約 134,546 件
https://w.atwiki.jp/warfacejp/pages/18.html
ログインボーナス 他ゲーム同様に本作にもログインボーナスが用意されている コンシューマー版のサービス開始から数回仕様変更されている 仕様 4日分が連続ログインでループする仕様となっている。 一日ログインが空くと復活コインからの取り直しとなってしまうので注意 ※特別ログインボーナス期間中は終了まで以下の通常ログボは入手できない 1日目:復活コイン3個 2日目:2500ウォーフェイスドル 3日目:100クラウン 4日目:スーパーボーナス扱いでCz 805 BREN A2 BOXを一つ開封できる ※4日目ログボは以下からランダムで3つを獲得できる模様。 Cz 805 BREN A2 ゴールド(無制限) Cz 805 BREN A2(無制限) Cz 805 BREN A2(期間限定) FAMAS(期間限定) MP-443 Grech(期間限定) 対人地雷 黄煙スモーク×3 ライフルマン用外骨格スーツ「AOS M2」(期間限定) 200XP 密輸者のカード(Cz 805 BREN A2用)
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/279.html
Real-Action(後編) ◆14m5Do64HQ 「フン。DIOが死んだか……まぁいい。この拳王の天の道にあやつの居場所はなかったというコトか」 エリアD-1の神社で世紀末覇者、ラオウが口を開く。 放送で呼ばれた名前の中で、ラオウが知っている名前はアミバ、DIOの二名。 奇妙な人形遣いであるDIOは兎も角、アミバにはラオウは全く興味がなかった。 所詮、小物であるがために何処ぞでケンシロウのような者に討たれたのだろう。 そのような考えしか湧かず、正直どうでもいい事であった。 それよりも、今のラオウには興味が引き立てられる事がある。 「さて、あの男は来るか。それともこの拳王を前にして逃げ行くか……」 先程、自分と闘い、本郷猛と同じ存在であると思われる村雨良。 自分との闘いを放棄し、瀕死の仲間の治療に帰った男。 彼が本当に戻ってくるかどうかに多少興味があった。 戻って来なければ、違う相手を求めて移動するだけ。 そう思っていたため、村雨が戻ってこなくともラオウにはそれ程失望感はない。 だが、先程の戦闘の中、急に強さを爆発的に加速させた村雨を見逃すのも惜しい気がする事も事実。 (やはり、愛の力をわしは気にかけているのか? この拳王が……そんな脆弱なものに) 柄にもなく、悶々とした感情で気晴らし程度に、ラオウが天を見上げた。 そんな時、ラオウの両耳に爆音が届く。 「来たか」 神社へと続く、階段を飛び越え、クルーザーがラオウの視界に入る。 零を括り付けたクルーザーを運転する男は勿論、村雨。 そして村雨の後ろには二人の少女、ヒナギクとかがみが乗っている。 クルーザーを停止させ、村雨がヒナギクとかがみの二人に待つように指示し、一人クルーザーから降り立つ。 「待たせたな」 ラオウから数メートル離れた地点に立ち、村雨がそう口を開く。 目の前に居る、ラオウに対し、ある決意を抱きながら立ち尽くしていた。 「村雨さん、どうするつもりかしら。『用がある』って言って……もしかしてもう一度ラオウと闘う気?」 「大丈夫よ、ヒナギク。『お前達の安全を確保するまで無茶はしない』って言ってくれたわ。それに悪い人じゃないもの……」 『うむ! 良を信じよ!』 村雨、かがみ、ヒナギク、零の三人と一つは彼女達二人の涙が止まった後、互いの話をした。 ハヤテの遺体を埋葬するために、碌に話す時間がなかったからだ。 勿論、その中でかがみはつかさの今までの行動を知ってしまった。 だが、かがみは悲しみに潰れる事をなんとか避け、その事にヒナギクは安心した。 また、今では二人は互いに下の名で呼び合える程打ち解け、零もほっと息をついた。 そして、ヒナギクの同行者、葉隠覚悟ともう一度合流するために移動しよう。 首輪や強化外骨格、BADANのついての考察は覚悟と合流してからでも遅くはない。 そう考えていたが、突如村雨がここに寄りたいと言い出したので、彼らはこの場に居るという事だ。 「悪いが、今は闘えない。俺にはやるコトが増えたからな……」 村雨が口を開く。そんな彼の言葉にラオウは不機嫌そうに眉を顰めた。 村雨には未だ、ヒナギクとかがみの安全が確保出来ていないため、闘うつもりはない。 だが、村雨にはラオウに言っておきたい事があった。 「俺はこの殺し合いを仕組んだ奴ら、BADANに全てを奪われた。 身体も、記憶も、感情も、姉さんも、何もかもだ……だが……俺はもう失いたくない。いや、失わせたくない……!」 今まで忘れていた、大切なものたち。 それらの存在を只、何も出来ずに奪われるだけだった自分。 そんな自分に怒りを覚えながら村雨が呟き続ける。 「俺はもうBADANやお前に何も奪わせはしない!かがみの、ヒナギクの、彼女達の大切なものはもう奪わせん……! BADANとお前は俺が倒してみせる、たとえ俺が全てを失ってでも……!」 「その脆弱な者達のためにこの拳王とあの主催者どもと闘う。たとえうぬが死ぬ事になってもか?」 かがみとヒナギクの泣きあう様子を見て、燃え上がった想い。 全てを奪われた憎しみ、怒りが更に強まる事になった。 だが、それは自分自身だけの怒りではない。 この会場に呼び出され、死んでしまった者達の無念さ。 残された者の悲しみを知り、自分だけがBADANに怒りを募らせているわけではない事を村雨は知った。 「当たり前だ……! 俺は闘う、俺とハヤテの正義が力を与え続けてくれる限り……俺はなんどでも立ち上がってみせる!!」 自分とハヤテの正義を糧にし、闘い続ける事を村雨はラオウに宣言する。 これこそがラオウにもう一度言いたかった言葉であった。 「……よかろう。ならばこれを持ってゆけ。」 「む……これは」 村雨の言葉を聞いていた、ラオウは唐突にあるものを村雨に投げつける。 村雨の片手に握られたもの、それはモーターギアの核鉄。 武器を必要とはしないラオウにとって核鉄は治療用にしか使えず、また完全にとはいかないまでも、 ラオウの身体は戦闘に別段支障がないほどに治癒されている それにラオウは核鉄のような、労をせずに得をえるようなものを好ましく思っていなかったからだ。 そして、ラオウにはもう一つ目的があった。 普段のラオウでは、特に思い立つ事はないと思われる目的が。 「代わりというわけでないが、もう一度うぬの姿をこの拳王にみせい! 本郷が名乗っていたあの名を持つ戦士の姿を!」 何故なら、ラオウはもう一度見たくなったのだ。 この殺し合いで一番の好敵手とも言えた相手、仮面ライダー1号。 彼と同じような姿を持つ村雨の姿をもう一度、己の眼に焼き付けるために。 真の愛の力を手にし、いつか再び自分と対峙するであろう村雨の魂を。 「望むところだ……!」 別に村雨には問題はない。 ハヤテを殺した憎い相手ではあるが、変身するだけなら村雨にもデメリットはないからだ。 そのため、村雨は覚悟との早期の合流もあるため、直ぐにでも変身を行おうとする。 「待って村雨さん!」 「どうした、ヒナギク?」 だが、そんな村雨の行動をヒナギクが制止する。 予想外の言葉に村雨は心底不思議そうな表情を浮かべ、振り向いた。 ――もしやラオウに襲い掛かろうとしているのか? 自分も今すぐにでも、ラオウと闘いたいが今は葉隠覚悟との合流が先決。 そう思い、村雨はヒナギクが早まった行動を起こさないかどうか不安に駆られる。 だが、そんな村雨の心配は杞憂に終わる事となった。 「スイッチよ! 本郷さんは変身する時、気合を引き出すための動きがあったわ! どうせ変身するなら、気合入れて、あいつに見せつけてやりなさい!絶対に忘れられない、あなたの変身をね! 」 それは遠くない未来、滝和也という男が村雨に言った言葉とどことなく似ていた。 そのヒナギクの言葉に村雨は驚き、一瞬動きが止まる。 だが、コクリと頷き、再びラオウの方へ村雨は振り向く。 「ラオウ、俺はお前を許しはない。だから刻んでもらうぞ。俺の名を、俺の変身を……!」 村雨が低く呟き、構えを取る。 ――両脚を少し開き、右腕を右肩より少し上方へ伸ばし、左腕は右脇腹より少し下方へ伸ばす。 「ねぇ、かがみ。私思うコトがあるの……」 「何を?」 ――右腕を村雨の方から見て時計回りに、左腕を反時計回りに回し、伸びきった左腕が一直線に天を向く。 「神様は居ないかもしれないってコトよ。だってこんな殺し合い、ふざけてるもの」 「そうね。神様なんて居ないかもね。でもそれが?」 ――斜め下へ伸びた右腕と平行になるように、左腕を回し続ける。 「でも、これだけは言えるわ。たとえ神様は居なくても……」 ――腰の高さまで左腕を落とし、拳を握りながら左腰の横へ引く。 