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ギミック・ファイル 解説 [カードタイプ:戦闘用魔法少女]を中心としたギミック。 ハンデス・墓地肥やし・墓地回収・敗北エリア活用・入替・LV変化・手札依存とローティアの特色を示すスキルの多彩さが特徴である。 多種多様なスキルをもっているので状況に合わせて戦える。 様々な軸を持ったファイルタイプだが、優秀な後出し 入替ユニット:指揮官『ヴァイオレット×2』軸が最もポピュラー。 入れる魔法少女もかなり選べるので、ギミックの組み合わせも自由度は高い。 指揮官『ホワイト・リリー』を採用するならば【奈落の軍団】 調整体『ノゼ』/墓場の使用人『コーネリア』/戦闘用魔法少女【支援型】を採用するならば【魔術師】 華麗なる人形遣いコルヴィッツを採用するならば【機兵】 等の補助パーツが採用できる。 もちろん基本的に黒単構成となるので黒単のパーツも無理なく採用できる。 第11弾『因果の最終定理』の発売にて追加された新タイプである バトルリンク を生かした4色スタンダート構築が可能となった。 共通 パーツ 指揮官『ホワイト・リリー』 墓地回収可能なアタッカー。 戦闘用魔法少女【支援型】 HP援護によるバーン耐性の付与と[カードタイプ:戦闘用魔法少女]の指定サーチが魅力。 どの軸とも相性が良い。 戦闘用魔法少女【剣士型】 戦闘用魔法少女【近接型】 戦闘用魔法少女【殲滅型】 指揮官『エヴェリーナ』 オールカラー100打点を見込めるアタッカー群。 ファイルに応じて使い分けよう。 調整体『ノゼ』 黒単になりがちな魔法少女の青担当 その他採用の可能性のあるカード 破棄再生 魔法少女とつかえば、リソースとして+1に。SPブーストの代わりに入れられる。 歪みの魔女『シュメール』 ファイルアウトに耐性がつく。 戦闘用魔法少女【隠密型】 普通に高性能な魔法少女。 人形『アメティスタ』 先攻高ATを実現可能な魔法少女。神族リフェスである点が高評価。 ただしすべてのスキルを発動させる事を目指す場合、構築難易度が跳ね上がる。純正【魔法少女】を組むならばフィニッシャー候補である。 介入者『コンスタンツ』 EX 手札からLV1のグリモアカードを捨てる必要があるものの、スキルが全て発動すればオールカラーで80打点が見込める。 [バーン]を内蔵している点と神族ゴウエンである点が高評価。 完成体『ノゼ』 HP120あり、アタック発動で手札を増やせるLV8の大型魔法少女。 転送対策にもなる。 指揮官『スカーレット・ローズ』 指揮官『ヴァイオレット×2』からの召喚要員。 敗北エリアのカードを手札に戻すスキルを持ち、指揮官『ヴァイオレット×2』を再利用することができる。 人形姫『リョウ』 ややコストが重いものの、[カードタイプ:戦闘用魔法少女]は入替との相性が良い為ヴァイオレット×2とは別口の構築が可能。 ヴァイオレット軸 指揮官『ヴァイオレット×2』の優秀な後出し 入替を駆使する。 パーツ 指揮官『ヴァイオレット×2』 主軸。なるべく3積したい。 指揮官『ホワイト・リリー』 墓地回収可能なアタッカー。 戦闘用魔法少女【剣士型】 戦闘用魔法少女【近接型】 戦闘用魔法少女【殲滅型】 指揮官『エヴェリーナ』 オールカラー100打点を見込めるアタッカー群。 その他パーツ 完成体『ノゼ』 HP120とドローブースト。ヴァイオレットの選択の幅が増える。 ソーヴィ軸 白の後出し魔法少女。 指揮官『ヴァイオレット×2』と相性の良いカードは多少違うので注意。 パーツ 永遠なる使用人『ソーヴィ』 戦闘用魔法少女 ソーヴィで選択するとオールカラー打点70、優勢140。 戦闘用魔法少女【重装甲型】 ソーヴィのサポートにつけることにより、プロテクトを付加させる必勝コンボ。 その他パーツ 完成体『ノゼ』 HP120。聖光の剣士『ラフィーレ』のラインを撃ち落せる。 アメティスタ軸 なるべくファイル内の戦闘用魔法少女の濃度を増やし、さらに墓地肥しのカードも入れなくてはならない。 リョウ軸 バトルリンク軸 第11弾『因果の最終定理』の発売にて追加された新タイプである バトルリンク を生かしたファイル。 4色で戦える。 関連 黒単 【奈落の軍団】 【機兵】
