約 3,287,794 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7018.html
龍が如く 極2 【りゅうがごとく きわみつー】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション4Windows(Steam)Xbox One メディア BD-ROM 1枚 発売元 セガゲームス 開発元 セガゲームス(龍が如くスタジオ)【Win】QLOC 発売日 【PS4】2017年12月7日【Win】2019年5月9日【One】2020年7月29日 定価 【PS4 通常版】7,590円(税別)【PS4 限定版】11,590円(税別)【Win】3,288円(税込)【One】3,850円(税込) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 なし ポイント 『龍が如く2』を『6』ベースでリメイク真島を主人公にした本編の前日談が追加一部オリジナルキャラが俳優の顔に変更 龍が如くシリーズ 概要 リメイクによる変化 評価点 ゲーム 戦闘 本編ストーリー 賛否両論点 問題点 戦闘システム ゲームシステム ストーリー 総評 余談 その後の展開 『龍が如く』最高到達点 概要 シリーズ第2作である『龍が如く2』のリメイク版。 基本的なアクションやシステムは『龍が如く6 命の詩。』に準拠し、『6』で開発されたドラゴンエンジンで開発されている。 また、シリーズ初の限定版が発売された。 リメイクによる変化 基本的な部分は前作『6』とほぼ同一になっている。 建物移動はシームレス化しており、物理演算が細かくなっている。 ただし、前作リメイクにあたる『龍が如く 極』が『龍が如く0 誓いの場所』に比較して新規要素に乏しかった反省か、今作からの追加要素は多め。 「リメイクだけど新作」というコンセプトや、「当時はおもしろくても今は楽しくないものがある」「オリジナル版を遊んだ人ももう一度新しさを感じてもらう」という製作者側の考え方により、遊びの部分で原作と変わった部分もある(参照)。 キャストの変更 フェイスキャプチャー化 オリジナルである『2』に登場した高島遼・倉橋渉・別所勉がそれぞれ舘ひろし氏から白竜氏、菅田俊氏から木下ほうか氏、赤井英和氏から木村祐一氏にキャストが変更された。 さらに、キャラの顔も演じた俳優の顔を再現する形となった。これに関連して、寺島進氏が続投している瓦次郎も顔が寺島氏本人のものに変更された。 真島シナリオ シリーズ屈指の人気キャラである真島吾朗のシナリオが追加された。 舞台は本編の半年前にあたる2006年2月であり、真島が本編での立ち位置になる要因が描かれている。 戦闘は『0』の狂犬スタイルにあたるドス持ち。 また、真島にゆかりのあるキャラが再登場する。 新・クランクリエイター 『6』から引き続き採用されたミニゲーム。外敵から真島建設を守れ。 前作とは違い守りに特化したシステムであり、建築資材を破壊されないように立ち回らせる必要があり戦略性が増した。 敵対役は武藤敬司氏・蝶野正洋氏・長州力氏・天龍源一郎氏・藤波辰爾氏のレジェンドレスラー5名が務める。 当初は演技の面が懸念されていたが、5名とも役が役なためかうまく溶け込んでいる。 天龍源一郎氏の滑舌の悪さは相変わらずだが(*1)、「聞き取りつれえ声で何言ってんのか分かんねぇが…」とギャグに上手く昇華されている。 『6』同様、サブストーリーで登場したキャラクターを仲間にすることが可能。 新・水商売アイランド 『0』から引き続き採用されたミニゲーム。目指せキャバクラグランプリNo.1。 『2』にもキャバクラ経営が存在したが、今作は『0』同様にキャバクラ営業がメインとなる。 そしてストーリーを盛り上げるライバルキャバ嬢には朝日花キララ氏・AIKA氏・高橋しょう子氏・桃乃木かな氏・三上悠亜氏のAV女優5名が抜擢されている。 こちらも、サブストーリーで登場したキャラクターをキャバ嬢にすることが可能。 用心棒ミッション 様々なシチュエーションが用意されたステージで、敵を倒していく。『龍が如く』版のファイナルファイトといったところか。 武器・防具は持ち込み可能だが懐には入れられず、回復アイテムは使用不可能なため難易度は高い。 『2』になく後期作から追加された「カラオケ」「ダーツ」等のミニゲームが追加された。 また『6』で削除されていた「闘技場」「UFOキャッチャー」「将棋」「ギャンブル(*2)」が復活した。 さらに、新ミニゲームとして「グラビア撮影スタジオ」「バーチャロン」「トイレッツ」が追加された。 新星町の削減 『2』でのオリジナル要素だった現実の大阪における新世界である「新星町」が削除されたため、そこで行われる「桂馬」などの本編のシナリオが蒼天堀で完結している。また、オリジナルでシナリオ進行のフラグを立てるのに必要な場所だった「通天閣」「よって屋」が無くなっている。 評価点 ゲーム グラフィック グラフィックが『6』と同等、物によってはそれ以上のものに。オリジナルやHDリマスターに比べれば圧倒的に向上している。 1から作り直したと言われる蒼天堀も含め、街の作り込みも『6』と同様非常に凝っている。これに限れば『龍が如く』の最高到達点の名は決して誇大広告ではない。 批判された女性のモデリングも改善されている。 『6』からの改善 前作『6』での問題点の多くが改善された。 ボリューム不足については新旧合わせて様々な要素が追加され、ある程度は解消できた。 能力強化は『6』と同じく 「筋肉・俊敏・根性・技巧・魅力」の経験値から割り振るが、雑魚敵を撃破しても技巧と魅力もまんべんなく稼ぐことができるようになった。 公園前通りとチャンピオン街が復活し、賽の河原も行けるようになった(*3)。 オートセーブが廃止され、どこでもできる任意セーブのみが続投。この関係で公衆電話にセーブとアイテムボックス機能も撤廃された。 過去作では1回のセーブごとに2回データの書き換えをしていたが、本作では1回に短縮された。 闘技場 シリーズ初のボス8人同時乱戦が登場。8人はそれぞれ敵同士なのでプレイヤーを無視して争ったり、ヒートアクションで協力することも。結構カオス。 闘技場でステージを選択する際、メニューを開けるようになり、回復アイテム使用の手間が軽減。 『6』ではプロレスラーとの対戦は1度きりだったが、本作では何度も戦うことが可能。『6』のレスラーたちも登場しているが時系列は気にしてはいけない。 プロレスラー達 今回出演したプロレスラー達はどれも個性が強く、キャラが立っている。真島建設で飲み会をやったりと爆笑必至のネタを提供してくれる。また、上記の通り闘技場で戦うこともでき往年の技を見ることもできる。 エンカウントボス 今回、街でぶらついている敵を一定数倒すとメールでエンカウントボスと戦える。鬱陶しいエンカウントもやり込み要素の1つとして登場している。倒した一部のボスに話しかけると、真島建設の従業員として加えることができる。また、闘技場で何度でも再戦が可能となる。 街探索 大阪や東京でも新たに縦のエリアが増えて、『2』よりも立体的な動きができるようになった。屋上から飛び降りることも可能。 『6』でもエンカウントから逃げれたが、今回はさらに改善された。話しかける、ミニゲームを行うなどすると容易に回避できる。 『6』では、店で物に当たるとすぐに物を壊してしまうが今回では倒れる程度になっている。 東京・大阪の行き来が便利になった。 『2』では終盤まで東京と大阪を自由に行き来できなかった上、行き来の度に3万円を支払う必要があった。 だが今作では序盤から行き来可能になり、さらに料金も初乗り運賃のみとなったので行き来が楽になった。 新・水商売アイランド 桐生は『0』で登場したキャバクラ「サンシャイン」の元キャバ嬢であるユキの経営するキャバクラ「フォーシャイン」を経営することになる。 『2』にもキャバクラ経営は存在したが、あちらは店の内装とキャバ嬢のメンタルケアが主軸だったのでシステムは大きく異なる。 システムは『0』とほぼ変わらずボーイとして店の営業を手助けして売上を上げていく。また、『0』と同じくプラチナキャストはコスチュームチェンジができる。水着キャバクラやコスプレキャバクラも可能。 『0』のネタが豊富であり、『0』を遊んでいるとニヤリとする箇所が多く存在する。特にユキと真島の再会には一見の価値がある。 『0』と同じくプラチナキャストとは接客練習が可能で最後にはサブストーリーが発生する。ただし『0』とは違い一度接客練習を終えると一度本編をクリアして周回しないと二度と接客練習が出来ない。 同伴もできるようになり、よりリアルになった。 用心棒ミッション 古き良き2Dスクロールゲームを3Dにしたようなアクションモード。難易度も上がり、難しくなるが、上地の武器を使用すると敵をバタバタと倒せて、無双シリーズのような爽快感がある。 真島建設 クランクリエイターや真島編で登場する真島建設はブラック企業そのものであり、「来るものは拒まず、去る者は追い掛け回す」という企業方針で本編の良い塩梅として笑わしてくれる。求人広告もアットホームで明るい会社、という良くあるブラック企業の宣伝文句を取り入れている。 真島建設の社歌も馬鹿馬鹿しい歌詞で笑わせてくれる。 サブストーリー リメイク前の『2』ではミニゲームと絡んだサブストーリーが多く、難易度も高かったが今作はイカサマアイテムが使用できてルールを知らないプレイヤーでもクリアできるようになった。 フラグの簡略化 『2』のサブストーリーでは起こるフラグが少々面倒くさいものや分かりにくい物が多々ある。例えばホームレス狩りをする少年たちの会話を聞く、数分間待つなど。今回それらのフラグが簡略化され分かりやすくなった。 戦闘 快適になったバトル 過去作のものがほとんどだが、ヒートアクションが多数追加され、シリーズでも屈指の量に。特に本作では同行キャラが多い事もあり、同行キャラとの連携ヒートアクションが増えている。 顔馴染みとのヒートアクションも復活。シームレス化により発動条件が変更され、顔馴染みと敵が近くにいる状態で△ボタンを押すことで発動するようになった。 特に無手返しや追い打ちの極みはとても有用であり復活が喜ばれた。 『6』で新しいヒートアクションが追加された武器は、拾得した状態では『6』の、懐に入れた状態では旧作のヒートアクションが出る仕様になっている。 弾き返しなどのアクションも復活。 動作が遅いと批判された桐生の素手コンボも、最終的に従来レベルの速度になった。 ヒートゲージは『極』以前にゲージ式に戻され、視認しやすくなった。アルティメットヒートもゲージが徐々に減るようになり、時間制限も分かりやすくなった。なお、ヒート関連の仕様は『6』準拠。 武器、防具 PS2作品と『5』のみだった戦闘で武器を拾い、そのままストックする仕様が復活。 防具は特定の組み合わせで特殊効果が発動するようになり、組み合わせる楽しみも増えた。 チャージ攻撃の追加 □溜めが1つ(*4)、△溜めが2つ(*5)。 『6』とは違い、既存の攻撃を溜めて強化するパターンではなく、専用の攻撃を放つ形に変更された。チャージ攻撃は溜めている間に自由に行動することができるため、やりようによっては格ゲー並のコンボも可能。 演出 『極』からの反省か、ボス戦でのスロー演出や専用ヒートが大幅に増えた。いずれも演出の評価は高い。 さらに、超・追い打ちの極みも復活。今回は敵の体力が一定値まで減ると強制的に発動するようになったため、見逃す心配もない。 ボス戦での敵体力ゲージも1本固定ではなくなった。 BGM 「2」の大阪のエンカウントバトルBGMは以前よりも派手さを感じさせるアレンジで高評価。またラスボスの龍司戦BGMの「散るは刹那」(本作では「散るは永遠の刹那」)はより切なくアレンジされていて高評価。 本編ストーリー 郷田龍司 リメイク前は歴代最弱ラスボスと称されたが、本作では体力量が大きく強化、さらに唯一新規モーションが追加されラスボスとしての格を見せることに成功した。 特に最後の郷田龍司は体力ゲージが9本もあり、歴代ボスでも最高クラスの体力となった(*6)。 堂島弥生 東城会の執行部という設定が追加され(*7)、前々から突っ込まれていた東城会と何ら接点のない人物が会長代行はおかしいという問題に対し、一定の回答が示された。ただし、人物紹介でしか明かされておらす、ストーリーに絡むことはない。 執行部に就任出来るような立場か?という別の疑問が呈されることもあるが、リメイク前に比べれば違和感は緩和されたと言って良いだろう。 ちなみに、人物紹介には桐生とは和解していると記されている。これは、直接描写はされていないが、桐生は『1』の後、親殺しの真実を弥生に伝えたからである。 なお、弥生は東城会幹部に真実を思いっきりバラしてしまった模様。これに関しては当時、親殺しとされている桐生が4代目会長に就任していた時点で、間違いなく幹部や組員から反感を買うことになるので、真相を公にせざるを得なかったのだろう。 真島吾朗 真島は『2』の前の真島編の時点で東城会直系組長に就任したと設定変更された(*8)。それに合わせて本編の肩書きから「嶋野組内」が消えている。 真島編のシナリオ 『2』には無かった追加要素として真島編がある。 発売前から『0』に登場したマキムラマコトが再登場することが明かされており、『0』で綺麗に終わったシナリオの蛇足になるのではと不安視する声もあったが、マコトと真島の2人の心残りが綺麗に取れた一連のシナリオは発売後の評判は上々。 寺田五代目の対応から内部抗争、真島組解散から真島建設の設立と、後付けながらシナリオの流れはスムーズで、良質な出来であると評価されている。 真島シナリオは全3章で開放条件はそれぞれ本編を5章・8章・11章までクリアすると遊べる。『極』の錦山シナリオのように本編の各章で挿入されるわけではないので本編のテンポを損なうことにはならない。 その他 『2』と同じく序盤で大金が必要な場面があるが、本作では成金さんいらっしゃいというスキルで簡単に金が手に入るため、詰みにくくなった。また、ギャンブルも大阪では「カジノ」や「賭場」が最初から解放されており、資金繰りが楽になっている。 トロフィー獲得は『6』ほどではないが(シリーズの中では)楽。達成目録も緩め。 強いて言えば麻雀が難しいが、イカサマアイテムが3つ手に入るため周回すれば初心者でも埋められる。 賛否両論点 変わった声優・変わらない声優 前述の通り高島・別所・倉橋のボイスが変更され、瓦も声は同じだが顔が担当した俳優の顔に変更された。 特に高島を演じた白竜氏はVシネマで多くのヤクザ役を演じたこともあり、今後のシリーズでの登場も期待されていた。 だが、起用されたのは高島だったことに多くの落胆の声が上がった。高島は東都大(現実でいうところの東京大学か)卒の典型的なインテリヤクザであり年齢も40歳という設定な上に戦闘も無い為、高島に強面の白竜氏(発売当時65歳)にはミスキャストではという声が多かった。白竜氏のルーツを考えるとジングォン派に関する役の方が良かったのでは? そして、高島は真島編での新録があるもののセリフや行動はオリジナルの『2』と全く変わらない為に違和感のあるキャラになっていて無駄遣いとの声が高い(*9)。 オリジナルの年齢設定を無視したキャスティングをしたゲームは以前にもあったが、そちらはゲーム内のみ設定が変更されていたのに対し、こちらは作中でも前述した40歳という設定のままである。 よりによって同じ『極2』の真島編で若いインテリヤクザの飯渕が子安武人氏の声で登場していたため、余計に高島のキャスティングの違和感が目立つ結果になってしまった。 もっとも、シリーズにゲスト出演した俳優が後に別の役で出演した例が無い訳では無い(*10)ので白竜氏も今後に期待したい所である。 ヒロインの狭山薫が女優の大輝ゆう氏から声優の久川綾氏に変更されている。久川氏はベテラン声優で『見参!』で吉野太夫役で出演経験もあるだけに演技力に問題は無いが狭山という「女刑事」としてキャラ的に前の声のが合っていたという声もある。 オリジナルの『2』の狭山役の大輝氏は現在女優業を休業中の為に変更されたと思われるが、久川氏に変更されても特に台詞の追加は無い為にオリジナルから使い回してもよかったのではという声もある。 須藤純一・堂島弥生・タカシの声が『極』と同じ声優になった。寺田行雄も『1』や『極』の声になり(*11)、また堂島宗平の声も『0』の声優になっている。 堂島大吾は追加ボイスは無いものの新録されている。当時『2』の演技はお世辞にも良いとは言えず聞き取りにくい場面もあったが、新録により幾分聞き取りやすくなった(*12)。 狭山民世や江崎、伊達といった脇役の多くは『2』のボイスの使い回しになった。特に村井を演じたのはは今は亡き檀臣幸氏なので使い回しは仕方ないと思われるが、『極』が9割近くの声を撮り直しているため今作の声の使い回し率の高さに違和感を持つ声もある。 その弊害か『6』のようにフルボイスではない。しかし、フルボイスは『6』の評価を落とした元凶の1つとして見られていたので、本作のフルボイス未実装は批判が少ない。しかし、『極』のようにムービー以外の本編でのボイスもほとんど無い点については批判が大きい。 遥のおねだりの追加 『2』には存在しなかった遥のおねだりが追加された。更に『極』ではクリア後に行える要素だったが今作では本編中からプレイ可能となった。さらに、今回ではおねだりの内容がランダムで選ばれる(特定の手段で変更可能)となり自由度も増した。 …のだが、『バーチャロン』を3面までクリア、カラオケで90点以上獲得、ポーカーで1000枚以上稼ぐというある程度の運やゲームスキルが必要となるおねだりが追加されたのは賛否が分かれる。 終盤のセーブポイント 最終章に神室町ヒルズでセーブ可能になったが、そこでセーブしてしまうとクリアまで二度と町に戻れなくなる。 『2』では最終章からヒルズに向かう直前からしかセーブが出来ずかなりの長丁場になる為に用意したと考えられる。 救済措置として回復アイテムや強力な装備を売ってくれるNPCが用意されているため、よほどの金欠でない限り詰むことは無いと思われる。 真島編 前述の通り真島編のシナリオは好評だが、一部賛否が残る点がある。 + ネタバレ注意 冴島大河については何も語られていない。 『0』で極道に復帰する理由として、冴島大河が刑務所から出た際に居場所を作るということが明かされており、それを捨てることに関しての理由付けはない。 ただ、『0』と違って17年以上経っているため、心境の変化が見られた可能性があり、矛盾しているとは言えない。それでも何かしらのフォローが欲しかったところ。 錦山組二代目組長新藤が若頭候補に上がっていない。 錦山組は一年で東城会の半数を占める勢力になったという設定だが、その錦山組が候補にすら上がっていない。一応実力主義または資金力重視という設定があるものの、風間、真島組以外のその他直系組織と同レベルというのは違和感を覚える。 一応擁護すれば、時系列上本編とは約10カ月もの空白の期間があるので、その間に勢力を伸ばしていったと考えられる。 本編では、真島が「寺田が(真島を含む)古参幹部を嫌っていた」と語っていたが、他はともかく真島に関してはあまり嫌っている様子はない。むしろ真島が一方的に嫌っているようにすら見える。ただ、終盤に明かされた寺田の正体のことを考えると、勘の鋭い真島は「コイツには絶対何か裏がある」と本能的に感じ取っていた可能性もある。 執行部でもない郷田龍司が、何故か近江連合の幹部と真島&寺田で面会しているが、これについては「龍司だから」に尽きるため、噛み付くだけ野暮ってもんや。 ゲームシステムには問題が残る。 真島の技は基本的に『0』の狂犬スタイルをベースに癖が弱められて扱いやすくなっているが、操作説明が一切見れない。 使える技も少ない。狂犬スタイルの基本的なコンボは再現されているが、ヒートゲージが無くなるまでフィニッシュブロウを連続で出せた「狂犬技・重ね噛み」など、一部のアクションが削除されている。例に挙げた「重ね噛み」などは狂犬スタイルの使いにくさの一因だったため助かる側面はあるものの、やはり寂しい。 また、カウンターの「狂犬技・鬼炎」は本作でも使用出来るが、強力な技であるにもかかわらず説明が無いため、『0』を遊んでいなかったりやり込んでいない人はこの技があることすら気付かない。 ヒートアクションも寂しい。『0』の狂犬スタイル唯一のヒートアクション「狂犬の極み・ドス流し」と『5』と『0』に登場した「ドス出し奇襲の極み」の2つのみ。 真島の能力強化は無く、能力値は初期の桐生を若干強くした程度ため桐生のように強くする楽しみは無い。食事も桐生と違い胃袋ゲージの上限を超えて食べることはできない。 武器や防具の装備も無い。アイテムは回復薬に食料品、換金アイテムにイカサマアイテムぐらいしか持てない。さらに何故か自販機で飲み物の購入が出来ない。またコインロッカーの代わりに回復アイテムやイカサマアイテムが路上に落ちている。 ミニゲームはだいたい遊べるものの、グラビア撮影と個室ビデオは行けない。またクランクリエイターや水商売アイランド、用心棒ミッションや闘技場は遊べない。 エンカウントは待ち伏せした敵に近づくと戦える。だがイベント発生まで敵を全て倒すと二度と出現しない。つまり最後のイベント直前で全ての敵を狩るともう最後のイベント戦以外で戦えなくなる。 ちなみにエンカウントボスも存在して本編で戦える全てのエンカウントボスと戦えるが、戦えるのは一度きり。 真島編で得たお金をATMから1口10万円で本編に持っていくことができるが、金稼ぎの効率は本編の方が圧倒的に良いのであまり役に立たない。逆に本編のお金は真島編に持っていけない。 本編にある難易度「LEGEND」が存在しない。真島編の最高難易度はHARD止まりである。 クリア後にアイテムを持ち越しての周回プレイは不可。直前のセーブポイントが残るだけである。 真島編はあくまでオマケと割り切る方が良いと思われる。 問題点 戦闘システム 様々な追加要素が加わって『6』よりはやれることが増えたが、あまり評判は良くない。 投げ 『6』と同じく投げやフィニッシュホールドで敵が壁に当たるとすっぽ抜けてしまい敵にダメージが入らない。 また、投げ技中はチャージ攻撃を溜めることができない。フィニッシュホールド中は可能。 ボスが投げ攻撃が当たっても投げに派生しない(*13)場面が出てきた。投げ失敗は多大な隙を晒すのでそのまま反撃されるという理不尽なことが起こる。 そういう動作に予兆や決まりは特にないため、意図的ではなく調整ミスだと思われる。理不尽極まりない。 大味なバランス 本作ではザコ敵が異様に硬い。高難易度ではヒートアクションを2発耐えるほど。それでいてボス敵はゲージが多いだけで1本当たりの減りは早く、攻撃力が上がる「サイダー」を使ってから武器ヒートであっという間に沈む。 ガード硬直 ドラゴンエンジンで最も不評だった要素の1つ、敵に攻撃をガードされた時に硬直して隙が生じる仕様が、本作でもそのまま残っている。 一応、ガード硬直を軽減する「ブロウバック」というスキルが追加されたものの、効果を実感し辛い。というか、機能しているかほぼ分からないレベル。 しかも、今回の敵はガード硬直に反応して反撃を繰り出すという厄介なルーチンが組まれている場合もあり、対処できない場合はジリ貧になる。 特に今作は動物とソファーなどを持って道を通せんぼする敵は攻撃すると常時ノックバック硬直が起こるというとんでもない特性までついてきた。 攻撃速度上昇も、このガード硬直のせいで思うほど体感できない。 アルティメットヒートモード アルティメットヒートが『6』と異なり、シナリオをある程度進めないと解禁されない。 しかも、ヒートが最大でなければ発動しないという改悪までついてきた。折角ゲージ制に戻したのだからヒート状態であれば使用できてよかっただろう。 そのため、序盤の桐生がさらに弱くなってしまった。一応□のチャージ攻撃がデフォルトで解禁されているが、それを考慮してもシリーズ最弱の序盤桐生といえる。 アルティメットヒートモード中のデンプシーロールは通常攻撃×4から派生するように変更された。これ自体はいいのだが、デンプシーロールのヒートアクション派生が無くなってしまった。 一応、延々と殴り続けられるというメリットもあるが、派生がなくなったという不自然さのほうが大きい。ちなみに、モーション自体は存在しており、□チャージ攻撃の3段目から発動できる。 