「私達の傍には、この殺し合いに集められた人達の傍には……」 ――右腕を左斜め上へ思いっきり突き出し、村雨の腰に十字のような模様も模したベルトが現れる。 「変んんんっっっっっ――――――身!」 ――ベルトから眼が覚めるような真紅の閃光が巻き起こり、村雨の身体が赤く光る。 ――村雨の身体から大量の蒸気が湧き上がり、計り知れない程の粒子が放出される。 ――白と赤、そして所々黒色が混じったボディ。緑色のマフラー。カミキリムシを模した、赤い仮面に白のクラッシャー。 ――緑色の複眼で真っ直ぐラオウを射抜く影が、村雨が立っていた場所に出現する。 「正義の味方が、私達に希望をくれる……とても凄い人が!」 甲高い声で、歓喜の表情で叫ぶヒナギク。 ヒナギクにとってこの殺し合いで馴染み深い人物が名乗っていた名前。 狂気に囚われた神父からヒナギクを助けた男と同じコードネームを持つ男。 隣に居るかがみも嬉しそうな表情で、ヒナギクと同じ方向を見つめている。 二度も自分を襲いかかってきた存在。だが、記憶を取り戻し、彼女達を守ると誓った男。 「仮面ライダーが居るのよ! 私達の大切な仲間がッ!!」 「そうだ、俺は……俺は仮面ライダー……ゼクロス! 仮面ライダーゼクロスッ!!」 少女の叫びを受け、男が吼える。 仮面ライダーZX。仮面ライダー十号の資格を得た男がラオウに向って吼える。 ラオウの何かを認めたような瞳に受けながら。 ◇ ◆ ◇ ラオウの元から離れクルーザーが駅を目指している。 クルーザーの後部座席に座ったかがみが、思考を張り巡らす。 村雨の咆哮はかがみにも勇気を与えてくれた。 そのため、かがみはもう少し考える余裕が出来てきた。 (つかさを殺した津村斗貴子……。それにつかさを生き返らすために殺し合いに乗った川田章吾……放って置くわけにはいかないわね) ヒナギクの話から聞いた、つかさと関係が深い人物。 斗貴子と川田の事をかがみは考える。 出来るならば、人殺しはしたくないがこれ以上犠牲者が出る事を避けたい。 板ばさみになる気持ちにかがみは苦悩する。 (つかさ……あんたが望むコトを私はやってみるわ) 今のところ、かがみには斗貴子を許す事は出来ない。 だが、斗貴子を殺しても、あの心優しいつかさが喜ぶとはとても思えないのも事実。 そもそも自分に、本当に人を殺す覚悟もわからないのに、斗貴子に立ち向かうのは無茶だとかがみは思った。 それよりも、かがみはやるべきだと思った事は他にある。 (つかさと両思いになった川田って男の子。彼の方が先よ! 彼が殺し合いに乗ったなんてつかさは悲しむ。だったら……) つかさと両思いの仲となった川田。 つかさが僅か一日も経たない内に、愛の告白を行った事には思わず耳を疑った。 そして、その川田がつかさのためにこの殺し合いに乗ったという話は衝撃的なものであった。 ならば、自分がやるべき事は何か?只、村雨やジョセフに守られるだけでいいのか? その疑問のすえ、かがみが出した答え。 (私が川田君の眼を覚ませてやるわ! 安心しなさい、つかさ。私が絶対にやってみせる……あなたの姉として!) それは川田を説得する事。 それがかがみが出した答え。本当にやるべき事。 地下鉄の駅が見え始めた地点でかがみが出した答えだった。 (そういえば、さっきの放送でなんか気になるコト言ってたわね。『神に祈れ』か……気休めの言葉だったのかしら) そして、かがみの脳裏に浮かんだ疑問。 その疑問が今後どのような影響を及ぼすか。 それは誰にもわからない。 【D-1 神社/2日目 深夜】 【ラオウ@北斗の拳】 [状態]内臓に小ダメージ 、鼻の骨を骨折、 胴体に刀傷、全身フルボッコ(強がって気にしないフリをしている) [装備]無し [道具]支給品一式 [思考・状況] 1:村雨良を待つ。但し、必要があれば動き他の参加者と闘う 2:強敵を倒しながら優勝を目指す。 3:覚悟の迷いがなくなればまた戦いたい。 4:赤木が気に入った。 5:愛などいらぬ!が、他人の愛によって得る力は、知りたい。 [備考] ※自分の体力とスピードに若干の制限が加えられたことを感じ取りました。又、秘孔を破られやすくなっている事にも ※ラオウ・勇次郎・DIO・ケンシロウの全開バトルをその目で見ました ※自らが認めた相手に敬意を払いその生き方をも認める事をしました ※コーラに対する耐性がつきました。 ※さらに強くなるにはもしかしたら愛が必要なのかもしれないと思っていますが、表面上では愛を否定しています。 ※村雨との闘いを切に願っていますが、移動し、別の参加者とも闘おうという気もあります。 ※BADANの存在を知りました 【D-2 S-3駅周辺/2日目 深夜】 【桂ヒナギク@ハヤテのごとく!】 [状態] 顔と手に軽い火傷と軽い裂傷。右頬に赤みあり。つかさ、ハヤテ、ナギの死に精神的ダメージ(大分収まり、行動には支障なし) [装備] ボウガン@北斗の拳、核鉄(バルキリースカート)@武装錬金 [道具] 支給品一式。ボウガンの矢18@北斗の拳 [思考・状況] 基本:BADANを倒す。 1:村雨、かがみと共にS8駅で覚悟と合流する。その後、首輪、BADAN、強化外骨格について考察する。 2:ラオウ、斗貴子に復讐する。(但し、仲間との連携を重視) [備考] ※参戦時期はサンデーコミックス9巻の最終話からです ※桂ヒナギクのデイパック(不明支給品1~3品)は【H-4 林】のどこかに落ちています ※ロードローラー@ジョジョの奇妙な冒険と捕獲網@グラップラー刃牙は【H-4 林】に落ちています ※核鉄に治癒効果があることは覚悟から聞きました ※バルキリースカートが扱えるようになりました。しかし精密かつ高速な動きは出来ません。 空中から地上に叩きつける戦い方をするつもりですが、足にかなりの負担がかかります。 【村雨良@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]全身に無数の打撲。ダメージ(少)。疲労(少) ハヤテの死に精神的ダメージ(大分収まり、行動には支障なし) [装備]クルーザー(全体に焦げ有り)、十字手裏剣(0/2)、衝撃集中爆弾 (0/2) 、マイクロチェーン(2/2) 核鉄(ピーキーガリバー)@武装錬金 核鉄(モーターギア)@武装錬金 [道具]地図、時計、コンパス 、強化外骨格「零」(カバン状態)@覚悟のススメ 454カスール カスタムオート(0/7)@HELLSING、13mm爆裂鉄鋼弾(35発)、ニードルナイフ(15本)@北斗の拳 女装服 音響手榴弾・催涙手榴弾・黄燐手榴弾、ベレッタM92(弾丸数8/15) [思考] 基本:BADANを潰す! 1:ハヤテの遺志を継ぎ、BADANに反抗する参加者を守る 2:かがみ、ヒナギクの安全の確保後、ラオウを倒しに行く。 3:ヒナギク、かがみと共にS8駅で覚悟と合流する。 4:ジョセフ、劉鳳に謝罪。場合によっては断罪されても文句はない。 5:パピヨンとの合流。 [備考] ※傷は全て現在進行形で再生中です ※参戦時期は原作4巻からです。 ※村雨静(幽体)はいません。 ※連続でシンクロができない状態です。 ※再生時間はいつも(原作4巻)の倍程度時間がかかります。 ※D-1、D-2の境界付近に列車が地上と地下に出入りするトンネルがあるのを確認しました。 ※また、零の探知範囲は制限により数百メートルです。 ※零はパピヨンを危険人物と認識しました。 ※零は解体のため、首輪を解析したいと考えています。 ※記憶を取り戻しました 【柊かがみ@らき☆すた】 [状態]:左肩、左脇腹に打撲、精神消耗(中) [装備]:核鉄「激戦」@武装錬金、巫女服 [道具]: [思考・状況] 基本:BADANを倒す 1:村雨、かがみと共にS8駅で覚悟と合流する。その後、首輪、BADAN、強化外骨格について考察する。 2:仲間と共にジョセフと合流。 3:さっき見た首輪の異変について、考えてみる。 4:神社の中にある、もう一つの社殿が気になる。 5:ジョセフが心配。 6:こなたと合流する。 7:つかさとハヤテ、ナギの死にショック(大分収まり、行動には支障なし) 【三人の備考】 ※一通りの情報交換は終えています ※神社、寺のどちらかに強化外骨格があるかもしれないと考えています。 ※主催者の目的に関する考察 主催者の目的は、 ①殺し合いで何らかの「経験」をした魂の収集、 ②最強の人間の選発、 の両方が目的。 強化外骨格は魂を一時的に保管しておくために用意された。 強化外骨格が零や霞と同じ作りならば、魂を込めても機能しない。 ※3人の首輪に関する考察及び知識 首輪には発信機と盗聴器が取り付けられている。 首2には、魔法などでも解除できないように仕掛けがなされている ※3人の強化外骨格に関する考察。 霊を呼ぶには『場』が必要。 よって神社か寺に強化外骨格が隠されているのではないかと推論 ※BADANに関する情報を得ました。 【BADANに関する考察及び知識】 このゲームの主催者はBADANである。 