約 466,598 件
https://w.atwiki.jp/aumatome/pages/33.html
この世界においての常識です。 魔法 魔法には色々種類があり、普通は通常魔法しか使えません。 通常魔法は土、火、風、水の四大魔法です。 四大魔法に加えて錬金術の金を加えた五大魔法とする思想もあります。 通常魔法以外が使える者は世界政府から認可を受け、資格者となることができます。 資格者になると世界政府から保護される形になるので弾圧や糾弾されることはありません。 しかしその分世界政府指定の組織に所属することになるのでその分ルールに縛られます。 魔法の仕組みにについて 1.使いたい魔法をイメージする 2.イメージに合わせた魔力を使用する(一般的には燃焼させるイメージ) 3.魔法名を言う(言わなくてもいいけど言った方が発現しやすい) これだけ。 イメージが重要で、このイメージが不十分だと全く発現しません。 例えば炎や水は人々の生活にとても身近なものなので、イメージするのはそう難しくありません。 風は目には見えず、発生原理も間違って解釈しているので発現させるのは少し難しいです。 とは言ってもある程度練習すればできます。要するに理屈よりも感覚でどうにかなるってことです。 雷や雨などはイメージこそできても発現に至るまでには情報や理屈が色々足りておらず、扱える者自体とても少ないです。 呪文と詠唱呪文 呪文:不完全な詠唱。完全な詠唱をできない場合呪文として扱われ、ある程度のMPと発現イメージを軽減できる。 詠唱呪文:MP消費を抑え、イメージが重要ではなく魔法技術がモノをいいます。 魔法を使用する場合、呪文を行うことで使用魔法のMPを抑えたり、完全な詠唱ならばイメージ無しで魔法を発現することもできます。 呪文を使わない通常魔法はイメージ7 3魔法技術なのに対して 呪文の場合イメージ3 7魔法技術くらいとなっているのでイメージがフワっとしていても呪文を唱えれば残りは魔法技術で補えます。 雷魔法や光魔法などは呪文を介すれば大抵使えますが、呪文自体、基本的に秘匿されていたり口伝や家系で受け継いで行ったりなどで、普及しないので詠唱呪文を知っているモノは殆ど居ません。 それだけにとても貴重なものです。 なお詠唱呪文なのかその一部である呪文なのかを見分けるには使用MPを見る(感じる)しかないのですが、そもそも大本のMPがいくつなのか、というのが判明していないためそれが本当に詠唱呪文なのかどうかは神のみぞ知ります。 カウンタースペル(返却呪文)について 大体どの魔法にもカウンタースペルが存在します。 呪文詠唱中に割り込むことができるものから呪文が完成してからそれを消却するものまで様々です。 基本的には対象の呪文に対して対照となる呪文をぶつけることで返却を行います。 無詠唱の魔法は発現してからカウンタースペルをぶつけるしかなく、大体は間に合いません。 魔法合戦は基本的にカウンタースペルのぶつかり合いになります。 魔導書について 魔導書は魔導書を使う(魔力を注ぐ)ことで魔法が発現します。 ただし魔導書は読む者の魔力を吸い取る性質があり、不用意に高ランクの魔導書を開くと最悪死に至ります。 魔道書の魔力を吸い取る性質は開いた人が初めてその魔道書を開いた場合にのみ吸われ、それ以降は吸われません。 なおその人が魔道書を開き、開いた魔道書を人に見せるなどで魔力が吸い取られるのを防ぐ方法があります。 また、魔力を吸われる際に魔力が足りなかった場合、魔石を持っていればそちらで補うことができます。 もちろん魔力も魔石も足りなかった場合死にます。 魔導書自体は魔石を溶かした水に浸した紙とペン、生き物の生き血を混ぜたインクでイメージのプロセスを書き上げれば魔導書として成立するので作ること自体は難しくありません。 魔法の種類 通常魔法 火風土水の四大魔法が基本となっていますが、錬金術の金を入れた五大魔法を基本とする場合もあります。 火魔法は誰でも扱える魔法として広く普及しています。 風魔法は少しの風ならば大体誰でも起こせますが、上位の魔法は扱える人が少ないです。 土魔法は土を生み出す、というよりもその地形の土を操作する、というのが一般的です。 土を生み出すのは至難の技・・・ではありませんが、触媒になる土と大量に生み出すには大量の魔力が必要です。 水魔法は誰でも扱えますが、環境に強く左右される時もあり、環境適性が乏しいと使えない者も出てきます。 錬金術はモノを作る、壊すなどに特化しており、基本的に戦闘向きではありません。 雷魔法や爆破魔法も一応分類上は錬金術となっていますが、魔術師と錬金術士の両方が主張しており、曖昧になっています。 代表例 (手のひらから炎が吹き出してくるようなイメージで)ッファイア! これで大体Mp5消費 精霊魔法 精霊魔法は精霊と契約することで使うことができます。 精霊を呼び出し、命令を下すだけで勝手に行動してもらえます。 精霊魔法はとてもMP消費の少なく、優秀で貴重な魔法です。 人間よりも魔法的に強い存在が召喚MPだけで動いてくれるのでとても便利です。 精霊は下位の存在で、その中位の存在に聖霊が、その上位に天使が存在しています。 精霊と直接契約を結ぶよりも精霊と契約を結ばれているアイテムを探した方が早いです。 例:我が精霊を従えしもの・・・主人の声の呼び声に応じたまえ (呼び出しコスト+維持コスト+命令コスト) 契約魔法 契約魔法は悪魔との契約や精霊との契約、魔導書との契約や神との契約で使えるようになります。 