。両親に変化を一通り見せると大して驚いた様子はなくむしろ 喜んでいたようだ。どうも両親とも女の子がほしかったらしく俺の女体化を快く喜んでいた。 一応、今日は妹の下着を借りて登校した。 だが、学校では更なる混乱が待ち受けていた。 726 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 57 00.01 hKguW1WR0 学校に登校すると明らかに視線が変わっていた。俺が席に座ると男女ともに 俺の変化にざわついていた。珍しく、いつもなら隆二がいるのに今日は珍しくいなかった。俺は適当に読書をすると いつも俺と話している男子が照れながら近寄っていた。 「よ、よぉ・・明人。」 「ああ、おはよう。・・・どうしたんだ?」 「い、いや・・なんでもない。それよりもお前ついに女になったのか。」 「ああ・・あんまりいわんでくれ。」 俺は少しムスッとしながら本に視線を移した。いつもなら適当な会話をした後こいつは去るのだが、今日は明らかに 去ろうとする意思がなかった。むしろ獲物を見つめる目で俺を見ていた。 727 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 58 17.24 hKguW1WR0 「な、なぁ・・今日暇か?」 「はぁ?何言って・・」 俺が言おうとしたその瞬間・・廊下から叫び声が聞こえた。 「うるせぇ!!二度と寄ってくるな!!」 どこからか叫び声がした。しかも俺にはこの叫び声には聞き覚えがあった。 むしろ、よく知っている人物の声だった。 「全く・・ん?お、お前・・明人か。」 さっきの怒鳴り声の発生源・・隆二が登校していた。隆二ははとが豆鉄砲を喰らった様な 顔をして俺を見つめていた。 728 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 10 35.05 hKguW1WR0 「あ、ああ・・」 俺は面食らった隆二の顔を見つめているとHRのチャイムが鳴った。 全員が席に着くと隆二は外に向いていた。 「明人君って女の子になると結構いいわね。」 HRが終わった後、俺の周りには女子の囲まれた。以前なら興奮すべき状況なのだが女となった今、全くといっていいほど 興奮がなくなった。むしろ別の意味での親近感を覚えていた。俺は女子にいろいろなところをいじられた。 髪を結ばれたり、胸を触りあいこしたりと男のときとは考えられない状況であった。 「明人君の髪質って結構繊細なのね。」 「あ、ああ・・男のときはそうでもなかったけど・・」 「それに顔もスタイルもよさそうだし。女になって正解だったかもね。」 俺は女子からの質問に適当に答えていると隆二のほうを見た。今日の隆二は珍しく荒れていた。いつもなら女子が周りを取り囲むのだが このときばかりは隆二の席に誰も寄り付かなかった。隆二を見続けていると1人の女子がニヤつきながら・・ 「明人君って隆二君が好きなの?」 「そ、そんなわけねぇよ!!・・あいつはただの悪友だ。」 俺は思わず吹きそうになった。俺はあいつのことは・・ただの友人だ。そう思う。いや、絶対そうだ。今までだって遊んでいたわけだし。 2日前なんて俺のナンパの悲惨さを笑って返してくれた。 だけど、このとき自分の中では隆二の中で別の“感情”が湧き出ていた。 730 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 26 21.26 hKguW1WR0 小一時間が過ぎ、時間はお昼休みへとなった。俺は隆二の席に腰掛けてお昼共にしようとしていた。 「よぉ!!・・何今日は荒れているんだ?」 「ああ・・ちょっとな。それよりもお前女になったんだなwwwww」 隆二は再びいつもの表情となりパンに噛り付いた。 「それにしてもお前は女になると別の顔になるんだな。」 「うるせぇよ・・それよりも朝はどうしたんだ?あんなに怒鳴りあげて・・」 俺は今朝の隆二の言動が気になっていた。いつものあいつなら俺より早く登校していたし俺に軽口を言っていた。 なのに今日は遅くていつもより荒れていた。・・こいつはめったなことでは切れないはずなのになんであんなに切れていたんだ。 「ああ・・余りにもしつこい女がいてな。そいつストーカーだったんだよ。それで・・ついな。」 そういえば前にストーカーの撃退法を教えてくれって言ってたな。こいつはただえさえモテるから ストーカーもうなづける。 それに今日珍しく遅かったのはあれを撒くためにしたことだったんだな。 731 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 29 58.95 hKguW1WR0 「それにしても、お前女になってずいぶん綺麗になったんじゃないか?」 「それ何度も女子に言われたよ。・・仕方ないさ。」 「・・なぁ、今日はゲーセン行かないか?」 「何だよ急に・・」 「今日暇でさ、だから行こうぜ。俺が奢るから・・」 どうも隆二は俺を誘いたいらしい。それにこんなに強引に誘われるなんて・・まさかな。 「わかった。放課後・・な。」 「おkwwwさすが友人wwwwwwww」 結局放課後は隆二のおごりでゲーセン三昧だった。しかし、いつも隆二と行っているゲーセンなのだが 今日は行くのにかなり緊張した。それに周りの視線が非常に多かった。 732 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 30 33.67 hKguW1WR0 だからこいつとは友人だってば!!! 「ん?今日はお前やけに自意識過剰だな。」 「うるせぇな・・お前こそ今日は気前がいいな?」 「まあな。今日はお前の女体化記念だwwwww」 こいつは何考えてるんだ。なんだか無性に腹が立って仕方なかった。 だけど・・胸が少し熱かった。なんでだろう、男のときはそうでもなかったのに・・ 今度誰かに聞いてみるか。 734 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 42 11.72 hKguW1WR0 あれから数日が過ぎ、俺も女の体には慣れてきた。学校の制服も女子の制服に変わった。 そして学校では俺宛にあるものが届いていた・・ 「お、今日も多いなwww明人ちゃ~んwwww」 「うるさい!!!殴るぞ!!」 そう、俺の下駄箱には恋文・・すなわちラブレターが多くなったのだ。どうも俺はその容姿ゆえか女ではモテまくりらしい・・ だけど俺は元男のためそういったものは気分が悪い。むしろ胸糞が悪くなる。だけど、捨てるわけにもいかず どうしようかと迷っているのだ。 「そんなもん捨てちまえよ。」 「でも、せっかく書いてくれたのに悪いだろ。一応目は通しておこうと思う。」 「そんなんだから増えるんだよ。」 俺は一応すべての恋文に目を通すと、そこから来る悪寒と戦いながら恋文をもくもくと制覇していた。でも結局は捨ててしまうのだが・・ それでも恋文は後を絶つことはない・・ 735 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 43 10.29 hKguW1WR0 「それより今日はどこに行くべ?」 「またかよ。お前勉強大丈夫なのか?」 「大丈夫大丈夫wwww」 あれからこいつは何かと理由をつけて俺を誘ってくるようになった。そのたびに男子の嫉妬の視線が怖いのだが こいつはわかっているのか。まぁ、奢ってくれるからそこはよしとするか。 「わかったよ。今日はカラオケでいいな。」 「よっしゃ。」 俺は吐息をつきながらこの後に起こる事件を予想だにしなかった。 736 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 51 47.85 hKguW1WR0 放課後、いつもどうりに帰りの支度をすると隆二が行く気満々であった。 「じゃ、行こ・・」 「おい、隆二後ろ・・」 「んあ?」 隆二は後ろに振り返ると担任が立っていた。 「隆二君、話があるから職員室に来なさい。」 「にゃんだってぇ~!!」 隆二の抵抗むなしく、隆二は担任の手により職員室に連行された。