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デミテルのカギ(でみてるのかぎ) 概要 ファンタジアに登場した貴重品系のアイテム。 登場作品 + 目次 ファンタジア 関連リンク関連品 ファンタジア 貴重品の一種。 過去デミテルの館の中庭への扉を開けるに必要。 過去デミテルの館の壺を調べると入手できるが、実はSFC版とPS版で入手できる場所が異なる。 分類 貴重品 備考 - 効果 過去デミテルの館の鍵がかかった扉を開けるに必要 入手方法 拾 過去デミテルの館:壺 ▲ 関連リンク 関連品
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《青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)/ブロンズ・レジェンド・トライブ》 青銅の鎧 P 自然文明 (3) クリーチャー:ビースト・フォーク 1000 このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 ブロンズ・レジェンド・トライブ P 自然文明 (3) 呪文 パワー2000以下のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 評価 呪文面の2000以下が相手指定じゃないから自分の雑魚クリーチャーをマナゾーンにおいて2マナ加速できるから強いな。 -- ファガン (2019-01-04 20 53 25) ステップルからのコレで大幅加速が見込めるな -- Fippul_1341 (2019-01-04 20 58 27) 名前 コメント
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ズリエルは彼の土地にギスヤンキが侵略してきた際、自らの生命と血管に流れる神性を犠牲にした公正な戦争の神であった。ズリエルは君の戦闘技量を強化する能力を与え、一瞬の思考で強力な力場効果を生じさせ、契約を強化し、味方が被ったダメージを吸収する。 伝説 ズリエルは公正で大義ある戦争、一言で呼び出す強靱な力場、そして彼の土地の民を守護する神格であった。ギスヤンキが長く休眠状態であった転移門を再起動してその土地を侵略し始めたとき、ズリエルは防衛戦線を構築した。戦争の間、何千人もの市民と複数の神格が、エルダー・イーヴル(古き悪)の侵略の下で滅び去ったが、それだけでは十分ではなかった。ズリエルは無辜の市民とリッチ・クイーンの奴隷たちの間に立ち塞がった最後の防御であった。彼は自らの神性と生命を犠牲にして侵略者を妨げることができる力場の領域を作り出したが、その儀式の最中に、彼はギスヤンキによって征圧され、彼の土地は奪われた。儀式を中止するには遅すぎ、彼の生命力はエーテルの中に四散して消えた。彼はその死と消滅によって、挫折し憤激している痕跡霊と化したが、それでもなお、品位と親切さといった基本的な雰囲気は変わらず持ち続けている。この矛盾は彼を呪縛したあらゆる者にももたらされる。 特殊条件 君が悪属性であれば、ズリエルを呪縛できない。 霊の発現 ズリエルが発現するとき、高さ10フィート、青銅色の皮膚をした、完璧な運動選手のような肉体を持つ男性が君の前に立つ。彼は誇り高い品位を身にまとっており、まるで何らかの極めて重要な行事のために備えているかのようである。突如彼が上を見上げると、アーサックに騎乗したギスヤンキの映像が現れ、叫びを上げる。彼の体を包む青銅が粉々になり、強壮な定命の男が姿を現し、彼の胸にはギスヤンキのアローが貫かれている。彼は前のめりに倒れかかり、君の耳元に「街を陥落させてはならん」と囁き、そのまま崩れ落ちて死ぬ。 徴候 君の皮膚は青銅の色合いを帯び、筋肉はぱんぱんに張り、全体的に強壮で姿勢が良くなり、その身のこなしは誇り高く真っ直ぐなものとなる。 影響:君は無辜の民の命が脅威にさらされている時には常に、彼らの利益のために仲裁に出なければならない。また、君は目に見えるや否やギスヤンキを殺害し、その機会さえあればいついかなる時でも彼らを狩り出さなければならない。もし君が逃げ出せば無辜の民を危険に晒すと分かっているなら、決して戦闘から逃げることはない。 付与能力 ズリエルを呪縛しているとき、君は熟練の戦士と化し、強力な力場効果を操り、自身の既存の契約を強化し、味方の負傷を吸収する。 