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【キュービリオン】 【冒険!パズルロード】 【飛龍の拳外伝】 【バーガータイム・デラックス】 【ループス(マインドスケープ)】 【ゲームボーイウォーズ(任天堂)】 【人生ゲーム伝説(タカラ)】 【パチ夫くん(ココナッツジャパン)】 【ホイホイ ゲームボーイ版(コーエー)】 【詰将棋 問題提供『将棋世界』(アイマックス)】 【パチ夫くん キャッスル(ココナッツジャパン)】 【キュービリオン】 玉袋 玉袋 俺の玉金蹴るなよ~♪ 500円 500円 500円だけ欲しいな♪ クリア時 つるべのめーがーねー♪ 【冒険!パズルロード】 テトリス棒っがっ 邪魔っだー 邪魔っだ 邪魔だ邪魔だ早く埋まれよー ほそっ長い この棒 なんで なんでこんな邪魔になるのよー? どれだけ 移動を させってーも まただ あっちたたずこったたずす隙間隙間出来る出来る 回転 させても みたっけーど だめだ どうしったっら 解 け るの? 【飛龍の拳外伝】 おもしろおもしろ アークーションゲー おもしろおもしろ 格闘 おもしろおもしろ ゆめーのーすけ おもしろおもしろ カ・ル・ブレ ! おれはーおれは ゆーめーのーすけー プロジェクト代表 おもしろーおもしろーゲーエームを 常にめざしつーくるー スーチャイひーりゅーうのけんー にんたまーらんたろうーウルべー シェラザード カルチャーブレーンの ゲームは常におもしろさー そしてカルチャーブレーンの ゲームは永遠に不滅だー レスラーレスラー 強すぎるよ レスラーレスラー 最強 レスラーレスラー レスラーゲーだよ レスラーレスラー 最強 禿が禿が 寄ってくる 前蹴りはやめて マッチョ マッチョ 迫り来る リーチ長すぎる 棘や落下 超えて ボスに たどり着いても 死んだ コンテコンテコンテしたい でも2回 2回 2回だけ たのむコンテコンテコンテしたい また最初 最初 最初から 【バーガータイム・デラックス】 こんな仕事はやだやだ 何で踏んで落とすのよ? こんな飯 だーれも食ーわないのに 何でこんなことしてる? はやくこの 仕事やめちゃいたい けれど仕事がみつからないない 【ループス(マインドスケープ)】 ミス時だめだー しんだー くそがー オナる~♪ Be My Love~♪ Love Me Do~♪ Love Forever~♪ I ll be back~♪ Shall we dance~♪ Foever~♪ ゲームオーバー時 パチ夫氏ね~パチ夫氏~ねよ パチ夫氏ね~パチ夫氏~ねよ だめだ~ 【ゲームボーイウォーズ(任天堂)】 のりもの あつまれ いろんな くるま どんどん でてこい はたらく くるま おてごろ かかくで しょぼいよ せんしゃB!(せんしゃB!) えんきょり こうげき つよいぞ じそうほう!(じそうほう!) いどうと ほへいは まかせろ そうこうしゃ!(そうこうしゃ!) ねんりょう ぎれは いやだよ ほきゅうゆそうしゃ!(ほきゅうゆそうしゃ!) いろんな くるまが あるんだなあ いろんな おしごと あるんだなあ はしる! はしる! はたらくくるま! (「はたらくくるま」より) 【人生ゲーム伝説(タカラ)】 けんを かーうの♪ てきに あーうの♪ ほうせき かーうの♪ と・ら・れ・る♪ くすり かーうの♪ どく うけるの♪ とちを かーうの♪ と・ら・れ・る♪ とうぞく あーうの♪ たつまき あーうの♪ いわ おちーるの♪ は・ん・が・く♪ さいごまーでーぇ いったーけーどぉ ざいさん だいじん♪ ちょうか はんか? やっぱり ま・け・た♪ 【パチ夫くん(ココナッツジャパン)】 ___ ♪ ∩∧__,∧ いーぬーのー♪/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 おまわりさんデッデッデッ♪|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ いーぬーのー♪ | ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ おまわりさんデッデッデッ♪ | | ( ./ / `) ) ♪ いーぬーのー♪ 【ホイホイ ゲームボーイ版(コーエー)】 ぽにょ~ ぽにょ~は おんなのこ~ 崖の上から やって~き~た~ ぽにょ~ ぽにょ~は おんなのこ~ まん丸おなかの げんき~な~こ~ ごきー ぶりー を やあつけろー すりぃっぱ ほうきに かえん ほーしゃー ゆけ~ はし~って おんなのこ~ 崖の上から おんな~の~こ~ ゆけ~ かけ~っこ おんなのこ~ 崖の上から おんな~の~こ~ ゆけ~ スキ~ップ おんなのこ~ 崖の上から おんな~の~こ~ 【詰将棋 問題提供『将棋世界』(アイマックス)】 しとしとどっぴんしゃん まーだ でーきないよ しとしとどっぴんしゃん まーだ とーけないよ いつまーで やーっても わーからない いつまーで やーっても おーわらない ぬけたーら どんどこしょー 高田馬場の ちいさーな飲み屋 高田馬場の きたなーい飲み屋 ばばあがつーくった みーずわーりは 氷ーがなーいけど きーにするな つまみーも あーるーよー 俺の上司は 6つ 年下 俺の上司は 6つ 年下 半端な敬語で 馬鹿にされ 仕事が遅いと 罵られ くーびーつーって しーのーうー 【パチ夫くん キャッスル(ココナッツジャパン)】 ♪パチ夫氏ね パチ夫氏ね ボルゾーも氏ね パチ夫氏ね パチ夫氏ね(氏ね氏ね氏ね) パチ夫氏ね パチ夫氏ね ボルゾーも氏ね パチ夫氏ね パチ夫氏ね~
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メニュー トップページ よくある質問 リセマラランキング 【ふるさと納税】↓↓↓ピンチですの↓↓↓公式 http //jashinchan.com/news/3928 コミュニティ 雑談・質問 フレンド交換 データベース 図鑑キャラ アイテム 食べ物一覧 称号一覧 アイコン スタンプおすすめスタンプ データベース経験値テーブル 食べ物ドロップ コインの獲得 イベント攻略ミニイベント ストーリー・クエスト 大富豪ゲーにそんなもんねーだろ! いや一応ありましたの プロローグ その他 スローロリス ドリンクバー ガチャポン 関連サイト 【公式】邪神ちゃんドロップキック http //jashinchan.com/ 【ふるさと納税】 http //jashinchan.com/news/3928 【COMICメテオ】邪神ちゃんドロップキック https //comic-meteor.jp/jyashin/ ここを編集
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サイキックパーツガチャ Sサイズ 名前 レア 体力 攻撃 命中 防御 回避 イーヴルアイ ★3 180 10 110 45 30 イーヴルハート ★3 280 5 20 125 45 サテライトビット ★3 330 49x4 110 ゼログラビティ ★3 240 5 20 60 110 Mサイズ 名前 レア 体力 攻撃 命中 防御 回避 スターゲイザー ★3 320 110 70 15 スペースレーム ★3 210 10 5 40 140 オービタルデバイス ★3 350 195x1 120 ウェイブランナー ★3 210 5 10 15 165 Lサイズ 名前 レア 体力 攻撃 命中 防御 回避 サイポッド ★3 280 5 120 55 15 サイキックトルソー ★3 240 5 10 90 90 サイキックカノン ★3 400 195x1 120 グランドレッグ ★3 200 10 175 10
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たけるマンガの主人公キャラに惚れた度合いを語り合うページ ファンタジーアースゼロについて語り合うページ 一番好きなゲームについて語り合うページ こんなオンラインゲームがあったらいいナァと語り合うページ って、これコミックじゃねーじゃん!とページ編集に文句を言うページ コミックウィキをレビューしてみた 登録タグ コメント コメント 無謀なものを追加してみました (読者A) (2008-02-17 01 56 42) このページの先頭へ
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2013-06-17 06 53更新 ■番組名 じゃんぐる♥レディOh! ■放送期間 2012年8月6日 ~ 毎週月-水曜 19 00~20 00 (YES-fm) 再放送 同日 25 00~26 00 ■番組概要 大阪市中央区のコミュニティーFM局「 YES-fm 」で放送中のラジオ番組。 「アイドルの アイドルによる アイドルのための番組」と銘打ち週5日放送されている。 NMB48は月曜から水曜までの三日間を担当。 出演者は、各曜日レギュラー2名に「じゃんぐるメイト」と呼ばれる日替わりゲスト1名を加えた計3名。 これまでのところ研究生や3期生が中心で、1時間番組というボリュームもあって、 今までメディア出演の機会が少なかったメンバーの個性をかなり知ることができる貴重な場となっている。 全国どこでも聴取可能。[1] ■レギュラーパーソナリティー 月曜: 梅原真子 黒川葉月 火曜: 日下このみ 小林莉加子 水曜: 石田優美 林萌々香 ■各種データ (第45週 6/12放送分まで更新) 放送リスト(総合) 放送リスト(曜日別) じゃんぐるメイト別 出演日早見表 じゃんぐるメイト別 出演回数 お知らせ川柳募集中 リピート放送開始 放送リスト(総合) 【じゃんぐる♥レディOh! 出演者・放送日一覧】――――――――――――――――――――――――――――――――――#週 Jメイト 月曜 / 火曜 / 水曜 放送日[月-水] メモ――――――――――――――――――――――――――――――――――#01| 古賀 | 山ひ | 中川 | 08/06-08/08 <2012年>#02| 太夢 | 鵜野 | 東郷 | 08/13-08/15#03| 西澤 | 小柳 | 河野 | 08/20-08/22#04| 佐藤 | 山内 | 久田 | 08/27-08/29#05| 河野 | 杉本 | 石塚 | 09/03-09/05#06| 高山 | 井尻 | 三浦 | 09/10-09/12#07| 鵜野 | 植田 | 上枝 | 09/17-09/19#08| 佐藤 | 古賀 | 杉本 | 09/24-09/26#09| 植田 | 久田 | 赤澤 | 10/01-10/03#10| 中川 | 三浦 | 久代 | 10/08-10/10――――――――――――――――――――――――――――――――――#11| 東由 | 石塚 | 山内 | 10/15-10/17#12| 上枝 | 太夢 | 古賀 | 10/22-10/24#13| 室加 | 赤澤 | 井尻 | 10/29-10/31#14| 中川 | 東由 | 高山 | 11/05-11/07#15| 杉本 | 中川 | 山内 | 11/12-11/14#16| 室加 | 佐藤 | 小柳 | 11/19-11/21#17| 三浦 | 井尻 | 西澤 | 11/26-11/28#18| 石塚 | 高山 | 鵜野 | 12/03-12/05#19| 太夢 | 室加 | 東由 | 12/10-12/12#20| 赤澤 | 河野 | 山ひ | 12/17-12/19――――――――――――――――――――――――――――――――――#21| ―― | ―― | 古賀 | 12/24-12/26 ※月火 = クリスマスSP (月火レギュラー4名で出演)#〃| ―― | ―― | 中川 | 〃 ※水曜 = 忘年会SP (ゲスト2名=古賀・中川)#22| 上枝 | 薮下 | 島田 | 12/31-01/02#23| 加藤 | 久代 | 與儀 | 01/07-01/09 <2013年>#24| 山内 | 三浦 | 西澤 | 01/14-01/16#25| 高山 | 植田 | 鵜野 | 01/21-01/23#26| 井尻 | 石塚 | 中川 | 01/28-01/30#27| 太夢 | 室加 | 古賀 | 02/04-02/06#28| 三浦 | 上枝 | 鵜野 | 02/11-02/13#29| 赤澤 | 井尻 | 高山 | 02/18-02/20#30| 石塚 | 河野 | 三浦 | 02/25-02/27――――――――――――――――――――――――――――――――――#31| 植田 | 山内 | 西澤 | 03/04-03/06#32| 薮下 | 加藤 | 中川 | 03/11-03/13#33| 室加 | 赤澤 | 古賀 | 03/18-03/20#34| 上枝 | 太夢 | 高山 | 03/25-03/27#35| 加藤 | 久代 | 三浦 | 04/01-04/03 ※リピート放送開始 #36| 山内 | 植田 | 鵜野 | 04/08-04/10#37| 井尻 | 石塚 | 西村 | 04/15-04/17 ※4期生初登場#38| 太夢 | 上枝 | 西澤 | 04/22-04/24#39| 赤澤 | 河野 | 渋谷 | 04/29-05/01#40| 高山 | 三浦 | 松村 | 05/06-05/08――――――――――――――――――――――――――――――――#41| 久代 | 室加 | 中川 | 05/13-05/15#42| 植田 | 井尻 | 山尾 | 05/20-05/22#43| 河野 | 久代 | 古賀 | 05/27-05/29#44| 石塚 | 森田 | 照井 | 06/03-06/05 #45| 室加 | 太夢 | 鵜野 | 06/10-06/12 上へ戻る 放送リスト(曜日別) 【月曜】 まこぽんとはーこの じゃんぐる♥レディOh! 【まこぽんとはーこの じゃんぐる♥レディOh!】 (月曜担当 梅原・黒川)――――――――――――――――――――#週 放送日 Jメイト 備考――――――――――――――――――――#01 08/06 古賀 <2012年>#02 08/13 太夢#03 08/20 西澤#04 08/27 佐藤#05 09/03 河野#06 09/10 高山#07 09/17 鵜野#08 09/24 佐藤#09 10/01 植田#10 10/08 中川――――――――――――――――――――#11 10/15 東由#12 10/22 上枝#13 10/29 室加#14 11/05 中川#15 11/12 杉本#16 11/19 室加#17 11/26 三浦#18 12/03 石塚#19 12/10 太夢#20 12/17 赤澤――――――――――――――――――――#21 12/24 ―― (クリスマスSPと題して月火レギュラーの4名が出演)#22 12/31 上枝#23 01/07 加藤 <2013年>#24 01/14 山内#25 01/21 高山#26 01/28 井尻#27 02/04 太夢#28 02/11 三浦#29 02/18 赤澤#30 02/25 石塚――――――――――――――――――――#31 03/04 植田#32 03/11 薮下#33 03/18 室加#34 03/25 上枝#35 04/01 加藤 ※リピート放送開始#36 04/08 山内#37 04/15 井尻#38 04/22 太夢#39 04/29 赤澤#40 05/06 高山――――――――――――――――――――#41 05/13 久代#42 05/20 植田#43 05/27 河野#44 06/03 石塚#45 06/10 室加 【火曜】 このみんとりっぴーの じゃんぐる♥レディOh! 【このみんとりっぴーの じゃんぐる♥レディOh!】 (火曜担当 日下・小林)――――――――――――――――――――#週 放送日 Jメイト 備考――――――――――――――――――――#01 08/07 山ひ <2012年>#02 08/14 鵜野#03 08/21 小柳#04 08/28 山内#05 09/04 杉本#06 09/11 井尻#07 09/18 植田#08 09/25 古賀#09 10/02 久田#10 10/09 三浦――――――――――――――――――――#11 10/16 石塚#12 10/23 太夢#13 10/30 赤澤#14 11/06 東由#15 11/13 中川#16 11/20 佐藤#17 11/27 井尻#18 12/04 高山#19 12/11 室加#20 12/18 河野――――――――――――――――――――#21 12/25 ―― (クリスマスSPと題して月火レギュラーの4名が出演)#22 01/01 薮下 <2013年>#23 01/08 久代#24 01/15 三浦#25 01/22 植田#26 01/29 石塚#27 02/05 室加#28 02/12 上枝#29 02/19 井尻#30 02/26 河野――――――――――――――――――――#31 03/05 山内#32 03/12 加藤#33 03/19 赤澤#34 03/26 太夢#35 04/02 久代 ※リピート放送開始#36 04/09 植田#37 04/16 石塚#38 04/23 上枝#39 04/30 河野#40 05/07 三浦――――――――――――――――――――#41 05/14 室加#42 05/21 井尻#43 05/28 久代#44 06/04 森田#45 06/11 太夢 【水曜】 ゆうみんとモカの じゃんぐる♥レディOh! 【ゆうみんとモカの じゃんぐる♥レディOh!】 (水曜担当 石田・林)――――――――――――――――――――#週 放送日 Jメイト 備考――――――――――――――――――――#01 08/08 中川 <2012年>#02 08/15 東郷#03 08/22 河野#04 08/29 久田#05 09/05 石塚#06 09/12 三浦#07 09/19 上枝#08 09/26 杉本#09 10/03 赤澤#10 10/10 久代――――――――――――――――――――#11 10/17 山内#12 10/24 古賀#13 10/31 井尻#14 11/07 高山#15 11/14 山内#16 11/21 小柳#17 11/28 西澤#18 12/05 鵜野#19 12/12 東由#20 12/19 山ひ――――――――――――――――――――#21 12/26 古賀・中川 (忘年会SP)#22 01/02 島田 <2013年>#23 01/09 與儀#24 01/16 西澤#25 01/23 鵜野#26 01/30 中川#27 02/06 古賀#28 02/13 鵜野#29 02/20 高山#30 02/27 三浦――――――――――――――――――――#31 03/06 西澤#32 03/13 中川#33 03/20 古賀#34 03/27 高山#35 04/03 三浦 ※リピート放送開始#36 04/10 鵜野#37 04/18 西村#38 04/25 西澤#39 05/01 渋谷#40 05/08 松村――――――――――――――――――――#41 05/15 中川#42 05/22 山尾#43 05/29 古賀#44 06/05 照井#45 06/12 鵜野 上へ戻る じゃんぐるメイト別 出演日早見表 【 じゃんぐるメイト別 出演日早見表 】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――小東鵜古佐島中西山與 赤石井植太加上久 河杉高東久三室薮山 渋照西松森山 放送日柳由野賀藤田川澤ひ儀 澤塚尻田夢藤枝代 野本山郷田浦加下内 谷井村村田尾 週 [月 - 水]―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――---月--水-火- -------- --------- ×××××× #01 08/06-08/08--火------- ----月--- ---水----- ×××××× #02 08/13-08/15火------月-- -------- 水-------- ×××××× #03 08/20-08/22----月----- -------- ----水---火 ×××××× #04 08/27-08/29---------- -水------ 月火------- ×××××× #05 09/03-09/05---------- --火----- --月--水--- ×××××× #06 09/10-09/12--月------- ---火--水- --------- ×××××× #07 09/17-09/19---火月----- -------- -水------- ×××××× #08 09/24-09/26---------- 水--月---- ----火---- ×××××× #09 10/01-10/03------月--- -------水 -----火--- ×××××× #10 10/08-10/10―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-月-------- -火------ ---×----水 ×××××× #11 10/15-10/17---水------ ----火-月- ---×----- ×××××× #12 10/22-10/24---------- 火-水----- ---×--月-- ×××××× #13 10/29-10/31-火----月--- -------- --水×----- ×××××× #14 11/05-11/07------火--- -------- -月-×----水 ×××××× #15 11/12-11/14水---火----- -------- ---×--月-- ×××××× #16 11/19-11/21-------水-- --火----- ---×-月--- ×××××× #17 11/26-11/28--水------- -月------ --火×----- ×××××× #18 12/03-12/05-水-------- ----月--- -×-×--火-- ×××××× #19 12/10-12/12--------水- 月------- 火×-×----- ×××××× #20 12/17-12/19―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――---水×-水--- -------- -×-×----- ------ #21 12/24-12/26----×水---- ------月- -×-×---火- ------ #22 12/31-01/02----×----水 -----月-火 -×-×----- ------ #23 01/07-01/09----×--水-- -------- -×-×-火--月 ------ #24 01/14-01/16--水-×----- ---火---- -×月×----- ------ #25 01/21-01/23----×-水--- -火月----- -×-×----- ------ #26 01/28-01/30---水×----- ----月--- -×-×--火-- ------ #27 02/04-02/06--水-×----- ------火- -×-×-月--- ------ #28 02/11-02/13----×----- 月-火----- -×水×----- ------ #29 02/18-02/20----×----- -月------ 火×-×-水--- ------ #30 02/25-02/27―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――小東鵜古佐島中西山與 赤石井植太加上久 河杉高東久三室薮山 渋照西松森山柳由野賀藤田川澤ひ儀 澤塚尻田夢藤枝代 野本山郷田浦加下内 谷井村村田尾 週 [月 - 水]―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――----×--水-- ---月---- -×-×----火 ------ #31 03/04-03/06----×-水--- -----火-- -×-×---月- ------ #32 03/11-03/13---水×----- 火------- -×-××-月-- ------ #33 03/18-03/20----×----- ----火-月- -×水××---- ------ #34 03/25-03/27----×----- -----月-火 -×-××水--- ------ #35 04/01-04/03--水-×----- ---火---- -×-××---月 ------ #36 04/08-04/10----×----- -火月----- -×-××---- --水--- #37 04/15-04/17----×--水-- ----月-火- -×-××---- ------ #38 04/22-04/24----×----- 月------- 火×-××---- 水----- #39 04/29-05/01----×----- -------- -×月××火--- ---水-- #40 05/06-05/08―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――----×-水--- -------月 -×-××-火-- ------ #41 05/13-05/15----×----- --火月---- -×-××---- -----水 #42 05/20-05/22---水×----- -------火 月×-××---- ------ #43 05/27-05/29----×---×- -月------ -×-××---- -水--火- #44 06/03-06/05--水-×---×- ----火--- -×-××-月-- ------ #45 06/10-06/12小東鵜古佐島中西山與 赤石井植太加上久 河杉高東久三室薮山 渋照西松森山柳由野賀藤田川澤ひ儀 澤塚尻田夢藤枝代 野本山郷田浦加下内 谷井村村田尾02030707030108050201 0607070607030605 060307010208070206 010101010101 上へ戻る じゃんぐるメイト別 出演回数 ―――――――――――――――――――――――――――――― じゃんぐるメイト別 出演回数 (第45週まで)――――――――――――――――――――――――――――――08 中川 三浦07 鵜野 古賀 石塚 井尻 太夢 高山 室加06 赤澤 植田 上枝 河野 山内05 西澤 久代04 03 東由 加藤 (佐藤) (杉本)02 小柳 薮下 (山ひ) (久田)01 島田 與儀 渋谷 照井 西村 松村 森田 山尾 (東郷)―――――――――――――――――――――――――――――― 上へ戻る お知らせ 川柳募集中 → 番組ブログ 「その日のベスト川柳に選ばれた方には、お題のメンバーから“あなただけへのメッセージ”を番組内でプレゼント」。 「『学校や職場で会ったときに言ってほしいひとこと』や『疲れたときに言ってほしいひとこと』など日常でのひとことをプレゼント」中。 リピート放送開始 → 番組ブログ 2013年4月1日よりリピート放送開始(同日深夜1時から)。 なおNMBが担当している月~水曜のリピート放送は少し前の0時59分30秒くらいから聴くとさらに楽しめるとのこと。 ※ 再放送直前に、本放送時には無かった日替わりPRスポット(約20秒)が聴ける。 上へ戻る ■脚注 1^ 聴取可能地域 YES-fmが受信可能なのは「大阪市中央区とその周辺地域」だが サイマルラジオ でも配信されており、 ネット経由であれば全国どこでも聴取可能。 Copyright ©2012-2013 NMB48番組データwiki(仮) All Rights Reserved.