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プリキュアなどの女児向け魔法少女アニメが放映される時間帯のこと。 転じてそれらのような、ブラックではない魔法少女のことを揶揄する言葉。 日曜日の朝八時というのは、昔から幼児をターゲットにしたアニメのゴールデンタイムだった。 坂上 南雲が標榜し、神田 理奈が体現する『信念としての魔法少女』とは、 具体的にこのゴールデンタイムに放映されていたアニメのような、華やかで活力に溢れた魔法少女像のことを指す。
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名前 年齢 武器・パートナー 能力 朽木 華香 (くちき はなか)* 10歳 長めの杖 防壁 彩柏 玲奈 (あやかせ れいな) 高校1年生 突撃槍の如き大剣「リードブルー」 加速 鳳凰院 クリス 高校3年 リンリン 時間操作 宮内・刹那* 高校3年生 魔法剣:ジェネティックソード 強化系 青山 飛鳥(あおやま あすか) 15歳ぐらい チルチルとミチル 格闘魔法 テゼア・ツァーリ* 14歳 魔法器「ソルダード」 「飢餓の牙」 菅生 薄荷(すごう はっか) 14歳 全回復魔法 群雲光(むらくも ひかり)* 中学二年 魔物浄化 鶴木 銀音(つるぎ しろがね)* 13歳 ガントレットとブーツ 破壊 魔法少女えりす☆エロス 小学6年生 淫獣「まんぴぃ」 性的快感 屠咲 殺(とざき あや)* 11歳 穴開き包丁&ヨウヒィ 凶器召喚 ラムダ* 外見13歳 ペンギンロボ「ハイペロン」 いろいろ 魔法騎士ユリオン 17歳 両手持ちの大剣 須藤 美咲(すどう みさき) 高校1年生 十字架型の長剣「ヘクトレッド」 重力操作 坂ヶ丘 真緒(さかがおか まお) 外見10歳 お祓い棒(鎌刃つき) 魂への干渉 魔法装女アーマード・ミタマ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 ユグドリッド・シモダ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 フェリス=ギヴァ=アクウァント絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 アリス マッケンジー絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 星狩 麗絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 八乙女さくら絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 黒松いずみ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 貴石 珠衣里絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 佐々塚 知美絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 宮辻 玲奈絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 乳無道 乳房絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 魔法電磁っ娘ミラエル@エリクスャン絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 真心 阿修羅絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 魔法少女ツカサ・ザ・クィーン絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 魔法の妖精ポップンレミィ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 ヘイゼル・カニング絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 坂ヶ丘 真緒絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 開闢少女ヴェリタス∀きりこ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 