契約魔法は契約履行で使う事ができるため魔法としてはとても限定的なのですが、その限定条件さえ満たしてしまえば強力な魔法も使えます。 MP消費だけで済むものがあれば、命や体の一部、アイテムや時間を代償とするものや状況を代償としているものまであります。 基本的にその人が使える魔法以上の魔法が使えるようになるため、この魔法自体を求め、彷徨うモノも居ます。 使える者はとても少ない上に精霊ならまだしも悪魔と契約しようものなら迫害されることも珍しくありません。 例:我が契約に従い、汝を履行せよ! (契約先がでてきて問題の解決を測り、帰る。使用MPは10程(呼んだ代のみ)) 光魔法 失われた魔法の一つです。 過去には人間にも使えたのですが、光魔法は難しく、また難しい割に別段強力な魔法というわけでもなく・・・ 結果的に光魔法の使い手は廃れていき、失われてしまった、ということになっています。 今では光魔法が込められたアイテムを使うか、ごく一部の書物や人間が覚えているのみとなっており、あとはドラゴンなど長寿種が覚えている魔法となってしまっています。 闇魔法 失われた魔法の一つです。 いわゆる影縛りや直接人の息の根を止めるような魔法や呪いの類です。 基本的に実態の無いものを操る魔法で非人道的な魔法が多いので禁呪や封印指定されていることが多いです。 扱える者があまり居ないというか、この魔法自体大抵使用者の体を代償としていたりするので使うものが勝手に駆逐されていき勝手に数が減った結果、駆逐されてしまいました。 ただ闇魔法に関しては書物やオリジナルで作り出すモノも多く、探すところを探せば出てきます。 回復魔法 無い。 ...というのは建前で、存在はしています。 しかし回復魔法はまず発現がとても難しく、さらに寿命や体を代償とするために闇魔法と同じく使用者がどんどん駆逐されていきます。 魔道書や回復の魔法が込められているアイテムというのは実は数多く存在していますが、世界政府が収集しており市場に出回ることはあまりありません。 死んでも救いたい、と言う極端な者が少なからず居るため世界政府は相応の対価を用意すれば写本の貸出をしています。 ちなみに神様になるとなんと無料で貸し出してもらえます。やったね。 世界政府で貸し出してもらえることは割りと情報通には知られています。 禁呪 とても強力な魔法は大抵これになります。 街や国を滅ぼすようなものや、人の肉体や時間などを代償とする魔法はこれに分類されます。 一応契約魔法も禁呪扱いです。 . . . この世界の住民が知らない話です。 本当の魔法 世界のシステムとしての【魔法】と【呪文】 本来魔法は呪文を詠唱することで発現するものであり、普通の人が使ってる魔法は実は不完全なものです。 呪文の無い魔法はイメージが重要で、そのイメージの出力に多大なMPを消費しています。 不完全な分をMPを多めに払うことで魔法を成立させているのですが、呪文の解析が全く進んでいない事と完全に間違った解釈をしているのでこの世界の住人は不完全な魔法を完全な魔法と思い込んでいます。 呪文詠唱を使い、魔法を発現させるのが本来の「システムとしての魔法」です。 不完全な魔法 そもそもこの世界における魔法のシステムは、基本的には物理現象を引き起こしており 例えば水を生み出そうと思ったら魔力を使い、その魔素が水素と酸素に変換され結びつくことで水が生み出されます。 しかしこの世界の住民は水素や酸素という科学知識自体ありません。 ですので実際作用としては水素と酸素の化合なのですが、彼らとしては「水よ生まれろーと思ったらなんか水が出た」という状態です。 この水素と酸素の化合ですが、発現者のイメージに対して魔力が一番近いものを顕現させた結果なのです。 その結果故、不完全な魔法はイメージが大切になり、理屈や理論が無くてもある程度は魔力が自動的に補ってくれて結果的に魔法は顕現できる、という仕組みになっています。 ですがこれは効率もへったくれもなく、イメージに一番近いものが顕現できればいい、というものでそのイメージの顕現には多大なMPを必要としています。 これが不完全な魔法となります。 不完全な魔法の不成立法則 もちろん不完全な魔法はイメージでなんでも作り出せる万能魔法というわけではなく、ある程度理屈や理論も必要になります。 不完全な魔法は本人の「これはこうなっているから発現することができる」という理論をある程度汲んでそれをできる限り演算します。 結果的にそれが可能であれば発現します。 仮にそれが不可能であっても、ある程度まで正解で、魔法名や結果がわかっているので有れば足りない部分は補完して発現させてくれます。 しかし、そこに至るまでの情報があまりにも足りないと該当する魔法があまりにも多かったり、イメージがあやふや過ぎて魔法が発動しません。これが不完全な魔法の不成立です。 そしてこの世界では厄介なことに魔法名だけは広く知れ渡っており、魔法を使う際魔法名を言ってしまうと目的の魔法がそれ(魔法名)に設定されてしまいます。 結果、魔法名は設定されたにも関わらず、それを作用させる方法は知らない、という状態になり魔法の不成立となります。 逆に言えば魔法名言って設定させてしまえば理論がある程度近ければ発現します。 人々はこれを良しとし、魔法名を言った方が発現し易いと勘違いしています。 完全な魔法(詠唱呪文) 上記の不完全な魔法に対して完全な魔法、詠唱呪文ですが、呪文は魔法システムに対するタグ付けです。 