青銅の肉体 君は呪文スロットを消費せず、物質要素を必要とせずにボーナス・アクションでテンサーズ・トランスフォーメーション呪文を発動できる。一度使用するとズリエルとの契約を結び直すまでは再び使用することはできない。 刹那の思考の力場 ボーナス・アクションで下記のいずれか1つの呪文を発動できる:ウォール・オヴ・フォース、フォースケイジ、マジック・ミサイル(魔法の矢は12本出現する)。どれか一つでも一度使用するとズリエルとの契約を結び直すまでは再び使用することはできない。 契約の強化 ズリエルは契約を結ぶ際に作る絆を強化する。君が“聖句箱の契約”のクラス特徴を有しているなら、1つの痕跡霊と呪縛する際に2つの能力を選ぶことができる。これはズリエルだけでなく他の痕跡霊との契約にも適用される 究極の生贄 君は味方が被った負傷を吸収できる。君の60フィート以内にいるクリーチャーが何らかのダメージを受けたとき、君はリアクションを取って、そのダメージのすべてを肩代わりできる。ダメージ抵抗や脆弱性は元々ダメージを受けるはずだったクリーチャーのものを適用し、君のものは適用しない。
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《“青銅の神”ズリエル呪縛》[エピック痕跡霊]Bind Zuriel “the Bronze God” [Epic Vestige] ズリエルは彼の土地にギスヤンキが侵略してきた際、自らの生命と血管に流れる神性を犠牲にした、公正な戦争の神であった。ズリエルは君の戦闘技量を強化する能力を与え、一瞬の思考で強力な力場効果を生じさせ、契約を強化し、味方が被ったダメージを吸収する。 前提条件: 8レベル痕跡霊を呪縛する能力;〈知識:歴史〉27ランク。 伝説: ズリエルは公正で大義ある戦争、一言で呼び出す強靱な力場、そして彼の土地の民を守護する神格であった。ギスヤンキが長く休眠状態であった転移門を再起動してその土地を侵略し始めたとき、ズリエルは防衛戦線を構築した。戦争の間、何千人もの市民と複数の神格が、エルダー・イーヴル(古き悪)の侵略の下で滅び去ったが、それだけでは十分ではなかった。ズリエルは無辜の市民とリッチ・クイーンの奴隷たちの間に立ち塞がった最後の防御であった。彼は自らの神性と生命を犠牲にして侵略者を妨げることができる力場の領域を作り出したが、その儀式の最中に、彼はギスヤンキによって征圧され、彼の土地は奪われた。儀式を中止するには遅すぎ、彼の生命力はエーテルの中に四散して消えた。彼はその死と消滅によって、挫折し憤激している痕跡霊と化したが、それでもなお、品位と親切さといった基本的な雰囲気は変わらず持ち続けている。この矛盾は彼を呪縛したあらゆる者にももたらされる。 特殊条件: 君が悪属性であれば、ズリエルを呪縛できない。 霊の発現: ズリエルが発現するとき、高さ10フィート、青銅色の皮膚をした、完璧な運動選手のような肉体を持つ男性が君の前に立つ。彼は誇り高い品位を身にまとっており、まるで何らかの極めて重要な行事のために備えているかのようである。突如彼が上を見上げると、アーサックに騎乗したギスヤンキの映像が現れ、叫びを上げる。彼の体を包む青銅が粉々になり、強壮な定命の男が姿を現し、彼の胸にはギスヤンキのアローが貫かれている。彼は前のめりに倒れかかり、君の耳元に「街を陥落させてはならん」と囁き、そのまま崩れ落ちて死ぬ。 徴候: 君の皮膚は青銅の色合いを帯び、筋肉はぱんぱんに張り、全体的に強壮で姿勢が良くなり、その身のこなしは誇り高く真っ直ぐなものとなる。 影響: 君は無辜の民の命が脅威にさらされている時には常に、彼らの利益のために仲裁に出なければならない。また、君は目に見えるや否やギスヤンキを殺害し、その機会さえあればいついかなる時でも彼らを狩り出さなければならない。もし君が逃げ出せば無辜の民を危険に晒すと分かっているなら、決して戦闘が逃げることはない。 付与能力: ズリエルを呪縛しているとき、君は熟練の戦士と化し、強力な力場効果を操り、自身の既存の契約を強化し、味方の負傷を吸収する。 青銅の肉体 Bronze Body: 君は1日に有効バインダー・レベルあたり1ラウンドまでテンサーズ・トランスフォーメーション効果を使うことができる。この能力の起動には即行アクションを要し、ターンの開始時にそれを消費することで、その後でその他のあらゆる行動を行なうことができる。