ヤマガミ様絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 ダウンローダーズ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 藤野 かざり絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 寧備 愛海絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 滝田佳奈美絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 クリス・アンダーソン* 15歳 M249・USP、スティンガーミサイル 不明 魔焼少女”バーンバード!!祭華”絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 魔法少女ペインター☆ゆうか絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 フランチェスカ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 東御門 澄絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 束柱目魔法少メスちるす絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 ダビデ(魔法少女ロワイヤル!)絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 魔法勇剣士エクスブレイバー絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 ウル絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 魔法の美少女ボディビルダー マッシブチョコ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力 木具ルミ絵化印 年齢 武器・パートナー 能力
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【カードナンバー】:TSS-027 【名称】: 魔法少女 【属性】:入れ替わり 【コスト】:0 【TSパワー】:1 【テキスト】:【カウンター効果】コスト2 このサポートを捨て札にする。そうしたとき、相手が使用宣言している変化値1以下のTSエフェクトカードを無効にして捨て札にする。 【特徴】: 魔法 巨乳 【フレーバー】:「まじかるライムにへーんしーん!」 【イラストレーター】:黄櫻 カードの説明、使用感 低威力のエフェクトを無効化出来る効果を持ったサポート 使用コストは高めであるものの、コスト0のカードであるため投入しやすく相手に対するけん制になりやすい。 『変身拒否』に近い効果だがそちらが威力に関係なく使用できる代わりに捨て札には出来ないのに対してこちらは威力1以下限定だが無効化して捨て札に出来る。 特に、失敗しても手札に戻るため事実上防げない『階段事故』や、失敗時にサポート破壊能力を有する『未確認飛行プリン』に対して有効。未確認飛行プリンは、コスト5であるため、小さなお守りを使用できないので、入れ替わりで未確認飛行プリン対策を考えた場合優秀な1手となる。 反面、場に出ていることが弱点となり、先にこのカードをタップする効果を持ったカードを使われたりこのカードが捨て札に送られると使えなくなる。 このカードを捨て札に送る処理が出来なかった場合も効果が利用できないため、『守るもの』の効果対象にされると使えなくなる。 また、アンタップ状態でないと使用できず、使用後捨て札となるため多くの攻撃を防ぐことはできない。 登場直後はタップ状態という弱点は、『高校教師』を使用するとよい。 拡張フレーバー 少女の前にあらわれた珍妙な生き物は、彼女を魔法少女へと覚醒させた。 曰く、魔法の力でわるいやつらをやっつけてほしい、のだという。 はじめは戸惑っていた少女だったが、目の前に魔族が出現したことで、決意する。 この街の平和を守れるのは、魔法少女まじかる☆ライムだけなのだから。