タグを使いシステムから使いたい魔法を引き出すことで魔法システムとしての魔法を成立させているのでMP消費はシステムへの呼び出しのみで、システム側で最適な方法で顕現させるので少なく済みます。 そしてこれはMPこそ自身のモノですが、魔法を発現させているのは自身ではなくシステム側なので自身のイメージでは全く成し得ないものや理屈も理論も全く分からないものも顕現させることができます。 いわば世界が足りない分を補っている状態です。 ですのでタグ(呪文)の一部でも使えばその分が世界が肩代わりしてくれるのでMPが軽減されたり必要なイメージや理屈が乏しくても成立するというわけです。 これが本来の魔法の姿です。 呪文例:【ヘルファイア】の場合 「その 種火 は 蒼き炎 となり、 地獄の業火 となりて 魂 までも焼きつくす!【ヘルファイア!】」 タグとしてのワード、 種火 蒼き炎 地獄の業火 魂 と魔法名【ヘルファイア】を唱えることで詠唱呪文となります。 もちろん4つのワードタグだけつぶやき、ヘルファイアと言うだけも成立します。 ヘルファイアを顕現させるタグには他にもいくつかあり、その中から4つのタグをつけることでヘルファイアが顕現します。 このタグを増やしても問題ないですが、減らすと呪文詠唱ではなく呪文だけとなり、足りない分は自身のイメージで補うことになるので注意が必要です。 。 。 。 完全な魔法 錬金術について 錬金術も本来は魔法に分類されるものです。 錬金術という分野は人間側がものすごく大雑把にカテゴライズしているだけで、完全な魔法による錬金術は違います。 完全な魔法と同じく、呪文詠唱を行えば成立するもの多いですが、錬金術呪文は元手になるモノが必要なことがあります。 例えば人間を1人作ろうと思ったら人間を作れるだけの魔力や素体が必要になります。 その上で呪文を詠唱することで完成します。 錬金術の完全な魔法の特性として、その発現方法が完全にわかっていれば魔法名を唱えれば呪文を唱えなくても良いというものがあります。 さらにこれは魔導書や錬金術書があれば完全に代用できます。 普通の魔法と違って魔法技能が一切なくても実行できるということになります。 本当のカウンタースペル 本来のカウンタースペルの使い方はダブルアップシステムを使い、相乗効果で倍々、悪くて償却を行う目的のものです。 が、そもそも呪文の知識が全然広がっていないのでせいぜい妨害呪文としての威力しかありません。 例えば火の魔法に対して雷で火を食ったり、水で対抗したり、土で少量で償却したり、と言った使い方をします。 輪唱になることが多いので集中力や即座の判断がモノをいいます。 そもそも呪文は圧縮効率化をするものなので、それにつけこんで余計な情報を入れることで打ち消したり相乗したり、といった作用をしています。 タグ付された呪文に周りに者が情報を付け足すことで相乗や打ち消しが発生するが、大体は主導権が行方不明になったり増えたタグに対して求められるタグが多くなり不発に終わる。 合体魔法とも言える。 なんで妨害呪文として成立するのか? 詠唱中に返却呪文→魔法の不成立が発生。結果不発にはなるが、MPは使う 詠唱後に返却呪文→魔法の逆行が発生。償却は行われるが、基本的には成立。 詠唱中に相乗呪文→魔法の主導権の取り合いになり、魔法自体が膨らんでいく。主導権を取った方が魔法の発動を行えるが、不完全な魔法の状態では不発となる。 詠唱後に相乗呪文→魔法が成立しているので相乗呪文は不発。 詠唱中に妨害呪文→魔法のタグに余計な情報がまざり、結果的に不発になる。 詠唱後に妨害呪文→対抗呪文として機能はするが、詠唱後ではタグの容量が膨大になるため大体は妨害の不発。 詠唱中にフリーワードで妨害→発動したい魔法に対して余計な情報が混ざり、不発になる。 詠唱後にフリーワードで妨害→選択されたフリーワードが的確であれば魔法制限は行えるが、1つでも的確でないと不発。 余談 猫パンチisGOD この世界での最強魔法と作者が言っている猫パンチですが、これはシステムを逆手に取った魔法です。 魔法はシステムのタグ付から呼び出されます。 ではタグを死ぬほど付ければどんな魔法が発動するのでしょうか? それが猫パンチです。 猫言語という未知の言語を使い、無数の魔法タグを付けることを人々は【魔法:猫パンチ!】と呼んでいます。 呪文詠唱がほとんど「にゃん」や「ねこ」しか言ってないにも関わらず猫パンチは発動します。 何を隠そう猫言語は「にゃん」と「ねこ」しかありません。 つまり「ねこねこにゃんにゃん」と言っているだけで猫言語が成立してしまい、それもそれが魔法のタグになっているというわけです。 大体30分くらいねこねこにゃんにゃん言っていれば、魔法のタグ付けがいくつも付いて【威力拡大】や【広域化】のタグもついて、人を1人くらいなら粉々に吹き飛ばせる威力になります。 数撃ちゃ当たる理論でにゃんにゃん言いましょう。うまく行けば島を1つくらい吹き飛ばせる威力になります。 もちろんにゃんにゃん言っててもタグとして機能してないこともありますので、どれだけにゃんにゃん言っても小石程度のダメージにしかならないこともあります。 要するにランダムパンチなわけです。 ただ、つけたタグの分だけしっかりMPは持って行かれるので猫パンチをすることで本人が吹き飛ぶことも珍しくないです・・・やめようね! 誰でも使うことができます。 詠唱を長くできれば強い、詠唱を途中で止められれば弱い、みたいなリスキースキルです。 実際自爆&建物破壊や1人にダメージ負わせる程度が味方含め集団が吹き飛ぶなんてことも珍しい話ではないので、猫パンチを詠唱してたら全力で止めましょう・・・ ちなみに猫神はある程度効果を狙って猫パンチを繰り出すことができます。 これは猫族の相性的な問題で、猫パンチ自体は誰でも使えますが効果を狙うのは猫言語をある程度知っていないとできません。 といっても猫言語は文献にもほとんど乗っていない、解読もされていない、そもそも言語として完成しているのかも怪しいので理解するのはとても無理です。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7322.html