どうやら成績の話だろう。 あいつ成績悪いしな・・俺は隆二を置いて校庭へと向かった。 「さて、帰ろうかな・・」 「ハァ~イ、明人ちゃ~ん、ちょっとお話があるのよ。時間貸してくんない?」 見るからに不良・・俺は普通に無視をして帰ろうとすると行く手を阻まれた。俺はしつこく行く手を妨害する 不良に俺は何とか抜け出そうとするが不良はナイフを取り出した。 「ちょっと、付き合ってくれないかな。なぁに・・大したことじゃないよ。」 気持ち悪い顔をしながら俺はやむなく不良に従うしかなかった・・ 737 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 58 13.96 hKguW1WR0 「前島さん、連れてきましたよ。」 「ご苦労さん。フフフ・・近くで見るといい女だなwwww」 不良が連れてきたのは学校の裏手でかなり目立たないとこだった。どうやらこいつがボスらしい。 ああ・・女になるんじゃなかった。俺はやれやれと己の運命に後悔するとボスがいやらしい目つきで 俺を見ていた。 「実はね、俺前々からお前に目をつけていたのよ。付き合ってくれないかな?」 どうやらこいつは俺と付き合いたいらしい・・そんなもん断固 お 断 り だ。 「嫌だね。ましてや、てめぇ見たいな男となんか付き合わん。」 「う~ん・・じゃ、力ずくだ!!」 そういって4~5人ぐらいの不良たちが出てきた。俺はかなりピンチに陥った。 「どうする・・」 「さて、決して痛めつけるなよ。やれ・・」 「うッ・・隆二・・」 なぜか俺は隆二のことで頭が一杯だった。 739 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 21 57.14 hKguW1WR0 「ヒヒヒ・・」 「う・・」 俺はどうすることもできないのか・・俺は目を閉じた瞬間、誰かの叫び声が聞こえた。 「よぉ、明人www」 「隆二・・」 来てくれた・・隆二だ。やっぱり来てくれると思った。隆二は取り巻きの 1人を吹っ飛ばすとにっこり笑顔で・・ 「お前、さらわれるほど可愛かったんだなwww」 「ば、バカ言うんじゃねぇよッ!!・・だ、大体なんでここが?」 「勘だよ。勘www」 隆二は憎たらしい笑顔で頭を指差していた。 「てめぇ何者だ!!・・お前らやれ!!」 前島の命令で取り巻きが隆二に飛び掛った。・・フッ、相手が悪かったな。隆二は空手を趣味で やっているからかなり強いんだよwwww 予想通り、取り巻きは呆気なく全滅し。残るは前島1人となった。 740 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 23 52.35 hKguW1WR0 「てめぇ・・」 「よくも俺のダチをこんな目にあわせたな!!ただじゃ返さんぞ!!」 隆二は前島に飛び掛り、めためたにぶちのめした。それはもう酷いくらいに・・その時の隆二の目は怒りの色の染め上げており 前島を言葉には表せないくらいに殴りまくっていた。 「お、おい。もう、やめろよ。そいつかなり伸びてるぞ。」 「あ、ほんとだ。」 数分後、俺は興奮していた隆二を止めると、すでにサンドバックと化していた前島を見下ろした。本当にこのまま止めなかったら殺してたかもしれん。 前島は完膚無きにメタメタにされており息をしているか時点で怪しいものだった。・・それにしても、今日は隆二がかっこよく見えた。“男”として・・ そして俺の胸はこいつにキュンッとしていた。 「さて、帰るか。・・ん?明人どうした。―――ッ!!」 「・・ありがとう。」 なぜか俺は反射的に隆二に抱きついてしまった。何でかは自分でもさっぱりわからなかったが、 隆二は優しく抱きしめてくれた。俺の体はさらに熱を増して熱くなった。 741 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 26 13.37 hKguW1WR0 「フッ・・やっぱお前は女が可愛いよ。この俺が保障してやるよ!!」 「バカいうな!!!」 「本当さ。」 「じゃあ、じゃあ。今後、元に戻れる方法が発覚して俺が戻るって言い出したら、お前はどうするんだよ!!」 嘘・・俺はもう、男になんか・・戻りたくない。これは恋だ。 よく漫画とかである恋する乙女の気持ちだ。 それに俺は女としてこいつに一目ぼれしてしまったんだ。 隆二はすべてを見透かしていたのか俺にそっと口付けを交わした。 742 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 27 19.92 hKguW1WR0 「これでお前は完全な女だ。もう・・元には戻れんさ。」 「こ、このやろ・・」 俺は拳を振りかざしたが急に止めた。・・もう、どうでもよかった。俺は隆二から離れると・・ 「・・バーカ!!」 「バカで結構www俺は成績悪いからなwwwww」 他愛もない隆二・・そうだ、俺はこいつが好きだったんだな。女になって数日しか経っていないが、女ってこんなんだったんだな。 繊細な恋をして傷つきやすくって・・男のときの俺は恋って言うものを知らなかったんだな。 「フフフ・・そういうことだったんだな。俺はお前が好きだったんだな!!」 「おい、明人・・頭でも打ったか?」 「いんや、正常だ。・・女としてな。」 俺はカラオケに向かいながら友人から彼氏へと昇格した隆二を引き連れていた。 fin
https://w.atwiki.jp/drsrms/pages/108.html
イザベル ステータス(レーティング:B) キャラクター名:イザベル よみ:いざべる 性別:女性 体型:豊満 学年:異次元からの来訪者 部活:無所属 委員:無所属 武器:デッキ 初期ステータス攻撃力:0 防御力:15 体力:9 精神:4 FS(ウィッチ):2 移動力:2 アビリティ『普通』 特殊能力『ウィンドブラスト』(発動率:100%) パッシブ能力 効果 自身に「ウィンドブラスト」を付与 範囲対象 自身 時間 永続 「ウィンドブラスト」を付与されたキャラクターが通常攻撃を行う場合、通常の攻撃判定を行わず「体力ダメージ1」として処理を行う(必中) また、自陣営のキャラクターが特殊能力の発動に成功する毎に、この効果で与える「体力ダメージ」の数値が+1される。 (例 誰も能力を発動していない場合は体力ダメージ1。 1回発動成功した場合は体力ダメージ2になる。 2回ならダメージ3、3回なら4……と加算されていく) ※注 1)ラウンドは跨がない 2)スタメン登場時の味方パッシブ能力では発動タイミングが同時のためダメージ加算が行われない 3)増援のパッシブはこのキャラ登場後の発動なので含む 能力原理 コスト2のスペル。フォロワーに1ダメージを与える。 スペルブースト ダメージ+1 キャラクター説明 死んだ婚約者を蘇らせる為に戦う、魔法使いの美女。 死霊使いロリや不死身のヴァンパイアと戦ったりしたけど、特に何の成果も得られずしょんぼりしてたよ。 災いの樹に突っ込めばどうにかなるかもよみたいなこと言われたので突っ込んだらここにきたよ。
https://w.atwiki.jp/bar41/pages/244.html