BADANが『暗闇大使』という男を使って、参加者を積極的に殺し合わせるべく動いている可能性が高い。 BADANの科学は並行世界一ィィィ(失われた右手の復活。時間操作。改造人間。etc) 主催者は脅威の技術を用いてある人物にとって”都合がイイ”状態に仕立てあげている可能性がある だが、人物によっては”どーでもイイ”状態で参戦させられている可能性がある。 ホログラムでカモフラージュされた雷雲をエリア外にある。放電している。 1.以上のことから、零は雷雲の向こうにバダンの本拠地があると考えています。 2.雷雲から放たれている稲妻は迎撃装置の一種だと判断。くぐり抜けるにはかなりのスピードを要すると判断しています。 ※雷雲については、仮面ライダーSPIRITS10巻参照。 ※かがみの主催者に対する見解。 ①主催者は腕を完璧に再生する程度の医療技術を持っている ②主催者は時を越える"何か"を持っている ③主催者は①・②の技術を用いてある人物にとって"都合がイイ"状態に仕立てあげている可能性がある ④だが、人物によっては"どーでもイイ"状態で参戦させられている可能性がある。 ※首輪の「ステルス機能」および「制限機能」の麻痺について かがみがやった手順でやれば、誰でも同じことができます。 ただし、かがみよりも「自己を清める」ことに時間を費やす必要があります。 清め方の程度で、機能の麻痺する時間は増減します。 神社の手水ではなく、他の手段や道具でも同じことが、それ以上のことも可能かもしれません。 ※ステルス機能について 漫画版BRで川田が外したような首輪の表面を、承太郎のスタープラチナですら、 解除へのとっかかりが見つからないような表面に 偽装してしまう機能のことです。 ステルス機能によって、首輪の凹凸、ゲームの最中にできた傷などが隠蔽されています。 ※S1駅にハヤテのジョセフに対する書置きが残っています。 ※エリアD-2民家周辺にハヤテの墓があります 前編 212 第四回放送 投下順 214 The show must go on 212 第四回放送 時系列順 214 The show must go on 207 弟 ラオウ 230 Reckless fire 207 弟 村雨良 216 Climax Jump 207 弟 柊かがみ 216 Climax Jump 207 弟 桂ヒナギク 216 Climax Jump
https://w.atwiki.jp/cardinalred/pages/163.html
名も無き島入場クエスト 要求Lv:Base80以上 クエスト条件:ラヘル聖域クエスト、トール火山の秘密クエスト、歴史学者クエストをクリア クエスト報酬:BaseExp1.5M 歴史学者クエスト(ゲオルグの呪い/建国神話)をクリアした状態で飛行船国際線(伊豆-ラヘル-ジュノー間)に乗り飛行船内部(airplane_01 92,60付近)に下りるとバムプ神父の使者が登場する。 プロンテラ修道院の「バムプ神父」に話を聞くと、[ラルヒス]を探すように言われる。 コモドカジノ1F(174,89)にいる[ラルヒス]に話しかける。会話後、バムプ神父のところに戻るように言われる。 バムプ神父は『ラヘルに行き、情報を集めるように』と言う。 ラヘル中央にある旅館(115,147)に入り、左の部屋の従業員に話しかける。 客の会話を全て聞き終わった後、ベインスへ向かう。 ベインス治安管理所(87,168)に入り、兵士と治安官に話しかける。彼らは「数ヶ月前に南で捕まった人々」の話をするが『この事件の調査を行うためには偉い人の許可が必要だ』と言われる。 ラヘルのフレイヤ大神殿に行き、ジェド大神官に話しかける。ジェド大神官は『ニルエン大神官を探してくれ』と言う。ニルエンは神殿前の庭園、5時方向(ra_temple 166,57)にいる。(ダンジョン内ではなく神殿前のフィールド) ニルエンに話しかけ、調査許可を得る。 再びベインスに行き、治安官アル・ハマドに話しかける。 ベインス南フィールドの入り江に船が一隻置いてあるのを発見できる(入り組んだ場所に置かれている。左下から回りこむ) ベインスの酒場に入り、酔っ払いに話しかけると「ケイニーの父親」の話を聞ける。 ベインス3時方向の「ケイン」に話しかけると父親の船の使用許可を貰える。 船のところに戻り、吹き出しをクリックするとラルヒスが登場する。一緒に船に乗り、「名もなき島」へ向かう。 名もなき島(朝)の(215,183)を通りかかると自動会話が発生する。 北東(227,230)の家の中に入るとまた自動会話が発生する。 修道院の北西(建物裏?)にある「カラスの死体」をクリックすると自動的に屋内に飛ばされる。 ラルヒスと会話していると、ラギッドゾンビとゾンビスローターが襲ってくるので撃退する。 建物の外に出ると名もなき島(夜)に出る。これ以降はベインス南フィールドの船を利用して自由に名もなき島に出入りできる 名もなき島(夜)の中央にある修道院に入るここからはダンジョン探索。腕に自信がなければPT推奨 修道院2F(abbey02 223,68)に研究日誌が置いてある。(南東ブロック中央の小部屋。省略可能?) 修道院3F(abbey03 231,233)を調べると、「倒れた男」を発見できる。(修道院3Fは北側に部屋がたくさん並んでいるが、一番右上が当たり) 「倒れた男」をクリックすると、突然襲ってくる。王の死体と戦闘になり、倒すとクエストアイテム「王の証明」を獲得 名もなき島(夜)の入り口に戻り、王の証明を持ってラルヒスに話しかける。 バムプ神父に事の顛末を報告する。BaseExp1M獲得。 最後にニルエンと会話する。BaseExp500k獲得 備考歴史学者クエストでのストーリー分岐が本クエストに影響するか不明 トール火山「基地潜入クエスト」と同時に進行した場合、競合する可能性がある。
https://w.atwiki.jp/soloist/pages/17.html
Member Game Name Style SuddenAttack 消えた飛行機雲 Sniper Paperman †四季映姫† Shotguner エンジェル戦記 儚い飛行機雲 ファイター Left4Dead Shiki_cloud[JP] Shotguner Device Mouce Mousepad Icemat 2nd Edition Headset Keyboard
https://w.atwiki.jp/naiana/pages/83.html
Drエイジの遊びによって完成した究極の紙飛行機 自由に飛び回っているため十九話や二十五話などで目撃されたり、セキ戦の最中である二十四話にまで登場したりとその行動範囲は広い 行動目的やその動力など詳しいことはDrエイジのみぞ知る ちなみにその存在感から「神飛行機」と呼ばれることも少なくない また、神出鬼没である。
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/421.html
Drエイジの遊びによって完成した究極の紙飛行機 自由に飛び回っているため十九話や二十五話などで目撃されたり、セキ戦の最中である二十四話にまで登場したりとその行動範囲は広い 行動目的やその動力など詳しいことはDrエイジのみぞ知る ちなみにその存在感から「神飛行機」と呼ばれることも少なくない また、神出鬼没である。
https://w.atwiki.jp/yscivil/pages/29.html
目次 水平経路 垂直経路上昇距離 巡航高度 降下開始地点(降下距離) 計画例 降下距離を測る 目的地がレーダーに映る範囲にあるならば、特に計画を立てなくても、そこへ行くことはできるでしょう。また、目的地の方角が(どうやって調べるかという問題はあるものの)分かっていれば、その方位へ向けて一直線に飛行し続ければ目的地の周辺に到達することができます。さらに、到着時間や燃料消費、退屈さなどを気にしなければ、低空を飛行し続けても問題ありません。 しかし、ジェット旅客機を飛ばすのにそれだけでは面白くないので、地図上のルート(水平経路)と上昇・巡航・降下(垂直経路)の計画を立てて、YSFLIGHTで利用可能な航法計器を使用してフライトを楽しむ方法を、できるだけシンプルな形で考えてみたいと思います。 水平経路 水平経路の計画では、出発地から目的地までのVOR間を結ぶルートを考えることが主な作業になります。そのためには、飛行するマップの空港やVOR間の配置・方角・距離を知っている必要があります。一部のアドオンでは詳細な航空図が添付されています。他のマップでも誰かが作成してくれたものが公開されているかもしれません。そうでなければ、Scenery Editor(テスト版と正式版どちらが新しいかは都度確認のこと)で地図データの中身を調べたり、Navigation Planner(第三者作成ツール。