約 3,702,760 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1242.html
魔法少女リリカルBASARAStS ~その地に降り立つは戦国の鉄の城~ 第七話「その日、機動六課。そして崩れ落ちる城(後編)」 「くぅっ・・・!!」 吹き飛ばされるノーヴェ。対峙するは武帝、豊臣秀吉。 すかさず立ち上がり拳を突き出すが秀吉の大きな手で防がれる。 「ふぅむ・・・中々の攻撃だ。しかし!」 反対側の腕で腹を殴る。また大きく吹き飛ばされるノーヴェ。 「ぐ・・・がはっ・・」 壁に叩きつけられ倒れこむ。そしてその横ではウェンディと戦っている忍、猿飛佐助の姿があった。 「よっ!とっ!はっ!」 「この・・・!ちょこまかと・・・!」 華麗な身のこなしでウェンディが放つ砲撃を回避していく佐助。 しかしその回避した先に魔力が込められた球が待ち構えていた。 「なぁにぃ~!?」 「とった!」 爆発する魔力。ウェンディは勝利を確信してガッツポーズをとった。 しかし、ウェンディの頭上から 「何をとったって?」 声がして佐助の手裏剣を肩にうける。すばやく距離を取るウェンディだが表情を見る限り何が起こったかわからないようだ。 忍術、空蝉の術 攻撃が当たる直前に姿を消して素早く相手の頭上に現れ、攻撃するという佐助が得意とする術の一つ。 次に手裏剣を腰に装着、低く構えて印を結ぶと影が立体化して回転しながらこちらへ向かってくる。 忍術、影当ての術。 自分の影を立体化させて相手へと突進させる高度な忍術の一つだ。 ウェンディはその一撃を受けてノーヴェの隣に吹き飛ぶ。 「これは・・・あたし達のほうが圧倒的に不利っすね・・・ぐ・・・」 「そうだな・・・ちっ・・退くしかねぇか・・。」 そういうとウェンディが砲撃。秀吉が防ぐとあたりにすさまじい爆風が起こる。 爆風が止んだときには少女二人の姿はなかった。 「逃げられたか・・・。しかし佐助よ。どうしてあの者達の味方をした?」 「いやだってあんな触手に絡めとられてた美少女を人質だーって言われてたら助けるしかないでしょー!」 そう言って秀吉の背中をバシバシ叩く佐助。佐助の冗談を聞き流す秀吉。 「さて、この世界はどうやら戦国の世ではないようだな。」 「しかも多分臭いからして地下だぜこれ?とっとと上行こうぜ。」 「うむ。」 二人の武将は地上に出るべく走り出した。 そして、その頃、スターズ部隊は・・ 「あ・・・あ・・・あ・・・」 蒼髪の少女、スバルは絶望に飲まれた。 異様な邪気を出して佇む銀色の鎧に身を包む男。 その手には血まみれになり、意識を失って頭を掴まれた姉・ギンガの姿があった。 「ふん・・・また虫が来たか・・・。」 ギンガを放り投げる。その先には隻眼の少女、チンク。 「の・・・信長・・・これは少しやりすぎではないのか・・・?」 「黙れ。さっさとそいつを連れて戻るがよい。カラクリ人形めが。」 「くっ・・・」 ギンガを大きめのアタッシュケースに入れ、奥へと撤退するチンク。 だが、その顔には怒りがあらわになっていた。それは自分をカラクリと呼ばれたことではなく、「信長」という男に対してだった。 「あいつは・・・本当に人なのか・・・!?味方とはいえ・・・あいつのやり方には腹が立つ・・・!」 「うぁ・・かえせぇぇぇぇぇぇ!!」 目を金色に輝かせ、蒼い魔力を発しながら信長へと向かうスバル。 だが剣に防がれ、押され始める。 「く・・・ぅ・・・う・・・」 その目には涙を浮かべていた。 「ふん・・・虫けらめが。この第六天魔王に刃向かうか・・・。」 軽くあしらい、右肩へと剣を振り下ろす。 切り裂かれた箇所からは大量に血が出て、スバルは激痛で倒れこむ。 「うあぁぁあぁぁぁあ・・・・!!」 さらに信長は左手に持っていたショットガンでスバルの左足、そしてマッハキャリバーを打ち抜く。 「あぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁっ!!!」 顔は激痛で歪み、目からは涙がとめどなく溢れる。 信長はスバルの腹を踏み、頭に銃口を向ける。 「・・・この織田信長に刃向かった罪、死して償え。」 「い・・・いや・・・・いやぁ・・・!」 刹那、銃口が響くことはなかった。 突然飛んできた手裏剣でショットガンが弾き飛ばされたからだ。 手裏剣は一つ、また一つと増えていく。信長はそれを回避。 そして影がひとつ、走りぬけながら手裏剣を投げる。信長はそれを剣で弾き落としながらバックステップ。 影はスバルの前に止まるとその姿を現した。 白と黒を強調させた着物、背中に背負う忍者刀二本。それは病室にいたはずの伝説の忍、風魔小太郎。 「本当の・・・風魔・・・さん・・?」 風魔がふと振り返ると、口の端をほんのわずかだが、つり上げた。右肩にはまだ包帯が。 自分の怪我そっちのけでスバルを助けに来た。借りを返しに。 そして魔王、織田信長の方へと向くと忍者刀を構えた。しかし相手はあの魔王。自分は負傷。圧倒的不利だ。 信長がマントをはためかせて邪気を塊にして放つ。 当たる直前、忍と少女の姿は消えていた。 「うつけが・・・。」 「・・・・」 「・・・・」 ここは先ほどスバルが通ってきた通路。そこにスバルと、風魔はいた。 「守れなかった・・・ギン姉が・・・つれてかれちゃったよ・・・」 目から零れる雫。それはスバルが流した涙。拳を握り締める。 風魔はただ見ているだけしかできない。 「あたし・・守れなかったよ・・風魔さん・・・風魔さん・・・!!」 今にも正気を失いそうなスバルを風魔は抱きかかえ、歩き出す。スバルは泣くのをやめて、自分を抱きかかえた者の顔を見る。 「え・・?」 「・・・・・」 風魔はただ歩く。自分がもし、喋れたとして、このことを喋ったら腕の中の儚い少女は崩れ去るだろう。 だから言葉があっても言おうとは思わない。六課本部が襲われていること、自分は忠勝に任せ、ここまで来たこと。そして小さな妖精を抱え、泣き叫ぶ真紅の少女を見たことを。 決して、言えなかった。二人は後になのは、ティアナと合流し、ともに外に出ることになる。 一方、ロングアーチの連絡を受け、六課に戻るべく急いでいたエリオ、キャロ、フリード、フェイトのライトニング部隊。 その途中で二体の戦闘機人の襲撃を受け、エリオ達を先に行かせて一人で応戦しているフェイト。 「さすがに・・強い・・・」 フェイトはザンバーフォームにしたバルディッシュを構えて呟く。目の前には戦闘機人、トーレとセッテ。 そこに、新たなる乱入者が。 「イェア!!」 突然飛んできたのは巨大な錨の先端。 トーレはそれをインパルスブレードで弾く。戻っていく先端。 その先には海に浮かぶガジェットドローンの残骸の上に立つ鬼ヶ島の鬼の姿があった。 「おうおうおう、人ん家を荒らしておいて挨拶もなしかぃ?」 鬼、元親は唾を吐き捨てると錨をトーレとセッテに向ける。 「よーし、オメェら二人、どっちが強い?強いほうは俺と戦いやがれ!!」 「上等だ!!」 元親の挑戦を受けてトーレは向かう。接近しても無防備な元親の腹に拳の一撃を喰らわせる。 が、吹き飛びもせずその場で立っていた。 「ゴホッ・・・中々いいパンチじゃねぇか。気に入ったぜ。」 元親もトーレにボディーブローを放つ。 「グハッ・・・お前も・・・やるじゃないか!」 互いに離れ距離を取る。そしてまた錨とインパルスブレードのぶつかり合い。その上空ではセッテとフェイトが戦闘を繰り広げていた。 「はぁぁぁぁぁぁ!!」 「くっ!!」 バルディッシュを振るいセッテに切りかかる。セッテも負けじとブーメランブレードで切りかかる。 ぶつかり合った二つの刃からは火花が散る。 しかし、トーレとセッテは後ろへと飛び退き、並んだ。 「今回は時間なのでこれで引き上げます・・が。次に会ったときは・・・貴方達は勝てませんよ?」 そういうと二人は消えた。元親は別に追う動作はせず、錨の上に乗る。 「チッ、そんなに始めてから時間経ってねぇのによ・・・。気に食わねぇ・・・戻るぞ。」 「あ、待って!貴方は!?」 錨の上に乗ってサーフィンの如く海上を走る元親と空を飛ぶフェイトは、六課本部へと戻った。 一方、六課本部。 「・・・すごいね。一人でここまでやるなんて。」 戦闘機人、オットーとディードが見下げて眺めるは装甲が砕け、煤だらけで間接のあちこちから電流が流れる本多忠勝の姿があった。 忠勝の周りには粉砕された幾千のガジェットドローン。 忠勝は機械音を唸らせて立ち上がり、槍を構える。 「正直・・・驚いたけど・・・ここまでだね。IS発動。レイストーム。」 オットーの周りから緑色の砲撃が放たれる。それは数本から一本になり、大きさを増した。 一方の忠勝は背中の紋章から盾を二枚出して腕に装着、両腕を交差させる。 忠勝、防御形態。 次第に溶けていく盾。その直後に爆発。 「さて・・あとは・・・何?」 