能力単体では使いづらい調整がされているものの、闘神の護符を装備かバトルスキル喧嘩神の極みだけでも十分使えるようになるが、さらにバトルスキル蓮家硬体術も加わると一気に難易度レジェンドの亜門さえ楽勝で倒せるチート級の性能に大化けする。 アルティメットヒートモード中はゲージがある限り死なないため例え0になっても闘神の護符や喧嘩神の極み効果でゲージを即時回復し再度発動できる、蓮家硬体術は敵の攻撃に怯まなくなり一方的に攻撃を加えられるようになるため。 カメラワーク 壁際ではさらに近寄るためバトル中に壁際に吹っ飛ばされると何が起きているか分からぬうちにボコられることもしばしば。四ツ寺会館の階段を登るのはかなりストレスが溜まる。 黒装束の男 『2』でも強かったジングォン派の黒装束の男が、元々強かった『3』のリチャードソンのモーションを流用し、足先に刃物が付いた(=特定条件下以外ではガード不可能)という変更点により大幅に強化。 攻撃性能だけなら龍司どころか亜門すら霞むレベルの最強の敵と化してしまった。これは流石にやりすぎ。しかもリメイク前よりも戦闘回数が増えている。 一応、耐久値が低いためヒートアクションや武器を駆使すれば倒せるようにはなっているが、武器が無い場合はかなり厳しい。 敵性能の強化 超反応 『6』同様、敵のAIが大きく向上し、超反応で回避、ガード、反撃される場面が増えた。 敵の銃撃は大きく強化され、避けるのが難しくなった。 『極』までシリーズ恒例であった遠距離からナイフを投げてくる敵と前述の通せんぼ敵が復活。 特に後者は前述の常時ガード硬直の他、耐久上昇、攻撃がガード不可になっているためかなり厄介になっている。今作はこの敵を一撃で倒せる「自爆の極み」がないために有効な対策が少ないのも嫌なところ。 厄介な特性を持つ敵が増えている。 鎧武者は投げを無効化するという特性から立ち回りから乱戦では立ち回りが難しい。忍者は高い回避性能を誇るため素手の攻撃を当てるのが難しいといった具合。 以上の点と、体力ゲージ複数本化からの敵の耐久力上昇で、メインストーリーの戦闘難易度は歴代でも最高レベル。その難易度自体もやり応えがある類のものではなく、調整不足に起因するものであるから評判は悪い。 一部演出の劣化 林戦ではパイプを振り回す際の効果音が劣化、パイプ自体の長さが短くなったことにより大きく迫力が落ち、劣化したとの声が多い。 超・追い打ちの極みでは『2』の演出が再現されているものの、印象的だった滅多殴りに「金網に林を押し付ける」という部分が削除されてしまい劣化した。ついでにモーションの繋ぎ目もおかしい。 究極の極みは『0』と同様のモーションが使われているが、カメラワークと効果音の変更により迫力が大きく劣化した。 本作のスロー演出は、どういうわけか体力バーが表示されたまま演出されるため、見栄えが悪い。 『6』でも小清水戦で体力バーを途中から表示する意図的な演出があったものの、本作では意図的な演出を感じられず、スロー演出が台無しになっている。 ヒートアクション 超・追い打ちの極み リメイク前と違い、追い打ち開始時にヒートゲージが強制的に0になるため、ヒートゲージを温存しても連打を強要される。ちなみに、本作では最大までゲージを溜めないと超・追い打ちの極みは出せない。 また、ヒートゲージ溜めが時間経過で失敗しても、相手が再度ふらついたらまたゲージ入力のし直しである。よって、本作のボスは超・追い打ちの極みでしかトドメを刺せない。時間制限には余裕があるため、連打力が足りなくてクリアできないということはまずないはずだが…。 基本的にリメイク前に専用演出があったキャラはそれらが流用されているが、汎用モーションで使い回している例も多く、バリエーションに欠ける。 馴染み 今作馴染みのヒートアクションは経験値が必要となっている。しかもそこそこ高い経験値。なので他の部分を優先して育てることが多く、経験値に余裕が出てくる終盤になりがち。終盤では街探索もあまりしないため、あまりヒートアクションが出せないまま本編が終了してしまう。 ロード時間 『6』でウリにしていた、アドベンチャーからバトルへシームレスに繋がる点だが、本作では画面が青くなってから攻撃できるまでに大きくロード時間が挟まれるようになり、ストレスが溜まる。 しかし、一部では『6』同様かそれ以上に素早く攻撃が触れるようになるため、意図的に時間をおいている可能性もあるが、理由が不明。 ヒートアクション時に固まってしまう現象は過去作でもあったが、本作では頻度が多め。少なくとも『6』よりは多い。 その他 弾き返しが非常に使い辛い。攻撃を受けてから反撃するまでが妙に遅く、仮に反撃を当てても相手のガードが間に合ってしまう。 また、弾き返しにガード崩しといった特殊能力もないため、出すだけ無駄な技になってしまった。 受け流しも『6』同様、相手を遠くに飛ばすため追撃がし辛い。 体力ゲージが5本以上の色は灰色で固定されてしまっている。過去作の様に奇数偶数で色を使い分けている配慮が無いため、初見では体力が減らないバグだと思った人もいるとか。 『2』に存在した脚つかみが『6』と同じく無くなり技の幅が減った。 『6』と同じく路上武器の耐久値がほとんど3に固定。 『6』と同じく敵ヒート時のオーラの色が赤に固定されている。 大吾や林は過去作で青だったのが赤に変わっていたり、真島は操作時は紫なのに敵時は赤になっていたりする。 本作では様々な手段で技・ヒートアクションを習得するが、それを使用するには別途経験値を使用しなければならない。 武器・防具システム 『6』からの改善として武器を持ち歩くことができるが、システムが不親切になっている。 武器・防具は他のアイテムと違い各15個までしか持ち歩くことが出来ず、使わない武器・防具はコンビニやアジトで預けることになる。だが預けられる武器・防具は各100個までになっている。 また、預けている武器・防具の売却や修理は不可能であり、修理や売却にはいちいち持ち歩かなくてはならず、預けている物は購入時の武器・防具の所持本数にも反映されない。 武器の購入・売却・修理はシリーズお馴染みの上山の店で行えるが、そのシステムも不親切になっている。 利用可能になった直後は商品のラインナップに乏しく、上山に売却した武器の累計金額が一定以上になると商品が追加される。最終的に必要な売却金額は500万円なのだが、武器・防具の売却金額は購入金額の1割という少なさになっている。購入武器を増やすには上山から高い武器を購入してその武器を1割の値段で売るという作業を強いられることになる。 修理も今作は料金が高く、耐久値が0になった武器を修理するのに定価の9割の料金が取られる。ただし、今作では裏ボス撃破後に999万円で販売される奥義書を購入すると武器を使う際に耐久値が最大になるので、それからは修理を行う必要が薄くなる。 コンロとボウリング球はヒートアクションを使うと耐久がいくら残っていようが何故か1回で壊れてしまう。そのため使う機会が自然と無くなってしまう。 ゲームシステム 新星町マップの削除 『2』でのオリジナル要素だった新星町(現実世界での大阪の新世界)が削除された。 そのため『2』では新星町にあるはずの「よつば鍼灸院」「桂馬」などが蒼天堀に移動されている。 『クロヒョウ2』『5』『0』では新星町が無い代わりに蒼天堀に公園や横丁のエリアが追加されていたが、今作にはそれすらない。『0』は後付けといえばそれまでだが、時系列的に存在しないのは違和感はある。 新星町で起こるイベントは全て蒼天堀で起こるように変更され、関連するイベントの内容も変更されている(*14)。だが桐生が「ビリケン」という言葉を口にするシーンは変更されていない。 一部のミニゲームやサブストーリーの削除 パチスロ・ボウリング・マッサージ・YF6・丁半博打・バカラ・ルーレットが削除された。『6』でボウリングのマップにはライザップがあったが、今作には何もない。 パチスロの削除に伴い、『2』の本編ムービーでパチスロをプレイするシーンもカットされた。 サブストーリーも減少した。キャバクラ・ミニゲーム・顔馴染みを除いても削除されたサブストーリーの数は20個近く存在する。逆に増えたサブストーリーは5個のみ(*15)。 特に人気の高かったホスト体験のサブストーリーの削除は落胆の声が大きい。『極』のどこでも真島で、桐生がゴロ美と会話したとき、桐生がホストをやることを示唆していた点も大きい。同サブストーリーにはある条件を満たすことで流れるムービーがあり、それが少なからず起因しているのではとの意見もある。 また一部のサブストーリーの内容が変更されており、『2』では成功すれば500万円の大金を受け取れるサブが15万円限定に大幅減少した。元は無理がある展開だったが…。 シリーズでも語り草となっていた金額だが、二桁回数話しかけることで雀荘リーチ楼前へ強引に入る裏技といいあまりに無理がある展開は修正する方針のようだ。PS2時代の蒼天堀でだけ許されたノリということだろう。 究極闘技が無い シリーズ恒例のクリア後のオマケ要素だが、今作には無い。 オリジナルである『2』や前作『6』にも存在しなかったが、郷田龍司をはじめとした人気キャラといつでも気楽に戦いたいというユーザーから落胆の声があがった。 一応、それに代わるやり込み要素としては「用心棒」が存在している。 ミニゲーム ミニゲームと技解禁の紐付けが、いつにも増して多い。ミニゲームが苦手なプレイヤーにはつらい。 特に、ポイント使用量の桁を間違えたと言わんばかりに時間がかかるバッティングセンターと、ゴルフのビンゴをフルで倒す必要がある(失敗は1回まで)が厳しい。運ゲーではないものの、相当の慣れはいる。 バッティングに関してはチャレンジコース超人級クリアで高ポイントが貰えるため奥義書2つのためだけなら30回で済む。ゴルフが実は落とし穴で13章までに苦労して達成しても遥のおねだりで再度挑戦しなければならない。 カラオケ 一応新曲は3曲あり、真島と一緒に入店も可能だったりと追加要素もあるのだが、肝心のムービーは『極』同様に過去作の一枚絵の使い回しである。他のキャバ嬢の曲のムービーも『5』や『0』の使い回しで新作のムービーは無い。 遥に至っては『極』の曲の流用のみで、新規曲は無し。ムービーも前作同様一枚絵の使い回しのままで、その一枚絵も完全な流用なので『2』バージョンの遥は登場すらしないという二重の使い回しぶり。 しかも、その流用曲も『極』の記事に書かれている通り過去曲のアレンジなので、シリーズファンにしてみれば新鮮味はほぼ皆無である。 新・水商売アイランド クランクリエイターと同じく、最初の1回だけはクリアしないとストーリーを進めることができない。 また、メインストーリーを進める前に水商売を進め過ぎると、プレイ自体が不可能になってしまう。 理由に関してはメインストーリーを進めれば納得いくようにはなっているが、不親切ではある。 『0』と同じように提携店がマップに表示されず、漏れやすい。 ただし、『0』では提携可能な店舗のリストでどのエリア内にあるかの確認ができ、範囲をある程度絞り込むことは可能だった。 前述の通りコスプレさせられるが「ユキ」に着せ替えができない。 現在ではキャバ嬢を引退して経営者の立場となっているが、キャバクラのストーリーを進めるとキャバ嬢に復帰する。しかし彼女はコスプレの対象外となってしまっており、不満が多い。 確かにゲーム内のモデルでは若く見えるが、現実で40近いおばさんがコスプレをすると考えれば相当厳しい事は言うまでもなくできないのも致し方無いところではある。 店の立ち上げ時に『6』のスナック遊び同様のお話をがある。これ自体は評価は高いが、1回しか見ることができない。プロレスラー達のは何度でも見られるというのに…。 用心棒ミッション ゲームの難易度とは別に、1つのミッションごとに3つの難易度が用意されている(ゲーム自体の難易度の影響を受ける)が、配置が同じでパラメータだけが違うのみで、水増し感が漂う。 しかも全てクリアしないと、バトルスキルが解放されず完全クリアした扱いにならない。一応、報酬は難易度ごとに個別扱いではある。 闘技場 過去作と違い、ステージ選択時に相手の顔がクリアしても表示されない。 残っている『6』の問題点 評価点に挙げたように『6』からの改善は多いが、残っている問題点も少なくない。 移動の際に×ボタンを押さなければ走らない。また前作に比べて距離が長くなったものの、無限ダッシュは削除されたままで走り続けると息切れして立ち止まる。 酒に酔いすぎると歩きがフラフラになる。しかも飲める酒のゲージも多くない。 フレームレートが30fpsのまま。ちなみに前作リメイクの『極』のPS4版は60fpsであったが、使用するエンジンが違うため仕方がないところ。 ただし、フレームレート自体は安定している。なお、Win版(後述)はフレームレートに制限がかかっていないためある程度のスペックがあれば調整次第で比較的容易に60fpsでプレイできる(*16)。 クランクリエイター 『6』から色々と手を加えられたものの、あまり肯定的な意見はない。クランクリエイターのストーリークリアのトロフィー獲得率が、水商売アイランドの1/3程度であるから、その評判の悪さが推して知れる。 嫌ならやるなで済めばいいが、技の解禁条件の1つに組み込まれている。また、それを無視するにしても最初の1回だけはクリアしないとメインストーリーを進めることができない。 カメラワークが悪い カメラが近すぎる割にカメラを遠ざけることができず、全体像の把握が難しい。 後半はまだマシになるが、よりによって最初のステージが一番視認性が悪いため、ここで折れる人も多い。 また、カメラの調整する向きを変えることもできない。 本作では従業員のレベルアップが専用アイテムの社長賞を消費する形となった。 しかし、レベルアップに必要な量、人数に対して入手量が見合っておらず、戦力強化には長い時間がかかる。 『6』と違い、経験値でのレベルアップは不可能になってしまった。余りやすい経験値を消費する方法が無いのは惜しい。 ただし、それらを踏まえてレベルの上限は『6』の99から10とかなり引き下げられている。 ソート機能がお粗末。 1ステージが終盤は10~20波と長く、難易度も『6』より高いためダレやすい。また、ラスボスから難易度が跳ね上がり、それ以前の戦闘員では余裕に対応できるがラスボスになると一気に敗北することがしばしば。また、敗北しても救済のアイテム等もくれないので時間がかかる。 『6』と違い倒されたキャラが復活できないのも難しさに拍車をかける原因となっている。従業員のHP回復スキル以外にマップに設置されるアイテムや根性アップでHPは回復できるものの倒されてしまえば当然効果がないため。 真島以外のメインキャラクターは相変わらず1キャラごとに500円の課金が必要。『6』では攻略サイトに上がっているパスコードを使用するという方法を使えたが、今回は不可能。これについては『6』のほうがおかしかったので仕方ないだろう。 BGM 今回挿入歌とEDをSiMが担当しているが、曲自体の評価はともかく、本作の挿入歌としては賛否両論。 リメイク前のクレイジーケンバンドの楽曲がとても好評だったというのが大きい。挿入歌の流れた「失意の桐生が刺されるシーン」もエンディングも雰囲気がかなり変わってしまっている。 OPムービーが無い影響で本作のメインテーマである『A』を聴ける場面が本編ではエンディングのみ。一応、用心棒ミッションの最終ミッションの亜門一族3人組戦で戦闘BGMとして使われてはいる。 シリーズ作でメインテーマ曲が戦闘BGMで使われるのは『クロヒョウ』シリーズの最終ボス戦以来の出来事。 ジングォン派戦などの戦闘BGMがいくつか削除されている。 特に林に単独BGMがあるのは「何で林に」とネタにされつつもシリーズでも珍しく林が優遇されている要素だっただけに惜しいところではある。 その他 章をクリアしても体力やヒートゲージが回復しなくなった。 字幕の文字が非常に小さく、かなり見辛い。同じPS4作品である極以前と比較するとその差は歴然。 『0』から18年も経過しているのに、続投キャラのモデリングはそのまま。 特に真島編のマコトやユキは30代後半なのに20歳そこそこの頃から全く変化が無い。歳を重ねても美人という設定ではあるが…。 一応、キャバ嬢に復帰したユキに真島が「ちょっと歳食った感はあるけどな」と言うシーンはあるが、お世辞抜きでそうは見えない。 ストーリー 『極』でもそうだったが、ムービーのカメラワークや動きはリメイク前のものを流用している。そのため、所々動きがややカクつくシーンが目に付く。 特に2章で蒼天堀を歩くシーンやグランドのダンサー、11章で狭山との橋の上での会話のシーンの通行人などで顕著。見た目が綺麗になった分余計に気になる。 また、新録音声と口の動きがかなりズレている。 蒼天堀に初めて来た際、テキストでは2と同じく「初めて大阪に来た(意訳)」と書かれているが、桐生は『0』で大阪に来ており矛盾している。 オープニングの廃止。『6』は最終章ということもある為にネタバレ防止を兼ねてオープニングを廃止したと思われたが、今作でもオープニングが無い。オリジナルの『2』や前作リメイクの『極』はオープニングがあったにもかかわらず無くした理由は謎である。 ちなみに、最初の墓参りで見られる『1』の回想は『極』のムービーで作り直されている。 真島編のシナリオ いくらおまけと言っても数時間足らずで終わってしまうのは消化不足。また、真島編が作られたであろう理由がカタギ時代の真島がこの時期しかないという意味もあるのだろうが蓋を開ければ、真島がヤクザ時代での話であり、もっと真島を描けたのでは?と残念がるユーザーも多い。 また、千石組の神室町侵略を真島が止めたのだが、それもシナリオ上のバトルが無かったことが惜しまれる。 総評 『極』『6』のボリューム不足の反省か、新旧合わせて多数の要素が登場し、今作のオリジナル要素はなかなかの量。 全体的に、「調整不足にも程があってまともに遊べない」と酷評する意見の多かった『6』と比べれば改善点も多く、大分遊べる出来にはなっている。 しかし、『2』も加えた歴代シリーズと比較するとオリジナル版で存在した要素の変更と削除も多くゲーム性の面で付き纏う不自由さや練り込み不足の感は否めず、完成度はまだ低いと言わざるを得ない。 だが『極』や『6』から本シリーズを始めたユーザーなら違和感なく遊べると思われる。 余談 遥のおねだり 本作には直接関係ないが、「『6』の遥を思うと素直に楽しめない」「未来でああなると思うと」といった声も少なくない。 食事をおねだりされた際、指定された以外の商品も複数注文することが可能。その際、アルコールも注文することができる。 このとき、桐生が酒酔い状態にはなっていない。つまり…。 本作の発表イベントでは寺島氏の発言が原因で炎上騒動が起きてしまった。 そのためか、ハングル版ではゲスト声優が演じたキャラクターがパッケージから削除されている。 その後の展開 2019年5月9日にWin版がSteamにて配信開始。Win版はこれまで同様、海外版タイトルの『Yakuza Kiwami2』として配信されているがUI/音声/字幕は日本語対応。 Win版は4k解像度への対応、無制限フレームレート、カスタマイズ可能な操作方法、豊富なグラフィックオプションを搭載している。だが、ドラゴンエンジンベースということもあってか前作(『Yakuza Kiwami(龍が如く 極)』)より推奨スペックが上がっている点に注意。 他のシリーズは海外版ベースということもありオープニングやエンディング楽曲が差し替えられていたが今作は日本版から変更されていない。 2020年7月29日にはOne版も配信が開始された。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5575.html
龍が如く2 【りゅうがごとくつー】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 2枚組 発売・開発元 セガ 発売日 2006年12月7日 定価 7,140円(税5%込) プレイ人数 1人 レーティング CERO D(17才以上対象) 廉価版 PlayStation 2 the Best2007年12月6日/1,890円(税5%込) 判定 良作 ポイント シナリオが相変わらずかなり濃厚新しく大阪が登場し二大都市を大移動続編作品としてお手本のような完成度 龍が如くシリーズ 概要 ストーリー 特徴・新要素 評価点 賛否両論点 問題点 ストーリー上の問題点 総評 余談 その後の展開 そして本物の龍は、唯一孤高の伝説となる。 概要 『龍が如く』シリーズの第2作。時間設定は前作から1年後となり、今回は『1』の舞台であった神室町以外にも、大阪を舞台として乱闘劇が繰り広げられる。 主舞台となる蒼天堀はその名の通り、大阪府大阪市中央区の道頓堀エリアがモデルで、その他にも通天閣及び新世界エリアをモデルとした新星町という小さな町も登場する。 関西の強敵との争い、前作キャラとの再会など、続編ものとして欲しいものを概ね取り揃えた正統進化の名作として有名な作品。 ストーリー 2006年12月15日、関東最大の組織、東城会と“消えた100億”をめぐる大事件から一年がたった日。 桐生一馬は、遥とともに幸せな日々を送っていた。 だが、そんな彼らの目前で惨劇は起きる。東城会会長・寺田行雄の死。堂島の龍と呼ばれた伝説の男は運命の糸にたぐり寄せられるように渡世へと戻っていく…。一年後の事件により、弱体化した東城会を救うべく、桐生は寺田の“書状”を手に関西へ向かう。 しかし、関西で待っていたのは“関西の龍”こと最強の極道郷田龍司と、やくざ狩りの異名を持つ刑事、狭山薫という女性だった。 東京と大阪の街を舞台に巻き起こる争い、襲い来る屈強な男達。 神室町、そして東城会に隠された“語られぬ事件”そこに秘められしさまざまな感情、二十数年という歳月を経て果たされていく復讐… 桐生を待ち受ける宿命とは?隠された過去に秘められた真実とは?最後に神室町を制するのは関東か?それとも関西か? 特徴・新要素 アクション・演出面の強化 □ボタンによるラッシュコンボの攻撃速度が大幅に上昇し、デフォルトで全方位に攻撃を行うことが可能になった。 敵を掴んだ状態で左スティックを逆方向に入力し□ボタンを押すと、掴んだ敵はそのままで背後に向かって攻撃ができるようになった。 また、敵に掴まれた場合も、左スティックの入力と□ボタンで攻撃し、他の敵からの追撃を迎撃して防ぐことが可能になった。 掴まれた状態での攻撃はあくまで他の敵からの追撃防止のためのもので、掴んできた相手に直接反撃することはできない。 しかし、とあるサブストーリーをクリアすると、掴まれた状態で〇ボタンを一定回数以上連打することで、投げを仕掛けてきた相手を逆に投げ飛ばして反撃することが可能になる。 〇ボタンの掴みでダウンした敵の足を掴むことが可能になった。 ダウン状態からの起き上がり時に敵の足元を薙ぎ払ってダウンさせるライズキックなど、レベルアップに従って増えていく攻撃パターンは更に豊富になった。 ただし、本作以降はダウンした敵への追い討ちが△ボタンのみとなり、ヒートゲージがある場合は追い討ちの極みが発動するため通常の追い討ちができなくなった。 一応、上記の○ボタンの掴みから□ボタンの攻撃で通常の追い討ちが可能ではあるが、敵の足元側でないと掴めないうえ、攻撃までワンテンポあるためやや使いにくい。 シリーズの元になった『シェンムー』にも存在した、QTE(*1)が導入され、一部のヒートアクションや敵の攻撃イベント時にQTEが発生するようになっている。 超・追い討ちの極み ボスとの戦闘において、ボスの体力を一定値以下まで減らすと特殊演出が挿入され、専用ヒートアクションである「超・追い討ちの極み」を発動することができるようになった。 ヒートゲージのストックがあれば演出後に即発動可能、ヒートゲージのストックがなかった場合はR2ボタンの連打でヒートゲージを溜めることとなり、10カウント以内に溜めることができれば発動できる。 連携供給の極み(顔馴染みシステム) 特定の店舗で既定回数買い物をしたり、サブイベントをクリアしたりすることで、「顔馴染み」を作ることができる。 「顔馴染み」の近くで戦闘が発生すると、戦闘開始直後に専用ヒートアクションを発動可能となり、QTEのボタン入力に成功すると敵の1人に対して大ダメージを与えることができる(*2)。 例えば、蒼天堀でチンピラに絡まれているキャバクラのキャッチを助けるイベントをクリアすると、その近くで戦闘になった際にキャッチが宣伝用のハリセンを投げ渡してくれるイベントが発生し、ボタン入力に成功すればハリセンを受け取った桐生が敵の頭を殴り飛ばす「ツッコミの極み」が発動する。 