588 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 19 03 40.41 ibF0RPLX0 ◇月#日・・さぁって、あの忌々しかったレポートもすべて片付け終わり今日からビバ夏休みだ!!海!山!と夏休みには遠出のイベントが満載なのだが・・・ この疲れきった俺の体には明らかに睡眠を欲していた。その理由をここで述べようと思う。 夏休みが始まった数ヶ月前、俺らは大学生なら避けては通れないレポートという難題に飛び込んだ。まぁ、単位は足りていたのでレポートを出せば 晴れて夏休みを手にすることができるのだが・・あいつはレポート用紙片手に何にしようか悩んでいた。俺も何とか手伝ってやりたかったのだが、ここはあいつのためだと思い手をだすのはぐっと我慢した。 ・・・のだが、こともあろうかあいつはインターネットで適当な分をコピペしやがった!!このままではまずい・・というかあいつのためには絶対ならないので俺は結局あいつのレポートを手伝うことにした。幸い俺のレポートは とっくに終わっていたのであいつのレポートを手伝う時間は十分にあった。俺はまずレポートの書き方や内容などを事細かにするように教えた。そして、あいつが完成したレポートを細部まで隅々にチェックして添削を入れながら あいつのレポートは完成した。かなりの徹夜作業となったので夏休みが来てくれたのは本当にうれしかった・・ バイトもここのところ順調に進んでいるし、今日はゆっくりと休むことにした・・のはいいのだが、俺がバイトを休んだとたん、あいつが猛烈に俺に構って欲しそうであった。 まぁ、レポートやら論文で忙しかったからな。今日はとことん構ってやりますか。 今日は久々に休日を実感できた1日であった。 594 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 19 31 48.05 ibF0RPLX0 □月<日・・やべぇぇぇぇぇ!!!また無くしてしまった!!!前の日記から日数を換算すると・・3年近くも書いてねぇぇぇぇ!!!!!ようやく見つかったか・・良かった良かった。 それにしてもこの日記はなくなりやすいな・・・俺の管理不足か、それとも日ごろの忙しさで忘れているだけなのか・・ まぁいいか・・前の日記からかなり飛んで、俺らも大学4年生だ。俺は今のバイトを辞めてとある大手の企業へ就職する予定である。 俺らも卒論が提出できたら晴れて大学卒業へと駒を進めることができる・・ あいつらとも休日の合間を縫ってはいつも遊んでいる。といってもあいつは道場でほぼ毎日出会っているのだがなwww この夏休みはあいつらと一緒に遠くへ旅行へと出かけていったな。楽しかったぜwww後で書いとけばよかったな。 そんで内藤たちも互いに会社へと就職する予定らしい。すでに俺と同様に内定が来ており、このまま行けば来年にははれて俺たちと社会人となるわけだ。 ドクオのほうは・・どっかへ就職するらしいが俺たちとはまた違う少し癖のある企業だそうだ。それにドクオは2年前に白菊さんとピリオッドを打ったそうだ。道理であんまり白菊さんの姿を 見ないわけだ。 しかし、あれだけ演出しておいて結果がそれかよ・・ドクオの破局を聞きつけたあいつは道場でかなり痛めつけたらしい。 そういえばあいつと一緒に住んでもう4年になるんだよな・・・ 思えばこの4年間いろんなことがあったな。この日記には書いても書き足りないぐらいのことを俺は経験したな。それに今までは見えてこなかったあいつの部分を改めてみたような気がする。 このまま、別々にしていったら多分・・別れていただろうな。同棲を早めに引き止めておいて本当に良かった。毎日バイトから帰ったら・・ムフフなことができるからなwwww そういえば前ドクオにお前らは夫婦みたいだなっと言っていたな。このまま勢いに乗って結婚・・ってのもいいのだが、流石にここ数年は俺の収入も安定はしないので今までの生活を維持しつつ・・チャンスが めぐってきたらプロポーズへと移行しようと思う。 ・・今のうちにプロポーズの言葉を考えておかないとな。 603 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 20 02 38.50 ibF0RPLX0 ▽月$日・・今日は思いがけない出来事が起きてしまった。朝、いつものようにあいつと一緒に大学へ行くために車に乗ろうとしたら、突然あいつが洗面所へ向かい嘔吐をした。 俺は突然のことでわからなかったのだが、あいつの体調がまずいと思い。俺は急いで大学に休みの連絡を入れると急いであいつを車に乗せて病院へと行くことにした。 もしかしてもしかすると・・俺はあの最悪のNGワードが脳内から離れなかった。 数分後、最寄の産婦人科へ寄ると俺はあいつに付き添いながら順番を待った。そして順番が来ると、医者があいつに簡単な検査をした後、こう一言・・・ 「おめでとうございます」 この言葉聞いた俺は一瞬で石化した。やってしまったよ!!!!・・・ついにあいつを妊娠させてしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!! ちゃんとヤるときはピルを使用した・・と思う。それにしても出来てしまうなんて・・・これから俺はどうすればいいんだ?このまま行くと確実に双方の親と揉めることになるな。 一応誰かに相談したほうがいいな。そうなればこいつには極力運動を控えさせなければ・・それが原因で流産なんて本気で洒落になんないからな。 その後も医師から軽い説明は受けたのだが・・俺の耳はそれを受け付けず現実を重く受け止めることしかできなかった。 病院を出ると俺はあいつに産むか産まないか意思表示を確かめた。・・何よりも大切なのはこいつに意思だ。医者が説明していたときに俺の横にいたあいつはそわそわしている 雰囲気など微塵もなく、俺とは対照的に医者の説明をしっかりと受け止めていた。女の強さ・・かもしれんな。ハハハ・・男ってこういうときにはなんて弱いんだろうな? 俺はあいつの意思を聞いてみた。・・あいつは新たな命が宿っているお腹をさすりながら俺にこう呟いた。 606 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 20 08 12.40 ibF0RPLX0 「俺さ・・今までは妊娠なんて実感はなかったんだけど、今はちゃんと感じるんだよ。・・だから、この子を産もう」 そうか・・こいつはもうその気なんだな。だからあんなにも堂々と医者の説明を聞いていたんだな。・・なら、俺はこいつの意思を尊重したい。親が何だ!!俺がこいつを守りながら子供を育ってやる!!それが・・男ってもんだろ。 俺との新たな命を宿したあいつを見ながら・・あいつとどこまでも歩こうと決意した。 現実や親やらこうなったら何でもこいだ!! 俺は、傍にいるあいつそれに・・あいつのお腹の中にいる俺の子供ためなら鬼でもあくまでも何でもなってやる!!反対する野郎は片っ端からぶちのめしてやるぜ!! そう考えながらこの報告を俺はようやく受け止めることができた。必死に守りぬいた子供・・それはそれは可愛いだろうな。それに・・ちと早いが俺も父親になるんだよな。 本来なら俺の稼ぎが安定してから子供は欲しかったのだがな・・周りの対処で苦労するのは俺だけで十分だ。 あいつが・・・無事に俺の子を産んでくれるだけで俺はそれでいい・・・ フッ、我ながら甘い考えだ・・でも、それが俺の願望だ。 612 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 20 38 55.49 ibF0RPLX0 ▽月Ш日・・あの、報告から翌日、俺は身内である椿にこの現状を相談することにした。本来なら俺たち2人で双方の親に真っ先に報告するべきなのだが、今の俺には そんな自信が少しないので椿にこのことを話してみることにした。俺はとある場所で椿を呼び寄せるとあいつの妊娠とこれからの俺たちの方向を伝えた。しかし、はっきり言ってこれは賭けだった。 もしも椿が反対したら真っ先に親父たちに報告するに決まっているし、もしそうなれば俺たちは茨の道へと突き進むこととなる。俺は椿にすべてを賭けた。 話を終えて数分してからか・・最初は椿もあいつの妊娠には驚きつつも、俺の方向性には賛成してくれた。 「お兄ちゃんなら、聖さんを幸せにできるわ。」 そういいながら椿は俺を励ましてくれた。まことに妹という存在はありがたいものである。それに俺自身も誰かにこのことを話せて胸のつっかえが取れたような気がする。 椿が反対してくれなくて本当に良かった。これで親父たちとも対等に話をすることができる。それにしてもこいつは叔母さんになることが嫌ではないのか・・ まぁ、何にせよ椿が賛成してくれて本当に良かったぜ。 それにしてもあいつのほうは・・大丈夫かな?今日は道場でみんなにこの事を話すといっていたが・・ そんなことを俺は考えているとあいつから携帯に連絡があった。“道場で話があるから来い”っとの事であった。どうやら、お呼びらしいな。 俺はそのまま椿と別れると道場へと足を運ぶことにした。 