爆風の中から出てきたのは上半身の左半分を消滅させながらもなお機動し続けている黒の巨人。 オットーもさすがに目を見開く。 次にディードが飛び出す。 「IS発動、ツインブレイズ。」 その一撃は、右手だけで掴んだ槍で防御された。次第に押していく忠勝。最後には完全に押し返してディードを吹き飛ばした。 吹き飛ぶディードをすかさず受け止めるオットー。 またレイストームを発動させる。今度はロケットを点火して上空へ逃げる忠勝。しかし後ろから接近してきたディードのツインブレイズで紋章を斬られ、落下。 これで本多忠勝の大半の形態は使えなくなる。ということだ。 「さて、注意を向けてくれてありがとう。」 二人は横を見る。忠勝もその方向を向くと倒れているシャマルとザフィーラ。そして紫の少女が連れた謎の黒い人影に抱えられているヴィヴィオ。 忠勝は手を伸ばすが足が動かない。 そのまま消え去ってしまったオットー、ディード、そして謎の黒い人影と紫の髪の少女。 残されたのは大量のガジェットドローン。 それでも忠勝は諦めなかった。勢いよくジャンプして槍を前方に構える。例え紋章を失ってもなれる形態が一つある。 槍に内蔵されたロケットを点火。そのままガジェットドローンの群れへと突進する。 忠勝、突進形態。 戦国最強と呼ばれた巨人の姿は巨大な爆風の中へと、消えた。 キャロとエリオが着いた時には、遅かった。 燃え盛る六課本部。 そして、本多忠勝が背中に装着していた紋章。その紋章は、ところどころへこみ、二つの切り裂かれた跡があった。 「・・・ただ・・かつ・・さ・・ん・・忠勝・・・さん・・・。」 目に涙を浮かべるキャロ。そしてまた接近してくるガジェットドローン。 キャロは何かを呟きながら立ち上がる。そして天空に向かって、叫んだ。 「ヴォルテーーーーーーーーールッ!!」 そして、夜空の下、ガジェットドローンを一掃した巨大な竜の姿があった。 その咆哮は、どこか悲しそうに聞こえた。 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/hayatechan/pages/72.html
2008-10-20-魔法少女リリカルなのはのヴィータちゃんはアイス大好きかわいい 151 名前:学生さんは名前がない mailto sage [2008/10/20(月) 10 42 04 ID viwfSTGc0] ヴィータちゃんはイイコイイコしたい。 イイコイイコしてたら、はやてちゃんが現れて「ヴィータ、その人どうしたん?」って聞いてきて、 シグナムさんが「怪しい奴です、主は下がっててください」とか言ってきて、僕が戸惑っていたら、 ヴィータちゃんが「こ、こいつがよぉ…勝手に私の頭を触ってきたんだっ…」って言ってきて。 まぁ事実だから素直に認めたんだけど、シグナムさんが僕に斬りかかって来て、「貴様ぁぁぁぁっ」って。 僕が死を覚悟していたら、はやてちゃんが「シグナムあかんっ!」ってとめてくれたんだけど、 シグナムさんは「しかし主っ!」とまだまだとまらないご様子。 するとヴィータちゃんが「べ、べつにこの程度じゃおこらねーよ!」って言ってくれて、 それを聞いたシグナムさんが「貴様、命拾いしたな」って剣をおろしてくれたんだ。 僕がほっとしてヘナヘナになってその場に座り込んでいたら、 「うちのシグナムがごめんなぁ。立てる?」って、こんな僕に手を差し伸べてくれた人がいたんだ。 見上げると、そこには光輝いた天使が立っていた。 僕がその人に見とれていると、シグナムさんが「主!そんな奴にかまうことはありません!」って。 そこで僕はようやく我に返り、目の前にいる女性がはやてちゃんだったと認識することができた。 シグナムさんが追い討ちをかけるように「貴様!これ以上何かしたら…!」って言ってきたんで、 僕は頭の中の整理も付かないままその場から逃げだしたんだ。 あの天使は幻だったのだろうか、あのとき僕の眼に写し出された天使… はやてちゃん、やっぱり君は天使だったのだろうか? はやてちゃん、君は…君は…ぅぅう!
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/523.html
ロリッ!幼女だらけのクリスマスパーティー ~ボインもあるよ!~(後編)◆Vj6e1anjAc ◆ あれ…… 一体、何が起こったんだろう…… 何だかよく分からないけど、胸がすごく痛い。 すぅっと力が抜けていって、身体を起こすこともできない。 おかしいな。 一体、どうしちゃったのかな。 早く立たなきゃいけないのに、身体がぴくりとも動かない。 エリオ君を助けなきゃいけないのに、身体が起きたくないみたい。 ――キャロ。 エリオ、君……? よかった……また、会いに来てくれたんだね…… 待ってて、エリオ君。もう少しで、また一緒になれるから。 このゆりかごでみんな殺せば、生き返らせてあげられるから。 ――もうやめるんだ。こんなことをしちゃいけない。 ……え……? 何で……? どうして、急にそんなことを言うの? 私のしたいようにすればいいって、エリオ君は言ってくれたじゃない。 なのに、何で……そんなことを……? ――確かに、そう言ったかもしれない……でも、これは本当にキャロの望んでることなの? おかしなことを言うんだね、エリオ君。 私はのぞんで殺し合いに乗ったんだよ? 私はエリオ君のためなら、他の人を殺してもいいって、自分からそうおもったんだよ? ――なら、何故……君は今、泣いているの? これは……たぶん、胸が痛いから。 私の目が涙でかすんでるのは、胸がきゅうに痛んだから…… ――そうじゃない。君はルーを殺した時から、ずっと涙を流していた。 こんなことをしたくなかった、殺したくなんてなかった…… 実際に人を殺しちゃった瞬間に、自分でも気付かないうちに、君はそう思って、泣いてたんだよ。 ……? よく、分かんない。 エリオ君のいってること、むずかしくて、よく分からないよ。 ――僕も君の涙は見たくない。だから、もう休むんだ。もう、無理をしなくていいんだよ。 ……まぁ、いいや。 やっと、またあえたんだもんね。 ずっと会いたかった、エリオ君に。 なんだか、ねむくなっちゃった。 エリオ君は、もういなくなったりしないよね? 私をおいていっちゃったりしないよね? あんしんして、ねちゃってもいいんだよね? ――大丈夫。もう、大丈夫だから。もう僕は、どこにも行ったりしないから。 よかった……やっと、ゆっくりやすめる…… えへへ……あんしんしたら、よけいにねむくなっちゃった。 ありがとう、エリオ君。 いっしょにいるっていってくれて。 わたしといっしょにいてくれて。 ――僕は、ここにいるから。 だいすきだよ……エリオくん―― 【キャロ・ル・ルシエ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】 ◆ 「やっ、た……」 蚊の哭くような掠れ声で。 全てを傍観していたフェイト・T・ハラオウンは、1人満足げに呟いていた。 あのルーちゃんなる少女を目撃した瞬間から、何もかもが彼女の思うままに進んでいた。 腕を切り落とされたこの身では、キャロとまともに戦えない。 ならば彼女とぶつけ合わせて、生き残った方を殺せばいい。 幸いあれから時間が経っただけあって、一発分の弾丸を撃つだけの魔力は回復していた。 それを確実に命中させるために、この瞬間を待ち続けた。 案外一方的な勝負になってしまった時には、さすがにもう駄目かとも思ったが、上手いこと警戒を解いてくれたことが幸いした。 ああ、それでももう駄目なようだ。 がちゃり、とオーバーフラッグを取り落とす。 魔力はちゃんと回復したが、体力はこれっぽっちも残っていない。 ちゃんと止血をしておけばよかったと、今頃になって気付く辺り、もう自分は終わりなのだろう。 生き残るための戦いの果てに、無理をして命を落とすなど、本末転倒もいいところではないか。 それでも、最後に残された力を振り絞り、這うようにして歩みを進める。 ふらふらとよろめき、血の雫の道を作りながら。 黒服のミンチを通り過ぎた辺りで、遂に両足が動かなくなった。 どさり、と倒れたのろまな身体を、左腕だけで引きずった。 胸を撃たれた死体の脇を、芋虫のようにして進んでいく。 「ん……」 光り輝く宝石の向こうで、微かに声が漏れていた。 震える瞼の向こうには、新緑の色と烈火の色。 グリーンとレッドのオッドアイが、柔らかな金髪を揺らして開く。 「ひっ……」 びくり、と身体を震わせる。 まぁ、普通はそうなんだろうな。 傍らには風穴の空いたキャロの死体、向こうにはぐちゃぐちゃの肉塊になったルーテシア。 普通なら、誰もが嫌悪して当然の惨状。 それでも平然としているのだから、いい加減自分の感覚も麻痺してきたと見て間違いない。 「……フェイト、ママ……?」 