君が望むのであれば、この持続時間は複数回に分けて使用することができる。君は即行アクションでその効果を終了させることができ、ターンの開始時にそれを行なうことで、その後でその他のあらゆる事を行なうことができる。もしこの効果を終了させたなら、君は5ラウンド間は再びこの能力を使用することができない。 瞬間思考の力場 Forceful Speed of Thought: 君は一瞬思考するだけで、いくつかの強力な[力場]効果を生み出すことができる。君は《高速化》《威力強化》《威力最大化》マジック・ミサイル、《高速化》ウォール・オヴ・フォース、あるいは《高速化》フォース・ケージを同名の呪文と同じものとして使用できる。もしこの能力を使用したなら、君は5ラウンド間は再びこの能力を使用することができない。一度にはこれらの効果の1つしか発生させることができない。たとえば、君がウォール・オヴ・フォースを使用したなら、その呪文の持続時間が終了するか、君がその効果を消滅させるまでは他の2つの能力を使用できない。青銅の肉体の能力の効果を受けている間は、この能力を使用できない。 契約の強大化 Pact Fortification: ズリエルは契約を結ぶ際に作る絆を強化する。契約の増強の能力から受け取る利益全てが2倍になる。従って、もし+5ヒット・ポイントを3回選択しているなら、君は追加+30のヒット・ポイントを獲得する。もしダメージ減少5/―を得ているなら(ダメージ減少1/―を5回選択した場合)、ダメージ減少10/―を得る。 究極の犠牲 Ultimate Sacrifice: 君は味方が被った負傷を吸収することができる。1回の割り込みアクションとして、君は1体の同意するクリーチャーが1回の攻撃、呪文、パワー、あるいは能力から受ける筈のダメージを全て肩代わりできる。君が全部のダメージを受け、その味方は一切ダメージを受けない。君はその味方を見ることができなければならないが、その攻撃の性質に関する特別な情報や、それが与えるダメージがどれだけの量になるかについては一切得られない。たとえその攻撃が君を殺害することになったとしても、このパワーを使用することができる。 出典: 『Dragon #363』 関連項目 特技 バインダー エピック・バインダー
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青銅装備 青銅の兜 水龍 水龍 水龍 雷光 雷光 雷光 烈風 烈風 烈風 精錬 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 備考 ノーマル +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 青銅の鎧 水龍 水龍 水龍 雷光 雷光 雷光 烈風 烈風 烈風 精錬 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 備考 ノーマル +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 青銅の小手 水龍 水龍 水龍 雷光 雷光 雷光 烈風 烈風 烈風 精錬 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 備考 ノーマル +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 青銅のすね当て 水龍 水龍 水龍 雷光 雷光 雷光 烈風 烈風 烈風 精錬 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 備考 ノーマル +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 青銅の戦靴 水龍 水龍 水龍 雷光 雷光 雷光 烈風 烈風 烈風 精錬 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 平均価格 最低価格 最高価格 備考 ノーマル +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10