利用は自己責任で)を使用したり、後は飛びながら航路を”開拓”したりすることになります。マップによっては本物の航空図も参考になるかもしれません。 デフォルトで収録されているTOHOKUマップ情報 多くのVOR局を経由する場合、あらかじめ各局名とコースを順番に書き出しておくことで、フライト時の航法に関わる負担を減らすことができます。 目的地までの距離は、次に説明する垂直経路の計画に必要な情報になります。 垂直経路 垂直経路の計画では、先に水平経路の計画で得られた「目的地までの距離」を元に、「巡航高度」と「上昇/降下率(区間)」の(実現可能かつ現実的な)設定を行います。視覚的に言えば、下図のような”台形の形”を考えることになります。 先に言ってしまうと、標準的な「上昇/降下率」は機体性能や飛行管理の都合上、概ね決まっています。上昇・巡航・降下の各フェーズについては以降で説明します。 上昇距離 下図は、上昇時の飛行距離と到達高度の関係をグラフ化したものです(機体はアドオンのB737-500で、10,000フィート以上は250ノットを維持して上昇しています)。機種や燃料搭載量、飛ばし方などにもよりますが、ジェット旅客機なら離陸後30,000フィートに達するのに大体30~50マイル掛かる計算で見積もればよいかと思います。 上昇時は降下と違って、垂直経路を直線的に上昇し続けるというのは難しく、またあまり求められていないので、効率良く上昇することに専念すればよいかと思います。 巡航高度 航空機、特にジェット機は高い高度ほど速く飛ぶことができます(YSFLIGHTでもその特性が再現されています。そしてなにより高高度を飛行するのは気持ちが良いものです)。ただし、上昇/降下に必要な距離もその分増えるので、目的地までの距離に対して巡航高度を高く取りすぎてしまうと、(特に近距離フライトでは)巡航距離が短くなりすぎてしまいます。感覚的に、巡航区間は全区間の1/3は確保したいものです。 一方、巡航可能な高度の上限は、機体の性能に依存します(一般的な旅客機の最大巡航高度は40,000ft程度)。 降下開始地点(降下距離) 降下開始地点(Top of Descent(TOD, T/D))の計算とは、「目的地のどれくらい手前から降下を開始すべきか=降下に必要な距離」を求めることです。ここでは降下角一定で降りていくときの計算方法について考えてみます(YSFLIGHTでは基本的に風の影響などを考慮する必要はないので、純粋に計算通り飛べばうまくいくはずです)。 降下角が一定ならば、機体―目的地間の水平距離と高度差は比例関係になるので、一方に適当な係数を掛ければもう一方の値を求めることができます。航空機の降下角は約3°が一般的であり、そのときの計算は以下のようになります。 降下に必要な距離(NM)= 高度(ft)×3 ÷1000 = 高度(FL)×3 ÷10 降下角3°での高度→距離の計算例 高度 距離(NM)(ft) (FL) 理論値 3掛け 誤差 1,000 10 3.1 3 -0.1 2,000 20 6.3 6 -0.3 3,000 30 9.4 9 -0.4 5,000 50 15.7 15 -0.7 10,000 100 31.4 30 -1.4 15,000 150 47.1 45 -2.1 20,000 200 62.8 60 -2.8 25,000 250 78.5 75 -3.5 30,000 300 94.2 90 -4.2 35,000 350 109.9 105 -4.9 40,000 400 125.6 120 -5.6 高度 =(目的地との距離(NM)÷3 ×1000)(ft),(目的地との距離(NM)÷3 ×10)(FL) 降下角3°での距離→高度の計算例 距離(NM) 高度 理論値(ft) 3割り 誤差(ft) (ft) (FL) 3 955 1,000 10 +45 6 1,911 2,000 20 +89 9 2,866 3,000 30 +134 15 4,777 5,000 50 +223 30 9,553 10,000 100 +447 45 14,330 15,000 150 +670 60 19,106 20,000 200 +894 75 23,879 25,000 250 +1,121 90 28,659 30,000 300 +1,341 105 33,436 35,000 350 +1,564 120 38,212 40,000 400 +1,788 整数で乗除算するのは、操縦しながら暗算できるようにするためです。降下中、目的地との距離・高度差をもとに上記の計算を定期的に行い、機体が適切な降下パスから外れていないかをチェックして、必要に応じて降下率を調整します。 キリの良い高度に対する距離(1,000ft/3NM、10,000ft/30NM、20,000ft/60NM、30,000ft/90NM)は覚えておくと、降下パスを感覚的に把握しやすくなります。また、高度をフライトレベル(FL)で考えれば、割ったり掛けたりする0の桁数を減らせます。 実際の降下開始地点は、計算で求めた距離よりも数マイルは余裕を持った方がよいと思います。 「高度3掛け・距離3割り」での実際の降下パスは、下図の通り、3°よりわずかに深く(約3.14°)なりますが、誤差の範囲でしょう。 ちなみに降下角3°よりやや深めの5°で降下したときは、10,000フィートで約18.8マイル掛かります。これは降下角3°のときの6割程度の距離となります。 計画例 上昇・巡航・降下の各フェーズで必要な飛行距離について理解した上で、改めて垂直経路の図(垂直経路の飛行計画(例))を見てほしいのですが、「目的地までの距離(全区間)」が190マイルで「巡航高度」を30,000フィートに設定したとき、「上昇区間」は上昇距離の図(上昇時の飛行距離と到達高度(例))の通り40マイル、「巡航区間」は60マイルで全区間の約1/3(最低限巡航したい距離)、「降下区間」は降下角3°で90マイルになっています。このときの「降下開始地点」は全区間の半分を少し過ぎたところに位置しています。 つまり、全区間の半分の距離から降下できる高さより低い高度を「巡航高度」に設定すれば、大きな間違いはないと思います(標準的な上昇/降下を行い、最大巡航高度未満を飛行するという前提で)。 降下距離を測る 飛行計画後の話になってしまいますが、計画通りに降下を行うには、目的地との距離をリアルタイムに知る必要があります。高高度からの降下では目視という訳にはいかないので、レーダーやDMEを利用することになります。 レーダーは『3』キーを押すたびに視程範囲(レンジ)を切り替えられます。例えばレンジが「100 MILES」のときは、半径50マイル先(四隅はもう少し先)まで表示することができます。レーダーで50マイル先に表示された空港に着陸したい場合、その時点で約17,000フィート未満を飛んでいないと(降下角 3°のパス基準で)”高い”ということになります。 処理高度の概算例(降下角3度) レーダーで目的地との距離を測りながら高度を処理する方法は、無線標識局の設置されていない空港や、15,000フィートくらいまでの高度を気ままに飛んで着陸する場合に便利です。しかし、ある程度の距離まで近づいたら、目視によるアプローチ~着陸を行う必要があります。規定の高度でダウンウィンドレグにエントリーして、トラフィックパターンの型通りにアプローチするか、ストレートインやダイレクトベースでの進入なら、早め早めに降下しながら滑走路へ接近していきます。最終降下は(かなり低いと感じられますが)1,000フィートを切る高度から開始します。 低空での目視による降下判断には、HUDのピッチ角目盛りが参考になります。目視でのアプローチでも触れていますが、降下角3°で降りるなら、ピッチ角の目盛りが-3°のラインと滑走路の位置を比較して高いか低いかを判断できます。慣れてくればYSFLIGHTの低空での高度感覚を掴めるようになるでしょう。 最終降下開始前。滑走路端が3°の降下パスに重なるまで水平飛行する 空港にVOR/DMEが設置されていれば、DME計器により距離を確認することができます。ただし、YSFLIGHTではマップにもよりますが通常60~90マイル程度近づかないと受信できないので、30,000フィートを超える高度から降下するには、空港VORより1つ以上手前のVOR局のコース上で降下を開始しなければなりません。逆を言えば、それくらいの巡航高度は、複数のVOR局を経由しないと目的地までたどり着けないような距離をフライトするときに選択するものと言えます(計画例参照)。 レーダーやDME以外に、NAV1, NAV2のSTATIONリストにも局までの距離が表示されるので、ある程度は参考になるでしょう。 前ページ ページTOP 次ページ メニュー