そう呼ばれて、我に返った。 自分よりも年下のこの少女は、ようやく自分の存在に気付いたらしい。 言うことを聞かぬ首を強引に持ち上げ、顔と顔とを向き合わせる。 「やっぱり……君が、ヴィヴィオなんだね……」 彼女のことは聞いていた。 このヴィヴィオという娘のことは、生前のキャロから聞かされていた。 未来のなのはが養子として引き取り、彼女と自分をママと呼び慕う少女。 過酷な運命を辿った先に、彼女と深い絆で結ばれた少女。 それが、ヴィヴィオという娘だった。 「待って、て……今……外す、から……」 手探りで玉座を弄り、拘束を解く。 身体を固定していた手枷が、かしゃんと音を立てて解除される。 これでヴィヴィオは自由だ。 身を縛る枷もない。命を狙う敵もいない。 心残りがあるとすれば、キャロが最後に施した処置だ。 何をしたかは知らないが、あれはさすがに戻せない。もはや、時間が残されていない。 「フェイトママ……どうしたの……? どこか、痛いの……?」 「うん……多分、私は……もう……死んじゃう、から……」 そうだ。 ここまでに自分は血を流しすぎた。 もはやこの命は風前の灯火。残り数分ともたず消えるだろう。 「そんな……やだ、やだよフェイトママ! せっかく……せっかく会えたのに……!」 ああ、嬉しいな、と。 不謹慎かもしれないが、そう思えた。 こんなことになってなお、自分を求めてくれる人がいる。 こんな空虚な自分のために、涙を流してくれる人がいる。 こんな人殺しの命を、惜しんでくれる人がいるのだ。 「最後に、1つ……お願い、したい……ことが……あるんだ……」 まだくたばるわけにはいかない。 まだ意識を手放すには早い。 最後の力を出しきった身体から、更に力捻り出す。 魔力が生命力に変わるなら、それを使ったって構わない。 「私のっ、こと……嫌いに……ならないで、ほしいんだ…… 私は、なのはを助けたくて……人を、殺しちゃった…… 許されないって、分かってても……独りで……いるのが……耐えられ、なかった……」 言えば嫌われるかもしれない。 幻滅され、嫌悪されてしまうかもしれない。 フェイトママを信じていたヴィヴィオを、裏切ることになるだろう。 「わがまま、だってことは……分かってる…… でも……私の、こと……こんなに、悪い私でも……こんなに……弱い、私でも……嫌いに……ならないで…… 誰からも、愛されなくて……誰からも嫌われて、死ぬなんて……そんなの……寂しすぎるから……」 それでも。 だとしても。 言わずに死ぬことはできなかった。 こんな小さな子を騙して、聖人君子のふりをして死ぬなんてことは、もっと耐えられなかったから。 ああ、分かっている。 これも所詮は自分のためだ。 最期まで自分可愛さに、懺悔することしかできなかったのだ。 「嫌わないよ……フェイトママを嫌いになんて、なれないよ……! だから……だから、死なないでっ!」 ああ、もうそれだけで十分だ。 一体その一言で、どれだけ救われたことだろうか。 これでもう安心して逝ける。 死の恐怖とだって向き合うことができる。 何者でもないあやふやな存在でなく、フェイト・T・ハラオウンとして死ぬことができる。 世界でたった独りになったと思っていた。 それでも、自分は独りじゃなかった。 こんなに愛してくれる人に、自分は看取ってもらえるのだ。 こんなに幸せな気持ちで、自分はなのは達の元へと旅立てるのだ。 「ありが、とう……」 できるなら、もう泣かないでほしい。 自分を愛してくれる人が悲しむ顔は見たくない。 その涙を拭いたくて、重い左手を持ち上げる。 「最期に……会え、て……」 本当に――よかった。 「フェイトママァァァァァァァ――――――ッ!!!」 【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's 死亡確認】 【残り:30人】 ◆ 意識を取り戻した瞬間、最初に知覚したものは、見覚えのある天井だった。 続いて両手が動かないことに気付き、目の前にレリックがあることに気付く。 何故、私はまたここにいるのだろう。 何故、あの聖王のゆりかごにいるのだろう。 昔の夢でも見ているのだろうか。 愛するママと、本当の家族になった瞬間の夢を、今まさに見ているのだろうか。 しかしそんな考えは、充満した鉄の臭いに断ち切られた。 機動六課のキャロ・ル・ルシエが、背中に穴を空けて死んでいる。 自分をさらった少女の身体が、ぐちゃぐちゃのひき肉みたいになっている。 そして――死んでしまったはずのフェイトママが、腕から血を流して苦しんでいた。 目の前にいたフェイトママは、何故か小さな子供のようになっていた。 どうしてそんなことになってしまったのか。確かにそれは気になった。 だが、重要なのはそこではなく、彼女の命が消えようとしていること。 そして数分と経たぬうちに、フェイトママは事切れた。 この目の涙を拭うこともできず、命を落としてしまったのだ。 もう、何を叫んだかも分からない。 ひたすらにフェイトママの名を叫んでいただけなのかもしれない。 ただひたすらに悲しくて、ただひたすらに苦しかった。 やがて胸に沸き上がるのは、かつて経験した激情の奔流。 変わっていく。 身体と心が、変わっていく。 抑えきれぬ感情と共に、身体を駆け巡った凄まじいエネルギー。 それがいけないことだとは分かっていた。 それを取り込んでしまった結果、なのはママを傷つけたことも覚えていた。 この力は殺戮を呼ぶ。 かつて古代ベルカの地を、究極の闇の淵へと落とした、凄まじき戦士の力が蘇る。 また、大勢の人々を傷つけてしまう。 それでも。 そうだと分かっていても。 もう、拒むことはできなかった。 拒む理由が見つからなかった。 今度は自ら望んで、なのはママを裏切ってしまった。 そうして私は――この怒りと憎しみを、受け入れた。 ◆ コンシデレーション・コンソール。 特定の条件下を満たした対象の自我を奪い、怒りや悲しみの感情を増幅。 情動のバランスを欠いた人造魔導師を暴走させ、自己の生存を度外視した破壊活動を強要するための技術である。 かつてルーテシアを狂わせ、意のままに操った悪魔の技術は、今まさに古代の聖王へと向けられていた。 幼く小さな娘の姿は、もはやどこにも残されていない。 巨大戦艦の玉座に立つのは、美貌と豊満な肢体を持ち合わせた1人の女性。 金の長髪をサイドポニーにし、しなやかなスタイルを黒の騎士甲冑に包み。 その双眸に宿すのは、緑と赤の危険な光。 聖王ヴィヴィオ、遂にここに覚醒す。 世界に究極の闇すらもたらす、凄まじき戦士の再誕だ。 「………」 金のポニーテールを揺らし、恐怖の聖王が歩みを進める。 堂々とした立ち振舞いには、あどけない童女の面影はない。 存在そのものがプレッシャーの塊。下手に触れようものなら、即座に圧殺されんばかりの圧倒的存在感。 ぐい、と。 何かに導かれるようにして。 さぞ大事そうにキャロが抱いていた球体を、強引にその手から引ったくった。 「許さない……」 ぽつり、と呟く。 かっ、と発光。 稲妻と闇色に染まる憑神鎌(スケィス)が、一瞬にして臨戦態勢へ移行。 心に虚がいるのなら、とっくに条件は満たしている。 心の力がいるのなら、この憤怒と憎悪を刃としよう。 「なのはママとフェイトママを傷つける人は……もう絶対に許さない!」 復讐だ。 この身を突き動かすのはその一念だ。 もはや許しておくわけにはいかない。 自分の大切なものを奪うというのなら、ぶち殺してでも止めてみせる。 誰も手出しができないように、1人残らずぶち殺してやる。 かつてのゆりかご攻防戦の折、クアットロに洗脳されたヴィヴィオは、一時的にそれまでの記憶を喪失していた。 その方がまだよかったのかもしれない。 殺し合いという状況が飲み込めないままに、大人しくしていた方がよかったのかもしれない。 されど、今は違う。 それでは面白くないと踏んだ主催者側が、記憶喪失の措置を無効化する仕掛けを組んだのだろうか。 今のヴィヴィオには、確固たる戦う理由がある。 記憶に残る愛する母を、血に染まってでも救う覚悟が。 沸き上がる怒りと憎しみに従い、母の敵を皆殺しにする意志が。 「みんな、みんな……殺してやるッ!!」 かつり、かつりと歩き出して、聖王は玉座の間を後にした。 先ほどゆりかごを起動させようとはしたが、その時謎のエラーが発生し、起動シークエンスが中断された。 死んだ人間の数が足りないのか、はたまた特定の時間を過ぎる必要があるのか。 いずれにせよ、まだ時期ではないということなのだろう。 であれば、動かぬ居城に用はない。 自ら戦場へとうって出て、直接標的を抹殺する。 古代の聖王と、古代の刃鎌。 最強にして禁断の組み合わせが、今まさに野へと解き放たれた。 