613 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 20 40 39.71 ibF0RPLX0 道場に着くと、オールキャストで俺を出迎えてくれた。みんな真剣な表情だ・・それだけ俺らを心配してくれているんだな。そう俺は想いながら話せる場所へと移動して 全員に今の状況と俺の進路・・それに俺らの今後を話した。すべてを話し終えると、ドクオが俺にあいつと子供を幸せにする力はあるのかと真っ先に俺に聞いてきた。とりあえず、今はバイトで貯めた金と 俺の貯金がるので経済的には余り心配がなかった。出産費用を差し引いても当分は生活できるぐらいの余裕はあった。それにあいつの出産は俺が会社に入って3ヶ月してからなので経済的には問題は0であった。 そして、今の現状と俺の経済状態を詳しく説明すると全員は俺らの出産に賛成してくれた。・・なんとも心強いメンバーだぜ。内藤は「結婚式にはぜひ俺に祝辞を読ませてくお~」っとツンからは一足早くお祝いの言葉をもらった。 ドクオのほうは「式場は手配しておくぜ」っとのこと。 まぁ、なんにせよ。こいつらに反対がなかったことには心強かった。数々の修羅場を切り抜けた俺たちだが・・“親”という最大かつ強大な難所へとぶち当たろうとしていた。 まず・・今まで見たいに一筋縄ではいかんだろうな。・・だけど、もう俺は決心してる。誰に反対されようが・・俺はあいつを絶対に愛の力で守ってみせる!! せっかくの家族を・・ぶち壊されてたまるかぁ!! ・・・・そう俺は意気込みながら双方の親にこの事実を話すことにした。 621 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 21 23 40.35 ibF0RPLX0 ▽月△日・・とうとう、この日がやってきた。・・双方の親にあいつの妊娠とこれからの進路を説明するためだ。これで・・俺らのすべてが決まるといっても過言ではない。 まずは双方の親に集まってもらった。幸い親父は海外には出ておらず俺たちの話し合いに出られるようになった。あいつの親にも集まってもらいすべてが整った。 そして俺たちは重い口調でゆっくりと話すことにした。 “この子を産ませてくれと・・・” 口で言うのは簡単だが実際は果てしなく苦労の道のりだ。そんなことは俺たちはわかっている。ただ、問題なのは俺たちの歳だ。まだ、未熟満載の俺たちが子供をこうやって育てたりすることが 果たして許されるのだろうか・・ そんな不安にながら俺は双方の親に話した。 ・・・話を終えて数時間してからか、周りには沈黙を守り通していた。すると、母親勢がまずその沈黙を突き破った。あいつとそしてお腹にいる子供を幸せにできるのだろうかと? 俺は無論絶対にすると答えた。何が何でもわが身に代えたってこいつらを幸せにしてみせると・・しかし、今度はあいつの親父がずっしりと重い言葉で俺にこう説いてきた。 「・・君の気持ちはわかる。でも、世の中そんなことができるほど甘くはない。君は・・それに耐えられるのかい?」 その問いに俺はずっしりと重みを感じた。確かに世間はそんなに甘くない。それは親父たちは身をもって知っているはずだ。いくら努力しようたってそれがすべての人間に報われることなどはない。 しかし、それでも人は報われない努力を続けている。・・だから俺も、いつ報われるかはわからないがこいつらを守っていく決意と姿勢を貫いた。 すると、今度は俺の親父が俺にこう叩きつけた。 「お前は・・本気で立ち向かっていく自信はあるのか?・・お前は世間を知らなさすぎる。世の中はお前の思っているようにはいかないんだ。・・お前は本当に幸せにする自身はあるのか?」 明らかな親父の反対意見・・ずっしりと、そしてグサッと突き刺さるような問いに俺は反論できる言葉が思い浮かばなかった。 627 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 21 49 21.00 ibF0RPLX0 反論する言葉は見つからなかったが、まだ俺は諦めてはいなかった。何とかして親父の意見を翻す言葉を見つけられねば・・・ しかし、考えれば考えるほど俺は言葉が見つからなかった。すると、今まで沈黙を突き通していたあいつがこう言った。 「俺・・俺・・正直、妊娠したときは不安だったけど、でも、今はお腹の中に宿っているあいつとの命が俺と繋がっている。だから・・俺はこの子を見てみたい。 そりゃ、確かに半端じゃ行かないものだって事はわかってる。・・・だけど、俺こいつとなら絶対できる!! だからこの子を産ませてくれ!!!」 これが、あいつの本音であった。しかし、依然に双方の親の反対意見は強まるばかりであった。 俺は・・そのときふと、あのときの光景を思い出した。最後に男の頃のあいつと出会ったときだ。最後にあいつは俺にすべてを 託しながら消えていった・・ “俺を幸せにしなきゃ絶対にブッ殺すぞ・・” そうあいつは言っていた。だから、俺はあいつの望むようにするんだ。・・あいつの幸せは俺の幸せでもある。それに・・男のときのあいつとの約束を破るわけにはいかない。 以前に反対姿勢を貫く双方の親に向かって、土下座をしながら・・こう言い放った。 629 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 21 57 58.86 ibF0RPLX0 「俺がこいつと俺の子供を幸せにできなければ・・腹を切る次第です。」 それが俺の覚悟であり、俺の決意でもあった。恥ずかしさや惨めさなど微塵もない。むしろ、何かを成し遂げようとする清清しい気分でも合った。 俺のこの姿勢を見たのか双方の親は互いの顔を見ながらようやく子供を産むことを許してくれた。 しかし、条件は相変わらず厳しいもので、一切の援助はなしと結婚は大学を卒業してから言うことであった。俺は顔を上げるとその時の親父の目は柔らかかったように見えた。 こうして俺は親の承諾を得ることに成功した。 この重さと重圧は永久に忘れることなどできないだろう。・・それが俺の覚悟だからだ。 横にいたあいつも満足げに笑いながら俺の行為を称えてくれた。そして俺らがこの場から出ようとすると、親父から小さい声でとある一言が聞こえた。 “頑張れよ” っと、俺はふと親父の顔を見たが、親父は相変わらずのポーカーフェイスで母親と一緒に帰っていった。だけど、これが最後の父親としての言葉だろう。 家族を持ち、そしてその家族を一生をもて養いこの成長を見届ける・・そんな俺の覚悟を親父なりに見届けてくれたのだと想う。 だから俺は忘れない・・ この日を・・・今後、父親となるべき自分の姿を・・・ 767 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 15 30 57.91 PB2xVmK50 ▽月×日・・今日は祝日で休みなのだが、今日の俺はえらいそわそわしている。理由は今日で就職の結果がでるのだ。そわそわしないわけがない。これで俺たちの生活が 大きく変わるかもしれないのだ。落ち着きのない俺をあいつは呆れながらも心配してくれているようであった。これほどまでに電話が心地よいと思った瞬間は早々ないだろう。 俺は・・電話の前をそわそわしながらすごしていいった・・・ そして部屋の中に電話が鳴り響き、俺は即座に受話器に手をとった。この電話によって俺たちの将来の生活がかかってるんだ。是が非でも結果を聞きたい気持ちで一杯だった。 まず、漫画でありきたりな出前の注文の間違えではなかった。ちゃんと向こうは企業の人であった。そして、俺ははやる気持ちを抑え耳に全身系を集中させながら結果はゆっくりと聞いた。 結果は、採用であった。この瞬間、俺の周りには華やかな花がたくさん咲いていた。傍にいたあいつも俺の採用が決まるとフッと微笑していた。 そして高鳴る気持ちの中、担当の人は入社式の日時とその他いろいろなことを説明してくれた。そして受話器をそっと元に戻すと俺はあいつに向けてガッツポーズをとった。 それを見たあいつは「よかったな。」