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基本情報 レア種別 特殊能力 スキル要素 N ディフェンスキラー +0 +1 +2 +3 召還数 4 7 10 13 ステータス 攻撃情報 防衛情報 Lv 攻撃力 体力 優先攻撃目標 ダメージタイプ 移動速度 移動タイプ 効果 効果範囲 弱体量 耐久力 1 18 281 防衛兵器 単体攻撃 30 地上 エグゾーションクラウド 375 5 700 2 18 295 5 720 4 19 323 7 762 5 20 337 8 782 8 22 379 11 844 11 24 422 13 906 13 25 450 15 948 14 26 464 16 968 17 27 506 18 1031 18 28 520 19 1051 20 29 548 21 1093 21 30 563 22 1113 23 31 591 23 1155 24 32 605 24 1175 25 32 619 25 1196 26 33 633 26 1217 27 34 647 27 1237 28 34 661 28 1258 29 35 675 29 1279 30 36 690 30 1300 ※耐久力は未強化(+0)時点の値です。強化+1毎に耐久+100されます。
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autolink ギックスのかぎ爪/Claws of Gix (0) アーティファクト (1),パーマネントを1つ生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得る。 《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》をGathererで確認 《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》をGoogleで検索 《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元:Wisdom Guild様 2011 / 10 / 30
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分類 材料 入手 作成 重量 -- 形状 -- 装備 -- 材料 亜鉛鉱石x8, 錫鉱石x2 設備 高温窯 燃料 4 用途 全アイテム/材料 全アイテム/確認用 青銅のたがね 青銅のつち
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「どんな獲物だって、必ず捕まえてみせるさ。相手は神様じゃねぇ、同じ人間なんだからよ」 - あるA級 賞金首ハンター ? 「ったくよお!・・・とんだ無駄足だ!」 「はぁ・・・すみません」 「謝ってんじゃねえ!!」 おっとりと謝る尼僧に、苛立たしげな男、ティーダは怒鳴った。 酒場でそこそこの金を払って得た情報『法王庁からの莫大な額の賞金首がいる』というのが、どうやら嘘だったらしいからだ。 ティーダが警戒しながらその場所を探って、見つけたのは古ぼけた教会。 だが、その中に居たのは一人の若い尼僧と子供たちだけだった。 男の言葉が脳裏に思い起こされる。 『額が額だけに、かなり凶悪な賞金首だ』 C級クラスとは言え、アーティファクトを所有しているティーダは完全に肩透かしを食らった気分だった。 (こいつらのどこが凶悪だ!? 話を盛るのもいい加減にしろ!) 腹いせに金品でも頂こうかと思えば何も無く、むしろここに食料を恵んでやったほどだ。 おまけに、 「もう夜も遅いですから、泊まっていって下さいな」 などと尼僧が微笑み、子供たちまでもそれに同調した。 (ただじゃ帰れねえ、きっと何か金品を隠してるに違いねえ!) 男は自らの精神的安定を保つため、ありもしない宝を探すことにした。 一週間が過ぎた。 男があると信じていた金品などは当然、無かった。 「今日も私たちに食事を与えて下さり、ありがとうございます」 「・・・ありがとうございます」 神への祈りを済ませ、貧しい食事を取る。 子供たちの騒がしい声と、尼僧の笑い声。 「リーゼ姉ちゃん! 今日、裏の森で木の実を見つけたよぉ!」 「そう? 偉いわね。どんな木の実なの?」 「うんとねぇ・・・」 貧しいながらも、本当の家族のような雰囲気だった。 