【1日目・夕方】 【I-5/聖王のゆりかご・玉座の間】 【ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】健康、聖王モード、洗脳下による激しい怒り 【装備】レリック(ルーテシアの体内にあったもの・シリアルナンバー不明・ヴィヴィオと融合している)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 憑神鎌(スケィス)@.hack//Lightning、 【道具】支給品一式、フェルの衣装、クラールヴィント@魔法少女リリカルなのはStrikerS、レークイヴェムゼンゼ@なのは×終わクロ、 ヴィヴィオのぬいぐるみ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【思考】 基本:ママの敵を皆殺しにする 1.なのはママとフェイトママを殺した人は優先的に殺す 2.頃合を見て、再びゆりかごを動かすために戻ってくる 【備考】 ※浅倉は襲い掛かって来た矢車(名前は知らない)から自分を救ってくれたヒーローだと思っています。 ※浅倉をまだ信頼しており、殴りかかったのは何か理由があるのだと思っています。 ※矢車とエネル(名前は知らない)を危険視しています。キングは天道を助けてくれるいい人だと思っています。 ※クラールヴィントは浅倉を警戒しています。 ※ヴィヴィオの身体に適合しないレリックと融合しました。どのような弊害が生じるかは、後続の書き手さんにお任せします。 ◆ 最初に入ってきたルーテシアは、キャロに首を落とされ死んだ。 続いて入ってきたキャロは、フェイトに背後から撃たれて死んだ。 続いて入ってきたフェイトは、斬られた傷からの出血で死んだ。 最後まで残っていたヴィヴィオは、戦うために自ら出ていった。 《気をつけてください、相棒……》 そしてそれら全ての経緯を、横から俯瞰する者がいた。 正確にはそれは人ではなく、インテリジェントデバイスのAIなのだが。 スバル・ナカジマが走具――マッハキャリバーは、遥か彼方の相棒を想う。 《今の彼女と……ヴィヴィオと戦ってはいけない》 それは警告。 凄まじき戦士と出会ってはいけない。 聖王ヴィヴィオと戦ってはならない。 全てを見ていたマッハキャリバーだからこそ、その理論的危険性を理解できる。 高町なのはと互角の実力者の手に、魔導師殺しのデータドレインが渡ったのだ。 たとえ一度の戦闘において、一撃ずつしか撃てずとも、聖王の圧倒的戦闘スキルをもってすれば、命中させることなど容易いこと。 そして魔法を封じられれば、勝てる可能性は微塵も残らない。 否、生き延びる保障すらありはしない。 《我々では――彼女には、勝てない》 【全体の備考】 ※聖王のゆりかごの起動には、特定の条件を満たす必要があります。少なくとも、現段階では起動しません。 ※聖王のゆりかご・玉座の間に、以下のものが散らばっています。 フェイト・T・ハラオウン(A s)の死体、キャロ・ル・ルシエの死体、ルーテシア・アルピーノの死体、 首輪(ルーテシア)、オーバーフラッグ(仕込み刀なし・カートリッジ残量0)@魔法妖怪リリカル殺生丸、 支給品一式、医療品(消毒液、包帯など)、パピヨンスーツ@なのは×錬金、憑神鎌(スケィス)@.hack//Lightning、 マッハキャリバー@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ウィルナイフ@フェレットゾンダー出現!、 キャロのデイパック(支給品一式×2、かいふくのマテリア@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使、 葉巻のケース@NANOSING、オーバーフラッグの仕込み刀@魔法妖怪リリカル殺生丸)、 ルーテシアのデイパック(支給品一式、召喚マテリア(イフリート)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使、 エボニー(9/10)@Devil never strikers、エボニー&アイズリー用の予備マガジン×1、 レギオンのアサルトライフル(100/100)@アンリミテッド・エンドライン、 ラウズカード(クラブのK)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、支給品一式(名簿の裏に記述あり、内容は情報交換のメモと同じ)、 SIG P220(8/9)@リリカル・パニック、情報交換のまとめメモ(内容は守りたいもの参照)、 支給品一式、フリーズベント@仮面ライダーリリカル龍騎、光の護封剣@リリカル遊戯王GX、レイとフェイト(A’s)のデイパック) ◆ それは小さな願いでした。 何事もない穏やかな日々、大好きなママと過ごす日々……何よりも愛しかった日々に、暗く、静かに落ちた影…… 私の力で、誰かを救うことができるなら、ママの助けになることができるなら……どんなにつらくても、頑張ろうと思えました。 だけど――もう、いいんです。 願いなんて……もう、どこにもありません―― Back ロリッ!幼女だらけのクリスマスパーティー ~ボインもあるよ!~(前編) 時系列順で読む Next Blue Swear―――蒼い誓い 投下順で読む Next キングの狂宴/狙われた天道(前編) ヴィヴィオ Next 13人の超新星(1) フェイト・T・ハラオウン(A's) GAME OVER キャロ・ル・ルシエ GAME OVER ルーテシア・アルピーノ GAME OVER
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/840.html
それは蘇る母の夢。 「フェイト……使えない子」 一発当千の爽快感、此処に- 無双少女リリカルなのはStrikerS猛将伝 追加キャラはプレシア、リンディ、アリシア、グレアム、クラウド、リインフォース。新たな展開を目撃せよ! 追加モードは時空城(ラスボスは魔法猛将呂布&忠勝www) 修羅モード、様々なキャラとパーティーを組んで己の限界を目指せ。 立志モード、エディットキャラを作成し機動六課、スカリエッティ、ルーテシアから勢力を選択して好きなキャラのパートナーとしてグッドエンディングを目指せwww 定価1178(いいなのは)円 CMナレーション、田村ゆかり 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/mbcreate/pages/18.html
高町なのは(たかまち・) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 優しく面倒見が良く、上司からは信頼され、同僚や後輩からは慕われる性格。 幼馴染の八神はやてが立ち上げた新部隊に戦技教官として招かれ、 新たな出会いと戦いの日々に向き合ってゆく。 六課メンバーからは厳しくも優しい教官として慕われることになる。 フェイト・T・ハラオウン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 19歳。なのはととは幼馴染の親友で管理局の同期。はやてには法務担当および 広域捜査主任として機動六課に招かれた。執務官として次元世界を回り、 ロストロギアやその違法研究の捜査を行っていた経験を生かし、機動六課でも 事件の捜査を取り仕切る。一流な仕事ぶりと強力な魔法に似合わず日常では優しく おだやかで、親友や年下に対しては少々過保護気味に面倒を見たい性格。 八神はやて(やがみ・) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 19歳。なのは、フェイトとは幼馴染で親友で管理局の同期。 stsの主な部隊となる機動六課を設立した本人。 魔導師ランクはなのは、フェイトをも上回るSSランクを誇るが、、「能力限定」によって4ランクダウンであるAクラスにまで力を制限している。 かなりの「おっぱいマニア」であり、親しい女性の胸をもみまくっている。 ヴィータ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 主であるはやてが設立し、率いる「機動六課」で「スターズ分隊」副隊長を務める。 戦闘教官資格を取得していて、なのはと共に新人の教育を担当する。新人たちに対して厳しい態度を取ることも多いが、面倒見の良い性格。 なのはが11歳の時に大怪我をした際その現場に居合わせていて、8年経った今でもそのことを引きずっている。同じ部隊になったなのはを守ると誓っている。 シグナム imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 主であるはやてが設立し、率いる「機動六課」で「ライトニング分隊」副隊長と交替部隊の隊長を務める。