ヒートゲージの消費や失敗時のダメージ等のリスクも無いため、オマケ程度のものかと思いきやダメージはかなり大きく、成功すれば雑魚なら一人倒せる。 サブストーリーでも該当のエリアの戦闘なら発生し、雑魚一人の場合はこの一撃だけで終わってしまうことも。 サブストーリーの終了状況の細分化 本作より、サブストーリーのクリア済みを示す表示が「完」と「終」の2種類となった(前作は「終」で統一)。 一部のサブストーリーでは、選択肢などに誤りがあった場合に報酬のランクダウンなどと共にクリア済みの表示が「終」となる(つまりノーマルエンディング扱い)。 コンプリート要素への影響はないが、「終」でのクリアでは話がすっきりしない幕切れを迎えることも多いため、「完」でのクリアが理想的ではある。 評価点 前作からさらに快適化したアクション 前述のように、ラッシュコンボの攻撃速度が上昇し全方位への攻撃も可能になったため、多数の敵に囲まれても苦戦しにくくなった。 敵を掴んだり敵に掴まれた状態で取れる行動のバリエーションも増えているため、ダメージを受けないような立ち回りも比較的容易となった。 ヒートゲージのストックさえあればヒートアクションが連発できるようになり、前作よりも使いやすくなった。バリエーションも増え、前作より更に豪快かつ極悪な技を繰り出すことができる。 また、前作よりも時間経過によるヒートゲージ減少量、及び減少するまでの時間が大きく緩和された 前述した顔馴染みシステムによる連携供給の極みは、モーション自体こそ他のヒートアクションの流用だが、土木作業員の汗臭いヘルメットを顔に被せて精神的なダメージも与えつつ殴ったり、アコースティックギターで殴ってギターを破壊するロックなものなど、武器にしているものが風変わりなこともあってどれもインパクトは抜群。 使用できる武器も増加している。 手持ち武器の種類として本作から追加されたトンファー・カリスティック(*3)は、とあるサブストーリーをクリアしなければ扱うことはできないが、派手さと使い勝手の良さを兼ね備えている。 操作性も細かいチューニングが施され、進化している。 ストーリーはシリーズ屈指の濃さ 前作同様、馳星周がシナリオ監修として参加している。 東西の極道組織の全面戦争、かつて東城会が壊滅させた海外マフィアの復讐、元極道・桐生と女刑事・狭山薫との禁断の恋、「龍」と呼ばれる2人の男の矜持と命を懸けた激突といった、前作をも上回る壮大なスケールの物語が描かれる。 また恋愛要素は前作では由美と桐生の愛は描写不足であったが、今回の狭山と桐生の愛は前作よりはしっかりと描かれている。 前作に登場した人物の多くが続投し、その多くがメインストーリーに絡む。ユウヤのように前作でメインキャラだったのに本作ではサブキャラに降格したキャラもいるが、代わりにサブストーリーで大きな見せ場がある等、キャラの扱いは充実している。 また、前作ではサブストーリーにのみ登場した人物も何人か本編に絡む。前作をやり込んでいた人ほどニヤリとさせられる。 本作のライバル的な存在の郷田龍司は現在も人気が高い。 近江連合直系組長という格、関西の龍と呼ばれるほどの武闘派ぶり、ストーリー中で青さが見られるにもかかわらず醸し出される大物の雰囲気から、キャラクターとしては高く評価されている。 発売から8年弱経った2013年の人気投票でも9位にランクインしており、シリーズ初期のキャラでありながら人気を保っていることが窺える。 『龍が如く』シリーズにおいて以後ファンの中で議論されるラスボス問題であるが、お手本と声が上がるほど郷田龍司は評価を得ている。 街が2つになったことで探索量が大幅に増えた。 前作にもあったバッティングセンター、ゲームセンター(UFOキャッチャー)、カジノ等は今回もしっかり登場。加えてさらに多くのミニゲームが追加された。中には麻雀や将棋等、もはやミニとは言えない本格的なものまで。 ちなみにパチンコ屋では、Sammy発売の実在のパチスロ機種が遊べるようになった。 前作同様、地下闘技場がある。こちらも前作からボリュームが増えた。 前作ではコンプリート要素はサブストーリー程度であったが、今作ではメニューの「コンプリート」で様々な要素のコンプリート状況を確認できるようになった。 「食事」「酒」「ヒートアクション」「キャバ嬢」「サブストーリー」「コインロッカー」「ミニゲーム」のジャンル別に記録されている。このことによってやり込み要素は更に増した。 前作同様、クリア後にメインストーリー進行なしでサブストーリーを遊べる「ADVENTURE REVIEW」が登場する。 前作では桐生のレベルが1に戻ってしまうが、本作ではクリアデータを引き継ぐことが可能になったため、強い状態でサブストーリーに挑戦できるようになった。 真島吾朗のキャラクター性の絶妙な塩梅 前作は「独特の美学を持つキレキャラ」として終始プレイヤーを魅了していたが、本作では頭のキレる一面や男気を前作以上に魅せ、キャラクター性が広がった。 本作では「真島建設」という会社を立ち上げているため、終始作業用ヘルメットを被って登場しており、ビジュアル面での異様さはある意味前作以上である。 キャラクター性が広がったことで、後のシリアス路線に繋がってしまった感はあるが、本作に限ればバランスは良く、『1』の狂気じみた印象を崩すことなく兄貴分として上手く演出している。 BGMも良好 主題歌及び挿入歌はクレイジーケンバンドが担当。 本作の主題歌及び挿入歌は、本作発売の翌年に公開された『龍が如く 劇場版(『1』をベースとした実写映画)』と共通となっている。 テーマソングやラスボス戦のBGMの評価は良い。 グラフィックは前作よりも改良され綺麗になっている。 真島の兄さんやキャバ嬢といった人物のグラフィックは正統に進化。新しい街「蒼天堀」もしっかり作られている。 PS2作品の中でも高画質でリアルな町並みを再現されている。 マップが改良された。 店の一覧表が追加され、どこに何があるかが分かりやすくなった。 2周目特典が追加。 前作は引継ぎ要素が皆無に近かったが、本作は2周目特典が追加され、コンプリート要素の達成ごとに強力な武器等が手に入るという仕様になって登場した。 ロード時間が全体的に短縮された(特に戦闘前のロード)。 さらに、戦闘前のロード中は敵が桐生に対して怒鳴ったり挑発している様子を映すことによって、体感的な待ち時間を短く見せている。 賛否両論点 桐生と狭山の関係について。 + ネタバレ注意 本作のヒロイン・狭山との関係に関しては、出会いから恋愛に発展するまでの日数の短さや描写の薄さについて指摘されることが多い。 4章の狭山との出会いから16章での最終決戦までの経過日数は3~4日。その間にお互い命を預けあうほどの恋仲に発展している。この数日の間に多くの死線をくぐり抜けており、単純な時間の短さではかれるものでもないのだが、終盤まで恋愛的な描写も少ないためいまいち説得力に欠ける。 そのため、「流石に短過ぎ。もっと期間を設けるべきではなかったか」といった違和感を唱える意見も出た。 ただし『1』の桐生と由美の恋愛も描写が薄く、説得力に欠けるという指摘はあった。本作の狭山との関係はそちらに比べれば信頼を築いていく過程はしっかり描かれているともいえる。 探索量の増加に合わせてサブストーリーも大幅にボリュームアップしており、その総数は100を超える。 中には桐生がキャバクラを経営したり、年甲斐もなくホストクラブで働くと言ったサブストーリーもあり、盛り沢山の内容となっている。 特にキャバクラ経営は、客の反応を見ながらキャバクラの内装をコーディネイトしたり、面接でキャバ嬢のモチベーションを上げて売上アップに繋げ、売上が一定額になるとイベントが発生したり店を改築したりと凝った内容になっており、かなりのボリュームがある。 しかし、サブストーリーについても一部に否定的な意見はある。 例えばホストクラブでのサブストーリーでは、会話の選択肢によって女性客を喜ばせて高額の注文を受け、ノルマを達成する必要があるのだが、先輩ホストから与えられるヒントが抽象的過ぎてまるで役に立たないこともあってノルマが上がる後半は詰まりやすく最終的に覚えゲーになりがち。 また、似たようなシステムの通常のキャバ嬢攻略は救済として、どれだけ会話をミスしても高額の注文をしたり何度も誘うなどすれば初心者でもクリアできるが、ホストはそういった要素はない。 ただし、失敗すると即「終」になってしまうなどのペナルティはなく、何回もノルマに挑戦できる。またノリノリでシャンパンコールに混ざっている桐生などの笑えるシーンもある。 キャバクラ経営は、店のセッティングを終えてから1回の売上が出るまでに多少の時間がかかるため、街を探索しながら連絡を待つ必要がある。 そのため、他のサブストーリーを先にほとんど攻略してしまった場合は連絡待ちの時間が手持ち無沙汰になってしまう。 サブストーリークリアのためにミニゲームをクリアしなければいけないケースが多く、その点については不満意見も多い。 今作で追加されたミニゲームの内、麻雀や将棋は細かなルールを把握しておかなければ勝利できないため、それらが関係するサブストーリーは初心者にとっての鬼門となっている。 将棋の場合は「将棋ソフトを使ってカンニング」という最終手段があるが、麻雀のサブストーリーは同じ卓を囲むNPCの強さが尋常ではない上、救済措置も一切なく、麻雀に疎い人間にはまずクリア不可能なレベル。 一応、パチスロ・将棋・麻雀など初心者に達成困難と思われる一部のサブストーリーは、他のサブストーリーを全て終えると戦える裏ボス・亜門の出現条件からは除外されている。 ただし、サブストーリーコンプリートで手に入る武器の入手条件からは除外されていないため、コンプリート特典が目当てならばどちらにしろそれらのサブストーリーもクリアしなければならない。 問題点 前作と異なり、シリーズのヒロインである遥がおねだりをしなくなった 一緒に歩く機会はあるが「これ食べたい」「あれやって」とは一切言わないので、同行する意味がほとんどない。一応、遥同行中限定のサブストーリーはある。 前作での遥のおねだりイベントには「あれこれおねだりされることに鬱陶しさを感じる」という批判的意見も多少はあったが、やり込み要素の1つとして好意的に捉える意見も多かったため、完全に削除されてしまったことについては不満の声が大きかった。 不評だったためか、『3』以降のシリーズ作ではほぼ全作におねだりイベントが搭載され、「ストーリー進行のために遥を連れて歩かなければいけない場面がほぼなくなり、単独行動がしたければ遥と一緒の行動をすぐに切り上げることもできる」もしくは「クリア後モードでのみ楽しめるやり込み要素」という形に落ち着いた。 エンカウント制限がある 1周目に限るが、本作では一定以上の経験値を稼ぐと(*4)、街に雑魚敵が登場しなくなる仕様がある。 このせいで戦闘の機会が大きく減り、経験値やヒートアクションが取得し辛くなってしまう。サブストーリーや飲食で稼げということなのだろうが、このせいで体力を下げる手段が減って食事が摂り辛くなるため、バランス調整にしては安直すぎる。不評だったのか本作限りで廃止された。 金稼ぎが難しい ストーリーを進めるために情報屋から30万で情報を買う必要があったり(*5)、とあるキャバ嬢の完全攻略のためには1000万の借金を肩代わりする必要があるなど、金を支払うイベントが多いのだが、その割に金を稼ぎやすいイベントが不十分で詰まってしまうプレイヤーもいた。 一応、ギャンブルをする前にセーブとリセットを繰り返してルーレットなどの低倍率だが手堅い予想(赤or黒、奇数or偶数)を当てていけばそれなりの時間で大稼ぎすることが可能なのだが、初心者には分かりづらいという意見もある。 また、情報屋の場合は金を稼ぐギャンブルが麻雀しかなく、麻雀ができないユーザーのことを考えていない。 不評だったのかこれ以降で本編で金を支払うイベント等は少なくなった。 街の移動の不便さ ストーリー終盤で神室町と蒼天堀を自由に行き来できるようになるのだが、神室町~蒼天堀間を移動するのには3万円かかる。 東京~大阪間の移動費用としては割とリアルな金額設定ではあるのだが、ゲーム中だと結構な額であり、サブストーリーやキャバ嬢を一方の街に残していると面倒である。 続編では基本的に初乗り運賃でどこでも行けるように変更されている。 強制のお使いイベントや他キャラクターの同行イベントの弊害 前者はこのシリーズに限ったことではないが、ヒロイン狭山に関して「序盤の使い走りで下着とビールを買いに行く」「失踪した彼女を捜索するイベントが複数回ある」というイベントがあり、これらに対しては批判がある。 特に前者は、「依頼を受けた地点から最寄の酒類販売店であるドン・キホーテで下着も一緒に購入可能だが、それに気付かず最初にコンビニ等に向かってしまうと下着の販売場所のヒントがないため迷ってしまう」「下着の値段がそれなりに高く、序盤の所持金で購入するのは厳しい」「実は収集要素のコインロッカーで下着を無料で入手可能なのだが、それに気付くタイミングはほとんどのプレイヤーにとってこのイベント後になるため、神経を逆撫でされる」といった点が問題になる。 後者に関しても、特に狭山関連で批判がある。他のキャラクターでも同行イベントはあるが、それらの場合は同行期間が短く、遥は一部を除きセレナ(本拠地)に待機させることが出来る。 しかし、狭山の場合は同行期間が長い上に強制同行が発生することもあり、同行中は上記のホスト体験等のサブストーリーが進行出来なくなるため、「好きなタイミングで自由に遊ぶ」ということが完全に不可能になる。 また、キャバクラなども入る時は店の前に同行者を外で待たせることになり、出てきた時に文句を言われるので少々罪悪感が沸く。 後のシリーズでは「一旦相棒と別れることが出来る」もしくは「期間が短い」「同行者が居てもサブストーリー進行を阻害しない」等の改善されている。 コンプリート要素の中でもミニゲームのコンプリートはかなり困難。 特に、「バッティングセンターの全コース全球ホームラン」と「パチスロで一切中断せずに10000枚出す」という条件はかなりの難関。 パチスロに関してはコインの増え具合がほぼ運任せである上、中断が不可能なため、達成までゲーム機本体の電源を切ることができない。 中には1週間電源を入れっぱなしで過ごすことになったというケースすらあった。 ADVENTURE REVIEWの仕様 クリア後のやり込みモードであるADVENTURE REVIEWだが、引き継げるのは所持金やステータスのみで、コンプリート要素の達成状況が引き継げない。 特に問題となるのがヒートアクションで、ストーリー中でしか戦闘の機会がない場所でしか発動できない限定ヒートアクションがあるため、ADVENTURE REVIEWでのコンプリートは実質的に不可能。 一応ストーリーモードでヒートアクションをコンプリートしていけばコンプリート特典を受け取ることは可能だが、ADVENTURE REVIEWの目的を考えればコンプリート要素のリストを完全に埋めることができないこの仕様は消化不良感が残る。 QTE 後述の龍司抜きにしても、後のシリーズと違い本作のQTEの入力時間は短い。 一瞬というわけではないが、いつどこで発生するかもわからないため、とっさに入力するには厳しいものがある。幸いにもボタン入力固定が多いのが救い。 郷田龍司の戦闘 龍司はキャラクターとしては評価されている一方で、ゲーム上におけるラスボスとしての強さについては批判されている。 ラスボスとしての存在感はあるが、体力や攻撃パターンなどラスボスとしての強さについてはシリーズ最弱候補の筆頭に挙げられる。具体的には、典型的なパワータイプで攻撃のコンボ等も発生が遅く対応しやすいため。時折鉄骨が崩れるQTEが発生し、失敗すれば大ダメージを負うが、演出もボタンも固定なので慣れれば簡単に対処出来る。 さらに、中盤のボスとして出てくる彼の部下・林弘がシリーズ屈指の体力量(*6)を持ち、残体力に応じた戦闘スタイル変化を併せ持ち、戦闘スタイルによっては通常攻撃でのけぞらないスーパーアーマーを持つ。本作一番の強敵で難所のため、対比で余計に弱く感じてしまう。 + ネタバレ注意 最終章における龍司との最終決戦の決着の場面で、失敗すれば即死の上に入力受付時間はたったの0.7秒という、初見殺しとしか思えない極悪なQTEが挿入されている。 この点については「命を懸けたラストバトル」というシチュエーションに合わせた演出だと好意的に見る意見もある一方、「あとはエンディングのみというタイミングで多くのプレイヤーがリトライすることとなるQTEの仕様は物語への没入感を削ぐものであり、QTEを入れるにしてももっと入力受付時間を長めにしておくべきだったのでは」といった不満意見も多い。 幸いにも入力ボタンはランダムではなく固定なので、2回目以降は引っかかる心配はほとんどない。 ストーリー上の問題点 非現実的すぎる描写について 中盤において、非現実的すぎる演出、ストーリー展開がある。そのため『1』のようなリアリティが薄れてしまった言う意見がある。 『1』でも、サブストーリーのなかにはギャグ要素の強いものもあったが、本作のメインシナリオにおける荒唐無稽な展開には批判的な意見が出てくることもある。 + ネタバレ注意 近江連合・千石組の事務所が「大阪の城」と通称される、というか読んで字の如しの城郭風の建物である。 事務所が城である時点で異様であるが、さらにその城が突如2つに割れ、下から黄金の城がせり上がって出現。その中に突入した桐生が武者や忍者の姿をしたヤクザと戦った末、最後は虎2体と戦うというかなりぶっ飛んだ展開がある。 以降の作品にも明らかにやりすぎなシーンや動物と戦うシチュエーションは見られるが、本作は特にぶっ飛んでいる。 なお、大阪の城については名越氏の発案で、横山氏が完全に無視して脚本を書いたら名越氏に大阪の城が入ってないことを指摘されたということが「『龍が如く』シリーズ10周年記念本 龍大全」で語られている。 無理の多いシナリオ・矛盾点 馳星周がシナリオ監修として参加しているとはいうものの、前作と違い1発で監修が通り、指摘されたのは狭山薫の経歴だけだったと明かされており、実質監修してないに等しいともいえる。 そのため、メインシナリオの一部に、明らかに無理がある、矛盾が強い展開がある。 とはいうものの、馳星周が大きく関わってる前作でも粗の多さや、特にヤクザ関連の描写はアウトロー小説家とは思えないほど粗が多かったのもまた事実である。シリーズ伝統とか言わない + ネタバレ注意 堂島弥生 絵面からして映える、という理由だろうが、堂島弥生が東城会本部で会長代行を務めるのは明らかにおかしい。 まず、極道組織とは有限会社に近い。たとえ元大幹部だろうが、引退してしまえば基本的には赤の他人であり、まして10年前に潰れた組の人間の親族なぞ、最早組織と何ら関係無い。 現実世界で例えるなら、「10年前に死んだ専務の妻が昔夫が専務だったからと主張しつつ、何故か社長の椅子に座っている」という状況である。 「弥生以外東城会に人材がいない」「堂島宗兵という男が、そんな常識を覆す程に、東城会において皆から畏敬の念を寄せられた大人物だった」と強引に解釈することもできるが、作中でそのような説明なされないので不自然さは拭えない。 なお、本作のリメイクである『極2』において、堂島弥生が東城会の執行部という設定が追加され、会長代行の候補としてはあり得ないほどではなく、弥生自身が組織とは全く関係のない人間ということではなくなっている。 堂島大吾 そもそも堂島宗兵の息子というだけで、堂島組ならまだしも東城会を支える人材と桐生や柏木が見なしているという設定は違和感を覚える。 一応、射撃の腕前は一流、若い者には慕われるといったカリスマや求心性がある発言はされているが、「近年は上納金すら納めず、堅気にも迷惑をかけて遊び呆けてばかり。アレはもう駄目だ」と本部からは見限られていたチンピラが、幹部同様に300人の組員を指揮するよう振舞うという展開にも疑問が沸く。 嶋野組・堂島組の直系への昇格時期に関して矛盾が生じている。 本作において嶋野は、「動きの鈍い風間の代わりに敵対組織の精鋭30人を1人で始末し、そのお陰で堂島組は神室町を支配出来た」という大戦果を1980年時点で挙げた設定が加わった。 そして同時に、「この功績を評価されて、嶋野も直系に昇格した」とも述べられているが、前作の『1』では「直系昇格は87年」となっていたので、この功績が何故か7年間も無視されていたことになり、経緯に関して齟齬が生じている。 「単に昇格時期が変わった、というよくある設定変更」ということだろうが、そうすると今度は堂島組の直系昇格が85年という点が引っ掛かってしまう。 ちなみに、『4』や『極』では87年に昇格した(つまり『1』と同じ)という設定になっている。 スターダストのユウヤが、一輝が偽物と入れ替わっていたことに半年も気づかなかった。 姿は瓜二つであるが、瓦は刑事とはいえほぼ面識がないのに声の違いだけで一瞬で偽物と本物を見分けた。しかしユウヤは一輝と元々の付き合いがあり、人生の恩人として心の底から慕っている。 なのに半年間も気づいていないのは流石に無理がある。親しい人間の声がわからないほどユウヤは鈍感なのだろうか。 中盤にある人物が東城会を裏切るのだが「会長代行の弥生に惚れており彼女を我が物とするため」という動機を語る。 男女関係での縺れが原因での事件も少なくないので、動機自体はありえないことではないのだが、その前までのイベントでも特に弥生に対して特別な感情を持っているようには見えない態度を見せており、この動機があまりにも突飛すぎる印象を受ける。 爆弾処理 終盤に神室町に多数の爆弾が仕掛けられるのだが、それを爆弾の専門知識もないであろう300名の東城会の組員が解除することになる。 真島が爆弾処理する描写が入るが、処理方法が映像作品でよくある、複数のケーブルを勘で判断して切断するというもの。1本ぐらいならそれもあり得るだろうが、流石に30本以上のケーブルの切断を勘で成功させるのはご都合主義にも程がある。 エンディングに関して 一連の事件にはきちんとケリをつけているが、当初の目的である近江との杯交渉については特に語られることもないため、やや消化不良感が残る。 郷田龍司 元々郷田龍司はストーリーがほぼ完成した後に後から追加されたキャラクターである。これ自体は英断であるものの、龍司関連は後から足した影響からか、錯綜した感も否めない構成になっている。 桐生と龍司が出会うキャバレーグランドに飲みに行く過程からして強引すぎる。 桐生がグランドに入店したところ、VIP席がヤクザに貸し切られて迷惑していると揉めている客と店員を見かける。 その後、桐生が情報屋である黒川にキャバレーグランドのVIP席について聞いた際に、黒川はキャバレーのオーナーを半ば脅して桐生をVIP席に強引に招待させてしまう。 黒川曰く「迷惑していたチンピラを退治してくれた礼」であり、少し質問しただけなのに強引にVIP席に招待されて閉口しているような桐生の描写と合わせて、大阪ノリのギャグ展開と解釈できないこともないが、サブストーリーではなくメインシナリオでやるにしてはコントのようで流石に不自然な展開となっている。 そもそも、恐らくヤクザたちは了承しておらず、桐生としてもトラブルに発展する可能性が高いと認識はできたと思われる。また、ヤクザがいることは事前に確認している上(*7)、そのヤクザたちの近くで堂々と酒を飲み、さらに喧嘩を売る行為を行っている。 顔が知られていないとはいえ、命懸けの交渉の前夜の行動としては不用心すぎる。情報屋の黒川は後に「桐生に恩を売れば金儲けになると思った」と語っているので、豪勢なVIP席に何としてでも桐生をねじ込もうとした意図はわかる。 しかし、桐生の立場からしたらただただ危険でしかなく、黒川の行動を止めること無く静観し、言われるがまま行ってしまうのは明らかに不自然で無理がある。あるいは桐生が短慮であると言える。 ただし、過程を考慮しなければ龍司との邂逅シーンの一連の流れは評価は高く、舞台設定も申し分ない。 総評 前作からシステム・機能面が入念なチューニングや多くの改良が行われた結果、大きな進化を遂げた。 中身も濃厚な内容で前作以上にボリュームが増し、『龍が如く』シリーズの人気を確立させることに成功した。 全体としてかなり進化した、お手本のような続編物といえる。 現在は下記にあるHD版もあるので今から遊ぶ人はそちらがオススメ。 余談 廉価版ではDVDが2枚から1枚で二層ディスクになっている。そのためか、セーブデータの互換性がない。 本作発売時に「作中に登場する韓国語の翻訳と発音が韓国人ですら理解が難しいほどに不自然」という指摘があり、後述するHDリマスター版では一部の韓国語の音声が韓国発売版(韓国語音声を再収録したもの)と同じものに変更されている。 本作でヒロインを勤めた狭山薫であるが、次作『3』冒頭で海外に渡ることを告げ、そのままシリーズからフェードアウトした。 メインキャラクターは次作でも活躍したり、本筋に関わらなくともサブストーリーが用意されていることが多い中、何故主要キャラの狭山が実質本作のみで退場したのかは謎である。 『龍が如く OF THE END』で見た目も名前も瓜二つの別人物が狭山の役柄を代わりに担当しており、出演の機会を逃している。 何らかの理由で故意に狭山を使わないような意図があるようにも見えるが、制作側も語っておらず不明である。 『5』にて桐生と狭山の『2』での行動について揶揄混じりに語られる場面があるため、制作陣の中でも無かったことになっていたわけではなさそうだが。 本作のリメイク『極2』は声優が変更された(*8)こと以外特に大きな変更は無いため、何故本編に復帰しないのか不明である。 アプリゲーム『龍が如くONLINE』にて約10年ぶりの登場を果たし、『8』では実に16年ぶりとなる本編への出演が実現した。声優は『極2』の久川綾氏が続投。 遥は前作で桐生に引き取られたが、苗字は変化していない。公的に桐生の養子となった訳ではないからである。一時的に桐生のもとで過ごしているのも、信頼がある故にヒマワリから許可されているのだろう。 その後の展開 2012年11月に1日に『1』『2』をまとめてHDリマスターしたPS3版『龍が如く1 2 HD EDITION』が、2013年8月8日にWiiU版『龍が如く1 2 HD for WiiU』が発売されている。詳しくは作品ページを参照。 2017年12月7日に本作のリメイク作である『龍が如く 極2』がPS4で発売された。詳細は作品ページを参照。