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2-1 キックや脱退について 大体は規約通りです。規約違反したら一発レッドカードです。当たり前ですね。 他のプレイヤーの皆さんに迷惑になる行為や コミュニケーションがとれない、または指示が聞けないといった方には申し訳ありませんが脱退をしていただきます。 他の方への迷惑行為というのは人として一番してはいけないことです。 皆様のモラルある行動を期待しております。 諸事情などで脱退される場合は、脱退1ヶ月前に言ってくれればOKです。 何も言わずに居なくなると、他の人が迷惑をしてしまいます。 これもモラルある行動をお願いしますね。 3 このLSの目的 目的といってもただ欲しい装備を集めるための場所、といった捉え方をしてもらいたくはありません。 リンクシェルメンバー間でのコミュニケーションをまず第一にしていきたいので、挨拶はしっかりしましょう。 そして誰でも気兼ねなく会話をしてもらいたので、遠慮なく、メインでつけてるLSの雰囲気そのままでやっていけたらなと思っています。 また私自信話すことは大好きなお喋りな人間なので、色々と話題が出る雰囲気を作っていこうと思います。 私がなんでも決めるのではなく、皆で意見を出し合ってやることを決めようと思いますので 皆で考えて、皆でやって、皆で楽しめるようなLSにしていきましょう! @wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
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1 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 19 54.06 ID eOdloI1c] ワロスwww 2 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 20 25.50 ID hBuVcDWR] 2はすぐに死ぬべき 6 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 21 09.87 ID oLq8ZZnd] そんな二岡より1億6千万も年収が低い 1 7 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 21 15.52 ID HcVIvOq0] 甲子園なら1本も打て無いじゃん 9 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 22 07.03 ID KRlvlTtD] . 1 小坂自重しろ 10 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 22 27.38 ID BKp6394m] 佐藤藍子「二岡がドームランを打つ事は今朝から知っていました」 11 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 23 01.16 ID Kv5iTt8I] 二岡にはぜひパリーグにいってほしい。タヌラより酷いことになる 12 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/09/09(日) 21 23 03.76 ID Z6uBWSSD] 空調仕事しすぎ 13 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 23 44.34 ID Q522cRgc] 二岡は実はアウェーの方がHRが多い これ豆知識な 14 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 24 07.10 ID miZ4322U] あの勢いのあたりに風はそう影響しないと思うんだが 15 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/09/09(日) 21 24 07.67 ID NRMnnwAn] 二岡のドームランもはや職人技 17 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 25 15.56 ID xkJa8d+k] 二岡の巨人入団の決定打はドームラン 20 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 26 22.91 ID ei6jALSK] あれはもう一種の芸術 21 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 27 08.71 ID 2UH9+q4v] 二岡の資格一覧 裏金受領技術士・1級 ドームラン検定・1級 30 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/09(日) 21 31 19.57 ID 5LQUL6zo] ☆主な空調操作係ローテ☆ 火曜日 田中さん(53歳) 勤続25年 この業界では知らない人はいない、トップクラスの操作係である。 水曜日 杉本くん(23歳) 新人一年目 4月に入ったばかりの新人。やっと操作盤の配置を覚えた。 木曜日 橋田さん(32歳) 勤続10年目 まだまだ田中さんには及ばないと自負するも空調コントロール抜群。 金曜日 山本くん(27歳) 勤続5年目 期待の松坂世代。エース級の操作係を目指せ。 土曜日 原島さん(25歳) 勤続3年目 操作係唯一の女性。女性ならではの空調操作でドームランを量産! 日曜日 赤坂さん(40歳) 勤続18年目 操作係のなかでは中堅クラス。ジャン工芝発案者でもある。 34 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/09/09(日) 21 34 30.38 ID cGItQ7o/] っていうかあの2ベースの当たりが簡単に打てるのに 19本しかHR打ってないっておかしいだろ 80本は打てるわ
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第二話 ストライカー売るじゃん! バルクホルン「前回の戦闘で俺大佐が本当にここで戦って行けるかの問題が浮上したわけだが?」 ミーナ「そうねぇ・・・確かに戦力として不安がのこるわよね」 俺「武器のせいなわけで。ここのネウロイがあんなに硬いって最初から対策してたわけで」 チーター「俺は何も悪くないじゃん??悪いのは全部こいつじゃん??何で俺まで使えねーやつめって目で見られてるじゃん!?」 ミーナ「何となくかしら⁇この主人にしてこの使い魔ありって感じよ?」 俺&チーター「一緒にするなし」 バルクホルン「まぁ銃が当たらない時点で話にならないな。どうしたらこんなに多くの撃墜数を稼いで大佐にまでのし上がったんだ?」 俺「俺の実力でですが何か」 バルクホルン「疑わしいな」 俺「嘘じゃないし‼嘘だと思うなら連合軍特殊部隊ビーストの司令官のイボンコに聞いてみるといい・・・」 バルクホルン「聞いた事がない部隊だがどんな部隊でどんな奴らがいたんだ⁇どうせ僻地のお荷物部隊だったんだろう⁇」 俺「懐かしいな・・・ゴリラが使い魔の頼れる司令官イボンコに、ここにも居るダナダナ煩いサイが使い魔の時々抜けた所のある副司令」 チーター「俺の相棒のネズミが使えてる幼女にちょっと怖いトカゲみたいな使い魔と契約してるアネゴがいたじゃん」 俺「時々現れる虎が使い魔なござるガールにハヤブサを使い魔にしてる可愛い後輩が居た。みんないい奴だったよな」 チーター「今頃元気にしてるかなみんな」 バルクホルン「そこにお前が居たと」 俺「その通り‼」 バルクホルン「ミーナはこの話を信じるか?」 ミーナ「そういえば聞いたことがあるわ・・・」 坂本「知っているのかミーナ!」 ミーナ「ええ・・・連合軍特殊部隊ビースト。確かあそこの隊員は全員が使い魔とのシンクロを極限まで高めることができ圧倒的な能力を持つ者が実験的に集められて居ると聞くわ」 坂本「若本のような奴が集められているわけか」 俺「そうじゃん‼その通りじゃん‼」 ミーナ「でもやらない時はとことんやらずに笑に走るらしいわ」 バルクホルン「俺はいいとこ使い魔とシンクロして口調が変わる程度じゃないか?」 俺「チッチッ。違うんだなそれが」 ミーナ「なら一度見せてちょうだい?」 俺「えっ」 坂本「百聞の一見にしかずだからな」 バルクホルン「ほら早くしろ」 俺「いいんですね?後悔しますよ⁇野生の本能が剥き出しになったら自分を抑える事ができないかもしれないし襲いかかる「いいから早くしろ」 俺「はい。やるぜ相棒‼」 チーター「やってやるじゃん‼」 俺「トランスフォーム‼」 3人「ゴクリ・・・」 俺「ふぅ・・・」 ミーナ「・・・」 バルクホルン「・・・」 坂本「・・・」 俺「みんなどうした⁇俺の勇姿を見て見惚れてるじゃん⁇」 ミーナ「どこも変わってないわね」 坂本「野生の本能(笑)」 バルクホルン「やっぱり口調が同化するだけか・・・戦力外だなこれは」 俺「ちょっと待つじゃん‼調子が悪いだじゃん!?気力が130ないだけじゃん‼くそっ、静まるじゃん俺の野生・・・」 バルクホルン「・・・役立たず決定だな」 ミーナ「無茶はさせられないわねぇ」 坂本「宮藤達の訓練でも見させるか?」 ミーナ「逃げ足の早さを買って偵察任務に」 バルクホルン「前いた部隊に返品しよう。レシートはどこにあったか」 俺「酷いじゃん・・・俺の本当の実力を見ない内にそんな決定するなんて酷すぎじゃん‼俺はにっくきネウロイを倒すためにここに来たじゃん!!!!」 バルクホルン「だが前の戦いでわかっただろう⁇お前ではここのネウロイに通用しない」 俺「そんな言い方ないじゃん‼わかったよ出ていくし‼こんな所でていってやるし‼」 ミーナ「待ちなさい俺大佐‼」 俺「探さないでください、俺。ライトスピード‼‼」 バルクホルン「逃げたな」 坂本「探さないでくださいと言っていたが探さないといけないな・・・」 ロマーニャの町 俺「勢いで飛び出てきたけどこれからどうしようね」 チーター「まずは腹がへったじゃん?腹ごしらえからじゃん?」 俺「確かに昼食前だったから腹が減ったな・・・」 チーター「俺は肉が食いたいじゃん?できれば1kg位はほしいじゃん」 俺「贅沢なやつだなあ・・・あっ」 チーター「どうしたじゃん?」 俺「基地を飛び出てきたから財布なんtね持ってないことに気づいたんだ」 チーター「馬鹿じゃん!何も食べれないじゃん。俺達飢え死にじゃん・・・?」 俺「すぐに飢え死にはしないだろうけど困ったな・・・」 チーター「俺に良い考えがあるじゃん!」 俺「おい、それ失敗フラグだからやめろ」 チーター「あっ・・・イボンコの悪夢を思い出しちゃったじゃん・・・」 俺「言ったのお前だからな・・・?」 チーター「でも聞くだけ聞いてほしいじゃん?まずライトスピード使うじゃん?通りすがりの人のポケットから財布を抜き取ってくじゃん?俺達 飯がくえるじゃん?」 俺「犯罪じゃないか・・・犯罪はいけない」 チーター「ならどうするじゃん」 俺「無いなら稼げばいい。ちょうどいい物があるわけだし・・・チラッ」 チーター「何で俺を見てるじゃん?まさか俺を動物園に売る気じゃないだろうな!」 俺「そんなこと誰がするか。いいから俺に任せておけ。俺にいい考えがある」 チーター「失敗フラグじゃん・・・」 俺「いいから聞くだけ聞け。まず少し広い場所に陣取る。そのあとお前が俺の言うとおりに動いて芸をする。きっと通りすがりの人たちがカンパをくれるはずだ」 チーター「却下じゃん。誇り高きサバンナの狩人がそんなサーカスの真似事なんて飢え死にしても嫌じゃん!」 俺「ならどうすればいいとおもう?もう俺にはお前を動物園に売るしか思いつかない・・・」 チーター「どこかで働くって選択肢はないのか?」 俺「ない」 チーター「即答するなじゃん・・・何か売るものがあればいいんだけど。あっ」 俺「なんだ?何か売るようなものがあるのか?」 チーター「あるじゃん!ストライカーユニット売ればいいんじゃん」 俺「一応軍の持ち物を勝手に売るのは問題があると思うんだけど・・・」 チーター「もう原型もとどめてないし、誰も気にしないはずじゃん」 俺「あれをカスタムするために俺がどれだけつぎ込んだと思ってるんだ?」 チーター「ずいぶんとひもじい思いをした記憶があるじゃん・・・」 俺「イボンコ司令の部屋に忍び込んでバナナを盗んで飢えを凌いだよな・・・」 チーター「もうバナナは食べてくないじゃん・・・」 俺「だ・か・ら!あれは絶対に売らない。俺の命の次に大切なものだからな」 チーター「けど背に腹はかえれないじゃん?」 俺「くっ・・・」 チーター「もしかしたら新型ストライカーユニットが配備される可能性もあるじゃん?今度はそっちをカスタムすればいいじゃん」 俺「今度はバナナも食べれないかもしれないんだぞ?」 チーター「楽勝じゃん?優しそうなミヤフジ軍曹やりネット曹長に土下座して何か食べ物を恵んでもらえばいいわけじゃん」 俺「そ の 手 が あ る の か」 チーター「これで食糧事情はOKじゃん?