階級は二等空尉。当初、新人の訓練に参加しなかった理由は「人に物を教える柄ではない」という理由から。また、交替部隊のトップでもあるためになかなか面倒をみられないという理由もある。 機動六課の隊長・副隊長クラスは全員「能力限定」の魔力リミッターがかかっており、彼女とヴィータも魔力ランクが抑えられている。それを解除出来るのは部隊長のはやてのみだが、滅多な事では解除を承認出来ない。しかし魔力リミッターがかかっている状態でも、かなりの戦闘力を誇る。魔法術式・古代ベルカ式/魔導師ランク・空戦S-。第21話でゼストと対峙する時にリインフォースIIとユニゾンした。融合時は騎士服が紫基調に、瞳が青、髪も薄いピンクとなっている。この時はゼストに一時的に退けられるも、第25話で再び対峙した際にはゼストを撃破する。 この時に、ゼストから戦闘機人事件に関わるデータの入ったデバイスとアギトを託される。 シャマル imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ザフィーラ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 リインフォースII imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 スバル・ナカジマ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 15歳。stsの主役格の一人。正体は戦闘機人「タイプゼロ・セカンド」。 機動六課ではスターズ分隊のフロントアタッカーを務める。 4年前に起こった空港火災に巻き込まれており、その際になのはに助けられ、彼女に憧れを抱く。 普段は能天気で前向きな性格だが、意外と内気で弱気な面もある。 一度やると決めたことは最後まで貫き通す意志の強い人物でもある。 ティアナ・ランスター imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 16歳。愛称はティア。唯一の肉親だった兄とは死別している。 機動六課ではスターズ分隊の「センターガード」を勤める。 訓練校時代、スバルと初めてであった頃は冷たい態度をとっていたが、そのうち親友と呼べるまで仲良くなる。 六課に配属された当初は周囲の才能への劣等感や兄への想い、日々の訓練で自分が強くなっている実感が湧いて来ない焦燥感から訓練などで無茶を続けた結果、なのはに叩きのめされてしまったが、なのはの思いを知り号泣しながら和解する。 キャロ・ル・ルシエ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 エリオ・モンディアル imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ルーテシア imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ヴィヴィオ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ギンガ・ナカジマ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 カリム・グラシア imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 アギト imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 クアットロ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 セイン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ウーノ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 シャッハ・ヌエラ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ドゥーエ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 トーレ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 チンク imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 セッテ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 オットー imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ノーヴェ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ディエチ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ウェンディ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ディード imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ガジェットドローンI型 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 フリードリヒ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ジェイル・スカリエッティ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 シャリオ・フィニーノ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ヴァイス・グランセニック imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ガリュー imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 アルト・クラエッタ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ルキノ・リリエ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 グリフィス・ロウラン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 クロノ・ハラオウン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 マリエル・アテンザ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ヴェロッサ・アコース imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ユーノ・スクライア imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 オーリス・ゲイズ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ゲンヤ・ナカジマ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/635.html