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/4363.html
「アリアリアリアリアリ、マンモーー!ここから先は、トオサンゾーー!!」 【名前】 アリマンモス 【読み方】 ありまんもす 【声】 関智一 【登場作品】 dビデオスペシャル 仮面ライダー4号 【所属】 ショッカー 【分類】 合成怪人 【特色/力】 突進力を活かした格闘攻撃、分身能力 【モチーフ】 アリ、マンモス 【詳細】 ショッカーが作り出したアリとマンモスの特性を併せ持つ改造人間。 小回りの利くアリの身体にマンモスの突進力が加わり凄まじい突進力を発揮する。 またアリの強靭な外骨格によって防御力が高く、マンモスの鋭い牙と鞭のようになる長い鼻を武器とする等距離を問わずに安定した戦闘力を発揮する。 アリの外骨格によって防御力も高く、左右の牙から放出したエネルギーを凝縮チャージし、必殺の遠距離攻撃を放つ事もできる。 分身能力も備え、複数体による圧殺も可能。 なおアリもマンモスも分身能力とはあまり関係ないが、分身した際に「ぐんたいアリー」と口にしていたことから、軍隊アリの集団戦法を意識したものと思われる。 また二重人格という訳ではないが、声の高低が激しく、甲高い声で「アリアリアリ~」と叫んだ直後に「マンモー!」と野太く吠える癖がある。 3回めのループにおいて、突如町中に出現し、一人でチーターカタツムリやヒルカメレオンと戦っていたドライブを強襲。 タイプワイルドにタイプチェンジしたドライブに果敢に挑み、その最中やってきた剛に対し光弾で攻撃を加えるも、タイプスピードにチェンジしたドライブが先回りして彼の盾となり、 光弾の連射を受けたドライブは変身を解除し、進ノ介は死亡してしまった。 その直後再び歴史はループしてしまう。 最後のループにてゼロノスと相対しそのパワーで善戦するも、ソードモードのゼロガッシャーを突き刺されて持ち上げられ、 身動き取れない状態で発動したスプレンデッドエンドの光刃に両断され爆散した。 【余談】 分類はショッカー怪人だが、チーターカタツムリ同様、正確な分類としてはゲルショッカーの合成怪人に分類される。 ちなみに、変身前であればレイドラグーンがいるが、変身した状態の主人公ライダーを殺害することに成功した怪人はこのアリマンモスが史上初である。 『マキシマムイグニッション』によると、同じ新規怪人のチーターカタツムリが左右非対称なのに対し、こちらは左右対称で差別化されている。その一方、続くコメントによれば当初は重量級怪人として脚部をそのままマンモスの足にしたかったが、「(ゲル)ショッカー怪人ならば黄色いブーツは欠かせない」としてチーターカタツムリやヒルカメレオンと統一感を持たせるように敢えてそれを膝上までに止め、獣の足の先から人の足(ブーツ)が生えたようなフォルムに仕上がった。 アリ由来と思われる分身能力だが、後に仮面ライダーセイバーに登場するアリメギドが同じ分身を作成していく能力を持つ。 本体である女王アリの個体が、兵隊アリに当たる分身を生み出していくというもので、女王アリが倒されても分身は残り続けるため殲滅する必要がある。
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/592.html
[部分編集] リローデッド Company Era 2■■/■■/■■ ウルムチ要塞都市新城市区・天山第一公園 技仙公司の本社所在地、ウルムチのイメージと言えば重厚な城壁とハリネズミの様な防衛機構、旧世代の面影を残す旧市街が一般的だろう。全ての温もりを奪い尽くすような内陸部特有の底冷えに何とか抗おうと人々は競うように着膨れし、路肩に集められた雪も北風に曝され殺人的な堅さに凍結する冬の間は、観光客の姿もまばらだ。 歴史と人間模様が猥雑な賑わいを織り成す旧市街からはやや離れた閑静な自然公園。 昼間は観光客や休憩をとる社員で溢れる公園も冬ともなれば夜が深まれば静まり返り、ベンチに座る人影は疎らだ。 頭上には満天の星が瞬く。管理が行き届いた大樹と芝生の向こうには、ライトアップされた一際大きな本社ビルと、それに傅く新市街の摩天楼が聳え立つ。澄んだ大気が光の鮮度を保つのか、夏に比べると鮮烈な輝きを放つようにも感じる。 そんなありふれた冬の夜。街頭の光量が抑えられ、人影も少ない広場には、背中合わせにベンチに座る二人のスーツ姿の男。片方の男は携帯電話に耳をあて、もう一方の男は何も言わずに紫煙を揉み消す。口から立ち上る湯気と紫煙が混ざりあい、夜風に吹き飛ばされて細く掻き消える。 「死人を勝手に動かしたな、楊」 『勝手に?あり得ません、政務委員殿。手続きは全て終えています』 神経質そうな声がスピーカーから流れる。受話器の向こうから感じる仄かな苛立ちを男は無表情で黙殺した。 「作戦命令書が通過していない。確認せよ」 『……直ちに。失礼します』 携帯電話を懐に仕舞うと、通話を終わらせた男は振り向かずに口を開く。 「……これでいいのかな?土壇場だからこれ位しか出来ないが」 「上出来だ、感謝するよ。襲撃の情報も教えてくれてありがとうな」 「この手の策謀とは無縁で通すつもりだったんだけどな。肝が冷える」 「その立場じゃそうもいかんだろう」 背後からいるか?と差し出された煙草を断ると、ストライプのスーツに身を包んだ男はベンチに深く腰かける。 「このやり方、もう無しな。若手になめられるんだよ」 「いつも悪いな」 衣擦れ音の後に、カチッという軽いクリック音。葉と紙の焼ける匂いが、電光式ライターが煙草に火をつけた事を教える。 「全くだ。それにしてもお前が土壇場でねじ込んでまで庇おうとする相手がいるなんてな。顔が見たくなるよ」 「いやなに、前任者の置き土産は有効に使いたくてね。ここで倒れてもらっちゃ困るのさ」 「放任しすぎて喉を食い千切られるなよ」 そう言って向かいに座る無地のスーツの男は煙草を口に運び、すぼめた唇から紫煙を吐き出した。 ストライプの男も呼応するようにため息をつく。暫くの間が木々に切り取られた夜空に溶けた。 「大学からの親友の頼みとは言え、機密作戦を遅らせたんだ。何か便宜は図ってくれるんだよな?」 「栗毛がかわいいフーコック島の愛人さんの件は二人だけの秘密にしておくよ」 「それで頼む」 無地のスーツの男が立ち上がり、ウルムチの夜に音もなく消えていった。無軌道な学生が騒ぎたてる遠い響きが彼の痕跡を消していく。静寂が戻った広場の向こうに聳え立つ摩天楼を睨みつけ、男は前を向いたまま暫しベンチに佇んだ。身動ぎしないまま一刻が過ぎた時。彼はため息をついて懐から包装されたままくたびれた煙草のパッケージと携帯電話を取り出し、細君との禁煙の誓いを破った。 「雷、作戦命令書を通過させろ。二時間後だ」 『了解』 2.1時間後 位置情報削除済 レーダー波を吸収する白灰色迷彩に塗装されたテイルトジェット機が、無限に広がる荒涼とした銀世界の上、レーダーに探知されないギリギリの超低空を滑るように進む。 機銃やドアガンも撤去され、小さなアンテナに至るまで突起を均されたそれは雄々しさこそ無いが、どこか無骨さを残すその姿はそれがあくまで兵器であることを言外に主張していた。 所属を表す表記やエンブレムの類は一切存在しない。その出で立ちこそがこれがどの様な任務に投入される機体かを雄弁に語る。 急襲機のカーゴベイに搭載された積み荷は、人間ーー兵士。壁沿いの硬いベンチに8人ずつ腰かけた彼らは、骨格の上をなぞる様な形で着込む型の第二種非装甲外骨格(エグゾスーツ)に身を包み、白と茶の冬季戦迷彩の上に今はまだその用を果たしていない試作型光学迷彩のヴェールを纏っている。 その頭部も例に漏れず、頭から首までをすっぽり覆う冬季戦迷彩の全状況型の高機能アサルトヘルムに包まれ、その顔面には呪術的な紋様が朱く描かれた黄色の札を一様に貼り付けていた。 申し訳程度に設けられた小さい丸窓からは、闇に包まれた一面の銀世界。甲高いエンジン音だけがカーゴベイに響きわたる。 ベンチの無い片隅には人一人分の大きさの長筒と、半球状の奇怪な装備が搭載された第一種装甲機動気密外骨格(パワーアーマー)。それも蹲ったまま、戦場を駆ける時を待っていた。 彼らは黙りこくったままで待機し、それ以外の音はない。その非人間的な沈黙が、彼らの錬度を表していた。 『作戦命令が通過した。死人の諸君、時間だ』 降下地点まであと2分、とパイロットが機内無線で告げて少しすると、右端に腰掛けた兵士が口を開いた。札を貼り付けられた兵士達の首がそちらに向く。 『作戦内容はBRFのままだが、遅れのせいで任務が追加された。まずは襲撃を受けた移送部隊の解放を行い、それからパッケージの奪取に移る。質問は』 ヘルメットの中、彼らの網膜に直接映し出される画面に表示が追加され、マップが書き換わる。