そして、いつの間にかその中に溶け込もうとしている自分を見つけ、ティーダは頭を振る。 (いやいやいや! 俺はこんな所で終わるような人間じゃねえ!) 俺は有名な賞金首ハンターになる男なのだ、ティーダは自分にそう言い聞かせる。 もっとも第三者から見れば、教会の子供たちの為に薪を割っている姿などはどこから見ても、この環境に溶け込んでいる状態なのだが。 教会の尼僧、リーゼは優しくおっとりした女性だった。 彼女が笑うと、子供たちもつられて笑った。 子供が泣いていても、彼女が歌えば子供たちは泣くもの忘れ、大人しく聞いていた。 一度子供が盗みをしてきた事があった。 貧しさに耐えかねてか、リーゼの為になのかは分からない。 彼女は怒らなかった。 だが、とても悲しい顔をした。 それは子供にとって、怒られるよりも辛いことだったのか、それ以後その子供は盗みをしなくなった。 とにかくこの教会兼孤児院は、若い尼僧を中心として回っていた。 明日の保証など無い、いつ死ぬか分からない状態であったが、そこには“平穏”があった。 子供たちの誰もが、そしてティーダまでもが、この生活がずっと続くと思っていた。 その日は唐突に訪れた。 「ここがその賞金首が居るところか? まさか、お前か?」 十数人もの屈強な賞金稼ぎたちが、教会に現れた。 ティーダは首を振る。 「あんたらも、ガセネタ掴まされたみたいだな。ここにゃあ、そんな大層な奴ぁいねえ。 居るのは若い尼僧とガキどもばかりだ」 子供たちはティーダの背後に隠れ、足にしがみついている。 「なんだと!? 高い金払って、わざわざ来たってのに、何もないだと!?」 「ああ、ちなみに金目のもんも、からっきしだ」 数週間前の自分を思いだし、ティーダは肩をすくめる。 だが、その男たちはティーダと同じ考えには至らなかった。 「ちっ・・・こうなりゃあ、その尼僧さんに慰めて貰わなきゃなんねえな!」 「腹いせだ。今後間違えないように、きっちり始末しといてやるか」 「情報屋をしめるのは、ここを焼き払った後だな」 口々に勝手な事を喚き、男たちは殺気立った 「お、おい、無茶な事は止め・・・」 「るせぇんだよ!」 止めようとしたティーダの言葉は、男の言葉と拳に遮られた。 気を失うティーダが考えたのは、 『偶然にも尼僧が買い出しに行っていて不在だったのは幸せだったかもしれない』 ということだった。 戻ってきた尼僧の目に写ったのは、燃えさかる教会だった。 彼女の手から、パンを入れた篭が落ち、残雪に埋もれた。 「あっ・・・・・あああ・・・・」 「よぉ、待ってたぜ、尼僧のねーちゃんよ!」 「ひゅう! こいつはいい女だ!」 賞金稼ぎらしき男たちが、野太い笑い声を上げる。 「に・・げろ・・・・リー・・・ゼ・・・ぐふっ!」 体中を殴られ、ロープで体を拘束されていたティーダが蹴られた。 「子供たちは・・・教会は・・・私の・・生き甲斐は・・・?」 リーゼががっくりと膝を落とす。 「がははははっ! 喜びな! あんたの重荷を無くしてやったぜ! ガキの世話なんてやってらんないだろう?」 「ぎゃはははは! 礼ならそう大したもんはいらねえよ! 俺たちにほんの少しサービスしてくれりゃあいいんだ!」 男たちの下品な笑い声が響いた。 尼僧の暗く沈んだ表情は、影になっていて見えない。 ただ、小さい呟きだけが漏れた。 「・・・ぱり・・・所詮、咎人は咎人だと・・・・しゃるのですか・・・?」 「壊れたか? ちっ、まぁいい。それより死なれると楽しめねえ、押さえとけ」 背後に回った男が、リーゼを捕まえた。 髪を掴んで引き立たせる。 「死ぬなよぉ? 死んでもいいが、俺たちへのサービスが終わった後にしな」 「恨むなら、ガセネタを流した法王庁と情報屋を恨みなよ!」 彼女のその瞳に、ティーダの姿が写し込まれた。 「さようなら・・・ティーダさん・・・ずっと・・・ずっと、リーゼでいたかった・・・」 リーゼは最後にそう呟いた。 ◇◇◇ ティーダはその匂いで気が付いた。 鉄を含む、何度嗅いでも慣れないその匂い。 ゆっくりと視界が広がった。 雪で覆われ白いはずの大地は、半分以上が赤く染まっていた。 「こ・・・これは・・・?」 ティーダが顔だけを巡らせる。 どさり、と何かが倒れる音とびちゃびちゃという、何かが流れる音。 「!?・・・うっ、うわああああ!」 何度もそういった状況を見てきたティーダでさえ、目を覆いたくなるような惨状だった。 生きたまま首を引き千切られ、捨てられた死体。 大木に両手両足を縫いつけられ、少しずつ切り刻まれた死体。 