前ページ次ページアノンの法則 十分な資金を手に入れたアノンは、裏通りに剣を模った看板を見つけ、入ってみた。 案の定、そこは武器屋。 薄暗い店内に、剣や槍が所狭しと並べられている。 「坊っちゃん、ここは子供の遊び場じゃないんだぜ」 カウンターの親父は、パイプをふかしていた手を止めて、低い声でそう言った。 「えーと、剣? 見にきたんだけど」 そう答える少年を、親父は胡散臭げに見つめる。 制服らしいものを着ているが、マントをしていない。大方、どこかの使用人だろう。 最近耳にする貴族の屋敷を狙う盗賊の噂のせいで、剣でも持とうと考えたか。 ふんだくるのは無理と判断した親父は、勝手に見ろとばかりに、視線を手元に戻した。 無愛想な親父も気にせず、アノンは壁にかけられているものを中心に、商品を眺めていく。 「わ、コレすごい」 そう言って手を伸ばしたのが、一番目立つ位置に飾られていた金ピカの大剣だった。 鏡の様な刀身、ちりばめられた宝石。 見るからに切れそうな、そして高そうな品だ。 「こら、クソガキ! 気安く触るんじゃねえ!」 接客もせずに座っていた親父が、急に怒鳴り声を上げた。 「いいか。そいつはかの高名なゲルマニアの錬金魔術師シュペー卿が鍛えた品で、魔法がかかってるから鉄だって一刀両断って代物だ。キズでも付けたらお前なんかが弁償できるもんじゃないんだよ!」 「鉄が斬れる剣に、そんな簡単に傷がつくのかい?」 「…ッ」 ドスの聞いた声にも全く怯まず、至極真っ当に返すアノンに、親父は言葉を詰まらせた。 不意に、げらげらと笑う声が店内に響く。 「親父、こいつは一本取られたな! まあ、そんなナマクラで鉄が切れるわけねーがな」 「? 誰?」 アノンは店内を見回したが、自分と店の親父以外には誰もいない。 「おう、ここだここ」 声は店の隅、乱雑に詰まれた剣の山から聞こえてくる。 その山の中、一本だけかちゃかちゃとつばが動いている物があった。 「コレがしゃべってる?」 近づいてみると、喋っているのは、錆びの浮いたなんともみすぼらしい剣だった。 「おうよ、俺はインテリジェンスソードのデルフリンガー様だ」 「インテリ…?」 「まあ、意志を持つ魔剣ってとこだな」 魔剣、と言うからには、魔法で生み出された剣なのだろう。 “無生物”を“生物”に変える魔法というのがあるらしい。 「小僧、あの剣はやめとけ。あんな剣で鉄が斬れるんなら、ペーパーナイフで鋼が斬れらあ。この店には、ああいった見かけだけのナマクラが多いのさ」 言いたい放題のインテリジェンスソードに、親父が怒りの声を上げた。 「やい! デル公! それ以上余計なこと言ってみやがれ! 貴族に頼んで、てめえを溶かしちまうからな!」 「おもしれえ! やってみろ! どうせこの世にゃもう、飽き飽きしてたところさ! 溶かしてくれるんなら、上等だ!」 威勢よく怒鳴り返すデルフリンガー。 「やってやらあ!」 親父のほうが腹に据えかねたらしく、カウンターを乗り越え、デルフリンガーに詰め寄った。 それをアノンが遮る。 「しゃべる剣なんて、面白いじゃないか」 そう言って、アノンはまじまじと剣を見つめた。 残念ながら、可愛らしい顔はついていないが、喋るたびにかちゃかちゃ動くつばが口に当たるらしい。 アノンは、デルフリンガーと名乗る剣を山の中から引っ張り出す。 と、その時、柄を握ったアノンの左手のルーンが光りだした。 「ん? なんだこれ」 なんだか体が軽くなったような気がする。 体の異変に、アノンが左手を確認しようと剣を離すと、光は消え、体もいつもの調子に戻った。 しばらく剣を握ったり離したりしていると、デルフリンガーが小さな声でしゃべり始めた。 「おでれーた。てめ、『使い手』か」 「『使い手』?」 「しかも…てめ、人間じゃねえな? まあいい。俺を買え」 その言葉に、アノンは驚いた。 この世界に来てから、自分を見た者の評価は等しく、『平民』だった。 それを、この剣は触れただけで見抜いたのだ。 この剣は、何かを知っている様だ。 ひやかしのつもりで入った店だったが、これは手元に置いておきたい。 「……買うよ。いくら?」 わざわざやかましく喋る剣を買うと決めたアノンに、親父は、物好きな奴だな、と言って、 「そいつなら、百でいいぜ。こっちとしてもやっかい払いだ」 アノンは代金を支払いおうと、懐から財布を取り出したが、そこで動きを止めた。 「おいおい、そんな立派な財布持ってて百も出せねえのか?」 デルフリンガーがあきれたような声を出す。 「いや、えーと……」 その時、勢いよく店の扉が開かれた。 「その代金、私がお支払いするわ」 青髪の小柄な少女を伴った、グラマラスな赤髪の美女、キュルケ・フォン・ツェルプスト―だった。 鞘に入れたデルフリンガーを背負い、アノンは二人の少女と、風竜の背中に乗って学院へと飛んでいた。 この風竜は、キュルケが連れてきた青髪の少女の使い魔で、シルフィードと言うらしい。 