https://w.atwiki.jp/improper_code/pages/93.html
パッチコード→MSC用プラグイン変換例 ※ここの変換方法は一例なので使い方は他にもある ※命令文の詳しい使い方は付属またはMSCの作者のページからダウンロードできるHELPを参照 ※BSDにパッチコード機能が実装されたので、パッチコードをMSC用プラグインにする必要はなくなった。 ※ただし通常書き込みコード以外は不具合があるらしく、8コードにいたっては使い物にならないらしい… Bruteforce Save DataがGame Genie CYBERセーブエディター形式のパッチコードに対応 ( ボコスカゲームス ) パッチコード→MSC用プラグイン変換例エンディアン方式 通常書き込みコード8bitパッチコード MSC用プラグイン 16bitパッチコード MSC用プラグイン 32bitパッチコード MSC用プラグイン シリアルコードパッチコード MSC用プラグイン MSC用プラグイン(加算を使う場合) MSC用プラグイン(8bitのみ) 数値検索コードベースアドレス検索コード(8コード)パッチコード MSC用プラグイン Excel VBA パッチコード→MSC用プラグイン形式 変換マクロ エンディアン方式 ENDIAN( BIG ) ※PS3のエンディアン方式はビッグなので最初の行に記述する。 ※リトルエンディアンの場合は何も記述しなくてもいい。 通常書き込みコード 8bit パッチコード 0aaaaaaa 000000bb MSC用プラグイン MEMO( aaaaaaa, 1, bb ) 16bit パッチコード 1aaaaaaa 0000bbbb MSC用プラグイン MEMO( aaaaaaa, 2, bbbb ) 32bit パッチコード 2aaaaaaa bbbbbbbb MSC用プラグイン MEMO( aaaaaaa, 4, bbbbbbbb ) シリアルコード パッチコード 4naaaaaa bbbbbbbb 4cccdddd eeeeeeee MSC用プラグイン D[0] == aaaaaa LOOP( ccc ) MEMO( D[0] , n , bbbbbbbb ) D[0] += dddd NEXT MSC用プラグイン(加算を使う場合) D[0] == aaaaaa D[1] == bbbbbbbb LOOP( ccc ) MEMO( D[0] , n , D[1] ) D[0] += dddd D[1] += eeeeeeee NEXT MSC用プラグイン(8bitのみ) CONTINUE( aaaaaaaa, dddd, eeeeeeee, ccc, bb ) ※8bit n=0 n =1 16bit n=1 n =2 32bit n=2 n =4 ※アドレスaにbの数値を書き込む。 ※cは書き込む回数で、dはアドレスの差分(+nh) ※eは加算値(次のアドレスに行く度に、数値bに+ehずつ加算していく) ※他にも繰り返し関数が存在するが、LOOP命令だと回数指定が分り易い。 ※CONTINUE命令は8bit(1バイト)の場合のみ使用可能。 数値検索コード ベースアドレス検索コード(8コード) パッチコード 8ZZZXXXX HHIIJJKK MSC用プラグイン FIND( D[0], KKJJIIHH, XXXX, ZZZ ) ※ D[0]にベースアドレスが入る ※ZZZ :数値を検索する回数 ※XXXX :検索する数値のサイズ(バイト単位) ※HHIIJJKK(KKJJIIHH) :検索する数値 MSCのFIND命令ではリトルエンディアンでの使用を前提としているようで数値は逆からの入力になる データがリトルエンディアンの場合は逆から入力する必要は無い Excel VBA パッチコード→MSC用プラグイン形式 変換マクロ ※Excel2003で作成したVBAマクロ ※通常書き込みコード(0,1,2コード)とシリアルコード(4コード)のパッチコードをMSC用プラグイン形式に変換。 ※シリアルコードはCONTINUE命令とLOOP命令の2タイプに変換可能。 ただし加算がある場合はLOOP命令を使用すること。 ※エラー処理はしていないのでパッチコードの形式には注意。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/559.html
龍が如く 見参! ・要約版:要約スレpart3-139,141 ・詳細版:part56-266,267 139 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/05(火) 19 02 20 ID nJW/RHqsO 龍が如く見参 宮本武蔵は関ヶ原に参戦しそこで真嶋という剣士と親友になる。 真嶋と武蔵は任務として反逆者結城秀康を暗殺するがこれは罠で二人は口封じに殺されかける。 そこで武蔵は追っ手の佐々木小次郎に運命的に出会うが武蔵を逃がすため真島が犠牲ななる。 武蔵は真島の遺言として彼の妹浮世に会いにいき平穏な一時を過ごすが追っ手に浮世は殺される。 全てを失い生ける屍になる武蔵だが柳生石舟斎と出会う事で導かれ、吉原で新たな生き方を見つけ名も桐生一馬之介と改める。 だがある時、遥という少女が現れ桐生に親の仇宮本武蔵の仇討ちを依頼する。 桐生は真相を探るため再び剣士武蔵として動く。 実は遥は結城秀康の娘で秀康は次期将軍となるため暗殺された。 その為遥を守るため石舟斉が遥と武蔵を引き合わせたのだった。 一連の事件の黒幕は天海で小次郎はその部下だが小次郎の正体は石舟斉の息子の柳生宗崇である。 小次郎は宗崇が裏仕事をする為の名だが同時に剣士として生きるための名でもあった。 真相が明らかになったが遥は天海により拐われ武蔵は救出の為小次郎の待つ巌流島へ行く。 小次郎との剣士との決着をつけ天海を倒す武蔵だが既に天海はクーデターの為の大軍勢を向かわせていた。 武蔵は小次郎に遥を託すと大軍勢にただ一人向かっていった。 数年後、大阪の陣に向かう若武者は伝説となった武蔵のように成りたいと夢を語る。 それを聞き実は生きていた真島は一人武蔵を思い出すのだった。 141 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/05(火) 23 12 09 ID nJW/RHqsO 小次郎の件からわかるように武蔵伝説をかなり好き勝手いじくっている。 宝蔵院が闘技場になったり吉岡一門との決闘は祇園のクーデターから伝七郎を守るためとか。 さらに真島は物語中盤で記憶喪失で再登場し宍戸梅軒と名乗っている。 見参は龍が如くからスターシステムをやっている。 真島はシリーズの人気キャラで全作出てて中ボスから相棒キャラに昇格している。 他にもシリーズの繋がりとして3で桐生が武蔵の剣技を書物から覚えてたり見参で桐生が習っている流派の道場がある。 266 :龍が如く 見参!:2011/04/25(月) 20 57 33.38 ID SpCh6n3Z0 門下生を指導する宮本武蔵の元に、丸目長恵が「今度行う大きな作戦に腕の立つ侍が必要だ。」とスカウトにやってくる 関ヶ原に集められた侍たちが酒を酌み交わすが、武蔵だけは酒を飲まない。 真島五十六という侍はそんな武蔵の態度が気に入らず喧嘩をふっかけるが丸目にたしなめられる。 そこへ作戦の発案者である僧侶の天海がやってくる。そして重要な任務を真島と武蔵に任せる。 それはある城へ忍び込み、指定の部屋で寝ている人間を暗殺しろというものだった。 二人で城へ忍び込みターゲットを暗殺するが、「弟を天海の罠から救い出せなかったのが無念・・・」という最後の言葉を聞く。 その後現れた城の家臣により、暗殺した男が徳川家康の嫡男「結城秀康」であることを知る。 命からがら逃げ出すが、丸目は秀康殺害の罪を武蔵達になすりつけるため、配下と共に殺害しようとする。 何とか配下を倒す武蔵だったが、その後現れた佐々木小次郎に手も足も出ず敗走する。 深手を負った真島を背負い、吊り橋まで逃げおおせた武蔵だが、さらに追っ手が迫る。 真島は「妹にこの刀を形見として渡してくれ・・・」と言い残し、追っ手を食い止めるため吊り橋を落とし谷底へ落ちてしまう。 真島の言葉通り真島の妹「浮世」の面倒を見るため、浮世の元へ向かう。 浮世と夫婦になった武蔵、浮世は武蔵の刀にお守りといって鈴をつけてくれる。 しかし、武蔵と真島にかけられた賞金目当ての山賊に目をつけられ浮世を殺されてしまい、 その一部始終をみた村の住人から、武蔵が殺したと誤解され村を逃げ出すことを余儀なくされる。 当てもなく放浪する武蔵だったが、ついに深手をおい賞金稼ぎ達に追い詰められる。 そこへ現れた謎の僧(松方弘樹)に助けられる、 その僧に新たな人生を歩みたいのなら、祇園へ迎えと教えをうけ、僧とともに祇園で一番の遊郭に足を運ぶ。 そこで浮世とうり二つの女「吉野」と出会う、(武蔵は浮世から祇園で働く姉妹がいるということは聴いていた。) どうしても吉野が気になる武蔵は「桐生一馬の助」という偽名を使い、祇園の便利屋の駆回の龍屋を始める。 その後、祇園に「遥」という少女が吉野のいつ鶴屋に遊女として売られてくる。 遥は桐生にお金を払えば何でもして貰えると聞いて、自らの身請けの代金一両を持って 「宮本武蔵という男を殺してほしい。」と依頼してくる。 遙に深い決意を感じた桐生は遙の依頼を受けることにする。 鶴屋の用心棒である伊東から情報屋の光悦を紹介される。 光悦なら遙の両親を殺した「宮本武蔵」の情報が手に入れられると思って頼むが、 光悦に「宍戸梅軒」という盗賊に盗まれた宝を取り戻してほしい。という依頼を交換条件として出される。 その宍戸梅軒は実は記憶を失った真島五十六で、記憶は取り戻せなかったものの、 宍戸は桐生の事を気に入り、宝を返してもらう。 光悦の情報によると、宝蔵院で行われる武術大会に宮本武蔵が現れるという情報を得た武蔵、 そして祇園藤次という男から、宮本武蔵が吉岡道場に現れるという情報を聞き 道場に入門しようとする、道場師範の吉岡清十郎に認められ入門する その後武術大会に宮本武蔵が出場するという情報を得るのだが、 佐々木小次郎が鶴屋に現れるという情報も入ってきた。 伊東も実は小次郎と因縁があり、小次郎を討たせてくれという願いをきき 共に小次郎を待ち受けることにする。 しかし、遙を連れ去ろうとする陰謀が共に動いており、混乱に乗じて鶴屋に火を放たれてしまう。 桐生は遙を救出するが、そのとき桐生が持っていた鈴と、自分が宮本武蔵の手がかりに持っていた刀の鈴が 同じ者であることに気付き、桐生への疑念が生まれる。 267 :龍が如く 見参!:2011/04/25(月) 20 58 37.79 ID SpCh6n3Z0 遙は由緒ある武士の娘だったのだが、籠で移動中謎の侍に家族を皆惨殺されてしまい、 そのうちの一人が持っていた刀を奪って逃げてきたのだが、その刀を元に仇を捜していたところ、 浮世の村にたどり着き、その刀についた鈴をみた村人が宮本武蔵の刀だと遙に教え、 仇が宮本武蔵だと誤解してしまう。 遙の誤解は解けたが武術大会に現れるという宮本武蔵が遙の両親の仇かもしれない、 武術大会に出場するも宮本武蔵は現れない、 そこへ、宮本武蔵から挑戦状が届く、約束の場所へ行くと吉岡清十郎が現れる。 問答無用で勝負を仕掛けられる桐生、何とか清十郎を倒すと、 祇園藤次が道場を乗っ取るために宮本武蔵が道場主を倒すようにしくんだ罠だということが分かる。 祇園藤次を倒し陰謀を阻止した桐生だが、宮本武蔵の手がかりは潰えてしまった。 宍戸梅軒に祇園を案内してほしいと頼まれた桐生は宍戸を鶴屋に連れて行く。 その道中謎の老人に声をかけられ一緒に祇園を案内する。 しかし、吉野を見た宍戸は浮世の記憶が呼び起こされ記憶が戻る、 そして、浮世の後を頼んだ武蔵が、女郎屋へ売り飛ばしたのだと誤解し、吉野を連れ去る。 死闘の後、誤解は解けたがそこへ佐々木小次郎が現れ瀕死の真島を突き落としてしまう。 そこへ昼間案内した老人が現れ、小次郎をたしなめ追い返す。 そして、すべての真実を話すので明日自分の使いの籠に遙と共に乗ってくれと話す。 翌日、征夷大将軍徳川家康の使いの籠が遙と桐生を迎えにきた。 遙の正体は桐生が殺した結城秀康の実の娘で、家康の跡継ぎは秀康で決まりだと思われていたのだが、 天海が秀忠を将軍に据えて自分に便宜を図らせようと画策、秀康の暗殺を目論んだのだ。 その陰謀を察知した、秀康が家臣を養父母にし避難させたが、その甲斐むなしく、遙以外を 皆殺しにされてしまった。 遙を旗印にして、秀忠を将軍から引きずり下ろされるかもしれないので、今でも天海は遙を暗殺仕様としている。 その陰謀に荷担しているのが、柳生藩の再興を目指す柳生新陰流の師範であることを教えられ、 その正体を探るため新陰流の創始者柳生石舟斎を訊ねる。 実は賞金稼ぎから桐生を助けてくれた謎の僧が柳生石舟斎であった。 そして、天海に荷担しているのは石舟斎の息子、柳生宗矩で、それが佐々木小次郎の本名だという。 そして丸目は石舟斎がその陰謀に歯止めをかけるべく送り込んだ間者だった。 天海の陰謀から息子を救ってほしいと頼まれた桐生は 丸目から柳生新陰流の太刀筋を学び、小次郎を倒す決意をする。 ついに遙が天海に攫われてしまう、天海は遙を殺すよりも、 徳川をあやつる道具にしようとする。 桐生は遙を助けるため、遙のとらわれている巌流島へと向かう。 そこでついに小次郎を倒し、遙を助け出す。 事態を重く見た将軍秀忠もついに天海を断罪するが 天海の最後のあがきで、何百人もの兵隊がやってくるが、桐生はその兵隊に一人で立ち向かっていく。 ここでエンディングロール 舞台は代わり、柳生宗矩が千姫救出作戦の指揮を執っている、 大勢の兵士の中から、先陣で切り込む者を募ると全員が手を挙げる、 そして、兵士は「宮本武蔵の様な侍になりたい。」と口々に言う。 そして、その後ろでは真島が月を見上げながら「武蔵チャンの意志は受け継がれてるで・・・」とつぶやく。 これでおしまい。
https://w.atwiki.jp/tock_t9710/pages/1494.html
Template Pathnav 龍が如くシリーズにおける年表(りゅうがごとくシリーズにおけるねんぴょう)では、セガのアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズ(『クロヒョウ』含む)における架空の出来事を年表形式に掲載する。この世界の出来事は現実の時間軸に沿って展開する設定になっており、以下の年代表記は西暦である。 なお、外伝作品『龍が如く 見参!』『龍が如く OF THE END』『龍が如く 維新!』や、携帯電話ゲーム作品などは除外する。 注意事項 サブストーリーや、重要でない(人物の)出来事は記載しないで下さい。 1960年代 1964年 5月14日、真島吾朗誕生。 1968年 6月17日、桐生一馬誕生 ref name= cast 龍が如くキャスト。 10月8日、錦山彰誕生 ref name= cast / 。 1970年代 1971年 6月30日、澤村由美誕生 ref name= cast / 。 1977年 冴島大河の両親が亡くなる。その後、冴島大河は冴島靖子の義理の兄になる。(『龍が如く4』) 1979年 風間譲二、警察内部で兄(風間新太郎)が東城会の幹部であることが理由で迫害を受け警察を辞任する。この一件をきっかけに譲二はCIAへ移籍する。(『龍が如く3』) 1980年代 1980年 上野誠和会に所属する杉内順次が、警察の内情を知るため警察学校に入学し後に刑事になる。(『龍が如く4』) 12月、東城会による真拳派襲撃事件発生。この事件により、ボスを含む真拳派構成員のほぼ全てが風間新太郎と嶋野太により殺害される。この際、風間は若き真拳派構成員の金大津と池頻敏を逃がしている。同日、今回の事件を担当していた瓦次郎は、真拳派ボスの妻・鄭秀淵とその息子(後に郷田仁の養子となる郷田龍司)を保護し、同担当刑事の別所勉と共に負傷した真拳派構成員・朴会宗を関西へ逃がす。(『龍が如く2』) 1981年 6月、瓦次郎、鄭秀淵と同居。後に結婚し二人の間に娘(後の狭山薫)を儲ける。その後、秀淵は真拳派構成員に殺害され、娘は狭山民世の元へ預けられる。(『龍が如く2』) 1984年 3月、桐生一馬、中学校を卒業と同時に堂島組へと入る。(『龍が如く』) 1985年 4月21日「龍が如く4 伝説を継ぐもの 完全攻略 極ノ書」 エンターブレイン、2010年5月15日発売、冴島大河、都内飲食店にて上野誠和会の組員20名を拳銃で襲撃(使われた弾はゴムスタン弾で実際は気絶していただけで、防弾チョッキを着ていた葛城勲が後から気絶していた組長以外の組員18名を射殺)。直後に警察に出頭し、殺人容疑で逮捕された後、死刑判決を受ける。同日、真島吾朗、葛城と繋がっていた柴田組に監禁され、構成員に抵抗し左目を刺され隻眼となる。後日、この事件を調査していた谷村大義(谷村正義の養父)が真相に辿り着いたため、杉内順次によって殺害される。(『龍が如く4』) 1990年代 1992年 真島吾郎と朴美麗が出会い後に結婚する。その後、子供を儲けるも当時アイドルだった朴がアイドル活動を続けていく為に独断で子供をおろしたことが原因で離婚する。(『龍が如く5』) 1993年 桐生一馬、偽造パスポートの交渉に不服であった蛇華に誘拐される。助けに来た新太郎が蛇華の構成員に襲われ重症を負う。(『龍が如く』) 品田辰雄、プロ野球チーム「名古屋ワイバーンズ」に入団、ライバルであった澤田有希も、「東京ギガンツ」に入団しプロ入りをする。すぐに一軍登録されエースとなった澤田とは対照的に、品田は4年間ファーム生活を送ることになる。(『龍が如く5』) 1995年 右京龍也の母親が、働いていた店の経営者らとともに放火により死亡。この事件で同じく経営者の父を失った娘(後の右京冴子)が右京家の養子となり二人は義理の姉弟になる。(『クロヒョウ』) 10月1日龍が如くストーリー、錦山彰による堂島宗兵殺害事件発生。この事件で桐生は錦山をかばって警察に逮捕され殺人罪で10年間服役、組も破門される。この事件を担当した伊達真は、事件に固執し過ぎたため一課から四課へ異動、事実上の左遷となる。また、堂島組が前述の殺害事件をきっかけに解散する。(『龍が如く』) 1996年 澤村由美、神宮京平と事実婚の関係になり、同年、澤村遥を儲ける。(『龍が如く』) 1997年 品田辰雄、一軍登録後、初打席でサヨナラホームランを打つも、野球賭博関与事件の疑いで球界を永久追放され、事実上の強制引退となる。また当時名古屋ワイバーンズの監督だった冨士田が前述の事件をきっかけに監督を辞任する。(『龍が如く5』) 2000年代 2000年 澤村由美が「澤村美月」を名乗って麗奈が経営するスナック「セレナ」で4年間働く。(『龍が如く』) 堂島大吾、近江連合の罠により警察に銃刀法違反で逮捕され、5年間服役する。(『龍が如く2』) 2001年 狭山薫、国家公務員II種試験をパスする。その後、人事院からの推薦を受けて大阪府警察の準キャリア(階級は巡査部長)として採用される。(『龍が如く2』) 2004年 澤村美月(澤村由美)がセレナをやめ、スナック「アレス」を開店する。(『龍が如く』) 2005年 神田強、強姦罪で警察に逮捕される。(『龍が如く3』) 秋山駿、上司の矢守によって横領の罪を被せられ東都銀行をクビになる。その後、潔白を証明するため再起を図るも失敗続きで全てを失い、ホームレスにまで身を落とす。(『龍が如く4』) 新井弘明、東城会の内情調査と乗っ取りを画策する宗像征四郎の命を受けて潜入捜査官として金村興業に入る。(『龍が如く4』) 12月5日「龍が如く 完全攻略 極ノ書」 エンターブレイン、2006年1月28日発売、東城会100億円盗難事件発生。この事件が発端となり、現(三代目)東城会会長・世良勝は錦山彰に暗殺され、100億円を巡る跡目争いが勃発。風間新太郎、嶋野太などが死亡し、澤村由美も愛娘・遥を庇い命を落とす。錦山彰はケジメとしてミレニアムタワーを爆破させ、神宮京平と100億円とともに散る。事件終結後、桐生一馬、世良勝の遺言及び風間新太郎の推薦を受け四代目東城会会長を襲名し義理を果たす。同時に引退し、澤村遥と共に神室町を離れ堅気の道へ進む。五代目東城会会長は、桐生自身の推薦もあり、寺田行雄が就任。(『龍が如く』メインストーリー) 12月、秋山駿、ミレニアムタワー爆破により空に舞った100億円の一部(約100万円)を拾う。一時、そのお金を街のゴロツキに盗まれるが、金村興業の新井弘明に助けられ、以来、彼に一方的に肩入れするようになる。その後、拾ったお金を元手に増額し消費者金融「スカイファイナンス」を起業。(『龍が如く4』) 12月、100億円事件後、伊達真は警察を辞職し、一人娘・沙耶と共に暮らす道を選ぶ(後に京浜新聞社に就職)。伊達の後輩刑事・須藤純一は上層部に逆らい伊達に協力したことにより一課から四課への異動を命じられる。(『龍が如く2』) 2006年 先代を失った東城会の直系組織は、風間組を柏木修、錦山組を新藤浩二がそれぞれ二代目組長を襲名。跡目のいなかった嶋野組は錦山組に吸収された。(『龍が如く2』) 真島吾朗、自身や柏木ら古参の者を排他的にし、周りにイエスマンしか置かない寺田の東城会と袂を分かち、真島組を建設会社に変える。(『龍が如く2』) 4月、狭山薫が警部補に昇進と同時に四課の主任となる。(『龍が如く2』) 12月15日「龍が如く2 完全攻略 極ノ書」 エンターブレイン、2007年1月24日発売、真拳派と近江連合による神室町侵略事件発生、東城会との抗争が勃発する。この事件により、郷田仁、寺田行雄、高島遼などが死亡。(『龍が如く2』メインストーリー) 2007年 神田強、刑務所から出所し、その後、三代目錦山組組長を襲名する。同時期、峯義孝、神田からの紹介で東城会に足を踏み入れ、後に白峯会を旗揚し、直系組織となる。(『龍が如く3』) 1月[1]、抗争事件終結後、桐生は養護施設「アサガオ」の運営の為、遥と共に沖縄へ移住し、真島は桐生からの要請で東城会に復帰する。また、桐生と行動を共にしていた女刑事・狭山薫は新設部署の教育係として米国へ転勤、四課に左遷されていた須藤は一課へ復帰など、今回の事件の内情を知りすぎた二人はそれぞれの希望部署に配属され口封じ的な昇進を受ける。(『龍が如く3』) 7月、桐生と琉道一家が立ち退きをめぐって対立。(『龍が如く3』) 2008年 3月、玉城鉄夫による咲誘拐事件発生。この事件を境に桐生と琉道一家が友好関係となる。同時期、民自党の田宮隆造と鈴木善伸が沖縄を巡って対立する。(『龍が如く3』) 2009年 右京龍也、他校の生徒に重症を負わせ、傷害罪で少年院に入所。(『クロヒョウ』) 3月、ブラックマンデーによる名嘉原茂、堂島大吾銃撃事件発生。この事件により錦山組や白峯会などが桐生によってほぼ壊滅。柏木修、峯義孝、島袋力也などが死亡。事件終結後、浜崎豪、今回の事件で全てを失い、その腹いせに桐生をナイフで刺し警察に逮捕される。(『龍が如く3』メインストーリー) 2010年代 2010年 3月1日、新井弘明による伊原勝射殺事件発生。この事件を巡って上野誠和会と東城会が対立し、警察上層部を巻き込む一大事件へと発展する。葛城勲、杉内順次、宗像征四郎などが死亡。事件終結後、伊達真、捜査一課の刑事に復職、谷村も生活安全課から捜査一課へ異動となる。冴島大河、桐生と真島の推薦を受けて東城会直系冴島組を旗揚する。(『龍が如く4』メインストーリー) 9月、右京龍也、闇金を裏稼業としている中華料理店「趙楽」を襲撃。この襲撃後、趙楽オーナーの所属している九鬼組に捕まり、ドラゴンヒートで10連勝をかけて戦うことになる。龍也は、ドラゴンヒートでの戦いを通じてその裏で起こっていた自身にも関わる事件の真相に辿りつき、全てに決着をつける。(『クロヒョウ』メインストーリー) 9月、右京龍也、武者修行のため渡米し地下闘技場で戦いの日々に明け暮れる。後に日本の大手ボクシングジム「剛拳ジム」に目をかけられプロボクサーデビューを約束される。(『クロヒョウ2』) 12月、冴島大河、かつて自分の犯した傷害罪の贖罪として、自ら網走刑務所に収監される。(『龍が如く5』) 2011年 鶴見正、都知事選に当選し東京都知事になる。(『クロヒョウ2』) 6月、自身の夢を託せる逸材を求め各地を奔走していた、大阪の芸能事務所「ダイナチェア」の社長・朴美麗は、沖縄で澤村遥と運命的な出会いを果たし彼女に目を掛ける。その後、その夢を叶えるため東京に向かい、スカイファイナンスのテストをクリアして3億円の融資を受ける。(『龍が如く5』) 12月、馬場茂樹、網走刑務所に移送される。(『龍が如く5』) 2012年 3月、阿修羅による東京制圧作戦開始。帰国しプロボクサーデビューを控えていた右京龍也は、ドラゴンヒートを守るためプロボクサーデビューを捨て、阿修羅との戦いに身を投じる。龍也は、阿修羅との戦いを通じてその裏で起こっていた事件の真相に辿りつき、全てに決着をつける。(『(『クロヒョウ2』メインストーリー) 4月、朴美麗に見出された澤村遥は、アイドルを目指し上阪し、ダイナチェアに所属するとともに大阪の高校へ進学。同時期、遥の夢の妨げとなるため、自らアサガオを去り、福岡に移住していた桐生は、「永洲タクシー」の社長・中嶋洋太郎に目を掛けられ、永洲タクシーの社員となる(正体を隠すため「鈴木太一」の偽名を使い入社)。(『龍が如く5』) 12月[2]、七代目近江連合会長・黒澤翼の危篤の凶報により、東城会と近江連合との均衡が崩壊、五大都市を巻き込んだ「東西全面戦争」へと発展する。森永悠、青山稔などが死亡し、朴美麗も近江連合の跡目争いの鍵となる真島(元旦那)からの手紙を狙われ殺害される(警察は自殺と判断)。事件終結後、馬場茂樹、罪を償う為に網走刑務所に再収監、冴島も贖罪の為に網走刑務所に再収監となる。澤村遥、全てを打ち明けて芸能界を引退し、黒澤の息子・相沢聖人との死闘で負傷していた桐生一馬の元へ駈け付ける(桐生の生死は不明)。(『龍が如く5』メインストーリー) 脚注 Template 脚注ヘルプ Template Reflist Template 龍が如く Template DEFAULTSORT りゆうかことく Template Videogame-stub