さあ早く売るじゃん」 俺「なら売っちゃおうかこれ」 俺「ストライカー売るよ!」 チーター「ストライカー売るじゃん!」 ざわ・・・ざわ・・・ ざわ・・・ざわ・・・ 男「見たこともないストライカーだね。何をベースにしてるんだ?」 ク゛ラサンの男「これはP51-Dを元に相当いじってあるみたいだな」 俺「あんたこれがわかるのか?」 ク゛ラサン「シールドと搭載量と旋回性他全てを犠牲にして加速と最高速度だけ追い求めているわけだな?」 チーター「あたりじゃん!あんたすごいじゃん!」 俺「どうですか?買いませんこれ。まけときますよ」 ク゛ラサン「幾らだね?」 俺「本当はこれくらいするんですけど特別に今回はごにょごにょごにょ」 ク゛ラサン「ずいぶんと高いな・・・だが買おう」 俺「本当ですか。まいどあり!お客さん、ひとつ言い忘れたことがあって。これウィッチでないと使えませんからね。おっと返品は受け付けませ んよ」 ク゛ラサン「わかっている。わかって買おうとしているから大丈夫だ」 俺「それじゃあこの口座に・・・。あとできれば前金で御飯が食べれる位でいいんで欲しいなー・・・なんて」 ク゛ラサン「このくらいあればいいか?」 俺「札束・・・まいどあり!いくぜチーター飯を食うぞ!」 チーター「肉が食えるのか?食べ放題なのか?」 俺「好きなだけ食わせてやるぜ!」 チーター「やったじゃん!」 俺「こうなったら急いでレストランに直行だ。こいチーター!」 チーター「OKじゃん!俺の力を存分に使うじゃん」 俺「ライトスピード!」 びゅーん・・・・・・・・・・・・ ク゛ラサン「騒がしい連中だ・・・しかしこれは素晴らしいな。この部分とこの部分を参考にすればいけそうだな」 基地 ミーナ「帰ってこないわね・・・」 坂本「腹が減れば帰ってくるだろう。そういう連中だ」 バルクホルン「少しは反省してかえって来てくれるといいがどうだろうか」 ミーナ「一体どこまでいっちゃったのかしらね・・・」 バルクホルン「財布や身の回りの物は部屋に置きっぱなしだったがストライカーユニットは持ち出したみたいだな」 坂本「ロマーニャの町あたりにでも行っているのだろう。夕方には帰ってくるんじゃないか?」 ミーナ「私たちも少し言いすぎてしまったわね。帰ってきたら俺さんに一応謝っておきましょう」 バルクホルン「そうだな・・」 坂本「だがしかし俺はこれからどうするつもりだ?銃は当たらない。近距離での攻撃は爪が折れる始末。ストライカーユニットの問題で物もほとんど持てない」 バルクホルン「やはり原隊に帰したほうがあいつの為かもしれないか」 ミーナ「どうしたものかしらね・・・」 俺「ふー食った食った」 チーター「もうお腹いっぱいで動けないじゃん」 俺「飯も食ったしそろそろ帰るか」 チーター「そうするじゃん。早く帰ってミヤフジの飯を食おうじゃん」 俺「さーてストライカーユニットは・・・」 チーター「さっき売ったじゃん?」 俺「・・・」 チーター「どうやって帰るじゃん・・・?」 俺「歩いて」 チーター「基地は遠いじゃん・・・?」 俺「初めて基地に行った時よりは距離が短い。楽勝だと思う」 チーター「俺は楽するから基地までがんばって帰ってくれよ」 俺「お前出て来いよ!俺だけに辛い思いをさせるつもりかよ」 チーター「何のことかわからないじゃん!あとはまかせたじゃーん」 基地 俺「ようやく付いた・・・」 ミーナ「お帰りなさい俺さん」 俺「ぎくっ」 バルクホルン「どうしたんだ?」 俺「ぎくっぎくっ」 坂本「後は通行止めだぞ?」 俺「どきっ」 ミーナ「俺さん一体どこへ行っていたのかしら?」 バルクホルン「ストライカーユニットはどうした」 坂本「勤務中に勝手に抜け出して・・・」 俺「ちょとロマーニャの町まで行ってて・・・そこでストライカーユニット壊れたから」 ミーナ「連絡してくれたら迎えにいったのに・・・」 バルクホルン「壊れたストライカーユニットは今どこにあるんだ?回収しにいくぞ」 俺「どきっ」 バルクホルン「どうした?まさか捨ててきたなんて言うんじゃないな?」 俺「それがですね。訳がありまして・・・」 坂本「どんな訳だ?訳によっては・・・キラリ」 チーター「こいつストライカーユニットを勝手に売りはらったじゃん!」 ミーナ「俺さん?どういうことか説明してもらえるかしら・・・ニコニコ」 バルクホルン「軍の装備を勝手に売っただと・・・?」 坂本「覚悟はできているな・・・?」 俺「お前!裏切りやがったな。お前だって共犯だろ!」 チーター「俺は事実を言っただけじゃん?売ったのはお前じゃん?」 ミーナ「・・・にこにこ」 バルクホルン「・・・ポキッポキッ」 坂本「・・・キラリ」 俺「た、助けてイボンコ・・・」 キキー! ク゛ラサン「すみません。俺大佐という方はいらっしゃいますか?」 ミーナ「俺大佐ですか?それならそこに居る人よ」 俺「俺だよ俺。俺俺。俺が俺大佐」 ク゛ラサン「おや、あなたが俺大佐でしたか。先ほどはどうも」 俺「用事はなんでしょう。できれば時間がかかる用事だと大変たすかるのですが」 ク゛ラサン「あまり時間はかからないかもしれないですね。なにせ俺大佐へストライカーユニットを届けに来ただけですからね」 ミーナ「ストライカーユニットですって?俺さん売ったんじゃなかったの?」 ク゛ラサン「ああ。確かに私どもが研究とフィードバックの為に買い取らせていただきました。申し遅れました。わたくしノースリベリオン社の技術 者をしております」 俺「あなたが神か」 ミーナ「残念だけど家畜に神はいないわよ?」 ク゛ラサン「何やら危険な香りがするのでさっさと搬入をして逃げさせてもらいますよ」 ガコンガコン 俺「oh・・・これは?」 ク゛ラサン「ジェットストライカー F86-セイバー。まだ試作の試作の試作といった所ですね。俺大佐、あなたにこれを使ってもらい意見を聞きた い」 俺「ジェットって位だからすんごいものなんだよな?」 ク゛ラサン「そりゃもうすんごいものです」 俺「いじってもいいの?」 ク゛ラサン「好きなだけいじってください。必要なものがあれば経費で落ちるようにしておきましょう」 俺「やはりあなたは神だ・・・」 ミーナ「これは軍への、俺大佐への正式な依頼ということでいいのですか?」 ク゛ラサン「はい。後ほど正式な依頼として契約書などを送らせてもらいます」 ク゛ラサン「あとは、専用の武器をいくつか・・・」 俺「何やらごっつい2門キャノン砲とかでっかいドリルとかでっかい爪とか・・・いいねいいね!」 ク゛ラサン「特殊な兵装なのでちゃんと説明書を読んでおいてください」 俺「わかった。どんどん魔改造して報告するから楽しみにしててよ」 ク゛ラサン「頼みましたよ俺大佐!ではわたしはこれで」 俺「へへ・・・おニューのストライカーユニットかぁ」 ミーナ「・・・にこにこ」 俺「ミーナ中佐、何か問題でも・・・?」 ミーナ「・・・ちっ」 バルクホルン「・・・ちっ。命拾いしたな」 坂本「真烈風斬を試してみたかったのだが」 俺「えへへ・・・うへへ・・・」 シャーリー「さっきから何をニヤニヤしてるんだ?」 俺「でへへ・・・ぐへへ・・・おニューのストライカーユニットだ・・・うひひ」 シャーリー「ジェットストライカーだっけ?そんなに凄いものなのか?」 俺「凄いも何も凄いんだよ。多分これをベースにすれば前のストライカーユニットより速くしたり、前のストライカーユニットと同速だけど武器やシールドが張れたりしそうなんだ」 チーター「もちろん速度に全てを賭けるじゃん?」 俺「バカ言え!今回は武器を持てる位には搭載量に余裕を持たせるっての!」 チーター「いつからそんなつまらない男になったじゃん?漢なら全てにおいて一点突破。速度に全てをかけるじゃん!速さこそ文化の基本法則じゃん?」 俺「おまえなぁ・・・今回こそはちゃんと武器をもって役立たず卒業しようぜ?せっかく色々武器があるんだからさー」 シャーリー「やっぱり気にしてたんだなー」 チーター「チキン!周りに何を言われても自分を貫き通すのが俺じゃなかったのかよ?俺はそんなお前に惹かれて使い魔になったじゃんか!」 俺「でもさー・・・」 チーター「思い出すじゃん?速さを追い求めていたんの頃を」 回想中 俺「はっ・・・!?」 チーター「思い出したのか‼」 俺「いや?あまりで思い出なかったし一度位はノーマルのまま使ってみようぜ?」 チーター「・・・」 シャーリー「だけどさー武器を持った所で敵に あ た る の か?」 俺「・・・」 チーター「・・・」 シャーリー「あっ・・・わるいわるい。そんなつもりで言ったわけじゃないんだ」 俺「ふひっ。でゅふふふふ。シャーリー氏心配はご無用ですぞ。新兵器にかかれば狙いなんてつけなくても敵を粉々に吹き飛ばす事ができるらしいので。コポォ」 シャーリー「そんな凄い物があるのか!?」 チーター「きっとこの砲身が2つ付いてるキャノン砲じゃん?」 俺「凄さは今度の戦闘で見せつけて差し上げよう」 シャーリー「お、おう」 坂本「俺にシャーリー!丁度いい所に居たな。ネウロイがこちらに向かって着ているらしい。出撃できるか?」 チーター「丁度いいタイミングじゃん?」 俺「空気の読めるネウロイがいたみたいだな」 坂本「ああ・・・俺は無茶をしないように」 俺「そう言われるのも今日でお終いだ!」 お空の上 ミーナ「俺大佐、くれぐれもみんなに迷惑をかけない程度にお願いしますね」 俺「わかったわかった、だけど今回は俺の新たなる力を見せてやるじゃん!」 ガコン・・・ういんういん 坂本「何やらおおげさな武器が出てきたな」 宮藤「俺さん眩しいです」 リーネ「見た目だけでしょうから早くその羽みたいなものを閉じてください。眩しくて狙いがつけられません」 俺「ふふふ。言いたい事はそれだけか?今からどきもを抜いてやるじゃん」 81 名前:チーター男[sage] 投稿日:2012/01/12(木) 23 08 58.42 ID VzOCnwgc0 [11/17] 坂本「えらく自信があるみたいだな。一体何が起ころうとしているんだ」 俺「ミーナ中佐、月は出ているか!」 ミーナ「俺大佐、今は真昼間です」 俺「・・・え?」 ミーナ「だから今は昼間で月なんて出ていません」 俺「時々お昼でもうっすら月が見える時があるじゃん?」 ミーナ「だから今日は見えないって言っているんです」 俺「・・・」 宮藤「俺さんどうしたんですか?月はでてまでんよ!」 リーネ「月からプルー○波でも受けて巨大チーターにでもなるつもりだったんですか?」 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/01/12(木) 23 13 29.31 ID mbVk9I7P0 [1/3] 支援 チーターさん役立たずすぎワロタwww ……ワロタ 83 名前:チーター男[sage] 投稿日:2012/01/12(木) 23 14 20.62 ID VzOCnwgc0 [12/17] 俺「そうか、俺に恐れをなして月は逃げ出していたか・・・仕方ない、この武器は今度使ってやるじゃん」 ミーナ「・・・」 坂本「・・・」 宮藤「・・・」 リーネ「・・・」 俺「そんな目で俺を見るなーーー!いいよやってやるじゃん!処刑用BGM流して俺の勝利確定フラグにしてやるじゃん!」 勝利確定BGM 俺「いくじゃん!」 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 基地 俺「」 チーター「俺たちはよく戦ったじゃん」 リーネ「今日もつかれたね、よしかちゃん」 宮藤「そうだねー」 リーネ「本当に疲れたねよしかちゃん」 俺「」びくっびくっ チーター「」 ミーナ「俺大佐、無茶はよしてって言ったのに」 坂本「あまり強くないネウロイで助かったな」 俺「」びくっびくっ シャーリー「き、きにするなよ。月が出てれば今日みたいなことにはならなかったんだろ?」 リーネ「真昼間に月って言っても・・・」 俺「もうたたかわねぇよ、うわぁぁぁん」 チーター「待つじゃん!!」 シャーリー「あー・・・みんな少し言いすぎだよ」 ミーナ「ちょっと言い過ぎちゃったかしら」 リーネ「今度からはもう少しオブラートに包みますね」