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魔法少女 キャラクターの種族の一つ 今のところ「魔法少女まどかマギカ」出典のキャラクターが所属する種族 大抵のキャラクターはこの種族でなく、魔法使いの方に分類されるだろう。 代表的なカード一覧 鹿目まどか 暁美ほむら 巴マミ 関連項目 種族
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魔法少女のことを魔法少女以外の者が呼ぶ時に用いる呼称。 悪魔と呼ばれる人外と契約し、人の域を超えた存在であることからこう称される。 銃弾を受けてもわずか数秒で回復し、物理法則を無視した挙動を行い、 超常現象を軽々と引き起こし、戦闘体勢に入ればその姿を視認することすらままならない。 それこそ魔法の名に劣らぬ人外の力を身に宿す少女達は、一個の戦闘存在として見た場合、あまりに無双の戦闘力を持ち得るのだ。
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《アクビちゃん(魔法少女ver.(まほうしょうじょばーじょん)) LV1》 魔法少女 レベル1/木星/アクビ ブレイク ターン終了時→ このターン、怪異が戦場に出ていないなら、 この魔法少女を持ち主の手札に戻す。 プロモカードで登場のレベル1の木星の魔法少女。 ブレイクによりコールフェイズ以外に出すことができ、うまく決まれば序盤からオドを1つ多く使える。 しかし、ターン終了時に手札に戻るデメリット能力があり、味方ターン、敵ターン問わず強制的に毎回発動する。 そのためたとえブレイクで出せたとしても、そのままターン終了時に手札に戻ってくる可能性もある。 自分のターンで維持できたとしても、次の敵ターンで相手が怪異を戦場に出さなければそれでも戻ってきてしまう。 またブレイクで出していない場合でも手札に戻ってくるため、出す場面を考えなければ大きなディスアドバンテージとなってしまう。 一応、手札に戻ることで手札に魔法少女を確保することができるという様に捉える事もできる。 この場合には魔法少女をコストとして要求するカードのコストで使用することができる。 しかし、その様な状況は少なく、そもそも魔法少女を確保していればいいため、その場合でもあまり利点はない。 後に、同じくブレイクを持つ魔法少女の《トップスピード LV1》が登場。 あちらは手札に戻るデメリットも無く、さらに追加効果も持つ。 属性等の違いはあるものの、こちらは下位互換になってしまった。 このカードを使う場合、先のように手札に戻る点も利用できる手段を用意しておきたい。 カード情報 フレーバー・イラストレーター 出まして来ましてアクビちゃん illust 田島幸枝 収録 プロモカード PR-015
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オリジナル 試験が終わった。心からつまんない試験。退屈。子供だまし。人をバカにしてる。 「やりましたわん! えらいのですわん!」 でも、合格したことを喜んでくれる人がいるのは嬉しい。抱きついてくる妖精ネーネコニャの小さな頭を撫でながら、私は少しだけ笑った。 私はネネコの笑顔を見るのが好き。小さな身体で一生懸命応援してくれるネネコが好き。 だからがんばれる。この世界がどんなに醜く守る価値のないものだろうと、命を賭けて戦える。 「これで今日から、一級魔法少女なのですわん☆」 一級魔法少女★ユーリィ 道明寺ジュリア。これが私の名前。亡くなった母方の祖母と同じ名前だから、正確にはジュリアⅡ世ってことらしい。 テレビでは「今の子供の名前は外国人みたい」なんてよく言ってるけど、やっぱり現実にジュリアは結構浮いてるし、よくからかわれる。 ママの故郷になるイギリスの襲名文化は理解できないし、普通の名前をつけてくれたらって思う。 悪いけど、日本育ちの私は日本人以外の何者にもなれないんだから。 ……私がネネコに出会って三級魔法少女(と、書くのも馬鹿馬鹿しいけど)に選ばれた時、本名でなく愛称のユーリィを名乗ったのには、そういう反発があった気はする。 道明寺ジュリア。私は、この名前が嫌い。父さんの国にも、多分ママの国にも馴染めないどっちつかずな名前。 自分とは違うものを受け入れられないこの国も好きにはなれないし、私を「ガイジン」という枠に押し込める学校も嫌い。 だから、私は拒絶してはいけないと思った。人間の言葉を喋る小さな黒猫を、気味が悪いと無視したら、嫌いな人たちと一緒だと思ったから。 