左のベンチに座る大柄な兵士が挙手をし、酒焼けしたようなざらついた声が部隊内無線に流れた。 『移送部隊の周辺に展開する敵勢力の規模は?』 降下一分前、コース良しのアナウンス。ふわりとした僅かな浮遊感が、さらに高度を下げていることを感じさせる。 『確認されていない。レンジャーのお漏らしっ子どもはオープンチャンネルで助けを求めている。どうやら敵は紳士的に捕縛したまま捨て置いたらしいな、手練れだ……他には』 『『なし』』 『宜しい。それでは仕事に掛かるとしよう』 微かなノイズが各員のヘルメットの中に木霊する。戦闘モードでがシステムが起動し、各種ステータスと注意書きを遠足の前の母親の様にまくしたてる。 総勢16人の精鋭が立ち上がり、ハッチの前に並ぶ。同時にカーゴベイのハッチが開き、宵闇に冷やされた極寒の大気が奔流となって彼らを殴りつける。目にも止まらぬ速さで流れていくであろう地表の景色は、夜の帳に隠されて見えない。高度10m、回転翼機でない以上これよりは下げられない距離だ。 『降下、降下、降下』 後方にGがかかり、急襲機は減速しながらさらに高度を下げる。 準備を終えた彼らは一斉に黄色い札を剥がして壁に貼り付け、カーゴベイから闇の寒空へと飛び出す。少し遅れて重装備を起動した兵士も凍てついた大地へ跳躍する。 技仙公司戦略軍第9特殊偵察大隊『疆死』第一中隊『饕餮(とうてつ)』、魔を喰らう龍の子の名を冠した動く死人。その一個分隊が白い辺境に解き放たれた。 20分後 旧街道上、イルクーツクから西南西に150km 「聞こえるか、こちら『イカ釣り漁船』!護送対象を強奪された!救援が来るんだろ、早く助けてくれ!」 仲間の死体が疎らに転がる中で、焦燥と危機感を隠そうともしない兵士達。後ろ手に縛られたまま無線機を持った兵士の尻に、別の兵士ががなり立てるのは滑稽な光景だろう。 「クソが、このままじゃ凍死しちまう!お前ら寝るなよ!」 見渡す限りの銀世界。無表情のカラマツが申し訳程度に立つ未舗装の街道上で立ち往生するのは、冬季戦迷彩に塗り替えられた歩兵戦闘車や装甲車の車列。その車体にはアレクトリスグループの一角である技仙公司のマークが塗られている。 だがエンジンの唸りやキャタピラが地面を踏みしめる音は聞こえない。それを動かす兵士達は車中に無く、その全てが後ろ手に捕縛されているか、無惨に屍を晒していた。 彼らの安心の象徴にして帰る家である『長城』は遠く、辺りには人どころか獣の姿すらない。一帯は敵対するCDグループの内戦に介入し、緩衝地帯として影響下にあるものの、武装勢力や企業軍の力がぶつかる混沌にあることも事実だった。それに加え冬の極寒と吹き付ける季節風が彼らの命を削る。 彼らの命は長くないのは明白であり、故に精鋭で知られるレンジャー部隊でも恥や外聞を気にせず大声を張り上げて互いを鼓舞し合う。 「ガチガチに縛ってやがる!実質死じゃねえかよ!」 「今敵に襲われたらひとたまりも無くねぇ?!」 「その前に凍えて獣のエサになるだろうよ!クソが、こんな所で死にたくねえよ!」 だが、彼らが待ち望んだ救い主はすぐに現れた。 zzzzzt………zzzzzt…… 「あれ……」 鼻が利く兵士が嗅ぎ慣れないオゾン臭を、耳聡い兵士が今まで聞かなかったノイズを感じとった時。冷や汗が流れるより前に、後ろ手に縛られた拘束が突然一斉に解け、自由になった彼らは無様によろめいた。 「なっ」 怪訝に思って後ろを振り向いた彼らが見たもの。背後の宵闇から音もなく姿を現したのは、見慣れない装備類に身を包んだ顔の見えない兵士達だった。 「い、いつから」 戦闘服越しに分かる鍛え上げられた肉体、様々な企業の商品を自由に組合せた見覚えのない装備類、頭部をすっぽり覆って一切の人間味を感じさせないヘルメット。そして半ば恐慌状態とはいえ全く気付かれずに自分たちの背後を取るだけの錬度と、彼らから漂う実力に裏打ちされたであろう存在感。一様に抱えるのは装甲歩兵すら難なく屠る 25式自動歩槍(14.5mm突撃銃)。守護天使が現れたという安堵と得体の知れない存在を目の当たりにした畏怖が混ざった似た感情が彼らの脳裏を横切る。 『たった今だ。追加の作戦命令がアップロードされている、確認しろ』 「り、了解」 解放されたレンジャー達はPIDを開いて確認すると、冷や汗を散らして部隊を再編成し、一目散に装甲車へ駆け出した。 程なくしてエンジンに火が入り、雪原の静寂と敗北の恐怖をディーゼルとターボチャージャーの咆哮が掻き消していく。 「おい、そういやあいつらは」 「えっ」 命令を受領し、慌ただしく持ち場に着いた彼らが礼の一言でもと辺りを見回した時。吹きさらしの大地に恐るべき救世主の姿は何処にもなく、荒涼とした雪原には獣の遠吠えがせめてもの残滓を残すだけだった。 1時間後 イルクーツクから西南西に170km なし崩し的に技仙公司がArPから奪い取った干渉地帯。その中に小さな建造物がぽつねんと建ち、宵闇に身を潜めている。 地味ながら、見れば見るほど異様な建物だった。崩れて朽ち果てたものが殆どの中で、強化材で出来ているのかそれだけが崩れも綻びもしていない。 そればかりか、目を凝らせば強化外骨格を着込んだ屈強な歩哨が突撃銃を手に油断なく目を光らせているのが分かる。 「こーのーうーたーがきーこえてるー、いのーちーあるすべてのーものよー」 暗い部屋の中で鼻唄を口ずさむのは、一人の女。ボールペンを弄びながら、自虐的な面持ちで青白い光を見つめている。 部屋の中に電灯の類はなく、一面に設置されたモニター群とコンソールが不健康な光を室内に投げ掛けている。 部屋の中央、今は無きArPのマークが描かれた床に置かれた机には外骨格が立て掛けられ、ブリーフケースと書類が散乱し、それぞれがブルーライトを浴びて光沢を放つ。 「しーんじーつはー、あなたのむーねのなかにあるー」 ミネラルウォーター片手に事務椅子から立ち上がった女ーー青華は薄暗い部屋の片隅へと歩み寄る。さらに薄暗い片隅には事務椅子に縛り付けられた少女が項垂れていた。白い首筋とすべすべの腹は青黒い痣と深紅のキスマークで彩られ、下着と白衣は酸化した血と水で黒く汚されている。 「さあ起きてくださーい」 まだ渇ききっていない艶のある黒髪にどぼどぼと水を掛けると、呻き声と共に少女が幽かに身じろぎする。 「おはようございます♪」 軽く頬を叩いて覚醒を促す。反射的に顔を上げた少女の虚ろな瞳は彼女を捉えた瞬間に恐怖と怯えに収縮し、声にならない叫びを上げて全身で椅子ごともがいた。 「ほら、こっちを見る」 彼女の顎を両手で掴み、無理矢理自分に向かせる。恐怖や怯えに染まった瞳に遅れて広がる未だに消えない抵抗の意思が、嗜虐欲を掻き立てる。 「この淫売!人でなし!ただじゃ済まさないんだから!」 「可愛いですねえ。まだ強がれる」 乾ききった口で唾を吐こうとして縛り付けられた椅子をガタガタと揺らして精一杯強がる哀れな子羊に、水が入った12L入りのペットボトルを見せつける。短い悲鳴を上げて強ばる体を見て、青華はくぐもった笑いを漏らした。 唇に指を突っ込み、強引に口を開けさせる。顎を押さえたまま彼女の上に屈み、乾いた唇を重ねた。 「んー、むーっ!」 怯える口腔に舌を突き入れ、思うままに絡ませる。こもった血の匂いを味蕾全体で味わい、ねばついた唾液を上書きする。頑なに閉じようとする下顎を指先だけで押さえ付けながら硬い歯茎を、まだ折れていない歯を、恐怖で引っ込む舌と舌の根を一つ一つ舌でまさぐる。ぴちゃぴちゃという淫靡な水音が静かで薄暗い部屋に響き渡る。 一方的な蹂躙。浅い息遣いとせめてもの抵抗が青華の嗜虐欲をさらに昂らせる。口淫の中で、彼女は股座が暖かく身動ぎするのを感じた。 「……ぷはっ」 ひとしきり少女を堪能した青華は口を離した。銀に光る粘りが二人の口の間に細い橋を掛け、途切れて少女の顎に張りつく。 「うーん、流石に美味しくないですね。まあお楽しみはこれからという事で」 「変態!絶対に許さないわ!」 気丈だ。その心を支える機序を説明することはできたが、未だ健気に抵抗を続ける彼女の姿を邪仙は気に入っていた。 希望をしっかり持ちながら屈辱と怒りに震えるこの子をどう凌辱してくれよう。仕事を終えた後、心と骨を叩き折られて這いつくばりながら哀願する姿を楽しみにしながらモニターに一瞥をくれたその時だった。 モニターの中、建物周辺の幾つかの警戒ポイント。鍛え上げられた邪仙の目は、歩哨がいるべきその場所に巧妙に均された雪原だけがある事の意味を見逃さなかった。 いつから居ない? そもそもなぜバイタルサインに直結されたアラートが作動しなかった? 答えは分からないが、予感はある。どの道哀れな人質を相手に遊んでる場合ではなかった。 邪仙は腕時計を一瞥する。回収の時間まではあと数刻。依頼主の意向とは言えそれなりの連中とわざわざ協同してやっているのだから、時間稼ぎ位の仕事はしろと毒づいた。 「何よ?余裕こいてられなくなったのかしら」 「そうですね。