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■GGM:d2cat ■開催頻度:不定期、GGM以外の突発も歓迎 ■制限人数:1セッションにつき、GMを除いた1人から4人まで。 ■新規参入:大歓迎、先輩灼滅者があなたを待っています。 ■キャンペーン方針:特に無し。 ■使用サプリメント:販売中の基本ルールブック及び全サプリ(基本以外のジョブを使用する場合、GMに一報入れるとGood) サイキックハーツの世界観を最低限把握していればなおよし。 ※サプリ未記載のものについては以下の裁定になります。 ルーツ・ポテンシャル:使用不可(サイキックの判定値が不明瞭のため) 武器:使用不可(サイキックの判定値が不明瞭のため) 防具:GMならびにGGMに要相談 ■エロ方針:双方の同意が得られればどんなことでも構いません。 ■禁止事項:同意の無いエロ、または相手に無理を強いるような迷惑行為 また、本編(PBW版)への持ち込みも禁止とします。あくまで全年齢のPBWなので場所を弁えましょう ■チャンネル:#えろTW雑談所 (雑談チャンネル) #えろTW (セッション用チャンネル) #えろTWCC (CC用チャンネル) ■キャラクターシート ■リビルド:セッション未使用の場合は書き換え自由。 使用済みの場合はルーツ・ポテンシャル・武器の範疇でリビルドを行ってください。 両者ともに変更直後のセッションではGMに一言変えた旨を告げると色々助かります。 ■備考 :IRCにて行ないます。 質問に関しては下記コメント欄まで。 キャラシをWiki上にアップする際はページ名を『サイキックハーツ/(キャラ名)にしてください』 名前 コメント 恐れるな、この力。 内なる存在『ダークネス』を灼滅することで安らぎを得る事ができる者『灼滅者(スレイヤー)』 しかし彼らも危機が迫れば『闇堕ち』を迫られる。 放たれたダークネスの力を振るい、そして次に遭うときは敵として邂逅するだろう。 現代伝承モノ+闇堕ち! エロもネタも標準装備!! ■ローカルルール(現在策定中) スレイヤーレベルはLv10推奨。 PBW版にある殲術兵器は全て使用可能。 初期防具も制服に限らず、自由に選択しても良い。 ttp //tw4.jp/html/world/4-2alldata.html 武器の複数所持可能。ただし部位の制限と能力値の平均化は守ること。 キャラクターシート 用意しました、ご自由にどうぞ ◆キャラクターシート一覧 [部分編集] 名前 (PL名) 年齢 性別 Lv ルーツ ポテンシャル 備考(一言イメージ) 鈴風あきら (御苑生広見) 13歳 女 10 ストリートファイター 神薙使い ボーイッシュな古流武術の使い手 沙羅・シャニーナ (御苑生広見) 16歳 女 10 殺人鬼 シャドウハンター 腕利きの狙撃手なお嬢様 シスター・セシル (御苑生広見) 6歳 女 10 サウンドソルジャー エクソシスト 聖歌を歌う幼き聖女 橘 恵梨香&リリィ (奏) 16歳 女 10 サウンドソルジャー ビハインド 元淫魔少女と英霊少女 緋桐 翔 (Cyphiss) 16歳 男 10 ファイアブラッド 魔法使い 天涯孤独の蒼焔剣士 十条 百華 (悪魔憑き) 10歳 女 10 シャドウハンター 霊犬 ブリーダー 橘咲・凛 (d2cat) 17歳 女 10 殺人鬼 デモノイドヒューマン すべてを受け入れる殺人少女 雨宮六華 (七菜) 16歳 女 10 デモノイドヒューマン ダンピール 夢見がちな蒼い怪物少女
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第7話「戦うご当地ヒロイン」 7.1.1. 1703年1月30日 三鷹市芸術文化センターでの公演から数日後、ヤマトは久しぶりに、「ノーライフキングが出てこない夢」を見ていた。と言っても、それはそれで、普通の小学二年生が見るような夢ではなかった。 そこに登場していたのは、雪の降る夜、時代劇に出てくるような武家屋敷に、夜討ちをかける数十人の武士達の集団であった。そう、これは元禄赤穂事件、いわわゆる「忠臣蔵」の一場面である。と言っても、小学二年生の彼にとって、忠臣蔵はそれほど馴染みのある物語ではない。何が繰り広げられているのか、よく分からないままその光景を見ていると、少し離れたところから、同じようにその様子を見ている「狐面の男」の姿を発見する。 「おぉ、また君か。久しぶりやな」 「お兄ちゃん、どうしてここに?」 「どうしても何も、ここ、僕の夢やで。あ、いや、違うか。僕の夢と、君の夢が繋がっとるんやな。なんとなく、君の近くは居心地がいいから、いつの間にやら近付いてしもうた」 相変わらず、何を言っているのかよく分からないヤマトだが、とりあえず、聞きたいことは色々ある。 「今までの夢も、お兄ちゃんが見せていたの?」 「ちゃうちゃう。あれはタケちゃんが、君に嫌がらせしようと思って見せとった夢や」 「タケちゃんって、誰?」 「なんや君、そんなことも知らんのか。まぁ、でも、君、まだ子供やからな。ご先祖様が何しとったかなんて、知らんでもええか。まぁでも、君、僕の夢とシンクロ出来るくらいの力があるなら、そろそろ、お父ちゃんから聞いとかなあかんで」 さっぱり訳が分からない会話を続けつつ、夢の状況について聞いてみると、どうやら、この赤穂浪士達の中の「寺坂」と呼ばれている人物が、ヤマトの祖先であり、この「狐面の男」の子孫でもあるという。その男は、討ち入りの最中に大将(大石内蔵助)から何かを命令されて、屋敷から出て、どこかへ走り去って行った。 「こん時はな、僕の友達が殺されようとしてたところを逃げ出して、それを今、君の御先祖様と僕が追いかけとる場面なんよ」 狐面の男がそう言って、走って行く「寺坂」を指差すと、彼の背後に、その狐面の男と同じような影がうっすらと見える。 「あれも、お兄ちゃん?」 「うん、そうそう。まぁ、そう言ってええんかは微妙やけどな。というか、そもそも僕自身、ホントは君のご先祖様と言っても良いかどうか、微妙な位置付けやし」 「よく分かんないんだけど…………」 「まぁ、分からんでもええよ。あ、とりあえず、クライマックスはすぎたから、もうええわ。ほな、またね」 そんな形で一方的な形で話を終わらされたヤマトは、目が覚める。さすがに色々と気になった彼は、父・タケルにこの夢の話を伝える。すると、「そうか、遂にお前の夢の中にも現れたか……」と呟いた上で、重い口調で「神代家の歴史」について語り始める。 タケル曰く、ヤマトの夢に出てきた「狐面の男」は、この国の最初のエクソシストと言われる「安倍晴明」であり、彼を始祖とする陰陽師の一族の末裔の一つが、神代家らしい。そして、晴明の子孫の中で「神代」を名乗ったのは「神代吉右衛門」という人物なのだが、彼の本来の名前は「寺坂吉右衛門」、つまり、夢の中で登場した赤穂浪士の一人であるという。 そして、あの「元禄赤穂事件」の討ち入りの真の目的は、吉良上野介が屋敷で密かに匿っていた「強大なダークネス」を討つことだったらしい(彼等の主君である浅野内匠頭の切腹も、そのダークネスの存在に気付いたことで、吉良に目をつけられて切腹させられたのだという)。ただし、そのダークネスが何者だったのかまでは、記録が残っていない、とのことである。 寺坂吉右衛門は歴史上、赤穂浪士の中に名を連ねてはいるものの、吉良を打ち取った後の高輪泉岳寺への報告の際には姿がなく、そのせいか切腹も免れているため、討ち入りに参加したのかどうかも怪しい謎の人物として伝わっているが、どうやら討ち入りの途中で、何らかの密命を受けて、三河国の吉良荘に行くことになったらしい。そこで何をしていたのかは分からないが、最終的には「神代」と名を変えて、ヤマトまで続く「陰陽師」の名家の一つを打ち立てることになったという。 いきなり大量の情報を聞かされて、さすがに頭が混乱していたヤマトであるが、とりあえず、少なくとも自分の周囲で、その過去にまつわる何かが起きようとしている、ということは、なんとなく実感しつつあった。 7.1.2. まりんの懸念 その日の朝、またしても政次との「二人っきりの登校」に成功したまりんは、先日の舞台についての感想を語る。 「この間の舞台、本当に凄かったね」 「あぁ、そうだな」 そう言いながら、政次は目をそらす。まりんは政次の晴舞台に感激していたようだが、もともと乗り気ではなかった舞台だけに、彼の中では、あまり良い思い出ではないらしい。 「ところでさ、ちょっと聞きたいんだけど……、舞台が終わった後、随分怖い顔をしてたけど、何があったの?」 重い口調で彼女がそう語ると、政次は黙り込む。 「あんな顔をしたあなた、今まで見たことなかったんだけど」 自覚はある。確かに、酒井の姿を見て、彼にまつわる過去の自分の因縁が頭にフラッシュバックした瞬間、自分自身が尋常ならざる殺気を抱えていたことは、彼自身もよく分かっていた。 「いや、すまねえ。今はまだ言えないな。もう少し、落ち着いてからにしてくれないか」 「そう……。でも、私もエクスブレインだから。私も少しは未来を見ることが出来るから。もしかしたら、私の力でどうにか出来ることかもしれないからだから、何かあったら、すぐ教えてね」 そう言って、まりんに真剣な眼差しを向けられると、政次はリアクションに困りながらも、落ち着いて答える。 「いや、これは俺自身が決着つけなきゃいけねえことなんだけど……、何か手助けが必要になったら、その時にまた改めて話す」 今の時点では、これが精一杯の返答だった。何しろ、自分自身がよく分かっていない過去にまつわる人物である。不確定な情報のままで、中途半端にまりんを巻き込む訳にもいかない、そんな心境であった。 7.1.3. 部長の事情 その頃、五十嵐邸の居候娘達は、それぞれに自分達の校舎へと登校していたのだが、そんな中、りんねと共に中等部の校舎へと向かうミラの前に、帝が現れる。 「やぁ、ミラ君、この間は本当にありがとう。実は、部員達の間でも君のマリアは本当の絶賛でね。もし、君が良かったら、正式に演劇部に入部してくれないか?」 実際、ミラの演技の評判が良かったことは事実である。しかし、部員達の評判がどうであろうと、彼女はミラを勧誘するつもりであった。それが彼女の個人的な欲望に基づいた心情であることは言うまでもない。 「一応、今のこの戦いが落ち着いてから……」 ミラとしても、今はそう答えるしかない。彼女もまた、自分自身のことすらもよく分からないまま、戦いに身を投じている状況である以上、今は、目の前の戦いのことを考えるので精一杯だった。 「……そうだな。今はまだ、僕達には使命があるからね」 そう言って、帝がひとまず納得すると、横からりんねが口を挟む。 「ところで先輩、いつ、姫子さんの家に来るんですか?」 確かに、「彼女」も歌姫であることが確定した以上、現在の彼等の戦略的には「五十嵐邸の住人」になってくれた方が望ましい。そのことは帝にも伝えてあったのだが、まだ彼女は意見を保留していた。 「え、あ、いや、それは、確かに考えてはいるんだが、しかし、さすがに今、僕がミラ君と一つ屋根の下で暮らすのは、ちょっと早いと思うんだ。いや、決して、僕が他の女性達に目移りしている様子をミラ君に見られたくないとか、そういう訳ではないんだよ」 何か心配事の次元がズレているような気がしなくもないが、いずれにせよ、まだしばらく、彼女は白泉寮での生活を続けるつもりらしい。 7.1.4. 恋愛スクープ? 一方、その白泉寮の双璧の片割れである英雄は、久しぶりに登校途中で姫子と遭遇していた。すると、この日は姫子の方から英雄に声をかける。 「あ、英雄さん。実はちょっとお願いが……」 彼女がそう言って近付いてきた瞬間、「パシャッ」という音が聞こえる。英雄がその方向を向くと、そこには「見慣れたカメラマン(♀)」の姿があった。 「えー、なになに? 鳳凰院さん、あなた、恋人いたの? ……ってか、この人って、五十嵐財閥のお嬢様よね? これって、スクープしていいの? マズいの? どーなの?」 興奮気味にそう語るニトロに対して、英雄は少し困った顔をしながら、こう答える。 「こちらは、姫子殿と言って、私の学校の友達だ。恋人ではないので、誤解してもらっては困る」 そう言われて、姫子は一瞬「あれ?」という表情を浮かべつつ、すぐに「いつもの笑顔」に戻って「はい」とだけ答える。 「あ、そうなんだ。あ、それはそうと、こないだの件だけど、なんか復帰したみたいね、あの二人」 浅美と高倉の話である。どうやら、演劇部のホームページにも、彼等の名前が戻り、次の公演の出演予定者の中にも名を連ねているらしい。 「どうも、新しいステージに挑戦してみたいとは思ったが、やはり、元の環境が一番居心地が良かったようだ」 「そっか。まぁ、確かにあの二人と部長の西園寺君が並ぶのはすごく絵になる、と私の友達も言ってたしね。じゃあ、また何かあったら、教えてね」 そう言ってニトロが去って行くと、姫子は特に「何が」とも言わず、 「ありがとうございます」 と一言だけ告げる。その上で、姫子はまた「次の任務」のために皆を招集するように、英雄に頼む。英雄はそれを了承しつつ、いつものように馬車に姫子を誘うことなく、一人で学校へと向かう。姫子はその「いつもと異なる様子」に微妙に違和感を感じつつも、笑顔で彼を見送った。 7.2.1. 西国の「ご当地ヒロイン」 その日の放課後、姫子は皆を集めた上で、新たな計画について語り始める。 「私はこれまで、武蔵坂学園を中心に歌姫の方々を探してきました。しかし、中には武蔵坂に来ることを拒否して、日本各地で独自にダークネスと戦っている灼滅者の人々がいます。その代表的な例が『ご当地ヒーロー」と呼ばれる方々です」 ご当地ヒーローは、その宿敵であるご当地怪人同様、比較的近年になって生み出された灼滅者とも言われているが、中には先祖代々一つの土地を守り続けている人々、つまり、サイキックアブソーバーの開発以前からダークネスと戦い続けてきた者達もいる。彼等の大半は自分達の故郷を守ることを優先し、武蔵坂学園からの招集を拒んでいるのだが、もしかしたらその中に、世界を救う「歌姫」がいるのではないか? というのが、彼女の仮説である。 「そこで、ルーツがご当地ヒーロー、いえ、この場合は女性ですから、『ご当地ヒロイン』と呼ぶべきでしょうか、いずれにせよ、その『ご当地パワー』で戦う方々の中で、西園寺さんのように、サウンドソルジャーをポテンシャルとする方が誰かいないか、と調べてみた結果、一人、有力な人が見つかりました。