「ぶたないで……!」 雨が降っていた。無言で差し出した手に、仔猫が脅えて縮こまる。よく見るとその小さな身体は傷だらけ。以前にもこうして誰かに声をかけ、その際に暴力を受けたんだろう。 「……なら、黙っていればいい」 「え?」 「ぶたれたくないなら、黙っていればいいじゃないか」 いらいらする。いじめられるのが頭ではわかっているのに、人恋しくてつい声をかけ、また傷つき公園の片隅に隠れているこの黒い猫。 それが、まるで昔の自分みたいで。 「おいで」 「……」 「お医者さんには、診せてあげるから」 「……」 長い沈黙。雨の降る音だけが耳を打つ。しばらくしておそるおそる私の手に触れた猫の鼻面は、とても冷たかった。 「……病院は困るのですわん」 第一声がこれ。別にいいけど。泣いて喜んでくれるのを期待してたわけじゃないし。 ……見世物にされるのはいやだっていうの、わかるから。 「じゃ、うちにおいで。傷薬ならあるよ」 「……」 仔猫が探るように私を見上げる。 「テレビ局に連れていったりしないですの?」 「しないよ」 「ネットで動画を流しても『合成乙』って言われるのがオチですのよ?」 「……あんた、本当に猫?」 人間が小動物に変身する話、なんてのはよく聞くけど。マンガなら。 びくっと身を震わせたあたり、普通の猫じゃないんだろうけどさ。 「話したくないなら聞かないけど」 「うー……」 「……話したいの?」 「あーうー。そうなんだけどぉ、そうじゃあないのですわん……」 もどかしそうにグルグル歩き回りながら、仔猫がうーうーうなる。 あまりにじれったくて強引に抱き上げようかとも思ったけど、右手が傘で塞がっていたからやめた。考えてみれば、騒がれても困る。 「……よくわかんないけど、ついといで」 「はいの……」 観念してピタリと立ち止まり、仔猫が私を見上げた。残念ながら、猫のそれがどういう表情なのかはよくわからないけど。 「あなた、いい人ですわん」 「……フン」 立ち上がり、歩き出す。顔が熱い。耳まで。そういう言葉を言われるの、珍しいことだから。 小さな身体が傘の下に潜りこんで、よちよちと私の隣を歩く。「ツンデレ?」と聞いてきたけど、これは無視した。 周囲に誰もいないことを確認してから、聞く。 「あんた、名前はあるの?」 「ネーネコニャ。ネネコと呼んでいただきたいのですわん☆」 「ふーん……」 「ユーリィ、ちゃん」 ママが私をこう呼んだのを聞いてたんだろう。ドライヤーの電源を切ると、覚えたての名前を確認するように、ネネコが私をこう呼んだ。 「……で、よろしいですの?」 「そう呼ぶのはママだけ」 ジュリアを自然にユーリィって呼ぶ感覚は私もよくわからない。 結局、ママは日本で暮らしていようがイギリス人のままで、私はハーフだろうとそっちの価値観は理解できないんだろう。 「ジュリアよ」 自己紹介しながら兄さんのパソコンを起動させ、膝の上にネネコを乗せる。つうんと消毒液の匂いがした。 「道明寺ジュリア」 「……ユリとかユリエとかユリカとかユリコとかだと思っていたのですわん」 「その発想はわかるけど」 ネットで猫の飼い方を検索すると、仔猫に牛乳は刺激が強すぎる、だって。危ないとこだった。 ま、この子が普通の猫だったらの話だけど。喋る時点で普通じゃないってのはともかく。ていうか、本人に聞けば早いんだ。会話、できるんだから。 「あんた、好き嫌いは?」 「うゆー……。多分、普通の猫と一緒なんじゃないかと思いますの」 「何その他人事みたいな反応」 「黒猫に身をやつして三日。ネネコ、まだこの姿で物を食べたことがないのですわん」 「は?」 突拍子のない発言に、私の中で人間説が急浮上。そんなバカな。小学六年生にもなって何を考えてんだろ私。 真っ白になりかけた頭の中が、次の一言でとどめを刺される。 「ぷりてぃな黒猫というのは世を忍ぶ仮の姿、果たしてその正体は火の妖精なんですの☆」 「……冗談も言えるんだ。かしこいのね。ビックリした」 「はう!? 嘘ではないのですわん! ネネコは逃げも隠れもするけど嘘はつかないのですわん!」 「証拠を見せて」 「あああああ! 今時の子供らしい物証主義ですの!? どきどき魔女裁判ですの!?」 ぺしぺしと前足で私の胸を叩きながら、ネネコが身悶えする。あ、尻尾がタワシみたいになってるのは興奮してるサインなのね。 「うにー……わかりましたの。論より証拠、女は度胸ですわん! 両手を伸ばし、正面で交差してほしいですの」 「……こう?」 「そして……変身、とでも唱えてくれますの? 心をこめて、本気で変身しちゃうくらいの勢いで」 「え? 変身するのはあんたじゃないの?」 ――そして、今に至る。平成20年4月。中学校に進学するついでに、私は一級魔法少女に昇級された。 一級魔法少女ユーリィ。くだらない肩書き、守る価値のない人々に尽くすくだらない役割。 それでも、喜んでくれる人がいる。だから……。