すぐに終わる野暮用ですが」 「いいえ、あんたはここで終わりよ」 「その強気もすぐにへし折ってあげますよ」 減らず口を叩く少女をあしらいながら、机に仰向けに転がり、手早く外骨格を装着する。眠り(充電)から目覚めた現代の具足は直ぐに彼女の肢体に合わせて己の大きさを変え、邪仙はそれを気にせず拳銃を掴んで弾倉を検める。巡回兵の悲鳴が無線に乗って聞こえたのは、彼女が外骨格の装着を完了し、起き上がると同時だった。 同時刻 同施設内、一階 うすら寒い照明が満遍なく空間を照らす古びた通路を曲がったすぐ先で、回転式拳銃そのままのシリンダーと撃発機構が付けられた無骨な刃が閃く。温かみのない一閃に遅れて突撃銃を持った腕と血しぶきが宙を舞い、ひゅう、という声にすらならない断末魔を上げながら大柄な兵士の首だけがあらぬ方向に傾ぐ。切れ目を広げながら薄皮と外骨格のパーツで辛うじて繋がれる頭だけが外れると同時に、外骨格のバッテリーと心臓を赤熱した刃がボディアーマーやチェストリグごと貫く。 「ジェーニャ!クソ、いたぞ!分隊展開、各個に撃て!」 隊長とおぼしき兵士が集結した部下に命令するのと同時に十数人の兵士達が引き金を引く。狭い廊下の中で素早く分かれて戦列を組み、統制の下で射撃を開始するまでの時間の短さが彼らが手練れである事の証だ。 だが刃を残して姿を見せない侵入者達の動きが、彼らの予測を遥かに上回っていたのが運の尽きだろう。 号令をかけた直後に14.5mm焼夷徹甲榴弾を食らった隊長の腰から上が装備ごと弾け飛び、体内に詰まっていた液体と弾薬や装甲板が散乱する。一瞬の動揺を突いた侵入者が屠った兵士の死体とその装甲で銃撃を受け止めながら超人的なスピードで戦列の後ろに飛び込み、姿を見せないもう一人と共に通路を血で汚すのにそう時間は掛からなかった。 『どうだ、それ』 『見りゃ分かるだろ』 一分に満たない惨劇の後。静寂新しい電球に照らされた古びた通路の中で、赤黒い何かが浮いている。 『技研の奴ら、こんなゲテモノ押し付けやがって』 真っ向から浴びた返り血で光学迷彩をスポイルされた兵士が試作近接兵装(ガンブレード)に着いた血糊を払う。ぼんやりした輪郭と風景の中に鈍い光がはっきりと浮かぶ。唯一確かな形をした幅広の刃と血痕は、得体の知れない恐怖を掻き立てる光景だった。 『こちらA3、4。一階、ポイントK到達。7、8と合流し地階へ向かう』 何事も無かったかの様に彼らは武器を構え直し、曲がり角の奥へと向かう。静寂が戻った後には乱雑に斬られた肉塊と先ほどまで部品だったがらくただけが残された。 数分後 同施設内、三階 先ほどまで鳴り響いていた銃声が収まり、コンソールのモニターには折り重なった守備隊の死体だけが映る。襲撃者の姿は殆ど見えないが、鼻につく硝煙の臭いは本丸であるこの部屋まで漂い始めていた。 「あんたも年貢の納め時みたいね」 「これは異なことを。納めるのは彼らの方ですよ」 邪仙の耳が対爆ドアの向こうの小さな作動音を聞いたのと、直感から腰のホルスターに両手をやるのは殆ど同時だった。 次の瞬間、特殊鋼のドアが身動ぎして吹き飛ぶ。 「EMPブリーチ!」 特殊作戦用に電磁防御されたものでなければ外骨格をもスタンさせる強硬突入の心強い友。彼女も散々使用法を仕込まれた品だ。 電磁波によって急速に色を失う視界の中に突入する敵を捉えた邪仙は腰のホルスターから拳銃とナイフを抜いた。 対峙するのは一瞬。 同時に放たれたマグナム弾は彼我の丁度中間でぶつかり、跳弾となってコンクリートの壁にめり込んだ。 自分に向けられた銃口を見た邪仙は確信する。.44マグナム仕様に改造されたサプレッサー付きのナガン・リボルバー。ヘルメットに残る貼り付けられた札の痕。夢にまで見た怨敵。 「疆死!」 色を取り戻していく視界の中で続けて飛び込んだ敵に発砲した瞬間には、目の前の男が大きく踏み込んでいる。それ以上の牽制を諦めた邪仙は相手の首目掛けて左手に握ったナイフを一閃した。 外骨格を着用した兵士の格闘戦は止まって拳を交わし組み合うものではなく、ミニマムな距離で常に有利な位置を取り、運動エネルギーを得ようとする機動戦の様相を呈する。怨敵からの教えに無駄なものは無かったが、それが彼女を今まで生かしてきた事にヘルメットの中で邪仙は皮肉な笑みを浮かべた。 斬撃をいなして関節を絡め取ろうとする右手を振り切り、ステップと体捌きで敵のナイフを躱してもう一閃。脇下の動脈を狙った刺突から膝を逆に曲げる下段蹴りは防がれ、咄嗟に組んだ両腕越しに腹を狙った蹴りが炸裂する。 外骨格と体術で文字通り強化された蹴りはキリンのそれに匹敵する。口に込み上げる鉄の匂いと吐き気を抱き、敢えて吹き飛んだ邪仙をコンクリートの壁が受け止め、轟音と共に人形の凹みをつける。 「がはっ……」 追い討ちとばかりにマグナム弾が殺到する。ドアの外から差し込む光が眩しい。 特注の生地のお陰で致命傷は未だないが、衝撃と激痛に喘ぐ邪仙の目はゆっくりいたぶる筈のかわいい少女が部屋の外に引きずられて行くのを見逃さなかった。 「おのれ!」 ブーストされた筋力に任せ、縮地で距離を詰める敵に向き合った邪仙は拳銃を乱射し、ナイフを逆手に握って斬りかかる。 しかしアサルトヘルムの継ぎ目を狙った一撃はパリィされ、次の瞬間には絡め取られた肘関節ごと彼女の体は宙を舞っていた。 そのまま中央の机に仰向けに叩き付けられ、衝撃で武器を取り落とした彼女の体は机を押し潰し、無防備な胸に膝落としを叩き込まれて小さくバウンドする。あばら骨が折れる音を聞く傍らで男は一瞬の内にリボルバーの弾を交換し、気道ごと彼女の首根っこを押さえつけて喉元に銃口を突きつけた。 本来ナガンM1895にはないスイングアウト機構を使ったクイックリロード。こんなカスタムの拳銃を使う人間はそういない。 『まさかここでお前と再開できるとは、人生万事塞翁が馬だ。腕が鈍ったな、青華』 沸き上がるどす黒い憎悪と血の泡を喉で押さえつけた邪仙へ、ヘルム越しに男が囁く。嫌みの一つも返してやりたい所だったが、彼女の体はそれを許さなかった。 完全に無力化され、任務は失敗した。生きて連れ帰るように言われているのはあの『そそる』少女だけで、邪仙ではない。 両手を動かそうとする彼女の喉を男は締め上げる。血の泡がじわじわと喉を這い上がっていくのを感じた。 『無駄だ。お前の知っている殺しは、俺は全て知っている』 絶体絶命とはこういう状況の事を言うのだろう。だが彼女の潜り抜けた死線はこんなものではなかったし、ここで屍を晒すつもりもなかった。 『青華、生きているでしょうね』 ヘルムの中に声が響く。長く手を組んでいる、言わば相棒の声だ。 聞けば聞くほど腹立たしい、お高く止まった女の声だが、今だけは頼もしく感じる。 (まだね) 辛うじて回る舌で歯の裏に配置されたソフトキーボードを操作する。貴族が用意したハイテク装備が彼女の悪あがきを支え、網膜に投影される情報が起死回生の一手を知らせてくれる。 (時間がない、支援を。マーカを設置した) 『出力、通常モードまで加圧完了。いつでも』 (五秒後、行けますか) 『カウント開始』 まだ熱さを保つ銃口が彼女の喉を焼き、締め上げる力がじわじわと強められて行く。舌を噛んで朦朧としてきた意識を覚醒させながら、彼女はヘルメットに文字を投影して時間を稼ぐ。 『私が知っている殺しを、全て知っていると?』 何かを感じ取ったのだろう、彼はなにも答えずに拳銃の撃鉄を起こした。しかし、床に寝転がっている彼女は既に感じ取っていた。 建物を僅かに揺るがす振動を。 『ではこういうのもご存知ですね、教官殿?』 同時刻 同場所 『こちらA分隊、地階のパッケージを確保。撤収します』 部下の報告が耳に入る。作戦は成功しつつあるようだ。 王手を掛けた男の胸には幾ばくかの安心と落胆があった。 かつて己の技を教え、その技でもって包囲を破り生き残った残滓をようやく始末できるという安堵。そして力を尽くしたであろうにこの程度で終わる呆気なさ。 だが鈍ったとは言え、目の前の女は同門の蛇。時間を与えるほど奴の危険度は増す。 ここにいるどの人間も手練ればかり、アクション映画の様にだらだらと喋って猶予を与えるのは愚策だろう。 これで終わりだ、心の中で囁きながら彼が親指を撃鉄に掛けたその時。 『私が知っている殺しを、全て知っていると?』 彼女のヘルムに文字列が流れる。まずい。既に起死回生を図っているとは。やはり油断ならない彼女の試みを無駄な足掻きにするべく拳銃の撃鉄を上げた男の耳を、建物の外で警戒に当たっていた隊員の怒鳴り声がつんざく。 『ではこういうのもご存知ですね、教官殿?』 『敵増援!人機!』 全身を死の悪寒が貫く。無線が終わるよりも早く、マグナム弾を叩きこみながら身を翻して彼女から飛びすさった次の瞬間。 建物が僅かに震えると、コンクリートの壁をぶち破った巨大な剣が、圧倒的な質量で彼がいた場所を貫いた。 「撤退!撤退!」 『援護します!』 恐らく屋外の隊員によるものだろう、敵の装甲がレールガンの弾を弾く轟音が聞こえる。