両手両足だけを潰され、芋虫のように這い蹲っていたであろう死体。 そして、今、最後の得物を仕留め、満足そうな笑みを浮かべる赤黒い尼僧の姿。 尼僧の顔のパーツは間違いなくリーゼのものだった。 だが、その表情の作り方は全くの別人だった。 「きゃは、きゃははははは!! 弱っちいのに、プライドだけは一人前に振る舞うからよぉ!」 血染めの修道服に、恍惚とした表情を浮かべる女がそこに立っていた。 燃えさかる炎の紅に、返り血の赤、そして彼女自身の上気した紅が互いに異なる色合いで存在していた。 「リーゼ?・・・君は・・・?」 ティーダの言葉に、女が振り返る。 「リーゼぇ? 今は居ないわよ。今のあたしは、ロッテ。彷徨える逆十字団、死徒No10、『破滅の魔女』。まぁ、今は正式な一桁(シングル)Noになったのかもしれないけどねぇ。一桁Noどもがおっ死んでさ、きゃは、きゃははははは!!」 けたけたと笑う彼女に、以前の面影は無い。 いや、同じ顔であるが故に、その表情の違いがはっきりする。 彼女こそが、法王庁に莫大な賞金をかけられた存在だったのだ。 がっくりと倒れ伏すティーダの耳元で、金属音が響いた。 「なっ・・・」 彼女は賞金首から奪ったであろう、銃口をティーダへと向けている。 「きゃははっ! やっぱり平等でなくっちゃね。すべからく平等な苦痛を。 平等な痛みを! 平等な絶望を! 平等な死を!!」 ティーダは、ぎゅっと目を閉じる。 だが、次の瞬間に諦めに似た感情へと思い至った。 (どうせ、俺は死ぬんだ!) きっ、と銃口へと顔を向ける。 「んんっ? 何か言いたい事でもあるの?」 赤くその身を染めても、彼女は美麗だった。 形の良い唇が、不吉に歪む。 「リーゼ、お前さんがやった事は無駄じゃない! 少なくとも、俺や教会の子供たちはお前さんに救われた!」 「・・・あたしはリーゼじゃ無いって言ったでしょう?」 僅かに苛立たしげに、彼女が答えた。 「リーゼ、目を覚ませ! そりゃあ、この世界は生きていくには辛い事が多い! けど、だからって逃げてちゃあ、何も始まらない!」 「五月蠅いわね。よく聞きなさい、リーゼに騙された愚かな男。リーゼという人格は、法王庁があたしを繋ぎ止める為に作った偽りの人格なのよ。他人に従順な、他人に都合の良い、牙を抜かれた畜生なの!」 リーゼはあからさまに不機嫌な表情を浮かべ、銃口を近づける。 「それでもよ・・・お前さんと居た、このちょっとの間は良かった。ガキんちょどもだって同じ気持ちだったはずだ。例え騙されてたとしたって・・・満足さ」 「・・・・・・」 ティーダは脱力する。 「お前さんがリーゼじゃないってんなら、彼女に伝えてくれ・・・『ありがとう』ってな」 どれだけの事を伝えられたかは分からない。 だが、ティーダは伝えたい事は伝えたつもりだ。 だが・・・ 「・・・・・いのよ」 彼女がぽつりと何かを呟いた。 「?・・・・・ぐああああっ!!」 銃声が響き、ティーダの右肩に灼熱の針が突き刺さった。 「うるさいって、言ってんのよ! べらべらべらべら好き勝手、偉そうに!」 次いで銃声とティーダの苦痛の声が上がる。 左脚を撃ち抜かれたようだ。 男の顔に脂汗が浮かび、その身体が仰け反る。 髪を引っ掴まれ、顎の下に銃口が当てられる。 「そんなにリーゼが好きなら、そのリーゼに殺されなさいよ!」 狂気に顔を歪ませ、喚く彼女に、ティーダは笑った。 「へへっ・・・俺の命をくれてやるんだから、この後は絶対にリーゼに戻れよな・・・」 「っ!! だまれえええええぇぇぇぇぇぇ!!」 銃声が響いた。 ◇◇◇ 「ふぅん、それでお前さんは、この女を捜してるってわけかい?」 陽気も陰気も怒声も歓声も全てをひっくるめた喧噪の中、話し声が聞こえる。 言われた男は黙って頷き、左手でグラスを煽った。 「知らねえな。・・・悪いが、噂さえ聞いたことがねぇ」 絵師に描かせたであろう若い女性の肖像画を、酒を飲む男に返す。 「そうか・・・邪魔したな」 男は酒代をテーブルに置くと、ゆっくりと立ち上がる。 その左足を引きずるように、ゆっくりと歩き出す。 「この広い半島の中で、人を一人見つけるなんて無理だろ?」 男の背中に声がかけられた。 男はわずかに振り向き、笑いながら言った。 「おいおい、俺を誰だと思ってるんだ? 賞金首ハンターのティーダ様だぜ? 狙った獲物は必ず捕まえてんだよ!」 (何年かかろうと、必ず捕まえてやる・・・待ってろ、リーゼ) 男は酒場を後にした。