それが、この人です」 そう言って姫子が見せた資料には、ピンクのスーツを着たOL風の女性の写真が載っていた。 「この方は『知多みるく』さんと言って、愛知県知多半島のご当地ヒロインです。そして、彼女を中心とする16人の『知多娘』と呼ばれる方々が、芸能活動をしながら、知多半島の平和を守っているそうです」 続けて彼女が提示した資料には、16人の「知多娘」と呼ばれる面々の情報が列挙されていた。その概要は以下の通りである。 知多みるく 22歳 NPO職員 ご当地ヒーロー×サウンドソルジャー 美浜恋 20歳 大学生 ご当地ヒーロー×ダンピール 常滑セラ 22歳 空港職員 ご当地ヒーロー×ライドキャリバー 知多舞子 19歳 大学生 ご当地ヒーロー×魔法使い 半田酔子 24歳 OL ご当地ヒーロー×神薙使い 東浦未来 17歳(?) 家事手伝い ご当地ヒーロー×エクソシスト 阿久比ほたる 18歳 専門学校生 ご当地ヒーロー×ナノナノ 東海しゅう 21歳 製鉄所職員 ご当地ヒーロー×ファイアブラッド 南知多マリナ 21歳 海鮮食堂店員 ご当地ヒーロー×殺人鬼 大府あかね 16歳 高校生 ご当地ヒーロー×ストリートファイター 武豊乙姫 18歳 予備校生 ご当地ヒーロー×サウンドソルジャー 内海お吉 ?歳 芸者 ご当地ヒーロー×サウンドソルジャー 美浜愛 20歳 大学生 ご当地ヒーロー×ダンピール 広小路クララ 15歳 高校生 ご当地ヒーロー×シャドウハンター 大田メディ 20歳 地域レポーター ご当地ヒーロー×デモノイドヒューマン 太田川千代子 18歳 専門学校生 ご当地ヒーロー×魔法使い この中で、サウンドソルジャーをポテンシャルとするのは、知多みるく・武豊乙姫・内海お吉の3人だが、過去の経験上、歌姫は必ずしもサウンドソルジャーとは限らない。そのことも視野に入れた上で、ひとまず彼女達について調査してみる価値はあるのではないか、ということで、英雄、政次、ヤマト、ミラ、そして覇狼院花之の5人に、直接現地に赴いて彼女達が歌姫かどうかを確かめてほしいというのが、今回の依頼である。 本来ならば、姫子自身が赴きたいところだったのだが、先日、まりんの未来予知により、彼女が現地に赴くのは危険と判断されたことで、断念したらしい。そのため、今回は歌姫の識別役は、ミラと花之の二人に任せることになる。そして、花之は同時に、彼等の不在時に五十嵐邸が急襲された時のための「テレポート要員」でもある(ちなみに、彼女は「行ったことがない場所」に行くことは出来ないので、あくまでも「帰還用」にしか使えない)。 なお、翌日(11月23日)が都合良く土曜日ということで、姫子は既に(自分の分も含めた)6人分の新幹線のチケット(グリーン車)を用意していたらしいのだが、上記の事情から、余ってしまった自分のチケットは、乗車時刻を変更して(明日の午後に退院予定の)スサノオに譲ることにした。他の面々を連れて行っても良いのだが、五十嵐邸の防衛戦力を維持すべきという戦略と、病院暮らしが続いて鬱憤が溜まっているであろうスサノオに気分転換の機会を与えた方が良いだろう、という配慮故の人選である。 その上で、16人の中で誰が「歌姫」である可能性が高いか、という話になった時に、珍しくやる気を出している花之が口を挟む。 「あたしはね、この娘が怪しいと思うの」 そう言って彼女が指したのは、太田川千代子である。しかし、彼女の目線の先にあったのは、千代子に関する資料の隅に載っていた「2013年11月23日(土)より発売! 知多半島萌えスイーツコレクション第一弾 太田川千代子ケーキ 東海市のケーキ屋”La PALETTE”にて発売」という広告であったため(下図)、彼女の真意を一瞬で理解したその場の面々は、それ以上、彼女の話を聞こうとはしなかった。 こうして、男女5人(+1人追加予定)の愛知県への出張旅行が決定した。しかし、その旅行先で、彼等の想定とは大きく異なる事態が待ち構えていることなど、この時点での彼等は知る由もなかった。 7.2.2. 小さな水先案内人 そして翌日、彼等は新幹線のグリーン車に乗り、名古屋へと向かう。実は姫子がこの日を選んだのには、「善は急げ」ということの他に、もう一つ理由があった。というのも、ちょうどこの日、知多半島に存在するアミューズメント施設「南知多ビーチランド」の移転記念イベントが開催されることになり、そこに知多娘達が参加するという情報が届いていたのである。しかも、その移転事業に関わった土建業者は五十嵐グループの関連企業ということで、五十嵐グループの名を出せば、イベント前に楽屋などに入って、直接、知多娘と会話を交わすことも可能らしい。 とはいえ、彼等の中には誰一人として愛知県の地理に詳しい者などいないし、姫子本人がいなければ、係員を説得出来るかどうかも分からない。そこで姫子は彼等に、JR名古屋駅の「銀時計」前で、彼女の従兄弟である中田透(とおる)という小学4年生の男の子と合流するように伝える。彼女曰く、彼は歳に似合わずしっかり者なので、彼女の名代&水先案内人として、彼を信頼してついていけば良い、との話である。 「あと、一応、西園寺さんのこともあったのでお伝えしておきますが、透君は間違いなく男の子です。小さい頃、一緒にお風呂に入ったこともありますから」 サラッと言ってのけた姫子だが、それを聞いた英雄も、特にこれといったリアクションはなかった。無論、その瞳の奥で彼が何を考えていたのかは誰にも分からない。 そんなことを思い出しながら、名古屋駅に着いた彼等は、新幹線改札口の目の前にある「銀の時計」の前に到着すると、そこには、目元にかすかに姫子の面影を残した、帽子を被った小学生の男の子が待っていた(下図)。 「あ、いたいた。お前等だろ? 姫子ねーちゃんから聞いてるよ。俺は、中田透。とりあえず、お前等を南知多ビーチランドまで案内すればいいんだよな?」 「あぁ、よろしく頼む」 政次がそう答えると、透は到着した面々を見渡した上で、英雄の前にツカツカと進み出る。 「お前が、鳳凰院か?」 「あぁ、そうだ。中田透と言ったな、今日はよろしく頼む」 「なんか、姫子ねーちゃんに色々とつきまとってるらしいな、お前?」 ひとまず、このツッコミについては英雄はスルーしつつ、各人が自己紹介を終えると、透はボヤくように呟く。 「お前等全員、灼滅者なのか。いいよなぁ。俺もなぁ、サイキック能力があれば、武蔵坂に行けるのに。そしたら、姫子ねーちゃんの近くにいられるのに……」 この一連の会話で、なんとなく彼の姫子(と英雄)に対する感情を理解した彼等であったが、とりあえず、政次がフォローを入れようとする。 「まぁ、この力はいつ目覚めるか分からないし、目覚めてもいいことばかりじゃないぞ」 「それは、目覚めた人間だから、言えることだよ」 確かに、「持てる者」には持てる者の苦悩はあるだろう。しかし、それは「持たざる者」に理解出来ることではないのも道理である。 「……まったくだな、悪かった」 「一応、俺にも、エクソシストの素質はあるって、姫子ねーちゃんは言ってたんだけどなぁ……」 そうボヤき続ける彼に対して、今度は英雄が諭すように語る。 「もしも、お前に灼滅者としての力があるなら、いつか目覚める時もある。こればかりは、時を待つしかない」 「……あぁ、そうだね」 透はそう返したが、英雄とは目を合わせようとしない。どうやら彼にとって、英雄は完全に「敵」として認識されているようだ。 ともあれ、彼としても「姫子ねーちゃん」に言われた「彼等の案内」という使命を反古にする気は毛頭ないので、そのまま彼等を名鉄ホームまで案内する。 「名古屋駅は苦手なんだよなぁ。乗り場が分かりにくいし。俺も三河の人間だから、あんまり馴れてないんだよ」 そう言いながらも、彼は的確に客人達を名鉄線のホームまで案内し、そのまま常滑線に乗って、愛知県知多郡美浜町の「河和」駅へと向かう。南知多ビーチランドは、本来は美浜町の伊勢湾側の奥田海岸沿いに位置する水族館&遊園地だったのだが、それが今回の移転事業で、三河湾側の河和駅の近くへと移設されることになったのである。これは、特急停車駅でもある河和駅方面の方が陸路からの集客が望める上に、海路からも三河方面からの集客が望めるようになる、という思惑を視野に入れた上での移設プロジェクトであり、そのための莫大な費用の大半を、五十嵐グループが融資しているらしい。 そんな解説を透から聞きながら、やがて彼等を乗せた特急列車は、河和駅へと辿り着く。そして、そこから新規開通したばかりの直通バスに乗って、彼等は「新・南知多ビーチランド」へと到着したのであった。 7.2.3. 知多娘の真実 移転後初の大イベントということで、既に会場内には多くの親子連れ客と、知多娘目当ての若い男性客で賑わっていた。そんな中、透は彼等を連れて施設の裏口へと周り、係員に「五十嵐家の一員」であることを示す特殊な身分証明書を提示する。すると、突然、警備員は表情を一変させて恐縮した面持ちで、彼等を施設内へと迎え入れた。 周囲の会場職員達が彼等を奇異の目で見る中、女性職員達の話し声が聞こえてくる。 「あんな子、五十嵐家にいたっけ?」 「私、聞いたことあるんだけど、実はあの子ってね…………」 「え!? そうなの!?」 そんな好奇の視線に晒されていることを自覚しながら、透はうんざりしたような表情のまま、小声でボヤき始める。 「本当は、こんな形で五十嵐家の力なんか使いたくないんだけどな。姫子ねーちゃんの頼みだから、しょーがねーけど」 どうやら、彼は姫子以外の五十嵐家の人々とは、あまり仲がよくないらしい。その事情はよく分からないながらも、再び英雄が彼に語りかける。 「お前は嫌がるかもしれないが、お前がそうやって手伝ってくれると、姫子の身の安全のためにもなるんだ。だから、悩むのは分かるが、お前の行動は姫子のためにはなってるんだぞ」 「そ、そうか。じゃあ、まぁ、頑張らないとな」 相変わらず、目は合わせないものの、英雄の言うことには気を良くしたようで、彼はそのまま周囲の職員達に話を通しつつ、控え室へと向かう。彼等がしばらくそこで待っていると、やがて、本日のイベントの事実上の主役の少女が、トレードマークのピンクのスーツを着て、彼等の前に現れた。 「はじめまして、知多みるくと申します。わざわざ東京から来て頂いたそうで、ありがとうございます。よろしかったら、こちらをどうぞ」 そう言って頭を下げる彼女に続いて入ってきたのは、東海市でのケーキ屋のイベントから合流したばかりの、太田川千代子である。彼女の手に引かれたカートの上には、彼女の特製ケーキが並んでいた。まっさきにがっついた花之に続いて、他の面々もそれぞれに気に入ったケーキを口にしつつ、話を始める。 「本日は、どういったご用件でしょうか?」 そう問われた彼等は、「自分達が『ある人々』を探している」ということを前提とした上で、それを確かめるために一曲歌ってほしい、という要望を伝える。 「そういうことでしたら、これからイベントの中で歌う機会もあるので、そこで聞いて頂いても良いのですが…………、実は、そうはいかない事情もありまして」 「というと?」 「一応、話には聞いていたんですよ。でも、あなた方かどうか確認出来なかったので」 彼女がそう言うと、突然、花之が苦しみ始める。 「ご、ごめん、どこかにトイレとか、ないかな……」 彼女がそう言って腹を抱えながら青い顔をしているのを見た灼滅者達も、やがて次々と時間差で同様に体調を崩し始める。どうやら彼等が食べたケーキは、普通のケーキではなかったらしい。そんな彼等を見ながら、みるくは笑顔で話し続ける 「いやー、クラウス様から、伺ってはいたんですよ。東京から、歌姫を探しに来る人たちがいる、と。申し訳ございませんが、皆さんには、ここで消えて頂きます」 そう言って、彼女が左腕を縦に構えると、袖の下から腕時計のような何かが現れる。そして彼女は右手をそこに重ねると、こう叫んだ。 「変・身!」 次の瞬間、彼女の身体は見る見るうちに「細い手足が生えた一本の巨大な牛乳瓶」へと変わっていく。それはまるで、日曜朝の子供番組に出てくる1話限りの悪役のような姿であった(下図)。 「牛乳怪人、腐乱ギュニュール、見・参!」 これまで武蔵坂の外で戦う機会が少なかった彼等にとっては、あまり見慣れない異形の光景であるが、これこそが、「ご当地ヒーロー」が闇堕ちした姿、すなわち「ご当地怪人」なのである。 更に、扉の奥に控えていた、太田川も含めた15人の知多娘達が彼女の周囲に現れると同時に、それぞれが同様の「ご当地怪人」へと変貌していく。ある者は飛行機に、ある者は日本酒に、ある者は葡萄に、そしてまたある者はホタルに……、彼女達が愛する地元の特産物の形をした怪人の姿へと変わっていく。どうやら、既に知多娘達は、全員が闇堕ちしてご当地怪人となってしまっているらしい。16対4(+都市伝説1&一般人1)という圧倒的な戦力差に囲まれた彼等は、まさに絶体絶命の窮地にあった。 7.2.4. 一輪バイクの逃走劇 そんな中、彼等に思わぬ救世主が駆けつける。16人の知多娘(改め、知多怪人)達が彼等に襲いかかろうとしたまさにその時、彼等が囲まれていた控え室の壁をぶち破って、一台の一輪バイクが乱入してきた。そこに乗っていたのは、歳の頃は小学生くらいのサイドポニーの少女である(下図)。 「三河湾の平和を守る者・田原みなと、参上! 