の一言、すでに俺らの卒論はまとめの段階に入っているのでいつ提出できてもおkというわけだwwwww 後は大学の卒業資格さえもらえば俺も立派な社会人へと昇格するのだった・・ 774 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 15 53 42.45 PB2xVmK50 〆月£日・・就職が決まった翌日、俺らは式をどうしようかと考えていた。本来なら俺の収入が安定してから行うべきだった結婚式・・ 世間ではできちゃった結婚などというが、それは働いている年齢に達している人だけなら祝いの言葉であって、俺たちみたいな学生がそうなるといい目では見てくれないだろう。 ま、でも、結婚式ではあることには変わりはないのだから晴れやかな気持ちでいかんとな。そんなことをいつまでも気にしていたらあいつに心配をかけてしまう。 式場などはドクオの伝で紹介してもらった。手ごろな値段でかなりの設備が整っているこの式場で俺たちは式を挙げることにした。式は早い段階でいいだろう。 親父たち・・来てはくれないかね。あんなことを言ってに後悔はしていないがやはり少し顔を会わせづらいな。それに実の親に祝ってもらえない結婚式は辛いな・・ ま、その点では友達でカバーするがな・・ 少し湿ったままの気持ちで俺はいるとウエディングドレスをまとったあいつが試着室から出てきた。はっきり言ってかなり綺麗であった。一瞬誰かと思うぐらい見とれてしまった・・ 俺の湿った気持ちを一気に吹き飛ばせるぐらいの美貌と新鮮さで満ち溢れていた。そうだ・・俺はこいつと結婚するんだ。いつまでもじめじめとそんなことを考えていてはいけないなと 思った。それに、もうこいつは母親となるんだ。俺が支えてやらなきゃ誰がやるっていうんだ!! そんな俺に対しあいつは一言・・・ 「お前は余計なことを心配せんでもいい。俺も・・頑張ってやるからさ!!」 と、ウエディングドレス姿のままあいつは俺にこう言い放った。まぁ、なんとも元気な母親だ。生まれてくる子供も・・元気いっぱいだろうな。 そして俺はあいつのドレス姿に見とれた後、式の日取りなど、細かいところを決めた。結婚指輪は・・無論用意はしてある。 俺のこれはダチの伝で俺と一緒に退学を喰らったやつからの贈り物だ。どうも、あれからふらっと宝石職人になったらしい。俺の結婚を聞きつけると、最高作だ!といって俺たちに指輪を送りつけてきた。 指輪は綺麗なもので最高傑作であることを容易に促せるほどであった。 かくして結婚式も決まった俺らはそのまま式場を後にした。 776 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 16 16 16.02 PB2xVmK50 ◎月?日・・今日は晴れて大学の卒業式だ。あいつは俺の後れて卒論に終われる日々で提出はギリギリ・・・なんてことはならなくてきっちりと 俺と同じことに提出した。まぁ、本人なりには頑張っていたらしいが俺がちょちょいと手を加えてやった。まぁ、何にせよあいつが必死で卒論を書いていることはいいことだ。 正直、俺もあんまり手を加えていないからな。そして、最後のバイトの日・・俺のみんなが就職を祝ってくれた。気づけばバイトでの俺の後輩たちもかなりの人数になる。 みんなをまとめて俺はこの店にかなりの献上をしてきた。正直店長からもどのバイトを切るかでかなりの相談も受けたな。 また、機会があったら店に遊びに来るとするか。 そんで、あいつのほうも必要最低限の運動は控えさせている。あんな道場の訓練は激しいなんてもんじゃないからな。 まぁ、俺も家事は手伝おうとしてはいるのだが・・あいつ自ら「お前ェは邪魔だから手伝うな!!」と台所から追い出されてしまった。俺が家事が苦手なのは認めるが・・せめて 手伝いだけはさせてくれよな。俺はお前の体が心配なんだからさ。 そんでもってあいつと一緒に病院へ行っている。こないだなんかも医者のお墨付きで俺の子供は元気なそうだ。日に日にまして俺の子供はあいつの腹の中で成長を続けている。 いつ、出会えるのだろうな。・・医者からは出産まではまだまだと言われた。それにしても子供の名前・・どうっすかな?まだ考えてないや。 ま、生まれたらでいいかのんびりと待とう。家宝は寝て待てというしな・・ そういえば明後日は晴れて俺の入社式だ。背広はもう買ってあるしそこらへんの準備は抜かりはない。それに一ヵ月後には結婚式だしな。 まぁ、入社して当分はあいつに構ってあげれることができないかもしれないが、そこは仕方ないか。でも、休日は思いっきり構ってやるか。また、前の休みみたいにどこかへドライブするってのも いいしな。それまでに行き先を考えておかなければ・・ ま、せめて気をつけなければいかんのは浮かれた気持ちにならないことである。 780 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 16 42 40.74 PB2xVmK50 ☆月Ω日・・うわぁ、前の日記の日にち間違えてしまったよ。◎じゃなくて@だったな。ま、後で修正をしておこう。 会社へ入社して早一ヶ月・・月日が経つの早いものだ。そうそう、昨日は結婚式であったwwwwwかなり盛大であったな。いつもの取り巻き集団や 俺のダチやらみんなが着てくれていたな。それで友人代表の祝辞は内藤が読み上げてくれた。後で聞いたみたことだがどうも三日三晩徹夜で考えたものらしい。 すばらしいもんだったぜ。それに何と式には意外な人物が来てくれていた。・・親父だ。相変わらずのポーカーフェイスだったが式に来てくれるとは・・ てっきりこないものだと思っていた俺は無性にうれしくなった。そして盛大なる雰囲気のまま結婚式は無事終焉した。 良かったぜ・・あいつのドレス姿。とても妊娠しているものとは思えないぐらいスタイルが良かったな。それに心なしかかなり喜んでいる感じがした。 そりゃそうだ俺たちの一生に一度の結婚式だ、うれしくないわけがない。それにあいつの親も俺たちに最大級の拍手と祝辞を送ってくれた。 俺・・やっぱこいつと一緒になってよかったわ。 そんで、結婚式が終わった今日。晴れて夫婦となった俺らは結婚初夜というものを迎えていた。まぁ、俺はあいつにはできる限りは無理をさせたくなかったのだが、あいつがどうしてもと希望してきたので その想いに応えることにした。はっきり言っていつもしているセックスとはなんら変わりはないのだが、なんだか夫婦という響きが心地よいものであった。 結局、今日は夜も眠れる日々が続いていくこととなるだろう・・・ そんなのドーンと来い!!! 784 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 17 05 24.52 PB2xVmK50 △月†日・・ついに、来るべき日が来てしまった。あいつが突然、苦しみ始めたのだ。もしかして・・陣痛か!!こうなっちゃいられないと俺は即座にあいつを 車に乗せると即座に産婦人科へと車を走らせていった。産婦人科へ着くと、すぐさま出産のための手術が始まった。どうも予定日より少し早いらしい。元気がいいのやら何とやら・・・ それにしてもこのソワソワ感・・多分、全国の成人男性なら誰でも味わうことだろう。俺は・・あいつがいる手術室を行ったり来たりしながらあいつの出産を待った。 頼む・・無事でいてくれ。 それしか俺の頭の中にはなかった。もう会社のこととか頭に入っていなかった。2人とも無事でいてほしい・・それが俺の切なる願いであった。そして手術のランプがそっと消え 俺はゆっくりとその中に入っていった。中に入るとそこにはあいつと・・横に赤ちゃんがいた。俺の子だとすぐに直感した。どうやら女の子のようらしい。俺はすぐにあいつに駆け寄った。 あいつは精々になりながらも笑顔で俺の子を見つめていた。よく頑張ったと本当に思う。 ありがとう・・ そう俺はあいつに言った。あいつは俺の言葉を聞いたのかそっと眠ってしまった。どうやらかなり疲れたらしいな。本当に良くやってくれたよこいつは・・・ それにしても俺の子か・・これがあいつの腹の中ですくすくと育っていったんだよな。まさに人体の神秘という奴だろう。時間がたって俺はそっと病院の赤ん坊専用のベッドで眠っている俺の子供を 抱っこした。