https://w.atwiki.jp/ps3-cs/pages/80.html
トップページ > ソフトウェア > 発売済みリスト > 龍が如く見参! 龍が如く見参! 公式サイト http //ryu-ga-gotoku.com/kenzan/index.html 製品名 龍が如く見参! 発売日 2008年3月6日 価格 7,980円 ジャンル アクションアドベンチャー 発売元 セガ 人数 1人 オンライン最大 メディア Blu-ray Disc 対象年齢 CERO D 17才以上対象 備考 Amazon.co.jp商品紹介より 口先だけの人間には絶対にわからない、本当の魂を求めた男たちの物語。新作「龍が如く」見参! ●かつて、日本に美しい魂があった時代の物語が幕を開ける! 17世紀初頭、京の中心部である祗園に掛廻と呼ばれる町の用心棒を生業とする一人の男がいた。人呼んで祗園の龍こと桐生一馬之介。色を好む遊び人で、喧嘩は滅法強く、金さえ払えばどんな仕事も引き受ける男。しかし彼には、過去に捨てた名があった。その名は、宮本武蔵。男のもとに訪れた、少女の儚くも強い願い・・・「宮本武蔵を殺してください」。松田翔太、松方弘樹、竹中直人などの豪華俳優陣が見た目の姿もそのままに出演し、重厚な物語が描かれる。 ●PS3のマシンパワーで再現された、江戸時代の色町祇園 江戸時代の遊郭がリアルに再現された、祗園。薬屋や蕎麦屋などの飲食店などが立ち並び、艶やかな町並が広がります。また、その祇園から一歩外に出れば、風光明媚な自然が広がる美しい古都、京都の景色が広がります。清水寺や二条城といった実在の史跡も登場し、この作品の中には古きよき日本の文化が確かに息づいています。時に笑えて時に泣けるサブストーリーも、現代に通じる物語や昔話など100以上収録。メインシナリオから離れたところでも、京の街で渦巻く様々な人間ドラマが展開します。 ●より美しく、より爽快に、よりド派手になったバトルアクション 簡単操作で複雑かつ派手なアクションが繰り出せるので、誰もが剣豪気分を満喫できます。素手による喧嘩バトルや、宮本武蔵の代名詞である二刀流剣術のほか、状況に応じて「一刀」「大太刀」と、状況に応じた戦闘スタイルの変更も可能となり、さらに奥深いバトルが楽しめます。また、シリーズの特長であるヒートアクションも健在。華麗で強力な攻撃を繰り出し、敵を一網打尽にする爽快感は他に類を見ません。 攻略サイト http //ryuken.gkwiki2.com/ http //ryugagotoku.or.tp/ 他にもありましたら追記をお願いします。(作りかけで更新停滞/終了しているサイトは除外) 簡易ゲーム評価(5点満点。) 選択肢 投票 5 (1) 4 (0) 3 (0) 2 (0) 1 (0) ゲームの感想を一言お願いします。 コメント top
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/823.html
登録日:2012/02/06 Mon 15 50 38 更新日:2024/08/25 Sun 21 31 50 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ポニテ マフィア 中国 劉家龍 功夫 変な日本語 救命阿ッッッッ 森川竜太 薙刀 蛇華 鉤爪 青龍刀 龍が如く 龍澤慎一 「そろそろ来ると思ってたよ、キリュウカズマ」 劉(ラウ) 家龍(カーロン)とは、『龍が如く』の登場人物。 声は龍澤慎一が担当。 【人物】 中国マフィア『蛇華』日本支部総統。(*1) ありがちなエセ中国人キャラの「〜アル」「〜ネ」といった言葉遣いはせず、不自然なイントネーションで日本語を話し不気味な雰囲気を醸し出す。 中国人が現実で話す日本語にかなり近い。 蛇華本部に君臨していた暗殺拳法の総帥白蓮(シロばあちゃん)が、桐生一馬以外で唯一その流派の免許と奥義を授けた超一流の武闘家。 自らの力だけで現在の地位に辿り着いた実力者。 徒手空拳以外にも、長物から暗器まで様々な武器を使いこなす。 流派における正当な弟弟子は何人かいるが、彼との実力差は歴然。 【龍が如く】 「来な!マフィアの怖さを思い知らせてやる!!」 東城会の消えた100億を狙って嶋野と組み、神室町のカラーギャングを利用して百億の鍵を握る遥を誘拐したが、 嶋野から言い渡された100億を手に入れた場合の取り分(*2)に不満を持ち、遥の持っていたペンダントを錦山に売った。 その後、横浜の蛇華のアジトにて、遥を救いに来た桐生一馬と対峙(*3)。 闘いの末に劉は倒され、遥は無事に救出されたのだった。 この後に、悪夢と名高いカーチェイスが控えているが、それはまた別のお話。 その後も何度か蛇華の構成員との闘いがあるが、全て桐生に倒されている。 戦闘では薙刀と二本の青龍刀を使用し、武器が破壊されると功夫と手裏剣による攻撃スタイルになる。 奥義・蓮家仙気掌はこの段階で既に出ている。 チャンピオン街広場に落ちている鍵でコインロッカー49番を開けると入手できる「白蓮師のノート」には劉家龍の弱点が記載されている。 攻略上有利であり、展開的にも気分が盛り上がる代物なので事前に入手し、目を通しておこう。 【龍が如く2】 劉家龍は登場しないが、サブイベントで師匠の白蓮師が登場。 劉を倒したのがどんな男か見極め、幾ら愚かな弟子とはいえ、仮に悪人に仕留められたのであれば、 自ら殺して仇を討ってやろう。とも思って桐生と接触するが、桐生の人柄に実際に触れて、 どう考えても100%弟子が悪いと判断し、敵討ちは即止めた。 そのまま仲良くなってしまう。 彼女は大阪で気の良いハイスペック婆ちゃんとして暮らしている。 【龍が如く3】 「さあ決着をつけよう、キリュウカズマ!」 浜崎組組長、浜崎豪と組んでいる。 劉からすれば、隠遁生活を送ってほぼ消息不明になった桐生の現在地を把握するために、 組し易い東城会の弱小二次団体と組んでいただけで、浜崎のことはどうでも良く、ただ桐生への報復のみを考えていた。 桐生に対する復讐心から神室町に侵攻。 桐生の舎弟である島袋力也を誘拐して桐生をおびき寄せ、復讐を全うするべく桐生と対決する。 しかしまたしても桐生に敗北し、最後のあがきとして力也の処刑を部下に命じるも、そこに現れた風間似の男に部下もろとも射殺された。 アジア最大の歓楽街である神室町や、そこに程近く中国マフィア達の本拠地と言える横浜の監視を任されるだけあり、 劉は本部でも覚えめでたかったようで、彼の死と共に蛇華本部が動き出した。 これが原因で浜崎組は蛇華の報復を受けてあっさりと壊滅し、そのまま全面戦争に突入して東城会が消滅しかねない、とてつもない危機を秘かに迎えていたが、 峯会長がその手腕でどうにか事態を鎮静化させた。 戦闘では槍、功夫、鉤爪を使用。 またヒート状態も所有し、ヒートアクション『蛇華流連撃』を使用する。 桐生との中国拳法による高度なカウンターの応酬は見物。 『IF-7』では功夫、薙刀、鉤爪をそれぞれ使用する三人の劉家龍と戦える。 体力は三人共通だが、三人同時に相手をしないといけないので、厳しい戦いとなる。 【龍が如く4】 劉は死亡しているため登場しないが、桐生に復讐しようとする蛇華の残党が現れたり、 劉の死亡によって裏社会のパワーバランスが崩れた為に『暗黒会』により桐生の首に賞金がかけられたりと、多くの影響を残している。 【龍が如く極】 1のリメイク。 声優が龍澤慎一氏から森川竜太氏へと変更された。 3のアレンジだが、非常にカッコいい専用BGMが追加された。 壊し屋スタイルで周囲の武器を使って攻撃できるようになったので楽。 一方で、またしても高難易度のカーチェイスにより、何度も対決をやり直される羽目になった。 セーブポイントをください・・・。 【龍が如く7】 3以降の話なので当然故人。・・・なんかよく似た闇の武器商人が居たようないないような・・・ 名前は「周」家龍になっているが、桐生や風間との因縁を語ったり青竜刀を獲物にしている点など明らかに劉家龍本人。なんやかんやで生き延びていたようだ。詳しくはネタバレになるので伏せるが物語の舞台になる伊勢佐木異人町はとある理由から東城会による抹殺から生き延びた者が流れ着く地域となっており、彼がそこにたどり着いたのも偶然ではないのかもしれない。 名前や容姿、プロフィールなどにバーチャファイターのラウ・チェンと共通点が多いらしい。 同じセガ故か。 ちなみに劉家龍を「ラウカーロン」と読むのは広東語であり、中国語普通話では「リョウジァーロン(liú jiā lóng)」と読む。 まだ追記修正は終わってない。さあ、目の前であの項目が荒らされるところを見ろ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マフィアノコワサヲ、オモシラセテヤル!! -- 名無しさん (2015-03-24 08 37 29) ボスよりも部下の方が日本語上手いっていう -- 名無し (2015-03-24 10 34 59) 薙刀じゃなくて偃月刀なんだが・・。 -- 名無しさん (2015-10-30 14 46 30) 極の戦闘BGMが凄く恰好いい。 -- 名無しさん (2016-02-07 14 58 00) 声優が変わったのは残念。龍澤慎一の高過ぎず低すぎない独特の鼻声が印象的だった -- 名無しさん (2016-05-28 19 09 29) 名前に劉 龍、中の人で龍 竜。リュウが如く。 -- 名無しさん (2020-01-19 21 01 46) 7でどうやら闇武器商人と化して生き延びていた模様 -- 名無しさん (2020-02-17 15 23 04) 7の闇商人は劉 家龍だったのか。でもコミジュルに合流しないで闇商人やってるのはなんでだろう? -- 名無しさん (2020-03-25 10 20 54) コミジュルは韓国系組織だし横浜流氓は中華街で蛇華に縄張り争いで負けて異人町に来たんだろうから元敵のボスは受け入れてくれないと思ったんだろう -- 名無しさん (2020-03-25 11 38 36) リウジャーロンって書いたバカは誰や -- 名無しさん (2020-04-18 18 08 03) 7での合言葉「らうちゃうちゃうや」ってそういう… -- 名無しさん (2020-09-25 04 56 54) 結構長い間日本に滞在してる割に日本語下手なまんまなのよね…部下の方が上手い -- 名無しさん (2022-12-19 16 34 06) 白蓮師のノートに書かれてたアドバイスは3版の劉家龍にも通用するのかな? -- 名無しさん (2023-02-23 07 51 00) 劉は3で桐生を誘き出すために力也をさらったわけだけど横浜を拠点に活動している劉が沖縄で活動している力也の情報をどこで手に入れたんだろうか?(しかも劉は力也が桐生と繋がりがある事や彼が神室町に来てた事まで知ってる) -- 名無しさん (2023-02-23 11 59 41) 劉もまさか師匠の白蓮師が桐生の味方になるとは思いもしなかったろう -- 名無しさん (2023-03-17 20 45 44) 8で一つの決着が付いた -- 名無しさん (2024-01-31 10 45 20) 最終的に桐生ちゃんと和解出来て良かったよ。 -- 名無しさん (2024-02-03 08 15 00) 「いやお前アレは明らかに死んでただろ!?」と言わざるを得ない まぁ龍が如くシリーズだし、そういうこともあるか… -- 名無しさん (2024-02-25 18 57 22) せっかく白蓮師が桐生の顔なじみになったんだから3の劉戦の時にも桐生のサポート役として出てきてほしかったな。コマンド入力に成功したら編み物の棒をぶん投げて劉に大ダメージを与えるって感じで -- 名無しさん (2024-08-17 12 50 45) 白蓮師のノートの内容を見るととても婆さんが書いたようには見えない -- 名無しさん (2024-08-25 21 31 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5371.html
このページでは『龍が如く 維新!』( 良作 )及びリメイク作『龍が如く 維新! 極』( 良作 / 劣化 )について紹介する。 龍が如く 維新! 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 龍が如く 維新! 極 概要(極) オリジナル版からの変更点 評価点(極) 賛否両論点(極) 問題点(極) 総評(極) 余談(極) 龍が如く 維新! 【りゅうがごとく いしん】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3 発売元 セガ 開発元 セガ(龍が如くスタジオ) 発売日 2014年2月22日 定価 8,190円(税別) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 良作 ポイント 今度の舞台は幕末『見参!』で指摘された点は改善中身はまさに『龍が如く』オールスターキャラクターの雑な扱いが批判を招いた 龍が如くシリーズ かつて日本には、英雄がいた。 概要 『龍が如く』シリーズの8作目であり、PS4ローンチタイトル。 PS3の『見参!』同様、本家となるナンバリングタイトルとは関連性がない、日本史をモチーフにしたスピンオフ作品である(*1)。 一時期は複数の主人公がメインとなった本家と違い、主人公は桐生一馬演じる「坂本龍馬 / 斎藤一」ただ1人。幕末を舞台にしている。 ストーリー 日本という国が大きく変わろうとしていた時代、幕末。 攘夷や倒幕という理想実現のため、大勢の志士たちが京に集まる中、世の中を変えるためでもなく、ただ復讐のためだけに生きる1人の男、「坂本龍馬」が居た。 恩師の仇を捜すべく、素性を隠し京の街に潜伏する彼が行きついた先は、壬生狼と恐れられる最強の人斬り集団「新選組」だった。 龍馬は己の名を捨て「斎藤一」という偽りの名で、死と隣り合わせの潜入を決意する。 時代を駆け抜けた英雄・坂本龍馬、もう1つの伝説が今始まる。 特徴 バトルシステム 幕末という時代設定ということもあり、バトルシステムもそれに沿った剣術主体の形になっている。 「4つの型(戦闘スタイル)」を基本とし、型の切り替えがいつでも行える点は『見参!』と同様。本作における「4つの型」は以下の通り。 刀を使用しボタンの長押しによるタメ攻撃が可能なスタイル「一刀の型」 銃を使用し遠距離からの攻撃が可能なスタイル「短銃の型」 拳を使い受け流しや町中にある武器を使ったりと素手によるアクションを中心としたスタイル「格闘の型」 刀と銃を使用し素早い回転系の動きと斬撃と銃撃を織り交ぜたスタイル「乱舞の型」 『見参!』では二刀流で有名な宮本武蔵がモチーフということで素手・一刀・二刀・その他特殊武器というカテゴリ分けだった。 だが、本作では護身用に拳銃を携帯していたという坂本龍馬のイメージに合わせ、銃を使った戦闘スタイルが取り入れられている。 『5』に登場した絶技も各型にそれぞれ1つずつ用意されている。 チュートリアル以降は4つの型を自由に使えるが、一部メインストーリーのバトルと修行では型が固定される。 バトル 本作はシリーズ史上最も激しい演出となっており、またバトルの評価を行う「戦績」によりバトル後の「肩書き」が決定し、経験値や報酬が加算される方式に変更された。 シリーズ恒例の天啓もバトル中に閃くようになり、閃いた直後にそのヒートアクションを使うことが可能となっている。 キャラクター強化 レベルは99にまで設定され、また4つの型にそれぞれ25までの段位が設定されているなど、よりキャラクターを鍛える要素が進化している。 シリーズ恒例の修行は、『見参!』のようなミニゲーム形式のものが多くなっている。 装備の作成・強化 武器は従来のシリーズに比べかなり豊富になり、基本となる刀と銃以外にも大太刀、槍、大筒といった特殊武器がある。 新たなシステムとして、装備に特殊な能力を持たせる「印」が追加。同系統の装備を合成すれば、1つの装備に複数の印を付加できる。 装備強化はミニゲーム形式になり、結果が良いほど効率よく強化できるという形になっている。 装備には「鈍(なまくら)」「業物(わざもの)」といった「格」が存在し、同じ装備でも格が高いほど強化上限が高くなり印のスロットも増える。 刀の場合は格が高いほど上記に加えて鍔迫り合いに勝ちやすくなり、ガード時に相手が武器を落としやすくなる。 徳システム 物を買う、ミニゲームをするといった簡単なことや、様々な条件付きの「精進目録」をクリアすることで徳が貯まるようになった。 貯めた徳でサイドコンテンツを充実させたり、アイテムと交換したりとできることは多い。このシステムは続編にも引き継がれていく。 PSV用アプリとの連動 PSV用アプリ『龍が如く 維新! 無料アプリ for PlayStation Vita』が2月13日に無料配信され、一部のゲームモードがクロスプレイに対応している。 製品版と連動するまでは「レベルは20まで」といった制限があるが、金銭に関しては制限がなく、上限一杯まで稼ぐことが可能。 PS4版とPS3版の違い PS4版はスペックを活かしたフルHD・60fps・バックグラウンドでのインストールなどが嬉しいところ。 PS3版は過去のPS3作のセーブデータ引継ぎによる特典が存在する。 評価点 さらに強化された演出 最新作になってプレイヤーが1人に絞りこまれた分、戦闘システムはド派手かつ大きく進化。 本作では、新選組の屯所にいる隊長達など特定の人物に近付くと、話しかけるまでの間字幕の出ない短い会話を聞くことができる。 酔った状態だと内容が変わるなど、ついつい話しかけずに最後まで聞きたくなる魅力がある。 また、目的地まで特定の人物の後ろを付いていくシーンなど、歩きながら雑談しているようなやり取りを聞けることもある。 この会話によって、目的地まで歩く時間を手持ち無沙汰に感じることが少なくなった。 美しい町の作り込みやメインストーリーが一向に進まないほどの寄り道要素等、シリーズ特有の魅力も健在である。 サブストーリー開始時にそのタイトルが表示されるようになり、後から見返しやすくなった。 オールスターズと言っても過言ではないキャラクター達 『見参!』の宮本武蔵に続き、主人公の坂本龍馬を本家主人公の桐生一馬が演じている。 『見参!』では、武蔵以外のメインキャラクターは遥・サイの花屋・真島が演じる3人以外は全員新規キャラクターであったが(*2)今作ではそれ以外にも、本家に登場したキャラクターの多くがそれぞれ(一部を除き)歴史上の人物に扮して登場する。 外伝だからこそ可能な、本家で死亡したキャラの再登場はファンには嬉しい。ちなみに、岡田以蔵は錦山なのだが「もし桐生と同じ年まで生きていたら」というIFを再現したものなのか、後の『0』『極』に登場する錦山より老けた見た目をしている。 本家を彷彿させる活躍をするものから、まるで別人のような立ち回りのキャラまで多数。全体的に『5』からの出演が多い。 本編で登場しない歴代キャラクターも、バトルダンジョンの隊士カードという形で多数登場する(名前は時代背景上若干変えられているが)。 過去のシリーズをやっていなければ楽しめない、という部分は少なく、新規の人でも安心して楽しめる作りになっているが、過去のシリーズを知っていることによる楽しみが無いかと言えばそんなことも無く、ニヤリとできるネタも多数ある。逆に本作からシリーズを始めた場合、後で本家をプレイした時に「維新の○○はこのキャラがモデルだったのか!」と発見する楽しみも生まれるだろう。 『3』のラスボスだった峯義孝は、最重要人物の1人である新撰組副長・土方歳三を演じており、主人公坂本龍馬にとって信頼できる仲間の1人となる。彼の本編での最後のセリフを知っているシリーズファンはこのキャスティングに涙した人もいる。 桐生にとっての恩人の1人である風間組若頭・柏木は新撰組六番隊隊長・井上源三郎として出演している。幕末当時に日本には冷麺は無い(普及していない)のだが、この源さんは歴史を捏造してまで冷麺を食べている模様。 そして、真島吾朗は新選組一番隊隊長・沖田総司に扮して登場。隻眼の壮年男性には似合わぬ「美少年」の肩書にファンはおろか作中の龍馬(一)からも突っ込みが入った。が… + (以下ストーリー中盤以降の重要なネタバレに触れるため注意) 中盤において「実は、かつて近藤勇と並ぶ壬生浪士組(新撰組の前身)のトップであった芹沢鴨の暗殺を沖田ら3人が独断で実行、返り討ちにあっており、芹沢一派の3人が近藤の指示によって沖田たちに成り代わっていた」という事実が判明する。 ここで判明する真島の真の配役は、「芹沢一派所属の "平山五郎" 」というもの。 この「平山五郎」という人物は花火の事故によって左目を失っていたと言われており、真島とは「名前が "ごろう" 」「左目を失った隻眼の男」という共通点がある。 