武蔵坂の人達、ここは一旦、退いた方がいいよ」 少女はそう言うと、胸元からスレイヤーカードを取り出すと、そこから彼女が乗っている一輪バイクと同型のバイクを5台、取り出す。 「それに乗りな! その子達の動きはこの子とシンクロしてるから、それに乗ってれば、運転しなくても私と一緒に走れるから」 何がなんだか分からないまま、ひとまず彼女が味方であるらしいと判断した彼等は、それぞれにバイクに跨がる。と言っても、数としては一台足りないので、一番小柄なヤマトと透が同乗し(本来なら、花之は空を飛ぶことが出来るのだが、他の面々よりも沢山のケーキを口にしていたせいか、今はそれだけの力が出せない状態らしい)、そのまま彼女のバイク操縦に引っ張られる形で、その場から逃走していく。 しかし、やはりバイクに乗った経験のない上に、先刻の謎のケーキによって体調を崩している彼等にとっては、「ただ乗っているだけ」の状態でも、身体のバランスを保つのは難しい。どうにか施設の外までは無事に脱出出来た彼等であったが、そこから更に路上を走っていく過程において、英雄がバイクから転げ落ちて傷を負ってしまう。 「馬車とは、かなり勝手が違うようだな……」 さすがに、日頃から馬車生活で、自転車に乗る機会すら少ない彼には、高速で走るバイクに乗り続けるのは難しかったようだ。なんとか改めて乗り直して逃走を続けていくと、やがて彼等の目の前に、三河湾の海が広がってくる。そして、河和の港に、一隻の小型フェリーが停泊しているのが見えた。 「いい? あそこに飛び乗るよ!」 彼等を先導するバイクの少女がそう言うと、彼等のバイクは更に加速して、海に落ちる寸前のタイミングで跳ね上がる。しかし、さすがにこの動きに合わせてバイクにしがみつきつつバランスを保つのは、彼等にとっては相当厳しい。またしても英雄、そして、ミラ、ヤマトまでもが体勢を崩してしまう。ここで、英雄はどうにかフォースの力を使ってバランスを取り直したことで、なんとかフェリーまで到達出来たが、ミラとヤマト(と同乗している透)はそのままバイクごと海に落下しそうになる。 「危ない!」 既に船上に到達していたバイクの少女は、そう言ってヤマト&透のバイクに飛び移り、彼等のバイクを蹴り落とすような形で反動をつけて、どうにか二人を抱えて船に飛び乗る。一方、ミラの元には、狐のような姿の「謎の霊的生命体」が現れ、一瞬にしてミラの首根っこを前足で引っ掴むと、彼女と同様にバイクを蹴り上げて船に飛び乗った。当然、彼等の乗っていた二台の一輪バイクは、そのまま海に沈んでいく。 「大丈夫ですか?」 どうにかフェリーに乗ることが出来たミラにそう言って駆け寄ったのは、巫女服姿で狐耳と狐尾を生やした、高校生くらいの女性である。その彼女の近くには、ミラを助けた「狐のような生き物」が寄り添っていた(下図)。 7.2.5. 三河湾の追撃戦 そして、彼等が飛び乗ると同時に、フェリーは出航し、知多半島を後にする。ようやく一息つける状態になったことで、彼等をここまで連れてきたバイクの少女は、状況について解説を始める。 まず、彼女、田原みなとは、知多半島の対岸にある渥美半島の大半を占める「田原市」のご当地ヒロインであり、彼女が乗っていた一輪バイクは、サーヴァントとしてのライドキャリバーらしい。そして、このフェリーは今、彼女の本拠地・田原市の伊良湖岬に向かっているという。 「危ないところだったね。彼女達の出すケーキを口にしていたら、とんでもないことになっていたよ」 実際には既に口にしてしまっていたのだが、そこまで状況を知らない彼女は、そのまま解説を続ける。 「あの知多みるく先輩は、知多半島のご当地ヒロインのリーダーだったんだけど、突然、東京からやってきた謎の淫魔によって、闇に堕とされてしまって、あんな姿になってしまったんだ……。今のあの人の目的は、知多半島以外で作られた牛乳に黄色ブドウ球菌を発生させること。そうすることによって、知多半島以外の牛乳を絶滅させようとしているんだ」 あの時に出されたケーキの原料となった牛乳が知多半島以外の代物かどうかは分からない。ただ、状況的に、今の彼等が腹痛に苦しんでいる理由が、その黄色ブドウ球菌である可能性は高そうである。そして、「東京から来た淫魔」は、みるく自身の発言から察するに、クラウスであることは容易に想像がついた。 そんなみなとに続いて、今度は同船していた「巫女服の女子高生」が語り始める。彼女の名は「豊川いなり」。彼女もまた東三河の豊川市のご当地ヒロインであり、ミラを助けた「狐のような生き物」は、サーヴァントとしての霊犬であるとのこと。どうやら、彼女が独自の情報網から、武蔵坂から灼滅者達が知多に来ているらしいという話を聞き、彼等の危険を察したみなとが救出に来た、ということらしい。 「てか、あんた、助けに行くなら、どうして車で行かなかったの? 馴れない人がバイクに乗ったら、転ぶに決まってるでしょ」 「いや、だって、あたし、やっぱりこっちの方が運転しやすいし」 そのやり取りを見て思い出したのか、英雄がみなとに頭を下げる。 「すまない。バイクを二台も海に落としてしまったが、あれは大丈夫なのか?」 「あぁ、いいよ別に。またパパに造ってもらうし」 どうやら、みなとは「愛知県の自動車会社」の社長の娘だそうで、あのバイクは「パパの会社で造っている一輪バイクの、あたし専用モデル」らしい。 そして、ここにいる「みなと」「いなり」の他にもう一人、「豊橋うずら(下図)」という豊橋市のご当地ヒロインと共に、彼女達は「渥美三姉妹」というユニットを組んで、「ご当地アイドル」としても活動しているらしい。 もともと、知多娘の妹分的な存在としてデビューしたが、彼女達が闇堕ちした現状では、闇の勢力がこれ以上広がらないよう、三河湾を挟んで対峙している状態である。 「まぁ、厳密に言うと、私、渥美半島じゃないんですけどね。でも、知多娘の中にも、東海さんとか、大府さんとかいるし」 そんな、愛知県の地理に詳しくない彼等にとってはイマイチ実感のない解説をいなりが語っていたところで、フェリーの船員が、みなとに向かって叫ぶ。 「お嬢様、大変です。南知多のフンボルト部隊が!」 そう言って彼が指差した方向を見ると、そこには、南知多ビーチランドの花形・フンボルトペンギン達が一心不乱にこちらに向かって泳いでくる姿があった。その目から、明らかに彼等が「闇の眷属」であることは分かる。 「まずいわね。あいつら、水中から船に穴を空けるつもりだわ。この位置から、あいつらを狙える人、いる?」 どうやら、みなとは近距離攻撃専門らしい。しかし、みなとのその問いに対して、灼滅者4人は揃って頷き、それぞれに武器を構えて迎撃する。英雄はハンマーを船に叩き付けることで起きる振動を利用して、ヤマトとミラは指輪から放たれるペトロカースの力で、政次は日本刀から放たれる月光のごとき衝撃波で、それぞれに腹痛に苦しみながらも、どうにか船を一切傷付けることなく撃退に成功した。 「へぇ、やるじゃない」 「みなと、次が来るわ!」 このフンボルト部隊に続いて、今度はイルカ、セイウチ、エイ、ウミガメといった刺客が次々とフェリーを襲ってきたのだが、それらは至近距離まで引きつけた上でみなとが迎撃する。更に日間賀島に差し掛かったところで、巨大タコの襲撃を受けることになるのだが、それは、いなりが霊犬(霊狐)との連携攻撃で瞬殺した。どうやら彼女達も、ご当地ヒロインとしては相当な手練らしい。 7.2.6. 遅れてきた少年 一方、その頃、ようやく闇堕ち検診に伴う入院から解放されたスサノオは、姫子から事情を聞き、名古屋に向かう新幹線のチケットと、「南知多ビーチランド」までの乗り換え方法が書かれたメモを受け取り、グリーン車に乗車していた。すると、そこに和服を着た見慣れない中年の男性(下図)が現れ、彼の隣に座る。 「おぅ、坊主。小学生がグリーン車か。いい身分だな」 「え? いや、別に、俺、いつもコレだけど」 そう言われたのがムカついたのか、なんとなく見栄を張りたくなったのか、スサノオがそう答えると、その男は更に話を続ける。 「そうか。どこまで行くんだ?」 「名古屋で降りようと思ってるんだ」 「ほう、奇遇だな。俺も名古屋だ。で、お前は何しに行くんだ?」 「ん? いや、普通に友達と遊びに行くんだよ。ちょっと怪我で遅れてしまったけど」 「そうか、怪我か。お前も色々と戦い続きだっただろうし、大変だっただろうな」 いきなり、見ず知らずの乗客から「戦い」という言葉を聞いたスサノオが反応に困っていると、その男は更に続ける。 「どうだった、あの二人は?」 「……あの二人?」 「柳生と服部だ」 さすがに、彼の中での「服部」という名前の記憶は曖昧だったが、「柳生」の名は忘れる筈がない。 「服部って…………、あぁ、あのワイヤーの人だよね……、って、な、なんでそれ知ってるの!?」 「当然だ。一応、ウチの組織は、組織としてはいい加減なものだが、アイツらは俺の関係者だからな。断っておくが、俺が襲わせた訳じゃないぞ。あいつらが勝手にやったことだ。俺はまだ、今のお前には興味はない」 「…………まさか、あなたが、本多五十六?」 「ほう、名前は知っていたか」 現状では、スサノオは彼のことは「名前」しか知らない。ただ、六六六人衆の序列56と言えば、上位陣がサイキックアブソーバーの力で機能停止している現在においては、最強クラスと言っても過言ではない存在であるということは、彼も知っていた。その存在を目の当たりにしたスサノオが動揺を隠せずにいると、本多は更に話を続ける。 「お前はその程度で終わる男ではない。お前はもっと強くなる。強くなってもらわねば困る」 「…………強くなった僕に、何をしようというんだい?」 「俺に殺されれば、それでいい。俺より強くなった上で、俺に殺される。それがお前の使命だ」 言っている内容が支離滅裂であるが、六六六人衆とは、そういう集団である。 「つまり、今の僕は殺す価値がない、と?」 「そういうことだ」 「……確かに、今、僕が襲いかかっても、すぐ負けるだろうね」 「それくらいは分かるようだな。しかし、お前は自分自身のことを分かっているのか?」 「自分自身?」 「お前が、どれほど恵まれた血統に生まれ、どれほどの潜在能力を秘めているか」 「血統? 僕は、貧乏な家庭に育って……」 スサノオが混乱していると、彼の携帯の着信音が鳴り響く。それは姫子からの連絡であった。 「構わん。ここで話せ」 そう言われたスサノオは、恐る恐る電話に出る。すると、どうやら透経由で姫子に「英雄達の現状」が伝わったようで、彼女はスサノオに、南知多ではなく、英雄達を乗せたフェリーが向かっている渥美半島の方面に向かうように伝える。 そのためには、出来れば「名古屋」ではなく「豊橋」で降りてほしい、と彼女は言っているが、現在、スサノオが乗っているのは「のぞみ」であり、名古屋まで止まる駅はない(そして、世間知らずの姫子がそんなことまで考慮している筈もない)。そしてまさに今、彼等を乗せた車両が「豊橋」駅を通過して行くのが確認出来た。こうなると、名古屋まで出てから豊橋へと向かうしかないが、当然、そのためにどのようなルートを選べば良いかなど、小学四年生で東京育ちの彼には分かる筈もない。 「どうした? 何があった?」 電話を切った直後、本多にそう問われたスサノオは、ここで隠し事をしても仕方がないと観念し、今から自分が豊橋に行くことに変更したという旨を伝える。 「そうか、それならば、まだ間に合うな」 本多はそう言うと、突然、どこから取り出したのか、日本刀を構える。その唐突な行動に対し、スサノオも咄嗟に武器を構えようとするが、次の瞬間、彼等の座っていたブロックの窓を中心とする壁が、本多の刀によって切り落とされた。時速270kmで走る新幹線の外壁に、突然、大穴が開いたのである。 「用事があるんだろう? なら、今すぐ行けばいい」 あまりに非常識すぎるその行動に困惑しつつも、その意図を察したスサノオは、覚悟を決めて飛び降りる体勢に入る。 「じゃ、じゃあ、もう少し強くなったら、また……」 「あぁ、俺は待っているぞ。お前は、『オロチ』よりも強くなる」 そう言って、本多はスサノオを新幹線から蹴り落とす。凄まじい勢いで放り出された彼は、それでもなんとか受け身を取ることに成功して、立ち上がる。当然、通常の人間なら、かなりの高確率で即死している筈である。 「いってぇ……、あのおっさん、乱暴だなぁ……」 そう呟きながら、とりあえず彼は、歩いて豊橋駅まで戻りつつ、携帯電話を鳴らして、英雄達に確認を取ろうとするのであった。 7.3.1. 「8人目」と「9人目」 ちょうどその頃、ようやく英雄達を乗せたフェリーも伊良湖岬に到着する。これでようやく、海洋生物の追っ手から逃れることが出来て安堵したところで、みなとが(今更ながらに)素朴な疑問をぶつける。 「ところで、あんた達、どうして知多に来たの?」 そう言われて、また一々説明するのが面倒臭いと思った政次は、単刀直入に「彼女達の歌が聞きたい」と提案する。 「んー、でも、うずら姉様がいないからなぁ。まぁ、いいわよ。ソロバージョンもあるから」 そう言って、二人はそれぞれに自分の得意曲を歌う。どちらも典型的なアイドル歌謡曲だが、みなとが歌ったのはシンセサイザーを多用したアップテンポな元気系ソング、いなりが歌ったのは、和音階主体でやや演歌寄りのバラード曲である。全くもって対照的な二曲であったが、ミラはこの二人のどちらの歌声からも、確かに「歌姫」の波動を感じ取っていた。 