アノンたちを乗せる際、なぜか激しくごねて主に杖で叩かれていた。 「竜に乗って飛ぶのは初めてだなぁ」 空を飛ぶ経験が無いわけではないが、竜の背中に乗るのはまた違った楽しみだ。 アノンは気持ちよさそうに風を浴びながら、地上を見下ろす。 「ふふ、気に入ってくれたかしら?」 「キミは…ツェルプストーくん、でよかったかな?」 「ああん、そんな他人行儀な呼び方はやめて。私のことはキュルケって呼んで頂戴、ダーリン」 「ダーリン?」 彼女とはそんなに親しかっただろうか。 アノンは首をかしげた。 「それにしてもルイズったら、使い魔に剣を買うお金も持たせないなんて、公爵家の名がなくわよ」 「彼女は彼が召喚された際の治療に、水の秘薬を使っている。それも大量に」 ポツリと青髪の少女が呟く。 「キミは?」 「タバサ」 アノンの問いに、少女はそれだけ答えると、開いていた本に視線を落とした。 「ごめんなさいね、こういう娘なのよ」 無愛想なタバサに、キュルケがフォローを入れる。 容姿からして正反対な二人だが、仲はいいらしい。 「実は、お金はあるんだ。ただ、こっちで買い物なんて初めてでね」 「へ? 買い物をしたこと無いの?」 アノンの言葉に、キュルケは間の抜けた声を出した。 「まだこっちに来たばっかりで、よくわからないんだよ」 「ああ、確かにダーリンってこの辺じゃ見ない感じよね。どこの出身なの?」 「地獄界」 「地獄?」 「ああ、だいぶ遠くから召喚されたみたいでね。この辺りの国とか習慣とか、全然知らないんだ」 「国も知らないって……ひょっとして、東方のロバ・アル・カリイエから来たとか?」 キュルケの問いに、タバサも興味を持ったのか、本から顔を上げた。 アノンは考える。 ルイズの時の反応からして、こちらの人間に異世界の話を信じてもらうのは難しいだろう。 それに、先日の決闘騒ぎでは、あっさり守人の一族の能力を公開しそうになったが、ここは異世界。 自分の知らない世界だ。もう少し慎重になったほうがいいかもしれない。 ならば、 「ああ、そうかもしれないね。ボクたちは自分たちの土地を、そんな風には呼んでなかったけど」 これがベターだ。 そんな具合に、次々とキュルケに浴びせられる質問を、適当にごまかしながら答えていると、学院が見えてきた。 「行きは三時間もかかったのに、すごく早く着いたね」 「あなた達、行きは馬だったものね……そういえばルイズは?」 「あ」 前ページ次ページアノンの法則
https://w.atwiki.jp/taikaisyu/pages/363.html
種族 司神 血縁 妹:テュケ 所属 『罰』と『禁忌』をつかさどる司神にしてテュケの姉。 かつてテュケの恩恵を受けたマナを受け取った人間に対し、 罰を与えることで相殺していた。 ネメシスが定めた『タブー』は魔王もその影響下にある。 魔法則 罰と禁忌を司る ペトベ=ネメシスの 名において ○○○○が ○○○○に攻撃する事を 禁じる 対応要素 司るもの 罰と禁忌 素(アカーシャ球体) 不明 たましいの力 不明 タロットカード X 『運命の輪』 四大神獣 不明 神獣 罰犬 精獣・妖精 不明 飲血躰化 不明 誓約躰化 不明 強制躰化 不明 従属獣 不明 タロットとヘブライ文字の対応と 罰犬の神獣石に刻まれた文字が kaf に似ていることから ネメシスの対応するタロットはX 『運命の輪』であると予想される。
https://w.atwiki.jp/taikaisyu/pages/454.html
たましいの誓約 人間が自らのたましいに誓って誰かと契約を交わす事。 誓いを破ると回避した以上の災いが訪れる。 「たましいに誓う」と明言しなくても、心から信じることで誓約が成立する。 逆に明言していても、信じていなければ誓約は成立しない。 悪魔との誓約 悪魔とたましいの誓約を交わすことで、 12年間の絶対服従と引き換えに願いを1つ叶えてもらえる。 誓約を交わした者はヘッドに所属する。 司神との誓約 戒律を守ることを誓って司神の力を利用する。 神獣の血を飲み永久に誓約を交わすのが躰化の術。 ことばの力により一時的な誓約を交わすのが魔法則。
https://w.atwiki.jp/taikaisyu/pages/347.html
種族 司神 血縁 主神:ヌン=アダム 所属 『癒す力』をつかさどる司神。 ヌン=アダムの陪神。 躰化 誓約した躰化者は肉体の時間を止める事ができるが、 傷を負った場合の自然治癒を寿命と引き換えに行わなければならない。 戒律は、「代謝でおいつかない傷を負うと魂に体を喰われる。」 躰化者:レフ・レックス、ブコウスキー兄弟 魔法則 からだを司りしヌン=アダムよ その肢たる神獣石を扉にし その陪神イシス=デメテルの「癒す力」にて 我が身体から死を退け 「復元」を約束す! 対応要素 司るもの 不明 素(アカーシャ球体) 不明 たましいの力 癒す力 タロットカード 不明 四大神獣 不明 神獣 不明 精獣・妖精 不明 飲血躰化 不明 誓約躰化 身体の停止 強制躰化 不明 従属獣 不明
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7490.html