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極・魔導物語 ドクマムシ ND 秘封霖倶楽部 魔法少女 「魔法少女」(まほうしょうじょ)は『秘封霖倶楽部』のエピソードの一つ。2018年4月5日公開( pixiv )。 あらすじ 秘封倶楽部との野外活動の帰り、霖之助は路上でニャモナナ:クロリアという名前の魔法少女を助け出す。すると、ニャモナナは初めて自分に好意を抱いてくれた霖之助に懐き、彼との間に「夫婦の契約」を結んだことにより、霖之助は決して彼女から離れることができなくなる。一方、ニャモナナは他の世界から来た数々の敵対的な魔法少女を殺すか、生け捕りのまま無残な姿で使い魔の「製造機」にすることで、常に報復や憎悪の的となっている。そこで、霖之助は秘封倶楽部の二人を巻き込むまいとニャモナナを連れて旅立つが、結局のところ京都を出る前に彼女らと出くわす。ニャモナナは他人が霖之助に接触することすら許さず、彼女らを殺そうとするが、必死に庇う霖之助の姿を見て考えを変え始め、蓮子たちは殺されずに済む。 その後、岐阜まで辿り着いた霖之助たちは魔法少女の姿をした少年と戦闘する。その最中、ニャモナナを庇った霖之助は少年の攻撃を受けるが、気付くと彼は京都の伏見にいた。そこでは魔法少女たちが人々を無差別に巻き込んで融合したことによって生まれた怪物が闊歩しており、怪物はニャモナナの弱体化を狙って霖之助を殺しにかかる。霖之助はニャモナナによって助かり、怪物も倒されるが、そこで秘封倶楽部の二人もまた怪物の一部となって死んだことを知り、二人を埋葬する。 そして、怪物との戦いで重傷を負ったニャモナナを背負い、血にまみれて壊滅した京都を徘徊する霖之助は、街の中で唯一元の姿を保っている骨董品店を見つけて訪れ、そこで「リンフォン」の回に登場した店主と再会する。そして、店主は魔法少女たちについて説明を始め、これまでに敵として現れた魔法少女たちは様々な世界の危険因子で、異世界を行き来する力に目覚める恐れがあったと話す。また、ニャモナナは彼女らから憎まれることを運命付けられながらも、決して敗北することがないと決まっており、彼女たちをすべて処分するためのカウンターだったことが明かされる。そこで、ニャモナナの強さが霖之助の存在によって成立していたことを告げた店主は、最後にニャモナナを始末するために霖之助に向けて銃を発砲する。 店主に殺害されたはずの霖之助は元通りの日常に戻され、冒頭と同じ秘封倶楽部との野外活動に出向くが、その帰りに満身創痍のニャモナナと再会する。200年かけてすべてを犠牲にしながらも霖之助を探し求めてきたと話す彼女を前に、彼はかつての記憶を取り戻すが、その最中に彼女は殺害され、霖之助もまたその記憶を何者かに消し去られる。気付くと公園のベンチに座っていた彼は、ポケットの中からかつてニャモナナに贈られた赤黒い宝石を見つけるが、骨董品店の店主に聞いてもそれが何か分からない一方、なぜか手放す気にもなれない。結局、それ以上の詮索はやめて店主と雑談し始め、物語は幕を閉じる。
https://w.atwiki.jp/blackmagicalgirl/pages/31.html
魔法少女にデフォルトで備わっている共通魔法の一つ。 骨折・出血などの外傷を常人より遥かに早く修復する能力。 治癒能力として見た場合の効果は極めて高く、速やかに処置すれば胴体切断レベルの損壊も回復可能。(→神田 理奈) 再生の度合いは魔法少女によって異なり、概ね近接格闘型の魔法少女ほど傷の治りも早い。 門前 百合子の場合、内臓破裂・全身複雑骨折でも回復に専念できれば十数秒で戦闘可能レベルにまで修復できる。 これは彼女が極振りの近接格闘タイプであるのに加え、大量の魔法核保持者であることも関係していると思われる。 魔法少女達はこの能力のおかげで、手足がちぎれ飛んでも戦い続けることができる。 ただしそれは、手足をふっ飛ばしても相手を戦闘不能に出来ず、手足吹っ飛ばすの覚悟で殴りあわなければならないということでもある。