そのため、「なんで真島の兄さんが沖田なんだ」と首を傾げていたファンのうち、元々新撰組に詳しかったり「平山五郎」について調べた層は「そういうことだったのか」と大いに納得することとなった。 この点は、『龍が如く』のキャラクター設定と史実をうまく融合させた配役と言える。 特に評判になったのは、『5』の登場人物・朴美麗が扮する「お登勢」のキャラクター像である。お登勢は龍馬が活動拠点としている寺田屋の女将で、新選組の策のために自分の宿を提供するなど、気風の良い姉御肌なキャラで好感を得ている(*3)。 『5』における朴は拒否反応を示すプレイヤーが多く、発売前は否定的な意見もあったが、発売後は「この『維新!』のお登勢に朴と通じる部分があるなら、真島と付き合うのも理解できる」「『5』で否定した人も変化すると思う」などと評価されている。 もう1つの特徴点として、遥がメインヒロインでなくメインストーリーにも絡まない役回りであり、寄り道要素であるアナザーライフでの出演となっている点が挙げられる。 事実上の前作である『5』の反省からか本作のラスボスは様々な面で納得できる人選となっており、その存在も序盤に示唆されるため唐突感も緩和されている。 この路線は事実上の次回作である『0』でも引き継がれている。 純粋なゲスト俳優として船越英一郎氏(近藤勇役)や高橋克典氏(武市半平太役)などが出演している。 また、サブイベントに登場するライバル飛脚集団の面々は(元)プロサッカー選手の武田修宏氏や稲本潤一氏が担当している。 『見参!』の頃に比べてサウンド面がより充実しており、曲数も大幅に増加した。アドベンチャーパートだけで7000以上の効果音(*4)を使用している。 また戦闘では状況に応じて流れるBGMの曲調がシームレスで切り替わるなど、新しい試みがなされている。 ラスボスBGM「菩薩」はこの演出と『5』で好評だった「ラスボス戦でQTEでド派手な演出をしながらステージを変える」という演出をフルに生かしており、今作のBGMの中でも評判が高い。 シリーズお馴染みの要素として、圧倒的ボリュームを誇るサブイベントやアナザーストーリーは今作でも完備。 サブイベントの内容も時代設定に合わせて多数あり、「ええじゃないか」音頭を踊る斎藤や風呂に入っている間に盗まれた服を取り返すため褌一丁で盗人を追う斎藤、いなり寿司を並んで買おうとする斎藤などどれも必見物。「それは俺のおいなりさんだ!!」 今作のアナザーストーリーは「アナザーライフ」として登場。本家のヒロインであった遥は本編ではなくここでの登場となる。 遥の家を別邸として使えるようになり、畑を耕したり、ペットと戯れたり、料理をしたりと、普段の激しい戦いを忘れてゆったりと過ごす、いうもの。 目的は遥の借金を返済すること。そのためには行商で金を稼がなければならない(*5)。 行商は質屋でアイテムを売るよりも換金レートが良く、余ったアイテムの整理に有効。また料理は通常のアイテムとしても使用可能で、一部のサブイベント進行にも必要になる。 行商や料理を成功させると遥との友好度が上がっていき、友好度の高さに応じて「和みイベント」が発生するようになる。 他にも釣り、カラオケ、賭博などのお馴染みのお遊び要素のほか、競鶏や日本舞踊と言った時代設定ならではのミニゲームも楽しめる。遊女遊びも『見参!』に引き続き可能だが…(後述)。 時代的に無理があるためか、カジノ系はポーカーのみ賭場に吸収され、それ以外のブラックジャックなどは削除されている。 実在する店舗とのコラボも健在。とはいえ、さすがに幕末という設定上あっても違和感の少ない店舗に絞られている。 中には「ドン・キホーテ」と言った明らかに有り得ない店舗も存在するが、こう言ったものも時代設定に合わせた形にアレンジされて登場している。 一方で、ナンバリングタイトルにはありそうでなかった京都や土佐が舞台(*6)ということもあり、「聖護院八ツ橋」や「土佐鶴酒蔵」など他の作品では見られない店舗ともコラボしている。 新要素にバトルダンジョン(盗賊退治)が追加。ダンジョンに潜って敵を倒し武器素材をゲットするというもの。PSVの無料アプリでもプレイ可能。 これには「隊士カード」という概念があり、最大3枚(組み合わせによっては4枚)の隊士カードで支援部隊を結成しダンジョンへ挑むこととなる(*7)。 隊士にはそれぞれ、いつでも発動可能だが再使用まで時間がかかる「隊士能力」と、部隊のリーダーにしている間だけだが常に効果がある「伍長能力」が備わっている。 伍長能力は能力強化や自動回復、隊士能力はそれに加えて広範囲攻撃や大回復といった効果があり、これらをうまく使いこなすことが攻略のキーとなる。 隊士はダンジョンクリアの報酬として入手できるほか、町中で襲ってくる浪人をスカウトしたり、所持金を使い募兵することで増やすことができる。 また、特定のサブイベントを完了させることでイベントに絡むキャラクターが隊士になってくれることもある。 京の至る所に不要品の入った壺が置いてあり、中に入っている物を自由にもらうことができる。 ミミズやダンゴムシといったゴミから、貴重な装備素材までいろいろな物が入手可能。 京の街の作りこみ 今作は1つしか街がないに等しい。そのため隅々まで作りこまれ、様々な遊びを設置しており、濃厚な箱庭になっている。 拠点となる寺田屋があり最初から歩き回れる「伏見」・ゲームの中心となる「洛内」・伏見と洛内の中間に位置する荒廃した「洛外」・新選組屯所のある「壬生」・遊郭や料亭が店を連ねる「祗園」・本作オリジナルのスラム「骸街」とエリアによって様々な顔があり、歩き回っているだけでも面白い。 他にはチュートリアルマップを兼ねる「土佐」や、イベントダンジョンとして「清水寺」などがある。 遊びやすさの改善 アドベンチャーパート中ならどこでもセーブできるようになった。いちいち地蔵や神社(本編で言う公衆電話)に行く必要が無くなったのは大きな評価点と言える。 ×ボタンでダッシュが可能になり、移動が快適になった。ダッシュは長時間使用すると息切れしてしまうため、適度に足を止める必要がある。 後述する精進項目などで得られる徳を使用することで、ダッシュの持続時間を伸ばすことが可能。 ほかにも、徳を使用することでアイテム所持数の上限を拡張出来たり、アナザーライフや武器強化に関わるアイテムは別枠で管理されていたりと、できるだけ快適になるよう調整されている。 裏技的なものに近いが、敵に追いかけられている際に何かに話しかけると、敵を消すことができるようになった。 残り体力や酔い度に関係なく、アイテムの使用や食事・飲酒ができる。 本作には「特定のアイテムや食事メニューにより一時的に能力がアップする」というシステムが存在するため、それに合わせての変更であろう。その代わり、体力ゲージ2本目はバトルダンジョン限定要素になった。 ともあれ、この変更によって食事コンプリートの難易度が大きく低下した。一方で精進目録の項目にはこの仕様を前提としたようなものが含まれている。 セレクトボタンでマップを即座に開けるようになった。 賛否両論点 一部キャラクターの扱い 『4』の主人公の1人である谷村正義は未登場、『5』の主人公であった品田辰雄はバトルダンジョンの隊士カードのみの登場など、一部キャラクターの扱いについては残念がる意見も多い。谷村に関しては『OTE』でも出演していないため、演じた成宮氏の事情があると推測される(*8)。 また、本編に登場する歴代キャラクターも台詞が一言もなくそのまま退場するパターンもある(*9)。これを出ただけマシと見るか扱いが悪いと見るかは人それぞれだろう。 本家のヒロインであった遥は「アナザーライフ」のみの登場となる。そのため本編から外れた遥の出番に戸惑う声もあった。 今作のメインヒロインとなるおりょうだが、本編のストーリーにあまり関わってこないので、感情移入しにくいという意見も多かった。 最終章近くに龍馬とデートをするのだが、史実との擦り合わせとはいえ出番を無理やり増やし、取って付けたような展開だと批判的な意見もある。 他にも、『5』のラスボス・相沢聖人をモデルにしたキャラの扱いが酷い。 + (ネタバレ注意) 彼をモデルにした新選組十番隊隊長・原田左之助は、「火事場泥棒を龍馬に見とがめられ、口封じついでに始末しようとするも敗北、自らも火事に巻き込まれ死ぬ」という、救いのない最期を迎える。 もっとも、その他のイベントに目を向ければ他の隊士と比べて左之助だけが悪辣に描かれているわけではなく(*10)、「強さこそが全て」という相沢の人物像が活かされている。 上記のシーンについても「敗北後の態度が"背を向けた敵を背後から襲うようなこともせず、ただ戦いの感想を求める"という潔いとも取れるもので、救いようがない下衆とまでは言えない」という意見があるものの、最後の最後で小悪党に貶め惨めな死を迎えさせたことについては否定的な声も少なくない。 史実の要素を元にまったく異なる展開で進むストーリー。 幕末志士・坂本龍馬と新選組三番隊隊長・斎藤一が同一人物と言う時点で分かる通り、本作は史実を盛り込みつつもオリジナルのストーリーとなっている。 池田屋事件、薩長同盟、大政奉還と言った歴史上の事件やエピソードも登場し、時に史実通りに、時に大胆にアレンジされ、史実とは違う全く新しい「『龍が如く』の幕末」が展開される。 逆に言えば、フィクションと割り切れる人向けの内容と言える。登場人物もほとんどが架空のオリジナルキャラではなく実在の人物に扮して登場するため、好みが分かれる部分がある。 この点は『見参!』と同様だが、龍馬や新選組の場合は武蔵に比べると信頼性の高い史料が多いこともあってか、『見参!』よりは史実の流れに沿ったストーリー展開が多い。 また、本作のエピローグは作中の「龍馬」が起こした事件と史実として語られる「坂本龍馬」の行動に上手く折り合いを付ける形で描かれている。 だが『5』ほど大きな粗や破綻は無いものの、終盤の展開はまたも若干荒削り。 また、史実と死亡のタイミングが大きく異なっている人物も多いのだが(特に新選組)、それについてのフォローは少ない。 テーマがテーマだけに致し方ない面もあるのだが、幕末の頃の日本史を知っておかないと分かりにくい部分もある。 幸い開発もそれを見越してか、「郷士」「上士」「白札郷士(*11)」といった聞き慣れない単語はしっかり解説してくれるので、話の内容が理解できなくなることはない。 バトル難易度が急上昇 今回の難易度は「スキルや装備の鍛錬を怠って進められるほど甘くはない難易度」になっており、従来のプレイヤーにはこの変化に戸惑うこともある。 全体的に敵の攻撃力・防御力が高めで思考能力も高く、時代背景から武器(特に銃)を当たり前のように使うため、龍馬や武器が弱いうちは戦闘が長引きやすい。 終盤では防具ゲージのある雑魚が登場するようになり、7人程の群れで襲ってくることも。 敵はある程度距離を取る思考で、これまでと違い気軽に掴ませてくれない。 その一方で、戦闘中に回復アイテムがほとんど手に入らない。 今作から敵が積極的に追い打ちをかけてくるようになった。1ダウンにつき1回という制約はあるが、×ボタンを連打しても復帰に間に合わず確定で食らう場面が多く、ストレスが溜まる。 ならばきちんと強化すればどうなるかというと、難易度が高いという点は変わらないものの、動きの幅が大幅に増えて楽しく爽快なバトルはできる。 問題なのは、あまりに劣悪な武器強化の仕様やレベルアップの遅さゆえ、強化がままならないという点であろう(詳しくは後述)。 問題点 敵の攻撃がかなり激しく、スタイルを切り替える暇がない。 スタイルチェンジ自体にも短いながら硬直時間が存在し、高難易度では命取りになる場面も少なくない。また、バトル開始時にも硬直が発生する。 しかも、戦闘中以外はスタイルの変更ができない。 メインストーリー中では開幕時のスタイルが勝手に変更されてしまう、中にはスタイルが固定されてしまう場面もあり、構えを確認しておかないと狙った技が出ないことも。 戦闘スタイルのバランスが悪い。 短銃の型が便利すぎる。初期状態ではそれほど目立たないが、強化による伸びしろが大きく、最終的には他のスタイルを食ってしまう。 本作の銃はそもそもリロードや残弾数という概念が無い(*12)ので、切れ目なく無限に撃ち続けられる。それでいて命中精度も高いため適当に撃っているだけでガンガン当たる。 それでも最初の頃は連射速度が単純に遅い、威力が低いなどの点であまり目立たないのだが、強化を重ねると連射速度が上昇する上に1回の発射モーションで2発の弾が出るようになったりと、最終的に突撃銃並の連射速度を誇るようになる。 適当に動き回りながら乱射しているだけで大抵の敵は圧倒できる。武器やスキルを適切に強化していけば、戦闘そのものが単なる作業になってしまうほど。 ヒートアクションも間合いの広いもの、複数の敵を巻き込めるもの、ダウン中に発動できるものなどが揃い、様々な状況に対応可能。 さらに絶技は大量のヒートゲージを消費するものの、距離関係なく視界内の任意の数の敵をロックオンして同時に射撃するもので絶大な攻撃範囲を誇る。 だが、これが対少数になると1体の敵に多重にロックオンして大ダメージを与えられるため、どんな状況でも出せば多大な効果を得られる極めて強力な攻撃になっている。 「攻撃をガードされやすい」という欠点はあるが、連射で難なくガードを崩せるため問題にはならない。 一部のボスは銃弾をガードしながら素早く接近してくるものの、うまく立ち回ればそれさえ反撃のチャンスになりうる。 もちろん格闘/一刀/乱舞の型にもそれぞれ強みがあり、短銃の型より優れている部分もあるのだが、絶対的な使い勝手ではどうしても劣ってしまう。 とはいうものの、前述したように本作の戦闘は難易度が高いため「これくらいの強さが無いとゲームをスムーズに進められない」という意見があるのも事実である。 大太刀・槍・大筒は"とりあえず実装してみた"程度の性能で、実戦的とは言い難い。 貧弱な習得スキルや武器自体の攻撃力の低さから、終始火力不足に悩まされる。さらに、これらの武器には「使用中はスタイル経験値が加算されない」というペナルティまで存在する。 特に大太刀は攻撃モーション・ヒートアクション共に使い勝手が悪く、一刀の型の下位互換のようになってしまっている。 比較的使い勝手の良い槍は、全モーションが拾得武器の使いまわし。 大筒は動きも重く連射もできないが、当てればとりあえず敵は吹っ飛んでダウンするため使い道は一応ある。 強化をよほど重点的に行わないとダメージそのものが素手の1発よりも弱いため、結局は他の型の方が強いという事になるが…。 レベルを上げるのが面倒すぎる。 単純に必要な経験値が多く、うんざりするほど場数をこなしてようやくレベルがMAXにならない。 経験値の取得量が多いバトルダンジョンでも、何回もクリアしてようやくレベルが1アップということはザラ。 しかも本作は龍馬自身のレベルに加え、4つの戦闘スタイルにもレベルの概念があり、その両方をバランスよく上げていかないとうまく強化できないようになっている。 スタイルのレベルアップは「攻撃を当てるたびに経験値が加算される」という形式になっており、スタイルによってレベルの上げやすさが大きく異なる。 隙の無い遠距離攻撃が主力、かつ手数の多さで勝負する短銃の型ならば、普通に戦うだけで容易にレベルを上げられるが、他のスタイルはそうはいかない。 「できるだけ弱い武器を装備し(格闘の型はダメージ強化の印を装備せずに)、ザコ敵を1人だけ残し、壁際に追い込んで□ボタン連打」ぐらいのことをしなければ、スムーズなレベル上げはできない。 一刀の型は特に悲惨で、攻撃モーションの隙が大きいため、時間あたりの経験値取得量は圧倒的に少ない。 使うだけで経験値が獲得できるアイテムも存在するが、こちらは異常な量の徳が必要になり、面倒なことには変わりない(*13)。 また、本作の成長には「限界突破」という要素が存在する。「条件を満たすとレベルアップの限界が上がる」というものだが、要はレベルキャップを設けて成長を阻害しているだけに過ぎない。 限界突破の条件も"龍馬と全スタイルのレベルを上げ切ったうえで専用のイベント戦闘に勝つ"と非常に面倒。 きちんと鍛えきることができれば歴代最強クラスの性能になる(*14)だけに、このレベルの上がり辛さは何とかしてほしかったところである。 エンカウント率が高め 正確には、細い道を塞ぐように敵が配置されているため、必然的にエンカウントする機会が多くなっている。 厄介なことに、目的地へ向かう道が1つしかない(特に洛内、洛外が多い)パターンが多く、敵が待ち伏せしていることもあったりと、避けて通れない場面が多い。 ダッシュが追加されたことにより、敵の追跡スピードもダッシュで振り切ることを前提とした速さになっている。 ダッシュ能力を強化しておかないと敵を撒くのは難しく、従来よりも戦闘回避が困難になってしまったといえる。 従来のシリーズではエンカウントを無効化する装備があったが、今作ではそれに代わる印が無い。 装備の強化・作成が面倒。 上では「ミニゲームの結果が良いほど効率よく…」と述べているが、実際は悪い結果のデメリットが強調される仕様になっており、ミニゲームを完璧にこなせて初めて、真っ当な強化が行えるというのが現実である。 攻撃力・防御力の強化に至ってはミニゲーム以前の問題。一回の強化で上がる数値が極端に少なく、そのうえいちいち強化用素材が必要になる。 絶対的な数値が小さい防具ならまだしも、強化幅の広い刀ともなれば大量の資金と素材を浪費する羽目になる。 1つの装備を強化するためには何種類もの強化用素材が必要になり、しかもレアリティの高い強化用素材ほど必要な個数が多くなる。 おまけに、一部の強化用素材は極めて入手効率が悪く、強化1回分を手に入れることすら苦労する。 唯一の救いは「上位の装備に改造した際にも、強化で上昇した分の攻撃力・防御力は引き継がれる」という点。 そのため、「入手困難な強化用素材を要求されるタイミングで改造」という手順をとれば、比較的容易に実用的な装備を作ることができる。 …のだがこの手順には大きな落とし穴があり、強化幅の狭い装備を経由するとそれに合わせて上昇した値も切り捨てられてしまう。 最強クラスの装備は多くがこれに引っかかり、限界まで強化しようとすると結局は面倒な素材集めを強いられる事になる。 とはいえ、大抵は1、2回分の素材を集めれば済むので、未強化のまま改造するよりはずっと効率的である。 強力な装備を作るためには何段階もの装備を経由する必要があり、段階ごとに少なくない素材を要求される。 印合成用の装備も合わせれば素材集めの負担はかなりのものとなり、せっかくの新システムを活用しづらくなってしまっている。 そんな有様でありながら、コンプリートにはしっかり装備の項目が存在する。 しかも装備だけではなく「合成に成功した印の種類」という項目まであり、コンプリート達成はかなりの重労働となる。 闘技場 難易度が大幅上昇。戦闘自体の難しさに加え、本作では途中の体力回復無しで全ての敵を倒す必要がある。そのうえ、今回は勝ち抜くのに5回も戦う必要がある。 一部の装備は闘技場でしか入手できないのだが、景品の交換レートが悪く、効率の良い百人斬りでも何十回とクリアする必要がある。 作業色の強いバトルダンジョン。 基本的に雑魚を倒しつつ閉ざされた扉を開き、素材を拾い終えたらボスを倒すの繰り返し。かなり単調な内容ゆえ「すぐ飽きる、苦行でしかない」という声も。 そのくせダンジョンに登場する敵は、しっかりと龍馬や部隊を強化していることが前提の能力となっており、個々がやたらと強い。 中盤からそこらのボスをも上回る能力を誇った敵が複数登場し、ゲーム難易度を上げていればワンコンボ即死もあり得るほどになる。 また、本作のレベル上げや装備作成は、長期間バトルダンジョンをやり込むことを前提としている節がある。にもかかわらず攻略が難しいため、ストレスが溜まりやすい。 隊士カードの性能は全体的に格差が大きい。 ずば抜けて高性能なのが「SR 品田辰之助」と「SR 白川般若」で、この2枚の伍長能力は「攻撃力と防御力を大幅に強化する(*15)」という反則気味な伍長能力を持っており、他にロクな隊士カードを持っていなくても大半のダンジョンに対応できてしまう。 品田辰之助はさらに「一時的に敵の動きを止める」という隊士能力を有する強力ぶり。 本来は能力相応に入手しづらいカードなのだが、発売から早い段階でアップデート特典として無条件に配布されるようになり、入手性も抜群。本編には出られなかった品田だがこのような形で注目を浴びる形となった。 この2枚を抜きにしても、各能力間のバランスは悪い。実戦で役に立つのはもっぱら攻撃力アップ系、能力効果アップ系で、反対にアイテムで代用可能な体力回復系、ヒートゲージ回復系は冷遇されていると言える。 回復系カードしか使えないステージも存在するのだが、それはそれでクリアが面倒という問題点につながっている。 隊士能力はカード合成による能力強化を何度も行わないと、本来の効果を発揮できない(前述の品田辰之助はその代表格)。 能力強化をするにはカードをわざとダブらせるか強化専用のレア隊士を入手する必要があり、無駄な手間を増やしている。 隊士カードの収集はとにかく面倒。 いわゆるガチャのような仕様になっており、似たような性能のカードによる水増しや排出率の偏りが当たり前のように存在する。 クリア報酬やエンカウントでは滅多に強力なカードが手に入らず、なかなか戦力強化につながらない。 募兵であればまずまずの確率で強力なカードを入手できるのだが、金銭的な負担が大きい。 「募兵前にセーブし、強いカードが出るまでロードを繰り返す」という方法ならば確実だが、そこまでしなければ満足な戦力強化ができないバランスがすでに問題と言える。 本当に精進させられる「精進目録」 『OTE』に存在した「長谷川の指令」をアレンジしたシステムで、指定された行動を何度もこなすと、目標回数に達するごとに徳が加算されるが、調整の甘さや作業色の強さから、批判の対象になりやすい。 適当にプレイしていてもある程度目標をこなせた『OF THE END』と異なり、本作では専念してやりこまなければ達成できない目標がほとんど。 目標設定には実際の手間が一切考慮されていないうえ、「料理を成功させる」「井戸の水を汲む」など各回に時間のかかる行動が指定されている場合も多く、達成への意欲を削がれやすい。 目標を達成して入手できる徳の量は、達成にかかる手間に見合っているとは言い難い。 徳交換のメリットを享受しようとすれば、ゲームの進行が大きく滞ってしまう場合もある。 実際のところ、徳稼ぎの効率だけを考えると、精進目録の存在自体がミスリードとさえ言える。 手早く徳を得たい場合「ひたすら競鶏で賭け点を貯め、白金の皿と交換して質屋で売りまくる」といった、高額な売買を繰り返す方が手っ取り早いのである。 徳を入手するためのわかりやすい目安になっている、という点では評価できるのだが…。 なお、精進目録には徳入手以外のメリットは存在せず、完全制覇でトロフィーが得られるのみ。やりがいが無いとみるか、むしろ救いとみるかはプレイヤー次第。 それなのに精進目録の進行状況は次の周回には引き継がれないため、完全制覇には相当な忍耐力が求められる。 稼いだ徳や徳交換の状況は引き継がれるのでゲーム進行への支障は出ないが、コンプリート項目の引き継ぎを考えると疑問を抱かざるをえないだろう(*16)。 『5』の大きな不満点だった「プレミアムアドベンチャー(本作の呼称は「幕末漫遊」)内でのクリアデータの作成」ができない点がそのままなのも残念。 『5』で問題だった、本編で特定の行動をしないとその周ではコンプリートが不可になる仕様については改善されており、メインストーリーを最終章手前まで一気に進めても取り返しのつかなくなる要素はない。 「釣り」はアナザーライフの一要素として扱われているものの、釣り場は全て京の街中にあり、別宅でできることは何も無い。 PSV向けの連動アプリでは別宅から直接出向くことができるが、一部の釣り場にしか行けない。 サブイベントの会話がスキップ不可。 イベント完了のためには何度も足を運び何度も同じ会話を見るハメになるので、さすがに面倒臭くなってくる。 本作のサブストーリーの大半は街の住人、動物と絆を深めるものが多い。 サブストーリーのコンプリートだけなら絆を上げる必要はないが、精進目録をこなすためには絆を最大まで上げる必要があり、作業感が強い。 駕籠(タクシー)が相変わらず使い辛い 骸街と伏見北~洛外西あたりは頻繁で移動する場所ながら駕籠で直接移動できない。 また、大半の施設は駕籠の配置場所から離れており、移動に手間がかかる。 乗り場の1つ「洛外東」はサブイベントで絆を上げないと解禁されない。 新しく追加されたミニゲーム「日本舞踊」「うどん屋手伝い」が異様に難しい。 