前ページ次ページアノンの法則 翌朝、トリステイン魔法学院は大騒ぎとなっていた。 巷で噂になっていた『土くれのフーケ』が宝物庫の壁をぶち抜いて、学院が保管していた秘宝『奇跡の木札』を持ち去ったのだ。 壁には、『土くれ』のフーケの犯行声明が刻まれている。 『奇跡の木札、確かに頂戴いたしました。土くれのフーケ』 事件現場となった宝物庫には学院中の教師が集まり、醜く責任をなすりつけ合っていた。 「土くれのフーケ! 貴族たちの財宝を荒らしまくっているという盗賊か! 魔法学院にまで手を出しおって! 随分とナメられたもんじゃないか!」 「衛兵はいったい何をしていたんだね?」 「衛兵などあてにならん! 所詮は平民ではないか! それより当直の貴族は誰だったんだね!」 「ミセス・シュヴルーズ! 当直はあなたなのではありませんか!」 その様子を、事件の目撃者と言うことで呼び出されていた、アノン、ルイズ、キュルケ、タバサ、シエスタの五人は、あきれたように見ていた。 さっさと捜索隊を組んで犯人を捜しにいけばいいものを、いつまでも誰が悪い、誰が責任を取るだのと騒いでいるのだ。 これではフーケも楽々逃げおおせてしまうだろう。 「喝ぁッ!!!」 宝物庫での様子を黙ってみていたオールド・オスマンが、我慢できんとばかりに教師達を一喝した。 「責任のなすり付け合いなどやめんか、見苦しい! わしを含めてじゃが、誰もまさかこの魔法学院が賊に襲われるなど、夢にも思っていなかった。 つまり、我々は油断していたのじゃ。責任があるとするなら、我ら全員にあるといわねばなるまい」 教師たちは、恥ずかしそうに顔を伏せた。 「で、犯行の現場を見ていたのは誰かね?」 オスマンが尋ねると、コルベールが自分の後ろに控えていたアノン以外の四人を指差した。 「この四人です」 ルイズ、キュルケ、タバサが進み出て、シエスタその後ろに続く。 こんな場は初めてで緊張しているのか、シエスタの動きが妙にぎこちない。 そんなシエスタを見ながらアノンは、使い魔って数に入らないのか、と小さく漏らした。 「ふむ……、君たちか」 オスマンが進み出た四人より、アノンを興味深げに見ているのは気のせいだろうか。 「詳しく説明したまえ」 オスマンに言われ、ルイズが見たままを述べた。 「あの、大きなゴーレムが現れて、ここの壁を壊したんです。肩に乗ってた黒いメイジがこの宝物庫の中から何かを……、その『奇跡の木札』だと思いますけど……、盗み出したあと、またゴーレムの肩に乗りました。 ゴーレムは城壁を蹴り崩して歩き出して……、最後には崩れて土になっちゃいました」 「それで?」 「後には、土しかありませんでした。肩に乗ってた黒いローブを着たメイジは、影も形もなくなってました」 「後を追おうにも、手がかりナシというわけか……」 オスマンはひげを撫でた。教師達も秘宝の奪還は不可能では、と場の空気が重くなる。 「失礼します」 その時、静まり返っていた宝物庫にミス・ロングビルが現れた。 「ミス・ロングビル! どこに行っていたんですか! 大変ですそ! 事件ですぞ!」 興奮した調子で、コルベールがまくし立てたが、ミス・ロングビルは落ち着いた態度でオスマンに告げた。 「申し訳ありません。朝から、急いで調査をしておりましたの」 「調査?」 「そうですわ。今朝方、起きたら大騒ぎじゃありませんか。そして、宝物庫はこのとおり。 すぐに壁のフーケのサインを見つけたので、これが国中の貴族を震え上がらせている大怪盗の仕業と知り、すぐに調査をいたしました」 「仕事が早いの。ミス・ロングビル。で、結果は?」 「はい。フーケの居所がわかりました」 「な、なんですと!」 コルベールが、驚いて声をあげた。 「近在の農民に聞き込んだところ、近くの森の廃屋に入っていった黒いローブの男を見たそうです。おそらく、それがフーケで、廃屋はフーケの隠れ家ではないかと」 「黒のローブ? それはフーケです! 間違いありません!」 ルイズが叫んだ。 オスマンは、鋭い目で、ミス・ロングビルに尋ねる。 「そこは近いのかね?」 「はい。徒歩で半日。馬で四時間といったところでしょうか」 「では、捜索隊を編成する。我こそはと思う者は、杖を掲げよ」 だが、誰も杖を掲げない。皆、トライアングルクラスの腕と、数々の恐ろしい噂を持つフーケにしり込みしているのだ。 「おらんのか? おや、どうした! フーケを捕まえて、名をあげようと思う貴族はおらんのか!」 情けない教師陣に、オスマンが眉をひそめる。 すっと杖が掲げられた。 「ミス・ヴァリエール!」 コルベールが、驚いた声をあげた。 教師達の杖が上がらぬ中、フーケ討伐を志願したのは、ルイズだった。 「何をしているのです! あなたは生徒ではありませんか、ここは教師に任せて……」 「誰も杖を掲げないじゃないですか」 唇を強く結んで、ルイズはそう答えた。 「ふん。ヴァリエールには負けられませんわ」 そう言って、今度はキュルケが杖を掲げる。 キュルケが杖を掲げるのを見て、タバサも掲げた。 驚いて見つめる二人に、タバサは短く、 「心配」 とだけ言った。 「ありがとう……。タバサ……」 感極まったように、ルイズとキュルケはタバサにお礼を言った。 「アノンさんも、行くんですよね?」 なんだか場違いな気がして、居心地の悪い思いをしていたシエスタが、こっそりとアノンに尋ねた。 「たぶん、連れてかれるんだろうね」 「じゃ、じゃ私も……!」 「やめときなよ、きっとあのゴーレムに踏み潰されるよ?」 アノンに止められ、シエスタはしゅんと肩を落した。 意志の固い三人を見て、オスマンが、 「そうか。では、頼むとしようか」 と言うと、コルベールが声を上げた。 「オールド・オスマン! わたしは反対です! 生徒たちをそんな危険にさらすわけには!」 オスマンは、まあまあとコルベールをなだめる。 「彼女たちは、敵を見ている。