すると思いのほか軽かった。本当に人間という奴は複雑にできているな。この時点で手や足、それに顔もちゃんと整形されている。かわいいもんだ・・ 成長したらどうなるんだろうな?きっとあいつの血を引いているから恐ろしく大美人になるかも知れんな。それに俺の血も入っているなら恐ろしく喧嘩が強く頭も相当切れそうだな。 俺はそんな期待を抱いたまま子供を抱っこしていた・・ 789 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 17 25 20.29 PB2xVmK50 △月×日・・翌日、俺は改めてあいつの病室へと向かった。そこには子供に母乳を上げていたあいつがいた。それにしても恐ろしく食欲旺盛だな。 そこはきっとあいつの血だな。それにしても・・あいつが子供を抱っこしていると母親が様になってるな。俺はふとそう思いあいつの顔を見上げていると一瞬不安げな表情で子供を見つめていた あいつがいた。しかし、瞬時に元の表情に戻り俺に対応した。・・何だったんだ。あの表情は? 俺はどうもあいつの表情が気になって仕方なかった。 そんで、俺の病室にあの医者が来て退院の日取りなどを伝えてくれた。もうすでに母子ともに健康そのものらしい。早ければ明日にでも退院できるそうだ。良かった良かった。 俺は子供を抱っこした。突然、俺に抱っこされた子供は大泣きされた。なんでなんだ・・俺はお前の父親だぞ。するとあいつが俺から子供を取り上げると子供は安心したのかすぐに落ち着きを 取り戻しながら眠った。これが父親と母親の落差かよ・・・orz まぁ、そんなことがありながらも俺の子は元気がたっぷりあるのだということを実感した。 そういえばお父さんとはもうお風呂に入らない!!っというのは何歳ぐらいだろうか?早くて幼稚園・・いや、せめて小学生ぐらいにはしてもらえないだろうか。 せめて娘には反抗期は中学あたりまでには引き伸ばしてほしいものである。 会社には育児休暇はもうとってあるし、ここからは2人で子育てをせねばならんな。子供は赤ん坊の頃からの印象によって後々の親の印象に大きく影響するって本に書いてあったからな。 せめて、赤ん坊の頃ぐらいは父親を大きくアピールしなければ!! 結婚式には大泣きするだろうなジジィの俺・・ 838 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 21 11 19.03 PB2xVmK50 ◎月#日・・よし今度は日にちを間違えてはいないぞ。生まれた子供は希と名づけることにした。理由はもちろんある、未来へ駆け抜けてほしいという 意味をこめてつけた。まぁ、俺たちの名前の複合だな。ほら、翔も聖も似たようなもんだろ?だからそれをどうにかして活かせないかなっと考えたわけだ。 姓名判断をしてみようと俺は思ったのだが・・あいつがきっぱりと止めやがった。 「そんなもんで俺たちのガキの未来が見えちまったらつまんないだろう。未来ってもんは見えないほうがちょうどいいんだ。」 そういうことらしい。ま、道理かもしれないな。俺たちの未来は俺たちが作るべきものでもあるわけだしな。 希が生まれてから椿の来訪率が比較的に高くなりやがった。もう大学3年生なのだが、なぜか子とアルゴとに俺らの家に寄ってきては希と体面を果たしている。そのついでに椿は希のおもちゃ等を 買ってくるので希のおもちゃ部類等には余り金をかけずにすんだ。 しかし、お前は大学生だろうが!!っと思いつつも希自身は相当椿に懐いており俺自身の父親としての立場も危ぶまれてきた。希の育児用具などはあいつの母親が買ってきてくれたものだ。 親というのはありがたいな。その後もあいつの母親・・俺に言わせればお義母さんだな。あいつに手取り足取り子供しつけ方法や赤ん坊のことについてみっちり教えていた。 こんな光景を見ているとあのときの礼子先生の言葉が思い浮かんでくる。 “お前の行動次第で・・そいつの運命は変わるぞ” 本当にそうなったと俺はしみじみに思う。結婚式でも礼子先生は旦那と一緒に来てくれていたが至福の表情で俺たちを祝ってくれていた。 俺の行動次第でこいつの運命も変わっていくんだな。 そう、赤ん坊の希を抱きながら俺はしみじみと感じていた。 857 名前:中野翔の日記 ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 22 16 39.27 PB2xVmK50 ◎月И日・・今日は世界的な大々的なニュースが起きていた。何でも女体化シンドノームが完治できたという。女体化シンドノームについては50年近くも前から国家レベルで 対策方法の研究方法が続けられたが未だに特効薬的存在は見つからなかった。しかし、一ヶ月ぐらい前からの極秘の実験でようやく成果がついたらしい。そのおかげで特効薬も製造させられ 全国の男性諸君は女体化の危機から救われたのだ。しかも、この特効薬は既に女体化した男性にも有効であり性行為をしてなければすぐに男性機能を取り戻せるのである。なお開発者はとある女性である。 そういえばこの人、礼子先生の話にも出てきた人だったが礼子先生の知り合いなのだろうか・・会う機会があればぜひ聞いておきたい話題だ。 このニュースは俺らの間でも大きな出来事であった。眠っている希を抱っこしながらあいつは食い入るようにテレビを見つめていた。そりゃそうだ・・なんたってあいつは女体化したのだから、気持ちは複雑だろう。 それに・・もう、子供もいるわけだしな。 政府を通じて届いた特効薬をあいつは受け取ると・・即座に薬を叩き潰した。妊娠している間、合気道から遠ざかっているとはいえ、ものすごい力で薬を叩き潰した後、ゴミ箱へぽいと捨てた。 その時のあいつの表情は、入院しているときにみたあの表情であった。それに前に、礼子先生に質問したときもこんな顔をしていたな。なんかこう・・思いつめたような。 ま、いずれにせよ女体化シンドノームはなくなったということだ。だけど、俺はそんなことよりもあいつのあの表情が気がかりでならなかった。 あいつはテレビを消した後、あの表情のまま家事を続けた・・ そんなあいつの姿が俺は見ているだけで辛かった・・
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/998.html
45 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 23 54.38 yJ9TYJx+0 「なぁ・・雄二、俺は男だぞ・・」 「お前今女じゃんwwww」 一人の(元)男が一人の男に迫られていた。ご丁寧にも両親は旅行、妹は修学旅行と どこぞのエロ漫画みたいなシチュエーションであった。 「なぁ・・」 「・・悪い、帰るわ。」 俺は雄二に悪いと思いつつも雄二宅を後にした。 「はぁ・・ツンに相談してみるか。」 俺は携帯を取り出し友人にメールを打った。 48 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 38 11.85 yJ9TYJx+0 自己紹介が遅れた。俺の名前は翼・・元男だ。15の誕生日を迎えたとたん女に はや代わりしてしまった。医師の判断で元に戻れないことを宣告され、最初は カルチャーショックに陥り、趣味で作ったバンドにも参加できなくなった。どうやら、百分の1で ある日男が女になるらしい。女になった男は全て童貞・・後々調べてみると一種の突然変異で あるらしく原因はいまだに掴めていなかった。 「ふぅ~・・自宅に帰るか。」 俺は自宅へと足を進めた。 「・・・雄二のやつ、本気だったのかな・・」 雄二とは昔からの幼馴染で小学校の頃からの腐れ縁だった。最初に女になったときは真っ先に驚いた人物だ。 自分で言うのも何なのだが、女になったときは思わず体を触ってみた。・・胸はまぁまぁあり、ヒップは括れていて、顔は 元の顔にさらに女の子らしくした顔だった。 事実、街に出たときにもそういった会社に何度かスカウトを受けたことがある。・・瞬時に反吐が出て断ったがwww まぁ、雄二たち友人のおかげで何とか立ち直ることに成功し、女として生きてみようと思った・・内心はまだ男のつもりで いるがwwww・・っとなんだかんだ思ってしまっていたところでツンからメールが来た。 