「日本舞踊」は画面表示に合わせてボタンを押すリズムゲームなのだが、あろうことか判定ラインが四方八方にちりばめられており、視認性が極めて悪い。音楽ゲームの経験者でも、一度はつまづくことだろう。 幸い入力のテンポはゆっくりでボタン同時押し等も無いため、譜面を覚えて画面をうまく見切れるようになれば十分クリアは可能。とはいえ、そこまでの道のりは険しい。 ゲーム画面を一切見ず、攻略Wikiなどの譜面画像だけを見ながらプレイした方が簡単…という意見すらある。リズムゲームとしてそれはどうなのか…。 「うどん屋手伝い」は客から提示されたボタン(うどんの種類)を覚え、時間内に入力していく暗記ゲームである。 1回につき最大7回もの入力を用意されるため、短期記憶力に乏しい人には辛いミニゲームになっている。 それ以上に問題なのが、ボタン入力の猶予時間がやたらと短い点。最終的には押すボタンの順番がわかっていても間に合わないほど短くなり、完全な運ゲーとなってしまう。 BGMに原作カラオケで使われた「MachineGun Kiss」のアレンジが起用されていることもあり、最初のうちは比較的楽しめるのだが…。 斜め上の変化を遂げた遊女遊び 『見参!』で「キャバクラ+ミニゲーム」という難易度の高さを批判された遊女遊びは、大きな変更が加えられた。 その変更というのが「キャバクラ要素を撤廃し、ミニゲームのみにする」こと。 キャバクラは『龍が如く』シリーズの伝統であり「ミニゲームではなくキャバクラを残してほしかった」という声は多い。 また、キャバクラ要素廃止の影響か、本作では遊女が1人しか登場しない。 ミニゲームの内容もナンバリングシリーズで存在したものに近く、『見参!』よりはわかりやすくなったものの、あえて遊女遊びとして実装すべきだったかは疑問が残る。 なお、この遊女遊び、難易度の高さと言う点でも評判が良くない。 特にシューティングゲームの「介抱」は無駄に本格的で、しっかりパターンを構築できないとクリアは不可能。 「土佐」を歩き回る機会が本編の始めのみ 龍馬の故郷である土佐はシナリオを進めると戻れない。また幕末漫遊でも行けない。 小規模なマップではあるがしっかり作りこまれており、一度しか行けないのはあまりにも勿体無いと言えるだろう。 + シナリオの終盤(ネタバレに触れるため注意) 武市の再登場 今回のラスボスである武市は序盤で死亡したという情報がもたらされたが、実は生きていたということが明らかとなる。 しかし、その際に龍馬の前に姿を現した武市は白髪になるなど老人のようにやつれきっており、その変わり果てた姿を見た龍馬は愕然とする。 ところが、その後土佐での最終決戦で龍馬と対峙した武市は若々しい姿に戻っている。 一応、老人のようになるまでやつれた理由は恩師を心から慕いつつも思想の相違から殺害に至った懊悩から、元に戻った理由は近江屋で対峙した龍馬の「なぜそんな(同情を禁じ得ない)姿で俺の前に現れた、憎いままで斬らせてくれ」という嘆きの声に対する対応と解釈できる。 だが、詳しく描写されているとは言えないため、「そもそも変貌させる必要性があったのか」という声も出た。 総評 単調な作業部分やキャラクターの扱いの粗さも目立つ作品になってしまった点は残念ではある。 だが、前作の時代劇『見参!』とナンバリングタイトルの『5』にあった問題点をきちんと反省・改善し、良い意味でシリーズ自慢のボリュームは健在。 ストーリーの賛否はあるが過去作の繋がりは一切ないので新規ユーザーでも楽しめるだろう。 PS4版は国内ローンチタイトルだったので、発売当時においてはとりあえず当たり外れの少ない国産ゲームをプレイしたい人にもうってつけだった。 余談 本作発売より6年後、ソーシャルゲーム『龍が如く ONLINE』でコラボが決定した。 本作で描かれなかった「禁門の変」が追加ストーリーで登場といった豪華仕様になっている。さらにSSRの坂本龍馬が無料で貰える。 吉田東洋も登場するが、演じた石塚運昇氏は故人となっているのでライブラリー出演となっている。 シリーズで桐生を演じている黒田崇矢氏は、1990年のNHK大河ドラマ『翔ぶが如く』にて主人公である西郷隆盛の介錯をしたことで知られる別府晋介を演じていた過去がある(当時の芸名は黒田隆哉)。 シリーズナンバリング最新作『8』におけるシリーズの過去を振り返るコンテンツ「エンディングノート」において、本作のストーリーが桐生の見た夢の中の出来事であることが判明している。 龍が如く 維新! 極 【りゅうがごとく いしん きわみ】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション5プレイステーション4Xbox Series X/SXbox OneWindows(Steam/Microsoft Store) 発売元 セガ 開発元 セガ(龍が如くスタジオ) 発売日 2023年2月22日 定価 7,689 円 プレイ人数 1人 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 良作 劣化ゲー ポイント 物語は据置き一部キャスト変更改善点はあるが新たな問題点も増加『極』シリーズとして完成度は悪い 概要(極) PS4ローンチタイトルとして登場した、外伝ながらもナンバリングに負けず劣らずの人気を誇る作品『龍が如く 維新!』のリメイク作品。 元々欧米圏で未発売だったオリジナル版を海外へ提供するために制作された特殊な経緯から、過去作のリメイクにあたる『極』を冠したシリーズ作品とは少し違う出来となっている。 なお、本記事ではオリジナル版からの追加点・変更点を中心に解説する。 ゲーム内容・基本システムについては上記のオリジナル版の記事を参照されたし。 + オリジナル版とリメイク版の比較動画 オリジナル版からの変更点 一部のキャストが変更 元々多かった『5』出典のキャストを中心に、主に『0』以降の作品のキャラに差し替えられている。 一例を挙げると、『0』で堂島組の若頭3人である久瀬・阿波野・渋澤を演じた小沢仁志氏・竹内力氏・中野英雄氏はそれぞれ伊東甲子太郎・武田観柳斎・武市半平太を演じる。 それ以外でも船越英一郎氏が演じていた近藤勇が『7』の足立に差し替えられるなど、多数のキャラに差し替えが行われており公式サイトに記載がないキャストも何人か変更されている。 隊士システムの調整 バトルダンジョン限定要素だった隊士編成が本編でも適用されるようになり、本編においても隊士の援護や体力上昇といったバフを受けられる。また、隊士の士気も街の食事で回復できるようになった。 流石に師匠との修行やシナリオ上素手で固定されるバトル、闘技場では適用されない。 これの影響か食事による能力補正は廃止された。 合わせて、隊士編成の管理もメニューからいつでも行えるように変更。 隊士カードに『0』~『7』のキャラをモデルにした隊士が追加。また、既存の隊士も一部スキルが変更されている。 『7』主人公の春日も隊士としての出演となる他、『0』のマキムラマコトや『7』のソンヒ、紗栄子といった女性キャラ、『7』のコケコッ子といった動物まで追加隊士として登場している。 世界観の関係か『JUDGE EYES』組は不在。当然木村拓哉氏演じる八神も居ない。 また、『7』のナンバ、そしてリマスター版で顔つきが変更された『4』の谷村も居ない。 バトルダンジョンで装備そのものがドロップするようになった。 ドロップする装備の格もランダムになっており、一種のハクスラ要素となっている。 サブストーリーが6種類追加された。これに伴い、新キャラクターとして『0』のバッカスが演じるアーネスト・サトウ、同じく『0』のタツ姐が演じる山本八重(後の新島八重)などが追加されている。『0』の桐生の師匠枠でカモジだけは不在。 この追加サブストーリーに関連する収集要素として幕末の歴史や文化が記された「手記」が追加された。 一方で削除されたサブストーリーが1つある。削除されたのはオカマの鎌使いに関するものなので、ポリコレ関連の可能性が高い(*17)。ポリコレの観点としては寧ろ深いエピソードなのだが…。 武器強化のシステムが一新され、鍛錬及び装備合成が廃止。武具に直接印を埋め込んで強化する形になった。 これに伴い鍛錬の際のミニゲームが廃止され、確率で成否が決定するようになった。 印は敵及びバトルダンジョンでのドロップまたは装備の分解で入手する形になった。 自室や地蔵、神社でのセーブが廃止され、メニューからのセーブに統合された。 プレイスポットの歌声酒場(カラオケ)に「ばかみたい」の和風アレンジと新規曲「い・ち・ず・侍」の2曲が追加された。 「い・ち・ず・侍」ではムービーに実写を使用。セクシー女優の波多野結衣氏、桃乃木かな氏、小倉由奈氏が出演している。 一方の「ばかみたい」にはお馴染みのあの演出もあるが、その対象は…? フォト機能が追加 自由にキャラの向きやポーズを決めて撮影が可能で、200種類以上のスタンプ、40種類以上のフォトフレーム等カスタマイズ性が高い。 バトルダンジョンのラスボスが豊臣姓から真田姓に変更されている。 合わせて、バトルダンジョンの第3階層も豊臣家をイメージしたものから真田家をイメージしたものに変更されている。 『3』リマスター版においての玉城組の「旭日旗」を連想させる代紋デザインの変更同様、「豊臣秀吉」に嫌悪感を抱く特定国への配慮の可能性が高いが公式から一切の説明がないため実際の変更理由は不明。 評価点(極) 幕末時代の世界観掘り下げ セリフ中にわかりにくい単語が出た際にボタンを押すと意味を確認できる字引き機能が追加。 収集要素として作中世界の人物が記した手記集めが追加。一般市民の愚痴から世界情勢を記したメモ、遺書といったものまで種類は豊富。 当時の世界観を垣間見ることができる要素で、時代背景を理解しやすくなった。 グラフィックの向上 一見しただけでは原作との違いが分かりにくいが、光と影の表現は向上している。 街を照らす提灯や人肌の質感、刀身の輝き等といった様々な分野でグレードアップしており、リアルな幕末の空気感を演出。 昼の野外でもやや暗めだった原作と比較すると、柔らかく自然な明暗描写となっており人の表情や町の雰囲気が違って見える。 維新アレンジで蘇る名BGM、懐かしのシリーズBGMの採用 桂小五郎・土方歳三・永倉新八・佐々木只三郎の4名との戦闘にはそれぞれの出演作における戦闘曲がアレンジされて登場。 また、『龍が如く0』の久瀬戦や『龍が如く6』の通常戦闘BGMなどシリーズの人気BGMが要所で使われており、経験者にとっては懐かしい。 バトルの調整 前述のように隊士編成が本編でも適用されるため、全体的な難易度が低下。 『JUDGE EYES 死神の遺言』のDLC仙薬のような気功波や電撃を放つ技などが使用可能となる隊士が追加され、バトルは派手に。 また、バトルスタイルにも調整が入っており、火力不足気味だった格闘の型はコンボスピードが上昇し、防御に難があった乱舞の型は連続スウェイが追加。 ダウン時ボタン連打が無くなり直ぐ起き上がるようになったため、敵からの追撃を貰い難くなった。 ストーリー進行に応じた武器の入手 一部のボスを倒した際にそれなりに強い武器が入手出来るようになり、ストーリー進行だけなら鍛冶屋を利用しなくても済むようになった。 特に7章の虎鉄や10章の菊一文字はバトルダンジョンを最終盤まで進めてようやく作成できる装備であり、これらを中盤に入手できるようになったのはかなり大きい。 鍛冶屋、武器強化の調整 鍛錬による強化が廃止されたことで、一度作ってしまえば以後の強化は印の埋め込みのみとなり、装備の強化にかかる手間が大幅に低減。 基礎能力は装備の格と埋め込んだ印でのみ変動する形になった。とはいえ最低格でも相応の性能は担保されており、格の高い装備でないと苦戦するということはない。 格上げに関してはシステム変更に伴う別の問題点も発生しているのでそちらは後述。 装備の作成ツリーが追加され、目当ての装備へのルートや必要素材、性能がいつでも確認できるようになった。 鍛冶屋で作成してもらえない妖刀に関しても必要素材の確認が可能。 ミニゲームの難易度が一部緩和 うどん屋手伝いは注文のデザインが変更されボタンの指示が見やすくなった。 また、ポーズをかけても画面が切り替わらないため、じっくり見て覚えることができるようになった。 日本舞踊も画面のレイアウトが変更され見やすくなっているほか、譜面が一部変更されておりオリジナルより難易度が下がっている。 一例として、オリジナルでは異なるボタン3種を順番に押す形だった「鼓動」などの3連符が同じボタンを3連打する形に変更されている。 その他の評価点 飲食店や薬屋、万屋などの店舗への入退店がシームレス化。店に入る度にロードを挟む必要がなくなった。 鍛冶屋前に駕篭の乗り場が追加され、洛外西部へのアクセスが改善された。 精進目録で回数が多いと批判されがちだった項目が一部緩和。 料理や水汲みといった時間のかかる行動が指定されている点は変わらないが、意識してプレイすれば終盤には達成できる程度に調整。 クリア後モードの「幕末漫遊」のデータを引き継いで最初から遊ぶことができるようになった。 原作では非常に惜しい点として槍玉に挙げられたたため、やり込みプレイヤーに喜ばれることに。 賛否両論点(極) キャストの変更 新たに出演したキャストはそれぞれの作品で人気を博しており、本作への出演自体は好評。 原作は『5』のキャラ選が多く偏りがあったが、今作は多くのシリーズからまんべんなくキャラ選がなされているため「真の『龍が如く』オールスター」とも言って良い内容となった。 その反面、変更前のキャストも人気があったことや人気俳優が演じていたキャラも変更されたことからキャスト変更を惜しむ声もある。 この辺は人ぞれぞれ好みの問題だが「前の方が好きだった」という意見が多い。 敵の体力ゲージ 『6』の賛否両論点であった敵の体力ゲージの1本化と頭上表示が復活している。 そちらでも述べられている通りこの表示形式は残体力が視覚的にわかりやすい反面、ボス戦の迫力が薄れてしまう難点があった。 逆に大人数戦が主体となるバトルダンジョンや一部のストーリー戦闘では雑魚の体力が視認しやすいメリットはあるが、やはり賛否両論。 一応、ボスとの1対1の状態の際にはボス敵の頭上ではなく画面下部に表示される。 金策のバランス調整 金策用アイテムの皿の売却額がおよそ1/3まで大幅ダウンし、プレイスポットの稼ぎ効率が悪化した。 逆にバトルダンジョンでドロップした不要な装備を売り払って費用を工面する手段が追加されており、金策方法が一部のプレイスポット一強だった原作からバトルも有効な金策となった点は評価されている。 しかし、後述の問題点と隊士システムの重要度が上がり寡兵を利用する必要性が増したことを踏まえると、出費が激増しているため否よりの声が多い。 鍛冶屋、隊士募兵などの結果が原作のランダム要素から完全テーブル化 テーブルを更新しない限りセーブデータをロードしなおしても絶対に同じ結果にしかならないという仕様となった。 裏を返せば出目操作すればある程度の融通は利かせられるので人によっては評価点になる変更ではあるが。 追加要素や目新しさの薄さ 元々は海外向けに『維新!』を提供する制作背景があり、日本での発売の予定はなかったが国内向けに「極」として発売することとなった経緯を持っている。 また、過去の『極』でこうしたから今回も踏襲するという考えではないことも明言されており、これらの経緯から目新しさは控えめになっている。 過去作のリメイクである『極』では「どこでも真島」や錦山彰に関するエピソード、『極2』では真島吾朗を主人公にしたエピソードや水商売アイランドなどといったやり込み要素と目玉要素になり得る追加要素が存在しており、難点もあるもののリメイク版における1つの評価点とされてきた。 しかし、今作における追加要素や変更点はグラフィックの向上や新たなサブストーリーの追加といった程度。目新しさを求める層からは変わり映えの少なさについて不満が出ることとなった。 裏を返せば、大きな変更がなかったのは原作の時点でそれなりに完成していたからという見方もできるが…。 ストーリーに関してもサブ以外に追加シナリオが無い。先述のバッカスやタツ姐以外にもシンジや新藤、神田といった初期作品のみに登場した懐かしい顔が出るのはファンとしては嬉しいものの…。 原作においてイマイチ扱いが悪かった原田左之助等のキャラの何かしらの活躍が期待されていたが、結局何も変更されなかった。 ソーシャルゲームである『ONLINE』では、本作で描かれなかった「禁門の変」が追加ストーリーで登場しており、それらのストーリーを追加するなど何かしらの手立てはあったはずなのだが…。 ストーリーに関しては「ストーリーのネタバレになりかねないし世界観的に無理がある」「メインストーリーには付け加えるべき要素はない」と判断されたためである(参照1)。 音声も変更されたキャスト以外は原作の流用。左之助の武田観柳斎への発言が「あんた、(オカマの割に)頭いいな」となっているように問題がある点が編集されている程度となっている。 例えば黒田崇矢氏の演技も「変える必要はない」という判断がされていたりする(参照2)。 問題点(極) ロードや読み込みといった動作上の問題点がある。 建物やマップの切り替え等で頻繁にロードが入りテンポが悪く、エンカウントバトルでも発生する。 また切り替え直後はテスクチャが読み込み切れておらず、この状態で壺などを調べたりすると画面が固まったまま読み込みが再度発生する。 オリジナル版でも建物やマップの切り替えにロードが入ったもののここまで長くはなかった。 バトル突入場面に関しても敵の名称が入る間こそあるものの、概ねシームレスに移行していた。 一部場面での処理落ちも報告されており、特に12章では演出上常時フレームレートが大幅に低下するレベルでシナリオを楽しむ所ではない。 該当部分では何度か戦闘もあるため、プレイヤーが実感しやすい問題点となっている。 これらの問題点に関してはPS4版の場合であり、最新機種であるPS5版であれば軽減される。 PS4版はPS5アップグレードに対応しており、セーブデータの引継ぎも可能。快適にプレイしたい人はPS5版をおすすめする。 キャスト変更に伴う問題点 シナリオの役柄を考えると無理のある配役や扱いの悪い人物が何名かいる。 主に原作で配役されていたキャラに応じた立ち回りが、今回の新キャストとは噛み合わないことが原因。特にキャラの年齢に関わるものは、原作を知らないプレイヤーでも若干目に付く。 スターシステムと割り切れば原作での役回りは一切気にする必要はないが、変更により設定と見た目の年齢でのギャップが出ていることは擁護しようがない。 そもそも『龍が如く ONLINE』でのコラボ時に純粋なゲスト俳優組も顔出しして深掘りを行っており、元のビジュアルに愛着が湧いているところを変える必要があったのかというと疑問である。 + ネタバレ注意 沖田総司(本物) 原作では沖田総司に扮した真島吾朗が自分を「美少年」と言い張ることがネタにされていたが、ストーリーを進めることで実は「本名は平山五郎で、芹沢一派の3人が近藤の指示によって沖田たちに成り代わっていた」という事実が判明。 美少年の通り名もそれの伏線であり、『龍が如く』のキャラクター設定と史実をうまく融合させた配役と評価されていた。 ところが、原作での本物の沖田総司は俳優の大野拓朗氏を起用した文字通りの美少年であったが、本作では『0』の「尾田純」に変更。 尾田も二枚目の部類ではあり決して容姿が悪いわけではない(*18)のだが、年齢的にも明らかに美少年とは程遠いキャラクターであり伏線としての意外性が薄れてしまった。真島の前は尾田が「美少年」と主張していたとすれば妙な方向で整合性が取れる形にもなったが。 山崎丞 『5』の釘原広志から『6』または『7』の「ハン・ジュンギ」に変えられたのだが、顔に大きな傷が見受けられることで不気味な雰囲気を出していた釘原に対してハンは爽やかな美形のキャラと真逆の雰囲気でしかも『6』の時と同様の髪色をしており、いくら変装していても監察という立場上逆に目立ってしまいかねない見た目になっている。 とはいえ『6』のハンは失態を犯した部下の顔面に大火傷を負わせるという強烈なシーンがあるため、拷問シーンにおいては一応山崎の配役が合っているような部分もある。 変装場面でも髪を布で上手く隠し、顔も汚すことで上手く隠れているため、ハンという先入観が無ければそこまで気にならない類かもしれない。 伊東甲子太郎 武田観柳斎ほか新選組 伊東甲子太郎は『3』『4』で登場した浜崎豪から『0』の久瀬大作に、武田観柳斎は『1』『2』に登場した林弘から『0』の 阿波野大樹に変更。 しかし、『0』における久瀬は何度桐生に返り討ちにされても男としての「意地」や「信念」を優先して何度も挑んでくる生粋の武闘派として高く評価されているキャラであった。 そのため、策謀を捏ねくり回して虎視眈々と権力を求める伊東に合っていないという声が多い(*19)。演じた小沢氏からも冗談交じりながら「ミスキャストだ」と言われている。 後半の印象が強いため忘れられがちであるが『0』序盤の久瀬は桐生に対して策謀を仕掛ける小物くさいキャラであったため、序盤のまま変化しなかったIFの久瀬と考えるべきなのかもしれない。 策謀ならまだ阿波野のほうが適任なのだが、阿波野は阿波野で男色家設定を残したまま拳銃使いの武田観柳斎を担当している。 林なら男色家扱いでも問題無いというわけではないが、阿波野のビジュアルと言動でも男色家設定の違和感は残る。戦闘時も阿波野が二丁拳銃で駆け回る姿はややシュール。 関西弁を使う阿波野自体は『ミナミの帝王』の萬田銀次郎を彷彿とさせて下手すれば『0』よりも自然なだけにイマイチ噛み合わないのが惜しいところである。 その他の新選組面子も存在感ある演技の船越氏から『7』の足立宏一に変わった近藤勇、『5』の馬場茂樹から『7』の趙天佑に変わって 中の人は変更前と同い年なのに 若者らしくなくなった藤堂平助と評価は微妙なライン。 評判が良いのは『5』の八幡から『7』の馬淵昌に変わって下衆ぶりが分かりやすくなった谷三十郎、『5』の荻田冠から『6』の小清水寛治に変わったが元から存在感が薄く気にされていない鈴木三樹三郎ぐらい。 「(元も変更後も維新でのキャラも)誰だっけこいつ」「同じスキンヘッドのヤクザだし、今度は八幡がやってるのかと思った」と言われる後者はあまり褒められた話ではないが。 全体的に新選組面子はなぜ変えたかが不明瞭で首をひねるようなキャスト変更が多い。変わったメンバーと変わってないメンバーの基準もイマイチ不明。 伊東と武田は新選組隊士で終盤まで出番があり龍馬との戦いという見せ場も用意されたキャラなので『0』での役回り度外視で小沢、竹内の両名が起用されたのだろう。 メイン組はともかくとして松原忠治だけは何故か『5』の森永悠のままである。数ヶ月後に発売した『7外伝』の伏線だった可能性はあるが…。 また、なぜ原作では日本国籍ではないハン・ジュンギと趙天佑を新選組役に人選したのかも疑問視されている。2人とも元から違和感がある顔立ちではないといえばそうだが。 勝麟太郎 『5』の青山稔から『7』の荒川真斗に変更された。 真斗への変更自体は喜ばれたのだが、勝麟太郎は政府側の人物であり、彼の役割や本編での性格や肩書を考えると、どちらかと言えば癇癪持ちで強いコンプレックスを抱えたヤクザのドラ息子という要素が強い真斗より、(そもそも同一人物だが)爽やかな笑顔の下に野心と謀略を隠し持つ東京都知事・青木遼としての登場のほうが適任という声もある。 もっとも、端役ということや、真斗自体は人気キャラなので批判の声は少なめ。また、「見た目が荒川真斗で喋り方が青木遼」のような感じになっており、同一人物である設定が活かされているとも言える。 彼に関しては、上記の通りメインストーリーシーンの追加が無かったのでキャスト変更しておきながら無印同様大した出番が無いまま終わった点の方に批判が多い。 山南敬助 吉田稔麿 山南敬助は『4』で登場した葛城勲から『1』と『0』で登場した世良勝に、吉田稔麿は『5』で登場した金井嘉門から同じく『1』と『0』で登場した嶋野太に変更された。 どちらもライブラリーの戦闘ボイスのみでストーリー上ではセリフが無く退場するのだが、原作では会長や組長という立場でありながらこのような扱いに残念がるプレイヤーが多い。 特に山南敬助は3番隊隊長であるが、組を脱走し捕らえられ、龍馬に勝てば釈放される条件の元入隊試験に利用される言わば「やられキャラ」であり、葛城はまだしも世良は『1』でも『0』でも情けない描写はほとんど無く役に合っていない。