その上、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つ騎士だと聞いているが?」 シュヴァリエとは金では買えない、実力の称号。教師たちは驚いたようにタバサを見た。 オスマンは次に、キュルケを見た。 「ミス・ツェルプストーはゲルマニアの優秀な軍人を数多く輩出した家系の出で、彼女自身の炎の魔法も、かなり強力と聞いているが?」 キュルケは得意げに、髪をかきあげる。 そして次にルイズを見て……目を逸らした。 「その……、ミス・ヴァリエールは優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵家の息女で、その、うむ、なんだ、将来有望なメイジと聞いている! しかもその使い魔は!」 真剣さの篭った目で、オスマンはアノンに視線を移した。 「平民ながらあのグラモン元帥の息子である、ギーシュ・ド・グラモンと決闘して勝ったという噂だが」 オスマンは思う。彼が、本当に伝説の『ガンダールヴ』なら……。 土くれのフーケにも、後れを取ることはあるまい。そして、この機会に、彼がミス・ヴァリエールに御しきれるものか、見極める。 「この三人に勝てるという者がいるのなら、前に一歩出たまえ」 そう言って、誰も名乗り出ないのを確認すると、オスマンはアノンたちに向き直った。 「魔法学院は、諸君らの努力と貴族の義務に期待する」 ルイズとタバサとキュルケは、顔を引き締めて直立すると「杖にかけて!」と唱和した。それからスカートの裾をつまみ、恭しく礼をする。 アノンも三人を真似ようとしたが、スカートをはいていなかったので、やめておいた。 「では、馬車を用意しよう。それで向かうのじゃ。魔法は目的地に着くまで温存したまえ。ミス・ロングビル!」 「はい。オールド・オスマン」 「彼女たちを手伝ってやってくれ」 ミス・ロングビルは頭を下げた。 「もとよりそのつもりですわ」 馬車は、襲われたときに、すぐに飛び出せるほうがいいということで、屋根の無い荷車のようなものが用意されていた。 「はい、ダーリン。これ使って」 馬車に乗り込むアノンに、キュルケが例のアノンのために買ったという剣を差し出した。 「あのフーケを相手にするのに、その剣だけじゃねえ?」 横目にルイズを見ながら、キュルケがアノンに剣を持たせる。 決闘はうやむやになってしまったが、確かにあのボロ剣だけでは心もとない。 ルイズは不愉快そうにそっぽを向いた。 (コレ、デルフがナマクラって言ってた奴だ…) そう思ったアノンだったが、とりあえずデルフと一緒に、その剣を背中に背負った。 これで、アノンの装備はデルフリンガーと金ピカの剣。それに、モット伯の屋敷から持ち帰った魔法の杖だ。 ルイズたちの杖と違い、簡単に隠し持てるサイズではなく、かといって他の武器に偽装するには小さすぎるこの杖を、アノンは服の下、背中に差し込んで持ち歩いている。 「さて、全員乗りましたね?」 皆が乗り込み、出発しようとした時、シエスタがバスケットを持って駆けてきた。 「途中でおなかがすいたら、皆さんで召し上がって下さい」 そう言ってアノンにバスケットを渡す。中にはサンドイッチが入っていた。 「あんた、ピクニックじゃないのよ?」 ルイズがじろりとシエスタを睨む。 しかしキュルケとタバサは、 「あら、いいじゃない。おなかが空いてちゃ戦はできないわ」 「ハシバミサンドはある?」 「あんたたちねえ…」 渋い顔をするルイズをキュルケが笑う。 「ふふ、自信が無いのね。そんなにメイドにアノンを奪われるのが怖いのかしら? 」 「そんなわけ無いでしょ!」 「う、奪うだなんて、そんな、私……」 「だからなんであんたは赤くなんのよ!」 「あの、そろそろ行きませんか…?」 ミス・ロングビルが、すまなさそうに言った。 前ページ次ページアノンの法則
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/3029.html
マル秘☆恋愛法則 まるひれんあいほうそく【登録タグ:NANA rian アダルトゲーム アッチむいて恋 山下航生 曲 曲ま 曲まる】 曲情報 作詞:rian? 作曲:山下航生? 編曲:山下航生? 唄:NANA ジャンル・作品:アダルトゲーム アッチむいて恋 備考:オフボーカルは存在しない カラオケ動画情報 オフボーカルMIDIワイプなし コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/quadrayougo/pages/34.html
今より一万二千年前のオルゴラム大陸に存在したと言われる古代文明の業、それが"魔法"である。虚数空間に干渉し物理法則は疎か事象発生の有無すら自在に操る奇跡に等しいものでそれを扱う事の出来る人間達は自らを神と崇めそうでない者達を支配下に置く事で一大文明を築き、その上で空に大陸を浮かべ世界を我が物顔で統治していたと言う。このまま研究が進めば世界の真理まで解き明かすと思われていたが突如現れた魔族との全面戦争を切欠に古代文明は滅亡し残された魔法に関する記述も当時の人間の手でその大部分が消去された。 しかし魔法の利便性故か一部の人間や魔族を通じて魔法は「予め構築された術式に則り魔力を込める事で誰にでも使用可能な低燃費、低威力の限定的な力」後の"魔術"や「神聖霊に干渉し形を持った存在として現界させる」"召喚術"を生み出す事になる。 またヴァンレシアやアマツでは四季戦争以前から歴史的繋がりを持たない筈にも関わらず魔術(法術)や"氣術"が存在しヴァンレシアに至っては過去に魔法を用いていたと思われる記述が残されている。 その一方で純粋なインゴット人は魔力を持たない為、インゴットに置ける魔法や魔術の存在は近年まで認知されていなかった。(但し政府側では極秘に召喚術を扱える先天的因子所持者の家系を支持していた事もあり謎も多い) 現代に置いて研究が進みより魔法に近付けた性質を持ち、各政府より公での使用を禁じられた"禁術"の存在や魔力を持たないインゴット人でも別の動力源を流用し機械の力で魔術を行使する"魔科学"など様々に枝分かれした派生形が生み出されつつある。