Ooze Garden(軟泥の庭) ◆WwbWwZAI1c このデスゲームの会場にはいくつもの建造物があるが、中には奇妙なものもある。 E-7北西部にある駅もその一つ。 普通なら移動に便利だからと考えて人が集まりそうなものだが、あいにく駅から走る線路の行き着く先は会場外。 当然ながらこれでは集客など覚束ない。 そんな奇妙な駅の近くには奇妙な建造物に相応しく、中身が不明の曰くありげの車庫があった。 そして車庫の唯一の扉の前には、今では破壊されてしまったが、ある立札が掲げられていた。 そこには次のような警告が記されていた。 『残り15人になるまでこの扉は決して開かない。もし無理に開けようとすればそれ相応の罰を与えようではないか』 そのためここへ立ち寄った者は皆こぞって車庫の中身を気にしつつも無理に開けなかった。 早く中身を手に入れたいが、さすがにリスクを冒してまで手に入れようとは思わなかったからだ。 それに時期が来れば自然と扉を開く事ができるのだ。 ここへ来た者は皆同じような結論に至って、そして去って行った。 しかし現在開かずの車庫の中には照明が灯っていて、中に収められている物の前には誰かがいた。 「へー、なるほどね」 それがデスゲーム開始してから初めて車庫に中に入った参加者――ギラファアンデッド、金居の第一声だった。 ◆ 時間を遡ること1時間前。 金居はエネル殺害後、USBメモリの中身を確認するべく市街地に向かっていた。 途中で離脱したので戦闘の疲労もそれほどではなく、何の問題もなくガソリンスタンドを横目にF-8まで足を進めていた。 そんな時だった。 このデスゲームを開いた張本人、プレシア・テスタロッサからコンタクトがあったのは。 ――ここまでの活躍見ていたわ。ところで行ってほしい場所があるの。 突然首輪から発せられたプレシアの要件は次のようなものだった。 現在生き残っている参加者の大半が北東C-9にあるスカリエッティのアジトを目指している。 しかもほぼ全員がデスゲームを打ち砕こうとする者ばかり。 だからそこへ行ってどんな方法でもいいから大集団ができないようにしろという事だった。 無論集まった参加者を殺害してくれる方がデスゲーム的には歓迎すると。 これを聞かされた時、最初金居はプレシアの要件を聞き入れる事を渋った。 いくらカテゴリーキングの金居と言えども、何の用意もなくノコノコとそんな場所に飛び込んでいけば返り討ちに遭う可能性が高い。 無力な一般人なら何人集まろうが金居の敵ではないが、アジトにいるのはここまで生き残ってきた参加者だ。 そんな簡単に殺されてくれるほど柔な連中とは思えなかった。 この制限下ではまだ3人までならなんとかなるが、それ以上になるとさすがに成功は覚束ない。 だが建前上プレシアに協力したいと申し出ている以上ここは素直に受け入れた方が得策。 直接的でなくて間接的であれば、例えばある程度時間をかけて不和の種を仕込んで瓦解させる方向なら不可能ではないはず。 それに使いどころが難しいが、いざとなれば先程手に入れた支給品を使えばある程度の結果は残せるだろう。 結局金居は若干渋りつつもプレシアの提案を受け入れたのだった。 すると金居の逡巡を知ってか知らずか、最後にプレシアは意味ありげな言葉を残していった。 ――そうだわ、大変そうだから耳寄りな『情報』教えてあげる。荷物調べてみなさい、何か役に立つ『情報』あるかもしれないわよ。 プレシアが何を言いたかったのか、それはすぐに分かった。 敢えて荷物を調べるように促して、しかも『情報』という言葉を強調していった。 現在金居の所持品はかなりの量であったが、この状況でそれに該当するようなものは一つ――これから調べようと思っていたUSBメモリに他ならない。 幸いにも目と鼻の先にあったガソリンスタンドには作業用のパソコンが事務室にあった。 さっそく件のUSBメモリを指し込んでデータを読み込み始めたが、ここで予想外の事態が起きた。 突然金居を中心に転移魔法陣が発動したのだ。 そして金居は何が起こったのか理解する間もなく車庫の中へと強制的に転移させられて――今に至る。 「へー、なるほどね」 最初こそ突然の事態に困惑していた金居だが、目の前に広がる光景を見てある程度理解は出来た。 生物と機械の中間のような独特なメタリックなフォルム。 青と銀を基調とした多脚式ボディーとV字型の金色のモノアイ。 その手足には鋭い鎌が備えられており、しかも完全ステルス機能まで搭載している。 それら寸分違わず同一な5体の兵器が新たな主を待っていた。 それが金居の目の前で機動を待つ機械兵器――ガジェットドローンIV型だった。 車庫内側に備え付けられたパソコンに記されたスペックを見る限り、これらはかなり使えそうだった。 全部で5体と向こうと比べて頭数は足りないが、完全ステルス機能を有効に使えばその差を埋める事は可能だ。 しかも素のスペックも中々侮りがたいものであり、その点も十分満足できるものだった。 「これは報酬の前払いみたいなものか? それならそれに見合った働きはしないといけないな」 若干オーバーにプレシアへの感謝を示しつつ、金居は起動の準備に取りかかった。 もちろん実際にそこまで思っている訳ではない。 一応建前上何か行動する気でいるが、あまり無理をするつもりはない。 一歩間違えればその場の全員と戦うはめになる可能性もあるため、ここは出来るだけ機を窺いたいところだった。 「しかし操作が割と単純で助かった。俺はキングほど詳しくないからな」 確かにこのガジェットの操作方法は然程コンピュータに詳しくない金居でも理解できるものになっていた。 自身の嵌めている首輪を認証させて、それによってガジェットはその者を所有者として認識する。 ちなみに命令は頭で思い浮かべるだけで実行してくれるらしい。 ただしあまり複雑なものは実行できないようなので、その点は気をつけないといけない。 「さて、行くか」 それほど時間をかけずに無事にガジェットを機動させた金居は4体のガジェットをデイバックに収納していた。 そして残った1体のガジェットを飛行形態にさせると、低空飛行でスカリエッティのアジトを目指して移動を開始した。 金居が手の内を見せるかのようにガジェットを移動に使用したのには理由があった。 まずは体力の温存。 出発前に砂糖と拾ったデイパックの中にあった食糧を拝借して体力はほぼ回復したが、温存できるならそれに越した事はない。 ちなみにそのデイパックは荷物を少し整理した際に要らないと判断して、車庫の中に置いてきた。 そして何よりこうする事で相手に油断が生まれると踏んだからだ。 まさかあちらも同じ機体があと4機もあるとは思わないはず。 そういった先入観は隙を作りだし、後々仕事がやりやすくなる。 (さて、去り際に仕掛けた爆弾に引っ掛かるのは誰になるかな) 実は金居は車庫から出る際に扉の内側にエネルの支給品であったクレイモア地雷を2個仕掛けてきたのだ。 どちらも扉が開くと爆発するようにワイヤーを調節しておいた。 別に深い意味はない。 ただ使い道が限られて無用の長物化しそうだった支給品で誰か引っ掛かれば儲けものというぐらいの理由だった。 金居が去って再び人気が無くなると、車庫はまるで何事もなかったかのように見える。 だが実際はその内で哀れな獲物を喰い殺そうと牙が研がれているとは誰が予想出来ようか。 奇妙な駅の曰くありげの車庫はこうして再び不気味な沈黙を守るのだった。 【1日目 真夜中】 【現在地 D-7平野部】 【金居@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状況】健康、ゼロ(キング)への警戒、ガジェトドローンⅣ型に搭乗中 【装備】ガジェトドローンⅣ型@魔法少女リリカルなのはStrikerS、バベルのハンマー@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~ 【道具】支給品一式、トランプ@なの魂、砂糖1kg×6、イカリクラッシャー@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER、首輪(アグモン、アーカード)、正宗@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使、デザートイーグル(4/7)@オリジナル、L、ザフィーラ、エネルのデイパック(道具①・②・③) 【道具①】支給品一式、首輪探知機(電源が切れたため使用不能)@オリジナル、ガムテープ@オリジナル、ラウズカード(ハートのJ、Q、K)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、レリック(刻印ナンバーⅥ、幻術魔法で花に偽装中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、首輪(シグナム)、首輪の考察に関するメモ 【道具②】支給品一式、ランダム支給品(ザフィーラ:1~3) 【道具③】支給品一式、顔写真一覧表@オリジナル、ジェネシスの剣@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使、クレイモア地雷×3@リリカル・パニック、ガジェットドローンⅣ型×4@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【思考】 基本:プレシアの殺害。 1.プレシアの要件通りスカリエッティのアジトに向かい、そこに集まった参加者を排除するor仲違いさせる(無理はしない方向で)。 2.基本的に集団内に潜んで参加者を利用or攪乱する。強力な参加者には集団をぶつけて消耗を図る(状況次第では自らも戦う)。 3.利用できるものは利用して、邪魔者は排除する。 【備考】 ※この戦いにおいてアンデットの死亡=封印だと考えています。 ※殺し合いが難航すればプレシアの介入があり、また首輪が解除できてもその後にプレシアとの戦いがあると考えています。 ※参加者が異なる世界・時間から来ている可能性に気付いています。 ※変身から最低50分は再変身できない程度に把握しています。 ※プレシアが思考を制限する能力を持っているかもしれないと考えています。 ◆ 「どうやら今のところは私に従うみたいね」 アジトに向かって移動を開始した金居をモニター越しに見ながらプレシアは笑みを浮かべていた。 確かに車庫に入る事ができるのは生存者が15人以下になってからだが、実は別の方法でも入る方法はあった。 それが今回金居の使用したUSBメモリを利用する方法だ。 元々あのメモリは情報端末に接続させると『第3回放送後に3人以上の参加者を殺している者はこのメモリを接続すれば力を手に入れる事ができるだろう』というメッセージが表示されるようになっていた。 もちろんそのメッセージは真実であり、その条件を満たせば一度だけ対象者を車庫へ転移させて、そこで車庫の中身を手に入れられる仕組みになっていた。 ちなみに一度発動すればメモリは某スパイ組織のように自動的に消滅されるようにしてある。 実のところプレシアとしてはそのメッセージをきっかけに殺し合いが促進してくれる事を期待していた。 しかし意外な事に今回金居が使用するまで誰もUSBメモリを活用しなかったので、結局プレシアの意図は外れる結果となった。 一方でその車庫の中身であるガジェトドローンⅣ型にもいくつか仕掛けが施されている。 まず元々ゆりかごの防衛機能の一つであるというプログラムを改竄して、最初の所有者の命令を聞くようにセットし直した。 そうしなければ万が一聖王であるヴィヴィオと出会った時、不都合が生じかねなかったからだ。 一応所有者の死後は流用されないように所有者が死亡した場合は機能停止するようにしてある。 それから使い勝手がいいように思念通話を応用して命令手段に組み込ませた。 これは本来魔力を持たない者がデバイスを起動させたりできるようにした仕組みを応用させた。 これ以外にもいくつか改造点はあるが、なのはとヴィータを襲撃した性能は折り紙付きだ。 これらは全てここまでの戦いで力を失ってもまださらに殺し合いに参加できるようにという思惑での改造だった。 (でも最後の一言ですぐに理解するなんて、さすがね) そう思いつつもプレシアは金居なら十中八九こちらの意図を汲んでくれると確信していた。 それはミラーワールドでの巧妙なやり取りでも薄々実感していた。 だからと言って金居を全面的に信頼するつもりはないのだが。 (さてデスゲームもそろそろ終わりが近づいて来たようね……今回こそは成功させてみるわ……。そのためにも――) 【全体備考】 ※F-8のガソリンスタンドが火事になりました(火元は事務室のパソコン)。 ※車庫の扉を開くとクレイモア地雷が爆発するようにセットされています。 ※車庫内にアレックスのデイパック(支給品一式※食料なし)が放置されています。 【ガジェトドローンⅣ型@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 全5体。多脚生物のような動きを見せるガジェットドローン。 光学迷彩に近いステルス機能と騎士服を易々と貫く攻撃力を有しており、主に奇襲などを得意としている。 ガジェットドローンと呼称されているが、実際はゆりかご内部に備えられた装備であり、スカリエッティの作品ではない。 元々はゆりかごの防衛機構の一つとして装備されているものである。 今回は作中でも触れているようにプレシアによって所有者に従うようにプログラミングされている。 Back こなたとリインと男の娘 時系列順で読む Next 第四回放送/あるいは終焉の幕開け(前編) Back こなたとリインと男の娘 投下順で読む Next 第四回放送/あるいは終焉の幕開け(前編) Back 散る―――(後編) 金居 Next Round ZERO ~MOONLIT BEETLES Back Round ZERO ~KING SILENT プレシア・テスタロッサ Next 第四回放送/あるいは終焉の幕開け(前編)
https://w.atwiki.jp/shinmegamitensei1/pages/499.html
トップ|基礎知識|悪魔合体|悪魔|魔法・特技|アイテム|マップ|攻略|その他 キャラクター紹介 悪魔に導かれ交錯する人々――。 ストーリーを進めていくうちに、主人公の前に多くのキャラクターが出現します。 ここではキーとなる人物について紹介しましょう。 主人公 ヒロイン ロウヒーロー カオスヒーロー 平穏な暮らしをしていた少年。悪魔召喚プログラムを入手し、事件に巻き込まれていく。 主人公の夢の中で出現する少女。怪しげな儀式の最中に主人公の手によって助けられる。 主人公の幼なじみの恋人で、正義感が強い少年。主人公の夢の中に登場する。 主人公の夢に登場する少年。オザワにいじめられていたため復讐心を抱いている。 ゴトウ オザワ ゆりこ スティーブン 戒厳司令官。ある日を境にして、独裁色を強めていくようになってしまう。 不良グループのリーダー。邪心を持っており、強大な力を求めてゴトウの元に付く。 主人公の行く先々に出現する謎の美女。さまざまな情報を与えてくれることもある。 車椅子に乗った天才科学者。世界の危機を感じ、「悪魔召喚プログラム」を発明する。 【出典】 株式会社アトラス.PlayStation 真・女神転生 解説書.株式会社アトラス、2001、p.6-7 上へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1234.html
魔法少女リリカルBASARAStS ~その地に降り立つは戦国の鉄の城~ 第六話「その日、機動六課。そして崩れ落ちる城(前編)」 忠勝は六課のヘリポートに立つ。 どうやら何かの警備らしい。どちらにしろ自分は居候の身なので行けない。 「じゃあ・・・忠勝さん、ヴィヴィオを・・お願いね。」 なのはとフェイトが少し寂しそうにヘリという空を翔る船に乗る。ヴィヴィオも寂しいのだろう顔が不安で染まっている。 しかしこれも仕事。三人もよくわかっているはずだ。このままでは埒が明かないので、心を鬼にしてヴィヴィオを連れてその場から去った。 「忠勝っ・・・」 ヴィータが何か言いそうだったのをシグナムが止める。 「言うな。本多も・・・辛いんだ。」 皆が乗ったヘリは管理局地上本部へと向かった。予言が現実になるまで・・・あとわずか。 有名な管理局員が集まる管理局地上本部。 ニュース番組にてレポートが始まり、現場にいけなかったメンバーはそれぞれの思いでモニターに目を向ける。 「公開意見陳述会開始まで、あと三時間を切りました。本局や各世界代表による、ミッドチルダ地上管理局の運営に関する意見交換が目的のこの会議。 波乱続きとなることが珍しくなく、地上本部からの陳述内容について注目が集まっています。今回は特に、かねてから議論が絶えない、地上防衛用の迎撃 兵器「アインヘリアル」の運用についての問題が話し合われると思われます。」 忠勝も、モニターに眼を向ける。ヴィヴィオは今、アイナが相手をしてくれている。 「陳述会の開始まで、ライブの映像とともに、実況を続けていきます。」 忠勝は立ち上がり、何もないことを祈りながら外に出ることにした。 外に出ると、隣からこの世界にいるはずのない見知った男が現れた。その男は巨大な錨を持ち、真剣な面持ちで忠勝に話しかけた。 「いよぉ、戦国最強本多忠勝さんよ。今日はなンか重要な日らしいな。」 男の名は長曾我部元親。戦国の世では何度か戦ったことがある。忠勝は槍を構えた。 「おいおい、ここで戦闘したってしゃあねぇだろ。一応俺はアンタに話をしにきた。風魔もいるんだがな、怪我をしちまってて来れねぇ。」 忠勝は槍を下ろし、また誰もいない門へと顔を向けた。向けたというよりかは、睨んでいる。 嫌な予感が彼の頭から離れなかったのだ。だからこうして、門の向こう側から映える太陽を眺める。 それぐらいしか気を紛らわすことができなかった。 「それで・・・俺達がこの世界に来た理由・・・ちょっとずつ・・・憶測だがわかってきたぜ。」 「!?」 「まぁ落ち着け・・・。俺等より前に生死不明になったやつ等がいてよ・・そいつらが関係してるみてぇだ。」 自分達より生死不明になった武将・・。 考え込んでからしばらく経ったあと、忠勝はハッとしたように元親の顔を見る。 「そうだ・・・魔王のオッサン・・・織田信長、その配下・・・明智光秀。この二人は本能寺で明智光秀が謀反を起こし、崩れ去る本能寺の中で 斬り合ってたのを最後に、サッパリ姿形消えちまった。」 その話は自分も知っている。 炎で焼け落ちる本能寺の中で斬り合ってた魔王と悪臣。崩れ落ちた本能寺の瓦礫を掃除しても遺体すらなかったという。 残るはずの武器も消えていた。