『1』時代には神宮に翻弄されていた印象を拡大解釈したのだろうか。 嶋野は金井と同じくパワーファイターだが、金井の配役自体が桂小五郎である秋山との『5』での因縁から起用されたものであるため、前提が崩れてしまった。ただし、永倉新八である冴島が遅れを取る相手という意味では説得力が増してもいるが。 武市半平太 俳優の高橋克典氏から『0』の渋澤啓司に変更。龍馬の兄弟分という設定だが、渋澤はどう見ても若者には見えない。 演じた中野英雄氏は変更前の俳優と同い年といえばそうなのだが…。一応、『0』の渋沢よりは若干若くグラフィックが描かれてはいるが終盤での白髪化も髪型の違いもあり衝撃度は下がっている。 ただし、沖田のことを終盤「兄さん」と呼ぶのと同じで、尊敬の意を込めた呼称に過ぎないので現実的に年齢が近くないといけないわけではない。 また、「看板を持つ極道に対するコンプレックス」「暴力で変革を起こそうとする過激思考」「龍を決める最終戦」といった『0』の渋澤に通ずるところもあり、そういう意味での配役では適任であるとの声も存在する。 おりょう 起用された女優モチーフから『0』『極2』で登場したユキに変更された。龍が如くの女性キャラクターの中で、人気投票でも上位に入っていたキャラクターである。 ユキは確かに人気であり綺麗どころだが龍馬(一)である桐生とは『極2』において業務上の関係しか無く、違和感がある抜擢となっている(*20)。 おりょうとしての演技自体は問題ないのだが、上記の本編でのキャラクター像とは全く違い終始シリアスなのでアホっぽさが一切なく、ユキらしさが生かせてないのも違和感の原因となっている。 ヒロインの立ち位置としては『1』の由美や『2』の狭山を『極』系列のキャスティングで起用することもできたはずなのだが性格が合わない、キャストのスケジュールの関係など色々と問題があったのだろうか(*21)。 キャスト変更をまとめると 変更前『1』『2』 林『3』『4』 浜崎『4』 葛城『5』 金井、青山、八幡、馬場、荻田、釘原 変更後『0』 渋澤、久瀬、阿波野、ユキ、尾田『0』『1』 嶋野、世良『6』 小清水、ハン(『7』含む)『7』 足立、真斗、馬淵、趙 このようにシリーズオールスターものとしてのバランスは相変わらず良くない。増えたのは『6』の小清水を除けば『0』と『7』の関係者ばかり。 この点を「無印も当時の最新作だった『5』優遇だっただけで、そこが『極』発売時の最新作だった『7』に変わっただけ」「海外向けの予定だったのだから海外人気が高い『0』優遇のコンセプトとなるのは当然」「『5』以前のキャラは極発売当時は10年以上前のキャラクターとなっていたので仕方ない」と許容できるかで印象は変わってくるだろう。 バトル面の問題点 一部ボスの弱体化 前半のボスは強化されているが、後半のボスは必殺技が追加されているものの、総じて弱体化。いわゆるスーパーアーマーの撤廃や行動パターンが一部変更されているのが原因。 特に弱体化が一番顕著なのはシリーズ恒例の隠しボス、亜門玄丈斎。一刀の型におけるアーマーや極技に対する耐性の消滅、隊士スキルの追加が行われた結果大幅に弱体化してしまった。 裏を返せば、ある程度やり込みさえすれば誰でも勝てるようになっているともいえる。 隊士スキルがどこでも使えるようになった弊害 派手なバトルを楽しめる一方でボスも隊士の攻撃スキルを使うようになり、火を纏った波動や電撃が飛び交う光景はファンタジー世界のような雰囲気になり、世界観がぶち壊しとの声も。 攻撃スキル発動中は無敵になるため一方的に攻撃出来たり、敵の連撃や攻撃スキルをやり過ごせたり、終盤になれば原作で強力だった品田(*22)と本作で追加された春日(*23)を組み合わせれば、ボスの体力を安全に大幅に削れるようになりゲームバランスが崩壊する。 隠しボスとの最終決戦では原作では隊士は連れて行かず1人で挑むと言っていたが、本作では隊士スキルが使用可能にも拘らず、セリフがそのまま流用され矛盾している。ただし、品田の隊士能力が発動すると逆に隠しボスが超高速化されるという罠が仕込まれている。 BGMの流用 先述の通り、過去作における戦闘曲の和風アレンジが追加された一方で何故かそのまま流用されたBGMも存在する。なぜ流用となったのかの基準は不明瞭であり、特に久瀬のBGMなどは和風アレンジされなかったことへの不満の声が多い。 アドベンチャー関連の問題点がそのまま 原作で存在していた様々な問題点が改善されていない。 特に龍馬の強化につながるレベル上げ、隊士カード収集、精進目録に時間と手間がかかる点は問題視されがち。 ミニゲームも評価点で述べた通り難易度が若干低下したものはあるが、ほとんどは難易度が据え置き。特に麻雀やポーカーといったテーブルゲームにイカサマアイテムが追加されなかったのが痛い。 さらに、本作で追加されたカラオケの「い・ち・ず・侍」は8分と16分多数の物量譜面で歴代最高レベルの難しさを誇り、全ての曲で90点以上の獲得が困難になった(*24)。 相変わらず土佐には戻れない。 手記集めの面倒さ 単なる収集要素であれば良かったのだが、収集量に応じてサブストーリーが発生するのでコンプリートのためには必ず全て集めなければならない。 しかも、落ちているアイコンが福引券と同じで見分けがつかず面倒さに拍車を掛けている。 メインストーリー進行が出現フラグになっている手記もあるため、必然的に完了できるのも終盤になってしまう。 手記とは関係なかった原作の一部サブストーリーが、なぜか手記の取得率をトリガーにして発生する形に変更されている。 サブストーリーのコンプリートもフラグの関係上最終章まで不可能となってしまった。原作では順当に進めていれば十章でコンプリートできていた。 装備作成費用の大幅なインフレ 装備作成後の強化が廃止されたためか、作成にかかる費用がオリジナルから大幅に上昇。 例えば、初期装備である吉行の最終段階「天龍神馬」の作成費用はオリジナルでは約4両だったのに対し本作では約280両と70倍近い値段に跳ね上がっている。 特殊弾作成も同様で原作では全種類10発あたり500文だったが、本作では5両と100倍に上がっており、一部は250倍の約13両と破格。とてもではないが資金の乏しい序盤は手が出ない。 火炎弾については骸街の武器屋で10発あたり1両で購入できるので作るより安上がりだが、それ以外は基本的に作成以外の入手手段がない。 鍛冶屋レベルを上げれば必要金額が最大4割引されるが、それでも高い。 原作が安すぎた節はあるが、所持金が少ない序盤中盤は特殊弾が使いにくくなり良調整とは言いがたい。 前述のように本作ではメインシナリオのボス撃破で装備が入手できるほかバトルダンジョンでほぼ全ての装備がドロップするようになっている。 そのため、それらを装備を使ったりドロップした不要な装備を売り払って費用を工面するといった手段は用意されている。 格上げシステムの変更 装備の格上げが作成時のみとなり、後から上げることができなくなったため、作成時に格が上がらない妖刀や妖銃は事前に格を上げておく必要がある。 この影響を受けたのが賭場景品の黄金の銃と闘技場景品の黄金の刀。報酬として交換できるのは最低格で、格の高いものはバトルダンジョンのドロップでしか入手できない。 同じく賭場景品であり妖刀「夢龍砕」の素材となる「朽ちた妖刀」も同様だが、こちらは亜門撃破の報酬として最上格のものが貰えるためそこまで問題はない。 店売りの装備も最低格のみであり、その次が最終段階となる装備はバトルダンジョンで格の高いものを入手する必要がある(*25)。 とはいえ最低格でも充分な性能は担保されているので、どちらかといえばやり込みの領域ではある。 アイテムのページ送りができない 本作では特に金銭稼ぎで持ち物を売ることが多いのだが、アイテムと装備でしか分別されておらず、アイテムを売る場合は手持ち・倉庫・素材・野菜・魚と壮大な量から探し出す羽目になる。 全く同じ性能の装備においても別々にされているため、バトルダンジョンで拾った装備をまとめて売る時も1つ1つ決めなければならない。 ボタンを押し続けることで一気に移動は出来るがその場合目当ての物を飛ばしてしまう可能性もあり、近年のゲームとしては不便な仕様。 原作からの一部視覚情報の劣化 メニュー項目のコンプリートリストで詳細リストでコンプリートされたものでもアイコンが付くだけで色が変わらなくなった。 原作では例えば食事項目だとコンプリートできた店のリストでは数字部分が赤色になり一目でコンプできてるか判断できた。 サブストーリーなどでアイテムを渡す場合に所持数が表示されなくなった。 原作ではアイテム選択時、アイテム名の横に個数も表示されていたので一目で複数所持してるか判断できた。 能力強化可能な状態でもアイコンが出るだけになった。 原作では魂球がある場合メニューを開けば能力強化の文字が強調されてカーソル固定されるので一目でレベルアップ可能なのが分かった。 PS4版のノーマル本体への最適化不足 設定でグラフィック、パフォーマンスどちらを選んでも常時処理落ち状態でフルフレーム出せる場面がほぼない。 長時間プレイしているとキャッシュの影響かローディングが異常にかかるようになり最悪読み込みを失敗したり、突然アプリケーションエラーで落ちるようになる。 レベル上げや素材集めのためバトルダンジョンを周回した時によく起こるためオートセーブが有効になる前にこれに遭遇すると苦労が水の泡となる。 + アップデートで改善 処理落ちやバグが多く一部の場面や特定の動作でフリーズしてしまう。表示が乱れる部分も散見され、特に12章でキャラの髪が金髪化するものは確実に発生していた。 シリーズ初のアンリアルエンジンによる開発という点を擁護してもバグが多い(*26)。現在はほとんど修正済み。 競鶏で特定の手順を行うと掛け金が減らず一方的に稼げてしまう。 先述の通り出費が激増しているためバグ修正で金策が苦しくなってしまった。 総評(極) スピンオフ作品で初のリメイクされた龍が如くの『極』シリーズ。 今から最新機種でプレイしたい人にはメインシナリオを進める分には原作より遊び易くなっており、ボリュームも原作そのままであること、何しろ歴代『龍が如く』シリーズの人気キャラが総出演しているため、ファンは買って損はない。 しかし「『極』として完成度は果たして良いと言い切れるのか?』」それに尽きる。キャスト変更以外に変化や追加要素が乏しく、アドベンチャー関係の問題もそのままなので経験済みのプレイヤーに再購入を促すほどの魅力は乏しい(*27)。 隊士スキルの仕様変更によるバランス悪化や世界観のイメージの変化はプレイヤーによってはかなり分かれるため、本作は個人で判断してから購入すると良いだろう。 余談(極) 原作に存在した、現代の親子が龍馬像を見つめるラストのシーンは丸ごとカットされている。 おそらく海外プレイヤーが見た際に疑問や違和感等を感じさせない為の措置だと思われる。 今作では『極2』や『7』など近年の龍が如くスタジオ作品で使用されているドラゴンエンジンではなくUnreal Engine 4が使用されている。 これについては「ドラゴンエンジンは夜のシーンに強いが、今作では昼のシーンが多いためそれに強いUnreal Engineを採用した」「今後の作品でもUnreal Engineを使用するかはケースバイケース」としている。 原作にあった主題歌であるONE OK ROCKの『Clock Strikes』は別の楽曲に差し替えられている。 これは当時まだ所属していた名越プロデューサーの強い要望でうまれたタイアップだったことや、ONE OK ROCK自身が現在株式会社アミューズから独立したことにより、元楽曲の権利関係が変更されて以前の契約のままでは使えなくなったためと考えられる。 概要で述べたようにオリジナル版は日本のみの発売だったが、このリメイク版は『Like a Dragon Ishin!』のタイトルで海外版が発売された。 また、本シリーズは海外では『YAKUZA』のタイトルで発売されていたが、同時発表された2作(*28)も共に洋題は『Like a Dragon (龍が如く)』になっており、今後のタイトルはこちらに統一される。 ちなみに、リメイク版の発売に伴いオリジナル版のダウンロード版は販売が終了した。パッケージ版も中古価格が上昇している。『維新!』がリメイクされることとなった経緯はこの記事を参照。
https://w.atwiki.jp/paso/pages/96.html
1561年 龍が如く 1561年。 松永久秀は将軍・足利義輝を襲撃、義輝は辛くも京から脱出。越後の上杉謙信に助けを求めた。 謙信は上洛の軍を向け、越中,能登を手中に収めた。 松永久秀は主君・三好長慶,弟・義賢,嫡子・義興を相次いで謀殺。 三好義継を当主に据え、実権を握った。 一方、中国では毛利元就に敗れた・陶晴賢が大友家の救援を得て打倒・毛利を企て旧敵・尼子家と同盟を結ぶ。 そした義元亡き今川は急速に勢力を衰えていた。 【仮想シナリオ】 有力大名 # 後日掲載。 === 初期リリース === 447 :名無し日く、:2006/12/04(月) 20 24 54 ID 3ebVHOPM シナリオupします。 【龍が如く】 なんか、最近のゲームのタイトルパクッてますが、気にせずに宜しく。 ttp //deaikei.biz/up/up/3652.zip.html ここまでのあらすじ 447 :名無し日く、:2006/12/04(月) 20 24 54 ID 3ebVHOPM シナリオupします。 【龍が如く】 なんか、最近のゲームのタイトルパクッてますが、気にせずに宜しく。 ttp //deaikei.biz/up/up/3652.zip.html 448 :名無し日く、:2006/12/04(月) 20 27 47 ID 3ebVHOPM 447 pass nobu12です。 スレ汚しすいません。 449 :名無し日く、:2006/12/04(月) 22 11 11 ID 3ebVHOPM 447 ttp //deaikei.biz/up/up/3654.zip.html 消えていたのでもう一度upします。 すいません。 454 :名無し日く、:2006/12/06(水) 01 24 26 ID yxkDxXia 453 自己解決しました。DL↓ pass nobu12 ttp //deaikei.biz/up/up/3662.zip.html 天正,狭間,龍が如くすべて入ってます。 ※顔グラは入ってません。 変更 龍が如く 陶晴賢,毛利元就,北条氏康,松永久秀,上杉謙信 補欠,足利義輝 間違ってたらすいません。訂正お願いします。 長文失礼しました。 464 :名無し曰く、:2006/12/07(木) 19 25 47 ID IVdMTRRG 龍がごとく、上杉強すぎ。 みてただけだけど。 でも配下に上位役職の武将がいるってなんか変な気がした。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1572.html
龍が如く 見参! ・要約版:要約スレpart3-139,141 ・詳細版:part56-266,267 139 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/05(火) 19 02 20 ID nJW/RHqsO 龍が如く見参 宮本武蔵は関ヶ原に参戦しそこで真嶋という剣士と親友になる。 真嶋と武蔵は任務として反逆者結城秀康を暗殺するがこれは罠で二人は口封じに殺されかける。 そこで武蔵は追っ手の佐々木小次郎に運命的に出会うが武蔵を逃がすため真島が犠牲ななる。 武蔵は真島の遺言として彼の妹浮世に会いにいき平穏な一時を過ごすが追っ手に浮世は殺される。 全てを失い生ける屍になる武蔵だが柳生石舟斎と出会う事で導かれ、吉原で新たな生き方を見つけ名も桐生一馬之介と改める。 だがある時、遥という少女が現れ桐生に親の仇宮本武蔵の仇討ちを依頼する。 桐生は真相を探るため再び剣士武蔵として動く。 実は遥は結城秀康の娘で秀康は次期将軍となるため暗殺された。 その為遥を守るため石舟斉が遥と武蔵を引き合わせたのだった。 一連の事件の黒幕は天海で小次郎はその部下だが小次郎の正体は石舟斉の息子の柳生宗崇である。 小次郎は宗崇が裏仕事をする為の名だが同時に剣士として生きるための名でもあった。 真相が明らかになったが遥は天海により拐われ武蔵は救出の為小次郎の待つ巌流島へ行く。 小次郎との剣士との決着をつけ天海を倒す武蔵だが既に天海はクーデターの為の大軍勢を向かわせていた。 武蔵は小次郎に遥を託すと大軍勢にただ一人向かっていった。 数年後、大阪の陣に向かう若武者は伝説となった武蔵のように成りたいと夢を語る。 それを聞き実は生きていた真島は一人武蔵を思い出すのだった。 141 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/05(火) 23 12 09 ID nJW/RHqsO 小次郎の件からわかるように武蔵伝説をかなり好き勝手いじくっている。 宝蔵院が闘技場になったり吉岡一門との決闘は祇園のクーデターから伝七郎を守るためとか。 さらに真島は物語中盤で記憶喪失で再登場し宍戸梅軒と名乗っている。 見参は龍が如くからスターシステムをやっている。 真島はシリーズの人気キャラで全作出てて中ボスから相棒キャラに昇格している。 他にもシリーズの繋がりとして3で桐生が武蔵の剣技を書物から覚えてたり見参で桐生が習っている流派の道場がある。 266 :龍が如く 見参!:2011/04/25(月) 20 57 33.38 ID SpCh6n3Z0 門下生を指導する宮本武蔵の元に、丸目長恵が「今度行う大きな作戦に腕の立つ侍が必要だ。」とスカウトにやってくる 関ヶ原に集められた侍たちが酒を酌み交わすが、武蔵だけは酒を飲まない。 真島五十六という侍はそんな武蔵の態度が気に入らず喧嘩をふっかけるが丸目にたしなめられる。 そこへ作戦の発案者である僧侶の天海がやってくる。そして重要な任務を真島と武蔵に任せる。 それはある城へ忍び込み、指定の部屋で寝ている人間を暗殺しろというものだった。 二人で城へ忍び込みターゲットを暗殺するが、「弟を天海の罠から救い出せなかったのが無念・・・」という最後の言葉を聞く。 その後現れた城の家臣により、暗殺した男が徳川家康の嫡男「結城秀康」であることを知る。 命からがら逃げ出すが、丸目は秀康殺害の罪を武蔵達になすりつけるため、配下と共に殺害しようとする。 何とか配下を倒す武蔵だったが、その後現れた佐々木小次郎に手も足も出ず敗走する。 深手を負った真島を背負い、吊り橋まで逃げおおせた武蔵だが、さらに追っ手が迫る。 真島は「妹にこの刀を形見として渡してくれ・・・」と言い残し、追っ手を食い止めるため吊り橋を落とし谷底へ落ちてしまう。 真島の言葉通り真島の妹「浮世」の面倒を見るため、浮世の元へ向かう。 浮世と夫婦になった武蔵、浮世は武蔵の刀にお守りといって鈴をつけてくれる。 しかし、武蔵と真島にかけられた賞金目当ての山賊に目をつけられ浮世を殺されてしまい、 その一部始終をみた村の住人から、武蔵が殺したと誤解され村を逃げ出すことを余儀なくされる。 当てもなく放浪する武蔵だったが、ついに深手をおい賞金稼ぎ達に追い詰められる。 そこへ現れた謎の僧(松方弘樹)に助けられる、 その僧に新たな人生を歩みたいのなら、祇園へ迎えと教えをうけ、僧とともに祇園で一番の遊郭に足を運ぶ。 そこで浮世とうり二つの女「吉野」と出会う、(武蔵は浮世から祇園で働く姉妹がいるということは聴いていた。) どうしても吉野が気になる武蔵は「桐生一馬の助」という偽名を使い、祇園の便利屋の駆回の龍屋を始める。 その後、祇園に「遥」という少女が吉野のいつ鶴屋に遊女として売られてくる。 遥は桐生にお金を払えば何でもして貰えると聞いて、自らの身請けの代金一両を持って 「宮本武蔵という男を殺してほしい。」と依頼してくる。 遙に深い決意を感じた桐生は遙の依頼を受けることにする。 鶴屋の用心棒である伊東から情報屋の光悦を紹介される。 光悦なら遙の両親を殺した「宮本武蔵」の情報が手に入れられると思って頼むが、 光悦に「宍戸梅軒」という盗賊に盗まれた宝を取り戻してほしい。という依頼を交換条件として出される。 その宍戸梅軒は実は記憶を失った真島五十六で、記憶は取り戻せなかったものの、 宍戸は桐生の事を気に入り、宝を返してもらう。 光悦の情報によると、宝蔵院で行われる武術大会に宮本武蔵が現れるという情報を得た武蔵、 そして祇園藤次という男から、宮本武蔵が吉岡道場に現れるという情報を聞き 道場に入門しようとする、道場師範の吉岡清十郎に認められ入門する その後武術大会に宮本武蔵が出場するという情報を得るのだが、 佐々木小次郎が鶴屋に現れるという情報も入ってきた。 伊東も実は小次郎と因縁があり、小次郎を討たせてくれという願いをきき 共に小次郎を待ち受けることにする。 しかし、遙を連れ去ろうとする陰謀が共に動いており、混乱に乗じて鶴屋に火を放たれてしまう。 桐生は遙を救出するが、そのとき桐生が持っていた鈴と、自分が宮本武蔵の手がかりに持っていた刀の鈴が 同じ者であることに気付き、桐生への疑念が生まれる。 267 :龍が如く 見参!:2011/04/25(月) 20 58 37.79 ID SpCh6n3Z0 遙は由緒ある武士の娘だったのだが、籠で移動中謎の侍に家族を皆惨殺されてしまい、 そのうちの一人が持っていた刀を奪って逃げてきたのだが、その刀を元に仇を捜していたところ、 浮世の村にたどり着き、その刀についた鈴をみた村人が宮本武蔵の刀だと遙に教え、 仇が宮本武蔵だと誤解してしまう。 遙の誤解は解けたが武術大会に現れるという宮本武蔵が遙の両親の仇かもしれない、 武術大会に出場するも宮本武蔵は現れない、 そこへ、宮本武蔵から挑戦状が届く、約束の場所へ行くと吉岡清十郎が現れる。 問答無用で勝負を仕掛けられる桐生、何とか清十郎を倒すと、 祇園藤次が道場を乗っ取るために宮本武蔵が道場主を倒すようにしくんだ罠だということが分かる。 祇園藤次を倒し陰謀を阻止した桐生だが、宮本武蔵の手がかりは潰えてしまった。 宍戸梅軒に祇園を案内してほしいと頼まれた桐生は宍戸を鶴屋に連れて行く。 その道中謎の老人に声をかけられ一緒に祇園を案内する。 しかし、吉野を見た宍戸は浮世の記憶が呼び起こされ記憶が戻る、 そして、浮世の後を頼んだ武蔵が、女郎屋へ売り飛ばしたのだと誤解し、吉野を連れ去る。 死闘の後、誤解は解けたがそこへ佐々木小次郎が現れ瀕死の真島を突き落としてしまう。 そこへ昼間案内した老人が現れ、小次郎をたしなめ追い返す。 そして、すべての真実を話すので明日自分の使いの籠に遙と共に乗ってくれと話す。 翌日、征夷大将軍徳川家康の使いの籠が遙と桐生を迎えにきた。 遙の正体は桐生が殺した結城秀康の実の娘で、家康の跡継ぎは秀康で決まりだと思われていたのだが、 天海が秀忠を将軍に据えて自分に便宜を図らせようと画策、秀康の暗殺を目論んだのだ。 その陰謀を察知した、秀康が家臣を養父母にし避難させたが、その甲斐むなしく、遙以外を 皆殺しにされてしまった。 遙を旗印にして、秀忠を将軍から引きずり下ろされるかもしれないので、今でも天海は遙を暗殺仕様としている。 その陰謀に荷担しているのが、柳生藩の再興を目指す柳生新陰流の師範であることを教えられ、 その正体を探るため新陰流の創始者柳生石舟斎を訊ねる。 実は賞金稼ぎから桐生を助けてくれた謎の僧が柳生石舟斎であった。 そして、天海に荷担しているのは石舟斎の息子、柳生宗矩で、それが佐々木小次郎の本名だという。 そして丸目は石舟斎がその陰謀に歯止めをかけるべく送り込んだ間者だった。 天海の陰謀から息子を救ってほしいと頼まれた桐生は 丸目から柳生新陰流の太刀筋を学び、小次郎を倒す決意をする。 ついに遙が天海に攫われてしまう、天海は遙を殺すよりも、 徳川をあやつる道具にしようとする。 桐生は遙を助けるため、遙のとらわれている巌流島へと向かう。 そこでついに小次郎を倒し、遙を助け出す。 事態を重く見た将軍秀忠もついに天海を断罪するが 天海の最後のあがきで、何百人もの兵隊がやってくるが、桐生はその兵隊に一人で立ち向かっていく。 ここでエンディングロール 舞台は代わり、柳生宗矩が千姫救出作戦の指揮を執っている、 大勢の兵士の中から、先陣で切り込む者を募ると全員が手を挙げる、 そして、兵士は「宮本武蔵の様な侍になりたい。」と口々に言う。 そして、その後ろでは真島が月を見上げながら「武蔵チャンの意志は受け継がれてるで・・・」とつぶやく。 これでおしまい。