https://w.atwiki.jp/yokkun/pages/140.html
ケプラーの第3法則 「惑星の公転周期の2乗は、軌道の半長径の3乗に比例する」 ケプラーの第3法則の成立を『Phun』でシミュレートしてみた。 惑星の周期がほぼ になるように調節してある。 半長径,周期として,であるから,半長径の比は になる。下の電卓表示が理論値,上の電卓表示がシミュレーション測定値である。 半長径は,ばねの自然長を用いて計測する。 『Phun』シーンのダウンロード http //www14.atwiki.jp/yokkun?cmd=upload act=open pageid=140 file=Kepler3.phz
https://w.atwiki.jp/mangaaa/pages/55.html
162 名前: ◆lllllTqq9g [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 13 23 58 ID aNkV9/8j ,.. - - .._ ,. .. ´. . . . . . . .` .. 、 /. . . . . . . . . . . . . . .\ / /´ ,. .丶 ヽ . . ヽ ヘ . . . . ; イ . . .. .. . . . . .. . . .. . . . , ! . . . /i| ! l、 . . . . . .、 . . . . . . .! ! . . . | リ |ヘゝ .ヽ . ..、ヾ . . . . . .| トw ハリ-‐-、 ´ ̄`` ! . .;.、 . .| `ヾハ frヘ 7へ. ! . /ノ} . ;ハ /. !. じ! じリ//_,ノ/ノ ′ /. ;ノ、 ´.__, ´,イ. /´ ´ 丶._ _ / レ`ヽ _/`//) ィノ _ノ. . ノ /´`` ////) ̄ ,.. - ヘ、 /. . . / ´/ ,. ´ . . . \ /´. . . / `ー‐ッ . . . . . .. ! __,.. ´. , _,.、/ ノ´ ̄ ノ. . . 、 . .;ノ /-、-‐r ´ヽ \ / . . .. /. . . .. . / /! , 、 、 丶_,ノ. , . . .. / . . . .. . / / ! i. 、丶 丶 /. .;. . .. / . . .. .. . . / 「ほのめかす」のイメージ (宇宙の法則 世界の基本) 72 名前: ◆lllllTqq9g [sage] 投稿日:2006/11/18(土) 23 15 07 ID boU+ik3d ,. . -─¬ァ‐- .._ /;. -─¬‐ - 、 .` 、 /. ;ム-ァ¬7ニ=- 、! . . .ヘ /. リ ^ ´ ̄ ヾ . . . , , . . / イ. . . ! ハ . レ ´,二、 ´,二ヽ! . . . ! ノ. . l fハ .j ゞ. `! . . .! /.. . . l ,ゝ-‐ , 丶-y . . . . .丶 /. . . . ハ " `_ " /. . . . . . ) { . . . . ..丶. ` _/. . . . . . { 丶ゝ . . . . . 〕 ー-‐ 7. . . . . . . . .) ( . . . . /′ {/` 、 . . . ;.リ `/⌒ゝYヘ-、 ,.-‐ァ/ `丶/lノ ,′ヽ ヽ\__,ィ//´ ハ { \ ノァr‐|l´_,/ , ,ノ }ノ ヽ /〃| リ {./ ,. } ! |/y /l| / , ! ! l (ィ|ノ/ / ! i | `ヽ l´l」 l| / / ! ! ! l _,|L_/_/ , i ! ! l´_,ゝ/ , / ! ! ! , l´ / /─‐- 、 ! ! ハ // l / /、__ 〉 ! ! / ! / y′ ,ハ. ヽ`ヽ,/ ! .. !. / ! _/ / l \ l 、 . `、 / ¨「 / ̄`丶._/ l\_,ニゝ | 丶 , f′/ l′ 丶 { ヽ.i ,ゝ_{. , _,.イ \ ハ }| l |l しイァ リ . \ , / | l |l 7 ,/ .... 丶 _ / / l r─--| lL._/ /L_ . . .. . ノ , ィ ,. ´ ,.イ !.! L.」 {__/ `丶 . . . . / . ,.イ / _,.. -┴- 、 !| / } / ,ハ{ _ - ¨ | リ / . / r _,イ _,ゝ ´ l / i / . / 「 、 ! / |,/. . .. _/ ` ー-- ヘ.______ノ/ l|. . . _/´ { ヽ ̄ ̄| 白いワンピース+サンダルの娘の サンダルから浮いた足のウラ (宇宙の法則 世界の基本)