つまり、もしかしたら自分達より先にこの世界に来たのかもしれない。 「・・・で、この世界に来てから知ったんだが・・次元震っつーもんがあるらしいぜ。一見普通の地震と変わらねぇがその地震によって次元と次元を 繋げる穴がポッカリと開いちまうことなんだ。多分、あの二人の大きすぎる邪気に引き寄せられたんだろう。偶然にも謀反の時に、地震が起こったという証言も聞いた。 で、その二人があっちに行っちまったことで・・・なんつーんだ。その穴がゴチャゴチャになっちまって、穴ができやすくなって・・あとは知ってのとおりだ。」 その話を聞いても一つ納得がいかない。 何で元親は自分がここにいることをわかったのか。自分の存在は特定の人以外は秘密のはずだし、何よりこの世界に慣れてないはずの元親がそんなことを知ってるのか。 忠勝はわずかに赤く光る眼で元親を睨みつける。大体の内容を理解した元親はため息をついて説明する。 「聖王教会だかなんだかしらんが、そういうとこに拾ってもらった・・そういうわけだ。」 忠勝は、少し同情した。 「IS発動、ランブルデトネイター。」 「遠隔召喚・・・開始。」 そのころ地上管理局本部では、惨劇が起こっていた。 爆発音が響く。倒れていく人たち。進入するガジェットドローン。 その数は軽く1000を超えている。 中にはまだ人が残っている。走るフォワードメンバーとヴィータ、リィン。 「本部に向かって・・航空戦力・・・!?速い・・・!!」 「ランク・・推定オーバーS!!」 ロングアーチからの連絡を聞き、ヴィータは走りながらリィンを呼ぶ。 「そっちは、あたしとリィンが上がる!!地上は、こいつらがやる!!」 ポケットから待機状態のシュベルトクロイツとレヴァンテインを取り出し、ティアナに渡す。 「こいつらのことを・・・頼んだ!」 「届けてあげてくださいです!」 「「「「はい!」」」」 スバル達と別れるヴィータ。 ヴィータは赤い光、リィンは蒼白い光となり、一つになる。 「ユニゾン・イン!」 普段の真紅に染まったゴスロリ風のバリアジャケットが生成されてからバリアジャケットが純白へと染まる。 ユニゾン・インしたヴィータとリィンは、まだ見ぬ敵の元へと飛んでいく。そして 「ギガントハンマー!!」 「外したです!」 雲が消えたその空に浮かぶは茶髪だった男。今は髪が金に染まり、赤き眼光をヴィータにへと向ける。 その男の名は、ゼスト。 そしてその騒ぎの中、別々の場所でガジェットドローンが出てくるはずの魔方陣からは、二つの人影が出ていた。 一方ーー 「うわぁぁ!」 突然の襲撃者の攻撃に吹き飛ぶスバル。 ティアナ達は桃色の魔力に囲まれ動けない状態となっていた。 「ノーヴェ、作業内容忘れてないっすか~?」 ノーヴェと呼ばれたスバルによく似た赤髪の少女はそっけない態度で返事をする。 「うるせーよ。忘れてねぇ。」 奥から出てきた大きなサーフボードのような機械を持った少女、ウェンディがからかうように語る。 「捕獲対象三名。全部生かしたまま持って帰るんすよー?」 「・・・旧式とはいえ、タイプ0がこれくらいでつぶれるかよ。」 「・・・・戦闘・・・・機人・・・」 その二人の少女の姿を見てポツリとつぶやくスバル。 「ふっふーん?あたし達だけじゃないっすよー?」 その背後には無数のガジェットドローン。 「絶対絶命ってやつね・・これは・・・。」 ティアナが敵を思い切り睨みつけながら銃口を向ける。 「それでも・・やらなきゃいけない・・・」 ストラーダの切っ先を向ける。 「それが・・・私達の今やるべきこと!」 「キュクルー!」 ケリュケイオンを桃色に光らせ、戦意を見せるキャロとフリード。 「ちっ・・・。だったら!」 まず先手を切ったのはノーヴェ。黄色のウィングロードを発動させてスバルへと突撃。 「くっ・・・!」 スバルも突撃。そして拳と拳がぶつかり合う。すぐさまスバルは離れ、その離れた隙をついてティアナが射撃。 ノーヴェは回避して後ろに回りこみ、ティアナに蹴りを喰らわせようと、突撃する。 ティアナに当たったと思ったらティアナの姿は光の塵となって消えた。 「・・・幻影!?」 蹴りの衝撃であたりに砂塵が起こり、ウェンディが眼球に内蔵されているカメラであたりを見ると、四人ではなく、 数十人に増えたスバル達であった。 「うっそぉ!?・・なーんてね!」 一見成功したかに見えたこの作戦、だが二人の少女の悲鳴によって失敗に終わる。 「きゃあぁぁぁ!!」 「このっ・・・はなせぇ!」 ガジェットドローン参型の機械の触手に捕らえのは幻術を発動させていたティアナ、キャロの二人であった。 殴りかかろうとしていたスバル、切りかかろうとしていたエリオはその悲鳴によって動きを止められた。 「策を作るときは常に相手の裏を突け・・・。松永のおっちゃんが言ってたことがこんなとこで役に立つとはな。」 「さぁ、人質もいることだし、ついてきてもらうっすよ~?」 本当に絶体絶命かと思われたその刹那、手裏剣がティアナとキャロを捕らえていた触手を切り裂いた。 爆発の砂塵の中、スバルが目にしたのは見覚えのある赤髪。 「風魔・・・さん?」 その名を呟いた瞬間、その赤髪の人影の中心の砂塵が晴れる。そこに立っていたのは迷彩服を着ていた男。 手には少し大きい手裏剣が二つ。 「悪いけど、俺伝説の忍って呼ばれるほど働くの好きじゃないのよね~。ま、俺のほうがいい男だろ?」 その男を殺気を込めた目つきで睨み、構えるノーヴェ。 「・・誰だ。」 並の人なら逃げ出しているであろうその殺気を受けても不敵に笑うと手裏剣をヨーヨーのようにもてあそぶ。 数秒すると男の眼光が鋭くなっていた。 「人呼んで猿飛佐助。さぁーて、お前に俺の動きが見切れるかな?あ、言っとくけど一人じゃないよ?」 「何?」 その瞬間、装甲がボコボコにへこみ、上半分が引きちぎられたガジェットドローンの残骸が吹き飛んできた。 残骸を見て目を見開き、驚愕するノーヴェとウェンディ。 「フン・・・これしきで我に挑むとは・・・片腹痛いわ。」 奥から現れたのは人間にしては大きすぎる身長、体格をした男。片手にはボロボロになったガジェットドローンが握られている。 「我が名は豊臣秀吉・・・。貴様等は我を楽しませてくれるのだろうな・・・?」 二人の武将が、並んでノーヴェ達二人を睨む。 「・・・あ、お嬢ちゃん達早く行ってくれないかな?」 「あ・・・はい!撤退ー!!」 突然の乱入者にわけがわからないままスバル達は隊長の下へと走る。 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/arcadia-impression/pages/36.html
板名「チラシの裏」 タイトル「リリカルなのはと元管理局員(リリカルなのは×オリ主)」 作者「ネットかふぇ」 感想1: 俺TUEEEEEEEな上に自己中という最低テンプレを突き進む。 ヴィータとデバイスなしに対等だと……!?←心が折れ掛けた。 クロノに対しても有りがちにウゼエウゼエと連呼←案の定だなwと思い心を持ち直した。 最後の一文でオサレポイントが全開になる。 感想2: なんだこれという感想しか出てこない。 本当になんだこれ。 名前 コメント .
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/538.html
それは英雄達の再来 「僕が見ている前で困っている人を置いていけない!バーナウ・レッジバトー・ファイターロアッ!!」 炎の戦士は熱く燃え上がり 「ふふん、スーパーアイドルエミィちゃんとは私の事よ!」 風の乙女は清らかに踊り 「上等や、闇もどき…その腐った性根を深淵から叩き潰す…そして見せてやるで、真の闇をな!」 闇の王はその冷たいまなざしを向け 「ま、金さえ貰えれば問題はないぜ…どんな汚い仕事でもやってやるぜ?」 金色のハンターは静かに答え 「フ…死んでいたさ、だが争いを呼ぶ者がいる限り、この黒い十字架は貴様らに災いをもたらす!」 黒い十字架を背負った男は咆哮する 「フフフ…さぁ、始めようではないか…世界の覇権をかけた、戦いを!フッハッハッハ!」 「違う!世界は誰の物でもない!ましてやお前の物じゃない!!なのはちゃん…これで全てを終わらせよう!」 「はい、ファイター・ロアさん!貴方なんかに大切なこの世界を渡しはしないっ!」 今、ザ・グレイトバトル…英雄達の闘いが時を越えて復活する 『魔法少女リリカルなのはAsTGB』 英雄達の闘いをしかと見よ 「せやから、たこ焼きよりも明石焼きや!」 「いーや!元祖たこ焼きこそが関西の心もとい世界や!」 「…いい加減に討議を終わって欲しいのだが…」 「たく、どっちだっていいだろ?」 「「良くないでぇ!」」 「…やれやれだな」 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