廊下の電気系統が絶たれつつあるのか電灯の明かりが激しく明滅する。腰を屈めて走る精鋭達はコンクリートの構造物を無理矢理引き裂きながらこちらを両断する剣をすんでの所で躱し、廊下の床を小銃射撃で爆破して一目散に退却を始めた。 十分後 同場所 「うぐぅ……やってくれましたね」 『追撃しますか?』 邪仙の愛機、ヘカティリアの攻撃を避け、飛び去る間際に疆死の男が叩き込んだマグナム弾は寸分違わず彼女の外骨格と彼女自身の関節、そして眉間を撃ち抜いていた。 幸い四肢の断裂こそないが、右の腕と膝は砕かれて外骨格は大破状態。鎮痛剤が効いて痛みこそ鈍いが、彼女の体も数ヶ月は使い物にならないだろう。弾丸が食い込んでひび割れたヘルメットを左手で脱ぎ捨てて、邪仙は息も絶え絶えに冷たい床に頭を打ち付けて最後の血反吐を吐いた。 「今から追撃しても無駄でしょう。既に回収されててもおかしくない。奴らはそういう手合いです」 『味方小隊の生存者はなし。あまり役には立ちませんでしたね』 「目標の奪取に役立っただけで十分ですよ。相手が悪かった」 『立てますか』 邪仙は苦痛に顔を歪め、左腕で状態を起こすとヘカティリアから差し出された特殊合金の掌に這い乗る。未だ芯から火照る彼女の体を冬の外気に晒された掌が冷やす感触は少し心地よいものだった。 「先方にも作戦失敗は伝わっているでしょう。先ずは体をなんとかしなければ」 『ではプランDを。所謂ピンチですね』 わざわざ外部の者を雇う機密作戦(ブラックオプス)にろくなものはない。依頼主がこちらを消しにくる事態すら考えられる状況では、ここに留まって回収を待つなど考えられなかった。 未だ朝日は遠い宵闇の中で、月と星々の光が銀世界と白銀のヘカティリアを淡く照らす。邪仙を狭いコクピットに押し込んだテウルギアが、緩衝地帯の高野を駆けていく。 『機内禁煙ですよ、只でさえ臭うのに』 「なら尚更吸ってもいいのでは?」 煙草のパッケージを取り出そうとして戻した邪仙はモニタ越しに見える澄みきった夜空を睨み付けると、己の体から立ち上る血反吐と硝煙の混ざった悪臭を嗅いで顔をしかめた。 十分後 位置情報削除済 白灰色のステルス迷彩に塗装されたテイルトジェット機が、無限に広がる荒涼とした銀世界の上を滑るように進む。僅かな明かりが灯るそのカーゴベイでは、黒一色のヘルメットを脱いだ兵士達が多様性を取り戻し、往路の非人間的な沈黙が嘘だったかのような賑かさに包まれていた。 「ほら、食うか」 「あ、ありがとう……」 大柄な兵士がチョコレートバーを差し出すと、救出された少女はそれを控えにかじり始める。その小動物のような可憐さは、冬真っ盛りな機内の空気を温めるようだった。 「これ位しかないが食え食え!遠慮なんかするな!」 他の兵士が快活に叫ぶと、痣もまだ鮮やかな少女が僅かにはにかむ。その表情に兵士達は顔を綻ばせ、同時にいたいけな少女に非道を働いた敵を憎んだ。 「こんな可愛い子に乱暴するなんざ絶対許せねえ、だがもう安心だぞ。もうすぐ長城を越える、パパやママの所まで一直線だ」 「本当に?」 「おうよ、今のうちに何が食いてえか考えとけ!」 「お前ときたら口を開けばいつも飯の話だ、お嬢ちゃんが困ってるだろうが」 「何言ってやがる!この中で一番腹が減ってるのはこの子なんだぜ?」 「あはは、お腹は確かに空いたかも……」 「ほら見ろ!」 少女を取り巻く輪の外。さっきまでの修羅場が嘘のような楽しい雰囲気の中にあって、しかしその男は口を開かずに遠くを見つめるような視線を殺風景な壁の構造材に向けていた。 「まるでしくじったような顔じゃないか」 背後の声に振り向けば、にこやかな顔の副官がチョコレートバーを差し出していた。 「まあな」 受け取ったバーを齧ると、非常食らしい油っぽく甘ったるい味わいが広がり、口の中の水分を奪っていく。彼はたまらず水筒を口にやった。 「取り逃がしたからか」 「ああ」 もちゃもちゃと咀嚼しながらチョコバーの包み紙を副官にやると、彼は男のチェストリグにそれを捩じ込んだ。 「あまり気にやむな、目標は達成したんだ。それに奴にも手傷を負わせた。暫くは動けまい」 「だがまた闇に潜られた。直ぐに動き出す」 「その時はその時だ。時間は俺達に味方している」 「人機だって想定は出来た筈だ」 「それ以上はなしだ」 強められた語気に、彼は僅かに怯む。その間に副官は彼の口に煙草を突っ込んだ。よほど強いメンソール味なのだろう、火を点ける前から刺激を感じた。 「どうせまたすぐ会う事になる」 「……そうだな」 「それと機内は禁煙だ」 彼は煙草に火を点けようとし、舌打ちして副官に煙草を投げつけた。 『アテンションプリーズ、アテンションプリーズ。こちらは技仙航空"パパとママには内緒だぞ便"、"クズ共の巣穴"発"平和な生活"行きでございます。 この飛行機は、ただいまからおよそ50分で"名無しの基地空港"に着陸する予定でございます。 ただいまの時刻は午前3時30分、天気は晴れ、気温は氷点下20度。 シートベルトをしっかりお締めくださぁい!』 パイロット達の軽口が機内に流れ、ついに緊張の糸が切れたのか、少女が泣き出す。どんな敵にも怯まない精鋭達が慌てふためくのを見た彼は、鉄板の持ちネタを披露すべく彼女を取り巻く輪に足を向けた。
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/1128.html
「アーマータイム! クウガ!」 【ライダー名】 仮面ライダージオウ クウガアーマー 【読み方】 かめんらいだーじおう くうがあーまー 【変身者】 常磐ソウゴ 【スペック】 パンチ力:15.6tキック力:23.5tジャンプ力:ひと跳び39.2m走力:100mを3.9秒 【基本形態】 仮面ライダージオウ 【声/俳優】 奥野壮 【スーツ】 高岩成二 【登場作品】 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年)仮面ライダージオウ(2019年) 【初登場話】 EP33「2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」 【詳細】 常磐ソウゴがジクウドライバーのD`9スロットの方にジオウライドウォッチ、D`3スロットの方にクウガライドウォッチをセットし変身したジオウのアーマー形態の1つ。 視覚センサーには「クウガ」という文字がはめ込まれている。 仮面ライダークウガ マイティフォームをイメージしたアーマーを纏った姿でクウガの能力を装甲や胸部に備わる機能によって使用できる。 封印エネルギーが効果をもたらすグロンギを相手にした機能、というよりはマイティフォームのシンプルな格闘能力を再現しつつ、封印エネルギーをその格闘戦の威力向上に回した機能に特化している。 【各部機能】 インジケーションアイに「クウガ」の文字がはめ込まれた頭部クウガヘッドギアMは昆虫の外骨格に近い構造を持つブロッカーフレームと呼ばれるメーンフレームで囲まれる。 衝撃に強く、弾性にも優れた素材であり、クロックブレードAと一体化したクウガクラウンが前額部を保護する。 また、クウガクラウンの内部には封印エネルギーの発生装置が搭載されている。 ジクウドライバーがクウガライドウォッチのデータを使ってマテリアライズした仮面ライダークウガの全能力は、胸部のマイティブレスターに格納されている。 戦闘や移動時、あらゆる状況に対して対応力を発揮し、各部に伝達し的確な動きを取る。 両肩は昆虫の外骨格に近い構造を持ったブロッカーショルダーが保護する。 頭部メーンフレームであるブロッカーフレームと同様、衝撃に強く弾性にも優れる。 両腕にはクウガのパーツを象った装甲が増設されたアームバンドプレートMが備わり、 強固でありながら衝撃を受け流すモノコック構造の外殻プレートと、関節部の動きを増強し腕力を強化するリニアサーボアクシスを搭載。 装着者の運動能力を増加させ、感覚を鋭敏化させるコントロールリングが装備されている。 オリジナル同様のモーフィングパワーの行使有無に関しては不明。 大腿部全面はクウガアビリティプレートと呼ばれる特殊装甲に覆われ、限定的に仮面ライダークウガと同じ組成の再現が行われ、 封印エネルギーを各部に纏わせることで全ての破壊力を高める機能を持つ。 必殺技は未使用の「マイティタイムブレーク」。 どういった技かは不明。 【活躍】 『平成ジェネレーションズFOREVER』にて先行登場。 アナザークウガとの戦闘では変身しており、活躍自体はタイムマジーン(クウガモード)に乗って戦うのみだった。 『ジオウ』本編ではEP33にて登場。 劇場版では「タイムマジーン」に乗っており、生身で戦うのは本編が初となる。 アナザー響鬼との戦闘中に変身、ゲイツウィザードアーマーと共に戦う。 以後の使用はない。 【余談】 変身音声の後半はベルトの特定音声が存在しないので、ライダー名のみ。