こうなると、残る「豊橋うずら」も同じ力を持っている可能性が高そうだが、彼女の現状についての話になると、やや彼女達の口調が重くなる。というのも、実は数日前から、豊橋近辺に茨城県のご当地怪人「トリンフル・ZENA」が出没し、豊橋中に鳥インフルエンザを撒き散らすという事態が発生しており、彼女は今、その病気に苦しんでいる(豊橋名産の)うずら達を助けるために、豊橋中を飛び回って、相当な過労状態になっているらしい(ちなみに、彼女のポテンシャルは、サーヴァントとしての「うずら型ナノナノ」であるという)。 ちなみに、この怪人、 知多みるく(腐乱ギュニュール)と同じ「ライバル撲滅系」のご当地怪人であり、茨城県産以外の鶏製品を駆逐することを目的としているらしいのだが、どうやら愛知県に来るように手引きしたのも、彼女の仕業のようである。 そして、当初は地鶏市場でのライバルだった名古屋を襲うのが目的だったらしいのだが、名古屋には、知多娘や渥美三姉妹達の大先輩にあたる「最強のご当地ヒロイン」がいるため、手が出せず、まずは手始めに豊橋のうずらから潰していくことにしたらしい。 そして、みなとが持っていた、その怪人の「手配書」の写真を見ると、そこには「筋肉質な男性の肉体の首の上から鶏の頭が生えている怪人」の姿が映っていた(下図)。 とりあえず、この怪人をどうにかしないことには、うずらも、彼女を心配するみなと&いなりも、この地を離れる訳にはいかないようである。 そんな中、スサノオから英雄の携帯電話に連絡が届く。ひとまず、彼が豊橋の近くまで来ていることは分かったので、一旦、豊橋駅まで出て、彼と、豊橋市内で鶉の解毒作業に従事しているうずらと合流しよう、という方針を固める。ただ、みなと&いなりは、知多軍が再び渥美半島に上陸する可能性を考慮して、しばらくは伊良湖岬に留まりたい、とのことだったので、彼女達からうずらに電話で連絡を入れてもらい、うずらにも豊橋駅近辺まで来てもらうことにしたのであった。 7.3.2. 合流と解毒 そして、彼等6人(英雄・政次・ヤマト・ミラ・花之・透)は一輪バイクで豊鉄(豊橋鉄道)渥美線の終点である「三河田原」駅まで出た上で、そこから同線で(反対側の終点である)「豊橋」へと向かうことになる。 しかし、その途上、彼等が乗っていた車両の車窓から、政次とヤマトは、信じられない光景を目にする。彼等と反対に三河田原へと向かう車両の中に、「異形の姿の三人」が乗車していたのである。一人は、みなとが見せた手配書に載っていた鶏怪人「トリンフル・ZENA」。そしてその両脇にいたのは、「バラの頭をした貴公子風の怪人」と「メロンの頭をした石ノ森ヒーロー的な怪人」である。バベルの鎖の力によって、一般人は誰も気にとめていなかったが、そんな三人が堂々とつり革につかまったまま電車に揺られて三河田原方面へと向かっていく様子が、確かに見えたのである(下図)。 さすがにこの光景を見たら黙っている訳にはいかないのだが、既に電車はすれ違い発進してしまったため、今の時点で彼等はどうすることも出来ない。ひとまず、電話でみなと&いなりに、怪しげな人物達がそちらに向かった、という旨を伝えた上で、彼等はそのまま豊橋駅へと向かう。 そして、豊橋駅でスサノオと合流を果たした彼等は、スサノオにここまでの経緯を説明した上で、まず、彼のポテンシャルに由来する「清めの風」の能力で、自分達の身体を蝕む黄色ブドウ球菌を除去してもらうことにする。そう、実は彼等の中で解毒のサイキックを使えるのは、たまたま今回の現場にいなかったスサノオだけだったのである。こうして、豊橋駅の片隅で彼等がひっそりと治療を続けていると、そこへ、満身創痍の状態の中学生くらいの少女が現れる。 「あの……、武蔵坂の方々、です、か……?」 この彼女こそ、渥美三姉妹の残り一人にして、みなとに見せてもらったCDのジャケットではセンターに写っていた少女・豊橋うずらである。どうやら彼女は、豊橋中のうずらを救う為にキュア能力を使いすぎて、既にフラフラの状態らしい。大元のトリンフル・ZENAを倒さない限り、彼女の窮状はどうにもならないと判断した彼等は、そのまま八人で再び豊鉄を折り返して、三河田原、そして伊良湖岬へと向かうことになる。 7.3.3. 伊良湖岬の決戦 そして、彼等がようやく伊良湖岬に辿り着くと、そこには先程の電車の中から見た三怪人が暴れ回り、それを止めようと必死の形相で戦うみなと&うずらが窮地に追い込まれていた。 「コケーッケッケッケ! 俺はトリンフル・ZENA! 名古屋コーチンも豊橋のうずらも、全て俺の鳥インフルエンザであの世行きだ!」 「我は聖騎士バラディン。日本中の全てのバラは、我が茨城フラワーパークが押収させてもらう。豊川のバラも例外ではない」 「マスクド・メロン、参上! 田原産の露地メロンも、全て茨城県産のメロンに偽装してやるわ。ありがたく思え!」 なぜか、ご当地怪人は定期的に自己紹介しなければ気が済まない性分らしいが、どうやらバラ怪人(聖騎士バラディン)とメロン怪人(マスクド・メロン)は、鶏怪人(トリンフル・ZENA)と同じ茨城出身で、(それぞれにスタイルは異なるものの)渥美地方制圧のために鶏怪人に呼び寄せられたらしい。 そして、彼等三人は瀕死のみなとに止めを刺すべく、合体攻撃「茨城トリニティ」を発動するが、いなりが身を挺してみなとを庇い、代わりに彼女が倒れてしまう。 「ね、姉様! 貴様等、よくも!」 そう言って憎悪の炎に燃えたみなとの身体から、ダークフォースが生まれつつあるのが目に入る。しかし、彼女がその闇の波動に目覚める直前、急いで駆けつけた武蔵坂組の中から、ヤマトの声が響き渡る。 「お姉ちゃん、やめて!」 その声が、逆上して我を忘れていた彼女の心の奥底にあった理性を呼び起こし、間一髪のところで、彼女は人としての心を取り戻す。そして、彼女達に代わって英雄達が三怪人と対峙することになった。 まず、鶏怪人が政次に猛攻をかける。彼の繰り出す鳥インフルエンザ・ウィルスが政次の身体を蝕み、更にそこに立て続けにメロンが体当たりの打撃攻撃をかけたことで、政次の身体は限界を越えてしまい、魂が肉体を凌駕した状態で、かろうじて立っているのがやっと、という状態にまで追い込まれる。 しかし、それと時を同じくして、ヤマトが持てるフォースを一気に注ぎ込んでメロン怪人に大打撃を与えると、既に満身創痍の政次からの決死の斬撃がメロンの表面を切り裂き、更にそこに英雄による大震撃が加わったことで、メロン怪人は自らの身体を爆発させて消滅する。その衝撃波は英雄にも強烈な一撃となったが、自らが生み出した炎の壁により、かろうじて致命傷は免れた。 一方、ミラはバラ怪人に絶妙のタイミングでペトロカースによる魔法力を打ち込むものの、どうやら彼は魔法力には耐性があるらしく、今ひとつ致命傷を与えられない。しかし、そのことから逆に斬撃には弱いと予想したスサノオの猛攻が加わり、バラ怪人もまた窮地に追い込まれる。そして、そこに止めを刺したのは、意外な人物だった。彼等の後方から、放たれた聖なる光が、一瞬にしてバラの花弁を散らしていく。それは、サイキックの力に目覚めた透の一撃であった。 「こ、これがサイキックエナジー……」 自らの力に透が困惑しているのを横目に、仲間が次々と倒されていく状況に危機感を感じた鶏怪人は、意を決して自らの身体を巨大化させる。しかし、そんな彼が英雄達に襲いかかろうとしたその瞬間、突如その戦場に現れた「見知らぬ和服の女性(下図)」が、一瞬にしてその巨大鶏を斬り倒す。 「我が名古屋の宿敵が、迷惑をかけたな」 彼女がそう言うと、フラフラの状態で後方から支援しようとしていたうずらが、こう叫ぶ。 「お、お市様!」 そう、彼女こそが、知多娘や渥美三姉妹の大先輩にあたる「最強のご当地ヒロイン・名古屋市(なごや・いち)」である。第六天魔王・信長の直系の子孫であり、愛知県の守護神とも呼ぶべき存在である彼女は、なぜか一瞬、ミラにチラッと視線を向けた上で、その場を去っていく。 7.3.4. 「10人目」 こうして、渥美半島を騒がせた茨城県からの刺客を退け、ようやく平穏を取り戻した彼等は、うずらにも歌を聴かせてもらうことにする。彼女の歌う曲は、80年代の筒美京平や馬飼野康二を彷彿とさせる、やや哀愁を帯びたメロディを組み込んだ正統派のアイドルソングであり、それは90年代以降に生まれた彼等の心にも響き渡る、まさに正道・王道の楽曲であり、その旋律を奏でる彼女の歌声からは、確かにみなと・いなりと同じ波動が感じられた。 それを確認した上で、政次はようやく、彼女達に「歌姫」の話を伝える。この世界を救うために、自分達の歌声が必要だということを聞いた彼女達は、助けてくれた彼等に協力したいという意志は示したものの、現状では知多勢がいつ攻めてくるか分からない状態なので、渥美の地を離れる訳にもいかない、と苦悩の表情を浮かべる。 ちなみに、知多勢が名古屋に攻め入る可能性については、お市とその配下である「名古屋十六将」がいる限り、ありえない、というのが彼女達の見解である。特に、エース格の「昭和パスタ(通称:山さん)」に関しては、彼女達が三人がかりでも勝てないほどの実力である、とのこと。 ただ、歌姫探しという点について言えば、名古屋十六将は全員男性であり、それを束ねるお市に関しては「あまり歌はお得意ではない」らしい。 「あの方の旦那さんは、世界的に有名な指揮者の方なんですけどね。奏(かなで)新九郎さんっていうんですけど」 うずらがそう説明した瞬間、「奏」という名に、武蔵坂組が凍り付く。そして、更にうずらは解説を続ける。 「あと、確か、娘さんがいるっていう噂も聞いたことはあるんですけど、誰も見たことはないんですよ」 失われていた「彼女」の心のパーツが今、ようやく見つかろうとしていた。 第7話の裏話 やってきました愛知県。遂に私が待ち望んでいた「ご当地ヒーロー話」の幕開けです。「腐乱ギュニュール」とか「トリンフルZENA」とか、しょーもないダジャレのオンパレード的な隠し芸大会。これこそが、私がサイキックハーツを通じて一番やりたかったコトなのですが、よくよく考えてみたら、それは番長学園でやればいいだけの話でもある、ということに気付いたのは、この回を終えた直後でした。 で、いきなり(現実世界における)知多半島のご当地萌えキャラである「知多娘」が登場したことには、プレイヤー陣もかなり面食らってたようですが、たまには、こんな話もアリかな、と。厳密に言うと、ルールブックには「ご当地ヒーローの必殺技には登録商標は使えない」と書いてあるんですが、キャラ名そのものに使ってはダメとは、どこにも書いてません(←屁理屈にも程がある)。 一方、渥美三姉妹については、もともと「知多娘」のパロディとして、このサイキックハーツ用に用意していたNPCなのですが、前期のエリュシオンに出した時とは、我ながら全然違うキャラになってますね(イラストも描き直してもらってますし)。そして、彼女達のサーヴァントが色々な意味でルール違反だらけなのですが(シンクロバイク、クリオネではなくウズラ、犬ではなく狐、etc.)、まぁ、それも「ゴールデンルール」として、許して下さい。 そして、この回からセッション中のテーブル上に「MacBook Air」と「外付けモニタ」を設置して「パワーポイントを使った紙芝居(背景やNPCの画像表示)」を展開するようになったのですが(背景画像の大半はネット上からの無断拝借なので、ここには載せられませんが)、思った以上に盛り上がったので、今後も定番として使っていくことになります。やっぱり、いくらTRPGが「想像力を駆使するゲーム」であるとは言っても、現実問題として、やっぱりイメージ画像があった方が伝わりやすいですからね。 ただ、その準備に時間を費やしすぎて、開始時間が遅れてしまったこともあり、中ボス戦もラスボス戦も最後は演出で終わらせるという、中途半端な形になってしまったのが残念なところです。他にも、後々の伏線となる台詞を言い忘れたり、色々とポカが目立った回でありました(この頃からICレコーダーも導入し始めたので、聞き返してみるとそのポカがよく目立つ)。 あと、致命的な大ポカとして、(イラスト担当者に指摘されて初めて気付いたのですが)「7.1.4.」のくだりで、ニトロが英雄と姫子のツーショットに対して食い付いてますけど、よくよく読み返してみたら、第1話の時点で既に「我が妻」として紹介してたんですよね…………。まぁ、これはアレです。バベルの鎖の力で忘れさせられてしまっていた、ということにしといて下さい。「ニトロはバベルの鎖をかいくぐれる程度の能力の持ち主」と言ってしまってますが、それはあくまで彼女の執着心が為せる技で、彼女の中でそれほど重要な情報ではなかったから記憶から消えてしまっていた、ってことで(言えば言うほど言い訳が苦しくなるので、この辺でやめておきます……)。 そして、もう一つ残念だったのが、この愛知遠征編を「学生設定」と絡めることが出来なかったこと。具体的に言うなら、当初は「誰かの修学旅行に便乗した物語」にしようかと思っていたのですが、修学旅行に行く学年のPCが一人もいなかったんですね、これが(まぁ、それ以前の問題として、そもそも東京都民の修学旅行先として愛知県は有り得ないとは思いますが……)。せっかくの「学園設定」があるので、遠出する際にも、社会見学とか、遠足とか、何らかの設定を絡ませたかったのですが、結局、妙案が思い浮かばずに断念したのが心残りです。