49 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 40 26.14 yJ9TYJx+0 “雄二はあんたにさりげなくアタックしてたのよ。 ほら、あんた結構かわいいじゃん。 きっと雄二も男として惹かれたのよ・・” ツンとは俺の女の友人で俺が女になったときにはかなり世話になった。慣れない女の体は 随分苦労した。ツンがいなければ俺はかなり戸惑っていただろう。それに服やら下着とかも お下がりだがかなりくれたので女の服を持っていない俺にはかなり助かった。 それにしてもあの雄二が・・まさか?あいつはただの幼馴染だ。そんなはずないだろ。第一、男のときの 俺をかなり知っているのは雄二だ。あいつだって男と付き合うのは嫌だろ。 俺はそんな内容をツンに送るとそのまま眠ってしまった。 52 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 58 11.73 yJ9TYJx+0 翌日、俺は目が覚めて準備を適当に済ますと学校へと向かっていった。 「おいうーwww」 「おっす。」 「お、ブーンにドクオwwww」 ブーンとドクオはツンと同じくこの中学の頃からの友人だ。ブーンは現在ツンと交際中で やることはやっているらしい、こいつは女にならなかった。ドクオのほうは俺と女についてなにやら話して いた童貞仲間で女になったら一緒に首をつろうぜwwと冗談を言い合っていたのだが、ある日を境にぴたりと 女の話をしなくなった。・・何かあったのだろうか?今度聞いてみる必要があるな。 そんな他愛もない話をしながら学校へ向かっていくと雄二と合流した。 「おっすwwww」 「おいうwwww」 「おっす。」 一瞬、雄二と目が合わさったのだが昨日の光景を思い出したので少し気まずくなった。 53 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 00 17.63 yJ9TYJx+0 「??翼はどうしたのかお?」 「あ、ああ・・なんでもないよ。」 「ふーん。それよりもバンドの練習は今日できるかお?」 バンドとは、俺とドクオと雄二とブーンが結成したVIP☆STRAで知名度はまずまずと いったところだ。俺がヴォーカル、ドクオがキーボード、ブーンがドラムで雄二がベースだ。 俺が女になる前は余り知名度はなく人気はでなかったのだが、俺が女になったとたん徐々に知名度は 上がってきた。 「あ、俺はできるぜ。ドクオと翼は?」 「俺もできるぜ。今日はバイトがないし・・翼はどうよ?」 「あ、うん・・できる。」 「よし、じゃあ、いつものところで練習だおwww」 こうして俺たちは放課後、バンドの練習することになった。 60 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 14 13.04 yJ9TYJx+0 「(´・ω・`)やぁ、ようこそ。ショボン楽器店へ・・楽器は自由だから自由に練習してくれ。」 「いつもありがとうございます。」 この人はショボンさん、この楽器店の店長だ。いつも俺たちバンドの連取場を提供してくれるいい人だ。 どうも若い頃は本格的にやっていたらしい。俺たちはいつもお言葉に甘えてこうして練習させてもらえてる。 「ところで翼君、ドクオ君はいるかな?」 「ドクオですか?あいつは今、ブーンのドラムのセットを手伝っていますが・・?」 「ああ、いいんだ。帰りに話があると伝えといてくれ。」 「(なんでドクオなんだ?)は、はい・・」 俺はわずかな疑問を抱えたままショボンさんにお礼をいいみんなのところへと戻った。 66 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 20 19.78 yJ9TYJx+0 「あ、お帰り。」 「ただいま。おい雄二、お前そろそろベースはガタが着てないか?」 「大丈夫だよwww」 「ならいいが・・」 俺は昨日のことなど忘れ、雄二とすっかり話し込んでしまった。俺は辺りを見回すとツンがたっていた。 ツンはどうやら俺を呼んでいるようだった。 「なぁ・・」 雄二は突然、真剣な表情で再び話しかけてきた。 昨日と同じ顔だ・・俺は昨日のことを思い出すとツンのことを思い出し 無理矢理、雄二から離れた。 「あ、悪い。ツンがちょっと呼んでるからな。」 「あ、ああ・・」 どうも今日の雄二にしては歯切れが悪い。やはり昨日のことが原因か・・ 俺はわけのわからないモヤモヤ感を感じたままツンのところへと向かっていった。 72 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 30 23.12 yJ9TYJx+0 「あ、何の用事?」 「ああ・・これブーンに届けてくれない?」 そういってツンが渡したのはお弁当だった。どうやら自作したらしい。 「自分で渡したらいいじゃんwwwブーン喜ぶよ。」 「い、いや・・ちょっと焦がしちゃってブーン喜ぶかわかんないもん//」 はぁ・・こいつらは典型的なバカップルだな。俺は適当にアドバイスをした。 73 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 33 07.38 yJ9TYJx+0 「お前何言ってるんだよ。ブーンお前の弁当かなり喜んでいるぜwwww 毎日俺たちに見せびらかしているほどだからなwww」 「本当!!」 「ああ、だから渡して来い。」 ツンは再び瞳を輝かせながらブーンの元へと向かっていった。 「は、はいこれ・・ちょっと焦げてるけど・・」 「大丈夫だおwwwツンの作ったものは何でもうまいおwwww」 「べ、別に、あんたのために作ったんじゃないんだからね///ただ材料が余ったから・・」 「はいはい、それは置いといて練習しようぜwww」 ドクオの合図で俺たちは持ち場に着いた。 80 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 44 38.53 yJ9TYJx+0 「じゃあ、行くおwww」 ツンが見守る中、ブーンの合図で演奏が始まった。ブーンはバンドのリーダーを勤めているので ブーンがリードする形となっている。ああ見えてブーンはリーダーシップを持っており、かなり 人をまとめるのがうまかった。 俺はみんなの演奏にあわせて歌って歌って歌いまくった。 「ストップだお。雄二今日はどうしたかお?」 「ああ、そうだな。いつもミスらない雄二が今日に限っては音がずれているもんな。」 はとは突然演奏を中止した。どうも雄二の音がずれているらしい・・ ドクオの言うとおりに有り得ないことだ。雄二は音をずらすことは有り得ない。 何せ音ゲーで培ったリズム感は抜群だ。ゲーセンではいつも1位をマークしている。 「すまん。今日はちょっと調子が悪くてな。もう一回やろう・・」 まさか昨日のことか?あいつもしかして引きずっているのか!? 俺はよからぬ不安を抱え込んだままこの日は何度も練習を繰り返した。 87 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 03 55.85 yJ9TYJx+0 練習が終わった帰り道、俺はドクオに伝言を伝えるとドクオはなにやらにやけていたような気がした。 まさかな。俺は途中でブーンたちと別れた後、雄二と二人きりとなった。 帰り際別れるときツンが俺に一言・・ “このまま、告白しちゃいなさい。” 何言っているんだあいつは・・でも、思えばこいつとは腐れ縁だったもんな。2人で 歩くとなぜか気まずくなった。・・男のときにはこんなのなかったのに、不思議だ。 「「なぁ・・」」 同時に喋ってしまった。俺は思わず緊張してしまったがこのままだと平行線のままなので 俺はさっきのことについて話すことにした。 88 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 08 07.46 yJ9TYJx+0 「お前・・今日は変だったな。いつもは絶対に音はずらさないのに・・」 「あ、ああ・・ちょっとな・・」 珍しく、よくしゃべる雄二にしてみれば口ごもっていた。・・いつもはよくモテていて俺とドクオ によく女の自慢話をしてきたのだが、あの時以来・・こいつの様子はおかしかった。 「お前、今日どうしたんだよ?熱でも・・」 「なんでもねぇよ!!・・すまん。俺今日はおかしいな。」 やはりこいつ。 「なぁ、お前昨日のこと・・」 「ん?」 「いや、なんでもない。」 俺は思わず言いとどまった。それから帰り道・・無言のまま俺は帰宅した。 91 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 18 16.65 yJ9TYJx+0 「なんで・・あいつと面と向かってなると話せなくなるんだ? いつもなら・・話せるのに。」 これは女としてはじめての現象だった。俺はベットに横になると突如として下半身が熱くなった。 「うっ・・何だこれは、まさか・・」 もしかしなくてもそうだった。俺はパンツを脱いであそこを確かめるとぐちょぐちょに濡れていた。 俺は女のオナニーの仕方などビデオ程度でしかわからなかったが、体が自然と動いた。 「・・・ん?あん。」 自分でもわからないぐらいに声を出していた。女ってこんなものなのかぁ・・っと感心する 暇もなく、俺は男とは違う独特の快楽に浸っていた。 「―――――ッ!!」 俺はイクとき、なぜか脳裏に雄二のことが浮かんでいた。俺はイキ終わると 濡れているあそこをさすりながら・・ 「なんで・・あいつが・・」 俺はわけもわからずそのままシャワーを浴びると着替えてベットに 飛び込みながら眠ってしまった・・ 97 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 48 37.53 yJ9TYJx+0 あれから数日たった・・雄二との関係はあれから少しギクシャクしていた。 バンドの練習ではミスを少なからずではあるが連出してしまうし・・ それと比例して俺のオナニーの数も増え続けていた。俺はこのままではどうにもならず ツンに救いの手を求めた。 「・・というわけだが、どうすればいい?このままギクシャクすると 後々バンドとかに支障が出るし・・」 ツンにしては珍しく黙りながらこう言った。 「その前にあんたは雄二のことをどう思っているの?」 「え・・そ、その・・あいつはただの幼馴染だし。腐れ縁で・・それに・・」 「それに・・」 「そ、その・・お、オナニーのことでイク時、なぜかあいつが脳裏にいるんだよ。」 俺はありのままをツンに話した。・・俺はあいつに“恋”をしているのかもしれない。でも、そんなのは結果論だ。あいつは俺のことを ただの幼馴染だと思っているかも知れないし・・ それに・・あいつは俺にとっては友人だ。それ以上それ以下でもない・・ 98 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 50 26.42 yJ9TYJx+0 「・・雄二はきっとあんたに恋をしているかもしれないわ。あんたは元男だからって “それ”を拒否しているかもしれないけど、元男とかを差っぴいても雄二はあんたに恋をしているわ。 “女”としてね」 ツンの言葉に愕然となった。雄二が女として俺に恋・・ますます有り得んっと言いたいところだが あの日のモーションが俺を誘ったとすると合点が行く。それに雄二が不安定なのも、きっと俺を意識しすぎて・・ それに俺自身、以前のように雄二と気軽に話すにも緊張していた。俺も・・無意識にあいつを意識しているのか? 俺は・・あいつのことを好きなのか・・ 99 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 50 57.12 yJ9TYJx+0 俺はとりあえずこのままではうまくいかないので本元の雄二に会うことにした。 「とりあえずあいつに話してくる。」 「行ってらっしゃい。翼、女として言うわ。・・頑張ってね。」 「・・ああ、何とか・・な」 ツンに見送られるまま俺は直感であいつのいる屋上へと足を運んだ。 「さて、ブーンに連絡を入れるか。あいつも2人のことを心配してたもんね。」 ツンは携帯を取り出しブーンへと連絡した。 107 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 03 17 07.05 yJ9TYJx+0 俺は屋上へとたどり着いた。屋上からは案の定、雄二が1人で立っていた。 「あ・・どうしたんだ?」 「・・雄二、話があるんだ。」 俺は真剣な表情で雄二を問い詰めた。 「・・雄二、俺のことをどう想っているんだ?」 「何だよ、藪から棒に・・」 「いいから答えてくれ!!」 俺は雄二に答えさせた。当の雄二ははとが豆鉄砲を喰らったような顔に なったがすぐに顔を変えて俺のほうを見つめた。 「俺・・はな、その・・なんていうか、お前が女になってから惚れてしまったんだな。こないだのこと なんて本気だったんだぜ・・」 俺はそれを聞くと心の中でニヤリとした。そうだ、こいつは俺に惚れていたんだ、それで不安定になってしまったんだな。 雄二の思いを聞いて大満足になった俺は全てをぶちまけた。 108 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 03 18 04.13 yJ9TYJx+0 「俺もな・・お前のことが好きだったんだよ。」 「え・・」 「お前とこうして話すたんびに心臓がドキドキして・・なんかこう、体が熱くなるんだ。 俺・・お前が好きだったみたいだ。」 不思議と俺の間では「何やっているんだ!!」っという感覚は全くなく、全ての思いのたけをぶつけて スッとしていた。 109 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 03 19 12.78 yJ9TYJx+0 「・・んで、お前はどうなんだ、俺がこうして必死で・・(ry」 「・・うれしいってこういうことなんだなwwwww」 雄二は笑顔で俺に抱きついた。俺はたまらずうれしくなった。 本当にこいつは幸せもんだなwww 本当に好きでこいつがよかった・・ 「じゃあ早速、ファーストキ・・うげッ!!」 「・・バカ」 前言撤回、神様こいつとは後数回したらまともに付き合えるようです。 でも・・なんだかうれしい気分だった。空は青々としてまるで俺たちを祝福しているようだった・・ 「冗談だよwww」 「全く・・」 俺は雄二と手を繋ぎながらこの空を満喫していた。 fin
https://w.atwiki.jp/siranai/pages/521.html
【スレ31】裁判所で働く人 このページのタグ:政治・法律 968 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/20(日) 01 24 31 ID OWnC6qBj 959 裁判所の中の人です。 傍聴席は中からはとてもよく見えますが、基本的には誰がいても気になりません。 ただ、性犯罪系になると、とたんに傍聴人が増えることに対しては嫌悪感を感じます。 弁護士や検察官はいろいろなタイプがいるので、中から見ていても 「こうきたかw」「それはちょっと・・・?」などと思っていたりします。 裁判官にもいろんなタイプがいて、機械的に判決だけする人、 人情物が好きで色々説教する人、様々ですので、いろんな裁判を見ていると お気に入りの裁判官ができるかもしれませんw 975 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/20(日) 15 46 46 ID UkegDppW 968 おお、これぞまさに現場の声ですね! 性犯罪になると傍聴人が増える…こりゃきっと、罪状を読み上げる時などの 生々しさを期待してる人たちがいるからでしょうね… あとはやっぱり、裁判官や検事の個人的な思いなども垣間見ることが出来て、 裁判所そのものがひとつのドラマなんだな、と思いました。 中の方、どうもありがとうございました!